約 4,895,638 件
https://w.atwiki.jp/nicorail/pages/131.html
ニコニコポイント ニコニコ動画ポイントコーナーでスポンサーサイトに登録するとニコニコポイントを無料でもらえる ただしスポンサーサイトの条件付き http //nicovideo.ppls.jp/nicovideo/welcome.html ハンコイン 今のところ無し
https://w.atwiki.jp/beybladecostrule/pages/182.html
ガイストファブニル タイプ:スタミナ 世代:超Z コスト/ステータスデータ データ検証中 重量/重量コスト 総合攻撃力 ロック 持久力 形状防御 神能力補正 (バースト力) (攻撃力) 総合コスト -g/- - - - - - (-) (-) - ※バースト力/攻撃力はコスト数値には計算されない(総合攻撃力として統合されている)が、参考に記載している。 ドレインファブニルの後継機。遠心力の高いうちはラバーが引っ込み、遠心力が下がるとラバーが外に飛び出るギミックが付いているため吸収が得意・・・という触れ込み。 実際には形が少々歪で、たしかに回転力に大幅な差がある時には相手の回転を吸収しやすいが、結局最後の削り合いでは五分五分になる。 そうなると素の持久力や防御力に自信のあるヘルサラマンダーの壁が厚い。攻撃力の高さなどでうまく差別化していきたい。
https://w.atwiki.jp/mochewiki/pages/1170.html
《RR(レイド・ラプターズ)-ブレイズ・ファルコン》 エクシーズ・効果モンスター ランク5/闇属性/鳥獣族/攻 1000/守 2000 鳥獣族レベル5モンスター×3 ①:このカードは直接攻撃できる。 ②:このカードが相手に戦闘ダメージを与えた場合、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを破壊する。 ③:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。 相手フィールドの特殊召喚されたモンスターを全て破壊し、 その破壊したモンスターの数×500ダメージを相手に与える。 使用キャラクター 黒咲隼 タグ一覧 エクシーズモンスター RR
https://w.atwiki.jp/dansen_eroparo/pages/51.html
predation ある蒸し暑い夏の夜。 鹿島ユノは、神威島の近くに浮かぶ孤島にいた。 「はぁ……」 深いため息をついて、がっくりとうなだれる。 「なんでこうなっちゃったのかしら…」 事の始まりは、数日前の全校集会。 学園長の唐突な一言からだった。 「ウォータイムをよりスリリングなモノにするために、今月は特別に、あるルールを追加しちゃうわぁん」 その内容は、ブレイクオーバーした時に「味方の救援が来るまで生き延びる」という『設定』で、この孤島で一晩過ごすという物。 早い話が、サバイバル訓練というわけだ。 とはいえ、ユノの実力ならそんな話は無縁のはずだった。 だが、その日のウォータイム、第一小隊との合同任務というのが良くなかった。 相変わらず無茶な突撃をする瀬名アラタのフォローの為、ユノも最前線で戦っていた。 しかし、ブロウラーフレームのドットフェイサーとストライダーフレームのセイレーンでは、耐久力の差は歴然である。 知らず知らずのうちにダメージが蓄積し、ユノのセイレーンはあえなくブレイクオーバーされてしまった。 普段のユノならそんなミスはしないが、アラタの熱が伝染ったのだろうか。 (全く、ほっとけないんだから…) こっちの忠告も聞かず、全力で突っ走るアラタ。 そのくせブレイクオーバーした瞬間、誰よりも早く声をかけてきたアラタ。 ウォータイムの直後、両手を合わせて頭を下げてきたアラタ… そんな姿ばかりが、ユノの頭に浮かんできた。 「…あー、もうっ! 帰ったら1週間はスワローのパフェ奢ってもらうからね…!」 そうやって叫んで雑念を振り払ったところで、ユノはどこからか聞こえる物音に気付く。 風にしては気まぐれさが無い、規則正しい音。 そして、これだけ大きな物音をたてられる動物がいない事は、事前に説明されていた。 だとすると、この音の主は、ただ一つ。 (人が、いる…!) ユノは支給されたリュックを握り、神経を研ぎ澄ませる。 物音は一直線にユノの方へと向かってくる。 先ほどの叫びは聞かれていたらしく、これ以上隠れるのは無理だとユノは悟った。 ならば、あとは相手の持っているものが、敵意か否か…… リュックを持ち上げ、即座に相手を殴りつけられるように身構える。 「そこに、誰かいるのか?」 その言葉と共に、一人の男が両手を上げて立ち上がった。 ロシウスの制服を着ている男子生徒。 年はユノとそう変わらないように見えた。 「こっちは争うつもりは無い。良ければ協力しないか?」 どうやら彼に敵意は無いようだ。 なら、こちらも事を荒立てる必要はない。 ユノは安堵のため息をつき、全身に込めていた力を緩める。 「良かったぁ…一人でどうしようかと思ってた所なの」 「無理もないさ。いきなりこんな事させられたんじゃな…」 共通の話題を持てたことで、ユノの緊張は解け、クスっと小さく笑った。 それにつられて男も笑い、そして二人で声を上げて笑いあった。 「さて…本題に入るけど、良ければ一緒に来ないか?他にも仲間がいるんだ」 その一言に、ユノはほっと胸を撫で下ろす。 渡りに船とはこの事だった。 「えぇ、そうさせてもらいます」 「じゃあ行こう。そんなに遠くはないから心配ないよ」 男は踵を返し、ゆっくりと歩き始めた。 それについてユノも歩き出す。 「あ、そうだ、忘れてた。私の名前は…」 「ジェノックの鹿島ユノ、だろ?知ってるよ。ちょっとした有名人なんだぜ」 「有名?そうかな…」 一体何で有名になったんだろう、と考えながら歩いていると、他の男の声が聞こえた。 「遅かったじゃないか。その子か?さっきの声は」 「あぁ。一人でいたらしいから、来てもらったよ」 同じ服を着た生徒が、他に2名。 正直ガラが悪そうな見た目で、あまり良い印象は持たなかった。 だが、見た目で人を判断するわけにはいかない。 ユノはそんな失礼な考えを振り払った。 「どうも、お邪魔させてもらいます」 ユノが小さく頭を下げる。 だが、視線を下げたせいで、ユノは男たちの浮かべた下卑た笑いには気付けなかった。 彼らとの出会いで、ユノは孤独からは解放された。 だが、それでも言いようのない不安は、拭えなかった。 周りの3人と違い、一人だけジェノックの生徒だからだろうか。 「あの、貴方たちは随分落ち着いてるみたいだけど、もしかして…」 何とか場を持たせようと、とっさに話題を振った。 「あぁ、俺は初めてなんだけど…」 「俺はこれで三日目だ。おかげで、この島の事なら大体分かるぜ」 「威張れる事かよ」 そう言って3人は笑い声を上げる。 「でも大変ね、三日もここにいるなんて…よっぽど激戦区にいたんだ」 「そりゃまぁ、ジェノックが最近調子に乗ってるからな…おかげで最近、ウォータイムに出ない生徒の方が珍しいぜ」 会話のトーンが、急に下げられた。 男のセリフには、明らかにジェノックであるユノに対しての敵意が感じられた。 ユノは体を強張らせる。 3人の表情から、いつしか親しげな笑顔が消えていた。 「緑のセイレーン使ってたろ?ジェノック第四小隊、鹿島ユノさん?」 「…!」 その一言で、ユノは全てを察した。 彼らは自分達が今日までブレイクオーバーしてきたLBXのプレイヤーなのだ。 不安の正体はこれだった。 「だ…だから何?ウォータイムの仕返しでもしようっていうの?」 ユノは心を奮い立たせ、精一杯の強がりを見せる。 勝算などないが、せめて相手を怒らせて隙を作り、なんとか逃げ出すチャンスを作りたかった。 「おいおい、お前何言ってるんだ」 「えっ…?」 一人の男が、「意味が分からない」とでも言いたげな、大げさなポーズをとった。 予想外の反応に、ユノは一瞬気を取られてしまう。 「別にお前にケンカを売ろうってんじゃないんだぜ?」 「そうそう、素敵なバカンスをさせてくれたお礼をしようと思って…なぁ?」 