約 553,697 件
https://w.atwiki.jp/gods/pages/41996.html
タダダイゴンゲン(多田大権現) ミナモトノミツナカの別名。
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/1828.html
このページはこちらに移転しました 死にかけダイゴロー 作詞/にゅる 何があるか分からない 君がくれたこの道 あの日箱の中の僕を 抱き上げた細い腕 君と並んで歩いた 呼ばれる名前「ダイゴロー」 同じ高さの視界じゃないけど とても幸せだった でもある日君は 白い車に乗ってった 辛そうな笑顔で「大丈夫だよ」と言いながら 一人で待つのは僕はイヤだから 僕も連れてってくれないか 僕は君がいなきゃダメなんだ 僕の主人は君だもの 窓際真っ白い部屋 君は管が繋がれて 目を開けようともしない 窓際に揺れる花 僕は見るのが辛くて そこから逃げ出した 町の外れの原っぱまで とにかく逃げ出した 君が昔本で読んだ 四つ葉のクローバー 僕には何も出来ないから 君のために探すよ 夕日が落ちても朝日が昇っても 真っ黒になっても構わないんだ 君が笑ってくれるなら たとえ死んだっていいんだ 一人で待つのは僕はイヤだから 僕も今会いに行くよ 今にも倒れそうだけど 幸運の印をくわえて 君がそこにいる それが僕の幸せ 今行くよ待っててくれよ 僕は…ああ もう前もよく見えない 名前を呼ぶ声「ダイゴロー」 あぁ君のために贈るよ 君の笑顔を見せてよ 何があるか分からない 君がくれたこの道 最後まで一緒に歩きたかった だから泣かないで (このページは旧wikiから転載されました)
https://w.atwiki.jp/octopus/pages/19.html
シナリオチャート フエンタウン~ポケモンリーグ フエンタウン ジム戦。戦闘後、ライバルからゴーゴーゴーグル入手。 トウカシティ ジム戦。 ミツルの家で[秘伝マシン3]入手。 キンセツシティ テッセンに話しかけ、[地下の鍵]を入手。 110番道路のニューキンセツへ(別にニューキンセツをクリアする必要はない) ニューキンセツ 奥まで進み、発電装置の電源を切る。 テッセンに報告。[技マシン24]が貰える。 118番、119番道路を通過し天気研究所へ。 天気研究所 数人のアクア団員と、幹部と戦闘。 119番道路の橋を通過後ハルカと戦闘。[秘伝マシン2]入手。 ヒワマキシティ 120番道路でダイゴと会話。デボンスコープ入手。 ジム前でカクレオンと戦闘。 ジム戦。 120,121番道路を通ってミナモシティヘ。 ミナモシティ デパート前でライバルと戦闘。 おくりびやま 山頂で[マグマのしるし]入手。 デコボコさんどう マグマのしるしが反応してアジトが出現。 マグマ団アジト 最奥でマツブサと戦闘。 カイナの船乗り場に行き、クスノキに話しかける。 アクア団アジト 潜水艦がある部屋まで行き、幹部と戦闘。 トクサネシティ 民家で[すごい釣り竿]入手。 エニシダと会話。ジム戦。 ジム戦後、宇宙センターにマグマ団出現。 宇宙センター 二階でマツブサとホムラとダブルバトル。ダイゴと組む。 戦闘後、ダイゴの家で[秘伝マシン08]入手。 128番水道 ダイビングを使って、海底洞窟に侵入。 海底洞窟 最奥でアオギリと戦闘。 カイオーガが目覚める。 ルネシティへ。 ルネシティ グラードンとカイオーガが戦闘中。 ダイゴに話しかけ、めざめの祠へ。 めざめのほこら 最奥でミクリと会話。 そらのはしらへ。 131番水道にあります。 そらのはしら ミクリと会話。頂上ヘ。 ルネシティに戻ると、天候が直る。 直ったあとミクリに話しかけると[秘伝マシン07]入手。 最後のジム戦。 サイユウシティ ポケセンでエニシダと会話。 チャンピオンロードに侵入。 チャンピオンロード 途中ででミツルと戦闘。 ポケモンリーグ 五人勝ち抜き、殿堂入り。 ミシロタウン~煙突山 殿堂入り後
https://w.atwiki.jp/83452/pages/14976.html
ダイゴ「なら、もう一度だ! 次は“アイアンテール”!!」 ボスゴドラ「ガアアッ!!!」ブオンッ イシズマイ「イマー!」キイイン ガギイイン…! イシズマイ「イマ!」ニヤリ ダイゴ「! また…!」 デント「“まもる”だよ」 ダイゴ「“まもる”…」 デント「ただし、ただの“まもる”じゃない。“てっぺき”を合わせた、まさに鉄壁の守りさ!!」 イシズマイ「イマイマー!」キイイン ダイゴ「…でもそれだと防戦一方だよね? そちらが勝つことはないと思うけど」 デント「そう思うだろうね。しかし、“てっぺき”で守りを固めたのはガードする他に意味があるんだ。 …イシズマイ、“からをやぶる”!」 イシズマイ「イマーイ!!」シュバッ ボスゴドラ「…!」 ダイゴ「は、速い!?」 デント「普段は岩の家を被ってるイシズマイだけど、その重りをなくしたんだ! スピードはもちろん上がる!! そしてパワーも倍以上に跳ね上がる…!!」 デント「イシズマイ、“シザークロス”!」 イシズマイ「イマイマー!!」シュッ ザシュウウ!!!! ボスゴドラ「ガ、ア…!」 ダイゴ「ボスゴドラ! ……“からをやぶる”か。確かにパワーやスピードは上がるけど、ガードは手薄になるんじゃないかな?」 デント「!」 ダイゴ「岩もない状態で受け切れるかな? “アイアンテール”!!」 ボスゴドラ「」ブオンッ デント「…ッ。イシズマイ、“からにこもる”んだ!」 イシズマイ「イマーイ!」ササッ ボスゴドラ「!」ガギイン! デント「ふう、危なかった。鉄壁の守りは持続しているからね。岩を被ってしまえば、今度は絶対の防御を誇るんだ!」 ダイゴ「…」 ダイゴ(岩を被ればガードが、岩から抜ければパワーとスピードがそれぞれ上がる……。なるほど、これこそ完璧な戦術といったところかな) デント「また“からをやぶる”だ!」 イシズマイ「イマイマー!」バッ デント「“シザークロス”!!」 ダイゴ「…ボスゴドラ!」 ボスゴドラ「ガアアッ!」シュンッ シュシュシュシュ…… イシズマイ「イマーイ!?」キョロキョロ デント「“かげぶんしん”!?」 ダイゴ「パワーとスピードが上がっても、これらを見破れるかな?」 デント「チィ……! 舐めないでくれよ。イシズマイのスピードは桁違いに上がってるんだ! 順々に攻撃していけば、何れは本物に当たる!!」 イシズマイ「イマイマー!」シャキンッ ザシュッ ザシュッ ザシュッ… ダイゴ「……」 デント「クハハ! これで分身も残り少なくなって、本物に攻撃が当たるのも時間の問題……」 ダイゴ「クスッ」 デント「!」 ダイゴ「眼前の敵にだけ、気を集中しちゃいけないよ」 デント「なに…?」 ダイゴ「ボスゴドラ!」 ボスゴドラ「ガアアッ!!」バッ デント「背後から…! いや……」 ダイゴ「そちらが最大の攻撃と防御を持つのなら、どちらかを崩せばいいこと! 崩す隙があるなら、それはイシズマイの攻守の交代の仕方にある!!」 デント「…! 岩が狙いか!!」 ダイゴ「その岩が最大の防御を誇ろうと、それを扱う者がいなければ意味はない! 元はただの岩だよ!!」 ダイゴ「“メタルクロー”!!」 ドガアアアアアン!!!!!!!! ボスゴドラ「……」 ガキッ……… ボスゴドラ「…!?」 ダイゴ「ば…、そんな! 岩が壊れていない!?」タタッ ダイゴ「…! なんだこれは!? 先程の岩とは形も大きさも…別物!?」 デント「フフ…すごい、すごいすごいすごいすごい!! まさにグッドテイストなバトルだよ!!!」 デント「まさかここまでやってくれるとはね…。でも残念、やはり勝つのは僕の方みたいだ」 ダイゴ「なにをしたんだ!?」 デント「別に? たいていのポケモンは体験する自然の出来事だよ」 イワパレス「イワーッパ!!」 ダイゴ「! 進化したのか!」 デント「そう! イシズマイの岩だったら君のボスゴドラの攻撃で壊れただろうさ。でも、進化したイワパレスの岩なら?」 デント「イワパレスは進化したことで能力が格段にアップしている。もちろん防御のステータスも格段に、ね」 イワパレス「イワーッパ!!」 ボスゴドラ「……ッ」 デント「それと攻撃のステータスも同然にね!! イワパレス、“がんせきほう”!!!」 イワパレス「イーワパーッ!!!」 ゴッ…… ドゴオオオオン!!!!!!!! ボスゴドラ「ガアア…ッ!!?」 ドシャアア!!!!!! ボスゴドラ「ガ、アア……」 ガクッ デント「戦闘不能だね。さあどうする?」 ダイゴ「ありがとう、ボスゴドラ」パシュッ ダイゴ「……次のポケモンを出す前に聞いておきたいんだけど」 デント「?」 ダイゴ「君は何故戦っているんだい? 理由を聞かせてくれないか」 デント「ふ、何を聞くかと思えば…そんなの決まっている! プラズマ団リーダー、ゲーチス様のためだ!!」 