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リーフィア 2006/1/1 イラスト変更 2008/7/20 その他設定・情報などのゲーム以外ではに追加。 ri-fia.gif ※宇宙野武士さんから頂いたイラストです。 基本データ 分類/タイプ/とくせい/ しんりょくポケモン/くさ/リーフガード たかさ/おもさ 1.0m/25.5kg 似合いそうなわざ こうごうせい:図鑑でも説明されているため。 リーフブレード:どんな風に繰り出すのか気になる。 その他設定・情報など ゲームでは イーブイをハクタイのもりの苔に覆われた岩の近くで レベルアップさせると、このポケモンに進化する。 植物のように光合成する。 光合成するため、澄んだ空気に包まれている。 (まだまだ未完成) ゲーム以外では 映画:「ギラティナと氷空の花束シェイミ」では、 オープニングにトレーナーのポケモンとして登場する。 (まだまだ未完成) コメント 植物みたいだが、動物のような姿。 何でリーフのいしでは無理なのかは不明。 2006年10月16日作成 ポケモン図鑑No.470 図鑑@ヒトワザ。No.066
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Dance Dance Revolution 3Dキャラクター 曲1stMIX 2ndMIX CLUB ver. 3rdMIX solo 2000 4thMIX 5thMIX MAX MAX2 EXTREME SuperNOVA SuperNOVA2 X X2 X3 2013 2014 Aシリーズ以降 アーティスト コメント コナミから発売の音楽ゲーム。 3Dキャラクター バッフロン♂:アフロ ミルタンク♀:レディ ゲノセクト:コンセント1号 ドーブル♀:おしゃれずきん グレイシア♀:エミ ギアル:ディスクA&ディクスB ゾロアーク♂:アストロ ゴチミル♀:ユニ 色違いキルリア♀:アリス ズルズキンorゴウカザル♂:イザム オコリザル♂:レイジ ルカリオorユレイドル♂:ドレッド・スネーク 後者は、髪型から チャーレム♀:ジャネット エーフィ♀:ニーナ ゼクロムorダークライ:2MB レシラム:U1 エネコロロ♀:メイドずきん ムウマージorレパルダスorココロモリ♀:デビルずきん ゴチルゼル♀:プリンセスずきん 曲 1stMIX バタフリー:BUTTERFLY コジョフー:KUNG FU FIGHTING ファイヤー:MY FIRE トリミアン:TRIP MACHINE パッチール:PARANOiA 2ndMIX ハピナスorタブンネ:DUB-I-DUB PVで看護師のコスプレをしていたので ゴチルゼル:BAD GIRLS エルレイド:BOYS ノクタスorミルホッグ:IF YOU WERE HERE 色違いパッチールor色違いミュウツー:PARANOiA KCET ~clean mix~ 緑のイメージ+DIRTY MIXを参照 パッチールorミュウツー:PARANOiA MAX ~DIRTY MIX~ 後者はレベル高いイメージから カイリキー:PUT YOUR FAITH IN ME 背景のイメージから 色違いカイリキー:PUT YOUR FAITH IN ME(Jazzy Groove) こちらも背景イメージから マタドガス:SMOKE トリミアン(ジェントルカット)orゴリランダー:SP-TRIP MACHINE(JUNGLE MIX) 背景が緑のイメージから。後者は背景にゴリラもいるので ゾロアーク:STOMP TO MY BEAT CLUB ver. ヤドン:jam jam reggae エモンガ:LUV TO ME(disco mix) ボスゴドラ:gentle stress カイリュー:GRADIUSIC CYBER 3rdMIX ヒコザル:XANADU オドシシ:Silent Hill ポッチャマ:GET UP AND DANCE 背景のイメージから ラルトス:SO MANY MEN ヤドキング:jam jam reggae(AMD SWING MIX) 色違いリオルorポワルン(雨水の姿):HOLIDAY 前者は背景、後者はディスクのイメージから。 ルカリオ:DAM DARIRAM 色違いバタフリー:BUTTERFLY(UPSWING MIX) シザリガー:IN THE NAVY'99 アメリカザリガニがモチーフ&シザリガーの頭には星条旗を意識した飾りがある ラウドボーン:ROCK BEAT アーティストの名前から ラティオス:CAPTAIN JACK(GRANDALE REMIX) カメックス:END OF THE CENTURY アーティストが全国図鑑ナンバーと同じなので 色違いエモンガ:LUV TO ME(AMD MIX) 色違いボスゴドラ:gentle stress(AMD SEXUAL MIX) ルギア:DYNAMITE RAVE 空耳から。 バッフロン:AFRONOVA 色違いカイリュー:GRADIUSIC CYBER(AMD G5 MIX) solo 2000 ジラーチ:CAN'T STOP FALLIN' IN LOVE ファイアロー:HYSTERIA 4thMIX ハブネークorザングース:ORION.78(AMeuro-MIX) セレビィ:B4U 空耳の「タマネギソウル」から ルカリオ:DREAM A DREAM イメージから。 トゲキッス:Sky High (Extended Mix) 背景のイメージから 5thMIX イーブイ:Healing Vision ラティアス:BROKEN MY HEART MAX プリン:BYE BYE BABY BALLOON ドンファン:exotic ethnic 背景と曲のイメージから フライゴン:Firefly 色違いイーブイ:Healing Vision(Angelic Mix) 色違いハブネークor色違いザングース:ORION.78 (Civilization Mix) ルージュラ:WWW.BLONDE GIRL(MOMO MIX) ブロンドの女の子 異論は認めます グラードン:MAX 300 MAX2 バンギラス:D2R ピクシー:Sweet Sweet ♡ Magic カイオーガorポリゴンZ:MAXX UNMILITED 後者は、アーティストがZなので EXTREME チェリム:GRADUATION -それぞれの明日- ポワルン(太陽の姿):LOVE♡SHINE こちらのページより レックウザ:THE legend of MAX ピカチュウ:Dance Dance Revolution SuperNOVA ハッサム:DoLL キレイハナ:華爛漫(Flowers) はなびらのまい必須 パチリスorパッチール:HONEY♂PUNCH 後者は、色合いから。気合いパンチ必須。 