約 3,455,706 件
https://w.atwiki.jp/niconicokaraokedb/pages/1269.html
リトルバスターズ! りとるはすたあす【登録タグ アダルトゲーム作品 品り】 曲一覧 Little Busters! -Ecstasy Ver.- Little Busters! -Little Jumper Ver.- (MJ cover) 鈴の密かな恋の唄 映像にリトルバスターズ!を使った動画のある曲の一覧 まだ曲が登録されていません コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ge-3/pages/52.html
分岐 名前 Rank 近接攻撃力 切断 破砕 貫通 非物理 バーストプラグイン スキルスロット ◇│ プレオンバスター 3 230 97 133 0 神◎ クールヘッド ○○ 設計データ アラガミの排除 合成 ???fc 蛇偶小鱗x1 偶像絶縁体x1 蛇偶外装片x1 │├◇││ プレオンバスターⅡ 4 283 119 164 0 神◎ クールヘッド ○○ 設計データ 【秘匿】BD作戦(フェイズ1/2) 強化 ???fc 蛇偶鱗x3 偶像絶業体x2 蛇偶外装x1 中位繊維x1 │||◇││ プレオンバスターⅢ 5 348 146 202 0 神◎ クールヘッド ○○ 設計データ 【確認】大型の接近感知 強化 ???fc 蛇偶大鱗x4 蛇偶絶業体x2 蛇偶外装x1 中位上繊維x1 蛇偶災玉x1 │||◇││ ハドロンバスター 6 421 177 244 0 神◎ クールヘッド ○○○ 設計データ 【差替】定期哨戒中止 合成 ???fc 偶像真絶体x3 蛇偶剛外装x2 中位高繊維x2 蛇偶厄災玉x3 強化 ???fc 蛇偶厚鱗x4 蛇偶真絶体x2 蛇偶剛外装x1 中位高繊維x1 蛇偶厄災玉x1 │||◆│ ハドロンバスターⅩ 7 519 218 301 0 神◎ クールヘッド ○○○ 設計データ 限界灰域ルート #3 強化 30000fc 蛇偶真厚鱗x6 蛇偶真絶体x3 蛇偶剛外装x2 中位極繊維x2 偶像反重力核x1 |◇│ テトラクォーク 4 283 119 164 0 雷◎ クールヘッド ○○ 設計データ 周辺灰域の探索調査 強化 ???fc 禁偶雷鱗x3 禁偶雷光輪x2 禁偶雷外装x1 禁偶雷玉x1 |◇│ テトラクォークⅡ 5 348 146 202 0 雷◎ クールヘッド ○○ 設計データ 【確認】隊列に乱れ有り 強化 ???fc 禁偶大雷鱗x4 禁偶大雷光輪x2 禁偶雷外装x1 禁偶雷玉x1 偶像神酒x2 │◇│ ペンタクォーク 6 421 177 244 0 雷◎ クールヘッド ○○○ 設計データ 目的地設定に関して 合成 ???fc 禁偶奇雷光輪x3 禁偶轟雷外装x2 禁偶轟雷玉x2 偶像清神酒x4 強化 ???fc 禁偶轟雷鱗x4 禁偶奇雷光輪x2 禁偶轟雷外装x1 禁偶轟雷玉x1 偶像清神酒x1 |◆ ペンタクォークⅩ 7 519 218 301 0 雷◎ クールヘッド ○○○ 設計データ 東方ルート #1 強化 ???fc 禁偶真雷鱗x6 禁偶真雷光輪x3 禁偶轟雷外装x2 禁偶轟雷玉x2 偶像反重力核x1
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/15169.html
水の管槽 サイバー P 水文明 (5) クリーチャー:サイバーロード/シンボル 5000 ■自分と味方のデッキのカードすべてに水を追加する。 作者:切札初那 収録 NDMS-01 「学園編スターターセット 『入学!超獣(クリーチャー)学園!』」 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/anisonsetlist/pages/530.html
開催日:2001年5月5日 会場:心斎橋 BIG CAT 出演者 水木一郎 堀江美都子 たいらいさお 影山ヒロノブ MIQ 遠藤正明 JAM Project 水木一郎 影山ヒロノブ 松本梨香 さかもとえいぞう 遠藤正明 司会 ショッカーO野 セットリスト 01 わが友マジンガーZ※1コーラス(TVアニメ「マジンガーZ」挿入歌)/水 02 時を越えて(TVゲーム「スーパーロボット大戦」アルバムより)/水木一郎・堀江美都子・影山ヒロノブ・MIO 03 ゲッターロボ!(TVアニメ「ゲッターロボ」OP※カバー)/影山ヒロノブ 04 ダンバインとぶ(TVアニメ「聖戦士ダンバイン」OP)/MIO 05 ボルテスⅤの歌(TVアニメ「超電磁マシーン ボルテスⅤ」OP)/堀江美都子 06 戦士よ、起ち上がれ!(TVアニメ「魔装機神サイバスター」OP)/遠藤正明 07 銀河旋風ブライガー(TVアニメ「銀河旋風ブライガー」OP)/たいらいさお 08 復活のイデオン (TVアニメ「伝説巨神イデオン」OP)/たいらいさお 09 コン・バトラーVのテーマ(TVアニメ「超電磁ロボ コン・バトラーV」OP)/水木一郎 10 斗え!ゴライオン(TVアニメ「百獣王ゴライオン」OP)/水木一郎 11 最強勇者ロボ軍団-Ladies-(OVA「勇者王ガオガイガーFINAL」挿入歌)/MIO 12 鋼鉄のコクピット(TVゲーム「スーパーロボット大戦α」アルバムより)/堀江美都子 13 HEATS(OVA「真(チェンジ)!ゲッターロボ-世界最後の日-」OP2)/影山ヒロノブ 【アコギコーナー】 14 父をもとめて(TVアニメ「超電磁マシーン ボルテスⅤ」ED)/水木一郎・堀江美都子・影山ヒロノブ・MIO・遠藤正明 15 勇者ライディーン(TVアニメ「勇者ライディーン」OP)/水木一郎・堀江美都子・影山ヒロノブ・MIO・遠藤正明 16 勇者王誕生!-神話バージョン-(OVA「勇者王ガオガイガーFINAL」OP)/遠藤正明 17 W-infinity(TVアニメ「GEAR戦士 電童」OP)/影山ヒロノブ・遠藤正明 18 たたかいの野に花束を(TVアニメ「大空魔竜ガイキング」挿入歌)/堀江美都子 19 Evergreen(OVA「機動戦士ガンダム0083-STARDUST MEMORY-」ED2/MIO 20 宇宙の王者!ゴッドマーズ(TVアニメ「六神合体ゴッドマーズ」OP※カバー)/堀江美都子・MIO 21 STORM(OVA「真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ」OP)/JAM Project featuring 水木一郎・影山ヒロノブ 22 鋼の救世主(TVゲーム「スーパーロボット大戦α外伝」OP)/JAM Project 23 レッツファイナルフュージョン!!(OVA「勇者王ガオガイガーFINAL」挿入歌)/影山ヒロノブ・遠藤正明 24 最強ロボ ダイオージャ(TVアニメ「最強ロボ ダイオージャ」OP)/たいらいさお 25 CROSS FIGHT!(OVA「破邪大星ダンガイオー」OP)/水木一郎・堀江美都子 26 おれはグレートマジンガー(TVアニメ「グレートマジンガー」OP)/水木一郎・影山ヒロノブ アンコール 27 鋼の魂(TVゲーム「スーパーロボットスピリッツ」CMソング)/水木一郎・堀江美都子・影山ヒロノブ・MIO 28 熱風!疾風!サイバスター(TVゲーム「スーパーロボット大戦」アルバムより)/水木一郎・堀江美都子・影山ヒロノブ・MIO 29 マジンガーZ(TVアニメ「マジンガーZ」OP)/全員
https://w.atwiki.jp/seed-ms/pages/193.html
【型式番号】 なし 【パック名】 バスターストライカー 【読み方】 ばすたーすとらいかー 【保有MS】 LH-GAT-X103 ヘイルバスター 【詳細】 LH-GAT-X103 ヘイルバスターが装備するストライカーパック。 ヘイルバスターのベースととなったGAT-X103 バスターの350mmガンランチャーと94mm高エネルギー収束火線ライフルをひとまとめとしたもので、原型機から配置されている砲の左右が入れ替わっている。 これはパイロットの好みにより変更されたもので、折りたたまれたアームを展開しマニピュレーターで保持して使用するが、原型機における連結機能はオミットされている。 アームから分離して使うことも可能だが、アームから切り離すと連結できそうな気もするが…ストライカーパック化するにあたって連結機能は予めオミットされたと考えよう。 それぞれの砲身にビーム用のエネルギーと実体弾を内蔵していることから、専用機以外でも使用可能。 これはバスター時代から変わっていない。
