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【スレ28】バブル期の億ションに住む人 このページのタグ:家・住まい 620 :おさかなくわえた名無しさん:2007/09/26(水) 02 18 00 ID iyFnpU3S バブル期の億ション住人です。 大して、需要があるとも思えないのですが。 立地は東京都心部にあって、住人は有名どころは政治家、相撲取り、プロ野球選手、俳優など。 テレビのロケなどでも何度か使われたし、某有名監督作品のロケ地にもなった。 他のマンションと違うところは、数百戸あるのに管理人が住民の顔、名前をほぼ覚えていること。 あと、地下1階、2階の駐車場のクルマ。クラウン、セルシオ、ベンツが普通。フェラーリ、ベントレーもいる。 子供の送り迎えとか大きなBMWでやってるけど、皆さんどうやって稼いでるのか不思議。 笑ってしまったのは、某有名相撲部屋の親方やお弟子さんが5人くらい乗ってる大きなベンツが、 思いっきりシャコタンになって駐車場のスロープでフロントをこすってしまったこと。 築10年近く経つけど、不動産屋が売ってくれ、と提示してくる値段が分譲時よりも高い。 これも不思議。 622 :おさかなくわえた名無しさん:2007/09/26(水) 03 49 24 ID TbBj3G9p 連投スマソ 620 皆さんどうやって稼いでるのか不思議。 そう仰る620さんご自身の職業は? 626 :おさかなくわえた名無しさん:2007/09/26(水) 09 45 12 ID jYUrRUVR 620 自分も 620がどうやって稼いでるのか知りたい。 不動産業で濡れ手で粟なのだろうか。 あと、他の住人さんの情報はどうやって入ってくるの?○○が住んでるとかそういうの。 億ションでも立ち話とか井戸端会議的なものはあるのんだろうか。 632 :620:2007/09/26(水) 15 26 04 ID iyFnpU3S 626 わたしは会社員です。年収は勘弁してください。 他の住人の情報は、自治会や管理組合総会(ホテルや会館の大ホールを借り切って開催)で知ることもある。 まえに誰でも知ってる有名スポーツ選手一家が引っ越してくる、という話になったとき自治会が、「購入なら反対できないが、 賃貸なら反対する、理由は取材などで混乱は分かり切ってるから」、というのがあった。 また、住民同士で出身大学が同じというのが結構あって、ちょっと窮屈な時も。 XX年XX学部卒のXXさんしってますか、いやあの人は私の高校の先輩で、なんて話。 講談社の東京土地のグランプリという雑誌で、区内で1位になったが、よその人が勝手に見にきて困る、 という話題も聞いた。 また、マンション内では分譲時の価格と中古の評価は若干違うようです。 ベランダからの眺めが、サンシャイン60、都庁、六本木ヒルズ、富士山、東京タワー と横並びで一望という部屋は都内でもわずか、ということで探している人も多い、と聞く。 一方、欠点はなんといってもランニング・コスト。 外観がデザイン優先設計で壁面のメンテが大変。 また、エアコンが天井ビルトインで交換が難しい。マンションの長期修繕計画も、当初のものでは間に合わないと試算が出た。 あれやこれやで、一生住むところではないのかもしれない。 住民は都内に別宅(本宅?)持ちの人も結構いるので、あまり問題じゃないのかも。
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ソード・ワールドRPGリプレイ集バブリーズ編 著/清松みゆき、グループSNE イラスト/中村博文 富士見ドラゴンブック 88 :SWリプレイバブリーズ 賢者の事情:2010/11/19(金) 00 29 21 ID /bm7fFhq アレクラスト大陸東部、“賢者の王国”オラン。この国の王都で 冒険者を志しやって来た6人の男女が、街中で言い争う2人の男を目撃した。 見ているうちに、一方の男は攻撃魔法でもう一人の男を撃ち倒して逃げ出す。 攻撃された男は、魔術師ギルド「賢者の学院」の監査委員・クナントン氏。逃げ出したのは 学院の生徒・マルキ。落ちこぼれて捨て鉢になり、学院から魔法の品を盗んで売り飛ばしたらしい。 6人は、これを縁にパーティを組み、盗まれた魔法の品の回収を請け負うことになる。 マルキが売り飛ばしたのはコモン・ルーン(素人でも初歩の魔法が使えるようになる)の指輪。 研究のために試作された「アンロック(鍵開け)」や「ディスガイズ(変装幻術)」など 悪用しやすい物を持ち出したのである。 マルキの逃走経路から浮かび上がったのは、裏で盗品故買も扱う小売商のパイロンという人物。 どうやらパイロンがマルキの取引相手で、今もマルキをかくまっているらしい。 だがパイロンについて調べていたところ、パイロンの娘が行方不明だという情報が入る。 6人は自分たちの持つ情報と合わせて、コモン・ルーンを手に入れたパイロンの娘が それを使って家を抜けだしたのだろうと見当をつけた。 パイロンから依頼されて娘を探していた別の冒険者パーティと協力して娘の保護に成功。 この手柄を土産にパイロンに面会する。 パイロンは客であるマルキを引き渡すことはできないと主張したが 6人は盗品さえ取り戻せれば、マルキは放置しても良いと妥協して彼を見逃すことにした。 ……が、ここで「このままではボス戦が無くなる」と考えたGMが余計な気を回す。 娘の家出の原因がマルキの持ち込んだ品にあると気付いた親馬鹿パイロンが激昂、 マルキを追い出すことにしたため急遽マルキとの戦いが発生、ということになった。 ところがマルキが予想外に善戦、辛うじて勝ったもののグイズノーが死亡してしまう。 動転したGMは、蘇生魔法をかけてもらうための献金額を一桁少ない8,000ガメルと算定、 (参考:普通の宿で一泊食事付きで1日40ガメル) 5人の仲間は、報酬になるはずの金を融通してグイズノーを蘇生させた。 というわけで、ミッションは成功したものの現金報酬は皆無。 89 :SWリプレイバブリーズ オラン商人道:2010/11/19(金) 00 30 09 ID /bm7fFhq 第1話で、賢者の学院と故買屋パイロンにコネを得た6人。 だがパイロンはすでに盗まれたコモン・ルーンのうち、最も危険な 「ライトニング(電撃の攻撃魔法)」の指輪を売ってしまっていた。 6人は、指輪の買い手に接触し、指輪を買い戻すよう学院から依頼される。 前渡金は20,000ガメル。この金は買い戻しのお金込みであり、残額がそのまま報酬となる。 パイロンが特別に明かした情報によれば、指輪の買い手は交易商人のボヤージという男。 金に汚い男で、学院が指輪を買い戻したがっていると知ったら、露骨に値を吊り上げてくるだろうと知った6人は 真の目的を隠し、彼が率いる隊商の護衛を請け負う冒険者として彼に近づく。 冒険者達の間でも、ボヤージは報酬を値切ったり難癖付けて踏み倒したりと評判が悪かった。 6人に対しても護衛の報酬を値切ってきたが、元々護衛の仕事で利益を出す必要のない彼らは タダ同然の報酬額を提示し、ボヤージに雇われることに成功する。 護衛として旅に同行しながら、交渉の糸口を探す6人だったが 初日の深夜、隊商が突然の襲撃を受ける。襲撃者を返り討ちにする6人だが 隙を突いた襲撃者のひとりに、ボヤージの情婦が人質に取られてしまう。 襲撃者と話し合ったところ、彼らは以前ボヤージの護衛を請け負った冒険者だった。 報酬を踏み倒されて収入がなくなり、身を持ち崩してボヤージを恨んでいたのである。 6人はここで、ボヤージが目先の利益しか考えないせいでこの事態を招いたことを理解させ 襲撃者に賠償金を払ってお引き取り願うよう説得する。 賠償金を払うことには同意したが、現金の持ち合わせがないというボヤージに対し 6人は何も知らないふりをして、ボヤージの持つ「ライトニング」の指輪を現金で買い取った。 事態はとりあえず収拾されたが、ボヤージの情婦は一度見捨てられそうになったため 彼に愛想を尽かし、別れてオランに引換してしまう。それに同道して6人もオランへ帰還した。 ボヤージが極限状態の中でも指輪の買取額を釣り上げようとしたため 買取額は15,000ガメル、差し引きで報酬は5,000ガメル。 90 :SWリプレイバブリーズ 穴の中の懲りない面々:2010/11/19(金) 00 30 58 ID /bm7fFhq 指輪回収の仕事を達成するとともにボヤージと縁を切り、オランの街へ帰ってきた6人。 ところが、そのまま“遺跡の町”パダへ行ったはずのボヤージから手紙が届いた。 パダでもトラブルを起こして多額の金が必要になったので、オランの隠し金庫を持ってきて欲しいという依頼。 あまり関わりたくないのだが、他に仕事もなく、仕方なく引き受けることになった。 まず金庫を確保するため、ボヤージが根城にしていた空き地へ行くと なぜかボヤージの元情婦とクナントンが一緒にいるところへ鉢合わせ。 少し嫌な予感を覚えつつ、6人は空き地に埋めてあった金庫を掘り出した。金庫は3つあったが うち二つはダミーで、本物にも鍵と罠が仕掛けてあるというボヤージの言葉を信じ、本命だけをそのまま運び出す。 荷車をチャーターして金庫をパダの町まで運び、指示された相手へ持っていくと 出てきたのはなんと盗賊ギルドの幹部。 話を聞くと、ボヤージがうっかり不良品を売った相手がギルドの人間だったため 落とし前をつける事になり、生きたまま古代遺跡の迷宮に放り込んで穴を埋めてしまったらしい。 だが賠償金を持ってきてくれたので、ボヤージを救出するのは自由だと ギルド幹部は埋めた遺跡へ通じている別の入口を教えてくれた。 