リザードン:RED ZONE ピクシー:HAPPY☆ANGEL キマワリ:ヒマワリ カエンジシ:brilliant R・E・D ディアルガ:CHAOS ギラティナ:FASCINATION MAXX 色違いギラティナ:fascination ~eternal love mix~ SuperNOVA2 メロエッタ:SUNKiSS ♡ DROP セレビィ:Trim ガブリアスor色違いロズレイド:unreal 前者は、レベルの高さ。後者は、薔薇色のイメージから。 アルセウス:pluto 色違いアルセウス:pluto relinquish X 未定:凛として咲く花の如く 未定:Beautiful Inside (Cube Hard Mix) ピカチュウ:Dance Celebration アバゴーラ:dazzle 未定:Flourish ホエルオー:Horatio サメハダー:Maracca 未定:On The Bounce ルカリオ:puzzle ウォーグル:SABER WING カミツルギ:SUPER SAMURAI X2 X3 2013 2014 メガミュウツーY:EGOISM 440 Aシリーズ以降 色違いのゲンシグラードン:MAX360 アーティスト ユキノオー:小坂りゆ ギラティナ:辛島純子 アルセウス:前田尚紀 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る レベルが高い曲は、伝説のポケモンなどがいいですよね。 例 600属、伝説のポケモン(禁止ポケモン 準伝説ポケモン)、ウルトラビースト、パラドックスポケモンなど。 -- (名無しさん) 2024-04-29 22 21 48 歴代DDRシリーズの曲をまとめて追加しました。 X以降の曲も追加しておきたいです。 -- (名無しさん) 2024-04-29 21 44 54 パッチール:PARANOiA PARANOiAシリーズならパッチールでもイメージ似合いそう。 TRIPシリーズはトリミアンのカットでも再現できるのでok。 -- (名無しさん) 2024-04-29 21 41 43 曲 トリミアン:TRIP MACHINE アーマルド:BYE BYE BABY BALLOON -- (ラー) 2024-02-26 18 09 32 草案 楽曲 ピクシー:Sweet Sweet ♥ Magic -- (シャーロ) 2021-01-25 17 13 37 ゲノセクト:コンセント1号 -- (名無しさん) 2020-09-13 21 45 26 草案 楽曲 バクーダ:Qipchaq ジャケットのラクダのシルエットから -- (ユリス) 2019-10-05 20 55 14 草案 アーティスト チャオブー:藤森崇多 -- (ユリス) 2019-03-23 22 28 32 草案 楽曲 クチート:Little Bitch 邦題の「可愛い悪魔」から -- (ユリス) 2019-03-16 09 30 03 3Dキャラクター モロバレル♂:アフロ こちらも髪型から -- (名無しさん) 2019-03-13 21 29 09
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キャラの基本情報 情報提供求 看板娘・スキンなど ラティア・ラーメン超大盛り 神格覚醒ストーリー 情報提供求
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基本情報 艦名 ブラティ 期間 ザールック (3324~3329) 所属 アトレティア国 概要 アトレティア国セルカティーナ艦隊所属アスハ艦隊旗艦。 3329年リゼルバの戦いにおいて、後方霍乱作戦を実行するが、わずかに及ばず撃沈される。 関連項目 LOST MOON FLEET ダルスバード
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ソウ杯(PⅢ) 8/11(ソウハ生誕日) ドラゴン限定 ルール 出場可能 ハクリュー カイリュー キングドラ フライゴン チルタリス ボーマンダ ガブリアス ビブラーバ コモルー ガバイト ミニリュウ タツベイ フカマル 出場禁止 リザードン タッツー シードラ ギャラドス プテラ ナックラー チルット ラティアス ラティオス レックウザ ディアルガ パルキア ギラティナ ルールはシングルLV50 使用ポケモンは3VS3 2体以上同時に眠らせるのは禁止。(相手が眠るなどで自分から寝るのはOK、相手が眠ってるときに眠らせるのは禁止。 胞子などで眠らせてしまっても故意じゃなきゃOK。) 道具の重複は無し ポケモンは3体すべて重複のみ可 トーナメント表 ┌─1【名】ドゲラ ┏┓ ┃┗━2【前】えしおえ ┏┛ ┃│┏━3【名】ノンケ ┃┗┛ ┃ └─4【名】ふみだい ┬┛★ 黒│ ┏━5【名】シンジュク 幕│┏┛ ││└─6【名】ttk ┗┓ ┃┌─7【名】セイント ┗┓ ┗━8【名】 荒巻スカルチノフ ┌─えしおえ━┓ ┗━黒幕 決勝ログ あらまき:ボーマンダ えしおえ:チルタリス ボーマンダ:りゅうせいぐん、ハバンのみでHP半分で耐える チルタリス:あまごい。おおあめがふりはじめた あらまき:ボーマンダ→ガブリアス チルタリスのれいとうビーム。ガブリアス赤ゲージで耐える ガブリアスのドラゴンクロー。チルタリス倒れる えしおえ:キングドラ キングドラのりゅうのはどう。ガブリアス倒れる あらまき:カイリュー キングドラのりゅうのはどう。カイリュー赤ゲージで耐える カイリューのげきりん。キングドラきあいのタスキで耐える キングドラのれいとうビーム。カイリュー倒れる あらまき:ボーマンダ ボーマンダのりゅうせいぐん。キングドラ倒れる えしおえ:ガブリアス ガブリアスのげきりん。ボーマンダ倒れる 勝者えしおえ
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ガケモンとしての育成論を載せていくところげすなwwwwwwwww 見ていくといいげすなwwww代表的なガケモンに成り得るなら主なガケモン一覧に載せてほしいげすなwwwwww 新しいガケモンのページを作りたいときは、新規ページ作成をするげすなwww 分からないならガケモンページ編集のやり方も見るげすぞwww ア行 アーケオス アグノム アブソル アリアドス アルセウス イベルタル ウーラオス ウインディ エースバーン エアームド エビワラー エムリット エルレイド エレキブル エンテイ エンブオー エンペルト オーダイル オオスバメ オオタチ オノノクス カ行 カイオーガ カイリキー カイリュー カイロス ガチゴラス カビゴン ガブリアス カポエラー カメックス ガルーラ ギャラドス キュウコン ブラックキュレム ホワイトキュレム ギラティナ キリキザン ギルガルド キングドラ キングラー クチート グラードン