約 3,254,991 件
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/1118.html
926 :ファイナル ファンタズム ◆6/PgkFs4qM:2007/12/08(土) 01 27 22 「さて、2人待ってるって言っていたけど……む、あれかな?」 それとなく目に付く2人組の姿が視界を捉える。 当初は猫人間とチビ人間で混雑する広場のお陰で探索は困難に思われたが、しかし意に反し容易に目的を達成することができた。 理由は二つ。 一つはその2人組が何より目立っていたから。彼女らの周囲をあからさまに人が避けて通っており、小さな輪を形作っているのだ。 彼女らは今日が初対面なのだろうか? 噴水の縁に腰掛ける互いの距離は微妙な位置で固定され、その口は固く一文字に結び、異様な雰囲気を漂わせている。これからこの2人と一緒に旅をするのかと思えば、周りの皆様方と同じくちょっと憂鬱になってくる。 理由の二つ目は……実に単純。片方の人間が俺の見知った奴だったからだ。 ここまでくれば結論は誰であろうと同じ筈。迷うことなく歩を彼女らの前へと進ませた。 「よっ、久しぶり」 「アンタは…………って、何、その頬……」 かつて同じ船旅をした、遠坂似で泥棒である少女の顔が痛ましく歪む。同じく隣に座っていたヒュームの女性も、声こそ出さなかったが、驚きに目が見開かれている。 再開はできる限り美しく、爽やかなものが望ましかった。だがこうも華々しい伊達顔にされては誤魔化しようがない。網で焼いた餅のように、あるいは虫歯を患った者の如く。真っ赤に焼きごてされた手形を中心にして頬がぷっくらと膨らんでいたら、そりゃ突っ込まずにはいられないわな。 「いや、誤って凶暴な蜂の巣を突っついちゃってさ……。それより偶然だな。君とその子が一緒に旅をするっていう?」 「え、ええ……。いや、触れて欲しくないのなら触れないケド。ちゃんと説明はされてる?」 「うん。えと、その子も、だよね?」 「…………」 傍らの少女は何故だかだんまりを決め込み、こちらを見つめてくるに留まっている。 歳はそれほど俺と変わらない……と思う。緊張しているのだろうか? 無表情でじっとこちらを凝視されると、正直どぎまぎして落ち着かない。 顔は……流石にセイバーやライダーみたいな絶世の美人と比べると凡に貶めてしまうが、それでも結構可愛い。美しい、じゃなくて可愛い。丸い、愛嬌のある目は、見ていて微笑ましい。髪型はショートカット。服装は周囲の冒険者のように鎧兜で武装している訳ではなく、至って平凡な布の服。ズボン。その華奢な体格は、どう見ても荒事に耐え得るだけの頑健さは備えているようには見えないが……。 そして最大の特徴。大地を跋扈する獣人に襲われたのか? 彼女には左腕が肩口からスッポリ消えていた。何も通っていない袖のみが、重力に従いダラリと垂れている。ほぼ反射的に慰撫の言葉を探すが、流石にそれは自分でも偽善なのだと理解しているのでやめた。 とにかく喋らないことには始まらない。少々安易ではあったが、まずは自己紹介から始めるべきだ。会話がないままではこれから先、身がもたない。 「え、えと、はじめまして。この度はご一緒させていただく衛宮士郎と申します。趣味は……えと、特にはありません。特技は料理です」 対する彼女は無反応。 ……いかん。安直だと覚悟はしていたが、これでは自分が道化のようではないか。やましいことなどない筈なのに、何故だかとっても恥ずかしくなってきた。2人が会話もせずに微妙な空気に浸っていたのも、彼女がこんなだったせいだからかもしれない。 なけなしの勇気を振り絞って突貫したが玉砕し、半分鬱になりかけた時。同様に何とかこの空気を打破したいと願ってくれている仲間がフォローを入れてくれた。 「へ、へえ。アンタの名前、エミヤシロウってんだ。今更だけど初めて知ったわよ」 「あれ、言ってなかったっけ? へへ、可笑しいな。結構顔見合わせている筈だってのに。そういや俺、お前の名前全然知らないぞ」 「ありゃ、名乗ってなかったぁ? ふふ、私は……」 Ⅰ:「バタコって名よ」 Ⅱ:「リンって名よ」 Ⅲ:「カロココって名よ」 (無口な彼女は……) Ⅳ:久織巻菜と名乗った Ⅴ:石杖所在と名乗った Ⅵ:久織伸也と名乗った Ⅶ:カレン・オルテンシアと名乗った
