約 1,334,960 件
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/2509.html
キュルケはディオを籠絡し、ルイズの鼻をあかそうとする。 しかしキュルケは知らなかった。ディオがどんな男であるのかを… おれは使い魔になるぞジョジョーッ! 第八話 夜も更けて日も代わった頃、燭台を持ちながら寮の廊下を歩いてくる人影がある。 ディオはあの後上手く隙を見つけて厨房を離れようとしたのだが、既に出来上がってしまったマルトーに捕まってしまい、 結局何回も決闘の顛末を話させられる事となったのだ。昨晩ろくに寝ていなかった事もあり、今のディオはかなり不機嫌である。 部屋に送ろうというシエスタを(何故かパーティーの間中マルトーより絡んできた)適当に振り切り、 やっとあと一つ角を曲がれば部屋に着くところまで来た時、ディオは部屋の前に何か明かりが点くのを見た。 「まさか…ルイズか?いや、あいつはおれを待って起きているほど甲斐性のある奴じゃない。」 不審に思いながらも進んでゆくと、すぐにその明かりは竜の尻尾で燃えている炎のそれだとわかった。キュルケの使い魔、フレイムである。 フレイムの少し怯えたような視線を無視して部屋に入ろうとするディオは何かに後ろから引っ張られるのに気付いた。 振り返ると、フレイムが一心不乱にディオのシャツの袖をくわえ、引っ張っている姿が見えた。 「貴様ッ!そのベトベトなそのツバでおれのシャツを汚すなッ!」 と叫ぶとディオはフレイムを殴ろうとするが、軽率な行動でせっかくある程度の信用を得たのに、 また振り出しに戻すような愚はすまいと我慢する。 だがその間にもフレイムはディオを恐る恐る部屋に引っ張り込もうとするので、今度こそ軽く殴る。 先程の威嚇で怯えきってしまったフレイムは短く悲鳴を上げると、袖口を離す。と、 「人の使い魔をぽんぽん殴るのは感心しないわね…」 とキュルケがため息をつきながら姿を現した。下着一枚で。 「まあいいわ、フレイムを使おうとしたのは失敗ね…。じゃあ改めてディオ、私と少しお話ししてくれないかしら?」 「…明日にしてくれないかな、ミス・ツェルプストー。今ぼくは疲れていてね、早く寝たいんだ」 普通の少年ならあっという間に悩殺されてしまうような下着姿にも全く同じないディオだが、 キュルケは強引にシナリオを進める事にしたらしい。 「もう、キュルケでいいって言ったじゃない。そ・れ・に」 悩ましげな口調でしだれかかったキュルケはディオの腕を掴むと部屋の中に連れ込む。いつの間にかフレイムも後ろに回って押し続ける。 「夜更けに女の子が話があるって言ったら内容は一つだけよ…」 そうしてディオは無理矢理キュルケの部屋に連れ込まれてしまった。 「あなたはあたしをはしたない女と思うでしょうね」 扉を後ろ手に閉めながらキュルケは囁く。 明かりといえば窓から見える二つの月のそれと、幻想的に揺らめくフレイムの尻尾だけである。キュルケは続ける。 「思われてもしかたがないの。あたしの二つ名は『微熱』」 「……それで?」 「あたしはね、松明みたいに燃え上がりやすいの。だから、いきなりこんな風にお呼びだしてしたりしてしまうの。 わかってる。いけないことよ」 「……」 「でもね、あなたはきっとお許しくださると思うわ」 キュルケは潤んだ瞳から、圧縮した体液ならぬ男の原始の本能を呼び起こさずにはいられないような色気を発しながら、ディオを見つめる。 「恋してるのよ。あたし。あなたに。恋はまったく突然ね。」 「…。」 一方、ディオはあからさまな嫌悪感を持ってキュルケを見ていた。 なんだこいつは。会って二日しか経っていないおれをを部屋に連れ込んでベッドに誘うなど色狂い以外のなにものでもないッ! そう、まるであのクズ野郎(ダリオ)の開いていた酒場で夜な夜な男を誘っていた売春婦どものようにッ! キュルケが口説き続けているのを聞いているふりをしながら上手く脱出する方法を考えていたディオがふと窓に目を向けると、 探していたものを見つけたという笑みを浮かべて話し掛ける。 