グライオン グラエナ クリムガン クレセリア クレベース クロバット ケッキング ゲッコウガ ゲノセクト ケルディオ ゲンガー ケンホロウ コイキング ゴウカザル コバルオン ゴローニャ サ行 サーナイト サザンドラ サメハダー ザシアン サワムラー ザングース サンダー シェイミ ジガルデ ジャローダ シャワーズ ジュカイン ジュナイパー シュバルゴ ジュペッタ ジュラルドン ジラーチ スイクン スターミー ゼクロム ゼラオラ ゼルネアス セレビィ ゾロアーク タ行 ダークライ ダイケンキ チャーレム ディアルガ ディアンシー デオキシス テラキオン デンリュウ トゲキッス ドサイドン ドダイトス ドラパルト ドラミドロ ドリュウズ トロピウス ナ行 ニドキング ニョロトノ ヌメルゴン ハ行 ハガネール バクフーン バシャーモ ハッサム パルキア パルシェン バンギラス ビーダル ヒードラン ピカチュウ ビクティニ ピジョット ビリジオン フーディン フーパ ファイアロー ファイヤー フィオネ フシギバナ プテラ フライゴン フリーザー ブリガロン ブロスター ヘラクロス ペリッパー ヘルガー ホウオウ ボーマンダ ボスゴドラ ホルード マ行 マッスグマ マナフィ マニューラ マフォクシー ミュウ ミュウツー ムーランド ムクホーク メガニウム メタグロス メロエッタ ヤ行 ヤドキング ユキノオー ユクシー ヨルノズク ラ行 ライコウ ライボルト ラグラージ ラティアス ラティオス ラプラス ラムパルド ランターン リオル リザードン ルカリオ ルギア ルチャブル レシラム レジアイス レジギガス レジスチル レジロック レックウザ ワ行 ワルビアル
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ティナ:ジェクト ティナ側から見た評価 ティナ? ?ジェクト ティナ側が提示している根拠 ******************** ジェクト側から見た評価 ティナ× ○ジェクト ジェクト側が提示している根拠 1/24現在 根拠無し(叩き台用に提示されたもの) 評価投稿用フォーム 評価方法についてを参照し、それに添って投稿してください。 名前 コメント すべてのコメントを見る
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最新世代の情報はポケモン対戦考察Wikiを参照してください。 No.483 タイプ:はがね/ドラゴン 特性:プレッシャー(受けた技のPPを1多く減らす) 夢特性:テレパシー(味方の攻撃を受けない) 体重:683.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120) 専用道具:こんごうだま(鋼・ドラゴンタイプの技の威力が1.2倍になる) シンオウ三竜 HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 ディアルガ 100 120 120 150 100 90 パルキア 90 120 100 150 120 100 ギラティナ 150 100 120 100 120 90 ばつぐん(4倍) --- ばつぐん(2倍) かくとう/じめん ふつう(1倍) ほのお/こおり/ドラゴン いまひとつ(1/2) ノーマル/みず/でんき/ひこう/エスパー/むし/いわ/ゴースト/あく/はがね いまひとつ(1/4) くさ こうかなし どく 前作から大きな変更点はない。良くも悪くも使い勝手は今までどおりで地面、格闘技に注意したい 新伝説ドラゴンは地震を覚えられないため、レシラムゼクロム対して優位に立ちまわれるか
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ラティアス 英語名 Latias 全国図鑑 380 ホウエン図鑑 196 タイプ・ドラゴン、エスパー 分類「むげんポケモン」 高さ 1.4m 重さ 40.0kg 特性「ふゆう」 タマゴグループ「タマゴみはっけん」 タマゴの歩数「30720歩」 獲得努力値「特防+3」 最終経験値「1250000」 性別「♀のみ存在」 捕捉率「3」 初期なつき度「90」 進化「進化しない」 ポケモン図鑑説明文 ポケットモンスター ルビー 「にんげんの こころを びんかんに かんじとる。 てきいを キャッチすると ぜんしんの はねを さかだてて はげしく なきごえで いかくする。」 ポケットモンスター サファイア 「ちのうが たかく ひとの ことばを りかいする。 ガラスの ような うもうで からだを つつみこみ ひかりを くっせつさせて すがたを かえる。」 ポケットモンスター エメラルド 「すうひきで むれを つくって こうどうしていて めったに ひとや ポケモンと せっしょくしない。 てきの けはいを さっちすると すがたを けす。」 ポケットモンスター ファイアレッド.リーフグリーン 「テレパシーで にんげんと きもちを かよわせる。 ひかりを くっせつさせる うもうで べつの すがたに かわる。」 ポケットモンスター ダイヤモンド.パール.プラチナ.ブラック.ホワイト.ブラック2.ホワイト2 「ひかりを くっせつさせる うもうで ぜんしんを つつみこみ すがたを みえなくする のうりょくを もつ。」 ポケットモンスター ハートゴールド.ソウルシルバー 「テレパシーで きもちを かよわせる。 ひかりを くっせつさせる うもうで からだを つつみ すがたを けす。」 種族値 HP 80 こうげき 80 ぼうぎょ 90 とくこう 110 とくぼう 130 すばやさ 110 種族値合計 600 ダメージ倍率 効果抜群 こおり 200% むし 200% ゴースト 200% ドラゴン 200% あく 200% 効果はいまひとつ くさ 50% ほのお 50% みず 50% でんき 50% かくとう 50% エスパー 50% 効果無し じめん 0%(特性「ふゆう」の効果) ※特性『かたやぶり、ターボブレイズ、テラボルテージ』からはダメージを受ける※ 覚えられる技 ラティアスの覚えられる技(3〜5世代) 入手方法・入手可能な最も低いレベル 第3世代 ・『ルビー』 LV.50(配信限定) 殿堂入り後に、配信アイテム「むげんのチケット」で行ける『みなみのことう』に登場する。 また、徘徊の時とは異なり、個体値が高く厳選しやすい。 専用アイテム「こころのしずく」を持っている。 ※逃げたり倒したりすると二度と現れないので要注意※ ・『サファイア』 LV.40 殿堂入り後に自宅のテレビでラティアスの目撃情報を見た後にホウエン地方の草むらを徘徊するようになる。 ※ただし、個体値がHPと攻撃以外が0なので、それほど強くはならない…(厳選するならエメラルドがオススメ!) ・『エメラルド』 LV.40 殿堂入り後に、母親の質問に「あか」と答えるとホウエン地方の草むらを徘徊するようになる。 ※このイベント後に性格、個体値が決定される。※ LV.50(配信限定) 母親の質問に「あお」と答えると、配信アイテム「むげんのチケット」で行ける『みなみのことう』登場する。 また、徘徊の時とは異なり、個体値が高く厳選しやすい。 専用アイテム「こころのしずく」を持っている。 ※逃げたり倒したりすると二度と現れないので要注意※ 第4世代 ・『ダイヤモンド・パール・プラチナ』 パルパークで3世代から連れてくる。 ・『ハートゴールド』 LV.35 クチバシティのだいすきクラブで「おとしもの」を受け取った後外に出るとダイゴが現れ、ラティアスの目撃情報を話してくれる。 ※このイベント後に性格、個体値が決定され、カントー地方の道路を徘徊するようになる※ 強いラティアスをゲットするなら厳選した方がいい(リニアパスのイベントは後回しにしてもストーリーが進むので問題は無い) ・『ソウルシルバー』 LV.40(配信限定) 配信アイテム「なぞのすいしょう」が必要。 Wi-Fiニンテンドーゾーンで配布されており、配信期間「2009年11月27日〜2010年1月11日」までの期間(配信は終了してます) ニビシティの博物館でダイゴに話しかけて「こころのしずく」を貰った後、博物館から出ると出現。 逃げたり倒したりすると居なくなるが、マップを切り替えると再び出現する。 徘徊ラティアス、ラティオスとは異なり、固定シンボルと同じ扱いのなのでラティアスの前でレポートを書いて、厳選できる。 ダイゴがいると戦闘後に会話イベントがあるため、1回は倒すか逃げてダイゴとの会話を終わらせてからの厳選開始をすると良い。 第5世代 ・『ブラック.ホワイト/ブラック2.ホワイト2』 ポケシフターで4世代から連れてくる。 ・『ホワイト2』 LV.68 殿堂入り後に「ゆめのあとち」に現れ、追いかけて行くと自動でバトルに突入してしまうので、事前にレポートを書いておこう(ただし、追い掛けてる途中でマップを切り替えると初めからやり直しになる) これまでの世代での徘徊時と違い今年はシンクロが効くので、お好みの性格を狙おう! バトル後には専用アイテム『こころのしずく』を落とすので必ず回収しておこう。 厳選は後回しにして先に、こころのしずくが欲しい場合は倒しても構わない(殿堂入り後に復活する) ラティアスの設定 ホウエン地方に生息する伝説のポケモン。 白と赤を基調とした体色でラティオスよりも小柄であり、性別は♀のみしか存在しない。 争いを好まない優しい性格であり、テレパシー能力により人間の心を敏感に感じとることができ、敵意をキャッチすると全身の羽毛を逆立て激しい鳴き声で威嚇してくる。 専用技は%50の高確率で特攻を下げる「ミストボール」 ラティオスと同じく人間の言葉を高い知能を持ち、ステルス能力(姿を消すことができる)を持つ。 また腕を折り畳むとジェット機を超える速度で空を飛ぶことができる。 非常に用心深く姿を消して隠れたり、光の屈折によって姿を変えたりしている。 ちなみに映画版やポケモン図鑑によると、ラティアスとラティオスは複数の個体がおり、常に数匹で群れを作って行動しており、滅多に人や異種族のポケモンとは接触しない。 アニメ.劇場版でのラティアス 劇場版ポケットモンスター「水の都の守神 ラティアスとラティオス」で登場。 声優は「林原 めぐみ」 アルトマーレにある「こころのしずく」を兄のラティオスと共に守っている。 ラティオスが見ているものを自分の周りの人に見せる「ゆめうつし」をする能力を持つ。 サトシを気に入って秘密の庭に招待し、仲良くなった。 怪盗姉妹によりラティオスが捕らわれた際は、サトシに助けを求め、共に助けに向かう。 激戦の末にラティオスを救出するもアルトマーレ滅亡を食い止め、兄ラティオスは命と引き換えにアルトマーレを救い、新しい「こころのしずく」を守っていく。 二匹ともテレパシーを使える(ただしミュウツーのように会話が出来るかは不明) 他にも、自分の見ている物を他の人物に見せるといった能力がある。 光学迷彩によるステルス能力(光を屈折させ姿を消す)により人間に姿を変えたりもでき、劇中ではラティアスはカノンに姿を変えていた。 本物のカノンと見分けるには帽子の有無である(ちなみに劇中ラストシーンに現れたカノンはラティアスかは不明) ・「アニメ」 ダイヤモンド パールの特別編でポケモンジムの監察官であるジョーイの手持ちポケモンとして登場し、タケシの弟、ジロウとの激しいバトルを繰り広げた。 育成.戦法など 全ての種族値が高く、ラティオスより防御、特防が高い防御寄りだが、特攻も十分高い! 高い能力に加え「ほのお、みず、でんき、くさ、かくとう」技を半減に加えて、特性によってじめん無効と、耐性もかなり優秀な極めて強力なポケモンである。 また、専用アイテムに「こころのしずく」というのがあり『特攻と特防を1.5倍』にする効果があり、ミュウツーやカイオーガといったポケモンすら凌駕するかもしれないアイテムだが、その性能故に『バトルタワー、バトルフロンティア、バトルサブウェイ、PWT、公式大会やWi-Fi対戦』等では使用禁止制限を課せられている。 メインウェポンは「りゅうのはどう、りゅうせいぐん のどちらか一択に加え、サイコキネシス、サイコショック」がある。 サイコキネシスも強力だが、第5世代から登場した、サイコショックは威力は少し低いが、とても有用であり、対ハピナス用にオススメ!! 専用技の「ミストボール」の追加効果は優秀だが威力が70しか無いのであまり採用されない。 サブウェポンは「10まんボルト、なみのり、れいとうビーム、くさむすび、めざめるパワー(炎)」等が候補に挙がる。 回復技は他に「じこさいせい」 メインウェポンの技を半減する鋼タイプに対して有効打となるほのお、かくとうの技を覚えないという弱点が存在するので、めざパ炎はかなり重要だが、強力な炎ポケモンはたくさんいるので、無理に覚えさせる必要は無い。 ちなみに、第5世代では相手と同じタイプになるミラータイプという珍しい技を覚える。 他にこの技を覚えることが出来るポケモンはヒトデマン系統とミュウのみである。
