約 543,703 件
https://w.atwiki.jp/buisure/pages/176.html
種族:デンリュウ◆PulseIbuqc 個人名:パルス・アイブック 性別:♀ 概要 ろりっ娘体型のデンリュウ。体長は90cmほど。 トレーナーの下で生まれたが、すぐに捨てられた。 普通よりも小さな体型はこのときの栄養不足によるもの。 盗みなどで何とか生きていたところを別のトレーナー(=ディアスカイ)に保護された。 今は捨てられた心の傷も大分癒えてきている。 攻撃の威力は低くても、急所に確実に当てることでカバーする。 電磁浮遊の習得で某大乱闘の某超能力少年のごとく空を飛べるようになった ツンデレで、デレるとお腹をむにむにするのが大好きなちみっこ。 擬人化 ちっちゃいおにゃのこ 特殊 心 精神を集中させる事で超高急所率が得られる 技 ないらしいよ 体 ちっちゃいよ え?そういう意味じゃない?(
https://w.atwiki.jp/masseffect3/pages/147.html
シージ パルス(マルチプレイ) ゲス ジャガーノートのアビリティ。 使用するとパルス砲をチャージし、 そのチャージ分だけパルス砲の発射が可能。 アビリティリチャージはチャージ時にのみ発生、 キャノンは他の射出系アビリティに似て追尾性能がある。 バイオティックオーブやシーカースウォームに似たアビリティ形式だが、 残弾数が視認できる位置が固定されていることに注意(自分の周囲を回転しない) 進化次第で、チャージ数分の防御力を得たり、チャージ数を増やせる。 また初期状態で、アーマー/シールド/バリア 全ての防護膜に対し+ 35%のダメージ補正がある。 バグ:レジスタンス ダメージは実際には 40%しかアップしていない。 シージ パルス(マルチプレイ)ランク 1シージ パルス ランク 2リチャージ時間 ランク 3ダメージ ランク 4ダメージ 半径 ランク 5ダメージ防御力 リチャージ時間 ランク 6発射弾数 レジスタンス ダメージ ランク 1 シージ パルス 電荷を発生させてプラットフォームのバッテリーに蓄積するもう一度発動するとチャージを一回分消費して長射程のパルスを発射し広範囲を攻撃できる発射毎に、装甲を持たない敵を一定確率で行動不能にする アーマー/シールド/バリアに対して絶大な効果を発揮するリチャージ時間 24秒 ダメージ 600 半径 1.50m ノックダウン確率 35% チャージ数 3 ランク 2 リチャージ時間 リチャージ時間 25%短縮 (-4.8秒)リチャージ時間 19.2秒 ランク 3 ダメージ ダメージが 20%上昇 (+120)ダメージ 720 ランク 4 ダメージ ダメージが 30%上昇 (+180)ダメージ 900 半径 効果半径を 60%拡大 (+0.9m)半径 2.40m ランク 5 ダメージ防御力 プラットフォームに蓄積されたチャージ一つにつき、あらゆる被ダメージを 10%軽減 リチャージ時間 リチャージ時間を 40%短縮 (-4.66秒)リチャージ時間 14.54秒 ランク 6 発射弾数 プラットフォームに蓄積できるチャージ数を 1増加させる 敵をノックダウンする確率が 15%上昇ノックダウン確率 50% チャージ数 4 レジスタンス ダメージ アーマー/シールド/バリアに対するダメージが 60%(実際は 40%)上昇
https://w.atwiki.jp/runakuro/pages/17.html
閉ざされた町ハイスザント
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/46009.html
(闇水)(コスト7)(パワー11000) (クリーチャー)(メガ・コマンド・ドルスザク/マフィ・ギャング) ■革命チェンジ ドルスザク ■︎エレメントの能力でクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。 |■スレイヤー|■Wブレイカー ■︎ファイナル革命―このクリーチャーが「革命チェンジ」によって出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、次の相手のターンのはじめまで、相手は召喚以外の方法でクリーチャーを出せない。 選択肢 投票 壊れ (0) 即戦力 (0) 優秀 (0) 微妙 (0) コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/wiki8_unknown/pages/828.html
何処か遠くに存在する人型戦闘兵器が跳梁跋扈する世界において作られた 「ガンダム」と呼ばれる機体の一種。 正式名称は「ZGMF-X56S インパルスガンダム」。 固有にされがちな機体武装を戦闘中においても自由に変化させることを可能にした 「シルエットシステム」を搭載しており 万能機体「ZGMF-X56S/α フォースインパルス」 格闘機体「ZGMF-X56S/β ソードインパルス」 砲撃機体「ZGMF-X56S/γ ブラストインパルス」 援護機体「コアスプレンダー」 以上の4つの形態を使い分けての多局面的な戦闘を得意とする。 WAPスレにおいては時々前触れもなく登場する 援軍好き(インパルスの少女)が搭乗している。
https://w.atwiki.jp/gods/pages/130986.html
ハリエットスザンナフォーブズ(ハリエット・スザンナ・フォーブズ) スコットランド貴族のケリー伯爵の系譜に登場する人物。 関連: ウィリアムフォーブズ (ウィリアム・フォーブズ、父) オーガスタスウィリアム (オーガスタス・ウィリアム、夫)
https://w.atwiki.jp/nintendo_vc/pages/143.html