「ディオ。あなたがあまりにも気になるものだから、フレイムを使って様子を探らせたり……。 ほんとに、あたしってば、みっともない女だわ。そう思うでしょう?でも、全部あなたのせいなのよ。」 「なるほど、言いたい事はよくわかったよ。」 「本当?」 「ああ。キュルケ、君が嘘を付くのがだと言う事がな。」 突然のディオの言葉にあっけに取られるキュルケ。とっさに言い返そうとするが、 その前に窓を激しく叩く音に注意を逸らされてしまう。それは 「キュルケ…待ち合わせの時間に君が来ないから来てみれば…話が違うじゃないか!」 「キュルケ!その男は誰だ!今夜は僕と過ごすんじゃなかったのか!」 「キュルケ!そいつは誰なんだ!恋人はいないって言ってたじゃないか!」 「キュルケ!お前って奴は…このビチクソがァーーッ!」 「キュルケーッ!何をしているだァーッ!ゆるさんッ!」 「キュルケ!」 「キュルケ!」 「ペリッソン!スティックス!マニカン!エイジャの赤石…じゃなかったエイジャックス!ギムリ!…ええと、あと沢山!」 そこにはキュルケの恋人達が窓という窓を叩き、口々に絶叫しているおぞましい光景があった。 それらを次々と炎で叩き落として一息つき、ふと振り返ると、ディオはいつの間にか消えていた。 「…フン」 ディオはキュルケが恋人を撃ち落としている隙に廊下に出た。実に胸糞の悪くなるような出来事だった。 売女風情がこのディオを口説こうなど無駄なことよッ! と、ここで思考が切り替わる。ルイズの部屋に行ったところであいつはまた床に寝かせようとするだろう。今夜はどうするべきか…。 悩んでいるとドアからルイズが飛び出して思いっきりディオと衝突した。 「…どうしたんだい、ルイズ」 「どうしたもこうしたもないでしょ!何よあれ!」 ディオが部屋を除くと、部屋は薔薇の強烈な香りが匂ってくるベッドに占領されていた。 「夕食から帰ったらいきなりギーシュ達がこれ運び込んでったのよ!臭くって寝れたもんじゃないわ! それにさっきからキュルケの部屋であんたの声が聞こえてたけど、あんたもしかして ツェルプストーと変な事でもしてたんじゃないでしょうね!納得がいくまで説明してもらうわよ!」 その後、ルイズに延々とヴァリエールとツェルプストーの因縁について語られたディオがなんとか眠りについたのは 結局何十分も経ってからであった。 「はぁ…」 キュルケは窓にしがみついていた全員を下に落とすとベッドに突っ伏した。隣からは延々とルイズの声が聞こえてくる。 大方ツェルプストーとヴァリエールの因縁についてでも語っているのだろう。 「まさかあたしが失敗するなんてね…」 今まで狙ってきた男を全員落としてきたキュルケには今回の失敗はかなりショックであった。 だがキュルケは気を取り直す。今回はハプニングがあったせいで失敗したのだ。幸い明日は虚無の曜日、この一日を使ってディオを篭絡し、 今度こそルイズをぎゃふんと言わせるのだ。 それに 「ディオ、あなたにも興味がわいてきたわ…」 ここまで自分を邪険に扱うディオにキュルケは逆に今までの男にない魅力を感じ、情熱を燃やすのであった。 to be continued…
https://w.atwiki.jp/yamamura2/pages/11604.html
【TOP】【←prev】【PlayStation】【next→】 DIORAMOS タイトル DIORAMOS ディオラムス 機種 プレイステーション 型番 SLPS-02797 ジャンル テーブルゲーム(ボードゲーム) 発売元 ポノス 発売日 2000-11-30 価格 5800円(税別) タイトル DIORAMOS 機種 プレイステーション 型番 SLPM-80587 ジャンル 体験版 発売元 ポノス 発売日 価格 非売品 駿河屋で購入 プレイステーション
https://w.atwiki.jp/sinkaimk/pages/44.html
