約 1,925,912 件
https://w.atwiki.jp/soulpots6/pages/165.html
配置 宝物殿の現王迷宮王アステリオス 深層迷宮の怪物キングリザード 鉄筋バファロー牛頭 蛸足乙女スキュラ 迷宮長デスメイド 芥子坊主 オイリーダンゴムシ 糸巻き地竜 クイーンラミア 馬頭鯛雑感 配置 1 迷宮長デスメイド オイリーダンゴムシ 4 キングリザード 6 7 クイーンラミア 鉄筋バファロー牛頭 芥子坊主 糸巻き地竜 12 迷宮王アステリオス(ボス) 蛸足乙女スキュラ 14 15 馬頭鯛 ※-:出現しないマス 宝物殿の現王 迷宮王アステリオス 種族 亜人 属性 闇地 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 地闇+~40? 魔撃 3.5 スキル 黒魂魔宮 地闇+~60? 魔撃 3.5 敵全 ダメージ待機ゲージが25上昇一定時間、TP回復速度or待機ゲージ減少速度が 5~25%? 減少 スキル タウラスバレット 地闇+~60? 魔撃 3.5 敵単 ダメージ ガード デッドエンドサークル ? 確率でダメージを無効化 その他 魂迷の波動 自身 通常攻撃に地闇属性を付与最大HPに無属性ダメージを追加 ※古代魔術大全(本/闇/魂迷の波動)所持 魂迷の波動……通常攻撃時、攻撃属性が地+闇になる/地闇攻撃+5 攻撃後、単体対象の最大HPが1~5%減少/最大で-50%まで 重複× ※黒魂魔宮のTP回復速度減少は6~20% 待機ゲージ減少速度減少は7~20%をそれぞれ確認 ※タウラスバレットはブレイク補正あり? ※デッドエンドサークルは距離2.0~3.0、魔撃・神撃に反応を確認 ※魂迷の波動の最大HP追加ダメージはダメージを無効化するか、オブストラクション等でかばうと発生しない模様 地闇防御を合計101以上にして吸収した場合は追加ダメージが発動する。「通常攻撃部分でHPが変動する」のがトリガーと推測される。 深層迷宮の怪物 キングリザード 種族 爬虫 属性 無 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 無 斬撃 1.5 スキル リザードテイルダンス 無 斬撃 1.5 敵縦 ダメージ ガード ディフレクト 直接 確率で回避 その他 ※(長剣or刀or魔法剣)所持 鉄筋バファロー牛頭 種族 亜人 属性 鉄 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 鉄+~ 打撃 1.5 スキル 鉄筋打閃 鉄+~ 打撃 1.5 敵単 ダメージ ガード ブロッキング 直接 ダメージ軽減 その他 ※鋼鉄の牛角斧(戦斧/鉄/鉄14%)所持 蛸足乙女スキュラ 種族 軟体 属性 闇 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 闇+~ 突撃 1.5 スキル デビルフィッシュファング 水闇+~ 突撃 1.5 敵単 ダメージ ガード カウンタ 直接 確率で反撃 その他 ※蛸足槍デビルスピア(槍/闇/闇14%)所持 迷宮長デスメイド 種族 精霊 属性 無 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 無 射撃 2.0 恐怖追加 スキル 迷怒ニュークリア 無 射撃 2.0 敵広 ダメージ ガード サイドステップ 魔法 確率で回避 その他 恐怖抵抗 自身 オープニング時、恐怖抵抗*4を付与 ※ダイヤモンドトレイ(投具/恐怖追加Lv6)所持 芥子坊主 種族 植物 属性 無 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 無 射撃 2.5 睡眠追加 スキル ドリーミングポピーパウダー 無 射撃 2.5 ダメージ混乱・魅了追加 ガード マジックバリア 魔法 ダメージ軽減 その他 睡眠抵抗 自身 オープニング時、睡眠抵抗*5を付与 ※芥子ゴム弾銃(銃/睡眠追加Lv11)所持 オイリーダンゴムシ 種族 蟲 属性 無 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 無 神撃 2.5 骨折追加 スキル オイルライン 無 神撃 2.5 敵貫 ダメージ一定時間、待機ゲージ減少速度が減少(10~25%?) ガード マイティガード 全 ダメージ軽減 その他 骨折抵抗 自身 オープニング時、骨折抵抗*4を付与 ※オイルダンゴの指輪(指輪/骨折追加Lv6)所持 ※オイルラインの待機ゲージ減少速度減少量は13~25%を確認 糸巻き地竜 種族 爬虫 属性 地 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 地+~ 3.0 魔撃 スキル ミミズマフラー 地+~ 3.0 魔撃 敵単 ダメージ必ずEブレイク ガード マジックバリア 魔法 ダメージ軽減 その他 ※ミミズの糸巻き紙(カード/地/地14%)所持 クイーンラミア 種族 爬虫 属性 無 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 無 音撃 3.0 スキル 嘆きの口笛 闇+~ 音撃 3.0 敵列 ダメージ恐怖追加 ガード マジックカウンタ 魔法 確率で反撃 その他 ※蛇腹アコーディオン(楽器)所持 馬頭鯛 種族 魚 属性 水 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 水+~ 魔撃 2.5 スキル 馬の尾頭突き 水+~ 魔撃 2.5 敵単 ダメージ必ずクリティカル ガード サイドステップ 魔法 確率で回避 その他 ※(武器種)所持 ※共通所持品 エンシェントガントレット(小手/法術防御Lv3) 黒曜金環(腕輪/闇/肉体加護Lv4) 薄石布のウォードレス(ドレス/地/地15%) エクスプローラージャケット(戦闘服/スロウ骨折抵抗*3) 迷宮のクロスアミュレット(お守り/闇/睡眠抵抗*8) 闘士のコリュス(帽子/HP上昇Lv9) タイプ:ダンジョン 属性:闇&地(星に弱く花に強い)(命に弱く雷に強い) マップLv:89(~) スキップLv:不可 クリアボーナス:SB+11、28000Ash、SP+1、闇属性攻撃に対しEブレイク耐性が10%上昇 ボスLv:103~ ボス魂片 名称 種族 Lv 属性 ギフト 迷宮王アステリオス 亜人 46 闇 器の再成 器の再成 防具専用 / 行動後、20%で減少しているHPの10~25%分を回復/瀕死時は無効次行動開始まで、防御力と魔防力がHP回復量分減少 重複× 雑感 黒亜の地下宮殿の深部。選定の門を越えた先に広がる、宝物庫へと至る道。 曲がりくねった一本道と設置された安っぽい調度品を燭台の炎が明るく照らし出している。 黄金の扉に閉ざされた「終着の宝物殿」に踏み込むと、奥の玉座に座っていた「迷宮王アステリオス」の退屈晴らしに付き合うことになる。 通常攻撃の追加効果で最大HPにダメージを与えるという特異な戦法と、敵全スキル「黒魂魔宮」による長期戦の強制が厄介。 さらに無効化ガードも持つため、侮ってかかるのは危険。 セオリー通りに地と闇の属性防御を高め、弱点の命と星で早々に削りきりたい。ガードブレイクもあれば盤石。 彼との戦いに決着がつくとマップクリア。各種クリアボーナスと雷散する金色花壇園のマップを獲得する。 また、迷宮からの帰り道で魔窟の隠店アリアドネを発見する。 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/dmdekkikaihatsubu/pages/41.html
デッドマン(Deadman)とはデュエル・マスターズの開発部員の1人。「DuelMasters Wiki」の元管理人で、元々個人でデュエル・マスターズの対戦動画を上げていたが Wizards of the Coastに2014年から入社したことでドラゴン・サーガ期からカードデザインに携わるようになり、それがきっかけで公式サイトで対戦動画を上げるようになった。この手法はTCG界隈でも画期的であり、「遊戯王」や「バトスピ」、「ポケモンカードゲーム」など他の有名TCGでも似たようなカードや対戦動画紹介が行われるようになるなど影響を与えた。 DMR-15で自分の名前が付いた《龍覇 ザ=デッドマン》が強力カードとして登場したり、DMR-12発売前に突如予告で登場し、他の開発部員との10本勝負を披露した。 その後もデュエル・マスターズ商品が発売されるごとに対戦動画をあげている。現在、従来の紹介動画チャンネルは「デトカミチャンネル」と呼称を改め、「カミ神王子」(元カミカミ王子)と双璧を成している。「コロコロチャンネル」にも活動範囲を広げ、こちらでは「ナガオ仮面」とタッグを組んでおり主任Kとも共演、さらには20周年記念でスタートした「デュエチューブ」にもレギュラーとして出演している。 このように現在のデュエマのメディア界隈の顔として様々な場面で活躍している。 デュエマに公式的に関わるようになってからは、デッキ開発部本編においてもたびたび名前の出てくる人物となっている。しかし、「主任Kを置いて焼き肉食べに行った」「開発部が知名度で圧殺される」などのネガティブな言及が多い。エーツーやアンからは呼び捨てにされている。 ■超ブラック・ボックス・パック時の公式デュエマ動画の主任Kの発言によれば、収録前日にまた主任Kを置いて他全員で焼き肉を食べに行ったらしい。主任曰く、彼が行けない日に限ってセッティングをするんだとか。 それからしばらくして、Twitterにて主任を含めたデュエマ公式スタッフのメンバーで焼き肉を食べに行くプランニングのやり取りがなされていた。
https://w.atwiki.jp/chaosdrama/pages/4528.html
戻る 前へ ~PM5 23 Kハウス~ ミオリ「バンッッ!!!(玄関のドアを勢いよく開け、素早く靴を脱いでリビングに駆け込み)アッちゃんっ!!! ………キー君がさらわれたって、本当なの……!? 」 アキラ「! ………ミオリ、さ………っ(ソファを立ち、ミオリに縋りついて涙をこぼし)兄さんが………兄さんがぁぁっ………!! 」 清空博士「(ミオリの後から家に上がり、アキラの様子を見て)………これは、ただ事じゃないね……… 一体、どういう事なんだい? 」 ミーラ「清空博士、ミオリお嬢様……… お嬢様の言うとおり、坊っちゃんは………人間ではない何者によって襲撃され、その者の手によって捕えられた後、その場で地面に吸い込まれるかのように消えてしまったのデース………ほんの、数秒の出来事でーシタ………今、坊っちゃんが、坊っちゃんを攫った輩が何処に消えたのか………依然分かっておりマセーン………。 」 ミオリ「………! ………分かった、分かったから落ち着いて、アッちゃん………(縋りつくアキラを宥めながら)………人間ではない何者かって………そんなの、この世界にはウヨウヨいるから分かんないよ………何か、手掛かりはないの? 」 ミーラ「………申し訳ありマセーン、私も手を尽くしたのデースが、見つける事は出来ませんでーシタ………。 」 清空博士「……君の力をもってしても、か………これは、参ったね………。 」 アキラ「! 手がかり――――――――(その一言に反応し、くしゃくしゃの顔を上げて)………1つだけ……あるかも、しれない………。 」 ミオリ「!! ………教えて、アッちゃん……キー君を攫った奴の特徴でも、何でも良いから………! 」 アキラ「………うん………(涙を拭って)………信じて、貰えるか、分かんないけど………兄さんを、攫った奴………あいつの、顔………… 兄さんと、まったく同じ顔してたの……。 」 ミオリ「……!?(アキラの発言を聞き、驚いた様子で)………キー君と、同じ顔………? 何それ………犯人は、ドッペルゲンガーって事………? 」 清空博士「!……いや、ドッペルゲンガーであれば、キルビス君は死んでいるだろう………犯人は、人間ではないと言っていたね………地面に吸い込まれるように、消えたとも言っていた………だとすると、犯人は何らかの異能力を持っていて、それによって自分の顔をキルビス君と同じに変えていたのかも………。 」 ミーラ「………坊っちゃんと、同じ顔………異能力者………… !(はっとした様子で、アキラの方を見て)………お嬢様、今の証言………とても大きな手掛かりになったかもしれマセーン………! 」 アキラ「……? どういう事、ミーラ………? 」 清空博士「……! ミーラ君、何か分かったのかい……? 」 ミーラ「………確証はありませんが………お嬢様の証言と一致する危険人物が、坊っちゃんから、私の脳にインプットされたブラックリストに含まれていマース………探ってみる価値は、十分にあるかと。 」 ミオリ「! 誰なの?教えてミーちゃん!!(ミーラの肩を揺さぶり 」 清空博士「落ち着きなさい、ミオリ……(ミオリを肩に手を置いて)すまないね、ミーラ君……では、そのブラックリストを見せてもらっても良いかな?(鞄からノートPCを取出し 」 ミーラ「はい、清空博士。 ――――カチャッッ シュルルルルル………(項の辺りを押し、小さなハッチを開いて、中に収納されていたケーブルを伸ばす 」 清空博士「(伸ばされたケーブルを、起動済みのノートPCに接続し)よし……では、拝見しようか……。 ――――カタカタカタカタ……(ミーラの脳にあるデータバンクにアクセスしていく 」 アキラ「………。(ノートPCの画面を覗き込み 」 ――――――ピピピッッ……(アクセス完了の文字が画面に映った後、夥しい数のブラックリストフォルダーが映し出される) ミオリ「Σなっ…… こ、これ、全部キー君が……?ど、どんだけかき集めたのよ、これ………。(フォルダの数を見て、驚愕した様子で 」 清空博士「おお……キルビス君が用心深いのは知っていたが、これ程とは………これは、1つ1つ開いていたら時間がかかってしまうね………ミーラ君、君の言う人物のデータだけを選んでこっちに見せてくれるかい? 」 エクロシア「――― おや、まあ…シャクシャク…(林檎を咀嚼しながら上空から画面を覗きこんでいる)私の顔もありましたね~。それに懐かしい面々も何名か…フフフ…(愉快そうに嗤いながら更に林檎にかぶりつく) 」 ミーラ「了解デース。 ―――――ピピピ…… パッ パッ パッ(自身のデータバンクの中の、数あるブラックリストフォルダーの中から、先ほどのアキラの証言に該当した人物のデータのみをノートPCの画面に映して)ブラックリストNo.34、『ブラッドキルビス』………闇族の狂信集団『闇の眼球』教祖、シング・バレッティーノによって造りだされた人造人間………身長、体重、顔、共に坊っちゃんと瓜二つであり、以前にも坊っちゃんを襲撃した事のある人物デース。 」 ミオリ「……!(ブラッドキルビスの顔写真を見て)………瓜二つ?いや、キー君こんな目ぇ真っ赤じゃないでしょ……髪の色も違うし………いや、確かにそれを差し引けば似てるけどさ……… 後、あんたの存在にも慣れて来てる私がいるわ……。(エクロシアを見て呟く 」 清空博士「闇の眼球、か……まだヴァナダが生きていた頃、騒ぎを起こしてた連中だね……… どうだい、アキラちゃん……こいつで間違いはないかい?(画面を指してアキラに 」 エクロシア「んまあ、何だかんだで人間の生活に慣れ親しむのも悪くないかと思われましてねえ(ミオリの発言にふふふとほくそ笑みながら林檎を咀嚼)…シャク、シャク…… おや、『その方』は…(ブラッドキルビスの写真を見て、ふと何かを思い出したかのように顎元を摩る) 」 アキラ「………確かに、似てる………でも、ちょっと違うかも………目は血走って無かったし、顔つきももっと、穏やかな感じだったと思う………それこそ、兄さんみたいに………。 」 ミオリ「そう……… ?(エクロシアの様子を見て)ねぇ、あんたもしかして何か心当たりあるの? 」 エクロシア「…かつて、我々『女神』(アルカディア)が崩壊した後… 「第二の女神」と呼ばれる得体の知れない存在によって、混沌神下七神衆が再編成され復活したことがあります。『彼』はその一人だったと思います。ただ、当時は名前を変えていたような…え~… 確か…――――『サングル』。スペイン語で"血"を意味する名を名乗っていたかと思われます。シャクリ(林檎を咀嚼) 」 エクロシア「実際にお会いしたことはないのですが、我が女神様曰く…歴代の七神衆においてもかのエンペラーさんや…貴方がたもお世話になったキルゴアさんよりも遥かに高い実力を持つと伺っております。…もっとも、その第二の女神も潰え、新生七神衆も壊滅。その後『彼』が何処へ姿をくらましたのかは、知る由もありませんがねえ…(芯だけ残った林檎を名残惜しそうに見つめる) 」 清空博士「!……七神衆だって!?このデータによると、奴はもうこの世にはいないと書いてあるが……… まさか、自分の死を偽装してそっちに寝返ったというのか………? 」 エクロシア「いや~…当時、あの世の管理を務めるはずの死神である私が仕事を放棄…ゲフン、女神様に仕えることを誓ってからは、地獄のことは一切かかわっていないので分かりませんよ。…ただ、"何か"が死んだ『彼』を突き動かし、脱獄へと導いたのかもしれませんねえ。あ、これはあくまで考察ですが。(結局芯ごと口の中へ放り込む) 」 ミーラ「サングル………七神衆……… 該当するデータが1件ありマース、そちらに送信致しマース……。 ―――――ピピピ…… パッ パッ パッ(ノートPCに、サングルのぼやけた顔写真を含むデータを送信し、画面に移す 」 ミオリ「………?何これ……顔がよく見えないなぁ………もうちょっと、解像度上げれたりしない?(顔写真を見て 」 ミーラ「……これは、顔が確認できませんね………坊っちゃんの隠密行動をもってしても、正面から綺麗に移すのは難しかった様デースね………清空博士、画像の解像度を上げるツールは所持しておられマースか? 」 アキラ「………うーん……薄っすらと、雰囲気は似てる気がするんだけど………。(ぼやけた顔写真を見て 」 清空博士「よーし……任せなさい!丁度、このPCには、高性能の画像解析ソフトをダウンロードしてあるんだ!そいつにかければ………!(解析ソフトを起動し、サングルの顔写真を解析にかける)………さーて……どうだ!! 