約 1,948,807 件
https://w.atwiki.jp/tamaki_king/pages/148.html
#ref error :画像URLまたは、画像ファイル名を指定してください。 #ref error :画像URLまたは、画像ファイル名を指定してください。 #ref error :画像URLまたは、画像ファイル名を指定してください。 ← →
https://w.atwiki.jp/tamaki_king/pages/40.html
*好きだ!!(銀時、好きだ)
https://w.atwiki.jp/tamaki_king/pages/584.html
https://w.atwiki.jp/tamaki_king/pages/496.html
前 次 -
https://w.atwiki.jp/tamaki_king/pages/231.html
「はぁ・・・・・・」 となりでぐっすりと眠る恋人を見て思わずため息が毀れる あれからなんとなく付き合っているものの 有利の態度は以前とまったく変わっておらず 恋人らしいことをあまりしたことがない 唯一あるといえば 誰も居ないところで手を腰に手をまわして肩を並べて歩いたぐらいだ・・・・(それもどうかと思うが) とりあえずいくら気持ちが通じたといえどやはり超鈍感なところは変わらないらしい もう本当になんど無理やりとしてしまおうと行動を起こしたことか・・・・ しかしそこはやはりまたまた鈍感有利の行動であっけなく阻止されるのだ 例えば手をいきなり拘束して服を脱がしかけていたら 「おぅ!!勝負だな!!??これもこっちの世界の競技か?どっちかが先に服を脱がせればいいんだな!?」 といってその場の雰囲気台無し・・・・・ 本当にこの超鈍感さんにはどうしたものか・・・・・ いっそのこと有利の言葉など無視してことに運んでしまうか? その場の雰囲気はいつかもどるだろう ブンブン!! 何を考えている俺!!そんなことをしたら有利に嫌われてしまうじゃないか! あぁーー!どうすばいいんだ!! 事情を話してしまえばいいのか? 『有利、愛しています。だから有利の体を俺に預けてくれますか?』 いや、そんな甘い言葉であの鈍感な有利が気づくか!? きっとまた『預ける?おんぶや抱っこでもしてくれるのか?』 なんてことを言い出すに決まっている・・・・・ じゃ・・・・『愛しています。だから今からピーを貴方のピーにピーしてピ――――』(コンラッドさん壊れてます) はぁ・・・・どうすればいいんだ・・・・・? 気づけば無意識のうちに有利の部屋前まで来てしまっていた 「取り合えずあって見ますか・・・・」 コンコン 大きな扉を叩くと広い廊下に響いた あれ・・・・返事がないな・・・ 思い扉を開き中を覗くとまだ早い時間だというのに すでにベッドの上で眠りこけている有利の姿があった 中に入りベッドの腰掛けると規則正しい寝息の男が聞こえてくる そっと頭をなでてやる コンラートは有利のさらさらな髪の毛のさわり心地が思いのほか好きだったりする 「有利・・・・・」 気づけば唇を重ねていた 唇を離すと目を見開いている有利の姿が・・・・・ 「////な・・・・なぁ・・・・」 「・・・・起きてらしてたんですか!!!////」 「今・・・・起きた・・・・・」 「・・・・」 「・・・・」 「ねぇ」 「あの」 「あ、ごめん、コンラートからいって///」 「いえ、なんでもありませんよ有利どうぞ」 「////うん・・・・あのさ・・・・」 「はい」 「もう一回して・・・・」 「え?」 「あわわわわ/////ごめん!!なんか変なこといって・・・・・その・・・・ちゃんとしたいから・・・・」 「キス・・・・ですか?」 「うん・・・・///いや・・・だったら別に・・・・いいよ・・・・・・」 コンラートは有利の頬をさする 「嫌だなんて・・・・そんな。嬉しいです貴方からこんな言葉が聴けるなんて思ってませんでしたから」 そういい終わるとコンラートは有利の唇にもう一度キスをする さっきとは違い長い深いキスを 「あっ・・・コンラート・・・もう、俺・・・」 「有利・・・・嬉しいです。