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シスター 不思議な能力を扱うシスターさん。 孤児院の責任者(もしく孤児たちの保護者、孤児院の副院長などの設定も)でもある。 レジスタンスチームの精神的な支え……のはず。 一見純朴そうに見えるが、実は腹黒だとか。 しかも、かなりえっちぃ性格をしていらっしゃるとか。 お姉さん属性・巨乳属性に加え、大喰らい属性も併せ持つある意味オールマイティなキャラクター。 治癒の能力を持っており、傷ついた仲間を癒したり、アンデッドを浄化したり出来るらしい。 初期ではとある理由により癒しの効力はあまり発揮できないが、あるイベントを起こすと能力が全開になるとか。 片足を失っており、義足である。 義足には武器が仕込まれてるとか、踏み潰すのに適してるとか、黒い噂が絶えない。 武具結晶の使用は不可能。 第二部ではレジスタンスに所属。 団長たちと共に、帝国の横暴に立ち向かう。 第三部では連合軍に所属。 だが、場合によってはネクロマンサーに呼応し、宰相側に付くこともあるとか。
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[しすたーりりぃ] 登場作品:やる夫スレオリジナルキャラクター ◇ やらない夫は三国に生きるようです(完) ←シスター・カーミラ シに戻る システィーナ=フィーベル→
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シスネ 1 名前 鵠戸 シスネ(シスネ=クグイド) 2 年齢 20代前半~中頃 3 性別 男性 4 種族 【人間?】 数々の探知技能、能力を用いても人間としか感知できない。 また臭い、気、霊質、感触、熱源等も全て人間のそれである。 5 外見 鶯色のくすんだ金のミドルヘアを一つに結わいている。 瞳の色は炎のような深緋色だが特殊な魔術が込められた眼鏡の奥に隠し、瞳の色を灰色に変えている。 やや低めの身長、透き通った色白の肌。童顔。目の下にはくっきりした隈。どこか物憂げで退廃的な色香の持ち主。 厭戦的な性格に反して程よく筋肉のついたぱっと見でもそれなりに鍛えているのが解る体格をしている。 服装 軍帽のようなものに襟のついた長い外套。 烏羽色を基調とした一昔前の軍服のようなスマートな長袖長ズボンといったバンカラファッション。 靴は膝丈の軍用ブーツ。腰には脇差に加え太刀を帯刀している。 上述の服装は外出着であるようで、部屋着は和装。 身長・体重 【身長】 165cm 【体重】 55kg 6 性格 温厚かつ冷静沈着。慇懃かつ厭戦的な性格をした優男。慎重な面が目立ち物事を入念にかつ細やかに運ぶ。 その一方で腹黒く、抜け目無く食えない面も持ち合わせ、胡散臭い言動も目立つ。 細やかな性格が災いしてやりすぎた挙句墓穴を掘るタイプ。 単独行動を好み、特定の団体に属すことを好まない一匹狼だが最近子供を拾ったり助手を雇ったりしているらしい。 日本文化をこよなく愛する日本かぶれで、和洋折衷の服装も刀を好むのも趣味が故。 また演劇や歌劇、闘技などの観る見世物を好み、劇場などに足を運んでいることも多い。 しかし、その本性は…… 7 過去 レインフォース王国、マーレクレア港におけるラケルタ移民区画に住まうフリーの私立探偵。 怪異ではなく普通の探偵任務を中心とし、特定の団体には属さず単独で活動しているが、周囲の探偵たちと共同戦線を張ることもある。 幻術や演技、仕込みを駆使した捜査を得意としているが特に隠密スキルが高いということはなく体を張るのは苦手な傾向がある。 その為同業者や傭兵に護衛を頼むことが多々あるとかそうじゃないとか。 なお、居住などからラケルタ移民かと思われるがれっきとした西洋生まれの西洋人。 本人曰く南の方の生まれらしい。 同区画に拠点を設ける鶴江探偵事務所の面々やネルケを拠点とする八雲とは同業者であり、先輩の間柄。 鶴江探偵事務所隣の骨董品店「月宮堂」の常連であり、サキラたちとはそこで出会い、同業者としての交友を深めている。 厭戦的な性格をしている癖に独自のコネで各テロリストや武装組織に関する情報を多く仕入れているなどどこか不自然で胡散臭い。 名前も偽名であるようでその素性、経歴には謎が多い。 +その素性、正体 彼の正体は聖域内で都市伝説的に知られる正体不明の賞金稼ぎの剣士、魔剣「ミュルグレス」その剣である。 付喪神の神通力由来の幻術により自身の情報を徹底的に偽装しているが、その素性は生物ですらない生きた器物であった。 探偵という職業についているのは情報を収集しやすい立場に身を置き、本業である裏稼業の事前調査などを行うため。 上述の物騒な対象の情報に秀でるというのはミュルグレスとしての仕事の事前調査や「現地収入」によるもの。 なお戦闘を回避しようとし非力な探偵を装っているのは、演技やパフォーマンスではどうにもならない本業のクセがでると困るためである。 8 職業 自称“至って普通の”私立探偵 9 口調 穏やかで丁寧。大抵は敬語口調。 総じて凄く胡散臭い上に白々しい。 会話例 「申し遅れました。私、探偵をしております鵠戸と申します。以後お見知りおきを」 「私はただの私立探偵ですよ?!やめて、暴力やめて!踏まないで!!」 「鴻江くん、ここにいい情報がありますよー。今ならたったの500ヴェルツからでどうでしょう?」 「ソーマ君からも言ってくれませんかねぇ。探偵は少々ミステリアスなほうが映えるのです」 「やだなぁ……あまりに迫ってくると斬っちゃうかもしれませんよ? ……まあ、嘘ですが」 「いやはや、見てください!この美女ばかりの幻想劇の華やかさ。やはり荒んだ日常生活に華は必要なものなのだと実感させてくれますね」 「刀の心得はありますが、日々戦いに身を置く皆様の足元にも及ばぬ腕前故……」 「さあ見てください、燦爛たる太陽があなたを照らしています。かの光は、どれだけあなたが逃げ続けようともその影を追い続け、暴き、晒すのです!」 「どうしてもというならこちらからも行きますよ……!覚悟してください……」 「え?何を言っているんですか。こんな所に戦車大砲なんてあるわけないじゃないですか。…そうですよね?」 「ああ。きっと、夢を見ていたのでしょう。疲れているんですよ」 「ふふふ……お後がよろしいようで」 「……彼をみた瞬間口走っていました。この子の値段は幾らだと。それ程にこの子の姿は痛々しく映ったのです。私も人の子ですから」 「本当、世も末ですよ。私が保護者だなんて」 「今に後悔させて差し上げます。……あぁ、私を本気にさせたことをだよ」 10 一人称、二人称 【一人称】 私、小生 【二人称】 あなたなど。名前で呼ぶときはさんづけか君づけか呼び捨て 11 好きなもの 演劇全般、マジック(特技)、おにぎり、日本文化、静かな書斎、メントールなしの煙草 12 嫌いなもの 鏡、荒事、息苦しい場所・雰囲気、生物関係の科学者・技術者、生体改造、酒 13 好きな人 いないようだ。ちなみに豊満派である。 14 パートナー 仄明の影の面々(特に八雲) 鶴江探偵事務所の面々(特にサキラ) ライカ(奴隷市場で買ってきた従僕だと語るが…?) ルスワール(助手もとい手下) 15 属性 地、幻 16 苦手な属性 空 17 戦闘スタイル 基本的に戦闘は避ける傾向があるものの、どうしようもない時は剣を取って前線に立つ他多少の護身格闘技を身につけている。 ヘタレそうな優男の割には筋がよく、スピードを重視した鋭い剣技が持ち味。 他にも術式不明の強力な幻術の使い手であり、術による撹乱や陽動を得意とする。 剣は未熟であるため術に頼ることが多く術の頻度は高め。 明らかにステータスを凌駕する異常な怪力や俊足を持つなど、どこか実力を制限しているようにも見える節が多い。 その実力は未知数。 18 精神力 ヘタレな見た目通り常人程度であるようで、戦闘に不慣れな者はもちろん歴戦の戦士ですら恐怖を覚えるような状況でもけろりとしていることもある。 精神的にも底が見えない。 19 戦闘熟練度 ★★☆☆☆ 20 技や魔法 剣技 我流の剣技。それなりに筋はいい。 「閃耀・風燕」 一刀目の剣をブラフに使い、相手の攻撃を受け流しつつすかさず逆手に切上げるカウンター技。 所謂「逆風の太刀」。 「閃耀・志那都」 神速の抜刀斬り。異常な切れ味を持つ。 「閃影・夜叉砕」 刀を地面と並行に、両手を交差させ上段に構えた状態から放たれる鋭い袈裟斬り。 「閃影・堤馬風」 刀を地面と並行に、両手を交差させ上段に構えた状態から放たれる渾身の真空刃攻撃。 幻術 神通力由来の特殊能力。強力であるものの制約が多い。 1 術(派生術込)を発動する際には媒体が必要不可欠。 2 術を施した媒体を相手の惑わしたい感覚を通して知覚させる必要がある。 (例えば視覚を誤魔化したいなら 「媒体を見せる」 。嗅覚を誤魔化したいなら 「媒体の香りを嗅がせる」) 3 一度に惑わすことができる感覚は一つの術につき一つ。複数の感覚を誤魔化す際は術の多重展開を行う。当然ながらリスクは大きい。 4 術発動の際に媒体とする物品にシスネが触れている必要がある。 「演目・鏡花水月」 【属性】 幻 相手の視覚を幻惑しつつの瞬間移動。転移系術式。 ごく短距離しか移動はできない為専ら緊急回避に使用する。 「演目・幻影魔劇」 【属性】 幻 幻術の一種。術を放つモーションと共に様々な属性の飛び道具系魔術を放つ。 しかしこれは幻術であり、偽りの魔術。放った魔術は何かに触れるとダメージを与えることなく霞となって消えてしまう。 所謂ただの虚仮威しであり、相手に防御・回避行動を取らせて注意を背ける為の術である。 「演目・空音之鈴」 【属性】 幻 鈴の音を鳴らして相手に聴かせることで発動する幻術。相手の聴覚を誤魔化すことが可能。 聴きたくない言葉が否応がにも飛び込んでくる精神攻撃から、相手の動きを麻痺させる爆音、見張りなどの注意を惹く陽動など幅広い用途に使える便利技。 また多用する視覚幻術と異なり、自身と対象が距離がかなり離れていても幻惑できる。 術の対象となるのは「聴覚」を持つもの。 「演目・朧白刃」 【属性】 幻 幻術の一種。自身の肌を媒体に相手の視覚を瞬間的に狂わせ術者に対する認識をズレさせてしまう。 具体的にいうと目の前に居たシスネが術発動と共に消え失せたように見える、いつの間にか移動しているように見える、分身するなど。 瞬間的な発動であり、相手がこれが幻覚であると知覚する前に効果は夢幻のごとく消え失せてしまう。 術の対象となる者は「視覚」を持つもの。 「演目・白日夢」 【属性】 幻 幻術の一種。自身の肌を媒体に相手を幻惑し、その視覚に極めて甚大な悪影響を与える。 これが幻覚であるというあからさまに非現実的なものや相手の精神を揺さぶる親しい者や故人を呼ぶものではなく、精巧かつリアリティ溢れるものとなる。 こちらも瞬間的な発動であり、これが幻覚であると知覚するのは難しい。 術の対象となる者は「視覚」を持つもの。 「演目・夢幻時計」 【属性】 幻 相手の視覚に一定のリズムで音を発しつつ高速で飛び込む光(光の速度は対象の動体視力により調節する)を見せることで引き起こされる幻術。 幻術に囚われた者の知覚速度に作用し、体感速度が狂わせてしまう。 狂わされた者はごく短時間の間、周囲の時間の流れが停止、もしくは遅滞したように見えてしまうようになる。 その原理は錯覚の一種、「クロノスタシス」に由来する。 術の対象となるものは「視覚or聴覚」を持つもの。 「演目・狂気迷宮」 【属性】 幻 術発動の為の媒体とした物品を中心として展開される範囲型多重幻術空間。 