約 1,551,267 件
https://w.atwiki.jp/wiki11_row/pages/389.html
アニメキャラバトルロワイアルEXTRA 2013年、パロロワテスト板にて新たに発足された、アニメに登場するキャラクターでバトルロワイアルを行うリレー小説企画の新規作品。 アニロワの名を冠してはいるが、企画自体はパロロワテスト板、進行はパロロワ総合板でなされている。そして本筋のアニロワとは未関係の並行ロワであり、あくまで単独の形を取っている。 参加作品は歴代アニロワ同様、純粋なアニメ作品だけではなく漫画、ラノベ、ゲームを原作とした作品も混じっている。 参加作品は14作品。参加者は70名。 参加作品・参加者ともに投票によって決定された。 「スマイルプリキュア!」、「ケロロ軍曹」、「ドラえもん」などの子供向けアニメから、 「刀語」「魔法少女まどか☆マギカ」、「Fate/Zero」などの深夜アニメ、 さらには「ボボボーボ・ボーボボ」などの一線を超えたギャグアニメなども参戦しており、 顔ぶれのカオスぶりなら、歴代のロワ群にも引けをとらない。 実は元々参戦作品は15作品の予定だったのだが、参加者投票の時点で当時参戦予定であった「ソードアート・オンライン」のキャラクターがまさかの参加者0名という事態になったため、仕方なく参戦を取り消している。 ルールに関しては、基本的なところはスタンダードなロワとほぼ同じだが、 参加者に首輪が取り付けられておらず、禁止エリアは時間後に跡形もなく消滅するというものになっている。 また、OPの見せしめがないロワでもある。 7/14スタート。 開始直後にいくつかの予約がなされ、順調なスタートを切っている。 主催者 キュゥべえ@魔法少女まどか☆マギカ(進行役) 詳細な主催者はまだ不明 参加者 7/7 スマイルプリキュア! 星空みゆき / 日野あかね/ 黄瀬やよい / 緑川なお / 青木れいか / ジョーカー / ウルフルン 6/6 ケロロ軍曹 ケロロ軍曹 / ギロロ伍長 /クルル曹長 / ドロロ兵長 / 日向冬樹 / 日向夏美 6/6 ジョジョの奇妙な冒険 ジョナサン・ジョースター / ジョセフ・ジョースター / ディオ・ブランドー / カーズ / ワムウ / ダイアー 6/6 ドラえもん ドラえもん / 野比のび太 / 剛田武 / 源静香/ 出木杉英才 / 先生 6/6 Fate/Zero 衛宮切嗣 / 雨生龍之介 / ウェイバー・ベルベット / セイバー / ライダー / バーサーカー 6/6 北斗の拳 ケンシロウ / ラオウ / トキ / ジャギ / カイオウ / アミバ 6/6 ボボボーボ・ボーボボ ボボボーボ・ボーボボ / 首領パッチ / ヘッポコ丸 / ソフトン / ところ天の助 / 魚雷ガール 6/6 魔法少女まどか☆マギカ 鹿目まどか / 暁美ほむら / 美樹さやか / 巴マミ / 佐倉杏子 / 上条恭介 5/5 刀語 鑢七花 / 鑢七実 / とがめ / 宇練銀閣 / 真庭鳳凰 4/4 サイボーグクロちゃん クロ / ミー / マタタビ / 剛万太郎 4/4 未来日記 我妻由乃 / 平坂黄泉 / 来須圭悟 / 雨流みねね 4/4 遊戯王5D's 不動遊星 / ジャック・アトラス / ブルーノ / 鬼柳京介 2/2 戦姫絶唱シンフォギア 雪音クリス / 風鳴弦十郎 2/2 TIGER BUNNY 鏑木・T・虎徹 / イワン・カレリン 70/70 外部リンク 支援サイト アニメキャラバトルロワイアルEXTRA@wiki 現行スレッド アニメキャラバトルロワイアルEXTRA
https://w.atwiki.jp/sarnath/pages/62.html
春のバトルロワイヤル(結果) 簡単ですが、春のバトルロワイヤル結果です。 お疲れ様でした! 参加者 名前 職 ヴァンアーブル AB ひゅららら AB るび・オルトリンデ Glt OYSTER Worg 立川3 AB あと子 RG 蘭くん HP ナタン SC 蟹江 Worg シィラ Shu セレネ・カッターランド AB 白玉 Shu 一回戦 A,Bともに攻めに回り、衝突後の決戦は早かった。 キーマンはGlt。 ○チームA ▲チームB ひゅららら ヴァンアーブル るび・オルトリンデ OYSTER あと子 立川3 蘭くん ナタン 蟹江 シィラ 白玉 セレネ・カッターランド 二回戦 ジェイソンになったGltをかいくぐり、激戦。 Aチームの籠城作戦が功を奏した。 ○チームA ▲チームB OYSTER ヴァンアーブル 立川3 あと子 ナタン 蘭くん セレネ・カッターランド 蟹江 シィラ 白玉 三回戦 二回戦の籠城作戦を模倣したAチームであったが、 Bチームの突破力の前に落城。しかし、落城の隙にGltがフラッグを仕留め、Aチーム勝利。 ○チームA ▲チームB ヴァンアーブル OYSTER るび・オルトリンデ 立川3 ナタン あと子 蟹江 蘭くん シィラ セレネ・カッターランド 白玉
https://w.atwiki.jp/2chroyal/pages/217.html
キバヤシで学ぶバトルロワイヤルの忍法帖システム ◆m8iVFhkTec 「遅い……!」 読み終えた本をパタンと閉じて、キバヤシは呟いた。 あれから結構な時間が経った。バイク君はまだ帰ってこないのか。 話に聞く限り、レストランがある場所はそこまで遠くはないはずだが。 「川越に呼び止められて説得されてるのだろうか?……まぁいい、それならそれで俺だけで調査するまでだ」 「キバヤシー、ボクハー?」 「あぁ、ジサクジエン君。君にも手伝ってもらう。頼りにしているよ」 「オー!!」 この生物はジサクジエン、僕に支給された謎の生物だ。 UMAの類なのは間違いない。コイツは頭だけで動き、さらに人語を話す。 とても興味をそそられる存在だが、意思疎通をする内に『UMA』と言う観念が『相方』に変わってしまった。 そして気が付けば、ジサクジエンの調査は後回しでいい、先に鮫島事件を……と考えていた。 もはや「それがコイツの能力だろうか?」と疑いたくなるほど、コイツの存在は俺の中にスルリと馴染んでいた。 どうにもジサクジエンの方を調査する気が起きないため、結局鮫島の方を再開することにした。