約 4,200,028 件
https://w.atwiki.jp/kabotya/pages/92.html
サンタは来るよ。きっと。いつか。また。 えーと とりあえず メリークリスマス。 遅いか。 みんなは何をもらったかな。 僕は 「また今度な。」 て言われたよ。 寂しいな。 もう正月近いですね。 宿題してない。 年賀状かかなきゃなんねぇな。 めんどくせぇな たく。 まぁ年賀状はいいかなと。 楽しいから。 宿題はありえんわー。 ウザス でわ。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/tensokudaigaku/pages/26.html
このページはとある小倉唯病患者にとあるURLを見せた結果が残されている とあるURL http //www.asgard-net.jp/booston/kitakushinaibu/ 耶宵というキャラクターを見て欲しい 言いたいことはわかるな? ちなみに 「腹黒ぇええええええええwww あ、やべよだれでちったw☆(・ω )」 は、この耶宵(CVもちろん小倉唯)が大好きな兄にかまって欲しいあまりに邪魔する女性に 腹黒な態度や言動をする(しかし兄には決して見せない)彼女を見た為に出てしまった言動であると思われる。 彼曰く「腹黒の小倉唯とか俺得すぎるwwwwwwwwwwwwwwwwwww」との事 症状は重い様だ。 その他の名言 「4700円くらいのお菓子かったよ(*´ω`*)」 「ボク耶宵ちゃんに殺される」 「全て良しすぎて困るわぁ・・・神ゲーやな・・・」 「はがねの剣だと思ったら王者の剣だったくらいいい買い物だ」 耶宵「胸だけじゃなく知識も薄っぺらですの」 *卦・・・オウフ 耶宵「兄様のなでなで気持ちいいですの♪」 八*・・・ふぅ 耶宵「はぅ///兄様・・・尻尾もなでなでして欲しいですの♪」 **いくらでも撫で撫でしてあげるよぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!! 耶宵「八卦兄様♪こちらも買って欲しいですの♪」 八卦「もちろん買うSA☆」 ・耶宵「八卦兄様は忠実ですの♪」
https://w.atwiki.jp/gta_ia/pages/26.html
登録タグ GTA5 トレーラー 北米版GTA5の発売日が近くなっている中、最後と思われるGTA5のトレーラーが発表されました。 今までのトレーラーとは違い、ちょっと違ったトレーラーになっています。 なぜかトレーラーの中にフランクリンがあまり出てこない。捨てられてしまったのか(笑) また一瞬であまり見えないが、54秒の辺りで戦車が登場しているのが見える。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ※再生する際は画質を720Pにして下さい。 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mayo13/pages/27.html
【スレ8/104リク】ナーストシにゃん ナースと弁護士 松平院長からセクハラされる→坂田弁護士を頼む→セクハラされる 盲腸の手術で入院した近藤→剃毛プレイ 放射線技師沖田→暗いX線検査室に誘い込んで… 研修医山崎→鍼術士を目指しているので病院で働くのは不本意だったがナーストシにゃんに一目惚れし、努めながら勉強中 へぇ~こんなかわいいナースちゃんがいるなんてなぁ~… あっ、ちょ、やめてください坂田さんっ… おれってばナース好きなんだよね~なんつーのやっぱオトコのロマン?っつーの、かぁいい子に色々世話されるとたまんないっつぅかさァ~ もっ……い、いい加減にしろぁっ…~!! もちろん下の世話までしてくれんだよね?土方看護士?ww 漫画・弁護士のくずよりパロ (うろ覚えスマソ) S(坂田):二人っきりで仕事して?触られた?叫ばなかったんですか? T(トシにゃん)……病院だから…叫べなくて… S:う~ん…、逃げようと思えば逃げられたんじゃないですかねェ~…病院内だしレイプなんて手荒な真似はしないでしょ T:…っ、でも…… S:だいたい触られたっていったって肩と腰だけでしょぉ~?女じゃないんだしなァ…… T:ッッ…、… 弁護士坂田「看護婦さんのせいでムスコが大暴れしているので咥えることを要求します」 異議あり! 最後までやることを要求します(*´Д`)ハァハァハァ 「トシにゃんテラモエスー!!」 裁判官「傍聴席、静かにしてください。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・トシにゃんテラモエスー!!」 「坂田さんじっとしてろよ。今から注射するから」 アニメスタッ腐「中井さん、じっとしてを目つぶってに代えて言ってみて」 「坂田さん目をつぶって…」 アニメスタッ腐「あ、もっと切羽詰ったカンジで吐息まじりで、射を抜かして言ってみて」 「坂田さんっ・・・目ぇ、つぶってろよ・・・。今から、チュウ、するから…」 アニメスタッ腐「(*´Д`)ハァハァハァ…良いですねー。じゃあもっとエロイカンジで本番お願いしマース」
