約 2,391,237 件
https://w.atwiki.jp/oper/pages/2251.html
対訳 ActⅠ ActⅡ アリアへジャンプ! 安らかにお休みください 虎よ!ただ爪だけを研ぐがいいわ 安らかにお休みください(動画対訳) rakuten_design= slide ;rakuten_affiliateId= 04a91095.52a5fed9.099b93b6.2566fa26 ;rakuten_items= ctsmatch ;rakuten_genreId= 0 ;rakuten_size= 200x350 ;rakuten_target= _blank ;rakuten_theme= gray ;rakuten_border= off ;rakuten_auto_mode= off ;rakuten_genre_title= off ;rakuten_recommend= on ;rakuten_ts= 1649371200100 ; 訳者より 1780年作曲、未完に終わって長く知られることなく、1799年に遺品の中から音楽と「メロローゴ」と呼ばれる伴奏音楽を掛け合いながら台詞を喋る部分が発見されたものです。1839年に出版される際に全く欠けていた序曲と台詞部分が補われ、取りあえず上演できる形が整いました。ただ現在でも上演される際にはモーツァルト以外の手が入った部分は新たに創作されたり脚色されたりしているようで、比較的入手が容易と思しきアルノンクール/ダムラウ盤でも台詞部分は全く別のものに差し替えられています。ここで取り上げた版による録音もクレー/マティス盤はじめいくつかはあるようですのでご興味をお持ちの方はお聴きになられてはいかがでしょうか。 それで、中身をご覧頂ければお分かりのように、このお話、舞台はトルコですしヒロインのツァイーデは囚われのヨーロッパの娘、オスミンまで登場しますし(ちょい役ですが)、最後もスルタンの慈悲で恋する二人はヨーロッパへ帰ることを許されるという、まさにこの2年後に書かれた「後宮からの誘拐」を彷彿とさせます。残念ながらあちらの圧倒的な魅力に及ばず、ストーリーもちょっと無理矢理感が強いので、後宮が大当たりしたあとにはもはや完成されることはなかったわけですが、書かれたひとつひとつのナンバーはまさにモーツァルト、こぼれ落ちるような魅力に満ちています。 スルタン役がテノールで、アリアまであるのが面白いです。「後宮」のセリムほどの重厚さはない、ちょっとおぼっちゃま風のキャラクターと言えましょうか。 ちなみにモーツァルトが書いたのは最後の四重唱までで、これはフィナーレというには尻切れトンボです。のちに加筆された最後の台詞は当然のことながら「後宮」を意識して書かれたでしょうから、二つのお話の結末が同じになるのは必然とも言えましょうか。 「後宮」を訳したついでに、リブレットの分量も多くなかったので訳してみましたが、いつもより猛スピードで訳して推敲が十分ではありませんので誤訳や日本語として意味不明のところがあちこちにあるかと思います。ご指摘頂ければ直しますのでよろしくお願い致します。 この日本語テキストは、 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス の下でライセンスされています。@ 藤井宏行 Blogs on ツァイーデ モーツァルト 《ツァイーデ》 対訳完成
https://w.atwiki.jp/hachiohicity/pages/145.html
基本情報 “旋場の調律師”荷川取薄 “タクティカル・オーダー”にかどり・すすき ブリード ピュアブリード シンドローム ハヌマーン ワークス/カヴァー FHエージェント/大学生 生年月日 1999年5月17日 性別 男 身長 188cm 体重 76kg 作者 碇烏賊 「さあ、行きましょうか皆さん。私の指揮の下、存分に力を奮いなさい」 「仕事が辛いとは思いませんよ。これぐらいやらないと、『桁違い』の幹部は務まりませんから」 経歴 シーフ・キャッツ6番隊の幹部。高身長に鋭い目つき、そしてとても低い声で話す、一見怖い男性。実質的な6番隊のセルリーダー業務をこなしており、『桁違い』幹部陣の中では特に評価されており、部下からの信頼も厚い。 実際はとても物腰丁寧な人物であり、結構優しい。見た目で損した経験が他人より多く、親からは自分の子どもか疑われ続け、初恋の相手にはお父さんみたいと言われ、高校時代に友人と遊んでいる時に職務質問を受けた回数は数知れず。直近の不幸は先輩と飲みに行った時に自分の前にお酒を出されたこと。 そんな彼を支えていたのは音楽だ。中学時代から合唱部でその低い声を生かし、テノールとして活躍していた。気がついたら合唱にハマっており、指揮を学び、高校時代には三年連続最優秀指揮者賞という前人未到の伝説を残している。彼曰く、音楽と触れ合っている間は全てを忘れさせてくれるとのこと。 彼がオーヴァードとして覚醒し、シーフ・キャッツに入ることとなったのは2010年のことだ。当時11歳だった彼は、例によって全然知らない人に絡まれた。それがたまたまオーヴァードであり、瞬く間に心臓を貫かれた。普通の人間であれば瞬殺だが、彼は目を覚ました。その目を覚ました場所こそ、シーフ・キャッツのセルだった。オーヴァードや、UGN、FHなどについて教えられ、断ることもできずシーフ・キャッツに入ることを決めた。 自分の意思だったかどうかは怪しいが、命を救われたことに変わりはないと考えた彼は、その後恩義に報いるべくFHとして活躍を続けた。数年後、一向に幹部を付けなかった“自由牢籠”を見かねた“潜移潜在”は彼に無理言って6番隊幹部になってもらった。こうして彼は『桁違い』の幹部まで上り詰めたというわけだ。 対人関係 “自由牢籠” 彼の所属するセルのリーダー。彼女が働かないがためにしわ寄せがどっと来る。 “オール電化” 苦労人仲間。よくやるなって思っている。 戦闘スタイル 彼はその低く響く声や指揮能力にハヌマーンの能力を組み合わせ、戦場を味方が戦いやすいように調律する。優しくも激しい支援は多くの味方を鼓舞する。 キャラクターシート 130点:https //charasheet.vampire-blood.net/3566349 n点:https //charasheet.vampire-blood.net/ 関連項目 シーフ・キャッツ6番隊“自由牢籠” “オール電化” 1999年生 キャラクター シーフ・キャッツ ハヌマーン ピュアブリード 碇烏賊 荷川取薄 6番隊 FH
https://w.atwiki.jp/gods/pages/129360.html
エレオノール(12) ブルターニュ公国のブルターニュ公の系譜に登場する人物。 関連: ウードニセイドポルオエ (ウード2世・ド・ポルオエ、父) エレオノールドレオン (エレオノール・ド・レオン、母) コナンドパンティエーヴル (コナン・ド・パンティエーヴル、夫)
https://w.atwiki.jp/gods/pages/27875.html
アゲーノール(9) アゲノル(9)の別名。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/8762.html
ルカノール伯爵 【るかのーるはくしゃく】 ジャンル ADV 対応機種 Windows(Steam)Nintendo Switch 発売元 【Win】Neon Doctrine【Switch】Merge Games 開発元 Baroque Decay 発売日 【Win】2016年3月3日【Switch】2018年7月26日 定価 【Win】1,010円【Switch】1,799円 プレイ人数 1人 レーティング CERO:D(17歳以上対象) 備考 Steamでは原題『The Count Lucanor』で販売 判定 なし ポイント 低解像度で描かれる恐怖のおとぎ話ボリューム少だがホラー演出は抜群移動速度やゲームバランスなどやや惜しい所あり 概要 ストーリー 特徴 キャラクター 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 ビデオゲーム黎明期を思わせる粗いドット絵でのアニメーションやグロ表現を得意とする、Baroque Decayの家庭用ゲーム第一作目。 タイトルや登場人物の名は、14世紀スペインの寓話集『ルカノール伯爵』(*1)から取られている。 ストーリー むかしむかし。あるところにハンスという少年が住んでいました。 その日はちょうど10歳の誕生日。ハンスにとって特別な日になるはずだったのですが、家は貧しく、プレゼントもお菓子もありません。 家を飛び出したハンスはお宝さがしの冒険を求めて森の奥へと進みますが、夜になると辺りは一変。血の河が流れ、人喰いヤギが跋扈し、ヤギ飼いは生首のままヘラヘラと笑っているのです。 暗い森をさまようハンスは、そこで見かけた奇妙な精霊の後を追ううち古いお城に辿りつきます。 ハンスを待ち受けていた精霊は言いました。ルカノール伯爵の跡継ぎとなり、その財産を得る者を探していること。そしてその資格を得るためには「夜明けまでに精霊の名前を当てる」必要があることを。 こうして、ハンスの恐ろしい冒険の夜が幕を開けたのでした。 特徴 操作体系はスタンダードな2DRPGであり、方向キーでハンスを上下左右に動かし、気になるものはボタン押下で調べる定番仕様となっている。 城内は回廊に沿って幾つもの部屋があり、それぞれに「文字が書かれた紙片」が隠されている。 探索や謎解きによってその紙片を集め、精霊の名前を完成させるのが目下の目的である。 中庭には商人をはじめとする奇妙なNPCたちがおり、鍵をくれたり城内を行き来したりと、彼らの行動も文字集めに影響する。 鍵やイベントアイテム以外は基本的に消費制であり、中でも「金貨」は商人との取引のほか、セーブにも必要となっている。 つまり実質的にセーブ回数を節約せざるを得ない仕様であり、ゲームオーバーへの恐怖を高める要因に繋がっている。 本ゲームの特に象徴的なアイテムが「蝋燭」で、手に持って周囲を照らすほか、城内の任意の位置に1本ずつ置くことができる(設置後の回収も可能)。 これによる視界の確保が、攻略的にも精神的にも重要となる。 キャラクター ハンス 本作の主人公。誕生日すら祝ってもらえない貧しさにショックを受けて家出した後、恐怖の試練に立ち向かうこととなる。 度胸があり、スプラッタ映画級の衝撃的光景を目にしても驚きはすれど怖がることはほとんど無い。 ママ ハンスの母親。若々しく美人だが、夫は戦争に行っており女手一つでハンスを育てている。 家出を決意したハンスに、祖父の形見である杖と全財産である3枚の金貨、それと数切れのチーズを渡して送り出す。 老婆 森の奥へ向かうハンスが最初に出会った老人。市場へブタを売りに行こうとしていたが杖を壊してしまい困っている。 商人 老婆の次に出会う中年の男。馬車の荷台を壊してしまい、雇い主への弁償代の工面に悩んでいる。 