名前 イメージ 攻撃力(最大) 防御力(最大) 兵士数(最大) 進化段階 コスト スキル:ステータス増減 アコーディオン 4000~(6400) 3950~(6320) 3800~(?) ☆ 39 --リーフデコンフォート--即興で元気の出る曲を作る。自身の攻撃力300%アップ/10% アコーディオン 4400~(7040) 4345~(?) 4180~(?) ★ 47 --リーフデコンフォート--即興で元気の出る曲を作る。自身の攻撃力300%アップ/10%
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/2500.html
左手に焼き鏝を当てられたような痛みが走った。気がつくと左手になにかの文字が浮かび上がっている。 まさか…おれは使い魔になってしまったのか?このディオがッ! おれは使い魔になるぞジョジョーッ! 第二話 「それでは儀式は終了だ。各自寮に戻るように。解散!」 コルベールが告げると生徒達は思い思いに帰って行く。ある者は召喚獣に跨り、ある者は『フライ』を使い…そして後には 「ゼロのルイズ、てめーは歩いて帰れ」 「あいつ『フライ』はおろか『レビテーション』さえもまともにできないんだぜ」 「悪いね、ルイズ。ボクの使い魔は一人用なんだ」 「なんならその使い魔に背負ってもらったらどうだー?」 次々と空に浮かび上がる生徒を呆然と眺めるディオとルイズだけが残されていた。 『ジョナサンを殺して人間を超越しようとしたらいつの間にかピンク色の髪をしたガキの使い魔になっていた』 な…何を言っているのか(以下略 次々と空を飛んで帰っていく生徒達を黙って見つめていたルイズは自らの使い魔に向き直ると大きく息を吸い込んで 怒鳴ろうとして… 「それでは説明してもらおうかッ!これがどういうことなのかをッ!」 使い魔に機先を制されて言葉を飲み込んだ。 「…ハァ。あんた全然状況を理解していないのね。」 使い魔を使役する為には主人が絶対の上にいる事を使い魔に理解させなくてはいけない。 「いいわ、歩きながら話しましょ」 これからが苦労しそうだとルイズは密かにため息をついた。 「まずはじめになぜ彼らは空を飛んでいるんだい?」 このハルケギニアに魔法を知らない平民がいるとは知らなかった。たぶんよほどのド田舎か山奥にでも住んでいたのだろう。 いわゆる『どこいな』である。 「そりゃ飛ぶわよ。メイジなんだから。レビテーションくらい知ってるでしょ?」 ディオの住んでいた世界で人間が空を飛んだのは1852年の飛行船が初である。飛行機に至っては1903年まで待たなければならない。 だがディオはその少ない情報からここが異世界である事、ルイズ達がメイジ…魔法使いと呼ばれる特権階級であり 魔法で空を飛ぶ事は彼らにとって当たり前の事だと言うことを理解した。 その後ディオは歩きながらルイズからこの世界について聞き出した。ハルケギニアについて、メイジについて、 トリステイン魔法学院について、そしてルイズについて…。そして部屋に着くころにはディオはこの世界について概ね把握していた。 一方ルイズも何時間もかけてディオが違う世界から来たであろう事をなんとか理解した。 「なるほど、ぼくが今君の使い魔であるという事は理解したよ、ルイズ」 優雅な格好で窓に腰掛けながらディオは夜食を取っているルイズに語りかけた。ディオに渡された夜食は潰れたパンだけであったが。 「そう、よかった…。」 ちなみにルイズはディオを完全な平民として扱うことに決めた。 ディオの一つ一つの物腰は貴族の気品を感じられるものであったが、ルイズには魔法が使えない貴族というものがどうしても理解できなかった。 それに礼儀程度はどこかの裕福な商人の過程であれば身につくものだ。 ちなみにディオはダリオのことを欠片も話していない。話す価値もない『無駄』な事だからだが、話したところで ディオが貴族ではなく平民であるという事を隠すための言い訳ぐらいにしか捉えられなかっただろう。 「あんた、元の世界に帰りたいと思わないの?」 夜食をすませ、口元をナプキンで拭きながらルイズは尋ね、ディオはなんの躊躇いもなく答える。 「ああ、元の世界は色々と住み心地が悪くてね。