約 3,693,963 件
https://w.atwiki.jp/news4pink/pages/30.html
ニューピン新聞 3月6日夕刊 ┏━━━ / |━━━━━┓ ┗┳┳━ |_| ━━━┳┳┛ ┃┃ / ヽ ┃┃ ┏┻┻ |======| ━━┻┻┓ ┗┳┳ ヽ,_ ¶_ ノ ━━┳┳┛ ┃┃ (/) ┃┃ ┃┃ (/) ┃┃ 凸┃┃ (/) ┃┃凸 Ш┃┃ (/) ┃┃Ш .|| ┃┃ (/) ┃┃.|| ∧_∧ (/)∧_∧ ∧ ∧ ( ・ϖ・) (/) (´ϖ` ) ( ゚ϖ゚ ) 住民が増えますように (つ つミ (/⊂ ⊂ )⊂ ⊃ |_|_|_─━━_|_|_|_ | | /////ノ,,,,,,ヽ ////|| |~//////////// ..|し´ヽノ| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|. || 奉 納 |ニュース速報ピンクhttp //mercury.bbspink.com/news4pink/ 【明日の天気】 7日は、本州付近は高気圧に覆われますが、西から気圧の谷が近づくでしょう。九州や中国、四国は雲が多く、夕方から所々で雨が降りそうです。お出かけには念のため傘をお持ちください。近畿から東北南部も昼頃から雲が増えるでしょう。ただ、夜にかけて天気の崩れはなさそうです。東北北部と北海道は、日本海側を中心に昼前まで所々で雪やふぶきですが、晴れ間もでるでしょう。(https //weather.goo.ne.jp/weather/today/) 【Today s Pick UP!】 LOMOSU(ろりめく・もろびと・すじたてよ/ロリモロスジ)祭り会場 http //mercury.bbspink.com/test/read.cgi/news4pink/1520321871/ ニューピン花粉症スレ http //mercury.bbspink.com/test/read.cgi/news4pink/1520321728/ 上級者向けエロ画像スレ http //mercury.bbspink.com/test/read.cgi/news4pink/1513398397/ 【今日の名言】 もし腹をすかせた犬を拾って不自由なく暮らせるようにしてやれば、噛んだりしないものだ。これが犬と人間の根本的な違いである。---マーク・トウェイン 【最近の出来事inニューピン】 LOMOSU祭りいよいよ明日開催。皆も参加してね! (http //mercury.bbspink.com/test/read.cgi/news4pink/1520235494/) あいつの季節がやってきた。 (http //mercury.bbspink.com/test/read.cgi/news4pink/1520321728/) 記事を執筆・加筆して下さる方を募集中。 ヘッダーとフッターに飾るAAを作成してくれる方も募集 次の更新は未定です。 名前 コメント ニューピン新聞 3月5日夕刊 ┏━━━ / |━━━━━┓ ┗┳┳━ |_| ━━━┳┳┛ ┃┃ / ヽ ┃┃ ┏┻┻ |======| ━━┻┻┓ ┗┳┳ ヽ,_ ¶_ ノ ━━┳┳┛ ┃┃ (/) ┃┃ ┃┃ (/) ┃┃ 凸┃┃ (/) ┃┃凸 Ш┃┃ (/) ┃┃Ш .|| ┃┃ (/) ┃┃.|| ∧_∧ (/)∧_∧ ∧ ∧ ( ・ϖ・) (/) (´ϖ` ) ( ゚ϖ゚ ) 住民が増えますように (つ つミ (/⊂ ⊂ )⊂ ⊃ |_|_|_─━━_|_|_|_ | | /////ノ,,,,,,ヽ ////|| |~//////////// ..|し´ヽノ| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|. || 奉 納 |ニュース速報ピンクhttp //mercury.bbspink.com/news4pink/ 【明日の天気】 あすは、本州付近は次第に高気圧に覆われてくるでしょう。九州から関東にかけてと東北南部では、日中はおおむね晴れる見込みです。東北北部と北海道の日本海側では雲が多く、雪の降る所もありそうです。太平洋側は晴れる所が多いでしょう。沖縄は時折日が差す見込みです。全国的に、北よりの風がやや強めに吹いて、きょうは暖かかった関東から西でも、グッと寒くなりそうです。(https //weather.goo.ne.jp/weather/today/) 【Today s Pick UP!】 pinkちゃんねるの板なのに全くエロいスレが建ってない問題 http //mercury.bbspink.com/test/read.cgi/news4pink/1520247167/ 本屋でよさげな本を見つけてしまった http //mercury.bbspink.com/test/read.cgi/news4pink/1520168243/ 3月の点呼スレ http //mercury.bbspink.com/test/read.cgi/news4pink/1520235494/ 【今日の名言】 君は自分の財産を守らねばならないが、知識は君を守ってくれる。---アリー・イブン・アビー・ターリブ 【最近の出来事inニューピン】 今月も元気に点呼! (http //mercury.bbspink.com/test/read.cgi/news4pink/1520235494/) もっとエロスを! (http //mercury.bbspink.com/test/read.cgi/news4pink/1520247167/) 記事を執筆・加筆して下さる方を募集中。 ヘッダーとフッターに飾るAAを作成してくれる方も募集 次の更新は未定です。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/page09/pages/73.html
リビングルーム ワインを片手に団らんしたり、カーテンに隠れた蜘蛛を見つけるにはこの部屋が最適です。 解錠方法 最初から開いている。 ノービス トレーニー ベテラン プロフェッショナル エキスパート 消費エネルギー 10 15 25 経験値 12 16 24 キラン 20 24 32 見つかるもの 熟練度 アイテム名 備考 ノービス メビウスのバンド チャージアイテム プラチナのフォーク トレーニー 黄金の鎖 プラチナのナイフ シュレディンガーの青箱 ベテラン プロフェッショナル エキスパート
https://w.atwiki.jp/cardxyz/pages/371.html
ドーピング 装備コスト N1 維持コスト なし 装備条件 なし 装備者のHP+1 装備中のみHPの増強をするカード。 単純だが、なかなか強力。
https://w.atwiki.jp/konaken/pages/116.html
ドーピング(どーぴんぐ) 病気の症状を抑えるため薬を飲むこと。 また、眠気覚ましのためコーヒーなどを飲むこと。
