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19: 635 :2019/07/16(火) 00 05 11 HOST 119-171-231-231.rev.home.ne.jp 銀河連合日本×神崎島 ネタ 恨より恐ろしい怨 星一つない闇夜の山道を一人の男が登る。 ―――この先、この先だ!!――― ―――この先の岩を砕けば復活し怒り狂い日帝に害を成すに違いない!!――― その男の手には爆薬やライターが…。 しかし行けども行けども目的地に付くことはない。 男はそれに気づかない振りをし、義士となる自分を奮い立たせ歩き続ける。 尻尾の生えたナニかが嗤った。 日本国内閣総理大臣官邸 柏木真人政府特務交渉官執務室 柏木真人は報告書を読み唸っていた。 「那須湯本で韓国人の変死体か…。」 「正確には韓国籍の所謂在日らしいな。」 友人である陸自の大見が柏木の情報を補足する。 その話へ他の人間たちも加わる。 「南コリア国ではニホンに殺されたと騒いでいるようデスネ。」 「シカシナゼ南コリア国籍ノ人間ガ爆薬持ッテ栃木ノ山ノ中ニ?」 フェルは朝のニュースで見た情報を上げ、シエは疑問を呈する。 「それだけじゃねえぜ。茨城の鹿島神宮や香川坂出の寺でも同様の外国人の変死体が発見されてる。」 「なんでもそれらの死体は恐ろしいものでも見たかのような形相で死んでいたとか…。」 同席している副総理の三島とティ連国内通商活性化担当大臣の春日も加わる。 そこへ白木が駆け込んでくる。 「柏木いるか!?テレビ見ろ!」 「白木どうしたんだよ?」 「白木サンどうしマシタ?」 「いいからテレビをつけろ!!」 『テレビの前の皆様見えるでしょうか!?ここ大手町に大勢の警察官と消防隊員が集まっています!!』 テレビには何台ものパトカー、消防車両と規制線のロープに阻まれた大勢の人々が映し出される。 「なんだこりゃ…?」 「大手町で数十人の人間が突如として倒れたそうだ。」 そこへ空自の多川が駆け込んで来る。 「柏木さんここにいたか!三島副総理にフェルさんとサラトガさんまでいるとは丁度いい!安全保障会議が招集されたから急いでくれ!」 「なんだって!?」 「何かあったのデスカ!?」 「そのニュースみたいに福岡の太宰府天満宮を始め変死体や突如として倒れる人間が多発している。BCテロの可能性もあるとかいう話だ。」 「「「なっ!?」」」 ただ一人を除き全員が絶句する。 20: 635 :2019/07/16(火) 00 05 46 HOST 119-171-231-231.rev.home.ne.jp 「その件なら恐らくはBC兵器ではありませんよ。」 全員がその声に振り向く。 そのただ一人、在日本神崎島大使館付武官サラトガはフェルが入れた緑茶を静かに飲んでいた。 その様子になぜか全員が息を呑む。 「…サラトガさん、どういうことだ?」 三島が意を決してサラトガに問う。 「Um…、なんと言えば良いのか、私達艦娘や妖精には分かりますがティ連の科学でも分からないことですねえ。」 「我々ノ科学デモ分カラナイコトダト…?」 シエが静かに驚く。 「多分日本人の皆さんは私の言葉を聞けば納得しますよ?というか太宰府天満宮で分かりそうなものですが…。」 「つまりどういうことです…?」 柏木は続きを促す。 「白面…。」 「あっ!!」 「そっちか…!!」 偏った知識の柏木と以外と良い所の血を引く三島が声を上げる。 サラトガはそのたおやかな指を折りながら続ける。 「蝦夷…。」 「朝廷に帰順しなかった!!」 「確か首が…!!」 大見と白木も声を上げた。 「そして讃岐院…。」 「ちょ、ちょっとサラトガさん。その御方は…!!」 春日は慌てだした。 「「???」」 フェルとシエはハテナマークばかりだ。 「ちょっと待ってくれ!?」 多川が声を荒げる。 「じゃあこの大手町のはまさか平「そのお名前を出さない方が良いですよ。」!?」 サラトガは多川の言葉に割り込んだ。 「公は大陸の悪さで少々気が立っているご様子ですから目を付けられるかもしれません。」 その言葉に多川は鳥肌が立った。 そしてサラトガは妖艶に微笑む。 その姿にこの場にいる人間達は後ずさる。 異星人であるフェルやシエもだ。 サラトガに見えるナニかは嘲笑う。 「恐らくは伝承からこの日ノ本に害を成すと踏んだのでしょうね…。この國を何も知らないくせに…。」 「荒ぶり流離う『『『私(ワタシ)わたし』』』が鎮まった未だ古き匂いの残るこの國を穢させるものか…。」 彼女の声に男性の稚児の老人の令嬢の人外のナニかの声が重なり、サラトガに白い『彼女』が重なって見える。 21: 635 :2019/07/16(火) 00 07 01 HOST 119-171-231-231.rev.home.ne.jp 誰かが唾を飲み込む音がする。 「フフ、脅かせ過ぎましたかね。」 サラトガの雰囲気がいつもの彼女に戻る。 「サラトガサン、脅かさないで下サイ。」 「ソウダ。冗談ガ過ギルゾ。」 サラトガの雰囲気が戻って来たことで異星人二名は今の話を冗談と判断したようだ。 「サラトガさんよお、今の話は…。」 「副総理、ストップです。」 柏木はさらに聞こうとする三島を止める。 「ああいった方々に手を出さん方が良いのは先生達の方が良くご存知でしょう。」 「確かにそうだがよう…。」 三島の声が小さくなる。 「それにサラトガさんとか考えると九段の方の御方ですよ。ねえ?」 「確かにな。」 「否定出来んぞ。だがアメリカのに当てはめて良いものか?」 多川と大見も同意する。 「そんな方々が日本に害を成すわけないじゃないですか、それからあの方々はきちんと祀れば我々を助けてくれますよ。多分!」 「多分てなんですか、多分て。」 春日は笑う。 「確かになあ…。俺の考え過ぎか?」 「そうですよポジティブに行きましょうよ、閣下。」 三島は頭をかいた。 「では皆さん、総理がお待ちでしょうから参りましょうか。」 「そうだな。」 「じゃ、行きますか…。 サラトガが全員を促した。 「そうそう。」 サラトガは歩き始めようとした全員に振り返る。 「妖精は妖精(あやかし)でもありますが妖精(Fairy)でもあります。」 「何を…。」 「そして大陸外縁に位置し、大洋という異界に面するこの國には様々なマレビトが流れ着きます。」 「少彦名命とみたいな?」 「海から来た我々常世の存在もそうですが、大陸からも様々な存在が来ますよ。」 「渡来人とかか?でもそれは…。」 「追われたモノ、妖精へと堕ちたモノ、深海棲艦の様に現し國へと戻れなかったもの…。」 「まさか…!」 「もしかしたら…ですよ。本気にしないで下さいね。」 華やかな笑顔を残しサラトガは扉の方へと歩いていく。 「柏木先生よ、アレが本当なら…。」 「三島先生何も言わんで下さい。オランダ人とか英国百鬼夜行とか色んなのが頭に浮かんでるんですから。」 「「???」」 柏木と三島達が頭を抱える中ティ連人コンビの頭にはハテナマークが浮かび続けていた。 22: 635 :2019/07/16(火) 00 11 48 HOST 119-171-231-231.rev.home.ne.jp 以上になります。 転載はご自由にどうぞ。 恨なぞ怨の前ではゴミみたいなもの怨は災害みたいなものです。 大陸外縁の國に流れ着くのは以前あるSSで読んだ話です。 最果ての地は敗れた者達の流刑地か安住の地かどちらなのでしょうね?
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116: 加賀 :2020/10/03(土) 22 56 41 HOST p1931009-ipngn200701osakachuo.osaka.ocn.ne.jp 「何!? 敵空母が至近に居るだと!!」 「はい、米機動部隊に向かった瑞雲隊からの無電です。なお、瑞雲隊は急遽この敵空母攻撃に向かいました」 「……このまま前進だ。敵機動部隊の前にまずこの敵空母を叩く!!」 「……戦艦が四隻いますからね……」 「言うな。確実性を求めるんだ」 五藤少将は松田艦長とそう話す。さて、瑞雲隊15機は上空に敵戦闘機がいない事を確認すると一斉に急降下を開始した。だが狙いは敵空母を護衛している巡洋艦隊だった。 瑞雲隊が巡洋艦隊を狙ったのにも理由はあった。というのも瑞雲隊は腹に250キロ爆弾を抱えていたが急降下爆撃だけで『サラトガ』を仕留めるにはやはり無理があった。 インド洋では第一航空艦隊の九九式艦爆隊が巡洋艦『ドーセットシャー』『コーンウォール』を空母『ハーミーズ』を急降下爆撃で撃沈しているがそれは護衛艦艇がいない事や旧式艦艇だったからであり『サラトガ』も旧式艦艇では在るもののその防御力は計り知れなかった。 そのため護衛の巡洋艦隊を攻撃する方がまだ良かったのだ。だがその巡洋艦隊には防空巡洋艦として名高いでもある『アトランタ』が存在しており『アトランタ』の対空砲火で瑞雲6機が撃墜されてしまう。が、6機目の瑞雲は被弾炎上しながらも『アトランタ』へ体当たりを敢行、爆弾を抱えたままの体当たりであり『アトランタ』は瞬く間に誘爆して大破炎上したのである。 「sit!! ジャップめ……」 護衛艦隊の司令官である第16任務部隊第2群司令官のトーマス・C・キンケイド少将は舌打ちをしながらも『サラトガ』を見る。 「『サラトガ』の舵はまだ直らないのか!?」 『サラトガ』は第一次攻撃隊の攻撃時に雨宮機を含む2機の艦攻による雷撃を二本受けていた。だがその命中箇所が悪かった。というのも二本とも『サラトガ』の舵と右舷機関室に命中して舵を破壊、右舷機関室は全滅という戦果を叩き出していたのだ。しかも舵故障は更に酷かった。『サラトガ』が航行する先は日本軍艦隊(第七艦隊)の方向だったから余計である。 スプルーアンス少将は修理を急がせつつも護衛艦艇を付けて機動部隊は退避したのであった。そして退避する前に放った第二次攻撃隊は第一航空艦隊上空にいた。 「敵機来襲ゥ!!」 「出るな、外に出るな!! 伏せろォ!!」 士官室で第三次攻撃隊の準備をしていた艦攻隊の北見中尉は他のパイロット達にそう叫びつつも自身も床に伏せて頭に手を置いた。上空では零戦隊25機が米第二次攻撃隊(SBD32機のみ)を迎撃していた。 117: 加賀 :2020/10/03(土) 22 58 27 HOST p1931009-ipngn200701osakachuo.osaka.ocn.ne.jp 「クソッタレ!! 『飛龍』はやらせんぞ!!」 『飛龍』戦闘機隊の松浦中尉はそう叫びつつも機銃弾をSBDに叩き込んで撃墜する。 「左へ転舵!!」 『取舵イッパァーイ!!』 『飛龍』は回避運動を展開していた。その回避は見事だった。だが雲に紛れて接近していた2機のSBDには気付かなかった。そして『加賀』上空にも3機のSBDが存在していた。その存在を確認した見張り員が叫んだ。 「敵ィィィィィ急降下ァァァァァァァァァ!! 直上ォォォォォォォォ!!」 そして二空母は炎上した。一瞬の隙を突かれ、『飛龍』は二発、『加賀』は三発が命中した。二空母は炎上するも『赤城』『蒼龍』のように誘爆はしなかった。というのも二次の攻撃で攻撃隊の被害に山口は第三次攻撃隊の準備を指令しつつも翌日に行う事にして被弾機の修理を優先させていたのだ。 (危なかった……もう少しで史実となるところだったな……) 山口は艦橋で思っていた程の被害が無い事に安堵の息を吐いていた。そして主力とも言える二空母の被弾に山口は『龍驤』『隼鷹』だけでは攻撃力が不足と判断、事後の指示を山本長官に委ねたのであった。 そして第七艦隊は……艦隊決戦を敢行していた。 「敵艦隊発見!!」 「間に合ったか!!」 見張り員の報告に五藤少将はニヤリと笑う。瑞雲隊の報告通り、敵艦隊は此方に直進していた。その理由は五藤少将も知らないが恐らくは『サラトガ』が故障したのだろうと判断していたが五藤にはそんな事はどうでも良かった。 「全艦砲雷撃戦用意!! 敵空母に纏わり付く護衛艦艇を叩け!!」 動いたのは『伊勢』『日向』だった。二隻は距離32000で砲撃を開始、瑞雲隊の観測の下での射撃でありその砲撃は正確だった。三斉射目で『日向』が放った35.6サンチ砲弾が『ペンサコラ』に直撃、キンケイド少将は重傷を負った。『日向』『伊勢』は『ペンサコラ』に砲撃を集中して『ペンサコラ』は炎上しつつ砲撃開始から僅か17分で波間に没するのである。 更に六戦隊も橋本少将の三水戦と共に突撃、駆逐艦『フェルプス』『モーリー』を撃沈するのであるが此処で五藤少将は何か考えたのか攻撃中止を発令した。 「司令官、何を……?」 「敵艦隊に発光信号を送れ。勝敗は決した、空母を置いて立ち去れとな」 「まさか司令官!?」 「あぁ。捕獲して喪失した分の補填にしてもらう」 松田の言葉に五藤少将はニヤリと笑うのである。 「本音は?」 「『サラトガ』ちゃんがストライクだった。反省はしているが後悔はしてない」(キリッ そんなやり取りがあったかどうかはさておき、キンケイド少将は救出された駆逐艦『ベンハム』の医務室で第七艦隊からの発光信号を聞いた。 「(やむを得んか……)分かった。直ちに総員退艦させるように言おう。無駄な命を減らしたくはない」 斯くして、『サラトガ』は総員退艦が発令され『サラトガ』の乗員は脱出して残った駆逐艦隊に救出されるのである。第七艦隊は救出されるまでは砲撃せず砲身を駆逐艦隊に向けていたが全員が救出されると『サラトガ』を包囲して曳航準備に移行するのであった。なお、『アトランタ』も放棄されていたが曳航は可能と判断され『アトランタ』も曳航する事が決まったのである。 「……このままで済むと思うなよジャップ……」 二隻を引き連れて水平線上に消えていく第七艦隊を見つつキンケイド少将は呪怨のように呟くのである。 2115、戦闘の経過報告を聞き終えた山本長官は全艦隊に対し夜戦の中止と主力艦隊への合流を命じた。此れに対し2211、南雲機動部隊は反転した。そして2355、山本長官は連合艦隊電令161号でAF攻略中止を発令した。 ミッドウェー作戦の中止が決定した瞬間でもあったのである。 118: 加賀 :2020/10/03(土) 23 03 05 HOST p1931009-ipngn200701osakachuo.osaka.ocn.ne.jp 二空母、やっぱり被弾 艦隊決戦!艦隊決戦ですよP!(そうじゃない 『サラトガ』『アトランタ』捕獲(くっ殺!! てなわけでこれでミッドウェー海戦は漸く終わりを迎えます。 え?正規空母?そらぁ『瑞鶴』一隻しかいませんよ(白目
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0.14(ゲーム名 ファンタジア 2nd) 出演キャスト様 キャラ名 キャスト様 台詞数 ラスティ 夜霞 かなむ様 76 ワールド 高野 ぱぐ様 47 ソノラ 笑兵衛 様 64 クリス 四条 海斗様 42 サラトガ 鈴木 憲様 39 ギムレット 新谷 冬柚様 37 メアリー 壱槻 アリス様 35 備考 ボイスドラマ区切りは進行状況を参照で、 172・260の一部セリフカットをお願いします 役名 番号 台詞 注釈 ラスティ 001_001 「なぁ、ワールド。今回のお宝、見たことある奴いないんだってさ。街で噂の金の小鳥はこの世のものとは思えないくらい美しい歌声らしいぞ。このでかい屋敷のてっぺんにいるって聞いたが、登るのは流石にしんどいな……」 ワールド 002_001 「僕はラスティのポケットに入ってればいいから楽だけど……。あ、あの窓がきっと小鳥のいる窓だよ。もうちょっと、もうちょっと!」 【SE・窓ガラスの割れる音】 壁をよじ登っているラスティがワールドに話しかけている 窓を蹴破って室内に入ると、 物陰からソノラの声だけ聞こえる ソノラ 003_001 「あら?今、何か割れる音がしたかしら」 声が遠い ラスティ 004_002 「……ついてねえな、人がいたのか。眠らせて小鳥ちゃんをゲットしたらさっさとずらかるぜ!」 物陰からソノラが出てくる ソノラ 005_002 「まぁ、お客さまね!はじめまして、私はソノラ。窓からいらっしゃる方は初めてです。クリスが最近来てくれないからさびしかったの!」 ラスティ 006_003 「おい、ワールド……」 ワールド 007_002 「……金色の小鳥ちゃん、お持ち帰り、する?」 少々の時間経過 ソノラ、ラスティ、ワールドでお茶を楽しむ 010_004でカップがソーサーに当たるSEなどあるといい ソノラ 008_003 「ワールドちゃんは大きくなったり、小さくなったりできるのね。それに人間の言葉もとっても上手!」 ワールド 009_003 「うん。普段は、ラスティのポケットに入ってるんだ。ソノラちゃんは歌が上手なんでしょ?外で噂になってるよ」 ソノラ 010_004 「外、ですか?」 ワールド 011_004 「うん、とっても綺麗な歌だって聞いて、ぼくたちソノラちゃんに会いにきたの」 ラスティ 012_004 「おい、何なごんでるんだよ。金色の小鳥がこの、なんだ、天使?ってわかった以上長居は無用だぜ。このお嬢さんを外に持ってくわけにはいかないだろ」 ワールド 013_005 「いいじゃん、おいしいよ。紅茶もクッキーも」 ラスティ 014_005 「おまえは羊だろうが。食い意地張りやがって」 ソノラ 015_005 「あの、お二人はお外からいらしたのですか?鳥のように、飛んできたのですか?」 ラスティ 016_006 「……外からだけど、よじ登ってきたんだよ。飛べるわけないだろう、鳥やあんたじゃあるまいし」 ソノラ 017_006 「外の世界は、楽しいですか?」 ワールド 018_006 「ソノラちゃんは、外に出たことがないの?」 ソノラ 019_007 「はい、私、この部屋で生まれてからずっとここで暮らしています。他の方は、そうではないのですか?」 ラスティ 020_007 「そんなわけねーだろが。お前が着ている服だって外の奴らが作ってるんだよ」 【SE・扉をたたく音】 ラスティ 021_008 「やべっ、人がきた。おいワールド、さっさとずらかるぜ!」 SE ドタバタ ソノラ 022_008 「あ、あのっ。また、遊びに来てくれませんか?」 SE 窓が開く ラスティ 023_009 「……気が向いたらな!」 SE 逃げる クリス 024_001 「どうしたの?話し声がしているような気がしたけれど……」 ソノラ 025_009 「え、っと。あ、窓ガラスが割れちゃってね!慌てちゃったの」 クリス 026_002 「あら、本当ね……。いやだわ、すぐに直させます。ソノラ、怪我はない?もしかして、誰かが石でも投げたんじゃ……」 ソノラ 027_010 「大丈夫、どこも怪我していませんよ。きっと、風が強かったのです」 クリス 028_003 「よかった……。ごめんね、最近試験が多くて会いにこれなくて」 ソノラ 029_011 「いいの、借りた本がとても面白かったわ。また、今度私にもお勉強を教えてちょうだい?」 クリス 030_004 「え、ええ!私、この前も学校で成績が一番だったのよ。何でも教えてあげられるわ!」 ソノラ、窓を見る SE 風の音or鳥の声 ソノラ 031_012 「ありがとう、クリス」 シーン終了 ラスティ 032_010 「はー、とんだ無駄足だったな。なぁ、お前妖精だろ?あれってなんなの?」 時間経過 別の場所 ラスティ・羊 の会話 ワールド 033_007 「天使だよ。それも、とびっきりの!天使はね、妖精よりもずっとレアで神様に近い存在なんだよ。僕ら妖精は神様に言われて、一人の人間が幸せになるまでずっとそばにいるのがお役目だけど、天使は人間から愛情をもらったら天に帰るんだけどな」 ラスティ 034_011 「どんな家に拾われるか分かんねーじゃん。適当すぎねえ?」 ワールド 035_008 「妖精はついていく人間を自分で選ぶ。天使は必要とされている人間のもとにうまれる。そういった人間が卵に触れると生まれるそうだよ。もらった愛情を歌にしてその家を幸せにするんだ」 ラスティ 036_012 「じゃ、愛情が足りないのかねー」 ワールド 037_009 「そうは見えなかったけど、あの子はそろそろ帰らないといけないね。神様に人間界での生活を報告しなきゃ」 ラスティ 038_013 「帰らないとどうなるんだ?」 ワールド 039_010 「大人になってからの天使に人間界の空気は毒なの。あの子、きっと長い間人間界で暮らせないね。死んでしまうよ」 ラスティ 040_014 「……へー」 時間経過 ソノラの部屋 サラトガ、窓ガラス付近を調べている ギムレットはその様子を眺めている サラトガ 041_001 「なぁ、ギムレット。ソノラは風で割れたって言ってたけど、あれ、たぶん嘘だぜ」 SE ガラスをいじる ギムレット 042_001 「同感だ。男物の足跡が1つに、ガラスの割れ方が異常過ぎる。おおかた泥棒だろう。都ではソノラのことがずいぶん噂になっていたからな。連れて行かれなくてよかった」 サラトガ 043_002 「用心棒のくせにさらわれたんじゃ格好つかないもんな!はっはっは!泥棒、また来ると思うか?」 ギムレット 044_002 「さぁ?……ただ、今のお嬢様にソノラは必要だ。仕事をきちんとこなせよ」 サラトガ 045_003 「へーへー、家庭教師様はいいですねー。またお嬢、トップだったんだろ?鼻高々じゃねえの」 ギムレット 046_003 「私なんていなくても、お嬢様は自力で取れるよ……。はぁ、旦那様ももう少しお嬢様に対して優しくなさってもいいのに」 サラトガ 047_004 「ああ、健気で泣けるよな。かわいそうに、あんなに広い屋敷でいつも一人で飯食うんだぜ。俺があの年のときは、兄弟で飯の取り合いしてたよ」 メアリー 048_001 「こらー、2人ともぼさっと突っ立ってないでどいでちょうだい。掃除の邪魔よ」 SE 掃除道具の音 ハタキなど サラトガ 049_005 「お、悪いなメアリー」 メアリー 050_002 「ごめん、ちょっと聞こえちゃった。私もお嬢様と話していると切なくなっちゃうわ。ずっとお傍にいますなんて、軽々しく言えないもの」 ギムレット 051_004 「おまえ、屋敷にずっといるわけじゃないのか?」 メアリー 052_003 「あんた私より年下なんだから、メアリーさんと呼びなさい。……そうね、たぶん今年で働くのは終わりだと思う」 サラトガ 053_006 「結婚するんだっけか」 メアリー 054_004 「そうよ。私も奥さんになるってわけ」 ギムレット 055_005 「……ふーん」 メアリー 056_005 「なぁに?こんな美人のお姉さんがいなくなっちゃうと寂しい?」 ギムレット 057_006 「調子に乗るな」 そのやり取りの後にサラトガのみ移動 サラトガ、ソノラの部屋に行く サラトガはソノラの嘘に感づいている ソノラの歌が風に乗った風に流れていると尚いい 【SE・ノック】 サラトガ 058_007 「よ、ソノラ。ちょっといいか?歌っていたのか?」 SE ドアが開く ソノラ 059_013 「あら、いらっしゃい。どうしたの?お仕事は?」 歌(BGM) フェードアウト サラトガ 060_008 「ん、聞きたいことがあってな。……ソノラ、クリスには言わないから教えてほしいことがあるんだ。窓、本当に風で割れたのか?」 ソノラ 061_014 「え、っと。そうです」 サラトガ 062_009 「ほんとのほんとに?」 ソノラ 063_015 「……ほんとは違います」 サラトガ 064_010 「うん、よし正直でいい子だ。どんなやつだ?」 ソノラ 065_016 「サ、サラトガ!私、それは言いたくありません。また、来てほしいから」 サラトガ 066_011 「そう言われても、俺の仕事は屋敷の警備だからなぁ。惚れちまったのか?」 ソノラ 067_017 「惚れるって何ですか?」 SE きょとん サラトガ 068_012 「そうだなー。ずっとそいつのことを考えちまうようなことかな」 ソノラ 069_018 「じゃあ、きっとそれです!惚れています!」 サラトガ 070_013 「そっかー……まいったな。あぁ、美人でナイスバディの姉ちゃんだったらよかったのに」 ソノラ 071_019 「美人かは分かりませんが、とても可愛らしい方でした。白くてふかふかしていて」 とぼけた曲が あいそう サラトガ 072_014 「白くて、ふかふか?で、かわいいの?色白?」 ソノラ 073_020 「いえ。お顔は黒かったです」 サラトガ 074_015 「う、うーん。色んな奴らにあったが、窓から来たやつがどういうのか想像できないな。ま、クリスには黙っておくよ」 ソノラ 075_021 「ありがとうございます!私、最近窓から外を見るのがとても楽しいんです。あの人が教えてくれました。外には、素敵なものがいろいろあるんですって。クリスは外は危ないから出てはいけないといいますが、サラトガはどうですか?」 SE 鳥の羽ばたき or外を連想 させる音 サラトガ 076_016 「……外が楽しいのは帰る家があるからだな。ソノラ、外に出たいか?」 ソノラ 077_022 「外というか、空に出たいです。鳥を見ていると、私の翼でも空を飛べそうな気がして」 サラトガ 078_017 「出ればいいじゃねえか。カギはかかってないんだろ」 ソノラ 079_023 「クリスが悲しい顔をしますから、見ていないところでも正直でいたいのです」 サラトガ 080_018 「そうかい。……そろそろ、仕事に戻るわ。悪いな」 ソノラ 081_024 「いいえ。お仕事お疲れ様です」 SE ドアがしまる サラトガ退場 ソノラ 082_025 「・・・もう、出てきても大丈夫ですよ」 SE 窓が開く音 SE 着地音 窓からラスティ、ワールドが出てくる サラトガがいる間外に隠れていた ラスティ 083_015 「ふぅ、おっかないおっさんだな」 ワールド 084_011 「そう?いい人そうだったよ。えへへ、かわいいって言われちゃった」 ソノラ 085_026 「……あの、どうして隠れなければならないのですか?」 ラスティ 086_016 「そりゃ、俺たちゃ泥棒だからな」 ソノラ 087_027 「泥棒とは、人のものを盗む職業?の方ですよね。でも、ラスティは何も盗んでいませんし、こうして私のところに遊びに来てくれます」 ワールド 088_012 「うん、ぼくたちはソノラちゃんのお友達だよ」 ラスティ 089_017 「ワールドが行け行けってうるせーんだよ」 ワールド 090_013 「いいじゃない。僕だってたまにはラスティ以外としゃべりたいんだよ」 ソノラ 091_028 「うふふ。……ごほごほっ!」 ソノラ、激しくせき込む BGMを緊迫したものに変える ワールド 092_014 「ソノラちゃん、大丈夫!?」 ソノラ 093_029 「……大丈夫ですよ。たまに、体調を崩してしまうんです」 ラスティ 094_018 「おまえ、口から血が出てるぞ……」 ソノラ 095_030 「……えーっと、血じゃないです。イチゴジャムとかです」 ラスティ 096_019 「この、あほ!……拭いてやるから。その服に付いたら目立つぞ」 ソノラ 097_031 「も、申し訳ありません」 SE 衣ずれ音 (血を拭う) ワールド 098_015 「ソノラちゃん、自分でも気づいているだろうけど、君の寿命はもうそれほど長くない。君は人間じゃないんだ。同じ生活はできないんだよ」 ラスティ 099_020 「この羊は、お前が心配なんだって」 ワールド 100_016 「もし、ソノラちゃんが望むのならすぐに外に連れて行ってあげるよ。君は天使なんだから、神様のところに帰らなきゃ。君の家はここじゃないんだ」 ソノラ 101_032 「だ、だめです。お父様には申し訳ありませんが、クリスがさびしがるから行けません」 ラスティ 102_021 「クリスってのは、ここのお嬢様か?」 