優先順位的に間違ってないため、構わないだろう。 ジサクジエンに手伝ってもらい、図書館中から集めてきたいくつもの資料や本。 机の上に山積み……というほど多くはないが、それらのうち、一つを手に取って読み始める。 ……先程からいくつもの資料に目を通しているが、一向に情報がまとまらない……。 鮫島事件関連と思われる資料を抜粋し、メモを取ってまとめているものの、どれも内容に統一性が無い。 ある資料では「鮫島と言うコテハンの男がリンチされた事件」と書かれている。 またある資料には「鮫島代議士絡み」の話が語られた。 先ほどの資料じゃ「呪いが関係する」と記されており、この本には「2002年に自殺者、行方不明者が増えた理由に鮫島が……」と明言されている。 「きっとデマが……デマが多すぎるせいだ……。完全に隠蔽されてしまっている……」 そう、諸説を数多く流すことにより、どれが正しい情報かを判別出来ないようにする隠蔽工作……。 それがこの鮫島事件において行なわれている可能性が非常に高い。 この手法は有名なもので挙げれば『都市伝説』なんかに使用されている。 都市伝説のほとんどは、個人の範疇では真相が確認出来ない程の突拍子もない陰謀論やウワサが語られている。 そのどれもが妄想や夢物語のような内容であるものの、確実にウソだとは言い切れないようなものばかり。 ―――悪魔の証明。"100%無い"と断定するのは不可能、そんな話が集められているのが都市伝説である。 そこが魅力であり、話のタネとして広がる要因なのだ。ただし、口では「本当にあるかもよ?」と語りつつも、多くの人々は内心では信じていない。 では、その突拍子のないウソが詰められた箱の中に、たった一つだけ突拍子のない『事実』を混ぜてみたらどうだろう? それを真実だと見抜ける者がどれだけいるだろうか? 仮に見抜いたとしても、それを公表したところで人々は信じるだろうか? ……これがいわゆる隠蔽工作の一つ。木を隠すなら森の中とはよく言ったものである。 もはや真相と言う名の木は、とてつもなく広大な森の中に埋もれてしまっていた。 俺は荒々しく本を閉じると、机の上へと放り出した。 検証出来る術が無い状況で諸説ばかりを集めたところで、もはやどうにもならないだろう。 「調査が完全に行き詰まってしまったな……」 このバトルロワイヤルの真相へたどり着くまでの道のりは果てしなく長い。 そして、それまでに俺が生き残っていられるかどうかの保証は無い……。 あぁ、なんてやるせない思いなんだろうか。何も分からないまま、死んでいくのだと思うと悔しくてならない。 机に突っ伏したまま、感情に任せて拳を机に叩きつける。 ドンッ、と激しい音が薄明かるくなった図書館に響き渡り、やがてすぐに静寂が戻ってきた。 ……音? そういえばこれは何の物音だ? キバヤシが図書館内の『音』に注意を傾けた時、初めて先程からガサゴソといった物音がしていることに気が付いた。 「ジエン君、何をしているんだ?」 「ピーディーエーダヨ」 何かと思えば、退屈していたであろうジサクジエンが、キバヤシのデイパックを漁っていたようだ。 ジサクジエンはPDAを取り出して床に置いて、上に乗ったりして遊んでいた。 「……PDAか。ひろゆきは2ちゃんねるが閲覧出来ると言っていたが……」 キバヤシはジサクジエンからPDAを取り上げて、じっくりと観察をする。 「な、なんだこの凄まじい性能は……! 大型のコンピュータ並の機能性! さらに高画質! そしてこんなにもコンパクト……携帯電話のように折り畳む必要すら無いだなんて……!」 何を驚いているのかと思うかもしれないが、彼が活躍していたMMRは1990年代後半の話である。 その頃の携帯電話は、ここ最近画面がカラーになり、折り畳み携帯が普及してきた時代。 一方、PDAはモノクロ画面が主であり、パソコンというより電子手帳としての役割が大きかった。 インターネットはダイヤルアップ接続で出来たが、性能はデスクトップPCに大きく劣る。 携帯の方はiモードが実装されていたが、サイトが少なく、何よりコストがかかるため利用者はそれほど多くなかった。 だが、それが最新式だと言われていた当時の世界から、この世界に来てPDAを見たら驚くのも無理はない。 ……90年代の人がどうして2ちゃんねるを知ってるかって? ほら、多分本編終了直後の2000年代から来たんじゃないだろうか。 「ミセテミセテ!」 「あぁ、いいだろう。……こんなことなら、真っ先にコレの機能を把握しておくべきだったな」 前述した通り彼は若干ステレオタイプの時代の人であるため、情報収集と言えばコンピュータよりも図書館を優先してしまう。 というか、彼にとって携帯はただの通信機器と言う見解が根付いているため、主催者から配信を受け取る だから、支給されたPDAについては盲点だった。主催者からの配信を受け取るためだけの機器だと考えていた。 彼にとっては未来の世界の道具であるPDA、それをタッチペンを巧みに使いこなして操作する。 キバヤシのIQは170とも言われ、ほぼ初見である道具をものの数分で把握していくだけの知力はあった。 カメラにボイスレコーダー、現在位置がわかる地図に手書きメモ帳と、彼の想像を超えた万能さにまたしても驚いた。 「現在の地球の技術ではここまで画期的な物は無いだろう……主催者は相当な技術力を持っているに違いない……!」 「ソウカナー?」 「おそらく、裏社会のスパイなどがこう言った機器を使っているのかもしれない。 それを一般市民であるこの俺が手にする日が来るとはな……あぁ、実に興味深い機械だ……」 まさかこのレベルの機械を一般人が、それも学生に至るまでほぼ全員が所持するような世の中になるとは、彼は想像もしなかっただろう。 「キバヤシー、コノ『ニンポーチョー』ッテナニ?」 「忍法帖……何のことかと思っていたが、どうもこのPDAに搭載されたシステムのことらしい」 そういえばひろゆきが最初に言っていた。 『一人殺す毎に忍法帖のレベルが1つ上がります。現時点での皆さんの忍法帖レベルは0ですね。 レベルが上がると様々な恩恵が得られますが、レベルが1以上の方はバトルロワイアル板にて殺害した人物の名前と実名が公表されます。』 ……殺害を行なうことのメリットを生み出すシステム、それが忍法帖。 キバヤシは規定の操作でヘルプメニューを開き、その内容に目を通していく。 「……なるほど、上手く出来たシステムだな、これは……」 「キバヤシー、ニンポウチョウニツイテオシエテー!」 _,.. -─ ─-、 しァ /!/ヽ‐'" / イ⌒ヽ ,l_/ l l / /! ヽ |l /lハ// V| ! ハ | l / イ ヽヽ/Vl ! | ハVヽト`ー- ' イ/ ,ィ/! \ ∧l | 、ト、 \ ヽー- ' _,..ィ/ // ハ ト、 l! \ ヽ_,.メ、<イ_/__,.._-=ニ-ヽ _,/ ヽi`、| 、‐rッヾ =|二|-=_rッァ `}',.} 「OK、わかった。説明していこう」 { ヽ!  ̄ シノ! ヽヽ  ̄ //リ ヽヽ!`ー--‐'´/| ` ー--‐ ' /./ \! ヾ_,. /‐' _ィニlヽ __ ,イiヽ、 _,. -‐'" l | \ `二´ ,r' l ! `ヽ、._ _,. -‐ '" l | \ / | l `` ー- 、._‐'" _,. -‐  ̄`ヽrァr--`‐──'‐‐-r ,! ! `` ー- _,.ィ´ ヽ、._ ヽ ./ /i lァ‐/ / \_ノ! l / l ', / { `ヽ、 }!ヽ! /V ! ヽ ! ヽ \ Y | ` r====r'´ | 〉(・∀・)「ワーイワーイ」 図書館内の自販機から拝借した缶コーヒーを一口啜り、説明を始めた。 ~キバヤシで学ぶバトルロワイヤルの忍法帖システム~ NヽN` `゙、.、Nヾミ i ヾミミ、 _,.ィイ八、 ! ー-=ニ _,..、_'"'ノ,."-'ニ'ヾ、._ l_ 「まず、一般的な"忍法帖"と言うのは本家の2ちゃんねる掲示板で使われている機能から来ている。 {F|! '、辷゙iニ{´'_辷,゙ ゙!r'-r,^、i かつて、荒らし対策としてプロバイダーごとに一括規制してきていたんだ。 l;j゙、_ ノ ヽ)、 ノ' ゝ '/ だが、その方法では同プロバイダの一般人を巻き添えにしてしまう。 `!  ̄ヽ '  ̄~´ ,'.,ィ' そのために多くの顰蹙を買っていた……。そんな中、改善策として導入されたのがこのシステムだ。 i. --一 、 ,' |. 利用者のCookieごとにレベルを設けて、利用者がそのレベルを上げていくことで投稿間隔、 ヽ、 `二ニ´ ./ ト、 容量などの利用制限を解いていくシステムだ」 ,..-i; ヽ、 ,. '´ / ヽ、_ _,.イ´ j  ̄ ̄ / ,i、゙ト-、 ?(・∀・)「ドユコト?」 ,ィ, (fー--─‐- 、、. ,イ/〃 ヾ= 、 N { \ ト.l ヽ l 、ゝ丶 ,..ィ从 | 「簡単に言えば"信用度"とでも言おうか。 \`.、_ _,. _彡'ノリ__,.ゝ、 | 信用の低い最初こそ少し不便になるが、これまでのような余計な規制に巻き込まれなくなる。 `ゞf‐>n;ハ二r^ァnj< y=レヽ そして荒らしなどの迷惑行為を行なわず、普通に使用していれば信用され、. |fjl、 ` ̄リj^ヾ)  ̄´ ノ レ リ. そのうちに元通り快適に使用出来るようになるのさ」 ヾl.`ー- べl,- ` ー-‐' ,ン l r─‐-、 / | ト、 `二¨´ ,.イ | _亅 ヽ、 ./ i ト、 -‐''「 F′ ` ー '´ ,.' フ >ー、 ト、ヾ;、..__ , '_,./ /l ヽl \\‐二ニ二三/ / / !(・∀・)「ナルホドー」 なんとなく教養番組のようなノリになっている。 というのも、ジサクジエンの反応が良いから、そういう雰囲気になってるのだろう。 キバヤシは普段のプレゼンとさほど変わらない説明を行なっている。 「では前置きはこの辺にして、次はこのバトルロワイヤルにおける忍法帖について説明していこう」 「ハーイ!!」 解説は続く。 |丶 \ ̄ ̄~Y~、 | \_ / \ | \ / / ヽ | \__ ̄ //\ ;! 「いわゆる"忍法帖プログラム"は、殺害を行なうごとにレベルが上がり、 ,ゞi ̄ ̄l‐! ̄ ̄|- 、! そのレベルを消費することで恩恵が得られるシステムだ。 i `ー‐"||"---' |b |' レベルが高い恩恵ほど、より強力な恩恵が得られるため、 | / | / 殺し合いに積極的である者は、より大きなアドバンテージを得られるのだ」 \ ー-- イ/ ヽ _,/ト\( ・∀・)「ヘェー…ドンナノガアルノー?」 ,.ィ , - 、._ 、. ,イ/ l/  ̄ ̄`ヽ!__ ト/ |' { `ヽ. 「これが忍法帖で得られる恩恵の一覧表だ!」 N│ ヽ. ` ヽ N.ヽ.ヽ、 , } ,-v-、. ヽヽ.\ ,.ィイハ | / _ノ_ノ ^) ヾニー __ _ -=_彡ソノ u_\ヽ、 | / _ノ_ノ_ノ /).  ゙̄r= ‐モミ、ニr;==ェ;ュ<_ゞ-=7´ヽ / ノ ノノ//. l  ̄リーh ` ー‐‐' l‐''´冫)'./ ____/ ______ ノ ゙iー- イ'__ ヽ、..___ノ トr‐' _.. r(" `ー" 、 ノ l `___,.、 u ./│ _. -‐ '"´ l l-、 ゙ ノ. ヽ. }z‐r--| / ト, __ . -‐ ' "´ l ヽ`ー''"ー'" | ヽ、`ー-- ' ./ヽ / ' "´/`゙ ーァ' "´ ‐'"´ ヽ、`ー /ノ ヽ `ー--‐ _´ '// / / __.. -'-'" | | \ / / l / . -‐ '"´ \ |___>< / ヽ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【Lv1】 プロキシ 次の定時カキコの際に、使用者の"殺害者の実名"が公表されなくなる。 例: MSKK(モララー) オエー(川越達也) ショボーン(お断りします) ・ ・ ・ ↓ 川越達也がボーナスを使用した場合 MSKK(モララー) オエー(****) ショボーン(お断りします) ・ ・ ・ ……と表示されるようになる 代理書き込み バトルロワイヤル板に1レスだけ書き込みができる。