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現在、このページはテンプレート移行作業中のため、情報は一部前作のものとなっています。 スパルタカス 黄金の鱗を纏ったハンニバル神属の感応種。 周囲のアラガミからオラクルを吸収し、自身をパワーアップさせる能力を持つ。 パワーアップした際、背中から一対の羽が生え、パワーアップする度に増えていく。 名前の由来は共和政ローマ時代の剣闘士で、「スパルタクスの反乱」と呼ばれる第三次奴隷戦争の指揮者、スパルタクス。 発生起源 不明 攻撃属性 【雷】 弱点 ◆物理属性 :【銃破砕】: 【銃貫通】: 【切断】: 【剣破砕】: 【剣貫通】: ◆非物理属性:通常時は【火】、吸引中は【火】に耐性を持つ ◆部位防御力 属性防御率 物理(銃) 物理(剣) 非物理 部位 銃破 銃貫 剣切 剣破 剣貫 火 氷 雷 神 頭 白 赤 首 右腕 破壊前 赤 赤 破壊後 白 左腕 破壊前 赤 赤 破壊後 白 胴体 両足 破壊前 緑 緑 破壊後 赤 赤 尻尾 数値が高いほど攻撃が通りにくくなります。 活性化で変化する場合は、活性化後の値を()書きで後ろに記載。 数値が不明な場合は単属性の攻撃でのヒットエフェクトの色(白>赤>緑>火花)を記載する。 ◆状態異常耐性 耐性 持続時間 ホールド ヴェノム 封神 スタン ◆ダウン 部位 ダウン姿勢 備考 部位名 探知タイプ 捕喰 ◆アラガミバレット 銃身 名称 属性 説明 SN グラディウス 一直線に飛び、多段ヒットする火球 AS エッセダリ 着弾すると爆発する誘導弾 BL サジタリィ 敵に当たるか一定時間経過で雷を落とす弾を設置する SG レティアリイ 眼の前に雷を落とす ※入手できるアラガミバレットは装備している銃身に依存する ◆素材と確率 難易度1~7 難易度8 難易度9~11 難易度12~13 難易度14~15 - 戦鬼雷電鎧 -% 戦鬼雷電鎧 -% 戦鬼雷電鎧 -% 戦鬼雷電重鎧 -% - 戦鬼骸面 -% 戦鬼骸面 -% 戦鬼骸真面 -% 戦鬼骸真面 -% - 戦鬼雷電籠手 -% 戦鬼雷電籠手 -% 戦鬼雷電大籠手 -% 戦鬼雷電大籠手 -% - 戦鬼貴鱗 -% 戦鬼貴鱗 -% 戦鬼真鱗 -% 戦鬼真鱗 -% - 戦鬼雷電牙 -% 戦鬼雷電牙 -% 戦鬼雷電牙 -% 戦鬼雷電大牙 -% - 戦鬼電呼体 -% 戦鬼電呼体 -% 戦鬼電呼体 -% 戦鬼集電体 -% 結合崩壊 ◆素材と確率 部位 難易度1~7 難易度8 難易度9~11 難易度12~13 難易度14~15 右腕 - 戦鬼雷電籠手 -% 戦鬼雷電籠手 -% 戦鬼雷電大籠手 -% 戦鬼雷電大籠手 -% 戦鬼竜閃門 -% 戦鬼竜閃門 -% 戦鬼竜閃門 -% 戦鬼竜真門 -% 戦鬼裂鋼晶 -% 戦鬼裂鋼晶 -% 戦鬼真鋼晶 -% 戦鬼真鋼晶 -% 左腕 - 戦鬼雷電籠手 -% 戦鬼雷電籠手 -% 戦鬼雷電大籠手 -% 戦鬼雷電大籠手 -% 戦鬼竜閃門 -% 戦鬼竜閃門 -% 戦鬼竜閃門 -% 戦鬼竜真門 -% 戦鬼裂鋼晶 -% 戦鬼裂鋼晶 -% 戦鬼真鋼晶 -% 戦鬼真鋼晶 -% 両足 - 戦鬼貴鱗 -% 戦鬼貴鱗 -% 戦鬼真鱗 -% 戦鬼真鱗 -% 戦鬼電呼体 -% 戦鬼電呼体 -% 戦鬼電呼体 -% 戦鬼集電体 -% ◆破壊可能部位 名称 破壊方法 防御率変化 右腕 左腕 両足 出現ミッション 難易度 ミッション名 フィールド 他の討伐対象 備考 9 ザ・スカルフェイス 贖罪の街 ヤクシャ・ラージャ 2.5分後に討伐対象外のヤクシャ・ラージャ出現 高 9 赤い下水道 煉獄の地下街 セクメト 特務 10 リベリオン フェイズ4/4 蒼氷の峡谷 プリティヴィ・マータ グボロ・グボロ堕天種(氷)×4 高 12 サーディン・ラン エイジス - ザイゴート×4 セクメト×2 通 13 山嵐 フェイズ3/4 沙汰の神梯・基底部 - オントバサラ 高 13 バトル・サンタクロース フェイズ4/4 煉獄の地下街 セクメト オウガテイル 通 15 アンツ・ギャリソン フェイズ4/4 沙汰の神梯・終端部 スサノオ ナイトホロウ×∞ 特務 15 パジェムカ フェイズ2/4 沙汰の神梯・側幹部 グボロ・グボロ堕天種(氷)×2 行動パターン 内容 詳細・前後の行動 対処法 活性化 特にない。 攻略 感応能力で周囲のアラガミのオラクルを吸収し、自身の攻撃力を強化する能力を持つ。 1段階強化されるごとに雷の羽が2枚生える(最大6枚)。 今作では吸収行動中に頭以外の防御力が上がるようになり、阻止しづらくなった。 ちなみに防御耐性は全武器で90となり火属性に対しても火◎となる点に注意。 この技に対しては、全力で阻止するか、無視するかの二択。 阻止する場合は頭部を集中攻撃したり、バレットを叩き込んでスパルタカスを怯ませる。 ジャンプ中の攻撃に対応するBAを備えておくと頭を狙いやすい。 また、スタングレネードを使用すれば確実に怯ませることができる。 無視する場合は、隙だらけな間に捕喰したり取り巻きを倒したりすればいい。 殆どの攻撃が真正面へのものなので、正面を避けて横から殴れば問題ない。 全身がそれほど固くないので、物理属性の高い刀身で問題ない。 銃撃は重要な要素でもないので、ショットガンタイプかスキルに合わせたものなどを選べる。 ショートブレード 基本は左右から腕か足狙いでダウンさせ頭を叩く。 吸収中は足を斬るか、空中BAやバレットで頭か腕を攻撃する。 容易に相手の左右に回りこめるショートにとっては脅威ではない。 ロングブレード 後ろ足を切りつつ、ダウンしたら腕にIE連爆かIE速射が楽。腕破壊後は物理属性が通るようになる。 バスターブレード 横に回り腕を攻める。切断が高めの刀身ならば足も崩しやすい。接近していれば相手の攻撃はそうそう当たらないので隙はあまり気にしなくていい。 オラクルを吸収し始めたら正面からCCを頭にかましてやれば簡単に阻止できる。 CC・ジ・エンドであれば高難度の個体の方も一撃で阻止可能だが、使う場合は周りには注意しよう。 原種やその他ハンニバル神属が持っていた攻撃がことごとく削られてしまっているのでパリング系BAとはかなり相性が悪い。 ブーストハンマー 破砕は腕と頭に有効なので結合崩壊がしやすい。BAに連砕独楽を着ければオラクル吸収中に頭を連続攻撃できる。 出現ミッションの「スカルフェイス」でのヤクシャ・ラージャ相手にも有効。 チャージスピア 他武器と同じく横に回り腕を攻めるのが基本となる。 空中□BAをセットし、オラクル吸収中の頭を叩いて阻止するのも良いだろう。 特にフロートサイクロンは同時出現のヤクシャ・ラージャ、セクメトの頭部を狙い易い。 結合崩壊にこだわらないのであれば、相手の攻撃範囲が狭いことを利用してジャンプ△攻撃を繰り返すだけで相手することも可能。 同様に疾風突き・縮地やチャージグライドで腕を轢きつつ後に回り続ける、という事も可能である。 ヴァリアントサイズ メモ コメント一覧 名前
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登録日:2012/01/17 (火) 05 21 07 更新日:2024/03/22 Fri 11 17 33NEW! 所要時間:約 15 分で読めます ▽タグ一覧 Apocrypha FGO Fate GO TYPE-MOON やらないか ガチムチ クレイトス コメント欄ログ化項目 サーヴァント スパルタクス ドM バーサーカー プロレスラー 不気味な笑顔 人の話を聞かないタイプ 傍迷惑 剣闘士 反骨精神 受け 叛逆 叛逆(おはよう) 叛逆(おやすみ) 叛逆の英雄 叛逆三銃士 変態 奴隷 意思疎通不可能 朗らか抱擁系マゾヒズム 狂化:EX 狂戦士 狂獣 虚淵玄 被虐体質 赤の陣営 鋼気煌々(こけこっこー) 鶴岡聡 その男は、筋肉(マッスル)だった SPARTACUS ―――さあ、圧制者よ。傲慢が潰え、強者の驕りが蹴散らされる刻(とき)が来たぞ! キャラデザ:寺田克也 設定制作:虚淵玄 『Fate/Apocrypha』に登場する予定だったサーヴァントの一人。 クラスはバーサーカークラス。 CV:鶴岡聡 マスター:不明 属性:中立・中庸 身長:221cm 体重:165kg 武装:剣 血液型:不明 誕生日:不明 特技:受け 好きなもの:逆転 苦手なもの:一切の反撃を許さない波状攻撃 イメージカラー:濃い灰色 天敵:圧制者 パラメーター(企画段階) 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 A EX D E D C 見た目は全身傷だらけの灰色の体に金髪、上半身が拘束具で覆われた筋肉モリモリマッチョマンの変態。 真名は紀元前ローマの剣闘士スパルタクス。歴史の教科書などにもある「スパルタクスの乱(第三次奴隷戦争)」の指導者として有名。 すべてを堪え忍んだ果てに人間の強さがあると信じて疑わない。 彼の行動理念はただひとつ。加虐者に反骨し、被虐者を救済すること。そのための最善の選択として、より苦難の多い道を選ぶ。 傷だらけの顔は殴るときも殴られるときも悠然と微笑んでおり、とても恐い。 だが、自分を強制的に従わせようとする存在にだけは怒りをあらわにする。 【伝説】 かつてローマに捕らえられたトラキア人の剣闘士奴隷。トラキアの元王子という説もある。 よく名前からスパルタ人と間違えられたりする。 紀元前73年、78人の仲間と共に脱走計画を実行。ローマはこれに対し3000人の追っ手をかけるも、スパルタクスを中心に奇襲をかけられ敗退。 この勝利を聞いた各地の奴隷が蜂起し、反乱軍は70000人にまで膨れ上がった。 この寄せ集めに過ぎない反乱軍をよくまとめた事から、彼が優れた指揮官だったこともうかがえる。 反乱軍は次々にローマ軍を打ち破りながら北上するが、アルプス越えを断念。 次にシチリア島を目指すも、海峡の輸送を依頼していた海賊に裏切られ、ついにはローマ軍に包囲された。 結局、奴隷たちは故郷に帰ることも、ローマから逃れることもできなかったのだ。 紀元前71年、あらゆる望みが潰えたこの戦いでスパルタクスは戦死。既に反乱軍の士気も衰えていた。 