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ワイルドアームズ アドヴァンスドサード 1-215、14-533、23-549~561・563~567 215名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:03/11/18 16 58 ID TEyVAAGN 27 舞台は海や川がなく代わりに砂ばかりで緑が乏しい惑星。 でも昔は海には水があったらしいが、悪の元凶のせいでなくなったらしい 人口が少なくろくな国家も無く混沌としている。(俺的解釈) 三つ編みお嬢(読書好き)行方不明のお父ちゃんがくれた銃を持って旅に出る (信じた道を逝く人なので←重要) 生意気な白(銀)毛少年(トレジャーハンター)列車にお宝が積んであると知り貨物車に侵入 ノッポメガネコートは貨物車でお宝を守っている デカ男(精霊使い)はなぜか居た 三つ編みがその列車に乗り込んでいて、貨物車に異常を感じて貨物車に移動。 四人はちあわせ ~回想~ 列車あぼーん→とりあえず近所のデカ男が住んでる村に移動 三つ編みの働きかけでチーム結成 それから本を読むとなりきっちゃうコスプレお嬢チームや 悪魔に魂を売った野郎チームとやりあったりして三つ編みは成長していく。 他のメンバーの過去が明らかになったりトラウマを解消したりするけど省略 そのうちにこのままでは世界が滅びるので救うことになる(王道) (つーか三つ編みは自分の信じた道を逝く人なので) とりあえず地上から水や緑が無くなった元凶は人々に絶大な人気を誇る宗教家だった 人が良さそうなふりして実は悪人ってヤツだ 今は良きライバルになったコスプレお嬢チームに励まされつつ、 三つ編みチームは彼をあぼーんして行方をくらます (ここから賛否両論のエンディング) そしてしばらくたったあと 三つ編みチームには懸賞金が掛けられていたが、 ラスボスをあぼーんするほどの彼らに楯突くヤツはもういなかった。(と思う) 三つ編みチームは家族とかいるけどほったらかして、まだ旅を続けていた(しかも楽しそう) その足元にちいさな花が咲いていた 終わり とりあえず専門用語抜きで書いてみた だめだ~上手くまとまってない・・・ でも 45じゃあまりにもヒドイので 533名無しさん@お腹いっぱい。sage2005/04/29(金) 11 36 13 ID ax3bsDdI WA3だけど大人気の宗教家がラスボスだったわけじゃなくて 夢魔って呼ばれる電子世界でしか生きられない生命(外見は幼い少女)が本当の敵 バスカーの民の夢枕に立ったり世界を元に戻そうとする研究者を トチ狂わせて世界が荒野と砂の海になった原因を作ったり で、その宗教家も体よく利用されてて、最後は主人公達の目の前で殺される その後そいつが人々の思いから作った概念世界みたいなものと戦う (十形態以上あってダルかった…、最後の形態で微妙なバグがあったし) それで勝つとあのポカーンとなるエンディング 515 ◆A.ilTwwjjQ さんお手間じゃなければサイトに加えてくださいな もっと詳しく書きたいけど、100階以上あるダンジョンで苛々して ディスク投げたら傷入って出来なくなったんで自分はこれ以上書けません 549ワイルドアームズ3 用語紹介sage2006/07/23(日) 02 36 33 ID wsTt5TrK ファルガイア:世界(星)の名前。ほとんどが砂と岩の不毛な荒野。 渡り鳥:いわゆる旅人、冒険者のこと。とにかく羽ばたく。 アーム:機械とか主に銃火器の総称で渡り鳥の武器。もともと魔族の技術遺産らしく精神同調可能。 魔族:機械っぽい生命体。昔、世界を侵略しに来てた。その戦火で大地が不毛に。 主人公チーム ヴァージニア・マックスウェル(18) 主人公。理想と信念に燃える少女。父親譲りの二挺拳銃の腕は確か。 ジェット・エンデューロ(年齢不詳) トレジャーハンターを生業とする少年。ドライかつシビアな一匹狼。 クライヴ・ウィンスレット(30) バウンティハンターの青年。冷静で現実的な、パーティのまとめ役。 ギャロウズ・キャラダイン(24) バスカーの民の次期神官だが、その宿命を嫌って渡り鳥に。陽気で楽観的。 敵っぽいの ジェイナス・カスケード 名の知れた渡り鳥。報酬のためならどんな卑劣な手段も厭わない。 「預言者」たち エキゾチックな美女(ミレディ)とイヤミな優男(マリク)とボスっぽい中年(リヒャルト)。 シュレディンガー一家 マジなりきりお嬢様(マヤ)と爆弾マニアおぼっちゃま(アルフレッド)とアフロ(トッド)と喋る猫(シェイディ)。 ※台詞も適当に編集してあります。 550ワイルドアームズ3 用語紹介sage2006/07/23(日) 02 40 34 ID wsTt5TrK オープニング 嵐の夜、大陸を機関車が走っている。一等客室の窓辺で本を読む少女。 やがて彼女が微睡むころ、突然車体に衝撃が走った。何事かと尋ねる少女に、 若い車掌は「心配せず部屋に戻っていてください」と言うが、少女は隙をついて駆け出す。 見ると、機密貨物を乗せた車両の鍵が開いていた。 調べに入る少女と車掌。物々しい警備に少女は興味を抱く。 車掌が宝箱を開けると中から暖かい光が溢れる。 その瞬間、扉から、窓から、物陰から、三人の男が飛び出した。宝箱を中央に武器を突きつけ合う。 (※彼らがメイン四人。この四つ巴から、それぞれのちょっと前の話を体験していき、 全てクリアするとようやく本編に戻ってくる仕様です) ・ヴァージニア編 二週間前の話。村がゴブ(亜人)に突然襲われる。 「強いものが正しい」と主張するゴブたちは村の財産を奪い、更に食糧をよこし続けろと要求する。 ヴァージニアの叔父は村人の安全を優先したが、ヴァージニアはひとりゴブたちを追った。 アジトに乗り込んだ彼女は奪われた物資の中から、白衣姿の若い父(他二名)が写った破れた写真を見つける。 彼女の父は何かの研究者だったらしいが今は行方不明。 そして幼い頃、父の手ほどきを受けてアームを握った日のことを思い出す。 実戦の恐怖を乗り越えてボスを倒したヴァージニアは叔父夫婦に、 「誰かが悲しい思い出を刻むのを防ぐため」渡り鳥として旅立つことを告げる。 亡き母の墓標には、誰が献花したのか、母の好きな花が添えられていた。 ・ジェット編 一週間前。「水晶の花」という財宝を求めて遺跡を訪れたジェット。 しかし先客がいて、迷い込んだ少年の救出を依頼される。 だが彼は報酬の額を聞くやいなやどっかの慈善家に頼めと言って拒否。 遺跡に潜っていくと偶然そのパイクという少年に会う。 彼から目当ての財宝は既に別の渡り鳥が手に入れたことを聞く。 パイクはもうすぐ村を離れるため、昔この遺跡に隠したおもちゃを探しに来ていた。 ガラクタのどこに危険を冒す価値があると言うジェットにパイクは思い出だと答える。 しかしジェットには理解できない。成り行きで助けた報酬代わりに、近く輸送される機密物の情報を得た。 551ワイルドアームズ3sage2006/07/23(日) 02 43 50 ID wsTt5TrK ・クライヴ編 九日前。クライヴは魔獣討伐を生業とする渡り鳥で、洞窟の主を退治する依頼を受けた。 瘴気の立ちこめる洞窟を進み、主を倒しかけたが毒のブレスをくらって倒れてしまう。 彼は以前にも肝心なときにミスをしたらしい。 なんとか出口を探し当ててまた気絶。クライヴに何か講釈している学者風の壮年男性の夢を見る。 目が覚めたクライヴは仕事を完全に遂行するため、後悔の連鎖を断ち切るため、 巣を焼かれた報復にやってきた魔獣を今度こそ倒す。 彼の仕事に対する誇りは喝采で迎えられた。 そして次に彼が請け負った仕事は輸送される秘宝の護衛であった。 ・ギャロウズ編 五日前。酒場で目にした新聞に目をむくギャロウズ。 そこには「大地の民バスカーの秘宝、搬送される」という記事。 その秘宝はアークセプターという杖で、世界を支える力との交信を可能にするという。 「だったらよ、俺のアークセプターは、いったい何なんだよッ!?」 なんとギャロウズは記事の杖と同じものを持っていた。「たまんねえなぁ……」 ギャロウズはバスカーの民の正統な神官の血筋だが、 神官職を継がなくてはならない宿命から逃れようと、三ヶ月前に自由が信条の渡り鳥になった。 その際バスカーの秘宝であるアークセプターを持ち出していた。 どちらが本物の秘宝か分からないが両方持ってれば問題ないと、彼は輸送列車に乗り込む算段を立てるのだった。 (鍵をこじ開けたのはこいつ) 4人分のオープニングが終わったら本編へ続きます。 552ワイルドアームズ3sage2006/07/23(日) 02 48 03 ID wsTt5TrK チャプター1 四つ巴の膠着状態は一瞬だった。 天井に大穴が空いたので四人で登ってみると、そこにはジェイナス他二名の列車強盗が。 どうにか秘宝は守りきるもジェイナス達には逃げられてしまう。 バスカーの里に秘宝を届けると、なんと他にも2本も出てきた。 4本のアークセプターは守護獣(精霊みたいなもの)と意思を交わす媒体らしい。 ギャロウズの祖母(現神官)と弟(予知夢を見る)シェーンが語るところによると、 やがてファルガイアを滅ぼす「蒼の脅威」が現れるという。 そして守護獣が解き放たれることでそれは駆逐されるらしい。 神官は守護獣を解き放つことを新たな依頼とし、四人はそれを引き受けた。 地・風・火・水の四大守護獣を解き放って立ち去るヴァージニア達を、ジェイナスが見下ろしていた。 彼は誰かの命令でアークセプターを狙っているようだ。 さて、解散するはずだったチームをヴァージニアが(強引に)留めて次の狙いを「常闇の輝き」に定める。 言い出しっぺなのでリーダーに。ジェイナス達も現れ、手を組まないかと誘う。うさんくさい。 が、人を嫌ったままなのは悲しいことだからと、彼らが情報を提供する代わりに協力することに。 でもやっぱり裏切った。 手にした者に力を与える「常闇の輝き」は全てを貫く槍で、「魔族」の3つの呪紋で封印されているらしい。 彼らはそれを入手する仕事を受けていて、初めからヴァージニア達を利用しようとしていた。 