約 3,966,244 件
https://w.atwiki.jp/jojotuyosa/pages/83.html
ジョジョ史上最高傑作の 3部の主人公であり 荒木が認めた全ジョジョ最強のやつ EXEXEX 空条 承太郎(くうじょう じょうたろう((星の白銀・世界・天国(スタープラチナ・オーバーヘブン(ザ・ワールド)))) 天国に到達したDIO(世界・天国(ザ・ワールド・オーバーヘブン) EXEX 空条 承太郎(くうじょう じょうたろう(星の白銀・世界(スタープラチナ・ザ・ワールド))) DIO(世界(ザ・ワールド)) EX 空条 承太郎(*1) DIO(ザ・ワールド(素手、時止めなし)) SSS DIO(隠者の紫(ハーミットパープル)) SS 空条 承太郎(くうじょう じょうたろう(素手)) ヴァニラ・アイス(クリーム) 再起不能となったジャン=ピエール・ポルナレフ(銀の戦車・鎮魂歌(チャリオッツ・レイクイエム)) S モハメド・アヴドゥル(魔術師の赤(マジシャンズレッド)) 花京院 典明(かきょういん のりあき(法王の緑(ハイエロファントグリーン) ジャン=ピエール・ポルナレフ(銀の戦車(シルバーチャリオッツ)) ペット・ショップ(ホルス神) ダニエル・J・ダービー(ダービー兄(オシリス神)) アヌビス神(ジャン=ピエールポルナレフ) AAA 空条 承太郎(*2) ジョセフ(波紋・隠者の紫(ハーミットパープル)) イギー(愚者(ザ・フール)) ラバーソウル(黄の節制(イエローテンパランス)) エンヤ婆(エンヤ・ガイル(正義(ジャスティス))) J・ガイル(吊られた男(ハングドマン)) ミドラー(女教皇(ハイプリエステス)) ンドゥール(ゲブ神) アヌビス神(カーン) ケニーG(ティナー・サックス) AA 呪いのデーボ(悪魔(エボニーデビル) グレーフライ(灰の塔(タワーオブグレー)) 偽キャプテン・テニール(暗黒の月(ダークブルームーン))フォーエバー(力(ストレングス)) ホル・ホース(皇帝(エンペラー)) ネーナ(女帝(エンプレス)) ズィー・ズィー(運命の車輪(ホウィール・オブ・フォーチュン)) 鋼入りのダン(スティーリー・ダン(恋人(ラバーズ))) アラビア・ファッツ(太陽(サン)) マニッシュ・ボーイ(死神13(デス・サーティーン(悪夢世界(ナイトメア・ワールド))) カメオ(審判(ジャッジメント)) オインゴ(クヌム神) ボインゴ(トト神) アヌビス神(チャカ) マライア(バテスト神) アレッシー(セト神) テレンス・T・ダービー(アトゥム神) A ヌケサク 大統領(ラブトレイン) プッチ(MIH) ジョナサン ジョルノ(GER) 究極カーズ BBB 空条 ホリィ(くうじょう ほりぃ(茨(癒しの能力))) ディアボロ ディエゴ・ブランドー(THE WORLD(ザ・ワールド(オレだけの時間だぜ))) ジョニィ(Act4) ジャイロ(BB) 吉良 大統領 BB ウィルソン・フィリップス上院議員(車)ウェザー ディエゴ・ブランドー(恐竜(スケアリー・モンスターズ)) B 空条 貞夫(くうじょう さだお) 仗助 カルネ 露伴 重ちー CCC ワムウ 音石 ローゼス ウィルソン・フィリップス上院議員(素手) カーズ 猫草 CC チョコラータ イルーゾォ アン(家出少女)シェリー・ポルナレフ ソフィー マレーナ エシディシ C リゾット サーレー セッコ スージーQ・ジョースター DDD ブチャラティ ギアッチョ ポルポ 定助 DD 定助 サンタナ ホルマジオ アナスイ D ウンガロ ズッケェロ EEE ミスタ トリッシュ 形兆 EE オエコモバ ホルマジオ ドナテロ 噴上 E ラングラー F・F サウンドマン 吉廣 ジャンケン小僧 FFF リキエル ジョンガリ・A ヴィヴァーノ ドナテロ 康一 FF フーゴ エルメェス マックイイーン ケンゾー グッチョ 億泰 F ヴェルサス GGG マイクO GG ナランチャ G ブンブーン HHH 虹村さん(京) HH リキエル ラングラー H メローネ アンジェロ III 11人の男 ホットパンツ II シュトロハイム ウェカピポ I アクセルRO マジェント JJJ ジョセフ JJ スポーツマックス J ジャイロ KKK プロシュート アバッキオ リンゴォ KK DアンG ペッシ K ミューミュー LLL マライア LL ミラション L スクアーロ MMM 未起隆 MM プッチ M エニグマの少年 NNN グェス 定助 ディスコ NN マウンテンティム N フェルディナンド博士 OOO ブラックモア OO ジョニィ O ポークパイハット小僧 由花子 PPP プッチ PP ジャイロ P ルーシー 間田 QQQ ティッツァーノ 玉美 QQ トニオ ネズミ RRR カーズ RR ジョルノ
https://w.atwiki.jp/shinatuki/pages/74.html
ジョジョの奇妙な東方 ~FF・of・fate~ 第14話:人間が好きな妖怪 その② その日の夕方。FFは(子供のおもちゃにされて)ぐったりとしたにとりをほったらかして慧音と話をしていた。 感想から先にいってしまえば、何で自分を教師にしたいと言い出したのかわからないほどちゃんとした【学校】だった。慧音自身は言わずもがな、早苗は言葉の端々で「八坂神社ハイイトコデスヨー」と入信を薦めさえしなければいい先生だし、ツェペリはいい体育教師だ。 非常勤だと言っていた妹紅も子供に好かれているようだし、益々自分を呼んだ意味がわからない。 「なぁ。何で私を教師にしたがる?妖怪と人間に仲良くして欲しいなら橙がしっかりその役割を果たしているじゃあないか?」 FFが聞く。慧音の言っていた妖怪の生徒、化け猫の橙は陽気な子だった。子供たちと一緒に駆け回ったり(子供がトラックを1周する間に5,6周したりしていたが)一緒に勉強していたりしていた。 その様子は充分に【人間と妖怪が仲良くしている】光景だと思うのだが。 「橙はもちろん、頑張っている。けれど、【理解】してもらうにはそれだけじゃあ【不十分】なんだよ。」 慧音が疲れたように言う。幾ら人員が揃っているからといってもやはり子供を相手にするのは体力を使うのだろう。 しばしの沈黙が場を支配する。FFは慧音が喋るのをただ待っていた。慧音は自分の意思が伝わるように言葉を選んでいるように見えた。 「昨日も言ったとおり、里の人間達は妖怪をよく思っていない。幾ら大妖怪が『自分達のテリトリーに入れば絶対に襲わない』と言っても全く信じていないんだ。何が彼らをそうさせているのかは判らない。私も半分妖怪だからな。」 そこまで言うと慧音は窓の外を眺める。子供たちがいなくなった校庭は普段より広く、そして寂しく見えた。 「しかし、だからと言って妖怪に怯え続けるのはいい事ではない。今の幻想卿は妖怪の存在は【当たり前】の事になっているから。【当たり前】の事柄に恐怖を持ってしまっては生きていく事すら困難になる。」 「だが、実際に彼らは生きている。言っちゃあ悪いがそれはアンタの押し付けじゃあないのか?」 FFが気になった所だ。確かに妖怪と人間が仲良くするのは悪い事とは言わないが、それを押し付けるという事は間違いなく悪い事だ。