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/8725.html
前ページ次ページデュープリズムゼロ 第三話『朝食を求めて』 「そう、よろしくキュルケ。ところで何?その微熱って。風邪引いてるんなら部屋でおとなしく寝てる事をお勧めするわよ。」 「え?・・・アハハ、違う違う微熱ってのはメイジの二つ名よ。私は炎のトライアングルだからね、どう驚いた?すごいでしょ?」 ミントの的外れな言葉にケラケラとキュルケが笑っているとキュルケの部屋から大型の赤い体表をしたモンスターがのそのそと表れ、キュルケの足下に寄り添う様に伏せる。 「何それ?モンスターみたいだけどあんたのペット?」 現れたヒトカゲに対してミントは敵意を感じる事も無い為腰を落として軽く頭を撫でてやるとヒトカゲも気持ちよさそうに目を細めた。 「あら?ペット呼ばわりはひどいんじゃ無い?一応あなたの同類なんだから。」 ミントの疑問にクスクスと笑ってキュルケは少々意地悪く切り返す 「同類?」 「そうよ、紹介するわね。私の使い魔のフレイムよ。」 キュルケに紹介されたフレイムは軽く上体を起こして口から炎をこぼし出した。 「メイジの実力を見たければ使い魔を見ろって言われるのよ。 でも驚いたわ~ゼロのルイズが呼び出したのがあなたみたいな平民だったんだから。」 (・・・って事はあのルイズって子相当な実力のメイジって事かしら?そうは見えないけど。) キュルケとミントがとりとめの無い会話を交わし親交をを深めているとようやく着替えが終わったルイズが苛立たしげな表情で廊下へと出てきてミントとキュルケを睨み付ける。 「あら、おはようヴァリエール。」 「おはようツェルプストー。」 お互い努めて冷ややかに朝の挨拶を交わす。 (ふーん・・・この二人馬が合わなさそうね。) 直感でそう感じたミントだったがまぁそんな事は自分には関係ないので知らんぷりである。 「じゃあねミント。私先に行ってるわ。」 「ん、じゃあね~。」 微笑みを浮かべながらミントに手を軽く振ってキュルケはフレイムと共に長い廊下の向こうへと歩いて消えていった。 「どういう事よっ!!」 キュルケが視界から消えた瞬間、ルイズはミントに怒鳴ると同時にその胸ぐらへと掴み掛かる。 「あの女はね、ツェルプストーはヴァリエール家にとって御先祖代々からの仇敵なの!! 怨敵なの!!それが少し目を離したら私の使い魔がへらへらと・・・どういう事よ!?」 ルイズのただならぬ剣幕にミントは少し呆れながらさして苦も無くその手をふりほどく。 流石にここまで一方的に来られると逆に冷静にもなる。 「はいはい、あんたの家庭の事情なんてそんなのあたしが知るわけ無いでしょう? それにお互い軽く挨拶してただけじゃん。あんたどんだけ余裕が無いのよ? 朝ご飯でも食べれば少しは冷静になるんじゃない?」 「くっ・・・食堂に行くわ。付いて来なさい。」 ルイズは俯きながらミントへの怒りにプルプルと肩を震わせながらマントを翻し食堂までの道を先導して歩く。 (何よ・・・何なのよこいつ!!) 対してミントは軽い足取りに何食わぬ顔で平然とルイズの後を付いて来ていた。 (ご飯♪ご飯♪そういえばカローナの街で食べたグドンの肝おいしかったのよねー・・・ でも流石にフレイムを捌いて食べるのはまずいか。) 『__!!??!』 「??・・・どうしたのフレイムいきなり震えて。」 唐突に襲いかかった何か得たいの知れぬ不安にフレイムがまさに肝を冷やしていたのは本蜥蜴以外誰も知らない。 ~アルヴィーズの食堂~ 「おー中々豪華な食堂ね。それに並んでる料理の質も量も良いじゃ無い! うん、あたしが食事をとるのには相応しいわ。」 大きなホール場の食堂に入った途端ミントは上機嫌に口元に両手を寄せて軽やかにステップで喜びを表現する。 「本来は貴族しか入れないんだけどあんたは私の使い魔だからね・・・ こっちよ、付いて来て。」 ルイズはミントとは対照的に無表情、抑制無く言ってずらりと並んだテーブルの間をずんずんと歩いて行く。 ルイズとミントは寝坊したため既に他の生徒の食事は始まっている。 ある程度進んだ所でおもむろにルイズは一つのテーブルへと馴れた様子で腰を落とした。 ミントもルイズに習って付近のテーブルに着こうとした、だがその周囲にはどう見ても空いている席は他には無い。 そうして空いている席が無いかミントが周囲を見回しているとルイズは一人でさっさと二言三言始祖への感謝とお祈りを捧げてミントを放置したまま食事を始める。 そのルイズの様子にミントはもしや・・・と思いルイズへと自分の中の疑問を一つずつ確認する事にした。 「ねぇルイズ、あたしはどこに座れば良いのかしら?」 「床にでも座ってれば?」 「ねぇルイズ、あたしの分のご飯はどこにあるの?」 「そんな物は無いわ。」 「ねぇルイズ、あんた昨日あたしの食事は面倒見るって言ってなかったっけ?」 「朝御主人様より遅く起きて、着替えの手伝いもせず、よりにもよって朝からツェルプストーなんかと仲良くへらへらお話してる様な使い魔に、私は食事を与える気は無いわ。 