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上琴の勉強会 12月 学園都市最近の上条は疲れていた。新しい学年への進級が近づいてくるにつれ上条の補習の量は増えていき冬休みを目前に迎えた今では、平日の放課後はもちろん休日も補習に充てられている。上条としては、こんな日々は当然嫌だったが、不幸体質だから仕方ないかと諦めている節もあった。「はあ、やっと補習から解放された…って言ってもまだ出された課題やんなきゃいけないけどな。」現在午後6時ーー補習を終え、帰路に就く上条はスーパーの安売りの時間を逃してしまい、今日の夕食はどうしようかなどと考えていたがふと周りを見ると、いつもの自動販売機の前まで来ていた。上条は喉が渇いていたのか、自販機の前まで歩いて行き、飲み物を選別している。飲みたいものが決まったようで、小銭を財布から出して入れようとする彼だったが「ちょっと、アンタ!」と後ろから声をかけられたためにその行為は中断された。上条が後ろを振り向くとそこには、常盤台中学の冬服を着た御坂美琴が立っていた。「なんだ、御坂か…」「なんだとは何よ!せっかく人が声掛けてやってんのに!」「はあ、悪いけど御坂。上条さんは疲れてるんです。だからまた今度な。」その言い方にムカついて電撃を飛ばしてしまいそうになる美琴だったが、ふと彼の顔を見るとほんとに顔色がよくなかったので戦闘意欲を削がれてしまった。「確かに、顔色もよくないわね。まさかまた厄介事に巻き込まれてるんじゃないわよね?」「いや、別にそんな大事じゃねえ。ここ最近、補習ばっかで疲れがたまってるんだ。」そう、別に危険な目に遭ってるってわけじゃないのねと安堵する美琴だったが、でもそれはそれで結構ヤバいんじゃないと思い彼に聞いてみた。「ねえ、アンタ。それってこのままだと2年生に進級できないってことじゃないの?」すると上条はダラダラーっと汗を流し、急に頭を抱えて唸り始めてしまった。「うう、どうせ上条さんは馬鹿ですよ!そんなことを中学生に指摘されるなんて…ああ、もう駄目だー。」「ちょ、こんなところで頭抱えないでよ!恥ずかしいでしょ!たっく…アンタのことだからどうせ人助けとかしまくって、 そのせいで出席日数がたりないんでしょ?」「悪かったな!どうせ上条さんは進級できずにもう一度一年生やり直しですよ!ああー絶望だー。」さらに自ら深みにハマってゆく上条。当然周囲からは変な目で見られている。美琴としては、拗ねている上条がかわいかったので、もう少し見ていてもよかったのだがせっかく上条が勉強のことで困っているのだから、私が教えてあげれば、コイツに合法的に近づけるじゃない!と考え顔を若干赤くしながらも「まったく、だらしないわね。その、しょ、しょうがないから、わ、私が、その、ア、ア、アンタの勉強見てあげてもいいわよ?」「は?なんでそうなるんだ。上条さんも中学生に勉強見てもらうほどダメ人間じゃない…ぞ?っておい御坂ビリビリするなおい!うわっ!」上条が返答し終える前に、電撃を飛ばし、それを右手で弾く上条。二人の間ではもう慣れた…いや、上条からしたら慣れてしまったやり取りである。「いいから!この私が勉強見てやるって言ってんだから、素直にはいっていいなさい!」ビリビリー「ちょ、ビリビリするな!分かったから、はあ。ええと、勉強を見ていただけますか、美琴様。」「ん、よろしい。最初からそういえばいいのよ。」んで、いつどこでにするー?などと、もろもろのことを話し、決まったときにはすでに完全下校時刻に近かったのでその日はそれで、ということで上条と美琴は自らの寮へと向かった。 常盤台学生寮208号室にて美琴は上条との約束を取り付けた、明日の土曜の勉強会(上条の)についてあれやこれやと考えを巡らせていた。美琴は早い方がいいと思ったので、明日の午後1時にいつものファミレスで行うことにした。(とりあえず、約束は取り付けられた。でもあいつのことだから何が起こるか分からないわよね。 明日はアイツと一日いられるからって気を抜かないようしないと!)と、そこまで考え、一旦風呂に入ることにした。いつまでも考えていても埒が明かないと思ったからだ。美琴はルームメイトの白井黒子に声をかける。「黒子ー、先お風呂もらうわよ~。」「どうぞですのよ~、お姉さま。しかし先ほどから何を考えていたんですの? ずいぶん唸っていましたが…はっ!もしや私との濃厚な一夜を想像しーーぶぼへ!」白井は途中で美琴に殴られ、地に伏せられてしまった。「たっく、あんたはどうしてそんなことが思いつくのかしらねえ。」