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. ペニーワイズ「(~キュラリアから生中継~と書かれたテロップと共に現れる)おいっすー!(挨拶) 」 海馬瀬人「熱戦!烈戦!超激戦! 」 ペニーワイズ「声が小さいもう一度!おいっすー!!(挨拶) 」 せっつー「おいっすーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!1(脳みそまで吹き飛ぶハイパークソデカボイス) 」 ペニーワイズ「………えー、臨時ニュースをお伝えします。今朝7時ごろ、参加者が二人、死にました(吹っ飛んで倒れる) 」 首領パッチ「なんてこった!ペニーワイズがやられちまった! 」 ペニーワイズ「この人でなし!(ぇ 」 いかりや長介「(黒いウレタン棒でこの場にいる全員のケツをシバく)やかましいんだよお前らは!! 」 タケシ「お前ら人間じゃねえ!!!!!!!!!!!!!!!! 」 泉けん「アッー!せっつーのケツを叩くなんてうらやま……許されないんDA!(スカイロッドで現れる)ゴリラ星人、今度という今度は許さないぞ!(ぇ(いかりやをボルガ式に城へ落とす) 」 アスラン・ザラ「お前が欲しかったのは本当にそんな力か!いかりや!(いかりやをメガホンで叩く) 」 アスラン・ザラ「……………(いかりやをけんが連れて行ったため、叩きどころがなくとりあえずらんじゅをビンタする) 」 門矢士「(オーロラカーテンから飛び出してくる)……数多の並行世界が繋がり、誘われた者たちが入り乱れて戦う大乱闘、か……なるほど、だいたいこんな感じか…(戦ってきたばかりなのだろうか、コートに着いたホコリを振り払う) 」 優木せつ菜「ふぅ…ちょっと疲れちゃいました…!(連戦続きでへとへとになってる)……!あれは…「仮面ライダーディケイド」に登場する門矢士さんでは!?すごい…!この大乱闘に来てから大物スターに出会ってばかりで興奮が止まらないです…!.(* ^ᗜ^ *) ペカー✨(遠目に士の姿を拝んでいる) 」 ろろん「ほわ~…みんな頑張ってるんだね…!偉いなぁ…ろろんも頑張らなくちゃ…!(`・ω・´)(土管の中からひょっこり顔を出す) 」 ヒロ「…(せつ菜を見て声をかける。遠目のため士の姿には気付いていない)…?せつ菜ちゃんじゃないか。どうしたんだ? 」 ケロロ「ケ~~ロケロケロ!なんとかここまで生き残れたでありますが、この敵の数…まだまだ先は長そうでありますな…(物陰に身を潜めて戦況を確認しながらやれやれと首を振っている) 」 テリー・ボガード「good!こいつはまた華やかな面々だが……他とは少し雰囲気が違うな 」 門矢士「……?(せつ菜の大きな声に振り返ると、そこに彼女とヒロの姿を発見する)ヒロか…やはりお前も来ていたか。(二人のもとへ歩み寄るや否やいきなり一眼レフのカメラでパシャリと二人を撮影する)まったく…次から次へと、滞りなく闘いが繰り広げられる…少しは羽を伸ばしたいところだが、どうにもそうはいかんらしい… 」 優木せつ菜「あっ、ヒロさん!ご無事でしたか!見てくださいよ、あれ!門矢士さんがあそこに…って!ええっ!?本人から来てくれた!?わわわっ…間近で見ると、オーラが全然違う…!(すっかり士の存在感に興奮している)闘い…そうですね…!私も仮面ライダーになれたからには、連戦続きで燃えていますよ!🔥 」 ォ ォ ォ ォ ォ ォ … ッ … … ―――――――――― ヒロ「士…………!(士が歩いてきたのを見て)やっぱりあんたもここにいたか…とことん切っても切れない縁だな(ククッ(士に)…本物を見るのは初めてかな、すっごい興奮してるじゃんか…(せつ菜に) 」 門矢士「そのようだな… いつの時代でも、何処の世界でも、俺たちは闘う運命にある…だが――――― 何か、嫌な予感がする……お前たち、身構えろ…!(何処からともなく感じる妙な気配を察して周囲を警戒するように見渡すが、やがて、その発端が上空にあると感じて頭上を睨み上げた) 」 ――――― ギ ュ ォ ォ ォ ォ ォ オ オ オ … ッ … ! ! ! ! (その時、空を覆い尽くすほどの広域に及ぶ灰色の壁「オーロラカーテン」が大乱闘の全舞台上空に開かれた) BGM♪:劇場版イナズマイレブンGOvsダンボール戦機W 忍び寄る魔物 1時間 1hour extended ズ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ … ッ … ―――― ! (壁の向こうから現れたのは…空を埋め尽くさんばかりの建物群。だがよく見るとそれは、反転された世界――― 言うなれば、『 もう一つの大乱闘の舞台 』とでも形容すべきだろう。 まるで写し鏡のように出現した瓜二つの世界は、徐々に互いの世界の距離を縮めていく…) ろろん「ふぇ…――――?(士の言葉に上を見上げる)ふええええぇっ!?なにあれなにあれ…!?お家がいっぱい…落ちてくる…!? 」 門矢士「違う…ッ…!あれは…まさか…――――『 もう一つの世界 』……!?(灰色の壁を通じて落ちてきた、その異様な光景に驚愕を覚える) 」 ケロロ「ゲッ、ゲロォ゛ォ゛~~~ッ!!?な、な、な…なんなんでありますかあれはーーーー!!?(動揺隠しきれず腕をぶんぶん振りながら、頭上から迫るものを指さしている) 」 優木せつ菜「巨大な隕石でしょうか…!?でも、よく見ると建物がたくさん…それも、すべてがひっくり返っているような―――!(士の台詞に動揺する)……もう一つの、世界…っ…? 」 テリー・ボガード「おおっと……予想外だな…まさかここまでの大舞台が用意されてるなんてな…(流石に驚いたのか、トレードマークの帽子を直し)……しかもこっちに寄ってきてるな 」 ヒ ュ ォ ン ッ ――――― ズ ギ ャ ア ア ァ ァ ァ ア ア ア ア ア ン ッ ! ! ! ! (反転された世界から、一つの影が飛来。それは門矢士たちのもとへ勢いよく落下し、塵埃が舞い上がる) 偽マフティー「あれは……(ギャプランのコックピットから迫りくる大地を見つめる) 」 門矢士「くッ――――!!?(突然の落下物に目を伏せるように耐え凌ぐ)……今度はなんだ…ッ……? 」 門矢士?「 ォ ォ ォ ォ ォ ォ … ッ … … ! ! ! (立ち込める硝煙より姿を現わしたのは、漆黒のスーツを身に纏う銀髪の青年―――「門矢士と瓜二つの顔を持った男」だった。だが、その形相は悪意に満ち溢れ、士本人とは似ても似つかない佇まいであった) 」 ヒロ「!?もう一つの、世界………!?(上を見て)…なんだ!何が降りてきた!?(無意識にせつ菜の前に立つ) 」 優木せつ菜「きゃっ…!?(落下物の衝撃に耐える)あぅ……なにか、落ちてきて――――!?(土煙から姿を現わした謎の人物を凝視し、既視感のあるその顔にはっと気づかされる。その後、その顔とよく似る門矢士本人と慌てて見比べ「どういうことですか!?」と狼狽の眼差しを露わに呆然と立ち尽くしてしまう) 」 門矢士「……あいつは…ッ…!?……どういうことだ…お前は、一体…ッ……?(自分とよく似る謎の人物へ詰め寄るように対峙する) 」 門矢士?→カドヤツカサ「…「 門矢士 」(カドヤ ツカサ)…通りすがりの仮面ライダー ―――― "だった"者だ。覚えておけ。(ニタリ、と醜悪に満ち溢れた笑みを浮かべながら士と相対する) 」 ヒロ「………お前…士……?(もう一人の士を見て目を見開く) 」 門矢士「なにッ…!?(もう一人の自分・ツカサの意味深な発言に眉根を寄せる) 」 テリー・ボガード「随分意味深な台詞を吐くじゃないか、そっくりさん……? どうもこの大会、単なるお祭りじゃないらしい 」 優木せつ菜「……士さんが、もう一人…っ…?……!