モンスターが潜む迷宮を突破し、ボヤージのところまでたどり着くと 立て続けの災難で商売を続ける気力を亡くしたボヤージは、残りの金を全部譲ると言い出した。 だが、オランへ帰った6人とボヤージが見たのは、埋め戻したはずの空き地にあいた大穴と 一つだけ残ったダミー金庫。 ダミーが2個というのはハッタリで、うち1個は6万ガメルの大金が入っていたのだが それは元情婦がきっちりと持ち逃げしていた。 というわけで現金収入はゼロ。ただし、パダで金庫を開ける際に アンロック(鍵開けの呪文)で手伝った礼にもらった魔法の短剣はそこそこの価値があるはず。 91 :SWリプレイバブリーズ 2万ガメルを取り返せ!:2010/11/19(金) 00 32 04 ID /bm7fFhq 自分たちの報酬になるはずだった金を持ち逃げされてしまった6人。 元情婦・イェルペを捕まえて金を取り戻すべく動き出す。 まず、罠や魔法の鍵まで掛けてあった金庫を彼女一人でどうにかできたはずがないと 盗賊ギルドや賢者の学院へ話を聞きに行った。予想通りどちらも依頼されて鍵開けを手伝っていたが 善意の第三者を主張されて、彼らが受け取った報酬をどうこうすることはできなかった。 金はイェルペ・盗賊ギルド・学院で3等分されたので、イェルペは2万ガメルを持っている計算になる。 交渉の結果、学院からは魔法の剣などの供与や、前回手に入れた短剣の高額買取、 盗賊ギルドからはイェルペの逃走経路に関する情報を得ることになった。 ギルドから情報を得たり、イェルペが働いていた怪しい酒場で情報収集したりして 6人は彼女が西の隣国エレミアの出身であること、パダへ向かうと言っていたことなどを知る。 だが、彼女が金庫を開けた夜、エレミアでもパダでもない南の街道に出る門から 夜中にこっそり発った女がいるという情報も入っていた。 パダへ向かった女性に関する情報も入っていたが、イェルペと仲の良かった娼婦のひとりが 同じ頃に行方をくらましていたこともあり、6人はそれがダミーで本命は南だと当たりを付ける。 予想に従って南へ向かい、港町カゾフへ入った6人。港からエレミア行きの船に乗るだろうと予想して 探した結果、怪しげな男たちに渡りをつけて船に乗ろうとしているイェルペを発見する。 だがこの男たち、ダークエルフを含む悪党で、イェルペの金を奪い取る気満々だった。 謎の精霊魔術を使うダークエルフを倒し、イェルペを押さえた6人だったが 幸薄い人生を歩んでいたイェルペを締め上げる気にもなれず 持ち逃げした金の残り15,000ガメルから一人1,500ガメルずつ取り 残りはイェルペに渡す、ということで決着。 かなり目減りしたものの、やっと現金収入を得た冒険者パーティであったが 今回戦った悪党たちが、「ウォーゲル」なる首領を戴いた悪の組織であるという嫌な情報も得ていた…… 92 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/19(金) 00 33 37 ID /bm7fFhq とりあえず、バブリーズ編全4巻のうち 1巻収録のセッションのあらすじでした。 これだけ見ると「どこがバブリーなのよ」と思うでしょうが サクセスストーリーは2巻以降なので…… 94 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/19(金) 07 10 26 ID gRjABKtP GMとかいきなり出てきて訳分からんぞ 96 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/19(金) 15 32 04 ID f/5e5dcs 普通に読解力あれば通じるからいいよ。 管理者とかだろ? ただ、通常のファンタジー小説じゃなくて作中劇なのかと思ったら その後は一向に出てこないのがよくわからん。 99 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/19(金) 17 27 32 ID l7DLqtIC リプレイ集というのはゲーム(TRPG)の進行の様子を文章にしたもの GMはゲームの進行役で、プレイヤー達とGMの会話で成り立ってる 例えば、有名所だとロードス島戦記とか 少し前に深夜アニメがやっていたナイトウィザードとか 小説とリプレイ集の2種類の本が出てる 100 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/19(金) 19 35 43 ID JOALxgwL TRPG自体、知らない人には意味不明だからな GM=GAMEMASTERって言っても何のことやら スレに沿った発言すると 20巻越えてるやつはどういう話か知りたい 禁書とかシャナなんかを 108 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/22(月) 20 54 34 ID l2Lwx9kn バブリーズリプレイの続きを投下……の前に すいません、ソード・ワールドを知らない人への配慮は考えていたつもりでしたが TRPG自体知らない人への配慮がスポーンと抜け落ちてました orz とりあえず、対策として卓上ゲーム関連の用語Wikiへのリンクを置いておきます。http //www16.atwiki.jp/takugedic/ 109 :SWリプレイバブリーズ 結婚するって本当ですか?:2010/11/22(月) 20 55 56 ID l2Lwx9kn パーティのリーダー格、異種族嫌いの剣士アーチボルト(アーチー)の主役エピソード。 オランにあるアーチーの実家(学者)から、彼に縁談が持ち込まれる。 相手は学者肌の才女・アーリア。アーチーとも旧知の間柄だが、アーチーに輪をかけた異種族嫌いでもある。 仲間の興味本位な監視対象となりつつも、お見合いは進展していくのだが アーリアがアーチーの実家に招かれた際、家の膨大な蔵書の中から 禁書扱いの魔導理論書「変幻する精霊」という本に強い興味を見せたのに気付いたアーチーは 前回戦ったダークエルフの奇妙な精霊魔法のことを思い出し、嫌な予感を覚える。 一方、パーティの方には、財宝発掘を狙う没落貴族の護衛という任務が舞い込んでいた。 しかし依頼人の裏をとってみると、相手は貴族どころか盗賊ギルドの人間だと分かり 6人はこの依頼自体が何かの罠だという疑惑を抱いた。 さらに任務に出発する前夜、アーチーの実家に賊が押し入り、アーチーの父親が負傷。 アーリアがアーチーの留守中、泊りがけで看病することになる。 だが自身も策略家のアーチーは、あまりのタイミングの良さにアーリアへの疑いを強めるのだった。 そして護衛任務出発の日、すでにこの依頼が罠だと確信している6人は 町を離れた時点で依頼人を取り押さえ、こっそりとオランに引き返す。 予想通り、黒幕は魔導書を盗もうとするアーリアだった。しかもアーチー達を魔導書のある家から引き離すだけでなく 嫌いな妖精族と、恋敵の可能性がある女性メンバーは殺す計画だったと知って、6人の怒りは頂点に達する。 アーリアが盗賊を家に招き入れる現場を押さえ、魔術師でもあるアーリアと盗賊たちを撃退。 負けを認めたアーリアが降服したため、家の体面も考慮して事件はもみ消されることになった。 だが、事件そのものよりも問題だったのは、アーリアに魔導書を盗むよう依頼していたのが 前回も黒幕として名が挙がっていた魔術師ヴォーゲルだったということ。 2度にわたって彼の悪事を阻んでしまった冒険者パーティ、ヴォーゲルとの再対決は必至と覚悟を新たにする。 110 :SWリプレイバブリーズ 混沌魔術師の挑戦:2010/11/22(月) 20 56 54 ID l2Lwx9kn 前回の事件をもみ消してもらったアーリアの実家から、口止め料として 魔法の品であるスケープ・ドール(呪いの藁人形の逆、人の代わりに人形がダメージを肩代わりする)が2個届く。 実は今回の戦いが激戦になる事を見越しての救済アイテムだったのだが 6人はこのアイテムの効果より、これの市場価格がなんと1,000,000ガメルもすることに着目。 (注:この世界のマジックアイテムは、製法の失われた古代の品がほとんどなのでやたら高い) 2個あるドールの一つを500,000ガメルで叩き売り、今までの金欠が嘘のように装備を充実させていった。 お大尽気分の6人へ、故買屋のパイロンから「娘が誘拐されて脅迫状が届いた」との報が入る。 相手はやはりヴォーゲル。娘を取り戻すため、6人がアジトの古代遺跡へ来るよう指示していた。 だがヴォーゲルもGMも予想していなかったのは、彼らが一夜にして成金と化していたこと。 残っていたドールをパイロンの娘を守るために使うとして、ドールをパイロンが買い取ることを承知させ さらに所持金で魔晶石(精神力を結晶化させた石。魔法を使う際MP代わりに使える)を買いあさり その上、別の冒険者を傭兵として雇い、人海戦術でアジトへ殴りこんだ。 一行が外れルートや罠にほとんど引っかからず進んだこともあり、彼らは万全の状態でアジト最深部へ到達。 さらに出会い頭、エルフのスイフリーがヴォーゲルへ「サイレンス(静寂、呪文が唱えられなくなる)」を使う。 買いためた魔晶石で強化された魔法は、相手の間合いより遠くから強力に炸裂、ヴォーゲルは魔法を封じられる。 不利を悟ったヴォーゲルは、奥にあった古代魔法の転送装置で逃走した。 ところでヴォーゲルが使ったこの転送装置、転移先ははるか西の「混沌の地」。 