PULSEMAN パルスマン PULSEMAN パルスマンデータ 概要 他作品との関連 データ セガ:2007年4月24日配信 セガ:1994年7月22日発売 ジャンル:アクション プレイ人数 1人 コントローラ:リモコン・GC・クラコン 使用ブロック数: 攻略ページhttp 紹介ページVC/MD公式サイト セガボイス ALPHAの歌小屋 概要 あのポケモンシリーズで有名な「ゲームフリーク」が手掛けたスーパーヒーロー! 光の中を駆け抜ける人工生命体「パルスマン」の活躍を描くアクションゲームです。魅力的なキャラクターたちとワクワクする世界観、これぞゲームといえる楽しさに溢れたギミックの数々を存分に楽しめます。 西暦2015年。銀河征服をたくらむ神才科学者ドク・ワルヤマの野望を打ち砕くため、3次元世界とコンピューター・ネットワークの中を自由に行き来できる少年、パルスマンが立ち上がる! ドク・ワルヤマ率いる謎の秘密結社「ギャラクシィ・ギャング」との戦いの舞台は、占拠された東京のテレビ局、機械化されたインドの熱帯雨林、迷路になったラスベガスのカジノなど。世界の都市で、コンピューター・ネットワークの中で、あらゆる世界でパルスマンの冒険は続きます。 ※本作はオリジナル版から画面の明度を落とした仕様となります。 パルスマンは、走り続けていると身体から電気が発生し、「スパークリング状態」になります。このときにAボタンを押せば「ボルテッカー」となって身体を電気のかたまりに変え、移動している方向の斜め上方向へ高速で飛び上がることができます。また、ボルテッカー時は、ダメージを受けることなく体当たりで敵を倒すことができます。 壁などに当たって反射すると、通常よりも長くボルテッカー状態を保つことができます。なるべく短い距離で、細かく反射を繰り返すことがポイントです。 自意識を持つファイナルコンピューター「サント・アンヌ」と8つのウルトラコンピューターのネットワークによって世界が結ばれ、国家という枠を越えた“地球人”という意識が高まりつつある時代。日本の若き数理生物学者・好山錫兵がウルトラコンピューター上に作り出した人工生命体は、進化を遂げ、やがては人間と同等の存在になりつつあるのだった…。 そして、パルスマンが誕生した。 好山博士の息子であるパルスマンは、悪の組織を率いるドク・ワルヤマの野望を打ち砕くため、リーチェとともに闘いに挑むのだ! 他作品との関連
https://w.atwiki.jp/wrtb/pages/4500.html
スザンヌ・プレシェット 名前:Suzanne Pleshette 出生:1937年1月31日 - 2008年1月19日 職業:女優・声優 出身:アメリカ 出演作品 1960年代 1966年 猛犬ご注意*(フラン・ギャリソン) 1967年 黄金作戦 追いつ追われつ*(アラベラ・フラッグ) 1968年 黒ひげ大旋風(ジョー・アン・ベイカー):土井美加 1970年代 1976年 新・ぼくはむく犬*(ベティ・ダニエルズ):一城みゆ希 1990年代 1998年 ライオン・キング2 シンバズ・プライド(ジラ):中村晃子 2000年代 2000年 ★The Lion King Simba s Mighty Adventure*(ジラ) 2002年 千と千尋の神隠し*(湯婆婆、銭婆):夏木マリ
https://w.atwiki.jp/propoichathre/pages/1235.html
パルスィ1 パルスィと温泉 旧うpろだ1364 19スレ目 168 ある日の午後、俺は地底への入り口にいた。 何があるというわけではない、ただ人を待っていたというだけだ。 遠く、といっても数メートル程度だが、でにとりと萃香が口論をしている。 止めればいいと思うかもしれないが、両者の喧嘩を止められる力量なんて持っていない。 だから俺はそれを黙ってみながら、ただ待っていた。 20分ほど経っただろうか、いつしかにとりと萃香の口論は取っ組み合いに発展していた。 「だからあいつは私と一緒に旧都で酒を呑むんだ」 「いいえ、私と山で道具を作るんです。これは譲れません」 二人で手に手をとって押し合いをしている。 鬼の力に河童が敵うまいと思ったが、パワードスーツのおかげで善戦しているようだ。 二人の勝負をぼんやり眺めていると、穴から誰かが出てくるのが見えた。 その人物はこちらに気付くと、ゆっくりとした足取りで近寄ってくる。勿論喧嘩している二人を避けて。 「早かったじゃない。まだ時間あるよ」 俺もまた近づきながら言う。 「あなたよりも先に来ておこうと思ったのだけど、先を越されたわね」 ちょっと悔しいわ、とやってきた彼女、パルスィが呟く。 「まあ、こっちも狙っていたからねえ」 「むう、ますます悔しいわ」 そう言って膨れ面をしたパルスィの頬を潰しつつ、俺は彼女の気を宥めにかかった。 「ねえ、あれは何をやっているのかしら?」 顔を元に戻したパルスィが言う。視線の先には萃香たちがいた。 「なんだろう。相撲かな」 がっぷりよっつに組んだ二人を見て答える。 「元気ね。こっちは歩いてきたから疲れてるのに。妬ましいわ」 「あれ歩いてたの? 飛んで来ればよかったのに」 「洞窟の天井に頭ぶつけちゃうのよ」 そういうパルスィの頭を見ると、髪の毛に石片のようなものが付いている。 それを手で払いのけてやると、パルスィは目を細めて言った。 「……背の高いあなたが羨ましいわ」 「頭の上はのっぽさんでも見れないんじゃないかなあ」 実際には、俺はそれほど背の高いというわけではないのだが。 「疲れてるなら甘味でも食べてから行こうか」 今まで腰掛けていた岩にパルスィを休ませ、提案する。 「でも温泉が閉まっちゃわないかしら」 「いや、まだ昼過ぎだから。そんなに早くには閉まらないよ」 そう返してやるとパルスィは思案顔をした。 「カップのプリンなら温泉の中でも食べられるらしいよ」 ついでに付け加えてやると、パルスィは驚いた表情でこっちを向いた。 「どうやって持ち込むの?」 「お盆に載せて。お銚子とつまみを持ち込むようにプリンとお茶を持ち込むんだってさ」 実際には試したこと無いけど、とも付け加えてやる。 真昼間から酒を呑む訳には行かない、と女性グループに人気があるそうな。 お前ら風呂入ってろよと言うのは禁句だ。 「甘いものがそんなところでも食べられるなんて、地上は妬ましいわね」 そう言いながらも、パルスィはとても嬉しそうな顔をしている。 「そうね、それならそうしましょうか」 言ってパルスィは立ち上がり、俺の手を掴むとそのまま引っ張っていった。 「そんなに急がないでも逃げやしないよ、温泉は」 「駄目よ、早く行きましょ」 そのまま、二人手をつなぎながら温泉に繋がる道を早足に歩いていった。 後に残ったのは、喧嘩をしていた二人のみ。 