幻術に囚われた相手を突如現実世界とよく似ているものの狂気に満ちた世界に迷い込んだ感覚に陥れる。 相手に強い混乱と恐怖を与えてしまう効果があり、傍から見ると朧げな様子で延々と周囲をふらふら彷徨っているように見える。 他にも色々あるもよう。 21 特殊能力・特殊技能 能力 「地属性耐性」 地・木属性に対して高い耐性を持つ。 「死属性耐性」 死の瘴気や呪いの力に対して高い耐性を持つ。 「聖属性耐性」 神聖な力に対してのそこそこ高い耐性を持つ。 「空属性弱化」 風・雷属性の攻撃に弱い。 「幻術使い」 特殊かつ強力な幻術(相手の感覚に作用し惑わす術)の使い手。 神通力の一種であり、彼の固有能力みたいなもの。 上述の通り彼の幻術には制約が多く、一番手っ取り早く扱え効果も大きい視覚を瞬間的に惑わす術を好む。 「幻覚耐性」 幻覚、幻術全般(知覚・精神問わず)に対する非常に強力な耐性を持つ。 特に視覚に作用するものに対しては異常に強く、彼の視覚になんらかの悪影響を与える技・魔法・能力・状態異常を完全無効化するほど。 その他の感覚に作用するものにおいても非常に強い耐性を持つ。 「幻怪の呪」 相手のコピー系能力に対する耐性というより常時発動の対策術式のようなもの。勿論幻術の一種。 相手の能力や機能の発動に対し予め仕込んだ術式が自動発動し偽情報を送信。はちゃめちゃなものをコピーさせてしまう。 「肉体系状態異常無効化」 凍結、能力値変動以外の肉体系状態異常を無効化する。 「回復無効」 通常の生物に効果を発揮する回復行為を受け付けない? 「血の流れぬ体」 血がまるで流れない不思議な体をしている。 技能 「観察眼」 長年の経験に基づく観察眼の持ち主。 ネンキともいう。 「情報収集」 情報収集能力に長ける。 何故か物騒な組織や人物などの情報を多く入手してくる傾向がある。 「剣術」 そこそこ使えるらしい。 一般的な力量の剣士よりもやや未熟くらいだが筋はいい。 「見切り」 相手の攻撃を見切り、適切に対処する技術。 「交渉・言いくるめ」 依頼人との円滑な交渉を行うためのスキルあれこれ。 「演技」 演技に関する技能、知識。 本人曰く得意なほうであるだろうとのことだが技術は高い。 「マジック」 特技である。転じて様々な工作、仕込みに長ける。 「幻術破壊」 相手の幻術に対しての干渉技術。術者との力比べになるものの、既に展開されている幻術の破壊が可能。 自分の力で強引に塗り替えたり、呪言による自己暗示による打破、術者を逆に展開されている幻術にハメる「幻術返し」なども含まれる。 「目利き」 ちょっとした骨董品の目利きの心得があるらしい。シアから教わった。 「ステルス」 多重展開された幻術を用いたステルス。精度は異常なまでに高い。 機械や装置による感知や能力、感覚による感知全てを欺き、彼がそこに居るという事実や記憶、記録さえ捻じ曲げてしまうほど。 故にステルスを解除すると今まで何もなかったところから転移術も使ってないのに忽然とシスネが出現するような状況が起きたりする。 22 必殺技 「殺陣・夢幻劇」 各種幻術を交え、相手を惑わしながらの乱舞攻撃。 本体の動きもさながら視覚幻術により、変幻自在な剣戟を用いて相手に反撃の余地を与えぬまま追い込む。 特徴的なのは視覚幻術を利用した近距離転移術の多用である。 「演目・虚夢劇場」 【属性】 幻 「流星刀・幻蛍」の能力を使用し、強化された幻術。 粒子が振りまかれた周囲一帯に踏み込んだ対象の五感全てと第六感を狂わせる幻覚空間を展開する。 術媒体は振りまかれる粒子であり、それを知覚した瞬間には術に取り込まれてしまう。 幻覚空間内ではシスネの思うように幻覚を生み出し、あたかも現実であるかのように展開できる。 対象となるものはなんらかの「感覚器官」(霊的なものを感知するものも含む)、それに類するものを持つもの全て。 23 能力 体力 C 魔力 B 魔法攻撃力 B+ 魔法防御力 D+ 精神力 D 精神防御 D? 腕力 C? 物理攻撃力 C+ 物理防御力 C 知力 B 素早さ B? 命中 C++ 24 武器やアイテム 「真銀の太刀」 ミスリル製の一般に流通している無銘の太刀。刃渡り約100cmほど。 軽くそして強度もなかなかのものであり、よく切れる優れもの。 太刀をそれなりに使えるほどの技量はあるらしい。 「護刀・白夢」 ミスリル製の脇差。ラケルタのある刀鍛冶の作品。 美しい白銀の直刃を持ち、同時に豊富な霊力を湛えた刀である。 ちなみに銘の読みは「あきゆめ」。 「流星刀・幻蛍」 星降りの地なる遺跡群に多数見られる隕鉄とそれが組みあがり、騎士の魔物となった「スタールーク」の腕部ブレードを素材に魔導金属幾つかと合成し鍛えた打刀(試作品)。 切れ味は十分だが繊細な素材を使用しているので非常に厄介なクセがあり、やや脆い。 強い力を加え強引に叩きつけるように扱うと痛み、下手をすれば砕けてしまう。 ではどのように扱うというと絶妙な力加減と角度、スピード、技術を持って対象を撫でるように斬るのである。 煌く粒子は刀身に蓄えた星界の霊力で魔術の拡散・強化効果がある。 これらを用いることで普段は出来ない中規模な範囲で多数の感覚を狂わせる幻覚空間を生み出すことが可能。 粒子を媒体にしているので粒子が届かない、遮られてしまう位置には効果がない。 蓄えている霊力自体も特殊なもので、霊力回復には星の見える夜空に刀身を晒し星の魔力をチャージする必要がある。 本来は扱いがとても難しい刀であるが故かシスネとして活動する際は亜空間から魔術転送する形で使用する。 現状のシスネの切り札である。 「望遠眼鏡」 幾つかの術式が施された妖力を秘めた眼鏡。 その効果は魔力により操作される特殊なスコープのようなもの。望遠鏡を使うように遠くまでよく見渡せるようになる。 魔力量の調節で倍率を変化できるようで、望遠鏡の他顕微鏡代わりにもなる。 たぶん伊達眼鏡。 「盗聴及び録音器」 歯車を組み合わせたイヤーカーフのような形状の大元と設置可能な小型盗聴器のセット。 録音機能もついているため会話の録音も可能。 その稼働は魔力によるものではく、機器によるもの。 数年前に流通していたものなので、ちょっと古い。 「集霊針」 特殊な金属で作られた大きめの針。 これを地面に刺すことで施されていた術が発動し、周囲の霊気を集めてくれる。 霊がらみの事件調査にて霊気(魔力)痕を判別するための道具。 シスネは怪異関係は専門外だが、普通の事件に超常的な力や存在が関わることも珍しくないため所持。 「魔法の風呂敷」 鮮度保存術式及び包んだ物品の大きさを操作して持ちやすくする術式が施された魔法の風呂敷。 現場の遺留品を劣化させることなく確保しておくための道具である。 術式により血液などの保存も可能だし大きなものも包める。 「ピッキング用針金」 なんてことない普通のピッキング用の針金である。 「金鋼のロープ」 自身の髪の色に似た鶯色の長いワイヤーで出来た縄。 魔力を通すことで命綱になったり、はたまた相手を切り裂く武器にもなる。 伸縮性にも富んでおり、よく伸びる。 「軽翅の靴」 霊力を流すことで地面すれすれを浮遊することが出来るようになる魔法の靴。 普段は風呂敷に収納しており、足跡を残したくなかったり踏みたくないものが地面にある時に履き替える。 「闇鴉の外套」 いつも羽織っている襟付きの長い外套のこと。 ミスリル繊維を織り込んでおり、霊力を流すことで強度をあげることができる防具。 「惑香扇子」 一扇ぎすればたちまち魅惑的な魔法の芳香が漂う扇子。 例の如くごくごく薄い魔物の羽を刃のように研ぎ澄まし作った暗器にもなっている。 なお、この芳香は微かな花の匂いで材料である魔物の羽から漂うもの。相手の嗅覚を誤魔化す媒体にもなる。 「魔除けの鈴」 常連の骨董品店でお手伝いをしている少女から貰った霊力が込められた鈴のお守り。桜の花の飾りがついている。 太刀の鞘にストラップ代わりに括りつけている。 持ち主を災厄から守る魔除けの効果があり、相手の聴覚を誤魔化す為の媒体にもなる。 他にもあれこれ持ち歩いているらしい。 25 その他 余談 1 サキラの同業者の私立探偵さん。見た目のイメージは「葛葉ライドウ」みたいな感じの冴えないヘタレにーちゃん。 2 名前の由来はスペイン語で「白鳥」。鵠戸の「鵠」は白鳥の古語から。 正体に似た名前を持つ剣の一つ、武勲詩「白鳥の騎士」に登場するエリアスの剣と「静音」に近い語源から命名。 名前が女性っぽい、小柄で色白というのは当初は女性の予定だったため。 3 どうみても胡散臭さバリバリ。すげー胡散臭さバリバリ。 4 当初の設定から瞳の色を灰色に変更。なおメガネを外すと元の緋色に戻るもよう。 5 正体があれなので、ほわーんとしたヘタレ兄ちゃんに。スパロボUXの主人公「アニエス(アーニー)」の影響もちらほら。 6 ちゃんとしたデータを作ってみた。結果胡散臭さ+白々しさ50%増しくらいに。 登録タグ 人外 仕事人 刀 居合い 幻 幻術使い 探偵 日本かぶれ 眼鏡 表の顔
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登録日:2014/10/13 Mon 11 32 37 更新日:2023/01/22 Sun 22 09 42NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 DM DM-19 アーク・セラフィム デュエマ デュエル・マスターズ ベリーレア マナブースト 不死鳥編 何故かヒューマノイドサポート 自然文明 自然文明のクリーチャー 霊騎スピリット・サティーク 人は山。人は海。人は土地。 概要 霊騎スピリット・サティークとは、デュエル・マスターズのクリーチャーである。 DM-19「不死鳥編(スペクタクル・ノヴァ) 第1弾」にて収録。レアリティはベリーレア。 アーク・セラフィムと何故かヒューマノイドをサポートするクリーチャー。 スペック 霊騎スピリット・サティーク VR 自然文明 (5) クリーチャー:アーク・セラフィム 4000 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、ヒューマノイドとアーク・セラフィムをすべて、自分の墓地からマナゾーンに置いてもよい。 cip能力で墓地にあるヒューマノイドとアーク・セラフィムを全てマナゾーンに置くことができる。 墓地にあるクリーチャーが多ければ多いほど、効果が増大していく。 指定されている種族の中で基本的に有効活用されるのはアーク・セラフィムの方だろう。 《霊騎サンダール》と組んでアーク・セラフィムデッキの墓地回収として使われることが多い。 一方ヒューマノイドとは基本的に組み合わされることは少ない。 このカードの他にシナジーを形成するカードがあるわけでもなく、それぞれの種族が得意とする戦法も違っているため、噛みあわせが悪い場合がほとんど。 文明色だけで見れば火/自然(+光)と友好色で組み合わせられるが、わざわざヒューマノイドで3色以上を混ぜ合わせる必要性はないだろう。 一応、ヒューマノイド爆がドラゴン・サーガで登場したりと、ヒューマノイド自体はプッシュされてはいるが、以前ビートダウンが得意な種族なだけにコントロール寄りのアーク・セラフィムとは組み合わない。 やはりスピリット・サティークで有名な戦法は《カラフル・ダンス》とのコンボだろう。 マナゾーンのヒューマノイドかアーク・セラフィムを5枚墓地に置く。 そして新しく溜まった5マナでこのクリーチャーを召喚すると、うまく決まればそのターンで一気にマナが10枚に増える計算になる。 5ターン目に10マナも溜まるというビッグマナも驚愕するマナブ―ストが可能となれば、フィニッシャーはいかようにもできる。 