これが荒野のルールと嘲笑うジェイナスにヴァージニアはぶち切れる。 「常闇の輝き」が悪漢の手に渡るのを防ぐため、残りの呪紋を先に手に入れることに。 別の呪紋の情報を得て遺跡へ潜ると、シュレディンガー一家と初顔合わせ。 いきなり「アンタは、何を以て、荒野を貫いているのかしら?」と意味不明なことを言われる。 ヴァージニアの旅を「覚悟のないごっこ遊び」とこき下ろしてくる彼女に邪魔されながら遺跡を攻略すると ジェイナスたちとまた遭遇。戦っているうちに出し抜かれ、残りの呪紋は2つともマヤの手に。 ジェイナスはマヤに決闘場所を指定して去る。 ヴァージニアは追いかけようとするがマヤにひっぱたかれ、仲間を危険に晒した暴走行為を非難された。 渡り鳥に正義も悪もないと突きつけられたヴァージニアは、目標を見失って落ち込む。 (わたしが、渡り鳥であるために、足りないモノって何なんだろう?) 渡り鳥になって何を為すのか決めていなかったこと、 あやふやな覚悟に仲間を巻き込んだことを理解し反省するヴァージニア。 その「何を為すのか」を見つけるために荒野を羽ばたくことを決意し、マヤから渡された3つめの呪紋を手に 「常闇の輝き」が封印された塔へと向かう。 553ワイルドアームズ3sage2006/07/23(日) 02 55 00 ID wsTt5TrK 屋上に着くとシュレディンガー一家がジェイナス達にボコボコにされていた。 マヤを人質に全ての呪紋を奪ったジェイナスは、それを持ち帰るという依頼を放棄、仲間も見捨てる。 永遠に誰かの「思い出」に刻まれる強さを求め、自ら「常闇の輝き」グラムザンバーを復活させた。 禍々しい力に、アークセプターを介して守護獣の怯えが伝わってくる。 しかしヴァージニアは立ち上がった。 「渡り鳥に正義も悪もない」 「でもここには確かに『悪』が存在している!」 「わたしは、あるはずの『正義』を探して、荒野を飛び交うッ!」 「誰かの心に悲しい思い出が刻まれるのをもう見たくない」と言うヴァージニアの決意に応え、 四人でジェイナスを倒すと遺跡が崩れ、彼は呑み込まれた。 マヤにも(小馬鹿にされつつ)決意を認めてもらって一件落着。 その後、重傷で瓦礫から這い出てきたジェイナスの前に、リヒャルト、マリク、ミレディの3人の預言者達が現れる。 彼らがジェイナスの依頼主で、裏切りは監視され、グラムザンバーも回収されていた。 鼓動を刻むその槍を、リヒャルトがジェイナスに突き立てた。 チャプター1はここまで。 次は多分一番長いチャプター2です。 554ワイルドアームズ3sage2006/07/23(日) 03 00 52 ID wsTt5TrK チャプター2 OPのクライヴ編で見た男性の夢を、また見たクライヴ。 彼はファルガイアの「思い出」を探すために渡り鳥をしていると言う(要は考古学者)。 クライヴの夢に頻繁に出てくる男性は、彼の亡くなった先生で、 ファルガイアの荒廃には魔族とは別の何かが関わっているという説を唱えていた。 「常闇の輝き」のような魔族の遺産を探し続けることでファルガイアの歴史に迫れるかも知れない。 だが当面の稼ぎのためにひとまず仕事を探すことに。 場面は「預言者」達に移る。 同じく遺産を狙っているヴァージニア達の動向を気にする三人は、 慣らし運転と称してジェイナスを彼女たちの元に差し向ける。 ジェイナスの姿は爬虫類のようなものに変貌していた。 次の町で誰一人未帰投の遺跡の情報を聞き、それに挑むことに。 途中「思い出」の価値について揉め、ジェットに数年より前の記憶が一切ないことが分かる。 それならばとヴァージニアはジェットの記憶も一緒に探すことを(強引に)決めた。 遺跡に着いてみると女性がいて、この遺跡に眠る遺産は危険だから持って行ってくれと依頼してくる。 ヴァージニアとクライヴは顔を見合わせ、疑いを持ちつつあえて依頼を受ける。 遺跡の奥で女の罠を暴くクライヴ。実は女はミレディに憑依されていた。 どうして看破できたのだと悔しがるミレディ(正直バレバレだったが)にクライヴは、 要約すると「貴方の美しさは上辺だけで中身は醜いので」と言い放つ。 ついでに妻子持ちであることも分かる。女を追いかけるとジェイナスがいた。 彼の体はグラムザンバーに浸食され、魔族と一体化したという。 何とか二人を退け、女を救出。 四人は魔族は実在したこと、それは守護獣すなわちファルガイアの敵であることを確認した。 次に守護獣の示した神殿を訪れると、月の守護獣の生命がマリクに吸収されようとしていた。 それを止め、残された守護獣の力を手に入れる。 555ワイルドアームズ3sage2006/07/23(日) 03 05 30 ID wsTt5TrK 場面が預言者達に移る。 彼らはどうやら人間じゃないようで、パナケイア流体というものが体を流れていてそれが力の源らしい。 その代償としてファルガイアに拒絶され、定期的に体液を浄化しないと自壊するという。 リヒャルトは自分たちの目的を「理想郷化計画」と呼んだ。 そもそも彼らがアークセプターを狙ったのも、その計画に利用する守護獣の生命エネルギーを得るためのようだ。 ジェイナスは彼らの道具にされたことをたいそう恨んでいる様子。 ヴァージニアたち一行。 守護獣の生命力を奪っていたマリクとミレディは繋がっていたことを確信。 彼らの目的を遂げさせないため、残りの守護獣の神殿に先回りすることに。 だがその途中またしても預言者達に会う。 彼らはファルガイアを一個の生命として見なし、 外部作用によってその進化を(自分たちのように)為そうという。 そうしないと星はいずれ死んでしまう。 だがそのために守護獣の命を奪おうとする行為は間違っているとヴァージニアたちは否定。 互いの正義が対立することになる。 次の神殿に辿り着くも、光の守護獣は既に蹂躙された後。 が、ギャロウズが手を差し出すと、守護獣が消える前に残した最後の力が手に入る。 ギャロウズが言うには、神殿とは守護獣を封じ、その生命をファルガイアに供給する施設である。 この星は守護獣の命を食いつぶすことによって辛うじて生きているのだという。 だからこそ人間には守護獣を守る義務があると感じるヴァージニア。 しかし渡り鳥の身には過大な使命だとギャロウズは嘆いた。 また預言者たち。 ミレディがやっていた仕事とは、魔族の「思い出」情報ライブラリ・ヒアデスの情報から 「神々の砦」アースガルズと呼ばれるロボットを制作することだった。 それが完成し、攻防両用バリアとか出してとにかく強いことを印象づけるのだった。 556ワイルドアームズ3sage2006/07/23(日) 03 09 21 ID wsTt5TrK 次に向かうのは星の命が流れるというレイラインを観測してた研究所。 中に入るとジェットの記憶がフラッシュバックする。 奥へ進むと机の上に白衣の人間が四人写った写真を見つける。 半分に破けていたそれは、なんとOPでヴァージニアが見つけた父の写真とぴったり合った。 思いがけず行方不明の父の手がかりを得て、目を潤ませるヴァージニア。 すると何故か彼女の父親の顔を知っていたジェットが口ごもりつつも、 「そいつは俺の親父のようなヒトなんだ」と告げた。 あまりの衝撃に(じゃあ彼とわたしはキョーダイ!?)と早とちりしてしまうが、 そうではなく、ジェットを育てて渡り鳥としての技術を教えてくれた人だという。 もちろん父を疑うつもりはないが、生きているのに会いに来てくれないことをヴァージニアは悲しく思うのだった。 そこにミレディとアースガルズが現れる。 圧倒的な力にやられてしまう四人。 ミレディは自分を愚弄したクライヴを殺そうとするが、 シュレディンガー一家が現れ、煙幕を張った隙に連れ出してくれた。 夢の中で父の背中を追う幼いヴァージニア。 目が覚めるとマヤが優しく気遣ってくれるが、これ以上危険なことに首を突っ込むなと忠告して去っていく。 マヤの言葉を真摯に受け止め、自分の勝手で仲間を危険に晒すまいと チームを解散しようとするヴァージニアを、クライヴとギャロウズが諭した。 ヴァージニアのリーダーの資質を認め、自分たちは着いていくと言う。 今までの旅では決して得られなかった経験をしている、このチームの絆なら運命も危険も乗り越えられる気がすると。 研究所で得た情報から、惑星環境を操作する計画について調査するため、 資料があるというクライヴの住居へ向かうことに。 その夜遅く、ジェットは黙ってチームを去ろうとする。 しかしそこにヴァージニアの父親ウェルナーが現れる。 ウェルナーは意味深な言葉を放つ。贖罪に生きる自分はヴァージニアに今更会うことはできないとも。 ジェットは自分が「思い出」を持っていない理由を彼が知っているのではと問いつめたが、答えはない。 それならと、ジェットはヴァージニアと一緒にウェルナーを追うことにした。 557ワイルドアームズ3sage2006/07/23(日) 03 14 42 ID wsTt5TrK 資料によると過去にも何度かファルガイア再生計画があり、大規模なのが「世界樹計画」だという。 運営機関の名は七人委員会。 ヴァージニアの父が写った写真の人数も七人。 しかもよく見ると、その中に今と風貌の変わらぬマリクらしき姿があった。 謎が深まるのを感じつつ、守護獣神殿と再生計画の二つを調べていくことに。 ここで妻との会話から、クライヴが頻繁に夢を見る先生は彼の妻の父親であり、 彼のミスによって亡くなったらしいことが分かる。 鉱脈でまたシュレディンガー一家と会う。 マヤは宝石を集めていて、本当の輝きを放つ宝石を探し出したいらしい。 クライヴは先生の説が正しいことを示す根拠を得たようだ。 幸運の守護獣神殿では、ジェイナスがその生命を吸い取っていた。 彼は魔族も守護獣の力も利用して預言者達も裏切るつもりらしい。力こそ「自由」だという。 ジェイナスに敵わなかったヴァージニア達は、辛うじて残されていた守護獣の生命力を得る。 ギャロウズは、自分の求めていた「自由」とジェイナスの「自由」を否定、 「逃避」ではなく本当の「自由」を求めることを決意した。 次に四人は「運命の箱舟(ディスティニーアーク)教団」から「キシュムの炎」と呼ばれるエネルギー体の発掘依頼を受ける。 