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/604.html
【TOP】【←prev】【FAMILY COMPUTER】【next→】 MIGHTY Final Fight タイトル MIGHTY Final Fight マイティファイナルファイト 機種 ファミリーコンピュータ 型番 CAP-SD ジャンル アクション 発売元 カプコン 発売日 1993-6-11 価格 6500円(税別) ファイナルファイト 関連 Console Game MCD Final Fight CD FC MIGHTY Final Fight SFC Final Fight Final Fight GUY Final Fight 2 Final Fight TOUGH SS FINAL FIGHT REVENGE Handheld Game GBA Final Fight ONE 駿河屋で購入 ファミコン(箱説あり) / ファミコン(箱説なし)
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/1244.html
955 :ファイナル ファンタズム ◆6/PgkFs4qM:2008/01/26(土) 01 00 47 先には――視界一面を占める、妖しげな光を秘めた深紅の双眸。 底のない深い瞳に魅せられ知らずと息を呑んだ直後、異常をきたした視界は次第に正常な機能を取り戻し始め、教会の質素な扉の縁に立った、華奢な少年の姿を瞳孔に捉える。 華奢。そう、2人の無骨者が織り成す男の世界に到ってそぐわない、あでやかな1輪の花。ただし、窪みから匂う蜜の薫りは全てを塗り潰すくらいに、濃い。 燃える赤の煌きを覆うブロンド、そして常人ではあり得ない美貌より、彼は少年が人ならざる者――これまでの旅で得た知識から推測して――であると察することができた。 どうしたものか。 彼が目にしてきたこういう手合いは、総じてロクな者がいなかった。人を超えたことへの油断、即ち慢心。彼らの脳裏を蝕む慢心が条理を逸した優越感に浸らせ、終には決して叶わぬ幻想まで引き起こす始末。……そうして目の前のこの少年。初対面だというのに自分達を蔑みきったこの赤い瞳は……紛れもなく慢心の顕れを秘めていた。 重苦しい緊張が教会を満たす中それを露とも知ろうとしない少年は、二対一の不利にも関わらず、あくまでも傲岸不遜を貫き、言い放った。 「弁えぬか、雑種よ。みすぼらしいとはいえ、ここは王の寝所ぞ。犬と戯れるのならば外で行うのが道理であろうが」 呆然。まるで脈絡のない暴言に対し、突然すぎて返すに相応しい悪罵すら浮かんでこない。 少年は何の躊躇もせず己の傲慢さを振舞った後、言うべきことは言ってスッキリしたのか、唖然とする武芸者を尻目に、教壇の隣にある扉へ向けて歩き去っていった。 ――さて、少年が消えた後に残されたものは、すっかり冷めきった場の空気と、熱意を削がれて白けきった男2人。どうすることもなく黙しながら定位置に留まること2、3秒。再開という雰囲気でもなし。目的意識を奪われ軽く混乱する両者であったが、やがてモップを携えた偽神父の方から苦笑交じりの問いが投げかけられてきた。 「……とりあえず、お前さん、お祈りしに来たんだよな?」 「ん? ああ、そういやそうだっけ……」 「ま、所詮正式な手続きを踏んでない半端な代理人だけどさ、ズブの素人よりかはいくらかマシだと思うぜ。ひとつ、よろしく頼むわ」 「こちらこそよろしく頼む。……っと、代理ってのは本当だったのな。あちゃ~、何やってんだろ、俺。その、色々と済まなかった……」 男の落ち着き払った態度からこれまでの悶着が自身の勘違いに過ぎなかったことに気付き、無害な彼を騒動に巻き込んでしまったことを詫びるべく、出来る限りの謝意を込めて頭を下げる。対するランサーは、照れ隠しの意味も兼ねてか陽気な笑みを浮かべながらそれを迎え入れた。 