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ドッペルマリオ とは、【スーパーマリオRPG】のキャラクター。 プロフィール 作品別 元ネタ推測 関連キャラクター コメント プロフィール ドッペルマリオ 他言語 初登場 【スーパーマリオRPG】 【マリオ】と瓜二つの姿をした偽物。正体はレイホー。 作品別 【スーパーマリオRPG】 沈没船に登場。普通に歩くとぶつかってしまって進めないが、ダッシュジャンプだけは真似できないのでそれを利用しよう。 上に乗らないと隠し宝箱を入手できない。 元ネタ推測 ドッペルゲンガー+マリオ 関連キャラクター 【レイホー(スーパーマリオRPG)】 コメント 名前
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ルシア「というわけで始まったぜ! 冒険譚第4章のコーナーだぜ!」 ロトナ「相変わらず元気なのね……私は既にちょっと憂鬱なのに」 ミロク「他の皆さんはこの企画に愚痴ばかり言ってましたからね」 ロトナ「そもそもカインさんとエリシアさんが中心で進めるべきな企画だもの。なんで加入別で分けたのかしら」 ルシア「まあまあ、始まる前に文句を言ってもどうしようもないぜ?」 「ここはどうしたら充実した企画になるか考えてだな」 ロトナ「前向きね」 ルシア「そりゃ前に進まなきゃ新しいお宝には会えないからな!」 「一流の怪盗は後ろ向きな発言はほとんどしない物だぜ」 ミロク「“ほとんど” なんですね」 ルシア「たまに取り逃したお宝が後ろにあるかもしれないからな」 ロトナ「マイナス発言で得られるお宝なんてあるのかしら?」 ~魔法の冒険~ ミロク「でもルーフを超えてからのカインさん達の冒険の様子って私たちじゃ分からないですよね」 ルシア「そこはほら、お前の推理って奴でなんとかしたらいいぜ?」 ミロク「……推理は超能力じゃないんですよ?」 ロトナ「私が知ってるのはルルイエの修行の洞窟の途中からだし、それ以前はこの3人じゃどうしようもないわね……」 ルシア「修行の洞窟? なんか仰々しい代物だな」 ロトナ「なんでも、腕の無い人が旅に出ちゃうとすぐに戦死しちゃうってことで作られたみたい」 「古い言い伝えだと、村の大部分が戦死してルルイエ自体が滅びそうになったこともあるみたいで」 ミロク「な、なんか壮絶ですね……」 ルシア「で、どうしてそんな所にカインさん達が来てたんだ?」 ロトナ「どうしてかしら……迷いの森を抜けたいから案内してくれって話は聞いたけど」 ミロク「迷いの森……そういえばそんな物もありましたね」 ルシア「航路が出来てから森に近づく人間も少なくなったしな。……船より断然早いんで私はよく通ってるが」 ロトナ「その航路が止まってたから道を尋ねにルルイエに来たのかしら」 ルシア「なんか憶測で話が進まないな……ちょっと待っててくれ」 ミロク・ロトナ「……?」 ~~~ ルシア「というわけで、状況をよく知ってる仲間を捕獲してきたぜ!」 フィリーネ「……なんで私が。っていうか捕獲って……」 ミロク「勝手に人数増やすとか、もうルール無用ですね」 ロトナ「よくフィリーネさんを捕まえられたわね」 ルシア「火薬の調合だかに集中してて完全に無防備だったからな、思ったより簡単な仕事だったぜ」 フィリーネ「不覚だわ……次からは護身用に弾を一発は残しておかないと……」 ルシア「おいおい……私を撃つのはやめてくれよ……?」 フィリーネ「それで、どうして私が連れてこられたのかしら?」 ロトナ「実はルルイエの前のフィリーネさん達の冒険の様子が分からなくて」 ミロク「話が中々進まなくてですね」 ルシア「そう!それで私が呼んだんだ!」 フィリーネ「……そんな方法有りかしら、私は必死でティムルと思い出を振り返ったりしたのに……」 ルシア「フィリーネも捕獲してくれば良かったんじゃないか?」 フィリーネ「捕獲って……私だとカインやエリシア、セシルやテレスを相手にする事になるんだけど……」 ロトナ「それは……相手が悪すぎますね。お姫様は別の意味で」 ミロク「いや、そもそも捕獲じゃなくて協力を頼むだけで良いのでは?」 フィリーネ「……そういえばそうね」 (以下続筆)