(はっと我に返る)あ、貴方が何者か気にあるところですが…それよりも!あの不思議な現象も、貴方の仕業なんですか…!?あれは…一体何なんですか…!?(頭上から迫りつつある「もう一つの世界」を指しながらツカサに詰めよる) 」 ヒロ「…待て、せつ菜ちゃん!無闇に近づいちゃ…!(せつ菜を追いかけるように歩く) 」 カドヤツカサ「フンッ…慌てずとも、すぐに解るだろう。今起きたことも…これから起こり得ることも、"すべて"…―――(そう言うと懐から取り出したのはディケイドライバー…ではなく、黒いライドウォッチ。その表面にはディケイドの顔を象ったような不気味なデザインが施されていた) カ チ リ … ―――― \ デ ィ ケ イ ド / (ウォッチの天面のボタンを押すと…)―――― ギ ュ オ ン ッ ! ! (それを自らの胸部に埋め込んだ) 」 カドヤツカサ → アナザーディケイド「 ズ グ グ グ ッ … カ シ ャ カ シ ャ カ シ ャ ―――― ジ ャ キ ィ ィ イ ー ー ー ン ッ ! ! ! (黒い靄が全身から溢れ出し身を包み込むと、中から変わり果てた姿を顕現する) ハ ァ ー … ッ … … ! (その姿は、「仮面ライダーディケイド」に似せられた姿を持つ醜悪な怪人――――「アナザーディケイド」 ) 」 門矢士「あれは…ディケイド…!?いや、少し違う気もする…だが、微かにディケイドの力も感じる……!(アナザーディケイドの姿に退きかける) 」 アナザーディケイド「さあ、来い…―――― 歴 史 に 忘 れ 去 ら れ た 者 共 よ ! (両腕を広げ、その背後に広域のオーロラカーテンを開いた) 」 偽マフティー「なんだアレは……(上空をすごい元気よく飛ぶギャプランのコックピットから、地上に現れたアナザーディケイドを見つめる) 」 ハサウェイ・ノア「……!(咄嗟にコックピットのハッチを開いて飛び降り、地上へと) 」 偽マフティー「っ、おい!?無茶するなっ!?(飛び降りたハサウェイを追いかけてギャプランを奔らせる) 」 BGM♪:劇場版イナズマイレブンGOvsダンボール戦機W 憤怒と憎悪 1時間 1hour extended コツ、コツ、コツ、コツ…―――――(アナザーディケイドによって開かれた広大な灰色の壁。それは終点だけに留まらず、各地の戦場でも同様の現象が引き起こされる。その向こう側より、幾つもの黒い人影が次々と現れ出でる―――) 中川菜々「まだ…――――― そんな幻想染みた夢を見ているのですか?(灰色の壁の向こう現れた人影の中に、一人の女子高生がせつ菜の前へ立つように現れる、装着している眼鏡を妖しく光らせる) 」 優木せつ菜「――――!!?(中川菜々の姿に激しく動揺しはじめる) …あ、ぁ……あれは、あの人は、まさか……―――― 「私」……ッ…?(驚くのも無理はない。今自分が目にしている人物こそ、「優木せつ菜」の隠されたたもう一人の自分「中川菜々」だったのだから) 」 ヒロ「……!(せつ菜と菜々を見て) 」 ゴクウブラック「クククッ…会いたかったぞ、孫悟空。(オーロラカーテンからコツコツと不気味な足音を響かせながら、相対する孫悟空へ不気味な笑みを送る) 」 孫悟空「お、おめえ…ッ…おったまげたなぁ…オラにそっくりだ……!けど、なんだか嫌な気を感じる…!オメェ、一体誰だ…!?(ゴクウブラックにムッとしかめ面を返して戦闘態勢に入る) 」 ゴクウブラック「私は…―――――「お前」だよ 孫 悟 空 (邪悪に口角を歪ませる) 」 ろろん「えっ、えっ、えっ…?なになに…?向こうから、みんなのそっくりさんがたくさん…!どういうこと、なの…!?(次から次へと起こる異様な光景にただただ驚くしかできない) 」 テリー・ボガード「"影"って奴か……あまり良い趣味とは言えないな… 」 ――――みんな、「自分」に会いたがっている。(それは、ろろんに向けられたものでもあり、あるいは、困惑する面々全員に向けられたものでもあるような幼子の声が、空から響く) roron「――――(ろろんの前に降り立ったのは、幼子の声の正体である白銀の天使。その姿形は、「ろろん」。それは、世界の運命を決定付ける選択を選んだ、もう一人のろろんだった―――) 」 ろろん「……ろろんまで……もう一人……っ…??(ついに自分と同じ顔をした存在と遭遇し、頭の中が真っ白になっていく) 」 アオ「…ッ……!?(周囲を見渡し、各々にそっくりな自分と対立し合う不可思議な光景に動揺する)何が起きているんだ…―――!まさか…ッ……!!(刹那に過る嫌な予感に振り返る) 」 正義の霊長「――――― そう、君の予感は合っているよ。(アオが振り返った先に、白尽くめの青年――――大罪に堕ちたもう一人のアオがいた)……久しぶりだね。そして、再会できて嬉しいよ、アオ君。 」 アオ「……っ…皮肉なもんだね…こんなに早い再会を果たしちゃうなんてさ…(咄嗟にククリナイフを手繰り寄せるが、その手に嫌な汗がにじみ出す) 」 正義の霊長「さァ…今こそ、僕たちの世界の救済を。そして、浅花ちゃんを渡してもらうよ。(青年は茫然に、曖昧に、朧げに、そして虚ろに微笑みながら、透明な双剣を手中で回しながらアオへと歩み寄っていく) 」 DDD陛下&Sカルゴン閣下『DDD陛下、おはようございます! / Sカルゴン、そちも元気ZOY / 陛下はいつもかっこいいでGES! / お前こそ、立派ZOY! / 陛下こそ、爽やかで~! / お前こそ、美しいZOY…!(作画矯正された世界線の陛下と閣下が現れる)』 」 デデデ エスカルゴン『ドッハァァァ~~~!?!?!?!すっげえキモいデザインだZOY!!!夢に出るZOY!! / 身の毛もよだつ、悍ましい魔獣でGES!!とても我々とは思えない醜さでGESよ!!(別世界線の自分たちを見て、二人で抱き着きながら絶叫している)』 」 ヒロ「…あの時スクールアイドルを諦めた世界の………せつ菜ちゃん…?(菜々を見て) 」 ANOTHER PIKAMAN「オ"ア"ア"ア"ア"アアァアアアァアァアァァァァアアアアアアァアァァァァァァァアアァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 」 ピカマン「うるせえ 」 悪いノッブ「わしじゃよわし!お前達人類が大地への感謝とかを忘れた頃に復活するわし!!!!!! 」 いいノッブ「いやそういうのいいから 」 Zブロリー「 や あ ☆ (イケメンブロリー、乱入!) 」 ブロリー「イケメン゛ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛なブロリーです…とて!この俺を越えることはできぬうッ!!!!!(Zブロリーを見て闘争心が掻き立てられる) 」 Zブロリー「お前が俺と闘う意思を見せなければ、俺はお前の親父ィ…を破壊しつくすだけだぁ!(パラガスを指しながらブロリーを挑発) 」 パラガス「 ゑ ゑ ゑ ゑ ゑ ゑ ゑ ゑ ゑ ! ! ? 」 ブロリー「フッフッフッ…!!そうこなくちゃあ面白くない…!