「じょ、冗談ですのよ、お姉さま…」(まあ、なんにしても明日はいい一日になるよう、がんばろ!)同時刻ーー上条もまた、今日は手抜きだったんだよ!まだ食べ足りないんだよー、という居候のシスターの言葉を聞き流し明日のことを考えていた。(しっかし、御坂のやつ勉強見てくれるって言ってたけど、意外とおせっかい焼きだよなー。ま、でも助かるのは事実だしあいつには感謝しねーとな。)「それにしても明日は午前中は補修だし、午後も勉強。ほんとに勉強漬けだな、はあ~。よしこういう時は早めに寝るのが一番だ!ささ、寝よう寝よう。」伸びをし、風呂場へと向かう上条。しかし、この上条、不幸体質である、そう簡単に思いどおりには行かない。「一人でブツブツなにいってるのかな?とうま。私はまだ食べ足りないって言ってるんだよ!なにか食べたいんだよ!」「ええー?勘弁してくれ、インデックス。上条さんはもう寝たいんです。ってちょっと待ってその構えは…う!があああああ!」問答無用で頭を噛みつかれる上条。「ふ、不幸だ…」 結局その日、上条はコンビニに食べ物を買いに行かされ眠りにつけたのは1時を過ぎていた。日付は変わって、土曜日ーーー現在正午、約束の時間まではまだ一時間ある。しかし、美琴はすでにファミレスの前まで来ていた。「す、少し早く来すぎたかしら。」少しどころではないだろう。しょうがないので、先に入ろうかとも考えたが、それでは上条が来たときに困ってしまうと思ったので止めた。(補習中なので連絡をタイミングがつかめない。)そしてこちらは上条。ようやく、補習が終わったようである。「はい、今日はここまでですよー。また明日も頑張りましょう。分かりましたか?上条ちゃん。」「はいよー。」校門を出たところで時間を確認すると時間はまだ正午少し過ぎだ。まだ、約束まではかなり時間があるが、一回寮に戻るのも手間なのでファミレスへと向かうことにした。 上条がファミレスに着いたのは、結局1時ちょっと前になってしまった。持ち前の不幸体質によるせいか、道を聞かれ案内し、ハンカチを落としたお姉さんを追いかけ、謎の敵に追われている少女を逃がしていたら、こんな時間になってしまったのだ。「よっ、御坂。」「ちゃ、ちゃんと時間に間に合ったのね。」若干、頬を赤らめている美琴。「そりゃ、今日は俺が勉強見てもらうんだ、遅れられねえよ。つかとりあえず中入ろうぜ?」「そ、そうね。立ち話もあれだしね。」ファミレス内にてーーーー「…だからね、この手の問題はこの公式さえ覚えとけば、あとは型に当てはめるだけで…」「そうか。なら…答えはこれで合ってるか?」「どれ?…へえ、やればできるじゃない。合ってる合ってる。」着々と問題を解いていく上条に、横からアドバイスする美琴。上条も今日はやる気なのか、割とスムーズに進んでいき時間は過ぎていく。 2時間後ーーー「ふう、私ちょっと飲み物取ってくるから、この問題やっといて。」「ん、わかった…」そう言って、ドリンクバーのおかわりを取りに行く美琴。(なんか、随分まじめね、今日のアイツ…浮かれてた自分が情けないわ…はぁ。)溜息をつきながら席へと戻ると、上条は問題が解けた様子だった。「…ん、こうか?お、なんか分かってきた。よしあと少し…出来た!」「よっと…どれどれ見せて。」美琴は飲み物を机に置いて上条の隣に座り、問題を確認しようとする。「すごい、出来てるじゃん。じゃあ、ちょっと休憩しよっか。ずっとやってても疲れちゃうしね。」「そうだな。でも、これもすべて御坂さんのおかげですよ。…ほんと今日はありがとな。」「い、いや別に…これくらいお礼なんていらないわよ…」急に上条に礼を言われ、口ごもってしまった美琴。「でも、実際かなり助かったぜ?もう、中学生中学生なんて馬鹿にしてられないな、はは。」「あ、当たり前でしょ!…たっく、いい加減その中学生だからどうのこうのって言い方はやめてほしいわね。私は常にアンタと対等でいたいのよ。」「まあ、その辺は上条さんにもいろいろあるわけだけど…そうだな。今回も、勉強見てもらってる訳だし。 これからは出来るだけそういう発言には気をつけるよ。」実際に上条は、美琴のことを対等と見ており、中学生云々の発言は本気で馬鹿にしてたりするわけではない。ちょっと前までは、なりふり構わず電撃を飛ばしてくるわがままな奴だと思っていたが、最近の美琴はロシアの時を始め、様々な場面で上条を助け、上条からしても恩を感じている。なので、美琴がそういう発言を気にしているというなら、気をつけようーーなどと思ったわけだ。その後、昔の話などで盛り上がり20分くらい休憩時間は続いた。「ん、まあ、話し込んでもアレだし、そろそろ勉強再開しよっか。」「そうだ。よし、今日中に月曜までの課題を全部終わらせてやる!」