約 1,046,402 件
https://w.atwiki.jp/niko2/pages/401.html
バラモスの代わりに臓物喰らい尽くすことになった ◆wC9C3Zbq2k (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第173話 やよいクリーチャー 城内の大広間に完全装備で立ち尽くす男が一人。その名はゴッドカイバーマン。 何故もっと気の休まる格好をしていないのかというと、彼だって少しは眠いのだ。 ただの徹夜なら大企業の社長として忙しい日々を過ごす中で何度か経験してきているが ここまで静かな環境であまりリラックスしていては睡魔に負けかねない。 未だに霊夢たちが戻ってこないことを心配しながら、彼は思索にふける。 (よくできた仕掛けだ……本来なら出会う者全てが敵でもおかしくない) 人を殺し続けて最後まで生き残った一人だけがこの狂った世界から抜け出せる。 逆らった場合、首にはめられた首輪が爆発し何もできぬままに殺されてしまう。 これだけ進んだ科学や魔法の力を持つ奇術師どもが何のためにこんな事をしたかといえば ローマ帝国期の剣闘士奴隷と類似点が多いことからしておそらくはただ娯楽のため。 集団で戦わない意思を見せているだけで処刑の対象にされることも十分考えうるのだ。 「だが、俺は負けん」 奴等はモクバを殺した。やよいのような年端もいかぬ少女まで参加させた。 必ずその報いは受けさせてみせる。例えこのブルーアイズが応えてくれなくとも。 そのためにも最低限首輪だけはなんとかして無力化しないといけない。 (データが必要だが……かといって船に戻るのも危険だな) 快楽殺人者がいなかったという前提に立ってもやはりあの船には近づきにくい。 接続が長時間に及んだため偽装が見破られている可能性がある。行くなら単身でだ。 ただ、そうすると残ったやよいたちが怪我人だけの集団になってしまいこれも不安だ。 せめてあと一人頼れる人物がいてほしかったと海馬は強く思った。 今まで戻ってこなかったことから霊夢の生存は絶望的だと海馬は判断している。 彼女の気迫に止めきれなかったが、あれは到底巫女が勝てるような相手には見えなかった。 と、城の外から放送前特有のノイズが聞こえてきた。午前零時になってしまったようだ。 「―――それじゃあまた12時間後に」 道化師の癇に障る低い声がゆっくりとフェードアウトしていく。 放送が始まればあの音量で誰かは起きてくるかと思っていたが皆眠ったままのようだ。 子供たちは疲労ゆえの熟睡、日吉は休めるときにしっかり休んでおく主義なのだろう。 走り書きしたメモの写しを取りながら海馬は霊夢が生きていたことに安堵する。 彼女はおそらく勝ったのだろう。あれを殺すとはおそろしい女だとも思う。 仇討ちでの殺人を嫌悪するつもりはないが、あの外見でそこまで強いのは正直異常だ。 そしてすべきことを済ませてから海馬は悩む。 『やよいを起こすべきか否か』 この身体はもう少しなら無理がきく。できれば自然に目覚めるまで眠らせてやりたい。 だがそうやって起きたときやよいは俺を叱責することだろう。よくできた妹だ。 兄妹ならば頼ってやるのも優しさと結論付けて、海馬はやよいを起こすことにした。 「うぅー。お兄ちゃんのイヂワル」 「そう拗ねるな。骨折している以上揺らすわけにはいかん」 やよいは 頬をふにふにされ続けて 目を覚ました。 霊夢が仇討ちを成功させたようだと伝えると喜び、そのあと悲しい顔をするやよい。 そのわかりやすい態度が海馬には少々気になった。 (いかんな。死んで当然の殺人鬼にまで情けをかけるようでは) 戦場で正当防衛をためらうようなタイプの優しさはここでは命取りになりかねない。 海馬とて他人を守りながら戦えるほど強くはない。自分の身は自分で守るしかないのだ。 だが懸命に生き延びてきた妹に今以上の覚悟をここで要求するのは酷だろう。 海馬が取れる休息の時間も2時までと短い。何も言わないことにしてスーツを脱ぎ捨てる。 「二時間だけ眠いのを我慢しろ。霊夢が戻ってきた場合も俺を起こせ」 「はいっ!」 何かする事があったほうが眠くならないだろうと考えて指示も出しておく。 「手がすいたなら放送内容のメモを眠っている二人の分も清書しておいてくれ」 やよいの字の下手さを知っていれば決して海馬もこんなことは言わなかっただろう。 それから亜美の火傷の経過を起こしてしまって構わないから後で見ておくようにと頼む。 「その……なんだ、帽子を外せばわかりやすいだろう。これはお前にしかできん」 「あ、なるほどー」 横たわって毛布をかぶった途端、息すらしていないかのように動かなくなる海馬。 それを見届けてからやよいは放送内容のメモを一読し、寝室へと向かった。 ダブルベッドの二人の寝相の悪さは惨澹たるものだったが、それも元気な証拠。 熟睡しているようなのでできればこのまま起こさないよう静かに処置してみようと決め、 念のために日吉の顔面に枕でブロックをかけてからやよいは眠る亜美の脚の布を解く。 ここまでしても起きる気配は一切ない。 「ん……ううっ。むにゃむにゃ」 「このままだと痕は残っちゃいます……せめて薬があれば……」 直に火傷部分に触れていた分の布地だけ予備に替えて丁寧に巻き直す。 一瞬だけ帽子を取って火傷の悪化箇所がないと確認したところで部屋から出ようとすると、 床に無造作に落ちているディパックが目に入った。 (袋が破れて何か出ちゃってます。乱暴だなーもうっ) 寝室から出ようとする直前に散らかった床を見てしまった。気になってしまう。 いつも部屋を散らかす弟を叱ってきたからやよいだからこそ、見過ごせなかった。 少し前までケラモンの潜んでいたそのディパックを外にこぼれた品と共に拾い上げる。 その小さな部品をやよいはどこかで見た覚えがあった。部屋の外にまとめて持ち出す。 (どうしかして繕えないかな。なにか思い出せそうな気のするこれも気になるし……) 「ケラケラ……」 ケラモンは海馬が眠りに落ちたことを確認したあとやよいの隙を待っていた。 できるだけ他の仲間が気付きにくい場所で、ことのはを出されるより前に殺す。 彼女は手駒を友達として扱っている節があるから深夜には呼び出さないかもしれない。 それなら隙を待たなくともいつだって殺せそうだが、ケラモンには不安材料があった。 3匹まで増殖できた仲間が、何かおかしい。 意思疎通ができないわけではないのだがうまく連携が取れない。妙にぼーっとしている。 