史実では局面を打開すべく敵の本陣に単騎突進するも、敵の陣は深く、槍で突かれて落馬。 そこを多数のローマ兵に切り込まれるも、最期の瞬間まで激しく抵抗し、その死体は誰のものか判らないほどズタズタに斬り刻まれていたという。 (そのため、ローマ軍は彼の死体を回収する事も、見せしめにすることもできなかった) 【保有スキル】 被虐の誉れ:B サーヴァントとしてのスパルタクスの肉体を魔術的な手法で治癒する場合、それに要する魔力の消費量は通常の1/4で済む。 回復だけなら天地雷鳴士顔負けの半減率である。 彼の闘志は痛めつけられるほどに燃え上がり、秘めた力のすべてを引き出すに至る。むしろ彼は、痛めつけられないと本気になれない。 “敵が与えうる苦痛のすべてを耐えて凌駕することで、その敵を完全に凌駕し勝利する”というのが、スパルタクスの必勝の戦術である。 というか、それしかできない。また魔術行使が無くとも一定時間経過するごとに傷は自動的に治癒されていく。 不屈の意志:A あらゆる苦痛、絶望、状況にも絶対に屈しないという極めて強固な意志。 肉体的、精神的なダメージに耐性を持つ。ただし、幻影のように他者を誘導させるような攻撃には耐性を持たない。 狂化:EX バーサーカーのクラススキル。 パラメーターを上げる代わりに、理性の大半を奪われる。 スパルタクスに至っては狂化ランクEXと凄まじいことになっている。……が、スパルタクスは 「縛られた者こそが強い。いつか解き放たれる時まで、怒りと悲しみを蓄えておけるからね」 などと普通に喋る。 ただし彼は“常に最も困難な選択をする”という思考で固定されており、誰の言うことも聞き入れない。 例えるならば マスター「うわ、敵が宝具を使ってくる! かわせ!! バーサーカー!」 スパルタクス「了解した、マスター。……さあ…。そのまま私の胸に飛び込んでおいで。君のエクスカリバー…」 マスター「バカぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」 バグどころの話じゃない。いや、戦術的には正しいのだが……。 会話は出来ても、意思の疎通は不可能であり、やはり制御不能なバーサーカーなのである。 おまけに、完全に意志疎通も出来ず独自の思考回路が展開されている所為か、令呪も二画使わないと意味を成さない。 魔力ブースト等、本来サーヴァントも二つ返事で受け入れる用途で使う場合も一度限りである。 とまあ実際引き当てると扱いづらいことこの上ないスパルタクスだが、さらに厄介なのは実際に召喚してみないとこれらの要素がわからないということ。 単純に英霊としてのスパルタクスのスペックを羅列すると 剣闘士としての白兵戦能力 奴隷達の解放者 圧倒的な戦力差の中で闘いぬいた優れた指揮官 神代ほどではないが古い時代の英雄 と、一見"当たり"にしか見えないのだが、いざ出てくるのはドMの叛逆者。 そもそも奴隷解放の象徴を奴隷(サーヴァント)として召喚する時点で何かが決定的に間違っている事に気づけるかが命運を分ける。 一応、彼をセイバークラスで召喚するのも不可能ではないらしい。 しかし、彼は隷属を拒絶する気質であるため、仮に正気で召喚された場合にはその境遇(*1)に耐え忍ぶことは到底叶わない。 願いと言えば、自分や他者を隷属させる圧制者(マスターを含む)を駆逐することのみ。 結局聖杯戦争に投入し得るのはこのバーサーカークラスのみなのである。 【宝具】 〇『疵獣の咆吼(クライング・ウォーモンガー)』 ランク:A 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人 ぬおぉぉ……反逆の時か! ヌワァハハハハハ! 行くぞッ! 我が愛は! 爆発するゥゥゥゥッ! 反逆こそが我が人生! おお、彼方の圧制者よ! 刃を以って汝を打ち砕かん! 常時発動型の宝具。 敵から負わされたダメージの一部を魔力に変換し、体内に蓄積できる。 体内に貯められた魔力は、スパルタクスの能力をブーストするために使用可能である。 強力なサーヴァントなどと相対すれば、肉体そのものに至るまで変貌していくだろう。 常時発動型で、『十二の試練』のように彼の肉体そのものが宝具だと思われる。 敵からのダメージの一部を魔力に変換し、体内に蓄積できる。この変換効率は体力が減少するほど上昇する。 つまり敵から痛めつけられるほど燃え、自身が弱まるほど強くなる。スパロボ的に言うなら底力、モンハン的に言うなら火事場力。 この蓄積魔力は能力をブーストするために使用可能。 瀕死に追い込まれれば、一撃で聖杯大戦に決着をつける可能性もあるとか。 敵でも味方でもめんどくせえなこいつ… 耐久値が規格外のEXなのもこれに由来していると思われる。 パラメーターの表記上は宝具のランク(企画段階)はCだが、威力はついてはそれまでのダメージの程度で変動する。 腑分けされたりバラバラになるような傷を負わされギリギリまでの魔力を溜め込み放たれる一撃は周囲の地形すら変える程の凄まじい一撃へと変貌する。 但し、発動させるとより威力を向上させる為に存在維持に必要な魔力まで宝具に注ぎ込む。 つまり、最大の攻撃手段である宝具の一撃も使えば自滅するという事である。 この宝具によって魔力が充填されると負わされた傷が急速に修復され、それに伴って体が巨大化していく。 そしてその体を支えるために足が増えるわ、腕が増えるわ、そこらじゅうに口が出来るわとどんどん化け物じみていく。 身体に膨大な魔力が蓄えられるために触れたものも魔力を帯び、 彼が意図せず蹴り飛ばした無数の小石であろうと、魔力を帯びた散弾のような一撃と化す危険な状態へ。 また、その特性上、一撃で相手を仕留めるタイプの宝具、そしてプロフィールにもある「一切の反撃を許さない波状攻撃」とは相性が悪いとも思われる。(*2) しかしそれすら耐え抜いてギリギリまで自身を追い込んだ時こそが、彼の逆転劇の始まりである。 この宝具に象徴されるように、彼は“必ず逆転によって勝利する”英雄だった。 このプロレス的なショーマンシップに則った逆転戦法により、反乱軍の兵士達から多くの人望を集めた。ただし、本人は無意識だったらしいが。 というかただのドMですコイツ。 理性こそ残っているものの、彼に聖杯を求める確かな動機はなく、ただ戦いの場に赴くことだけを悲願する。 戦場こそ、彼が求めてやまない苦痛と試練に満ち溢れている場所なのだ。 ホラやっぱり超ドMだコイツ。 【マスター】 彼にとって自分を従わせているマスターもまた叛逆の対象であり、自分の維持に必要だから従っているだけで、敵を全滅させれば即座にマスターに牙をむく。 しかし叛逆するのはあくまでもマスターが圧制者であった場合のみ。 たまたま巻き込まれた系のマスターなら共に戦う事は可能。勝てるかどうかは知らね。 「君が私のマスターかね?」「なんでさ!?」 ◆Fate/Apocrypha小説版 赤のバーサーカー。 最初は大人しくしていたが、シェイクスピアから敵の居場所を教えられたことで突撃を開始。 アタランテの制止も全く聞き入れず、ホムンクルスやゴーレムを笑顔でぶちのめしながらトゥリファスに迫るが、アストルフォの『触れれば転倒!(トラップ・オブ・アルガリア)』で脚を霊体化させられ、ヴラド三世の『極刑王(カズィクル・ベイ)』で全身を貫かれる。 それでもなお動きを止めず、圧制者たる存在を討ち果たそうとするが、逆に囚えられてしまった。 その後、アヴィケブロンをマスターとして黒の陣営に組み込まれ、赤の陣営との総力戦で解放される。 アタランテとの戦いで宝具の直撃を受けたことで魔力が限界まで充填され、 自身の存在維持に必要な魔力まで使い尽くした一撃をジャンヌ・ダルクに向けてぶっぱなし、最期まで笑いながら消滅した。 この一撃はルーラーの『我が神はここにありて(リュミノジテ・エテルネッル)』によって逸らされたためにミレニア城塞を半壊させるにとどまったが、 直撃していれば中にいるサーヴァントごと跡形もなく吹っ飛ばしていたとか。 ◆Fate/Grand Order ◇ゲームキャラとしての性能 ☆1のサーヴァントとして実装。バスター3枚に加えてバスター宝具の典型的なバーサーカー。 所持スキルは自身にリジェネ状態を付与する「被虐の誉れ」と自身にNP増加&ガッツ付与の「不屈の意思」、そして強化クエストを追加することで開放される自身のへの回復&バスターバフの「剣の凱旋」の三種。 宝具「疵獣の咆哮」は全体防御無視攻撃&HP回復。 ☆1ではあるがシステム的に使いづらいということはなく、むしろ種火を初めとした周回にはうってつけのサーヴァントである。 最大の強みは最大30のNPチャージスキルを持った全体宝具のバーサーカーであるということ。 スキルレベル6(20チャージ)までであっても礼装「虚数魔術」と孔明の補助があればすぐに宝具使用に漕ぎ着けられる上に、 強化クエストを全てこなした状態であれば、「剣の凱旋」のバフが乗せることで、種火3wave目すら一撃で葬ることができるだけの瞬間火力を持つ。 その周回においての利便性は低レアの中ではあのアーラシュにも比肩するレベルである。 ただし十分なスペックを発揮させる為には最終再臨後の恐強化クエスト三種(!)をすべてこなし、第二、第三スキルのレベル上げは必須である点には注意が必要。 最大の欠点は☆1故の素のステータスの貧弱さ。 宝具やスキルでの回復こそあれど、強敵相手は流石に通常火力の無さが足を引っ張る。 しかし裏を返せば足りないステを補う手段さえあれば化けるということもあり、ネロ祭2017フィナーレでは特攻礼装マシマシのスパPが防御無視の宝具も相まって無双したとかなんとか。 戦闘では足を半ば屈めた姿勢故か、身長221cmはあるのに、他の男性サーヴァントと同じ大きさに見えてしまう。モーション改修後も同様。 しかし、スキル使用時には足を伸ばす為、身長221cmの巨躯を実感できる。 Lostbelt No.3「人智統合真国シン」の開始に合わせ、モーション改修。 より質感が増し、巨大化させた腕で敵を殴りつけるなど、原作同様のパワフルかつダイナミックな戦闘を繰り広げる。 召喚すると「早速だが君は圧制者かね?」といつもの笑顔で聞いてくる。 