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種族 名前 HP 弱点・耐性 ドロップ1 ドロップ2 出現場所 仲間 備考 ドラゴン オトヒメノマゴ 800 火水地雷○ ルイン(6%) 壊れた財宝(1%) 狭間の境界3 超越 ヴァンパイア 1500 光△闇●火水地雷○ ティルヴィング(4%) 壊れた財宝(1%) 狭間の境界3 鳥 モーショボー・バージン 750 雷突△殴○ 水銀のしずく(4%) 狭間の境界3 獣 煉獄ハウンド 900 水×火★ アグニのアミュレット(4%) 壊れた財宝(1%) 狭間の境界3 コメント ヴァンパイアからドロップするティルヴィングって、めちゃ強くない? -- 名無しさん (2020-03-10 11 26 03) そこまで使わないと思うけどなぁ、MP吸収くらいしか使えないし。攻撃力も190だから合成で作った武器より劣るし -- 名無しさん (2020-03-21 18 22 17) 入手初期は、強いという事を書き忘れた。 -- 名無しさん (2020-03-21 23 02 23) ここでティルヴィング手に入れるころにはもっと有用な草薙作れてるはず・・・ -- 名無しさん (2020-03-31 22 32 09) いや、MP吸収するから物理スキル使いまくれるし、ドロップだから合成素材も必要ない。まあ命中低いから対策はいるが。 -- 名無しさん (2020-07-12 19 21 35) 最近やり直してティルヴィングをまともに使ったがクリア前でスキルが不動 ドラスト 超悪 乱打と良い構成でお世話になった 強打メインじゃない剣キャラに持たせると中々良かった -- 名無しさん (2020-07-28 00 49 17) 名前 コメント
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#ref error :画像URLまたは、画像ファイル名を指定してください。 「どんなにくだらねぇことにも熱中する・・・男ってのはバカに生きるモンなんだよ」 カラーバリエーション 1(初期カラー).× 2.× 3.× 4.× #ref error :画像URLまたは、画像ファイル名を指定してください。 ストーリー プロフィール 本名 エルヴィン・ウルフ(Erwin Wolf) ファイティングスタイル 片手剣 幻獣 誕生日 10月30日 年齢 28歳 代表国/出身地 イタリア 身長 175cm 体重 68kg 3サイズ B95/W79/H89 血液型 B型 好きなもの マカロン、女性 嫌いなもの 肉食系女子 悩み 彼女にプロポーズを断られ続けていること 特技 女性を喜ばせる キャッチコピー レディ・ファースト CV 代永翼 勝利メッセージ 対クリス 対ルージュ 対エイミー 対フランシス 対マリー 対メイシェン 対エルヴィン 対ジョディ 対ケイト 対サファイア 対ヴェロニカ 対オクニ 対シルヴィア 対ステファニー
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「何しに来たかって?……お前を殺しに来たんだ」 冷たく燃える紫炎に照らされ、裂邪は歩きながら静かに、ローゼにそう告げた 彼女は信じられないといった表情で目を見開いた それでも彼を信じたいというローゼの気持ちは、言葉となって裂邪に投げかけられる 「っな、何かの間違いですわよね? 裂邪さんがそんなことする訳…… やっぱり貴方はナユタに操られているんですわ!」 「くどいぞローゼ、俺は本気だ……お前も、俺を殺す気で戦え」 「………そんなこと、できる訳ありませんわ」 「そうか、なら遠慮なく」 裂邪は立ち止り、「ティルヴィング」を頭上高く持ち上げ、切っ先を天に向けると、 揺らめく紫炎を反射して邪悪に輝くその秀麗で仄かに紅く染まった剣の先で、ゆっくりと円を描いた 紫炎の軌跡で描かれた円は激しく燃え、天使の輪のように裂邪の真上に浮かび上がる 「…ナユタ、お前の力を借りるぞ」 『ギハハハハ…実に馬鹿げた話だ、殺人鬼に手助けを要求するなんてね』 「黙れ、それも今日限りだ!」 裂邪が剣を勢いよく振り下ろすと、「ティルヴィング」から紫の煙状のものが溢れ出し、 それを持っていた右手を伝って裂邪の身体全体を包み込む と同時に、彼の上に浮いていた炎の輪が、ゆっくりと下降し始めた 裂邪の身体が、紫炎のリングをくぐってゆく だが、リングをくぐって現れた者は、裂邪であり、裂邪で無い者 全体を覆っているのは「ヴァルプルギスの夜」の炎 めらめらと激しくも冷たく燃え滾る身体は、人間らしいというには程遠い 背に生えた翼や、目のような造形が施された頭部は、どちらかと言えば“昆虫”のようであり、 さらに、今まさに彼が金色のパスを取り出し、それを黄金色の剣に変えて構えれば―――その姿はまさに蟷螂 「……転生、天を廃して」 「ッ!? れ、裂邪さん……本気ですの!?」 「何度言わせれば分かるんだ? “僕”は君を殺しにわざわざここまで来たんだよ さあ……生きる為に抗って見せたまえよ!!」 翼を広げ、右手に「ティルヴィング」、左手に「レイヴァテイン」を携えて、裂邪はローゼに飛びかかった 蟷螂の両刃が、獲物を捕らえようとする 「っく…『フォトン・デュアルエッジ』!!」 咄嗟にローゼは両腕に赤い光の刃を作り出して、裂邪の剣を防いだ バチッ、と激しい雷撃の音が洞窟内を木霊する ローゼの瞳が、赤く燃え上がる 「ヒハハハハハ…やっと戦う気になったようだな」 「裂邪さん…ワタクシが必ず、貴方を正気に戻して差し上げますわ!」 