眠っている連中を起こしてしまえばイタズラを続けられないのにまるで気にもしていない。 あの一番弱そうな少女を密かに始末できればあいつらの混乱する様が拝めるというのに。 そのさまを安全な場所でケラケラ笑いながら見たい。そのためにもうまく暗殺しないと。 誰にも気配を悟られぬよう、ゆっくりと、それでいて確実に、尾行を続ける。 寝室で用事を済ませたやよいがディパックを持って広間側に姿を見せる。 「北米版パッチ……? なんでこんなものに見覚えがあるんでしょうか?」 ケラモンは思う。この位置なら大声を出されない限りどちらの男も起きはしない。 ことのはを出していない今が最大のチャンスかもしれない。あとは隙さえできれば……。 そうケラモンが苛立ちを感じ始めたとき、 「説明書は中?」 やよいが破れたディパックの中を覗き込んだ。まさに好機。 「っ!」 直後、側面の壁から降ってきた複数のケラモンの触手がやよいに襲いかかった。 (何? 首が絞められて……!) やよいは焦る。声が出せない。腕も太い何かが絡められていて動かせない。 首も動かせないから何が起こっているのかも見えず、ゆっくり視界が暗転を始めていく。 (いや……こんなの……) やよいの意識は、そこで途絶えた。 【高槻やよい@THE IDOLM@STER 死亡】 【残り30人】 ケラモンは安堵する。静かに事を終えられた。 完全に死んでもらえるよう首や両手を締め付けたまま、彼女の持っていたカバンを漁る。 あとはこの死体を見つけさせるだけ。でもその前にオモチャが入っていないか物色だ。 よりイタズラを楽しむために、面白そうなオモチャは全部貰っておかなければ。 まず見つけたのが小さな紙。さっき彼女が持っていた物の説明書らしい。 しかし読んでみて強くなるのはわかったがエキプロ化というのが何なのかよくわからない。 ウィルス種であるケラモンにとって詳細不明なパッチの適用はリスクが高すぎる。 融合可能な距離にいるときには仲間の意識もある程度共有するのだ。最悪全滅もありうる。 よって、まず自分以外に付けてみる。できたての死体である傍の高槻やよいに。 鬱血し顔を濃い紫色にまで変色させた少女の首筋に小さなパッチを挿し入れる。 すると突然その少女の体躯が質量を増し、服は破れ、奇怪な姿へと変貌していく。 ―――その外見は、もはやヒトではない。腹の出た紫色の怪物。 「ケラッ」 生理的嫌悪感を覚えたケラモンがすぐさまパッチを引き抜く。だが姿は元に戻らない。 (バグった? 細胞自体の死が中途半端だったからか? きめぇw) 近接戦闘に特化できる強化パッチという説明は正しそうだが、装着は危険すぎる。 考えても結論は出ないので考察は諦めて持ち物の物色を続行することにした。 つい声をあげてしまったが眠っている他のニンゲンが起きてくる気配はないようだ。 別のケラモンが破れ落ちた服のポケットを探り、ただの木の葉しか出てこず投げ捨てる。 ひらひらと落ちた葉が変わり果てたやよいの死体に触れたとき、僅かに輝きを帯びた。 世界樹の葉。生命を司るその樹の一葉は死した者を完全に蘇らせるといわれている。 そう、完全な姿で。人間であることを捨てたバルザックであればその姿は魔物として。 ではこの怪物はやよいとして蘇るか。否。これは人ではなく屍が姿を変えた新しき存在。 命を与えられる対象は一度も生きたことのない怪物のほうであった。 ケラモンたちはまだ、静かに進行しつつあるその異変を知らない。 「ふぅん」 遠くのソファーで海馬が寝返りをうつ。そろそろ潮時だとケラモンは判断する。 外に出してしまった道具をディパックに詰め直し、意思の弱い2匹に1袋ずつ持たせる。 あとは天井裏にでも隠れて仲間の死体(少々異形だが)を奴らが見つけるのを待とう。 どれだけ驚くだろう。どれだけ嘆くだろう。ワクワクが止まらない。 そうケラモンが思っていると、不意に背後から脳天を掴まれた。 振り返るとそこには、確かに死んでいたはずの、紫色の怪物が―――笑っていた。 「ケラケラケラ!!」 誰を起こしてしまおうが構わない。緊急事態だ。 両手に一匹ずつ自分たちを掴み、即頭部から齧りつこうとしている。捕食する気だ。 無事なのは意志の弱い1匹のみ。急いでここから逃げろと指示を出す。 なのに動かない。何が起こったのか急すぎて理解できていないのか。 ガブッ ヌチュッ クチャッ 左手の1匹が喰われている。次は間違いなく自分だ。 なんとかしてまだ何も知らないTASに伝えなくてはいけない。 自分たちが城の連中にイタズラしようとして、変な怪物を造り出してしまった事を。 武器のないTASならあの微妙に思える道具袋もうまく使いこなしてくれるだろう。 優しい彼は全滅寸前だった俺たちの命を助け、その上遊び相手になってくれた。 速すぎる彼は俺たちの移動を先で待つ間、大抵アクロバティックな妙技で楽しませてくれた。 今報いなければどこで報いろというのか。持てる意思の全てを注いで仲間に命令する。 (お前は逃げろ! 逃げてその荷物を届けろ!) 高速で逃げ去る仲間の姿を最後に目にし、満足げにケラモンはその生涯を終えた。 グチャッ ハムッ 「ペッ」 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 「ようやく城が見えてきたか。着れるものがあるとよいな」 先導する彦麿が暗闇の中、正面だけを見据えながらアリスに話しかける。 今のアリスは彼の胴衣“だけ”を着ている。気まずい治療の後でもあり振り向き辛い。 「本当ね。こんな真夜中にわざわざ歩いてきたのだからあってほしいものね」 対してこちらはそんなもの全然気にしていない。偽りの星空をただ分析している。 「やっぱり色々と変ね。彦麿もあの空の先を見てみて?」 アリスの言葉に彦麿とその背中にいるカービィが夜空を見上げる。 すると城から飛び出してきた何かが、低速で星空の下を飛び去っていった。 「あれか? 悪しき気配を感じたが何であろう」 「そのつもりはなかったんだけど……城で誰かに撃退されて逃げて行ったのかしら」 「すると城には味方になってくれそうな者がいるということになるが」 彦麿の言葉にカービィが顔をほころばせるが、アリスは真剣な顔で言った。 「もしくは、より悪しき者が巣くっているか」 「ドッチガイイトオモウ?」 朝倉に突っ込む者はいない。誰だって悪しき者がいないほうがいいに決まっている。 放送でストーム1の死は聞いた。つかさの連れている魔獣もまだきっと暴れている。 誰かがこの凶行の連鎖を止めなくてはいけない。そのための力がなにより欲しい。 