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クロックタワー2 【くろっくたわーせかんど】 ジャンル アドベンチャー 対応機種 プレイステーション 発売・開発元 ヒューマン 発売日 1996年12月13日 定価 5,800円(税抜) 対応周辺機器 プレイステーションマウス 廉価版 PlayStation the Best1998年3月19日/2,800円 配信 ゲームアーカイブス2012年2月22日/600円 判定 良作 ポイント 2Dから3Dに進化したクロックタワー3D化の影響でやや操作性が劣化その他システム面は前作から向上 クロックタワーシリーズクロックタワー / 2 / ゴーストヘッド / 3 概要 ストーリー ゲームシステム メインキャラクター 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 メディア展開 生存確率1/10000の恐怖 概要 SFCで発売されたアドベンチャーゲーム『クロックタワー』の続編。 ダリオ・アルジェント監督のサスペンスホラー映画『フェノミナ』と『サスペリア』を下敷きにしたゴシックホラー調の世界観がベースであった前作に対し、今作ではサイコホラーサスペンス調の世界観を取り入れ、平穏な日常が殺人鬼の出現によって一瞬にして非日常に変貌してしまう恐怖を描き出している。 ハードがPSに移った事でグラフィックとサウンド・演出面が強化され、前作からパワーアップした。 ストーリー 前作から1年後。 バロウズ邸で発生した猟奇殺人事件は「クロックタワー事件」と呼び習わされ、事件の生還者ジェニファーが証言する不死身の怪物はマスコミによって「シザーマン」と名づけられ、恐怖のシンボルとして巷の若者達の間で取りざたされていた。 ジェニファーはオスロ大学の助教授ヘレンに引き取られて姉妹のように仲良く暮らし、徐々に落ち着きを取り戻しつつあった。一方、ヘレンの恩師バートン教授は、彼女の証言する事件の犯人「シザーマン」を恐怖が生み出した妄想と決め付けつつも、犯人像の割り出しに手間取り、真実を知る為として催眠治療によって彼女の記憶をムリヤリ引き出そうとし、そんなやり方にヘレンは反感と疑問を抱いていた。 そんなある日。 ジェニファーがバロウズ邸での戦いで葬り去ったはずのシザーマンが再び現れ、血と恐怖に塗れた非日常へと人々を引きずり込んでゆく……。 ゲームシステム シナリオ 本作では、全3章(ジェニファー編とヘレン編で計6つ)のシナリオが存在し、インターミッションモードとシナリオ本編の2つから構成されている。 インターミッションは、次のシナリオへ進む為にキャラクター同士で会話をしてフラグ立てをしていく。日常と非日常の対比がテーマとなっている本作における日常のシーンであり、全て日中の明るい時間帯で進みシザーマンは出現しない。 シナリオ開始前のプロローグではサブキャラのバートン教授を操作することになり、その時の行動によって以降の主人公が、ジェニファーかヘレンのいずれかに決定されるようになっている。 時折現れる選択肢によってシナリオが分岐し、シナリオの流れに影響を及ぼす。場合によってはバッドエンド確定でやり直さなければならなくなることもある。 フラグを立て終えるとシナリオ本編へ移行し、シザーマンの出現をもってゲーム本編が開始される(ヘレン編の第3章を除く)。 エンディングはジェニファー編、ヘレン編双方で5種類ずつ、計10種類のマルチエンディング方式。 それぞれA~Eの5つ、全10種類。ランクD以外のエンディングにはムービーが用意されており、スタートメニューのエンディングリストからいつでも閲覧可能である。 キャラクターの操作及び調査方法 カーソルによる操作法は概ね前作をそのまま踏襲している。 敵が出現しておらずBGMなしで無音の状態を通常状態と呼び、カーソルを合わせることでカーソルの形が変化するオブジェをクリックポイントと呼ぶ。通常状態中に画面内のクリックポイントをクリックすることで、調査・移動・アイテムの使用を行う。 画面内をダブルクリックすると、キャラクターが走る。 画面上部のシネスコ部分にカーソルを当てると、入手したアイテムがアイコンで表示される。これをクリックすると、アイテムのアイコンがカーソルの先についた状態になるので、アイテムを使う対象をそのままクリックすることでアイテムを使用する。アイテム欄に表示されず、特定の地点をクリックすることで自動的に使用されるアイテムも存在する。 シザーマンの出現と回避・撃退 逃走状態 特定のクリックポイントをクリックする又は撃退後の時間経過による確率抽選(*1)でシザーマンが出現し、BGMが鳴り響くと共に 逃走状態 に移行する。 この状態中はシザーマンの撃退及び回避に有効なオブジェにしかクリックポイントが発生しなくなり、完全に撃退・回避しないかぎり逃走状態は継続する。 パニック状態 シザーマンに追い詰められると、パニック状態に陥りカーソルが激しく点滅する。この状態の時にクリックボタンを規定回数以上連打することで、体力の減少と引き換えに、緊急回避して一時的に危機を脱するができる。(通称:RSI(連打せずにはいられない)システム) ただし、ジェニファーとヘレンの場合、回避を成功させるためにはシザーマンと同じ高さで隣接する事が条件。これらを満たさなければ問答無用で殺されてしまう。 一例としてあげると、階段を下りた直後に階段から降りてきたシザーマンに接触してパニック状態になる等、段差がある場所でシザーマンが主人公よりも高い位置にいる場合が該当する。これは、この2人がシザーマンの攻撃に対して下方に回避行動をとるため(*2)。男性陣はハサミを受け止めて動きを封じた後に殴り飛ばして回避するため、条件を満たす必要がない。 シザーマンの襲撃を一時回避すると、通路であれば自動で一番近い部屋に逃げ込み、室内であれば部屋の外へ出る。 回避ポイント 回避ポイントは特定の場所に隠れてやり過ごす形となるが、本作では回避ポイントと見せかけた罠や特殊な手順を踏まなければ回避できない罠が多く設けられており、一筋縄では行かなくなっている。 「隠れても回避の成功がランダムで決まる」「強制的にゲームオーバーになるダミーの回避ポイントの存在」「パニック状態中に画面内の特定のオブジェをクリックしないと完全に回避できないポイント・イベントの存在」「何度でもクリックできるが回避できるのは1回目のみ(以降は必ず失敗)」など、ランダム性が強められている。 撃退ポイント 身の回りにある物品を駆使してシザーマンを撃退する。基本的には使い切りで再利用はできない。これについても以下の仕様によってランダム性が強められている。 「ポイントによっては撃退に失敗し逃走継続となる」「同じオブジェクトでも撃退もしくは回避ポイントのいずれかにランダム変化する」「シザーマンが特定の方向から入室してきた場合にしか使えないポイントがある」「シナリオ開始時にランダム配置される(=配置されない場合もある)」等。 ポイントによってはRSIシステムが発動する場合があり、ボタン連打に失敗するとシザーマンに返り討ちにされてゲームオーバーになる。 体力 今作では体力は3段階となっている。 前作にあった「疲労」の概念は廃止されており、体力の減少条件はある例外を除いてパニック状態回避のみ。減少した体力は通常状態時にのみ、時間経過で回復する。 体力はカーソルの色で表わされ、白が最大で赤が最低。カーソルが赤の時にパニック状態になると死亡が確定し、タイトル画面に戻る。 メニューからコンティニューを選択すると、体力が一段階分だけ回復し殺された地点に入室した直後の状態から再スタートとなる。 追跡のリアルタイム化 本作ではシザーマンがリアルタイムで追ってくるようになっており、前作に存在した『シザーマンが侵入してこない安全地帯』も極一部を除いてなくなった。このため前作で使えた「扉に出入りして仕切り直し」のテクニックが不可能になり、じっとしているとすぐ追い詰められてしまう。 ただし、部屋に入室した地点の扉の前から一歩も動かなかったり、クリックポイントに向かって移動している間はシザーマンは侵入してこないため、焦って動き回るよりは落ち着いて行動すれば対処はしやすい。 セーブ機能の仕様変更 前作のオートセーブに代わり、メニュー画面から任意でセーブ可能で、プレイ途中で任意のデータから再開することも可能になった。 データも最大で3つまで保存できる為、バッドエンド後の再挑戦の手間を省けるようになった他、トラップが仕掛けられていそうな個所を調べる際の保険などにも使える。 逃走状態中でもセーブが可能で、ロードするとセーブした地点の入り口から通常状態で再開となる。 メインキャラクター 物語に関わる重要キャラクターを記す。 + ... ジェニファー・シンプソン ―Jennifer Simpson― バロウズ邸で発生した猟奇殺人事件『クロックタワー事件』の生還者。前作に引き続く本作の主人公。事件後、事件の調査を担当したオスロ大学の犯罪心理学助教授ヘレンに引き取られ、バートン教授の催眠治療を受けている。