約 2,548,247 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/24237.html
登録日:2010/07/26 Mon 18 41 30 更新日:2024/08/26 Mon 23 12 19 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 6部 この世で最も強力な毒ガス そよ風 ウェザー・リポート ウェス・ブルーマリン エンリコ・プッチ オゾン層 カタツムリ ゲリラ雷雨 サブリミナル効果 ジョジョ ジョジョの奇妙な冒険 スカッとしようぜ スタンドDISC スタンド使い ストーンオーシャン チートスタンド ヘビー・ウェザー ヤンキー 二重人格 催眠 双子 受け継がれる魂 名言製造機 囚人 因縁の終焉 大川透 天候操作 天気の子 嬰児交換 局地的豪雨 悲劇の人生 梅原裕一郎 残忍なイケメン 気象兵器 気象操作 虹 記憶喪失 迷惑なスタンド おまえは…自分が「悪」だと気づいていない…もっともドス黒い「悪」だ… ウェザー・リポートとは、『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』に登場する人物。 CV:大川透(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』)(*1) / 梅原裕一郎(TVアニメ版) 【概要】 グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所囚人の一人。エンポリオの部屋の住人。38歳。通称「ウェザー」。スタンド能力は天候を自由に操るウェザー・リポート。 名前の由来はアメリカのジャズバンド、ウェザー・リポートから。 【人物】 毛皮のフードを被った長身の男性。 記憶をプッチ神父によってDISC化されて奪われているため、記憶がない。 そのため口数は少なく、話しかける時も顔を思いっきり近づけてくるため暑苦しい。エンポリオの要請を受けて徐倫に協力する。 記憶がない状態では無口で冷静、人を気遣う一面も見せるが、記憶が戻った状態のウェザーは粗暴な不良っぽい性格になる。 この時の口癖は「スカッとしようぜ」。 この状態ではプッチに対する復讐心があまりに強すぎるため、凶悪なスタンド能力を無意識に発現させている状態となってしまった。 これを危惧したプッチによって記憶を封印されている。 封印の際、プッチは「お前は邪魔な人間だ…思い出の無い人間は死人と同じだ」と独白している。 + 正体 ウェザー?なれなれしいな ウェザー・リポートって名前か……だが嫌いな名前じゃあない…それよりこれから遊びに行かないかアナスイ?スカっとしようぜ兄貴もブッ殺すが…後回しにしてよォオ エンリコ・プッチの双子の弟であり、生後すぐにある母親によって、死んだ我が子と入れ替えられる形となった。 プッチ家としての本名はドメニコ・プッチ、入れ替わった後の家での本名はウェス・ブルーマリン。この時からすでに「ウェザー」という愛称は定着していた。 弟が生きているという事実を彼の母親からの告白によりエンリコは知るが、同時期にウェザーはエンリコの妹であるペルラ・プッチと付き合うことになってしまう。 焦ったエンリコは何でも屋の探偵に二人を別れさせるよう依頼するが、極度の黒人差別主義者であった探偵はウェザーに壮絶なリンチを加えて木に吊るし、ペルラは全てが終わった後に崖から身を投げて自殺するという最悪の結果を招いてしまう。(*2) 少年誌なので直接的に描かれていないが、ペルラは探偵たちにレイプされたと思われる 生き残ったウェザーは探偵を殺害、「ヘビー・ウェザー」を発現させ探偵と同じくリンチに加担した連中を町ごとカタツムリ化させ全ての根源であるエンリコに復讐しようと相見えるが、一瞬のスキを突かれて記憶のDISCを抜かれ、エンリコの監視下に置かれるようになった。 この時、プッチとウェザー…エンリコとウェスは16歳。 多感な時期に上記の地獄を経験した事がそれぞれ『魂に干渉するDISCを操る』スタンドと『気象現象を操り、オゾンに干渉し広域的にサブリミナルを仕掛ける』スタンドという莫大な力を得た要因なのだろうか。 また、記憶を取り戻したウェザー…ウェスが一転して粗暴な振る舞いになったのも当然で、彼からしてみれば最愛の恋人の死因である男から『自分とお前は血縁関係にある』というカミングアウトを告げられた後、一気に39歳となってしまった…要は本来の記憶を取り戻した事で『刑務所で十代後半から三十代の終わりまで刑務所内で収監され、記憶を取り戻した時には四十代弱の肉体でありながら精神年齢が十代の青年になってしまった』ことを一気に理解してしまったということである。 これで精神が一切不安定になってなかったらそちらのほうが逆に心配になるというものだ。 【活躍】 徐倫たちのよき協力者となり、強力なスタンド能力でチームからも頼りにされた。 しかし徐倫らに敗北したヴェルサスがヤケになり記憶のDISCを投げたことで記憶がよみがえり、本来の目的と「ヘビー・ウェザー」を思い出したことで ケープ・カナベラル中の人間をカタツムリに変えて大混乱に陥れる。 自身はアナスイと共にプッチと対峙し、死を覚悟する怒涛の攻撃で彼を死の寸前まで追い詰めたが、「引力」により運命を味方に付けていたプッチに紙一重の差で敗北。 徐倫とエルメェスが駆けつけた時には、彼は胸を突き破られ既に絶命していた。 ウェザーの死を理解できない徐倫に、アナスイは「死んでいたオレを生き返らせてくれたもののためには命を懸けられる」「ウェザーもそうだったんだ」「ウェザーはすでに救われていたんだ」という言葉をかける。 それを示すかのようにウェザーは死の寸前に自身のスタンド能力をDISCにしており、これが最終決戦でプッチを倒すことにつながっている。 もう一度話がしたい あなたとそよ風の中で話がしたい 徐倫のこの台詞と、エルメェスの漢泣きで締めくくられるウェザーの死は、6部屈指の名場面として人気が高い。 【スタンド】 ウェザー・リポート 破壊力-A スピード-B 射程距離-C 持続力-A 精密動作性-E 成長性-A 頭に棘が生えた人型のスタンド。 天候を自由に操る能力を持つ。 範囲は自分の周囲に雲を発生させて雨を降らせることから、実際の天候そのものを操って大雨を降らせたり、竜巻を起こしてヤドクガエルを降らせたりできる。 また、空気の層を作って酸素マスクを作ったり、空気の濃度を変化させて生物を殺害するなど幅広く応用が利く。 ただし飛行機以上の風速を持つ台風(*3)は起こせないなど、気象現象の限界を超える芸当はできない。 しかしそれでも現実にはトラックが横転するくらいの強い風速の台風が起きて甚大な被害が出ていたりする事もあるのでこれでも十分強力だと言える。 また、これは原作では行っていないが悪天候で進めない際には「ねぇ、今から晴れるよ」という感じで晴れさせる事も出来る。 攻撃手段として野球ボールくらいのサイズの雹を降らせたり、大雪を降らせて相手を雪の中へと埋めさせたり、相手に直接落雷を落とす事も可能だと考えればなかなか強力なスタンドであろう。 ただ、難点としては気をつけないと味方や無関係である人間を巻き込みかねない事が大きい。 大きな雹やヤドクガエルを降らせたり猛烈な突風を起こしたりすると味方や無関係である人間も危険な状況へと巻き込み危害が及びかねない可能性もあるので、そうした攻撃を行う際は事前に能力の影響が及ばない建物の中などへ待避してもらったりなど行っておく必要がある。 また気温も変化させられる事も可能なので超低温や超高温にさせるスタンド使い相手にも強い。(*4) 精密動作性はEだが、本体に近ければ近いほどより正確な位置に雨や雷を降らせることができる。 スタンド自体は近距離パワー型で、風圧をパンチに乗せて打ち出し絶大な破壊力を生む。 そして… フン!どうやらヤツが思い出したようだぞ………見ろ………………!! 来たぜッ!……………… 「悪魔の虹」!『ヘビー・ウェザー』だ ヘビー・ウェザー 破壊力-? スピード-? 射程距離-? 持続力-? 精密動作性-? 成長性-? 記憶が戻った事により発現した、「ウェザー・リポート」の真の能力であり、気象を操作する能力を暴走させた状態。 オゾン層の密度を操作し、太陽光線の屈折率を変化させ、天然のサブリミナル効果を持つ「悪魔の虹」を作り出す。(*5) その光を見た者は自分が「カタツムリ」になると思い込むようになり、実際に身体が段々とカタツムリ化していく。 体の一部からカタツムリが出てくることに始まり、胸や背中などに渦巻きができ、目がヤリのように飛び出してくる。 カタツムリになっていくと動きが遅くなり、また身体が異常なほどに柔らかくなり身体機能が著しく低下する。 塩を浴びれば溶け、またマイマイカブリなどは天敵になる。しかし、マイマイカブリは日本固有種であり、アメリカには生息しない筈なのだが。又、翅は退化していて飛べない虫である。 カタツムリ化した者に触れた者もカタツムリになるため、第五部の「グリーン・ディ」同様その射程距離は無限大に広がる。 ただしサブリミナル効果により引き起こされる現象であるため、盲目の相手には効果が無い(一度見てしまうと目を閉じても手遅れ)。 本体であるウェザーに効果は無いが、制御することはできず、ウェザー自身も自分を殺す以外にこの能力を止める手段は無いと思っている。 【名台詞】 小便がしたいのか? 君を救うことはできないが…DISCを守ることはできるだろう…そして君にまだ強い意志が残っているのなら切り抜けられるかもしれない 悪いがオレは君たちを知らない…向こうへ行け…蹴り殺すぞ 気やすく触ってんじゃあねえ!!殺すぞッ! スカっとしようぜ 付いてくる女の子と付いてこない女の子を見分ける方法知ってるか?そこの「木」と比べて頭悪そうと思ったら声をかけろだ オレを殺すんだ 頼むぜアナスイ おまえは…自分が「悪」だと気づいていない…もっともドス黒い「悪」だ… 付いてくるアニヲタと付いてこないアニヲタを見分ける方法知ってるか? 前の「記事」と比べて頭悪そうと思ったら追記・修正しろ。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 6部不人気のせいか、ウェザーの死亡シーンってあまり話題にならんよな -- 名無しさん (2013-11-02 12 37 50) ヘビー・ウェザーの状況がイミフすぎて、読者の認識が理解しようとする方向に向いちゃうんだろうな。 -- 名無しさん (2013-11-05 13 56 47) ヘビー・ウェザーの能力は伊藤潤二氏の「うずまき」のオマージュかな? -- 名無しさん (2014-01-11 17 40 06) ↑3 死亡シーンがとても「静か」なんだよね 他の死亡シーンはドラマチックな派手さがあるけど、ウェザーの場合そよ風の中の一幕みたいな感じ -- 名無しさん (2014-01-12 10 23 03) ASBのCVって大川透さんか。ナレーターもやってたよな。 -- 名無しさん (2014-04-14 23 18 22) ↑あと、カプコン版ジョジョ第三部ゲームのジョセフじじいも大川さんだね。 -- 名無しさん (2014-07-08 16 02 43) アラフォーだったのか。よくよく設定を思い返せば当たり前だったがずっと20代だと思ってた -- 名無しさん (2014-09-07 22 04 04) ヘビー・ウェザーを見た時、有川浩さんの塩の街を思い出した。 -- 名無し (2014-09-23 12 04 08) 記憶取り戻した直後のはっちゃけぶりは何だったんだ・・・ -- 名無しさん (2014-12-07 10 25 21) ヘビーウェザー発現した時は完全に敵になったと思った -- 名無しさん (2014-12-17 09 38 25) 別れさせ屋ってなんだよ探偵だろ馬鹿か -- 名無しさん (2014-12-17 15 04 18) ↑「頭悪そうと思ったら追記・修正しろ」だ。あくしろよ -- 名無しさん (2014-12-17 15 44 45) 天候を操り、接近戦でも最強クラスのわりに戦績は悪い -- 名無しさん (2015-08-08 16 05 09) diskじゃなくてdiscじゃないか?修正しときたいが頭が悪い -- 名無しさん (2016-05-03 18 28 50) 何でカタツムリなんだ -- 名無しさん (2017-02-10 15 56 46) ウェザーは二重人格ではなくて記憶が戻った時のギャップが違いすぎるだけでしょ -- 名無しさん (2017-06-03 12 42 34) ↑2 雨といえばでんでんむしだからじゃね? -- 名無しさん (2017-12-27 09 47 57) とはいえウェザーとペルラの兼に関してはプッチ神父が悪いとは言いきれないんだよなぁ。もし自分が神父の立場だったら同じように二人を別れさせようとするだろうし。 -- 名無しさん (2019-03-27 06 50 20) 虫に詳しい俺から言わせてもらう、マイマイカブリは日本固有種だぜ。アメリカにいる筈ねえよ、荒木先生や担当の方知らんかったんやろか -- 名無しさん (2019-03-27 07 05 45) マイマイカブリが飛んでてもおかしくあるまいて, -- 名無しさん (2019-03-27 08 31 54) ↑幻覚なんだから、と続けるつもりだった -- 名無しさん (2019-03-27 08 32 32) お前本当に39歳? -- 名無しさん (2019-04-18 12 57 55) 子供の頃(リアタイだとバオー来訪者やってた頃)クソガキだった自分は学研漫画でマイマイカブリが日本にしかいないと知って「フランスのエスカルゴの名産地にバラ撒いたらえげつない事になるだろうなあグヘヘへ」という妄想をしていたが、大人になってからジョジョ6部でアメリカに降る展開を見てポカーンとしたものだ。確かにえげつない事にはなったけどさ… -- 名無しさん (2020-01-16 06 41 48) 寡黙なウェザーかっこよかったな……急にパリピになったからてっきり敵になったのかと思った -- 名無しさん (2020-05-09 17 51 19) ↑3 長いこと記憶封印されてたわけだし・・・ -- 名無しさん (2020-09-21 11 55 46) どう見ても双子じゃないし、プッチの方が一見黒人に見えるのになぜリンチされなかたったんだろう -- あ (2020-10-21 12 43 44) アニメで動くウェザー見れて嬉しいー。声は大川さんいて欲しいな。 -- 名無しさん (2021-04-08 01 32 14) カタツムリと思い込む人とマイマイカブリと思い込む人の二種類いる…とか思ってしまったがどうなんだろうね? -- 名無しさん (2021-07-22 14 19 46) エロ漫画脳の俺は何がそんなに悪いのかさっぱりわからないんだプッチ神父。宗派で近親相姦は最大のタブーとかがあるんだろうな。 -- 名無しさん (2022-01-06 16 24 05) 展開次第ではプッチ神父を仕留めた後にラスボスになっていた可能性も? -- 名無しさん (2022-09-09 01 21 35) ヘビー・ウェザーは出来ると思い込む事ですじゃ!なスタンド呪詛の域だからな。カタツムリだらけの世界に自分を滅ぼしてくれ、の願望が昆虫に飛行型マイマイカブリ化を招くのかも -- 名無しさん (2022-11-11 01 01 03) マイマイカブリもスタンドの一部だと思っておけばいい。イナゴかって言わんばかりに湧くし、やたら食欲旺盛だし、飛ぶし、ウェザー死亡と同時にすぐいなくなったみたいだし。 -- 名無しさん (2022-11-20 16 05 42) カタツムリ化する人とマイマイカブリ化する人がいるのかと思ったがどうだろう -- 名無しさん (2023-01-18 20 25 40) 水族館にはどういう名目で収監されてたんだろうね -- 名無しさん (2023-02-19 22 40 10) ↑記憶喪失前はお礼参りしてたっぽいから、そっち方面かな -- 名無しさん (2023-02-19 22 51 42) ヤドクガエルみたくマイマイカブリもセットで日本から運んできてるんでしょう -- 名無しさん (2023-02-26 00 09 48) 二人を別れさせたいなら自分で二人の付き合いに反対するなり妨害するなりすれば良かったのに、結局一番まともな時期でさえ自分の手を汚す事を嫌ったブッチ神父が撒いた種 一番悪いのは雇われた人種差別野郎の探偵だけどな -- 名無しさん (2023-02-26 03 11 39) ↑自分の手を汚すのが嫌だったんじゃなくて妹の心に傷を残したくなかったんだよ -- 名無しさん (2023-03-18 00 29 30) 真っ向から妨害した所で別れる訳ないしなぁ宗教的な事情もあるだろうし神父からすればあれが一番後腐れのない手段だったんだろうそこで責めるのは結果論で言いたい放題する奴と大して変わらないと思うがね -- 名無しさん (2023-03-18 00 35 28) 竜巻に追いかけられたらほとんどのキャラが詰むしヘビー・ウェザー抜きでも異常なまでに強いスタンドだよね。多芸だから展開がワンパターンにならないところは考えられてる -- 名無しさん (2023-03-18 00 48 34) 妹が普通に失恋したら少しは傷つくと思うので無駄な配慮だと思います!なのでプッチが二人に素性を突き付けても仕方ないね -- 名無しさん (2023-05-04 23 36 36) 連載当時はジョルノと同一人物説があったそうだが………それはそれで皮肉 -- 名無しさん (2023-12-25 14 37 22) ウェザーが徐倫に託し、さらに徐倫からエンポリオに手渡されたウェザー・リポートが発現した時に徐倫のポージングしてるの最高にハイな気分になる。 -- 名無しさん (2024-06-27 18 59 37) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/emp3037/pages/745.html
スタンド 生命エネルギーが生み出すパワーある像(ヴィジョン)で、 ジョジョ第3部以降の物語の中心となる超能力。 または、ジョジョABCのスタンドカードの略称。 スタンドカードは、バトルフェイズにカードに記載された 登場コストを支払う事によって指定された使用キャラに付ける事ができる。 付けたスタンドはキャラカードの下に置かれる。 また、スタンドカードは、自分と相手、両方のバトルフェイズに付ける事ができる。 ジョジョABC初期のスタンドカードは「コストを払わなければならない」、 「付けられるキャラが実質限定されている」、 「デッキのスペースを割かなければならない上、手札にも溜まりやすい」 などの要因により、どちらかというと使いづらいものだった。 しかし、第4弾にてJ-334 音石明や、 J-394 そんなチャチなもんじゃあ断じてねえが登場、一気に使いやすくなり、 第8弾現在では「スタンドの付いていないキャラ」を対象とした 除去カードが増えたため、重要な要素の一つとなっている。 原則、原作のスタンドはスタンドカードとして再現されるが、 J-193 力、J-292 死神13、J-424 スーパーフライ、J-713 ミスター・プレジデント、J-718 バーニング・ダウン・ザ・ハウスなどステージカードとして再現されているカードもある。 第7弾にてスタンド能力を再現したイベントカードが登場。 カードゲームで原作を再現する場合にスタンドカードでは不都合がある場合などは ゲームバランスなどを考慮してイベントカードで再現される。 スタンドカードリスト
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/24135.html
登録日:2012/03/29(木) 23 41 36 更新日:2024/09/10 Tue 20 12 28NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 6部 グロリアのぶんだあああーーーッ ジョジョ ジョジョの奇妙な冒険 スタンドDISC スタンド使い ストーンオーシャン スポーツ・マックス ゾンビ ゾンビ化 ディーラー プラント vs. ゾンビ ヤクザ リビングデッド リンプ・ビズキッド 囚人 外道 小山剛志 愛と復讐のキッス 透明 骨 鳥海浩輔 おはようございます神父様 この花一本... いただいてもよろしいでしょうか? 最近急に花が好きになりまして スポーツ・マックスとは『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』に登場する敵スタンド使いである。 CV 鳥海浩輔(アイスオブヘブン)/小山剛志(アニメ版) 表向きは車のディーラーだが裏の顔はヤクザであり、高級車に乗っていたりする事からヤクザの中でもそこそこ位が高いと思われる。 徐倫達が刑務所に入る3年位前にオッサンをリンチにしている所をエルメェスの姉・グロリア・コステロに目撃・通報され、その後証人の彼女を「殺させ」た。その後逮捕されるも裁判で有罪になったのは脱税と傷害のみであり、50以上の犯罪容疑があったにもかかわらずたった5年の懲役で済まされた。 なおアニメ版では彼が手下を使ってグロリアを殺させた事実は明白だったが、刑事の口から「その証拠も消された」という発言が出ており恐らく殺人を命じた手下も始末したと思われる。 余談だが、リンチの際、オッサンに棒きれを、 『犬みたい』ではなく『赤んぼみたい』にくわえさせ、 後頭部を思い切り踏みつけて殺害するシーンは超残虐。 刑務所に入ってからは、礼拝堂に行ったり、旧刑務所時代の墓場を掃除したり、墓に花を供えたり、あるいは一日中工作室に籠って小鳥やらワニやらの剥製を作ったりと、あまりヤクザとは思えないような事をしていた。 そんな彼も、ある日礼拝堂に向かう最中に下水道のパイプにかつて自分が殺したグロリアの写真(裏にキッスのシール)が貼ってあるのを見つけ、剥がしてしまう。 その結果、彼は元に戻ったパイプの中に閉じ込められ、さらにもう一枚のシールでフタをされてしまい、スタンドを使う前に死亡してしまった。 △メニュー 項目変更 なにかいるぞッ! なにかが来るッ!! -アニヲタWiki- バリィィィン 我とともにきたれ… ボン ボン バシャッ ぶつぶつ ぶつぶつ 闇とともに喜びを分かち… バシャアアアッ ……ぶつ バサッ リンプ・ビズキ… バサッ ¶¶¶「なんだいったい!?」 ぶつぶつ ぶつぶつ リンプ・ビズキット 闇の底から甦りし者 闇とともに喜びを 【スタンド『リンプ・ビズキット』】 パラメータ:破壊力-なし/スピード-B/射程距離-B/持続力-A/精密動作性-C/成長性-E 能力は、人間や動物の死体から透明のゾンビを作り出すことができる。 ゾンビになった者は性格が狂暴化。さらに上下などの概念が無くなり、壁や天井をも歩き回る。 この透明ゾンビが傷付くと、そのダメージは死体の方にも反映される。 スポーツ・マックスは死ぬ寸前にこの能力を発動して剥製の鳥やワニをゾンビ化、エルメェスを襲わせた。 剥製を作ったりという行動はこの能力のためのものであった。 F・Fが足を食いちぎられるもなんとか剥製を撃退。だが…… スポーツ・マックスのいたパイプが開いており、彼のものと思われる手形が…… あろうことか自分を透明なゾンビとして甦らせてしまったのだ。 そうとも知らずフラフラとさまようスポーツマックス。 「ノドが……渇いてしょうがねぇぜ……」 そして、ビッチの女に絡もうとするも、スポーツ・マックスは透明である為ビッチには見えてない。 だが、彼がビッチの肩を触ったと同時に男が通りかかった為、偶然やり取りが成立しまう。 その後、勘違いからスポーツ・マックスは男を墓場へ連れて行き、男の体から金を探すが、その時見つけた隠し持ってた麻薬の注射を使った途端、全身から下水が吹き出し、やっと自分がゾンビ化してた事に気付く。 「オレはパイプの中で溺れ死んだんだ……スデにッ!」 ビッチを食い殺した後、遂に追跡していたジョリーン達と対決する。 スポーツ・マックスは、さっき食い殺したビッチや墓場の下のゾンビを操って且つ自らもすでにゾンビという圧倒的に有利な状況で戦い、エルメェスの頭に食らいつくが、エルメェスの自らの体を犠牲にした一発を食らいかける。 だが、スポーツマックスはなんと、自分の頭を取り外すという奇策でこれを回避。 スポーツ・マックスの勝ちか……と思いきや、 スポーツ・マックスが食ったのはシールで増えた頭で、それに気付いてたのか否か、エルメェスの額のシールを剥がしてしまう。 エルメェスのスタンド能力の効果により、分裂したエルメェスの頭が一つに戻る。と同時に、スポーツマックスの飲み込んだ頭部の一部も元に戻り、それにより自分の位置がバレてしまう。 完全にスポーツ・マックスの位置を捉えたエルメェスから強烈な蹴りとパンチを食らった後、更に頭にシールを貼られて増やされてしまう。さっきの頭を取り外す作戦が裏目に出てしまった。 最期はシールを剥がされたと同時にエルメェスのラッシュを食らい、頭が一つに戻った瞬間に衝撃でDiscを放出し消滅した。 生前、彼はホワイトスネイク(プッチ神父)に能力を使ってとある人物の骨から蘇生を依頼される。 プッチ神父が能力を渡したのはその為で、スポーツマックスは徐倫達を倒す刺客ではない。彼が徐倫達を襲撃したのは殺された事による復讐である。 そして、その骨が新たな戦いの引き金になっていく・・・ オレはッ! 追記したかったんじゃあねぇッ!……… 修正したかったんだ!!……… 修正してこの項目をッ直したかったんだッ! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 掃除したり剥製作ったりしてたのはスタンド関係無くやってたのかな -- 名無しさん (2013-10-10 00 57 58) ↑いや、あれは自らの能力を活用するための布石だろう。 -- 名無しさん (2013-10-10 03 16 46) 監獄内で殺しにかかる奴が出てこないとも限らんしな 実際は、出てきた事には出てきたが予想外の手だったわけだが -- 名無しさん (2013-10-10 06 47 04) ッ ¶¶¶「 なんだいったい!? 」 ぶつぶつ ぶつぶつ リンプ・ビズキット 闇の底から甦りし者 闇とともに喜びを 【スタンド『リンプ・ビズキッ ト』】 パラメータ:破壊力-なし/スピー ド-B/射程距離-B/持続力-A/精密 動作性-C/成長性-E 能力は、人間や動物の死体から透明 のゾンビを作り出すことができる。 ゾンビになった者は性格が狂暴化。 さらに上下などの概念が無くなり、 壁や天井をも歩き回る。 この透明ゾンビが傷付くと、そのダ メージは死体の方にも反映される スポーツ・マックスは死ぬ寸前にこ の能力を発動して剥製の鳥やワニを -- 名無しさん (2014-04-25 18 12 20) 透明なゾンビを作り出すって訳がわからない能力だよな -- 名無しさん (2015-03-11 01 26 28) ↑ ノトーリアスBIG「ホント訳がわからないよね。ププッ」 -- 名無しさん (2015-03-11 09 16 26) ↑2 ゾンビと言うよりも、死体を媒介に同じ形質の破壊力とスピードBのスタンド像を複数生み出す能力ってイメージ。骨から魂を呼び出したり、剥製(皮だけ)で徐倫とFFに重傷負わせるワニを作り出す点からも、特殊・攻撃性はシリーズ屈指。 -- 名無しさん (2015-04-18 16 00 43) スタンド像はプッチと会った時に持ってたバラに湧いた蛆なんだろうか -- 名無しさん (2015-06-11 22 23 31) あれ?これDiscが出たってことは……もともと持ってたヤツがいたってことか? そしてスタンドDiscを使う条件からすると、こいつと似た精神性のやつがいたってことか -- 名無しさん (2015-06-11 22 51 47) 違うかスポーツ・マックスに限らず6部は主人公と仲間達・神父とDIOの息子達・緑の赤子等以外は皆ホワイト・スネイクの能力で後天的にスタンド使いになった者ばかりだった筈(元は別の人間のスタンド)。ケンゾーは違うかも・・・ -- 名無しさん (2015-07-31 01 34 01) 6部の敵の中ではキャラ立ってたし、正統派の危険人物という感じで気に入っている -- 名無しさん (2015-12-11 01 41 13) あの蛆虫がスタンドの像(ヴィジョン)かな? -- 名無しさん (2015-12-11 01 43 55) ゾンビならましても何故、透明・・・・ -- 名無しさん (2015-12-11 07 51 37) スピードBって、何のスピードだというのか -- 名無しさん (2016-06-11 11 09 02) 透明な能力はワムウの風のプロテクターを思い出した -- 名無しさん (2016-07-08 21 23 30) ↑6 グェスはペンダントのおかげでスタンド使いになったんじゃなかっけ -- 名無しさん (2016-08-05 00 04 24) あいつのせいで透明ミスタ呼び出されてえらい目に合った試練の79階 -- 名無しさん (2017-03-20 01 10 44) リンプ・ビズキットで復活したゾンビに波紋は効くのだろうか -- 名無しさん (2018-10-31 08 06 09) 透明で上下の概念がないってあたり、ゾンビというよりは超攻撃的な幽霊って感じ。日本の恨み言をつぶやいたり怨念でとり殺したりする幽霊と違って、海外の幽霊って実体っぽいのがあって血を流したり物理攻撃してくるんじゃなかったっけ… -- 名無しさん (2021-04-16 11 59 25) 血を浴びて姿が浮かび上がるところなんかはまんまポール・ヴァーホーヴェンの「インビジブル」。透明なのも多分そのオマージュと思われる。 -- 名無しさん (2021-07-16 13 34 42) 『透明のゾンビ』それすなわち…『宇宙空間における見えない恐怖』? -- 名無しさん (2021-12-30 16 46 56) 割とプッチに対して素直な対応してたりするので、スタンド能力貰ったことは大恩に感じてたんだろうな。恨みも恩もきっちり返す主義なのかもね。 -- 名無しさん (2023-04-30 20 09 20) 旧wikiでは「本来の本体は『スポーツ・マックスのように密かに悪事を重ね、悪事の証人となる人物を闇に葬る口封じすら重ねてきた者』で『闇に葬ってきた悪事の報いを恐れていた』からこんなスタンドが発現したのではないか?」という考察コメントが興味深かった。 -- 名無しさん (2023-04-30 21 45 02) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/8038.html
登録日:2010/09/23(木) 00 24 06 更新日:2024/06/25 Tue 20 49 19 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 ジョジョ ジョジョの奇妙な冒険 スタンド 基本チート 遠隔自動操縦型 遠隔自動操縦型とは『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するスタンドのタイプの一つ。 第四部から登場。 目次 ■メリット(例外あり) ■デメリット(例外あり) ■主な遠隔自動操縦型スタンド(括弧内は本体名) ■関連 ■メリット(例外あり) 本体との距離とは関係なく強い力を発揮できる、ほぼ無限と言える射程距離 スタンドへの攻撃によるダメージは本体に無関係、故にスタンド自体の耐久力や再生力が高い 倒されても再発動可能 上記の通り遠距離から一方的且つパワフルに攻撃できる。そのため「本体が遠距離にいて、姿などが知られていない」などの条件下ではほぼ無敵。 ■デメリット(例外あり) スタンド周囲の状況が全くわからない、または正確な情報が得られない 行動に融通が利かず、ある一定のルールに則った攻撃や、大雑把な攻撃しかできない 本体からの操作を全く受け付けない。任意に呼び戻すこともできないことがある(*1) スタンドが発動中の間は本体が無防備になる 上記のデメリットのため、ルールを見破られたり本体が逆探知されたら窮地に立たされる場合がある。 DIOが述べる「スタンドは適材適所」と言うのを形にしたようなスタンドタイプで、 汎用性に欠ける分、型に嵌ったら手がつけられないほど厄介なタイプと言える。 特殊なタイプなために主人公たちにこのようなタイプは存在せず、主に敵がこのようなスタンドを持つ。 これらのスタンドを持つ本体は「自分さえ良ければ良い」、「自分の手を汚さず始末したい」といった卑劣な思考をしている人間が多いため主人公側に現れないのもやむ無しか。 ただし、スタープラチナ(暴走状態)やシルバー・チャリオッツ・レクイエムのように「本体のコントロールから完全に外れている」タイプのスタンドは、射程距離を完全に無視していたりと自動操縦型に近い挙動を取る。 ■主な遠隔自動操縦型スタンド(括弧内は本体名) ジャッジメント(カメオ) 落ちているランプを擦ると出現。対象の願い事を3つまで聞くことができ相手が欲しいもの願えばそれが出現する。 しかしこれは土を媒体にして再現した偽物であり、それが生きた人間であるならば願った人物の肉を喰い殺す傀儡として襲ってくる。 一応近距離パワー型として明言されているものの「スタンドの出現条件の存在」「主な攻撃方法の型や法則性」「自我を持っているような描写」「射程距離の長さ」「本体へのダメージフィールドバックがない」などの特徴からジャッジメントもこのタイプに分類されるのではないかと言われる。(*2) ハイウェイ・スター(噴上裕也) これまたかなり描写が曖昧なスタンドで自動操縦かと思えば遠隔操作型のような描写もされている。 基本的には遠隔操作型だが能力によって条件を満たすと自動操縦も可能になるスタンド、というのが正しいかもしれない。 最高時速60キロで敵を追跡し、相手に触れると養分を吸い取り本体を癒す。視覚がないのか嗅覚で相手を追跡するため、精密な動作は不可能。 因みに本体に行動を制止される描写があるので自分の意思がある模様。初登場時には言葉も発しているが、本体の意思を代弁しているだけなのかどうかも不明。 キラークイーン・シアーハートアタック(吉良吉影) キラークイーンが左手の手甲から発射することで発動。 人間の体温を感知して追尾する爆弾戦車。触れた対象を爆破する。 吉良が「弱点はない」と豪語するだけの事はあり、スタンド自体の防御力は異常な程硬く、スタープラチナのパワーでさえ破壊することができなかった。 しかし追尾性は然程高くなく、人間の体温より熱いものを感知するとそちらを優先的に狙ってしまう他、あくまでキラークイーンの一部という事なのかなんらかの強い影響を受けると吉良の左手に反映してしまい、動きを封じられると、本体(吉良)が自ら回収に向かわねばならない。 ブラック・サバス(ポルポ) パッショーネの幹部であるポルポが刑務所にいながら団員を「選別」する為に使うスタンド。口の中に才能ある者にスタンドを発現させる「矢」を装備している。 ポルポが渡したライターの火が消え、「再点火」する事で現れる。 影の中を移動し、再点火した瞬間を目撃した人間を無差別に「矢」で突き刺す。才能がない者はその時点で即死する。 日光が弱点で浴びると消滅してしまうがそれは一時的なものであり、「再点火」する事で再び現れる。 ベイビィ・フェイス(メローネ) PC型の「親」と女性に受胎させ、孕ませることで誕生する「息子」で構成されたスタンド。 厳密に言うとベイビィ・フェイス本体は自動操縦型ではなく自動操縦型なのは「息子」の方。 その為の発動条件が非常に面倒で、女性の血液型や喫煙の有無、好きなキスの形等の情報が必要(名前は必要ない)。さながら育成シミュレーション。 さらにターゲットの人間の血液を混ぜることで、産まれた「息子」はその対象を追尾する。 「息子」はあらゆるものをブロック状に分解する能力をもち、他の自立型スタンドよりもはっきりとした意思を持ち、PC型の「親」を通じて会話を行うこともできる。 さらに本体によって知識を与えられ学習する事で成長し、そのうえで自ら考えて行動できる。 自動操縦型のデメリットである単純な行動しか出来ない点を完全に克服した稀有なスタンド。 倒されてしまった場合も本体のメローネには影響ないが、一からまた産ませて育てる必要がある。 ノトーリアス・B・I・G(カルネ) 本体が死んでから発動するスタンド。 動く物体を感知して肉体やスタンドエネルギー、金属や飛行機の燃料等、あらゆるものを取り込む能力を持つ。 本体が死亡している以上本体を叩くという攻略法は通用せず、少しでも破片が残ってさえいれば周囲の物を取り込んで復活する為事実上の不滅である。 シアーハートアタック同様やはり捕捉精度は粗く、より速いものが存在すればそちらに向かってしまう。 パープル・ヘイズ(パンナコッタ・フーゴ) 普段は本体であるフーゴが意識的に操縦しているが、スタンド固有の自我を持っており、彼の意志とは無関係に動き出すことがある。 外伝小説『恥知らずのパープルヘイズ』でのジョルノの発言によれば、 本体死亡後にノトーリアス・B・I・Gと同様に自動操縦化し、暴走する危険性があったらしい。 ローリング・ストーンズ(スコリッピ) 丸い石の形をしたスタンド。 近いうちに死ぬ運命にある人物が近くに来ると発動し、その最期の姿を彫刻として現して追跡し、安楽死させる。 一応、外部からの攻撃で追跡を止めさせる事はできるが、たとえ追跡を止めさせてもその人物が死ぬ運命は変わらず、それどころか運命がより苦しい「苦難の道」につながる事もある。 