アーク・セラフィムを進化元にするフェニックスを出すのも良いし、インビンシブル呪文を唱えたり、ゼニスを召喚するのも悪くないだろう。 だが、残念ながら現在はカラフル・ダンスは殿堂入りしているので、このコンボの発動はやや厳しいか。 呪文サーチなどでサポートしてやれば狙えなくはないコンボである。 墓地肥やしの選択肢は他にも数多くあり、今後も新出されると予想されるので様々な組み合わせを見つけてみよう。 《蛇手の親分ゴエモンキー!》との相性もよい。 大量マナブーストの後で出せばマナゾーンから一気にアーク・セラフィムを展開する戦法もよし。 《超神星ビッグバン・アナスタシス》の進化元を一気に用意も出来る。 ゴエモンキーはアーク・セラフィムではないが、ドリームメイトなのでアナスタシスの進化元になれる。 以上のように爆発力とコンボ性を秘めたクリーチャー。 今後もアーク・セラフィムデッキのマナブーストクリーチャーとして活躍していくだろう。 組み合わせたいカード カラフル・ダンス UC 自然文明 (4) 呪文 自分の山札の上から5枚を、マナゾーンに置く。その後、自分のマナゾーンのカードを5枚、墓地に置く。 ※殿堂入り DM-27で登場した自然の呪文。 マナゾーンのカードの入れ替えと、山札圧縮、墓地肥やしを同時に行える。 スピリット・サティークとのコンボによる大量マナブーストは有名だろう。 だが現在では殿堂入りしているので、以前ほどコンボを決めにくくなってしまっている。 霊騎サンダール R 自然文明 (6) クリーチャー:アーク・セラフィム 4000 自分のクリーチャーをバトルゾーンに出した時、アーク・セラフィムまたはワイルド・ベジーズを1体、自分のマナゾーンから手札に戻してもよい。 アーク・セラフィムまたはワイルド・ベジーズをマナから回収できるクリーチャー。 スピリット・サティークのマナブースト後、マナからアーク・セラフィムを回収する戦法はよく使われる。 回収したアーク・セラフィムが軽いクリーチャーならば、回収した直後に出すことも可能。 蛇手の親分ゴエモンキー! R 自然文明 (4) クリーチャー:ドリームメイト 4000 W・ソウル このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのターン、自分のマナゾーンからクリーチャーを召喚してもよい。 cipで自分のマナゾーンからクリーチャーを召喚できるようにするドリームメイト。 スピリット・サティークのマナブースト後にコイツを出せば、クリーチャーの大量展開が可能に。 ゴエモンキーはアーク・セラフィムではなくドリームメイトだが、フェニックスの進化元にはなれる。 超神星ビッグバン・アナスタシス SR 自然文明 (8) 進化クリーチャー:フェニックス 13000 進化GV-自分のアーク・セラフィム、ドリームメイト、グレートメカオーのいずれか3体を重ねた上に置く。 ブロッカー このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から5枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中からクリーチャーを好きな数、コストを支払わずに召喚してもよい。その後、それ以外のカードを墓地に置く。 T・ブレイカー DM-23で登場した自然の進化GVフェニックス。 cipで山札の上から最大で5体のクリーチャーをコスト踏み倒しで召喚することができる。 スピリット・サティークでマナブーストを行えば、早めにアナスタシスを降臨させられる。 cip発動後のスピリット・サティークを進化元に出来る点もよろしい。 そっくりさんのクリーチャー 緑神龍ドルルガン・ムラサメ VR 自然文明 (6) クリーチャー:アース・ドラゴン/サムライ 6000 W・ブレイカー このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、サムライをすべて、自分の墓地からマナゾーンに置く。 DM-29で登場したアース・ドラゴン/サムライ。 cipで墓地のサムライを全てマナゾーンに置く。 スピリット・サティークのサムライ版ともいえるクリーチャー。 コストはスピリット・サティークより重いが、地味にW・ブレイカーを持ち打点がある。 聖域の戦虎 ベルセルク P 自然文明 (9) クリーチャー:アウトレイジMAX 12000 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、好きな枚数のカードを自分の墓地からマナゾーンに置く。 T・ブレイカー 聖域に私がいるのではない。私がいる場所が聖域なのだ。 DMD-13で登場した自然のアウトレイジMAX。 cipで《再誕の聖地》を超える豪快なマナブーストができる。 墓地からマナブーストするクリーチャーは数あれど、このカードは総本山と言える。 下手をすると20マナ近いマナブーストをも行える恐ろしいクリーチャー。 余談であるが、こいつのフレーバーテキスト、どこかで見たような気が……。 偽りの王 カンタービレ P 闇/自然文明 (9) クリーチャー:キング・コマンド・ドラゴン/アンノウン 9000 マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、ドラゴンをすべて、自分の墓地からマナゾーンに置く。 自分のターン中、ドラゴンを1体、自分のマナゾーンから召喚してもよい。 W・ブレイカー DMD-07で登場した闇/自然のキング・コマンド・ドラゴン/アンノウン。 スピリット・サティークのドラゴン版ともいえる能力で、cipで墓地にあるドラゴンを全てマナゾーンへ置く能力と、マナからドラゴンを召喚することができる自己完結した能力を持つ。 謎 スピリット・サティークには謎がある。 ずばり『ヒューマノイドをサポートできる』という能力である。 アーク・セラフィムとヒューマノイドが同じデッキに共存することはまずないということは前述したとおり。 またヒューマノイドとアーク・セラフィムの両種族を進化元にするフェニックスも存在しない。 それにもかかわらずこのカードだけ、なぜヒューマノイドをサポートするのか……? まずアーク・セラフィムをサポートする種族はセイント・ヘッド。 他に旧種族であるワイルド・ベジーズとガーディアンとは共存関係にあることは背景ストーリ上ですでに語られていることである。 しかしアーク・セラフィムとヒューマノイドの接点はどこにも見つからない。 同パックには、敵対種族であるグレートメカオーをサポートするグランド・デビルの《封魔ニューロ・マルヴァス》というクリーチャーも存在する。 こちらはフレーバーテキストを読めば、何故グレートメカオーをサポートする能力を持つのかがある程度推測はできる。 そして、グレートメカオーとグランド・デビルは《超神星マーキュリー・ギガブリザード》の進化元として両者が使える。 一応、スピリット・サティークもフレーバーテキストを見ればヒューマノイドと何らかの関係性を持っていることは読める。 とは言え、何故よりによってヒューマノイドだったのか……? このクリーチャーの意図は未だにはっきりしない。 誤字は修正。脱字は修正。間違いは追記・修正。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
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ファンタシースターZERO part60-136~140,147~154,161~171,312~217,329~336,338 136 :ゲーム好き名無しさん:2012/02/20(月) 06 39 12.35 ID DlR/6pYu0 リクエストにないので需要はわかりませんが、Wikiにもないので DS「ファンタシースターZERO」を投下します。 ----- かつてこの星では3つの種族が共存し栄光を築いていた。 人々は更なる繁栄のため『神』を作ったが、やがて神と人々の間に亀裂が入り、戦争が始まった。 種族同士の絆は分かたれ、星は汚染された。 大空白を経た今、人々はたくましく生きていた。 ヒューマンとキャスト、2つの種族が。 ----- ◆用語説明 ・ハンターズ エネミー退治から探し物まで、人助けをしてまわる何でも屋。 ギルドに認定された者だけがハンターズになれる。 ・ヒューマン 生命力と創造性に溢れる種族。 ・ニューマン 今は地上にいない『失われた種族』 ヒューマンに似ているが耳が長い、フォトンの制御に長けているなどの特徴がある。 ・キャスト 機械でできた種族。 無印などで言うところのアンドロイド。 大空白以来眠っていたようだが、最近目覚めるキャストが増えている。 137 :ファンタシースターZERO:2012/02/20(月) 06 45 35.23 ID DlR/6pYu0 名前欄入れ忘れました。スミマセン。 主人公はキャラメイク式で種族と職業、あといくつかの項目が決められます。 種族によって展開が多少異なります。 今回のはキャスト編。 また、選択肢によってキャラの好感度が変わりますがその辺は気分でw ----- 雪山で目を覚ます主人公。 「聞こえる? ねぇ、聞こえる!?」 少女が心配そうな顔で呼び掛けているのがカメラに映る。 なかなか身体が動かない……だが、何とか「聞こえる」と返した。 驚く女の子。だが安心したのかすぐに笑顔になった。 「ボクはサリサ。君は?」 名乗る主人公。「いい名前だね」と笑うサリサ。 周囲を見渡すと墜落した乗り物(いわゆる降下ポッド)があるがそれには一切触れず、 寒いからシティに行こうというサリサに従い一旦下山。 「ヒューマンは野蛮だから気を付けて」 「サリサもヒューマンじゃないの?」 「あ、うん……そうなんだけどね」 138 :ファンタシースターZERO:2012/02/20(月) 06 47 10.25 ID DlR/6pYu0 活気に溢れるダイロンシティに対し驚くばかりのサリサ。 一方主人公は何だかぼうっとしている。 空白期以前から眠る機械のヒトであるキャストは、最近あちこちで目覚めているが、記憶が曖昧になることも多いという。 そしてまた他人事のようにヒューマンを悪く言うサリサ。 とにかく、記憶の手掛かりを探すなら雪山に戻った方がいいかもしれない。 テレポーターがあるらしい建物に行き雪山に行きたいと言うと、二人は『ハンターズ』と間違えられる。 何でも、雪山に救援に行くために応援を頼んでいたらしい。 ヒューマンは苦手だが事件とあっては見過ごせない。 間違えられたのをいいことに、救援のついでに記憶の手掛かりを探すことにした二人だった。 139 :ファンタシースターZERO:2012/02/20(月) 06 49 44.95 ID DlR/6pYu0 【記憶の雪どけ】 クエストを受け雪山についた二人。 主人公が目覚めた場所とは違うようだが、それも探すとしよう。 名前以外の記憶がないはずの主人公だが、襲い来るエネミーたちを難なく倒していく。 身体が覚えている、という奴だろうか。 それに感心するサリサだったが、自分はやっぱり落ちこぼれなのかな、とも呟いた。 月が綺麗な湖畔。 遥か遠くで流れ星のような光が空に向かって伸びている。 記憶喪失の主人公と遠くから来たらしいサリサにはそれが何だかわからなかったが。 夜明けが近付く頃、突如誰かの悲鳴が響く。 急いでそちらに向かうと、巨大なエネミーの群れに人が襲われていた。 自分がオトリになるという主人公。 だがサリサは一緒に戦う、一緒なら大丈夫だという。 