その後簡素なお祈りを捧げ終え、暇を持て余した2人だったが――――平和な世では得難い同好の徒がせっかく一つの場所に集まったのだ。世間から切り離された僻地に立つ孤独な彼らが互いの武芸について講じあったのは、ごく自然な成り行きだったのかもしれない。 曰く槍の持ち方がどうとか。曰く多くの武器をコレクションしているだの。両者の瞳は童心に返ったが如く光り輝き、その度に積み重ねた経験を語る弁舌はますます冴え、その道の達人にしか解らぬ談義は夜遅くまで続けられた。 そうして――――。 「そういやアンタの名前、まだ聞いてなかったな。俺の名はランサー。ちょっくら奇妙な名前だが、まあ字みたいなもんだ。アンタは何ていうんだい?」 「おう、俺か? へへ、よっく頭に刻んでおけよ……。俺様は世紀の大剣豪、その名もギルガメッシュ様よ!」 この後、更なる一悶着があったのは言うまでもあるまい。 ――時に武芸者の心中では既に記憶の彼方であったが、その頃間桐邸では、臓硯翁が帰りの遅い武芸者を心配し、一人ハラハラしていたとか。 ――Interlude out. Ⅰ:本編へ Ⅱ:セイバー視点へ 投票結果 Ⅰ:5 Ⅱ:2
https://w.atwiki.jp/angelbroch/pages/13.html
アンジェラ・バロッチェ(ファンタジーVer) ギオ・マークジュリア アザリア・オーバー・ファウナ 柴卓郎(ファンタジーVer) ジャッシュ カイマン・メッサーシュミット ハインケル 西安現楡 リヴァイア クロード・C・ハイラル アズゥ ブランカ ヴェルメーリョ プレト レーノ・アルティーニ ガブリエル(ファンタジーVer) 黒騎士 夕鵬 アルシエル ゴーゲン ブリトラ アーバッガ 朱海天皇 さよりママ 西安泰花 ジャスティーン・マークジュリア
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/1486.html
31 :ファイナル ファンタズム ◆6/PgkFs4qM:2008/03/12(水) 00 06 33 「いきなり何言ってんのさ。来いよ、巻菜」 あっさりと。 気付けば、自分でも正直どうかと思うくらいに、口が先に動いていた。 「ハ――――、本当に、いいの? 私、皆の足、引っ張りまくっちゃうよ? そのせいで全員死ぬことになっても、責任持たないよ?」 「ご自由に。俺が来いって言ったんだから、どうぞ気兼ねなく、胸を張ってついて来たらいい。 ま、本音を言うと、今更いちいち訊ねて欲しくはなかったケド。 ……それに足手纏いのレベルで語るなら、俺も大言吐けるような立場じゃないしな」 言い終え、出来る限り爽やかな笑みを浮かべて話を締め括る。 嘘偽りの無い答え。決して短いとは言えない時間を共有してきた、仲間への想い。 ……だが、当の彼女にとっては琴線に触れる行いに値したのか、苦難に満ちた顔はよりいっそう苦渋に満ち、 こちらの姿を射抜く視線には、鋭い険すら含まれていた。 「……ふざけないでよ」 「ん?」 「バッカじゃない? 状況を考えてよ、状況を。 普通に考えたら、魔王の居城なんかに村人Aを連れてく馬鹿、いないでしょうに。 何なのアンタ。脳みそ腐ってるの?」 「えっ? ゴメン、ひょっとして行きたくなかった?」 「――だからっ!!」 巻菜の怒号が暗く静かな倉庫に響き渡り、油断しきっていたこちらの耳を容赦なくつんざく。 いったい、彼女は何に憤り、何を求めているのだろう? 苦しみに喘ぐ顔を恐る恐る窺えば、そこには確かに存在する脱却への願望。 彼女は、俺に何をして欲しいのだろう? 「ホント、アンタって徹底的に壊れているよね。こうまで壊れていちゃ、模倣なんて絶対無理……。 むしろ救えないのは貴方の方だよ。私が模倣を諦めた、三人目の怪物さん」 「はぁ……どうも」 「ぐっ! だからっ、私は――――!」 「よくわからないけどさ、巻菜。要するに俺は――――」 いつだって正直に、体当たりで。 狭量で不器用な衛宮士郎に出来ることといえば、その程度のこと。 ……ゴメン、切嗣。俺、全然女の子に優しくないかも。 「――――お前に居て欲しいって思ってるんだけど。