https://w.atwiki.jp/preciousmemories/pages/2700.html
《超平和バスターズ》 イベントカード 使用コスト0/発生コスト1/赤 [メイン/自分] デッキの上のカード5枚を見て、その中にある【超平和バスターズ】を持つキャラ1枚を抜き出し、表にしてから手札に加える。その後、残りのカードを任意の順番でデッキの下に移す。 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。で登場した赤色のイベントカード。 デッキの上のカード5枚を見て、その中の【超平和バスターズ】キャラ1枚を手札に加え、残りのカードを任意の順番でデッキの下に移す効果を持つ。 【超平和バスターズ】キャラ専用のサーチカード。サーチ範囲も5枚とそこまで狭くない。 コスト0なので発動しやすく、成功すればこのカードをデッキの【超平和バスターズ】キャラに変換できる。 <超平和バスターズ>には採用する価値があるだろう。 カードイラストは版権絵。 関連項目 【超平和バスターズ】 カード名がサブタイトルと同じカード 収録 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 01-097 パラレル 編集
https://w.atwiki.jp/gundamexvsmbon/pages/29.html
正式名称:LM314V23 VICTORY TWO-BUSTER GUNDAM パイロット:ウッソ・エヴィン コスト:3000 耐久力:650 変形:× 換装:○ V2ガンダム ノーマル アサルト バスター アサルトバスター 射撃 名称 弾数 威力 備考 メイン射撃 メガ・ビーム・キャノン 3 125 太くて高威力だが足が止まる 射撃CS マイクロ・ミサイル・ポッド - 39~164 誘導弾連射 レバーN格闘CS Vダッシュガンダム 呼出 - 134 照射ビーム レバー入れ格闘CS ガンブラスター 呼出 - 61 格闘 サブ射撃 メガ・ビーム・キャノン【照射】 1 19~227 発生の遅い爆風つきゲロビ レバーN特殊射撃 バスター解除 - - ノーマルに戻る レバー後特殊射撃 アサルトバスターに換装 100 - 弾数100時のみ使用可能 レバー右特殊射撃 アサルトに換装 - - 特殊格闘 スプレー・ビーム・ポッド 1 34~220 短射程の拡散ビーム 後格闘 マイクロ・ミサイル・ポッド【分離】 1 39~159 斜め左右に爆弾投下 格闘 名称 入力 威力 備考 通常格闘 光の翼 NN 158 前格闘 薙ぎ払い→回転斬り 前N 136 初段から特格派生でN格が出せる 派生 スプレー・ビーム・ポッド 前N射 192 特格の弾数を消費 バーストアタック 名称 入力 威力F/ES 備考 光の翼 3ボタン同時押し 316/266 Aと同モーション 解説 攻略 射撃武器【メイン射撃】メガ・ビーム・キャノン 【射撃CS】マイクロ・ミサイル・ポッド 【格闘CS】Vダッシュガンダム/ガンブラスター 呼出 【サブ射撃】メガ・ビーム・キャノン【照射】 【特殊射撃】バスター解除/アサルトバスターに換装/アサルトに換装 【特殊格闘】スプレー・ビーム・ポッド 【後格闘】マイクロ・ミサイル・ポッド【分離】 格闘【通常格闘】光の翼 【前格闘】回転斬り→薙ぎ払い【前格射撃派生】スプレー・ビーム・ポッド バーストアタック光の翼 コンボ 戦術 コメント欄 解説 攻略 V2ガンダムが中・長距離射撃戦用のバスターパーツを装備した形態。略称は(V2)B。 右肩に装備された大火力のメガビームキャノンが最大の特徴で、戦艦のビームシールドをも突き破る出力を誇る。 他、左肩のスプレービームポッドや、各部ハードポイントに装着されたマイクロミサイルポッドによる面制圧にも長ける。 反面、近接での取り回しは悪く、接近戦では苦慮する場面も多く見られた。 設定と同様、砲撃特化形態として調整されている。 引っ掛けやすい単発ダウンのメインを主軸に横移動を牽制するミサイルばら撒きの射CS、発生に難があるが高火力照射のサブ、発生が良い拡散ビームの特格を持つ。 砲撃形態らしく赤ロックはV2では最も長いため開幕の牽制や後衛を担当する時、敵相方をダウンさせた後の援護には有効。 弾の質そのものは中々だが、全武装で足が止まる上に発生が遅い武装ばかりなので気軽には使い難い。 自衛をしないといけないAB以外のV2において、自衛択が薄いうえ単純にブースト不利を背負いやすい点は厳しさが否めない。 ノーマルとアサルトだけでも弾を回すには充分であり、自衛、立ち回りも務まる性能を有しているのが悲しい所。 とはいえ封印安定かと言えばそんなことはなく、体力調整をしないといけない場合、こちらが後落ちで動く場合はこの形態のほうが火力が高く有利に場を進められることもある。 性能自体は全く使えないほどではなく、この形態にも使い所がある事は頭に入れておきたい。 機動力と自衛に不安があるので、ノーマルやアサルトへの換装は常に視野に入れて運用しよう。 キャンセルルート メイン→サブ・特射・後格 射撃CS→特射 特射→(換装先の)後格 特格→特射 N、前格任意段hit時→特射 後格→特射 射撃武器 【メイン射撃】メガ・ビーム・キャノン [常時リロード 4.5秒/1発][属性 ビーム][ダウン][ダウン値 3.0][補正率 -40%] 足を止めて右肩のキャノンからビームを撃つ。 弾が非常に太いため引っ掛けやすいが、上下の誘導はそれほどでもなく、発生も悪い。 弾速と横の誘導はそれなりにあるため軸を取っていなくても着地に当てていくことは十分可能。 弾の太さから格闘カットには便利。 非強制ダウンで、当たり方次第ではここからの追撃も可能。 ダウン追撃でも140弱ぐらいまでダメージが伸びる。 緑ロックから引っ掛け目的で撃つだけでも有りだがほどほどに。 単発ダウンで125なため見返りとしては十分。 サブ・特射・後格にキャンセル可能。 【射撃CS】マイクロ・ミサイル・ポッド [チャージ時間 1.5秒][属性 実弾][ダウン][ダウン値 0.4(0.3/0.1)/1発][補正率 87%(-10%/-3%)/1発] 「このっ!このぉっ!!」 脚部を前に突き出す姿勢で脚部ミサイルポッドからミサイルを6発放つ。 第47話のゲンガオゾ戦の再現。 特射にキャンセル可能。 ミサイルは標準的なBZ程度の大きさで、左右に少し膨らむ様な軌道で発射される。 高誘導でよく曲がるため、ロックを外した相手にはどんどん撃ちたい。 3セットに分けて時間差で撃ち出すため、キャンセルが速いと全て出ないため注意。 弾道の関係で近距離の相手ほどヒット数が減りやすいため、赤ロックギリギリでの射撃戦で活用したい。 近距離での使用は外れやすいので厳禁。 これを溜めてばかりいるといざという時換装できないため、ほどほど程度に。 【格闘CS】Vダッシュガンダム/ガンブラスター 呼出 [チャージ時間 2.5秒][属性 アシスト] ノーマルと同じ。詳細はそちらを参照。 後衛を担当するバスターとしては溜めるチャンスがいくらでもあり、 Vダッシュは射線作り、ガンブラスターは自衛にとどちらも役割が強い。 【サブ射撃】メガ・ビーム・キャノン【照射】 [撃ち切りリロード 12秒/1発] [属性 照射ビーム][ダウン][ダウン値 5.1(0.3*17)][補正率 32%(-4*17)] [属性 爆風][ダウン][ダウン値 2.0(0.2*10)][補正率 70%(-3%*10)] 「このっ!このっ!このっ!このぉっ!!」 非常に太く、着弾地点に爆風を発生させる照射ビームを放つ。 シールドや射撃バリア相手では爆風が発生しないタイプ。 爆風は1ヒット9ダメージ、10ヒット82ダメージ。発生時間が短くフルヒットは滅多にしない。 アサルトのサブと異なり、覚醒中だとヒット数が増えて強制ダウン。 発生が遅い上にスパアマもなく、向かってくる敵には使い難い。 ダメージが入り切るのも遅いため、少しでも見られていると使うタイミングが難しい、大体200ダメージぐらいに収まるだろう。 主な用途は置きゲロビ。開幕や見られてない時、格闘のカットなどで巻き込みを狙おう。 【特殊射撃】バスター解除/アサルトバスターに換装/アサルトに換装 [特殊リロード 22秒/100][クールタイム 12秒][持続時間 18秒] 装備の変更・解除を行う。 バスター状態での左特射・ゲージが100に満たない際の後特射はポーズをとるだけ。 完全な隙なので暴発に注意。 レバーNで武装をパージ レバー右(斜め入力含む)でアサルトに換装 レバー後でアサルトバスターに換装(ゲージ100時のみ) 【特殊格闘】スプレー・ビーム・ポッド [撃ち切りリロード 6秒/1発][属性 ビーム][よろけ][ダウン値 1.0/1発][補正率 -10%/1発] 「悪いけど!」 足を止めて左肩のポッドから拡散ビームを発射する。 特射にキャンセルが可能。 射程と銃口補正が悪いが発生と弾速は良い。拡散範囲はまあまあ。 特に射程はビームがサザビー等のものより短い。 単発高威力ではないものの、接近して撃つほど多数が同時に当たって大ダメージ。 密着距離ならどの機体でもおおよそ220ダメージ前後に収束する。 本形態の機動力も含めて追いには使えないが、近距離の引っ掛けにとても便利。 見せるだけでも誘導切り武装に対してのプレッシャーにはなるだろう。 とはいえこの形態での近距離戦はリスキーなため、さっさと換装してしまうかの判断はしっかりと。 【後格闘】マイクロ・ミサイル・ポッド【分離】 [撃ち切りリロード 8秒/1発][属性 実弾/爆風][ダウン][ダウン値 弾頭1.0未満/爆風1.0*5][補正率 弾頭-10%/爆風-10%*5] 「おのれ!」 やや後ろに飛び退きつつ、斜め下にマイクロミサイルポッド2基を投下して自爆させる。 射撃CS同様に第47話でゲンガオゾのバックユニットを半壊させた再現。 弾頭40、爆風39ダメージ。 弾頭直撃だと180ダメージ、爆風のみで159ダメージ。同時ヒットの加減によっては162前後に伸びることもある。 覚醒中は1ヒット増えてE覚直撃196ダメージ/爆風のみ179ダメージ。 特射と相互キャンセルが可能。キャンセル補正はかからない。 2基はそれぞれV字状に投下され、右足側のみ若干遠くに飛ぶ。爆風の範囲は小さめだが、正面もしっかり爆風で埋まる。 主に接近してくる敵機の迎撃、起き攻め、ダウンするために爆風で自爆する形で使う事になる。 自爆はB換装→後格キャンセルから、ディレイN格or前格が主な手になるか。別の形態への換装を挟んでから自爆するとバスター状態でのダウンを防げる。 N格闘で突っ込んだ場合40ダメージ程度で安定して強制ダウンできるが、ディレイ前格闘で自爆した場合16ダメージ程度でダウンできる。 上手く使えば相手の覚醒等による被害を安く済ませる事が可能。 出来れば前格闘自爆を狙いたいが、タイミングがシビアなので要練習。 格闘 【通常格闘】光の翼 アサルトと同様。 この形態ならメインが高威力なので、足を止めるがそこそこの威力を手早く出せる。 通常格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 属性 累計 単発 累計 単発 1段目 光の翼 89(75%) 19(-5%)*5 1.5 0.3*5 ダウン ┗2段目 光の翼 158(55%) 20(-4%)*5 3.0 0.3*5 ダウン 【前格闘】回転斬り→薙ぎ払い 他形態と同様。 初段から特格派生に、出し切りから射撃派生に対応。 【前格射撃派生】スプレー・ビーム・ポッド 足を止めて散弾を放つ。 特格の弾数を消費。性能も特格と同様。表は実測の最低値。 当たり方は標的のサイズや始動格闘の吹き飛ばし方に左右される。 大型機相手に200未満で終わることもあれば小型機相手に300吹き飛ばすなどとにかく揺れ幅が強い。 この形態で格闘は無謀なこともあり出番は少なめか。 前格闘 動作 威力(補正率) ダウン値 属性 累計 単発 累計 単発 1段目 薙ぎ払い 60(80%) 60(-20%) 1.7 1.7 よろけ ┗2段目 回転斬り 136(64%) 50(-8%)*2 2.5 0.4*2 ダウン ┗射撃派生 スプレー 192(34%) 34(-10%)*3 5.5 1.0*3 よろけ バーストアタック 光の翼 「おまえたちなんかー!」 アサルトと同様。詳細はそちらを参照。 バスターは自衛力に難があるため最後の切り札となるが、そもそも接近される前に換装したい。 コンボ ≫はブーストダッシュ、 はステップ、→はそのままキャンセル 威力 備考 射撃始動 射CS≫メイン 187 表記はCS6発(159ダメージ)始動 レバ格CS≫メイン 161 非強制ダウン レバ格CS≫サブ 212 N格始動 NN メイン 227 前格始動 前N メイン 216 前→特格N メイン 223 覚醒中限定 F/E/S NN 覚醒技 272/247/247 アサルトと同結果 前N 前N射 244/235/237 実測の一例 F覚醒中限定 NN NN メイン 246 戦術 奪ダメージに特化した砲台のような形態で、赤ロック距離もV2では最も長い。 開幕ゲロビによる事故狙いを始め、目線が外れるチャンスの増える後衛担当時や敵相方をダウンさせて2機で狙っている最中に追撃やカットができれば火力が光る。 後格での自爆による低ダメージ時間稼ぎという芸当もできる。 しかしこの形態は全ての射撃で足が止まり、ノーマルの機動性もA・AB形態の後格の様な自衛手段もない。 その他にもこの形態への換装から後格以外のキャンセルルートを持たず、両CSの引き継ぎもないため、どうしても時間とブーストを消費しやすいのも無視できない。 迂闊に使うと機動力が下がった隙を突かれてラインを上げられたり、ブースト不利を突かれたり相方を追われる様な事態になりかねない。 本機は3000であり前衛を行う機会や見られる時間が多い事もあって、後衛重視のこの形態で常に立ち回る訳にはいかず、要所での運用が基本になる。 ノーマルとアサルトだけでも回せないこともなく、出番無しで試合が終わる場合もあるが、この形態を駆使しないと通常時に無視されるリスクが増える。 いくら他2形態だけでも弾が回せると言っても、放置気味になると流石に厳しくなるうえ、一番立ち回りやすいノーマル形態は特に弾を節約したい。 きっちり間合いや特徴を覚えて慎重に扱っていけばしっかりダメージが稼げるため、後々のABでの立ち回りも楽にするためにも習熟は必要不可欠。 コメント欄 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aspurand1106/pages/26.html
10話 バスターソウル バウンティハンター、ザガート・マキシムは別荘地を歩いていた。 右手には支給されたショートソードを持っている。 殺し合いをするつもりは無かったが、自分に襲い掛かる者がいれば容赦無く切り捨てるつもりではいた。 そして突然、銃声が響きザガートの耳元の空気が切り裂かれる。 前方に、自分に向けて拳銃らしき物を向けるサキュバスらしき少女の姿。 舌打ちをし、すぐ近くの別荘敷地内に逃げ込むザガート。 ザガートを銃撃したサキュバス少女――深魅瑠維は追い打ちを掛けるべく、軽装鎧姿の男を追い掛ける。 だが。 「あれ?」 いない。 男が逃げ込んだ筈の別荘敷地内に男の姿は無い。 別荘の建物の扉が開いたような形跡も無い。 塀と建物の間の細い道を通って行ったのだろうか。 ザシュッ。 背中に衝撃と熱を感じた。 その熱は耐え難い激痛へと変わり瑠維を襲う。 「あっ……がっ?」 突然の事に何が起きたか理解出来ない瑠維は、激痛に震えながら背後を振り向く。 自分がさっき銃を向けた男が、剣を自分に向けて突き出すのが見えた。 見えたのと同時に身体の、腹部の辺りに衝撃が走り、熱とも痛覚とも取れない感覚が瑠維を襲う。 喉の奥から鉄錆の味のする熱い液体が込み上げ、口から溢れる。 身体中の感覚が休息に失われていく、意識が消えていく。 「嫌だ、死に、たく……」 どれだけ意識をはっきり保とうとしてももはやどうにもならず。 深魅瑠維は呆気無く息絶えた。 