少しでも希望があるならばそれに賭けたい。それが全員の願いだった。 「行きましょう。中に誰がいようと城へ向かうことに変わりはないわ」 アリスの一言でまた歩みを速める。彼らが行く先に待つのは、敵か味方か。 【D-1 城外/二日目・深夜】 【矢部野彦麿@新・豪血寺一族 -煩悩解放 - レッツゴー!陰陽師】 [状態]:全身に打撲によるダメージ(痛みは引きました)、半裸 [装備]:なし [道具]:支給品一式、ネギ@ロイツマ、孔明ブロック(大)@スーパーマリオワールド(友人マリオ) 、長門の首輪 コイン*2@スーパーマリオワールド [思考・状況] 基本.主催を含む悪霊退散 1.戦略的撤退、城に向かう 2.アリスを必ず守る。 3.つかさを心の闇から連れ戻す 4.琴姫の意思を継いで、悪霊を退散させる。 5.悪霊退散の為の修行を積む 6.猿の物の怪を改めて退散する 【カービィ@星のカービィ】 [状態]:左腕爆破、全身にダメージ、胸部から腹部にかけて切り傷 [装備]:なし [道具]:支給品一式(食料全消費) [思考・状況] 1.アリスと彦麿についていく 2.魔獣を倒すために一時撤退。 3.魅音お姉さんの人探しを手伝う。スマブラ経由の知り合いには会いたくない 4.でも、ヨッシーとか、知らないヨッシーかも 5.マルクを倒して殺し合いを止める ※様々な記憶が内包しています。パッチをつけることで思い出しやすくなります。 ※ミックスコピーを思い出しました。 ※彦麿に背負われて移動しています。城に着いたら降りるつもりです 【アリス・マーガトロイド@東方Project】 [状態]:全身打撲に切り傷(包帯による治療済)、魔力中消費 [装備]:朝倉涼子、炎道イフリナのフィギュア@ふぃぎゅ@メイト、彦麿の道着 [道具]:支給品一式(水全消費)、プラスパワー*5@ポケットモンスター [思考・状況] 基本.しょうがないので異変解決。魔理沙の意思を継ぐ 1.できればまともな服がほしい。 2.涼子のため……じゃない、生き残るために少しやる気を出す 3.涼子の力でブレインな弾幕を作る方法を考える 4.お気に入りの人形とグリモワールオブアリスを探す 【朝倉涼子@涼宮ハルヒの憂鬱】 [状態]:綺麗な人形 [装備]:レヴァンティン@くらっとけ!スターライトブレイカー(魔法少女リリカルなのはシリーズ) 白黒魔法使い風バリアジャケット [道具]:支給品一式 [思考・状況] 1:アサクーラダヨー 2:マユゲダヨー 3:コーセーノーバックアーップダヨー ※朝倉涼子 死亡扱いです。首輪はついています。 命令がなければアリスを自動で守ります。 アリスの魔力が尽きない限り、表情もあり、人間と区別がつきません。 魔力が尽きた状態で数時間放置すると死体になり、二度と操れません。 朝倉涼子の情報改変能力は、暗黒長門の半分以下まで落ちています。 ※アリスの魔力を消費して、シグナムの魔法が使えるかもしれません。 演算処理のバックアップをさせることで、情報改変能力が上がっている可能性があります。 服装がどうみても魔理沙です、本当にありがとうございました。 ※つかさの連れていた魔獣の名を知らないため、死亡済だと気付かず危険視しています ※アリスは、ここから脱出するにはこの世界の核となる何かの停止が必要だという仮説を立てました。 「ケラケラケラケラ」 ケラモンはひたすら逃げた。残り1体であれと一戦まみえるつもりなど元からない。 ただ、逃げて何をすればいいのか思い出せなくて、それが不安をかきたてていた。 イタズラすればいいんだっけ? たぶん違うしそんな相手もどこにもいない。 頼るべき誰かがいた気がするが名前を思い出せない。はがゆくてケラケラと咆える。 手を見ると増殖中に自分たちが隠れていたはずのディパックをしっかと抱えていた。 そう、これを渡すのだ。……誰に? 思考がまとまらない。 思い切ってまとめることを諦める。もういいや、遊んでくれそうな誰かに渡そう。 低速で夜空を駆けるケラモンを止める者は、誰もいなかった。 【D-2 平原/二日目・深夜】 【クラモン(ケラモン)D】 [状態]:現在1体 意思薄弱 [装備]:なし [道具]:破れかけた道下のディパック (支給品一式・ハイポーション×2・北米版パッチ・不明支給品0~1) [思考・状況] 1:とにかく逃げ切って、敵じゃなさそうな参加者がいたら荷物をプレゼント ※6匹を超えて生まれたケラモンに相当するためとても自我が弱いです。 ※ディパックの中身は日吉が確認済。何かあったとしても武器ではないようです。 ※【北米版パッチ@エキサイティングプロレス7?】 萌えもんパッチと対をなす存在。使用後の姿はエキプロタグ参照。 このパッチを装着するとエキプロ化し、近接戦闘に特化したレスラーの肉体に早変わり。 筋力を大幅強化するかわりに魔力・知力などは大幅減。そしてなにより「キモくなる」。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 「ケラケラケラ!!」 ついてねえなと日吉は思った。夢でまであんな化物の声を聞くなんて。 それだけ自分が怖れている証拠だ。下克上を遂げて頂点を目指すはずのこの自分が。 肩の傷までまた痛みやが……痛む? ゆっくりと目を開いた。城の寝室だ。じゃあ今の声は? 「くそっ!」 無理やり跳ね起きる。日吉の大声で亜美も目を覚ましたのか呻いて寝返りをうつ。 「起きとけヒゲっ! さっきの奴等がもう一度来たみたいだぜ」 「んんー。亜美って呼んでよ……って、またTASって人!?」 TASが襲ってきているのならもう怪我の具合がどうなどと言っていられない。 激痛を無視しながらディパックから使えるものを取り出し臨戦態勢を整える。 「あれ? 拾ったほうのディパックが見つかんないよー」 「こんなに急じゃ寝ぼけて記憶違いしてても仕方ないな。後で探せ」 ばたばたと準備を済ませ、死角を作らないよう警戒しながら移動する。 起きてから数分で大広間まで辿り着いた二人がその先で見た光景は――― 四本足で這う紫色の怪物と対峙し、無言で立ち尽くしている海馬だった。 【D-1 大広間/二日目・深夜】 【日吉若@ミュージカル・テニスの王子様】 [状態]:疲労大、肋骨損傷・左の腕と肩にごっすんくぎ(共に治療済み)、寝不足 [装備]:カワサキのフライパン@星のカービィ [道具]:支給品一式 食料2人分、水2人分 ヒラリマント@ドラえもん 、ことのはの鋸 [思考・状況] 1.