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エクシリア/ミラ=マクスウェル 魔鏡技/術技魔鏡 精霊装 鏡装 ★3~4装備 運用例魔鏡 術技 立ち回り 魔鏡技/術技 魔鏡 種類 魔鏡技 属性 MG 備考 報酬 レイジングサン 火 100 通常 サプレスノヴァ 風 100 季節 メリー玄武散 地 80 範囲は狭いがMG150で発動すると高威力になる。 オーバーレイ エレメンツアサルト 無 150 クロスオーバー オーバーザライブ 風光 100 コラボ 連ね三途渡し 無 110 敵に混乱付与。 終決 リコールミッション 風 150 中央ターゲットで3体撃破可能。 クロスオーバー 虎牙破斬・顎 水風 100 端ターゲットで3体撃破可能。ターゲット以外に与えるダメージは少なめ。 通常 ギルティカル・フェイト 光 100 フォーム魔鏡。 精霊装 霊装魔鏡技 属性 備考 サイクロン・ライズ 風 中央ターゲットで3体撃破可能。 鏡装 種類 術技/秘技 属性 備考 第1 フレアボムフレアボム・フィーア 火 術連携時ダメージ軽減1000。 第2 グレイヴグレイヴ・アギト 地 裏 ハイアーザンスカイクリーヴハリケーン 風 コラボ 畳返し 無 バースト パーティクル・ロンドパーティクル・ワールウィンド 光風光 すり抜け・移動技。連続発動で上昇する。 ★3~4装備 術技 属性 備考 サンダーブレード 水風 ラウンドエッジ 光 ロックトライ 地 ファイアボール 火 スプラッシュ 水 サイクロン 風闇 ディストールノヴァ 無 アサルトダンス 無 ウィンドカッター 風 FG増加量が多め。 運用例 魔鏡 装備 魔鏡技/霊装魔鏡技 備考 精霊装 サイクロン・ライズ メイン魔鏡 虎牙破斬・顎 サブ魔鏡 リコールミッション 術技 術技/秘技 備考 フレアボム/フレアボム・フィーア 術連携時ダメージ軽減1000。 サイクロン サンダーブレード ロックトライ 交代用。 ウィンドカッターがある方が序盤は動きやすい。 術攻が少し下がるがウィンドカッターを入れる場合はロックトライと入れ替え、交代技をフレアボム辺りにする。 立ち回り 最序盤はフレアボムで戦い、ある程度敵が固くなってきたら術主体で戦う。 出が早い通常攻撃1~2回やフレアボムで連携数をある程度稼ぎ、フレアボムからサンダーブレードを繰り返す。 連携を続ける場合はサンダーブレード*2の後にサイクロン等を挟んで再度サンダーブレード。 6連携目以降で秘技を当てられる場合は秘技を発動する。 魔鏡技は広範囲な虎牙破斬・顎を主に使用する。 対ボスで弱点が水風以外の場合、弱点をつける魔鏡技があればそちらを優先。
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活動記録 2010/12/27 更新マンドクセ( A`) かゆ・・・うま・・・ 2010/12/02 NM名 弱点(赤!!) 弱点(黄!!) 弱点(青!!) アートマ/ジェイド ドロップ Durinn (ドゥエルグ) 五之太刀 陣風 バイオII - 邪鬼のアートマ バルリーヌ 水行の宝石 水行の宝石 Cirein-croin (オロボン) アースクラッシャー ? - 撹乱のアートマ ハンニバルソード 金行の宝石 金行の原石 キレインのランプ 2010/11/25 NM名 弱点(赤!!) 弱点(黄!!) 弱点(青!!) アートマ/ジェイド ドロップ Ironclad Pulverizer (鉄巨人) サイクロン?六之太刀 光輝 ? - 灰塵のアートマ バッスルディル サバントチェーン 雲海菅蓑 2010/11/18 NM名 弱点(赤!!) 弱点(黄!!) 弱点(青!!) アートマ/ジェイド ドロップ Div-e Sepid (インプ) ? - - ? サピエンティアサボ ナバーチ型紙:足 Dvalinn (ドゥエルグ) ? - - - - チルコ型紙:足 Carabosse (ピクシー) サイクロン ? - 妖艶のアートマ アフリクター 猟師鉢巻 テウタテスサブリガ カラボスの小石x2 2010/11/11 NM名 弱点(赤!!) 弱点(黄!!) 弱点(青!!) アートマ/ジェイド ドロップ Flame Skimmer(トンボ) 六之太刀 光輝 - - 遊軍の蒼色ジェイド マグヌスランス チルコ型紙:脚コーラー型紙:脚 Heqet(ポロッゴ) レッドロータス - - - - ベイル型紙:脚雲海型紙:脚 Asanbosam(コウモリ) サイクロン ? - - シルバン型紙:脚マーヴィ型紙:脚 Ironclad Observer(鉄巨人:頭部) フリーズバイト? - - - - 2010/10/21 NM名 弱点(赤!!) 弱点(黄!!) 弱点(青!!) アートマ/ジェイド ドロップ Turul(アンフィプテレ) サイクロン 乱鳥のアートマ シアリングケープ ニーレンシュッツ Eccentric Eve(モルボル) エナジードレイン 紫苑のアートマ 戦神鉢巻段蔵の脛当 Abyssic Cluster(クラスター) ? - - - クリソペイアトルク Ironclad Observer(鉄巨人:頭部) - - - - クイントスピア 2010/10/14 NM名 弱点(赤!!) 弱点(黄!!) 弱点(青!!) アートマ ドロップ Ovni(クラゲ) サイクロン バニシュ 空仰のアートマ 少林帯 Dozing Dorian(雄羊) アースクラッシャー 黒蹄のアートマ - Lugarhoo(ノール) 六之太刀 光輝 牙狼のアートマ -
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感想 初めて巡属性の敵、縁側 五男が初登場したステージ まぁまぁ上手くいった章 縁側 五男がなかなか良いステータス。 ちなみに元ネタは名探偵コナソですよ(のび太?誰ですか?) この章の元ネタはパン屋×ラスベガスっす! ステージについて 1ステージ目「勝てば割引負ければ働き」 季節キャラが多い レッサーーーふんど2体でもよかったなぁ 簡単 2ステージ目「ルーレットで決める移動販売先」 運動会!!! ある武将が普通に活躍してましたね....みんなのイカ墨登場します 3ステージ目「店長永遠の21歳」 個人的にこの章で好きなステージ。 ミニホワイトがいい仕事した。 よっちゃんは仕事....してないです。 元ネタ ブラックジャック 4ステージ目「バンカラな商品説明」 オウルハズクがお金のステージ なのに出てくる奴は.....可哀想なサイクロン。 元ネタ バカラ バンカラ 5ステージ目「一回転100斤スロット」 ここも好き ギガパルド強いっすね 近距離クリティカルアタッカーはオールドリーに泣かされるので注意! 元ネタ 🎰 斤(食パンの数え方) 6ステージ目「子供は外で遊び(賭け)ましょう」 ちび系とか子供しかいません。 縁側 五男初登場ステ 皆大好きミニミニミニサイクロンサイクロンサイクロンが出るよ!! 可愛い♥️ 新敵について 無駄にKBはさせない方がいい フグ太と同じ攻略方かな しかし巡属性しか持ってなく、その巡属性は完全オリジナル属性なので 己の素の火力で勝負や!!! コメント 名前 コメント 来訪者数 今日 - 昨日 - 合計 -
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解説 R1で基本3形態を切り替え、3種の必殺技別にソウルサイドをハーフチェンジしつつその形態の技を使う。 (見た目上は)計9形態を自由に切り替えられるが、ハーフチェンジは各必殺技を使う際に姿が変わるだけのような扱いであり、 実質的にはアギトのように3つのフォームを切り替えて戦うキャラに等しい。 必殺技を使う際にはハーフチェンジの動作時間を毎回挟むので、 他のキャラのように各必殺技をスムーズに使い分けるといったことはできない。 そのフォームの必殺技を再使用する際は即座に出せるので、 こまめにチェンジしながらいろんな技を使うのではなく、 一つのフォームに絞って同じ技を連発して戦った方が良いかもしれない。 ジョーカー系 スピードや攻撃範囲が優秀で扱いやすく、近~中距離戦が得意。雑魚戦はサイクロンジョーカーだけでも十分戦える。 サイクロンジョーカーの必殺技「ジョーカーエクストリーム」は凶悪な性能をもつ。大抵雑魚もボスもこの技で対処できる。 空中技がそこそこ優秀で、ライダーキャンセル(ジャンプキャンセル)との相性が良い。 ジャンプ中△or○で放てるライダーキックはそこからさらにジャンプキャンセル→ライダーキックと延々続けることが可能。移動距離が長く狙いが付けづらいためカブト程使い勝手は良くないが、安直に繋げられるコンボはダブルには貴重なので使い道は多い。乱戦で足を止めずに雑魚を蹴散らしたい場合も重宝・ □コンボフィニッシュで敵をふっ飛ばした後も、必殺技での追撃が可能。 メタル系 敵に接近するのはやや苦手だが、接近戦はジョーカー系よりもやや得意? サイクロンメタルの必殺技の使い勝手が良い。□コンボフィニッシュの直前からキャンセルで必殺技を出すと、すぐ背後の敵に棒回転攻撃がヒットする形になって敵との距離が離れなくなり、必殺技後も近距離戦を維持し続けることができる。 トリガー系 雑魚散らしやヒット数稼ぎ向き。ボス戦では遠距離からの削り用。安全に戦いやすいが、攻撃力は他のフォームに劣る。 サイクロントリガーの必殺技はボス相手に強力。 ハーフチェンジによって、必殺技だけでなく射撃全般の性能が変化する。サイクロントリガーは前方への集中連射、ヒートトリガーは貫通弾、ルナトリガーは拡散弾。
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野獣の切り札 【ライダー名】 仮面ライダーW ファングジョーカー 【読み方】 かめんらいだーだぶる ふぁんぐじょーかー 【変身者】 フィリップ 左翔太郎 【ソウルサイド】 ファングメモリ 【ボディサイド】 ジョーカーメモリ 【スペック】 パンチ力:8tキック力:13tジャンプ力:ひと跳び30m走力:100mを3.2秒 【フォームチェンジ】 仮面ライダーW サイクロンジョーカー仮面ライダーW サイクロンメタル仮面ライダーW サイクロントリガー仮面ライダーW ヒートメタル仮面ライダーW ヒートジョーカー仮面ライダーW ヒートトリガー仮面ライダーW ルナトリガー仮面ライダーW ルナジョーカー仮面ライダーW ルナメタル仮面ライダーW ファングトリガー仮面ライダーW ファングメタル 【最強フォーム】 仮面ライダーW サイクロンジョーカーエクストリーム仮面ライダーW サイクロンジョーカーゴールドエクストリーム 【声/俳優】 桐山漣 菅田将暉 【スーツ】 高岩成二 【登場作品】 仮面ライダーW(2010年)他 【初登場話】 第16話「Fの残光/相棒をとりもどせ」 【詳細】 ファングメモリとジョーカーメモリを組み合わせたWの強化形態。 基本的にWは翔太郎の身体をベースに変身し使用しているが、この形態だけフィリップの身体が使用されている。 『MOVIE大戦アルティメイタム』では特殊な条件で登場し、 「ヒートトリガー」から直接変身したこともある。 ファングの「野獣の力」をコントロールできるのが、ジョーカーメモリだけのため、ハーフチェンジは行わない。 ダブルのフォームの中でも一番高いスペックを誇り(CJXを上回る)、右腕にアームセイバーを出現する「アームファング」、右肩にショルダーセイバーを出現させる「ショルダーファング」により近、中距離戦闘において柔軟な対応が可能。 主に接近戦はアームファングで行うが、ショルダーファングにより出現させたショルダーセイバーは取り外しが可能で分離し、手に持って斬りつけることもできる。 ファングメモリが何においてもフィリップの安全を優先させるように設計され、非常に暴走しやすく制御が難しい。 また、ファングメモリのデザイン上はベルトを閉じることができず、この姿になると他のフォームに変身できなくなるという欠点がある。 後の『風都探偵』という作品では危険性はあるものの、様々な力を使った結果としてハーフチェンジが持続時間は少ないものの、可能になったことが分かっている。 必殺技は右脚にマキシマムセイバーを出現させ回し蹴りを相手へ叩き込む「ファングストライザー」。
