約 1,311,502 件
https://w.atwiki.jp/slamori3ds/pages/37.html
VSベビール アークデーモン船☆ HP688 5500G ベビーサタン(二) ベビーサタン ベビーサタン ベビーサタン NO. 依頼主 発生条件 達成条件 報酬 めいせい 37 きしゃ ガンバレーこうやクリア後 しっぽ団とのふねバトルに30回以上勝利している じごくのおおかま×1 うみのオス 38 まちのこども ガンバレーこうやクリア後 かくれみのを1個渡す バスタードソード×1 おたからハンター 39 しょうねん ガンバレーこうやクリア後 Sキラーマシンのふねパーツを買い揃えている はやぶさのけん×1
https://w.atwiki.jp/ebi_hq/pages/1205.html
ボーイズラブコミック作品リスト 前ページBLコミック/漫画家索引/あ行/う/内田かおる 『永遠のため息』 販売巻数:1 著者:内田 かおる 2006/03/17発売美形で堅物の弓道部部長・大滝とのほほん癒し系副部長・葉山は親友同士。部のことを考えて一人努力する大滝は、サボってばかりの葉山が部員達の信頼を集めていることが理解できない。練習試合当日、例によってサボった葉山が女と一緒にいるのを目撃し、激しく動揺する大滝。いつも自分を支えてくれた葉山に友情以上の感情を持っていることに気付くのだった…。大人気本格恋愛シリーズ他、読み切り4編を収録!! 『ここが世界のまんなかだ』 販売巻数:1 著者:内田 かおる 2006/03/03発売ところはとある工業高校。ワガママな柏木にメロメロの阿久沢。付き合いはじめて半年だけど、どーしていつもこうなんだ!? 日頃のウラミを晴らすため、阿久沢は情けない仕返しを考えた…!? 表題の人気シリーズ他読み切り5編を収録した不器用で真っ直ぐでフツーの男の子の恋愛作品集。 『たかをくくろうか』 販売巻数:1 著者:内田 かおる 2006/02/17発売ケンカっぱやい逢坂がホレた相手は、女タラシの高田。カラダの関係はできたけど、高田の気持ちがわからない。高田にしてみりゃオレとヤるイミは単なる性欲処理でしかナイ。素直になんかなれやしねー、純情ヤン僧たちのハイテンション・ラブ作品集! 『いつもみているものだから』 販売巻数:1 著者:内田 かおる 2006/02/03発売バレーの無名高校になぜか超スーパープレイヤー島田が入学してきた。中学最後の試合で島田にメタクソにやられ、おまけにバカにされた過去を持つ藤井は島田のコトが大ッキライだったのだが…。子猿の藤井とニヤリな男・島田の元気いっぱいバレー部シリーズ! 『ハートにご用心』 販売巻数:1 著者:内田 かおる 2006/01/13発売男前の中学生テルさんのヨーヨーを操る勇姿にホレて思わず弟子入りしてしまったサラリーマンの岩下さん。テルさん愛用のヨーヨーをもらって昼休みに個人レッスンを受ける毎日だ。しかしそんな至福の時もテルさんの夏休み終わりとともに消え失せてしまうのか!? 男前の中学生とラブリーなサラリーマンという異色の組み合わせで話題を呼んだ内田かおる作品集!! ▲このページのTOPへ eBoysLove アズノベルズ BOYS JAM! Dear+
https://w.atwiki.jp/love612/pages/14.html
二葉亜由奈 香織の親友。1996年5月生まれの双子座でB型。女。3つ上の姉がいる。 生まれた頃から春椿町に在住しており、大人になったら都会へいきたいと 思っている。運動神経は抜群で、そこそこに頭もいい。 背が高くて、後輩の憧れの的。細かいことは気にしない、サバサバしている。 男口調で話す。 中学では剣道部、高校ではバレー部へ入部。 藍色の腰まである長さのポニーテール。目の色は黒色で色白。 ジーパンを好んでよく着る。制服はセーラー派。 だから春椿中学校の制服は結構気に入っている。 大人っぽいコーデが好き。 香織、瑠璃からは「亜由奈」、クラスの女子からは「二葉ちゃん」 クラスの男子からは「二葉」、後輩からは「二葉先輩」 一人称は「私」、二人称は「お前、君」、三人称は「アイツ、コイツ」。 一橋瑠璃 香織の親友。1996年4月生まれの牡羊座でB型。女。3つ上の兄がいる。 1才の頃に春椿へ引越ししてきたので、前の家の記憶はないに等しい。 家庭が複雑で、両親が離婚している。あまり家族愛というものを 感じたことがなく、孤独感を抱いていたせいか、とてもセンチメンタル。 ほしい物を手に入れるためなら、手段を選ばない。 クラスでは地味で暗い子であるが、本当は恐ろしい性格の持ち主。 中学では吹奏楽部、高校では軽音部へ入部。 音楽が好き。 黒色のショートカット。サイドだけはねさしている。 ゴスロリファッションが好きだが、実際に着たことはない。 ブレザー派。背は高めの色白。 香織からみた、瑠璃の第一印象は不思議ちゃん。 香織、亜由奈からは「瑠璃」、クラスのあまり仲良くない女子からは「一橋さん」 クラスの仲のいい女子からは「一橋ちゃん」、男子からは「一橋」、後輩からは「一橋先輩」。 一人称は「私」、二人称は「貴方」、三人称は「あの人、この人」。