「ほう、ならお手並み拝見と行こうか!」 互いに刃で押し合って距離を取る 足ではなく「ティルヴィング」を地面に突き立てて着地し、それを足場代わりに蹴って裂邪が先手を取った 迫りくる「レイヴァテイン」の刃をローゼはヒールの踵で弾いて、赤い刃を振り上げて反撃を狙う しかし、裂邪が置いてきた「ティルヴィング」が飛来してそれを防ぎ、 彼はそれを手に取り地面を蹴って宙返りをしながら、「レイヴァテイン」で空を切って鎌鼬のような衝撃波を生み出す 対するローゼは指先から赤い光条を放って、裂邪が放った衝撃波と相殺させた 爆煙の中から、彼女は拳にフォトンを纏わせて振りかぶったが、 裂邪は紫の炎の壁を作ってその攻撃を止め、平然と後方へ退避した ほんの僅かな時間の攻防 ローゼはその少しの間に、裂邪の動きを観察していた (…これが都市伝説との“融合”……確かに“飲まれた”状態とは大きく違う… 身体能力が大きく飛躍しているのは「憑依霊」であるナユタが融合した所為で…? いえ、あの「ティルヴィング」は独りでに浮遊した…まさか、魂を分割していると仰るの?) 「ウヒヒヒヒ、今まで戦ったどの都市伝説よりも、どの契約者よりも手応えがある 流石はNo.0…いや、『赤い幼星』と評価しようかな?」 嘲笑うかのように、または挑発するかのように裂邪が言うと、 ローゼの表情に微かな憤りの色が見えた 彼女の眼も、赤みに深さが増す 「…いくら裂邪さんでも、その名で呼ぶ事は頂けませんわ!」 感情は彼女の身体を動かした 刃を光の弾に変え、裂邪目掛けて彼女はそれを掌から撃ち出した 彼は、炎の中で邪悪に笑った 「その攻撃、頂くよ」 右手の「ティルヴィング」の刀身を光弾に向けると、白銀の刃は光弾を纏って赤い光を放った 驚くローゼに追い打ちをかけるように、裂邪は「ティルヴィング」をぐるりと振り回して光弾を撃ち返した 裂邪の放つオーラの所為か、光弾の色は赤ではなく、炎と同じ禍々しい紫に変わっている 「ッ、『フォトン・ヴェール』!!」 赤いオーロラのような壁を作って、彼女は自らが放った攻撃から身を守る 2つの刃を持つ手をくるくると回して遊びながら、裂邪は笑っていた まだまだ余裕だという事を強調したいのか ただ単純に、戦闘を愉しんでいるのだろうか 「忘れていたようだね…僕は「エルクレスの塔」の能力も使えるんだ 君の光子を使った遠距離攻撃は、僕の前では無力…ウヒヒヒ、残念」 「…なるほど、それでワタクシが不利だと仰りたいの? なら、近づけば良いだけですわ!!」 ローゼは再び両腕に刃を生成し、「フォトンベルト」の能力で遺伝子をいじって脚力を向上させ、 足場を砕く程に地面を蹴って裂邪との間合いを詰め、刃を構える しかし彼女の前に、金銀2つの剣が迫った 反射的に防御の姿勢を取り、刃がぶつかり合う そこで彼女は、余りにも奇妙な光景に声を漏らした 「………え!?」 「悪いけど、君は僕には近づけない」 そう、彼女は裂邪に接近していなかった 「ティルヴィング」と「レイヴァテイン」は彼の手を離れ、宙に浮いていたのだ まるで、「透明人間」とでも拳を交えているかの如く不気味な感覚 流石のローゼも、驚きを隠せない 「そ、そんな……!?」 「「ティルヴィング」にはナユタの「憑依霊」が僅かに残っていてね そして「レイヴァテイン」は『独りでに浮遊する』という伝承がある 別に僕が近づかなくても、君を斬り刻む事くらい簡単なんだよ」 ローゼは背に赤い翼を生やして飛翔し、2本の剣から離れた が、剣は執拗に彼女を追い、刃と刃がぶつかり合う それは寂しい鬼ごっこか、はたまた執念深い幽霊か 珍妙で奇天烈なその光景を、裂邪は愉しげに地上で傍観していた 「僕はあらゆるものを拒絶する……攻撃、言葉、友情、そして光さえも …あぁそうだ、まだ名前を考えていなかったが、今思いついたよ」 裂邪は闇を仰ぐように両腕を広げ、 嬉々とした、しかし狂気に満ちた調子で取り憑かれたように語り出す 「光を嫌った堕天使、傲慢の化身、宵の明星…… そう、僕は地上に降りた悪魔の王……『リュツィフェール』」 大きく両手を動かす裂邪 彼の手の動きに合わせて、「ティルヴィング」と「レイヴァテイン」がローゼを襲う 戦闘という曲を奏でている指揮者のように 剣という糸でマリオネットを踊らせる操り人のように 時にしなやかに、時に激しく、時に慎重に、時に荒々しく ただ、ローゼの隙を窺いつつ攻撃を咥えてゆく 彼女とてそれを易々と許す筈もない 2つの赤い刃を使い、赤い光の壁を作り、裂邪の猛攻を凌いでいる 現状から判断して、明らかに優勢なのは裂邪だった 「くぅっ、これじゃ2対1と大差がないじゃありませんの……!」 「ヒハハハハハ! そもそもタイマン自体僕の趣味じゃないのでね 戦いは数が多ければ多い程、こちらが勝利を掴む確率があがる」 剣を撥ね退け、その隙に赤い翼を畳んで地上に降り、 裂邪に接近戦を挑もうとするが、黄金の刃がそれを阻んだ 「…質より量だと、そう仰るの?」 「そうじゃない。質の良い物を手に入れたとしても一つだけでは物足りないからね どうせなら、良質の物をより多く持っていれば……効率が良いだろう?」 「一体どうしてしまったの!? 今までの貴方は、そんな言い方はしなかった… シェイドさんやミナワちゃん達を、“物”扱いするような方じゃ無かった!!」 「どうしてだろうね、「ティルヴィング」を持つと身体の芯から湧き上がってくるようだ 傲慢、嫉妬、殺意…邪心と呼ばれ、人に忌み嫌われる存在が沸々とねぇ!!」 