https://w.atwiki.jp/umamusumeninaritai/pages/43.html
登録日:2022/06/21 (火) 23 45 58 更新日:2023/04/19 Wed 22 06 31NEW! 所要時間:約 17 分で読めます ▽タグ一覧 Jewelry of Firmament ねぼすけ ウサギ ウマ娘 ウマ娘 プリティーダービー ゲリラ豪雨警報 スッピー スプリンター スリーピースピネル ツインテール トランジスタグラマー ロリ巨乳 無表情系ロリ 茜屋日海夏 逃げウマ娘 際どい勝負服 雨の日○ 雨女 雨音トロイメライ 間もなく雨が降る すなわちこのレース、勝つ スリーピースピネルとは、『ウマ娘 プリティーダービー』を元ネタとするあにまんウマ娘になりたい部の登場キャラクターである。 CV:茜屋日海夏(願望) モチーフ元である競走馬『スリーピースピネル』は当該項目を参照。 + 目次 ◆プロフィール ◆概要 ◆アプリ版での活躍性能 育成目標 概要 ◆育成シナリオ スリーピースピネルの関連画像 ウマ娘ストーリー ◆プロフィール 生年月日:6月24日 身長:138cm 体重:日々微増(多分) スリーサイズ:B92・W56・H76 学年:中等部 彼女が勝つよ 調子がどうとか、相手が誰とか、どこでやるとか そんなのは関係ない 雨が降っている 彼女が勝つ根拠はそれだけで十分だ 20██年URA「名ウマ娘の肖像」スリーピースピネルより ◆概要 JRA史上最多である4種類の短距離GⅠを勝利し、雨の日に無類の強さを誇った名スプリンター「スリーピースピネル」がモチーフのウマ娘。 小柄だった実馬を反映してか、身長はウマ娘の中でもかなり低い138cmであり、年齢的には小学生であるニシノフラワーと比べても3cmしか違わない。 対してバストサイズは90cm台とビッグサイズというロリ巨乳な体型が際立っている。 史実で競走馬には珍しい栃栗毛であるため赤みがかった髪を、短めのツインテールにまとめており、右耳に黒い雲とウサギ型の逆さてるてる坊主の耳飾りを着けている。 マイペースでのんびり屋。行動自体がのんびりで気づいたら時間が経っているメジロブライトとは異なり、行動自体は早く時間感覚も正常だが止められなければいつまでもボーッとしているタイプ。 また、マイペースと言ってもサボり癖や遅刻癖があるわけではなく、トレーナーからの指示には従順である。 無表情で口数も少ないため何を考えているかわかりにくいが、非常に小柄なことと天然気味な性格のおかげで周囲の友人からはマスコット扱いをされており友人も少なくない。 オグリキャップやスペシャルウィークの食欲並に睡眠欲を持っており、隙があれば寝ようとする。授業中や休み時間はもちろんのこと、トレーニング中や、時にはパドックやゲート内でうたた寝する。史実通りである。 また、なぜか他人の夢の中に現れたり、挙げ句に夢の中で不思議空間を発生させたりする謎の能力がある。一応本当に能力なのかは明言されていないが、シェリーアイリーンの育成イベントではシェリーアイリーンの夢の中の出来事を知っていたりするし、史実での母母父が現実世界に不思議空間を発生させたりするので恐らく本当に能力なのだろう。 自室でこっそりと白いウサギ(*1)を飼っており家族扱いするなど非常に可愛がっている様子を見せるが、名前は"ウサギ"でありマチカネタンホイザとはまた違ったネーミングセンスを持っている。 一人称は「私」か「自分」、時に「スピネル」と名前で呼ぶことも。妙な言い回しや語彙、体言止めを多用する、所謂『無表情系ロリ』のテンプレのような喋り方をする。 雨を好んでおり雨の日は気分が上がると話していたり、育成イベントでも雨関係のイベントは多いのだが、雨が好きな理由は不明。恐らくはウマソウルの影響だろう。 一方で汚れるのが嫌いと言うだけあってかなりのキレイ好き。レースが終わるとすぐシャワーを浴びたがるなど、濡れるのは好きだがその状態が続くのは好まないようだ。 また、20██年のアニバーサリーで追加されたヒミツにて、ラップが非常に得意であることが判明した。元ネタは主戦騎手であった████騎手の趣味だろう。 勝負服は水色とピンクを基調としたネグリジェとドロワーズの上からレインコートを羽織ったようなもの。色合いやフリルが多いところは幼気な彼女の容姿にピッタリであるが、ボディラインを強調するデザインがその体型ともピッタリあってしまっていて可愛さとセクシーさが両立した、プレイ中あまり周りには見られたくないデザインとなっている。 これらの色合いは史実での馬主の騎手勝負服である「水色に桃色山形一本輪と桃色袖二本輪」を意識したものになっている。 また、頭には史実で使用していたホライゾネットという馬用ゴーグルが元になっていると思われるゴーグルを装着しており、靴は光沢のあるレインブーツになっている。レインブーツに入っている白の模様はスリーピースピネルの足白徴と同じ形になっている。 プレイヤー間でのあだ名は史実の幼名である『スッピー』。もしくは外見が似ていてCVが同じなためか『放牧きりたん』と呼ばれることも。 ◆アプリ版での活躍 性能 バ場 芝:A ダート:G 距離 短距離:A マイル:C 中距離:G 長距離:G 脚質 逃げ:A 先行:G 差し:G 追込:G 固有スキル『雨音トロイメライ』 一度も掛からずに終盤に入り残り450m付近で前の方を走っていると、意識が沈んでいき加速力が上がる。先頭で抜け出しているとより前へ踏み込む。 固有二つ名『ゲリラ豪雨警報』 スプリンターズステークスと高松宮記念を含む天候が雨の短距離重賞を7勝以上し、スキル『雨の日○』と『道悪○』を取得した状態で育成を終了する。 育成目標 1.ジュニア級6月 メイクデビューに出走 2.クラシック級3月後半 ファンを3000人集める 3.クラシック級6月後半 函館スプリントステークス(GⅢ)で3着以内 4.クラシック級8月後半 キーンランドカップ(GⅢ)で3着以内 5.クラシック級9月後半 スプリンターズステークス(GⅠ)で5着以内 6.クラシック級10月後半 スワンステークス(GⅡ)で1着 7.シニア級3月後半 高松宮記念(GⅠ)で1着 8.シニア級5月前半 京王杯スプリングカップ(GⅡ)で3着以内 9.シニア級7月後半 アイビスサマーダッシュ(GⅢ)で1着 10.シニア級9月後半 スプリンターズステークス(GⅠ)で1着 11.シニア級12月前半 香港スプリント(GⅠ)で1着 概要 20██年█月██日に同じ馬主の所有馬をモチーフにしたウマ娘であるシェリーアイリーンが実装した際に先立ってサポートカードとして実装、シェリーアイリーンの育成シナリオでも姿を見せた。 その後、海外レース実装後の20██年12月██日、香港スプリントの開催日と前後して育成ウマ娘☆3「Jewelry of Firmament」として実装。Jewelryは「宝石」、Firmamentは「天空、大空」の意味。直訳すると「天空の宝石」であり、馬名のスピネル(尖晶石)と雨の雫をかけたダブルミーニングになっている。 