ちなみに、「ローリング・ストーンズ」の近くにいて姿が彫られていない人物は「まだ死ぬ運命ではない」という事が確定しているので、マンションの上階から飛び降りるなどの無茶をしても絶対に死なない。 ナイトバード・フライング(アンジェリカ・アッタナシオ) 麻薬チームの一員・アンジェリカ・アッタナシオが操る小鳥型のスタンド。 本体の寂しさから、他者の魂を敏感に察知して飛び回り、その人間を麻薬中毒の末期症状に陥らせる。 自動操縦型の挙動をとるのは、本体もまた麻薬中毒の末期症状にあり、的確な状況判断ができないため。 術中に陥るのは一瞬で、精神力の強いものでなければ瞬く間に麻薬中毒になってしまう。 ヨーヨーマッ(DアンG) 小柄な人型のスタンド。普段は相手にヘコヘコして従順な態度をとっているが、自身を見ているのが敵一人以下の状態になった際に攻撃を発動。 唾を飛ばして付着した相手の体を溶かすが、攻撃されたことに気づかれない様に狡猾に立ち回り手口も豊富なため攻撃の方法やタイミングを見破るのは困難。 ヨーヨーマッ自体を攻撃しても再生するため倒すことは不可能。 どうみても意思を持っている独立型スタンドにしか思えないが、遠隔自動操縦型らしい。 ボヘミアン・ラプソディー (ウンガロ) 世界中の絵画や物語のキャラクターを実体化させて攻撃させるスタンド。 本体以外の全ての人間を物語の世界へ引きずり込み、その物語の結末に沿って殺害するチート中のチートといえる能力。 本体であるDIOの息子・ウンガロは、冗談抜きでこの能力で世界を破滅させようとした。 チューブラー・ベルズ(マイク・O) 大統領の親衛隊、マイク・Oが持つ金属を風船状にして操れるスタンド。 バルーンアートで動物の形状にすることにより、標的の匂いを頼りに自動追跡する。 どんな隙間も潜り抜け、相手の体内に入り込んだところで元の金属に戻って攻撃する。 ボーン・ディス・ウェイ(虹村京) 東方家の家政婦・虹村京が操る、ライダーのような恰好をしたスタンド。 本体もしくは標的が何かを「開ける」と出現し、「閉じる」と一瞬でいなくなる。 出現している間周囲は氷の世界となり、標的の動きを奪ったうえでバイクで轢き殺そうとしてくる。 ドゥービー・ワゥ!(大年寺山愛唱) 杜王スタジアムに勤務する岩人間・大年寺山愛唱の操る風の精霊のような姿……ってかまんまDQシリーズのかまいたちのようなスタンド。 風を纏ってどこからともなく現れ、かまいたちで切り刻んだり破壊したりしてくる。 標的の呼吸に合わせて大きさが変化するが、呼吸をやめない限りどこまでも無限に追跡してくる。 康穂からは「確実に相手を殺すための能力」と形容された。 オゾン・ベイビー(プアー・トム) 「新ロカカカ」を狙う岩人間プアー・トムのスタンド。 ブロックで作ったホワイトハウスの形をしたスタンドで、これを地面に埋めると発動して半径100m内にある建物の中を加圧していく。 その状態でドアや窓を開けると、今度は一気に減圧されて建物の中にいる生物を減圧症で殺害する。 スタンドをプアー・トムが手にすると、プアー・トムを中心に加圧したり、直接相手に加圧を送り込む事ができるようになる。 発動に手間はかかるが、一度発動すればまず逃れる術はない強力なスタンド。 能力が発動するとガラクタで作った不気味な人形のようなものが現れるが、これは攻撃が始まった事を告げる合図のようなもので、攻撃してもダメージはない。 ■関連 近距離パワー型 遠隔操作型 ひとり歩きしているスタンド 「噂には聞いていた自動追跡型スタンドか…」 「なるほど、こいつは油断したらあっという間に《追記・修正》されてしまうな」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] アトゥムとボーイⅡマンは目の前の相手と勝負しないといけない『特殊な近距離型』だよ。自動追跡じゃない。 -- 名無しさん (2013-10-22 18 57 40) あとエニグマも対人型だから近距離型です。 -- 名無しさん (2014-01-06 13 32 12) ある意味仲介人型のスタンドも自動操縦っぽいのか -- 名無しさん (2014-02-08 14 19 04) チープ・トリックはどうなんだろう。スーパーフライみたく制御出来ないスタンドの類だから、遠隔自動操縦型とは違うような… -- 名無しさん (2014-02-08 14 34 11) ↑あれはスタンドの悪影響で本体を殺してしまってなお一人歩きしてるタイプだな。ホリィさんのしだ植物と龍の夢の折衷というか -- 名無しさん (2014-02-08 14 47 14) 制御できないという意味でも自動に含まれるのか…能力把握しないと戦う前に死にそう -- 名無しさん (2014-02-08 15 07 13) となるとサバイバーもここに当てはまるのだろうか。 -- 名無し (2014-05-03 23 22 03) まず主人公にはなれそうにないな… -- 名無しさん (2014-05-03 23 38 15) 微妙なのは取立人かなぁ。アトゥム、ボーイⅡマン、自由人は絶対に違う気がする。 -- 名無しさん (2014-06-01 13 12 01) 独り歩きが遠隔自動操縦になるなら、ローリング・ストーン(ズ)なんかも入るんじゃない -- 名無しさん (2014-06-01 13 15 46) ハイウェイスターは遠隔操作型じゃねぇの -- 名無しさん (2014-07-22 19 50 52) ↑あれは自動操縦と遠隔操作の中間ってとこかな。 -- 名無しさん (2014-07-22 20 24 17) バイツァ・ダスト発動中のキラークイーンも自動操縦になるんじゃないかな -- 名無しさん (2014-07-22 20 26 31) 龍夢はどうだ? あれ、射程距離どんくらいなんだろ? -- 名無しさん (2014-07-22 21 47 57) 特定のタイミングで能力が自動発動するスタンドと、自動操縦タイプのスタンドがごっちゃのような・・・ -- 名無しさん (2014-07-22 22 41 53) 明確な遠隔自動操縦型だけ残して、チープトリックなどの独立型、アトゥム神やボーイIIマンなどそもそも定義に合致しないものをカットしてみました -- 名無しさん (2014-07-26 08 20 59) ノトーリアスBIGがないぞ -- 名無しさん (2014-10-13 22 38 57) ↑あれは一人歩きだろう -- 名無しさん (2014-10-13 22 44 18) ↑自動追跡型の条件も満たしているので追記しても良いと思う。 -- 名無しさん (2014-10-26 19 42 04) ↑チープトリックやスーパーフライと同じ独立型だから射程が関係ないだけでしょう -- 名無しさん (2014-11-20 10 17 34) マ -- 名無しさん (2014-11-20 10 19 37) マンソン、オシリス、シュガーマウンテンの木みたいな自動徴収型は? -- 名無しさん (2014-11-20 10 19 51) 承太郎は4部のシアーハートアタックを遠隔操作型だと経験で推測していたが、3部でそんなスタンドがあったか覚えがないなぁ・・・ -- 名無しさん (2014-11-20 13 16 18) ↑SPW財団の人のうちの誰かがそのスタンド持ちだったんじゃないか? -- 名無しさん (2015-01-21 17 24 12) 吉良がスーツ回収に来てたし3部のミドラーあたりと同じように遠隔操作型だと勘違いしたんじゃないの -- 名無しさん (2015-01-21 17 38 27) キング・ナッシングは「対象を自動的に追尾する能力がある」だけで自動操縦型じゃないだろ…何より憲助が自分で「遠隔操作型」って言ってるんだが -- 名無しさん (2015-06-08 13 19 45) ボヘミアン・ラプソディーも自動操縦かな? -- 名無しさん (2015-06-08 13 25 49) 能力の中に少しでも「自動的に動く」要素があるスタンドは全部自動操縦型だと思ってる奴結構多いな… -- 名無しさん (2015-08-27 10 07 05) ↑6別に対スタンド使いの経験が三部分だけとは思えんが -- 名無しさん (2015-11-14 00 20 56) ↑それはそうだがそこまでくるとファンの想像力で補完してるだけになるからな。ゲブ神の『音で探知』『長射程』あたりがヒントになってる可能性はあるか。それでゲブ神に比べると攻撃の正確さに欠ける→自動だな、と。 -- 名無しさん (2016-02-01 13 36 04) ↑三部冒頭の暴走状態のスタープラチナじゃないかと -- 名無しさん (2016-12-28 20 07 16) ↑途中送信。思っています。射程関係無しに盗みをしていたし。 -- 名無しさん (2016-12-28 20 09 21) チューブラー・ベルズって「金属の風船でできたスタンド」じゃなくて「金属を風船状にして操るスタンド(スタンド像無し)」じゃないの? -- 名無しさん (2017-02-10 22 50 46) ↑少なくとも金属は実物だから「金属の風船でできたスタンド」は確かに語弊があるな(他のスタンドみたいに「金属の風船」として発現されるみたいな印象になる) -- 名無しさん (2017-03-09 20 38 54) 一部は自動操縦からマニュアル操作に変更できるらしい奴もいるよな。少しは自分の意思でファイトできるわけだから多少は使い勝手がいいんだけど、そいつらのせいで定義が曖昧になってるかも -- 名無しさん (2017-04-11 12 52 14) 少ないよな -- 名無しさん (2017-07-30 18 29 51) 二次創作だと仲間が自動操縦型とかはあるがハッピージャックとかワンダフルワールドとか…あ、アニオタwikiって二次創作禁止だっけ? -- 名無しさん (2017-09-20 18 32 06) ↑5 同じこと思った。釘犬はルーシーにも見えてるしスタンド像自体じゃない、あくまでも能力で変化させられた物体のハズ。あとボヘミアンも自動操縦じゃないだろ。あくまでもあれはキャラクターを顕現させる能力であって、効果範囲がメタクソ広いか、キャラが一人歩きしてるだけなんだから。能力が自動なのを遠隔自動操縦とするなら、グリーン・デイすら該当するんじゃないかな。 -- 名無しさん (2018-02-02 10 04 38) 逃げても逃げても追ってくる、そういう不気味さが特徴だと思う。 -- 名無しさん (2018-11-27 21 35 36) 自動操縦というより放し飼いという感じ -- 名無しさん (2019-11-21 05 18 25) 本体は無責任・無思慮で自己中心的な奴が多い。自分にとってウザイと思った存在をさくっと消し去るためならその周囲で誰が巻き込まれても特に気にしない価値観の持ち主。味方サイドにほとんどいないのも納得といったところ -- 名無しさん (2019-11-21 12 31 19) ↑漫画的にも敵が使用してなんぼって感じのスタンドタイプ。正体不明の新手のスタンド使いが送り込んできた遠隔自動操縦型を相手に主人公たちが奮戦するってのはジョジョの醍醐味の一つだし -- 名無しさん (2019-12-03 15 16 00) ↑4にもあるように、人の気配のしないブツがどこまでも追っかけてくるのは鬼ごっこ系ホラーのスリルがある -- 名無しさん (2020-02-12 17 08 35) チューブラー・ベルズは -- 名無しさん (2020-11-15 18 57 58) サーフィスみたいな「物体と融合してるからフィードバックがないタイプ」 -- 名無しさん (2020-11-15 18 59 04) 確かに敵だから輝くタイプだな。融通が利かない点でも味方には不向き -- 名無しさん (2021-07-28 16 55 26) ドゥービー・ワゥ!は飛行機で逃げたウンガロや女のところに逃げたプアートムみたいに引きこもれば100%勝てたのに遠隔操縦型で最も不用心な本体 -- 名無しさん (2022-01-20 11 07 26) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/25771.html
登録日:2013/12/04 Wed 18 25 04 更新日:2024/09/24 Tue 13 23 01NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 22年冬アニメ 22年秋アニメ 6部 DISC Heaven’s falling down Netflix STONE OCEAN この女達、超つええ! なんだよこの展開… アニメ アニメは良作 アニメは賛否両論 ジョジョ ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン フロリダ州 プリズンブレイク 人間賛歌 刑務所 受け継がれるオラオラ 因縁の終焉 天国 女性主人公 小林靖子 怪作 時は加速する 本編以上にテンションの高いアオリ文 水族館 涙腺崩壊 漫画 石作りの海 空条徐倫 素数を数えろ 自由 荒木飛呂彦 衝撃のラスト 複雑極まりないスタンド能力 覚悟 謎多き作品 賛否両論 週刊少年ジャンプ 運命 集英社 鬱展開 鬱展開の嵐 『ひとりの囚人は壁を見ていた』 『もうひとりの囚人は鉄格子からのぞく星を見ていた』 『あたしはどっちだ?』 『もちろんあたしは星を見るわ…父に会うまで……』 『星の光をみていたい』 『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』とは、荒木飛呂彦のロマンホラー漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の第6部。 スタンド(幽波紋)シリーズ第4弾。 副題は「第6部 空条徐倫 ―『石作りの海』(ストーンオーシャン)」。 【概要】 舞台は2011年のアメリカ。前半はフロリダ州立グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所、 後半はそこから脱獄して黒幕を追跡する、という大きなターニングポイントが存在する。 これまでのジョジョシリーズの集大成的な作品であり、ジョースター家とDIOの因縁は今作を以って完結する。(*1) 今でこそもう過去だが、連載当時では2011年という設定でもかなり先の時代であり、「これ以上未来に進むとリアルな物語が描けなくなる」という懸念から、 次回作の『STEEL BALL RUN(スティール・ボール・ラン)』からは舞台は別の世界観に変わり、歴史がリセットされた形となった。 【作風】 出会い・宿命・因縁・家族愛など『目に見えないが確かに感じられる人と人との繋がり・絆』がテーマとして強く描かれており、涙腺が緩むシーンが多い。 しかし、一方で作者の(精神的な)迷いや試行錯誤がストーリー進行上にも影響していると思しき矛盾や迷走(夢オチなど)が目立つ難解な展開、 それにこれまでの『ジョジョ』でも見られた怖い・痛そうに加えてキモい・汚い系も大幅に増加したグロシーンも多い事もあり、 途中で読むのを投げ出してしまう人も多い、ある意味『最も人を選ぶ部』となっている。 また、本作からタイトルを一新して副題の方がメインタイトルになったにもかかわらず、歴代でも最も『過去の因縁』が深く根付いた作風故に、 これまでのシリーズ(特に第3部の『スターダストクルセイダース』)を把握していないと真の意味で楽しめないという点も大きい。 なお、当時流行していたいわゆる「謎本」の中には「6部しか読まずにストーンオーシャンを考察する」というとんでもない無茶をやらかした代物もあった。 従来と同じくバトルの軸となるのは各人のスタンド能力だが、発現の切っ掛けに矢に加えて、 黒幕であるスタンド「ホワイトスネイク」の能力で生成される「DISC」が関係したスタンド使いが多く登場する。 また、これまで割とキチッとカテゴライズされていたスタンドの傾向に変化が訪れつつあり、 終盤は一般的なスタンドの原理原則に対して例外要素の多い概念的 ・抽象的な能力が多く現れる。 それに伴い、射程距離がどうのというより広大な規模が一斉に能力の影響下に置かれる、『広域範囲型』とでも言うべきスタンド攻撃で、 戦闘中のスタンド使い達だけでなく世界そのものが大混乱に陥る機会も一度や二度ではなく、一般人の被害が尋常じゃない事になっている。 これも「現在の『ジョジョ』の世界観はここで一旦終わりにする」という決断から、遠慮のない死や破滅を描けるようになった影響とも考えられる。 単行本は新たに第1巻から刊行されたが、「1 (64) 」のように第1部からの通算巻数も表記されている。 【あらすじ】 空条徐倫は無実の罪で「州立グリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所」に収監されるが、実は父親の承太郎を狙う敵の罠だった。 面会に来た承太郎は敵の攻撃から徐倫を庇ったことで仮死状態になり、徐倫は父親を救うために立ち向かう。 その敵こそジョースター一族の因縁の敵であるDIOの親友・プッチ神父だった。 【用語】 『弓と矢』 4部から登場するスタンド使いを生み出すアイテム。 本作では後述のDISCに扱いが取って代わられており、序盤と終盤の回想にのみ登場する。 『DISC』 スタンド『ホワイトスネイク』の能力により人体(頭部)から取り出される記憶媒体。 実際の音楽DISCのような形をしているが、柔らかく、折り曲げたりしても破損はしない。 取り出す対象となる人間がスタンド使いだった場合、『記憶』と『スタンド』の2枚のDISCが出てくる。 DISCを抜き取られた人間は延命措置無しでは遠からず死んでしまうが、元のDISCを戻せば復活する。 ただし、『スタンド』のDISCのみ戻した場合は、生きてはいるが記憶喪失で生きる力が希薄になってしまう。 記憶DISCは頭に挿す事でその記憶を自由に閲覧する事が出来、スタンドDISCは他者に貸し与える事で『相性が良ければ』その能力を行使する事が可能となる。 また、空のDISCも存在しており、命令などを書き込んだこれを対象の頭に挿す事で意のままに操る事も可能。 『屋敷幽霊』 謎の少年、エンポリオ・アルニーニョが住居としている異空間。 厳密には過去に刑務所内の音楽室として実在していた部屋なのだが、火災により実物は焼失し、現在エンポリオが利用しているのは部屋、及びそこにあった品物の残留思念ともいうべき存在である。 部屋の中の品物はエンポリオのスタンド能力で道具として持ち運びや利用が可能。 ただし、あくまで幽霊のため、銃は衝撃は与えられるものの傷は付けられず、飲食物は味がするだけで実際に飲み食いは出来ない。 『天国』 物質的に世界の頂点に立つ事に飽き足らず、更なる高みを目指したDIOが最終目標として掲げた『真の幸福が手に入る境地』の事。 