宙に待機させていた「ティルヴィング」を手にし、 その切っ先を、「レイヴァテイン」を抑えているローゼに向けた ぎらり、と剣が光を放ったのを、ローゼは見逃さなかった 「ッ!! 『フォトン・ヴェール』!」 「『トータラージーク』!!」 咄嗟に展開した光のカーテンが、「エルクレスの塔」の能力による紫の光条を遮った ふぅ、と彼女は尚も「レイヴァテイン」と刃を交えながら、間一髪の出来事に溜息をついた (これはフォトンを反射したものじゃない… きっと、「ヴァルプルギスの夜」で出現させた周りの炎が発するもの…… この暗闇の中で、いつでも「エルクレスの塔」が発動できるようにする為、といったところかしら) 不意に、彼女は小さく笑った 今は敵として自分の前に立ちはだかっている裂邪を、一人の戦士として評価したのだ 「…流石ですわね、裂邪さん!」 「だが君はどうだね?」 え、と声を漏らす前に、彼女の腹部に激痛が走った 背中から貫通した白銀の剣が、ローゼの血に濡れて真っ紅になった刃を腹から露出させている いつの間にか背後に回っていた裂邪は、「ティルヴィング」を容赦なく彼女の身体から引き抜き、 浮遊する「レイヴァテイン」を片手で受け取りつつ、剣を染めた鮮血を舌で舐めとった そして、腹部と口から赤黒い血を吐きながら、ローゼは力無く膝から崩れ落ちた 「かはっ………!?」 「君は…本気で戦っていないだろう?」 地に倒れ伏したローゼの背を、裂邪は躊躇いなく蹂躙した わざと傷口を踏み躙って、彼女の苦痛に満ちた叫びを聞きながら不気味に笑う 「っぁあああっ!? あ゙がぅっ!?」 「ヒハハハハハ……どうしたローゼ君、この程度でダウンかね? それでも“赤い幼星”と謳われた英雄か? まさかそんな力であの「太陽の暦石」に挑もうとしてたのか? 早く見せたまえよ、君の真の力を……ナユタとの戦いで見せた、あの力を 「フォトンベルト」に秘められた、世界破滅の力を!!」 その直後、ローゼは両腕で上体を軽く持ち上げ、下半身を捻る事で裂邪のバランスを崩し、 不意打ちのような形で彼の横っ腹に力強い蹴りを入れた 「フォトンベルト」によって筋力が上がった一撃は見事にクリーンヒットし、裂邪の身体は宙を舞って吹き飛ばされたが、 彼は空中で態勢を整え、砂埃を散らしつつ、地の上を数メートル滑って着地した そのまま裂邪はローゼを睨むと、ある事に気がつく 腹部から流れていた血が、もう止まっていた 「…成程、「フォトンベルト」で遺伝子情報を組み替え、細胞分裂を促進したのか」 「っはぁ、はぁ……これで、まともに戦えますわ! 『フォトン・エッジ』!!」 右腕に赤い刃を生成し、振りかぶって裂邪との距離を詰める 裂邪はその手から「ティルヴィング」と「レイヴァテイン」を離し、浮遊させる 「ヒハハハ、何をするのかと思えば……無駄だと言うのがまだ分からんか!?」 2本の刃が、またもローゼを襲う だが彼女はその刃をどちらも受け止めた 「レイヴァテイン」は赤い刃で 「ティルヴィング」はハイヒールで 空いている左掌に、赤い光が集中する 「なっ………!?」 「『フォトン・バレット』!!」 赤い弾丸が放たれ、紫の悪魔に命中した 「ティルヴィング」を持っていなかったが故にそれを反射できなかったが、 彼は“防ぐ事”も、“回避する事”もせず、彼女の攻撃を受けて仰向けに倒れた 否、しなかったのではなく、それらも“できなかった”のだ 力が弱まった剣を退け、ふぅ、とローゼは一息吐いた 「やっぱり…ただのトリックでしたのね 「神出鬼没」や「ヴァルプルギスの夜」の能力の使用、そして身体能力の向上は、 全て「ティルヴィング」を持っている時になさっていた事 逆に言えば、「ティルヴィング」が貴方の手から離れた瞬間に、貴方は殆ど無防備になっていた それは「憑依霊」としてのナユタの魂が、普段は裂邪さんの身体に、 そして「ティルヴィング」を操作する寸前に、「ティルヴィング」の中へ移動しているから 融合しているとは言え、その5つの都市伝説を扱える魂はただ一つ…“2人”じゃ扱えませんものね」 裂邪はぴくりとも動かない 悲しげな表情を浮かべ、ローゼはかつ、かつ、と彼の元に近づいた 「…申し訳ございません裂邪さん でも、今はワタクシ達が戦っている場合じゃありませんわ ワタクシ達は、共に力を合わせて――――――」 「黄昏裂邪が命じる……“動くな”」 ピタッ、とローゼの動きが止まった それはまるで時が停止したかのようだが、止まったのは彼女の身体だけ 驚愕するローゼの前で、裂邪はゆっくりと起き上がり、飛来する剣を手に取った 「…温いよローゼ君、あの程度で僕を仕留めたつもりだったのかね?」 「こ……これ、は…………裂邪、さん…何故………」 「「ティルヴィング」は主人の願いを3つだけ叶え、全てが叶うと滅びを迎える…最初の願いは君に捧げよう それと、もう一つプレゼントだ……細胞を焼いてしまえば、再生はできない」 「ティルヴィング」の切っ先を動けぬローゼの胸部に向け、紫の光条を解き放った 胸を貫かれた彼女は苦悶の表情を浮かべ、血を吐きながら赤い髪を乱して再び倒れた 僅かに呼吸する声だけが聞こえ、ぴくん、ぴくんと小さく痙攣している 「無様だ…君の驕りが君自身の破滅を生んだんだよ あの時、僕を生かすつもりで技を放った結果がこれさ その甘さが、戦場で命取りになる……言っただろう? 殺すつもりで来い、と」 ばきっ、と嫌な音を響かせ、倒れた彼女の胸を踏む裂邪 悲痛な叫びと共に、赤黒い血が飛び散る 「……カハッ………ぁ、ぁぁ…………」 「…ちっ、茶番にすらならなかったな……まだ満たされないよ、こんなものじゃ」 そう呟くと、裂邪は「ティルヴィング」の切っ先をローゼの喉元に向けた 輝く刃は、一歩間違えれば喉を切り裂いてしまうだろうという距離 「チャンスをあげよう…さあ、僕を殺すつもりで来たまえ この間のように、放射線を使えば僕程度の人間は殺せるだろう? …それくらいの覚悟はしている筈だろう!?」 