ヤギ飼い 森の奥で出会う若い男。ワインに合うつまみを探している。 精霊 一見すると悪魔のようなシルエットでもある青い顔の精霊。ハンスを城に誘い、ルカノール伯爵の跡継ぎ探しの試練を出す。 評価点 忍び寄る不穏さと、急転直下の悪夢的演出 ゲーム開始時はいかにもおとぎ話のような、牧歌的かつ寓話らしい雰囲気であり、上記の通り母親から渡された幾つかの物品とそれに対応する悩める人を前に自身の行動を試されるシーンから始まる。 各所の立札には地名が書かれているが、初っ端から「首吊りの森」「呪われた峡谷」と不穏な雰囲気をじわじわ感じさせてくれる。 そしてこの日中のシーンを終えた途端、巨大カラスに食べられるビジュアル、夜の墓場、戦争による血が怒涛の勢いで流れる河、更に不吉な内容に書き換えられた立札……と、悪夢のような状況下に落とされることとなる。 こうした断片的な「悪いイメージの集合」が、オープニングの朗らかさやハンス少年の快活さとの落差も相まって、プレイヤーに強いインパクトを与えるものとなっている。 Steamのストアページによると、制作陣は『ゼルダの伝説』『ゆめにっき』『サイレントヒル』『ダークソウル』といった作品に影響を受けているとのこと。いずれも「言いようのない不安」がところどころに出現するゲームではある。 戦うことのできない恐怖 試練の行われる城内は蝋燭なしでは歩けないほどに暗く、しかも各所を死神のような「召使」たちが徘徊している。 召使はハンスを見つけるや否や吸い込み攻撃をしてきた後、仮面を外し、顔面から血まみれの触手を伸ばして攻撃してくる。 当然この攻撃によって体力が尽きるとハンスは死亡しゲームオーバーとなるが、一方ハンスからの攻撃手段は何ひとつなく、回廊を反対方向に進んで逃げたり、近くの隠れポイントや扉に入り込んでやりすごすしかない。 暗がりの奥に突然召使が現れた時の「ゾワッ」とする感覚はなかなかのもの。また、彼らは常に「チィ、チィ」といった小鳥のような声で鳴いているため、初見では真っ暗闇の中、どこからともなく鳴き声が聞こえるという不安だらけのシチュエーションを楽しむことができる。 ドットアニメーションで描かれるハンス少年の愛らしさ ゲーム中の局所でドット絵によるアニメーションムービーが再生される。少々輪郭のいびつさが見えるなどこなれていない印象はあるものの、オープニングでの誕生祝いに期待を膨らませる様子や、森で夜を迎え異変に気付くシーンなどが結構なコマ数で描かれている。 ハンスの表情がアップになる構図が多いが、元々やや中性的な顔立ちのキャラデザであり、また子供らしく瞳や頭部が大きめの画風もあって非常に可愛らしい印象をもたらしている。 プレイ中はほとんどアタリ時代並みの粗いドットでのハンス君を見ることにはなるのだが、会話時にはバストアップ画像も表示され、そちらも感情に応じて差分絵が豊富なため、パッケージ絵の雰囲気に惹かれて購入というのもアリだろう。 その場合、ホラー耐性があるかは別の問題となってくるが…… 複数存在する隠し要素 マルチエンディング方式であり、ゲーム終盤の行動に応じて5つのエンディングが存在している。 また、精霊の名前を突き止める方法も1つではないため、クリアするだけなら必須でないサブイベント的な要素も少量用意されている。 お話の舞台そのものは城と森で完結しており、時間的にも約1日のできごとでしかないためぱっと見のボリュームとしては小ぶりだが、こういった点での繰り返しプレイも可能なつくりは良ポイント。 賛否両論点 文字通り出血大サービスのグロ表現 CERO D作品ではあるが、ドット絵の解像度が低いだけであり「血のしたたる生首」「断面から血液を噴き出し続ける千切れた両脚」など、起きていることはCERO Z級である。ムービーやバストアップでも衝撃的な絵があるため、実質的なグロ度は高めだと言えるだろう。 もちろん「それを求めていた」という人には持ってこいである。 虫表現も人によってはキツいかもしれない。大量のワームが這いまわるマップがある、斑点模様の蝶のアップがある、という2点のみではあるが…… 一方ほとんどの時間を過ごす城内では「敵から隠れる怖さ」に比重が置かれているため、スプラッタ要素はやや控えめになる。 ちなみにハンスについてはそうした凄惨な様を描いた場面はない。体力が尽きてゲームオーバーとなる時も、そのまま倒れ込んで血だまりができる程度である。 リソース管理の緊張感のなさ 「特徴」項に記載の通り蝋燭や金貨といった重要アイテムが消費制なのだが、これが城内で結構多めに手に入る。 蝋燭は燃え尽きるわけでもないのに一度に複数本手に入るポイントが何か所もあるし、金貨もアイテムを買いそろえた後はそこそこ余りやすい。 同開発チームによる『Yuppie Psycho』の場合、懐中電灯の電池が消耗品であったためこのあたりの印象がやや異なることになる。 体力回復アイテムもかなり豊富に用意されているため、よほど行き当たりばったりで進めない限りは「アイテム枯渇の恐怖に怯えながら進める」という状況にはならないだろう。 とはいえホラー的雰囲気を楽しみたいプレイヤーには「アイテム管理に悩まされる緊張感まで求めてない」として嫌がる層もいると思われるし、全部合わせても不足するようでは難度がシブめになってしまうため、一概に悪いとも言えない。 問題点 歩行速度の異常な遅さ 本作は歩行速度がかなり遅く、ファミコン時代の多くのRPGにおけるフィールド移動速度とほぼ変わらない。 その割に「走り移動」というシステムもなく、夜の森での恐怖体験を経て自宅を目指そうが、城内で恐ろしい召使に追われようが、いっさい駆け足という選択をとらない。 全編通した攻略がこの速度を基準にチューニングされているためゲーム的な不利はないのだが、人によっては城に辿りつく前に離脱してしまう恐れがある。 また、マルチエンディング方式で周回プレイもあり得ることを踏まえると、一通りプレイした後も強い面倒さを感じる要因となり得るだろう。 序盤だけ大変な金貨マネジメント ショップ要素のあるゲームではありがちだが、本作も資金繰りが「序盤だけ」キツめである。前述の通り金貨は買い物のほかセーブでも用いるので、「セーブするかアイテムに換えてしまうか」が悩ましい。 しかしショップで取り扱いしているのはキーアイテムのみであり、しかも攻略手順によっては全て買う必要すらないため、序盤を過ぎれば完全に用無しとなる。 その頃にはゲーム操作にも慣れてそうそうゲームオーバーにはならないため、以降はただただ金貨が余っていくことになりやすい。 同位置に居座り続ける敵の存在 特に城内1階の召使に顕著だが、一ヶ所に留まるとしばらく動かなくなることがある。 これが謎解きのある部屋の前や、セーブポイントのある中庭への扉前でもよくあり、「召使が邪魔で謎解きが進められない」「中庭を出た瞬間鉢合わせ」ということがしばしば発生する。その場合わざと見つかって動いてもらうくらいしか対処がなく、煩わしいうえに恐怖感が削がれやすい。 また、この傾向のせいで蝋燭は手元に持っていればほぼ十分であり、廊下に蝋燭を設置する必要性が薄くなっている。 誤字脱字とページ送りの難 ローカライズの結果意味が通らない文章はほとんど無いものの、少々誤字脱字や不要なスペースの挿入が見られる。 また、全文章が1回の表示文字数に収まらず、末尾の句点(。)だけ2ページ目に送られていることがあり格好が悪い。 他に特徴的なこととして、本作では三点リーダ「…」がなぜか「--」で表示されているため、人によってはキャラクターの心情がつかみにくいかもしれない。 総評 童話風の雰囲気からのホラー展開、ということでそうした「子供時代」と「残酷さ」という取り合わせが好きな人にはおすすめの一作。 プレイ時間は目安4時間ほどのためSwitchだとやや割高感があるものの、世界観はよくできており物語に蛇足もないため、ストアのプレビューを見て気になったなら期待を外すことはあまり無いだろう。 余談 Steamのストアでは『Yuppie Psycho』とのセット販売でややお得に購入できる。
https://w.atwiki.jp/nightout001/pages/43.html
夜間飛行~砂漠から来たキラーチューン・その1~ ダークメルヒェンとの交戦から数日。 あのときの少女のことで考え込むことが多くなった靖子は、その日は真衣と共に下校していた。 「靖子ちゃん、大丈夫?」 「え?…うん、真衣ちゃん、大丈夫だよ?」 空元気なのは、笑顔を見ればすぐに分かった。 しかし、真衣はそれにあまり触れず、「無理しないでね」とだけ声を掛けた。 しばらく歩いていくと、真衣は不思議な感覚を覚えた。 「…ねぇ、靖子ちゃん」 「?」 真衣に呼び止められ、靖子は不思議そうな顔で歩みを止める。 しかし、すぐに何かを感じ取ったように辺りを見回した。 この感覚は、いったいどこからくるのだろう。 靖子が茂みの向こうを覗くと、小さな掘っ立て小屋がある。 …そこから、不思議な気配が漂ってくる。 「真衣ちゃん、あそこ」 「え?あ…あそこからかなぁ」 恐る恐る、その小屋に二人が近づく。 と、そこで一度靖子が立ち止まった。 「ねぇ、一応仗助さんたちとかに知らせたほうがいいよね?」 「あ、そうだよね…ちょっと待ってね…」 そういうと、真衣はランドセルの中から和柄の巾着袋を取り出す。 そして、その中からケータイを取り出した。 「あ、ケータイ!」 「えへへ…内緒ね?」 そういいながら、真衣はケータイの電話帳を開くと、縁へと電話を掛け始めた。 『はいはーい?真衣ちゃん、どうかした~?』 「あ、あの…帰り道で変なとこに出くわしちゃって…もしかしてスタンドとか関係してたらいけないからと思って…」 『え、ほんと?…今、どこら辺にいるかできるだけ詳しく』 ■■■ 縁に電話をした後、靖子と真衣は扉の前に立っていた。 縁には、仗助たちとそっちに行くまで何もしないようにといわれたものの、所詮好奇心旺盛な小学生。 どうしても中を覗きたくなっていたのだ。 丁度よく、隙間がある。 二人は、その隙間からこっそりと中を覗いた…。 「「!!?」」 思わず驚いて、二人は後ろの後ずさる。 そして、今見たものを二人でこそこそと話し出す。 「今…見た?」 「見た!」 「中…」 「うん」 「「ものすごく広かった!!」」 そう、明らかに四畳半もないように見えるその小屋の中が、その小屋の中に納まっているのがおかしいくらいの広さの部屋に見えたのだ。 「…気のせいかなぁ」 「うーん…」 そういいながら、再び中を覗く。 やはり、中は広い部屋が広がっている。 しかも、なにやら甘い香りが漂っている。 「…なんだろう、この匂い」 「いい匂いだね…?」 こそこそと話しながら覗く二人。 すると… 「え!!?」 「きゃああ!?」 不意に扉が勢いよく内側に開き、二人は部屋の中に放り込まれる。 二人が中に入った途端、扉はまた勢いよく閉じた。 「…オヤ?」 二人が額をさすっているとき、自分たちの正面から、テノールの優しい声が聞こえてきた。
https://w.atwiki.jp/yusakunonnon/pages/555.html