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次スレ用スレタイ・テンプレ(発売してるものや新規のものは適当に編集して使ってください)※32行/2048byte制限なので、新規へ追加して行数オーバーしたら分けてください。 ★注意点:コピペすると空白行が2行になってしまうようなので、1行に詰めてください。 ▽スレタイ 仮面ライダーW(ダブル)のおもちゃ メモリ88個目 ▼テンプレ ①--------------------------------------------------------------------------------------- !extend on vvvvvv 1000 512 「俺たちは」「僕たちは」『二人で一人の仮面ライダーさ』 RIDER AND THE CITY~それは早すぎるキーワード。 ○このスレッドは仮面ライダーW(ダブル)に関連するおもちゃのスレッドです。 ●仮面ライダーダブルのおもちゃ以外の話題はスレ違いになります。 ○スレ違いの話題はそれぞれの専用スレッドでお願いします。 ●発売済み商品、発売予定商品、関連サイトへのリンクは 2辺りにあります。 ○既出ネタ削減のため、テンプレートと過去ログは必ず読みましょう。 ●判らない事があった時、まずは検索をしましょう。 ○荒らし、煽り等は相手にしないで放置しましょう、放置出来ない人も荒らしです。 ●次スレは重複を避ける為、 980を取った人が意思表示をしてから立てて下さい。 ○ 980が立てられない場合はスレ立て可能な人が宣言してから立てて下さい。 ●【テンプレ置場】↓(テンプレの続きはwebで) ○http //www39.atwiki.jp/gaia-memory/pages/36.html ●新スレが立つまでは書き込みを控えて静かに待ちましょう。 ★注意★ スレ立ての際に 1の本文一行目に !extend on vvvvvv 1000 512 を入れて立ててください。荒らしは名前欄でNGに入れておきましょう。 ▼前スレ 仮面ライダーW(ダブル)のおもちゃ メモリ87個目 http //mevius.2ch.net/test/read.cgi/toy/1404101099/ ▽各種リンク 仮面ライダーW ガイアメモリ専用Wiki http //www39.atwiki.jp/gaia-memory/ テンプレはここまで--------------------------------------------------------------------------------------- ■なりきり玩具等 ※MGS メモリーガジェットシリーズ 発売中 変身ベルトDXダブルドライバー ¥6,825 発売中 変身ベルトDXロストドライバー ¥5,040 発売中 変身ベルトDXアクセルドライバー ¥5,040 発売中 SUPER BEST 変身ベルト 仮面ライダーW DXダブルドライバー ¥6,825 発売中 変身ベルト Ver.20th DXダブルドライバー ¥8,250 発売中 変身ベルト Ver.20th DXロストドライバー ¥7,150 発売中 超多色発光剣 DXプリズムビッカー ¥6,825 発売中 回転換装ベースDXリボルギャリー ¥8,190 発売中 変形ガイア恐竜 ファングメモリ ¥3,675 ※初回版のみ「翔太郎の決め台詞Ver.ジョーカーメモリ」付 発売中 変身ガイア鳥 エクストリームメモリ ¥3,675 発売中 メタルシャフト¥3,675 発売中 トリガーマグナム ¥4,410 発売中 スカルマグナム ¥4,410 発売中 エンジンブレード ¥3,990 発売中 マキシマムカウンター トライアルメモリ ¥3,360 発売中 リボル換装 アクセルガンナー ¥2,625 発売中 ドーパントメモリ ¥1,260 発売中 サイクロンメモリ フィリップ決め台詞ver. ¥980 ※イオン限定(店頭在庫が無くなり次第終了) 発売中 MGS-01 スタッグフォン ¥3,150 発売中 MGS-02 スパイダーショック ¥3,150 発売中 MGS-03 バットショット ¥3,675 発売中 MGS-04 ビートルフォン ¥3,150 発売中 MGS-05 フロッグポッド ¥3,675 発売中 MGS-06 デンデンセンサー ¥3,675 発売中 オーメダルセットEX(サソリ,カニ,エビ,メモリーメモリー) ¥2,310 発送済 延長ベルト 変身ベルトDXシリーズ用 ¥1,050 ※プレミアムバンダイ限定(受付終了) 発送済 DXサウンド カプセルガイアメモリEX ガイアメモリコンプリートセレクション ¥13,000 ※プレミアムバンダイ限定品(受付終了) ※DXダブルドライバーとは連動しません。 発送済 DXサウンド カプセルガイアメモリEX ガイアメモリコンプリートセレクション2 ¥13,000 ※プレミアムバンダイ限定品(受付終了) ※DXダブルドライバーとは連動しません。 発送済 DXサウンド カプセルガイアメモリEX ガイアメモリコンプリートセレクション HK VER. ¥13,000 ※プレミアムバンダイ限定品(受付終了) ※パッケージ及び説明書英語表記版(ガイアメモリの仕様は日本版と同一) ※DXダブルドライバーとは連動しません。 発送済 DXサウンド カプセルガイアメモリEX ガイアメモリコンプリートセレクション2 HK VER. ¥13,000 ※プレミアムバンダイ限定品(受付終了) ※パッケージ及び説明書英語表記版(ガイアメモリの仕様は日本版と同一) ※DXダブルドライバーとは連動しません。 発送済 Complete Selection Modification W DRIVER ¥10,500 ※プレミアムバンダイ限定(1次、2次受付終了) 発送済 Complete Selection Modification W DRIVER Ver.1.5 ¥16,500 ※「THE HENSHIN」開催記念品※抽選受付終了 ※プレミアムバンダイ限定(受付終了)※1次、2次、3次 発送済 Complete Selection Modification ACCEL DRIVER ¥10,500 ※プレミアムバンダイ限定(受付終了) 発送済 Complete Selection Modification LOST DRIVER ¥9,450 ※プレミアムバンダイ限定(受付終了) 発送済 Complete Selection Modification FANGMEMORY ¥6,300 ※プレミアムバンダイ限定(受付終了) 発送済 GAIA MEMORY COMPLETE SELECTION LIGHT & DARKNESS OF 風都 ¥68,000 ※プレミアムバンダイ限定(受付終了) ■フィギュア等 ※RHS ライダーヒーローシリーズ、WFC ダブルフォームチェンジ 発売中 RHS-W01 サイクロンジョーカー ¥840 発売中 RHS-W02 ヒートメタル ¥945 発売中 RHS-W03 ルナトリガー ¥945 発売中 RHS-W04 ファングジョーカー ¥840 発売中 RHS-W05 仮面ライダーアクセル ¥840 発売中 RHS-W06 サイクロンジョーカーエクストリーム ¥840 発売中 RHS-W07 アクセルトライアル ¥840 発送済 RHS-W サイクロンスタイル3体セット ¥3,465 ※プレミアムバンダイ限定(受付終了) 発送済 RHS-W ヒートスタイル3体セット ¥3,465 ※プレミアムバンダイ限定(受付終了) 発送済 RHS-W ルナスタイル3体セット ¥3,465 ※プレミアムバンダイ限定(受付終了) 発売中 RHS-WEX 仮面ライダースカル ¥840 発売中 RHS-WEX 仮面ライダージョーカー ¥840 発売中 RHS-WEX 仮面ライダーエターナル ¥840 発売中 RHS-WEX 仮面ライダースカルクリスタル ¥840 発送済 RHS-WEX サイクロンアクセルエクストリーム(プリズムクリアVer.) ¥1,050 ※プレミアムバンダイ限定(受付終了) 発送済 RHS-WEX 仮面ライダーアクセル イエローシグナル ¥1,265 ※プレミアムバンダイ限定(受付終了) 発送済 RHD-EX 仮面ライダーアクセルブースター ¥1,365 ※東映ビデオオンラインショップ限定(受付終了) 発送済 RHSW-EX 仮面ライダーエターナル レッドフレア ¥1,365 ※東映ビデオオンラインショップ限定(受付終了) 発売中 WFC-01 サイクロンジョーカー ¥2,310 発売中 WFC-02 ヒートメタル ¥2,310 発売中 WFC-03 ルナトリガー ¥2,310 発売中 WFC-04 ファングジョーカー ¥2,415 発売中 WFC-05 仮面ライダーアクセル ¥2,415 発売中 WFC-06 サイクロンジョーカーエクストリーム ¥2,940 発売中 レジェンドライダーシリーズ31 サイクロンジョーカー ¥840 発売中 栄光の平成ライダーSP (W、オーズ、フォーゼ、ウィザード、鎧武) ¥2,500 発送済 ガシャポンカンソフビシリーズEX 仮面ライダーW ドーパントセット1 ¥7,776 ※プレミアムバンダイ限定 (受付終了)・1次 発送済 ガシャポンカンソフビシリーズEX 仮面ライダーW ドーパントセット1 ¥7,776 ※プレミアムバンダイ限定 (受付終了)・2次 ■S.H.Figuarts 発売中 サイクロンジョーカー ¥2,625 発売中 ヒートメタル ¥2,625 発売中 ルナトリガー ¥2,625 発売中 サイクロントリガー&サイクロンメタル ¥5,775 発売中 ヒートジョーカー&ヒートトリガー ¥5,775 発売中 ルナジョーカー&ルナメタル ¥5,775 発売中 ファングジョーカー ¥3,150 発送済 サイクロンサイクロン&ジョーカージョーカー ¥5,775 ※THN限定品(受付終了) 発送済 サイクロンサイクロン&ジョーカージョーカーDXセット(特製魂STAGE3枚付属) ¥7,140 ※S.H.Figuarts コレクションブック ¥2,000 誌上限定通販(受付終了) 発売中 サイクロンジョーカーエクストリーム ¥3,360 発送済 サイクロンアクセルエクストリーム ¥3,150 ※魂ウェブ商店限定品(受付終了) 発送済 サイクロンジョーカーゴールドエクストリーム ¥3,990 ※魂ウェブ商店限定品(受付終了) 発送済 仮面ライダージョーカー ¥3,000(魂FES2010にて先行販売済)※魂ウェブ商店限定品(受付終了) 発送済 仮面ライダーサイクロン ¥3,675 ※魂ウェブ商店限定品 (受付終了) 発売中 仮面ライダーアクセル ¥3,150 発送済 仮面ライダーアクセルトライアル ¥3,360 ※魂ウェブ商店限定品(受付終了) 発送済 仮面ライダーアクセルブースター ¥3,675 ※魂ウェブ商店限定品(受付終了) 発送済 仮面ライダースカルクリスタル ¥3,360 ※魂ウェブ商店限定品(受付終了) 発送済 仮面ライダースカル ¥3,360 ※魂ウェブ商店限定品(受付終了) 発送済 仮面ライダーエターナル レッドフレア ¥3,675 ※THN限定品(受付終了) 発送済 仮面ライダーエターナル ¥3,675 ※魂ウェブ商店限定品(受付終了) 発売中 マシンハードボイルダー ¥4,200 発送済 ハードボイルダー(リニューアル版) ¥5,184 ※魂ウェブ商店限定品(受付終了) 発送済 スカルボイルダー ¥4,200 ※魂ウェブ商店限定品(受付終了) 発送済 スカルボイルダー(リニューアル版) ¥5,184 ※魂ウェブ商店限定品(受付終了) 発送済 ダッシュブーストユニット ¥3,360 ※魂ウェブ商店限定品(受付終了) 発送済 タービュラーユニット ¥3,675 ※魂ウェブ商店限定品(受付終了) 発送済 クレイドール・ドーパント ¥3,150 ※魂ウェブ商店限定品(受付終了) 発送済 ナスカ・ドーパント ¥3,675 ※魂ウェブ商店限定品(受付終了) 発送済 Rナスカ・ドーパント ¥3,675 ※THN限定品(受付終了) 発送済 ウェザードーパント ¥3,675 ※魂ウェブ商店限定品(受付終了) 発売中 魂STAGE"ACT-W" ジョーカーカラー(ブラック) ¥1,554 発売中 魂STAGE"ACT-W" プリズムカラー(グリーン) ¥1,554 ■S.H.Figuarts (真骨彫製法) 発売中 サイクロンジョーカー ¥6,480 発送済 ルナトリガー ¥6,480 ※魂ウェブ商店限定品(受付終了) 発送済 ヒートメタル ¥6,480 ※魂ウェブ商店限定品(受付終了) 発売中 ファングジョーカー ¥6,480 発売中 仮面ライダーアクセル ¥6,480 発売中 仮面ライダースカル ¥6,480 発送済 仮面ライダーエターナル ¥7,884 ※魂ウェブ商店限定品(受付終了) 発送済 仮面ライダージョーカー ¥6,000 (魂ネイション2017先行販売済)※魂ウェブ商店限定品:1次2次(受付終了) ■Figuarts ZERO 発送済 テラー・ドーパント¥3,675 ※石ノ森ストア限定商品(受付終了) 発送済 スミロドン・ドーパント¥3,675 ※石ノ森ストア限定商品(受付終了) 発送済 タブー・ドーパント¥3,675 ※石ノ森ストア限定商品(受付終了) ■chibi-arts 発売中 サイクロンジョーカー ¥3,675 発送済 左翔太郎 ¥3,675 ※魂ウェブ商店限定品(受付終了) 発送済 フィリップ ¥3,675 ※魂ウェブ商店限定品(受付終了) ■ProjectBM! 