どうしてもというのなら今ここで今までの非礼をしっかり詫びてこれからの・・・「話にならないわね。」」 ルイズの言葉を遮り、ミントは大げさに肩を窄める。 「こんなに胸くその悪い経験させてくれたのマヤ以外にはあんたが初めてだわ。 いいわ、食事は自分で何とかする。それじゃあまた後でねご・主・人・様。」 つまらない物でも見るかの様なジト目でしばらくミントはスープを口に運ぶルイズの背中を見つめて食堂の裏口へと歩いて行く。 途中可愛らしく腹の虫は鳴ったが今はそんな事は関係ない。 力ずくでルイズを地獄巡りのボッコボコにするのははっきり言って簡単だしむしろ普段なら恐らく既にそうしている。 口より先に手が出る筈のミントさまが辛辣な言葉は口から出てくるがどうにも拳が前に出ていかない。 「ハァ~・・・」 食堂の外壁に背中を預けてミントは自分の中のモヤモヤとした違和感と空腹に盛大な溜息一つを溢した。 「ハァ~・・・」 ルイズは溜息と共にスプーンを手放して食事を早々に終了させる。 (私は悪くない。悪いのはあの身の程知らずな使い魔なのよ。) 自分に言い聞かせるも先程のミントの冷たい言葉に胸が苦しくなって何とも言えず、正直憂鬱になる自分が居る。 (折角使い魔の召喚に成功したのに・・・何なのよ。) ミントに対してキュルケに勝るとも劣らず腹が立つ事は間違いなかった。 だが正直認めたくは無かったが昨日の夜のベッドの取り合いや歯に衣着せない口論はアンリエッタとかつて過ごした御転婆な子供の頃を思い出す様で楽しかった。 それがまた悔しくてルイズは掴んだパンに一口、モヤモヤを吹っ切る様に行儀悪く噛みついた。 ~厨房~ 「いや~、おいしかったわありがとうシエスタ。マルトーさん。」 「良い食いっぷりだったよミント。そんだけ旨そうに食って貰えるんならこっちだって嬉しいぜ。まぁお前さんも貴族様の使い魔なんてこれから大変だろう、頑張れよ。」 「またいつでも来て下さい。困った時はお互い様ですから。」 厨房の中の一角にあるテーブル、その上に積まれた空の皿を前にミントは満足げにお腹をさすっていた。 事の経緯はこうである。 食堂裏口の辺りで項垂れていたミントにメイドのシエスタが声をかけ、空腹である事を伝えたミントをシエスタが厨房連れ込み、 ミントの口から語られる掻い摘んだ聞くも涙語るも涙の冒険の話からのルイズの極悪な扱い(盛りまくり)にコック長のマルトーが同情して今に至るわけだ。 「ま、多分食事関係じゃしばらく世話になると思うわ。あ、そうそうあたしの食事にはカボチャだけは絶対入れないでね。」 ミントがこの世で最も嫌いな食べ物がカボチャである。 元々食事の味付けにはうるさく、好き嫌いも多い方だがカボチャだけは別格で筋金入りだ、 何せ以前実家のシェフがカボチャ料理を食卓に出した際、ミントはそのシェフを本気で首にしようとしていた程である。 「ミントさんカボチャ苦手なんですか?私の故郷のタルブ村じゃワインと並ぶ名産なんですけど・・・」 「げっ、シエスタあたしあんたの故郷には絶対行かないわ。」 「わはは、ミント好き嫌いいってっとシエスタみたいに大きく成れねぇぞ?色々とよ。」 マルトーのセクハラ発言にシエスタは慌てて両手で胸を隠して顔を赤らめた。 「良いのよ、その辺も含めてエイオンの遺産を手に入れちゃえば万事解決ってね。 それよりセクハラは感心しないわよおっさん。んじゃ、あたし行くわ。 何かルイズはこの後は授業があってあたしも一緒に来る様に言ってたからね。 乗り気じゃ無いけどしばらくはここで情報集めたりしないと戻る事も難しそうだしね。 ごちそうさま。」 「おう。」 そう言い残しミントは椅子から立ち上がるとおいしい食事で元気を取り戻したのか走り出した。 「何だか変わった人ですね、ミントさんって。」 「だな。」 未だ気分の晴れぬままルイズは一人教室への廊下を歩いていた。 朝食の後は授業が有ってミントにも自分に付き添う様事前に言ってあったがミントが食堂から出て行った後はルイズはその辺で待っている物だと考えていたがそうでは無かったらしい。 勝手にどこかに消えてミントがどこに行って今何をしているかなど知らないし知りたくも無い!! 廊下ですれ違う他の殆どの生徒・・・その傍らにはそれぞれの使い魔が寄り添っている。 何だか魔法が使えないという事以上に今は自分の隣に使い魔が居ない事が惨めに感じてしまう。 「・・・まぁ居たら居たで腹立つんだろうけど・・・」 一人呟いて既に始業まで時間の無い廊下をルイズは歩いた。 「やっと来たわね、遅いわよルイズ。」 「・・・何でここに居るの?」 ルイズが自分の教室の前にたどり着くと意外にもそこには何故か既にミントが仁王立ちで待っていた。 「偶然出会ったキュルケに案内して貰ったわ。」 「どっか行ったんじゃ無かったの?」 うつむき加減に拗ねた様にルイズが言うとコツンッと何かが自分の額を叩いた。 それはいつもミントのリュックに引っかかっている二対の金のリング『デュアルハーロゥ』だった。 「何言ってんのよ、ちゃんと後でねって言ったじゃ無い?」 どうやらルイズは自分とのさっきの険悪なやり取りで少し落ち込んでいたらしい・・・ だからあえてミントはわざとらしい位にまるで一緒に居るのが当たり前だと言う様に振る舞ってやる。 「ふんっ!とにかくもう授業が始まるわ、とりあえず付いて来なさい。」 「へいへい・・・このミント様も丸くなったものだわ・・・」 「ミント、早く来なさいよ。」 少しだけ気持ちが軽くなったルイズが胸を張り教室へと入っていくのを見留てその後をミントは露骨にめんどくさそうに追いかけて行く。 この生意気な自称ご主人様は本当に憎たらしくて腹が立つ。 本当に。 (そういえばプリマの奴も最初はすっごい生意気だったっけ・・・) ふと、思い出すのは魔道師に作られた人形の少年の生意気な笑顔だった。 前ページ次ページデュープリズムゼロ