主人公がなんと答えたかはわからないが、その後も敵軍を圧制者として戦ってくれるので安心して使って良い。 そして何故か絆レベルが一番上がりやすいサーヴァントの一人。叛逆の英雄なのに…… そして叛逆の英雄と言えども当人が生前明らかに戦術戦略眼も保持する将軍キャラであった事から、 本気であまりにもアレな指揮官相手だと叛逆云々以前に狂化すら剥がれて素で突っ込みを入れる姿を見せてくれたりもする。} ◇シナリオでの活躍 第2特異点「永続狂気帝国セプテム」 はぐれサーヴァントとして召喚され、生前の仇敵たるローマ帝国に所属している。 ヘタしたら帝国にも叛逆しかねないところだが、敵が圧制者オブジ圧制者な歴代ローマ皇帝の連合ということと、同じ陣営にローマ帝国に叛逆した仲間のブーディカがいて、彼女に上手くコントロールされていたことが重なって辛うじて味方のままに。 暴走・突撃こそするものの自軍に叛逆することは最後までなかった。 なおブーディカ曰く、湯船に漬けておくと大人しくなるとのこと。風呂が好きなのだろうか? Lostbelt No.3「人智統合真国シン」 現地で召喚された叛逆三銃士の一人。 …なのだが、全ての選択を奪われ圧政されているはずなのに、満ち足りて幸せな顔で暮らす現地民を見て、この異聞帯に白判定を出しそうになる。 少年との交流は清涼剤でもあった。 しかし荊軻が詩を教えたことを機に始皇帝はカルデアを忌むべき儒と認定、スパルタクスの我慢も限界に達し、状況が動きだそうとしていた。 行軍を始めようとした時、村ごと儒を破砕すべく天より落ちてくる質量兵器「長城」。 ――この窮地に、スパルタクスはある決断をマスターに迫る。 因みにこの章のシナリオは彼の設定制作を担当した虚淵玄氏が執筆しており、今までのシナリオと比べ、理知的かつヒロイックに描写されている。ひょっとしたら、こちらが虚淵氏が当初想定していた、スパルタクスの人物像なのかもしれない。(状況の違いによるものと言う線も十分あり得るが) ちなみに台詞自体は相変わらず難解な物の翻訳機がいたおかげで言葉が分かり易くなっていた。 イベント「チョコレート・レディの空騒ぎ -Valentine 2016-」 某キモオタ海賊にノセられ参戦。 「チョコレートは圧政」という"圧"の凄まじい言葉と開幕から放たれる特別仕様の宝具『愛は爆発する(バレンタイン・トリーズナー)』でマスター達の腹筋を破壊した。 ちなみに、特別仕様と言うがぶっちゃけ名前を変えただけの『疵獣の咆哮』である。ただし、やたら連発するのと難易度の都合上 ものすごく威力が低い。 インパクトはすごいが痛手にはならないので安心して相手にしよう。 さらに余談だが一時期バグでプレイヤー側のスパルタクスの『疵獣の咆哮』も『愛は爆発する』になっていた。 異様に低い威力も含めて。 Apocryphaコラボイベント『Apocrypha/Inheritance of Glory』 こちらでもマイペースというか 暴走機関車 というか ブレーキの壊れたダンプカー というか、要するに いつもどおり。 「叛逆(おやすみ)!」「叛逆(おはよう)!」「鋼気煌々(こけこっこー)」「具材をパンで挟むのは圧政なのでは」と次々とパワーワードを吐き散らし、他の面々が飛行宝具や魔力放出で『虚栄の空中庭園(ハンギングガーデンズ・オブ・バビロン)』へ突入する中、彼のみ「庭園着いたら誰かロープ垂らしといて。 私それ使って登るから。 (意訳)」と宣い 本当にロープで登ってくる などやりたい放題やりまくっていた(*3)。 余談だが復刻版でのレイド戦において討伐間近の深夜、倒しても残機が減らず逆に増える無限増殖バグ(*4)が発生し、マスター達の腹筋を破壊した。 事態を重く見た運営は緊急メンテを実施。そして緊急メンテによる中断の補填のためかメンテが明けた時にはまだ残っていたはずのレイド戦が討伐完了として終了した。 撃破される度に増殖して最後は周囲を巻き込んで全てを吹き飛ばすと言う、リアル「疵獣の咆哮」とも呼ぶべき大珍事を引き起こした彼をマスター達は「ゲームシステムにすら叛逆した英霊」と讃えた。 Fate/Samurai Remnantコラボイベント『盈月剣風帖』 コラボ元の「逸れのバーサーカー」の代役として登場。共通するのはクラスと手枷と筋肉だけ 特異点の吉原で怪異を倒して回っており、調査のため訪れたヤマトタケルに「君は圧政者かね?」と尋ね戦闘に。 吐き出した言葉が悉くタケルの図星を突いていたため、一時は戦意喪失にまで追い込むが、生前の殺戮に関する罪科を受け入れたうえで人理のために剣を振るうと誓う彼を「叛逆者」へと人物評を改め、力を貸すようになる。 ◆余談 このキャラの設定制作の虚淵玄は先に仕上がっていた絵を見て、 「こいつはMっぽいぜ」 と決めつけ、設定を書いたらしい。 武内さん曰く「寺田さんはきっとそんなつもりでデザインしたわけじゃないと思うの」 さらに虚淵のお気に入りキャラのようで、アレ本4で同じく虚淵担当だったヴラド公そっちのけでスパルタクスについて語り、 またスパルタクスのキモ怖可愛いアレな台詞をどんな声優さんがCVやってくださるのかワクワクしていたとか。 まぁ、企画自体がボツになったわけだが…… ついでだが、アメリカドラマ『スパルタカス(スパルタクスのこと)』にて、スパルタカスの吹き替えを担当したのは、 Fate/Zeroで衛宮切嗣を演じた小山力也だった(もちろんドМなキャラではない)。 追記・修正は瀕死になるまで耐え抜いてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ ↑2 だって喚ばれた先で叛逆ライフが待ってるじゃん -- 名無しさん (2017-07-19 15 52 24) アニメでもクッソ楽しそうな笑顔で突進してて笑う -- 名無しさん (2017-07-19 15 52 48) マスターとしてではなく対等の戦友として接するか、友としての関係を意識すれば案外いけるかもね。ぼろが出た場合とか地雷を踏んだら死ぬけど。 -- 名無しさん (2017-07-25 21 55 56) ↑5そもそもapoで使ってる冬木聖杯って強制だ -- 名無しさん (2017-12-29 13 45 04) まさかのFGO第二部第三章で大活躍 -- 名無しさん (2018-12-01 01 36 36) 止まれない曲がれない暴走列車なだけで目的地同じなら問題なく同乗できるんだな -- 名無しさん (2018-12-01 14 51 59) 今までとIQが違うように思える -- 名無しさん (2018-12-04 18 28 16) 弱者の庇護者としてのスパルタクスは初登場だからね -- 名無しさん (2018-12-11 13 39 31) CMムービー出演、名台詞多数、イベント一枚絵追加とどえらい厚遇だったわ…でも考えてみると理詰めでは否定しきれないシンの体制にNOを突き付けるのはああいう精神的超人しかいないっていうのも分かる気がする -- 名無しさん (2018-12-13 08 45 54) スパルタクスさんは4章までで最終再臨もできるし、強化クエも簡単な部類だから本当に初心者にも役立っていいね。今剣の凱旋のレベル上げるためにスパルタクスで私掠船周回してます。 -- 名無しさん (2018-12-24 22 54 08) まさかスパさんがツッコミに回る日が来るなんて…(某パイセンの幕間)と言うか指揮官としての素面が出てませんかこれw -- 名無しさん (2019-03-21 23 24 19) ↑3 ある意味、ロールシャッハに近い人物なのかも……色物としか思ってなかったが、なんだか好きになってきた -- 名無しさん (2020-03-19 12 22 40) 復刻Apoイベでレイド戦討伐間近からのスパルタクス(&フラン)無限増殖バグが起こり叛逆したものの最後は運営に圧制(メンテ)され鎮圧された模様 -- 名無しさん (2020-03-27 11 10 41) 運営にも叛逆するのか。さすがスパさん -- 名無しさん (2020-03-27 11 37 14) スパルタで楠の木を植えれば、これがほんとのスパルタ楠 -- 名無しさん (2020-04-06 22 17 29) 水着イベの特攻入ってんのにプロローグとかにはいなかったな……と思ったらスパPで来ると思わんじゃん…… -- 名無しさん (2020-09-04 13 34 49) ロープ伝って登ってくるとか、SASUKEカルデア場所やったら優勝するかもしれない -- 名無しさん (2021-03-06 23 28 26) そもそも本人は別に無駄な殺戮をしたい訳ではない、しかし生前の圧政センサーが英霊になってからも働き続けているから業が深過ぎて自由意志が働かないという感じ。但し異聞帯の様な場所でなら自らの意思を持ってマスターや守りたい人達の為に尽くしてくれる -- 名無しさん (2021-04-14 17 38 27) 一番強いのは、何らかのミスで士郎くんの鯖として召喚された場合だろうな。持ちこたえて持ちこたえて敵の情報が集まったら反撃、という手口に完璧に合致する。 -- 名無しさん (2021-04-14 17 48 01) 一応カルデアならセイバーで呼ばれても仲間として動ける可能性はあるんだよなぁ……「圧政への反逆者」ではない「不屈の英雄」としてのスパルタクスも見てみたい(というか史実があまりにもドラマチックなのでそっちよりのスパさんも見たい) -- 名無しさん (2021-06-12 21 44 31) 「サーヴァントとしてしまう時点で規模こそ小さいものの隷属を強いる『圧政』」となることを抜きにして、ほとんどの圧政者は「圧政者か」と聞かれて素直に認めるんだろうか……?正直に圧政者であることを認めたところで正直な姿を認め受け入れてくれそうなタマでもないだろうし -- 名無しさん (2021-12-05 19 30 03) 肌の色が灰色だが、FGOの絆礼装では肌色の腕が映っているため生まれつきなどではないみたい -- 名無しさん (2021-12-05 20 32 39) 確かに当たり鯖にしか見えない逸話がひどい。自分でも嬉々として召喚してしまうやろな。 -- 名無しさん (2022-08-02 12 21 27) 演じている人がプライムスタスクと知ったときはお目目どこ状態だった -- 名無しさん (2022-09-26 22 51 19) コメントのログ化を提案します。 -- 名無しさん (2022-09-27 00 40 30) 本来こんなMっけたっぷりな存在じゃなく真っ当な英雄なはずなんだよねこの方は....... -- 名無しさん (2023-05-01 22 47 11) ログ化しました。 -- (名無しさん) 2023-05-04 18 57 17 この人をパートナーにして冬木方式の聖杯戦争を勝ち抜くのは至難の技。 -- (名無しさん) 2023-05-04 19 49 13 ↑×3 誇り高き反逆者すぎて扱いづらさだけならトップ10に入れる。しかもセイバークラスだと即座に反逆してくるオマケつき。 -- (名無しさん) 2023-07-01 19 22 56 シンで流暢に話してたのはそれだけ内心で憤怒を抱えてたからだと虚淵さんが答えてたな -- (名無しさん) 2023-09-09 21 31 40 名前 コメント すべてのコメントを見る
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スパルタ 種族 タイプ 属性 レア コスト HP 攻撃 魔力 防御 素早 パッシブスキル名 パッシブスキル(最大時) 死霊 攻撃 火 ★5 25 2382 2261 826 865 899 艱難辛苦 【全】火属性攻撃2倍+ガード・Mバリア全体化+3ターン延長攻 ★6 40 3334 3165 842 877 915 笑顔の幽鬼 【全】火属性攻撃2.2倍+ガード・Mバリア全体化+3ターン延長+【族】火属性攻撃連続化 詳細 覚醒 50 無情な慈育 【個】火属性攻撃1.3倍
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[スパルタ族の風習、文化について] 本文において説明したようなスパルタ族の個としての強さ、そして群としての連携力の高さは、彼らが幼き頃より受けてきたスパルタ族特有の教育体制により培われたものだ。 ここではアゴべと呼ばれる軍事訓練所を中心にスパルタ族の文化について説明する。 まず、スパルタ族は大きく分けて、戦士階級が属する「ラケダイモン」、商人(カラシン)や技師(マキナ)、呪術師などの階級が属する「ペリオイコイ」、そして放牧者をはじめとする就農者階級が属する「へロット」と呼ばれる3階級に分けることができるのだが、そのいずれの階級の出身であっても、スパルタ族として生まれた子供は、5歳を迎えると親もとから離れ、アゴべと呼ばれる軍事訓練所に入ることになる。 アゴべでは、同じようにして集められた子供たちと共同生活を送りながら、基本的な教養から体つくりの為の訓練、狩りや農作の手法、そして戦士としての軍事訓練と、スパルタ族として生きていく上で必要なことは一通り学ぶことになる。 このアゴべは、当然ながら強い戦士を育て、部族内での仲間意識の醸成するという目的で行われるものであるが、同時に個人の能力合わせて階級を仕分けるという目的も存在している。 つまり、このアゴべでの日々の中で、体力や知力、戦闘や農作などの資質により振り分けられ、所属することになる階級が決定されることになるのだ。 そして、10歳になる頃には、決められた階級にそって所属が決まり、以後はラケダイモンなら戦闘の、ペリオイコイなら商売の、そしてヘロットなら農業の、といった具合にそれぞれの階級で専門的な技術を学んでいくことになる。 このため、スパルタ族には他の部族に見られるような、戦士階級になるための試練というようなものは存在しておらず、どちらかといえば、日常の暮らしこそが試練となるバーゼル族の文化に近いと言えるだろう。 また、戦士階級であるラケダイモンに所属が決まった場合には、俗にスパルタ教育などとも呼ばれるほどのさらに厳しい訓練が待っている。 この訓練の中で、スパルタ族の戦士たちは、それぞれ、個としての戦闘能力や群としての連携といった戦闘技術を磨き上げていくことになるのだ。 そして、ラケダイモンとしての訓練が進み、一人前とみなされると、スパルタ族が伝統的に使用している狩装機スパルタンを与えられることになる。 つまり、スパルタ族の槍であり盾であるラケダイモンとってはこのスパルタンこそが、成人の証だと言えるだろう。 なお、スパルタ族は「贅沢は精神を軟弱にする」という思想を持っており、基本的に部族内においては貨幣制度を利用していない。 特にラケダイモンは猟兵として国外に出る場合を除いて貨幣の使用は厳しく制限されることになる。 このため、スパルタ族内では基本的に配給や物々交換といった手法で物資が流通することになっている。 では、交易拠点として発達したラコニアはどのようにして運営されているのか、というと、ラコニアの運営及び外貨の管理は全て、ペリオイコイに一任されているのだ。 ペリオイコイには、ラケダイモンやヘロットからの必要物質の要求が集まるようになっており、交易拠点としてのラコニアでの、商人や観光客向けの宿泊施設や店舗の運営、そして他国に派遣された猟兵やカラシンが稼いだ外貨を用いて、それらを入手、分配することになっている。 スパルタ族はこのような文化を持つため、猟兵として他国に出ているスパルタ族を持てなすような場合には特に注意が必要である。 猟兵やカラシンに対して、心から厚遇したつもりであっても、豪華な食事などを下手に振る舞ってしまうと、スパルタ族に対する侮辱行為だと受け取られてしまう危険があるのだ。
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【元ネタ】史実 【CLASS】バーサーカー 【マスター】 【真名】スパルタクス 【性別】男性 【身長・体重】220cm台後半・160kg台 【属性】中立・中庸 【ステータス】筋力A 耐久EX 敏捷D 魔力E 幸運D 宝具C 【クラス別スキル】 狂化:EX パラメーターをランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。 狂化を受けてもスパルタクスは「縛られた者こそが強い。いつか解き放たれる時まで、怒りと悲しみを蓄えておけるからね」などと普通に喋る。 ただし彼は"常に最も困難な選択をする"という思考で固定されており、誰の言うことも聞き入れない。 実質的に彼との意思の疎通は不可能なのだ。 スパルタクスは、やはり制御不能なバーサーカーなのである。 【固有スキル】 被虐の誉れ サーヴァントとしてのスパルタクスの肉体を魔術的な手法で治療する場合、それに要する魔力の消費量は通常の1/4で済む。 彼の闘志は痛めつけられるほどに燃え上がり、秘めた力のすべてを引き出すに至る。 むしろ彼、は痛めつけられないと本気になれないのだ。 "敵が与えうる苦痛のすべてを耐えて凌駕することで、その敵を完全に凌駕し勝利する"というのが、スパルタクスの必勝の戦術である。 【宝具】 『疵獣の咆吼(クライング・ウォーモンガー)』 常時発動型の宝具。 敵から負わされたダメージの一部を魔力に変換し、体内に蓄積できる。 この魔力への変換効率は、スパルタクスの体力が減少するほどに上昇する。 こうして体内に貯められた魔力は、スパルタクスの能力をブーストするために使用可能である。 もし瀕死まで傷めつけられていれば、スパルタクスは眼前のすべてを破壊して余りあるほどに膨大な魔力を溜め込んでいることだろう。 彼は寄せ集まったに過ぎない反乱軍をよくまとめ、強力なローマ軍に連戦連勝したことから、 その人望や戦争指揮能力は卓越したものであったと考えられる。 だがそれ以上に彼が人望を集めた要因は、この宝具に象徴される"必ず逆転に寄って勝利する"英雄だったことだ。 反乱軍の兵士にとって戦況が絶望的であればあるほど、その先にある勝利は確かなものだったのである。 この逆転戦法は、彼自身は意識していないがショーマンシップに則ったものであり、剣闘士としての人気も非常に高いものだった。 彼に聖杯を求める確かな動機はなく、ただ戦いの場に赴くことだけを悲願する。 被虐者を救済し、加虐者に反逆することだけを志すスパルタクスにとって、戦場こそ弱き者と強き者しかいない場所であり、 彼が求めてやまない苦痛と試練に満ちあふれた場所だからだ。 【解説】 【CLASS】バーサーカー 【マスター】- 【真名】スパルタクス 【性別】男性 【身長・体重】221cm・165kg 【属性】中立・中庸 【ステータス】筋力A 耐久EX 敏捷D 魔力E 幸運D 宝具C 【クラス別スキル】 狂化:EX パラメーターをランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。 狂化を受けてもスパルタクスは会話を行うことができるが、 彼は“常に最も困難な選択をする”という思考で固定されており、 実質的に彼との意思の疎通は不可能である。 【固有スキル】 被虐の誉れ:B サーヴァントとしてのスパルタクスの肉体を魔術的な手法で治療する場合、 それに要する魔力の消費量は通常の1/4で済む。 また、魔術の行使がなくとも一定時間経過するごとに傷は自動的に治癒されていく。 【宝具】 『疵獣の咆吼(クライング・ウォーモンガー)』 ランク:A 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人 常時発動型の宝具。 敵から負わされたダメージの一部を魔力に変換し、体内に蓄積できる。 体内に貯められた魔力は、スパルタクスの能力をブーストするために使用可能である。 強力なサーヴァントなどと相対すれば、肉体そのものに至るまで変貌していくだろう。