それはサリサ自身を励ましているようだったが、とにかく群れと戦うことにする。 140 :ファンタシースターZERO:2012/02/20(月) 06 51 41.67 ID DlR/6pYu0 何とか群れを撃退した二人。 だが助けを呼んでいたヒューマンは手遅れだった。 二人が聞いた悲鳴は断末魔の悲鳴だったのだろう。 このままだと可哀想だからと、粗末ではあるが墓を作り弔ってあげた。 あたりはいつの間にか朝になっていた。 主人公がいた場所もわからない。 これからどうしようか? ふと月を見ると光の柱は朝の日差しにも負けず輝いていた。 あれを目指そう、と決めた所で巨大な銃剣を握った男がやってきた。 男の名はカイ。どうやら彼が本来の『ハンターズ』らしい。 偽称してきたのがバレたくないのか、道に迷ったことにするサリサ。 確かに迷っていたのは間違いじゃないが。 するとカイは自分が送っていくと言い出す。 エネミーを倒し仲間を弔ってくれた礼をしなければ、と。 了承したがサリサは不信感をあらわにしている。 「油断しちゃダメだよ、だってヒューマンは……」 「そんな風には見えなかった」 「……うん。ボクもそう思う。だけど教わってきたことと全然違うから……ごめん、もう少し考えさせて」 147 :ゲーム好き名無しさん:2012/02/21(火) 10 26 05.32 ID /Z03Na1c0 ファンタシースターZERO、続き投下します。 なお、地の文には選択肢やキャラの会話以外にもだいぶ私の主観が入っています。 台詞も正確にはメモれていません。ご了承ください。 148 :ファンタシースターZERO:2012/02/21(火) 10 26 44.30 ID /Z03Na1c0 ダイロンシティに戻りクエストの報告をすると成功報酬のメセタが貰えた。 お金なんていらないと言うサリサだが、罪悪感があるなら外に出た後パーッと使っちまえというカイの言葉に渋々頷く。 パーッと使うかは主人公に任せ、カイの案内で改めてシティを見てまわる。 やはり活気に溢れ、人々はみな温かい。 「そういや何でここらに来たんだ?」 「え、えと、世界を見て回りたかったから……かな? 変だよね、こういうの」 明らかに今考えた言い訳だが、カイはそういうのは誰にでもある、と笑った。 そして彼はサリサが周囲(主人公除く)を警戒し敵意を飛ばしていたのを見抜いていたようだった。 それ以上の探りは入れて来なかったが、世の中そんな悪い奴ばかりじゃないぜ、と言われてサリサは確かに頷いた。 シティに来たはいいがこの先どうすればいいのかわからない二人に対し、カイは話を切り出した。 二人をハンターズに推薦したい、と。 エネミーを倒す腕前、助け合いの精神。 ハンターズに、そしてシティで暮らす人々にとって必要なものを二人は持っていた。 このシティでは市長がハンターズギルドの代表も務めており、カイの紹介で話だけでも聞いてみることに。 市長に経緯を説明すると笑顔で礼を言い、その場でハンターズへの登録を済ませてくれた。 そして二つのことを尋ねる。シティの感想と、遺跡を壊してまわるヒトの噂。 前者はともかく後者に心当たりはない。 遺跡は古の技術が詰まった、人々の生命線だ。そんなものを壊す気が知れない、と話しあうカイと市長。 押し黙ってしまったサリサを気遣うと、多分違うはず、と何かを気にしているようだった。 サリサの不安はさておき、登録が済んだのでクエストカウンターに行くと、また遺跡というキーワードが出てきた。 オゼット湿地帯の遺跡に向かった調査隊が行方不明になったらしい。 それを聞いたら黙ってはいられない。主人公はサリサとカイと共に救援に向かうことにした。 149 :ファンタシースターZERO:2012/02/21(火) 10 27 28.16 ID /Z03Na1c0 【仲間の力】 オゼットでは雨が降り注ぎ、張り巡らされた足場の一部が腐り落ちそうになっていた。 汚染が強かった土地(と言うよりも汚染が少ない場所の方が少なく、そこにシティが出来た)だが、自然が息を吹き返してきたのか草木が前より元気になっているらしい。 ここからも空に伸びる光が見える。カイによると『天の柱』と呼ばれるものらしいが、それ以上のことは誰も知らないのだという。 エネミーを蹴散らしながら進むと、助けを求める声がした。 三兄弟で調査隊をやっているようで、兄はまだ奥にいる。 急がなきゃと言いつつどこか嬉しそうなサリサ。 物語の登場人物になったみたいだと頬を赤らめる――まあ14歳だから仕方ないね。 やたらと本で読んだ知識をひけらかしてみたり自分のことを「ボク」と言ったりする、そういうお年頃だ。 そんな話をしているうちに雨は止み空には虹がかかっていた。 奥へ進むが人影はない。そのかわりに何かを引きずったような痕跡が残っていた。 巨大な水棲エネミーだろう、と気を引き締める三人。 そしてまたどこかで聞いたような叫びが。さっきの調査隊にそっくり(使い回し)で一目で兄弟だとわかる。 話を聞くと一番上の兄は弟たちのために最奥でオトリになっているという。 急いで駆けつけると、長兄に水中から触手が襲いかかろうとしていた。咄嗟にかばう主人公。 調査隊の三兄弟は無事に助けたが、この巨大なタコ型エネミー・オクトディアポを倒さなければめでたしとはいかない。 150 :ファンタシースターZERO:2012/02/21(火) 10 28 07.79 ID /Z03Na1c0 悪戦苦闘の末オクトディアポを倒す。 サリサはフォースの中でもテクニックが上手い部類に入るらしい。 喜び合っている所に明らかにシティの人間とは違う雰囲気の青年が現れた。 「これが三種族が結束した力、か。おとぎ話とばかり思っていたがそうバカにしたものでもないようだな」 「レーヴェ隊長!? どうしてこんなところに?」 どうやらサリサの知り合いで、ここに来たのは任務のためだという。 「逆に問うぞ。お前こそ何故ヒューマンやキャストを連れ立ってこんなところにいるのだ?」 最初の頃のサリサと同じくまるで自分がヒューマンではないかのような口ぶり。 ヒューマンが遺跡の技術を手に入れるのをその手で排除するのが彼の任務だという。もっとも、オクトディアポは彼の差金ではないようだが。 ヒューマンが栄えればこの星は再び滅亡の道を歩む、ならば我々の手で管理すべきだと主張するレーヴェ。 サリサは小さく、だがしっかりと言い返した。 「ヒューマンはそこまで愚かではありません。過去にあやまちがあったとしてもそれを繰り返すとは思えない」 「随分とヒューマンに肩入れするな。オトモダチにでもなったのか」 「そうです。この二人はボクの友人であり、仲間でもあります。任務のためにはまずヒューマンのことをもっと知る必要があると判断したんです」 レーヴェは一人くらいはそういうのがいてもいいか、と瑣末なことは気にしない様子で立ち去った。任務を忘れぬように、と釘を差したが。 押し黙るサリサ。 「シティに帰ろう」 と主人公が声を掛けると随分と驚いた様子だった。問い詰められると思っていたのだろう。 カイも「嫌なことは忘れて帰ろうぜ!」と笑顔で同調する。 「言いたくないならそれ以上は踏み込まないさ。誰にだって言いたくないことはある。お前はオレたちのことを仲間だって言ってくれたじゃないか。話したくなったら話せばいい」 カイの言葉に頷く主人公。 サリサもありがとう、と言って笑顔になった。 「いつかは全てを話すと思うけど、今は時間をちょうだい」 151 :ファンタシースターZERO:2012/02/21(火) 10 28 37.45 ID /Z03Na1c0 ※余談 クエストカウンターからはストーリーとなるメインクエストの他にサブクエストやクエストを受けずにフィールドに行くことができます。 湿地帯のクエストにはオクトディアポの再出現の調査・額の後退が気になる市長のためにエネミーの粘液の採取を行なう、というものがあります。 そのどちらもサリサの同行が条件になっています。 また、主人公がニューマンだと湿地がスタート地点になり、やはりサリサが出てきます。 どうやらスタッフはサリサとタコの組み合わせに執着があるようですね。 164 :ファンタシースターZERO:2012/02/25(土) 02 01 42.65 ID KJAe13U+0 続き投下します。規制引っかかったら支援お願いします・ ----- シティに戻って市長に報告。レーヴェのことはサリサが話す気になるまで黙っておこう。 「皆優しいよね……市長さんも仲間だって言ってくれたし」 「そりゃあまあ、世の中助け合いだろ? むしろサリサの方が変わってるぜ。ヒトを見たら泥棒と思えとか教わったのか?」 「……うん。ヒトの中にも色々なヒトがいるから気を許しちゃダメって、そう学んだの」 「ちょいとばかり寂しい話だな。他人を信じないで生きていけるような世の中じゃないってのによ」 「そうだね。悲しい教えだと思うよ。でもボクはそれが間違ってるってわかったから、よかった」 辛気臭くなってしまったので話をやめて外に。 すると怪しげなおっさんが主人公に物凄い勢いで近寄ってくる。 知り合い? 覚えていないだけかもしれないけれど、それも何だか違うようだ。 彼はニコラ。遺跡から発掘されたもので商売をしているようだ。 「君、実はもう200年くらい生きてるとか、そんなことはないかな?」 シティに住む老人のキャストが言っていた。 『大空白』――約200年前に何かが起こり、ニューマンは消え、キャストは眠りにつき、ヒューマンの人口も著しく減ってしまった、記録にも残らない歴史。 目覚めたキャストも記憶がなく、いまやニューマンは姿形がわからないどころか存在すら疑問視されている。 主人公は眠りについていたキャストだから、200年前は普通に生活していたかもしれないが全然覚えていない。 話が見えてこない。カイが痺れを切らすとニコラは語る。 最近見つかった遺跡に、大空白前の映像投影装置が残っており、主人公そっくりのキャストがそこに映っていたのだという。 それは不思議だ。興味を示すと、ニコラは『オギ』の所に行ってほしいという。 ニコラの友人であり遺跡に行った時に同行していたキャストのハンターズだが、渓谷のエネミーを討伐中に行方不明になったという。 そういえば市長も優秀なハンターズが行方不明になったと言っていた。 これは渓谷に行かなければならないだろう。 165 :ファンタシースターZERO:2012/02/25(土) 02 02 16.13 ID KJAe13U+0 【機械じかけの仲間】 グラーシア渓谷は湿地とは打って変わってカラッとした場所だった。 エネミーを倒しながら渓谷を進むがなかなか見つからない。 腕は立つようだから死んではいないはずだが、と話していると何かの声が聞こえた、気がした。 「そこのヒューマン! おい、こっちだ!」 声の方向を見ると生首、もといキャストの頭が落ちていた。 「きゃあ! な、なにこれ!」 「そう驚くこともないだろう。キャストのヘッドパーツが落ちているだけじゃないか」 どうやら声の正体はこの頭らしい。そして彼がオギだ。 ボディが壊れて立ち往生していたらしいが、こんな状況でも冷静というか飄々としているというか。 サリサが腰を抜かしているが、キャストにとって体は飾りであり、あったほうが便利には違いないがなくても死ぬわけではないとやはり冷静に語る。 ヒューマンなら死ぬんだよ、とカイが呆れながらツッコミを入れた。 「お前たちヒューマンにとってもハートこそが一番大事なものなんだろう? それがキャストにとっては頭なだけだ。そこのキャスト、お前ならばワタシの言ってることを理解してくれると思うが……」 「か、飾りなの!? ねえ、体ってただの飾りなの!?」 視線が集まっている。