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10月31日(金)0 00 ~ 11月3日(月)23 59まで メンテナンス期間は、別途トップページにてご案内します。 スペシャルガチャに、「王様(キング)」級の強さ、スキルを持ったココロイド9体が登場! いかにも王様!といったココロイドから、おとぎ話の世界から飛び出してきたような? 女王様系ココロイドなど、見た目も新しいココロイド揃い踏み! ピコットの世界のキングが集結する祭り、通称「ピコキンまつり!」 期間限定の登場になるので、この機会にゲットして、キングの称号にふさわしい強さを体験しよう! キングココロイドは、固有能力“王の権威”を持った特別なココロイドたちです! 王の権威は、一定確率で攻撃した敵からHPを徴収し回復する(効果は自分のみ)能力! キングたちだけに備わる特別な能力を活かして、強力な魔王軍に挑もう!! 今回のキングココロイドはこれだ! 名前 説明 ★ 雷夢王アリス パーティー全員雷属性で、攻撃力200%!弱点属性に対してさらに効果アップ! ★★★★★ 氷月王かぐや パーティー全員氷属性で、攻撃力200%!弱点属性に対してはさらに効果アップ! ★★★★★ 火狩王赤ずきん パーティー全員火属性で、攻撃力200%!弱点属性に対応方法を教えて下さい。弱点属性に対してはさらに効果アップ! ★★★★★ 真王ギルガメッシュ クリティカル時に追加攻撃が発生し、周囲の敵を殲滅!まさに王の威厳! ★★★★★ 冥界王ハデス コンボ数による攻撃力の上昇がさらにアップする、連撃の黒騎士! ★★★★★ 迷魂ホロウクイーン 戦闘中、BATTLEごとにスキルゲージが増加する、不思議な魂。 ★★★★★ 火女王バーニア 火属性メンバーの攻撃力が激増!燃やし尽くせ! ★★★★★ 雷女王エレクトラ 雷神の力をその身に宿し、雷属性のメンバーの攻撃力をアップさせる! ★★★★★ 氷女王フリージア 氷属性メンバーの攻撃力が激アップする、氷の女王! ★★★★★
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コキンテイ(胡金定) 中国神話、伝説に登場する人物。 説話に描かれた架空の女性。
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2006年ユーザー。最近コミュ雑にも出没。 古くはスマブラX等のゲームフォーラムの住民だった。 スマブラXの発売が近づき本格的に活動をはじめる。 ゲームが好きであり、特にATLASのゲームに夢中になっている。 前まではその中でも『DIGITAL DEVIL SAGA アバタールチューナー』が好きであり、「アバチュは神」と高頻度で書きこんでいたが 今では『真・女神転生III NOCTURNE マニアクス・クロニカル』と『デビルサマナー ソウルハッカーズ』の二つがダントツで好きであり 特にサブユーザーの『ネミッサに憑かれた人』から分かる様にソウルハッカーズのヒロインの『ネミッサ』を溺愛している。 次点がヒトミちゃん・麗鈴舫(レイ・レイホゥ)・メアリ(とついでにゴア隊長…)だが、それは全員ソウルハッカーズのキャラだ。 余り票は集まってないがゲーム音楽のランキングの開催もしている。 第一回は面倒なルールによりかなり票が集まり難く投票曲も分散しすぎたので、 今開催している第二回で前回よりも気軽に投票できるようにした。ルールを見るに来年2月に終わると思われる ゲーム以外でも小説を当wiki内に書いたりと多趣味な面を見せる。 書いた小説を読んだ人からの小説の評判はそれなりに良く、小説大会ではグラロイドや欠月宮美と上位を争っていた。 今はそこまででもないが、ゲームソフト「アバタールチューナー」の大ファン アバタールチューナーの事は 攻略本を見るより、ハコキングさんに聞くべし! それに加えネタレスも多いので 元ネタを知らない人は、真に受けてしまって ハコキングさんに怖いイメージを抱いてしまってるかもしれない ネタ抜き状態では敬語で礼儀正しい人なので安心しよう 雑談スレッド619において、ワザップのスレッド全体で800万目の投稿を行った。恐らく彼がアバチュを余計に好きにさせたのはこれが理由だろう。 800万目の投稿 コメント まさかこんなサイトがあるとは… -- (名無しさん) 2016-04-12 02 10 04 教育大四年生になりました -- (LMNR) 2016-04-12 02 11 39 アノさ面白い -- (核爆弾) 2017-01-21 23 05 36 名前 コメント すべてのコメントを見る
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すごい一体感を感じる 2006年ユーザー。最近コミュ雑にも出没。 古くはスマブラX等のゲームフォーラムの住民だった。 スマブラXの発売が近づき本格的に活動をはじめる。 ゲームが好きであり、特にATLASのゲームに夢中になっている。 前まではその中でも『DIGITAL DEVIL SAGA アバタールチューナー』が好きであり、「アバチュは神」と高頻度で書きこんでいたが 今では『真・女神転生III NOCTURNE マニアクス・クロニカル』と『デビルサマナー ソウルハッカーズ』の二つがダントツで好きであり 特にサブユーザーの『ネミッサに憑かれた人』から分かる様にソウルハッカーズのヒロインの『ネミッサ』を溺愛している。 次点がヒトミちゃん・麗鈴舫(レイ・レイホゥ)・メアリ(とついでにゴア隊長…)だが、それは全員ソウルハッカーズのキャラだ。 余り票は集まってないがゲーム音楽のランキングの開催もしている。 第一回は面倒なルールによりかなり票が集まり難く投票曲も分散しすぎたので、 今開催している第二回で前回よりも気軽に投票できるようにした。ルールを見るに来年2月に終わると思われる ゲーム以外でも小説を当wiki内に書いたりと多趣味な面を見せる。 書いた小説を読んだ人からの小説の評判はそれなりに良く、小説大会ではグラロイドや欠月宮美と上位を争っていた。 今はそこまででもないが、ゲームソフト「アバタールチューナー」の大ファン アバタールチューナーの事は 攻略本を見るより、ハコキングさんに聞くべし! それに加えネタレスも多いので 元ネタを知らない人は、真に受けてしまって ハコキングさんに怖いイメージを抱いてしまってるかもしれない ネタ抜き状態では敬語で礼儀正しい人なので安心しよう 雑談スレッド619において、ワザップのスレッド全体で800万目の投稿を行った。恐らく彼がアバチュを余計に好きにさせたのはこれが理由だろう。 800万目の投稿
