約 1,141,803 件
https://w.atwiki.jp/sslibrary/pages/401.html
【種別】 階級 【初出】 XIII巻 【解説】 [仮装舞踏会]の兵科の一種。 情報伝達や機密事項の折衝を担当する。捜索猟兵や巡回士との連絡や他組織との交渉が主任務である。 ストラスとデカラビアがこの兵科である。 【由来・元ネタ】 由来はドイツ語で『伝令官・使者』の意味を持つ(herold)だと思われる。軍隊用語というよりも儀礼的な使者のニュアンスが強く、「報道する」などの意味を含む。 英語化した「ヘラルド」は、新聞の紙名にも使われる(『インターナショナル・ヘラルド・トリビューン』など。なお、同紙は現在『インターナショナル・ニューヨーク・タイムズ』に紙名を変更している)。 【コメント】 ☆アニメ第2期から登場していた。 ☆ストラス以外の布告官がXVI巻から登場していた。 ☆劇中では明言されていないが、ガープはおそらくこの兵科だと思われる。現代で[百鬼夜行]や、中世で[とむらいの鐘]と交渉したり、東洋での構成員同士の連絡役を任されていたことから予想できる。他に兵科は禁衛員があった。 ☆[宝石の一味]の“瓊樹の万葉”コヨーテやフックスやトンサーイやイナンナや[革正団]のサラカエルやドゥーグやハリー・スミスやハリエット・スミスや[百鬼夜行]のギュウキやパラやゼミナやセムルヴとも折衝していたのかもな。 ☆[マカベアの兄弟]のダーインやカルンや[狂気の城]や[轍]のギータやケレブスや『色盗人』のバロメッツやアナベルグやウコバクやフリアグネやメアや、フレイムヘイズの『棺の織手』ティスやノースエアや『儀装の駆り手』カムシンとも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』で詳細の多くが判明したが、ガープの兵科については最後まで明かされなかった。 ☆番外編『かぐやひめのしゃな』にも、ストラスとデカラビアが登場している。 ☆番外編『おじょうさまのしゃな』でも、ストラスとデカラビアが登場している。 ☆番外編『さんじゅうしのしゃな』でも、ストラスとデカラビアが登場している。
https://w.atwiki.jp/sslibrary/pages/436.html
【種別】 自在法 【初出】 XV巻 【解説】 [革正団]の思想的指導者と目された“征遼の睟”サラカエルの自在法。碧玉色に輝く縱に裂けた眼の形状の自在式を生み出し、それに別の自在法を込めて任意の場所で発動させる。 生み出せる自在式の数は無数であり、大きさも様々。これを非生物から“紅世の徒”やフレイムヘイズも含めたあらゆる物に宿らせることで、込められた自在法を対象に付加する。 自在式に込めることが出来る自在法は多様で、強化・気配遮断・飛行・爆破・治癒・操作等が確認されている。 『呪眼』を飛ばし変形させたり爆破することで、『呪眼』自体による攻撃も可能。防壁にもなった。 また、その眼で睨んだ対象に瞬時に眼が転移するという効果があり、離れた対象に自在法の効果を及ぼすことができた。 【由来・元ネタ】 「~に魔法をかける」という意味の英語「エンチャント(enchant)」。 漢字名の呪眼は、サラカエルの由来参照。 【コメント】 ☆アニメシリーズには未登場。 ☆発動の度に効果が違うという点で、サラカエル専用の汎用自在式だったな。 ☆坂井悠二の『グランマティカ』と効果が似ていたな。 ☆↑そうでもないと思うな。『グランマティカ』は即席で自在式を組み立てて自在法を創り出す。この『呪眼』はサラカエルが元から行使できる自在法を込めるんだから、似てるって言うならカシャの宝具『コルデー』だろう。“瞬時に転移する”っていう点で、こっちの方がかなり強力だろうけどな。[仮装舞踏会]の『大命詩篇』ほど複雑な自在式を込められるかは分からないがな。 ☆映像映えしそうな自在法であった。アニメで出番がなく残念であった。 ☆[仮装舞踏会]の捜索猟兵オセの『サイクル』とも少し似ていたな。 ☆ノースエアや『棺の織手』ティスや『儀装の駆り手』カムシンやマティルダ・サントメールや『極光の射手』カール・ベルワルドとキアラ・トスカナ『輝爍の撒き手』レベッカ・リードやフリーダーやザムエル・デマンティウスやゾフィー・サバリッシュやアレックスやドゥニやフランソワや『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルや『理法の裁ち手』ヤマベやピエトロ・モンテベルディやドレル・クーベリックやパウラ・クレツキーやボードやマージョリー・ドーや『大地の四神』のイーストエッジ相手にも使用してほしかったな。 ☆公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』にて、あの眼は自在式であると明記された。