https://w.atwiki.jp/nicolivemtg/pages/33.html
第二回ニコ生MTG構築大会カバレージ
https://w.atwiki.jp/jaganou/pages/78.html
BLACK ROOM第2回【極甘】 第2回 極甘 「そりゃオメー、そんなん普通だって」 坊主頭を掻きながら小林(通称コバ)が僕に向かってそう言い放った。 放課後の教室の隅で僕と小林は互いの恋愛について語り始めた。 ただし僕は相手がネットの向こうにいることは伏せておき、小林も現在めぼしい相手はいない。 「女なんてその気が無くても気があるようなことを言うんだよ、だから世の中あちこちで悲劇が起こるんだ」 何を偉そうに…と思ったがすでに今年に入って4人斬りの男の言うことだ、少しは信憑性があるかもしれない。 ちなみに現在は10月の中盤である。 「お前のことは嫌いじゃないけどそれは友達としてで恋人となればそれはまた別問題…ああ、やだやだ 女って本当に何考えてるかわかんねぇよな」 確かに性別が違うだけが考え方や基準などが違いすぎて男の僕達にはまるで理解できない。 そもそも15歳の僕達が自分以外の他人を完全に理解しようなんて無理がありすぎるのだ、というか何歳になっても無理なんじゃないだろうか。 「んでよぉ、どこの誰なんだよ!!」 小林がにたーっと笑いながら詰め寄ってくる。 ごまかすのもめんどうくさい、だがそれ以上に後々いじられるのももっとめんどうくさい。 故に僕は苦笑いをしながらその場を切り抜けるしかなかった。 「…しかしまぁお前も恋愛してるんだな…奥手の須川君がねぇ…ま、当然っちゃ当然か」 小林はぼーっと窓から外を見ている。 僕の現実での名前は須川亮。なんの変哲も無いどこにでもいる普通の男子中学生。 そう、中学生、僕らは青春真っ盛り。小林はガンガン進軍してガンガン撃沈している。 対照的に僕は進軍のチャンスすら掴めないでいる。 「女子バレー部が張り切ってんな、ほれ見てみ」 見ろよと言われても特に見たいとも思わなかったが促されるままに僕はその光景を見た。 確かに15歳の僕達には充分な目の保養になる光景ではある。その時小林が唐突に誰かを指差し始めた。 「やっぱ可愛いよな、春川」 小林が見ていたのはバレー部の中でも一際目立つ、勿論、可愛さの点で目立つのであって1人だけ異常な格好をしてるというわけではない。 その子の姿は春川純菜、僕と同学年の女子。 僕のもう1人の想い人。 しかし春川については一種の憧れのようなものに近い気がした。 確かに僕は春川が好きだ。付き合いたいとも思う。 だけど春川は可愛すぎる、僕と付き合うなんてそれこそ天地がひっくり返るほどあり得ないとも思っていい。 それ故に僕はこうして遠くから見るだけで満足することができる。 「小林は、春川のこと好きなのか?」 「好きといえば好きだけどな、恋愛感情かどうかは微妙。 まぁ付き合えるなら喜んで付き合うけどな!!」 小林も概ね僕と同じような考えらしい。 春川が誰かと付き合えば僕は傷つくんだろうか? それともしょうがないことと理解し、すんなりそれを受け入れるだろうか? 「あ~あ、俺もラブラブしてぇなぁ」 小林のいうラブラブというのがどういったことなのか聞きたかったがやめておいた。 こいつにこういう話題を持ちかけるともれなく下ネタに走ることになる。 それはそれで楽しいのだが今はそんな気分にはなれなかった。 その後も僕はずっと女子バレー部を眺めていた。小林は1人でベラベラと喋っていた。 帰り道になっても僕は頭の中で未亜と春川が天秤にのって揺れ動く感覚を味わっていた。 遠くのバラを取るか近くのタンポポを取るか、いや近くのタンポポも実はバラかもしれないんだぞ、いやいやまて実は近くにあるのもバラで。 あれ?どっちもバラなら関係なくね?いや、まてだけど近くにあるのは食虫植物ラフレシアなのかもしれないと… 思考の渦にグルグル落ちていると唐突に小林が聞き逃せない言葉を言い放った。 