「…………け、ない………」 咳き込みながら、震える手で刃を退け、弱々しい声を振り絞る 首を傾げる裂邪に構わず、彼女は続ける 「殺、せる………わけ、が……ない………」 「まだ言うか…! 君はそれでも「組織」のNo.0か!? 人間の一人や二人、殺せる覚悟もなく君は―――――」 「あな、た、は………ミナワちゃん、が…………殺せる、と…仰るの?」 「………は?」 「貴方は…………自分が、愛している人を…………殺すことができるとおっしゃるの………?」 つぅ、と一筋の涙が流れた瞬間 一瞬にして洞窟内から紫の炎が消え、裂邪が元の姿に戻った と同時に、ローゼを蹂躙していた脚を退け、一歩、また一歩と後退した からん、からん、と金属音が2つ…得物を落としたようだ 「………嘘だ………嘘だ………」 ここは光が一切差し込まない洞窟 相手の表情すら分からないこの常闇の空間でも、ローゼは理解していた 裂邪が今、泣いている事に 「お…俺は……俺はぁ…………!!」 「れ、つや、さん……あなた、もしかして――――――」 「ローゼちゃん!!」 突如差し込んだ光に、裂邪は思わず目を押さえた 光の向こうに見えたのは、6つの影 その内の二つ、先頭に立っているのは 「……正義………来やがったか」 彼の弟である黄昏正義と、その契約都市伝説「恐怖の大王」 正義は裂邪を強く睨み、黙ってそこに立っていた その姿は、これ以上ローゼに手を出させまいと、守っているようにも見えた ぐったりとしたローゼの元に、勇弥、奈海、楓、コインが駆け寄る 「ローゼさん!」 「くっ、酷い怪我だ……放っておくとまずいぞ」 「…勇弥くん、能力で外まで脱出できる?」 「え?……あぁ、外へならいつでも行けるぜ」 「ローゼちゃんを連れて先に戻ってて。僕も後で行くから」 何かを決意したような、真っ直ぐな言葉 納得がいかないのか、抗議しようとした奈海を勇弥が宥め、 彼等は暗闇の中から忽然と消え、再び洞窟に闇が戻る 「……お兄ちゃん」 「やっとこの時が来たな、正義」 裂邪は足元に落とした2つの剣を拾って、 とても嬉しそうに、笑いながらそう言った ...To be Continued 前ページ次ページ連載 - 夢幻泡影
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進化前 blankimgプラグインエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 名前 ヴィルベルヴィント ID レアリティ R 属性 喜属性 最大Lv 60 HP(Lv1) ATK(Lv1) DEF(Lv1) HEAL(Lv1) AGI(Lv1) ENERGY(Lv1) COST 6 スキル1 消費エナジー ??? スキル2 消費エナジー ??? 相性 つばめ: アーヤ: ガブリエラ: みやび: フレーバーテキスト イラストレーター 進化後 blankimgプラグインエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 名前 ヴィルベルヴィント ID レアリティ SR 属性 喜属性 最大Lv 70 HP(Lv1) ATK(Lv1) DEF(Lv1) HEAL(Lv1) AGI(Lv1) ENERGY(Lv1) COST 8 スキル1 消費エナジー ??? スキル2 消費エナジー ??? 相性 つばめ: アーヤ: ガブリエラ: みやび: フレーバーテキスト イラストレーター このページを編集 名前 コメント
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登録日:2014/09/24 Wed 14 10 36 更新日:2023/12/04 Mon 00 00 38NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 DM W・ブレイカー デュエプレ デュエマ デュエル・マスターズ リキッド・ピープル リキッド・ピープル閃 ヴィルヴィスヴィード ヴヴヴ 水文明 水文明のクリーチャー 超閃機 超閃機 ヴィルヴィスヴィード 進化クリーチャー 説明しよう!リキッド・ピープル閃は、その知力を限界突破させることで、超閃機へと進化することができるのだ!!! 説明しよう!《超閃機 ヴィルヴィスヴィード》はデュエル・マスターズのクリーチャーである! 概要 リキッド・ピープル閃が龍素を扱うことで強化された状態、それが「超閃機」である。 現時点で「超閃機」は《超閃機 ジャバジャック》とこの《超閃機 ヴィルヴィスヴィード》が登場している。 超閃機 ヴィルヴィスヴィード 水文明 (5) 進化クリーチャー:リキッド・ピープル閃 6000 進化-自分のリキッド・ピープル1体の上に置く。 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。 W・ブレイカー ジャバジャックの効果があまりに派手であり、またイラストも派手であるためこちらは相対的に地味めな進化クリーチャーだが、あちらと違って非常に安く手に入るのが特徴である。なにしろあちらはスーパーレアであるため仕方ない。 またコスト域が違うこと、こちらは相手に直接盤面に触っていくことから本来比較するべきではない。 