装置の存在が公に知られたことで、大勢の冒険者がここから混沌の地へ旅立つようになり 「ソード・ワールドRPG」の商品展開として混沌の地シリーズが展開される……というのがGMの思惑だったのだが なんと6人は、ヴォーゲルが帰ってくる可能性を絶つため、貴重な転移装置を破壊してしまう。 パーティの成金化と装置の破壊、二重の予想外に頭を抱えるGMであった。 111 :SWリプレイバブリーズ 虎と少女とサーカス団:2010/11/22(月) 20 58 03 ID l2Lwx9kn パーティの一員、もと旅芸人の少女戦士レジィナの主役エピソード。 すっかり金持ちになったパーティ一行は、近所で興行中のサーカスを見物に行く。 そこでレジィナは、かつて所属していた芸人一座の座長一家と再会した。 今では解散した元座長夫婦と娘、そしてそのペットとして赤ん坊の頃から育てられた虎・トップが このサーカスに入団していたのだ。 トップはサーカスで芸をするはずだったのだが、頭がいい代わりに臆病なところがあり レジィナも見守る本番で怖気付いて芸をボイコットしてしまう。 一夜明けた翌朝、トップが檻から姿を消し、さらにサーカスの団長が変死体になって発見される。 遺体の片腕が食いちぎられていたため、官憲はトップが団長を殺したものとして動き始めた。 捜査担当者がギリアム(同じオランの街を舞台にした小説『迷探偵デュダ』に登場する無能な巡察官)だと知り これは「放っておけばトップは冤罪で殺される」フラグだと見たレジィナは独自に捜査を始める。 仲間たちの協力を得てサーカスを張り込んでいたところ、怪しげな男たちがサーカスに近付くのを発見。 後を追跡して彼らの拠点を見つけたパーティはそこを強襲、魔晶石をおしげもなく使った速攻で圧勝する。 生け捕りにした相手のリーダーを尋問したところ、なんと彼らは西の大国オーファンの騎士だった。 あの団長はオーファンと対立するロマール国のスパイで、巡業を隠れ蓑に兵器の設計図を運んでいるのだという。 団長を暗殺したはいいが、肝心の設計図は団長に指示されたトップが持ち去ってしまい手詰まりになっていたのだ。 だが、ロマールには世界レベルで有名な謀略家、軍師ルキアルがいるのを知っているパーティの面々は この話の不自然さを見抜き、ルキアルの真の目的は オーファンの人間がオランで騒ぎを起こし、両国の関係を悪化させることだろうと看破する。 国政など彼らの領分ではないが、さすがにこの真相をぶちまける訳にはいかない。 パーティは一計を案じ、発見されたトップに「スリープ(昏睡)」の呪文をかけて死なせたように見せかけ 表向きは「人食い虎を倒して事件を解決した」ことにして、トップと元座長一家を町の外へと逃がしたのだった。 (ちなみに、回収した「設計図」は予想通りフェイクだった) 112 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/22(月) 21 00 21 ID l2Lwx9kn これで第2巻までを消化。 「バブリーズ」の名前らしい展開になってきました。 なお、「混沌の地」関連の小説はちゃんと刊行されました……2010年現在未完ですが。 113 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/22(月) 21 53 35 ID VxJDEKOm 乙です。 89の >(参考:普通の宿で一泊食事付きで1日40ガメル) から、だいたい1ガメル100円くらいの感覚と仮定すると 買い取り額500,000ガメルって5000万円くらい? それを2個売ったのなら1億円くらいもうけたことになるのか? 「裏技使って序盤なのに金MAXにしたドラクエ」みたいなことになったわけだな。 しかもドラクエと違って最初の街にも強力アイテムがどっさり売っていると。 114 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/22(月) 22 10 27 ID dTOb+rVa つーか、アイテムの価格を如何にいい加減に設定してるかってのがなあwww TRPG真面目に作る気ねーだろっていうw 115 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/22(月) 22 17 50 ID 5ytIEYQX それを反省して完全版じゃ実用的なアイテムはそれなりに常識的な値段になったけどな。 あと魔法のアイテムは値段以前に希少すぎて金とコネが揃ってないとほとんど買えない。 バブリーズが整えた装備ってのも『質の良い剣と鎧』程度。 まあ魔晶石が全てのバランスをぶち壊す程に凶悪なんだが 116 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/22(月) 22 45 21 ID dTOb+rVa 115 その辺をGMに丸投げしてる初心者向けRPGってのは解るんだけどね。 魔晶石って設定自体が駄目すぎるよなあ。 118 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/23(火) 14 41 06 ID vVKou8EW 113-116 パーティの本拠地がオラン(大陸有数の大都市)だったこと(魔法アイテムの入手自体が楽)、 プレイでマジックアイテム入手販売ルートのコネを着実に増やしていたことなどが最大原因。 魔晶石以外のマジックアイテムは本来冒険で入手することが中心で想定されていたことや魔晶石の使用法など プレイヤーが古参連中だったためルールの穴を狙われた形になった。 そのため後日出版されたソードワールド完全版では魔法や魔晶石の使用ルール、マジックアイテムの価格などに大幅に手が加わることになる。 124 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/24(水) 21 57 39 ID 0i3LnJ2C バブリーズリプレイ、第3巻分を投下します 125 :SWリプレイバブリーズ 亡者の村に潜む闇:2010/11/24(水) 21 58 33 ID 0i3LnJ2C 今や実力的にも経済的にも有力パーティとなった冒険者一行に 首都オランのはるか南東、ブラードの町近郊の小さな農村から「連続失踪事件の調査」という依頼が入る。 徒歩で目的地へ向かう途中、至高神ファリスの聖戦士タイデグリー氏と知り合った一行は 失踪事件の情報を伝え、タイデグリー氏は何かあれば自分も調べてみようと馬で先行していった。 ところがブラードの町へたどり着くと、目的地の村が壊滅状態という続報が入っており タイデグリー氏も村へ直行した、と知らされる。 急いで村へ向かったところ、村人の大半はワイト(死体に悪霊が憑いたアンデッド)と化しており タイデグリー氏さえ返り討ちにされワイトになっていた。 村の調査をするパーティに立ちはだかるのは、ワイトとなった老若男女の村人たち。 戦闘能力こそ優勢だが、平穏な生活の面影を残した死者の群れに、一行は神経をすり減らしていく。 このストレスが思わぬ判断ミスを呼んだ。一連の事件が人為的なものだという証拠があったにもかかわらず 根本的解決を先送りにして、少数の生存者と共にブラードの町まで引き返してしまったのだ。 町まで引き返し、町の領主からあらためて「ワイト大量発生事件の解決」という依頼を取り付け ふたたび村まで戻ってくるのに一週間。 前回村の中で発見していた地図に従い、森の奥にある古い城塞へ向かった一行が見たものは ワイトを生み出す力を持つ強力なアンデッド「アンデッド・ナイト」と、それを操る闇神官だった。 ワイトをばらまき、少数の生き残りを無理やり暗黒神の信者に取り込むという 無差別テロ的布教計画に怒りを覚えた一行は、激闘の果てに相手を倒した。 しかしブラードの街へ再び帰還した一行のもとに届いたのは 別の村でまた失踪事件が起きているとの続報。 一週間のロスの間に、積極的に暗黒神へ帰依した信者が別の村へ移動、新たな活動を始めていたのである。 初の「ミッション失敗」により、獲得経験点は大きく下がってしまった。 126 :SWリプレイバブリーズ デーモン!デーモン!:2010/11/24(水) 21 59 41 ID 0i3LnJ2C ワイト大量発生事件のアフターケアとして、新たな失踪事件の調査に向かうことになった一行。 問題の村へ着くと、そこには異常な光景が広がっていた。村人はコンピュータRPGのように淡々と歩きまわり 話しかけても棒読みのセリフを返してくるだけ。 異常の原因を探す一行の前に、突如現れたデーモンの群れが立ちはだかる。 雇っておいた傭兵込みの戦力でこれを蹴散らし、さらに調査を進めたところ 寺子屋を兼ねた知識神ラーダの神殿で、神官が調べたらしい資料を発見する。 そこには、デーモンを召喚する「悪魔召喚の壺」に関する情報と 幻覚で人間の心を破壊し、自在に操る悪魔のことが記されていた。 このデーモンが今回の敵だと判断した一行は、唯一正気で逃げ延びていた少年から 幻覚封じのお守り(彼がラーダ神官からもらっていたもの)を借り受け、決戦に向かう。 情報通り、敵は幻覚による精神攻撃を行うデーモン・マリグドライ。 精神力にダメージを与え、精神力がゼロになった人間を支配する能力を持っていた。 魔法使いはこれまでの戦いで精神力を消耗し、辺境での連戦のため魔晶石も買い足せていない。 危険かと思いきや、エルフのスイフリーが奇策を考え出す。 最初に精神力を使い果たす勢いで強力な魔法を唱え、自発的に精神力ゼロになり気絶することで デーモンに操られるリスクを回避したのだ。 これによって戦いは冒険者パーティの有利に進み、一行はデーモンを倒して村を解放した。 