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ジャンル/RPG 2000/12/19 公開先 https //www.vector.co.jp/soft/win95/game/se172575.html 作品紹介 CRAZY COLOSEUM 2 OUTER SPACE 戦いの塔を勝ち進んでいく戦闘型RPG 獣使いアレクは<答え>を見つけるため、クレイジーコロシアムに挑む。 それは、最後まで勝ち抜けば何でも欲しいものが手に入れられ、 負けるとその場で処刑されるという過酷なものだった。 「モンスターハウス」で修行して強くなったら「コロシアム」で対戦相手を倒そう。 『クレイジー・コロシアム』の増補版。前作にはない隠しステージがあるらしい。 登場人物 アレク クリーナー・ヤムヤム タンホイザー マーラー 謎の女性 コロシアム対戦者 0階 L.A.ストリートザック 1階 ウェスタンストリートグリーン・ガン 2階 チャイナタウン・ストリート宮 3階 アラスカ・ストリートアイス・アイゼン 4階 LITTLE・TOKYOストリートゲン 5階 N.Y.ストリートレティシア 6階 W.C.ストリートエミリ・ワールド Ms.XXX ○猫殺し士ルナ ○ダイナ・マウス ○ツン ○ヴォマクト ○ムン ○マクロス ○メフィスト ○リンダ ○小友 ○エンド・オブ・デイズ ○魔法使いDark ○魔法使いLight ○ヘルメティカ 関連タイトル 『クレイジー・コロシアム』 『CRAZY COLOSEUM and ETC Games Original Sound Track ALBUM』
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Rコロシアム 第二試合~白蒼の戦士~ リングアナ、ロビート・チェンはリング中央に立ち、マイクを握りしめている。 間もなく、第二試合が始まろうとしているのだ。 チェンは観客席に一礼した後、マイクのスイッチをオンにし 一呼吸入れてからこう述べた。 「大変お待たせ致しました! これより… 第二試合を始めたいと思いますッッッ!!!!!!」 ウオオオオオオオオ―――――――――ッッッ!!! 第一試合で興奮した観客達の一部が雄叫びを上げる。 その興奮の雄叫びの後、チェンは絶叫するッ! 「地球侵略を企むアムステラ神聖帝国ッ! そのにっくき敵対惑星の“元軍人”が今大会に参戦だッッッ!」 「『フリーファイター(現在求職中の傭兵)』!」 「デーニッツ選手の入場ですッッッ!」 一人の男が出てくる… あのヴィート・ムッソのような長身で優男であるが ムッソと比べると“アダルト(歳を喰っている)”のようだ。 おそらく三十代だろうか。 服装は“蒼い”空のように“蒼い”。 目は鋭い、その鋭い目は狼のように何か獲物に狙いを定めているようだ。 数多くの戦場(リアルな実戦)で修羅場をくぐり抜けている証であろう。 その男が乗る修斗は、服装と同じく空のように“蒼い”カラーリングである。 また腰に刺した剣は白銀に輝き、月夜の狼が牙を輝かせているようであった。 どよ…どよ…どよ…と場内は響めいている。それもそのはずだ。 この国…いや全世界各国の『共通の敵』である、“アムステラ人(インベーダー)”であるという選手が登場したのだ。 “アムステラ人(インベーダー)”と言っても、ORGOGLIOのような 闘技エンターテイメントでは“ギミック”として承認され、もちろん観客は“本気”にはしていないのだ。 なので、以前日本で行われたORGOGLIOの大会で選手の一人が “ギミック”ではなく“本物”のアムステラ人ということが判明し大混乱が起きた。 だが、この大会は“まとも”なものではない。 一回戦のヴィート・ムッソのような殺人鬼が出たように登場する選手が 何者であろうと不思議ではないのだ。 「うっへー!アムステラ人だってよ!スッゲー!」 「ウホッ!いい男。」 「さっさと対戦相手出しやがれ~」 …故に、観客達は最初は戸惑いを覚えたものの、この男が『どのような戦いぶりを見せるか』 『どのように対戦相手を血祭りにあげるのか』という興味にすぐに移り変わっていった。 リングアナである、ロバート・チェンは観客の反応とは関係なく 仕事(コール)に取り掛かる。 「続きましては…」 「古武道(オールド・マーシャルアーツ)である 不動流柔術(ジュージュツ・フドウスタイル)の使い手(ファイター)!」 「鬼塚 英美(ヒデミ・オニヅカ)選手の入場ですッッッ!」 そのコールと共に一人の日本人(ジャパニーズ)がレフト側のブルペンより登場した。 顔の彫りが深く、日本人でありながらアングロ・サクソンのような顔つきであった。 髪は肩まで伸ばしており、眼光が鋭く手には拳ダコで過剰に膨らんでいる。 背は190センチを越えようか…とにかく大きい。 また胸板は厚く、腕も足も水牛のように太い。まさに“鬼の如き”体格であった。 その“鬼”が乗る修斗は、これまた“鬼のように真っ赤”なカラーリングである。 両手には手甲を装備し、黒の道着には赤文字で『不動流』の一文が刺繍されている。 それによりどこか滑稽ではあるが、そのようなものを吹き飛ばすかのような“威圧感”が滲み出ていた。 これなるは“鬼”… そう!“鬼”なのであるッッッ!!! Rコロシアム 第二試合 デーニッツ(傭兵) 30歳 国籍:アムステラ神聖帝国 VS 鬼塚 英美(不動流柔術) 33歳 国籍:日本 「フム…強いな」 鬼(鬼塚)の佇まいを一目見てデーニッツは相手の力量が分かった。 強い、この男は強い… 古今東西…いずれの時代に一流武術家(スーパーファイター)は 相手の構えを一目見るだけで力量が分かるものなのだ。 「分かりますかね…私の強さを」 鬼(鬼塚)が口を開いた。 そして…… 「“炎駒の剣士殿。”」 ドンッッッッ!!!!!! 鬼塚は素早い踏み込みと共に逆突きを放った。 「ッッ???!!!」 デーニッツは左掌でなんとか受けとめたものの、あまりにもの衝撃で数メートル吹き飛ばされた。 鬼(鬼塚)は空手で言う『前羽の構え』を取りながら言い放った。 「…抜きなされ。」 「その白銀の剣を…」 「……貴公。」 輪ずかに残る左掌の痺れを覚えながら、デーニッツはガチャリと白銀の剣を抜刀し下段の構えを取った。 「下段の構え…防御の型ですかな?私と同じく…」 「質問に答えろ。何故“炎駒”のことを地球人である…」 質問を投げかけるデーニッツであるが… 「隙が出きましたな。」 鬼(鬼塚)はその質問を無視し、懐に飛び込み左で白銀の剣を払い 掌底で左頬を薙ぎ払った。 「グウッ……!!」 凄まじいばかりの衝撃により躰が 崩れ落ちかけるもののデーニッツはなんとか持ちこたえた。 「流石は…」 鬼(鬼塚)は残心を取りながら賞賛し… 「その方のことは『ベセルク殿』から聞き及んだことがある。」 と言った。 ! !! !!! !!!! !!!!! !!!!!! デーニッツに衝撃が走る……ッッ!!! 「ベ、ベセルク……“断罪”ベセルク・D・ドヴォルスのことかッッ!!!」 ― 数年前 ここは惑星『コランダム』 外銀河に数多ある惑星の一つで希少金属(レアメタル)が多く出土される 統治者はスターム=ルガー将軍、『独裁者』である。 この惑星では戦争が“起きていた”。 宇宙最強の軍団、神聖アムステラ帝国が侵攻して来たのだ。 「この程度かコランダム…もう少し骨のある相手と思ったが。」 落胆の声を漏らすは貴族(ノーブル)はオーデッド=カユゥーレ。 その愛機は銃威、二丁拳銃での射撃を得意としている。 「ともあれこの蛮星の民に『 自 由 』が与えられるのはたしかだ。 『 ア ム ス テ ラ の 威 光 』によってな。」 コランダム軍はアムステラの圧倒的な戦力により大敗した。 辺りは焼けた土と機体の残骸のみである、 また、ここに一つアムステラの属星が増えたのだ。 戦後、生き延びたスターム=ルガー将軍は 極秘に惑星から逃げ出そうとしたが、怒れる民衆にみつかり殺害された。 今まで民を抑制し、あらゆる暴虐と快楽の限りを尽くした男の亡骸は 一週間以上も路上で放置されたという。哀れなものである。 「……たしかにこの星の長は独裁者じゃった。 自らに逆らうもの、批判するものは尽く処刑し暴虐の限りを尽くした。 だが、ワシらは決して『正義の騎士』ではないことを忘れてはならんぞ。」 オーデッドにもの申すこの老剣士は『第六十五機動隊“炎駒”の隊長 ボクデン大佐』である。 センゴク星に伝わる、源当流の使い手で火器を一切装備せず、羅甲のヒートソード一本で武功を上げてきた武人である。 「それもそうだが、ボクデン殿。我らアムステラが蛮族を導くことによって 『自由と教養』を彼らに与えたのもまた確かではないのかね…?」 「……青いの。」 そう答えてボクデンの羅甲はヒートソードを鞘に納めた… 「コランダム軍に『智将』と呼ばれ、どんな劣勢にも勝利を納めた デネル=スコーという優秀な指揮官がいたと聞き及びましたが…この程度だったのでしょうか?」 士官学校を卒業したばかりのデーニッツは一人の男に尋ねる。 その男の名はグラウクス、ボクデンの右腕である。 また、デーニッツに『高速斬撃術』を教えており、剣術における師匠のような存在であった。 「くくく…!デネル=スコーがこの程度のわけがなかろう。 たった数日で落とされるほどのバカ采配をするはずがない。 指揮していたのは無能な将校だろうて。」 「……と言いますと?」 「やつは開戦前に死んだよ。いや“暗殺された”のほうが妥当か。」 「えっ!?」 この戦争、開戦前『デネルさえいなければ三日と経たずに落とせる星』との言葉で始まり 『デネルさえいなければ軍議なしでもいけるのに…』で終わった軍議で 上層部が頭を悩ませたというのに、開戦前にその足枷となっていたデネルが死んだというのだ。 それも暗殺と言う形で…… 「軍上層部のバカどもは『裏技』を使ったか… “闇夜八行衆(アンノーセス)”を… 物量で押し切れば落とせる星だというに全く…」 小声で述べるがグラウクスだが、デーニッツの耳にはしっかりと入っていた。 「“闇夜八行衆”……!?」 デーニッツは部隊の名前に戦慄を覚えた。 いつか聞いたことがある… 死刑囚達で構成されている特殊暗殺部隊… 『闇夜八行衆』が存在すると。 司令官は“断罪”の二つ名を持つ。 『ベセルク・D・ドヴォルス』 アムステラ監獄管理者にして死刑執行者であるという… 数々のアムステラの栄光を影で支えながらも… その名前は決して“表”に出ることはない… ― M州D市 某球場 「何故、貴様のような地球人がそれを…!」 デーニッツが叫んだ。鬼は一歩間合いを詰めこう言った。 「私は“ブラッククロス”の一員でしてな。 地球の裏組織とアムステラの裏組織が自然に繋がるは至極当然のこと… 色々な面におきましてな…」 「貴様…」 デーニッツは腰を落とし脇構えをとり… 「“ブラッククロス”の者だったのか…」 と呟いた。 クックックックッ… 死神が魂を抜き取るが如く笑うは大会実行委員長である科学者“R”。 「アムステラの裏切り者と地球の裏切り者… これほど面白いカードはない。」 科学者“R”はさらに続ける。 「オニヅカよ。 ブラッククロスの裏切り者である私の誘いに快く乗ってくれた男… 貴殿は『組織の一員』である前に 『一人の武術家』だったッ!! この“R”嬉しく思うぞッ!!! さぁ!見せてくれッッッ!!!! その戦いぶりをデータに残す為に!!!!! 『以下にして一流の剣客の斬撃に対向するか!』をッッッ!!!!!! 