約 3,567 件
https://w.atwiki.jp/teamj/pages/68.html
本名「バニ・バニーニ・バニッシュリンガー14世」 誰も覚えてくれない。 うさぎ師匠の擬人化から生まれた謎のうさぎ少女キャラである。
https://w.atwiki.jp/gods/pages/84150.html
エウゲニオスイッセイ(エウゲニオス1世) エヴゲニオスイッセイの別名。
https://w.atwiki.jp/gods/pages/80176.html
ゲニウスファミリアエ(ゲニウス・ファミリアエ) ゲニウスの別名。 家庭の守り神としての呼称。
https://w.atwiki.jp/srkjmiroor/pages/742.html
【名前】 剣聖ビルゲニア 【読み方】 けんせいびるげにあ 【俳優】 吉田淳(BLACK) 【登場作品】 平成ライダー対昭和ライダー仮面ライダー大戦feat.スーパー戦隊 など 【分類】 大幹部 【仮面ライダーBLACK】 古代甲冑魚ビルケニアの怪人。仮面ライダーBLACKに苦戦する三神官を危ぶんだ「創世王]」の命令で復活。 魔剣「ビルセイバー」、ゴルゴムの紋章が刻まれた盾「ビルテクター」を武器とする。後に「サタンサーベル」を入手。 「シャドームーン」復活まで行動、仮面ライダーBLACKを苦しめるが、最期は「シャドームーン」に倒され消滅した。 【仮面ライダー大戦】 地下帝国バダンの幹部怪人として登場。 パンフレットを確認しないとわからないほどに影が薄い。
https://w.atwiki.jp/ryunosuke_gyakusai/pages/20.html
人物ファイル ・ニゲコ ・ゲニコ 私の幼馴染の男の子。なぜ か女の子のアイドルとして デビューしている。 ・高木タクト(18) 私の依頼人。蒼蘭高校3年 で演劇部に所属。彼女いる んだって。うらやましい。 ・本庄かすみ(17) 今回の事件の被害者。蒼蘭 高校3年で高木タクトとは 同級生。 ・おしどり忍(18)(苗字は暫定) 蒼蘭高校3年。高木タクト の誕生日におそろいの緑の マフラーをプレゼント。 ・ニコ 所轄署の刑事。殺人の初動 捜査を担当。明るい性格だ けど、ドジッ娘みたい。 ・亜久詩音 この事件の担当検事。苗字 にコンプレックスがある。 あのヨーヨーが気になる? 証拠品ファイル ・弁護士バッジ 私の身分を証明してくれる 大切なバッジ。早くリッパ な弁護士になりたい。 ・ハンカチ 私の愛用のハンカチ。 ヨダレでついたシミは、 洗えばキレイになるかな? ・本庄かすみの解剖記録 死亡推定時刻は12月17 日午後5時ごろ。後ろから 毛糸のようなもので絞殺。 ・学級日誌 事件当日に当番だった高木 タクトが職員室に午後5時 ちょうどに提出した。 ・マフラー 高木タクトが所持していた 緑のマフラー。被害者の 血痕が残っている。 【オープニング】 お願いです。 からかわないで下さい。 僕は真剣なんだ。 私も真剣だわ。 ああ、声でなくてもいい‥‥。 もし答えが僕の望み通りであれば。 唇をとがめないで欲しい。 (暗転) はあ、はあ‥‥ ワタシはなんてことを‥‥ いったいどうしたら‥‥ そうだ! あのヒトに‥‥ そう、あのヒトに この罪を背負ってもらおう‥‥ あのヒトなら、きっと ワタシを救ってくれる! あいうえおかきくけこさしすせそた 12月19日 午前9時46分 地方裁判所 被告人第2控え室 【ニゲコ】 (これから、いよいよ 私の初めての裁判が始まる!) 【ニゲコ】 (‥‥んだけど、所長が今朝 ギックリゴシに‥‥) 【ニゲコ】 (きょうは、私ひとりで被告人の 無罪を勝ち取らないと‥‥) 【ニゲコ】 (うう‥‥キンチョウしすぎて、 クチから心臓が飛び出そう‥‥) 【???】 ニゲコちゃん、オハヨウ! 【ニゲコ】 あれ? ゲニちゃんじゃない! 【ニゲコ】 いったいなぜココに? アイドルの仕事はどうしたの? 【ゲニコ】 大先生が急に裁判に参加できなく なったって聞いたから。 【ゲニコ】 ニゲ子ちゃんが、こころぼそい 思いをしてるんじゃないかって。 【ニゲコ】 私を心配して来てくれたの? 【ゲニコ】 もちろんッ! 【ニゲコ】 わ、私は‥だ、大丈夫よ。 この日のために準備してたもの。 【ゲニコ】 ホントウ? そういうワリには 顔色がミドリイロだよ? 【ゲニコ】 なんだかカエルみたい‥‥ 【ニゲコ】 カエルっていうな! 【ニゲコ】 (小学生のころ”ゲコちゃん”って 呼ばれてたの思いだしちゃった) 【ゲニコ】 ふふふッ! 【ニゲコ】 ? 【ゲニコ】 こんなこともあろうかとッ! 【ゲニコ】 ニゲ子ちゃんが元気になるものを 持ってきてあげたよ。 はい。 【ニゲコ】 あ、ありがとう‥‥ 【ニゲコ】 ってこれ、私のハンカチじゃない! どうして、ゲニちゃんがこれを? 【ゲニコ】 ジツをいうと‥‥ここに来る途中に 廊下に落ちてたのを拾ったんだ。 【ニゲコ】 そうだったの‥‥。 どうもありがとうね。 【ゲニコ】 お役に立ててうれしいよ。ちょっと 汚れちゃったみたいだけどね。 【ニゲコ】 ‥‥‥‥‥‥‥ 【ゲニコ】 ん? 【ニゲコ】 このシミは、徹夜で調べ物をしてた ときに、ちょっとウトウトして‥‥ 【ゲニコ】 ああ、ヨダレたらしちゃったんだ? 【ニゲコ】 ハッキリいうな! 【ゲニコ】 まあ、まあ、そう怒らないで。 なくならないで良かったね。 【ゲニコ】 ニゲ子ちゃん愛用のハンカチ。 【ニゲコ】 ‥‥確かにそうね。 ありがとね、ゲニちゃん。 証拠品(ハンカチ)のデータを 法廷記録にファイルした。 【ゲニコ】 おっと、誰かきた‥‥。 カレがニゲ子ちゃんの依頼人? 【ニゲコ】 んー。 そうみたい。 (高木タクト登場) 【???】 おはよーございます! 【ニゲコ】 おはようございます。 タクト君。 【タクト】 何かあったんですか? すごく盛り上がってましたが‥‥ 【ニゲコ】 心配しないで。 アナタの事件とは関係ないことよ。 【ゲニコ】 関係ないってことはないよ? 【ゲニコ】 キミの裁判のために 徹夜して調べ物して、 【ゲニコ】 ハンカチにシミを つくちゃったってハナシだから。 【ニゲコ】 そんなことまでいうな! 【ニゲコ】 (余裕のあるところを見せて 安心させるつもりだったのに) 【タクト】 そうだったんですか‥‥。 オレ、感動しました! 【ゲニコ】 でしょ? けなげなんだよ。 ニゲ子ちゃん。 【タクト】 そうなんですか‥‥。 ん? アナタはッ!? 【ゲニコ】 通りすがりのアイドルですよ。 【タクト】 やっぱり! どこかで 見たことあると思ってたんです! 【ゲニコ】 今日は、ニゲ子ちゃんの 助手をしますので、よろしくね! 【タクト】 はい! 【ニゲコ】 (‥‥ゲニちゃん、助手をして くれるんだ‥‥ハツミミだけど) 【ゲニコ】 ニゲ子ちゃんは、きっと キミを助けてくれるよ。 【タクト】 オレ、かすみちゃんが死んじゃって どうしたらいいか分からなくって。 【タクト】 それなのに、犯人扱いされて もう現実とは思えなくて‥‥。 【タクト】 そんなときに、手を差し伸べて くれたのが、ニゲ子さんだった‥‥ 【タクト】 本当に感謝してますよ。 そして今日も信じてます。 【ニゲコ】 ええ、まかせてくださいね。 【ゲニコ】 そう、ハンカチのシミの分まで 頑張らないとね。 【ニゲコ】 ヨダレはもういい! 【タクト】 ヨダレか‥‥ 【タクト】 そういえば、 事件の当日のお昼休みに 【タクト】 恋人からもらったマフラーを マクラ代わりにして、 【タクト】 ヨダレたらしちゃったんですよ。 もう思いっきり‥‥シミが。 【タクト】 こっそりと、クリーニングに 出そうと思ってたのに‥‥ 【ニゲコ】 今回の事件の凶器として 押収されてしまったのよね? 【タクト】 ええ‥‥かすみちゃんを失って おまけにマフラーまで‥‥ 【タクト】 ついてないときは、 ホントついてないですね‥‥ 【ニゲコ】 そうね。 でも今日は大丈夫。 あなたが無罪だったら、 【ニゲコ】 きっと、私が助けてあげるから。 【タクト】 はい、ありがとうございます。 【ゲニコ】 うん、キミは幸運から 見放されたわけじゃなかったんだ。 【ゲニコ】 この法廷がハジメテのニゲ子ちゃん に弁護してもらえるんだから。 【タクト】 はい、ありが‥‥‥‥えっ!? ハジメテ‥‥?? 【ニゲコ】 余計なこというな! (暗転) ニゲコ「私の名前は、ニゲ子。 ニコニコ法律事務所の新人弁護士。」 ニゲコ「本日は、弁護士になってから ハジメテの法廷になるんだけど。」 ニゲコ「ニコニコ法律事務所の所長、 久井津先生が来れなくなったの。」 ニゲコ「そこで来てくれたのが、 ゲニコちゃん。」 ニゲコ「こう見えても、私の幼馴染の オトコのコなんです。」 ニゲコ「なんでも、街中で 突然スカウトされて」 ニゲコ「この格好でデビューすることに なっちゃったんだって。」 