デント「ゲーチス様はジムリーダーだった僕たち“ダークトリニティ”に声をおかけなさった! そして話されたのはポケモン解放について。 僕たちは感動したよ…ゲーチス様の理想……素晴らしいと思った! そしてゲーチス様についていこうと決めた!!」 デント「ゲーチス様のために生きて死ぬ! この命はゲーチス様のためだけにある!! 僕が戦う理由はただひとつ! ゲーチス様のためさ!!!」 ダイゴ「……なるほど、ありがとう。君の意思、伝わったよ」 デント「…?」 ダイゴ「意味が分からないという顔をしているね。でも、これは聞いておかなきゃいけなかったんだ」 ダイゴ「…僕たちチャンピオンは、それぞれポケモンバトルでの自分の主義を持ち合わせていてね」 ダイゴ「例えば、ワタルは使う技は“はかいこうせん”のみ。それで相手を捩じ伏せること。 シロナさんの場合は、どんな相手にも全力で立ち向かうこと。それでも子供相手だと、無意識に手加減してしまうみたいだけどね」 デント「……君は?」 ダイゴ「僕はね。戦う理由、揺るぎない意志…それらを持ち合わせている相手だけに本気を出すことにしているんだ。 例え僕が勝つことでその意志を砕くことになっても、絶対に手加減はしない。相手に失礼だからね」 ダイゴ「君の戦う理由、揺るぎない意志を聞けてよかった…これで心おきなく戦える……」カチャ デント「…!」 ダイゴ「メタグロス!」ボム! メタグロス「グロース!!」 デント「…ハハッ! 本気だって? こちらはパワーもガードもスピードもパーフェクト!! 今更君になにができる!?」 ダイゴ「メタグロス…」 メタグロス「グロース!」キッ デント「攻撃する気かい? イワパレスは岩を被った状態だけど?」 ダイゴ「さっき、君は僕のバトルスタイルを『肉を切らせて骨を断つ』、と言ったね。 でもそうじゃないよ。そんな生半可なものじゃない、僕のバトルスタイルは」 ダイゴ「あえて言うならね、僕のバトルスタイルは…」 メタグロス「グロース!!」ダッ ダイゴ「メタグロス、“コメットパンチ”!!」 ブオンッ! イワパレス「…!?」 ドガアアアアアン!!!!!!!! パラパラ…… イワパレス「イ、…」ビキッ… バタッ デント「!」 ダイゴ「『肉を切り裂き骨も断つ』、その鋼でね。 これが僕の本来のバトルスタイルさ」 デント「く……、!?」フラッ… バタンッ ダイゴ「おっと、攻撃に巻き込まれたみたいだね。あの衝撃で倒れるのは無理もないよ」 デント「グ、ゥ…! ゲーチス、さ、ま……」ガクッ ダイゴ「……どんな人間にも自分にとっての正義がある。善人悪人問わずね。僕も、かつて強さを追い求めた一人のトレーナーを知っている……。 それが正しいのかどうかは分からないけど、いいと思うよ。そこに善も悪もない……人と人、互いの正義のぶつかり合いだってある」 ダイゴ「だけどね。その正義を貫くために世界を破滅に追い込んだり、人やポケモンを傷つけたりしてはいけないんだ。 この世界や、人やポケモンに迷惑はかけちゃいけない。正義以前に、最低限のマナーだからね」クスッ ダイゴ「……さて、シロナさんとワタルは大丈夫かな? 見に行こうか、メタグロス」 メタグロス「グロース!」 … アデク「……ふう、ふう…」 マツブサ「ククク……」 アカギ「……」スッ… アカギ「テラキオン、“ストーンエッジ”!」 テラキオン「ぐるるおおーっ!」 ゴゴゴ…… アデク「…!」 ドガアアアアアン!!!!!!! ボルトロス「しゅるばばばーっ!?」 アデク「ボルトロス…!」 アカギ「ビリジオン、“リーフブレード”! コバルオン、“メタルクロー”!」 ビリジオン「ききゅああああーっ!」ブンッ コバルオン「こふおおおおーっ!」シャキンッ ドオオオオン!!!!!!!!! トルネロス「ばりゅるるるるーっ!?」 ランドロス「どろるるるるっ!?」 アデク「くう……、トルネロス! ランドロス!」 シュウウ……… アカギ「…ふん」 マツブサ「アデクよお、わかんないのか?」 アデク「?」 マツブサ「俺たちはコバルオン、テラキオン、ビリジオンの伝説の三匹で戦い……それに対し、お前はボルトロス、トルネロス、ランドロスのこれまた伝説の三匹で戦っている。 両者に実力の差はほとんどないはずだ。なのに何故、お前の方が押されているのか」 アデク「……」 マツブサ「それはな。使い手だよ」 アデク「…なに?」 マツブサ「いやいや怒るなって。別に使い手としてお前が劣っているわけじゃない。 寧ろ、俺たちの実力は同等だ」 マツブサ「だがなあ、よく考えてもみろ。伝説のポケモンってのは普通のポケモンとは勝手が違う。扱うのにはそれなりの、トレーナーとしての実力が必要なんだよ。ポケモンはトレーナーの実力分の力を引き出せる」 マツブサ「つまりな、単純に考えて……俺とアカギの実力分の力をコバルオンたちは引き出せる。同様にボルトロスたちもトレーナーのお前の実力分の力を引き出せる。 両者の違い、わかるか? トレーナーの数だよ」 アデク「!」 マツブサ「三匹を操るのに一人でやれると思ったか? 三匹を使う場合、実力は三つに分散しちまうんだよ! なら話は簡単だ。トレーナーの数が多い方が、三匹のポケモンを上手く操れる!! お前がどれだけ強いポケモンを使おうと、一人で戦う限り、俺たちに勝つことなんて不可能なんだよ!!!」 アデク「ぬう…ッ!」 マツブサ「墓場にも一人で行くんだなァ!! コバルオン、テラキオン、ビリジオン、“せいなるつるぎ”ィイ!!!」 コバルオン「こふおおおおーっ!」 テラキオン「ぐるるおおーっ!」 ビリジオン「ききゅああああーっ!」 キイイイイイイ……!!!!! アデク「ぐ…、これで終わりか……」 マツブサ「やれええええええ!!!」 ギュアアアアアアッ!!!!!!!!!! アデク「……く、」 キュイン! シュワアン……! アデク「…?」 マツブサ「な、んだと…。攻撃が無効化された…?」 サメハダー「サメハー!」ニヤリ アカギ「サメハダー?」 ザッザッ…… アカギ「…!」 「トレーナーの数が多い方が三匹を上手く操れる、か……」 「では、三人になったらどうです?」 アデク「おぬしらは…!」 … 《チャンピオンロード付近》 下っ端「ダブラン! “サイコキネシス”!!」 ダブラン「ラーン!!」ウィン! ワルビアル「ビーッ!!」 ダブラン「…!」 ヤーコン「“かみくだく”!!」 ガギイイッ!!!!!!! ダブラン「ブラー…!?」 下っ端「くそ…!」 下っ端2「タマゲタケ!」 ボコッ… タマゲタケ「タンマー!」 ヤーコン「!」 下っ端2「ケケッ、気づかなかったか? ご愁傷さ…」 ドオオオ!!!!!! タマゲタケ「…?!」ボタッ 下っ端2「んなっ…」 ペンドラー「キシャアア!!!」 アーティ「虫なら僕の十八番だよぉん。気づかない訳無いよねぇ」 下っ端2「くぁっ…!」 下っ端3「じゃあ空中ならどうだァ!!」 アーティ「!?」 バササッ… シンボラー「ボォー!!」 下っ端3「そんな虫けら、捻り潰しちまえ!!」 ビュオッ!!!! 下っ端3「? なんだ? 今、頭の上を何かが通り過ぎて…………って、通り過ぎて!?」 ウォーグル「ウォー!!」ビュオオオ! フウロ「空中戦なら私だよね! あれから頑張って進化したんだから! ウォーグル、“フリーフォール”!!」 ウォーグル「ウォー!」ガシイッ シンボラー「!」 ビュオッ!! ドダアアアアアアン!!!!!!!!!! シンボラー「」ピクピク… 下っ端3「くぅっ!」 下っ端「つ、強い…これがイッシュのジムリーダーの実力か……!!」 24
https://w.atwiki.jp/83452/pages/11957.html
2章 澪「…わからないんだな」 ニャース「ニャー… あ!看板があるニャ!」 澪「最初から探せばいいのに…」 ニャース「むむ… ここはミナモシティニャ!」 澪「ミナモシティ?」 ニャース「ニャ! このホウエンの一番の都会街だニャ!」 澪「それにしたらなんか賑やかじゃないような…」 ニャース「そういえばそうだニャ… なにかあったのかニャ?」 澪「そこらへんを探索してみるか」 ???「………」さっ ―――――――――――――――――――――― さっ ???「どうしました?ホカゲさん」 ホカゲ「ミナモシティ住人は全員追い出しました」 ???「そうですか ご苦労でしたね」 ホカゲ「ですが…」 ???「なんです?」 ホカゲ「街に人らしきものが」 ???「そうですか、困りましたね…… ……いいでしょう、私がなんとかしておきましょう」 ホカゲ「はっ」 ――――――――――――――――――――――― ニャース「だーれもいないニャ~」 澪「そうだな… ん?ここは…」 ニャース「民宿…モナミ?」 ???「そう!ここは民宿モナミ!!ミナモシティ一番歴史のある宿、民宿モナミ!!」 澪「ど、どなたで?」 宿主「私はここの宿主!!さて、君達は何日泊まるのかな?」 澪「いえ、泊まりじゃあないんですけど…」 宿主「!! そうか……」 澪「す、すみません」 宿主「いや、いいんだよ 最近は耐性がついた… だって、今このミナモシティには人が誰一人いないから!!」 