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ファーストコンタクト 読み:ふぁーすとこんたくと カテゴリー:Event 作品:ストライクウィッチーズ 【使用】〔自分の手札を1枚控え室に置く〕 Main ターン終了時まで、目標の自分のキャラ1体がバトルに参加した場合、そのバトル終了時に、そのバトルに参加しているキャラすべてを【裏】にする。ターン終了時に、この効果で【裏】になったキャラを【表】にする。 だめです! 待ってください! illust:第501統合戦闘航空団 SW-086 U 収録:ブースターパック 「OS:ストライクウィッチーズ1.00」 バトルしたキャラを強制的に裏にするイベント。 与えたダメージに関係なく裏にできるので、耐久力が高いキャラがいる状態にエンドカードとして使用するのが理想だろう。 あくまでこの効果で裏になったキャラのみを表にするので、バトルによるダメージで裏になったキャラは表にならない。
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“サーヴァント”村上ファースト 【年齢】 【性別】 【星座】 【身長】 【体重】 【血液型】 25 男 山羊座 185cm 77kg AB 【ワークス】 【カヴァー】 【ブリード】 主夫(執事) 執事 ピュアブリード 【シンドローム】 ノイマン 能力値 肉体:1 感覚:1 精神:6 社会:3 白兵:0 射撃:0 RC:0 交渉:3 回避:0 知覚:0 意志:1 調達:0 運転():0 芸術(家事):2 知識():0 情報(噂話):4 運転():0 芸術():0 知識():0 情報(裏社会):2 副能力値 HP最大値 常備化P 財産P 行動値 戦闘移動 全力移動 28 6 1 8 13m 26m ライフパス 出自 経験(裏社会) 邂逅 天涯孤独 伝説 秘密 覚醒(侵蝕値) 衝動(侵蝕値) 侵蝕基本値 命令(15) 加虐(15) 30 ロイス 関係 名前 P感情:(チェック) N感情:(チェック) ロイスorタイタス Dロイス 触媒 - - Dロイス 伝説の証人 - 誠意:○ 疎外感 ロイス お嬢様 矢野目凛子 尽力:○ 偏愛 ロイス エフェクト 番号 エフェクト名 LV タイミング 技能 難易度 対象 射程 侵蝕値 制限 - リザレクト 1 オート - - 自身 至近 効果参照 - - ワーディング 1 オート - 自動成功 シーン 視界 0 - 1 アドヴァイス 5 メジャー 交渉 自動成功 単体 視界 4 - 2 戦術 7 セットアップ - 自動成功 シーン(選択) 視界 6 - 3 弱点看破 5 メジャー 交渉 自動成功 単体 視界 3 - 4 ファンアウト 1 セットアップ - 自動成功 範囲(選択) 至近 4 - 5 プロファイリング 1 メジャー - 自動成功 自身 至近 - - 6 代謝制御 1 常時 - 自動成功 自身 至近 - - 番号 効果 参照P - 戦闘不能時orシーン終了時使用。戦闘不能を回復しHP(LV)D点回復。回復したHPと同じだけ侵蝕率上昇。侵蝕率100%以上では使用不可、重圧状態でも使用可 ルルブ1:P169 - シーンに登場している非オーヴァードを全員エキストラにする。逆に登場しているオーヴァードは使用されたことが自動的に分かる。エフェクトの効果はシーン中持続 ルルブ1:P169 1 次に対象が行うメジャーアクションのC値を-1(下限値6)し、その判定のダイスを+LV個 ルルブ1:P146 2 対象がこのラウンド中に行うメジャーアクションのダイスを+LV個。自身不可 ルルブ1:P147 3 そのラウンドの間、対象の攻撃力を+[LV×3] ルルブ2:P144 4 対象は即座に戦闘移動を行う。自身不可。シナリオLV回 ルルブ2:P145 5 イージーエフェクト ルルブ2:P149 6 イージーエフェクト ルルブ2:P149 武器 番号 名称 種別 技能 命中 攻撃力 ガード値 射程 常備化 1 西洋剣 白兵 白兵 -1 4 4 至近 5 番号 解説 参照P 1 攻防両面に使用できる西洋剣 ルルブ1:P176 防具 番号 名称 種別 ドッジ 行動 装甲値 常備化 1 番号 解説 参照P 1 一般アイテム 番号 名称 種別 技能 常備化 1 携帯電話 その他 - 0 番号 解説 参照P 1 一般的な携帯電話。