ニゲコ「すごく驚いたけど、この格好が 似合うところが、ちょっとね‥‥。」 ニゲコ「おっと、ハナシが 脱線しちゃったね。」 ニゲコ「さて、今回の事件は 非常にシンプル。」 ニゲコ「放課後に、オンナのコが 首を絞められて殺害された。」 ニゲコ「そのハンニンとされているのが、 今回の私の依頼人。」 ニゲコ「名前は高木タクト(18)。 高校3年生のオトコのコよ。」 ニゲコ「私が依頼を受けたとき、 カレはとてもつらそうだった。」 ニゲコ「あの不安と悲しみに満ちたカオを 私は決して忘れないだろう。」 ニゲコ「カレを助けてあげたいッ! なんとしてもッ!」 (法廷遠景) (ざわざわ) (木槌一回) 裁判長「それでは、高木タクトの 法廷を開始します。」 裁判長「アク検事、ニゲコ弁護士、 共に準備はよろしいですか?」 ゲニコ「アク検事っていいねッ! ニゲコちゃん。」 ニゲコ「そう?」 ゲニコ「なんか、ダークヒーローみたいで かっこいいじゃない?」 ニゲコ「なんだか訳ありみたいな感じは、 するかもしれないね。」 シオン「‥‥‥‥‥‥‥‥」 ニゲコ「(ひぇ、にらまれちゃった‥‥)」 シオン「裁判長、 よろしいだろうか?」 裁判長「はい、何でしょう? アク検事。」 シオン「確かに、アタシの苗字は 亜久(アク)なのだが‥‥」 シオン「ヒトにはイメージと いうものがある。」 シオン「願わくは、シオン検事と 呼んでもらえないだろうか?」 裁判長「分かりました。 シオン検事。 準備の方は?」 シオン「モンダイありません。 アタシの心配するよりも、 シオン「向こうの新米弁護士の心配を なさったらどうかしら?」 裁判長「おおッ! そういえば ニゲコ弁護士はこの法廷が初めて。」 裁判長「準備はできておるのですかな?」 ニゲコ「も‥‥‥もちろんでずッ」 ニゲコ「(いたた、おもいっきり カンジャッタ‥‥)」 裁判長「依頼人が有罪になるか、無罪になる かは、弁護士にかかっています。」 裁判長「弁護士であるアナタが、そんなに キンチョーしていては困りますね。」 ニゲコ「‥‥すいません。」 裁判長「ふむ、おさらいも兼ねて 弁護士に簡単な質問をします。」 裁判長「本当に”準備完了”しているか、 確かめさせてもらいますぞ。」 ニゲコ「は、はい‥‥。」 ニゲコ「(なんだか、キンチョーで 息苦しくなってきた‥‥)」 【A】 裁判長「まず、この事件の被告人の名前を。 ‥‥言ってみなさい。」 (三択) →ニゲ子 ゲニ子 高木タクト ニゲコ「ヒコクニン‥‥って、 私のことだったりして?」 裁判長「いいえ、違います。」 シオン「このクウキを生み出したことの ヒコクニンと言えるかもしれない。」 シオン「裁かれてみるかしら?」 ニゲコ「いいえ、けっこうです‥‥。」 裁判長「やれやれ、それではもう一度 答えてもらいましょう。」 →Aに戻る (三択) ニゲ子 →ゲニ子 高木タクト ニゲコ「ヒコクニン‥‥っていったら、 ゲニちゃんのことだよね?」 ゲニコ「あれ? どうしてわかったの?」 ゲニコ「ボクが昨日、ニゲコちゃんの モンブランを勝手に食べたこと。」 ニゲコ「あれ、ゲニちゃんだったのッ! 楽しみにしてたのにッ!」 ゲニコ「ごめん、ごめん、でも今は この事件にシュウチュウしてね。」 ニゲコ「(うう、あとで覚えてなさい。 食べ物のウラミは怖いのよ!)」 裁判長「‥‥漫才は終わりましたかな?」 ニゲコ「はい、そのようです‥‥」 裁判長「やれやれ、それではもう一度 答えてもらいましょう。」 →Aに戻る (三択) ニゲ子 ゲニ子 →高木タクト ニゲコ「ヒコクニン‥‥それは、まあ 高木タクトくんのことですよね。」 裁判長「そのとおり。」 裁判長「そんな感じで、 落ち着いて答えればよろしい。」 裁判長「じゃあ、次の質問です。」 裁判長「今日の裁判は殺人事件ですが、 被害者の名前を教えてください。」 ニゲコ「(‥‥ふう。 それならわかるわ。 あれだけ調書を読んだもの。)」 ニゲコ「(でも、念のために≪法廷記録≫を 確認しておこう。)」 ニゲコ「(確か選択肢で≪法廷記録≫を クリックするんだったよね。)」 【B】 裁判長「答えてもらいましょう。 この事件の被害者の名前は?」 (三択) →高木タクト 本庄かすみ 亜久詩音 ニゲコ「えーと、被害者の名前は、 高木タクトくんです。」 ゲニコ「ニゲコちゃん、被告人席 見てごらんよ。」 ニゲコ「えッ?」 ゲニコ「カレ、すごくガッカリした顔で こちらを見つめているよ?」 ニゲコ「‥‥私、間違えちゃったみたい。」 ゲニコ「うん、カレはボクらの依頼人で 被害者ではないからね。」 ニゲコ「(うう、なんでこんな簡単なことを 間違えちゃったのかしら‥‥)」 裁判長「弁護人もハンセイしているので、 もう一度、聞いてみましょう。」 →Bに戻る (三択) 高木タクト 本庄かすみ →亜久詩音 ニゲコ「それはもちろん、 亜久詩音さんですッ!」 シオン「あら、分かってるじゃない?」 ニゲコ「えへへ。」 シオン「法廷記録も確認できないような 新米弁護士の相手をする‥‥」 シオン「アタシの立場も わかってもらいたいものだわ。」 ゲニコ「シオン検事、本当に 被害者みたいな顔をしているよ?」 ニゲコ「うーん、このコタエは なかったみたい。」 裁判長「弁護人が間違いに 気づいたようでなによりです。」 裁判長「それではもう一度、 聞いてみましょう。」 (三択) 高木タクト →本庄かすみ 亜久詩音 ニゲコ「えーと。被害者の名前は 本庄 かすみさんです。」 裁判長「‥‥よろしい。」 裁判長「では、彼女は どうやって殺されたか?」 【C】 裁判長「被害者の死因は‥‥?」 (三択) →頭を殴られた 首を絞められた 毒を飲まされた ニゲコ「たしか、アタマを ガツンと殴られて‥‥」 ニゲコ「いや、肩を叩かれた?」 ニゲコ「いやいや、お腹だったかな?」 ゲニコ「‥‥ニゲコちゃん。」 ゲニコ「そういうときはもう一度 ≪法廷記録≫を確認したら?」 ニゲコ「うん、そうする‥‥」 裁判長「弁護士は、ウカツな発言を してはいけませんよ?」 裁判長「もう一度、チャンスをあげますから しっかり答えるように。」 ニゲコ「はい‥‥。」 裁判長「それではもう一度、 聞いてみましょう。」 →Cに戻る (三択) 頭を殴られた 首を絞められた →毒を飲まされた ニゲコ「もちろん、 毒を飲まされたからです。」 シオン「ドクねぇ‥‥。 鑑識は そんなこといってなかったけど?」 シオン「一体、どの事件の ハナシなのかしら?」 ニゲコ「‥‥この事件では‥‥ ない‥‥‥‥ですか?」 裁判長「違いますね。」 ニゲコ「‥‥そうでしたか‥‥」 ゲニコ「‥‥ニゲコちゃん。」 ゲニコ「そういうときはもう一度 ≪法廷記録≫を確認したら?」 ニゲコ「うん、そうする‥‥」 裁判長「今回は、トクベツに 見逃してあげましょう。」 ニゲコ「ありがとうございます。」 裁判長「それではもう一度、 聞いてみましょう。」 →Cに戻る (三択) 頭を殴られた →首を絞められた 毒を飲まされた ニゲコ「首をギュっと絞められて‥‥」 裁判長「そのとおり。」 裁判長「じゃあ、質問はこれぐらいにして そろそろ審理を始めましょう。」 裁判長「きみも、だいぶ 落ち着いてきたようですからね。」 ニゲコ「‥‥はい。」 ニゲコ「(確かに、少しは 慣れてきたかも‥‥)」 裁判長「それでは、シオン検事。 冒頭弁論をおねがいします。」 シオン「被告人・高木タクトは、 被害者と最後に接触したジンブツ。」 シオン「検察側は、彼が犯罪を 犯したことを示す証拠品と」 シオン「犯行を目撃したという証人を 用意しているわ。」 シオン「被告人の有罪は、マチガイナイと 断言できるわよ。」 ゲニコ「目撃者もいたんだね?」 ニゲコ「そう‥‥みたいね‥‥。」 ニゲコ「(うう、 そんなの聞いてないよー)」 裁判長「‥‥なるほど。」 裁判長「それでは、さっそく 始めてもらいましょう。」 シオン「最初の証人を入廷させて いただくわ。」 シオン「捜査を担当した ニコ刑事をここへ!」 証拠品 ・ゲニコ・高木タクト(18)・本庄かすみ(17) ・亜久詩音 証拠品ファイル ・弁護士バッジ・ハンカチ・本庄かすみの解剖記録 (ニコ刑事、入廷) シオン「証人。名前と職業を 教えてもらえるかしら?」 ニコ 「ハーイ! アタシはニコ。 晴れてケイジになれたよーッ!」 シオン「‥‥‥‥‥‥‥‥」(睨む) ニコ 「ハイ、ワタクシの名前は 小西ニコとモウシマス。」 ニコ 「所轄署の殺人事件捜査担当の 刑事ナノデス。」 裁判長「おやおや、あなたもこの 法廷が初めてなのですか?」 ニコ 「ハイ、そんな感じナノデス。」 裁判長「なんとも、初めてさんの 多い法廷となってしまいましたな。」 裁判長「ニコ刑事もそんなに緊張せずに しっかりと証言をお願いします。」 ニコ 「キンチョウをしないでデスカ?」 