「やっぱ中身だよなぁ、外見なんてトッピングだよな」 こいつはまだ恋愛論について1人で考えていたのか。 だがその発言には全力で同意した。すべきだ。 「だけどやっぱりトッピングは重要だよな、タバスコがないピザなんて刺激ないし、チーズだけのピザなんて食いたくないし」 いまいちこいつの言ってることは要領を得ない。ただなんとなく理解できる。 つまり何事にも限度というものがあるというわけでいくら恋愛に中身が重要だとしても外見という判別要素が0になることはない。 ええとだからつまり俺はどうしたいということだ。 そう、俺がやるべきことはまず未亜の顔、顔だけに限らずあらゆる情報を収集することだ。 現代の戦争は水面下で動く情報戦なのだ、情報を制する者が世界を制す!! ああでも聞けない自分がもどかしすぎる!!! これが情報弱者という物なのか!! 「じゃあなー」 「おお…じゃあなー」 小林と別れて僕はすっかり薄暗くなった道を帰ってきた。 「寒…」 10月でそろそろ暗くなると冷えるようになってきた。 途中でコンビニに寄ってジャンプを買って帰ることにした。 「ありがとうございましたー」 やる気の無い店員の声を背に受け店外に出た。 「あっれー?須川君じゃーん」 背後から聞こえた自分の名前を言う声に咄嗟に振り向いた。 そこいたのは 「春…川…さん?」 これは一体どういうことだ? なぜ、高嶺の花の春川純菜が僕に声をかけて来る? どういうことだ、状況がまるで掴めない、掴みようがないじゃないか、なぜ?どうして?何が起こった? なんで僕はジャンプなんか買ってるんだ、しかもジャンプだけだぞまるで僕が貧乏人みたいじゃないか ジュースぐらい買っとけばいいだろう、いやいっそお菓子とか買ってちょっと食べるみたいな俺にそんなことできるかボケッ!!! 落ち着け、素数を数えろ、ここで焦るわけにはいかない、焦るな。 「須川君?」 「はひ!」 しまった!!即大失敗!!咄嗟に返した返事は裏返りハスキーボイスだった! 自分でもなんだが気持ち悪い!!! 「あはははははは、何その声」 「あ、はははははは…」 いいのか!?問題ないのか!?受けてるのか!?セーフかい!? クソ!ガッチガチに緊張してる!!!当たり前だ!! 僕のような非モテ代表彼女諦め人間の前に美少女の領域に全身突っ込んでるような女の子が話しかけてくるなんて絶対に合えないTVの中のアイドルと関係を持つようなレベルなんだ! 「家こっちのほうだっけ?」 「い、いや、今日ジャンプの発売日だから買って帰ろうと…」 「ふーん…」 あああああ!俺の馬鹿!!何正直にジャンプとか言ってんだよ!!! 女の子にジャンプのことなんか話してもわかるわけねぇだろクソが!!! 週間"少年"ジャンプだぞ!りぼんとかちゃおとかとはベクトルが違うんだよ!! 「ね、ね、ブリーチってまだ連載してんの?」 「え…?うん、看板みたいなもんだよ」 「お兄ちゃんが集めててさ、私も見てるけど凄い長引かせるよねー」 「うーん、あれはどちらかというと作者じゃなくて編集のほうが長引かせるように指示してるらしくてさ」 「そうなんだ、でも長すぎるとそれはそれで読んでてめんどうだよね」 「そうそう、特にワンピースとかさ――」 あれ?なんかいい感じじゃない? なんていうか凄く自然に話せるってか、普通に会話できるよ? ありがとう、ブリーチ、ありがとう久保。 ありがとうジャンプよ。心から感謝する。 「あ、そろそろ帰らないと」 「あ…そういえば俺も帰るんだった」 生まれてから何度も時間が止まればいいと思ったことはある。 だがこの時ほど痛烈に本気で時間が止まってしまえばいいと思ったのは始めてだ。 「じゃあね、須川君」 「あ、ああ…じゃ、じゃあ…」 「あ、そうだ」 そう言うと、春川はカバンから何かを取り出した。 極甘チョコレートドリンクと書かれたラベルのついたペットボトル。 「おいしいんだよ、これ、皆には不評だけどね、あげるから飲んでみてよ」 「う、うん…」 手渡されたペットボトル。そして驚愕した。 ――飲みかけ 「じゃあねー、味の感想今度聞かせてねー」 それだけ言うと春川は行ってしまった。 俺の手に残されたのは、飲みかけのペットボトル。 蓋を開け、飲み口をじっと見つめる。 春川の唇が、ここに? 心臓のバクバクを抑え込みながら自分の口を近づける。 冷たい液体が口内に流れてくる。ゴクンと、それを飲み。僕はゆっくりと口を離した。 「すっげ…甘い…」 身体は寒いはずなのに熱くてしょうがなかった。 心臓はまだバクバクと音を立てている その日、出きるはずがなかった接点が出来た。 僕の心は平均台の上に置かれたように、グラグラだった。 .