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和名 サンランテッポウコキン 12/24 誕15 10ポコ ?科(ただし、タマコキンと同じ) タマコキンが水辺向けに進化した生物。タマコキンと同じく前面にピクミンは張り付かない上、タマコキンより一回り大きいのでピクミンで攻撃するのが大変。 しかも、BB弾を散乱銃のように乱発する。BB弾の攻撃範囲が広いがよけることは簡単。だが油断はできない。こいつは2匹組でやってくるのだ。 こいつを倒すには青ピクミンだけでは厳しく、飛距離を飛べる黄ピクミンか気絶させることができる紫ピクミンがいるとかなり戦闘が楽になる。 なお、タマコキンのように倒した後に体力回復はしない。
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和名 サンランテッポウコキン 12/24 誕15 10ポコ ?科(ただし、タマコキンと同じ) タマコキンが水辺向けに進化した生物。タマコキンと同じく前面にピクミンは張り付かない上、タマコキンより一回り大きいのでピクミンで攻撃するのが大変。 しかも、BB弾を散乱銃のように乱発する。BB弾の攻撃範囲が広いがよけることは簡単。だが油断はできない。こいつは2匹組でやってくるのだ。 こいつを倒すには青ピクミンだけでは厳しく、飛距離を飛べる黄ピクミンか気絶させることができる紫ピクミンがいるとかなり戦闘が楽になる。 なお、タマコキンのように倒した後に体力回復はしない。
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「大変長らくお待たせ致しました。只今より、第一回Y-1グランプリを開催いたします!!」 司会の男が開催を宣言する。いよいよY-1が始まるのだ。 大丈夫、私のコキン=トウなら必ず優勝できる。その為に半年もの間猛特訓してきたんだから。 この馬鹿馬鹿しい大会で優勝し、ゆっくり一年分をゲッツしてくるのはこの子だ。 胸に抱えたコキンをぎゅっと抱きしめる。闇のように黒い瞳の奥に闘志が燃え盛っているのが分かる。 半年前 いつものように紅魔館の門前でシエスタをしていると、いつものように額の鋭い痛みで目が覚めた。 あ~あ、また見つかっちゃった。ま、本気で隠れてないから別にいいんだけどね。 そしてお説教。まだ若いのに毎回言う事が同じなのは危ないんじゃないだろうか。 そんな事を考えながらも反省している様に見せる為に俯く。と、何やら紙切れが飛んで来た。 Y-1グランプリ?各自が持ち寄ったゆっくり同士を戦わせ、鍛えたワザで勝ちまくった優勝者には賞金として…… 「い、いちまんえん!?」 古谷徹『現在の価値に換算して約一千万円である』 「な、なんだってー!!…じゃない、何を言ってるの美鈴!貴女話を聞いてないわね!!」 「あああ、き、聞いてます聞いてますよう!以後気を付けますですハイ!!」 その台詞も何度聞いたか、と言いたそうな目でこちらを一瞥して館内に戻る咲夜さん。 一応姿が見えなくなるまでチラシを拾うのは控える。無意味だろうけど。 しかし、一万円かぁ……それだけあれば美味しいご飯が沢山食べられるんだろうなぁ。 紅魔館では従業員に食事がきちんと出されるけれど、正直言えば足りない。質ではなく、量が。 だって私は門番さん。毎日のよう敵が来なければひたすら棒立ち、敵が来ればとりあえずフルボッコにされるのが仕事なのだ。 その激務の割に食事の量が他のメイドの倍程度じゃとても足りない。せめて十倍は欲しい。 何て事を一度咲夜さんに進言したら物凄い顔で睨まれた。マリ○クでもあそこまで凄い顔にはならないと思う。 開催は半年先だ。まだまだ時間はたっぷりある。 大会規定として、捕食種であるレティ種、ゆゆこ種、れみりゃ種、フラン種は使用禁止らしい。 それなら、と先程から湖の岸で他のゆっくりと遊んでいるゆっくりれいむを見る。……あれでいいか。 とりあえずここいらに住むれみりゃ種に食われても面倒だ。今捕まえてしまおう。 一歩でお目当てのゆっくりの元へ移動する。人間達はこれを見て縮地だの何だの言って騒ぐが、私にとってはただの踏み込みだ。 「ゆゆゆ!!おねえさんだれ!?いきなりでてきてなんのようなの!?」 「ちちちちちーんぽ!?ちんぽちんぽー!?」 「ちんちん!?ちんちちんちちんちちんちん!!」 「ほう、経験が生きたな」 ああうるさい。お尻型の小物を頭に付けたのはともかく、他のはどいつもこいつも甲高く喚いてやかましい。 さっさと部屋に連れて行くか。 「そこの紅白のゆっくり。私の部屋でゆっくりしない?」 「ゆっくりできるの!!?ゆっくりしたい!!ゆっくりさせていってね!!!」 「ちんぽちんぽー!」 「ちんちん!ちんちんちんち……ちんこ!」 「⑨年でいい」 とりあえずゆっくりれいむだけ抱え上げて、他のゆっくりに宣言する。 「あんた達はいらないわ。お友達と一緒にどっか行きなさい。ここにいられると耳障りだし」 「ち、ちーんぽ!!」 「ちんちーん!!」 「リアルで痛い目を見たいのかわたしはリアルで天人属性だから相当の力持ち」 「お、おねえさんみんなもつれてってくれないの!!?おねえさんはゆっくりできないひとなんだね!!おうちかえる!!!」 やはりゆっくりに言葉は無意味か。しょうがない。 「そ。それじゃあさようなら」 「ぢい゛い゛い゛ん゛ぼお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!」 「ペニス!!!!!」 「このままでは私の寿命がダメージでマッハなんだが……」 三匹とも物言わぬ餡子と皮に変える。その間僅か0.02秒。まあまあね。 ゆっくりれいむはキョトンとしていたが、段々状況が飲み込めてきたのか、大声で泣き喚き始める。 「み゛ん゛な゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!うわ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 「ああうるさい」 あまりにうるさいので当身をして気絶させる。ゆっくりにも効くんだ、当身。 気絶したゆっくりを部屋に放り込み、門番業再開。その間暇なのでリングネームでも考えておくかなぁ。 仕事を終え部屋に戻ると、ゆっくりれいむは眠っていた。 一度起きた形跡はある。部屋中の物が床に落ちてたり破れてたり涎でべしょべしょだ。 一瞬このまま物言わぬ塊に変えてやろうかとも思ったが、一万円の為我慢する。よし、美鈴偉い! 「起きなさいコキン。訓練の時間よ」 「うう~ん……ゆっくりしていってね……むにゃむにゃ」 鞭でしばいてみる。 「いたい!!いたいよおお!!……あれ、ここはどこ!?おねえさんだれ!!?」 