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「シンキングタイムの曲」は、DanceDanceRevolution X2の楽曲『Shiny World』のことである。 概要 paraphrohn氏によって作成されたフレン・シーフォ三部作のうち2作のクイズ部分において、流れている楽曲が『Shiny World』であることが原因。 決定づけたのは『プレイ中に散々フレン・シーフォが邪魔してきた挙句クソみたいなクイズに正解しないとCROSS†OVERに分岐してしまうCG Project DX13』のせいである。 それ以上の情報はありません。タイトルが長くて文章が横に伸びるのが辛いです。 最終更新:(2022/08/18)
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《アルフヘイム・シンバット》 アルフヘイム・シンバット R 自然文明 (6) 進化クリーチャー:ブランチ・エルフ 7000 進化-自分の「XAI」を持つクリーチャー1体の上に置く。 XAI-このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。そのカードがコスト6以下のカードであれば、そのコスト1につき相手のシールドを1枚選ぶ。このターン、相手は選んだシールドの「S・トリガー」能力は使う事ができない。 W・ブレイカー フレーバーテキスト DMO-47 「天上編 第3弾 銀河の理想郷(ギャラクシー・シャングリラ)」 収録セット DMO-47 「天上編 第3弾 銀河の理想郷(ギャラクシー・シャングリラ)」 参考 XAI??
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Chapter15「蒼と青」 突如として現れた蒼い鎧の剣士は、フレイの横に並んで剣を構えた。 剣士に渡された剣を拾ってフレイも構えるが、その構えを見ただけでも二人の実力の差は歴然だった。緊張に身を硬くしているフレイと違って、蒼い剣士は余裕すら窺える表情でありながら、まるで付け入る隙というものを相手に与えない。 『仲間がいたのか? まあよかろう。おい、蒼いの。貴様は剣の扱いにずいぶんと慣れているようだが、我の次なる主になるつもりはないか? 我を手にすれば、絶大なる力が手に入る。そうすれば世界は思うがままだぞ』 魔剣ティルヴィングは、早くも蒼い剣士をそそのかし始めた。 しかし剣士はまったく意に介することもなく、その誘いを跳ね除けた。 「うん? なんだって、世界を征服できたらその半分をやろうってか? そういうのもまあ面白そうではあるけど、剣の奴隷になるのはごめんだね。俺だって魔剣の噂ぐらいは知ってる。剣なんかに衝き動かされるよりも、俺は自分の手で剣を突くほうが好きだな」 『交渉決裂か。貴様ほどの実力をもってすれば、天下が取れただろうに。実にもったいない。もったいないが、そういうことなら死んでもらう。我が養分となれ!』 鋭い一閃が空を切る。とても目で追えるような速さではなかった。 しかし蒼い剣士は、魔剣が一閃を描くのとほぼ同時に、すでに手にしている剣をなぎ払っていた。それは急所目掛けて飛んでくる魔剣を打ち払った。 『なんと。我が速さについて来れる人間がいようとは驚いた』 「いーや? 俺にも見えなかったぜ。ただ空気が動く気配がして、これは何か来ると思って剣を振ってみただけさ。俺の勘はよく当たるんでね」 『ふん。マグレはそう何度も続かぬ』 「それはどうかな」 蝶のように舞い、蜂のように魔剣が襲い掛かる。フレイには目で追えないほどの激しい攻防だったが、そんな猛攻をものともせず、蒼い剣士は剣をもった片手だけでそれを容易くあしらってしまった。その顔には焦りの色も、疲れさえも見せず、顔がないからわからないが、逆に魔剣のほうが焦りを感じ始めているのではないかと思うほどに、剣士の優勢が見て取れた。 「おい、お兄さん。そっちに行くぜ。構えとけ」 「えっ?」 言われてフレイは慌てて剣を横に構えた。するとそれとほぼ同時に魔剣が飛び込んできてフレイの剣を弾き飛ばした。剣圧に押されて尻餅をつくフレイの頭の上を魔剣が高速で飛び越えていく。もし剣を構えて防いでいなければ、今頃はフレイの首が飛んでいたかもしれない。 「どうしてわかったんですか!?」 「言ったろ。自分でもよくわからんが、俺には何か判るんだ」 「あなたは一体……」 「名乗るのはあとだ。まずは剣のバケモノを片付けようぜ!」 不意打ちを狙ったつもりが、これも防がれて魔剣は悔しそうに戻ってきた。 ふらふらと浮遊する魔剣の刀身は、剣士と何度も打ち合ったからなのだろう、刃こぼれしてボロボロになっている。 『畜生。どうしてわかった!!』 「同じ質問に何度も答えてやるほど俺も暇じゃない。そろそろ終わりにしようぜ」 蒼い剣士は突然「アクエリアス!!」と叫んだ。 するとさっき周りを囲んでいた炎の壁が消えたときのように、再び肌寒くなったかと思うと、目の前の魔剣が一瞬にして凍り付いて地面に落ちてしまった。 『なんだと! 貴様、本当に人間なのか!?』 「魔法!? もしかして今のは呪文なのか?」 魔剣もフレイも一緒になって驚いていたが、蒼い剣士は気にすることなく落ちた魔剣に歩み寄ると、 『よ、寄るな! やめろ! わかっているのか。これでも我は剣としてはなかなかの貴重品なのだ。例えばこの柄の装飾はかの有名な職人の……』 「興味ない」 一刀のもとに、魔剣ティルヴィングの刀身を叩き切ってしまった。 呪われた剣といえど、折れてしまえばただの剣。そこに宿った思念もそれと同時に消滅してしまい、それっきりティルヴィングは何も言わなくなった。 「これでうるさいのが一人減ったな。なあお兄さん、ひとつ聞きたいんだが……」 剣を鞘に収めながら蒼い剣士が何か言いかけたがフレイは、 「すみません、話は後ほど。まだ片付けなければならない相手がいるんです」 まだ戦っている仲間のもとへと走っていった。 クルスは風竜ヴァルトを食い止めてくれているし、オットーやセッテは雷の槍を使うあのヴァルキュリアに苦戦しているはず。まだ気を抜くことはできなかった。 「ふうん。面白そうなことやってるんだな。なあ、アクエリアス?」 振り返って蒼い剣士が声をかける背後の茂みからは、ふたつの赤い目がこちらを覗いていた。 しばらく降り注いでいた雷の雨は、やがて鎮まり静かになった。どうやら槍に込められた魔力をすべて使い切ったらしい。 天馬を駆るヴァルキュリアの一人、ブリュンヒルデは槍を振り回しながら、空中からの波状攻撃を仕掛ける。槍の扱いには慣れているようで、魔具の力に頼らなくても十分に手強い相手だと言える。 オットーは風を操り天馬の動きを妨害しようとし、セッテは火球を投げつけてブリュンヒルデを狙う。だが天馬のほうもよく訓練されているようで、風に惑わされることもなく火球を難なくかわして、背中に乗せた主人を見事に守っている。 「我が愛馬グラーネは、魔法なんかに遅れを取ったりはしない。