「そうそう、その息よ~。」そうして、また勉強タイムが始まった。美琴はずっと横で見ていたが、実はさっきの会話の時からーーいや、ずっと前から聞きたいことがあった。(コイツ…最近は私のこと少しはまともに扱ってくれるようになったけど、ほんとどう思ってんだろ、私のこと…)上条の記憶喪失を知ると共に、自分の上条へ抱く思いを自覚した美琴。その思いを抱いている相手が、自分と同じ思いを抱いているのか気になるということは至極当然のことであろう。しかし、それを聞くとなると、また別問題だ。だからこそ美琴は聞くに聞けない状況にいる。そんな恋愛に関しては奥手な美琴だったが、今日に限っては(けど、今日なら、なんかいい雰囲気だしいける気がする。これはいくべきよね、いやいくしかない!)「あの、さ…」 「ん?なんか違うところあったか?」「いや、勉強のことじゃないんだけどさ…ちょっとアンタに聞きたいことがあるんだけど。」「ん、なんだ?」美琴はためらいがちに、それでも勇気を振り絞って上条を見た。そして…「えっと、その、なんていうかアンタは私のことどう思ってんのかな?ってさ…」(き、聞いちゃった!もうどーとでもなれ!)上条は黙っていた。だが、やがて口を開いた。「それは…ん~、一番気が許せて、頼れる女友達ってとこかな?」「そ、そう。そりゃどうも」美琴は上条のからの返答に複雑な気持ちだった。一番気が許せて頼れる、と言われたのはこの上なく嬉しいが、女友達ーーいや、友達という部分がひっかかった。(やっぱ、こっちからもっと攻めてかなきゃだめなのかなあ、う~ん)などと美琴は考えていたが「逆にお前はどう思ってんだよ。俺のこと。」「え!?あ、そ、それは…その」「まあ、どうせ喧嘩友達くらいな感覚なんだろうけどよ、、。」上条にそんなことを言われ美琴はついカッとなってしまい言ってしまった。「そ、そんな訳ないじゃない!私はアンタのことがどうしようもないくらいに好きなのに!ーッて!!!」(…終わった…私…終わった。もうだめ、コイツの顔見れないよ!)「え?えーっと…///」「お願い、何も聞かないで!うう…///」「わ、分かった。落ち着くま、.落ち着くまで待っててやるから。」正直、上条も冗談か否かわ分からないが(美琴の態度でだいたいわかるが)美琴の方は今にも倒れてしまいそうだったので上条はどうにかして落ち着かせようと思ってとっさに美琴の手を握った。「ふぇ!?」「あ、いや、なんとなくこうした方が落ち着くかと思って…嫌だったか?」「う、ううん!ありがと…///」実際に上条に手を握られて、最初は戸惑った美琴だが少しすると手の暖かさが直接伝わってきて、かなり落ち着いてきた。数分間そうしていたところ、上条はさすがに恥ずかしくなったのかもう耐えられませんとばかりに口を開いた。「み、御坂、そろそろ落ち着いたか?」「…うん。」『…』お互い気まずくて会話が続かない。そんな中、先に沈黙を破ったのは、上条だった。「さっきのは、冗談じゃ…ないんだよな。」なにも言わず俯いたまま頬を赤く染めて頷く美琴。「…そっか。まさかお前にそんな風に思われてたなんてなー、上条さん驚きですよ。」「……で、返事は?(はあ、どうせ無理って言われるんだろうなあ。私みたいなガキじゃ…)」「その、正直今まで御坂のことをそういう対象として見たことがなくて、突然のことでまだ気持ちの整理がついていないんだが…」美琴は上条の言葉を聞きながら更に俯いていく。「…でも、御坂は俺なんかのためにすごい尽くしてくれるし、よくよく考えたらこんないい女に告白されて断る男はいないというか…」え?っと美琴は顔をあげる。「そ、それって、交際OKってこと?」「ああ。つーかこちらこそお願いしますって感じだよ。御坂はたしかに中学生でまだまだガキだけど…少なくとも俺にとってはすごい頼れる奴で、 少しわがままな所もあるけど、優しくて面倒見のいい奴で…顔も並以上だし、むしろ俺なんかでいいのか?」「私には!…私には、アンタしかいないのよ。アンタ以外なんてありえない。」美琴はここぞ、とばかりに強調して言う。「そんなふうに思っててくれたのか。ありがとな御坂。ここまで言われたらもう上条さんは御坂さんががすごい愛しく思えてきましたよ。」「なッ!///」美琴はみるみるうちに赤くなっていき、同時に顔の緩みが治まらなくなっていた。(な、なにこの幸せな状況!?夢?夢なのか?夢なら覚めないでー!)「おーい、御坂?大丈夫か?かなり顔が赤いけど…」「だ、大丈夫大丈夫。ふー、落ち着くのよ私。こんなうまくいく訳がない。これはきっと夢よ。」「おい…御坂、たっく…夢じゃないぞ?ほれ」そういって上条は座ったまま美琴を優しく抱きしめた。美琴は少し腕の中で動いたが、やがておとなしく上条の二本の腕に抱かれた。「…幸せ。」「はは。もう、今日は勉強なんかできないな。…今から俺んちでも来てゆっくりしてくか?」「うん…行く。」こうして二人はめでたく結ばれ、二人はファミレスを後にした。ちなみに昼間っからファミレスで抱き合ったりしていたわけなので、当然周りからは注目の的であった。これが後日彼らの交際がばれる原因になるとは、二人は思ってもいないだろう。おわり