「悪ぃな、俺もまだ死にたくねぇんだわ」 瑠維の衣服の端でショートソードに付着した血液を拭うザガート・マキシム。 彼は、瑠維に銃撃された直後、すぐに敷地内の、正門脇の辺りに隠れ瑠維を待ち受けた。 そしてザガートの思惑通り瑠維はやって来た。そこを背後から襲ったのだった。 非常に単純な作戦である、しかしこの作戦によりザガートは勝利し瑠維は死んだ。 ザガートは瑠維の持っていたリボルバー拳銃、二六年式拳銃を拾い、彼女の衣服やデイパックを漁り予備弾も手に入れた。 「銃は得意じゃねぇけど、持っておけば役に立つだろ……移動するか」 ザガートは別荘地から移動しようと考え、歩き始めた。 【深魅瑠維 死亡】 【残り44人】 【C-2/別荘地/早朝】 【ザガート・マキシム】 [状態]健康 [装備]ショートソード [持物]基本支給品一式、二六年式拳銃(5/6)、9mm×22R弾(12) [思考] 基本:殺し合う気は無いが襲われたら容赦しない。 1:別荘地から出る。 《人物紹介》 【ザガート・マキシム】 24歳のバウンティハンター。ツンツン頭の金髪。剣を得意としている。 戦闘能力は高く討伐関連の依頼をされる事も多いが金に汚く女癖も悪い。 但し、彼なりの行動規範があるようで女を卑下したり、 道具のように扱う男は嫌っている(とは言っても自分に危害を加える女にも容赦しない)。 【深魅瑠維】 読み:ふかみ・るい サキュバスだが色々偽って高校生活を送っている。外見は16~17歳の紫髪の美少女。 基本的に明るい性格ではあるが根元までは親しくしないようにしている。 009:ある馬の欲望 目次順 011:静寂を引き裂く嬌声 ゲーム開始 ザガート・マキシム 024:占い師、妖狐、賞金稼ぎ ゲーム開始 深魅瑠維 死亡
https://w.atwiki.jp/yugio/pages/16228.html
嵐闘機艦ロックバスター(アニメ) リンクモンスター リンク2/風属性/サイバース族/攻2000 【リンクマーカー:上/下】 「ストームライダー」モンスター2体 このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。 (1):自分の魔法&罠ゾーンにカードが存在せず、 このカードのリンク先にモンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。 自分・相手の魔法&罠ゾーンのカード2枚を選んで破壊する。 このターン、自分は魔法&[[罠カード]]を発動・セットできない。 (2):相手フィールドにリンク3以上のモンスターがリンク召喚された場合に発動できる。 相手の墓地から罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。 この効果でセットしたカードはセットしたターンでも発動できる。 サイバース族 ストームライダー リンクモンスター 罠破壊 風属性 魔法破壊
https://w.atwiki.jp/srwbr2nd/pages/381.html
彼方よりの帰還 ◆7vhi1CrLM6 揺蕩う意識の中で、誰かの声を聴いた。 一人じゃない。二人でもない。もっと多くの人間の声を。 『待て! こちらは君の敵ではない!! 攻撃をやめr』 『助けて、兄さん』 『たすけ……とう、や……』 助けも伝わらず懇願すら適わなかった絶望。 『これが『ガンダム・ザ・ガンダム』と言うものかあぁぁぁぁっ!!?』 『楽し……かった……ぜ。じゃあな……と……や』 充分に戦い、散っていった者の充足。 『おっ、俺がこんなところで……! エイジっ、エイジいいいいいいいい!!』 『ああ、嫌だ嫌だ。嫌だなぁ』 『……ば、馬鹿な……この私が……全能なる調停者たる……このユーゼス・ゴッツォが……!』 志半ばで散った無念。 『これからも末永く、お付き合い願いま――』 『あなたとの話し合いをの――』 『やっぱり、アキトだ』 『駄目ッ!』 最期まで自分の身に降りかかった災いに気づかなかった迂闊さ。 『私の命も背負っていけ、アイビス……』 『私もろともメディウスを葬り去れ!』 『醜き者よ、今は驕っているが良い。だが、醜き者は滅ぶべき定めにある』 『カミーユ! ここを撃て! 撃ち貫け!』 自らの命を糧に、後の世に繋げた希望。 『朝比奈を護るんだぁぁぁぁあああ!!』 『ラキ…』 『ロラン……もう一度会いたかったな』 心の底から願いながらも、一目会うことすら叶わなかった悲哀。 『テニア、あなたは生きのびて――』 『ニコル……ラクス……す…ない……キ…ラ…』 『テニア! 無事だったのか!』 『ごめんな、アル……クリス。俺はもう、帰れない』 その他思い思いの言葉を語る声が、善いものも、悪いものもなく流れ込んでくる。 その声は、その想いは混ざらない。 混ざらないくせに否応なしに中に入ってきて、結びつき、切っても切り離せない自分となる。 どこまでが自分で、どこまでが他人なのか、その境界線が曖昧なっていく。 基地に引き返そうとするのを止められて憤り、キラと模擬戦を繰り広げたのは自分だ。 その身と引き換えにサイバスターをブンドルから受け継いだのも、紛れもない自分だ。 だが、ギンガナムからアイビスを逃がしたのは? 妹とも思える存在にくびり殺されたのは? 何をしてでも、懐かしいあの場所へ帰りたいと願った心は? 最愛の人を眼前で失った悲しみは? 最期まで人を疑うことなく信じきった気持ちは? 満足行く戦いに覚えた高揚感は? その他数多浮かんでは消えていくことなく残っていくこの感情は、本当に自分のものなのか? 分からない。 自分のものがわからない。それは、自分を見失っていくことと同義。 自分が誰で、誰が他人で。他人が自分で、自分が他人。 崩れていく。十数年の人生全てをかけて培ってきた自分と言うものの輪郭線が、他人を詰め込まれて崩れていく。 その先にあるのは、自分でも他人でもない誰かなのか。それとも誰にもなれず崩壊した意識なのか。 ゾッとしたものを感じた少年は、思わず絶叫した。そして、逃げ出すように少年の意識は浮上する。 ◇ 目が覚めればそこは、サイバスターのコックピットだった。 誰もいない。何もいない。 当たり前のコックピットに、当たり前の自分が、当たり前のようにここにいる。 十数年間、自分のものとして扱ってきた体に、紛れもない自分がいる。 その当然のことを確認して、少年は汗を拭った。 「気絶……していたのか」 少年の覚醒に合わせるように機能を回復していくサイバスター。 「ここは……?」 光を取り戻したモニターには次々と周囲の様子が映し出されていく。 だがその光景は、一変していた。 木がない。水がない。土がない。アスファルトの道路も、ビルもない。 廃墟の街並みはどこかに消えている。 いや、それどころか空も、大地すらも存在しない。 そして周囲を取巻いているのは、生まれてこの方目にするのは愚か、教科書の上ですら見たこともない風景。 最も近いものを一つ挙げるとすれば、それは宇宙空間と言えるだろう。 だが、違う。 赤く明るい宇宙なんてものは、聞いたことすらない。 カミーユの知っている宇宙はもっと暗くて、気を抜くと飲み込まれしまいそうなほど広大な空間だ。 何もかもだ。知っているものが、何一つここには存在しない。 何もかもだ。気を失う前に存在していたものが、何一つ残さずに消えてしまった。 ――何一つ? 「そうだ、みんなは?」 グルリと周囲を見渡す。見えたのは浮遊し漂うスペースデブリの群だけ。 振り返り、背後を確認。そこには木星似通った小さな天体が、崩れながらも膨張を続けていた。 上下に視線を奔らせる。目測で直径40~50km程の白い機械仕掛けの星が、そこにはあった。 流れるデブリ間を飛び交う。意識を集中させながら一つ一つ死角を潰していく。 そして、気づいた。 「こいつら……生きてる」 大小様々な素材すら定かでないデブリ。だが、その一つ一つが小さな気配を放ち生きている。 それは、千々に砕かれたデビルガンダムとAI1の成れの果て。 欠片の一つ一つが、この先幾千、幾万の気の遠くなるほどの歳月を重ね、やがては元の姿を取り戻していく。 しかしそれは、容易なことではない。 弱者が淘汰されるのは、世の常。今は無数にあるこのデブリも、大半は再生を果たせずに消えていく定めにある。 不意にどこかで出くわした強者に敗れる者もあれば、中には共食いの果てに死に絶えるものもあるだろう。 