ソノラ 103_033 「そうです」 ラスティ 104_022 「俺は気に入らねえな。あんたを一人でこんな部屋に閉じ込めて、お前自覚あるのか?俺から見たらな、お前はそいつのペット同然だ。ちょっといい部屋に住んできれいな服を着ているだけじゃねえか」 ソノラ 105_034 「それは違います。私は自分の意志でここにいますよ。ラスティ、あなたには大事にしたい人はいないのですか?」 ラスティ 106_023 「俺はそういうの嫌いだね。来るもの拒まず、去る者追わずがモットーだからな」 ソノラ 107_035 「うふふ」 ラスティ 108_024 「なんだよ」 ソノラ 109_036 「私、本でそういうことを言う方ほど構ってほしいのだと知りました。私は、ラスティが好きなので遊びに来てくれると嬉しいですよ?ラスティは、私のことが好きではないのですか?」 ラスティ 110_025 「おっ、お前は、よくそんな恥ずかしいことが言えるな!」 SE がたっ! 動揺している ワールド 111_017 「ラスティ、顔が真っ赤っか」 ラスティ 112_026 「うるさい!帰るぞ!」 ソノラ 113_037 「えっ。申し訳ありません、何か失礼があったら謝ります……」 ラスティ 114_027 「あーもう、なんなんだおまえは。そんな顔するな!俺が悪かったよ!謝るよ!はいはい、ごめんなさいすみませんもうしません悪うございました!」 ワールド 115_018 「もー、違うでしょっ。ごめんね、この子素直じゃないから」 ソノラ 116_038 「は、はい……」 ラスティ 117_028 「お前さぁ、欲しいものとか無いの?土産で今度もってきてやるよ。しばらく来ないから」 ソノラ 118_039 「え、私、嫌われてしまいましたか……?」 ラスティ 119_029 「じゃなくて……野暮用だよ。仕事なの」 ワールド 120_019 「遠い国に行くんだ。ここより南のね、暖かいところだよ」 ソノラ 121_040 「そうですか、お仕事では、しかたがありませんね」 ラスティ 122_030 「……お前も来るか?」 ソノラ 123_041 「私は、ここでお土産を待ってます」 ラスティ 124_031 「そっか……」 ワールド 125_020 「じゃあ、また来るねソノラちゃん」 ソノラ 126_042 「はい、お二人もお体に気を付けてください」 SE 窓から飛び降りる音 時間経過 クリス、ギムレット、勉強中 真面目に取り組んでいる SE ペンがカリカリする音(クリス) SE 本をめくる(ギムレット) クリス 127_005 「ねえ、ギムレット」 SE ペンが止まる ギムレット 128_007 「はい、お嬢様」 SE めくる音が 止む クリス 129_006 「お父様は、どうしたら私を褒めてくれるかしら」 ギムレット 130_008 「それは……言葉に出さないだけですよ。旦那様は、お嬢様をとても誇らしく思っておられます」 クリス 131_007 「……道で拾った卵が、あんなに大きな天使になったわ。彼女に会うとほっとするけど、私の汚い心がくっきりと浮き出て見えるの」 ギムレット 132_009 「お嬢様、我々使用人はお嬢様を心から大切に思っておりますよ」 クリス 133_008 「ありがとう。でも、さびしかったと語りかけてくれるソノラを見て、ホッとしてしまうの。私は……自分と同じ状況に彼女をわざと追い込んでいるわ」 SE 時計の音: 部屋の 静かさが 分かれば可 ギムレット 134_010 「……休憩しましょう」 SE 席を立つ クリス 135_009 「え、でもまだ途中よ?」 SE ペンを置く ギムレット 136_011 「メアリーにお茶とお菓子を運ばせます。何がお好きですか?」 クリス 137_010 「セイロンがいいわ。砂糖はなしで。本当にどうしたの?」 ギムレット 138_012 「なんでもありません!失礼いたします!」 SE 遠ざかる足音 【SE・扉を閉める】 場面転換 メアリーとの会話 SE でこぴん音 メアリー 139_006 「はい、ストーップ。あのねえ、心配だからってありゃないでしょ?」 ギムレット 140_013 「のぞき見とはいい趣味じゃないか」 メアリー 141_007 「失礼ね、立ち聞きよ!なによう、シリアスモードになっちゃって。話くらい最後まで聞いてあげなさいよ」 ギムレット 142_014 「聞いてられるか……もっと、子供らしく泣けばいいじゃないか!お嬢さまは大人びていてもまだ子供なんだ!」 メアリー 143_008 「あんたは大人なんだから、気の利いた事の一つでも言えばいいじゃないの」 ギムレット 144_015 「苦手なんだよ、ああいうの……。何を言えばいいか分からないし……」 メアリー 145_009 「しょうがないわねー。バトンタッチしてあげるわ。女同士のほうがいい時もあるしね」 ギムレット 146_016 「……すまない」 メアリー 147_010 「あら、素直でかわいい所あるじゃない!大丈夫よ、神様は頑張っている人をちゃんと応援してくださるわ。私たちはお嬢様を支えるものよ?あなたがそんな顔をしてはいけないわ。紅茶とお菓子をもっていくから、元気が出たら帰ってらっしゃいね?」 ギムレット 148_017 「恩にきる……」 少しの時間経過 メアリーのみ戻る 【SE・扉が開く】 メアリー入室 メアリー 149_011 「紅茶とお菓子をお持ちいたしました、お嬢様」 SE 扉が閉まる クリス 150_011 「ありがとう。でも、それはこの部屋ではなくソノラの部屋に運んでくれないかしら。あなたも一緒に3人でお茶がしたいわ」 メアリー 151_012 「かしこまりました、ではそのようにいたしましょう」 SE 食器の音 (複数) 時間経過 クリス、ソノラ、メアリーがソノラの部屋でお茶 窓は開いているのを想定 時々、紅茶を飲んでいるSEや食器が触れるSE ソノラ 152_043 「ねえ、クリス。私、お友達ができたんですよ。青い鳥さんです」 クリス 153_012 「あら、珍しい色の鳥ね」 ソノラ 154_044 「ええ、それでね。お菓子があるときはそれをあげているんですが、最近遊びに来てくれないんです。南のほうに行ってしまったみたいで」 メアリー 155_013 「ああ、渡り鳥なんですね」 ソノラ 156_045 「渡り鳥、とはなんですか?」 クリス 157_013 「渡り鳥とは、食糧や環境の変化で住む土地を移動させる鳥のことよ」 メアリー 158_014 「しかし、青い鳥で渡り鳥というのは聞いたことがありません。巣箱でもかけさせましょうか?戻ってくるかもしれませんよ」 ソノラ 159_046 「あの鳥さんに、おうちはいらないでしょう。遊びに来た時のために、いつでも窓を開けられるようにしていれば十分です」 クリス 160_014 「……貴女がそう言うなら、それでいいわ」 シーン終了 ラスティ 161_032 「いっきし!っあー、風邪かな?」 場面転換 ラスティ&羊 部屋の中 ワールド 162_021 「花粉症じゃない?」 ラスティ 163_033 「花粉症かー。やだなー」 ワールド 164_022 「ふふ、南に行くなんてうそついちゃってさ。久しぶりに怪盗やるんでしょ?狙いは金の小鳥ちゃん。きっと、これまでで一番難しいお宝だよ。こっそり忍びこめばいいのに」 ラスティ 165_034 「俺はさー、苦労しないと手に入ったものに対して不安なのよ。盗んだやつがはっきりしてた方が周りに迷惑もかからないだろー」 SE 生活感: 椅子のきしみ 書類の音 ワールド 166_023 「お金貯めて買えば?」 ラスティ 167_035 「うるせー。それに、あいつ見てるとムカムカすんのっ。何でさ、あいつは全部受け入れちまうんだよ。俺が周りの奴をだましたり、疑ってるのが馬鹿みてえじゃねえか」 ワールド 168_024 「またまたぁ、素直になっちゃいなよ。高根の花でもさー、両思いかもしれないよー」 SE つんつん ぽふぽふ ラスティ 169_036 「いらねえよ、あんな面倒な女!」 SE 机をたたく 時間経過 サラトガ、バタバタと登場 SE 走る SE 乱暴にドアをあける SE ドアが壁にぶつかる サラトガ 170_019 「おい、大変だ。メアリーいねえか!?」 メアリー 171_015 「何、どうしたの!?」 SE 立ち上がる サラトガ 172_020 「ソノラが血ぃ吐いてぶっ倒れた!クリスが見てるけど、お前もとりあえず行け!医者呼んでくるからそれまでお嬢を落ち着かせろっ」 「ブロンクスと」をカットお願いします メアリー 173_016 「わ、わかった!まかせて!」 SE どたばた ギムレット 174_018 「……そんなに慌ててどうしたんだ?」 SE 登場音: 物陰にいた メアリー 175_017 「ああ、あんたも来なさい!ソノラが倒れたって!」 ギムレット 176_019 「倒れた……?」 メアリー 177_018 「だから早く来いっつってんの!駆け足!ほら早く!」 SE ぐいっ! ギムレット 178_020 「あ、ああ。わかったから、いたっ、ひっぱんな服が伸びる!」 SE ひっぱられる 場面転換 ソノラの部屋 クリス、血を吐いてぐったりしたソノラの近くにいる 【SE・ドアの開く音】 メアリー、慌てて中に入る クリス 179_015 「ソノラ!!しっかりして、お願い!嫌だ嫌だ嫌々いやだあああ!」 メアリー 180_019 「こっ、これは!・・・今、サラトガが医者を呼んでいます。ゆすっては危険です!」 SE 服の音 メアリー、クリスを引っ張るが動かない ギムレット、クリスの頬をたたく このタイミングは無音 SE ビンタ1回 クリス 181_016 「なっ、何をするのですか!使用人のくせに!どきなさい!」 SE 振り向く ギムレット 182_021 「どきません、落ち着いてください。今、医者が来ると言っているでしょう」 クリス 183_017 「医者は本当に直してくれるの!?どこかに連れてっちゃうだけじゃないの!?お父様は前もそうだったわ、新しいものを買えば済むと思ってるじゃない!!」 ギムレット 184_022 「今度は私たちもいます。信じてください……!」 クリス 185_018 「信じられないわよ!みんな嘘つき!私を置いてどこか行ってしまうんでしょ?あんただって、お父様が学費を出してるからお情けで私の家庭教師をしてるって分かってるわよ!そういうのなしで傍にいてくれるのはソノラだけよ!私は彼女がいれば何もいらないの!あんたなんていたって、いたって!」 ギムレット 186_023 「……あぁもう!うるさい!信じろって言ってんだろうが!どう言えばわかるんだよ!」 SE 壁を叩く むしろ殴る 1度で可 クリス 187_019 「な、なによ……。うぅうぅ、うわああああああああんんん!!!」 クリス、泣き崩れる ギムレット、それをなぐさめようとする、 が、サラトガがきて失敗する SE 複数人の足音 SE ガヤガヤ サラトガ 188_021 「おい、医者を連れてきたぞ!皆どけ!!」 時間経過 同日、夜まで看病している クリス、メアリー、ソノラのそばにいる ソノラ 189_047 「……ん。……クリス?」 SE ぱっちり 目が覚める クリス 190_020 「ぁ……!ソノラ、目が覚めたのね。メアリー、ソノラが!えっと、ソノラ大丈夫?のどは乾いていない?痛いところはない?」 SE 身を乗り出す ソノラ 191_048 「……お水を、ください」 クリス 192_021 「わかったわ。メアリー、お水をお願い」 メアリー 193_020 「かしこまりました、お嬢様。……はい、ソノラ。ゆっくり飲むのよ?」 SE コップの音 ソノラ 194_049 「ありがとうございます。……んん(水を飲む)」 SE ごくごく 水を飲む クリス 195_022 「ソノラ、お願い。どこにも行かないで……いなくならないで……」 ソノラ 196_050 「……ずっと一緒にいますよ。でも、今はすごく眠いから少し眠らせてください……」 クリス 197_023 「……わかったわ。何かあったらいつでも言ってね」 ソノラ 198_051 「ふふ、クリスは心配性です……ね……」 クリス 199_024 「……ソノラ?」 ソノラ 200_052 「すーすー(寝息)」 メアリー 201_021 「大丈夫ですよ、眠っているだけですからご安心ください。お嬢様もお休みになってください。あれから一睡もしていないじゃありませんか」 クリス 202_025 「……私なんかどうでもいいのです。……ギムレットにもひどいことを言ってしまいました。彼は、やっぱり私のことを怒っていますか?」 メアリー 203_022 「大丈夫ですよ。あの子は優しい子ですから。ねえ、クリス様。クリス様はとても聡明でいらっしゃるし、大変可愛らしいレディです」 クリス 204_026 「え……っと、そ、そのようなことはありません」 メアリー 205_023 「ふふふ……、たまには甘えてみてください。そんなに、いつも立派でいるのは疲れてしまいます。おねだり上手になるのも時には大切ですよ」 クリス 206_027 「甘えるなんて……みっともないのではありませんか?」 メアリー 207_024 「うーん。お嬢様は立派になさっているので、使用人としては隙がなくてお声をかけにくいとでも言いましょうか。もう少し適当でもいいのですよ?心を許すとはそういうことだと私は思います」 クリス 208_028 「そういうものですか……善処します」 メアリー 209_025 「じゃあ、まずはギムレットに謝らないといけませんね」 クリス 210_029 「そ、そうですね!さっそく実行いたします!」 SE 立ち上がる クリス、早足で部屋を出ていく しばしの間ののち クリス 211_030 「……ギムレット!ギムレットはどこですか!?クリスがギムレットを探していると屋敷のものに伝えなさい!」 