「起きたわねコキン。ここは私の部屋で、私はあんたの飼い主。いや、トレーナーよ」 「れいむはそんなへんななまえじゃないよ!!れいむはれいむだよ!!ゆっくりさせてね!!!」 「あんたはれいむじゃなくて、コキン。コキン=トウがあんたの名前。次は無いわよ」 「れいむだってば!!おねえさんゆっくりできないひと!?ゆっくりできないならここからでていってね!!!」 うわあ。こいつもうここを自分の巣だと考えてるみたい。何その稀に見る図々しさ。 とりあえず鞭でしばく。 「いたい!いたいよおねえさん!!やめてやめて!!ゆっくりしていってね!!!」 「あんたはコキン=トウなの。今度否定したらこんなんじゃ済まないよ。後ここは私の部屋」 「ゆっくりできないおねえさんなんてきらい!!れいむのへやからゆっくりでていってね!!!」 「だからここは私の部屋だっつってんでしょう。聞き分けの無い子だね」 鞭と言葉で分からないなら肉体言語しかない。とりあえず死なない程度に殴ってみる。 「ひゅぶべっほぉ!!?びゅぷぷっ……!!ゆっぐりざぜで!ゆっぐりざぜでよおおおお!!」 「ゆっくりしたかったら今後私の言葉に逆らわない事。逆らったらまたぶつよ」 「さがらいまぜん!さがらいまぜん!!だがらゆっぐりざぜでぐだざいいいいいいいいい!!!」 「分かればいいわ。じゃあ早速、コキン」 「はい゛!!」 「ご飯、あげるわ」 「ゆ!ごはん!ごはんくれるの!!?ゆっくりもってきてね!!!」 何て切り替えが早いんだ。呆れながら後ろ手に持っていたゆっくりまりさの死骸を投げる。 「ま、まりさ!!おねえさんまりさをどうしたの!!?」 「別に何も。たまたまれみりゃに食べられてた所をちょいと横取りしてきただけよ」 「まりさ!まりさああああああああ!!!よくもまりさを!!!おねえさんなんてゆっくりしね!!!」 「ふう、ん」 再び殴る。どうせこいつは何を言っても分からないだろうし、この方が手っ取り早い。 「そいつは別に私が殺した訳じゃないし、あんたのエサもそれだけ。さっさと食べなさい。夜はこれからなんだから」 「まりさはごはんじゃないよ!れいむまりさなんてたべないよ!たべものをもってきてね!!」 「いらないなら私が食べようか?あんたを」 「たべます!たべます!ゆっくりたべます!!!」 「そ」 コキンは泣きながらゆっくりまりさの死骸を食べ始める。最初のうちは恐る恐る、泣きながらだったが、そのうち食べるペースもあがってくる。 「はぁはぁ……うっめ!これめっちゃうっめ!たまんね!!」 やはり饅頭。仲間だろうが何だろうが、美味しいものは美味しいらしい。更に食欲に勝るものは無いようだ。ふふ、グッドね。 「どう、美味しかった?」 「とってもおいしかったよ!!おねえさんありがとう!!!またもってきてね!!!」 おやおや、たった一匹食っただけでこの台詞。コキンは中々優秀かもしれない。 「じゃあ早速訓練といきましょうかね。コキン、とりあえず私にかかってきなさい」 「ゆゆ!?おねえさんといそがしくするの!!?いやだよれいむはゆっくりしたいよ!!!」 「コキン」 「こ、こきんです!!れいむのなまえはこきんです!!」 「よろしい。……ほらさっさとかかってきなさい。別に殺しやしないわよ」 「ゆ、ゆうううう……ゆっくりしね!!!」 たかがゆっくりが何万匹束になっても私をどうにかできるとは思わない。 けれど、戦闘経験を積ませる事は大事だと経験上思う。どうせゆっくりの戦いに技術もへったくれも無い。要は気合だ気合。 私に飛び掛ってきては弾き飛ばされ、へたれそうになる度脅して続行させの繰り返しの訓練を数時間。 コキンはもう動けない位疲労しているようだ。 「今日のところはこの位でいいわ。お疲れ様。明日もやるんだからせいぜいゆっくり寝なさい」 「ゆっ……ゆっく……ぜひぜひ……ゆっくり……ねるよ……」 そうして泥のように眠るコキン。それにしても、ゆっくりも動けば疲れるんだ……本当にこいつらは謎が多い。 半月程こうした訓練を続けた後、私は次のメニューをやらせる事にする。 「今日のご飯はゆっくりれいむ丸ごと一匹よ。いつもれみりゃの食いかけだもの、嬉しいでしょ?」 「ゆっくりたべさせてね!!ゆっくりたべさせてね!!」 「はいどうぞ」 「むぎゅっ!いたいよおねえさん!ゆっくりできないなられいむのおうちからでてけ!!」 「ゆゆ!?れいむがいるよ!!れいむがしゃべってるよ!!おねえさんどういうこと!!?」 「あんたは今からそいつを殺して食うのよコキン。それが今日の訓練兼夕食。それじゃ頑張って」 「ゆ!ゆっくりしていってね!!ゆっくりしていってね!!」 エサれいむがコキンに頬擦りする。どうやら友愛の表現らしい。だがコキンは今や普通のゆっくりれいむとは違う。 この半月の間コキンはゆっくりの死骸しか食べていない。目の前で何度も解体してもいるが、躊躇わず食うようになった。 野生の頃に食べていた蝶だの雑草だのは、もうコキンの口には合わないらしく与えても食べない。 同族の味を完全に気に入ったゆっくりに、ただのゆっくりれいむが太刀打ちできるとは到底思えない。 「ゆっくりたべられてね!!」 「ゆ゛!!な゛、な゛に゛ずる゛の゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!」 ほうら、思った通り。コキンはもうたとえ同種のゆっくりであろうと躊躇しない。 食いかけだろうと私が殺したものだろうと―――生きているものだろうと、今のコキンは関係無く食べる。 同程度の体格なら先制攻撃を仕掛けた方が勝つ。もうこのゆっくりれいむの運命は決定している。 「はぁ!はぁ!うっめ!こいつめっちゃうっめ!!やっぱたまらんわ!!」 「い゛だい゛い゛だい゛い゛だい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ぎい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!!」 「ハム!ハフハフ、ハフ!!」 「い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」 絶叫と共に、ゆっくりれいむは動かなくなった。 白目を大きく見開き顔の半分にまで口を裂き、涙で水溜りを作り泡状の涎を垂らす醜いオブジェとなった。 そんなゆっくりれいむを、コキンは一心不乱に食べていく。興奮で頬を染め、とても幸せそうな表情だ。 ……ふふ、なんて酷い仔だろう。そんな二匹を眺める私の体もまた、昂ぶっていた。 ううん、最近咲夜さんに刺されてないからかなぁ。たまにはシエスタを見られないといけないな。 三ヵ月後、通常の同種ならば既に三匹同時まで相手に出来る程にコキンは成長していた。 精神構造が若干変化した程度でここまで強くなるとは驚きだ。身体能力は殆ど変化していないのに。 ゆっくりの弱さが精神面に起因しているという事がよく分かる。 そろそろ、捕食種と戦わせてもいいかも知れない。 早速仕事中にれみりゃ種を一匹捕らえ、手足と翼をもいで足元に置いておく。 最近のコキンは見かけたゆっくりを反射的に襲うようになったし、こいつは放って置けばどんどん傷が治るからね。 部屋に戻ると、コキンはエサの催促をして来た。全く卑しい仔だねこいつは。 「ゆっくりおかえりなさい!!ご、ごはん!ごはんちょうだい!!おなかへったよ!!!」 「はいはいただいまコキン。今日のエサは、こいつよ。ゆっくりれみりゃ」 「う、うぅー?うー!うー、うー♪」 足を掴んで逆さ吊りにする。床に居るコキンを自分にくれるのだと思ったらしく、吊られたままで手を叩いて喜ぶ。 ……醜い。あのどこまでも強くて誇り高い、偉大なお嬢様とは似ても似つかない。 「ゆっくり!はやくゆっくりたべさせてね!!」 コキンはそう言うが、ゆっくりれみりゃの方が胴体付きな分有利だ。身体能力もれみりゃ種は高い。 ここに来てコキンを食われたらたまらないので、食われそうになったら止めるとしよう。 「はいどうぞ」 「うっうー♪いたあきあーす!!」 上機嫌でコキンに一直線に飛び付くゆっくりれみりゃ。だが、 「ゆっくりたべられてね!!!」 「う゛あ゛ー!う゛あ゛ー!」 まさか餌に過ぎないゆっくりれいむに反撃されるとは夢にも思っていなかったらしく、手を噛まれたまま泣き出すゆっくりれみりゃ。 これはひょっとしたらひょっとするかもしれない。ワクワクしながら事の成り行きを見守る。 「うっめ!!こいつめっちゃめちゃうんめぇ!!うっほたまんねええぇ!!」 「い゛だい゛よ゛ー!や゛め゛でよ゛ー!お゛ばざん゛だずげでよ゛ー!!う゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ん゛!!」 この若くて綺麗でシワ一つシミ一つ無いナイスバディなお姉さんに向かっておばさん、だと? 一瞬部屋ごと粉砕してやろうかと思ったが、こらえる。そうなってしまってはあの紫婆や億年薬師と同じになってしまう。 それだけは何が何でも避けなければならない。猫を殺すのは好奇心とは限らないのだ。 結局、コキンの圧勝だった。これは予想以上だ。素晴らしいの一言だ。 まさかれみりゃ種の(ゆっくりにしては)素早い動きにも対応できるなんて。 私との組み手もまんざら無駄ではなかったみたいね。これはいよいよ一万円が現実的になってきた。 ふと、さっきから脚をこすり合わせていた事に気付く。当然トイレに行きたいのではなく、目の前の食事に興奮した為だ。 うーん、どうしよう。コキンももうぐっすり眠っているし、別にいいか。 善は急げ。早速ベッドに寝そべり、念の為毛布にくるまってする事にする。 そして、大会前日の予選を難なくクリアし時間は冒頭に到る。 試合は全八組で行うトーナメント方式のバーリトゥードだ。相手をリングの外に落とすか殺せば勝ち。 最初の相手は人間の里の外れに住む男で、一度れみりゃ種を捕まえる所を見た事がある。 他にも知ってる顔が何人か。人外の参加者は私とアリスだけだ。 そのアリスとは、順調に勝ち進めば決勝戦で当たる事になる。 ……予感がする。多分、アリスが連れているゆっくりは決勝まで勝ち進むと。 あのゆっくりはコキンと同じような目だ。同族を殺す事に何の迷いも抱かない、修羅の目。 他の参加者のゆっくりも似た様な目をしてはいるがあそこまで深い瞳をしているのはコキンと、アリスのゆっくり位のものだ。 コキンは順調に勝ち進んだ。相手にするどのゆっくりもとてもコキンをどうにかできるものではない。 大方並みのゆっくりを食わせたとか、その辺で満足したのだろう。コキンとはくぐった修羅場が違う。 コキンは最後の一週間など毎日のようにフラン種と三連戦しても勝ち続けたのだ。あの程度ではれみりゃ種がせいぜいだ。 一方アリスのゆっくりも、コキン並かそれ以上の圧倒ぶりだ。恐らく私と似たような事をやらせたのだと思う。 ただ、あのゆっくりは戦いながら泣いているようにも見える。 涙を流している訳ではないが心は泣いているような。そんな気配を感じられる。 馬鹿馬鹿しい。ゆっくりに心なんて。と自分の考えに苦笑する。きっとあのゆっくりが強いんで不安になっただけだ。 アリスのゆっくりもあっさり勝ち進み、決勝でコキンと戦うことになった。 「お久しぶりね門番さん。あなたこんな大会に出場するなんて、意外だわ」 「それはこちらの台詞よ人形遣いさん。あなたはこういう派手な場所を好むタイプではないと思っていたけれど」 「そんな事はないわよ。私だってたまには派手な事もやりたくなるわ。……それより、いいゆっくりね」 「ええ。コキンと言うの。あなたのゆっくりこそ、相当鍛えられてるわね」 「ふふふ、秘密の特訓をしたからね。ここまで簡単に勝ち進めるとは流石に思ってなかったけど」 「それは私も同じね。他の参加者ももう少し頑張ると思っていたんだけれど、予想外れだった。…あなたのは、そうじゃないでしょうけど」 「ええ。勝つのは私のTHE MARISAよ。ついでに一万円も私のもの」 「ついで?……まあいいわ。じゃあ私達脇役は引っ込みましょう」 「そうね。さ、MARISA。行ってらっしゃい。もし負けたらお友達がどうなるか……分かるわね?」 「ゆっくりしんでいってね!!ゆっくりしんでいってね!!」 「コキン、行ってらっしゃい。いつものように戦って、いつものように食べて終わりよ。あいつはきっととても美味しいわよ」 「ゆっくりいただきます!!ゆっくりいただきます!!」 「それでは第一回Y-1グランプリ決勝戦!アリス・マーガトロイドトレーナーのTHE MARISAと 紅美鈴トレーナーのコキン=トウ!勝利の栄光を手にするゆっくりはどちらなのか!!ゆっくりファイト…レディ・ゴー!!!」 「ふあぁ……今日も暇でいいなぁ」 今日も元気に門番門番。暇なのは、敵が来ないという事だからいいのだがいかんせん眠い。 あのY-1決勝は、結局アリスのゆっくりが優勝して終わりだった。 両者の実力は完全に拮抗しており、どちらが勝ってもおかしくない試合展開だった。 結局ダブルダウンの末、先に起き上がって「ゆっくりしていったよ!!!」と笑って叫んだ方が勝ちという特別ルールが適用された。 まあ、その宣言をした後アリスのゆっくりは息絶えたし、コキンも結局死んだのだけど。 一万円で食い倒れるという野望は砕けたが、私は満足していた。コキンの事だって、別に惜しいとは思わない。 だって私の、新しい趣味が見つかったのだから。 今夜も部屋で飼ってるコキン二号で、たっぷりと愉しませて貰うとしよう。 "Y-1 Grand Prix" Second place CONGRATULATION!!