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/26343.html
登録日:2012/05/24(木) 21 22 07 更新日:2022/05/15 Sun 16 19 29 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 あおきさやか エルドランシリーズ クッキー 地球防衛組 小学生 岩坪理江 栗木容子 泣き虫 絶対無敵ライジンオー 陽昇学園 いいもん。 あたしは飛鳥君のファンクラブなんだもん。ひろし君なんか…関係ないもんね。 ………ばか。 『絶対無敵ライジンオー』の登場人物。 CV 岩坪理江 誕生日 3月19日 血液型 A型 年齢 10歳→11歳→12歳 身長 115cm(4年生及び5年生時)→117cm(第43話?)→119cm(6年生時) ◇概要及び本編での活躍 陽昇学園5年3組及び6年3組(地球防衛組)の生徒で出席番号は13番。 ライジンオーのレーダーモニターを担当する小柄で可愛らしい女の子。愛称は『クッキー』で作中の登場人物のほぼ全員にそう呼ばれている。 見た目通りまだ幼い性格ですぐ誰かに頼ってしまいがちであり、春野きららなどにからかわれたらすぐ泣きだす防衛組一の泣き虫。メイン回の第11話は合計で4回も泣いた。 身長はクラスで2番目に小さく、彼女より背が低い池田れい子同様背の低さを気にしている。 また牛乳とゴキブリが嫌いであり、特にゴキブリは見ただけですぐ誰かの後ろに隠れて大泣きしてしまう程大の苦手。 巨大ゴキブリ邪悪獣・ゴキブロンを初めて目の当たりにした時は悲鳴を上げて失神してしまった。 同じ防衛組の高森ひろしは幼稚園の時からの幼なじみ。第11話で邪悪獣に襲われた時には真っ先に駆けつけられ彼に助けられた。 最初は特にひろしを異性としては意識していなかったが、6年生になった頃にはどうやら彼の事が気になり始めたようで仁、あきら、ヨッパーの3人にクッキーとの仲をからかわれた時にひろしが照れ隠しで思わず言ってしまった「クッキーなんか好きじゃないよ!」の言葉にはかなりショックを受けていた。 この後邪悪獣・ハツコーイのせいで色々ややこしくなるのだが、戦闘後にひろしから素直な気持ちを受けて一件落着する。 なおテレビ版に於けるひろしの好意を気にせず、飛鳥に夢中で全く気がつかなかったり、ゴキブリを足で踏み潰させたことなどから(一応フォローすると「やっつけちゃって」と言っただけで、踏み潰したのはひろしである。挙句この回では脚本家のミスなのか、「高森君」と呼んでいる)、視聴者から『悪い女No.1』という見た目に反して有難くないことを言われたこともある。 小さいピンクのクマのぬいぐるみがお気に入りでいつも持ち歩いているがこれが邪悪獣・デッドベアになった事もある。(大体きららのせいで) この邪悪獣はクッキーが嫌いと言ったものに反応するもので「保健室も身体測定も嫌い」と言えば保健室を荒らし、「牛乳が嫌い」と言えば給食室の牛乳をすべてぶち撒け、最終的にはぬいぐるみが邪悪獣であることを信じて貰えなかった月城飛鳥の事をクッキーの家で発した「飛鳥君なんか嫌い」の言葉に反応して飛鳥の乗る鳳王を重点的に攻撃していた。 クッキーは司令室に戻っても「あたしのせいだ」と泣きだすもひろしに叱咤され、自分が縫った左肩部分が弱点である事に気付き防衛組は勝利した。 ちなみのこのクマのぬいぐるみは『熱血最強ゴウザウラー』第6話でザウラーズの関和孝(チョビ)が手に持っている。ゲームの達人である朝岡しのぶのおばあちゃんにUFOキャッチャーで取って貰った景品の中の一つだと思われる。 第41話ではライジンオーの発進基地を探すタイダーに同じ防衛組の星山吼児と共に誘拐される。 タイダーにゴキブリを近づけさせられ基地を教えろと脅されるが吼児がコキブリを払いのけて危機を乗りきる。 その後吼児の作戦でタイダーの元から脱出するも吼児は再び捕らわれてしまい、彼に「逃げろ」と言われたがクッキーは勇気を出してタイダーに立ち向かい、鉄パイプでタイダーの頭を殴って今度はクッキーが吼児の危機を救った。 ドラマCDでは「僕は見かけ倒しなんかじゃなーい!」とクオリティの高い飛鳥のモノマネをした。所謂声優ネタである。 中学生になっても背は低いままだがボールバシバシの方のバレー部に入部。 本人は背を伸ばしたいがために入部したと言っているが、中学校に文化部もある中お世辞にも運動は得意じゃないクッキーがひろしの後を追うように同じバレー部に入部した事から本当の理由はもはや言うまでもないだろう。 スーパーロボット大戦シリーズでのクッキーの声優は代役としてあおきさやかが演じている。 その理由やライジンオーが出る他ゲームでの事情はクッキーと同じく岩坪理江が声を当てた飛鳥の項目を参照されたし。 追記・修正お願いします。 ちなみに何故かクッキーだけが劇中で胸囲の数値が判明している。 11話時…56cm 43話時…57cm 身長の低さもあって完全な幼児体型である。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ヤダこの娘可愛い -- 名無しさん (2014-05-16 06 56 24) マスコットキャラ -- 名無しさん (2014-11-14 00 36 51) 確か二代目の中の人がソニックのクリームだったはず -- 名無しさん (2015-10-31 19 04 58) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/puzzle-quest/pages/147.html