https://w.atwiki.jp/sslibrary/pages/508.html
【種別】 “紅世の徒”の一種 【初出】 I巻(具体的な意味はX巻) 【解説】 “紅世”における世界の法則の一端を体現する、超常的存在である“紅世の徒”を指している。 この世における「神」のように宗教で崇められる象徴や概念的な存在ではなく、実際にどこまでも現実的に存在する。 「神である“徒”」は、“紅世”での「人間」にあたる普通の“徒”や“王”とは異なる類別であるが、普段は「神ではない“紅世の徒”」となんら変わらない存在であり、扱いも他の“徒”と同じように“紅世の王”とされる。中には神霊体の神もいる。 しかし、それぞれが特異な権能を持ち、祈りと代償、運と神自身の意思による『神威召喚』により、権能に沿った強大な力を発揮する。 また、一部の神は自らの眷属たる“徒”を持ち、眷属は生贄になる役目を持つことがある。 実際に作中に登場したのは、次の3柱。 『審判』と『断罪』の権能を司る『天罰神』“天壌の劫火” 『造化』と『確定』の権能を司る『創造神』“祭礼の蛇” 『喚起』と『伝播』の権能を司る『導きの神』“覚の嘨吟” 皆各々の使命に至極忠実、というか使命を果たすことを喜びとしている節があり、 “天壌の劫火”は「天罰狂い」「裁きたがり」、 “祭礼の蛇”は「欲望の肯定者」「誰かの願いを叶えたくてワクワクしてる」、 “覚の嘨吟”は「珍しがり」とも言われている。 【コメント】 ☆アニメ版から登場していた。 ☆ロフォカレ以外の導きの神の眷属は、公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』で詳細が判明するのかと思われたが、結局は最後まで明かされなかった。 ☆三神一体がモデルかな? ☆↑三位一体的な概念は[仮装舞踏会]の『三柱臣』で使用済みだ。登場した神が三柱だけなのは、たまたまだろうな。 ☆ヴォーダンやウィツィロポチトリや『大地の四神』と契約していた“王”たち(ケツアルコアトルやトラロックやテスカトリポカやチャルチウィトリクエたち)のほうが、“紅世”の神らしかったな。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[革正団]のサラカエルやドゥーグが神とも絡んでいたら面白そうだったのにな。
https://w.atwiki.jp/sslibrary/pages/755.html
【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』 【解説】 “紅世の王”。真名は“訓議の天牛”(くんぎのてんぎゅう)。炎の色はワインレッド。コイン型の神器“ルテニアン”に意思を表出させていた。 『替移の接ぎ手』アーヴィングと契約し、フレイムヘイズとしての力を与えていた。 1895年、アーヴィングがファーディと共に[革正団]サラカエル一派に殺害されたことで、“紅世”へ帰還したと思われる。 【由来・元ネタ】 ソロモンの72柱の悪魔「ザガン(Zagan)」。序列61番の悪魔で、グリフォンの翼を持った牡牛の姿で現れるという。水をワインに、卑金属を金に変える、錬金術の遣い手。 「訓」は過ちを戒めるという意味があり、真名全体で「戒めを議論する天牛」という意味だと思われる。 なお、「天牛」とは中国語で「カミキリムシ」を指す単語であり、ここでカミキリムシと天上の牛とどちらの意味で使われているのかは不明。 【コメント】 ☆当然としてアニメシリーズには未登場。 ☆ルグやカリオペとは仲が良かったのかな。 ☆バラルやブリギッドやジルニトラとも、面識があったのかな。 ☆もしかしたらジルニトラと似た能力を持っていたのかな。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズや『九垓天秤』ジャリやソカルやウルリクムミやニヌルタやフワワやチェルノボーグやモレクや『両翼』のイルヤンカやメリヒムやウルリクムミの副官のアルラウネや[仮装舞踏会]の盟主“祭礼の蛇”伏羲や『三柱臣』のベルペオルやシュドナイやヘカテーやガープやフェコルーや[百鬼夜行]のギュウキやパラやゼミナやセムルヴや[革正団]のサラカエルやドゥーグや[マカベアの兄弟]のダーインとも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆ザガンも新世界『無何有鏡』へ渡り来て、秩序派の“王”の一人として活動しているかもしれないな。 ☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、第6幕で兵士の一人として登場している。