私とグラーネとの絆は、おまえたち兄弟の絆よりもずっと深く、互いに信頼し合っている」 その通りだ、と言わんばかりに天馬が声高くいなないた。 「ふむ。俺とセッテが兄弟だとよくわかったな」 「もしかして、おれたちのこと知ってるっすか」 二人が所属する王宮魔道士もヴァルキュリアも、どちらもユミル国に仕える部隊だ。顔を合わせたことがなくても、どこかで噂程度には聞いている話もある。 ブリュンヒルデはそういうことだ、と頷いた。 「兄弟魔道士のことは王城では有名だぞ。それもおそらく、おまえたちが自覚している以上にな。フレイ王子をたぶらかして悪い影響を与えていると悪名高い」 「なっ……」 オットーは開いた口が塞がらなかった。 たしかに王子はよくセッテとともに城を抜け出しては皆に心配をかけていた。 そのたびにオットーは弟を叱り、王子にはきつく忠告をしたものだった。兄としての責任と、王子の従者としての役割として、自分なりに少しでも王子を良いほうへと導くため努力してきたつもりだった。 それがセッテと同列に悪影響だと語られているとは心外だった。 「おまえにフレイ様の何がわかるっていうんすか!」 そんな兄の気も知らずにセッテが反論すると、 「私はフレイヤ様の従者でもある。フレイヤ様はフレイ王子と違って品行方正で、清く正しく美しいお方だ。同じ姉弟(きょうだい)でも、従者が違えばここまで変わってくる。これはおまえたちの責任でもあるのだ」 「フレイ様を侮辱するつもりっすか! たとえフレイヤ様の従者だったとしても、これは聞き捨てならないっすね。これでもくらえ!」 「気に食わないとすぐに手を出す。やはりフレイ王子の従者は程度が低い」 すでに戦う理由が当初とは変わってきているようだった。 はて、一体何のためにこの従者たちは戦っているのだったか。そもそもフレイヤの従者がどういうわけか、ヴァルトの援軍として襲ってくるこの状況がおかしい。 オットーがそれを指摘すると、ブリュンヒルデはこう答えた。 「あのヴァルトとかいう竜のことはよく知らん。私はフレイヤ様の命令に従って、おまえたち二人を捕らえに来たのだ」 「俺たちを? それは一体なぜ」 「しらばっくれるな! 私はフレイ様が亡くなったのは、おまえたち二人のせいだとトロウ殿から聞いた。従者であるおまえたちが、王子をしっかりと見ておかないからあんな不幸な事故が起こるのだ! そしておまえたちは責任も取らずに城から逃げ出したそうじゃないか。従者の風上にも置けない奴らだ」 「王子が……? 亡くなった!? ブリュンヒルデ殿、あなたは一体何の話をしているんだ。王子なら今も健在で我々と共に……」 「言い訳無用! まだ抵抗を続けるつもりなら、容赦はしないぞ!」 まるで話が噛み合わない。何か誤解をしているに違いない。 そう判断して、オットーはなんとか説得を試みたが、それがかえってブリュンヒルデに火をつけてしまったらしく、その攻撃はさらに激しさを増した。 「兄貴ぃ~。おれ、あの姉ちゃん怖いっすよぉ。なんか性格きつそうだし、フレイ様が死んだとか、わけのわからないこと言ってるし」 「わけがわからないのは俺も同じだ。正直言って参っている」 「フレイ様のことで説教する兄貴と同じぐらい怖いっすねぇ」 「……なに?」 「と、とにかく話がおかしいっす。きっとトロウに騙されてるんすよ!」 二人で話し込んでいると、そこを狙ってブリュンヒルデが槍を投げつけてきた。それに気付いた二人はすぐに散開して迎え撃とうとしたが、そのとき二人の前の地面が隆起して壁となり、飛んでくる槍を受け止めた。 「二人とも無事か! 待たせてすまない」 駆け寄ってきたのはフレイだ。ちょうど魔剣を打ち倒し駆けつけたのが、ブリュンヒルデが槍を投げつけたそのときだった。 「フレイ様! ちょうどよかった。あいつに言ってやってくださいよ。フレイ様はこうしてちゃんと生きているぞ、って」 「えっ、いきなり何の話?」 「やいやい、ブリ姉ちゃん! フレイ様はこうしてここにちゃんといるっすよ! 死んだとか勝手なことを言うのはやめてもらいたいっすね!!」 状況が飲み込めないフレイを無視して、セッテはフレイを前に突き出した。 「誰がブリ姉だ。勝手に他人の名前を略すな! フレイ王子だと。王子は死んだ! そんな替え玉を連れてきたところで、私が騙されるとでも思ったか」 投げた槍を回収するために天馬を下ろすと、すれ違いざまにブリュンヒルデはその顔を確認した。そして槍を土壁から引き抜くとそのまま再び空へと上昇する。 「…………?」 しかし上空で動きを止めると、少し考えた後に今度は静かに下りてきて、天馬から降りると、歩いてフレイの前に立った。そして顔を近づけて、フレイをしげしげと眺め始めた。 「え、えーっと……。セッテ! 何がどうなってるんだ?」 困惑するフレイをよそに、ブリュンヒルデは素っ頓狂な声を上げた。 「これは驚いたね! 正真正銘のフレイ様じゃないか。ひとつお聞かせ願いたい。あなたは亡くなられたはずだが、これはどういうことですか。幽霊なんですか?」 「僕に聞かれても意味がわからない。少なくとも僕は死んでないし幽霊じゃない」 「まさかそんな……いや、しかしフレイヤ様が間違ったことを仰るはずは……」 しばらくブリュンヒルデは一人ぶつぶつと何やら呟きながら考え込んでいたが、途端に合点がいった様子でにやりと笑うと、槍をフレイの顔に突きつけた。 「なっ……!?」 「あははは!! そうか、そういうことか。私は騙されないぞ! 一体どんな魔法を使ったのかは知らないが、誤魔化そうったってそうはいかない。さすが魔道士、汚い手を使ってくる」 「待て。これはどういうつもりなんだ」 「黙れ、フレイ王子の偽者め!! たしかに外見はそっくりだが、死者が蘇るはずがない。仮に死者を蘇らせる魔法があるとしても、賢者でもないおまえたちがそんな難しい魔法を使いこなせるとも思わない。ということは本物のフレイ様のわけがない!」 「僕はフレイだ! 僕は死んでないし本物だ。一体どうしてそうなるんだ!?」 「フレイヤ様が間違ったことを仰るわけがない! だからおまえは偽者なのだ!」 「なんだって!?」 本人がそうだと言っても、ブリュンヒルデは頑なにフレイの存在を認めようとはしなかった。なぜならフレイヤの従者である彼女は、他の誰よりもフレイヤのことを信じている。誰よりもフレイヤこそ清く正しく美しいと妄信していた。 だからフレイヤが白を黒といえば、彼女にとってそれは黒なのだ。 「フレイ様を騙る不届き者め。この私が成敗してくれる!」 一度こうと信じたら疑わない。たとえその事実が間違っていたとしても、ブリュンヒルデは自分が信じたことに絶対の自信をもって、それ以上は考えない。 頭の固い従者は妄執に取り付かれて、槍を振り上げた。 「あいつ滅茶苦茶言ってるっす!」 「真実を見極められず、挙句の果てには仕えるべき相手にまで武器を向けるとは、従者の風上にも置けない奴め。セッテ、行くぞ! 王子をお守りするんだ」 「ラジャっす」 今ここから魔法を放ってはフレイも巻き添えにしてしまう恐れがある。