澪「人が…?」 ニャース「どうしてなんだニャ?」 宿主「街に避難勧告が出たんだ!!」 澪「避難勧告?どうして…」 宿主「ああ、内容は大津波がくるっていうものだ!」 澪「え!?じゃあ、ここ危ないんじゃ!?」 宿主「いや大丈夫だ この情報は全くのデマ」 ニャース「なんでそう言い切れるニャ?」 宿主「私のルージュラの予知夢によってね これから起こる災害がわかる」 ルージュラ「ジュラ~」 宿主「ルージュラの予知夢では大津波……いや、なんの災害も起きないとなっているんだ」 ニャース「ニャるほど…だから大津波は起きニャいと…」 澪「でも、ならなんでそんな勧告が出たんでしょう?」 宿主「ああ、それは目処はついている 勧告は、ある組織によって出されたんだ」 澪「ある組織?ってどんな…」 宿主「ん~とね、頭に青いバンダナを… あ!ほら、あの人みたいに…………って、え?」 澪「あ、青いバンダナ…」 ???「………」かつかつ 宿主「あ、あ… い、1名様でしょうか?」 ???「困りますねぇ宿主さん 我々の組織のことをしゃべられては」 宿主「え、え、えーと、な、何泊で!?」 ???「………」 がっ 宿主「ひいっ!」 澪「な、な、なに、してるんだ!」 ニャース「やめるニャ!」 ???「ふ、お前たちには用はない ケーシィ!」 ケーシィ「ケー」 ???「テレポートです」 ぎゅいいいいいん! 澪ニャース「!?」 しゅううううう 宿主「あ…あ…」がくぶる ???「私のケーシィのテレポートは少し変わってましてね。地方圏ならどこへでも飛ばすことができるのです… さて、宿主さん あなたはどうしましょうか?」 宿主「ひ、ひいっ…」 ???「ふふふ…」 ―――――――――――――――――――――― しゅううううう どた!ばた! 澪「いたたた…」 ニャース「ニャー?なにが起こったんニャ?」 澪「ここは…?」 ニャース「ん?あたりが暗いニャ…」 澪「!!」 ???「マーマー!!」 ニャース「ニャ!?い、イシツブテ!?」 澪「い、いや!!」 ???「ダンバル!とっしん!!」 どがん! イシツブテ「!?」 澪ニャース「!」 ???「大丈夫かい?」 澪「は、はい…」 ニャース「オミャーは?」 ダイゴ「僕は……ダイゴ」 ―2章完― 3章 澪「だ、ダイゴさん 助けていただいてありがとうございました!」 ダイゴ「いやいや、いいよ 偶然通り掛かっただけだし それに…」 ???「こんなか弱きレディが襲われてたら誰だって助けるよ、か?ダイゴ」 ダイゴ「! はは、見てたのか」 澪「か、か弱…/// れ、れでぃ///」 ニャース「………」 ニャース「で、オミャーはなんなのニャ?」 ???「おっと、人に名前を尋ねるときは まず自分から…とトレーナーに教わってないのかね?子猫ちゃん」 澪「こ、子猫…///」 ニャース「オミャーには言ってないのニャ」 ???「それで、君達の名前は?」 ニャース「人に名前を尋ねるときは」 ???「それでは無限ループだろう」 ―――――――――――――――――――――― 澪「わ、私は秋山澪です!」 ???「よろしく、澪」 澪(よ、呼び捨て///) ニャース「ニャーは見てのとおりニャースなのニャ」 ???「だろうな どこから見てもニャース……」 ???「」 ニャース「………?」 ???「ってニャースが喋ってるぅ!?」 澪「………」 ニャース「みんな大体そんな反応ニャ」 ダイゴ「喋るニャースとは珍しいね」 ???「だ、ダイゴ! なんでお前は平然としていられるんだ!?」 ダイゴ「別に平然となんてしてないよ むしろ驚いているよ 大誤算だよダイゴだけに」くす ???「お前の性格には憧れるよ…」 ダイゴ「君の性格も個性的だけどね、ミナキ」 澪「ミナキ…?」 ダイゴ「あっ」 ミナキ「やれやれ、先に言われてしまったようだ そう、私の名はミナキ! この世の女性、全てを愛し尊敬する紳士であり そして、スイクンハンターだ!」びしっ ダイゴ「それでどうして喋れるようになったんだい?」 ニャース「それは血のにじむ努力d」 澪「ひやぁー!!」 ミナキ「聞いてないっ!?」 ―――――――――――――――――――――― ミナキ「……どうせ、僕はゲームでもアニメでも全然活躍しないキャラですよ……どうせ…」ぶつぶつ ダイゴ「悪かったミナキ 悪ノリがすぎた でも、君がこんなに落ち込むとはね… 大誤算だよダイゴだけに」くす ミナキ「………まあいい」 ミナキ「それで、君達が疑問に思ってることに答えよう! スイクンハンターとは何か!!」 ニャース「誰も疑問に思ってもないニy」 ミナキ「だまりたまえ! とりあえずここからは私のターンだ!」 ダイゴ「努力ってどんな?」 ニャース「ニャー、それはそれは大変なものだったのニャ 二足歩行だけで苦労したものニャ 毎日毎日練習して、足の皮が剥けたり」 澪「ひゃあ!!」 ミナキ「………またその手か? そんな何度もやられても堪えないぞ」 ダイゴ「それで…」 ニャー「ニャ……」 澪「ひゃう!!」 ミナキ「………」 ミナキ「僕が悪うございました!!僕ちゃん、調子のってました!!」 ――――――――――――――――――――――― ミナキ「それでスイクンハンターと言うのは、その名のとおり、伝説のポケモン・スイクンを追うものだ!!」 澪「スイクン?」 ニャース「ジョウトの伝説のポケモンの一匹ニャ スイクンは濁った水を清める力を持つというニャ」 澪「へえ…」 ミナキ「ほう、よく知っているな」 ニャース(なんでこんな上からなのニャ?) ミナキ「だが説明が不足しているな スイクンは水を清める力を持つと同時に自分自身も美しいのだ!!」 澪ニャース「………」 ダイゴ「実はそのスイクンを探しにここにきたんだよね まぁいなかったけど 大誤算だったねダイゴだけに」くす 澪「そういえば、ここってどこなんですか?」 ダイゴ「石の洞窟 ムロタウンのはずれにある洞窟さ」 ニャース「石の洞窟… こんな所まで飛ばされたのかニャ」 ダイゴ「飛ばされた?」 澪「はい、実は…」 ミナキ「はい、俺空気ー」 ―――――――――――――――――――――― ダイゴ「そんなことが……」 澪「はい…」 ミナキ「…待てよ、青いバンダナ……ダイゴ、もしや?」 ダイゴ「ああ、ミナキ 僕も思った」 ニャース「なんの話ニャ?」 ミナキ「さっき、君達は青いバンダナの男にここに飛ばされた、と言っただろう?」 澪「はい」 ミナキ「ここ最近、ホウエン地方である悪の組織の噂があってね」 ニャース「それがなんなのニャ?」 ミナキ「その組織の奴らは皆、青いバンダナを頭につけているんだ」 澪「そ、それって…」 ミナキ「そう、君達を飛ばした奴はその組織の一員 しかも、様子から 間違いなくリーダー格」 澪ニャース「!!」 澪「その…組織の名前は…?」 ミナキ「…アクア団」 澪「アクア…団?」 ニャース「…聞いたことがあるニャ ある伝説ポケモンを狙っているとかいう…」 ダイゴ「そう、その伝説ポケモンを自分達の野望を叶えようとしている」 ニャース「アクア団と対立している組織があったようニャ…」 ダイゴ「ああ、マグマ団だ 彼らもまた伝説ポケモンを使い野望を…」 澪「野望ってどんな?」 ダイゴ「アクア団は海を広げること、マグマ団は陸を広げること」 澪「でもそれってあまり悪くはないんじゃ…」 ミナキ「いや、ダメだ そんな人間の勝手で自然環境をむやみに変えたら ポケモンの生態系も変化したりで色々目茶苦茶になってしまう」 ダイゴ「それに、彼らの広げる規模はそんなちょっとじゃない 人間やポケモンの生命の危機にも関わってくるほどの壮大な規模だ」 澪「そ、そんな組織のリーダー格に私達は…」 ミナキ「ふむ、よく生きて逃げられたな、と思う」 ダイゴ「………」 ミナキ「どうした?ダイゴ」 ダイゴ「いや、ちょっと気になることが……」 ミナキ「?」 ダイゴ「君達のさっきの話では、ミナモシティで避難勧告が出ていた 出したのはアクア団だと推測される」 澪「はい」 ダイゴ「じゃあ何故、アクア団はそんな勧告を出してまでミナモシティを無人にしたかったのか?」 澪ニャースミナキ「………」 ダイゴ「これは…まずい事態かもしれない… ミナキ、ちょっと僕はミナモに行ってくる!」 ミナキ「ああ」 澪「待ってください!私達も…」 ダイゴ「いや、やめておいた方がいいだろう 君達は一度会ってるからね 今度会ったら…」 ミナキ「そうだな やめておいた方がいい」 澪「そう…ですね」 ダイゴ「それでは僕は行くよ!」 澪「あ、あの!」 ダイゴ「?」 澪「あ、ありがとうございました!」 ダイゴ「…ああ!」だっ ニャース「…ニャー達はどうしようかニャ…」 ミナキ「…君達、さっきのアクア団・マグマ団のこと気になるかい?」 澪「は、はい」 ミナキ「どうしてもダイゴを手伝いたいと言うなら方法があるよ」 澪「なんですか!?」 ミナキ「強くなればいいさ」 澪「!」 ニャース「でも強くなるってそんニャ短時間で…」 ミナキ「各地のジムに行けば確実に強くなれるさ」 ニャース「そんニャ簡単に…」 ミナキ「ふふ、大丈夫さ どうやらその実力を彼女は持っているそうだしね」ちら 澪「あ…これはカントーの……」 ニャース「ニャ!ジムバッジニャ!」 澪「ここへ来る前はカントーで旅してたから…」 ニャース「そうだったのかニャ!」 ニャース(ニャハハ、石の洞窟に飛ばされた時はどうなるかと思ったニャが これならニャーは安心して護ってもらえるニャー)ぐふふ 澪「どうしたんだ?ニャース」 ニャース「ニャ!?な、なんでもないニャ!」 澪「?」 ―――――――――――――――――――――― ミナキ「ここムロタウンにもジムがある まずはそこで腕試しをすればいいさ」 ミナキ「それじゃあ 私はこれで」さっ 澪「ありがとうございました!」 澪「……じゃあ行こうかニャース」 ニャース「そうだニャ」 澪(よし頑張るぞ!ジム戦!)ぐっ ニャース(さて、腕前を見せてもらうかニャ~)にやにや ―3章完― 3