https://w.atwiki.jp/dvdnewsing/pages/27.html
長年支持を集めるファンタジー小説シリーズ『Shannara(シャナラ)』。そのTVシリーズ製作に、米MTVがついにゴーサインを出した。The Hollywood Reporterが報じた。 『シャナラ』は、アメリカの作家テリー・ブルックスが執筆し、1977年から刊行されている正統派ファンタジーシリーズ。魔法が息づく「Four Lands」と呼ばれる世界を舞台に、数百年という歳月をまたいで、古代エルフ王家の末裔が世界の命運をかけた戦いに身を投じるさまを描く。アメリカではこれまでに25巻の小説が刊行され、累計で2600万部を突破。さらに3巻が年内に刊行される予定だ(日本では、シリーズのうち『シャナラの剣』『シャナラの妖精石(エルフストーン)』が扶桑社から刊行されている)。 そのTVシリーズ化にあたって、シーズン1は10話構成となり、小説第二巻『シャナラの妖精石(エルフストーン)』にもとづいた内容になるとのこと。 脚本は、欧米ドラマDVD『ヤング・スーパーマン』のクリエイターであるアル・ゴフとマイルズ・ミラーが担当。原作者のブルックスとともに、製作総指揮に名を連ねているジョン・ファヴロー(『アイアンマン』)は、パイロットの監督を務める予定だったが、日程の都合で断念することとなった。その代わり、パイロットと第2話を、『世界侵略:ロサンゼルス決戦』や、アメリカで12月公開予定の『ミュータント・タートルズ』でメガホンをとったジョナサン・リーベスマンが監督することになる。 米MTVの決定は、米HBOの大人向けファンタジードラマ『ゲームオブスローンズ第四章』が大成功していることを受けて下されたものであることは間違いないだろう。若い視聴者が多いMTVで、どんな作風に仕上がるのか気になるところ。『ハリー・ポッター』に次ぐ有名ファンタジー小説が原作となるだけに、ぜひ成功につなげてほしいものだ。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/1984.html
登録日:2012/02/10(金) 11 44 29 更新日:2023/08/31 Thu 20 17 06 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 とむらいの鐘 両翼 中世ヨーロッパ 個性派集団 天秤 戦闘集団 架空の組織 涙腺崩壊 灼眼のシャナ 精鋭 紅世の徒 組織 都喰らい 新しき世に響き渡る、 古き理を送る、 ゆえに我らは[とむらいの鐘]!! [とむらいの鐘(トーテン・グロッケ)]とは『灼眼のシャナ』に登場する組織。 X巻、その漫画版である『Eternal song ‐遙かなる歌‐』では彼らとフレイムヘイズとの最終決戦が描かれている。 概要 莫大な“存在の力”と卓越した自在師としての力量から当時最強とされた“紅世の王”、“棺の織手”アシズに率いられた中世最大の“徒”の大集団。 “紅世の徒”の群れの中でも異質で「同胞に仇なすフレイムヘイズを駆逐し安寧に暮らせる世界を作る」ことを目的とした戦闘集団。 『両界に革新的な試み』である『壮挙』を目的として掲げ、フレイムヘイズと争った。 アシズによる『都喰らい』をきっかけとして組織されたフレイムヘイズ兵団との18年に及ぶ『大戦(おおいくさ)』の末に、 本拠ブロッケン山の要塞での決戦でアシズと最高幹部『九垓天秤(くがいてんびん)』が討滅され壊滅した。 一部の残兵は、[仮装舞踏会(バル・マスケ)]に収容されている。 ストーリー構成的には明確な「悪役」なのだが、構成員それぞれの個性及び能力の高さとそのどこか悲劇的な末路から、人気は高い一団である。 主要メンバー 首領 “棺の織手”アシズ 「十分だ、十分だとも―――この願いさえ、あれば」 [とむらいの鐘]首領。ジャリを除く構成員からは「我が主」と呼ばれ、一人の例外もなく慕われている。 仮面をつけた、6枚の羽根をもつ青い天使の姿をした“王”。炎の色は青色。 卓抜した自在師の上、『都喰らい』で莫大な力を得た当時最強の“王”であり、『九垓天秤(くがいてんびん)』を筆頭に[とむらいの鐘]を率いた、両界のバランス最大の敵。 