そこで兄弟魔道士は左右に分かれて、ブリュンヒルデを挟み込むように回り込んだ。赤と緑の弧が円を描く。 しかしその円を真っ二つに割るように蒼い一閃が駆け抜けると、金属のぶつかり合う音と共に火花を散らして、一瞬のうちにブリュンヒルデの手から槍を弾き飛ばしていた。 「何者だ!? おまえ、一体どこから!」 フレイとブリュンヒルデの間に割って入ったのは例の蒼い剣士。驚くブリュンヒルデの顔を見るなり、剣士はにっと笑ってみせた。 「お姉さん、なかなかいい女だねぇ。こんなひょろっちい青二才よりも俺と話さないかい」 「な、ナンパ……!? 一瞬のうちに武器を弾き飛ばしておいて言う言葉がそれなのか?」 「恋は電撃って言うだろ。俺にもその槍の電撃を浴びせてくれ」 「なんなんだ、こいつは」 「まあいい。俺はこのひょろっちいお兄さんに興味があるんだ。だからこいつをお姉さんにくれてやるわけにはいかないのさ。それよりもこの俺の剣を見てくれ。こいつをどう思う?」 蒼い剣士はフレイを庇うように立ちはだかり、剣を構えた。 「――――ッ!! ええい、もうつきあってられん。私は帰る!」 すごい勢いでブリュンヒルデは後ずさると、顔を赤らめながら天馬のもとへと走った。そして天馬に飛び乗ると、落とした槍を拾いつつ一目散に退散していった。 「やれやれ。照れ屋のお姉さんだぜ」 その一部始終を見ていたオットーとセッテも、突然現れた腕は立つが奇妙な物言いをする男に近寄ってきた。 例によってオットーは過剰なほどの警戒をしているし、セッテはその素早い身のこなしにもう夢中でいくつも質問を投げかけている。 「はいはい、サインなら後でしてやるから。俺が用があるのは、あんただ」 蒼い剣士はフレイを指差した。 「僕に用って?」 「お兄さん、ユミル国王子のフレイ様だろ? ずっと捜してたんだ」 「僕のことを知っているのか」 剣士はフレイの素性をどうやら知っていたらしい。その上で襲われているところに手を貸してくれたのだという。 なぜ王子のことを知っているのかと、いつものようにオットーがこの男に食ってかかったが、それをいつものようにフレイがたしなめる。 「いやぁ、しかしツイてるぜ。一度に二つも任務が片付いちまうとは……っといかんいかん、王子様には敬語で話さないとな。えーと、私はですねぇ。ある筋からの依頼で仕事をこなして回っておりまして、そのォーなんだ。えっとホラあれだよ。こういうとき何て言うんだったかなぁ……」 「僕は構いませんから、どうぞ話しやすいように仰ってください」 「お、そうかい。それは助かるな。じゃあ、気にせず説明させてもらうが」 蒼い剣士はまずこの島にあるドローミという男の研究所に潜入し、そこでアクエリアスという名の少女を救出しに来たのだと話した。 「アクエリアス? どこかで聞いたことがあるような名前だけど……」 「王子。アクエリアスといえば、ニヴル国の王女の名と同じです」 オットーが耳打ちした。 「ニヴルヘイムの? それがどうしてこんな島に」 「さっき言ったドローミって奴に捕まってたのさ。俺の依頼主は、その竜のお姫様を保護するように命じたってわけだ。俺は傭兵なんでね」 「竜の姫? そういえばヴァルトは竜姫はどこだと聞いてきた。そうか、あなたがそのアクエリアス姫を救出したから、ヴァルトが捜しに来たわけですね。ということは、ドローミというのはきっとトロウの手下だったんだな……」 「んで、もうひとつの依頼がフレイ王子。あんたを保護することさ」 「僕を? 一体何から、何のために?」 「そこまでは知らされてない。ただ会って、守ってやれと言われた」 (何から……もしかしてトロウの追手から?) たしかにこの男は、圧倒的な強さをもってフレイたちをトロウの刺客から守ってくれた。ということは、その依頼主というのは少なくとも自分たちの敵ではない。そして事情を知っている何者かということになる。しかし一体誰が? フレイは依頼主の正体について聞いてみたが、蒼い剣士は自分の口からは話せないのだという。そういう条件の契約らしい。 「まあ、依頼主に会う機会があったら直接聞いてみるといい。もし望むなら、俺が依頼主のいるところへ案内してやってもいいぜ」 「その依頼主の方は今どちらに?」 「アルヴというところにいる」 「アルヴ?」 聞いたことのない場所だ。 オットーやセッテもわからないと首を横に振った。 「うーん。クルスなら知ってるっすかね?」 「クルス……? そ、そうだ! 忘れてた。クルスは無事なのか?」 クルスはヴァルトと戦っていた。色々なことがあったので忘れていたのだ。 すでに周囲は静まり返っているので、決着はもうついたはずだ。クルスが簡単にやられるとは思えなかったが、それなら姿を見せないのはおかしい。 「他にまだ仲間がいたのか」 「僕たちに力を貸してくれている地竜がいたんですけど」 「そういやあっちで竜が戦っていたな。あっちはアクエリアスに任せたんだが」 四人で様子を見に行くと、そこでは予想だにしないことが起こっていた。 なんとクルスが戦っていたあたりは一面氷付けになっているではないか。とくに目を引いたのは大きな氷の塊がふたつ。いや、よく見るとその中で何かが凍り付いている。いやな予感がしたが、恐る恐るそこを覗いてみると―― 「そんな! クルス!? まさか、やられてしまったのか」 氷の塊の中では竜が凍り付いていた。 一方はクルス、もう一方はヴァルトだ。 「相打ち? 何があったんすかね……」 「まだ間に合うかもしれない。セッテ、おまえの炎の魔法で溶かすんだ」 「了解っす!」 オットーとセッテが救出に手を尽くしているそのとき、フレイは背後の凍り付いた茂みの中から、こちらを見つめる視線に気がついた。振り返るとそこにふたつの赤い目があり、二人の視線が合うと、赤い目は慌てて姿を隠した。 「何かいる。何者だ! 出て来い!!」 思わず剣を構えるフレイだったが、蒼い剣士はそれを手で制した。 「大丈夫、敵じゃない。おーい、お譲ちゃん。心配はいらないから出てこいって」 お譲ちゃんと呼ばれたその人影は、おずおずと茂みから姿を現した。 青い髪に赤い目をした少女で、年齢はかなり幼く見える。人間に姿を変えているときのクルスのことをセッテは「ちびっこ」と呼んでいたが、この青い少女はそれよりもさらに幼い容姿をしていた。 少女は蒼い剣士の背中に隠れると、警戒しながらこちらを見つめた。いや、見つめているというよりはにらみつけていると言ったほうがいいだろうか。あどけない顔をしているわりにはやけに眼光が鋭い。 「知らないニンゲンだ……」 「安心しろ。こいつらは味方みたいなもんだ。ユミル国のフレイ王子とその家来の人だ。少なくとも、素性の知れない怪しい奴らじゃない」 「そうか。まあ、そういう意味じゃ、おまえのほうがまだ素性の知れない怪しい奴だからな。だったら、少なくともおまえよりはマシそうだ」 「ちぇっ。言ってくれるねぇ。かわいくないお譲ちゃんだぜ」 幼い顔に似合わない悪態をつく少女にフレイは尋ねた。 「君は? アクエリアスっていうんだっけ?」 「むっ。おい、おまえ。わたしを気安く呼び捨てにするな、無礼だぞ。