テンユウロプノール 成績 父系統 父個性 母系統 母個性 ニックス インブリ ヌレイエフ 持続系 レッドゴッド パワ系 ☓ なし 父遺伝 母父遺伝 父持続 母持続 持続 S S SS上 Aマックス 生産時狙い 引退後総評
https://w.atwiki.jp/oper/pages/799.html
第四幕 第一場 モスクワの聖ヴァシーリー大聖堂前の広場。貧しい人々の群れが舞台をふらふら歩き回る。女性たちは少し離れて、また建物の中に、大聖堂の出口から横の方向に座っている。廷吏が度々群衆の中見え隠れする。ミチューハを先頭に男性の小群が入ってくる。 男たち(バス) どうした、聖体礼儀が終わったのか? 男たち(テノール) 彼らはそれを呪ったよ。 男たち(バス) これは誰の? 男たち(テノール) グリシュカだよ、グリシュカ・オトレピエフの! 男たち(バス) そうだったのか。 ミチューハ こいつが出てきた、兄弟、輔祭だ がっしりして太っていて、 こうがなり立てる: 「グリシュカ・オトレピエフ、破門!」 男たち(バス) なんてこった!お前は何をほら吹いている? 男たち(バス) それとも頭がおかしくなったか? 男たち(テノール) 本当のことか、兄弟! 男たち(テノール) それでもやっぱりやり始めた: 「グリシュカ・オトレピエフ」、「破門!」と言ってる。 男たち(バス) ハ、ハ、ハ、そりゃ呆れたもんだ! 皇子にとって、グリシュカを呪うなんてどうでもよいだろう。 まさか彼がグリシュカか? 男たち(テノール) 言わずと知れたこと! ミチューハ そして彼らは皇子へ永遠に忘れないと歌った。 男たち(バス) ほら!ますます大変になる! 生者に? これが無神論者、おお、そうだ! 生きてる皇子に!今に見ていろ! 彼は、どうやら、ボリスに示すだろう! (周りを見回す)。 クロミの近くに、と言う話だったが、彼は近付いた。 男たち(テノール) 軍と一緒にモスクワに行く。 男たち(バス) ボリスの軍の全末端で略奪が起きる。 困難な道が彼を運ぶ 正教のツァーリたる父の王位に。 ボリスとボリスの子供たちの死まで、彼はここにいる! 年輩の男たち(バス) あんたら何だ、あんたら何だ!静かに、畜生!それとも拷問を そう拷問部屋を放置した! (男たちは頭をかきむしり、顔を見合わせ、再び舞台を歩き回る) 少年たち(舞台裏で) トゥルルルル!鉄帽、鉄帽! (近付いて)トゥルルルル!鉄帽、鉄帽! 舞台に苦行のかせをつけた聖愚者が走り込む、続いて少年の一団が続く) ホールルルルルル!トゥルルル! (人々の一部が少年たちに手を振り上げ、彼らは跳びのく。 聖愚者は石の上に座り、履物を繕い、歌い、体を揺らす) 聖愚者 月が行く、子猫が泣いている、 聖愚者よ、立ち上がれ… (少年たちは、しばらくしてから、聖愚者を取り囲む) 神に祈り、キリストを崇める。 キリスト、私たちの神、干天があるだろう。 一か月ある。 (ぼんやりして)干天がある... 一か月... 少年たち こんにちは、こんにちは、聖愚者イワノビッチ! 立ち上がれ、僕らに敬意を表し、腰を屈めてお辞儀しなさい。 円帽子を脱いで! 円帽子は重い! (円帽子を叩く) ディン、ディン、ディン、 ディン、ディン、ディン! ほら鳴っている! 聖愚者 ところで、私はお金を持っているよ。 少年たち 嘘だろ!僕らをペテンにかけているんだな、怖がるな! 聖愚者(お金を探す) ごらん! 少年たち フュー! (もぎ取って女性たちのところに駆け去る) 聖愚者(泣く) ああ!あ!彼らは聖愚者を怒らせた! ああ!彼らは小銭を奪った! ああ! ああ! (ツァーリの行列は大聖堂から出ている。 貴族たちは施し物を配る) 女性たちと少年たち(ベランダで) 尊敬する旦那様、 キリストのためにお恵みを! 私たちの父よ、ご主人よ、お恵みを! 男たち(舞台裏で) ツァーリ、ツァーリが来る。 (跪いて)ツァーリ陛下、キリストのためにお恵みを! (ボリスが現れ、続いてシュイスキーと貴族たちが登場) 男たち 尊敬する旦那様、 私たちにお慈悲を下さい、キリストのためにお恵みを! (女性と少年たちは、ツァーリに着いていき、エプロンステージに近付きながら。) 女たち 尊敬する旦那様、お恵みを! 女たち、男たちと少年たち 我らの旦那様、我らに恵んでください! (ひざまずいて)パンを!パンを! 空腹の者たちにパンを!パンを!パンを! 私たちにパンをください、 旦那様、お恵みを! (地にひれ伏す。) 聖愚者 ああああ… (ボリスを見て) ボリス! ああボリス! 彼らは聖愚者を怒らせた! あああ! ボリス(聖愚者の前で立ち止まる) 彼はなぜ泣いている? 聖愚者 少年たちがお金を取った、 彼らを切り殺すように命令してください、 あんた様が小さな皇子様を切り殺したように。 シュイスキー 黙れ、ばか!ばかを捕まえろ! ボリス (威圧的な仕草でシュイスキーを止める) 触るな! 祝福された者よ、私のために祈れ!(退場) 聖愚者(跳び上がって)。 いいえ、ボリス! 駄目だ、駄目だ、ボリス!) ヘロデ王のために祈ることはできない! 生神女はいけないと言っている。 (当惑して辺りを見回す。石の上に座って履物を繕う) 流れよ、流れよ、苦い涙、 泣け、泣け、正教徒の心よ。 すぐに敵が来る そして闇が訪れる 闇は暗く、前途に光明は無い。 禍だ、ロシアの禍だ、 泣け、泣け、ロシアの人々、飢えた人々よ! 第二場 前書き モスクワ クレムリンのグラノヴィータヤ宮殿。右側に赤いポーチへの出口、左に望楼。左寄りにツァーリの席。貴族会議の臨時会合。文書を手にしたシチェルカロフ登場。 シチェルカロフ 高位の貴族がた! 偉大な君主、ツァーリ ボリス・フョードロヴィチは、 偉大な聖父の祝福を受けて そして全ロシア総主教、皆さんに発表するよう命じました。 (読む) 強盗、泥棒、見知らぬ放浪者、 ならず者と反逆者、 飢えた傭兵の群れと共に反乱を起こした者たちが 亡くなった皇子の名を名乗り、 古くからのツァーリとして自分を誇示し、 恥ずべき貴族たちと、暴力的な小地主ども、 そしてリトアニアのあらゆるろくでなしどもを伴い、 ボリソフの皇位を打ち砕く計画を立てた。 そしてあなた方をも、その計画に傲慢に招待している。 それについて彼は悪意のある命令を送った。 このために、祝福許しを受けて祈りを捧げて 彼に対してあなたがたの正当な判断を下して下さい。 貴族たち(バス) なんだって?意見を聞こう、貴族たち。 貴族たち(テノール) 最初に始めるのはあなたがただ、貴族たち。 貴族たち(バス) しかし私たちの考えはだいぶ前からまとまっています。 (シチェルカロフに) 書きなさいアンドレイ・ミハイルィチ。 貴族たち(テノール) 賊は、誰であろうと、処刑する... 貴族たち(バス) 止めなさい!あなたがその前に捕まえなさい、 そしてあちらで処刑しなさい、むしろそれが良い。 貴族たち(テノール) いいだろう。 貴族たち(バス) さてちっとも良くはない。 貴族たち(テノール) さあ、皆さん、話を逸らさないでください! 賊は、彼が誰であれ、捕まえ、 そして、拷問台の上で激しく尋問する。 (腰を下ろす) 貴族たち(バス、立ち上がる) そしてあちらで処刑する、彼の死体を吊るす; 腹を空かせたカラスにつつかせましょう! (一礼して座る) 貴族たち(他のバス) 彼の死体を焼却する、 赤の広場の処刑台の上で公衆の面前で。 そして、その邪教の灰を3度呪う。 (一礼して座る) 貴族たち(テノール、立って) そして呪われた灰をまき散らす、 風で関所の向こうに。 貴族たち(一緒に、座って) これから長く痕跡が無くなるように さすらいの僭称者の。 貴族たち(バス、立ち上がる) そして、彼と同じ信念の者たちすべてを処刑する。 そして、死体を辱めの柱に磔にする。 何についての命令をいたるところに送付する。 村で、市で、町で、 ロシア全土で、 大聖堂や教会で読む、 広場や寄合で。 そして跪いて神に祈る: 苦難に満ちたルーシに憐れみをかけるように。 (シュイスキーが入ってくる) 貴族たち(バス) 残念だ、シュイスキーは公爵ではない。 貴族たち(テノール) 謀反人とはいえ、 彼なしでは、おそらく、 意見がまとまらなかっただろう。 シュイスキー 失礼します、貴族がた。 貴族たち(バス) おや、噂をすれば影だ! シュイスキー 少し遅れて来ました、 お出ましお願いした時ではありません... ついこの間、君主のもとを去り、 心を込めて悲しみ、 ツァーリの心について配慮し、 私は隙間から…偶然…覗いてしまいました。 おお、私は何を見たのでしょう、皆さん! 青ざめた、冷や汗をかいて、 全身の震え、支離滅裂につぶやき なにやら変な言葉を 怒って目が光り、 何かの苦痛の秘密に悩まされ、 受難者の君主は苦しみました。 急に青くなって、目が隅を見据えて、 そして、ひどく呻きそしてさわるなとつぶやき... 貴族たち 嘘ついているな!嘘ついているな、公爵! シュイスキー 亡くなった皇子に大声で呼びかけ、 弱弱しく彼の幽霊を追い払い、 貴族たち 何? シュイスキー 「さわるな、さわるな」と囁きました。 (ツァーリ ボリス登場) ボリス(低い話し声で) さわるな、さわるな! シュイスキー 「さわるな、子どもよ!」と (ボリスを遠くから見つけて) 静かに!ツァーリ…ツァーリ… ボリス さわるな、さわるな! 貴族たち なんということだ! ボリス さわるな、子どもよ! 貴族たち おお、何という事だ!十字架の力が我らと共にあるように! ボリス さわるな、さわるな!誰が「殺人者」と言っているんだ? 殺人者はいない!生きてる、赤んぼうは生きてる。 それからシュイスキーを偽りの宣誓の代わりに 四つ裂きの刑に処する! シュイスキー 神のお恵みがあなたにありますように! ボリス え? (我に返って)私はあなた方を招集したか、貴族がた? あなた方の知恵が必要だ。(座る) 災難と辛い試練の時に、 あなた方は私の補佐役だ、貴族たちよ。 シュイスキー(近付いて跪く) 偉大なる殿! お許し下さい、愚かな私に、 従順な僕に、言葉を話すことを... ここ、正式の場で、 従順な老人は許可を待っています あなたの明晰な両目の前に現れる。 真実と忠言の男が、 非の打ちどころのない経歴の男が、 彼が重大な秘密を打ち明けたがっています。 ボリス そうせよ! 彼を呼べ!(シュイスキー退場) 老人との懇談が、もしかして、和らげてくれるかも 疲れ切った魂の密かな不安を! (ピーメン登場、立ち止まり、じっとボリスを見つめる) ピーメン 謙虚な修道士が 俗世の事にあまり賢くない判定者が、 今、大胆に自分が発言することを求めます... ボリス 聞かせよ、老人、すべてを、知っていることを…包み隠さず。 ピーメン ある日、夕方に。 牧童が私のところに来ました、 もう長老で、 そして彼は私に不思議な秘密を教えてくれました: 「子供の頃」と彼は語りました、 私は失明しました;その時から 老年まで昼も夜も分からなかった。 徒に私は薬草で治療されました、 そして秘密の呪文で、 徒に私は聖なる井戸から 効き目のある水を目に注ぎかけました…徒に! 