さあ来いッ!!!!! 」 ブロリー / Zブロリー『ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァーーーーーーッ!!!!!!!!(互いに殴り合いへと発展する)』 」 全てを許すSMOSH「私は許す……全部許す…… 」 全てを許さないSMOSH「許"さ"な"い"!!!!!!!!! 」 頭を丸めた世界線のタブー「君達も悟りを開くのです、楽になりますよ…… 」 いつものタブー「うるせえええええええええ!!!!!しらねえええええええええええ!!!! O F F 波 動 」 浦橋龍助「くそッ…どいつもこいつも…!今度は一体何なんだ!!!(フェラーリから降りてくる) 」 ぶおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん!!!!!!!!ききいいいいいいいいいいいいい!!!!!(浦橋のフェラーリのもとへ、走り出してきたメルセデスベンツが急停止する) 表橋ドラ助「よお竜助!?!?なつかしいな!!!?!?!?俺だよ!!?!?!?!?お前だよ!!!?!?!?!? 」 裏橋龍助「フッ…まだそんな車に乗っていたのか…!!(メルセデスベンツから、浦橋にそっくりな黒尽くめの少年が出てくる)よお…!!俺はお前、「裏」橋龍助だよ…!!! 」 浦橋龍助「あれは!!!俺の嫌いなメルセデスベンツ!!いったい誰の車だ…って、なに!?俺の偽物までいやがったのか!!!俺のフェラーリを馬鹿にしやがって…許さねえ!!! 」 裏橋龍助「偽物じゃねえ…俺は、お前の裏人格…!俺はお前であり、お前は俺だ!!悪魔と人間のハーフとして生まれたお前の…「悪魔」の意識が強く出た、俺だ…!! 」 浦橋龍助「ふざけるな…!!俺はそんなの認めない!!!(裏浦も、パチモンの表橋ドラ助の存在も全否定するように怒り声を上げる) 」 リュウ「……『お前』とは、いつの日か決着を付けなければならなかったな…そうか、今が…その時か(ずた袋をその場に放り、鉢巻を締め直し) 」 殺意の波動に目覚めたリュウ「貴様も、貴様以外も、全て…心の像を…止めてくれる(ゆらり、と赤黒い気を纏わせ、リュウの正面から歩いてくる) 」 ペニーワイズ(リメイク版)「(ヌッと現れる) 」 優木せつ菜「わかりません…っ……でも、どうやら…今度は…――――― 」 ポプ子「あ、あなたは……Aパートのポプ子……!!(CVあやねる) 」 ポップコーン「いや、おれはただの袋菓子だが(CV若本) 」 門矢士「―――――ああ、だいたい分かった…!次に俺たちが戦うべき相手、それは………『 もう一人の自分 』だってな…ッ…!!(せつ菜の台詞へ続くように叫ぶと、対峙するアナザーディケイドに身構える) 」 キャロル シン・キャロル「(意気投合し街を手当たり次第破壊して回っている) 」 ヒロ「………! 」 ―――――――― そ の 通 り (反転された世界から、またひとつ、今度は大きな影が落ちてくる) ケロロ「ゲロ…っ…「もう一人の自分」…で、ありますか……――――!?(士の発言を囁くように反復すると、聞こえてきた声に頭上を仰ぐ) 」 ダークケロロ「(頭上に現れし大きな影――自身の姿を象った黒い起動兵器「ダークケロロロボ」に搭乗し、反転された世界から降りてくる)――――我が名は、「ケロロ"大"軍曹」なり。ただいまより、この「大乱闘」は…我々『 AnoZer World 』の住人が制圧するッ!!ただちに全員降伏せよッ!従わぬ者あらば、すべて排除してくれるッ!! ……… (声高らかに叫ぶ最中、地上で身を隠していたケロロの姿を一瞥する) 」 偽マフティー「……っ!(ギャプランを方向転換、空を覆う世界へ向き直る) 」 ケロロ「あれが…もう一人の、吾輩…ッ……!?アナザー…ワールド……!!(黒いケロロに睨まれ、皮肉にも「蛇に睨まれた蛙」そのものとなってしまう) 」 ペニーワイズ「…また現れたな俺のリメイク版!かかってこいやぁぁぁあ!!!(ちゃちゃまるハンマーをリメイク版ペニーワイズに叩きつける) 」 門矢士「 『 AnoZer World 』だって…ッ…!?まさか、『アレ』が…!?(再び頭上を見やり、反転された世界をその目に収める) 」 ペニーワイズ(リメイク版)「(ちゃちゃまるを容赦なく弾きと……ばさず受け止め、その毛皮を残酷にむしり取る) 」 ちゃちゃまるハンマー「 ぴ え ん (毛皮が柔らかすぎるので殴る方も殴られる方もノーダメージ) 」 ハサウェイ・ノア「っと(パラシュートを開いて華麗に着地、戦場を見回して)……これは 」 ちゃちゃまるハンマー「うおおおおおお!?!?!?なんだなんだー!?オイラの身体が、スースーするぞー!!(ぴえん)(毛皮を剥ぎ取られていく) 」 アナザーディケイド「…今こそ、"世界が一つになる時"が来た…!だが、一つの世界に同じ人間は二人もいらない。つまり…――――― こ う い う こ と だ ッ ! ! (士へ脳天から押し潰す勢いで殴りかかった) 」 ペニーワイズ(リメイク版)「(そのままちゃちゃまるを掴み、ペニーワイズに投げつける) 」 椎名まゆり「―――――あれぇ?まゆしぃの懐中、止まっちゃってる。 」 アスラン・ザラ「大丈夫かお前らっ!(リフターに乗ってペニーワイズたちの元に駆け付ける) 」 ペニーワイズ「ぐああああああ!!!(リメイク版が投げつけたちゃちゃまるに吹っ飛ばされ壁に叩きつけられる)……もっかいいってこーーい!!!(毛皮の無くなったちゃちゃまるにロープをくくりつけ遠心力でリメイク版に攻撃を加える) 」 門矢士「 ッ…!? (アナザーディケイドの襲撃を咄嗟的に飛び退いてみせる) ……だいたい分かった…!ようするに、俺たちの闘いは避けられないってことだ…! カ シ ャ ン ッ ! ! (ディケイドライバーを装着) パカ…――ス…(左腰に携行されたライドブッカーの中からライダーカード「ディケイド」を一枚を抜き取る) 変 身 ! カ シ ャ ン ッ ! (カードをバックルに装填)\KAMEN RIDE/ ガ チ ャ ン ッ ! (その状態から更にハンドルを押す) 」 門矢士 → 仮面ライダーディケイド「 \DECADE !/ カ シ ャ カ シ ャ カ シ ャ カ シ ャ ――― シ ャ キ ィ ー ン ッ ! ! (仮面ライダーディケイドに変身)はあああぁぁぁーーーッ!!(そのままアナザーディケイドに向かって突撃し、両者ともにオーロラカーテンの向こう…別の戦場へと消えていく) 」 ペニーワイズ(リメイク版)「(ぶん投げられたちゃちゃまるに蹴りを加え、勢いよく彼方へ飛ばす) 」 ペニーワイズ「なにっ!?ぐああああ!!!!(ちゃちゃまるが彼方に飛ばされた影響でペニーワイズも飛ばされ、アスランのリフターに激突) 」 アスラン・ザラ「うおおっ!?(体勢を崩してリフターごと落下する) 」 ペニーワイズ(リメイク版)「(そのままアスランの方に飛び、リフターを巨大な爪で切り裂く) 」 デッドプール「俺は俺だあああああああ!!