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……誰かが、ずっと謝っている気がした。 いったい何を誤っているんだ? 親類の葬儀のために久しぶりに都会に戻った俺は 電車の中で誰かが謝っているような気がした。 声を聞いていたのだろうか……… あまり覚えていない。 俺はつい先月まで都会に住んでいた。 にも関わらず、都会の賑やかさに圧倒された。 高層ビルに、何斜線もの道路。 まるでこの世の人間全てが集ったような人込み。 選挙カーに乗ったおっさんの演説は今では懐かしささえ感じられた。 今、俺が住んでいる土地はこんなに賑やかなものはない。 あるのは虫の鳴き声と清流のせせらぎぐらいだ。 いや、1人うるさい人間もいるがここでは置いておこう。 そんな静けさに、寂しさではなく安らぎを感じ始めたのは最近になってからだ。 確かに何もない土地だということは認めよう。 みんなでワイワイできるような喫茶店もなければ、 ファミレスはおろか自販機すらないという田舎っぷりだ。 最寄の町までいけばいろいろとあるのだが、 なにしろ自転車で1時間もかかる。 だが、この町に来てみて俺は世紀の大発見をしたのだ!! 前に俺の住んでいた町にはゲーセンやファミレス、喫茶店だってあった。 が、別にそれらを頻繁に利用していたわけでもなく、 そんなものがなくてもたいして不便ではなかったのだ。 ……また、誰かが謝り続けている。 彼女は誰に謝っているのだろう。 そもそも本当に彼女なのかどうかは今になっては分からないのだが。 いったい誰に謝っているのだろう? これだけ謝っているのだから、もう許してやってもいいだろ? いつまでも彼女を許してやらない誰かに、 俺は少し苛立ちを覚えた。 俺の知り合いの過ちの塊のようなやつだって、俺は「ごめん」の一言で許せる自信はある。 まぁ、そいつが謝るという言葉を知っていたらの話だが。 どんな過ちでも、許されないということはないはずだ。 法律上取り返せないミスなんてないはずだ。 もしあるとしたらここに来て俺に教えてくれ。とくにお礼もしないがな。 ………それでも彼女は謝り続ける。 では…取り返しのつかない過ちを犯してしまったのだろうか? 普通に考えてそんな罪は裁判所で判決を下されるべきである。 数百万の壺を割ってしまったとか? 愛犬を轢かれたとか? もしそうだとしても彼女は故意にそれをしたのだろうか? 取り返しのつかないものなら、なおのこと許してやるべきだ。 彼女がいくら謝ったって……どうにもならないのだから。 それでも彼女は惨めな声で誤り続ける。 なぁ、謝られてる誰かさんよ? いい加減彼女を許してやったらどうだ? だけど彼女は謝るのをやめない。 ひたすら呪文のように唱え続けている。 「ごめんなさい、」と。 「そろそろ着くぞ。起きなさい。」 父親に小突かれて俺はようやくまどろみから目を覚ました。 妙にコーヒーが飲みたくなったのは置いておこう。 ようやく電車が終点に着いたようだ。 新幹線やらバスやらを乗り継いで数時間。 窓の外の風景は、半日前までいた場所と同じ国であることすら疑わせる。 いや、同じ時代であることすら疑わしい。 しかも俺の住まいはここからさらに車で山道を走らなければならない。 うっそうと木々が生い茂る山道を抜けるとそこが…… 俺の住む土地。 雛見沢(ひなみざわ)だ。 *この物語は当たり前だがフィクションだ。