そういうや否や、一人の男がユノの腕を掴んだ。 「しまっ…!」 必死に腕を振りほどこうとするが、こうなってしまってはユノもただの少女だ。 腕力では到底敵いはしなかった。 「そう嫌がんなよ、ほらっ!」 力任せに引き寄せられ、押し倒される。 他の男が、それぞれ腕と足を抑え込んだ。 「は、離してよっ!ちょっと…!」 自由な口で必死の抵抗をするが、そんなものが受け入れられるはずもなく、ユノの衣服が乱暴に脱がされていく。 「やめてよ、ったら…やだっ…!」 男たちの眼前に、ユノの大きな胸が晒される。 なんとか動く肘で隠そうとするも、到底そこには届かなかった。 「やっぱでっけえなぁ…」 「学校でもトップクラスだもんな。皆これに憧れてるんだぜ」 男が胸を乱暴に揉みながら、ニヤニヤとした表情で見下ろす。 男たちにそんな目で見られていたと思うと、ユノは怒りと恥ずかしさで一杯になった。 「お前ら早く下も脱がせろよ」 「ちぇっ、見つけたのは俺なのに…」 文句を言いながら、最初に会った男がユノのスカートに手をかける。 必死に腰を動かして逃れようとするが、ほとんど全身を抑えられている以上、そう長くは持たなかった。 スカートと下着が、強引に脱がされる。 「嫌っ…!」 なんとか脚を閉じようとするが、その間に体を入れられて、阻まれてしまった。 「こっちも綺麗だなぁ…」 無防備な秘所を、足元の男の眼前に晒してしまう。 体が自由なら、この男の顔面を蹴り飛ばしてやりたい。 そう思っても、ユノには何もできなかった。 「俺はこっちのがいいけどな」 胸を触っていた男が、その先端を口に含んだ。 「ひっ…!」 ヌルリとした感触に、思わず声を上げる。 それは嫌悪感から発した声だが、快楽と勘違いした男は、気を良くして舌でその先端をねぶる。 ユノの意志に反して、充血しつつある胸の先端は、その愛撫を全て受けてしまう。 顔を背けると、そこにはもう一人の男の性器が目の前にあった。 「…!」 ユノにとって始めて見るそれは赤く充血し、脈打っていた。 「早く口も使うんだよ…!」 男が顔を抑えて、性器をユノの頬に押し付ける。 熱さと異臭に、ユノは顔をしかめた。 そんなものを口に入れるなど、死んでも嫌だった。 突然、ユノの秘所に何かが入れられる。 「うぁっ…!」 下にいる男が、指を入れたようだ。 まだ受け入れる用意ができてない秘所を、容赦なくかき回される。 「やだ、痛いっ…あっ…!」 痛みに悲鳴をあげた隙に、上にいた男の性器が口内に押し入れられる。 何が起こったか理解できないユノに、上の男が声をかける。 「歯を立てたらどうなるか、わかってるよな…?」 今までと違う、低い脅しの声。 正直何をされるのか分からなかったし、それを考える余裕もない。 だが、これ以上相手を刺激するのも避けたかった。 息苦しさに必死に耐えながら、それを口内に受け入れる。 「んっ、ぅぅっ…!」 体を這い回る手の感触に、声にならない喘ぎを上げるユノ。 口に力を入れないようにするのに必死だった。 だが、そんなユノの苦労はいざ知らず、そのぎこちない動きを、男は拙い愛撫として享受する。 「い、いいぜ、お前の口…!」 男がユノの頭を乱暴に揺さぶる。 何度も咳き込みそうになるが、口の中で暴れる性器が、それを許さなかった。 舌で押しのけようとするが、それもかえって男に快楽を与えるだけだった。 「あー、ヤバい、もう出る…!」 無慈悲な宣告に、ユノは震えあがる。 何とか逃れようとするが、抵抗も空しく、男の精がユノの口内に放たれ、覆い尽くしていった。 「ゲホ、ゲホッ…!」 ようやく口を解放され、ユノが激しく咳き込む。 そんなユノをよそに、男の下品な笑いが響いた。 「なんだよ、もう終わりか?早すぎだろ」 「うっせー、休んだらまたやってやるよ」 「はいはい。じゃあ、俺も…」 胸を責めていた男が離れ、ズボンを脱いてユノに跨り、性器をユノの胸の谷間で挟み込んだ。 胸の間に、堅く熱い物の感触を感じる。 「やだ、っ…嫌ぁ…!」 全身に力を入れて、それから逃れようとする。 だが、どれだけ抵抗をしても、男たちが止める気配はない。 それどころか、男たちの嗜虐心に火はつき、行為をエスカレートさせていった。 「いい加減、お前も楽しめよ。なぁ」 胸の谷間から、性器の先がユノの顔に迫る。 先ほどとはまた違う異臭に、顔をしかめた。 「うぅっ…!」 「ちぇっ、つまんねぇな…」 そう言いながら、男は胸を揺すって、自身を扱きあげる。 「こっちも、そろそろいいよな?」 男の後ろから、別の男の声。 秘所に触れていた男が、その指を引き抜いた。 ユノの性器からは、熱い液が滴っている。 それは決してユノの意志ではない。 異物からの刺激を和らげるために、ユノの体が反射的に分泌したものだ。 だが、彼らにとってはそんな事は、どちらでもよかった。 「やだ、お願い…そこだけは…!」 「ここまできてお預けなんて無しだろ…!」 ユノの願いも空しく、男は自身をユノの中に突き入れた。 「いっ…た……っ!」 ユノが初めて、痛みによる悲鳴を上げる。 ユノの純潔は、無残にも散ってしまった。 苦痛に歪むユノの顔に、突然熱い物が降りかかる。 胸を責めていた男が、いつの間にか果てていたのだ。 「あぁ…やっぱいいぜ、この胸…!」 「おい、終わったんならどけよ」 余韻に浸っている間に声をかけられ、真ん中の男が不機嫌そうに退く。 顔にかかった精液を拭えないまま、自分の初めてを奪った男と対面するユノ。 その表情は、醜悪なほど歪んでいた。 (こんな…人に…) 「やっぱ可愛いな、最高だ…!」 その言葉が、どこか侮辱のように聞こえて、ユノは視線を逸らす。 だが、男は強引に顔をこちらに向けさせた。 「ったく、お前が顔にぶっかけるからキスもできないじゃないか」 「おいおい、どっちにしろもうコイツが口でさせてんだぜ?」 「処女食っといて文句言うなよなぁ」 自分の上で男たちが勝手な言い争いをしている。 だが、ユノの意識は、自分を貫く男性器への嫌悪感で一杯だった。 いつの間にか自由になった足をばたつかせて逃れようとするが、男の動きは止まる事はなかった。 「っぅ…ぁ、あ…んっ…!」 ユノの吐息と悲鳴が混じり、喘ぎ声を奏でる。 その艶のある声に、事を終えた男二人は息を飲んだ。 「おい、こっちも…!」 声をかけられたかと思うと、手に熱を感じる。 手を抑えていた男たちが、それぞれユノの手に自身を握らせていた。 「い、やっ…」 ユノの手の中にある性器を離そうとする。 だが、ユノの手は彼らに上から押さえつけられ、指を開くことができない。 そのまま手を動かされ、強引に奉仕をさせられた。 「あぁ、これもいいな…」 「自分でするのとは大違いだぜ…!」 二人の勝手な言い分も、もうユノにはどうでもよかった。 せめて指から力を抜いて、相手を喜ばせないようにするのが精いっぱいの抵抗だった。 「おら、そろそろ出すぞ…!」 その一言で、ユノは血の気が引いて行くのを感じた。 「お、お願い…っ…抜いて…何でもするからぁ…!」 「だったら諦めるんだな…!」 ユノの願いは、またしても無駄に終わった。 どれだけ力を入れても逃れられず、どれだけ懇願しても聞き入れてもらえない。 ユノの心は、少しずつ折れていった。 (助けて、誰か…誰か…!) ユノのその願いは、夜の闇に消えていく。 男に腰を打ちつけられ、奥まで密着させられた。 そして、その中で男が精を放ったのを感じた。 少し遅れて、手を使っていた男たちの精が、再びユノの顔に降りかかってきた。 そこから先の事は、よく覚えていない。 自分を押さえつけていた腕が、離れた気がした。 他の男が、また自分の中に入ってきた、気がした。 どこまでが本当にあった事か、ユノ本人ですら、もう覚えていない。 …ユノにできる最後の抵抗は、心を閉ざす事。 ユノはその手段を実行した。 そうやって何も感じず、考えず。 ただ、この時が過ぎるのを待っていた…… 分岐1・バッドエンド 分岐2・anotherエンド
https://w.atwiki.jp/lbx77/pages/14.html
Dー01? Dー02? Dー03? Dー04? Dー05? DーS01? DーS02? DーS03? DーS04? DーS05? DーC01?