今更帰る気はないよ」 ジョナサンに虐待されていたと嘘をついてもいいがこの甘ちゃんのルイズ(暫く話している内にあの鬱陶しいジョジョと似たものを感じた) はまず間違いなくディオに同情するだろう。そしてディオは自分が憐れまれることを何よりも嫌う人間であった。 ルイズはこの一日で非常に疲れていた。 召喚に成功したと思ったら出てきたのは平民だし、その上扱いにくい事この上ない。 まるで一見大人いように見えながらも絶対に人を乗せようとしない馬のようだ。 同じ使えないならこんな高慢ちきな奴よりどこかの少しスケベでも従順な馬鹿犬のような使い魔の方がよかった。 使い魔は主人の目となり、耳となる能力を与えられるはずだけどそんな兆候は全く見えないし 主人の望むものを手に入れてくる事も無理。かといって私を守れるとも思えない。 「それじゃあせめて掃除や洗濯ぐらいはしなさい。手足が付いてるんだし何もできないんじゃないでしょ」 その程度であれば特に問題もない。こんな小学校を卒業したばかりのような小娘にこき使われるのは我慢ならなかったが この世界のことを全く知らない以上、しばらくは忍耐する必要があるだろう。 無言を肯定と見なしたのかそれに満足したルイズにディオが尋ねる。 「ところで…ぼくの寝床はどこだい?」 ディオの目の前で服を脱ぎながらルイズは黙って床を指さした。古い毛布が一塊おいてある。 「貴様!このディオを奴隷だと見なすのか!この小娘がァッーーーーーッ!!!!」 次の瞬間、ルイズはディオに殴られて床に倒れていた。 19世紀イギリス社会では奴隷は人間以下と見なされていた。貴族の女性が裸でいるところに奴隷が入っても 女性は眉一つ動かさない。最初から人間とは認めていないからだ。人間ではない相手に裸を見られても恥ずかしくない それがイギリス上流階級の考えであり、ルイズの考えも同じであった。 つまりディオはルイズから 「おまえはこのルイズにとっての モンキーなんだよディオォォォォーーーーーーッ!!」 と言われたに等しいである。 「な、なによ…」 いきなりのプッツンに動揺するルイズの腕を掴んで引き寄せると腹の底から絞り出すような声でディオは恫喝した。 「いいか、これから君の使い魔になったからといってぼくにイバったりするなよな。お前がぼくを奴隷扱いする限り ぼくはお前の事は主人だとは認めないッ!」 そう言うとディオはルイズを突き放し、部屋の外へと出て行った。後には唖然とする半裸のルイズと床に散らばるルイズの服だけが残された。 そしてルイズは明日からディオを徹底的にしつけてやろうと決心するのであった。 to be continued…
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/2508.html
決闘が終わり、ディオの思惑は次々と当たってゆく。 その中でキュルケはディオを我がものにせんと恋心を燃え上がらせるのであった。 おれは使い魔になるぞジョジョーッ! 第七話 決闘が終わって暫くすると予鈴がなり、生徒達は授業を受けに学院内に戻っていった。 だがディオはルイズに断りを入れ、後で授業内容を教えてもらう事を頼むとギーシュを保健室に連れていった。 「う……ここは…?」 ギーシュが目を覚ますと、自分がベッドに寝ているのがわかった。 あの決闘は夢だったのだろうか… だが、ディオに殴られた右目の痛さがあれは夢ではないと告げていた。 日の光の具合からして午後の4時くらいだろう。ああ…今日の授業にはもう間に合わないな…ギーシュは寝返りをうつ。 「起きたのかい?」 部屋の暗がりから声がする。ギーシュが顔を向けると誰かが立っているのを見つけた。 僕の取り巻きだろうか、授業が始まっているだろうにいい奴だな。 「…随分と回復が早いな、水の魔法とやらは!実に興味深いッ!」 人影は何やら独り言を呟くと、暗がりからギーシュの元へと歩いてくる。 そしてその顔を見た瞬間――――ギーシュは恐怖のあまり嘔吐した。 「く、来るな!来るな!だ、誰か助けてくれ!」 自分の服が吐瀉物で汚れるのも厭わず、なんとかディオから逃れようとする。