https://w.atwiki.jp/shousetsu/pages/25.html
「少年よ!2秒後に飛べ!」 高らかに吼える銀色の毛並みが太陽の燐辺からキラキラ輝きました。 「ウィッシュ!?どういうことっすか!?」 「早くしろ!!」 銀色の影が吼え盛りました。ダイゴは、何も分からずにジャンプしました。 すると、白い糸のようなものが円を作りスライムたちを囲み、中心であるダイゴに音の速さよりもはるかに速くむかってきました。スライムたちはその瞬間、真っ二つに引き裂かれました。 2秒後のタイミングが少しずれたのか、その白い糸のようなものに渋谷のカジュアル専門店で買った、4万のレザーシューズの底が切られてしまいました。 中心に、至った白い糸のようなものは、小さな白いリングになりました。それは、シュウシュウと音を立て、リングの上に灼熱に揺らめく陽炎を作りました。 「・・それは・・『ただともの輪』だ。」 銀色の影がダイゴのほうに向かってきました。 ダイゴはようやくそれが、「犬」であると気づきました。 「だたとものわ・・?」 ダイゴは狐に化かされたように犬に話しかけました。こんなファンタジーの世界でも一応、犬は話さないことになっているのです。 「ああ!そうだ!」 焼け付くスライムの残骸を踏みつけながら、ようやく犬はダイゴの前に待てのしぐさをしました。 「少年よ!もう少し遅れていたら、この輪で真っ二つだったぞ!」 犬は叱りました。しかし、ダイゴは違うことを考えていました。 彼を仲間にすれば、少しは役に立つか・・と。しばらくして、犬は叱るのをピタリと止めました。 ダイゴは、とりあえず、社交辞令から始めることにしました。 「あ~・・俺は、ダイゴっていうんで、ヨロシクっす!」 犬は、とたんにピシッと体勢を整え、 「私は、ロムスカ・パロ・ソフトバンク・・いや!・・もうただの犬だ・・」 白い犬は目を背けました。伸びっ放しの舌が息を漏らしていました。ダイゴは話もろくに聞かず、 「マジッすか!今、民主党っていう鬼をやっつけにいこうとしてるんすけど・・」 しかし、ダイゴは話を途中で切ってしまいました。遠くから、幼女の泣き声が近づいてくるのに気づいたからです。ダイゴは、金も勿論好きでしたが、幼女も好きでした。 「おい!あれを見ろ!」 犬が舌を出して向いているほうをダイゴは見ました。 すると、そこには少女が焼け死んだスライムをもの悲しげに、すくっては捨ててを繰り返す姿がありました。 幼女は泣いていた・・・ ダイゴはその涙が嫌いだった・・それは瀬戸内寂聴のケータイ小説より寂しく、虚ろで、こぼれる涙がガラスのようにこぼれて弾けた・・ ダイゴは、擦り寄り幼女に話しかけました。 「大丈夫かうぃっしゅ?やったのはコイツだ!!!!!!!!!!」 そして、ダイゴはソフトバンクの犬を指差した。 指が震える・・これほどかっこよくキマることはない。そして優しく包み込み、幼女を一網打尽・・ ダイゴは計算しました。頭の中で渦巻く妄想・・思いがこぼれ出て、いきり立つ自分の股間・・ 「ワン!」 犬は吼えました。 「い・・犬が吼えるわけ無いじゃない・・あなた・・顔はいいけど・・変質者ね!!! 私のスライムをころして!!!そだてあげてごうせいして、キングスライムにしてお金をたんまり手に入れるつもりだったのに!!!!」 幼女の手にはいくらか小銭が握り締められていました。 ダイゴはマズイと思いました。 非常にマズイと思いました。 そこで、ダイゴは違う手に出ました。おびえる幼女は、後ずさりしようと思いましたが、スライムに足を取られてコケてしまいました。 「ふ・・・ふぇぇええん・・」 幼女が真っ赤になった顔からまた涙を搾り出しました。 ここで、ダイゴはますます擦り寄り、きび団子を出しました。 「お嬢ちゃん、これ、俺んちだけで作れるダンゴなんっすよ、ほしい?限定っすよ?」 ダイゴは息を熱くして幼女に顔を近づけました。 「や・・やだ・・さいみんやくとか・・はいってるとおも・・・・!!!」 そのときです!犬がよだれを噴出し、飛び掛ってきました。犬の目はイっていました。 「ほしい!ほしい!よこせ!!!!!」 犬は吼えながら日本語を流暢に使いました。 「い・・犬がしゃべって・・・へんしつしゃ・・・!?け・・警察よぶのだわ!!!!」 そうして、幼女は、ピンクの身体に合わないれっきとした兵器、「携帯電話」を取り出しました。 ダイゴは流石にマズイと思いました。 「ちょっと、犬さん・・マズくないっすか?逃げたほうがよくないっすか?」 「うむ・・・」 犬はうなりました。しばらく犬は考えて、犬は突然吠え出しました。 すると草原の向こうの林からスーツ姿の黒人が現れました。 「オトウサン、オ久シブリデス。」 「あの・・黒人のお父さん・・?」 ダイゴは犬に聞き返しました。 「ああ!そうだ!私の息子だ!紹介しよう!パズー・・」 黒人は人差し指を唇に当てて、「黙れ」のしぐさをしました。 しかし、ダイゴは既に嫉妬をしていました。怒りの目の先にあったのはそこの犬でした。 少なくとも、あの「犬」がニンゲンを産むには、黒人の母親がニンゲンで無ければならない。 ダイゴよりも先にプレイをしていたと思うと憎憎しくてたまらなかった。今日の夕食にでもしようとも思いました。 だが、ダイゴは考え付きました。ダイゴは犬を「餌」で釣り、そしてドレイのように扱おうと決心しました。 「デ、オトウサン、何カ用デスカ?」 黒人は全く流暢でない日本語を話しました。犬は、黒人の耳元にその長い口を当てて、ボソボソ言いました。 「ホントデスカ!オトウサン!?」 幼女が震えながら携帯で警察と相談をしていました。 変態の仲間が増えた・・と。 「チョット!ソコノ オ嬢サン!!」 黒人は歩み寄りました。 幼女の声は歩み寄るたびに大きくなり、携帯電話の向こうの警官に必死に救命を訴えました。「は・・はやくきて!!たすけて!!!!おそわれる!!!!!!!!!!!」 黒人は一歩一歩踏みしめ、彼の足元には覇気の息吹がスライムの残骸を吹き飛ばしました。 黒人の身体にはバチバチと電撃がめぐっていました。そして格段と上半身の筋肉をビクビクと膨らませました。 幼女は逃げました。声を壊して・・途中で携帯を落としてしまいました。拾ったらつかまります! しかし、状況は悪化するばかり・・そこには巨大な岩壁が・・!彼女の逃げる場所はもうなくなってしまいました。 泣き叫ぶ涙も尽き果て、声を逸した、枯れた声がただただ逃げたいという感情を差し出すだけでした。 とうとう、黒人はモリモリの上半身を見せながら幼女に顔を近づけました。 逃げることなどもはや、考えるだけでもムダです。今は警官が来るのを待つしかない・・ しかし、パトカーの勇敢な音もしません。 黒人が口を開きました。 「オ嬢サン、僕ト24時間無料ニナリマセンカ?」 「イ・・ッヤアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」 幼女は、筋肉モリモリの黒人の唯一の弱点、「股間」を蹴り、必死に逃げました。 そして幼女は森へ消えていきました。 「危機は去ったようだな!行くぞ!」 犬はダイゴに吼えました。 犬は、ムシャムシャときび団子をほおばりました。 銀の皿に唾液と団子を引きずった後を残して、犬は完食しました。 「どこがうまいんすか?」 とダイゴは聞きました。すると、犬はこう答えました。 「これは止められる味ではない!」 と答えました。麻薬でも入ってるのではないかとダイゴは睨みました。 犬が仲間になって、数日が立ちました。 黒人は常にダイゴたちの後ろを大量の荷物をかかえて歩きました。 森に入ったときは、木の枝を二本ワシャワシャとつかんで隠れるようにして歩きました。 モンスターが出てきたときは、犬と黒人が攻撃してくれるので、ダイゴはほとんど動くことをしませんでした。それでも経験値は手に入るので、少しずつダイゴはちゃっかりレベルを上げていきました。