発売中 サイクロンジョーカー ¥19,950 ※初回封入特典:左翔太郎&フィリップ、ヒートメタル購入券 発送済 左翔太郎 ¥15,540(受付終了) 発送済 フィリップ ¥15,540(受付終了) 発送済 ヒートメタル ¥19,950(受付終了) 発売中 ルナトリガー ¥19,950 ※初回封入特典:ファングジョーカー購入券 発送済 ファングジョーカー ¥19,950(受付終了) 発売中 仮面ライダースカル ¥19,950 ※初回封入特典:仮面ライダー ジョーカー購入券 発送済 仮面ライダージョーカー ¥19,950(受付終了) 発送済 鳴海壮吉 ¥18,690(受付終了) ■ART WORKS MONSTERS 発送済 クレイドール・ドーパント ¥6,930 ※メガトレショップ限定(受付終了) 発送済 ナスカ・ドーパント ¥6,300 ※プレミアムバンダイ限定(受付終了) ■RAH DX 発送済 サイクロンジョーカー(Ver.2.0) ¥22,860 ※メディコム・トイ プレミアムクラブ限定(受付終了) 発送済 仮面ライダージョーカー(Ver.2.0) ¥22,680 ※メディコム・トイ プレミアムクラブ限定(受付終了) 発送済 仮面ライダーエターナル ¥23,760 ※メディコム・トイ プレミアムクラブ限定(受付終了) 発送済 仮面ライダースカル(Ver.2.0) ¥23,220 ※メディコム・トイ プレミアムクラブ限定(受付終了) ■S.I.C. 発売中 サイクロンジョーカー ¥5,775 発売中 ヒートメタル&ルナトリガー ¥6,300 発売中 ファングジョーカー&仮面ライダースカル ¥6,300 発売中 サイクロンサイクロン&ジョーカージョーカー ¥9,450 ※S.I.C.魂大全2011[付録](受付終了) 発送済 サイクロンジョーカーゴールドエクストリーム ¥5,775 ※THN限定品(受付終了) 発送済 仮面ライダージョーカー ¥5,250 ※魂ウェブ商店限定品(受付終了) 発送済 仮面ライダーサイクロン ¥5,250 ※魂ウェブ商店限定品(受付終了) 発送済 エフェクトパーツセット ¥2,940 ※魂ウェブ商店限定品(受付終了) ■雑誌付録・各キャンペーン特典ガイアメモリ てれびくん7月号 ¥730 てれびくん特製ガイアメモリ付 テレビマガジン8月号 ¥680 テレマガ特製サイクロンメモリ フィリップバージョン付 ガンバライドメモリ ※ガンバライド 第10弾 キャンペーン ライダーグッズコレクション2010 仮面ライダーW ¥2,200 ※T2ガイアメモリ(ジョーカー)付 小学館 THE仮面ライダースペシャル全員サービス DXサウンド カプセルガイアメモリ エッグ&チキンメモリ 読者負担額 ¥1,100(受付終了) 発送済 ■衣類付属ガイアメモリ※全てにジョーカーメモリ「二人で一人ver.」が付属。 発売中 WINDSCALEジャケット(子供用)¥4,095 発売中 Dパック ¥4,410 発売中 ヒップバック ¥3,360 発売中 スムースパジャマ ¥3,045 ■食玩(発売日はあくまで目安です) 発売中 サウンドガイアメモリ ¥368 全6種 発売中 サウンドガイアメモリR(リメイク) ¥368 全6種 発売中 サウンドガイアメモリWCS(ダブルチェンジスペシャル) ¥368円 全4種 ※7-11限定(店頭在庫が無くなり次第終了) 発売中 サウンドガイアメモリ2 ¥368 全7種 発売中 サウンドガイアメモリ3 ¥368 全6種 発売中 サウンドガイアメモリ ベストセレクション ¥368 全8種 ※7-11限定(店頭在庫が無くなり次第終了) 発売中 サウンドガイアメモリ レジェンドライダースペシャル ¥368 全9種 発売中 仮面ライダーダブル キット ¥315 全3種 発売中 仮面ライダーダブル マキシマムギア ¥315 全3種 発売中 仮面ライダーダブル ファングキット ¥315 全3種 発売中 仮面ライダーアクセル フルスロットルギア ¥315 全3種 発売中 仮面ライダーダブル エクストリームギア ¥315 全5種 ※W最終メモリ以外は再録品 発売中 リボルチェンジ ダブル マシン1 ¥399 全4種 発売中 リボルチェンジ ダブル マシン2 ¥399 全4種 発売中 超合体リボルギャリー ¥399 全4種 発売中 超合体リボルギャリー マキシマム ¥399 全4種 発売中 瞬間変形!メモリガジェット ¥315 全3種 発売中 瞬間変形!メモリガジェットNEO ¥315 全3種 発売中 仮面ライダーW 変身ベルト ¥525 全2種 発売中 仮面ライダーW サウンドライトウエポンズ ¥399 全3種 発売中 仮面ライダーキッズ「仮面ライダーW登場!」編 ¥126 全8種 発売中 仮面ライダーキッズ「W新たなる力!編」¥126 全10種 発売中 ソフビヒーロー仮面ライダー W編 ¥210 全4種 発売中 ソフビヒーロー仮面ライダー 登場!!仮面ライダーアクセル編 ¥210 全5種 発売中 ソフビヒーロー仮面ライダー W究極の変身!!編 ¥210 全5種 発売中 THE仮面ライダーズ VERSION2 ¥315 全4種 発売中 THE仮面ライダーズ VERSION3 ¥315 全4種 発売中 HDM創絶 仮面ライダーW ¥399 全4種 発売中 HDM創絶 仮面ライダー W 放たれしメモリの記憶 ¥399 全4種 発売中 ヒーロータイム 仮面ライダーW ¥399 全3種 発売中 激走! ダッシュライダー ¥263 全4種 発売中 プロッププラスプチ 仮面ライダーW ¥498 全10種 発売中 超造型魂 SCAN HEROES スキャンヒーローズ 仮面ライダー Vol.3 ¥525 ダブル3種 発売中 積みヴィネ仮面ライダー ¥525 全5種中ダブル1種 発売中 ソフビヒーロー仮面ライダー ~仮面ライダーウィザード登場!!編~ 全4種 ¥200 発売中 HDM創絶 仮面ライダー 銀河を駆ける絆編 ¥420 全6種 発送済 HDM創絶 仮面ライダーGへの覚醒/風都頂上決戦編 全2種 ¥3,360 ※プレミアムバンダイ限定(受付終了) ■プライズ(発売日はあくまで目安です) 発売中 DXソフビフィギュア1 インブリスター 全2種 発売中 DXソフビフィギュア2 インブリスター 全2種 発売中 DXソフビフィギュア3 インブリスター 全2種 発売中 DXソフビフィギュア4 インブリスター 全2種 発売中 DXソフビフィギュア インブリスター~ビギンズナイト~ 全2種 発売中 スーパーサイズソフビフィギュア1 全1種(サイクロンジョーカー 全長36cm) 発売中 スーパーサイズソフビフィギュア2 全1種(サイクロンジョーカー 全長36cm) 発売中 DXデフォルメソフビ1 全2種 発売中 DXデフォルメソフビ2 全2種 発売中 デフォルメコレクタブルソフビフィギュア 全9種 発売中 フィギュアキーホルダー 全4種 発売中 リアルフィギュアキーホルダー1 全4種 発売中 リアルフィギュアキーホルダー2 全4種 発売中 リアルフィギュアキーホルダー3 全4種 発売中 ビッグフィギュアキーホルダー 全4種 発売中 プレート付フィギュアキーホルダー 全4種 発売中 ボールチェーン付ラバーマスコット&フィギュア 全4種 発売中 ライディングキーホルダー 全4種 発売中 エアーソファー 全2種 発売中 仮面ライダーシリーズ シチュエーションフィギュア Vol.1 全4種 発売中 仮面ライダーシリーズ ヘッドバンク2 全2種 発売中 仮面ライダーシリーズ DXフィギュア ~Dual Solid Heroes~ vol.2 全2種 発売中 仮面ライダーシリーズ DXフィギュア ~Dual Solid Heroes~ VOL.10 仮面ライダーW 全2種(ジョーカー、スカル) 発売中 仮面ライダーシリーズ DXフィギュア ~Dual Solid Heroes~ VOL.12 仮面ライダーW 全2種(サイクロンジョーカー、ファングジョーカー) ■カプセルトイ(発売日はあくまで目安です) 発売中 なりきり仮面ライダーW ハードボイルドアクション1 ¥200 全5種 発売中 なりきり仮面ライダーW ハードボイルドアクション2 ¥200 全5種 発売中 なりきり仮面ライダーW ハードボイルドアクション3 ¥200 全8種 発売中 なりきり仮面ライダーW ハーフボイルドブレス ¥200 全8種 発売中 なりきり仮面ライダーW EX ドーパント生体コネクタ水シール&メモリマーク水シール ¥100 全8種 発売中 メモリダッシュ 仮面ライダーW ¥200 全5種 発売中 組み立てアクション 仮面ライダーW ¥200 全5種 発売中 組み立てアクション2 仮面ライダーW ¥200 全6種 発売中 仮面ライダー 大集合スイング1 ¥200 全6種 発売中 仮面ライダー 大集合スイング2 ¥200 全6種 発売中 仮面ライダー 大集合スイング3 ¥200 全6種 発売中 仮面ライダー 大集合スイング9 ¥200 全8種 発売中 仮面ライダー ライトマスコット2 ¥200 全5種 発売中 仮面ライダー ライトマスコット3 ¥200 全5種 発売中 DG 仮面ライダー1 ¥300 全6種 発売中 DG 仮面ライダー2 ¥300 全5種 発売中 DG 仮面ライダー3 ¥300 全5種 発売中 DG 仮面ライダー4 ¥300 全5種 発売中 DG EX 仮面ライダー ¥399 全4種 ※7-11限定 パッケージ売り。(店頭在庫が無くなり次第終了) 発売中 DG EX 仮面ライダー2 ¥399 全4種 ※7-11限定 パッケージ売り。(店頭在庫が無くなり次第終了) 発売中 DXサウンド カプセルガイアメモリ1 ¥300 全6種 発売中 DXサウンド カプセルガイアメモリ2 ¥300 全6種 発売中 DXサウンド カプセルガイアメモリ3 ¥300 全8種 発売中 DXサウンド カプセルガイアメモリ4 ¥300 全8種 発売中 DXサウンド カプセルガイアメモリ5 ¥300 全7種 発売中 DXサウンド カプセルガイアメモリ6 ¥300 全12種 発売中 DXサウンド カプセルガイアメモリ7 ¥400 全7種 発売中 DXサウンド カプセルガイアメモリ8 ¥400 全14種 発売中 DXサウンド カプセルガイアメモリ9 ¥400 全14種 ■その他 発売中 一番くじ仮面ライダーシリーズ~仮面ライダーW登場編~ ¥500/回 発売中 一番くじ仮面ライダーシリーズ~仮面ライダーW決戦編~ ¥500/回 発売中 一番くじ仮面ライダーシリーズ~仮面ライダーW 電王~!!! ¥600/回 発売中 一番くじ仮面ライダーシリーズ~平成ライダーオールスター編~ ¥600/回 発売中 一番くじ仮面ライダーシリーズ~平成ライダー大集合編~ ¥600/回 発売中 一番くじ仮面ライダーシリーズ~平成ライダー集結編~ ¥600/回 発売中 一番くじ仮面ライダーシリーズ~鎧武&平成ライダーマシーンズ編~ ¥600/回 発売中 ガイアメモリ USBver. ¥6,980 発送済 スカルメモリ USBver. ¥3,800 ※プレミアムバンダイ他(THN等) (受付終了) 発送済 タブー&クレイドールメモリUSBver. ¥4,980 ※プレミアムバンダイ他(THN等) (受付終了) 発送済 アクセル&エンジンメモリUSB Ver.With"W" ¥4,500 ※プレミアムバンダイ他(THN等)(受付終了) 発売中 ガイアメモリ USBver. 専用USBメモリ 2GB ¥2,200 発売済 キャラデコ(5号) 仮面ライダーW ¥3,150 発売済 フィギュア王 No.151 付録:T2ガイアメモリ用ラベルシール(A~Z) ¥880 発売中 仮面ライダー キャラバッカー(W、オーズ、フォーゼ、ウィザード) 全4種 ¥609 発売中 MG FIGURERISE 1/8 サイクロンジョーカー ¥3,990 発売中 MG FIGURERISE 1/8 ルナトリガー ¥3,990 発売中 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Jなき戦い/殺戮者─ジェノサイダー─ ◆gry038wOvE 突如として出現した緑の怪人・サイクロンドーパントの登場を合図に戦闘を開始した者たちは、見たところ三つの陣営に分かれていた。 ただ単純に強き者を挫き、敵を殲滅する以上の感情を有さない戦士──ゴ・ガドル・バ。彼は共通の敵以外の何物でもない。彼自身が此処にいる全員を敵視し、また、同時に他の全員から敵視される存在だ。 仮面ライダースカル──西条凪、仮面ライダーアクセル──石堀光彦、暗黒騎士ガウザー──黒岩省吾。彼らは一応チームで行動しており、特に凪と石堀は元の世界の仲間であった。……本来、相対する者であるのは確かだが、それぞれの事情があって味方のつもりでいるのは間違いない。 そして、突如として現れたのはサイクロンドーパント──溝呂木眞也。凪を守るという意思を持ちながらも、それは屈折した感情による意思である。かつて凪を想い、その感情が今や悪しき執着と変じてしまった彼にも、一応少しは凪を想っていた感情は残っていたのかもしれない。 戦う敵は三様だが、目的もバラバラ。 何より、ここに善意ある判断ができるのは凪のみで、その凪も戦いの中での犠牲を辞さない精神の持ち主であった。──凪を除外すれば、悪と悪と悪の戦い、そして、凪を含めてもまた、仁義なき戦いであった。 