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「うー♪うー♪うま♪うま♪」 「ゆ゛っぐい゛、ざぜでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」 「お゛があ゛ざあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん゛!!!」 今まさにゆっくり親子が、ゆっくり食種であるゆっくりれみりゃに食べられていた。 頭に食らいつき、口の周りを汚し周囲を散らかしながらそれは下品に貪り食われていた。 「おいちー♪」 「ゆ゛っ……ゆ゛っ……」 「う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん゛!!おがあ゛ざんをがえじでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」 食われて意識を失っていく母ゆっくりを、逃げる事すら考えられずにただ眺め続ける子ゆっくり。 そんな食物連鎖の場に、新たな闖入者が現れた。 食物連鎖のピラミッドにおいて、ゆっくりれみりゃの更に上に位置するゆっくり。 ゆっくりフランである。 「ゆっくりしね!!ゆっくりしね!!」 上空2メートルから急降下して、ゆっくりれみりゃに気付かれる間もなく、 ゆっくりれみりゃの手から食いかけの母ゆっくりれいむを手ごと奪い取り、近くの木に叩き付ける。 「う゛あ゛ー!い゛だい゛よ゛ー!!ざぐや゛ー!!ざぐや゛ー!!」 「ぎゃはははははははははははは!!ゆっくりしね♪ゆっくりしね♪」 手と食事を闖入者に奪われて、地面に足を投げ出して号泣するゆっくりれみりゃ。 ちなみに「ざぐや゛」とはゆっくりれみりゃが何か都合の悪い出来事に遭遇した際に上げる鳴き声である。 何かしら意味があると考える者も居るが、特に何の意味も無いとする意見が大半を占める。 先程までただ母親が食われる様子を眺めるだけだった子ゆっくりは、 「おかあさーん!!おねえちゃんたすけてくれてありがとう!!」 と、母親にトドメを刺した者に対して暢気に礼を言っていた。これにはゆっくりフランも苦笑い。 子ゆっくりれいむを優しく抱き上げ、目の前に掲げる。 「ゆっゆっ!だっこだっこー!!たかいよたかいよ!!ゆっくりできるよ!!」 もう既に母親は助かったものとして忘れているらしい。ゆっくりの中でも稀に見る愚鈍さである。 そんな愚鈍をとりあえず泣き喚くゆっくりれみりゃに向けて投げつけるゆっくりフラン。 「びゅっ!!」 「い゛だい゛よ゛ー!う゛ー!い゛じめ゛る゛ど、ざぐや゛に゛い゛い゛づげぢゃう゛ぞー!!」 べそをかきながらもたもた立ち上がって威嚇するゆっくりれみりゃ。 涙と涎で顔と胴体がべしゃべしゃなので、迫力は全く無い。一方子ゆっくりれいむは地面で泣き喚いていた。 「どお゛ぢでごん゛な゛ごどずる゛の゛お゛ね゛え゛ざん!!ゆ゛っぐい゛ざぜでぐえ゛る゛んでじょお゛お゛お゛お゛!!!」 どうやら子ゆっくりれいむのブレインは、ゆっくりフランは自分にとって都合のいい存在であると結論付けているらしい。 そんな子ゆっくりれいむを拾い上げ、再び大きく振りかぶって…… 「ゆっくりとんでけ!!」 ゆっくりれみりゃに向けて全力投ゆっくり。顔面にめり込ませた。 「ん゛ー!!ん゛ー!!」 「ゆっくりさせてええええええよおおおおおおおお!!!ここからだしでよおおおおおおおお!!!」 「ぎゃはははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 偶々顔が外向きになった子ゆっくりれいむは物凄い声で泣き叫ぶ。 ゆっくりフランはそんな間抜けな二匹を見て腹を抱えて笑い転げている。 「ゆっくりしね♪!!」 いたぶるのも気が済んだのか、めり込んだ子ゆっくりごとゆっくりれみりゃの顔に噛り付くゆっくりフラン。 食われ所が悪かったのか、二匹とも声も出せずに絶命した。 後は特に何も起こらない。ただ時々笑い声を上げながら残骸を食らい尽くすゆっくりフランが居るだけだった。 ゆっくりれみりゃを食べつくして満腹になったゆっくりフランの元に、一人の少女が現れた。 どうやら夜の散歩の途中だったようだ。 「あら、これはゆっくりフラン…珍しいなぁこんな所にいるなんて」 少女に気付くいたゆっくりフランは、あろう事か牙をむき出しにして飛び掛った。狙いは少女の首! 「ゆっくりしねえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」 「ほっ」 一直線に首に向かって飛び掛ってきたゆっくりフランを事も無く叩き落す少女。 ゆっくりフランは地面にめり込んで伸びている。 「へぇ…ゆっくりフランってゆっくり以外にも襲い掛かるんだ。やっぱり根本的におバカなんだなぁ」 そんな感想を吐きながらゆっくりフランの羽を持って自宅へ持ち帰る少女。 「丁度先代のコキンが死んじゃった所だし……これを29代目コキンにしようっと」 チャイナ服の裾を靡かせて颯爽と紅魔館の宿舎に帰る門番・紅美鈴。 ちらりと見える生脚が月光を浴びて美しく輝き、世の男達の煩悩をこれでもかと刺激しまくっていた。 「ぐう…?ゆ、ゆっぐり!!?」 「ああ起きた?おはようコキン29世。よく眠れた?」 ゆっくりフランことコキン=トウ29世ことコキンが目を覚ましたのは、美鈴がコキンを自室に持ち帰ってすぐだった。 「ゆ、ゆっくりしね!!」 起きてすぐ美鈴に飛び掛るコキン。だが美鈴にゆっくりフランに過ぎないコキンが敵う筈も無く、 「えい」 あっさりと蹴り飛ばされた。蹴られる瞬間コキンは一瞬この世の至宝を視界に捉えたが、コキンにとってはどうでもいいものだった。 「ぐぐぐぐぐ……」 壁に打ち付けた後頭部を押さえて悶絶するコキン。よく見れば後頭部が平らになっているのが分かる。 「大丈夫よ。あんたたちゆっくりフランはその程度じゃ死にやしないから。すぐ直るよ」 「ぐー?」 美鈴を涙目のまま見上げて首を傾げるコキン。何故、自分を殺さないのか。そんな事を言いたげだ。 そんな涙目コキンにギュンギュンきている美鈴だったが、そんな事は顔の血色以外には表わす事も無く、 「あんたは私のペットになったのよ。あんたの名前は今日からコキン=トウ29世。通称コキン」 「ぐおー!!ゆっくりしね!!」 どうや某共和国国家主席から戴いた名は全くお気に召さなかったようである。 物凄い形相で美鈴に飛び掛った。今なら顔だけでどんな愚鈍なゆっくりでもショック死させられる。 「そうそうもっと刃向かってね」 言いながらコキンの両目に指を突き立てる美鈴。指が根元まで刺さってしまっている。 「ぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!め゛!!めがあ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 指にぶら下がったままで狂ったように暴れまわすコキン。動けば動く程痛いという事にパニックで気付いていない。 「ほーれほれ。ここかーここがええのんかーなんちゃって」 「ぎい゛ぃい゛い゛ぃぃぃっぃい゛ぃぃぃぃっ!!!ごああぁあぁぁあぁあっぁぁあぁぁぁ!!!」 美鈴が指を曲げ伸ばしする度に、顔の中身を掻き回されて大暴れするコキン。 見えないままで美鈴の手を掴み、顔を引き抜こうとする。だが、 「あぁ駄目よ抜いちゃあ。まだまだお楽しみはこれからでしょう?」 ブツッ 「っっっっいぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 美鈴の手を掴んだ両手をむしり取られたコキン。 その間も美鈴の指はかのゴールドフィンガーばりに中を掻き回し、この世の物とは思えない絶叫を上げる。 「ふふふふ、元気で何より。あぁたまらん。どうせ見えてないし、今日はこのまましちゃおうかなっ」 「ぐっ!ぼぉえ゛っ!!ぉえ゛っ!!え゛っえ゛っ!!ごはっ!!」 あまりの苦痛に吐き気を催したのか、激しくえずくゆっくりフランを恍惚とした顔で眺めながら、 美鈴は左手をそっと動かし、 【これ以上は色々危険なので美鈴の描写はあえて行わない。想像力を逞しくすれば必ず見える筈である。】 刺している指を今度は左右交互にゆっくりと出し入れされるコキン。 指が抜けたスペース分はすぐさま回復し、再び指で抉られるという苦痛のループに耐え切れず失神してしまう。 が、気を操る美鈴にかかれば失神した者を起こす事など朝飯前である。 頭の中に直に電流を流されたかのような痛みに全身を痙攣させて起きる。 「え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 「そうそう。そうやっていい声でもっと私を愉しませてねっ……」 何としてもこの地獄から抜け出そうと、羽で全身のバランスをとって美鈴の右手を掴んで脱出を試みる。 が、だめっ……! 両脚を薬指と小指と親指で器用に掴まれ圧搾される。中の肉がうじゅうじゅと動く感触に身震いする美鈴。 「ッがあああああああああのおおおおおおおおおおおおおおおおん!!!!!」 再生してきた両手で懸命に両脚の拘束を解こうとするコキン。 その生えたてほやほやの両手は美鈴の足の指でがっちりホールドされ、今度は肩から引きちぎられた。 「~~~~~~ッッッ!!!あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 傷口からぶしゅぶしゅと肉汁と餡をこぼしながら全身を激しく揺さぶるコキン。 その拍子に両脚も膝からちぎれてしまった。 「う゛ぇお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 ぼたぼたと床に染みが広がり、部屋中にすえた香りと肉の芳醇な香りが漂う。 残った膝までの脚と羽をこれでもかと暴れさせて苦しみ、もがき、泣き、叫ぶコキンの狂乱は、 見る者をこの上ない高みへと連れて行った。 「全くあんなに汚しちゃって。悪い子だね今度のコキンは」 「い゛っっっぎい゛ぃぃ!!」 部屋を掃除し終えてからぼやきつつコキンの両羽を根元からもぎ取る美鈴。 その、ゆっくりにしてはかなり硬質な羽を無造作にコキンの両手の平に突き刺す。 「がっあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!はっ!!はな゛ぜっえ゛っえ゛っえ゛え゛え゛!!」 直った両目にこの上ない憎悪を漲らせて美鈴を睨みつけるコキンを、 壁にかけられたコルクボードに串刺しにする。 無数にある餡や肉汁を拭き取った跡がコキンを恐怖させる。 磔刑にされたコキンは、両手を何とか引き剥がそうとするが、手が羽の軸をスライドしただけだった。 やがて背中の羽が再生し、再びそれを根元からもぎ、今度はそれを両脚の甲に刺して串刺す。 「ゆぐあ゛っ!!お゛、お゛ろ゛ぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」 「駄目よコキン。そこがコキンのお家なんだから。我が家に帰ってきたんだから、ゆっくりできるでしょう?」 どんな男も一撃で失明させられる程眩しい笑顔で言い放つ美鈴。 その言葉で、コキンの顔は完全に色を失った。それでも痛みは感じるらしく。 頬を千切って食べられた時には全身を激しく揺さぶってもがき叫んだ。真下の床には早くも大きな肉汁の染みができている。 「じゃ、私は明日も仕事があるから寝るわよ。ほら、今日の夕食。これ食べてあんたも寝なさい」 「や゛め゛でや゛め゛でや゛め゛で!!たべな゛い゛でよ゛お゛お゛お゛お゛!!!」 頬に開けられた穴からゆっくりまりさの子供が押し込められる。どうやら部屋で飼育しているものらしい。 痛みをこらえながらゆっくりと咀嚼するコキンの姿は、常の凶暴さを微塵も感じさせなかった。 しばらくの間部屋に食われる餌の絶叫だけが響く。 「ごちそうさまは?」 「ご、ごぢぞう……さま゛」 「よくできました。じゃおやすみなさいコキン」 「はい゛……おやずびなざい゛」 翌朝 美鈴が目を覚まして壁に目をやると、コルクボードに大きな肉汁の染みが広がっていた。 何事かと思い近付いて確認すると、コキンの首から上が完全に潰れており、既に絶命していた。 よく見ると両手と両足が羽軸の中ほどにまで移動している。 どうやら、痛みをこらえてここまで体を壁から離し、全力でコルクボードに頭突きして自害したものと思われる。 何度も何度も試したのか、コルクボードには百以上の窪みがある。 「そうかぁ……ゆっくりも自殺する事なんて、あるんだぁ……ふふ、ふふふふ」 美鈴はそれらの事実に気付くと、顔に満面の笑みを浮かべた。 「そっかそっか。私の攻めはそこまで良かったのかぁ……ふ、ふふふっ」 全身を笑いで揺すりながらコキンの死体を持って餌用ゆっくりの檻に放り込む。 ゆっくり達が普段以上に怯えた様子で美鈴を見ている。 「それにしても、まさか自殺するなんて……ゆっくりフランは初めてだったけど、まさかこんな事をするとは…… これは面白い事実ね。最も凶暴な捕食種が一晩いたぶられたら自殺。ふふっ何この皮肉。面白すぎるわ。ふふふふ」 檻の中のゆっくり達が美鈴の様子を伺いながら恐る恐る食事している間中、部屋に不気味な笑い声は響き続けた。 「んーっ、さてと!じゃあ今日もお仕事頑張りますか!」 