何か言わなければ……というところでオギが話題を変えた。自分で振ったくせに。 主人公の名を問い、ニコラと同様200年前のことを聞く。 大空白の前に何があったのかを記す映像投影装置。閉ざされた記憶に興味があるのは皆同じだ。 オギが案内を引き受けるが、その前にやらなければならないことがある。 オギを助けたことで主人公たちの依頼は達成されたが、オギが受けていた依頼の巨大エネミーを倒さなければならない。 動けないオギの頭をカイが抱え、奥に進むことに。 166 :ファンタシースターZERO:2012/02/25(土) 02 02 48.00 ID KJAe13U+0 そして気になることがある。オギの不意を突きボディを壊したのは、エネミーではなくヒトだという。 だがオギにはヒューマンの外見の違いには頓着がなく、不意を突かれたこともあり特徴を挙げることは出来なさそうだ。 「たとえば、凄い雷のテクニックを使う、とかは?」 サリサには心当たりがあるようで、オギもそれに頷く。 その人物は湿地で出会ったレーヴェだろうが、それ以上の詮索はせず、渓谷の奥地に進む。 潜んでいたのは巨大なドラゴンだった。力も相応だろうと他人事のように分析するオギ。 「今のワタシには手も足も出ないだろうな」 「小洒落たこと言ってんじゃねえよ! ったく、色々な意味で重い依頼だな!」 「上手い言い回しをしたのかもしれんが……な」 「……カイ、つまらない」 漫才をしている間にドラゴンは準備万端。 強烈な炎を避けつつ、何とか倒すことに成功した。 そして戦いの中でオギは確信した。 映像にあった何者かと戦う勇猛なキャスト、その戦いぶりは同型の別人ではなく主人公そのものだと。 サリサもレーヴェのことを切り出す。彼は『地上のヒト』が過去の遺産を手に入れるのを防ぐために遺跡を破壊してまわっているのだという。 映像投影装置が狙われるのも時間の問題だ。 「隊長は強い、でもこれはボクが何とかしなきゃいけない問題だと思う」 主人公はこれは皆の問題だ、とそれを否定する。 もうサリサ一人の問題じゃない。仲間はいつも、いっしょなんだから。 167 :ファンタシースターZERO:2012/02/25(土) 02 03 36.25 ID KJAe13U+0 シティに戻り市長に報告する。 オギのボディをどうするかだが、これから行く遺跡ならパーツもあるだろうということ。 シティにとってもオギの戦力や遺跡の調査は重要という訳で正式な依頼としてクエストカウンターに登録される。 勿論行くのは主人公、サリサ、カイ、そしてオギだ。 【過去との出会い】 廃棄都市パル。『大空白』以前の文明で栄えていた都市だが、今はすっかり風化して植物とエネミーに覆われている。 エネミーもそれに適応したのか爆弾を吐くカエルやアイテムボックスに住み着いたヤドカリといった顔ぶれに、主を失ったガードマシーナリーが混ざっている。 サリサは興味津々だがカイはあまり過去に興味がないようだ。飽くまでサリサと主人公の保護者であるというつもりらしい。 『ハンターズ心得』――地球に生きるものはみな兄弟であり家族である。 自分のためでなく他人のために何かをやるってのも面白いものだ、とカイは語る。 目覚めて1年のオギはそこまでは思えていないようだが、まずは体がないことには始まらない。 半分くらいまで来たところで、キャストの骨格やパーツが沢山転がっているのを見かける。 殆どはエネミーに荒らされていたが、ほぼ完全な状態のボディがあった。 もしかしたら眠りについているだけかもしれない、と土などをどける――だが駄目だった。頭部が完全に失われている。このキャストは死んだのだ。 オギがそのボディを使えないか試す。サリサには抵抗があるようだが、体は服のようなものだとケロリとしたオギ。 カイはどちらにも理解を示すが、ヒトの役に立てた方がこのキャストも浮かばれるだろうと言うと、サリサも納得した。 168 :ファンタシースターZERO:2012/02/25(土) 02 04 09.55 ID KJAe13U+0 接続するとオギが尋常でないうめき声をあげた。大丈夫か!? 「いや、なに、拙者は大丈夫でござるよ」 明らかに大丈夫じゃない! キャストはボディにサブのメモリーがあるのだが、その不適合により言語回路にエラーが出たらしい。 それ以外は問題ないし体も動く。 「安心めされい。この口調も、しばしの間の話でござる」 「……この体のキャストはこういう話し方だったのかな?」 「そのようでござるな。かすかに残るメモリーから判断するに、当時からかなりの変わり者として見られていたようでござる」 「当時のヒトたちが皆そういう話し方ってわけじゃなかったのね?」 「勿論でござる」 「……なんか、すっごく良かったって思うわ」 なにはともあれ、ボディを手に入れたオギもハンターズとして復帰、仲間に加わる。 さあ、進もう――――「あいやまたれぃ!」 オギがボディのメモリーから面白いデータを見つけたらしい。 地図だ。割と広い地域を示したもののようで、解析に時間はかかるが新しい遺跡の手がかりになりそうだ。 とりあえず映像投影装置を見て、帰ったらまた考えよう。 遺跡が見付かったならまた4人で。焦る必要はない。 169 :ファンタシースターZERO:2012/02/25(土) 02 04 56.37 ID KJAe13U+0 ところで、フィールドにはハンターズの足跡とでも言うべき『メッセージパック』がある。 戦闘の基本やエネミーの生態など、後に続くハンターズのためのものが多いが、中には単なる呟きもある。 雪山や湿地、渓谷でも見かけたとあるパーティーの旅の思い出をここでも見かける。 『毎日が楽しいな』『あのバカを誰か止めてくれ』『バカだけどちょっと羨ましい』そんな和気藹々とした旅路だったが、最近皆の咳が止まらないらしい。 気になるがこれは過去のこと、このパーティーが無事であったことを祈るしかない。 映像投影装置まで辿り着いた。ここにはエネミーもいない。 オギが装置を起動させると、確かに主人公そっくりのキャストが戦う姿が映っていた。 敵はキャスト――いや、自分の意思のない『ロボット』のようだ。 ござる口調が出るエラーも修正し、他の映像も出ないか探る。 そこに雷のテクニックが襲いかかる。 現れたのは勿論レーヴェ。サリサを今度こそはと問い詰める。 サリサたちはヒューマンは地上を荒廃させた下等生物であると『大いなる母』に教えられてきたらしい。 ヒューマン同士、そしてキャストと支え合う姿を見てサリサは考えなおした、だが何が地球を変えてしまったのかという問いには答えられない。 そして『母』が間違っていると言うこともできない。ただ誤解があっただけなのだと言うが、言葉は通じない。 無論彼にとって下等生物であるところのヒューマンや、それと手を取り合うキャストの言うことなど聞くはずもない。 レーヴェが2機のホバー戦車型機動兵器を呼び出した。 D・メビウスとD・ケイオス。ドリルと堅牢な装甲を持つ強敵だが、力を合わせて撃退に成功した。 「なるほど……ヒューマンとキャスト、そしてニューマン。三種族が集まった時の力は計り知れぬモノがあるようだ」 だが貴様らは無残にも朽ちるだろう、と捨て台詞を残して去るレーヴェ。 攻撃と戦闘の影響で装置は完全に沈黙してしまったようだ。 そしてここまで来ては隠し事もしていられない。 サリサはヒューマンじゃない。『失われた種族』であるはずのニューマンだ。そして、レーヴェも。 170 :ファンタシースターZERO:2012/02/25(土) 02 05 40.18 ID KJAe13U+0 ダイロンシティに戻り詳しいことを聞こうとすると、空から何かが聞こえ、そして見えた。 機械で出来た兵器らしきエネミーがシティに次々と降下してきたのだ。 ダイロンシティだけではない。近隣のアローマシティを含め、各地のシティが同時に攻撃を受けているという。 幸い、各シティにはハンターズがいる。2日間の攻防の末防衛に成功したようだ。 そこでサリサから三人と市長に話があった。 全てを話すことを決心したのだ。 ニューマンは『今は地上にはいない』だが大空白で月に逃れ、そこで世代を重ねてきた。 今になって地球にやってきた理由――それは命令、いや、お告げを受けたからだ。 ニューマンたちには『母』や『マザー』と呼ばれる絶対的な指導者がいる。 ただ、マザーは姿を見せず声のみを届け、一般市民にわかる姿は似姿のレリーフしかない。 声も親衛隊であるレーヴェのようなエリートにしか直接は届かないのだという。 それはまるで神のようだ。 月の神『マザートリニティ』の命令は『ヒューマンの監視』と『ヒューマンが過去の遺品を手に入れるのを妨害すること』 マザートリニティは地上が荒れ果てたのはヒューマンの罪によるものだとニューマンに教えている。 ヒューマンはニューマンを月に追いやり、キャストを眠りにつかせた挙句、地上を荒廃させ、自らも一度は滅びかけたような愚かな種族だ、と。 その教育はかなり徹底しているらしい。実際、最初の頃のサリサもキャストである主人公以外には心を開かなかったものね。 そして今の攻撃。あれは月製の兵器だ。普段は防衛用に使っているようだが、レーヴェの報告によりそれが地上に向けられたのだろう。 ――――マザートリニティと交渉出来ないだろうか? 友好条約とはいかなくても一時停戦くらいは出来るかも知れない。 しかし月に行く手段がない。通信網もあるはずがない。無線が使えないからとサリサも通信機は持たされていない。 レーヴェのメビウス&ケイオスならヒトを乗せて行き来が出来るが、それ以外に帰還の方法はないという。 市長が「こんなこともあろうかと!」と言って何もないというKYな発言をしつつ、作戦会議。 月に行く手段―――― 「月に行く巨大テレポーターとか?」 主人公がひらめく。カイは茶化すがサリサはそこから「地球と月は光の門を通じて行き来していた」というおとぎ話を思い出す。 そしてそれはきっと――――『空の柱』だ。 オギのサブメモリーの地図にも『空の柱』という単語が記されているらしい。 その道を辿り、『空の柱』を目指すとしよう。 313 :ファンタシースターZERO:2012/03/18(日) 01 00 37.90 ID rCzLNhhD0 【遠き旅路】 洞窟遺跡マカラ。かつて『光の門への道』と呼ばれた場所。 輝く水晶の洞窟には、暗所にもかかわらず花が溢れている。 道すがらカイはかつて天の柱を目指したハンターズの話を始める。 サリサと主人公は目を輝かせる。 カイはつまらない話だと言ったが、ここで期待しなかったらウソだろう。特にお話好きのサリサにとっては。 ――――あるシティに、今のサリサと同じくらい若いハンターズがいた。 大人顔負けの、才能に溢れるハンターズだった。 「だもんで、自分が何でも出来るだなんて恥ずかしい勘違いをしちまったのさ。まだまだ子供だってのにな」 世界の謎を解くのだと言って、同じような若者を集めて天の柱へと旅立った。 最初は順調だった。エネミーに遅れを取ることもない。 しかし若者たちはひとり、またひとりと倒れていった。 ヒトの手が入らない未開の地は空気が汚染されている――後悔した時にはシティへの帰り方もわからなくなっていた。 とうとう一人だけになってしまい、自分がどれだけ愚かだったのか、どれだけ仲間を苦しめてしまったのかを後悔しながら、遠くに見える天の柱だけを目印に進んだ―――― 「……って話」 「そ、それでどうなったの!? その子は辿り着けたの? それとも……?」 「そいつは死ななかった。汚染への強い耐性があったんだろう。歩いて、歩いて、歩き続けて……」 「…………」 赤くなったサリサが夢中で話を聞いている。 「歩いてたら、見たことのないシティが偶然見つかってな。