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魔法の沼(1) マッドバブル→メリーホール カリタス コーラルフーラウォーリー ベビルクロシング 鰐魚鳥→エカトルシールド コーンリスト アルゴンバンド エレガンススカラー ノーウェア→火炎の玉 電撃の玉 氷結の玉 大地の玉 疾風の玉 スワンプカーニバル→賢者の石 魔法師の石 魔法の沼(2) 緑沼蛇→メリーホール カリタス コーラルフーラウォーリー ベビルクロシング スワンプワーキング→ノーレイセイバー ベイダナ テグハ クレイドソード ノーウェア→スプリングマウント レンシア フィルーム オーキッドクロス スワンプカーニバル→ミッドナイト エランダ シャトレーズ セイラム 魔法の沼(3) スワンプマール→エンパイア弾 ウィットシンクレア オドウィッグ ブーラシースアーマー 忘却戦士→セミロリカ イフリートスーツ レインドゥリア パルーダ バッドスピリット→レッドブルック トーヴァナイフ フランシスカ カメルイリュージョン スワンプカーニバル→リベラブルー イノシルブ シルバーアイアンゼット エーデルバンド ワンダーミスティ ダイヤモンドクレア リンドリー ウィステリア エルラリウムダンジョン(1) 泡泡→バイオブリック ブロス ブラッシュバンド イレイン サイモペインの結晶 マドンナハゼ→火炎の玉 電撃の玉 氷結の玉 大地の玉 疾風の玉 クレッピン→アリーデール ローズコスト ソーラースプリング プラム 輝く粉 輝くかけら 輝く結晶 フィッシュスウォム→賢者の石 魔法師の石 光る魔力の粉 エルラリウムダンジョン(2) 泡泡→アグウェスカー 風精棍 デンバーシグマ カディワインド サイモペインの結晶 アンコウ→メイルブレーカー バターディア パナバス セレスティン 光る魔力の粉 プロケルロ→サイクロン ラニスフラエス ビートゼプリム ニルリ サイモペインの粉 ピナティー→ビルボ フォセ サイフラド エシュブレード エルラリウムダンジョン(3) 泡泡→ノーターンマーリー ダークスレート ミストペン ビルボ サイモペインの結晶 アンコウ→エカトルシールド コーンリスト アルゴンバンド エレガンススカラー 光る魔力の粉 イバラタツ→メリーホール ベビルクロシング カリタス コーラルフーラウォリー ゴージャスなかけら シュノーケル→エカトルシールド コーンリスト アルゴンバンド エレガンススカラー サラサラ粉 小さな宝石のかけら 小さな結晶 エイオネ→ 火炎の玉 電撃の玉 氷結の玉 大地の玉 疾風の玉 賢者の石 魔法師の石 エルラリウムダンジョン(4) 泡泡→メリーホール ベビルクロシング カリタス コーラルフーラウォリー サイモペインの結晶 スピニープーパー→賢者の石 魔法師の石 ゼリーフィッシュ→賢者の石 魔法師の石 カンバロイド→火炎の玉 電撃の玉 氷結の玉 大地の玉 疾風の玉 賢者の石 エイオネ→ 火炎の玉 電撃の玉 氷結の玉 大地の玉 疾風の玉 賢者の石 魔法師の石