その際には使用者の名前が表示される。 なお、最初の定時カキコ以降(6時以降)に使用可能となる。 【Lv3】 P2 3時間の間、禁止エリアに自由に出入りすることが出来るようになる。 時間切れ15分前になるとアラームで知らせてくれる親切設計。 【Lv4】 専用ブラウザ 地図上に他の参加者の位置がマーカーで表示されるアプリをインストールする。 キャップ発行 全参加者の名前、顔写真、そしてリアルタイムの現在位置座標を表示するアプリをインストールする。 専用ブラウザと合わせて使用することが出来れば、誰がどこにいるのかが手に取るようにわかる。 【Lv6】 水遁の術 全参加者の『忍法帖を未使用のPDA』の忍法帖レベルを強制的に0にする。 【Lv8】 あぼーん 使用者から半径100m以内にいる任意の参加者一人の首輪を爆破出来る。 発動すると、該当する首輪から40秒のカウントが流れ、その後爆発。 なお、その間に使用者が死亡した場合はキャンセルされる。 【Lv12】 規制解除 恩恵を使用したPDAの"オーナー"の首輪が外れる。 ただし、バトルロワイヤル板に使用者の名前と現在位置が表示されてしまう。 これ以外に、恩恵を使用するとオマケとして『!omikuji』が表示される。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― .ト│|、 |. {、l 、ト! \ / ,ヘ | i. ゙、 iヽ / / / ヽ │. lヽミ ゝ`‐、_ __,. ‐´ / ,.イ \ ヽ | `‐、ヽ.ゝ、_ _,,.. ‐'´ //l , ‐'´, ‐'`‐、\ | 「ただし、これらには使用限度がある。 ヽ、.三 ミニ、_ ___ _,. ‐'´//-─=====-、ヾ /ヽ まず、『一つのPDAにつき、一つの恩恵しか使えない』と言う点だ。 ,.‐'´ `''‐- 、._ヽ /.i ∠,. -─;== - 、ゝ‐;----// ヾ..、 複数の恩恵を利用するためには、殺した相手のPDAをしっかり奪っておく必要があるということだな。 [ |、! /' ̄r'bゝ}二. {`´ '´__ (_Y_),. |.r-'‐┬‐l l⌒ | }. どうやらワイヤレス機能でレベルの譲渡が出来るらしい。 ゙l |`} .. ヽ--゙‐´リ ̄ヽd、 ''''  ̄ ̄ |l !ニ! !⌒ // つまり、稼いだレベルの一部を移し、使用するのが基本だろう。. i.! l . ソ;; .. ヽ、._ _,ノ' ゞ)ノ./ そして最も高い恩恵である"規制解除"……これに限り使用対象を『PDAのオーナー』に限定している。 ` ー==--‐'´(__,. ..、  ̄ ̄ ̄ i/‐'/ 俺の予想が正しければ、この恩恵のために誰もが自分のPDAを最後まで取っておく傾向があると思う」 i . ト、  ̄ ´ l、_/ | ! | | ヽ ー‐== ニニニ⊃ ! ト、 ヽ 、__,,.. / ;; .!; \ ヽ / ;; / l ?( ・∀・)「フムフム…デモ、ナンデコンナシステムヲ、ツクッタンダロウネ?」 N /i/´ ゙ ̄ ̄``ヾ)_ Nヾ ゙ ゙ヽ N゙、 ゙i N゙ゞ .! ゞミミ、 ノ,彡イハヾ、 i 「それはもちろん、参加者たちの殺し合いを促進させるためだ。 ー-r-==、'リノ_ノ_,.ヾミ,.ィ,ニi 恩恵はどれも数人殺すだけで生存出来る確率がぐっと上昇するものばかりだ。. {i `゙';l={゙´石ゞ}='´゙'r_/ ゆえに、自分の死を恐れている参加者に他者の殺害を、一歩踏み出させるのに一役買っているということだ。. ` iー'/ ヾ、__,.ノ /i´ さらに一度『一人殺す』と言うハードルを乗り越えさせてしまえば、次からは殺しに対する躊躇が大幅に減る。 ! ゙ニ-=、 u / ,ト, やがて参加者たちは進んで殺害を行なうようになる…… ヽ、i'、_丿 /// ヽ つまり、殺し合いがスムーズに進展していくというわけだ!」 _,.ィヘヽ二 ィ'_/ / ゙i\ -‐ '''" ' ̄/ i ヽ_./´ ./ .| `\ / /ィ´ ゙̄i / ir=、 l'i"ヽ、 ∠__,,..-イ i /\_,イ,=-、 i 、,.ゞ、 | ゙'"ヽ \! .i-'´ ,i | ./`゙'i' /i_.!._,..ヽ<! ゙i、゙i. =゙! \! | .,i゙ |/ .| ,/ /-i ゙i ゙i 三゙i ゙i | /⌒i/ .| ,i゙ i' | ,/ /= .|三. ゙i/.| .| .| .ij ..l〉 | ,i゙ | .!' i゙'i ト. ゙i | _,.. V =,! ! | ,i゙ | / | l= ヾ!.._ ヽ」 "´;i . i ./. | .| .,i | ,/ | ヾ . . ヾ " ゙ //│ | ,i | ,/ . | ゙i. . . . . 、 . . . . . . . . . /,ィ'"´.| | i ,イ | /ト、; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ,ノi|Y(; ・∀・)「ナ、ナンテコッタ! オソロシイハナシダ…」ワキワキ ワキ ., --、 i´!⌒!l r ,=i .|l⌒l l | ゙ー=' | |. L._」 )) .i´|.ー‐' | | |. ! l ワキワキ |"'|. l │-== |. ! ==l ,. -‐; 「そう、俺たちは初めからひろゆきの手の内で踊らされているんだ……! i=!ー=; l | l. | | / // 籠の中の鳥……いったい、俺たちに何が出来ると言うのか……!?」 │ l l、 | | } _|,.{ 7 )) |__,.ヽ、__,. ヽ._」 ー= レ' |; 7 \ \ ヽ !′ | . / /ヽ ` .... ..../ ワキ キバヤシはそこまで話したところで一息をついた。 犯罪心理学の領域まで考慮された上でのこのシステム、全く本当によく出来ている。 こうも計算され尽くしては、殺し合いに乗る者を止める方法はおそらく存在しないだろう。 自分の命が狙われるのが先か、それともこの殺し合いに隠された謎を解き明かすのが先か……。 