結局自分の闇に慣れて、 私の夢さえ 見た事柄を私には 示しませんが、音だけが夢に出てきました。 ある時、深い夢の中で、 突然聞こえます… 私を呼んでいる子どもの声が とてもはっきり呼んでいます: 「起きて、おじいちゃん、起きて! ウグリチの街に行き、 変容の大聖堂に立ち寄って、 あなたは僕の墓の上でしばらく祈って。 あのね、おじいちゃん、 ディミトリーなの僕は、皇子。 神様が僕を受け入れてくれたの 神様の天使の中に、 そして僕は今ルーシの 偉大な奇跡者なの...」 目が覚めて…考えました… 孫を連れて そして長い旅路をさまよいました。 そして、墓の上に身をかがめて、 いきなりこのように回復しました。 そして涙が流れ出しました、 たっぷりと、静かに流れ出し、そして私は見た 神の光を、そして孫を、そして墓所を… ボリス ああ!息が詰まりそうだ!息が詰まりそうだ!愛する者よ! (気絶して貴族たちの手へと倒れる) 皇子を早く! おお、私は苦しい!スキーマ修道士を! (貴族たちは彼を席に着かせる。シュイスキーと貴族たちの一部は皇子を探して走り回る。フョードルが駆け込んでくる) ボリス 私たちを置いて去れ!みな出ていけ! (貴族たち退場) (フョードルへ) さらば、わが息子よ、私は死ぬ... 今、お前は統治を始める。 尋ねるな、どんな手段で 私が皇国を手に入れたか... お前は知る必要は無い。 お前は正しく君臨する、 私の後継者として わが長男のように… 私の息子!血のつながった私の子ども! 誹謗中傷を信用するな 扇動的な貴族たちの、 彼らとリトアニアとの秘密の関係を注意深く追跡し、 容赦なく裏切りに報復せよ、 慈悲なく報復せよ。 人民裁判所を厳しく究明し、 正直な裁判所は 正義の信念の闘士として見張りに立てよ、 大切に神の聖徒たちを敬え。 おまえの妹を、皇女を、私の息子よ、大切にせよ、 お前は彼女の唯一の守護者になった... 私たちのクセニヤの、純粋な鳩の。 (ほぼ低い話し声で) 神よ!神よ! 罪深い父親の涙に目を向けてくれ、お願いだ、 自分の為に願うのではない、自分の為ではない、わが神よ! 天上の近づきがたい高みから降り注げ あなたの恵みの光を私の子どもたちに、 純真な…穏やかで、清らかな… 天上の力よ! 開闢以前の神の玉座の守護者たちよ… (息子を抱きしめる) あなた方が光り輝く翼で守る 血のつながった私の子どもたちを不幸と災厄から... 試練から… (息子をきつく抱き寄せ接吻する。長い鐘の打音と、代わる代わる鳴る弔いの鐘の音) ボリス 鐘の音!埋葬の鐘の音! 聖歌隊(世捨て人たち)(舞台裏から) 泣きなさい、泣きなさい、人々よ、 なんとなればそこに命が無く そして彼の口は黙し そして答をくれません。 泣きなさい。ハレルヤ! (貴族たちと聖歌隊が舞台に登場) ボリス 墓の上での泣き声、スキーマ修道士の位... 神聖なスキーマ修道士の位…ツァーリは修道士に加わる。 フョードル 陛下、安心して!神が助けて下さる… ボリス いや!いや、わが息子よ、 私の時が到来した... 合唱 死にゆく赤ん坊が見えます そして私は慟哭し、嘆き悲しみます。 彼は心が動揺し、身は震え、助けを求め呼びかけます しかし、彼に救済はありません... (立ち止まる) ボリス 神よ!神よ! 私は苦しい! 本当に罪か...罪の赦しを神に祈るな! おお、邪悪な死よ!おまえは何と残酷に苦しめるのだ! (飛び起きる) 待ってください...私はまだツァーリだ! (心臓をおさえて肘掛椅子に崩れる) 私はまだツァーリだ...神よ!死よ! (低い話声で)私を許せ! (貴族たちに、息子を指しながら) ほら、ほらお前たちのツァーリだ...ツァーリだ... 許して下さい… (囁き声で)許して下さい… 貴族たち(囁き声で) お眠りになりました… 第三場 (クロミ近くの森の中の木の無い場所。下り坂とその背後に街の壁。舞台裏から浮浪者の群れの悲鳴。浮浪者の群れが乱入する。貴族のフルシショフが縛られて群集の中にいる) 浮浪者たち さあここにやれ!切り株に座れ、切り株に、みんな! (切り株にフルシチョフを座らせ)ほらこんな風に! そしてひどく泣き喚かないように、 貴族様の細首を傷つけないように、 押し込めておく!肝要だ! (彼らはフルシチョフの口に上着の切れ端を突っ込む) さて、兄弟? それともこのまま、名誉なしで、貴族をやめるか? そう、名誉なし!とても不適当だ! .それでもやはり彼はボリスの軍司令官だ。 ボリスはこそこそと ツァーリの位を操り、 そして彼は泥棒から盗んだ! まあ良いか?そのために彼は尊敬されている、 尊敬に値する泥棒のように。 おい!親衛兵!フォムカ!エピハン! 貴族様の向こうへ!肝要だ! (群衆のうち2人が棍棒を持ってフルシチョフの後ろに立つ) 浮浪者たち 別に珍しくもない! それとももし、われらが貴族様が 恋人を知っていた場合は? それはどこだ、畜生め!恋人のいない貴族様は、 詰め物無しのピローグみたいなもんだ、 乾パン一個だ!アフィミヤが!可愛い人! 既におまえに話したが、 二つ目の百人隊が到着した。 だから怖くない。 さあやれ、別嬪さん、貴族様へ!さあやれ! (老婆が群衆から出てきて、うめきいて咳をしながら、フルシチョフのところに行く) 浮浪者たち は、は、は、は、へ、へ、へ、へ、へ! 素晴らしい!褒めよう!褒めよう! さあ、女ども、始めろ!さあ、あんたら、女ども、始めろ! (合唱隊はフルシチョフの周り半円状に位置する) 大空高く飛ぶハヤブサではなく、 野原を疾走する駿馬ではない。 貴族は長いこと座って、思いめぐらす。 貴族に栄光あれ!ボリソフに栄光あれ! 貴族に栄光あれ!ボリソフに栄光あれ! 栄光あれ (お辞儀する) 止まれ、女ども!貴族のところの警棒は見えない。 なぜ警棒だ?ムチを渡せ! このように!(フルシチョフの手に鞭を置く) そのあとで転がせ!長いこと座り、 思いめぐらす。 恰もボリスを歓迎の家に入れるように、 恰も泥棒に助けをやるように、 正直な人々を殴り倒し、鞭で打ち殺す! 貴族に栄光あれ!ボリソフに栄光あれ! 貴族に栄光あれ!ボリソフに栄光あれ! 栄光あれ!(お辞儀する) 名誉を、多くの名誉をあんたが我々に少しずつ運んだ、 嵐を、悪天候と悪路を、 われらの仲間の上に少しずつ転がし遊んだ、 細い鞭でもって時々打った、 貴族に栄光あれ!ボリソフに栄光あれ! 貴族に栄光あれ!ボリソフに栄光あれ! おお、もう本当にあんたに栄誉あれ、貴族に! おお、もう本当にあんたに栄誉あれ、貴族に! とこしえに栄光あれ! (浮浪者たちは低く頭を下げお辞儀する) ヴァルラアムとミサイル(舞台裏で) 太陽、月が輝きを失い、 天から星が転がり落ち始め、 宇宙は振動した、 ボリソフの重い罪のために。 かつて見たことのない野獣が徘徊し 前代未聞の野獣を生み、 人体を貪り食う ボリソフの罪の栄光となるように。 ミサイル(より近付いて) 神の民が苦しめ、拷問する、 そして、ボリソフのしもべたちは苦しめらていれる... 浮浪者たち(客席から見て右側に少し移動)。 そのためにはどうなる? モスクワから聖なる長老たちがやってくる... 誰かが、諸君? 彼らはボリスの陰謀について叙事詩に記す、 残忍な拷問について、 苛酷な苦痛について、 それを罪のない人々が被っている。 ヴァルラアム 地獄の力の教唆によって、 ヴァルラアムとミサイル 悪魔の玉座の栄光へ。 (彼らは舞台に登場。) 聖なるルーシは迫害を受けて苦しみ、混乱し、 そして背教者の手の下で苦しみ、 君主殺しの呪わしい手の下で、 許しがたい罪の誉れとなる! 浮浪者たち そら! 苛立ち、荒れ狂った、 勇ましい力と向こう見ずが。 コサックの血が炎と燃える、炎と。 底の方にある力が底辺から上昇する。 底の方にある力が上昇し、荒れ狂った、 落ち着きのない力が、力が!ほい! おお、お前、力よ、力さん、おお、お前は向こう見ずな力だ、 おお、お前、力よ、力さん、おお、お前は恐るべき力だ! お前は裏切るな若者を、向こう見ずな若者を。 おお、お前は彼らを散々楽しませて、楽しませて、 楽しませて、楽しませて、力ちゃん、させて! ミサイルとヴァルラアム 恐ろしい天の裁きが待っている 不道徳な君主を、 凶悪な魂に報復する、 人殺しの、人々によって呪われた、 腹黒い狡猾さのために 悪魔的で罪深い行為のために。 浮浪者たち 苛立ち、荒れ狂った、 勇士の向こう見ずが、 荒れ狂って、上昇した、 底から上る力が、 恐るべき力、向こう見ずの! ヴァルラアムと浮浪者たち ボリスの僕たちはきょろきょろし、さまよい歩き、 無実の人々を拷問する。 ミサイルと浮浪者たち ボリスの僕たちはきょろきょろし、さまよい歩き、 無実の人々を拷問する。 ミサイル、ヴァルラアムと浮浪者たち 拷問され、監獄で首を絞められる 無実の人々が、正教徒の人々が! 浮浪者たち 死! 死! 死! 死! 死、ボリスに死を! 死、ボリスに死を! 君主殺し!君主殺しに死を! ラヴィツキーとチェルニコフスキー(舞台裏で) 主よ、主よ、お救いください 王よ、王よ、王よ、 モスクワのデメトリウス。 お救い下さい、お救い下さい、 全ロシアの王デメトリウス お救い下さい、お救い下さい デメトリウス王 浮浪者たち よりによってさらに悪い時にやってくる。 オオカミみたいに吠える! どういう悪魔だ? ラヴィツキーとチェルニコフスキー(より近付いて) 主よ、主よ、救ってください、 救ってください、救ってください、救ってください。 ヴァルラアム 私腹を肥やす腹黒い邪教の連中! 来いよ、よくもまあ 皇子に叫んだりしたもんだ! 許容するまいよ、ミサイル神父? ミサイル、ヴァルラアム 許容しないぞ! ラヴィツキー、チェルニコフスキー(舞台に出ながら) 主よ、主よ、救ってください デメトリウス王 モスクワのデメトリウス王! ミサイルとヴァルラアム 絞め殺せ呪いのカラスを! 浮浪者たち さあ!絞め殺せ!首を締めろ! 吸血鬼だ!邪教の小型ピロシキだ! (イエズス会士は逮捕される) ヴァルラアム 彼らが華麗に木に上がりますように。 ミサイル、ヴァルラアム 宇宙に賛歌を歌う 卓越した声で! 放浪者たち さあ!(イエズス会士を縛り上げる) ラヴィツキー、チェルニコフスキー サンクティッシマヴィルゴユヴァ ユヴァセルヴォストゥオス! 最も聖なる乙女よ、助けて、貴女の僕を助けて下さい! 最も聖なる乙女よ、貴女の僕を助けて!貴女の僕を助けて! ヴァルラアム ぎゅっと縛り上げろ! 手による指図を中断するように! 右手の助けを拒否するように! 浮浪者たち さあ!ヤマナラシの木に! (群衆はイエズス会士を舞台裏に引きずっていく。舞台に残った浮浪者たちが耳を澄ます。僭称者の軍隊の行進。浮浪者の群れが再び舞台を埋め尽くす) ミサイルとヴァルラアム あなたに栄光あれ、神に救われた皇子。 あなたに栄光あれ、神が匿った皇子。 浮浪者たち 皇子に栄光あれ、神に救われ、神が匿った! 神に救われたあなたに栄光あれ。長寿と健康を! ディミトリー・イヴァノヴィッチ!栄光あれ!栄光あれ! (僭称者は上方に出る) 栄光を!