後に残されていたのは悪魔召喚の壺だけ。この村に潜伏した暗黒神の信者は この壺でデーモン召喚を繰り返すうち、支配できないほど強力な魔神を引き当てて自滅していたのだった。 (なお、ラーダ神殿の神官はいち早くこの事件に気づいて戦おうとしていたのだが すでに返り討ちにされ、この世の人ではなくなっていた) なんともやりきれない結末ではあったが、ようやく前回から続く一連の事件は解決した。 しかし、パーティ一行の手には、亡きタイデグリー氏が オラン各地のファリス神殿を調べ上げた監査報告書が遺っていたのである。 127 :SWリプレイバブリーズ 悪党になりたい!?:2010/11/24(水) 22 00 53 ID 0i3LnJ2C パーティの一員、やたら狡猾で腹黒いエルフ(ダークエルフではない、一応)スイフリーの主役エピソード。 タイデグリー氏の報告書を、ファリス信仰の総本山である隣国の“聖王国”アノスに届け アノスの上流階級にコネを得ようと考えたパーティ一行。 隣国へ続く街道の途中で、怪しい神官率いる集団に出くわす。 どうやら相手は汚職神官とその用心棒で、報告書がアノスに届いてはまずいらしい。 スイフリーは「スリープ」で敵のリーダーたる神官を無力化しようとしたが 相手は懐に魔法の爆弾を抱えており、投げようとしていた爆弾が眠って倒れた瞬間に誘爆、そのまま爆死してしまう。 後味の悪い勝ち方ではあったが、それ以上目立ったトラブルもなくアノスに到着した一行。 高級な宿に泊まり、いとこがこの国の財務大臣だという音楽家にして建築家のエライセン氏や その友人、幸運神チャ=ザの司祭バンダオートといった人たちと知り合いになる。 ところがその前後からスイフリーの様子がおかしくなる。頭の中に浮かんだ欲望や悪意を 発作的に行動に移してしまうのだ。 報告書を神殿に届けるついでに、あの汚職神官から呪いを受けたのではないか、診断してもらおうとしたが 神殿で出会った女神官・クレアはスイフリーが「センス・イービル(邪悪感知)」の呪文に反応したのを見て 一行の説明も聞かぬままスイフリーを投獄してしまった。 さらに同じ牢に入っていた盗賊に、ギルドからの救出者がやって来て たまたま居合わせたスイフリーを口封じのため一緒に連行してしまう。 このままではスイフリーが盗賊ギルドの関係者として本物のお尋ね者にされてしまうと判断した一行は 独自に盗賊たちを探し出して戦い、スイフリーを救出するとともに 盗賊たちを一網打尽にした手柄と引き換えに、スイフリーの呪いを解く儀式をして欲しいと願い出る。 自分が誤解したせいで事件が複雑になったと理解してくれたクレアは、この申し出を受理してくれたのだが 深夜になって、なぜかスイフリーをファリスではなくチャ=ザ神殿へ連れ出し バンダオート氏の協力を得て呪い解除の儀式を行った。 呪いは無事解かれたものの、これはアノスを舞台にした事件の始まりでしかなかったのだが…… 128 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/24(水) 22 01 58 ID 0i3LnJ2C これで3巻までのエピソードを消化。 次が最終巻になります。 129 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/25(木) 00 22 23 ID QmG01brC 乙です 金たっぷりもって傭兵まで雇ってても、結構苦戦してる感じだね GMがあわてて難易度調整のために強い敵キャラ出してきたのかな 130 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/25(木) 02 44 33 ID tmnwGiTz 129 どんなにレベル高くても、勝てない敵は簡単に出せるゲームなので。 ぶっちゃけ、lv11000人の軍隊に1人の英雄は勝てないシステムなんだ。 131 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/25(木) 02 45 27 ID tmnwGiTz lv1,1000人なww後言いだしといてなんだが強さ論議は不毛だから俺のレスは無視してくれww 160 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/28(日) 23 51 37 ID zlPJpPw7 バブリーズリプレイ4巻分を投下します 161 :SWリプレイバブリーズ 冒険者たち、海へ:2010/11/28(日) 23 52 26 ID zlPJpPw7 アノス王国にまだ滞在中の冒険者一行に 芸術家のエライセンを通じて、財務大臣カルプラス伯爵からの依頼が持ち込まれた。 伯爵の交易船がアノス沖合で大ダコに襲われ沈んでしまったので 船に積んであった商品をサルベージしてほしい、というのである。 スイフリーの精霊魔術があれば水中でも活動可能なので、一行はこの仕事を引き受けた。 冒険にはファリスの女神官クレアも同行。前回の呪い解除の儀式は彼女の独断によるもので 出世より己の正義を選んだ彼女は、その正しさを証明するためと言ってスイフリーにつきまとっているのである。 (裏事情をぶっちゃけると、法的にやばい言動の多いスイフリーのプレイヤーに対する牽制) さっそく沖に船出し、大ダコの潜む沈没船に挑む一行。途中でマーマン(人魚族)の戦士に出会うが 気は荒いが悪意はない相手だったので、おだて上げて協力し大ダコを倒すことに成功する。 ところがその後でマーマンの集落に立ち寄ると、集落がダークエルフによる襲撃を受けていた。 この辺りには古代の海上都市が沈んだ遺跡があり、そこに眠る魔法装置を狙っているらしい。 強力な魔法装置がダークエルフの手に渡ればアノスが危険。一行は急遽ダークエルフの陰謀を阻むことにした。 マーマンの戦士・ブルボンの案内によって、魔法装置のある場所へ向かう一行。 だがここで痛恨のミスが発生した。スイフリーのプレイヤーがトイレのため中座しているうちに 他のメンバーが無駄話をしながら先へ進んでしまい、GMはこれを警戒不足と判断。 ダークエルフ側の奇襲を許してしまったのである。 敵の強力な攻撃魔法「バルキリー・ジャベリン」の一斉射撃によって全員が大ダメージを負い 特に体力の低い女魔術師フィリスは「ダメージで気絶→味方の魔法で回復」を繰り返し 数ラウンド行動のタイミングを失ってしまう。 だがその膠着もやがて崩れる。ダークエルフ側の精神力が尽きてしまうと 怒りのフィリスによる「ディスペル・マジック(魔法解除)」が炸裂、水中活動の魔法を失ったダークエルフは溺死した。 サルベージの報酬に加え、ダークエルフによる侵略の危機を救った冒険者一行。 報酬として伯爵は、辺境の城を一つ譲ろうと言ってきた。 162 :SWリプレイバブリーズ 陰謀の予兆:2010/11/28(日) 23 53 34 ID zlPJpPw7 カルプラス伯から城を譲り受けた望見者一行。これを機に生活拠点もアノスに移すこととなり オランで身辺整理を済ませて引っ越すこととなる。 アノスへ戻ると、エライセンの設計した音楽堂の完成記念演奏会に招かれた。 すっかりVIP面で出席する一行だが、演奏会の最中に突如騎士団が乱入、 カルプラス伯を国家反逆罪で逮捕し、その財産も凍結すると宣言した。 自分たちが譲り受ける城も、伯爵の財産として召し上げられる危険性に気付いた一行は この事件を独自に調査し始める。 そもそものきっかけは、街中で喧嘩騒ぎを起こした男が実はオランのスパイだと自供し出し 情報提供者としてカルプラス伯の名を挙げたのだという。 だが、あからさまに不自然な状況に、一行は陰謀の存在を確信した。 エライセンのコネを使ってくだんのスパイに面通しすると、先日の引越しの最中 フィリスを見張っていた不審な男と同一人物であることにアーチーが気付いた。 奇妙な縁があるものの、具体的にどう関連するのかは分からない。 考えあぐねていると、「スパイの男が牢から姿を消し、河原で死体となって発見された」との情報が入る。 しかし死体は首が落とされており、一行はこれが替え玉で、スパイの男はまだ生きていると判断した。 死体の検分を終えて一行が宿へ帰ってきた所へ、見慣れない黒猫が現れる。 まるでフィリスを招くかのような猫を、魔術師の使い魔だと見ぬいた一行、 案内される先にあのスパイがいるだろうと、フィリス一人で付いて行かせてしまう。 予想通り、猫の案内した場所でスパイの男が待っていた。 フィリスに追求され、男は自分が策略によってカルプラス伯を陥れたこと、 それとは別に、フィリスが死に別れた恋人にそっくりなので惹かれていることを明かす。 思わぬ告白に油断したフィリスを、男は「テレポート」の魔法で誘拐しようとするが GMが振ったサイコロの目が極端に悪かったため失敗。男は単身逃走する。 カルプラス伯はやはり無実とわかったものの、真犯人を捕らえそこねたため証拠はなく 今回のミッションは失敗。事件解決は次回へ持ち越しとなった。 163 :SWリプレイバブリーズ 魔術師なんて怖くない:2010/11/28(日) 23 54 19 ID zlPJpPw7 (自分たちの報酬のために)事件解決に奔走する冒険者一行。 だが真犯人は高レベルの魔法を操る魔術師だった。相手がフィリスに惚れているのを利用するため 一行は拠点となる家を借り、敵を待ち受ける用意をする。 しかし一行をあざ笑うかのように、魔術師の行動方針は一変、アノス政府の要人を次々と派手に暗殺し始める。 よそ者の一行には手が出せないところで事件が進んでいく……が 不審な黒装束の男を取り押さえたことで状況が変わった。 