「うう、橋姫に嫉妬する日が来るなんて」 「妬ましい、温泉で二人しっぽりなんて、なんて妬ましい」 新ろだ735 「で、どういう魂胆なのかしら?」 神無月に、スキマの妖怪さんによる外界ツアーがあるとの事。早速彼女にお誘いをかけてみたのだけれど、いきなり雲行きが怪しい。 「特に君に疑われるような事はしていないけど」 「嘘」 「……じゃあ、何かな?」 「外界に、置いていった女がいるんじゃないの?」 何故そうなるのか。 「そんな事はしないさ」 「嘘」 インディアン嘘つかない。 「この間だって、私に隠れて女と遊んでいたじゃない」 「この間、勤め先のご夫妻の子だって説明したばかりだよ」 少しの時間預かっていただけだ。広いなー、君の守備範囲。 「……別に、私は構わないわよ」 「えっと……」 「浮気は男の甲斐性、でしょ?」 誰に吹き込まれ 「勇儀に言われたわ、もう少し寛大になれって」 星熊テメェ。 「だからって、できるものではないよ、浮気なんて」 「構わないっていってるじゃない。……我慢は良くないわ」 我慢……? 「いつもいつも、私は貴方に嫉妬してばかりでしょう? だから、たまには私の事を忘れて……他の女と寝たらいいわ」 ……。 「でも、必ず帰ってきて。そのまま外へ帰ってしまったらだめよ? もしそうなったら、私……」 ……可愛いな、この娘。 「私、耐えられ……って、何ふざけてるのよ?」 「ぱるちーの胸元あったかーい」 うはー、やっぱいい匂い。安心するわー。 「真剣な話をしている最中だというのに、貴方は……」 「僕の居場所は、ここだけなんだ。他の誰でもない、君の隣だけ。だから……そんな顔しないで、パルスィ」 ぽたりぽたりと。 うなじの辺りに、温かい水滴。 「……う、」 「それにさー、これ、カップルとかじゃないと無理っぽいしさー」 ……あれー? 「うあ、ふ、ぐっ……」 「だからさー……って、今は聞けないか」 気付いちゃったんだけどさ、 「……ぐすっ」 「よしよーし」 普通逆なのではなかろうか、体の位置的には。 「落ち着いた?」 「……うん」 泣き止んで、しばらくぎゅーってしたり、すりーってしたり、たまにちゅーってしたりして。 「じゃあ、もう一度聞くよ?」 「うん」 ようやく落ち着いた彼女に、再度切り出してみた。 「パルスィ、僕と一緒に旅行にいってくれるかい?」 「うん、行く」 ……神無月、超楽しみー!! パルスィと旅行に行きたい(新ろだ738) 午後の一時をぼんやりと過ごしていると、空から新聞が投げ込まれた。 いつもの事ながらもう少し場所を考えてほしいものだ。 生垣の中から新聞を拾い上げると、挟まれた派手な色と大きめの文字で書かれたチラシがするりと地面に落ちた。 「珍しいな」 普段はない鮮やかなチラシはわずかに外の世界のそれを思い起こさせた。 もう見ることもないだろうと思っていただけに、懐かしさが込み上げてくる。 書かれている内容もなんとなく魅惑的に見えた。 「神無月の外界旅行、か」 もうそんな時期になったのかと月日の流れを感じた。 このところ客が多いのもそういうことだったのかと納得しながら、チラシを懐に仕舞い込む。 恋人や親しい者との交流を目的としたそれは去年から始まり、今年で二度目となる。 去年は参加者はさほど多くなかったと聞くが、今年はどうだろうか。 (……親しい、か。彼女に声をかけてみようか) いつもと変わりない様子で、欄干に寄りかかり水面を眺めていた影に橋の手前から声をかける。 「パルスィ」 けだるそうな緑眼がこちらを向いた。……が、すぐに元のように水面に視線を落とす。 そっけない態度だが、普段から割とこんな感じなので気にせず歩み寄る。 「何が見える?」 「淀んだ緑の目をした怪物が見えるわ」 同じ様に欄干に寄りかかり、下を流れる川を覗き込む。 「物憂げなお姫様しか見えないな」 「馬鹿ね、そいつは人を欺くための怪物の仮の姿。踏み込めば、食い殺されるわ」 「それは恐ろしい」 挨拶代わりの問答の後で、パルスィは呆れた様に深く息をついた。 「それで?わざわざ怪物に食い殺されに来た訳でもないんでしょ?」 鋭いな、と懐からチラシを取り出し、手渡す。 折りたたまれたそれを広げ、目を通した彼女が不機嫌そうに呟く。 「相変わらず、人の予定なんて全く考えずにこんなもの持ってくるのね」 「すまん」 「そもそも服とかの準備はどうするつもりなのよ」 「店の売り物で事足りる。足りないならば、香霖堂で支度すればいい」 「在庫のことは頭に入れてるのかしら?」 「大丈夫だろう、外の世界の流行は兎角変わりやすい」 そんな会話がしばらく続き、パルスィがお手上げだという風に視線をこちらへと向ける。今度は逸らさないようだ。 「いいわ、あなたの酔狂に付き合ってあげる。その代わりに他の女に目を奪われたら……分かるわね?」 指で首筋をなぞりながら、恐ろしくも妖艶な笑みを浮かべる。 「安心しろ、自分はお前以外の女なんて眼中にない」 そう言うと、パルスィの顔が見る間に赤く染まっていく。 「なっ、なんでそんな恥ずかしい事を平気で言えるのよ!」 「?事実を言ったまでだが」 「くっ、真面目な顔でそんなこと言えるあなたが妬ましい……!」 ―――――――――――――――――――――――――― もろに被ったけど、書かずにはいられなかったので…反省はしてます でもパルスィかわいいよパルスィ パルスィと旅行に行きたい その2(新ろだ760) 主催者である八雲の号令に集まった参加者たちが各々に散っていく。 「いい旅を~」 封印されている間に、外はずいぶんと様変わりしてしまった。 石と鉄で形作られた町はどこか人に冷たく、パルスィはどこか嫌な気分になっていた。 雑踏、聞いたことのないやかましい音。それら全てが絶え間なく周囲から否応なく聞こえてくる。 チカチカと目が痛くなるような光がそこここに瞬き、ますます気分が沈んでいく気がした。 「ここまで変わってるとまるで異世界ね」 そう呟くパルスィに両手に荷物を抱えた○○が頷く。 「帰ってくるのは一年ぶりになるが……ここまでやかましかったとは思わなかったな」 懐かしむ割に何の抑揚もない声に鼻を鳴らし、構内を行き交う人々を見る。 年を取ったものから幼い子供まで、誰も彼もが慌しく足を進めていく。 「で、私をこれからどこへ連れてこうっていうのかしら?」 「とりあえず、ここから山形のほうへ向かうつもりだ、あそこなら」 ヤマガタ、と聞きなれない名前にパルスィが首をかしげる。 