この殺し合いの目的について、会場について、ひろゆきの技術力について、そしてジサクジエンなどの謎の生物について……。 調べなくてはいけない課題は山ほどある。 それを『籠の中』で行なわなくてはいけない。 手がかりや痕跡を全て消されていたらアウト、それでもやるしかないんだ。 「あきらめない……。それがオレたちに出来る唯一の闘い方なんだ」 そう呟くと彼は図書館の奥の方……外からは発見されず、隠れられる程度の場所に向かい、そこに横になった。 少し頭を休ませたほうがいい。あまりに一気に動かしすぎるとオーバーヒートしてしまう。 時計の針は5時半を指し示す。定時更新まで30分程度あるが、今はそれほど早急に確認することも無さそうだろう。 「ジエン君、僕は仮眠を取るから見張りを頼む。1時間くらいしたら……あと誰かが来たと思ったら起こしてくれ」 「ワカッター!」 「そうだな……バイク君以外に協力者が、それも戦い慣れているような人物が現れてくれたら、図書館から出て調査したいところだな……。 出来る事なら学校、病院、テレビ局辺りが望ましいんだが……。どこへ向かうにしろ、地図に名前が出てる時点で危険だろうな……」 そう呟いたところで、しばしの静寂が訪れた。 徐々に彼は睡魔に誘われて行き、やがて意識は闇の中に落ちていった。 【D-3・図書館/一日目・早朝】 【キバヤシ@AA】 [状態] 健康、睡眠中 [装備] なし [道具] 基本支給品、PDA(忍法帖【Lv=00】)、Vやねん!タイガース×36@なんでも実況J [思考・状況] 基本 バトルロワイヤルの謎を解明する 1 ………… 2 目覚めたらバトルロワイヤル板の確認を行ない、調査を再開する 3 バイク君が帰ってきたら手伝って貰う 4 出来れば図書館以外の場所も調査したい 5 バトロワは鮫島事件と何か関係がある……? だが、諸説が多すぎて現時点ではどうしようもない 【ジサクジエン@AA】 [状態] (・∀・)イイ! [思考・状況] 基本 キバヤシに従う 1 ミハルゾー! 2 1ジカンゴ、キバヤシヲオコス 3 ニンポーチョーニ、クワシクナッタヨ No.72 戦争を知らない大人たち 時系列順 No.:[[]] No.72 戦争を知らない大人たち 投下順 No.74:第一回定時カキコ No.56:調査未だ足りず キバヤシ No.83:――の前の静けさ
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/1644.html
作者・◆VxAX.uhVsM氏 第三弾です 超自己満足!更新頻度はムラがあるそんなんですがお願いします。 11/04/29:完結しました。呼んでくださった方に感謝です。 DOLバトルロワイアル2nd本編 DOLバトルロワイアル2nd本編SS目次・時系列順 DOLバトルロワイアル2nd本編SS目次・投下順 DOLバトルロワイアル2nd追跡表 DOLバトルロワイアル2ndおまけ DOLバトルロワイアル2ndの死亡者リスト DOLバトルロワイアル2ndの参加者名簿 DOLバトルロワイアル2ndの参加者名簿(ネタバレ) DOLバトルロワイアル2ndの地図&ルール
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/2074.html
作者・◆8nn53GQqtY 氏 雑多ジャンルバトルロワイアル本編 雑多ジャンルバトルロワイアル本編SS目次・投下順 雑多ジャンルバトルロワイアルキャラ別追跡票 雑多ジャンルバトルロワイアル参加者名簿 雑多ジャンルバトルロワイアル参加者名簿(ネタバレ) 雑多ジャンルバトルロワイアル死亡者リスト 雑多ジャンルバトルロワイアルルール・マップ 雑多ジャンルバトルロワイアル支給品一覧
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/3753.html
作者・◆VHIrQZ.9zI ジョーカー・バトルロワイアル本編 ジョーカー・バトルロワイアル本編SS目次・時系列順 ジョーカー・バトルロワイアルキャラ別追跡票 ジョーカー・バトルロワイアル参加者名簿 ジョーカー・バトルロワイアル参加者名簿(ネタバレ) ジョーカー・バトルロワイアル死亡者リスト ジョーカー・バトルロワイアルルール・マップ ジョーカー・バトルロワイアル支給品一覧
https://w.atwiki.jp/hyakkaryouranebs/pages/46.html
2009年9月20日22日(追加日程)23日に開催 20日85名参加(不具合発生*1の為22日23日も参加) 22日82名参加(20日の不具合発生で急遽追加) 23日80名参加 仕様(前回との変更点) HP500統一(回復2分) 武器/防具はフェザー・ファンネル(紫燕飛舞)/ブースターカスタム(国色天香)をモデルとしたイベント専用武器 2日制につき国対抗はなし(景品対象者各日程Rポイント上位25名) 結果 A日程 1 TA-29 191 2 奥和 184 3 とら 184 4 FLOTIN 182 5 告天子 181 6 ギルガメッシュ 178 7 へび 175 8 朧 174 9 紫電 172 10 明日宿 198 B日程 1 とろろ 258 2 Silver 250 3 デス・シュラウド 249 4 カミーユ 245 5 まりん 243 6 セリカ 242 7 ぴえとろ 238 8 玲燐 235 9 melt 232 10 黒崎一護 230 C日程 1 ローサ 262 2 レオンハート 260 3 蠍 255 4 花月 253 5 牛鮭 248 6 リンダ 247 7 quoll 246 8 じょーい 244 9 ぼこられ王子 243 10 黒羊 242 脚注・出典 1) バトルロワイヤル3イベントA日程において 防具が無防備の場合 イベント防具のSTが反映されず、 武器レベルが装備武器のレベルがそのまま反映されるようになっていたため22日を追加日程とした
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/3377.html