黒装束の正体はアノス図書館──表向きは閑職だが、実は諜報局になっている──の人間。 聖王国の人間にしては柔軟な考えを持つ彼らは、魔術師に対抗出来るのは冒険者一行だけだと考え 要人警護に入り込めるよう取り計らってくれることになる。 警備兵とすり替わる形で内務大臣邸の警護についた一行の前に、魔術師が姿を現した。 テレポートやフライト(飛行魔法)で奇襲してくる相手に翻弄され、ダメージは与えられなかったが 大臣暗殺を防ぐことに成功する。 まもなく魔術師からフィリスに「アノスを離れる予定なので、最後に戦って決着をつけ、君をさらっていく」 という挑戦状が届けられた。 だが、手紙の宛名が「フィリス」ではなく、魔術師の昔の恋人の名前になっているのを見てフィリスが激怒! それまでは、命がけのラブロマンスという状況に陶酔していたのだが 相手は自分の顔だけが目当てと知って、積極的にぶちのめす方向へとシフトする。 かくして、郊外の丘で魔術師との対決が行われた。 魔術師は、相手の魔法が届かない距離からテレポートで瞬時に一行の懐へと飛び込む。 初手の奇襲でフィリスを引き離し、次に呪文封じが使えるスイフリーを倒してしまえば 魔法に対処できない残りメンバーは楽に倒せる……という目論見だったのだが なんと、振ったサイコロは前回よりさらに悪い1のゾロ目で自動失敗! 奇襲の利を失った魔術師に、フィリスの「パラライズ(麻痺呪文)」が炸裂して魔術師は生け捕りにされた。 捕らえた魔術師を問いただしたところ、黒幕はロマールのルキアルだと判明。 カルプラス伯を生贄に、アノスとオランを仲違いさせるのがが本来の計画だが 魔術師が独断で連続テロに走ったために計画がほつれてしまったのであった。 164 :SWリプレイバブリーズ バブリーズ・フォーエバー:2010/11/28(日) 23 55 25 ID zlPJpPw7 連続テロ事件を解決したことで、正式に城を譲り受けただけでなく アーチーがアノスの騎士に取り立てられ、冒険者たちは救国の英雄に祭り上げられた。 それから数ヶ月、領地経営が軌道に乗りはじめた頃、奇妙な女性が城に担ぎこまれた。 何故か裸足で歩いてきた謎の美女、手当して話を聞いてみると かつての冒険で救ったマーマンの集落に住む人魚であった。 集落がまたダークエルフの襲撃を受けたため、人間に変身する魔法薬を飲んで 冒険者に助けを求めに来たのだという。 さっそくマーマンの集落に向かった一行。敵と戦っていたブルボンに合流し 魔晶石で拡大した魔法で、敵の魔法が届かない長距離から次々と攻撃。一方的に勝利する。 どうやら敵の別働隊もいるらしいので、報告のため王都へ向かう途中 ロマールの密偵を名乗る男が一行に接触してきた。 彼も独自にダークエルフの動向を探っていたが、彼らの台頭はロマールも望んでおらず ダークエルフを倒すために協力したい、というのである。 彼の情報で、別働隊が二つあることを知った一行は、まず手近な一隊を潰すことにした。 ところが敵地へ向かう途中、レジィナの元に お城にいる元座長一家(お城をもらった際に、虎ごと呼び寄せて引き取った)の娘が 病気で倒れたとの報せが入り、レジィナは単身城に引き返す。 城へ引換したレジィナは、なぜかそこにいたロマールの密偵と鉢合わせ。 実はロマールは、ダークエルフとも共闘していた。元座長一家を人質に 国家戦略の不確定要素である冒険者一行を排除する計画だったのだが レジィナが居合わせたため、計画は失敗に終わる。 一方、残った冒険者たちは、王都へ入り込もうとしていたダークエルフ別働隊をあっさり排除。 最後の1隊をおびき出すつもりで「残ってるのはおまえたちだけだ」と挑発したところ 敵は勝ち目がないと見て撤退してしまう。 当面の危機は去ったものの、生き残りのダークエルフはこれから冒険者を狙ってくるだろう。 城に定住していては危ないと判断した一行は、城をクレアに託して放浪の旅に出ることにした。 かくして、一介の冒険者から城持ちまで登りつめ、また姿を消した冒険者たちは 泡のごとく膨れ上がって消えた「バブリー・アドベンチャラーズ」として語り継がれるのであった。 165 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/28(日) 23 59 10 ID zlPJpPw7 ソード・ワールドRPGリプレイバブリーズ編、これで完結。 外伝小説集「バブリーズ・リターン」や 本編刊行から8年後に、当時のプレイヤーが集まった新作リプレイ 「デーモン・アゲイン」などもありますが とりあえずこれで「バブリーズの伝説」がどんなものかはお分かりいただけるかと。
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Fast Card ダークロア 4F/XC 目標/持続 このカードをあなたのテリトリー以外のキャラクターを目標に使用宣言した場合、このカードのコストをあなたのダメージ置き場に置く。 ターン終了時まで、目標の≪キャラクター1人≫は、キャパシティ-X・チャージXを得、-X/+X/+Xされる。 目標のパワーが0の場合、さらに、ターン終了時まで、目標はペネトレイトを得、±0/+X/+Xされる。 No.2804 Rarity R Illustrator みしま Expansion 望刻の塔 カード考察 魔神転生を汎用性を下げた代わりにエンドカードとしての性能を上げたようなカード。 ダークロアのキャラクターならば4~5コストも使えば3番目のテキストが発揮され、攻撃力10点以上のペネトレイトを叩き出してフィニッシュを狙える。 ただし、効果がターン終了時まで続くため一撃でゲームを決められないと主力にパワーが挿せず手札が空の状態で相手にターンを回してしまうことになるので、高コストで使用する場合にはタイミングに注意する必要がある。 デメリットがきついため魔神転生程気軽には使用できないものの、相手のキャラクターをロックするという使い方もいざとなれば可能。
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812: ひゅうが :2020/12/22(火) 23 29 42 HOST p361175-ipngn200307kouchi.kochi.ocn.ne.jp ――西暦1923年9月1日 順調に進むかと思われた日本海軍の再建に一時のブレーキがかけられることになる 関東大震災の発生がその一撃となった 前年のワシントン海軍軍縮会議が、艦隊戦力が大きく削られていた大英帝国ならびに壊滅状態からの復活を急いでいた日本帝国の大反対によって流産していたところに、極東経済の中枢たる帝都東京壊滅という悲劇がきたのである さらには、横須賀海軍工廠では建造中であった初の航空母艦「竜飛」が船台から横転し廃艦の憂き目にあう 経済発展に伴って増勢されたばかりの三井造船横浜工場では、建造中の革新的な巡洋艦が2隻とも廃艦に至る被害を受けていた アメリカ議会および国務省は歓喜した 死者3万人に達するという想像以上の被害を受けていた日本の帝都に対して深い哀悼の意を表するとともに、莫大な復興経済援助を約束 その代償として日本人が大陸にもついくつかの中規模利権とともに、オホーツク海の無害通航権を要求したのであった さらには「今は軍縮の途につきませんか?我々も一時紳士協定を結んで建艦を停止してもよいです」という余計な一言も付け加えた アメリカ人はそうは考えていなかったのだが、国際的な外交儀礼からいえば明らかに恫喝であった 事実、安全確保名目でフィリピンのキャビデ軍港には第2次GWFと呼ばれる太平洋艦隊の戦艦群と大量の支援物資を満載した輸送船団が待機していた そして、日本側はこの提案に諸説紛糾するも―― 「朕は、戦火の災禍を自然の災禍に加えて朕の臣民らを苦しめることはしたくはない。朕の責により、受諾せよ」 御前会議において、大正天皇のこの強い意志表明によってことは決した ここまでの屈辱をなめさせられた日本帝国政府は覚悟を決める 友好と親善に顔をほころばせる東京市民とは裏腹に、政府は天皇の御意思をメディア各社に発表するとともに「ありがたく支援をいただく」と返答した 結果として、帝都復興計画は米国からポンとプレゼントされた(ドイツ支援のはずが内乱発生とフランスのラインラント併合で宙に浮いていた)10億円を元手として日本国内からもかき集められた総額50億円にも達する巨大な計画へと化けた 当時の活況を呈する東亜経済は、20年前には不可能だったこの奇跡を可能にしたのである もう一方、札束で顔をひっぱたく真似に怒りを貯めていたもう一国であるところの大英帝国に日本政府は接近。 協調してアメリカとの間で軍縮会議という戦場を戦うこととなる 翌年、1924年に締結された東京海軍軍縮条約は、隻数主義ならびにトン数主義を採用 アメリカがその建艦計画を達成するかわりにその総トン数と隻数、あるいは1914年8月時点のそれのいずれかのうち大きな方を上限として「最大で米国新規建艦分に対して10割(英)と7割(日本)」の建造を許す。