育ちゆえか、可憐で儚げな容姿とは裏腹に精神的にはタフで逆境に強い。 前作から1年後ということもあり、服装や雰囲気も大人びており、取材を称して近づいてきたノランを軽くあしらったりと、年相応のコケティッシュな一面も見せ始めている。 ヘレン・マクスウェル ― Hellen Maxwell― サミュエル・バートン研究室所属の犯罪心理学助教授。30歳。本作のもう1人の主人公。凛とした雰囲気を持つ知的美人。ゼミ参加がきっかけで才能を認められ研究室に入ったが、最近ではバートンのやり方を疑問視し彼と対立している。 事件後に重要参考人として保護されたジェニファーを引き取って大学の寮で共に暮らしており、姉妹のように仲がいい。再び姿を現したシザーマンから自らの身とジェニファーを守るため、シザーマンを倒すための方法を探ることに尽力する。 ノラン・キャンベル ― Noran Cambell― オスロウィーク新聞社の三流イエローペーパー記者。26歳。 クロックタワー事件に強い関心を持ち、ジェニファーに近付いたことで事件に巻き込まれてしまう。一見、軟派で軽率だが、記者としての洞察力と取材力は優れており、ジェニファーの証言する不死身の怪物シザーマンの存在を信じて一行を積極的にサポートする。 スターン・ゴッツ ― Stan Gotts― クロックタワー事件担当の警部補。42歳。事件発生時、担当警部が入院中だったため捜査を担当することになった。 経験至上主義者で超常現象などは一切信じない頑固者だが、そんな彼もまた、否応なしにシザーマンのもたらす死の恐怖に引きずり込まれていくことになる。 ジェニファーにはいつも警部と間違えられており、その都度、律義に訂正するのがお約束である。 サミュエル・バートン ― ProfessorBurton― 南オスロ大学犯罪心理学教授。クロックタワー事件を引き起こした犯人に興味を持ちプロファイリングを行う。52歳。ジェニファーとエドワードの治療も受け持っている “不死身の怪物シザーマン”の存在を冷徹に否定する一方、一連の事件を「面白い」と言い放つエキセントリックな一面も。ヘレン編において物語の核となる。 エドワード ― Edward ― クロックタワー事件の現場から救出されたもう一人の生存者。見る者を卑下させる高貴な雰囲気と雪のような素肌を持つ、金髪碧眼の美少年。推定10歳。 発見時、事件を含む全ての記憶を失っており、身元不明のままグラニット孤児院に引き取られた。「エドワード」はグラニッド孤児院の教師で彼の後見人となったケイが与えた仮の名前。ジェニファーとともにバートンの治療を受けており、彼女をお姉ちゃんと呼んで慕っている。 この他、物語に直接関わらないNPCも含め多数のキャラクターが登場。その生死はプレイヤーの手に委ねられている……。 評価点 3D化により、立体化されたキャラクターとカメラワークが映画的臨場感を盛り上げている。 キャラクターの動きにモーションキャプチャーが取り入れられ、リアルな動きを追求している。 数々の既存のホラー映画のモチーフを取り入れた作風 本作ではホラー映画全般からキャラクターのモチーフやイメージを取り込んでおり、ホラー映画ファンをにやりとさせてくれる。 シザーマンの出現により、平穏な日常が殺人鬼の出現によって一瞬にして非日常に変貌してしまう恐怖と、無骨なポリゴングラフィックが醸し出す独特なホラー映画的空気感が、前作とは一味違った雰囲気を演出している。 主人公が2人になった事で、同じステージでもストーリー展開と謎解きの手順が異なる「二度美味しい」作品となった。 それぞれのシナリオでサブキャラクターを操作する機会もあるので、プロローグを含めれば操作キャラは全5人である。 ただし、ジェニファー編の第2章で発生する分岐では、片方のシナリオでヘレンを操作することになるため、総合的にはヘレンを操作する機会が多い。 ジェニファーとヘレンではストーリーは勿論、オブジェクトへのコメントやキャラとのやり取りも異なり、それぞれの性格や立場の違いがよく表れている。 ジェニファーは明かりに蝋燭を使ったり、短剣がキーアイテムになったりと前作のようなゴシック調の演出やアナクロな仕掛けが多い一方、ヘレンは懐中電灯や拳銃と言った文明の利器を活用するなど、謎解きにもそれぞれ違ったイメージが与えられている。 他にもジェニファーとヘレンでマップ内のカメラアングルや微妙な演出が異なっていることが多いので、探索する同じ部屋でも異なった印象を感じやすい。 シザーマンのビジュアル的恐怖感のアップ 本作のシザーマンは、コートを着込んで更に巨大で無骨なハサミを構え、片足を引きずりながら鋭い開閉音を鳴らして無言で殺しに掛かって来る。3D描写により様々なアングルから描写される臨場感も相まって、より恐怖感が増した。 前作のシザーマンのハサミは植木バサミのようなデザインだったが、本作では「刃から柄までが鉄製で大きく湾曲した二枚刃を持つ巨大なハサミ」という、見た目だけで人を簡単にちょん切ってしまえるなと思わされるデザインとなっている。ハサミの開閉音も「シャキーン!!」というリアルな金属音となっており、シザーマンの接近に伴って遠くから徐々に音が大きくなってくる様子が恐怖感をより煽ってくる。 神出鬼没ぶりは前作譲りで、登場時の恐怖を煽る演出にも一段と磨きがかかっている。現在のリアルなグラフィックのホラーに慣れている人でも、それらとは違った恐怖体験ができるだろう。 クリックポイントのトラップで出現する際の登場の仕方も前作に負けじと劣らぬ奇抜かつ大胆なものが多く、時には思わず笑ってしまいそうな方法で現れることも。 前作に比べ、死亡描写はかなり直接的でグロいものが多く、プレイヤーの恐怖感をさらに盛り上げる。 前作ではハードやグラフィック表現の都合でシザーマン回避失敗時の死亡表現はぼかした演出になっていたが、今作ではハサミで串刺しにされるシーンが克明に映し出される。(*3) 犠牲者のいずれも殺人鬼ホラーものらしく前作以上にショッキングな方法で殺害され、プレイヤーを戦慄させる。 それに対する主人公の反応も、悲鳴を上げる、口に手を当てて後ずさる、嘔吐するなど、非常にリアルになっている。 シザーマン出現イベントを始め、舞台となるダンジョンはどこも恐怖演出がてんこ盛り。クリア後の再プレイで初めて引っかかって脅かされる事も珍しくない。 クリックポイントを調べるだけでなく、部屋への入室直後や時間経過によるランダム、さらには特定ルートを通行するだけでも発生する場合もあるのでいつ何が起こるか分からない緊張感はまさに恐怖。 第1章は手順を知っていればすぐにクリアできる(*4)が、建物内はさっさと脱出してしまうのは勿体無いほどの恐怖演出が随所に用意されている。時には早く逃げ出したい気を抑えて、敢えて恐怖に身を震わせてみてはいかが…? 相変わらず無音とBGMの対比による恐怖感も健在。 シザーマン登場時のBGMはサイコサスペンス調にふさわしく、より喧騒感と緊迫感あふれるものになっている。逃走BGMも複数存在し、「突然出現して襲ってきた=緊迫感と焦燥感を煽る曲調」「徐々に忍び寄ってくる=緊迫感を焦燥を煽りつつ不穏で不気味な雰囲気を帯びた曲調」といった具合にシザーマンの出現の仕方によって明確に区別されている(*5)。 前作と違って時間経過でもシザーマンは出現するため、探索している最中に徐々にBGMがフェードインしてくる様は正に冷や汗ものである。 最終章で登場人物が殺害されている部屋では恐怖感を煽るBGMが流れ、プレイヤーにより強烈なショックと恐怖を与えてくれる。 シザーマンが部屋に入ってくるまでは遠くで小さくハサミの音が鳴り響き、シザーマンが接近するにつれて徐々にハサミの音が大きくなってくるという演出で、迫りくる死の恐怖を煽ってくる。 犯人探しの要素 前作同様、殺人犯から逃げるというゲーム性がメインになるが、シザーマンの正体にまつわる伏線もさりげなくちりばめられており、注意深く見ていくとそれとなく正体を察することができるようになっている。 最終章は前作に劣らず即死トラップの宝庫であり、気を抜けばすぐに「DEAD END」の文字が画面に表示される事必至である。 更に最終章の登場人物の生死はプレイヤー次第。各キャラに生存条件(*6)が設定されており、条件を満たした上で再会できないと死亡してしまう。何も考えないでグダグダなプレイをしていれば、気がついた時には死体だらけなんて事はザラ。しかも殺害方法はどれも例によってエグい。中には死体を調べたら「俺がやった」と言わんばかりにシザーマンが出現するケースも。 最高ランクのエンディングを迎えると最後に生存者数が表示される(*7)。果たして何人生き残れるか…? ちなみにネット上では「逃走状態で生存者のいる部屋に入ると(条件を満たしていても)死亡扱いになる」と書かれる事もあるが、逃走状態か否かは全く関係しない 恐らく、ジェニファー編最終章の再序盤に生死が分かれるとあるキャラの生存条件から生じた誤解と思われる(*8) ヒント機能が追加された ノーヒントが前提であった前作に比べ、少し親切になった。計10個。 