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……誰かが、ずっと謝っている気がした。 いったい何を誤っているんだ? 親類の葬儀のために久しぶりに都会に戻った俺は 電車の中で誰かが謝っているような気がした。 声を聞いていたのだろうか……… あまり覚えていない。 俺はつい先月まで都会に住んでいた。 にも関わらず、都会の賑やかさに圧倒された。 高層ビルに、何斜線もの道路。 まるでこの世の人間全てが集ったような人込み。 選挙カーに乗ったおっさんの演説は今では懐かしささえ感じられた。 今、俺が住んでいる土地はこんなに賑やかなものはない。 あるのは虫の鳴き声と清流のせせらぎぐらいだ。 いや、1人うるさい人間もいるがここでは置いておこう。 そんな静けさに、寂しさではなく安らぎを感じ始めたのは最近になってからだ。 確かに何もない土地だということは認めよう。 みんなでワイワイできるような喫茶店もなければ、 ファミレスはおろか自販機すらないという田舎っぷりだ。 最寄の町までいけばいろいろとあるのだが、 なにしろ自転車で1時間もかかる。 だが、この町に来てみて俺は世紀の大発見をしたのだ!! 前に俺の住んでいた町にはゲーセンやファミレス、喫茶店だってあった。 が、別にそれらを頻繁に利用していたわけでもなく、 そんなものがなくてもたいして不便ではなかったのだ。 ……また、誰かが謝り続けている。 彼女は誰に謝っているのだろう。 そもそも本当に彼女なのかどうかは今になっては分からないのだが。 いったい誰に謝っているのだろう? これだけ謝っているのだから、もう許してやってもいいだろ? いつまでも彼女を許してやらない誰かに、 俺は少し苛立ちを覚えた。 俺の知り合いの過ちの塊のようなやつだって、俺は「ごめん」の一言で許せる自信はある。 まぁ、そいつが謝るという言葉を知っていたらの話だが。 どんな過ちでも、許されないということはないはずだ。 法律上取り返せないミスなんてないはずだ。 もしあるとしたらここに来て俺に教えてくれ。とくにお礼もしないがな。 ………それでも彼女は謝り続ける。 では…取り返しのつかない過ちを犯してしまったのだろうか? 普通に考えてそんな罪は裁判所で判決を下されるべきである。 数百万の壺を割ってしまったとか? 愛犬を轢かれたとか? もしそうだとしても彼女は故意にそれをしたのだろうか? 取り返しのつかないものなら、なおのこと許してやるべきだ。 彼女がいくら謝ったって……どうにもならないのだから。 それでも彼女は惨めな声で誤り続ける。 なぁ、謝られてる誰かさんよ? いい加減彼女を許してやったらどうだ? だけど彼女は謝るのをやめない。 ひたすら呪文のように唱え続けている。 「ごめんなさい、」と。 「そろそろ着くぞ。起きなさい。」 父親に小突かれて俺はようやくまどろみから目を覚ました。 妙にコーヒーが飲みたくなったのは置いておこう。 ようやく電車が終点に着いたようだ。 新幹線やらバスやらを乗り継いで数時間。 窓の外の風景は、半日前までいた場所と同じ国であることすら疑わせる。 いや、同じ時代であることすら疑わしい。 しかも俺の住まいはここからさらに車で山道を走らなければならない。 うっそうと木々が生い茂る山道を抜けるとそこが…… 俺の住む土地。 雛見沢(ひなみざわ)だ。 *この物語は当たり前だがフィクションだ。
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「いらっしゃいませー!!」 サイレンス(アダルトゲーム用ブランド名:ソニア)制作のアダルトゲーム『VIPER』シリーズの登場キャラクター。 元々は『VIPER-V16-』に収録されている「-RISE-」という話に登場する一キャラクターである。 これで人気があったため『VIPER-GTB』に「-RISE AFTER-」なる続編が作られ、さらに番外編『GT1』でメインヒロインに昇格。 同社の看板キャラクターとして、今なお密かな人気を得ている。 『VIPER』シリーズと呼ばれるアダルトゲームは、言うなれば「実用重視」のアニメーション作品であり、 最低限の情報のみでまとめられていて、それ以外は公式でも存在しないという非常に割り切った代物。 このため、あきらに関する詳細は殆ど分かっていない。取り敢えず明確に設定されているのは… 空手二段 柔道三段 合気道四段 中国拳法少々 …と、格闘技にかなり精通するファミレスのアルバイト店員、という事だけである。 今時格闘技だけでは食っていけないという理由で、給料のいいこのバイトをやっているらしい。 出演作はそんな彼女が何の因果か地底人と、続編では水棲人と闘うハメになるという奇想天外なお話。 最低限……なのか……? + 「-RISE-」ストーリー 柔道三段、空手二段、合気道四段、さらには中国拳法まで習得し、正に向かう所敵ナシ状態だった“あきら”。 しかし、ファミレスでバイト中に、突然、地底人と名乗る集団に襲われ、 抵抗空しくバイト仲間の“サキ”、“かりん”と共に拉致されてしまうのだった。 そして、地底帝国の牢屋に監禁されてしまった3人。 彼女達を拉致した理由は、なんと地底人を増やすための母体にするためだった。 