その代償として現在建造中の艦の主砲口径制限は撤廃するも、新たな起工は10年間停止するという妥協案が成立する 結果としてこのわかりにくい規定のために日本の海軍力は対米6割に「制限」されるも、日本側はほくそ笑んだ なんとなれば米国自身が自らの手を縛り、海軍力において日本側は米国の半分以上を確保できたからだった ついで、日米英三国は10年間の時限不戦条約を締結(のちにパリ不戦条約に発展)、対米不攻撃特別条項を設けたうえで日英同盟は骨抜きにされつつ存続という結果が生まれた のちに判明したところでは会議の盗聴と暗号解読をネタに米国側のエドウィン・デンピ海軍長官およびハーディング大統領が譲歩したというのが真実であるが、ともかくも「世界一の海軍を持てる」ことに米国民は高揚した 一方、わかっていたとはいえ英国にとって厳しい結果になった軍縮条約は、日英間の連帯関係を強めていくことになる 国力的にも、もはや英国は同盟国日本の軍事力と成長著しいアジア市場なくしては大英帝国を維持できなかったからである 813: ひゅうが :2020/12/22(火) 23 37 40 HOST p361175-ipngn200307kouchi.kochi.ocn.ne.jp 日本帝国は、結果として米国新聞がいうところの「世紀の取引(グレート・ディール)」における最大の受益者になり遂せた それまでの高度経済成長に伴い顕在化していた前近代国家としての歪みを解消し、かつさらなる経済成長の種がまかれたからである そして太平洋上での防備こそ削減されたが、したたかな日本海軍はこれまでの10年で3倍以上に拡大していた民間の造船所群に対して復興予算名目で補助金をぶちこみ、帝都復興からさらに発展した「日本列島改造計画」「国土均衡発展計画」に基づき設けられた3本の国土軸の上に膨大な交通インフラと工業インフラが生まれ始めていた まるで未来を知っているかのように続く日本の工業技術的な発展は、軍縮および2度目の「臥薪嘗胆」でさらに加速されてしまったのだ 1920年代を通じて続いた日本経済の拡大は、1922年にはイタリアを、1926年にはフランスを追い越し、1929年にはついにイギリスの9割にまで日本経済を飛翔させていた それもこれも、日本側が協力した中国大陸の門戸開放の代償としてアメリカ人が大いなる自信のもとにある程度の関税引き下げに同意していたからだった 絹に続いて日本人絹が開発した合成繊維ナイロンは欧米の市場を席捲 世界に先駆けて開発された三極式真空管とそれを合成樹脂で固めたことにより安定性を増した高性能ラジヲは本家のエジソン社を駆逐する勢いで米本土に流れ込みはじめた さらにちょうど近代化の時期に達していた蒸気機関車群についても航空設計および流体力学という新たな分野から立ち上がった新特許が先を制し、だれも考えていなかった日本製ボイラーが大挙して中国大陸や米本土、そして欧州へ輸出されるという逆転現象を発生させた そして大陸需要をもとに日本本土に誘致されたゼネラルモータースの製造工場からオートメーションシステムを学んだ日本人たちが自動車までもを国産化しはじめるのに時間はかからなかった もちろん、東アジアの海をゆくのは俗に「護送船団方式」といわれる手厚い補助金で守られた日の丸船団だ かくて1920年代は日本経済のひとつの黄金期となったのであった 日本海軍のその後についても付け加えておこう 軍縮条約に伴って日本海軍は「紀伊」型戦艦3番艦および「阿蘇」型高速戦艦3番艦以降の建造を断念 長門型以前の旧式戦艦の一部として建造枠を確保し、合計12隻の戦艦を現役として確保した (練習戦艦として伊勢・日向) 建造中止とされた「紀伊」型および「阿蘇」型あわせて4隻は航空母艦に改装とされた 米国が建造する戦艦20隻の、ちょうど6割である だが日本側にとって幸いなことに、同じく6割とされた補助艦艇群は米国が大戦中に建造しすぎた平甲板型駆逐艦に加えて、装甲巡洋艦の枠を転用したことから大きな余裕を得ていた もっとも、日本海軍はこれをすべて埋めてしまおうなどとは思っていない。 なんとなれば建造設備自体が大量にあるのだ。一定数を保有する傍らで戦時建造してしまえばよい、そんなことすら彼らは考えていたのである 次なる海軍軍縮条約には、再びの突然の大事件が必要だった 815: ひゅうが :2020/12/22(火) 23 44 34 HOST p361175-ipngn200307kouchi.kochi.ocn.ne.jp というわけで、「バブルにはバブルをぶつけて」みました やったぜ 18インチ砲艦4 16インチ砲艦8の連合艦隊だ。どうだみんな嬉しいだろう? 敵は16インチ砲艦16 18インチ砲艦4だけどね!
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バブルネストビルダーとは 魚類の中で、水面に浮いた植物や、水草の葉の裏、石や流木が天井のようになった部分を土台として、唾液を混ぜた壊れにくい泡を使ってベッドを作り、卵や稚魚を保護する種の総称。 アナバス亜目の多くやナマズ類の一部などが、こういった習性を持つことで有名です。 関連項目
https://w.atwiki.jp/dorao/pages/72.html
HP・・・2535 熟練レベル・・・28 技能レベル・・・26 特性・・・獣 防御・・・なし 耐性・・・なし 地相・・・なし 技レベル・・・24 術レベル・・・19 <基本能力> 腕・・・19 器・・・16 早・・・16 体・・・12 魔・・・19 意・・・24 魅・・・15 <防御力> 斬・・・24 打・・・24 突・・・24 貫・・・24 熱・・・17 冷・・・24 雷・・・17 状・・・17 <アイテム> 1・・・なし 2・・・野生の薬 3・・・野生の薬 無刀・・・なし 所持金・・・なし
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円安だけじゃない、新NISAで強まる日本の足かせ 税金で海外株式を買う「資産運用立国」の行く末 唐鎌 大輔 みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト アメリカのCPI(消費者物価指数)が予想を上回って利下げ観測が後退、円安・ドル高が34年ぶりとなる1ドル=153円台まで進んだ。「アメリカ次第の日本」は序の口かもしれない。 ドル/円相場は過去2年にわたる円安局面で破ることができていなかった152円を超え、153円をめぐる攻防に移行した。語るべき論点は多いが、根雪のように積み上がり続ける「家計の円売り」がドル/円相場の堅調を支えている面は否めない。 この点、4月8日には財務省から3月分の「対外及び対内証券売買契約等の状況」が発表されているので、現状を把握しておきたい。新NISA(少額投資非課税制度)稼働に伴う「家計の円売り」については年初ほど大きな関心を感じないものの、東京外国為替市場が直面するようになった「新しい円売り圧力」として定期的にチェックすべき論点と考えられる。 3カ月で近年の年間買い越し額に達した 注目された投資家部門別の対外証券投資に関し、投資信託委託会社等(以下投信)は3月、買い越し額が1兆1515億円と前月から加速している。この金額は現行統計開始以来では2番目に大きなものだ。 ちなみに1番大きかったのは今年1月、4番目に大きかったのが今年2月だ。いかに歴史的なハイペースが持続しているかがわかるだろう。 こうした状況を踏まえた1~3月期合計の買い越し額は3兆5166億円で、四半期としてはもちろん過去最大である。通年統計で見た場合、過去10年平均(2014~2023年)が3兆6111億円、パンデミック直前の過去5年平均(2015~2019年)で見ても3兆6456億円という実績だった。 つまり、今年1~3月期で記録した約3.5兆円という数字は近年で言えば年間の買い越し額に匹敵する。 もちろん、為替はさまざまな要因で動くため、これがすべてという話にはならないが、「3カ月間で1年分の円売り」と考えれば、年初来の円安・ドル高傾向も首肯できるというものだろう。 仮に、このペースで投信経由の対外証券投資が続いた場合、年間で約14兆円程度の買い越しイメージとなる。少なくとも10兆円の大台は堅いと言えるのではないだろうか。 なお、1~3月期合計の買い越し額(3兆5166億円)を商品別に見ると3兆1633億円が株式・投資ファンド持ち分で相変わらず投資意欲のほとんどが海外株に傾斜している。 2024年最初の四半期を終えたところで、日本の資産運用立国化への歩みは順当な滑り出しと表現してよいのだろう。この政策の最終的な着地点はどこにあるのか。その点はまだよくわかっていない。 税金を使って海外株式を買っている 新NISAを契機として日本の家計部門が海外株式投資に熱を上げる内実は「非課税枠を設定したことによる海外株式の買い」であり、意地の悪い言い方をすれば「税金を使って海外株式を買っている」という構図にも読み替えられる。 そこまでして政府が成し遂げようとしている資産運用立国だからこそ、その顛末を国民として真摯に考える筋合いがある。 例えば家計金融資産の3割以上を株式が占め、株高が資産効果を通じて消費・投資意欲を焚きつけるアメリカ経済のような姿は1つの着地点になり得る。 日本人は「皆がやっている」という動機で極端な行動に走りやすい。多くの国民が日本経済や円の将来を悲観し、オルカン(投資信託eMAXIS Slim 全世界株式、オール・カントリー)を筆頭とする海外投資に傾倒すれば、株式・出資金の保有比率はいずれその水準に到達するだろう(すでに昨年12月末時点で過去最高タイの12.9%だ)。 だが、この状況が極まったとしても、日本の家計部門が保有する株式は基本的に海外、特に米国主体ということになってしまう。そのうえ、株式購入と引き換えに通貨価値(円安)を差し出しているような側面もある。 もともと、円ひいては日本経済はFRB(アメリカ連邦準備制度理事会)の金融政策(≒米金利)に影響される側面が大きかったが、今後の日本は、円安を常態として受け入れたうえで、米金利に反応しやすい米国株式の動向によって消費・投資意欲も左右されるという未来が待っているのだろうか。 