貴方とつながっていますよ。ほら」 「ひゃ、動いちゃやだっ/////」 「有利、有利愛していますよ。有利は・・・」 「お、俺もっんあぁ」 コンラートはラストスパートを掛けて一気に突き上げる 「んんっあぁふぁぁ・・・・ひゃぁ」 「かわいい。」 そういってコンラートは有利の首に後を残していく 有利は俺のものだと・・・・ 誰にも渡さない・・・・そういうように・・・・ 結局愛だなんて考えるものじゃないんだと思い知らされる 本当にお互いが愛し合っているなら自然と事にも運ぶし・・・・ いずれか相手も意識してくれている だから今もうあせらずに体を重ねてもっと愛を確かめていこうと思うんだ 戻る 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/tamaki_king/pages/151.html
今日は22年2月2日 地球では今日を猫の日とゆう なぜなら2をニャーと読めるらしいから・・・・ で、今俺は大変な状況に立たされている 村田が今日は地球では猫の日なのだとみんなに話したところ ヨザックのいらん言葉が出てきた 「陛下が猫耳メイド服を着たらどうなりますかね・・・きっと似合いそうですよね^^」 「あ~確かに渋谷なら着こなせると思うな」 「陛下が・・・猫耳ゴッフ」 一名鼻血を出して脱落 「あら、似合うんじゃなくて?陛下なら絶対似合いますわよ」 「グレタ有利の猫耳メイド姿見てみたいな~」 で、何故かグリエちゃんに変身したヨザックが猫耳メイド服をもってやってきた 「さ、陛下あちらで着替えましょうか」 「やだーーーー!!!!」 で、5分後部屋の隅についに追い詰められた俺はグリエちゃんにつかまって 別部屋で猫耳メイド服とかっとう中・・・ 「ね・・・これ着なきゃだめ・・・?」 「はい、最愛の娘も見たいといっているんですよ?娘の頼みを断るんですか?」 「う゛・・・・・・」 で、俺は決断した こうなったらさっさと着替えてみんなに見せたらさっさと脱ぐ!! 嫌なことはさっさと終わらせるのが一番!! 「じゃ、俺は向こうを向いているんで着替え終わったら言ってくださいね」 「うん・・・」 俺はメイド服に首を突っ込む しかし、いざとなると気が引けるもんだ・・・・ よっし!!きるぞ!!グレタのためだもんな メイド服を着た俺は最後に耳のついたか注射をつける 目の前にある等身大鏡の中にいる俺は漆黒の髪から耳が生えていて スカートの中からは尻尾が生えていた 「き・・・・着替えたよ・・・・・」 スカートの中がスースーするからスカートの裾を下に引っ張りながらグリエちゃんに向き直る 「・・・・・///そういえば、もうひとつ忘れてました」 「?」 「これもちゃんとはいてくださいね」 手の平に載せられたのはピンク色の布生地 広げてみるとちょっと大き目のリボンがついた パンツ・・・・・ しかもどっからどう見ても女性者だ・・・・ 「え・・・?冗談だよな・・・・・」 「いえ。」 「・・・無理無理無理!!だって・・・・」 「女装をする場合はここまでこだわらなければ」 「無理だってば!!じゃ、ヨザックも女物はいているのかよ」 「もちろん(嘘)着るといっていたのに嘘をつれるんですか?」 「いや・・・そうゆうわけじゃないけど・・・・」 「じゃ、お願いします」 そういい終わるとまた向こうをむくグリエちゃん 「はぁ・・・・しかたないか・・・・」 今はいている紐パンと変わらないじゃないか そう自分に言い聞かせながら紐パンを脱ぎそのパンツをはく 「こ・・・これでいい??」 「ちゃんとはきました?」 「う・・・・うん///」 「それじゃ、いきますか」 俺はグリエちゃんの背中に隠れながらみんなのまつ部屋の前まできた 「おまたせ~~」 そんなグリエ口調で話すグリエちゃんは扉を開ける 「お、渋谷着替えたの?」 「陛下ほら」 手を引かれてみんなの前に出る 一同心の中一心同体「っ・・・・////かわいい・・・・何この子妖精さんですか?」 