だが腰が抜けてしまったのか思うように動けない。 そうこうするうちにディオは目の前に来てしまう。 「……ヒッ!」 殺されると思い、目をつぶるギーシュ。だが、いつまでたっても衝撃はこない。それどころか何か柔らかいものが顔に触れている。 「ゲロを吐くほど怖がらなくってもいいじゃあないか…」 それはタオルで優しく顔についた吐瀉物を拭いてくれているディオだった。 信じられないという表情をしているギーシュにディオは更に以外な事を提案する。 「恐れることはない…。ギーシュ君、友達になろう…」 こいつは今なんと言った?友達だと…?ディオは続ける。 「あの決闘、確かにぼくの勝利だが、君もとても強かった。敬意を表するよ…今ぼくは拳で語った仲というのかな? 君に友情を感じているんだ。だから…ぼくの友達になってくれないかい?」 前半のみがディオの率直な感想であった。 確かにおれはメイジという存在を舐めすぎていたかもしれない。だがこのディオが苦戦したこいつですら 1番下のランクのトップだという。この先、おれの道筋を邪魔する更に強力なメイジが出てくる事は十分予想される。 こいつは中身がないが、それでもプライドだけはある。 そこを上手くくすぐってやればいざという時に盾くらいにはなるだろう。それに… ディオの口元が歪む。 トリステインの名門にコネを持っておいて損はない。 ディオはギーシュの反応を待つ。 「ぼくは…」 やがてギーシュが口を開く。 「ぼくはあのメイドに八つ当たりをして君の怒りを買った…そんな僕を責めないばかりか…友達になろうと…いうのかい?」 「ああ。それに…もうぼくの怒りは収まったよ。次は君が行動する番だ」 そういってディオは握手を求める。 その手を暫く眺めると、ギーシュは力強く答えた。 「わかった…ありがとう!こちらこそよろしくお願いするよ、ディオ!」 固い握手。ここに一方通行の厚い友情が結ばれた。 「それじゃあぼくは帰らせてもらうよ。今日は安静にしているといい」 ディオは出口に足を向けかけて立ち止まる。 「ああ…ところであの掛け金とベッドのだけど、よろしく頼むよ」 明日から寝る場所と今後一ヶ月の生活に目眩を覚えてまたベッドに倒れるギーシュを残して ディオは酸っぱい臭いが立ち込める医務室を立ち去った。 「ねぇ、ヴァリエール」 「なによ、ツェルプストー」 午後の授業が終わり、帰ろうとするルイズをキュルケは呼び止めた。 「実はね、今夜の決闘なんだけど、ちょっと延期してほしいの」 「はぁ?なんでよ」 キュルケは困ったような表情をしながらルイズの耳元で囁く。 「実はね…『あれの日』って事を忘れていたの」 「ば、馬鹿!!」 ルイズが赤面して慌てるのが、人差し指を唇に当てて静かにさせると続ける。 「と、いうわけで五日間、いいえ。三日間の猶予をいただきたいですわ。よろしくって?」 「わ…わかったわよ。仕方がないわね」 そう言うとルイズは慌てて教室を出て行った。心なし顔が赤くなっているのは気のせいだろうか。 「ふ…やっぱり甘ちゃんね、ルイズは…」 一方キュルケは先ほどとは違った妖艶な顔つきをしている。キュルケが決闘を延期したのは『あれの日』のせいではない。 この三日間でディオを落とす事を決心したのだ。 今までの男達から考えると落とすのにかかる時間は三日間もあればまず大丈夫。 キュルケはルイズから使い魔を奪い取った上で決闘に望む事を思いついたのだ。 夕食の時間になる。ルイズが 「あんな勝負に勝ったからって椅子に座って食べられるなんて思わないでよ!」 と言ったので、ディオは厨房に足を向ける。 厨房に入った瞬間、大歓声が上がった。 「いよっ、『我らが拳』のお帰りだぞ!」 マルトーが七面鳥の丸焼きを手にやってくる。 「『我らが拳』?」 「ああ、シエスタから試合の詳細は全部聞いたぜ!あのクソったれ貴族を一発も喰らわずに倒したんだってな! お前は俺たちの希望だよ!」 あの試合は予想通りの効果をあげたらしい。 優雅な物越しで椅子に座るディオの目の前に七面鳥を置くと手早く皿を用意しながら聞く。 「どうしてこんなに遅くなったんだい?俺はてっきりすぐにここに来てくれると思ってたぞ。」 