栄光を!栄光を! 僭称者(馬上から) 余、ディミトリー・イヴァノヴィッチ、 神の思し召しによるロシア全土の皇子、 われらの先祖の血統の皇子は ゴドゥノフに迫害されたあなたがたを呼び集め、 そして、慈悲と守護を約束する! フルシショフ 神よ!イオアンの息子、あなたに栄光あれ! (地にひれ伏す) 僭称者 立て貴族よ! 私たちの後に従って戦いに行こう! 聖なる故国へ (下り坂に向かう) モスクワへ、金色の円屋根のあるクレムリンへ! (舞台裏では、けたたましい鐘の強烈な打音。 群衆は僭称者を追う。) 合唱 あなたに栄光あれ、父なるツァーリよ! ラヴィツキーとチェルニコフスキー 神に栄光あれ、神に栄光あれ! (舞台裏で) 合唱 神に栄光あれ、神に栄光あれ! 人々 あなたに栄光あれ、ディミトリー・イヴァノヴィッチ! (舞台は空になる。聖愚者は石の上に座る。) 聖愚者 流れよ、流れよ、苦い涙! 泣け、泣け、正教徒の心よ。 すぐに敵が来る そして闇が訪れる、 闇は暗く、前途に光明は無い。 禍だ、ロシアの禍だ。 泣け、泣け、ロシアの人々よ、 飢えた人々よ! オペラ終幕 ЧЕТВЁРТОЕ ДЕЙСТВИЕ ПЕРВАЯ КАРТИНА Площадь перед собором Василия Блаженного в Москве. Толпа обнищавшего народа бродит по сцене. Женщины сидят поодаль и в сторонке, по направлению от бокового выхода собора. Пристава часто мелькают в толпе. Входит кучка мужчин; впереди Митюха. МУЖЧИНЫ басы. Что, отошла обедня? МУЖЧИНЫ тенора. Уж проклинали того. МУЖЧИНЫ басы. Кого это? МУЖЧИНЫ тенора. А Гришку-то, Гришку Отрепьева. МУЖЧИНЫ басы. Вот что. МИТЮХА. Вышел это, братцы, дьякон Здоровенный да толстый, Да как гаркнет "Гришка Отрепьев, анафема!" МУЖЧИНЫ басы. Чего, чёрт! Что ты брешешь? МУЖЧИНЫ басы. Аль белены обьелся? МУЖЧИНЫ тенора. Взаправду, братцы! МУЖЧИНЫ тенора. Вот так-таки хватил "Гришка Отрепьев", говорит, "Анафема!" МУЖЧИНЫ басы. Ха, ха, ха, да ну их! Царевичу плевать, что Гришку проклинают. Нешто он Гришка? МУЖЧИНЫ тенора. Вестимо! МИТЮХА. А царевичу пропели вечную память. МУЖЧИНЫ басы. Вона! Час от часу не легче! Живому-то? Вот безбожники-то, 0, право! Живому царевичу! Ну, погоди ужо! Задаст он, знать, Борису! Оглядываются. Уж под Кромы, бают, подошёл. МУЖЧИНЫ тенора. Идёт с полками на Москву. . МУЖЧИНЫ басы. Громит по всем концам Борисовы полки. Тяжёлый путь ведёт его На отчий престол царей православных. Он будет здесь, на смерть Борису и Борисовых детей! МУЖЧИНЫ-СТАРИКИ басы. Что вы, что вы! Тише, черти! Аль дыбу Да застенок позабыли! Чешут в затылках, переглядываются и снова бродят по сцене. МАЛЬЧИШКИ за сценой. Тррр, ррр! Железный колпак, железный колпак! ближе Тррр, ррр! Железный колпак, железный колпак! На сцену вбегает Юродивый в веригах, за ним толпа мальчишек. Улю-лю-лю-лю-лю-лю!… Тррр! Часть народа замахивается на мальчишек, те отскакивают. Юродивый садится на камень, штопает лапоть и поёт, покачиваясь. ЮРОДИВЫЙ. Месяц едет, котёнок плачет, Юродивый, вставай… Мальчишки, спустя некоторое время, окружают Юродивого. Богу помолися, Христу поклонися. Христос, Бог наш, будет вёдро, Будет месяц. Рассеянно. Будет вёдро… месяц… МАЛЬЧИШКИ. Здравствуй, здравствуй, Юродивый Иваныч! Встань, нас почествуй, ты в пояс поклонися нам. Колпачёк-то скинь! Колпачёк тяжёл! Шёлкают по колпаку. Дзинь, дзинь, дзинь, Дзинь, дзинь, дзинь! Эк звонит! ЮРОДИВЫЙ. А у меня копеечка есть. МАЛЬЧИШКИ. Шутишь! Не надуешь нас, небось! ЮРОДИВЫЙ ищет копеечку. Вишь! МАЛЬЧИШКИ. Фить! Вырывают и убегают к женщинам. ЮРОДИВЫЙ плачет. А-а! А! Обидели Юродивого! А-а! Отняли копеечку! А-а! А-а! Из собора начинается царское шествие. Бояре раздают милостыню. ЖЕНЩИНЫ И МАЛЬЧИШКИ на паперти Кормилец батюшка, Подай Христа ради! Отец наш, государь, Христа ради! МУЖЧИНЫ на сцене. Царь, царь идёт. На коленях. Царь-государь, Подай, Христа ради! Показывается Борис, за ним Шуйский и бояре. МУЖЧИНЫ. Кормилец-батюшка, Пошли ты нам милостыньку, Христа ради! Женщины и мальчишки, сопровождая царя и приближаясь к авансцене. ЖЕНЩИНЫ. Государь-батюшка, Христа ради! ЖЕНЩИНЫ, МУЖЧИНЫ И МАЛЬЧИШКИ. Наш батюшка, подай нам! На коленях. Хлеба! Хлеба! Хлеба голодным! Хлеба! Хлеба! Хлеба подай нам, Батюшка, Христа ради! Кланяются в землю. ЮРОДИВЫЙ. А-а-а-а… Увидя Бориса. Борис! А Борис! Обидели Юродивого! А-а-а! БОРИС останавливается перед Юродивым. О чём он плачет? ЮРОДИВЫЙ. Мальчишки отняли копеечку, Вели-ка их зарезать, Как ты зарезал маленького царевича. ШУЙСКИЙ. Молчи, дурак! Схватите дурака! БОРИС останавливая повелительным жестом Шуйского. Не троньте! Молись за меня, блаженный! Уходит ЮРОДИВЫЙ вскакивая. Нет, Борис! Нельзя, нельзя, Борис! Нельзя молиться за царя Ирода! Богородица не велит. Смотрит в недоумении по сторонам; садится на камень и штопает лапоть Лейтесь, лейтесь, слезы горькие, Плачь, плачь, душа православная. Скоро враг придёт И настанет тьма, Темень тёмная, непроглядная. Горе, горе Руси, Плачь, плачь, русский люд, голодный люд! ВТОРАЯ КАРТИНА ИНТРОДУКЦИЯ Грановитая палата в Московском Кремле. По бокам скамьи. Направо выход на Красное крыльцо, налево в терема. Левее - царское место. Чрезвычайное заседание Боярской Думы. Появляется Щелкалов с грамотою в руке. ЩЕЛКАЛОВ. Сановитые бояре! Великий государь, царь Борис Феодорович, С благословения великого святейшего отца И патриарха всея Руси, велел вам объявить. Читает. Разб йник, вор, бродяга безизвестный, Злодей и бунтовщик, Восставший мятежом с