ポケモンのコイキング並みです。 ある日のこと、犬が 「おい!ダンゴをよこせ・・!」 と静かに、しかし急かしていいました。ギブアンドテイクなので、ダイゴはきび団子を一つ渡すと、 辺りから影が忍び寄ってきました。 あっという間に、覆面を被った戦闘歩兵に囲まれているではありませんか! 「ちょっ・・!ヤバクないっすか!?」 「・・渋谷系が戦闘値120・・黒人が戦闘値678・・・ゴミめ。」 戦闘歩兵の一人がブツブツ言いました。黒人は呆れて新聞を広げました。 そして一人の歩兵が、ガタガタ震え始めました。 「お・・おい・・そこの犬・・せ・・戦闘値・・!??!?うっうがあああああ!!!!」 他の歩兵たちがその叫びに顔を向けたとき、そこには、頭のない首から真っ赤な血を噴出す哀れで人間らしくないものであり、間もなくそれはバタリッと倒れました。 その足元には白い身体を血に染めて眼を射切らせ、真っ赤な団子を食らう犬が一匹・・ 「貴様らの首は・・さして美味くもないが、『ハツ』はどうかな?」 犬がにやけました。瞬間的な動きで言葉通りのハツを1人の歩兵から『ハツ』を奪い取りました。 「か・・返して・・俺の心臓・・・」 犬は血管を牙にぶらさげ脈打ち、血をとめどなく噴出す心臓を顎で堪能していました。 そして、最後の一人は、引けた腰を引きずり逃げ出しました。 「他愛の無いやつめ!」 犬は誇らしげに吼えました。 「オトウサン、見テクダサイ。」 黒人が持ってきたのは、歩兵の服でした。そこには、真っ赤な丸が縦に交わったマークがありました。 「こ・・これは!!」
https://w.atwiki.jp/nobita_in_pokemon/pages/306.html
前へ トクサネシティの宿に戻り、体を休めるのび太達。 ジムリーダー達は町の修復作業を手伝っているので、今は居ない。 「はぁ……」 ため息をつくのび太。 他の3人は何も話そうとせず、神妙な顔をしている。 トントン。 突如として部屋の扉が叩かれ、4人は顔をあげる。 「いいですよ」 のび太が言うと、扉がギィーと音を立てて開く。 「はじめまして。僕はダイゴ。突然押しかけてすまない」 そう、部屋に入ってきたのはダイゴ。 「ダイゴさん?」 口をポカンと開け、ふぬけた声をあげるのび太。 「おや、君は以前会ったね。……で、僕の用件は君達に事件の真相を伝えることなんだ」 今回の襲撃事件の真相。 それをダイゴは知っているという。 「知ってるんですか?なら、是非とも教えてください」 スネ夫が言い、ダイゴが頷く。 「単刀直入にいう。今回の事件の根源となる組織……それはデボンコーポレーションだ」 「デボンコーポレーション?」 「ああ。名前ぐらいは知っているだろう」 同時に発言する4人にダイゴが返答する。 「デボンって……あのホウエン最大の大手会社ですよね?」 スネ夫が確認すると、ダイゴは小さく頷いた。 デボンコーポレーション。 カナズミシティに建物を構えるホウエン最大の大手会社だ。 社員達の技術はかなり高く、常にホウエン地方を支えている。 「でも……何故デボンが?」 よくわからないという表情をしているしずか。 「それは……今から順を追って説明していこう」 ダイゴは紅茶を入れ、咳払いをしてから話し始めた。 「まず、事の発端はある一人の少女の言葉からだった。少女はデボンの社長……つまり 僕の父に何かを促し、それによって父はあんな事をしてしまうようになったんだ。 僕は少女と父の話を聞き、鳥肌が立つような危機感を感じた。だから、父と少女の行動 を常に監視できるようにチャンピオンを辞退した。そして、君達の仲間でありルネを破 壊したあの少年……デキスギに後を任せたというわけだ」 ここまで話すと、ダイゴは紅茶を啜って一息ついた。 「なるほど。にしても、何で出木杉が?」 スネ夫が言った。 確かに、もっともな質問だ。 「うーん……。僕が彼にトレーナーとしての素質を感じたから、かな?限界の見えそうな 四天王達よりは、無限の可能性が秘められている少年の方が有望だからね。それと、僕 がチャンピオンを辞退したのにはもう一つの理由がある」 「もう一つの理由?」 暫く黙っていたのび太が聞いた。 この時には、あのジャイアンまでもがダイゴの話に聞き入っていた。 「ああ。僕がチャンピオンを辞退したもう一つの理由……それは、僕自身がこのホウエン 地方を守りきれるか不安だったからだ。僕もまた、自分の限界に気付いていたからね」 ダイゴは悔しそうに外を見つめながら、更に続ける。 「……でも、今になって自分の判断が甘かったと気付いた。 僕がこの世界を託した彼…… デキスギは、何故か知らないが父の手駒になってしまった。今考えると、僕の見る目が間違っていたのかも知れないな……」 その目にやり場のない無念感を宿しているダイゴ。 無理もないだろう。 自分のしたことがホウエン地方破壊への手助けとなってしまっているのだから。 うつむけた顔をあげるダイゴ。 「さて、ここからが本題だ。僕がさっき話した内容を踏まえて、 君達にデボンを倒してほしい」 「デボンを倒す、ですって?」 驚いた表情で言うしずか。 「ああ。君達も、デキスギを取り戻したいんだろう?……それと、 君達の仲間と思われる青い狸も囚われの身となっている」 ダイゴのいう青い狸。 のび太はドラえもんのことが気になって仕方が無かった。 「ドラえもんが?」 「ドラエモンというのか……。ともかく、用件はこれで終わりだ。 明日の朝、僕と共に向かおう」 「はい!」 4人の快い返事を聞いたダイゴは、右手を挙げながら部屋を後にした。 残されたのはのび太、しずか、スネ夫、ジャイアンの4人。 皆は黙りこくったまま、やはり話そうとしない。 そんな時だった。 「ちょっと行ってくるよ!」 のび太は部屋を飛び出した。 のび太は全速力で階段を下り、廊下を駆ける。 『追いつけばいいんだけど……』 勢い良く宿の扉を開け、外に出る。 「ダイゴさーん!」 ダイゴは、既にエアームドを出して空を飛ぶ準備をしていた。 「ん?なんだい、ノビタ」 のび太は荒い息をつきながら言う。 「あの……ちょっとお願いがあるんですけど」 「何だい?」 どこか決意が現れているような、のび太の表情。 「僕とバトルしてください。お願いします!」 「バトル?どういうことだい?」 驚くダイゴに、のび太は答える。 「僕の力じゃ、ドラえもんや出木杉を助けれるか不安なんです。お願いします!」 のび太の必死の願いを聞いて、ダイゴも仕方なく頷く。 「じゃあ、前戦ったときと同じ……あの砂浜でやろう」 トクサネシティ砂浜。 強い北風が吹き、二人はボールに手をかける。 「いきますよ、ダイゴさん……。いけ、ハリテヤマ!」 「ボスゴドラ!」 砂浜に現れた二体の巨大なポケモン。 先に動いたのはハリテヤマだった。 「ハリテヤマ、かわらわりだ!」 「ボスゴドラ、守る!」 ボスゴドラに振り落とされるハリテヤマの手刀。 しかし、それは青い防御壁によって阻まれる。 「ボスゴドラ、燕返し!」 効果抜群。ハリテヤマは瀕死ギリギリのダメージを受けた。 『この一撃で決めないと、次の一撃でやられる……』 のび太はそう判断し、ハリテヤマに指示を出す。 「これで決めろ!ハリテヤマ、起死回生!」 ハリテヤマはありったけの力をボスゴドラに叩きつける。 そして、その一撃はボスゴドラを沈めた。 「やるじゃないか、ノビタ!……ならば、僕も最高のポケモンで相手をしよう」 ダイゴは空高くボールを放った。 ダイゴの放ったボールが光り、中からポケモンが出てくる。 そのポケモンこそ、チャンピオンとして名を馳せたダイゴのエース、メタグロスだ。 「これが僕の切り札。そう簡単には倒せないよ!」 「こっちも全力でいきますよ!ハリテヤマ、地震だ!」 効果抜群の攻撃がメタグロスを襲うも、大したダメージはない。 「そんなものかい?メタグロス、サイコキネシス!」 「ハリテヤマ!」 ハリテヤマは一撃でやられ、無残にも倒れてしまう。 「まだまだ……いけ、アブソル!」 それから戦いは続き、辺りが暗くなってきた頃に決着はついた。 「残念だったね、ノビタ。でも、君は確実に強くなっているよ」 「ありがとうございます、ダイゴさん」 結局のび太はメタグロスを倒せず、 他のポケモン達もいい所を見せる事なく倒れてしまったのだ。 「それじゃあ、僕はこれで……」 ダイゴはそう言うと、エアームドに乗って飛び去っていった。 「やっぱ、僕はまだ弱いなあ。もっと強くならなくちゃ!」 のび太は強い決意を胸に宿し、皆の居る宿へと戻った。 トクサネシティの宿。 既に辺りは真っ暗で、部屋の明かりは消えている。 しかし、そんな中唯一起動している部屋があった。 のび太の部屋。 目を開けたまま天井を見つめ、のび太は今までのことを思い出す。 『ホウエン各地が襲撃されて、ルネに出木杉が現れて……』 ダイゴの話でそれらの事件の詳細はわかったが、のび太にはまだ一つ疑問があった。 