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30代目スレ 2009/10/21(水) タイムダイバーは人間なのか? キャクトラ「父さ…きゃりこサンガ?」 アルマナ「また自分探しに?」 ルナ「はい、オリジネイターがどうとか刻印がどうとか クォヴレー「その手の話は聞き飽きた」 ゼラド「あータイムダイバーさんだーw」 ブチッ ヴィレアム(ビルの上)「危なーい!!建設用重機の固定装置が外れたー!!」 ゼラド「きゃあっ!!」 クォヴレー「危ないっ!!」 ドガッシャーーーーン アルマナ「あなた!!」 ゴシャッ!メキメキッ! カーット!何やってんですかディストラさん!? 「す、すいません…あの「あなた」って呼び方を聞いたらつい切れそうに…」 だから来なくていいって言ったのに…はーい撮影再開しまーす! アルマナ「あなた!!」 ルナ「父様!!」 キャクトラ「オトウサ クォヴレー「……(ギロリ)」 キャクトラ「…くぉヴれーサン」 ルナ「?」 ゼラド「あーんあーん!」 ルナ「父様!父様!!」 アルマナ「あなた!」 クォヴレー「…大丈夫だ」 ルナ「あぁ…」 アルマナ「あなた、大丈夫なのですか?」 (あなたあなたと連呼しおってェェ…) クォヴレー「ああ、大丈夫だ」 キャクトラ「救急車ヲオネガイシマス!」 ゼラド「ぐすっ…ありがとう」 クォヴレー「…怪我はないか?」 ゼラド「うん…」 クォヴレー「そうか…よかった」 お父様は無事 病院 クォヴレー(全身包帯)「………」 ハザリア(白衣)「どうだ?」 マリ(ナース)「安定してる」 ハザリア「ふむ」 マリ「そういえばご家族が アルマナ「先生!如何でしょうか?」 ハザリア「どどど、どうも」 アルマナ「…あなた」 ハザリア「いえ、今はまだ」 ルナ「父様…私が言っていたことを覚えておられますか?キャリ ハザリア「全身に強打というレベルじゃない衝撃を受けておるのだ。意識は クォヴレー「(くるっ)キャリコがまたオリジネイターだのイングラムだのといって自分探しに行ったのだろうが、その手の話は聞き飽きた」 ルナ「そうです!」 ハザリア「ちょっ アルマナ「あなた!」 キャクトラ「…くぉヴれーサン!」 ハザリア「いや人間とは思えん回復力だな…なあ」 マリ「…ああ」 ハザリア「…まったく人間とは思えん」 アルマナ「ええ、まあ」 ルナ「父様は立派な人間だ!ですよね父様w」 クォヴレー「ところで今日の夕食は何が食べたい?」 お父様はかなり無事
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25代目スレ 2008/09/16(火) 【病院の廊下】 クォヴレー「イングレッタ」 イングラム『………』 イングレッタ「あら、クォヴレーにイングラム。どうしたの?」 クォヴレー「アークの現在の状態は?」 イングレッタ「一応、問題無いわ。 しばらくは現状維持で良い筈よ」 イングラム『………クォヴレー、体を貸せ』 クォヴレー「? 分かった」 クォヴレー(青)「他に言うことは何も無いのか……?」 イングレッタ「? 特に無いわ」 クォヴレー(青)「…そうか」 パシィッ! イングレッタ「…えっ?」アストラナガン「おっ、お嬢っ!!元主?何をっ!」 バキッ! アストラナガン「ぐはぁっ!」 クォヴレー(青)「誰が貴様らにそんなやり方を教えたかっ!」 イングレッタ「わ、私はタイムダイバーとして為すべき事をっ!」 バシィッ! イングレッタ「…イングラムが私を叩いた……?」 クォヴレー(青)「残念だ… 俺の教えは貴様らには伝わってはいなかった様だな」 イングレッタ「イングラム! 私はっ!」 クォヴレー(青)「イングレッタ、落第だ。貴様からはタイムダイバーの称号と力をはく奪する」 シュオオオッ! アストラナガン「お、お嬢っ! 髪の色がっ!」 イングレッタ「ぁあ、私はっ…」 クォヴレー(青)「今回の罰の意味が分からない限り、貴様らにタイムダイバーたる資格は戻らないと思え。 アストラナガン。貴様にも機動兵器に戻れぬ枷を与えた。自分たちの罪を購うんだな」 アストラナガン「罪?」 クォヴレー(青)「貴様は知っている筈だ。世界の為に犯した俺の過ちを、そしてそれに傷付いた人々を」 アストラナガン「…あ!」 クォヴレー『やり過ぎでは無いのか?イングラム」 クォヴレー(青)「世界の為に一部の人間を犠牲にして他を救う。そしてそれを当たり前と思う、まるで『あの頃の俺』を見ている様だ。吐き気がする」 クォヴレー『!』 スゥッ イングラム『確かに世界を護るには最小の犠牲かもしれん。だが与える傷は最悪だ!』 クォヴレー「イングラム… お前は」 イングラム『あの過ちだけはさせない様、教えたつもりだったんだがな…』 イングラム『しばらくお前にタイムダイバーとして働いて貰う。アーク達の心を先ず考慮しなかったのはお前も同様だ』 クォヴレー「…分かった」 イングレッタ「タイムダイバーの意味・・・・・分らないわね。私は私の存在の始まりからタイムダイバーだったわ」 アストラ「私はそもそも機械だ。戦うための機械。しかしすまないお嬢。お嬢の弱さは全てもらったはずなのに 今の私ではお嬢の強さにもなれないし、弱さの肩代わりもできない」 イングレッタ「いいわよ。今はタイムダイバーじゃないんだから・・・・・。だからお嬢と呼ばなくてもいいわよ お互いに首になったニート同士なんだし。タメでいきましょう」 アストラ「・・・・・・イ・・・・イング・・・・イングレッタ・・・・・お嬢」 イングレッタ「ごめん、少し無理を言ったわ」 アストラ「気にするな・・・・。そうだな、私も少しは善処する。で今後の活動方針は?」 イングレッタ「とりあえず、私本来の任務をこなしてみるわ。まあ難しく考えるよりいいんじゃないかしら?」 アーク「いやさあ、だからってUターンして病室に帰ってくるってどうよ?」 イングレッタ「一応監視が任務だったから」 レラ「・・・・・・」 アーク「いや、だからってレラもそこまで凄い嫌そうな顔しなくても。某伝説の聖剣に会った後みたいな顔してるぞ」 イングレッタ「とにかく復帰できるまではやる事もないし、とりあえず監視を続けてるわ」 アーク「構わないけどさあ。いつまでだよ?」 イングレッタ「タイムダイバーに戻れるまで・・・・・って言いたいけど、適当な所で引き上げるわよ これが正解とは限らないし」 アーク「あっそ。じゃあアストラの兄さん悪いんだけど一つ引き受けてくれねえか?」 アストラ「何だ?」 アーク「咲美の飯。俺が居ない間頼むわ」 アストラ「承知した」 アーク「あと、今晩のおかずを買ってき・・・・レラさん、首筋にフェザーファンネル突きつけるの止めて。 たぶん今なら確実に死ぬから」 アストラ「おかず・・・・・惣菜でいいのか?」 イングレッタ「真面目過ぎるのも考え物ね」 アストラ「・・・・ジャンクフードのほうが良かっただろうか?」 アーク「こいつぜったい、女の子が目の前で顔真っ赤にして『つきあってください』って言っても 『何処へだ?』とか普通に答えそうだよな」 レラ「・・・・(コクン)」 イングレッタ「まったくね」 アストラ「・・・・・私はどうすればいいんだ?」 アーク「とりあえず外のコンビニでエロ本買ってき・・・・ヒデブ!」 レラ「すこし・・・・・頭・・・・冷や・・・か?」 【1週間後】 イングレッタ「結局、何なのかしらね。タイムダイバーで無いといっても出来ないのは時空を渡る事だけ」 アストラ「私は機動兵器に戻れないことだからかなりの大事なのだが?」 