この半妖はその事に気づいているのだろうか? 「手厳しいな。確かにその通りだ。これは私の我侭でしかないし、里の人間にとっても押し付けにしか見えないだろうな。」 FFの指摘に苦笑する慧音。一応、【押し付けである】という自覚はあるのだろう。なら何故、自覚があってもなおやろうとする? それをFFが聞こうとするまえに慧音はポケットから拳大の【何か】を取り出した。 「・・・栗か?妖怪の山で取れる。」 「あぁ。霧雨魔理沙が置いてったモノだ。人間の里では大体一粒1~2万くらいする。」 普通に暮らす分なら1~2週間は持つ金額だ。無論、栗にそこまでの希少価値はない。 「妖怪の山は、人間が入り込めないと【勝手に人間が】思い込んでいる。結果として、こんな栗も貴方達から見れば法外とも言える値段に跳ね上がる。」 再び懐に栗を戻す慧音。その顔は先ほど以上に真剣だ。 「里で取れるものは微々たるものだ。どう考えてもこの先、彼ら自身の需要を満たす事は出来ないだろう。彼ら自身は気付いていないようだが。」 そこまで言うと、慧音は唇を噛んだ。その顔は苦渋に満ちていた。 「人間は弱い生き物だ。10年、20年先の事よりもどうしても今日明日の事を考える。それは仕方が無い事とはいえ、このままでは彼らは飢える事になる。」 「そうなる前に妖怪たちの力を借りたい、と?」 「あぁ。これは私の我侭なんだがな。妖怪の山、霧の湖、迷いの竹林、魔法の森・・・ある程度の進入が許されているところですら入ろうとしない。それは彼らが不必要に妖怪を恐れているからだ。」 「それに関しては昨日も言ったが、本人達が悪いだろう。少なくとも、一介の教師が考える事じゃあない。」 「あぁ。ツェペリさんや早苗、妹紅にすら同じ事を言われたよ。『それは自分達の責任だ、お前が考える事じゃあない』ってね。」 再び苦笑を浮かべる。心なしか、先ほどよりも疲れているような笑みだった。 「まぁ、なんだかんだと言い訳したところで答えは【一つ】なんだ。【たった一つ】のシンプルな答えなんだ、FF。」 そして慧音は、最後の一言でFFの全ての問いに答えた。それはとても短かったが、FFが納得するのには充分すぎるほどの答えだった。 「私は【人間】が【好き】なんだよ。【好きだから】助けたいんだ。」 その夜、にとりの家でFFは考え事をしていた。無論、慧音の事である。 慧音があれほどまでに妖怪と人間の関係に固執するかは判ったし、FF自身助けてやりたいとは思う。しかし、その事を相談した相手――文の言葉が問題だった。 「ごめん、【それ】は私は助ける事が出来ないの。」 いつもなら頼みもしないのに首を突っ込み、場を引っ掻き回す文が深刻な顔で協力を拒否した。 「天狗は、妖怪の山に人が入る事をよく思ってない。天狗は【自らの役割以上を行う】事を嫌うわ。人間と仲良くする事は本当なら【役割以上】の事だと思っているの。」 「だが、お前は実際に人里に取材に行ってるじゃあないか。それはどういう事だ?」 「本当なら私も来ちゃいけないのよ。けどそんなの【知ったこっちゃあない】から来ている。この時点で【天狗社会】から異端扱いされてるのよ、私は。」 そう言う文の表情は怒りとも諦めともつかない微妙な顔だった。何故、外の世界に疑問を持たないのか。何故、内側の世界だけで満足してしまうのか、と。 「私は【特別】なの。【天狗】だけど【天狗じゃあない】微妙な存在。その私が許可したところで何の意味もなさないわ。精々、椛が見逃してくれる程度ね。だから、今回は助けられない。」 文はそう締めくくって、妖怪の山へ帰っていった。 人間が妖怪をよく思っていないように、妖怪側にも人間をよく思っていない者がいるのだ。当たり前の事のはずなのだが、その事実が余計にFFを混乱させていた。 確かに慧音の言いたい事はよくわかるし、自分も応援してやりたいとは思う。だが、慧音の考えている事をよく思っていない者は少なくはないのだ。なら、どうすればいいのだろうか? このままでは、人間達は飢えてしまうだろう。しかし、活動範囲を広げてしまえば人間を嫌う妖怪達に殺されるかもしれない。そうなってしまっては何の意味もない・・・ 「・・・ちっ・・・」 どうも考える事にフーファイターズを使いすぎたらしい。頭を振り、水分補給とクールダウンを兼ねて河へと向かった。 河へと入り込み、水分を取り込む。冷たい水が体に染み渡り、生き返る心地がした。 「どうしたの?FF。」 「にとりか?すまん、起こしたか。」 いつの間にかにとりが河岸に座っていた。以前パチュリーから貰った紫色のパジャマをえらく気に入って、寝るときはその格好ばかりしている。 青い髪とそのパジャマのコントラストは随分と滑稽に見えた。 「文に言われた事気にしてるの?FFらしくもない。」 「自分でもそう思う。だが、無視も出来ん。私自身が言った事だぜ?【押し付けは悪い事だ】ってな。」 人間達にも、妖怪達にも。互いを嫌う者がいる。それらの意思を無視して自分の意思のみを押し通すことはいい事ではないとFFはイヤと言うほど知っている。 己の事のみに固執して、周りを省みない事への対価は最終的に己に帰ってくる。今回の【己】は【自分】ではなく【慧音】なのだ。 「ん~・・・そこまで悩む事かなぁ?」 FFが散々悩んでいる事をにとりはバッサリと斬って捨ててしまった。それに対して怒ろうとFFが口を開く前に、にとりは懐から取り出した【黒い箱】をFFに突きつける。 面食らったFFは怒鳴るチャンスを失い、口をパクパクさせる。 「これ、何かわかる?」 「・・・携帯か。【外の世界】で看守共が使ってたな。」 見たことある物よりも大分と古いが、間違いなく【それ】は【携帯電話】だった。何度も分解され、組み立てられたのだろう。表面は傷だらけでモニターにはヒビが入り、ボタンがいくつかなくなっていた。 「この私ですら【コレ】の原理が理解できないの。蓬莱の姫ですら大きな箱を使っているって言うのに、こんな小さなもので【いんたーねっと】が出来る。【てれび】が見られる。こんなすごいものを作ったのは誰?」 懐からいくつもの【携帯電話】が出てくる。どれもFFが見たものよりも旧式のものばかりだ。しかし、それらを見るにとりはまるで新品のオモチャを貰った子供のような目をしていた。 「【人間】よ?幻想卿と外の世界の差はあるけれど、【人間】が作ったものである事に変わりはないわ。こんなすごいものを作る人間が愚かに見える?何の打開策もなく、ただ【嫌いだから】って理由で妖怪と協力しようとしないと?」 にとりの言っている事は間違いなく屁理屈だ。【外】の人間ですら【嫌いだから】と言う理由でコミニュケーションすら放棄する者もいる。 人間はそこまで利口ではない。だが、妖怪もそこまで利口ではないのだ。 「ね?妖怪が嫌いだから何よ?人間が嫌いだから何よ?付き合ってみればいい連中なんて幾らでもいるわ。そんなもん、付き合ってみなきゃわかんないじゃないの。」 にとりの言葉は暴論といってもいい。だが、真実でもあるのだ。何故、付き合おうともしない連中の言い分に付き合わなきゃいけないのか。 単なる偏見のみで人を見ることは愚行の一つであることは間違いない。そんな意見を取り込む事もまた愚行であり、愚考なのだ。 「それもそうか。つき合わせてみれば、判ることもあらぁな。」 確かに、何も知らない弱者の事を無視するのはよくないかもしれない。