このままでは地底人達に凌辱され、挙句の果てには地底人の子供を産む道具になってしまう……。 彼女達はなんとかして地下世界から脱出しようと試みるのだが……。 + 「-AFTER-」 ストーリー 地底人との闘いも、地底人の王であるシードとサキが結ばれた事から、なんとか地上に平和が訪れた。 あきら達もいつもと変わらぬ日常へと戻っていった。 しかし、そんな平穏を脅かす事件が起こった。 突如現れた水棲人が平和な地底世界を強襲し、シードとその息子キースを連れ去ってしまったのだ。 屈強な地底人の戦士も水中では存分に戦う事が出来ず、ジリ貧の状態……。 そこでサキは、友人であるあきらとかりんに助けを求めるが……。 格闘技以外の戦闘力もかなりのもので、ちょっと動いただけでもこれでもかという程に揺れる。 ただ、これも正式なデータが公表されていないので、どれくらいかという明確な数字はない。 なお、『GT1』は彼女目当てでファミレスのバイトとなったプレイヤーが仲良くなろうと頑張る恋愛シミュレーションっぽい何か。 せっかくメインヒロインとなった彼女には酷だが、バグだらけのクソゲーとして名高い。 キャラクターデザインが同じ「キムタカ」こと木村貴宏氏な上、 ウェイトレス(アンミラ)、巨乳、ポニテ、格闘家、と『ヴァリアブル・ジオ』の武内優香と被りまくっているが、 全く関係ないので注意。そもそも会社が違うし。 ただ、同氏がリアルタイムで『V.G』.の制作に関わっていた時期と重なっている事から、サイレンス側のパロディでは、とも言われている。 当時スタッフだったという人物によると、戯画で色々あったため木村氏側から持ち込まれた企画であったらしい。 このため、ファンアートや同人などの二次創作では武内優香との共演が多い。 ちなみに『VIPER』シリーズには、真琴という久保田潤によく似たキャラもいる。 MUGENにおける本条寺あきら ティファで知られる、やまきち氏製作のものが存在する。 2019年のYahoo!ジオシティーズ終了に伴うサイト消滅以降は、hamer氏によって代理公開されている。 ドットは『CVS』のユリをベースとし、基本の動きはカンフーマン。 攻撃力は総じて高くないが、超必殺技「バーニングハンマー」からの拾い追撃など、手数は豊富。 勝つためにはとにかく攻める事が鍵となるキャラである。 デフォルトで搭載されているAIも簡易ながらかなりのガン攻めAIとなっており、隙あらば攻撃や超必殺技をねじ込んでくる。 Silvan氏によるAIパッチも製作されている。 ※「メイド」になっているがウェイトレスである。 当然の事ながらよく揺れる、非常によく揺れる。 よく見れば、気になる影も見え…ゲフンゲフン。 LV3超必殺技の「あきら乱舞」の締めはかなり際どい状態である。 脱衣KOも搭載しており、元が元だけに潔く脱げてしまうため、動画の使用では注意が必要である。 + 正直ギリギリなので格納 出場大会 + 一覧 カオストーナメント ドキッ!女だらけのMUGEN大会 最強のおっぱい決定戦 ヨーコ参戦記念杯4on4 ゲージMAXタッグトーナメント【ゲジマユ2】 ゲージMAXシングルトーナメント【Finalゲジマユ】 オールスターゲージ増々トーナメント MUGEN式トライアスロンサバイバー ゲージ増々タッグトーナメント 格闘スタイル対抗!チームバトル大会 MUGEN祭 大盛りシングルトーナメント おっぱぁい!トーナメント 手書きキャラonlyトーナメント 出雲でも金、嘉納でも金 ミニ☆ミニ☆大作戦 2012年公開キャラ&AIでタッグチーム大会 年忘れ☆PAIZURI挟射63連発とーなめんと 昨日の友は今日の敵!狂上位生き残りチームバトル ni-sanチャレンジ【勝ち抜き式きぼぜつ】 新キャラ大集合!狂下位クレイジーサーキットバトル 19XX年!ゲーム主人公ランダムタッグバトル Division MUGEN Battle 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント 更新停止中 第二回同名キャラタッグトーナメントWTマークIIセカンド クィーンオブファイターズ2009 美少女ゲーム大集合!エロゲトナメ 出演ストーリー 無限坂グーニーズ 御近所M語 その他 私の好きなキャラ達
https://w.atwiki.jp/kingyoumee/pages/29.html