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amazonで探す @楽天で #魔法のリノベ を探す! 月22フジ 2022.07.18~2022.09.19 6.4% 公式HP wikipedia instagram 前 恋なんて、本気でやってどうするの? 次 エルピス-希望、あるいは災い- Hulu NETFLIX dTV PrimeVide U-NEXT TVer Paravi GYAO youtube検索 / dailymotion検索 / bilibili検索 1 凸凹バディが誕生! 築60年の家をリノベしたい夫婦の本音 2022/07/18 7.4% 2 寝室で一緒に寝たくない仲良し夫婦の家 2022/07/25 6.7% 3 事故物件を体当たり調査! 隠された真相 2022/08/01 6.7% 4 風水案件でドタキャン? 因縁相手と対決 2022/08/08 6.2% 5 防犯リノベで父娘バトル! 駆け落ち次男が登場 2022/08/15 6.1% 6 間取り大好きマドリストの夢! 兄弟対決 2022/08/22 6.3% 7 帰りたくない実家を二世帯住宅リノベ! 2022/08/29 6.2% 8 犬猫ペットシェアハウス! 帰省裏で何が 2022/09/05 6.0% 9 七人兄弟の大家族リノベ! 社長の過去 2022/09/12 5.8% 10 最終回! 梅玄コンビが下す決断は? 2022/09/19 6.6%
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♪魔法のアンサンブル 私はその人を常にプロデューサーさんと呼んでいた。 だからここでもただプロデューサーさんと呼ぶだけで本名は打ち明けない。 これは世間を憚る遠慮というよりも、その方が私にとって自然だからである。 私はその人の記憶を呼び起すごとに、すぐ「プロデューサーさん」と云いたくなる。 よそよそしい頭文字などはとても使う気になれない。 なんて。 実際のところはどうなんでしょう。 今の私には分からずにいます。 あの人のことを、プロデューサーさんのことをどう思っていたかを。 まるで虫に食われた一ページのように、そのことになると途端頭に靄がかかる。 どうしてでしょう。 あんなに『××××』だったのに。 どうして胸を張って、『××××』だ、って言えないんでしょう。 ずきりと胸が高まった。 私は本が『すき』です。 どんな貴賤もありません。 そこに描かれる彼、彼女らはとても輝かしい。 私は常にそんな彼女らに憧れていました。 だからアイドルを目指そうと思ったんです。 たとえば世界のため。 たとえば恋人のため。 たとえば我欲のため。 誰かのために頑張るあの人たちになりたくて、 だから、私はアイドルになったんです。 だけど今、私は誰のための生きているんですか? ふと思う。 いいえ、思わずにはいられなかったんです。 ◆ ◆ ◆ バトルロワイアルという造語めいた言葉を聞いて、私は一冊の本を思い出す。 独特の黒い装丁、盛り上がった赤い題字、数多の文字が躍る分厚い図書でした。 タイトルはそのまま『バトルロワイアル』、主人公・七原秋也を中心に巡る群像劇です。 物語の顛末を思い返すと同時に、彼と私を対照する。 殺し合いに、知人同士でせめぎ合う殺し合いに参加されたものとして。 私は軍用ナイフの柄を握り直して、切っ先を人差し指でつつく。 ……あ、血が。切れてしまったらしい。ぷくりと、少量の血が吹き出てくる。 しばし凝視した後、指を口に含む。変な味がしました。 七原秋也と言う人間は、簡単に言えば熱血漢です。 知人が殺し合う現状が認めきれなくて、抗って、奔走して、 時には現実を嘆きながらも最後には前を向いた、紛れもない主人公。 小説の題材としては、『問題作』と謳われたのに違わず、 あまり私の好みとは言えませんでしたが、彼の生き様には思わず感銘を受けちゃいました。 憧れたりもしたものです。憧れたりも、したんですけど。 一つ溜息を吐き、視線を落とす。ベッドの縁に座り、ぶらぶらと揺れる、私の足がある。 それからもう一度、軍用ナイフに視線を戻す。 ……そういえば、あの人の支給品もまた、軍用ナイフでしたっけ。 私のもう一つの支給品が鍋蓋だったのも、プロデューサーさんなりの気遣いなんでしょうか。 とても、そうは思えませんが。嫌がらせでも受けているようです。 