対百文字(ジ・ハンドレッド)に為に研究開発中の『格闘技(マーシャルアーツ)』 『バトルシューティング』を完成させる為にッッッッッッ!!!!!!! クックックックック……ッ! ク ッ ハ ッ ハ ッ ハ ッ ハ ッ ハ ッ ハ ッ ハ ッ ハ ッ ハ ッ ハ ッ ! ! !」 「左様…私は如何にも『ブラッククロス』のメンバー… 肩書きは“戦闘兵”とでも言っておきますかな。」 口元を緩ませながら、ゆるりと前に詰める鬼(鬼塚)。 【ブラッククロス】 地球の親アムステラ秘密結社 世界各地に支部を持ついわゆる「悪の組織」に近い ドドンッ!! 額に汗を滲ませてる白蒼の戦士(デーニッツ)ッ!!! (何という“圧力”…ッ!!) 数ある戦場で自分の倍の背丈と力を持つ相手と死合って来たデーニッツではあるが “今宵の対戦相手は今までの相手とは一味も二味も違った。” ズズン… そう…この得も言えぬ『圧力』! 圧倒される『威圧感』! こうなれば、弱者(格下)が取る行動は一つしかなくなる… ヒュンッ!! デーニッツは脇構えから横に剣を薙ぎ払った。 『無意味な攻撃』である。 その『無意味な攻撃』を鬼(鬼塚)は手甲で 『空手』や『拳法』で言うところの『十字受け』で受け止めた。 ドン…ッ そして…それと同時に強烈な前蹴りを放った。 “受即攻”が伴った見事な攻撃である。 「ガハッ…!?」 デーニッツは吐瀉物を吐きながら前屈みに倒れこむ。 「呆気ないものですな…」 鬼(鬼塚)はその光景を見ながらも笑みを絶やさない。 「では止めを…」 足底で顔面を踏み砕かんばかりに足を高く上げる鬼(鬼塚)。 ズドンッ!!! 大地が真っ赤な修斗の足型に大きく陥没した。 『流石に試合終了』であろう…と観客達は思った。 「ハァハァ……」 だが、デーニッツは瞬時に避け飛び退いていたのである。 “間一髪”である。 オオオオオオオオオオ―――ッッッ!!! 狂気の歓声が球場を包み込む。 鬼(鬼塚)は口にした。 「飛燕の動きですな…いや“ハエ”か…」 白蒼の戦士(デーニッツ)はそれに応じる。 「“ハエ”で結構。“堕ちた身”に相応しい言葉だ。」 そう…デーニッツは“堕ちた将校”である。 元々アムステラ神聖帝国軍の軍人であり 家は武門の名家であり、貴族の生まれの男。 言わば『上流階級』 このような場におらず、本来ならば アムステラの一部隊を率いてもおかしくないのだ。 …が。 “諸所の事情”で軍を退役。 家からは絶縁状態となっている。 だが… …元来、自分は“サラブレット”ではないのだ。 元より“落ちこぼれ”として生まれた… そう… 一族の中で、自分だけ“平民”の血が混じっているからだ。 母は“平民”… それだけで自分は一族の中から“阻害”を受けていた。 元より“絶縁状態”のようなものだ… …そんな中で 一族の中で自分と母を愛してくれたのは、“父”だけだった。 武門の家柄である一族の中では、決して優秀な軍人ではなかった。 むしろ、文化人とも言える教養のある人物で大凡戦場で“勇ましく指揮”をとれるような “立派な職業軍人”ではないのだ。 そんな父は常々言っていた。 「貴族や平民を分ける今の制度は間違っている。 人間に『貴族』も『平民』もあるものか。生物は皆平等だ。」 と… だが“斬新な発想”ほど時の権力者に摘まれるものだ。 そう…いつの時代も… デーニッツが15歳の頃、父は“反政府結社に加担した”とされ連行された。 何の証拠も提示されないままに… それ以後、父との連絡はつかなくなった。 精神的な支えを失ったは母はそれで…… いや…止そう“あの時の母の姿”は思い出したくない… そのような状況で困っている時に会われたのが 父の友人であった、貴族の名門グランディエ家の当主 『シルヴァン・ラ・グランディエ12世』であった。 彼は一族からも嫌厭され、路頭に迷った私を哀れみ 士官学校への入学に必要な費用を全額を出してくれたのだ。 彼のお陰で無事に入学を果たした私はそこで 彼の息子である『シルヴァン・ラ・グランディエ13世』と出会った。 私と彼はすぐに意気投合し『親友同士』となった。 そこで、彼はある時こんな言葉を言っていた… 「デーニッツ…“名門貴族”なんて耳障りの良い言葉だが 実質はただの“勲章”と同じさ。 父上は慈善事業なんかに手を出して聖人君子としているが 軍人として何の勲功も上げずに、コネだけで成り上がった人だ。 周りのヤツらが父上の事を影でなんて言っている知っているか? 『アクセサリー将軍』 だとさ。」 『アクセサリー将軍』…? 「そうさ。 “名門貴族”というアクセサリーを付けただけで 少将に成れた“能なし軍人”という意味さ。 お似合いだろ…?」 ………… 「だがな…私は父上とは違う。 私は必ず実力で“成り上がって”みせるさ。 いずれ“大元帥”まで駆け上ってやる…!」 ― M州D市 某球場 「何を考えておられる…炎駒の剣士殿。」 「ッ!!」 “過去”から“今”に戻された、白蒼の戦士(デーニッツ) そう…今自分はこの“鬼”と戦っているのだ。 「すまんな…少し考え事をな。」 「いけませんな…戦いの中で…」 「…一つ質問する。 “お前は何故戦う?”」 「これはおかしな事を… 貴方こそ何故?」 「質問を質問で答えるのか?」 「ハハ…そうですな。 では簡単に答えますと… 『戦士として最高の死に場所を得る為』 これが目的で、この大会に参加致しました。 …ブラッククロスの裏切り者“R”の誘いを受けてね。」 「“裏切り者”…?」 「貴方には関係の無いこと… では次に貴方の番ですぞ。斯様な質問をなされる貴方こそ何故戦いまするか? このような狂気が包む中で…」 このような話し合い(やり取り)が続き暫しの沈黙が続いた。 そして… “白蒼の戦士”は言った。 「私は“生きている確証”が欲しいからだ…」 そう述べ白銀の剣を鞘に納め“無構え”を取った。 捨て身の技法である。 次に鬼(鬼塚)が言う。 「“無構え”…何を企んでおりまする。 抜刀術か何かですかな? それとも貴方の剣技『飛太刀』の奥義か…?」 (ヒダチ…?) (…………) (そうか…) (この剣技…) (そういう名であったか…) (グラウクス(あいつ)は何も教えてくれなかったからな…) 【飛太刀】 センゴク星に伝わる『高速斬撃術』 これを極めた達人は“一拍子で人や物体を多段に微塵に切り捨てる”と言われている。 そのコツは“柔軟な手首”“体幹の絶妙な操作”…そして“脱力”が必要とされている。 この剣技を極めるのには、相当な修行期間と習得の困難があり 本星ではあまり修行されずマイナーな部類に留めている。 (尚、本星でもっとも人気のある流派は“源当流”である。) 「俺は“剣”を使わん。これ(素手)を使う。」 「……ッ!?」 ざわざわざわざわ… 困惑のざわめきが響き渡る。 “剣”を捨てる… それ即ち、『獣が爪や牙を捨てるも同意』だからである。 科学者“R”はボソリと述べる。 「“剣士”が“剣を捨てる”…面白い。」 鬼(鬼塚)から笑みが消える。 「正気ですかな…剣士が“専門外”の事をして…」 「…………」 デーニッツの目が“半眼”である。 集中しているのだ。 「耳には入りませんか… では、この一撃で仕留めましょうぞ…」 鬼(鬼塚)は構える。 それは、少林寺拳法の体構えの一つ『仁王構え』に似ていた。 「これなるは、不動流の体位“『阿吽』” 言わば“絶対不動なる一撃”を繰り出す為の構え… この一撃で葬って差し上げよう…ッ!!!」 噴………ッ!!! 鬼(鬼塚)は述べ、大きく踏み込んだ… そう“鬼の形相”で… “平拳”にて、鬼(鬼塚)が狙う箇所は……ッ!! 人体急所のうちの一つ… その名も『下昆』!!! 【下昆(かこん)】 下唇と顎の間にある急所、強い外圧により 即死、あるいは顔面動脈神経機害が訪れると言われている。 ― 日本・O府 不動流道場 不動流柔術…数多ある日本の古武道流派の一つ。 江戸時代後期、渋川伴五郎義方が開いた渋川流を極めた 安芸藩範士、大野軟軒により創始された体術である。 最大の特徴は不動流では“鬼砕(おにくだき)”と呼ぶ 拳・肘・掌を主に用いた“当身技”である。 “柔術”と名は付くが、実体は“拳法”であった。 「鬼塚や…何故大会なんぞに出たんや?」 薄暗い道場内に、正座で対峙する白髪白髭の翁と大男。 鬼塚英美とその師匠である。 鬼塚はある小さな空手の大会に『流派未公表』として出場した。 結果は5位入賞であったが、どこでどう知ったか分からないが そのことが師匠にバレてしまったのである。 「お言葉ですが…」 鬼塚は翁の顔を険しい顔付けで見る。 「不動流…いや…古武道全般の評価はお分かりですか?」 「…………」 「“型のみの非実戦的”“伝統芸能”など… 格闘技界の中での評価は著しく下に見られています。」 その言葉を聞き、翁は立ち上がり門弟達の名前が書いてある 名札のところへと行き、こう述べた。 「そんなもんわかっとる… だがな、“格闘技”と“武術”を一緒にせんこっちゃ。 似とるようで全然別モン。 例えて言うなら、同じ野球の“硬式”と“軟式”みたいなもんや。」 「ですが同じ『戦う為の技術』ではありませんか。」 「そうは言うても違うモノは違うんや。まっ格闘技はあれはあれですごいもんや。 ワケのわからん武術雑誌に出とるようなエラソーな武術家は 『格闘技はスポーツ』とか言うけど、実際やったら何人勝てるんやろうな。 格闘家の人間の限界を超えた鍛錬の前じゃ… やられるのがオチというパターンがほとんどやろうけど… でもな…鬼塚… あんさんは“形骸化しただけの武術家”やないんや。 もし手前が、この古武術(不動流)の技を使ってええ場合ちゅーのは… “相手が自分に殺意を持っているとき”… “愛する人を守るとき”や“無慈悲な戦場で戦うとき”くらいのもんや。 あんさんがいつ不動流の殺法を試合で使うか… ワシは心配でならん…凶器(玩具)を使いたくなるのが人間の本能や。」 鬼塚は翁の方を見つめる。 「ですが、私は後悔はしておりません。 不動流…いえ、“古武道界の評価を変わらせる為”にこれからも…」 「ウソや…」 翁は、鬼塚の言葉を遮る。 「あんさんは身につけた凶器を使いたいだけや。 それも何れ“殺傷”に及ぶような危険な技を使いたいとな。 あんさん“ピットファイティング”に参加するんやろ?」 「…………!!」 鬼塚は見透かされていた。 参加した大会も、ルールに則り“あえて魔技を封印”したが 次に参加する、“ピットファイティング”で身につけた技を思う存分使いたいと… 【ピットファイティング】 賞金を出し、互いに金を賭けて素手の殴り合いの試合をさせる大会の総称。 アメリカでは州によっては禁止されている 翁は『鬼塚英美』と描かれた名札を取りこう述べた。 「…破門や。」 この一言で鬼塚は破門となった。 その後、出場したピットファイティングの大会で優勝を果たし 鬼塚は、その力を見込まれ『ブラッククロス』の戦闘兵としてスカウトされた。 そう…このピットファイティングの大会は ブラッククロスが“戦闘兵を集める為に開催”したのものであったのだ。 戦闘兵としての鬼塚は、ブラッククロスに敵対する人間や 入団を拒んだ人間を“魔技”で消していった。 鬼塚は『鬼』になったのである。 肩書は“戦闘兵”だが“暗殺者”の方が近かったのである。 鬼塚は不満だった。 『この身につけた技力で“暗殺”する為に“ブラッククロスに入団した”のか…?』 『戦闘兵として入団したはずなのに、これでは“ただの殺し屋”ではないか…』 『思う存分強敵に、身につけた魔技を使いたいッ!!』 と… そんなとき… “裏切り者”として見つけた場合、即処刑するよう言われていた 科学者“R”が姿を見せたのである。 