それがある遺跡は要は宇宙船で、昔人間がこの星に訪れた証拠らしい。 手に入れて帰ろうとするとミレディとアースガルズが。アースガルズには疑似精神が生まれていた。 また負けてしまうが、ウェルナーが現れて撹乱弾を放ち、二人を撤退させる。 ウェルナーは無言で去るがヴァージニアは父を追うことより依頼の遂行を優先する。 追加依頼で「キシュムの炎」を教団本部まで届けることになる。 教団の教主ラミアムは、夢で「聖女」のお告げを聞くことで遺跡を発掘し、 その遺産を人々の暮らしの向上に役立てているらしい。 教団で写真の七人がやはり七人委員会であることを確認。その中にはジェットと同じエンデューロ姓もあった。 父の過去を探るためヴァージニアの故郷へ戻る。 そこで「世界樹(ユグドラシル)」と呼ばれる環境再生システムが現存していることを知るが、 村にジェイナスが現れ、また守護獣の力を吸収しに行くと言う。 罠と知りつつ阻止すべく最後の神殿に向かう。 守護獣をギャロウズに任せ、他の3人がジェイナスとアースガルズを足止めする。 「自由とは……全ての由を自分に求める事ッ!」 ギャロウズは自分に流れる血の宿命を受け入れ、己の「自由」で時空の守護獣を解き放つ。 乗じて反旗を翻し、時空の彼方にアースガルズを葬り去ったジェイナスは、ユグドラシルで全てを終わらせると言う。 558ワイルドアームズ3sage2006/07/23(日) 03 20 08 ID wsTt5TrK ユグドラシルへ向かう途中、リヒャルトに遭遇。 一瞬の隙をつかれ、体内にナノマシンを打ち込まれて悶え苦しむヴァージニア。 しかしウェルナーが助けに来た。リヒャルトは撤退。 何も語らない父に、ヴァージニアは高熱に浮かされながら感情をぶつけてしまう。 「どうして、何も言ってくれないの!?」 「あなたなんか、わたしのお父さんじゃないわッ!」 治療をうけた彼女が目を覚ますと父の姿はなく、周囲にはユグドラシルの存在を示す緑と水があった。 ユグドラシル内部で、預言者達はこれを使って守護獣の生命エネルギーから 魔族を再生しようとしていたことが分かる。阻止しようとするウェルナー。 彼が語るところによると、10年前、七人委員会はユグドラシルを起動させたが、システムが暴走し 環境再生どころか逆にファルガイアを荒野と砂の海の世界にしてしまったという。 その時の事故で預言者達は肉体を失い、ヒアデスの叡智で今に保っているのだ。 システム防御壁を打ち破るため、ウェルナーは何故かジェットを端末の元へ。 ジェットだけがそのアームと同調できるらしく、プログラムを書き換えた。 その際ジェットは過去の緑溢れるファルガイアの「思い出」を僅かに蘇らせ、混乱する。 預言者達を追うと、彼らも知らない何者かがユグドラシルの核を抜き取っていったらしい。 召喚失敗してヤケになった三人を倒す。 ファルガイアの荒廃は魔族ではなく父たちが引き起こしたものだった。 たった10年前の出来事をどうして誰も覚えていないのか、なぜウェルナーだけそれを覚えているのか、 問いただすヴァージニア。しかし父は答えることなくまた去っていった。 預言者達は肉体が崩壊する時を間近に迎える。 その時造反したジェイナスが現れたが、辛うじて召喚されたグラムザンバーの主、 魔族ジークフリードに貫かれ、生贄にされた。 ジークフリードはファルガイアに生きる全ての命に宣戦布告するのだった。 559ワイルドアームズ3sage2006/07/23(日) 03 37 26 ID wsTt5TrK チャプター3 夢の中で、父の背中を追い続けるヴァージニア。 父が立ち止まって振り返ると、彼女はアームを父親に向けた。 夢見の悪さに戸惑うヴァージニアだが、気を取り直して「運命の箱舟教団」からの依頼を受ける。 場面は預言者達へ。 ジークフリードは別の星で機械化された元人間らしい。 さらなる戦乱の新天地を求めてファルガイアにやってきたが、過去の大戦で傷つき、 「思い出」をヒアデスに残して復活の時を待っていたという。 三人の預言者はグラムザンバーを封じていた三つの呪紋をそれぞれ受け取り、魔族と化した。 その邪悪な波動を守護獣を通して感じるヴァージニア達。 何が起こったのか知るためバスカーの里へ行き、 ギャロウズの弟シェーンとともにファルガイアの歴史を記した遺跡へ。 戻る途中、異形の姿になった預言者たちに会う。 シェーンが予知夢に見た「蒼の脅威」はジークフリードのことだった。 「この星をこの星でなくする」ジークフリードの意図を探るべく、「星を作り替える施設」があったという遺跡へ。 そこはかつてクライヴが先生を失った場所だった。 ナノマシンを作り出す装置の前で、クライヴはジークフリード達の目的を推測する。 ジェイナスや預言者達の体が魔族になったのと同じように、 ナノマシンによって構成組織そのものを改造し、ファルガイアを丸ごと魔族化するつもりではないかと。 そこにウェルナーが現れ、ナノマシンも魔族の知識「ヒアデス」の情報から作られたことを語る。 ユグドラシルが暴走したのは事故ではなく、デュランというメンバーの意図的なものであったことも分かる。 クライヴは、ファルガイアの荒廃はごく近年に引き起こされたという先生の説が正しかったことを報告、 未来を託された約束を守ることを決意して遺跡を後にした。 560ワイルドアームズ3sage2006/07/23(日) 03 44 25 ID wsTt5TrK 預言者達の目的はやはり「魔族化計画」だった。 ユグドラシルの核であるジェネレーターを奪われたせいでエネルギーが足りないらしい。 事故から生還した者がウェルナーと自分たちの他にもいるかもしれないと怪しむリヒャルト。 ヴァージニア達も、彼らは高エネルギー体を狙うだろうと予測して、かつての空中都市の動力を探しに行く。 それは「涙のかけら」という名の結晶体で、美しい輝きを放っているという。 大方の予想通りシュレディンガー一家と鉢合わせ。 マヤは「正義なんて、状況によって変わるあやふやなモノ」 「あんたなんかの正義じゃ誰の心にも届かない」と言い切るが、 ヴァージニアは「簡単には届かないのは分かってる」「いつかはきっと届くと信じている」と笑いかけた。 ひとまず負けを認めたマヤ。 「涙のかけら」のもとに行くが、なんとそれはヴァージニアの行動を予測して 預言者達がわざと用意したトラップだった。 しかも本物の在処をマヤが知っていると分かり、彼女をさらっていってしまう。 狼狽するシュレディンガー一家にヴァージニアは 「あやふやかもしれないけど、きっと届くってこと、教えに行くんだよ!」 「涙のかけら」の代償としてではなく、自分の信じる正義を以てマヤを助けに行くと宣言。 マヤを人質に「涙のかけら」をぶんどろうとする預言者達をいったんは出し抜くも、 時空の彼方に飛ばしたはずのアースガルズが帰還。 最大出力のバリアを食らって瓦礫に埋もれるヴァージニアたち。 それを救ったのはまたしてもウェルナーだった。 何故かバリアを操る父に驚きつつ、「会えて嬉しかった」と本音を伝えるヴァージニア。 いつか彼が全てを話してくれるのを待つと決める。 ヴァージニアらが死んだと思って余裕の預言者たちは アースガルズがなぜ戻って来れたのか尋ねる。彼ははるか過去のファルガイアに飛ばされ、 そこで美しい宝石のような世界を目の当たりにしたと語る。反応するマヤ。 そして冬眠状態で悠久の時を過ごしたという。 ジークフリードはファルガイアを生きた宇宙船にし、それを駆ってさらなる戦乱の新天地を求めたいらしい。 彼らのアジトに乗り込むヴァージニアたちとシュレディンガー一家。 そして、死んだマーマの「思い出」をも備えた完璧な蘇生を ずっと試みていたマザコン・マリクの前に謎の黒髪少女が現れる。 少女がクローン体に手をかざすと、抜け殻だったクローンが母の口調で喋り出した。 しかし母は異形に変貌したマリクを息子と認識できず怯える。 「どうして、ボクを拒絶するんだ…」マリクは逃げた母を殺し、ついでに動力炉も自分の心も壊してしまう。 561ワイルドアームズ3sage2006/07/23(日) 03 47 32 ID wsTt5TrK 四人の前に立ちふさがるアースガルズ。 そこにまたしても現れたウェルナーはバリアで鍔競り合いつつ、 ナノマシンプロジェクトを止めるのはジェットにしかできないと言う。 「思い出せ、ジェット!」 「お前の力、お前の存在が、ファルガイアを救う鍵となるのだッ!」 アースガルズと父を後に残し、ヴァージニアは前へ進む。 ミレディとマリクを打ち倒したが、ジークフリードとリヒャルトはシステムを起動させ、アジトは空へ浮かび上がる。 ヴァージニアたちは辛うじて脱出。 ユグドラシルのジェネレーターを奪ったのは誰なのか訝しむリヒャルト。 「ヒアデス」を解析できるのは七人委員会と魔族だけなのだ。 ジークフリードは「ヒアデス」の中に自身を電気信号に変えて潜んでいた「夢魔」がいた可能性を想定する。 「夢魔」は人の意識や夢の中など、電気信号の中ならどこにでも存在できるという。 宙に浮いた船の中でマヤ含むシュレディンガー一家と再会する。 リヒャルト撃破の際、この星に最初に降り立った人こそ「魔族」であり、今の人間はみな魔族の子孫だという事実が語られる。 魔族の遺産であるアームに精神を同調させられるのがその証拠だという。衝撃を受けるヴァージニアたち。 爆破したら散布されて危ないナノマシンプロジェクトにジェットが手をかざすとシステムが書き換えられていく。 それを見たリヒャルトはジェットを「人造生体」「世界の雛形」と呼んだ。 かつて七人委員会は環境改造にあたって、ファルガイアが一個の生命として機能するかどうか試した。 そしてファルガイアの構成を元に作られたのがジェットだという。 仮説の検証のためだけに生まれた命だが、メンバーの一人エリオット・エンデューロは、 失ったばかりの息子にジェットを重ねて育て続けていたのだ。 「俺には「思い出」なんてねぇんだよッ!最初ッから、これだけなんだッ!」 「この星のどこを探したって、見つかるわけねえよッ!」 激昂するジェット。 彼らはジークフリードを打ち倒すべく中央部へ。 ヴァージニアたちは魔族の眷属の中でも弱かったためナノマシンを与えられなかった劣等種の子孫だった。 