裁判長「ええ、気持ちを楽にして くれていいですよ。」 ニコ 「ハーイ! 了解でーすッ!」 ニゲコ「(あの刑事、大丈夫なのかな?」 シオン「‥‥こう見えても、ニコ刑事は タイヘン優秀な刑事ですわ。」 シオン「この法廷が初めてですが、証言は 信頼していただけるはず。」 ニコ 「あれ? シオン検事、いつも アタシにもっと落ち着けって‥‥」 シオン「‥‥‥‥‥‥‥‥」(睨む) ニコ 「ハッ! しっかり事件の説明を しちゃいますよー。」 ニコ 「まず被害者は、本庄かすみ17歳。 蒼蘭高校3年生ね、うん、ワカい。」 ニコ 「かわいそうだけど、首を絞められて 殺害されてしまったの‥‥。」 ニコ 「被告人も蒼蘭高校3年生。 フタリは同級生だったんだよ。」 ニコ 「事件当日は、共に学級当番で フタリは遅くまで教室にいたの。」 ニコ 「16時40分頃に帰った クラスの生徒たちの証言と、」 ニコ 「17時16分に警察に通報が あったことを考慮すると、」 ニコ 「おそらく、17時前後に事件が 起こったとスイソクできるわ。」 ニコ 「そして、生徒へのキキコミの結果、 被害者と最後に会ったのはッ!」 ニコ 「被告人、高木タクトだったのが 明らかになっちゃったんだッ!」 シオン「ニコ刑事の証言を 裏付ける証拠として、」 シオン「被告人と被害者が記入した 学級日誌を提出するわ。」 裁判長「分かりました。 受理します。」 証拠品(学級日誌)のデータを 法廷記録にファイルした。 ニゲコ「(こうやって、審理中も 証拠品が増えるんだよね)」 ニゲコ「(あとで≪法廷記録≫をしっかり チェックしておかなくっちゃ!)」 シオン「さて、事件の概要が 出そろったところで、」 シオン「ニコ刑事には、事件のまとめを してもらおうかしら。」 ニコ 「ハーイ! 了解でーすッ!」 ニコ 「さあ、新米弁護士ちゃんも 準備はできてるのかな?」 ニゲコ「も、もちろんですッ!」 (木槌一回) 裁判長「それでは、《当日の事件のまとめ》 証言してください。」 ニコ 「マカセテッ!」 証拠品 ・ゲニコ・高木タクト(18)・本庄かすみ(17) ・ニコ・亜久詩音 証拠品ファイル ・弁護士バッジ・ハンカチ・本庄かすみの解剖記録 ・学級日誌 証言開始 「当日の事件のまとめ」 ニコ 「事件は、アフタースクールに 起こったの。」 ニコ 「ハンニンはそこに座っている イロオトコくんよ。」 ニコ 「フタリは、放課後おそくまで フタリきりで教室に残ってたの。」 ニコ 「そこで口論になって、 カッとなっちゃったのね。」 ニコ 「被害者のクビを手で 力いっぱい絞めちゃった。」 裁判長「ふむう‥‥。」 シオン「‥‥‥‥‥‥‥‥」(にらみ) 裁判長「シオン検事、どうしました? 怖い顔していますが。」 シオン「いや‥‥ちょっと‥‥ね。」 裁判長「まあ、よろしい。 では、弁護人。」 ニゲコ「は、はい!」 裁判長「《尋問》をおねがいします。」 ニゲコ「じ、尋問ですね‥‥? はい、わかってます。」 ニゲコ「(さあ、これからが本番よ。 気合入れてかなくちゃ!)」 ゲニコ「あの‥‥ニゲコちゃん。」 ニゲコ「きゃッ! な、なに? なんなの?」 ゲニコ「尋問ってどうするの?」 ニゲコ「(尋問‥‥所長に教わったことを しっかりと思い出さないと)」 ニゲコ「尋問は、今の証言が正しいかどうか 確かめることなの。」 ニゲコ「私の依頼人が無実なら、こんな証言 ウソに決まってるのよ。」 ゲニコ「でも、証人は確か 刑事さんだよね?」 ニゲコ「刑事さんでも、カンチガイとか いい間違いとかあったりするの。」 ゲニコ「あ、そういうこともあるね。 じゃあ、ウソはどうやって暴くの?」 ニゲコ「カギをにぎっているのは、 《証拠品》なの。」 ニゲコ「あの証人の証言と 証拠品のデータとの間には、」 ニゲコ「何か決定的な食い違い、すなわち 《ムジュン》があるはず。」 ニゲコ「まず、法廷記録と証言で ムジュンしている部分を探して、」 ニゲコ「ムジュンしている証拠品を、あの 証人につきつけてあげるの。」 ゲニコ「”つきつける”か、なるほどね。」 ニゲコ「それじゃ本番開始よ。」 ニゲコ「(タクト君。 私、頑張るからね!)」 尋問開始 「当日の事件のまとめ」 ニコ 「事件は、アフタースクールに 起こったの。」 (待った!) ニゲコ「アフタースクール?」 ニコ 「そう、放課後のことよ? 新米弁護士ちゃんは知ってた?」 ニゲコ「それくらい、知ってますッ!」 ニコ 「だよねー。今は冬だから ケッコウ暗くなってる時間ね。」 ニコ 「校舎に残る人も少なくなってきた ときに今回の事件が起こったの。」 ニコ 「ワタシたちは現場にかけつけて 調査をしたわ。」 ニコ 「そして、見つけたの。」 ニコ 「ハンニンはそこに座っている イロオトコくんよ。」 (待った!) ニゲコ「なぜ彼がハンニンだと?」 ニコ 「もう、そんなにアセラナイで! すぐに説明してあげるから。」 ニゲコ「は、はあ‥‥」 ニコ 「それでね?」 ニコ 「フタリは、放課後おそくまで フタリきりで教室に残ってたの。」 (待った!) ニゲコ「ホントウにフタリきりで 残ってたんですか?」 ニコ 「えッ? えーと‥‥ 聞き込みした生徒によると、」 ニコ 「その可能性はキワメテ 高いってワタシは思うわ。」 ニゲコ「それなら、フタリじゃなかった 可能性は残されてるんですね?」 ニコ 「もうッ! そんなアゲアシとり みたいな言い方、ヤメテヨ!」 ニコ 「他に誰かいたなら、アナタが 証明してくれればいいじゃない!」 ニゲコ「はあ‥‥」 シオン「前にも発言したとおり、検察側は 証人を用意している。」 シオン「詳しくは、そのときに 尋問してくれればいい。」 ニゲコ「‥‥分かりました。」 ニゲコ「(ここは、冷静になって 反撃のチャンスを待とう‥‥)」 裁判長「それから、どうなりました?」 ニコ 「えーと、 そのイロオトコくんがね?」 ニコ 「そこで口論になって、 カッとなっちゃったのね。」 (待った!) ニゲコ「口論に?」 ニコ 「クラスメートのハナシによると、 被告人と被害者は、」 ニコ 「ときどき、大きな声で ケンカをしていたらしいの。」 ニコ 「今回の事件の動機につながっている と、ワタシたちは判断してるわ。」 ニゲコ「ケンカが動機ですか? それで殺人まで?」 シオン「そう考えるのは、普通のことね。 だけど‥‥」 シオン「最近の事件には、アタシたちの 理解できないものが増えているの。」 シオン「今回のケースもそのひとつだった、 そういうわけなの。」 ニゲコ「(やっぱり、証拠品でカレのムジツ を証明しなくちゃダメなようね)」 裁判長「被告人がカッとなって どうしたんです?」 ニコ 「カッとなって、 冷静じゃなくなってたみたい。」 ニコ 「被害者のクビを手で 力いっぱい絞めちゃった。」 (待った!) ニゲコ「それはホントウのことですか?」 ニコ 「そりゃ、そうよ。 だってワタシのいうことだもん。」 ニゲコ「(あれ‥‥なんとなく おかしい気がする‥‥)」 ニゲコ「(法廷記録をちょっと 確かめてみようかな?)」 ゲニコ「ニゲ子ちゃん、どうだった?」 ニゲコ「証拠品をつきつける証言の 見当はついたみたい。」 ニゲコ「ただ、もっと確証を得るために 証言をゆさぶってみなくちゃね。」 ゲニコ「ゆさぶり?」 ニゲコ「相手の証言をゆさぶって、詳しい ハナシを引き出すのよ。」 ニゲコ「そうすることで、証言に ムジュンが生じたり、」 ニゲコ「ハナシが進展することもあるの。」 ゲニコ「なるほどね。 ニゲ子ちゃんも ずいぶんと落ち着いてきたね。」 ニゲコ「あっ! おかげさまでね。」 ニゲコ「(さあ、集中してもう一度 証人のハナシを聞こう。)」 ニコ 「被害者のクビを手で 力いっぱい絞めちゃった。」 つきつける「本庄かすみの解剖記録」 (異議あり!) ニゲコ「証人。アナタは こう証言しましたね。」 ニゲコ「”被害者のクビを手で 力いっぱい絞めちゃった。”」 ニコ 「ええ、そう言ったね、ワタシ。 それが何かモンダイなの?」 (解剖記録を出す) ニゲコ「ここに、被害者・本庄かすみの 解剖記録があります。」 ニゲコ「これにはこう書かれています。」 ニゲコ「”後ろから毛糸の ようなもので絞殺。”」 ニゲコ「手で力いっぱいクビを絞めた? そんなはずはないッ!」 ニゲコ「アナタの証言は、あきらかに ムジュンしていますッ!」 ニコ 「キャァー、ワタシ ヤラカシチャッタッ!」 裁判長「むうう‥‥ 確かにムジュンしています。」 裁判長「シオン検事、 どういうことでしょうか?」 シオン「説明するのは カンタンなこと。」 シオン「弁護士側のいうように 解剖記録のほうが正しい。」 シオン「それだけのこと。」 ニコ 「エーン、シオン検事。ワタシ、 カンチガイしちゃった‥‥」 シオン「‥‥‥‥‥‥‥」 シオン「弁護人の指摘がなかったら アタシが訂正する予定だった。」 シオン「カノジョもこれが初法廷。 許してもらえないかしら。」 ニゲコ「えーと、ちゃんと誤りを 訂正してもらえるのなら。」 シオン「弁護側のご好意に感謝しますわ。」 裁判長「ふうむ、ニコ刑事。 今後は気をつけてくださいね。」 ニコ 「ハッ! 以後、キヲツケマス‥‥」 ゲニコ「ニコちゃん、 元気なくなっちゃったね。」 ニゲコ「あれだけ、自信マンマンだったのに ちょっとかわいそうね。」 ゲニコ「それにしてもニゲ子ちゃん。 よくムジュンが分かったね。」 ニゲコ「頑張って調書を見てたからかも。」 ニゲコ「(さて、まだまだ安心できる 状況ではないのよね)」 裁判長「それで、この”毛糸のようなもの” とは何のことでしょうか?」 ニゲコ「毛糸っていうのは、 アレのことでしょう?」 シオン「そう、被告人のマフラー。」 シオン「これこそが、 今回の事件の凶器。」 シオン「このマフラーには、 クビを絞められた被害者が」 シオン「歯をくいしばったときに流した 血が付着してるの。」 ニゲコ「うう‥‥」 裁判長「それは、この裁判をサユウする 重要な証拠品ですね。」 シオン「裁判長、凶器のマフラーを 殺害の証拠品として提出するわ。」 証拠品(マフラー)のデータを 法廷記録にファイルした。 裁判長「この証拠品は、決定的ですな。」 ニゲコ「(確かに‥‥いったいどうやって 弁護すればいいのかしら‥‥)」 シオン「それで満足するのは早いわ。」 裁判長「はて?」 シオン「お忘れかしら?」 シオン「検察側は、事件を目撃した証人を 準備しているということを。」 裁判長「おおッ! すっかり忘れてましたぞ!」 ゲニコ「アハ。 裁判長って忘れやすいヒトだね。」 ゲニコ「あれ、ニゲ子ちゃん。 顔色がミドリイロだよ?」 ニゲコ「‥‥私も忘れてた‥‥」 ゲニコ「アララ‥‥」 ニコ 「そして、ワタシもワスレ ラレチャッテいるのデス。」 シオン「ニコ刑事。 ごくろうさま。」 ニコ 「うう、今度は、 今度こそはッ!」 ニコ 「そこの新米弁護士も オボエテなさいよッ!」 ニゲコ「(なんで私が‥‥ うらまれてる?)」 (ニコ刑事退場) (木槌1回) 裁判長「それでは、シオン検事。 証人を入廷させてください。」 シオン「了解。」 (忍、入廷) 証拠品 ・ゲニコ・高木タクト(18)・本庄かすみ(17) ・おしどり忍(18)(苗字は暫定)・ニコ・亜久詩音 証拠品ファイル ・弁護士バッジ・ハンカチ・本庄かすみの解剖記録 ・学級日誌・マフラー これで証拠品全部そろう シオン、おしどり忍を召喚。 シオン「証人。名前と職業を 教えてもらえるかしら?」 ???「は、はい!」 シノブ「ワタシの名前は、 おしどり忍(シノブ)です。」 シノブ「職業‥‥職業‥‥ えーと‥‥」 シノブ「蒼蘭高校の3年生‥‥です?」 シオン「ええ、それでいいわ。」 シオン「彼女が不運にも事件を目撃してしまった 悲劇のオンナノコ。」 シオン「センサイな年頃ですから、 くれぐれも発言には気をつけて。」 裁判長「わかっておりますぞ。」 シオン「どうも。」 シオン「弁護人にも、 よろしくお願いしておくわ。」 ニゲコ「わ、わかってますッ!」 シオン「ご協力に感謝しますわ。」 ニゲコ「(うう、先にクギを さされちゃったなぁー)」 ニゲコ「(これで厳しい追求が しにくくなっちゃったかな?)」 (木槌1回) 裁判長「それでは、さっそく この証人に証言してもらいます。」 裁判長「”事件当日、目撃したこと” 話してもらえますかな?」 シノブ「は、はいッ!」 証言開始 「事件当日、目撃したこと」 シノブ「あの日、ワタシは他の用事があって 放課後遅くまで残ってたの。」 シノブ「せっかくだから、タクトと一緒に 帰ろうと思って教室に向かったの。」 シノブ「教室についたのは、夕方の 5時ちょうどだったと思う。」 シノブ「ドアを開けたら、かすみのクビを 絞めていたタクトの姿がッ!」 シノブ「ワタシ、びっくりして気付かれない ようにその場を去ったわ。」 裁判長「ふうむ‥‥この証言が本当なら 被告人の有罪が確定しますね。」 シオン「そのとおり‥‥それでも 弁護側は尋問を行うのかしら?」 ニゲコ「あ、アタリマエですッ!」 シオン「そう。 それならば、 アナタの実力‥‥」 シオン「アタシが見定めてあげるわ!」 ニゲコ「望むところですッ!」 ニゲコ「(ホントはゼンゼン望んでなんか いないんだけどね‥‥)」 シオン「よろしい。 裁判長、 審理を進めてもらえるかしら?」 裁判長「うむ‥‥その前に、 少し確認したいことがあります。」 シオン「‥‥‥‥‥‥‥‥」 裁判長「この証人は、被告人と どのような関係なのですか?」 裁判長「名前の呼び方が、ミョウに ナレナレしいようですが‥‥」 シオン「ああ、そのことね。」 シオン「ナレナレしい‥‥ それは、アタリマエのこと。」 シオン「なぜなら、フタリは‥‥」 シオン「2年以上も交際を続けている 恋人同士なのだからッ!」 ニゲコ「きゃあああぁぁぁッ!」 ゲニコ「そこで、なんでニゲコちゃんが ダメージをうけてるのさ。」 ニゲコ「そうだよね。 今は審理中だもんね。」 ニゲコ「ヨケイなことを 考えてちゃいけないよね。」 ニゲコ「シュウチュウ‥‥ シュウチュウ‥‥」 ゲニコ「ニゲ子ちゃん、コワイよ‥‥」 裁判長「なるほど、フタリは 付き合っていたわけですか。」 シオン「ええ、先月の 被告人の誕生日に」 シオン「手編みのマフラーをプレゼント するくらいの仲の良さだったの。」 シオン「カノジョには、真実を アキラカにするために、」 シオン「ムリを承知で、証言台に 立ってもらった‥‥。」 シオン「アタシが、”悲劇のオンナノコ”と 紹介したイミが分かったかしら?」 裁判長「そうでしたか‥‥。 よくぞ決意してくれました。」 シノブ「は‥‥‥はい‥‥。」 裁判長「それでは弁護人は 尋問を行ってください。」 裁判長「くれぐれも、この証人を これ以上、悲しませないように。」 裁判長「いいですね?」 ニゲコ「は、はい‥‥」 ニゲコ「(場の空気がカンゼンに 変わってしまった‥‥)」 ニゲコ「(シオン検事は、ここまで 計算に入れてたというの?)」 ニゲコ「(それでも、私は‥‥ 私は最後まで信じるしかない)」 ニゲコ「(依頼人の‥‥無実を!)」 尋問開始 「事件当日、目撃したこと」 シノブ「あの日、ワタシは他の用事があって 放課後遅くまで残ってたの。」 (待った!) ニゲコ「他の用事とは何ですか?」 シノブ「勉強のことで、ちょっと調べ物が あって、図書室に行ってたんです。」 ニゲコ「調べ物ですか‥‥」 シオン「カノジョは高校3年生。 レッキとした受験生。」 シオン「本来なら、勉強を優先させて あげたいところだけど‥‥」 シノブ「ワタシ、志望校にギリギリだから 勉強したいけど‥‥」 シノブ「この裁判も大切ですから‥‥」 裁判長「なんという殊勝な 心がけでしょう!」 裁判長「今回のことは大変気の毒でしたが、 きっといいことがあるはずですぞ。」 シノブ「裁判長さん、ありがとう‥‥」 裁判長「いえいえ。」 ニゲコ「(うーん、やりにくいなー)」 ニゲコ「それで、図書室に行ったあと どうしたのですか?」 シノブ「図書室に行ったあとのことね? えーと‥‥」 シノブ「せっかくだから、タクトと一緒に 帰ろうと思って教室に向かったの。」 (待った!) ニゲコ「なぜ被告人と一緒に帰ろうと 思ったんですか?」 シオン「そんなことも分からないの?」 シオン「この先が思いやられるわね。」 ニゲコ「(あれ? 私、 へんなこと聞いちゃった?)」 ゲニコ「ニゲ子ちゃん。 フタリは 恋人同士なんだよ?」 ゲニコ「一緒に帰るなんて、 普通のことなんだよ。」 ニゲコ「コイビト? ナニソレ?」 ゲニコ「おーい、戻っておいで。」 シオン「証人、先を続けてちょうだい。」 シノブ「は‥‥はい。」 シノブ「教室についたのは、夕方の 5時ちょうどだったと思う。」 (待った!) ニゲコ「夕方の5時に教室に?」 シノブ「時計を見たわけじゃないけど、 時報が聞こえた気がして‥‥」 シオン「確かに、蒼蘭高校のある地域では 夕方の5時に時報が鳴るようね。」 シノブ「ええ、”夕焼け小焼け”の あの曲です。」 ニゲコ「それでは時間に間違いはないと?」 シノブ「ええ、曲がいつもどおりに 流れていれば‥‥」 ニゲコ「分かりました。証言の続きを お願いします。」 シノブ「は‥‥はい。 教室についてから‥‥」 シノブ「ドアを開けたら、かすみのクビを 絞めていたタクトの姿がッ!」 (待った!) ニゲコ「それは間違いなく 被告人だったのですか?」 シノブ「ワタシが‥‥ワタシが タクトを見間違えるはずないもの。」 シオン「本庄かすみと高木タクトが 教室に残っていたのは、」 シオン「他の生徒の証言からも 裏付けられているわ。」 シオン「この証言が気に入らないと いうのならば‥‥」 シオン「証言をくつがえす証拠品を 提示していただくわよ。」 