ディオはさもあまり言いたくないような顔をしながら答える。 「すいません、あの決闘相手を医務室に連れて行って介抱していたらこんな時間になってしまいました」 「聞いたか、みんな!」 マルトーが叫ぶ。 「ディオは相手を倒しただけじゃなく、介抱してやったんだと!相手のことまで考えたぁますます気に入った!! なあ、踏ん反り返ってるだけの奴らよりもディオの方がよっぽど貴族に相応しいと思わねぇか!?」 また上がる歓声。 「さあ、ディオ。食った食った!今日はお祝いだ!俺が給仕してやるぞ!」 「あの…」 ワインを注ごうとするマルトーが振り返ると、シエスタが立っていた。 「おお、そうだった。忘れてたぜ!ディオはシエスタの為に戦ったんだもんな!シエスタ、お前が注いでやれ!」 「はい!」 嬉しそうな顔でワインを受け取ると、ディオのグラスに注いでゆく。 その日の厨房はいつにも増して賑やかだった。 (…なんだかうるさいわね) と思うルイズと、今夜の計画に思いを馳せるキュルケ。タバサは黙々とはしばみ草を食べている。 そしてフレイムは厨房の全員に無視されながらディオを見つめているのであった…。 to be continued…
https://w.atwiki.jp/fiat500-onlinemanual/pages/173.html
HONIさんにオーディオ取り付けのレポートを貰いました。 友人からTOYOTA純正のカーオーディオを貰ったので、さっそく取り付けてやろう! という事でついに我がチンクにも念願のオーディオが取り付く事と相成りました。 しかーし! ボカン、と貰った純正のオーディオはなーんにも接続できるケーブルの類は無く、もちろんマニュアルなんてものもありません。 もちろん、スピーカーも無い。 これじゃあ、その辺で拾ったジャンクと変わらんなー。 ま、ひろったようなモンだからイイケドさー。 とりあえず、裏ッ側でもみてみるかー。 なんかがハマりそうな端子がアルケド、全然意味が判らんなー。 おしえて!めいていさーん! <めいていさんからのメール引用> ハーネスってのは、メーカのニーズに合わせて作ってあるですよ。 だから、カーオーディオを買うときには日本車の場合メーカーをいうとハーネス取り付け口がはじめからトヨタ車であればトヨタ車のがついてて、もともとのハーネスにポン付けするだけで付くように設計されています。 逆に言うと、カロッツエリアのXXというステレオでもハーネスの形状が違う(メーカ対応している)ものが何種類かあるという状況です。 しかし、譲られたものを取り付けたい、前の車は日産だったのをトヨタにしたい、外車につけたい等のニーズの場合これに対応できないですよね。 ので、普通、オートバックス等ではコンバージョンハーネスってのが出ています。これを手に入れればハーネス(カプラ)は手に入るよね。 でもってハーネスに付いた電線を眺めながら想像するわけです。(この辺は失敗するとオーディオが壊れます。本当は箱を開けて回路を簡単に追うのが安全です。) で、たとえばですが赤、黒は電源のプラスマイナス、黄色はライトON時の照明系のプラス。(マイナスは電源コモンで全部で1本が多い) 他の対になっている線(4スピーカーなら8本あるはず。)がスピーカーというようなイメージで想像する。 (ギャンブルになりますが、)時限爆弾の回路を止める線をカットするような緊張をしながら、線をつないで試しにつなぐと結構なってくれたりする(爆)。 これは危ないやり方なので、箱を開けて簡単に回路をおうか、うまくすれば、コンバージョンハーネスに線の色の意味が書いて有るかもしれない。こうなればらくだよね。 あと、尻に丸い穴があったらアンテナの穴だとか、感覚的にオーディオを見ている人ならある程度は想像付くんだけどね。 で、分かる人はコンバージョンハーネス無しで、直接点に半田付けという過激な方法でも、回路があっていればちゃんとなるんだわさ。 ふむふむ。ナルホドー! ほんじゃあ、コンバーションハーネスをゲットすりゃOKってわけですねー。 