「力あるものが正しいの…?」と訊くヴァージニアに、ジークフリードは「それはお前たちの倫理も同じだ」と答える。 「ファルガイアに抗うことなく共存などという流される道を選んだのは、お前たちが劣等種だからだ」 「我は星の自浄作用に打ち勝ち、全てを力で捻じ伏せる!」 哄笑するジークフリードに、ヴァージニアはアームを向ける。 「手を取り合う事、共に歩む事、一生懸命生きていく事…あなたは、その絆、その強さを知らないだけ…」 「わたしは、一生懸命生きている生命を嘲笑ったあなたを、許せない…!」 563ワイルドアームズ3sage2006/07/23(日) 03 52 02 ID wsTt5TrK ジークフリードを倒した4人。 大切なものを守るために戦う人間と、ただ戦乱を求める魔族との間には大きな隔たりがあるとヴァージニアは言った。 しかしジークフリードは、 同じ大きな力を求めることには変わりがない、人の心に脆弱な部分がある限り魔族は蘇ると言って消える。 船を自爆させようとするシュレディンガー一家。 マヤは最後まで操作を引き受け、ひとり残るという。 「今、どうしても欲しい宝石があるの。 それは青く輝いて、『涙のかけら』なんて比べ物にならない、ずっとすごい宝石…。 アタシたちの今度の獲物はそれよ。それを、みんなで手に入れるの」 「宝石の名は『ファルガイア』」 必ず追いつくというマヤを残し、シュレディンガー一家の3人は脱出ポイントへ。 消えたジークフリードはドラゴンと合体し強化復活しようとしていた。 そこへ現れたのはマヤだった。魔族に匹敵する精神力を以て大打撃を打ち込み、 いったん脱出を諦めかけたが死線を越えて帰還、全員で脱出する。 そのときヴァージニアが煙を上げる船を見ると、甲板で黒髪の少女が笑っていた。 まだ生きてたジークフリードを倒したが、 正義が脆い刃であることを主張されたヴァージニアは一抹の不安を覚える。 マヤたちと別れたあと、とりあえず世界は救われた感じなので、 四人は晴れた気持ちでバスカーの里へ向かうのだった。 564ワイルドアームズ3sage2006/07/23(日) 04 09 46 ID wsTt5TrK チャプター4 世界が救われた安心感か、穏やかな宴会の夜。 喧噪が苦手なジェットの元に、同じくシェーン(ギャロウズの弟)がやってくる。 自分は周りに流されて戦っただけで、この星に守るべき「思い出」を持たないと語ったジェットに、 シェーンは世界に「思い出」がないのは自分も同じだと告げる。 彼はファルガイアを支える「柱」として育てられ、世界を守る使命があるという。 しかし彼自身は里の外に出られず、守るべき世界を知らない。 戦う事ができない、予知夢を見て託宣することしかできない。それをもどかしく思っていた。 前に進むために、逃げられない戦いは誰にもあると言ってジェットは立ち去り、 残されたシェーンが顔を上げると、宙に黒髪の少女が浮かんでいた。 「夢の中の君……」そう呟いたシェーンは、やがて探しに来たヴァージニアに 「この星はボクが守ってみせます!」と嬉しげに意気込むのだった。 一夜明け、シェーンが失踪したことがわかる。 向かった先は「生贄の祭壇」。「柱」がその命を捧げてファルガイアそのものを覚醒させる場所だった。 シェーンは浮かされるように力を求めていた。 「夢の中の君が教えてくれたんです。ボクが兄上のお役に立てないのは、力がないからだって…」 ファルガイアから膨大なエネルギーが引き出されようとしていたが、ギャロウズに説得され シェーンは生きる事を決意。二人の力で覚醒は止められる。 遺跡の入口に戻ると、船から無事脱出していたらしいウェルナーが現れた。 そして全員の前に黒髪の少女が現れる。 「期待はずれだわ。もっと面白くなると思ったのに」 ウェルナーは彼女を知っているらしく、少女を「ベアトリーチェ」と呼んだ。 565ワイルドアームズ3sage2006/07/23(日) 04 17 08 ID wsTt5TrK 里に戻った一行。 ヴァージニアとクライヴは、ウェルナーが追っているユグドラシルシステム暴走の裏について問うた。 システムの暴走は制御管理官デュランの招いた人為的なもので、 彼の心を支配していたのが「ヒアデス」に潜んでいた「夢魔」ベアトリーチェだという。 シェーンの夢も彼女に与えられていたものだった。 「ヒアデス」の危険性を危惧し封印しようというウェルナーに、 クライヴは「知識そのものに善悪はないのでは」と抵抗を示した。 そのとき地面が揺れ、怪しげな塔が出現。 中には魔族のプラントがたくさん。 自分をマシーン扱いし「俺はこいつらと同じ」「この星に『思い出』を持たない」と言うジェットをギャロウズはたしなめる。 この状況に戦う理由がないということは、生きる理由がないことでもあった。 ヴァージニアは「あなたの『思い出』を探す約束は果たせないけど、一緒に生きる理由を探そう」と語りかける。 制御機関を破壊しようとするヴァージニアだが、ヒアデスを解析したいクライヴが立ちふさがって止め、 その隙をついてベアトリーチェがバリアを展開してしまう。 ベアトリーチェの目的は「創星の儀式」を行いファルガイアを自分の住処にすることらしい。 しかしアースガルズが現れ、バリアを破って機関を破壊。 その後こっちに襲いかかってくるので撃破。 アースガルズは戦闘データを蓄積して推論するシステムのために疑似精神を得ていたが、 その「思い出」こそ戦いの中で生きる喜びだったと語る。 同じ造られた命であるジェットに戦う理由を問い、「思い出」がないからと逃げるのではなく答えを出せと命じた。 「俺は、『思い出』をつくるために戦う…その為に、この星を守りたい」 「この騒々しい奴らと一緒に戦いたいんだ…これが俺の戦う理由だ!」 答えを出したジェットに、アースガルズは満足げに消えていった。 先程から無言のままのクライヴ。塔を出るとまた地震、どこかに同じ塔が出現したらしい。 それはクライヴの故郷がある方角だった。 566ワイルドアームズ3sage2006/07/23(日) 04 21 18 ID wsTt5TrK 故郷に帰ると、クライヴは「自分には皆と一緒に戦う資格がない」といってパーティから外れてしまう。 彼は先生の遺志を継いでファルガイアを再生する術を求めて戦っていたが、 その方法はヒアデスに頼る以外ないとしか思えないのだ。 3人はクライヴを残し、先に塔へ向かう。 でもベアトリーチェの罠にかかって閉じこめられてしまった。 沈んでいるクライヴに娘がリボンを差し出して語りかける。 「わたしと、お母さんと、おねえちゃんたち、村のみんな……みんなを、守ってね」 「これじゃ足りないかな?」 「充分ですよ…なんだ、充分じゃないですか…」 クライヴは皆を守りたい気持ちは充分な戦う理由になると気付いて3人の後を追い、 「思い出」を断ち切って制御装置を破壊した。 その先でベアトリーチェに会い、ユグドラシルシステム暴走は「創星」の失敗だったと分かる。 過負荷に耐えられなかったユグドラシルは、ファルガイアに張り巡らせた根から、 人の「思い出」を吸い取りエネルギーを補おうとしたという。 誰も世界の荒廃の瞬間を憶えていないのはそのせいだった。 彼女はヒアデスを封じようとしたウェルナーが倒れている姿を見せる。 そしてユグドラシルのジェネレータを用い、人の「思い出」を引きずり出してエネルギーに換え、 創星を行うと告げた。ウェルナーを探してヒアデスとファルガイアを繋ぐ施設へ。 そこでようやくウェルナーから真実が語られる。 10年前、本物のウェルナーは事故に巻き込まれ死亡していた。 ヒアデスに書き込まれた生前のウェルナーの「思い出」から構成された幻影、 それが今のウェルナーの正体だという。 この施設を破壊すればヒアデスの情報は引き出せなくなるが、 つまり同時に父もこの世に存在できなくなる。 「お父さんは、どうしてわたしにアームの扱いを教えたの…?」 「お前には、力の意味を知っていて欲しかったのだ…」 「強くなれ、ヴァージニア」 ヴァージニアはアームを父に向け、引鉄を引いた。 567ワイルドアームズ3sage2006/07/23(日) 04 25 14 ID wsTt5TrK 父の墓前でヴァージニアは、この胸に父の思い出を抱いて強く生きると誓う。 「でも、みんなの胸にある、大切な『思い出』を奪い去ろうとしている悪い奴がいるッ!」 「わたしは、みんなの『思い出』を守るために戦いたいッ!それがわたしの戦う理由!」 「敵は、夢魔ベアトリーチェよッ!」 夢の城に乗り込み、ベアトリーチェと対峙するヴァージニアたち。 彼女がシェーンに夢を見せて預言者たちを倒させようとしたのは、 彼らが滅ぼそうとした人こそが創星のためのデータバンクであるから。 ラミアムの夢に現れたのも、自分のために遺跡を発掘させていたから。 そしてシェーンを使って得ようとしていたエネルギーの代わりに、この城を爆破させて代替するという。 間一髪脱出したヴァージニアたちは、全ての人が「思い出」を失ってしまった世界を目の当たりにする。 創星を止めるため、最後の戦いの場、教主ラミアムのいる「運命の箱舟」へ。 途中、変わらないシュレディンガー一家に背中を預け、ベアトリーチェの本性を理解したラミアムの最期を見届ける。 精神世界に生まれたもうひとつのファルガイアにてベアトリーチェを倒したが、 対存在が消滅すると現実のファルガイアも消えてしまうらしく、ヴァージニアは真っ白な世界に放り出される。 そこで父に会い、ヒアデスとファルガイアを繋いでいた(父の幻影を生んでいた)端末に 世界中の人間の「思い出」を束ね、ファルガイアを再生した。 目を覚ますと仲間たちが覗き込んでいた。 安堵したのも束の間、ラミアムが死んでいるのを見た教団員たちがヴァージニア一行に発砲。 銃撃戦になるかと思われたが、ヴァージニアはそれを制止、アームから弾を抜き取る。 「わたしたち、何も間違った事、してないよね?」 荒野では自分の信じてきた正義が必ずしも通用しない事を知ったヴァージニアだが、 それでも理想と信念を貫いて、人を撃たずにこの窮地を脱するという。 仲間たちはリーダーに従うと答えた。 ヴァージニアたち4人は教主殺害の容疑者(教団員と乱闘、軽傷者多数、死者0名)として賞金首に。 しかしそれほど深刻になっておらず、相変わらず己の正義を荒野に貫いている。 ファルガイアを再生したみんなの「思い出」の中には、 ファルガイアの生体であるジェットのものも含まれていたせいか、 その足下には一輪の花が咲いているのだった。 おしまい。