現状を踏まえる限り、否定できない未来である。 「FRBの利下げで円高」は限定的の可能性 仮にそのような体質の経済に変わった場合、FRBの金融政策運営は今以上に日本国民の関心事となる。 例えばFRBの利上げ局面では、米金利上昇を受けた米国株下落や日米金利差拡大を受けた円安・ドル高が典型的には想定されやすくなる(※あくまで典型的には、である。現実のシナリオはもっと細分化できるが、あえて単純化している。後述する利下げ局面の場合も同様)。 この場合、日本の家計部門は「米国株下落に伴う逆資産効果」と「円安によるコストプッシュインフレ」というダブルパンチを被る可能性がある。 逆に、FRBの利下げ局面では米金利低下を受けた米国株上昇や日米金利差縮小を受けた円高・ドル安が典型的には期待されやすくなる。この場合、日本の家計部門にとっては「米国株上昇に伴う資産効果」と「円高によるコストプッシュインフレの後退」が想定される。こちらは日本経済にとって前向きな展開と言える。 とはいえ、このケース(FRBの利下げ局面)には注意も必要である。貿易赤字国になった日本では「FRBの利下げが円高を招く」と言っても、その動きは限定的なものにとどまる可能性がある。 そうなると、FRBの利下げ局面では「米国株上昇に伴う資産効果」を享受する一方、「円安によるコストプッシュインフレ」はある程度残り、資産効果が減殺されるかもしれない。米株保有比率はまだ低いが、ちょうど今の日本が直面している状況がこれに近いように思える。 もちろん、これらはただの頭の体操であり、現実をかなり単純化している。だが、日本の家計金融資産が非常に多くの米国株を抱えるようになった場合、何が起きるのかということについては少しずつ分析を進める価値はある。 FRBの政策運営にかかわらず、株式には上昇局面もあれば、下落局面もある。現在、新NISAの直接的な影響としてその可能性が認められるのは円安くらいであり、米国株上昇への寄与度はよくわかっていない。 だとすれば、FRBの金融政策運営はどうあれ、日本の家計部門が米国株式の購入に傾斜したことで発生した円安は残るとしても、日本の家計部門の行動とは無関係に米国株が下落する状況は十分起こり得る。 そうなった場合もやはり「円安によるコストプッシュインフレ」と「米国株下落に伴う逆資産効果」が併存することで日本経済は足かせをはめられたような状況に直面してしまう。 もともとそうだったという声もありそうだが、日本の実体経済は今まで以上に米国経済とこれに割り当てられるFRBの金融政策に依存してくる可能性がある。 家計消費と金融市場が連動する 資産運用立国の歩みはまだ始まったばかりであり、関連統計もまだ十分出そろってはいない。よって、上述の議論は悲観的な方向へ振れ過ぎている可能性も多分にある。 しかし、非課税枠を設定して購入される資産が国内ではなく海外中心という状況が続くことに関し、「得も言われぬ不安」を抱くのは筆者だけではないはずだ。資産運用立国の着地点については今後明らかになってくる関連統計を踏まえながら、調査・分析を重ねていこうと思っている。 歴史的に日本の家計部門の金融資産構成は円の現預金が主体だった。よって、その消費・投資行動が内外金融市場の変動に影響される可能性などは考える必要がなかった。 しかし、今後、国内外のリスク資産(典型的には米国株式など)を多く保有するようになれば、FRBを筆頭とする海外中央銀行の動きやこれに付随する資産価格の変動を受けて、日本の家計部門の消費・投資行動に影響が出る展開は避けられない。 日本人の消費行動と内外金融市場が連動する時代に入ったとすれば、エコノミストとしては興味深い分析テーマではある。 日銀が「利上げ」に動いてもなぜ円安が進むのか 金利上昇を避ける「優しさ」があだとなった 日米の中央銀行ウィークがすぎ、1ドル150円台の円安が進む。日銀がマイナス金利を解除した一方、アメリカは据え置きだったのに、なぜ。 注目された日米金融政策決定会合を経て、ドル/円相場は年初来高値を更新、150円台で値固めする展開に入った。 3月17日週は日銀金融政策決定会合およびFOMC(アメリカ連邦公開市場委員会)が併せて開催されたが、今回ばかりは前者の注目度が大きく、後者はさほどクローズアップされなかった。 以下、日銀金融政策決定会合を軸に振り返ってみたい。 3月18~19日の日銀金融政策決定会合は①イールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)の廃止、②無担保コールレートの誘導目標をマイナス0.1%からプラス0~0.1%程度へ引き上げ、③ETF(上場投資信託)・J-REIT(不動産投資信託)の購入停止という引き締め方向の決定を下した。 日銀にとっては実に17年ぶりの利上げとなる。
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そろそろ肉も食べてみたいと告げたところ、ミレイがこめかみに指をやった。 眉をひそめてこめかみを揉むのは困ったときの仕草である。 「肉………肉、なあ。 魚の肉じゃなく、そうだな。あんたのところで言えば豚肉だの牛肉だの鶏肉だの。 そういうクルスベルクのドワーフどもが年中ばりばり食ってそうなやつのことだろ」 「ええそうです」 とうとう『あんた』と来た。どんどん扱いがぞんざいになっている気がするが代わりに友好度が増している気もするので是非もなく善しとしたい。 何か問題があるのかしばらくミレイは首をひねっていたが、やがて分かったと小さく頷く。 ならば一旦海上に上がろうということになった。細く長い尻尾をくねらせながら最小限の水かきでミレイが浮上していく。 海面より差し込む陽光に照らされるその典雅な姿を後ろから愉しみつつ、頭上に並んでいた屋台を避けながらわたしも後に続いた。 自分の吐いたあぶくがわたしより先に海面へたどり着くのを追いながら空気のある世界へ帰還すれば、先に桟橋へ辿り着いていたミレイがわたしに手を差し伸べている。 遠慮なく握りしめる。驚くほど強い力、しかし絶妙な加減により身体を痛めることなく引き上げられ、わたしは重力によって2本の足で立つ感覚を取り戻した。 「あ、ありがとう」 「うん」 ミレイは素っ気ない態度だ。相槌が返ってくるだけまだ愛想のいい方だろう。 わたしが無事に桟橋の上に立つのを見るなりすたすたと軽やかに歩きだしてしまう。どういう身体の使い方をしているのか、濡れたサンダルが音を立てることはない。 細やかな仕草、繊細な挙動。さり気なくだが隈なく四方に向ける視線。振り返りもしないのにわたしを見失うことなくいつも同じ距離で前にいる。 役人とのことだったが常人ではないのだろう。これだけ共に過ごしていればその程度は確信を持てた。さりとて軽やかな身のこなしは軍人めいたマッシブなものとは違う。分からない話だ。 そのミレイが桟橋の途中でふと立ち止まる。視線はみっつほど先の屋台へ向けられていた。 「少し待っていてくれ」とわたしに一言断るとそちらの方へ歩いていってしまう。慌ててわたしもついていく。 桟橋の上に少々人の行列を作っている屋台だ。何やら肉の焼ける香ばしい匂いもする。 なんだ、悩む割にはまっとうな肉料理を売る店を知っているのではないか。と、彼女の躊躇を不可解に思いつつ、人の波を避けて列の外で待つこと10分ほど。 ミレイが包みふたつと竹筒ひとつをぶら下げてわたしのもとへ帰ってきた。 そのへんの日陰にでも入って食べようか、と言うのでふたり並んで歩く。鯨都の海上の屋台棟にいくつか設えられた安息所のひとつへ滑り込んだ。 さすが一刻、地球の時間で2時間ほどにて作られた都だけあって粗製なるベンチへふたりして座る。そら、と渡された包みひとつに竹筒ひとつ。 どうも何かの酒らしい竹筒の中身はさておき、心躍らせながら早速包みを開けてみた。 それはクレープより厚めな生地の中へたくさんの野菜――キャベツの千切りやトマト、レタスにオニオン…もっとも地球の野菜の知識で判断したもので全く同一かは分からないが――を詰め込み。 同時に、味付けされ炙り焼きにした肉を削ぎ落としたものをたっぷりと挟んだ、近年我が祖国でもファストフードとして認知されだした食べ物。 トルコ料理ではもっとも世界に知られたもののひとつ――― 「ケバブですねこれ」 「そう、ケバブ」 似た料理かと思えばそのままの料理の名前を返された。 いわゆるドネルケバブ。祖国では某所を発信源に流行の兆しを見せており、日本人に合わせた味付けから本格的なものまで多種多様な発展をしつつある食べ物である。 驚いてミレイを見れば自前の水筒を傾けている。やはり酒が入っているだろうそれを嚥下したミレイがわたしの視線に気づき、「言っただろう」と言わんばかりに肩をすくめた。 拍子抜けである。まさかこのミズハミシマに来てまで地球の料理を食べることになろうとは。 「もちろんこの国なりに工夫は加わってる…と思うよ。 全部が全部真似できるもんじゃないだろうしな。だが、あんたの言うとおりそいつはケバブ。 そっちの世界の料理だよ、間違いなくね」 首を傾げざるを得ない。 ここまでミレイは案内役としてはまったく不手際のない働きをしてきた。知識は広く深く、紹介するのはどれもミズハミシマの文化を感じさせるものたち。 それらには深く感謝している。しかしこれはミスチョイスだ。地球人のわたしにわざわざ地球の料理を食べさせては彼女がわたしに付き従っている意味がない。 だが、これに意味があるとしたなら。ミレイがわたしの表情に浮かんだものに気づいたのか軽く鼻をならして醒めた目をする。 「そんな顔で見るなよ。