短距離A、マイルC、中長距離Gと極端な適性を持つスプリンター。因子が4つ必要なのでサクラバクシンオーに比べれば難易度は高いが、カレンチャンに比べれば楽にマイルを走ることができる。しかし中距離以上の適性が絶望的なため現在主流のTSシナリオでの育成難易度はやや高め。 成長率補正はスピード、パワー、賢さに10%ずつと短距離逃げに必要なステータスに均等に割り振られており、かつ現状短距離、マイルで注目されている根性育成との相性はいい。 実装されているウマ娘の中では唯一の逃げ専門スプリンターであり、逃げ以外の適性がGとこちらも極端な適性になっているが、短距離前方脚質に特化したスキルから考えると、自ずと逃げでの運用になるだろう。 初期スキルとして「雨の日○」「道悪○」「地固め」を所持。 覚醒レベルを上げると「後方釘付」や「逃げのコツ○」の他、雨のレースで根性とパワーが上がるレアスキル「雨ニモマケズ(「雨の日○」上位スキル)」、 良バ場以外でスピードとパワーが上がるレアスキル「道悪の鬼(「道悪○」上位スキル)」を取得可能となる。 また、条件を満たすことで「雨ニモマケズ」は「台風一過」に、「道悪の鬼」は「ナイトメアトラバーザー」に進化し、それぞれ効果が増加する。 私に勝ちたければ、晴れた日に出直してくること。 ……あれ、夢? 固有スキルは「雨音トロイメライ」。 効果は「一度も掛からずに終盤に入り残り450m付近で先頭付近を走っていると、意識が沈んでいき加速力が上がる。先頭で抜け出しているとより前へ踏み込む」というもの。 具体的には「一度も掛からずに終盤かつ残り450m以内で3位以上かつ上位30%以内」だと発動する。 (チャンピオンズミーティングの出走数である9人でのレースだと2位までなら発動する) ガチ環境で重宝される加速力アップの効果を持ち、発動条件もそれほど厳しくない強スキル。 ただし発動はするもののこの加速スキルが有効発動する条件はかなり限定的で、具体的には短距離以外だとほぼ無意味。 逆に言えば短距離であればかなりの強スキルになるのだが、短距離のチャンピオンズミーティングでは前脚質が多く出走しがちであり、今度は発動条件を満たしにくくなってしまう。発動できるようにしっかりとステータスやスキルを構成しよう。 また、発動時に後続から1バ身以上離れて先頭だと速度アップ小が付随し複合スキルとなる。普通の複合スキルと違い加速力アップの値が大きいため継承に影響が出ないのは複合スキルとしては利点だろう。 発動演出は水溜まりに飛び込んだスリーピースピネルが水溜まりの中の世界へ行き、雨が降るコースに降り立って走るというもの。 ただし、当たり前のように最後は夢オチで終わる。 ん、ぶい。びくとりー 固有二つ名は「ゲリラ豪雨警報」。 条件は「スプリンターズステークスと高松宮記念を含む天候が雨の短距離重賞を7勝以上し、スキル『雨の日○』と『道悪○』を取得した状態で育成を終了する」。スリーピースピネルの目標レースかつ史実勝鞍では必ず雨が降る仕様上、目標レースをすべて1着で勝ち抜けば確実に取得できるため難易度は低め。しかしTSシナリオでは目標レースがなく天候は完全ランダムになるためその限りではない。 サポートカードは20██年██月██日、育成ウマ娘としての実装に先立って、SSR[微睡み、うたた寝、雨宿り]が実装された。 賢さタイプのサポートカードであり平均的よりやや下の育成性能を持つ。しかしその真骨頂は固有ボーナスを含めた高い賢さ友情回復量にある。 それまでの他サポートカードの賢さ友情回復量の最大値が5だったのに対し、このカードは固有ボーナス込で11。微々たる差に思えるが、少しでも体力が欲しい育成中はかなりのメリットになる。 また、イベントでも体力ややる気、バッドステータスを回復させるものが多くなっている。体力回復量は多めで、さらにランダムイベントではあるが確率で『愛嬌』のグッドステータスを入手できるため、イベント面では非常に強力だ。その分ステータス上昇量などは控えめになっている。 スキルヒントは『雨の日○』や『道悪○』、『地固め』と言った育成ウマ娘の所持スキルの他、『先駆け』や『勢い任せ』、『軽い足取り』など短距離逃げに特化したものが揃っている。 連続イベントの最後に貰える金スキルは『意気衝天』。ヒントレベルは1だが確定で貰える。下位スキルである『軽い足取り』は自力でヒントを貰えるので出来るだけコストを節約して習得したい。 アオハル杯シナリオでは、貴重な短距離走者のひとりだが、他のスプリンターはマイルにも適性があることが多いため、短距離以外走れないという極端な適性は珍しかったりする。 ◆育成シナリオ ウマ娘の今後を左右する選抜レースのマイルの待機場所でガッツリごろ寝してひときわ注目を集めるスリーピースピネル。いざレースになるとパワーやペースキープ能力など高いポテンシャルを見せるが、集中力が保たずに掛かってしまい、ズルズルと後退して惜敗。スカウトに来ていたトレーナー陣からは「熱意が足りない」といった感想が漏れていた。 それは的を射ていて、スリーピースピネルにこれと言って掲げている目標はなく、ただなんとなく流れでトレセン学園に入学し、母が桜花賞を制覇しているからマイルを選んでいたという適当さ。とはいえ、それで中央に合格できているあたり才能はかなりのものである。そしてそれを自覚している。 集中力に難があり、試行錯誤して現状を改善することが苦手であるゆえに、トレーニング自体は重ねていても問題解決に至らないスリーピースピネル。その様子を見ていたトレーナーに、スリーピースピネルのルームメイトであるシェリーアイリーンが声をかけた。 スリーピースピネルの走りを見てどう思うかと問うシェリーアイリーンに対して「明らかにスプリンターだ」と答えるトレーナー。シェリーアイリーンもそのことには気づいていたが、シェリーアイリーン自身が今のスリーピースピネルと同じくマイル路線を歩んでいるため、自分でそれを教えるとライバルを他路線に追いやったようで角が立つというシェリーアイリーンは、スリーピースピネルにアドバイスをするようトレーナーをけしかかる。 トレーナーからのアドバイスを「盲点だった」と素直に聞き入れたスリーピースピネルは、模擬レースで短距離に出走したが集中力不足で再び敗着。しかしレース内容は劇的に改善しており、モブトレーナーたちからの評価も上がる。 この集中力不足を解決するため再びトレーナーにアドバイスを求めたスリーピースピネルは、勧められたゴーグルの着用を試して次の模擬レースに挑み、2着と惜しいところまで善戦する。 この改善のおかげで次の解決策である、先行策から逃げへの脚質変更を思いついたスリーピースピネルは、「外からしっかり見てアドバイスしてくれるトレーナーの重要性」に遅まきながら気づく。 そして2度目の選抜レース。大雨が降る中6バ身差の圧勝を見せたスリーピースピネルは多くのモブトレーナーからスカウトを受けるものの、それが当たり前と言うようにトレーナーのもとへ歩いてきて担当契約を持ちかける。 へっ? お、俺……? そう。……シャワー浴びてくる。書類用意しといて。 こうして、スリーピースピネルとトレーナーは契約を結ぶことになった。 スリーピースピネルの育成シナリオは、彼女自身のあまり悩まないという性格から、苦悩と克服のストーリーが多いウマ娘の育成シナリオの中でも、サクラバクシンオーやゴールドシップ並に苦悩するシーンがない。 特段飽きっぽいわけではないが、集中力が長続きせずやる気がないときはトコトンやる気が出ないスリーピースピネルをトレーナーがどう操縦するかに重点を置いたシナリオになっている。 育成イベントは彼女のアイデンティティである雨、睡眠、ウサギに関係あるものが多くなっており、全体的にシリアスからは離れたほのぼのしたものになっており、プレイヤー間では「癒やし系シナリオ」「休憩時間」と呼ばれることも。 また、シナリオの仕様として史実で1着を取った目標レースでは必ず雨が降るという特徴があり、固有二つ名の取得や所持スキルの発動がしやすくなっている。ただし、TSシナリオでは目標レースがない都合上この仕様は作用しない。 他に、バッドステータスである『寝ぶそく気味』を解消するイベントがあったり、体力回復イベントが多いのが特徴的。 特殊実況は高松宮記念に設定されており 、天候雨かつレースで1度も先頭を譲らずに走り切ることで聞くことができる。 ネタバレ注意 + ... 「スリーピースピネル1着!! 雨のレースで負けるわけにはいかない!! 1度も前を譲ることなく高松宮記念を制しました!!」 スリーピースピネルの関連画像 + キャラクター紹介(制服) + キャラクター紹介(原案) + ステータス + トレーナーノート ウマ娘ストーリー ▷第1話 春時雨ドーズオフ 今日はトレーナーたちがウマ娘の実力を見極め、スカウトを行う選抜レースの日だ。 ウマ娘たちは皆一様に気合が入っている。ここでトレーナーからスカウトされるか否かで将来が大きく変わってくるのだから当たり前だろう。しかし…… 中堅トレーナーA:おいおい、あの娘大丈夫なのか……? 新人トレーナーA:具合でも悪いのかしら……。 スリーピースピネル:…………。 ひとり、待機場所の隅の方でぐったりと横になっているウマ娘がいた。 スリーピースピネル:……くぅ……。 ベテラントレーナーA:……いや、眠っているだけだな、あれは。 周りのウマ娘たちも気になっているのかざわついている様子だが、スリーピースピネルが目を覚ます様子はない。やがて、スリーピースピネルの順番が回ってくる。 係員A:スリーピーさん。スリーピースピネルさん! 出走の順番ですよ! スリーピースピネル:……んぁ……。出番……。 係員に呼ばれて寝ぼけ眼をこすりながらゲートへと入っていくスリーピースピネル。間もなく、ゲートが開いた。 先行の位置をキープしてコースを走るスリーピースピネル。 中堅トレーナーA:うーん、ゲート難ではないしペースキープも上手い。パワーもありそうだし、素質はあるな…… スリーピースピネル:……むぅ。 中堅トレーナーB:おいおい、仕掛けどころが早すぎるだろ……。 ベテラントレーナーA:集中力が切れたようだな。あの位置からスパートしてしまうと、余程のことがなければスタミナが保たない。 一時は先頭に立ったスリーピースピネルだったが、ベテラントレーナーの言った通り最終的にはズルズルと失速し、4着と惜敗を飾った。 負けたものの悔しそうな顔も見せず平然とその場を去っていくスリーピースピネル。 中堅トレーナーA:集中力というか勝負根性というか、レースに対する熱意が見られないんだよなぁ……トレーニングとか、すぐに放り出すんじゃないか? ベテラントレーナーA:いくら才能があってもモチベーションがなければ、レースの世界では生き残れんな。 他のトレーナーが次のウマ娘へ視線を移すなか、去っていくスリーピースピネルの背中からどうしても目を離せなかった。 ▷第2話 卯花腐ナイトメア スリーピースピネル:トレセン学園へ入学したことに、それほど大きな理由はない。 スリーピースピネル:私の母親はGⅠレース、桜のティアラを勝ち取ったウマ娘で、だから同じ道に進むことに対して、私は反対する意思を持たなかった。走ることも嫌いではなかったし、自分に能力があることは自覚していたから。 スリーピースピネル:自分と周りの温度差もそれほど苦にはならなかった。トゥインクルシリーズで蹄跡を残すために一日一日を必死で消費している周りのウマ娘にしてみれば、私はそれはそれは怠惰で無気力に映っているのだろう。 スリーピースピネル:事実、私には熱意というものが欠けている。ぼんやりとぼやけた未来図へ向かって、なんとなく宛をつけて走っているだけだ。こだわりもなく、とりあえずを重ねて。 スリーピースピネル:それはもちろん、レースになれば勝ちたいという思いは生まれるし、負けたくないと振り絞ることもある。でも、そんな気持ちもふっと切れてしまうのだから仕方がない。 スリーピースピネル:次は勝とう。そう思って毎日トレーニングを重ねているのは私だって同じだ。確実に昨日の私より力はついていて、それでも勝てない。 スリーピースピネル:熱意が足りない……必要なのだろうか。身が焦げるほどの熱意が。 ――選抜レースのあの日からしばらく、スリーピースピネルの様子を追いかけていた。 トレーニングを行っている時間はそれほど長くない。それこそ、他の選抜レースを走っていたウマ娘に比べれば。しかし、全く足りていない、サボっていると言えるほど短いわけでもない。 生来のセンスからなのか、ランニングフォームやペース配分に指導しなければならないような場所はないように思える。 ???:ねぇ、あなた、あの子になにか? えっと……君は? シェリーアイリーン:シェリーアイリーンよ。あの子、わたしのルームメイトなのよ。 シェリーアイリーン:それで? あの子の走りを見て、なにか思うことでもあったのかしら? あなた、トレーナーみたいだけど。 あ、うん。えっと…… 選抜レースや模擬レースでスリーピースピネルが選択していたレースを見ると、どれもマイルのレースだったことに気づいた。 でも、見る限りスリーピースピネルは明らかに―― ――スプリンターだよなぁ……って。 シェリーアイリーン:……そう。やっぱり、トレーナーから見てもそう思うのね。 スリーピースピネルの母親はマイルのレースである桜花賞を制覇している。だからマイルにこだわりがあるのかと思って、スプリントのほうが向いていることを告げづらかった。 シェリーアイリーン:……ちょっと、あなた言ってみてくれないかしら。 ……へっ? シェリーアイリーン:わたし、マイラーだから。わたしから言うと体よくライバルを他路線に追いやったみたいで角が立つのよ。あの子、そういうアドバイスで怒るような性格じゃないし、今ならスカウトできるかもしれないわよ? ……確かに、スリーピースピネルの能力は高くまとまっていると言っていい。スカウトできなかったとしても、トレーナーとしてウマ娘の迷走を放置するのは気が引ける。 意を決して、休憩中のスリーピースピネルに話しかけてみることにした。 ▷第3話 送り梅雨ジャーキング 今、ちょっといいかな? スリーピースピネル:……? 呼びかけられてこちらを向いたスリーピースピネルは、焦点があっているのだかいないのだかよくわからない瞳でこちらを見つめてくる。 じっとこちらを見る目は表情が感じられず、スズメとかウサギとかがこちらを観察している目に似ていた。 スリーピースピネル:スプリンター……? 私が……? スリーピースピネル:……………………。 (ち、沈黙が怖い……!) スリーピースピネル:……なるほど。盲点。 納得したんだ…… スリーピースピネル:集中力が保たないなら距離を縮めればいい。単純明快。なるほど…… 再びトレーニングを始めたスリーピースピネルを見送る。これで上手くいってくれればいいのだが…… 🕒 スリーピースピネル:……! ベテラントレーナーA:ほう、前よりはだいぶよくなっているようだな。 中堅トレーナーA:もともと体格とか走り方はスプリンターのほうが適格っぽかったですからね。 スリーピースピネル:……ん……! 中堅トレーナーB:しかし……まだ少し早いな…… ベテラントレーナーA:初短距離だからな。慣れればコツが掴めてくるとは思うが…… スリーピースピネル:(……違う) スリーピースピネル:(スパートのタイミングはわかってるけど……やっぱりまだ集中力が保たない……) スリーピースピネル:…………そうだ。 🕒 あれ? スリーピースピネル? スリーピースピネル:ん。 どうしたの? スリーピースピネル:……集中力を高めたい。気が散らない方法、ない? えっ? うーん…… スリーピースピネルから突然受けた相談に若干戸惑いながら、記憶をひっくり返す。 ゴーグルを着けてみる……とか? スリーピースピネル:ゴーグル……なるほど…… 🕒 新人トレーナーA:あら? あの子、なにか着けてるみたいだけど…… 中堅トレーナーA:ゴーグルだな。飛んでくる土対策か? スリーピースピネル:(……視界が狭い……布団の中みたいで、なんか、落ち着く……) スリーピースピネル:(……前の子、邪魔……) スリーピースピネル:……むぅ……! ベテラントレーナーB:今回はスパートタイミングはよかったが、動きが固かったな…… 中堅トレーナーA:集中力がきれてはいなかったけど、途中少し乱れたな。 スリーピースピネル:…………。 スリーピースピネル:前の子に集中力を乱されるなら、先頭を走ればいい……。うん、きっとそう。 スリーピースピネル:いつもより……目に見えて改善の効果が出てる。闇雲にトレーニングしてるだけじゃなくて、理解してトレーニングできるようになったから……? スリーピースピネル:……外からちゃんと見てくれる人、重要かも…… ▷第4話 喜雨ララバイ スリーピースピネルが出走する2度目の選抜レース当日。 中堅トレーナーC:スリーピースピネル、今回は短距離で出走するのか。 中堅トレーナーA:最近はずっと短距離だから路線変更したんだろうな。積極的にハナを取りに行っているし、脚質も逃げ寄りに変えたんだろう。 中堅トレーナーC:最近は色々試してるみたいだが、今まであんまりそのあたりの試行錯誤をした様子がなかったからな。心境の変化か? ベテラントレーナーA:とはいえ、今年の短距離は粒揃いだ。どうなるか…… スリーピースピネル:………… スリーピースピネル:雨……降ってきそう…… 🕒 ……! 雨か…… 中堅トレーナーA:うーん、こればっかりは運だからな…… 新人トレーナーA:あら? あの子、屋根のないところに…… 中堅トレーナーB:前の選抜レースでも寝てたし、突飛というかなんというか…… スリーピースピネル、なんだか楽しそうだ…… スリーピースピネル:……出番。 いつになく集中してるな。これなら…… 中堅トレーナーA:ハナを取って……突き放したぞ!? 中堅トレーナーB:いくら短距離だからってあのペースで保つのか!? ベテラントレーナーA:雨の影響でだいぶ重くなったバ場でもあの走りができるのか……すごいパワーだが、ペースはあれで正解なのか……? 青鹿毛のウマ娘:……! 雨で目が……っ!! 栗毛のウマ娘:なんでこの視界であんなに飛ばせるのよっ!! スリーピースピネル:(……心地いい。肌を打つ雨の冷たさ、湿気の匂い、地面を叩く音、狭い視界、すごく落ち着く。落ち着くのに、昂ぶってる……!) 新人トレーナーA:ウソ! あそこからまた加速するのっ!? 中堅トレーナーA:余力を残していたのか!? 中堅トレーナーB:まだコーナーだぞ!? 膨らまないであのスピードを出せるのか!? このバ場で!? ……行け、行けっ!! スリーピースピネル!! スリーピースピネル:……っふ……ハァ……ハァ…… スリーピースピネル:……1着……ぶい。 中堅トレーナーA:圧倒的だったな……何バ身差ついてた? 中堅トレーナーB:選抜レースとはいえ、6バ身差だってよ……これは逸材なんじゃないか……? 新人トレーナーA:スピネルさん! 私にスカウトさせてくれないかしら!? 中堅トレーナーA:いや、俺と組もう! 君ならスプリンターの双璧を超えられる!! うわぁ……あっという間に近づけないくらい群がられてる……あれ? ベテランさんは……? ベテラントレーナーA:やぁ。スカウトさせてくれないか? 君は多分、ダートのほうが向いてると思うんだが…… 青鹿毛のウマ娘:へっ? あ、アタシ……? スピネルさんじゃなくて……? ベテラントレーナーA:適材適所というやつだよ。それに彼女は……ほら。 ……あ、スリーピースピネル…… スリーピースピネル:勝った。 うん、見てたよ。すごい人だかりだったけど、トレーナーは決まった? スリーピースピネル:……? ん。 へっ? お、俺……? スリーピースピネル:そう。……シャワー浴びてくる。書類用意しといて。 え、あ、ちょっと!? 中堅トレーナーA:なんだ、先約がいたのか…… 新人トレーナーA:そういえば前回からもう目をつけてたわね、あのトレーナー。 え、えー…… ……まぁ、いいか。 こうして、とんでもなくマイペースなウマ娘と契約を結ぶことになった。これから彼女に振り回される日々が待っているのだろうが、それもなんだか悪くない気がした。 追記・修正は起きたらやる……やりたければやっておいて ▷ コメント欄 [部分編集] 具体的な日付が黒塗りになってるのちょっとSCPっぽい -- ケミー (2022-06-24 20 36 53) どっちかと言うと晴れの日巧者の自分と対の位置かもしれませんね -- フラワリン (2022-06-24 20 50 18) なにこの技術…怖…すげぇ -- E (2022-06-24 23 11 38) スプリンターは大柄の方が有利というイメージがあるが重馬場ならむしろ小柄でしっかり筋肉のついた体格の方が適している。馬格は身長、がっしりとした体型はバストに反映されているという訳か。また身長から考えても史実馬は脚が短くピッチ走法を得意としていた考えられるだろう。ピッチ走法はスッピーの得意とする短距離戦や重馬場で有利だしよく練り込まれているんだなあ。 -- アルケミー (2022-06-25 08 57 53) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/tekiyakusaikyou/pages/566.html