掃除を終えて着替え終わる頃にはいつもの門番さんが出来上がっていた。 その豹変ぶりもまた、檻の中のゆっくり達の恐怖を煽っていた。 部屋を出る間際、おやつ用のゆっくりを無造作に胸元にしまい込む。 世の男性からすれば羨ましいが、そのゆっくりにしてみれば今日食われる事が確定した事になる。 「ゆ゛っぐい゛じだい゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!」 「黙りなさい」 軽く胸を寄せ上げて中のゆっくりを圧迫しながら脅す。一言で黙るゆっくり。 と、そこに美鈴の上司が通りかかった。 「おはよう美鈴。何そのポーズは。新しい朝の挨拶かしら?」 「わわ!咲夜さん!お、おはようございます!!これは別にその、ちょっとした体操ですよ!」 「ふぅん?てっきり私に対する宣戦布告かと思ったけど」 「ちちちち違いますよそんな!咲夜さんに宣戦布告だなんてその……は、恥ずかしいです!!」 「……?貴女大丈夫?今日は別の者に仕事を代わって貰った方がいいんじゃない?」 「そんな事はありません、私はいつも元気です!!健康です!!」 「そう。ならいいわ。さっさと食事を済ませなさい。早くしないと……」 「わ、分かってます!分かってますからナイフはしまってくださーい!」 慌てて食堂に向かう美鈴。咲夜はどこか満足げに見送って、今日の仕事に取り掛かる。 今日も何事も無く紅魔館の一日が始まった。 SUICIDE END... 作:ミコスリ=ハン
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登録日:2022/07/02 Sat 09 06 20 更新日:2023/12/20 Wed 14 49 06NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 DQNちゃん UFO いつかしょくぱんまん様と…←菌とパンだから実りません おばかー! それいけ!アンパンマン もー!何やってんのよー! やられ役 わがまま アンパンマン アンパンマンキャラクター項目 ツンデレ トラブルメーカー ドキドキさせるよドキンちゃん ドキンちゃん ヒロイン マイペース 佐久間レイ 何故かなかなか立たなかった項目 冨永みーな 変装 姉 待ってよ~ばいきんまーん! 恋する乙女 恐妻 悪役 愛すべきバカ 憎めない悪役 根はいい奴 槍 残念な美少女 片想い 菌 鶴ひろみ 黙っていればかわいい ドキンちゃんもいま~す。 『それいけ!アンパンマン』の登場キャラクター。初登場は1988年12月26日放送の第13話「アンパンマンとドキンちゃん」。 ばいきんまんと共に作品を代表する悪役である。本項目ではアニメを中心に記載する。 声:鶴ひろみ、冨永みーな(2017年11月17日以降)、佐久間レイ(代役) 【概要】 バイキン星から卵型の宇宙船に乗ってばいきんまんが住むバイキン城にやってきた。そのまま流れでバイキン城に居候することになり、ともに悪事を働くようになる。(*1) ばいきんまんが悪事を働く際は勿論一緒なのだが、どういうわけかアンパンマンには気づかれず「ドキンちゃんもいま~す」と自らフォローするようなコメントを入れる。 基本はアンパンチでばいきんまんと一緒に吹っ飛ばされているが、ばいきんまんが単騎で負けた時は飛んでいくバイキンUFOを慌てて追いかけるのがお約束。 負け確と判断しばいきんまんを置いて先に帰ってしまうこともたまにある。 外見はばいきんまんと同じ背丈の三頭身で、体の色はオレンジ色。頭に角が一本生えている。 半円形のツリ目がチャームポイント。登場当初はもっと鋭い目つきだった。 変装の際は瓶底眼鏡におかっぱのカツラを着けたスタイルに。こちらの正式名称は「ドキンしょうじょ」という。 バイキン星出身の割には美的センスはアンパンマン達と大して変わらず、綺麗な物を好んだり掃除をしたりお風呂に入ったりする。 【性格】 とにかくわがままな性格で、居候の身なのにばいきんまんをこき使うことが多い。 初期はばいきんまんと喧嘩をすることも多く映画『キラキラ星の涙』では手玉に取られることもあったが、 ロールパンナ登場後は完全にばいきんまん達を尻に敷くようになり ゲストキャラの料理・所有物に興味を示す、或いは空腹の時 ↓ ドキン「あれ欲しい」「美味しい物食べたい。持って来な」 ↓ ばいきんまん「えぇー…」 ご覧の流れでばいきんまんが動くようになってしまった。その為、ばいきんまんと一緒に悪さをすることは多くても、単独で悪事を働くことは無い。 しかし、こんな性格でもアンパンマンワールドの中では中々の美貌の持ち主。現在進行形でホラーマンにべた惚れされている他、初対面時はばいきんまんもメロメロにした。今はドキンちゃんのわがままに辟易して恋心なんてあったもんじゃないけどね そして、彼女を語る上で外せないのがしょくぱんまんとの関係。最初は怪我をしたふりをして近づこうとしていたが、彼の紳士的な接し方と優しさに見事陥落。 以降はしょくぱんまんを「様」付けで呼び、彼の似顔絵を自室に飾る恋する乙女と化す。 上記の態度はどこへやら、本命の前だと緊張してしまうタイプらしくしょくぱんまんに接近する時は大体変装。 また、しょくぱんまんが他の女の子と仲良くする場面を見て露骨に嫉妬したり、ばいきんまんがしょくぱんまんに危害を加えようとすると高確率で寝返ったりする。 あらやだ、菌なのに純情じゃん…初期は片思い設定どこ行った?って言いたくなるほど普通に敵視していたのは内緒 反面、片思いされているホラーマンのアプローチは非常に鬱陶しいと思っており、だいたい碌な目に遭っていない。 それでも、たまにホラーマンの働きぶりを評価したりプレゼントを素直に受け取ったりしていることから、恋愛対象としてはナシだけど嫌いではないと思われる。 自分より遥かに傍若無人な妹(*2)のコキンちゃんとは何かと喧嘩しがちで、コキンちゃん絡みの話では一転して常識人になることが多い。(喧嘩の原因もだいたい嘘泣き&わがままなコキンちゃんにある) 喧嘩してバイキン城を出て行ったコキンちゃんを心配して、自ら探しに行く姿は悪い時のドキンちゃんでは考えられない。でもばいきんまんも駆り出す そして、最後は必ず仲直り。 ちなみに、ばいきんまん同様オフの時は普通にパン工場の面々と仲良くしている。 【絵本版】 初登場は『アンパンマンとりんごちゃん』。何故かデカっ鼻だった。 『アンパンマンとドキンちゃん』では高身長なモデル体型になっており、性格もアニメとは真逆で残忍になっている。 【余談】 ●しょくぱんまんとドキンちゃんの恋の行方についてだが、作者のやなせたかしは「所詮はパンと菌」という非情な結論を出している。 