「オニヅカよ…私が主催する大会に参加しないか? 今の立場に不満なのであろう…?」 科学者“R”は鬼(鬼塚)の耳元で囁く。 「思う存分その魔技を使えるぞ! そう『思う存分』だ!!」 ― M州D市 某球場 (“炎駒の剣士殿…” この“魔技”にどう対処なさる…? “剣士”である貴方が… その“空拳”で……ッ!!) 「…………」 “白蒼の戦士”は… 鬼塚の魔技(それ)を…ッッ (当たる瞬間だ…) 待つッッッ!!! ― 20年前 デーニッツが誕生日で10歳になろうというときである。 町の郊外で“老人”と“拳闘士”が立ち合っていた。 『決闘』である。 拳闘士は、ナックルダスターを拳にはめて構えている。 だが、対する老人は“構えを取らない”。 拳闘士は言った。 「なんで構えを取らねぇんだ…?」 老人はそれに答える。 「“構えを取らぬのが構え”でな…」 「けっ…藤宮流には構えがねぇってのか? 所詮はセンゴク星のカビ臭ぇ武術だぜ。」 「…………」 拳闘士の挑発に、老人は些かも動揺を見せない。 「お若いの…質問だがワシを何故倒そうとする?」 「ああ…?そりゃ“有名になりたいから”に決まってんだろが。 俺は拳(こいつ)を出世する手段にしてーのよ。テッシンやギャランのようによ。 特にあんたは“藤宮流四天王”の一人…」 【藤宮流四天王】 当時の藤宮流門下には、“藤宮流四天王”と呼ばれる 4人の優れた使い手がいたとして、門人の間で語られていた。 一人は息子であり、後の毘沙門隊を創設する『ギャラン=ハイドラゴン』 もう一人は、その毘沙門隊の副隊長となる『セイザン』 3人目は武器術を得意とした『ピエトロ』 そして、最後はこの最古参の門人『ボーモン』である。 ボーモンは拳闘士に語りかける 「藤宮流の道場内に“竜虎”も“四天王”も存在しない。 下らぬ話を本気にするな。ワシはもうとっくに引退した身じゃ。」 「そうはいってもねぇボーモンさん。 “ネームバリュー”ってもんがあるでしょ? 引退したかどうかなんてカンケーないんだよ。 “名前があるヤツ”倒せばさ“それだけ俺の知名度もアップ”するんだよ。 特にアンタのような引退して数年が経ち、腕も落ちた人は『おいしい』ってわけ。 倒しやすいしね♪ もうね… やめられないのよ。ボーモンさん。 『このバトル』…ッ!!」 一歩踏み込み、ボーモンの顎をめがけ突きを入れる拳闘士! 当たるッッ!!! 死ッッ!!! 否ッッ!!!!!! ガッ!!!!!!!! 「…………」 拳闘士は頭を地面に叩きつけられていた… 「波返し…」 【波返し】 打撃と投げ技が一対となった藤宮流の技。 藤宮流2代目宗家『エイシュン=ハイドラゴン』により編み出された技の一つ。 打ちかかる敵の攻撃をギリギリまで待ち、その攻撃か当たるか否かの絶妙なタイミングで避け 次に一歩踏み込み掌底で顔面を打ち鷲掴みにし、そのまま相手の勢いを利用し頭を地面に叩きつける一種のカウンター技である。 「…………」 当時満10歳だったデーニッツはこの光景を目撃していた。 ボーモンは歩み寄り優しく語りかけた。 「坊ちゃん帰りましょうか。」 ボーモンは書画に優れており、画人として父に食客として招かれていた。 デーニッツにとって祖父のような存在でよく面倒を見てもらっていた。 この日は、デーニッツを連れ画材を買いに街に出る所を この拳闘士に呼び止められたという訳である。 ボーモンはため息を吐き小さく呟いた。 「強いだの…弱いだの…“戦”より“和”じゃて…」 ― M州D市 某球場 ふと気づいたときには、鬼(鬼塚)が乗る深紅の修斗の頭部を地面に叩きつけていた… 『波返し』 選択した技は幼い頃の記憶の片隅にあった技。 形だけの真似た技…本来は使わない技…とっさに思いついた技… “記憶”がこの技を自然と選択したのだ。 オオオオオオオオオオオオオオオオ―――ッッッ!!! 『勝負あり』である。 “白蒼の戦士”は、もはや残心を取る力もなく… …その場に座り込んだ。 『トドメを刺せ!』だの『KILL!KILL!』だの 観客達は口々に言っているが耳には入らなかった。 …とその時である。 オオオオオオオオオオオオオオオオ―――ッッッ!!!??? 場内は驚きと狂気の歓声に包まれたッッッ!!!!!!!! 鬼(鬼塚)が乗る深紅の修斗が“再び立ち上がった”からであるッ!!! “白蒼の戦士”は呟く。 「甘くはないな…」 所詮は“見よう見まねの波返し(技)”… “極め”が甘かったのである。 急いで鞘に手をかける…ッ! しかし!“飛太刀”の“早技”といえども…ッ!! このタイミングでは遅すぎる…ッ!!!??? ゴワッッッッッッ!!!!!!!! 鬼は哂うッ!鬼は拳を振り上げるッ!!鬼は打ちかかるッ!!! 万事休すッ!?絶体絶命ッ!?ジャンクの出来上がりッ!? 反撃出来るのか!?起死回生は!?一発逆転は!? 試合の結果(答え)はッ!意外ッ!!予想外ッ!!! ドラ○エ風にいうならば! “どこからともなく不思議な声が聞こえる”と表現かアアアァァァッ!? “女”の声であるッ!!! 『 百 禍 、 乱 れ 咲 け 』 乱入者登場ッ!?どこからッ!?“それは誰にも分からなかった”ッ!!! 斬ッ!!!!!!!!!!!! 深紅の修斗の首は飛ばされていた。 勿論… 鬼(鬼塚)はペインセンサーの強烈なショックにより“死亡”… さらに乱入者は華麗なる動きで鬼の躰を真っ二つにし… 深紅の修斗は、鬼(鬼塚)の亡骸と共に爆散した。 鬼(鬼塚)を屠った機体! 銀の鎧を纏った細身の女性フォルム! 太刀と小太刀の二刀流で舞うように動きは誠に“雅”! それなるは…!!! “白銀絡新婦”! パイロットは… 闇夜八行衆(アンノーセス)の一人ッ! 優れたボディスタイルを持つ、銀色のロングヘアーの美女ッ!! 胸の部分が大きくはだけた妖艶でエロティックな格好ッ!!! “舞首姫”『ミヤビ・シュンオウ』であるッ!!!!!!!!!! 「…お久しぶりどす。」 「…………」 絡新婦(ミヤビ)は笑顔で白蒼の戦士(デーニッツ)に語りかけた。 この二人…以前“死合った間”なのだ。 過去、ミヤビは花街に来る金持ちを対象に“狩って”いた。 殺害現場を目撃したデーニッツを口封じの為殺害しようとし、二人は交戦したのだ。 「旦はんの専門は“剣術”… “体術”なんて似合わへんえ。剣(これ)が一番どす。」 「誰だ…貴様?目的は…?」 「あの“楽しい時間”をもう忘れはったん…?」 「…私の質問に答えろ。」 「ほんま…キツイお人… うちは“ブラッククロスの依頼”でオニヅカちゅうお人を殺しに来んどす。 何でも『Rの誘いに乗ってどうたらこうたら…』 ベセルクはんが受けた依頼やからよー分からんけど… まぁ…ほんでここへ来たときに旦はんらしき声が聞こえて。 見たら殺されそうやったから、 『うち以外のお人に殺されるのは許せまへんえ』 “仕事”ついでに“始末”したんどす。」 「…………」 「次はうちの番。旦はんは“あの時のこと”を忘れはったん?」 「知らんな…人違いだ。」 「嫌やあわぁ…うちはしっかりと覚えているのに… その為に“前以上に技を磨いて来た”んどす。 まぁ…旦はんの名前は後で知ったことどすけど…」 このようなやり取りが行われている中 突然の乱入者で球場はざわめき混乱が生じた。 その時である…大会主催者である科学者“R”は叫んだ。 「試合は“無効試合(ノーコンテスト)”とする!」 辺りは静寂に包まれる。 科学者“R”は再びマイクを握り締め、絡新婦(ミヤビ)に語りかける。 「何者かは知らぬが“退場”して頂こう。 …それとも『ブラッククロス』の依頼で私も始末しに来たのかね?」 「いえ…」 はんなりと絡新婦(ミヤビ)は答えた。 「うちは“オニヅカを始末しろ”との命令しか聞いておりまへんえ。 それに… 無駄に戦ってヘンな騒ぎは起こしたくありまへん。」 試合場の周りに、科学者“R”の護衛の為についた “O社お抱えの傭兵隊”が6型に乗り込み8機いた。 傭兵達は“アサルトライフル”の銃口を“白銀絡新婦”に突きつけている。 そして、次の“第三試合”で戦う闘士が二人… イスラエル軍人のボアエル・オズとバレン・レザルトが “軍用修斗”に既に乗り込んでおり、両者とも『いつでも殺り合える』ように構えていた。 科学者“R”は言う。 「では、退場して頂こうか。 私としても『騒ぎを起こしたくない』のでね。」 絡新婦(ミヤビ)は微笑む。 「へぇ。」 そして… 「旦はん…またいずれ…」 と言った。 白蒼の戦士(デーニッツ)は呼び止める。 「名を…聞こう。」 絡新婦(ミヤビ)は二対の刀を鞘に収め… 「うちの名はミヤビ… ミヤビ・シュンオウ。」 そう告げて、漆黒の闇へと消えた。 瞬時の事である。 『一流マジシャンのマジックショー』のようであった。 “O社お抱えの傭兵隊”の部隊長(35歳・元ゲリラ兵)は冷や汗を流す… (あの女は“殺しのエキスパート”…! 問答無用で撃てばこちらが殺されていた…ッ!!) 場内からまたざわめき始めた。 観客(クレージー)達は、この奇術(イリュージョン)のような出来事に戸惑っているのだ。 科学者“R”は再び宣言する。 「試合は“無効試合(ノーコンテスト)”とする!」 Rコロシアム 第二試合 デーニッツ(傭兵) 30歳 国籍:アムステラ神聖帝国 VS 鬼塚 英美(不動流柔術) 33歳 国籍:日本 “無効試合(ノーコンテスト)” 戻る ― 続く
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ワルナークコロシアム攻略 ワルナークコロシアム攻略背景設定装備ドロップについて ボス攻略妖竜マティルス【5,002,006】 大闘士ムーハン【5,588,342】 執政官マラーチ【5,625,920】 ラエン・ジェル男爵 【6,100,163】 ラエン・ジェル男爵+執政官マラーチ 【3,000,786、2,502,260】 小ネタ、テクニック 背景設定 サウスジャノスフォレストの南側に位置する「ワルナークフォートレス」の地下にある闘技場。ワルナークの領主ラエン・ジェル男爵が主催する「フェアー」な戦いが毎日のように繰り返されている。その実態は、配下の兵士を使って拉致してきた住民や旅人を巨大な怪物や残虐な闘士と戦わせる死のゲームである。 かつては数々の魔物を討ち取り、サウスジャノスの平和と安定に寄与した高潔な英雄であった男爵がなぜこのような暴挙を主導するのか、すべては謎に包まれている・・・。 Lv58キャップ時に実装された高難度ダンジョンで、道中というかザコが全く居ないという異色のID。入ってすぐに闘技場の大ホールがあり、中央に立つ案内NPCと会話をするごとにボスが出現する。なお、ボスのドロップはモニュメントも含めて死体から拾うのではなく、勝利後に出現する宝箱を開けて入手する。 難易度がノーマルとイージーに分かれており、それぞれで敵の強さが大きく異なる。 ノーマルは後衛でもHPが35Kはないとボスの範囲攻撃で即死するだろう。PT募集にのるときは、バフやポーション、料理などを駆使してでも最低限HP35kを越えるようにしたほうがよい。※対策に慣れたPTであれば、PやMはそこまでHPが無くても(28K程度?)いいかもしれない。火力と命中率も必須になるので、K以外の火力陣も万全の体制で。 装備ドロップについて ノーマル:紫Lv58装備。性能はOPと攻撃力が最高クラス。防御や固有OPは若干他の高LvIDよりも落ちるかも。 イージー:紫Lv58装備。名前は違うものの性能はノーマルと同じ装備。セット効果なし。コンペVIIIのOPに緑XIIのOPが付く。 