ドラゴンバレー ■説明 ドラゴン領へと続く、長い谷。 ■隣接するポイント・日数・出現モンスター ポイント名 日数 モンスター 北コール 3 ワイバーン ドラゴン領 2 ドラゴンスパイダー 王国ガイドに戻る
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/6080.html
【TOP】【←prev】【SEGA MARK III】【next→】 グレート バレーボール タイトル Great VOLLEY BALL グレートバレーボール 機種 セガ・マーク III 型番 G-1317 ジャンル スポーツ(バレーボール) 発売元 セガ・エンタープライゼス 発売日 1987-3-29 価格 5000円 駿河屋で購入 セガ・マーク III
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/1098.html
154 :Tomorrow Nver Cmoes一話「平平凡凡」 ◆j1vYueMMw6 [sage] :2009/01/21(水) 15 47 21 ID BKFgU1gH 「はい、じゃあ各自念入りにダウンしといて。レギュラー外の一年は手伝うか片付け。最後の子は戸締りをして、一階のラウンジに集合」 今日も部活が終わった。相変わらずの不完全燃焼で、不満が募るばかりだ。 季節は冬、12月。ごく普通に中学を卒業した俺は、ごく普通の高校に、特に何の波乱も無く入学し、大きな変化も無いまま一年が終わろうとしていた。 現に、今年の授業は今日で収めとなり、明日からは冬休みが始まる。冬休みはカレンダーで見るよりもずっと早く、あっという間に年が明けるだろう。 「さて、と」 散らばったボールを籠に戻すと、俺は体育館を見渡した。梅ちゃんが舞台のほうへと向かったので、おそらくモップを持ってくるはずだ。 シバちゃんがコーンを片付けており、続いて、ネットを下ろしている佐藤の姿が目に入ってきた。小走りでそちらへ向かう。 「お、悪いな」俺を見て佐藤が笑ったので、気にすんな、と言って俺も笑った。 俺は中学校からずっとバレーボールを続けており、自慢じゃないが中学生の頃は主将を勤めていた。 ただ、高校では普通にやれれば満足なので黙っているつもりだったが、アイツが━━浅井の野郎が新入部員の歓迎会でわざわざ言いやがった。 幸い、悪い方向には転がらずにすんだが。 「たいしょ~。マッサージして~」 「あ、俺も、大将」 「はいはい。今片付けっスから、ミーテの時にしますよ」 結果、これだ。念のため言うが、俺の名前は“大将”ではない。 主将をやっていたことが転じ、気付けば周りの人間は俺をそう呼び始めた。まぁ、これだけなら一向に構わないのだが、これに託けて、何かと俺に甘えてくる。 もしそれを断るものなら、「え~。だって主将やってたんでしょ」という意味のわからない責任を押し付けられる。1年生は5人もいるのだから、俺以外にも頼めばいいだろうに。 「モテモテだな、大将」佐藤登志男(さとう としお)はネットを支えるポールによじ登り、高い位置の紐を解きながら言ってきた。 「お前まで言うかよ」 「まあまあ、プラスに考えろよ。先輩に好かれてるなんてオイシイじゃないか」 「先輩だけなら、な」 事実、先輩だけではない。 我が校の部活は互いに関係が深い部活が多く、特に同じ競技なら尚更である。 男子バレー部と女子バレー部もその例に漏れず、非常に友好的だ。健全な高校男児なら手放しで喜ぶところだが、今の俺には不愉快としか言い様が無い。 部活同士で仲がよければ当然、部活の枠を越えてカップルが出来たりもする。 バレー部では、二年の池松先輩と城崎先輩がそれにあたり、主に二人を掛け橋にして関係が築かれている。“大将”は、その掛け橋を本人の知らぬ間に渡ってしまい、橋から橋へ、部活から部活へと一人歩きを始めたことに気付いた時には、もう手遅れ。 学年どころか、学校の大半の生徒に知れ渡ってしまった。『斎藤憲輔(さいとう けんすけ)=大将=なんでも頼める人』という式は、もう崩せそうにない。 155 :Tomorrow Nver Cmoes一話「平平凡凡」 ◆j1vYueMMw6 [sage] :2009/01/21(水) 15 49 31 ID BKFgU1gH 佐藤がネットを取り外すと、いつのまにか戻ってきたシバちゃんがネットを丸め始めた。 俺と佐藤はポールを運ぶ事にした。最近のはアルミだかなんだかで作られており非常に軽いのだが、歴史が深いらしいこの学校は未だに鉄製のものも所有し、男子バレー部はそちらを使わされている。 顧問曰く、これも筋トレの一貫らしいが、女子バレー部の若いコーチに言い寄られ、最新のは女子が使っちゃってください、と顧問が言っていた現場を俺は見ていた。あの時のイイ笑顔は忘れられそうにない。 