【ピーピングベア】 【作品名】ファイナルファンタジーⅥ 【ジャンル】RPG 【名前】ピーピングベア 【属性】小動物 【大きさ】小動物並 【攻撃力】小動物並 【防御力】最大HP1 10歳の幼女に素手でこずかれただけで即死する 【素早さ】小動物並 【特殊能力】ホワイトウインド:広範囲HP回復魔法、だが本人は最大HP1なので無意味 常時スリップ状態:常にHPが減少する状態 なので数秒で勝手に死ぬ 【長所】エリクサーが盗める 【短所】盗む前に死ぬ 【備考】崩壊後に出てくる雑魚 ストップで時間を止めれば一応自然死は一時的に止められる 11スレ目 13スレ目 489 :格無しさん:2008/09/12(金) 23 52 11 ピーピングベア考察 ○ジラゴ 相手が先に死ぬ ×夢野ほとり 人間ではないので吸い込まれない。数秒後、致死 ×オーソリティ いずれ風が吹くより、こっちの致死が確実 ×インフルたん どうこうする前に死ぬ ×村上峡児 どうもできず死ぬ 夢野ほとり>ピーピングベア>ジラゴ 壮絶な自滅合戦に、逆に難しさすら感じた
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/12678.html
GU/W44-014 カード名:ドーピング カテゴリ:イベント 色:黄 レベル:2 コスト:0 トリガー:0 あなたは自分のカード名に「シャロ」を含むキャラを1枚選び、そのターン中、《コーヒー》?を与え、パワーを+8000。 レアリティ:U
https://w.atwiki.jp/1548908-nt/pages/503.html
ドーピング パック:解かれた封印 装備魔法 装備モンスターの攻撃力は700ポイントアップする。 自分のスタンバイフェイズ毎に装備モンスターの攻撃力は200ポイントずつダウンする。
https://w.atwiki.jp/abcdgame/pages/719.html
ピーピング / ぴーぴんぐ BT-099 ◎遠隔透視機 / Remote Viewing Machine LandSpell[ 1(-) / 50f ] ターン終了時に対戦相手の手札を公開する。 カードの効果で普通は見えない領域、例えば手札?をのぞき見ること。またはその効果の通称。 カウンター系のカードとの相性は非常に良い。 関連リンク 用語集
https://w.atwiki.jp/kyo3nen/pages/105.html
小蒔「ただいま戻りました」 霞「あら、小蒔ちゃん。おかえりなさい」 巴「今はっちゃんと春がお菓子買いに行ってますけど、注文あります?」 小蒔「お饅頭で!」 巴「じゃあ、メール送っときますね」ピロリン 霞「今日も一位だったのね。すごいじゃない」 小蒔「京太郎様のことを考えていると、力が湧いてくる気がするんです」 霞「ふふ、恋する乙女なのね」 小蒔「そ、そんな……」テレテレ 巴「顔、真っ赤ですよ」 小蒔「もう、巴ちゃんまで!」タタッ 霞「あら、どこに行くの?」 小蒔「お散歩に行ってきます。京太郎様に会える気がするんです」 巴「あ、姫様」 霞「多分大丈夫よ。小蒔ちゃんの気がするはほとんど確定事項だし」 巴「それもそうですね」 小蒔「えへへ……また一位になれました」 小蒔「また、褒めてもらえるでしょうか? また……」 『――小蒔』 小蒔「名前で、呼んでもらえるでしょうか?」トクン 小蒔「京太郎様……」 京太郎『……そうだな。で、どうしたらいいんだ?』 小蒔「あれ、この声……」 小蒔「わぁ、きっと神様に願いが通じたんですね!」 小蒔「京太郎さ――」 久『なによそれ……じゃあ、キスマークもう一個つけてもいい?』 小蒔「――どうして、あんな体制で……」 小蒔「なんで、あんなに距離が近いんですか……?」 小蒔「それに――」 京太郎『いや、いいよ。ただの虫刺されだし』 小蒔「キスマーク……虫刺されじゃ、なかったんですね」 小蒔「……そうです、よね」 小蒔「京太郎様みたいな素敵な人に、恋人がいないはずがないですよね」 小蒔「竹井さんとはいつも一緒にいますし……」 小蒔「全部、私の……」 小蒔「……やだ。やだよぅ」ポロポロ 小蒔「こんなの、見たくない」 小蒔「京太郎様京太郎様京太郎様京太郎様京太郎様京太郎様京太郎様京太郎様京太郎様京太郎様……!」 小蒔「また、名前で――」フラッ 小蒔「――呼ん、で……」ドサッ 京太郎「明日には長野か……なんか終わってみればあっという間だったな」 久「でも色々濃かったのよね」 まこ「牌に愛された子、ですね」 久「神代さんにチャンピオンね……たしかに他とは違った感じだったけど」 久「他にも強敵はたくさんいたし、その二人だけが特別とは思ってないわよ」 京太郎「ま、俺も色々濃い連中と知り合えたし、楽しかったかな」 まこ「そういえばちょくちょくフラフラしてましたね」 久「どうせ女の子引っ掛けてたんでしょ」 京太郎「言い方!」 まこ「否定はしないんですか」 霞「ちょっと、いいかしら」 京太郎「あれ、石戸?」 久「あら、久しぶり」 まこ「どうも」 霞「挨拶は後回しで、あなたに来てもらいたいの」 京太郎「俺?」 霞「おねがい、小蒔ちゃんが……」 京太郎「そうか……久ちゃん」 久「ふぅ……私にできることは?」 霞「申し出は嬉しいけど、あなたがいたら恐らく逆効果なの」 久「じゃあ仕方ないわね……」 久「ほら、とっとといってきなさい!」バシッ 京太郎「ああ、ありがとな」 霞「ついてきて」グイッ 京太郎「わかったって」 久「……」 まこ「大丈夫ですか?」 久「もう慣れっこよ……でも」 まこ「でも?」 久「もうちょっと、褒めてくれてもいいのにね……」 京太郎「久ちゃん!」 久「なによ!」 京太郎「9位、おめでとう!」 久「……やれやれね」 まこ「ふふ、しっかり言っていきましたね」 久「あーあ、怒れなくなっちゃった」 小蒔「――」 霞「廊下で倒れてたのだけど、目を覚まさないの」 京太郎「体に異常は?」 霞「一応診てもらったけど、異常はなし。精神的な問題だって」 京太郎「精神的……俺がどうにかできるのか?」 霞「わからないわ……でも」 小蒔「……京太郎、様」 霞「こんな幸せそうな顔であなたの名前を呼ぶの」 京太郎「……」 霞「知っての通り、小蒔ちゃんは神をその身に降ろすことができるわ」 霞「そしてその際には眠りに落ちてしまう」 霞「私たちが見たところ、今はその状態に近いと思うの」 京太郎「でも、神様は顔を出してないみたいだな」 霞「ええ……このままだと、なにか良くないものが入り込んでしまうかもしれない」 京太郎「だから、俺に呼びかけろってか」 霞「お願いします、どうか、小蒔ちゃんを……」 京太郎「わかったよ……でも、久ちゃんが逆効果ってのは――」 小蒔「――っ!」