あの化け物はなんだ? あいつが戦わないようなら俺がやるしか 2.霊夢が帰ってくるまで休み……たかったぜ 3.手段を問わず、主催に下克上する。 4.亜美にボブ術の基本を教える。 5.下克上の障害は駆除する 【双海亜美@THE IDOLM@STER】 [状態]:右足に大きな火傷・肩と左足に火傷(共に治療済み、徐々に回復中)、ルイージ(HI☆GE)、寝不足 [装備]:ホーリーリング@デジモンアドベンチャー、ルイージの帽子@スーパーマリオワールド [道具]:支給品一式(食料1消費)、弾幕の作り方@東方project [思考・状況] 1:まずは目の前の気持ち悪い怪物をみんなで撃退し……何だろこの違和感? 2:やよいっちドコ? 亜美が守ってあげなくちゃ 3:霊夢って人がが帰ってくるまでお休みしたかったなぁ 4:殺し合いには乗らない。みんなで脱出する方法を探したい 5:ヒゲドルとして生きていきまーす、んっふっふー 6:無事に帰れたら、オメガモン感謝祭を開く。 ※日吉たちはTASとケラモンが城内に侵入していると推測しています 海馬はケラケラという叫び声を聞いた途端飛び起きていた。 (俺としたことが、不覚!) 横になって体を休めるだけで本当に眠るつもりはなかったのに、完全に寝ていた。 普段なら簡単にできるはずのことなのだが、想像以上に疲れがたまっていたのだろう。 そう、たった一日で色々ありすぎた。 わけもわからぬ場所へ連れてこられ、マルクとかいう魔術士に弟モクバを殺され…… 疲れていたのも当然かもしれない。今でもこれが夢であってほしいと思うほどだ。 だが夢でない以上急がねばならない。海馬はカイバーマンの衣装を着直すのを諦める。 あれがやよいやことのはの声ではない以上、何者かが侵入してきたということ。 敵ならばやよいが危ない。すぐにでも駆けつけてやるのが兄の務めだ。 そうして駆けつけた先で彼が見たものは、化物の内臓を貪る紫色の怪物。 ペチャペチャと不快な音をたてながらケラケラ鳴く奴の死体を喰らっている。 敵の同士討ちかと思った海馬だが、こちらを振り返ったその姿を見て気付いてしまう。 その怪物が、首輪をしていることに。 その怪物の周囲に、見覚えのある破れた衣服が散らばっていることに。 そしてその怪物が、特徴的な髪形の栗色の髪をしていることに。 あれは……やよいだ。 「ゾンビ……いや、何にせよ俺が遅すぎたということか……」 理性など欠片も残っていそうにないその凶暴な視線に海馬は続く言葉を失う。 あきらかにこの怪物化したやよいは次の捕食すべき獲物としてこちらを睨んでいる。 海馬は見張りを頼む少し前にやよいの甘さに不安を感じていたことを思い出した。 『戦場で正当防衛をためらうようなタイプの優しさはここでは命取りになりかねない』 その不安を己自身に問いかける日が来ようとは。海馬は自嘲する。 自らの手で愛しく思った妹を殺さなければいけない。でなければこちらが殺されるだけ。 ゴッドクラッシュを持つ手が汗ばむ。果たして自分にそれができるのか。 海馬は今、冷徹な人物だと自分を評していたのが馬鹿らしく思えるほど動揺していた。 (これが神の与えた試練だというのなら、俺は神を絶対に許さん!) 靴音が聞こえ、向こうから怪我人の日吉と亜美が完全装備でやってくる。 二人に全力で逃げろと言いたい。妹を鈍器で撲殺する様など誰であろうと見せる気はない。 けれど声は出せなかった。 頭の片隅で、今伏兵が潜んでいたら全滅しかねんなと少しだけ海馬は思った。 【D-1 城・大広間/二日目・深夜】 【海馬瀬人@遊☆戯☆王デュエルモンスターズ】 [状態]:断固たる対主催の決意、カイバーマンじゃないからただのゴッド [装備]:ゴッドクラッシュ@ゴッドマン 盗賊の棺桶@勇者の代わりにバラモス倒しに行くことになった DMカード(青眼の白龍、マジックシリンダー)@遊戯王DM(現在使用不可) 、首輪 [道具]:支給品一式×2(食料1消費)、十得ナイフ@現実、正義の味方カイバーマンのコスプレ@遊戯王DM 毒針@ドラゴンクエストシリーズ、ナイフとフォーク×2、包丁 [思考・状況] 1:怪物化したやよいを……倒すしかないのか? 2:霊夢の帰りを待つ 3:首輪の解析を進める 4:自分と同じ境遇、そうなりそうな人を救いたい(ただし仲間の安全が優先) 5:船に積んであったコンピュータを利用したい。船内の探索もできればしたかった 6:エアーマンなど高度なロボットを解体して、自分の技術力が通用するか知りたい 7:殺しあいには絶対に乗らない ※ブルーアイズが使えないのは、自分が主として認められていないためだと思っています ※キーボードは船の艦橋にあるコンピュータに刺さったままです 【やよいクリーチャー@ちんこうP動画】 [状態]:成体。常に空腹 [装備]:なし [道具]:なし [思考・状況] 1.モツクワセロ 2.ウッウー ※やよいのディパックはケラモンの食べかすと一緒にそばに落ちています ※やよいクリーチャー(成体) ニコニコでは幼体ばかりがもてはやされる、やよいに似た謎の生物。もちろん非公式 成長するととんでもない大きさになるが今回誕生したのはまがいものなので 強さも大きさもバイオハザードのゾンビ程度しかないヒトの内臓を好むだけの怪物です やよいの記憶は持ち合わせていないので呼びかけ等に効果はありません sm172:東方萃夢竜(後編) 時系列順 sm174:されど奈落に花は咲く sm172:東方萃夢竜(後編) 投下順 sm174:されど奈落に花は咲く sm165:笑顔のゲンキ 高槻やよい 死亡 sm168:月は見えているか 矢部野彦麿 sm183:リィンカーネーション(前編) sm168:月は見えているか カービィ sm183:リィンカーネーション(前編) sm168:月は見えているか アリス・マーガトロイド sm183:リィンカーネーション(前編) sm165:笑顔のゲンキ クラモンD sm176:両手には飛び立つ希望 sm165:笑顔のゲンキ 日吉若 sm183:リィンカーネーション(前編) sm165:笑顔のゲンキ 双海亜美 sm183:リィンカーネーション(前編) sm165:笑顔のゲンキ 海馬瀬人 sm183:リィンカーネーション(前編)
https://w.atwiki.jp/yuta_ishiduchi/pages/36.html
発見者:ロト 場所:22船着場 弱点:氷(165%) Lv アイテム1 アイテム2 1 ゆうしゃのブーツ(20%) シルバーオーブ(5%) 9 ゆうしゃの服(20%) シルバーオーブ(6%) 16 ムドーの地図(10%) シルバーオーブ(6%) 26 ムドーの地図(15%) シルバーオーブ(7%) 備考:伝説の勇者ロト(サブ1)