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【元ネタ】史実 【CLASS】バーサーカー 【マスター】 【真名】スパルタクス 【性別】男性 【身長・体重】220cm台後半・160kg台 【属性】中立・中庸 【ステータス】筋力A 耐久EX 敏捷D 魔力E 幸運D 宝具C 【クラス別スキル】 狂化:? パラメーターをランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。 狂化を受けてもスパルタクスは「縛られた者こそが強い。いつか解き放たれる時まで、怒りと悲しみを蓄えておけるからね」などと普通に喋る。 ただし彼は"常に最も困難な選択をする"という思考で固定されており、誰の言うことも聞き入れない。 実質的に彼との意思の疎通は不可能なのだ。 スパルタクスは、やはり制御不能なバーサーカーなのである。 【固有スキル】 被虐の誉れ:? サーヴァントとしてのスパルタクスの肉体を魔術的な手法で治療する場合、それに要する魔力の消費量は通常の1/4で済む。 彼の闘志は痛めつけられるほどに燃え上がり、秘めた力のすべてを引き出すに至る。 むしろ彼は、痛めつけられないと本気になれないのだ。 "敵が与えうる苦痛のすべてを耐えて凌駕することで、その敵を完全に凌駕し勝利する"というのが、スパルタクスの必勝の戦術である。 【宝具】 『疵獣の咆吼』 常時発動型の宝具。 敵から負わされたダメージの一部を魔力に変換し、体内に蓄積できる。 この魔力への変換効率は、スパルタクスの体力が減少するほどに上昇する。 こうして体内に貯められた魔力は、スパルタクスの能力をブーストするために使用可能である。 もし瀕死まで傷めつけられていれば、スパルタクスは眼前のすべてを破壊して余りあるほどに膨大な魔力を溜め込んでいることだろう。 彼は寄せ集まったに過ぎない反乱軍をよくまとめ、強力なローマ軍に連戦連勝したことから、 その人望や戦争指揮能力は卓越したものであったと考えられる。 だがそれ以上に彼が人望を集めた要因は、この宝具に象徴される"必ず逆転に寄って勝利する"英雄だったことだ。 反乱軍の兵士にとって戦況が絶望的であればあるほど、その先にある勝利は確かなものだったのである。 この逆転戦法は、彼自身は意識していないがショーマンシップに則ったものであり、剣闘士としての人気も非常に高いものだった。 彼に聖杯を求める確かな動機はなく、ただ戦いの場に赴くことだけを悲願する。 被虐者を救済し、加虐者に反逆することだけを志すスパルタクスにとって、戦場こそ弱き者と強き者しかいない場所であり、 彼が求めてやまない苦痛と試練に満ちあふれた場所だからだ。 【原案設定】 ローマの剣闘士。 すべてを堪え忍んだ果てに人間の強さがあると信じて疑わない。 彼の行動理念はただひとつ。 加虐者に反骨し、被虐者を救済すること。 そのための最善の選択として、より苦難の多い道を選ぶ。 劣勢にある敵は攻撃せず、自分より優勢な敵にのみ牙を剥く。 それも敵の攻撃を受け止めたうえでの反撃を選ぶため、勝利の形は土壇場での一発逆転になる。 傷だらけの顔は殴るときも殴られるときも悠然と微笑んでおり、とても恐い。 【解説】 ローマに捕らえられたトラキア人の剣闘士奴隷で、カンパニアの剣闘士養成所に属していた。 しかし紀元前73年、78人の仲間と共に脱走計画を実行する。 ローマはこれに対し3000人の追っ手をかけるも、スパルタクスを中心に奇襲をかけられ敗退。 この勝利を聞いた各地の奴隷が蜂起し、反乱軍は70000人にまで膨れ上がった。 反乱軍は次々にローマ軍を打ち破りながら北上するが、アルプス越えを断念。 次にシチリア島を目指すも、海峡の輸送を依頼していた海賊に裏切られ、ついにはローマ軍に包囲された。 この戦いでスパルタクスは戦死。 死体は誰か分からないほどに斬り刻まれていたという。 【元ネタ】史実 【CLASS】バーサーカー 【マスター】- 【真名】スパルタクス 【性別】男性 【身長・体重】221cm・165kg 【属性】中立・中庸 【ステータス】筋力A 耐久EX 敏捷D 魔力E 幸運D 宝具C 【クラス別スキル】 狂化:EX パラメーターをランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。 狂化を受けてもスパルタクスは会話を行うことができるが、 彼は“常に最も困難な選択をする”という思考で固定されており、 実質的に彼との意思の疎通は不可能である。 【固有スキル】 被虐の誉れ:B サーヴァントとしてのスパルタクスの肉体を魔術的な手法で治療する場合、 それに要する魔力の消費量は通常の1/4で済む。 また、魔術の行使がなくとも一定時間経過するごとに傷は自動的に治癒されていく。 【宝具】 『疵獣の咆吼(クライング・ウォーモンガー)』 ランク:A 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人 常時発動型の宝具。 敵から負わされたダメージの一部を魔力に変換し、体内に蓄積できる。 体内に貯められた魔力は、スパルタクスの能力をブーストするために使用可能である。 強力なサーヴァントなどと相対すれば、肉体そのものに至るまで変貌していくだろう。 【元ネタ】史実 【CLASS】バーサーカー 【マスター】 【真名】スパルタクス 【性別】男性 【身長・体重】221cm・165kg 【属性】中立・中庸 【ステータス】筋力A 耐久EX 敏捷D 魔力E 幸運D 宝具C 【クラス別スキル】 狂化:EX パラメーターをランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。 狂化を受けてもスパルタクスは会話を行うことができるが、彼は“常に最も困難な選択をする”という思考で固定されており、実質的に彼との意思の疎通は不可能である。 【固有スキル】 被虐の誉れ:B→B+ サーヴァントとしてのスパルタクスの肉体を魔術的な手法で治療する場合、それに要する魔力の消費量は通常の1/4で済む。 また、魔術の行使がなくとも一定時間経過するごとに傷は自動的に治癒されていく。 不屈の意志:A あらゆる苦痛、絶望、状況にも絶対に屈しないという極めて強固な意志。 肉体的、精神的なダメージに耐性を持つ。ただし、幻影のように他者を誘導させるような攻撃には耐性を持たない。 一例を挙げると「落とし穴に嵌まる」ことへのダメージには耐性があるが、「幻影で落とし穴を地面に見せかける」ということには耐性がついていない。 【宝具】 『疵獣の咆吼(クライング・ウォーモンガー)』 ランク:A 種別:対人宝具(自身) レンジ:0 最大捕捉:1人 クライング・ウォーモンガー。 常時発動型の宝具。 敵から負わされたダメージの一部を魔力に変換し、体内に蓄積できる。 体内に貯められた魔力は、スパルタクスの能力をブーストするために使用可能である。強力なサーヴァントなどと相対すれば、肉体そのものに至るまで変貌していくだろう。 別作品では最終的に肉塊の不定形生物のようになり、一撃で巨大な城塞を一つ、完全破壊した。 【解説】
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ゲーム名 スパルタカス レジェンド (→公式2) (→ソフトウェアカタログ) 対応フォーマット PS3 CERO C (15才以上対象) ジャンル アクション プレイヤー人数 オンライン 1-2人 販売価格等 無料 容量 ダウンロード容量 2052MB セーブデータ必要容量 1037KB以上 配信開始日 2013/8/7 体験版 備考/PSN等 オンライン専用/ トロフィー機能, ボイスチャット対応 対応周辺機器 振動機能, ヘッドセット, マイク対応 映像出力 NTSC, 480p, 720p 音声出力 Linear PCM 2ch 販売元 ユービーアイソフト 開発元 Kung Fu Factory まとめサイト 関連スレor板 追加コンテンツ カテゴリ コンテンツ名 販売価格 容量 配信日 追加内容 チケット 50金貨 490円 不明 2013/8/7 チケット 240金貨 1,980円 不明 2013/8/7 チケット 650金貨 4,980円 不明 2013/8/7 チケット 1100金貨 7,480円 不明 2013/8/7 チケット 3000金貨 1,4980円 不明 2013/8/7
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【元ネタ】史実 【CLASS】バーサーカー 【マスター】 【真名】スパルタクス 【性別】男性 【身長・体重】220cm台後半・160kg台 【属性】中立・中庸 【ステータス】筋力A 耐久EX 敏捷D 魔力E 幸運D 宝具C 【クラス別スキル】 狂化:? パラメーターをランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。 狂化を受けてもスパルタクスは「縛られた者こそが強い。いつか解き放たれる時まで、怒りと悲しみを蓄えておけるからね」などと普通に喋る。 ただし彼は"常に最も困難な選択をする"という思考で固定されており、誰の言うことも聞き入れない。 実質的に彼との意思の疎通は不可能なのだ。 スパルタクスは、やはり制御不能なバーサーカーなのである。 【固有スキル】 被虐の誉れ:? サーヴァントとしてのスパルタクスの肉体を魔術的な手法で治療する場合、それに要する魔力の消費量は通常の1/4で済む。 彼の闘志は痛めつけられるほどに燃え上がり、秘めた力のすべてを引き出すに至る。 むしろ彼は、痛めつけられないと本気になれないのだ。 "敵が与えうる苦痛のすべてを耐えて凌駕することで、その敵を完全に凌駕し勝利する"というのが、スパルタクスの必勝の戦術である。 【宝具】 『疵獣の咆吼』 常時発動型の宝具。 敵から負わされたダメージの一部を魔力に変換し、体内に蓄積できる。 この魔力への変換効率は、スパルタクスの体力が減少するほどに上昇する。 こうして体内に貯められた魔力は、スパルタクスの能力をブーストするために使用可能である。 もし瀕死まで傷めつけられていれば、スパルタクスは眼前のすべてを破壊して余りあるほどに膨大な魔力を溜め込んでいることだろう。 彼は寄せ集まったに過ぎない反乱軍をよくまとめ、強力なローマ軍に連戦連勝したことから、 その人望や戦争指揮能力は卓越したものであったと考えられる。 だがそれ以上に彼が人望を集めた要因は、この宝具に象徴される"必ず逆転に寄って勝利する"英雄だったことだ。 反乱軍の兵士にとって戦況が絶望的であればあるほど、その先にある勝利は確かなものだったのである。 この逆転戦法は、彼自身は意識していないがショーマンシップに則ったものであり、剣闘士としての人気も非常に高いものだった。 彼に聖杯を求める確かな動機はなく、ただ戦いの場に赴くことだけを悲願する。 被虐者を救済し、加虐者に反逆することだけを志すスパルタクスにとって、戦場こそ弱き者と強き者しかいない場所であり、 彼が求めてやまない苦痛と試練に満ちあふれた場所だからだ。 【原案設定】 ローマの剣闘士。 すべてを堪え忍んだ果てに人間の強さがあると信じて疑わない。 彼の行動理念はただひとつ。 加虐者に反骨し、被虐者を救済すること。 そのための最善の選択として、より苦難の多い道を選ぶ。 劣勢にある敵は攻撃せず、自分より優勢な敵にのみ牙を剥く。 それも敵の攻撃を受け止めたうえでの反撃を選ぶため、勝利の形は土壇場での一発逆転になる。 傷だらけの顔は殴るときも殴られるときも悠然と微笑んでおり、とても恐い。 【解説】 ローマに捕らえられたトラキア人の剣闘士奴隷で、カンパニアの剣闘士養成所に属していた。 しかし紀元前73年、78人の仲間と共に脱走計画を実行する。 ローマはこれに対し3000人の追っ手をかけるも、スパルタクスを中心に奇襲をかけられ敗退。 この勝利を聞いた各地の奴隷が蜂起し、反乱軍は70000人にまで膨れ上がった。 反乱軍は次々にローマ軍を打ち破りながら北上するが、アルプス越えを断念。 次にシチリア島を目指すも、海峡の輸送を依頼していた海賊に裏切られ、ついにはローマ軍に包囲された。 この戦いでスパルタクスは戦死。 死体は誰か分からないほどに斬り刻まれていたという。 【元ネタ】史実 【CLASS】バーサーカー 【マスター】- 【真名】スパルタクス 【性別】男性 【身長・体重】221cm・165kg 【属性】中立・中庸 【ステータス】筋力A 耐久EX 敏捷D 魔力E 幸運D 宝具C 【クラス別スキル】 狂化:EX パラメーターをランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。 狂化を受けてもスパルタクスは会話を行うことができるが、 彼は“常に最も困難な選択をする”という思考で固定されており、 実質的に彼との意思の疎通は不可能である。 【固有スキル】 被虐の誉れ:B サーヴァントとしてのスパルタクスの肉体を魔術的な手法で治療する場合、 それに要する魔力の消費量は通常の1/4で済む。 また、魔術の行使がなくとも一定時間経過するごとに傷は自動的に治癒されていく。 【宝具】 『疵獣の咆吼(クライング・ウォーモンガー)』 ランク:A 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人 常時発動型の宝具。 敵から負わされたダメージの一部を魔力に変換し、体内に蓄積できる。 体内に貯められた魔力は、スパルタクスの能力をブーストするために使用可能である。 強力なサーヴァントなどと相対すれば、肉体そのものに至るまで変貌していくだろう。
https://w.atwiki.jp/souhei_world/pages/2924.html
[スパルタ族の統治体制について] まず、他の部族と比較して特異な部分として、スパルタ族の族長は常に2人存在しているということが挙げられる。 これは、スパルタ族が部族として信仰している精霊ディオスクロイが二柱の精霊であることに由来している。 このディオスクロイはスパルタ族の始祖となった双子の族長であったとされており、それにあやかって2族長制をとっているのである。 もっとも、大きな戦争の時などには、必ず族長の片方だけが出陣し、もう一方はラコニアを守護するという役割分担が存在しているため、単に信仰の対象にあやかるというだけでなく、部族においての象徴としての意味を持つ族長が揃って戦死するというような事態を避けるための安全装置という意味合いもあるのだろう。 なお、聖華暦320年に帝国が行った北進征伐の中で起きた戦い、炎門の戦い(テルモピュライの戦い)以降は、その活躍から、スパルタ族内において、レオニダスとアルキダモスという2人の族長が伝説的な英雄と語られるようになっており、それ以降2人の族長はレオニダス、あるいはアルキダモスの名を襲名するようになっている。 このような事情もあり、聖華暦830年代において、族長となることができるのはラケダイモンに所属する男性のみと決まっている。 このように書くと、スパルタ族はラケダイモンのみが動かしており、権力は戦士階級の男性が独占しているように見えるかもしれないが、実際にはそうではない。 それはスパルタ族の統治機構として、民会、長老会というものが設置されており、さらにそれらへの監督権と司法権を持ったエフォロイと呼ばれる監査機関が存在しているからだ。 まず、民会はラケダイモン、ペリオイコイ、ヘロットの全ての階級に属する成人した住民全てのことを指す。 この民会は、共同体としての意思決定を行い、それを統治に反映させる事実上の統治機関となっており、いわゆる直接民主制となっているのだ。 その上で、この民会に所属する50歳以上の住民のうち各階級から6人選出した18名、これに2人の族長を加えた20名からなる長老会と呼ばれる機関が設置されている。 長老会は、民会の決定に対して拒否権を行使することができ、事実上の最高決定機関となっている。 なお、長老会の任期は無制限であるが、なんらかの理由で死亡、あるいは業務の遂行が不可能になった場合にはその人物が所属している階級から1人条件に合う人物が入ることになる。 さらに、民会からは毎年、無作為に5人選出され、任期一年のエフォロイと呼ばれる集団が作られる。 このエフォロイには2人の族長や長老会員を含む全住民に対する監督権と司法権が与えられており、エフォロイ過半数の賛成を経て処分が決まるとたとえ、相手が族長であってもそれを拒否することはできない。 この仕組みにより、民会及び長老会の暴走や独裁政治への移行が牽制されているのである。
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「!」 激しく上げる声は、気合というより怒りを示すものに似て、激しく鳴る鉄打つ音は、また晴らせなかった怒りを示すものそのものだ。声とともに、鎚は振るわれ、赤く熱したかしめの鋲が打たれる。いくども、いくども、続けざまに。 鎚振り上げるいとまさえ、もどかしげに、彼は鎚を振るい、赤く熱した鋲を打ちつづける。その音は、格納庫奥の鍛冶場に響き続ける。 「やめろ、アル・スパルタクス」 重々しく制する声に、彼は、アル・スパルタクスと呼ばれた若者は、ようやく、鎚を振り上げるのを止め、大きく息をつく。休みなく鎚を振るい続けて、さすがに肩で息をしている。額の汗止めの布は濡れはじめていたし、願掛けに伸ばしていると称する長い黒髪も揺れている。アル・スパルタクスはまだ若い。だが、騎士見習いとしては、長い。その彼に構わず、制した声の主は、片手鎚でまだ赤い鋲をいくらか打ち、顔も挙げずに言うのだ。 「怒り任せ、力任せに甲ばかり打ちおって。何年騎士見習いをやってる」 「・・・・・・」 言い返すにも、言葉が無い。うなって歯噛みするばかりだ。赤黒く熱した鋲の頭だけでなく、それが取り付けられている甲にも、乱打の跡が残っている。アル・スパルタクスは激しかけ、けれど肩を落とし、手にした大槌を、杖のようにつく。ごとん、と重い音が低く響く。 「どうする」 アル・スパルタクスに問われる言葉の意も、嫌と言う程わかっていた。騎士でなければ機装甲に乗れぬ。人の背丈の五倍ほどもある、魔術で動く人型だ。騎士はその胎内に乗り込み、人型と、騎士の為とで対に作られた仮面をつけて、その人型の機体を己の体のように操る。機装甲を生身で倒すのは至難の業だ。機装甲を倒そうと思うなら、機装甲を持ちくるのが良い。すなわち機装甲は戦場の華でもある。 騎士になれぬものは、機装甲より格下の、機卒に乗るしかない。アル・スパルタクスが今、鎚打っていた部材も、機卒のものだ。機装甲より小柄で、機体もかなり簡易なものだ。そもそも機体には頭と呼べるものが無く、機体側の顔、仮面の部分は、その胸に張り付いている。 騎士見習いに過ぎないアル・スパルタクスが乗りこむのは、その機卒だった。機装甲よりはるかに格は落ちるが、同時にはるかに数も多い。一生、機卒乗りで終わるものも多い。彼らを従士という。従士の役は、しかし多くの者にとっては、決して不名誉ではない。アル・フレイアナス王国軍の機戦列は、機卒より成る。これが鑓を携え、堅い戦列を組んで相手を圧す。アル・フレイアナス王国軍の軍勢を担うのは、機卒と従士なのだ。熟練の機卒乗りらの作る戦列には、機装甲といえども容易には斬り込めない。 その機卒、もちろん機装甲もだが、動かし続けるには手入れが必須だった。機装甲は騎士が乗るから、機装甲従者や機装甲工部が手入れを行う。機卒は数が多すぎる。工部のみでは行えない。 従士らが総がかりで手入れを行う。機卒乗りとして生きてゆくなら、機卒の手入れを一通り以上に身に着けていなければならない。 アル・スパルタクスに問われたのは、それだった。騎士になる夢、そう、夢を追い、機卒乗りとしての修業をそこそこにするか、機卒乗りとして生きることを受け入れて、この修行に身を入れるか、だ。 「・・・・・やる」 そう、アル・スパルタクスは応じ、ふたたび鎚を手にする。赤く焼かれた鋲が取り出され、部品の穴に差し込まれる。ふたたび彼は鎚を振るう。ただひたすらに、力を込めて。 アル・スパルタクスはすでに十七、もうすぐ十八になる。騎士叙任を目指すことを許された従士は、騎士見習い、とも呼ばれる。ただ、いつ騎士に叙任されるかは、騎士団の主、すなわちカロン・アル・フレイアナス国王陛下のみぞ知る。叙任が許されぬやもしれぬ。 「!」 アル・スパルタクスは鎚を振るう。彼はフレンの出自であるからだ。王国の西側に広く住まう民だ。古くから、アル・フレイアナスの王権に仕え、いくつもの名家を擁していた。先の国王陛下の代までは。今上カロン陛下は、フレンの民を、疎んじていると言われている。 言うまでもない。王権簒奪を企てた、あの一族が、フレンの民であったからだ。