ボス攻略 妖竜マティルス【5,002,006】 NPCに話しかけると後方からラエン・ジェル男爵(NPC状態)が中央に走ってゆき、魔方陣を形成。その後、男爵が消えてマティルスが出現する。 テクトニッククロー マティルスに一番近い位置にいるPCを対象とした高威力単体攻撃。適正Lvのナイトでも20k以上のダメージを受ける。 大地の咆哮 範囲物理攻撃 マッシブアップヘーベル マティルスが羽ばたいて浮上し、対象めがけて落下する時の衝撃破。 総ダメージ120kのターゲットAE(範囲攻撃)、ターゲットを中心に範囲内にいる人数でダメージを均等に分割。つまり、6人で密集していれば、1人あたり20kダメージになる。予備動作として空中で記下の「ドゥーンロック」詠唱後に落下してくる。このスキル発動自体は詠唱無し。 ドゥーンロック 詠唱5秒のPT全体への石化デバフで、デバフがつくと8秒後に石化して15秒間(?)行動不能になる。デバフが付いている間は鈍足効果も発生する。また、8秒後の石化時にデバフの付いているPCを中心とした範囲100程度の攻撃「サンドストーム」を発生させる。サンドストームは固定で9450ダメージを与え、サンドストームを1発以上受けたPCは石化がキャンセルされる。実質的にPT全員がサンドストームを発生させるため、6人で密集していると9450×5発を食らうことになる。 戦闘の流れ 通常時はMTがヘイトをとって普通に戦えばいい。 ただし、テクトニッククローはナイト以外では痛いのでMTより近付かないよう注意。 40~45秒ごとにマティルスは上空に飛び、ドゥーンロック詠唱~マッシブアップヘーベルを使用してくる。マッシブアップヘーベルは必ず密集して食らうことで1人あたりのダメージを減らし、続く石化による行動不能を避けるため、デバフ発動の8秒以内に2~3組(最大HPやGH回復量による)に別れて距離を取るのが望ましい。 注意点は、ドゥーンロックの石化デバフが付いてからマッシブアップヘーベル(落下)が来るため、実際に距離を取って離れる猶予は5秒程度しかない。 あらかじめ誰がどこに移動するのか話し合って決めておくことが重要。 なお、ドゥーンロック詠唱中に[ホーリーキャンドルバリア](プリーストのスーツスキル)を使用することで デバフと落下の両方を無効化できる。デバフが付かなければ当然ながらサンドストームも発生しない。 5秒4秒程度?15秒 マティルスドゥーンロック詠唱開始マッシブアップヘーベル PC石化カウントダウン(8秒)石化発動(サンドストームを受ければキャンセル) ホーリーキャンドルバリア ※キャンドルの使用タイミングは、ドゥーンロック詠唱の7割前後(3秒目あたり)に先行して出すのがよい。 ▼ホーリーキャンドルバリアを使用しないパターン PT構成はMT、ST、火力x2、Px2(P以外はバフ込みHP30k以上必要) MT&ST、火力1&P1、火力2&P2でペアを組み、全員にGHが届く最大距離でMTペアがコロシアム中央に来るよう正三角形に配置する。(STがテクトニッククローを受けるようにMTのやや前に出る) Boss ST MT P1・火1 P2・火2 戦闘中は基本的に火力1・2以外はその場を動かない。 マティルスが地上にいる間はMT/ST/火力1・2が中央に集まり(ただしSTより近くに行かないこと)マティルスを攻撃する。 PはGH連打とMTヒーリング連打で分担する。 マティルスが上空にあがり、ドゥーンロックを詠唱した後数秒後にマッシブアップヘーベル(この時に降りてくる)を使用するので、 4人が30kダメージずつ受けた後に火力1・2はそれぞれ石化解除のためにペアを組んでいるPのそばに走る。 (移動の際には三角形の内側に行かないようにする。サンドストームはGHほどではないが結構広い範囲まで届く(距離100程度?)ため、ペアではないPにまでダメージが行く可能性がある) 以下繰り返し (このキャンドル無しパターンの主眼はPが移動せずに間断なくヒールすることなので、MTのHPが十分にあればSTを兼ねたり、Pを前に配置することも可能です。かならずMTペアと火力x2の4人が30kダメージを受けることになるためそれなりのHPが必要になります。) 大闘士ムーハン【5,588,342】 使用スキル 3-4kダメージ&ノックダウンのAEを頻繁に使ってくる。PTメンバー全員を中央に引き寄せた後HP90%ダメージとDoTのAEを使用する。ボス召喚の無いシェポーブレークという感じ。 攻略 Kは床の模様の変わり目のやや内側(中央からGHの届く距離)を基準にカイトする。カイトせずに耐えれる場合は中央でボスを持てば引き寄せられたときに逃げるのが楽になる。P及び遠距離職はコロシアム中央から攻撃する。引き寄せられた場合は即座に中央に戻る。PはGH連打だけでいい模様(常にボスに背を向けてGHしていれば引き寄せられたときに逃げやすいかも?) 「大闘士は全員を呼び寄せた!」と青文字で出たら引き寄せられるので出てすぐにキーを入れて逃げる準備をしていた方がいい。 引き寄せた後一番近いPCに向かってくるのでMT以外の人は注意。 執政官マラーチ【5,625,920】 基本固まって戦う。 ホワイトローズ ハート(治癒量75%ダウン、2秒ごとに4000dmg、10秒持続、白いアイコンのデバフ)がPTの内3人に付いたらその3人は即座に別方向に逃げましょう。レッドローズ デス(治癒量75%ダウン、2秒ごとに4000dmg、10秒持続、ピンク色のアイコンのデバフ)がPTの内3人に付いたらその3人は即座にくっつきましょう。MTにこれらのデバフが付いた場合は全滅の危険もありますので速やかに解除しましょう(特にブラッドローズと一緒に付くと危険です) ※但しヒーラーはデバフが付いても動かずにヒールし続けたほうが安全です 執着 前方範囲スキル 被ダメージ、ヘイト量増加のデバフ付き マラーチの向いていない方向に執着が飛ぶこともあるため、事故死を防ぎたい場合はスカウトの一般スキルのハンドブレイクを執着の詠唱中に使うと良い リップルエクスプロージョン 「野蛮人~」のセリフと同時に使用 ボス中心の小範囲攻撃 ダメージは低めだが詠唱妨害の効果があるためヒーラーは離れてヒールするとよい ラエン・ジェル男爵 【6,100,163】 基本はMTが後ろを向かせて他のメンバーは背後から攻撃する。自分の下または近くに魔方陣が出たら即座に移動すること。MTは自身の下に魔法陣が出たらボスを引っ張りながら移動し、他のメンバーも付いていく。 全員にDoT(4k x 5) ソードブレスストライク: 前方範囲 移動速度低下のデバフ付き(小人サイズのラム酒で解除可能修正されました)移動速度低下デバフは<黒魔法>なのでマイナスリムーブ等で解除可能 タイラントスラッシュ:スキル距離150の無詠唱単体攻撃 MT以外が食らうとほぼ即死 魔法陣召喚:PTメンバーの誰かの足元にランダムで発動 魔法陣を踏むとHP・SPにダメージ(10%×5回)、ボス強化(重複) 自己バフ 「ワハハハ、効かんな!」などのセリフで魔法陣を踏んだときに入るバフと同じバフを自分につけるこのとき近くの魔法陣を1つ消す ラエン・ジェル男爵+執政官マラーチ 【3,000,786、2,502,260】 2体同時に相手をする 倒れている死体(?)ではなく、コロシアムの隅から2体同時に走ってくる 最初に高威力のチャージ?をしてくるので注意。キャンドルなどの無敵スキルを使うとよい。それぞれは単独時よりは弱めだが、1体の時とほぼ同じ特殊攻撃を使う 攻撃力が高いので、タンク役を2人、ヒーラーを2人用意するとよいMTのみで2体を抑える場合、ヘイトをある程度稼ぐまではアタッカーは全力攻撃しないように 序盤はヒールヘイトで片方が跳ねる危険があるため、モデス使用推奨 マラーチが頻繁に範囲詠唱妨害を使う 魔法陣召喚: マラーチに狙われている人の足元に発動、魔法陣を踏むとHP・SPにダメージ(10%×5回)、ボス強化(重複) なお、4ボス時の魔法陣とは違い、しばらくすると消える 小ネタ、テクニック 5ボスは慣れるまではMT以外の人が3ボスをカイトし、4ボスを先に倒すとよい。 その場合、鈍足等を入れてアシスタントしてあげるとよい。 宝箱からのドロップになるので古代モニュメントを忘れないように注意。 名前 コメント
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デスファリオンのHP50%以下の発狂が1回だけか複数回来るかが未確認です。無効PTで覚醒無効を回避する予定の場合は注意を。 -- 2019-12-05 19 52 13 毎度お疲れ様です -- 2019-12-07 21 28 58 もし時間に余裕があれば超絶極限コロシアムの様に細かい注意点等も詳しく載せて貰えると助かります -- 2019-12-07 21 44 46 ソロクリア達成 L進化後クリーオウ(7コン、攻撃キラー3)@クラウド武器、F究極ティファ(貫通、潜在なし)@夜叉丸武器、Sキオ(貫通、マシンキラー3)@闇ウルカ、光コットン(貫通、マシンキラー1遅延4)@ブラキディオス武器、転生貂蝉(超覚醒不発、遅延6)@デルピュネーカード、ツクヨミの姫カグヤ(チームHP、闇軽減+3)@悪魔将軍武器。指2秒バッジ。ウルカをクラウドで上書きするポカをかました以外は危なげなし。 -- 2019-12-18 10 49 59
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Rコロシアム “ファイナル” ~劉的怪物闘士~ グ゛ニ゛ャ゛~~~~~~!!!(両者の闘気で空間が歪む!) グ゛ニ゛ャ゛~~~~~~!!!!(両者の闘気で空間が歪む!!) グ゛ニ゛ャ゛~~~~~~!!!!!(両者の闘気で空間が歪む!!!) 金網の試(死)合場(オクタゴン)には“もう2名の闘士”しかいないッ!! ギ゛ ン゛ ッ゛ !! (睨み合う両雄!!) “ノンクレジット”と… ギ゛ ン゛ ッ゛ !! (睨み合う両雄!!) ネメア・タイラーのみであるッ! 「余計な事を…」 “ノンクレジット”はそう不満を述べた。 「『頭突き』をぶつけるか…『肘』で脇を打つか… 又は、『ローブロー』を喰らわせるか…“いくつかの脱出方法”はあったのだが?」 “ノンクレジット”はそう不服を述べた。 「助けて(カットして)もらって…その言い草か?」 ネメアは睨みつけながらそう述べた。 「グダグダ言ってないで…『早く死合(や)ろう』ではないか。」 ネメアは重心を落としながらそう述べた。 「立って(スタンドで)仕切り直しだ。」 ネメアは“カモン!カモン!”する。 「…。」 “ノンクレジット”は『グラウンド状態』から立ち上がり…。 「実はと言うと…」 “ノンクレジット”は『開手により正中線を守りながら』打撃の態勢を構え(とっ)た。 「一番死合(や)りたかった… “妥協を許さぬガチンコ(セメント)レスラー”よ。 私の『戦闘修屠(バトルシューティング)』がどこまでやれるか…」 “ノンクレジット”は初めて構えを構え(とっ)た。 ッ!?(観客達(クレージーども)は) ゴクッ………(それが“意味”するモノが理解った。) …………(並々ならぬ『試(死)合』になると…) オ゛…(何故“ノンクレジット”が獄闘(バトルロイヤル)を持ち掛けたかを…) オ゛オ゛…(『理解』したのだッ!!!) オ゛オ゛オ゛…!(それ即ち…ッ!) オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ッ゛ッ゛ッ゛!!!