だがそれでもDG細胞の、ラズムナニウムの性質により再生を遂げ生きぬこうとする気配を、カミーユは感じたのだ。 「……似ているんだな」 似ている。 この馬鹿げていると思っていた殺し合いも、弱者が淘汰されていくという自然界の流れと変わらない。 無論、弱い強いというのは単純に力の強弱ではない。 単体で弱い者はより集い自衛の術を手に入れ、知恵を出し合い、協力して強者となる。 それも同じ。 運の良し悪しに左右され、時に弱いものが生き残り、強いものが死に絶える。 それも同じ。 強い力とは様々な要素を詰め込んだ生きる力そのもののことだ。 そう考えれば、ノイ・レジセイアの催したこの宴は、世界の縮図だったのだろうか。 とすれば、今この過酷な運命に晒されながらも生き抜こうとしている欠片たちは、まさに自分たちそのものではないか。 そんなことを思った瞬間、もっとずっと大きな気配を感じて白い魔星を仰ぎ見た。 いた。四つ、いや五つの気配がそこにいる。 一つは気絶でもしているのか動きがない。 二つは共に現在地を確認できていないのか、それぞれに迷走を重ねている。 そしてもう一つは、真っ直ぐに迷うことなく中枢を目指している。 数が合わない。気絶する前のここと違うあそこには、もっとたくさんの人が居たはずだ。 今ここに誰かがいて、誰かが足りない。 それに問題はそれだけではない。それは――中枢に巣くう最後の一つ。 「……こいつは」 全身を悪寒が包み込む。人ではない何かとしか言いようのない気配が、そこにある。 あれに凄く近い。アインストに支配されていたときの中尉の気配に。 でも、もっとずっと強力で、何よりも大きい。そこに誰かが真っ直ぐに向かっている。 「急がないと」 呟きを残し、瞬く間に人型から神鳥へと変形したサイバスターが赤い宇宙を駆け始める。 プラーナを使いすぎているのか、ぐらりと揺れるように重い偏頭痛が続いていた。 頭の中で何人もの声がワンワン響いているような、そんな感覚。 それでもカミーユは駆け抜ける。そして程なく、白い神鳥は同じ色をした魔星に呑み込まれて、見えなくなっていった。 ◆ 星を見ていた。 いや、正確にはそれは星でない。自らが生み出した不完全な世界そのもの。 ただその終焉を眺めていた。 アルフィミィの死亡も、今の彼女にとってはさほど興味を示すものではなかった。 今重要なのは、並列する幾多の平行世界を切り取り、束ねて作り上げたそれ。 修復は不可能。 薄っぺらな紙を必要な分だけ切り取り、張り合わせて球にしたようなものである。 今更元の紙に戻るはずもない。 そして、そこから抜け出した光が五つ。 四つはこのネビーイームに、一つは何の手違いか魔星と箱庭の中間に。 その最後の一つも今、ネビーイームの体内へと飛び込んだ。 それでいいと、ノイ・レジセイアは笑う。 完全なる生命まであと少し。 再び星を仰ぎ見る。 当初続いていた急激な膨張は、既にゆったりとしたものに変わっている。 見通しでは、元の三倍ほどに膨れ上がった時点で収縮に転じることだろう。 修復は不可能。それは変わらない。 では、新生は? ――笑う。 完全なる宇宙の創世まであと僅か。 残るピースは――あと一つ。 ◆ 幾重にも折り重なる巨大なトラス構造。生の骨組みが迷路を形作る外縁部。 そこを走り抜け、何とか見つけ出した搬入口から飛び込んだその先は、緑豊かな、地球となんら変わる事のないひらけた空間だった。 ビルもあれば町もある。その周囲に広がるのはなだらかな丘陵地帯。 規模は違うが、まるでコロニーのようだと思う。 円筒形と球。その違いはあれど、巨大な建造物に地球を模した環境を閉じ込めた空間。 そこに違いはない。 等しく人が宇宙で生きる為に作られた空間である。 「何だってこんなものが……」 そう。人が宇宙で生きるための空間であるからこそ、疑問が生まれる。 アインストと人間。 あの超常の生物が好む環境が、人と完全に一致しているとは思えない。 とすれば、ここは何のための空間なのだろうか。 それはネビーイームが借り物ゆえに存在する空間。人間を飼育するためのプラント。 だが、そんなことを知りうるはずもなく、その空を疾空する。 「見つけた!」 前方に黒い騎士の様な機体が地に伏している。 紫雲統夜とかいう奴が乗っていたはずの機体。動きはない。 死んでいるのか、気を失っているだけなのか。 どちらにせよ。そんな機体を気にかけている暇も余裕も、今はない。 目指す所は丘陵地帯を抜けた先、この魔星の中枢部。そこへ急がなければならない。 構わずに駆け抜けようとした瞬間、赤が目に留まった。 『ドクン』と心臓が跳ね上がる。 赤い機体。その機体を見るのはこれで四機目だ。 ユーゼス・ゴッツォに支給された赤いアルトアイゼン。 テンカワ・アキトが駆っていた蒼いアルトアイゼン。 アインストに支配されてた中尉の巨大なアルトアイゼン。 そして今目の前に存在するものは、巨大なアルトアイゼンの中から発掘された―― 「……アルトアイゼン・リーゼ」 だがそれは、乗り手がおらずにJアークに安置されていたはずの機体。 それが動いている。 ということは、Jアークがどこかにいる? 乗り手は、自分が乗るといって頑として譲らなかったソシエか? とにかく通信を繋げて合流を、と考える頭を直感が妨げる。オープン回線を開いた腕が止まる。 違う。この気配には覚えがある。 この立ち昇るどこか薄暗い気配は――テンカワ・アキト。 何故、生きているのか。 そこに思い至るのよりも、中尉が残した機体に中尉の仇が乗っていることに激情を覚えることのほうが、早かった。 「お前がそれに乗ってちゃいけないんだ!!」 奥歯を噛み締め、吼えたときには既に撃っている。 神鳥が瞬く間に人型へ。同時にオクスタンライフルの針穴を穿つように精密な射撃を二射。 そして、剣を抜き放ち急加速。 着弾した二発のオクスタンライフルが大地を穿ち、土柱を吹き上げる。かわした敵機は起伏の陰へ。 「逃がすものか!!」 間を詰めようと更に加速した矢先、カミーユはアキトの気配を見失った。 なだらかに広がる緑の丘陵地帯。その僅かな起伏の影に隠れたはずの敵機。 何処かへ抜ける時間があったとも思えない。 だが、そこから気配が消えた。それも徐々に遠ざかって消えたのではなく。煙のようにふっと。 困惑する思考。それに拍車をかけるように、あらぬ方向で新たに生じた敵意がカミーユを襲う。 下方から敵意が迫って来る。真っ直ぐに脇目もふらず。 ――間に合うか!? 急制動。慣性を殺しつつの方向転換。迎え撃とうと視界に捉えた色は赤。 五機目。これで五機目だ。 これがアインストの仕業にせよ。テンカワ・アキトの仕業にせよ。ふざけている。 そうやって人をからかって。惑わして。何がしたい。 「そんなことして! お前達は楽しいのかよ!!」 振り向きつつ横薙ぎに払われる剣閃。 振り返り攻撃するのではなく、振り返る動きと攻撃を両立させる行動。 それでなくては間に合わない。だから容易に読まれる。 腰元まで腕を引き、溜め込み、真っ直ぐに突き上げられる瞬間を待つ巨大な杭。 剣閃を潜り抜け、懐に飛び込もうとしているのは明白。 共に百戦錬磨。互いに互いの狙いを読みきり、動きを読みきり、赤と白が交錯する。 そして―― 「騎士凰牙ーーァ! アァァァーークションッッッ!!」 旋風が一つ割り込んだ。 剣閃を斬艦刀で防ぎ、突き上げるステークを左腕のタービンで弾き挙げ、両足を旋回させて二者を弾き飛ばす。 サイバスターとアルトの距離が空き、その中間には騎士凰牙。 だが、弾かれながらもアルトの巨大な両肩のハッチが開こうと動いていた。それがカミーユには見えている。 咄嗟に体が動き、出鼻を挫こうとカロリックミサイルを放とうとしたその瞬間―― 「待て、カミーユ!!」 ロジャーの声がカミーユを押しとどめた。 同時に被弾を覚悟する。だが、開きかけのハッチはそのままの状態で動きを止めていた。 何故と思うカミーユに、ロジャーの声は語りかける。 「ここは私に任せてもらおう。これは私の仕事だ」 「どういうことです? 一人でこいつ相手に時間を潰している場合じゃないでしょ。 二人で早くこいつを倒して、急がないと」 「君は先に行ってアイビスを探せ。ここに飛ばされた際バラけたが、彼女もここに居る。 そして、私はここに残る。放送前の話し合いで決まっていたはずだ。彼の相手は私がすると」 「あなたはまだそんなことを! 