作者・ ◆NmPAP.ioi. 俺得いろいろバトルロワイアル本編 俺得いろいろバトルロワイアル本編SS目次・投下順 俺得いろいろバトルロワイアル参加者名簿 俺得いろいろバトルロワイアル参加者名簿(ネタバレ) 俺得いろいろバトルロワイアル死亡者リスト 俺得いろいろバトルロワイアルルール・マップ 俺得いろいろバトルロワイアル支給品一覧
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/3501.html
好みの作品でバトルロワイアル 好みの作品でバトルロワイアル本編SS目次・投下順 好みの作品でバトルロワイアルの死亡者リスト 好みの作品でバトルロワイアルの参加者名簿 好みの作品でバトルロワイアルのネタバレ参加者名簿 好みの作品でバトルロワイアルの支給品一覧 好みの作品でバトルロワイアルのルール・マップ
https://w.atwiki.jp/mangaroyale/pages/135.html
バトルロワイヤルの火薬庫 ◆NIooiMe9JM 一触即発 この四字熟語の意味は、ちょっとしたきっかけで大事件につながると言う意味だ。 例えるなら、第一次世界大戦直前のバルカン半島や、 関が原の戦い直前の徳川軍と石田軍などが良い例えだろう。 さて何故このような四字熟語を出したか。 理由は簡単、今この場所─つまりD-3エリア内にある喫茶店では、 まさに今ピエロの格好をした女性と、 黒に包まれた男が一触即発の状態なのである。 「問おう、貴様はこのゲームに乗っているか?それとも乗っていないのか? いますぐに答えろ!!」 「貴様ではない、俺には蝶サイコーな名前がある。だがまずは自分の名を名乗ったらどうだ? それに、手にあるナイフを置け。そんなものがあったら、誰でも警戒をする」 先程も言った通りここは、D-3エリア内にある喫茶店。 ほんの少し前、この場所に才賀勝、エレオノールがこの場所に来た。 だがその前から、パピヨンがこの場所にいた、 その結果がこれである。 パピヨンは、今現在このゲームに乗るつもりはない。 だから、エレオノールたちをすぐには襲わなかった。 エレオノールも、このゲームに乗るか迷っている途中であるが、 無闇に攻撃することは、結果的に勝を守れなくなる可能性がある。 だから、パピヨンに話しかけたのである。 しかしここはバトルロワイヤル、そうそう安易に組むことが出来ない、 なぜなら、組んだ相手が急に裏切ることもあるからだ。 だから二人とも慎重になっていると言えば、そうも言えなくはない。 だがエレオノールがナイフを持っているのは、完全に裏目、 このため、パピヨンがエレオノールを敵とみなし警戒態勢に入っており、 そのためいつ戦闘が起こってもおかしい状態なのである。 さてここで一つ疑問に思うことがあるだろう、才賀勝のことである。 普通なら一時的にこのゲームに乗ったエレオノールが交渉をせず、 勝が交渉すれば良い結果になる可能性が大きいだろう。 しかし勝はしなかった、いや出来なかったと言えるだろう。 勝とて馬鹿ではない、むしろ歴戦の将と言ってもおかしくはない。 では何故勝が交渉しなかったか? 勝が交渉した場合、一番困るのは自分の名を名乗ることだ。 勝はエレオノールに自分を『才賀勝』では無く『綾崎ハヤテ』と騙していたことが、 交渉が出来ない一番の理由だった。 もしこの中に本当の『綾崎ハヤテ』を知っているもの、もししくは本人がいたらどうなるか? まず最初に、エレオノールが偽名を使っていたことに憤慨して攻撃するだろう。 いやそれどころか、偽名を使ったことをこの殺し合いに乗っていることを疑われて、 この男─つまりパピヨンに殺される可能性も無くはない。 これにより勝は、交渉のときに自分達の 名前を名乗らないようとエレオノールに言ってしまった。 これもまた、パピヨンとエレオノールが、うまくいかない理由の一つだろう。 ちなみに泉こなたは、先程の展開で疲れていたのか何なのかわからないが、 奥のテーブルのいすで寝ているため、二人には気づかれてはいない。 「私の質問に対して、答えられないのなら…… 貴様はこの殺し合いに乗っていると考えていいのだな?」 エレオノールが、ナイフを構える。 「乗っている乗ってない以前に、俺はお前の態度が気に入らないな」 それにあわせて、パピヨンも戦う構まえをしようとしている。 (不味い事になっちゃったかな…) 勝も二人を止める事をあきらめかけたそのとき─ 「くく……!まるで幼稚園児の集まりだな……!」 混沌としている中、赤木しげるが三人の前に現れた。 ◆ ─────30分ほど前───── 赤木しげると鳴海は繁華街にいた。 「なあ赤木、繁華街は誰もいないぞ、これだけ探していないってことは、 病院のとか、もっと人が安全だと思っているところに言ったほうが良いと思うぜ。」 鳴海が赤木にこう提案した、無理もない。 彼らはこの繁華街で1時間ほど、探索していた。 が結果は最低だった。 「そうだな、移動するのが得策だろう……だが……」 「だが?」 「もう行き先は決めている」 そういうと赤木はデイバッグに入っている地図を取り出した。 「俺たちが次に行くところは、ここだ」 そう言って指を刺したのはD-3エリアだった。 「市役所…?市役所に何があるんだよ」 「くっく……! 実は黙っていたんだがな、移動していたときに このエリアには喫茶店があってだ、その店の前に人がいた……」 「は?」 「聞こえなかったのか? ここに人がいたって言ったんだ」 「そうじゃなくてだな、なんで今までそのことを黙っていた?」 「この事言ったら、お前は繁華街を探索するより、 おそらくこの場所で人と接触することを優先するからだ」 鳴海の疑問を赤木はテキパキと返す 「ああ、おそらくそう言ってただろうな、 だが何で今となって行くことを選んだんだ?」 「おそらく俺たちはこの殺し合いに参加している中で、1番ツキに見放されている可能性がある。 だから他人と接触できるときは、 確実にしておくのが無難だ ここらできっちりと情報や、誰がこの殺し合いに乗っているか、乗っていないかを確認するべきだからな」 確かに赤木たちはついていない、なぜならお互いに 接触した参加者が一人だ。 「勇次郎って奴はどうするんだよ」 「今ツキに乗ってない俺たちと接触した場合、交渉する時間も与えられず ただ殺される可能性が高い。