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アップデート内容のお知らせ 10月15日(日) 平素よりミッドランドのドールハウスをご愛顧頂き誠に有難うございます 本日実施をしたアップデート内容をお知らせします ■アイテム追加 ビアホールドレス(緑) ビアホールバンダナ(緑) OQの服(緑) OQボンネット(緑) ■依頼追加 次回のメンテナンス予定 2017年10月21日(土) 21 00-23 00 ※メンテナンス実行時間は予告なしに変更される場合があります メンテナンス期間中は、ゲームへの接続を行うことが出来なくなります。 予めご了承ください。
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アップデート内容のお知らせ 2016年4月2日(土) 平素よりミッドランドのドールハウスをご愛顧頂き誠に有難うございます 本日実施をしたアップデート内容をお知らせします ■「販売タイムアタック!」開催 詳細については解説ページをご確認下さい。 ■エリア「桜の小道」追加。 エリア「ストックファーム」エリアは「ストックファーム」クリア後に出現します ■依頼追加。 次回のメンテナンス予定 2016年4月9日(土) 21 00-22 00 ※メンテナンス実行時間は予告なしに変更される場合があります メンテナンス期間中は、ゲームへの接続を行うことが出来なくなります。 予めご了承ください。
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アップデート内容のお知らせ 2015年11月7日(土) 平素よりミッドランドのドールハウスをご愛顧頂き誠に有難うございます 本日実施をしたアップデート内容をお知らせします ■蚤の市機能「ラッキーアイテム」実装 ■ゲームガイド「蚤の市について3」にラッキーアイテムに関する記述を追記 ■蚤の市ptによる褒章について褒章内容を調整 次回のメンテナンス予定 2015年11月17日(火) 21 00-22 00 ※メンテナンス実行時間は予告なしに変更される場合があります メンテナンス期間中は、ゲームへの接続を行うことが出来なくなります。 予めご了承ください。
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* 2006年冬に発足 最初は「ブラックカントリー」というバンド名だったが、あまりの不評のため初ステージで「アッチェレランド」に改名。 バンド名の意味は音楽用語で「だんだん速く」 メンバー 小嶋:ギター 和田:マンドリン 菅原友:フィドル 横田:バンジョー 川俣:ベース マチルダ:マンドリン 活動時期 2006年12月〜現在 出演した行事 ブルーグラススペシャル(2007年) 部内発表会(2007年) 東北大学100周年まつり・国際祭り(2007年) ヒルサイドアウトレットでの演奏(2007年) 学祭(2007年) 定期演奏会(2007年) 忘年会(2007年) ブルーグラススペシャル(2008年) 新入生歓迎ライブ@HEAVEN(2008年) 部内発表会(2008年) 定禅寺ストリートジャズフェスティバル(2008年) バンド名の由来 「色が入るとカッコいいかも」という考えから「ブラックカントリー」と命名されたが、その耳あたりの悪さと意味が(重工業地帯)でわけわからないことから改名を決意。「アッチェレランド」が皆の賛同を得て現在に至る。 演奏した曲等 I Saw The Light Take Me Home, Country Roads Rocky Top Kentucky Blues El Cumbanchero Auld Lang Syne Boil Them Cabbage Down Little Annie Tall Pines Georgia Stomp An Eye For An Eye Just When I Needed You Slow Me Down Bluegrass Breakdown Blue Kentucky Girl Hit Parade of Love I Don t Know Montana Cowboy Get Up John その他 改名騒動 良いバンド名はなかなか思い付かないものである。