толпой наёмников голодных И именем погибшего царевича назвавшись, Себя царём исконным величая, Сопутствуя боярами опальными, и буйной шляхтой И всякой сволочью литовской, Задумал сокрушить трон Борисов И вас, бояр к тому же надменно приглашает, О чём злодейские указы разослал. Того ради, благословясь, Над ним правдивый суд ваш сотворите. БОЯРЕ басы. Что ж? Пойдём на голоса, бояре. БОЯРЕ тенора. Вам первым начинать, бояре. БОЯРЕ басы. Да наше мнение давно готово. Шелкалову. Пиши, Андрей Михайлыч. БОЯРЕ тенора. Злодея, кто б ни был он, сказнить… БОЯРЕ басы. Стой, бояре! Вы прежде излови, А там сказни, пожалуй. БОЯРЕ тенора. Ладно. БОЯРЕ басы. Ну, не совсем-то ладно. БОЯРЕ тенора. Да ну, бояре, не сбивайте! Злодея, кто б ни был он, имать И пытать на дыбе крепко. Садятся. БОЯРЕ басы, встают А там сказнить, и труп его повесить; Пусть клюют враны голодные! Кланяются и садятся. БОЯРЕ другие басы. Труп его предать сожженью На лобном месте всенародно. И трижды проклясть тот прах поганый. Кланяются и садятся. БОЯРЕ тенора. вставая. И развеять прах проклятый За заставами по ветру. БОЯРЕ вместе, сидя. Чтоб и след простыл на веки Побродяги самозванца. БОЯРЕ басы, встают. И каждого, кто с ним единомыслит, сказнить. И труп к позорному столбу прибить. О чём указы разослать повсеместно. По сёлам, городам и по посадам, По всей Руси, Читать в соборах и церквах, На площадях и сходах. И Господа молить коленопреклоненно Да сжалится над Русью многострадальной. Входит Шуйский. Бояре его не замечают. БОЯРЕ басы. Жаль, Шуйского нет князя; БОЯРЕ тенора. Хоть и крамольник, А без него, кажись, Неладно вышло мненье. ШУЙСКИЙ. Простите мне, бояре. БОЯРЕ басы. Эк, лёгок на помине! ШУЙСКИЙ. Позапоздал маленько, Не во время пожаловать изволил… Намедни, уходя от государя, Скорбя всем сердцем, Радея о душе царёвой, Я в щёлочку… случайно… заглянул. Ох, что увидел я, бояре! Бледный, холодным потом обливаясь, Дрожа всем телом, несвязно бормоча Какие-то слова чудные, Гневно очами сверкая, Какой-то мукой тайной терзаясь, Страдалец государь томился. Вдруг посинел, глаза уставил в угол, И, страшно стеня и чураясь,… БОЯРЕ. Лжёшь! Лжёшь, князь! ШУЙСКИЙ. К царевичу погибшему взывая, Призрак его бессильно отгоняя, БОЯРЕ. Что? ШУЙСКИЙ. "Чур… чур", шептал. Царь Борис входит. БОРИС говорком. Чур, чур! ШУЙСКИЙ. "Чур, дитя!" Завидя Бориса. Тише! Царь… царь… БОРИС. Чур, чур! БОЯРЕ. Господи! БОРИС Чур, дитя! БОЯРЕ. О, Господи! С нами крестная сила! БОРИС. Чур, чур! Кто говорит "убийца"? Убийцы нет! Жив, жив малютка. А Шуйского за лживую присягу Четвертовать! ШУЙСКИЙ. Благодать господня над тобой! БОРИС. А? Приходя в себя Я созвал вас, бояре. На вашу мудрость полагаюсь. Садится. В годину бед и тяжких испытаний, Вы мне помощники, бояре. ШУЙСКИЙ подходя и кланяясь. Великий государь! Дозволь мне, неразумному, Смиренному рабу, слово молвить… Здесь, у Красного крыльца, Старец смиренный ждёт соизволенья Предстать пред очи твои светлые. Муж правды и совета, Муж жизни безупречной, Великую он тайну поведать хочет. БОРИС. Быть так! Зови его! Шуйский уходит. Беседа старца, быть может, успокоит Тревогу тайную измученной души! Пимен входит и останавливается, пристально смотрит на Бориса. ПИМЕН. Смиренный инок, В делах мирских немудрый судия, Дерзает днесь подать свой голос… БОРИС. Рассказывай, старик, всё, что знаешь… Без утайки. ПИМЕН. Однажды, в вечерний час. Пришёл ко мне пастух, Уже маститый старец, И тайну мне чудесную поведал "Ещё ребёнком, - сказал он, Я ослеп; с той поры Не знал ни дня, ни ночи до старости. Напрасно я лечился и зелием, И тайным нашептаньем, Напрасно я из кладезей святых Кропил водой целебной очи… Напрасно! И так я к тьме своей привык, Что даже сны мои Мне виденных вещей Уж не являли, а снились только звуки. Раз, в глубоком сне, Вдруг слышу… Детский голос зовёт меня, Так внятно зовёт "Встань, дедушка, встань! Иди ты в Углич-град, Зайди в собор Преображенья, Там помолись ты над моей могилкой; Знай, дедушка Димитрий я, царевич. Господь приял меня В лик ангелов своих, И я теперь Руси Великий чудотворец… " Проснулся я… подумал… Взял с собою внука И в дальний путь поплёлся. И только что склонился над могилкой, Так хорошо вдруг стало И слезы полились, Обильно, тихо полились, и я увидел И божий свет, и внука, и могилку… " БОРИС. Ой! Душно! Душно! Свету! Падает без чувств на руки бояр Царевича скорей! Ох, тяжко мне! Схиму! Бояре сажают его. Часть бояр с Шуйским бегут за царевичем. вбегает Феодор, БОРИС. Оставьте нас! Уйдите все! Бояре уходят. Феодору. Прощай, мой сын, умираю… Сейчас ты царствовать начнёшь. Не спрашивай, каким путём Я царство приобрёл… Тебе не нужно знать. Ты царствовать по праву будешь, Как мой наследник, Как сын мой первородный… Сын мой! Дитя моё родное! Не