いわゆる一般的なパラダイスのたとえや死後の世界とは違う。 生前DIOは「どんな犠牲を払ってでもそこへいく」と宣言し、『天国への行き方』をノートに記していた(*2)。 しかし、第3部にてDIOを斃した承太郎の手によってノートは処分されてしまい、その内容は読んだ承太郎の記憶の中にのみ残った。 DIOの遺志を継ぐプッチ神父が承太郎の『記憶のDISC』を狙ったのはこのため。 『DIOの息子たち』 生前DIOが不特定多数の女性に産ませた、DIOの血を引く若者達。全員男性である。 『天国の時』を目指すプッチ神父を押し上げる、いわば援護の捨石として拵えられた不憫な存在。 『出会い』に恵まれなかったためか心身ともに荒み、社会的にも不遇な人生を送ってきた。 なお、第5部『黄金の風』の主人公、ジョルノ・ジョバァーナも血縁上は彼らの異母兄弟にあたるが、登場する事はなかった。 その理由については特に公式では語られておらず、ファンの間では様々な考察がなされている(物語の舞台であるフロリダに来ていたかも知れない…とほのめかすような記述が単行本にはあるが)。 【登場人物】 空条徐倫 「「ストーン・フリー」あたしは…この「石の海」から自由になる」 主人公。無実の罪で刑務所に収監された悲運の女囚。 両親の離婚に伴う誤解から父・承太郎を嫌っていたが、真実を知った事を境に血統の誇りに目覚めていく。 シリーズ初の女性主人公だが、各種補正には乏しく、心身共に容赦のないダメージに晒される。 しかし、逆境の中で代々受け継ぐジョースターの爆発力と父を救うという覚悟に目覚め、史上屈指のガッツ&タフネスを持つ『JOJO』に成長していく。 スタンドは徐倫自身の肉体を糸のように分解・再構成する『ストーン・フリー』。 エルメェス・コステロ 「「復讐」とは自分の運命への決着をつけるためにあるッ!」 徐倫の囚人仲間。 本来は正義感の強い人物だが、姉・グロリアの仇である服役中のギャングに復讐するためにあえて犯罪に手を染め、刑務所に入った。 徐倫と会った時には2度目の服役であり、生来の面倒見の良さから、何も知らない徐倫に刑務所内の暗黙の掟や身を護るための裏技を教えるなど、何かと世話を焼くうちに仲良くなった。 気風の良い姉御肌の人柄が魅力的な女性だが、言動のかっこよさがもはや『男前』レベルに達している事からファンには『兄貴』の愛称で呼ばれる。 具体的には自殺しようとする人にパンツをあげたり。 作者的には第3部のジャン=ピエール・ポルナレフの女性版をコンセプトに製作したキャラであり、実際記号的に似通った部分がある。 スタンドは貼り付けた物体を分裂させるシールを作り出す『キッス』。 フー・ファイターズ(F・F) 「『フー・ファイターズ!!』わたしの事を呼ぶならそう呼べ!」 プッチ神父の所有するDISCによって知性を与えられた湿地帯のプランクトン由来のミュータント(本体一体型スタンド)。 DISCの影響から、生命体でありながらスタンドとしての性質も併せ持つ。 当初はDISCの番人として近付く囚人を殺害する凶悪な存在で、徐倫らにも敵意を向けたが、敗北してなお命を助けられたことで改心、女囚・エートロの死体に取り憑く事で行動を共にするようになった。 水さえあれば際限なく増殖して生存出来る驚異的な生命力を持つ反面、乾燥には極端に弱い。 傷口に自身の細胞を詰める事で応急手当係りとしても活躍。 ナルシソ・アナスイ 「彼女を守りきったなら…オレは彼女と結婚する」 物体を分解しなければ気がすまない症候群を煩った男囚。 恋人の浮気現場を目撃し、間男もろともバラバラに解体するという凶悪事件を起こした事から、社会的には殺人鬼として恐れられている。 中性的な冷たく妖しい美貌の持ち主で、初登場時の容姿は完全に女性だったが、徐々に長身で筋肉質な体型に変化していった(彼のスタンドは一応大規模な整形も可能だが……。なお、アニメ版では当初から男性としてのビジュアルで登場した)。 徐倫の強い意志力に惚れこみ、彼女と結婚する事で自身の魂が浄罪される事を望むように。 当初は冷酷で徐倫以外は眼中にない危険人物だったが、後半からはノリがよくギャグもこなす貴重な癒し枠に。 ちなみに承太郎からは『戦闘中に結婚の許しを乞いだす空気の読めないイカれたヤツ』として思いっきり嫌われている。\娘は渡さん、オラァッ!!/ スタンドは物体にスタンドパワーを潜行させ、構造の組み換えや内部からの破壊を行う『ダイバー・ダウン』。 ウェザー・リポート 「君を救うことはできないが…DISCを守ることはできるだろう…そして君にまだ強い意志が残っているのなら切り抜けられるかもしれない」 正体不明・記憶喪失の男囚。アナスイと行動を共にしていることが多い。 無口で物静かな男だが、時に激しい気性が顔を出す。 エンポリオを通じて知り合った徐倫に協力する。 スタンドは天候を操る『ウェザー・リポート』。本体名とスタンド名が全く同じという珍しい例だが、実は…… 空条承太郎 「法律は無視する」 ご存知、第3部の主人公にして、徐倫の父親。 歴代最強の完璧超人と思われた彼も第6部では仕事にかまけて家庭を疎かにし離婚しているなど、ダメ家庭人としての意外な顔が…… もっとも、これはジョースターの因縁から生じるトラブルに家族を巻き込みたくないという一念から来るもので、心の底には娘への変わらぬ愛があった。 ただし、自分の想いを表に出して伝えようとしない悪癖は3部の頃から全く変わっていなかったが…… 娘を助けるために刑務所に向かうが、罠に嵌って記憶とスタンドの『DISC』を抜き取られてしまう。 徐倫の取り戻したDISCが届くまでは仮死状態だったり記憶喪失だったりと完全にヒロイン状態。 最終決戦時ようやく合流し、一行の司令塔的なポジションに就いた。 良くも悪くも全盛期の『圧倒的なまでの主人公補正』がごっそりと抜け落ちた感があり、そこに一抹の哀しみや時の移ろいをしみじみと感じるファンも多い。 スタンドはお馴染み最強の『スタープラチナ』。 時間停止の限界時間は序盤では第4部『ダイヤモンドは砕けない』と同様に2秒間だったが、終盤には全盛期と同じ5秒間に延びた。 何故かスタンドチャートでの紹介が2つある。 エンポリオ・アルニーニョ 「会ってはいけないよ「その人」に…会ってはいけないんだ……絶対!」 刑務所に隠れ住む少年。もう一人の主人公であり、キーパーソン。 ホワイトスネイクのDISC狩りで母親を殺されており、それ以降独りで刑務所内で生きてきた。 慎重で思慮深い反面、やや悲観的な性格。 しかし、心の奥底には外の世界を見てみたいという冒険心と、仲間のために我が身を投げ打つ勇気を秘めている。 戦闘力は無いが、子供とは思えない豊富な知識と『道具の幽霊』で徐倫達をサポートしていく。 スタンドは部屋や道具など、既に消失した物体の『幽霊』を使用可能にする『バーニング・ダウン・ザ・ハウス』。 『屋敷幽霊』の初出は第4部のスピンオフ『デッドマンズQ』。 プッチ神父(エンリコ・プッチ) 「落ちつくんだ…『素数』を数えて落ちつくんだ…『素数』は1と自分の数でしか割ることのできない孤独な数字…わたしに勇気を与えてくれる」 刑務所内教戒師にして今作のラスボス。 あのDIOが友人と認めた人物であり、DIOの意志を継ぐ者。 DIOが教えてくれた『天国へ行く方法』を求め、徐倫達の前に立ちはだかる。 人の法より神の法を尊ぶ敬虔なクリスチャンだが、その本質は自身の使命こそが全てに優先して果たされるべきであり、その過程で出る犠牲は必要な代価と断じて疑わない『自分が悪だと気付いていない最もどす黒い悪』。 その出生にはある秘密がある。 スタンドは人の記憶やスタンド能力を『DISC』にして取り出す『ホワイトスネイク』。 【TVアニメ版】 2022年1月よりTVアニメ版が放送開始。 1月~3月まで1クール目を放送、10月~2023年4月まで2クール目以降が放送された。全38話。 地上波放送に先駆けて2021年12月1日にNetflixにて第1話~第12話、2022年9月1日に第13話~第24話、2022年12月1日に第25話〜最終話を先行配信。 今作でもアニメシリーズでは恒例となっている原作からの補完シーンやエピソード順序の再構成が多く見られており映像となった分、原作漫画よりも解りやすくなったという声も見られている。 それでも原作共々賛否両論なのは変わらないが…… 【余談】 荒木先生は以前から『女性を描くのは苦手』、といった趣旨の発言をしており、 事実これまでの『ジョジョ』では、女性は『清楚で芯が強く、男の帰りを待つ女』といった保守的な女性像が主流であり、 いわゆる『性悪ビッチ』系統の敵に女性こそいるが、一部の例外を除けば味方サイドに強気な女性がいる事は稀であった。 しかし、 JOJOの主人公なのだから、顔面にパンチをくらってもヘコたれないタフさが必要だ。 時にはドブの中をはいずり回る可能性もあるし、 大股開きでビルの上から落っこちるかもしれない。 女性にはちょっとキツイ設定だ。 でもそのギャップが逆に考えてみるとおもしろいかもと思った。 しかも聖母マリア様のような大きな人間愛を持つ人。主人公は女性しかないと思った。 ……という発想の転換からこの大きな挑戦に踏み切るに至った。 取材で訪れた米国の刑務所で、『男囚も女囚も犯した罪の傾向や内容はさして変わらない』という回答を得た事も判断材料になったのかもしれない。 そのためか、本作に登場する女囚キャラの大半が凶暴な男性のごとくゲスで乱暴な言動をしている。 結果的に少年漫画誌である『週刊少年ジャンプ』で「女性主人公の作品はコケる」というジンクスが根強い中、見事それを破った作品となったのだが、 これは長期連載の熟練度と主人公の性別を超えた『ジョジョそのものが好きだッ』という熱心な読者の支持があったのも大きな要因と言えるだろう。 To Be Continued →Part7 追記・修正・カブト虫!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 蛙、カタツムリうじゃうじゃとか、人が花になるとかグロかったな. -- 名無しさん (2013-12-04 18 35 01) 登録日入れ忘れてんぞー! -- 名無しさん (2013-12-04 19 13 01) FFの紹介文のプッチ「新婦」に不覚にも吹いた -- 名無しさん (2013-12-04 19 22 51) いかんw画像が頭に浮かんでしまった。 -- 名無しさん (2013-12-04 19 38 14) 当然横に立つのはタキシードを着た新郎DIOだな? -- 名無しさん (2013-12-04 19 44 12) 単芝はキモイのでやめよう -- 名無しさん (2013-12-05 16 30 39) 0と1だけで敵を特定した展開には鳥肌が立った。荒木は天才だと思ったよ -- 名無しさん (2013-12-05 17 12 29) ↑対ミューミュー主任戦は熱いよな。ただ、頓知や禅問答じみた攻略はこれ以降一層顕著になっていくことに…ついていくのが大変だ。 -- 名無しさん (2013-12-07 00 06 59) 5部と並んで、精神的にきついんですわ。序盤で読むのやめた。 -- 名無しさん (2013-12-22 19 48 25) 最後の時の加速で、仗助の社会人ライフもジョルノの裏社会清浄もなくなっちゃったってことでいいのかな?そう考えると余計やるせなさが増す -- 名無しさん (2013-12-26 08 49 49) そうだな、これまでの歴史も因縁も次の宇宙には持ち越せない・・・愛倫やアナキスも似ているだけの別人だ・・・ -- 名無しさん (2013-12-26 10 05 57) 仗助とジョルノはエンポリオと同じ状態だろ。 -- 名無しさん (2013-12-26 15 36 45) ↑エンポリオのたどり着いた世界がSBRやジョジョリオンの世界と同一かどうかで違ってくる。もし同一だったらジョースター家のルーツ自体がジョニィ起源のものになるので仗助やジョルノがそのまま来られるはずがない。 -- 名無しさん (2013-12-26 16 02 16) ↑最近の読みきりで、岸部露伴が杜王町の海岸は東方一族の所有って台詞がある。丈助の家系が第四部では直系しか説明されてないから不明だけど、もしこの所有者がジョジョリオンの東方一族を指すならば、一巡後の世界では枝分かれして本編ジョジョの物語が残っているのかもしれない。明確にSBR以降の世界が第六部までとどういう繋がりがあるか語られてないから妄想に過ぎないが。また一巡するけど… -- 名無しさん (2013-12-27 02 38 09) 六部が好きって言うと「えー・・・」みたいな反応されるのがつらい -- 名無しさん (2013-12-27 02 46 44) ↑俺もジョジョ初心者だった頃は「女主人公?」「キャラに個性無いなー」「DISCなにそれ?」「絵がドロドロしてる」と見向きもしなかったけど、ちゃんと読んでみて見事にハマった。 -- 名無しさん (2013-12-27 09 00 30) リンク先の一部の例外も勿論だが女性キャラでもまあ強烈なのはいたよなw -- 名無しさん (2014-01-16 10 38 31) ↑追記 由花子とか -- 名無しさん (2014-01-16 10 39 09) 嫌いって訳じゃないが読んでて疲れる部。息抜きが欲しかった -- 名無しさん (2014-04-27 09 12 58) スタンドが難解だったなぁ。マンハッタン・トランスファーとか未だに能力がようわからん -- 名無しさん (2014-04-27 11 28 08) なんか色が多くてえらく読みにくい項目だな。前からこんなだったっけ? -- 名無しさん (2014-06-24 08 26 18) ↑2 あれは能力じゃなく徐倫たちがおかれた状態がダメだった。夢オチなのに何故か敵側の視点とか描いてるし明らかにアンフェア。 -- 名無しさん (2014-06-24 08 33 57) 1部と5部と6部は本当に勧めにくい。 -- 名無しさん (2014-07-01 20 39 07) 承太郎を殺すのはいいが、ジョナサンや徐倫みたいにもうちょっと格好いい最期にしてほしかった。 -- 名無しさん (2014-10-07 12 27 09) どの部も好きだけど、一番泣けて凄かった6部が特に好きだな。子供の頃は読んでて意味わからなかったけど。 -- 名無しさん (2014-11-13 17 50 36) CーMOONが出た辺りからのラストまでの流れがたまらない -- 名無しさん (2015-01-24 00 03 36) 読み終わったけどこれはちょっと好きになれない。あのラストはやっぱり今までの戦いはなんだったんだ!って思っちゃうし。 -- 名無しさん (2015-05-09 23 17 59) ピッ(顎の割れる音) -- 名無しさん (2015-11-22 16 59 39) 6部は、ジョジョの中では好きな部てはないけど -- 名無しさん (2016-01-19 11 35 31) ↑続き最終決戦のMIH戦は本当に神ってると個人的に思う -- 名無しさん (2016-01-19 11 53 46) 承太郎がアナスイから徐倫を奪い取った時の徐倫の表情が可愛い -- 名無しさん (2016-05-10 01 41 28) この部は地味に足の怪我が多かったな -- 名無しさん (2016-05-27 20 18 26) 今更だけど、徐倫って無実の罪だったっけ?冤罪だけれど全くの無実とは言えないんじゃない? -- 名無しさん (2016-06-24 11 34 47) 死体遺棄は罪 -- 名無しさん (2016-08-03 19 30 18) ウェザー→ジョナサン、プッチ→ディオ、徐倫→ジョセフ、エンポリオ→承太郎、承太郎→ツェペリ+ホリィ、の配置で一部から三部までの再演をやっていたと思う。橋渡し役の徐倫のスタンドがジョセフと同じ紐状だったのはたぶん偶然だけどそのあたりはちょっと「重力」の導きっぽい -- 名無しさん (2016-08-22 14 09 58) やっぱり味方メインキャラほぼ全員全滅エンドはきつい。4部終盤を思い出した…。 -- 名無しさん (2016-12-05 01 39 03) 近い将来、アニメ化された場合は結末を知ってるだけに「見たいんだけど見たくない」。そんな印象。 -- 名無しさん (2016-12-22 01 39 27) プリズン・ブレイク・・・ボソッ -- 名無しさん (2016-12-25 10 41 14) アニメ化を期待する声が増える中で「ジョースター家が勝つ結末に改変しろ」みたいな意見もチラホラ見かけて萎えるわ。 ジョジョは血統至上主義のストーリーじゃないし、6部はプッチ自身と因縁のあるキャラが締めるから意味があるんだろうが。 ファンならただ単に気に食わないとか言い出す前にストーリーを考察する努力をして欲しいわ。 -- 名無しさん (2020-03-01 21 42 06) アニメ化すると思う? -- 名無しさん (2020-06-11 16 35 24) 自分は観たいしスタッフもやりたいだろうけど今の時期は無理じゃないかな。人種差別絡みのシーンを今やるのは色々マズイ気がする。 -- 名無しさん (2020-07-15 13 38 12) ↑2地上波は無理だろうけどOVAとかならワンチャンあるんじゃないかな -- 名無しさん (2020-07-15 13 41 49) アニメ化待ってたぞ! -- 名無しさん (2021-04-04 22 39 15) アニメ化記念 -- 名無しさん (2021-04-04 22 54 42) この部もだけど、荒木先生って「6」って数字に異常にこだわってるよね。歴代ジョジョの仲間たちの数もだいたい「6」人だし、第4部のキーパーソンの月も「6」月だし、ポルポの遺産も「6」億だし…。荒木先生のラッキーナンバーなんだろうか? -- 名無しさん (2021-08-09 06 45 28) ↑×2・3 アニメ放送楽しみ -- 名無しさん (2021-11-28 20 29 23) アニメ主題歌、すでにリピ不可避。 -- 名無しさん (2021-12-02 22 54 11) 徐倫のテーマソングにもぴったりなオープニングテーマに関係者一同への惜しみない祝福を送りたいッ -- 名無しさん (2021-12-08 06 26 51) スタンド能力が分かりにくく、また画風の変化のせいか場面転換も分かりにくく、漫画として難解だが、難解さを乗り越えたらこの世界のジョースター家とディオの締めくくりとしては美しい終わり方で嫌いではない(一番好きな部ではないが)。アニメ版は個人的に難解に感じた要素が軽減されていて毎週楽しい -- 名無しさん (2022-11-20 15 58 08) ↑ものすごく子供の頃に読んだので主人公たちが○○して軽くショックだった。今読んだら普通に面白かった。 -- 名無しさん (2022-11-20 15 58 36) ↑3 SNSの普及がちょうどその頃だったからじゃない? -- 名無しさん (2023-02-16 15 41 56) 今となっては「そういうもの」として受け入れられてるけど、連載当時荒木は実質的にそれまでの物語を否定しかねない結末をよく描こうと思ったよな。俺が作家だったら絶対このオチにしようとか思わないから良くも悪くも荒木の感性は読めんなと感心しきりだわ -- 名無しさん (2024-08-12 13 11 06) 本編の終わり方も嫌いではないけど、やっぱりジョニィや定助みたいに徐倫もとんでも能力に目覚めてプッチを返り討ちor相打ちにして欲しかったな。今更言っても詮無いことなのは承知だけど -- 名無しさん (2024-09-24 13 23 01) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/bizarre/pages/39.html
襲われてからどれ程経ったろうか……康一とイギーは敵の攻撃を警戒し、クツのムカデ屋から未だ動けずにいた。 しかしいくら何でももういないはず。そう考えた康一は移動を決意する。 (まだ居たりは……さすがにないかな?でも一応裏口から出よ) 康一は行くアテも無くとりあえず北に向かってみた。 イギーも(コイツ何かアテあんのか?いつでも守れるわけじゃあねぇんだぞ)と心の中で悪態を付きながらも付いて行く。 警戒しながらの移動のため慎重に慎重に進む。 するとある曲がり角に差し掛かった時にイギーが唸り出した。 「どうしたの?何かこの先にあるのかい?」 と康一が呑気な質問をする。 (何もなかったら唸らねぇよこのボケ!どんな頭してやがんだ? しかし何だ?人間の匂いじゃない) イギーの様子に異変を感じた康一はエコーズで上空から様子を見る事にした。するとそこにいたのは…… 「亀?ただの亀じゃないか」 康一は何も警戒せずに亀に近寄る。 「何でこんなところに亀がいるんだろう?ん?何か背中に付いてる。鍵……かな?」 康一は亀の背中の鍵を何と無しに外した。すると…… 「ふーん、なるほど。鍵を外されると中にいる人間は外に出されてしまうんだな」 どこからともなく人が現れた。 「どうだい?驚いた?」 「ろ、ろろろ、露伴先生ィィィッ?どっから出てきたんですかァッ?!」 (何だァコイツ?いきなり現れやがった!コイツも何かのスタンド使いか?) 三者三様の反応……いや、康一とイギーは驚いてるので三者二様か? いずれにせよ亀の鍵を外したところ岸辺露伴がどこからともなく現れたのだ。これは驚かない方が無理である。 「いやいや康一君。驚かせて悪かったよ。いや、実はね……」 露伴から康一とイギーは事の顛末を聞く。 この亀は鍵を背中にはめ込むと中に入れる事、露伴が巻き込まれた戦いの事、これは夢でも何でもないという事…… 康一は驚くも自分達も戦いを仕掛けられた事を考えるとそれは事実であろうと納得する。が、康一は一つ気になっている事があった。 「でも露伴先生、漫画を描くって言ってシュトロハイムさんとジョナサンさんと別れたのに何でこんなとこにいるんですか?」 「ん?あぁ……せっかくこんなイベントに巻き込まれたんだ。取材をしてしっかりとした物を描きたいからね。ハハハ……」 露伴は家から移動した理由を説明する。だが、ホントの理由はそれだけではなかった。 30分程時間を溯ろう。露伴は自宅で漫画を描いていた。 「スゴいッ!まさかこんなに描き進むなんてッ!やっぱり杜王町に引っ越してきて良かったなぁ……こんなイベントに巻き込まれた僕は漫画家として非常に幸せ者だなぁ」 かつてない程絶好調らしい。 露伴はハイになっていた。しかし! 「ん?何の音だ?ピシッ?ミシッ?メキッ?」 露伴が疑問に思った直後、露伴の家は徐々に倒壊を始めた。 「何だとーッ!これは……ヴァニラの野郎のせいかッ!」 露伴の察しの通りヴァニラ・アイスの『クリーム』のせいである。 大きな館ならいざ知らず露伴の家は普通の家より少し大きい程度。 そんな家の至るところに穴が空いていたらその内崩壊するのはコーラを飲んだらゲップが出るくらい確実である。 露伴が仕事場の窓から脱出するのとほぼ同時、露伴の家は完全に倒壊した……それがつい30分程前の出来事。 それから彷徨い歩いて今に至る。康一に会ったのも偶然以外の何物でもない 「っていうかそんな事どうだって良いだろうッ!家で漫画描いてようが外歩いてようが僕の勝手だ!」 露伴は康一に半ギレでまくし立てている。まぁ無理もない。 せっかくの原稿も瓦礫の下である。一刻も早く忘れたかったであろう傷に触れた康一の罪は重い。 (殺し合い?何だとそりゃーッ!) 露伴が康一にキレている間、イギーは露伴の話を聞いた事により混乱していた。 (コイツら実はかなーり危ねぇんじゃねぇか!しかも爆発する首輪?嫌だ!関わりたくねぇ! オレは無関係だ……帰らせてもらう!……ってそういやオレの首にも何か……) イギーは嫌な予感がした。そして道路脇の鏡を見上げる。 (オレの首に付いてるのは……やっぱり爆発する首輪じゃねぇかァァァッ!冗談じゃねぇぇぇぇッ!) イギーは厳しい現実に打ちのめされた。現実は非情なのである。 「ところで康一君、そこで悶えてる犬はなんだい?君の犬かい?どうやら僕らと同じ首輪が付いてるけど」 「道で会ったんで拾ってきたんですよ。このままじゃ死んじゃうと思ったんで…」 今度は康一が露伴に今までの説明をする。 「ふーん……『ヘブンズ・ドアー』!」 露伴はいきなりイギーに攻撃を仕掛けた。 「ちょっとぉぉぉぉッ!岸辺露伴ンンンン!犬に何してんですかッ!」 「一応念のためだよ。さっきの話聞いてたろ?この亀はスタンドが使える。 鼠の話も承太郎から聞いたろ?だったらこの犬もスタンド使いかも知れない」 康一は渋々納得する。 「何々?名前はイギー……やはり当たりだ。ここ見なよ。スタンド名『愚者(ザ・フール)』砂を操る能力。康一君を襲ったのはこの犬じゃないのか?」 康一は驚いた。最初に自分を攻撃して来たのは一緒に行動していた犬だったのだ!でも…… 「でも……でも!僕を襲うつもりならいくらでも襲うチャンスはあったはずなのに攻撃してこなかった!」 「まぁな。実際は最初の攻撃が効かなかったから無駄だと思ったか何かじゃないか? とりあえず後で『岸辺露伴と広瀬康一を攻撃出来ない』『今あった事を忘れる』って書いておこう」 露伴はイギーの記憶を読み続ける。 「ったく…コイツ生意気にも人間より格上って思ってやがるぞ…… !!!康一君、ここを見るんだ」 「えーっと……承太郎さんにジョセフさんッ?!」 「ああ。どうやらこの犬はあの二人と知り合いの様だな。 他の仲間は……アブドゥル……ああ最初に荒木にのされた奴か。スタンドは『魔術師の赤』 次はポルナレフ……スタンドは『銀の戦車』……補足欄にバカ間抜けアホドジって書いてある。ハハッ、散々な言われようだな。 最後は花京院……『法皇の緑』……コイツだけ詳しい能力がわからないな」 露伴は必要な情報を引き出すと『岸辺露伴と広瀬康一を攻撃出来ない』、『今あった事を忘れる』、そして『二人のピンチには協力する』、さらに『合図するまで寝てろ』と書き込んだ。 「こう書き込んでおけば安心だろ?僕らの身も守ってくれるぞ。眠らせとけば暴れる事もないから持ち運びにも便利だ!」 露伴は何故かハイだ。それに対してちょっと鬱の入った康一が返す。 「はぁ……というか僕もう疲れちゃいましたよ……」 「まぁ弱音を吐くなって。とりあえず僕も一緒に行かせてもらうよ。君に付いて行った方が安全に取材出来そうだ」 康一は内心拒否したい気持ちでいっぱいだった。 何しろこの男は物事に対して手段を選ばないところがあるのである。 (うーん……でも仲間は多い方が良いかな?) 「ほら行くよ康一君。とっととその犬を連れてきな。さぁ冒険の旅だ!まるで自分が漫画の世界に迷い込んだみたいにワクワクするぞ」 (早速仕切ってる……もうしょうがないなぁ) 康一はイギーを抱き抱えるともうワクワクを止められない早足の露伴を追いかけた。 「東に行きません?駅の方は誰かいそうですし」 「それもそうだな。だが断る!危険とわかっていても好奇心を煽られたらそれを避けずにはいられない!駅の方に行くぞッ!」 一人の冒険家気分の漫画家、それに振り回される少年、少年に抱き抱えられる犬、二人+一匹の珍道中が始まる。 次第に空は明るくなってきた。 (あれ?そういえばあの砂の攻撃がこの子ならあの人は何だったんだろう?一般人……の訳ないか) 【小道(E-4)/一日目/黎明~早朝】 【岸辺露伴探検隊】 【広瀬康一】 [スタンド] 『エコーズACT1・ACT2』 [状態] 疲弊 [装備] なし [道具] 支給品一式、シャボン液 [思考・状況] 1)何か疲れちゃったよ…… 2)しかしあの砂がイギーのせいならあの人(F・F)はなんだったんだろ? 【イギー】 [スタンド] 『ザ・フール』 [状態] 疲弊/露伴の能力で寝てる [装備] なし [道具] なし [思考・状況] 1)何でオレがこんなのに巻き込まれたんだァァァッ!? 2)ただし今は寝てる 【岸辺露伴】 [スタンド] 『ヘブンズ・ドアー』 [状態] 健康/ワクワクしてる [装備] [道具] 支給品一式、ココ・ジャンボ [思考・状況] 1)漫画のネタ探しする 2)殺人ゲーム……なんてワクワクするんだ!まるで冒険漫画の主人公みたいだ! 3)康一がエコーズACT3を出せないのは知りません D-4の露伴の家が倒壊して瓦礫の山になりました。 また、イギーは康一達に能力を知られた事を当然知りません。 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む 26 『誰が為に砂は舞う』 広瀬康一 61 Dancing In The Street 26 『誰が為に砂は舞う』 イギー 61 Dancing In The Street 25 岸辺露伴の奇妙な取材 岸辺露伴 61 Dancing In The Street
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/17813.html
登録日:2012/07/15 Sun 23 01 20 更新日:2024/09/15 Sun 16 42 17NEW! 所要時間:約 12 分で読めるど ▽タグ一覧 4部 だど ゲス野郎→漢 ジョジョ ジョジョの奇妙な冒険 スタンド使い ダイヤモンドは砕けない ドドリア ニール・ヤング ハーヴェスト 作者公認の強スタンド←チートの一歩手前 公式チート 勝利の立役者 守銭奴 山口勝平 愛すべきバカ 本能 涙腺崩壊 爆死 理解不能 理解可能 矢安宮重清 群体型スタンド 群体型スタンドの宿命 ← 描くのがめんどくさいので退場 遠隔操作型スタンド 重ちー 黄金の精神 ゆ…『友情』って…… い…いいもんだなぁ〜〜〜 ししっししっ 『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』の登場人物。読みは「やんぐう しげきよ」で愛称ば重ちー゙。(「しげちゃん」がなまったらしい(*1)) CVはゲーム・アニメ共に山口勝平。 ちなみに名字の「矢安宮」はカナダの歌手゙ニール・ヤング゙に、スタンド名のハーヴェストは同氏のアルバムから由来している。 【概要】 仗助たちも通う「ぶどうが丘高校」(*2)の中等部に在籍する男子中学生。 体重110kgという肥満体で、低い身長 頭身にドラゴンボールのドドリアさんみたいなトゲ頭(*3)…というかなりデフォルメの利いた容姿をしており、全部を通して奇抜な恰好をしたキャラこそ多いが人体のデッサンは基本的に写実的なジョジョという作品ではこの体型は結構珍しい特徴である。 とはいえ4部中では康一や間田など一部のキャラが途中から極端に小柄に描かれることはあるが、重ちーは初登場時でも最初からこの外見だった。 ファンからはほぼ冗談で「成長したらポルポみたいになりそう」なんて言われてるとか。 顔は潰れた鼻に垂れ目とお世辞にも男前とは言い難い面相で歯の生え代わり途中なのか前歯が2本しかない。笑顔を作った時なんとも無邪気で間の抜けた感じであるが、後述の裏の顔を見せた時は据わった三白眼に賎しい雰囲気のゲスな笑みと、別人のような卑屈で陰険な顔つきと化す。 他の4部の学生スタンド使い同様、ユニークなデザインの改造学生服を着ており、体型も相まってカットしたゆで卵のようにギザギザの裾、自身のスタンド名に掛けてるのか「収穫」を思わせる鎌のワッペンを両肩に付けているほか、ボディラインをなぞるように前面にはスパンコールを貼りつけている。 一人称は「オラ」。その他にも語尾に「〜だど」をつけるなどステロタイプな創作の田舎者のような口調。 音声化した際は間延びしたいかにもトロそうな口調をしており、自己紹介の時に切手の値段ごとに舐めた時の味が違うのか確かめようとして叱られた過去をカミングアウトするなど、後述のように「地の頭は悪くないが、日常的にはかなり非常識でヌケた」ところがある。 「シシッ」と笑うのが口癖。 家庭的には非常に円満な恵まれた環境に産まれており、パパと割りと美人のママがいる。重ちーは両親を心から愛しており、基本的に常に細かい打算を気にして生きているタイプながら、両親を守るという事柄にかけてはそれこそ自分の保身を擲ってでも全力を注ぐ覚悟を持っている。 大好きなママの写真を常日頃から肌身離さず持ち歩いているあたりまだ精神的には幼く、親離れが出来ていなかったのかもしれない。 ペットにカメを飼っており、名前は「ゴン太」。 本来は温和かつ純真な少年なのだが、目先の損得に流されやすい上に金銭絡みの執着心が異常に強く、利益の独占のためなら殺人すら辞さないという危険な一面を持つ。 金絡みだと殆ど別人。別にお金に苦労してる訳ではなさそうだが。 こうした性格のせいで仗助らと邂逅するまで外の世界に親しい友人はおらず、孤独な青春を過ごしていたために非常に世間知らずで、「この場合、自分はどこまで踏み込んでも許されるのか?」という普通なら人の輪の中で何となく自然に学んでいく「呼吸」がよくわかっていないと思しき場面が何度となく描かれている。 そんな中で「金を持っていると便利で得」「だから持っている金額は大きい方が良い」という常識をたまたま金欠で利益に餓えていた仗助らがやや過剰な方向に煽ってしまった結果「大金を持っている方が偉い」とカン違いして暴走を始めてしまった可能性もある。 いずれにせよ、普段からそんな邪悪な本性を押し隠して生きているような人物ではなく、仗助たちとの出会いを経てまだまだ人間的に成長していける余地は充分にあったといえる。 …しかし、結果的にはその時が来ることはなかった。 【劇中の活躍】 初登場したときはスタンドで「街中の物陰に落ちている小銭を集める」という地道な小遣い稼ぎをしていた。 軽く12万円程度には達しており、仗助に「12万 俺の所持金 12円」と一句詠ませた。わざとではない その金を友達だからという理由で仗助と億泰に渡そうとするなど、 この時点で少々危ういところが垣間見える。 当時壊滅的な金欠(*4)であった仗助がより効率よく稼げる方法(集める対象を小銭から現金化できるシールに変えた)を教えたあたりから態度が変わり始め、億泰が500万円の宝くじを発見した事と、仗助が下心から自分を(ちょびっとだけ)利用していたことを盗み聞いてしまった事によりゲス野郎と化しその賞金を独り占めしようとした。この時の彼は流石に擁護のしようがない。 一件愚鈍に見える重ちーだが、自らのスタンドを活用することにかけては天性の才能を持っており、奇抜な妙手で仗助と億泰をあと一歩のところまで追い詰めるものの、二人の機転により逆転され(*5)顔が変形するほどぶん殴られた。 この時に発した 「理解不能理解不能理解不能理解不能」 「あ…な…なるほど!理解『可』能」 「ええ!?再び理解不能理解不能理解不能理解不能」 「あっ!理解『可』能」 という妙に固いポンコツコンピューターのような言い回しは、慌てふためく重ちーの顔芸も相まってよくネタにされる。 その後自分一人の力では賞金を手に入れることは出来なかったと悟り改心。500万円は平等に分けることにし、本当の意味で仗助と億泰の友達となった。 …が、賞金を受け取るときに「分配はスタンドの数で行うのが正当(仗助と億泰が1ずつ、重ちーは500)」と冗談半分でほざくなど守銭奴ぶりは変わらなかった。 それでも結果的にちゃんとお金は平等に分けた。(*6) その後はどこから聞いたのか杉本鈴美の話も知った模様。 しかし、かつてない「友達」という財産を手に入れた重ちーの幸福な生活は長くは続かなかった。 ある日のランチタイム、大好物の「サンジェルマン」(*7)のサンドイッチを買っていそいそと学校に戻ろうとする重ちーだったが、同じ店で買い物をし、似たような袋を受け取っていた男のそれを間違って持っていってしまったのだ。 その男は人殺しだった。 若い女性を襲って殺害し、その手首を切り取って「彼女」としていたるところに持ち歩き生活するのが趣味の凶悪殺人鬼。 これより以前に康一が接触した街に留まっている幽霊・杉本鈴美が「未だこの街に潜伏し人を殺し続けている」と警告した男の正体こそが、この平凡なサラリーマンを装う異常者、吉良吉影であった。 吉良の袋の中にあったのは彼の「彼女」であり、それを誰かに見られる前に奪還せねばと 猛然と追跡を開始する吉良。 日中の学校に忍び込んで体育用具室で昼食を取ろうとする重ちーの眼を盗みどうにか目的を達成したものの、「自分のサンドイッチを盗られた」と勘違いした重ちーがスタンドでそれを奪い返そうとした弾みに袋が破れ、重ちーは吉良の「彼女」を目撃してしまう。 一息ついて、自分の致命的な秘密を知ってしまった重ちーに淡々と自己紹介を始める吉良。惜しげも無く開示される個人情報はとりもなおさずそれを知った重ちーを「絶対にこの場から逃がさずに殺す」という決意表明にして殺しの儀式だった。 禍々しい漆黒のオーラを放ちながらその傍らに現れ立つ影。吉良もまた、スタンド使いだったのである。 戦いが避けられないと判断した重ちーは即座に戦闘モードに移行。ハーヴェストは近距離パワー型にも何ら遅れをとるものではなく、吉良の頸動脈を断ち切る寸前まで追い詰めるなど善戦するものの、彼は吉良のスタンド「キラークイーン」の能力を知らなかった。 それは、「キラークイーンは触れた物をなんでも爆弾に変えられる」という能力。 吉良が何か怪しげなものを持っているので「とりあげる」ことでそれを使うのを封じようとした重ちーだが、それは、起爆装置が別にある爆弾をわざわざ目の前に引き寄せてしまうことに他ならなかった。 キラークイーンの爆弾に変えたものに触れれば、起爆と同時にその物体は内側から粉々になるようにして破壊される。 ましてや、引き寄せたのは何の変哲もない100円玉だった(*8)。吉良の事を知らない以上、100円玉が爆弾に変えられてるなど想像できるわけがない。 運よく(?)かかりが浅かったために一命こそ取り留めたものの、顔が内側で半分吹き飛び、顔の肉と脳みそが1/3ほどシェイクされてしまった。