きっとこれがこの国の肉料理の事情を知ってもらうには一番だと思ったんだ。 この通り、ミズハミシマの肉料理というのはこんなものなのさ。なんせ肉食の文化というのは鬼や土蜘蛛の文化だからな」 ミレイがその言葉を口にした途端話がきな臭くなってきた。 鬼や土蜘蛛。わたしも何の用意もせずに訪ミズハミシマしたわけではない。この国の予習とて多少はしている。 ミズハミシマにおいて、その種族とは。 「確か、その人々は」 「ご存知かい。そういうこと。 この国が抱える内憂としちゃ未だにとびきりの厄ネタだろう。極端な話だが肉を食べる文化というのは敵性の伝統なんだ。 間違えるなよ、極論だぞ?だが、文化として根付くにはそういう要因が邪魔をしたのは事実なんだよ。 もともと彼らが持っていた肉食の文化はまともに吸収されず、結果他国やあんたの世界の料理がこの国なりの工夫を加えられて食べられているというわけ。 この国じゃどこに行っても肉を食おうと思ったらこの調子だよ」 もともと生活の糧は海の中で事足りてたしなぁ、とミレイが言う。いや、ぼやくと言ったほうが表現としては正しいかもしれない。 呟かれた言葉にはかすかな疲弊の色があった。 「難しい話なんだよ。昔ほどじゃないがこの過去の遺恨は今も続いてるんだ。 今も私たちに迎合せずに反乱分子として活動を続けている鬼たちはこの国にもいるし、事件もたびたび起こしている。 彼らが逃れていって作った国、隣国たるドニー・ドニーとは微妙に仲が悪いしな。 勝利者こそが正義なんて傲慢は言わないが、だからといって無法を許す訳にもいかないだろ」 「侵略者のジレンマというわけですか」 「なかなかきついことを言うね」 ふんとミレイが鼻を鳴らす。苦笑だろうか、あまり楽しげなニュアンスはそこにはない。 「ミズハミシマは海中だけを国土にしていた国だ。 それが地上に住んでいた鬼や土蜘蛛たちを追い出して地上も領土に入れた。その是非についちゃ知ったこっちゃないね。 私たちは正しかったのか?間違っていたのか?それを考えるのは私の仕事じゃない。四百年も前の話だ、学者様にでも聞いてくれ。 確かなことは、この国はこうして今ここにあって、こういう形で続いているということだ」 包みには手を付けず、水筒の中身を口に含むミレイの顔が役人の顔つきになっていた。 国の運営の一端に携わる者の目だ。視線は流れ行く人の群れへ幻でも見るような目つきで向けられていた。 こんな温かいものがほんの少しの切欠でひび割れてしまうことを知っている者の顔だった。どこか周囲のざわめきが遠くに聞こえた。 「いつかその是非を問うときが来るのかもしれない。だが、きっとまだ今じゃないんだろう。 私たちにできるのはその時までに是非を問える環境を作ることだけだ。 ようやく近年になって、根性のあるやつなら『あの戦争は何だったんだ?』と公の場で言えるようになってきた。 私の部下にも鬼がいる。少しずつこの国も変わりつつある。今更手を取り合える間柄になれるなんて思いやしないが、穏やかな関係にはなって欲しいもんだね。 ………あまり面白くない話だったな。詫びる」 わたしの顔色を横目を送って伺ったミレイに、「いえ」と断る。 面白くはない話だったかもしれないが、興味深い内容ではあった。こんなミレイの一面が垣間見れたならこんなところでケバブを食べている意味もあったというものである。 気を取り直すようにミレイが包み紙を解き始めた。わたしもそれに習うとする。 「とはいえ、肉があまり食べられていないというわけじゃない。 確かにミズハミシマ流の肉料理というものは少ないかもしれないが逆に言えば国際色豊かな肉料理を味わえる環境にあるということでもある。 延国やイストモス、ラ・ムールの料理などが中心だな。どれも長い年月の間にこの国なりの発展が加わって、ある意味これがミズハミシマの肉料理と言えるかもしれないくらいだ。 あんたの世界の料理も最近ちょくちょく出回るようになってるんだ。言っておくがこれ人気だけど結構高いんだぜ? 地球の食べ物は容器に至るまで面白い。缶詰だの瓶だの、物珍しいもんだから食べても捨てずに持って帰るやつの多いこと」 暗くなった雰囲気を変えたいのか、若干上調子に喋るミレイの話にふんふんと頷きつつわたしはケバブへ齧りつこうとした。ふと違和感に襲われた。 缶詰だの、瓶だの。捨てずに持って帰る者が多いらしい。ちょうどこの鯨都が始まったころのシーンのひとつを思い出す。 ミレイは缶ビールを売店で買い、ちびちびと舐めた後。 「でもミレイはすぐに捨ててましたよね」 それこそ見慣れているかのように、ミズハミシマ産の竹や木で出来た簡易な容器でいっぱいのくず籠へ無造作に。 彼女の言からすれば珍しいものをさして興味もなさそうに。 包み紙の中身を近づけたままミレイの口が半開きで固まった。 言葉を探しているのかぱちぱちと瞼を瞬いた後、何故かばつの悪そうにミレイはケバブを口にした。 「まあ、珍しくてもゴミはゴミだからな」 ケバブの味は地球で食べるものよりもほんのり清涼感の香るソースがかかっていて、わたしとしては好みの味だった。 最初に立ち戻ったり食文化の違いやらしっとりとした文面が予想外でじんと心に響いた -- (名無しさん) 2016-10-24 18 57 20 名前 コメント すべてのコメントを見る
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登録日:2012/01/24(火) 10 46 10 更新日:2023/09/04 Mon 05 54 22NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 RRR ×蝿の王 〇ハズレアの王 どうしてこうなった カードファイト!!ヴァンガード クズ ←おい、ファイトしろよ ダークイレギュラーズ デーモン ヴァンガードユニット 双剣覚醒 双剣覚醒ハズレアトリオ 安価 残念 闇の繁栄を祈りし、 罪深き王よ…… その腕に、 絶望を抱きし王よ…… 目覚めの時は来た! 双翅の王 ベルゼバブ! 双翅の王 ベルゼバブとは、TCG『カードファイト!!ヴァンガード』のカードで、双剣覚醒に収録されているダークイレギュラーズのユニット。 読みは「そうし」の王。 元ネタのベルゼバブは蝿なのだが見た目があまり蝿っぽくない。 以下テキスト詳細 双翅の王 ベルゼバブ G-3 P10000/シールド0 永【V】あなたのソウルの《ダークイレギュラーズ》が8枚以上なら、このユニットのP+1000。 自【V】[CB(2)]このユニットがアタックした時、あなたのソウルの《ダークイレギュラーズ》が6枚以上なら、コストを払ってよい。払ったら、あなたの《ダークイレギュラーズ》のリアガードを2枚まで選び、そのターン中、そのユニットのP+3000。 第1の効果は永続的なパワーアップ。ダクイレはペイルと違いソウルの質より量を重視するため、ソウル8枚は抵抗無く貯められるだろう。 第2の効果はリアガードのパワーアップ。これはかなり優秀。ダクイレでCBを使うのはグヴィン・ザ・リッパー程度のため、結構ダメージが余るのも良い。 先にこいつから攻撃し、リアガードにパワーを乗せれば全員パワーが18000、21000ラインに乗ることも楽々。 なお、別にこのユニットからアタックしない場合でも、他の列を形成する2体のリアガードにパワーを振ることで、終盤に列の単発火力を上げるという使い方もある。 ……さて、冒頭の文について触れていこう。 彼はいわゆるハズレア。 詳しくはミラクル・ビューティーを。 しかもハズレトリオの中ではもっとも安い。店によってばらつきはあるが、ほとんど200円程度。 原因は、所属クランが今回ようやくドロートリガーが出たダクイレであることだろう。 今までのダクイレのトリガーは☆4醒8癒4固定。展開力が無く、相手ターンではパワーが低く、なおかつエスペもいないダクイレは非常に手札消費が激しい。 そのうえ高パワーのヴァンガードがいるのにクリティカルよりスタンド多いと、クラン内でも噛み合っていない。 そしてクリティカル、ドローを存分に使うアモンフレアの方が強いという始末…。 もちろん現在はその限りでない。 こんな理由から、多くのファイターからはダクイレ=弱いと思われているため、これほどまで値段が安いのだ。 そしてもう一つ、とても大きな理由がある…… ノーライフキング 「プークスクスwww」 …えー、ソウルが8枚で11000になり、さらにSC@ +2000効果、コストはかなり重いが実質SCD,P+10000,CT+1効果を持つあの死の象徴が同時期に登場。ちなみに漫画付属。 ……お察しください。 ミラクル・ビューティーのデッキほど安価では組めないアモン軸ダクイレ。 しかしアモン自体はわりと頭がおかしい効果を持っている(だからこそ自重されているのかもしれない。…きっとそう)。 それにダクイレは前述のデスアンカーやみんな大好きシュティルさんの存在から、 「ダクイレは4ダメージで止めてから一気に攻める」戦法をされると結構困る。CBのコストが足りなくなるからだ。 だがベルゼバブはCBA。 4ダメージあれば2回は発動出来るので、ある意味逆転の可能性を秘めているのだ。 …アモンの効果? あーあー聞こえないなぁー ダクイレにはまだまだ大きな伸び代がある。ベルゼが当たったファイターの諸君は、これを機にダクイレを組んでみてはいかがだろう。きっとその魅力に気付くはずだ。 ……どうせ売ったところで、はした金にもならないぞ。 ノーライフキング 「元気出せよwww」 ベルゼ 「………」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント