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西暦20xx年、地球は異星人に侵略された。圧倒的な科学力の差の前に地球の軍隊は壊滅。地球は彼女たちによって支配されることとなった。彼女たち・・・。そう、その異星人たちは全員女性だけの種族だったのだ。女しか生まれない彼女たちは生殖のため、様々な星を滅ぼし渡り歩いてきた末、地球にたどり着いたのだ。そんな彼女たちが地球の支配を始めてから一年が過ぎようとしていた・・・・。 「俺にチャンスをやるだって?」 「そうよ。あなたにとって決して悪い話ではないと思うけど・・・」 ここはS星人(地球側では彼女たちのことをこう呼んでいる)アジア方面軍の施設内のある一室。二人の男女が机を挟んで話をしていた。男の名は剛士。地球軍の元兵士でいわゆる捕虜というやつだ。女の方の名前はジーナ。ここの軍隊の幹部の一人である。ジーナは話を続ける。 「あなたにはあるゲームに参加してもらうわ。もしも勝利する事が出来たらあなた自身 はもちろんだけど、あなたの奥さんと娘さんにもここでの永住権をあげるわ。破格の 条件だと思うのだけど・・・・ 」 (確かに破格の条件だ。生殖が目的のS星人にとって地球人の女には利用価値がない。逆 に何か裏があるのではないか?) と剛士が訝しんでいると、 「何も裏なんかないわよ。」 「 !? 」 「あれ、知らなかったっけ? 私たちの中にはごく一部だけど特殊な能力をもつ者が居 るのよ。ちなみに私は相手の思考を読むことができるの。まあそれはさておき、本当 に裏なんかないわよ。強いて言えばあなたが勝てるわけがないと思っているからかし らね。ちなみに断った場合は奥さんと娘さんには死んでもらうし、あなたは種人間 になってもらうわ。」 種人間とは、S星人達が生殖のため飼っている男たちのことである。役目は競馬の種牡馬みたいなものだが、待遇は全然違う。毎日毎日S星人達に犯され続けるのである。性的に不能になるか、気が狂ってしまうまで・・ 。 剛士も種人間から解放された男を見たことがあったがひどい有様だった。酷く衰弱しきっていて、まともに喋ることも出来ずに二日もしないうちに、その男は帰らぬ人となった。S星人と生殖行為を行うと未知のウィルスに感染し、死亡するという説もあるらしい。真偽は定かではないが種人間になるということは、実質死刑宣告と同じであった。ジーナは説明を続ける。 「それとゲームに負けても特にペナルティはないわ。挑戦し続ける限りはあなたの家族は 無事だし、あなたの待遇も現状維持のままよ。もっとも挑戦し続ける気力があなたにあ ればだけど。」 そう言ってジーナは意味深な笑みを浮かべる。(家族の命が掛かっているんだ。そんなの挑戦するしかないじゃないか)剛士の思考を読んだジーナは更に説明する。 「じゃあ答えは、YES ということでいいかしらね。ゲームの内容だけど、私の部下たちと 戦ってもらうわ。ルール的にはこの星のプロレスに近いかしらね。試合は時間一時間の 三本勝負。一本でも取れればあなたの勝利よ。細かいルールとかは、このプリントに書 いてあるから。」 ジーナは剛士にプリントを渡した。その内容は ・武器の持ち込み禁止、目潰し・金的以外の禁止行為はなし、 ロープブレイクあり 勝利条件 ポイント制 一試合目5ポイント 二試合目10ポイント 三試合目15ポイント ポイント取得条件 ・フォール(両肩がマットに付いた状態で)30カウント ・ダウン (片膝付きまではセーフ) 20カウント ・リングアウト 30カウント ・ギブアップ ・気絶、失神等 意識を失った場合 試合続行が困難とレフリーが判断した時は、レフリーストップあり 尚 地球人側の勝利条件は 、フォール3カウント ダウン10カウント リングアウト5カウント1ポイントでも取れば勝利。 また試合終了までに、規定のポイントを取られなけれな勝利とする。 「ずいぶんと俺に有利な条件だな」 プリントを読み終えた剛士は率直な感想をつぶやく。 「そうかしら? 私たちと地球人の身体能力の差を考えれば、これくらいのハンデは 当然だと思うけど。でなければゲームが盛り上がらないでしょう? あと試合は 一日で3試合行うけどインターバルであなたに回復装置を使ってあげるから、怪我 や体力の心配はいらないわ。説明はこれでおしまい、試合は三日後、東京の後楽園 ホールよ。あなたの健闘を期待しているわ。」 ジーナが去り、独房に戻された剛士は色々と考えてしまう。 (どのみち選択の余地なんかない。俺が戦わなければ家族も自分も殺されてしまう。 S星人・・・名前の由来は彼女たちが、ドSだからという冗談みたいな理由らしいが 多分その通りなのだろう。奴らとの戦争の時、捕虜にひどい虐待をしているのを何 度か見かけたことがある。見た目は地球の女性とほとんど変わらない、というより 全員がモデルやアイドル並の美しい容姿をしているな。だがその見た目とは裏腹に 身体能力はかなり高く地球人の男とS星人との身体能力の差は、地球人の一般的な成人 男女と同じくらいだと言われている。厳しい戦いになるだろうが、俺も軍隊で一通り 格闘技の訓練は受けているし、打たれ強さには自信がある。あわよくばポイントを取 って、悪くても一時間耐えしのぐことくらいは出来るのではないか?) そう考えていると、少し気が楽になってきた。「やるしかない」剛士はそうつぶやくと、横になり眠りに就いた。 ここは東京の後楽園ホール。会場中央に設置された、プロレス用リングに剛士は立っていた。ボクシング用のハーフパンツのみというシンプルな出で立ちである。観客席はほぼ満席で女性のみで埋まっていた。容姿の美しさと喋っている言葉から、全員S星人であることが分かる。レフリーも当然S星人だ。胸元が大きく空いた、深いスリットがはいった赤色のチャイナドレスを身につけている。およそレフリーとは思えない衣装だが、リングの下にいるジーナからそう説明を受けている。反対側のコーナーには第一試合の対戦相手も到着していた。剛士がアップをしていると、観客席にいるリングアナが何か喋り始めた。 「皆様お待たせしました! まもなく試合が始まりますが、先に選手の紹介をします。今回の 生贄はこの男だー! 青コーナー 地球軍日本支部所属 身長 165センチ 体重68キロ 外山ー タケーシーー!! 」 S星人の言葉で喋っているため、剛士には何を言っているのかわからなかったが、自分の名前が聞こえたため、 選手紹介でもしているのだろうと推測した。 「続きまして我らの代表を紹介しまーす! 彼女は今回の試合がデビュー戦となりますので、 皆さん温かい声援をお願いいたしまーす! 赤コーナー あの姉妹の末っ子がついに参戦! 身長 163センチ 体重 ヒミツ♥ スリーサイズは B91 W58 H90 期待の新星 ミーナーー!!」 剛士の時とは違い、割れんばかりの歓声に会場が包まれる。(ふざけた格好をしやがって)剛士は心の中で悪態をつきながら、リングの中央で対峙した対戦相手のミーナを睨みつける。ミーナもまたレフリー同様これから格闘技の試合をするとは思えないような格好をしていた。ミーナは栗色の髪を青いリボンでツインテールにまとめ、上半身は第二ボタンまで外れた白いワイシャツに紺色のブレザーを羽織り、動けば下着が見えそうなほど短いチェックのミニスカートに、黒い靴下とローファーという姿であった。まるで、というか完全に日 本の女子高生の格好であった。ミーナは、そんな剛士の視線に気付いたのか話しかけてくる。 「可愛いでしょ♥ 地球って文明はすごく遅れているけど、服とかは可愛いのが多いんだよね。」 と言って剛士の前でクルリと一回転してみせる。大きめの胸が少し揺れ、ミニスカートが翻りピンク色の下着がチラリと見える。それと同時に女子高生特有の甘い匂いがただよってくる。 「レフリーの人もあのチャイナドレスがお気に入りなんだって。あ、あと私も地球でいう高校生くらい の年齢だからコスプレってわけじゃあないんだよ。それと私、今日がデビュー戦なんだ。ちょっと緊張 しているからお手柔らかにね、お兄さん♥」 とミーナはニコニコしながら流暢な日本語でまくし立ててきたので、剛士は唖然としてしまう。 「ミーナ! お喋りはそのくらいにして。ルールの説明をするからこっちに来なさい。」 「ハーイ」 レフリーに連れられ赤コーナーに歩いていくミーナ。剛士も青コーナーに戻り、ルールの説明を受けているミーナに目をやりながら、(あいつ今日の試合がデビュー戦だと言っていたな。本当なら少しは俺にも有利に働くかもしれん。それにしても・・・・ 女子高生か。俺の娘もあと10年もすればあんな格好で学校に通っていたんだろうか?)そんなことを考えていると、ルールの説明を終えたレフリーがマイクを片手に、リングの中央へと向かってゆく。 「それでは、60分3本勝負 第一試合 始め!!」 カーン!! ゴングが鳴ると同時に会場中央に設置された60分を示す大時計が動き始める。(あの時計が一周するまで耐えるか、1ポイントでも取ればいいんだったな?)剛士はそう考えながら、ミーナの様子をうかがう。ミーナは試合が始まると軽やかにステップを踏み始める。その度に胸が揺れ、短いスカートからピンク色の下着が見える。剛士とて健全な28歳の青年である。それが気にならないと言えば嘘になる。S星人はその全てが美しい容姿と抜群のプロポーションを誇る。種人間がどういうものかわからなかった征服直後の頃は、自ら望んで種人間になる男もいたくらいである。(煩悩を捨てろ!俺の戦いに家族の命がかかっているんだ)そう自らを奮い立たせ剛士は冷静にミーナを観察する。(身長は俺と同じか若干低いくらいか。腕のリーチも同じくらい。足は・・・明らかに向こうのほうが長いな。蹴り技主体だと厄介そうだ。ステップからみて、スピード系のファイターだろうか?) 「あれあれー 攻めてこないのかな?このままじゃあ観客が退屈しちゃうから、こっちからいくね~」 そう言うとミーナはステップを踏みながら、剛士との距離を詰める。 「えいっ!」 女の子らしい可愛らしい掛け声とともに、左のジャブを二発、続けて右のローキックを放つ。剛士はジャブをスウェーで、ローキックを小さくジャンプしてかわす。ミーナはローキックを放った勢いのまま、クルリと回転しながら左の裏拳を撃つ。これを剛士はなんとかガードする。 「まだまだいくよ~」 そう言いながらミーナは左のミドルキックを撃つ。剛士は後ろに下がってかわすが、それを追いかけるよう に右の蹴りを剛士のお腹めがけて突き出す。これを剛士は両手をクロスさせてブロックする。続けてミーナは右ストレート、左のフックを連続して放つがどちらもブロックされてしまう。最後に右のハイキックを放つが剛士はバックステップしてこれをかわし、二人の間合いが少し空く。 「へ~ なかなかやるじゃんお兄さん♪♪」 有効打を与えられなかったにも関わらず、ミーナは余裕の笑みを浮かべながら剛士に話しかけてくる。一方剛士の方は(確かに攻撃のスピードは速いが、避けらないほどじゃあない。威力の方も余程当たり所が悪くなければなんとかなりそうだ。これならいける!)剛士の心に余裕と希望がでてくる。 「今度はこちらからいくぞ!」 「よっしゃー! バッチこ~い」 剛士の宣言に対し、ミーナは小馬鹿にしたような態度で応える。内心イラっとしながらも剛士は攻撃を開始する。ジャブ ジャブ フック ミドルキック ストレート、剛士は猛然とラッシュを仕掛ける。ミーナは、なんとかかわし、ガードする。(攻撃の時より動きが悪い。こいつは防御が苦手なのかも・・・)剛士はそう思いながら更にラッシュをかける。そうしていると次第に剛士の攻撃がミーナに少しづつ当たるようになってきた。「うっ」「痛っ」 ミーナが小さく声をあげる。そして遂にミーナは顔のガードを少し下げてしまう。 (ここだ!)それを見逃さなかった剛士は渾身の右ストレートを放った。その時今まで苦悶の表情を浮かていたミーナが、ニヤリと笑ったような気がした。 ”ドガッ” 「??!」 剛士には全く見えなったのだが、ミーナのカウンターの膝蹴りが恐ろしいスピードで顎にヒットしたのだ。 (何が起きた?) 気が付くと剛士はリングに仰向けでダウンしていた。「セブーン エーイト ナイーン」 レフリーがカウントを取る声が聞こえる。頭がクラクラして意識が朦朧とする中、なんとか起き上がろうと する。 「無理だと思うよ #65374; 完璧に下顎にヒットさせたから、脳震盪でしばらく起き上がれないよ。 それにしても上手く決まって良かった #65374;。って意識が飛んでるから聞こえてないかあ。 まあこれでも見て元気出して♥」 そう言いながらミーナが、パンティーを見せつけるように腰に両手を当て頭上から見下ろしてくる。 「エイティーン ナインティーン トゥエンティーン」無情にもレフリーの20カウントめが告げられる。そこから更に十数秒経ってようやく剛士の意識がはっきりしてきて、立ち上がり大時計に目をやる。経過時間7分弱。 10分も経たないうちに1ポイント取られてしまったのである。 (クソッ まだ7分か・・・ ってあいつはどこだ?)剛士はミーナの姿を探す。 「こっちだよー」 と声のする方を向く剛士の目に、ピンクの生地に包まれた丸みを帯びたお尻が飛び込んでくる。そして目の前が真っ暗になり何かに口を塞がれる。ミーナが反対側から肩車されるような状態で剛士の顔に跨ったのだ。チェックのミニスカートで剛士の顔が完全に隠れてしまう。 「? ムググッ」 訳が分からず剛士は軽くパニックを起こす。 「だめだよ~ 対戦相手から目を離したらぁ」 そう言いながらミーナは太股に力を入れて剛士の顔を締め付けると、体を後ろに反らしマットに手を付け体を一回転させる。フランケンシュタイナーだ。ミーナの股間とマットにサンドイッチされる形で頭から叩きつけられる。受身も取れず硬いマットの上に投げられたので一瞬息が止まりそうになる。 「フォール!」 さらにミーナは顔面に座り股間で口を塞いだ状態で両足を少し開き、足で剛士の両肩を押さえてフォールの宣言をする。「ワン ツー スリー」レフリーのカウントが入る。色々と混乱していた剛士だったが、自らの状態とレフリーの声で、自分がフォールされていることを悟ると必死に抵抗を始める。腕を動かし顔を左右に振ってなんとかフォールを解こうとするが、 「ちょっと~ くすっぐたいよ、ジタバタしないで!」 そう言ってミーナはお尻を少し前にずらし、口だけでなく鼻も股間で塞いでしまう。そして剛士の両腕をマットに張り付けにするように、自分の両手で押さえつけると剛士の上半身が完全に動かせなくなる。その状態から腰を左右に揺らしながら顔面への圧迫を強めていく。 「ほーら 気持ちイイでしょう? 女子高生のスカートの中に顔を埋められる機会なんて 滅多にないんだから、たっぷり楽しんでいってね♥」 「ンムー ムーー!」 鼻と口を塞がれている剛士が、声にならない悲鳴をあげる。全く呼吸が出来ない訳ではないのだが、ミーナの女性器が鼻を塞いでいるのでわずかな空気を吸い込む度に濃密な女の匂いがする。そのため剛士の意志とは無関係に下半身のモノがムクムクと勃ってくる。(クソッ こんな奴に欲情するなんて・・・・ こいつらは人類の敵だぞ! 鎮まれ!オレの下半身)そう自らを奮い立たせるとなんとか勃起は治まってくる。 (下半身? そうだ!足はまだ動かせる。それなら・・・) 「おー だいぶ大人しくなってきたねぇ。そろそろ観念したのかな?」 ミーナは話しかけながら、右手でスカートをめくり剛士の様子を確認する。(今だ!) 剛士は勢いよく右足を 振り上げる。 ”ドガッ!” 剛士の右足の蹴りがミーナの後頭部を直撃する。その衝撃でミーナが少し前のめり になったスキになんとかフォールから逃れ、リングの上を転がりながら剛士はミーナとの距離を取る。 「痛たた。あーらら、逃げられちゃったか。やっぱり固め技とかは姉さん達みたく 上手くできないなあ。」 大したダメージもなく平然と立ち上がったミーナが独り言をつぶやく。(なんとかフォールはカウント25で解除できたが・・・確かに手応えがあったのに、俺の蹴りが全然効いてないだと?)自分の攻撃が全く効いてないとういう事実に剛士は愕然とする。立ち上がった剛士に、 「よく出来ましたー エライでチュねー」 ”パチパチパチ”ミーナが馬鹿にしたような拍手をしながら話しかけてくる。そしてチラリと大時計を確認する。 時間は10分を過ぎようとしていた。 「ところでお兄さん、ドラゴンボールって漫画読んだことある?」 (???) いきなりワケのわからない質問をされて剛士は戸惑ってしまう。ミーナは構わず先を続ける。 「日本語の勉強をしていた時に読んだんだぁ。それでその漫画でこんなシーンが あったんだけど、知っているかな?」 そしておもむろに身につけていた紺色のブレザーを脱ぎ始める。そして脱いだブレザーをリングに投げ捨てる。 ”ドスン! ” (?!) およそ服を捨てたとは思えないような音がした。マットが重みで少し沈んでいるように見える。更に靴下にもアンクレットを仕込んでいたらしく、それも外してブレザーと同様にリングに投げ捨てる。(あいつ あんなものを身につけて今まで戦っていたのか?)剛士は信じられない事実に驚愕する。 「おぉー 驚いてくれたみたいだねぇ。この小ネタを仕込んだ甲斐があったよ。ちなみに 重さはブレザーが20キロで、足の方が5キロづつの合計30キロだよ~ あっ セリアさんそれ片付けておいて下さいね。」 ミーナは剛士の方をニヤニヤしながら見つつ、レフリー、セリアに声をかける。セリアは ハイハイといった感じで片手で軽々と捨てられた服を持ち上げ、リングの外へ片付けに行く。 「よーし! これで身軽になったし、体も温まってきたぞ #65374;。だいぶ時間も経ったし お兄さんも体力が回復してきたんじゃないかな? セリアさんがリングに戻ったら 試合再開だよー。」 そう言いながらミーナは試合開始時と同様に、体を上下に揺らし軽やかにステップをはじめる。ブレザーを脱いだため胸が大きく揺れる。シャツの第二ボタンまで外しているため胸の谷間も見え、剛士も思わず胸に視線がいってしまう。その視線に気付いたミーナが 「お 余裕だねぇ~。 ま、その余裕がいつまで続くか見ものだね フフフッ。さあ セリアさんもリングに戻ってきたし、そろそろ始めよっかぁ。 そっちから攻撃し てきていいよー」 ミーナが右手の甲を剛士の方に向け、指をクイックイッと曲げて挑発してくる。一方剛士は動けないでいた。 ミーナの全身が試合開始時より大きく見える。(くっ ビビるな。相手の方が格上なのは最初から分かっていたことだろう。なんとか攻めてチャンスを作るんだ!)そう自分を鼓舞するとジリジリと間合いを詰めて、牽制に右のローキックを放つ。 ”バチーン!”剛士の蹴りが届くまえにミーナの左ローキックがカウンター気味に剛士の右足にヒットする。「ングッ」右足に鈍い痛みが走る。続けて飛び上がったミーナが右の回し蹴りを剛士の顔めがけて打ち下ろす。こちらは大振りの攻撃だったためなんとか避ける。剛士に背を見せる形で着地したあと体を半回転させ左のハイキックが飛んでくるが、こちらはなんとかガードする。さらに攻撃を続けながらも、余裕の表情でミーナが話しかけてくる。 「そうそう。ひとつ言い忘れてたけど、普通にやったら一方的すぎて面白くないから、 ハンデとしてこれから私は足を使った攻撃しかしないから。それじゃ頑張って試合 を盛り上げてね。ま 無理だと思うけど。」 話が終わると、ミーナは攻撃の手を一旦止める。喋っている間の攻防で剛士は何発かミーナの蹴りを受けてしまう。最初の攻防の時より明らかに攻撃のスピードと正確性は上がっているが・・・。 「さあ 続きやるよ~」 そう宣言すると、ミーナは右足を折り曲げ右膝を胸の高さまで上げて、片足立ちで構える。チェックのミニスカートがめくれ、ピンク色のパンツが丸見えになる。(こいつ、挑発しているのか? まあいい。あいつの軸足に攻撃してみるか)剛士が動こうとすると、 「マシンガンキ~ック」 などどユルイ感じで、だが速く鋭い右足の中段蹴りを剛士のボディに連発してくる。たまらず剛士は両腕でガードする。一発一発は軽いが連続して食らう訳にはいかない。十発以上打ったあとピタッと攻撃が止まる。 その直後、剛士の目の前にローファーの靴底が迫る。「ブッ」ミーナの左の前蹴りが剛士の顔面を襲ったのだ。 たまらず後ろに数歩たたらを踏む。もろに顔面に蹴りを食らったので、少し鼻血がにじむ。それに追い打ちをかけるようにミーナは体を大きく沈め、剛士の足元へ足払いを放つが、直前で気づいた剛士は小さくジャンプして間一髪で回避する。(くっ! 危なかった。あいつはどこだ?)着地してしゃがんだ状態で顔を上げると、剛士の目の前にピンク色の下着に包まれた形の良いお尻がある。ミーナが剛士の前で逆立ちしていたのだ。剛士が自分に気づいたことを確認すると、逆立ちしたまま腕の力でジャンプして、上空から剛士にあびせ蹴りを放つ。”ドガッ!”ガード出来ずに頭と右肩にあびせ蹴りを食らってしまう。「グウゥ」片膝をつき痛みに耐える剛士の顎めがけてミーナが右足を垂直に蹴り上げる。剛士は全く反応できなかったが右によろけてしまったため、偶然だが避ける事ができた。(助かった・・・)剛士は安堵し前を見る。ミーナはまだ右足を振り上げたままだ。 目の前には先ほど寝技で苦しめられたミーナの股間が目に入る。 「まだだよ~」 ミーナがそう言った直後、”ガシィッ!”剛士の左肩に痛みが走る。ミーナが振り上げた右足で剛士の鎖骨めがけて踵落としを放ったのだ。(まだだっ まだ倒れるわけには・・・)剛士はフラフラしながらも、なんとか立ち上がろうとする。ミーナはその様子を右手を腰に当て、余裕の笑みを浮かべながら眺めている。剛士が立ち上がったのを見計らって、ミーナは口を開く。 「それじゃあ、一旦締めるねぇ~。セリアさんカウントよろしくぅ」 ミーナは剛士の正面に移動すると、体を少し沈ませ右足を振り上げる。”ガゴッ!”綺麗に140度程開脚した状態で右足が剛士の顎を蹴り上げる。剛士の体が50センチ程浮き上がり、そのまま小さな放物線を描きながらリングに落下する。その間ミーナは蹴り上げた姿勢のまま動かなかったが、剛士がダウンしたのを確認すると静かに足を下ろした。 「ワァーーーーー!!!」 観客席から歓声が上がる。 「イェーーイ」 ミーナも手を振り歓声に応える。 場内の歓声が鳴り止むのを待ってから、セリアがカウントを取り始める。ミーナはコーナーポストにもたれかかりながら剛士の様子を見ていた。一方剛士は歓声が上がったあたりから、意識ははっきりしていた。 (やはり思った通りだ。あれだけ攻撃を食らったのに思ったよりもダメージが少ない。攻撃のスピードとかはあっても威力はそれ程でもない。防御に徹すればなんとかなるはずだ。とりあえず15カウントくらいまで休んでから、ダメージが残っているフリをして立ち上がるか。) 作戦どうり、カウントが15を過ぎたあたりから剛士はヨロヨロと立ち上がり始める。そんな剛士にミーナが近寄りながら声をかけてくる。 「{攻撃の威力はたいしたことないから、防御に徹すればなんとかなる}なーんて 思ってない? おにーさん♥」 剛士は心を読まれたのかと思いギクリとする。 「そんなにビックリしないでよ。心配しなくても私は母さんみたいに、相手の 思考を読むなんて出来ないから。だけどそれくらいのことは察しがつくよ。 でも攻撃の威力はたいしたことないってのは、正解だよ。だって手を抜いて 攻撃してるんだもん。」 「なん・・だと?」 剛士は思わず声を上げる。ミーナは大時計を見てからニヤニヤしながら話を続ける。 「だってまだ20分も経ってないんだよ? 私が本気で攻撃を始めたらあなた なんてすぐ壊れちゃうんだから、手を抜くに決まってるじゃない。アハハッ」 (コイツ 本気で言っているのか?)剛士は訝しむ。 「あ #65374; その顔は信じてないな #65374;? んー じゃあどうするかなぁ。 よし! それじゃあこうしよう。今からわたしの本気の一撃を見せてあげる。 右のハイキック一発で、あなたからダウンとポイントを奪ってあげるから 楽しみにしてて♥」 (右のハイキックだと? 攻撃手段まで指定して・・・ ブラフじゃないのか?)剛士は半信半疑だ。 「それじゃあいくよ~」 そう言うとミーナの顔からニヤニヤ笑いが消えて、今まで見たことがないような真剣な表情になる。剛士の目には、ミーナが今度は倍以上の大きさになったような錯覚を覚え、背中には冷や汗が流れる。ミーナが左足を踏み出し、右足を後ろに引くのが見える。(避けっ いや!ガードしなくては)剛士は左腕でガードしようとするがそれが間に合うことはなかった。剛士の想像を超えたスピードで繰り出された右足のハイキックが、左の頬に直撃したのだ。”ドガッ!!!” まるで鉄のハンマーでぶん殴られたような衝撃が走る。そして振り抜いた右足に運ばれるような形でミーナの左足の少し前辺りに叩きつけられ、二回バウンドして更に2・3メートル程転がっていく。剛士は仰向けの状態でピクリとも動かない。「ふぅー」 ミーナは一息つき剛士を一瞥すると、ゆっくりした足取りでコーナーの方へ戻りもたれかかる。 「10 11 12」レフリーのカウントを取る声が聞こえる。左頬や首、全身をめぐる激痛で剛士は意識を取り戻した。最初にダウンした時と同様に脳震盪を起こしているようで起き上がることはできないが、全身の激痛で意識はむしろはっきりしていた。ハイキックの直撃を受けた左頬は倍以上に腫れあがり、歯も何本か折れているようだ。さらに頭痛とひどい吐き気もする。「ゲェッ ゲホッ ゲホッ」試合前は何も食べてないので吐く物はないのだが、胃液が逆流しえずいてしまう。「18 19 20!」そうしている間にレフリーから20カウント目が告げられ、ミーナに2ポイント目が入る。 ミーナが宣言した通り、右のハイキック一発だけで剛士はポイントを奪われたのである。カウントが終わるとミーナは剛士の方に向かってゆっくりと歩いて行き、顔を覗き込み彼の腫れ上がった頬を右足で踏みにじる。 「グアァァ!」 激痛で剛士は叫び声を上げる。 「お、いい声で鳴いてくれるねぇ。もう目は覚めたみたいだね。どう?これで 信じてくれたかな? 私が今まで手を抜いて攻撃してたってことを。理解し てくれたところで、そろそろ起きてくれない? このまんまじゃお客さんが 退屈しちゃうよ。」 そう言ってミーナは、剛士の胴体を軽く蹴ってうつ伏せにさせ、腹とリングの間に右足を差し込み少し浮かせる。それによって剛士は四つん這いの状態になる。 「さあ、早く立って。」 ミーナが催促する。 「ハァ ハァ」 しかし剛士は荒い息をつき、立ち上がれない。 ”ドガッ ” ミーナが剛士の顎を、左足を垂直に振り上げ蹴りつける。剛士の体が宙を舞い2メートル程吹っ飛び、仰向けでダウンする。ミーナは近づき、先ほどと同様に足でうつ伏せにして体を持ち上げ、四つん這いにさせる。だがやはり剛士は、立ち上がることができない。ミーナがため息をつく。 「ハァー、まだ立てないかぁ。立ってくれた方が蹴りやすいんだけど。しょうが ないなぁ、それじゃもう1ポイント取っておくかぁ。」 ミーナは四つん這いになっている剛士の無防備な腹を、右足で蹴り上げる。剛士の体がミーナの胸の辺りまで浮き上がる。そして浮き上がった剛士の腹に右膝を突きたてて、腰の高さ辺りで静止させる。剛士の体がくの字に折れ曲がり、ミーナの右膝に支えられる形で宙に浮く。剛士は状況がよく飲み込めず周囲を見渡すと、冷たい笑みを浮かべるミーナと目が合う。 「フフフ・・・ それじゃあいっくよ #65374;」 ”ドスッ ” ミーナが右足を少し引き、膝蹴りを腹に突き刺す。剛士の体がミーナの顔の辺りまで浮き上がる。”ドスッ ドスッ ドスッ ”落下してくる度にまるでリフティングをするかのように、剛士の腹に右膝を突き立てていく。その度に苦悶の声とともに剛士の体がまた浮き上がる。それを5回繰り返した後今までより右足を後ろへ引き、高く膝を突き上げる。剛士の体が頭上まで浮き上がると、ミーナは右足を振り上げハイキックを放つ。”ドシュッ!”剛士の腹にほぼ真上まで振り上げられたミーナの右足が突き刺さり、くの字に折れ曲がった体が空中で静止する。 「ウ ウウウ・・」剛士が苦しそうにうめき声を上げると、ミーナは満足そうに微笑む。 「フフッ それじゃあ ト・ド・メ♥」 ”グリッ グリッ ”剛士の体を空中で支えている右足を左右に捻り、膝を少し曲げる。「ウウ・・」剛士の口からまたうめき声が漏れる。それからミーナは右足で剛士を空中に放り、自らの体を回転させ落下してくる剛士の右頬に、遠心力の乗った回し蹴りを叩き込む。”ドガッ!”2メートル程吹っ飛び、剛士はダウンする。 「ワン ツー スリー」 レフリーのカウントが始まるが剛士は起き上がることができない。意識はある、吐き気と腹全体に走る激痛によってだが。内蔵にもダメージがあるようで、まともに呼吸もできず地獄のような苦しみを味わっていた。深呼吸をして息を整えなんとか立ち上がろうとするが、今までのダメージの蓄積もあり起き上がれない。「18 19 20!」レフリーのコールとともに、ミーナに3ポイント目が入り場内に歓声が響き渡る。 歓声が鳴り止むとミーナは、まだうつ伏せのままなんとか起き上がろうともがく剛士を、足で仰向けにひっくり返し顔の真上で腰に両手を当て、仁王立ちで見下ろしてくる。当然剛士の視界に、丸見えになったミーナのパンツが入ってくる。このような状況でも、悲しい男の性で思わず目がいってしまう。その視線に気付いたミーナが話しかけてくる。 「どう? いい眺めでしょう・・・ でも見せてあ #65374;げない。」 ”グシャッ” そう言うとミーナは左足で剛士の顔面を踏みつける。そして 「まだ立ち上がれないみたいだし、少し私とお話しようか? あ セリアさん、 私が話している間はカウント取らなくていいからね。あとお母さん、コイツ 喋れないと思うから通訳よろしくね。」 話をしながらもミーナは顔を踏みつけるのを止めない。”グリッ グリッ ”左足をひねり剛士の顔面を踏みにじりながら話を続ける。 「もう気づいていると思うけど、あなたに前日このゲームの説明をしたジーナが、 私の・・というか今日あなたの相手をする私たち三姉妹の母親だよ。ちなみに 年齢は55歳。」 (55歳だと? どう見ても30代前半くらいにしか見えなかったが・・・) 「フフフ ありがと、でもその娘の言うことは本当よ。ミーナ、説明してあげて。」 剛士の思考を読んだジーナが、リングの外から声をかけてくる。 「ハーイ。 私たち・・地球人はS星人なんてセンスのない呼び方をしてるけど、 まあそれでいいや。私たちS星人の寿命はだいたい地球人と同じくらいなんだ けど、若い姿でいる期間が長いのよ。18歳くらいで成長が止まってそのまま 容姿がほとんど変わらないの。それで60代半ばくらいから急激に老化がはじ まっていくのよ。 ちなみにこれは何世代か前に支配していた星の奴らと交配した影響らしくて、 そいつらは{俺たちは戦闘民族だから若い姿の期間が長いんだ}とか言ってい たらしいよ。もう滅んじゃったけど。」 そして今度は顔面ではなく、左頬を踏みにじりながら話題を変える。 「それじゃあ あとは今日の対戦相手の話をしようか。さっきも話した通り私 たち三姉妹が相手なんだけど、2戦目が上のお姉ちゃんで3戦目が下のお姉 ちゃんだよ。年齢は・・・ おっと危ない危ない、年なんかバラしたら後で 怒られちゃうよ。”女性に年齢を聞くのは失礼だ”ってのはどの星でも常識 だよ? まあ気が向いたらお姉ちゃんの方から教えてくれるでしょ。」 (姉二人か・・・ やはりコイツより強いのだろうか?)剛士の疑問を、思考を読んだジーナが、ミーナに伝える。 「どうかなあ? 試合慣れしているのは確かだけど、私より圧倒的に強いって ことはないと思うよ。格闘スタイルも全然違うし、あなたとの相性次第じゃ ないかなあ? って お?」 「いい加減・・・ 足を・・ どけやがれ・・・」 長話でだいぶ体力が戻ってきた剛士が、顔を踏みにじるミーナの足をどかそうと手をかける。その様子に気付いたミーナが、嬉しそうに声をかけてくる。 「フフフッ ようやく元気が出てきたみたいだね。いいよ、どかしてあげる。 これでやっと立ち上がってくれそうだね。」 ミーナは踏みつけをやめて剛士から少し離れた所に立ち、彼の様子をうかがう。一方剛士は、仰向けから上体を起こし大きく息をつく。そしてゆっくりと立ち上がり、体を少し動かしてみる。(なんとか立ち上がることはできたが、体が重いしそこらじゅうが痛む。だが泣き言は言ってられん。この戦いに家族の命がかかっているんだ。 負けてたまるか!)剛士は自分を鼓舞し、ミーナを睨みつける。 「へ~ あれだけ痛めつけてあげたのに、まだ闘志が残ってるんだね。それとも 虚勢を張っているだけかな? ま、どっちでもいいや。これならまだ楽しめ そうだね。時間も25分を過ぎたとこだし、ちょっと早いけど後半戦スタート! ってとこかな? あ そっちから攻撃してきていいよ。」 剛士は少しためらったが、重い体を引きずりながらもミーナに向かっていく。ジャブを2発、続けて前蹴り、廻し蹴りと連続して放っていくが、それらの攻撃をミーナはガードするまでもなく、軽々と避けていく。 「ふーん、思ったよりも動けるじゃん。でも・・・」 更に追撃をしようと踏み込んだ剛士の左足を、ミーナは右足で踏みつける。動きの止まった剛士に、ミーナの左膝が襲いかかる。”ドゴッ ” ガードが間に合わず右側頭部に膝蹴りを食らってしまう。その後右の回し蹴りも飛んでくるが、こちらはなんとかガードする。 「もう気付いたんじゃない? そのダメージを負った体じゃあ、私に有効打 を与えることはできないって。まあ万全の状態でも無理だったとは思うけ ど・・・ そうすると取れる戦法は一つしかないよね。」 剛士はミーナを睨みつけながら、両腕を顔の辺りまで上げガードを固める。(コイツの思惑どうりにするのは癪だが、攻撃してカウンターとかでこれ以上ダメージを受けるわけにはいかない。あと30分弱・・・なんとか耐え切るんだ!) 「フフフッ まあそれしかないよね。でも防御に徹するならもう少し強い攻撃を してもすぐには壊れないよね? 今まで40%くらいだったから、今度は70% くらいの力で攻撃するね。いつまで耐えられるかなぁ?楽しみだね!」 そう言うやいなやミーナは距離を詰め、右足を軸に左足での蹴りを剛士の胴体目がけて連続して突き出す。 ”ドガガガガッ ”10発程繰り出した後、今度は反転し軸足を替えて右足で同様に蹴りを繰り出す。合計20発程の蹴りを全て防ぐことは出来ず、ガードするも何発か食らってしまう。「くっ!」蹴りの威力に押され後ずさる剛士の視界からミーナの姿が消える。(どこだ?・・・上か!)ミーナはジャンプして空中で一回転しながら、剛士の脳天めがけて踵落としを放つ。剛士が慌ててパックステップすると”ブゥン!”鼻先を物騒な音を立ててミーナの足がかすめていく。更にミーナは着地した低い姿勢のまま、剛士の顔面へ下から突き上げるように蹴りを撃つ。”ガシィッ!”ガードには成功するが、両腕が痺れ体が30センチほど浮き上がる。 (あんな体勢からなんて威力だ)驚く剛士だがミーナの攻撃は終わらない。今度は体の浮き上がった剛士が着地する所を狙い、飛び上がり顔めがけて右回し蹴りを打ち下ろす。”ビシィッ ”避けることができずにたまらずガードするが、蹴りの威力を殺しきれずに少しよろけてしまう。(なんて重い蹴りだ、一発でも食らったらやばい・・・)着地したミーナは続けて2回、3回、4回とまるで踊るように回りながら、剛士の顔めがけて左右の回し蹴りを放っていく。ミーナの足が振り上がる度にミニスカートがめくれピンク色の下着があらわになるのだが、今の剛士にそれを気にするような余裕はない。気を抜けばガードごと吹っ飛ばされそうな威力の蹴りを、避けようとはするが避け切れずに辛うじてガードしていく。 (くっ 腕が・・・)何度もミーナの蹴りを受けてきた剛士の両腕に鈍い痛みが走り、腕の所々が内出血を起こし青くなり少し腫れてくる。剛士の腕の様子を見たミーナは、一歩下がり踏み込んで剛士の胸にめがけて右足を突き出す。「くっ!」痛みに顔を歪めながらもガードし、威力を殺すため後ろに飛ぶ。二人の距離が離れるとミーナはようやく攻撃を止める。 「ずいぶん腕が痛そうだけど、大丈夫?」 ミーナが意地悪な笑みを浮かべながら話しかけてくるが、剛士は何も答えない。ミーナは特に気にする様子もなく話を続ける。 「やっぱり単調な攻撃じゃあガードされちゃうね。そんじゃ次はちょっと 変化を加えてみよっか?」 ミーナは足を片方ずつ、膝から下でブラブラさせる。(ん? あの動きは・・・)そして距離を詰め右足で蹴りを放つが、脇腹を狙った中段蹴りの軌道が上段から顔へ打ち下ろす軌道へと変化する。(やはり!) ”ビシッ ”痛む左腕でガードには成功する。 「お ガードできたね。まあ、あれだけ前フリをしたから当然か。地球じゃあ今の、 ブラジリアンキックって言うんだっけか?今のは中段から上段だったけど、中段 から下段ってのも出来るよ? さて、それでは問題です。今から中段蹴りを打ち ますが、どちらに変化するでしょうか?①上段からハイキック ②下段からロー キック さ~て どっち?」 ミーナはまた右のミドルキックを放つ。剛士はどちらが来てもいいように左腕を顔の辺りまで上げ、ローキックに備え左足を少し上げる。”ドスッ ”しかしミーナの蹴りはどちらにも変化せず、そのまま剛士の脇腹にヒットする。それほど強い蹴りではなかったが、不意打ちに近い状態で食らったため、痛みでうずくまってしまう。 「残念でした~ 正解は~そのままミドルキックでした~。え? 卑怯だって? でもそっちだって、どちらに変化するでしょう?って言ったのに両方に備えた でしょ? お相子ってことでいいんじゃない? アハハッ」 そう言ったあとミーナは一旦真顔に戻る。それから立ち上がった剛士を見ながら、冷たい笑みを浮かべ話 を続ける。 「ま、お遊びはこの辺にして・・・ 分かっているとは思うけど、さっきの2発の キックは当然手を抜いてるからね。40%くらいかな?今からまた70%に戻す から防御出来たらしてみてね。もっとも、その両腕がいつまで持つかわからない けど・・・ それじゃもう一度言わせてもらうね。いつまで耐えられるかな? せいぜい頑張って私を楽しませてね。それじゃあいくよ!」 ミーナが距離を詰め左足を振り上げる。(ハイキック・・いや ローか!)ミーナの左足の軌道が上段から下段に変化する。剛士は咄嗟に右足を上げローキックの腿への直撃はなんとか避けるが、”バチーン!”「ングッ」右ふくらぎに金属バットで殴られたような衝撃と痛みが走る。そこからミーナは左足を戻さずに、ミドル、ハイと連続で蹴りを放つがこちらはガードには成功する。しかしガードする度に腕は痺れ、激しい痛みが伴う。そして全く同じパターンの攻撃を、今度は右足で繰り出す。(そうか、コイツの狙いは・・・クソッ、このままでは!)剛士はミーナに突進し、右ストレートを放つ。 「私のやりたいことが分かった? でも・・・」 大振りのパンチをミーナは軽々と躱し、すれ違いざまに右膝を剛士の腹に突き刺す。”ドスッ ”剛士の体がくの字に曲がる。「グァァ」腹を押さえ痛みに耐えながらフラフラする剛士に、ミーナの蹴りが襲いかかる。左右のローキックそして左ハイキックが顎に、次々とヒットして剛士はダウンする。しかし十分に手加減されていたようで、剛士はヨロヨロと立ち上がる。 「安易に攻撃すると、こうやってカウンターを食らっちゃうよ? ま 好きな方を 選んでよ。壊されるまで防御するか、攻撃してカウンターで玉砕するか。あ、後、 防御できずに攻撃を食らっちゃうてのもあるか。」 「ハァ ハァ ハァ」剛士は苦悶の表情を浮かべ、荒い息をつく。(くっ どうすればいい?) 「フフフッ だいぶいい表情になってきたけど・・・まだまだだね。私はあなたの 顔が、もっともっと苦痛と絶望に歪むところが見たいの。私の期待を裏切らない でね。」 そう言ってミーナは、冷たい笑みを浮かべながら、片手を腰に当てゆっくりと剛士の方へ近づいてくる。 剛士はジリジリと後ろに下がるが、背中にリングのロープに当たってしまう。(しまった、こうなったらイチかバチかだ)剛士はガードを固めつつ前に出る。ミーナが左足を踏み出し、右足を後ろに引き蹴りの体勢に入る。(来た!)ミーナがハイキックを放つと同時に身体を低く沈める。「しまった」頭上でミーナの声がする。(よし! あとはコイツの軸足を掬って倒せば)剛士はミーナの左足にタックルを仕掛けようとする。”ドゴッ”「な~んてね~」後頭部に衝撃が走り、それからミーナの声がする。ハイキックが途中で軌道を変え、踵落としになって剛士の後頭部にヒットしたのだ。(?何が起きた?)ダメージはそれ程でもなかったが訳が分からず顔を上げると、右足を高く上げたミーナのピンク色のパンツが目の前にある。 「あら、スカートの中を覗くなんてエッチね♥」 ”ドガッ”高く上げたままの右足で顎を蹴り上げる。吹っ飛ばされた剛士だがロープに当たり、なんとか ダウンは免れる。 「アハハハッ 引っかかったー。わざと遅い攻撃をしたらカウンターでも狙ってく るかなー?って思ってやってみたら、予想どうりだったね。(いける!)とか 思っちゃった? 一応言っておくけど、もし私が普通に攻撃したらカウンターな んて狙えなかったと思うよ?」 「ハァハァ・・・クソッ・・ ふざけやがって・・・ 」剛士はロープに掴まりながらミーナを睨む。 「フフフッ どう? 悔しい? でも、もうだいぶ余力もないようだし、今のが 最後の悪あがきってとこかな。それじゃそろそろ楽にしてあげ・・・ って ゴメンゴメン、そんな気は全然ないんだ。ほら構えて? 今からいっぱい苦し めてあげるから、頑張って耐えてね。まだ勝つ気があるならね。」 ミーナがゆっくりと近づいてくる。ロープを背にしている剛士はガードを固めながらなんとか右側へ回り込もうとするが、それを察したミーナは左のローキックを放つ。”バチーン!”「くっ」牽制で放ったためか一撃でダウンするようなダメージではないが、剛士の右足に激痛が走り力が入らなくなる。ミーナは続けてもう一度左のローキックを放つ。(もう一発食らったらヤバイ!)剛士は膝を上げて防ごうとするが、ミーナの左足が視界から消える。急激に軌道を変えた左足が、鞭のようにしなり剛士の顔めがけて斜め上から振り下ろされる。”ビシィッ!!”剛士はガードする。正確には顔の横にあげていた右腕に、左足が直撃したと言うべきだが。蹴りの衝撃で3,4歩横へよろめき片膝をつくと「グアァァァ!!」力なく垂れ下がった右腕を左手で押さえ、剛士は絶叫する。 「フフッ 相変わらずいい声で鳴いてくれるね。とりあえずこれで右腕の破壊は 完了かな? どう? 痛い?」 ミーナは分かりきったことを、意地悪く聞いてくる。しかし剛士にその質問に答えるような余裕はない。 何度もミーナの蹴りを受け続てきた右腕は、内出血を起こし青黒く腫れ上がっている。辛うじて骨折はしていないが、筋組織をズタズタに破壊され絶え間ない激痛が続きとても動かせそうもない。ミーナは膝をつき痛みに耐える剛士に近づき、少し前かがみになってうつむいている剛士の顎に指をかけ、強制的に上を向かせる。そのためミーナの豊満な胸の谷間が剛士の目の前にある。そんな挑発的な状態でミーナは話しかけてくる。 「それじゃあ、次はどこを壊して欲しい? あ、でも足はダメだよ?足を壊しちゃ うと立てなくなって、私が蹴りづらくなっちゃうからね。それ以外の所で、何か リクエストはある?」 「ふざ・・ける・・・な・・・」 剛士はそう答えると、まだ動かせる左手でパンチを打とうとする。 ”ポスッ ”しかしそれは力なくミーナの右腕に当たっただけで、彼女は避けようともしなかった。 「そっかー 左腕を壊して欲しいんだね? いいよ~お望みどうりにしてあげる。 もっともなんの反応もなかったら、どっちにしろ左手は壊すつもりでいたんだ けどねー。ま、骨までは折らないように力は調整するから安心してよ。」 ミーナは後ろに下がり右足を真上へ垂直に振り上げ、剛士の左前腕にねらいをさだめ踵落としを放つ。 ”ビシィッ!” 「アアアッ!」剛士はあまりの痛みに叫び声をあげ、元々動きの鈍かった左腕は、踵落としの直撃を受けトドメを刺される。これで剛士の両腕はほとんど動かせなくなり、少なくともガードや攻撃は出来ないような状態になってしまった。両腕がだらりと下がり苦悶の表情を浮かべる剛士の様子を見て、ミーナは満足そうに微笑みながら声をかける。 「よし! 左腕も破壊完了っと。フフフッ、これでもう両腕とも使い物にならなく なったね。それじゃあ次はどこを壊そうかなぁ・・・って思ったけどや~めた。 今度はあなたに踊ってもらおうかな。ほら、立ちなさい。早くしないとその痛そ うにしてる腕をまた蹴っちゃうよ?」 (くっ・・)この試合が開始してから初めて、剛士の心にミーナに対する恐怖が生まれ、脅しに屈する 形でヨロヨロと立ち上がる。なんとか立ち上がったものの、今まで受けたダメージの蓄積で、ほとんど 棒立ちの状態であった。 「ハイッ よく出来ましたぁ~。それじゃご褒美をあげるね。」 そう言ってミーナは、剛士の動かない左腕にミドルキックを撃つ。ごく軽い蹴りだったが、散々痛めつけられた左腕には激しい痛みが走り、剛士は叫び声をあげる。「グアァァ! き、きさま・・」そして痛みに耐えながらミーナを睨みつける。 「アハハッ 誰も立ったら蹴らないとは言ってないよ? それじゃあなたの苦しん でる顔も見れたところで、そろそろ本番いっくよ #65374;。レッツダンシング♪♪」 (ダンス? 何をするつもりだ)剛士が訝しんでいると、ミーナのローキックが剛士の右足に放たれる。 ”バシッ”足を上げて防御することもできずまともに食らってしまい、右足の踏ん張りが効かなくなった剛士は右側によろけてしまう。そこへミーナの左のハイキックが側頭部にヒットし、今度は左によろける剛士の左肩へミーナの蹴りが当たる。「ングッ」たいして威力のない蹴りだったが、痛めている左腕に衝撃が伝わり激しい痛みが襲う。その蹴りによって剛士は再び棒立ちの状態になる。(コ、コイツ・・・) 棒立ち状態で意識も朦朧としている剛士の眼前にローファーの靴底が迫る。”バシィッ”ミーナの右のハイキックが顔面を直撃し後ろに吹っ飛ぶが、ロープに跳ね返されもどってくる。そこへ今度は左のハイキックが顔面にヒットし再びロープに当たり戻ってくる。前に倒れそうになる剛士の顎を、ミーナの右膝が突き上げまた棒立ち状態に戻される。(くっ・・完全に弄んでやがる・・・いつでもダウンを奪えるはずなのに・・わざと弱い攻撃を・・時間は・・あと25分もあるのか・・・このまま耐え続けることができるのか?・・」剛士の心に少しづつだが絶望が生まれてくる。それを見てとったのか、ミーナが攻撃を中断し嬉しそうに話しかけてくる。 「そうそう、その顔が見たかったんだよねー。でももっといい表情できるでしょ? それじゃまた踊ってもらうから、もっと私を楽しませて。」 ミーナは攻撃を再開するがそこからはもう一方的であった。ロープを背にした剛士の左右、よろけた方向からミーナの足や膝が飛んできて、倒れないように調整された攻撃をしてくる。前からは強めの攻撃を加え、後方のロープに跳ね返させ元の位置に戻す。意識が飛びそうになると、痛めつけてもうほとんど動かせない両腕を蹴って激痛で意識を覚醒させる。そんな攻撃を2分間程受け続けるが剛士にはその何10倍もの時間、蹴られ続けているような感覚に陥っていた。いくら手加減しているとはいえ、ガードもできずに何十発もの蹴りを食らい続けている剛士は、全身を巡る絶え間ない痛みとそれを与えるミーナに対する恐怖で、心が折れそうになっていた。ダウンしないことは本来歓迎すべきことなのだが、(早く倒れて楽になりたい・・・)そんな気持ちが剛士の心の中に芽生え始めていた。 「あ、ミスったかも・・」 後ろ回し蹴りを剛士の胸に放ったミーナが、小さくつぶやく。ロープに跳ね返させるつもりで放った蹴りを、少し弱く打ってしまったのである。その結果、剛士は元の位置に戻ることなく、ロープにもたれかかるような状態になる。「まあ、いいか。」ミーナは再びつぶやくと、剛士の方へ向かって歩いていく。 一方剛士はロープに支えられ、安堵していた。(やっとこの地獄から解放される・・・)もうまともに立っていることのできない剛士は、膝から崩れスローモーションのようにゆっくりとマットに向かって倒れていく。”ムニュン ”剛士の顔を硬いマットではなく、何か柔らかいものが受け止める。(俺は・・ダウンしてない?どう・・なっている・・・)意識の朦朧としている剛士の頭上から声がする。 