ただし、特定の場所をクリックしないと見つからない。全部見つけるにはジェニファー編、ヘレン編双方のシナリオ内でよく調べる必要がある。 クリア後のおまけも用意されている。 操作キャラ全員とシザーマンに隠しコスチュームが用意されている。 コスチュームと言っても色違いのキャラが多いが、ジェニファーはウエイトレス服(アンナミラーズ風)にセーラー服と実に優遇されている。コスチュームチェンジをするとシザーマンのコートも黒くなるので、何となく怪しい組み合わせに。 ゴッツ警部「警部補だ」もコスチュームには漢字の当て字が書いてある等ネタには事欠かない。 更にエンディングコンプリート後のおまけはシュール過ぎてホラーを喜劇に変えてしまうだろう。 その他、コンセプトアートの閲覧やBGMの視聴、字幕の表示方法を変更できる隠しオプションも選択可能。 賛否両論点 セーブ・ロードの自由度の増加 ゲーム自体が繰り返しプレイ前提の作りになっているので純粋に利便性が増した一方、緊張感が削がれるという意見もあるにはある。 逃走状態でもセーブが可能なのでこう言った意見が出るのもやむなしか。 本作のポリゴンは同時期のPSソフトと比較しても高品質とは言い難い ローポリゆえの怖さがあるという意見もあれば、粗すぎて怖くないという意見もあったりと、受け止め方はプレイヤーによる。 問題点 操作性があまり良くない キャラクターの動きに合わせてカメラが移動するため、移動してきた場所が少々把握しづらい。 ダッシュ中にクリックボタンを押すと立ち止まってしまうためスムーズに動かしにくい。 ドアをダブルクリックしてダッシュで到達させる場合、ドアの前で変なポーズのままぐるぐる一回転してからやっとストップ→ドアを開けて移動、という感じになりがちでテンポが悪い。 ゲーム内での描写不足が目立つ バロウズ家の闇の歴史、悪魔の子供の出生の秘密など、ゲーム内で掲示されるストーリー要素は多いのだが、描写が断片的で漠然とし過ぎておりクリアしても全容が理解し難い。(*9) 前作でも真相や細部の詳細についてはほとんど明確に描かれなかったものの、想像の余地として受け取れる範囲ではあったが、本作では世界観や設定面で前作以上の広がりを見せているため、ゲーム中の描写だけで想像で補うにも限度がある。結局のところ、詳しいストーリーや設定周りを補完したければメディアミックスで発売された小説版の一読が必須。(*10) この点に関して製作者の河野氏はゲーム内で明かされなかった設定に関して「あえて語らなかった」と上述の小説版にコメントを寄せて(明確な理由については述べていない)いるためそれ自体が作風の一環ともとれるが、消化不良感は否めないだろう。 シナリオ終盤になるとだれやすい。 全3章のシナリオの内、1章、2章は比較的内容が短く手順さえ覚えてしまえば短時間で終了させられるが、最終章のシナリオはそれまでと比べてやるべきことが一気に増え、前作同様に謎解きの手順と各エンディングに至るまでの経緯が複雑化していくので詰まりやすい。そのため、何度も現れるシザーマンに対し、恐怖よりもうっとうしさの方が感じられやすくなってしまう。追跡のリアルタイム化や3D化による演出の強化も余計に面倒な感を助長している。 また、各シナリオには何度でも確実に回避できるポイントが最低一つは存在しており、そのポイントに気付くと安牌となってしまい、緊張感や恐怖感も薄れやすくなってしまう。手順が複雑化する最終章ではその傾向が一層強い。 スタッフロールは全エンディングで流れるのだが、これがスキップ不可。いちいち最後まで見なくてはならない。 10種類もエンディングが用意されているだけに、周回プレイに多少のわずらわしさが生じている。 スタッフロールも長めな上に全てのエンディングで共通であり、内容の良し悪しで変わったりはしないので少々単調。 評価点で少し触れたが、2章はリック邸編と図書館編の二つの舞台が用意されているが、図書館はどちらの主人公でも内容が全く同じ。 邸宅はジェニファー編とヘレン編で操作キャラも謎解きも変化する一方、図書館の方はジェニファー編でもヘレンを操作する事になり、謎解きも脱出の手順も一切変化が無い。 シナリオ的には再び現れたシザーマンへの対処法を模索する時期であり、ジェニファー編の場合は「1章でシザーマンに襲われたジェニファーは自宅に警護を付けてもらって待機。その間にヘレンは図書館に調査に行くものの、今度は自身がシザーマンに襲われる」という展開である。 対してヘレン編では「1章で襲われたヘレン本人が自ら図書館に行き、また襲われる」という展開となり、結果としてヘレンばかりがシザーマンの標的にされる格好となる(*11)。 裏を返せばそれだけ出番が多いということでもあるが、肝心の内容が全く同じというのでは面白みにかける。 ベストエンディングの到達条件に付いて(攻略情報に関するネタバレなので隠し) + ... ジェニファー、ヘレン編双方において、AランクED取得の為に必須のアイテムが最終章以前のシナリオに存在している。その為、事前情報を知らないと見逃してしまい易く、アイテムの存在を知らないまま詰んでしまうことになり得る。 しかもジェニファー編はフラグの関係で、そのアイテムが無いとAランクどころかBもCも迎えられず、Dランク直行になってしまう。ヘレン編でも正確にはB以上は迎えられないのでC以下で確定する。 また、ヘレン編ではシナリオ最終章である人物から鍵を受け取る(死亡した場合は入手できない)のだが、 それを当該場所で使用してしまうとAランクを迎えられなくなる という罠が存在する。 これらのことはゲーム中で入手できるヒントに記載されているが、前述の通りヒントはなかなか見つけにくいので人によっては気付くのに時間が掛かってしまう。 総評 独特な洋画ホラー的な空気感と雰囲気は前作からそのまま引き継がれており、3D化を取り入れることで前作の持ち味であった映画的演出がうまく活かされている。 OPムービーで「恐怖がおもしろい」と表される通り、独特の敵モンスター「シザーマン」が持つインパクト、徹底したビジュアルデザイン、「喧騒と静寂」をコンセプトにしたサウンド、またホラー映画や実在の猟奇殺人犯のパロディ要素が多くのホラーファンに受け入れられ、ホラーゲームの代表作品の一つとなった。 ホラーゲームファンはもちろん、ホラー映画が好きな人にもぜひおススメしておきたい1作である。 余談 本作のPVは映画評論家で有名であった淀川長治氏が内容解説してくれるという非常に手が込んだ物であった。スタッフの本作に対する拘りが感じられる。 テレビCMは海外ホラー映画の予告編を意識したドラマチックなもの。映像中には本編未使用と思われる大聖堂のような建物のグラフィックが移っている。 また、ナレーションが英語・日本語の2バージョンが存在する。 ナンバリングの読みは公式には「ツー」ではなく「セカンド」だが、OPムービーのラストでは「ツー」と読み上げており、少々紛らわしい。 ジェニファーのモデルがオマージュ元である映画『フェノミナ』の主演女優で、名前も同じジェニファー・コネリーなのは有名だが、本作のヘレンは『X-ファイル』のスカリー役で有名な女優ジリアン・アンダーソンをモデルにしているらしい。 当初は『エイリアン』シリーズで知られるシガニー・ウィーバーをモデルにするつもりだったが、「もっと美人にしたい」という事から変更したという話もあり、恐らく最初はもっと年齢が上の設定だったのだろう。 説明書には河野一二三氏を始めとするスタッフのコメントが記載されている。 生存確率1/10000を謳うだけあり、河野氏曰くこのゲームで一度も殺されずにクリア出来たら「ジェイソンに襲われても生き残れる自信を持ってもいい」との事。 また、ランクの高いエンディングが(この作品にとって)最良とは限らず、特にベストエンドであるAランクエンドは明らかなご都合主義的展開という事で、ハリウッドバージョンと命名されていたとか。 なのでAランクが気に入らなかった人は自分にとっての最良のエンディングを見つけて欲しいとの事である。ただ、ジェニファー達の為に一度はハッピーエンドを見てあげて欲しいとも述べている。 ちなみにこの点はゲームブック風のスタイルでマルチエンディングを取り入れた公式ノベライズ版でも踏襲されており、「最悪な結末ほど最高な結末」という位置づけで描かれている。 本作はジェニファー編とヘレン編でストーリー展開が異なる点について、海外フォーラムでどちらが正史なのかという質問に河野氏が回答している(リンク)。 氏によると、正史はジェニファー編だが、バートン教授関連について理解するためにヘレン編も重要であるとの事で、一つの大きな事件を複数の側面から見るようなものとも語っている。 海外版は初代が未発売で『2』が「CLOCK TOWER」名義で発売されている。 更に日本を舞台にした『ゴーストヘッド』が向こうでは『II』として発売されたため、ナンバリングが微妙にややこしいことになっている(『3』はどちらも共通)。 