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No.076/ゴローニャ ●属性 お姉さん お団子 巨乳 グローブ ●一人称 あたし ●瞳の色 赤 ●つながり イシツブテ:妹 ゴローン:妹 ドサイドン:ライバル ギガイアス:友達 「破ッ!!このグローブの破壊力に耐えられる奴はいないぜ!!」 右拳につけた岩石製のグローブで戦う格闘家。 より堅くより重くより強くしようとするうちにどんどん肥大化していった。 「破!」だの「砕!」だの、漢字一字で掛け声を上げるのが好き。 鼻の傷は試合でついたものではなく、転んで擦りむいたあと。 コメント欄 名前 コメント
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登録日:2011/06/19 Sun 00 07 51 更新日:2022/11/02 Wed 12 06 18NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 クラゲ クラゲ←じゃない! ドゴラ 力パワーですよ 宇宙大怪獣 宇宙大怪獣ドゴラ 宇宙怪獣 小松崎茂 怪獣 映画 来ましたね、さあさあこちらへ 東宝 東宝特撮映画 波動です、波動を感じます 特撮 触手 あなたは宇宙怪獣と聞いたら何を思い浮かべるだろうか? ゴジラシリーズならキングギドラ、スペースゴジラ。ウルトラシリーズならベムラーやベムスター、それ以外の作品ならギララやガメラに出てくるレギオン辺りが浮かぶ方もいるだろう。 では日本で初めて映像化された宇宙怪獣は何か?また出てくる作品は何か? 答えられる方は多くは無いのではないだろうか? さて、その日本初の宇宙怪獣を扱った作品とは1964年8月11日に公開された『宇宙大怪獣ドゴラ』である。 そして初の宇宙怪獣が作中に出てくるドゴラである。 ………クラゲとか言うな! 【あらすじ】 ダイヤを狙った宝石盗難事件が相次ぎ、警視庁ではマークしていた宝石強盗団への監視を強化する。警視庁の捜査メンバーにダイヤGメンが加わって強盗団への追跡が深まる中、石炭が空に消える不思議な現象が起こる。 実はダイヤ盗難も石炭泥棒も、炭素を狙う宇宙怪獣ドゴラの仕業だったのだ。 【概要】 本作は初の宇宙怪獣ということで様々な模索が行われた作品である。 ドゴラは元は小松崎茂氏による創作の怪獣であり、着ぐるみが一切ない不定形の怪獣である。 ドゴラの表現は難航し、造形担当の村瀬氏を始めとした当時のスタッフたちによると、ドゴラの繰演用人形はソフトビニールを利用し造形されたが、素材が柔らかいために通常の繰演が不可能だったほか、無重力の世界から来た存在であることを上手く表現する動かし方の考案に苦労したため、水を張った水槽にドゴラを入れ、テグスで繰演をしたとのことである。 この手法は円谷監督にも好評だったが、水の抵抗でテグスが切れたり、水槽に小さい泡ができたり、水道水のカルキ濃度が濃いと水が濁って見えたり、諸々の理由で撮影が中断されることも度々だったらしい。 本編では、当時007がヒットしていたためか、スパイ物や犯罪物のテイストが加えられた。 また、北九州市が主な舞台に選ばれ、当時の石炭産業や地域のスポットが見られたりするのも特徴である。 本作は特撮場面が上記の理由か少なく、キャラクター性の掴みにくい不定形の怪獣であることや、ドラマ部分も子供には向きにくいテイストであったことから成績は芳しくなかったようである。 そのためか、ゴジラ以外の作品で作られた東宝最後の単発怪獣映画となり、以降の怪獣映画は対決物がほとんどとなった。 尚、ビデオ化もDVD化も普通にされているが上記のイメージからか、レンタルされてる店は少ないようで、不遇さゆえに有名なバランよりマイナーな作品、怪獣な感もある。 また、1964年は春に『モスラ対ゴジラ』、冬に『地球最大の決戦』が公開され、東宝で最も多く怪獣映画が作られた年である。 【登場人物】 ◆駒井(演 夏木陽介) ダイヤ盗難事件を追う刑事。成り行きから組むことになったマークのことは、色々と煙に巻かれたこともあって好いていなかったが、最終的には和解する。 作風と設定の都合上、体を張る機会が多い。 ◆マーク(演 ダン・ユマ) 世界ダイヤ保険協会の調査員、通称ダイヤ。日本警察とは別にダイヤ強盗を追っていたが、途中から駒井と協力するようになる。 掴み所の無い性格で飄々としており、日本語も達者。番茶と枝豆に感動していた。 ◆宗方博士(演 中村伸郎) 人工ダイヤを始めとした鉱物・結晶の研究をしていた科学者。結構飄々としており、豪快な人物である。 ◆強盗団 世界各地でダイヤ強盗を計画していた国際強盗組織の日本支部。 ドゴラに何度も抜け駆けされ、さらにドゴラが起こした事件まで自分たちのせいにされていた。 横浜から運び出されたダイヤ原石を盗み出す計画は浜子の裏切りで失敗し、生き残ったメンバーもドゴラの死体に押し潰されて全滅する。 ボス役には河津清三郎氏、手下役には田島義文氏、加藤晴哉氏、天本英世氏と東宝特撮お馴染みの面々。 ◆浜子(演 若林映子) 強盗団の一味だったが、ダイヤの独り占めを企んで裏切る。 強盗団に裏切りがバレて殺されたうえに、死の間際に自分たちがマークの囮捜査に踊らされていたことを知る。 【ドゴラ】 宇宙に漂う謎の細胞が放射能で突然変異を起こした怪獣。 炭素を食料としており、初めは小型の単細胞型の姿で世界各地でダイヤや石炭を奪っていた。 後に北九州市の上空に集まった群れが一体化し、クラゲ状の姿となった。 火器による攻撃を分離して無効化していたが、廃坑を襲撃した際に蜂の毒に含まれる物質に弱いことが判明し、最後は人工的に精製された蜂毒で全身が結晶化・組織崩壊を起こし、砕け散って地上に降り注いた。 日本以外の地域で暴れていた個体も同様の作戦で倒され、最終的に全滅したらしい。 写真では東京タワーや新幹線を襲っているが、劇中では 一切破壊しません 詐欺である。橋を持ち上げたが… さらに作中では全体的に姿がハッキリとせず、あまり姿が見えない。 なお、ドゴラをデザインするにあたって最初に考えられたことは「『宇宙から来た怪獣』ならば、何をすれば怖く見えるか?」ということだったそうで、そこから 「空から現れるなら、地上のものを摘んだり持ち上げたりすれば良いのでは?」 「地上のものを持ち上げるなら、触手を使えば良いのかも?」 「触手を持つなら、こういう姿にしてみてはどうだろう?」 というプロセスを経たらしい。 そして時は流れ、一部のファンたちによって語り継がれるマイナー怪獣として日々が続いたのだが・・・ 『GODZILLA 怪獣惑星』および『GODZILLA 怪獣黙示録』のドゴラ 2017年公開の映画『GODZILLA 怪獣惑星』にて、実に53年ぶりの劇場登場を果たした。 映画ではかつて人類を襲った数多くの怪獣たちの一体としてプロローグに映った程度だが、 前日譚にあたる小説『GODZILLA 怪獣黙示録』では第一章第二話のメイン怪獣として描かれる。 出現したのは2002年9月の英国(ロンドン~マンチェスター)。 1999年米国に出現したカマキラスに続く誰も予期しなかった史上二体目の怪獣である。 突如ロンドン上空に現れ半透明の触手でロンドン橋やビッグ・ベンを破壊しながら多くの市民を生きたまま捕食。 英国軍による攻撃が行われたが、爆発の熱エネルギーを吸収し活性化、本家同様増殖し被害をマンチェスターにまで拡大させた。 その後雀蜂の毒が弱点であることが判明し有効成分を大量生産、英米及びEU諸国の軍用機で散布され死滅したが、 最終的に歴史ある二都市の壊滅と推定死傷者数390万人という多大な被害をもたらした。 その正体については不明な点の多い怪獣達の中でも(ゴジラを除けば)最も不可解な怪獣だと他と一線を画すように語られていた。 (一応個人による推測もあったが国家間の不和などで裏が取れず、最後まで判明しなかった。) その他ではあの『ゴジラアイランド』に登場。 死霊界からやって来た営業マンという設定で、必殺技は「名刺手裏剣」。 声優は山口勝平氏。 またファミコン用ソフト『ゴジラ』にも登場した。 が、倒すとアイテムを落とすザコキャラだったりそもそも単なる背景モブだったり扱いは微妙・・・ 日本で不定形な怪獣は珍しいため一定のファンはいる模様(漫画家のとり・みきとか)。 『宇宙大怪獣ドゴラ』を実際に見た方は追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 撮影方法がすごい。 -- ななしあん (2013-08-27 20 29 37) CG全盛の今こそこいつを……… -- 名無しさん (2014-03-26 19 47 00) ゴジラ×メカゴジラの超全集に出てくる怪獣が劇中で本当に出てきた怪獣なのであれば、このドゴラもあの世界では倒されている……ということか -- 名無しさん (2014-03-26 20 48 27) 白石監督のホラー映画「オカルト」では異次元の神として空飛ぶ巨大クラゲが登場。真っ先にこいつを思い出した。 -- 名無しさん (2014-12-17 09 53 48) 触手プレイ -- 名無しさん (2015-01-25 19 31 08) 小説ウルトラマンでバルタン星人やメフィラス星人と一緒にウルトラマン対策会議に参加していたらしい。・・・お前、世界が(というか製作会社すら)違うだろ。 -- 名無しさん (2015-05-28 22 32 01) …炭素を食うなら動物も食うんじゃないの? -- 名無しさん (2015-07-18 22 50 06) 某動画の「来ましたね、さあさあこちらへ」が人気に -- 名無しだ! (2015-09-10 17 51 31) ↑人気出すぎて関係ない動画や静画にも伝染してんじゃねーかwww -- 名無しさん (2015-09-10 18 07 54) ↑2 あのひとの怪獣の酒場は本当に面白いw -- 名無しさん (2015-09-11 16 26 41) こ こ に い た -- 宇宙の守護神 (2015-10-02 10 16 41) そう、そこのあなたですよ -- 名無しさん (2015-10-13 15 54 08) まるでそう、私達のようだ・・・! -- 名無しさん (2015-11-24 10 10 05) まなしなさんの動画見たら弾幕になってて噴いたわwww -- 名無しさん (2015-12-30 09 57 11) ゆっくりの音声が見事なほどはまってるんだよなあ -- 名無しさん (2016-01-29 08 30 59) ゆっくりの元ネタについても追記すべきじゃないか? タグの意味が解らない人もいるかもだし。 -- 名無しさん (2016-01-29 11 46 06) ニコ動のゴジラ解説動画でドゴラがオリジナルのキャラづけされてるんだけど、それがとんでもなく個性的だったんで爆発的にウケた -- 名無しさん (2016-02-04 09 59 59) やっぱりCGのコイツを見て見たい、飴だかスライムだかって感じの不定形感は魅力があるんじゃないかな -- 名無しさん (2016-02-21 21 49 19) CGを使わずに撮影したからすごいんであってCGじゃできて当たり前で新鮮味はないだろう -- 名無しさん (2016-10-23 00 28 51) 円盤生物といい、今やっても学生の課題CGくらいに収まりそう。ソフビ操演と合成あってこその怪獣だった -- 名無しさん (2016-10-23 04 53 44) アニゴジ前日譚の小説版にも登場。やっぱりハチ毒に弱い。 -- 名無しさん (2017-11-12 21 48 23) 「怪獣惑星」まさかのプロローグ登場に、劇場で痙攣した -- 名無しさん (2017-11-19 23 39 41) 怪獣黙示録ではイギリスを襲い、死傷者390万人以上という大暴れ。今回はダイヤではなく人間を襲っているが、解決の糸口を見つけたのはダイヤモンド密輸を調査していた情報機関職員のマークというのは原典へのオマージュを感じさせる -- 名無しさん (2017-11-20 00 46 18) ↑まだ読んでないけど人間にも炭素が含まれてるって知っちゃったのね -- 名無しさん (2017-11-20 03 25 43) 怪獣惑星と怪獣黙示録について追記。ついでにアイランドとファミコンについても書き足しました -- 名無しさん (2018-03-04 19 30 18) 恐らく衛星の実験モジュールの状態からして生物の炭素を知ったんだろうな -- 名無しさん (2018-05-19 09 27 08) ほんと映画見てると尺の大半が宝石強盗との戦いで「ドゴラどこ行った」なんだよな…w -- 名無しさん (2021-07-08 00 13 18) 正直コイツよりも枝豆と番茶に舌鼓をうつダイヤGメンの方が印象に残ったなんて言えない… -- 名無しさん (2021-08-06 00 24 15) 名前 コメント
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北の廃墟でイレブンと別れた後、ダルケルはハイラル城へと向かっていた。 (う~ん。それにしてもさっきの兄ちゃんは何をしたかったのやら……) 襲ってきたゴーストを瞬く間に倒したかと思いきや、急に黙りこくってしまった。 どことなく面影がリンクに似ている少年は、今頃どうしているのだろう。 北の廃墟から森を抜け、さらに草原を暫く歩くと、ダルケルはある看板を見つけた。 『注意!!この辺りに野生のポケモンがうろついています!! 参加者のみんなはエサにならないようにね!!』 (なんだよ……「ポケモン」って……) ダルケルには何のこっちゃの話だった。 支給品の説明欄に描かれていた「MP」といい、この戦いは自分の知らない用語が多い気がする。 看板の内容を無視して、ハイラル城へ向かうと、草むらから一匹の獣がダルケルの前に現れた。 (コイツが、ポケモンなのか?) どことなく元の世界にいたヘイゲンキツネに似ている。 「ニャアアアア!!」 「うおわっ!?」 ダルケルが看板の忠告を思い出す前に、レパルダスは威嚇してきた。 彼には知らないことだが、あと一歩のところでレッドを逃してしまった挙句、石を投げられたレパルダスは、非常に気が立っていたのであった。 ヘイゲンキツネより凶暴なその生き物に驚くも、ダルケルはどうにか捕まえようとする。 自分より小柄で、すばしっこいレパルダスには、鉄塊を振り回しても意味ないと判断し、ザックの中に仕舞う。 「ニ“ィヤアアアアア!!」 レパルダスのみだれひっかきが襲い掛かるが、ダルケルは背中を向けてガードする。 この程度の攻撃なら、岩のように固いゴロンの背中を使えば、ダルケルの護りを使うまでもない。 それからダルケルは両手でレパルダスを捕まえようとするが、手がレパルダスに触れる寸前で、するりと抜ける。 レパルダスは敵意を察知し、ダルケルに再び攻撃を加えようとするも、難なく防御される。 「コイツ、すばしっこいな……。」 しかし、ダルケルも思うようにレパルダスを捕まえることが出来ず、悪戦苦闘する。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 所変わって、ようやく洞窟から出てきたレッド。 (あいつは……もういないみたいだな。よっし!!新しいポケモン、探すか!!) 月夜の草原を歩き始めるレッド。いかにも何かが出てきそうな雰囲気だ。 ピカチュウも出しておき、様子を伺う。 しばらく西へ進むと、何かの声が聞こえてきた。 一つは、先程レッドを襲ったポケモンの鳴き声。 もう片方は聞き覚えがないが、また誰かを襲っているのだろうか。 (今度はさっきみたいにはいかねえぞ!!) いくら力が強くても、人間ならカイリキーやリザードンに戦いで叶うわけがない。 だが、人間には統率力がある。 それを使って、人間とポケモンが協力すれば、どんなポケモンでも捕まえられるはずだ。 「行くぜ!!ピカ!!」 「ピッカア!!」 一人と一匹は、走り出す。 その姿は、新しい世界に好奇心を滾らせて飛び込む、子供のようだった。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 何度目か、レパルダスはダルケルに襲い掛かる。 だが、レパルダスの爪がダルケルを斬り裂く瞬間を、待っていた。 「よっしゃ!!捕まえたぜ!!」 「ニャアアアアア!?」 レパルダスの手の動きを先読みして、その両手を掴み、そのまま地面に押さえつける。 ダルケルとレパルダス。腕力の差は歴然だった。レパルダスは後ろ脚をじたばたさせるも、拘束を解くことは出来ない。 「へへへ、もう抵抗しても無駄だぜ。大人しく縄張りに帰りな。あるのか知らねえけどよ。」 しかし、それを一人の少年が見ていた。 その少年にとって、非常にシュールな光景だった (岩っぽいポケモンが、さっき襲ってきたポケモンを拘束している!? しかも、人間の言葉を使っている?) 状況はさっぱり分からないが、レッドの気分はこうだった。 あのポケモン二匹を、是非ゲットしたい。 片方は十中八九「あく」タイプだと分かるが、もう片方のタイプが分からない。 「いわ」タイプならまだいいが、「じめん」タイプならピカチュウにとって厄介な相手だ。 「いけ!!ピカ!!でんじは!!」 「ピィッカ!!」 まあ、戦ってみれば考えなくても分かるだろうと、ピカチュウを向かわせる。 岩っぽいポケモンは、まだこちらに気付いておらず、もう片方のポケモンを拘束することに夢中になっている。 噛み付き合うピジョットとパルシェンを同時に捕まえたトレーナーのようなチャンスだ。 そう判断して、ピカチュウの力で麻痺させようとする。 「おわ!!何だコイツ!!」 ダルケルが気が付いた時にはもう遅かった。 ダメージこそそれほど受けなかったが、体が痺れて動けない。 どうにか体を捻らせると、そこにはまた新しい生き物がいた。 それはハイラル平原のオダテリスに……あまり似ていない。 尻尾の形は全然違うし、何より体色が全く違う。 それ以上に問題なのは、ソイツのすぐ近くに人間がいること。 つまり、人間があの黄色い動物に自分達を襲わせた可能性が高い。 「チャンスだピカチュウ!次は紫のヤツに10万ボルト!!」 「ピカチュウウウウウ!!」 予想通りだ。あの黄色い奴は、人間に従って戦っている。 あの人間は、他の動物を悪用する危険人物だ。 ダルケルはそう思い始めた。 しかし、ダルケルの目の前でそれ以上に不可思議なことが起こった。 人間が袋から何かを取り出す。 生物に痺れさせた後、武器を出してトドメを刺しに来るかと思いきや、大声を出した。 「ああああああああ!!何だよこれ!!ボールないじゃん!!しまったああああああああああああ!!」 「は!?」 ダルケルはレッドの変わりぶりに、体が痺れているのも忘れて、見入ってしまう。 そんなことは気にせず、レッドは袋や服のポケットから何かを探し続ける。 「なあ、兄ちゃ……」 「今大切なところなんだ!!邪魔しないでくれ!!」 ダルケルの話も聞き流し、ザックから何かを探し続ける。 廃墟で出会った挙動不審な兄ちゃんといい、この戦いは変な人間しか参加していないのかとダルケルは疑問に思った。 「くっそ~。やっぱりボールねえよ。ピカの無駄骨じゃん。」 「ピカァ……。」 「おい、兄ちゃん、ボールボールって言ってるけど、何のことだよ。」 体の痺れも治まってきたが、それ以上にレッドの意味不明な言動に興味がわいてしまう。 「そりゃあモンスターボールに決まってるだろ!?」 「何だよそれ!?」 またしてもダルケルにとって、意味不明の用語が出てくる。 「何って……ポケモンなのに、見たことないの?ほら、これのことだよ。」 そう言ってレッドは、ピカが入っていたボールを取り出す。 「なるほど……それがモンスターボール……って、オレはポケモンじゃねえ!! ハイラルの英傑にしてゴロンの族長、ダルケルだ!!」 