WORKING!! WORKING!!とはスクウェア・エニックスの漫画雑誌である『ヤングガンガン』にて、2005年1号(創刊2号にあたる)から連載されている4コマ漫画。北海道某所にあるファミレス「ワグナリア」を舞台に、そこに勤務する登場人物たちの日常を描く。登場キャラクター同士のボケとツッコミの掛け引きは軽快ながら巧みに交わされる。(wikipediaより) 金魚的には・・・ 愛読書であるが、自分では持っていない。理由は友人宅で読めるから(本人談) 新刊が出るたびに、WORKING!!読みに行かな!!と友人宅を訪れる。 平日だろうが断ろうが何しようが 「ボクはWORKING!!読みたいだけやねん(キリッ」 といい、無理やり押し寄せる。回避は困難である。 一冊読むのに80分かかる。 それをツッコむと、「みんなちゃんと読んでへんねやろ?!」という。 確かにブツブツと呟きながら読む。よく聞くと音読している。 ちゃんと読むとはそういう事だったのか。流石金魚である。
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16 :名無しの心子知らず:2011/07/28(木) 21 33 42.23 ID fQuG0PTl プッチプチな内容だけど、先日お昼にファミレスで遭遇した親子の話。 そこは店内迄に二つのドアがあり、間の風除室(?)に手洗い場がある。 その手洗い場でジャージャーと水を豪快に出しているひと組の親子。 良く見ると水道出しっ放しで、母親が牛乳パックで水を汲んでは2ℓペットボトルに 移してる。 手洗い場は丁度レジからは死角となっていて、年中位の男児は母の傍と 店内を楽しそうに往復(見張り?)。 昼間から堂々と水泥棒スゲー! と半ば感心しつつ店内に入ると、即お店の人が席へ案内してくれた。 「入口の水道でペットボトルに水移してる親子がいるよ」と店員さんにチクっといた。 店員さん苦笑しつつお礼言ってくれた。その後どうなったか不明。 泥親子がどっかで待機しててフジコられないよなー、と帰る時はドキドキしたよ! おわり 次のお話→17
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593 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/01/07(土) 09 35 54.82 ID ??? 新年早々たかり困出た オープンコンベで30歳前位の一般が来た、参加費払うのを渋ったので困臭を感じマークしてた 卓では普通だったがコンペ終了後食事する事になった 年代差で会話に少々ついて行けなくて大人しかった困が張り切って参加すると言い出したので不審に思い 本当は居酒屋かファミレスの予定だったが「気楽なモスバーガー行こうぜ、清算は各自で出来るから楽だし」とカマかけてみた すると困は突然携帯を出し「ごめん、友人から急用が来た、じゃあ」と言ってそそくさと帰った 後に皆で、金払う気ねぇじゃん!と仲良くツッコミ入れておいた 606 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/01/07(土) 12 02 19.43 ID ??? 593 報告乙 参加費払うの渋ったというあたり、俺の知り合いにそんなのが一人いるが。 個人的には報告内のコンペ←に引っかかった。 スレ305
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ファミリア(Familiar/使い魔) ディセントには、様々な能力を持つファミリア(使い魔)がいます。 英雄自身の能力として所持しているものもいますが、 主にスキルカードもしくは宝箱カードによって所持することができます。 狼の精霊ファー/"Furr the Spirit Wolf"/戦闘スキルカード 狼のファミリア。拡張セット"The Well of Darkness”で追加。 ファミリアは攻撃を受けない、傷つかないという不死身の存在である代わり、通常は攻撃もできないが、 彼は最大3点(白ダイス1個)とはいえ、敵を攻撃することができる。 輝く翼のシャール/"Sharr the Brightwing"/魔法スキルカード 南国に居そうな雰囲気の鳥のファミリア。拡張セット"The Altar of Despair"で追加。 癒し、浄化の能力を持ち、英雄の傷(負傷値)を癒したり、闇の魔方陣を正常なものに戻したりできる。 シャドウソウル(影の魂)/"Shadow Soul"/策略(射撃)スキルカード 死神のような黒いフードを纏う人型のファミリア。拡張セット"The Altar of Despair"で追加。 