」 ズズ……(ぼやけていた画像が、徐々に鮮明な姿を映し出していく) ミオリ「!(画面を見て)……凄い、ぼやけた顔がどんどんはっきりして来た……! 」 アキラ「…………!(徐々に鮮明になっていく画像を見つめ 」 ズッ―――――― ピピーーーーーッッ(解析完了の音と共に、ぼやけていたサングルの顔が鮮明に映し出される…… フードを被ってはいるが、微かに見える目元などの顔のパーツや輪郭は、まさに今日、アキラの目にした”敵”の顔とすべてが一致した―――― アキラ「――――――!!! ………こいつ………こいつだよ!!こいつが………兄さんを攫って逃げた!!間違いないよ!!!(顔写真を指差し 」 エクロシア「へぇ…これが…(…しかし、この"眼"… ああ、わかりますとも。殺戮衝動に駆られた、狂気を孕んだこの"眼"… ―――― 誰かを、思い出しますねぇ…)(サングルの写真を静かに見つめる) 」 清空博士「………! まさか、そんな………本当に……… 何てことだ、キルビス君はあの七神衆の1人に………!? 」 ミオリ「………さっきのより、こっちのが断然キー君によく似てる………こいつで、間違いないんだね………!(顔写真を見て)………ねぇ、ダメ元で聞くけどさ………一応、元は仲間だったんだよね?だったら、こいつが行きそうな場所とか、何か少しでも心当たりがあったりしない?(エクロシアに 」 ニュースキャスターここで臨時ニュースをお伝えいたします。(一同が困惑に捕らわれる最中、テレビの放送画面が急に変わり始める)先日、聖国「コスモス」で開催された首脳会議にて、テロリストによる襲撃事件が発生。ディーヴ王国第二王女・キュウカ姫が誘拐されました。」 ニュースキャスターまた、同日、政府保有の裁判所がある司法の島「デッドエンド」においても同様の事件が勃発。主犯格は『赤い泪』と呼ばれるテロリスト集団だそうです。」 エクロシア「まあ、繋がりが全くなかったとは言い切れませんが…いくら私でも、彼の居場所についてはお応えかねま……おや?(ふと、テレビの画面に一瞥を与える) 」 清空博士「ん、何だい…?(テレビの方を見て)……はぁ……怖いなぁ、テロか………赤い泪、聞いたことが無いが………新手の組織か? ……おっと、テレビを見てる場合じゃなかった、どうにかして助ける方法が無いか………。 」 リポーター「(画面が転換し…)こちら、司法の島「デッドエンド」より中継です!現在島周辺区域に政府軍による警戒態勢が強いられており、島内部への侵入は不可能となっております! 」 リポーター「デッドエンドの対空防衛システムにより、上空より内部の様子を確認することは極めて危険な為、現在内部で何が起こっているのかは不明です!現在政府は付近に緊急特別対策委員会を設立し、事件解決に向けて日夜検討している模様です!以上、現場からお伝えいたしました! 」 ニュースキャスター「ありがとうございます。…主犯格の一人は、二週間前の政府軍艦襲撃事件、及び先日の大監獄インフェルノ襲撃事件の主犯であることが判明いたしました。政府は彼らの経歴を探り、『赤い泪』と呼ばれる組織が『闇の眼球』をはじめとするいくつかの組織によって構成されていることも明かされました。」 ニュースキャスター「政府は今回の事件を同時多発テロとして全国に緊急警戒態勢を発令。現在その構成員の指名手配書を発行しており、全国に注意喚起を促しています。(それと共に画面に映し出されたのは、何名かの指名手配写真。その中に、PC画面にも映っていた、あの「サングル」の姿もあった) 」 ミオリ「……え?(ふと、テレビに映る手配書が目に留まり)―――――――あああああっ!!!ちょっと、今!こいつ映ってる!!!(アキラと清空博士に呼びかけ 」 アキラ「えっ?………!!!!(テレビに映るサングルの手配書を見て)………間違い、無い…………こいつだよ………さっきのと、同じ…………!! 」 エクロシア「…今、『闇の眼球』と聞きましたね。例の『彼』も含め、あの使命手配書の面々…私にも見覚えがあります。彼、キルビスさんがあの事件に巻き込まれてしまったとおうのであれば…これはもはや"ただの誘拐事件どころではすまなくなる"でしょうねえ。…さて、これからどうします。 」 清空博士「Σ何――――――― !!!(テレビを見て、驚愕した様子で)………何てことだ………こ、こんなに早く、手掛かりが舞い込んで来るとは…………これは、神のお導きか…………!?(ショックと歓喜で震えながら 」 エクロシア「ただ私に言わせてもらうのであれば、彼(キルビス)の"死相"は近づいているといってもいい。何せ彼を誘拐したあの男(サングル)と、その男が所属する組織が政府本部が現在最も警戒しているところなのですから。…そんな組織に捕まってしまった以上、いくら『英雄』の協力をもってしても救出は不可能に近い。 」 ミオリ「………まさか、キー君が闇族のテロリストに捕まるなんて………一体、何が目的なの………単に英雄狩りが目的だっていうなら、キー君を狙うのはお門違いってもんでしょ……… キー君はもう、”あの一件”で英雄は退いたも同然だもの……。 」 清空博士「!………英雄でも、不可能だって?そんな馬鹿な………じゃぁ、どうすりゃ良いんだ………? 」 ニュースキャスター「また『赤い泪』は裁判官15名とキュウカ姫を人質に取り、政府に対し「血液」を要求。血液の量により人質を一人ずつ解放すると供述しているようです。政府の見解によれば…―――――(以降、アキラたちにとって目ぼしい情報は流れず) 」 アキラ「………っ(死相という発言に、表情が青ざめ)………そんなの、嫌………せっかく、帰って来たのに………一緒に、いられるはずだったのに…………こんな形でお別れなんて、絶対に嫌!!(エクロシアの服を掴んで)あいつらの事知ってるんでしょ?なら、何でも良い……何でも良いから、あいつらを倒す手がかりを教えてよ!!何か少しでも情報があれば、『英雄』の人達にも有利になるでしょ!? 」 エクロシア「(アキラに掴まれ、うーんと困った表情に)…とりあえず、『現場』へ向かってみてはいかがでしょうか。ここで手をこまねいていも仕方ないでしょうし。それに…百聞は一見に如かず。まずは直接情報収集を行ってみるべきかと。 」 ミオリ「現場………って、キー君が攫われた場所?それとも……… まさか、テロが起こった現場とか言わないよね?いや、確かにそこなら情報収集捗るだろうけど………。 」 エクロシア「私が持ち得る情報よりも、有益なものがきっと手に入るでしょう。 」 アキラ「……何処でも良いよ、奴らの手掛かりが掴めるなら、何処へだって行く!!(エクロシアを離し、急いで2階に上がっていく 」 清空博士「Σあ、アキラちゃん!?何処に………。 」 ミーラ「おそらく、出かける準備をなさっているのではないかと。(外したケーブルを項の収納ハッチにしまい)お嬢様は、本気で坊っちゃんを助け出すつもりデース、何が何でも、何をしてでも………。 」 清空博士「な……そ、そんな、危険すぎる!いくらなんでも無謀だ………!(ノートPCをしまい、焦った様子で 」 ミオリ「………アッちゃん……… そんなとこ見せられちゃ、さ………私も負けてられないよね………。(アキラの決意を感じ取って、呟く)パパ…… 私も、アッちゃんと行くよ! 」 その後、支度を終えたアキラたちは清空博士が運転する車で3時間かけ、司法の島がある南の国へと向かった――― ――― South・M・Land 司法の島「デッドエンド」へと続く橋の門前 ――― 政府軍兵士『当区域は大変危険ですので、取材はお引き取り願います! 下がって、危ないから! 誘導員を増員しろー!!(厳重なバリケードが敷かれた門前にて。政府の役人とカメラマンたちが周囲を何度も行き来し、現場は混乱としていた)』 清空博士「(車を運転しながら)………(結局、押し切られてしまった………アキラちゃんも、ミオリも、一度言い出したら聞きゃしないんだから………でも、どの道キルビス君は助けなきゃいけない………親友の、大事な倅だから………!)………そろそろ、着くぞ………! 」 アキラ「(窓から、島の方を見て)………これが……… 司法の、島―――――――! 」 BGM♪ ミオリ「………よーし……アッちゃん、パパ、武器はちゃんと持ってるよね?うちが用意出来る最高の護身用武器を厳選して来てるんだ………もしもの時、絶対役に立つはずよ………。(腰のホルダーに、黒い懐中電灯の様な物を下げて 」 アキラ「うん、大丈夫だよミオリさん。 ……随分、騒がしいね………どうやって、通ろう………。 」 政府軍将校「…緊張を解くなお前たち!いつ何が起こるか分からん…!厳重警戒態勢で待機せよッ!!! 」 政府軍兵士『 は っ ! ! ! ! 』 」 清空博士「(車を止め、ポケットから免許証入れを取出し)……一応、私も政府公認の科学者の端くれだ、政府の管理する施設への通行許可証は持っている………しかし、この状況で許可が下りるだろうか……… 何とか、食い下がって頼む気ではいるが………こうもピリピリした役人を見るのは、私も初めてだからね……。 」 サトミ「――――……?あれ…アキラちゃん……??(その時、現場へ駆けつけてきた傍観者の群衆の中から、聞き覚えのある声が聞こえる)―――アキラちゃん…!! 」 アキラ「……それでも、意地でも入れてもら―――――― !(群衆の中から放たれた、聞き覚えのある声に、思わずその方向を振り返って)―――――今の…… サトミ、ちゃん………?(車のウィンドウを下げ、顔を出し、辺りを見回して 」 ミオリ「……? どうしたの、アッちゃん?いきなり窓開けて………もしかして、何か見つけたの? 」 サトミ「アキラちゃーん…!(アキラたちの元へと駆け寄る)はぁ…はぁ…びっくりした…!アキラちゃん、何でこんなとこに…?(横髪を掻き上げ) 」 アキラ「Σあっ…… やっぱり、サトミちゃんだ!それはこっちの台詞だよ……サトミちゃんこそ、どうしてここに? 」 清空博士「サトミ?(ウィンドウを開け、顔を出し)! さ、サトミちゃんじゃないか!ヴァナダの教室にもよく来てたから、覚えてるよ………君、どうしてここに………? 」 ミオリ「サトミって、アッちゃんのお友達だよね?まさか、こんなとこで会うなんて……… やっほー、久しぶりだね?ミオリお姉ちゃんだよー。(サトミに手を振り 」 白衣の女性「……?どうしたの、サトミ…?(その後、彼女の後を追うように一人の女性が現れる。麗しく長い黒髪で、研究員らしい白衣を身に纏っている)……?……! 」 白衣の女性→サユリ「…あ…貴方は…!(清空博士の顔を見て驚嘆する)…清空博士…!私です、山本です…!(女性の名は「山本紗由里」(やまもと さゆり)。元は清空博士と同じアームズカンパニーの研究員を務め、現在は政府の科学班に所属している)…お久しぶりです。まさかこのような場所でお会いするとは… 」 サトミ「あ…!お久しぶりです!(ミオリ、そして清空博士にお辞儀し)えっと、それは…あっ…!その前に、紹介するね、私のお母さん。昔、ワンナップリさんの会社に勤めていたの。(白衣の女性、サユリを見ながら)今は政府で研究員として働いているの。今日は有休なんだけど、政府に突然緊急招集をかけられて… 私も気になってここへ来たんだけど… 」 清空博士「えっ……… えぇっ、や、山本さん!?こ、こちらこそお久しぶり………(サユリに)………そうだったのか………事態は、深刻なようだね………。 」 アキラ「ど、どうも!私、サトミちゃんと仲良くさせていただいております……あ、アキラと申します!(サユリに)………そうだったんだ……… 私達もね、どうしても島に入れて欲しいんだ………兄さんを、助ける為に………! 」 サユリ「ええ…そうですね…(厳重に閉された門へ視線を向け)…ここへ来た、ということは…既にご存知かと思われます。事件発生より数時間が経過していますが、未だ政府、犯罪者、両者共に動きはなく睨み合いの状態が続いているようです。初めまして。この子がいつもお世話になっているわね。(ふふっと柔らかい表情でアキラとミオリに挨拶) 」 サトミ「お兄さん…を……?どういうこと……?? 」 その後、アキラはサトミたちに事情を説明… サトミ「…そん――――(事情を聴き、一瞬言葉と目の輝きを失う)…… …… ……キルビスお兄さんが…(その後、遥か先に立つ巨大な白い塔を眺める) 」 サユリ「……!? まさか…ご家族の方が事件に巻き込まれたのですか…!?(アキラたちの証言を聞き、清空博士へ) 」 清空博士「……その通りです、キルビス君は、アキラちゃんの目の前で………ここを襲った奴らの仲間の手によって、連れ去られてしまった………。 」 ミオリ「………で、私達は奴らの手掛かりをどうにか手に出来ないかと、ここに来たわけ……… けど、この様子だと………(白い塔の方を見て)………ビンゴ、みたいね………あそこに、例の奴らが……… キー君を攫ったクソ野郎も、いるかしら………? 」 サトミ「……(ふと伏し目がちになり、何か深く考えつめた様子だったが)……!(突然母サトミへと振り返る)……お母さん、お願い…!キルビスさんを…アキラちゃんのお兄さんを、助けてあげて…! 」 サユリ「そんな…… ……?サトミ…?(険しい表情へ一変した娘を見て) 」 サトミ「…キルビスさんのお陰で、私…お姉ちゃん(マドカ)から助けてもらったんだ… あの時、キルビスさんに救われていなかったら…私今頃、機関の「例の計画の実験体」にされていた…(唇を震わせながら)だから…今度は、恩返しをしたい…!それに、大切な友達のお兄さんだもの!見捨てることなんて、できない…!!(アキラを一瞥し、再びサユリと向き合う) 」 サユリ「……!……(サトミが…こんなにも誰かを思う娘だったなんて… …マドカは、私の責任で"変わって"しまった…けど、この子は…)……そう…(――― いい友達に出会えたね。)(ふっ、と娘に微笑む) 」 サユリ「…… …… ……わかったわ。(ふぅと肩の力を抜くように)…清空博士。デッドエンドへはあの一本道しか通路はありません。現在通路はあのように厳重に封鎖されており、現時点では将校たちですら侵入を固く禁じられています… ですが…もう一つだけ、"あの島へ侵入できるルートがあります"。 」 清空博士「!! ……山本さん………協力してくださるのですか………? 」 ミオリ「……!(表情が一気に明るくなり)サトミちゃん、ナイス!!サトミママも、本当にありがとう!!……アッちゃん、良かったね!キー君を助けられるかもしれないよ!! 」 アキラ「………っ(溢れそうになる気持ちを堪え、深々と頭を下げて)――――――ありがとうございますっっ!!!! 」 サトミ「……!!……お母さん、ありがとう…!(ぱあと表情が明るくなり)よかったね、アキラちゃん…! 」 サユリ「はい…!娘から、当時(機関時代)のことは聞いています。この娘は友達のお兄さんに命を救われた…断る訳がありません。(ふふっと笑む)…あのお方…『ヴァナダ』さんが残した究極の遺産が、まだカンパニーの地下に眠っているはずです。それがあれば、デッドエンドへの侵入も可能のはずです。……ですが…(白い巨塔を見やる)…侵入できたとはいえ、命の保証は―――― 」 エルナ「―――その心配なら要らないよ。(サユリの言葉を遮る様に現れたのは、政府軍が誇る精鋭"エージェント"の少女。拳銃をくるくると回しながら彼女たちの元へやってくる)お話、聞かせてもらったよ。警戒態勢で待機を命じられていていい加減痺れを切らしていたところなんだよね~。…だから、あなたたちの護衛は、私が責任を以て務めるわ。(手中の拳銃をホルスターへ華麗に差し込む)―――よろしくっ☆(ウインクし) 」 アキラ「……うん……っ(目元をサッと拭い、サユリの方を見て)………お父さんの、遺産………?それがあれば――――― えっ?(エルナを見て)………あなたは……? 」 サユリ「あなたは…!(突如現れたエルナ、そして彼女たちの登場に首を傾げるアキラたちに気づき紹介する)…彼女は、世界政府が誇る屈指の精鋭《エージェント》の一人よ。…手厚い護衛、感謝します。(そう言い、エルナに会釈) 」 エルナ「いーよいーよっ。それが仕事みたいなもんだもん。それに、誘拐されたのは君(アキラ)のお兄さんだけじゃないからね。あいつらに拉致された人たちを全員解放しないとね。 」 ミオリ「Σマジで!?……アッちゃん、聞いた?今の私達に、こんな凄い助っ人が来てくれるなんて……… 本当に、神様の慈悲としか思えないね………。(目を輝かせながら 」 アキラ「………!ありがとうございます、エルナさん………(頭を下げ)………私、ここに来てよかった………これで、兄さんを助けられる………! 」 サユリ「それなら、早速カンパニーへ向かいましょう。あとのことは、移動中にお話しします。(清空博士にアイコンタクトを送り) 」 浦橋龍助「ぶおん!ぶおん!ぶおおおおおおおおおおおんっ!!(たまたまミオリたちの近くに停車する)さてと、疾風達とR34ミーティング、楽しかったし、休憩でもするか・・・・そろそろこいつ、タイヤ交換でもすっかな・・・・。っと、その前に・・・・吉岡が行方不明らしいな・・・・・(車から出ないで、コーヒーを飲みつつ) 」 清空博士「……よし、では早速、ヴァナダの会社に向かうとしようか。(車のエンジンをかけ)まったく、あいつめ……友である私にも隠れて、どんな凄い物を開発していたのかね………。(そう呟き、車を発進させる 」 清空博士のワゴン車に乗り込んだ一同は、その後高速道路に乗り真っ直ぐに東の国へと走行したのだった… ――― 某所 ――― 薄暗い一室。幾つも展開されたディスプレイの電光によって照らされたその部屋に、一つの影が立っている。 白髪の青年「…… …… ……(ディスプレイに映る一人の人物を凝視している。青い髪をした少女たちが車に乗り込み、今まさにどこかへ出発した瞬間まで…) 」 白髪の青年「……「ここ」へ来るのか。…ふふっ…なら、ちゃんと歓迎してあげないとね。 ブ ワ サ ァ ――――(踵を返すと身に纏った白衣が靡く。不敵な笑みを浮かべた青年はそのまま一室を後にした…) 」 その頃、アキラたちは… サユリ「(車内の後席に座っている)…デッドエンドはただの司法の島ではありません。島内部にある裁判所には『マザリス』というビッグコンピュータがあります。ヴァナダ博士と私は過去に、そのコンピューターの共同研究に携わったことがあります。 」 サユリ「マザリスは、この世界の全住人の個人情報が格納されていて、人工衛星とリンクしたマザリスを利用することで、対象者の現在の位置情報を検索できる機能があります。