「ブラックカントリー」から現「アッチェレランド」に改名されるまで、素通りできない数多の戦いがあった。「ミスター負辛抱」「しゃかりきコロンブス」「DOS☆KOI」「チームベラビンバ」などなどハイセンスな候補が淘汰される中、バンドメンバー全員のの賛同を得て「アッチェレランド」に決まったのであった。(「ミスター負辛抱」などは、後のみちのくバンドのバンド名として採用されている。) 連想キーワード ぜんぶ川俣さんのせい 著:菅原友
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ゴールデンウィーク到来! 毎年、この休暇期間を利用して旅行・観光会社が稼ぎ時だと言わんばかりに、神経を研ぎ澄ましている。 一方の観光客は、日ごろの疲れや鬱憤を晴らす為に勤しむ。 無論、冬木市も観光収入を確保するために、集中期間。観光客へのサービスに惜しみなく。 中央の未遠川を挟んだ東に位置する新都の方では、様々な施設に観光客から 周辺住民まで人が押し寄せていた。 本来、室内型ウォーターリゾート『わくわくざぶーん』も足を運ぶ人々が居たであろう。 しかしながら、理不尽な戦闘によって叶わなくなった。 一つの『お楽しみ』を奪われた人々は、一つの彷徨う亡霊が如く新都で買い物などで時間潰し。 漠然としたゴールデンウィークとなるに違いない。 一方の古き町並みが残る西側・深山町は、残念ながら静寂だ。 むしろ、ゴールデンウィークだからこそ新都へ快楽を求める人々ばかりで、ある種。 静寂のひと時を味わうには絶好な場所、なのかもしれない。 そんなここ・深山町に一人の少女が居る。 朝日を迎え、絶好の快晴日和となったゴールデンウィークにも関わらず酷く浮かない表情をして、 まるで受験勉強か何かに追い詰められたみたいな。険しいまで達しなかったが、眉間にシワを寄せている。 痛快に彼女の名前を紹介したいが、無理だった。 何故なら、彼女は記憶喪失。もとい記憶があやふやなのだ。 仮名をぐだ子とする。 彼女はアテなく自宅周辺である深山町の商店街――マウント深山商店街に足を運んでいた。 聖杯戦争の関わりを探る為ではない。漠然とした感覚。理由はない。 しかし、所持品はしっかりと。魔術礼装も上着の下に着用した万全の態勢は整えていた。 ぐだ子は、聖杯戦争がどこか長い期間を経て無事にクランクインを迎えた錯覚を覚えつつ、 突如として通達された『討伐令』に対し頭を悩ましている。 以前、彼女のサーヴァント・アサシンのロキとある程度の推察・予想を語り合っていた。 聖杯戦争が開始されないのは、運営側にトラブルが発生していたからではないか。 トラブルの原因が間違いなく『討伐令』にかけられた主従だ。 ……と、断定するのは早計過ぎる。否、状況証拠だけで判断しては……な刑事ドラマの御法度紛いの躊躇じゃなく。 例えそうだとしても、自分はこれらにどう対処するべきか。 『討伐令』にかけられた主従。彼らの存在を。 最低でもぐた子は一つの結論に至っていた。 「討伐令には参加しないよ」 【えー? このヤケクソ気味な報酬差し出す運営のスタイル。一周回って好きなんだけどな~~】 重労働を経て、ふらふらの状態ながら帰宅するなりベッドへ身を投げて発する声量のぐだ子と、 念話ながらニヤニヤとチェシャ猫じみた顔を作ってそうな声色のロキ。 【面白くないポイントに一つ加算してもいい?】 「冗談でもやめて!」 思わず大声を上げてしまったぐだ子は、慌てて周辺を見回す。 彼女は適当に商店街を放浪しているのだが、所によってはシャッターを締め切り[本日はお休み]等の張り紙がつけられ 格別、観光客が足運ぶものではない庶民の場では、ゴールデンウィーク中。 不思議にも活気失われてしまうようだ。安堵の溜息をついて、ぐだ子が続ける。 「相手の実力も何も分からない状態なんだから。少し情報を集めないと……」 【おいおい。このボクを引き当てておいて、ソレはないだろ!】 