かつては“徒”の放埒を止めるために人間の少女ティスと契約し、フレイムヘイズ『棺の織手』の力を与えた最古の“王”。 しかしティスが守るべき人間の裏切りによって死亡したことから、世界を守る使命から離反し、存在の乱獲者となった。 その後の彼が名乗る真名“棺の織手”は、ティスと一体であった時に彼女が名乗っていた称号であり、アシズ本来の真名は“冥奥の環”。 『九垓天秤(くがいてんびん)』 [とむらいの鐘]の最高幹部の総称。アシズに付き従い千年以上に渡り戦った九人の強大な“王”たち。 その由来は[とむらいの鐘]が有していた巨大な上皿天秤型の宝具『九垓天秤(くがいてんびん)』から。 アシズが得た膨大な“存在の力”をこの宝具の特性により分け与えられ、当時の数多の“王”の中でも際立った強大さを誇っていた。 “大擁炉”モレク 「私如きを、必要と仰る……?」 宰相。 通称「牛骨の賢者」。宮廷の礼服を着た牛の骨の姿をしている。 『九垓天秤』のリーダーであり、[とむらいの鐘]のNo.2。 強者ではなく賢者として知られた“王”であり、[とむらいの鐘]が組織されたのは彼の手腕によるもの。 そして、大戦の真の元凶である。(後述) アシズという、その場の感情で動く巨大な力に理論と理屈による裏付けと方向性を与え、その望みの実現へ向かう道を示して均して導く、まさに賢者たる男。自分の事を過小評価し過ぎる欠点がある。 持てる力は非常に大きく、空間制御の力は現代まででも比肩するものがほとんどいない。 その能力に反して非常に臆病な性格だが、それは慎重さゆえであり、平常時においても組織の強化と敵の弱体化に努め、その方面において限りなく有能な男。そのため、討ち手からもその手腕を恐れられていた。 目下の相手にすら敬語を用い丁寧に接するなど、非常に礼儀正しく寛容だが、人間に対しては冷徹で、“紅世の徒”としての立場を堅持している。 自身が組織のNo.2であり、主たるアシズへの上奏はまず通るため、実質的に組織の方向性はモレクが決断すれば決定されるのだが、その性格ゆえに他の「九垓天秤」の同意を取り付けることを優先するため、平時には他の面子を苛立たせることも多い。 その分、戦時や難局に置いては優秀な司令官として采配を振るう。 役職と能力の関係で前線に出ることはほとんどないが、戦略には明るく、ソカルやニヌルタには「机上の空論」と揶揄される作戦案は、結局のところ一番正しいがために最後には通る。 自身を巨大な迷宮として展開する難攻不落の自在法『ラビリントス』を用いるが、マティルダに全域まとめて吹っ飛ばされ討滅された。 『ラビリントス』を解けば回避はできたが、あまりに咄嗟のことで一緒に取り込んでいた『両翼』との位置関係を調節できなかったため、「アシズに敵を近づけるリスクを負うより、マティルダに全力を使わせ消耗させる方が良い」と考え、そのまま死を選んだ。 恋愛沙汰には極端に疎く、平時は頼りないが非常時には有能、と何気に悠二に通じるものがある。 炎の色は黄色。 “虹の翼”メリヒム 「いいだろう、見せてくれ。貴公の世界を」 通称「虹の剣士」。[とむらいの鐘]最大の戦力、「両翼」の右の片割れ。 騎士の装いの美青年であり、剣に長ける。 当代最強の自在法『虹天剣』を使い、さらに虹天剣を自在に反射する“燐子”の軍団『空軍(アエリア)』を持つ。 初代『炎髪灼眼の討ち手』マティルダ・サントメールに想いを寄せており、アラストールとは恋敵。 ブロッケン要塞の最終決戦でマティルダに敗れ、次代の『炎髪灼眼の討ち手』を育成する役目を約束させられた。 その後の顛末はV巻で描かれている。 炎の色は虹色。 “甲鉄竜”イルヤンカ 「御身は、なぜ泣かれているのか?」 通称「鎧の竜」。その名の通り、鱗に覆われた巨大な四つ足の竜。[とむらいの鐘]最大の戦力、「両翼」の左の片割れ。 当代最硬の自在法『幕瘴壁』を使うメリヒムの相棒。 老人を自称する古株の“王”。 かつて“祭礼の蛇”の『大縛鎖』創造の儀式に参加した模様。因みに今の主であるアシズの契約者『棺の織手』ティスもこの闘いに参加していた。 『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルとはライバル同士であり、「大戦」では形質強化された鉄塔の上に叩き落とされ、致命傷を負い討滅された。 敵には冷徹に迫るが、本性は物静か。 炎の色は鈍色。 “凶界卵”ジャリ 「なにを手に入れたいのか」「差し出せと言うのか」「厚かましき者よ」 大斥候。 通称「奇怪な卵」。三つの仮面がついた人間大の卵。 空を覆う規模の蠅の群を展開する『五月蝿る風』によって情報を収集する組織の要。