わたしをかの大国ニヴルヘイムの第二王女アクエリアス様だと知らないのか?」 「じゃあ君が竜姫か。でも、その人も呼び捨てにしてたけど」 「こいつはいいんだ。わたしの家来だからな!」 アクエリアスは前に出てくると、胸を張って偉そうに言ってのけた。 蒼い剣士は、家来になったような覚えはないとでも言いたげな顔をしている。 「それにしても、ずいぶん派手にやったもんだな。おい、お譲ちゃん。あっちの竜はフレイ王子のお仲間だったらしいが?」 「知ったことか。どっちが悪者かわからなかったから、両方凍らせてやったんだ。まあ、感謝することだな。これはわたしがお母様とお姉様から氷魔法をしっかり教わってたおかげなんだからな! 水竜だからって水だけしか使えないと思ったら大間違いだぞ」 「わかった。じゃあ、そのお母様とお姉様に感謝させてもらうとするぜ」 「わーたーしーにーかーんーしゃーしーろーっ!!」 どうやら蒼い剣士とアクエリアスはずいぶん仲がいいらしい。 フレイの質問にはあまり答えてくれなかったが、二人の会話からだいたいの事情は理解することができた。つまりアクエリアスはニヴルヘイムの竜姫で、氷の魔法が使えて、クルスとヴァルトを凍らせた犯人だ。 「ところで……」 アクエリアスは振り返って、凍り付いた船を指差した。 「あれはおまえたちの船か?」 「うわっ! 船まで凍ってる。……そ、そうだけど?」 「そうか。それはよかった」 満足そうな笑みを浮かべながらアクエリアスは言った。 「じゃあ、特別におまえたちもわたしの家来にしてやるから、その船でわたしをニヴルヘイムまで連れて行け。この男は船を持ってないというんだ」 「いやー。俺は転移魔法で送ってもらっただけだし、帰りはどうしようかと思ってたんだよな。ちょうどいいところに船があって助かったぜ」 「今ならサービスで船の氷を溶かしてやるぞ。船がないとおまえたち困るだろ?」 「ま、そういうわけだ。そんじゃ、ひとつよろしくな!」 「え。ええっ!? ちょ、ちょっと待ってくれ!!」 青い竜の少女と蒼い剣士は、有無を言わせぬ勢いでフレイに迫った。 騒がしい二人が、ほとんど無理やり旅の仲間に加わった。 Chapter15 END 魔法戦争16
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【名前】 ロックビークル 【読み方】 ろっくびーくる 【登場作品】 仮面ライダー鎧武 【初登場話】 第3話「衝撃!ライバルがバナナ変身!? 」 【分類】 ビークル/専用マシン 【使用者】 アーマードライダー 【詳細】 ヘルヘイムの森にも移動可能な車両の総称。 ナンバーは「L.V.-○○」と呼称される。 待機形態はロックシードと同じく錠前型だが、ロックを解錠して放物すると巨大化しながらビークルモードに移行する。 また、ロックシードと同じく変身ドライバーの力で「ヘルヘイムの実」から作り出すなどもできる。 一部のタイプを除いて時空間を転移する機能があり、特定の方法で沢芽市とヘルヘイムを繋ぐクラックを発生させる。 中盤ではシドがユグドラシルから離反する時の裏工作として保管していたロックビークルをほぼ全て破壊し、ヘルヘイムへの移動手段が断たれた。 玩具ではアームズチェンジシリーズの一部として発売されているが、規格からDX変身ドライバーに装着可能。 ただし、本来のロックシードのようなLEDやマイクがないので、単にセットできるだけであって、それ以外には特に連動機能はない。 一覧 サクラハリケーン ローズアタッカー ダンデライナー チューリップホッパー
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【名前】 戦国ドライバー 【読み方】 せんごくどらいばー 【登場作品】 仮面ライダー鎧武/ガイム 【分類】 変身ベルト 【詳細】 戦極凌馬が開発した変身ベルト。 各部機能については外部サイトの装備wikiの項目を参照。 鎧武に登場するライダーが数が多いが、仮面ライダー龍騎に登場するVバックル同様、複数人が同型の変身ベルトを使っている。 普段はバックルのみの状態で携帯し、腰に押し付けることで内部に格納されたバンドが伸長し装着される。 対応するのはロックシード。 ベルト中央部のドライブベイへ解錠したロックシードをセットし再ロック。 ベルト右正面に存在するカッティングブレードと呼ばれる小刀状のスイッチを振り下ろすことでセットしたロックシードがオープンしパワーを開放。 時空間に生じた歪から果物型の装甲が呼び出され、それを頭から被ることで、素体となるライドウェアが形成され四方に展開したアーマーを纏い、ライダーの変身が完了する。 葛葉紘汰らが使用する戦極ドライバーはシドがビートライダーズに流したもので、「初期型」とされる所有者の認識機能が組み込まれたバージョンである。 ベルト左側に変身するライダーの横顔が描かれたプレートがあり、ライダーインジケーターと呼ばれそこで使用者を認識するため、所有者を登録していない状態の初期型の戦極ドライバーのプレートは無地状態。 戦闘以外の機能として、戦極ドライバーを装着した状態でヘルヘイムの果実を手にするとロックシードへと加工する事ができる。 ユグドラシル・コーポレーションの研究員はカッティングブレードが廃されたバックルのみのドライバーを装着しつつ、ヘルヘイムの果実を採取しロックシードへ加工する等して研究を行っていた。 使用者認識機能を有するのは、このベルトが運用データを収集するためのテストベッドであるため。 使っている人間を特定しつつ効率的にデータを集めるための措置である。 このベルトの本質は、アーマードライダーへの変身機能ではなく、上述のヘルヘイムの果実をロックシードへ加工する機能を用いたヘルヘイムの森で果実を食することなく生存するための「生命維持装置」である。 ヘルヘイムの果実は見たものに対して強烈な食欲を覚えさせ、摂取した生物の遺伝子情報を書き換えインベスにしてしまう。 戦極ドライバーを装着しているとその衝動を抑えることができ、かつ手にとった果実はロックシードへ瞬時に加工され、ドライブベイに装着することで人体へロックシードに含まれるエネルギーを安全に供給することが可能である。 某猫型ロボットが登場する番組でも「海水であっても内部に組み込まれたろ過装置で真水として飲めるストロー」などが登場しているが、大体同じようなもの。 つまり食したら終わりのヘルヘイムの果実を安全かつ無害なエネルギーとして利用し、世界がヘルヘイムの森に覆われた状態でもインベスにならずに生きていくことを可能にするのが戦極ドライバーである。 アーマードライダーへの変身機能を正式版で採用するつもりがあったのかは定かではないが、もしインベスに襲われたとしても適当な果実をもぎ取りロックシードに変化させればライダーに変身して対処ができるだろう。 だが戦極ドライバーは全力で製造しても10年間で10億が限界であり、全世界の人口を賄うには到底足りない。 製造に使われるレアメタルの量等が理由のようだが、ヘルヘイムの森に世界が侵食され切る前に作る必要がある時間制限もあるのだろう。