約 97,076 件
https://w.atwiki.jp/jojobr3rd/pages/352.html
森中に轟く様な放送が終わりを告げ、静寂が訪れる。 誰も何も言わなかった。声をあげることもしなかったし、身じろきすらしなかった。 名簿と放送を前に三人が見せた反応は実に対照的である。 ヴァニラ・アイスは名簿を運んできた鳩を吹き飛ばすような勢いでその紙をひったくり、長い間顔をあげなかった。 ただひたすらにDIO、その三文字で記された名前を見つめ、ヴァニラは拳を固く握った。 同時に彼はその近くにある空条承太郎、ジョセフ・ジョースターの名から目が離せなかった。 握った紙はくしゃくしゃになる勢いで、その体はぶるぶると小刻みに震えていた。 確かにこの目で見たはずだ。首に巻かれた爆弾が爆発し、血を噴きあげながら死んだはずだ……! だが違ったのだ。空条承太郎は生きている……! 今、こうしている間ものうのうと。ヴァニラ・アイスの知らぬところで、生きている……! それだけではない。DIOに敵対するジョセフ・ジョースターが、モハメド・アブドゥルが、花京院典明が。 ヒビ一つ入らなかった男の顔がドス黒く歪んでいく。渦巻く感情は激情に近いものだった。この数時間自分はいったい何をしていたんだ、という自戒と自らに対する苛立ち。 あの憎きジョースターたちがこの場にいるというのに自分は何を呑気に過ごしていたのだ。 仕留めなければならない。殺さなければならない。一刻も早く、一秒でも早く。 ―――ジョースターたちを殺すのはこの私だ……! ヤツらを殺し、血を、肉を……DIO様に捧げるのは自分の義務であるというのに……! 静寂に満ちた空間をミシリ……という嫌な音が破った。 あまりにも強く握った拳が骨を軋ませ、ヴァニラの怒りに堪え切れなかった筆記用具がへし折れた。 乾いた音に顔をあげる者はいなかった。ヴァニラは怒りに身体を震わせ、憎々しげに名簿を見つめ続ける。 まるでそうしていれば、遠いどこかにいようとも呪い殺すことができるかのように。 シーザーは呆然としたまま名簿を何度も見直した。 一度見た時は自分の頭がおかしくなったのかと思った。二度目見た時は自分がつづりを読み違えているだけではないかと疑った。 だが何度見直してもジョセフ・ジョースターの名前は消えなかった。兄弟弟子で喧嘩別れの挙句、二度と会えないはずだと思っていた男の名前。 シーザーは戸惑っていた。長い沈黙の後で、一体どういうことだ、と思わず独り言をつぶやいてしまうほどに混乱していた。 ヴァニラも形兆も返事を返さず、シーザーも返事を期待していたわけではない。だがそれでも彼は独り、自らに向かってつぶやき続けた。 安堵の気持ちを、その言葉に乗せて。 ―――死んでいなかったのか、ジョジョ……! 少しだけ平静を取り戻し、名簿を上から下まで改めて見直す。よく見ればエシディシの名もそこにはあった。 それどころか、その男は既に死んだものとして名前が読み上げられている。 一度死んだはずのあの柱の男が? そもそもあんな化け物を誰がどうやって? 実は死んでいなかったのか? ジョセフもエシディシも? シーザーの口から漏れる呼吸音はいつの間にか乱れ、不自然に途切れ途切れになっていた。波紋の呼吸を忘れるほどに、シーザーは戸惑っていた。 いくら考えても答えは出ない。沈黙のまま、シーザーはそれでも考えるのを辞めなかった。 何を信じ、何をすればいいのか。シーザーは唇を噛みしめ、思考を続ける。 そして形兆は……一度だけ深い溜息を吐くとそれっきり顔をあげなかった。 ゆっくりと筆記用具を下ろし、両手で顔を覆う。名簿を見直すことも地図を確認し直すようなこともしなかった。 彼の表情はうかがえない。悲しんでいるのか、皮肉気に唇を曲げているのか。それとも……涙しているのか。 虹村億泰。その名前は名簿から見つけ出すよりも先に放送で読み上げられてしまった。 形兆はその名前が呼ばれた時一寸だけ、メモを取る手をピクリと固めた。だが結局彼は最期まで几帳面に全ての死者の名をかき取った。 淡々と。まるで機械のように几帳面な字で一字一句、書きとった。 形兆はヴァニラ・アイスが怒りに震えても、シーザーが問いかける様に呟いても動かなかった。 億泰が死んだことに対して形兆は二つの感情を抱いていた。やっぱりなという諦めの様な気持と純粋な悲しみ。 家族を失った喪失感が影のように形兆を包んでいる。顔を覆う両手を下ろすと、男は深々と息を吐いた。彼の顔には疲労の色が濃く浮かんでいた。 疲れて表情を作ることすら面倒だと言わんばかりの、深く深く青い顔。形兆は眉間に手を当てると考えに沈んだ。 父親を殺すために生きてきた。父親を治すため生きようとした。でもそれは形兆自身のためだけだったのだろうか。 いいや、違う。苦々しげに表情を歪め、形兆が脳裏に浮かべたのはできの悪い弟の顔。 兄らしいことはなにもできなかった。否、なにもしてやれなかった……『しなかった』。 億泰と前に会話をしたのはいつになるのだろうか。一緒に食卓を囲んだのはいつだった。 母が死んで、父があんなものになってから……兄弟そろって笑ったことなんてあっただろうか。 『こいつを殺したとき、やっと俺の人生が始まるんだッ!』 そう声高に叫んだのは自分だ。弟は何も言わなかった。自分の目的のため、何もかもをほっぽり出して形兆は矢の分析と調査に夢中になった。 そんな時も億泰は何も言わなかった。何も言わず、ただ自分をじっと見つめていただけだ。 『家族』を失ったんだ。形兆はゆっくりとその事実を理解し、途端に乾いた笑いが口から漏れた。 母は死んだ。父は屑でそれにふさわしい化け物に成り下がった。だが弟は違ったはずだ。億泰は違う。億泰は違うはずだったというのに……! 何の罪もないアイツを巻き込んだのは自分だ。 自分がスタンド使いにならなければこんなことにはならなかったはずだ。自分がDIOの連中にこんなちょっかいをかけなければ億泰は死ななかった。自分が親父を殺そうと思わなかったら……! ―――アイツを殺したのは、俺だ。 冷たい風が三人の間を切り裂いた。身体を震わせるような冷たい風だ。誰も動かなかった。 控え目に舞った木の葉が恐る恐ると言った様子で一枚だけ落ちてくる。 ヴァニラ・アイスはそれが落ちるのを待ちかまえていたかのようにデイパックを取りあげると無言のまま立ち去ろうとした。 一度だけシーザーがその背中に声をかける。おい、待て、どこに行く気なんだ、と。 ヴァニラ・アイスは振り返りもせず、返事もすることもしなかった。ただ背中から滲み出た怒気はそれ以上に彼が言わんとすることを物語っていた。 シーザーは男が立ち去るのをただ見送るしかなかったった。きっと止めるべきだったのだろう。だがはたして今の自分にヤツを止められるのだろうか。 動揺に波紋を乱した自分と、主の忠誠に燃える男。シーザーは拳を固く握った。 ヤツがリサリサを、シュトロハイムを、そしてジョセフを殺す未来だってあり得るというのに。 祖父の仇ディオ。ならばそのディオに仕えるあの男も見逃していい道理などあるはずがないというのに……! シーザーは結局戦わなかった。 唇をきつく噛みしめ、ヴァニラ・アイスの背中が見えなくなるまでその姿を見つめていただけ。 深く多い繁った森がヴァニラ・アイスを包み、やがて彼の姿は消えていく。悔しいが見逃したのは自分ではなくヴァニラのほうだ。見逃したのでなく、『見逃された』のだ……ッ! シーザーはもう一度拳を固く握った。戦ってもないのに、惨めなまでの敗北感が彼を襲い、シーザーは何も言うことができなかった。 ▼ 「お前はどうするんだ」 シーザーがそう言ったのはだいぶたった後だった。 風がもう一度吹き木の葉を揺らすまでの長い間、二人はそれぞれに黙り込んでいた。 形兆は長いこと俯いたままだった。もしかしたら泣いていたのかもしれない。そうシーザーは思った。 依然無言のまま黙り込む形兆を見て、シーザーはデイパックを取りあげる。いつまでもこうしているわけにはいかなかった。 混乱が収まったわけではない。だが気持ちは既に固まっていた。 ジョセフに会う。リサリサを見つける。シュトロハイムと協力し、柱の男たちを仕留める。 そして……ディオとの決着も、なにより死んだはずの祖父ウィル・A・ツェペリその人にも、必ず会わなければならない。 一体何が起きているのかはわからない。だからこそ、ここで立ち止まっているわけにはいかなかった。 シーザーは前に進む。デイパックを担ぎ直すと、最後にもう一度形兆を見、そして歩き始める。 「わからねェんだ」 不意に形兆がそう言った。放送を越えて初めて形兆が口にした言葉だ。 背中越しに投げかけられたその言葉に振り返り、シーザーは腰に手を当てると男の顔を真正面から見つめた。 形兆の頬は涙でぬれ、目は充血して真っ赤だ。乱暴にごしごしと目元をこすり、地面を見つめる形兆。 神経質そうな面影はもうどこかへいってしまった。悲しみと失意に打ちひしがれた、ただの青年がそこにはいた。 シーザーは覚えている。名簿にはもう一人の『ニジムラ』が載っていたことを。そしてその名前が放送で呼ばれたことも。 「もうなんのために戦えばいいのか、俺にはわからないんだ、シーザー」 なんと弱気な言葉だろう。なんと哀れな姿だろう。 これがあの虹村形兆か。計算高く、度胸に溢れ、掴みどころのない男。そうシーザーに思わせた男なのか。 シーザーは黙って拳を握りしめた。一歩、二歩、大股で形兆に近づくとその胸ぐらをつかみ無理矢理その場で立たせる。 力のない視線がシーザーを見返した。何て目をしているんだとシーザーは思った。死んだ魚だってもう少しましな目をしている。 ああ、そうだろう、悲しかろう。涙したいだろう、励ましてほしいだろう。抱きしめてほしいだろう。 家族を、身内を失えば誰だって悲しいさ。泣きたくもなる。動きたくもなくなる。ずっと蹲ってそんなこと信じたくないんだって叫び出したくなる気持ちだってわかる。 ―――わかるとも。俺だってそうだったんだ……ッ! だがシーザーはそんなことをしなかった。そんなことを考えもしなかった。 代わりにシーザーは腕を思いきり振りかぶり、万力込めて目の前の男を張り飛ばした。 波紋を込めた強烈な、眼がばっちり覚めて一週間は眠れなくなるような、そんな凄まじい一撃だ。 「知るかよ」 吹き飛んだ形兆は綺麗な弧を描き、受け身を取る暇もなく大地に叩きつけられる。 吐き捨てるようにシーザーはそう言った。もとよりシーザーには学がない。難しいこともわからない。 女の子を口説くことは大の得意だが、身内を失った男の励まし方なんて考えたこともない。 だから殴った。自分の気持ちを込めた一撃を、言葉だけではなく拳で伝えようとしたのだ。 「戦う理由なんて俺だってわかんねェよ。考えたこともないさ。 けど……それでも俺のご先祖様は戦ってきたんだ。俺のお師匠さんも、悪友も、むかつくがあの柱の男たちだって……今までずっと戦ってきたんだ。 贅沢言ってんじゃねェぞ! 生きてんだろ、お前は。脚がある、手がある、ピンピンしてる。 わからねェならわかるようになればいいッ! わかるまで戦い続ければいいッ! すくなくとも俺はなにもしないで、何もできないで殺されるなんてごめんだぜッ 爺さんも親父も戦って死んだッ! なら俺だって戦って戦って……何か成し遂げねェーとあまりにカッコ悪すぎるだろうがッ!」 シーザーもかつて『失った』男だった。母を失った。父を失った。家族を失った……! だがそこで彼は折れなかった! シーザーを立ちあがらせたのは失ったはずの父だ。 彼が失ったと思っていた祖先が、血統こそが彼を奮い立たせたのである。 「俺はもう行くぜ、形兆。ヴァニラ・アイスは放っておけない。アイツは本気で危ないヤツだ。放っておいたら何しでかすかわからない。 それに危ないのはヤツだけじゃない。ほかにもたくさん、たくさんぶっとばさねーといけねーやつがいるんだ。 いつまでもここにいるわけにはいかない」 地べたに座り込んだ形兆を尻目にシーザーは立ち止ることなく歩き出した。 太陽は既に昇り始めている。多い繁る木々を掻い潜り、光の筋が辺りに降りそそいでいた。 形兆はまだ俯いたままだ。シーザーの殴った頬を撫ぜると、無言のまま項垂れている。 シーザーは振り向くことなく、顔をあげることなく言葉を口にした。それでも形兆は動かない。 「森の切れ目で五分だけ待つ。その後どこに行くかは考えてないが……もしもお前が一緒に行きたいって言うなら俺は大歓迎だ」 ヴァニラ・アイス。忠誠と狂信で、ただ盲目に先をゆく者。 シーザー・アントニオ・ツェペリ。背負って潰れて、それでも再び歩きだす者。 虹村形兆は? 弟はいない。背負うべき血統も家族もない。支える友人もいなければ、守りたいものももう失った。 二人が去り、一人残された森の中。ようやく顔をあげた形兆を照らす日差しは眩しい。 殴られた箇所がズキズキと痛んだ。口の中を切ったのか血の味がじんわりと広がっていく。唾を吐きだしてみれば、それは真っ赤に染まっていた。 形兆は重々しくため息を吐いた。その目はいくらか『まし』になっていた。すくなくともさっきよりは随分と『まし』な目を、彼はしていた。 デイパックを取りあげ、のろのろと体を引きずるように行進を始める形兆。 その行く先にはなにが待つ? その行く先になにを見る? ―――シーザーがその遺体を埋めた少女、シュガー・マウンテンはかつてこう言った。 “『全て』をあえて差し出した者が、最後には真の『全て』を得る” 差し出すものもない青年は何を見る? 主に全てを差し出した狂信者は? 全てを背負った誇り高きものには? ―――答えはまだ出ていない。 【E-1 東部 / 1日目 朝】 【ヴァニラ・アイス】 [スタンド] 『クリーム』 [時間軸] 自分の首をはねる直前 [状態] 怒り、焦り [装備] リー・エンフィールド(10/10)、予備弾薬30発 [道具] 基本支給品一式、点滴、ランダム支給品1(確認済み) [思考・状況] 基本的思考:DIO様のために行動する。 1.DIO様に敵対するジョースター一行とその一味を始末する。 2.DIO様を捜し、彼の意に従う 3.DIO様の名を名乗る『ディエゴ・ブランドー』は必ず始末する。 【E-1 ドーリア・パンフィーリ公園 泉と大木 / 1日目 朝】 【シーザー・アントニオ・ツェペリ】 [能力] 『波紋法』 [時間軸] サン・モリッシ廃ホテル突入前、ジョセフと喧嘩別れした直後 [状態] 健康 [装備] トニオさんの石鹸、メリケンサック [道具] 基本支給品一式×2、ジョセフの女装セット [思考・状況] 基本行動方針:主催者、柱の男、吸血鬼の打倒。 0.形兆を森の切れ目で五分だけ待つ。来なかったらそれまで。 1.ジョセフ、リサリサ、シュトロハイムを探し柱の男を倒す。 【虹村形兆】 [スタンド] 『バッド・カンパニー』 [時間軸] レッド・ホット・チリ・ペッパーに引きずり込まれた直後 [状態] 悲しみ、動揺 [装備] ダイナマイト6本 [道具] 基本支給品一式×2、モデルガン、コーヒーガム [思考・状況] 基本行動方針:親父を『殺す』か『治す』方法を探し、脱出する? 0.??? 1.シーザーについて行く? ヴァニラを追う? 2.情報収集兼協力者探しのため、施設を回っていく? 3.ヴァニラと共に脱出、あるいは主催者を打倒し、親父を『殺して』もらう? 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む 前話 登場キャラクター 次話 098 その男、凶暴につき シーザー・アントニオ・ツェペリ 138 裏切りの虹村形兆 098 その男、凶暴につき ヴァニラ・アイス 138 裏切りの虹村形兆 098 その男、凶暴につき 虹村形兆 138 裏切りの虹村形兆
https://w.atwiki.jp/bizarre/pages/320.html
シーザーとドッピオ。二人の男が必死になって現状を把握しようとしていた。 もっとも、シーザーは敬愛する師と無二の親友の死に、ドッピオは死んでいたはずの人間の復活に混乱しているのだが。 シーザーは知りたがっていた。誰が彼らを殺したのか。 ドッピオは考えていた。この男をどうするか。 先に結論を出したのは―――ドッピオ。 (ボスはこの家に居る人間を皆殺しにしろと言っていた。ならば目の前の男も殺す) ドッピオはなんとなくわかっていた。 ボスはいなくなってしまったことに。 もう、ボスからの電話が来ることはないことに。 (だから、ボスはボクにこれを置いていってくれた) ドッピオの隣に現れたのはディアボロのスタンド、キング・クリムゾン。 発現させたのは、まぎれもなくドッピオだ。 今まで右腕と能力の一部『エピタフ』しか使えなかったはずが、キング・クリムゾン全てをさずけられている。 ということは、ボスにはキング・クリムゾンはない。 ボスは、スタンドの必要ない遠い所へいってしまったのだと、ドッピオは理解した。 そう。もうドッピオの届かないほどの遠くへ。 そして、遠い所へ行ってしまったボスが、全てをドッピオに残してくれた理由。 ドッピオはそれも理解していた。 一方シーザーも、目の前の男にたずねるまでもなく、何が起こったのか大体把握していた。 シーザーが倒した男と同じ服装をしている血まみれの男。 足元に落ちている銃は、さっきまでそいつが使用していたことがわかる。 ということは、リサリサ先生とシュトロハイムを殺したのは、他でもない、目の前の男なのだ。 そして目の前の男の正体も読めてきた。 俺が倒した男と同じ服装をしている。 ということは、あの男の仲間か、こいつが『あの男』かのどちらかだ。 (多分、同一人物だ) シーザーがそう考える理由は二つ。 まず、シュトロハイムから聞いたスタンド能力。 シュトロハイムは一人につきスタンド能力が一つと言っていたが、例外的に二つ以上の能力を持つ奴がいても不思議じゃない。 シーザーにとっては未知の能力なのだから。 つまり、スタンド能力により変身している可能性があるということ。 そして、さっきの男と目の前の男の共通点が異様に多いこと。 服装、血まみれの姿、シーザーの知り合いを殺したなどの共通点を持つ二人が別人なはずがない。 (そして、これ以上ねえってくらい完璧な証拠が、今俺の目の前に現れたぜ) シーザーは自分の推察が正しいことを確信した。 ドッピオが出現させた、キング・クリムゾンを見て。 もはやドッピオがリサリサたちを殺したのは明白だ。 シーザーはドッピオを睨みつけた。 ドッピオも睨み返す。 言葉にせずとも、お互い『お前を殺す』と二人の眼が告げていた。 「まず初めに言っておく。俺はてめえに3発の攻撃を叩き込む。 それより多くも少なくもねえ。3発だ」 何を思ってか、突然宣言するシーザー。 「何だ?その意味のない予告は。ブラフか?」 真意を図ることのできないドッピオは呆れ返るように声を上げる。 しかし、シーザーはあくまで三発にこだわった。 「ブラフでも嘘でもない。正真正銘、3発だけの攻撃だ。 これから繰り出す3回の攻撃は、重みが違うんだよ」 「ならばボクからも予言しよう。 お前の攻撃を一発も食らわず、一撃で倒す」 そしてお互い向かい合う。 「波紋疾走!」 先に攻撃を仕掛けたのはシーザー。 だが、その攻撃はからぶる。 「所詮は直線的な攻撃しかできない男。ボスの偉大な能力に太刀打ちできる器じゃねえな」 そう、ドッピオはキング・クリムゾンの能力により予知を行い、時を飛ばしていたのだ。 「ボスはボクに後を任された。 ボクは全てを託されたんだ! だから、ボクはボスにならなくてはいけない!! ボスに託されたあの瞬間から!『ボク』は『ボス』になったんだ! 今、ここに居る『ボク』は『ドッピオ』ではない! ここに居るのは『ボス』の後を継ぐ『新しいボス』『ボスの生まれ変わり』なんだ!!!」 時が元通り刻み始める。 