「ほっ、と」若干、ふらつきながらもポールを倉庫の定位置に置いて固定した。横でも佐藤が同じ作業を終え、右手のこぶしで腰を叩いていた。 「かぁ~、腰にくるなぁ。そういや、今日はりおちゃん来なかったな」 「ん?・・・あぁ、そういえば」 「うわっ、今の間は何よ。聞いてたら傷つくぞ」 「今日はいないから大丈夫」 そう言いながら倉庫を出た矢先、彼女の声が聞こえた。 「遅れて申し訳ありませんっ」体育館に入るや否や、土下座でもしそうな勢いで頭を下げている。 そこへ、現主将の浦和先輩が寄っていく。「もっぉ~、りおっち遅いって~。今日は終わっちゃったよ」 「ご、ごめんなさいっ。なかなか用事が済まなくて・・・」 「ま、いいからいいから。今日はお休みってことで」 「いえ、せめて片づけだけでも手伝いますっ」 「・・・りおちゃん、スゲーな」舞台横の時計を見ながら、佐藤が言う。 つられて見ると、時刻は6時過ぎだった。「俺だったから確実に来ねーよ、なぁ?」 「それよりも、6時間部活やって汗をろくにかいてない自分にびっくりだよ」 言いながら、俺は体育着の首元をひっぱり、匂いを嗅いだ。未だに洗剤の匂いがした。 「ん?・・・冬だからジャン?」 「お前、それ本気で言ってたら殴るぞ」 「んなこと言っても仕方ねぇだろうよ。俺らレギュラー外だもん」 佐藤は、俺の最大の悩みをあっさりと口にしてくれた。 そう。俺は大将と呼ばれているクセに、レギュラーではない。 部員数が100を超えていたり、全国に名を轟かす強豪校だというのなら、俺は甘んじてこの状況を受け入れよう。 ただ、現実は1,2年生合わせて20人ちょっとの部活で、全国どころか、地区大会を勝ち抜いたことすらない。 顧問の高橋先生は、俺のことが嫌いだ。ミーティングの時に俺の顔を見ないし、練習のときは俺に対する球筋がやたら緩い。 あんなもん、素人でも取れる。差し入れを持ってきたときは俺の分だけ足りなかったし、俺がいるのに体育館の鍵を閉めたこともあった。 りおちゃんがいなかったら確実に一泊していただろう。元大学選抜選手らしいが、その御眼鏡には俺のことが悪く映っているらしい。 確かに、俺はそれほどバレーが上手いわけではない。弱小校で頭を張っていただけで、主将に選ばれた理由も、おそらく実力ではないだろう。 バレーに限らず、スポーツ全般において優劣を分ける体格も、恵まれているとは言い難い。 一言で言うなれば、平平凡凡。誉められることも、怒られることもなくここまで成長してきた俺は、たかだか16年間生きただけで、己の人生の行く末を把握した。 ドラマティックも、スペクタクルも俺には用意されていない。 遠い、隣の世界の話だ。 156 :Tomorrow Nver Cmoes一話「平平凡凡」 ◆j1vYueMMw6 [sage] :2009/01/21(水) 15 52 24 ID BKFgU1gH 「大将、ギャラリー頼んでもいい?」 ナーバスになっていたところ、突然後ろから声を掛けられて、思わず体が跳ねた。 向き直ると、大川俊(おおかわ しゅん)先輩がいた。大川先輩はバレー部だということを疑うほどに身長が低く、無駄に声が高い。 「ああ、はい。大丈夫っス」 「ホント?悪いねぇ。俺ちょっと、今日は用事があってさぁ」先輩は満面の笑みを浮かべると、そのまま走り去った。 はぁ、とため息を一つ吐く。 「俺が行こうか?」心配したのか、佐藤が気を遣ってくれる。 「私がっ。私が行きますっ」また後ろから声がして驚く。そこにはりおちゃん、窪塚りおが高く右手を挙げて立っていた。 「あ、いや、いいよ」二人の申し出を断ると、りおちゃんはどこか悲しげな表情をし、佐藤はあからさまに呆れていた。 「頼まれたのは俺だし。それに、りおちゃんは今日休みな、って言われてたでしょ」 「でも・・・」 「ムダムダ、りおちゃん。コイツは人一倍意地っ張りだからさ」やれやれ、と言って首を振る。 「あぁそうだよ。どうせ俺は意地っ張りだっつうの」 「で、でも、でも・・・」りおちゃんは両手を胸の前で擦り合わせながら、モジモジとしている。 俺もたいがいだが、りおちゃんもなかなかだ。そしてりおちゃんは胸がデカイ。 「ほら、ミーテ始まるから先に行ってくれ。鍵も俺が閉めとく」 雑念を振り払って舞台袖へ向く。後ろから佐藤が「無理すんなよ」とふざけたトーンで言ってきた。それがどれだけありがたいか、アイツ自身は知らないだろう。 集会などで使われる舞台の下の両脇に、扉がある。 そこから裏方へ上がり、さらに階段を上ることで、大会などの時に保護者が来たり、横断幕を張るような通路、通称ギャラリーへと行ける。窓ガラスに沿って体育館の二階を、ぐるりと一周している通路だ。 バレーボールは、稀に、球を弾き過ぎてボールが乗ってしまうことがある。部活が終わってから、カーテンをしめたり窓を閉じたりするついでにまとめて回収するのだ。 また、今日はたまたまいないが、体育館で二つの部活が活動するときは、反面ずつに分かつ網状のカーテンをギャラリーから下ろすため、それをしまうこともこの時にする。 扉を開けて裏方に入ろうとすると、モップをしまっている梅ちゃんと目が合った。「あ、ギャラリー」 数秒待ったが、続きを言おうとしないので、解読することにした。 