(“ノンクレジット”はッッ) U゛O゛O゛O゛O゛O゛O゛O゛O゛ッ゛ッ゛ッ゛!!!(ネメアと死合(や)りたかったのだ!) 「カードを間違えた。」 静かに後悔の弁を述べるは科学者“R”。 「最初から最終試(死)合(ファイナル)は… “ノンクレジット”VSネメア・タイラーにすれば良かったのだ。」 冷たく後悔の弁を述べるは科学者“R”。 「プロレス殺法の研究とバトルシューティングの完成を目指し… ネメアにセオドアを…“ノンクレジット”にホルヘを…ぶつけるのではなかった。」 無機質に後悔の弁を述べるは科学者“R”。 科学者“R”矢継ぎ早に語る。 「昭和の時代…」 「『最強の格闘技』とは何か…」 「その“ロマン”を語り合い。」 「『一つの答え』を出した。」 「アントニオ猪木を中心とするストロングスタイル(プロレス)だ。」 「昭和の時代(その時)はそれで良かった。」 「だが…」 「時代が進むにつれ…」 「“K-1”が現れ…“グレイシー”が現れ…“総合格闘技(MMA)”が現れ…」 「昭和の幻想(プロレス)は…」 「“雑魚乙w”という結論に変わった。」 「幻想(ファンタジー)は終焉したのだ。」 「だが、それを“一蹴する者達”もいるのは確かだ。」 その闘士(もののふ)達…即ちッ!!(ドドドドドドドドドドン!!!) 『地下プロレスラー』達であるッ!! その中でも“王者”と言われる絶対的存在! ・ ・ ・ 我 が 憎 き 好 敵 手 (ライバル) ! 『レスラーの讃歌(プロレス殺法)』 『耐撃の百文字(ジ・ハンドレッド)』だッ!!! 「彼奴の活躍…」 「その事実を目の当たりにしながらも…」 “耐撃のプロレス”…! 私 は 絶 対 否 定 す る ッ !!! 『レスラーの讃歌(理に敵わぬプロレス殺法)』を… 私 は 絶 対 否 定 す る ッ !!! ・ ・ ・ “ノンクレジット”の格闘キャリアは『カラテ』から始まった。 それ即ち“打撃(Fist)”が中心…プロレス(Twist)とは相反するものだ。 しかし、彼が目指したのは“打・投・極”がある“総合(Mix)”。 “打撃(Fist)”とは相反するモノだった。 “打撃(Fist)”でもない、“組技(Twist)”でもない… それが“総合(Mix)”だ。 セオドアが言ったまでもなく… 近代において最も『合理的』で『完成された』格闘技。 その“総合”(Mix)の象徴…それが『シューティング』だ。 『シューティング』とは『修斗』… 『修斗』は“斗いを修める(たたかいをおさめる)”という意味がある。 それは“プロレスラーでありながらプロレス(格闘演劇)を否定”した男により始まった。 日出国(ジャパン)プロレス界の伝説的虎仮面(初代タイガーマスク)こと 『佐山聡』が打ち出した“打・投・極”の三位一体とした『格闘技理論』としてだ。 ならば、私もそれに見習い… “ノンクレジット”氏と供に『格闘技理論』を打ち出そう。 そ の 名 も … !!!!!! 『 戦 闘 修 屠 (バトルシューティング) 』 … ! “ 屠 る を 修 め る (ほふるをおさめる) ” と い う 意 味 が あ る !!! こ れ を 意 味 す る と こ ろ は ァ !!! 科 学 的 で ! 悪 魔 的 な ! 闘 法 (アーツ) で あ る ッ !!! 「見せるのだ聴衆に!」 科学者“R”は叫んだ! 「闘うのだ“ノンクレジット”!」 科学者“R”は咆えた! 「私とミスターとの幻想(ファンタジー)だァァァッ!!!」 科学者“R”は絶叫した! 「了解した。」 …と言ったかは兎も角! 科学者“R”の呼びかけと同時に… ダ…ッ! “ノンクレジット”は攻撃を仕掛けたぞーォ!? ガッ!(“ブルース・リー”ばりの裏拳だ!) ギシッ!(お次は両手の掌による鼓膜打ちだッ!) パシッ!(おおっと?!相手を引き込んだぞ!) ゴガッ!(膝で鳩尾付近を打った!) ゴキャ…!(何度も…) ドギャ…!モ゛ギャ…!(何度も何度もォッ!) トッ!(跳び上がった!) ゴキャッ!!(肘で脳天を打った!) …そして~ェ!! グギュッイ!!!(トドメの※チンジャブだッ!) 【チンジャブ】 ウィリアム・E・フェアバーンが生み出した軍隊格闘術 『フェアバーン・システム』(またの名を『ディフェンドー』)で使用される 相手の顎を掌で打ち上げながら指で目を突く単純ながら効果的な技のことである。 一連の動作は“迅く”“鮮やか”ながらも… 全てが“急所”に打ち込む『危険な技(デンジャラス・スキル)』であった。 「クックックッ…」 「“カンフーの華麗な手技”…」 「“ムエタイの膝地獄と肘での脳天打ち”…」 「そして、現代の軍隊格闘術の始祖とも言える“フェアバーン・システムのチンジャブ”。」 「リアルな闘いで生み出された“打撃”を取り入れたものだ。」 「その全てが急所に打ち込まれた。」 「『文句のない“バトルシューター”の闘い方だ。』」 「これぞ『戦闘修屠(バトルシューティング)』の打撃(ストライク)…!」 科学者“R”は子供の用に『どうだ!』といった表情で言った。 グラつくか!?ネメア・タイラーッ!! ダウンか…!?ネメア・タイラーッ!! 答えは否ッ!! 結果は否ッ!! 「プロレスは『受け身のプロ』…」 ネメアはグラつかない…! 「こんな打撃なんぞ…ッ」 ネメアは倒れない…! 「 ラ ジ ャ ・ ラ イ オ ン 並 !!! 」 プロレスは『強靭』ッ!!! 「 貴 様 は プ ロ レ ス を 嘗 め 過 ぎ だ ッ !! 」 シュッ…(後ろに回り込んだッ!!) !!!?? ヤ゛ ッ゛ シ゛ ャ゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ァ゛ ァ゛ ァ゛ ッ゛ ッ゛ ッ゛ ! ! ! ガキッ!(両腕でしっかりと胴体を“ロック”したぞ!) レオはッ!“アンモナイト”を捉えたッ!! ………… ア゛ーッ?!これってもしかして~ッ! 『ジャーマン・スープレックスゥゥッ?!』 グ゛ ッ゛ ギ゛ ガ゛ ン゛ ! ・ ・ ・ ・ ・ ・ ……… …………… ………………… ……………………… 観客達(クレージーども)は沈黙した。 来賓も… リングアナのロバート・チェンも… そして…科学者“R”も… “沈黙した。” そんな中… 「なんと美しい放物線…」 とアメリカ上院議員ミッキー・ホフマンは呟いた。 それは…『美しいブリッジ』であった。 それは…『強烈な投げ技』であった。 それは…『正しくプロレス』であった。 “真っ直ぐなプロレスだった。” その名もジャーマン・スープレックス。 レスリングの神様『カール・ゴッチ』がプロレスに取り入れたところから始まる。 最も“古典的”で! 最も“威力”があり! 最も“美しい技”である! またッ! 名手と言われる者ほど“美しい放物線”を描くと言われ! “レスラーの力量をみる基準となる技”と言われる! 即ちそれはッ!! 「“モノホンのプロレスラー”だッ!」 「いつの時代も、プロレスが“最強”!」 「“ノンクレジット”弱し!プロレス強し(・ω・)ノシ」 …とプロレスオタクや往年の地下プロレスファンは答えた。 「“プロレス最強”ゥ!」 その一部のディープなプロレス愛好家の言葉であったが… 「「“プロレス最強”ゥ!」」 「「「“プロレス最強”ゥ!」」」 「「「「“プロレス最強”ゥ!」」」」 「「「「「“プロレス最強”ゥ!」」」」」 「「「「「「“ プ ロ レ ス 最 強 ” ゥ !」」」」」」 球場(スタジアム)の観客達(クレージーども)は、そう“コール”した。 「ウ゛オ゛オ゛オ゛ウ゛ウ゛ウ゛ッ゛ッ゛ッ゛!!!」 ネメアはそんな観客達(クレージーども)の声に応えたのか…“両手を突き上げた”のであった。 そのポーズを見て… 「「「「「「「“ プ ロ レ ス 最 強 ” ゥ !」」」」」」」 〝 プ ロ レ ス 最 強 ゥ ! " 観客達(クレージーども)のボルテージは騰がりに騰がり… ブ゛ワ゛ァ゛~~~~~~……… 球場(スタジアム)全体が“闘気”のようなもので包まれたのであった。 「…。」 科学者“R”はその光景を凝視する。 「クックック…。」 そして、冷たく哂い… 『ネメア・タイラー』 「その“豪壮なリングネーム”は※『ネメアの獅子』から拝借しただけはある。」 【ネメアの獅子】 ギリシャ神話に登場する人喰いライオン。星座の一つ『獅子座』の元ネタ。 ネメアの谷に住み着き、人や家畜を襲っていたが“英雄ヘラクレス”に退治された。 その皮は分厚く、さらにその皮膚の下に筋肉が変化して出来た甲羅があり ヘラクレスが“矢で撃っても”“棍棒で打っても”毛皮には傷一つ付かず 最後は、3日間締め上げられ続けやっと倒されたと言う。 パチパチ…と。 「“平省三”よ。」 乾いた拍手をした。 「『“美(見)事”なプロレス』… 『“本物のプロレスラー”』… そう賛辞を送っておこう。 だが、その“強靭なタフネス”は“プロレスラーだから”ではない。 私が君の衰えつつある躰に『薬物の投与(ドーピング)』や 『インドライオンの神経を移植する』など“肉体改造を施した超人”だからだ。」 科学者“R”は狂気の笑みをニヤリと浮かべ… ヌゥ……… あっ… 立ち上がった! アンモナイト修斗が立った! “ノンクレジット”が立った! あの“強烈なプロレス(ジャーマン)”から立ち上がったのだ! 「だが、ネメア(君)も人間を超えた『超人』ならば…」 “ノンクレジット”の目付きが変わった…! 「“ノンクレジット”は『超人を超えた超人』ッ!!」 “ノンクレジット”の体付きが変わった…! 「何故ならば…」 “ノンクレジット”の容貌が変わった…! 「選ばれた人材(素材)で改造を施した…」 それは宛ら“人間の体躯”ではなく… ″ 『 劉 ク リ ー チ ャ ー 』 な の だ か ら ッ !!! ″ と“R”は叫んだのだったッ!! その体躯は人に非ずッ! “古代種である三葉虫”の体躯をした…! 『"怪物(クリーチャー)"であった。』 Rコロシアム 特別試合(バトルロイヤル・デスマッチ) 現在状況 死亡:大廣 憲幸(“無頼”空手) 生存:ネメア・タイラー(プロレスリング) 再起不能:セオドア・"フィッシャーキャッツ"・ヒル(MMA) 死亡:ホルヘ・ラーモス(ラーモス柔術) 生存:“ノンクレジット”(バトルシューティング) 『劉クリーチャー』 人と動物の細胞を組み合わせて出来た“云わいる『改造人間』の事”である。 無論…動物の肉体であるからして… "人間のときよりも身体能力が上がることはいうまでもなく…″ …唯一つ欠点があるならば “適合”する肉体で無ければならない。 それは謂うならば… 動物の細胞と適合する“『健全』なる肉体”とッ! 改造に耐えうる“『強い』精神力”を持ち合わさなければならないッ! 「クックッ…! そして…“ノンクレジット”は、三葉虫という『古代種の細胞』を媒体とした 初めての『劉クリーチャー』…ッ!!」 科学者“R”は嗤った。 “R”は自ら作り出した『作品』に絶対の自信を持ち合わせている。 故に…… 「さぁ闘るのだッ!“ノンクレジット”!!」 「…否。」 強かに笑いながら“R”はこう叫んだのだッ! 「“RC-15”ッッ!!!」 ザ゛ キ゛ ッ゛ !! 繰り出したる技は“前蹴り”である。 しかし、その“前蹴り”の尖端は“固く足指は握り込まれ”… その威力『鉄槍』に近く…正に『強烈』。 そして、深々と腹部に刺さった“前蹴り”(『鉄槍』)により ネメア修斗の腹部は“陥没”に至ったのあった。 故に… 「……~~~ッッ!!」 悶絶したのであった。 