イングレッタ「でも別に困ってないでしょう」 アストラ「それはそうだがな」 アーク「おーい、人の監視とか言って何屋上で密談してんの?」 イングレッタ「わき腹刺された人間が、たかだか一週間休養しただけでホイホイ歩き回ってたら また医者に、『テメェ現代医学馬鹿にするのもいい加減にしろよ!』 とか言って拘束されるわよ」 アーク「いや、傷口自体はもうねーし。つーかそもそも頭撃たれたってその気があれば一瞬で直せるわけだし」 イングレッタ「治すにしときなさい」 アーク「なんで」 イングレッタ「認識が力になることもあるのよ」 アーク「そーいうのはどうもね。想いを力にとか、嫌いじゃ無いけどわかんねーな でもまあ、あれじゃねーの?そういうのってようは、自分がそうだと思えばそうなれるってことか?」 イングレッタ「まあ、そうね。因果律介入が自分で出来るあなたは特に」 アーク「因果律介入とか難しいこと言うけどさ、誰だってそうやって生きてるんじゃねーの? 自分は自分だって思えないのに生きてる奴なんているわけねーじゃん」 イングレッタ「それも・・・・・そうなのかもね」 アーク「あとさあ、タイムダイバータイムダイバーってさ、それそんなに大切なわけ?」 イングレッタ「クォヴレーはその立場ではなく誰かを守ることを大切にしていたわ。でも私は タイムダイバーたることが存在の意味だから」 アストラ「私もだ。だからこそ難しい。それしか知らないのだから」 アーク「ならいったんタイムダイバーやめればいいじゃん」 イングレッタ「は?」 アーク「学校行くとか、バイトしてみるとか」 イングレッタ「それで、何か解決になるの?」 アーク「さあなあ。でもまあ、たまには違うことすると頭がすっきりするぞ。ほら、人間って同じ事には45分しか集中できねえって なんか聞いたことあるし」 イングレッタ「最後のは、関係ないわね」 イングレッタ「しかし、難しいわね・・・・・。心のどこかでは本当のタイムダイバーが何なのか分っているのに」 アストラ「深く考えることは無い。ゆっくりとでもいいと、思えるようになってきた」 イングレッタ「そうね・・・・・ん、あれは?」 アストラ「どうした・・・・人間なのか?」 ???「タイムダイバーがタイムダイバーじゃなくなっているな・・・・・」 アストラ「いったい何者・・・・(ザシュ!)・・・な・・・・なんだと」 ???「最強の機動兵器が、こんなに簡単にね」 アストラ「・・・エ・・・エクサランス・・・・」 ???「タイムダイバーも、たまには狩られる側になってみるのも新鮮じゃないか?」 イングレッタ「くっ、フェアリー!こんなもの」ダンダンダン! ???「そんなちっぽけな銃で防ぎきれる攻撃じゃないぞ」 イングレッタ「くっ・・・・・・やられ・・」ガキン! フィオル「エクサランスどうし、遣りあうのもなんだけど。ユウカの友達をやらせるのもね」 ???「キサマ邪魔を!」 フィオル「そもそも、相手が弱ってるところを狙うのは好きじゃないな」ズドン! イングレッタ「別に弱ってなんかいないわ。ただちょっと住所不定無職になってるだけよ」 フィオル「そうは・・・・見えないけどな」 イングレッタ「私は別に弱ってなんか・・・・、くっアストラナガン!」 アストラ「ぐっ、ダメだ動けん」 イングレッタ「アストラナガン、つかまりなさい」 アストラ「いや、私を置いてお嬢は戦線を一時離脱しろ。機動兵器無しで対処できる相手ではない!」 ???「下らん問答をする余裕も無いだろう!フェアリー!」 イングレッタ「くっ!」 アーク「お困りですかーっと」 イングレッタ「な!?」 アーク「ドッカーン!といっとくか?」ドォオオオオオオオン! イングレッタ「わざわざ・・・・・助けに来るなんてね」 アーク「いやほら、とりあえず前回いい所で助けられたし、一発返しとくかなーって」 イングレッタ「そこは、ざまあ見ろとか思わないのかしら?私は貴方達に不幸を仕向けたんだから」 アーク「あー、まあ怒ってた奴もいたけどねえ」 レラ「・・・・・ファンネル!」 ???「フェアリーがやられるだと!」 レラ「・・・・私は・・・・許さな・・・・でも・・・・もう一人が・・・・煩・・・から」 今まで散々へし折られたフラグが少しは芽が出たんだし レラ「・・・・・うるさ・・・・」 アーク「もう一人って何よ。てか、レラの横の空間に俺と同じにおいを感じるんだけど? なんかマイナー作品オーラがすっげー出てるぞ」 イングレッタ「・・・・アーク・アルトリート、あなたって人に怒りを覚えることは無いの?」 アーク「いや、あるけど?」 ???「めでたい奴らだ。そんなちっぽけなサイコミュ誘導兵器や銃火器で止められると思ったか!」 レラ「・・!」 アーク「ヤバ!」 ドオオオオン! アーク「あぢぢぢぢぢ!熱い!尻に火がついたぁぁぁ!死にはしないけど熱ぃぃぃぃぃ!」 フィオル「まずいな。不意を撃ったから少しはダメージもあったけど、地力の差が出てきた」 イングレッタ「情けないわ!アストラナガンが動けないってだけで、私は!」ダンダンダン! ???「効かんな!ブラック・サン !」ゴオオオオオ フィオル「まずい・・・・・あいつ、ライトニング級の力を」 ???「タイムダイバーも意外とあっけなく終わりそうだな」 イングレッタ「くっ」 イングレッタ(力が欲しい・・・・・この状況を打破する力が、目の前の敵を砕く力が) アストラ(眼前の全てを支配する力が、何者にも負けぬ屈強なる力が) ???「死ね!」 アーク「うわ・・・マジでヤバイんじゃないのかこれは!」 イングレッタ&アストラ(そしてなによりも、守る力が!) ???「なに?」 アストラナガン「ウオオオオオオオ、念動フィールド!」バチッ! イングレッタ「アストラナガン!コクピットへ転送を」 アストラナガン「承知!」 ???「こいつら急に力を!」 イングレッタ「別に無くしていた訳じゃなかったのね・・・・・ただ、ちょっとだけ封じ込められていただけ」 アストラナガン「冷静に考えればそうだ。今の主に我ら二人分の力を許容するキャパシティは無い 何より」 イングレッタ「それで本当に力を奪って相手を危険にさらしたんじゃ、前に私達がしたのと同じだし だから、私達がそれに気づいたら、力が戻ってくるように封印していたのね」 アストラナガン「まあ我らが思いのほか気づくのが遅かったのと、この襲撃は誤算だったのだろう」 イングレッタ「そうね。タイムダイバー足るものが、何よりも考えねばならないのは守ること。世界に住む人々を 守りたいという意思」 アストラナガン「お嬢は生まれたときからタイムダイバーだった。だから世界を守ることは知っていても 人を守ることを本質的には理解していなかった。だから見失っていた」 イングレッタ「その世界に住む人々の心が、命が、何よりも大切な物だってね」 ???「勝手に自己解決して、何をごちゃごちゃとぉぉぉ!」 アストラナガン「遅い!」 ???「ぐあ!」 アストラナガン「消滅しろ」 イングレッタ「インフィニティ・シリンダー・・・・・・・デットエンドシュート!」 イングレッタ「一応礼を言うわ、気づかせてくれて」 レラ「・・・別に・・・」 フィオル「勝手に出てきて戦っただけだし、礼はいらない。それにもう帰るよ。長時間は居られないからね」 アーク「レラと同じく別にいいけどさ、さすがに恥ずかしくない?(ポチ)『人々の心が、命が、何よりも大切な物だってね』」 イングレッタ「・・・・・・・・なんで録音してるの?」 