『ドラえもんと会って、ミュウツーを初めて見たあの日……』 そう、あの不可解な事件。 おそらく、ドラえもんが囚われの身になっている事と関係があるのだろう。 『まぁいいか。今は明日に備えて寝るのが先だ』 のび太は心の中で呟き、ゆっくりと目を閉じた―― 同時刻、トクサネシティ砂浜。 一人海を見ながら座っているダイゴ。 心安らぐ波の音を聞きながら、ふと呟く。 「頑張ってくれよ、ノビタ達……。この世界を救えるのは君達しかいないんだ」 ダイゴは緩やかな風を感じながら、遠い目で水平線を見つめていた。 翌朝。 のび太達は決戦の朝を迎え、宿を出た。 全員準備は万端。 今日の決戦に備え、昨日から用意していたものだ。 トクサネシティ砂浜。 「やあ、君達……。じゃあ、早速行こう」 のび太達の顔を見るやいなや、ホエルコに乗るダイゴ。 「僕が案内しよう。ついてきてくれ」 のび太、しずか、スネ夫、ジャイアン、ダイゴの5人は海へ飛び込んだ。 海底。 「ここだ。ここからダイビングであがってくれ」 ホエルコを操り上へ出るダイゴ。 それに続き、のび太達も上がっていく―― 「ここは……どこだ?」 ジャイアンが呟き、のび太達も辺りを見回す。 そして、その様子を察したダイゴが説明した。 「周囲と上に多くの岩があって外からは見えないけど、ここがデボンの本拠地なんだ」 デボンの本拠地。 海の中にあるとは思えないほど、中は綺麗に整っていた。 辺りには沢山の機械が置かれていて、研究レポートらしきものも見られる。 「さあ、行こう!」 ダイゴがのび太達を先導して中へ入っていく―― だが、そこで予期せぬ事態が起こった。 ビー!ビー!ビー!ビー! 非常事態を表す警告ランプが点滅し、アジト内に電子音が響き渡る。 「シンニュウシャハッケン!シンニュウシャハッケン!タダチニトラエヨ!」 すると、のび太達はすぐさま社員の男に囲まれた。 「随分と手荒い歓迎だな……まさか、予測していたのか?」 ダイゴが社員に聞くと、社員は驚いた様子も無く答える。 「社長は前からあなたの事をお疑いになっておりました。あなたはここで始末します」 社員はボールを構え、そのまま放り投げる。 「いけ、ミュウツー達よ!」 出てくるのは、以前にも嫌ほど見たミュウツー。 ――のハズなのだが、出てきたのは赤い色をした鯉。 「な、何故だ!何故コイキングとすりかわっている?」 目の前の状況が信じられず、口をポカンを開ける社員達。 そして、それを嘲笑うかのようにダイゴが言い放つ。 「この僕がなんの対策もしないと思うのかい?」 見事にダイゴの術中に嵌った社員達。 のび太達はそれを撃破し、次の部屋に向かった。 次の部屋に辿り着いたのび太達。 だが、そこには驚くべき光景があった。 「これは……ミュウツー?」 ジャイアンが円柱に類似した機械を指さす。 その機械の中では、ミュウツーのと思われる遺伝子が繋ぎ合わされていた。 「これが奴等のミュウツーの元だ」 ダイゴが説明すると、またもや敵の刺客がやってきた。 「裏切り者め……今ここで、倒してやる!」 敵は三人。だが、ダイゴは焦っていた。 「シズカ、スネオ、タケシ!君達3人でコイツ等を止めてくれ!」 ダイゴが叫ぶと、ジャイアンは不満そうな顔をする。 「なんでだ?こんな奴等、一人で十分だ」 「コイツ等はさっきの雑魚じゃない!実力は君達と互角の幹部なんだ!」 ダイゴに一喝され、ジャイアンは真剣な顔つきになる。 「わかったぜ!ここは俺達がやるから、のび太とダイゴさんは先にいってくれ!」 のび太とダイゴは頷き、次の部屋へ向かう。だが…… 「行かせはしないぜ!」 一人の幹部が行く手を阻む。 ――と、その時だ。 「まずは眼前の敵を見るべきじゃないの?ミロカロス、ハイドロポンプ!」 幹部はしずかのミロカロスの攻撃を受け、壁まで吹っ飛んだ。 「しずかちゃん、ありがとう!」 のび太とダイゴは、足を休めることなく再び走り出した。 長い廊下を走り終え、何もない部屋についたのび太とダイゴ。 「来るぞ、ノビタ」 「はい、わかってます」 二人が背を合わせ、敵からの攻撃に備える。 そして…… 「やはりあなたでしたか、ダイゴさん」 現れたのは十数人の男。 ダイゴはそれを見て身震いした。 「どうします?ダイゴさん」 「ここは僕がやる。コイツ等はデボン屈指の戦闘員だ……。 僕でも勝てるかどうかわからない」 ダイゴはそう言うと、メタグロスを繰り出した。 「メタグロス、破壊光線!……今のうちに走れ、ノビタ!」 ダイゴの迫力に押され、走り出すのび太。 「後は任せて下さい、ダイゴさん!」 のび太は強い決意を胸に、部屋を出ていった。 荒い息をつきながら、部屋の扉を開けるのび太。 その足には、相当な負担がかかっていた。 「さあ、どこからでもかかってこい!」 のび太は部屋に入るなり叫んだが、部屋の中では物音一つしない。 『どういうことだ?』 のび太が疑問を抱いていると、暗闇の中から一人の少年が現れた。 「また会ったね、野比君」 そう、それは紛れも無く出木杉英才だ。 「出木杉!……お前、なんでこんな……」 拳を握り締めながら言うのび太。 それに対して、出木杉は冷たく返答した。 「前にも言ったろう?これが僕の望みだからさ。 僕を止めたければ、僕を倒すしかないね」 それと同時に、出木杉は懐のボールに手をかける。 「やるしかないんだね……出木杉」 苦い表情でボールを掴むのび太。 「いけっ!」 二人同時にボールを放ち、青白い光と共にそれぞれのポケモンが姿を現す。 のび太と出木杉。宿命の戦いがついに始まった。 デボンのアジト内部。 「いけ、ペリッパー!」 「レックウザ!」 のび太はペリッパー、出木杉はレックウザだ。 「ペリッパー、冷凍ビームだ!」 「一撃で終わらせろ……十万ボルト」 二人は同時に指示を出したが、スピードに勝るレックウザが先に技を繰り出す。 そして、当然の如くペリッパーは沈む。 ――それからバトルは続き、出木杉優勢のままバトルは後半を迎えた。 出木杉は未だにポケモンを倒されていない。 対して、のび太は残り2匹。 レックウザの圧倒的な力の前には、生半可な攻撃は無力なのだ。 「君が頼りだ!ダーテング!」 のび太が次に繰り出したのはダーテング。 旅の最初から連れていた、のび太のエースポケモンである。 「じんつうりきだ!」 強力な念力を放つダーテング。 しかし、レックウザはまだピンピンしている。 「どうしたんだい、野比君」 嘲笑うかのような冷たい目をする出木杉。 だが、のび太の目には一筋の希望があった。 「出木杉……どうやら君は重大なことを見逃していたようだね」 自信満々に言い放つのび太を余所に、出木杉はまだ平然としていた。 しかし、次の瞬間、彼の余裕は驚愕と焦りに変わる。 のび太は顔をニヤつかせ、言った。 「ダーテング、大爆発だ!」 のび太の声と共に、辺りを爆発音が支配する。 そして、煙が晴れ、バトルの勝敗が明らかになった。 「レ、レックウザ!」 焦りを隠せない出木杉。 そう、レックウザはダーテングと共に倒れていた。 「くそ!戻れレックウザ!そして……いけ、サーナイト!」 出木杉のポケモンを確認し、のび太も最後のポケモンを出す。 「君が最後だ。出ろ、メタグロス!」 くるくると回転するボールから出てきたのは、堅い装甲で覆われた蟹、メタグロス。 ダイゴから貰ったダンバルを進化させたものだ。 「メタグロス……厄介なポケモンだな。サーナイト、催眠術!」 サーナイトの催眠術は見事に命中するが、のび太は全く動じない。 「メタグロス!」 のび太が叫ぶと、メタグロスの眠気は次第に消えていった。 「ラムの実を持たせていたのさ。そして、今度はこっちからだ! メタグロス、コメットパンチ!」 繰り出される強力な豪腕。 その驚異的な破壊力を前に、サーナイトは成す術もなく倒れた。 「やった、メタグロス!」 メタグロスの傍らで喜んでいるのび太。 そんなのび太を見て、出木杉は拳を強く握り締めていた。 「戻れサーナイト……。これで終わりにしてやる、リザードン!」 出木杉のボールから出てきたのは赤い竜。 力の限りに両翼を羽ばたかせ、それによって発生した風はのび太の所にまで届いている。 「野比君……。君がここまで僕を追い詰めたことは誉めてやる。 だが、次の一撃で僕の勝ちは決まる」 既に勝ったかのような表情をしている出木杉。 そして、次の瞬間には技の指示が出ていた。 「僕を勝利へと導け、リザードン!オーバーヒートだ!」 リザードンの口から発せられる強力な炎。 メタグロスは炎の洗礼を受け、力尽きた。 「残念ながら僕の勝ちだね、野比君」 のび太は力なくメタグロスをボールに戻し、顔をうつむけた。 「さて、野比君。仲間だったという事で未練はあるけど、デボンに逆らった罪は……」 出木杉がそこまで言った時だ。 凄まじい威力の光線と共に、部屋の扉が吹っ飛ばされた。 「誰だ!」 扉のあった方向を見つめ、何者かを確認しようとしている出木杉。 すると、一人の人間と一匹のポケモンの影がうっすらと見えた。 渦巻く爆風と共に現れたその正体は―― 「遅くなってすまないな、ノビタ。後は僕に任せてくれ」 傷を負ったメタグロスを従えた元リーグチャンピオン・ダイゴだった。 次へ