自分までいつの間にかポケモンにされてしまうとは。 ダルケルは驚愕を通り越して、あきれ果ててしまう。 「ゴローン!?キミはどっちかっていうと脚が生えてるし、ゴローニャに似てるような……。」 人間とポケモンしかいない世界からやってきたレッドにとって、ハイラルとは全く想像できない世界だった。 彼にとっては、ダルケルも岩タイプのポケモンの亜種でしかない。 「………。」 レッドの言っていることはサッパリだが、話は通じてないことをダルケルは認める。 「まあ、個体によって見た目が違うやつもいるし、『ゴローン(バトルロワイヤルのすがた)』みたいなものか?」 「だから、オレはゴローンじゃねえ。ゴロン族のダルケルだ!!」 しかし、互いが互いに夢中で、この戦いにいたもう一匹の存在に気付かなかった。 「シャアアア!!」 レパルダスが、さっきのお礼参りにと、ピカに飛び掛かる。 しかし、レッドの戦いを共に歩んでいた仲間の一匹。 指示がなくても、野生のポケモン一匹の攻撃を躱すなど、雑作もない。 「ピカチュウ!!」 小柄な体型を逆に利用し、レパルダスの爪の動きを避け、反対に十万ボルトを当てる。 「ニャアアアアア!!」 敵わないと判断したレパルダスは、すぐに逃げ出した。 「助けてくれてありがとな。アイツのこと、忘れてたぜ。」 ピカチュウに感謝を告げるレッド。 その姿は長年助け合ってきた戦友のようだとダルケルも感じた。 「なあ……兄ちゃん……。」 改めてダルケルが声をかけると、ようやくレッドも気付いた。 「もしかすると……ポケモンじゃなくて、この戦いの参加者?」 「まあ……そういうことになるな。」 ようやく自分のことを少しだけ分かってくれたとダルケルも安堵する。 「オレ、レッド。こっちはピカチュウのピカ。ポケモンだと思って攻撃して悪かったな。よろしく!!」 「おう……こちらこそ、よろしくな。」 「ピカァ!」 レッドの強さは、ポケモンを愛する性格だけではない。 新しい出会いがあれば、その人物と気持ちを簡単に共有し、いつの間にか打ち解けてしまう所もある。 それを知ったダルケルは、意外とレッドは悪い奴ではなかったと再認識させられる。 「ところでダルケル、モンスターボール、持ってないか? これと同じデザインなんだけど……。」 レッドはピカをボールに戻しながら、ダルケルに聞く。 「オレはそんな不思議なボール持ってねえよ。誰か他を探すしかねえな。 これから向こうの城へ行くつもりだけどよ、兄ちゃんはどうする?」 「確かに、あんな大きい建物なら、モンスターボールも転がってるかもしれないな。 よし、行こうぜ!!」 「お、おう……。」 モンスターボールって転がってるものなのか?とダルケルは問いたくなるが、また知らない用語を出されても困るので、黙っておいた。 本人としては、モンスターボールを持っている人に会えるかもしれないという提案だったのだが。 どこか噛み合わない二人は、ハイラル城を目指す。 そのズレながらも平和な時間が続くとよいのだが。 「ところで、ゴローンって何なんだ?」 「ああ、こんな見た目のヤツ。」 レッドはポケモン図鑑をダルケルに見せた。 空きのモンスターボールはいつの間にやら無くなっていたが、これは無事だったようだ。 「全然似てねえじゃねえか!!」 「そうか?まあゴローニャの方が似てるけど……。」 「それもあんまり似てなくねえか?」 【C-3/草原 一日目 早朝】 【レッド@ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー】 [状態]:疲労(中)、無数の切り傷 (応急処置済み) [装備]:モンスターボール(ピカチュウ)@ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー、ランニングシューズ@ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー [道具]:基本支給品 [思考・状況] ダルケルとの未知の出会いによる喜び 基本行動方針:こんな殺し合い止める。 1.まずはハイラル城へ向かい、空のモンスターボールを探す。 2.手に入れたら野生のポケモンを捕まえてみようかな。 [備考] 支給品以外のモンスターボールは没収されてますが、ポケモン図鑑は没収されてません。 ※シロガネやまで待ち受けている時期からの参戦です。 ※B-3、C-4辺りにはやせいのポケモンが出現するようです。すべての場所に出現するか、すべてのポケモンが人を襲うのかは不明です。 【ダルケル@ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド】 [状態]:HP1/2+α ダルケルの護り消費(あと2回) [装備]:鉄塊 @ドラッグオンドラグーン [道具]:基本支給品 ミメットの野菜@FF7 エルフの飲み薬 [思考・状況] 基本行動方針: 1.リンク、ゼルダ、ついでに他の英傑も探す。 2.とりあえずハイラル城へ向かう 3.殺し合いには消極的だが、襲われれば戦う。 4.結局、ポケモンって何なんだ? Back← 050 →Next 049 金と銀のカギ 時系列順 052 We re tied with bonds, aren t we?(前編) 投下順 009 幽霊と怨念 そして呪い ダルケル 069 夢の終わりし時 034 ポケモンきみにきめた! レッド
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カリヨン公国とゴロネコ藩国両国の医療技術の交流政策 広報官の派遣 本政策について人材派遣会社MCSより広報官を派遣して頂いており。 両国を含む各国の国民に誤解のなく意図、意義を広く正確に広報いたします。 根拠 備考:広報官派遣に伴い食糧1万トンを消費いたします。 この政策の目的 医療技術の交流によりカリヨン公国とゴロネコ藩国両国の医療技術を高め、両国の民を含む人々を病傷から救う事を目的とする。 カリヨン公国とゴロネコ藩国両国間の人的交流を通じて両国間の友好関係をより一層強化する事を目的とする。 政策の前提条件 両国の同意があった交流内容のみ実行される。 両国政府には本政策に則って自国に入国した留学生、医療従事者(以下、入国者)の安全と権利を可能な限り保護する事が求められる。 入国者は本政策の目的に沿った行動が求められる。 交流内容 医学生の交換留学を積極的に行う。 医療関連教育者、医療従事者を相手国の医療教育施設の教員として派遣する。 医療従事者の相手国医療施設への派遣。 医療施設にて相手国の医療実習生の受け入れを行う。 交流対象 カリヨン公国医科大学 同学生 同教員 共和国環状線ゴロネコ藩国駅付属学院 総合医療学科 同学生 同教員 ゴロネコ藩国市民病院 同医療従事者 ゴロネコ藩国白魔法学校 同学生 同教員 並びに上記以外の両国の医療関連の施設、従事者、教員、学生全般 ゴロネコ藩国摂政 YOT
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←イシツブテ|ゴローニャ→ ゴローン(Graveler) 圖鑑資料 全國圖鑑 075 @圖 BW圖鑑 - 分類 岩石系pm 屬性 地面.岩系 特性1 特性2 顏色屬性 色 名 石頭 名 堅硬 身高 1.0m 解 解 體重 105.0kg 蛋分類 礦物類 夢特性 步數 3840步 名 名 ♂ ♀ 1 1 解 名稱來源 點子來源 圖鑑說明 種族值 項目 値 HP 攻擊 防禦 特攻 特防 速度 合計 招式 Lv 招名 遺傳招式 招式 父pm 招式機器 No 招式 秘傳招式 No 技 ←イシツブテ|ゴローニャ→ コメント 名前 コメント
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ALSHARD SAVIOR PL名:にゅい ○概要 ”男らしさ”にこだわる真っ直ぐ少年。 ○設定 名前 :宮道 薫(みやじの・かおる) 性別 :男 年齢 :17歳 瞳の色:青 髪の色:赤 肌の色:白 身長 :161cm 体重 :45kg カバー:高校生 シャード:色彩/ 形状/ 場所/ ◯外見 http //sky.geocities.jp/lanuitsite/AL2_MiyajinoKaoru.jpg ライフスタイル:当主 住宅:小型施設 ○ライフパス 出自:古き血族 巫女の血を引いている。魔法攻撃のダメージに+2する。 境遇:魔法使い 古流宮道流の当主。 経験:正義 邂逅:九重ヤエ ○コネクション 九重 ヤエ (いいひと) 情報屋として敏腕であるという以上に、人柄に誠実さを感じる。協力できることがあれば、したいものだ。 ○クエスト ・【ガイアを守る】 ・【人を救う】 ・ ○クエスターL:4 キャスター:2 / メイジ:1 / アルケミスト:1 ○加護 《オーディン》 / 《ブラギ》 / 《ヘル》 能力値 体力 反射 知覚 理知 意志 幸運 キャスター 3 2 4 5 6 4 メイジ 3 3 4 5 5 4 アルケミスト 3 3 5 5 4 4 追加 1 計 9 9 13 15 15 12 体力 9 (+3) 反射 9 (+3) 知覚 13 (+4) 理知 15 (+5) 意志 15 (+5) 幸運 12 (+4) ○HP:28 ○MP:43 ○財産ポイント:4 戦闘値 種別 命中 回避 魔導 抗魔 行動 耐久 精神 攻撃 魔攻 ベース 3 3 4 4 8 9 15 - - キャスター:2 1 1 2 2 2 11 15 0 2 メイジ:1 0 0 2 1 0 5 7 0 1 アルケミスト:1 0 0 1 1 1 5 6 0 1 クラス計 4 4 9 8 11 30 43 0 4 種別 命中 回避 魔導 抗魔 行動 耐久 精神 攻撃 魔攻 チャンバースタッフ 棍/錬金 1 神官服 防具 1 魔導の血脈 -2 種別 命中 回避 魔導 抗魔 行動 耐久 精神 攻撃 魔攻 合計 4 4 11 9 11 28 43 0 4 武器 《武器名》 種別 必要体力/Lv. 命中/魔導 攻撃力 射程 装備部位 購入難易度 タイミング 効果 チャンバースタッフ 棍/錬金 6 0 殴 +3 至近 武器両 10 【魔導値】+1する。 