(吉良談) ダメージを負った重ちーは一瞬で形勢を逆転され、吉良に生殺与奪権を握られてしまう。 重ちーをいつでも始末できる状態になったことで余裕を取り戻した吉良は「自分以外にも特殊な能力を持つ者がいる」ことに興味を持ち、 重ちーを嬲り者にしてそれを聞き出そうとする。最初はしらを切ろうとした重ちーだが、その次の瞬間、吉良が半笑いで告げた禁句が消えかけた闘志に火を点けた。 「知らないってことはないだろう…いいかい?」 「しゃべらなければね…」 「君の両親も……始末するよ」 「なん…だ…と!!オラの『パパ』と『ママ』を…!」 それまで誰かに助けを求めることしか頭になかった重ちーが、最期の力を振り絞り自分からその場を離脱した。 保身ではなく、自分の得た情報を仗助たちに伝え、愛する家族を邪悪な殺人鬼から守るただそれだけの為に。 じょ…『仗助』の… ところへ行…くど… 『仗助』の…『クレイジー・D(ダイヤモンド)』なら… オラを…治してもらえるど… 行かな………くては! そし…て…オ…………ラは オッ オラはッ…… 『パパ』と『ママ』を………守るど! オラがッ!………『パパ』と『ママ』をあいつから守るどッ! あんな薄ら汚らわしいヤツがッ…『パパとママ』が住むこの町にいてはならないどッ!! 金のためでも自分の安全のためでもなく、家族のため町のために生き延びようとする姿はまさしく漢であった。 が、あと少しで仗助に会えるというところで開こうと手をかけたそのドアノブを、吉良は既に爆弾に変えていた。 重ちーは今度こそ、粉々に砕け散って即死した。(*9) …しかし、死ぬ直前に最期のハーヴェストが吉良のスーツのボタンをむしり取っており、そのことが花京院やアバッキオのようにラスボスを倒すための手がかりとなった。 なお、学校の廊下には多数の生徒がいたのだが、誰も保健室に連れて行こうとか介抱しようとはしなかった。フラフラの重ちーにバスケットボールをぶつけてしまった女子生徒3人組でさえ、一旦は気にかけかかるものの「気持ちワルイ、行こ行こ!」と無視してしまった。 まあ、何のかかわりもない人間に対してまだ10代の子供がそこまでの洞察力を発揮しろ、というのも酷だし、ただならぬ重ちーの様子に「関わったらまずい」と判断したのかもしれないが…。 あまりこういう言い方はしたくないが、「容姿の面で敬遠されてしまった」部分もあると思われる。 他の生徒が重ちーを助けようとした結果、巻き添えとなる形で吉良に殺される可能性もあったので、被害が広がらなかったという点では幸運とも言えるが。 ミ… ミツケ………タ…… ゾッ!! 彼の魂が砕け散り空に消えていくのを杉本鈴美が目撃したことで「重ちーはもうこの世に居ない」という事実が確定し、それを知らされた仗助たちは、彼には二度と会えないという事実をうまく受け止められないまま重ちーを殺した殺人鬼を追うために決意を新たにするのだった。 この「重ちーを殺した奴を追う」という想いは即ち『4部後半の仗助の戦う動機』でもある。 …重ちーの両親は息子が死亡したことを当然知らず、4部完結の時点でもなお、失踪届を出している。 【スタンド】 イチエン ミツケタゾ!! しししっ!! スタンド名:『ハーヴェスト(収穫)』 破壊力-E スピード-B 射程距離-A 持続力-A 精密動作性-E 成長性-C 虹村形兆の『バッド・カンパニー』のような小サイズ・群体型のスタンド。 大きな仮面のような胴体から直に4本の手と2本の脚、昆虫の腹のような尻尾が生えたデザインをしており、顔の上部には拾ったコインをセットするための隙間が設けられている。 額に当たる部分には穴が開いているが、この穴からは出し入れ自在の注射針が隠されており、形のない液体でも吸い取って持ち運ぶことができる。 単独のパワーは低いがこちらはスタンドの総数が500体以上にもなり、行動範囲もけた外れに広い。 (重ちー本人は「杜王町の外に出ると迷子になるから行かない」と言っているため、恐らく杜王町全体は軽くカバーできるだろう。) ◆能力 なんでも集める。 物集めを得意とし、前述したように重ちーはこのスタンドを使って小銭を集めていた。 目当ての物品を発見した時は「ミツケタゾ!」と鳴いて教える親切機能付き。 その為、『ハーヴェスト』=『収穫』というスタンド名は実に言い得て妙な表現になっている。 一つ一つのパワーは弱いものの、群がるとかなりの脅威。 重ちー自身は肥満体なので鈍重だが、ハーヴェストが集まれば持ち上げて移動することができ、まるでバケツリレーのようにして運ぶことで高速移動が可能。 また、力は無いが殺傷力は持っており、手刀は人体を抉り取るほど鋭く、まるで彫刻刀の刃を突き立てるようにして相手の急所を狙う攻撃は非常に危険。 こっそりズボンの中に集団で忍び込ませ、億泰の足を削り取って決して小さくない傷を与えたりもしている。「タマキンのとこまで来なくて良かったが…」 億泰は別の場面でも一匹に眼球を攻撃され、片目が見えなくなった。治してくれる仗助がいたから良かったものの、そうでなければ目は完全に潰れていただろう。 またスタンドの数が非常に多いためその分ダメージも分散され、1・2匹どころか10~20匹程度潰しても本体には傷一つつかない。 その他にも、額の穴から出す注射針を使い、酒を直に血管に打ち込むことで急速に相手を酔っ払わせたり、スタンドで壁を作ることで眼くらましをしたり、葉っぱを集めさせて隠れ蓑にしつつ、一匹だけフェイクとしてわざと吉良に見つかるようにして後を追わせるなどかなり応用のきくスタンドである。 これらの多彩な応用を見せられた二人は、重ちーを本質的には賢い人間なのではないかと評価しており、仗助は(一応二人がかりで降参させた後にも関わらず)「『ハーヴェスト』に勝てるやつがいるとは考えられない」とも発言している。 また荒木先生自身も『西尾維新クロニクル』に収録された西尾維新氏との対談で、「最強ですか?」と質問されて肯定している。 それでも無敵のスタンドというものはなかなか存在しないのも事実。 『ハーヴェスト』の弱点は、まず敵の攻撃を直接受け止める防御力は皆無に等しいこと。 そして群体型とは言え、動かしている思考は本体ひとりのものでしかないということだ。 スタンド一体一体を個別に精密に動かせるわけでもなければ、一体一体が知覚している状況を同時に把握できるわけでもない。 スタンド像が拾ってきたものをその都度自分で確認し、指示は口頭で出しているので、スタンド像と視界や感覚の共有も出来ていない。 スタンド像が大量にあるとはいえ、やれることはひとまとまりの巨大な遠隔操作型のスタンドと大差ないのである。 そのため、「特定の物品を拾え、又は誰かに届けろ」といったおおまかな指示であればスタンド像が自律して行動出来るが、戦闘のような臨機応変な対応を要する場面では、本体が実際に状況を確認しながらスタンド像の近くで都度細かく指示を出さねばならない。 つまり、戦闘時には重ちー当人が敵に近寄らなければならない。 なので、本体の不意や意表を突けば先手は取れるし、とっさの攻撃を防ぎきる防御力もないため一瞬の油断が致命傷につながりやすい。 本編ではまさにこの通りの展開で仗助たち、そして吉良に敗れることになった。 メタ的な意味では凝ったデザインであるスタンドを大量に描くという性質上「作画コストが高い」というのも弱点であり、虹村形兆のバッドカンパニーと同様に「群体型スタンドは作者が描くのが大変だから早期に退場させられる」とネタにされることも。 5部に登場する群体型スタンドのセックス・ピストルズも退場は免れたものの、初登場時はデザインがそれぞれ凝っていたのだが、再登場時には一部が簡略化されている。 ちなみにジョジョ4部-5部と同時期にジャンプで連載していた作品でも似たような事例があった。 【余談】 憎めないやつという理由で荒木先生もお気に入りのキャラとして上げている。とある番組で「(ジョジョシリーズで)描いていて一番悲しかったシーンは?」という質問にも、「重ちーが死ぬシーン」と答えている。 モンスターハンター3Gとのコラボクエストでハーヴェストを模したお面が作れることが決定した。なお、そのクエストの依頼人は重ちーであるのだが、1週間後に配信された「黒曜石は砕けない」では仗助が殺人鬼を追っている。 「〜だど」は実際に宮城で時折使われる方言。杜王町も仙台市がモチーフ。なお、「〜だよ」とか「〜だぞ」という意味合いなので、むやみやたらに語尾に付けたりはしない。 「話さないと君の両親も始末するかも」という吉良のセリフだが、吉良が何も知らない重ちーの両親をわざわざ本当に殺すとは考えづらい。(*10)(*11)他に自身を追っている人物がいるかどうかを知る為の脅し文句だろう。 追記・修正頼んだど! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コイツが死んでから四部の空気が変わったな…。読んでた頃はそれくらいショックだった。 -- 名無しさん (2013-11-13 10 57 22) ムーロロさんの発言から察するに、仗助達に会うまで花京院みたいな寂しい青春送っていたのかな。 しかも、重ちーはお金だけが友達という可能性も。 -- 名無しさん (2013-11-13 12 31 23) いじめられっ子で友達がいなかったのかも。その寂しさをお金貯めたりして紛らわしてたって感じで… 唯一の救いは死んでしまう前だけどやっと仗助・億泰って友達ができたって事かも… -- 名無しさん (2013-11-13 18 19 04) 中学生ながら相当な金額ため込んでいたんだろうな。遺産はどうなるんかな…。 -- 名無しさん (2013-11-26 23 13 02) 読んでた当時は青木和代(ジャイアンの母ちゃんやジャイ子の声やってた人)で再生されてた。または山口眞弓とか。 -- 名無しさん (2013-12-08 20 41 27) 『過保護な環境で育った大きな赤ん坊』というイメージのあるキャラ。恥パーのあの解釈はあまりに牽強付会だという意見も多いが、仗助に出会って叱ってもらえなかったら確実に邪悪で捻じ曲がったスタンド使いになっていたと思う。 -- 名無しさん (2013-12-08 20 51 41) その過保護に育てた両親に対して純粋に慕っていた所が、死ぬ前に吉良から必死で逃走(本当の意味での戦術的撤退)して仗助たちと合流しようという「漢」らしい行動に出た所以でもあるんだよな。 -- 名無しさん (2013-12-09 09 07 43) ギャグ要素の強かった宝くじ争奪戦の次のエピソードで吉良と遭遇(この時まで猟奇性とギャグ性が混然一体となってる)して戦闘、逃走の末に死亡した時はショックだったよ…。 -- 名無しさん (2013-12-22 18 25 12) ↑2 まさに長所と短所は表裏一体、ままならぬものだな。 -- 名無しさん (2013-12-22 18 37 27) ↑6 俺は神代知衣で再生されたな。おぼっちゃまくんの人 -- 名無しさん (2013-12-22 18 44 00) 「お金が増えるど!」「やったね重ちゃん」爆死 -- 名無しさん (2013-12-23 22 44 01) 両親は失踪したと思って捜索願出したまま終了。川尻浩作や辻彩、それと多くの吉良に殺された人同様に切ない。 -- 名無しさん (2014-01-08 17 25 55) ASBで仗助に変な頭とか言っててフイタ -- 名無しさん (2014-01-27 21 10 39) ↑「お前が言うな」って思ったわ ジョルノといい花京院といいポルナレフといい -- 名無しさん (2014-02-26 16 58 53) 最後のドアノブ、スタンドにあけさていれば…… -- 名無しさん (2014-04-18 20 28 16) ジョジョシリーズの仲間って終盤にラスボスの次に強い敵やラスボスに殺されて退場するけど、強すぎたという理由で仲間になった次の話に死亡した唯一のキャラ -- 名無しさん (2014-05-05 09 47 55) ↑重ちーはあくまで『友達』になったんであって、戦力としての行動を共にする『仲間』というイメージがわかないんだよねぇ・・・w4部はそういうゆるい人間関係がメインで、メインパーティといえるのは36巻の表紙に載ってるメンツまでの範囲だと思う。 -- 名無しさん (2014-07-01 21 17 39) イギーの愚者みたいなスタンドだよな。 -- 名無しさん (2015-01-08 21 10 26) 重ちー編の次に吉良編が来てすぐに死んじゃったけど、れいみの事を仗助から聞いてたり重ちーの死が仗助が吉良を追うバックホーンになったから短いけどかなり仲良かったんだろうな。 -- 名無しさん (2015-02-24 14 02 54) ↑の方 登場時に切手舐めて叱られたって言われてたじゃん・・・ -- 名無しさん (2015-06-25 18 14 16) 花京院と比較されてるけど、故郷に残した両親のことを頭から消し去って仲間達に後を託した花京院と、両親を守るために最後の最後まで生き延びようとするもあえなく散った重ちーは何気に対照的。仲間達にラスボス撃破のための決定的な手掛かりを残した点は一緒だけどな -- 名無しさん (2015-06-25 19 17 05) なんかいつの間にかアイスオブヘブンに参戦していた 声優は前作から続役 -- 名無しさん (2015-07-25 09 31 57) かっぺー続投で良かったわ。金のためなら友達裏切るイメージあるから(気持ちはよーく分かるが)最後まで好きになれんかったがASBのかっぺーボイスと可愛いしぐさでようやく好きになった -- 名無しさん (2015-08-11 23 17 05) 康一君とは会っていないしこれからも会う機会がないんだよな。残念だ。 -- 名無しさん (2015-11-07 20 19 10) ハーヴェストに襲われると肉体的ダメージより精神的ダメージのほうがでかそうだ -- 名無しさん (2015-11-07 22 30 52) ↑↑いや、吉良戦で「みんな言っていたど」と発言しているから、仗助から紹介される形で康一や承太郎達とは一度は会っているはず。杉本鈴美の事もその時知ったんだろう。 -- 名無しさん (2016-02-05 21 53 11) これといった弱点がまるで見当たらないスタンドだな -- 名無しさん (2016-04-10 18 13 19) 打撃でない面攻撃くらいだろうか? -- 名無しさん (2016-04-14 23 43 36) ↑9 それって「切手をダメにしたから叱られた」と言うより「切手舐めるなんて汚い」と言う過保護で叱られた可能性が -- 名無しさん (2016-05-15 17 06 45) 数十体程度じゃダメージ入らない、手がかりないと本体が判らない、集める命令以外は緻密な動きもでき殺傷力もある自動操縦。特別な性能がない代わりにスタンドのいいとこ取り -- 名無しさん (2016-07-15 00 21 39) こいつの登場と死によって吉良を中心とした話へとシフトしていくという第4部における「時報」 -- 名無しさん (2016-07-15 00 30 40) ASBに引き続いて、かっぺーさんがアニメ版も担当。あのキャラは、山口さん以外考えられなかったから嬉しい。 -- 名無しさん (2016-07-30 10 54 42) まさかのかっぺーさん続投、3部でエテ公演じたからまた変更されると思ってたわ。 -- 名無しさん (2016-07-31 00 55 03) 億泰に「オフクロさん結構美人だな」って言われてたなv 多分父親似なんだろうなぁ。 -- 名無しさん (2016-07-31 10 24 48) アニメジョジョは(モブ・ガヤ)1声優1キャラなイメージ持ってたからかっぺー重ちー続投は意外だった -- 名無しさん (2016-07-31 11 59 18) アニメだと動くたびに巨乳のおねーさんとラッキースケベイベント発生みたいな楽しげなSEが鳴って面白いw -- 名無しさん (2016-08-04 18 26 53) 当初は友人が純粋に欲しかったり他人からは褒めて~ってとこがしげちーの気持ちだろう。ケチなのは事実だが金から始まった関係なんて録なことにならんからな -- 名無しさん (2016-08-07 00 25 36) それとしげちーは小銭でも警察に聞いて犯罪にならないか確認してる。攻撃したのは友人でなく金稼ぎに利用にされたのを気付いてからだし -- 名無しさん (2016-08-07 00 34 02) 言動こそ池沼っぽいが応用力は異常に高いのび太みたいな奴 -- 名無しさん (2016-08-07 01 30 36) もし形兆と激突したとしてもBカンパニーを強制的に武装解除させて完封しちゃいそうだ -- 名無しさん (2016-08-07 02 35 24) アニメではシンデレラ回と初吉良回順番入れ替えたんだな 重ちー少し延命したな -- 名無しさん (2016-08-11 21 47 14) ↑今考えてみたら吉良の回からシンデレラの回って流れは不自然だよな・・・ -- 名無しさん (2016-08-11 22 07 34) ハーベストは数の強みとしげちーの機転による汎用性、町全体をカバーする射程距離に加えて仗助達が体に引っ付かれても攻撃されるまで気付かない隠密性とパーフェクト性能。でもそれでも負けてしまうのがジョジョである。 -- 名無しさん (2016-08-12 22 05 08) ハッキリ言って嫌いな方のキャラだけど魂まで崩れ去る死に方はあんまりだと思ったなぁ成仏すらさせてもらえなさそうで・・・吉良のほうはデッドマンズQで幽霊ライフを送ってるから余計にね -- 名無しさん (2016-08-30 20 59 10) ↑だよな。人を十数人も殺しておいて『平穏』とか抜かす吉良が許せなくなる…。吉良は基本的に好きなんだが、デッドマンズQでのうのうと幽霊生活を送っているから死んだ人の事を考えるとやるせない気持ちになる…。 -- 名無しさん (2016-09-01 10 38 20) 金に目がくらんだ時の豹変が怖かった -- 名無しさん (2016-09-01 11 30 28) 弁当食べてるとことか仗助達と友達してたから見てて辛いわ 本人からしてみれば日常モードからの突然のこれだしな・・・ -- 名無しさん (2016-09-02 04 38 07) その気になれば街中を一瞬で探索できるハーヴェスト使えばすぐに吉良の正体を特定できたよな だから真っ先に死んだんだろうけど -- 名無しさん (2016-09-02 05 00 12) ↑5吉良があの世に送られた事で重ちーや吉良に殺された他の人達も成仏出来たと思う…そう考えるようにした -- 名無しさん (2016-09-04 13 40 38) 死んだのにスタンド操作できるとかラストは精神力カンストしてたな -- 名無しさん (2016-09-04 13 59 07) アニメ版シアハ1話の予告で泣いた。