「出羽の国だ、とにかくここから北のほうだと思ってくれればいい」 「ふぅん……ま、ゲテモノ料理が出ないことを祈るわ」 北=未開の地というイメージな彼女に○○はわずかに苦笑し、一歩先へと踏み出す。 「長い旅になりそうね」 「そうでもない」 荷物を揺らしながら歩く○○を人々は不快そうに避け、その空いた隙間をパルスィが続いていく。 蟻の巣のように複雑に入り組んだ通路を進んでいくと、やがて視界が開け、足場の両脇に銀色の巨大な筒状の物体が 鎮座している場所に出た。 「あれに乗るの?」 「ああ、速さに心奪われた先人の作り出した乗り物、新幹線だ」 とても動きそうにないそれを胡散臭そうに眺め、促されるままに入り口を潜る。 お世辞にも広いとは言いがたい内部は似たような椅子が並び、両側に設けられた窓からは光が注ぎ込んでいる。 「こっちだ」 そう声をかける○○の後ろで扉がひとりでに閉じていった。 青年&橋姫移動中…… 「……」 右手をご覧ください、山で御座います。 左手をご覧ください、山沿いの民家で御座います。 「幻想郷よりは進んではいるだろう?」 なんとなく誇らしげな○○とどう反応していいかわからないパルスィ。 駅の周りは高い建物が立ち並んでいたが、進んでいくにつれ、辺りは田んぼと畑が増え始め、 高い建物はひとつも見えなくなっていった。 彼が旅行の間に逗留するといった宿をもう一度見る。 「ここって本当に宿なの?どうみてもただの民家じゃない」 鶏がのんきに歩き回る庭を塀の端から覗き込みながら、うろんな視線を向ける彼女に 平気だと言わんばかりに○○が中へ入っていく。 ふと玄関にかかった表札が目につき、その文字を読み上げる。 「『△×』……ああなるほど、ここは貴方のご自宅って訳ね」 「正確にはだった、だ。今は姉貴が……」 ふと○○の動きが止まる。見れば、玄関の向こうで仁王立ちしている誰かが居た。 なんとなく嫌な予感にパルスィが玄関から離れる。 「言うことは?」 「た、只今帰りました……姉さん」 一瞬の間の後、空を飛んだ○○をパルスィは黙って見送った。 パルスィと旅行に行きたい その3(新ろだ786) 「いやぁ、まさかあんたが女の子を連れてくるなんて思ってなかったからさ」 悪気はなかったと大笑いする女とそれにうろんな視線でこたえる横でパルスィは信じられないと 言わんばかりに目を丸くしていた。 「意外ね、こんなお姉さんがいたなんて、何で話してくれなかったのかしら」 「……人生最大の汚点だから他人に話したくはない」 パルスィの一言に馬鹿を言うなと言わんばかりに肩をすくめて、ため息をつく。 そのやりとりに姉がまた笑う。 「ひっどいわね、小さい頃はお姉ちゃんお姉ちゃんって後ろ引っ付いて来た癖に」 「昼間から酒でも飲んでいるのか」 「素面だよ」 軋む廊下を抜けると、綺麗に片づけられた和室に辿り着いた。 小さい頃、よくここの障子に穴を開けては怒られた覚えがある。 「水橋さんはここの部屋、自由に使っていいからね。ああ、○○、あんたはちょっとやることがあるよ」 「……何させるつもりだ」 荷物を床に下ろすと姉が何かを掴んで横に引くジェスチャーをしてみせる。 首を傾げるともう一度同じようなしぐさを繰り返す。 「なんだそれ」 「相変わらずにぶいわねぇ、あんた。 ……裏の鶏を一匹さばいてきてってやってんのになんでわからないかな」 聞こえないように耳打ちする様子にパルスィの方から何故か痛いほどの視線を浴びる。 わざわざ小声で言う必要のないことを何故内緒話のように言うのだろう? いまいち理解できず、首を傾げながら、部屋を出ようとすると、不意に服が引っ張られる。 視線を向けると、不機嫌そうな顔のパルスィが服の端を掴んでいた。 「一緒に行くわよ」 「別に楽しい事ではないが、いいのか?」 「あんな風にされたら、気になって仕方ないのよ」 何を怒っているのか、棘のある声にますます訳が分からなくなった。 気が付かない内に何かひどい言い間違いでもしたのだろうか。 「……鈍感」 「?何か言ったか?」 「っ、聞こえてないならそれでいいわよ!」 翌朝になってもパルスィの機嫌は相変わらずだった。 観光へ車に乗り込んだ後も、不機嫌だと言わんばかりに流れていく窓の外を睨むように見つめていた。 もしかすると、単に風景を見ているだけなのかもしれない。 そんな事を考えているうちに最初の目的地に辿りついた。 「なにここ」 「海産物の展示場」 「……また生臭そうな所ね」 冗談もそこそこに入口をくぐる。 最後に来たのが随分と前で記憶が朧げだったが、余り変わっていないようで少し安心した。 庄内浜の海水魚と銘打たれた水槽の向こうでのんきに魚が泳ぐ。 「見たことがない魚ばかりね」 「そうなのか?」 ふむ、少し考えてから、下の砂地を歩く蟹と魚をいくつか指さす。 「あれはタラバガニ、あっちの強面がオニオコゼ、角がある斑がカワハギだ」 「物知りね」 「食える魚だからな」 そう言った途端、パルスィが呆れたように頭を振る。 食べられない魚の名前も教えたほうがよかったのだろうか? それとも…… 「パルスィ」 「な、なによ」 真剣なこちらの様子に少し引き気味に答える。 「すまない、気付いてやれなくて」 「今更?それもこ、こんな人目のあるところで言わなくても……」 「厠はすぐそこだ」 「そう、やっと気付いたnって違うわよ!」 スパンと鋭い張り手が飛んできた。女心は相変わらず良く解らない。 陳列してあるクラゲ羊羹を手に固まっているパルスィを横目に店員に籠に山盛りの羊羹を出す。 奇妙な顔をされつつも、合計3万近くの羊羹を箱に詰めてもらう。 「……おいしいの?」 「食べた感じは少し塩味がする普通の羊羹だ、茶請けにはいい塩梅だ」 グロテスクなほどリアルなクラゲの絵なだけに中身もそれっぽいと想像して 開けるのに躊躇したのはいい思い出だ。 レストランのメニューもクラゲだらけなだけに小さい頃は、展示されてるクラゲがこれになってるのだと 思っていた。 ……引き攣っているパルスィの横顔を見ながら、ふとそんな事を思い出していた。 ―クラゲ羊羹の裏― 加茂水族館にお越しの際は、レストランでクラゲ関連を食べてみてください クラゲですから てか、終わるのかこれ ―クラゲ羊羹の裏― パルスィと旅行に行きたい その4(新ろだ803) 泣く子と地頭には勝てぬ、という言葉があるが、そこに酔っ払いと誰か付け加えてくれ。 