https://w.atwiki.jp/werenexus/pages/21.html
Q questionpanel ⇒ answer Q グリマルディ洞窟などの遺跡が有名な、紀元前約3万6千年~3万年にかけて栄えたフランス南部の旧石器時代後期の文化は?リャ化オクッ文ニー ⇒ オーリニャック文化Q バラモン教を国教とした別名をアーンドラ朝という古代インドの王朝は○○○○○○○○朝?ターハサヴァーナ ⇒ サータヴァーハナQ 「バベルの塔」の伝説のもとになったとされる、アッシリア王・ネブカドネザル2世がバビロンに建造した七層の塔は?アンメエキンテ ⇒ エテメンアンキ(エ・テメン・アン・キ)Q 紀元前490年に起きたマラトンの戦いでペルシャ軍を破ったアテナイの将軍は?アルテミディス ⇒ ミルティアデス Q キリスト教の開祖であるイエス・キリストを処刑した古代ローマ帝国における第5代ユダヤ地区総督は?テラピ・オトポン ⇒ ポンテオ・ピラト Q 毛利元就の初陣としても知られる1517年に安芸国で起こった毛利・吉川連合軍と安芸武田軍が争った合戦は「○○○○○の戦い」?田井中有手 ⇒ 有田中井手(ありたなかいで) Q ラテンアメリカ独立運動の指導者で、「ボリビア」という国名の由来となった人物は?ボリン・シバモル ⇒ シモン・ボリバル Q 「あくびをする者」という意味があった、アパッチ族の戦士・ジェロニモの本名は?イヤスレゴ ⇒ ゴヤスレイ Q アヘン戦争中の1841年に清とイギリスの間に結ばれた条約は?約川条仮鼻 ⇒ 川鼻仮条約(せんびかりじょうやく) Q 1866年に起こった普墺戦争でプロイセン軍がオーストリア軍を破ったボヘミアの町はどこ?グレーツケーニヒ ⇒ ケーニヒグレーツQ 1944年にアムステルダムに隠れていたアンネ・フランクを逮捕したナチス親衛隊の曹長はカール・ヨーゼフ・○○○○○○○○?アウバーバージル ⇒ ジルバーバウアーQ 1945年に終戦処理内閣を組織して首相に就任した皇族は?邇宮彦王久稔東 ⇒ 東久邇宮稔彦王(ひがしくにのみや なるひこおう)Q 世界初の原子力潜水艦「ノーチラス号」の開発に尽力し「原子力海軍の父」と呼ばれたアメリカ海軍の元軍人は?コーァッーリヴ ⇒ リッコーヴァー
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/39281.html
鬼ヶ世界王 バラモルド・ジャオウガ KGM 水/闇/自然文明 (5) クリーチャー:ディスペクター/鬼レクスターズ/ニュー・ワールド・ドラゴン/デモニオ/オリジナル 9555 ■スター進化:レクスターズ、ディスペクター、またはすべての文明を持つクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる) ■鬼[[EXライフ]](このクリーチャーを出した後、自分の山札の上から2枚をシールド化しても良い。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドのうち1つを墓地に置く。こうして墓地に置いたシールドが、鬼レクスターズであれば、コストを支払わずに使ってもよい。) ■このクリーチャーを召喚によって出すとき、光/火文明を追加し、コストを4増やしてもよい。そうしたら、全てのAクリーチャーを破壊する。 ■このクリーチャーがコスト5以上の鬼レクスターズに進化している間、パワーが+46000され、W・ブレイカーがT・ブレイカーに変化する。 ■アナザーズは攻撃するとき、可能であればクリーチャーに攻撃する。 ■W・ブレイカー 作者:餅キング ジャオウガが「超獣世界烈伝」の力で地龍神バラフィオル・黒龍神モルナルク・海龍神クリスドの三体を取り込んだ姿。Aクリーチャー全破壊はモルナルクの力、鬼レクスターズの踏み倒しはバラフィオルの力、アナザーズへの攻撃制限付与はクリスドの力という設定。鬼レクスターズはシールド増加による防御手段を持たないため、鬼EXライフを積極的に活用したいところ。 フレーバーテキスト (フレーバーテキスト) 関連 + ... 《Volzeos-Balamord》 《終来王鬼 ジャオウガ》 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/degi-mon/pages/300.html
【名前】 インペリアルドラモン:ファイターモード 【読み方】 いんぺりあるどらもん:ふぁいたーもーど 【世代】 究極体 【種族】 古代竜人型 【タイプ】 フリー 【必殺技】 ポジトロンレーザーギガデス 【所属】 メタルエンパイアウィンドガーディアンズネイチャースピリッツ 【詳細】 古代デジタルワールドに存在した究極体の古代竜人型デジモン。 インペリアルドラモンが全てのパワーを開放し、伝説の竜戦士に形態を変化させた姿をしている。 制御の難しかったドラゴンモードから人型になる事で高い知性を身に付け、その攻撃は「惑星も破壊するだけのパワーが宿っている」と謂われる。 更に「完全なる正義に目覚めた時、更なる別モードに変化出来る」と謂われている。 必殺技 ポジトロンレーザー 右腕に装着している武器から光線を放つ。 ギガデス ドラゴンモードの必殺技「メガデス」の10倍の威力を誇る。 ポジトロンレーザーを胸部の竜顔に嵌め込み、全身のエネルギーを破壊のエネルギー波として放射する。
https://w.atwiki.jp/gods/pages/101277.html
ルイーズシャルロットドグラモン(ルイーズ・シャルロット・ド・グラモン) フランスのゲメネ公の系譜に登場する人物。 関連: ルイシャルルドロレーヌ (ルイ・シャルル・ド・ロレーヌ、夫)
https://w.atwiki.jp/mahabharatapotal/pages/2008.html