「十分過ぎるほど、アサシンの能力は理解しているよ。でも、実戦となったら――」 サーヴァントの使役には、魔力が必要不可欠だ。 ならばこそ、ロキほどのサーヴァントの運用にも、相応の魔力消費を要求される。 =ぐだ子がロキを長時間戦闘させ続けられない。戦闘のタイミングを慎重に見極めなければ……… ロキに関しては、ノリでやからし「面白い」の一言で赦されると自意識を負う道化だ。 ぐだ子は違うと意志を持つ。 だからこそ、討伐令にホイホイと従って流されるのは御免だ。 ロキは、ぐだぐだなマスターに呆れる矢先。 手番と言わんばかりに、前触れなく実体化したのはマスターを驚かせる魂胆じゃない。 「ちょっと!? 誰も居ないからって―――」 「ん? いやだなぁ。まさか『聖杯戦争を勝ち抜く』って嘘?」 皮肉籠ったロキの不敵な態度にまさか、とぐだ子は焦る。 だって、さっきまで自分を脅しからかい続けて、前兆らしき素振りも一切なく。 『周辺にサーヴァントがいる』――なんて。 ぐだ子が緊張感を味わいながらも、腹立つ。絶対、ロキは『分かっていて黙っていた』のだろう。 如何にも平凡で。まだ聖杯戦争の無い平和が続いていると錯覚させ、ぐだ子をこのような状況に追いやる為に。 ケラケラと笑いつつ、ロキは緊迫で歪んだ顔のぐだ子を向き、一点を指さした。 「すんごい顔だよ! ぐだ子。変に肩の力入れちゃってさ! ほら、アレだよアレ。流石に分かるだろう?」 アレ。 ぐだ子が視認したものに、嗚呼。成程、確かにと脱帽するほど納得せざる負えない。 何故なら、相手は包み隠さず。だが堂々した振舞いはなく。控えめな主張はせずとも、存在感が際立った。 金髪碧眼。青ワンピースと白のエプロンドレス。靴は紐付きのフラットシューズ。 幼さを残したが、さほど成長を迎えただろう少女。 生生しい一文字の傷がある首筋。を除けば、世界中で彼女を知らぬ人間はおるまい。 否。果たして、彼女の真名を看破出来ぬ人間が居るのだろうか! ロキに「サーヴァントだよ」と指摘されずとも、ぐだ子自身がサーヴァントと判別できるレベルである。 しかも、だ。 その少女はブツブツと深刻そうな様子と一人言を続け、商店街の喫茶店前でうろうろ。 向こうはロキやぐだ子に気づいていない。 このまま倒してしまっても構わないだろう? フラグを立てても生存可能な状況だった。 「そんじゃ、さくっと倒しちゃお」 「ストーーーーーーーップ!!!!!」 やっぱり叫んでしまった。 抵抗感は確かにあったのかもしれない。ぐだ子は正々堂々勝負する流儀を胸に刻んじゃいないと自身を思うが だからとはいえ、躊躇なく攻撃・襲撃……今回に至っては呆れるほどの不意打ち。 ぐだ子の判断は誠実であっても、聖杯戦争においては愚行だった。 サーヴァント一騎をリクスなく倒す千載一遇のチャンスを棒に振ってしまったのだから。 鈍感だった『例の少女』も顔をあげて、ぐだ子とロキの存在を認識する。 「あーあ」とつまらなそうな表情をするロキに対し、少女の方はムスっと憤りを露わにしていた。 「ちょっと! あなたたち……非常識だわ!!」 困惑するぐだ子。倒そうとした相手に ぐだ子としては「倒すつもり」もなかっただけに、何をどう返したら。 途方に暮れていると、少女の方が一方的に話を続けるのだった。 「まるで私が可笑しい子みたいな反応ね! ここの聖杯戦争は主従まで狂ってるのかしら!! ここは商店街よ? 少し離れたら住宅街だってあるわ! いくら休日で誰もいないだろうって ここの人達の生活を無茶苦茶にする真似をする非常識さは、本当にどうかしてるわ!!」 「あ……うん。そう、だよね……?」 どきまぎしながらぐだ子は、ゆっくりと頷いてしまう。確かに正論なのだが、平然とロキの方は嘲笑する。 「ズレッズレだね! まるで頑固な油汚れだ!!」 「まあ酷い! 毎日お風呂に入っているし、お洋服だって清潔よ!!」 「そーいう意味じゃないってば。ねえ?」 う、うーん。ぐだ子は唸ってしまった。ロキの言葉が悪いのは言わずもがな。 けれども、この少女。ぐだ子達に問答無用で攻撃を仕掛けない辺り、戦意はないのだろうか。 思い悩んで、文字通り『ぐだぐだ』していたらロキに脅されかねない。 一つ決断を下そうとした瞬間。 