https://w.atwiki.jp/omf-game/pages/1276.html
基本情報 名前 クッキンボール 分類 片手剣 Grade 105 属性 光2 属性値控えめでHPに特化した魔法武具(片手剣) 入手方法 素材1 素材2 限定生産 ホワイトデーパーティ!〈2017/3/9~2017/3/30〉 特別なマラカイトx5 嘆きの原木x8 性能 評価 H P 攻 撃 回 避 命 中 行 動 光 売却価格 1 171 86 40 45 31 2 2 178 90 41 47 32 2 3 184 93 43 48 33 2 4 189 96 44 50 34 2 5 194 98 45 51 35 2 6 206 104 48 54 37 2 7 223 113 52 59 40 2 8 237 120 55 62 43 2 9 252 127 59 66 46 3 10 291 147 68 77 53 3
https://w.atwiki.jp/dansen_eroparo/pages/63.html
ある夜… 「似合わないのに格好つけちゃって…ふふっ…」 ジェノック第5小隊メンバー・笹川ノゾミはダック荘の廊下をウキウキとした表情で歩いていた すると ドンッ 「あっ!ごめんキヨカ!大丈夫?」 見るからに浮き足立っていた彼女は案の定、別の生徒と正面衝突してしまった 「平気」 ぶつかった相手は仙道キヨカ 小隊は違うが彼女もジェノックの所属である 「ねぇ、そういえばキヨカの兄貴ってどんな人?」 「どうした?突然」 ぶつかったかと思えばいきなり話を振るノゾミだが、キヨカは困惑する素振りも見せずにさらりと聞き返す 「さっきぶつかった時、ちょうど兄貴の事を考えてたから思い出して…。あ、立ち話があれなら私の部屋に来ない?」 「そうする」 場所を移し、ノゾミは改めてキヨカに訊いた 「それで、キヨカの兄貴ってあの仙道ダイキでしょ?どんな人?」 「別に…あんなのお兄ちゃんじゃない」 「へえ…意外かも。アルテミスに出たり5年前のミゼル事件で世界のために勇敢に戦ったり、キヨカの自慢の兄貴だと思ってた」 有名人とあってか、ノゾミの言葉の端々からは彼女の興味深さが伺える 「何かあるとすぐ家を出てくし、そうやって事件に首突っ込んで入院した事もある駄目なお兄ちゃんだから」 だが、キヨカはそんな兄について半ば貶すような態度で答える 「何だかんだ言って、本当はキヨカも兄貴が大事なんだ」 「誰がそんな事言った?」 だが、キヨカの態度とはまるで噛み合わないような事をノゾミは口にした キヨカは微かにムスッとした表情をしながら彼女に聞き返す 「え?兄貴が心配とか、一緒にいれなくて寂しいとか、私はそういう意味だと思ったんだけど」 「違う。LBX以外じゃお兄ちゃんとして尊敬できる所がないって意味」 ノゾミがやや嫌味っぽく答えると、キヨカはそれをすぐさま否定する 「その割にはさっきから『お兄ちゃん』なんて甘えん坊な呼び方だよね。あとCCMのストラップも……あ、やっぱり図星だった?」 「……」 さらにノゾミが重箱の隅を突こうとすると、とうとう観念したのか、キヨカは無言のまま小さく頷いた 「……実を言うとね、兄貴がロストしてから私もちょっと寂しかったの。だからキヨカも同じ気持ちじゃないかなって思ったんだ」 「ノゾミも同じ…?」 「うん。だから、兄貴の事で寂しくなった時は遠慮しないでまた部屋に来てよ」 「……」 キヨカはノゾミの誘いに先ほどと同様に無言で頷いた だが、今度は頷くだけではなかった 「えっ!?」 キヨカはノゾミに抱き付いてきた 彼女は思わず声を上げる 「……寂しいから少しこうさせて」 「子供みたい…。こんなキヨカ初めて見た…」 だが、ぽかんと驚きながらもノゾミはキヨカを優しく抱き返す 「でもちょっと変な気分になるね。女の子同士で抱き合うなんて」 「変だけど…案外悪くない」 「じゃあ…もっと変な気分になってみる?」 そう言うとノゾミはキヨカの胸を目指し、体と体の境目へ手を差し込んだ 「んっ…!」 ぴくりと体を震わせるキヨカ その反応を楽しむように、胸の頂のあたりをノゾミの手が滑り回る 「キヨカ、どう?」 「何か熱い…」 「そしたら少し冷まそっか」 「え…!?」 ノゾミは体を僅かに離して空間を作り、キヨカの部屋着を捲り上げた 「…ノゾミも」 「あっ!」 それに対抗してか、キヨカもノゾミの部屋着を捲り上げる 上半身を曝け出した2人は、再び互いの体を引き寄せた 「キヨカの体、本当に熱いね」 「それノゾミのせい…」 「あははっ!やっぱりやめる?」 「……」 ノゾミの問いにキヨカは黙って首を横に振った 「だったら…」 「…っ!」 ノゾミはキヨカの下半身に手を伸ばした 「これでもっと寂しさを紛らわせてあげる」 さらにそのままキヨカのハーフパンツの中へと侵入する 「んん…っぁ!」 ノゾミの手がキヨカの秘所に辿り着き、くちゅりと淫らな音が立つ 「キヨカのここ…湿ってる」 「ぁ…んぅ…!」 微かだが、普段のキヨカからは聞けないような高い声が飛び出してくる 「行くよキヨカ」 「んっ…んぁあ…!」 ノゾミの指がキヨカの秘所を分け入ると、その声が徐々にボリュームを上げていった だが 「ぅ…ぁむっ…」 「ちょっ…!」 キヨカは体を走る衝撃に耐えながら、頭を下げてノゾミの胸に口を当てた 「ひゃっ…くすぐったいよキヨカ…!」 「私だけしてもらうのは悪いから…んむっ…」 「あんっ…!あっ…キヨカぁ…っひゃうっ!」 そのまま赤ん坊のように胸を吸い、舐め回す ノゾミは体を捩らせ反応するが、その弾みでキヨカの中に入れていた指が抜けてしまう 「んぁ…」 「はぁ…はぁ…」 これはチャンスだとばかりにキヨカは胸から口を離した ノゾミが息を整える隙に、キヨカは彼女のハーフパンツに手を掛け、同時に下半身へと顔を近付ける 「待って…!」 ノゾミは何かを懇願するような目で言った キヨカは動きを止め、見上げるように彼女と顔を合わせる 「私にもキヨカの…させて」 「…分かった」 キヨカとノゾミは頭の方角を互い違いにして、ベッドに横たわった キヨカの顔の前にはノゾミの、ノゾミの顔の前にはキヨカの下半身が位置する 「キヨカ…来て…」 「んむっ…」 「ぁんっ!んぁあああっ!」 キヨカの責めにノゾミは激しく声を上げる 「はむっ…ノゾミも…」 「わかっ…た…。ゃぁんっ!んむ…」 「んぅっ…!は…ぅんっっ!」 逆にキヨカは、ノゾミによって押し出される声を必死に抑え込もうとする 「あぁん!ふぁあぁっ!」 「んぅぅうっ!」 唇で、舌で、互いを蹂躙し合う そうしてもたらされる全身を貫く快感に、2人はある種の罪悪感のようなものを抱いていた 「はぁっ……あぁあんっ…キヨカ…っぁ…キヨ…カぁ…!」 「んっ…ぅうんっ…ノゾミ…!」 だがそれでも互いに名前を呼び合いながら、快感をさらに高めていく 「んぅっ……ノゾミ…もう…」 「わか…った…ふぁあっ…キヨカっ…あ…んっ…一緒に…イこっ…」 2人は互いの限界が近い事を察すると、これまでより一層激しく責め合い 「んっ…!あんぅんんんぅうっ!!」 「ふぁあぁあああぁん!!!」 一気に絶頂へと駆け上がっていった 「ふぅ…っ…んんっ…」 「はぁ…はぁ…」 「ごめんねキヨカ…」 「どうした?」 行為を終えた後、ノゾミは唐突にキヨカに謝り出した 「その…こんなイケナイ事させて」 「別に気にしてない。悪くなかったから」 「でも…もしこんなの繰り返したら…私、元に戻れなくなりそう…」 女同士という普通ではない形で得る快楽 ノゾミはその虜となる事に不安を抱いていた 「それでもいい。その時は私も付き合う」 「キヨカ…」 が、そんな彼女の不安を切り捨てるのようにキヨカは自らの意思を示す さらにキヨカはCCMを取り出し、愛用のタロットを見始めた 「ムーンの逆位置…」 「…意味は?」 「失敗にならない過ち」 そのタロットが導き出したのも、まるで2人の関係が進展する事を求めているかのような答えだった