シンプルなものでも多機能なものでも良い ルルブ1:P180 コンボデータ ご主人様、活躍の時間です 条件 組み合わせ タイミング 技能 難易度 対象 射程 侵蝕値 ダイス+侵蝕率修正 クリティカル 攻撃力 100%未満 1+3 メジャー 交渉 自動成功 単体 視界 7 - - - 解説 次に対象が行うメジャーアクションのクリティカル値を-1(下限値6)、判定のダイスを+5個、攻撃力を+15 ご主人様、閉幕の時間です 条件 組み合わせ タイミング 技能 難易度 対象 射程 侵蝕値 ダイス+侵蝕率修正 クリティカル 攻撃力 100%以上 1+3 メジャー 交渉 自動成功 単体 視界 7 - - - 解説 次に対象が行うメジャーアクションのクリティカル値を-1(下限値6)、判定のダイスを+6個、攻撃力を+18 ■キャラ説 放浪の執事。 仕えるに足る主人を求めているが、どう考えてもおもちゃ的な主人を求めているように見える。 物腰柔らかだが、言葉の端々から主人をひどい目にあわせようという意図が見える。
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“サーヴァント”村上ファースト 【年齢】 【性別】 【星座】 【身長】 【体重】 【血液型】 25 男 山羊座 185cm 77kg AB 【ワークス】 【カヴァー】 【ブリード】 主夫(執事) 執事 ピュアブリード 【シンドローム】 ノイマン 能力値 肉体:1 感覚:1 精神:6 社会:3 白兵:0 射撃:0 RC:0 交渉:2 回避:0 知覚:0 意志:1 調達:0 運転():0 芸術(家事):2 知識():0 情報(噂話):1 運転():0 芸術():0 知識():0 情報(裏社会):3 副能力値 HP最大値 常備化P 財産P 行動値 戦闘移動 全力移動 28 6 1 8 13m 26m ライフパス 出自 経験(裏社会) 邂逅 天涯孤独 伝説 秘密 覚醒(侵蝕値) 衝動(侵蝕値) 侵蝕基本値 命令(15) 加虐(15) 30 ロイス 関係 名前 P感情:(チェック) N感情:(チェック) ロイスorタイタス Dロイス 触媒 - - Dロイス - 他のサーヴァント 連帯感 隔意:○ ロイス お嬢様 矢野目凛子 尽力:○ 偏愛 ロイス エフェクト 番号 エフェクト名 LV タイミング 技能 難易度 対象 射程 侵蝕値 制限 - リザレクト 1 オート - - 自身 至近 効果参照 - - ワーディング 1 オート - 自動成功 シーン 視界 0 - 1 アドヴァイス 5 メジャー 交渉 自動成功 単体 視界 4 - 2 戦術 7 セットアップ - 自動成功 シーン(選択) 視界 6 - 3 常勝の天才 7 セットアップ - 自動成功 シーン(選択) 視界 6 ピュア 4 プロファイリング 1 メジャー - 自動成功 自身 至近 - - 5 勝利の女神 7 オート - 自動成功 単体 視界 4 100% 番号 効果 参照P - 戦闘不能時orシーン終了時使用。戦闘不能を回復しHP(LV)D点回復。回復したHPと同じだけ侵蝕率上昇。侵蝕率100%以上では使用不可、重圧状態でも使用可 EA:P129 - シーンに登場している非オーヴァードを全員エキストラにする。逆に登場しているオーヴァードは使用されたことが自動的に分かる。エフェクトの効果はシーン中持続 EA:P129 1 次に対象が行うメジャーアクションのC値を-1(下限値6)し、その判定のダイスを+LV個 EA:P89 2 対象がこのラウンド中に行うメジャーアクションのダイスを+LV個。自身不可 EA:P91 3 対象がこのラウンド中に行うあらゆる攻撃の攻撃力を+[LV×4]。自身不可。シーン1回 EA:P94 4 イージーエフェクト EA:P95 5 対象が判定を行った直後に使用。その判定の達成値を+[LV×3]。