つまりは、俺が来たことでギャラリーという仕事を思い出し、もしかしたら、そのことを謝ったりもしているかもしれない。 「ああ、いいよ、気にしないで。俺いくから」できるかぎりの優しい顔と口調で返事をした。 「あ、う、あり、ありがとう」そう言うと、梅ちゃんは走っていってしまった。 お礼を言われるとは、予想外だった。同学年である梅本賢三(うめもと けんぞう)は内向的な性格のようで、いつも小動物のようにビクビクしている。 それでも、俺の努力の甲斐あって、先ほどのように心を開きつつある。 あれだな、テレビでやってる動物と触れ合いを中心に据えた番組。なんたら動物園。 あれでよくやっている、芸能人が珍しい動物を飼う企画。最初は脅えたり、拒絶していた動物が、初めて飼主の足元に擦り寄ってきた瞬間、あの時のような感動が今押し寄せてきている。 そうか、そのうち梅ちゃんも動物園に帰ってしまうのか、と不謹慎なことを考えながら階段を上った。 157 :Tomorrow Nver Cmoes一話「平平凡凡」 ◆j1vYueMMw6 [sage] :2009/01/21(水) 15 54 35 ID BKFgU1gH 薄暗い階段を抜けて視界が開けると、またもや驚いた。体育館の入り口に、りおちゃんが立っている。先にミーティングに行きなと言ったのに、なんと律儀なことか。 歩きながら暫く彼女を見ていたが、彼女はこっちに気付いていないようだ。ここぞとばかりに直視してみる。 りおちゃんは丸い。太っているというわけではない。普通よりほんのりと丸い程度で、体型的には普通といっても問題ないかも知れない。もしかしたら、雰囲気なども相まって、そう見えるのかもしれない。 クリクリとした瞳と割と大きめの唇が印象的で、黒のショートヘアーは爽やかさを醸し出している。身長は低めだが、その割には胸が・・・ りおちゃんと目が合い、慌てて逸らした。バカか、俺は。マネージャー、それも人様の彼女になに欲情してやがる。 もういちど見ると、彼女は笑顔で手を振っていた。濃い緑色のブレザー越しに、胸が揺れる。俺のバカ。 りおちゃんは主将、浦和好紀(うらわ よしき)先輩の彼女で、推薦での合格が出ているものの、まだ高校生ではない。 中学での授業が終わるとかけつけ、マネージャー業務をしてくれているのだ。正直、ありがたすぎて足を向けて眠れないが、やはり愛する彼氏のためなのだろう。 しかし、こうして一端の部員でしかない俺にまで優しくしてくれているあたり、浦和先輩がうらやましい。 「うしっ、完璧」 体育館の各所にある扉、窓、足元の小窓。順に指差し確認をしてから、防犯システムのスイッチを入れ、入り口の鍵を閉めた。 今なら某偉人に「してますか?」と訊かれても胸を張って返事が出来る。 「お疲れ様です」横にいるりおちゃんが微笑む。花が咲くよう、とはまさにこれで、一瞬見とれてしまった。 「ありがと。じゃ、行こうか」と言うと元気良く、はいっ、と答えてくれた。 ミーティングはもう始まっているだろう。ぜひとも走りたいのだが、りおちゃんがいる手前、それはやめておく。 柔道場と剣道場の前を通り、本館に移る渡り廊下を抜ける。あとは道なりに、視聴覚室、図書室の前を行けばラウンジがある。 下駄箱の前にあるラウンジは、壁が一面ガラス張りになっており、昼間はラウンジ全体が柔らかな日差しに包まれる。逆に、夜は不気味なことこの上ない。 柔道場を通り過ぎたあたりで、りおちゃんが急に言う。「先輩は好きな人とかいないんですか?」 「いきなりだねぇ」 「ダメですか?」 「ダメ、というか」『“彼女”いないんですか?』では ないあたりが寂しい。 「どうなんですか?」 「好きな人ね、いないよ」 「ホントですか~?」上目遣いで、少し近づいてきた。 口元に手を当てて反対側を向く。これ、だれかに見られたら誤解されるな。 「りおちゃんは・・・って、いるか。浦和先輩だ」相当混乱しているみたいだ、俺。 「ん・・・そうですね」りおちゃんは急にテンションが下がり、俯いた。上手くいっていないのだろうか。 苦し紛れで、浦和先輩が羨ましいね、と言うと、りおちゃんは勢いよく顔を上げ、何故、と言うような顔で俺を見てきた。 「りおちゃんは気が利くし、優しいし、か・・・たづけも上手いし」『可愛いしね』と言おうとして止めた。他人の彼女に言うのもどうかと思ったからでヘタレだからではない。断じて。 「私、優しくなんかないですよ。そうだな・・・例えば、好きな人に彼女がいたら、その人をころ・・・押しのけてでも付き合うだろうし」 「すごいなぁ」一瞬、マズイワードが聞こえそうだったが、空気を呼んで、ここは流す。ヘタレだからではない。多分。「じゃあ、もし好きな人が付き合うのを拒否したら?」 言ってから、後悔した。りおちゃんはいつも通り、いや、いつも以上の笑顔を浮かべたが、目は一切笑っておらず、瞳の黒がより濃く見えた。「どんな手を使っても、好きになってもらいます」 「すごいなぁ」具体的にどんな手を使うのか気になったが訊かなかった。ヘタレだからだ。絶対。 158 :Tomorrow Nver Cmoes一話「平平凡凡」 ◆j1vYueMMw6 [sage] :2009/01/21(水) 15 56 02 ID BKFgU1gH 学校から電車に乗って最寄駅まで帰り、そこから自転車に乗った。