犯罪者の位置を特定するためだという政府の考えに則り、あの裁判所に設置されるようになったのですが… 」 サトミ「……?どうしたの、お母さん…?(急に言い淀んだサユリに首を傾げる) 」 サユリ「…実は、先程エルナさんがおっしゃっていたように、キルビス君以外にも誘拐された方々がたくさんいるみたいなんです。その原因として考えられるのが、あの「マザリス」なのではと… 」 エルナ「…現在(いま)、世界各地で犯罪者やそうでない人たちが忽然と行方を眩ます事件が…例の大事件(首脳会議やデッドエンド襲撃)の水面下で密かに相次いでいるの。首脳会議に出席していたある二人のお姫様の誘拐事件を始め、それに誘発されたかのよう、次から次へと…ね。どう考えても不自然よ。(腕と脚を組み、車の窓から覗く景色を一望しながら) 」 清空博士「そうか………奴らは、一体何のために……… どちらにせよ、一刻も早く手を打たないとマズイね………。(そう言って、前方にかすかに見える建物を見て)………お、もうすぐだね………あそこに行くのも、いつ以来だろうか………。 」 ミオリ「………キー君のパパの、会社……… あそこに、キー君を救えるかもしれない物が――――――(徐々に近づいてくるカンパニーのシルエットを見て 」 サユリ「(徐々に近づく建物を見据え、更に話を進める)…カンパニーには、人間をデータ化して遠隔地に転送する装置―――『ヴァーチャル・スキャナー』(※以下:V.S.)があります。ヴァナダ博士が発明した世界最高峰の転送装置… ケイオスにあるすべてのコンピュータを構築する巨大ネットワーク「コスモネット」に人間を送り込む技術から誕生したものです。 」 サユリ「この装置を利用し、人をデータ変換してコスモネットに送り込み…そのネットワークを通じて、短時間で世界の反対側へ移ることも可能なんです。彼のV.S.は世界的に認められ、今では世界各地のコンピュータ施設に設置され、V.S.から別のV.S.へと人間を送り込むことが出来ます。当然、デッドエンドにもその装置があります。だから、カンパニーからマザリスへ移動出来るもう一つの手段こそ、V.S.なのです。 」 アキラ「!……凄い………じゃぁ、それを使えば―――――!! 」 エルナ「ふーん… でも、各地にその装置があるってんなら、そのカンパニーってところに拘らなくてもいいんじゃない?(首を傾げる) 」 サユリ「ええ…ですが、V.S.の行く先は一部に限定されていて、特に強固なプロテクトが掛けられているデッドエンドへは転送できないんです。…しかし、カンパニー地下にある「プロトタイプ」は世界中にあるすべてのV.S.に干渉でき、デッドエンドのようにプロテクトが施されたV.S.の侵入路を解除することができるんです。 」 清空博士「………!な、何という………あいつ、そんな物を密かに……… やっぱり、敵わんなぁ………。(小さく呟く 」 ミオリ「あら、パパってば……キー君のパパの技術力に改めて妬いちゃってる?(少しからかった口調で 」 エルナ「なーるほどね~…(科学ってよくわかんないけどすごいんだな~…)(自分とは遠い世界のことのように真顔で感心)まっ、その装置を使って島の内部へ侵入できるなら…案外楽勝じゃない?現場潜入した後のことを警戒すれば… 」 サユリ「ええ…あの方の技術には、いつも驚かされるばかりです… ……(カンパニーに近づくにつれ、徐々に表情が陰っていく) 」 サトミ「やっぱりワンナップリン博士はすごいなぁ…!(最も尊敬する人物の開発秘話を聞けて目を輝かせている)……?…お母さん…?(サユリの顔を心配そうに覗きこむ) 」 アキラ「………私、こう見えて潜入とか、隠密行動は得意なんです………昔、ちょっとした訓練を受けた事があって………。(エルナに 」 サユリ「……っ…( ギ ュ ッ … )(唇をかみしめ、自分の白衣の肩部を強く掴む)……!……う、ううん。平気よ、気にしないで。(サトミに、何処か弱弱しく笑ってみせる) 」 ミオリ「アッちゃんって、元々の生まれは忍者の家系だったんだよね?カッコいいじゃねーの……… ん?(サユリを見て)………サトミママ、大丈夫?車酔い? 」 エルナ「へぇ~!(ずいっとアキラへ詰め寄り) ふ~ん…じゃあさ、君、ウチ来る?(にやりと悪戯っぽい表情のあと、「冗談冗談!」と笑う) それなら心強いね~。 」 清空博士「えっ?大丈夫ですか山本さん………もうすぐ到着しますから、少し窓を開けて外の空気を吸われた方が………。 」 アキラ「Σえっ……… は、はぁ……兄さん程、上手くできるかはわからないけど………頑張ります、頑張って………必ず兄さんを助けだします。(エルナに 」 サユリ「…ああ、いえ……平気です…(――――…彼女たちに『真実』を伝えるべきか… そうしなければ、キルビス君を救うことはできない… でも…これを、もしもこの事実を伝えてしまったら…私は… 博士から受けた恩を…仇で返してしまう……っ…――――) 」 そして一同は、目的地のアームズカンパニーへと到着する… エルナ「よっ…と!(車から降り、目の前にそびえ立つ建物を見上げる)…ふーん、ここがあの、例の装置があるって会社? 」 清空博士「(車を降りて)………久々に来たが、変わってないなぁ……… ヴァナダ、お前の最高傑作……見せてもらうぞ。 」 ミオリ「(車を降りて、プリン型の会社の看板を見て)あはは、相変わらず面白いね……キー君のパパ、やたらとプリンにこだわってたよね~。 」 アキラ「(建物をじっと見上げて)…………サユリさん、早速ですが地下への案内をお願いします………私、いつでも奴らの所に潜りこむ覚悟は出来てますから。 」 サユリ「……(無言でカンパニーを静かに仰ぎ見る。自身の脈打つ鼓動が徐々に高鳴り、今にも破裂しそう心臓を抑え込もうと胸元に手を添える)……行きましょう…(そう言い、彼女たちを先導しカンパニー本社の出入り口前へ向かうが…)――――― ザ ッ … ! (突如踵を返す。無言で彼女たちの前に佇むその姿は、先程の協力者としての彼女ではなく…アキラたちを、"カンパニーに入れさせないという"意思が全面的に現れていた)…ハァ……ハァ……!(ずっと我慢していた感情が徐々に零れ始める) 」 アキラ「………え?(サユリの様子を見て、立ち止まり)………サユリ、さん? 」 サトミ「わぁ~…!(カンパニー前に来て興奮している)私、いつかここで研究するのが夢なんだ~♪ふふふっ…♪……はっ!ぶんぶん。(まるでピクニック感覚に浸っていたが、本来の目的を思い出し我に返る)さ、さっ!いこう!……!?(突然振り返った母の姿が先程と何かが違うと感じ取り、表情が一変する)……お母さん…?(ゆっくりと、一歩詰めよる) 」 清空博士「? 山本さ……… !(サユリの様子を見て、彼女の意志を薄々ながら感じ取り)………あなた、まさか………。 」 エルナ「……(アキラたちの背後で、サユリの行動を黙視する) 」 サユリ「ハァ…ハァ……!(徐々に荒くなる呼吸、滴る冷や汗、青ざめる表情―――)――――― ス チ ャ ッ (徐に取り出した銃を一同に向ける) 」 エルナ「――― ス チ ャ ッ (サユリが銃を取り出したタイミングでアキラたちの前に現れ、サユリに銃口を向ける) 」 サトミ「ひっ……!…お、お母さん……!?(今まで目にした事の無かった母の姿に驚愕と戦慄が走り、思わず身が竦む) 」 ミオリ「………嘘でしょ………何で………?(サユリとエルナを見て 」 アキラ「………! …………どういう、事ですか………(サユリの行動を見て、肩を震わせ)何で―――――― 何で邪魔するんですかっ!?(怒りと困惑の混じったような表情と声で、言い放つ 」 サユリ「…… …… ……ごめんなさい… やっぱり…―――― 貴方たちには『真実』を知られたくない…っ…! 」 清空博士「真実………? どういう事なんですか、山本さん………? 」
https://w.atwiki.jp/espritlibre/pages/86.html
┃デッドランド
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/48548.html
登録日:2021/07/03 Sat 19 09 28 更新日:2024/08/28 Wed 14 43 31NEW! 所要時間:約 40 分で読めます ▽タグ一覧 ビターエンド 中間 井上敏樹 余韻のあるラスト 愛 感傷 會川昇 白瀬芙喜子 自己犠牲 賛否両論 鬱展開 「ビターエンド」とは、直訳で「苦い終わり方」。 転じて、そういった類の感情を読み手に抱かせるエンディングを指す。 読み手の感情に依拠する性質上、ハッピーエンドやバッドエンドと比べて分類としてはだいぶ曖昧。 基準が感覚的なため、ハッピー/バッドと違い「実はあのラストはビターエンドだったのでは?」と再解釈されることは少ない一方、続編等で展開が広がった結果「単体で見るとビターだけど続編込ではビターエンドでもない」パターンもある。 端的には「ハッピーエンドとバッドエンド両方の要素を持つ終わり方」や「物語の大筋から見ればハッピーエンドだが、それ相応の犠牲も出てしまった」とされ、自己犠牲的な要素を含む作品がしばしば挙げられる。 よりわかりやすく定義するなら When(いつ):終盤~ラストにかけて Where(どこで):作品により Who(誰が):主人公に近しい人、あるいは主人公自身が What(何を):生命・存在・記憶など不可逆的なものを Why(なぜ):目的達成のため How(どのように):取り戻せない形で 失う作品はビターエンドと見なされやすい。 犠牲の有無に関わらず目的を達成していなければバッドエンドor打ち切りエンドだし、犠牲が序~中盤なら概ね時間が主人公や読み手の悲しみを昇華してくれている。 また失ったものが町や一般市民だったりする場合も事細かに描写されるのは稀で、エピローグに復興描写が挟まって主人公回りは前向きなラストを迎える傾向が強くなる。創作はモブに厳しい。 またビターエンドの基準は終盤の規模にも左右される。 例えば4人パーティーなら1人を失うだけでもビターだが、大作の総力戦での犠牲の一部だと、準レギュラー級が死亡しても個々に尺を多く割けないので勝利の余韻が勝り、ビターエンドのイメージは薄れやすくなる。 なおWhatにて代償を不可逆的と書いたが、例外も存在する。恋愛感情である。 仮にストーリー上は悲恋で終わっても、死別でない限り再燃する可能性は一応ゼロではない。 もっとも、複数のヒロインから一人を選ぶ作品で選ばれなかったヒロインにとってはビターエンド……なんて例を挙げ出すとキリがないので、本項ではそういったパターンは扱わないものとする。 上述の通り、基本的にビターエンドには離別が絡んでくるが、読み手を一貫して第三者目線に据えて「とにかくモヤモヤする」という意味でビターエンドと感じさせる作品もある。 この場合は感情移入する前に終わらせる性質上、星新一のようなショートショート、一話完結の作品が代表的か。 誤解されやすいが「トゥルーエンド」≒「ビターエンド」ではない。 これは公式でハッピーエンドとトゥルーエンドが別にある作品だとハッピーエンドとは別=ビター……という捉え方が先行して、他作品にもそれが波及した結果と思われる。 さらなる誤解として「ビターエンド」を「ベターエンド(よりよい終わり方)」と誤読する人もたまに見られる。 以下はジャンル別のビターエンド作品。性質上ネタバレ注意。 ◎漫画・小説 [部分編集] 巨人の星 最後の一球を投げた瞬間、医師の警告通り、左腕が「ピシッ」となり、完全に崩壊。 完全試合を目指し戦い続けたが、「審判が混乱してしまいアウトかセーフか判定つかず」「飛雄馬は失踪し球界からも忘れられた」「左門と京子の結婚式を陰ながら見守り、立ち去る飛雄馬の背中に教会の十字架がかかる」という暗めな描写で終わる。 一方アニメ版では当初 飛雄馬が絶命する というもっと酷い終わり方をする予定だったが、スポンサーが激怒して反対意見を覆せず、大幅に修正することになった。 その結果、左腕の崩壊という事実は残した上で「ちゃんとアウトになり完全試合を達成」「一徹におぶってもらい、満場の拍手の中球場を後にする」「エピローグの結婚式は暗くなってしまうためカット」「最後は朝日の中、飛雄馬がしっかりとした足取りで歩くイメージシーン」という感動的なラストに昇華させた。 エリア88 親友であった神崎の裏切りで地獄の激戦区エリア88へ送られたシン。 相次ぐ戦友の死に直面する中、ついに神崎を撃墜する。 しかし彼の精神もまた極限まで追い詰められており、エリア88で過ごした友との記憶を失って恋人と日本へ帰国するのだった。 ジョジョの奇妙な冒険 Part1 ファントムブラッド 幸…………わせ…に………エリナ ディオの一撃で致命傷を負い自分がもう長くないと悟るジョナサンは、波紋を浴びせたワンチェンを使い船を爆発させディオもろとも死を選ぶ。そして夫と共に死ぬことを選ぶ妻のエリナに母親に先立たれた赤ちゃんを託し、生首のディオを胸に抱えながらジョナサンは息を引き取るのだった… 一八八九年2月7日ジョナサン・ジョースター死亡 ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン 僕の名前は……… 僕の名前はエンポリオです 承太郎までもが敗れる死闘の末、一巡した世界でプッチもまた倒される。 唯一生き残ったエンポリオは、新たな世界で新世界の別人となったかつての仲間たちと出会い、涙ながらに自らの名を伝える。 連載時の最終コマでの煽り文「引力、即ち愛(ラブ)!!」は評価の高い名文。 聖闘士星矢 冥界の最果てにあるエリシオンでの冥王ハーデスとの最終決戦にてアテナをかばった星矢の胸にハーデスの剣が深々と突き刺さる。小宇宙が消え絶命していく星矢だが、しかしその死への悲しみが面々の小宇宙を増幅させ、ハーデスを圧倒する。 アテナの必殺の一撃で遂にハーデスを討つも同時にエリシオンも崩壊を始める。しかし彼らは無事に帰ってくるだろう…光あふれるこのすばらしい世界へ……… 尚、本作の完結から10数年後、映画や原作者自らが執筆した続編でこの続きが描かれている。 ドラゴンクエスト ダイの大冒険 こうする事が…!! こうして自分の大好きなものをかばって生命をかけることが…!!! ずっと受け継がれてきた……おれの使命なんだよ!!!! 突如現れた死んだはずのキルバーンの黒の核晶から皆を守るため爆発とともに空に消えたダイ。世界中を探し回るも全く行方をつかめずポップ達は諦めかけていた… しかし墓のように突き刺さるダイの剣の宝玉はまだ光っていた。ダイのためだけに作られた剣ゆえその宝玉の光も持ち主が生きてる限り失われることはない。つまりダイはまだ生きてる…!! どこにいるかはわからない、でも生きているならばまた会える。ダイの帰ってくる所はここしかないのだから…。 ミラクルボール そうだ! きっと、奇跡は起きるんだ!!! 地区大会で負ければ廃部が確定する武蔵丸第三中は決勝戦で理不尽な強さを誇る武蔵丸第一中に敗れ去ってしまう。 不滅は野球部と自分を憎む校長と交渉し、武蔵丸第三中から転校することを条件に野球部の存続を果たす。 ところが後に野球部に置かれていた日誌から校長の野球部への憎しみは誤解だったことが判明。校長は自身の行いを激しく後悔し、野球部のメンバーも不滅が転校することを知るのだが、既に不滅は転校の準備を整えて武蔵丸第三中から姿を消していた。 仲間と不滅の行方捜索する佐々木は何とか駅にいたところを見つけるのだが、不滅は佐々木にいつかの再会を誓うメッセージ入りのボールを投げ渡してどこかへと去っていくのだった…。 悲しい別れを経験した佐々木だったがそれ以降の人生でも野球で努力を続け、2015年にプロ野球選手となった彼はマウンドにて不滅と再会を果たす。 デュエル・マスターズSX よくわかんないけど元気だからさ。心配すんなよ。 いつかそっちに行くからよ。 またみんなでさ……、決闘しようぜ!! アダムとの最後のデュエルに勝ち人類を守った切札勝舞だったが、降ってきた塔の残骸をくらい行方不明となる。悲しみの中葬式が開かれた後、父、勝利が息子の消息を求め旅をしていると遥か遠い島で遂に勝舞を見つける。しかし勝舞の記憶は失われていた。皆のことは覚えていない、だが勝利の出す《ボルシャック・ドラゴン》に懐かしさを覚えるあたり完全に忘れたわけではなかった。 勝舞に携帯電話でれく太に電話させる勝利。要領を得ない会話ではあったが死んだと思ってた親友の言葉に、れく太はその場で泣き崩れる……。 そして勝舞の放った輝きにより、長らく昏睡状態に陥っていた弟・勝太が目を覚まし……。 そんな勝舞だが記憶喪失が悪化し映画スターやボクサーになっては「カードに命かけるやつなんてこの世にいねーだろ。」と発言したり果ては王様になったりと迷走しまくる。見兼ねた勝太がデュエルで記憶を取り戻させる。 勝太も勝太で、昏睡時には霊体状態でこの世を謳歌してまくっていたことが後に判明するが。 コミックスではアダムのその後を描いた書き下ろしがある。…が、本編での10年後の勝舞の様子と照らし合わせると、微妙に繋がらない所も…。 最強伝説 黒沢 あったけぇ……………………… 最後の最後……………………… あったけぇ………………………………………… ホームレス(特に茜ばあちゃん)の住処を守るための不良達との抗争に辛くも勝利した黒沢たち。まんまとせしめた100万で祝杯を上げるも黒沢は意識が遠のいていく。 それはかつて不良達にリンチにされた時にも感じた死の感覚だった。消える意識の中で自分の散々だった人生を振り返る黒沢。何も掴めない人生ではあった。しかし自分の手を掴んでくれる人はたくさんいた。その事実に満足し黒沢は息を引き取った……。 …かに思われた数年後、続編が始まる。しかしこちらもハッピーエンドとは呼べないラストになっている。 ほんのり!どんぱっち 「……ここ ビュティがいんだよ」 「……そうか」 「ヘッポコ丸のヤツも……」 『ボボボーボ・ボーボボ』のスピンオフ。あっちと違って毛狩り隊もいない平和でユルい日常系ギャグに。一度路線変更があった。 実は原作と話が繋がっており、首領パッチもそちらの世界にいた本人。 同じ元の世界から現れたボーボボは勢力を増すばかりの毛狩り隊との終わらない戦いに身を投じていることを語り、 あの自由でやりたい放題だった首領パッチが悩んでハジけきれなくなってこちらの世界に来ていたことが判明する。 