すっかり出来上がった姉とパルスィが何やら意気投合している。出来るだけ関わらないよう、 つまみの補充に回っていたが、両側から抑え込まれていてはどうしようもない。 「まぁったく!お姉ちゃんを差し置いてこんにゃきゃわいいこをよめにもらうなってよぅ!」 「うふふ、妬ましい?」 姉貴は鬼か何かじゃないかと思える程の速さで酒を空けては、人のコップに容赦なく注ぐ癖はいまだに 治っていないらしい。 それを初めは嫌々ながら受けていたパルスィが出来上がるのはそう時間はかからなかった。 「甘くて飲みやすい」と言われた自家製の果実酒の瓶は既に空になっている。 「ねたましいぞこんにゃろー!ちくしょう!○○、頭に来たから脱げ!」 「妬ましいわ、あなただけ脱ぐなんて妬ましいわ、私も脱ぐわ」 「断固拒否する、それと飲みすぎだ、あと脱ぐな」 服に手をかけるパルスィと脱げ脱げと囃し立てる姉に頭が痛む。 明日は幻想郷に帰るというのに、二日酔いで動けないという失態を晒すわけにはいかない。 ……そうでなくとも、近所や知り合いに大量に持たされた土産類をどうにかしなければならない。 久々にと挨拶に回ったところ、色々な物を大量に頂いた。ラフランスとか。 曰く、春が来たから、らしい。意味がわからない。 「あによぅ、小さい頃はあんなにお姉ちゃんお姉ちゃんって可愛かったのにぃ、ぐすん」 「今はパルスィパルスィって私を呼んでるから、お姉ちゃんはお払い箱よ」 「な、なんだってー!?」 誰かこの二人を止めてくれ。 トイレに行ったままのパルスィが帰ってこないのが気になり、腰を浮かす。 鬼の様に飲んでいた姉も床で大の字になっている。全く、のんきなものだ。 一部屋ずつ様子を見ながら、廊下を進んでいく。 和室を覗き込むと、土産物の山からパルスィが生えていた。……きっとトイレの帰りにここに倒れ込んだに違いない。 荷物の山からパルスィを発掘し、部屋の隅に畳まれた布団の上に横たえる。 そうしてから土産の山に隙間妖怪から預かった紙を張り付ける。 『依頼の地酒、つまみ類。生モノ有り。早急に他参加者に配布されたし ○○』 「○○~…?」 聞いて事のないような甘い声に振り返ると、パルスィが上半身を起こしていた。 酒でほんのり紅くなった頬を緩ませて、楽しそうに笑う彼女に思わず顔が熱くなる、気がした。 「飲みすぎたんじゃないのか?布団h……っ!」 「えへへへ、○○だぁ」 上機嫌そうなパルスィの顔で視界が埋まる。さわさわと背中を触る手と密着状態に近いパルスィの体。 これはいろいろとまずい。忍耐力的に。 そうだ、こういう時は素数を数えるのが一番だと聞いたことがある。早速やってみよう。 (1,3,5,7,11……) 「ねぇ、○○」 落ち着こうとする俺の頬にパルスィが手を添えて、逸らしていた俺の視線を自分のほうを向かせる。 潤んだ瞳に戸惑った俺の顔が映っている。 「私の事、好き?」 「あ、ああ」 聞こえるんじゃないかという位の大音量で脈打つ心臓の音に半ばパニックになりながら頷く。 その答えが不満だったのか、パルスィの顔が悲しげに歪む。 また、変な事を言ってしまったのだろうか。 「ずっと一緒にいてくれる?」 勿論だと言いかけて、少し考え込む。 不安げなパルスィの視線を一身に浴びながら、笑ってみせる。 ……後から思えば、こちらも相当酔っていたのだろう。でなければ、荷物を取りに開いた隙間に気付かない筈がない。 「人間辞めても一緒にいるつもりだ」 柔らかな金髪を撫でれば、彼女は少し擽ったそうに身を捩り、強請るように唇を突き出す。 それに倣うように髪から頬に手を滑らせて、ほんの少し身を屈めて、口づけを交わす。 重ねるだけのそれから徐々に深く、お互いを貪る様に。 そうして、押し倒すようにパルスィの体を抱き締めたまま― 「はぁい、ここまで」 八雲紫が映像を切るとたちどころに会場のあちこちからブーイングの嵐が起きる。 やれ、あんな橋姫は見たことないからもっと見せろだの、どこまでいったか位教えろと、酒が回った 酔っ払いをパルスィは真っ赤になったまま口をパクパクと動かし、隣に座る男と紫とを交互に見る。 ○○はいつもの様に無表情のまま、マイペースに梨をつまんでいる。 「いやぁ、まさかパルスィにも春が来るなんて。鬼生、何が起こるか分らないもんだね」 カラカラと笑う鬼二人とそれぞれの想い人にこれでもかと睨み付けていると、急に視界が塞がれる。 視界を塞いだ手を払うように退けると、いつもと同じ様子の男がそこにいた。 「何よ」 「酔っ払いの言葉だ、耳を貸すな」 「はぁ?こんな状況で何を……まぁいいわ」 辺りから投げかけられる生温い視線の中、○○の言葉に溜め息をつきながら、立ち上がる。 周りが囃し立てる中、「厠よ」と歩いて行ってしまった。 「いいのか?」 鬼の隣にいた青年の言葉に○○は相変わらず無表情に頷く。 「さぁて、お次はこのペアよー」 わっとその場の者たちから拍手と歓声が上がる。 それに隠れるように○○もそっとその場を離れる。 「流石にこんな所では渡せないからな」 手の中に隠した小さな指輪をそっと握りながら、パルスィの後を追うように歩き出した。 ************************************************ やぁ、ようこそ後書きに うん、25日に間に合わなかったんだ 普段は見ているだけの俺にSS書くのは無謀だったけど 見た瞬間にワクテカが止まらなかったんだ でもあんまりにもひどいのでこっそり投下してたんだ、もう一人のパルスィの人ごめんなさい これからは一住人として他の方を応援したいと思います 最後になりましたが、乱文失礼しました 性別なんて関係ねぇ!パルスィは、俺の嫁だぁぁぁぁぁぁぁ! 二人の日記(新ろだ2-118) ■二人の日記 【○○の日記】 1月4日 天気 不明 ああ、俺はなんというまぬけなのだろう。 今日おそろしく美しい娘に出会った。 出会ってしまった。 今思えば俺はその出会いに感謝をし、 もっと慎重になるべきだった。 それなのに俺という馬鹿は不覚にも 「あなたは妖怪ですか?」 などと声をかけてしまった…。 ああ、俺はもうおしまいだ。 彼女は暗い目を伏せ、 どこかへ飛んでいってしまったのだ。 俺が地の底に迷い込んではや3日、 ここで妖怪以外のヤツなんて見た事がない。 なぜそんなことを聞いてしまったのだ。 【パルスィの日記】 一月四日 ようやく新年の宴から開放され自宅に戻る。 