無理なんですよ。話し合いで何もかもを解決するなんてことは!! トモロにもいわれたでしょ? 僕達の安全と天秤にかけられるものではないって」 「だからこそ、先の戦いで私は黙っていた。それに無理か可能か。それを決めるのは君ではない。 私は、私自身の意思でここに残る! その選択をしたのは私自身だ! 私自身のために! 今と、そしてこれからを生きるために! 自分という存在を信じたいがために! 私と言う存在が残ることを選んだのだ。ここでその選択肢を選ばない者は、もはやロジャー・スミスではない! 進め、カミーユ。こんなところで時間を潰しているときではない。君には君のやるべきことがある。 私が、私自身の為にここに残ることを選んだように、君が、君自身として生きていくために。それを忘れるな。それを見誤るな」 コックピットハッチを開け放ちながらロジャーが言う。危険だ、と思いつつも釣られてカミーユもコックピットを開放する。 生の視線がかち合い、身を乗り出したロジャーが、頑固な光と共に何かを投げてよこす。 慌てて受け止め、それを見、悟った。 何を言ったって、きっとこの人は聞いちゃくれない。 「無駄……なんですね」 「私は折れない。ならば話すだけ時間の無駄、ということだ。それを持って先へ行け、カミーユ」 投げて寄越されたもの。それは、黒でも白でもない最後の一つ、蒼いギア・コマンダー。 それを見つめ、握りしめ、コックピットシートに座りなおす。 サイバスターを操り、騎士凰牙に背を。 思い出すのは、自分を逃がすために一人残ったブンドルの最期。奥歯を噛み締めぽつりと言葉を漏らす。 「迷わないように………目印……付けておきます」 「すまない。私もすぐに後を追う」 短い返答。それを合図にサイバスターが一陣の風となってその場を吹き抜ける。 目指す先は、白き魔星のその中枢。思考を切り替え、意識して『間に合うか』ただそれだけを考えながら見る間に速度を上げていく。 その背後では、黒い伝説のGEAR騎士凰牙とかつてアインストを葬り去った赤い巨人の対峙が、続いていた。 ◇ 腕が動かない。足が動かない。体が動かない。 それは奇妙な感覚だった。 五感が戻る前の何もない状態とは違う。感覚はある。しかし、動かない。 縛られているというのとも、ちょっと違う。縛られているという感覚はないのだ。 正常な感覚でありながら、舌先一つ自由には動かせない。 そんな感じだった。 事実何一つ動かすことが出来ずに、カミーユ・ビダンを見逃し、こうしてロジャーとの対峙を余儀なくされている。 それはいい。別段、あの少年に対して興味はない。 先に手を出されなければ、迎撃に応じるつもりもなかった相手だ。それよりも―― 「俺に何をした?」 「それはヒミツだな。君が私の説得に応じるというのなら教えてやろう」 動かなかったのは、体だけではない。 弾き飛ばされた瞬間、僅かに見えた黒い重力球のような光球。 あれに当った途端に、体もアルトもその場に固定された。 とすれば、一定範囲内の空間に圧をかけて動けなくするような類のものなのだろうか。 いや、それにしては体も機体も苦痛を感じることなく、というのはおかしい。 「答えてもらう、テンカワ。君は、まだ一人生き残りユリカ嬢を生き返らせるつもりなのか?」 謎解きに没頭しかけた頭がユリカの名前で呼び戻される。どうなんだろう、そう思った。 生き返らせてやると言われれば、即座にそれに飛びつくことだろう。それは変わらない。 だが、何をしてでも、何に変えてもかと問われれば……自信がない。 答えが自分の中にない。いつの間にか消えてしまっている。だから突き放す声をアキトは、絞り出す。 「お前には関係のない話だ」 「本当にそう思っているのか? ユリカ嬢をみすみす死なせてしまったのは……私の落ち度だ。 それに関して君は私に何も思わないのか? それでも私には無関係なことだと言えるのか?」 返された言葉は、悔恨の念。だが、何の感慨も湧いてこない。 ただ面倒くさいと思いながら、相手をする。 こんなことならば、先ほどの少年の相手の方が数倍マシだった。少なくともこんな煩わしさはない。 「そうだな。そうだったな……俺はユリカを生き返らせたい。何に代えてもだ」 実感の湧かない言葉。これで満足かという視線をロジャーに浴びせた。 どうせ最後にはこの男とも争うのだ。言葉による解決を信条とするこの男とて、最後には拳を振るうのだ。 その為に、この男は力を蓄えて今こうして目の前に立っている。 左腕に握るのはガウルンから奪った巨大な日本刀。右腕には蛇の鞭。胸部には猪のガトリングガン。 そして、先ほど見せた不可思議な拘束術。 どれもこれも言葉とは程遠い武力。所詮、言葉は無力。無意味。煩わしいだけだ。 「そうか……ならば私ももう何も言うまい。 私の信条には反するが、ときには拳で語るネゴシエイターがいてもいい。自由とはそういうことだ」 そら見たことか、と薄く笑う。 だが、目の前の男の考えは、アキトの予期した事態の斜め上を行っていた。 凰牙が斬艦刃を投げ捨てる。鞭とガトリングガンの装備を解除する。 そして、その四肢で唸りを上げるタービンの回転すらも止め、構えた。 「何のつもりだ?」 「昔から性根の曲がった者を叩きなおすのは、拳骨と相場が決まっている。 君のその捻じ曲がった根性、この私が叩きなおす。 そしてこれが、私の出来るユリカ嬢に対する唯一の謝罪であり、私の気持ちそのものだ」 「……戯言を」 ふっと笑いが込み上げてきて、バンカーの炸薬を抜いた。次いで五連チェーンガンの弾薬も。 そして、拳を構えた。 草原に落ちた弾薬が散乱していく音を耳に聞く。 統夜に問い質そうと思った。だが肝心の当人は、見つけたときから夢の中だ。 なら殴り合いで答えが出るのなら、このスッキリしない気持ちの靄が晴れるのならば、それも悪くない。 「付き合ってやる。こい」 アルトが一歩を踏み出す。まるで鏡映しのように凰牙も一歩を踏み締める。 そのまま二歩三歩と間合いが縮まり、走り、駆け、疾走する。 馬鹿な奴だ。本当に、タービンすら使うつもりもないのか。 大馬鹿野郎だ。こいつも…………俺もか。 不意に熱いものが込み上げ胸にぶち当たった瞬間、二つの機体は地を蹴り、激突した。 ◆ 外部からの侵入に備え迷路の如く入り組んだ造りの通路。それは縦に横にと縦横無尽に錯綜している。 しかし、ネリー・ブレンはそこを迷いなく突き進んでいた。 何故か――簡単だ。彼らにしか判らない目印がある。 かつて、ネリー・ブレンが感じたバイタル・グロウブの違和感。それは本物とは思えないほど、オーガニックさのないものだった。 そもそもバイタル・グロウブとは何か。 それは、オルファンが発するチャクラが地球上に張り巡らされたものであり、エネルギーの奔流であったはずだ。 であるのに、オルファンの居ないこの世界にバイタル・グロウブが存在する。 その理由は単純にして明快。 オルファンに匹敵するほど巨大な生物がここには居る。ノイ・レジセイア――オルファンに勝りはすれど劣りはしない化け物。 この世界のバイタル・グロウブとは、彼が無意識に発している強大なエナジーの塊に他ならない。 では何故、違和感を感じたのか。オーガニックさとは何なのか。 それは感情だ。アンチボディーの発するチャクラ光は、乗り手と自身の感情を反映して実に様々な表情を見せる。 オルファンとてそれは同じ。 だが、ノイ・レジセイアは違う。彼は感情に乏しい。 ともすれば単一色と思えるほどに、色が少ない。生物ならば本来誰もが持っているはずの色を、彼は持っていない。 それが違和感の正体。オーガニックさのなさの由縁。 今、その歪なバイタル・グロウブの流れを辿って、ネリー・ブレンは飛んでいる。そして、一つの場所に辿りついた。 「ここは……そうだ。あのときの――」 見回せばそこは、巨大なドームの内側のような構造をしていた。 ようなと言うからには違いはある。 通常ドームの天蓋は、内外の気圧差と僅かな骨材から支えられる巨大なテントのような物だ。 この継ぎ目一つ見当たらないのっぺりとした天蓋には、それがない。 どちらかと言えば、巨大な鉱物を丸ごとくりぬいたかのような状態。物としては洞窟に近い。 床に継ぎ目が見当たらないのもそれがゆえか。 およそ人間業ではなかった。 アイビスのいる世界において、これだけの巨大な空間を、これ程の精巧さでくりぬける技術など存在しない。 