https://w.atwiki.jp/r_p_l/pages/59.html
タカツキジム タカツキジム ジムリーダー ソウリュウ パートナー ハガネール ルール 共通ルールと共通B ■タイプ:ミカン 鋼ポケモンオンリーのPTです。 ■タイプ:ダイゴ 鋼ポケモン以外もいるPTです。 挑む時に指定が無い場合はミカンとなります。 営業日 不定期 営業時間 不定期 授与バッジ シェンロンバッジ ローカルルール 力こそパワーだ! ローカルバッジ Bゼウスバッジ ローカルルールは超単純! お互い攻撃技以外使用禁止!以上!(カウンター、ミラコは攻撃技とみなす) ちなみにこちらの使用ポケモンはミカンだ! 戦績 9期 36戦13勝20敗(ローカル1勝2敗) 8期 21戦15勝6敗 7期 16戦10勝6敗 全合計 73戦39勝34敗 (ミカン:19勝18敗 ダイゴ:19勝14敗 ローカル:1勝2敗) ミスター・おーす: おーす みらいのチャンピオン! ここのジムリーダーは鋼ポケモンの使い手だ! とにかく硬いポケモンが多いが、その分足が遅い! 鋼をも砕く拳の力や、大地の力を見せてやれ!炎で溶かすのも有効だ! 新・どうせだから星取り表、してみるよ!してみるよ! ○×××○○×××○○○×××○×○×× ○×○××××○×○×○○××× タカツキジム第9期認定トレーナー セツナ(08027)(ダイゴ):持ってくるポケモン間違えるとか\(^o^)/ RKO(21016)(ミカン):耐久は‥‥無理、なんです‥‥。 タナカ(15218)(ダイゴ):耐えると思って交換したら急所\(^o^)/ タツベイヤ(58875)(ダイゴ):催眠術対策が必要ですね。 トオサキ(23744)(ダイゴ):「○○は ひるんで うごけない!」\(^o^)/ カツラ(22718)(ダイゴ):そりゃ4回もギロチン撃てば当たるよなぁ。 セレス(55046)(ダイゴ):鋼縛りで負けるとは(´・ω・`) ケイスケ(28397)(ミカン):黄色いあの子が嫌いになりました。 ハルカ(44393)(ミカン):かてぇ‥‥かてぇよぉ‥‥。 りっしゅう(35505)(ミカン):ラスト一撃で攻撃外れ\(^o^)/ ゆっきー(59860)(ミカン):ふるぼっこにされました。 ハーゲン(06102)(ミカン):地面相手に電気技撃つとか俺上級にも程がある。 ナシ(18421)(ミカン):ぎりぎり‥‥突破できず‥‥。 あのおとこ(42300)(ミカン):爆発するタイミングをミスったんだぜい。 ティアマト(51962)(ダイゴ):なんで鬼火当たるん? イロコィ(28594)(ミカン):光るあの子の最後の粘りが‥‥! グロウス(09257)(ミカン):あいつの火力は異常。 カルティエ(06895)(ミカン):急所2連ヒットは無理です\(^o^)/ セイタ(45341)(ダイゴ):なんという誘い流し。 kazu(41175)(ダイゴ):厨振りなら抜けたかしら(´・ω・`) ローカル認定トレーナー ハルカ(44393):これはなんという見事な誘い受け。 セツナ(08027):これはなんという容赦ないメタパ。 タカツキジム第8期認定トレーナー ファイ(08242)(ミカン):え、あれ?前回とまったく同じPT出しちゃうとか\(^o^)/ IRU(28824)(ミカン):最後のに対処できるポケモンをみすみす殺しちゃった点が反省点だなぁ。 シジミ(29697)(ダイゴ):交換テクニックで‥‥負けた! クレイジー(17658)(ミカン):1回目の催眠術をラムで回復しても2回目飛んでくる前に倒せない残念な火力ですた。 セツナ(08027)(ダイゴ):急所ヒットでオワタ\(^o^)/ ナシんこ(18421)(ミカン):何という情け容赦ないメタパ。パートナー頑張ってくれよ。 タカツキジム第7期認定トレーナー メディア(20981)(ミカン):パートナーをうまく活かせなかったなぁ。逝かせただけだ、なんちて。完敗なり。 ティアマト(51962)(ダイゴ):何!?ダメージを1も与えられないだと!? あしゅら(22718)(ダイゴ):あのポケモン嫌い(´・ω・`) ファイ(08242)(ミカン):まさにジャストヒットのPTだったぜ! ナナミ(37395)(ダイゴ):火傷がぁ!火傷がぁ! spp.(62843)(ミカン):ポリシーを貫き通しての勝利ってかっこいいZE! 【ジム名】 タカツキジム 【リーダー名】 ソウリュウ 【バッジ名】 シェンロンバッジ 【ローカルバッジ名】 Bゼウスバッジ 【コード】 0258 4907 8986 【ルール】 3対3シングル、共通ルール適用 ミカン(鋼オンリー)orダイゴ(鋼以外も)を指定。 指定しなかった場合はミカンとなります。 ローカルールは攻撃技以外使用禁止(カウンター、ミラコ使用可)ルール。 ローカルの場合、使用ポケモン自体はミカンとなります。 【禁止ポケモン】 共通B 【パートナー】 ハガネール 【テーマ】 鋼の魂~The Spirit of Eternity Sword~ 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/pokekora/pages/300.html
あらすじ コウセイ「悔しさを堪えて蹴り上げた石ころ♪」 ハルカ「跳ね返ればダイヤモンドにもなる♪」 イトウ「まさかあらすじにまで出てくるなんて・・・」 ベル「コウセイ、金欠病にかかって・・・」 本編 ダイゴ「ミクリ、この件に関しては、僕が完全に悪かった。 君にばかり責任を押し付けてしまった。」 ミクリ「アナタの・・・アンタのそういうところが気に食わないんだ・・・ すべて自分の責任、自分が悪い・・・! 世の中の人間全部が、アンタみたいにすごい人間じゃないんだ! それを分かっていながら・・・」 ダイゴ「!! も、もはや話し合いなど、不毛なようだな・・・ だったら来い! 全身全力で、お前と戦ってやる!」 ミクリ「ああ、やってやるよ! 行けっ!ミロカロス!」 ダイゴ「勝負だ!カカロ・・・メタグロス!」 ミロカロス「来い、ヘタレ!」 メタグロス「よ、余計な事だけ覚えてやがる・・・」 ミクリ「ミロカロス・・・そのまま滑空して体当たりの一撃を先に喰らわせてやれ!」 ミロカロス「アイアイサッ!」 ダイゴ「避けろメタグロs・・・」 メタグロス「無理ぃっ!!!」 ダイゴ「クッ、やはり、重量級のメタグロスには荷が重かったかこのチートコードは」 ミクリ「やっぱチートつかってたんじゃねぇかテメェェェエーーーーーっっっ!!!」 ダイゴ「え?菜にそれ?知らん・・・怖い。」 ミクリ「吠え面かいていられるのも今のうちだ! こちらが攻め続けさせてもらうぞ! ミロカロス、真上から急降下してやれ!」 ダイゴ「メタグロス・・・地震を起こせ!」 ミクリ「な、何!? ミロカロスは上空にいるというのに地震だと!? ダメージがまったく通らない上に、 このタイミングで地震などという技を出すのは、 不謹慎あ、いや、フィニッシュ君じゃないのか!?」 ダイゴ「残念だったな、メタグロスが地震で壊したのは、そこの石柱だ!」 ミロカロス「クソアマァーッ!!!」 地震の揺れで破壊された石柱の破片多数は、 空中にいようがお構いなしにミロカロスを襲った。 メタグロス「もうおしまい!」 ミロカロス「10円!!?」 ミクリ「ま、負けた・・・ やはり僕は、リーグのチャンピオンにはなれなかった、か・・・」 ダイゴ「そんなことはないさミクリ。 そういう懸念があったから、お前はこんな行動に走ったんだろう? なのに、その畏怖の対象である僕と対峙しても、 逃げることなく全力で戦った。 それだけでも、すごいことなのさ。」 ミクリ「ダイゴさん・・・ もうちょっと、もうちょっと早く、その言葉を頂きたかった・・・!」 ダイゴ「まぁ、それに僕、チートつかってたし」 ミクリ「台無しだああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」 続く おまけ コウセイ「まぁるかいてちょん♪まぁるかいてちょん♪ おまめにねがえてうえきばち~いうえきばち♪ ろくがつむいかにユーフォーが♪ あっちいってこっちいっておっこちて~♪ おいけがふたつできました♪ おいけにおふねをうかべたら♪ おそらにみかづきのぼってた♪ ひぃげをつけたら♪ ウエタニコウセイ~♪」 チェレン「替え歌にすらしてねぇ!!!」 イトウ「コウセイ君、金欠病にかかって・・・」
https://w.atwiki.jp/shousetsu/pages/27.html