初代から20年近く経った2014年シリーズの産みの親の河野氏により、本人曰く「クロックタワーの魂を受け継ぐ新作ホラーゲーム」の制作プロジェクトの立ち上げが発表され、2016年に精神的続編『NightCry』(PC版)が発売された。 PC版発売以降は音沙汰が無かったが、3年後の2019年には当初予定されていたPS Vita版も配信開始された。 レトロゲーム専門サントラレーベル「クラリスディスク」より、シリーズ初期3作品のサウンドトラックが発売された。 メディア展開 ラジオドラマ版 ラジオ番組「子安・氷上のゲムドラナイト」でラジオドラマがオンエアされた。リスナーの投票で放送されるシナリオが決まるというもので、同作品を収録したドラマCDには未放送分も完全収録されている。キャストも西村ちなみ氏や鶴ひろみ氏、真殿光昭氏に大塚明夫氏、佐藤正治氏と結構豪華な顔ぶれが並ぶ。 シナリオの展開や結末、登場人物や細部の設定など、下記の小説版との相違点が多い。 小説家の牧野修氏が手がけたノベライズ版が、『クロックタワー2 アドベンチャーノベル』のタイトルで『ジェニファー編』と『ヘレン編』の2作発売された。 選択肢によって展開が分岐する方式でゲームの雰囲気を再現する試みがなされている。本編では語られなかった多くの設定が明らかにされており本編の補完を兼ねた作品となっている。 上述した通り本作の世界観を深く理解するには必読と言っても良い書籍だが、現在はプレミア化している。 2008年に映画化の告知がされ、ポスター等も作られたが未だに音沙汰が無い。恐らくは凍結されてしまったものと思われる。
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登録日:2010/11/05 Fri 03 54 28 更新日:2024/05/20 Mon 01 32 23NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 1996年 PS RSI=RENDA_SEZUNIHA_IRARENAI RSIシステム Xファイル なんかエラいことになってる世界観 オカルト オーメン クロックタワー ゲーム サン電子 シザーマン シリーズ最高傑作 ダリオ・アルジェント トラウマ ノルウェー ヒューマン ホラー リメイク希望 古城 名作 呪われた家系 図書館 大学 映画化 河野一二三 洋館 知れば知るほど深いシナリオ 羊たちの沈黙 Little John from the Castle Play's with a little boy Snip, snip, off gose his head Bright red bright red…. ▽目次 ■概要 【システム】 【物語】 【登場人物】 【その他・用語解説】 【シナリオ】SCENARIO 1 SCENARIO 2 LAST SCENARIO 【余談】 【小説版】 ■概要 『CLOCK TOWER 2(セカンド)』(クロックタワー2)は、1996年にヒューマンから発売されたPlayStation用ソフト。 ジャンルはパニックホラー、アドベンチャーゲーム。 好評を博した前作『クロックタワー』の世界観、システムを引き継ぎつつ正統進化。 CG、ポリゴンによる実写的なアプローチと、声優によるボイスの演出を実現。 容量の増加に伴う壮大さを増した物語と、それを支えるシナリオの完成度の高さからか前作以上の人気を獲得。 ハードの関係から今作から『クロックタワー』に触れた人間も多いと思われる。 名実共にシリーズでも最高傑作と呼ぶに相応しい作品となっている。 ディレクター、シナリオは前作に引き続き河野一二三。 【システム】 基本システムは前作と一緒。クロックタワーを参照。 以下に簡単な変更点を挙げる。 プレイアブルキャラクター 本作ではジェニファーだけではなく、新キャラのヘレンとのW主人公となった。 同じステージでもキャラにより展開やギミックが大きく違ってくる。 更に他にも様々なキャラクターを操作する事になる(*1)。 体力 本作では時間経過だけで体力回復ができるようになった。 ただし、前作では5段階あった体力は3段階と狭められたため、赤状態になりやすいので注意。 セーブ オートセーブが廃止。メニュー画面から任意でセーブが可能となった。 データも最大で3つまで保存でき、プレイ途中で任意のデータから再開することも可能になっている。 このため周回プレイをせずとも再挑戦がしやすくなり、事故防止の保険セーブもできる。 初心者には嬉しいものの、逆に言えば縛らない限りはヌルゲーになりがちな原因でもある。 シナリオ進行 前作ではバロウズ邸の謎を解き明かし脱出するだけだったが、本作は全3章のシナリオに分かれている。 更にシナリオに入る前のインターミッションモードがあり、事件が起きる前のサブキャラとの交流が描かれる。 このインターミッション時の会話はフラグになっており、その後のシナリオ展開に影響を及ぼす。 尚、場合によってはバッドエンド確定となり、やり直さなければならなくなることもある。 【物語】 あの「バロウズ邸」での惨劇から1年。 猟奇殺人事件は「クロックタワー事件」と呼び習わされ、マスコミに大々的に取り上げられていた。 事件の生還者である少女、ジェニファーが証言する不死身の怪物はマスコミにより「シザーマン」と命名。 若者たちの間で恐怖のシンボルとして取りざたされていた。 そんな中、事件のプロファイリングを担当するオスロ大学のバートン教授は 彼女の証言する不死身の怪物の存在を幻覚と一蹴しつつ、犯人の割り出しに手間取っていた。 そんな時、前作の事件で死んだはずのシザーマンが再びジェニファーの前に現れる…。 【登場人物】 ジェニファー・シンプソン (CV:ルミコ・バーンズ / 西村ちなみ) 15歳。前作からの主人公で、前作で発生したクロックタワー事件の生還者。 事件の調査担当となったオスロ大学のヘレン・マクスウェル助教授のもとに引き取られ、徐々に落ち着きを取り戻しつつある。 精神的にはタフで逆境に強く、命を脅かす出来事にも決して心おらすことのないタフさを備え持つ。 本作ではタートルネックのセーターにミニスカート、ロングブーツを履いた現代的な装い。 シナリオ3では黒いセーターと赤いコートを身に纏っている。 モデルは『フェノミナ』の主人公ジェニファー・コルビノ(演:ジェニファー・コネリー) ▽小説版のネタバレ 小説版のジェニファー編では、実はジェニファー自身もバロウズ家の血を引いている(*2)ことが明らかとなり、 図らずも邪教信仰にただ独り反抗した13代目、クエンティン・バロウズの打倒シザーマンの遺志を受け継ぐものとして立ち向かうことになる。 また、シザーマンはバロウズ家の女の腹を通じて生まれ落ちると語られており、本編におけるシザーマンを産み落とした張本人であるメアリー・バロウズも、 バロウズ家の出身者でなおかつジェニファーと縁戚関係にあるということになる。(直系がサイモンなので、恐らく2人は傍系の出身) 更にストーリー分岐次第では、1度はシザーマン追放を果たすものの追放直前にエドワードに騙されて唱えさせられた『扉を開く呪文』によって 自分の胎内に存在する次元の扉を開いて新たな「偉大なる父の息子」を身ごもり邪悪なる聖母と化すという最悪の結末を迎えてしまう。 ジェニファー編ではノランとは早い段階で親しくなっていたゲーム版と違ってノランを意識しだしている自分に気づきつつも常にツンケンした態度を崩さないが、 Aランク相当の結末でようやくノランにデレてキスする。 逆にヘレン編ではそれなりに心を許しているのか、「マスコミの人間なんて信用できないのだからもう親しくするな」と忠告してきたヘレンに対し、見せたこともない怒りを露にしている。 シナリオ2の図書館編にあたる話ではヘレンではなく彼女自身が登場し、警備の隙を突いてこっそりお忍びでモノ調べにやってきて事件に巻き込まれるという展開になっている。 ヘレン・マクスウェル (CV:リサ・シライシ / 鶴ひろみ) 30歳。主人公その2。 オスロ大学犯罪心理学研究室所属のバートン教授の愛弟子で、助教授号を持つ才媛。 身寄りの無いジェニファーの身柄を引き取り、実の姉妹のように大学の宿舎で共同生活を送っている。 バートンのことは研究者として尊敬しているものの、彼の強引な研究手法に対して徐々に疑問を抱くようになっていく。 手がかりを得ると称してジェニファーに強引な催眠療法を施す彼への反感を隠さなかったりと、徐々に子弟の関係が変化しつつある。 モデルは『Xファイル』のスカリー捜査官(演:ジリアン・アンダーソン) ▽小説版のネタバレ 小説版のヘレン編では、幼い頃に父親から性的な虐待を受けており、入浴中に心臓病の発作を発した父を見殺しにしてしまったという暗い過去が明かされる。 その際に感じた解放感や喜びは殺人の快楽と分かちがたく結びついており、快楽殺人者としての自己を心の深層に形成してしまう。 それは心の奥底に固く封印されていたのだが、シザーマンの影響を受け自ら進んで殺人に手を染めたバートンにその過去を無理矢理に暴かれ、 激昂の末バートンに促されるままに彼を射殺したことで、彼女は快楽殺人者として完全に目覚めてしまう。 