アーク「いや、恥ずかしい台詞で、思わずギップリャとか言い出しそうなのをこらえるため(ターン)」 イングレッタ「・・・・・・・」 アーク「・・・・あのさあ、人が手に持ってる録音機無言で撃つのやめない?今地味に手が痛かった」 イングレッタ「アナタは少しTPOを読みなさい」 レラ「・・・・(コクン)」 イングラム『・・・・・・・・(アアアアアア!そりゃたまには厳しいこといわないといけないんだよ! しょうがないじゃん父親のしごとってそういうもんだし!あああ、でも もう1週間もグレちゃんあのジキミ野郎にかかりっきりだし、ギャオス頭と一緒だしうああああ)』 クォヴレー「対象の消滅確認任務完了だ」 イングラム『ならいったん帰還して、休養した後にすぐに次の仕事だ(早く戻るぞ!ああああ、グレちゃん 大丈夫だろうな!何も無いよな!ギャオス頭と何かあったとかも無しだからなああああ!』 ディストラ(すっごい怨念をここ1週間ずっと出しっぱなしですね、この人。 まあおかげでディス・レブの調子はすごくいいんですけど) イングラム(早くしろ、早くもどれ、遅いんだよ!魔方陣あるだろ魔方陣!お前のアニキは 空気読まずにどこにでも現れたぞ!) ディストラ(こっちに思念が流れてきて、正直ウザイですよ) イングレッタ「ただ、まあ一つ分ったわ」 アストラ「なんだ?」 イングレッタ「タイムダイバーばっかりするのも良くないみたいね。考え方が偏るみたいだし。 今度バイトでもしてみようかしら」 アストラ「・・・・ああ、そうだな。そうしよう」
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29代目スレ 2009/08/18(火) 1 フラッシュの光がいくつも飛び、レフ板に反射する。 こういう眩しさに目をつむらなくなったのは、いつからだろうか。 「はい、おつかれちゃーん!」 現場監督だかプロデューサーだか、よくわからない肩書きの男が無闇矢鱈に明るい声を 出す。ユウカは「ども」と小さく挨拶をしてステージを降りた。 ユウカは、褐色の肌によく映える白のビキニ姿だった。胸元や腰にあしらわれたゴールド のチェーンが、肌と筋肉と脂肪が作る陰影をより強調している。ロンドン時代に入れた上腕の タトゥーは、いまの事務所と契約したときに除去手術を施されて跡形もない。 ユウカの記憶が確かなら、スカウトをされたのはライブハウスだったはずだ。契約書にも ミュージシャン云々と書かれていた。ところが、入ってくる仕事といえばグラビアの撮影ばかりだ。 「ついに表紙デビューだねえ。いや、君は伸びるよ」 いったい、伸びた先になにがあるというのだろう。ステージの上には、ぐっしょりと 濡れてやけに肌に貼り付くティーシャツが、撮影中に脱ぎ捨てたときのまま転がっている。 更衣室とも呼べない衝立の中で着替えを済ます。「お疲れです」と申し訳程度の挨拶を して、スタジオを出て行こうとした。 「あれ、ユウカちゃん、そういうコスプレの趣味、あったっけ?」 目を丸くするプロデューサーに、ユウカはこっそり顔をしかめた。あの顔は、またなにか ろくでもない企画を考えているに違いない。 「今日は、ガッコから直だったんで」 「ああ」とプロデューサーが呟く。 ユウカ・ジェグナン。19歳。女子高生。すでに卒業してしまった元同級生からは、 「あんたの制服姿はもはや商売の匂いしかしない」といわれている。そして、このまま では遠からず履歴書の職業欄に「グラビアアイドル」と書く羽目になりそうだ。 2 もともと、学校という空間が苦手だった。出席日数が足りなくて留年が確定したときは、 退学という選択をするのになんの抵抗もなかった。実際に退学しなかったのは、単に申請 するのが面倒だったからだ。 不思議なもので、いざ留年してみると、あれほど根深かった欠席癖がぴたりと止まった。 ここ最近、ユウカは仕事に支障が出ない限り休むことなく登校していた。 明日は朝イチで物理の小テストがある。眠る前に軽く教科書でも眺めておこうか。そんな ことを考えながら、ユウカはこの春からひとり暮らしを始めたマンションの階段を上がって行った。 自分の部屋に近づいたところで、ぴたと足を止める。 ドアの前で、うずくまっている人影が見える。 息を潜ませて、身構える。グラビアの仕事を始めたばかりのころ、わけのわからない ストーカーモドキが待ち伏せしていてわけのわからないことをまくし立てられたことがあった。 ブーツの靴底で足音を立てないように、慎重に近づいていく。 「あれ」 わずかに首をもたげた相手の顔を見て、ユウカは肩の力を抜いた。 「なにやってんの、あんた」 イングレッタ・バディムはなにも応えず、ドアにもたれかかっていた。 3 「入れば」と声をかけても、イングレッタは指一本動かそうとしなかった。このままでは ドアを開くことも出来ない。仕方なく、イングレッタの脇の下に腕を差し込んで無理矢理 立たせた。 イングレッタは抵抗もしない。細く引き締まった腕が、だらりと垂れ下がる。 怪我でもしているのかと思ったが、見たところ着衣に乱れはない。青みがかった髪の下で、 やはり青色をした瞳がとろんと無気力に濁っていた。 バスルームに引きずっていって、バスタブの中に放り込む。バルブをひねって温度調節も していない湯を頭の上からかけても、イングレッタはぴくりとも動かない。 ユウカは手早く服を脱ぐと、自分もバスタブの中に入った。イングレッタからジャケット とブーツを剥ぎ取って、ユニットバスの便器の横に投げ捨てる。あとは、身体にぴったりと 貼り付くレオタードのようなアンダーウェアだけだ。 「これ、どうやって脱がすの」 イングレッタは言葉を発さず、かくんと頭を前に倒した。背中にジッパーが見える。 脱がせ、とでもいうのか。 ユウカは嘆息しながらアンダーウェアを剥ぎ取った。小振りだが弾力のある乳房が ぷるんと揺れる。 全裸にされても、イングレッタは相変わらず全身を虚脱させていた。ユウカの乳房や 腹を背もたれかなにかとでも勘違いしているのか、遠慮なくもたれかかってくる。 ダウナー系のドラッグでも決めているのかと思ったが、腕を見る限り注射跡はない。 湯温を調整しながら腹や腿も確認するが、細かい古傷が無数にあるだけだった。 「例のダークスーツ着たジェントルマンは?」 イングレッタの瞳が、とろりとわずかに動く。 「もう、いない」 「殺されたの?」 「いなくなっただけ」 「じゃあ、あんた、タイムダイバーの仕事はどうするの」 「もう、おしまい」 発言の意味がわからず、ユウカはイングレッタの顔を覗き込んだ。 「もう、タイムダイバーじゃないの」 湯は、もうふたりの肩を覆うほどに溜まっていた。 ユウカはシャンプーのボトルをつかんで、青い髪に向けて傾けた。 4 実際のところイングレッタが何者なのか、ユウカはほとんど知らない。年齢も、どこに 住んでいるのかも知らない。ふらりと現れて、ふらりと消えていく。旅する野良猫のよう なものだと認識している。 本人によると、イングレッタはタイムダイバーというもので、真っ黒な機動兵器に乗って 並行世界を脅かす敵と戦うことが使命だったらしい。 タイムダイバーというものが具体的にどんな雇用形態で、どんな業務をこなすのかユウカ は知らない。今さら、知ったとしても意味のないことだ。タイムダイバーの仕事は終わったと、 イングレッタはそういっていた。 シャワーを終えて身体を拭き、カーペットの上に転がしておいてもイングレッタは指一本 動かそうとしなかった。