だが、【何も知らない】事が【弱者】であるとは限らないのだ。 【知る事】を恐れ、【新しい事】に無縁のところにいる者を【弱者】などとは言わない。 「そうよ。それに天狗も滝の方まで行かなきゃ手も出せないわ。そういう【決まり】だもの。」 ニッと笑うにとり。それを見てFFは、ようやく決意を固める事ができた。 時間は少し戻り、FFとにとりが妖怪の山へ戻った少し後。 「今日も儲かったどッ!しししっ!」 髪の毛を何本もツノのように固めた、奇抜な髪型の少年がホクホクとした顔で寺子屋のグラウンドで小銭の山を広げていた。 小さな山だった小銭は何故かいつの間にか大きな山へと変わっていく。 FFやプロシュートが見れば、少年の周りにいる無数の小さな【何か】がポイポイと小銭を放り投げているのが見えただろう。 「【ハーヴェスト】がいればいくらでも手伝いができるどッ!手伝いをすれば皆が助かる!オラは儲かって皆幸せだどッ!ししっ!」 満面の笑みで自分の腰までになった小銭の山を眺める。ハーヴェスト達も少年に合わせて『しししっ』と笑っている。 彼の名前は【矢安宮重清】という。慧音がFFに紹介しようとしていた最後の一人だ。いつものように農家の手伝いをしてお駄賃を貰い、貯まった小銭の合計を計算しているのだった。 「ん~・・・たくさん貯まったなぁ~・・・ななしぇんえん位にはなったかなぁ・・・」 どう見ても数万単位で貯まっているのだが、そう呟く重ちー。外の世界では⑨に【スットロい】という評価を受けている。 と、何か嫌な気配を感じたのか重ちーは、急に動きを止めた。その気配の主は、怒気を隠そうともせずにズンズンと重ちーのいるグラウンドへと近づいていく。 「しィイイげェエエちィイイイ?私は確かお前に『お客さんにお前を紹介するから今日は農家の手伝いはしないでくれ』と今朝散々言いつけたと思ったんだがなぁああ?」 「すッ!すまんどッ!!けーねしぇんしぇい!オラ、すっかり忘れてたんだどッ!!」 真後ろからの気配に土下座して謝る重ちー。先ほどのルンルン気分などとっくに空の彼方へブッ飛んでいる。 「問答無用!お仕置きだ!額を出せッ!」 言うが早いかダッシュで重ちーの正面へ回り、目にも留まらぬ速さで両手で重ちーの頭をロックしたッ!そして、己の額を重ちーの眉間に思いっきり打ち付けるッ! ゴヂン、と鈍い音が立ち、ずるずると重ちーの体が崩れる。タダの頭突きとあなどるなかれ、幻想卿一痛いと評判の【恐怖の頭突き】なのだ。 「ったく・・・お前は金が絡むといっつもこうだ・・・もう少し自制というものをだな・・・」 言葉も発せず、眉間を押さえて悶絶している重ちーを引きずりながら説教をする慧音。ハーヴェストは自分達の主を助けようとはせず、我関せずといった様子で小銭をせっせと埋める作業に戻っていた。 もし、この時に慧音がいなかったら恐らく重ちーは気付いていただろう。もしくは、慧音がもう少し周りに注意を払っていれば気付いただろう。だが、悲しいかな彼らは気付かなかったのだ。寺子屋の近くに潜んでいた陰に。 前へ 目次へ 続き
https://w.atwiki.jp/mainichi-matome/pages/1890.html
基礎データ ブランド名 シーサイドインヤマニ 会社名 ヤマニ観光 電話番号 Fax番号 メール 企業分類 ホテル 現在の問合せ結果 × 現在のコメント 返信なし 最終更新日 2008/10/31 特記事項 基礎データ特記事項 シーサイドインヤマニ2008年10月13日のスポニチに広告あり 2008年10月05日のスポニチに広告あり 10/17 ×(返信なし) 関連ページ 特に新聞に広告を出している企業は毎日新聞にとって泣き所となるようです 問合せ 問合せ先一覧 / 毎日新聞に広告を出していた企業(日付別) / 毎日jpに広告を出していた企業 / 電話問合せのコツ 結果別一覧 ◎◎-◎-○ / △ / ×(記号、数字、ローマ字) / ×(ひらがな) / ×(カタカナ・ア行~ナ行) / ×(カタカナ・ハ行~ワ行) / ×(漢字・あ行~か行) / ×(漢字・さ行~た行) / ×(漢字・な行~は行) / ×(漢字・ま行~わ行) 分野別一覧 製造業 / 製造業その他 / 小売、卸売 / サービス業、娯楽 / 医療、医薬 / 建設、不動産 / 金融、運輸、IT、その他 / マスコミ、出版 行政等一覧 行政、各種団体等 / 教育機関等 / 政治家、著名人 毎日新聞系列 【その1】 【その2】 【その3】 【その4】 【その5】 【その6】 【その7】 【その8】 【その9】 問合せ報告 毎日新聞関係の凸結果を淡々と張り続けるスレ7 ※「電凸」とは「電話問合せ」のインターネットスラング(俗語)です。(詳細は用語集) 対応評価の大まかな目安 ◎◎ 広告打ち切り・今後広告を出さない・今後広告を出す予定はない ◎ 良対応・厳重な抗議 ○ 普通、中立対応・対応検討中、今後注視 △ 保留・問合せの返答結果待ち(3日以内に回答なければ×) × 悪対応・無回答・処分は十分毎日の姿勢を容認・広告続行 このテンプレを編集 シーサイドインヤマニ 2008年10月13日のスポニチに広告あり 2008年10月05日のスポニチに広告あり 10/17 ×(返信なし) 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事143 http //changi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1223898193/820 820 :可愛い奥様:2008/10/17(金) 15 29 50 ID PolikGvD0 メールでの問い合わせをしたけど、 今現在まで返事のない企業を書きます。 問い合わせ日10/08 シーサイドインヤマニ(函館のビジネスホテル) 関連ページ 検索 2008年10月05日のスポニチ 広告一覧 2008年10月13日のスポニチ 広告一覧 2008年11月23日のスポニチ 広告一覧 2008年12月19日のスポニチ 広告一覧 2009年1月23日のスポニチ 広告一覧 2009年2月04日のスポニチ 広告一覧 2009年2月20日のスポニチ 広告一覧 2009年2月28日のスポニチ 広告一覧 2009年3月04日のスポニチ 広告一覧 2009年3月28日のスポニチ 広告一覧 2009年5月23日のスポニチ 広告一覧 2009年5月24日のスポニチ 広告一覧 2009年6月11日のスポニチ 広告一覧 問合せ結果分野別一覧その7 問合せ結果別一覧 ×対応の企業(カタカナで始まる企業名・ア行~ナ行)
https://w.atwiki.jp/jojobr3rd/pages/86.html