ニゲコ「(タクトくんの無実を信じるなら こんな証言になるわけがない。)」 ニゲコ「(一体、どういうことなの?)」 裁判長「その場面を目撃して 証人はどうしたのですか?」 シノブ「ワタシ、びっくりして気付かれない ようにその場を去ったわ。」 (待った!) ニゲコ「気づかれないように、 その場を去った?」 シノブ「ええ、ワタシ、目の前の 出来事がリカイできなくて‥‥」 シノブ「タクトに気づかれたら、 ワタシも何をされるか‥‥」 シオン「その選択は正しかった‥‥ アタシが保証してあげる。」 シノブ「あ、ありがとう‥‥ございます。」 ニゲコ「うーん、この証言の中に 本当にムジュンあるのかな?」 ゲニコ「ボクには難しいな‥‥。 でもね?」 ニゲコ「でも?」 ゲニコ「依頼人が無実なら、あんな証言 ウソっぱちのはずだよね。」 ニゲコ「うん、私もそう思う。」 ゲニコ「それなら、やることは カンタンだよ。」 ゲニコ「法廷記録を確認して、証言の ムジュンを探すこと。」 ゲニコ「あきらめなければ、きっと 見つかると思うよ。」 ニゲコ「うん、分かった。 やってみるね。」 シノブ「教室についたのは、夕方の 5時ちょうどだったと思う。」 つきつける「学級日誌」 (異議あり!) ニゲコ「証人が教室についたのは、 ”5時ちょうど”だった‥‥」 ニゲコ「間違いありませんか?」 シノブ「ええ、確か それくらいだったと‥‥」 ニゲコ「それはおかしいですね?」 シノブ「えっ?」 ニゲコ「ここに、被告人が事件当日に職員室 に提出した学級日誌があります。」 ニゲコ「その時刻を証人は 知っていますか?」 シノブ「いえ‥‥知りません‥‥‥」 ニゲコ「これには、ハッキリと 記されています。」 ニゲコ「”高木タクヤが午後5時 ちょうどに提出した”と。」 (机叩く) ニゲコ「つまり、被告人が」 ニゲコ「午後5時に教室でクビを 絞めることなどできない!」 シノブ「イ、イヤァーーーー!」 (ざわざわ) (木槌3回) 裁判長「静粛にッ! 静粛にッ!」 裁判長「確かに、弁護人のいうように」 裁判長「被告人が午後5時に職員室に いたことは間違いないようです。」 裁判長「証人、これは一体 どういうことですか?」 シノブ「えーと、それは‥‥」 (シオン、机叩く) シオン「裁判長、おちついて 聞いていただけるかしら?」 裁判長「は、はぁ‥‥」 シオン「この証人は、時計で時刻を 確認したわけではないの。」 シオン「あくまで、そう思っただけ。」 (異議あり!) ニゲコ「しかし、この証人は、 ”5時ちょうど”だったと」 ニゲコ「正確な時刻を証言していますッ!」 ニゲコ「これが単なるマチガイや カンチガイのはずがありません!」 (異議あり!) シオン「果たしてそうかしら?」 ニゲコ「えッ?」 シオン「証人に、確認するわ。」 シオン「5時ちょうどだと思ったのはナゼ?」 シノブ「それは‥‥5時の時報が 聞こえた気がしたから‥‥」 シオン「そう、それならば ある可能性が生じるわね。」 裁判長「ある可能性ですか?」 シオン「つまり、この証人は時報が鳴ったと カンチガイしてしまった可能性ッ!」 シノブ「あ、検事さんに言われて 記憶が蘇ってきました‥‥。」 シノブ「ワタシ、前の出来事とカンチガイ しちゃってたのかも‥‥」 ニゲコ「そ、そんなッ!」 シオン「この証人がみたことがホントウなら 時刻の方がマチガイになる‥‥。」 シオン「当然の結論よ。」 シノブ「そ、そうですよ。 ワタシ、確かにみたんですからッ!」 裁判長「ふうむ、そこまでいうのなら‥‥」 裁判長「教室で見たこと‥‥もっと 詳しく話してもらえますかな?」 シノブ「わ、わかりました‥‥」 (木槌一回) 裁判長「それでは、もう一度 証言をお願いします!」 証言開始 「事件当日、目撃したこと・2」 シノブ「さっきの証言では時間を カンチガイしてしまったみたい。」 シノブ「でも、信じて! タクトがクビを 絞めていたのはホントウのこと。」 シノブ「仰向けのかすみちゃんにウマノリ になってクビを絞めていたわ。」 シノブ「そうよ、あんな姿、 見間違えるはずないものッ!」 裁判長「確かにそれがホントウなら 見間違えるはずはないですね。」 シノブ「そ、そうよッ! ホントウなんだからね?」 ニゲコ「(果たして ホントウにそうかしら?)」 ゲニコ「ニゲ子ちゃん?」 ニゲコ「分かってるよ、ゲニちゃん。」 ニゲコ「ヒトツのウソは、 次のウソを生み出す‥‥」 ニゲコ「カノジョの証言、 崩してみせるわッ!」 尋問開始 「事件当日、目撃したこと・2」 シノブ「さっきの証言では時間を カンチガイしてしまったみたい。」 (待った!) ニゲコ「ホントウに カンチガイだったのですか?」 (シオン、異議あり!) シオン「その議論は、後回りに してもらえないかしら?」 シオン「それとも、カンチガイではないと 証明する証拠でもあるの?」 ニゲコ「それは、ありませんけど‥‥」 シオン「それなら、今はこの尋問に 集中することをおすすめするわ。」 ニゲコ「(時刻に異議を唱えるためには 証拠が必要なようね‥‥)」 裁判長「シオン検事のいうとおり、 教室に行った時間は忘れて」 裁判長「審理をすすめていきます。 証人もよろしいですね?」 シノブ「はい‥‥だって、ホントウに カンチガイだったのですから。」 シノブ「でも、信じて! タクトがクビを 絞めていたのはホントウのこと。」 (待った!) ニゲコ「それもカンチガイだったのでは?」 (シオン、異議あり!) シオン「被害者は、クビを締められて 殺されているの。」 シオン「この証言がカンチガイというのなら 事実と異なることになるわ。」 シオン「弁護人は、その証拠を 示すことができるのかしら?」 ニゲコ「いえ‥‥今は‥‥まだ‥‥」 シオン「それなら、 大人しくしていることね。」 シオン「さあ、証人。 続きを話してちょうだい。」 シノブ「はい、ワタシの証言が ホントウである証拠として」 シノブ「そのときの様子を詳しく 説明します。 タクトは‥‥」 シノブ「仰向けのかすみちゃんにウマノリ になってクビを絞めていたわ。」 (待った!) ニゲコ「ウマノリになって?」 シノブ「ええ、タクトはかすみちゃんを 怖いカオしてにらみつけていたわ。」 シノブ「そのカオを見たら、怖くなって ワタシ、教室をはなれたの‥‥」 シノブ「あのときのタクトのカオ‥‥ 今でも忘れられないの‥‥」 シノブ「そうよ、あんな姿、 見間違えるはずないものッ!」 (待った!) ニゲコ「ホントウにクビを締めていたのは 被告人だったんですね?」 シノブ「そうよッ! マチガイないわッ!」 ニゲコ「(ケッテイテキな証拠がなければ この証言は変えられないようね)」 ゲニコ「どう、ニゲ子ちゃん?」 ニゲコ「証人が冷静さを欠いている今が チャンスなんだけど‥‥」 ニゲコ「具体的にどの証言がムジュン しているのか分からない‥‥」 ゲニコ「そうか‥‥ボクは、前の証言に ない部分がウソなんだと思うよ。」 ニゲコ「前の証言にない部分‥‥」 ニゲコ「それって、もしかして‥‥」 ゲニコ「さあ、心当たりがあったら その部分をしっかり考えてみよう。」 ニゲコ「うん、分かった。 私、やってみるね。」 シノブ「仰向けのかすみちゃんにウマノリ になってクビを絞めていたわ。」 つきつける「本庄かすみの解剖記録」 (異議あり!) ニゲコ「証人、アナタはこう証言しました。」 ニゲコ「”被告人は、被害者にウマノリに なってクビを絞めた”と。」 シノブ「はい‥‥そうです。」 ニゲコ「でも、そんなことは ありえないんですよ?」 シノブ「な‥‥なんで?」 ニゲコ「ここに、被害者の 解剖記録があります。」 ニゲコ「これには、ハッキリと 記されています。」 ニゲコ「被害者は”後ろから” 絞殺された‥‥と。」 シノブ「あっ‥‥」 ニゲコ「被害者は後ろからクビを 絞められている。」 ニゲコ「仰向けの被害者に対して 上からクビを絞めたなら」 ニゲコ「クビにつくキズは 反対のものになるはずよ!」 シノブ「そ‥‥そんな‥‥」 ニゲコ「この証人の発言は、ウソだらけ」 ニゲコ「信用には値しない!」 シノブ「イヤァァァァァーッ!」 (シオン、異議あり!) シオン「ちょっと待って、弁護人」 ニゲコ「?」 シオン「被告人のマフラーには、 被害者の血がついている。」 シオン「殺害にこのマフラーが 使われたとするならば‥‥」 シオン「被害者以外には、ハンニンは 考えられないのよ?」 ニゲコ「あ‥‥れれ?」 ニゲコ「(マフラーのこと 忘れちゃってた‥‥)」 シオン「さあ、どうなの?」 ニゲコ「うう‥‥」 ニゲコ「(逆転したつもりが、逆に 追い詰められている?)」 シノブ「そうよ、 検事さんの言うとおりよ。」 シノブ「カノジョのワタシが、そのマフラー を見間違えるわけないわ。」 