また、しょくぱんまんとばいきんまんとの関係は、映画『風と共に去りぬ』を下敷きにしており、勝ち気でわがままなスカーレット・オハラがドキンちゃん、物腰の柔らかい貴公子然としたアシュレーがしょくぱんまん、スカーレットに報われない愛を捧げるワルだけど憎めない面もあるレット・バトラーがばいきんまんだと明かしている。 ●現在はほぼ知られていないドキンちゃんのトレードマークの1つとして槍を武器にするというものがあった。 『アンパンマンとドキンちゃん』やアニメ初登場時には「伸び縮み槍」というアリンコキッドのアリンコ銃と同じく刺した相手の大きさを変えてしまう諸刃の槍を持っていた。 アニメ初期から90年代後半頃までは稀に伸び縮み槍とは別で灰色の槍を武器にすることもあったが、近年ではめっきり使わないというか設定自体が忘れられているようでドキンちゃんが実は槍使いであることはほぼ知られていない。 むしろドキンちゃんの武器としてはばいきんまんにお仕置きする特大のハンマーやフライパンといった鈍器の方が有名。 槍は過激すぎたか? ●フジテレビの『ひらけ!ポンキッキ』では、ドキンちゃんのテーマソング『ドキンドキンドキンちゃん』のサビをBGMとしたスポット(ショート動画)が放送されていた。 映像は船の描かれた紙を折りたたむとヒゲ面の船長に変わる、というものでアンパンマンとは無関係。 ポンキッキのスポットでは一般向けの洋楽・邦楽が多用されていたため、視聴者層が被る他局アニメの挿入歌採用はレアケース。 追記・修正は普段はわがままだけど、妹に優しい恋するお姉ちゃんにお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 今まで項目立ってなかったんか! -- 名無しさん (2022-07-02 09 18 29) ↑メインキャラなのに何でやろ…初期の絵本では体型が今とは大違いだったな -- 名無しさん (2022-07-02 09 21 13) 読者「ドキンちゃんとしょくぱんまんは結婚するの?」→やなせ先生「しません。所詮はパンと菌です。」世界一身も蓋もない回答で草 -- 名無しさん (2022-07-02 10 26 41) ↑ドキンちゃんがイースト菌の類だったらまだ脈はあったかもしれない -- 名無しさん (2022-07-02 10 33 27) そもそもばいきんまんのキャラからして「パン=食べ物の敵とは何か」というところから「食中毒・カビ」で生まれたわけだからさもありなん -- 名無しさん (2022-07-02 10 40 35) ↑い、イースト菌だったらワンチャン…! -- 名無しさん (2022-07-02 10 41 49) ドキンちゃん・しょくぱんまん・ばいきんまんの関係性が「風と共に去りぬ」から来てると知ってアンパンマンワールド深いと思ったな -- 名無しさん (2022-07-02 12 53 29) 劇場版では32作目にしてやっと長編でメインになって今までなかったのが意外。 -- 名無しさん (2022-07-02 13 13 37) コキンちゃん探し回ってるお姉ちゃんモードだと、アンパンマンと普通に会話してたりする。「コキンちゃん見なかった?」「見てないけどどうしたの?」とか -- 名無しさん (2022-07-02 14 09 40) ドキンちゃんが介入してこなければバイキントリオはアンパンマン一行に勝ってた説 -- 名無しさん (2022-07-02 14 12 20) 最初期にへどろまんをそそのかしてアンパンマンを倒そうと単独で動いた事があった記憶。 -- 名無しさん (2022-07-02 18 51 48) ↑「アンパンマンとへどろまん」か?あの話ではばいきんまんが第三者的立場だったようだし -- 名無しさん (2022-07-02 19 57 20) 「子供が人生で最初に出会う悪女」の代表格らしい。 -- 名無しさん (2022-07-02 21 23 42) 初登場の時のアンパンマンの台詞「ばいきんまん!その変な女の子と一緒に出てこい!!」……口悪いなお前ww -- 名無しさん (2022-07-02 23 22 16) マサトメがこいつ好きとか -- 名無しさん (2022-07-03 01 37 25) 現ドキンちゃんと現ホラーマンの声は元夫婦 -- 名無しさん (2022-07-03 14 19 38) アンパンマンで性格悪いキャラNO.1 -- 名無しさん (2022-07-03 15 16 59) 昔は伸び縮みヤリという武器を持ってた。 -- 名無しさん (2022-07-03 18 34 09) ↑3山ちゃんと元嫁と当時の嫁がブースにいたという回があったらしい。割とアンパンマンあるあるらしいが -- 名無しさん (2022-07-03 19 49 53) 自分に -- 名無しさん (2022-07-03 20 24 49) 自分に都合がいい時だけ人を利用する、ある意味反面教師的キャラ -- 名無しさん (2022-07-03 20 26 42) コキンちゃんと比べればまだ性格は悪くない。良くも悪くも傾国の美女タイプ。コキンちゃんはヤバい。 -- 名無しさん (2022-07-04 12 25 59) 初期は語尾にだわさつけてたりしっぽに毒があったりとかもしたがやはり忘れられてるっぽい -- 名無しさん (2023-05-05 11 06 02) 一応悪役なんだから良い奴すぎてもあれだしワガママでもええ -- 名無しさん (2023-05-06 11 52 44) 2代目の中の人は磯野カツオ。 -- 名無しさん (2023-12-20 14 49 06) 名前 コメント
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放送日:2008年12月26日 エンディングテーマ:アンパンマンたいそう(ドリーミング) A「 ドキンちゃんとランプの巨人 」 脚本:友永コリエ 絵コンテ:樫山聡之 演出:山内東生雄 あらすじ 魔法のランプを拾ったドキンちゃん。 ランプの巨人を呼び出してしょくぱんまんと舞踏会で踊りたいと頼みますが… B「 こむすびまんとコキンちゃん 」 脚本:青木由香 絵コンテ:橋本敏一 演出:佐土原武之 あらすじ バイキン星から遊びに来たコキンちゃんはこむすびまんに出会います。 こむすびまんはコキンちゃんの我侭に振り回され… 備考:戦闘なし 声の出演 アンパンマン:戸田恵子 ばいきんまん:中尾隆聖 ジャムおじさん:増岡 弘 バタコ:佐久間レイ チーズ:山寺宏一 ドキンちゃん:鶴ひろみ しょくぱんまん:島本須美 ランプの巨人:内海賢二 こむすびまん:林原めぐみ コキンちゃん:平野綾