先ほどよりも深い溜息をついて、今度は視線を浴室に向ける。 水音が響く。シャワーの音です。 彼女は寝起きのシャワーを浴びている。 私が起こしてなかったら、いつ起きる気だったんでしょうか。 ……まだ、上がってきませんね。手持無沙汰の私は、一度身体をベッドに寝かす。 天井へと視界が映る。 視界がぼやける。 頭が全然働きません。 天井にはプロデューサーさんの顔があった。 彼は私に微笑みかける。 私も微笑み返す。 途端、胸にこみ上がる虚脱感に気が付き、瞼を閉じる。 真っ暗闇の中には誰も彼もいませんでした。 ナイフをディパックに仕舞い、彷徨っていた足を地につけ、ゆらりと立ち上がる。 少しふらついてしまいましたが、それでもなんとか窓の元まで歩めました。 私のお腹の辺りから手の届かない高さまである大きな窓です。 その分大きく広がる景色を、一望する。映るどれもが、おもちゃのように小さい。 たとえ人がいたとしても蟻のようにしか見えないでしょう。 遠く、五百円玉サイズの野球場を見据える。 ここは摩天楼です。 私は七階の一室、ベッドに横たわっていたところで目が覚めました。 部屋番号は「770」……覚えやすくて大変結構です。 ともあれ、そこから最上階に移動し、この部屋を見つけました。 (屋上もありましたが、ヘリポートぐらいしかなかったです) ガラス窓に指を添える。 鏡のように、窓は指を反射する。存在しない七尾百合子と手を取り合う。 ふと、自分の顔も映っていることに気付く。 目があった。 思わず目を逸らす。 そういえば、摩天楼と言えば、昴さんたちがこどもの日にイベントを起こしていましたね。 華麗に舞い、アイドルとして生活していた幸せな日々を思い出す。 誰かがぎりりと歯を鳴らす。誰だと思い前を向く。 三度目の溜息、今度は浅いものだった。 ……。 …………。 それからしばらく、呆然と佇んでいました。 何分ぐらい経っていたでしょう。レプリカのような街並みに視線を落としていると、後ろから。 「百合子ちゃん?」 「うへぇ?」 変な声が出た。 「えいえ~い」 抱きつかれた。 ……抱きつかれた!? 「い、いや、ちょ、ま」 「い~こい~こ~、百合子ちゃんはいい子ですね~」 後ろから抱きつかれたから予想でしかありませんが、服はどうしたんですか、服は! 仄かにシャンプーの香りを漂わせる彼女から溢れる熱気。風呂上がりなのには間違いないようです。 いや、でも、普通着ますよね? 私は乱暴に拘束を振りほどき、振りかえる。 やっぱりと言うべきか、全裸の猫がいた。 「む~、美也の魔法を振りほどくなんて~」 宮尾美也さんです。 同じアイドルの、仲間です。 ◆ ◆ ◆ 黄色混じりの茶髪は肩甲骨の辺りまで伸び、艶やかに身体に張り付いている。 湿り気しか感じさせない髪は、胸の輪郭に対しても、まとわりついていた。 ライトノベルの主人公ならば、どのように描写するでしょう。かのように説明するかもしれません。 しかし生憎のところ、私にそんな心の余裕はありませんでした。 ばくばくと五月蠅い心臓に掌を当てながら、彼女特有の垂れさがった目を見つめ返す。 「なんですか……いきなり」 深呼吸の後、ようやく言葉らしい言葉を発する。 私が女だからでしょうか、照れた様子もなく、 顎に指を添えて、不思議そうに首を傾げました。 「だって百合子ちゃん、悲しい顔をしてますよ~?」 改めて、ちらりとガラス窓を窺った。 前に向き直る。 美也さんはにこやかでした。 「悲しい顔をしてたら、気持ちまで悲しくなっちゃいます~」 ……。 だとしたら、今の私は、どんな気持ちを抱いているのでしょう。 衝動的に疑問を投げかけたくなった。喉までこみ上げたところで、言葉を飲み込む。 「だから美也が魔法をかけるんです」 不敵な笑み。 彼女は笑みを浮かべた直後、私に裸のまま飛びかかってきた。 ……って、また! 反応が遅れた所為で、逃げるのも叶わない。 美也さんが私に抱きついてくる。 「百合子ちゃんは一人じゃないよ」、と呟きました。 