またもや一名脱落 みんな有利を見て動かない 「・・・・・陛下・・・お似合いよ~」 「渋谷にあってるよ。もうなんとゆうか・・・・この世の天使みたいだよ」 村田言葉にいっせいに首を立てに振る ヴォルフラムが有利に近づいてくる 「・・・・っ////有利・・・・・似合っているぞ」 「そんなこと言われてもうれし・・・っ!!??」 ヴォルフラム閣下に変体君臨 ヴォルフラムは有利と唇を重ねた 「まぁ・・・・」 「有利のヴォルフラム仲良し~」 喜んでいるのはその二名だけだった 有利はファーストキスをヴォルフラムにささげることになってしまった・・・・・ 後日しばらく有利は部屋から出てこなかったとさ 「う゛~~~~」 城中に有利の猫耳メイド服姿写真が出回ったとか・・・・ もちろんこの世界には写真などない・・・・ 出所はもちろん、猊下ww 戻る 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/tamaki_king/pages/427.html
お腹がすいたつなよしの鼻を美味しそうな匂いが刺激する まだメニュー表を見たわけでもないのに口の中を唾液が満たす 店のドアを開けるとカランカランとゆう音がなってそれと同時に 気の良さそうな男の人が一人いらっしゃいませと出迎えてくれた 中はいたって広いわけでもくどこか 家のなかのようでとても落ち着いた雰囲気をかもし出している 中に入ると一生大きくなる鼻への美味しそうな刺激 綱吉は雲雀のてを引いてカウンターへと早くとせかした するとそんな様子の綱吉に気付いたのかクスクスと笑い 「料理は逃げてかないよ」 といった そこで自分の行動を考え直したうち顔を真っ赤にして椅子にちょこんと 座ったとゆうことは言うまででもない カウンターに座った二人に男の人がメニューと水を運んでくる 「どれも美味しそうですね」 「そうだね」 雲雀の顔をみてうかがうと笑顔の雲雀と目線がぶつかり赤面していることを 隠すために視線をそらすが耳まで真っ赤にしてしまった綱吉には隠しようもない 雲雀は好きなの他のみなよといいメニューも見ずに何か注文している 「そういえば、雲雀さんここにはよくこられるんですか?」 「まぁ、ね。でも、最近来てなかったな・・・」 「なんでですか?」 「君の店に行くため・・・かな?」 なんて、雲雀は綱吉の喜ぶ言葉を知っているかのように話す (・・・・反則だよ・・・そんなの///) 思えば今日ずっと朝から赤面してばかりだ 綱吉は気をそらすためにメニューに目を通すとミートパスタを頼んだ しばらくして綱吉よりも先に運ばれてきたのは和風な定食 そして、最後に運ばれてきた湯気を出すミートパスタを受け取ると 早速麺をフォークに絡めて口に放り込む 口に広がる甘いミートの味と麺のあっさりした美味しさ 雲雀の方からは美味しそうなカツや味噌汁の匂い 匂いをかいだいるだけでもお腹がいっぱいになりそうだ 「おいしいかい?」 「はい!とても、すんごく美味しいです」 「そう」 「雲雀さんもおいしいですか?」 「うん。少し食べてみる?」 「え、でも・・・・」 遠慮をしていると雲雀がカツを箸ではさみ綱吉の口元にもってきて 落ちるから早くって咲かすものだから一気にかぶりついたらさくっといい音とともに口の中に 肉のうまみが広げわたった すごく美味しいですというと綱吉もフォークに麺を絡めて雲雀の口元に持っていく 食べおわった雲雀は美味しいねといって笑みを向けてきた それを見ていたおじさんは微笑んで喜んでもらえて何よりですといいながらお皿を拭いていた パスタを全てお腹の中に入れた綱吉はお手洗いに行くと席を立つといきなり腕を引かれて何かと思い 雲雀を振り返るとすぐ近くに顔があって顔が見る見る赤くなっていく そして雲雀は親指で綱吉の口元をぬぐった 親指についたミーとソースをぺろりとなめるともういいよといい手を放す 赤面したままの綱吉は何がなんだか分からないまま頬を抑えてお手洗いへとむかった ドアを閉めて鏡に映る自分の姿を見た いまだに赤いままの顔をぺたぺたと触ってさっきのことを思い出す 恥ずかしい・・・ 触られたこともだけど、何よりこの年にもなって口の周りにソースをつけているとゆう事実が・・・ あんまり長いすると勘違いされそうなのでトイレもそこそこに 席へ戻るともうすでに会計を済ませた雲雀さんが玄関口で待っていた 綱吉はおじさんにありがとうございますと一礼すると雲雀の元へ駆け寄り外へと出た 「あの、お会計いくらでしたか?」 