вверяйся наветам Бояр крамольных, Зорко следи за их сношеньями тайными с Литвою, Измену карай без пощады, Без милости карай; Строго вникай в суд народный, Суд нелицемерный; Стой на страже борцом за веру правую, Свято чти святых угодников Божьих. Сестру свою, царевну, сбереги, мой сын, Ты ей один хранитель остаёшься… Нашей Ксении, голубке чистой. Почти говорком. Господи! Господи! Воззри, молю, на слезы грешного отца; Не за себя молю, не за себя, мой Боже! С горней неприступной высоты пролей Ты благостный свет на чад моих, Невинных… кротких, чистых… Силы небесные! Стражи трона предвечного… Обнимает сына. Крылами светлыми вы охраните Моё дитя родное от бед и зол… От искушений… Прижимает к себе и целует сына. Протяжный удар колокола и погребальный перезвон. БОРИС. Звон! Погребальный звон! ПЕВЧИЕ ОТШЕЛЬНИКИ за сценой. Плачьте, плачьте, людие, Несть бо жизни в нём И немы уста его И не даст ответа. Плачьте. Аллилуйя! Бояре и певчие входят на сцену. БОРИС. Надгробный вопль, схима… Святая схима… В монахи царь идёт. ФЕОДОР. Государь, успокойся! Господь поможет… БОРИС. Нет! Нет, сын мой, Час мой пробил… ПЕВЧИЕ. Вижу младенца умирающа И рыдаю, плачу; Мятётся, трепещет он и к помощи взывает. И нет ему спасенья… Останавливаются. БОРИС. Боже! Боже! Тяжко мне! Ужель греха… не замолить! О, злая смерть! Как мучишь ты жестоко! Вскакивает. Повремените… я царь ещё! Хватается за сердце и падает в кресло. Я царь ещё… Боже! Смерть! Говорком. Прости меня! Боярам, указывая на сына. Вот, вот царь ваш… царь… Простите… Шепотом. Простите… БОЯРЕ шепотом. Успне… ТРЕТЬЯ КАРТИНА Лесная прогалина под Кромами. Спуск и за ним стены города. Крики толпы бродяг за сценой. Врывается толпа бродяг. В толпе боярин Хрущов, связанный. БРОДЯГИ. Вали сюда! На пень сади, На пень, ребята! сажают Хрущова на пень Вот так! А чтоб не больно выл, Чтоб горлышко боярское не портил, Законопать! Важно! Затыкают Хрущову рот обрывком охабня Что ж, братцы? Аль так, без почёту, боярина оставим? Так, без почёту! Так неладно! Всё ж он Борисов воевода. Борис - от воровски Престолом царским правил, А он у вора воровал! Что ж? За то ему почёт, Как вору доброму. Эй! Рынды! Фомка! Епихан! За боярина! Важно! Двое из толпы с дубинками становятся за Хрущовым. БРОДЯГИ. Чтой-то за невидаль! Аль николи боярин наш Зазнобушки не ведал? Куды те к чёрту! Боярин без зазнобы, Что пирог без начинки, Один сухарь! Афимья! Голубка! Тебе уж бают, Вторая сотня подступила. Так оно не боязно. Вали, красавица, к боярину! Вали! Из толпы выходит старуха, кряхтя и покашливая, направляется к Хрущову. БРОДЯГИ. Ха, ха, ха, ха, хе, хе, хе, хе, хе! Ладно! Давайте величать! Давайте величать! Эй, бабы, заводи! Эй вы, бабы, заводи! Хор располагается полукругом вокруг Хрущова. Не сокол летит по поднебесью, Не борзый конь мчится по полю. Сиднем сидит бояринушка, Думу думает. Слава боярину! Слава Борисову! Слава боярину! Слава Борисову! Слава! Кланяются. Стой, бабы! Дубинки у боярина не видно. Чего дубинки? Суньте плётку! Вот так! Кладут Хрущеву в руки плеть Дальше валяй! Сиднем сидит, Думу думает Как бы Борису в угодушку, Как бы вору на помочь Забить, запороть люд честной! Слава боярину! Слава Борисову! Слава боярину! Слава Борисову! Слава! Кланяются. Честью, почестью ты нас поваживал, В бурю, непогодь да в бездорожие, На ребятках наших покатывал, Тонкой плёткой постёгивал, Слава боярину! Слава Борисову! Слава боярину! Слава Борисову! Ох, уж и слава тебе, боярину! Ох, уж и слава тебе, боярину! Слава вечная! Бродяги кланяются в землю. ВАРЛААМ И МИСАИЛ за сценой. Солнце, луна померкнули, Звезды с небес покатилися, Вселенная восколебалася От тяжкого греха Борисова. Бродит зверье невиданное, Родит зверье неслыханное, Пожирает тела человеческие Во славу греха Борисова. МИСАИЛ ближе. Мучат, пытают божий люд, А мучат слуги Борисовы… БРОДЯГИ подвигаются вправо от зрителей. Что б то было? От Москвы идут святые старцы… Ктой-то, братцы? Песню ведут о кознях Бориса, О пытках свирепых, О муках жестоких, Что терпит люд неповинный. ВАРЛААМ. Наущеньем силы адовой, ВАРЛААМ И МИСАИЛ. Во славу престола сатанинского. Входят на сцену. Стонет, мятется святая Русь, А стонет под рукой богоотступника, Под проклятой рукой цареубийцы, В прославленье греха незамолимого! БРОДЯГИ. Гайда! Расходилась, разгулялась Сила-удаль молодецкая. Пышет полымем кровь казацкая, полымем. Поднималася со дна сила поддонная. Поднималася, разгулялася силушка пододонная, Неугомонная сила, силушка! Гой! Ой, ты сила, силушка, ой, ты сила бедовая, Ой, ты сила, силушка, ой, ты сила грозная! Ты не выдай молодцев, молодцов удалыих. Ой, ты дай им понатешиться, понатешиться, Понатешиться, понатешиться, силушка, дай! МИСАИЛ И ВАРЛААМ. Суд небес грозный ждёт Царя злонравного, Покарает Душу