それじゃ、駄目なのか?」 「――――…………」 彼女の言うとおり、単純な労働力や腕っ節という面で捉えるのならば、巻菜は少々頼りない。 だがそれ以上に受け取ってきたモノがある。大切な想いがある。 紛うことなどあろう筈がない。久織巻菜は、間違いなく俺の仲間だ。 「……ハハ、何それ。アンタにはカレンがいるじゃん。 何? 二股かけようって腹? その歳で愛人でも欲しいの?」 「馬鹿、失礼な奴だな。それとも聞こえなかったのか? 俺が来いって言ったのはな、二人とない、俺自身がお前を必要としているからだよ。 だからさ、一緒に来て欲しい。巻菜が良ければ、だけど」 「…………」 濁流の如く無限の言葉を紡ごうとも、最早それはただのノイズにしか堕すまい。 故にもう喋らない。どう行動するかの決定権なんて、もとより本人以外には持ち得ないのだから。 しかし――――。 「…………」 「……巻菜?」 俯く姿勢は、道端に佇む地蔵に劣らずに固く。 着々と時間が進んでいく中、巻菜は驚くべきことに、まるで微動だにしなかった。 募る不安は、ただ脈々と、容赦なく。 狼さえも固唾を飲んで見守ろうかという切迫した状況の中、 ふと、黙した姿勢を保ち続ける彼女の背から『白い』物体が這い上がり、 空気を読まず、肩越しに顔を出す間抜けの愛嬌。 白い――――本当に、染み一つなく、白いナニカ。 一片の予兆もなく起きた怪異に心奪われ、本人に声を掛ける暇などあろう筈もなく。 ソレは問答無用に俯く彼女の身体を徐々に這い―――― 気付いた頃には、無い筈の右腕が『白い』右腕となって肩口から生えていた。 直後、五指はワナワナと動きだし、遂には完全に血が通いきったらしく、肘を曲げ始める有様。 「それ、は――――?」 「歓喜(仮名)ちゃん。とある悪魔から餞別として貰った義手なんだけどね。 使う必要もないし、第一窮屈だから埃を被せていたのだけど…… でも、隻腕のままだとこの先不安じゃない? せっかくだし、使わせてもらおうかなって」 「へ、へえ。最近の義手って、進んでいるんだな」 馬鹿な。そんなワケがあるか。 それでも自身の狭い頭では理解に到ろう筈もなく―――― 混乱に喘ぐ様を満足そうに悦と変え、巻菜は芯の通った声で宣言する。 「改めてよろしく、士郎。女ったらしの貴方だけど、必要としたからには、きちんと責任とってよね」 是非も無い。 呆けた頭では、鸚鵡返しをするのが精一杯だったのだから。 Ⅰ:これから乗り込む者 Ⅱ:もう既に乗り込んでいる者 Ⅲ:出番のない武芸者の出番 投票結果 Ⅰ:1 Ⅱ:2 Ⅲ:5
https://w.atwiki.jp/asagaolabo/pages/1031.html
ファンタジー / FANTASY 【ファンタジー】 ファンタジックなおとぎの国のメロディー。 ファンタジー / FANTASY その他関連 収録作品 関連リンク ポップンミュージック1で登場した楽曲。担当キャラクターはディーノ。 曲名は「モンド デ ソーニョ」と読む。 monde des songe / Bikke BPM 119 5b-【9】4→【10】3 N-3 H-24 EX-30 新難易度 EASY NORMAL HYPER EXTRA 3 11 30 36 おとぎの国のようなメロディと様々な楽しい効果音が詰まっており、その部分が譜面に割り当てられているため、演奏させる部分がいかにもポップンらしい曲。曲名はフランス語でモンドデソーニョ(フランス語で夢の世界、という意味)と読み、ポップンの名付け親であるnagureoの妻・Bikkeが手掛けたものである。後にポップン11でハイパー・EX譜面が追加されており、昔の曲にも注目されつつある。 9ボタンN譜面では表記難易度が一番低かった時期もあり、単発押ししかなくいかにも簡単と思わせるが、裏拍でリズムを取らせたりウラウラのタイミングの配置があったりと、初心者には戸惑いやすい要素が多く難しく感じる。ハイパーはメロディパートがメインで階段が多く、交互階段や乱打など、手の動かし方を練習するには最適。レベルの割にはノーツが少なめだが、難易度に見合った配置が中心。EXは交互階段や隣接、二重といった色々な階段配置が見られる。同時押しが少なく、正規・ミラー・ランダムと様々な練習に使えるだろう。ちなみに追加譜面で何もボタン音を鳴らさずにいると、所々バック音が無音になる部分もある。 その他関連 メダルゲーム「アラビアンクリスタル」内のミニゲームの中に、2つのボタンでポップンと同じ要領でプレイできるものがあるが、その際に流れている曲がこれである。 ハイパーやEXは既存のデータからキー音を新たに作っているためか、ぶつ切りになっている部分もあり、音が途切れて聞こえる場合もある(ラストなど)。音が途切れる場合があるのは、昔の追加譜面に見られるようなぶつ切りになっているのが理由。アキバの追加譜面にも同じような形が見られるよう、昔の曲に追加譜面を作りたくても作れないのは相当困難で上記のことが主な理由だろう。 かつてはポップンの収録曲の中で最もレベルの低いNORMAL譜面だった。しかし裏でリズムをとることが多く、裏拍や場合によってはウラウラにオブジェが配置されていることもあり、初心者にとっては大きな壁になりやすい要素が混じっていた。ポップンミュージック Sunny ParkでとうとうN譜面のレベルが上げられて、J-テクノNが逆に下がったことで最も低い9ボタン譜面のレベルではなくなった。長い年月を経て難易度評価が見直された1曲といえる。 収録作品 AC版 ポップンミュージック1~ポップンミュージック2 ポップンミュージック4 ポップンミュージック9~ポップンミュージック10 N譜面のみ。 ポップンミュージック11からの全作品 ハイパー、EXが追加。 CS版 ポップンミュージック1~ポップンミュージック2 N譜面のみ。 ポップンミュージック11 ポップンミュージック ポータブル ハイパー、EXが追加。ポータブルで9ボタンNのレベルが3→4に。 関連リンク 関連曲 モンド [Les Jouets Sonore] ジャンル名関連 ファンタジーテック 楽曲一覧/ポップンミュージック1
https://w.atwiki.jp/hdlwiki/pages/514.html
ファイナルファンタジーXII インターナショナル ゾディアックジョブシステム 【メーカー】スクウェア・エニックス 【発売日】2007/8/9 動作報告 HDL0.8b V10 純正HDD WinHIIP1.7.6 起動不可 1CD3B834 1456E7A5 1CD3B860 1456E7A5 このコードで起動・プレイ可 しかしプリレンダで音飛び、稀にフリーズあり HDL0.8b V10 純正HDD hdl_dumb+_0.8.3-6b3 ISOイメージでインストール プレイO.K ただしdump4wなどの大容量ファイルを扱えるバイナリエディタでアドレスを 003BEF0C 15 00 80 14→00 00 00 00 003BEF38 16 27 11 0C→00 00 00 00 と書き換えてからインストールすること。 ムービー部分もほぼ音飛びなしでプレイ可。 クチコミ一覧 #bf
https://w.atwiki.jp/wiki-zuma/pages/43.html
サーチ 場所 座標(x,y) 入手アイテム パージ=エボン寺院 16,57 宝:ナイトオブタマネギ 召喚獣:アニマ ビサイド虹の滝 31,74 宝:ドラグーンスピア ミヘン海上遺跡 34,56 宝:パスファインダー キノコ岩戦場跡 42,57 宝:ファントムリング サヌビアの砂丘 15,41 宝:アスカロン オメガ遺跡 74,36 Lv4キースフィア、守護の腕輪、クロスカウンター、LV3キースフィア×2、守護の小手、フレンドスフィア×2、テレポスフィア、フレンドスフィア、魔力スフィア インプット 場所 パスワード 入手アイテム キノコ岩谷底 ごっどはんど 宝:ゴッドハンド ビサイド遺跡1 びくとりあす 宝:ビクトリアス ビサイド遺跡2 むらさめ 宝:村雨
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/1125.html
58 :ファイナル ファンタズム ◆6/PgkFs4qM:2007/12/25(火) 02 45 25 願い事――――。 ネガイゴト? それは聖杯を手中に収めること? それは滅亡の憂き目を見た、我が王国の救済? …………違う。違う。 願い事は、ただ一つ。 今私が最も叶えたいコト。それは―――― 「シロウ」 まやかしでもいい。 貴方の姿を見るだけで、嬉しかった。いつも笑ってくれるだけで、救われていた。 いつも傍らで私を支えてくれた、あの無垢な少年の姿。 「――――シロウに、会いたい……」 涙が出そうになる程、切に願う。 瞬間、視界が黒に染まった。 ――――――――――――――――――。 そこは夢か現か。 「え……」 視界を侵す闇は消えず、未だ光をもたらさない。 それでもよく目を凝らしてみれば、うっすらと、何かが見えた。 船だ。 現代にある鉄造りの船ではなく、ブリテンの時代に活躍した、木製の船。だがこの荒廃の様は、どういう事実を示しているのか。 周囲には船が3隻。そして、足元に1隻。 でかい……。キャラック級はある。しかしその一方で、剥がれた甲板にボロボロのマスト。完成直後はさぞ立派であったろう威容は、今や醜いジャンクへと成り果てている。 人の気配は……ない。人はいない。 恐らく、ここは船の墓場か。嵐、もしくは不法投棄で流された船が潮の流れにのり、一箇所に導かれてきたのだろう。人から見捨てられた建造物の群れからは、一種の悲哀さが漂っている。 知らずと周囲の哀しみに心が押し潰され、世界が自分以外いなくなってしまったかのような錯覚に囚われてしまう。いくら英雄であろうと人間。こんな場所にいつまでもいると、気が滅入ってくるのも道理。早く脱出しよう。 愚鈍な頭を振り、どうやってここから遠ざかるかと考える。 ――――だが後に、私は大いに後悔することとなる。 最初に『どうするか』ではなく、『何故ここにいるのか』が出てこなかったことに。木製の船は、生前の私にとって何よりも自然な物だったのだ。 ふと、何気なく視線を船首の方へ向けた時。 「!」 馬に跨った、白い甲冑の騎士の姿があった。……まるで幽鬼のように。 「貴方、は……?」 にべもあらず。騎士は馬の横腹を蹴り、こちらへ向かって突進してきた。右手には包丁と見紛うばかりの無骨な剣。 「いきなり何を!?」 間一髪。剣は金色の頭髪を数本切るだけに留まり、数間先へと過ぎ去っていく。斬られた髪が、潮風に乗って彼方へと飛んでいった。 頭全体を覆う兜に隠れ、騎士の表情は読み取れない。 当の私はとうに魔力の鎧を編み、不可視の剣で間隙なき構えをとっている。心拍も正常。もう油断などしていない。 「我が名はセイバー! 貴公が何故私を襲うかは定かではありませんが……まず御名は如何に!?」 鎧姿の騎士は無言でこちらを凝視し――低く、腹の底から捻り出したかのような声で、ぽつりぽつりと言葉を紡いだ。 「死 にゆく 者に…………語る名 はなし」 「……そうですか。残念です」 その様は、まるで死人が口を開いたかのようで、少し気持ちが悪かった。 しかし直感が告げている。目の前の敵は強い、と。どれくらい強いかといえば――――今まで剣を交えてきた者達の中で、最強、くらい…………。 勝てるだろうか? これほどの強敵を前にしているというのに、脳を占めているのは歓喜の感情ではなく、最悪な結末のイメージばかり。 まず馬がある。幻想種の域に達しているであろうそれは、先程と同じく圧倒的な馬力を以って私との間合いを詰めるだろう。次に無骨に生えた刃。一閃が私の胸当てを綺麗に寸断し、布切れを裂き、肉を破ってはらわたを断つ。正に斬鉄のキレを有しているに違いない。 馬に乗っているから、だなんてハンデの言い訳にすらなっていないだろう。もっと根本的な…………まるで人と神のような大きな隔たりが、私達の間にある。 ……頭頂から流れ出た汗が、こめかみを通って首筋へと垂れた。 「スレイプニル。あれ だ。審判の日を待 つまでもない。……行け」 「――来るかっ!」 「我が 秘剣で 断ち斬らん」 Ⅰ:宝具を解放して迎撃 Ⅱ:剣を盾にして受け流す Ⅲ:回避することに全精力を傾ける Ⅳ:これは夢だ
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/1112.html