編集: 遠くに聞こえる シャーリー、まだソノラの部屋にいる SE ふとんを直す SE 頭をなでる メアリー 212_026 「ソノラ、いつも頑張り屋で優しいわね。貴女の優しさが、少しずつお嬢様の心を変えているわ……」 あけていた窓から手紙が落ちてくる SE 紙が落ちる音 (花粉症の下りで予告状を書いていた) SE 立ち上がる メアリー 213_027 「あら、手紙?」 SE 予告状をひろう メアリー、手紙の宛名を見て驚く メアリー 214_028 「こ、これって……はぁ~、何でまたこんなタイミングで来るのかしら。ったく、サラトガはお屋敷で何をやってるのよ。もー」 ラスティ 215_037 「次の満月の夜、クリス様の金色の小鳥をいただきに参上します怪盗フレスカ」 予告状内容 シーン終了 サラトガ 216_022 時間経過 サラトガ・ギムレット 部屋で会議中 SE 手紙をいじる ぺらっとめくる 「フレスカ、最近活躍している泥棒だな。ギムレット、知ってるか?」 シーン開始 ギムレット 217_024 「一応は。どんなに厳重な警備をしいても、足音ひとつ気付かせずに盗み出してしまうらしいな。まあ、噂に尾ひれがついているだろうけど」 サラトガ 218_023 「強いかな、そいつ」 ギムレット 219_025 「会えばわかるだろう。……ソノラの正体をどこまでしっての宣言かは分からない。だが、連れて行かれるのは困る。そうだろ?」 サラトガ 220_024 「ああ、お嬢の心の安全が俺らの最優先事項だ」 ギムレット 221_026 「お嬢様はお優しい。まだ幼さはあるが我らの主人であることに変わりはない。けがで傭兵を解雇されたお前が、この屋敷にいられるのだってお嬢様のおかげだ」 サラトガ 222_025 「俺は戦場で死ぬぞーって思ってたけど、ま、こういうのも悪くはないな。 気づいてるか?お嬢が勉強頑張ってるのって、お前が家庭教師を続けられるようにってのもあるんだぜ」 ギムレット 223_027 「知っている・・・守れよ、必ず」 サラトガ 224_026 「ああ。でも秘密にしておこうぜ。使用人の美学だろ?」 ギムレット 225_028 「当然だ」 時間経過 満月の夜(予告した夜) 屋根の上にラスティ・ワールドがいるイメージ SE ふくろうの声・鈴虫の音など ラスティ 226_038 「ああ、今日は綺麗に月が見えるな」 ワールド 227_025 「まんまるだね」 ラスティ 228_039 「お姫様をさらいに行くぜ」 ワールド 229_026 「あーあ、ナイトだったら格好いいのにね」 ラスティ 230_040 「いいじゃねえか、どっちだって。死にかけの女連れ出すんだ、気合い入れろよ」 ワールド 231_027 「合点承知!」 SE ジャンプ(ラスティが飛んだ) 場面転換 廊下で警備兵を見つけて眠らせるシーン ワールドは眠らせる能力を持つ ラスティ 232_041 「よし、行け、ワールドっ」 こっそりと ワールド 233_028 「羊が一匹、羊が二匹~♪ 柔らかい夢にくるまれてお眠り」 SE とことこした 足音 【SE・扉をあける】 ギムレット、慌てて部屋に来る SE 鍵束の音 SE どたばた ギムレット 234_029 「サラトガ、いるか!?大変だ、屋敷中の警備兵が皆眠っている……!ああ、どこに行ってるんだまったく!」 後ろにラスティが表れて、ギムレットを気絶させる ラスティは天井からタイミングよく飛び出す 首をトンとうつイメージです SE 天井から着地 SE みねうち SE どさりと倒れる ラスティ 235_042 「よっと、いっちょ上がり!」 ワールド 236_029 「……ラスティ、後ろ!」 サラトガ、ラスティを攻撃 サラトガの武器は斧系(大きな剣でも可) ラスティは盗賊なので短剣(二刀流イメージ) SE 慌ててよけるor飛んで交わす SE 壁がめり込むような大きな衝撃音 ラスティ、よける SE じりじりとした足音 SE 壁がかけてパラパラと欠片が落ちる SE 斧を抜く サラトガ 237_027 「へへ、やるじゃねえの。……ん、お前が泥棒で間違いなさそうだな」 ラスティ 238_043 「ちぃっ!ワールド!」 【SE・ぽんっ】 ワールド、大きくなる SE しゅたっと着地(可愛く) ワールド 239_030 「とうっ!しゅたっ!羊がいっぴ~……」 サラトガ 240_028 「しゃらくせえ!」 サラトガ、ワールドを吹っ飛ばす ワールド、壁にぶつかって落ちる SE どかーん SE ばたんきゅー SE ぽてっ ワールド 241_031 「きゅう~~~」 サラトガ 242_029 「って、なんだありゃ!羊か!?勢いでぶっ飛ばしちまった」 SE 頭をかく ラスティ 243_044 「げっ、気絶してる……。は~、ついてねえなー」 サラトガ 244_030 「へっ、兄ちゃんもしかしてソノラの青い鳥か?」 ラスティ 245_045 「なんだそれ?」 サラトガ 246_031 「……ソノラがなぁ、青い鳥と仲良くなったんだと。そいつぁ渡り鳥で、もう南に行っちまって帰ってこない。自分はもう長くないから会えないかもしれないけど、初めて外から遊びに来てくれた友達だから少しさびしいってさ」 SE 足を とんとんさせる ラスティ 247_046 「……ふーん」 サラトガ 248_032 「だがな、あいつは俺らのお嬢様に必要だ。惚れた女を持って行きたきゃ俺を倒していくんだな」 SE 武器を構える ラスティ 249_047 「……お前らは、どうしてソノラを閉じ込めておくんだ?あいつはこの世界で長く生きられる体質じゃねえ」 BGM 控え目に シリアス サラトガ 250_033 「可哀そうだとは思うぜ。だがそれだけだ!!俺らは自分の主人を最優先する。……お前、いいやつだな。好きだぜ、そういう奴。痺れるね。……さあ、そろそろ手合わせ願おうか」 ラスティ 251_048 「俺も、おっさんみたいなの嫌いじゃないぜ……ちったぁ、手加減してくれよな」 SE 武器を構える SE 2人が地面をける 【SE・剣の戦い】 時間経過 サラトガが負けてその辺に転がっている ラスティ、ワールドを起こす SE 足を引きずる SE ワールドを揺さぶる SE 眼をぱちぱちさせる ラスティ 252_049 「……おい、ワールド。起きろ……」 ワールド 253_032 「ん、うーん……。あっ、ラスティ、血だらけだよ。えっと、ぼくはどうしたんだっけ、確か吹っ飛ばされて……」 SE がばっ! 跳ね起きる ラスティ 254_050 「……行くぞ、おっさん、目が覚めちまう」 SE 足を引きずる ワールド 255_033 「う、うん……」 ワールド、一度振り返って慌ててついていく SE ぽてぽて(ワールド) 一瞬止まる SE たたたたっ(ワールド) 場面転換 ソノラ、クリス、シャーリー、ソノラの部屋にいる ソノラ、クリスは予告状を知らない 【SE・弱いノック】 クリス 256_031 「……だれかしら?」 メアリー 257_029 「確認してまいります」 SE シャーリーの足音 SE ドアをあける SE シャーリーばたりと倒れる ワールドが眠らせた クリス 258_032 「どうしたのです、メアリー!?」 SE ドアがぎぃぃ、と鳴る SE 弱い足音 ラスティ、登場 ラスティ 259_051 「……こんばんは、クリス様」 クリス 260_033 「あなたは誰です!?何をしたのですか!」 SE がたり 「クリスに」をカットお願いします ラスティ 261_052 「……眠っているだけです、ご安心を」 ソノラ 262_053 「ラ、ラスティですか?南に、いったんじゃなかったのですか?」 SE ふとんを ずらす ラスティ 263_053 「よう、痩せたな。飯食ってるか?」 クリス 264_034 「ソノラ、この人お知り合いなの?」 SE 振り向く ソノラ 265_054 「……そうです。私の、青い鳥さんです。どうして、今日はドアから来たの?どうして、そんなに……けがをしてるの?」 ラスティ 266_054 「……ん、後で話す。イチゴジャム的な何かだから安心しとけ。……お嬢様、お嬢様がお持ちの金の鳥はこの籠の中ではもうじき死んでしまいます」 クリス 267_035 「嘘です!そ、そんなの、どうして分かるのですか!?」 ラスティ 268_055 「本当は、ご存知でしょう?……私は、その小鳥が命を落とさずにすむ方法を存じております」 クリス 269_036 「ど、どうすればいいのです?」 ラスティ 270_056 「空に、返してください」 ソノラ 271_055 「……ラスティ、私はこのままでいいですよ。クリスのそばにずっといたいのです」 ラスティ 272_057 「やだね、返事は聞かない」 ワールド、クリスを眠らせる 233_028を流す クリス 273_037 「ソノ、ラ……」 SE ばたり ラスティ 274_058 「……俺もそろそろ限界だ。っとと、やべえ。ふらふらしてきた」 SE 壁にもたれる ソノラ 275_056 「……私がここで死んでも、空へ戻っても、クリスはきっと泣くのでしょうね」 ラスティ 276_059 「そうだな……そうかもな」 ソノラ 277_057 「駄目ですねぇ、私は」 ラスティ 278_060 「俺のせいにしちまえよ、全部。……鳥がいなくなったのも俺のせい、お前がここに残れないのも俺のせい。俺はお前のためじゃない、自分のためにやってんだ」 ソノラ 279_058 「……ラスティ」 ラスティ 280_061 「持つぞ。っと、お前軽いなあ……なんだ?喋ると舌かむぞ」 SE 抱き上げる ソノラ 281_059 「私、貴方がしていることが正しいのか分からないけど……ありがとう」 ラスティ 282_062 「……お前、いい顔で笑うなぁ」 ソノラ 283_060 「さよなら、クリス。私、貴女に会えて本当に幸せだった。さよなら……ごめんなさい」 回想シーン ラスティ・ワールドと会話 思い出している感じ 声が少しぼやけた加工だとなお良し 284_063から293_067までに 時計の音を12回鳴らす(シンデレラっぽく) ラスティ 284_063 「ソノラの体は、どうすればよくなる?」 ワールド 285_034 「彼女には、もう自力で飛ぶ力が残っていない。でも、神様に近い位置にいる僕ら妖精なら力を彼女に渡すことができる」 ラスティ 286_064 「……そしたらお前、どうなっちゃうの?」 ワールド 287_035 「僕ら妖精は、神様から一人の人間を幸せにするように仰せつかっている存在。その目的が達せられたら現世の肉体は滅びを迎え、ぼくの魂は天に帰る」 ラスティ 288_065 「俺の幸せって、何?」 ワールド 289_036 「うふふ、それは僕にはわからない。神様はいつでも、幸せの形を探している。ラスティが生きてて良かったと心から思える時が、きっとそうなんだよ」 ラスティ 290_066 「……あいつ、出してやりてえな」 ワールド 291_037 「手伝うよ、素敵な提案だね」 回想終了 ワールド 292_038 「さあ、月の光が満ちている間に」 ラスティ 293_067 「ああ、よろしく頼む」 ワールド、光を出してソノラを治す SE 光を出しているような音 ワールド、回想 ワールド 294_039 「僕が初めてラスティを見たのは、雪の降る大きな町でだった。さびしい気持ちに僕たちは反応する。姿を消してその気持ちの持ち主を探していると、たくさんの警官に追いかけられている君の姿が見えた」 SE 雪を踏む 鈴の音 クリスマス風 ワールド 295_040 「金持ちの家からたくさんのお宝を盗んで、持ち運べる分だけもらうとあとは全部貧しい家にあげてしまったね。でも、誰にも言わないから、君は誰にも感謝されないし、やっぱりいつも一人だった。僕は、そんな君を選んだ」 ワールド 296_041 「長い旅をしたね。君が高い窓から飛び降りて、僕が大きくなってクッションになったこと。君は忘れないでいてくれるかな。意地悪な領主を丸坊主にしたり。そうだ。僕はよく君の枕にされたっけ」 ワールド 297_042 「ねぇ、ラスティ?僕たちにはたくさんの思い出があるね」 ここは無音 声のみ ワールド、回想終了 BGM 元に戻る ワールド 298_043 「幸せになってね」 ワールド、消える SE ワールドが消える音 SE 回復しているような音 ラスティ 299_068 「ありがとな、相棒」 ソノラ 300_061 「……体に、力が戻ってきます。これは、ワールドちゃんが?」 ラスティ 301_069 「空に帰るんだ。ソノラ。ここはお前の居場所じゃない」 SE 窓枠に 足をかける ソノラ 302_062 「途中まで、貴方も一緒に行ってくれませんか……?」 ラスティ 303_070 「お言葉に甘えるぜ、初デートだな。これ、持ってけよ。言ったろ、前に土産を持ってくるって。お前の親父は、娘が男から物をもらったら怒る?」 SE かちゃり 金属音 ソノラ 304_063 「わぁ、綺麗な首飾りですね!大切にします、ずっとずっと大事にします!」 SE 手に取る ラスティ 305_071 「俺さ……歌が聞きたいんだけど。お前さ、ちょっと歌うまいじゃん」 ソノラ 306_064 「えっ?……はい、喜んで」 SE 大きな翼がばさりと音を立てる ソノラの歌があるとなおいい(その場合はフェードアウトしていく) 時間経過 後日談 クリス、サラトガ、ギムレット、メアリー、クリスの部屋にいる クリスは紅茶を飲んでいる 全体的にくつろいでいる SE 砂糖をかき回すスプーンの音(複数) SE 小鳥のさえずり SE お茶をすする音 メアリー 307_030 「お嬢様、思ったより動揺してないわね」 こっそり ギムレット 308_030 「ああ、むしろすっきりした顔をなさっているというか」 こそこそ メアリー 309_031 「まったくもー、ギムレット、あっさり倒されちゃったらしいじゃない。サラトガから聞いたわよー」 ギムレット 310_031 「なっ、お前だって眠らされたそうじゃないか!」 