前のめりに崩れるはネメア修斗…だが“攻撃はこれで終わらない”。 次にアンモナイト修斗は、無慈悲にもネメアの頭部を『ガッチリ』と右脇に挟み込み… 『ドカリッ』 …と床に叩き落としたのであった。 それはプロレスで言うところの“DDT”であった。 「プロレスラーに“プロレス技”か。酔狂な事をするものよ。」 科学者“R”はその光景を見て淡々と語った。 ……………………… その刻…数秒の“静寂”が辺りを包んだ。時間が凝縮された“沈黙”であった。 球場(スタジアム)全体が静寂に包まれたのだ。 両雄だけでなく、この光景を見た観客達(クレージー)どもは沈黙したのだ。 「クックックッ…決着か…案外早いものだったな。 “RC-15”はまだ30%の実力しか出してはいないのだが… 耐撃の百文字(ジ・ハンドレッド)の実力には届かぬものの… “アストロ・ダンディ”クラスの肉体改造レベルに上げたのだがな。」 科学者“R”は独り冷たく呟いたのであった。 そして…『確信』したのだ。 古代種を元にした『劉クリーチャー』は完成に至ったと… “後は………” ― 日本・南辰館空手本部道場 「強いな…キミィ。」 ここは、南辰館空手の本部道場。 実戦派空手の中では、大蛇流に続いて位置する巨大勢力である。 日本よりもむしろ海外に主眼を置き、アメリカ各地やヨーロッパに支部が多く点在する。 そして、この絶賛する一人の男は空手界の重鎮であり、南辰館館長“松泰達(まつ やすたつ)”である。 「“黒帯”を与えなさい。」 『飛び段宣言』である。 この日は“昇段・昇給試験”だった。 3級である緑帯の試験を受けていたのは『平 省三』…若干18歳の若者である。 昇給試験の際、黒帯相手の組手となり圧倒的な力で倒した故であった。 「館長…ッ」 一人の支部長らしき男が「平に黒帯は早すぎます!」との戒めの言葉を述べようとしたが… 「 “ 黒 帯 ” は 強 者 の 証 ッ !! 」 「それに相応しい男がいるということだ!?キミィッ!!!」 松は怒鳴った。 本部道場にその怒声が木霊し、ビリビリと空気を震わせていた。 「お…押忍ッ!!!」 支部長らしき男は納得するより他なかった。 平省三…この日より黒帯に昇段したのであった。 ― 日本・ライジングプロレス道場 「弱いね…君は。」 リング中央で血達磨になりながら平は倒れていた。 「君は“プロレス”を甘く見ていた。“プロレス”はねぇ…強いんだよ?」 血達磨にした男は“大男(巨人)”であった。 男の名は“ゴリアテ威場”。 身長208㎝体重136kgの恵まれた体格を持つ、日本マット界のビッグネームである。 この日、平はライジングプロレスに『道場破り』を仕掛けた。 ライジングプロレスはマット界でも“受けの美学”を重んじ 相手の技を全て受け、なおかつ勝つという主義主張を提唱する『昔ながらのプロレス』であった。 故に実戦性に乏しいとして乗り込み、威場を倒せると踏んだのだが… 平の重い打撃を受けても、涼しい顔で受けきり その後、平を投げ飛ばし…関節で腕を折り…顔面に蹴りを見舞った。 それでも向かってくる平に、巨体に似つかわしい素早い“プロレス風味”の打撃を 次々に打ち込みダウンを奪ったのだ。 (俺は…南辰館全日本選手権重量級の覇者なのに…) (プロレスは八百長……) (デカイだけ…) (空手(打撃)って…子供騙し?) “空手家の誇りと驕り(今までの全て)が水の泡”となったことで 泪を流す平に…威場は汗をタオルで拭いながら言葉をかけた。 「それよりも良い打撃だ。それにその体格…空手家のままでは惜しい。」 「どうかね?」 「プロレスラーになってみては…?」 「………………。」(平は沈黙の後…) 「押忍…」(…と小さく返事をした。) プロレスラー『平省三』の誕生である。 それは…“二度と泪しない道”の選択であった。 「海外武者修行(向こう)じゃあカンフー使いってギミックで受けそうだ。」 その返答に威場は嬉しそうな笑顔を浮かべた。 ― 日本・ライジングプロレス社長室 「真剣(セメント)は困る。」 社長室で威場と平は対峙していた。 どっかりと椅子に座る威場は大きく、椅子が芥子粒に見えるほどであった。 「うちのモットーは“明るく・楽しく・激しい”プロレスなんだ。 もっとお客さん達に感動させられるようなものではなくては困る。」 威場はプカプカと葉巻を吸っていた。 その表情からは怒りが見られないが、声にはドスがきいて怒気が帯びていた。 平は一方的な試合で勝ったのだ。それは、僅か30秒で決めてしまうほどのものであるほどに。 「“魔獣伯爵”の仇名を持つ野郎の実力を知りたかったんスよォ…」 ソファーに座る平はボソリと言った。 「バカ野郎ッ!ガービンにいくらのファイトマネー支払ったと思ってんだッ!!」 その言葉を聞き威場は怒声を発した。その声はビリリと社長室を震わせた。 「お言葉ですがね…社長。俺はもう我慢出来ないんですよ。 これじゃあプロレスは『ショー』じゃあないですか『サーカス』じゃあないですか。 プロレスは『格闘技』じゃあないんですかいッ?『強い』ンじゃあなかったんですかいッ?!」 平は立ち上がって反論の弁を述べた。 俺の空手家としてのプライドをズタズタにしたのはプロレスだ。 そのプロレスが格闘技性を排してのショー性の偏重に怒りと不満を募らせているのだ。 プロレスは筋書きのある格闘演劇と理解しつつも、格闘技としてのプロレスを否定したくなかったからだ。 それを否定することは、懸命に取り組んでいた『空手家だった頃の自分』… 『格闘家としての自分』を否定することだったからだッ! 「“プロレスは格闘技を超えたものがある…”」 威場は静かに切り返した。 「ですが…ッ」 平も言葉を返そうとする刹那… 「そうかい…」 ぬぅ…と威場は巨体を立ち上がらせ… 窓まで行き空にある雲を見ながら悲しそうに呟いた。 「残念だが“クビ”だ。」 ― M州D市 某球場 カ゛ッ゛!! 「プロレスは強いんだぜェッ!!」 ネメアは意識を取り戻したッ!即座に立ち上がったッ! ゴク……ッ その光景を見て球場内の全ての人々は息を呑んだッ! 「オラオラッ!」 ガ゛ッガ゛ッガ゛ッ! 力道山よろしくの空手チョップの嵐だッ! オオ…(観客の歓声ッ!) 「なんでも取り入れるのがプロレスゥッ!」 「セ゛イ゛リ゛ヤ゛ッ!!」 ド ド ッ !! 急所が点在する正中線への南辰館仕込みの正拳突き5連打だッ! オオオオ…ッ(観客の歓声ッ!!) 「プロレス最強ゥッ!」 「デエエエエエエッッ!!」 ド゛ ガ゛ ッ !!! トドメとばかりに放った技は『ドロップキック』! 古典的で基本的なプロレス技だッ!! オオオオオオオオ…ッッ(観客の歓声ッ!!!) “ノンクレジット”のアンモナイト修斗は… 吹゛っ゛飛゛ば゛さ゛れ゛た゛ァ゛ッ゛!!! 「ヨッシャーッ!!」 ネメアは右腕を突き上げガッツポーズを取る。 オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”ッ”ッ”ッ”!!!!!! 球場内を観客達の歓声で包み込んだ。 それは血生臭さを求めての“クレージー”でも“ビースト”でもなかった。 素直な“感動”だった。 初めて見せた“人間的な部分”であった。 「観客の“質”を…『変えた』だと?」 科学者“R”は不満そうに述べ… 「不愉快だ。」 「牙を抜かれよって…」 「リアルではないッ!」 「プロレスなどというクソカスなぞッ!!」 次から次へと愚痴をこぼした。 それに対し『キグナス』は囁いた。 「あれは“現実(リアル)”ですわよ?」 ドンッ! 科学者“R”は机を叩きつけた。 それは静かな怒りであり…この状況への不満であった。 「私は認めんッ!」 “R”の不服に対し『キグナス』は… 「まるで贔屓のフットボールチームが劣性になって怒る…休日の父親みたいね。」 そう微笑みながら言った。 『その時である…』 ビシ…ッ! ?! ネメアも球場内の観客達も驚愕した。 横一文字にネメア修斗の胴体を切り裂いていたからである。 そして… 静かにアンモナイト修斗…“ノンクレジット(RC-15)”は立ち上がっていた。 「そのタフネスに賞賛を送りたいが…所詮は『遊戯』だな。」 “ノンクレジット(RC-15)”は言った。 「プロレス故に“残虐性”が足りない。」 “ノンクレジット(RC-15)”は構えた。 「そろそろ“解禁”しよう…本当の殺人技(バトルシューティング)を。」 “ノンクレジット(RC-15)”は間合いを詰めてきた。 ネメアはペインセンサーからの伝わる痛みに耐えながら… 「バケモノか。」 …と呟いた。 “ノンクレジット(RC-15)”は、その言葉を聞き… 「それは…お前もだろ。」 …と切り返した。 Rコロシアム 特別試合(バトルロイヤル・デスマッチ) 現在状況 死亡:大廣 憲幸(“無頼”空手) 生存:ネメア・タイラー(プロレスリング) 再起不能:セオドア・"フィッシャーキャッツ"・ヒル(MMA) 死亡:ホルヘ・ラーモス(ラーモス柔術) 生存:“ノンクレジット”(バトルシューティング) 「…………。」 紅髪の男ゼダは腕を組んでいた。 花岡を“バトルシューティング研究チーム”に送り出した後、静かに試(死)合の経緯を見ていた。 表情には出さないが“熱い気”を滾らせている。言葉に出さないとはいえ興奮しているのだ。 「見えたか…?」 傭兵デーニッツが後ろから静かに声をかける。 ゼダは小さく一瞬ビクリと反応しながらも、直ぐに平時の状態に戻りこう答えた。 「あの蹴りで吹っ飛ばされる瞬間に“足刀を横一文字に入れた”。」 デーニッツはニヤリとした…あの蹴りは刃物のような鋭さを持つものであると。 表情には出さないが、それを見抜くゼダ(この男)は相当な手練れであると。 それを解ってさらに質問する。 「どう思う?」 「何がだ…」 ゼダは鬱陶しそうに返した。 それに対しデーニッツは冷や汗を掻きながら続けた。 「先程から“動きが違う”…身体能力が異常に上がったかのように…」 「へっ…面白くなってきやがった。」 ネメアはそう言いながら手をポキポキと鳴らした。 「こっからがプロレスだぜ。」 大きく広く両腕を突き上げて構えた“プロレス構え”を取りながらの… 「Show Time(かかってこいやァ)ッ!!」 挑発だッ!! 科学者“R”は吐き捨てた。 「愚かな……」 “ノンクレジット(RC-15)”は無造作にゆるりと間合いを詰め… アンモナイト修斗の右拳が『シュッ』と消えた。そう…繰り出したる危険技は… 貫手による『地獄突き』であるッ!! ジ゛ャ゛ク゛ッ!! 鍛えることの出来ない喉仏へ急所攻撃だッ!! また付け加えるとそれは機体へ“間接部”ッ! 僅かに短絡(ショート)するネメア修斗の喉元! その『地獄突き』は刃物に匹敵する威力であったのだ! どうなる平省三(ネメア・タイラー)ッ!? 「“ブッチャー”みてぇじゃねェか…」 効 い て い な か っ た 。 パシリとネメア修斗はアンモナイト修斗を両腕で胴体を捕えた。 「ウ゛オ゛ラ゛ッ!!」 万力の如く力を込め締め上げたッ! グ”ギ”ッ”グ”ギ”ギ” ベ ア ハ ッ グ で あ る !! 「…?」 一瞬“異変”に気付いたネメアであるが… ギ”ッ”ギ”グ”ギ”ギ” 構わず絞め続けた。 “ノンクレジット(RC-15)”は… “絶体絶命”ッ!!! ド゛カ゛ッ゛! 否… 強烈な肘を頭頂部に落とした。 『それ』により…ネメアの万力の如き両腕は外れた。 「痛ェな…おい。“威力”がさっきと大違いだぜ。」 ネメアは頭を摩りながら言い… 次に南辰館空手の構え(アップライト)に構えこう言い放った。 「まっ『褒めてやる』よ。 