しかも、「そちらの世界のビュティとヘッポコ丸が死亡したのでは?」と考察する向きもあるが、果たして……。 四月は君の嘘 「有馬公生君」 「君が好きです!」 「好きです!」 「好きです!!」 東日本コンクールの後、かをりが病死してしまったという知らせを聞いた公生は、かをりの両親から最期の手紙を受け取る。 そこには、ともに過ごした1年間の思い出、かをりの語られなかった過去や想い、そして一つの嘘とその真実が書かれていた。 5歳の時、公生の演奏に感銘を受け、彼に伴奏してもらうためにヴァイオリンを始めたこと、中学1年の時からずっと闘病生活を送っており、自分はもう長くないことを知っていたこと、そして──渡を好きだと言ったのは嘘で、本当に好きだったのは他ならぬ公生だったこと。 全てを受け止めた公生は、ほろ苦くも美しい初恋と失恋の思い出を抱き、新しい未来に向かって進んでいく。 「カヌレ、全部食べれなくてごめんね」 「たくさん叩いてごめんね」 「わがままばかりでごめんね」 「いっぱいいっぱい、ごめんね」 「ありがとう!」 テアトル最終回 ◆ドリヤス工場先生の次回最終回にご期待ください。 水木しげるドリヤス工場が手掛ける「最終回」をテーマにした3ページ短編集。 同じ作者の漫画『あやかし古書店と少女の魅宝』の登場人物が使いまわし総出演する「毎回最終回」というべき作品で、突拍子のない超展開に入った直後に終わってしまうエピソードが複数ある。 IT 映画にもなったスティーブン・キングの小説。 スタンの自殺、エディの戦死という犠牲を払いながらも、ルーザーズ・クラブは幼い頃からの宿敵であったペニーワイズとの決着を果たす。 全てが終わった後、ビルはスタンが遺した手紙から彼の死の決意と友情を知る。 魔性の子 小野不由美の初期作で、現在は『十二国記』シリーズのエピソード0とされているホラー小説。 異常な怪異に憑かれた「魔性の子」高里要に「臨死体験した時に見た『世界』への憧れとここへはないどこかに帰りたい『故郷喪失者』観」を重ね、彼の唯一の庇護者となった教育実習生広瀬。 だが最後に彼が直面したのは、「高里は真の意味で異世界のものだが、自分は只の人間でしかなく望郷心は彼へ構うのも含めエゴでしかない」という現実と、迎えと思い出した「王」への想いから帰還を選んだ高里との別れだった…。 しかも後に『十二国記』側で高里の帰った世界はファンタジーだが現実的で不条理もある人間社会と分かり、さらに日本から異世界に来てしまった人々の苦労が描かれたことで、結果的に広瀬の渇望も都合のいい妄想色を帯びてしまう事に…。 また広瀬と高里の別れの時発生した大嵐も高里のいる地球と『十二国記』世界を繋ぐ門を開くために起こったものであり、中々に業の深い話である。 ただ令和になってから描かれた、高里が味方殆どなしな壮絶状況下で王を探す『白銀の墟 玄の月』の中で、広瀬との出会いと別れが彼の「支え」になっていることが判明したのが救いか。 さよなら妖精 米澤穂信のミステリー小説。 90年代初期、社会勉強旅行をしていたユーゴスラビアの少女マーヤ(マリヤ)とひょんな事から出会い、珍しい国の活気ある人と仲良くなった日本の高校生4人。 しかし途中でユーゴスラビアが民族抗争や経済格差による崩壊から長い紛争に突入し、それによる命の危険を理解しつつもマーヤは故郷へと帰還。 その一年後、かつて帰る前のマーヤに紛争真っ只中という現状をスルーして「一緒にユーゴに行きたい」と願い拒絶された昔の自分のアレさを反省しつつ、 連絡がつかず故郷が激戦区と化した可能性が高い彼女を、自分独りで何が出来る訳で無くとも助けに行くと決めた語り手守屋に対し、マーヤの行方・故郷探しに否定的だった同級生の太刀洗は、無情な現実を突きつけてしまう事に…。 ちなみにその後、成人後の太刀洗の旅路を描いた小説が複数執筆され、その中でマーヤの兄と太刀洗が対面する話もあるのだが、守屋が本作後どうなったのか、守屋と太刀洗以外の2人が彼女の帰国後を知る事はあったのかは語られていない…。 天外魔境 天外魔境 ZIRIAの小説版。ゲームに入れられなかった要素が盛り込まれており、火の勇者の宿命や大門教が迫害された先住民であるなど掘り下げも多い。 戦いの果てに大門教からジパングを護ったものの自来也は愛するものを護れず、綱手と大蛇丸の恋は悲恋に終わる。大団円を迎えたゲームや小説版の要素を取り入れた遥かなるジパングと比べるとやや重めのお話になっている。 平家物語 壇ノ浦の戦いの後、生き残った平清盛の娘徳子は出家し平家一門の菩提を弔う事となる。 史実が元ネタであるがゆえにビターエンドにならざるを得なかった古典作品である。 なお後の史実では勝った方の源氏も三代で将軍が途絶える憂き目に遭った。 ◎ゲーム [部分編集] ペルソナ3 >だんだん眠くなってきた… >…目を閉じますか? 目を閉じる ……。 ニュクスを封印する楔として「命のこたえ」に辿り着いた主人公。そして仲間たちと迎えると約束した卒業式……。 生死をテーマとした本作のストーリーの根幹を見せたこの結末は、後日談も併せて当時多くの物議をかもした。 FINAL FANTASY Ⅹ 「勝手で悪いけどさ! これがオレの物語だ!」 「もう、おまえたちの時代だ」 シンの本体であるエボン=ジュへの異界送りとともに、ガードの役割を果たしたアーロンも消滅。 また、エボン=ジュが生み出していた夢のザナルカンドが消えることで、主人公であるティーダも消えることとなる。 「いなくなってしまった人たちのこと、時々でいいから……。思い出してください」 後に続編FFⅩ-2のマルチエンディングで「ティーダ復活エンド」が設けられたが本エンドの印象から賛否両論となり、 さらに復活エンドの先を描いた小説とHDリマスター版FFⅩ付属サウンドドラマで、復活エンド後に待つろくでもない未来が示唆されたためサウンドドラマの続編マダーという声も込みで色々と考えさせられる終わりでもある。 FINAL FANTASY XV 「長かったなぁ」 宿敵にして世界を闇で閉ざしたアーデンを打倒したノクティス。 だが、最後には自らの存在と引き換えにして星に再び光を灯す使命が残っていた。 ノクティスはその運命を受け入れ、王都城の玉座へ座り歴代の王たちが放つファントムソードを受け死亡。 直後、死後の世界で未だなお残るアーデンを今度こそ打倒し、その精神も消滅。世界には朝日が昇る。 全てが終わった後、ノクティスとルナフレーナは思い出の写真を傍らに、二人きりの結婚式を挙げた。 ちなみに、スタッフロールの合間に挿入されるのが色々な意味で有名な「やっぱつれぇわ」である 「悪ぃ、やっぱつれぇわ」 「みんな、どうもな。俺、お前らの事好きだわ」 上記のように色々と解りづらい内容という事もあり、シリーズの中でも賛否が分かれているEDである。 ドラゴンクエストⅥ 幻の大地 「みんなにも よろしくね……」 「あたしは みんなのこと ぜったいに わすれないよって……。」 長い冒険を経て、ついに大魔王デスタムーアを倒した主人公一行。 しかしそれは現実と夢の世界が隔たれ、夢の世界にしかいないバーバラとの別れを意味するものでもあった。 漫画版では、なんと愛の奇跡で現実世界に残るという堀井雄二公認のハッピーエンドを迎えている。 ロックマンエグゼ4 トーナメントレッドサン/ブルームーン 「罪人である人間が別の人間を裁こうなどおこがましいとは思わんかね?」 デューオの人工惑星から人類一丸となり地球を守った熱斗とロックマン。しかしこの事件の首謀者であるDr.リーガルは他者から裁かれることを拒み、屋上から身投げする。“悪は決して消えない”という言葉を残して…… その後の捜査でもリーガルの遺体が発見されることはなかったが、続編では… パワプロクンポケット8 登場人物の一人である白瀬芙喜子はハッピーエンドもバッドエンドも嫌いなビターエンド主義者。 彼女の夢も「好きな人に看取られながら死ぬ」というもの。 展開によっては「好きな人が死ぬのを看取りたい」という夢に変わってしまう。 他の彼女候補のエピローグにも、ビターエンドを思わせるようなエンドはそこそこある…いや、結構ある。 ワイルドアームズ the 4th Detonator パーティーメンバーの一人で、物語開始前から死病に侵されていたぶっ壊れ女剣士ラクウェル。 その病が癒えることはなくエピローグで息を引き取るが、「世界に残された美しい物を見る」旅の目的は、彼女自身ともう一人の仲間の手で果たされた。 エストポリス伝記Ⅱ 四狂神との最終決戦でセレナは命を落とし、セレナとの息子がいる町への虚空島落下を阻止したマキシムもセレナの傍らで最期の刻を迎える。 二人が命を賭けて守った血筋は、後世へと受け継がれていくこととなる。 Seraphic Blue 「全てが不確かなこの闇の中、真実として静かに息衝いている、彼女の肖像。」 「私はこの絵に笑い掛け、胸の内に温かな希望を抱き締めよう。」 「だって…。」 世界の運命が彼女自身の選択で決まってしまう最後の正念場。 その世界の狭間で、彼女(ヴェーネ)は「生きていく」ことを選んだ。 それが本当に幸せな未来を生むのかは…まだ誰にも分からない。 デジモンストーリーサイバースルゥース ハッカーズメモリー イーターに寄生されて死がすぐそこまで迫っている御島エリカがとった最後の手段は、「データ化した自分の記憶をバックアップとして保持しているパートナーデジモン・ワームモン」と「自分の精神データ」を融合させることで、新たなデジモンとして生まれ変わることだった。 そしてデジモンへ転生したエリカと主人公は全てに決着を着けるが、そこでエリカに迫られた選択は2つ。「人間の姿に戻って、そう遠くない未来に訪れるであろう自身の死の瞬間を待つ」か、「仲間たちと別れ、デジタルワールドでデジモンとして生きていく」か。 エリカが選択したのは仲間たちと別れ、デジタルワールドでデジモンとして生きていく道。それは今生の別れに等しいものだったが、主人公はいつかきっとエリカと再会できることを信じて、彼女の最後の笑顔を目に焼き付けるのであった。 ――日常に戻った主人公は何かを忘れているような感覚を覚える。だがそれを思い出そうとすると、不思議と涙が零れ落ちるのだった――。 アークライズファンタジア ……聞いてくれ イーサのコアを破壊した状態ではホゾンを無効化出来ないんだ コアの代わりが必要なんだ イーサの因子を持つ者がコアの代わりにここに残らなきゃいけない 人の未来を人の手に取り戻したい、ラルクと仲間達。それを否定し、現人類が滅ぶ既存の方法による世界救済に固執するイーサ神。 聖地ノワーレでの死闘の末に「神殺し」は成されたが、最深部に辿り着くと、ラルクは仲間達に今まで隠していたある真実を打ち明ける。 協力者のソニア博士から受け取った、世界に満ちる有毒なホゾンを無害化する浄化プログラムの実行には、神の代わりに演算能力を補えるものが必要だった。 それは神の因子を持つ人間――即ちラルクのこと。しかも無害化が完全に達成されるまで500年ものあいだ眠り続けねばならず、肉親や仲間達と永遠に別れることを意味していた。 どこかで下手に話せば、仲間達が絶対に引き留める。後ろめたさを抱えつつ、覚悟を決めて隠し通していたラルクは別れを告げ、一人聖地で眠りにつくのであった。 彼を仲間達は思う所がありながらも見送り、目覚めの時に備えて各々メッセージを残す。 しかし、そこに最愛のリフィアのメッセージだけは無く、自分が自惚れていたのかと肩を落とすラルクだったが…… ストーリー中、決して少なくない犠牲が出た末にこの結末であるため、やるせない気持ちになったプレイヤーもいた。主人公が死ぬ訳ではないのが唯一の救いである。 ロックマンX5 本作ではプレイヤーの行動によってエンディングが変化するマルチエンディング方式なのだが、その中の一つのルートではゼロがワイリーナンバーズとしての記憶と使命を思い出し、Xに戦いを挑むという展開になる。 ゼロとの一騎打ちに勝利するとエンディングとなるのだが、そのエンディングではなんとライト博士がゼロとの記憶を「嫌なメモリー」として全て消してしまったのである。 「ゼロって奴のことは何も覚えていない」とXが周囲に話すラストは、シリーズファンから見たらバッドエンドと読んでも差し支えない程後味の悪いエンディングとなった。 御存知の通りシリーズはこの後も続くため、ゼロとの思い出を胸に戦い続ける決意をするエンディングが正史なのが救いか。 R-TYPE Δ 異次元戦闘生命体バイドと人類の戦いを描いたR-TYPEシリーズの1つ。 本作のあらすじは、突如として地球圏に出現したバイドを殲滅するために三機のR戦闘機(対バイド用異相次元戦闘機)が出撃。地球に現れたバイドを殲滅した後、バイドを生み出しているバイドコアを破壊するためにバイドに汚染された異相次元に突撃するというもの。 その三機のR戦闘機であるデルタ、アルバトロス、ケルベロスは激闘の末にバイドコアの撃破に成功し、地球の危機を救って英雄となった。だがそのうちケルベロスだけは帰還に失敗。異相次元の奥でバイドに取り込まれてしまう。地球の危機を救った英雄は化け物の番犬と化したのだ。 そして新たなR戦闘機が異相次元に突入して自分を解放してくれる日、すなわち自分を殲滅してくれる時を待ち続けることとなる。 Rewrite ほぼ全てのルートがビターエンド。 純粋なハッピーエンドと呼べるようなのは一つもなく、いずれのルートも必ず何かの犠牲の上で主人公たちが幸せになるというある意味リアルで厳しい世界。 続編……というかファンディスク的立ち位置のRewrite Harvest festa!では後日談や本編のIF展開という形でハッピーエンドが描かれているのが救いか。 Mass Effect 3 プレイヤーが多くの選択をしてシナリオが分岐してきた三部作の集大成として、ラストでもプレイヤーの選択によってエンディングが変わる。 ゲーム最終版、リーパーに対して唯一対抗できる手段であるクルーシブルとシタデルを接続し、ついに稼働させることに成功する主人公・シェパード。 しかしそこでクルーシブルのAIが姿を現し、シェパードに対して以下の3つの選択を迫る。 …のだがどの選択をしてもイマイチすっきりしないエンディングであることに加え、主人公のシェパードは生きて仲間の元へ帰れないので、マルチビターエンドと言われる。 ●破壊 クルーシブルを起動し、リーパーを含む全ての機械生命体を死滅させる。 悠久の時代から有機生命体を根絶やしにし続けてきたリーパーをついに打倒できるが、破壊する対象は全ての機械生命体。 つまり肉体に機械を埋め込んでかろうじて生き永らえているシェパードや、多くの犠牲を払ってようやく和解し、味方となった機械生命体も死ぬ。 条件を満たせばシェパードが生きているのではないか?と思わせるようなカットインが入るが、ゲスと和解するために死んでいった仲間の犠牲が完全に無駄になる。 ●支配 シェパードが新たなリーパーの支配者となり、全てのリーパー勢力を撤退させる。 シェパードは人間を辞め、これからはリーパーの力を密かに銀河社会のために役立てていくことになる。 シェパードは今まで敵対していた者たちが唱えていた「リーパー支配論」を否定し続けていたが、結局それを肯定している事になっている。 流石にこれはシェパードのキャラクター的にも有り得ないと最も評判が悪いエンディング。 ●共存 肉体に機械を埋め込んで生きているシェパードは有機生命体と機械生命体の中間の存在となっている。 このシェパードが生け贄になることで全ての生物と機械は融合し、新たな進化を遂げることができる。 これによって、有機生命体は機械のように言葉を介することなく意志疎通をし、機械生命体は生物のように感情を得る。 …簡単に言えば主人公が生け贄となって敵勢力と和解するというものだが、何億年と続いてきた戦争の決着としては何とも言えない微妙な結末である。 唐突に生物と機械が融合を果たすという、超展開とも言える突拍子もない展開もスッキリしない一因と思われる。。 以上、どれを選んでも必ず犠牲が出る上にスッキリしないエンディングである。 この全ルートビターエンドという結末に対して海外の一部のファンたちが激怒したようで(*1)、制作会社に抗議する者や、ゲームを改造して無理矢理ハッピーエンドのシナリオを作る者などが現れた模様。 ACE COMBAT 04 shattered skies エルジア共和国の首都ファーバンティでの最終決戦の末、約2年に及んだ大陸戦争はISAFの勝利で幕を閉じた。 同時に、エルジアのエース部隊「黄色中隊」を率いるエース「黄色の13」も、プレイヤーにしてISAFのエース「メビウス1」との決戦の末に敗北、戦死した。 彼は恋人にして先日の戦闘でメビウス1によって撃墜された「黄色の4」の遺品であったハンカチを最後まで持っており、 「13」の機が撃墜されると同時に、そのハンカチは地上で彼等の戦いを見守っていた「私」と「酒場の娘」の下に落ちて来た。 二人はこのハンカチを「13」と「4」の墓標として、ファーバンティ郊外に埋葬した。 その後、エルジアの敗北を認められない若手将校の手で未完成の最終兵器メガリスが起動、黄色中隊の名を継いだ若手パイロットと共に戦争を継続しようとするも、 これもまたISAFとメビウス1の手で打ち倒された事で、今度こそ完全に戦争は決着した。 それから長い時が経ち、大人となった「私」は、メビウス1に宛てた手紙――自分の半生、黄色中隊や「13」や「4」との交流、そしてその最期を見届けた事、 即ち、『ACE04』のサイドストーリーを綴っていた。 「13」はかつて、「ライバルと呼べる者と己の死力を尽くして戦った末に空で死ぬなら本望」という旨を語っていた。 大陸の誰もが深く傷付いた大陸戦争の最後の最後でメビウス1という好敵手と出会えた事は「13」にとってせめてもの幸福だった事を祈りつつ、「私」は手紙をしたためる。 そして机には、「酒の入ったグラス」と「ハーモニカ」(*2)そして、「13と4、私、酒場の娘が笑顔で映る写真」が置かれていたのだった――。 主人公はメビウス1であるため、その立場に限って見れば絶望的な状況を主人公の超人的大活躍で引っ繰り返し、ついに奇跡的逆転勝利を収めたという間違いなく爽快なストーリーなのだが、 まず戦争に至った経緯からしてエルジアもまた被害者であり悪の帝国などではないこと、 合間に挟まるサイドストーリーの語り部である「私」は「13」を始めとした主人公のライバルである黄色中隊と交流が深いためどちらかと言えばエルジア寄りの目線である事、 恋人だった「4」の戦死を受けて「13」が消沈していた事や、その原因が「酒場の娘」も属するレジスタンスの攻撃による負傷と機材の損傷にある事をプレイヤーは知ってしまっている事から、 この結末も爽やかといえば爽やかなのだが、素直に勝利を喜べずすっきりしない後味も残るという戦争の空しさが押し出されたものとなっている。 