SE がばっ メアリー 311_032 「私はか弱いのよ!」 SE がばっ クリス 312_038 「やめなさい、二人とも。すべて聞こえています」 サラトガ 313_034 「にししし、怒られてやんのー」 SE 振り向く ギムレット 314_032 「よろしいのですか、お嬢様?あの泥棒、警察にいったほうがいいのでは」 クリス 315_039 「よいのです。小鳥が一羽、籠から逃げてしまっただけですから」 サラトガ 316_035 「あー、あいつ根性あって面白かったなー」 SE どさっと 椅子に もたれる メアリー 317_033 「あんた、骨折れてんでしょ。おとなしく寝てなさい」 サラトガ 318_036 「いーんだって、へへへ」 ギムレット 319_033 「(こっそりと)……サラトガ、お前、本当に本気出して負けたのか?」 サラトガ 320_037 「ん~?……本気だって、マジマジ大マジよ。いやぁ、俺も歳とっちゃったね~」 クリス 321_040 「ふふふ……。貴方達がいてくれると、賑やかで楽しいですね」 ギムレット 322_034 「お嬢様、そろそろお勉強のお時間です」 サラトガ 323_038 「なんでえ、固いこと言うなよ。勉強ばっかりでもよくないぜー」 ギムレット 324_035 「おまえに言われてもなんとも思わん」 クリス 325_041 「……今日は、皆でお茶が飲みたいです。ギムレット、駄目ですか?」 ギムレット 326_036 「えっ?えっと、いや、しかし……」 メアリー 327_034 「かしこまりました。それでは、人数分の紅茶をお持ちいたします」 サラトガ 328_039 「お嬢も言ってるし、決まりなー!俺、泡の出る麦茶!」 メアリー 329_035 「はいはい、紅茶4つねー」 クリス 330_042 「うふふふふ」 ギムレット 331_037 「……ま、たまにはいいか」 BGM 控え目に 場面転換 ラスティ、一人でぼんやりしている 人気のいない高い山の上を想定 星を眺めている BGMは控えめ SE 夜の虫の声 ワールド 332_044 「一人は、さびしい?」 【SE・ぽんっ】 少し高い位置から 下りてくるイメージ ワールド登場 ラスティ 333_072 「……なんだよ、お前。死んじゃったんじゃなかったの?」 SE 草の音 身動きした ワールド 334_045 「ふふ、神様がね。もう少し、一緒にいていいよって」 ラスティ 335_073 「ふーん、ありがたいねえ」 ワールド 336_046 「ラスティ。君は、もっともっと幸せになれるよ。最初から幸せを諦めないで。それまで、仲よくしてね」 ラスティ 337_074 「ああ、さびしかったぜ。相棒」 ラスティ、空を見上げる うーんと背伸びをしたような間 SE 勢いよく立ち上がる ラスティ 338_075 「あいつ、元気にやってる?」 ワールド 339_047 「うん、愛してるって伝えてほしいって」 ラスティ 340_076 「……そういうことは、直接言えっつーの!」 END formed by N的シナリオチェンジャー
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874: 加賀 :2021/10/17(日) 20 00 09 HOST softbank126194136011.bbtec.net 「『ミッドウェーの仇を』発艦前にパイロット達が口々に言っていたわ」 「確かスローガンになっていたと……」 「スローガン! フ、お笑いね。スローガンなんてチャチなもんじゃないわ……呪いみたいなものよ」 「呪い……」 青葉の問いに瑞鶴はタバコを吸う事で答えた。 「第二次ソロモン海戦前、あたしの艦橋に元『赤城』の乗組員達が乗り込んできてこの旗を託したわ」 そう言って瑞鶴は箪笥の引き出しを出し中から大きな旗ーー軍艦旗を取り出した。 「『赤城』が沈没する前に運び出してあたしの元に巡りこんで来たわ。元乗組員達は『頼む。ミッドウェーに散った『赤城』達の分まで今度こそ頼む』とね……」 「まさかこれはあの一航戦の……」 「えぇ。話が話を飛んで『一航戦の誇り』と言われてるわね」 「でも旗は『鳳翔』さんが掲げて……」 今は横須賀に停泊している第一艦隊旗艦『鳳翔』には一航戦の誇りと呼ばれた軍艦旗が掲げられている筈なので此処に(瑞鶴の部屋)あるのはおかしいはずだ。 「鳳翔が掲げているのは二代目……あたしがコッソリと終戦後に交換したのよ」 悪戯成功のようにウインクをする瑞鶴である。 「……その話も聞きたいですけど一先ずは置いといて……」 「それもそうね。話を戻すけど、第一次攻撃隊発艦後、直ぐに第二次攻撃隊も準備出来次第発艦を開始したわ」 第二次攻撃隊 零戦48機 九九式艦爆27機 九七式艦攻54機 天山9機 一式艦偵3機(誘導) 「第二次攻撃隊を出した第三艦隊は輪形陣で米攻撃隊を迎え撃つ構えにしたわ。米艦隊も此方を見つけていたしね」 「成る程。やはり輪形陣ですか……」 「後は攻撃隊からの一報を待つだけ……だったけど第一次攻撃隊からの電文は酷かったわ」 875: 加賀 :2021/10/17(日) 20 00 45 HOST softbank126194136011.bbtec.net 「第一次攻撃隊より入電!!」 「読め!!」 「『我、敵艦隊視認。攻撃セルモ敵艦隊ノ対空砲火強烈ナリ』……『雲龍』艦爆隊隊長の江間大尉からの電文です」 「坂本大尉からは?」 「……対空砲火で被弾炎上、敵空母『サラトガ』に体当たりをしたとの事です」 第一次攻撃隊隊長の坂本大尉は急降下で攻撃中に被弾炎上、そのまま500キロ爆弾を抱えたまま『サラトガ』の飛行甲板に体当たりをしたのである。 「長官、二艦隊近藤長官より入電。『我艦隊、前進セリ。敵艦隊ニ隙アラバ砲雷撃戦ヲ展開ス』」 「近藤さんめ……大きく出たな」 二艦隊からの電文に南雲はニヤリと笑う。二艦隊は偵察機からの敵艦隊発見を受信した段階で出しうる速度で増速、敵艦隊に向かっていたのである。なお、この段階で近藤は航空畑以外では猛将の一人と言われている。(他にも数人いたりする) それはさておき、第一次攻撃隊は戦果としては空母『サラトガ』に500キロ爆弾5発命中と体当たり機で完全に大破していた。しかも爆風が機関室に入り込み『サラトガ』は15ノットでしか運用出来なかった。 フレッチャー中将は仕方なく『サラトガ』を後方に退避させようとしたがそれを行う前に第二次攻撃隊が到着したのである。 「雨宮、『突・撃・セヨ』だ!!」 「ヨッシャ!!」 『雲龍』艦攻隊は隊長機ーー楠美少佐に従い高度5メートルで突撃する。その中の分隊には真珠湾からの生き残りである雨宮機(雨宮飛曹長 秋沢一飛曹 福島二飛曹)もいた。 「雨宮!? もう1メートル下げろ!!」 「無茶苦茶だな!!」 「無茶じゃない!! 対空砲火が強烈でやられるかもーー」 秋沢がそう言った矢先に分隊長機が右翼付け根に被弾、もんどりうつように海面に激突した。 「分隊長!?」 「雨宮、前!!」 秋沢が叫ぶ先には敵空母ーー『サラトガ』が航行していた。 「距離1100!!」 残った艦攻隊13機は『サラトガ』の左舷に突撃するがそれでも距離700の射点では楠美少佐以下7機しか生き残っていなかった。 「ヨーイ……撃ェ!!」 雨宮機から投下された魚雷は一旦沈み込むが直ぐに海面近くまで浮き上がり、『サラトガ』に向かう。『サラトガ』は回避しようとしたが雨宮機が投下した魚雷は『サラトガ』の艦尾付近ーー左舷機関室付近に命中したのである。 「やった!? 命中、命中ゥ!!」 見ていた福島が叫ぶ。その様子に雨宮は涙を浮かべた。 (今度こそ……今度こそこの三人で雷撃が出来た……) それを他所に他でも『瑞鶴』艦攻隊ーー加賀少尉の分隊は空母『レンジャー』の右舷に突撃、3本を叩きつける事に成功するのである。 「第二次攻撃隊は敵空母『レンジャー』を撃沈させたわ。けど、その代償は喪失艦攻44機というモノよ」 「第一次攻撃隊と合わせると……」 「着艦後の破棄や不時着水を含めると零戦11機、艦爆59機、艦攻47機を喪失したわ」 「……ッ……」 「防弾装備をしていた艦爆や零戦でさえこの被害よ。艦攻隊も良く帰れたものよ」 瑞鶴は短くなったタバコの火を消し新しいタバコを取り出して火を付ける。 「まぁ海戦はこれで終了……というわけではなかった。航空戦は終わったけど第二艦隊はまだ終わってなかったのよ。何せまだ『泥棒』をしていないからね」 瑞鶴はニヤリと笑うのである。 877: 加賀 :2021/10/17(日) 20 02 49 HOST softbank126194136011.bbtec.net 次でラストですわ。 防弾装備があるからと言って突っ込めばそら喪失多数になりますはい。 此処で雨宮ペアの登場です。この三人での雷撃はさせたかったのが本音です(何 次回、『シスター・サラの価値』
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938: 第三帝国 :2017/07/22(土) 21 23 58 銀河連合日本×神崎島ネタSS――——「駐在武官」 神崎島が日本との間に国交の締結と本への帰属が決まり、 残すは神崎島のアイランズ大使が神崎提督から託された信任状を天皇陛下に提出する儀式。 信任状捧呈式を以て正式に国交を開く段取りとなっており、近々行う事が既に決定している。 とりわけ天皇陛下は神崎島に対して非常に好意的で大使との対面を楽しみしていると同時に、 艦娘に対しても並みならぬ関心を抱いており、何らかの形で直接会うことを望んでいた。 さて、大使がいれば駐在武官も当然存在するわけだが・・・。 「改めましてHello!航空母艦、Saratogaです。 この度在日駐在武官として着任しました、よろしくお願い致します」 にっこりとほほ笑むサラトガに対し眩いばかりにフラッシュが焚かれる。 そう、なんと駐在武官は今話題の渦中である艦娘であった! 本来なら駐日大使であるアイランズ大使に対する記者会見であったのだが、 同席していた武官が艦娘だと発覚してからは大使そっちのけで注目が集まっている。 お陰様で唯でさえ高い視聴率がさらに高い数値を更新しつつあり世間の注目度の高さが伺える。 まあ、またもや艦〇れサーバーにエラー猫の進撃が開始されてT督たちの阿鼻叫喚の騒ぎが発生し、 公式ツイッターと絵師のツイッターでは祝福やら感動やら嫉妬団やらが混ざり合ってお祭り騒ぎと相成っている。 で、世界の反応はと言うと・・・。 939: 第三帝国 :2017/07/22(土) 21 24 29 【デカァァァァァいッ説明不要!!】(日本) 【想像以上の美人だ!ウォースパイはよ!はよ!】(イギリス) 【アドミラル・カンザキはあのオッパイを自分の物にしているのか・・・Fuck!】(オーストラリア) 【アメリカンスキーは今すぐビキニ環礁の海底からサラトガを復活させる義務がある】(ロシア) 【あんな美人でしかもお淑やかな女性なんてウチじゃ絶滅危惧種だぜ、クソ羨ましい】(アメリカ) 【次の配属先の希望地は日本に決まりだな!】(フランス) 【日本ばっかりずるいぞ!代わってくれえええ】(イタリア) 【←なお、もれなく某半島がストーキングしてくる模様】(タイ) 【人種差別だ!】(某半島) 【ふぅーん、俺たちの事をいつも何て言っているか知っているぞ】(ベトナム) 【くそ、コピーじゃなくて本物を遊びたいのにこんな時に限って政府が規制してくる!】(中国) 【とりあえず2番艦はスケベボディ、はっきりわかんだね】(台湾) まあ、相変わらずというべきか予想通りと言うべき反応であった。 それだけ艦娘の存在は注目を浴びているという証拠である。 「サラトガさん、何か一言お願いします!」 「神崎提督とは重婚状態ですがそれについてお考えをぜひ」 「反核団体が核兵器廃絶運動への参加を依頼されたようですが、参加する予定はあるのでしょうか?」 「神崎島は未だは戦犯旗を掲げていることにアジアに対して考慮すべきでは――――」 で、記者会見の場も大使そっちのけでサラトガに対して質問が投じられる。 しかも統制なんて取れてないから芸能人の記者会見のごとくカオスな具合となっている。 あらまあ、とサラトガは内心呟く。 自分たちも戻ってきたと思えばまさかゲームやアニメの存在として知られていた。 という事実に驚愕したがここまで注目されているなんて。 940: 第三帝国 :2017/07/22(土) 21 25 11 「皆さま、一度に話されても分かりませんわ。 日本人はマナーを重んじる方々であるのに・・・」 淑女の笑みを浮かべるサラトガに少数の記者達は自らの醜態な振る舞いを正し、 残る大半は美人さんの微笑みをで魂が抜かれ、口を開けたまま沈黙する。 「では、わくわく動画さんから聞きましょう。 貴方達の動画サイトは、私達艦娘の間でも人気がありますから」 サラトガの一言で記者会見の場が「おお」盛り上がる。 そしてわくわく動画では様々な表現で歓喜の言葉を表すコメント弾幕が張られた。 「ありがとうございます! では視聴者から質問が幾つかあるのですが・・・。 まず『本当に指輪があるかどうかを見せてください!』とのことです」 「Oh、その程度でしたらどうぞご覧ください」 サラトガは左手の手袋を取り外し銀色に輝く指輪を見せつけた。 会場は男どもの間から別の意味で驚愕の声が漏れ、フラッシュが盛んに焚かれる。 【ぎぁああああああああああ】 【神は死んだ(迫真)】 【嘘だといってよ、バーニィぃいいいい】 【神崎もげろろおおおろおお】 そしてわくわく動画のコメントもこんな感じの弾幕コメントで溢れかえる。 まあ、一部【NTRきたコレ】と冗談だが本気だがよくわからないコメントがあるが・・・。 「次に多い質問ですが・・・。 『どうしてサラトガさんが武官として赴任したか』です。 あと似たような質問で『比叡でない理由』も教えて欲しいとのことです」 鋭い。 これだから侮れない。 サラトガは表情に浮かべた笑みを崩さず呟く。 「Yes、お答えしましょう。 それは今後在日米軍とも話し合う機会があることが考えられる、 という理由でアメリカと縁がある私がこの度在日武官の職を拝命しました」 この言葉に国際政治に詳しい記者たちが一斉にメモを取る。 既にアメリカは神崎島との間で軍事同盟の構築を検討しているその言葉はそれを裏付ける物であるからだ。 「そしてEmperorとは少なからず縁がある比叡さんではない理由として、 特別な思想を有する『一部』の方々に対して提督なりの配慮した結果だと私は聞いています」 「一部」を殊更強調した上で、 海の戦犯である艦娘の即時処刑と神崎島をアジアに開放すべき、 と主張する某国や某新聞社の記者に対してサラトガが視線を動かす。 面子を潰されたとでも思っているのか顔を赤くしてこちらを睨んでいるが無視する。 「ありがとうございます。 最後に視聴者から『神崎提督のどこが好きですか』との質問です」 「Sorryそれは乙女の秘密です」 人差し指を口の前に立ててサラトガはそう述べた。 おわり 942: 第三帝国 :2017/07/22(土) 21 30 04 以上です。 ネタスレが盛り上がってくれれば幸いです