途中、ぎこちない動きの人間を見つけた。 人間がこの地下にくるなんてめずらしい。 おそらく迷い込んだ者だろうと思い、呼び止めようとしたら、 お前は妖怪か? と問われた。 一瞬目の前が暗くなり、心に杭を打たれたように痛んだ。 そう、私は妖怪に違いない。 卑しい下賎な妖怪であることは私がよく知っている。 帰りぎわ勇儀に小さな封筒を貰っていたので、 開封みると、数枚の紙幣が入っていた。 彼女は私を子供か何かと勘違いしている。 *** 【○○の日記】 1月5日 天気 不明 昨日の美しい娘に会いたく思って出かけた。 会えない。 ちくしょう! 食料のきのこを採って帰る。 食った後、近くの湧き水で体を洗う。 もう、つめてえのなんのって…。 温泉でもあればいいのに! 【パルスィの日記】 一月五日 私はこの地下へ続く洞穴の番人である以上、 勤めは果たさなければならない。 しばらく番をしたが、 この時期だれも地上と行き来する者などいない。 無駄な時間を過ごした。 だが生きたまま妖となり、 目的もないまま生を重ねる私に 何の意味があるのだろうか。 *** 【○○の日記】 1月6日 天気 不明 今日もあの美しい娘を探した。 会えない。 昨日の赤いカサのきのこはダメだ。 腹が痛い。 いちおう記憶のままに絵を描いておこう。 【パルスィの日記】 一月六日 洞穴の番をした。 途中、ふらふらと頼りないおぼつきで ヤマメが地上に向かった。 きっと勇儀の酒につき合わされたのだろう。 今の彼女には嫉妬どころか、 哀れみの気持ちが芽生える。 そういえば、彼女も小さな封筒を貰ったのだろうか。 *** 【○○の日記】 1月7日 天気 不明 会えた! 彼女に会えた! ようやく俺の努力は報われたのだ! 名前は「みずはしパルスィ」 不思議な名前だが、よく似合っている。 彼女は名前を俺に告げると、 またどこかへ飛んでいってしまったが、 今日は名前を聞けたんだぜ? おい名前を聞けたんだぜ? 嬉しいので、もう一度ここに書いておこう 「みずはしパルスィ」 帰りしなキノコ採る。 キノコうまい! 【パルスィの日記】 一月七日 洞穴の番に向かう途中、先日の人間と会った。 私から話す事は何もないので、通り過ぎようとすると、 大きな声で呼び止められた。 人間は意味のない言葉を発し、 私に何事かを問いかけたが、答える気になれなかった。 ただ、名前だけは教えた。 地下から出るものなし。 地上から降りるものなし。 *** 【○○の日記】 1月8日 天気 不明 今日も会えた。 と、いっても昨日会えた場所で待ち伏せしただけだけど。 もちろん偶然通りかかったようにはした。 待ち伏せしてると思われると嫌だからな。 彼女は特に趣味などはないそうだ。 別れ際、なぜそんなに嬉しそうなのかと聞かれたぜ。 まずいな、そんなに顔に出ていたのだろうか。 次からはクールにしないと。 あの赤いカサのきのこを見つけた。 増えると困るので全て踏み潰す。 【パルスィの日記】 一月八日 今日もあの人間と会った。 自分の名前を名乗っていたようだが、 あまりに平凡な名前で忘れた。 この人間はなぜこんなにも、嬉しそうにしているのか。 嫉ましいことこの上ない。 適当にあしらい洞穴の番をする。 地下から出るものなし。 地上から降りるものなし。 *** 【○○の日記】 1月9日 天気 不明 今日はみずはしさんに会えなかった。 一刻ほどあたりをうろつくが収穫なし。 彼女は花などは嫌いかしら、 などと思い散策するも、花など咲いていなかった。 ここはどこなのだろう。 地下だという事はわかるのだけど。 【パルスィの日記】 一月九日 お燐が家にきた。 とてもあわてており、支離滅裂な事を話す。 空がどうとか言っているが、よくわからない。 落ち着かせて聞いてみると、 空は地上を征服する計画を立てたようだ。 あの程度の妖怪に実現するわけもない。 それができるなら、別の妖怪がすでにやっている。 一応今後警戒すると告げ、 いつもより遅れて家を出る。 地下から出るものなし。 地上から降りるものなし。 *** 【○○の日記】 1月10日 天気 不明 今日は会えた! 水橋さんは、この地下で花など見た事がないという。 やはり太陽の光が届かない場所なので仕方ないのかも。 取り留めのない話をし、別れた。 かなり仲良くなってきている気がする。 【パルスィの日記】 一月十日 今日もあの人間と会った。 会うのはいつも橋の上。 名前の書き方を聞かれたので教えた。 その後、花の話題になったが、 この地下に降りてきてから見たためしがない。 昔はよく見たのだけれど…。 地下から出るものなし。 地上から降りるものなし。 今日はひどい地鳴りがする。 なにかあったのだろうか。 ****** 長くなったので2へ続きます… 二人の日記 2(新ろだ2-119) ■二人の日記2 *** 【○○の日記】 1月11日 天気 不明 水橋さんと話す。 改めてよく見ると耳がとんがっている以外、人間と同じだ。 容姿に関していえば人間よりはるかにいい! と、いう事を何とかして伝えようと思ったのだが、 どうにもうまく伝えられなかった。 恋人とかいるのかな。 馬鹿いねえよ! 馬鹿いねえよ!! 【パルスィの日記】 一月十一日 あの人間と橋で会った。 まじまじと私の顔を見つめるので、嫌な気がした。 私の気持ちなど人間にわかるわけもない。 地鳴りは続いている。 昨日より大きくなっているようだ。 *** 【○○の日記】 1月12日 天気 不明 いくらどこだかわからない洞窟だといっても、 どこかに太陽の光が当たる場所があるのでは? とか思って散策することにした。 しかしここは広い。 妖怪だらけの街もあるようだ。 真っ暗だってのに、 なんでわざわざ地下なんかに住むんだ? とか思いつつうろついていると、背の高い大きな女に会った。 ツノが生えているので妖怪だろう。 だが妖怪は、なんと酒をご馳走してくれるという。 取って食われるかもしれないとも思ったが、 正月に飲み損ねていたこともあり、すごく飲みたかった。 なりより酒の甘いにおいに誘われた。 酒盛りの最中で聞いた話だが、 なんでも地霊殿という所には花が咲くそうだ。 きっと太陽の光が部分的に差し込んでいるに違いない。 引き止める鬼に急用を告げ、ねぐらに戻った。 明日は地霊殿に行ってみようと思う。 【パルスィの日記】 一月十二日 今日も洞穴の番をした。 