злодейскую, Душегубца, людом проклятого, За лукавство чёрное, За дела бесовские, неправедные. БРОДЯГИ. Расходилась, разгулялась Удаль молодецкая, Разгулялась, поднималась Сила пододонная, Сила грозная, бедовая! ВАРЛААМ И БРОДЯГИ. Рыщут, бродят слуги Бориса, Пытают люд неповинный. МИСАИЛ И БРОДЯГИ. Рыщут, бродят слуги Бориса, Пытают люд неповинный. МИСАИЛ, ВАРЛААМ И БРОДЯГИ. Пыткой пытают, душат в застенке Люд неповинный, люд православный! БРОДЯГИ. Смерть! Смерть! Смерть! Смерть! Смерть, смерть Борису! Смерть, смерть Борису! Цареубийце, Цареубийце, смерть! ЛАВИЦКИЙ И ЧЕРНИКОВСКИЙ за сценой. Domine, Domine, salvum fac Regem, Regem , Regem Demetrium Moscoviae. Salvum fac, salvum fac Regem Demetrium omnis Russiae, Salvum fac, salvum fac Regem Demetrium. БРОДЯГИ. Кого ещё нелёгкая несёт? Словно волки воют! Что за дьяволы? ЛАВИЦКИЙ И ЧЕРНИКОВСКИЙ ближе. Domine, Domine, salvum fac, Salvum fac, salvum fac, salvum fac. ВАРЛААМ. Воронье поганое! Поди-ка, тоже Возглашают царевича! Не попустим, отец Мисаил? МИСАИЛ, ВАРЛААМ. Не попустим! ЛАВИЦКИЙ, ЧЕРНИКОВСКИЙ входят на сцену. Domine, Domine, salvum fac, Regem Demetrium, Regem Demetrium Moscoviae! МИСАИЛ И ВАРЛААМ. Души ворон проклятых! БРОДЯГИ. Гайда! Души! Дави! А, кровососы! Колдуны поганые! Хватают иезуитов ВАРЛААМ. Да вознесутся на древо благолепно. МИСАИЛ, ВАРЛААМ. Да воспрославят вселенную Гласом великим! БРОДЯГИ. Гайда! вяжут иезуитов. ЛАВИЦКИЙ, ЧЕРНИКОВСКИЙ Sanctissima Virgo juva, juva servos Tuos! Sanctissima Virgo juva, juva servos Tuos! Sanctissima Virgo juva servos Tuos! Servos Tuos! ВАРЛААМ. Крепче вяжи! Да пресечется мание дланей! Да отринется помощь десницы! БРОДЯГИ. Гайда! На осину! Толпа тащит иезуитов за сцену. Оставшиеся на сцене бродяги прислушиваются. Шествие войска самозванца. Толпа бродяг снова наполняет сцену. МИСАИЛ И ВАРЛААМ. Слава тебе, царевичу, Богом спасенному. Слава тебе, царевичу, Богом укрытому. БРОДЯГИ. Слава царевичу, Богом спасенному, Богом укрытому! Слава тебе, Богом спасенному. Живи и здравствуй, Димитрий Иванович! Слава! Слава! Самозванец выезжает верхом Слава! Слава! Слава! САМОЗВАНЕЦ с коня. Мы, Димитрий Иванович, Божьим изволением Царевич всея Руси, Князь от колена предков наших. Вас, гонимых Годуновым, зовём к себе, И обещаем милость и защиту! ХРУЩОВ. Господи! Сын Иоаннов, слава тебе! Кланяется в землю. САМОЗВАНЕЦ. Встань, боярин! За нами вслед идите в бой! На родину святую. Направляясь к спуску. В Москву, в Кремль златоверхий! За сценой тяжелые удары набатного колокола. Толпа идет за самозванцем. ХОР. Слава тебе, царь-батюшка! ЛАВИЦКИЙ И ЧЕРНИКОВСКИЙ. Deo gloria, gloria! Deo, За сценой. ХОР. Deo gloria, Deo gloria! НАРОД. Слава тебе, Димитрий Иванович! Сцена пустеет. Юродивый садится на камень. ЮРОДИВЫЙ. Лейтесь, лейтесь, слезы горькие! Плачь, плачь, душа православная. Скоро враг придёт И настанет тьма, Темень тёмная, непроглядная. Горе, горе Руси. Плачь, плачь, русский люд, Голодный люд! Конец оперы. この日本語テキストは、 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス の下でライセンスされています。@ chappi Mussorgsky,Modest/Boris Godunov
https://w.atwiki.jp/gods/pages/101898.html
アリエノール(3) フランスのソワソン伯の系譜に登場する人物。 関連: ラウルイッセイ(4) (ラウル1世、父) アデルドドルー (アデル・ド・ドルー、母) マチューサンセイ (マチュー3世、夫) エティエンヌニセイドサンセール (エティエンヌ2世・ド・サンセール、夫)
https://w.atwiki.jp/nicorap_lyric/pages/26.html
[ verse1 / FATIGUE ] 小ワザ鍛えては グッと蹴る倍 キレと頓挫スターが肥やしのダスター どれも取っては捨ての繰り返しトップスター 魅力ねえな 皆さん揃ってモニュメント化 あっという間に冷めてる奴 食い尽くす眼中揺らすミリ単位の研鑽且つ 薄皮重ねた声帯で ガリガリ削んだプロの食い扶持 [ versed2 / B兼 ] 元気印はなまるKENSUCK にこにこ笑顔でメリケンサック あれあれお口にケチャップが まぁいいやお袖で拭いときな a.k.a.B兼システムめっさ危険 廃スペックフル回転おk似非フリークへ プレイヤー、へイターなんでもありさ 聴いてくれるならDon t give a fucker [ verse3 / FUNKY髭HANK ] いくぞーフローの貯蔵は十分か?ロックオン ダ ループ 1Kロフトに生息しターンテーブルに頬ずりし発散だー男性ホルモン イカクセー詩人?自宅警備員?好きに呼べや、たぶんどれも正解だ。 頭振らずに聴いてたら意味ねえ。宮本じゃねえ、髭から君へ。 [ verse4 / ヤタガラス ] よーいどん!勢いで参加 貪欲に狙いホールインワンか それとも運悪くバンカー 番狂わせるMC準備万端 ぶちかます熱源またの名をMIC 隙間なく埋めるこのrap game 充満するヴァイブス 空気感染 デンジャーゾーンで熱いspit [ verse5 / 人面兎 ] メーデーメーデー応答せよ こちらニコ動からの情報テロ 交わらす手を弾き出すテノール 飾るジュエリーがやけに目立つな 爆破 出来るさこのメンツなら ヴァイブスで着火check it outってな 回転だ蓮華ナルトならチャクラ 兎が適当に曇天にOne shot [ verse6 / Naoki ] 試験管生まれHIPHOP育ちクローンオリジナル淘汰するラップ 「気付けば上着が俺のじゃねー!どころか言葉が俺のじゃねー!」 「ちなみに彼女は先輩のもとで寝んね やってらんねぇ!ファッキュー!」 「アンチすらいない今 誰かセーブデータうつさせてちょーだい!」 [ verse7 / hattori ] 正念場立った挑戦者 Connecter hattoriのレクチャーにEnter 頭で解るもんじゃない ちゃらいライダーとガキにゃいないいないばあ サクサクやってチャックしちゃいたい口 策略なんて毛頭にない 理由なら特にないこともないけど とかく我儘こそがヴァイブス [ verse8 / RESTA ] ネガキャンの跡の新生児誕生 真剣にビンテージ新政治 神妙になるな ことが終えたなら 今度は睡魔とsex 釣り針ねーから根から穿り出す おっとビアッチは腰振りな アッチコッチ町興し アンチ共に巻き戻し えいっ★ [ verse9 / MC NOSE ] おはようございます こんにちわ こんばんわっさー(わっさー) 頭ん中ぐっちゃぐっちゃ でも楽しいから裸足でダンシング オレ肉食系男子 早く見せろお前のパンティー 温まった脳内からアドレナリン垂れ流して Fire! [ verse10 / DJおちやめ ] 午後の紅茶 茶葉が2倍 ラス1シガレット着火苦ーい 2回目の自慰はやばい脈打つ 着るだけで勝っちゃうサバイバルスーツ 土下座したいくらいだマイメロディ あの娘の笑みに吐くサイコロジー 好きとか嫌いじゃないってゆーかー 俺をそんなに動揺させんな