呉島貴虎はその製造限界に心を痛めていた。 ユグドラシル・コーポレーションはドライバーを手に取れない60億の人間をインベスになってしまうであろう仮想敵とみなし、インベスになる前に抹殺する準備を進めていた。 また製作者である戦極凌馬にとってはより高次元のゲネシスドライバーを作るための試作機に過ぎない。 ライダーインジケーターで使用者を限定することで効率的にデータが集められたため、ゲネシスドライバーは早期に完成し、それを使い変身するアーマードライダーは「新世代」に分類され戦極ドライバーを使うライダーとは隔絶した性能を有する。 ゲネシスコアで戦極ドライバーを拡張し変身するジンバーアームズは新世代ライダーに匹敵するスペックを得られるものの、やはり一歩劣るため、 純粋に戦極ドライバーと通常のロックシードを使いゲネシスライダーを打倒したのは劇中において呉島貴虎のみに限られた。 戦極凌馬は一人勝ちを狙っていたため、彼本人のドライバー以外にはいつでも破壊できるようにキルプロセスと呼ばれる自爆システムが組み込まれていた。 戦極ドライバーには自爆システムが搭載されていないが、ゲネシスドライバーを使う新世代ライダーには勝つことが難しいためあえて搭載していなかった。 なおドライバーの名前は開発者の戦極凌馬から。ロックシード等の音声は開発者の趣味で組み込まれたものである。
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すべての始まりの場所 タイムたちが物語を展開した場所
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登録日:2021/01/05 Tue 01 28 50 更新日:2024/04/18 Thu 15 45 36NEW! 所要時間:約 11 分で読めます ▽タグ一覧 TTFC まさかのサプライズ シャルモン スピンオフ 仮面ライダー 仮面ライダーグリドン 仮面ライダーブラーボ 仮面ライダー斬月 仮面ライダー鎧武 凰蓮・ピエール・アルフォンゾ 初瀬亮二 吉田メタル 呉島貴虎 城乃内秀保 東映 東映特撮ファンクラブ 松田凌 毛利亘宏 特撮 諸田敏 貴虎無双 鎧武外伝 鎧武外伝 仮面ライダーグリドン vs 仮面ライダーブラーボ 何か決めゼリフ言わないとな……あっ! 最高のスイーツに、酔わせてやるぜ!! 『鎧武外伝 仮面ライダーグリドン vs 仮面ライダーブラーボ』とは、『仮面ライダー鎧武』のスピンオフ作品で、城乃内秀保と凰連・ピエール・アルフォンゾの「シャルモン」の師弟コンビが中心の物語である。 過去の『鎧武外伝』同様、本編の主人公である葛葉紘汰は登場しない。 脚本は『鎧武』サブライターの毛利亘宏、監督は諸田敏が担当。 主題歌は鎧武乃風(湘南乃風)のSHOCK EYEによる「You are the HERO」。 概要 話は2020年の、カイザの日が終わったばかりの9月16日。 「9月16日は鎧武の日」と定着しているかどうか怪しい記念日と共に東映公式チャンネルから突如として、本編から数年後を舞台にした完全新作の鎧武外伝の制作が発表。 そして同時期に「THE 鎧武祭り」としてCSM戦極ドライバー、及び各種ロックシードの受注販売発表、更にYouTubeの公式チャンネルにおける平成2期枠の仮面ライダー配信が『鎧武』に移行と、『鎧武』界隈での大々的なプロジェクトに盛り上がりが起きていた。 その後、2020年10月25日に作品名、及びキャストが発表。 東映特撮ファンクラブチャンネルにて同日より第1話の配信がスタート、次週11月1日に第2話が配信された。 またその影響か、城乃内役の松田凌、及び凰蓮役の吉田メタルの両氏が、『仮面ライダーセイバー』にてゲスト出演し、メデューサメギドに2人仲良く石にされた(*1)。 物語は同じく東映特撮ファンクラブにて配信された『ドライブサーガ 仮面ライダーブレン』同様2話構成で、第1話が約10分、第2話が約15分、計25分の作品となっている。 時系列は公式の説明では「ヘルヘイムの脅威が去ってから数年後」となっているが、より厳密には貴虎が斬月 カチドキアームズに変身していることから『舞台 仮面ライダー斬月 -鎧武外伝-』より後になっている。 以下ネタバレ注意。 【あらすじ】 凰蓮からシャルモンの経営を任された城乃内だが、秘書・鈴鹿まさこを従えてTVなどのメディア露出を増やしたり、アイドルとの接待などをするなど、完全に増長していた。 そんな状況に「パティシエとしての本分をすっかり忘れている」と憤りを交えつつ彼の事を心配する。 そんな彼(彼女?)のもとにメロンの君こと、呉島貴虎から傭兵としての依頼が舞い込む。 それは「城乃内秀保がヘルヘイムの果実の変種を悪用しようとしている為、始末してほしい」というものだった……。 【登場人物】 城乃内秀保 本作品の主人公その1。 パティシエの座を退いた凰蓮からシャルモンを任されるが、芸能人気取りで取材や接待に応じたり、 女優との交際について問われた際にクサすぎる台詞を言うなど、本編で見せた一周回って安心するレベルで調子に乗った姿を披露。 ただ、スイーツ作りは疎かにしているわけではないようで、凰蓮への態度も増長してはいるものの、彼を慕う気持ちはあり、彼に新作スイーツの初試食を依頼しようとしている。 凰蓮・ピエール・アルフォンゾ 本作品の主人公その2……だが、扱い的にはむしろ敵役(本人に非は全くないのだが)。 『元』シャルモンのおっさん。本名・厳之介 真面目に仕事に取り組んできた城乃内を信じてシャルモンのオーナーの座を明け渡し、 自身は傭兵業に戻ったが、城乃内のクサすぎる台詞をテレビ越しにみて「恥ずかしいったらありゃしない!」と毒づく。視聴者「おっしゃる通りです」 そんな中、貴虎から城乃内始末の依頼を受けて困惑するも、紆余曲折を経て遂に彼の始末の為に動き出す(*2)。が……。 鈴鹿まさこ 演:鷲見友美ジェナ 城乃内の秘書。 彼からの突然の予定キャンセルをこなしたり、凰蓮からの果し状を受けて彼のもとに行こうとする城乃内を制止しようとしたりするなど、彼の事を慕っている模様。 呉島貴虎 凰蓮に「城乃内の始末」を彼からのアピールをウザがりながら依頼し、物理的に通信を消去する。 その後しばらく出てこないが、中盤から意外な形で現れる。 【本作のオリジナルライダー及びオリジナルフォーム】 仮面ライダーブラーボ キングドリアンアームズ 城乃内を始末を試みる凰蓮が仮面ライダーブラーボに変身した後、突如開いたクラックから出現したヘルヘイムの植物に謎のエネルギーを注がれて変貌した姿。 フォーム自体はドリアンアームズと変わりはないが、カラーリングが緑の素体に黒・赤・金の装飾を纏っており、ドリアンアームズ時にはなかったマントなどがあるのが特徴。 謎のエネルギーの影響か凰蓮本人の理性はなく、ただ唸り声を上げながら目の前にいる者に襲いかかってくる。 変身音は「ミスター・バイオレンス!」。 ☆装備 ★キングドリアンロックシード ドリアンである事に変わりはないからなのか、元のドリアンアームズと同じく、シリアルナンバーは「L.S.-12」。 なお「キングドリアン」と言う名前のフルーツは存在しないが、ドリアンの異名である「果物の王様」、あるいはドリアンの品種の1つである「ムサングキング」がこのロックシードの由来ではないかとされる。 ★戦極ドライバー 本作の仮面ライダーが変身に使用するベルト。 本作では貴虎の用いる斬月用の戦極ドライバーのみフォールディングバンドが映画『MOVIE大戦フルスロットル』同様に銀色で、それ以外は全て黄色。 ★ギガドリノコ キングドリアンアームズの武器。 ぶっちゃけ色違いとなったドリノコである。 ★斬撃(正式名称不明) キングドリアン・スパーキング! カッティングブレードを3回倒して発動。 ギガドリノコの刀身に赤いエネルギーを纏わせて突進し、すれ違い様に切り裂く。 ヒット時には輪切りになったドリアンのエフェクトが出現するのが特徴。 仮面ライダーシルフィー 本作で登場するオリジナルライダー。 使用するロックシードのモチーフはまさかのヘルヘイムの果実そのもの。外見は恐らく仮面ライダーイドゥンの改造だろうか。 能力はヘルヘイム由来らしく、ヘルヘイムの植物の蔦を用いて遠距離攻撃を行ったり、変身していなくてもヘルヘイムの植物を用いて相手を拘束、エネルギーを注いで暴走させるなどの芸当も可能。 フォーム名として「ヘルズアームズ」と記載されていることもある(変身時には「ヘルズアームズ!」と流れるので間違いではない)。 変身音は「侵略の果実!」。 ☆装備 ★ヘルヘイムロックシード ヘルヘイムの果実を模したロックシード。シリアルナンバーは「L.S.HELL」で、このロックシードだけ何故か文字表記が上下逆さまになっている。 変身の演出も特殊で、クラックからヘルヘイムの植物が伸び、変身者の身体を纏うようにしてライダーの姿へと変わる。 開錠時に「ヘルズ!」という音声が流れるため、これが本来のヘルヘイムの果実の名前なのではないかとも言われている。 ★ヘルズケイン ヘルヘイムの果実の意匠を持つ槍で、近距離はこの武器で、遠距離はヘルヘイムの植物で対応している。 名称は『仮面ライダーおもちゃWeb』の開発者ブログ「CSM戦極ドライバーの更なる音声ギミックを紹介(2021年01月12日更新)」にて判明した。 ★刺突(正式名称不明) ソイヤッ! ヘルズ・スパーキング! カッティングブレードを3回倒して発動。 ヘルズケインにエネルギーを纏わせて、跳躍しながら相手に向かって刺突する。 仮面ライダーグリドン ライチアームズ ライチロックシードによって変身するグリドンの新アームズ。 カラーリングは頭部などの茶色部分がホワイトに、肩装甲や胸部の円状パーツが鮮やかな紅色に変化。 胸部・肩共に黄金色のエングレービングが追加され、首周りの装甲が白い毛で覆われるなどかなり豪華な見た目になっている。 頭部に木の芽を模した角が配置されているため、カブトムシにも見える。 本来(ランクの違いこそあれ)ロックシードを変えただけのアームズは強化ではなく相互互換になるはずだが、今回はグリドンの武装の上位互換に加えて新武装も手にしているので上位互換フォームと言っても差し支えない。 変身音声は「ユア・ザ・ヒーロー!」。 ☆装備 ★ライチロックシード ライチを模したロックシードでシリアルナンバーは「L.S.-14」。 生成経緯が特殊なためか、錠部分が白になっている。 ★シャインドンカチ 武装その1。 色違いのドンカチ。 ★シャインライチソード 武装その2。 デェムシュのシュイムやロード・バロンのグロンバリャムに似た剣。 ドンカチに比べるとリーチが大きく伸びているため、対応できる戦闘範囲が広がっている。 ★必殺技(正式名称不明) カモンッ! ライチ・スパーキング! カッティングブレードを3回倒して発動。 シャインライチソードを相手に突き刺し、その後シャインドンカチで思いっきり叩き付けて更に相手に深く突き立てるという、地味にエグイ技である。 キングドリアンアームズ化して暴走するブラーボ。 呆然とする城乃内の前に突如として仮面ライダーグリドンが出現し、ブラーボを攻撃。 ブラーボ優勢で進む戦いだったが、騒ぎを聞きつけて出てきた一般人にブラーボの注意がそれて戦闘は中断。 追ってきた城乃内の前で、グリドンとしての変身を解いて現れたのは……。 以下、更なるネタバレ 私だ。 呉島貴虎!?どうして……? 凰蓮にお前の始末を依頼したのはこの私だ。 なんと呉島貴虎だった。 そして凰蓮に城乃内の抹殺を依頼したのは紛れもなく彼。 ただしその目的は「ヘルヘイムの果実の変種の出現」「何者かが城乃内のパティシエとしての立場を利用してヘルヘイムの果実を悪用しようと画策している」という事実を元に、城乃内を襲わせることで黒幕(=城乃内の周囲の人物で襲撃を執拗に妨害した者)を炙り出すというおとり捜査。 黒幕に目星の付いた貴虎は城乃内に戦極ドライバー(*3)とドングリロックシードを譲渡し、去っていく。 始めは戦う事を拒否する城乃内だったが、彼の脳裏に浮かぶのは自身を育て上げ、自分の成長を見守ってきた凰蓮の記憶。 どうやらあなたも一皮剥けたようね。ちょっとだけ認めて挙げてもよろしくってよ? 彼をこのまま暴走させておくわけにはいかない。城乃内は意を決し……。 師匠!あんたは俺が救ってみせる!! 変身!! 仮面ライダーグリドンに変身してブラーボと戦闘開始。 が、城乃内が仮面ライダーとして戦い始める(=暴走したブラーボに再起不能にされる危険のある行為)という事は黒幕にとっては不都合。 動き出した黒幕の前に貴虎が立ちふさがる……。 以下、終盤のネタバレ 自分の雇い主が心配か?それとも、計画が狂う事が心配なのか? 黒幕は貴様だな? 「そうだ」と言ったら、どうしますか? ヘルヘイムの果実の変種の黒幕は鈴鹿まさこ。 秘書という立場で城乃内のそばに入り、彼のスイーツなどを利用してヘルヘイムの果実を世界中にばら撒こうとしていた。 彼を心配するような素振りを見せていたのも彼を案じていたのではなく、自身の目的の最重要人物であるためで、彼とブラーボの戦闘を見ている時にはブラーボを操って何らかのアクションを起こそうとしていたのか、不気味な笑みを浮かべている。 自身が黒幕だと見抜いた貴虎に対し、仮面ライダーシルフィーに変身して対抗しようとするが、貴虎は自分の戦極ドライバー(*4)とシン・カチドキロックシードを用いて、仮面ライダー斬月 カチドキアームズに変身して応戦。 同じ頃、城乃内はキングドリアン・スパーキングの攻撃を受け変身解除、ドングリロックシードも破損。 戦極ドライバーは無事だったため、城乃内は一縷の望みをかけてシルフィーの攻撃手段の蔦に生えていたヘルヘイムの果実をもぎ取り、ロックシードに変化させようとするが、変種だったために失敗。 城乃内は意を決して自らヘルヘイムの果実を食べ、インベスに変貌してでもブラーボの暴走を止めようとするが、その時誰かの手が城乃内の手首を掴んだ……。 初瀬ちゃん!?何で……? 