「名に行ってるの、お金なんて要らないよ」 「でも」 「どこに彼女に金出せなんていう非常識な男がいるんだい?ま、もっとも君の場合女じゃないけど」 「そんな悪いですよ・・・」 「僕がいいっていってるんだ。いいんだよ、人の好意は素直に受け取るものだよ」 「それじゃ・・・すみません。お言葉に甘えて・・・」 前 次 戻る -
https://w.atwiki.jp/tamaki_king/pages/345.html
しぶしぶ承諾した有利はコンラートの体に密着するぐらいくっ付いて 彼の服の裾を握っていた 時刻は夜の11時をすでに回っていたために壁にぶら下がる火以外の明かりは無く あたりは暗かった・・・・ 聞こえるのは二人分の足音だけ・・・ そのとき・・・・・ 「ぃ・・・・」 「何かいった?コンラッド・・・」 「いえ、何も・・・」 「ぃ・・・・ぃ・・・・」 「「!!??」」 聞こえてくる男の人の声・・・・ 有利はコンラッドの腰にしがみつく 「コンラッド・・・・・今何か・・・き、聞こえた・・・・」 「ですね・・・・聞こえる方向はやはり、屋上ですね・・・・」 二人は屋上へ続く階段を一段一段上っていく 目の前にある大きな扉の向こうから聞こえてくる言葉がなおはっきりとしてきた 「好き・・・・嫌い・・・・好き・・・・嫌い・・・・」 「有利、あけますよ・・・・」 有利は首を立てに振るだけで何も言わなかった・・・否、いえなかった・・・ ギィィィー・・・・ 大きな扉を開くと 目の前に広がる明るく輝く月と、屋上の置くの方に見える一つの影 少しずつ二人は近づくと少しずつ明らかになる正体・・・ そこにいるのは綺麗な長い髪の毛・・・ コンラートが後ろから声を掛けてみれば、そのお化けは振り向く 「っ・・・・」 有利は息を呑んだ・・・・しかし・・・・ 「へ・・・・陛下・・・・!?」 お化けから発せられた声は聞きなれた声だった よく見てみればそこにいたのはギュンターだった・・・ 「!!!???ギュ、ギュンター!!!!!」 その後お化けの正体であるギュンターに話を聞くと ある日コンラートと有利が体をつなげている所を見てしまい、 有利に密かに恋を寄せていたギュンターは毎晩花を持って 花占いを屋上でやっていたのだとゆう・・・ 「「・・・・・・・・・」」 「分かっていたんだす・・・・二人が付き合っていたことぐらい・・・・でも・・・・ 私は・・・それを目にしてしまい・・・・ぅ・・・ヒック・・・・」 ついになき始めてしまったギュンターに二人は苦笑いをするしかなかった・・・・ 前 戻る -
https://w.atwiki.jp/tamaki_king/pages/614.html
ふわふわと羽に包まれた夢を見た・・・気がする 目が覚めるとあぁ、これのせいかと実感する さっき見た気がする夢はこのふかふかな布団で寝ていたからだ 昨日お風呂をあがってからリボーンに貸してもらった白い肌触りのいいパジャマに頬を擦り付けて、これまたふかふかな枕に顔を埋めた 耳に入ってくるのは他の部屋から聞こえてくるテレビの音 これも凄いんだ 箱の中で人が喋ってるんだ 本当に技術が進歩するとここまで発展するんだって昨日驚いた記憶がある テレビの音がするって事はリボーンは起きているのだろうか そっと地面に足を下ろしてドアを開けると長い廊下に出る 一つの部屋のドアを開ければソファーに見を静めて紙を眺めるリボーンがいた ちょっと驚かせてみよう そっと後ろから近づいた俺はリボーンの目に両手を当てて後ろから誰だとつぶやいてみた いつも雲雀さんにやられているみたいに いつも待ち合わせ場所で待っていると突然視界を奪われて困惑しているとそれを無くすように耳元で優しい雲雀さんの声が「誰だと思う?」