エンリコ・プッチ Enrico Pucci 『どこへ行かれるのですか?(ドミネ・クオ・ヴァティス)』 おまえは『磔刑』だ――――ッ!! 原作登場部分:SO2~17巻 一人称:わたし 種族:人間(アメリカ人・男性) 特殊能力:スタンド使い スタンド:『ホワイトスネイク』 スタンド『ホワイトスネイク』 人型・近距離攻撃型。全長2m。全身に横縞模様と、「G」「△」「C」「T」の(ように見える)マークがある。頭部にマスクを被っている。半分溶けた状態にもなれる。視聴覚があり、遠距離でも自分の分身のように使用することができる。 生物の「心」から『記憶』と『スタンド』をDISCとして取り出し、他者に与える事が出来る能力。 『DISC』は外見上は一般のCD等と大差ないが、硬質ゴムのような弾力がある。また、表面に元の持ち主の顔やそのスタンド像、内容等が多少映って見える事がある。 『DISC』は側面を生物の頭部に押し付ければ誰でも、誰にでも挿入できる。 『DISC』を挿入された生物は、その記憶やスタンドを得る。ただし、スタンドの場合は能力に対する適性がないと『DISC』に弾き飛ばされてしまうので使用不能。 また、任意の命令を込めた『記憶DISC』を作成し対象の頭に挿すことにより、潜在意識の助長、記憶操作、洗脳、命令などの精神操作を行う事ができる。 さらに、全身を溶かし、更に気化させ、「溶解性を持った催眠ガス」のようなものに変化させる事ができる。 気化状態では自由な行動はできず、室内等のある程度限定された空間内に充満した状態になる必要がある。 気化状態時に内部に立ち入った標的を眠らせ、その間に標的を周囲の物質ごとドロドロに溶かして『DISC』だけを残す事もできる。 この時「幻覚」を操る事で、自分自身が変装したり、眠らせた標的に任意の夢を見せたりできる。 遠距離でも人間並みのパワーでスタンドを操ることができるが、近距離ならばそれなりのパワーとスピードがあり格闘能力は高い。 ※ホワイトスネイクが『緑色の赤ん坊』と融合することで発現する能力『C-MOON』、 さらに特定の条件が揃う事により発現する能力『メイド・イン・ヘブン』があるが、ロワでは使用不可のため説明は割愛する。 (『C-MOON』については保留) 破壊力 スピード 持続力 精密動作性 成長性 射程距離 能力射程 C(近距離ではB) D(近距離ではB) A C A 20m DISCの効果保持範囲は∞、溶かせる範囲は10m四方程度 +ジョジョロワ3rdでの動向(ネタバレ注意) ジョジョロワ3rdでの動向 参戦時期: 初期ランダム支給品:
https://w.atwiki.jp/wakan-momomikan/pages/5013.html
│南(アイリンラプラプ)│鱗部│ http //wakanmomomikan.yu-nagi.com/momomi3/maki-4853.htm
https://w.atwiki.jp/minnaaa01/pages/51.html
(∈) / / \\ __/_/_/ ̄ ̄\ / ___|___ ヽ / |´・ω・`|´・ω・`| \ みんな~ /  ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ | | | i | / | \ └二二(∋)二二/ | | ,、___, | ,、 | ヽ_二コ/ / ヽ / \ / _____/__/´ __ヽノ____`´ .∧_∧ ._|`ー´|_ / |ΦΦ| \ しあは~ こっちみろ~ / _, \-/⊂二二) _□_ | / | | / \ U .| | | ∧_∧ | | ,、 | /| | ・x・ | |\ ヽ / \ / | | \トイ/ | | __ヽノ____`´  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .|~!~l~~|~i| .| | i ill| ロ日ロ□ロ |___| __ |´・ω・`|__ __|´・ω・`|_ でぃお~ /  ̄♀ ̄ \ / _,  ̄⊂二二) | i ヽ、_ヽl | | └二二⊃ l ∪ | | | ,、___, ノ | ,、 | υ_⌒_ゝ ヽ_二コ/ / ヽ / \ / (Å) ヽ _____/__/´ __ヽノ____`´ UUυυ~ ガオン! _______∧,、__ ______  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'`'` ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |~!~l~~|~i| | | i ill| |___| __|ω・` |_ あぶどぅる~ / _,  ̄⊂二二) | i ヽ、_ヽl | | └二二⊃ ∪ | | _ | ,、 | υ。。ゝ ヽ / \ / (Å) ヽ _____ __ヽノ____`´ UUυυ~ /ソヘヘ ___ _'v=0=w`_ _|\、_,/|__ / |´・ω・`| \ / |´・ω・`| \ ざ・わ~るど /  ̄ ̄ ̄ \ / _, \、_,/⊂二二) | i ヽ、_ヽl | | └二二⊃ l ∪ | | | ,、___, ノ | ,、 | ヽ_二コ/ / ヽ / \ / _____/__/´ __ヽノ____`´ これで仲直り~ .|~!~l~~|~i| ( ,、 ,, ) | | i il| お、おう ) ソヾリソレ | ! | ll | _ζ |´・ω・`|γ ̄二二二∋・ω・`|_ / ノ /  ̄⊂二二) | i | | /| | └二二⊃ l ∪ | | | ,、___, ノ | ,、 | ヽ_二コ/ / ヽ / \ / _____/__/´ __ヽノ____`´ ____ ,.,.、,、,..,、、.,、 / \/ \/\ / \ / ヽ /\/ \ / \/\ / (●)(●) ヽ みすた~ / (●) (●) \ / ↓ 、\ / ↓ \ | , = ⊂二二_) | , ー-' \ ヽ / / | | i |ヽ、 ヽ / | | | | (⊃|ノ| | | | | ∪ .| | .L二二⊃ l | | | ,、_____, | | ,-、 / | / ヽ / | | ,ヽ、 ,/ | ( / / | / | /´ ヽ_二コ/ / \ `´ / ,/ \ ヽ _____/__/_ ___(__ノ_ ¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶ ¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶¶ ◯◯0 __ ▼__0◯¶ ¶ ¶ ¶ 〃 _\ /≡≡|¶ ¶ ¶ ¶ ¶ 〈(・)〉《|〈(・)〉|¶ ¶ ¶ ¶ ¶  ̄ ̄ |≡≡|¶ ¶ ¶ ¶ ¶≡  ̄/〃|≡≡|¶ ¶ ¶ ¶ ¶ 《 ヽ 〉 ≡|¶ ¶へイッ!みんなッ! ¶ ¶ ¶ 《 ≡≡⊂ニ) ¶| |¶ /⌒⌒/≡¶ ¶| ¶∪¶ 〔__/ /¶ ¶ ¶ ¶ | ┗━━┛ ¶ ¶ i  ̄\ ./ .\_ |/ _ノ \___) ( _/ |_ノ''
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/13951.html