ラウンド1回 EA:P93 武器 番号 名称 種別 技能 命中 攻撃力 ガード値 射程 常備化 1 西洋剣 白兵 白兵 -1 4 4 至近 5 番号 解説 参照P 1 攻防両面に使用できる西洋剣 ルルブ1:P176 防具 番号 名称 種別 ドッジ 行動 装甲値 常備化 1 番号 解説 参照P 1 一般アイテム 番号 名称 種別 技能 常備化 1 携帯電話 その他 - 0 番号 解説 参照P 1 一般的な携帯電話。シンプルなものでも多機能なものでも良い ルルブ1:P180 コンボデータ ご主人様、活躍の時間です 条件 組み合わせ タイミング 技能 難易度 対象 射程 侵蝕値 ダイス+侵蝕率修正 クリティカル 攻撃力 100%未満 1 メジャー 交渉 自動成功 単体 視界 4 - - - 解説 次に対象が行うメジャーアクションのクリティカル値を-1(下限値6)、判定のダイスを+5個 ご主人様、閉幕の時間です 条件 組み合わせ タイミング 技能 難易度 対象 射程 侵蝕値 ダイス+侵蝕率修正 クリティカル 攻撃力 100%以上 1 メジャー 交渉 自動成功 単体 視界 4 - - - 解説 次に対象が行うメジャーアクションのクリティカル値を-1(下限値6)、判定のダイスを+6個 ■キャラ説 放浪の執事。 仕えるに足る主人を求めているが、どう考えてもおもちゃ的な主人を求めているように見える。 物腰柔らかだが、言葉の端々から主人をひどい目にあわせようという意図が見える。 +セッション参加履歴 セッション参加履歴 【セッション名】 【GM】 【ログ】 【備考】 シナリオクラフト2 ロリバス 本編/雑談 『恐怖!殺人ウィルス!そして新たなる敵……』 モヤイ 本編/雑談 シナリオクラフト『ジャームハント』 ふきゅう 本編/雑談 『救世主伝説:比嘉~真夏のシーパラダイス編~』 オツカレー 本編/雑談 NPC 最強セッション2『Clever cat causes good luck』 ぺんさん 本編/雑談 『ドミナ・ヴァカンツェ』 ロケット商会 本編/雑談 NPC 『謎の洋館』 米ット 本編/雑談 『ふしぎの国のヤノメ』 モヤイ 本編/雑談 NPC 『一月三舟』 DT 本編/雑談 『不忠の臣は死せずして』 モヤイ 本編/雑談
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ファーストDT テト譜 ファーストDT(Lホールド) テト譜 左右反転のため1巡目はJホールド 派生一覧 テンプレ概要 ファーストDT2巡目43.33% ファーストDT(Lホールド)2巡目59.17% その他
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ファースト・アタック 詳細 ミッション概要:ギャラクシー船団を襲撃したバシュラを殲滅せよ 天候 時刻 制限時間 レベル 目標 機体固定 - - 10 00 5 敵を殲滅せよ なし(大型機体出撃不可) 僚機 敵機 初期配置 増援 敵エース 攻略ポイント 格闘攻撃をフル改造したVF-27でファイター状態のまま格闘で敵を倒しながら進んでいく 帰りもブレラをすばやく撃墜し行きと同じようにファイター形態の格闘で倒していく 倒したと思ったらすぐにロックは解除すること(特に不慣れな人は ランク 63560PT以上でS 72000PT以上でSS 隠し ランクB以上で RVF-25メサイア ルカ機 追加 ランクA以上で 早乙女アルト 追加 VF-25(アルト)の格闘でも、倒していけば8万行けます -- 名無しさん (2009-10-12 15 05 47) 名前 コメント
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ファーストDT テト譜 ファーストDT(Lホールド) テト譜 左右反転のため1巡目はJホールド 派生一覧 テンプレ概要 ファーストDT2巡目43.33% ファーストDT(Lホールド)2巡目43.33%Jミノをホールドしてもこの地形のセットアップ率は上がらないので、この地形目当てならホールドする意味はない その他