第13-160章.第13-161章.第13-162章. 第13-161章. ヴァスデーヴァは言った、「強靭な腕を持つユディシュティラよ、私があなたにルドラの多くの名を唱え、その高き心を持つ者の高い祝福を語るので聞きなさい。リシたちは、マハデーヴァをアグニ、スターヌ、マヘスワラ、一つ目、三つ目、普遍的な姿、シヴァ、あるいは非常に殊勝なお方と表現している。ヴェーダに精通したバラモンたちは、その神には二つの姿があると言う。そのうちのひとつは恐ろしいもので、もうひとつは穏やかで殊勝なものである。この2つの形はまた、多くの形に細分化される。獰猛で恐ろしいその姿は、アグニ、稲妻、スーリヤと同一とみなされる。穏やかで縁起の良いもう一つの姿は、正義と水とチャンドラマと同一である。そしてまた、彼の体の半分は火であり、半分はソーマ(または月)であると言われている。穏やかで縁起の良いその姿は、ブラフマーチャリヤの誓いの実践に従事していると言われる。もう一つの姿は、この上なく恐ろしいもので、宇宙のあらゆる破壊活動に従事している。彼は偉大(マハト)であり、すべての至高の主(イスワラ)であるため、マヘスワラと呼ばれる。また、彼は燃えて圧迫し、鋭く獰猛で、大きなエネルギーに満ち、肉と血と骨髄を食べることに従事しているので、彼はルドラであると言われる。すべての神々の中で最も偉大な神であり、その支配と獲得は非常に広範であり、広範な宇宙を守ることから、マハーデーヴァと呼ばれる。彼は煙の形や色をしているので、ドゥルジャティと呼ばれる。すべての行為によって、すべてのもののために犠牲を捧げ、すべての生き物の善を求めるので、シヴァ、または吉兆な者と呼ばれる。上空に留まり、すべての生き物の命を燃やし、また、特定のルートに固定され、そこから外れることはない。彼の紋章もまた、永遠に固定され動かない。こうした理由から、彼はスータヌと呼ばれている。また、彼は多面的でもある。現在であり、過去であり、未来である。移動可能であり、不動である。このため、彼はヴァフルパ(多面的)と呼ばれる。ヴィスヴェーデーヴァと呼ばれる神々は、彼の身体に宿っている。そのため、彼はヴィスワルーパ(普遍的な姿)と呼ばれる。彼は千の目であり、あるいは無数の目であり、あるいは四方に目があり、体のあらゆる部分に目があり、彼のエネルギーは目を通して発せられる。その目に終わりはない。彼は常にすべての生き物を養い、彼らとスポーツもするので、そして彼は彼らの主人または主人なので、彼はPasupati(すべての生き物の主)と呼ばれる。彼の紋章は常にブラフマチャリヤの誓いを守っているので、すべての世界はそれに従ってそれを崇拝する。この崇拝行為は、彼を非常に満足させると言われている。彼の像を作って崇拝する者と、彼の紋章を崇拝する者がいれば、永遠に大いなる繁栄を得るのは後者である。リシたち、神々、ガンダルヴァたち、アプサラスたちは、常に直立し掲げられている彼の紋章を崇拝する。その紋章が崇拝されれば、マヘスワラは崇拝者を大いに喜ばせる。帰依者に愛情を注ぎ、陽気な魂で幸福を授ける。この偉大な神は火葬場に住むことを好み、そこですべての死体を燃やして焼き尽くす。そのような場所で生贄を捧げる者は、最後には英雄のために定められた地域に到達する。その正当な役割に従事する彼は、すべての生き物の肉体に宿る死とみなされる。彼はまた、すべての具現化された生き物の体内にあるプラーナやアパナと呼ばれる呼吸である。彼は多くの燃えるような恐ろしい姿をしている。それらの姿はすべてこの世で崇拝され、知識を持つブラフマナには知られている。神々の中で、彼は多くの名前を持っている。本当に、それらの名前の意味は、彼の偉大さ、広大さ、または彼の偉業、または彼の行動のいずれかに由来しています。ブラーフマナは常にヴィヤーサによって作曲されたヴェーダにも登場する、彼の名誉のために優れたサタ・ルドリヤを暗唱する。本当に、バラモンとリシは彼をあらゆる存在の中で最も年長者と呼ぶ。彼はすべての神々の最初の神であり、アグニを創造したのは彼の口からであった。その正義の心を持つ神は、すべての者に保護を与えることをいとわず、決してその支持者を見捨てることはない。彼はむしろ、自らの生命呼吸を放棄し、ありとあらゆる苦難を自ら引き受けることを望む。長寿、健康、病気からの解放、豊かさ、富、さまざまな種類の喜びや楽しみは、神によって与えられるが、それらを奪い去るのもまた神である。サクラや他の神々の中に見える領主権と豊かさは、まさに彼のものである。三界の善悪のすべてに常に関与しているのは彼である。あらゆる享楽の対象を完全に支配していることから、彼はイスワラ(至高の主、マスター)と呼ばれている。また、広大な宇宙の支配者であることから、マヘスワラと呼ばれる。全宇宙は、多様な形で彼によって支配されている。巨大な雌馬の頭の形で、その口が唸り、海の水を燃やす神である!」。 第13-160章.第13-161章.第13-162章.
https://w.atwiki.jp/mahabharatapotal/pages/456.html
第3-109章.第3-110章.第3-111章. 第3-110章. ヴァイサンパヤナは言った、「バラタ族の長よ!それからクンティの息子は、罪の恐れを滅ぼす徳を持つナンダ川とアパラナンダ川という二つの川へ、ゆっくりとした足取りで向かった。そして、人間の保護者は、健康な丘Hemakutaに到達し、非常に多くの奇妙な、想像を絶する光景をそこに見た。そこでは、言葉を発するだけで雲が発生し、千の石の砲撃が起こった。その光景を見た人々は悲しみ、丘に登ることができなかった。そこでは風が吹き続け、天は常に雨を降らせた。同様に、聖なる文章を朗読する音が聞こえたが、誰も見なかった。夕方と朝には、神々に捧げる供物を運ぶ祝福の火が見え、そこではハエが食らいつき、修行の邪魔をする。そこでは悲しみが心を襲い、人々は病気になる。パーンドゥの息子は、このような奇妙な状況を数多く観察し、これらの素晴らしい出来事について、再びロマサに質問した。 「ロマサは言った!王よ!王よ、敵の殺し屋よ!以前聞いた通りに汝に伝えよう。このリシャヴァの峰に、かつてその名で知られる聖者がいた。その生涯は何百年も続いた。彼は懺悔に専念し、非常に怒っていた。ここで何か言葉を発する者は、石を投げつけ、風を呼び起こし、騒がないようにしなければならない」。これが聖人の言葉だった。こうしてこの場所では、人が何か言葉を発するとすぐに、轟く雲によって禁じられた。王よ、このように偉大な聖者によってこれらの行為が行われ、怒りから他の行為も禁じられた。王よ、伝承によれば、昔の神々がナンダに来た時、突然、天人を見るために多くの人がやって来た。しかし、インドラを頂点とする神々は、見られることを好まなかったので、丘のような障害物を築き、この場所を立ち入れないようにした。