俺のベアハッグ外したのはあんたが初めてだからな。 だからよォ思いっきり使わせてもらうぜ…」 「“空手”!」 ネメア修斗は言うや否や『ド゛ン゛ッ゛!!』とアンモナイト修斗のローを蹴りつける! それは重い(ヘビーな)…重い(ヘビーな)蹴りである。 その一撃によりくの字に折り曲る“ノンクレジット(RC-15)”。 その時、来賓席で暗黒街の『首領(ドン)』 “ハッピー・アバチーノ”は口をあんぐりと開けながら述べた。 「体制崩れましたで…」 また同じく観客席で、地下プロレスのオールドファンである “ミヒール・ジマーマン”は両拳を握り締めながら評論した。 「セオドアのローが“子供(チャイルド)”ならば… ネメアのローは“大人(アダルト)”というワケか。」 「オ゛オ゛ス゛ッ゛!!」 もう一度ネメアはローを蹴りつけた。 その重い(ヘビーな)一撃で完全にアンモナイト修斗の体制が崩れたのである。 「チ゛ェ゛ス゛ト゛ーッ゛!!」 そこへ顔面への重い(ヘビーな)正拳突きである。 ネメアは、このコンビネーションで試合や喧嘩問わず幾つもの勝利を重ねてきた。 空手家時代…即ち南辰館空手家時代の平省三の勝利の方程式である。 直撃…?KO…?『否ッ!!』 “手首を獲っていたッ!” 「捕獲完了……」 “ノンクレジット(RC-15)”はボソリと言うと… フッ…! “合気道で言うところの『小手返し』をかけたッ!!” ゴガッ… 「!゛?゛」 “地面に強く叩きつけ…” ゴガ…ッ!! “冷酷にも顔面を踏みつけたのである!” ― 12年前…ドイツ・シェーネフェルト国際空港 平省三…否、ネメア・タイラーは解雇された後、アメリカのインディーズ団体を中心に活動していた。 だが、その妥協を許さぬガチ(セメント)プロレスにより負傷者を何人も出してしまい 各団体のレスラーやプロモーターから嫌われ、完全に『干される』形となってしまい転々としていた。 だが“ある人物”の誘いにより、平(ネメア)はプロレス不毛の土地である“ドイツ”へと渡ることとなった。 そして、空港にて一人の男と出会うこととなった。 「お待ちしていた。ショーゾー・タイラ。」 男の名は“ヤン・クローバー”(本名 ヤン・シュミット)28歳。 若くして新興プロレス団体『ハイブリッド・レスリング(別名HW)』の代表であり、ランカシャーレスリングの名手でもある。 ヤンは平(ネメア)の噂を聞きつけ呼び寄せたのであった。 「俺を呼ぶなんてどうかしてるぜ。 俺はプロレスが出来ない(台本通りに動けない)プロレスラーなんだぜ?」 平(ネメア)は自虐気味に自身をそう評した。 だが、ヤンは笑ってこう告げた。 「プロレスが出来ない(台本通りに動けない)…それで結構。 私がやりたいのは『シュートプロレスリング』ッ!」 「真剣(シュート)だァ…?」 「そう“真剣(シュート)”だ。だが、最初の内は『肉弾戦』で。 何時かは『ロボット同士の格闘技戦』にしてみようと思っている。」 「ロボット同士…?!」 「そうロボット同士。」 「“ロボットプロレス”ってか…?」 「斬新だろ?」 平(ネメア)は驚いていた。シュートレスリングならまだしも『ロボット同士の格闘技戦』だからである。 この時代は2足歩行の機体が完成していない時であり、ヤンの言葉に疑問が残った。 車でさえロクに動かしていない自分に「そのような芸当が出来るのであろうか…?」と。「そんな夢みたいな話は実現出来るのか?」と。 そんな平(ネメア)の心中を察してか、ヤンはこう答えた。 「ダイレクト・トレース・システム…つまりは『DTS』を知っているかね? これをある研究チームが開発中でね。 『搭乗者の動きをトレースし、そのまま機体に伝えることで生身の動きを再現出来る』らしくてね。 複雑な操縦方法を訓練せずに、機体を動かすことが出来る。私はこれに注目しているんだ。」 「…?」 「つまりは『2足歩行の機体』さえ完成すれば『ロボット同士の格闘技戦が可能』ということだよ。」 「おいおい…」 「ヤンの言っていることは夢物語だ。」平(ネメア)はそう決めつけた。 DTSという機能がまだ完成至っておらず、2足歩行の機体さえ誕生していない。 それに資金は…?そのような条件が山積みになっているのに『ロボット同士の格闘技戦』など出来るのか?と。 「あんた言っていることはお伽話だぜ。バカじゃなきゃそんな事は言えねェ。」 ネメアはつい口に出してしまった。 「ああ“お伽話”さ“バカ”さ。 でも、私はプロレスに“夢”を取り戻させたいんだ。」 「“夢”…?」 「そう“夢”。今はプロレスは他の格闘技に押され“夢”が失われつつある。 私は取り戻したいのだよ。プロレスの素晴らしさを… かの東洋の偉大なる巨人(ジャイアント)ゴリアテ威場の発言した…」 『“プロレスは格闘技を超えたものがある!”』 「それを実現させる為に!『ロボット同士の格闘技戦』という形でねッ!!」 「何もロボット使わなくても…」 平(ネメア)はすかさず返すも…ヤンは熱を帯びた声でこう述べた。 「『ロボット同士の格闘技戦』…“夢”があるとは思わないかい? 巨大なマシン同士が火花を散らし“受けの美学”でガッチリと組み合い突き蹴りあう! 既在のプロレス団体を超えた“ダイナミックプロレス”になるよッッ!これはッッッ!!!」 ヤンの熱の籠った弁論は矢継ぎ早に続く。 「これは、ロマン溢れる“異種格闘技戦”をも再現することが可能ッ! 考えても見給え『異種格闘技戦の本場はプロレス』だろ?」 「力道山VS木村政彦!」 「アントニオ猪木VSモハメド・アリ!」 「これら伝説の一戦は全て“プロレスのリング”だった!」 「そうッ!!『プロレスは全ての格闘技を包み込む“許容”と“暖かさ”』があるッ!! 全てを包み込むことで“格闘技”を“プロレス”というものに変貌させるのさッ!それを『機械格闘』で表現してさッ!!」 ヤンは両腕の拳を固く握り締めながらこう言った。 「私は…人々に“夢”を与えたいッ!!」 平(ネメア)は興奮していた。この男の言っていることは“夢物語”だが 久々にワクワクするような気分だった。童心に返るような気持だった。 平(ネメア)は、興奮により体を震わせながらこう言った。 「その“夢”叶えられるかい?」 ヤンは、この言葉にこう答えた。 「もちろんさ“当てはある”。」 ― ドイツ・フランクフルト HW(ハイブリッド・レスリング)の第一回興業は、ここドイツ・フランクフルトの小さなサッカー場で開催された。 参加選手はヤン率いるシュートレスラー達と、特別に招集した選手が4名。 アメリカからは空手家『ミック・ルーファウス』と総合格闘家『ダン・ブライ』。 豪州からはキックボクサー『スタン・ド・マン』。 日本からは総合空手覇道塾の『町原山樹』が参加した。 平(ネメア)はこれらの選手を見て、ヤンに感心しながらこう言った。 「よくこれだけの選手を集めたもんだな。どいつも“一級品”だぜ。」 「言っただろ?『プロレスは全ての格闘技を包み込む』ってね。 “友人”の紹介で異種格闘の選手を集めることが出来た。レスラー同士の試合だけじゃあ面白くないからね。」 「なかなかの“プロモーター(やり手)”だ。だが…一つ不満があるならば“お客”がねェ。」 平(ネメア)は、そう言って辺りをきょろきょろと見回した。 観客が思ったよりも少なく、加えてアルコール臭漂う質の悪そうな客が多かったからである。 ヤンはそんな状況でも問題なくこう答えた。 「最初はこんなものさ。ドイツはプロレス不毛の土地だからね。 プロレスファンも何人か観戦しに来ているが このハイブリッド・レスリングをただの総合格闘技と勘違いした人が多いのだろう。」 ヤンの言葉に平(ネメア)は、半ば呆れながら言った。 「そんなトコロで団体旗揚げしちまってよかったのかい?」 「“故郷で錦を飾る”ってのが筋ってモンだろ? まずはドイツ(故郷)でハイブリッド・レスリングを…プロレスの素晴らしさを広めたいのさ。」 それは幻想(ファンタジー)であった。 レスラー達が織りなす“受けの美学”と“レスリングテクニック”の数々… 異種格闘技戦においては“真っ直ぐなプロレス”を通して、プロレスの強さを四角いジャングルで表現していった。 無論『作りなし』である。 「すっげ…あのルーファウスを『コブラツイストでギブアップ』させちまいやがったよ。」 「ルーファウスってプロ空手のチャンプだろ?攻撃を避けずに受け切ってそれを…」 「コブラツイストって見せかけの技じゃなかったのかよ!?」 「ねぇ…レスリングじゃないの?総合(MMA)じゃないの?」 「レスリングでも総合(MMA)でもない!あれは『プロレス』ってやつだ!!」 「うおおおッ!あのネメアってレスラーすげぇ…ッ ラリアットでスタン・ド・マンをKOしちまったぜ…?!」 「“プロレス最強ゥッ!”」 ……………… ― 12年後…アメリカ・ニューヨーク 平(ネメア)は夢から覚めた。 夢(ハイブリッド・レスリング)は、僅か数ヶ月で終焉(終わった)のだ。 草の根で広まっていき、一時は国内で一大ムーヴメントが巻き起こり スポンサーも多く付き始め、各ヨーロッパ諸国でもTV放送が始まった。 この時、ヤンはどこからか入手したか分からないが機体の設計図を見せてくれた。 それは無骨ながらも確かに“人型の形”をしていたのだ。ヤンはこう語った。 「今度、実験としてエキシビジョンマッチで試作機2体を出したいと思っているんだ。 操縦者には幾人か候補に挙がっている。もちろん君もね。」 “夢”は近づきつつあった。 しかし…『ある事件』で終焉を迎えることとなる。 ドイツで起きた異星人襲撃事件である。無慈悲にも、興行中に巻き込まれたのだ。 その中で所属する選手のほとんどをなくし、代表であるヤンも行方不明となってしまった。 現在、平省三(ネメア・タイラー)は、ニューヨークにある小さなプロレス団体に所属していた。 「俺がやりてぇのは“ショー”じゃねぇ…“プロレス”なんだよ。」 独りボロアパートの一室でぶつくさと呟き、脳裏には様々な想いが駆け巡っていた。 (HW(ハイブリッド・レスリング)が順調に行っていけば…) (ヤンの言っていた“夢”は『ORGOGLIO』に別の形で再現させられてしまった…) (ダンの野郎め…ヤンの構想をパクリやがってよ。) (年齢的にも下り坂だぜ…これからどうすればいいんだ?) (思う存分“真剣(シュート)”がしてぇ…) (ヤン…お前が言っていた“当て”ってのは…) そんな時である。 「失礼する。」 「誰だ!?」 その男はまるで“死神”であった。何時の間にやら部屋に侵入していたのだ。 「私の名は“R”…ヤン・シュミット氏とは旧知の中でね。 彼は私に“DTSを搭載した人型マシンの開発”を依頼してくれていた。」 「ヤンと…!?」 死神(男)は“R”と名乗った。話から察するにヤンとは知り合いであり 尚且つ、科学者であるようだった。それもかなりの科学力を持つ…… 「何の用だい?」 ネメアは即座に疑問をぶつけた。それに対し“R”は静かに答えた。 「君にある試合に出場してもらいたい。」 「試合…総合(MMA)かい? それなら『お断り』だ。俺はプロレスラーだぜ。」 「クックックッ…総合(MMA)と言えば総合(MMA)。 だが、君が出場するのは“デスマッチ”だ。」 「“デスマッチ”…だと?」 「そう“デスマッチ”だ。『地下プロレス』のようなね。」 「ッ!!」 『地下プロレス』… 平(ネメア)はアメリカでの武者修行時代、話だけは聞いたことがあった。 闇社会(アンダーグラウンド)で行われる非合法の試合… 対戦者の“再起不能”…又は“死”によって決着がつくその試合は凄惨なものであるという。 