って悪戯に聞いてくる 俺はいつもそれに対して雲雀さんしかいないですよと一言返すと 「当たり前だよ、君にこんな事をするやつなんて僕だけで十分だ」 そういって後ろから抱きしめてくれるんだ それが嬉しかった 「あぁ、俺って愛されてるな」っていつも感じる 一人考え事をしているとリボーンの声に現実に引き戻された 「誰だだろうな、俺の知り合いではこんな事するやついなかったはずだが・・・」 そう悪戯っぽくつぶやいたリボーンの口端がにやりとあがった気がした 突然グイット腕を引張られて俺はソファーに上半身を乗り上げてバランスを崩してしまった 「Buona mattina Tunayoshi」 形のいい唇から他国の言葉が発せられる 俺が聞き取れたのは Tunayoshi とゆう俺の名前の部分だけだ 「?」 「おはようってゆう意味だ」 「あぁ、おはようリボーン。ねぇ何見てたの?」 リボーンが手にもっている紙を指差して聞いてみた 沢山の字が並べられている 「これは新聞だ、この世界についてのいろんなことが書かれているんだ。たとえば昨日世界で起きた事故とか、今日の天気予報だとかな」 「へぇ~」 とりあえず凄いものだとゆうことは分かった 「ツナ今日は出かけるぞ」 「出かける?何処へ」 「お前の服を買いに行こう」 「服・・・?えっ、いいよ俺昨日の服あるし」 「あんな服でこの世界を歩いていたら怪しまれる」 リボーンはソファーの背もたれに掛けられていた長い服 コートとゆうらしいものを俺の肩に掛けてくれた 「腕を通せ」 言われたとおり腕を通すとリボーンが一つずつ丁寧にぼたんをはめてくれた そして机の上の黒い帽子を手に取るとそれを頭に深く被った 「さぁ行くかツナ」 「えっ、う、うん?」 腕をそっととられた俺はリボーンの後を追いかけるだけ 外へ出ると不思議な乗り物に乗ることを促がされた 車だそうだ 前 次 戻る -
https://w.atwiki.jp/tamaki_king/pages/649.html
「雲雀さん、好きです!」 「分かったから、僕も好きだよ」 いつも冷たくあしらわれる 俺たちが付き合いだして早3ヶ月 好きだというと、雲雀さんも好きだと返してくれるけれど いつも簡単にあしらわれてしまう 仕事が忙しくて俺だけにかまってられないのは分かってる でも、もうちょっと構ってくれてもいいんじゃないだろうか いつもいつも 勇気を振り絞って言っている俺の勇気を返してほしい 今も俺は好きだと勇気を振り絞って言ったのに俺の方を見ることもなく 書類に書きとめをしながらの生半可な返事 しかもうっとおしそうに『分かったから、僕も好きだよ』 分かったから・・・・、一言多いですよ あれ、なんだか涙が 可笑しいな、なんで涙なんか・・・・ 今まで耐えてきたじゃないか この前なんて俺が何を言っても無視されたじゃないか それと比べるとこんなのどうってことないじゃないか だんだん目に涙が溜まってきて視界がぼやけ始めた (こんなの見られたら余計にウザがられてしまう) 「ごめんなさい、今日はもう帰ります」 俺は雲雀さんと顔を合わせずに応接室を飛び出した 夕日で赤く染まりつつある静かな廊下を一人とぼとぼと歩いていると 頬を一筋涙が流れ落ちてシャツに落ちていった 後ろからコツコツと靴音がした そして雲雀さんの声がした 「綱吉」 「、雲雀さん?」 何故追いかけてきたのだろうか 俺はさっと涙を袖で拭き取ると後ろに振り返った そこにはいつものように肩には学ランを掛けずに手にカバンを持った雲雀さんが数メートル先にいた 「これ、鞄。忘れたら宿題出来なくて赤ん坊に怒られるよ」 「あ、そういえば忘れてた・・・・ありがとうございます」 「うん、じゃぁね」 「はい、さようなら・・・」 またね、いって言ってほしかった じゃぁね、だけじゃなくてまたねって・・・ また、それも無いのか・・・ もう終わっているのだろうか 俺はまだ貴方のことが好きなのに 貴方はもうまた合うことも嫌な位に俺の事を嫌いになってしまったのだろうか 「もう、潮時かな・・・」 前 次 戻る -