ブレイズ・ユニオン このゲームには4種類のエンディングがありどれもビターエンドの要素を持ち、最低ひとりは自軍から死亡者が出る事となる。 Chapter6A(正史編)のエンディングは新生ブロンキア帝国を裏切ったメデューテを倒した新生ブロンキア帝国軍のメンバーは軍のリーダーであるガルカーサの戴冠式に参加する事となる。 帝国軍の将として残った者は後の帝国とファンタジニア王国との戦争で戦死する運命が待っている。 (離脱したパメラとミゼルはこのエンディングの後の物語であるユグドラ・ユニオンでも死なずに済む) 国外追放となったジェノンとメデューテは別の地へと向かう事になる。 どちらかと言えばメリーバッドエンドに近いが、ガルカーサを止められなかったジェノンとメデューテの気持ちを考えるとビターエンドでもある。 Chapter6B(王国編)のエンディングはBF50に突入しなかったパターンだと和解できた父王オルディーンを失い王宮を去ろうとするアイギナは妹王女ユグドラに呼び止められる。 一度は固辞したがユグドラの根強い説得でファンタジニア王国に残ることになる。和解したふたりの王女の傍らにはグラムブレイズ改めアイギナ親衛隊の一員が近衛兵として付き従っていたというもの。 BF50に突入したパターンだとユグドラを殺害し魔竜の血が完全に覚醒したエミリオの撃破後、アイギナは塞ぎ込んでしまっていたが後に立ち直りアイギナ親衛隊のメンバーの前に姿を見せ、 王国の王女として生きることを宣言する。親衛隊のメンバーの大半は彼女を支えていく事になるが、ガーロットとメデューテは王国を離れ旅に出る事になったいうもの。 ちなみにこのエンディングに到達するまでの過程で最も多くのネームドキャラの死亡者を出す事になってしまう。 Chapter 6C(ネシア編)のエンディングは普通のハッピーエンドに一番近いものとなっており、退位したソルティエに替わって皇位についた彼の遠縁の幼い甥のもと宰相の職にヴェルマンが就きガーロットは将軍として彼を支えていく事になるというもの。 参謀ポジのひとりであるネシアに裏切られもうひとりの参謀ポジであるジェノンに戦死されたグラムブレイズの生存メンバーの事を考えると複雑な気持ちになったプレイヤーもいるだろう。 ゼルダの伝説 時のオカリナ 「ハイラルに平和が戻る時… それが… 私たちの別れの時なのです…ね」 長きに渡ってハイラルを支配してきた邪悪の王が主人公に倒され、ようやく平和が訪れたものの、(不本意とはいえ)主人公に重い使命を背負わせてしまったヒロインは贖罪のために主人公を元いた世界へと戻す事を決意。 主人公もヒロインの想いをくみ取って、彼女から別れを告げられながら元いた世界へと帰還した。 本編のみを観る分には僅かながら希望のある結末だったが、それから長い月日が経った続編では、主人公とヒロインが『時のオカリナ』以降二度と会う事なく、互いに茨の道を歩んだ事が判明した。 ◎アニメ [部分編集] 宇宙の騎士 テッカマンブレード 「忘却を、苦しみから逃れる手段に使ってはならない。だが、彼だけにはそれが許される。…いや、許される気がする。 「もし、神がいるのなら…それは彼に与えたもうた救いなのだ…。」 ラダムに乗っ取られた肉親、師匠、義姉、他二名と骨肉の争いを繰り広げ、ブラスター化によってかけがえない記憶すら失っていくDボゥイ。 全てが終わった後、車椅子でアキの介護を受ける彼はただ屈託のない笑顔を浮かべる……。 それいけ!アンパンマン 一話完結型の短編がメインとなり基本はハッピーエンドであるが、中には悲しい結末となる話もいくつかある。 ●アンパンマンとゴミラ 「ボク、自分が町で何をしたか覚えてる……恥ずかしくてみんなに会えない……!」 「心が元に戻ってもこんな大きな体じゃまた迷惑かけちゃう……!」 ゴミラが初登場する話。 ばいきんまんの悪だくみで巨大化させられ、凶暴化してしまったゴミラはアンパンマン達の活躍で大人しくなるものの体は大きなままだった。 町で大暴れをして滅茶苦茶にしてしまったことを恥じたゴミラは引き止めるアンパンマン達を振り切り、深い海の底で一人暮らすことを選ぶ。 いつかまた会えることを誓って……。 天元突破グレンラガン 「愛しているわ、シモン」 「ああ俺もだ。愛している」 アンチスパイラルによる滅びに抗い、ついにこれを打倒した超銀河大グレン団。 それはシモンの愛する人であり、アンチスパイラルに生命力を依存した仮想生命であるニアの消滅を覚悟した上でのものだった。 スパロボでは初参戦の第3次Zでも、Xでもスパロボ補正によってシモンと生き続けられるハッピーエンドを迎えた。 機動戦士Vガンダム 「いえね……冬が来ると、わけもなく悲しくなりません?」 多くの犠牲を生んだ戦争も終わり、カサレリアで暮らすシャクティの下に現れたのは、全てを失い盲人と化したカテジナだった。 自らの居場所を求めた末に、敵国に寝返り悪行の限りを尽くしたカテジナがシャクティ達の下へ戻れるはずも無く、彼女は涙ながらに廃墟と化した故郷へ独り旅立つ。 シャクティもまた、今までの報いと言える惨めな姿に成り果てあても無く流離う彼女を、ただ見送るしかできないのであった。 「道に迷った旅人よ……」 コンパス爆弾で爆殺は禁句。 超電導カンタム・ロボ 「もうパワーアップしていくだけの殺し合いはたくさんだ!!そこからは何も生まれない!!一気に勝負をつける!!」 「ぐああああ!!こんなお前死ぬ気かぁ!?」 「生き残る気さ………」 『クレヨンしんちゃん』の劇中劇。しかしその内容は本編顔負けに濃い。 秘密結社ミッドナイトの親玉ギルギロス大統領になす術なくやられるカンタム。しかしそこに現れたのは自分が産んだJrに父親の顔を見せに来たカンタムの婚約者シーラ。Jrをジョン少年に託した2体は合体し、究極カンタムロボとなりギルギロスを道連れに自爆する結末を選ぶ。 かくしてミッドナイトは壊滅、カンタムもジョン少年の前から姿を消した。いつかまた会える事を信じて………。 この話がアニメで放送されてから約20年後に刊行されたコミカライズ版『ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』ではなんとこの話の続きが描かれている。 遊戯王VRAINS Aiは…人を愛するの、“アイ”だ…!! 人間に反乱を起こしたAi。その理由は自分が生きている限り、遊作/Playmakerが死ぬ未来を変えることができないからせめて自分の生涯を相棒であるPlaymakerの手で終えたいからというものだった…。 最強のコードトーカーとリンク6の激突の末、Playmakerはデュエルに勝利しAiに奪われたものは取り返すことはできた。しかし一番守りたかったものを守ることはできず、その最期を見届けることしかできなかった………。 ちなみにこの最終回とともに夕方放送枠、OCG題材及びぎゃろっぷの製作の遊戯王アニメなども同時に終了してしまっている。 バトルスピリッツ ブレイヴ ありがとうございました。いいバトルでした 世界を救うために神々の砲台を起動するためにバローネと戦い、勝利した馬神弾は神々の砲台の引き金を引くことになる。 しかし、引き金は引くものではなかった…。「なるもの」だったのだ。 悲しみに暮れる仲間たち。そして、ダンはバローネに手を差し伸べて冒頭の台詞を最期に残し、神々の砲台を起動して世界を救った。 ダン自身を弾丸として…。 ちなみに続編ではなんと魂が実体化した状態で登場する。彼の遺志を継いで世界で活躍する仲間たちの危機に現れ、助太刀していた。 強殖装甲ガイバー(劇場公開版) 成り行きで拾ったユニットで強大な力を得た主人公は、ユニットの持ち主である組織に狙われ、ヒロインも陰謀に巻き込まれてしまう。 本部の一勢力であるが最終的に組織が壊滅、保護されたヒロインは平和な日常に戻ったものの、異形の戦士と化した主人公はヒロインの前から姿を消して消息不明になってしまう…。 もっとも、現在進行形で終わりの見えない戦いが続いている原作漫画の世界観を鑑みれば、見方によってはまだ救いのあるオチとも言える。 GODZILLA3部作 分かるか、ゴジラ!貴様を憎み、貴様に挑む最後の一人がこの俺だ! 貴様が奪った全ての命、貴様が壊した全ての夢を背負って、今俺はここにいる! もしも貴様が本当に破壊の化身だというのなら、今度こそ残さず焼き尽くしてみせろ! 過去の全ての呪いを!! 多くの犠牲を払いながらもゴジラを倒すことはかなわず、生き残った僅かな地球人は自分たちの末裔たるフツアと共存していくことになる。 周りがフツアとの生活に順応していく中でただ一人ゴジラへの憎しみを捨てることができなかった主人公は、自らをこの世から消すことで憎しみを子孫に伝えない道を選んだ。 ゴジラだけでなく、「英雄の憎しみ」をトリガーとして降臨するギドラからも子孫たちを守るために。 ゾイドワイルド デスメタル帝国はフリーダム団の活躍で倒され、ワイルド大陸に再び平和が訪れた。 しかし、デスレックスすら救おうとしたアラシの優しさは帝王ギャラガーの野心の前に儚くも踏み砕かれ、かつて人間と心を通わせ世界を救った「古代秘宝Z」はマグマの中に消えていった… ◎実写作品 [部分編集] バタフライ・エフェクト タイムリープに目覚めた主人公はヒロインや周囲の人が幸せになるルートを模索するのだが、やり直せばやり直すほどヒロインが悲惨な目に合っていく。 最終的に彼が出した結論、それはヒロインと出会わない世界線に生きることであった……。 なお一般公開のビターエンドならまだマシな方で、未公開EDの一つは自殺RTAである。 鉄人タイガーセブン ジュン、俺は君の愛にまで背を向けて去って行かなければならない。 野生のゾウが自分の死に場所を探すように。 さよなら、ジュン… ムー帝国を滅ぼした滝川剛/タイガーセブンであったが、自身の人工心臓の寿命はもう2日もなかった。 そして仲間に正体を明かすと、一礼してそのまま何処かへと姿を消すのだった…… 超人機メタルダー 八荒、舞さん。君達に会えて、嬉しかった。 君達の永遠の幸せを祈る。 そして僕は…いつか必ず甦る! いつも遠くから、君達のことを見守っているよ… 帝王ゴッドネロスを倒したメタルダーだったが、戦いの最中で超重力制御システムが破損したために、地球崩壊の危機に陥る。蝶重力エネルギー装置を破壊することで防ぐことができるが、それはメタルダーの人間態たる剣流星の死を意味する事であり… 仮面ライダー剣 俺は運命と戦う、そして勝ってみせる──! 人間を守るのが…お前の仕事じゃなかったのかッ!! アンデッド全封印もバトルファイト阻止にも失敗し、人類をはじめ全ての生物が絶滅する最悪のエンドは回避できたが、戦いの末主人公・剣崎一真は二度と相川始に会えない体となる…。 それより前に公開された劇場版では別の道を辿った世界が描写されたが、新たな危機に対し始の方が自己犠牲を果たすことに。 本編の後日談では、自身の運命とどこかで戦い続ける話、300年後を描いた小説版や仮面ライダージオウ・ブレイド編のように2人が救済される話がある。 尤も、剣崎役の椿隆之氏は本編の結末について「彼なりのハッピーエンドだった」と語っており、ファンの間でも「大団円とは言い難いが、後日談で彼の選択が否定されるのはちょっと…」として、上記した後日談における救済については賛否両論である。(*3) 仮面ライダーウィザード これは、誰も知らないどっか遠い所に… このまま静かに眠りたいって言うのが、コヨミの希望だから… 主人公・操真晴人が守りたかったヒロインは人間に戻りたかった怪物・グレムリンによって消され、力として取り込まれてしまう。 晴人はグレムリンを倒し、ヒロインの形見とも呼べる指輪をどこか遠い場所に眠らせるために旅に出るのだった。 本編終了後の後日談的なエピソードもいくつか存在し、それらは希望のあるエンディングとなっている。 RIDER TIME 仮面ライダー龍騎 何だかんだでハッピーエンド寄りに終わった『仮面ライダー龍騎』の後日談的作品。 ミラーワールドのデスゲームの末に生き返った真司は現実世界に帰還し、死亡してしまった蓮との友情を胸に寂しく街の中へと歩いてどこかに去っていった。 そして、真司から力を託された次代の戦士が仮面ライダーオーディンに挑む。 仮面ライダージオウ じゃあ、創造させてもらう。歴史を……作り直す。 二度と、王にはなれんぞ? なれるよ。なんか、行ける気がする。 TV本編最終回にて、常磐ソウゴは未来が示す通りオーマジオウに覚醒。 その圧倒的な力でスウォルツを撃破し、大勢の犠牲を出した戦いを終わらせると、2068年のオーマジオウと相対する。 問答の中で魔王の力の本質を理解したソウゴは「歴史を一からやり直す」という選択を決意する。 そうして作り直された「新たな2018年」。 そこには未来から来たゲイツとツクヨミ、そしてかつて敵として立ちはだかったタイムジャッカー達が等しくソウゴの通う学校の仲間として平和に過ごす日常があった。 光景だけで見るなら紛れもなくハッピーではあるが、何分そこには「失われてしまったかけがえのない1年」があり、手放しに幸せなものとは言い切れないほろ苦さも感じさせる結末となっている(またそんな彼らもこの後に何度か闘いの歴史に関わっていくことになる点も複雑な感情を抱かせる)。 そういう意味合いもあって、TV版のこの選択を肯定した『小説 仮面ライダージオウ』や平成ライダーとしての最終回も秘めた『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』の存在に一種の救いを感じる視聴者もいる。 超獣戦隊ライブマン 武装頭脳軍ボルトは壊滅し、最後の頭脳獣デンシヅノーもスーパーライブロボの手で撃破され、「ビアスによる全人類の支配」という最悪の結末は回避できた。 しかし、ライブマンが命懸けで救おうとした者達は1人を残して皆死んで行った。 そして、ヅノーベースの残骸の中に転がっていたガッシュの生首は、ボルトが生きた証を勝ち残ったライブマンに見せつけるように過去の戦いの記録映像を流しながら、地割れの中に消えていった… ライブマンの5人のうち、勇介は「百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊」、丈は海賊戦隊ゴーカイジャーにてゲスト出演しているが、どちらもこの時の出来事が未だに深い心の傷として残っている様が描かれている。 鳥人戦隊ジェットマン 次元戦団バイラムは壊滅し、世界には平和が訪れた。 3年後、戦友の竜と香の結婚式に向かう凱だったが、道中で偶然見かけて捕まえた引ったくり犯に刺され、重傷を負う。 それでも怪我を懸命に隠して教会に向かい、親友とかつて愛した女性の晴れ姿を見届けた凱は、後悔も死への恐怖も一言も口にせず、穏やかに目を閉じた…… 本編中では凱の生死は明示されていなかったが、演者や脚本家は「死んだ」と明言しており、命を懸けて地球を守り抜いてきたヒーローが一般市民に殺されるという衝撃的な最終回はファンの間で語り草となった。 そして20年後、死してなお消えない彼の魂が、新世代のスーパー戦隊に力と志を授けるのだった。 更に10年後、この悲劇が笑撃…もとい衝撃的な形で公式から蒸し返されるのだが、それはまた別のお話 未来戦隊タイムレンジャー タイムレンジャーの活躍によって大消滅の被害は最低限に食い止められたが、それはユウリ、アヤセ、ドモンの3人が歴史改変によって一度は手にした「最良の未来」を自ら捨てることを意味していた。 特にアヤセはオシリス症候群治療の道を失い、明日の命も知れない身に逆戻りしてしまう。 しかし、それでも3人とシオンは未来への不安など一言も口にせず、竜也に笑顔で別れを告げ31世紀に帰還した。 そして、1人現代に残された竜也もまた、平和になった世界で新たな人生をスタートさせるのだった。 自分達が命懸けで守り抜き、掴み取った明日が、きっと素晴らしいものであると信じて… ドモンはその後『ゴーカイジャー』で再登場したが、31世紀の歴史と他のメンバーがどのような顛末を辿ったのかは(恐らく意図的に)ぼかされている。 特命戦隊ゴーバスターズ メサイアは完全にシャットダウンされ、世界は救われたが、亜空間に囚われた人々はメサイアと共に消滅し、陣もまたメサイアを倒すためにその身を犠牲にした。 結局、ゴーバスターズがいちばん救おうとした人々は誰1人として救うことができなかった。 しかし、彼らに最後の力で背中を押されたゴーバスターズは、死んでいった人々の想いを胸に現実世界へと帰還し、それぞれの未来に向けて歩き始めるのだった。 七星闘神ガイファード ラスボス・ゾディアックを倒したのも束の間、なおも作動を続ける地殻変動装置・ガイアネットを止めるために主人公・風間剛がその中へ飛び込み消息不明になる。 guyferd forever… オブリビオン 宇宙人「スカヴ」との戦争によって大きく傷ついた地球で、上空の宇宙ステーション「テット」に燃料を補給するプラントを守るため、パトロールとスカヴの残党狩りを担っていた主人公「ジャック・ハーパー/技術者49号」。 しかし、あることをきっかけに、「スカヴ」が実際は人類の生き残りで、「テット」こそが人類を滅亡寸前に追い込んだ侵略者であること、自分自身も「テット」が監視と点検のために造り出した数多のクローンの1人に過ぎないことを知る。 生き残りたちから託された爆弾と共に「テット」に向かう主人公と冬眠状態のヒロイン。だが、それはヒロインを連れてくるよう要求する「テット」を騙すための罠で、実際にはヒロインは地球に残っていた。主人公は「テット」とともに爆散する。 数年後、主人公との間にもうけた子供と共に暮らすヒロインのもとに、ある人物が訪れる。それは、かつて主人公やヒロインと遭遇し、真実にたどり着いたもう一人の「ジャック・ハーパー」——技術者52号だった。 「」 ハッピーエンドとビターエンドとの間で評価が分かれる作品。 「52号もジャック・ハーパーであることには変わりないからハッピーエンド」という意見もあれば、「主人公はあくまでも49号で、52号は見た目は同じでも全く別人格だからビターエンド」という意見もある。 