で、そこに居座ることにしたのさ」 世界の謎は諦め、先輩たちの指導はちゃんと聞いて、のんびりと。 サリサの落胆は物凄かった。 でもこれは実際にあった話、サリサが好きな物語やおとぎ話とは違うのだ。 「案外その辺を歩いている奴がそいつだったりしてな」 とカイが締めくくると、サリサもそれはそれで納得したようだ。 オギが何かを言いたがっているが、世の中言わないことがいいこともあるものだ。 そしてあのパーティーの足跡をここでも見つける。 でもこれが最後だと嫌でもわかる。 「皆いなくなっちゃったけど、あたしはアンタといっしょで楽しかった……よ…………」 『後悔はない』と題されたそのメッセージパックを横目に、主人公たちは進んだ。 水晶に囲まれた大広間には見たこともないような巨大テレポーターがあった。 だが、そこは水晶を主食とするエネミーの巣になっていた。 倒しても倒してもキリがない。離れた所にある起動装置にカイが向かうが、エネミーに取り囲まれてしまった。 「これだけのエネミーを引き連れてそっちに戻るわけにはいかん……俺たちが為すべきことを考えたら判断は1つだ。オギ、お前はわかってくれるよな?」 そして、主人公も。 テレポーターの光がその輝きを増す向こうで、カイがエネミーの海に呑まれていく。 泣き叫ぶサリサを羽交い締めにして、3人は光に包まれた。 314 :ファンタシースターZERO:2012/03/18(日) 01 01 24.42 ID rCzLNhhD0 目を覚ますと、星空と白い荒地が見えた。 大きな青い星が地平線の向こうに浮かんでいる。 あれが地球。ヒューマンやキャストが暮らし、ニューマンが憧れ続けた星。 そして3人がさっきまでいた場所。テレポーターはやはり月に続いていた。 「カイにも見せてやりたかったな……」 「そうだ! カイ! 早く助けに行かないと……!」 そうしたいけれど、それは出来ない。 こうしている間にも月からの降下部隊はシティに攻撃を仕掛けている。 カイは3人のために足止めになることを選んだ。その意思を無駄には出来ない。 「託されたものを投げ捨てて、一体お前は何をするつもりだ!」 オギの厳しい言葉が続く。そしてサリサは反論出来ない。 カイのしてくれた昔話のことをオギは切りだす。 あれはカイ自身のことだ。無茶をして仲間を犠牲にしてしまった、かつての若いハンターズ。 だからこそ彼は一歩引いた所でサリサや主人公たちを見守っていたのだ。自分と同じ轍を踏まないように。 「これは無論ワタシの推測に過ぎない。だが、キャストであるワタシにもわかったことなのだ。キャストよりもヒューマンに近い、ニューマンのお前にならもっとよくわかるのではないか?」 「……ねえ、オギが言ってることは本当なの? カイは……?」 主人公にすがりつくがその手をオギが止める。 汚れ役を引き受けてくれているのだろう。 「カイは悲しんで欲しくてあんなことをしたのではない。本当にカイを大切に思うならば、進まなければ」 そしてサリサも決意するが、そこに足音がやってきた。 銃を構える沢山のニューマン。 一見どれもレーヴェに見えるが、微妙に異なっている――だが、中央にいるのは本物だ。 「ん? 確か男のヒューマンがもう1人いたはずだが? ここに来るまでにくたばったか?」 「……ッ! カイは死んでなんかいない!」 「ほう、つまり死を確認することも出来ない状況だったと。エネミーの巣になっていたからあの道は放置したが、オトリにするとはな。それとも見捨ててきたのか?」 「見捨ててなんかいない! カイが……それを望んだから……!」 「だが、そのヒューマンが死んだという事実には違いあるまい……いや、別にお前のせいではないな。ヒューマンのようなクズにはお似合いの死に方だ。つまりは、ただの必然」 気に病む事はない、と言いながら言葉責めを続けるレーヴェ。 これには流石にオギも黙ってはいられない。仲間を貶されて黙っているほど気が長い訳ではないのだ。 だがそれすらも機械人形ごとき、と切り捨てる。レーヴェが見下しているのはヒューマンだけではなかったようだ。 「厄介な状況だな。逃げ道はなく、敵は大勢。どうする?」 決まっている。 「戦う」 「そうね、ここで降参したらカイに怒られちゃう」 「付き合うぞ、2人とも。地球のヒトの力、見せてくれよう」 固まっていればやられる。散開して、生き残ったものがマザートリニティに向かう。 作戦とすら呼べないものだったが、オギの指令に対して2人は頷いた。 「撃て!」 だが、銃声は響かなかった。 代わりに爆発音が響き、煙幕が張られた。 混乱のさなか、誰かの声が導いている。 生き残れるならこの際何でもいい。導きに従うと、暗い研究室に辿り着いた。 315 :ファンタシースターZERO:2012/03/18(日) 01 01 49.38 ID rCzLNhhD0 会議中の女性がこちらを向いて微笑んだ。 彼女の名前はアナ。レジスタンスのリーダーだという。 マザーの私兵軍団ともいうべきニューマンの中で、隠れて活動をしていたらしい。 サリサもレジスタンスの存在は知らなかった。 何でそんなニューマンがいるのだろう? 助けられた礼は言うが、当然その疑問は生まれてくる。 アナはどこから説明しようかしら、と半分面白がっているような様子だ。 「ニューマンはヒューマンを元に作られた種族である、ってことは知ってる?」 サリサは驚く。下等生物と教えられてきたヒューマンと先祖が同じなんて、笑い話にもならない。 「調べてみたところによると、ヒューマンの遺伝子を改造して作られたのがニューマン、という話よ」 遺伝子は少なくとも今のこの世界では聞きなれない単語らしい。 アナにとっても本による聞きかじりの知識のようだが、マザーの教育よりは確かだと彼女は考えている。 むしろ全てがマザーの言われるがままの状況に、どうして誰も文句を言わないのかのほうが不気味で不思議だ、と。 「……ま、そんなことを考えるあたしが他のニューマンと違ってひねくれてただけなんだろうけどね」 ヒューマンの血が色濃く出たせいなのかもしれないと語った。 確かに彼女は外見も他のニューマンとは異なっている。 たとえば褐色の肌。たとえば――――― 「……ちょっと、オギ、どこ見てるの?」 「胸だ」 しばかれた。 ※なお、ニューマン編でも触れられないので蛇足ではありますが、主人公で作れるニューマン♀もかなり『外見的特徴』があられています。 ハニュエールのぴったりボディスーツを注視するの禁止! 「見るのではなく、具体的な数値にしてその明らかなる差を表現すべきだっ……」 しばかれた。 316 :ファンタシースターZERO:2012/03/18(日) 01 02 39.01 ID rCzLNhhD0 笑顔で進行を促すサリサに引き気味のアナだが、話を進めた。 疑問を持ったアナはマザーの教育を受けずに月を調べて回った。 収容所送りモノだが、監視の目すら届かないような所に彼女は入り込み、そして日記を見付けた。 マザーは人目につくような資料は隠蔽したようだが、日記にまでは及ばなかったようだ。 200年前に起きた戦争、それは力に溺れたヒューマンではなく、マザー自身が引き起こしたものだと日記には書かれていた。 それについては予想がついていたが、何故戦争が起き、マザーとは何者なのかについてがわからない。 日記は破損が大きく原因についてはわからないが、マザーの正体は生体コンピュータだ(キャストとは少し違う) これについてはアナの推測ではあるが、ヒューマンやニューマンに200年を生きるのは無理だし、機械の軍団を自在に操れるのはコンピュータくらいだ。 そして、戦争の推移。 突然の戦争でヒトもちぐはぐだった最初はマザーの優勢だったが、やがて三種族が力を合わせたことによって、マザーを月へと追い詰めた。 追いつめられたマザーはいくつも禁断の手を使った。 病原菌によるバイオ攻撃。身体の丈夫なヒューマンはともかく、生命力の低いニューマンはそれで地上で暮らせなくなった。 バイオ兵器が通用しないキャストに対しては、フォトンノイズ。いわゆるミノフスキー的な粒子で、侵食された機械は機能を停止してしまう。 月の都市は無事だったが、地球からの援軍が望めない状況でマザーの機械の軍団を相手にしては勝ち目がなく、滅ぼされてしまった。 そしてマザーは追撃を加えた。フォトンイレイザーという巨大なレーザーで地上を焼き払ったのだ。 マザーも地上に降りることは出来なくなったが、この戦争はマザーの勝利で終わった。 その日記が嘘である可能性もあるが、整合性があるし、隠蔽された資料を見付けてみれば日記と大差なかった。本物と見ていいだろう。 ただ、その後何故滅んだはずのニューマンが月で暮らしているのか、ヒューマンが地上に出てキャストが目覚めたのか、説明できないことは数えきれないほどある。 でもあらゆる出来事の中心には常にマザートリニティがいた。絶対に何かある――故に彼女はレジスタンスを組織したのだ。 アナの話はそこまでだ。 そして、これからのこと。 フォトンイレイザーを使われたら今度こそ地球は終わりだ。 そのエネルギー供給源を叩けば、発射は止められる。 だが、その場所がわからない――そこで必要なのが、オギだ。 大空白前月にいたキャストのほぼ完全な形での亡骸(つまり首だけがない)を見付けた。 フォトンノイズも月では散布していない。マザー自身も影響を受けるから。 アナの無線による誘導でそのボディの在り処に行くことにした。 330 :ファンタシースターZERO:2012/03/18(日) 22 46 48.63 ID rCzLNhhD0 【明かされる真実】 アルカプラント。ヒトや原生生物の姿はなく、ガードマシーナリーのみが徘徊する基地。 ベースメントを抜けると、廃棄物置き場に辿り着いた。 ゴミの山にキャストの遺体が放置されていることに憤りを感じる3人。 通信でアナに聞いた所によると、これは全て200年前にマザートリニティに敗れたキャストだという。 使えそうなボディのあては既にある。 「ぬおおおおおおおっ!!」と叫び声を上げながらボディ交換をするオギ(合体アニメは必見!) この前の「ござる」の時とは随分様子が違うが、オギにピッタリのボディだったため嬉しくてつい派手に動いてしまったらしい。 ボディの持ち主はマザーへの敗北を悟った時、サブメモリーに全ての記録を移していたらしい。 やがて誰かがボディとその記録を生かしてくれることを祈って。 情報量が多すぎて整理しきれないが、フォトンイレイザーへのエネルギー供給炉の場所はすぐにわかった。 この基地の最奥だ。恐らくこのキャストたちもそれを潰しに向かっていたのだろう。 フォトン供給炉はかつてはヒトの発展のために使われていた施設だが、それを兵器として使われるとは何とも皮肉だ。 「とにかく壊しちゃおう、こんな施設」 「ホッホッホ、それは止めていやだきましょうか、地上の皆さん」 そこにマザートリニティの声が響く。月の女王が自ら出向くとは、と思ったがどうやら声だけらしい。 「ポンコツキャストが2匹と役立たずのニューマン……そんなモノの相手にこの私がわざわざ出向くなんてありえないでしょう?」 代わりにマザーはレーヴェを差し向けた。 だが、今は彼を説得する材料がある。オギのボディの記録だ。 それに彼も気付いているはずだ。地上のどこにもあれだけの汚染を引き起こせるようなものはない。 3人とマザーの言葉の間で揺れるレーヴェ。だが、彼を説き伏せることは出来なかった。 彼は再びD・ケイオスとD・メビウスを呼び出した。 その手は通用しない、と思いきや2機は合体しヒト型の巨大ロボット・ヒューミリアスになった! 2種類のビームと大剣を使う強敵だが、撃退に成功した。 マザーはレーヴェを役立たずとして切り捨てた。