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プロフィール 絵師:Saru 担当キャラ「ポートランド」「インディアナポリス」「サラトガ」「ヴァンパイア」「「夕立」「時雨」「雪風」「明石」等 デザインの類似 明石 ※「らきすた」の泉こなたとキャラデザが類似している。 サラトガ ※「戦艦少女R」のキャラクターと艦種「米国空母」が同一モチーフ。旗状の甲板、ピンク髪、衣装の配色(白青)などがサラトガと類似している。 ※どちらも『初回課金特典』として実装されたキャラクター ヴァンパイア ※「クイズマジックアカデミー」のグリムアロエとツインテール、赤い羽と髪飾り、髪や瞳やコスチュームの配色(赤・黒・白)、スカートを指で摘む仕草などが類似している。 テラー ※「Fate/Grand Order」のフランケンシュタインと衣装(ダボダボの白い袖、包帯、髪飾り)や髪型がテラーと類似している。 トレパク検証 トレスを指摘された箇所 ←最初にご覧下さい デザイン検証 「艦これ」との類似点 「戦艦少女R」との類似点 Anmi氏との類似点 その他の類似点 商標問題まとめ 動画まとめ
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899: 加賀 :2021/10/17(日) 21 42 59 HOST softbank126194136011.bbtec.net 「『泥棒』……ってまさか……」 「そう……『サラトガ』の鹵獲よ」 瑞鶴はニヤリと笑いながらソロモン方面の地図を出しあの時の海域を思い出しながら点を書き込む。 「二艦隊は出しうる速度で米艦隊に向かっていた。此処までは分かるわね?」 「そりゃあ勿論」 「んで、空母『サラトガ』は第二次攻撃隊の雷撃で左舷機関室が破壊され速度は11ノットまで低下し舵も故障した。しかも舵が故障したから取舵も面舵も出来ないから一直線を目指すしかないわ。そしてその一直線に向かった先にーーー第二艦隊がいたわ」 「長官、22号水上電探改四に反応有りとの事です。前方110キロとの事です」 「捉えたか。数は?」 「まだ不明です。ですが日が落ちる前に『飛鷹』の一式艦偵が空母1、乙巡2、駆逐艦7を確認しています」 「ん、先に二水戦を先行させるか」 「分かりました」 0135の夜間、近藤の意を受けた『神通』以下の二水戦が先行、田中少将は『神通』の艦橋にいながらも『神通』に搭載された22号水上電探改四に感心していた。 「ほぅ……これだと電探も馬鹿には出来んな……」 「はっ。これがあれば……」 「雷撃戦も変わるかもしれんなぁ……」 田中少将らはそうぼやきながらも敵艦隊と接敵した。この時、『サラトガ』を護衛していたのは防空巡『アトランタ』乙巡『サン・ファン』と駆逐艦隊である。 その『サン・ファン』では接近してくる艦隊の報告に驚愕していた。 「何!? 敵艦隊だと!?」 「このままでは捕捉されます!!」 「『サラトガ』の修理は!?」 「未だ完了ならず!!」 「……時間を稼ぐ。その間に『サラトガ』は修理を何としてもーー」 そう言ってくるうちに風切り音が聞こえ『サン・ファン』の周囲に着弾、水柱が吹き上がった。 「しまった、先手を取られた!?」 砲撃したのは旗艦『愛宕』だった。二水戦は逐次、敵艦隊を捕捉しつつその距離を徐々に詰めていた。 「艦長、探照灯照射。突撃する、『神通』に続け!!」 900: 加賀 :2021/10/17(日) 21 44 36 HOST softbank126194136011.bbtec.net 田中少将は突撃命令を発し探照灯を照射する『神通』を先頭に突撃を開始する。『アトランタ』らは砲撃をして二水戦の突撃を阻止しようとするがその二水戦の後方からも『愛宕』『高雄』らが支援砲撃しており、突撃の阻止が出来なかった。しかも『高雄』が放った20.3サンチ砲弾が探照灯で照らされた『アトランタ』に命中し炎上していた。 『サン・ファン』の艦長は不利を悟った。二水戦の突撃と雷撃で駆逐艦3隻が炎上、波間に没しようとしていたのだ。 「これでは……」 「ジャップより入電です!!」 突然、艦橋に入ってきた通信兵は艦長に通信紙を渡して退出し通信紙を一目した艦長は制帽を床に叩きつけた。 「艦長!?」 「……全艦砲撃停止せよ」 「し、しかしそれでは……」 「向こうは我々を見逃すと言ってきた。その代償は『サラトガ』と『アトランタ』との事だ」 電文を発したのは『愛宕』であり二隻を鹵獲するから貴艦らは救助支援しつつ引き上げろとの事だったのだ。 「二隻に退艦命令を出せ。人命は……何者にも変えられん」 艦長は軍法会議を受ける覚悟で人命救助を優先したのである。二隻は退艦を開始し二艦隊はその横から接舷して乗員を送り込むのである。 「これが鹵獲の始まりね」 「まぁ……後二隻も鹵獲しますからねぇ」 「でも鹵獲して良い事もあるわ。『アトランタ』には射撃装置のMK.37、SK-2の対空電探を搭載していたからね」 瑞鶴はそう言って灰皿にタバコを押し付けた。 「ま、第二次ソロモン海戦はこんなところかしらね」 「ですね……あっそう言えばなんですが……」 「どしたの?」 「加賀海軍大将……さっき『水無瀬』さんと会ってましたよ」 「……あのピンク巨乳野郎ォ!! 人の旦那にまたちょっかいをかけてんのか!!」 怒髪衝天する瑞鶴は愛弓……と更に黄金の弓を出した。 「それって……」 「特注の黄金大弓よ!! 『五航戦魂 金色射法』よ!! これでギッタンギッタンにしてやるんだから!!」 (……対空砲火ゾーンに飛び込むまでがフリなんですかねぇ……) 何かを思う青葉である。なお、そうとは知らずに瑞鶴は『水無瀬』ーーアトランタの元に突撃して撃墜されるのは言うまでもなかった。 901: 加賀 :2021/10/17(日) 21 47 14 HOST softbank126194136011.bbtec.net 取り敢えずはズイズイ語りによる第二次ソロモン海戦でした。 この海戦で『雲龍』中破、喪失機100機以上を出す第三艦隊ですが……まだ南太平洋海戦が残ってます。はい、地獄の一丁目が終わって二丁目です(何のこっちゃ まぁ最後のはあれです。リアル野球盤です(一航戦の青い方出てこい)
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100: 加賀 :2020/10/03(土) 16 02 23 HOST om126194120198.10.openmobile.ne.jp 「敵ィィィィィ急降下ァァァァァァァァ!! 直上ォォォォォォォ!!」 0723、最初に狙われたのは史実通り『加賀』であった。マクラスキー少佐の小隊が『加賀』に急降下をする。無論、『加賀』も被弾を避けるために回避運動と対空射撃を行う。 「ドンピシャだ!! 貰ったぜミートボール!!」 マクラスキー少佐は『加賀』の飛行甲板に描かれた日の丸に狙いを定めて投下索を引こうとした瞬間、機体に衝撃が走りエンジンから火を噴いた。 「なっーーー」 機体は一瞬のうちに火に包まれたがマクラスキー少佐は包まれる前にとある機体と交差したのを確認している。 「ズイ……ウーン!?」 その直後、マクラスキー少佐の機体は爆発四散するのであった。マクラスキー少佐の小隊に襲い掛かったのは第七艦隊から全速力で駆けつけた瑞雲隊であった。 「間に合ったか。敵爆撃機の妨害に専念だ!! 空母に被弾させるな!!」 瑞雲隊の隊長はそう叫びながらも20ミリ機銃弾を爆撃経路に入っていたSBDに叩きつけて撃墜する。この瑞雲隊の乱入で『加賀』を爆撃しようとしていたSBDは乱舞させる事に成功した。しかし飛来した瑞雲は僅か5機、後続に16機が駆けつける予定だがまだ間に合ってはいなかった。不意を突けた瑞雲隊だが瑞雲に出来たのはそこまでだった。 「隊長!! 『蒼龍』が……」 「しまった!?」 0725、『蒼龍』はレスリー少佐の『サラトガ』隊14機のSBDに襲われ飛行甲板に爆弾三発が命中、『蒼龍』は瞬く間に炎上した。 0726、『赤城』は三機のSBDに襲われベスト大尉機が放った爆弾一発が命中、誘爆により飛行甲板は吹き飛び『蒼龍』同様に炎上する。 0728、最後に襲われたのは空母『翔鶴』であった。『翔鶴』は五機のSBDに襲われ三発が命中した。だが『翔鶴』は幸運だった。先に被弾した二空母に比べて格納庫には何もなかったのだ。 そのため『翔鶴』は誘爆せずただ炎上するだけであり機関も最大速度で航行していたのである。 「『赤城』『蒼龍』『翔鶴』被弾、炎上中!!」 101: 加賀 :2020/10/03(土) 16 04 58 HOST om126194120198.10.openmobile.ne.jp クソッタレ……俺は何のためにこの場面を回避しようと思っていたんだ……これでは……。 「『赤城』『蒼龍』『翔鶴』被弾!!三空母とも手が付けられない状況のようです」 第二航空戦隊首席参謀の伊藤中佐は炎上する三空母を見つめる山口に報告をする。 (クソッタレが……今度は『翔鶴』もやられたか……何のためにMO後から応急修理をやったと……) 「司令官……?」 山口は決断する。まだ『飛龍』の他にも『加賀』『瑞鶴』は生存している。更には『龍驤』『隼鷹』も参戦していたのだ。やるなら……今しかない。 「……八戦隊司令に発光信号。『我、航空戦ノ指揮ヲ取ル』」 そして山口は伊藤らに視線を向ける。 「敵空母は全て沈めるぞ。このままじゃあ日本海軍は末代まで舐められるぞ!!」 『はい!!』 斯くして『飛龍』以下の空母は反撃を開始するのである。0830、敵攻撃隊が引き上げた後に山口少将は敵機動部隊への第一次攻撃隊を発艦させた。 『飛龍』 零戦6機 九九式艦爆18機 『加賀』 零戦9機 九九式艦爆18機 九七式艦攻30機 『瑞鶴』 零戦9機 『龍驤』 零戦9機 九九式艦爆18機 『隼鷹』 零戦6機 九七式艦攻12機 攻撃隊指揮官は『加賀』艦攻隊隊長の楠美少佐である。また『隼鷹』攻撃隊の中にはとあるペアの艦攻乗り達がいた。 「雨宮、今度は敵空母を叩けるな」 『今度もやってやるよ』 彼等もちゃっかりいたりする。その間にも第一航空艦隊ではミッドウェー島爆撃に向かった攻撃隊を収容、補給をさせつつ経路を米機動部隊に向けていた。そして第七艦隊でも独自に行動をしていた。 「米機動部隊へ進路を向けろ。前進して米機動部隊を砲撃する」 「本気ですか?」 「奴等に一番近いのは第七艦隊(我々)だ。やれる事をやるのみだよ」 五藤少将はそう決断をして第七艦隊も米機動部隊へ前進を開始する。そして0956、楠美少佐の攻撃隊は米機動部隊を発見したのである。 「クソ、護衛に戦艦もいやがるぞ!!」 双眼鏡で覗いていた楠美少佐は舌打ちをしながらも『トツレ』を発信させる。零戦隊は既に上空にいたF4F隊と空戦を展開していたが零戦隊が有利に動いておりF4F隊は敗走していた程である。 「全軍突撃せよ!!」 攻撃位置に付いたと判断した楠美少佐はト連送を発信し攻撃隊は米機動部隊に襲い掛かったのである。先に攻撃を始めたのは小林道雄大尉率いる『飛龍』艦爆隊であった。 『飛龍』隊は対空砲火で7機を喪失しつつも空母『サラトガ』に急降下爆撃を敢行、『サラトガ』の対空砲火で小林大尉ら3機が撃墜されるも250キロ爆弾を五発命中させ爆風により機関室にも影響が及ぼす効果を発した。 小川大尉の『加賀』隊18機は小川大尉機が被弾炎上しながらも体当たりしたのを含み八発を空母『ワスプ』に叩き込む事に成功。防御が弱い『ワスプ』は誘爆を繰り返し、攻撃隊が引き上げる頃には飛行甲板にまで波が浸かっていた程である。 『龍驤』隊18機は空母『レンジャー』に狙いを定めたが『レンジャー』の周囲を護衛していた戦艦『ワシントン』『ノースカロライナ』の対空砲火により13機を喪失するも三発を命中させる事に成功したのであった。 そして艦攻隊は更に悲惨であった。楠美少佐は『加賀』隊30機を半数に分けて米機動部隊の左右から突撃させた。同じく『隼鷹』隊12機は左舷から突撃を開始する。 「畜生、何て対空砲火だ!?」 『雨宮、右だ右!!』 『隼鷹』隊は突撃した位置が悪かった。『隼鷹』隊は炎上する『レンジャー』に突撃したが上記にも言ったが『ワシントン』『ノースカロライナ』が護衛しておりその対空砲火は他より三倍以上であった。瞬く間に隊長機を含む4機が撃墜された事で雨宮飛曹長は他の3機を率いて対空砲火が薄かった『サラトガ』の右舷に突撃した。 『警戒艦通過!!』 『距離1000!!』 「用意……」 『サラトガ』の対空砲火で更に2機が撃墜されたが雨宮機ともう1機は距離750で魚雷を投下して離脱する。 「福島、戦果確認しろ!!」 『待ってください!! ……やった、命中!! 命中ですよ雨宮さん!!』 2機が投下した二本の魚雷は『サラトガ』の右舷艦尾付近に命中した。そしてこの攻撃は『サラトガ』を更なる運命に見舞わせる事になるのであった。 102: 加賀 :2020/10/03(土) 16 23 11 HOST om126194120198.10.openmobile.ne.jp 瑞雲!瑞雲!瑞雲! 帝国海軍は末代まで舐められるぞ! 攻撃隊、被害甚大 雨宮、魚雷命中させる さて、次は……