基本的には偵察用だが、『空軍』壊滅後の組織にとっては貴重な航空戦力であり、自身の体を守るだけの力がない者の飛行を許さないだけの防衛力も備える。ぶっちゃけこれさえなければ上空から一気に要塞に戦力を送り込めて大戦の趨勢は序盤で決まっていた 大雑把な意味を込めた出鱈目な言葉を仮面が口々に喚くという形で話し、内心は仲間でもうかがい知れない(アシズだけは理解している模様)。アシズのことは「主」ではなく「王」と呼んでいる。 アシズへの忠誠心は極めて高く、最強の敵を前にしても最後の最後の最後までアシズの傍で付き従ったが、それがためにマティルダの『天破壌砕』の生贄にされた。 しかし、それでもなお塔を崩落させて妨害に走るなど、死を迎えるまで「九垓天秤」として戦った。 炎の色は亜麻色。 “闇の雫”チェルノボーグ 「永の助太刀も、また一興」 隠密頭。 通称「黒衣白面の女」。黒衣を纏い黒の獣耳を持つ『九垓天秤(くがいてんびん)』の紅一点。巨大な右手が特徴。 暗殺・遊撃を主任務とし、職名に反して部下はいない。 影に潜んで奇襲をかける自在法『影浸』を持つ。 モレクに思慕を寄せているが、度の過ぎた強がりが災いして常に冷淡な当たり方になるのが悩み。 好きな花はタンポポ。 モレクの死に半狂乱となった挙句、最後にアシズのために働くべく、メリヒムと闘って疲労困憊のマティルダに特攻同然の奇襲をかけ、致命傷を与える。 直後にヴィルヘルミナと交戦し一時は圧倒するが、冷静さを失っていたことが災いし、戦技無双の『万条の仕手』に同じ手を二度使うという致命的ミスで勝機を逃し、討滅された。 モレクへの思慕は、明晰な頭脳故に事実を明確に捉え、ゆえに怯える彼を守りたい、という庇護欲の表れであり、彼の指示に従い戦うことでそれを為す、という自分に充足感を覚えていた。 彼の死によりその根源を失い、自殺同然の拙攻を仕掛けて散った。ヴィルヘルミナはその最期を見届けた際にチェルノボーグが心底から笑っていたのを目撃しているが、「ES」ではこの時にモレクが迎えに来ていた。 炎の色は枯草色。 “巌凱”ウルリクムミ 「恩義に報いるためえええ、我が身命をををを、主に捧ぐううう」 二人いる先手大将の片方。 通称「鉄の巨人」。双頭の鳥が描かれた頭のない鉄の巨人。語尾を震わせるようにして延ばす独特の語り口が特徴。 戦陣を預かる指揮官であり、優れた戦術家。 鉄を集めて竜巻とともに放つ『ネサの鉄槌』を使い、先頭きって軍を率いる。 戦場以外では万事において公正で慎み深い性格。 戦場においては常に目の前の現実を見据え、事実と効果を踏まえて的確な指揮を執る戦上手で、ベルペオルをして「うちに欲しいくらいだ」と言わしめた。 大願の失敗、幹部連の戦死、そして戦の敗北という悲境にあってなお、部下たちを逃がすため戦場に留まり続け、最後は『震威の結い手』ゾフィー・サバリッシュの落雷蹴りを喰らって討滅された。 アシズに付き従った理由は不明だが、なんらかの恩義を受け、それに報いるため彼の下に参じ、その中でアシズに仇を為す者を打ち砕くことが天命であると悟ったらしい。 炎の色は濃紺。 “焚塵の関”ソカル 「相応の代価は、頂けるのでしょうな?」 二人いる先手大将の一人。 通称「石の大木」。 ウルリクムミとともに先陣を率い、石の森『碑堅陣』で味方を守り敵を討つ戦上手。ウルリクムミが攻撃ならこちらは防御に長けている。 戦術家としても優れているが、それゆえに驕りやすいという欠点がある。 ウルリクムミ曰く「陰険悪辣の嫌な奴」。 甲高い声で話し、言い回しがいちいち周囲の癇に障るという困り者で、謹厳実直を持って鳴るニヌルタとは不仲。 何かと言い争ってはモレクに仲裁されたり、メリヒムに力ずくで止められたりしていた。 しかし、[とむらいの鐘]メンバーの常としてアシズには至誠忠実。 『極光の射手』カール・ベルワルドと戦って討滅。「ES」ではこの一戦が描かれている。 炎の色は黄土。 “天凍の倶”ニヌルタ 「私は欲しいだけなのだ、私を振るう腕が」 [とむらいの鐘]主力軍を率いる中軍首将。 通称「氷の剣」。無数の剣が刺さった球形のガラス壺。 謹厳実直な指揮官だが、戦の場面は本編・外伝・漫画版とも描かれていない。 性格的にソカルとはそりが合わず、何かと言い争っては周囲の手を焼かせていた。 無数の剣を操り、浮遊させて攻撃する自在法を用いる。 『小夜啼鳥』の争奪戦の際、[とむらいの鐘]の殿を守ってマティルダと戦い倒されるが、本編前に討ち死にしたためにあまり活躍が描かれず。 炎の色は黝(あおぐろ)。 “戎君”フワワ 「喧嘩、できるんだろう?」 通称「牙剥く野獣」。