この結末ではジェニファーも生還するが、エドワードに人心を掌握されてしまったのか一緒に闇堕ちしてしまい、 エピローグにてヘレンと共に新たなる事件を起こす日の訪れを待ち望むという後味の悪い締めとなっている。 なお、上述の過去からファザコン傾向にあり、父によく似ていたことに惹かれたという理由で過去にバートンと愛人関係にあった。 (結局、誰に対しても実験動物を見るような目でしか見ていないことを知って愛想をつかし別れている) ノラン・キャンベル (CV:ジェフ・マニング / 真殿光昭) 26歳。精悍な顔立ちのハンサムボーイ。 名前は立派だがイエローペーパー(三流ゴシップ誌)とも評される「オスロウィーク」の若手記者。 その甘いマスクの醸し出す雰囲気から軽薄な印象を与えてしまうのも否めないが、記者としての能力には優れている。 事件の取材を口実にジェニファーに接近したことがきっかけで事件に巻き込まれた。 ジェニファーの証言する不死身の怪物の存在を信じ、情報面から一行をサポートする。 彼女とは取材するもの・されるものの関係を超えて親しくなっていく。 モデルは勇敢なハンサム役でひっぱりだこなメル・ギブソン ▽小説版のネタバレ 実は妹がクロックタワー事件に巻き込まれて死亡(*3)しており、ジェニファーに近づいてきたのも、事件の真相の解明と公表が目的だったことが明らかになった。 そのせいもあって根は非常に真面目な性格であることが強調されている。 ティムの取材に支障をきたすほどに度を越したホラーマニアぶりに辟易して「ホラーオタクのデブ」呼ばわりしたりと、結構口が悪い。 ゲーム中では終始一人称が「ぼく」だが、小説版では「俺」で粗野と結構イメージが違う。 またゲーム版のジェニファー編と違い、ちゃんと家まで送り迎えを申し出たにもかかわらず、忘れていた会社への連絡のために ジェニファーを電話ボックスの外に放置したまま電話を始めた結果、彼女を大学宿舎での殺人事件に巻き込ませてしまうという重大な失態を犯している。 ジェニファー編では選択肢次第で生存できるが、ヘレン編では物語がクライマックスに向かう以前の段階で 襲ってきたシザーマンからヘレンとジェニファーを逃がすため、囮となって死亡してしまう。 ティム ノランの同僚。 赤い帽子の太っちょのカメラマン。やや(?)間抜け。 暴走しがちなノランの抑え役。 ▽小説版のネタバレ ゲーム版での設定とは打って変わって重度のホラー映画オタクとして描かれており、取材に支障をきたすほどの度を越したオタクぶりでノランを辟易させている。 ジェニファー編では、バロウズ城内に侵入てはぐれた後、ノラン共々シザーマンに追い詰められた末に、腰から真っ二つにされて死亡。 ヘレン編ではノランと共にジェニファーとヘレンを逃すために戦うもやはり腰から真っ二つにされて死亡した。 なお、ジェニファー編にてバロウズ城へ乗り込む前日のキャンプの準備中にハリスに延々と一方的なオタク談義を聞かせながら 「キミみたいな陰気な男とボクみたいなデブ男ってホラー映画では真っ先にやられちゃうタイプだよねw」などと盛大な死亡フラグをおったてていた。 スターン・ゴッツ (CV:ピーター・ストーン / 佐藤正治) 42歳。クロックタワー事件の担当警部補。 経験至上主義で超常現象やオカルトの類は一切信用しない頑固者。 ジェニファーにはいつも「警部さん」と間違えて呼ばれている。 警部補である彼がこの事件を任されたのは、本来の担当者となるべき上役が入院中の為。 その為、警部と呼び掛けられる度に「警部補だ」と訂正すると云うお約束の場面がある。 …が、ジェニファーからは最後まで勘違いされたままだった。 モデルは『フレンチ・コネクション』で知られるジーン・ハックマン(*4)。 ▽小説版のネタバレ ヘレン編では、絵画の中に潜んでいたシザーマンの不意打ちの突撃を受けて腹部に重傷を負わされ、助けるか否かの選択肢次第で死亡してしまう。 ジェニファー編では、ハリスを殺害したシザーマンから逃げていたジェニファーを、拷問室に匿って彼女に吊り階段を下すよう促し、自身は時間稼ぎのために残った。 その後のストーリー分岐次第で生存する。 サミュエル・バートン (CV:ロバート・スペンサー / 大塚明夫) 52歳。南オスロー大学犯罪心理学教授。 実効的な犯罪捜査としてのプロファイリング導入の為、サンプルとしてクロックタワー事件を調査している。 天才肌の研究者ゆえに他人からの干渉を嫌い、目的のためならば手段も問わない強引さで周囲の反感を買いがち。 ジェニファーに対する催眠療法の件で、教え子であるヘレンと対立している。 モデルは『羊たちの沈黙』のレクター博士(アンソニー・ホプキンス) ▽小説版のネタバレ ゲーム同様、シザーマンの存在こそあり得ないと決めつけていたが、プロファイラーとしての視点から「シザーマンという名の快楽殺人者」に対する興味を深め、 徐々に「シザーマンという快楽殺人者がいかにして殺人を犯すのか、その時の精神状態がどのようなものなのかを確かめたい」という耐えがたい欲求を抱くようになる。 そしてプロファイラーとしての禁忌を破ってシザーマンの唆しを受け入れ、自らシザーマンとなって殺人に手を染めていく事となる。 狂気に傾いていく一方、実はジェニファーに対してかけていた催眠療法で 「強い恐怖を感じた時、彼女の中にプログラミングした第3の人格が呼び覚まされる」と言う強い暗示をかけており、 「バロウズ家とシザーマンの血塗られた歴史に纏わる知識、そしてその対処法の全てを知り尽くした人格」を宿した彼女を万一の切り札として残していた。 彼の最後の良心がそうさせたのか、それすらも実験の内に過ぎなかったのかは定かではないが、ヘレンにとってそのことが大きな助けとなった。 ハリスが共犯となっているジェニファー編でも、シザーマンのテレパシーで殺人の唆しを受けるものの 他人の命令に従うことを良しとしない性格から殺人に手を染めることを忌避し、 抗いきれずにベスを手にかけてしまったものの、それ以上の犯行をよしとせず自ら命を絶った。 ゲーム版のジェニファー編で首つり自殺していたのもこれが理由で、プロファイラーとしての矜持をかろうじて守り抜いたともいえる分、 ヘレン編と比べるとだいぶまともと言える。 ハリス・チャップマン (CV:ジョジョ・オオタニ) 35歳。優秀な研究者ながら、陰気な性格とおどおどした態度が災いし出世を逃した。 女性であるヘレンに先を越された事もあり、益々浮いた存在になってしまっている。 ロリコン気質の持ち主で、ジェニファーに屈折した愛情を抱いている。 モデルは異様な雰囲気を醸し出す演技で有名なジョン・マルコビッチ。 ▽小説版のネタバレ ジェニファー編では、名のある財閥の御曹司であり、優秀な兄と常に比較され続けてきたため常に鬱屈した精神状態に置かれていた。 強いコンプレックスにつけこまれて「言うことを聞けばジェニファーをものにできる」と唆され、シザーマンに成りすまして犯行に加担した。 バロウズ城近辺でのキャンプ中にジェニファーを拉致してバロウズ城に向かい、彼女の前で正体を明かす。 そして彼女への思いを打ち明けるも拒絶されたことに逆上し彼女に暴行を加えるものの、いつの間にか姿を現していたシザーマンに首チョンパされて死亡する。 ヘレンに対しては常に自分の先を行く存在ゆえに、苦々しく思っていたようで、ジェニファーの目の前で「教授をたらしこんで助教授の座を手に入れた」と侮辱している。 (ヘレン編では過去にバートン教授とヘレンが愛人関係にあったと語られており、本人に隠す気がなかったため研究室内でも公然と知れ渡っていた) ヘレン編ではバロウズ城でヘレンと再会した後、シザーマンにヘレンを殺させようとジェニファーのいる場所に誘導するが、 憎い相手が死ぬ喜びにニヤニヤしながら見物している隙にやはりあっさりと首チョンパされて死亡した。 ゲーム版では生き残る余地が残されていたものの、ティムが立てた死亡フラグ通り、ジェニファー編、ヘレン編の双方で死亡が確定してしまった、ある意味かわいそうなやつであった。 ちなみにゲーム版ではヘレン編でのみ、制限時間内に再会するという条件を満たせば生存できる。 ただし、彼から手渡されるあるアイテムを使うとランクAのエンディングフラグが消失する(*5)というイヤらしいトラップが存在する。恐らく上記のヘレンに対する鬱屈した感情を暗に示したものなのだろう。 エドワード (CV:テリー・オサダ / くまいもとこ) 10歳。金髪碧眼に透き通る様な白い肌を持つ、恐ろしい程の美少年。 ジェニファー同様、バロウズ邸で発見されたクロックタワー事件の生還者。 事件のショックで記憶を失っているという。こんな奴いたっけ…? ジェニファーから情報が引き出せないので、新たな催眠治療の被検体として選ばれた。 尚、「エドワード」という名前は、ケイが名前がわからないのでは不便という理由で便宜的に付けた名前である。 ▽小説版のネタバレ 実は本作のシザーマンの正体で、前作のシザーマンことボビィ・バロウズの双子の兄である。 詳細はこちら ベス 23歳のゼミ生でバートン研究室の一員。仮眠室に自分用の枕を持ち込んでいる。 