戦闘前は可愛いレーヴェ、と言っていたのに。 そして、この供給炉も。マザーは200年の間にもう1つの供給炉を作り上げていたのだ。 3人が動いたせいでレジスタンスのアジトも知られてしまった――完全に利用された形だ。 その功績に免じて短い人生を自由に生きることくらいは許してあげましょう、とマザーの声は途切れた。 放心状態のレーヴェに声をかける。今すぐ仲間になるのは無理でも、同じ道を歩むことは出来ないか? ヒューマンもニューマンもキャストも敵味方も関係ない。同じ、ヒトなんだから。 だがレーヴェは確かめねばならんことがある、と去ってしまった。 とにかく一度アナの元へ戻らねば。 331 :ファンタシースターZERO:2012/03/18(日) 22 47 33.49 ID rCzLNhhD0 アジトはまだ無事だった。至急オギのボディの記憶を伝える。200年前に何が起こったのか。 マザートリニティはヒトがその叡智を集め地球の環境を管理・保護するために作られた生体コンピュータ。 マザーは突如狂い、暴走を始めた。その結果がマザーとヒトの戦争、そしてマザーが勝利した結果の『大空白』だ。 「勝てるのかな? そんな相手に……」 「ヘッ! だからなんだってんだ! 過去は過去、今は今、だろ?」 聞き覚えのある声。これは……! 「諦めるにしても、やることやってからだ。まだ何も終わっちゃいない、だろ?」 カイだ! 紛れも無く、あのカイだ。 曰く、一度は死んでしまったはずだが昔の仲間たちに追い返されたらしい。 月に来てみると騒動の中心に雰囲気が変わったレーヴェがいて、アジトの場所を教えられたのだとか。 そしてもう1つのフォトン供給炉の場所と防衛機械の配置図の入ったメモリーを渡された。 アナたちレジスタンスはフォトン供給炉へ、そして主人公たち4人はマザートリニティの所へ。 これが最後の戦いだ。 332 :ファンタシースターZERO:2012/03/18(日) 22 48 54.36 ID rCzLNhhD0 【最後の戦い】 暗黒神殿。マザートリニティの居所であり、防衛しているのは原生生物でもマシンでもなく、得体のしれない、暗黒生物と呼ぶべきモノだ。 アナとの通信は繋がりにくく、しかもかなりヤバそうな状況だ。 でも、彼女たちを信じなければ。 ここのメッセージパックにはかつてのマザーらしき存在の定期報告が残されている。 環境改善のための提案はだいたいが理由をつけて却下されていたらしい。 最後の報告は 「案件六六六、却下。案件却下。進言、却下。申告、却下。全て却下。全て全てスベテ……」 と狂っていく様子だった。 そしてマザートリニティの所にたどり着く。 相変わらずの上から目線で質問に答える。 何故人類に牙を向いたか。 それは地上の環境の改善のためで、人類は最初からどうでも良かったのだ。 サリサたち月のニューマンは100年前にマザートリニティが過去のデータを元に作りなおした存在、その子孫だ。 一度全て真っ更にしてその後ヒューマンやキャストも作り出す、それがマザートリニティが出した答えだった。 でもニューマンにいくら教育を施しても結局無駄だった。ヒトとはかくも愚かなものか。 4人に天罰の光、フォトンイレイザーが襲いかかる。 出力は最小、それでも既に4人はボロボロだ。 身体が動かない……しかしそれでも主人公は無言で立ち上がった。 「200年前もそうでした。実に不愉快です。たった一人のキャストが人類をまとめあげて私に歯向かってきましたね」 手を焼いたが結局それでも結果は変わらなかった、と笑うマザーを睨みつけると、その笑いが止まった。 見間違えるはずもない。200年前の人類側のリーダー、それは記憶を失う前の主人公だったのだ。 許せない、と繰り返す。時を越えて歯向かう主人公が、そして、人類が。 最早手加減など不要。最大出力のフォトンイレイザーで主人公を焼き払ってくれる――しかし、その収束が止まった。 アナとの通信が復帰する。エネルギー源の停止に成功したのだ。 アナたちニューマンだけでは敵わなかった、しかしダイロンたち地上からの援軍が到着したのだ。 ヒューマンが、キャストが――――いや、仲間が。 レーヴェが全てを話し、彼らを月まで送り届けたのだ。 あとは主人公たちの仕事だ。 ここまでやられて立ち上がらない訳にはいかないだろう。 そこに仲間がいるから。平和を乱す奴がいるから。大切なものを守るため。笑顔を取り戻すため。 これが、マザートリニティがゴミクズと呼んだヒトの力だ。 333 :ファンタシースターZERO:2012/03/18(日) 22 49 22.49 ID rCzLNhhD0 しかし崩れたマザーから影が、闇が広がる。 闇の名はダークファルス。混沌と滅びの化身。 マザートリニティという依代を失ったダークファルスは次の依代として主人公を選んだ。 「ふざけないで! ふざけないでよ! 何が依代よ! 何が混沌よ! ボクたちの住むこの世界、これ以上あなたの好きになんてさせやしない!」 主人公は主人公だ。仲間たちと一緒に生きるんだ。 「必ず皆で生き抜いて、そして、皆で笑って帰るの! 伝えたい事も言いたいこともあるんだから……ジャマを、するなぁっ!」 これが、正真正銘の最終決戦。 死闘の末、ダークファルスの実体が消えて行く。 この空間も危ないようだ。早く逃げなければ。 しかしカイが倒れてしまった。だいぶ無理をしていたらしい。 弱音を吐くカイを殴りつける。仲間を見捨てるハンターズなんていない――少なくとも、主人公やサリサの師匠はそんな教えはしてこなかった。 今度ばかりはオギもカイを助け起こす。今度こそ、4人で帰るんだ。 皆が迎えてくれた。 レーヴェに下った裁定はアナの補佐をして未来の為に働くこと。 マザートリニティは倒れたが、エネミーに汚染、月のニューマンたち、問題は山積みだ。 だが、ヒューマンとニューマン、キャストたちが手を取り合っていくのだ。未来は明るいだろう。 物語はやっぱりハッピーエンドじゃなくっちゃ――いや。 「新しい物語の始まりだ」 やらなければならないことも、やりたいことも、いっぱいある。 だから。 「行こう!」 334 :ファンタシースターZERO:2012/03/18(日) 22 50 14.54 ID rCzLNhhD0 ファンタシースターZERO、これにて本編EDです。 ED後はサリサ、カイ、オギに加えレーヴェが仲間になりサブシナリオや100F中断セーブ無しのマジキチ塔、それぞれの高難易度に挑むことになります。 以下は補足です。 【主人公の種族による展開の違い】 最初の渓谷・湿地・雪山の順番が代わり、また、ヒューマン編のみ【最後の戦い】での仲間がカイではなくレーヴェになります。 設定としては ヒューマン編:主人公はカイの弟子の見習いハンターズ。卒業試験で渓谷に向かった所、サリサと遭遇する。200年前のリーダーは主人公の先祖。 ニューマン編:主人公はサリサと同様レーヴェの部下の降下部隊、なのだが降下の際記憶喪失になってしまった。マザーがニューマンを再生する際、200年前のリーダーもうっかり再生してしまったというお話。 【EDについて】 選択肢によるキャラの好感度で上記ED後の個別EDが変わります。 全員の好感度が一定以下だった場合のシティの皆とのエンディングの他、サリサ・カイ・オギ、あと難しいですがレーヴェのEDもあります(ヒューマン編以外でも可能) また、サリサとカイは主人公の性別によって台詞が変わります。 サリサEDで主人公が男だった場合かなりハッキリと好意を告げられます。女だった場合は友達だと釘を刺されますがw カイEDで女主人公だった場合は一応レディ扱いをされ「お前といると退屈しないぜ」くらいの甘さです。 オギやレーヴェに甘さはありませんw 【シリーズごとの繋がり】 マザートリニティの存在・攻撃は各作品のオマージュ。 アイテムや武器の名前、DFとラッピーは最早お約束。 ラッピー以外のレアモンスターとしてウリボーのような『ブーマオリジン』が登場しますが、PSOには獣人型の『ブーマ』が登場します(多くの場合最初に遭遇する敵) また、PSOに登場するパイオニア船団の母星は『コーラル』ですが、クリア後のサブシナリオでPSZの地球がかつては『コーラル』月が『アルカ』と呼ばれていたことが明らかになります。 あとはご想像にお任せ、といった所でしょうか。 335 :PSZ:2012/03/18(日) 22 51 58.90 ID rCzLNhhD0 これにて投下を終了いたします。 気になった所があれば補足いれますのでお気軽にどうぞ。 336 :ゲーム好き名無しさん:2012/03/19(月) 21 33 02.69 ID o+KuQVsZ0 PSZの人乙です! ニューマン編主人公はアナ率いるレジスタンスの一員じゃなかったっけ? 「アルカプラントのキャストの遺体から情報を引き出すために適当なキャストを連れてくる」 という任務を引き受け降下部隊に潜入した、だったような 338 :ゲーム好き名無しさん:2012/03/20(火) 02 22 58.80 ID TqNYx5yL0 335 ダークファルスは何時から、どうやってマザートリニティに寄生したの? 話を見る限り、マザーを造る際に製造者達が何も知らずにダークファルスの 細胞を使ってしまったみたいだが。
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藻蔵 よく遊ぶシステム クトゥルフ神話TRPG エモクロアTRPG 主に活動している時間帯 平日 :19~24 土祝 :朝昼晩 日 :昼のみ 各キャラクターシート ※年齢指定シナリオの記載について 未成年ユーザさんへの配慮でシナリオ名は記載していません。 聞きたい方は直接藻蔵に聞いてください。 システム名 キャラクター名 URL 職業 周回卓 備考 CoC6 アーティスト ザック ザック 犯罪者 孤独な鯨は何を願うのか CoC6 鴉山焔斑 あずま ほむら 消防士 Life Gose On?????? ロスト CoC6 甘糟虎徹 あまかす こてつ 大学生 18歳のクロノスタシス 半引退 CoC6 天霧レン あまぎり れん 納棺師(大学生) 餞-はなむけ- CoC6 アル・マジャッラ・グセイノフ アル ディレッタント 豪華客船と怪盗団まばゆいあさ不可逆的存在の証明愚かな君でも愛おしい花束で殴る 半引退 CoC6 五百雀ゆきね いおじゃくゆきね 大学生 紅い桜は春に舞う 不定持ち CoC6 市川白猿 いちかわ はくえん 大学生 - - CoC6 鵜飼大紀 うかいたいき 大学生(バンドマン) 灼熱さえあればいい星の神話エンドロール - CoC6 魚返藍海 おかえりあいみ 経理 トリプルハート CoC6 小山内雲雀 おさないひばり バーテンダー 彼方からの君に捧ぐ 半引退後遺症有り CoC6 蛙家央太郎 かえるやおうたろう 生物学者 夢電車死にたがり電車 CoC6 鎹蝶海 かすがい ちょうな 自衛隊 - CoC6 草苅大樹 くさかりたいき 山岳救助隊員 fiarless 不定恐怖症あり CoC6 百足弘泰 くだしこうたい 消防士 渇望のオペラ 不定 CoC6 クリシュナ くりしゅな システムエンジニア Calling 不定 CoC6 黒川犬千代 くろかわいぬちよ 彫刻家 絶世美人火卸の儀薔薇の館人魚姫の物語カタシロ CoC6 黒川獅子緒 くろかわ ししお アニマルセラピスト 時の制約奇妙な動物園 CoC6 牛頭千畝 ごずちうね 警察官 トブ老人知らない老人 CoC6 牛頭日向 ごずひゅうが 警察官 水底から呼ぶものくれない伝説殺人事件※年齢指定シナリオ南海の孤島とローズマリー CoC6 酒井腹新兎 さかいはら にいと フリーター - CoC6 山王院忠臣 さんのういんただおみ 海上保安官 人魚の願い湖畔の霧 CoC6 鹿骨巳之 ししぼねみゆき 猟師 もっとたべたい※年齢指定シナリオ CoC6 修善寺入鹿 しゅぜんじ いるか デザイナー キルキルイキル ロスト CoC6 鷹匠凪 たかしょうなぎ 音楽家 52Hzの救難信号 半引退 CoC6 蝶猪花鹿緒 ちょうちょうか かお 警察官 探索者たるものエイブモズ赤椛あなたを殺してください君にラベンダーを白い花の散り際に心臓がちょっと早く動くだけ凍心 CoC6 蝶猪花 鹿之助 ちょうちょうか しかのすけ 書生 帝国少年誘拐事件 ※帝国 CoC6 蜂谷 帝 はちや みかど 犯罪者 ※年齢指定シナリオ 備考 CoC6 鳩ノ谷倫正 はとのや ともただ 僧侶 - CoC6 春川鶯 はるかわうがいす 精神科医 畜生美少女 CoC6 神門千里 みかどせんり エンジニア 全ては救済のために ロスト かか 自由記述欄