ゴッ 京太郎「うおわっ」 霞「……こういうことなの」 京太郎「マジか……俺の知らないところで恨みでも買ってたのか?」 巴「大丈夫ですか!?」 霞「心配ないわ」 巴「そうですか……」 京太郎「よう、ほかの連中は?」 巴「神代家に連絡を取ってます。最悪の場合に備えないといけませんし……」 京太郎「なら、もう大丈夫だな」 京太郎「おい、眠り姫さんよ……そろそろ目をさま――」スッ 「触れてはなりません」 霞「小蒔ちゃん?」 巴「姫様?」 京太郎「いや、これは……」 小蒔「この子は自ら眠りにつきました。つらい現実よりも、夢の方がいいと」 小蒔「それもこの子の願い……ならば、妨げることは許しません」 巴「そんな……」 霞「小蒔ちゃん!」 京太郎(逃げていれば辛いことに直面しなくて済む、か) 京太郎(俺ははっきり言って偉そうなことを言える立場じゃない) 京太郎(この前だって逃げ出してきたばっかだからな) 京太郎(でも――) 京太郎「俺は、この子に責任がある」 京太郎「今までなんとなくで済ませてたけど、多分それが原因だ」 京太郎「だから、神様の言うことだろうがはいそうですかって聞き入れるわけにはいかないな」 小蒔「それで、あなたはどうしようというのですか?」 京太郎「俺と麻雀勝負だ。勝ったら話す機会をくれ」 小蒔「……いいでしょう」 霞「お待ちください」 巴「私たちも加えていただけないでしょうか?」 京太郎「無理はするなよ」 霞「このまま見てろというほうが無理なの……あなたにもお願いするわ」 巴「お願いします……」 京太郎「……わかった。こういうことになったけど、構わないか?」 小蒔「多少増えようと同じこと……まとめてきなさい」 京太郎「じゃあ、いくぞ」 霞「よろしくお願いします」 巴「お願いします」 小蒔「よろしい、かかってきなさい」 京太郎(まずは向こうの親番) 京太郎(神様っていうぐらいだから、多分相当なものだろうな) 京太郎(ここは様子見で――) 小蒔「ツモ」 京太郎「――っ」 霞「ウソ……」 巴「そ、そんな……」 小蒔「天和、16000オール」 京太郎「マジかよ……」 小蒔「ふふ、これでもまだ勝てると?」 京太郎「……次だ」 京太郎(完璧誤算だ……!) 京太郎(そもそも土俵が違うんだ) 京太郎(どうする、次同じことをやられたら終わりだ) 京太郎(どう、したらいい……) 京太郎(のんきに寝てんじゃねぇよ……小蒔) 『京太郎、様』 京太郎(なんだ、今の) 京太郎(細い糸みたいのが目の前に……) 京太郎(これは……?) 小蒔「……」 小蒔(今、微かに力を……) 小蒔(……まさか、この男が) 小蒔「ツモ、6100オール」 小蒔(やはり、力が弱まって……いえ、吸われている) 小蒔(思うように牌を引くことができなくなってきた) 小蒔(今はまだ小さい……けど) 京太郎「……」ズズッ 小蒔(このままでは、場の支配を奪われかねない……!) 京太郎(……今の局、三巡目で一向聴) 京太郎(ただの偶然か?) 京太郎(いや、この糸だ) 京太郎(他のやつには見えてないっぽいけど、ここからなにかが流れ込んでくる) 京太郎(たとえば、運気とか) 京太郎(……つまり、流れが来てるってことか) 京太郎(なら――) 京太郎「石戸」 霞「……なにかしら」 京太郎「狩宿」 巴「……はい」 京太郎「出しおしみするな。できることがあったら全部出せ」 京太郎「そうしたら――俺が勝たせる」 霞「……巴ちゃん」ゾゾッ 巴「はい、私も……!」 京太郎(流れにチームを乗せる……そんなの、いつもやってたことだよな……!) 小蒔(局数は残り少ない) 小蒔(点数は最高時の半分程度) 小蒔(このようなことは本来ありえない) 小蒔(本来、ならば) 京太郎「はぁ、はぁ……」 小蒔(取られた力の総量は四割ほど) 小蒔(それだけならまだ押し勝てる) 小蒔(けれど、この場にいるのは……) 霞「くっ……」 巴「霞さん、しっかり……」 小蒔(あの娘が凶神を降ろし、もう一人が力の流れを調整している) 小蒔(力が十全なら跳ね除けられるというのに……!) 京太郎「早く、引けよ……」 小蒔「……あなたは恐ろしくないのですか?」 京太郎「……なにがだよ」 小蒔「人の身に神の力を宿すということは、尋常ではない負担がかかる」 小蒔「途方もない器の持ち主、あるいは普段からそのための研鑽を積んでいるもの」 小蒔「そのどちらでもないものがその力を使えば……」 京太郎「そうか……やっぱりそっちの力が俺に来てるのか」 京太郎「なら、ますます引き下がれなくなった」 京太郎「だって――」 『京太郎、様』 京太郎「あの時、声が聞こえたんだ」 京太郎「気のせいかと思ったけど、やっぱ違った」 京太郎「それは、お姫様が夢じゃない現実を求めてるってことじゃないかってね」 小蒔「……そうですか」 京太郎「にしてもあんた、優しいな」 小蒔「それはどう言う意味ですか?」 京太郎「お姫様を守るために俺たちの前に立ちふさがって、今度は俺の心配までしてる」 小蒔「おしゃべりはここまでです」トン 京太郎「悪い、それロンだ」 小蒔「……終わり、ですね」 京太郎「ああ、純正九連宝燈……俺、死ぬんじゃねぇかな?」 小蒔「これで点数はなくなった……私の負けです」 京太郎「そんで俺らの勝ちってか」 小蒔「約束通り、この子と話す機会を与えましょう」 京太郎「ああ」 小蒔「ですが、あまり時間はありません。より確実を期すならば、それだけの揺さぶりをかけなければ」 京太郎「アドバイスまでどうも。本当に大事なんだな」 小蒔「……後は任せます」スッ 小蒔「――」 京太郎「ふぅ、おーい、姫さーん」ペチペチ 小蒔「うーん……」 京太郎「いまいち効果が薄いな……もっと揺さぶりかけなきゃダメか」 京太郎「おい、二人も手伝って――」 霞「う、あ……かはぁ」ゾゾゾゾ 巴「ダメ、もう抑えきれない……!」 京太郎「マジかよ……大丈夫って雰囲気じゃないよな」 巴「須賀さん、姫様を……」 霞「小蒔ちゃんを……あぁっ!」ゴッ 京太郎「うわっ」 小蒔「――っ」ビクンッ 京太郎「いつつ……一体何が」 小蒔「……」ゾゾゾッ 京太郎「おはよう……って雰囲気でもなさそうだな」 霞「ごめん、なさい……」 京太郎「状況がよくわからないのに謝られてもな」 巴「姫さまの体が乗っ取られちゃったんです……」 小蒔「……」ゴッ 京太郎「なんだっ、電気がいきなり」 霞「こうならないように私たちが控えていたはずなのに……」 京太郎「もしかして、最悪のパターンってやつ?」 巴「はい……東京だけで済めば御の字です」 京太郎「下限ラインでそれ!? ちょっと待て、インフレに理解が追いつかない!」 小蒔「どうして、私じゃないんですか……?」 京太郎「おい、起きてるなら――」 小蒔「――っ!」ゴッ 京太郎「がっ」ズシャ 霞「ダメ、届かないわ……今のは小蒔ちゃんの心が流れ出しただけ」 巴「下手に刺激したらどうなるか……」 小蒔「あの時、桜の木から落ちた私を受け止めてくれたのに」 小蒔「あの時、食べかけのお饅頭で間接キスをしたのに」 小蒔「あの時、手をつないで参拝したのに」 小蒔「あの時、お姫様抱っこしてくれたのに」 小蒔「あの時、名前で呼んでくれたのに」 小蒔「どうして……どうしてどうしてどうしてっ!!」