喫茶店の中から、銀髪の少女が飛び出して来たのだ。 無縁な一般人ではなく、聖杯戦争のマスターだと誰もが予想だにしない風貌。 「バーサーカーさんがご迷惑をかけてすみません! あ、あの、戦わないでくだぱい!!」 必死になって言葉を噛んだ少女に注目が集まって静寂が訪れた。 ◇ ラビットハウス。 冬木市の深山町にある商店街にポツンと佇む喫茶店。 西欧風が日本の、古き町に溶け込める訳がないのだが、だからと言え。他にも不釣り合いな佇まいの店が 際立って建築されるのは、珍しい事じゃない。 故に、ラビットハウスも変に悪目立ちの印象が残らないのだ。 今日の、午前中だがラビットハウスの扉に[CLOSED]の看板が下げられていた。 他の店とは違い。ゴールデンウィーク中だが、店内に人影はある。 が。 巨乳あるいは爆乳なのか、尋常ではない豊満な胸を持つ女性と こんな田舎の方で『不思議の国のアリス』のコスプレをやってるのか?な少女。 以上の存在を匿う隠れ家としては機能しているだろう。 客席に腰掛けていたぐだ子の元に、喫茶店の看板娘・香風智乃ことチノが「どうぞ」とコーヒーを差し出せば 「どうも」とぐだ子が会釈し、コーヒーを口に含んだ。 さて。 一触即発から逆転できたものの、これからどうすれば…… ぐだ子としては、あんな口ぶりと態度のバーサーカーと戦意の欠片もないチノを目にして。 勿論、この主従と戦う気力は皆無なのだが。 ぐだ子と向かい合うように座っていたロキが、今でもゲラゲラ笑いそうな顔。 「何?」 「いやいや。それに毒入ってたら、君。死んじゃってるの分かってる???」 まさか毒が!?ではなく、ぐだ子としては。 自分たちの脇にまだ立っているチノに失礼だろう!な意味合いで、コーヒーを吹き出しかける。 ぐだ子が、ロキに対して文句を告げるより早く。 大人しめな雰囲気のチノが「入ってませんから」と怒りや厭きれが混じりで返答した。 お客様に提供するコーヒー。喫茶店に勤める身で、コーヒーを穢す所業はしない。 一種の誇りを示す。 最も、チノが毒を入手すること自体、困難を極めるのに。 チノの隣で見守っていたアリスも、相変わらずの口ぶりで言う。 「本当に失礼な人だわ! 私と同じ英霊なのに……」 「バーサーカーさん、落ち着いて下さい。実際、戦わないでくれたんですから」 「それはそうだけど」 納得いかないアリスの態度を傍らに「そうそう」とロキが問う。 「ボクたちにどういう用件なのさ?」 申し訳なさそうにチノから話を始めた。 「あの、バーサーカーさんがとんでもない事を言い始めて……それででして」 「とんでもないですって? マスターは私の話、ちゃんと聞いていたでしょう!?」 「聞いてます。聞いたうえで『とんでもない』と判断したんです」 先ほどに似た憤りのアリスと 頑固に譲らない態度の主張のチノ。 癇癪じみた物言いが始まりそうな気配だったので、ぐだ子がコーヒーを飲み込み尋ねた。 「バーサーカーちゃんは一体何を……?」 アリスはパッと、表情を明るくして教えてくれた。 「私―――ライダーさんの協力がしたいの!」 はい? ライダー? どのライダー? いや、違う。サーヴァントのライダー。 でも、彼女はライダーと邂逅を果たしたのだろうか。ぐだ子ですら他の主従と、今日これまで関わりなかったのに。 分かりやすい『ライダー』なら。 討伐令が発表された『例のライダー』しかありえないのだが…… まさかなーとぐだ子は恐る恐る問う。 「ライダーって……ひょっとして、討伐対象になってる―――」 「ええ! 彼らは良い人たちよ! そうね。同盟関係になれると思うわ!!」 「…………………………………………………………………」 何を言っているのだろう? ぐだ子はポカンと思考停止し、チノは胃痛を堪えてそうな青い顔。 不気味に静寂を保っていたロキ。 彼女に関しては『必死に笑いを堪える』意味で静寂だった。 何ゆえ、バーサーカー・アリスはライダーを『善』と判断したか? 原因は討伐クエストの通達。切っ掛けも同様だった。 アリスは、冬木市にいる人々を救おうと空回りの正義で行動し続けた。 聖杯戦争が開幕されれば、途方もない被害が及ぶのは彼女自身が理解しているうえ。 