「ハァッ!!」 最初に攻撃を仕掛けるのはサイクロンドーパントであった。 乱入者というのは兎角有利なもので、状況の混乱に応じて攻撃ができる。 茫然とする、思考する、対策を練る……などと言った、乱入者が現れた際の行動すべてを省いたうえで、思考中の敵を攻撃する事ができる。相手が混乱した状態を通り越し、思考を練る最中でも、次に起こす「策」という段階までには攻撃が可能となるのである。 ゆえに、この場では少しの間を置いてでも、真っ先に攻撃するのはサイクロンドーパントに決まっていた。 更に厄介なのは、サイクロンドーパントは高速の戦士だった事だろうか。 優れたスピードを持ち、まさに疾風のように場を攪乱させるのが彼の戦法だ。彼が通れば、木の葉が舞い、木の枝がいつ浮上したのかも忘れさせたままに落下する。 先ほどまでサイクロンドーパントの姿があったと思っていたはずの場所は、既に砂吹雪を起こしている。──そして、そんな状況が今まさに、誰も知らぬ間に起きていた。 サイクロンドーパントは既にある戦士の眼前まで距離を詰めていた。 しかし、その“相手”はそれに対応する事が可能な怪人────俊敏体へと変化する戦士・ガドルであった。 「フン」 ガドルはサイクロンドーパントの動きを察知し、防御の体勢へと変わっていた。 サイクロンメモリは純粋な格闘戦に向いたメモリだ。優れたスピードを活かし、風を起こして敵を殴る。それが最強の攻撃方法であった。 その攻撃は時として風を通り越して、小さなトルネードを起こすのである。この時、まさにトルネードは起こっていた。拳は渦巻上の風を巻いて真っ直ぐにガドルを突く。ガドルはそれを抑え込もうとしたが、ガドルの腕がサイクロンドーパントの腕を掴もうとしたのを風が妨害する。 腕を風に弾かれて、ガドルの体勢は乱れた。ガドルにもなかなか予想外の風圧である。 次にその胸へと走る衝撃は、なかなかに強固なものであったが、ガドルがそれを痛みと捉えるほどでもない。ガドルの胸板は、そんなもので崩されるものではなかった。 一撃はこの程度の手ごたえであったが、次にもう一撃、ガドルの腹部へと左腕の一撃が到達する。 「ハァァッ!」 サイクロンドーパントの掛け声と同時に、ガドルはもう一度、痛みとは呼べない些末な攻撃を受けた。──そう、やはりこの程度では感じないのだ。 風は冷たく、鳥肌さえ立ちそうなほど、肌寒い。しかし、それに輪をかけて寒いのはこのパンチである。ガドルの脳がそれを「痛い」と思うには、あまりにも敵が弱すぎた。戦いですらない、これは遊戯か何かに思えた。 ガドルはサイクロンドーパントの足を弾いた。 足を払うように蹴りあげると、その身体はまた宙を舞う。サイクロンドーパントは、自分が何故宙を舞っているかにも気づかなかっただろう。地面の落ち葉や砂を巻き込んで、まるでどこかに向かうようにサイクロンドーパントの身体は浮き上がる。 「弱すぎる」 ガドルは、その中で舞った木々の中に、他と比べて一層太く大きい木の枝を見つけ出し、その手に握る。 今の彼は、青い目の俊敏体だったのだから、それを握った理由はごく簡単なものである。 その枝は、一瞬で形を変じ、ガドルロッドという巨大な槍に変じる。 ガドルは、その大槍──ガドルロッドを一切の躊躇無しに、空中のサイクロンドーパントへと放り投げる。 サイクロンドーパントは、それを視覚で捉え、風を起こしてそれを弾いた。辛うじて、自分の元へと飛んでくる槍を弾き返す程度には、自分の状況を確認する能力が備わってきていたのである。 槍は地面に突き刺され、やがて元の木の枝へと形を変えていく。そこには、先ほどの無骨な太槍の姿など微塵もない。ただ、弱弱しく、少しの力で捻じ曲げれば割れるような木の枝があるのみだった。 サイクロンドーパントは、それを見てほっと胸をなでおろす。 しかし── 「何っ!?」 サイクロンドーパントは、もう一方の別の戦士によって打ち落とされた。突然の出来事に流石に驚愕したが、彼もすぐに理解と納得を行った。 遠距離攻撃ができる戦士は、ガドルの他にもう一人いたのである。 スカルマグナムを持つ仮面ライダースカル──西条凪である。 弾丸は的確にサイクロンドーパントの身体に吸い込まれていった。 ガドルとの戦闘に気を取られていたサイクロンドーパントだ。その攻撃は予想外のものだっただろう。 (凪……お前らしいな) 地面へと落ちていく中で、サイクロンドーパントこと溝呂木眞也はそう思う。 彼女は、突然現れた戦士には一切の信用を置かない警戒心の持ち主だ。彼女にとっては、ガドルもサイクロンドーパントも倒すべき敵に違いない。サイクロンドーパントは味方とは思えないから、迎撃対象となってしまうのは間違いないだろう。初めてウルトラマンネクサスを目撃した際には、ビーストとして撃った彼女である。 敵同士のつぶし合いは、彼女にとっても当然喜ばしい事であるはずだが、ガドルが一切のダメージを受けていないように見える以上は、サイクロンドーパントはつぶし合いさえ期待できない相手だった。言ってみれば、利用価値がない存在だ。 それを切るのは当然だ。──溝呂木は、凪の迷いのない判断に笑みを浮かべつつも、一抹の面白くなさを感じていた。 彼女の成長の中で、自分は利用価値のない存在だと判断され、こんな目に遭っている。複雑な気分になるのは間違いないだろう。 「……石堀隊員!」 と、凪の高い声が聞こえる。スカルは石堀ことアクセルに呼びかけた。アクセルはエンジンブレードを持って駆け出す。 射撃体勢に入っていたスカルよりも、落下したサイクロンドーパントに対する攻撃を行いやすいのはアクセルだ。呼びかけるだけで行動できるあたりは、やはりナイトレイダーの卓越したチームプレイによるものだろう。 スカルはこの場からの支援攻撃が適切だろうか。綺麗なコンビネーションであった。銃と剣が武器なのだから、自然と後方支援がスカルになる。それは当然であったが、この殺し合いの現場においても、屈指の連携プレイができるのはこの二人だろう。敢えて言えば、石堀は平木詩織隊員、凪は孤門一輝とのチームで戦う時が最も連携が取りやすかったが、それでもナイトレイダー同士なのだから、戦闘のイロハについては同じように教育されていた。 同じような状況下で戦闘を教わったのだから、当然二人の戦闘に対する考え方もある程度統一されてくるに決まっている。 落下するサイクロンドーパントはアクセルの斬撃をその身に浴びる事になる。 アクセルの斬撃とスカルの射撃。その両方を受け、サイクロンドーパントは顔を歪めた。 △ 一方、相手がいなくなったガドルに対して駆け出したのは暗黒騎士ガウザーである。ガドルが槍を捨て、格闘体に戻ったのを見て、好機と感じたのか。 先ほど、シャンゼリオンとの戦いを行う戦士の座をかけ、二人はこの場で戦う事となった。サイクロンドーパントというイレギュラーさえなければ、最初に剣を交えたのはこの二人だろう。 兎角、ガウザーはガドルを最優先すべき標的と考えていた。 ガドルとサイクロンドーパントの二人を標的と考えているアクセルやスカルと異なり、ガウザーの標的はガドルのみであった。 ガドルの方はスカルを最優先に倒す敵と認識したが、向かってくる相手を倒す事に異存はない。 「最初の相手は貴様か」 ガドルは、敵の外形を見て、紫の目の剛力体へと変身する。 装飾品もガドルソードへと変身し、更に強固な体へと変身する。この姿ならば、サイクロンドーパントの風によって体勢を崩す事もなかっただろう。それだけ剛健で、敵の攻撃を無力化する力が強い形態である。 何故この形態に変化したのかを、ガウザーは理解した。 「……目には目を、剣には剣を、か」 目には目を、歯には歯を。目を抉られれば敵の目を抉り、歯を抜かれれば敵の歯を引き抜く。剣で襲い掛かる敵には、剣で応戦せよという事だ。 ガドルは、得意気だった。敵の武器に合わせ、自分の武器を変える。これで条件が五分の争いが期待できるのである。 剣の形状は随分と違ったが、どちらも不服は無さそうだった。ガウザーが剣を構えて駆けだしたのがその証拠である。これを同条件での戦いと認めたのだ。 「ハァッ!!」 「フンッ!!」 ガウザーの剣とガドルソードがぶつかり合った。 華奢なガウザーの剣は、真横に構えたガドルソードに防がれたが、両腕のエネルギーが互いのエネルギーを相殺しているうちに、ガウザーはガドルの下半身を蹴る。 体のバランスを崩して、手にかかるエネルギーを弱めようとしたのである。 「──その程度か」 しかし、剛力体の身体は、その程度で後退するほど柔ではない。逆に、ガウザーの身体の方が壁を蹴ったように後ろに退いた。それは、ガウザーにとっても想定外である。 バランスを崩したのが自分の方であったと知った頃には当然、もう遅い。 ガウザーの左肩から右腰にかけて、一瞬で斬撃の痛みが走った。まるで身体を強く抉るような一撃であった。 「がはぁっ──!!」 一撃。たった一撃である。 しかし、そのたった一撃が、ガウザー史上、かつてない痛みと言っていいほどに体に堪える攻撃だったのである。 ガドルは純粋なパワーにおいても、最強であった。攻撃をものともせずに立ち続けるほどの重量と防御力を持ち、これほど豪快にガドルソードを操る敵に、一抹の恐ろしさを感じる。 更に言えば、ガドル以上に強いとされるダグバという戦士も気がかりであった。 「弱い!!」 ガドルは、面白くなさそうにガウザーの体へと左手でパンチを浴びせた。 剣を使わない事に理由はない。ただ、左腕を動かさないのが寂しかったとか、その程度の理由だろう。通常は片手で操る事はできないが、ガドルが片手で剣や槍を扱う以上、左腕はあまり使わなくなる。 左手が訛っていないかの確認か、左腕を久々に動かしてみるのも悪くないと感じたか。そんな気まぐれで突き出された拳であったが、これがまたガウザーの鼻を文字通りへし折るには丁度良かった。 「ぐあっ!!」 真っ直ぐにガウザーの顔へとぶち当たったそれは、首の骨が折れるのではないかと自身の身を案じた程強烈であった。 顔だけではなく、頭を支える首の部分まで軋む音を鳴らすほど、ガドルのパンチは強力なのである。 ガウザーは思う。 (何故、シャンゼリオンはこんな相手に生き延びる事が出来たんだ……?) と。 シャンゼリオンとガウザーは、甘く見て互角。基本的にはガウザーがおそらく少しばかり彼より強く、また、過去の彼ならば余計に強さから遠い状況下にある……という状態であるはずだ。しかし、シャンゼリオンはガドルより強いダグバと見え、何故かほぼ無傷で生きている。 ガドルの強さは勿論、シャンゼリオンと比較した時の自分の体たらくによって、ガウザーの確固たる自信が折れかけている所に、もう一度ガドルはソードを振るう。 左腰部から凪ぐようにして振るうが、それは斬るというほど繊細な作業ではなかった。 ソードの重みと圧力を利用して、ガウザーの身体を吹き飛ばしたのである。あまりにも大雑把すぎる攻撃であった。 驚くべき事に、ガドルは、それを片手で行った。ガドルソードもガウザーの身体も十二分に重みをもっているはずだというのに、その圧倒的な力で吹き飛ばされたのである。 「……クッ!」 ガウザーの身体は、空を舞い、木の幹にぶち当たった。 飛距離は数メートルといったところだろうか。おそらく、こうした障害物にぶつかるまで、百メートル以上、ガウザーの身体は並行に跳び続けただろう。加速する前に木にぶち当たったのは幸いかもしれない。 ここがどこを見ても木で生い茂る森であったがゆえに、その飛距離は数メートルに終わった。 ガウザーの身体が、その幹から、滑り台を滑るように、力なく落下する。落下したはいいが、目の前にいるガドルに対する恐怖を感じ始めた彼は、もっと長く滞空していたかったと感じた。 (な、……なんだこの力は…………これが奴らの力……) 闇生物の中では腕っぷしの強い部類であるガウザーも、ガドルの圧倒的な力を前には手も足もでなかった。 これは埋めがたい実力差だ。 強き者が生き、弱き者は朽ち果てろという黒岩省吾の考えに基づけば、己は負け犬──ここで消えても良いはずの存在となってしまう。 負け犬。 その言葉を、脳内で反芻する。弱い者、力なき者など不要である筈だ。同情する価値もなく、目にする価値さえ無い筈の存在だ。 そして、それは自分とは永久に無縁と思われた言葉だ。 目の前にいる怪人の圧倒的な力に、彼の自信は瞬く間に喪失されていく。 ……自分は、彼と互角の戦いを期待して挑み、何も与えずに負け、こうして木から滑り落ちているほどに弱かったのである。 「グァハッ!」 攻撃を受けたわけではないが、思考の真っ最中にガウザーの口から大量の血が吐き出された。吐き出す予兆さえ感じず、突然に血が吐きだれた事に彼は驚愕する。しかし、それでいて、血を吐き出すほどのダメージを受けていた事には納得していた。 今受けた攻撃の強固さを考えれば当然だ。内臓が動きを早めているのがわかる。むせ返りそうなほど、喉の感覚が悪い。血液が喉に絡んでいる。 剣を握ったままの右腕で口元を拭い、背に木の幹を置いた事で、彼は起立を許されている状態だった。 この木が脆ければ、立っていられただろうか? ──いや、立っていられた筈がない。ガウザーの体重は、この木が支えているのだ。他人を支配する事さえもできないような生物に。 (……フン……。だが、このまま負けるわけにもいくまい。この程度の敵にやられているようでは、この俺も負け犬と呼ばれて当然だ) 剣を構え直すと、ガウザーは背後の木を強く蹴った。 