ニゲコ「(さんざんウソをついてたくせに ‥‥とはいえ‥‥)」 ニゲコ「(確かにカノジョがいってることは 筋が通ってる気がする‥‥)」 ニゲコ「(一体どうしたら‥‥)」 シオン「‥‥‥‥‥‥‥‥‥」 シオン「‥‥どうやら終わりのようね‥‥」 シオン「裁判長、これ以上の審理は 時間のムダだと思うわ。」 シオン「さあ、判決をッ!」 裁判長「‥‥‥‥‥‥‥‥」 裁判長「分かりました。 ここで判決を下したいと思います。」 ニゲコ「(何か‥‥何か‥‥ 反論しなければ‥‥)」 ニゲコ「(依頼人が‥‥タクト君が‥‥ 有罪判決を受けてしまう‥‥)」 ニゲコ「(でも‥‥どうしていいか‥‥ 私には‥‥わからない‥‥)」 裁判長「被告人、高木タクトは‥‥」 (待った!) ・裁判長 ・シノブ ・シオン ・ニゲコ ゲニコ「待ってください! 裁判長!」 ニゲコ「ゲ、ゲニちゃん!」 裁判長「? 確かあなたは?」 ゲニコ「ボクはニゲ子ちゃんの助手です。」 裁判長「はあ。 そうでしたか。」 ゲニコ「弁護士側には、 反論の準備があります。」 ゲニコ「少し時間をください!」 シオン「‥‥最後のあがきね。」 シオン「裁判長、検察側は 待ってあげてもいいわ。」 シオン「事態はかわらないと思うけど。」 裁判長「アク検事がそういうなら‥‥」 シオン「シオン検事ッ!」 裁判長「は、はぁ‥‥シ、シオン検事。」 シオン「ならばよし!」 裁判長「‥‥それでは弁護側、手短に お願いしますぞ。」 ゲニコ「はいッ!」 ニゲコ「ゲニちゃん、どういうこと?」 ゲニコ「ふふふッ!」 ニゲコ「?」 ゲニコ「こんなこともあろうかとッ!」 ゲニコ「大先生から、 伝言を預かってたんだ。」 ニゲコ「所長から?」 ゲニコ「そう、ボクがここに来たのは 大先生の意思でもあったのさ。」 ゲニコ「ニゲ子ちゃんがピンチになったら これを伝えてくれって。」 ニゲコ「先生、気にしてくれてたんだ。」 ゲニコ「いいかい、ニゲ子ちゃん。 大先生の三つの伝言を伝えるよ。」 ニゲコ「うん。」 ゲニコ「一つめは、自分の依頼人を 信じぬくこと。」 ニゲコ「依頼人を信じぬく‥‥」 ゲニコ「そう‥‥カレが無実なら、あんな 証拠、嘘っぱちだよ、きっと。」 ニゲコ「あんな証拠、嘘っぱち‥‥」 ゲニコ「二つめは、ピンチなときほど ニコニコしてろって。」 ゲニコ「ニゲコちゃんはニコニコ法律事務所 設立の志を忘れちゃったのかい?」 ニゲコ「ううん、そんなことない。」 ゲニコ「そう、ならいい。 ニゲ子ちゃんに 苦しそうな顔は、似合わないよ。」 ゲニコ「いつもの素敵な笑顔でね。」 ニゲコ「うん。」 ゲニコ「そして、最後の三つめ‥‥ 発想を逆転させるんだッ!」 ニゲコ「発想の逆転ッ!」 ゲニコ「シノブちゃんが、マフラーを 見間違えるはずはない‥‥」 ゲニコ「そう考えるのではなく‥‥」 ゲニコ「シノブちゃんでさえ、見間違える 可能性があることを示すんだ。」 ニゲコ「シノブちゃんが見間違える? どういうこと‥‥‥‥」 ニゲコ「あッ!」 ニゲコ「‥‥‥‥なんとなく、 解かった気がする。」 ゲニコ「そう、ならいい。 ボクの出番はここまでだね。」 ゲニコ「脇役はおとなしくヒロインの 舞台を見守らせてもらうよ。」 ニゲコ「うん、いつもありがとね。 ゲニちゃん。」 ゲニコ「(ニコッ)」 シオン「さて、ムダなあがきは終わったかしら?」 シオン「さあ、弁護人。 何を見せてくれるというの?」 ニゲコ「ええ、とっておきを見せてあげるわ。」 シオン「なんですって?」 ニゲコ「裁判長!」 裁判長「はい。 なんでしょう!」 ニゲコ「さきほど、この証人はこう 証言しました。」 ニゲコ「”ワタシがそのマフラーを 見間違えるわけない”」 裁判長「はい、確かに聞きました。」 ニゲコ「そこで弁護側は、見間違う 可能性を示したいと思います。」 シオン「見間違う可能性ですって?」 ニゲコ「はい。」 裁判長「‥‥イミがよく分かりませんが 弁護人が説明してくれるのですな?」 ニゲコ「もちろんです。」 裁判長「分かりました。 それでは示していただきましょう。」 【D】 裁判長「この証人が、マフラーを 見間違えるという可能性とは?」 【失敗】 (くらえ!) ニゲコ「裁判長、これが その証拠品になります。」 裁判長「はて? これは一体‥‥」 シオン「弁護人がこの状況をひっくり返す 可能性がなくなった‥‥」 シオン「そう解釈していただいて かまわないと思うわ。」 裁判長「なるほど‥‥」 ニゲコ「あれ‥‥間違えてしまった?」 ゲニコ「そうみたいだね‥‥」 ニゲコ「うう‥‥」 裁判長「残念ですが、弁護人には ペナルティーを受けてもらいます!」 ニゲコ「(ああ‥‥)」 裁判長「弁護人に、もう一度チャンスを 与えてあげましょう。」 →Dに戻る 【正解】 (くらえ!)「おしどり忍(18)」 ニゲコ「確かに、このマフラーはこの証人が 誕生日に被告人に贈った物。」 ニゲコ「このマフラーだけなら、見間違える ことなどないかもしれません。」 シオン「そのとおりよ。」 シオン「あの時間でジジツを受け入れる 覚悟ができたのかしら?」 ニゲコ「おや、聞こえなかったのですか?」 シオン「えッ?」 ニゲコ「私は、このマフラー”だけ”なら と言ったんですよ?」 シオン「ま、まさか‥‥」 ニゲコ「そのまさかですッ!」 ニゲコ「証人、あなたは誕生日プレゼント として二つのマフラーを作った。」 ニゲコ「一つは、被告人のもの。 そしてもう一つは‥‥‥‥」 ニゲコ「そう、あなたのものなのですッ!」 シノブ「クッ!」 ニゲコ「この二つはペアのマフラー、 同じであることを望まれるもの。」 ニゲコ「区別などできるはずがないのです!」 ニゲコ「そう、これをプレゼントした あなたにさえも!」 シノブ「そ、そんなはずはないわ。 ワタシには分かる‥‥。」 シノブ「犯行に使われたのは、 タクトのものよ。」 ニゲコ「そこまで言うなら、 証言してください。」 ニゲコ「その自信のコンキョを!」 (シオン、異議あり!) シオン「そ、その必要はないわ。」 シオン「血のついたマフラーは、 確かに被告人が持ってたもの。」 ニゲコ「マフラーが入れ替わって いたとしたら?」 シオン「な、なんですって?」 ニゲコ「もし、このマフラーが被告人 のものでなく‥‥」 ニゲコ「この証人のものだったとしたら?」 シオン「そ、そんな不自然なこと ありえるわけないわ。」 ニゲコ「ありえます。 一つだけ。」 ニゲコ「自分のマフラーを犯行に 使ってしまった場合にッ!」 シオン「な‥‥なんてことを‥‥」 シオン「あ、あなたは自分が何を 言ってるかわかってるのッ!」 ニゲコ「ええ、分かってます。」 ニゲコ「弁護側は、おしどり忍を 告発しますッ!」 ニゲコ「この事件の 真犯人としてッ!」 (ざわざわ) (木槌3回) 裁判長「静粛にッ! 静粛にッ!」 裁判長「証人、 何か言うことはありませんか?」 シノブ「そ、そんなことって‥‥」 シノブ「ワタシとタクトのマフラーを区別 できないといったのはあなたよ。」 ニゲコ「あなたにはできるんですよね?」 シノブ「えッ?」 ニゲコ「そして、おそらく‥‥ 私にもできますッ!」 シオン「そこまで言うなら、 やってもらおうじゃないッ!」 シオン「マフラーの持ち主をどうやって 区別するっていうの?」 ニゲコ「分かりました‥‥その方法を 証拠品で示したいと思います。」 【E】 ニゲコ「マフラーの持ち主を 区別する方法とは‥‥」 【失敗】 (くらえ!) ニゲコ「これを使えば、カンタンに 区別できるわッ!」 シオン「フン、それなら実際に やってみせてもらおうじゃないの。」 ニゲコ「えーと、これをこーやって‥‥」 ニゲコ「それから‥‥‥‥」 ゲニコ「‥‥正直者は救われるよ?」 ニゲコ「すみません、 できませんでした‥‥」 シオン「あら、そう。」 裁判長「無駄な時間を 使ってしまったようですなッ!」 (ダメージ) ニゲコ「(うーん、ほかに 何か方法はあるのかな‥‥)」 ニゲコ「(前の出来事をよく 思い出してみよう‥‥)」 裁判長「まだ、弁護側はマフラーの 持ち主が区別できると?」 ニゲコ「は、はい‥‥もう一度 チャンスをください。」 裁判長「それでは、もう一度 証拠品を示してください。」 ニゲコ「分かりました‥‥。」 →Eに戻る 【正解】 くらえ「ハンカチ」 シノブ「それは‥‥‥」 シオン「ハンカチ?」 裁判長「ハンカチが何か‥‥」 シオン「フン、とうとう白旗をあげた‥‥ っといったところかしら?」 ニゲコ「実は、ハンカチ自体に イミがあるわけではありません。」 ニゲコ「私がこのハンカチにつけてしまった ヨダレのシミに関係があります。」 裁判長「ヨダレのシミ‥‥ですか?」 ニゲコ「はい‥‥これは、私と被告人が 法廷前に交わした会話です‥‥」 (回想) タクト「ヨダレか‥‥」 タクト「そういえば、 事件の当日のお昼休みに」 タクト「恋人からもらったマフラーを マクラ代わりにして、」 タクト「ヨダレたらしちゃったんですよ。 