仕方なしにユウカが寝間着代わりに使っている男性用サイズのティ ーシャツをかぶせて、ドロドロに濃くて熱いコーヒーを煎れてやる。 真っ黒なコーヒーをすすりながら、イングレッタはようやくぽつりぽつりと話し始めた。 「高次宇宙で、高次意識体が高次なやり取りを交わした。 結果、この世界は安定した。 あと20周期、少なくともわたしのこの肉体が維持できている間は、もうなにも起こらない」 「よくわかんないけど、ダブルコージとコージートミタがなんかした結果、 世界は平和になったって、そういう認識でオーライ?」 「問題ないわ」 「最近『やりすぎコージー』見てなかったけど、そんなことしてたとはサプライズね」 「あなたの想い人も、いずれ戻ってくるわ」 「あら、うれし」 ここ数年、なんの音沙汰もない男の顔を思い出す。不思議と、嬉しくはなかった。現 実味がないというべきか。 「ようするにあんた、失業したってこと?」 「そうね」 「離職票はもらった?」 「もらってない」 「じゃあ、あんた、失業保険もらえないじゃない。 タイムダイバーってのが月給いくらだったのか知らないけど」 「カネなら、あるわ」 ゆらりと、イングレッタはカーペットの上に放り出してあるジャケットを尖った顎で 示した。つまみ上げてみると、バラバラと細かいものが落ちる。宝石だった。台座のデザ インは野暮ったいくせに、どれもこれも石ばかりは妙に大きい。換金目的で作られた もののようだった。 「欲しければ上げる」 「いらないし、こんなに」 ユウカは小さめのオパールをひとつつまみ、残りはジャケットに突っ込んでまたカー ペットの上に放り捨てた。 「で、どうすんのこれから」 「わからない」 イングレッタは膝を抱えて項垂れる。 「わたしは、生まれたときからタイムダイバーだった。 しかし、タイムダイバーではなくなった。 自分がなにをしたらいいのかわからないの」 「カネはあるみたいだし、学校にでも行ったらいいんじゃない? あんた、学歴とかないでしょう」 「あなたが、そんなこというとはね」 「そういえば、一年ばかり会ってなかったわね」 「なにをしたらいいのか、わたしにはわからない」 「勝手にすればオーライなんじゃないの」 ユウカはアクビをした。もう、深夜2時をまわっている。ごろりと、壁際に置いたベッド にの転がる。 「勝手に、ベッド半分使っていいし」 結局物理の教科書は読めなかったなと、そんなことを考えながら電灯のスイッチを切る。 数十秒してから、もぞもぞと隣りに潜り込んでくる体温があった。 5 一週間が経った。 イングレッタは、無為な日々を過ごし続けている。放っておくと、朝から晩まで指一 本動かさない。ユウカが学校なり仕事なりに行くときにも、帰ってくるときにも、 まったくおなじ姿勢で壁にもたれかかっている。放っておくと、食事もしなければ 風呂にも入らない。一日の何分の一かは、呼吸すらしていないのかもしれない。 息を止めていようが食事をしていなかろうが、ユウカの知ったことではなかった。 しかし、おなじベッドを使っている以上風呂に入らないことは我慢できなかった。 ユウカは帰宅すると、イングレッタからティーシャツをひっぺがしてバスタブに放り 込むようになっていた。 相変わらず動かないイングレッタは、頭から湯にぶち込まれても眉ひとつ動かない。 仕方なしに、ユウカがボディソープでもって洗ってやる。 柔らかくなったな、と気付く。 硬く引き締まったワイヤーのようだったイングレッタの筋肉が、ゆるみ始めている。 全身に皮下脂肪が乗り、乳房も若干重みが増している。全身にあった古傷も消えつつある。 タイムダイバーではなくなった。イングレッタの発言に現実味が出る。もう、彼女は 戦士ではないのだ。 「べつに、どうだっていいんだけど」 イングレッタをバスタオルでくるんで床に転がし、ユウカはいつも通り熱いコーヒーを淹れた。 6 今日の撮影は、レザー素材のトップスとショートパンツを着けてテーブルの上に立っ たり座ったりすることだった。 「ユウカちゃん、ユウカちゃん」 プロデューサーが太った腹をゆさゆさと揺らしながら声をひそめる。 「あれ、ユウカちゃんの妹かなんか?」 スタジオの隅にイングレッタがいる。パイプ椅子にもたれかかり、手も足もダラリと ぶら下げていた。一日中部屋の中で転がしておくのはあまりにも非生産的なような気が したので、なんとなく連れてきたのだ。 「なんていうか、ルームメイト」 「あの子、コレ、じゃないよねえ」 誰でも考えることはおなじらしい。プロデューサーは腕に注射を打つ仕草をした。 「ああ、そういうんじゃないから。 なんか、失業したショックで茫然自失としてるだけだから」 「イヤだねえ、不況は」 何年か前までは毎週のようにバリ島やアイドネウス島へ撮影に行ったものだとかなんとか、 プロデューサーが自慢話を始めたので、ユウカは意識的に聴覚にフタをした。 撮影に使う資材や、誰が何のために使ったのかわからないローションの空き瓶が転がっ ている中で、イングレッタはなにを見るわけでもなく顔を天井に向けている。 そのイングレッタに、駆け寄っていく者があった。二十歳前後の青年だった。撮影の現場 で何度か見たことがある。たしか、バイトでカメラマンアシスタントをやっている専門学校生 だ。いつもパーカーを着ているので、ユウカは勝手に『パーカー』と呼んでいる。 パーカーは、どうやらイングレッタのことを新人モデルかなにかと勘違いしているらしい。 ペコペコと頭を下げながら、缶コーヒーを勧めていた。 案の定というかなんというか、イングレッタは髪の毛の先ひとつ動かさない。 自分がどうして少しホッとしているのか、ユウカは分析できなかった。 7 日ごとに、バスタブの中で支えるイングレッタの身体が重く柔らかくなっていく。 「いい加減、いつまでもゴロゴロしてるとファットになるよ、あんた」 「明日も」 ユウカの乳房に後頭部を埋めたまま、イングレッタが珍しく口を開いた。湯が立てる 音に紛れて聞こえなくなるような、か細い声だった。 「明日も、行くの?」 「ン? アー、明日は。明後日はガッコ行くけど、基本しばらくあのスタジオに通う」 「そう」 ちゃぷんと、イングレッタは泡の浮かぶ湯の中に鼻まで浸かった。 「なに、行きたいの?」 「寝転がってるのも、飽きてきた」 「いいんじゃない? あそこ、下の階にフィットネスセンターもあるし」 ユウカは湯の中で手を泳がせ、イングレッタの肌を撫でた。 8 その日は、学校に行ってから撮影所に向かった。 「ン?」 やけに光沢の強い赤いビキニに着替えたユウカは、ふとした違和感に眉を動かした。 イングレッタがいる。今日は学校に行くと伝えてあったから、マンションにいるはず だ。ひとりでここまで来たのだろうか。進歩といえば進歩だが、なにか妙な気がした。 「あ、ユウカちゃん、おはよー」 顔見知りのカメラマンが手を振りながら近づいてくる。 「ねえ、彼女」 「あ、妹さん?」 どうやら、いつの間にかイングレッタはユウカの妹ということになっているらしい。 肌の色も髪の色も違うというのに、ずいぶんと無茶なプロフィールを名乗ってくれたものだ。 「うんっと、昼ちょっと過ぎくらいから来てたよ。 夕方になったらユウカちゃんが来るからって伝えたら、待ってるって」 イングレッタはひとりではなかった。例のパーカー姿の青年が、なにか熱心に話しか けている。なにを話しているのだろう。ユウカの耳には届かない。 あれは、誰だ。 活発に会話をしているふうには見えない。普通に考えれば、パーカーが一方的に喋り 続けて、イングレッタが適当にあしらっている図になっている。 