新都方面で、サーヴァントが戦闘を行った形跡が残されている。 時間は少ない。どのような手段を用いても、第三者の被害だけは赦されない。 そして、運営からの通達をチノから聞かされた時。アリスは途方もない自らの愚かさに涙が溢れそうだった。 単純なことだ! 聖杯戦争を発足した運営が実在するのは明白だったではないか!! だったら、運営に冬木市民の避難を要求すればいいのだと!!! 否! 前提として、冬木という町で聖杯戦争を行う自体が間違いだろう! 『悪』と疑った運営に反逆したライダーに討伐が発令されている。 ならば、対峙するライダーは『善』だ。 と、以上がアリスの途方もない空回りな思考回路の全貌である。 「運営はハートの女王と同じ! 気に入らなければ全員死刑にする無茶苦茶な人達よ。 でも、ライダーさんと協力すれば、問題なく聖杯戦争を続けられるわ!」 ん? あれ? アリスの身勝手な妄想とロキの合いの手を聞き流す構えのぐだ子が、一つの綻びを発見する。 意外……いいや。それこそ、自分自身が思いこんでいただけなのか? ぐだ子がアリスに問う。 「バーサーカーちゃんは聖杯が、欲しいの?」 「? 欲しいわ。どうしても必要なの」 「でも、ライダーと同盟を組むって」 「町中で聖杯戦争をするのは駄目よ! それをどうにかしたいの!」 あの。と、チノもオドオドしく会話に加わる。 「そこは私も賛同したいです。巻き込まれた以上、戦いからは逃れられないのは理解しています。 出来る事なら。町を破壊したり、人を巻き添えにしたくありません」 慌てて「でもライダーさんとは関わりたくないです!」と必死に主張したチノ。 自分も同じだ。ぐだ子は思う。 聖杯戦争を勝ち抜く。特異点を解決する。加えて、他者を巻き込まない。 全てを貫き通すには限度があるのだと。 その為に、運営を説得する。大分無理で無謀な話でもあるが……勿論、ぐだ子もライダーと同盟を組むなんて事は。 「いいね! 面白い!!」 しないが、例外がここにいる。 ロキは呆れるほどの満面の笑みで叫んだ。 ぐだ子もワンテンポ遅れた事に後悔するも、時すでに遅し。 チノは一層顔色が悪く、アリスは予想外の反応――彼女の場合は『望んだ通りの反応』で目を丸くさせる。 こんな馬鹿馬鹿しく、意固地な狂気にロキが興味を示さない訳がないのだ。 「討伐対象が善人だと思い込んで、運営にクレームする前提。それに加えて聖杯が欲しいって!! 最高じゃないか! 君を、頭の痛い可哀想な子だと思って悪かったよ!」 「え、ええっと???」 「あーボクも乗るってことさ! ライダーの協力をする事に!!」 「まあ、本当!?」 「待ったーーーーーーー!!!!」 ドンドン話を展開する話を、ぐだ子は必死に制した。 焦りを隠せないマスターに対して、やれやれと言わんばかりなロキ。 「だって、こんなぶっ飛んだ行動しようとするの放っておくのが勿体無いだろ?」 割り切る方向性がぶっ飛んでいる時点で、狂っているのに。 どうして、自分まで乗りを合わせなければならないのか!? 自棄気味にぐだ子は、賭けを決した言葉を告げる。 「『探す』! 私も一緒にライダーを探す!!」 「ええ……」 どんよりとした失意のチノに、ぐだ子が付け加える。 「私は彼らを探して―――それから判断したいの」 「な、成程……?」 「私たちが把握している情報は、あまりにも少ないし……もしも。もしもだけどね? ライダー達が『危険』な存在だった場合を考えると、二人の事が心配なの」 ライダー主従を疑う発言だが「心配」との言葉が加えられると、バーサーカーのアリスも躊躇した。 彼女は、ある種の狂気を露わにした状態だ。 言語を失っている訳でも、幻覚・幻聴に苛まれたり、唐突に癇癪を起こすものじゃない。 秩序的に狂っているだけだった。 不可思議にも、このように対話が叶う相手であり。 何よりも。アリスは『少女』である。 英霊の座より召喚されしサーヴァントだが、精神の根本は外見に相応しい少女なのだ。 「ごめんなさい。あなた、良い人だったのね。だって私達、敵同士なのに……心配だなんて」 敵同士。ぐだ子はアリスが口にした言葉に、動揺していた。 特異点を解決するために、聖杯戦争を勝ち抜く。