それが、彼が走り出すのを手助けする動作であった。直立状態から突然走り出せただろうか。 むしろ、今の走りは、ただ前に倒れていきそうな身体を支えるために足を出しているような走り方だった。それがだんだん慣れていき、しっかりとした走りへと変じている。 「ハァァァァァァァッ……!!」 掛け声というよりか、雄叫びに近い。喉に絡みついた血が、彼がより強い声で叫ぼうとするのを妨害する。 そんな声にならない声をあげながらガウザーは駆け、それをガドルは悠然と待っていた。どれだけの力で挑んでくるか、ガドルは期待していただろう。 しかし、結果は実にあっけないものである。 ガウザーの剣はガドルソードに弾かれる。弾かれたガウザーの剣は空中で回転し、ガウザーの右腕は何も持たなくなった。 剣なき騎士。それは、もはや敗北の枕詞に使ってもいいほどに哀れで情けない姿であった。 ガドルは、その身体をガドルソードで再び吹き飛ばす。 ガウザーの攻撃自体が、特攻といってもいいほどに無謀だったのだ──やはり、何もできていなかった。 「──温いな。これでは戦いをしているとは思えない」 ぼそりと呟いたガドルの台詞は、そのままガドルの率直な感想を示していた。 暗黒騎士ガウザーは、他人にこんな言葉を許すのは初の経験となる。 どんな闇生物よりも強く、闇将軍ザンダーにさえ匹敵する能力を持ち、超光戦士シャンゼリオンにさえ遅れを取らなかった男だ。 敗北を知らず、ゆえに敗者を徹底的に見下した男が、この言葉を聞いて何を思っただろうか。 ガドルソードはガウザーの腹部を突き刺し、そのままガウザーの身体を持ち上げる。 ガドルソードはその身体を貫かない。ガウザーが辛うじてその切っ先を両手で握っていたのである。そのまま貫く事もできたが、かえって趣のある姿と思い、その身体をゆっくりと持ち上げた。 ガドルソードの切っ先は上空を向き、ガウザーの足が宙を泳ぐ。 「ぬぁぁっ……!!」 彼の体重を片手で支え、何もないかのような鉄面皮を崩さないガドルは、改めて化け物だと感じる。上空から見える景色は不思議だ。高いところにいるにも関わらず、見下ろされているような感覚である。 「……フンッ!」 しかし、それを感じた時には、暗黒騎士ガウザーの身体はその剣の上から振り落とされ、気づけば泥を身体に含みながら山の斜面を転がっている。 ガドルは、ガウザーの体を棄てたのである。 ガドルはこれを戦いと認識しなかった。虐殺とも思わなかった。敵は、一定の防御力を持ち、リントならば確実に死んでいるであろう攻撃を受けても死なない相手だ。もっと執拗に弄り殺さなければならない相手であるのはわかっている。 しかし、息の根を止める価値のある相手だろうか。 ガドルが倒すべきは、「戦い」ができないほどに弱い相手ではない。ガドルが今行ったのは、戦うべき相手の「選別」──そして、これはその結果の「破棄」だった。 「がはっ……ぐぁっ……!!」 あまりの衝撃でブラックアウトが解け、人間としての黒岩省吾の姿が山道を転がり落ちる。転がり落ちるスピードは速い。そのスピードで木に頭をぶつけ、地面から突き出した石にスーツを破られ、腹を突き刺されるのだから、黒岩もたまったものではないだろう。 スーツとシャツは血まみれだ。頭からも血を流しているし、唇は切れている。 吐血の痕が下唇の真下を一直線に流れ、そこには砂や泥や枯れ葉が付着し、あまりにも汚らしい恰好を作っていた。 「なっ……げあっ……げほっ……うぇ……!!」 まともに言葉を発する事さえできないほど強くむせ返り、そのたびに口からは泥や血が飛び散る。なかなかそれが喉から消えなかった。どれほどの距離を落ちたのかはわからないが、とにかくまずは目が回り、まともに立つ事さえ難しかった。 両手に力も入らず、起き上がる気力もわかない。 「……ぐっ…………こんな筈が……」 やっとまともな言葉を発する事が出来ると知ると、黒岩は自分が口に出した言葉を後悔する。そのまま本心だったのだが、これがまた情けなく感じた。 こんな筈が──という言葉は、すべてを思い通りに進めていた黒岩の口から出るには、あまりにも不格好な言葉であった。 「こんな筈がない……こんな筈が……くそっ!!」 自分はあの強敵に勝てる筈だ。──いや、勝てないにしても、おそらく互角の戦いを繰り広げる事が出来た筈だ。それだけ自分は圧倒的な力の持ち主である筈なのだ。 しかし、勝てなかった。それどころか、敵にはこれを戦いと認識させる事さえできなかったのだ。勝敗以前の問題であった。 何故、勝てない。 シャンゼリオンはダグバとの戦いであれだけ元気に生きているというのに……? あの男が平然と戦えて、何故自分は勝てないのだ? あの男がある程度平然としていたから、黒岩には一定の自信があったのだ。 それはあまりにも簡単に打ち砕かれた。黒岩は、ガドルと「戦う」ことさえできなかった。 「くそ……くそぉっ……クソォォォォォッ!!」 皇帝となるべき自分の目が、涙を流している事実に気づく。汗か血かと思っていたが、それは確かに涙であった。 涙────弱者が流すはずのものである。辞書にはそうは載っていなかったが、黒岩の脳裏では既にそれと同義になっていた。黒岩はこれまで涙など流した事もない。 皇帝は周囲に笑顔を振りまき、愚民の醜態を高くから笑えばいいはずなのだ。愚民を見下ろし、その姿を嗤う。その目に涙などいらない。愚民が流すべきが涙だ。 心や体を傷つけた者が流すもの。悩んだ末に答えが見いだせない者が流すもの。成功とほど遠く、何もできないままに失敗を繰り返す人間が流すもの。他人に勝手に共感し、感動などという名目で流すもの。弱者にとって、自己を洗い流すための細やかな宝──それが涙に違いない。 ──何故、俺が涙を流している? 俺は強者の筈だ。この殺し合いにおいても、主催を打倒し、シャンゼリオンと決着をつけ、元の世界で皇帝となるべき筈の男なのだ。 こんなところで、敗北する運命なのか? それどころか、敵に「温い」などという感想を許していいのだろうか。 「何故だ……俺は、最強の闇生物……シャンゼリオンのライバルの……皇帝となるこの俺がぁぁ……!!」 乱れた髪、涙ににじむ目、血と泥に汚れた体、皺だらけになって破れてしまったスーツ。高貴である筈の自分のイメージとは全く違う今の自分の外見に、黒岩は慟哭する。まるで乞食のようだ。 黒岩は、文字通り転落者なのだ。これまで成功し続け、敗北を知らなかった筈の男が、たった数分の戦い──いや、敵による廃棄で、自身を喪失し、何もできなくなる。 あまりにもみすぼらしい姿。高級なスーツは泥に塗れて乱雑に引き裂かれている。本来なら、今すぐにでも脱ぎ捨てたいものだが、それさえできない。この場では、これに替えがないのだ。 セットした髪も乱れ、ほとんど土が混じっている。そのうえ、出血しているのだから、土を払い落とす事もできない。顔はもはや、血まみれで拭く事もできないだろう。身体は節々が痛み、常人なら立ち上がる事もできないほど痛めつけられていた。 プライドを挫かれるような醜態だが、むしろ、今の自分ほどこれがお似合いな人間はいないとさえ、感じ始めていた。 そう、これはもはや──どうしようもないのだ。 あのガドルという敵の力は圧倒的である。──それは、暗黒騎士ガウザーの想像を遥かに超えていた。 独力で勝てる相手ではなかったし、仮に凪や石堀と協力しても勝てる相手ではないのではないだろうか。たかだか数名で対処できる相手とは思えない。単身で挑むというのも、あまりに無謀な話であった。 ガウザー自体、はっきり言えば、この殺し合いの中では強い部類とは言えまい。 技の多彩さ、攻撃力・防御力の高さ、スピード、能力──何かにおいて、ガウザーに突出した力はなく、ガドルのように総合力という部分で突出してしまった相手にはろくな対処ができないのである。 ふと思い出す。 「……そうだ! 奴らは……!」 黒岩は、自分が転がり落ちた山の上を見上げた。 そこには、仮面ライダーアクセルに変身した石堀光彦や、仮面ライダースカルに変身した西条凪、そしてサイクロンドーパントがいるはずなのだ。 ガドルが次に狙うのは彼らに違いない。そして、彼らがおそらくこの後軒並み殺されるのも想像に難くないものだ。 当然、黒岩には彼らを助けに行く義理は無く、今すぐにでも逃げ出すのが得策に違いない。ガウザーとて自分の命は惜しい。少なくとも、ガドルと戦うならばそれ相応の力を蓄えてから挑むべきだ。 ……無論、この狭い島では、強くなる前にガドルと再会してしまうだろうし、どれだけの猶予があればあのガドルに勝てるのかもわからない。更に、ガドルには上がいるというのだ。 そんな相手に勝てる筈がない。仮に、シャンゼリオンがそれに勝てるというのなら、ガウザーはシャンゼリオンに勝つ事さえできないのではないだろうか。 (……奴ら) 黒岩が冷静に真上を見上げてみると、はっきりと彼らの戦いの姿が見えた。 黒岩は、自分が視認可能な場所で戦いが行われていると確認すると、すぐに木の影に隠れてその様子を見る事にした。 どちらにせよ、このままでは走って逃げるような事もできない。 これだけ全身が壊れ始めているのだ。逃げる元気など無い。木の影に隠れると言うより、木にもたれて立っているというのが適切な姿かもしれない。 とにかく、黒岩はそこから真上での戦いを観戦する事にした。 △ サイクロンドーパントの身体に、エンジンブレードの刃が伝わる。その攻撃によって走る痛みは、胸から指先まで伝播するほどである。 仮面ライダー対ドーパント。 風都においてはあまりにも自然な姿だっただろうが、変身するのは全く別世界の人間である。照井竜や大道マリアのいた世界を「仮面ライダーWの世界」と呼ぶのなら、これは彼らのいた「ウルトラマンネクサスの世界」の人間たちの戦いである。 「……らぁっ!!」 エンジンブレードは、サイクロンドーパントの身体を二度も三度も斬りつける。 最早、火花が散ったくらいではその勢いを形容できないだろうか。荒々しく振りかぶり、サイクロンドーパントの肩を、腹を、胸を斬る。その姿は、飛び散る火花よりも荒れていた。 一見すれば、未知の敵に対する恐怖感から荒々しい戦いをしているかのように見える。しかし、その変身者である石堀光彦の心は妙に冷めていた。 どうにも、相手の正体が自分のよく知る人物である気がしてならないのである。 「フンッ!」 一方のサイクロンドーパントも決して弱いわけではない。 変身者である溝呂木眞也は、生身でも超能力を有するダークウルトラマンの適能者である。闇の力に魅入られた彼は、闇を自在に操る。 その闇の力を使わないのは、正体を知られるとまた厄介な事になるから、だろうか。 特に西条凪。彼女が死なないように支援するのが彼の役割だが、彼女にはこうして真っ先に目を付けられ、ガドル以上に撃退を優先された存在である。 サイクロンドーパントはまずガドルを潰そうとしたのだが、その余地さえ与えられない。 それに対する苛立ちもあってか、サイクロンドーパントは右腕をアクセルの胸部へと叩きつけた。なかなか強固な一撃である。 「がっ!!」 「ハァッ!!」 敵が怯んだところで、サイクロンドーパントは高く跳ぶ。 跳び上がったまま、アクセルの胸部に二段蹴りを叩きつけ、宙返りして地面に着地する。 ピュンッ、とスカルマグナムが自分の身体へと発射されるのを感じた。 だが、サイクロンドーパントも、この時はそれを直前で避けるに至った。もはや、二度も同じ手は食うまい。 スカルマグナムは二度、三度と攻撃を仕掛けるが、その軌道は全て外れ、時にはサイクロンドーパントが操る風に跳ね返された。 「……溝呂木!」 スカルの口から、その言葉が発される。 サイクロンドーパントははっとして、一瞬動きを止めた。すると、その体に向けてもう一発スカルマグナムの弾丸が飛ぶ。 サイクロンドーパントは、我に返ってその弾丸を避ける。風を切り、スカルマグナムは後方の木に当たる。弾丸は全てその木に当たっていた。 凪のもう一つの狙いはその木であった。 木は、みしみしと音を立て、サイクロンドーパントの背中に向けて倒れていく。木の根元の辺りに、何発も弾痕が残っていた。 「副隊長、どういう事ですかっ!?」 アクセルが訊く。 スカルが先ほど、サイクロンドーパントを「溝呂木」と呼んだ事に対してだろう。 スカルとて、別に敵が溝呂木だと見破っていたわけではない。 「このタイミングで私たちの前に現れた謎の敵。一番その正体として在り得そうなのは溝呂木眞也に違いないわ」 ただ、この疑念だけあれば充分だった。 その名を呼びかけ、少しでも反応すれば、それは溝呂木だ。 反応しなければ、溝呂木でないか、あるいは、ただの反応しない溝呂木である。──こちらの場合は疑い続けるだけで、反応した場合は、確信へと変わるだけだ。 サイクロンドーパントの正体は溝呂木。 これは、凪の中では確信へと変わった。やはり、溝呂木眞也との因縁は断ち切れないらしい。 「……バレてたわけか」 木が持ち上がり、サイクロンドーパントであった筈の物体がそこから現れた。 だが、その外形は緑の意匠を消し、全く別の怪物へと変じていた。凪や石堀にはなじみ深い姿である。 ダークメフィストだった。 彼はサイクロンドーパントの変身を解き、多彩な武器や技を持って扱いやすいダークメフィストへと姿を切り替えたのである。 「あなたを溝呂木と呼んで反応するか試しただけよ」 「……なるほど。