なお、ラストで52号のモノローグとして、彼が49号の記憶を引き継いでいるような描写がある。 TENET テネット What’s happened, happened. 通常、過去に行けるという事は過去の事実を改変出来ることを意味するが本作はそうではない。 一度確定した事実はどれほど微小な変化も受け付けず、決して覆すことは出来ないのである。 過去に介入した場合も最初からそれは織り込み済みであり、過去から未来において変化する事実は一切存在しない。 任務を終え、世界の終末を回避する事実を確定させた「主人公」。 しかし彼は、今まさに確実な死へ向かわんとする恩人を、ただ涙を流し見送ることしか出来なかった…… ウルトラマンダイナ 謎の侵略生命体スフィアたちから人類を守るために戦ってきたアスカ・シンことウルトラマンダイナと地球圏防衛部隊スーパーGUTS。 ついにスフィアの大ボスである暗黒惑星グランスフィアとの対決の時が来た。 強大な重力とバリアを操るグランスフィアに対し、スーパーGUTSとウルトラマンダイナは協力してバリアを突破。 そしてついにウルトラマンダイナの必殺技ソルジェント光線がグランスフィアのコアを破壊してグランスフィアを倒すことに成功する。 だがグランスフィアは消滅の際に強大な重力異常と時空の歪みを引き起こした。 グランスフィアのコアを撃ち抜くために近くまで接近していたウルトラマンダイナはその時空の歪みから逃れることができずにグランスフィアとともに消滅してしまった。 残されたスーパーGUTSの隊員たちはアスカとウルトラマンダイナの消滅を悲しみつつもその生存を信じ、これからは自分たちの手で人類を守り続けること、そしていつの日か必ず彼に追いつくことを誓うのだった。 そしてその後、アスカの生存が判明。更に次世代の戦士達と共闘する姿が描かれた。 ウルトラマンサーガではかつてのスーパーGUTS隊員達が未だ「アスカに追いつく」ことを目指して奮闘する姿が描かれており、タイガ・ノゾムの生存を伝えるために少しだけ元の世界に立ち寄ったアスカもそんな彼らを尊重し、すぐまた別の次元へと旅立っていった。 なお、小中和哉監督は後に、番組制作当初から「アスカが人間を超えた次の段階に進む」というラストシーンありきで「ウルトラマンへの変身=人間の超進化」として話を組み立てていたことを語り、視聴者から「死んだ」と解釈されたのは完全な誤算だったことを明かしている。 その後しばらくアスカの出演がなかったのも、彼が死んだからではなく、「進化の次のステージに進んだ彼は人間である我々には描けないし、描かない方がいい」という意図があったようだ。 3年A組-今から皆さんは、人質です- 俺の言葉がどれだけ届いているか…きっと殆どの人間には痛くも痒くもないんだろう… あの事件で世の中が大きく変わったなんてことは全然なくて…まるで何事もなかったように… 魁皇高校3年A組の生徒たちの卒業が間近に迫った3月、突如その3-Aの生徒たちを人質に教室に立てこもり、そこでの一連の様子をSNSで実況中継する担任教師の柊一颯。 一見狂気の沙汰としか思えないこの行動の真意は、半年前に自殺した3-Aの生徒の一人である景山澪奈が、自殺するその時まで彼女のフェイクニュースを間に受けた多数のSNSユーザーの悪質な誹謗中傷に苦しめられいたことを生徒たち、そして世間に知らしめることで、彼ら、彼女らに自分らの浅ましさと愚かさを思い知らせ、同時に「考える」重要さを悟らせるためであった。 立てこもり最終日に柊はこの真意を最大の標的であったSNSユーザーたちにLIVE配信で明かし訴えかけるも、一方の当人らはというとそんな彼の想いを逆撫でするかの如く罵詈雑言のコメントを配信が終わるまで投稿し続ける有様であった。 更に劇中では直接的な描写こそなかったものの、上記の3-Aの生徒の一人である茅野さくらの事件後に病で他界した柊に対して向けた言葉から察するに、事件終結から幾年か経過して尚も、ネットの誹謗中傷は大して改善されていないことが示されている。 これだけ見ると主人公たちがあまりに報われない結末のようにも思えるが、一方で肝心の3-Aの生徒たちは皆柊の教えを真に受け止め其々の将来に向けて前向きに歩んでいることや、ラストの締め括りのシーンで一人の名も無き青年が事件のことを思い出して誹謗中傷を辞めたことなどを踏まえると、十分救いがあるようにも捉えられる。 そもそも相手が不特定多数のネットユーザーであることを鑑みると、寧ろその全てが柊の行動を通して改心するなどリアル目線から見て不自然に映るし、実際そのリアルでもインターネットの問題が取り糺されるようになって尚も未だそれが改善したとは言い難い現状を見るに、この結末はある意味妥当だったと言えるだろう。 追記・修正はビターエンドを飲み干せる人にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ 主人公・ヒロインあるいは重要キャラの犠牲の上だとやっぱビター寄りよな、描写次第でもあるけど -- 名無しさん (2021-07-05 22 29 48) 麻枝3作品は全部これかな -- 名無しさん (2021-07-05 22 59 42) 最近のだとTLoU2かな...? -- 名無しさん (2021-07-06 01 25 34) サイボーグ009とか愛と誠はバッドかビターか悩む。古い作品はビターっぽい中でもハードな物が多い -- 名無しさん (2021-07-06 09 51 49) 最終回で主人公が世界を救った為に行方不明…とかはビターエンドだと思う -- 名無しさん (2021-07-06 10 05 50) ↑となると記事に書かれている定義的にもロックマンゼロ4は該当しそうかな -- 名無しさん (2021-07-07 09 00 39) ペルソナ2は罪はバッドで罰はビターかな。いや達哉視点でなければ罰はハッピーでいいのか? -- 名無しさん (2021-07-07 20 30 17) BANANAFISHは…あれはどうなんだ? -- 名無しさん (2021-07-07 20 45 29) ロックマンゼロ4はどうなんだろ -- 名無しさん (2021-07-07 22 13 59) 平成狸合戦ぽんぽこは結構最後は前向きな感じだったから、バッドエンドよりもこっちじゃないかなと思う -- 名無しさん (2021-07-07 22 25 26) アマゾンズseason2はビターエンドかな…?ハッピーエンドというには主人公が悲惨すぎる… -- 名無しさん (2021-07-10 07 09 51) アーカムナイトも入るかな? -- 名無しさん (2021-07-18 22 55 04) ヒーリングっどプリキュアの映画のラストが無理矢理ビターエンド回避する展開になってなんか笑ったw 幼女向けアニメだしハッピー以外のエンドが許されるわけないよね… -- 名無しさん (2021-07-25 16 04 47) ガンヴォルトは爪のエンド渋い。GVは成長したけどアキュラがな… -- 名無しさん (2021-07-25 17 59 02) 2003年版鋼の錬金術師の『シャンバラを征く者』も該当しそう -- 名無しさん (2021-07-29 09 57 50) ジオウはかつて自分が守り抜いた「人々が瞬間瞬間を必死に生きて築き上げてきた歴史」を歴史改変で自ら否定する道しか残されてなかった、って意味でもハッピーエンドではないよね -- 名無しさん (2021-08-01 17 51 44) バイオハザード8はどうかな? -- 名無しさん (2021-08-24 18 06 31) 風のクロノアや初代俺の屍を越えてゆけなんかもビターエンドに該当しそうだけど、解釈次第(前者はその世界に対する自分の役割を知っているか・後者は種絶の呪いまで解かれているか)ではノーマルになりそう。最も俺屍に関してはその呪いをかけた本人の性格を考えると無理そう、というか残った一族的にはバッドエンドかもしれないな…。 -- 名無しさん (2021-08-31 13 41 13) 無印ACEはバッド寄りのビターって解釈くらいで問題ないだろうか -- 名無しさん (2021-08-31 13 43 22) グレンラガンのスパロボの下りが思いっきり間違っていたので修正しました。 -- 名無しさん (2022-03-29 23 57 59) ↑10 アマゾンズはseason1と劇場版はビターだと思う。だがseason2、てめえはどう考えてもバッドエンドだ。 -- 名無しさん (2022-03-30 00 26 50) ディズニー以外の作品なら個人的に一番好きな結末 上手く行き過ぎるのもアレだし、主人公に救いが無さすぎるのも好きじゃない -- 名無しさん (2023-09-18 05 38 13) ハリー・ポッターも鬼滅の刃もビターエンドに入ると思う ハリー・ポッターは主人公が自 -- 名無しさん (2023-09-18 05 40 22) ↑管理人さん間違って途中送信してしまったので消してくれませんか? -- 名無しさん (2023-09-18 05 41 55) R-TYPE⊿のケルベロスEDはビターだったが続編のFINAL、TACでもっと強めのビターお出しされるとは思わなんだ -- 名無しさん (2023-09-18 08 04 30) ACfAの企業連ルートもビターエンドになる? 初見プレイヤーや作中世界の一般人から見たら、極悪テロリストORCA旅団を壊滅させて「尊い平和は守られた」になるだろうけど、ORCAルートも見ると人類の希望が断たれた上での延命措置に過ぎないという -- 名無しさん (2023-09-18 14 15 28) 幻想水滸伝の仲間108人集めないルートが大抵これ -- 名無しさん (2023-10-23 23 48 00) コメントのログ化を提案します -- 名無しさん (2024-08-21 14 57 14) 奪還のロゼは12話まではこれだが続編制作があるならまだ希望あるか -- 名無しさん (2024-08-21 15 09 37) コメントをログ化しました -- (名無しさん) 2024-08-28 13 21 42 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/chupa2/pages/33.html
567 名前:カズマ誘拐凌辱ラスト1/20[sage] 投稿日:2009/08/31(月) 23 49 16 ID ??? 体がだるくて、力が入らない。 後ろの男に預けている背がずるずると下がってきても、 佳主馬はぼんやりとしながら呼吸を整えていた。 (…最悪だ) 埃っぽい部屋も、気持ち悪い大人たちも、今の自分も。 悔しさに滲んでくる涙をぐっと飲み込む。 「ちょっと…もう離してよ」 目の前の男をギロリと睨みつけると、男は小さく笑ったようだった。 コフ、とマスクの奥から籠った音がする。 「残念だけど、そういう訳にはいかないな。まだ何もしてないじゃないか」 男の言葉に佳主馬は目を剥いた。 これだけのことをしておいて、何もしていないとはなんという言い草だ。 一瞬で頭に血が上り、どうにか男に一発食らわせてやりたいと思ったとき、 佳主馬はようやく自分の体がずるずると下がっていることに気付いた。 今や、男の膝に背中を乗せ、大きく尻を突き出すような格好になっている。 更にぐっと膝を抱え上げられれば、先端を濡らしたままの性器も、 その下の一番恥ずかしいところまではっきりと晒されてしまう。 赤ん坊がおしめを替えられるような体勢に、 佳主馬の心をよぎったのは羞恥ではなく強烈な不安だった。 568 名前:カズマ誘拐凌辱ラスト2/20[sage] 投稿日:2009/08/31(月) 23 49 52 ID ??? 「な、に…?」 「佳主馬くん…体、柔らかいねぇ…」 担当を決めているのか、先ほど佳主馬の性器に触れた者ではなく、 犬のマスクをした者が佳主馬の正面に回った。 あられもない格好で不安そうに自分を見上げる少年の姿をじっくりと眺めて、 男はたまらないというような溜め息をついた。 「そうだよね、キングカズマだもん、毎日ハードな特訓してるんだろうね…それも見たいなあ」 一人言のように呟きながら、確かめるように太腿の裏を撫でる。 その手が忍ぶようにそろそろと、佳主馬の後腔に触れた。 「ち、ちっちゃい穴だなぁ…」 「ひっ!!」 男の太い指先が襞をくすぐり、軽くねじ込むような動きを繰り返す。 佳主馬のそこは、当然ながら固く閉じて指の侵入を頑として受け入れない。 蒼褪め硬直する佳主馬となんとか入り込もうとする男の後ろで、 することのない男たちが他人事のように呑気な会話を交わしている。 「あれ、入るかな」 「いや無理だろ」 「えーっと、ローション持ってきてたよな…」 「馬鹿、そっちじゃねえよ。後ろのカバン取って」 どうやら佳主馬に対する時だけ、一応紳士ぶってはいるらしい。 男たちは佳主馬が聞いたら目を白黒させそうな下卑た冗談を言い合いながら、 ごそごそと荷物を漁った。 569 名前:カズマ誘拐凌辱ラスト3/20[sage] 投稿日:2009/08/31(月) 23 50 20 ID ??? 「ほらこれ使ってやれよ」と親切な男に渡されたローションを両手に取り、 犬マスクの男は涎を垂らさんばかりに嬉しそうだ。 「こっ、これで痛くないからね、ちょっと待っててね」 「いいっ!いらないっ!」 「大丈夫、大丈夫」 「なにがっ…、っ!!」 必死な佳主馬と心底楽しそうな男の会話はちっとも噛み合っていない。 捧げるように突き出された尻にたっぷりとローションを垂らし、 襞の1つ1つに浸透させるように、ぬるぬると丁寧に塗り広げる。 「う…っ、つめた…っ!」 「あああ、ごめん、ごめんよ。でもこれ、すぐ気持ち良くなるからね。大丈夫だよ」 この状況で一体何が大丈夫なのだ。 佳主馬は涙目で男を睨みつけた。 「うーん…もういいかな…」 くるくると馴染ませていた指先が、わずかに後腔にもぐりこむ。 そこは初めての経験に強張ってはいたが、ローションの滑りが指の侵入を助けた。 「う…、あ、あ……」 ぬち、と音を立てて、男の太い中指が根元まで佳主馬の体内に収められた。 570 名前:カズマ誘拐凌辱ラスト4/20[sage] 投稿日:2009/08/31(月) 23 51 01 ID ??? 体内に異物である他人の指が入っているというのは、純粋な恐怖に近い。 「…ぬ、抜いて…」 理不尽なことをされているのに、お願いしなければならない自分の立場が 佳主馬は悔しくて仕方なかった。 それでも、自分の体の中に目の前の男の指が入れられていると思うだけで怖気が立つ。 体がカタカタと震えるのを抑えることが出来なかった。 「ねぇ、抜いてよっ…」 しかし男は聞こえた様子も入れた中指を動かすこともなく、 「はあ」だとか「ああ」だとか唸るような声を上げている。 佳主馬は中に入っているものをあまり感じないようにそこから意識を逸らしていたが、 男のおかしな様子に不安が募る。 そろそろと見上げた時、マスク越しに目が合った。 その途端、たまらなくなったかのように男は激しく指を動かし始めた。 「こっ、こんなところ触られたことないよねっ?僕が初めてだよねっ!?」 「ひっ!!やっ、やだっ、や、あ、あ!!」 奥まで入れた指で、ぬちぬちと音を立ててかき回す。 初めての体にはきつ過ぎるはずのそれは、たっぷりと塗られたローションのおかげで 苦痛をさほどもたらさなかった。 571 名前:カズマ誘拐凌辱ラスト5/20[sage] 投稿日:2009/08/31(月) 23 51 37 ID ??? 肌に触れた時は冷たかったはずのローションは、 いつの間にか火傷しそうなほど熱く感じられる。 じん…、と奇妙な熱を帯びていく下半身に、佳主馬は思わず熱い溜め息を零した。 「はぁ、あ、あ…あ……!」 「お尻の穴、気持ち良くなってきた?」 2人の様子をじっと見守っている男が声を掛けてきたが、それどころではない。 奥まで差し込んだ指をぐるりと回したかと思えば、 ギリギリまで引き抜いて襞をくすぐる。 男の指は激しいだけでなく執拗で、 佳主馬の反応を見ながら的確に弱いところを探り出した。 いつの間にか、佳主馬のものは足の間で再び頭をもたげている。 佳主馬は裏切られたような気持ちで勃ち上がって揺れる自身を見下ろした。 「気持ちいい!?佳主馬くん、僕の指気持ちいいのっ!? うああ、キングカズマが僕の指で気持ちよくなってるよおおっ」 「ちっ、ちが、ちがうう……!」 男の言葉を振り払うように、佳主馬はなんとか自由になる膝から下を思いきり蹴り上げた。 興奮して身を乗り出していた男の顎に見事ヒットし、 外れかかっていた犬のマスクがぱさっと落ちた。 当の男はダメージどころか当たったことにも気付かない様子で、 鼻息荒く佳主馬の体内をこすり上げるのに夢中だ。 攻撃したはずの佳主馬の方が、男の顔を見てしまったことに衝撃を受けていた。 572 名前:カズマ誘拐凌辱ラスト6/20[sage] 投稿日:2009/08/31(月) 23 52 20 ID ??? マスクの下から現れたのは、もちろん知らない男の顔だった。 しかし、それまでアバターのマスクという、 バーチャル世界の顔をつけていたのだ。 佳主馬の理解を遥かに超えているということもあり、 この悪夢のような状況はOZの中の出来事のようで、 どこか現実味がなかった。 しかし今、佳主馬の目の前にいるのは道ですれ違っても何も不思議じゃない、普通の男だ。 生身の男が自分に欲情している。 その事実を突き付けられ、佳主馬は改めて今置かれている状況の異常さを知った。 「は―――っ、は―――っ……」 体を触られているのは佳主馬なのに、 男の方がすっかり熱く興奮し切っている。 生臭い息を吹きかけられ、佳主馬は吐き気を催した。 「も、もういいかな…」 ちゅくちゅくといじっていた指を抜くと、 男はぱんぱんに張りつめたジーンズの前から自らのものを取り出した。 むわ、と男の臭いが部屋中に広がる。 グロテスクな生き物のようなそれから、佳主馬は目が離せない。 色濃い先端から先走りがだらだらと垂れ、涎のように見えた。 「そういう」行為があると、知識では知っていた。 男同士で可能だとも。 だけど、自分がその行為の対象になるなんて、考えたこともなかった。 セックスするつもりなのだ、この男たちは。 自分と、セックスを。 「……っ!!」 ぞわ、と今まで感じたことがないほどの恐怖が現実のものとなって佳主馬を襲った。 