まだの人は観に行った方がいい -- 名無しさん (2016-09-04 17 21 19) こいつの成仏?シーンは天国にも地獄にもいけずに消滅したように見えた -- 名無しさん (2017-01-10 03 26 58) スタンドが弱かったら最後まで生き残れたかもね -- 名無しさん (2017-01-10 05 15 27) ニール・ヤングのアルバムの「Harvest」に「Heart of gold」という曲が収録されているが、これが黄金の精神の元ネタなんだろうか -- 名無しさん (2017-08-02 10 23 05) まさに大きな虫を潰すアリの大群やな -- 名無しさん (2017-08-31 17 44 47) 吉良もハァ-ベストに勝ったわけではないんだよね。 -- 名無しさん (2018-05-24 23 31 53) 黄金の精神(ダブルミーニング)を持ったスタンド使いだった -- 名無しさん (2019-03-28 13 32 05) ガイジで不潔でクズでみんな不快になってると思っていたらネットでは憎めないやつみたいな扱いでめっちゃびっくりした思い出 -- 名無しさん (2020-04-18 20 57 41) ガイジだけど両親を守るため、殺人鬼を倒すために命をかけたからな -- 名無しさん (2020-05-06 01 52 43) これまで自分の欲得勘定を第一にしていた奴が何かを守るために行動するのが尊い。いきなり聖人君子に目覚めるのもリアリティがないから、間近な家族の為というのがまた良い距離感なんだ -- 名無しさん (2020-06-12 14 10 17) 瀕死に追い込まれた状態の尋問で情報を吐かず、家族を人質に脅迫され、その段階で屈服してもおかしくないのに恐怖を消し飛ばし抵抗した『真実に向かおうとする意志』 そして家族や町のため勇気と死力を振り絞って仗助へと希望を繋いだ『黄金の精神』 個人的な解釈だが、そのビジュアルや性格も含めて荒木さんの世界観やポリシーが凝縮されてるキャラクターだと思う -- 名無しさん (2020-06-13 18 08 40) 吉良にとって、初見殺しの効果が高い最初に接敵したのがコイツだったのはデカイだろうなぁ…単純な物量による人海戦術で索敵も戦闘もかなり有利に立てるし、それこそ杜王町全体を監視できるんだから吉良が『爆発』の能力を持ってると分かってれば吉良がキラークイーンを封印しない限りシンデレラで変装しても捕捉できそう。吉良がスタンドを封印して殺人してもそれはそれで証拠が残るだろうし、スッパリ殺人を止めるくらいはしないと高確率でバレる。でもそれができるなら吉良吉影は殺人鬼になんてなってないという。最初に消せたのは本当に運が良かった。 -- 名無しさん (2021-10-15 14 59 22) 自分の身に何が起こったかわからないまま身体が砕け散りながら昇天するシーンがキツかった -- 名無しさん (2021-10-15 15 36 25) クズというか、まぁウザい奴なんだが何も死ぬことはなかったという感じのキャラ -- 名無しさん (2022-01-23 14 17 00) 大金に目が眩み仲間を裏切り毒を盛り目を潰した…って書き方すると随分とゲスな行動をした奴ではあるんだけどね。悪に命がけで立ち向かえばチャラになるからね -- 名無しさん (2022-02-13 13 06 14) 爆発の下りの見た目云々のとこは主観が過ぎるし要らなくない?作中で見た目に関して言われてる描写なんてないし個人的な意見持ち出して貶されてるみたいでいい気分しない。 -- 名無しさん (2022-02-13 15 59 40) 違反コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2022-03-06 13 32 22) ハーヴェストの真の能力って…液体注入? -- 名無しさん (2023-04-23 16 15 36) その探知能力の高さと言い数匹倒した程度ではダメージにならない点と言い、なんだかんだ吉良にとって一番相性の悪いスタンドだよね。初見で倒せたのもまた吉良にとっての”強運”なんだろうな。 -- 名無しさん (2024-08-04 21 56 41) 仗助と億安にハーヴェストでアルコールを注入した時みたくガソリンを注入したら勝てたかも。 -- 名無しさん (2024-08-11 19 39 55) 正直原作を読んでる時は守銭奴な所が好きになれなくて爆◯した時も「残念だったな」程度の浅い感情しか湧かなかったけど、アニメで見た時は不覚にもほろっときてしまったわ。吉良の邪悪さと重ちーの必死さが伝わる怪演を見せてくれた声優陣ホンマにすごいと思うわ -- 名無しさん (2024-08-22 13 09 32) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/watashianime/pages/198.html
ディレクター:津田尚克 シリーズ構成:小林靖子 音響監督:岩浪美和 音楽:松尾早人(Part1)→岩崎琢(Part2)→菅野祐悟(Part3) アニメーション制作:david production 原作:荒木飛呂彦(漫画) ジャンル:バトル ジョナサン・ジョースター:興津和幸 ディオ・ブランドー:子安武人 ウィル・A・ツェペリ:塩屋翼 ロバート・E・O・スピードワゴン:上田燿司 エリナ・ペンドルトン:川澄綾子 他 ジョセフ・ジョースター:杉田智和 シーザー・アントニオ・ツェペリ:佐藤拓也 リサリサ:田中敦子 ルドル・フォン・シュトロハイム:伊丸岡篤 エシディシ:藤原啓治 ワムウ:大塚明夫 カーズ:井上和彦 他 空条承太郎:小野大輔 ジョセフ・ジョースター:石塚運昇 モハメド・アヴドゥル:三宅健太 花京院典明:平川大輔 ジャン=ピエール・ポルナレフ:小松史法 イギー:福圓美里 DIO:子安武人 他 2012年秋アニメ、2013年冬アニメ(Part1・Part2) 2014年春アニメ、2014年夏アニメ(Part3/スターダストクルセイダース) 2015年冬アニメ、2015年春アニメ(Part3/スターダストクルセイダース エジプト編) アニメ・サ行
https://w.atwiki.jp/kakite3/pages/350.html
ココ・ジャンボ 杉田空気王に支給。 ジョジョの奇妙な冒険第5部に登場した、亀のスタンド使い。 甲羅のへこみに鍵をはめ込むことで、その人間は甲羅の中の異空間に入り込むことができる。 異空間には家具一式が備えられており、5~6人の人間が快適に生活できるスペースがある。 ただし、トイレはない。 岸辺露伴のバイク クロススレ書き手に支給。 漫画家・岸辺露伴が愛用するバイク。 ミスタの拳銃 さすらいのヒーローに支給。 ブチャラティチームのメンバーであるグイード・ミスタが愛用する拳銃。 この銃自体はごく普通のものだが、ミスタのスタンド「セックス・ピストルズ」との組み合わせにより猛威を振るった。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/43369.html
登録日:2019/12/01 Sun 21 36 00 更新日:2024/06/27 Thu 07 10 43 所要時間:約10分で読めます ▽タグ一覧 ひとり歩き もはや悪霊の類 ジョジョ ジョジョの奇妙な冒険 スタンド 呪い 呪われた装備 暴走 でもオレの『スタンド』って言ったけど…… 『スーパーフライ』はオレの手に負える『スタンド』じゃなくてねえ~~ 『ひとり歩き』している『スタンド』なんだ… 漫画『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するスタンド能力の分類のひとつ。 ▽目次 概要 ●主な『ひとり歩き』しているスタンド ●性質の近いスタンド/判別の難しいスタンド ●関連項目 概要 数多くあるスタンド能力の中でも極だって特殊なタイプで、その数自体もかなり少ない。 スタンド能力は通常、スタンドとそれを操る本体=スタンド使いが存在して構成されるが このタイプのスタンドには決まった本体が存在しない。 元々の本体が死亡した時に何らかの理由でスタンドだけがこの世に残ったり、本体が自分のスタンドを操りきれなかったが為にスタンドが本体とのつながりを勝手に絶ってしまい、無差別に攻撃をして回る(この時、本体もその攻撃対象にされる)などのものを指す。 大きく分けて本体となる生物を次々に乗り換えていくタイプ、そもそも意思ある生物を本体にしない完全独立タイプの2種類がいる。 乗り換えていくタイプのスタンドには自由意志を持つものもおり、人間に取り憑くような形で支配して本体にする。 そのため、取り憑かれている人間を戦闘不能にしてもスタンドそのものを消滅させない限りはまた別の人間を操って攻撃してくる。 厄介なことに「スタンド攻撃へのダメージは本体にも同じようにフィードバックされる」というルールの存在から、取り憑いたスタンドが受けるダメージは本体も喰らってしまう。 特に、疫病神のように害をなすスタンドに本体が悩まされているような場合、取り憑いたスタンドへの攻撃=自分自身への攻撃であるため対処法は実質的に何もないに等しい。 本体の意識が完全に乗っ取られていたとしても、スタンドへの攻撃=その相手への攻撃となることから、人質を取られたのに等しい状態となる。 後者の独立したタイプは、本体が存在しないが故に「スタンドは本体と離れるほどに弱る」というルールが適用されず、まるで悪質な呪いのように害を振り撒く。 能力自体もかなり強力なものが多く、本体を攻撃して止めるということもできないので、こちらも制御困難。 こちらのタイプは能力こそ強力なものの、行動に一定の規則性がある事が多いので、そこをどうにかできれば抜け出す可能性はある。 このタイプの中には、「呪い」と呼ばれて都市伝説と化して一般人にも被害を与えているものもある。 触れただけで取り憑かれてしまうものもあるので、一般人からすれば正しく「呪いのアイテム」そのものだろう。 遠隔自動操縦タイプと似た特徴を持っているが、制御不能であっても決まった本体が存在していたり、本体へ危害を与えないものは違うと思われる。 例えば、5部に登場した『ブラック・サバス』は出現のトリガーが「ライターの再点火(*1)」で、 本体のポルポは自分のスタンドを操れない上にいつどこで出現したのかさえ分からないが、 実際にジョルノと共にブラック・サバスと戦った康一は「遠隔自動操縦タイプ」と推測しており、後にポルポがジョルノに(事実上)暗殺された際、ブラック・サバスも消滅しているのでその推測は間違っていなかったと思われる。 同じく5部に登場した『ローリング・ストーンズ』は、対象の人物が近づくと勝手に発動し、 本体のスコリッピは出現さえも制御できていないが、対象を能力で安楽死させた、もしくは対象に撃退された場合はスコリッピの所へ戻ってくるので遠隔自動操縦タイプである。 5部外伝小説『恥知らずのパープルヘイズ』ではパープル・ヘイズも発現したままフーゴが死亡したらひとり歩きするスタンドに変化する危険性があると考察されている通り、「『今』ひとり歩きしていないだけ」である“普通のスタンド”も存在するようである。 作中の傾向からして、本体に不忠実で操作性の悪いスタンド、本体が肉体的に弱い(瀕死状態など)あるいは精神的に弱い(気弱な性格など)ものがなりやすいようである。 ●主な『ひとり歩き』しているスタンド ※性質の近いスタンド/判別の難しいスタンドについては後述。 ◆アヌビス神 本体:キャラバン・サライ→(…)→牛飼いの青年チャカ→床屋のカーン→J・P・ポルナレフ→子供 第3部に登場したスタンド。像は現実のアヌビスそのまま。 元々のスタンド使いはキャラバン・サライという名の500年前の刀鍛冶なのだが、彼が死亡した後もスタンドだけが刀に宿り、自我を持つ剣として現代まで生きている。 剣を手にした者の意識を支配して操る事ができ、操る者の口を介すれば他の人間との会話も可能。 作中では操られた人間を倒しても次に触れた人間を支配し、幾度も承太郎一行に襲い掛かった。 なお支配能力は抜き身の時に限られ、鞘に入った状態ならいくら触れても操られる事はない。 また操る人間に対する攻撃はそのままその人間へのダメージとなるが、スタンドは剣に宿っているため、スタンドへのダメージは人間側ではなく剣の刀身に行くことも不幸中の幸いか。 能力は(刀身が届く範囲に限り)物体をすり抜けて狙った対象のみを斬れるというもので、 相手の盾や防具などをあたかも存在しないかのように無視して斬ったり、壁などを隔てた相手を(それをすり抜けることで)奇襲したりすることが可能。 剣術の技量等は操る人間に依存するが、剣の斬れ味は非常に鋭く、すり抜け能力もあって、操るのが剣術のド素人な一般人であろうと剣の達人であるポルナレフを苦しめるほど強力。 また、戦った相手の力を学習してパワーアップしていくという非常に厄介な性質も持ち、刀身を折られながらも得意のオラオララッシュを学習したことで承太郎をも追い詰めている。 最後は折れた刀身を柄まで砕かれ消滅。 …と思われたが、折られたまま放置されていた「切っ先」を少年が拾い、承太郎の背中に向けて… ◆スーパーフライ 本体:鋼田一豊大→東方仗助→支倉未起隆→鋼田一豊大 第4部に登場したスタンド。 初めて『ひとり歩き』という表現をされたスタンドで、本体・鋼田一豊大の住む鉄塔と一体化している。 能力は「鉄塔」の中に入った人間を閉じ込め、外へ出られなくする事。 しかし、本体の鋼田一豊大にも制御できず、反対に自分のスタンドに囚われてしまっていた。 ただし、鋼田一の話からしても、『ひとり歩き』の性質になってしまったのはつい最近のようである。 そうでなきゃどうやって鉄塔をリフォームしたり畑を耕してたりしたんだって話になるし 誰か一人でも「鉄塔」の中に人間がいればそれでいいらしく、二人以上が入った場合、一人でも中に残っていればそれ以外の人間は外に出られる。 鋼田一は(*2)この性質を利用し、「写真のおやじ」に唆されて東方仗助一行の誰かと入れ替わって鉄塔(スタンド)から出ようとした。 なお、鉄塔の中に一人しか入っていないのに無理に外に出ようとした場合は、鉄塔の外に出た身体の部分が鉄塔と同様の鉄に変化してしまうため、無事に出ることは不可能。 一応、中に戻れば変化した部分も元に戻るが、そのまま本体の全身が鉄に変化してしまった場合、鉄のオブジェとなって死亡してしまうのか、鉄の身体になっても生き続けるのかは不明。 元の本体は鋼田一だが、閉じ込められる人間が変わったらその人間が新たな本体となる。 元の本体である鋼田一豊大の制御からは完全に離れてしまっているため、鋼田一がどうなろうと新たな本体がいる限りその場に残り続けるらしい。 ◆チープ・トリック 本体:乙雅三→岸辺露伴 第4部に登場したスタンド。明確な自我を持つ。 建築士の乙雅三が「写真のおやじ」に「矢」で背中を貫かれて発現したスタンドだが、乙雅三はスタンドの概念そのものは理解できておらず、 ただ「背中を誰かに見られたら自分は死んでしまう」という強い恐怖だけがあり、それに従って誰にも背中を見られないよう、壁や床に背中をくっつけて行動するようにしていた。 能力は『チープ・トリック』曰く「喋る事」で、人間だけではなく動物とも会話ができる。 スタンド像は赤ちゃん程度の大きさの人型で、見た目通りに攻撃力は無きに等しく、一見するとただただ独りでに喋る五月蠅いスタンドでしかない。 しかし、『チープ・トリック』は自身が貼り付いている宿主の背中を見られた時に、見られた者の背中から見た者の背中に新たに取り憑くのだが、 その際、背中を見られた元の宿主は、小さな人形くらいのサイズにまで萎びて死亡してしまうという凶悪な特性も持っており、一種の悪霊めいた存在である。 この特性により、直接的な攻撃力はない「喋る」能力も、『背中を見られてはいけない』というプレッシャーと合わせて、宿主の精神を疲弊させる恐ろしい能力に変貌する。 劇中では、殺害対象である岸辺露伴に取り憑いてからは、背後から延々と話しかけるのみならず、吉良吉影に迫る写真を消すように執拗に迫ったり、 勝手に周りに喧嘩を売るような発言をしてトラブルに巻き込もうとしたり、出前を大量に頼んで人を大勢呼んだりと、身体的にも精神的にも露伴を追い詰めて背中を他人に見せさせようとした。 ちなみに、露伴の前の宿主である乙雅三は殺害対象ではなかったため、彼の行動を積極的に邪魔したりはしていなかったらしい。 なお、取り憑いた相手が本体となる為、『チープ・トリック』への攻撃は取り憑かれている人間に効果が現れる。 そのため、『チープ・トリック』を消滅させるには取り憑かれた相手ごと始末するしかないという非常に面倒なスタンドで、あの露伴に「ものスゴイやつだった」と言わせるほど。 しかし、露伴の策によって杉本鈴美がいる「振り向いてはいけない小道」で、彼が背中を見せた広瀬康一に取り憑こうと振り向いてしまい、 「振り向いたモノだけをあの世に連れ去る」謎の力に捕らわれ、あの世に自分だけ連れ去られる結末を迎えた。 ◆シルバー・チャリオッツ・レクイエム 本体:J・P・ポルナレフ→なし 第5部に登場。 J・P・ポルナレフのスタンド『シルバー・チャリオッツ』が「矢」で貫かれて進化したスタンド。 しかし、本体であるポルナレフがすでに再起不能の状態になっていた事から本体からの制御が効かなくなり、暴走してしまった。 能力は周囲の生物を眠らせ、近くにいた者同士の魂を入れ替える事。 また、ポルナレフの「心の底」を受け継いで「矢を護る能力」を有しており、レクイエムが持つ「矢」を奪おうと攻撃するとその攻撃がそのまま自分に跳ね返ってくる。 しかし、この能力の本質は「魂の入れ替わった者を『別のモノ』へ変化させる事」で、レクイエムを破壊しないと不気味な化け物のような何かに変化してしまう。 ◆龍の夢(ドラゴンズ・ドリーム) 本体:ケンゾー(→なし?) 第6部に登場。 本体であるケンゾーが「暗殺風水」を極めた事で会得したスタンドであり、吉凶の方角やラッキーカラーなどを教える能力を持つ。的中率は驚異の100%。 この風水に従いこちらが「吉の方角」から攻めれば攻撃は必中、相手を「凶の方角」に立たせれば攻撃せずとも必ず負傷する。 本体とは互いにダメージのフィードバックが無い事もあり典型的な自動操縦型のようにに見えるが、 スタンド自体が完全に独立した「中立」の自我を持っているため敵にもアドバイスをしてしまう事、 ケンゾーが再起不能になった後はどこかへと飛んで行ってしまった事などから、その時点で『ひとり歩き』し始めた、ないし最初から『ひとり歩き』していた可能性は高い。 ◆オータム・リーブス 本体:なし 第8部に登場したスタンド。 杜王町にある『カツアゲロード』、またの名を『デッドマンズ・カーブ』と呼ばれる道に存在している。 カツアゲロードに積もるイチョウの葉の下に潜み、上に乗った人間を本人が気づかないほどのスピードで移動させて元の場所に戻す。 