だから会うのは今のところ保留だ」 「じゃあ、お前が見たって奴が、まだその喫茶店にいる可能性はあるのか もしかしたら、もう移動してかもしれないぞ」 「それはない、俺が見た感じだとあれは誰かを待っている感じに見えた。 もっとも、一時的な待機だったら目立つ喫茶店じゃなくてもいいはず」 「わかったよ。誰かがいるとわかっているなら、お前を否定するわけにもいかねぇな」 「そう言ってくれると助かる」 「ただな、赤木…… お前は計画性があんまりないな」 「クク……」 ◆ 話しを赤木が登場したところへ戻そう。 「まったく…お互いとも探りを入れすぎだ、 交渉ていうのはもっと気楽に、疑いをかけずにやらなきゃ意味がない」 「貴様! 勝手に人の話しに入ってきて、何だその言い様は!!」 エレオノールはナイフをパピヨンから赤木に向け変えた。 「フフ…圧力をかけて交渉をするなんて、それこそ この殺し合いを恐れていると自分から言ったと同じ……!」 「黙れ!!」 エレオノールは、無駄口をたたいてきた赤木に近づき、 ナイフを突きつけた。 「ふふ…… まるで白痴だな……!俺が危険だとわかっていて、 何も用意せずに、お前に喧嘩売ると思っているのか?」 そう言い終わったその時であった。 「ッ?!」 「お遊戯会はここまでだぜ?」 鳴海がエレオノールを腕を蹴ってナイフを落とし、 そして彼女自身を羽交い絞めにする。 「不意打ちなど卑怯な?!」 「この殺し合いで不意打ちも一種の戦い方だ。 まあ……とりあえずこれでちゃんと交渉が進みそうだな…! なあ、そこのあんた」 そう言ってパピヨンのほうを見ている。 「ん……? 俺に言っているのか?」 「ああそうだ…… が先に俺の名を名乗っていたほうが言いだろう、 俺は赤木しげる…… まあ赤木とでも言えばこちらは反応できる」 「赤木しげる……ねえ。 嘘は言ってなさそうだな、なら俺もそれに答えなければならないな、 俺はパピヨン♪、まあこの名簿では違う名前で乗っているがな」 「パピヨンだな…… わかった…… 軽い自己紹介はここまでにしてだ、本題を話し合うぞ。 鳴海、いい加減その女を離してやれ」 「いいのか、また何かするかもするかも知れねえぞ?」 「そのときは、お前が女を何とかしろ。 第一『何か』を起こさせないためにお前が監視していれば問題ない」 鳴海は渋々とエレオノールを解放した。 「単刀直入に言うとだ…… 「『チームを組まないか』って事だろ」 アカギが全部言い終わる前に、パピヨンが赤木の言いたいことを言った。 「話しが早くて助かる」 「だが…そこにいる小僧とピエロとも組めと言うのか?」 「無論だ、アンタと交渉をしていたってこととは、 どっちつかずなんだろう」 「だったらまず名前を言ってもらお 「まだいい」 今度はアカギがパピヨンの会話に入ってきた。 「まだ言うときじゃない、二度も同じ場所で 自己紹介はしたくは無い」 そう告げると、アカギは親指を立てて後ろの扉を指した。 そして数秒後その扉から、強面の男と女装をしている男が入ってきた。 「おいおい、こいつから聞いた話しだとお前と、女しかいないと聞いていたんだが…… どうしたら短時間でこんなに増えるんだ?」 「まあ、色々あったからな」 「あれ? こなたさんは?」 「奥で寝ているぞ……まったくこんな緊迫している中……逆に感心する」 ハヤテと承太郎が喫茶店で合流した、これで喫茶店いる人数は 8人となった。 「正直こんな大所帯になれるとは思えなかった。これがお前が言うツイているって奴か?」 「人が多ければ多いほど、このふざけた殺し合いを壊せる。 今の状況は、百点に限り無く近い状況だな……!」 ◆ 「鳴海兄ちゃん……!」 赤木と鳴海が話し合っているその時、 勝は鳴海にそう言いたかった。 いや勝は鳴海を見たときそう言いたかった。だが言えなかった。 勝にとって加藤鳴海は命の恩人、しかも生死の判別不明で生きているかどうかわからなかった。 普通なら、我を忘れて飛び放て嬉しみたかっただろう。 しかし、何という神の悪戯であろう。 ここはバトルロワイヤル、そんな事をしたら、せっかくパピヨンという男と、 赤木しげると言われている男の交渉の邪魔をしてしまう可能性がある。 だがその前に鳴海は勝を見ても何も思わなかった。 その時点で勝の心は痛く、とても辛かった。 それと同時に力いっぱい涙を流したかった。 (ああ、鳴海兄ちゃんも僕のことを覚えていないのか…… どうして僕の知り合いは…… 僕のことを知らないのかなあ……?) こう嘆いてもしょうがない。勝が今真っ先に考えることは、 どうやってエレオノールに、才賀勝本人だと知らせることが出来るか否かである。 そのため勝は今、この二人の交渉が上手くいくようとに願うだけだった。 今この喫茶店には 女装した執事、強面な男子高校生、小学生のような女子高校生、偽名を使っている少年 黒い蝶の格好をした男、ピエロの格好をしている女性、腕が剣に変形する男性 そして博徒の白銀髪の男性がいる。 一見、対主催の面子が積り集ったと思われるが、 実は違う。 1人は自分の主を探して行動をしており、 もし主が死んだら、殺戮者になってもおかしくは無い。 1人は自分がある男と戦うために、対主催になっている。 しかしこれもその男が死んだら、殺戮者になりかねない。 この場所─── D-3エリアの喫茶店は、 いつ何時、戦いが起こってもおかしくは無い。 つまりバトルロワイヤルの火薬庫と例えるのが妥当。 この火薬庫がいつ爆発するか、それはこの現状を何とか纏め上げた『赤木しげる』と、 エレオノールに偽名を使っている『才賀勝』 この二人にかかっていると言ってもおかしくは無いだろう。 はてさて、どうなることやら。 