https://w.atwiki.jp/jenes/pages/64.html
#blognavi ごめんなさい(ノA`) なんか違うページツクッチャッタからじぇねたん削除しといて(ノロ`。) 執事からのリクで画像UPしときますた。 uho.jpgでありまう。 よろしこ(´・ω・`)ゴメンネ。 カテゴリ [あね5] - trackback- 2006年03月23日 19 16 48 ちょwwwセバスカッコヨスwww -- グラ (2006-03-24 00 56 48) なんか描いてほしいのあったら描きます(´・ω・`) -- あね5 (2006-03-24 02 27 25) アンパンマンのパロディ(俺の脳内構想)を絵にして下さい。 -- あーや (2006-03-24 02 29 25) セクハラ中の騎士(グラ)を絵にしてください *18禁じゃないぉ・w・ -- じぇね (2006-03-24 11 04 07) っのやろぉwもっくんも追加で二人でセクハラの図でいいお^^ -- グラ (2006-03-24 18 50 04) ラジャ゜.+ 。(*`・ω・´*)ゞ゜.+ 。明日にでもケラUPしま -- あね5 (2006-03-24 21 34 15) セクハラされてるのはアネ~ゴで御願いします -- あーや (2006-03-25 02 01 38) ケラ吟画像UPしますた。モザイクかかってるけど気にしないry -- あね5 (2006-03-25 16 46 42) ケラキタ━━━━━(゚▽゚)━━━━━!!以外にも吟だったか。。。てっきり海賊帽子な騎士かとw -- グラ (2006-03-26 04 22 43) ぅちもキボン(〃▽〃) ポポ盾とサンチョ帽で(ぇ -- 真琳 (2006-06-02 21 23 58) 名前 コメント #blognavi
https://w.atwiki.jp/madosayawiki/pages/586.html
258 名前:忍法帖導入議論中@自治スレ[sage] 投稿日:2011/10/30(日) 04 47 36.75 ID ZgWaVhao0 231-235 の流れを受けて、まどっちをクリームたんに変換してみたら… ループ2周目、ワルプルギスを撃退したものの魔女と化すまどか。 メガほむ「なんで…どうして…こんな…」 天に向かって腕を伸ばす魔女。その向こうにぬっと人影が現れて… メガほむ「美樹さんまで…巨大化!? 何、なんなの?」 さやか「ねぇ暁美さん、こいつ知り合い?」 クリーム(え~~~ん)ポカポカポカ メガほむ「……へ?」 さやか「着ぐるみじゃないよね…生き物?」 クリーム(魔女になってもさやかちゃんの身長を超えられないなんて~)ポヨンポヨン メガほむ(…あれ…鹿目さんの魔女…意外に大きく…ない?) さやか「うぉ、こいつ人の胸を…。あたしにセクハラしようなんざ百年早いぞ! けしから~ん、そーゆう悪い子はおしおきだ~」ワキワキ クリーム(ふえぇ~! 魔女になってまでさやかちゃんにセクハラされるなんて~///)ジタバタ メガほむ「…これはまさか、遠近法の罠!?」 クリームヒルト・グレートヒェン 九歳の魔女。その性質はチビ。
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/917.html
前ページ次ページゼロの使い魔外伝‐災いのタバサ‐ 虚無の曜日、トリステイン魔法学院に帰ってきたタバサは自分の部屋で本を読んでいる。 あの後、発狂寸前のイザベラがタバサに与えられた任務の内容はオーク鬼の大群の討伐であったが、タバサは何もせずに学院に戻っていた。 今頃、タバサの指示に従いギャオス達がオーク鬼達を一匹も残さず骨ごと食い尽くしているだろう。 ギャオスが召喚されてからも、世界の流れに特に変化はなかった。 タバサに与えられる任務の数が激減したり、 平民と二股の決闘を見物していたギャオス達が真似をして学院が半壊したり、 ハルケギニア中の吸血鬼達がどこかへ逃げ出したり、 コルベール先生が実験のためと卵を勝手に持ち出し超音波メスの雨を浴びたり、 ガリアのリュティス魔法学院が謎の巨大鳥の襲撃に会い壊滅したり、 ギャオス達の食べっぷりにマルトーが感激したり、 近くの森から生物が消えたり、 他の生徒の使い魔達が失踪する事件が相次いだり、 オスマン氏のセクハラが過激になったり、 ギャオスの群れの総数が200匹を超えたりというようなことはあったが、タバサの日常には変化がなかったため特には問題はない。 