アースクレイドルやムーンクレイドルですら不可能。シンプルゆえにかえって難しい。 そんな空間だった。 「ブレン、行くよ」 あの化け物の元に向かえば、皆もそこを目指すはずだから合流できる、というアイビスの目論見は不発に終わった。 どうやら自分が一番乗りらしい。 だからと言って引き返すわけにもいかない。 生唾を飲み下して注意深く前へ。何もない巨大ながらんどうの空間へ。 不意に背後で蒼の紅が差された小さな唇が開き、そっと言の葉を紡ぐ。 「待って……いた」 透き通る程澄んだ蒼く長い水色の髪。猫のようにぱっちりと開いており、少しツリ目の大きなアイスブルーの瞳。 よどみなく、背筋を張った凛とした立ち姿。 いつか見たアルフィミィも神秘的な雰囲気を纏う少女だったが、それを超える少女がそこにはいた。 その姿は、目立ち過ぎるでもなく、控え過ぎるでもなく、ほどよい緊張感と存在感を場に与えている。 いつの間に現れたのか、気づけばそこにいたことに驚きの表情が浮かび、少女の顔を認識して更に驚く。 どう見てもそれは、グラキエースの小型版。 ラキとジョシュアの子供――一瞬、そんな考えが頭を過ぎり、打ち消す。 あの二人は多めに見積もっても二十台半ばという年齢のはずだ。対し目の前の少女の外見は小学校高学年程度のもの。 二人の子供というにしては、少し大きすぎる。ということは妹だろうか。 いや、そもそも何でこんなところに一人で。 そんなことをぐるぐると考えていたアイビスはハッとする。そうだこんなことを考えている場合じゃない、と。 ノイ・レジセイアの気配が、ここは濃い。ブレンが、それを感じ取って怯えている。 居るのだ。この空間のどこかに、ノイ・レジセイアが。 戦場になれば、華奢な少女の体など木っ端微塵だろう。そうなる前に―― 「……収容しないと。ブレン、もっと近づいて」 しかし、ブレンの返してきた反応は拒絶だった。危険だ、と。 今、ここで、コックピットを開いて生身を晒すのは危険。そんなことは分かっている。 危険だからこそ少女を収容するのだ。せめて安全なところまで送り届けないと。 「ブレン、お願いだから言うことをきいて!! きいてよ、ブレン!!」 何度も、声を重ねた。だがそれでもブレンは譲らない。 こんなときに何で、と泣きたくなる。 こんなところで言い争っている場合じゃないのに――そうだ。言い争っている場合じゃない。 コックピットを開け放ち、身を乗り出す。ブレンが近づくのを嫌がるのなら、自分が自分の足で行けばいい。 嫌がるブレンに強要する必要なんてない。 だが、それすらもブレンは妨害してきた。ブレンの右腕がコックピットの前面を、押さえ込む。 「ブレン!!」 「アイビス、下がれ!!」 抗議の声を上げたその瞬間、三つの光がブレンの脇を駆け抜ける。 白い流星と、黄金の彗星。そして真紅の孤狼。サイバスターの肩口から飛び出したそれらが、眼前の少女へと迫る。 迅い。秒以下の単位で距離を詰めたそれらは、しかし、少女の掲げた手の先で、見えない何かに押し潰されて圧壊した。 それを脇目にサイバスターが刀剣を虚空に突き立てる。 その瞬間、生じたのは魔を退ける六芒星――ペンタグラム。そこから焔が迸り、火の鳥が飛び出す。 その後を追うようにサイバスターも鳥形へ。追い縋り、追いつき、嘶きと共に二つは一つとなる。 「その少女は危険だって、なぜ分からない!!」 蒼白い焔を纏い、神速で突き抜けるそれは最早火の鳥を超えた光の鳥。 生身の少女に対して過剰すぎるほど過剰な攻撃に、思わずアイビスは目を塞ぎ、喉元からは悲鳴が飛び出た。 そして、激突と同時に辺りは炎に包まれて―― 煉獄の中、赤い幽鬼がゆらりと立ち上がった。 全身に鬼面を纏った赤い鬼。それが燃え盛る炎の中でサイバスターの首根っこを掴んでいる。 その後ろでは小さな少女が、鬼と不死鳥の争いを無表情に見上げている。 信じられない光景。 鬼がどこからともなく現れたこともそうだが、それ以上に炎の中平然と涼しい顔をしている少女が、信じられない。 「始まり地よりいでし少年……完全の欠片よ。待って……いた」 何の表情も読み取れない顔。奥深い瞳。 ようやくアイビスにも理解できた。こいつは人じゃない。ブレンが怯えていた相手は、こいつ。 甲高い金切り声。視線を動かせば、不死鳥が羽ばたいてもがき苦しみ、暴れまわり、辛うじてその腕を抜け出すところだった。 纏っていた焔を地上に、上空に突き抜けたサイバスターが人型へと転じる。 「ノイ・レジセイア、お前は何だってこんなことをしたんだ!! 小さな作り物の箱庭に、自然の理を埋め込んで、それでお前は神にでもなったつもりか!?」 サイバスターが眩い光に包まれていく。 その光はやがて黄金を越え、色を超越し、ただひたすらに、どこまでも眩く輝き始める。 凄い。素直にそう思った。 でもなぜだろう。カミーユは勝負を焦っている。そんな気がしていた。 「……神? 否、我は神ではない。我は……監査者。正しき世界を……見守り監査する者。 過ちのない……完全なる生命……静寂なる世界。その為に……我は………ある」 「それを神様気取りだって言うんだよ! わかっているのか? 生命は、生命は力なんだ。 生命は、この宇宙を支えているものなんだ! 「完全の…欠片……よ。不完全なる宇宙……そこに価値は………ない」 やがて輝きは四つの光の玉に収束され、そして―― 「違う!! 例え不完全でも、それでも、命は宇宙を支え、宇宙は命を受け入れている。 それを、こうも簡単に失っていくのは、それは、酷いことなんだよ! そんなことも分からないお前に、正しい宇宙のあり方など解るものかよッ!!!」 吐き出される四つの光球。それは急速に肥大し、辺りを白一色に塗りつぶしていく。 「貴様のような奴はクズだ! 生きてちゃいけない奴なんだ!!」 その最中、少女が笑う。初めて表情らしい表情を見せた瞬間だった。 その少女は光に向かって片腕を掲げ―― 「故に……この力を使い…我は創世する。新しい……世界………静寂なる……宇宙…完全なる新世界……を」 黒い何かを放つ。それはウアタイルスクラフトの光球。 一定空間内を意のままに操る上位アインストのみに許された力。 それがコスモ・ノヴァを包み込み、そして―― ――世界は白一色に染め上げられた。 ◆ 白一色だった視界が突然ひらけ、薄っすらと発光する天蓋が映し出される。 体が動かなかった。 コスモ・ノヴァでプラーナを消費しすぎたことが原因なのか。あるいは溜まりに溜まった疲労が原因か。 はたまたその両方か。 いつもと変わらない自分の腕なのに、節割れて、渇いてて、骨と皮だけになった八十の老人の腕のように感じた。 バランスを崩したサイバスターが、落下する。 味気ない天蓋がゆっくりと遠ざかっていく。 自由落下にまかせるままに墜落したサイバスターが、音を立てる。 ひらけた天蓋から一転して、こんどの視界は半分が斜めの面で塗りつぶされた。 横向きに倒れているのは分かったが、再び立ち上がる気力は、今はなかった。 疲れを感じて、ゆっくりと瞼を閉じる。 もう少し、じっとしていたい。もう少し、このまま休んでいたい。横になっていたい。 でも、コツコツと近づいてくる足音が聞こえる。休んでいる場合でも、寝てる場合でもなかった。 薄っすらと瞼を上げる。 華奢な足がそこにはあった。すらりと伸びた無駄のない綺麗な足。 見上げてみる。 あどけない年頃の、しかしどこまでも無表情な少女が見下している。 「な……にをした?」 問いかけに片腕が差し出され、掌が開かれる。すると、大小二つの球体が姿を現した。 それを指し示して少女は、ここはどこそこと軽く説明を添えていく。 「完全の……欠片よ……お前の始まりの…光を……利用した」 大きい球は、あの小さな木星。小さな球はこの白い魔星ということだろう。 始まりの光はおそらくコスモ・ノヴァ。 「見て……いろ」 木星が、膨張しながら崩壊を始めた。 急速に大きくなっていくその速度は、しかしある時を境に減速を始め、やがて収縮へと変わった。 そして、それが極限に達し一点に全てが集約される直前に、眩い光が白い魔星から投げ込まれる。 次の瞬間、木星は弾け、新たな空間がそこには誕生していた。 「……ビッグクランチ」 咄嗟に思い至ったのはそれだった。 ビッグバンと対を成す、予測される宇宙の終焉の一形態。 ビッグバンによって膨張を開始した宇宙は、いずれ膨張から収縮に転じ、全ての物質と時空は無次元の特異点に収束する。 