で、オートバックスに行ったけど、コンバーションハーネスが無いや。 いろいろ聞いてみたら、電源取り出しケーブルコネクターってのでOKそう。(ただし、リアスピーカー用のハーネスが無いのだ) このオスの端子がほしかったんだよなー。 あとは、このオーディオのスペック。 ネジネジして中を開けて見てみたけど、全然見えない...。 オラオラオラ!トヨタさん。俺にスペックを教えてくれや! だってあんたのトコの商品じゃろ? ってメールしたら、こんなの送ってくれた。 おおおお、、カンペキじゃん! これで丸裸!あとは取り付けるだけじゃん。 んじゃ、さっそく買ってきた電源取り出しケーブルコネクターをぶった切りますか。 ギボシをつけて...と。 おし!ばっちり、ケーブル取り出しコネクタ完成!(ただし、10Pコネクタのみ) あとは、ドアスピーカーつけなきゃ。 パネルをはずして、裏から昔拾ってきて、コーンだけ取り出して保存(?)してあったスピーカをドカ付けしてしまえ。 音が鳴るかどうか、不安がぬぐいきれぬまま、ドアスピーカ完成! 実は、中の型紙(っていうのかな?)を丸に切り取るのがすっげー大変だった。 一応、間に丸穴のアルミ板を挟んで見栄えも良くしてマス。 ケーブルの取り出しはBoSさんのをこないだ見てマネしちゃいました。 さて、後は配線ですなー。 マニュアルによると電源端子が3つあって、それぞれACC、照明用電源、生+B、と。 ん?「生+B」ってなんじゃい? 結局いろいろ試してみたけど、ACCと生+Bは一緒のところ( イグニッションONで通電するところに接続。照明用電源は照明用スイッチのところに接続。) (おそらく黄色のリード線) わかりずらい...というかこの画像じゃ、全然わからん! ついでに音が出るかどうか、この段階でやっとテスト。 おおおおお、ちゃんとでてるぜー! 10年前のごみ捨て場にあったスピーカーもちゃんとなってるじゃん。 カンドー...。 さて、あとはオーディオ本体に取り付け金具をくっつけて本体を固定すりゃ完成! うーん。あと一息! 取り付け場所はマップポケットの下がいいかな。 あれは、かなり曲線な部品だから、曲がるステーがいいだろう、と。 ぐにゃりとまげて、ポケットにフィット! ドリルで穴を開けてネジネジ! 使わない端子には一応絶縁のためにギボシカバーをむりやりフィット! おっしゃー!! 完成ー!!! やっぱ音があるといいぜー! 今回は極力金かけずに行けたんじゃないかとおもいます。 これぞ、正しいチンク乗りの発想!? めいていさん、いろいろ教えてくださってありがとうございます! 本体=もらいモン スピーカー=捨ててあったガラクタ 金かかったのは、 電源取り出しコネクタ¥1500 穴空きアルミ板¥1600 取り付けステー@¥80×4
https://w.atwiki.jp/jojoaa/pages/11.html
←1巻へ 3巻へ→ 石仮面 その② 石仮面 その③ 石仮面 その④ ディオとの青春 その① ディオとの青春 その② ディオとの青春 その③ ディオとの青春 その④ ディオとの青春 その⑤ DIOの誕生
https://w.atwiki.jp/acjojo/pages/466.html
tes
https://w.atwiki.jp/wiki6_seed/pages/115.html
■宇宙戦士バルディオス:機体 バルディオス ☆パイロット マリン・レイガン(MAIN) ジャック・オリバー(SUB) 北斗雷太(SUB) ■登場キャラリスト(声あり) マリン・レイガン(山崎たくみ)※オリジナル:塩沢兼人 ジャック・オリバー(田中秀幸)※TV版:鈴木清信 北斗雷太(玄田哲章) デビット・ウェイン(井上和彦) ゼオ・ガットラー(柴田秀勝)※TV版:青野武 ローザ・アフロディア(永田亮子)※オリジナル:(TV版)神保なおみ (劇場版)戸田恵子 ネグロス(飯塚昭三) キャリン・フリック(藤原啓治)※オリジナル:鈴置洋孝 ナレーター(石森達幸)
https://w.atwiki.jp/acjojo/pages/467.html
tes