サイレントによって周囲で暴れてるギャオスの幼体達の鳴き声を意識から消し、タバサは読書を楽しんでいる。 タバサにとって、この時間は至福のときである。 ―― 始祖ブリミルが、お前の名は何かとお尋ねになると、それは答えた。我が名は ―― 次のページへ進もうとすると、部屋の扉がゆっくりと開かれた。 タバサは侵入者に気付いたが本から目を離さない。 見知らぬ人物が入ってきたら超音波メスで帰ってもらうように指示しているからだ。 しかし、入ってきたのはキュルケであったため、超音波メスは放たれない。 その様子に気づき、タバサはしかたなくサイレントを解く。 「タバサ。今から出かけるから早く支度してちょうだい」 キュルケは小声で話しながらタバサの手から本を取り上げる。 あまり大声で騒ぐと幼体達が暴れだすからだ。 「虚無の曜日」 タバサは短くぼそっとした声で自分の都合を友人に述べ、それで十分であると言わんばかりにキュルケから本を取り返そうと手を伸ばす。 だがキュルケは高く本を掲げる。 背の高いキュルケがそうするだけで、タバサは本に手が届かなくなる。 「わかってるわ。あなたにとって虚無の曜日がどんな曜日だか、あたしは痛いほどよく知ってるわよ」 その理由は、実際に一度超音波メスを受けているからなのだが。 「でも、今はね、そんなこと言ってられないの。恋なのよ、恋」 タバサは首を振った。 どうしてそれで自分が行かねばならぬのか、理由がわからない。 「そうね。あなたは説明しないと動かないのよね。 ああもう!あたしね、恋したの!でね?その人が今日、あのにっくいヴァリエールと出かけたの!あたしはそれを追って、二人がどこに行くのか突き止めなくちゃいけないの!わかった?」 タバサは首を横に振る。 まだ理由がよくわからない。 理由がわからない以上受けるわけにはいかない。 それは失礼というものである。 「出かけたのよ!馬に乗って!あなたの使い魔軍団なら追いつけるのよ!助けて!」 そう叫んでキュルケはタバサに泣きつき、ついでに幼体達も騒ぎだした。 ようやくタバサは頷く。 ギャオス達じゃないと追いつけないなら仕方がない。 「ありがとう!じゃ、追いかけてくれるのね!」 タバサは再び頷く。 キュルケは大切な友人である。 友人が自分にしか解決できない頼みを持ち込むならばしかたがない。 面倒だが受けよう。 タバサは窓を開け、口笛を吹く。 それ聞き、すぐに学院のあらゆる場所からギャオス達が飛んでくる。 「……いつ見ても、あなたの使い魔軍団は凄いわね」 ギャオス達に囲まれ姿が見えなくなったタバサを眺めつつキュルケが呟く。 ふと、疑問に思ったことがある。 「そういえば、こいつらに名前あるの?」 その疑問にタバサはすぐに答える。 「この子はシルフィード」 タバサが目の前のギャオスに視線を向ける。 「この子はアベル」 そのまま隣のギャオスに視線を向ける。 「あの子はコーウェン」 さらに他のギャオスに視線を向ける。 「その子はポルタン、そっちの子はツクヨミ、その下の子はピアデゲム、あの三匹はアマテラスとパルパレーパとスティンガー、その隣の子はジェイデッカー、向こうの子はメガトロン、そこの群れは右からヒルメ、ピサソール、マイトガイン、ゴルドラン、ゾヌーダ、タケハヤ」 「よ、よく見分けがつくわね……」 そんな二人を乗せ、シルフィードと呼ばれたギャオスは飛び上がった。 「馬二頭と人間二人、絶対に食べちゃだめ」 タバサは「絶対に」を強調しつつ目的を伝える。 ギャオス達はタバサに了解の意を伝えると、その翼を羽ばたかせ、巨大な群れ全員で目的の二人、ルイズと才人を探し始めた。 その後、トリステイン城下は大パニックに陥るのだが、町にいる間『イーヴァルディの勇者王』を読んでいたタバサには関係のない話である。 前ページ次ページゼロの使い魔外伝‐災いのタバサ‐
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/2040.html
前ページ次ページ『虚無と金剛石~ゼロとダイアモンド~』 その参.懐古 (前編) 夜が明けきるほんの少し前の時間帯。春先とは言え、この時間は、まだいくぶん肌寒い。とくに、学院の裏手にあるこのような林の中に来ればなおさらだ。 それでも、彼女は歩みを止めず、林の中にあるやや開けた場所まで来ていた。 年齢の頃は、16、7歳といったところか。この辺りではやや珍しい黒髪を肩くらいで切り揃えた、穏和でやさしそうな顔だちの少女だった。 黒を基調としたワンピースと白いエプロンを着用しているところから見て、おそらくは学院のメイドのひとりであろう。 手に緑色の布で包まれた何か棒状のものを持っているが、木の実でも落としに来たのだろうか? この辺りの木々で春先に実をつけるものはないようだが……。 土で踏み固められた、広場と言うには少々小さい空間の中央まで来ると、少女は布をほどいて中にしまわれていた棒状のものを取り出した。 