「♪~才ッパイが~イッパ~イィィィウィッシュ!」 ダイゴはとても上機嫌に鼻歌を口ずさみ、歩き続けました。相変わらず、誰も望んでいないニーズとフレーズを続けました。 「お!まじこれ売れるんじゃないっすか!?」 売れません!! しばらく歩いていると、なぜか目の前からソファが見えてきました。 真っ黒なソファです。 ダイゴは、ソファを背にして歩いていたはずなのに、どうして正面からソファが現れるのでしょうか? ダイゴは立ち止まって考えました。小さな脳で考えました。必死で考えました。しかし、答えなんて思い浮かびません。だって作者もバカな回答考えにくいんだもん!!! なぜか、だんだんソファが近づいてくる気がしました。 ソファもまただんだん歪んできたように見えました。 そして、とうとうソファはダイゴの目の前にやってきました。 そして、気づいたのです。 白が発する強烈な威圧感がさらに増していることに… 「まじばねえっす!!」 ダイゴはあせりました。 ソファはチョコレートのように溶けてしまっていました。 小さな小さな脳で偶然ひらめいた答え・・ 「この部屋!しぼんできてるっす!」 ダイゴはとめどない冷や汗をかきました。どうにかしてここからでなければ白に押しつぶされてしまいます。 その時です! さらに偶然にも、万能君エクスカリバーが、衝動を起こし唸りを上げました。 「鉄砕牙・・ばねぇ…エクスカリバーがうずいてる!」 ダイゴはエクスカリバーを手に取ると、そのエクスカリバーは、床を切り抜き始めようとしました。手が勝手に動くのです。 しかし、エクスカリバーの力だけでは足りずほとんど無傷で、すぐに白に戻ってしまいました。 「まじばねえっす!!」 ダイゴはこれまでになく必死になりました。 そしてダイゴはダイゴ自身の力も加え、穴を床に切り抜きました。 暗黒の空間がそこには見えてきました。 もう一息です! 「ううおおおおおおおおおおおおおおおお!! とおおおおおおりぬけええええええ!! フゥーーーーーーーープゥゥゥウゥゥウ!!!」 そして小さな暗黒の穴が現われました。 ダイゴは素早く、その中へ入ったのです。 光を懐かしく感じる… ダイゴが目が覚めたそこには、山積みのビデオが! カゴちゃん…ツジちゃんのポスターが前面に張り出された怪しい部屋・・ 「ミニモニ…みずぎぷろぢぇくと・・?ハロプロのきけんなうらがわ・・?」 ダイゴは、山積みになったビデオのタイトルを読んでみました。 「おい!気がついたか!」 山から声がしました。 「おい!ここだ!」 声の主はお父さんでした。犬は、山から目をギロギロさせて唸っていました。 ダイゴは、ハロプロビデオの山を除けて、犬を引きずりだしました。 ようやく、ダイゴは、犬に会えたことで現実に戻った気がしました。 「ここ・・どこっすか?」 見慣れない部屋に困惑していました。 「急に倒れて私はびっくりしたぞ!それで、一番最寄りの家に快く入れてもらったわけだ!」 この恐怖をも覚える部屋の主が快く・・ダイゴは、軽い頭だったので、悩むことなく、感謝の意を表しました。 「ここの家の人はどこっすか?まじ感謝っす!」 しばらく犬は呆然としていましたが、しばらくして、 「ここの主人はそこにいる!」 と窓に手をかけました。短足がプルプル震えました。 そこには、黒人が切り株に斧を刺し、いかにも今仕事を終えたようなそぶりで 柔軟剤入りのボールドを使っていそうなタオルで気持ち良く拭いていました。 黒人の輝く白さが、怪しく黒光りしていました。 「息子さんだったんすか?」 ダイゴは小さな頭で偶然にも困惑しました。 「ちなう!切り株のほうを良く見ろ!」 しっぽをブンブン振り、足が何度も宙に浮きました。 そこには、かがこまっているスーツを着た『生き物』がいました。 切り株の下のほうで怪しげな動作をしていました。非常に奇怪です。 ダイゴは何か背筋が凍る感覚を覚えました。 そこには、スーツを着たチンパンジーが、枝を使って、蟻を誘い出しているのです! 何度も何度も幹の下にある巣に枝を突っ込み、蟻が出てきたところをチンパンは興奮していました。 黒人は永遠とタオルで拭っています。 チンパンジーは普通は人間の腰より低いものですが、そのスーツを着たチンパンジーはゆうに黒人の腹部くらいの大きさがありました。 頭部がハゲ、猫背でした。 そして、ダイゴは急激なる衝動を受けました。 (う…うんこがしたい……) と。 仮にもサークル(ルンシィ様がメッタヤタラとエラソーにしてる某小説サークル)のアイドルのダイゴ、ピンチです! 暗い暗い闇の中、数えきれない蛍光色に光るボタンと、複数の機械音… そして、耳慣れぬ風の音…闇に怪しく光る魔方陣の中で全裸の男が目を覚ましました。 「ふぅぅ~♪なんでも彼は一直線なんだねぇ…僕とは大違い」 男は、揺らぐ脳とまみれる体液を柔軟剤入りボールドのタオルでふき取り、ヘラヘラと股間を拭き始めました。 「阿倍様!おかえりなさいませ!」 部下の一人が、魔方陣の外へ歩み出る筋肉質の男の名前を呼びました。 「いやぁ、彼はなかなか素質がいいよ。何せ僕以外で、唯一生き残った『もう一人の僕』なんだから…彼、僕の持ってないものを沢山もってるねぇ…『幸せ』って、感じてしまうととても興奮しちゃうよ。僕、ほら勃っちゃたもん♪」 部下は、その言葉が理解できませんでした。ただ、部下の脳では、『いつものように不思議なことをおっしゃってらっしゃる』としか思いませんでした。 ガチガチに勃った股間をいきらせ、阿倍は暗い研究室を出た。 「あら、はしたないわね。」 とたんに三十路を越えた女が、一物を蔑むように言葉を吐き捨てました。 「ンフフ!そんなことは無いですよ。さて、今日の報告でも、小沢さんにしますか! ところで、アナタのほうは、何かしたんですか?」 満足していた顔から一変、女をさげすむ眼で阿倍さんはジットリとみました。股間が垂れ下がりました。 「ええ、民主反対派の街々を討伐隊を派遣して潰しているわ。彼らは自由にさせてるの。ホント私たちの魔法科学水準は屋根が見えなくて困るわ。民主党に反対する人間を見ただけで、殺戮本能を活性化させる遺伝子を組み込めるなんて…便利よね。 それよりもあなたのほうは、何をしていたの?」 女が卑しくぶら下がりました。男はそれを見て、快楽を取り戻しました。 「自分のお遊びのためにね♪ちょっとね!でも、結局、アンタがやってることよりも価値のあることだよォ♪」 そして、阿倍さんは、小沢のもとに全裸で向かいました。再びいきり勃って… 「阿部高和…分かってるのよ。いい加減そんな昔のアイドルの名前を偽名にしてないで、本性を現したら、どうかしら?」 女は腕を組んで阿倍さんの背後から大きすぎず、小さすぎず声を張り上げて言いました。 阿倍さんは快楽の絶頂で、蚊のような声で言いました。 「可南子・パロ・ウル・ラピュタごときが…」 「全く…9日間(15th と16th の間の更新が9日も遅れてた)もこの状態だったの?ボクぅ…?」 阿倍さんは鈍い光を放つサーベルを小指で止めていました。 可南子は逆鱗していました。眼光は残虐で冷え切っていました。 「その名は…やめなさい…」 可南子は刃を理性が許す限り打ち放ちました。しかし、阿倍さんは小指ではじき返しました。 「もう止めましょうよぉ…?」 阿倍さんの脳みそにはアドレナリンがダクダク流れていました。 可南子は自らの本名を言われるのが嫌いでした。そして、それを見透かしたように見る阿倍の不快な笑み… 「本名なんて、気にすることじゃないですよぉ…第一、僕の本当の名前もわからないんでしょ?いいこと教えておいてあげるよ…僕の存在に名前なんて必要ないんだ…元からね…」 阿倍さんは自分の小指からわずかに零れ落ちる血液に気づき、悪魔のように舌鼓を打ちました。 「さぁ?小沢さんのとこに行きましょ?」 ダイゴは退きました。 ト イレと言われたその場所は、なぜか銀色に輝く鉄壁で覆われており、あたかもスパイ映画のスイス銀行の保管庫のとびらのようでした。それは近未来のなんかス ゲエもんでした。作者の文は稚拙なので、とにかくすごいのです!しかし、やはり、小さく、青色と赤色に変わるトイレの「入ってない青サイン」があったの で、やっぱりトイレなのでした。モー娘。ファンの粗末な家とは裏腹の異質な扉… 「ま…まじバネェっす…」ダイゴは感嘆しました。 扉にはシールが貼られており、それによると、黒い部分に手をかざすと扉が開くようでした。なるほど、これならカメムシ脳ダイゴにも簡単に扉をあけることができます。 シュンシュンと近未来風の音を立てて、扉は縦に開いたり横に開いたりしました。 そして、ダイゴが見たものは… 「うっわ!マジバネェっす!」 ダイゴはそのあまりの威圧感に倒れそうになりました。 それは、ドッスン便所だったのです! 威圧感は臭いのせいでした。 「マジっすか?ここでしろって言うんですか?」 ダイゴは独り言を言って、なんやかんやでさっきから無駄ながらも尻を抑えていた手に壁を伝わせ、その火山の噴火口よりも危険な便所の穴に座り込み、ズボンを下ろし、パンツをおろし、そして念願の茶色い汚物の頭をコンニチワさせました。 …臭くともダイゴの脳には満開のお花畑が見えました。