私は何も聞かなかったことにして、彼女の腕を解きにかかる。 「幸せにな~れっ、幸せにな~れっ」 「だから抱きつかないでくださいってっ」 頭を撫でられる。 私は強引に引きはがす。 名残惜しそうに指をくわえる。 ……そんな顔したって駄目なんですから……。 「なんで魔法なんですか……」 恐らく疲れを隠せてないでしょう。 いつもより数倍もトーンが落ちた声で尋ねる。 美也さんはそれでも態度を崩さず、いい加減昇りはじめた日光に照らされながら笑う。 「だって、いつも言ってるじゃないですか」 「何をですか……?」 「『私は風の魔法遣い……! ダークラビット今こそ……』今こそ……なんでしたっけ~?」 「『成敗致す』じゃないでしょうか……って! 言わせないでください!」 改めて人から口にされると恥ずかしいなあ……。 聞いたのは百合子ちゃんでしょ~……? と正論が聞こえましたがスルーしました。 「それに、あの人が私を、魔法の国のお姫様にしてくれたました~」 「……プロデューサーさんですか?」 「はい~、遊園地で一緒に遊んだんですよ~。ですから美也は魔法使いなのです~」 少し頬がむくれるのを感じる。 何故でしょう。 こんなことを、殺し合いをさせるプロデューサーに対してこんな気持ちを抱くのでしょう。 そんな自問から逃げるように、美也さんに投げかけた。 「あの、美也さん」 「ふに?」 「美也さんは、私が怖くないんですか?」 美也さんは意図が掴めないのか、腕を組む。 しばしの逡巡の後、困ったように私に訊ね返した。 「そういう百合子ちゃんは、私が怖くなかったんですか~?」 「どういう意味ですか?」 「私が寝た振りをして、近づいてきた百合子ちゃんを殺したかもしれませんよ~」 言われて初めて気付きましたが、そういえば、そのような考えを持つのが普通なのかもしれません。 開始して十五分は優に過ぎていたにもかかわらず、のんびりとベッドで寝ていた美也さんを、 私は何のためらいもなく起こしました。……どう転ぶかも、予測せずに。 「……」 「私を、百合子ちゃんは起こしてくれました」 「……いや、美也さんがそんなことするはずないじゃないですか」 衝動的に言葉を吐く。 けれど、言ってみて納得しました。 美也さんがそんなことするはずないって。 明確な形にはなってませんでしたが、私はそう思っていたのでしょう。 美也さんの笑顔は崩れませんでした。 「それを人は信じるっていうんですよ~」 目の泳ぐ私に対して、美也さんは柔和な笑みを浮かべる。 とても温かな笑顔だった。 「人を信じるってのは、理屈ありません~」 彼女は浴室の方へと姿を消しながら、そんな事を言う。 何かを探しているようだった。 間もなく目的のものは見つかったようで、「あった~」なんてゆるやかな声がする。 「百合子ちゃんはマイティセーラーに選ばれたんですよね」 目当てのものはドライヤーのようです。 ベッドに向かい側、テーブルに備わっているコンセントにケーブルを挿す。 マイティセーラーは正義の味方です。 私たちが演じた物語の、主人公。 ――プロデューサーさんが私に、ってあてがってくれた役どころ。 美也さんは、濡れる髪を手で梳きながら、ドライヤーのスイッチを入れる。 「それはですね、あなたがマイティセーラーに相応しいからって、 プロデューサーが認めてくれたってことなんですよ~」 「……」 ……。 私は、何も、言えませんでした。 ただ乾いたドライヤーの音が鳴り響くだけ。 その間は一瞬だったか、それとも長い間だったのか。 美也さんが徐々に乾きつつある髪から、視線を私の方に戻す。 「ねえ、百合子ちゃん」 「はい」 「百合子ちゃんは、幸せになれました~?」 その顔は、今までとは打って変わって、不安げな顔。 今までの言葉は、彼女が私を励まそうとしていたものだった。 私が悲しそうな顔を浮かべていたから、彼女は私に幸せをプレゼントしようとしたのでしょう。 