腹まで裂けた口を持つ巨大な狼。 戦い以外に興味のない性格で、自身の功名や名誉にも全く無関心。 アシズの『都喰らい』の戦いの際、戦勝の勢いに任せて追撃をかけたところ、待ち構えていたマティルダと激突、討滅された。ニヌルタ同様の理由で活躍が描かれていない。 炎の色は焦茶。 [その他構成員] 万単位の多くの構成員がいるが、唯一名前がわかっているのは彼女のみ。 “架綻の片”アルラウネ 文中では「妖花」と表現される、美女の顔を中心に抱いた花の“徒”。 ウルリクムミの副官として彼を補佐する。援護や補助の自在法を得意とする優秀な自在師。 疑問形で話す癖がある。 炎色は薄桃色。 目的 『壮挙』とは、平たく言えば“紅世の王”であるアシズと、「この世」の人間であるティスの子、つまりは二つの世界の存在の融合態である「両界の嗣子」を生み出す為の儀式。 アシズは己の全てをこの願いの実現のために費やしており、付き従った九垓天秤(くがいてんびん)らがこれに賛同し、助力するようになった。 それでも当初は、あくまでアシズは己の望みを果たし、9人の“王”がそれを助けるというだけのものだった。 だが、「大命詩篇」の発見によってその実現が現実味を帯びたこと、それを受けたモレクがアシズを中心とした一団全体の目的としてこれを掲げたことにより、「両界に革新的な試み」として大量の支持者が集まり(そしてアシズが誰も見捨てず迎え入れたため)、大集団[とむらいの鐘]となった。 これは、中世当時の“徒”たちは因習や慣習に縛られ、愚にもつかぬ権力争いに明け暮れる人間たちにウンザリしていた、という時代背景が大きく関っている。 代わり映えのしない「この世」に疲れていた“徒”たちは、「革新的な試みを目指す首領のもと、明確な目的を持って邁進する一団」へとこぞって参集。 アシズは彼ら、集う“紅世の徒”を一人も見捨てず迎え入れ、時には傷つき、病み、逸れていた同胞に自ら手を伸べ、同じ目的のために共に進もう、と呼びかけた。[とむらいの鐘]が巨大化したのはこの姿勢が理由であり、組織として機能したのはアシズの絶大な求心力と、的確極まる采配で舵取りを続けたモレクの存在によるものが大きい。 だがその中で、本来アシズ個人の望みでしかなかった『両界の嗣子』の生成は、モレクが掲げた「両界に革新的な試み」という大義名分を筆頭に、様々な名目、飾り、大義を纏い、どんどん膨れ上がっていった。 まさに「大きな仕掛けの、ちいさな望み」というべき目標だったのである。 “存在の力”を無茶苦茶なまでに使用する(作中では都市一つ分の“存在の力”を使おうとした)上、実行に当たってはアシズ並みの自在法の腕が必要になる。 フレイムヘイズ兵団としては、今後も別の者が真似することのないよう、成功することのない『暴挙』として阻止しなければならなかった。 仮装舞踏会(バル・マスケ)としては『壮挙』自体はどうでもよかったのだが(密かに『愚挙』と称していた)、教授が組織の目的に関わる自在式を持ち出して放り投げ、それが『壮挙』に使われていたためにお出ましするはめになった。 結果としてアシズによるこの試みは阻止されたが、数百年の後、創造神による新世界創造に乗っかった「約束の二人」がこの方法を実行、最終的に「両界の嗣子」の生成に成功した。 ただ、こちらは両者の存在自体を完全に変換・融合・変質・定着させたものであり、アシズの試みとは微妙な点で異なる。 追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コイツら好きだったわ 10巻面白い -- 名無しさん (2014-02-22 21 08 49) サイボーグ009がよく似合うもの(違) -- 名無しさん (2014-02-25 14 18 57) 主役共の活躍より、こういう作品では珍しいちゃんとした指揮官をやってたウルリクムミが印象に残ってる。あの状況で味方の退路を確保していた(半ば押し付けたともいう)のはすごいわ -- 名無しさん (2014-05-13 01 10 18) 敵がみんな格好いいんだよなあ、目的にひたむきな分ともすると味方より -- 名無しさん (2014-09-21 19 30 04) 「都喰らい」の戦いや「小夜啼鳥」争奪戦も読んでみたい -- 名無しさん (2019-04-20 05 55 31) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sslibrary/pages/758.html