それは、樫の木でできた杖だった――いや、もし知識のある者が見れば、それは”木刀”と呼ばれる、練習用の”武器”であることが分かっただろう。 少女は、両手で木刀を握り、正眼と呼ばれる構えから素振りを始めた。 10回、20回、30回……。やがて、その回数が100回を数えるころ、今度は足裏を地面から離さない、専門用語で”すり足”と呼ばれる歩法を使って、前後、左右に動きながら、木刀を縦横無尽に振るい始めた。 左右の袈裟斬りから、斬り上げ、唐竹割り、胴薙ぎ、神速の連続突き……一連の動作には淀みがなく優美で、少しでも心得がある者が見たなら、感嘆の溜め息を漏らしただろう。 そうやって十分に身体をほぐしたのち、少女は再び木刀を正眼に構え、呼吸を整えた。 そのまま、3メイルほど先にある背の高い雑草の葉先を見つめる。 静かに、しかし大きく息を吸い込んで肺の中に溜める。 頭の中から雑念を追い出し、剣先に意識を集中する。 ひゅっ! 鋭い呼吸音とともに、少女が木刀をそれまで以上の速度で振り下ろした。 そして次の瞬間。 ――ハラリ………。 決して木刀が触れてはいないはずなのに、雑草の一番上の葉が両断されて、風に舞っていたのだ。 「お見事!」パチパチパチ……。 「えっ、誰!?」 背後から聞こえてきた拍手と賞賛の声に、少女は慌てて振り向いた。 小広場の縁に生えた樹の影から、少女の見慣れぬ若い男性が姿を見せる。 「いや、驚かせたのならすまない。私は、アラビク。昨日からこのトリステイン魔法学院で世話になっている者だ」 青年―アラビクが素直に謝罪するのを見て、少女は慌てて腰を折った。 「い、いえ、私こそ不躾な態度をとってしまい申し訳ありません。私は、この学院に奉公させていただいております、メイドのシエスタと申します」 と、そこで、ハッと何かに気づいたかのように、口元を両手で押さえる。 「も、もしかして、アラビク様は……昨日、ミス・ヴァリエールが召喚なされたという、遠い異国の王子様なのでしょうか?」 (王子様、か……) 確かに、客観的に見れば彼は王位継承権第一位のリルガミン王家の嫡子であり、従って、そう呼ばれて然るべきなのだろうが……どうも違和感がある呼び方だ。 王宮で暮らしたのは10歳までで、反乱を逃れてからは地辺境の旧家で育った身だ。 半年前に反乱軍を組織してからは、”殿下”と呼ばれる機会も増えたが、冒険者暮らしが長かったせいか、王子様と呼ばれるような上品な振る舞いは、どうにも苦手だ。 無論、しかるべき場所(たとえば宮廷)に出れば、それ相応の言動が出来るよう、躾られてはいるが。 「……あのぅ?」 つい、らちもない思索にふけってしまったようだ。アラビクは頭を振って答えた。 「ああ、すまない。確かに、その通りだ」 「し、失礼致しました! 恐れ多くも、王族の方に……」 ほとんど土下座せんぱかりのシエスタの恐縮ぶりに、かえってアラビクのほうが慌てた。 「いやいや、いまの私は、国に戻ることもかなわない、言わば出奔同然の身。元王子と言ったほうがいいようなハンパな存在だ。そんなに畏まることはないさ」 「はあ、ですが高貴な身分の方に……」 「ああ、それより聞きたいんだけど、先程の剣術は、誰に習ったんだい?」 途端に、一層深く頭を下げるシエスタ。 「も、申し訳ございません。平民の分際でお目汚しを……」 どうやら、余計に萎縮させてしまったらしい。 「あ、いや、別に咎めているわけじゃないんだ」 慌ててそう言ったアラビクだが、頭を下げたままの目の前のメイドの様子に、ふぅと小さく溜め息をついて、意識を切り替えた。 「――確かに、俺は一応リルガミン直系王族の男子だし、いわゆる"王子"と呼ばれる身分だったことも間違いないけど、別にそんなふうに過分に畏まる必要はないぜ」 意識的に”一介の冒険者の戦士・アラン”だったころの口調で、シエスタに語りかける。 「え……!?」 それが功を奏したのか、思わず、といった様子で顔を上げるシエスタ。 「なにせ、王宮で育ったのは右も左もわからない10歳のガキのころまで。 それ以降は、薄汚い簒奪者に国を追われて、王都から逃げ出し、貴族と言うより殆ど豪族といったほうがよさそうな辺境の小貴族の館に匿っててもらったんだしな」 まだ、こちらでは誰にも詳しく明かしたことのない自身のかつての身の上を語る。 「で、15歳になる直前に一念発起して、魔術師である姉さんと一緒に修行の旅に出たわけだ。それから5年近くは、放浪の冒険者……と言えば聞こえはいいが、実際は隊商の護衛やモンスター退治、古代遺跡の探索、盗品の奪還まで引き受ける何でも屋稼業さ」 「はぁ……大変だったんですねぇ」 やや粗雑な、しかし親しみやすい”アラン”の口調に警戒心を解かれたのか、シエスタのおびえたような雰囲気も、多少は緩和されているようだ。 それを確認したうえで、改めて彼はシエスタに質問した。 「ま、それでだ。俺のその冒険者稼業時代の仲間に、あんたと似た剣術を使うヤツがいたから、ちょっと気になったってわけだ」 「えっと……そういうことでしたら。私のこの剣術は、お爺ちゃんに教えられたんです」 彼が倒木に腰かけ、すぐ傍らをポンポンと手で叩くと、多少躊躇しながらもシエスタも頭をチョコンと下げて隣りに座った。 