いつも橋の上にいる人間はいなかった。 きっと地上に戻る方法がわかったのだろう。 ヤマメあたりが教えたのかもしれない。 地鳴りは続いている。 どうやら地霊殿の奥からひびくようだ。 なにかあったのだろうか。 *** 【○○の日記】 1月13日 天気 晴れ! 朝一番で(といっても時間がわからないのだが) 水橋さんと会う。 彼女は俺がいることに驚いているようだった。 もっと驚かせてやりたい。 他愛もない話をして、別れた。 先ほど地霊殿という場所から帰ってきたところだ。 たしかに花は咲いていたが、猛烈に熱かった。 それとなぜか妖怪達がいたるところで倒れていた。 おかげで俺は妖怪の住処に堂々と入り込み、 こうして、名前も知らない花を手に入れることができた。 彼女は喜ぶだろうか。 喜んでくれるだろう。きっと。 ああ、今日は寝れそうにない。 追記 常日頃のクセで天気を書いていたが、 今日は晴れに違いない! だってこんなにいい気分だもの。 明日も晴れだ! 【パルスィの日記】 一月十三日 意味のわからない事を言う巫女が地上から来た。 温泉がどうのと… 生傷が焼けたように痛む。 なぜ地上からあの巫女は来たのだろう。 まさか空の計画とやらが? まさか、そんな。 それと温泉と一体何の関係が。 とにかく今は体を休めないと…。 *** 【○○の日記】 1月14日 天気 雨 会えない。 どこいったんだろう。 一日中橋の上でぼんやりと過ごした。 今日は晴れなかった。 【パルスィの日記】 一月十四日 体が自分の物ではないようだ。 起き上がる事が出来ない。 全てが妬ましい *** 【○○の日記】 1月15日 何てことだ! 水橋さんは地上から来た人間に重症を負わされ、 床に伏していた。 何てことだ! 場所は、あの酒をくれた妖怪に教えてもらった。 家の扉は閉ざされていたが、 酒をくれた妖怪が無理やりこじ開けてくれた。 一晩中見ていて上げたいが、そういうわけにもいかない。 酒の妖怪…(勇儀さんというらしい)が、 俺の代わりに見ていてくれるという。 何度もお礼をいい、家をあとにした。 俺に出来ること、なにかないのか。 【パルスィの日記】 一月十五日 目が覚めると勇儀と、あの人間がいた。 今は看病すると言いながら、 向こうの部屋で酒を飲んでいるようだ。 妬ましい。 人間が帰ると、そのまま勇儀の高いびきが聞こえてきた。 …なんの為にここにきた。 妬ましい。 ふと、かたわらを見るとスミレの花が生けられている。 勇儀が持ってきてくれたのだろうか? まさか。 *** 【○○の日記】 1月16日 今日もお見舞い。 勇儀さんは別の妖怪を見に行っているそうで居なかった。 差し入れも持ってきたけど、 当然きのこしかない。 一応食えるけど。 水橋さんは、まだ体が痛むようで寝続けていた。 寝ているだけでいいのだろうか。 なにかしてあげたいが、俺には薬の知識もなければ、 医術の知識もなにもない。 とにかく今は寝て回復してもらうのが一番なのかも、 と思い、明日も来る事にした。 また来ます、と小さく声をかけたら 彼女は少し頷いたようだった。 【パルスィの日記】 一月十六日 今ようやく人間が帰った。 本当は体は完治しているが、 間が悪くて言い出せずにいた。 結局、私はお礼も言う事が出来なかった。 なぜ言う事ができないのだろう。 やはりスミレの花は彼が持ってきたものだった。 彼はスミレの花言葉を知っているのだろうか。 誠実、 小さな愛、 …それと… 貞節。 *** 【○○の日記】 1月17日 晴れ! 俺が水橋さんの家につくと、彼女が土間で出迎えてくれた。 どうやら立てるくらいまで 回復したようになったみたいで嬉しい。 中に入ると食事を作っている最中で、 米と味噌のうまそうな香りが辺りに充満してた。 もう体はいいのかと聞くと、すっかり良くなったそうだ。 俺はきのこ雑炊にきのこ汁をご馳走になり、 いろいろな事を話した。 そうだ、水橋さんはやめてくれ、と言っていたな。 じゃああれか、パルスィと呼んじゃうぜ、おい。 まあ呼べないんだけどさ。 そういえば彼女は、少し戸惑ったように、 スミレの花言葉を気にしていた。 …花言葉ってなんだ? 【パルスィの日記】 一月十七日 明け方、勇儀がやってきた。 彼がすごい剣幕だったので、 つい家を教えてしまったそうだ。 勇儀に力押しするなんて、本当に面白い人間。 勇儀は、あの人間はお前に惚れている、 などと捨て台詞をはき、 笑いながら去っていった。 あの感じだと二日で傷が癒えていた事はばれている。 妬ましい事この上ない。 彼が来た。 なんだか意識してしまい、うまく会話する事ができない。 あらかじめ作っておいた食事は美味しそうに食べてくれた。 妬ましい。 さらに妬ましい事に、 彼は私に贈ったスミレの花言葉を知らなかった。 どうも花言葉という単語も初めてらしい。 勇儀の勘違いかもしれない。 *** 【○○の日記】 1月18日 うまく書けない。 …涙が止まらない。 どうしたらいい。 どうすれば… 【パルスィの日記】 一月十八日 また信じてみようと思った。 だから話した。 私が妖に堕ちた理由。 そして結果、このような姿になってしまったこと。 彼は終始うつむいたまま私の話を聞いた。 時折小刻みに震えていたようだ。 当然だ。 彼はもうここにこない。 当然の結果。 *** 【○○の日記】 1月19日 晴れ! 悩んでたって仕方ねえ! 俺はパルスィの家に突撃した。 前の野郎がなんだってんだ! そんなもんと俺を一緒にすんな! 話で信用してもらえるわけがないし、 これからの俺を見ていてもらうしかない。 おお、これからだ。 俺たちはこれからなんだぜ。おい。 なんて事を、すらっと言えればよかったんだが、 俺も泣きながら喋ったから、ふにゃふにゃだった。 でも最後、彼女は笑って俺の鼻を拭いてた。 うし、明日からがんばるぞ! 明日からは毎日が晴れだ! 【パルスィの日記】 一月十九日 今後、彼を嫉妬し続けることに決めた。 私は彼の幸福に嫉妬し続ける。 そうすることで、私は自分に嫉妬してる事になる。 *********** 了
https://w.atwiki.jp/mohsoh/pages/920.html