しかし、いまのイングレッタの状態では、適当にあしらうということすら破格なのだ。 なにしろ、ユウカの部屋でのイングレッタは相変わらずカーペットの上で転がる以上のこと をしない。食事もしたがらず、無理矢理口をこじ開けてトーストを突っ込むというのが 毎朝の習慣になっていた。 それが、いまのイングレッタは曲がりなりにもパーカーとコミュニケーションを成立 させている。たまに浅く頷いているだけでも、あれが本当にイングレッタなのだろうか と疑わしくなってくる。 「ユウカちゃん、ユウカちゃん」 カメラマンがへらへらと笑いながらユウカの肩を叩く。 「そのメイク、ちょっとキツいんじゃない? 目が吊り上がって見えるよ」 ユウカは、まだメイクをする前だった。 9 シャワーを浴びせている間も、イングレッタは相変わらずひと言も発さなかった。 「今日」 青い髪をバスタオルで拭ってやりながら、ユウカはようやく口を開いた。 「あのパーカーと、なに話してたの」 「別に」 「別にってことはないでしょう」 「出身地がどこかとか、訊かれた」 「どこって答えたの」 「アオヤマ」 「なんか、コメントに困る出身地ね」 「ロンドン出身のあなたの妹にしてはおかしいんじゃないかって訊かれたわ」 「適当な受け答えしてるからよ。で、なんてカバーしたの」 「面倒だから黙ってた」 「そのわりに、会話は続いてたみたいだけど?」 「自分はナゴヤの出身だとか、赤福が美味かっただとか、 味噌煮込みうどんはあんまり好きじゃないとか、そんなことを勝手に喋り始めたから、放っておいた」 「なんか、ヘンなの」 毎日トリートメントをさせているからだろうか。イングレッタの髪は、この部屋に転 がり込んできたばかりのころに比べるとずいぶん艶を増していた。 「あんたは、そういうどうでもいい会話とか、 相手にもしないでプイッとどっか行くタイプだと思ってた」 「いるじゃない、ここに」 「あたしの話をしてるんじゃないでしょ」 「移動するのが面倒だっただけよ」 「あんたさ」 ユウカはバスタオルを洗濯籠の中に放り込み、イングレッタの髪に櫛を通し始めた。 「好きなんじゃないの?」 「誰が」 「あんたが」 「誰を」 「パーカー」 「なにをいってるのかわからないわ」 なんだか無性に腹が立って、ユウカはイングレッタの尖った肩に歯を立てた。 10 それから3日が経ち、ユウカが目を覚ますとイングレッタの姿は消えていた。 カーペットの上に、イングレッタが使っていたティーシャツがくしゃくしゃに丸めら れて転がっていた。 撮影スタジオに行ってみると、例のカメラマンが見覚えのない若者に向かって怒声を上げていた。 「参ったよ」 ユウカを見つけると、苦々しげな顔をして片手を上げる。 「あいつ、急に辞めるって電話でいったっきり、消えちまったんだよ。 事務所の人間がアパートに行ってみたら、モヌケの空だったっていうし」 飛んだかな、とカメラマンは呟いた。カメラマンアシスタントの給料は、はっきりいって コンビニのバイトよりも安い。生活が立ちゆかず、夜逃げすることなど珍しくもない。 「そういえばユウカちゃん、今日はあの妹さんは?」 「さあ」 「さあってことはないだろ」 「正直いって、あれ、妹でもなんでもないの。 転がり込んできただけの野良。 今朝起きたら、なんかいなくなってた」 「ふうん」 カメラマンはアゴに生えたヒゲをわざとらしい仕草で撫でた。 「駆け落ちでもしちゃったのかな」 あのパーカーの青年は、どんな顔をしていただろうか。思い出せたのは、パーカーだけ だった。どんな顔をしていて、どんな声をしていたのか、まったく記憶にない。 「カレ、どういうひとだったの」 「え、べつに、フツーのやつだよ。 田舎から出てきて、専門学校行きながらうちでバイトしてて。 あ、そうだ。ちょっとパチスロやるとか話してたな。 それで借金作っちゃったのかなあ」 今日からはひとりでバスタブに浸かるのか。ユウカはそんなことを考えていた。 11 いずれ、ユウカの思い人も戻ってくる。 イングレッタの予言は成就しなかった。 三日が過ぎ、一週間が経っても、ユウカの想い人が帰ってくる気配はなかった。 イングレッタは相変わらずどこにいったのかわからないし、パーカーも行方不明なままだ。 ひょっとしたら、世界はまだ平和ではなかったのかもしれない。 考えてもみれば、あの虚脱したイングレッタが、どこをどう見ても平凡以外の何物でも ないあのパーカーのことを気にかけていた理由がわからない。あのパーカーが実は世界を どうこうしている何者かの変装で、イングレッタはそれを見破って追及を始めたのかもし れない。 「そう思いたいだけなのかもね」 ユウカは、イングレッタが脱ぎ捨てていったティーシャツを片付けられないままでいた。 イングレッタが、あのパーカーに一目惚れかなにかをして逃避行を始めたと、考えては いけない理由はひとつもない。 「いや、いや、残念だったねえ」 事務所に給与明細を受け取りに行くと、プロデューサーの笑い声に出迎えられた。 「最初はてっきりヤク中かなにかだと思ってたけど、 だんだんイイ表情浮かべるようになってきたじゃないか? 君のファースト写真集に一枚だけ紛れ込ませて『あのコは誰?』みたいな企画やろうと思ってたんだけど」 「写真集って、誰の」 「なにいってるんだい。君のに決まってるじゃないか」 「あたしの記憶が確かなら、あたしはミュージシャンとして契約してたはずなんだけど」 「コテコテのパンクスはねえ、まず知名度でもないと売れないよ」 やっぱり世界は平和じゃなかったよ、とユウカは胸の中でイングレッタに告げる。 どこかで、こうなるんじゃないかとは思っていた。それでもユウカは、甘んじてグラビ アの仕事を受けていた。下積みのためだとは考えていなかった。肩書きは女子高生でも、 もう高校生という年齢ではない。収入が途絶えることを恐れていた。 世界は、少なくともユウカの世界は、相変わらず歪で欺瞞に満ちあふれていた。真ん中 にいるユウカが自分を偽っているのだから、ムリもない。 あまねく並行世界の危機を救うというのがタイムダイバーの仕事だとしたら、イングレ ッタは間違いなく職務をこなしていたのだ。 「さ、来週から忙しくなるよ。握手会の準備ももう整ってるから」 なにやら上機嫌で書類を引っかきまわし始めたプロデューサーの目の前で、ユウカはゆ っくりとギターケースのジッパーを下ろした。 「どうしたの、ユウカちゃん?」 「べつに」 ゆっくりとギターを振り上げる。 「ちょっと、世界を救うだけよ。あたしの世界をね」 ユウカは、プロデューサーの眉間目がけて、力一杯ギターを振り抜いた。 脱ぎ捨てられたティーシャツは、そのままにしておこうと思った。 あの野良タイムダイバーは、またいつやって来るかもわからない。