カツアゲロードの住人はこれを利用して、上に乗った人間を自分のものにぶつけさせて壊させ、金をふんだくるというカツアゲ行為をしている。 いつから、どういう理由でカツアゲロードに宿っているのかは不明で、どうやらスタンドというよりも自然現象的な存在らしく、厳密に言うとまた違うものなのかもしれない。 ◆ミラグロマン 本体:昔の武器商人(*3)→~~→ドイツのホームレス→苦竹財平→東方常秀→苦竹財平 第8部に登場したスタンドで、顔面と両手の平に大きな穴の空いた人型スタンド。 ナンバーの末尾が「13」の紙幣と一体化しており、この紙幣を手に入れてしまうと手持ちの金が無限に増え続ける。 一見、非常に幸運な能力に見えるが、実はこの能力で増えた金は使う事が出来ず、絶対に減らす事が出来ないために始末に困るようになっていく。 家は金で溢れてしまい、買い物ではなく公共料金の引き落としでも増えるという徹底ぶりのためにまともな社会生活は不可能になってしまう。 思いあまって紙幣を燃やしたりして破壊してしまうと、完全に逃れる事ができなくなって餓死に追い込まれる。 『ミラグロマン』から逃れる方法は誰かに押し付けて破壊させる事のみである。 杜王町の人々の間にも都市伝説として知れ渡っており、杜王町の人々は絶対に末尾が「13」の紙幣は受け取ろうとせず、無理矢理押し付けようとすると殺されそうになる事もある。 おそらく、取り憑かれた人間が死んでもこの世に残り続けると思われる。 ◆ワンダー・オブ・U 本体:透龍→なし 第8部に登場したスタンド。 自身を追跡するものに厄災をもたらすという能力であり、本体-スタンド間のダメージフィードバックもあるなど元々の区分としては遠隔型にあたる。 だが、この能力の本質は「決して無くなる事のないこの世の「厄災の理」を本体が自分のためだけに利用していただけの能力」であり、 本体死亡後も周囲に厄災をもたらす存在としてワンダー・オブ・Uは存続し続けた。 幸いにも「ひとり歩き」を始めた直後にワンダー・オブ・U自体も完全に撃破されたことで厄災の連鎖は食い止められている。 ◆特殊能力(スタンド)バッグ 本体:グッチの天才的職人(なし?) 岸辺露伴 グッチへ行くに登場。 岸辺露伴の祖母の形見である、ウェブをあしらった70年代製のボストンバッグ。 このバッグに紙幣などの「金目のもの」を入れると、どこかに消えてしまう。 消えるのは金目のものだけで、ペンや飴玉などは消えない。 かつて、グッチの天才的職人のひとりが全世界に3個だけ作ったもので、現代の職人も噂ではあるが知っていた。 その正体は、バッグの持ち主が危機に陥った時に先に入れていた金額と同等のものを出して、持ち主を助けるという特殊能力(スタンド)バッグ。 しかし、露伴が職人にバッグを修理させてしまったためにこの効果は失われてしまった。 料理や射撃、風水など、その人物の特技や技術がスタンドとして発現する事はあるので、その類だと思われる。 おそらくはこのバッグを作った職人のスタンドがバッグと一体化して発現したか、何らかの方法でバッグにスタンドを宿らせたものだと思われるが、全世界に3個存在しているという事や、職人の生死など不明な事も多い。 ◆リモートロマンス 本体:ディキシー・フラットライン→なし 「ジョジョ展」のネット観覧サービスのためにデザインされたイベント限定のスタンド。 スタンドそのものはインターネットの中に存在しており、ネット回線を介して「本体」の分身を送り込む事で遠隔地の映像や音声を体感できる能力を持つ。 元々の本体であるディキシーが死亡した事で「ひとり歩き」し始めたタイプであり、特定の条件を満たした相手を4分間だけ「本体」として扱う習性を持つ。 「本体」は『リモートロマンス』を遠隔操作型のように動かせるがスタンドそのものはあくまでも自動操縦型のように特定のルールに則って動いているだけであり、 そのメタ的な成り立ちも含め珍しいタイプのスタンドと言える。 ◆ジョジョサピエンス 本体:なし→ジョジョサピエンス 「ジョジョ展」に連動して開催された、ビッグデータから「究極のジョジョ人間」を生み出すという企画のためにデザインされたスタンド。 企画の主旨を反映して、収集したデータを元に本体を作り出すという前代未聞の能力を有する。 明言はされていないが、本体を作り出して以降は特殊能力を持たない近距離型スタンドとして振る舞うものと思われる(*4)。 本体不在を前提とした能力からして恐らくは自然発生的なスタンドであり、能力を行使するまでは本体を持たず『ひとり歩き』しているタイプと言える。 ●性質の近いスタンド/判別の難しいスタンド ◆星の白金(スタープラチナ) 本体:空条承太郎 本来近距離パワー型なのはご承知の通りだが、第3部冒頭ではスタンドの設定が固まっていなかった本体である承太郎が未成熟だったためか、コントロールを失い勝手に動き回っていた。 この状態の星の白金は、射程距離の制限が一切存在せず、本体からいくらでも離れて自律的に行動している。 その一方で、行動基準は「承太郎の利益になる様な事」であり、完全な暴走状態とも少し異なる印象。 行動自体は遠隔自動操縦型に近いとも言える。 ◆ノトーリアス・B・I・G 本体:カルネ→なし 第5部に登場したスタンドで、元々の本体はディアボロ親衛隊の一員であるカルネ。 カルネが殺される事でその怨念のパワーによってこの世にとどまり、遠隔自動操縦タイプのスタンドとして発現したもの。 「動くもの」を探知して攻撃し、動く速さが速いほどそれに反応して襲いかかり、取り付いたものを取り込むようにして破壊する。 弱点は、自分から「停止しているもの」にぶつかるか、「現在探知しているものより遅いもの」で攻撃されるとダメージを受ける事で、ダメージを受けた部分は蒸発するようにして消滅する。 しかし、一滴でも残っているとそこからエネルギーを取り込んで復活するため完全殺害はほとんど不可能。 作中では海に落とされ、永遠に水しぶきと戯れる事になった。 何でこんな能力の詳細をカルネ本人や周囲が知っていたのかは不明。 意外とスタンドが自我を持っていて喋ったのかもしれない。 本体がいない状態でこの世にとどまっているので『ひとり歩き』のようにも思えるが、 作中の「あの男は殺されるためにやってきた」という台詞(*5)などから、このスタンドの元々の能力は「殺される事で遠隔自動操縦になる能力」だと思われる。 つまり、何らかの他の要因でこの世に残っているのではなく、あくまで「能力」で残っている。 本体が死んで遠隔自動操縦になっているのが正しい姿なので「ひとり歩き」とは分けて紹介する。 ◆フー・ファイターズ 本体:フー・ファイターズ スタンドそのものが本体でもある という珍しい例。 プランクトンの群体が「フー・ファイターズ」のスタンド能力を与えられて「フー・ファイターズ」としての自我を確立した、というパターンであり、 本体より先にスタンド能力の方が存在しているとも言える特異なケース。 アヌビス神とも似ているが、「もはやフー・ファイターズという新生物」ともされており、明確な分類は難しい。 プランクトンとスタンドが一体化していることから、ギアッチョの「ホワイト・アルバム」のような存在なのかもしれない。 ◆シュガー・マウンテンの泉 本体:大木 7部に登場したスタンド。 ミシガン湖畔に生えている大木の根本にある泉。 この泉に何かを入れると非常に高価なものに代わり、泉の番人からの「落としたのはどちらか」という質問に正直に答えるとその高価なものを手に入れる事ができる、いわゆる「木こりの泉」である。 しかし、その高価なものは「その日の日没までに使いきらなければならない」というルールがあり、できなかった場合は大木に取り込まれて木の実にされてしまう。 「使いきる」というのは単に処分すればいいというものではなく、売買の利益なども含めて「ゼロ」にしなければならない。 泉の番人の正体は「使いきれなかった」人々で、誰かが木に取り込まれると順番に解放される。 なお、質問に嘘をつくと大木のツタで舌ごと内臓を引っこ抜かれて殺されてしまうという、一般人から見れば入ったら終わりの完全な危険地帯である。 一見、本体が存在しないように見えるが本体は「大木」であると解説されている。 本体が植物なので印象は「ひとり歩き」に感じるが、明確に本体が存在しているので「ひとり歩き」ではない。 番人にされている人々も捕らわれているだけで、本体にされているわけではない。 作中では「遺体」が役割を与えた「守護聖霊」のようなもの、「遺体」を手に入れられるかを試す「悪魔の手のひら」と推察されており「遺体」によって一時的に力を与えられた存在らしい。 条件をクリアして「遺体」を手に入れたら、捕らわれていた人々は解放されたので役目を終えて消滅した模様。 ジャイロが「遺体」を手に入れた時に「スキャン」の能力を得たが、手放したら失われたのと同じようなものだと思われる。 ●関連項目 近距離パワー型 遠隔操作型 遠隔自動操縦型 オレは記事をあんたが「追記・修正する」のを待ってただけだ 2年間だ 2年も待ってあんたがやっと現れてくれたんだよ △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ノトーリアスB.I.Gが無いようだが -- 名無しさん (2019-12-01 22 24 18) そういえば、「一人歩きさせることが前提のスタンド」って他にないな。殺されて初めて機能し始めるというのも大概だが。 -- 名無しさん (2019-12-01 22 55 36) ↑2カルネの死のパワーが元だから微妙に定義からはずれてるんじゃね。ただそれだと記事のチャリオッツレクイエムも一応ポルナレフのスタンドだから微妙なところだが -- 名無しさん (2019-12-01 22 57 23) ↑アレは杜王町名所よろしく墜落海域に居座り続けてるから載せてもいいんでない? むしろこの手のスタンド筆頭レベルな気もするし。あとはジョジョ展のリモートロマンスもこのタイプかな? -- 名無しさん (2019-12-01 23 00 38) シアーハートアタックは遠隔自動だけど本体は吉良の左手だから切り離せば独立させることも可能って変則的なタイプだと思う -- 名無しさん (2019-12-01 23 24 39) ↑一人歩きは自身(つまり本体)にも害をもたらすタイプではないのか? -- 名無しさん (2019-12-01 23 25 58) サバイバーは正確には違うんだっけ? -- 名無しさん (2019-12-01 23 35 37) 承太郎がスタンドを「悪霊」と形容していたが、こいつらはそれが正に当てはまるな。 -- 名無しさん (2019-12-01 23 36 17) ↑3 最低でも吉良には切り離したシアハを戻せる方法が一切無いから一人歩きしたというかさせたで良いんじゃないかなと -- 名無しさん (2019-12-01 23 57 42) ↑2サバイバーは他のスタンドと同じように本体ありのスタンドだから違うと思うよ -- 名無しさん (2019-12-02 00 14 32) なんかないなとおもったらオータム・リーブスがないわ -- 名無しさん (2019-12-02 03 31 03) ある意味スタンドの究極系だよな。そして永遠の命でもある… -- 名無しさん (2019-12-02 09 25 00) 本体が不在というよりもスタンド自身が本体みたいな事だから、ノトーリアス・BIGもフー・ファイターズも含まれる筈 -- 名無しさん (2019-12-02 10 36 37) 項目として作りたいのはわかるけどほとんど製作済みである以上 -- 名無しさん (2019-12-02 11 45 09) 続き この項目をわざわざ作って分類する必要はない気がする。カテゴリとして欲しいのは理解できるけど・・・乱立させるのも良くない。 -- 名無しさん (2019-12-02 11 49 本体がもういない/元々いない か、本体がコロコロ変わる/変えられるスタンドの総称だから、F・Fは違うんじゃないか。プランクトンが本体だし。群体だからってんならTATOO YOU!も該当しちまうよ -- 名無しさん (2019-12-02 14 52 36) ホリィさんはDIOの影響で無理矢理発現させられて暴走してたけど、自分以外には影響及ぼさなかったよなぁ。これは彼女の「優しさ」が最後の歯止めになっていたんだろうか。 -- 名無しさん (2019-12-02 15 57 35) ↑それは一人歩きじゃない。 -- 名無しさん (2019-12-02 16 03 56) ↑確かに「本体が存在している」から定義から外れてるね…すいませんでした。 -- 名無しさん (2019-12-02 20 05 11) 富豪村に出てくるマナーにうるさい土地はなんだろう……土地に宿ったスタンドなのか、土地を本体にしたスタンドなのかそもそもスタンドなのか…… -- 名無しさん (2019-12-02 20 10 18) ↑スタンドも精霊も神様も一般人から見れば変わりないものだろうし、「スタンドではないなにか」が居ても不思議ではないだろうな -- 名無しさん (2019-12-02 23 51 37) というかあれは明らかにスタンドとは別の存在だな。ザ・ランのヘルメス神とかもそう。 -- 名無しさん (2019-12-02 23 53 46) スタンドじゃなく宇宙人の可能性も高そうなミキタカとかもいるし、異能力=スタンドってわけでもないだろう、あの世界。 -- 名無しさん (2019-12-03 00 12 07) F・Fは一人で行動するから一見ひとり歩きタイプのスタンドに見えるんだけど、「スタンド自体が本体」のかなり珍しいタイプなんだよな。よければ能登みたいに似て非なる方に追記したいな。 -- 名無しさん (2019-12-03 21 41 19) ジョジョ展が面白スタンドの巣窟だこれ -- 名無しさん (2019-12-04 15 34 28) 現実でのジョジョ展とかでのスタンドネタでは結構便利だね。一人歩き系って -- 名無しさん (2019-12-04 15 59 15) ↑2 -- 名無しさん (2019-12-04 19 59 51) ごめんなさい、途中送信してしまいました。↑2いいんじゃないでしょうか -- 名無しさん (2019-12-04 20 00 56) スーパーフライに閉じ込め効果が追加されたのはつい最近なんじゃなかったっけ? -- 名無しさん (2019-12-04 20 35 03) ↑そんな話なかったと思うけど? -- 名無しさん (2019-12-05 20 49 52) ブラック・サバスのダメージがフィードバックされる描写とか設定なんてあったっけ?というかそれだとポルポは蒸発しちゃうんじゃ? -- 名無しさん (2019-12-05 21 28 10) ↑康一が「せいぜい腕が重くなったくらい」って言ってたけど、違う? -- 名無しさん (2019-12-05 21 30 49) ↑2連投すいません。攻撃のダメージは返らない。遠隔自動操縦だから。自動操縦は攻撃のダメージは一切返らないけど、重くされるとかの影響は本体にも出る。 -- 名無しさん (2019-12-05 21 41 13) ↑×4 最初からこの能力あったんじゃ、今までどうやって3年も暮らしてたのかとか辻褄が合わない。山菜畑なんか明らかに鉄塔の外にあったし。 -- 名無しさん (2019-12-05 23 19 38) 初期スタープラチナも「ひとり歩きしているスタンド」の一種だったと思う。近距離パワー型の特徴に反して単独で長距離行動してどこからか物をもってくるなんていう、明らかに「ひとり歩き」の定義に合致しているので。しかも自我意識や感情もある(と言われる)わけで、実のところスタープラチナは近距離パワー型ではなくひとり歩きタイプをスタンド使いが制御している稀なケースなのかも? -- 名無しさん (2019-12-07 21 46 02) 次は進化するスタンドとか特集してください -- 名無しさん (2019-12-08 16 45 55) 「一人歩き」と「暴走状態」との線引きがわからん -- 名無しさん (2019-12-08 17 08 21) 龍の夢とノトーリアスBIGは「一人歩きなのか違うのかよくかわからない」としといた方がいいと思う。 -- 名無しさん (2020-01-30 18 35 51) オータムリーブスはジョニィが死んでからって言われてなかったっけ? あくまで伝説って言ってた気がするけどメタ的には事実なんじゃないかな -- 名無しさん (2020-02-07 09 16 54) スタプラが牢屋にいろいろ物を運んでたのは「承認欲求」が原因だと考えてる。承太郎が悪霊と考えていたから「自分は悪霊なんかじゃない」と認めてもらいたかったんじゃないかな。 -- 名無しさん (2020-08-22 11 11 20) ↑「お役に立ちまっせ!」ってか。涙ぐましいな。でも人の物を奪ってきて持ち主を幸せにするやり方は実に悪魔的だ -- 名無しさん (2020-08-22 11 25 14) 太陽も独り歩きっぽいよな あまり制御できてなさそう -- 名無しさん (2021-01-13 23 40 11) ↑あれは周囲全体に能力の影響が及ぶ「だけ」で制御はできてると思う。「本体との距離」と「スタンドパワー」が連動してるのもあるし -- 名無しさん (2021-01-14 00 03 28) 重要なのは「認識」することですじゃ! -- 名無しさん (2021-05-06 12 02 05) トト神やローリングストーンズも独り歩きに入るのでは?本体ボロボロでも予言したり未来に訪れる死を刻んでたし -- 名無しさん (2021-11-20 16 27 46) 『悪霊的失恋』でのトト神はこの区分かな?読者誰でもいいっぽいし -- 名無しさん (2022-06-18 07 38 07) ↑そもそもスタンドなのかさえ怪しくなったな -- 名無しさん (2023-06-21 21 05 40) やっぱりこの文言で浮かぶの「ノトーリアスB.I.G」。本筋から逸れるが、コイツ封殺はできても完全殺害出来るスタンド居ない時点で恐ろしすぎる。一巡した世界でも実はどこかに居そうと思えてしまう -- 名無しさん (2023-06-21 21 46 33) 追跡者にはほぼ無敵のワンダー・オブ・Uもうっかりこの系統の能力の範疇に入ってしまえば詰みかな。鉄塔は追いかけても来ないし悪意もない。チープトリックだってスタンド本人の意志すら無視して背中に乗り移るから追跡とは言えないだろうし。 -- 名無しさん (2023-07-10 18 28 15) 傍に立つからスタンドなのに、一人歩きまでするとは此如何に(今更だけど) -- 名無しさん (2023-07-13 19 04 37) ↑「ひとりで立つ(Stand alone)」なんでしょ(適当) -- 名無しさん (2023-07-13 19 20 22) 名前 コメント