751 :ファイナル ファンタズム ◆6/PgkFs4qM:2007/11/24(土) 16 10 33 「これで最後、か」 メモに記された物も買い終わり、特に寄り道する予定もなく帰路についた…………のだが。 一陣の風に乗って運ばれてきた、思わず食欲を刺激される香ばしい匂い。コンマ数秒で発生源を嗅ぎ分ける。そうして条件反射で振り返った先には、赤い幕が張られた屋台があった。今川焼きだ。 「……ゴクリ」 当然の反応として、口内に涎が溢れる。果たしてシロウが行方不明になっている今、本能に促されるまま美味しい物を食べてしまえば不謹慎の汚名を被ることになるのだろうか? だがタイガは言っていた。余ったお金で好きな物を買って良いと。ならばこれは自らの労働に対する正当な報酬ではないか? 時間は夕方、夕食前。丁度お腹が減ってくる頃合いだ。 ――迷うくらいなら食べてしまえ。 そう決めてしまえば早いもので、考えるよりも先に体は動いていた。――と、ふと前方にサラサラはためく紫色の長髪が目に入る。これは……。 「サクラ」 「あっ、セイバーさん。こんにちは」 何とも奇縁である。サクラも私と同じく今川焼きを買うべく並んでいた。やはり彼女も焼けた小麦と餡子の織り成す絶妙な美味に魅せられたのだろうか。これには幾戦もの戦場を経験してきた私とて抗えぬ誘惑なのだ。彼女が逆らえなくとも無理はない。 むしろ同士を見つけた気分だ。食欲にそそられた自分を恥じらい頬を染める様には、思わず微笑すら浮かべてしまう。 「こんにちは、サクラ。貴女もお買い物ですか? 奇遇ですね」 「ええ、そうなんです。といっても皆さんが食べる分じゃなくて間桐家で賄うものですけど」 ふと半透明のビニール袋に視線を落とす。 ……何故か袋一杯に缶詰と食パンが詰められているような気がするが、それは気のせいだろう。多分。 「今川焼き、好きなんですか?」 「そ、そうですね。屋台で出されていると、ついつい買い食いしちゃいます。本当は控えたい所なんですケド」 「別に気にする程の体型ではないと思うのですが……」 「セイバーさん、それは禁句です」 その後も喋りながら歩いている内に、自然とサクラとデートという形になっていた。もちろん私が男という設定で。女性をエスコートするのは実に二回目であるが、最近ではこういうのも悪くないと思える程度の余裕が持てていた。 色々なことを話した。シロウのこと。リンのこと。間桐のことにわかめのこと。自らに優しくしてくれた叔父のこと。私が経験した王としての責務、そして幾度もの戦争があったこと。 私自身一言も聞き漏らさないよう留意したが、サクラも私の話を真剣に聞いてくれた。 思えば私とサクラが2人っきりで話す機会は中々得られることがなかった。したがってお互いに知らないことがたくさんあって、その分会話が弾んでいたりする。 「セイバーさんっ♪」 「サ、サクラ、腕に柔らかいモノが当たっているのですが……」 「あててんのよ」 商店街を抜け、公園を抜け、異人街を通り、坂を上って学校の門に着く。これといって目的地を定めていた訳ではないので、どこに行くともなく流れ、最後に暗くなった頃には新都へと続く橋の上に立っていた。 「んーっ、夜風が気持ちいいなあ。そろそろ寒くなる季節だから余計に名残惜しいかな」 風が私とサクラの2人の髪を揺らす。空を見上げれば、金色の光が世界を照らしていた。 「……そうですね、少し名残惜しい。サクラ、今日はありがとうございました。貴女のおかげで久しぶりに楽しい思いができた」 「気にしないでください。私もこんなに楽しかったのは久しぶりだもの。お互い様です」 始まりがあれば終わりがある。それはどんなものでも逃れられない宿命。 ――それに。 手に提げたままの買い物袋。 マズイ、タイガがお腹を空かせて待っている……。 「すっかり遅くなってしまいましたね。帰りましょうか、サクラ」 「そうですね。私の家では兄さんとお爺様が待っていますし……」 「それでは――――」 Ⅰ:そのままサクラと別れた Ⅱ:橋の真ん中で遮る様に佇む三枚目の武芸者がいた Ⅲ:炎を纏った赤い獣が現れた