そんな手があったか」 思わず、溝呂木は納得する。 てっきり、サイクロンドーパントの正体を溝呂木と結びつけて答えられたのかと思ったが、そんな事はなかったらしい。はっきり言えばあてずっぽうだが、それでも効果があっただけに、溝呂木の目から見ても優秀な頭脳プレイだったと言える。 それに、それが一瞬の隙を作り出し、サイクロンドーパントを木の下敷きにしたのだから、手放しで賞賛しておくべき戦法だろう。 「……感謝するわ、涼村暁。こうして溝呂木と互角で戦える力をくれた事に」 仮面ライダースカルは、ここにいない男への感謝を呟いた。 ダークメフィストは、生身の凪ではどうしても戦い難い相手だった。しかし、今は違う。 ロストドライバーとスカルメモリによって、仮面ライダーとなった凪は、ダークメフィストとも戦える力を持っているのだ。 これで、かつてナイトレイダーを裏切り、凪の信頼を裏切った罪人と決着をつける事ができるのである。 凪は、きっと溝呂木を憎んでいたのだ。かつて尊敬していた目標の副隊長だったからこそ、凪は溝呂木の裏切りが許せなかった。そして、共にビーストと戦ってくれると信じていた人間が、憎むべきビーストの側に立った事が、凪には悲しかった。 ならば、倒すしかない。 仮面ライダースカルの力を極限まで使い、ダークメフィストを討つ。──自分自身の手で。 だから、仮面ライダースカルの力を与えた涼村暁や加頭順に、この時ばかりは感謝した。 「俺と戦うのか? 凪」 「そうよ……」 「戦うべき相手は他にもいるはずだぜ?」 ダークメフィストの視線の先には、ゴ・ガドル・バが悠然と立ちすくんでいた。 ふとスカルが背後を見れば、そこにはガウザーの姿がない。 ガドルだけが立っており、こちらへと歩み寄っていた。 「……どういう事!? 黒岩は!?」 暗黒騎士ガウザーこと黒岩省吾がどこへ行ってしまったのかも認識できないまま、凪と石堀は強敵二名の近くに取り残されてしまったのである。 メフィストだけならまだいい。凪の強い憎しみが力となり、戦う事ができる相手のはずなのだ。しかし、凪の邪魔をするかのように、ガドルは歩み寄る。 それはゆっくりとした歩みだったが、かえって恐怖を際立たせた。 メフィストとは正反対の方向を向いているだけに、すぐにメフィストの方に向き直らなければ危険だというのに、ガドルの歩みに視線は固定され、夢中になってしまったように目線の先は変わらない。 「次は貴様らだ……骨のある奴から来い」 次。ガドルはそう言う。 次に戦う相手、という事だろうか。しかし、違うように思えた。 次に殺す相手ではないか──? つまり、黒岩は凪と石堀が目を放した僅かばかりの時間でガドルに息の根を止められたという事ではないか? それを思い、凪は息をのむ。 メフィスト以上の強敵に違いないが、どうすればいいのだろうか。 仮に溝呂木が協力したとして、三人で勝てる相手か? 「……はああああああっっ!!!」 其処へ駆け出したのは、仮面ライダーアクセルであった。 アクセルは、スカルのもとへ向かうガドルの体へとタックルをする。ガドルは格闘体の状態だったので、辛うじてそれによってバランスを崩した。 だが、大きくは崩れない。ガドルの肘がスカルの顔面に叩き込まれる。 「副隊長!」 「石堀隊員! どういうつもり!?」 ガドルに突っ込むなど、無茶の極みである事は重々承知の筈だ。 「副隊長は溝呂木をお願いします!」 アクセルは声を張り上げ、必死でそう叫んでいるように見えた。──彼の本心はともかくとして。 スカルは彼の姿を見て頷くと、メフィストの方へと向きなおした。 ガドルというのがどれほどの強敵か、スカルもわかっている。わかっているつもりなのに、溝呂木だけは放ってはおけないのだ。 このまま放っておけば被害が拡大するからなどではない。 凪自身が、何より倒さなければならない相手であるからだ。 「フンッ。どうやら俺達は俺達だけで遊べるようだな、凪」 「クッ……」 「その方がいいだろ、凪?」 メフィストが呼びかける。 次にどんな言葉を発するのかと構えて待っていると、凪の手にはガイアメモリが投げられた。 緑色のメモリ──Cと書いてあるメモリだ。おそらく、先ほど溝呂木が変身したドーパントのものだろう。この場で彼が持っていても全く違和感のないメモリだ。 「そいつにやるといい」 そいつ、というのは石堀隊員の事で間違いないだろう。 他に、このメモリと関連して呼ばれる人間はいない。アクセルのエンジンブレードは、様々なメモリの能力で戦う優れものの武器である。 要は、石堀隊員に力を貸してやれという事だ。 しかし、警戒心が芽生えるのは仕方のない話で、スカルは怪訝そうにメフィストを見るのみだ。 「どういう風の吹き回し?」 「……何、俺がお前を手に入れる手伝いをしてくれた礼だ。それに、このガイアメモリという奴は面白い。ただ単純に体に挿して使うだけじゃなく、お前たちのようにベルトに挿して使う事も、武器に能力を付与して使う事もできる。このメモリはどう使えるのは見たくてな」 溝呂木の本心ではなかった。 確かに、メモリがこうしてさまざまな用途で使えるという事を知れたのは興味深いが、実際はこのメモリの有害性をよく知っているからである。 凪たちが知らない筈もないが、状況に応じて使用しなければならない武器だ。凪が状況に応じてそれを使おうとするのは知れた話。 今はその毒素を受けないロストドライバーを巻いて戦っているが、それを失えば彼女はどうなるか────ごくごく簡単な話だった。 彼は、彼女たちが闇の奈落へと落ちていくのが見たいのである。 「石堀隊員! これを使って!」 ガドルを食い止めるアクセルに向けて、スカルはサイクロンのメモリを投げた。 エンジンブレードでガドルを引き離していたアクセルは、サイクロンメモリをキャッチする。しかし、左手でそれを握ったはいいものの、使える好機を待たずして、ガドルはアクセルの腹に一撃、パンチをお見舞いした。 「ありがとうございます、副隊長!」 痛みに耐えながら、アクセルはお礼を言い、再びガドルと戦う。 その様子を見て、やはり石堀に対して申し訳なく思いながらも、凪は結局、溝呂木を倒したい衝動を抑えきれなかった。 「さて、そろそろ俺達もゲームを始めるか。凪……」 「……そうね。長い長いこのゲームの終わりを、始めましょう」 スカルは、スカルマグナムの引き金を引く。 それが、凪と溝呂木の因縁を絶つゲームの始まりの合図だった。 スカルマグナムの攻撃を真横に回転して避けたダークメフィストは、その鍵爪・メフィストクローから緑色の光弾・メフィストショットを発射する。 スカルに向けてではなく、スカルの周囲の地面を連続して撃ち、スカルの視界を攪乱させた。砂埃の柱によって視界を遮られたスカルは、次の攻撃を躊躇う。 敵の位置が補足できずに迷っているスカルの眼前に、メフィストが現れ、メフィストクローは凪の胸を引き裂いた。 「うあっ!!」 「この程度じゃないだろ? 凪……俺を憎んでいるなら、どこまでも強くなれるはずだ!」 まるで、溝呂木は凪の強さを引き出そうとしているようだった。 いや、彼が引き出そうとしているのは凪の憎しみや負の感情かもしれない。しかし、彼らの常識では、憎しみは力となり、強さに直結する。 憎み合うほど強くなる筈なのだ。 凪は、敵の言う事を聞くのも癪だと思ったが、それでも溝呂木を憎まずにはいられない性だった。 「うわああああああああああああああ!!!!」 スカルは、右足を挙げてメフィストの体を蹴りあげようとする。 だが、メフィストはそれを左腕で受け、微動だにしない。 次に、スカルは右腕を突き出し、メフィストの体へと攻撃をぶち当てた。 その攻撃に合わせるようにメフィストは己に右腕を突き出し、メフィストクローを再び凪の胸へと突き刺した。 カウンターとなり、痛み分けするように二人は後退し、激痛の悲鳴を上げた。 しかし、それでも二人は互いに対して語りかける。 「……もっと強い力が欲しいのなら……俺のようになれ、凪! 闇の力は無限だ!」 「いいえ……。あなたはいずれ、光に敗れるわ……ウルトラマンの光に!」 このダークメフィストが、ウルトラマンネクサスに敗北を喫する前のダークメフィストなのだろうと睨んでいた凪は、そう答えた。 姫矢准。 この場にもいたが、既に脱落した男が、溝呂木眞也に打ち勝った瞬間を、西条凪はかつて間近で見た。そして、凪はその手助けをした。 闇への抵抗はより強まり、凪を光へと近づけたのである。 「光!? ……笑わせるなよ、凪。光が闇に打ち勝つなら、どうして闇に染まる人間の方が圧倒的に多いんだ?」 メフィストの方が、先ほどのカウンターから立ち直り、戦闘体勢を整えるのが早かった。 前に一歩踏み出したメフィストは、凪の心の隙間を探し出すように語りかけながら、そのまま何歩も進んでいく。 「……人は誰でも光と闇を心に持つ。だが、大多数の人間は生きていく中で光を心から消し、闇を選択する。それは闇の力が絶対的に強いからだ! 光など……闇に消される運命だ!」 メフィストクローが真っ赤なハイパーメフィストショットを繰り出し、スカルの両手、両足、胸部、そして頭へと、計六発全て命中する。 スカルには避ける術がなかった。 スカルの反射神経は今の攻撃を回避できるほど発達しておらず、体も弱っていたのである。 西条凪の変身した仮面ライダースカルの額には罅割れも無く、また、透けたクリスタルのような頭部になっていた。戦いに対しての迷いも、メモリを使う事への迷いも振り切れていない彼女の屈折した気持ちが、スカルの姿からもわかるだろう。 仮面ライダースカルといっても、厳密には二形態ある。 迷いを捨てた完全なスカルと、迷いを捨てきれない不完全なスカル。不完全なスカルは、スカルクリスタルと呼ばれる。 いま現在の凪は、スカルクリスタルの状態だった。 戦いを知っているはずの凪が迷っているのは何故だろうか。 ガドルとの戦いのときは、まだガイアメモリの使用に対する迷いがあったのかもしれない。強大な戦力とは知りつつも、やはりガイアメモリというものの危険性を説明書で知っている凪には、使用の抵抗が起こりうるシステムだ。 それは当然に違いない。銃を持つよりも遥かにリスクのある武器なのである。 だが、溝呂木眞也を倒すためにも、凪のメモリへの迷いは振り切れないものなのだろうか。──それは否だ。憎しみのためならば、人の心は迷いを振り切れる。凪ほど強い憎しみならば、尚更だろう。 しかし、溝呂木に対して、凪は憎しみだけを抱いているわけではなかった。 かつて溝呂木がナイトレイダーの副隊長だった事実が、凪の実力を弱めていたのである。当の溝呂木が自分の凪への愛を極端な形へと変えたのに対し、凪はその段階へは入っていなかった。 人間でいられるかいられないかの違いである。 ダークメフィストは、膨大なダメージを受けたスカルの胸部にダークグレネードを放つ。 「がああああああっっ!!」 スカルは何度とない攻撃の果てに変身を強制解除される。 ドライバーが弾かれ、凪はその反動で後ろへと吹き飛び、倒れた。落ち葉が舞い、凪の胸に落ちる。落ちていた小さな木の枝は、凪の装備に潰されて心地いい音を鳴らしていた。 凪が立ち上がれずにもがいていると、ダークメフィストは間近に歩いてくる。 そこに溝呂木眞也の姿はないはずだというのに、凪は完全にその相手に対して力を引き出す事はできなかった。 当人さえ、自分が溝呂木に対する迷いを捨てきれていない事には気づいていなかった。 △ アクセルは攻撃しつつも、ほぼ効果がない状況に悩んでいた。 ガドルには正攻法の攻撃が通じなかった。 サイクロンドーパントに対して行ったように何度も何度もエンジンブレードで斬りかかったところで、ガドルの体はそれを弾き返してしまう。 生半可な力技では、ガドルの鍛え上げられた体躯は攻撃を弾いてしまうのだ。それは鋼の壁に剣を突き立てる事に等しい。 ガドル自身も己の強さを自覚している。だからこそ、ガドルは自信満々とばかりに胸を張り、アクセルの攻撃を防いでいた。逆にエンジンブレードの方が罅割れてしまいそうだ。 向かってくるガドルにできる攻撃はこれしかない。半端ない威圧感によって、アクセルの方も圧迫されつつあるのだ。斬り方はだんだん荒っぽくなる。 そして、ガドルのパンチが真っ直ぐに突き出されると、遂にアクセルは後方に十メートルほど吹き飛ぶ事になった。辛うじて両足のバランスは保っている。 「ギベ……!」 死ね──。 ガドルは、いよいよ死の宣告を下す事とした。 強くなる事も期待できず、ただ煩わしい攻撃を仕掛けてくるだけの相手だ。殺す事も当然辞さない。 クウガのように見込みさえあれば、生かして強くなるのを待つのも良い。だが、先ほどの男やこの男は違った。見込みがないのだ。先ほどの男を投げ捨て、その結果、ガドルの手の届く場所に落ちたのならば、そこで葬っただろうが、この男は近くに落ちた。だから、トドメを刺すにも丁度良い。そういう意味で、黒岩は運が良かったのかもしれない。 疲弊を始めたアクセルの姿は、ガドルの瞳に、既に消すべき獲物として映っていたのである。──その瞳は、電撃体の金色へと変色する。 「くっ」 舌打ちをするようにそう声を出しながらも、アクセルは先ほど投げ渡されたメモリを使う事にした。これだけ距離が離れれば、メモリを挿入する隙もできる。 死の宣告とは知らないものの、相手が構えだしたので、隙のある動きをしているのがわかったのである。