先王陛下は夢見がちな王であり、王太子であったカロン殿下は、輪を掛けて暗愚の相を示している、と囁かれていた。アル・スパルタクスは噂としてそう聞いていた。その噂自体、かの一族を発端としていたのかもしれない。大人たちは、そのくだんについては、ほとんど口を開かない。刻が悪かったのだ、というようなことばかりだ。 折しも、帝國が内戦となり、帝國よりの絹、細工物などが、著しく減り、値も天井知らずに釣り上がったのだという。王国の民の四割を占めるフレンの民は、多くがこの絹や細工物の運送に関わっており、受けた痛手は大きかった。アル・スパルタクスは知らない。生まれる前のことだ。 さらに悪いことが重なった。先王陛下が倒れ、お隠れになられたのだ。それが、始まりであったという。 何が起きたのか、アル・スパルタクスは知らない。父を知る前に父を失い、一族がそれまでにどのような暮らしをしていたのかも知らない。世が世であるなら、お前は陛下にお仕えする身であったろうに、と祖母が呟くように言ったことは覚えている。その祖母は、連れ合いも息子も孫も失い、病を得て咳き込みながら死んでいった。 祖父や、父や、叔父らは、カロン王の粛清によって死んだのだと知ったのは、アル・スパルタクスが叔父の家の世話になったころからだった。そして己自身が、スパルタクスの家で、ただ一人許された男子であることを知った。彼、パウス・アル・スパルタクスは、かつて栄華を誇った、アル・スパルタクスの家のただ一人残された男子なのだ。 しかし知らぬ、ということは、幸いでもある。彼は、豊かさを知らない。失われた家から望めたという王城の美しさもしらない。それを奪われた怒りを、教える者も無かった。母も寡黙だった。パウス・アル・スパルタクスは叔父の家の、抱えとして、それも手の付けられない悪童としてだけ、育った。 胸に在ったのは、他の子供と同じく、いつか、己自身の手で、手柄を立て、王に近しく取り立てられる、という夢だった。他の子供と違っていたのは、彼、パウス・アル・スパルタクスが、本当に、従士見習いとして、取り立てられたことだった。 それからもう十年、いや十二年になろうか。その月日は辛かった。フレンの民の中、叔父の家で育てられていた間は、フレンの民が、その他の民に、あるいは王城でどのように見られているのか、知らずに済んだ。しかし王城で従卒見習い、従卒として過ごすとなると、そうはゆかない。 己を含め、幾人かの従卒見習いの少年らが、どうしてあれほどまでに、目をつけられ、しごきあげられているのか、わからずにいた。従士長らの罵倒の言葉から、そのゆえんが生まれ、すなわちフレンの民であるからだと、にぶい少年らにもやがて判って行った。 ただアル・スパルタクスには、彼らに無い、悪童の反骨があった。百回の腕立てを命じられれば、それが二百回に増やされるのもやがてわかった。彼は、どんなにつらくても二百一回はやってみせた。力尽きて這えば尻を蹴られ、立ち上がれば顔が気に入らないと殴られる。ならば相手を見返せるよう立ち上がる方がいい。目がまっすぐ正面でなかった、と言われてさらに一往復殴られるとわかっていても。 長じるにつれて、いつしかアル・スパルタクスには、罵倒とは違う声もかかるようになった。そうだ、やってみせろ。お前にはできないか。 フレンには、できないか、ではない。やがてそれは、アル・スパルタクスを示しての、あいつにできて、お前たちにはできないのか、という他者への発破になり、結局は、アル・スパルタクスが憎まれることになったのだけれど。 そうしているうちに、アル・スパルタクスは同期の誰よりも強くなった。従卒見習いから従卒となった。しかし同期筆頭は彼ではなく、別の者だった。従卒になっても、見習いと同じような日々が続く。機卒に乗れるようになるのさえ、従卒の上の従士になってからだ。また従卒にすら、その中で何段かの階位がある。これを登らねばならない。歯を食いしばって、アル・スパルタクスはその階位を登った。 従士となって初めて許される機卒搭乗も最後の組になった。それでも、アル・スパルタクスは反骨とともにあった。 彼には、ある種の才があったのだろう。それは、教官役の従士長らも、認めざるを得ないほどだったらしい。機卒を操る腕は、同期より回数も時間も少ないにもかかわらず、同期の誰にも負けなかった。戦列では、腕を問われる真ん中を任せられもした。戦列の前列真中は、左右端と違って、交代しづらい。突かれ擱座したらそのまま戦列が乱れる。敵ももちろん知っている。だから敵も味方も、互いに戦列の真中の者を突き倒し、さらに割り込んで戦列の前列を切り刻もうとする。真中のものは、左右から繰り出されてくる鑓を打ち払いながら、正面の己の敵を突かねばならない。古いだけの連中、あるいは出世の早いだけの連中にできることではない。そう自負もしていた。いや、ひょっとしたらアル・スパルタクスがしくじって笑いものになる、あるいは機卒すら降ろされるように、取り計らわれていたのかもしれない。 彼が騎士へ叙任されることはなかった。時期が悪かった、などともささやかれた。カロン王は、王の騎士団、鷹騎士団の精鋭化を進めていた。機装甲の新造数は抑えられ、代わってごく少ない魔道機を作るようになっていた。魔道機には、機体に蓄えられた魔力を、乗り手の術に注ぎ込む魔力増幅能が持たされている。しかしそれをもたらす魔術結界を作るのは難しく極めて高いのだという。魔道機一機を作るために、機装甲十機分どころか、さらにその倍の金がかかることがあるともいう。それら新式の魔道機に乗るのは、王自らが選び、神殿で魔術の教えを受けた、魔術騎士らだった。 機装甲が増えなければ、騎士も増やされない。既存の騎士の離任離職を待つしかない。そして、アル・スパルタクスはもう子供ではないのだ。 アル・スパルタクスは、フレンの民から、王の機卒隊で、騎士見習いまで上った、数少ない一人なのだ。そしてスパルタクス家は、無名の家ではない。そのアル・スパルタクスが、騎士見習いのまま、騎士に昇格できない、ということは、すなわち、王はフレンの民を、今も許していない、ということになる。そう聞かされた。 アル・スパルタクスであっても、稀には休みを貰える。行く場所とてなく、湿気こむ先もない。そんなとき、彼を抱えてくれた叔父は、いつでもいいから、戻ってこい、と言ってくれた。その叔父から聞かされた。叔父は夢を見ていた。いつか、王に赦される夢を。彼は言った。どうか、騎士叙任を受けてくれ、と。 それは、騎士団長の推挙を受けて、カロン陛下が認めねばどうにもならない。アル・スパルタクスは、まず騎士団長の推挙を受けられないでいる。叔父は、ずいぶん金を使っているようだった。詳しくは教えてもらえていない。 叔父はスパルタクスの家の直系ではない。直系なのは妻の叔母であり、叔父と叔母の娘だ。アル・スパルタクス家に残されたただ一人の直系男子は、未だ騎士叙任に至らない彼のみ、パウス・アル・スパルタクス一人だ。叔父の気持ちは強い。アル・スパルタクスが抱えでありながら好き勝手に過ごせたのはそれがあるからでもある。パウスの知らぬ何かに、思いをかけている。 騎士。それは王国の階位の中で、ごく低いものだ。かつてフレンの民の中から輩出されたものらは、はるかに高い階位を持ち、また太守などの勅任を多く担っていた。それが、今は、騎士を一人出すにも苦心惨憺なのだ。まるで夢のように、掴むことなどできない。 夢と同じで、途中で止めることもできない。酷く嫌なものへ捻じれ進んでゆくだけだ。 アル・スパルタクスは鎚を振るう。その音の向こうから、別の、鉄の打ちあう音がする。離れていても聞こえるその音は、機装甲の教練だ。騎士らが機体に乗り込み、相打つ。ここからはその様子を見ることすらできない。音に負けじと、アル・スパルタクスは鎚を振るう。 泥のように疲れ切り、何も思うことなく眠れるように。心閉ざして大食堂で一人腹を満たし、寝台の並ぶ大部屋で皆に背を向けて、ただ眠るそのために。思えばこの十二年を、そのようにして生きてきた。生きているのか、生きながら死んでいるのと同じなのか、アル・スパルタクスにはもうわからない。 そんな彼の元へ報せが来たのは、しばらくしてのことだった。パウス・アル・スパルタクス騎士見習いは、御前閲兵正装の上、騎士団本部へ出頭せよ。本部出頭は良くあることだが、御前閲兵正装は、それを身に着けることのほうが稀だ。カロン陛下の目に留まりうるときしか身に着けない。 己が、カロン陛下に謁見が許されるのだろうか。しかし騎士見習いは、一人での謁見はできない。騎士はともかく、騎士見習いは御目見え階位ではない。御目見得許された者に伴われなければならない。訝りながらも正装を身に着け、騎士団本部へ出頭すると、本部役の騎士は、こんどは宮殿へ向かうように命じられた。行けば判るという。だがアル・スパルタクスには、ますます何なのかわからない。 騎士見習いは、騎乗が許されているわけではない。徒歩で内廷の正門にたどり着いたときには、正装に汗染みが浮いていた。宮廷役人に申告すれば、胡乱な顔で名付と見比べられ、それから謁見控えの間にて待つように、と告げられる。 その謁見控えの間は、カロン王に謁見の許される格の者らに占められており、あからさまに騎士見習いの、アル・スパルタクスの居場所などない。謁見控えの間の役人も、携えた名付にアル・スパルタクスの名があることは認めるが、しかし同行人がまだ訪れていないので、待つように、と言うばかりだ。同行人の話など聞いていない。 その間にも、廊下を人が行き過ぎる。控えの間に入った順に、謁見を賜れるわけでもない。今も、近衛騎兵の軍装を着けたものが謁見の間へ向かって歩いて行った。短躯だが固太りの者が、大柄で恰幅も良い、しかし若い男を引き連れてゆく。その凸凹な風情はどことなく滑稽に見えた。 カロン王は、騎兵を大変に重んじ、またその中核としてサーンの民を重用していると聞いていた。彼らもそうなのかもしれない。だが見た目だけで、正しく見分けるのは無理だ。普通は、それぞれの民の衣をまとっているが、謁見を許された者、また謁見の間で見る正装では、見分けなどできない。だがここにフレンの民など居らなかろうとは思える。 謁見控えの間は、柱に囲われた、広間のような部屋で、長椅子がいくつも置かれ、謁見待ちの者らがそれぞれに座っている。長椅子の前には卓も置かれ、菓子やら飲み物やらも供される。