突如精神体の様な姿の初瀬亮二 が現れ、半ば自棄となった彼を制止したのだ。 初瀬は驚く城乃内に笑いかけ、彼が握りしめたままだったヘルヘイムの果実に手を翳し、ライチロックシードへと変化させて消えていった。かつての友を激励するかのような頷きと共に……。 新たな力を手にした城乃内。初瀬への感謝の言葉と共に…… 変身。 城乃内は仮面ライダーグリドン ライチアームズへと変身。 初のパワーアップを噛み締めながら再び戦闘を開始。 形勢は一気に逆転し、冒頭の決め台詞も交えつつ、師匠に向けてライチ・スパーキングによる必殺技をお見舞い。 目ぇ覚ましてください!師匠!! 思いが通じたかのように、ブラーボ・キングドリアンアームズは変身解除。ボロボロながら凰蓮も正気に戻った(*5)。 駆け寄る城乃内。凰蓮は彼の様子に喜びを見せ、介抱を受けるのだった。 一方斬月とシルフィーの勝負は只でさえ戦闘力の高い貴虎がカチドキアームズで戦っているため、本作の黒幕相手にも拘わらず終始斬月が優勢。 烈火の如くシルフィーを攻め立て、カチドキ・スパーキングでシルフィーの撃退に成功。 これで終わりだと思うな。 貴様の戦いは…終わる事はない。 言われるまでもない。始めからそのつもりだ。 光となって消えていくシルフィー。散り際に不穏なセリフを残していったが、貴虎は覚悟をもってそれを受け流す。 全ての戦いが終わった後、城乃内は凰蓮を背負って河原の道を歩いていた。かつては逆に自分が背負われたあの河原を…。 城乃内は凰蓮にシャルモンへの復帰と自身への一からの特訓を依頼。 凰蓮はそれに応え、彼に筋トレとして「自分を担いでシャルモンまで走る」メニューを課した。 それに応え、メニューを実行する城乃内。すぐにコケたが。 覚悟を新たにした城乃内。果たして彼に待つ明日は……? 【余談】 初瀬役の白又敦氏の登場は配信まで全く情報公開がなされておらず、『仮面ライダーブレン』の際の詩島剛同様、完全なる視聴者へのサプライズだった。 黒幕である鈴鹿まさこは目的以外の情報が殆どなく、正体や出自について、また本当に死んだのかどうかは明かされずに終わった。散り際の台詞からして他に協力者がいるか、もしくは自身はまだ消滅していないともとれる。これらは今後掘り下げられるのだろうか……?ちなみに演じた鷲見友美ジェナ氏は『鎧武』本編でもダンスチームの一員として登場したことがある。 貴虎が変身したグリドンが変身を解除するシーンだが、よく見るとロックシードが閉まっていない。疲れているのか……? 斬月 カチドキアームズは前述のように舞台版が初出の形態であり、映画『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』でも変身後の姿は登場こそしていたが、映像作品で貴虎がこの形態に変身するシークエンスが描かれたのは本作が初となった。 本作発表の直前には、突如として『仮面ライダージオウ』公式Twitterアカウントのプロフィール欄から『ゲイツ、マジェスティ』に関する記述が消え、代わりに「なんだかジオジオしてきたジオ!」という謎の文面に書き換えられるという事件が起こっている。更に本作公開後は「ジオジオが大きくなってきた」という文面に書き換えられ、同時期にテレビ朝日公式YouTubeチャンネルで公開されたティザーPVでは「TELASA×TTFC合同企画第3弾」として仮面ライダー新作情報が12月20日に発表されると告知された。その時、一瞬だけ右下に映った人名は…? 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Previous Gaim's supplementary biography is... 『舞台 仮面ライダー斬月 -鎧武外伝-』 最高の追記・修正に、酔わせてやるぜ!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 鈴鹿の正体は? -- 名無しさん (2021-01-05 03 01 35) ↑↑ヘルヘイムの植物を自在に操れるから、オーバーロードである事は間違いない。人類に怨念を抱いてる女性オーバーロードと言えば、該当するのはただ一人…! -- 名無しさん (2021-01-05 06 51 52) なお、天下分け目のMOVIE大合戦の鎧武編の冒頭や鎧武本編の合同ダンス大会でも城之内とジェナが共演しているし、その内容を拾ったとしたら「何者か」に操られている可能性があるか。 -- 名無しさん (2021-01-05 08 03 11) 取り敢えず貴虎ニーサンは自重しようか…なんで当然の権利の如くカチドキでメロンディフェンダー使い始めたり、苦もなく黒幕をアッサリ倒したりしてんすか…w -- 名無しさん (2021-01-05 08 31 36) ↑鎧武知らない友達がこれ見てニーサンを「きれいなエボルト」とか呼んでたの思い出してしまった…w -- 名無しさん (2021-01-05 09 23 29) ↑4 ヘルヘイムの植物を操れるライダーなんて結構いるし、ロックシード自体がヘルヘイムの果実全面に出してる個体だからな。 -- 名無しさん (2021-01-05 09 51 39) 尺がないのは分かるけど黒幕にノーダメージ勝つな -- 名無しさん (2021-01-05 10 28 30) 黒幕元々強くなかった説 ゲームの弱いボスみたいに -- 名無しさん (2021-01-05 11 14 15) 主任、1周目のラスボスに5周くらい周回プレイして鍛え上げて挑むくらい圧倒的だった件 -- 名無しさん (2021-01-05 11 29 27) 未見だけど、いくらピンチだからってヘルヘイムの果実を食べてインベス化してでも師匠を救おうとする城乃内の思い切りが良すぎる…あとドングリロックシード破損だけど果実もげばレア度低いドングリは出やすいから再入手可能かな? -- 名無しさん (2021-01-05 17 36 04) ↑あんまりな言い方をすると帰省レベルでちょくちょく帰ってきてる某はじまりの男さんに今度戻ってきたときに言えばたぶんいくらでもくれる -- 名無しさん (2021-01-05 18 14 43) 紘汰や貴虎のみらず、アーマードライダーになった者達に終わりはない気がする。そのうち、狗道も味方として出てきたりして -- 名無しさん (2021-01-05 18 20 11) 貴虎ニーサン作中で凄く強いから仕方ないね。その内風都探偵みたいに漫画で鎧武の正統の続編をやったりするのかな? -- 名無しさん (2021-01-05 18 27 05) ↑3 神様にコネがあるとかビートライダーズすげぇわ -- 名無しさん (2021-01-05 18 28 32) 黒幕の必殺技をメロン盾で防ぎつつ華麗なカウンターを決めて返り討ちにするライダーがいるらしいな。加減しろ馬鹿!!! -- 名無しさん (2021-01-05 19 05 43) そりゃ神様状態の極を圧倒してたような化物メガヘクスに斬月真で短時間とはいえ互角に戦った男がパワーアップ装備してんだからヘルヘイムの変異種程度に敗けるわけがない。