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ストーリーモード一覧 アズールレーン クロスウェーブ(アズレンCW)の、ストーリーモードの流れについて紹介しています。 目次 序章「重桜の島風と駿河」 1章「合同大演習、開催」 2章「苦難と栄光の集い」 3章「結ばれし新たな友情」 4章「軋み」 5章「想いを交わす艦船たち」 6章「全てを守るための激闘」 終章「理想へと続く航路」 序章「重桜の島風と駿河」 オープニング バトル1 バトル2 序章の攻略情報はこちら 1章「合同大演習、開催」 駿河が仲間になり、スカウトが解放される バトル1 バトル2主力艦隊:綾波 ショップが解放され、掘り出し物がランダムで発生するようになる バトル3 バトル4主力艦隊:山城,金剛 バトル5主力艦隊:高雄 バトル6 バトル7主力艦隊:雪風 バトル8主力艦隊:綾波,雪風 バトル9主力艦隊: 高雄,愛宕,山城 フォトモード、エクストリームバトルが解放される 1章の攻略情報はこちら 2章「苦難と栄光の集い」 バトル1 バトル2 バトル3主力艦隊:ジャベリン,ユニコーン バトル4主力艦隊:エイジャックス バトル5主力艦隊:イラストリアス バトル6主力艦隊:フッド バトル7主力艦隊:イラストリアス,エイジャックス,ベルファスト 支援艦隊:フッド 2章の攻略情報はこちら 3章「結ばれし新たな友情」 バトル1主力艦隊:ラフィー バトル2主力艦隊:サラトガ バトル3主力艦隊:セントルイス バトル4主力艦隊:ポートランド バトル5主力艦隊:クリーブランド,ロング・アイランド バトル6主力艦隊:セントルイス,ポートランド バトル7主力艦隊:ラフィー,サラトガ 支援艦隊:セントルイス,クリーブランド,ポートランド 3章の攻略情報はこちら 4章「軋み」 バトル1主力艦隊:ユニコーン バトル2主力艦隊:高雄 バトル3 バトル4 バトル5主力艦隊:Z23,プリンツ・オイゲン バトル6主力艦隊:長門 バトル7主力艦隊:平海,クリーブランド,雪風 支援艦隊:綾波,ジャベリン,ラフィー バトル8主力艦隊:ピュリファイアー 4章の攻略情報はこちら 5章「想いを交わす艦船たち」 バトル1主力艦隊:愛宕,加賀,赤城 支援艦隊:長門,高雄 バトル2主力艦隊:プリンツ・オイゲン,ジャベリン バトル3主力艦隊:雪風,山城,金剛 バトル4主力艦隊:平海,ラフィー,セントルイス バトル5主力艦隊:Z23,綾波 バトル6主力艦隊:ポートランド,ロング・アイランド,エンタープライズ 支援艦隊:サラトガ,クリーブランド バトル7主力艦隊:フッド,ユニコーン,イラストリアス 支援艦隊:エイジャックス バトル8主力艦隊:ビスマルク 5章の攻略情報はこちら 6章「全てを守るための激闘」 バトル1 バトル2 バトル3 バトル4 バトル5主力艦隊:オブザーバー,ピュリファイアー 6章の攻略情報はこちら 終章「理想へと続く航路」 バトル1主力艦隊:加賀,赤城 支援艦隊:伊勢,蒼龍,白露 バトル2主力艦隊:ジャベリン,Z23,綾波 支援艦隊:ラフィー,平海,雪風 バトル3主力艦隊:愛宕,高雄 支援艦隊:青葉 バトル4主力艦隊:イラストリアス,フッド,ユニコーン 支援艦隊:ヴィクトリアス,ロドニー バトル5主力艦隊:エイジャックス,ベルファスト 支援艦隊:アマゾン,アキリーズ バトル6主力艦隊:セントルイス,ポートランド 支援艦隊:ハムマン,インディアナポリス,ヘレナ バトル7主力艦隊:サラトガ,エンタープライズ 支援艦隊:サンディエゴ バトル8主力艦隊:ロング・アイランド,クリーブランド 支援艦隊:レキシントン,アトランタ,コロンビア バトル9主力艦隊:山城,金剛 支援艦隊:浜風,榛名 バトル10主力艦隊:島風 支援艦隊:阿武隈,U-81,エルドリッジ バトル11主力艦隊:プリンツ・オイゲン 支援艦隊:サフォーク,アドミラル・ヒッパー,ノーフォーク バトル12主力艦隊:ビスマルク 支援艦隊:三笠,プリンス・オブ・ウェールズ,アリゾナ バトル13主力艦隊:駿河 支援艦隊:長門 終章の攻略情報はこちら ▲Topへ このページを編集する
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登録日:2018/09/14 Fri 23 37 04 更新日:2024/03/24 Sun 21 30 39NEW! 所要時間:約 12 分で読めます ▽タグ一覧 Saratoga しずまよしのり アメリカ アメリ艦娘 サラ サラトガ シスター 伊藤静 正規空母 海外艦娘 煙突 白トガ 空母 航空母艦 艦これ 艦娘 艦隊これくしょん 茶髪 銃 黒トガ ここでは、艦隊これくしょん -艦これ-における正規空母・Saratoga(サラトガ)について解説する。 艦名コードはCV-3(*1)。本項目では、史実艦を「サラトガ」、艦娘を「Saratoga」と表記する。 概要 サラトガの名の由来はアメリカ・ニューヨーク州の地名。 1777年のアメリカ独立戦争の古戦場であり、アメリカとしてはその後の独立につながる大きな勝利となった。 日本で言うならば鳥羽・伏見くらいの地名だと思えばいいかもしれない。 ちなみに今も人が住んでいる地区ではあるのだが、人口密度50人を切る(参考:北海道の人口密度70)過疎地である(もっとも、アメリカでは「隣の家まで1km」とかはここに限らず比較的あることではあるそうだ(*2))。 艦名にもしばしば採用されている。艦これに実装されているサラトガは5代目に当たる。 3代目は日本に開国を求めてやってきたペリー率いる黒船艦隊の一隻でもあった。 架空艦でも、ゴジラ(2014年版)にサラトガが登場。 アニメゴジラの前日譚にもニミッツ級空母として登場しており、第2弾のプロジェクト・メカゴジラではなんと人類に残された最後の正規空母となっている。 ゴジラシリーズにおいては核兵器が一つのテーマであるため、核兵器で沈んだという意味でも相性が良い面もあるのであろう。 この項目で扱うサラトガはレキシントン級航空母艦2番艦。 姉のレキシントン(CV-2 Lexington。艦これ未実装)ともども、作られた時は巡洋戦艦として起工されていた。 ところが、ワシントン海軍軍縮条約により艦種変更を余儀なくされ,空母として生まれ変わった。ちなみにサラトガ建造に使われた造船所では「神威」も作られている。 巡洋戦艦からの改装と言うあたり赤城と似た経歴である(*3)。 ただし、一旦完成してから改装した赤城と異なり、こちらは途中から作り変えて進水時は空母となっている面では飛鷹隼鷹と共通する。よって赤城ほど不具合満載ではない。 通称としては「シスター・サラ(*4)」。特徴的な煙突から「縦縞煙突のサラ」、やたらと事故が起きるために「サラ丸(*5)」などなど。 サラッち?知らない子ですね。 太平洋戦争になると、日本の航空部隊とサラトガやレキシントン、ヨークタウン級姉妹たちが戦うことになる。 1942年1月、まだ開戦初期であるにもかかわらず,サラトガは伊6に魚雷をぶち込まれて4カ月の入渠を余儀なくされてしまう。 1942年6月、入渠中にサラトガ航空隊が前線組のヨークタウン級姉妹に回され、サラトガは復帰こそできていたもののお留守番で航空隊の訓練に従事。 が、怪我の功名か同年6月18日、この航空隊の大活躍によりアメリカはミッドウェーで大勝利。 1942年8月、第二次ソロモン海海戦でサラトガ再度の本格参戦。 サラトガ同様に日本のパイロットを多数育てた龍驤を撃沈し、やっとこさ戦場における存在感を見せつける。 ところが、その後伊26に魚雷をぶち込まれまたしてもドック入りになってしまう。 1942年までのアメリカ空母の太平洋の戦いは苦戦の歴史と言っても過言ではない。 日本の航空部隊は大陸戦線で鍛えられた人外の巣窟であり、アメリカの空母は次から次へと大損害を被っているのだ。 姉のレキシントンは1942年5月に珊瑚海海戦で沈められた。 後輩のヨークタウンはミッドウェーで飛龍艦載機に大ダメージを受け、伊168にとどめを刺された。 ミッドウェーの武勲艦ホーネットも南太平洋海戦で沈められてしまう。 ワスプも伊19に魚雷をぶち込まれ沈没。 あまりにも空母が足りず、エンタープライズは中破状態で無理やり仕事をさせられるブラックどころではない戦いを強いられ、一時は太平洋稼働可能空母ゼロに追い込まれてしまう。 だが、戦術的な勝利を得ることはできた日本だが、それは熟練パイロットの犠牲と引き換えであり、言わばジリ貧必至の戦いであった。 アメリカは戦場でこそ大苦戦ではあったが、豊富な資源力を生かして 金と人手を潤沢に投入してパイロットを救出。重要な戦訓は持ち帰って次に生かす(例えば零戦の得意・苦手分野の把握と一撃離脱戦法の徹底。これはアクタン・ゼロなど鹵獲機の調査も大きいが)。 単艦でも翔鶴瑞鶴と互角と言われる性能を誇る「隔月刊正規空母」エセックス級航空母艦が次々就役。エセックス級の中には戦没した姉の名を受け継いだレキシントン(エセックス級2番艦・CV-16)もいた。 持ち帰った戦訓を生かして安全な内地の五大湖で鍛え上げられた熟練パイロットが大量に登場。 米国面を生かし「持ちこたえれば勝てる」状況を作り上げていたのだ。 こうして持ちこたえ、整えられた新生アメリカ空母機動部隊において,サラトガは艦隊決戦で先陣を切って戦うことはほとんどなくなり,空襲戦や米軍パイロットの訓練への協力で成果を上げていくことになる。 航空機発着回数米国海軍史上№1(98,549機)は今もなおサラトガなのだ。 人類史上最大の海戦であるレイテ沖海戦でも、サラトガは出撃することはなかった。 他方、夜間性能に疑問が示されたためにサラトガは夜間艦載機も運用するようになっている。 1945年3月、神風特攻を受けて3桁の死者を出し、再びお風呂に。 戦時中には再度復帰したが、復帰した時点で日本海軍に組織的な海上戦闘を行う力はもうなく、サラトガが目ぼしい活躍をすることはなかった。 終戦後は復員船として活躍している。 だが、頼りになるエセックス級の後輩たちは、サラトガの出番までも奪うこととなった。 エセックス級が山ほど就役していた(しかも戦中に建造が間に合わず戦後就役した艦もある)中では、サラトガは型落ちになっていた。 日本の初期の攻勢と渡り合った武勲艦、何より多くのパイロットを生み出した名空母でもあり、保存運動も起こったのだが、軍艦は保持するだけでもかなりの予算を食うもの。 戦争で経済的に疲弊していたアメリカにはそんな余裕はなかった。 処分の方法として取られたのは解体…ではなく、クロスロード作戦における標的艦。 広島・長崎を焼き払った核の炎2発を受け、サラトガは2発目の原爆「ベーカー」を受けた後7時間ほどで沈没した。 なお、サラトガは今でも海中から見られるのだが、海中生物がこびりついたため、写真はガチの怪獣のように見えてマジで怖い。 画像検索してみれば写真が普通に出て来るが、覚悟はするように。 ダイビングで民間人がごく普通に見られる沈没空母は、サラトガとエセックス級11番艦のオリスカニー(*6)のみである。 ゲーム中において 絵師はしずまよしのり。声優は伊藤静。 台詞には英語は入るがWarspiteほどのペラペラ感はなく、言葉の端々に英語が混じると言った程度。Iowaと違ってしっとりした性格なのでルー語感はないかも。 航空母艦娘としては初の、銃器型飛行甲板艤装を装備(*7)。ベースになっているのはWW2時代の米軍の代表的サブマシンガンであるオートオーディナンス・トンプソンで、トンプソン(*8)の上段機関部と銃身が飛行甲板に置き換わっている。この「銃器型」は後のIntrepidなどにも継承されていく。 絵師の「2番艦はスケベボディ」の言葉にたがわず、実にご立派な胸部装甲をお持ち。 ロングスカートを思いっきり翻すことも多い。マガジンついてるのにどんだけ強い風なんだ 後ろ腰には大きく「S A R A」とペイントされた飛行甲板尾部が取り付けられている。つまり帰投した艦載機はサラのヒップに突っ込んで停止するシステム。知ってた事だけどやっぱり変態だろシズマー また中破イラストはひどくお尻が目立つ。 着任時は白い軍服だが改装すると黒くなるのも特徴。区別して「白トガ」「黒トガ」と呼ぶことも。(*9) Saratoga自身「サラ」と名乗るが、ファンからの愛称は史実ベースのシスターサラやサラ丸、年上っぽい性格と中の人から「サラ姉」などが多い。後は伊26の呼び方から「サラッち」。 実装は2016年秋イベント発令!艦隊作戦第三法。初の連合国出身空母となった。 アメリカ空母の実装が当初告知され、多くの提督が武勲艦エンタープライズを筆頭にしつつサラトガやレキシントン、ヨークタウンなどを想像するが、運営から更に「特徴的な煙突」の存在が告知されたため、レキシントン級に絞られた。 クロスロードでの日本艦とのつながりを知る提督の予想はSaratogaに集中し、イベント開始と同時にSaratogaである旨が告知された。 Saratogaの被っている帽子も、特徴的な煙突をイメージしたものと言われている。 入手は最終第5海域の攻略報酬。 Saratogaが攻略報酬として告知されたこと、更にイベントバナーに映る長門や酒匂を見た史実リスペクト提督はピンときた。 最終海域のモチーフはクロスロード作戦であったのだ。 そして、同作戦で沈んだ長門、酒匂、Prinz_Eugenの三隻が強烈なクロスロード特効を発揮。 