風通しは良いが、人いきれで暑くも感じる。ただ待てと言われたが、いつまで待てばよいのかわからない。同行人なるものが誰なのかもわからない。それもどうかとは思う。長椅子の端に腰掛け、アル・スパルタクスはいらいらと待った。先の近衛騎兵の二人連れが退くのも見た。呼び出しがかかり、向かってゆく者らを何人も見た。半刻なのか、それとも二刻なのか判らなくなったころ、不意に呼び声がした。 「パウス!待たせてしまったようだな」 驚き、顔を上げ、立ち上がると、知った顔だった。汗を拭き拭き、謁見控えの間をやってくる。 「叔父貴・・・・・・なんで、叔父貴が」 「わしも慌てて来たのだ。これより謁見ぞ。義兄上様がご覧になられたら、どれほど喜んだか」 しかし叔父は不満げに、アル・スパルタクスの伸びた髪を払うのだ。 「願掛けなどと下らぬことは辞めろ。格好を損ねては、かえって縁起が悪い」 「いや、そんなことより、なんで叔父貴がこんなところに?」 「とにかく、お前は、わしの行うとおりにせよ。決してご無礼あってはならぬぞ」 すぐに呼び出しもあった。ヘヴ・アル・ダレズ、すなわち叔父の名と、叔父に与えられた階位、そしてアル・スパルタクスの名ではなく、伴ない人一人、として。叔父貴に王国の階位、それもお目通り許しの階位が与えられていたとは、アル・スパルタクスも知らなかった。 宮廷役人に導かれ、二人は城中の長い長い廊下を進んだ。近衛騎士団騎士見習い、城勤めではあるけれど、城の奥所のことなど、アル・スパルタクスが知るはずもない。もちろん、通された部屋が、どことも知るはずもない。小さな間で、アル・スパルタクスからすれば立哨詰所くらいにしか見えない。入り口とは別に、奥にまた扉がある。 暫しここで待たれるように、と宮廷役人は言う。呼び出しとともに、奥の扉を開き導くので、謁見に備えるように、とも。 本当に、王が来るのだ。それも常の謁見の間とは違うところで、だ。アル・スパルタクスは叔父を見たが、叔父は青白い顔で大きく息をつく。 「どうすればよいのか、わしにも判らぬわ」 それから、叔父は据えられた長椅子へと座り、アル・スパルタクスも座るようにと導く。隣り合わせに座らせて、それから叔父は、ぼそぼそとアル・スパルタクスに近状を問うのだ。もっとも、話すことなど多くは無く、やがて沈黙だけが訪れるのだが。 「姉貴は、元気か」 アル・スパルタクスは問うた。もちろん実の姉ではない。叔父の娘、すなわちいとこだ。ナルディア・エル・ダレズ。アル・スパルタクスより二つ年上、ということはそろそろ二十歳。行き遅れとは言わないが、まだ婿を迎えぬのか、とは思う。 「・・・・・・」 叔父は口ごもり、汗をぬぐう。 「ああ、もちろん元気だとも。元気すぎて手に余るわ」 まあ、ナルディアらしくはある。悪童だったパウスを追いまわし得たのは、ナルディアだけだった。懐かしい、とは思わない。遠く、もう戻れはしないと思うだけだ。従士見習いとして叔父の家を出たあとも、幾度か顔を合わせたが、いつのまにか大人びて、大人の女へと変わって行って、昔しか知らぬパウスを戸惑わせるばかりだった。そこに呼び声がかかった。 「従五位(仮)ヘヴ・アル・ダレズ、および伴い人パウス・アル・スパルタクス。入れ」 「パウス、くれぐれもご無礼無きようにな」 言いつつ、叔父は立ち上がる。何をいまさら、とアル・スパルタクスも立ち上がる。見習いとはいえ、陛下の騎士たらんとするものなのだ。そして、かつてに起きた事など、そもそも知らぬのだ。 奥へ向かう扉が開かれる。叔父とアル・スパルタクスは目を伏せ、静かに隣の部屋へと入る。謁見の間と同じように、絨毯がまっすぐに伸びている。その先に王座があるのは判っているが、面を上げよと言われるまで、そちらを見ることなど許されない。わずかに見えるのは、近衛の足元だ。 「待て」 近習のその声は、そこで平伏して待て、の意味だ。叔父は平伏して、アル・スパルタクスは騎士見習いが行うべき、片膝をついて深く頭を垂れて待つ。王が謁見に訪れたものを待っているはずもない。そのまま、どれくらい待っただろう。不意に近習が言う。 「アル・フレイアナス王カロン陛下、御来ー臨ーん!」 身動きすらできない。扉の開く音、それから大股に、足早に歩く音も聞こえる。部屋を横切るようにして、その足音は止まり、正面、座る気配がする。王座に座るのは、国王一人だけだ。遠巻きにしか見た事の無い、カロン王が今この部屋に在る。 「!」 近衛兵が足を踏み鳴らす。近習が言う。 「アル・フレイアナス王カロン陛下であらせられる。両名ともそのままにて聞けい」 「ははっ」 平伏した叔父が応じる。近習は口調を変える。 「達すーる。鷹騎士団ーん、騎士見習い、パウス・アル・スパルタクス。右の者ー、鷹騎士団騎士に任ずーる」 驚きに固まっている暇も無かった。近習はさらに言うのだ。 「パルス・アル・スパルタクスー。前へー」 どうすればいいのかすら、わからなくなりかけていた。しかし体は覚えていた。目を落としたまま、立ち上がり、王の前へ進み出るのだ。そして再び片膝を着き、頭を垂れる。 しゃらと音を立てるのは剣が抜かれたからだ。とん、と軽く背が打たれるのは、その剣が置かれたからだ。 「パウス・アル・スパルタクス」 その声は、カロン王その人のものだ。初めて聞いた声だが、たしかにそうだと感じた。 「汝、我が騎士に任ずる」 「・・・・・・」 任ざれた騎士から応じる言葉は無い。以前はなぜだかわからなかったが、今はわかる。真っ白になって言うべきことも浮かばない。ただ作法どうりに退くのみだ。 「両名とも面を上げよ。直答をゆるす」 カロン王が言った。はは!と叔父が応じ平伏から顔を上げる。アル・スパルタクスもまた、顔を上げた。遠目にしか見た事の無かった王が、ほんの数歩先にある。まだ四十路に踏み込んだくらい、良く鍛えられた体は見ただけでわかる。剣も巧みで、鷹騎士団の中で王と五分以上に戦えるものはいないとも聞いていた。そして、まだ少年だった王は、機神の力を借りてとはいえ、王位を自らの手で取り戻しもしたのだ。 「アル・スパルタクス、手練れの機卒乗りだと聞いている。励むがいい」 「はっ!」 頭を垂れて、アル・スパルタクスは応じた。かすかな胸騒ぎがする。先達の従士どもが何か仕掛けている時のように。 「騎士アル・スパルタクス」 「はっ!」 「余をしてそちに命ずるものがある」 「何なりと。この一命に換えましても」 他に言いようもない。それを言わせんがため、とも胸に思う。王は言う。 「心強い。余は、密偵を求めている」 「はっ!」 応じながら、やはり、と思った。騎士叙任を、このような、他の目に触れぬところで行うなど、普通ではない。王は、やはりフレンの民を許すつもりなど無いのだ。はじめから。 「騎士アル・スパルタクスに例の物を」 「はい、陛下」 近習が応じ、何か携えて歩み寄る気配がある。片膝を着いたままのアル・スパルタクスに示されたのは、天鵞絨の台に乗せられた細工物だった。掌に包めるほどで、留め具だ。知らぬ女の横顔がある。 「こちらの細工物、この女の細工の下に、アル・フレイアナス王国国章が刻まれております」 示す近習は言う。王は続ける。 「余には、必ず帰る密偵がいる。それを持て。どうしても、というその時、それを開き、余につながりあるものに示せ。お前の力となり、お前を余の元へと連れ帰ってくれよう」 「紋章の意を知るは、公使などごく限られた者にすぎませぬが、しかしそれがゆえに、確かなものにございます」 そう近習は補って続ける。アル・スパルタクスは、そっとその細工物を押し戴く。王は言った。 「騎士アル・スパルタクス」 「はっ」 「叙任の誉れを余人に示せぬのは、余の求める任ゆえ。しかし、それではあまりに不憫でもある。もってアル・ダレズの同席となった」 「ありがたきご配慮、痛み入ります」 「アル・ダレズ、面を上げよ」 「ははっ!」 「見るが良い。そちの求めていた姿ぞ」 「ありがたき幸せ」 しかし叔父は、アル・スパルタクスを見ることも無く、ふたたび平伏するのだ。王は、心を窺わせぬ静かな目で叔父を見ている。それからふたたびアル・スパルタクスを見据える。 「騎士アル・スパルタクス」 「はっ!」 「命じる。余の密偵として、北へ向かえ」 「は」 「北の内海、ペネロポセス海を囲む国々を、その足で歩き、その目で見よ。それを、余へと書き送れ。街の人を見よ。警邏の者らを見よ。商いを見よ。それらがどうつながりあっているか、見よ。余の目となって、異国のそれら民草を見よ」 「はっ」 「余の意、わかろうか」 「・・・・・・」 アル・スパルタクスは口ごもる。そんなもの、わかろうはずもない。しかし王は言う。 「帝國の国力伸長にともない、ペネロポセス海を巡って諸国の軋轢、これ深まっている。諸国の内意、これ隠しうるとしても、諸国の国力、あるいはいくさとなった折に注ぎ込める力がいかほどになるか、計り得る目安を求めている」 つづいて王は呼んだ。 「アル・ダレズ、騎士アル・スパルタクスを送り出すにあたって、しかし、これは密偵。余の後ろ盾を大きくつけすぎるわけには行かぬ。特に、助けになる者ら、いずれもが兵の物腰であっては困る。この助けになる者らに、心当たりはないか」 「お任せいただきたく存じます。このアル・ダレズ、心して選びまする」 「任せる」 「ありがたきお言葉」 うむ、と王はうなずき、ふたたびアル・スパルタクスを見る。少しの笑みを浮かべ、王は言った。 「この任、諸国の動きを上手く捉え得たならば、王国のみならず、領邦連合すべてを利するやもしれぬ。それほどの大任と心得よ」 「はっ」 「褒美は何を望む」 刹那に答えあぐね、けれどアル・スパルタクスは応じていた。 「無用にございます。我と我が身、我が叔父アル・ダレズも、今日、この日のためにあったようなものにございます。我ら、かならず陛下の御為にならんとして参りました」 うむ、と王はうなずき返す。 「心強い。その心根こそ、余の頼みである。ただちの出立、よいか」 「お言葉のままに」 「騎士アル・スパルタクス、行け」 「はっ!」 「アル・ダレズ、下がってよい。アル・スパルタクスとよく計らい、早い出立と成せ」 「はっ!」 「謁見を終える」 「はっ!」 アル・スパルタクスと叔父は、深く頭を垂れ、あるいは平伏する。王は立ち上がり、そして、去って行った。