シーザーは、突然厳然の敵が姿を消したことに、バランスを崩して転んだ。 と同時に、シーザーに左拳を繰り出すドッピオ。 だが、 「!」 その攻撃がシーザーに届く前に、ドッピオは攻撃を止める。 予知で見たのだ。 『シーザーの攻撃を止める自分』を。 (どうやらコイツに迂闊な攻撃をしてはいけないようだ) ドッピオは転んだシーザーから間合いを離す。 今までの予知からドッピオは気付いたことがあった。 シーザーの攻撃をかわす予知を見た(予知できればカウンターを叩き込めるのに) 背中を見せたシーザーに攻撃を留まる予知を見た(明らかに一撃で倒せるはずなのに、予知はそれを止めさせた) これらの予知が導く結論は一つ! 『奴に触れてはならない』 ドッピオは武器を探す。 拳銃、剣、矢じり…。 (これを使うのがベスト、だな) ドッピオはズボンの腰ベルトに拳銃をしまい、左手で剣を手にした。 (?) 一方、シーザーは違和感を感じていた。 ドッピオが時を飛ばすことは予想範疇。 その後の攻撃がないのも可能性としては考えていた。 (さっき、不用意な攻撃のせいで腕が張りつき、一度俺に倒されているからな) 違和感はそれとは全く別のもの。 どうも呼吸しづらいのだ。 逆に、波紋の呼吸をしている時は、今まで以上に力がみなぎる。 この変化が吉と出るか凶と出るかはまだ解らない。 とにかく今の状態に慣れなければと、シーザーは呼吸を整える。 「!!!」 ところが、顔を上げ目に入ったその光景に、シーザーは我を失った。 ドッピオが、リサリサの首を切り落としていたのだ。 リサリサから流れ出す血を手に浸すドッピオ。 その瞬間、シーザーの中の何かが切れた。 「てめえええ!!!!!」 ドッピオに向かって突進するシーザー。 けれど、その動きを予測していたドッピオは、キング・クリムゾンを発動させてかわす。 そして、手についた血を飛ばして、シーザーの目にかけた。 そして時は元通り刻み始める。 「うっ」 シーザーは突然視界が防がれたことにとまどう。 その隙を突いてドッピオは腰から引き抜いた拳銃を構え、シーザー目掛けて引き金を絞った。 先ずは腹に一発。 銃弾を受けたシーザーは崩れ落ちる。 更に一発。今度は頭。 しかし、銃弾を受けながらも転がりまわるシーザーに命中はしなかった。 (くそっ。しぶとい) 続く数発も、掠めたり避けられたりで上手く命中しない。 片手で銃の反動を受けている左腕も、そろそろ限界が近付いてきた。 (なら、こうだ!) 起き上がろうとするシーザーの胴めがけてもう一度発砲するドッピオ。 それが左肩に命中したシーザーは、後方へ弾かれる。 そして、動きの止まったところで、 (死ね!!!) ドッピオは最後の一発を放った。 その弾丸はシーザーの脳天に直撃し、シーザーは倒れた。 「ちぇっ。こいつに銃の弾全部使っちまった。 これからのために残しておきたかったんだけどな」 そう呟きながら、銃を捨て、剣を拾うドッピオ。 「とどめだ」 一度、シーザーの首筋に当て、大きく振りかぶる。 そして、シーザーの首を断ち切るために振り下ろした。 「!?」 予想外の事態だった。 振り下ろした剣が、シーザーの首を切断したはずの剣が、『シーザーの首にくっついたまま離れない』のだ。 「ようやくだぜ。ようやくお前を捕まえることができた」 頭に銃弾を食らったはずなのに、平然と起き上がるシーザー。 目に入った血をぬぐい、回復した眼で、ドッピオのことを睨む。 (バ、バカな!何で生きているんだ!?) ドッピオも、念のためシーザーの首を切断しようとしていたのだから、生きてる可能性も否定していたわけではない。 だが、本当に生きているとなると、やはり驚きに値する。 頭なんて、本来どこに弾丸を食らっても死ぬような場所だ。 それなのに、目の前の男は生きている。 恐怖と混乱に駆られ、ドッピオは後ずさった。 だが、足が動かずにもつれて転ぶ。 (な、何が起きたんだ!?) 慌てて周りをきょろきょろとするドッピオは、シーザーの足元から発する妙なものに気付いた。 ――それは『波』 すでにこの部屋はリサリサの血やシュトロハイムのオイル類が一面に広がっていたが、 それらが、シーザーの足元を中心に『波紋』が浮かび上がらせているのだ。 そして重要なのは、明らかに今までのシーザーより大きな波紋が浮かび上がっているという事実。 それは、今までのシーザーの軽く3倍ッ! そう、リサリサから送られた力を得たシーザーは、はるかにパワーアップして復活をとげたのだ! その強大な力にシーザーの呼吸がついていけなかったが、時間とともに慣れ、今では強大な波紋を自在に使えるようになっていた。 そして、パワーアップしたシーザーの力を発揮し、これからものすごい波紋芸をお目にかけようっ! 「危なかったぜ。つい、怒りに我を忘れて波紋ガードを外しちまった。 それに、波紋でガードしたって、衝撃は残るからな。首が痛えぜ、まったく」 そう。シーザーは腹へ銃弾を受けた直後から、身に波紋をまとって攻撃を弾き返すようにしていたのだ。 そのおかげで、最初の一発以外はシーザーに傷を与えるには及ばなかった。 衝撃は残るのでバランスを崩したり吹き飛んだりはしたが、後に残る怪我ではない。 そして今、シーザーはリサリサの血を通して、ドッピオの身動きを封じていた。 (くそっ!奴の攻撃を予知しなくては!) そう考え、キング・クリムゾンを発動するドッピオ。 しかし、これこそが正にシーザーの狙いだった。 (!!!) 発動されたキング・クリムゾンを即座に固定するシーザー。 これでは予知できても何もできない。 更に、これからのシーザーの動きを予知したドッピオは、その内容に驚愕する。 次のシーザーの攻撃は、『予知しようがしまいが、回避不能な攻撃』だからだ。 「くそっ!動け!動けえ!!!!」 必死になってスタンドと体を動かそうとするドッピオ。 しかし、自らが撒き散らしたリサリサの血のせいで、まともに体を動かせない。 そして、ドッピオを血の膜が包み込んだ。 人一人を包み込む、巨大な血の膜。 それはリサリサの血とシュトロハイムのオイルからなる、鮮赤のシャボン。 中が透けて見えるほどの薄い膜は、それでもドッピオとキング・クリムゾンを完全に固定していた。 「くそおっ!出せえっ!!」 唯一と言ってもいい、ドッピオの自由に動かせる部分、口から、泡を飛ばして叫ぶドッピオ。 シーザーはゆっくり、自分の腹の傷に手を当てる。 「最初に言ったよな。『お前は3発の攻撃で倒す』と」 シャボン玉の中のドッピオを睨み、シーザーは自分の血で、一本の細い矢を作り上げた。 「!!!やめろ!やめろおおお!!!!」 すでに自分の末路を予知しているのに、ドッピオは叫び続ける。 この矢を回避する手段はなかった。 ドッピオとキング・クリムゾンはシャボン玉に固定されていて防御できない。 矢が刺さる瞬間の『時間を飛ばし』ても、 リゾット戦のナランチャの攻撃のように突き抜けず、刺さったままとなる矢では、時間が正常に刻み始める時に突き刺さる。 つまり、結末は一つなのだ。 すでにドッピオが見ている未来。それは…。 「この一撃は、トリッシュの分だ。俺の血で代用させてもらうぜ、トリッシュ」 そしてシーザーは構え、 「オーバードライブ・アロー!!」 ドッピオに向かって投擲した。 「ぐわああああ!」 ドッピオごと、シャボン玉を串刺しにする矢。 矢はドッピオの腹に深々と突き刺さる。 そこはまさに、ディアボロがトリッシュを貫いた場所。 そしてシーザーは、シュトロハイムのオイルから、今度は槍を作り出した。 「次はシュトロハイムの分だ」 再び構えるシーザー。 「や、やめ…」 「オーバードライブ・スピア!!!」 二撃目! 波紋を帯び槍の形をした槍は、ドッピオの側頭部を破壊する。 ドッピオの右耳は吹き飛び、側頭部の頭蓋骨も砕けていた。 「…ぁ……ぅぁ」 それでもまだ、ドッピオは生きていた。 意識は混濁し、スタンドも動かせず、固定されていなくても体を動かす事もままならない。 なのに死んでいなかった。 それは、シーザーが死ぬことを許さなかったからかもしれない。 シーザーは言っていた。 『3発の攻撃を食らわす』と。 その通り、シーザーは最後の一撃の用意をしていた。 それはリサリサの血からなる、刃渡り1メートルを超える巨大な剣。 リサリサの血を波紋で剣状に固定し、シーザーは再びドッピオへ向き直り、三たび構える。 「そしてこれが…」 「…」 シーザーの言葉に、ドッピオは反応しない。 すでに半分死んでいるような状態なのだ。 だが、シーザーは心の中で決めていた。 こいつを殺すのは、あの人達の一撃。 そして、とどめを刺すのはあの人の一撃なのだ。 シーザーは大きく振りかぶり、 「これが、先生の分だあーーーーっ!!!!! オーバードライブ・ブレードッ!!!!!」 一 刀 両 断 ! 中にいるドッピオごと、シャボン玉を切り裂くシーザー。 そしてシャボン玉は弾けとぶ。 中のドッピオも、袈裟懸けに真っ二つにされ、床へ落ちた。 そしてドッピオは、予知した未来の通り――――死んだ。 * * * ジョセフ、リサリサ、シュトロハイムの遺体を、シーザーは丁重に床に寝かせた。 埋葬してやりたいのだが、その時間がない。 このゲームは、時間が立てばたつほど傷が深く大きくなる。 JOJO、リサリサ、シュトロハイム、そしてトリッシュ。 どんどん増える犠牲者。 このままゲームを進めたら、残りの人間も死んでしまう。 シーザーの祖父、ウィル・A・ツェペリ。JOJOを埋葬してくれたヒガシカタ・ジョースケ。 そして、リサリサやシュトロハイムが集めた仲間。 そいつらの下へ行かなければならないと、シーザーは考えていた。 そして、シーザーは出発の準備を始める。 食糧、水は自分とドッピオの分を持っていくことにした。 リサリサとシュトロハイムのバッグは、彼らの脇に置いておく。 そして武器を探す。 首輪探知機と赤石は当然持って行くとして、拳銃類は全部ドッピオが使ってしまった。 他に武器はないのかと捜し、シーザーはある一点に目をとめる。 「そういえは、こんなものがあったな」 そう言ってシーザーが拾い上げたのは、黒騎士ブラフォードの剣。 「何だ?この髪の毛。うっとうしいな。 ったく、髪の毛が巻きついてたら、剣を握っててもすっぽ抜けちまう」 シーザーは剣の柄に巻きついている髪の毛をはがそうとする。 が、髪の毛はとれない。 「なら、これで」 シーザーは髪の毛の水分を操り、柄からはがす。 そこには一つの単語が書かれていた。 「L……U…C…K。『幸運』だと? はっ。この剣がもたらしたのは不運だけだろうが」 シーザーは知らない。 ドッピオの攻撃を防いだ時剣に流れた波紋が、消えかけの血文字を完全に消したことを。 そして消えた文字は、正にシーザーの言葉通り不運をもたらす、『UN』の二文字だったことを。 由花子、アナスイ、徐倫、ドッピオ。 持ち主を次々と死に至らしめた不運の剣は、今、シーザーによってようやくその呪いを解かれたのだ。 「一応持っていくか」 剣をたずさえ準備を整えたシーザーは、立ち上がる。 そして玄関で一度立ち止まり、後ろを振り返った。 「JOJO、シュトロハイム、先生。行って来ます」 そしてシーザーは家を出た。 【F-3とG-3の境にある住居(F-3)/1日目/夜】 【シーザー・アントニオ・ツェペリ】 [時間軸]:ゲスラーのホテルへ突入直後 [状態]:腹部に銃傷(処置済み)。『究極!深仙脈疾走』プラス『エイジャの赤石』による波紋能力アップ [装備]:『幸運』の剣 [道具]:支給品一式×3。エイジャの赤石。『矢の形をした首輪探知機』 [思考・状況]: 1)合流地点(C-4)へ向かう。 2)ツェペリ、仗助を捜す。 3)トリッシュの言葉を受け取った以上、ゲームには乗らない。 ※シーザーは第三放送の内容を知りません。(ツェペリの死も知りません) 【ヴィネガー・ドッピオ 死亡】 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む 116 Io non sono solitario.(後編) シーザー 122 (題名未定) 116 Io non sono solitario.(後編) ヴィネガー・ドッピオ
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/8245.html
登録日:2012/07/27 Fri 19 03 34 更新日:2024/08/01 Thu 15 01 44 所要時間:約 14 分で読めます ▽タグ一覧 2部 AC/DC HEEEYYYY あんまん あァァァんまりだアアアア エシディシ キュアハート コメント欄ログ化項目 シチュー ジョジョ ジョジョの奇妙な冒険 スッキリ 声優の本気 影が薄い 怪焔王の流法 戦闘潮流 柱の男 泣き虫 演者の怪演 漢 炎 炎のエシディシ 焼け野原ひろし 熱血 熱血野郎 熱血野郎 ←心身ともに 究極生物 策士 藤原啓治 藤原啓治の本気 血液 闇の一族 鼻ピアス 食らってくたばれ!「怪焔王」の流法!! エシディシとは、『ジョジョの奇妙な冒険 Part2 戦闘潮流』の登場人物。 名前の由来はオーストラリアのハードロックバンド「AC/DC」から。 CV:藤原啓治(アニメ版) 【概要】 ローマのコロッセオ地下遺跡に眠っていた3人の『柱の男』の一人。 柱の男に共通する筋骨隆々とした屈強な肉体に加え、 顔にフェイスペイントと鼻ピアス(中には『死の結婚指輪』を解除する解毒薬が入っている)を施した容貌魁偉な巨漢。 素肌に布地を直接縫い止めるという人間には到底真似出来ない出で立ちをしている。 『闇の一族』のステータスシンボルである触覚はワムウと同じ伸縮自在の一本角だが、種族内での身分は、 カーズ=エシディシ>ワムウ>>超えられない壁>>>>>>サンタナ(笑)らしく、ワムウからは『エシディシ様』と敬称で呼ばれている。 ワムウやサンタナとは違いカーズとは同世代。 かつてカーズが石仮面の力で究極生命体になるという野心を抱き一族を敵に回した時、ただ一人カーズに賛同したのがエシディシであった。 襲い掛かる一族を返り討ちにし全滅させた彼らは当時赤ん坊だったワムウとサンタナを連れ、石仮面の完成に必要な赤石を探す旅に出る。 約1万2千年前の話である。 (アニメ版最終話の回想シーンでは一族を相手にカーズと共闘するエシディシの姿が描かれている) 純粋な戦士としての実力はワムウに一歩譲るも、熱を操る流法(モード)『怪焔王(かいえんのう)』で古代の波紋戦士たちを数多く屠り去ってきた猛者。 この独特の闘技から『炎のエシディシ』の異名を持つ。 【人物】 性格は剛胆。自身が『偉大な生き物』であるという強固な自負心を持つ。 そのためか不死身の肉体を持つ柱の男たちの中でも一際物理的なダメージには無頓着な節があり、後述のドモンの他、 カーズが実験用の赤石から発射したビームで手を貫かれても怒るどころか純粋な興味を示していた。 冷酷で表情の変化に乏しいカーズやストイックで内省的な面も持つワムウとは異なり、感情表現は非常にオープンで、喜怒哀楽の起伏が極端に激しい。 そのため次に何をしでかすかが全く予測できないエキセントリックな面がある。 特に激高してトチ狂いそうになると HEEEEYYYY あァァァんまりだアアアア と、人目も憚らず全力全開で泣き喚いて感情をクールダウンさせるという謎すぎる習慣があり、 怖い者知らずのジョセフ・ジョースターもこれを目撃したときは完全にドン引きしていた。 TVアニメ版では藤原啓治氏の怪演により、一層不気味なものになっている。 英語吹き替え版はCOWBOY BEBOPのジェットの声などを担当したベテラン声優のボー・ビリングスリー氏が担当。 こちらもこちらですさまじいガチ泣きで、初見はドン引き必至である。是非動画か何かで見てほしい。 「I cant take this!!(こんなのイヤだあああ!!)」 一方で柱の男として高い知性もしっかりと有しており、上記の性格についても自分で 『オレは荒っぽいので、こうやってクールダウンしねえとマズいんだ』と客観視できている。 また、かつて赤石を求めて中国大陸を旅したこともあり、その際に当時の兵法(*1)をマスターしている。 『兵は詭道なり』をモットーとし、実戦ではパワフルな外見とは裏腹に口八丁手八丁で相手の精神に揺さぶりをかけつつイニシアチブを握るクレバーなスタイルで戦う。 うん、目の前の誰かと似てないかい? 仲間意識は非常に強く、味方の援護のためなら自身の命や誇りさえかなぐり捨てる覚悟を持つ。 その『善悪を超越した意志』には本来敵であるジョセフすら敬意を抱いた。 この『目的達成のためなら手段を選ばない徹底した合理主義』はカーズも同様であり、狷介な天才肌のカーズが同世代では唯一エシディシに心を開き仲間に迎え入れていたのも、一見正反対な気性ながら芯の部分では自分と似通ったものを持っていると感じ取ったからなのかもしれない。 ゲーム:アイズオブヘブンでは、ワムウやカーズ達との絆を感じさせる掛け合いはもちろんのこと、同じ炎使いとしてアヴドゥルに興味を示しその炎を賛美する“優れたものは分け隔てなく認める”精神性をうかがわせた。 【流法(モード)・怪焔王(かいえんのう)】 エシディシの習得したオリジナルの闘技。別名『炎の流法』。 自身の血液の温度を最大で500℃(*2)まで上昇させ、標的に爪の間や傷口などから繰り出す『血管針』を突き刺して沸騰した熱血を送り込むことで内側から煮え爆ぜ、溶かしてしまうという凶悪な技。 摂氏500℃はタバコの火にも劣るじゃないか、とよく突っ込まれる事柄だが、まったく話は違う。 血液という重たい液体(*3)が500℃に熱されているというのは、熱の量がまるで違うのだ。 揚げ物の油が高くても180℃。そこに水を加えると弾けるのは周知の事実。それの倍以上の温度の液体が流し込まれたら、生き物の身体に何が起きる?そう、爆裂するのである。 当然加熱された血液は単に撒き散らすだけでも十分な殺傷力を持つ上、血管針自体も伸縮自在で強靱。間合いを選ぶことなくあらゆる状況から攻撃が可能なため非常に危険である。 脳だけになって人体に寄生した状態でも部分的には使えるが、人間の肉体では熱血に堪えられず体組織がぼろぼろに破壊されてしまうので自爆技同然の扱いとなってしまう。 技 怪焔王大車獄の流法 上記の技の応用。 全身の傷口から血管針を生やした状態で相手を空中から強襲し、全方位からの血管針攻撃を仕掛ける大技。 【物語内での活躍】 コロッセオ地下遺跡でナチス親衛隊を全滅させたワムウの呼びかけに応じるようにカーズと共に覚醒。 ワムウVSシーザー&ジョセフの戦いを傍から見物する。 自身は手を出さなかったが、途中でジョセフが切り札として発掘現場からくすねておいた、 『火の付いたチンケなもの』=ダイナマイトを無造作に呑み込んで腹の中で『ドモン』と爆発させ、なお無傷を保つという、 常軌を逸したパフォーマンスを披露し、柱の男の規格外っぷりをまざまざと読者に見せつけた。 ※このシーンは『単純なパワーで柱の男を攻略するのは絶対に不可能』であり、 『彼らとの戦いで決定力となり得るのは、個々の性質や能力の相性と、それを把握した上で編み出す知恵と工夫』であるという、 以降も受け継がれるジョジョにおけるバトルの大原則を端的に示している。 その後、ジョセフのハッタリにあえて乗り、 再戦の約束として『死の結婚指輪』をジョセフの心臓に埋め込んだワムウに便乗する形で同様の指輪をジョセフの喉に埋め込む。重婚になっちまうじゃあねーか 当初は順番通りワムウの次にジョセフと対決するものと思われたが、イタリアにて独自に『エイジャの赤石』を追跡調査している途中で、 ジョセフとシーザーが修行を積む波紋戦士の修練場エア・サプレイーナ島を襲撃。 熟練の波紋戦士であるジョセフの教官、ロギンズを『波紋法の起点である肺に蹴りを入れて即死させる』という方法で瞬殺。 修行を終え一人前の波紋の達人となったジョセフと交戦する。 ジョセフによって腕を切り落とされ激昂しそうになったところを前述の大泣きでペースを取り戻し、ロギンズの腕を奪って再生させる。 先の読めない不気味な言動と底知れぬ実力でジョセフのペースを乱しながら優位に戦いを進め、 ついには『相手の言おうとした台詞を先に言う』ジョセフの十八番を逆にジョセフに向かってやってのけ、精神的にも圧倒する。 起死回生の秘策『糸の結界』すら見破り血管針で切断してしまうが、 奇術『ロープマジック』(切られたはずのロープが一本に繋がっているというアレ)の応用による偽装を見抜けず、 波紋を帯びた糸による拘束→波紋のビート→波紋疾走の直撃を立て続けにくらい、角を折られて消滅した…… が、なんと脳幹とそこから伸びる僅かな血管針のみの状態で生存。 流石に余命幾ばくもない状態であったが、ジョセフの背中にへばりついた状態で赤石のあるリサリサの屋敷に侵入。 メイドのスージーQの肉体を乗っ取り、リサリサの目を盗んで赤石をカーズ達の元へ郵送する事に成功する。 さらに足止めのため、スージーQを人質にしつつ熱血による自爆で波紋戦士達を道連れにしようとしたが、 正と負の波紋を同時に流すジョセフとシーザーの合体攻撃で体外に弾き出される。 瀕死の状態でなおもジョセフに襲いかかろうとしたが、昇る朝日に照らされ、今度こそ完全に消滅した。 その往生際の悪さをシーザーは侮蔑したが、ジョセフは仲間のために全てを投げ打って戦い抜いたエシディシの行動に敬意を表する。 そして同日、定時連絡が無かったことからエシディシが死んだことを知ったカーズもまた、 波紋戦士への憎悪と赤石を手に入れんとする執念をより一層深めるのだった。 【名言】 ほう・・・鋭い・・・いい目をするようになったな・・・だがそのようなまなざしを持つ者がおれに会った時・・・そいつは早死にする う~ううう あんまりだ・・・HEEEEYYYY あァァァんまりだアアアア フー スッとしたぜ おれはカーズやワムウに比べるとチと荒っぽい性格でな~ 激昂してトチ狂いそうになると 泣きわめいて頭を冷静にすることにしてるのだ おっ JOJO!ちょっと恐れたな このおれに今恐怖をおぼえただろう 「兵は詭道なり!」 おまえの次のセリフは「消してやるぜ そのニヤついた顔を!」だ バースデーケーキのろうそくのようにきれーに火をともして焼いてくれるぜ! 【余談】 ◆実は『怪焔王の流法』の温度はタバコの吸い殻より低いのだが、対生物の殺傷力としては過剰なくらいである。安心して恐れおののこう。 そもそも、温度と熱量は別物である。たとえば80℃のサウナに2時間入っていて平気な人でも、40℃の風呂に1時間も浸かっていたら完全にのぼせてダウンしてしまうが、これは湯船のお湯から伝わってくる熱量の方がサウナ室の空気からのそれよりもはるかに大きいためである。煙草の火とエシディシの血液では、後者の方が圧倒的に熱量が大きいのだ。 納得いかない人は、フライを揚げている油(高くても200℃)でも見つめながらよく考えよう。まぁ、よくそれをネタにされるのもまた事実。 (リサリサがタバコを吸うキャラなのもあってpixivなどでは格好の獲物であった。でもゼットンやジャミラと比べるのは反則じゃない?) ◆『ファミコンジャンプ 英雄列伝』では、最終決戦のボスキャラの1人としてエシディシがカーズ・ワムウを出し抜いて参戦(*4)。 「おもしろい!ではすこしだけあいてをしてやろう!」とカッコよく登場するものの、『太陽光に弱い』という原作の設定を反映しているため、 孫悟空で『太陽拳』を使えば 残り体力に関係なく一撃で倒せてしまう という残念仕様に……。 というか厳密には弱点は紫外線であって眩しい光(*5)ではないし、即死するのは吸血鬼であって柱の男は石化するだけなのだが…。 もっとも「石化した後に何もできず砕かれた」と考えるべきなのかもしれないが…サンタナですらその状態から復活できるはずなのに。 『英雄列伝』は鳥山明キャラ優遇ゲーの為、実質悟空の引立て役であり色んな意味でファンは怒っていい。まさに「HEEEEYYYY あァァァんまりだアアアア」な扱いを受けている。 一応、悟空以外の相手に対してはかなりの強さを誇るボスとなっているため、悟空を早めに出してしまい先に落ちてしまった等の状況では強敵として立ち塞がる。 ◆アニメ版ジョジョでは藤原啓治氏が声を演じている。野原ひろシディシ 当初、ワムウの大塚明夫やカーズの井上和彦と比べるとファンからは今一な扱いだったが、17話での大泣き→クールダウンのシーンはまさに圧巻である。 「スッキリ」という擬音までふわっと出てきて、ここだけ見るとギャグマンガ日和のようですらある。 ◆「泣いてスッキリする」という一見すると無駄に見える奇行だが、 大泣きするとストレス物質が涙として出る為、実はストレス解消としては最も効率のいい方法だったりする。 勿論、泣いている間は無防備になり弱点があるが、強面の大男が突然泣く姿はインパクトが大きいので相手を怯ませる可能性が高い(それでも何度も通用しないが) 言ってみれば「相手を怯ませながら自分はメンタルリセットする」という攻防一体の実は恐ろしい戦法ともとれる。 更なる余談だが、エシディシがこの戦法を使った25年後に、別作品だがジョセフ・G・ニュートンも使っている。この時、泣いてスッキリするのは「ゲート・コントロール法」という現象と説明している。 「うわーん!痛いよー!」→「治った!」には敵がジョジョ同様に混乱していた。でも最初に戦った個体だったら泣いてる間にノーリアクションで撃ってた気がしないでもない …かつて「ジョセフ」が嵌った戦法を別の「ジョセフ」が使いこなすのは偶然なのか… つまらんハッタリはやめろォ! おめーにこの項目が全消しできるわけがねえ ケケケ △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ 「俺が最期に見せるのは代々受け継いだ未来に託すツェペリ魂だ!」のシーザーが侮辱したことが納得いかない。 -- 名無しさん (2015-10-19 11 59 09) ↑シーザーはシディシと直接戦ったわけじゃないし、何よりマルコの恨みもあるだろうからしゃーない -- 名無しさん (2015-10-19 12 47 33) マルク殺したのはワムウだけどな…… -- 名無しさん (2015-10-19 12 58 10) 設定上カーズと同レベルの強さなんだろうけど、こっちの方が色々と応用が利いて強そう -- 名無しさん (2016-01-21 12 59 16) 自分を偉大な生き物と自負しているからこそ、長命が故に精神が枯れ果てた同族に見切りをつけて犠牲は多くとも革新的な道を進むカーズに付いたんだろうな -- (2016-01-30 19 13 43) なんかいまいちキャラが薄いよね。他の柱の男と比べても見せ場少ないし・・・ -- 名無しさん (2016-03-20 12 26 40) 穴という穴(意味深)俺の熱血(意味深) -- 名無しさん (2016-07-19 19 54 41) 焼け野原ひろし -- 名無しさん (2017-02-07 16 30 27) 血管から熱血を送るより、スト様みたいni熱線みたいに撃ち出した方が強いような -- 名無しさん (2017-04-10 17 59 23) カーズじゃなくてエシディシが究極生命体になったらどんな戦い方しただろうか? -- 名無しさん (2017-05-02 23 18 18) 結界の張り合いはこの闘いだけだったなぁ。お互い女性の演技をした(する)同士なのも、これだけだったなぁ。 -- 名無しさん (2017-05-06 14 21 55) これでキャラが薄いなんて濃い味過ぎません? -- 名無しさん (2017-06-23 00 20 58) 一瞬の吸い殻と500度の液体を維持しながら操作するって後者のほうが凄まじいんじゃと思うだけど… -- 名無しさん (2017-07-25 23 40 20) ディアボロの大冒険ではプレイヤーから厄介だと思われる敵トップクラスという 床置きや所持アイテムを次々と消し炭化していき倒しても脳味噌で周りの敵を2レベルアップさせてくる難敵 -- 名無しさん (2017-07-26 01 17 27) 情け無いくらい大泣きしてるけど情け無いくらい大泣きしてるからこそストレス解消なんだよなあ…多分中途半端な泣き方だと後に怒りがふつふつと湧き上がってストレス解消にならん -- 名無しさん (2017-12-26 12 38 35) 同キャラ対決感がありました。 -- 名無しさん (2018-08-17 10 16 26) やろうと思えば熱した体脂肪を飛ばしてナパーム弾みたいな使い方ができそう -- 名無しさん (2018-11-05 23 32 05) 逆に考えるんだ、太陽拳が「生体エネルギーを太陽光と同じ波動光に転換する、実はすごい技なんだ」と考えるんだ。鬼滅の刃の鬼もこれでOKだ。 -- 名無しさん (2019-04-24 08 31 08) ディアボロの大冒険だとコイツがいるから能力ベースはマジ赤にしたくなる -- 名無しさん (2019-06-20 19 23 16) 実はバトルスタイルも精神性もジョセフに一番近い。同キャラ戦は言い得て妙 -- 名無しさん (2019-08-21 14 46 55) 藤原啓治さんが亡くなったなんて……あんまりだァァァ~~~ -- 名無しさん (2020-04-16 18 42 29) 500℃の血液はエシディシの体内では液体を保っている。ということは、エシディシは体内で血液に何メガパスカルもの高圧をかけていることになる。おそらくジョジョキャラで一番の高血圧ではないだろうか。 -- 名無しさん (2020-04-26 21 56 32) ↑体内にある時はそこまでじゃなく、出す時に加熱してるんじゃないかな。柱の男の再生力なら血液くらいほぼ無尽蔵に湧いてくるだろうし -- 名無しさん (2021-03-20 12 06 21) ↑ロギンズの腕をくっつけて即座に使えたのだから、やっぱりエシディシの血は人体のタンパク質が変質しない程度、つまり人間とほぼ同じなんだろう。体温がそんなに高かったら生きた人間を捕食することも出来ないし(体内に取り込んだ瞬間に燃えてしまい、消し炭を食う羽目になる)。 -- 名無しさん (2021-05-25 11 52 53) ↑3 そのまま倒れて欲しいねぇ -- 名無しさん (2021-10-17 00 04 57) ログ化を提案します。 -- 名無しさん (2022-10-07 09 50 36) ログ化しました。 -- (名無しさん) 2023-04-13 09 17 05 血液を500度まで沸騰させることができるなら肉体そのものも必然的に高温に出来そうだな -- (名無しさん) 2023-05-30 09 15 54 成長したジョセフとの「兵は詭道なり(戦いとは欺くこと)」を地でいく二手三手先を読んでの戦いが手に汗にぎる。シーザーからは往生際の悪さを非難されたが直接戦ったジョセフからは敬意を示され(ワムウがシーザーに、ジョセフがワムウにしたように)朝日の中で消えて行くのも良かった。あと藤原さんの声がやっぱり好きすぎる。 -- (名無しさん) 2024-07-06 19 00 11 誰かが号泣する度に引き合いに出されるあたり、もはや影が薄いどころか市民権を得ているんじゃあないか・・・・・? -- (名無しさん) 2024-08-01 16 06 31 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/2chsiberiassf/pages/437.html
イメージ画像(イメージのため実際は微妙に違います) 通称⇒[アサシン・ブレード・ガントレット] ドラキュラ・ローレント・ツェペシュ3世が開発した武器。 中世の資料を読んでいたら思いついたらしい。 コンセプトとしては『最高の隠し玉、そして、暗殺にも』らしい。 腕に皮紐で巻き付けて使用し、普段は袖に隠れて見えないがロックを解除した状態で指を曲げると細長い剣が袖から飛び出す。 戻すときは、指を離すだけである。 参考にした資料では薬指の切除が必要だったらしいが、ドラキュラ・ローレント・ツェペシュ3世はその必要を無くしている。 現代の上級の暗殺者向けの装備。
https://w.atwiki.jp/houseofhero/pages/2474.html
ドラキュラ城 ストレンジャー・タウンの近くに建造された城。 怪物同盟軍の本拠地であり、非常に広大かつ奇抜なデザイン。 1~2Fは清流の上に蓮の葉や花が浮いており、 3F~4Fは極端に狭いといういびつさを 勇者軍によって指摘されている。 怪物王ドラキュラ=ヘイズル=ツェペシュは この城を破壊されるのを嫌い、決戦の場を 惑星サターンへと移した。事実上跡地と化した当施設だが、 怪物王ドラキュラ=ヘイズル=ツェペシュの意向によって、 事後処理の事務所代わりに利用されている。また、彼が 精霊王キングエレメンタラーを迎え入れるための 場所としても活用された。実は地下に遺跡がある。
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/350.html
割れないシャボンとめげないメイジ シーザーの目的 「マンマミーヤ…」 一体ここは何なんだ。魔法使いのような格好だけならまだしも、人が空を浮いていた。 自分自身平凡とは言いがたい人生を過ごして来たつもりだがここでは更にその上を行っている! 「それでシニョリータ、流石に俺に説明してくれるんだろ?」 シーザーは何故か彼らの後を付いていかないルイズに対して尋ねた。 「俺はさっき一体何をされたんだ。それにここは何処なんだい?」 いい加減こっちも何が起こったのか知りたいんだ。 さっきまで死んでいたといっても過言ではない傷を負っていたッ! 波紋を使った治療でもこんなにキレイに治すというのは不可能なのだからッ! 波紋を使った治療はあくまで応急処置程度が普通だ。 ジョセフの祖父ジョナサンは私の祖父ウィル・A・ツェペリの波紋の呼吸法の伝授により骨折を治した上に枯れた木に花まで咲かしたらしい。 しかしそうなるのは本当にごく一部だ。 波紋はあくまで生命のエネルギー!軽い程度の物ならば直ぐにでも治せるが、彼の体は重傷という範疇ではなかった! しかし、それに対するルイズは苛立った声で応えた。 「いいわよ、あんた本当に田舎から来たみたいだしね」 「グラッツェ、早く説明してくれると助かる」 ルイズはシーザーの真剣な眼差しに気圧されたが、所詮は平民と話を進めた。 「ならいいわ、答えてあげる、さっきしたのは『契約』の儀式よ」 「『契約』だって?」 俄かには信じられない。契約なんていう単語は彼の常識では物事に関する売買に関係する意味だからだ。 勿論その中には雇ってもらって仕事をするという意味も入っているのだが、今言われた中でキッカリと当てはまるような意味はない。 「使い魔の体にルーンを刻んだの、さっきあんたの体に起こったのがそれよ」 まずルイズは最初の質問に答えた。 なんなのよこの何処から来たのかもわからない田舎者。 こんなのが私の使い魔?冗談じゃないわとルイズは思った。 「じゃあ次の質問に答えてくれるかいシニョリータ。ここは一体何処なんだ?少なくともスイスではないようだ」 「スイス?なによそれ。一体何処の田舎よ、聞いたことないわ。ここはハルケギニアのトリステイン王国よ!」 スイスを聞いたことがないだって?観光地として有名なスイスを? だがまだ結論を下すに早すぎる。そういう国もあるかもしれない。だが、スイスから俺を移動させるのならば近くでなくてはならない! しかし少なくても地図にはそんな国は無かったはずだ!それにハルケギニアなんて聞いたことがない! 「続けて良い?そしてここはかの高名なトリステイン。トリステイン魔法学院よ!」 「ま………魔法だって?」 シーザーの頭の中では更に疑問が追加された。 俄かには信じがたい!しかし、さっきの宙を浮く人間の姿を思い出せ! あのような事は例え究極生物の名を冠するカーズ達でも無理だ!ましてや俺達『波紋使い』でもだ! 「じゃあさっき飛んでいたのは魔法使いということなのかい?」 「そりゃそうよ、メイジが飛ばなくてどうすんのよ」 何を不思議がっているのか、本気でそう思っている顔で続ける。 「そしてわたしは二年生のルイズ・ド・ラ・ヴァリエール。今日からあんたのご主人様よ。よく覚えておきなさい!」 シーザーはあまりのことに呆然とし、力が抜けた。 こんなこと親父が俺のことを助けてくれた時以来だぜ… もっとも、あの時のショックとは方向性といったものが真逆だけどな… そしてシーザーはある単語に注目した! 「ちょっと待ってくれないかシニョリータ。さっきご主人様と言ったね?」 「ええそうよ諦めなさい、私も諦めたから。なんでこの私の使い魔がこんな平民なのよ。」 「ドラゴンやグリフォンといわずにワシでもフクロウでも良かったのに…」 「ドラゴンやグリフォンだって?そんな生き物が居るわけないだろう?」 「いるわよ?なんで?」 こうしてシーザーは徐々に自身の知る常識とルイズから齎される常識との違いを確認していった。 そしてわかったことは、『ここはハルケギニアという所である』、『メイジと呼ばれる魔法使いが居る』 『貴族や平民という身分制度』、『空想上の生物が居る』といった物である。 知れば知るほどに自分の生活していた所とは違うという確信が溢れてくる。 「これで尋ねたいことは全部?」 「これから先尋ねる事もあるかもしれないが今のところは無い」 シーザーは納得できないといった面持ちだが認めざるを得ない。 ここはスイスでも何処でもない場所のようだ…しかも魔法使いの使い魔だって? 俺の体が治ったのも魔法なんだろうか、もしそうだとしたら目の前の少女は恩人だ。 しかし、俺にはやる事があるんだッ!何が何でもJOJO達の元に戻らなければッ! 戦力は多ければ多いほど良いだろう、しかも『波紋使い』ならば尚更だッ! それならばとシーザーの目的は決まった。何が何でも元居た所に帰ることッ! ならば目の前の少女に自分の要望を言わねばならない。 「シニョリータ、俺にはやらなければならない事があるんだ。今すぐ帰して欲しいッ!」 しかしルイズは次にある種、非情とも言える台詞を言った。 「それは無理よ」 「何故だ!?呼ぶ方法があるのならばその逆の方法も有ってしかるべきだろう?」 無論シーザーもその点に関しては必死だ。なにしろ今この瞬間にもジョセフ達は戦っているのかもしれない。 みすみす殺されはしないだろうが容易に倒せる相手ではない。早く加勢に行かなければいけないッ! それに対してルイズは答える。 「だから無理なのよ!『サモン・サーヴァント』は呼べることは出来るけど帰す方法なんて元からないの!」 それに…とルイズが続ける。 「それにわたしの使い魔として契約をしちゃったのよ。一回契約したらもう動かせない」 「なんなんだそれは…」 「わたしだってイヤよ!なんであんたみたいな平民が使い魔なのよ!」 ルイズは今まで溜めていた鬱憤を爆発させるような大きな声で怒鳴った。 彼女は今まで散々馬鹿にされてきた。 だがもし使い魔がドラゴンやグリフォンといったモノならば皆の鼻を明かす事が出来ると固く信じていたからだ。 しかし召喚できたのは只の平民、その前には散々失敗したというオマケもある。 もう!なんで私だけがこんな事にならなきゃいけないのよ! この犬みたいに汚い平民が私の使い魔!?冗談じゃない! だがルイズはすでに召喚し、かつ契約もしてしまったのだ! こうなったら『使い魔とメイジは一心同体』という言葉を思い出す。クヨクヨしてても事態が好転する訳ではないのだ! この平民とわたしは『契約』してしまったんだッ! ならばもう仕方がないことなんだ、とルイズは思った。 しかし、シーザーはそんなルイズの考えは知った事ではない。 シーザーは自身の考え事で頭が一杯で他の事に対する余裕がなかったからだ。 現在の状況は良いとは言えない、ならばとシーザーは考えた。 俺は必ずJOJO達の元に帰らなければならないッ!これは一番の目標だッ! しかし、帰る方法が無いと目の前の少女は言っている。ならこのまま使い魔とやらをして帰る手立てを探した方がよっぽど効率的だ。 下手に探し回って野たれ死んでは意味がないと、そうシーザーはそう結論付けた。 「仕方ない、ならシニョリータ俺はこれからどうすれば良いんだい?」 「ふん!ようやく使い魔としての心得が現れたようね、それで良いのよ」 かくして『波紋戦士』のシーザー・A・ツェペリは彼女の使い魔としての生活が始まった。
https://w.atwiki.jp/diavolo016/pages/60.html
試練をクリアしてエンディングを見た、 一巡後の世界で色紙を手に入れた… しかしディアボロの世界は永遠に終わらない… ここではいわゆる「やりこみ要素」などについて触れてみよう。 アイテム収集 レアコミックス集め いわゆる「レアコミ」は出現率がかなり低い。 亀の中にコレクションを置いて悦に浸ったら最高に『ハイ!』ってヤツだ! レアコミのリストはコミックス参照。 ジョジョ各部・GP BOY・ヒロヒコのサイン色紙を除いた物がレアコミックに該当する。 レアアイテム集め 「鎌倉カスター」や「彼女の手首」など、レアアイテムを集めてみよう。 ただし手首は食料ではないので、紙袋に入っている状態の物と出した物の2種を集めておきたい。 全アイテム収集 文字通り、レアを含む全てのDISC・アイテム・ヤバイものなどを収集する事を指す。 最大まで拡張したエニグマの紙が大量に必要となるが、達成した時の喜びもひとしおだろう。 ☆装備DISC集め ☆装備DISCには色違いのスタンド像が宿っている。 また、☆装備DISCにしか入っていないレアな能力を集めるのも良いだろう。 ブラック・サバスに付けられる能力も集めてみてはいかが? ☆装備DISCとブラック・サバス能力は特別な能力参照。 資料収集 死因集め 敵に倒された時に表示される死因を収集する。 深層に存在する敵やダンジョンボスによる死因はもとより、 罠による死因や通常では攻撃してこない味方キャラからの死因など、普通では見ない死因も数多くあるぞ。 ヴェネチアホテル内や亀の中で死亡した場合は死因が追加されない。死因集めをする際には要注意。 図鑑コンプリート ヘブンズドアーのDISCの発動・ピンクダークの少年を使用・SPW財団の調査でキャラを敵図鑑に登録できる。 ダンジョン深層に存在する敵は、ダンジョン深層への到達に加え登録に伴う上記工程を満たす必要もあり、登録の難易度が非常に高い。 ヘブンズドアーのDISCが落ちていない鉄獄・裏鉄獄にしか出現しないキャラ、ヘブンズドアーのDISCを発動できないヴェネチアホテルのキャラ、 ヘブンズドアーのDISCを無効化する「昇り調子の大柳賢」は特に難易度が高いと言えるだろう。 上記キャラは、ピンクダークの少年を使用するか、ヴェネチアホテルのパソコンからSPW財団の調査を行うことで図鑑に登録できるぞ。 ただし、ver0.16から追加されたキャラはSPW財団の調査では図鑑登録できないので注意が必要だ。 金エンブレム ある条件を満たすと、セーブデータ画面の各ダンジョンエンブレムの色が金色になるぞ。 ダンジョン名 条件 備考 ホテルの外 4種類の全ボス敵を倒す レクイエムの大迷宮 持ち込み無しでクリア 赤石つき石仮面が出現ローディング画面の石仮面が赤石つきになる ディアボロの試練 ? 鉄獄 無周回でクリア 屋敷幽霊 ? 一巡後の世界 ? Secret Factor 条件を満たすと取得できる。 資料のSecret Factor欄で確認できるぞ。 ver0.16で追加されたものの達成条件については要検証 Secret Factor名 条件 備考 色々なところに出向くボス ホテルの外のボスフロア4種類をすべてクリア 外出好きなボス ホテルの外クリア後にさらに10回クリア(計11回) アイテム持ち込みは問わない ?????? 持ち込まなくてもボス レクイエムの大迷宮をアイテム持ち込みなしでクリア ジョルノに恨みをぶつけるボス レクイエムの大迷宮クリア後にさらに10回クリア(計11回) アイテム持ち込みは問わないレクイエムジョルノを倒した際ではなくクリア後に達成 ?????? ?????? 露伴の為に頑張るボス ディアボロの試練クリア後にさらに10回クリア(計11回) ?????? ?????? ?????? 鉄獄の住人ボス 鉄獄クリア後にさらに鉄獄と裏鉄獄を合わせて10回クリア(計11回) 11回全て無周回クリア後に確認周回クリアが11回の内に含まれている場合にも取得可能かは要検証 ?????? 吉良とおでかけボス 屋敷幽霊クリア後にさらに10回クリア(計11回) ?????? ?????? おめ~なあ~ ツェペリさんに波紋の呼吸のツボを押してもらい、失敗する SPWとツェペリさんの会話 これならどうだーっ!! スピードワゴンに凍結を治してもらう 対タルカスブラフォード戦でのSPWの台詞 ヌヌウッ! 吸血鬼体質の時にダイアーさんの罠を踏む ディオ対ダイアー戦 わたしは後悔していない・・・ 吸血鬼体質の時にジョナサンのDISCを使用して波紋使いを付与する ストレイツォの最期 たばこ逆さだぜ 3回目の神砂嵐で死亡する シーザーの最期 うろたえるんじゃあないッ! カーズに赤石付き石仮面を奪われる カーズ究極生物化の際のシュトロハイムの台詞 お仕置きの時間だよ ハイエロファントグリーン(ハイエロファントエメラルド)のDISCを装備してデス13の眠り攻撃を防ぐ 対マニッシュ・ボーイ戦 ビ・チ・グ・ソが… 磁力状態中に飛来する「ジョセフ&アヴドゥル」に挟まれる 対マライア戦磁力状態はバステト女神の罠を作動すると付与される 一瞬は動けた・・・ 時を止め返す 対DIO戦相手がDIOで無くてもいい タイヤの空気がァッ!! レッドホットチリペッパーにトラクターのタイヤを投擲して即死させる 対音石明戦 どぉーなってんだどーーーーッ! ハーヴェストに爆弾化したアイテムを盗ませる 重ちー対吉良戦 このクソカスどもがァーーッ!! 時止め系を能力装備した上で、成長した吉良のバイツァダストを鈍足にして阻止する 対吉良戦最後 『再点火』したな! ポルポのライターを使用する 対ブラック・サバス戦 ヌルイから飲むのはいやか? G・エクスペリエンスのDISCを能力装備してアバッキオからお茶を頂く チーム・ブチャラティとの初顔合わせ こいつはまじに不死身のスタンドだな サーレーにセックスピストルズのDISCの射撃を計5回当てる ミスタ対サーレー戦 「取り立て人」 店のアイテムを所持したままホテルに帰還する 対ミラション戦 プランクトンごときが F・Fに水が熱湯になるDISCを投擲して即死させる F・F対プッチ神父戦未識別状態で投擲しても取得できる ズブッ ズブッ ズブッ エンポリオにウェザーリポートのDISCを投擲して酸素エンポリオにする エンポリオ対プッチ神父戦 ウイーン ウィン ウィン タスクact1のDISCを装備した状態でワイアードの罠を作動する 対ポーク・パイ・ハット小僧戦 バンド組む? グッチョの死体に「ピッツァ」を入れ、その後「モッツァレラチーズとトマトのサラダ」を入れる ジョニィとジャイロの会話入れる順番が逆だと取得できない 「清め」られたんだからな シビルウォーのDISCを能力装備・タスクact3のDISCを装備した状態で敵に倒され、罪をおっかぶせて復活する 対アクセル・RO戦 プレイ方法 「普通のプレイじゃ物足りない!!」というアブノーマルな貴方へ。 天国永住、天国素潜り 一巡後の世界(通称「天国」)は、終わりのないダンジョンだ。 深層になればHPや精神力がカンストしようが一撃で殺されてしまうシビアっぷり。 そこで永遠に潜り続けられれば(永住)、プレイヤーとして更なる高みへ行けるだろう。 ちなみに持ち込み無しで天国へ挑み、色紙を手に入れる(もしくは潜り続ける)事を「天国素潜り」と言う。 実力だけでなく相当な運も必要となるだろう。 縛りプレイ 「防御DISC禁止」、「合成禁止」、「5部DISC禁止」、「強化禁止」… 考えればキリが無いが、自らを戒めてダンジョンに挑む行為。 普段とは違った戦略が必要となる。 タイムアタック(TA)、リアルタイムアタック(RTA) TAはターン数、RTAは実際にかかった時間をどれだけ短くできるかを競う。 (TA、RTAの意味解釈は個人によって異なる) 某動画サイトでは主に試練でのTAが多いようだ。 実際の時間もクリアレコードに載せてくれるので画像をスレに貼る時も安心。 ホルモンマスター ホルマジオの瓶で捕獲した敵を育成してみよう。 混乱が解けると飼い主に向かってくるのは御愛嬌。 ホルス神やエコーズACT1は必需品。 「虫食い!君に決めた!」 このページに関する情報・意見
https://w.atwiki.jp/diavo/pages/64.html
試練をクリアしてエンディングを見た、 一巡後の世界で色紙を手に入れた… しかしディアボロの世界は永遠に終わらない… ここではいわゆる「やりこみ要素」などについて触れてみよう。 アイテム収集 レアコミックス集め いわゆる「レアコミ」は出現率がかなり低い。 亀の中にコレクションを置いて悦に浸ったら最高に『ハイ!』ってヤツだ! レアコミのリストはコミックス参照。 ジョジョ各部とGP BOY(と色紙)を除いたものがレアコミック。 レアアイテム集め 「鎌倉カスター」や「彼女の手首」など、レアアイテムを集めてみよう。 ただし手首は食料ではないので、紙袋に入っている状態のものと出したものの2種、できれば集めたい。 全アイテム収集 文字通り、レアを含む全てのDISC・アイテム・ヤバイものなどを集める事を指す。 最大まで拡張したエニグマの紙が大量に必要となるが、達成した時の喜びもひとしおだろう。 ☆DISC集め 2013ver以降なら☆DISCが色違いになっている。 ☆DISCのみにしか入っていないレア能力を集めるのも良いだろう。 サバスに付けられる能力も集めてみてはいかが? ☆DISC・サバス能力は特別な能力参照。 資料収集 死因集め 敵にやられたときに表示される死因を集める。 深層にいる敵やボスなどによる死因はもとより、 罠による死因や通常では攻撃してこない味方キャラからの死因など普通では見ない死因も数々あるぞ。 ヴェネチアホテル内や亀の中で死亡した場合は死因が追加されない。死因集めをするときには注意。 図鑑コンプリート 2012年の1/16Verから0.15でも図鑑が実装。 ヘブンズドアーの発動で敵を図鑑に登録できる。 ダンジョン深層にいる敵などは登録しにくい。 ヘブンズドアーが落ちていない鉄獄のボス達や、ヘブンズドアーを発動できないホテルの仲間、 ヘブンズドアーを無効化する「昇り調子の大柳賢」は登録が難しい。 ピンクダークの少年を使用するか、ホテルのPCからSPW財団の調査で登録できるぞ。 バーにいるキャラクターも登録可能だが、図鑑の登録可能数に含まれていないため、数値がおかしくなる。 例)4部の図鑑登録数40/40の状態で杉本鈴美を登録すると41/40になる。 3部は対応済み? 金エンブレム ある条件を満たすと、セーブデータ画面の各ダンジョンエンブレムの色が金色になるぞ。 ダンジョン名 条件 備考 ホテルの外 4種類の全ボス敵を倒す レクイエムの大迷宮 持ち込み無しでクリア 赤石つき石仮面が出現ローディング画面の石仮面が赤石つきになる ディアボロの試練 (2011/12/24時点では未実装) 鉄獄 無周回でクリア 屋敷幽霊 ? 一巡後の世界 ? Secret Factor 条件を満たすと取得できる。 資料のSecret Factor欄で確認できるぞ。 Secret Factor名 条件 備考 おめ~なあ~ ツェペリさんに波紋の呼吸のツボを押してもらい、失敗する SPWとツェペリさんの会話 これならどうだーっ!! スピードワゴンに凍結を治してもらう 対タルカスブラフォード戦でのSPWの台詞 ヌヌウッ! 吸血鬼体質の時にダイアーさんの罠を踏む ディオ対ダイアー戦 わたしは後悔していない・・・ 吸血鬼体質の時に波紋の呼吸を行う ストレイツォの最期ジョナサンのDISC使用でしか取得できない たばこ逆さだぜ 3回目の神砂嵐で死亡する シーザーの最期 うろたえるんじゃあないッ! カーズに赤石付き石仮面を奪われる カーズ究極生物化の際のシュトロハイムの台詞 お仕置きの時間だよ デス13の眠りをハイエロファントグリーンかハイエロファントエメラルド装備で防ぐ 対マニッシュ・ボーイ戦 ビ・チ・グ・ソが… バステト女神の罠の磁力でジョセフとアヴドゥルに挟まれる 対マライア戦 一瞬は動けた・・・ 時を止め返す 対DIO戦相手がDIOで無くてもいい タイヤの空気がァッ!! レッドホットチリペッパーにトラクターのタイヤを投げて即死させる 対音石明戦 どぉーなってんだどーーーーッ! ハーヴェストに爆弾化したアイテムを盗ませる 重ちー対吉良戦 このクソカスどもがァーーッ!! 時止め系を能力装備した上で、成長した吉良のバイツァダストを鈍足にして阻止する 対吉良戦最後 『再点火』したな! ポルポのライターを使用する 対ブラック・サバス戦 ヌルイから飲むのはいやか? G・エクスペリエンスを能力装備してアバッキオからお茶を頂く チーム・ブチャラティとの初顔合わせ こいつはまじに不死身のスタンドだな サーレーにセックス・ピストルズを5発当てる ミスタ対サーレー戦 「取り立て人」 店のアイテムを所持したままホテルに帰還する 対ミラション戦 プランクトンごときが F・Fに水が熱湯になるDISCを投げて即死させる F・F対プッチ神父戦 ズブッ ズブッ ズブッ エンポリオにウェザーリポートのDISCを投げて酸素エンポリオにする エンポリオ対プッチ神父戦 ウイーン ウィン ウィン タスクact1を装備した状態でワイアードの罠にかかる 対ポーク・パイ・ハット小僧戦 バンド組む? グッチョの死体にピッツァ、モッツァレラチーズとトマトのサラダを順に入れる ジョニィとジャイロの会話 「清め」られたんだからな シビルウォーを能力装備し、タスクact3を装備した状態で敵に倒され、罪をおっかぶせて復活する 対アクセル・RO戦 プレイ方法 「普通のプレイじゃ物足りない!!」というアブノーマルな貴方へ。 天国永住、天国素潜り 一巡後の世界(通称「天国」)は、終わりのないダンジョンだ。 深層になればHPや精神力がカンストしようが一撃で殺されてしまうシビアっぷり。 そこで永遠に潜り続けられれば(永住)、プレイヤーとして更なる高みへ行けるだろう。 ちなみに持ち込み無しで天国へ挑み、色紙を手に入れる(もしくは潜り続ける)事を「天国素潜り」と言う。 実力だけでなく相当な運も必要となるだろう。 縛りプレイ 「防御DISC禁止」、「合成禁止」、「5部DISC禁止」、「強化禁止」… 考えればきりがないが、自らを戒めてダンジョンに挑む行為。 普段とは違った戦略が必要となる。 タイムアタック(TA)、リアルタイムアタック(RTA) TAはターン数、RTAは実際にかかった時間をどれだけ短くできるかを競う。 (TA、RTAの意味解釈は個人によって異なる) 某動画サイトでは主に試練でのTAが多いようだ。 0.15では実際の時間もクリアレコードに載せてくれるので画像をスレに貼る時も安心。 ホルモンマスター ホルマジオの瓶で捕獲した敵を育成してみよう。 混乱がとけると飼い主に向かってくるのは御愛嬌。 ホルス神やエコーズACT1は必需品。 「虫食い!君に決めた!」 このページに関する情報・意見 「2011年の1/16Verから0.15でも図鑑が実装」となってますが2012年ではないですか? - 2012-03-04 16 07 05 試練でピンクダークの少年拾ったが死んだ - 2013-04-07 16 15 15 鎌倉カスターゲットしたけどレアとは知らんで食ったw - 2013-07-25 12 24 29 シークレットファクターと書いてるんですが、どこにあるのでしょうか?ver0.15で資料を見ても見当たりません...ググったりしてもそれらしきものが見つからず、気になっています。知ってる方いましたら教えてください...! - 2014-09-20 16 31 25 設定→資料→SecretFactor で行けるはずだけど・・・ - 2014-09-22 16 43 34 それで無いならバージョンが古いとかかな? - 2014-09-22 16 44 18 レアアイテム収集するにしても倉庫(亀)が小さくてなかなかやりづらいわぁ、本来収集に多大な影響を与えるムーディも倉庫の空きが一つだとあまり頼りにならんし… - 2015-07-15 10 53 22 鉄獄最初から周回クリアするとその後無周回でも金にならないって本当ですか? - 2016-01-15 12 32 42 Secret Factorたばこ逆さだぜ、はバイツァ・ダストの効果で死亡回数を増やさず取れる - 2016-06-06 18 21 28 全キャラ図鑑登録したはずが5部のみ34/35 …何も見逃していないはずなんだがなあ。 (2020-12-11 18 02 08) ズッケェロとか? (2021-07-27 14 34 24)
https://w.atwiki.jp/gensouutage_net/pages/9636.html
久々の定例大会 構想は1ヶ月くらい前からあった・・・ ツェペシュ+雪が維持できれば強いんじゃね? と思ったけどそんなの維持できるわけもなく、2勝2敗 しかも、勝ったのは先手ゲーって言うね・・・ Leader Lv2 レミリア・スカーレット スペル23枚 Lv2 フランドール・スカーレット 3x 黒い春告精 3x 天罰「スターオブダビデ」 2x 必殺「ハートブレイク」 3x 神罰「幼きデーモンロード」 3x 紅蝙蝠「ヴァンピリッシュナイト」 3x 禁忌「クランベリートラップ」 3x 禁忌「フォービドゥンフルーツ」 3x 禁弾「スターボウブレイク」 サポート6枚 3x 雪 3x プライド イベント11枚 2x チームプレイ 3x 運命操作 2x 手加減知らず 1x 癇癪 3x ツェペシュの幼き末裔
https://w.atwiki.jp/2chsiberiassf/pages/177.html
imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (肖像.jpg) 肖像画/??? ドラキュラ・ヴラド・ツェペシュ3世ガ絶望ハンバーグ工場カラ引キ取ッテキタ、ロボット。 工場デハ暴走ヲ起コシテ工場ヲ壊滅状態マデ追イ込ンダ。 戦闘モ可能ダガホトンド雑用ヲヤラサレテイル。 全テ、カタカナト漢字デ喋ル。 最近ハ騎士団ノ司令塔ノ清掃ヲ行ッテイルヨウダ。 プロフィール 名前:謎ノロボ 顔 | ━@┥ 階級 ナシ 地位:ドラキュラ・ヴラド・ツェペシュ3世ノロボ 性能 目 高画質1000万画素カメラ 腕:ドリル(ホーミング機能付き)