年齢に似合わぬ子供っぽい性格で、好奇心から「バロウズ城」までやって来る程。 ジェニファー編でもヘレン編でも特定の条件を満たすことで生存する。 ▽小説版のネタバレ ゲーム版の最終シナリオでは条件次第で助かるものの、小説版ではどうあがいても死亡が確定してしまい、 ジェニファー編ではシザーマンからのテレパシーによる殺人の唆しに晒されていたバートン教授に首を絞められて殺され、 ヘレン編では地下のワイン貯蔵庫のワインの樽の下に身動きできないよう括り付けられた上に蛇口を口に突っ込まれて大量のワインを流し込まれ、 体中からワインがあふれ出る状態で発見されるという、ゲーム版以上に無残な死にざまとなった。 ダニー コンピューターに強い研究員で、ヘレンのパソコンを修復してくれる。25歳のゼミ生。 大学で発生した事件では事件発生前に既に帰宅しており、一行のイギリス行きにも同行しなかったため、唯一難を逃れた。 シザーマンについては「実在したら面白い」などと言っていた。 ローズ ヘレンの友人。30歳。性に奔放で大学の仮眠室を恋人との情事に使う人…。 ホラー映画でこう云う人は大概…。 ベイカー ローズの恋人。32歳。彼女との情事の為に、深夜の仮眠室を訪れる。 上記の様にホラー映画でこう云う人はやっぱり…。 ヘレン編のオープニングにおける賑やかし要員であり、ジェニファー編には登場しない(*6)。 サリバン 市立図書館館長でバートンの友人。72歳。魔像の鑑定を依頼される。 16歳の時に書いた近親婚に関する論文が、教科書に記載されている程の人物。 冒険好きでさばけた人物だが、ジェニファー曰く「話が長い」。 ▽小説版のネタバレ ジェニファー編では原作通り時計塔ののぞき窓に首を突っ込んだところで時計の針に挟まれそのまま首チョンパされてしまい、 ジェニファーの動向に気づいて駆けつけてきたノランが地面に落下したブツを目撃するという地味にえぐい展開に。 ヘレン編では死にざまが変更され、狂ったような音を打ち鳴らす鐘の修理のため、 巨大な歯車の隙間に体を突っ込むものの抜けなくてなってしまい、もがいている内に急に駆動した歯車に巻き込まれ、 足と頭を破壊されるというこれまたえぐい死に様を晒すことになった。 ゲーム版から更に死にざまを増やされるという難儀な御仁である。 サンドラ 図書館職員。絵に描いた様な犠牲者。実は名前が明かされたのは公式攻略本の身で、 本編中では名前を呼ばれない。 小説版のジェニファー編では名無しの若い男性職員が代わりに登場する。 リック かつて「バロウズ邸」にて執事を務めていた人物。現在はオスロ郊外に住む。 訪ねて来たノラン(もしくはゴッツ)に「バロウズ城」の情報を伝えようとするが…。 ビクター リックの飼っているセントバーナード犬。 主人からは大変可愛がられており、普段は大人しい犬であったことがうかがえる。 ケイ グラニット孤児院の職員。 フルネームはケイ・サターホワイトで、エドワードの保護者。 ▽小説版のネタバレ 実はエドワードの正体がシザーマンであることを直接的に知っている唯一の人物であったが、 人心掌握に長けた彼によって既に隷属的立場に貶められて手駒として利用されていたことが終盤で明らかとなる。 当初はヘレンやジェニファーたちにすぐにノルウェーに戻るように警告するものの結局事態を止めることは叶わず、シザーマンに殺害されてしまう。 ヘレン編においては、展開次第で既に邪悪の使徒であるエドワードの存在を受け入れてバートンと共に進んでその身を捧げた末に魂の不死者となっており、恐怖に慄くヘレンを前に不死の快楽に喘いだり、死ぬことがいかに気持ちのいいことかを嬉しそうに語る等、直前の怯えていたのがうそのような狂気に陥っていた。 ゲーム版ではジェニファー編、ヘレン編のいずれでも死亡するが、小説版のジェニファー編の展開次第では生存者としてエドワード共に生き残る。 ※少しタメて…。 シザーマン …1年振りにジェニファーの前に姿を顕した不死身の怪物。 本名はダン・バロウズ。 Get ready! I'm comin' to get ya!! 【その他・用語解説】 セオドール・バロウズ 初代バロウズ家当主。 百年戦争の後に地方領主となりバロウズ城を建造する。 戦後間もなく極端に死を恐れるようになり、不死を求めて邪教に手を染める。 クエンティン・バロウズ セオドールから数えて13代目の当主。 数世紀にわたって続いてきた邪教崇拝に唯一反抗した人物。 自分の代に生まれたシザーマンを追放し、邪教信仰を根絶しようと試みたものの、志半ばで邪教派に暗殺された。 そのため邪教徒の本では裏切り者と記されている。 サイモン・バロウズ 元リックの主人で一番新しいバロウズ家の当主。 前作で飢餓状態で閉じ込められており、事件解決後は餓死した姿で発見された。 バロウズ城 セオドールが建造したバロウズ家の起源となる城。 イギリス国境を守る為の戦用の城ながら、城壁や堀の無い奇妙な作りがされている。 城が落とされなかったのは、人知を超えた守護がなされていたからだとも言われている。 バロウズ家がこの城を捨てノルウェーへと移り住んだのは80年前の1912年。 偉大なる父 バロウズ家が信仰する宗教における神。すなわち邪教の邪神。 人々に死を与え、彼を崇拝する者には魂の不死を与えると言われる存在。 小説版では物語のナビゲート役として登場している。 偉大なる父の使徒 崇拝者の願いによって扉を超えて降臨すると云う、天使や御使いとも呼ぶべき存在。 巨大なハサミを持ち、嬰児の姿で10年を過ごすとも、畸形で血を好むとも伝えられる。 彼らに肉体を滅ぼされることで崇拝者は魂の不死を獲得し、人々の恐怖を糧に永遠の時を生きるとされる。 人知を超えた能力を有し、崇拝者の系図の中に度々出現して来たという。 魔像 前作からの重要アイテム。ひんやりとした感触がある。 回収しないでクリアすると、ランクEエンディングしか迎えられなくなってしまう。 魔像はともかく、油さしや懐中電灯までが重要になるというのが本作の罠。 青銅の短剣 前作で唯一の武器。ミイラを撃退するのに使ったが、本作ではシザーマンに使う。 真のエンディング分岐にも関わってくる。 ンハ・イ・シュ 扉を開く言葉。ラテン語のメモに書かれているが意味は不明。 正確には「扉を開け、道を示せ」という前置きがつき、この部分だけ英語である。 【シナリオ】 ジェニファーとヘレン、それぞれを主人公とした2つのシナリオからなる。 基本的に双方の物語は独立しており、攻略の為の手順も一部を除いて違うので注意されたし。 SCENARIO 1 【大学研究棟】 主人公はジェニファーとヘレン。 シザーマンの出現により悪夢と化した大学からの脱出を目指す。 SCENARIO 2 【リック邸】 主人公はノランかゴッツ。 バロウズ家の執事だったリック邸からの魔像を回収、脱出を目指す。 TVを見て笑うシザーマンが見れる。 【市立図書館】 主人公はヘレン。選択肢によってこちらに分岐する。 魔像の回収と脱出が目的となるのも同じ。 ※上記2シナリオは、シナリオ1での魔像鑑定依頼の場所が異なっていてもプレイはできる。但し、その場合は……。 LAST SCENARIO 【バロウズ城】 主人公はジェニファーとヘレン。 攻略の為には上記シナリオ内で入手出来る、ある重要アイテムが必要になる為に手詰まりにならない様に注意。 エンディング分岐の殆どがこのシナリオに集約し、罠も多い。 【余談】 ベストエンディング(ランキングA)をクリアし、尚且つ生存人数を最大の7人とする事で「PAMPHLET」で「???」と記されていた項目を開く事が可能。 設定資料の閲覧の他、「SCISSOR MAN」のテーマ、童唄「Little John from the Castle」、ゴッツ役の声優さんの鼻歌(?)とスタジオでの収録の様子をそのまま音声収録したおまけ「Gotts(EXTRA)」が収録されている。 また、コスチュームチェンジの裏技も使用可能に。 他にも、一度でもクリアすればメッセージの表示方法が、10のエンディング全てをコンプリートするとキャラクターがぶよぶよする「BUYOBUYO」モードなどが選べる様になる。 前作がダリオ・アルジェント作品へのオマージュだったのに対し、本作はホラー映画全般へのオマージュ作品となっている。 特にサイコサスペンスホラー映画からの影響が強く、ゴシックホラー映画的な趣の強かった前作とは一味違う雰囲気を演出している。 大きな城のリトルジョン 元気な男の子と遊んでる チョキチョキ頭を刻んだら 中から出てきた赤い水…。 【小説版】 ゲームのノベライズを手がけている小説家の牧野修により、本作のノベライズが発売された。 ゲーム本編に沿って、ジェニファー編とヘレン編の2冊となっている。 小説本編の各章の要所要所に掲示される選択肢によって話の展開が変化するゲームブック方式によってゲーム本編のマルチエンディングを再現しており、 ゲーム中で明らかにされなかった多くの設定や謎を描いた本編補完も兼ねた作品となっている。 小説版では登場人物の殺され方が違っていたり、ゲーム中に登場していないオリジナルの人物に置き換えられているキャラがいたりと相違点が多い。 