学校までも自転車で行けるのだが、朝はどうもテンションのせいでその気にならない。 冬の夜は、朝のような刺すような寒さとは裏腹に、どこか清々しい、気持ちのいい寒さと言える。 ミーティングはいつも通り行われ、いよいよ5日後に控えた地区大会についての説明があっただけだった。 今年は高橋先生の存在もあってか、期待がかかっているそうだ。メンバーもここ最近では最も粒揃いで、地区大会は勝ち抜ける、と先生は言っていた。俺はといえば、どうせ出ない試合なので興味が無く、りおちゃんへの失言をいつ謝るかを悩んでいた。 話の流れから推察するに、浦和先輩と上手くいっていないのだろう。そこへ、あの言い方はなかった。怒るのも当然だろう。 ミーティングが終わり、すぐ謝ろうとしたのだが、先ほどマッサージを約束した先輩につかまり、結局、りおちゃんは帰ってしまった。 電車の中、メールで謝ろうかとも思ったが、電池が切れていることを確認させられただけだった。さすがに、そろそろ替え時だろうか。 十字路を抜け、坂を下る。寺、酒屋、和菓子屋がいつも通りの順番で流れていく。信号で止まり、ふと横を見ると、一軒家の窓からあたたかな光が漏れていた。 帰る家に、あのような光が灯っていたのはいつまでだったか。車用の信号が黄色になった。赤になる前に、答えは出た。最初っから灯ってなどいない。 母は介護関係の仕事をしており、朝6時から、早くても夜9時まで家を開ける。 父に至っては、母よりも早く家を出て、母より遅くに帰るというハードスケジュールだ。 それ故、俺とは週に一度程度、それもニアミス程度の関わりしかない。何の仕事をしているか、知りたくても訊く機会が無いので諦めている。 3歳上の姉もいる。いや、いた。 母に代わって、我が家の家事全てを受け持っていたが、大学進学を機に県外に逃亡してしまった。それでも、「寂しい~」と泣きながら電話してきたり、「寂しかった~」とか言いながら、頻繁に帰ってくる。 断っておくが、家族間の中は悪いわけではなく、むしろ模範的な仲の良さである。 父か母、どちらかが休みだと聞けば、誰が言い出すでもなく全員が休みを合わせ、一日中一緒に過ごすというのも、もはや習慣となっている。姉は彼氏との約束をドタキャンしたほどである。逆に、その仲のよさが辛いと思うこともある。 いかんせん、父と母は忙しすぎるのだ。幼稚園の頃は閉園まで待っても誰も俺を迎えに来なかったし、小学校では授業参観などあったかどうかすら曖昧だ。 そのため、家に帰ったら家族が食卓についていて、遅いじゃないか憲輔、お疲れケンちゃん、今日はお鍋よ~、うふふ、あはは。などというのに憧れていたりはする。 「せめて、おかえりくらいはなぁ」 ぼんやりと呟いた言葉は白い靄になって浮かび、すぐに見えなくなった。 159 :Tomorrow Nver Cmoes一話「平平凡凡」 ◆j1vYueMMw6 [sage] :2009/01/21(水) 15 57 25 ID BKFgU1gH 案の定と言うべきか、いつも通りというべきか、家は暗かった。母の中途半端なガーデニング趣味が災いし、壁には正体不明の蔓が巻きついているのは相変わらずだ。 明かりの無いまま、おぼつかない手つきで鍵を開けると、まずは玄関、廊下、階段、居間、キッチンの電気を点ける。玄関の明かりを点けた時、大きめの何かがあったが、気にしないことにした。どうせ母が通販でまた何か頼んだのだろう。 「洗濯物入れて、掃除機かけて、風呂やって、飯作って・・・」居間でカバンを下ろしつつ、やるべきことを反芻する。こうでもしないと、スイッチが切り替わらない。 庭のほうからどんっ、という激突音がした。目をやると、シベリアンハスキーがガラス戸に前足をのせ、後ろ足で立っている。「待ってろ、マエダ。飯食ったら散歩に行くから」 ある日、突然にシベリアンハスキーを貰ってきたのは父だ。 その数日後、帰省した姉は黒いラブラドールレトリーバーを抱えていた。 飼い始めてから知ったのだが、我が家はどうも動物好きの血が流れているらしい。 帰りの遅い母が、帰ってきてから散歩に行ったり、ただでさえ家を出るのが早い父は、わざわざもっと早くに起きて散歩に行っている。 犬の世話に熱中して倒れて貰っても困るので、自粛するように呼びかけているが、あまり聞いてくれていない。 ちなみに、ハスキーがマエダで、レトリーバーがルイス。さらに言えばレトリーバーはメスで、どちらとも名付け親は俺だ。 とりあえず、先に二人にえさをやろう。そうでもしないと鳴き始めて大変なご近所迷惑になる。 こうやって、いつもどおりの一日が終わり、いつもどおりの明日が来る。そう思っていた。 テーブルの上の書置きと一枚の切符を見てから、少しだけ、捩れ始めた。 数時間前、彼女の人生は大きく捩れ、ブツリ、という音を発てて引きちぎれたのを、まだ知らないまま。
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/8978.html
おっぱいバレー 登場人物 コメント 水野宗徳の小説。2009年に同名で映画化された。 登場人物 ニドキング:中井 暴君的な意味で コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る