https://w.atwiki.jp/dansen_eroparo/pages/48.html
時の流れに身をまかせ もしもあなたと逢えずにいたら わたしは何をしてたでしょうか 平凡だけど誰かを愛し 普通の暮らししてたでしょうか 真野昌子がイノベーターに加入したのは二十歳の頃であった。 当時の彼女は、アキハバラの著名なハッカーたちと同等以上の天才的ハッキング技能を買われ数多の企業から依頼を受ける、まさに裏社会のヒロインだった。 一ヶ所に留まることなく雇い主を転々とするスタイル、そして豪奢な金髪と稀代の美貌もあって、嫉妬と羨望の視線を一身に浴びていた。 だがある時、某企業の依頼で先進開発省の有する国家機密データベースにアクセスした際、彼女はハッカーとしてあってはならぬ重大なミスを犯した。 もちろんログ洗浄を行い即座に痕跡を消したため国に発覚することはなかったのだが、先進開発大臣、海道義光率いるイノベーターの技術力は国をも大きく上回っていた。 居場所を突き止められる可能性を把握していても、真野はプロであったから逃げも隠れもしなかった。 数時間後、小娘にしてはあまりにも潔い真野のもとへ、一人の男が訪ねてきた。 美形と言っても差し支えない顔立ちであったが、荒波に鍛え抜かれた巌を思わせる雰囲気をまとった男だった。 男は身元を明かすためか、警察手帳を真野に示した。 「私は八神英二という者だ。真野昌子さん、あなたにお話がある」 「回りくどい言い方するんじゃないよ。アンタ、お巡りさんなんだろ。アタシを捕まえたいならさっさとしな」 「私はあなたを逮捕しに来たわけではない」 八神は黒い手袋に覆われた武骨な手を、真野に差し出した。 「その力、海道義光と世界のために役立ててほしい」 八神が怠惰で卑小な男であったなら、真野はその手を払いのけただろう。 しかし八神は真野が投げかける全ての疑問に答えられるほど勤勉で、また確固たる信念の刃で正義を貫き通すほど高潔であり、真野が興味を抱くに値する男だった。 だから真野は八神の手を握った。 その瞬間から真野は八神の部下となったのだ。 趣味ではない黒服に身を包み、特定の目的のために行動する。 それまでの暮らしと正反対に近い生活にも、真野は次第に心地よさを感じるようになった。 八神英二という男を知ることができたのだから。 イノベーターに加入して数年、真野は変装術や体術などを身に着け優秀なエージェントとなっていた。 同じように故あってスカウトされた細井、矢壁とチームを組み、『黒の部隊』として特務にあたることも少なくない。 今や真野は八神にとって欠かすことのできない大切な部下であった。 それはたとえイノベーターの利とならない場合にも該当しうる、普遍の事実なのである。 「……以上が、機密ファイルにアクセスし、我々が突き止めたイノベーターの計画の一部です」 真野は凛とした声で、デスクに向かう八神に報告した。 彼女たちエージェントは、海道義光への疑問を持った八神によりイノベーターの内部捜査を命じられていたのだ。 諜報活動に主眼を置く黒の部隊。 その報告は他の組織員に決して漏れることのない八神の自室で行われる。 部屋の主であり黒の部隊司令でもある八神は、報告内容があまりに自分の推測通りであったことにショックを隠せなかった。 「18年前のエネルギー研究所暴走事故、9年前のトキオブリッジ倒壊事故、さらに先日の財前総理暗殺未遂… それら全てが海道先生の仕組んだ計画のうちだったというのか…」 「余罪はまだまだありますよ。全部お伝えしておきましょうか?」 「もういい。世界をより良い方向に変えるという海道先生の…いや、海道の言葉を信じた結果がこれか…!」 その声は粛然とした怒りに燃えていた。 八神は海道を信じたかった。イノベーターが正義だと思い込んでいたかった。 そうでなければ、この9年間の自分が全て否定されてしまうからだ。 しかしその信頼は裏切られ、自分は海道に騙されていただけだと知ったのだ。 失意の中にある八神に、真野の両脇に構える細井と矢壁が口を出す。 「ま、もともとイノベーターが真っ当な組織だなんて思っちゃいませんけどね」 「八神さんくらいっスよ、海道義光を本気で信じてたのは」 「細井、矢壁。アンタたちは黙ってな」 真野はおしゃべりな部下たちを一瞥し、釘を刺した。 「すみません、八神さん。で、肝心な話はここからなんですが…」 「例の件にも調べがついたのか」 「ええ。八神さんの読み通りでした。 イノベーターが起こした一連の行動の最終作戦、コードネームは『フェアリーテイル』。 今後遅くとも半年以内に、エネルギープラント破壊が予定されています。 実行されれば間違いなく深刻なエネルギー危機に陥るでしょう」 その混乱に乗じて実現するのが、エターナルサイクラーを利用しエネルギーを独占したイノベーターによる、世界国家の間接的支配だ。 「我々が追い求め続けたエターナルサイクラーこそ、この計画の最後の鍵だったのだな。 ……海道という悪魔に踊らされ、子どもたちに武力行使を仕掛けるなど、我々も愚かな真似をしたものだ」 八神は自分が許せなかった。 エターナルサイクラーは偶然の産物であり、それまで緻密に組み上げられた計画の網に飛び込んできた、天からの恵みだ。 だから仮にエターナルサイクラーがこの世に生まれていなかったとしても、八神たちがイノベーターに従属していなかったとしても、別の手段を用いてこの計画は遂行されたであろう。 しかしそんなことは八神にとって問題ではない。 世界を脅かす悪事の片棒を担ぐ道を、自分自身の意志で選択してしまったことこそが問題なのだ。 少しだけうつむく素振りを見せた後、八神は意を決したように立ち上がった。 「黒の部隊はこれよりイノベーターの指揮を離れ、独自の判断で行動する! 我々最後の任務は、世界の秩序を守るためテロ対策組織シーカーに協力を仰ぎ、フェアリーテイル計画を何としても阻止することだ!」 今まで敵対していた相手と手を組もうなど、我ながら虫のいい話だと思った。 だが山野バンのようにまっすぐな少年少女たちを目にしてから、彼らなら正義を果たしてくれると確信していた。 そんな子どもたちと違い、大人は必ずしも道徳的に正しい決断をするわけではない。 奮い立つ八神に冷や水を浴びせるがごとく、細井たちが抗弁を重ねる。 「ちょっと待ってください。その計画が事実だとしても、既に疑われている八神さんはともかく、私たちがイノベーターを抜ける理由にはなりませんね」 「そうっスよ。むしろイノベーターの力が増すんだったら、このまま所属してた方がいいじゃないっスか」 細井も矢壁も八神の大切な部下ではあるが、信条までもが共通しているわけではない。 八神も大人であったから、自分と異なる意見や見解が存在することは了解していた。 社会的な正義や道徳よりも、私的な利益や安全を望む人間がいても構わないと思っている。 だが、それでも許せないものはある。 「フェアリーテイル計画、それはイノベーターによる世界の改変だ。 海道という悪魔に媚びへつらう人間だけが生き残り、弱者は死ぬしかない」 トキオブリッジ事件が八神の記憶の底から呼び起こされる。 あの事件で無数の小さな光が消えた。 その光一つひとつの中にジンの、灰原ユウヤの、そして八神自身の――数えきれぬほど大勢の幸福があったのだ。 光を奪った真犯人がイノベーターならば、奴らが再び光を奪うならば、その世界の結末は―― 八神は強く握りしめた拳を、ヒステリックなほど勢いよく壁に叩きつけた。 「そんな世界のどこに正義がある!!」 しかし価値観の違う人間に、喪失の経験を持たぬ人間の心に、犠牲者たちの悲痛な叫びが響くことはない。 「正義…ですか。それなら私は降りさせてもらいます。そんな物の対価にできるほど私の命と能力は安くないんでね」 「自分も、右に同じっス。八神さんについてっても無意味に危ない橋を渡るだけっスよ」 彼らの言うことはもっともだった。 海道が多くの人材を束ねているのは、なにも人心掌握術に長けているためだけではない。 圧倒的な地位と権力。それに裏付けられる財力。 その恩恵を享受できるとなれば、海道に従おうとする者はごまんといる。 逆に海道に反抗した場合、その報復がどこまで及ぶかは想像に難くない。 八神には人脈も社会的基盤もないし、口八丁で人を抱き込めるほど器用でないことは自ら承知していた。 しかしそういった愚直なまでの正義感ゆえ、彼に惹かれる人間がいるのもまた事実だ。 「そうかい。じゃあアンタたちともここでお別れだね。アタシたちの邪魔だけはしないでおくれよ」 「ボス?! まさか、イノベーターに逆らうつもりなんですか?!」 真野は楽天家であっても危機を予測できぬほど無能ではないし、八神のように悪を許容できぬほど潔癖でもなかった。 だから、まるでショッピングにでも行こうかという気軽さで不合理な決断を言い放った真野に、細井は軽口さえ叩けず動揺していた。 だが、真野の態度は変わらない。 「当り前さ。アタシは八神さんについてくって決めたんだ。アンタたちは違うんだろ?」 かつて嫉妬と羨望の対象となった気丈な雄姿がそこにはあった。 細井や矢壁もまた、そんな彼女の魔性に魅了された一人なのだ。 「……いえ、ボスが行くなら私も行きます。私も、八神さんについて行かせていただきます」 「仕方ないっスね。自分もボスとは一蓮托生のつもりっスから」 「だそうですよ。というわけでアタシら三人とも、八神さんについて行きます」 卑怯だ、と八神は思った。 それでも今は自分の手元に強力なカードが増えることを、それに何よりも大切な部下と敵対せずに済むことを素直に喜びたかった。 「……ありがとう」 細井と矢壁が去り、真野と八神だけが部屋に残った。 いつものことだ。報告後はいつも真野だけが八神の部屋に居座る。 芝居がかった司令官のポーズをとり続けなければならない八神には、個人としての本音を吐き出す時と場が必要なのだ。 「私の身勝手に付き合わせることになってしまったな。細井と矢壁には悪いことをした」 「八神さんは気にしないでくださいよ。アタシが行くと言えばあいつらも一緒に来るに決まってるじゃないですか」 「だろうな。それで、お前は本当に後悔しないのか?」 あの海道義光を相手にする戦いは、湖沼に張った薄氷を踏みしめるに等しい。 これ以上失うもののない自分と違って、まだ若く将来のある真野の命を躊躇無く危険にさらせるほど、八神は非情になりきれていなかった。 「まあ、リターンの割にリスクが大きすぎますね。アタシとしても本当は避けたいとこなんですが…」 穏やかな視線とともに伸ばされた手が、八神の頬に触れる。 「アタシが必要なんでしょう? 愛する八神さんの頼みじゃ断れませんよ」 女は男の肩に腕を回し、唇を重ねた。 男もそれに応じて女を抱き返してやる。 女が男に抱く情というものは、理屈や損得勘定を持ち出して説明づけられるものではないのだ。 真野と八神が肌を重ねるのは何も初めてではない。 真野が求め、八神が応じる。幾度となく退廃的な房事を繰り返してきた。 しかしそれを誰が咎められようか。他人と体温を交わすことは、何よりも心の安定をもたらす。 だからこそ真野は、どんな意に沿わぬ任務でも耐え忍んで遂行することができた。 ベッドの上で裸になって男ともつれ合う。 八神を相手にしている時だけが、真野にとっての本意だった。 だが、イノベーターを抜ければ全て終わるはずだ。 そんな任務を押し付けられることも、八神と慰め合うことも―― 「好きです、八神さん…!」 シャワーを浴びて体温が上がっているはずなのに何故か寒くて仕方なく、真野は一心不乱で八神に抱きついた。 そのまま口づけを交わし、貪るように舌を絡める。接触した粘膜から熱が伝わってきて、いやらしく湿った音が響く。 深いキスを終えると、男の唇が女の首筋を下った。鎖骨のあたりでとどまり、今度は手のひらが乳房に押し当てられる。 「んっ…八神さん…?」 胸元をまさぐる八神の愛撫に、真野は違和感を覚えた。 いつもより激しい、というより配慮がないのだ。 いつもの八神は細心の注意を払って、と揶揄できるほどに気を使い、真野に負担をかけまいとしていた。 だが今日は違う。決して気持ち良くないわけではないのだが、痛みとか重圧とかいった暗い感覚が付随している。 行為の最中の八神はひときわ無口であり、自らのことを語ろうとはしないから、何を思っているかは推測しかできない。 それでも、辛いのだろうな、と真野は確信していた。人生を賭けて信じたものに裏切られたのだ、辛くないはずがない。 同時に、嬉しいとも思った。常に他人と一線を引いていた八神が、自分にだけは本心をぶつけてくれている気がして、嬉しかった。 「あっ…」 不意に、節くれだった男の指が、真野の腹にある傷痕をなぞった。 黒の部隊の任務中に受けた傷だ。 彼女は八神の指示なら何でも行ってきた。それこそ、何でもだ。 だから恨みを買って切りつけられたり、撃たれたり、逃げそこなって殺されかけたこともある。 身体中のさまざまな傷は、彼女の負ってきた辛苦を物語っていた。 だが、八神の身体には彼女以上に多くの傷が刻まれている。 真野と同じくイノベーターとして負った傷もあれば、警官時代の名残もあるのだろう。 真野はその頃の八神を知らない。かつて家族とどんな暮らしを送っていたかも知らない。 そして、身体に残る傷以上に深くて大きい、彼の心の傷を癒す術も知らない。 だからせめて、愛する人が望む限りのことをしてあげたかった。 女の愛撫で男が奮い立つのなら女はそれをすることもある、とは誰の言葉だったか。 「はあっ……もう、来てもいい、ですよ」 頬を上気させ、熱っぽい吐息をもらしながら、真野が八神を促す。 既に濡れそぼったそこに、ゆっくりと男根が突き立てられた。 「ん…」 身体の中に異物が侵入する感覚に身悶える。 その感覚が愉悦になるか苦痛になるかは相手次第であって、相手が愛しい男ならば間違いなく前者だといえる。 やがて、根元まで飲み込んだ。真野の濡れた瞳が、ぼやけながらも八神をしっかりと見つめる。 「八神さん…愛してます」 「わかっている」 「八神さんは? 八神さんはアタシのこと、愛してますか?」 「…………ああ」 「嬉しい…! これでアタシ、何だってできます」 八神が海道を信じた以上に、真野は八神を信じている。妄信といってもいい。 イノベーターに加入したのも、八神がいたからだ。他に執着も未練もない。 だから八神と少しでも長くともにいられるなら、イノベーターと敵対するのも厭わないし、命すら惜しくはない。 しかし、もし仮に運良く生き延びられたとして、その後どうなるのか。 刑に服すことになるのか、日陰の生活を強いられるのか、やがて八神と離れることになってしまうのか―― そんな懸念も、今は快楽に興じて忘れてしまいたかった。 荒々しく突き上げられる。 熱く硬い男根が膣壁をこする。 幾度も繰り返した行為のはずなのに、与えられる刺激一つひとつを新鮮に感じてしまうのは何故だろう。 「あん、んんっ、八神さんっ、アタシ、もう」 逆らい難い熱が、身体の中から湧き上がってくる。 恍惚に脳が支配されて、頭が働かなくなる。 「ねえっ、ちょうだい。中に、いっぱい…!」 真野は、こんなねだるような言葉が自分の口から出たことに驚いた。 日頃から避妊薬を服用しているとはいえ、これほどまで求めることなど一度もなかった。 否、本当はずっと欲していたのかもしれない。 それが今日、八神の愛撫がいつもより激しかったからという理由で、秘めていた欲求が口に出てしまったに過ぎない。 それ以外は何も変わらない。上司と部下という立場も、互いの心の在処も、何も変わらないのだ。 強く抱きしめられ、深くえぐられた瞬間、女の身体が弓なりに反った。 「ああんんっ!! いっちゃう、ああああああああっ!!!」 「っ……」 女は中に留まる男根をきつく締め付け、奥に放たれた精を貪欲に受け止める。 全て受けきった後すぐに、体内からずるり、と男が出ていくのを感じた。 まどろみゆく意識で真野は、もしこの部屋に窓があったなら、森の中の湖に無数の星々の小さな光が浮かんだ、とても綺麗な景色が見えただろうな、と思った。 照明を落としたままの部屋で、八神は情事の余韻に浸る間もなく身支度を整えていた。 反逆への下準備のため、無駄にできる時間は一秒たりとも存在しない。 動態保存状態にあるエクリプスの調整、脱出後の手引きの要請、やることはいくらでもある。 幸い八神には優秀な部下がいる。実力行使に出られる前には手筈を整えられるだろう。 そう、優秀で、大切な部下がいれば―― もう黒服を身にまとっていたのに、八神は部屋を出ようとはしなかった。 二、三歩ベッドに近づき、シーツにくるまって横たわったままの真野に呼びかける。 「真野、起きているか?」 返事はない。 八神は構わず続ける。 「…私はお前を騙した」 それは今まで真野にすら打ち明けられなかった、本心からの告白であった。 「私が海道に反旗を翻す一番の理由は、喪った妻と娘の復讐だ。 いくら綺麗事を並べようと、あの事件で抱いた憎しみを忘れたことはない」 彼の正義を信じてくれた部下たちに対して、あまりにも不実な言葉だった。 所詮自分も海道と同じく邪心に取り憑かれた悪魔だ、と八神は自嘲する。 「だから、私には死んだ妻以外の女性を愛することなどできない。 ……すまない、お前の気持ちを利用する形になって」 自己満足でしかない謝罪を示して、八神は自室を後にした。 八神の気配がなくなるとともに、真野は静かに裸身を起こす。 彼女は眠ってなどいなかったのだ。 だがその瞳には失望でもなく悲哀でもなく、暗闇よりも深い情念が宿っている。 男の独白の全てを聞いた女が、静寂の中でその男のベッドを小さく軋ませた。 「知ってるよ、それぐらい。アタシが好きでついてくんだからそれでいいじゃないか。 どんだけこき使ってくれてもいいさ。その代わり…最後まで騙しておくれよ?」 時の流れに身をまかせ あなたの色に染められ 一度の人生それさえ捨てることもかまわない だからお願い、そばに置いてね いまはあなたしか愛せない
https://w.atwiki.jp/danball-senkiw/pages/53.html
第1章 「LBXの反乱」 ★トキオシア・ゲームセンター ゲームセンターを出ようとしたところでイベント発生。 (店内の様子を見て回りたいなら画面手前に近づかないこと) 入手LBX:ペルセウス ★トキオシア・公園 トキオシアマップに公園が追加される。 イベント後、山野バンとバトル。 戦闘についてのチュートリアル。 バトル後、山野バンが操作キャラになる。 ★トキオシア・トキオシアデパート トキオシアマップにトキオシアデパートが追加される。 川村アミ、青島カズヤがゲストになる。 5Fの特設会場を目指す。 右側に階段、左側にエスカレーターがあるが、どちらから進んでもマップは変わらない。 左右どちらからも進める、という場面は今後も多いので覚えておこう。 ちなみに、5Fはここでしか入れない特別なマップ。 ★トキオシア・崩壊したトキオシアデパート デクー改と戦闘。続けてインビットと戦闘。 川村アミ、青島カズヤがゲストから外れる。 店内に暴走LBXが出現(シンボルエンカウント)、適度に戦いながら下のフロアへ。 緑色の矢印でLBXの視線の向きが分かるので、後ろを向いた隙に駆け抜けるといい。 発見されるとまず逃げられない。プレイヤーの3倍くらいのスピードで永遠に追いかけてくる。 めんどくさいときはバトルセレクトの画面で《たいきゃく》を選ぼう。 すぐにグリス切れになり入手経験値が激減するが、1章は初期レベルで十分突破できる。 フロアを降りていく途中で、イベント発生。 ★トキオシア・公園 大空ヒロが操作キャラになる。 崩壊したトキオシアデパートへ向かい、バンと合流。 ★トキオシア・崩壊したトキオシアデパート カブトと戦闘。戦闘後、ヒロのズボンが脱げるおいろけイベント?が始まる。 3Fにあるお店でズボンを調達しよう。 ★3F・ファッション雑貨フロア 店内右上の!マークを調べるとイベント発生。 着替えた後はLBXを避けながら店内から脱出。 エスカレーターに近づくとイベント発生。 3Fから転落しかける緊迫のシーン…………かと思いきや、今度はヒロの上着が破けるサービスシーン。 自動的に2Fに移動する。 ★2F・メンズフロア 店内右上の!を調べるとイベント発生。 またLBXを避けながら店内から脱出。1Fに降りる。 ★1F・エントランス 山野バンと合流。 バンとヒロの2人でアキレス・ディードと戦闘。 ある程度ダメージを受ける、もしくはある程度ダメージを与えれば勝手に戦闘終了する。 なのでロックオンを外してバトルフィールドを見学しててもいい。 (豆知識だが、ロックオンを外している状態でガードボタンを押すと視点をLBXの正面に動かせる) (周囲を見回すという動作が基本的に無いので、地味に便利なテクニック) (フィールドに出現したアイテムを取るときなどに使える) というわけで、バトルフィールド《王宮城内》の女神像でも見物した後は 1Fのスタッフ用の出入口に向かう。 マップ右側の手前にあるSTAFF ONLYと書かれた赤い扉に入ろう。 ★崩壊したトキオシアデパート・階段室 階段を降りていって一番下の扉を調べるだけ。 ただし、階段の踊り場に暴走LBXが配置されている。 狭い階段の上では逃げようが無いので、諦めて捕まろう。 !マークの表示される扉を調べるとイベント。 ★崩壊したトキオシアデパート・地下駐車場 左奥へ進んでいくとA-3の2と表記された壁があるので、壁の周りをうろついているとイベント発生。 ★崩壊したトキオシアデパート・秘密の階段 再び階段の1番下を目指すが今度は扉を調べても進めない。 左側に赤く光っているボタンがあるので、そちらを調べる。 ★旧シーカー本部・作戦司令室 デクーと戦闘。戦闘後、しばらくするとチュートリアルが入る。 必殺ファクションのチュートリアル。 その後、ショウグンと戦闘。 最後にGレックス×2とアンリミテッドバトル。 強敵ではあるがプレイヤーが倒す必要は無く、謎のLBXが乱入してきてあっさり倒してくれる。 ライバル風間キリトと出会い、2章へ
https://w.atwiki.jp/sutafoparo/pages/70.html
とりあえずエロSSが完成したので投下。レオン×ファルコで陵辱調教 最終的にファルコぶっ壊れ。死にはしないが精神的肉体的に再起不能チック ファルコは枷を嵌められた腕を見ながら、忌々しげに舌打ちをした。 電磁製の手錠は、磁力で動きを制限し、丸腰ではどんなに力を込めようが、嘴で突付こうが、効果は無い。 しかも全裸で首輪を嵌められ、尻を突き上げる姿勢になるよう、ワイヤーで体を固定されている。 首輪からもワイヤーは伸び、それはペットの散歩用に使うワイヤーだった。 こんな屈辱的な体勢を無理矢理取らされるだけで、すでに彼のプライドはズタズタにされていたが、 体をワイヤーで固定され、その体勢から身動きをすることすらできない。 任務の途中に不意打ちを喰らって捕えられ、こうして閉じ込められたままかなりの時間が過ぎたはずだ。 「チッ。逆恨みもいいとこだぜ」 再度舌打ちしながら、首を動かして今一度部屋の内部を見回す。無機質な彩りの部屋で、彼から見える家具といえば、 机と椅子とベッドぐらいだ。時計も設置されていないので、捕えられてからどれだけの時間が経ったかも分からない。 自分を捕えた奴らの正体は知っている。気を失う直前に見た、カメレオンは忘れられる筈もない。 なぜか奴とは事あるごとに任務で衝突していた。 恐らくスターウルフの連中だろう。何故リーダーのフォックスではなく、自分を捕まえたのかは分からないが、不味い状況に変わりはない。 まさか任務の情報が漏れていて、不意打ちを仕掛けられてしまうとは、想定の範囲外だった。 依頼主が漏らしたのだろうか。それとも、今回の以来そのものが、自分を孤立させて捕えるための罠だったのだろうか。 どちらにせよ、ここを出た後に復讐をしなければならない。雇い主の裏切りに対して、報復をしないままでいては、 スターフォックスの信用を落とすことになる。 問題は、ここからどうやって脱出するかだ。このまま死ぬまで放置されるのではなかろうか、拷問でも行われるのではなかろうか、 そんな不安を考えないようにしながら、ファルコは部屋の唯一のドアを穴が開くほどにらみつけた。 そうしていると、不意にそのドアが開く。「ウィーン」と音を立ててドアがスライドし、見覚えのあるカメレオンが入室する。 「てめぇ!!!」 語気を荒げながら、あらん限りの声で叫ぶ。レオン・ポワルスキー。自分を目の仇にするカメレオンだ。 そこまで考えて、これはスターウルフからの攻撃ではなく、レオン個人からの攻撃なのではと思い至る。 「全裸で這い蹲って、貴様にはぴったりの姿だな。滑稽で似合っているぞ」 開口一番。レオンはファルコを見下した様子で、見え透いた挑発を放つ。 激昂しそうになる自分を、ファルコは何とか押さえ込んで返した。 「うるせぇよ変態カメレオンが。男を縛り上げて興奮でもしてんのか? ホモヤロー」 そう吐き捨てるように言うが、レオンの反応は予想していた物と違った。 くっくと喉を鳴らすように笑うと、依然として見下すような視線を向け続ける。 ファルコは負けじとレオンを睨み返すが、レオンは見下す視線をとめない。そして近寄ると、ファルコの真ん前にしゃがみ込む。 「ホモとは心外だな。これでも一応バイだと思っているのだが。 まあ、お望みとあらば、ホモらしく貴様の体に快楽を刻み付けてやるがな」 そう言いながら、ファルコの頭の羽を掴み、ぐっと持ち上げて視線を合わし、彼の嘴を長い舌でぺろりと舐め上げる。 その動作に貞操の危険を感じたファルコは、全身の羽毛がぞくりと逆立たせた。だが逃げたくとも、縛られた体は身動きすら出来ない。 レオンに何をされようが、無抵抗で耐えなければならないと思うと、気が狂いそうになった。 頭の羽を掴む手が背中を撫ぜ、すべるように尻まで移動していく。再度全身の羽が逆立った。言いようもない嫌悪感が込み上げる。 「泣いて許しを請えば、少しぐらいは優しくしてやろう」 「だからうるせーって言ってんだろ。仲間に自分のケツでも掘ってもらってればいいんじゃねえのか」 だが、ファルコの口は遠慮を知らなかった。この屈辱的な状況で、せめて口だけでも抵抗せずにはいられなかった。 レオンも彼のその性格に関しては分かっていたので、予想通りの反応に頬を緩めながら、次の行動に移る。 「よくもそう下品な口を叩ける。貴様は私の機嫌を取らなければならないのだぞ?」 そう言いながらファルコの背後に回り、脚を開かされた状態でで固定され、丸見えの股間にぶら下る睾丸を蹴り上げた。 「ぐぁあああ、がぁあああッ!!」 男性にとっての最大級の痛みに、ファルコは白目を剥いて叫んだ。嘴の隙間から涎が垂れるのも気付かず、大声を上げる。 尾羽を掴んで引っ張り、腰を上げさせながら、レオンは舌なめずりをして、その様子を眺めた。 彼は生粋のサディストだ。命よりもプライドを優先させるような、ファルコのような男のプライドを打ち砕き、 屈服させる快感は、何にも代え難い悦びである。 股間を襲う激しい痛みに顔を伏せ、必死で耐える様子を眺めながら、これ以上どんな目に遭わせてやろうかと想像するほど、 ズボンの内側でペニスが硬くなり、テントを張っていた。 「従う気になったか?」 「だ、誰が…ッ、てめぇに……!」 息も絶え絶えに返すファルコの腹を、思い切り蹴り上げる。全裸の柔らかい腹を靴で蹴られているのだから、 肋骨が折れてしまっても不思議ではない一撃だった。 しかも床に固定されている所為で、衝撃が逃げず、今まで受けたどんな蹴りよりも強烈に感じた。 ファルコは胃袋ごと吐き出してしまうのではと思うほど、激しく咳き込む。だがレオンは更に何度もファルコを蹴り上げた。 間違っても死にはしないように、しかし最大限の苦痛を与えられるように、拷問に手馴れてなければ出来ない芸当だ。 何度も何度もゲホゲホと咳き込み、とうとう血反吐を吐いて動かなくなったところで、ようやくレオンは蹴りをやめる。 床に顔をつけ、ひゅーひゅーと掠れた呼吸を続けるファルコに、レオンは尋ねる。 「貴様が望めば、いつだって痛みを快楽に変えてやれるぞ?」 「だ、誰が、てめぇなんか……に…ッ、ぐえ…ッ!?」 なおも反抗を続けるファルコの顔を踏みつける。顔の羽毛に靴の裏側を擦り続け、嘴に唾を吐きつけてやると、 ファルコの瞳に激しい憎悪の炎が点った。 そうだ。そうでなくては壊す楽しみがないと、レオンは恍惚の表情で再度舌なめずりをした。 さて、次はどうしてやろうか。これ以上暴行を続けては命に関わるし、口で責めたところで折れはしないだろう。 ライラット系でトップクラスの遊撃隊のエースだ。強靭な精神力を持ち合わせている。 その精神をどう破綻させてやろうかと考えながら、レオンは何かを思いついたようで、寒気を誘うような笑みを浮かべ部屋を出て行った。 残されたファルコは、帰ってきたレオンが自分に何をするのか、その恐怖に体が震えそうになるのを、必死で抑え込む。 これ以上暴行を受ければ、死んでしまうかもしれない。いや、暴力よりもっと恐ろしいことを、奴は考えているのだろう。 怖くてたまらなかった。レオンが戻ってきたとき、それを顔に出さずに居られる自信も無い。 溢れそうになる涙を止めようと、悪戦苦闘していると、例の「ウィーン」というドアの開く音が聞こえ、レオンが再度入室してくる。 その手には、小瓶と注射器が握られていた。一瞬それが何なのか分からなかったが、いやらしいレオンの笑みを見ていると、不意に合点がいく。 「や、やめ……ろッ…うぅ…ッ」 掠れた声で半ば懇願するように叫ぶが、肉体へのダメージで思うように声が出ない。その姿は、レオンは嘲笑をいっそう深めるだけだ。 レオンは、ファルコが鋭く小瓶の中身を察し、恐怖している様子が愉しくて堪らなかった。 動けないファルコの、尾羽を掴んで引っ張りながら尋ねる。 「どうしてもと言うのならやめてやっても良い。その代わり、そうだな。私を満足させてみろ」 そう言いながら、ズボンのチャックを開け、中から勃起したペニスを開放すると、ファルコの肛門へとあてがう。 ファルコが全身の羽毛を逆立てて嫌悪感に耐えるのを眺めながら、小瓶の中身を注射器で吸い上げ、 その注射器も、ファルコの腕から探り当てた血管に突き刺した。 「さあ、貴様はどちらの注射が好みなのだ? 私としては、腕の方の注射器の中身を注ぎ込んで、私も味わったことの無いトリップを貴様にプレゼントしたいのだがな」 ファルコの表情に戦慄が走る。これまで積み上げてきたプライドが、心の支えが、音を立てて軋みだしているのだ。 その様子にレオンはサディスティックな快感を得て、ファルコの肛門にあてがわれたペニスは硬さを増し、ぐっと入り口を押した。 質問に答えようも無く、ファルコは黙ってその感触に耐えようとした。どちらも身の毛がよだつ。どっちを選んでも、自分は立ち直れない気がした。 「どうしたんだ? 答えるつもりがないのなら、気前良く両方プレゼントするとしようか」 そう言葉を掛けられながら、尻と腕の注射器に力が掛けられるのを感じ、ファルコは咄嗟に答える。 「し、尻の……方だ……ッ」 ほとんど聞き取ることの出来ないような、小さく消え入りそうな声での懇願。だが、ファルコの心に埋めようの無い亀裂が生じた瞬間だった。 レオンはニヤニヤと口の端を吊り上げながら、ファルコへと聞き返す。 「貴様の汚い尻がどうかしたのか? 具体的に話さなければ伝わらないぞ」 ファルコの目から光が失われていく。これ以上無いほどの屈辱を強いられ、さらにはそれを逆らえない今の状況に絶望していた。 「尻に…入れてくれ……ッ」 「何を入れるのだ? この腕の方の注射器を、貴様の尻の血管に突き入れればいいのか?」 「おまえのちんこを、俺の尻穴の中に、入れてくれェ……ッ!」 「私のペニスを汚い尻に入れて欲しいのか。しかし、それにしては誠意が足りないな。 目上の者に物を頼む態度を教わっていないのか?」 ファルコの瞳に溜まった涙が、とうとう零れる。それと同時に、ファルコの積み上げて来たプライドも、音を立てて崩れ去った。 涙ながらになりながら、途切れ途切れの敬語で言った。 「俺の、尻に、ペニスを入れて、ください……」 「よしよし。そんなに情けない声で懇願されては、応えたやら無いといけないな。 貴様ごときが私のペニスに貫いてもらえるのだ。涙を流して感謝しろ」 そう告げると、全く慣らしていない上、排泄以外の目的で使われたことなど一度も無い肛門へ、ペニスを挿入する。 「——ッ!!! ……ッ!」 ぶちぶちと嫌な音がして、ファルコの肛門から血が滲む。今まで感じたどれとも違う種類の痛みに、 ファルコは嘴を大きく開けて、声にならない悲鳴を上げた。 痛い。心も体もだ。瞳からは大粒の涙がとめどなく溢れ、開いた口の中からは押し殺したような悲鳴が漏れ出る。 もはや何も考えられず、痛みに気が狂いそうだった。 「望みどおり貫いてやったぞ。感謝の言葉はどうした?」 レオンがそう話しかけるが、反応は返ってこない。狂ったように嘴をカチカチと鳴らし、涙を流しながら体を振るわせる。 言葉など耳に入る状況ではないと、見て理解できるが、無視されたことにむっとしたレオンは、 ファルコの尾羽を右手で掴むと、ブチッと音を立てて引き抜く。 「ぎゃッ…!!」 女のような情けない悲鳴がファルコの口から漏れる。引き抜いた尾羽の付け根を見ると、皮が付着していた。 どうやら引き抜くときに剥げたらしい。痛いはずだ。 次に頭の羽を掴み、ぐいっと引っ張ってこちらへ引き寄せる。ファルコの体が大きく仰け反った。 その耳元に口を近づけ、今の状態でも聞き取れるよう、ハッキリと言った。 「感謝の言葉を忘れるような、無礼者との約束は護らなくてもよいだろうな」 その言葉と共に、腕に突き刺さった注射器から、液体が注入される。その液体が、血管を伝って体中を巡り、絶望を運んでくるのだ。 程なくして効果は現れ始めた。焼け付くような肛門の痛みは身を潜め、代わりにむず痒いような痺れるような、奇妙な感触が肛門を襲う。 それが快感だと気付くのに、今の彼では少々の時間を要した。 頭はボーッとして、もう全てがどうでもよく、先ほどまで大切にしていたプライドなど、ごみ同然に思えてきた。 それどころか、この状況で言いようの無い幸福感に襲われ、気付けば自分から腰を振り、積極的にレオンのペニスを受け入れる。 「涎が垂れているぞ。ドラッグはそんなに気持ちいいか?」 そう。ファルコに注射されたのは、裏社会に出回る粗末な覚せい剤だった。 普通なら絶対に味わえないような多幸感、性交の快感の増大。それ故に高い依存性を持つ麻薬。 焦点の定まらない目を宙に向け、ケダモノのように腰を振るファルコを見ながら、レオンは絶頂に達した。 初物の締め付けに目を細めながら、大量の精液を腸内に流し込む。 「あ、凄っ、レオンのせー…ッえきぃ……」 もはや正常な判断力は失っているようで、ファルコは嬉々としてそれを受け止めた。 レオンは額に溜まった汗を、さっき毟り取った尾羽で拭いながら、ファルコからは見えない位置に設置したカメラを、ちらりと見た。 後でしらふに戻ったとき、この映像を見せてやろう。 初めてのアナルセックスによがり狂い、涎を垂らしながら喘ぐ自分の姿を見て、どんな反応をするのか楽しみだ。 これからしばらくは退屈せずにいられそうだなと、レオンは舌なめずりをしてファルコの痴態を眺めるのだった。 それから二十日間、ファルコは薬漬けで犯され続けた。尻と薬の快感を嫌というほど叩き込まれ、 もはや抜け出すことなど不可能になったところで、レオンは薬を与えるのをやめる。 そこからのファルコの姿は酷い物だった。禁断症状によって様々な幻覚を見ているようで、体中の羽を掻き毟ったり、 ふら付いた足取りで見えない何かから逃げ回ったり、部屋の隅に追い詰められて「来るなッ、来るなっ」と叫んでいたり。 日に日にみすぼらしい姿となっていくファルコを、レオンはカメラ越しに観察していた。 その姿たるや、もはや凛々しさの欠片も残っていない。 自分で毟り取ったり、ストレスで抜け落ちたりで、羽毛は所々禿げ、地肌が見えている。 レオンが部屋に入っても、薬をねだるかペニスをねだるかの反応しかしない。 嘴もレオンのサディスティックな欲望を満たすために砕かれてしまい、一人ではまともに食事を取ることすら出来なくなっていた。 拡張され続けた肛門は、握りこぶしでさえも飲み込み、何もしてないときであろうと、 開きっぱなしの入り口から内壁の蠢く様子を見ることが出来た。 今や、薬を貰うためなら、いや、行為そのもののために、喜んで彼へ奉仕もするし、 以前なら自害してしまうような屈辱的な行動も、何のためらいも無く行った。 もう二度とパイロットに復帰する事は出来ないだろう。いや、もう二度と正気に戻れないと言った方が正しいだろうか。 「はや、はひゃく、ふぉれの、きた、汚いケツに、レオン様のペニスを、入れて下さいぃぃ…!」 嘴が砕かれているため、音程の外れた奇妙な音程の声でねだるファルコを、望みどおり貫いてやりながら、 『そろそろ潮時だな』とレオンは思った。 もはや誇り高いファルコは完全に消えうせ、今目の前に居るのは、ただの淫乱なケダモノでしかない。 これならば、ファルコが壊れていく様子を記録したビデオファイルを見ながら、自慰をした方がまだ興奮した。 レオンは早々と行為を切り上げると、この隠れ家から自分へと繋がる手がかりになりそうなもの全てを処分し、 隠れ家の場所を、精液まみれでよがり狂うファルコの写真と共に、グレートフォックスへと匿名で送る。 これが最後の仕上げだ。この部屋に設置されたカメラは、ファルコを見つけたスターフォックス面々の反応を捉え、 ネットワークを何重にも経由して自分へ送ってくれるだろう。 薬とペニスをねだるファルコの叫びを聞きながら、レオンは隠れ家を出た。覚せい剤の残りを置いてきたが、 それをくれとねだるファルコに対して、フォックスたちはどうするだろうか。 気付けば、また股間はテントを張っていた。レオンは上着のポケットからデータディスクを取り出し、それを見ながらニヤニヤする。 ファルコの壊れ行く様子が克明に記録されたビデオファイルだ。目的地に着けば、これを見ながら自慰でもしよう。 レオンはそう考えながらウルフェンに飛び乗ると、空の彼方へと飛び去っていった。 コックピットの中で一言呟く。 「久々に充実した時間を過ごすことが出来た。笑みが止まらんな」 終