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SN0656 暁の非常線 ファースト・チョイス 2008/03/08 高田馬場 カフェ・アルバート
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ファーストママシリーズ かんそうき 発売日 当時の価格(税抜) サイズ(WDH,ミリ) 対象年齢 電源 JANコード 3000円 214x230x158 3才以上 単3乾電池4本(別売) 4975430 120139 だっすいき 発売日 当時の価格(税抜) サイズ(WDH,ミリ) 対象年齢 電源 JANコード 5800円 150x180x280 3才以上 単1乾電池3本(別売) 4975430 120153 ミニものほし 発売日 当時の価格(税抜) サイズ(WDH,ミリ) 対象年齢 電源 JANコード 2600円 420x420x585 3才以上 - 4975430 120023 ミニものほし イエローバージョン 発売日 当時の価格(税抜) サイズ(WDH,ミリ) 対象年齢 電源 JANコード - エプロン 発売日 当時の価格(税抜) サイズ(WDH,ミリ) 対象年齢 電源 JANコード 2800円 300x500x(身長110cm) - 4975430 120184 食器あらいき 発売日 当時の価格(税抜) サイズ(WDH,ミリ) 対象年齢 電源 JANコード 3980円 3才以上 単2乾電池2本(別売) 本格派ジューサーミキサー 発売日 当時の価格(税抜) サイズ(WDH,ミリ) 対象年齢 電源 JANコード 5才以上 単2乾電池2本 クッキーコンポ 発売日 当時の価格(税抜) サイズ(WDH,ミリ) 対象年齢 電源 JANコード 2600円 4975430 120245 お花のせんぷうき 発売日 当時の価格(税抜) サイズ(WDH,ミリ) 対象年齢 電源 JANコード 予価1980円 120x120x250 単3乾電池4本(別売) 4975430 120146 プチ お花のせんぷうき 発売日 当時の価格(税抜) サイズ(WDH,ミリ) 対象年齢 電源 JANコード 1980円 3才以上 単3乾電池4本(別売) 4975430 120283 ヘアメイクセット 発売日 当時の価格(税抜) サイズ(WDH,ミリ) 対象年齢 電源 JANコード くるくるレンジごっこ 発売日 当時の価格(税抜) サイズ(WDH,ミリ) 対象年齢 電源 JANコード 3才以上 単2乾電池2本(別売) あったかアイロン せんたくき クックオーブン ダブルシンクながしだい オルゴールドレッサー そうじき ピングーのファーストママシリーズ もこもこわたあめメーカー 電動氷かき コードレスクリーナー さんぷんアイスクリーマー サーティワンアイスクリーマー すかいらーくドリンクバー 手づくりミシン くるくる回転寿しセット くいしんぼシェフ 説明 お母さんの心を持った優しい女の子のための模擬体験玩具シリーズ。 1991年3月に発売された。 リンク アーカイブ http //web.archive.org/web/20010503080759/www.tsukuda-original.co.jp/omocha/e.html 関連 あったかアイロン せんたくき クックオーブン ダブルシンクながしだい オルゴールドレッサー そうじき ピングーのファーストママシリーズ もこもこわたあめメーカー 電動氷かき コードレスクリーナー さんぷんアイスクリーマー サーティワンアイスクリーマー すかいらーくドリンクバー 手づくりミシン くるくる回転寿しセット くいしんぼシェフ 商品 跡地 B008BFBKZA ファーストママ 本格派!せんたくき 本格派 だっすいき