おそらくは、トドメを刺しに来るだろうとみていた。 ガドルは攻撃のたびに瞳の色を変えて戦法を変える──それは先ほどからわかっている話だ。ならば、こちらが戦法を変える時には、何をすれば良いか。 ──Cyclone Maximum Drive!!── サイクロンメモリをエンジンブレードにはめ込むのだ。 音声が鳴り、アクセルの身にも想像だにしない力が湧き出る。どうやら、このメモリはアクセルとの相性が良いらしい。 複数のメモリを組み合わせて戦う場合は、このあたりにも気を使わねばならないので大変だが、どうやらサイクロンとアクセルは呼び合っている力らしいのだ。石堀は、仮面の裏でその運命を歓迎した。 さあ、来い。 この剣が貴様を切り裂いてやる──。 「ゼンゲビ・ビブブ──」 一方のガドルは高く跳び、その足に電撃を帯びる。大量の電気を吸収し、フォトンランサーファランクスシフトを受けて更に強化されたガドルが持つ金の力は、もはやクウガさえ超えるかもしれない。 アクセルが選択したメモリが先ほど与えられたサイクロンであったのは幸いな話だろう。エレクトリックなどを使った日には、それこそガドルが凄まじき戦士に一歩近づこうとも不自然ではない話だ。 しかし、アクセルがサイクロンを選択した事実など、それこそ不幸中の幸いに過ぎない。どちらにせよ、アクセルを滅するだけの力を持ったキックである。 ガドルは、空気抵抗の壁を蹴り破り、真っ直ぐにアクセルの体へと足を近づけていく。 さあ、来い。 その剣ごと蹴破ってやる──。 上空から落下するガドルと、地上でエンジンブレードを構えるアクセルが一秒ごとに近づいていく。 「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!!」 「るぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!! ガドルはただ真っ直ぐに近づいていき、アクセルは真後ろに構えたエンジンブレードをタイミングよく前に突き出した。 緑の風がガドルの体に久々のダメージらしいダメージを与える。 金色の雷がエンジンブレードからアクセルの全身へと一瞬で駆け抜ける。 電撃が走る音が周囲に鳴り響き、また同時にその周囲の空気が逃げ出すように放射状の大風が起こったので、誰が見ても異常気象が起こったように感じただろう。 どんっ! ──巨大な鉄球でも地面に落ちたかのような音とともに、二人の姿が弾かれる。それはまさに、鉄球と鉄球がぶつかったに等しい膨大なエネルギーと重さの相殺であった。 「ぐぁぁっ!!」 「ぬぁぁっ!!」 互いの勢いがあまりに強力であり、互いに受けたダメージがあまりに凶悪だった。 その直後に互いが地面に立つという事は物理的に不可能だっただろう。 アクセルによるサイクロンマキシマムドライブと、ガドルのゼンゲビ・ビブブはいずれも、最強の矛と最強の盾のぶつかり合いのようなものだった。 一瞬、当人たちでさえ何が起きたのかは理解できなかっただろう。 (……ちっ……! 俺の力が元に戻ればこの程度……) アクセルは今度こそ、完全に仮面の下で舌打ちをした。 ここで凪のためにこんな相手と戦うのも、全て自分がダークザギへと変身できないのが悪いのだ。ダークザギへの変身能力さえあれば、もはやこの殺し合いの全てを消し去るほど途方もない力が引き出せる。 アクセルやガドルなどは本当に一ひねりに終わるであろう最強の闇の巨人である。 それは、かつて遠い宇宙でウルトラ族の長老・ウルトラマンキングを倒したほどの腕前だ。ウルトラマンキングは、ダークザギを除くこの場の全員を統べるほどの実力を持ち、ウルトラ戦士全員が束となっても実力の追いつかない次元にいるウルトラ戦士である。 それを倒すというダークザギの力は、もはや人類にとって絶望というほかない存在となるだろう。しかし、このままでは石堀はダークザギとしてでなく、ナイトレイダーの一隊員・石堀光彦として終わってしまうかもしれない。 それもこれも、全てこの馬鹿げた殺し合いで目的を妨害され、ザギが計画していたシナリオを破壊されたのが原因だ。 「……それが貴様の力か、面白い」 厄介なのは、敵が先ほどのぶつかり合いの直後に平然と立っている事だろうか。 ガドルという戦士は、おそらく同じ規格で戦えば、ウルトラ戦士に匹敵するだけの実力を持つ。ウルトラ戦士自体が、ダークザギにとっては小さな存在であったが、この際、強さの象徴として引き合いに出すのも認めよう。 ダークザギとしての力を使える状況にない今では、そのウルトラ戦士とさえ渡り合えるか微妙なのだ。……まあ、人間体でも一応、ある程度の能力は使えるものの、正体の発覚を恐れてそれを使わないだけでもあるのだが。 「望みなら、もう少し面白そうなものを見せてやるよ」 仮面の下で少し息を切らしつつもニヒルにそう言い、アクセルは立ち上がる。彼が次に取り出したのは、トライアルメモリであった。 アクセルメモリをアクセルドライバーから外した後、そのトライアルメモリをアクセルドライバーの同じスロットに差し込む。これがエンジンブレードに差し込むものではないのは形状を見てわかる。 だが、これまではそうそう使う機会がなかった。 あくまで、手元にあるメモリの一つに過ぎず、使う気もなかったが、敢えてここで使ってみるのもいいだろう。強力なメモリとも限らないし、この場でこの力を知る者はいない。そういう意味で一つのギャンブルじみていた。しかし、この場面でこれを使うのは、サイクロンメモリの強力さを知ったが故に、このトライアルメモリとやらの性能も試してみる必要があるだろう。 これによって強化されるという確証はないが、やってみる価値はありそうだと思えたのだ。 ──Trial!!── ブルルゥゥゥン…………ブルルゥゥゥン…… バイクのハンドルを握ったような音を鳴らし、アクセルはフォームチェンジの準備を整えた。 ガドルは、黙ってそれを見ていた。果たして、彼が見せる力とやらはどんなものなのか、見てみたくなったのだろう。石堀の言い方も、ガドルの興味を惹かせるには巧い言い方だったかもしれない。 ──Trial!!── もう一度音が鳴ると、「プ」という音が音階を変えながら三つ、カウントダウンを始める。 「なるほど、それが貴様の新しい力か」 アクセルの体色とベルトのシグナルは、紅蓮から黄色へと変じた。体色が変化するのはクウガと同じであると思い、ガドルはその変わった特性に喜びを感じた。どんな能力に特化した力だろうか。 そして、その姿が青くスマートなアクセルトライアルの姿へと変わった時、その姿は高速の青い影へと変わった。構えていたガドルは突然の出来事に驚愕する。 空中へと放り出されたエンジンブレードが地面に落ちていく姿はあまりにスローモーションである。鈍器のように重い剣が落ちるスピードよりも、速く──トライアルはガドルの懐まで辿り着く。 (なかなか速いな。これなら案外、楽しく戦えそうだ) 超高速移動。 これが「挑戦」の記憶を有したトライアルメモリの能力である。攻撃の刃と防御の装甲を完全に消し去り、最速のタイムへと挑戦する力。真の姿が、マッハ3のスピードで走るウルトラマンキングさえも凌駕するダークザギには、最早このメモリの使用は挑戦でも何でもなかった。 照井竜がこのメモリを使いこなすのにいかに苦労したかは知らないが、所詮は人間の努力の結晶に過ぎない。石堀光彦は超スピードには慣れている。 トライアルを使いこなすのは至極当然ともいえる事だった。 「フンッ! ハァッ!」 「なっ──!!」 「デャァ!」 高く上げられた足が、ガドルの体へと三発ぶち当たる。強力とはいえない三発だった。むしろ、先ほどのエンジンブレードの斬撃の方が強いだろうか。 それに対応すべく、ガドルは俊敏体へと変身し、アクセルトライアルに向けて巨大な槍を突いた。だが、アクセルトライアルはそれを身軽な体で回避した。 同じように俊敏さに長けたフォームチェンジであっても、アクセルトライアルのそれはガドルの俊敏体には超えられぬものであった。 何発もの蹴りと拳をガドルの身体にぶち込み、何発もの攻撃を回避したところで、アクセルトライアルは呟く。 「……それじゃあ、振り切ってみるか」 トライアルメモリを引き抜き、マキシマムモードへと変形させ、放り投げると、まるで照井竜が変身した仮面ライダーアクセルのようなセリフを吐き捨てた。 音声こそ鳴らないものの、マキシマムドライブは始まっている。 「何っ!?」 それから次の瞬間は、ガドルにも視認できない必殺の十秒間であった。 青い風はガドルの体へと近づき、何度どない攻撃を浴びせた後、その全身をTの字型に蹴り倒す。ガドルの体が後退するほどの時間ですらなかった。 膨大なエネルギーを一度に受けたのでなく、小さなエネルギーが何度も何度も己の体へと吸収されていくのは、ガドルにとっても不思議だっただろう。 それが、本当に残像そのものでしかないのなら、尚更不思議なものに違いない。 ──Trial Maximum Drive!!── 十秒の終わりとともに、ガドルの体は大きな音を立て、土のベッドへと倒れた。 クウガの持つ封印エネルギーのように、幾つもの跡がガドルの体に刻まれている。それは、このマキシマムドライブ──マシンガンスパイクの壮絶さを表していた。耐え抜いたはずが、意識は既にどこかに飛んでいたのである。 彼は自分自身がいつ記憶を失ったかさえ、定かではないだろう。 このマシンガンスパイクの威力は、当事者が何発の蹴りを叩き込んだかにもよる技で、その能力は未知数だ。では、石堀光彦が変身した仮面ライダーアクセルトライアルは何発の蹴りを叩き込んだのか──。 その数字をカウントする事はおそらく、誰にもできない。照井竜が変身したアクセルトライアルの蹴りの数値はまだ数値化する事ができるだろうが、石堀光彦が変身したアクセルトライアルは、人間ではありえない数値を引き出していたのである。 正真正銘の自分の力を引き出せてはいないとはいえ、彼は非人間だった。 しかし、このトライアルの速さの中では、どんな攻撃も同じようにしか見えまい。彼が非人間である事など、動体視力に優れた正真正銘の格闘の達人でもない限りは判別不可能だ。 石堀は、トライアルの圧倒的な速さの中に、自分が非人間であると発覚するリスクを隠していたのである。 「……正確には9.6秒。まっ、こんなもんか」 アクセルトライアルは、放り投げたトライアルメモリに書いてあったタイムを読み上げる。その仮面の裏の表情はあまりにも淡々としていた。今後もこのトライアルメモリは重宝しそうなものである。 ガドルが受けたダメージは膨大だ。彼にはこれが、何時間にも及ぶ拷問に匹敵する痛みと感じただろう。僅か9.6秒の出来事とは誰も思うまい。そして、これでは彼が起き上がる事もしばらくはできない。 しかし、この倒れたガドルをどうしたものか。──おそらく、この怪人の体にダメージを与えたとはいえ、致命傷となるほどではなかった。先ほど神経断裂弾を埋め込んだ時のように、そう時間もかからないうちに起き上がるだろう。それほど、彼の傷の治りは早い。どうにかして、こんな状態の時に留めを刺さなければならなくなる。 この倒れたカブトムシの怪人に、どんな制裁を加えるか。……それを考えたが、やはりやめる事にした。早々に消しておくべき厄介な相手には違いないが、それよりもまずやるべき事があるだろう。 そう、凪の方に行かなければならない。 溝呂木との戦闘の中、彼女が無事かどうか確かめなければならないのだ。おそらく、溝呂木の事だからトドメを刺す事は無いと思うが……。 (とにかく、命拾いしたな。……もう二度と俺たちを襲わなきゃ、後は自由にやっていいぜ) 再びアクセルのメモリを挿入して、トライアルの強化を解除した石堀は、先ほど邪魔だったので放り投げたエンジンブレードを拾い上げる。その時、彼はそういえばもう一つ妙な装備があった事を思い出した。 そう、メモリ関連で一つ、面白い支給品があったはずだ。 おそらく、ここで倒れているガドルの支給品だったはずだ。それは、ガイアメモリの強化アダプターであった。説明書を探し出す事はできなかったし、行軍の際に多くの事ができる時間はなかった。 ……なるほど、トライアルが思いのほか役に立ったので、これを使ってみるのも良いだろう。 普通は一回の使用で大きな負担がかかるマキシマムドライブを二度も使用し、トライアルで常人ではありえないほどの記録を叩きだしたというのに、石堀は大して息切れる様子もなく、強化アダプターを使用した。 ──Accel!!── ──Upgrade!!── ガイアメモリの力を三倍に引き出すと言うその道具を、石堀は知らずに使ってみる事にした。迎撃対象はこの森の何処かに居るであろう溝呂木眞也──ダークメフィストだ。 つい先ほどまで自分たちが戦っていた場所に向かえば、おそらく其処に彼がいるだろう。 ──Booster!!── その音声とともに黄色い装甲に包まれたアクセルは、自分の両掌を見た。 視界には、黄色い装甲に包まれた自分の両腕が映る。これがアクセルブースターの色か。 赤、青、黄色。メモリの組み合わせによって、己の力の形はどこまでも変わる。 アクセルブースターは、背中の丸いブースターユニットに熱を溜め、放射する。トライアルとは違い、自分が動かされている感覚とともに、アクセルは前へ前へと爆発的な加速度で進み、その果てに────飛翔した。 △ 「はぁぁぁあああぁぁぁっっっつつつっっっ!!!」 ダークメフィストが倒された凪に近寄った瞬間、熱い雄叫びが響き渡る。 黄色く体色を変化させた仮面ライダーアクセルの姿である。 かつてメフィストが戦ったアクセルは、赤色と青色の二種類の姿に変身したはずだが、ここにいるアクセルは黄色。初めて見る姿だった。 複数の色に形態を変える戦士だったという事か。 とにかく、メフィストはその姿を見て、折角、凪を闇へ誘うのを邪魔する厄介者が現れた……と気分が萎えたようだった。 「……まさか、そいつがそんなに面白い力だったとはな」 しかし、純粋にアクセルの力に対する興味関心もあった。 照井竜を殺害した時に拾っておけば良かっただろうか。向かい来るアクセルブースターの攻撃を、メフィストはダークディフェンサーという小さなバリアで防御する。 攻撃を受ける箇所だけこうして防げば充分だろう。 エンジンブレードで突撃してきたアクセルブースターも、このバリアに弾かれて空中を回転する。 だが、ブースターのジェット噴射によってほぼ自在に空を駆け巡る事ができるアクセルブースターは、バランスを整え、近くにあった木の幹へと“着地”すると、そこを蹴り飛ばして更に加速をつけてダークメフィストのもとへと飛んでいく。 「だが、俺の邪魔をするのは感心しないな。……ハァッッ!!」 闇の弾丸がダークメフィストの手から放たれる。 倒れた凪は、なんとか手と尻を突いて後ろに下がりながらそれを見送るしかない。 ダークメフィストの放つ攻撃は、アクセルブースターの体を目指して空中を泳ぐ。アクセルは闇の弾丸と弾丸の隙間を全身のジェット噴射で己の体を激しく動かす事で回避していく。 アクセルブースターの回避性能は高く、それゆえにその弾丸の全てを回避しながら、エンジンメモリをエンジンブレードに挿入するという行動を可能とした。 ──Engine!!── そのまま、アクセルブースターが加速する。 ──Engine Maximum Drive!!── マキシマムドライブの音声が響き、アクセルブースターは更に加速する。全身のジェット噴射が真っ直ぐに彼の進ませその刃がメフィストの体へと到達する。アクセルブースターは、躊躇なくメフィストの体を真横に斬り捨てた。 (溝呂木……悪いが、ウルトラマンの力を出会う事が出来ないお前に、利用価値はない) メフィストの体は、かつてアクセルと戦った時とは違い、マキシマムドライブが自らの体に到達した事に驚愕を隠せない。 ……これが、マキシマムドライブとやらの痛みか。 照井竜が変身した仮面ライダーアクセルトライアルとの戦いの際、メフィストクローでアクセルの装甲を貫かなければ、メフィストはこれだけのダメージを負う可能性があったという事だ。 (だから、少しの間だけ俺達の前から、消えろ────) ダークメフィストはメフィストクローを体の前に突き出していたが、その鍵爪がアクセルブースターの体へと届く事はなかった。ただ虚空を掴むように、メフィストクローは何もない場所へ向けていた。 アクセルブースターがそれを避けた瞬間は、まるで身体をすり抜けたように見えただろう。 「な……なに…………?」 この勝負は一瞬の稲光のようなものだった。 「ぐ……ぐああああああああああああああああっっ!!」 ダークメフィストは遅れてきたその苦痛に膝をついた。 アクセルブースターの力は、やはり、なかなかに強い。 ダークザギが生み出したダークメフィストの体にこれだけのダメージを与えているのだ。マキシマムドライブというものの強さに、改めて感心する。 アクセルブースターは、その男の悲鳴を背に受けながら、すぐに凪の元へと駆け寄った。 「────副隊長、今のうちです!」 茫然とする西条凪の手を引き、アクセルブースターは強化アダプターを取り外す。 アダプターを取り外すと、アクセルは元の赤い姿へと姿を変える。 だが、今度はドライバーを外して、バイクフォームへと変身する。 「溝呂木は!?」 凪は、溝呂木を仕留められない事に未練があるようだった。 これだけ圧倒的な力を持っているのだから、溝呂木を倒す事も可能だったのではないか。──そんな疑問と共に。 しかし、そう思われるのも承知だった石堀は、非常に緊迫した声で呼びかける。 「いつまでもここにはいられません……早く!」 この形態になってまで逃走を良しとする石堀の判断を、凪は信じる事にした。 アクセルブースターの実力を試した事は、凪にはまだない。 ならば、アクセルブースターの力がどの程度ダークメフィストに対応できるものなのかは、凪にはわからないのだ。 仕方がないので、凪はアクセルが変身したバイクに乗るしかなかった。 この状態になってしまった以上、このまま戦えというのも酷な話だ。 だが、やはり少しためらった。 「…………」 「早く!」 凪はまだ少しだけ迷っているようだったが、やはり仲間に迷惑をかける事はできないと思ったのだろう。 「………………わかったわ!」 凪はアクセルの背にまたがる。 「溝呂木とは、いずれまた!」 石堀は、現状では利用価値がないとはいえ、ダークメフィストを無暗に殺す事はしたくなかった。ダークメフィストは、ウルトラマンの光を強めるために存在するウルティノイドだ。 レーテを介して凪から光を奪うそのために、彼には石堀と代ってウルトラマンネクサスと戦い、ウルトラマンの力を強める役割がある。 だから、ここでトドメを刺すには勿体ない相手だ。 とにかく、今の石堀の目的は、何よりもそのための凪を生存させる目的があった。凪とこの殺し合いのフィールドでも出会えたのは都合が良い。 「……待て! 待て、凪!!」 膝をついて叫ぶダークメフィストのその声をよそに、仮面ライダーアクセルと凪は走っていく。アクセルはガイアメモリというものへの興味をより強く持ちながら、土の上にタイヤの跡をつけていった。 △ 時系列順で読む Back 未来予報はいつも晴れNext Jなき戦い/夢想者─デイ・ドリーム・ビリーバー─ 投下順で読む Back 仮面劇のヒーローを告訴しろNext Jなき戦い/夢想者─デイ・ドリーム・ビリーバー─ Back 死神の祭典(第3楽章 超光の祝福) 石堀光彦 Next Jなき戦い/夢想者─デイ・ドリーム・ビリーバー─ Back 死神の祭典(第3楽章 超光の祝福) 西条凪 Next Jなき戦い/夢想者─デイ・ドリーム・ビリーバー─ Back 死神の祭典(第3楽章 超光の祝福) 溝呂木眞也 Next Jなき戦い/夢想者─デイ・ドリーム・ビリーバー─ Back 死神の祭典(第3楽章 超光の祝福) ゴ・ガドル・バ Next Jなき戦い/夢想者─デイ・ドリーム・ビリーバー─ Back 死神の祭典(第3楽章 超光の祝福) 黒岩省吾 Next Jなき戦い/夢想者─デイ・ドリーム・ビリーバー─
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【アルゼンチン】 青文字は新必殺技。★付きの技はシナリオ中に修得イベントあり。 選手 必殺技 ディアス 地:ドライブシュート、バナナシュート低:前転シュート高:オーバーヘッドキック、側転バク転バク宙オーバーヘッド、バク宙サイクロン地低高:サイクロン、ネオサイクロン、★オーバーサイクロンワンツー:ゴールデンコンビ(+パスカル)特殊:天才の証明(ドリブル能力が向上、ドリブル倍速になる、必殺ドリブル「超高速ドリブル」が使用可能になる) パスカル 高:オーバーヘッドキックワンツー:ゴールデンコンビ(+ディアス)パス:★ターゲティングパス(ディアスには必ずパスが渡る。ディアスに渡ると「天才の証明」発動)タックル:クリップタックル バティン 地:バティゴール低:ハイパーツインショット(+カージャレ) カージャレ 低:ハイパーツインショット(+バティン) エドゥアルド 高:ローリングヘッドクリアー:ローリングヘッド サトルステギ 高:ダイナマイトヘッドクリアー:ダイナマイトヘッド バビントン ガルバン ドリブル:強引なドリブルタックル:パワータックルブロック:パワーブロック特殊:ジャンピングラリアート(敵PA内に入っている時、若島津の三角飛びを失敗させる) ゴーゴン 特殊:PK完全防御 [名前付き選手 9/11人] バティン カージャレ エドゥアルド ディアス サトルステギ パスカル バビントン ???? ガルバン ???? ゴーゴン 「ディアスのワンマンチーム」だった原作から徐々に戦力を増していき、ほぼ全員が名前付き選手という充実ぶりに。 ディアスの他に必殺シュートを撃てる選手もおり、守りの堅いガルバンもいる。 ゴーゴンは通常の守りは特別強くないが、「わざと反則で相手PKにする→PKで絶対に勝つ」という特殊な戦法を採れる。 名無しの選手たちは、5に登場するDFが起用される。ガルバンほどの高能力では無いが、守りは堅いと言える。 5に登場したローマのエドゥアルドは、実在のアルゼンチン代表選手アベル・エドゥアルド・バルボがモデルという情報を得たので登録。 本来はFWだが、バティストゥータ(バティン)、カニージャ(カージャレ)がツートップで出場し、バルボはMFとして出場したようだ。 シナリオでは昔のイメージのまま語られており、ディアス不在で苦戦する試合が作られている。 バビントン超優遇。 敵として対戦した時にコーナーキックから来るのは、パスカルのターゲッティングパスから、ディアスのバク宙サイクロンかオーバーサイクロン。 「ディアスには絶対にパスが通る」という性能が凶悪すぎ、石崎をディアスに貼り付けてスクランブル顔面しか無い。 ジュニアユース編のアルゼンチン戦では最後の決め手はスクランブル顔面だったが、まさかその再現になるとは……。 ストーリー:練習試合 ワールドカップ
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概要 レッツゴーねこ陰陽師が作り出したもはや神ムズレベルのサイクロンステージ。 危うくクソステ認定されそうになるまでおこしさんを苦戦させた。 ナイトメアサイクロン まずはこのステージの凶悪なボスについて解説しよう。 ステータス 属性 悪夢 体力 2888888 攻撃力 44444 範囲 範囲 KB 20 速度 20 射程 180 お金 11850 攻撃頻度 6f 攻撃発生 1f 特性 残り体力25%以下で攻撃力200%上昇 説明 立ちはだかるものを全て破壊する悪夢のような大渦。 光さえ飲み込むその災禍は自らの消滅が近づくと 破壊力が増すという。圧倒的な力を持つそれに 圧倒的な力を示し返せば勝機が見えるが... 解説 ここではこのボスの強さをざっと解説していく。 ナイトメアサイクロンは、今までのサイクロンの常識を覆したような存在である。 ナイトメアサイクロンは悪夢属性の共通特性により、にゃんこ砲以外の妨害を通さない。また、超ダメージやめっぽう強いなどの特性の対象にも入らない。 つまり、サイクロン戦特有の妨害しまくって超ダメージでさっさと倒すという従来の戦い方が一切通用しないのだ。 ではどうやって倒せばいいかというと、ナイトメアサイクロンはKB回数が20もあるため、継続的に高火力をぶつけて延々とKBさせればいい。いくつか適正なキャラクターを上げていく。 覚醒のネコムート うまく壁を出せばほぼ確実に先手を取れる。 他のキャラである程度ダメージを与えていればKBさせまくれるはずだ。 ネコカメラマン そのたまりやすさと攻撃力で、射程勝ちしている相手に 最強クラスの継続火力を発揮する。生き残りも相性がいい。 ごろにゃーん 最適性の壁。約1秒間意地でもナイトメアサイクロンの 進行を止める。ちなみに攻撃力が上昇しているとギリギリ倒される。 Gパーフェクトアヌビス 超本能によって圧倒的なDPSを手に入れる。 前隙を補助できれば非常に頼もしい存在になる。 春麗CC 単体攻撃の代わりに異常なDPSをもつ。その単体攻撃も、 ナイトメアサイクロンの超突破力からほぼ弱点にならない。 ステージ解説 取り巻きで特に厄介なのが、ミッドナイトナカイとレッド・エナG。両者ともに近接キャラをこてんぱんに叩いてくるわけだが、ぶっちゃけ影は薄い。ナイトメアサイクロンの突破力が異常なため、そこまで前衛を崩せないからだ。レッド・エナGは1度攻撃が成功するだけでも危険だが、最悪レッド・エナGは敵城を叩く前に倒せるため、難しければ先に処理しよう。この2体に気をつけながら上記の適正キャラを上手く使えば勝てることだろう。
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【五臓塚】(ごぞうづか) 砕駆龍(サイクロン)の首都。 『降臨?』したサイクロンの祖が生きた時代に起こった節足人との戦い『五臓塚の役』が行われた場所。 この戦いの終局において総長・熊沢丈児?は節足人に協力しその敵勢を統率していた真鍮魔人を 止めを刺し、節足人の軍勢を敗走させた。しかし真鍮魔人は活動停止の直前、熊沢に呪詛を かけた。その呪いは内臓以外の全ての部位をドロドロに溶かしてしまうというものだった。 当時のサイクロンにはこのような術に対抗する手段はなく、熊沢丈児?はそのまま死亡した。 残された彼の内臓は戦いが行われた場所に埋葬され、そこには塚が築かれた。 塚の周辺に熊沢を慕う人々が集まり住むようになったのが、都市としての五臓塚の始まりだと言われている。