それはそれとしてノーダメは色んな意味でひでぇなと思ったけど -- 名無しさん (2021-01-05 19 52 47) 悪役補正+初登場補正でバフ掛かりまくってるはずの敵を簡単に倒す主任はさすがリアリスト -- 名無しさん (2021-01-05 23 39 33) 荒らしコメントを削除 -- 名無しさん (2021-01-06 08 37 07) カラーリングで剣も印象が変わるね。シャインライチソードはどこかエレガンスなイメージがある。 -- 名無しさん (2021-01-06 11 24 21) 貴虎ニーサン強すぎんだよなあ、最悪神紘汰さんでも負けかねない(戦わないけど) -- 名無しさん (2021-01-06 20 33 29) ↑ 古今東西、神殺しってこんな人がやるんだろうなぁ -- 名無しさん (2021-01-06 20 35 54) ニーサンだけスペックがおかしすぎて笑うしかない 仮にも初見ボスを蹂躙するな -- 名無しさん (2021-04-29 04 49 37) カチドキだけでも勝ち目ないのに盾取り出した瞬間に「あっ…」ってなるの笑う -- 名無しさん (2021-05-20 21 46 07) どうやらリバイスのスピンオフが実はこれの続きになっていそうですね。 -- 名無しさん (2022-02-05 00 22 44) 宇宙船の鎧武の付録によればシルフィーはイドゥンの兜の猫耳をより耳らしくして、三角帽子こそないが魔女もモチーフにしている模様。容姿からずっと思っていたが、魔術的なアーマードライダーなのかもしれない。 -- 名無しさん (2023-10-07 17 01 57) 黒幕の必殺技をメロン盾で受け止めるのではなくい往なすところが戦闘玄人感あってヤバすぎる。主人公が誰か忘れちゃうよ -- 名無しさん (2024-04-11 01 16 21) 元々はライダータイム鎧武だったのか -- 名無しさん (2024-04-18 15 17 22) 師弟の絆とか声優として活躍してるジェナさんとか見どころいっぱいあるけど、やっぱりスパーキングを特に守備力アップとかしてない盾で軽く弾く主任がだいたい持ってく -- 名無しさん (2024-04-18 15 45 36) 名前 コメント
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ヴァルハラ(Valhalla) (マーベル、地名) 概要 アスガルドにオーディンが建設した死者の安息の地。以前はアスガルドにあったが、現在は一時的に死者の国ニフルヘイムに隠されている。 戦いの中で勇敢に死んだアスガーディアンと、その信仰者である人間が入ることを許される。 なお、不名誉な死者は氷と霧と寒さの地ニフルヘイムへ、名誉も不名誉もない死者はヘルに送られる。ヘルもニフルヘイムの中にある。 アメコミ @wiki
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†† グラズヘイム †† NPC クエスト ボス情報 アスガルドから街道を進み次の街へ>>ドワーフ城 NPC 名前 役割 クエスト フレイヤ 城主 ・有・ 博士天使 飼育天使 ペットを復活、餌を与える、ペットの餌を売っている天使。ペットブリーダーには欠かせない天使。ペットを復活させる際、親密度が40以下だと逃げ出す可能性があるので注意 ギルド管理天使 ギルドを作ってくれる天使。ギルド作成には「盟約の石」が1つと金貨が必要。ギルド証券とお薬(回復薬)と交換もしてくれるいい天使 報酬商人 1日1回ラッキーログインBOXをくれる人。 修復天使 お金持ち天使。(全プレイヤーが莫大な金貨を使用している)装備の耐久が減った場合、この天使に修理してもらえる。※デスペナで減った耐久値は修復されない。 雑貨天使 Lv80までは新米ポーション、エーテルを安く買えるが、それ以上のレベルでは「帰還の翼」しか買う用事はない。 銀行管理人 メイド服を着た少女。倉庫、ギルド倉庫にアイテムや金貨を入れることができる。金貨は最大5億。アイテムは初期で25枠まで入れることが可能。 キューピット へんな何かに乗っているキューピー。復活地点を設定することができる。 クエスト クエスト名 依頼主 報酬 詳細 主要クエスト Lv1~ Lv2~ 掲示板クエスト ボス情報 ボス討伐数でボスからの被ダメが減少、予ダメが増加するボーナスを得ることができる。9体討伐:5% | 99体討伐:10% | 999体討伐:15% EXが付いているマップへ入るには専用の鍵が必要となる。鍵の欠片を集めて交換技師と交換する。※鍵の欠片と鍵は敵やボスを倒すことで稀にドロップする 各マップのNormal、Hard、Extraでクリアすることでトロフィーを入手できる。 EXが付いたマップを30回クリアすることで、トロフィーを入手できる。 名前 レベル 狙い目ドロップ品 備考 試練の道 戦いの回廊 レクイエム(EX) アスガルド(MAP) アスガルドから街道を進み次の街へ>>ドワーフ城 ・アスガルドから、街道を3つぬけた先にある。(ヤルンヴィドの先) ・オリンポス城の「サメの教官」から「海辺の村」へ送ってもらい、ヤルンヴィド方面へ行くことも可能。
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■ライムの木の実 世界樹の迷宮Ⅲの大航海クエストに登場する船の装備。16ターン航海可能になる。 木の実だけで16ターンとか信じられん。 あれだ、よっぽどビタミンCが豊富なんだろう… 昔の船乗りは船に保存が効かない新鮮な果物とかを持ち込めなくてよく壊血病になったらしいし。 この食料ばっかりで出航する奴のことをライミーと言います。 ↑俺のことか?ちょっくら漁に出るときはかなり使える。 航海から帰ってきたボウケンシャーからは弾けるライムの香りが! 酒場のママさんにクンカクンカされて幸せな気分になるんですね 安い、とにかく安い。だが、これを良く使うのはおそらくコストを抑えたい漁師である。 これを船に積んで日にちを稼ぐのが好き 交易船を襲って宝典狩りをする無法冒険者も、よくライムの香りを漂わせているとか 雷属性の召喚獣ではない(あっちの元ネタはムー大陸の最後の王様) 韻を践む木の実でもない 恐らく最もお世話になっている船食糧。コスパがあまりにも良すぎる。 現実でも船乗りの救世主ともいえる装食糧だった 大航海の悪夢こと壊血病に果実が効くとわかっても高価で用意が大変だった 安価で栽培できるライムが主流になってようやく長きにわたる壊血病との戦いに終止符を打てたらしい 安くて有用なのは確かだが、進めるうえで確定入手のチーズやアユタヤに向かう途中で見つけることが多い干しブドウに対しアモロから割と近いとはいえ意図してマップ埋めでもしないとなかなか見つからない場所にあるので終盤まで気付かないことも多々ある コメント