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シスターズライトについて 基礎アタック値LV100の数字 基礎クリティカル値LV100の数字 シカケ枠 固有シカケ 1レベルアップの成長 シスターズライトLV75 436 1381 3 S4HIT特大 【撃】シスターズライト 9141310 28684056 3 ? アタック4クリティカル12づつ 【智】シスターズライト 457655 14342127 4 ランダムだめーじ1~5ばい アタック2クリティカル7づつ 【技】シスターズライト 457556 14341632 45 ? アタック1クリティカル2づつ コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 情報提供やシスターズライトについての雑談。
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各種メディアとTRPG 石油王子 こんにちは。なぜだか、原稿を書くことなんて久しぶりの様な気がする石油王子です。1か月前に2本も原稿上げてるんだけどなぁ…。ふと気が付いたらもう中三になっていて、僕も執行部ですよ。びっくり。さて、今回は「各種メディアとTRPG」というタイトルです。少し前の部誌で、今はもうOBとなってしまったまうたさんがナイトウィザードの広報戦略について詳しく書いてましたが、今回は調べる時間が無いため浅く、より広い範囲で、メディアとTRPGのつながりを書いていきたいと思います。 第1章 ソードワールド 皆さんのよ~くご存じのソードワールドです。これは文庫リプレイの最も多く発売されているルールで、グループSNEの代表作として有名です。数ヶ月前に『ソードワールド2.0』が発売されましたが、その話は置いておきましょう。ソードワールドといえば、富士見文庫系列から様々な小説が出版されています。主に…『ダークエルフの口づけ』『ペラペラーズ』シリーズ等が有名かと思われますね。友達に「ソードワールドって『へっぽこーず』のことでしょ?」って言われたこともありますし。あとは、新書サイズで『ソードワールド・サポート』が売っていたり、非公式のサプリメント(麻布学園TRPG研ではそのデータシートが「ブルーシート」と呼ばれ、その便利さ故好評を博した)が出回っていたりします。 第2章 ロードス島戦記 次に、『ロードス島戦記』についてです。もともとは『コンプティーク』という雑誌に連載されたグループSNEのTRPG記事が元となった作品です。これが大好評だったため、グループSNEは独自のシステムを開発しました。その後も『ロードス島戦記』の人気は高まり続け、コンピューターゲームやコミックが作られ、アニメーションや映画まで公開され始め、カードゲームまでが売り出されるようになりました。前章の『ソードワールド』も、この作品から派生したものなのです。『ロードス島戦記』の代表作といえば、角川文庫から出版された『灰色の魔女』等がそれにあたるでしょう。 第3章 デモンパラサイト これもグループSNEの作品です。やはり、富士見文庫から『デモンパラサイト』の小説が数冊、発行されています。また、キネティックノベル(PCゲームだが、ほぼ小説に近いもの)でも『デモンパラサイト 悪魔のような天使の彼女』が発売されていて、『デモンパラサイト』自体の知名度はある程度あるようです。 第4章 ゲヘナ SNEのルールで、世界観は「アラビアン・ダークファンタジー」だそうです。なんでも、地獄っぽいところに落とされたために、地上を目指す人々の物語なのですって。このルールは続編『ゲヘナ~アナスタシス~』が存在し、『ゲヘナ』『ゲヘナ~アナスタシス~』両作品とも関連する小説のシリーズが発売されています。ちなみに、出版社は「ジャイブ」という会社で、なんでもあの玩具メーカー「タカラトミー」の系列の会社だそうです。 第5章 エンゼルギア FEAR(FarEastAmusementResearch)社から発売されているルール。これは、PCゲーム『エンゼルギア』が元ネタとなっているそうです。 第6章 アリアンロッド FEARの菊池たけしがデザインしたルール。『アリアンロッドリプレイ ハートフル』の終了時点で、次期リプレイ3本並列の企画と、小説化の企画が決定しています。まだ発売はされていません。(2008年6月上旬現在) 第7章 風の聖(スティ)痕(グマ)RPG FEARから発売されたルール。そもそもは『風の聖痕』ノベルから派生したTRPGです。小説だけでなく、コミックやゲームにもなっており、少し前にはアニメも放送されていたことは記憶に新しいでしょう。 第8章 異能戦記カオスフレア FEARの製品。TRPG関連の書籍が多いのですが、ノベルも存在します。また、『ゲーマーズ・フィールド』等の雑誌にもある程度広く取り上げられたこともありました。 第9章 ナイトウィザード FEARの菊池たけしのデザイン作品。エンターブレインの戦略が成功し、TRPGのメディアとのつながりの中心を現在進行形で突っ走っているものです。元ネタが『夜が来る!』というゲームでありますが、巧妙な営業戦略により大ヒットし、『ナイトウィザード The Animation』という形でアニメ化までされています。また、『ヴァリアブルウィッチ』というコミックも発売中。まだまだ規模が拡大していきそうな作品ですね。NWのこれからに期待! なんというか、これはこれで意外と書けると思っていたのにこれで打ち止めです(泣)たまにはまともな文章書いてみたいな…。えーと、とりあえず読んで頂いた方はありがとうございました。それではこの辺で失礼します…。 終
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【元ネタ】史実 【CLASS】ランサー 【マスター】 【真名】インノケンティウス8世 【性別】男 【身長・体重】170cm・70kg 【属性】秩序・悪 【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:D 魔力:B 幸運:A+ 宝具:A+ 【クラス別スキル】 対魔力:A A以下の魔術は全てキャンセル。 事実上、現代の魔術師ではランサーに傷をつけられない。 ローマ教皇という立ち位置に加え彼の宝具により最高ランクの魔術に対する守りを所持する。 【保有スキル】 異端審問:A キリスト教以外の宗教の信仰者及び魔術師との戦闘時に相手にマイナス補正をかける。 ランサー自身は異端審問官ではないが、スペイン異端審問や魔女狩りを公認した教皇である。 聖職売買:A++ 聖職や奇跡を金銭・聖遺物などを対価に得る行為。シモニア。 相手から令呪や礼装を受け取ることで他のマスター・サーヴァントに低ランクの奇跡や聖人などのスキルを付与することができる。 洗礼詠唱:D 教会流に形式を変化させた魔術。霊体に対し絶大な効果を及ばす。 ランサーの場合一応使えるくらいのレベル。どれだけ生臭坊主であっても仮にも教皇。 黄金律:A 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。大富豪でもやっていける金ピカぶり。一生金には困らない。 大体のものは汚職で手に入れた。 【宝具】 『魔女に与える鉄槌(マレウス・マレフィカルム)』 ランク:C 種別:対魔術宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:300人 魔女発見の手順とその証明方法、そしてその裁判方法が書かれた魔書。中世における魔女狩りに正当性を与え、多くの無辜の人間を殺す原因の一つとなった忌むべき宝具。ランサーはこの宝具の著者ではないが序文に彼の回勅が書かれており、教皇が魔女の存在とその弾劾の必要性を認めた証左となっている。 この宝具を所持している限りAランクの対魔力がランサーとその同盟者に付与されあらゆる魔術を封殺し、真名解放と共にレンジ内の魔術師に対して拷問器具を召喚し拘束を行う。拷問器具によって拘束をされている間、物理的な拷問は行われないものの、魔女狩りの犠牲者たちの受けた拷問を受け続ける幻影を見せられる。 これによる精神面への被害は大きく、拷問器具からの脱出が出来たとしても魔術の使用の際にトラウマとしてその記憶は残り続けるだろう。 『堕落聖槍・教皇特権(アナスタシス・ロンギヌス)』 ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:30人 オスマン帝国のバヤズィト2世が政敵である弟の幽閉の依頼と引き換えに差し出した、聖墳墓教会(アナスタシス)に存在したとされる「聖槍」 最高の聖遺物の一つであるこの聖愴はローマ教皇の権威の象徴にして、同時にその入手経緯とランサーの悪名からローマ教皇の腐敗の象徴でもある。 この槍をキリスト教信者に対して見せることで、教皇の権威により相手サーヴァントまたはマスターに令呪一画分の支配力を得る。 真名解放における効果はキリスト教信者特攻の一撃。相手の信仰が深ければ深いほど堕落した教皇の放つ聖槍の黒い閃光は威力を増す。 【解説】 第213代ローマ教皇インノケンティウス8世。魔女狩りや異端審問の公認、聖職売買、親族登用、派手な女性関係など典型的な堕落した教皇の象徴とされる男。 とにかく俗人の生臭坊主でありそれを一切隠そうともしない。サーヴァントになっても黄金律でお金を集めつつ女遊びや豪遊をし続ける。願いは受肉。 相手が異端であっても自分に利がある分には一切構わず利用する。相手が同教の聖人であっても自分の害になるなら排除する。彼にとっての宗教とは権力の源以外の何物でもない。宝具である魔女に与える鉄槌は自分の回勅が使われているためお気に入りの本。聖槍は自身の箔付けに貰った程度の扱い。 どちらかというとキャスターに近いサーヴァントだが、魔女狩りの逸話によってキャスタークラスとの相性が悪かったためランサーとなった。ただし槍は基本的にぶっぱ専用。聖槍以外の戦闘能力は皆無。相手が魔術師であれば宝具により拘束は可能だがサーヴァントが近くにいればたやすく破壊されるレベル。後遺症が残る可能性は高いが。 勝ち筋としては何とか呼ばれたサーヴァントにキリスト教徒がいることを願ってそのサーヴァントと同盟を組み聖職売買でサポートして最後に聖槍で殺すくらいしかない。 ぶっちゃけ勝ち抜けるとも思ってないので同盟相手が見つからなければ聖杯戦争が決着するまでひたすら現世をエンジョイするのみ。 ただし、勝ち抜ける目があるのならば生前のように狡猾に外交を行い、口先と権威によって聖杯戦争をかきまわしていく。