彼女には励ますって概念がないのかもしれませんが、 彼女の言葉でちょっとだけ前を向けたのも事実です。 それでも。 「……ごめんなさい。幸せには、なれませんよ。なれるわけないじゃないですか」 社長を殺したことは確固たる事実で、 私たちをこんな事態に巻き込んでるのは、明確な現実です。 そんな現実を前にして、いつも通りでいられるほど私は強くありませんでした。 ――だけど。 「だけど……信じるしか、ないじゃないですか」 今までのプロデューサーさんは確かに私の胸の中に居る。 これまでの私の物語は、バッドエンドながらもこの胸に焼きついていた。 それなのに、――それなのに、切り捨てるだなんて出来るわけないじゃないですか。 「正義の味方みたいに、一途に、愚直に、そして優しく」 七原秋也のように私は仲間を信じたい。 物語の主人公にはなれませんが、それだけは確かに出来るでしょう。 「プロデューサーさんが信じた私を、私は信じる。 風の戦士、マイティセーラーに似合う私になりたい」 全てが全て七原秋也のようにはいかないでしょうが、私は私として生きていきたい。 思考が散り散りになっていましたが、そうでした。ただ、それだけだったんです。 ――ただ、プロデューサーが遠くに行ってしまったような気がしてしまった。 ――だったら、その背中を追いかければいいじゃないですか。 裏切られた嘆いてばかりいないで、プロデューサーの話を、私は聞きたかった。 「どこに行くんですか~?」 「お風呂です。頭を冷やしてきたいんです」 「そうですか~、上がったらマッサージをしてあげます~」 「マッサージ、ですか?」 「そうです~、緊張をほぐすマッサージなんですよ~」 「……そうですか、なら、お願いしちゃおっかな」 「は~い」 そういえば、聞いたことがある。 彼女には、かようなマッサージ術があるって。 ……彼女はなんだかんだ器用に何でもこなしますよね。羨ましいです。 「美也さんは、これからどうするんですか?」 「私は私がしたいことをするだけですよ~」 アイドルをころすだなんて、できるわけないじゃないですか。 彼女は呟くように言う。 だけど私にはちゃんと聞こえちゃいました。 ……そうですよね、その通りです。 「私の幸せをおすそ分けするんですよ~、だってみんな、幸せな方がいいでしょ~?」 「……きっと難しいですよ?」 美也さんが小首を傾げる。 「難しいなんて関係ないじゃないですか~、私がそうしたいだけなんですから」 マイペースに彼女は笑う。 それがどれだけ大変か、本当に分かっているかは、私には分かりません。 けれど彼女は確かにそう言って、笑っている。 私にはおよそ真似できない心持でした。 「そういうわけで寝ますね~」 「起きててください! っていうかいい加減服を着てください!」 自由気ままな猫のように。 彼女はベッドに飛び込んだ。 私は浴室で綺麗に畳まれたまま放置されていた、彼女の衣服を乱暴に拾い上げて、ベッドへ放り投げる。 彼女はいそいそと着替え始めました。 「えへへ~、ありがとうございます、百合子ちゃん」 「もう……、本当に寝ないでくださいよ。眠気覚ましにシャワー入ってたらキリがないですし」 「は~い」 穏やかな返事に、不思議と笑みを浮かぶ。 私はしっかりとした足取りで、浴室に向かいました。 ◆ ◆ ◆ 私は本が『すき』です。 どんな貴賤もありません。 そこに描かれる彼、彼女らはとても輝かしい。 私は常にそんな彼女らに憧れていました。 だからアイドルを目指そうと思ったんです。 主人公なんておこがましいことは言いません。 それでも、私はあなたが『だいすき』だから。 信じたいんです。 一途に、愚直に、そして優しく。 信じちゃ、ダメでしょうか。 訊ねても、プロデューサーは現れてくれませんでした。 【一日目/朝/D-7 摩天楼】 【七尾百合子】 [状態]健康 [装備]なし [所持品]支給品一式、軍用ナイフ、鍋蓋 [思考・行動] 1:宮尾美也と行動 2:お風呂に入る 【宮尾美也】 [状態]健康 [装備]なし [所持品]支給品一式、ランダム支給品(1~2) [思考・行動] 1:幸せをおすそわけ Nonstop runners high 時系列順に読む LiarGirl Nonstop runners high 投下順に読む LiarGirl GAME START! 七尾百合子 絶望偶像 GAME START! 宮尾美也 ▲上へ戻る