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れむだいゔ【登録タグ れ 初音ミク 曲 風呂埋葬P】 作詞:風呂埋葬P 作曲:風呂埋葬P 編曲:風呂埋葬P 唄:初音ミクAppend(Dark) 曲紹介 風呂埋葬P の13作目。 え、んなこと聞いてない?どうでもいい?あ、ですよねーwどうでもいいよね。(作者コメ転載) PVを お茶P が、イラストを 傘子氏 が手掛ける。 歌詞 うまくいかないこと 垂れ流してた午後 当たり前のように 流行病にかかっていた 羨ましいだなんて 人恋しくなって 眠る 火照りがとれない夜は 瞼の裏明るすぎて 烏は飛んでいく 白濁した朝に 溶けた カナリアはいつものように 乾いた餌を啄んだ まだ本気じゃないね そんなことないさ 興味がないね みんなも同じさ なんもかんも放っぽっちゃって寝そべって 雨が硝子をなぞる音だけ 「、」も「。」も無くなっちゃって 怒ってるの?悲しいの? でも面倒くさいからって目を逸らすと どうにもこうにもやんなっちゃって仰向いて 今日と明日が混ざるハロウ、マンデー 「、」も「。」も無くなっちゃって 笑ってるの?嬉しいの? でも面倒くさいからって目を逸らした まだ本気じゃないね 興味がないね どうでもいいね しょうがないよ もう正気じゃないね ああ、最初からそうだっけ? どうでもいいね 全部幻さ 正気じゃないね どうでもいいね 全部幻さ コメント 乙です 聴いてると眠たくなります・・・ -- 名無しさん (2011-08-12 20 34 33) この曲すごいすきー。なんか落ち着く… -- みるく (2011-09-15 03 06 40) 飽きない -- ももこ (2012-04-06 12 46 25) この曲好きー・・・スヤスヤスヤーm(_ _)m -- 現実逃避ちゃん (2014-03-16 00 52 51) 共感できちゃうから困る。 -- 名有りさん (2016-02-25 21 45 07) しょうがないよ____。で、とける -- 雨硝子 (2016-06-01 01 12 01) 最高スヤァ…! -- 名無しさん (2016-10-02 00 19 12) サイコー…ヤバイ、神曲 -- 波音 鏡 (2016-10-15 16 20 18) 名前 コメント
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ラムダイバーAM2写そうとしたけど改めて見るとラムダイバーが写ってるだけだった。 空戦であればだいたいがつけられるAMであることとクセのない挙動で扱いやすさは○ ゾンビーゾルでの運用も悪くない。 陸戦に対象を絞って170発を撃ち切ることができればスコア1000超えも目指せる。 -- (名無しさん) 2015-04-12 16 10 44
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ビーチバムダイビングサービス 〒238-0112 神奈川県三浦市初声町三戸931-2 http //www.beachbum-ds.com/
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なるかみ - サンダードラゴン グレード〈3〉 ノーマルユニット (ツインドライブ!!) パワー 11000 / シールド - / クリティカル 1 自【LB4】:[CB(1)]《なるかみ》がこのユニットにライドした時、コストを払ってよい。払ったら、あなたのヴァンガードを1枚選び、そのターン中、パワー+10000/クリティカル+1し、『自【V】:このユニットのドライブチェックでグレード3の《なるかみ》が出た時、1枚引き、相手は自分のリアガードを1枚選び、退却させる。』を与える。 自【V】:このユニットがアタックした時、相手のダメージゾーンが3枚以上なら、そのバトル中、このユニットのパワー+2000。 永【V/R】:盟主(共通するクランがないあなたのユニットがいるとアタックできない) フレーバー:天より地を撃ち抜け、ストームダイブ・ライトニング! 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 使ってみたいと思う 0 (0%) 2 弱いと思う 0 (0%) 3 強いと思う 0 (0%) 4 面白いと思う 0 (0%) その他 投票総数 0 コメント
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15代目スレ 2006/11/27 店主「悪いね。うちも経営苦しくてさ」 ヴィレアム「あざーす」 キャクトラ「あざーす」 居酒屋 ヴィレアム「あーあ。最後の固定収入だったんだがな。明日からどうしようか」 キャクトラ「友よ。やはり、今時流しのギター弾きで食べていくのは難しいのでは」 ヴィレアム「レラは大手バンドに引き抜かれて上手くやってるみたいなのにな」 キャクトラ「年収がすごいことになっているそうだ、友よ」 ヴィレアム「いいなぁ、いいなぁ」 キャクトラ「すいません、ハイボールおかわり」 ヴィレアム「高校出てから何年経つ? なんか、ろくなことがないよなぁ」 キャクトラ「友よ。お前はてっきり軍に入ってPTパイロットになるものだとばかり思っていたが」 ヴィレアム「だって、定職に就くのってダルいじゃないか」 キャクトラ「友よ、いっそ清々しいぞ」 ヴィレアム「お前こそ、バルマーで騎士かなんかになるもんだとばかり思ってたぞ」 キャクトラ「やめてくれ。あのことがあって以来、姫さまとも顔を合わせづらくなってしまったからな」 ヴィレアム「お互い、いろいろあったよなぁ」 ヴィレアム「な。クォヴレーさんていただろ?」 キャクトラ「懐かしい名前だな」 ヴィレアム「最後に会ってから、何年経ってるかな」 キャクトラ「さぁ。いつものように並行世界に旅立ったのを最後に、ふっつり現われなくなってしまったから」 ヴィレアム「そうだ。きっとそれなんだよ! 俺たち、クォヴレーさんにちゃんとバイバイいえてないじゃないか。 それが胸のしこりになって、何事にも正面から向き合えなくなってるんだよ!」 キャクトラ「おぉ! その発想の仕方こそ諸悪の根源だと思わない意気やよしだ、友よ!」 山中 ヴィレアム「大学中退して家からも飛び出したと思ったら、こんな山中でなにやってるんですか」 ゼフィア「修行だ。俺は、もう一度自己を見つめ直す必要が」 キャクトラ「ここで自給自足の生活をしているのですか?」 ゼフィア「いや。月に1、2度イルスかスレイチェルが生活費を持ってきてくれるから、 その金で買い出しに行っている」 ヴィレアム「ニートじゃないですか!」 ゼフィア「違う! 断じて違う! 俺は生活のために安易に自分を売り物にするようなことはせず、 己が本当にすべきことはなにかと」 ヴィレアム「ニートはみんなそういうこというんです! さ、山降りましょう! その様子じゃゼフィア先輩もろくなことないんでしょう? 俺たちと一緒に、なんとかしましょうよ!」 ゼフィア「帰れ! お前たちと行くつもりもない!」 ヴィレアム「それじゃ、ニートのままでいいんですか!?」 ゼフィア「なるほど、俺の人生は間違っているかもしれない。 だからといって、泣き言をいうつもりはない。帰れ!」 キャクトラ「あのぅ。それでは、クォヴレー殿の居場所に心当たりなどありませんか?」 ゼフィア「知らん。耳の広いやつなら、心当たりがあるが」 食堂 レイナ「美味しかったわよ、おじちゃん。今月の『OG線沿い隠れ家風グルメ』で取り上げるから楽しみにしててね」 ヴィレアム「まさかお前がミニコミ誌を出してるとはなぁ」 レイナ「あら、久しぶりね。いまなにしてるの?」 キャクトラ「特になにもしてはいない!」 レイナ「あ、そうなんだ・・・・・・」 ヴィレアム「ジャーナリストになって社会の巨悪を暴くんだと息巻いてたお前がその体たらくだ。 やっぱりお前も、ろくなことがないみたいだな」 レイナ「なによ失礼ね! そりゃぁ、高校時代の夢とは違うかもしれないけど、 ちゃんと自分で選んだ道だし、やりがい感じてやってるんだから!」 