もう思いっきり‥‥シミが。」 (回想終了) (ニゲコ、机) ニゲコ「つまり、被告人のマフラーには ヨダレのシミがついてしまった。」 ニゲコ「それも、事件当日の 昼休みにねッ」 シオン「ググゥ‥‥」 シノブ「そ、そんな、そんなことが‥‥ あったなんて‥‥」 ニゲコ「おや、証人は 知らなかったのですか?」 シノブ「‥‥‥‥‥‥‥‥」 ニゲコ「フタリのマフラーに、ヨダレの シミがあるかどうか確認すれば」 ニゲコ「殺害に使われたマフラーが どちらのものか判別できますッ!」 ニゲコ「さあ、どうですか? おしどり忍さんッ!」 シノブ「う、うう‥‥‥ ウエェェェェ~ンッ!」 シノブ「ワタシはかすみちゃんを コロスつもりはなかったのッ!」 シノブ「こんなことになるはずじゃ なかったのに‥‥‥‥」 ニゲコ「‥‥どうしてこんなことを?」 シノブ「‥‥‥‥‥‥‥‥」 シノブ「‥‥ワタシは高校3年生。 大学合格を目指す受験生‥‥。」 シノブ「タクトが推薦で合格した大学に 合格するために必死で勉強してた。」 シノブ「ワタシの実力よりランクが高い大学 だから‥‥正直、あせってた‥‥」 シノブ「でも、タクトと同じ大学で‥‥ 大学生活を送るためには‥‥」 シノブ「ワタシは、頑張るしかなかった‥‥」 シノブ「そんなとき、同じように推薦で大学 合格を決めていたかすみちゃんと、」 シノブ「タクトが、クリスマスに”ロミオと ジュリエット”を演じることに。」 シノブ「学園生活の最後の 思い出づくりとして‥‥」 シノブ「演劇部のタクトが望んだことだから 笑って認めてあげたわ。」 シノブ「だけど、教室で劇の練習をする フタリの姿を見て‥‥‥‥」 シノブ「受験勉強で、思い出づくりの 舞台にすら上がれない。」 シノブ「そんな自分が惨めに 思えてきて‥‥」 シノブ「ふっと我にかえったとき、 聞こえてきたんだ‥‥」 シノブ「あのセリフが‥‥」 シノブ「アタマでは分かってた つもりだった‥‥」 シノブ「これは、お芝居なんだって‥‥」 シノブ「でも、タクトが高校1年生のとき かすみちゃんを想ってたことを‥‥」 シノブ「幼馴染のワタシは、イタイほど 知っていた‥‥」 シノブ「このままだと‥‥ かすみちゃんにタクトをとられる。」 シノブ「そう、思い始めたら自分の 中の悪魔を止められなかった。」 シノブ「タクトが教室を離れてから、 こっそりしのびこんで‥‥」 シノブ「かすみちゃんを‥‥‥‥」 シノブ「正気に戻ったとき‥‥」 シノブ「ワタシは、かすみちゃんの血の ついたマフラーを握り締めてた。」 シノブ「このままでは、つかまるッ!」 シノブ「そう思った瞬間、教室にあった タクトのマフラーが視界に入った。」 シノブ「あとは‥‥言わなくても 分かると思う‥‥‥‥」 シノブ「ワタシはかすみちゃんを 殺める気はなかったの‥‥」 シノブ「ただ、タクトにとって特別な存在で ありたかっただけ‥‥」 シノブ「タクトの愛をつなぎとめて おきたかっただけだったのよッ!」 ニゲコ「‥‥愛っていうのは 相手を大切に想うココロ。」 ニゲコ「だから、自分の中ではぐくみ 大きくしていくもの。」 ニゲコ「受験にもかかわらず、手編みの マフラーを贈ったアナタになら‥‥」 ニゲコ「きっとわかってもらえると思う。」 シノブ「うううぅ‥‥ うわぁぁぁ~~~んッ!」 裁判長「どうやら、これ以上の審理は 必要ないようですね。」 ニゲコ「はい。」 裁判長「‥‥正直に言って、驚きました。 こんなに早く、依頼人を 裁判長「救い出した上、 真犯人まで探し出すとは‥‥」 ニゲコ「ありがとうございます‥‥。」 裁判長「とにかく、今となっては 形式にすぎませんが、」 裁判長「被告人、高木タクトに 判決を言い渡します。」 (無罪) 裁判長「‥‥では、本日はこれにて閉廷!」 12月19日 午後2時12分 地方裁判所 被告人第2控え室 ニゲコ「(うう‥‥ブジに終わって ホントウによかったよぅ‥‥)」 ニゲコ「(アクシデントから始まった 今日の裁判だったけど‥‥)」 ニゲコ「(終わりよければスベテ良し。 それでいいよね?)」 ゲニコ「やったね。 ニゲ子ちゃん。」 ニゲコ「あ、ありがとう‥‥。」 ゲニコ「依頼人のカレも きっと喜んでると思うよ。」 ニゲコ「‥‥‥‥あれで?」 タクト「‥‥‥‥ああ‥‥‥‥」 ゲニコ「どうしたのさ。」 ゲニコ「キミは、ニゲ子ちゃんに 言う事があるんじゃないの?」 タクト「ああ、そうでした‥‥。」 タクト「ニゲ子さん、今日はホントウに ありがとうございました。」 ニゲコ「いえいえ、弁護士として、 自分の仕事をしただけです。」 タクト「‥‥でも今回の事件は 相当ショックでした‥‥」 タクト「シノブがあんなに 悩んでいたなんて‥‥」 タクト「オレはいったいどうしたら よかったんでしょう?」 ニゲコ「うーん、そうねー。」 (三択) →気持ちを態度で示す 気持ちを言葉で示す 気持ちを文章で示す ニゲコ「やっぱり、態度で気持ちを 伝えるべきだったんじゃないかな?」 タクト「態度で?」 ニゲコ「そう、例えば‥‥ キ、キ、キ‥‥」 ゲニコ「手をつないで、 一緒に帰るとかね。」 タクト「ああ、なるほどッ!」 ニゲコ「‥‥‥‥‥‥‥‥」 ニゲコ「そう、ちゃんと自分の気持ちを オモテに出さなくちゃね。」 ニゲコ「伝わるものも 伝わらなくなっちゃう。」 タクト「‥‥ホントウにそうですね。」 タクト「オレ、自分の中で好きなら それでいい‥‥」 タクト「そう思ってました。」 タクト「でも、恋愛は相手がいるもの ですから‥‥」 タクト「ヒトリヨガリでは いけないですよね。」 ゲニコ「うん、そういうことだね。」 →Fへ (三択) 気持ちを態度で示す →気持ちを言葉で示す 気持ちを文章で示す ニゲコ「やっぱり、言葉で気持ちを 伝えるべきだったんじゃないかな?」 タクト「言葉で?」 ニゲコ「”好きだ”、”愛してる” そんな、単純な言葉でいいのよ。」 タクト「単純って‥‥照れくさくて そんなこと言えないですよ‥‥。」 ゲニコ「確かにオトコのコがいうのは テレくさいかもね。」 タクト「そうですよね‥‥」 ゲニコ「でも、言わなくても伝わる‥‥ それは、キミの甘えだよ?」 ゲニコ「ヒトの気持ちはトキと共に 変わることもあるからね。」 ゲニコ「たった一言で、 安心できることもあるんだよ。」 タクト「‥‥確かに、 そうなのかもしれません。」 タクト「オレたち、 もう付き合ってるんだから、」 タクト「気持ちは、ずっと伝わってると そう思い込んでました‥‥。」 ゲニコ「うん、キミは素直でいいね。」 タクト「あ、ありがとうございます。」 →Fへ (三択) 気持ちを態度で示す 気持ちを言葉で示す →気持ちを文章で示す ニゲコ「やっぱり、文章で気持ちを 伝えるべきだったんじゃないかな?」 タクト「文章で?」 ニゲコ「いわゆる、ラブレターってヤツね。」 タクト「そ、そんな‥‥。オレたち もう付き合ってたんですよ?」 ゲニコ「だからこそだよ。」 タクト「えっ?」 ゲニコ「今の気持ちを形にして残す。 大切なことだと思うよ。」 ニゲコ「そうね。 シノブちゃん、 きっと喜んだはずよね。」 タクト「そうか‥‥ そういうものなんですね。」 タクト「ホントウに難しいな‥‥ 恋愛って。」 ゲニコ「恋愛は人それぞれだからね。」 ゲニコ「だから、難しいけど‥‥ それだけの価値があるんだよ。」 タクト「はい、タメになりました。」 →Fへ 【F】 タクト「オレ‥‥、今回の事件で ツライコトが多かったけど‥‥」 タクト「ニゲ子さんたちに 弁護してもらえたことが」 タクト「不幸中の幸いでした。」 タクト「このご恩は一生忘れませんッ!」 ニゲコ「おおげさね。 でも‥‥。」 ニゲコ「あなたの無罪が認められて ホントウによかった‥‥。」 ニゲコ「ココロからそう思う。」 タクト「ニゲ子さん‥‥ ありがとうございましたッ!」 (タクト、去る) ゲニコ「さて、ボクたちも帰ろうか。」 ゲニコ「大先生に、このことを 報告しなくちゃね。」 ニゲコ「うん‥‥。」 ゲニコ「あれ、どうしたの? いつもと様子が違うけど?」 ニゲコ「ゲニちゃん‥‥ 今日は来てくれてありがとう。」 ニゲコ「私ひとりだったら、 一体どうなっていたことか‥‥」 ゲニコ「そんなの気にすることないよ。」 ニゲコ「えっ?」 ゲニコ「だって、ニゲ子ちゃんは ボクの大切な‥‥。」 ニゲコ「大切な‥‥」 ゲニコ「大切な幼馴染だからねッ!」 ニゲコ「(うう‥‥そんなことだろうとは 思ってたけど‥‥)」 ニゲコ「あ、ありがとう‥‥」 ニゲコ「(こうして、私の初めての 裁判の幕が下りた)」 ニゲコ「(これからも、絶体絶命の 舞台にあがるかもしれない)」 ニゲコ「(それでも、私はあきらめないで 頑張るしかないのだ‥‥)」 ニゲコ「(私を信じる依頼人のためにッ!)」 ニコ逆裁判ニゲ子 「はじめての逆転劇」 Fin.