その日以来、クンティの息子よ、人は丘のように見えるものにいつでも目を向けることはできず、ましてや登ることはできなかった。この大きな山は、厳格な生活を送っていない者には見ることができず、そのような者は登ることもできない。それゆえ、クンティの子よ、汝の舌を抑えよ。その時ここで、すべての神々は最高の犠牲の儀式を行った。バーラタの息子よ!今日に至るまで、その跡を見ることができる。この草は神聖なクサ草の形をしている。 この地は神聖な草で覆われているようだ。人間の主よ!この木の多くは、犠牲の獣を繋ぐための場所に似ています。バーラタの息子よ、神々と聖者たちは今もここに住み、朝と夕方には彼らの神聖な火が守られている。クンティの息子よ、ここで沐浴すれば、その罪は直ちに滅ぼされる!クル族の中で最も称賛に値する者よ!それゆえ、汝は弟たちと共に沐浴を行え。そして、ナンダで身を洗った後、汝はカウシキ川を訪れよ。カウシキ川は、ヴィスワミトラが最も優れた、最も厳しい苦行を行った場所である。王は従者を連れて、そこで体を洗い、カウシキ川に向かった。カウシキ川は清らかで楽しく、冷たい水で心地よかった」。 ロマサは言った、『これはカウシキという名の純粋な神の川です。バーラタ族の長よ!そしてこれは、ここでひときわ目立つヴィスワミトラの楽しい庵である。その息子はリシヤスリンガで、苦行に専念し、情欲を抑えていた。彼は懺悔の力によってインドラに雨を降らせ、悪魔ヴァーラとヴリトラを退治した神は彼を恐れ、干ばつの時に雨を降らせた。迦葉のその力強く強大な息子は、一匹のヒナから生まれた。彼はロマーパダの領土で大きな奇跡を起こした。作物が回復したとき、ロマパダ王は娘のサンタを彼に嫁がせた。 ユディシュティラは言った、『カシャパの息子、リシヤスリンガはどのようにしてヒナから生まれたのか?また、非難されるべき性的な結びつきから生まれたのに、どうして神聖さを授かったのでしょうか?ヴァーラとヴリトラという悪魔を退治したインドラが、その聡明な少年を恐れ、干ばつの時期に雨を降らせたのはなぜか?牡鹿に変身した彼の心を魅了した、純真無垢な王女サンタは、どれほど美しかったのだろうか?また、王家の聖者ロマパダは徳の高い性格だったと言われているが、なぜ彼の領地では、悪魔パカを懲らしめたインドラが雨を降らせなかったのか?聖者よ、リシャスリンガの生涯の行いを聞きたいのです。 ロマサは言った、「リシヤスリンガがどのように生まれたか聞いてください、恐ろしい名前のヴィバンダカの息子として、彼はブラフマナカーストの聖人であり、宗教的な緊縮によって彼の魂を培養し、その種は世代を引き起こし失敗したことがなく、彼は学識があり、生きとし生けるものの主のように明るかった。その父は非常に尊敬され、その息子は強大な精神を持ち、少年でありながら年老いた男から尊敬されていた。その迦葉の子、ヴィバンダカは大きな湖に行き、懺悔の修行に専念した。神にも匹敵するその聖人は、長い間苦行を続けた。そして、ある時、水の中で口を洗っていると、天女のウルヴァシを見た。王よ、その時一羽のヒナが、喉が渇いていたので、飲んでいた水と一緒にそれを飲み干した。そのヒンドは本当に神々の娘であり、世界の創造主である聖なるブラフマーから、『汝はヒンドになり、その姿で聖者を産み、その時汝は解放されるであろう』と昔告げられていた。運命がそうさせたように、そして創造主の言葉が真実でないはずがないように、その同じヒンズーの中に、彼(ヴィバンダカ)の息子である強大な聖者が生まれた。リシヤスリンガは懺悔に専念し、いつも森の中で日々を過ごしていた。王よ、その大いなる聖者の頭には角があり、そのため彼は当時リシャスリンガという名で知られるようになった。それゆえ、人の守護者よ、彼の心は完全に大陸生活の義務に捧げられていた。まさにこの時代、アンガの地にダサラタの友人であったロマパダという名の統治者がいた。彼は快楽を愛するあまり、あるバラモンに対して虚偽の罪を犯したと聞いている。そして、その同じ世界の支配者は当時、司祭階級のすべての人々から敬遠されていた。そして、(宗教儀式を助ける)聖職者もいなかった。そして、千の目の神(インドラ)は突然、自分の領土に雨を降らせることを止めたので、彼の民は苦しみ始め、大地の主よ!彼は、神々の主が雨を降らせることについて、修行に専念し、教養のある心を持ち、能力を持っている多くのバラモンたちに質問した。そのための)方便を考えよ』。このように質問された教養ある者たちは、それぞれの見解を述べた。そして、その中の一人--聖人の中の最高の聖人--が、同じ王にこう言った、『王たちの主よ、バラモンたちがあなたに怒っています。そこで)彼らをなだめるために何か行いなさい。地上の支配者よ、聖者の息子であり、森の住人であり、女性の性を何一つ知らず、常に単純であることに喜びを感じているリシャスリンガを遣わしなさい。王よ、懺悔の修行に長けた彼があなたの領土に姿を現すならば、天は直ちに雨を降らせるであろう。王よ、この言葉を聞いたロマパダは自分の罪を償った。そして彼は去って行った。ブラーフマナたちがなだめられると、彼は再び戻ってきた。王が戻ってきたのを見て、民は再び心から喜んだ。それからアンガの王は、助言に長けた大臣たちを招集した。そして、リシャスリンガの来訪を確保するための策を練ることに腐心した。そして、揺るぎない(王子)よ!あらゆる知識に精通し、世俗的な事柄に非常に精通し、実務を徹底的に訓練した大臣たちと共に、ついに(目的を達成するための)計画を立てた。そして、町の女で何事にも巧みな花魁を何人も呼び寄せた。そして、彼女たちがやって来ると、地の支配者は彼女たちに言った!あなた方は何か誘惑する方法を見つけ、聖人の息子--リシヤスリンガの信頼を得なければならない。同じ女たちが、一方では王の怒りを恐れ、他方では聖人の呪いを恐れて、悲しみ、困惑し、この仕事は自分たちの力ではできないと宣言した。偉大な王よ、その富が懺悔だけで成り立っている者を、私はここに連れて来ようと思います。しかし、あなたはその計画に関連して、私のためにあるものを調達しなければならないでしょう。その場合、私は聖人の息子--リシヤスリンガを連れてくることができるかもしれません』。そこで王は、彼女が求めるものはすべて調達するように命じた。王はまた、多くの富と様々な宝石を与えた。そして、大地の主よ、彼女は美しさと若さに恵まれた多くの女たちを連れて、遅滞なく森に向かった。 第3-109章.第3-110章.第3-111章.