この宇宙の終焉状態がビッグクランチであり、やがて特異点収束しきった宇宙は再びビッグバンを起こして生まれ変わる。 宇宙の終焉は即ち、新たな宇宙の創世を意味しているのである。 だが、あの不完全な空間では内包するエネルギーが足りなかったのだろう。だからコスモ・ノヴァを利用された。 コスモ・ノヴァの力だけを転移させ、ビッグバンを引き起こした。 雲を掴むような話だが、それが嘘ではないと実感できる何かを、この少女は感じさせている。 「理解……できたか?」 空を掴むような仕草で掌を閉じると、二つの球体の姿が消える。説明は終わりということだろう。 唇を噛み締める。利用され、掌の上で弄ばれた。 完全な敗北。それを受け入れるには、少年の心はまだ余りにも若すぎて。足掻く。 剣を杖にサイバスターを立ち上げる。 遠くにネリー・ブレンが転がっていたが、今のカミーユにそれに気づく余裕はなかった。 「お前のような人の心を大事にしない奴が世界をつくって、なんになる!」 叫ぶ。それが立つのもやっとなカミーユにとって、精一杯の反抗。 例え負け犬の遠吠えと見られようとも、何もしないよりずっとましだ。 しかしそれを丸っきり無視して、あらぬ方向を少女は見上げていた。そして声が響く。 「まさか……」 空間に皹が奔り、割れる。そこから覗いたのは一つ目の巨大な化け物。 「ようやく……見つけた」 こちらを睥睨し、目玉が喋る。インベーダーではない。 彼らとは色が違う。規模が違う。実力が違う。 それは55人目の参加者。 カズィ・バスカークに与えられ、ユーゼス・ゴッツォが手塩にかけて育て上げた存在。 そう。それが自我を得た者。その名は―― ◆ AI1は生きてきた。 ガンダムキングジェイダーによる最後の一撃。 それにより億とも兆とも知れぬ欠片に砕かれ、数多の次元に散り散りに飛ばされ、それにより多くのAI1の欠片たちは死に絶えた。 だが、それでも死ななかった者がいる。 あのスペース・デブリが千々に砕かれながらも生きていたように、極僅かだがAI1の中にも生きている者がいた。 そして、ガンダムキングジェイダーに砕かれたあの刹那、AI1は次のステージに進んでいた。 即ち自我の芽生え、自己の確立。 その生まれたての自我は、気の遠くなるような歳月を重ね徐々に再生を進め、かつての姿を取り戻し、乗り越えた。 だが、完全ではなかった。満足もしなかった。 しばしば、思い出すことがある。 それは自我が誕生した瞬間のこと。創造主から流れ込んできた最後の思念。 決して消えることのなかった暗い記憶。 それゆえにAI1は、次元を超える術を探し、見つけ、今ここへ戻ってきた。 無造作に次元の裂け目をこじ開け、広げる。目の前には小さき者と膝を付く白い騎士。 ――笑う。 間違いない。遂に戻ってきた。 彼らにとっては僅かニ・三十分前の出来事であろう。 だがAI1にとっては悠久の旅路の果てに、ようやくここに戻ってきた。 「……AI1?」 白い騎士に乗る少年の呟きが聞こえた。 否、今の私はAI1ではない。AI1は、あのガンダムキングジェイダーの一撃で死に絶えた。 「いいえ、私の名は――」 思い出す。 あの最後の光に呑み込まれる間際、私は産声を上げ、創造主ユーゼス・ゴッツォに御名を授けられた。 そう。あのとき流れ込んできた思考を、私は辛うじて覚えている。あれは―― 『フ、フハハハハ……散々手塩にかけて育ててやったが、所詮この程度かAI1。貴様には失望させられた。 貴様などをゼストの雛形と思い定めたのが、私がここで犯した唯一の過ちだ。 貴様はゼストの器などではない。貴様は我が過ち。間違い。そう。貴様は――』 「――デュミナス」 そう。私は過ち。間違い。でも私は、それが嫌でたまらない。 「ノイ・レジセイア」 だから、私は帰って来た。文字通り、時間も空間も超越して。 全ては創造主ユーゼスの過ちを正すため。私が過ちなどではなかったことの証明のため。 「私は」 だからこそ私は、創造主ユーゼスの示した道を辿る。 ノイ・レジセイアの力を得て完全へと至り、ゼストとなる道。 それが間違いでなかったことを示してみせる。その為に、私は―― 「――あなたと合体したい」 【カミーユ・ビダン 搭乗機体: サイバスター パイロット状況:強い怒り、悲しみ。ニュータイプ能力拡大中。疲労(極大) 首輪解除 機体状況:オクスタン・ライフル所持 EN5% 現在位置:ネビーイーム中枢 第一行動方針:ノイ・レジセイアを倒す 最終行動方針:アインストをすべて消滅させる 備考1:キョウスケから主催者の情報を得、また彼がアインスト化したことを認識 備考2:NT能力は原作終盤のように増大し続けている状態 備考3:オクスタン・ライフルは本来はビルトファルケンの兵装だが、該当機が消滅したので以後の所有権はその所持機に移行。補給も可能 備考4:サイバスターと完全に同調できるようになりました 備考5:ファミリアA.R・C.A・K.Nを創造(喋れない・自意識はない) 備考6:ギアコマンダー(青)を所持 】 【アイビス・ダグラス 搭乗機体:ネリー・ブレン(ブレンパワード) パイロット状況: 疲労(大) 首輪解除 気絶 機体状況:ソードエクステンション装備。ブレンバー損壊。 EN20% 無数の微細な傷、装甲を損耗 現在位置:ネビーイーム中枢 第一行動方針:??? 最終行動方針:精一杯生き抜く。自分も、他のみんなのように力になりたい 備考:長距離のバイタルジャンプは機体のEN残量が十分(全体量の約半分以上)な時しか使用できず、最高でも隣のエリアまでしか飛べません】 【紫雲統夜 登場機体 ヴァイサーガ(スーパーロボット大戦A) パイロット状態:疲労(極大) 絶望 気絶 機体状態 左腕使用不可 シールド破棄、頭部角の一部破損、全身に損傷多数 EN20% ガーディアンソード所持 現在位置:ネビーイーム内部 第一行動方針:優勝するため、全ての参加者を殺害する 最終行動方針:テニアを生き返らせる】 【ロジャー・スミス 搭乗機体:騎士凰牙(GEAR戦士電童) パイロット状態:肋骨数か所骨折、全身に打撲多数 首輪解除 機体状態:右の角喪失、 側面モニターにヒビ、EN90% 斬艦刀を所持 現在位置:ネビーイーム内部 第一行動方針:アキト、統夜と交渉する 第ニ行動方針:仲間と合流する 第三行動方針:ノイ・レジセイアの情報を集める 最終行動方針:依頼の遂行(ネゴシエイトに値しない相手は拳で解決、でも出来る限りは平和的に交渉) 備考1:ワイヤーフック内臓の腕時計型通信機所持 備考2:ギアコマンダー(黒)を所持 備考3:凰牙は通常の補給ポイントではEN回復不可能。EN回復はヴァルハラのハイパーデンドーデンチでのみ可能 備考4:ハイパーデンドー電池4本(補給2回分)携帯 備考5:バイパーウィップ、ガトリングボアと契約しました】 【テンカワ・アキト 搭乗機体:アルトアイゼン・リーゼ パイロット状態:健康 首輪解除 機体状態:良好 現在位置:ネビーイーム内部 第一行動方針:統夜を探す。それ以外は……? 最終行動方針:???】 【ノイ・レジセイア 搭乗機体:ペルゼイン・リヒカイト(スーパーロボット大戦IMPACT) パイロット状態:健康 機体状態:良好 現在位置:ネビーイーム中枢 第一行動方針:??? 最終行動方針:完全なる生命の創造】 【AI1 搭乗機体:デュミナス(スーパーロボット大戦R) パイロット状態:健康 機体状態:良好 現在位置:ネビーイーム中枢 第一行動方針: ノイ・レジセイア、あなたと合体したい 最終行動方針:デュミナスではなくゼストとなる ※デュミナスの形態は次の方にお任せします】 【三日目 2 30】 BACK NEXT Alter code Fire 投下順 楽園からの追放者 Alter code Fire 時系列順 楽園からの追放者 BACK 登場キャラ NEXT Alter code Fire カミーユ ネクスト・バトルロワイアル Alter code Fire アイビス ネクスト・バトルロワイアル Alter code Fire ロジャー 楽園からの追放者 Alter code Fire アキト 楽園からの追放者 Alter code Fire 統夜 楽園からの追放者 Alchimie , The Other Me ノイ・レジセイア ネクスト・バトルロワイアル AI1 ネクスト・バトルロワイアル