最終的にはアリスも倒す…… 漠然としたまま、ぐだ子はロキに宣言してしまった。彼女は面白いと承諾した以上。 今更撤回させる訳にもいなかった。 しかし、だ。 マスターのチノや、冬木市にいる人々や、サーヴァント以外の命すら放り捨てるとは宣言しちゃいない。 ぐだ子は手元で手を握る。 「とにかく、私もライダー探しを手伝うよ」 ぐだ子は「まるで詐欺師になった気分」と複雑だった。 良いように丸めこまれた事を自覚しないアリスが哀れで……いっそのこと、これが最善なのかも? と錯覚した方が良さそうな。 チノも、どういう形であれ味方が増えた事と。 ぐだ子のサーヴァント・アサシンも、面倒な人物なのだと理解したから共感を覚えた所だった。 「分かりました……」 チノは渋々、ではない。一つの覚悟を持った。 「ぐだ子さん達に協力していただけるなら、私もライダーを探します」 「お、ノリ気になったんだね?」 「違います、アサシンさん。このまま何もしない訳にはいきません。可能な限り手を尽くしたいです」 多少の無理があっても。 戦争が恐ろしくとも、チノは新都のわくわくざぶーん倒壊の事件や猟奇殺人事件を含め。 他人事じゃなくなると危機感を肌身で味わっている。 ハメ外れた思考回路のアリスは置いておき、チノも一歩踏み出したのだ。 少女の決心を試す訳ではないが、ぐだ子は言う。 「でも、討伐令がある以上、最悪――私達は『ライダーを狙う主従に敵視される』かもしれない」 ぐだ子の心情を余所に、アリスはアッサリとした態度で答える。 「大丈夫よ! 私も武器を持っているから、ホラ」 突如として虚空から手元に出現させた剣をかがるアリスに、チノはぎょっとした。 「バーサーカーさん! お店でそんなもの出しちゃ駄目です!!」 「もう、マスターったら。取り扱いに気をつければ、心配及ばないわ!」 アリスの口ぶりでは、危険な薬品を心得をしっかり記憶したような、不安を感じさせるものじゃなく。 剣――ましてや、サーヴァントの宝具とソレを同じに扱うべきではない。 不釣り合いな対応に突っ込むべき場面だ。 ぐだ子が即座に指摘もとい突っ込みの一つをかけなかったのは、アリスの剣に意識を奪われていたから。 格別、剣自体に魅了の呪いが添付された様子じゃなく。 白銀の、少女が振るうには似合わない。奇天烈な装飾の柄が独特だが、真っ直ぐと綺麗な。 形としては面白みの欠片無し。存在力は無し。 だが。『アリスが剣を所持している』事にぐだ子は首を傾げた。 不思議の国を彷徨っていただけの彼女が、剣を握る場面は中々印象にない為、意表をつかれている。 「あ!」と声を上げるのは、ロキだった。 まるで、これがお目当てだったかのようにロキが興奮するのに、ぐだ子はポカンと驚く。 「アサシン?」 「コレを使えば、ちょっとした面白い事になるのさ。微粒子程度の期待がある位にはね!」 不敵な様子で『面白い』とウキウキなロキを見るに、悪い意味でしか捉えられない。 第一、ぐだ子は剣の正体に検討がつかず。 チノの方も、半信半疑でロキに問いかけた。 「どういう意味か、もう少し詳しく教えていただけませんか?」 「そーだね。『剣はペンより強し』――で、どう?」 「全然わかりません……」 【C-3/マウント深山商店街 ラビットハウス/1日目 午前8時】 【ぐだ子@Fate/Grand Order】 [状態]健康 [令呪]残り3画 [虚影の塵]無 [星座のカード]有 [装備]魔術礼装・カルデア [道具]スマホ [所持金]そこそこ(十万以上は所持していない) [思考・状況] 基本行動方針:特異点の解決。聖杯戦争を勝ち抜く。 1. ライダー(カルキ)の捜索をする。 2. チノを含めたマスターや冬木市民を死なせたくは無い。 [備考] ※チノ組と協力関係になりました。 ライダー(カルキ)の捕捉を目的とし、発見後の方針は現時点で確立しておりません。 ※バーサーカー(アリス)の宝具を視認しましたが、正体を分かっていません。 ※自宅は深山町周辺にあります。 【アサシン(ロキ)@北欧神話】 [状態]健康 [装備] [道具] [思考・状況] 基本行動方針:面白ければ全て良し。 1. ライダー(カルキ)の捜索をする。 [備考] ※バーサーカー(アリス)の宝具を把握しました。