だが展開自体は概ね原作に忠実であり、それでいてゲームではわからなかった登場人物の心情や過去、暗い人間関係などが暴かれていく展開は、まさにサイコホラー的な味わいがある。 おもしろいのは作中では「後味の悪い結末ほどよい結末」と位置づけられているところ。 結末次第では物語のナビゲート役としてプロローグやストーリー分岐毎の選択肢発生時に登場する「偉大なる父」が 「下らん結末だ」とか「これこそ最高の結末だ!」とか言ってきたりする。 ゲーム版の説明書でも「プレイヤーが気に入ったエンディングがその人にとっての真のエンディング」と制作者の口から語られているように、 どの結末が結末たりうるかは読者次第というわけである。 今では入手が難しいが、ファンであれば一読をオススメする。 追記、修正しないと 殺しちゃうよ? シャキーン!! シャキーン!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ホラー系大好きな友だちから借りたけど、シザーマンが登場して五分で電源切った。マジ怖すぎ。ビビりな自分には無理ですわ。 -- 名無しさん (2013-09-16 17 17 08) チャプター1が一番怖かった。エレベーターの演出といい『イマカラ ソコニ イクゼ』といい…… -- 名無しさん (2013-10-31 23 05 03) なんか所々文字化けが酷い……荒らされたか? -- 名無しさん (2014-04-11 13 36 08) ↑履歴見る限り荒らされた様子は無いけど -- 名無しさん (2014-04-11 15 14 27) 食べちゃいたいくらい愛してる! byシザーマン -- 名無しさん (2015-01-06 18 46 28) ↑3 サイレントヒルとかもこんな感じだから、ホラーゲーム特有の演出だとずっと思ってたけど、これ文字化けだったの? だかこれはこれで… -- 名無しさん (2015-01-06 19 30 26) 前作の生き残り…10歳の子供…この二つの符号が示す物はひとつ…! -- 名無しさん (2015-07-11 15 59 33) チャプター1が一番怖いのわかる。バロウズ城はクリアするだけで大変だから、シザーマンとの遭遇率も半端じゃなくてウザいだけになるんだよな -- 名無しさん (2021-09-03 19 42 20) 何かの攻略本だとヘレン編のチャプター1に出てくるローズとベイカーは、宿舎で逢引するのにムカついてたハリスの凶行だったとか -- 名無しさん (2021-09-03 22 33 36) ↑攻略本でなく小説版ね。ジェニファー編で自らが殺したと明かしている。ただ、ゲーム版では、職員窓口にある黒いソファーの上に子供くらいのサイズの足跡が残っているという描写があったりする。 -- 名無しさん (2021-10-22 10 42 28) ゲームセンターCXで梯子降りるジェニファーのおしりに興奮する課長に吹いたわw -- 名無しさん (2023-05-30 22 02 27) タフって言葉はジェニファーの為にある -- 名無しさん (2024-01-06 20 37 52) 小説版あるなんて今まで知らんかったわ… -- 名無しさん (2024-05-20 01 09 07) 名前 コメント
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永澤 「クロックタワー2」 ヘレン編 第一回 ヘレン編 第二回① ヘレン編 第二回② ヘレン編 第二回③ ジェニファー編 ① ジェニファー編 ② ジェニファー編 ③(最終回) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ヘレン編 第一回 Watch live video from 下議会配信 tyoppy on TwitchTV ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ヘレン編 第二回① Watch live video from 下議会配信 tyoppy on TwitchTV ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ヘレン編 第二回② Watch live video from 下議会配信 tyoppy on TwitchTV ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ヘレン編 第二回③ Watch live video from 下議会配信 tyoppy on TwitchTV ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ジェニファー編 ① Watch live video from 下議会配信 tyoppy on TwitchTV ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ジェニファー編 ② Watch live video from 下議会配信 tyoppy on TwitchTV ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ジェニファー編 ③(最終回) Watch live video from 下議会配信 tyoppy on TwitchTV ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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クロックタワー ゴーストヘッド / Clock Tower Ghost Head 【Clock Tower II The Struggle Within】 メーカー ヒューマン 発売日 1998年3月16日 対応機種 PS ホラーアドベンチャークロックタワー シリーズの3作目 外伝的扱いで舞台は日本になり 二重人格の少女が主人公で、こっちから攻撃できるようになった 続編 クロックタワー2 前 クロックタワー3 次 PR クロックタワーゴーストヘッド必勝攻略法 (プレイステーション完璧攻略シリーズ) クロックタワーゴーストヘッドオフィシャルガイドブック
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1 2 3 4 クロス 『クロックタワー3』 (CLOCK TOWER 3) ※未完 2010/04/25 http //yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1272153140/ http //yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1272189620/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る クロックタワーは2が最強 -- (名無しさん) 2011-12-10 05 26 58 クロックタワー3はミュージカルゲー -- (名無しさん) 2011-02-04 00 23 46 紬が行方不明になったときの唯が薄情すぎというか非情だなwww -- (あ) 2011-01-02 23 46 58 クロックタワー3はホラーゲーじゃないだろww -- (名無しさん) 2010-12-20 22 00 40 クロックタワーのゲーム持っているのでだいだいわかります。 続きが気になります。 -- (通りすがり) 2010-08-03 18 39 49