https://w.atwiki.jp/mh3g_karipi/pages/69.html
基本性能 攻撃力基本値 属性 ステータス補正 音色 斬れ味斬れ味+1 会心 スロット 1196260 無(覚醒:火 240) 防御力+25 ♪♪♪ lllllllllllllllllllllllllllllllllll 0% ○○- llllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 旋律 ♪♪ 自分強化 ♪♪♪♪ 攻撃力強化【大】 ♪♪♪ 耐雪&耐泥 ♪♪♪ 寒さ無効 ♪♪♪ 暑さ無効 ♪♪♪♪ 聴覚保護【小】 特徴 勿 /T| 「フ_.| /_/ / | / __ヽ ひょひょろぴ~♪ 「」 , ヘ 「ヘ __) .( ゚д゚),_ノ ,ィ´フL、_ノ(つ〈_,ィ '、/ ウラガンキンの素材で作れる防御力25の防具。特別に武器装備欄を用いて装備できる。 P3から防御力こそ下がってしまったものの、2つのスロットという新たな可能性を携えて復活した。おまけに演奏もできる。 かなり攻撃に特化した防具である。 高攻撃力低斬れ味のウラガンキンの武器にしては珍しく、素の状態で斬れ味ゲージが白まで存在する。 更に旋律も赤空となり防御力強化を失ってしまったが、聴覚保護を吹けるようになった他スロットも2つ備えており、基本性能は非常に高い。 しかし空赤旋律を持つ笛の宿命なのか、匠を付けても紫ゲージが出ないといった制約も設けられている。 仮に紫ゲージが存在していた場合、無属性でのダメージ期待値はマイナス会心の有る岩石笙【駆ノ音】より上となっていただけに、非常に悔やまれる。 覚醒スキルを付ける事で火属性が付与されるが、その数値は240と控えめ。 火属性の笛で攻撃力強化の旋律を持つのはこの笛とフィアロ・グリーナだけなので、PTや手持ちの装備と相談して選ぼう。 この笛の場合覚醒スキルが必要ではあるが、空きスロットが2つあるため発動させやすく、更に強力な旋律効果も持っている。 また覚醒スキルを付けずに火力スキルを盛り、万能笛としてあらゆるモンスター相手に振り回しても良い。 武器スロットを活用した専用装備を作っておけば、PTプレイにおいて非常に役立つ事だろう。 製作工程 ボーンホルン 購入 3000z 最初から 生産 なぞの骨鳥竜種の牙モンスターの体液 221 1500z ↓ ドラグマ【壱式】 購入 9300z 村★2 強化 青熊獣の毛青熊獣の腕甲マカライト鉱石 213 3100z ↓ ドラグマ【弐式】 強化 青熊獣の毛とがった牙シーブライト鉱石 585 7600z 村★3港★1 ↓ ブラスゲニア 強化 爆鎚竜の顎爆鎚竜の耐熱殻爆鎚竜の鱗ドラグライト鉱石 1633 12400z 村★5港★2 ↓ ギガスゲニア 強化 爆鎚竜の堅殻爆鎚竜の紅玉土砂竜の堅殻 515 21500z 村★8港★4 ↓ 巨笛ギガスゲニア 強化 爆鎚竜の重顎爆鎚竜の厚鱗爆鎚竜の天殻メランジェ鉱石 3515 80000z 港★6 素材の主な入手方法 爆鎚竜の耐熱殻…下位ガンキン尻尾剥ぎ取り(32%)、ふらハン「脅威!火山の鉄槌!」(25%)、 村★5ガンキンクエ報酬(13%)など 爆鎚竜の紅玉…上位ガンキンクエ報酬(1%)、金引換券を火山の山菜ジジイと交換など 爆鎚竜の天殻…G級ガンキン亜顎部位破壊(3%)・捕獲(3%)、天引換券を火山の山菜ジジイと交換など メランジェ鉱石…G級砂原6、砂原秘境で採掘など。炭鉱夫なら余裕で集まる 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gods/pages/49432.html
ミアゲニュウドウ(見上入道) 日本の民話に登場する妖怪。 見上げると大きくなり見下ろすと小さくなる。
https://w.atwiki.jp/ogt-utage/pages/1072.html
アゲニモマケズ 少々ニモマケズ キザミニモロクスタノ煽リニモマケヌ 丈夫ナ精神ヲモチ 慾ヲダシ 決シテ瞋ラズ イツモシヅカニ煽ッテヰル 一日ニ驚天動地三枚ト 灼熱地獄ト少シノゾンフェヲダシ アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ入レズニ ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ 羽曳野ノ広瀬ノ工場ノ上ノ 小サナベニア板ノ小屋ニヰテ 東ニ病気ノロクスタアレバ 行ッテ煽ッテヤリ 西ニツカレタ少々アレバ 行ッテ驚天動地ノ束ヲ出シ 南ニ死ニサウナアゲアレバ サッサト行ッテコイゝトイヒ 北ニケンクワヤソショウガアレバ ツマラナイカラモットヤレイヒ 烈日ノトキハドローヲウナガシ サムサノ雪ハ手札ヲハカセ ミンナニ諸悪ノ根源ヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ サウイフモノニ ワタシハナリタイ
https://w.atwiki.jp/codeofjoker/pages/73.html
Ver. 1.0/SP カードNo. 1-0-035/SP-058 種類 進化カード レアリティ R/SP 名称 堕天馬アルゲニブ 属性 青 種族 獣 CP 3 BP 6000/7000/8000 アビリティ ■闇の顕現このユニットがフィールドに出た時、対戦相手のユニットからランダムで1体に【沈黙】を与える。 ■リバイブこのユニットがプレイヤーアタックに成功した時、あなたの捨札にあるカードを1枚選ぶ。それを手札に加える。 ■復興の嘶きこのユニットが破壊された時、あなたは【獣】ユニットを1枚引く。 中型の青属性進化ユニット。 PA成功時に求愛のダンスと同じ強力なサルベージ効果が発動する。 またCIPにはランダムに【沈黙】を与え、PIGには同族【獣】のサーチを行う。 青の進化ユニットとしてはより広く【沈黙】を与える闇神・ツクヨミ、 即座にアドバンテージが取れる邪眼天使サリエル、冥王ハデスの方が優先して採用される。 アルゲニブを採用する際は明確なコンボを用意しておきたい。 例としては沈黙ハンデス型デッキのアタッカー枠などか。冥札再臨や神託の天草然り、捨札の選択回収は有用である。 フレーバーテキスト ペガサス作成中に発生した廃棄データから作成された。欠損したデータを探すように貪欲に死の世界を貪る。 + エラッタ 2017年12月21日付修整リスト(Ver.2.3_01) コスト4 コスト3 2018年2月15日付修整(Ver.2.3_04) ■復興の嘶き が追加 2018年7月11日付修整(Ver.2.3EX2_02) SPカードとして復活 2019年3月28日付修整 (Ver.2.3EX2_09) ■闇の顕現 が追加
https://w.atwiki.jp/gods/pages/85787.html
ゲダッゲニョライ(解脱華如来) 仏説無量寿経に登場するゴジュウサンブツ(五十三仏)の一。 別名: ゲダッゲブツ? (解脱華仏)