https://w.atwiki.jp/mahabharatapotal/pages/2119.html
第15-11章.第15-12章.第15-13章. 第15-12章. アルジュナは言った、「ビーマよ、あなたは私の兄であり、従って、私の先輩であり、戒師である。これ以上は申し上げられません。王家の賢者ドリタラーシュトラは、あらゆる点で、われわれの栄誉に値する。善良な者、一般的なレベルよりも優れた者、善良な者の特徴である区別を破らない者は、自分たちに行われた過ちを思い出さず、自分たちが受けた恩恵だけを思い出せ』。クンティの息子である正しい心の持ち主のユディシュティラは、ヴィドゥラに向かってこう言った。『クシャトリよ、私に教えられたのなら、私の宝物庫から自分の歌や、ビーシュマや、彼の良き理解者、恩人の葬儀のために、彼の望むだけの富を与えよう、とクル王に言いなさい。ビーマがこのことで元気をなくしてはならない!」。 ヴァイサンパヤナは続けて、『この言葉を述べた正義の王ユディシュティラは、アルジュナに盛大な拍手を送った。一方、ビーマセーナはダナンジャヤに怒りの視線を投げかけ始めた。その時、ユディシュティラは再びヴィドゥラに向かって言った、「ドリタラーシュトラ王がビーマセーナに腹を立てることはない。この優れた知性を持つビーマは、森に住む間、寒さと雨と暑さと、その他千の悲しみに大いに悩まされました。このことはすべて、汝の知るところではない。しかし、あなたは私の指示を受け、バラタ族の第一人者である王に、私の家から好きなものを好きなだけ取ってよいと言いなさい。また、王には、深く悩むビーマのこの高慢な態度に心を奪われてはならない。私がどのような富を持っていようと、アルジュナがどのようなものを家に持っていようと、その所有者はドリタラーシュトラ王である。このことさえも、あなたは彼に伝えるべきだ。王はバラモンたちに贈り物をさせなさい。好きなだけ使わせなさい。息子たちや親しい人々に対する負債から解放されなさい。君主よ、私のこの肉体も、私の持つすべての富も、あなたの自由になるのだ。このことを知るがよい。 第15-11章.第15-12章.第15-13章.
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/31008.html
登録日:2015/01/09 (金) 23 21 52 更新日:2023/06/01 Thu 01 10 59NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 DM DMR-12 W・ブレイカー アンコモン エピソード3 オラクル コマンド スピードアタッカー デュエル・マスターズ デュエル・マスターズ プレイス フレイム・コマンド ベリーレア 不知火 光臨持ちの味方 吉野貴大 火文明 爆走マントラ シラヌイ ヨミとイズモの復活により、教団内部で争う理由を失ったマントラは、自然と一つにまとまっていった。 概要 爆走マントラ シラヌイとは、デュエル・マスターズのクリーチャー。 DMR-12「エピソード3 オメガ∞マックス」にて収録。レアリティはベリーレア。 光臨持ちオラクルには待望だったとも言えるスピードアタッカー付与を持つ。 スペック 爆走マントラ シラヌイ VR 火文明 (6) クリーチャー:オラクル/フレイム・コマンド 6000 バトルゾーンにある自分のオラクルはすべて、「スピードアタッカー」を得る。 W・ブレイカー 自分のオラクルを全てにスピードアタッカーを追加する常在型能力を所持する。 光臨を擁するオラクルにとっては、エピソード3最終弾においてついにやってきたと言える能力である。 想像はつくだろうが、一刻も早いタップ状態が望まれる光臨とは相性が良い。 S・トリガーやシノビを踏まなければ、出したターンに能力を起動できる。 また、この手の常在型能力持ちとしては珍しく、自身にも効果が及ぶ。 そのため、シラヌイもバトルゾーンに出た瞬間から『6コスト・パワー6000・2打点・召喚酔い無し』のアタッカー。 仮にバトルゾーンにシラヌイ以外のオラクルが存在せずとも、敵に最低限の攻撃を仕掛けられる点もベスト。 ただしこのクリーチャー、一般的に使われるオラクルデッキとは色の噛みあわせが悪い。 オラクルの種族デッキの中心となっている《封滅のマントラ ストロガノフ》や《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》と文明の関係で共存しにくいという点は痛い。 一応《マントラのイザナイ カリーナ》で踏み倒して、文明色の問題を無視するという方法も存在するが。 しかし、従来のオラクルデッキに拘らず、シラヌイを徹底的に生かす構築のオラクルデッキを組んでみても良いだろう。 組み合わせたいカード 爆裂のイザナイ ダイダラ UC 火文明 (5) クリーチャー:オラクル/フレイム・コマンド 4000 光臨-自分のターンの終わりに、このクリーチャーがタップされていれば、自分の山札を見る。その中からコスト7以下のフレイム・コマンドを1体、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。 マントラのイザナイ カリーナ C 光文明 (4) クリーチャー:オラクル 2000 光臨—自分のターンの終わりに、このクリーチャーがタップされていれば、自分の山札を見る。その中からコスト6以下のオラクルを1体、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。 シラヌイを踏み倒すことができる光臨持ちオラクル。 ダイダラは色的にも種族的にも相性が良い。 カリーナはコストが軽いので、早いターンからシラヌイを仕掛けることができる。 しかしシラムイを呼び出すためには別の方法でタップする必要がある点は注意。 また、踏み倒すタイミングはターン終了時であるため、シラヌイのスピードアタッカーをすぐには使えない。 マントラ教皇 バラモン VR 光文明 (7) クリーチャー:オラクル 8000+ W・ブレイカー バトルゾーンにある自分の他のオラクル1体につき、このクリーチャーのパワーは+5000され、シールドをさらに1枚ブレイクする。 このクリーチャーが破壊される時、かわりに自分の他のオラクルを1体、破壊してもよい。 DMR-11で登場した光のオラクル。 シラヌイでスピードアタッカー化によって、即座に大量のシールドブレイクが期待できる。 また、シラヌイもオラクルであるため、バラモンのブレイク数増加や疑似セイバー効果の要員として利用できる。 マナカーブ的にも6→7と綺麗に繋げられる点も地味に良い。 デュエル・マスターズ プレイス DMPP-20「レイジ・オブ・インフィニティ -神人類光臨- 」にて収録。 能力的に特に変化はないのだが、レアリティがアンコモンに降格した。デュエプレの環境のカードパワー的にベリーレアに相当するレベルではないと判断されたのだろうか。 補足 背景ストーリーでの活躍はマントラ派であることが読み取れる以外は特に語られていないが、デュエプレでのフレーバーテキストではアウトレイジの蜂起の情報を強いて周囲に走るように指示するなど、ゲームでの能力を示すように他者の先導が得意な性格であることが読み取れる。 名前の由来は九州に伝わる怪火「不知火」。その正体は蜃気楼だが、大正時代以降の「不知火を調べたい」という動きからその正体が発覚した。しかし、この不知火は現在では見ることは困難となった。それは干潟が埋め立てられたからである。さらに電灯の灯りで夜の闇が照らされるようになり、そして海水の汚染といった環境汚染がトドメになった言われているが、それは不知火の存在は海に人間の開発が及んでいなかったという証拠でもあったかもしれない。教団の再起を誓っている立場のシラヌイにいずれ見えなくなった存在の名前を持っているところに何とも演技の悪さを感じさせるところがある。 追記と修正の復活により、サイト内部で争う理由を失ったWiki篭りは、自然と一つにまとまっていった。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント