約 2,788,156 件
https://w.atwiki.jp/gods/pages/79591.html
フィンゴルフィン 指輪物語に登場するエルフの王。 関連: フィンウェ (父) インディス (母) アナイレ (妻) フィンゴン? (息子) トゥアゴン(2) (息子) アレゼル (娘) アルゴン (息子) 別名: フィンウェ(2) ゴロフィンウェ アラカーノ(2) フィンウェゴロフィンウェ (フィンウェ・ゴロフィンウェ)
https://w.atwiki.jp/mankake/pages/346.html
imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 作者:さとう友希 作品概要 後でここに記載 ジャンル 作品を読む
https://w.atwiki.jp/emyunet/pages/23.html
ネットプレイ方法(PCE) 当wikiが推奨するOpen Kailleraにはclient方式とP2P方式でのネットプレイができます。 今回は、client方式でのネットプレイの解説を行います。 P2P方式については、kaillera解説にて行ってますのでそちらを御覧ください。 kaillera client基本設定(PCE) まず、ExtからkailleraChatWindowにチェックを入れます。 ※すでにチェックが入ってる場合は無視してOK 次に、Extからkailleraを選んでkailleraを起動させます。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (nnnesterJ011.png) 1 左上にあるユーザー名に適当な名前を入れる。 2 右上にある接続速度をExcelent(30pack/s)にする。 ※同期ずれ防止のためExcellent(30keyframes/s)で統一する。 3 右上にあるモードチェンジを2.CLientにする。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (nnnesterJ012.png) ネットプレイ~サーバーリストを取得する編~(PCE) kaillera client基本設定が終わったら、下にあるサーバーリストを取得する(A)を選んでください。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (nnnesterJ013.png) 左下の更新をクリックすると、リストに世界中のサーバー一覧が表示されるので、入りたいサーバーをクリックすれば入れます。 一覧の他にも、参加者募集中のゲームリストをクリックすると募集中のゲームリストが出てくるので、入りたいサーバーをクリックすれば入れます。 ※サーバーが存在してなかったり、ping制限で弾かれて入れない場合もあるので注意しましょう。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (nnnesterJ014.png) ①のチャット欄を使えばサーバー内チャットができます。 ②は既存のゲーム部屋です。ゲーム部屋の状態が待機中の時にクリックで部屋に入れます。 ③の所(空白)で右クリックをすると、ゲームタイトル一覧が出てくるので、一覧からやりたいゲームを選べば、選んだゲームの部屋を作ることができます。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (nnnesterJ016.png) ①のチャット欄を使えばサーバー内チャットができます。 ②のチャット欄を使えばゲーム部屋内チャットができます。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (nnnesterJ017.png) ネットプレイ~IPを入力して接続編~(PCE) kaillera client基本設定が終わったら、左下にあるIPを入力して接続(C)を選んでください。 IP入力ウィンドウが出てきたら、IPを入力して接続をクリックすれば入れます。 ※サーバーが存在してなかったり、ping制限で弾かれて入れない場合もあるので注意しましょう。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (nnnesterJ015.png) ①のチャット欄を使えばサーバー内チャットができます。 ②は既存のゲーム部屋です。ゲーム部屋の状態が待機中の時にクリックで部屋に入れます。 ③の所(空白)で右クリックをすると、ゲームタイトル一覧が出てくるので、一覧からやりたいゲームを選べば、選んだゲームの部屋を作ることができます。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (nnnesterJ016.png) ①のチャット欄を使えばサーバー内チャットができます。 ②のチャット欄を使えばゲーム部屋内チャットができます。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (nnnesterJ017.png)
https://w.atwiki.jp/ruistudy/pages/13.html
信念もないし、応援してくれる仲間もいないような孤独な馬鹿が「悔しい~」や「構って~」と言うだけの理由で 簡単にwikiを始めても続けるなんて無理なんです。 そもそもるいネットとは何か 「共認」という概念を核とした新しいパラダイムを創造し、現代社会の閉塞した状況の原因を「支配共認」にあるとし、これを打破すべしとの内容の『実現論』を土台とし、議論するための場である。と管理人は捉えている。
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/4089.html
ゆっくりと扉を開けて俺たちは部室に戻ってきた 中ではそれぞれがそれぞれの指定席に座り、…朝比奈さんは立っているのが指定に近い感じがするのだが いつもどおりの、古泉は微笑、長門は無表情、朝比奈さんは怯えた表情をしていた …あれ?いつもどおりじゃない人間が一人いるな、たまになら見るが、朝比奈さんは何に怯えているんだ? …あぁそうか、そうだよな 朝比奈さんは俺にキスしたんだった そりゃ、ハルヒに何されるかわかったもんじゃない ま、予想どおりといったところだろうか、ハルヒが朝比奈さんの方を向いて話し掛けた 「みくるちゃん」 それは普段のハルヒからは想像しがたい優しい声だった まるで母親が自分の子供をあやすような それでも朝比奈さんはびくっとしていたがな 「ありがとう、ね」 いったい、何がありがとうなんだ? 誰か俺に説明してくれ …あとで古泉にでも聞くか それを受けた朝比奈さんは溢れんばかりの満面の笑みで元気よく 「はい!」 とだけ言った そのあとだが、恐らく今回は大体を知っていたであろう未来人・朝比奈さんが持っていたバスタオルで体を拭いたあとハルヒは朝比奈さんの、俺は古泉の持ってきていた着替えに着替え、団活を開始した この準備の良さをみると、古泉も知ってやがったな 八つ当りとは言わないが、いつもどおり、俺は古泉とのボードゲームに連勝し、長門は本を読みふけ、朝比奈さんは給仕にいそしみ、ハルヒはネットサーフィンに興じている 対戦中、何度かハルヒと目が合ったのは心にしまっておこう やはり、いつもどおり長門が本を閉じる音で部活が終わる なんかいつもどおりの一日だったな、確かに世界は急に色を変えないよな それが変わっていたら8割方ハルヒのせいだ 部室をでたあとハルヒが手を握ってきた 俺は少し慌てたがもう3人とも知っているんだろうな、と考えそのままにした 5人で歩く帰り道、いつもは先頭にいるハルヒは一番後ろの俺の横で少しはにかみながら歩いている 代わりに先頭を行くのはハードカバーを文庫本に持ちかえ、それを読みながら歩いている長門で、その後ろで古泉と朝比奈さんが談笑しながら歩いている 幸いにも雨は止み、控えめに赤い太陽が顔を出している 横を見れば顔を朱に染めたハルヒがちゃんといる 俺はハルヒに耳打ちしていた 「そっと抜け出さないか?二人で」 ハルヒは一瞬驚いたような顔をしたが、すぐに100Wの笑顔に戻すと大きく頷いた 長門にはバレていただろうが、いやもしかしたら全員にバレていたかもしれない 前の3人に気付かれないよう、こっそり脇道にそれた そのまま歩いて辿り着いたのは、この春休みに思い出深い、花見と、ハルヒの告白と…長門のマンションの近くの公園 桜達は、すでに花びらを落とし、早くも来たるべき夏に向けて準備をしていた しかし、抜け出してきたのはいいが、いったい何をしたらいいんだろうな とりあえず、ラブラブしたらいいんだろうが、そんな経験がない俺には何をもってラブラブというのかわからん 「おっ!キョン君にハルにゃんじゃないかっ!!」 突如後ろから聞き慣れた元気な声が聞こえる 振りむけばやはりというか鶴屋さんだった 「手なんかつないじゃって、ラブラブだね!お姉さん少し羨ましいにょろよ?」 ハルヒは照れている 顔が真っ赤だ 恐らく、冷静に観察してる俺も真っ赤だろう 「ええ、付き合うことになったんです」 それでも俺は某3倍早いMSのように赤いであろう顔に押さえ込まれないよう、できるだけ冷静を保って言葉を出す しかし、それも無駄な努力だったようで鶴屋さんは腹を抱えて大笑いしていた 「あっはっはっは!…そんな真っ赤な顔で…ぷぷ…真面目に言われてもねぇ…はっはっは…まぁ末長くお幸せに!これは鶴にゃんからの贈り物っさ!」 鶴屋さんはそう言って何かを俺の手に握らせる 「ハルにゃんを泣かせたらあたしが承知しないよ~!」 走りさりながら手を振る鶴屋さんを見送ったあと俺は手の中のものを確認した それを見た俺は苦笑する以外に選択肢はなく、覗き込んできたハルヒは顔をさらに赤くしていた 鶴屋さんはなぜ、こんなものを持ち歩いてあるのだろうか 俺はその0.03㎜の贈り物を使う日がいつ来るか考えていた
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/4385.html
ゆっくりと扉を開けて俺たちは部室に戻ってきた 中ではそれぞれがそれぞれの指定席に座り、…朝比奈さんは立っているのが指定に近い感じがするのだが いつもどおりの、古泉は微笑、長門は無表情、朝比奈さんは怯えた表情をしていた …あれ?いつもどおりじゃない人間が一人いるな、たまになら見るが、朝比奈さんは何に怯えているんだ? …あぁそうか、そうだよな 朝比奈さんは俺にキスしたんだった そりゃ、ハルヒに何されるかわかったもんじゃない ま、予想どおりといったところだろうか、ハルヒが朝比奈さんの方を向いて話し掛けた 「みくるちゃん」 それは普段のハルヒからは想像しがたい優しい声だった まるで母親が自分の子供をあやすような それでも朝比奈さんはびくっとしていたがな 「ありがとう、ね」 いったい、何がありがとうなんだ? 誰か俺に説明してくれ …あとで古泉にでも聞くか それを受けた朝比奈さんは溢れんばかりの満面の笑みで元気よく 「はい!」 とだけ言った そのあとだが、恐らく今回は大体を知っていたであろう未来人・朝比奈さんが持っていたバスタオルで体を拭いたあとハルヒは朝比奈さんの、俺は古泉の持ってきていた着替えに着替え、団活を開始した この準備の良さをみると、古泉も知ってやがったな 八つ当りとは言わないが、いつもどおり、俺は古泉とのボードゲームに連勝し、長門は本を読みふけ、朝比奈さんは給仕にいそしみ、ハルヒはネットサーフィンに興じている 対戦中、何度かハルヒと目が合ったのは心にしまっておこう やはり、いつもどおり長門が本を閉じる音で部活が終わる なんかいつもどおりの一日だったな、確かに世界は急に色を変えないよな それが変わっていたら8割方ハルヒのせいだ 部室をでたあとハルヒが手を握ってきた 俺は少し慌てたがもう3人とも知っているんだろうな、と考えそのままにした 5人で歩く帰り道、いつもは先頭にいるハルヒは一番後ろの俺の横で少しはにかみながら歩いている 代わりに先頭を行くのはハードカバーを文庫本に持ちかえ、それを読みながら歩いている長門で、その後ろで古泉と朝比奈さんが談笑しながら歩いている 幸いにも雨は止み、控えめに赤い太陽が顔を出している 横を見れば顔を朱に染めたハルヒがちゃんといる 俺はハルヒに耳打ちしていた 「そっと抜け出さないか?二人で」 ハルヒは一瞬驚いたような顔をしたが、すぐに100Wの笑顔に戻すと大きく頷いた 長門にはバレていただろうが、いやもしかしたら全員にバレていたかもしれない 前の3人に気付かれないよう、こっそり脇道にそれた そのまま歩いて辿り着いたのは、この春休みに思い出深い、花見と、ハルヒの告白と…長門のマンションの近くの公園 桜達は、すでに花びらを落とし、早くも来たるべき夏に向けて準備をしていた しかし、抜け出してきたのはいいが、いったい何をしたらいいんだろうな とりあえず、ラブラブしたらいいんだろうが、そんな経験がない俺には何をもってラブラブというのかわからん 「おっ!キョン君にハルにゃんじゃないかっ!!」 突如後ろから聞き慣れた元気な声が聞こえる 振りむけばやはりというか鶴屋さんだった 「手なんかつないじゃって、ラブラブだね!お姉さん少し羨ましいにょろよ?」 ハルヒは照れている 顔が真っ赤だ 恐らく、冷静に観察してる俺も真っ赤だろう 「ええ、付き合うことになったんです」 それでも俺は某3倍早いMSのように赤いであろう顔に押さえ込まれないよう、できるだけ冷静を保って言葉を出す しかし、それも無駄な努力だったようで鶴屋さんは腹を抱えて大笑いしていた 「あっはっはっは!…そんな真っ赤な顔で…ぷぷ…真面目に言われてもねぇ…はっはっは…まぁ末長くお幸せに!これは鶴にゃんからの贈り物っさ!」 鶴屋さんはそう言って何かを俺の手に握らせる 「ハルにゃんを泣かせたらあたしが承知しないよ~!」 走りさりながら手を振る鶴屋さんを見送ったあと俺は手の中のものを確認した それを見た俺は苦笑する以外に選択肢はなく、覗き込んできたハルヒは顔をさらに赤くしていた 鶴屋さんはなぜ、こんなものを持ち歩いてあるのだろうか 俺はその0.03㎜の贈り物を使う日がいつ来るか考えていた
https://w.atwiki.jp/3dspokekousatsu/pages/131.html
型一覧 技のデータ 型一覧 エーフィ/議論中 エーフィ/実用性の低い型 技のデータ 基礎データ編集用個別リンク エーフィ/技以外のデータ エーフィ/技のデータ
https://w.atwiki.jp/gods/pages/108613.html
ゲオルクエルンストレーフィンフォンヴィンツィンゲローデ(ゲオルク・エルンスト・レーフィン・フォン・ヴィンツィンゲローデ) 神聖ローマ帝国のブランデンブルク=シュヴェート辺境伯の系譜に登場する人物。 関連: フィリッピーネフォンブランデンブルクシュヴェート (フィリッピーネ・フォン・ブランデンブルク=シュヴェート、妻) ゲオルクフィリップゾーン (ゲオルク・フィリップゾーン、息子)
https://w.atwiki.jp/fadv/pages/413.html
コフィン・ダンサー コフィン・ダンサー コフィン・ダンサー 上 (文春文庫 テ 11-5) コフィン・ダンサー 下 (文春文庫 テ 11-6) 題名:コフィン・ダンサー 原題:The Coffin Dancer (1998) 作者:Jeffrey Deaver 訳者:池田真紀子 発行:文藝春秋 2000.10.10 初版 価格:\1,857 今やジェットコースター・ストーリーの名書き手となったディーヴァー。だが、さすがに『ボーン・コレクター』に初めてお目にかかった当時と同じ興奮というのは、ぼくの側が少しだけ覚めてしまっているために、味わい切ることができない。あのときの感覚を蘇らせることはやはり同じようにはできない。 それでも、腐ってもリンカーン・ライム。犯人との知略を尽くす対決シーンとぎりぎりの救出劇などは毎度毎度のスリル&サスペンスである。一作目から比べても、ぼくの側はともかく、作品としては全くテンションが落ちていない。 そればかりかラブストーリーの側もさらに一歩前進といったところで前作より遥かにシリーズ化へのサービス清新が明確で、各キャラクターへの愛情すら感じられる。シリーズの生命はこういう人物たちにあると言っても過言ではないだろう。ディーヴァーとしてはただのジェットコースター・ストーリーに終わらせないだけの布石を一作目から十分に打って来ていたのだと言えるのだ。 サービス度満点。コストパフォーマンス抜群。今、最も高みにある作家の独りであることは間違いない。 (2001.03.18)
https://w.atwiki.jp/dngprofile/pages/46.html
灰原乙菜 ■キャラクター名:灰原乙菜 ■読み方:はいばら・おとな ■性別:女性 特殊能力『神の見えざる手(ゴッドハンド)』 浮遊する不可視の手を操る能力。ここでの手は手首よりも先を指す。 弾丸さえ受け止める。最大で81。 手が触れた感触は本体と共有できる。 設定 誕生日:8月1日。 すらりとした手足、スマートな長身の宝塚歌劇団のトップスタァを思わせる端正な顔立ちの男装の麗人。 髪型はショートカット。一人称はボク。 ファッションとしてフィンチ型眼鏡をかけ、スーツを好んで着用している。 何でも屋を営むが、人間性に問題があるため、依頼が少ない。 業界では、「まだ捕まっていないだけの犯罪者」「いつか官憲にお縄になってもおかしくないのでは?」と評判である。 プロローグ 「いい加減にしろ、このバカ!!!」 怒声が事務所に響く。 その声とともに刃が飛び出したままのカッターナイフが放物線を描いて、真っすぐにソファに座るスーツの女性に向かって飛んでいく。 だが、スーツの女性は目前に迫る危険に慌てふためく様子もなく、足を組んだまま大きな伸びをした。 勢いよく投げ込まれたカッターナイフはそのまま彼女に直撃するかと思われた。 しかし、次の瞬間、カッターナイフは空中で動きを止めた。 そしてゆっくりと事務所の床に降りていった。 「危ないじゃないか、密君。僕が『神の見えざる手(ゴッドハンド)』で受け止めたからよかったものの、普通の人間だったら大怪我をしているところだぞ」 「当てようとして投げたんですからそれでいいんですよ!!!乙菜さんのアホ!!lバカ!!マヌケ!!」 密と呼ばれた眼鏡の女性が、さらに事務机の上のものを片っ端から投げつける。 ホッチキス、ボールペン、様々な文具が次々と空を舞い、先程と同じように乙菜の周囲で動きを止める。 樋園密(ひぞの・ひそか)、この事務所の唯一の事務員であり、彼女の秘書のようなことも行っている。 元々は乙菜の学校時代の後輩だったのだが、事務所を立ち上げた時に彼女に雇われ、現在に至るというわけだ。 「やれやれ、何を怒っているのか。そんなに怒っていると、顔が皺だらけになってよくないぞ」 両手を広げ、肩をすくめる乙菜。 「本気でわからないとでもいうんですか!!さっきの依頼人の事に決まってるじゃないですか!!!」 「ああ、先ほどのおっぱいの大きな彼女」 「おっぱいの大きな彼女、じゃないんですよ!!!何なんですか!!あれは!!」 依頼者を見た乙菜の第一声が「素敵なおっぱいですね」であり、その後も口を開くたびに依頼者の胸に言及を繰り返したために、何も依頼をせず、帰ってしまった。 なお、乙菜はこれまでにも似たようなセクハラを繰り返しており、業界内での評判は最悪だ。 彼女の事務所に警察が来るとすれば、殺人などではなく性犯罪の捜査だろうと彼女は知るものはみんな思っている。 なお、男性が依頼人の場合、露骨にやる気をなくすため、性別がどちらにしろ問題があるのは付け加えておく必要があるだろう。 「何って、素晴らしいおっぱいを見て褒めるのは、人類として当然の義務だろう」 「そんな人類の義務があるか!!!」 何が問題なのかわからないと首を傾げる乙菜に密がコップを投げつけるが、これも乙菜の正面で受け止められる。 見目麗しい乙菜がやるとそんな表情すらも様になって見えるから不思議なものだ。 まあ、実態はただのおっぱい好きのセクハラ魔なのだが。 「乙菜さんのせいで依頼者が帰ったの、今回が初めてじゃないんですよ!!!いい加減反省してください!!!」 もう一度怒鳴った後、はぁ、と密が溜息をつく。 何故この人はこうなのか、と頭が痛くなる。 実のところ、この事務所は乙菜の道楽のようなものだ。 依頼料がなくても運営費に困っているわけでもないし、密の給料にしても事実上乙菜の財産から出ているようなものだ。 依頼人が0でも実は問題がないのだ。 ふと事務所の隅に置かれた真っ赤なゼラニウムの鉢植えが目に入る。 密が事務所の一員になった時乙菜が彩りが必要だろうと置いたものだ。 「まあ縁がなかったんだ。仕方ない話だよ」 「仕方はありますよ」 はぁ、と密が二度目の溜息をつく 密はまだ忘れられないのだ。 かつて、密が憧れ、この事務所へ押しかけるに至った灰原乙菜の活躍を。 あの時は乙菜の姿が誰よりも輝いているように見えて、彼女についていきたいと思ってしまったのだ。 こんな奴なのに。 だから、彼女の才能がこのまま浪費されてしまうのはとても口惜しく感じている。 どうにかならないものか。 「そろそろ終わりかな。じゃあ、僕は素晴らしいおっぱいを探すため、ネットサーフィンする業務に戻るから」 「仕事をしろ!!」 「特にない」 「自分のせいじゃないですか!!」 これまでも何度も繰り返されたやり取りがまた始まる。 これがこの事務所の日常であった。