573 名前:カズマ誘拐凌辱ラスト7/20[sage] 投稿日:2009/08/31(月) 23 52 55 ID ??? 「や、やめてよ……」 「ふ――……ふ―――……」 「ねぇ、聞いてんの?これ犯罪だよっ!い、今なら、まだ…」 佳主馬の必死の説得も、男には何の効果もない。 怯えた目で自分を見上げる佳主馬を宥めているつもりなのか、 ゴムを填めたものを見せつけるようにぶるんぶるんと上下に振る。 「だ、大丈夫だよ、ホラ、ゴムも使うし、ねっ?」 何がどう大丈夫なのか、佳主馬にはさっぱり分からなかった。 足をしっかり広げられ、暴れることも出来ない。 佳主馬は濡れた先端が自らの後腔へともぐり込むのを、為す術もなく見つめた。 「うっ…、い、ぎ……っ!」 「いた、痛いよ佳主馬くん…、ほら力抜いて」 「う、るさいっ!!あ、っぐ、う、ううっ!」 めり、と音を立ててなんとか亀頭が収まったと思えば、 息をつく間もなく、男は奥までずず…っと腰を進めてきた。 574 名前:カズマ誘拐凌辱ラスト8/20[sage] 投稿日:2009/08/31(月) 23 53 41 ID ??? 入ったぁ…という感慨深い呟きも他の男たちのまばらな拍手も、 佳主馬の耳には入らない。 あまりの衝撃に、ひゅう、と呼吸にならない呼吸を繰り返す。 「…かは……っ、」 数秒置いて、ようやく感覚が状況に追いついてきた。 腰から下がずんと重く、熱を帯びている。 男性器が根元までみっちりと、佳主馬の体内に収められていた。 「あ……あ、ウソ……」 理解が追いつくと、じわじわと体を貫く痛みが襲ってきた。 今まで経験したことのない鈍い痛みが体の中心からずんと響いて、耐えられない。 「い、っ、痛ぁ、痛いぃ……っ」 堪え切れなかった涙がぽろ、と零れると、堰を切ったかのように 次から次へとぽろぽろ溢れた。 痛い、と子供のように泣き始めた佳主馬を見て、 男は自分の方が傷ついたような顔をした。 「キングカズマが痛いなんて言っちゃダメだよ…」 窘めるみたいに頬を撫でられ、佳主馬は一瞬、痛みよりも怒りが勝った。 「痛いんだよっ!抜けよ馬鹿!」 抑えられた手を振りほどいて、男の脂ぎった頬を力いっぱい張り飛ばした。 掛け値なしに、最後の気力だった。 575 名前:カズマ誘拐凌辱ラスト9/20[sage] 投稿日:2009/08/31(月) 23 54 21 ID ??? 一瞬の後に、逆上した男に殺されるかもという心配が心に上ったが、 男は怒るどころか感動したように熱っぽい瞳で佳主馬を見つめてきた。 佳主馬の張り手で唇の端が切れていたが、気にした様子もない。 「…そうだよ、それでいいんだ」 「え……?」 「キングカズマはどんな時だって負けちゃダメなんだ」 男は腰の動きを止めると、 「ず、ずっとずっと見てたんだ…」 状況にあまりにそぐわない、静かな声で告白を始めた。 「最初にラブマシーンにやられた時も、きっとパワーアップして帰って来るって信じてた… わ、分かったような顔して酷いこと言う奴いっぱいいたけど…僕はずっと信じてた…」 佳主馬の目にも、見えるようだった。 あの騒動の時、手のひらを返したようにキングカズマを叩く者たちで溢れかえっていたOZの中で、 ひたすら祈るように王の帰りを待っていた犬のアバターが。 応援も罵倒も、佳主馬にはどうでもいいことだったけれど。 「や…やり方はちょっと強引になっちゃったけど…ホントにホントに好きなんだ…」 「ぅあっ!!」 真摯な告白に佳主馬がわずかに気を緩めた時、 男は再び動き出した。 みっちりと埋めた佳主馬の中で、更に奥を抉るように激しく腰を使う。 佳主馬の制止も懇願も、今度はまったく耳に届かない。 男は「好きだ」と涎を垂らして叫びながら、佳主馬の中で達した。 581 名前:カズマ誘拐陵辱10/20[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 00 06 05 ID ??? ちゅぽ、と水音と共に男がようやく佳主馬の中から出て行った。 いつの間にか、抱えられていた足は解放されていたが、 閉じる気にもなれなかった。 (…帰りたい……) もうそれしか頭にない。 帰って夕飯を食べて、そして自分の布団で眠りたい。 男たちの正体も回り続けているカメラのことも、もうどうでもいい。 ごそごそと自分のものの後始末をする男を見上げながら、 そんなことばかりを考えていた。 「終わったんならさっさとどいてくれ」 夢見心地の男を押しのけてベッドに上がってきたのは、 1人マスクでなくウサギのお面をつけている男だ。 「ごめんね、つらかっただろう?初めてなのに、よくがんばったね」 何が起きるのかも分からず、ぼんやりと見上げる佳主馬の頭を優しく撫でる。 佳主馬が気を抜いていられたのは、そそり立つ赤黒い性器を目にするまでだった。 「大丈夫だよ、僕は優しくするからね」 「あ……、や……」 佳主馬は絶望に目を見開いた。 抵抗も忘れて震えだす体を開かせて、 男は佳主馬の中を最奥まで突き入れた。 582 名前:カズマ誘拐陵辱11/20[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 00 08 17 ID ??? 「佳主馬くんの中、とても温かいよ…」 男はゆるゆると腰を使いながら、凌辱に項垂れる小さな性器を ローションをたっぷり使ってしごき上げた。 すぐに熱く痺れるような快感が足の間から広がり、佳主馬はたまらず喘ぐ。 体の中からじんと響く痛みと前から与えられる抗えない快感に、 佳主馬はいやいやと頭を振って身悶えた。 「っは、はあぁ、ううっ、や、やめ、抜いてよぉっ…!」 奥まで挿れたものをぐるりと回すように動かれると、 痛みと快感がごちゃごちゃに混ざって佳主馬は訳が分からなくなる。 「うっ、うあぁ、っく、う、う……っ!」 男の手が戯れに、汗の粒の浮いた胸へ伸びた。 ローションを纏った指で、いつの間にかぴんと尖っていた乳首を ぬるりと転がすように弄ぶ。 前をいじられるのとは違う、しかし背筋を走る確かな快感に佳主馬は戸惑った。 「おっぱいをいじられるのも気持ちいいのかな?男の子なのに困ったね…」 「ちっ、ちがう、ってば、あ、あ、んあ…っ」 きゅううっときつく抓まれて、痛みよりも射精してしまいそうな快感が込み上げる。 男が佳主馬の最奥で放った時、佳主馬も男の手の中で白濁を弾けさせていた。 583 名前:カズマ誘拐陵辱12/20[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 00 09 30 ID ??? 「ぼ、僕も……」 自らの精液で腹を汚し呆然と天井を見上げる佳主馬に、 ずっと後ろから押さえつけていた牛のマスクの男が這い寄った。 投げ出された足を抱え、ぐいぐいと挿入しようとする。 「おい、お前のは無理だろ」 2番目に佳主馬を犯した男が、壁に凭れかかって一服しながら呆れたような声を掛けた。 他の男たちも、すっかりリラックスした様子でベッドの上で絡まる2人を見ている。 「無理じゃないっ!」 男は弾けるように叫んだが、実際、佳主馬の腕ほどもあるそれは、 どう考えても入りそうになかった。 ぬ、ぬち、と丸い亀頭がこすれるだけで、ちっとも進まない。 「うぅ、クソッ…」 ただでさえ小さな佳主馬のそこは、2人もの凌辱を受け痛々しく腫れている。 ローションでしとどに濡れているとは言え、 ぷっくりと腫れたそこを少しでも広げようとする男の動きは、 佳主馬に苦痛しか与えない。 男が腰を進めようとする度に、佳主馬はろくに動かない体を痛みに引き攣らせた。 「う、っぐ、うう……っ、」 「ね、先っぽだけでいいから、ねっ?」 息を荒げながら挑戦を繰り返していたが、 男はふと思い立ったように膝立ちで佳主馬の顔の近くへ寄った。 |COLOR(gray) 584 名前:カズマ誘拐陵辱13/20[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 00 11 13 ID ??? | 「…これ、13歳なら…知ってるかな…」 舌舐めずりしながら、固く隆起したものを柔らかい頬にぐりぐりとなすりつける。 「佳主馬くん、ほら、あーんして…」 褐色の肌に、ナメクジが這ったような跡が残った。 「……それ、したら…もう、お尻しない…?」 性器を顔面に押しつけられても払いのける力もなかった佳主馬が、 泣き濡れた瞳で見上げていた。 「う、うんっ、もちろんだよ!約束する!だから、ねっ!?」 「ん……」 さほど抵抗もなく、佳主馬は口を開いた。 唇を味わうようになぞってから、青臭いものが口いっぱいにねじ込まれた。 「んぐ……っ!」 佳主馬は思わず噛んでしまいそうになるが、 男が噛み合わせを押さえる力の方が大きかった。 「ううっ、お、お口ちっちゃいなあぁっ」 佳主馬の頭を押さえ付けながら、 粘膜で包まれる感触に男は感動したように天を仰いで叫んだ。 「か、佳主馬くん…ほら、舌でぺろぺろして…」 「うっ、うう、うぶ…っ、」 顎が外れそうなほど大きなもので喉を何度も突かれ佳主馬は嘔吐きそうになるが、 それでも必死で舌を這わせた。 今自分が何をしているのかなど、まったく考えられなかった。 呼吸の苦しさも口いっぱいに広がる臭いも、それを嫌だと思う気持ちも 麻痺してしまったようで、何も分からない。 (これが…終わったら…帰れる…帰れる…) 心の中でぐるぐると、呪文のように唱え続けた。 585 名前:カズマ誘拐陵辱14/20[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 00 13 09 ID ??? 「…うっ……、はぁ…」 数分もしないうちに男が達した。 口の中でなく顔面に精液をぶち撒けられたのが幸いだったのかどうかは、分からなかった。 「はぁ……」 佳主馬はごろりと仰向けになり、 顔を拭うことも忘れて汚れた天井を見上げていた。 いろいろ考えなければならないことがあるはずなのだが、 疲れきっていて頭が回らなかった。 鳥マスクの男がベッドに乗り上げてきたのをぼんやりと眺めていたが、 その手が張りつめた性器を取りだしたのに気付いて泣き声を上げた。 「も、もうしないっていったのにぃっ…」 「ご、ごめんね、これだけ、これだけだからっ」 腰から下の感覚は既にない。 ずるずるとベッドの上を這うようにして必死に逃げても、 容赦なく足を掴まれ引き戻されてしまう。 「ごめんねごめんね、すぐだから、すぐッ」 うええ、と子供のように泣きだした佳主馬にしばし躊躇いを見せたが、 結局やめるつもりはないらしい。 小さな尻を両手で掴み、赤く腫れた後腔へと自身を突き入れた。 586 名前:カズマ誘拐陵辱15/20[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 00 15 38 ID ??? 獣のような四つん這いの体勢を取らせるも、 佳主馬は手を着く力すら残っておらず、べしゃっとマットにくずおれた。 腰だけを高く上げ、マットにしがみついて後ろからずくずくと犯される。 「おいおーい」 「約束は守ってやれよー」 「だ、だって俺は約束してないもんっ…」 止めるでもない冷やかす声が飛び交うが、男の腰は止まらない。 「もうやだ、やだ、やだあああ……」 佳主馬は力なく泣き叫んだ。 意地など、欠片も残っていなかった。 (誰か助けて) 次から次に、脳裏にいろんな顔が浮かんだ。 祖父の日焼けした逞しい顔、自分を一人前として扱ってくれる父の顔、 妹を守るんだと教えてくれた、亡くなった曾祖母の前歯の抜けた笑顔、 そしてこの夏出会ったちょっと頼りない人。 (たすけて) 最後に浮かんだのは、ぴんと突き出た2つの耳。真っ赤な瞳に、不敵な表情。 赤いジャケットを翻して、縦横無尽に駆け回る力強い手足。 半ば無意識に、テーブルに置かれたパソコンに向かって手を伸ばしていた。 開かれたままの画面には、見慣れた姿が映っている。 世界で一番強い、もうひとりの僕。 あそこでなら、僕は誰にも負けないんだ。 伸ばした手は宙を掻き、力なくマットに落ちた。 587 名前:カズマ誘拐陵辱16/20[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 00 18 09 ID ??? 佳主馬が意識を取り戻した時、 部屋には何もなかったかのような秩序を取り戻していた。 衣服は整えられ、汚れていたはずの体も綺麗に拭かれていたが、 体を起こしたときの異様なだるさと痛みに、 あれが現実の出来事だったと思い知らされた。 「気がついたかな?よかった、そろそろ起こそうと思ってたんだ」 男たちは全員マスクを外して、思い思いにリラックスしていた。 好青年と言ってもいい、若い男がにこやかに話しかけてきた。 「さて、送ってくよ。立てるかな?」 ダンスの誘いよろしく伸ばされた手を、佳主馬は音を立てて払いのけた。 「アンタら何したか分かってんの…もう人生終わりだよ」 挑発するようなことは言わない方がいいと頭で分かっていても、 もう止められなかった。 ここまで好き勝手にされて大人しくしているだなんて馬鹿げている。 もともと、やられたらやり返す性質なのだ。 「そうかもねぇ」 しかし男たちは、佳主馬が気味悪さを覚えるほどに落ち着いていた。 「…何、呑気なこと言ってんの。僕が警察に行ったら、全員刑務所行きに決まってる」 「そうなれば、僕らは逮捕されて罰せられるだろうね。でも、それだけだよ」 「何…言ってんの?」 壁に凭れかかっていた男が紫煙を吐き出して、気軽な世間話をするように尋ねた。 「妹の名前、もう決まってるの?」 588 名前:カズマ誘拐陵辱17/20[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 00 20 30 ID ??? 言葉の意味がすぐには飲み込めず、ぽかんと男を見上げる佳主馬に 男たちは優しく諭すように続けた。 「言っただろう」 「キングカズマはOZの救世主だ。世界中に君のファンがいるんだよ」 「ここにいるメンバーだけじゃない」 「僕達の中には、赤ちゃんと遊ぶのが大好きな奴もいるんだ。キングカズマの妹なら、きっと大歓迎だろうね」 「あ……、」 再び、佳主馬の体が大きく震えだした。 今度は尋常ではないほどに。 許可もなく隣に座った男が、みるみる蒼褪めていく佳主馬を慰めるように肩を抱く。 佳主馬に、それを振りほどくことは出来なかった。 「何も難しい話じゃない」 肩に回された手に力が入る。 耳に心地良い低い声が、言葉の上では励ますような台詞を続ける。 「すべては君次第だ、キングカズマ」 589 名前:カズマ誘拐陵辱18/20[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 00 23 44 ID ??? (いいかい佳主馬。お前も陣内家の立派な男だ。お前が母さんと妹を守るんだよ) (兄妹ってのは悪くねぇぞ) (ありがとう、って言ってるのよ) 頭の中がわんわんとうるさい。 佳主馬は男に手を引かれるまま、ふらりと立ち上がった。 男は佳主馬の様子に小さく笑って、艶やかな髪に口づけを落とした。 さあ、もう晩御飯の時間だ。 おうちにお帰り、佳主馬くん。お母さんが待ってる。 だけど、どこにも逃げ場なんてないよ。 ぼくらはOZで繋がっているんだから。 590 名前:カズマ誘拐凌辱ラスト19/20[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 00 59 00 ID ??? プルルルルルルルルルルル。 あ、お父さん? うん、届いたけど。またイカばかりなんだもの、食べ切れないわよ。 馬鹿ねえ、0歳児が食べる訳ないでしょう。 ちょっと待ってね、今変わるから。 そうよ、すっかりいいお兄ちゃんなんだから。 「佳主馬、電話!」 受話器の話口を手で押さえながら、聖美は振り返った。 明るいリビングでは、ようやく首の座った長女を佳主馬が膝に乗せて あやしてやっているところだった。 長めの前髪からぎょろりとした大きな瞳が覗く。 「ん」 よっこらしょ、と佳主馬は赤ん坊をしっかりと抱いたまま立ち上がる。 その動きに遊んでもらっていると思うのか、 娘は楽しそうな声をあげてきゃっきゃと笑った。 ――パパよりもお兄ちゃんが好きみたいね。 夫に伝えたら、ひどく情けない顔をすることだろう。 想像して、聖美は小さく笑いを零した。 軽く見えて誰よりも責任感の強い夫、無愛想だけど家族想いの息子、 そしてこの秋誕生した、宝物のような娘。 絵に描いたような、幸せな我が家。 慣れた手つきで受話器と娘を交換しながら、 聖美はその幸せを味わうように深く息を吸った。 甘いミルクの香りが鼻をくすぐり、娘の体温が暖かく胸を満たした。 591 名前:カズマ誘拐凌辱ラスト20/20[sage] 投稿日:2009/09/01(火) 01 00 07 ID ??? 『おう、佳主馬!最近OZにも来てねぇみたいだからよ、どうしたかと思ってな。どうだ、兄貴は大変か?』 「…慣れればそうでもないよ」 佳主馬に代わった途端、がなり立てるような父の声が、 ハンドフリーにしている訳でもないのによく聞こえた。 腕の中の娘にも祖父の声が聞こえたのか、 しきりにそちらに手を伸ばそうとする。 それに気付いた佳主馬が産毛に守られた柔らかな頬を そっとくすぐってやると、娘は嬉しそうな声を上げて、 ぷくぷくの手で兄の日焼けした指をきゅっと握った。 「大丈夫だよ、師匠」 世界で一番大切なもののように、 佳主馬は小さな手をそっと包んだ。 いつになく低い声に引っ掛かりを感じて、 聖美はふと顔を上げる。 「僕が守るから」 夏より幾分やつれた息子の横顔を、聖美は不思議そうに眺めた。 終
https://w.atwiki.jp/sagastar/pages/49.html