ゴッ 京太郎「……なぁ、あれも全部本心ってことだよな」 霞「ええ、心の闇を刺激して力を増幅させようとしているのね……」 京太郎「そうか、わかった」ヨロッ 巴「なにを、するつもりですか?」 京太郎「目を覚まさせる」 京太郎「全部とは言わないけど、責任は俺にある」 京太郎「気持ちにはなんとなく気づいてたんだ」 京太郎「そんで認識のズレがあることにも気づいてた」 京太郎「でも、言えなかった。なんつーか、純真すぎてさ」 京太郎「言ったら悲しそうな顔するんじゃないかって思っちゃったんだ」 京太郎「そんなの言い訳にもならないけどさ」 霞「そう……でも、あなたが傷つくときっと小蒔ちゃんが悲しむわ」 京太郎「でもこのままじゃ永遠に帰ってこなくなる……そうじゃないのか?」 霞「……」 巴「……」 京太郎「そんな顔すんな。なんとかしてやるさ」 霞「あなたに、九面の神の加護を」 巴「ごめんなさい……」 京太郎「さて、どうする?」 小蒔「どうしてどうしてどうして……!」 京太郎(はちきれそうなぐらい、向こうの力が高まってるのがわかる) 京太郎(さっきの対局の影響か?) 小蒔「なんでなんでなんで……!」 京太郎(強い揺さぶりってどうすりゃいいんだよ) 京太郎(具体的な手段はさっぱりだ) 小蒔「京太郎様京太郎様京太郎様……」ポロッ 京太郎(……泣いてる、のか?) 京太郎(参ったな……) 京太郎「是非もない、か」 京太郎「待ってろ、今行く」 小蒔「いや、いやいやいやっ!」ゴッ 京太郎「うぐっ」 小蒔「見ないで、見ないで……」ポロポロ 京太郎「ったく、実は起きてんじゃないだろうな」 小蒔「こんな私、見ないで……」 京太郎「ま、スイカには塩振った方が甘さが引き立つ……そんなもんだろ」 小蒔「いやぁ……」 京太郎「夢よりも現実がいい……だから俺を呼んだんだろ?」 京太郎(眠り姫……スリーピングビューティだっけか?) 京太郎(白雪姫でも……方法は一緒だな) 『あ、でもこれっていわゆる関節キスなんでしょうか?』 『すみません、そういうのは好きな人にだけしなさいってお母様が……』 京太郎(間接キスは好きな人と……) 京太郎(ならさ――) 小蒔「――んむっ」 京太郎「これは、どうなんだよ」 小蒔「う、あ……京太郎、様?」 京太郎「やっとお目覚めか?」 小蒔「ずっと、夢を見ていました……甘くて苦くて、幸せで辛い夢を」 京太郎「だろうな」 小蒔「でも、京太郎様の声がここに引き戻してくれたんです」 小蒔「とても暖かい感触が――」スゥ 京太郎「おいっ」 霞「もう大丈夫。疲れて眠っただけよ」 巴「良かった、本当に」 京太郎「そうか……じゃあ――」フラッ 霞「お疲れ様」ガシッ 巴「感謝してもしきれませんね」 霞「そうね……」 京太郎「――」スゥ 久「で、なんであんたは入院してるわけ?」 京太郎「世界の命運をかけた戦いに巻き込まれてな」 まこ「見事なインフレですね」 久「はぁ……アホらし。それじゃあ、もうホテルに戻るから」 京太郎「薄情者ー」 久「じゃああんたは大馬鹿者ね」 京太郎「うーむ、何も言い返せない」 まこ「まあまあ、先輩も疲れてますし、わしらもホテルに延長の手続きしないと」 久「そうね……もう無茶しないでよね」 京太郎「善処します」 久「ぷっ、なによその政治家発言」 京太郎「遺憾の意って必殺技もあるぞ」 まこ「それは遠まわしに不満言ってるだけじゃ……」 久「さ、京太郎も元気そうだし、行くわよ」 まこ「それじゃ」 京太郎「ああ、大したケガじゃないから今日中には出てくるよ」 久「わかったからおとなしくしてること。いい?」 京太郎「うぃーっす」 京太郎「入院とか久しぶりすぎてな」 京太郎「……中二のとき以来だっけ」 コンコン 京太郎「どうぞ」 霞「失礼するわ」ガラッ 京太郎「石戸か……体に問題はないか?」 霞「ええ、私や巴ちゃんには……」 京太郎「……おい、それって」 霞「……ついてきて、もらえるかしら?」 小蒔「霞ちゃん、こちらはだれですか?」キョトン 京太郎「……マジか」 霞「目覚めてからこの状態なの」 巴「須賀さんの記憶だけがすっぽり抜け落ちてて……」 小蒔「もう、私を除け者にして内緒話なんてひどいです!」 霞「ごめんなさいね。すぐ終わるから」 小蒔「あとで私ともお話してくださいね」 霞「ええ……」 霞「解離性健忘症だそうよ」 京太郎「……」 巴「辛い記憶を締め出したんだって言っていました」 京太郎「人から忘れられるのって案外辛いんだな……けど」 京太郎「元気になるならそれが一番だろ、きっと」 霞「あなたはそれでいいの?」 京太郎「ま、忘れちまえばファーストキスだってリセットだしな」 巴「そんな……」 京太郎「ともかく、元気そうでよかったよ。んじゃ、俺は自分のとこに戻るわ」 霞「……」 巴「強がり、なのかな?」 霞「平気なはずないわ」 小蒔「あの、今の方は?」 霞「ああ……私と巴ちゃんの友達なの」 小蒔「わぁ、男性のお友達なんてすごいですね!」 小蒔「……でも、私、あの方を見てからなんだか胸の奥が……」 霞「小蒔ちゃん……」 巴「姫様、やっぱり」 小蒔「そもそも私、なんでインターハイに出場したんでしたっけ?」 小蒔「みんな早くー! 電車出ちゃいますよー!」 小蒔「帰ったら海……楽しみです」 小蒔「この麦わら帽子をかぶって……えへへ」フワッ 小蒔「あ、帽子が」 小蒔「待ってください!」 小蒔「そこの方、その麦わら帽子を……!」 「よっと」 小蒔「おお、ないすきゃっちですね」 「ま、この程度だったら楽勝だな。ほれ」 小蒔「ありがとうございます!」 「……帽子、似合ってるな」 小蒔「えへへ、そうですか?」 「京太郎ー、そろそろ時間ー!」 「それじゃ、俺も電車の時間あるから」 小蒔「は、い……」トクン 『――っと、ギリセーフ……大丈夫か? お転婆姫さんよ』 『手、つなぐ? さっきはできなかったし』 『ありがとな……小蒔』 『やっとお目覚めか?』 小蒔(今の人、たしか霞ちゃんたちのお友達) 小蒔(でも、それだけじゃなくて……) 小蒔(胸の奥が熱い……切なくて嬉しくてはちきれそう) 小蒔(どうして? 知らない人なのに……) 小蒔(言いたいことがあるはずなのに、言葉が出てこない) 小蒔(何か言わなきゃ、あの人が行っちゃう……!) 小蒔「京太郎様!」 京太郎「……え?」 小蒔「お名前と連絡先、教えていただけませんかっ」 京太郎「……はは、名前、今言ったじゃん」 小蒔「あ、れ……私どうして」カァァ 京太郎「まあいいや……須賀京太郎だ」 小蒔「えっと、私は……」 京太郎「知ってるよ……」 京太郎「まただけどよろしくな、小蒔」 初美「はぁ、やっと追いついたのですよ」 巴「姫様、意外に足速い……」 春「黒糖分が……」 霞「もう、迷子になったらどうするの?」 小蒔「……京太郎、様」 霞「小蒔ちゃん?」 巴「もしかして記憶が……」 小蒔「みんな、聞いてください……」 小蒔「私、運命の人に出会っちゃいました!」