「あらあら、甘えん坊さんでちゅね #65374;。おっぱいがちゅきなんですかぁ~?」 ミーナが馬鹿にしたような口調で話しかけてくる。剛士は膝立ちでミーナの胸に顔をうずめ、マットに 倒れるのを止められている状態であった。剛士は立ち上がってミーナから離れようと、体に力を入れる。 「でもいいよ。今まで散々痛い目に会ってきたから、少しは気持ちよくして あげる♥」 ミーナは剛士の後頭部に両手を回し、少し力を込める。”ムニッ♥ ムニュッ♥ ムニュン♥ ”剛士の顔 に、柔らかくそれでいて適度な弾力のあるミーナの胸が何度か押しつけられる。(や 柔らかい・・それに・・なんて気持ちいいんだ・・・)今まで味わったことのない極上の感触により、戦いの最中なのに思わずうっとりしてしまう。”ムギュッ♥ ”ミーナは両手に更に力を込めて頭を強く抱きしめると、剛士の顔が胸の谷間に埋まり、口が完全に塞がれる。そのため鼻でしか呼吸できないが、その度に少しの汗のにおいとミーナの甘い体臭が、剛士の鼻腔をくすぐる。ミーナの胸のなめらかな肌触りと柔らかい感触が顔全体を覆い、気持ちよさのあまり剛士の体から力が抜けていく。 「ウフフッ 気持ちよさそうにしちゃって♥ でもこれ、当然タダじゃあ ないからね!」 ”ドスッ ”喋り終わると同時に剛士の顔を胸に埋めさせたまま、ミーナの右膝が正面から剛士の腹を蹴り上げ、続けて左膝で右脇腹を蹴りつける。どちらも大して威力のない膝蹴りだったが、体の力が抜けている所へ急所の一つである、みぞおちと肝臓への攻撃であったため、剛士は尋常でない苦しみ方をする。 「ンムー ムー!」ミーナの胸で口を塞がれているため、剛士は声にならない叫び声をあげ悶絶する。 「フフッ そんなに気持ち良かったの? じゃあもっとやってあげるね。」 意地悪く笑いながら、ミーナは膝蹴りを再開する。剛士の頭を胸に抱きしめたまま固定して、何度も何度も二つの急所を蹴りつける。みぞおちへの攻撃による激痛と肝臓への打撃による体の奥からくるような鈍痛、更に呼吸困難で剛士は三重の苦しみを味わっていた。もし口を胸で塞がれていなかったら、この地獄のような苦しみから解放されるために、恥も外聞も捨てやめてもらうように懇願していたであろう。それくらいに剛士の心は折れていた。しばらくして剛士の苦しみ方が緩慢になってくると、ミーナはようやく両手を放し彼をこの地獄から解放する。 「あうう・・ ゲホッ ゲホッ ウウッ・・・」 もう、のたうち回る体力もないのか、呻き声を上げリングに転がる剛士の動きは、まるで寝返りを打つようにゆっくりしたものだった。「ダウン!」レフリーのセリアがカウントを取ろうとすると、ミーナはそれを制する。 「待ってセリアさん。今までダウンばかりだったから、今度はフォールにするね。」 そう言うとミーナは、仰向けでダウンしている剛士の両肩を踏みつけて体の上に立ち、両足で剛士の体を マットに磔にするような状態で見下ろし、フォールの宣言をする。 「フフフッ いい眺めでしょ? 今度はちゃんと見せてあげる♥ 」 肩を踏みつけられた痛みで剛士の意識が徐々に覚醒し、レフリーのカウントを取る声も聞こえてくる。上を見上げる剛士の目に、ミーナのピンク色の下着とそこから伸びるスラリとしたそれでいて女性らしい肉感も備えた、抜群のプロポーションを誇る美脚が映る。健全な男性であれば、食い入るように眺めるであろう絶景であったが、剛士は顔を横に向け目をそらしてしまう。ミーナのパンツが見えその綺麗な足が振り上げられる度に、何度も何度も激痛と苦しみを与え続けられてきた剛士にとって、ミーナの足は凶器でありその絶景は恐怖の対象でしかなかった。刃物や銃を突きつけられて喜ぶ人間がいないように、剛士はミーナの足や下着を見ても喜んだり、性的に興奮することができなくなってしまっていたのだ。 「あれぇ~ せっかく見せてあげてるのに・・・ あ!・・ ひょっとして私の足が怖い?」 剛士は図星をさされ一瞬ビクッとするが平静を装い、「ち 違う・・」と答える。 「ふーん そうなんだぁ。それじゃぁ・・・」 ミーナはニヤニヤしながら、肩を踏みつけている右足で剛士の顔を正面に向かせる。そのまま右足をゆっくりと上げていき、勢いよく剛士の顔めがけて足を振り下ろす。「ヒッ」剛士は小さく悲鳴を上げ、目をつむり顔を横に背けてしまう。 ”ズダーン!”ミーナの足が剛士の顔の真横に、大きい音を立てて振り下ろされる。 「アハハハッ 本当に怖がってる~ クスクス 情けなーい。 最初の頃の威勢はどこに行ったのかな~? アハハッ 」 ミーナの嘲笑が続くなか、剛士の体が恥辱と恐怖で小刻みに震える。「23 24 25 」レフリーのカウントは続いている。剛士の左肩を踏みつけていた足は、今は顔の真横にあるため肩を上げれば簡単にフォールは解けるのだが、それにすら気付けないほど剛士は動揺し恐怖していた。「28 29 30!」 レフリーの30カウントが告げられる。 「フフッ これで4ポイント目だね。あと1ポイントでお前の負けになっちゃうよ? どうする?」 そう言うと、また足で剛士の顔を正面に向かせる。そして今度は両膝を揃えてジャンプして、顔面へニードロップを落とそうとすると剛士はまた目をつぶってしまう。 ”ズドーン!”ミーナが直前で足を少し開いたため、剛士の顔の左右ギリギリの所へ両膝が落とされる。 剛士が目を開けると、ミーナの柔らかそうな太股とピンク色の下着が視界に入る。剛士の顔のすぐ近くにそれらがあるため、パンツ越しにミーナの股間の割れ目と綺麗なヒップラインまで見て取れるが、それを見ても剛士が喜ぶことはなかった。顔を背けようとするが、両側をミーナの膝で固定されているため顔をそらすこともできず、加えてその膝は少し前まで剛士に地獄の苦しみを与えてきた凶器であり、見るだけでその時の腹への膝蹴りの痛みが蘇るようだった。 ミーナは膝立ちで剛士の顔を挟んだまま残り時間を確認し、それからミニスカートをめくり剛士の顔を見る。その表情にはミーナに対する恐怖と怯えがはっきりと見て取れた。ミーナは小さくため息をつきながらつぶやく。 「うーん 完全に戦意喪失しちゃったかなぁ? まだ時間も15分以上あるし・・・ どうしようかなぁ・・・ あ そういえば・・・」 ミーナは試合前のルールの説明の時に、ジーナに言われたことを思い出していた。(今みたいに相手が戦意喪失しちゃった時に使う、魔法の言葉があるって言ってたっけ。あまり使い過ぎてはいけないって言ってたけど、一回くらいならいいよね) ミーナは立ち上がると剛士の腹を軽く蹴ってうつ伏せにさせ、彼の頭の方にしゃがみこむ。そして剛士の髪を右手で鷲掴みして無理やり上を向かせ、自分の顔の近くまで強引に引っ張り上げる。「ウウ・・」痛みで呻き声をあげる剛士にミーナがささやく。 「ここで諦めちゃったら、あなたの奥さんや娘さんが殺されちゃうけど それでもいいの?」 その言葉に剛士がピクッと反応したのを確認すると、ミーナは髪を掴んでいた右手を離す。(これで本当に戦意が戻るのかなあ?)ミーナは半信半疑だったがとりあえず剛士から離れて様子を伺う。 するとマットに突っ伏したままだった剛士が、痛む両手を使ってヨロヨロと起き上がり始める。まるで生まれたての小鹿のような弱々しい状態だったが、自分を襲う肉食獣(ミーナ)に必死に抵抗するかのようになんとか立ち上がる。(へ~ あの言葉、本当に効果あったんだ)ミーナはそんなことを考えながら剛士に近づいていき、首筋に左のハイキックを放つ。”ドガッ ”2メートル程吹っ飛びダウンするが、カウント10くらいでまたヨロヨロと起き上がる。 「へ~ まだ戦意喪失してなかったんだね。あのままダウンしていればもう痛い思いをしなくて済んだのに・・・ ま、私としては立ち上がってくれた方が、ありがたいんだけどね。もっとお前を痛めつけれそうだから・・・ でもあんまり時間ギリギリまでやってると、お前の勝ちになっちゃうからそろそろ締めに入るね。」 剛士にはミーナの言葉はほとんど耳に入っていなかった。ミーナの攻撃によるダメージの蓄積で、意識も朦朧として体力にも限界が近づいていた。彼を立たせているのはもはや精神力だけだった。(この戦いには・・娘の・・・家族の・・命が掛かって・・・いるんだ。・・負けるわけには・・・いかないんだ!)その強い意思が剛士の身体をなんとか突き動かしていた。しかし・・・ ミーナの鞭のようにしなった左足のミドルキックが、剛士の無防備に垂れ下がった右上腕に直撃する。 ”ボキッ!”意識が朦朧としている剛士は一瞬何が起きたか理解できなかったが、右腕の骨が折れたことによる激しい痛みで一気に意識が覚醒し右腕を押さえ絶叫する。 「グゥアアアアア!! う 腕があぁぁぁ!」 「フフフッ 折れちゃったみたいだね。でもちょっとうるさいよ。」 そう言うとミーナは冷たい笑みを浮かべながら、絶叫を続ける剛士の顔を右足で蹴りつける。”ドガッ ”2.3歩後ずさるとそのまま仰向けにマットに倒れこむ。リング上を痛みでのたうち回る剛士に、ミーナがゆっくりと近づいていき、左側に立ち右足で腹を踏みつけて動きを止める。そして腹を踏みつけていた右足を、青黒く腫れ上がった左前腕の上に置く。 「右腕だけじゃあバランスが悪いから、左腕も折っておいてあげるね」 「や、やめ、 ガアァァァァァァ!!」 剛士の懇願を聞く素振りもなくミーナは嗜虐的な笑みを浮かべ目を細めながら、右足にじわじわと力を込めていく。触るだけでも激痛が走る左腕を時間をかけて踏みつけられ、あまりの痛みに気が狂いそうになっていた剛士だったが、満身創痍の彼には足をバタつかせ絶叫するくらいしか出来ることはなかった。 「ウフフッ まだかな~ そろそろ折れそうかなぁ~」 嬉しそうに笑いながら、右足の踏みつける力を強めていくミーナ。この残酷な行為に興奮しているのか彼女の頬は赤く上気して、声のトーンも少し上がっているようだった。そしてついに剛士の左腕が限界をむかえる。 ”ボキッ”鈍い音を立てて左腕の骨が折れ、「グガアァァァ!!」凄まじい叫び声をあげ剛士は痛みのあまり失神してしまう。 「フフッ 凄い声、今日一番の絶叫だね。って、あらら失神しちゃったか。このまま 失神KOでもいいけど、まだ10分以上時間があるからもうちょっとコイツで遊んで てもいいよね?セリアさん♡」 ミーナは、剛士の様子を確認しに来たレフリーのセリアに声をかける。セリアは一瞬困った表情を浮かべてリング外に居るジーナの方を見るが、彼女が黙ってうなづいたので何も言わずその場を離れる。 「わあー! ありがとう。母さん♡ セリアさん♡」 ミーナは屈託のない笑顔を二人に向けるが、剛士の方へ向き直った時には今までと同じ、冷たい笑みを浮かべた表情に戻っていた。そして仰向けで失神している剛士を足でうつ伏せにさせ、マットとお腹の間に右足を差し込む。それから蹴る、というよりは足を使って放り投げるといった感じで、右足を振り上げる。そうすると剛士の体は宙を舞い、コーナーポストに当たってその下に座り込むような状態になる。 「おおー 我ながらナイスコントロールだ。」 ミーナは独り言を言いながら自らもコーナーの方へ向かって歩いていくと、座り込んでまだ気絶している剛士の正面に立つ。「起きて♥」ミーナはそう言いながら剛士の頬を左足で蹴り始める。”ビシッ バシッビシッ バシッ・・・” まるで往復ビンタをするように左右の頬を何度も何度も蹴りつけていくと、剛士の頬が徐々に腫れ上がってくる。 「ウウウ・・・」 呻き声をあげ、目を覚ました剛士。 「フー やっとお目覚めか・・・ 立って」 ミーナは剛士の髪の毛を右手で掴み無理やり立ち上がらせて、彼の髪をつかんだままコーナーポストに叩きつける。それから剛士の両腕をトップロープに絡ませると、剛士はコーナーに磔にされたような状態になる。 「これでヨシっと。さて・・・」 そうつぶやくと、ミーナは磔にされて無防備な剛士の腹を右膝で蹴り上げる。”ドボォッ!”ミーナの膝が腹に突き刺さり剛士の体がくの字に折れ曲がると、両足の踏ん張りが効かなくなりトップロープに絡ませた両腕に彼自身の体重がかかり、折れている両腕に激痛が走る。「グアアッ!」叫び声を上げる剛士だったが、両足で立ちコーナーポストに寄りかかるようにすると、両腕の痛みが幾分和らいでくる。 「ハァハァ・・・」荒い息をつきコーナーで力なくうなだれる剛士の顎に指をかけ自分の方を見させると、ミーナは冷たく微笑みながら話しかけてくる。 130 名前:名無しさん[] 投稿日:2019/04/26(金) 22 32 33 「そうそう。そうやってしっかり足に力を入れていないと、折れてる腕が更に痛くなっちゃうからね。 それじゃあ、お前に最後のチャンスをあげるね。本来ならお前が両腕を折られて失神した時点で、失神KOで私の勝ちなんだけどなかったことにしてあげる。試合終了まであと10分ちょっと時間があるけど、それまで私の攻撃に耐えることが出来たらお前の勝ちだよ。ま、無理だと思うけど・・・。なるべく頑張って耐えて私を楽しませてね♥」 そう言うとミーナはコーナーから離れて剛士への攻撃を始める。まず右ハイキックが剛士の頭を撃ち抜き、続けて左の回し蹴りが胸板を撃つ。つま先で腹を蹴りつけて、脇腹にもミドルキックを放ち、踵落としが鎖骨にヒットする。コーナーポストに磔にされ何も抵抗できない剛士の全身へ、ミーナの様々な蹴りが襲いかかる。 それは最早試合と呼べるようなものではなく、一方的な虐待へと変わっていた。 ミーナの全身が躍動し、胸が揺れスカートが翻りピンクの下着が見える度に、剛士の全身に深刻なダメージが刻まれていく。顔はもう表情がわからないくらいに腫れ上がり、体中のあちこちが打撲により内出血を起こし、ひどいところは青黒く変色していた。時間にして3、4分程だろうか、剛士を嬲り続けたあとミーナは、一旦攻撃を中断する。そしてコーナーポストでぐったりしている剛士の髪の毛を掴み上を向かせ、彼の表情を確認する。まだ辛うじて意識はあるようで、 「うう・・ 俺は・・・負ける・・わけには・・・」とうわ言のようにつぶやいていた。 「ふ~ん・・ まだ意識があるんだ、生意気 #65374;」 そう言ってミーナは不満そうに口を尖らす。 「でもそれなら・・・ もっと強い攻撃しても大丈夫だよね? フフフッ・・」 ミーナは目を細め酷薄な笑みを浮かべると、髪を掴んでいた手を離し先程のラッシュよりも更に苛烈な攻撃を加えていく。”バキィ!”剛士の顔面に放たれたハイキックで彼の鼻の骨が折れて、あらぬ方向に曲がった 鼻から血が吹き出る。脇腹に放たれた強烈なミドルキックによって、折れた肋骨が肺に刺さる。「ゴフッ ゴフッ」剛士の口から血の混じった泡が吹き出す。更に今まであまり攻撃してこなかった下半身にも、ミーナの容赦のない蹴りが襲いかかる。骨こそ折れてはいないが、上半身と同様に足のあちこちが内出血を起こし足の踏ん張りが効かなくなり、剛士の身体が沈み込んでいく。するとミーナは右足を鋭く垂直に振り上げ、剛士の顎を蹴り上げる。”ゴキッ”顎の骨が砕ける音がして剛士の身体が少し浮き上がる。それから今度はコーナーに押し付けるように胸や腹に突き出すような重い回し蹴りを叩き込んでいく。「ゲホッ ゲホッ」内蔵を損傷したのか剛士は咳とともに吐血する。 「まずいわね・・・」ミーナの剛士に対する情け容赦のない責めを見ながら、レフリーのセリアは呟く。 (あの娘・・興奮していて攻撃の歯止めが効かなくなってる。このままではあの男を殺してしまって、次の試合ができなくなってしまうかも・・・・ 早めに止めた方が良いのでは?)そう考えながら、セリアはリングの外にいるジーナの方に視線を向けると、セリアの思考を読んだジーナは小さくうなずく。 そんなやり取りをしている間にも、ミーナの重い蹴りが剛士の全身に叩き込まれていく。このままだと剛士が蹴り殺されてしまうことは、最早誰の目にも明らかであった。 「これで トドメよ」 蹴りのラッシュを中断したミーナが小さく呟く。真剣な表情になり左足で踏み込みながら右足を少し後ろに引き、剛士から2ポイント目を奪った時と同様の全力の右ハイキックを繰り出す。”ガシィ!”しかしそれが剛士に届くことはなかった。蹴りが当たる直前に二人の間に割り込んだセリアによって、片手で軽々とガードされたのだ。”カン カン カーン!”その後続けてゴングが鳴る。 「レフリーストップよ。ミーナ、そこまでだよ。」 セリアにそう話しかけられると、ミーナはバツの悪そうな顔をして 「ごめんなさい。やりすぎちゃった #65374; てへ♡」 「まったくもう、てへ♡ じゃないわよ。あと少し止めるのが遅かったら、次の試合ができなくなっていたところよ。後で反省会ね。」 そう言いながら、セリアはコーナーポストに磔にされている剛士の拘束を解いていく。すると糸の切れた操り人形のように剛士の体がマットに沈んでいく。そしてリング上でもはや虫の息の剛士を、セリアはまるでゴミでも扱うようにぞんざいに足でミーナの足元に転がしていく。「これでよしっと・・」小さくつぶやくとマイクを取り出し、ミーナの右手を取りコールする。 「試合時間55分40秒。レフリーストップによりミーナ選手の勝利です!!」 会場が歓声に包まれる。 「イエーイ! みんなありがとー!」 ミーナは剛士を片足で踏みつけ手を振って歓声に応える。 家族と自分の命を守るためこの試合に挑んだ剛士だったが、瀕死の重傷を負いミーナの足元に横たわっていた。それに対してミーナの体には少し汗がにじんでいるが傷ひとつ付いていない。そう、剛士はミーナに圧倒的な実力差で弄ばれ、蹂躙され敗れ去ったのであった。
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基本的には緑色のつたが使われる。 壁ジャンプ・ツタジャンプなどと言われることもある。 やり方は壁キックの方法を参照
https://w.atwiki.jp/tough/pages/10.html
ターフ・マフィア TOUGHバカにしたせいで猿世界に閉じ込められた死んでいるように生きているクズどもマネモブ 猿世界をまとも(マネモブの価値観)な世界に変えるために常にレジスタンス活動を行なっている。 後述のキリュウニャ・エリアを記事にして纏めている。 トダーをメイン武器として運用している。 猿世界 物理法則とかを超えた猿展開が起こる世界。キリュウニャと呼ばれる化け物が生息している レイプッが日常茶飯事で起きていてレイプッが許されるのは上級国民なポストアポカリプス、ちなみに下級国民は隠れてしてるらしいよ そこら辺の自販機で拳銃やドラッグが買える 人間がめちゃくちゃ少ない。 この世界の人間は条件を満たせば誰でも突然バキッバキッする。 その他、たまに刃牙世界と繋がる、ゴリラが繁殖されている、淫売だらけなどが特徴。 エリア 物理法則や生息するキリュウニャ、環境などの違いから分割された区域の名称。 エリアx 〇〇というふうに一区一区名称がついている。 ハグレモノ 猿世界の外から来た物、人の総称。ハグレ物でありハグレ者。 基本的に人としては見なされず、その辺の虫のほうがまだ扱いがいい。 特定監視組織 猿世界で強い影響力を持つ組織達、同時に一方的にターフ・マフィアに監視・動向を探られているかわいそ...な組織達 まっろくな奴があまりいないからバランス取れているんだけどね。 キリュウニャ ガチの化け物。マネモブからメチャクチャ恐れられている 無限大に存在しており、その中でもよく遭遇する鬼龍にゃの種類は大きく分けて タフ語録を使うマネモブに擬態して襲う擬態型、挨拶として初手ハイキックをしてくる友好型、50メーターある超大型、人間がなんらかの原因でなる超かわいい尊鷹型、人の死体が主食で厄介な性質を持ち電子機器を使う蛆虫型の5種類に分けられる オブジェクト 生物ではない=意識がない道具、または物体の異常存在を纏めたページなのん。
https://w.atwiki.jp/mousouvs/pages/1256.html
【ネイキッドジェフティ】(出展作品:ANUBIS Z.O.E) 耐久力:580 コスト:700 盾:あり 抜刀:なし DPディンゴ・イーグリット アヌビスとの戦闘でアヌビスのメタトロンを吸収し真の性能へと進化を遂げたジェフティ。 外部装甲が外れた状態で吸収したため、元の装甲がかなりはがれてしまっているが、 倒せぬ者の無い攻撃力を持ち、高速の移動性能を持つ。 …本気で作ろうか迷った。 ■射撃 メイン射撃【通常弾】 弾数:1 リロード:6秒/1 威力:120 リロードの遅いが弾速と威力の高いショットを放つ。 当たっただけで吹っ飛びダウン効果がある分、 当たった後追撃ができない。 メインCS【バーストショット】 威力 300(衝撃波:100) 3秒間チャージして放つ球体型のショット。 ホーミング性能があり、ある程度ホーミングする。 さらに、回避しても何かに当たった場合そこから広範囲に衝撃波が発生。 ガードするのが正しい判断 サブ射撃【ホーミングランサー スマート】 弾数:8 リロード:4秒 威力:30×8 ホーミングレーザーを1体の敵に向け撃つ。 左右に移動中なら止まることなく片手で8本のランサーを、 前進後退中なら1回上昇ローリングを行い両手で撃つ。 もし1発でも当たれば残りランサーが全弾ヒットする。 サブCS【ホーミングランサー ダイナミック】 弾数:32 威力:15×32 射撃ポージングはスマートと同じだが、凄まじい数のランサーを同時照射する。 2,4体以上いる時16,16か8,8,8,8発射される。 3体なら10,10,12発射され、ロックオンしている敵に12発発射される。 こちらも1発でも当たれば… 特殊射撃【ゼロシフト・アタック】 弾数:1 リロード:10秒 威力:50 これで世界が変わると言われるほどのサブウェポン、ゼロシフトを用いた体当たり攻撃。 体当たりだが、ゼロシフトを用い、本機がネイキッドジェフティであるため、 高い攻撃力と同時に回避超困難という性能を持つ。 シュイィという独特の効果音があるので音同時にガードすれば防げるが、 それでもあまりに速すぎるので慣れるか技術が必要。 体当たりするとそのまま敵機から、最初攻撃を放った距離と同じ長さで、発動した方向の反対側まで移動する ■格闘 通常格闘【四段切り】 威力 40→80→100→250 おなじみ4連攻撃。動作はジェフティ Ver,アヌビスと同じ。 しかし威力がより無慈悲になった。 横格闘【バースト切り】 威力:300 Ver.2と同じ。 前格闘【ダッシュ切り→突き飛ばし】 威力:270 ダッシュ切りから追加入力で突き飛ばしになる 方向キーを押しながらで上下左右に飛ばす(通常は前方) Ver.2と同じ。 特殊格闘【ゼロシフト・イート】 威力:20×8、100、100 これで世界が変わると言われるほどのサブウェポン、ゼロシフトを用いた連続攻撃。 使用に全ブーストゲージを消費するため静止状態の地上で使用。 おなじみの溜めるような体勢から瞬時に敵の背後に回りこみ、グラブで掴んで… 敵装甲を捕食、吸収する。吸収回復量は5×8の合計40 捕食後、敵機に自機のエネルギーを入れバーストさせ、両足で蹴って地面に飛ばす。 敵機の落下中で敵機の胸部または頭部を掴んでダッシュし、加速しながら地面にたたきつける。 ネイキッドである本攻撃の場合、いかなる攻撃も途中では無効となり、最初の掴みを食らう前に 回避などの処置を取っておきたい。回避した場合のみジェフティには2秒の硬直があるので近接での攻撃も可能。 原作のように厨性能の機体に作ってみました。ただし… 紙装甲だぞ!攻め込んでいけ!! です。あと当たらなければどうというとは無い。
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autolink VR/W22-T15 VR/W22-099 カード名:ネイキッドインパクト カテゴリ:クライマックス 色:青 トリガー:本 【永】あなたのキャラすべてに、パワーを+1000し、ソウルを+1。 (本:このカードがトリガーした時、あなたは1枚引いてよい) TD:え――ぃっ! CR:はぁぁぁぁ――ッ!! レアリティ:TD CR illust. ・対応キャラ カード名 レベル/コスト スペック 色 二葉 あおい 3/2 10000/2/1 青
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ぐっちゃん著のミ(ヒ)ステリー小説を映画化したもの。 UNO、ぐっちゃん、てんやわんやの共演作品である。 本作は二部構成になっており、前編がキックマン、後編がパンチマンである。前編の半年後に後編が公開された。 ぐっちゃんはこの作品を最高傑作だと評し、曰く「これが俺のミステリーや!!」とまで言った。 あらすじ 電波学園では5~6年に1人くらいの割合でキックマンが選ばれるという伝説があった。 転校生UNOは、4月に転校したにも関わらず誰にも気づかれないでいた。そんなある日UNOはある噂をみみにする。「今年はでるらしいぜ、キックマン」聞きなれない言葉に自然と疑問をもつUNO。唯一の友人であるぐっちゃんに電波学園にまつわる伝説を聞き、唖然とするUNO。さらにキックマンは、UNO、ぐっちゃん、てんやわんやの三人の中のだれかだという。しかし、キックマンは自分がキックマンであることに気付かない。 自分がキックマンであるかもしれないという疑心暗鬼にかられながら、次第に三人の仲は悪化していく……。 キャスト ・UNO(UNO) *UNOとUNOは別人です ・山口(ぐっちゃん) ・てんや(わんや) 主題歌 主題歌の『シングソング伸悟』は長時間聞くと頭がやられるため注意が必要である 主題歌についてUNOさんにスペシャルコメントをいただいています UNO「ちょっ、やめっ!! マジ頭おかしくなるて!!」 ただしこの歌はハモる歌なので、ソロを聞いてもどうにもならない 備考 劇中のセリフで「僕はキックマンじゃない!!」や「計画通り」など多数のセリフが絶望ノート(歌野昌午 著)に似ていることから、一時期問題になった。 *ただしこの作品(キックマン)ではノートに名前を書いても死なないため、安心してノートに名前をお書き下さい。
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主にワンダーフォーゲルと言われる活動を行っています。 ハイキング部主な活動 1.トレーニング (水曜)相模原キャンパス (土曜)青山キャンパス 2.短い登山 1~2ヶ月に1回 3.合宿 (5月)新人合宿/(8月)夏合宿/(3月)冬合宿
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【名前】 ZXキック 【読み方】 ぜくろすきっく 【登場作品】 ギーツエクストラ 仮面ライダータイクーン meets 仮面ライダーシノビ など 【分類】 必殺技 【使用者】 仮面ライダーZX 【詳細】 仮面ライダーZXの必殺技。 決め技として使うライダーキックの一種。 派生として「ZXイナズマキック」があり、コミカライズでは「ZX穿孔キック」もある。 『ギーツエクストラ』では派生技として「電撃ZXキック」を使っている(『ZX』主演作の主題歌「ドラゴン・ロード」の歌詞の一説の引用)。
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Psychic Disruption/サイキック分裂 覚醒者の修練 君は他のクリーチャーの明晰に施行する能力を台無しにする精神障害を生み出す。 サイキック集束 この修練に集束している間、君は【魅力】〈ペテン〉判定に“優位”を持つ。 ディストラクティング・ヘイズ(1~7サイ;集中、1分) Distracting Haze/かっとさせるからかい アクションとして、60フィート以内の君が見ることができるクリーチャー1体を選択すること。そのクリーチャーは【知力】セーヴィング・スローを行なわなければならない。セーヴに失敗すると、その者は消費したサイ・ポイント毎に1d10の[精神]ダメージを受け、君の精神集中が終了するまで10フィートよりも遠くのものを何ひとつ見ることができなくなる。セーヴに成功すると、その半分のダメージを受ける。 デイズ(3サイ) Daze/幻惑 アクションとして、60フィート以内の君が見ることができるクリーチャー1体を選択すること。そのクリーチャーは【知力】セーヴィング・スローを行なわなければならない。セーヴに失敗すると、君の次のターンの終了時か、その者が何らかのダメージを被るまでその目標は無力状態になる。 マインド・ストーム(5サイ) Mind Storm/精神の嵐 アクションとして、60フィート以内の君が見ることができる一点を選択すること。その地点を中心とする半径20フィートの球形の中にいる各クリーチャーは【判断力】セーヴィング・スローを行なわなければならない。セーヴに失敗すると、その目標は6d8の[精神]ダメージを受け君の次のターンの終了時まですべてのセーヴィング・スローに“不利”を被る。セーヴに成功すると、クリーチャーはその半分のダメージを受ける。この能力に追加でサイ・ポイントを消費する毎に、そのダメージを1d6上昇させることができる。 ミスティック、テイク3に戻る