直前のE4が地獄だったものの、そこさえ突破でき、かつ特効艦が十分に育てられていればE5は甲作戦でも比較的楽であったと言われている。 なお、E5の特効艦にはSaratoga自身も入っており、着任早々にE5に育成 掘りがてらにSaratogaを出撃させる提督も多かった。 ちなみにこのとき、なぜかSaratogaの画像が主にほっぽあたりが連れている浮遊要塞のグラと置き換わるというバグが発生。 Saratogaお披露目が遅れる以外では実害のあるバグではなかったので、大体笑い話で済まされた。 提督諸氏の一部には「護衛要塞を秘書艦にする」「護衛要塞とケッコンする」というネタ映像を提供した提督も複数。 Oh my God… 最初の16春では賛否両論で一部ではヘイト行為(*10)すらされていた連合国艦実装。 16夏に実装されたWarspiteが日本艦と交戦経験なしでワンクッション置かれた。 そして次となったSaratogaは龍驤撃沈や本土空襲に関与するなどしていたが、流石に多くの提督諸氏が慣れたこと、更にSaratogaはクロスロード仲間と言うこともあってかそういった好ましくない動きは見られなくなった。 後に大型艦建造にもSaratogaが登場。ただし、旗艦をIowaか神威(同じ造船所出身の縁)にする必要がある。 Iowaは16春の攻略報酬か18冬で掘りをする必要がある。神威も大型艦建造かイベントで要掘りなので、建造条件はかなり厳しい。 とっくに大型艦建造を卒業して久しい提督も二隻目を狙って再度回し始め、阿鼻叫喚になることも…。 また、18冬イベントなど、イベントでのドロップもある程度報告されるようになっている。 性能 現状は最強空母の一角と言っていい性能を持っている。 未改装のままでも搭載数27/19/19/15とかなりの搭載数を誇り、射程・中、副砲による夜間攻撃が可能とGraf Zeppelinとよく似た個性派な能力。 といってもGrafと違って小スロットがないため補助装備が載せにくく、それで頑張って夜間攻撃能力を持たせる意味はあまりなかったりするので、この時点の夜戦能力はお好み要素が強め。 改の能力は、搭載数36/18/18/18。この時点で合計90機は加賀さんや五航戦改二でないと届かない(改二甲も届かない)搭載数である上、クリティカル補正がかかる第1スロットが大きいのも好材料。 艦載機にしっかりと熟練度をつければ大活躍が期待できる。史上最難関の一角である17夏E7は空母機動部隊での攻略がほぼ必須であったが、当時実装済の装甲空母である大鳳翔鶴瑞鶴以外ではSaratoga改を連れて行った提督が多かったらしい。 …が、改装すると射程・中と夜戦能力を取り上げられてしまうあと白トガの方が好きなので改装を保留していた提督も少なくなかった。 ここまでの持参装備はF4F(無印と改をあわせて-3と-4を1つづつ)、TBD、SBDと戦争初期の航空機であり、どちらかと言えばコレクション性の方が強いだろう。 でも夜間戦闘機作るのにF4F使う可能性がある(F4Fを改修することで任務で使うF6Fを入手できる。一応他にもF6F入手手段はある)から捨てないように 17年9月12日、改二にあたるSaratoga Mk.IIが実装。設計図と試製甲板カタパルトを要するが、それに見合う高性能を獲得できる。 Mk.IIで姿は白トガに戻るが夜戦能力と射程・中が復活。夜間作戦用航空母艦と位置付けられており、お好み要素ではない十分戦力として数えられる夜間攻撃が可能になった。 普通の空母が夜戦をすることも同時実装の装備次第で可能になっている。 だが、夜間戦闘機・攻撃機と夜間作戦航空要員をセットで装備する必要があるし、これらの装備は補強増設には載せられない。 従って、夜間作戦航空要員を装備させるとどうしてもスロットを一つ潰さざるを得ない。 Saratoga Mk.IIは夜間作戦航空要員不要で夜戦が可能なので、スロットを一つ確保できる。 搭載数は32/24/18/6と改からは落ちるものの、第1スロット最大はそのままで2スロが増えているので戦爆連合向きになって使い勝手は落ちていない。 彼女の場合夜間作戦航空要員が不要なため小スロと相性がいい補助装備は彩雲ぐらいしかないが、 その彩雲(東カロリン空)を積むと制空権確保でぴったり触接開始が100%になる。 正規空母は連合艦隊の第2艦隊に入れられないので通常艦隊出撃でないと夜戦能力が生かしにくいのがネックと言えばネックだが、通常艦隊なら十分に生きる。 18冬イベントE7でNATO(北大西洋条約機構)艦隊としてIowaやWarspiteなどと共に友軍艦隊で参上した時にはものすごい威力を出し、大和や長門率いる栗田艦隊に優るとも劣らぬ力を見せつけている。史実のレイテにサラトガはいなかったけどな 運が高いため夜戦カットイン率が高いのも好材料。 …最もカットイン発動しなくとも実は落とされていなければ夜攻・岩井隊☆10・F6F-5Nの3スロだけの非カットインでキャップに到達したりする。廃人専用だが も一つおまけにSaratoga Mk.IIとのコンバート改装でSaratoga Mk.II Mod.2までも同日実装。 黒トガになって夜戦能力は返上するが、装甲空母として中破攻撃可能になり、搭載数は37/24/19/13で合計93機にもなる。 最小スロットが13機とやや大きいが、ここに夜戦要員や彩雲を積んでもなお他のスロットだけで80機もある。 耐久力も空母№1、実装時点で第1スロット最大(*11)と使いやすさは十分すぎるほど。 ただし火力は下がる…が、2スロで十分同航キャップに到達するのであまり問題にはならない。 白トガMk.II・黒トガMk.II Mod.2双方に一長一短であるが、短と言っても元々の実力がものすごく高いので使い出は十分。 大型艦建造での登場が告知されるや否や二隻目を狙う提督が多いのも白トガMk.IIと黒トガMk.II双方に使い出があるからである。 ただし、試製甲板カタパルトは任務で手に入るものが多く、しかも選択報酬になることが多い。 試製甲板カタパルトより優先して取るべき報酬はそうあるものではない(*12)が、必要艦が12隻なのに対し、恒常任務で獲得できるカタパルトは最大でも7。 戦力面はもちろん、後の任務達成なども踏まえると一航戦や五航戦、伊勢型に優先的に回す判断をする提督が多く、そうすると、Saratogaに回すカタパルトはなかなかない。 後は期間限定任務やイベント攻略報酬で散発的に手に入る程度なので、Saratoga目当てに着任した提督はカタパルトの使い道をかなり検討する必要がある。 まあ、Saratoga自体そんなにあっさり手に入る訳でもないし、カタパルトなしでも十分強い空母ではあるが… なお、4形態共通の難点として史実でお風呂直行しまくっていたためか回避値が低いこと。 未改装の場合何とLv99で回避値たった42。射程中・夜戦能力を取り上げられても改装に踏み切る提督が多かったのは、あまりの回避値の低さが理由だったともいわれる。 しかし、最も回避が高いMk.II白トガの練度99でも60でしかなくこちらも大鳳(レベル99で59)並。Mk.II黒トガは大鳳を下回る。 幸運値が高い分黒でも実際は大鳳よりマシではあるのだが、Lv99の正規空母最終改造で回避キャップに到達しないのは大鳳とMk.II Mod.2のみ。 白の方は一応到達するのだが、Saratogaは Mod.2以外中破すると発着艦不能。 しっかりとキラ付けをする、旗艦において保護する、回避値の上がる艦戦や増設に噴進砲改二(回避+3)を優先的に回すなどの対策を取っておこう。 また燃費もかなり悪い。史実でも燃費がかなり悲惨だったので史実再現とも言えるのだが、Mk.II Mod.2ともなれば燃費は戦艦級でもう赤城さんが小食に見えてくるレベル。 しかも回避がかなり低いのでカスダメをもらうのもしばしば、装甲空母形態であっても直撃をもらえばどうしても中大破しやすい。 Lv99時点で回避値が90近くなる五航戦改二甲と比べれば生存性はむしろ低いとみるべきであろう。 雲龍型やArk Royalのような周回向けではなく、決戦主力としての起用を検討すべき艦と言える。 ただし運と対空が高いので噴進砲改二の発動率が高いので、装備時の航空戦の回避率はむしろ高い。 なお、バグか仕様か不明だがコンバート可能レベルと再コンバート可能レベルがあっておらず、黒から白に戻せないという事態が多発したりした。(*13) 装甲空母組は 艦 搭載数 耐久 回避 射程 噴式機搭載 燃費 入手性 その他 大鳳 中 低 低 短 不可 安 比較的容易 改二可能性あり SaratogaMk.II Mod.2 多 高 低 中 不可 高 比較的困難 要カタパルト 五航戦改二甲 少 中 高 中 可 中 比較的容易 要カタパルト Victorious 最少 中 中 中 可 最安 困難 欧州イベ特効可能性あり と言った差別化がされている。 揃えるまでには相当な手間が必要になるが、揃っていればうまく使い分けたい所である。 キャラクター概要 朗らかお姉さんキャラと言う点では同じアメリ艦娘のIowaと共通。 ただし、常にテンションの高いIowaと比べるとしっとり淑女然としたキャラ付けがされている。 料理も作ってくれる。 アメリカ人らしくサンドイッチやビーフステーキなどぱっと見は手軽っぽい料理が主流だが、三食作ってくれる上にデザートも作ってくれると至れり尽くせり。 他のアメリカ艦娘が特に下手という描写はないが、アメリ艦娘の中では料理描写が多く、上手だと考えてよいであろう。 その一方で、ケッコン語のボイスでパンを作る事のが不得意…というよりパン屋を連想するのを嫌ってるらしい発言をしている。パン屋→ベーカー→核実験を連想するためと思われる。 酒好き艦娘として扱われることも多く、MVP取ったら乾杯を所望。実際帰ったらビールで乾杯。 Iowaと夜間に会って一杯やっている。これって中の人? …と言っても某アル重やヒャッハー空母と違って秘書艦任務中にへべれけと言うことはない。 千歳辺りと同様、飲んでもテンションが変わらないタイプであろうか。 既存組では特にクロスロード組との仲がよく、放置してると長門と話していたり、Prinz_Eugenをユージンと呼び(*14)親しげに話している。 史実でガチ航空戦を繰り広げた日本空母との関係も特に悪くはなく、加賀さんと本気で対抗演習を行い(*15)、相手の実力を認めている。 負けん気も見せており、しっとりした性格であっても決して軍艦としての向上心は失っていない。 また、史実で魚雷を叩き込んで病院送りにしてくれたニムこと伊26からやたらと親しげに絡まれているが、実は2018年9月現在Saratogaの方からニムと会話したことがない。(*16) なお、Iowaとは同郷ということもあって上記の通り一緒に飲みに行くくらい仲がいいが、Iowaの露出度の高さについては「オフシーズンでもあんな恰好だし」と引き気味だったりする。 二次創作での扱い アメリ艦娘として出番は割と多い。 ちなみに史実因縁持ちな龍驤との絡みは二次まで含めてもあまり見られない。 Iowaと香取や舞風を絡ませる作品も公式4コマ含め出てきているし、龍驤の性格を考えればなんとかなりそうな気もするのだが。 史実ネタで絡むことが多いのはゲーム内でも絡んできている伊26。 公式4コマでは通商破壊という名のお菓子ねだりの洗礼を受けていた。 が、これで慣れたのか史実で痛い目に遭わせた藤波を逆にお菓子で懐柔していたりする。 Addition correction, please. △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] これでおてんば扱いなのは米帝の恐ろしさを感じる -- 名無しさん (2018-09-15 01 41 49) 元艦の暗黒時代のエースというか功労者感が好きで実装時喜んだがビジュアルがもの好みですぐケッコンしたけど悔いはありません。むしろ大活躍 -- 名無しさん (2018-09-15 12 20 19) 回避低いといっても敵の強い奴はクソみたいな命中補正で高回避艦にもバカスカ当ててくるからあまり差は感じないな -- 名無しさん (2018-09-15 14 17 30) サラ姉サラんねえ -- 名無しさん (2018-09-15 14 54 35) ↑×2 燃料ペナルティがかかってない状態だとあからさまに差が出るよ。ペナかかると回避が割合で減るから差が縮まってくる。 -- 名無しさん (2018-09-15 16 28 26) 艦これやってないけどバグってたこ焼きになった娘って事だけは知ってる -- 名無しさん (2018-09-16 01 21 24) 「オフシーズンでもあんな格好」・・・年中スク水とどっちがましなのか -- 名無しさん (2018-09-17 10 03 26) すいません。実装されるまで、ちょっと男口調なアメリカンチックな姉御系キャラだと思ってました。まさかこんなかわいいタイプになるとは……(平伏 -- 名無しさん (2018-09-17 11 08 20) アーケードでは「いい子達ですね」の台詞が他の艦娘にも適用されてるから、ママみが跳ね上がってる。養われたい -- 名無しさん (2021-09-25 21 12 43) 尻…… -- 名無しさん (2021-09-26 00 54 25) 「後ろ腰には大きく「S A R A」とペイントされた飛行甲板尾部が取り付けられている。つまり帰投した艦載機はサラのヒップに突っ込んで停止するシステム。知ってた事だけどやっぱり変態だろシズマー」←デマを書くな艦これアンチ -- 名無しさん (2022-07-20 18 49 31) 白トガ、黒トガ、夜トガ、甲トガ -- 名無しさん (2022-12-05 01 40 02) コトナさんといい伊藤静さんキャラってほんとおねショタ人気高いよね…… -- 名無しさん (2024-03-24 21 30 39) 名前 コメント