【D-3喫茶店内/1日目 午前】 【赤木しげる@アカギ】 [状態]:健康 [装備]:グリモルディ@からくりサーカス(鞄に入っています) [道具]:核鉄(モーターギア)@武装錬金、傷薬、包帯、消毒用アルコール(学校の保健室内で手に入れたもの) [思考] 基本:対主催・ゲーム転覆を成功させることを最優先 1:喫茶店内にいる参加者と交渉して、有益な関係を築く 2:1が成功したら情報交換する 3:このバトルロワイアルに関する情報を把握する(各施設の意味、首輪の機能、支給品の技術 や種類など、なお勇次郎に対しては保留) 4:参加者の考えがまとまったら、学校を拠点とすることを提案する 【加藤鳴海@からくりサーカス】 [状態]:健康 [装備]:聖ジョルジュの剣@からくりサーカス [道具]:支給品一式×2、核鉄(ピーキーガリバー)@武装錬金、 輸血パック(AB型)@HELLSING、 グリース缶@グラップラー刃牙、道化のマスク@からくりサーカス [思考] 基本:対主催・誰かが襲われていたら助ける 1:前にいるピエロ(エレオノール)が何かしないように見張る 2:喫茶店内の参加者と協力関係を結ぶ 3:このバトルロワイアルに関する情報を把握する (各施設の意味、首輪の機能、支給品の技術や種類など) 4:誰かが襲われていたら救出し、保護する 5:赤木の人柄を見極める [備考] 聖ジョルジュの剣は鳴海の左腕に最初からついていますので支給品ではありません 参戦時期はサハラ編第19幕「休憩」後です サハラ編から参戦しているので勝、しろがねについての記憶は殆どありません 【才賀勝@からくりサーカス】 [状態]:両足の脹脛に一つずつ切り傷。軽傷のため行動に支障なし。 [装備]:なし [道具]:支給品一式、書き込んだ名簿、携帯電話(電話帳機能にアミバの番号あり) [思考・状況] 基本:殺し合いには乗らない 1:しろがねの誤解を解く。 2:赤木しげるの言うことを聞く。 3:乗っていない人を探して味方にする。 4:フェイスレスには最大限注意を払う。 5:みんなで脱出する。 [備考] ※勝は鳴海が自分のことを覚えていないということを感じ取りました。 【才賀しろがね(エレオノール)@からくりサーカス】 [状態]:ピエロの衣装&メイク@からくりサーカス、ヴィルマの投げないナイフ@からくりサーカス (残り11本)、オリンピア@からくりサーカス、支給品一式 [道具]:青汁DX@武装錬金 [思考・状況] 基本:『本物の才賀勝』の安全を確保する。 1:とりあえず、赤木しげるという男の話しを聞く 2:本物の才賀勝を優勝させるため皆殺し(殺し合いに乗っている人間を最優先) 3:強力な武器が欲しい。人形は手に入れたので他の武器。 4:花山、斗貴子、カズキに関しては襲うのは保留 5:100%勝を傷つけないと確信が持てた人間に関してのみ、殺すことを保留する。 [備考] ※参戦時期は1巻。才賀勝と出会う前です。 ※才賀勝の事を偽物と勘違いしています。 【空条承太郎@ジョジョの奇妙な冒険】 [状態]健康 [装備]無し [道具]支給品一式、不明支給品0~2(本人は確認済。核鉄の可能性は低い) [思考・状況] 基本:殺し合いからの脱出 1:おいおい、こんなに人がいるなんて聞いてねえぞ!! 2:色々めんどくさく無くなった時に、ナギたちを迎えにいく。 3:ジョセフ、ハヤテ、マリア、ヒナギクと合流する。 4:首輪の解除方法を探す。 5:DIOを倒す。 6:主催者を倒す。 参戦時期:原作28巻終了後 [備考] ※パピヨンについては、ハヤテから聞いていたので、 喫茶店にいることを不思議と思っていません。 【綾崎ハヤテ@ハヤテのごとく!】 [状態]健康。女装。 [装備].454カスール カスタムオート(7/7)@HELLSING [道具]支給品一式、執事服一式 13mm爆裂鉄鋼弾(35発)、ニードルナイフ(15本)@北斗の拳 [思考・状況] 基本:出来るだけ多くの人を助けたい 1:なんかにぎやかになっていますね。 2:落ち着いてから、ナギたちを迎えに行く 3:マリア、ヒナギクを探し出し合流する 4:そろそろもとの服に着替えたい 【パピヨン@武装錬金】 [状態]:全身に軽い打撲、口に血の跡、小程度の疲労、 [装備]:核鉄(エンゼル御前)@武装錬金 [道具]:支給品一式、猫草inランドセル@ジョジョの奇妙な冒険 [思考・状況] 基本:首輪を外し元の世界で武藤カズキと決着をつける。 1:とりあえず、赤木の話しを聞く。 2:ピエロ(エレオノール)を警戒しておく。 3:核鉄の謎を解く 4:二アデスハピネスを手に入れる。 [備考] ※エンゼル御前は、使用者から十メートル以上離れられません。 それ以上離れると、自動的に核鉄に戻ります。 ※参戦時期はヴィクター戦、カズキに白い核鉄を渡した直後です ※スタンド、矢の存在に興味を持っています。 ※猫草の『ストレイ・キャット』は、他の参加者のスタンドと 同様に制限を受けているものと思われます ※承太郎が喫茶店に来ていたときに、ハヤテと一緒にいる事から、 敵ではないことを一瞬で確認しました。 【泉こなた@らき☆すた】 [状態]:健康 (睡眠中) [装備]:なし [道具]:支給品一式、フレイム・ボール@ゼロの使い魔(紙状態)んまい棒@銀魂、 綾崎ハヤテの女装時の服@ハヤテのごとく [思考・状況] 基本:みんなで力を合わせ首輪を外し脱出 。 1:zzzz…… 2:パピヨンといっしょに二人の帰りを待つ 3:かがみ、つかさ、みゆきを探して携帯を借りて家に電話 [備考] ※寝ているため、この人数の多さに気づいていません。 109 ギャラン=ドゥ ジグマールのバトルロワイアル 投下順 104 心に愛を 103 エンゲージ 時系列順 100 気に入らない奴ほど、コンビネーションの相性はいい 093 デッド・ライン 赤木しげる 113 大切なもの――SOLDIER DREAM―― 093 デッド・ライン 加藤鳴海 113 大切なもの――SOLDIER DREAM―― 095 いま賭ける、この―― 才賀勝 113 大切なもの――SOLDIER DREAM―― 095 いま賭ける、この―― 才賀エレオノール 113 大切なもの――SOLDIER DREAM―― 086 漫画キャラバトルロワイアル特別編『SAGA』 空条承太郎 113 大切なもの――SOLDIER DREAM―― 086 漫画キャラバトルロワイアル特別編『SAGA』 綾崎ハヤテ 113 大切なもの――SOLDIER DREAM―― 090 パピ☆すた パピヨン 113 大切なもの――SOLDIER DREAM―― 090 パピ☆すた 泉こなた 113 大切なもの――SOLDIER DREAM――