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【このSSは「朝比奈さんの妊娠」の続編です】 ハルヒが起こした大騒ぎに巻き込まれ、なぜか婚約させられてしまった俺だが…… 朝比奈さんが俺の兄貴の将来の孫娘だとわかっただけで、日常生活は変わりない。 違いがあるとすると、朝ハルヒの家に迎えに行き一緒に手を繋いで登校し、昼休みにハルヒが作った弁当を一緒に食べ、団活が終わった後、一緒に俺の家に行き、ハルヒが俺と妹の家庭教師をした後、ウチで夕食を食べてから俺が家まで送っていくことになったぐらいだ。 それなのになぜかバカップルと呼ばれる。 非常に心外だ。 さて、相変わらず団活では雑用係としてハルヒにこき使われている俺は、今日も古泉と一緒に買い出しに行かされた。 「このところ、涼宮さんが上機嫌で閉鎖空間も発生せず、非常に助かります」 バイト代が減って生活が苦しいんじゃないのか。 「ご心配なく。 それよりも、涼宮さんを送っていった時に別れ際にする濃厚なキスはもう少し控え目にされた方がよろしいのでは?」 な、なんで知っているんだよ、おまえが! 「仲がよろしいのはなによりですが、涼宮さんの家の近くにも北高生がいることをお忘れなく」 ……覚えておく…… 部室の前に着き、万が一ハルヒの手にかかって朝比奈さんが着替えさせられているとまずいのでノックしようとした時、 「えっ、みくるちゃんはもうキスしたことあるの!」 ハルヒ、おまえ大声出し過ぎ……だが、これは聞き捨てならないぞ。 なあ、古泉。 古泉もニヤニヤしながらうなずいた。 一体、その羨ましい野郎は誰なんだ! 許せんな! 悪いが立ち聞きさせてもらおう。 「ふわぁ……凉宮さん、そんな大声出さないで下さいよぉ」 「じゃあ、ファーストキッスの時のことを白状しなさいよ」 ハルヒ、相変わらず接続詞の使い方がおかしいぞ。 「……あたしのファーストキスは大叔父さんでした」 「オオオジサン?」 ? 「ええ、お父さんのお父さんの弟です」 えーと……それって、俺のこと? 「フーン、随分年上の人ね」 「そうでもないんですよ、お父さんもおじいさんもすごく若い頃子供ができたから。 とても優しい人で、あたし大好きだったんです。 あたしが幼稚園の頃、大叔父さんの誕生日のお祝いの時に大叔父さんの唇にチュッて」 エッ! 朝比奈さんのファーストキスの相手は俺かよ!! ……しかしいったい何年後の話なんだ? 「でも、大叔母さんからすごく怒られちゃって」 「大叔母さん? ああ、その大叔父さんの奥さんね。 そんな小さな子に大人げないわね、その大叔母さん」 たぶん、ハルヒ、おまえ自身のことだぞ…… やれやれ。 「その後はキスしたことありませんよ」 大叔父さんは安心したよ。 「へえ。 有希は? キスの経験あるの?」 「…ない」 まあ、そうだろうな。 「あたしたちのことより、涼宮さんはどうなんですか? キョンくんと婚約した日がファーストキスなんですか?」 ……そう……だろ?…… 「……ウウン、それは二度目」 「……エッ?」 ……エッ? 「あのぉ、夢の中とか……」 朝比奈さん、そのつっこみはいくら何でもまずくないですか。 「ゆ、ゆめ? ち、違うわよ……本当のキス!」 「……」 …… 「みくるちゃん、あたしのファーストキスの話、聞きたい?」 ……楽しげな声だな、ハルヒ…… ゴト あっ、いかん。 つい、コンビニ袋を落としてしまった。 「どうぞ」 ノックの音と勘違いしたのか、朝比奈さんの声がした。 ドアを開け、テーブルに荷物を置いた。 「買ってきたぜ」 ハルヒは決まり悪そうな顔をし、小声で、 「キョン、聞こえた?」 「何が?」 「いや別に。 それより遅かったわね。 買い物ぐらいさっさと帰ってきなさいよ」 「ああ、すまん」 「……珍しく素直ね」 この日、俺は初めて古泉にチェスで三連敗を喫した。 翌日は二時間目の途中から雨になった。 おかげで、体育は急遽男女ともに体育館でということになり、男子はバスケ、女子はバレーを行うことになった。 ただでさえ狭い体育館を二つに割って授業を行うので、それぞれクラス対抗で試合を行った。 これはこれで楽しいのだが、試合の合間は手持ちぶさただ。 同じチームだった谷口が、 「おい、キョン、おまえ、ミスばっかだったじゃねえか。 嫁のこと気にしていたんだろう」 「いや、そんなことは……」 ハルヒはいつかのクラスマッチの時と同様にエースアタッカーとして大活躍だ。 「おい、谷口」 「な、なんだよ。 別に涼宮のヘソを見ていたわけじゃないぞ」 自白していやがる。 「そんな話じゃねえよ。 聞きたいことがあるんだ。 