パルスワン No.836 タイプ [[でんき]] 特性 がんじょうあご(牙や顎を使った攻撃の威力が1.5倍になる) 隠れ特性 かちき(相手の技や特性で能力を下げられると特攻が2段階上がる) 体重 34.0kg(けたぐり・くさむすびの威力60) 入手可能ソフト SWSH 進化 ワンパチ→パルスワン(Lv25) ワン HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 パルスワン 69 90 60 90 60 121 ワンパチ 59 45 50 40 50 26 フレフワン 101 72 72 99 89 29 スワンナ 75 87 63 87 63 98 ワンリキー 70 80 50 35 35 35 ばつぐん(4倍) --- ばつぐん(2倍) じめん いまひとつ(1/2) でんき/ひこう/はがね いまひとつ(1/4) --- こうかなし --- パルスワン 専用技妄想パルスラン 追加進化妄想ダイブワン 覚える技レベルアップ 技マシン 技レコード タマゴ技 教え技 遺伝 専用技妄想 パルスラン でんき/物理(触)/20/100/20/相手単体/+1 稲妻のような速さで敵に激突して攻撃。追加効果として相手の防御ランクを必ず1段階下げる。 ダブルならば味方の火力上げと敵のタスキはがしを同時に、しかも先制で行える。もちろん散り際の嫌がらせとしても優秀。 追加進化妄想 ダイブワン タイプ:でんき 特性:メガランチャー(波動系の技の威力が1.5倍になる) 隠れ特性:まけんき(相手の技や特性で能力を下げられると攻撃が2段階上がる) 進化後 HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 ダイブワン 79 105 70 105 70 116 背中にミサイルを装着している大型犬。立たない。 新たに波動系の技を習得し、専用技として「パルスほう」を覚える。 パルスほう 特殊技 威力80 命中100 PP15 単体 波動技。 追加効果として、20%の確率で相手を麻痺にする。 覚える技 レベルアップ SWSH 技 威力 命中 タイプ 分類 PP 備考 ワンパチ パルスワン - 1 そうでん - - でんき 変化 20 1 1 たいあたり 40 100 ノーマル 物理 35 1 1 しっぽをふる - 100 ノーマル 変化 30 5 1 ほっぺすりすり 20 100 でんき 物理 20 10 1 かみつく 60 100 あく 物理 25 15 15 ほえる - - ノーマル 変化 20 20 20 スパーク 65 100 でんき 物理 20 26 28 あまえる - 100 フェアリー 変化 20 30 34 かみくだく 80 100 あく 物理 15 35 41 じゅうでん - - でんき 変化 20 40 48 ワイルドボルト 90 100 でんき 物理 15 45 55 じゃれつく 90 90 フェアリー 物理 10 - 62 エレキフィールド - - でんき 変化 10 技マシン No. 技 威力 命中 タイプ 分類 PP 備考 技08 はかいこうせん 150 90 ノーマル 特殊 5 技09 ギガインパクト 150 90 ノーマル 物理 5 技14 でんじは - 90 でんき 変化 20 技15 あなをほる 80 100 じめん 物理 10 技21 ねむる - - エスパー 変化 10 技24 いびき 50 100 ノーマル 特殊 15 技25 まもる - - ノーマル 変化 10 技29 あまえる - 100 フェアリー 変化 20 Lv.28 技31 メロメロ - 100 ノーマル 変化 15 技39 からげんき 70 100 ノーマル 物理 20 技40 スピードスター 60 - ノーマル 特殊 20 技41 てだすけ - - ノーマル 変化 20 技66 かみなりのキバ 65 95 でんき 物理 15 技68 ほのおのキバ 65 95 ほのお 物理 15 技76 りんしょう 60 100 ノーマル 特殊 15 技80 ボルトチェンジ 70 100 でんき 特殊 20 技85 バークアウト 55 95 あく 特殊 15 技90 エレキフィールド - - でんき 変化 10 Lv.62 技93 かいでんぱ - 100 でんき 変化 15 技レコード No. 技 威力 命中 タイプ 分類 PP 備考 技08 10まんボルト 90 100 でんき 特殊 15 技09 かみなり 110 70 でんき 特殊 10 技12 こうそくいどう - - エスパー 変化 30 技13 きあいだめ - - ノーマル 変化 30 技20 みがわり - - ノーマル 変化 10 技26 こらえる - - ノーマル 変化 10 技27 ねごと - - ノーマル 変化 10 技32 かみくだく 80 100 あく 物理 15 Lv.34 技35 さわぐ 90 100 ノーマル 特殊 10 技42 ハイパーボイス 90 100 ノーマル 特殊 10 技48 ビルドアップ - - かくとう 変化 20 技80 エレキボール - 100 でんき 特殊 10 技86 ワイルドボルト 90 100 でんき 物理 15 Lv.48 技90 じゃれつく 90 90 フェアリー 物理 10 Lv.55 技97 サイコファング 85 100 エスパー 物理 10 タマゴ技 技 威力 命中 タイプ 分類 PP 遺伝経路 すなかけ - 100 じめん 変化 15 ディグダ・ガラルカモネギ・ヒポポタス・スナヘビ(全てレベル1)など すてみタックル 120 100 ノーマル 物理 15 ヒバニー・ガラルジグザグマ(レベル36)、ウールー(レベル40)、ヌイコグマ(レベル44)など とおぼえ - - ノーマル 変化 40 ガーディ(レベル4)、ラクライ(レベル8)、ゴニョニョ(レベル10)、イワンコ(レベル16) ほうでん 80 100 でんき 特殊 15 ピカチュウ・ラクライ(レベル32)、サンダース(レベル40)、トゲデマル(レベル45)など ニトロチャージ 50 100 ほのお 物理 20 アチャモ(レベル9)、原種ポニータ(レベル15)、ヒバニー(レベル17) 教え技 技 威力 命中 タイプ 分類 PP 備考 ライジングボルト 70 100 でんき 特殊 20 遺伝 タマゴグループ 陸上 性別 ♂:♀=1:1 進化 ワンパチ(レベル25)→パルスワン