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個人的に詰みゲー クロックタワーゴーストヘッド絶叫プレイ 2008年6月28日~2008年7月30日 全34パート 塩と胡椒の記念すべき初実況。 【ニコニコ動画】 クロックタワーゴーストヘッド 1998年3月12日発売 ヒューマン アドベンチャーゲーム 【登場人物】 ●御堂島 優(みどうしま ゆう) 本作の主人公。可憐そうに見えて、恐怖の超常現象を目の当たりにしてもあまり動じない。 ●翔(しょう) 優の中に潜むもう一人の人格。子供に向かって容赦なく拳銃を発砲するたいした俺様。オーラの使い手。 ●鎧武者 塩が大好き。また、胡椒が操っている。 ●般若 塩の天敵。「全てのインゲンに塩!」消火器が弱点。(クロックタワーゴーストヘッド part16) ●御堂島 崇(みどうしま たかし) 優の父親。 ●藤香(ふじか) ●鷹野 千夏(たかの ちなつ) 鷹野家の次女で小学一年生。7歳。キャハハハハハ ●鷹野 初(たかの はじめ) はつ。千夏や秋代の父親。 ●鷹野 弥生(たかの やよい) 初の妻。 ●鷹野 秋代(たかの あきよ) 鷹野家の長女である中学一年の少女。 ●鷹野 雅春(たかの まさはる) 鷹野家の長男。 ●礎 等(いしずえ ひとし) 弁天町の隣町である三舞町の三舞署に勤務する刑事。 ●剛元 亘(ごうもと わたる) 筋肉質のカメラマン ●枝豆 無限に湧いてくる緑色のゾンビ。パイプ椅子やモップ、消化器等であっけなく死ぬが、拳銃には強い。 ●ゾンビ祭り ゾンビがとにかく襲ってくる素敵なお祭り。Part10、Part11で常に開催中。 ●モップ 病院のトイレに置かれたモップ。そのモップを手にすると、必ず勝利する。 ●量産型枝豆 それは塩を狂乱させる ●ヒント ノーヒント。 ●命の栞 なくてはならない存在。実は1回しか言っていない。(クロックタワーゴーストヘッド part24) ●記念セーブ セーブ王スキル。 ●ナイスセーブ セーブ王パッシブスキル。 ●「カードガ、チガイマス」 「ザンネンナガラ、フゴウカクデス」(クロックタワーゴーストヘッド part22) ●ロッカー 二人のトラウマ。(クロックタワーゴーストヘッド part20) ●消化器 ゾンビ撃退用鈍器。ゴーストヘッド最強の武器。 ●人に話す前は必ずセーブ 王の威厳を見せ付ける瞬間。 ●スルースキル 友人の言葉や重要ポイントすらスルーする驚異の能力。 ●「すべての人間に死を」 すべてのインゲンに塩。 ●邪道 オープニングをゲームクリア後に見る行為。(クロックタワーゴーストヘッド 最終回)
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1、2のジェニファーや ゴーストヘッドの優 3のアリッサに 当てはまるポケモンはいなかったのでしょうか? -- (名無しさん) 2012-06-13 10 26 50 サーナイト♀:ジェニファー -- (AKODON.) 2012-09-20 17 38 25 草案 クロックタワー ノズパス♀:メアリー・バロウズ マルノーム♂:サイモン・バロウズ クロックタワーゴーストヘッド キレイハナ♀orシェイミ 御堂島優 前者は使い手のエリカに似ているので。後者はフォルムチェンジで翔の人格を再現できるので。きよめのおふだ必携 ゴチム♀:鷹野千夏 オニゴーリ♂:才堂不志人 クロックタワー3 スピアー♀:アリッサ・ハミルトン 特性スナイパー推奨 色違いドガース♂:硫酸男 ヘドロこうげき必須 オノノクス♂:斧男 ブーバーン♂:ハンマー男 バリヤード♂:ルディ(シザーマン) マネネ♀:ジャニス(シザーウーマン) -- (ユリス) 2015-04-18 14 08 06 シザーマンはハッサムでもいい気がする。シザークロス必須で。 -- (名無しさん) 2015-08-31 17 02 22 草案 クロックタワー アブソル♀:アン ペルシアン♀:ローラ・ハリントン 性格おっとり推奨 ルカリオ♀:ロッテ 見た目がボーイッシュなので クロックタワー2 フーディン♀:ヘレン・マクスウェル エリキテル♂:ノラン・キャンベル ウィンディ:スタン・ゴッツ オーベム♂:サミュエル・バートン クロックタワーゴーストヘッド マラカッチ♂:御堂島崇 ジラーチ:藤香 声繋がり アーケオス♂:鷹野初 -- (ユリス) 2015-12-19 23 32 42
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CLOCK TOWER 2 機種:PS 作曲者:新倉浩司 発売元:ヒューマン 発売年:1996年12月13日 概要 スーパーファミコンで発売されたホラーアドベンチャーゲーム「クロックタワー」の続編。 ハードをプレイステーションに移したことでホラー映画のエッセンスを用いた前作のテイストをより一層効果的に引き出しており、 磨きのかかった恐怖演出と敵モンスター・シザーマンの独特な存在感によって人気を集め、一躍、ホラーゲームを代表するシリーズとなった。 不気味な洋館を舞台としたオカルトホラー色が濃かった前作からガラリと変わって、サイコホラーサスペンス調の作風となっており、 著名なホラー映画全般からキャラクターや舞台立てを拝借しているため、ホラー映画マニアならより楽しむことができ、より一層増した焦燥感と喧騒感溢れるBGMが恐怖を盛り上げている。 収録曲 曲名 備考 順位 ABYSS(CLOCK TOWER MAIN THEME) オープニングムービー STORY OF CLOCK TOWER 前作のあらすじ解説 BEGINNING タイトル NIGHTMARE MADNESS PROLOGUE SE(バートン研究室~1F廊下(取材中)~バートン研究室) SCENARIO CLEAR シナリオクリアジングル INTERMISSION1 SE(ノルウェー国際ホテル~市立図書館) JENIFFER ジェニファーのテーマ(大学宿舎) GET READY! I'M COMIN' TO GET YA!! SE~BGM(シザーマンからのFAX) SCISSOR MAN SHORT VER. 逃走状態 ALARM SE(警報機) DEATH-FEAR 死亡~恐怖 DEATH2 死亡 SCISSOR MAN(REPRISE) SHORT VER. シザーマン再出現~逃走状態 INTERMISSION2 SE(オスロウィーク新聞社~オスロ警察署) CHANDELIER リック死亡 CARTOON TV リック邸 テレビ部屋 DISCOVERY 主要アイテム発見 CRISIS パニックイベント BELL CLOCK SE(図書館・鐘) TICK TOCK BGM SE(図書館・蔵書ホール) POLICE CAR SE(図書館・パトカー) INTERMISSION3 SE(飛行機~車~キャンプ) OMEN LABYRINTH ジングル(バロウズ城・大広間入場時) SCISSOR MAN(REPRISE) シザーマン再出現~逃走状態 トラウマ53位 HAPPENING ローズ(死体)発見・崖際の扉 SECRET DOOR SCISSOR MAN 逃走状態 トラウマ118位 LITTLE JOHN FROM THE CASTLE 幽霊たちの童謡 CROSS LAST CAVE 最後の対決 UNDERWORLD 次元の扉 DARKNESS スタッフクレジット ボーナストラック SCISSOR MAN(KILL YOU) シザーマン出現(大学研究棟コンピューター室)~逃走ゲーム音声入り HELEN'S ENDEING RANK E ゲーム音声 HELEN'S ENDEING RANK D HELEN'S ENDEING RANK C HELEN'S ENDEING RANK B HELEN'S ENDEING RANK A JENNNIFER'S ENDEING RANK E JENNNIFER'S ENDEING RANK D JENNNIFER'S ENDEING RANK C JENNNIFER'S ENDEING RANK B JENNNIFER'S ENDEING RANK A GOTTS(EXTRA) おまけ サウンドトラック CLOCK TOWER -20TH ANNIVERSARY SOUND COLLECTION
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【TOP】【←prev】【PlayStation】【next→】 CLOCK TOWER GHOST HEAD タイトル CLOCK TOWER GHOST HEAD クロックタワー ゴーストヘッド 機種 プレイステーション 型番 SLPS-01290 ジャンル アドベンチャー 発売元 ヒューマン 発売日 1998-3-12 価格 5800円(税別) タイトル CLOCK TOWER GHOST HEAD 機種 プレイステーション 型番 SLPM-80219 ジャンル 体験版 発売元 ヒューマン 発売日 価格 非売品 クロックタワー 関連 Console Game SFC CLOCK TOWER PS CLOCK TOWER 2 CLOCK TOWER The First Fear CLOCK TOWER GHOST HEAD Handheld Game WS CLOCK TOWER for WonderSwan 駿河屋で購入 プレイステーション
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シェル・クロックタワー コモン 自然文明 コスト4 パワー2000 コロニー・ビートル ■自分のターンの終わりに、自分のバトルゾーンの他のクリーチャーを1体選ぶ。 そのクリーチャーが、次の自分のターンの初めに、まだバトルゾーンにあった場合 自分の山札の上からカードを1枚、マナゾーンに置いてよい。 その後、自分のマナゾーンからカードを1枚、手札に戻してよい。 作者:mpedm 評価 条件付きながらも、バトルゾーンにいる限り、毎ターンマナチャージか、追加ドローができる 条件も中々面白くて良いと思います 後レアリティのとこが… 紅鬼 評価とご指摘ありがとうございます。すっかり忘れてました。mpedm