何かに利用しようと企んでいます。 【香風智乃@ご注文はうさぎですか?】 [状態]胃が痛い [令呪]残り3画 [虚影の塵]無 [星座のカード]有 [装備] [道具] [所持金]少ない(こづかい程度) [思考・状況] 基本行動方針:生き残り、どうにか元の世界に戻りたい。 1. ライダー(カルキ)の捜索をする。 2. 出来る限り市民を巻き込みたくない。 3. バーサーカー(アリス)の動向が不安で胃が痛い。 [備考] ※ぐだ子組と協力関係になりました。 ライダー(カルキ)の捕捉を目的とし、発見後の方針は現時点で確立しておりません。 【バーサーカー(アリス)@不思議の国のアリス】 [状態]健康 [装備]『言語の秩序を齎す剣』 [道具] [思考・状況] 基本行動方針:聖杯を手に入れ、家族の元へ帰る。 1. ライダー(カルキ)さんは良い人だと思うわ! 探さないと! 2. 町で聖杯戦争を始める運営が悪い人なんだわ! [備考] ※ライダー(カルキ)は善良だと思い込んでいます。直接当人と対峙するまで訂正はしません。 ※ぐだ子組を勘違いしていたとし、善良な人だと判断しております
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アップデート内容のお知らせ 2017年7月22日(土) 平素よりミッドランドのドールハウスをご愛顧頂き誠に有難うございます 本日実施をしたアップデート内容をお知らせします ■イベントの終了対応の実施 次回のメンテナンス予定 2017年7月23日(日)21 00-23 00 ※メンテナンス実行時間は予告なしに変更される場合があります メンテナンス期間中は、ゲームへの接続を行うことが出来なくなります。 予めご了承ください。
https://w.atwiki.jp/midland_dollhouse/pages/1309.html
アップデート内容のお知らせ 2017年8月12日(土) 平素よりミッドランドのドールハウスをご愛顧頂き誠に有難うございます 本日実施をしたアップデート内容をお知らせします ■イベント終了対応 次回のメンテナンス予定 2017年8月13日(土) 18 00-20 00 ※メンテナンス実行時間は予告なしに変更される場合があります メンテナンス期間中は、ゲームへの接続を行うことが出来なくなります。 予めご了承ください。
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ホートラ インド神話「バーガヴァタプラーナ」に登場する人物。 関連: カーンチャナ (父) ジャフヌ (息子)
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アップデート内容のお知らせ 2017年1月7日(土) 平素よりミッドランドのドールハウスをご愛顧頂き誠に有難うございます 本日実施をしたアップデート内容をお知らせします ■「ペット育成キャンペーン」開催 詳細については解説ページをご確認下さい。 ■下記の依頼について、完了が出来ない問題を修正 誠羽織の納品3 誠鉢巻の納品3 次回のメンテナンス予定 2017年1月14日(土) 21 00-23 00 ※メンテナンス実行時間は予告なしに変更される場合があります メンテナンス期間中は、ゲームへの接続を行うことが出来なくなります。 予めご了承ください。
https://w.atwiki.jp/midland_dollhouse/pages/1473.html
アップデート内容のお知らせ 2018年2月25日(日) 平素よりミッドランドのドールハウスをご愛顧頂き誠に有難うございます 本日実施をしたアップデート内容をお知らせします ■「販売タイムアタック!」開催 詳細については解説ページをご確認下さい。 ■一部ペットが表示されない問題の対策 次回のメンテナンス予定 2018年3月3日(土) 21 00-23 00 ※メンテナンス実行時間は予告なしに変更される場合があります メンテナンス期間中は、ゲームへの接続を行うことが出来なくなります。 予めご了承ください。