ハルヒが中学時代に深く付き合っていた奴っているのか?」 「ウン? 『深く』って?」 「たとえば、キ、キスした相手とか……」 「いないと思うぜ。 前にも言ったろう、長くて一週間しか続かなかったからな。 …… それより、そんな昔のこと聞いてどうするつもりだ? 心配しなくても、今の涼宮はおまえのことしか見ていないぜ、ほら」 気がつくと、ハルヒがこちらをチラッと見ていた。 俺と視線を合わせると反射的に、相手チームの方を向いてしまったが。 バン 谷口は俺の背中を叩いた。 「今だって、おまえの方を見ていたろう。 この幸せ者!」 ……痛えな…… 放課後、部室に行くと、古泉たち三人が既に来ていた。 「あら、涼宮さんは一緒じゃなかったんですかぁ?」 「ええ、ハルヒは進路面談で岡部につかまっていますよ。 古泉、聞きたいことがある」 「昨日のファーストキスの件ですか?」 「ああ。 なんでわかった」 「昨日、あなたがすごい顔をしていましたからね」 「……」 「や、やっぱり聞こえていたんですかぁ」 朝比奈さんが真っ赤になった。 朝比奈さんのファーストキスの話はぜひ後日聞かせて下さいね。 俺は、古泉に、 「高校に入ってから、ハルヒは誰かと付き合っていたのか?」 「われわれ『機関』が知る限り、そんなことは無かったはずですがねぇ」 「……そうか。 まさかおまえが相手じゃないだろうな」 「とんでもない、それは絶対にありません」 「あのぉ、キョンくん」 「はい?」 振り返ると、朝比奈さんが心配そうな顔をして、 「今の涼宮さんはキョンくんのこと大好きですよ。 たぶん、これからもずっと……だから……」 「……すみません、朝比奈さんにまで心配をかけて」 バーン もう少し静かに部室のドアを開けろよ、ハルヒ。 「みんな、揃ってる? まったく岡部の奴ったら……どしたの、キョン?」 「いや別に」 「……そう」 帰りには雨があがっていた。 途中でみんなと別れ、俺とハルヒはいつものように家庭教師と夕飯のために一緒に俺の家へ向かっていた。 ハルヒと二人だけになると、一層ファーストキスのことばかり考えてしまう。 おかげでハルヒとの話もどことなく上の空になってしまった。 駅前の駐輪場まで来た時、ハルヒは口をカモノハシのようにして、 「ちょっと! もう我慢できない!」 おまえが我慢したことなんか、今までにあったか。 「キョン、昨日から変よ! 何を話していてもいい加減な返事ばかりして! あたしの顔見て、溜息ばっかりだし! 一体どうしたのよ!」 喧嘩腰の口調に反して、ハルヒの目がだんだんと涙目になってきた。 ま、まずい。 「あ、あたしのこと……キ、キライに「ち、違う!」」 俺のあわてた声にハルヒが視線を逸らした。 「だったら何よ……」 俺は覚悟を決め、昨日ハルヒたちの話を立ち聞きしてしまったこと、それが気になってしまっていることを正直に告白した。 ハルヒはクルッと後ろを向くと、 「バカキョン、そんなこと気にしていたの?」 「ああ、悪かった。もう気にしないことにするよ」 「……キョン、あんたのファーストキスは? や、やっぱり、さ、佐々木さん?」 なんで、そこで佐々木の名前が出てくるんだ? それに「やっぱり」というのはなんだよ。 まったくどいつもコイツも。 「俺のファーストキスはお前だよ」 二重の意味でな。 後ろを向いているから、この時ハルヒがどんな顔をしたかわからない。 「フーン、そう、 じゃあ、自転車に乗りなさい。 罰として、あたしがファーストキスした場所に連れていくから」 何とも脈絡の無い言い草だが、ハルヒと一緒にいると珍しいことではない。 まあ、そもそもは立ち聞きした俺が悪いのだから、仕方ない。 俺が自転車に乗ると、ハルヒも荷台に座った。 いつもと違い、俺の背中にしがみついてくることはない。 「どこへ行くんだ?」 「右!」 ハルヒはその後も「右!」とか「左!」とか「直進!」とか言うだけで、それ以外の言葉を発しない。 何も話してくれないのは正直こたえる。 なんとも気になって後ろを振り返ろうとすると、 「危ないでしょ、ちゃんと前を向いていなさいよ!」 と怒鳴りつけられた。 ハルヒが他の男とキスした場所なんか、行きたくもないのだが……ハルヒの奴、どういうつもりだ…… 俺はそんなことを考えながら自転車を漕いでいた。 