RZ/S46-030 カード名:桃色髪のメイド ラム カテゴリ:キャラ 色:赤 レベル:3 コスト:2 トリガー:1 パワー:9500 ソウル:2 特徴:《魔法》?・《メイド》? 【自】 このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたは自分の山札を上から3枚まで見て、カードを1枚まで選び、手札に加え、残りのカードを控え室に置く。 【自】 あなたのクライマックス置場に「ナツキ・スバル囮大作戦」が置かれた時、前列にこのカードがいるなら、あなたは相手の控え室のカードを2枚まで選び、山札に戻し、相手はその山札をシャッフルし、そのターン中、このカードのパワーを+3000。 【自】[② 手札を1枚控え室に置く] このカードがアタックした時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、相手に1ダメージを与える。(ダメージキャンセルは発生する) ラムが可愛い? 当然のことね レアリティ:RR,SP Re ゼロから始める異世界生活収録 CIPでのサーチ、CXシナジーでの逆圧縮、2コストと手札1枚でのバーン能力を持つ。 CXシナジーは後半のバーン能力を相性が良好。パワーパンプも付随するので、キャラのリバースにも役立つ。対応CXも汎用性の高い扉なので、無理なく組み込める。 バーン能力には単体で使えるので、CXが引き込めなくても発動できる。その分コストパフォマンスはあまり良くないので、複数回発動するにはあまり向いていない。 ・対応クライマックス カード名 トリガー ナツキ・スバル囮大作戦 扉
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/1226.html
330 :良家のメイドさん 前編(1/3) ◆6AvI.Mne7c [sage] :2009/04/23(木) 07 35 10 ID np2bNnLo 「おはようございます、坊ちゃま」 私の1日は、いつもこの挨拶から始まります。 「ああ、おはよう――」 私の挨拶に対し、いつも坊ちゃまは、笑顔で返してくださいます。 申し遅れました。私(わたくし)は、この家に仕える、しがないメイドです。 名前? そのようなものは、別にどうでもいいではないですか。 私はただのメイド、それで構わないのです。 そう、思わないと――辛くて辛くて、この身が張り裂けそうなのです。 先日、坊ちゃまがある女性を、屋敷に連れ帰って来ました。 彼が誰か客人を招くことは、とても珍しいことです。 ですので、私も少々気になり、お2人のおられる部屋に、紅茶をお運びしました。 そこで見た光景は、特にどうということも無い、至って普通の会話でした。 てっきり、坊ちゃまの新しい彼女かと、思ったのですけどね。 それだったら、始末をする必要が、ありましたから。 はい、わざわざ私の心中を吐露する必要などないかと思いますが、私は坊ちゃまが好きです。 いえ、好きではないですね。そんな甘いものではないです。愛しているのです。 彼の笑顔が好き。彼の泣き顔が好き。彼の怒る顔が好き。彼の哀しむ顔が好き。 彼の声が好き。彼の髪が好き。彼の顔立ちが好き。彼の瞳が好き。 彼の信条が好き。彼の趣味が好き。彼の、彼の、彼の―― おっと、申し訳ございません。つい取り乱してしまいました。 ともかく、私は坊ちゃまを、心から愛しているのです。 もちろん、坊ちゃまにはこの私の胸の内は、お伝えしておりません。 そのようなこと、一介のメイド風情である私には、許されるはずがないのです。 ですから、坊ちゃまをずっと見ているだけで、私は幸せなのです。 そう言い聞かせてきた私の世界にも、当然のように終焉が訪れます。 そうです、そのような事態を招いたのは、他ならぬ坊ちゃまでした。 ある日、坊ちゃまは私の前に来て、嬉しそうにこう仰いました。 「あのさ……、今度ボク、あの女性と結婚する、つもりなんだ……」 331 :良家のメイドさん 前編(2/3) ◆6AvI.Mne7c [sage] :2009/04/23(木) 07 39 27 ID np2bNnLo 私はメイド。良家に仕えるだけの、ただの一介のメイドです。 わかっていました。私の恋は報われることなどないと。 私は坊ちゃまの幸せを、指を咥えて眺めていることしか、できないと。 私の生い立ちは、それほど幸せなものではありませんでした。 物心ついた時、父親は既にいませんでした。 母に聞いたところ、最初から母子家庭であったようです。 父親は、名前はわかっているのですが、生粋の遊び人だったそうです。 まあ、そんな駄男が家庭に居なかっただけ、よかったのかも知れません。 母は当時、ある名家に使える、給仕(現在はメイド)の1人でした。 朝は早くから働いて、夜遅く帰って来るほど、忙しい身だったそうです。 そんな生活だったので、私は幾分、放任主義で育てられました。 母はお屋敷に住み込みで働いていたので、住居には困りませんでした。 母が私の面倒を見られない時には、職場の方に子守りをしていただきました。 だから、それほど極端に寂しいと思ったことは、1度もありませんでした。 そんな折、私はこの家の大奥様に、坊ちゃまを紹介されました。 ちょうど年の頃も近く、遊び相手にはいいのでは、という判断だったそうです。 「こんにちは、ワタクシはここのキュージのムスメ、メイです。 これから、よろしくおねがいしますね、坊ちゃま?」 「うん、はじめましてメイちゃん。ボクは土方(ただまさ)だよ。 これからも、ボクと仲良くしてね♪」 思えば、あの時の笑顔に、私は一撃で恋に落ちたのです。 それからは、本当に坊ちゃまによくしていただきました。 坊ちゃまは私より1歳年上でしたが、ともに同じ学校に通わせていただきました。 学校では先輩後輩の関係、屋敷では主従の関係。 常に共にいることができ、まるで恋人のようだと、錯覚さえしてしまいました。 本当に、自分勝手な考えでした。本当に、心地よい夢の中でした。 332 :良家のメイドさん 前編(3/3) ◆6AvI.Mne7c [sage] :2009/04/23(木) 07 44 00 ID np2bNnLo ここまでで、私の思い出語りはおしまいです。 舞台は現在、真夜中の坊ちゃまの寝室前に移ります。 坊ちゃまの結婚式は、名家のプライド故か、かなり盛大に行われました。 当主である大奥様のご友人、お仕事仲間、親類一同。 新婦である坊ちゃまの親友一同、職場の同僚一同。 そして、相手方――新婦様のご家族及びご親戚一同。 色々思惑が渦巻いているようでしたが、とにかく派手でした。 坊ちゃまは――とても幸せそうな笑顔を見せていました。 周りの坊ちゃまの取り巻きたちも、とても楽しそうに、冷やかされていました。 しかし――私は少々、気になってしまったのです。 坊ちゃまの結婚相手――若奥様の顔が、ちっとも嬉しそうではないのです。 いいえ、それは大層美しい、笑顔ではあるのです。 しかし、それが作り物臭い――とでもいうのでしょうか。 とにかく、私はそこに、違和感を感じてしまいました。 そのため、私はこの時間、この場所に居るのです。 もしかしたら、坊ちゃまは幸せになれないのではないのか? あの若奥様の作り物めいた笑顔は、坊ちゃまを害するものではないのか? そのような疑念がどうしても晴れず、僭越ながら、毎夜ここに訪れていました。 そして今宵は、ちょうど寝室の扉の鍵が、開いたままでした。 だから、私は真実を知るため、お部屋の中を覗き見ることにしました。 そこにある光景は、私の予想しているものとは、全く違っていました。 たしかに坊ちゃまも、若奥様も、ベッドの上で一糸纏わぬ姿をしていました。 しかし、坊ちゃまは仰向けで、虚ろな瞳のまま、微動だにしていません。 そして、坊ちゃまの奥様は、何故か坊ちゃまに、懐中時計を向けています。 しかも、坊ちゃまの裸体(やはりステキです)に、一切触れていないのです。 夜毎聞こえていた奥様の嬌声は、坊ちゃまの枕元にある、録音機からの音声です。 どう見ても、愛のある性行為の光景などでは、ないのです―― 若奥様は坊ちゃまに、何の感情も抱いておらず、それどころか―― 「きっ――貴様ああぁぁぁぁっ!? 坊ちゃまに、何をしているんだあああぁぁぁぁ!?」 ――私は、恥も外聞も全てかなぐり捨てて、若奥様――この女に飛び掛かりました。