どちらかと言うとリキッド・ピープル版《魔獣虫カオス・ワーム》と言う感じか。 相手一体のバウンスだが、それ以降はただのWブレイカーになる。十分強いが。 だが、《クリスタル・スーパーパラディン》とはよく比較される。 クリスタル・スーパーパラディン 水文明 (5) 進化クリーチャー:リキッド・ピープル 6000 進化-自分のリキッド・ピープル1体の上に置く。 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のサイキック・クリーチャーを1体選び、持ち主の超次元ゾーンに戻す。 このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンにある「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。 W・ブレイカー スーパーパラディンがヴィルヴィスヴィードに勝る点はブロッカーであれば指定せずに全てバウンス可能であり、選ばれなかろうがなんだろうが戻せる点、バトルゾーンに出した時にサイキックを戻せる点、アタックトリガーでブロッカーをバウンスするため何度でも使いまわせる点であろう。 だが一方でヴィルヴィスヴィードは自身のブロッカーを戻さなくて良い点、また最近のサイキックはバウンスしてしまうと効果を使いまわされるのでこちらのほうが対プリンプリンなどには有効である点、ブロッカーに限らずなんでも戻せるので相手の動きを遅くできる点であろうか。対ビートダウン性能はこちらが高い。 あと、スーパーパラディンより明らかに安い。 このため、超閃機という名前に恥じないパワーを有する優秀な進化クリーチャーであるといえる。 デュエル・マスターズ プレイス DMPP-19で登場したが、スペックは変わらず。 だがデュエプレオリジナルカードでコスト5以下の進化リキッド・ピープルを踏み倒せる《アクア・エリート》が存在しているためTCG以上に出しやすい。 余談 このカードは「ビギニング・ドラゴン・デッキ 神秘の結晶龍」で収録された。 同デッキの《アクア隠密 アサシングリード》と姿が似ている。 アクア隠密(エージェント) アサシングリード 水文明 (4) クリーチャー:リキッド・ピープル閃 3000 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンにあるカードがすべて水のカードなら、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。 こちらもバウンス能力持ちであることから、意図的に似せられていると思われる。というか、バットマスクとジャバジャックのように、アサシングリードから進化したのがヴィルヴィスヴィードなのだろう。 なまえに三回も「ヴ」が入っているので、非常に発音しにくい。はい下唇を噛んでー また彼の呪文も後の弾で登場した。 超閃奥義 ヴィルヴィー・スパイラル 水文明 (3) 呪文 バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。それが自分のクリーチャーであれば、カードを1枚引いてもよい。 3コストのスパイラル呪文のひとつ。ただ自分のクリーチャーをバウンスするメリットが現状のリキッド・ピープル閃ではないことから、他のデッキにおける採用を考えたいところ。ただ呪文になろうがなんだろうがスパイラルにこだわるあたりさすがである。 名前の由来はドイツの鬼「ビルヴィス」であろう。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 超閃機ヴヴヴ -- 名無しさん (2014-09-24 19 16 51) ↑先に言われてたか…… 時期的にも少し狙った感がある -- 名無しさん (2014-09-24 20 08 50) 名前 コメント
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那由多斬 ナユタ Belong:フリー いつ生まれたのか、何処から来たのかなど、素性が一切不明であるフリーの契約者。 既に都市伝説に飲まれており、且つその契約都市伝説の性質上、 他の人間を利用し続けているという寄生虫のような生き方をしている。 それ故、容姿や性別が全く統一せず、どんな目撃例があろうと1日経てば無駄になる。 「組織」なども、指名手配しようにも特徴が分からないので出来ないのだ。 一人称、二人称なども統一されておらず、唯一笑い方は『ギハハハハ』と奇抜であることが分かっている。 已むを得ずに霊体を保った状態でいる時があるが、 その際は「ティルヴィング」に紫のもやがかかったような状態になる。 ティルヴィング ナユタの主力都市伝説。 北欧神話に登場する剣であり、黄金の柄で、狙った物は鉄さえも切り裂くとされ、 さらに持ち主の願いを3つだけ叶えてくれるという。 ただし、3つの願いが叶えられた時、その持ち主の身を滅ぼす。 ナユタ自身も、この能力の所為で息絶えたらしいが・・・ また、多重契約により、相手を直接殺すような願いは叶えられないらしい。 憑依霊 その名の通り、人間に憑依する霊である。 都市伝説に飲まれた際、ナユタは本体を霊体にすることで、 他人の身体や言葉を借り、邪悪な願いを剣に唱え続けていた。 「ティルヴィング」で宿主が死ねば、また別の宿主を探す、という行為を数年も繰り返していたらしい。 因みに、都市伝説やその契約者には憑依できないようである。 しかし、昆虫などの人間以外の生物には憑依できるようだ。 エルクレスの塔 実在する最古の灯台で、「ヘラクレスの塔」とも言う。 ヘラクレスが怪物ゲリュオンを倒した場所、周囲が『死の海岸』と呼ばれる船の難破地帯などの逸話がある中、 ナユタは『「アレクサンドリアの大灯台」をモデルとした』という話により、 その劣化版として、反射した光で敵を焼き払うことができる。 「ティルヴィング」と併せる事で、遠近の様々な攻撃が可能となった。 ヴァルプルギスの夜 ヨーロッパのほぼ全域に伝わる、メーデーに行われる祭。 その日は生者と死者の境が弱くなり、死者や無秩序な魂が現れる為、篝火を焚いてそれらを追い払うのだという。 これにより、ナユタは炎を出現させ、自分への攻撃を“追い払う”ことが可能となった。 どうやら、熱は感じられないらしい。 また、契約の所為なのか、炎の色は紫である。 神出鬼没 ナユタの5つ目の契約都市伝説。 その名の通り、現れて消える、つまり瞬間移動を可能にする。 しかし、霊体のままだと“消える”ことしかできず、 出現の際は自分の意思に反して見当違いな場所に出てしまう。 また、「ティルヴィング」を隠すなど、移動ではなく単に消す及び出現させることも可能である。 ページ最上部へ
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「・・・うーん、やっぱりもうちょっとバラバラにした方が良かったかなぁ」 夜、少ない街灯だけが道を示す暗い時間 血塗れになった剣を振り回しながら、無邪気な少年を装って呟くナユタ 先刻、人間を1人その得物で切り捨て、さらに契約者らしい青年をも切り裂いたところだったが、 どうもその青年の力が強大で、長期戦闘していると危険だと感じ、 折角手に入れたこの身体を失うのも惜しい、と引き下がったのだ それでも、やはり思い残すことがあるらしい 「厄介な奴から切り刻んだ方が、後々楽だったかもね あー、でも、あの女の子の叫び声は聞いててうっとりしたなぁ、刺したらどんな声になったんだろう」 後悔しているのか、それとも楽しんでいるのか分からない声色で呟き、歩いていると、 「随分と物騒なことを仰るお子様ですわね?」 突如聞こえた声に固まり、携えた剣――「ティルヴィング」を構える 彼の前に歩み寄ってきたのは、夜風に赤い髪を揺らす黒いスーツの少女だった 切っ先を向けながらも、にっこりと笑みを浮かべ、ナユタは少女に尋ねた 「・・・お姉さん、こんな夜中に、僕に何か用?」 「えぇ、ありますわ・・・あ、申し遅れましたわね 初めまして。 ワタクシはローゼ・ラインハルト・・・「組織」のR-No.0ですわ」 ぺこり、と律儀に軽くお辞儀をしてみせる少女――ローゼ・ラインハルト ナユタは、彼女の言ったある言葉に、小さく反応した 「うん? 「組織」?・・・おっかしいなぁ、そういう団体さんには見つからないようにやってたのに それもトップに立つ人が直々になんて」 「ある方に情報を提供してもらいましたのよ・・・ナユタ、さん?」 ローゼの瞳が、優しげな紫から激しい赤へと変わる 思わず一歩退くナユタだったが、彼に一つの疑問が沸いた 「・・・変だなぁ、確かに僕はナユタと名乗ったけど それを知るのは、この町のたった一人の契約者の筈―――――」 「呼んだかクソガキぃ!?」 聞こえたのは、この場にいる誰の物でもない新たな声 どうやら背後から聞こえたらしいそれに反応し、咄嗟にナユタは「ティルヴィング」を振るう 甲高い音と細かい火花を散らして剣と漆黒の鎌がぶつかり、鎌の持ち主は大きく後ろに跳んだ 「っく・・・あぁ、やっぱり」 「久しぶりだな幽霊野郎! あン時の決着をつけに来たぞ!」 黒い鎌が、黒いローブを被った人影に変わる 人影を下がらせ、表情に怒気を浮べる少年――黄昏 裂邪 「なるほどね、「組織」の人だったんだ」 「違う、少なくとも今はな」 「違うの? ふーん、ただのお友達なんだ・・・ ねぇ、お姉さーん、「組織」なのに民間人の言いなりになってても良いの?」 「言いなりなんかじゃありませんの それに、貴方が危険な存在であるのなら、ワタクシ達「組織」は、貴方を止めなければなりませんわ!」 「そういう訳だ。早い話・・・ここで終わりだ、幽霊野郎!」 裂邪の黒い影が大きく揺れ動く ローゼを赤い光が小さく包み込む 双方に挟まれ、身動きができなくなったナユタ 「・・・ハァ、仕方ないなぁ」 溜息を吐き、彼は「ティルヴィング」の剣先を天に向ける 街灯の光を浴びた刀身は、強い光を放ち―――― 「させるか! シェイドぉ!『闇誘拐』!!」 「了解シタ」 と、その時 黒い腕がナユタの足元に出現し、足首をがっしりと掴んだ 「ッ!?」 訳の分からぬままナユタは足を引っ張られ、ずぶり、地の中へと沈んでいった † † † † † † † 目の前の風景が、一瞬にして変わる 「ここは・・・」 常闇の夜から、眩い白昼のような風景に 言い方を変えれば、光と影が逆転したかのような感覚 「・・・異空間、かな?」 「お察しの通りですわ。ここは「シャドーマン」の異空間ですの」 気がつけば、裂邪とローゼもそこにいた ナユタは再び「ティルヴィング」を構える 「ふふふ、考えたね・・・光があるように見えるけど、ここは影の中・・・」 「あぁその通り、「エルクレスの塔」は使えない。それともう一つ・・・その身体は持ち主に返してもらうぞ」 「それはできないよ、僕だってこの身体は気に入って―――――――あ、がっ!?」 得物を落とし、頭を押さえ、その場に蹲るナユタ 苦悶の表情を浮べながら、怒りを篭めた視線と強い怒声を裂邪にぶつけた 「ぼ、くに・・・何をしたぁ!?」 「ヒハハハハハハ!! いやな? 「シャドーマン」のある噂の拡大解釈でねぇ? お前の都市伝説としての力を封じさせてもらったんだよぉ!」 「なっ・・・まさか!?」 「そのまさかですわ!」 瞬間、ローゼが目にも止まらぬ速さで動きだし、 ナユタが落とした「ティルヴィング」を奪って彼から離れ、投げ捨てた それを切欠に、彼は尚一層苦しみ始め、終には、 「―――――あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああぁぁぁぁあぁああああぁぁぁぁああああ゙ぁ!!!!????」 断末魔ともとれる叫び声を上げる少年の身体から、紫色の煙のようなものが湧き出る それは次第に量を増し、捨て置かれた「ティルヴィング」の元へ伸びていき、 紫が剣を包み込むと、黒い空間に剣が浮遊し始めた 空っぽになったのか、煙が出なくなった少年は力無くその場に倒れた――直後、黒い何かに包まれ、空間から消えた 「これで、貴方は身体を失った・・・剣だけだと戦い難いですのよね?」 『っち・・・最初からそれが狙いだったのか!』 「弱体化させれるし、余計な被害も出さなくて済む・・・一石二鳥だ これでお前を仕留められたら、一石三鳥になる!」 『ほぅ、――を見縊ってもらっては困るな・・・子供の1人や2人、身体が無くても問題ない』 「ウヒヒヒヒヒ、なら・・・遠慮なくやらせてもらうぜぇ?」 「裂邪さん、無理はなさらないでね?」 「分かってるさローゼちゃん・・・ヒハハハハハハ!!『シャドーズ・ラグナロク』!」 「早速ですのね・・・でも油断は出来ませんわ、『フォトン・デュアルエッジ』!」 裂邪の身体が黒に飲まれ、空間の中に溶け込んでゆく ローゼの両腕に、赤く輝く刃が作り出される 『・・・仕方ない、少々本気を出させてもらうよ』 ナユタの紫の霊体が腕を形作り、「ティルヴィング」の柄を掴み取った 先に動き出したのは、ローゼだ 左右の刃を交差させながら、ナユタに切りかかる ナユタはその2本の刃を「ティルヴィング」1本で制した 『ぐっ・・・なるほど、No.0の名は伊達じゃないようだ』 「ワタクシとしては、地位と力量は関係ないと思うのだけれど」 『珍しいね、トップに立つ者にしては謙虚・・・む? あぁ思い出した、――が噂に聞く『赤い幼星』かね?』 「お言葉ですけど、その二つ名は好きではありませんの!!」 ナユタの剣を押し、右、左と交互に刃をぶつけるローゼ 一撃一撃を受け流し、ナユタは彼女から距離を取った 「流石に、しぶといですわね・・・」 『お褒めの言葉と受け取っておくよ しかし妙だね、もう一人の子供の姿が見当たらないのだが』 【当然だな。『シャッテン・レーゲン』】 声に反応した瞬間には既に遅かった 「ティルヴィング」に向けて無数の見えない攻撃が集中する あるものは刺すような、あるものは殴るような、あるものは斬るような一撃 ナユタは全ての攻撃を抑える、というよりは、全て剣に命中させてしまった 刃毀れが目立ち始めた己の剣を見て、ナユタは何かに気づく 『・・・っく、――達、まさかこの「ティルヴィング」を破壊する気か!?』 「当然ですわ! 実体のない「憑依霊」である貴方に、一切の攻撃は通らない なら、実体のある都市伝説である「ティルヴィング」を破壊すれば、 既に都市伝説に飲まれている貴方の器のバランスが崩れる・・・」 【その方が手っ取り早いのでな・・・さて、】 闇の中から、人の形をした何かが現れる その身を包んでいた黒が流れるように消えると、裂邪の姿がそこにあった 彼は今度は金色の鎌を携え、構え、 「あとはその剣を叩き折るだけだ!」 黄金の刃と真紅の刃が振り下ろされる 裂邪とローゼの2人が繰り出す斬撃の嵐をひらりと躱していくナユタ とはいえ、端から見れば「ティルヴィング」が避けているも同然なのだが 「ちょこまかと・・・動くんじゃねぇよ!」 『どんな塵芥(ゴミ)だって命が惜しくて逃げることくらいあるだろう? まだ斬り足りないし、こんなところで易々と眠らされては堪らない』 「たったそれだけのことの為に・・・起きていて欲しくもありませんわ!!」 裂邪とローゼが作る金と赤の一閃を、 ナユタは余裕そうに縫うように回避し、そして2人から距離を取る 離れる「ティルヴィング」を見据える2人だが、幾らか疲労の色が見え始める 『ふん、もうお疲れかな?』 「ッハァ、ハァ・・・まだ、まだですわ! 裂邪さん!」 「あぁ!」 彼女の呼びかけに答え、「レイヴァテイン」を弓に変え、見えない弦を力強く引く ローゼも赤い刃を消し、代わりに突き出した右掌に赤い光の弾を生成する 「「『ロット・アーヴェント』!!」」 黄金の矢と真紅の光が同時に放たれ、互いに重なり、一つの光弾となる 地平線に沈む太陽の如き輝きを持つそれは、1ミリもずれることなく真っ直ぐにナユタへと向かっていった 『なっ、馬鹿な――――――――』 直撃 激しい轟音と爆煙、波打つような衝撃が、空間を支配する 「・・・終わった、か・・・」 どさ、と膝をついたのは裂邪だった ローゼも、ふぅ、と一息吐き、額に流れる汗を拭った 「謎の連続大量辻斬り事件も、これで収束・・・犠牲になった方々も、これで安心してくださるといいのだけれど ところで裂邪さん、大丈夫ですの?」 「ま、まぁ、な・・・ウヒヒヒヒ、やっぱ異空間に長時間、しかも戦闘しながらってぇと生身の人間じゃ無理があったか」 伸ばされたローゼの手を取り、裂邪はゆっくりと立ち上がり、 ちら、と未だ晴れぬ煙を見つつ、再び安堵の表情を浮かべる 「・・・けど、ローゼちゃんがいてくれて助かった 『シャドーズ・アスガルド』使う時は、ミナワ達とは一緒に戦えないんだよなぁ それに、能力を無効にするのは時間に限りがある・・・俺一人じゃ、手に負えなかったよ」 「あら、そんなデメリットが御座いましたの? セシリアさんからは『迷惑だ』としか聞いておりませんでしたけど」 「あ、またいつか謝らなきゃなぁ」 『―――――――そういうことか』 届いた声に、身体を硬直させる2人 次の瞬間、留まっていた煙が吹き飛ばされ、 代わりに轟々と燃え滾る紫色の炎に包まれた、金色の柄の剣がふわりと空間を浮遊していた 「ッ!?」 「「ヴァルプルギスの夜」!? っくそ、間に合わなかったか!」 『流石の――も終わりかと思ったがね・・・この――が、小僧如きに殺されて堪るか!!』 紫炎を散らし、「ティルヴィング」は邪悪な輝きを以て威圧する 裂邪もローゼも、それぞれ刃を構えた 「本当にしぶといですわね・・・でも今度は―――」 『おっと、悪いけど遊戯はここまでだよ』 「あ?」 『この居心地の悪い空間には長居したくないからね、 ――はそろそろ御暇させてもらうよ』 「ウヒヒヒヒ、何を言い出すかと思えば・・・ヒハハハハハハハ!! お前をこの影の世界に招待したのは俺だぜ? つまり、お前がここから出るには俺の許可が必要になる! 無理矢理出ようとしたところで、他人の命を犠牲にしなきゃ願いを叶えられねぇ「ティルヴィング」以外に、 この空間からお前が出る方法なんて―――」 『あるよ』 短く、はっきりと言い放つナユタ 驚く裂邪を無視し、尚も言葉を続ける 『あまり知られたくなかったんだけどね・・・今回は特別だ 教えてあげよう、――の最後の契約都市伝説を』 「い・・・5つ目の都市伝説・・・!?」 『「組織」である――なら知っているだろう? ――の起こした事件が世界各地に拡散していると 一箇所で集中的に殺していると足跡が残る可能性があるからね、満遍なくやったつもりだったんだが 「ティルヴィング」でも良いけど、一々願いを1つ使ってしまうのは惜しい・・・しかし、』 また、炎が揺らめき、「ティルヴィング」を纏い始めた 『そんなことをしなくても、――は世界中を渡り歩けた 世界各地で――を見た塵芥(ゴミ)共は、――を何だと思っただろうね? 突然目の前に現れた神(ゴッド)か、はたまた突如目の前から消えた鬼(ゴースト)か』 「ゴッド・・・ゴースト・・・っまさか、お前の最後の都市伝説はっ!?」 裂邪が何かに気づいた直後、ナユタは大きく笑ってみせた 殺意と、勝者が纏うオーラに満ちた、醜くも堂々とした笑い 『さようなら、子供達よ・・・また会う機会が来るのを楽しみにしているよ 何れ、――はこの地に神の如く出ずるだろう・・・だが今は、鬼の如く没しよう』 紫色の炎が、剣を包んで球体になると、それは瞬きする間もなく2人の前から消えた だが、今この瞬間に、ナユタは何処か違う土地の空気に触れているに違いない 何故ならナユタは、神のように出で、鬼のように没する――――「神出鬼没」の契約者なのだから ...続 前ページ次ページ連載 - 那由多斬
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うたわれ水滸伝の森の中Continue ~深淵の鐘もう一度響かせて~に関するWikiページです。 人物名鑑/ケルヴィン Name “忠義の盾”ケルヴィン Age 25→26 Sex ♂ キャラクリ [1][2] エピソード マフ内乱の折に学園に攻め入るも、オゥロとの一騎打ちに破れる。事前のセレンの説得もあってそのまま投降し、学園に力を貸す。 情報 元・マフ騎士団の副団長。国のことを真摯に憂う誠実な人物。「青の騎士団」を率いてマフの北を固める。 ※補足 「青の騎士団」: ケルヴィンが率いる直属の騎士団。内乱の折、ケルヴィンと共に投降する。 錬度はそこそこ精強という程度だが、そのほとんどがケルヴィンと志を同じくする若手の騎士たちであり、そのためもあって長であるケルヴィンへの忠誠は篤い。 マフ郊外の砦に常駐し、有事に際するマフの街の防衛に備えている。
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エルヴィン キャラクター概要 車長車長スキル 車長考察 コンビネーション その他備考 乗員として星3 キャラクター概要 車長 車長獲得条件 ステージ名 車長スキル 車長スキル スキル名 車長考察 コンビネーション その他備考 乗員として 星3 学校 名称 攻撃力 装填速度 クイックリロード 砲塔旋回速度 HP 装甲 最高速度 加速性能 索敵範囲 索敵速度 履帯修復 履帯耐久 アクティブゲージ上昇率 大洗 エルヴィン C C C 索敵関係と攻撃力が上がる そこまでどの能力が上がるわけでもないので使い所が難しい
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エルヴィン エルヴィンがデザインされたカード群。ガールズ&パンツァー時点で1種類のみ存在する。 カバさんチームの車長・通信手。本名は「松本里子」。 強いリーダーシップでチームをまとめる。 欧州戦史に詳しく、ドイツ陸軍のコスプレをしている。 優花里とはソウルネームをつけ合う仲。 声優は森谷里美。 カード一覧 《エルヴィン(059)》 関連項目 『ガールズ&パンツァー』 【戦車道】 【コスプレ】 カエサル 左衛門佐 おりょう 西住 みほ 角谷 杏 磯辺 典子 澤 梓 園 みどり子 編集