キーッ いきなり後ろから手が伸びて自転車のブレーキが握られた。俺はバランスを失って足をついた。 「ハ、ハルヒ、危ないだろう!」 「バカキョン! 危ないのはどっちよ!」 ギューン 自転車の前をかすめてトラックが通り過ぎて行った。 俺は赤信号を無視して交差点を直進しようとしていたようだ。 「すまん、ハルヒ、助かったぜ」 「キョン! あんたと同じ墓に入るのはいいけど、八百年早いわよ!」 おまえは八百比丘尼か。いつ人魚の肉を食ったんだ。 「直進!」 俺もさすがにそれからは安全運転に集中した。 アレ? ハルヒの言うままに自転車を走らされていくと見覚えのある建物が見えてきた。 あの建物は確か、病院だよな。 中河がアメフトの試合で運ばれたのを長門と見舞いに来て以来だ。 「あそこよ」 「……」 なんで、病院でキスなんかしたんだよ。 自転車置き場に自転車を止めると、ハルヒは、久しぶりに俺の手首をつかみ病院の中に引っ張って行った。 「お、おい、いいのかよ」 ハルヒは俺の言葉を無視し、カモノハシのような口をしたまま、俺をエレベーターに連れ込み屋上に上がった。 「何とか、間に合ったわね」 病院の屋上から夕陽が沈んでいくのがよく見えた。きれいな夕焼けだ。明日はいい天気のようだ。 待て待て、観天望気などやっている場合では無かった。 こんなシチュエーションで、ハルヒは誰かとファーストキスをしたのかよ……クッソー…… ハルヒは、夕陽の方を向き俺に背を向けたまま、 「キョン、あんた、去年の十二月にここで意識を失っていたの覚えている?」 バカか、おまえは。 覚えているわけないだろう、俺は意識を失っていたんだから。 「いいや」 俺の入院とおまえのファーストキスと何か関係があるのかよ。 まさか、俺に付き添っていた時に誰か他の奴とキスしたのか! ハルヒは、夕陽を見つめたまま、 「あんたの病室から夕陽が見えたのよ。あの日もきれいな夕焼けだった。 でも、赤い夕陽が血の色のように思えて…… 病室にはキョンとあたしだけだった。 あたし、キョン、あんたがこのまま目を覚まさないんじゃないかって、すごく心配になって…… あんたの顔を見ていると、ポロポロ涙が出てきてしまったわ。 その時なぜか頭に浮かんだのが『白雪姫』と『sleeping beauty』だったのよ」 「『白雪姫』と『sleeping beauty』?」 ハルヒが振り返った。 「まさか知らないの? グリム童話よ」 「いや、知ってはいるが」 俺が驚いたのは別の理由だ。 おや、夕陽の逆光ではっきりとはわからないがハルヒが百ワットの笑顔をみせているようだ。 「あたし、キョンの目を覚まさせるために、眠り続けているキョンにキスしたの」 「な、なんだと……」 あまりの驚きに言葉にならない。そもそも男女が逆だろうが。 「そのおかげで、次の日には、あんた、目が覚めたのだから、感謝しなさいよ」 そう言うと、ハルヒは俺の胸に飛び込んできて、俺にキスをした。 「キョン、あたしのファーストキスはキョンと……安心した?」 「な、何が安心だよ……」 「だって、ヤキモチ焼いていたんでしょ」 「……」 「嬉しかったわよ」 「バカ」 俺はハルヒを抱き締めると再びキスをした。 「ねえ、キョン」 「なんだよ」 病院から家に帰る時には、もうすっかり暗くなっていた。 荷台のハルヒはぴったりと俺の背中に抱きついていた、いつものように。 「病院へ行く時はね、キョンのファーストキスがあたしだったのと、キョンがヤキモチを焼いていたのが嬉しくて、ずっと笑いをこらえるのに必死だったのよ」 まったく、コイツは…… 「それから、あたしはあんたの命の恩人なんだから、一生大事にしなさいよ!」 「……ああ、わかっているさ」 やれやれ。 【「機関の推測」へ続きます】
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ファースト・メモリー VR 自然文明 (5) 呪文 ■相手のタップされているクリーチャーを、全て破壊する。 ■相手のタップされていないクリーチャーを、全て相手の手札に戻す。 作者:守護者 フレーバーテキスト この世の全てよ、無にかえれ! 評価 名前 コメント