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/4430.html
「……所さん……あれは……何ですか?」 「……やれやれだぜ」 戦場キャメラマンが発見したのはルーレットだった。 どっかで見たことがある……。パジェロだのタワシだの書かれて……。 ああ、東京フレンドパークIIに出てくるアレか。 『……ジェロ、パジェロ、パジェロ、パジェロ、パジェロ!!』 モブの観客からの歓声が聞こえてくる。 ……一体、いつからスタンバッテんだ? つまり、アレかダーツを投げて、当たった景品が貰える的な何かか? 「……たわし、たわし、たわし、たわし、たわし、たわし……」 おい、一人だけ『たわしコール』をしてる奴がいるぞ。 まあ、犯人は案外近くにいるんですがね。そう『シグナムさん』だ。 ……語り部はシグナムさんかと思ったか? 残念、それも私(10/)だよ! 「はい、本番もこの調子でお願いします!」 ……えっと、これから本番ですか? ちょっと待ってくださいよ。今はロワの最中ですよ!? なんでこんなことしなくちゃならねぇんだ! 第一此間打ち切られた番組だろ、これ! 「はい、バー降ろします」 「!?」 上から来たと思った時、もう遅かった。 体をあのジェットコースターにガッチリとホールドされてしまった。 やばい、死んだな。ジェットコースターに乗っただけで……気分が……。 「はい、本番まで5秒前、4、3……」 死のカウントダウンまで始まった。 逃げたいけど体を拘束されて動けない。 『いらっしゃいませ。ようこそ中国フレンドパークIIIへ!』 ……中国? えっと、これってパクリなんじゃ……いや、違うオマージュだ。 もしくはインスパイアだ、パロディだ、きっと!!! 「今夜のゲストはこちらの方々です。どうぞ!」 次の瞬間、体に強いGの衝撃が走った。凄まじい嘔吐感が迫ってくる。 誰もが思うかもしれない。『こんなのに酔うなよ……』と。 気分悪ぃから仕方ねぇんだよ! 放送事故になる前に早く放送を止めなければ……。 だが、ここで私の意識は途絶えた。 ◆ ◆ ◆ 10/は気絶しっぱなしだったが、収録は無事終わった。 まさか、戦場カメラマンが一人でハイパーホッケーで無双するとは…… このシグナムの眼を以てしても見抜けなかった……! 取得できた金貨は6枚、走ってクイズに答える奴以外は全部取れた。 まあ10/が解答できなかったし。戦場カメラマンは喋るペースが遅かったし、 私はそもそも走ることを拒否したからな。しょうがない。 「BIGチャレンジです。金貨一枚とダーツ一本を交換できます」 「六本……ですか……」 ここは名手であるジョジョが四本、戦場カメラマンがニ本。 そして、視聴者プレゼントの分を投げるのもジョジョだ。 言っておくが私は射撃は苦手だった。どちらかと言うと近接戦闘の方が…… って、昔の話はいいか。 「グッド なかなかおもしろいゲームだ…ダーツを全て――――寄越せ!!」 ジョジョ、一人で投げる気だ。 「よろしく…お願いします」 「…………」 異論は無かった。 「さあ、一投目……」 「必要ない。一発で仕留める」 「!?」 急いでるから、巻いているんだろうな。 右手に三本、左手に三本ダーツを持ち、構える。 「では、ルーレット回転!」 『……ジェロ、パジェロ、パジェロ、パジェロ、パジェロ!!』 「やかましいッ! うっおとしいぜッ!! おまえらッ!」 『………………』 パジェロコールが聞こえてきた。が、ジョジョが一喝した。 ……正直、パジェロは今いらないな。 どちらかというとその隣にある『悪魔の実の図鑑』の方がほしい。 私の能力が本当に知りたい。 10/が言うには非常に不謹慎な能力だというヒントは貰った。 ヒントよりも答えをくれよ。 「楠田枝里子(なるほど・ザ・ワールド)」 時が止まり、ルーレットの回転が止まる。 せこい、果てしなくせこい。スタンド能力の無駄使いだ。 ジョジョはその間にダーツを投擲する。 「―――そして、時は再び動き出す……」 ダーツは見事に『パジェロ』と書かれたゾーンに命中した。 いや、6台もパジェロいらんだろ……。 「バレなきゃあイカサマじゃあねえんだぜ…………」 こうして、6台のパジェロをゲットしたのであった。 正直に今の気持ちを伝えるのなら『悪魔の実の図鑑の方が欲しかった』。 って、アレ、さっきから司会の声やら観客の声が聞こえなくなっていた。 ……どうなっているんだ。 「危ない……ところでした……」 何、戦場カメラマン!? この場にいた全員が倒れている。 な、何が起こったんだ!!!? そして、その横には武器が沢山転がっている。 「気付いてはいたが、こいつらは……」 「ええ……仕組まれた……罠……だった……ようです」 な、なんだってー!! これが晴天の霹靂って奴だな。 「というわけで、あとは……逃げるんだよォ!」 言われなくてもスタコラさっさだぜ! というわけで、私たちはランボルギーニに乗り込み、この場を跡にした。 【一日目・19時00分/中国/天候・晴れ】 【所ジョージ@現実】 【状態】健康 スタンド使い 【装備】ダーツ 【道具】支給品一式、ミスドのドーナツ、ランボルギーニ(フル改造済み) 【思考】 1:エジプトに向かう。 2:……やれやれだぜ 【シグナム@リリカルなのはシリーズ】 【状態】健康、ニート、悪魔の実の能力者 【装備】赤いジャージ、フランヴェルジュ@テイルズオブシンフォニア 【道具】支給品一式 【思考】基本:ジョジョについていく。 1:ジョジョに養ってもらう。 2:レヴァンティンは放置の方向で。 3:戦場カメラマンの能力が気になる ※どんな能力かは後の人に任せます 【渡部陽一@戦場カメラマン】 【状態】健康 【装備】カメラ 【道具】支給品一式 【思考】 1:殺し合い……には……乗り……ません。 2:エジプトに……向かいます。 【10/@TCBR】 【状態】ジェットコースター酔い、気絶中 【装備】無し 【道具】支給品一式、ライダーベルト@仮面ライダーカブト 【思考】 1:ジョジョ一行からギャランティを貰う。 ※七期から続投かどうかは不明です。
https://w.atwiki.jp/shinatuki/pages/73.html