どんなに離れた位置に居てもターンの始めに英雄の横に呼び寄せたり、 英雄自身と位置を入れ替えたりという、移動補助の能力を持つファミリア。 見た目が非常に"悪"で良い。 スカイ/"Skye"/鷹匠ヴィラの英雄の能力 鷹のファミリア。基本セット"Descent Journeys in the Dark"より登場。 敵の防御力を弱めるとともに回避や照準攻撃もできなくしてしまうという、 攻撃補助能力を持ったファミリア。 後に修正されたが、基本セットでは"飛行"能力を所有していることが明記されておらず、 鷹なのにニワトリのような姿でダンジョンを移動しているのか!という笑い話があった。 ネズミのボッグ/"Boggs the Rat"/魔法スキルカード ネズミのファミリア。基本セット"Descent Journeys in the Dark"より登場。 英雄のように視界を通す事が可能。(※OLは英雄の視線が通っている所にモンスターを 発生させられない) ピコ/"Pico"/野人ローナンの英雄の能力 アライグマのファミリア。基本セット"Descent Journeys in the Dark"より登場。 正確にはファミリアではなくコンパニオン。 攻撃の際に振るパワーダイス(※)を1つ増やすことができる。 瓶の小鬼/"The Bottle Imp"/銀の宝カード インプのファミリア。拡張セット"The Altar of Despair"で追加された。 隣接してきた敵にダメージを与える能力"AURA"を持つ。 瓶の中にいるはずなのに、なぜか結構な速度で移動できる。 マタ&カタ/"Mata and Kata"/魔法スキルカード イタチ(フェレット?)のファミリア、マタとカタの2匹で1組。 基本セット"Descent Journeys in the Dark"より登場。 落ちているアイテム(ポーションなど)を拾ったり、英雄からアイテムを受け取り他の英雄に渡したりできる。
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《ヨハネス()/Johannes》 フルネーム ヨハネス・ファウスト スペル Johannes Faust 日本名 白川 来人 カナ シラカワ クルト 性別 男 身長 185cm 体重 90kg 年齢 200歳以上 特技 そば打ち 好きなもの 仕事 嫌いなもの 台風 瞳の色 ゴールド 二つ名 やさネス、SSヨハネス、白ネス 「いらっしゃいませ。」 ヨハネスの分裂体の一人で、アングラな焼き肉店「悪魔亭」をいとなむ親父。 5代目様本体から直接分裂した血の古い分裂体で、使い魔である分裂体の中でもかなり上位の個体である。 格闘技を200年以上続けており、焼き肉店を営む傍ら道場も開いている。 日本文化を好み、洋食メインのファミレスなのにカレーとかハンバーグじゃなくうどんとかそば頼んじゃう系の人だとか。キレると怖い。 関連ページ 菅原陽一 養子、大事に思っている。 Johan? 旧知の仲、よく店に来る彼を出迎える。彼に「兄さん」と呼ばれている。 関連画像 キャラクター紹介?へ戻る|キャラクター紹介 【ゲスト】?へ戻る コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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《ヨハネス()/Johannes》 フルネーム ヨハネス・ファウスト スペル Johannes Faust 日本名 白川 来人 カナ シラカワ クルト 性別 男 身長 185cm 体重 90kg 年齢 200歳以上 特技 そば打ち 好きなもの 仕事 嫌いなもの 台風 瞳の色 ゴールド 二つ名 やさネス、SSヨハネス、白ネス 「いらっしゃいませ。」 ヨハネスの分裂体の一人で、アングラな焼き肉店「悪魔亭」をいとなむ親父。 5代目様本体から直接分裂した血の古い分裂体で、使い魔である分裂体の中でもかなり上位の個体である。 格闘技を200年以上続けており、焼き肉店を営む傍ら道場も開いている。 日本文化を好み、洋食メインのファミレスなのにカレーとかハンバーグじゃなくうどんとかそば頼んじゃう系の人だとか。キレると怖い。 関連ページ 菅原陽一 養子、大事に思っている。 Johan 旧知の仲、よく店に来る彼を出迎える。彼に「兄さん」と呼ばれている。 関連画像 キャラクター紹介へ戻る|キャラクター紹介 【ゲスト】へ戻る コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る