発注を工房でする際は材料が必要。玉座でする場合は材料は不要だが、国庫を5万オーラム消費する。 発注後にマスコン1回か、施政・戦闘を計15回すると完成。にとりが工房にいれば10回で終わる。 完成品は工房で受け取ると1個手持ちに入り、玉座で受け取ると2個倉庫に送られる。 武器開発リスト 防具開発リスト 銃注文リスト 武器開発リスト 武器 材料 材料入手先 開発条件 パルチザン バスタードソード シルバーフルーレ ワーバット・人虎・人狼のいずれかに遭遇 ファルシオン 三日月刀 店:ミュルスetc 妖刀龍光 ゴーストかガストに遭遇 ハルベルト 死の弓 死のかけら 落:ヤマ 芳香 ガラテア フランシスカ 手斧 店:ミュルス 黄金の大幣 棍棒 店:アケetc グラディウス イビルアイ 魔女の瞳 宝:パチュリーの館 耳神子のアジト 落:ペインパープル 凝視を受ける クリスナーガ いん石のかけら 宝:魔王殿 水晶の廃墟 海底宮 落:アスラ カナリアの弓 炎の剣 ブリッツランサー パルチザン 開発 ブローヴァ 強化弓 竜鱗の剣 竜鱗 落:ドラゴン系 ドラゴンルーラーかグゥエインに遭遇 防具開発リスト 防具 材料 材料入手先 開発条件 ヘッドバンド ラバーソウル 電撃・落雷・マッドサンダーのいずれかを受ける 魚鱗の鎧 魚鱗 落:魚系 ビートルジュース・消化液・溶解液・毒液・スコール・スパークリングミスト・メイルシュトロームのいずれかを受ける プロテクトスーツ 死の指輪 死のかけら 落:ヤマ 芳香 ガラテア ナイトキャップ インプリズン・マインドステア・催眠・ナイトメアのいずれかを受ける アースガード 電撃・落雷・マッドサンダーのいずれかを受ける クリスナイフ いん石のかけら 宝:魔王殿 水晶の廃墟 海底宮 落:アスラ ビーストレザー 魔獣の革 宝:最果ての島 水晶の廃墟 落:ヌエ パワーグラブ 邪眼のマスク 魔女の瞳 宝:パチュリーの館 耳神子のアジト 落:ペインパープル 凝視を受ける 強化道着 武道着 店:玄城 炎獣の盾 炎獣の革 宝:火術要塞 落:ケルベロス 火炎を受ける エクセルガード 星辰の鎧 いん石のかけら 宝:魔王殿 水晶の廃墟 海底宮 落:アスラ フェザーブーツ タイニィフェザー 宝:ゼルナムの巣 落:グリフォン ワンダーラスト 機動装甲 強化装甲 落:バガー バーサーカー アレフ ヒドラレザー ヒドラ革 落:パイロヒドラ ドラゴンパンジー ザッハーク 毒液・毒霧・猛毒ガスのいずれかを受ける アイスクレイドル 永久氷晶 氷銀河 竜鱗の盾 竜鱗 落:ドラゴン系 ドラゴンルーラーかグゥエインに遭遇 竜鱗の鎧 フォートスーツ トウテツパターン トロールストーン 落:ゴールデンバウム トウテツに遭遇 銃注文リスト 武器 価格 材料 材料入手先 注文条件 ウインクキラー 7000 ハートエイク 落:道化 娘々 ナハトズィーガーを倒す スターガン 12500 隕石のかけら 宝:魔王殿 水晶の廃墟 海底宮 落:アスラ デッドエンド 15000 死のかけら/デッドハート 落:ヤマ 芳香 ガラテア/落:モータルゴースト
https://w.atwiki.jp/irotin/pages/47.html
クリア後手に入る「あおテントウの忘れ物」(?)をページ2の占い師の家にいる あおテントウに渡すとジュークボックスが聴けるようになり 更に女の人のハートを36個全て(24人)プッシュ成功すると、ハートマークのボタンの曲が開放されます。 グループ名(ボタン) 番号 曲名 使用箇所 TIN Suite Op2(ピアノ) 01. Prelude パーティ会場 02. Air 03. Lacrimosa 04. Dunkelmusik 05. Pathetique 06. Allmande 07. Intermezzo 08. Freude 09. Requiem Dance with Tingle(踊る人) 01. チージーTV 02. スラップスティック 03. ムラ DE オールドスクール 04. Funny,funny 05. フェイスオフ 06. クエスチョンマスター 07. ヒットマン・スウィング 08. クレイジーショット 09. エメラレラ ノ コモレビ Magician s Feast(剣) 01. ジクウ ノ ハザマ 02. S マシーナリー 03. ナスティ・プロブレム 04. TORNADO 05. TheSpell#1 06. TheSpell#2 ダン&ジョン(カセット) 01. ダン&ジョン ノ テーマ 02. Deep Sea Sky 03. ウミノオトコ 04. シダレザクラ フジザクラ 05. ゴースト オブ マッシュ 06. ノイズ ノ カゲ 07. ストレンジ ピンヒール 08. アイス・ザ・ケイク 09. ヒーズ・ア・レインボー 10. プリミティブ・ペインティング 11. ロービット・アクション 12. ウィン・オア・ノット 13. スカ・ゴナ・ワーキナウト サウンド オブ ハトノモリ(フィルム) 01. ガンバル ヒト 02. ファーマー&ミー 03. コーンフィールド・メモリーズ 04. Dark Quiet Forest 05. デッドエンド・ステーション 06. VILLAGE GIRL 07. オアシス ヲ サガシテ 08. Waves of Silence 09. Minimum Train 10. ダメ ナ ヒト アラウンド・ザ・ワールド(地球) 01. ワタシ オ テラシテ 02. イノセンス 03. エキゾチック・ピープル 04. U R ニンジャ 05. Baloon Trip 06. Pierrot Rag 07. Private Polka モギチン セレクション(ルピー) 01. チンクル 35サイ 02. Pop n クインビー 03. トツゲキ・パイレーツ 04. バナバナバイオレンスプランツ 05. ゴーレム・アタック 06. ポエマーズ・ソング 07. エピタフ オブ バロン 08. 09. Is This Love(ハート) 01. アワ・ラブ・イズ・ストレンジ 02. ブック・オブ・ラブ 03. イオナ フォーエバー 04. センセイズ・ペット 05. Blue Blue Moon 06. Train Go Go 07. White time 08. ワイズ・ショッピー 09. ラブ・2・バイ・ラブ ガイドブック付属のサウンドトラック Disc1 番号 曲名 開発者からの一言コメント 1 恋のバルーントリップ タイトル 2 キミの名は? 名前入力画面 3 35歳の憂鬱 職ナシ金ナシ恋人ナシ 4 チージーTV 怪しいTVショッピング 5 TORNADO 1号 魔法の竜巻が発生!?(その1) 6 絵本の中へ 絵本の中へ 7 ダメ ナ ヒト ページ1屋根裏部屋、ほか 8 ファーマー&ミー 見知らぬ老夫婦との出会い 9 僕たちのシークレット ひみつノートのテーマソング 10 メランコリック・インフルエンス その後の老夫婦 11 旅立ちの歌~農家編 さあ、でかけよう! 12 イノセンス うらないハウスにて 13 ウキウキ ナ ヒト よかったね、その瞬間(その1) 14 オトボケ ナ ヒト なさけない展開 15 The fairy s fortune-telling 超能力で見える見える… 16 ガンバル ヒト 線路の旅、ほか 17 ナヤメル ヒト よかったね、その瞬間(その2) 18 Over the YellowBrickload 黄色い道 19 章の終り ページクリア 20 コーンフィールド・メモリーズ コーン畑 21 君に出会ったその日から 出会い、そして誤解 22 Dark Quiet Forest 暗い森(前半) 23 本当にあった怖い本 メドレー:怖い本 24 あの大男を追いかけろ! 暗い森(後半) 25 コード 893 例のあぶない勘違い 26 Funny,Funny シャッフルゲーム 27 デッドエンド・ステーション さいはてステーション 28 クイズ・ショー メドレー:クイズ 29 旅立ちの歌~変形編 イメージ通りに大変形 30 VILLAGE GIRL part1 あおものビレッジ(前半) 31 VILLAGE GIRL part2 あおものビレッジ(後半) 32 ワイズ・ショッピー わたくしラブ屋と申します 33 恋のような予感 登録!女子手帳 34 アワ・ラブ・イズ・ストレンジ プレゼントのテーマソング 35 ブック・オブ・ラブ 女子手帳のテーマソング 36 ハートをプッシュ メドレー:ラブプッシュ 37 大切なプレゼント あなたのモテ度は? 38 ラブ・2・バイ・ラブ ラブ屋のお店のテーマソング 39 選んで決める はたけしごと(キャラ選択) 40 畑で働くおじさん はたけしごと(ゲーム中) 41 Tropical Step イオナのテーマ 42 イオナ フォーエバー 二人だけの秘密の場所で 43 ダン&ジョンのテーマ おかしなエンタメ野郎 44 迷路をすすむ 「チュートリアル」 45 Lacrimosa 恐ろしい地下遺跡へ 46 ゴースト オブ マッシュ キノコウォーリアせんき 47 アイス・ザ・ケイク ふしぎのくにのいちごちゃん 48 プリミティブ・ペインティング せんそうようちえん 49 ヒーズ・ア・レインボー レインボーウォーカー 50 伝説の種を求めて とんでもラビリンス 51 海の男 おすしのだんさん 52 Deep Sea Sky わんぱくキッドガデムとうのひみつ 53 ノイズ ノ カゲ ノイズのイズミちゃん 54 ストレンジ ピンヒール オレンジフォートレス 55 ロービット・アクション ダンジョンブラザーズ 56 枝垂桜・富士桜 パラダイス・A・K・A 57 ウィン・オア・ノット ジャンケン・ポン! 58 スカ・ゴナ・ワーキナウト 結果発表~! 59 時間切れ… 地下のゲームオーバー 60 ガソリンゴ現る! 登場!その名も! 61 Baloon Trip ~ Take off バルーントリップ(飛行) 62 Baloon Trip ~ Landing バルーントリップ(着陸) 63 ナスティ・プロブレム やばい!ワナだぜ! 64 Minimum Train トンネル工事現場 65 Reqiem 魂よ安らかなれ 66 Train Go Go 絶景ビューでぐーるぐる Disc2 1 Waves of Silence 大海峡にて 2 隠されたミッション 秘密のミッション 3 Ah ~ Ha ある種の脳トレ 4 クレイジー・ヒットマン メドレー:港町の顔役 5 センセイズ・ペット 忘れていた自己紹介 6 Pierrot Rag 楽しい大道芸 7 オアシスをさがして パッサパ砂漠 8 砂漠の戦い 戦闘(その1) 9 砂漠の猛者達 戦闘(その2) 10 なんとなく胸騒ぎ 不安な気持ち(その1) 11 ムラ DE オールドスクール ちょっと踊ってみましょうか 12 間違いだらけの場所 不安な気持ち(その2) 13 エキゾチック・ピープル へんな村人たちがいっぱい 14 落ち着きたいのに ともかく危機一髪! 15 大きいな まるで怪獣映画みたいです 16 Blue Blue Moon 月とオアシスと 17 遠く離れて 思えば遠くに… 18 私を照らして メドレー:緑の都 19 Private Polka 宿屋の夜のポルカ 20 窓辺の姫君 ああ、ついに憧れの… 21 Allemande お城のテーマ 22 S マシーナリー 道の終わりにて 23 幼き日に そう遠くない記憶の向こうで 24 勇気の力 制限時間いっぱいです 25 Dunkelmusik バレたら捕まる敵だらけです 26 助けてあげたい これが恐らく最善策 27 Pathetique ひとつの心に3つの思いで 28 Prelude さあ飲み物をおとりください 29 エメラレラの木漏れ陽 紳士淑女はおごそかに三拍子 30 フェイスオフ(フリースタイル) キミにできるかな? 31 きらわれダンス これは困ったことになりました 32 お友達ワルツ まあ、そこそこですね 33 ハッピーワルツ これはよかったバッチリです 34 Intermezzo 勝手な話が大暴走 35 ジクウ ノ ハザマ よくある異次元空間 36 君への想いをチカラにかえて 頑張った人にはいいことがあります 37 TheSpell #1 大詰め(その1) 38 TheSpell #2 大詰め(その2) 39 Air まあ、よくやったわね 40 Freude うむ、よくやったな 41 故郷へ 超次元パワーの静かな横溢 42 White time 乙女の疑問 43 TORNADO 2号 魔法の竜巻が発生!?(その2) 44 Train To Everywhere 思い出いっぱい夢いっぱい 45 ひみつのコレクション シークレットゲット 46 スラップスティック ドタバタしちゃうね 47 URニンジャ 修行の邪魔をするな! 48 It is analyzing こんな音のする計算機ないよね ブリキ 49 Reliable Boy 幼い彼のがんばりをイメージ カカシ 50 Tribe s boast 部族の誇りがパワーとなって ライオン 51 仲間になったよ1 へんな仲間が増えました(その1) 52 仲間になったよ2 へんな仲間が増えました(その2) 53 ゲームオーバー ゲームオーバー 54 せいブー完了 せいブーできました 55 ノーテン・キマグレ ふう、やれやれ…
https://w.atwiki.jp/100monogatari2015/pages/100.html
294 自分:わらび餅(代理投稿) ◆jlKPI7rooQ @転載は禁止[] 投稿日:2015/08/30(日) 04 40 28.45 ID AgCPeYID0 [69/97] 【87話】デッドエンド ◆JY70SElFKI 様 『おんぶ』 まだ携帯電話がなかった時代の話です。 晩に電話ボックスで友人と電話をしていた時、空の月の話になって外をみようとしたら、なぜか四方をガラス面で囲んだ電話ボックスの1面だけ見えない。 近ずくと見えなくなるわけです。ん?どうゆうこと?そのことを電話相手に話すと「霊が張り付いてんねん(笑)」と私を怖がらさるためなのか笑えないことを言ってきました。 そして「なんか音聞こえるけどなに?」と聞かれ私もその音に気づきました。 それは水が落ちてきて竹がスコーンって鳴るやつ。 あれに似た音でした。これってラップ音てやつ?そうこうするうちに友人がちょと待っててと言うので受話器を耳に当てたままボックスの中でしゃがみこんで待っていたら、なんか誰かと目が合ってる。 膝ぐらいの高さの草むらから顔だけ出してる男の人の目と合ってるんです。 友人の呼びかけにもしばらく気づかずただ頭が真っ白で目が釘ずけになっていました。 やっと友人のもしもしに気づき、目が合ってたと言うと、はぁ?と返され今起こってたことを話すと、もうそこ離れた方かいいよと言われ電話を切って家に帰ることにしました。 ふと横を向くと、ボックスのガラス面って夜に見ると鏡のように自分の姿が映るですが白いシャツを着た男の人が映ってるです。 その前に私の姿、よく見ると私におぶさっている。 首から上が無い男の人が、、その途端急に体調が悪くなり汗、冷汗?が流れだし体が重い重い。 重い足どりでヨチヨチと家まで辿りついて、友人に無事に帰ったことを報告するために受話器を取りプッシュホンを押す。 ピッピッ、、ピッ、ん?なんか口もとが濡れてる。血吐いてる!?慌てて洗面所に行き電気を付けて自分の顔を見る。 なにも出ていない。いったい何が何だかわからない怖い体験をしました。 終
https://w.atwiki.jp/stselysium/pages/92.html
No. マスター サーヴァント 名前 出展作 クラス 真名 出典作 No.01 藤丸立香 Fate/Grand Order セイバー 坂上覇吐 神咒神威神楽 No.02 アルミリア・ボードウィン 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ セイバー ガウェイン Fate/EXTRA No.03 有馬貴将 東京喰種 re セイバー キース・ブラック ARMS No.04 ウェイバー・ベルベット Fate/Zero アーチャー ウラヌス-No.ζ シルヴァリオ ヴェンデッタ No.05 遠坂凛 Fate/stay night アーチャー エミヤ[オルタ] Fate/Grand Order No.06 ケイトリン・ワインハウス Vermilion-Bind of Blood- ランサー ヴィルヘルム・エーレンブルグ Dies irae No.07 黒桐鮮花 空の境界 ランサー メドゥーサ Fate/Grand Order No.08 ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト Fate/kaleid linerプリズマ☆イリヤ ランサー 秦こころ 東方Project No.09 夏目吾郎 半分の月がのぼる空 ライダー 藤原妹紅 東方Project No.10 市原仁奈 アイドルマスターシンデレラガールズ キャスター ともだち 20世紀少年 No.11 アーシア・ヴェルレーヌ 引き裂かれたバダール キャスター ルシード・グランセニック シルヴァリオ ヴェンデッタ No.12 ??? ??? キャスター 陽蜂 怒首領蜂最大往生 No.13 チェルシー Alice mare キャスター キャンチョメ 金色のガッシュ!! No.14 間桐桜 Fate/Zero キャスター ムジュラの仮面 ゼルダの伝説ムジュラの仮面 No.15 天願和夫 ダンガンロンパ3The End of the 希望ヶ峰学園 未来編 アサシン エミヤ Fate/Grand Order No.16 猿代草太 逆転検事2 アサシン マタ・ハリ Fate/Grand Order No.17 F・F ジョジョの奇妙な冒険ストーンオーシャン アサシン アスラ・ザ・デッドエンド シルヴァリオ ヴェンデッタ No.18 丈槍由紀 がっこうぐらし! バーサーカー 茨木童子 Fate/Grand Order No.19 アンヌ・ポートマン Vermilion-Bind of Blood- バーサーカー マルス-No.ε シルヴァリオ ヴェンデッタ No.20 暁美ほむら 魔法少女まどか☆マギカ バーサーカー ファヴニル・ダインスレイフ シルヴァリオ トリニティ No.21 東雲あづま 世界鬼 バーサーカー スサノオ アカメが斬る! No.22 操真晴人 仮面ライダーウィザード アヴェンジャー 天魔・夜刀 神咒神威神楽 No. 管理PC 裁定者 マスター 出典作 クラス 真名 出典作 No.EX 美遊・エーデルフェルト Fate/kaleid linerプリズマ☆イリヤ ルーラー/セイバー ギルベルト・ハーヴェス シルヴァリオ トリニティ