「そいつは、俺達のいた国では、たしか”居合”とか呼ばれている侍の奥義だよな」 「! ご存知なんですか?」 「さっき言ったとおり、仲間にウィードって侍がいたんだ。そいつが居合の使い手で、盲目の優男なんだけど、すごく強かったよ」 この際、そのウィードがエルフであったことは黙っておくことにする。彼の世界では、エルフは確かに頭がよく多少孤高を好む傾向はあるものの、この世界のように人間と敵対していたわけではないのだが……。 「私はトリステインの辺境にあるタルブの村の出身なんですが、私の祖父母は元々村の人間ではなかったそうです。ある日、馬に乗ってフラリと現われ、そのまま村に住み着いたんだとか」 シエスタが身の上話を始める。 「祖父はたいそう強い剣士で、祖母は博識で魔法を使えたことから、村人たちは、どこかの貴族のお嬢様とその護衛が駆け落ちして来たんでは、と噂したそうです。 ただ、ふたりとも気さくで、働き者だったし、村が盗賊やモンスターに襲われたときに身に着けた技術を使って撃退してくれたことから、ほどなく村に溶け込むことができたそうです」 「そのお爺さんが”自分はサムライだ”とか言ってたとか?」 「はい、ふたりの間に生まれたひとり娘が私の母なんですけど、母にはサムライとなるだけの素養がなかったそうで、祖母から魔法を教わっていました。 でも、何人かいる孫の中でも、唯一私にはサムライとなりうるだけの能力があったそうで……」 買いかぶりだと思うんですけどね? と微笑って見せるシエスタ。 「――もしかして、”リルガミン”とか”トレボー城塞”と言う言葉に聞き覚えはないか?」 「!! 知ってます! お爺ちゃん達は、若い頃は”トレボーじょうさい”と言うところで修行していたんだって言ってました。そこで”ワードナー”って言うメイジや、”トレボー”って悪い王様と戦ったそうです」 (やっぱりそうか……) 間違いない。シエスタの祖父母は、アラビクと同じ世界、それも極めて近い時代から来た冒険者なのだろう。トレボーが魔除け奪還のお布令を出してたのはアラビクたちが冒険に出る数年前のことなのだから。 「どうやらご同郷のようだな。まだおふたりはご存命かい?」 「はい、祖父はすでに70歳を越えているんですけど、いまだ村で敵う者がいないほどの腕利きです。祖母もまだまだ元気ですよ」 「そうか。機会があればぜひ会ってみたいな。紹介してもらえるか、シエスタ?」 「は、はい、勿論です!」 と、そこまで話したあたりで、ふたりとも空がだいぶ明るくなってきたことに気づいた。 「おっと、すっかり話しこんだしまったみたいだね。すまない」 貴族口調に戻るアラビク。 「い、いえ。私こそ、お耳汚しを……」 再びシエスタが恐縮しようとするのを手で制する。 「あ~その~……なんだ。ふたりきりの時だけでもいいから、なるだけフランクに接してくれないか? さっきも言ったとおり、元々冒険者稼業が長かったんで、礼儀正しく振る舞うってのは疲れるんだ。あまり肩肘張らない話し相手がいてくれると助かるんだが……」 アラビクとしては、言った通りの意味で、とくに他意はなかったのだが、シエスタの方はえらく感激したようだ。 「は、はいっ! 私なんかでよければ、ぜひお話し相手を務めさせていただきます!!」 ……念の為に言っておくと、アラビクは王家の人間の常に漏れず、かなりの美形青年である。 それでなくても、王族と言う非常に高い身分の男性が、自分を平民と侮ることなく真面目に対応してくれ、さらには「時々、話し相手になって欲しい」と言ってきたのだ。 同年代の従姉からは「お堅い娘」と称されるシエスタだが、この年ごろの娘にありがちな恋愛に関する妄想癖もそれなりに持ち合わせている。多少は”そういう”夢を見ても致し方ないだろう。 「もしよければ学院長室に案内してもらえないか? 朝一番で顔を出して欲しいと言われてるんだ」 「はいっ、喜んで(はぁと)!」 自分がメイド少女へのフラグを立てたことには全く気づかず、アラビクはなぜか上機嫌のシエスタに案内されて、オスマンの待つ学院長室へと向かうのだった。 * * * 「なるほど、学院長殿のおっしゃることは、よく分かりました」 学院長室で、こんな早朝から執務を行っていたオスマンに迎えられたアラビクは、そこで昨日オスマンがコルベールに提案した事項――アラビクに学院の講師をしてもらうと言う案を、彼自身から説明されていた。 「正直、私としても無為徒食のまま、ここでお世話になることは、心苦しく思っていましたので、講師を引き受けることはやぶさかではありませんが……」 「おお、殿下の待遇に関しては、できるだけご希望に沿うように致しますぞ」 と下手に出つつも、じつは結構戦々恐々としているオスマン。何せ相手は、王族・凄腕・異邦人という厄介事の集大成のような人物だ。聞いた限りでは、さほど無理を言うような性格ではなさそうだが……。 「では、みっつの質問とみっつのお願いが」 「何ですかな?」 「まずひとつ。トリステインにも王家が存在していてると聞きましたが、私の存在を王室もしくはそれに準じる所へ連絡されましたか?」 「いえ、まだです。王子のご意志を確認してから、と思いましたので」 まぁ、厄介事は、なるだけ先延ばしにしたかった、と言うのが本音だが。 「ありがとうございます。それでは、ひとつ目のお願いです。すでに国に戻れないことでもありますし、私のことは”遠方の国から偶然召喚された貴族”とでもしておいてください。 無論、あの召喚の場に居合わせた者は真実を知っているでしょうが、どの道我がリルガミンとここトリステインには交流がないのです。不必要に面倒な事態を起こす必要はないでしょう」 「それは、我々としても願ったり適ったりですが……よろしいのですか?」 実際、他国の王族が一介の生徒(いかに公爵家の令嬢とはいえ)に召喚されたとあっては、宮廷に報告すれば、ひと騒動起こることは目に見えていた。 「ええ。ニルダ神じきじきに戻れないと宣言されているのです。この地に骨を埋める以上、王家の身分を主張しても意味はありません。 リルガミンの名前を出さないためにも、念のため、名前はアラン・ファールヴァルトと変えて名乗りましょう。今後は、そちらの名前でお願いします」 「よろしいでしょう。ところで、その偽名に、何か意味はあるのですかな?」 「アランは冒険者時代に名乗っていた名前です。偽名と言うよりは通称に近いですね。 ファールヴァルトの方は、辺境で潜伏していた頃に世話になった先生がいたのですが、彼の故郷がそういう地名でした。確か”森の彼方の国”と言う意味だったはずです」 「なるほどなるほど」 青年の懐かしそうな顔を見て、「よい師であったのだろうな」とオスマンは想像する。 いやしくも教職のはしくれにいるものとしては、できれば生徒たちに後年そういう表情で思い出してもらえるような指導をしていきたいものだ。 (オスマンの場合、セクハラを止めない限り、無理かもしれない) 「ふたつめの質問は、私が講師を引き受けたとして何を教えさせるおつもりですか?」 「その点についてはお任せします。ただ、学生たちとさほど変わらぬ歳ごろから激戦をくぐり抜けて来た貴方の経験と知恵を、できれば彼らに伝えてやってください」 無言で視線がぶつかり合い、青年は老人が意図しているだろうことをおおよそ察した。 (やれやれ、スパルタなことだ) とは言え、「実戦こそ最良の教材」「習うより慣れろ」をモットーに自らを磨いてきたアラビク―いや、アランとしても、オスマンが目指す方向性は嫌いではない。 「そうですか……そういう事でしたら、協力できるでしょう。ただ、私の授業に関しては、必修ではなく選択講義という形で、生徒の側に受講するかどうか任せたいと思います。 私の身に着けた技術を教えるとしたら、こちらではある意味異端にほかなりませんから」 「ご賢察とご配慮、感謝致します。それで三つ目は何でしょう?」 「先にお願いからですが、この学院に奉職しているシエスタと言うメイドがいますが、彼女と頻繁に接触していても不自然でない名目が欲しいのですが……」 つい先程まで謹厳実直に対応していたオールド・オスマンだが、アランのその言葉を聞いた途端、内心ニヤける。 (ほほぅ。王子様と言っても、やはり若い男か。それにしても意外に手が早いのぅ) 一応言っておくが、完全にオスマンの誤解、”下衆の勘繰り”と言うヤツである。 ただ、相手が相手だけに、そのあたりを敢えて指摘しない”大人の対応”をオスマンは選んだ。そのことが後の悲劇、いや喜劇を生むのだが……。 「確か食堂付きのメイドですな。では、彼女はアラビク…おっと、アラン殿の身の回りの世話をメインで行う係としておきましょう」 「ご過分なお心遣い、いたみ入ります。では、最後の質問ですが……私を召喚した女生徒は、いまどうしているのでしょうか?」 「………………は?」 <後編に続く> 前ページ次ページ『虚無と金剛石~ゼロとダイアモンド~』
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/3333.html
588 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/10/23(金) 20 03 04 ID ??? 案外豚肉食えなかったりしてな。原作じゃ今は兎も角昔はムスリムだったぽいし。 591 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/10/23(金) 20 40 07 ID ??? 刹那が鍋パーティーに呼ばれました フェルト「豚肉と野菜の鍋か」 沙滋「安かったから姉さんが大量に買っちゃってね」 ルイス「二人だけじゃ厳しいからみんな呼んだんだよね」 ネーナ「とりあえずいただきます」 ルー「あ!先に食うな!それは私のよ」 プル「アイスとかないかな?」 プルツー・ジュドー「いや、早いよ!?」 ファ「カミーユ!野菜も食べなさい!肉が減りすぎよ」 カミーユ「あれ?俺はそんなに食べてないぞ」 ガロード「って刹那兄!肉ばっか取りすぎだ!」 ティファ「あれ?刹那さんはムスリムでは…?」 刹那「問題ない、ムスリムでも教えをきちんと守らない者はいる」 マリナ「そうですよ。ああ、それにしてもこの豚肉おいしい」 一同「………(マリナさんいつからいたの?)」