ジョジョの奇妙な東方 ~FF・of・fate~ 第13話:人間が好きな妖怪 その① 「教師ィ?」 妖怪の山に戻って数日。少しずつながらも接客を覚えてきたにとりに営業スマイルを教えていたFFは、その珍妙な客の依頼に眉を顰めた。 客の名前は上白沢慧音。人間の里で寺子屋をやっている半妖だという。 そして、肝心の依頼内容は自分の寺子屋で教師をやってほしい、というわけのわからないもの。 「えぇ。コレを読んで貴方には人に何かを教える【才能】があると思いまして。」 灰色の紙の束をヒラヒラと振る。その紙には【文々。新聞 号外】とでかでかと書かれていた。 あの天狗、あとで絶対焼き鳥にしてやる、と心に硬く誓うFF。 「フランの事を言ってるなら、ソイツはお門違いだ。あの子には元々知っていた事を【自覚】させただけだ。教えたわけじゃあない。」 「しかし、フランドールに自覚を促したのは貴方だ。」 一向に引かない慧音にうんざりとする。自分はモノを教えるような立場ではないと言うのに。溜息をついて「とにかく却下だ」と言おうとした矢先。 「いいんじゃあないの?FF。」 河の方からいらない言葉が飛び出してきた。にとりだ。日課の修理の仕事を終え、体中に引っ付いた砂鉄やら埃やらを水で洗い流していた。 最初は河を護るべき河童が河を汚してどうするんだと思ったが、何でも定期的に河の掃除をするからいいんだー、だそうだ。幻想卿にきて2週間と少し経ったが、全くそんな光景を見たことが無いということを付け足しておく。 「前から私に出張修理やってみろって言ってたじゃない。一緒に行くわよ~?」 にやにやしながら河から上がってくる。とんでもなくウザイがとりあえず放置。今は慧音との会話が第一である。 「何で私なんだ?言っちゃ悪いが、私よりもアンタの方がモノを教えるのは上手いだろう。」 「・・・妖怪たちに人間と仲良くして欲しいからです。」 慧音のその一言は、FFの態度を変えさせるのには充分だった。黙って先を促す。 「今の幻想卿に住む人々は、この世界がもうすぐ妖怪に乗っ取られるんじゃあないかと思っているのですよ。」 「どういう意味だ?確かに幻想卿には強力な妖怪はいる。だが、幻想卿を乗っ取ろうと考えるヤツなんかいないはずだろう?」 この幻想卿での大妖怪、と呼ばれる存在――西行寺幽々子やレミリア・スカーレット等――はそんな事を望んでなどいない。当たり前だ。幻想卿という【小さな世界】を乗っ取ったところで何にもならない事を彼女達自身が良く知っている。 いくらこの世界を乗っ取ったところで幻想卿の外では彼女達は生きられないのだから。 「それは妖怪側の都合。人間達はそうは思っていない、と言う事です。現に博霊神社は妖怪に乗っ取られている、いずれ自分達を襲うつもりだと考えている者も現れている。」 博霊神社。確か、妖怪の山の向かいにある山の神社だったはずだ。何でもこの世界を覆っている結界(それがどういうものかはFFはわかっていないが)の基点となっているんだとか。 確か、そこの主はまだ人間のはずだが。 「その博霊の巫女が全く人里に姿を見せてくれないんだ。しかも最近来た神様は妖怪が信仰していると聞きます。今の幻想卿には人間が信仰する神様が【存在しない】。それはとても危険な事なんです。」 慧音の言葉に素直に頷けないFF。幾らなんでも信仰如きでそこまで深刻になるとはとても思えないからだ。 確かにこの妖怪の山には神様が二人住んでいる。妖怪たちが信仰しているという事実もある。だが、それは【人間が信仰してはいけない】と言う事と同義ではない。 「人間ではない貴方達ではわからないでしょうが、【信仰】と言うものは人間達にとって【心の拠り所】なのです。それに、【妖怪が信仰している】という事実のみで勝手に邪神だと思っている者もいます。」 自分勝手な人間もいたものだ、とは思う。妖怪が普通の神を信仰して何が悪いのだろうか?普通の神である証拠に人間である魔理沙も面白がって天狗に混じって参拝(という名の泥棒行為)に来ている。 別に間違った教えをしていなければ一緒に信仰すればいいのだ。 「それはハッキリ言って里の人間が悪いんじゃあないか?妖怪たちもちゃんと節度を持って生活しているんだ。勝手に怯えて勝手に敵愾心を持たれちゃたまったもんじゃあないだろう。」 「えぇ。だからこそ!」 FFの言葉に声色を強くして詰め寄る慧音。この目はヤバイ。看守に対する悪巧みを思いついた除倫やエルメェスの目とそっくりだ。 「だからこそ妖怪たちに教師をして貰いたいんですよ。決まりさえ守れば妖怪は怖い存在ではない、隣人になれる存在なのだと教えていきたいのです!」 だんだんとヒートアップしていく。これはヤバイ。色々な意味でヤバイ。 「とりあえず言い分はわかった。わかったから少し落ち着いてくれ。じゃないと――」 「何々!?FF教師やるの!?取材していい!?ねぇいい!?」 FFの言葉を遮って慧音に負けないほどの大声が響く。遅かったか・・・ 「毎度お馴染み、射名丸文!ただいま参上!」 「参上せんでいいパパラッチ天狗!ったく・・・まだ教師になると決まったわけじゃねぇ。話を聞いてただけだ。」 F1レーサーもびっくりな速度で降下してきた文に呆れ帰るFF。コイツは絶対に新聞記者じゃなくゴシップ記者と名前を変えたほうがいい。 そんなFFの胸中も知らずに、暢気に文化帖を広げる文。 「あー・・・もぅいいや。一応やるだけやってはみよう。だが、うまくやれるかは保障しないぞ・・・?」 頭を掻きながら慧音に言う。この天狗が出てきた時点で自分の負けは決定したようなものだ。 付き合ってみてわかったが、文は【ペンは剣より強し】を全身で示しているような女だ。いつもはゴシップ記事しか書かないクセに何故か他人の秘密にやたらと詳しかったりするのだ、この天狗は。 「え、いいんですか?そんなアッサリ決めちゃって?」 「あぁ。この天狗に知られたらもうOKしちまったようなモンだしな。明日向かうよ。」 「ありがとう!待っているよ!」 ニコニコと山を降りていく慧音を見送ったあと、FFは手帳とカメラをそれぞれの手に持った文と向きなおる。 「で、いい?取材して?」 「まぁ、それも含めてあっちで話そうか?」 最高の笑顔で文に言うFF。危険を感じ、とっさに逃げ出そうとしたがもう遅い。哀れ、文は首根っこを掴まれ、森の方へ引きずられていったのだった。無論、にとりは河へと逆戻りである。 「さて、紅魔館のアレはどうやって知ったんだ~文?」 「えっとぉ・・・コチラにも守秘義務が・・・」 「そーかそーか。じゃあちぃっとばかし痛い目にあってもらおうかな?」 「ひぅっ!?そ、そこはダメ!洒落になってないぃ!」 「この記事も充分洒落になってないぞ。ホラホラ、早く言わないとフーファイターズが入り込むぞ?」 「ひぁああっ!?」 「さぁ、誰に聞いたんだ?今度はこんなもんじゃあ済まされねぇぞぉおお?」 「ひゃめっ、やめてぇえ!」 などというやり取りを河の中で聞いていたにとり。河の中で何をやっていたかを聞くのは野暮ってモンである。 次の日。FFとにとりは文の案内で、人間の里から少し離れた寺子屋に向かう事になった。 結局あの後、FFは文に(オラァ!)にフーファイターズを(無駄ァ!)したり(ドララァ!)したりして口を割らせようとしたのだが結局口を割る事はなく、代わりに寺子屋の案内をさせることにしたのだった。 「あ、あうぅ・・・まだ(アリィ!)が痛い・・・」 「女が(ボラッ!)とか言うな。」 涙目で腰を押さえる文に突っ込むFF。というか一晩中(WAANAABEE!)やってたくせに元気な二人である。 