サンダーフィスト 魔法 1 0 雷 +5 至近 魔法片 15 代償2MP 防具 防御修正 斬 刺 殴 炎 氷 雷 光 闇 神 神官服 3 1 2 0 0 0 0 0 0 合計 3 1 2 0 0 0 0 0 0 タイミング別特技早見表 種別 対象 射程 代償 効果 *常時 《特技名》 ○ ○○ **m **MP (特技の効果を簡単に) マジックフォーカス 自身 「種別:魔法」武器ダメージ+3。 *セットアップ 《特技名》 ○ ○○ **m **MP (特技の効果を簡単に) *イニシアチブ 《特技名》 ○ ○○ **m **MP (特技の効果を簡単に) *ムーヴ チャージショット 魔 自身 1発 「種別:錬金」の武器か防具装備時、攻撃ダメージ+1D。 *マイナー ブーストマジック 自身 3MP 魔法攻撃のダメージ+1D。 マジックブラスト 自身 6MP 魔法攻撃対象を範囲(選択)に。ラウンド1回。 *メジャー マナブレイク 魔 単体 装備 4MP ダメージ+1Dの魔法攻撃。 エンチャントブレイド 魔 単体 15m 3MP シーン間、ダメージ属性 炎 氷 雷 いずれかに変更。武器と属性はあなたが決める。拒否可。 シールエリア 魔 自身 1MP 自分を中心にシーンに結界を張る。 *ダメージR 《特技名》 ○ ○○ **m **MP (特技の効果を簡単に) *オート スフィアマジック 自身 2発 魔法攻撃または「種別:魔」特技を範囲(選択)変更。「種別:錬金」装備時、シーン1回。 キャスター 《特技名》 Lv 種別 タイミング 対象 射程 代償 効果 ブーストマジック 1 マイナー 自身 3MP 魔法攻撃のダメージに+1Dする。 マジックフォーカス 1 常時 自身 魔法装備をひとつだけ装備している場合、「種別:魔法」武器ダメージ+3。 シールエリア 1 魔 メジャー 自身 1MP 自分を中心にシーンに結界を張る。 リードマジック 1 魔 常時 取得クラスひとつのCL以下「必要レベル」魔法装備、及び「種別:魔法」アイテムを購入、常備化可。 マジックブラスト 2 マイナー 自身 6MP 魔法攻撃の対象を範囲(選択)に変更。ラウンド1回。 メイジ 《特技名》 Lv 種別 タイミング 対象 射程 代償 効果 グリモワール 1 自 常時 自身 あなたは汎用特技:魔法の特技を[クラスレベル÷2+1]個、取得する。 エンチャントブレイド 1 魔 メジャー 単体 15m 3MP シーン間、対象のダメージ属性を 炎 氷 雷 のいずれかに変更。武器と属性はあなたが決める。拒否可。 マナブレイク 1 魔 メジャー 単体 装備 4MP 対象に魔法装備を使用した魔法攻撃を行なう。そのダメージに+1Dする。 アルケミスト 《特技名》 Lv 種別 タイミング 対象 射程 代償 効果 錬金の業 1 自 常時 自身 "アルケミスト装備"を購入、常備化できる。 スフィアマジック 1 オート 自身 2発 「対象:単体」の魔法攻撃、または「種別:魔」特技を範囲(選択)に変更。「種別:錬金」を装備時、シーン1回。 チャージショット 1 魔 ムーブ 自身 1発 「種別:錬金」の武器か防具装備時、そのメインプロセス間の攻撃ダメージ+1D。 汎用魔法 《特技名》 Lv 種別 タイミング 対象 射程 代償 効果 キュア 1 魔 メジャー 単体 15m 5MP 対象のBSをひとつ回復する。どのBSを回復するかは、対象が決定する。 汎用ライフパス 《特技名》 Lv 種別 タイミング 対象 射程 代償 効果 魔導の血脈 常時 魔法攻撃ダメージ+2、耐久力-2. 情報:魔法 ジャンル:魔法の情報収集判定+2. アイテム アイテム名 効果 ○○ (アイテムの効果や、アイテムにまつわるエピソードなどがあれば。及び、相当品の説明。 ) アクセサリ アクセサリ名 効果 ○○ (アクセサリの効果や、アイテムにまつわるエピソードなどがあれば。及び、相当品の説明。) 住居 住居名 効果 小型施設 宮道家の邸宅。シーン終了時、登場していたキャラクターのHP・MPを2D点回復。 神聖設備 宮道家が所有する敷地全体にかかっている魔術的な結界。いつも静かで、明るい気が満ちている。シーン終了時、登場PCのMP1D回復。 ユニークデザイン 数百年前に名のある宮大工の手によって建てられた邸宅。市の重要文化財に指定されている。 常備化(初期50点+10) 個数 チャンバースタッフ 1 10 《サンダーフィスト》 1 15 魔法弾 5 15 神官服 1 5 当主 1 3 臨時収入 1 2 小型施設 1 3 神聖設備 1 5 ユニークデザイン 1 2 消費計 60 経験点消費内訳 《○○》 ** 《○○》 ** 消費計 ** ◯性格 直情的で真っ直ぐ、素直で誠実、愛情表現のストレートな少年。 敬愛する姉が病弱であるため「女性は守り、慈しむべきもの」と考えている。 きわめて正義感の強い性質で理不尽や暴力が見過ごせず、 とくに女性を傷つける相手には激昂する。 身長の低さと容姿の男らしくないことを気にしており、 "男らしさ”にこだわり、魔術師ながら至近距離での戦いを旨とする。 年齢のわりに大人びたところがあり、落ち着いてもいるが、 「女のようなやつ」といった挑発には簡単に乗る。 「姉さんの愛情が僕を変えてくれた。今度は僕が、人に返す番だ。」 ○来歴 常世という黄泉の空間と、現世とを隔てる巨岩を祀る巫女である母と、 日本の民俗学を研究していたドイツ人の父との間に生を受ける。 禁忌を犯したことが露見するのを恐れた母により捨てられるが、 巫女の血を色濃く受け継ぐ呪術の才を、宮道家の当主が惜しみ、 引き取られることとなる。 私生児であり、また赤い髪、青い瞳、少女のような容姿であることから、 宮道家の一族から冷遇され、軽侮され続けて育ち、少年時代は、 攻撃的で人間不信、冷ややかでいつも他人を嘲笑うような目をしていた。 「魔術の才は良好、ただし人間性に著しく難あり」 これが、当時の宮道家当主が、少年時代の薫に下した評価だった。 この頃、病弱であり幼少より長い入院生活を続けていた姉、 陽子の容態が好転し、自宅での療養生活がゆるされるようになる。 家名を残すための養子縁組に辟易していた薫だったが、 心やさしい姉、陽子との邂逅が運命を変える。 冷ややかに人を遠ざけて心を開かない駿に対し、陽子は距離をはかりながら 細やかに駿を気遣い、彼が病床に伏したときは周囲の反対を押し切ってまで、 みずから看病に当たった。 少しずつ陽子に対して心を開き、少しずつ、彼女の考え方に傾倒するようになった薫は、 その攻撃性をやわらげ、他人に対しての態度を軟化させていく。 数年後。 まるで別人のように、見違えるほど素直で誠実に、何事も前向きに捉えるようになった薫。 他人に対しても屈託のない笑顔を向けるほどまでに心を開き、強い正義感を胸に秘めた青年へと 変化した彼は、陽子を実の姉のように慕い、心の底から敬愛し、感謝していた。 かつて彼を酷評した当主は、 「性、素直にして、心、強く、魔術の才は抜群」 と大きく評価を改めた。 幾つかの偶然を経てクエスターへと覚醒した薫。彼は、その力を手に心に誓う。 かつて自分が受けたような理不尽を許すまい、そして、力ない人々のためにこそ力を振るおう、と。
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名前:レッドゴキブリ サイズ:小 Lv:28 種族:虫 属性:毒1 DEF:21 MDEF:50 HP 1654 特性:アクティブ属性 ニューマ ドロップ:
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プロフィール 【名前】ミロ・ゴドゴラスⅤ世 【性別】男性 【年齢】79歳(人間年齢で約8歳) 【職業】ゴドゴラス家正統後継者 【特徴】約2mもある巨体に蒼い鱗を持つ龍人。金眼 【好き】わが部下 【嫌い】命令にしたがわないヤツ 【特技】油絵 【趣味】ママゴト、イタズラ 【詳細】隠れ里に代々伝わる龍王族、ゴドゴラス家の正統後継者で、現龍王ゴドゴラスⅣ世の実子。 青色の鱗を持つ龍人で、79歳と龍人の中ではまだまだ若く、わがまま盛りなこの頃。 親や召使いに甘やかされて育っているためか、かなりのわがまま坊主で、イタズラし放題。 ママゴトが好きで、よく召使いと遊んでいるが、一部の龍人にはバカにされている。 また油絵も、両親に薦められ描いた結果、今や1000年に一度の天才と呼ばれるほどの腕前になっている。が、本人は気づいていない。 プライドが高く、自分の思い通りにならないと気が済まない性格。 自分が王族の一員であることを誇りに思っている。 使用魔法は炎、氷、雷の初級~中級魔法をはじめ、魅了、幻惑、洗脳の魔法が使用でき、龍王族の血筋の賜物だと言える。 【備考】基本的に舌足らずで、漢字もまだほとんど書くことができず、基本的にセリフがひらがなになることが多い。 他キャラとの関係 ランズ・セルベラド 召使だが恨みを持たれている 65.ミル 参加者名簿 67.亦紅
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■ハウスルール 今回、アルシャードセイヴァーを遊ぶに当たって、ハウスルールの様なものを設けさせて頂きました。 具体的に言うと、使用できるデータ、初期作成の際のレベル等についてです。 それ以外に関するルールに付きましては、現時点では追加は致しませんが、要望(改善とも)があればGGMまでご一報ください。 また、PC作成人数ですが、ご自身が把握できる範囲でしたら、ご自由にお作りしてください。 ■使用データ 【基本的に使用可能なデータ】 ・基本ルールブック ・上級ルールブック ・ブルースフィアガイド(調整中) 【GMと応相談】 ・他SRSシステム(必ずGMと相談してください) ■PCの初期作成 基本的には初期作成でお願いします。 また、GMから指示があった場合のみ、変更となります(具体的に言うと、初期レベルからの上昇等) 要は、他の方がGMをする際にレギュを変更できるようにしたい為です。