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執筆者:ぶちょーおるた 旧リシャファー連合領統治体 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (リシャファー.png) imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (統治体章.png) 国の標語:維持と復興 国歌:前進(旧連合国歌) imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (R周辺図.png) 主な言語 リシャファー語人形間通信プロトコル 首都星 リシャファー 政府 連合領統治体 国家元首の称号 統治体代表 国家元首の名前 ユノリア 政府代表の称号 大統領代行 政府代表の名前 イユリム 人口 約120億人形と3億人 建国年 共立公暦50年 加盟 共立公暦120年 通貨 リシャファー・トーラ 旧リシャファー連合領統治体は○○に位置する半民主的連邦国家 概要 近古代、中近代の大国であったリシャファー連合の統治を行う政府でありその領域の「維持」と放棄領域への再植民を目的とする。 また、その一時的な技術的後退の歴史からいくつかの惑星に自治国と呼ばれる構成主体がある。 旧リシャファー連合と異なり、主だった構成民族は「人形」と呼ばれるアンドロイドである。 領域 首都星系、6個の自治国星系、20個の再入植星系、20個の放棄星系からなる。 首都 リュイシェン連合首都直轄地の新政府であるリュイシェン共和国人形政府がリュイシェン・国家再建並びに自治権条約により統治体に移行、その際にリュイシェンが首都星と位置づけられた。 自治国 自治国は統治体による再入植以前に惑星において政府再建もしくは臨時政府の樹立が行われた6政府のうち、統治体に移行したリュイシェン共和国人形政府を除く5の政府とラナリート星系に存在する人類自治区を指す。 ラナリート人類自治区 最初に人類の生き残りが見つかり、かつ生き残りが1番多かったラナリートに樹立された政府、連合再建の要として極めて強い自治権並びに議会への特別枠を有する。 現在はラナリートの全域を領土と位置づけ、○○大陸を実効支配。他の領域への再入植事業も開始された アガルド自治国 鉱山惑星として有名だったアガルド星の自治区、人間が元々少なかったため、一番被害が少なかった ユリノフェン自治国 かつての第2の都市。人口が多かったので被害が大きく、初期は一部しか支配が及んでいなかった。 イプト・アトゥルシェ自治国 スペースコロニーが立ち並ぶ、パンデミック時にいくつかのコロニーは制御を失い、墜落したものの、現在でもほとんどのコロニーは機能自体はしており、人形が居留している。 アリムリン自治国 かつての農業拠点、パンデミック後はアムリエ諸国向けに転換している。 トーナリン自治国 ツォルマリア時代の様相を残している。自動化が進んでおり、無人工場が立ち並ぶ 再入植星系 再入植事業により再入植が果たされた星系 リシャファーと同じく政府の直轄地になる。 共和国再建の準備事業が勧められている 放棄星系 放棄された星系。1つの例外を除き再入植事業の対象である。 リュイシェン 放棄星系のうち、唯一の再入植禁止星系。旧連合崩壊の原因となったリュイシェン・ウイルスの発生地である。 生存者も極小数確認されているが、変異種存在リスクを考慮し、再入植が禁止されており、惑星の破砕も検討されている。 