にとりは少し寝不足なのか、ふらふらとしながら商売道具の確認をしている。 「あ、あそこですよ。慧音さんの寺子屋。」 文が指差した先には、確かに木造建築の建物があった。大き目の日本建築に運動場のような庭があり、確かに勉強を教えるにはもってこいだろう。 そんな建物の前で、数人の子供と妙な帽子を被った男がなにやら奇妙な動きをしていた。 「そうだ!その呼吸だ!体が軽くなったろう?それが仙道の基礎だ!かけっこもはやくなるぞぅ!」 どう見ても奇妙なポーズをとっているようにしか見えないのだが、帽子の男と周りの子供たちは大真面目だ。 「・・・誰?」 「あの人はウィル・A・ツェペリさん。私達はツェペリ男爵とかツェペリさんって呼んでるわ。」 にとりの若干引いた感じの質問に答える文。どうもあの光景は、別段妙であるというわけでもなさそうだ。 「む?おぉ、山の新聞記者じゃあないか。また波紋の取材かい?」 こちらに気づいたツェペリが呼びかけてくる。どうも取材に訪れた事があるらしく、大分とフランクだ。 「いえ、波紋は記事にするまでに時間がかかるのでまた今度・・・今回は、こっちの二人を連れてきたんですよ。」 「あぁ、君達が慧音さんが言っていた新しい教師と技術者だね?私はウィル・A・ツェペリ。ツェペリ男爵と呼んでくれ。」 文がFFとにとりを紹介する。あらかじめ知っていたらしく、優雅な仕草でお辞儀をする。見た目どおりの英国紳士、といった感じだ。 彼もFFと同じく、幻想卿に呼ばれた外の人間なのだろうか?見た目からして違うし・・・ 「ところでツェペリさん。何をしているんだ?運動にしちゃあ、奇妙だな?」 FFの言葉でにとりは現実に引き戻された。確かに、運動をしているにしては動きがスローモーだ。少し前に香霖堂にあった『よが』という本にあったポーズに似ている。 「はっはっは!ヨガではないよ、これは。『仙道』といってね。簡単に言えば人間の力を最大限に引き出すための呼吸法だ。」 にとりの感想に笑いながら答えるツェペリ。彼の説明も全く理解できず?マークが増えていく。 そのリアクションもわかっていたのか、ツェペリは気を悪くしたふうもなく細かく説明を始めた。 「普通に呼吸をした状態で全力疾走しろって言われても無理だろう?しかし、もしそれが可能ならどんな状態であっても全力で走る事ができる。そういう『呼吸法』さ。」 「はー・・・それはすごいですねぇ・・・」 ツェペリの説明に納得したのかそれとも理解するのを放棄したのかわからないが、溜息をついて感心するにとり。 一応コイツ妖怪だったよな・・・と若干の不安を覚えながらもFFは本題に戻る事にした。 「私はフー・ファイターズ。こっちのは河城にとりだ。悪いんだが、慧音を呼んでもらえるか?」 「承知した。少し待っていてくれるか?」 そういうと、ツェペリはきびすを返し、建物の中へ入っていった。 子供達は相変わらず『仙道』を続けているようだ。その様子は除倫がファンだと言っていた『ピンクダークの少年』を何故か髣髴とさせた。 「ふふ、ついてきた甲斐があったと言うもの!今回の一面トップは【謎の秘密歴史結社の奇妙な活動】で決定ですッ!」 さっきまでのぐったりした顔は何だったのか、生き生きとした表情でシャッターを切り続ける文。この図々しさはかえって清々しいくらいだ。 絶対にコイツは何があっても生き残るタイプだろう。 そうこうしている内に、ツェペリが慧音を連れて帰ってきた。 「お待たせして申し訳ない!仕事がちょっと圧していて・・・」 「いや、構わないさ。この子達が生徒なのか?」 「その通りです。他にも数名いますが、皆いい子ばかりですよ。」 FFの質問に、まるで自分の子供のように誇らしげに答える慧音。子供たちも嬉しそうだ。 「今日から新しい先生になる、フー・ファイターズ先生だ!みんな、挨拶して!」 「「よろしくお願いします!」」 慧音の号令で一斉に頭を下げる子供たち。こういうのを見ると、教師もあながち悪いもんじゃあねぇかもな、とまんざらでもなくなってくるFFだった。 「取り合えず立ち話も何だから中へ行きましょう。他の教師に貴方の事を紹介しなければ。」 「あぁ、わかった。」 慧音に案内され、学校の中へ入っていくFF。にとりはというと。 「おねーちゃん、そのせなかのなにー?」 「すっげー!てつのぼうだー!」 「こら!それは私の商売道具・・・それいじくっちゃダメ!危ないからー!」 「おねーちゃん、ぼうしかしてー!」 「このカードかっこいい!おねーちゃんがつくったの?」 「え、ちょっと待って、服を引っ張らないで!スペルカードをもってかないでー!」 すっかりと子供たちのオモチャと化していた。 FFが中に入ると、すでに中にいた数人がこちらを向いた。どうやらこの数人がココの教師であるらしい。 「あら、慧音さん。その人が?」 「あぁ。フー・ファイターズさんだ。」 緑と白を基調とした巫女服の少女の質問に、慧音が答える。巫女服の女性には見覚えがあった。 「確か、八坂神社の・・・緑の腋」 「東風谷早苗です!二度と間違えないでください・・・緑の腋でも2Pカラーでもない・・・!」 FFのあんまりな言葉に即座に突っ込みを入れる緑の腋もとい早苗。といっても両者共に名前だけ知っていて、面識は無かったのだが。 「彼女は人間に自分の神様を信仰して欲しいらしくてな。布教がてら、教師をやってもらっているんですよ。」 慧音が補足説明する。どっかの紅白よりもよっぽど巫女らしい事をしている。 「あと最初に会っただろうけれど、彼はウィル・A・ツェペリさん。主に運動関係は彼に任せている。」 「自己紹介はしたが、改めてよろしく頼むよ。」 ツェペリが帽子をとって一礼する。見た目はひょろっとした感じだがさっきの動きを見る限り、かなりの【使い手】だろう。スタンド使いではないようだが・・・ 「奥のほうにいるのが八意永琳。いつもいるわけではないけれど、保健医をしてもらっている。」 「永琳って呼んで頂戴。よろしく頼むわね?」 奥にいる赤と青のワンピースの女性がウインクする。服装のせいか、FFには医者というより看護師にしか見えない。 「そして、その隣にいるのが藤原妹紅。非常勤、のようなものかな?」 「のようなもの、じゃなくて非常勤だよ慧音。妹紅だ。ガキ共の護衛とか、誰かいない時に変わりに教師をやったりしてる。」 白のカッターシャツに赤のサスペンダーつきのズボンというボーイッシュな出で立ちの女性だ。腰下まで伸びた銀髪が印象的だった。 「後は・・・ん?重ちーはどこ行った?」 「重ちーなら農家の手伝いに行ったぞ?『アルバイトってヤツだどっ!しししっ!』とか言いながら。」 「またか・・・今日は新しい教師が来るから手伝いは行くなとあれほど言ったのに・・・」 もう一人いるのだろう、辺りを見回す慧音に呆れた様子で妹紅が言う。 その【重ちー】とかいうヤツも教師なのだろうか。にしても自由奔放なヤツなのだろう、頭を抱える慧音が結構サマになっていた。 「いないものは仕方ないか・・・まぁ今日は皆の授業を見ててください。もうすぐ妖怪の生徒も来るはずなので。」 「妖怪?」 気をとりなおして言った慧音の台詞にFFは怪訝な声を上げた。妖怪の生徒なんているのだろうか?しかしその言葉を予想していたのか、慧音はにっこりと笑った。 「えぇ、妖怪の生徒です。とってもいい子ばかりですよ?」 前へ 目次へ 続き