「是非とも、Mr・タイラ(ネメア)にはデスマッチという舞台で “プロレス”をしてもらいたい。“ショー”ではなく“プロレス”をね。」 『“ショー”ではなく“プロレス”』…この言葉にネメアは昔の様な興奮を覚えた。 「ふっふっふっ…」 ネメアは哂った。やっと自分のしたい“真のプロレス”が出来ると。 かつて、HW(ハイブリッド・レスリング)に所属していた時のような充実感を得られるのだと。 「…いいぜ!その話に乗ったッ!!」 ネメアは“R”にOKのサインを出したのだ。 その言葉を聞いて“R”は敬意のポーズ(お辞儀)をしながらこう言った。 「流石はプロだ!流石はシューターだ!そんな君に“プレゼント”しよう…ッ!!」 「全盛期の…いや『それ以上の力を発揮出来る』ようにッ!!」 ― M州D市 某球場 パ゛シ゛ッ゛!! 踏みつけられたと同時にその足を捕り… ド゛ン゛…ッ゛ッ゛ 絡め取り倒したのだ(テイクダウンさせた)! 「バカな…あの踏み付け(ストンピング)を…」 ゼダは呆気にとられながら呟いた。 踏み付け(ストンピング)は地味ながらも強烈な技だ。 それを受けながらも、足を捕りテイクダウンさせたのだ。 恐るべしネメア…恐るべしタフネス…恐るべしパワー…恐るべしプロレス。 「咆゛咆゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ッ゛!!!」 ライオンの様な雄叫びを出し… 仕掛けた技は足関節(ヒールホールド)であったッ!! 「ネメアッ!」 一人の観客が声援を送る。 「「ネメアッ!!」」 もう一人の観客が声援を送る。 「「「ネメアッ!!!」」」 更にもう一人の観客が声援を送り… 「「「「ネメアッ!!!!」」」」 いつしか球場(スタジアム)全体が“ネメアコール”に包まれたのだ。 さぁこれで、膝関節破壊ッ!?靱帯断裂ッ!? 答えは“NO”! 「…ッ???!!!」(ネメアは異変に気が付いた。) (こいつの修斗…異様に“関節部が柔らかい”ぞッ?!) (関節(サブミッション)が効かねェッ!!) (待てよ…今思い返せば…こいつのボディは“ゴムのように柔らかかった”!) 疑問が次々と出た時である。 トン…ッ “ノンクレジット(RC-15)”は、ネメア修斗の足の間接部に手を置き… ゾ゛ブ゛ … ッ゛!! 握り込み“抉り取った”のだッ!! 機体の足からコードや部品が飛び出した… 「おわッ???!!」 ペインセンサーから伝わる激痛に、ネメアは思わず技を解いてしまった。 観客達は皆冷や汗を掻き口々にする。 「えげつねぇ…」 「単純だが効果的だ。」 「なんちゅう握力…」 その時である。 ピ゛…ッ゛!! アンモナイト修斗はすかさず手刀により、ネメア修斗の目に当たる位置を横に薙いだ。 即ちメインカメラ部を破壊してのけたのだ。 「ぐぅッ!!」 ネメアは反射的にその手刀を出した腕を捕るが… ド゛オ゛ン゛ッ゛!!! 空いた手で繰り出した“強烈な喉輪”で押しのけられ… そのままカチ上げられ頭部を再び床に叩きつけられたのであった。 “喉輪落とし”である。大の字でネメア修斗は倒れ込んだ。 そして“ノンクレジット(RC-15)”は、静かに立ち上がり後ろを向いた。 『勝利を確信したから』である。 「待てよ…おい。」 「!?」 信じられないことが起きた。ダウンしたかと思ったネメアは立ち上がったのだ。 この光景に…観客も科学者“R”も皆沈黙した。 「出来レースしやがってよ。不公平じゃねェかよ。」 「“ギミック”がてんこ盛りじゃねェかよ。なァおい?」 観客達はネメアの言っていることは分からなかった…だが只々呆然とするしかなかった。 そう…科学者“R”と“ノンクレジット(RC-15)”を除いては… ネメアは“マイクパフォーマンス”かのように言い始める。 「足が思うように動かねェ…」 「メインカメラ(両目)が破壊されよく見えねェ…」 「だがな…」 「手負いこそ危険…!手負いこそが最強…!」 「目覚めちまったぜ…!」 「俺の“獣性(レスラー魂)”がよォッ!!」 「喰らいやがれッ!」 「渾身の“ネメアファング(ラリアットのこと)”を……ッ」 ゴ゛ガ゛ン゛ッ!!!!!! ネメアは、崩拳(中段突き)により腹部を貫かれていた。 一瞬の出来事であった。 パシ… その時、弱々しくアンモナイト修斗の頭部を掴み… コッ… 軽く頭突きを見舞いながら… ドン… 斃れたのであった…… 『妥協を許さぬガチンコ(セメント)レスラー』ネメア・タイラー…『死亡』ッ! “ノンクレジット(RC-15)”は静かに腕を突き上げ勝利を宣言するも… 拍手するものは一人としていなかった…しかし“そうではない者”がいた。 「時間は掛かったものの…よくぞ斃した。」 そう…科学者“R”を一人を除いて… Rコロシアム 特別試合(バトルロイヤル・デスマッチ) 全試合終了…! 死亡:大廣 憲幸(“無頼”空手) 死亡:ネメア・タイラー(プロレスリング) 再起不能:セオドア・"フィッシャーキャッツ"・ヒル(MMA) 死亡:ホルヘ・ラーモス(ラーモス柔術) 勝者:“ノンクレジット”(バトルシューティング) 戻る ― 続く
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今日 - 合計 - おとぼけ忍者コロシアムの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 16時00分48秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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ポケモンコロシアム 拡張ディスク 機種 ゲームキューブ 配布元 任天堂 開発元 任天堂 配布年 2003年 配布数 不明 備考 予約特典 概要 GCソフト「ポケモンコロシアム」の予約購入者への特典。 ポケモンコロシアムの予約特典ディスクは2種類存在し、この「拡張ディスク」とは別に「任天堂特製ディスク」も存在する。 配布された店舗の系列によってどちらかが配られた模様。 このソフト最大の魅力は、GBAのポケットモンスタールビー・サファイアやファイアレッド・リーフグリーン等にパッケージでも使用されている幻のポケモン「セレビィ」を手に入れる事が出来る点。 当時はセレビィを入手するにはこのディスクか「任天堂特製ディスク」を使用するしかなく、大変貴重かつ重要なソフトであった。 ただし、このソフト単体では機能せずメモリーカード内に一定条件を満たした「ポケモンコロシアム」のセーブデータが必要。 もちろんセレビィを送りたいGBAのポケットモンスターシリーズのカセットとGBA、GBAケーブルも必要である。 他にも、入手の難しいアイテム「でんきだま」を持ったピカチュウや、同じくレアリティの高いマスターボールやポイントマックスといったどうぐも手に入る。 以上のゲーム内容は、「拡張ディスク」と「任天堂特製ディスク」で差異は無い。 拡張ディスクだけの特典としては、GCでソフト「ポケモンチャンネル ~ピカチュウといっしょ~」の体験版が収録されている点があげられる。 ただ、このソフトを求める人はセレビィが欲しい一心なので、バージョンの違いなどほとんど気にしていないようだ。 名前 コメント 合計: - 今日: - 昨日: -
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【TOP】【←prev】【Wii】【next→】 大怪獣バトル ウルトラコロシアム タイトル 大怪獣バトル ウルトラコロシアム 機種 Wii 型番 RVL-P-RJBJ ジャンル アクション 発売元 バンダイナムコゲームス 発売日 2008-10-16 価格 6090円(税込) 大怪獣バトルウルトラコロシアム 関連 Wii 大怪獣バトル ウルトラコロシアム 大怪獣バトル ウルトラコロシアム DX 駿河屋で購入 Wii
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【作品名】ネオジオバトルコロシアム 【ジャンル】格ゲー 【先鋒】アテナ 【次鋒】八神庵 【中堅】ユウキ 【副将】二代目Mr.カラテ 【大将】マルコ・ロッシ 【共通テンプレ】 【攻撃力】一発の打撃は、1m程のミサイルの直撃と同等及び、それ以上の威力 【防御力】1m程のミサイルの直撃に80発以上耐えられる ガードすれば1m程のミサイルの数の威力の攻撃にほぼ無傷で耐えられる。 【素早さ】1m程のミサイルが5m先から飛んだ後で防御できる反応 1m程のミサイルの半分ほどの速度で移動可能 5mの高さまで跳躍する事が可能 【名前】アテナ 【属性】アイドル 【大きさ】少女並み 【攻撃力】共通参照 ハマドリュアスバスター:気弾を発射する技、連射可能 1m程のミサイルの直撃の5発分の威力、弾速は1m程のミサイルとほぼ同じ、射程20m 【防御力】共通参照 【素早さ】共通参照+共通参照速度で10m程を空中飛行可能 【名前】八神 庵 【属性】狂人 【大きさ】青年並み 【攻撃力】共通参照 百八式・闇払い:不思議炎を発射する技、連射可能、地を這うので相手が空飛んでるとあたらない 1m程のミサイルの直撃の5発分の威力、弾速は1m程のミサイルとほぼ同じ、射程20m 【防御力】共通参照 【素早さ】共通参照+共通参照速度で10m程を空中飛行可能 【名前】ユウキ 【属性】緑川光、主人公 【大きさ】青年並み 【攻撃力】共通参照 ビーストバスター:気弾を発射する技、連射可能 1m程のミサイルの直撃の5発分の威力、弾速は1m程のミサイルとほぼ同じ、射程20m 【防御力】共通参照 【素早さ】共通参照+共通参照速度で10m程を空中飛行可能 【名前】二代目Mr.カラテ 【属性】空手家 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】共通参照 虎煌拳:気弾を発射する技、連射可能 1m程のミサイルの直撃の5発分の威力、弾速は1m程のミサイルとほぼ同じ、射程20m 【防御力】共通参照 【素早さ】共通参照 【名前】マルコ・ロッシ 【属性】軍人 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】共通参照 ヘヴィ・マシンガン:何処からともなく2m程の巨大機関銃を取り出して射撃、連射可能 1m程のミサイルの直撃の5発分の威力、弾速は機械レーザーと同じ、射程10m 【防御力】共通参照 【素早さ】共通参照+共通参照速度で10m程を空中飛行可能 参戦 vol.85 588-589 修正 vol.106 437 vol.110 539 vol.112 523 :格無しさん:2013/12/31(火) 21 35 55.10 ID f03cQvj1 ファイヤープロレスリングA考察 攻防は激闘プロレス!!闘魂伝説と同程度だが、回復能力が無いのでその下 激闘プロレス!!闘魂伝説>ファイヤープロレスリングA ネオジオバトルコロシアム考察 攻防からMARVEL VS. CAPCOM 2 NEW AGE OF HEROESに勝るのでその上 ネオジオバトルコロシアム>MARVEL VS. CAPCOM 2 NEW AGE OF HEROES
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レベル1コロシアム レベル―闘技場:切り札 闘技場:持久 闘技場:賞金 闘技場:声援 闘技場:特典 闘技場:特訓 闘技場:突破 名前 コメント