政治 混乱期においては統治体による独裁政権であったが、現状は旧連合の政府体制を統治体の下に再現し、民主制がある程度再開している。 また、自治国は惑星内における自治権を保有している。特に人類自治区は権限が強いほか、議会に特別枠を持つ。 統治体 政府の最高機関であり、現在は主に再入植事業や初期の再入植惑星の統治、軍の統帥を行う。 他に、大統領代行の辞職命令、議会に対する拒否権と強制解散権、裁判官の任命権をもつが裁判官の任命権以外が行使されるのはまれである。 統治体代表は自治国も含めた全国民の投票からなるが再選禁止規定がないため統治体建国以降、ユノリアの政権が続いている。 大統領代行 任期は5年であり4選禁止である。平時の外交を行ったり、再入植事業、領域維持事業に関わらない行政を行う。 こちらは首都惑星と再入植惑星の国民(事実上人形のみ)による投票で決まる。 大統領「代行」となっているのはあくまで統治体政府が旧連合政府の代わりであり、将来的な連合の復興を目標としているからである 議会 立法府、人口に応じた小選挙区と全国統一の比例代表の並立制であるが人類自治区は議席の10%にあたる特別枠を与えられている 地方自治 直轄地、自治国共通で各惑星に州が置かれ、その下に管区、その下に市が置かれる。この構造は旧連合のものを踏襲している。 軍事 統治体は陸軍と海軍からなる地上軍と宇宙軍を保有する。また、自治国は地上軍保有が権利として認められている。 地上軍 宇宙軍 かつては旧連合時代の旧式品の改造品がメインであったが再開国以後に新型艦の開発、建造が進んだ 関連ページ
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autolinkTOP>【た】>ダブルフェラ ダブルフェラ (だぶるふぇら) 分類1【言語全般】 ジャンル1【一般】 【Wフェラ】 2本同時にフェラチオする事。 交互にしゃぶるのは構わないが、一緒にくわえられるともう1人のちんちんが触れて気色悪いね。 登録日 2009/03/31 【た】一覧 ダービースタリオン ターボエンジン付きスケートボード 第一発見者 ダイエー甲子園店 タイガース 大空魔竜ガイキング 大激闘マッドポリス’80 大暑 ダイジョーブ博士 タイタンフォーム 大追跡 大鉄人17 大都会PARTⅢ 大都会PARTⅡ 代表取締役刑事 太陽にほえろ! ダウンロード 高木美保 高木渉 高見兵吾 高山みなみ 滝和也 筍剥ぎ 「たこ焼きみたいやね」 助け人走る タスポ 立ち食いうどん屋 立花藤兵衛 舘ひろし 立ちんぼ ダッシュ勝平 縦読み 他人の目 煙草 ダブルフェラ 田村正和 タン塩 タンスの肥やし 探偵たちの鎮魂歌 探偵団バッチ ■ トップページへ移動 ▲ このページ上段に移動
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■次のうちいずれかを1つを選ぶ。 ▶︎○○ ▶︎○○○ ■爆進ダブル(バトルゾーンに自分の進化クリーチャーがあれば、この効果を両方とも選んでもよい) 備考 今現在、《爆進 ○○〜》と言う名前を持つ呪文のみが持つ能力。
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フシャスラワルヤ(フシャスラ・ワルヤ) クシャスラの別名。
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画像 動作 空中に浮遊して杖を出現/格納する。 杖を出している状態のみ、ニコルマリスAMの内蔵武器が使用可能になる。 アイヴィスAM2と違い、もう一度使用することで杖を格納し、手持ち武器が使用可能になる。 その他 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る