【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 XX巻(呼称のみ。名称と詳細は公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』) 【解説】 “紅世の王”。真名は“遍照の暈”(へんしょうのかさ)。炎の色は金糸雀(カナリア)色。丸に穴の開いた石のメダル型の神器“テオトル”に意思を表出させていた。 『焦沙の敷き手』ノースエアと契約し、フレイムヘイズとしての力を与えていた。『儀装の駆り手』カムシンからは『天空を制す黄金』と呼称されていた。 ノースエアが一線を退いて以降も、契約解除の時を待ちながら彼と共にあった。 西洋からアメリカ大陸へやって来た白人たちが入植を始めてから17世紀後半までの間に、ノースエアと共に『大地の四神』を諭し、直後にノースエアが精神の摩滅によって死亡したことで、“紅世”へ帰還した。 新世界『無何有鏡』が創造された後、ハルファスと共に敢えて“紅世”に残って、秩序維持の意義を説いているようだ。 【由来・元ネタ】 アステカ神話の太陽神「ウィツィロポチトリ(Huitzilopochtli)」。軍神でもあり、夜の闇を打ち破って朝をもたらす戦士として観念された。 真名は「遍照」は遍く照らすこと、特に仏語では「仏の法身の光明があまねく世界を照らすこと」を意味する。暈は、太陽や月の周りに生まれる光の輪である。真名全体では、「聖なる光であまねく照らす、太陽を囲む光の輪」という意味だと思われる。 【コメント】 ☆アニメ第3期には未登場。 ☆ウィツィロポチトリも新世界『無何有鏡』へ渡り来て、秩序派の“王”の一人として活動しているかもしれないな。 ☆『大地の四神』と契約した“王”たちと違って、真名に楽器は入っていなかった。 ☆ついでに炎の色も宝飾品ではなかった。 ☆ベヘモットや“冥奥の環”アシズやウァラクや“曠野の手綱”とは面識があったんだろうな。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズや『九垓天秤』ニヌルタやフワワやソカルやウルリクムミやチェルノボーグや[宝石の一味]の“瓊樹の万葉”コヨーテやフックスやトンサーイやイナンナや[革正団]のサラカエルやドゥーグや[百鬼夜行]のギュウキやパラとも絡んでいたら面白そうだったのにな。
https://w.atwiki.jp/sslibrary/pages/700.html
【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 SIII巻 【解説】 “紅世の王”。真名は“絶佳の望蜀”(ぜっかのぼうしょく)。炎の色はマゼンダ。 [宝石の一味]に所属する四人の“王”の一人。頭目であるコヨーテが「ちゃん」とつけて呼んでいるために女性の“王”と推測されているが、結局は最後まで明かされなかった。 XII巻の回想で、『永遠の恋人』ヨーハンが言っていた「誇大妄想の狂信的な“王”」とはイナンナのことである。 富と美術品の集積に執着する拝金主義者で、コヨーテたち三人は度々その口車と手管に乗って、余計な財宝探しや盗みに駆り出されている。 1864年には、頭目のコヨーテもその動向を把握していなかった。現代まで生存しているかどうかは不明。 【由来・元ネタ考察】 「絶佳」は風景がすぐれていて美しいこと。「望蜀」は中国24史の一つ『後漢書』の一節に由来し、欲望に限りがないことを指す。 真名としては「世にも美しい欲深き者」または「美しいものを追い求める者」という意味だと思われる。 イナンナ(Inanna)はシュメール神話における金星の女神。性愛・戦・金星の女神であり、数多くの愛人(愛神)を持つメソポタミア神話のイシュタルと同一視される。 【コメント】 ☆当然としてアニメシリーズには未登場。 ☆フックスやトンサーイや、人間のコーエンやエリューや、フレイムヘイズのアルマやグリンカやファーディやアーヴィングや、[仮装舞踏会]のブファルやエギュンと同じく、名前だけしか登場しなかったな。 ☆女性の“王”は他に[仮装舞踏会]の『三柱臣』の巫女ヘカテーと参謀ベルペオルと、フィレスがいた。 ☆公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』で詳細の多くが判明したが、性別や容姿や現状については最後まで明かされなかった。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズや『九垓天秤』フワワやニヌルタやソカルやウルリクムミやチェルノボーグや、マージョリー・ドーや『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルやノースエアとも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、終幕で観客の一人として登場している。
https://w.atwiki.jp/sslibrary/pages/578.html
【種別】 宝具(?)、我学の結晶 【初出】 VI巻 【解説】 正式名称は『我学の結晶エクセレント29147-惑いの鳥』。 一抱えほどの大きさがある張りぼての鳥であり、撹乱の自在式が仕込まれている。“燐子”ドミノたちから指令を受けることで、飛行などの動作も可能。 これに刻まれている『撹乱』の自在式は、ダンタリオン教授あるいはドミノの遠隔操作による起動命令を受けて発動するが、起動や効果を発現するための“存在の力”は攻撃してくるフレイムヘイズなどから拝借できるため、少ない力で大きな効果を出すことが可能。 拠点防衛に大きな威力を発揮するが、数がある程度集まらないと撹乱の力は発揮できず、また指令が無い限りはただの飾りで強度も低い。 その真の用途は『逆転印章』の効果の加速だったが、これは未使用に終わった。 鳥のハリボテは御崎市のシンボルかつ、『御崎市ミサゴ祭り』の象徴として夏の間飾られる予定だったモノであり、教授はこれに自在式を刻み人間の業者に設置させることで、フレイムヘイズに全く気取らせないまま、街中や花火打ち上げ用の艀などに、思うままに自在式を張り巡らせることに成功していた。 【アニメ版】 アニメ第一期にも登場し、公式サイトで原作準拠の解説も成されているが、肝心の撹乱機能をアニメで発揮する描写は無かった。『渾の聖廟』の下準備に必要な自在式も仕込まれており、飛行しながら御崎市の上空を囲むように帯状の自在式を展開した。 炎を纏っての飛行も可能で、フレイムヘイズや封絶内で動くものに襲い掛かるが戦闘能力は低く、まだ炎弾すら習得していない坂井悠二にも避わされている。 『アニメ灼眼のシャナノ全テ』では“燐子”と紹介されていた。 【コメント】 ☆自在法の発動とそのエネルギー源を別個にするという、研究者の教授ならではの仕掛けだった。ただ、“存在の力”を自身が持たないという点では、ラミーの毛糸玉も同じ発想と言えるな。 ☆『棺の織手』ティスやノースエアやカムシン相手にも使用してほしかったな。
https://w.atwiki.jp/sslibrary/pages/609.html
【種別】 “紅世の徒”、通称 【初出】 XVIII巻 【解説】 “紅世の王”。真名は“駒跳の羚羊”(くちょうのれいよう)。炎の色は杏色。 [仮装舞踏会]の一員。 [仮装舞踏会]とフレイムヘイズ陣営との全面戦争にて、[仮装舞踏会]外界宿征討軍東部方面主力軍の部隊長に任ぜられた。 外界宿東京総本部攻防戦の開始直前に、フレイムヘイズの奇襲部隊による襲撃を受けるが、上官の巡回士リベザルや同僚のエギュン同様、護衛と共にこれを撃破した。 その後、『星黎殿』への撤退途中に谷川岳でミカロユスたちに足止めされた際には、自在法『プロビデンス』がデカラビアに回収された後の[仮装舞踏会]各方面軍の戦況の詳細な情報を確認に行ったようだ。 その後の消息は不明。 【由来・元ネタ】 グリモアの伝統におけるデーモンのひとり、ブファル(Bufar)。「駒」は若く元気な馬のことである。「羚羊」はカモシカの古名。 真名全体で、「元気な子馬のように跳ね回るカモシカ」という意味だと思われる。“王”の真名にしては風格がない気がする。 【コメント】 ☆こいつは捜索猟兵だったかもな。 ☆ファレグやエギュンやグリンカやバティンやオルメスと同じく、アニメ第3期には未登場。 ☆公式ガイドブック完結編『灼眼のシャナノ全テ 完』で詳細の多くが判明したが、現状や容姿や兵科については最後まで明かされなかった。あと、真名の漢字が「駒跳の羊羚」になっていた。 ☆『輝爍の撒き手』レベッカ・リードやヒルデガルドやマージョリー・ドーとも交戦したら面白そうだったのにな。 ☆[巌楹院]のゴグマゴーグや[とむらいの鐘]の“棺の織手”アシズや『九垓天秤』フワワやジャリやニヌルタやソカルやモレクやチェルノボーグやウルリクムミや『両翼』のメリヒムやイルヤンカやウルリクムミの副官のアルラウネや[宝石の一味]の“瓊樹の万葉”コヨーテやフックスやトンサーイやイナンナや[百鬼夜行]のギュウキやパラとも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆番外編『さんじゅうしのしゃな』では、近衛銃士隊の一人として登場している。