キャクトラ「友よ、どうしよう。少し鼻白む思いだ」 ヴィレアム「ひるむなキャクトラ! なぁ、それじゃお前、クォヴレーさんの居場所に心当たりないか?」 レイナ「さぁ。でも、知ってそうなヒトには心当たりあるわよ」 カメラスタジオ カメラマン「はい、それじゃ10分きゅうけーい」 マリ「あざーす」 ヴィレアム「まさかお前が、グラビアアイドルになってるとはなぁ」 キャクトラ「その胸はどういうことになってるんですか」 マリ「胸のことでユスリに来たなら事務所通してくれ。 勝手に暴露しようたって無駄だからな。半ばそれをネタにして商売しているんだ」 ヴィレアム「やめてくれ。そんな話聞きたくない」 キャクトラ「実はクォヴレー殿の居場所について、あなたの中のレビ殿がなにか知っているのではないかと」 マリ「・・・レビ? あぁ、レビね」 ヴィレアム「うわ。思い出すのに数秒かかってる」 マリ「ずいぶん前に成仏したと思うが。それがどうした」 キャクトラ「なんの感傷もない口調だ、友よ!」 ヴィレアム「じゃあ、クォヴレーさんのことは置いておいて。 なあマリ、お前も俺たちと来ないか? こんな仕事、好きでやってるんじゃなんだろう?」 マリ「見くびるな。たしかに今はグラビアの仕事くらいしかないが、 ゆくゆくは舞台にも出て、女優としてやっていくんだ。事務所ともそういう話になっているんだ。 騙されてないぞ! わたしは断じて騙されてない!」 キャクトラ「友よ。なぜだろう。涙が止まらない」 マリ「でも、お前たちと同じでふてくされてるやつになら思い当たりがあるぞ」 劇場 ハザリア「なんだ、本番中に」 ヴィレアム「え、本番中なのか!? 明らかに観客より舞台の人間の方が多いじゃないか!」 キャクトラ「シモキタシティで小劇団をやっているとは聞いていましたが」 ハザリア「黙れ、黙れよ! 難癖を付けに来たのか! 貴様らもヤツらと同じか! 難癖を付けるしか能がないのか!?」 キャクトラ「あぁ、学生時代に賞を取ったのはいいが 受賞後一作目で早くも酷評の嵐にさらされた結果が、これなのか」 ヴィレアム「エイスさんが嘆いてると思うぞ」 ハザリア「黙れ、黙れよ! ヤツの名など出すな!」 キャクトラ「この方はこの方で、なにやらあったらしい」 ヴィレアム「なぁ、俺たちと一緒に」 ハザリア「帰れ、帰れよ! 痩せても枯れてもこのハザリア・カイツ! 高貴でない振る舞いをするほどには落ちぶれておらぬわ!」 居酒屋 キャクトラ「友よ。他の皆は、なんだかんだといいながら各々納得の行く人生を送っているようだ」 ヴィレアム「お前、クォヴレーさんにちゃんとバイバイいいたくないのかよ!」 キャクトラ「それはそうだが」 ゼラド「あー、いたいた! 二人とも、久しぶり!」 ヴィレアム「ゼラド!?」 キャクトラ「しかし、妙に若いような」 ゼラド「あ、うん。わたし、今タイムダイバーだから。みんなとちょっと時間の流れ方が違うんだよね」 キャクトラ「そうか。夢をかなえられたのだな。おめでとう。 友よどうした? 眩しいものを見るように目を押さえて」 ヴィレアム「いや、なんでもない。でも、そのタイムダイバーが俺たちみたいなダメ人間に何の用なんだ?」 キャクトラ「友よ、自虐的になって傷つくのは自分だけだ友よ」 ゼラド「実はわたし、ちょっと前まで次元怪獣q3y9p%geio;h@brhoと戦ってたんだけど。 その影響で、何人かの人生に影響が出ちゃったみたいなの。 特にヴィレアムくんとキャクトラくんに出た誤差はかなり大きくて。 それで軌道修正に来たんだけど」 ヴィレアム「次元怪獣q3y9p%geio;h@brhoだって!? やはり」 キャクトラ「友よ、一瞬で記憶した上に滑らかに発音して見せる滑舌たるや凄しだ!」 ゼラド「じゃ、行こうか」 ヴィレアム「ちょっと待ってくれ。俺たちがそのまま別の並行世界に行ってしまうのか? そんなことしたら、その並行世界にいる俺たちとかち合ってしまうんじゃないのか?」 ゼラド「ああ、大丈夫大丈夫。並行世界はお兄ちゃんの専門だから。 わたしはね、再構成モデル宇宙が専門なの」 ヴィレアム「再構成モデル宇宙?」 キャクトラ「宇宙は無数の要素が寄り集まり、常に分解と再構成を繰り返しているという考え方だ。 この場合、我々が無職であるという要素だけが破壊されて入れ替わり、ほかはなにひとつ変わらない世界が再構成されるということだろう」 ゼラド「うんそう。今からちょっとこの宇宙を破壊して、もう一度作り直すから」 ヴィレアム「破壊だって! そこまですることは」 ゼラド「え、でも。みんな気付いていないだけで一秒に数万回は起こってることだよ?」 ヴィレアム「理屈はわかるけど、やっぱり罪悪感があるよ。 俺がこうなった原因は次元怪獣q3y9p%geio;h@brhoのせいかもしれないが、 その後の選択は俺が自分の頭で考えてやったことだ。 それで上手くいかないからって、宇宙を滅ぼしてしまうなんて」 ゼラド「ヴィレアムくんたちがそれでいいなら、わたし、行くけど」 ヴィレアム「ああ。いいたくないけど、バイバイだ」 ヴィレアム「行ったか」 キャクトラ「ゼラド殿。目が輝いていたな」 ヴィレアム「さて、俺たちも行くか」 キャクトラ「どこへだ。友よ」 ヴィレアム「ハローワークだよ」 キャクトラ「はなからそうしろという話だ、友よ」
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467 :通常の名無しさんの3倍:2014/08/03(日) 00 08 37.18 ID ??? クリス「海ねぇ……水着になるにはちょっとお腹の肉が気になって……」ツマミ ジュリアン「クリスは充分スタイルいいと思うよ。というかクリスが言ったら嫌味だよ」 バーニィ(なんでお前がクリスのウェストを知ってるんだよ……ッ!!) 壁|ゼハート(バーナード・ワイズマン……やはりお前はこちら側の人間!!) 壁|マオ(ミサキちゃんの水着みたいわぁ……) 周瑜「如何でしたか、姫」 孫尚香「流石は周瑜ね!貴方の策でお腹周りだけ2㌔痩せたわ!!」 クリス「!?」 周瑜「あのアイラ・ニホンノナツハナンデコンナアツイネンさんも」 Before:ムーミン After:コミケが厚くなるぜ! 周瑜「このように一日でシェイプアップしてしまうダイエット方法ですからね」 陸遜「さすがお師匠さまだ」 クリス「ちょっと、ちょっと、そのダイエット私にも教えてくれないかしら?」 周瑜「それは構いませんが……少々人を選ぶダイエット方法ですよ?」 クリス「私じゃ駄目ってこと?」 周瑜「それは本人に聞いてください」 デビガン「******」ヤッハロー♪ ジュリアン「……これは?」 周瑜「デビルガンダムダイエット、通称デビエットです」 陸遜「デビルガンダムのコアになることで代謝を活性化、指定した箇所の脂肪を燃焼するだけでなくお肌もツルツルになるんですよ!」 バーニィ「寿命も燃焼されそうな気がするんだけど!!」 クリス「で、でも体重が減るなら寿命ぐらい……」 ジュリアン「クリス落ち着くんだ、その減るはデスサイズの方のヘルだよ!!」 周瑜「しかしデビガン殿にもコアにしたい人間とそうでない人間がいます。好みじゃない人間に対してダイエット効果はあまり発揮されません」 バーニィ「たしか母性に溢れた女性だっけ?」 ジュリアン「困ったな、クリスは該当してしまうよ」 バーニィ(こいつヌケヌケと……ッ!!) デビガン「*****」ヒショヒショヒショ 周瑜「ふむ……デビガン殿によるとクリス殿は"まぁ…ギリOKかな?"だそうです」 クリス「ちょっとショック!?」 ジュリアン「母性力は孫尚香>>>クリスということかい?ちょっとデビガンの嗜好がわからないな」 孫尚香「ちょっとそれどういう意味よ!」 デビガン「****」ブンブン クリス「ナイナイって言うみたいに手を振ってるんだけど」 周瑜「母性の話はデマですね。だいたいウォンみたいな変態の出したデータを真に受けるのは変態ぐらいですよと言ってます」 バーニィ「こんなこともあろうけと鍛え続けている人だからな……」 ジュリアン「じゃあ基準は一体何なんだい?」 デビガン「***!」クギュー! 周瑜「ツンデレです」 クリス「え?」 周瑜「ツンデレです」 468 :通常の名無しさんの3倍:2014/08/03(日) 00 10 21.57 ID ??? デビガン「***!」ハヤミン!ハヤミン! 周瑜「デビガン殿の大好物はツンデレです。ツンデレなのです」 バーニィ「ツ、ツン…?」 ジュリアン「なるほど、それはクリスの属性ではないな」 周瑜「考えてください、シュバルツ(キョウジ)殿、レイン殿、どちらもツンデレではありませんか!」 陸遜「ダイエット効果が高かったアイラ・ヤンデレモイケルネンさんもそうでした」 孫尚香「ちょっと、別に私はツンデレじゃないんだからね!!」 デビガン「***」ワンワン! 周瑜「早くネーナ殿を乗せたいと盛っています」 陸遜「お師匠、正直ネーナ殿ってあんまりツンデレって感じではないと思うんですけど」 周瑜「17歳=お姉ちゃん、くぎゅ=ツンデレ、これらは軍略における基本です。 そして基本を識ることで応用が生まれるのです。敢えて17歳に真っ黒な役をやらせる、等ですね」 陸遜「なるほど!さすがはお師匠さま!!」 周瑜「しかし多用してはなりません。狼少年と同じです。敢えて子安に色モノをやらせる、は最早通じない昨今ですからね」 陸遜「はわわ……奥が深いのですね!!」 バーニィ「何をいってるんだ……」 ジュリアン「つまり普通に格好いい子安って一周回って意外だよねということだよ。みんなアレグリアスは絶対裏切ると思っていたろう?」 デビガン「***-」ニーサン! 周瑜「ちなみにこのデビエットは等価交換、燃焼された脂肪はTDメダルとしてデビガン殿から排出されます」 バーニィ「ど、ど、ど、DTちゃうわ!!」 ジュリアン「おちつくんだバーニィ、DTじゃないTDだ。それにDTは恥ずかしいことじゃないさ」ポン バーニィ(なに馴れ馴れしくバーニィって呼んでんだよ。肩さわんなよ) クリス(そういえばジュリアンって女性との噂を聞かないけど……まさか……いえ、気のせいだわ、きっと……)スッ バーニィ「クリス?」 バーニィ(クリス、俺、ジュリアンの順番で並んでたのに、俺とジュリアンの間に割って入ってきた……そんな……) ジュリアン「それで?そのTDメダル……TとDの意味は?」 周瑜「ツン(T)デレ(D)メダルの略です」 クリス「あまり略せてない気が……」 周瑜「これを貼るとその人は好きな人に対してツンデレになってしまうのです!!」 クリス「わー思ってた通りの効果だー」 孫尚香「どれどれ、周瑜に貼るとどーなるのかなーっと」ペタッ TD周瑜「姫さま……」 陸遜「お師匠さま!?まさか姫様のことを!?」 TD周瑜「お転婆はほどほどにしてください。孫策が困っています。べ、別に孫策が困ろうと私には関係ありませんがね!!」 孫尚香「ごめん周瑜、もう兄様には近づかないで貰えるかな」 クリス(これをジュリアンに貼って、バーニィへの態度を確かめれば……!!) バーニィ(これをクリスに貼って、もしジュリアンにツンツンしたら……俺は……) ジュリアン(これをバーニィに貼って、クリスとの仲を進展させてあげようかな) 陸遜「姫さま、TDメダルは使い捨てですから、遊ばないでくださいよ」 孫尚香「っていっても別にこんなの使い道なんてないじゃない。このアイラ・チョロデレガイチバンウマイネンさんのTDメダルで最後だけど、どうしよっか」 クリス「頂戴!」 バーニィ「くれ!!」 ジュリアン「欲しいな」 孫尚香「へ?」 クリス(ジュリアン……もしかしてバーニィに貼るつもり!?いつもヘタレているバーニィをちょい強気キャラにして押し倒す気ね!!) バーニィ(クリス、どうしてあんなものを欲しがるんだ……やっぱり告白する勇気がないから、このメダルの力を使って……) ジュリアン(バーニィ、君はもしかしてクリスにTDメダルを?駄目だよ、君は多分クリスの分かっていてもツンに耐えられないと思う) 469 :通常の名無しさんの3倍:2014/08/03(日) 00 11 02.16 ID ??? 陸遜「この三人の目……野獣の目をしている!!姫さま、お逃げ下さい!!ここは僕が止めます!!」 デビガン「**!***!****!!」イケ!ショウコウ!リックンノシヲムダニスルナ!! 孫尚香「か、カッコつけてんじゃないわよ陸遜の癖に!!言っておくけど私の知らないところで死ぬなんて許さないんだからね!必ず生きて帰ってきなさい!!」ダッ 陸遜「御意!!」 クリス「待ちなさい、尚香!」 バーニィ「俺は捕まえてみたくなったんだ、あのガンダムを!」 ジュリアン「バーニィ、君はやはりツンデレの魔力に取り込まれてしまったのか!」 ジュリアン(あれは二次元だからいいんだ。リアルは傷つくだけだぞ!!) クリス(ツンデレの魔力に取り込む!?やっぱりジュリアンはバーニィをツンデレにしようとしている!) バーニィ(クソッ!さっきからクリスがジュリアンの方ばかり見ている!) クリス「結局、尚香を追いかけて走ってたら痩せたわ」 カテジナ「クロノクル……アンタが台所に立ったことがあったろ。あのプレゼント嬉しかった、誕生日のプレゼントだった。 その後、体重計に乗ることさえなければ!!アンタは、アンタの料理が旨すぎたから……ッ!!」 ソシエ「カテジナさん!人はデビガンなんてなくても痩せていけます!!」 クェス「でも手っ取り早く痩せれるならデビガンに頼りたくもなる気持ち……私、わかるな」 クリス「カテジナさんは一緒に海に行く相手もいるのだしね」 カテジナ「貴方もそうでしょ?っていうか、私年下なのにさん付けされてる?」 クェス「クリスだってバーニィがいるでしょ?私も大佐におねだりしよっかな~」 クリス「バーニィが誘って来ないのよ……」 ソシエ「………」 壁|ゼハート(ソシエ・ハイム……彼女から壁を叩きたいオーラを感じる……!) 壁|マオ(夏は繁盛記……ミサキちゃんは忙しい……海なんて……海なんてぇぇぇ……) グラハム「水着売り場にいる婦女子をストーキングしている不届き者がいるという通報を受けたが君達か!!」 バーニィ(クリスが新しい水着を買いに行くって言ったけど……これは海に誘うべきか?でも断られたら…… そもそも新しい水着を買うってことはもう海に行く予定があるんじゃないのか?相手はやっぱりジュリアンなのか……) ジュリアン(う~ん……クリスが海にいきたそうにしてたから、バーニィやアル君も誘って見たんだけど断られてしまった。 二人っきりで行きたいのかな。クリスは水着の話を出してアピールしてたらしいけど、どっちも奥手だからなぁ……) クリス(ジュリアン、私やアルをダシにしてバーニィと海に行くつもりだったんじゃ…… 思わず断ってしまったけど、これじゃあバーニィと一緒に行きづらいわ。はぁ、セレーネさんと一緒にでも行こうかしら) デビガン「**!*****!」ユリ!ソウイウノモアルノカ!