(デッドプールと強制ポタラ合体する) 」 デッドプール「なにいいいいいい!!!?!?(強制的にポタラ合体させられる) 」 ジャン / アナジャン『俺(たち)の名はジャン・キルシュタインです!そして俺(たち)はニキティーが好きだ!!!ニキティーを愛する気持ちが倍になった今、俺(たち)を止められるものは誰もいない!!!ンニキティィィィィィイイイイイーーーーーッ!!!!(互いを敵対視するどころか意気投合している)』 ひこにゃん / Zひこにゃん『(二人のジャンに無言の龍拳)』 デッドプール「———————よっしゃァアアアァァァァァーッ!!(無事合体を終え、戦闘力99999から戦闘力99999へ進化し、並行世界を隔て奇跡の合体を果たしたポタラ戦士が降り立つ)デッドプールとデッドプールの合体だから、縮めてデッドプールってとこかな。今までの俺ちゃんとは一味違うぜ……ッ!(シュインシュインシュインシュイン) 」 ペニーワイズ「……やはり、俺のリメイク版は強い………!一度撃退したが…それよりパワーアップしてる…! 」 ペニーワイズ(リメイク版)「(ちゃちゃまるをちゃちゃまる宅の屋根に叩きつける。その瞬間家がスクラップになる) 」 アスラン・ザラ「トゥッ!!(リメイク版の攻撃をリフターから跳び上がってかわす)くッ……一体どうなってるんだッ! 」 ペニーワイズ(リメイク版)「(風船を大量に飛ばし、目くらましにする。その隙にアスラン達の後ろに回り込み、巨大な爪を振るう) 」 渚カヲル「(アスランの傍ら、いつの間にか立っていて)……やあ。久しぶり……というほどでもないかな。アスラン・ザラ 」 アスラン・ザラ「……!(迫るリメイク版ペニーワイズにビームキックをぶちかましてからカヲルの方を振り向く)……お前か!! 」 氷冬「―――― ガ ッ キ ィ ィ ン ッ ! ! (引き抜かれた四刀を振り回し、何者かと衝突し合う)ギチッ…ギリギリィ…ッ…!一度思ったことがあるのよね…―――― "自分自身と闘ってみたい"って…!! 」 ツララ「ギチッ、ギチチッ…!(氷冬が対峙していたのは、何処かの世界にいたもう一人の自分…全体的に黒尽くめの姿をした四刀使いの剣士だった)私は良い気がしませんけど――――ねッ!(鍔迫り合いを振りほどくように四本の刀で薙ぎ払い、距離を置く)…自分と同じ顔…同じ声…そして…―――― 」 氷冬「――――自分と同じ戦い方…!これほどの強敵、戦わずにはいられない…ッ…!!(不敵な笑みを浮かべては、もう一度「自分」に斬りかかっていく) 」 森ノ宮「(着古した風の灰色のコートを羽織った姿で、眼前の男を見据えている)……高いスーツだな、えらく血糊が付いてるように見えるが………衣装代は出るのか?何処だ?あの狸ジジイの所か、いや……どこぞの"組"の連中か?色々声がかかってたもんなァ(返り血と泥砂だらけの自分は棚に上げ、男を指差し) 」 森ノ宮(裏)「(シルエットからも分かる、高級な"黒"のスーツに、頭髪や髭を丁寧に揃えた姿……しかし、コートを羽織った方の森ノ宮と比べても明らかに付着した返り血が多く)……良く回る舌だな、薄汚いその恰好に良く似合ってる。何も守れなかった人間が、次は腐って逃げたらこうなるって所か(冷たく吐き捨て、懐から短刀を抜き)……その首は洗えば供え物には丁度良さそうだ 」 ランディオ「(またしてもなにも知らないランディオ)……もうひとりの俺、だと!? 」 ランディオ(裏)「(またしてもなにも知らないランディオ(裏))それはこっちの台詞だボケ!! 」 ― レゼリア国 ― BGM♪:BAD LUCK CHARM - Extended Cut - RWBY Vol 4 OST ヴォイド「―――― ガ ッ ギ ィ ン ッ (雷神剣を衝突させ、火花を散らしながら滑るように後退していく)……アンタはこの闘いの果てに、何を願う?(態勢を低くした状態を維持したまま、対峙するベールへ静かに問いかける) 」 ベール「 ギ ィ ン ッ ―――― (魔法杖を振るい、ヴォイドの剣と衝突。同様に後退る音を立てながら距離を保つ)……教えたところで、きょーみねーんだろ?(へっと笑う) 」 ヴォイド「興味がないならこんな質問はしない。少なくとも、この「語り合い」で、俺はアンタのことを知りたくなった。もともと魔法使いに対しては人一倍好奇心をそそられる性(さが)だが…それ以上に、アンタの人としての形(なり)に、惹かれるものがあっただけだ。 」 ベール「プロポーズって奴?嬉しいねえ…でもおっさん相手じゃなあ…(へへへと乾いた笑みを零し)……でもま、満更でもない、かな。(ふっと鼻で笑いながら手中に魔力を練り上げる) 」 ヴォイド「そういうわけじゃねぇが……って、見たところ俺とあんたは大した差はないだろう?(おいおいと苦笑を零す)……(魔力を込めるベールに対し、雷神剣への握力を込める) 」 ヴォイド / ベール『―――― ダ ッ ! ――――(互いに地を蹴り上げ、衝突せんと迫っていく)』 ジ リ リ ッ … ―――――――――― ヴ ォ ン ッ ! ! ! ! (頭上に広がる曇天のような灰色の空「オーロラカーテン」。その果てから一筋の雷光が轟き、ヴォイドとベール、両者の間に落雷する) ヴォイド / ベール『―――― !!? (衝突寸前に落下した雷へ咄嗟的に身を引き、両者並ぶようにその落下地点を見据える)』 ウィラーム「――――― やるじゃねーか。その俊敏さのある身体能力、反射神経…どれを取っても、衰えている気はしねえな。(落雷地点に蒼白の稲妻を纏う者がいた。髑髏の紋章が胸に刻まれた青いコートに、SMDDと書かれた紅地の腕章を身につけている。"魔女狩り"であった、かつてのヴォイドであった―――)…隣にいるのは、魔女か?だとしたら俺の敵だ。狩らせてもらうぜ、お前のその魔力を。(背に携えた一振り、世界に二つとないはずの「雷神剣」を引き抜き、二人に突きつける) 」 ヴォイド「――――ッッ!? 」 ヴォイド「……(表情を変えるな。これは意地だ。いついかなる時であっても、俺の心情を悟られるのは”優位”に働かない。落ち着け、今、俺の目の前に居るのは俺だ。俺だ、俺だ、俺だ……理解できねェ。俺がいる、何故、俺が……?)…………雷神剣…………(間違いない……『親父』が作った物だ……目に焼き付けた、このシルエット……間違えるはずがねぇ……)(目の前にいる「己」と「剣」を見据え、その姿形に唾を呑む) 」 ベール「………「魔女狩りウィル」は死んだんじゃなかったの?(困惑の眼差しこそ一瞬浮かべるが、目深に被り直した魔女帽子の中で冷静を取り繕い、ヴォイドと共にウィラームを見据える) 」 ヴォイド「……作り物としては精巧に出来過ぎている。恐らくあれは、別の世界線での俺だ。本来ならばここに招かれるべきではない…もう一人の自分…ということか…(その根源である灰色の空へ一瞥を与え、すぐに眼前のウィラームを睨む) 」 ベール「……手ぇ貸してやろうか?(魔法杖を右肩に乗せる) 」 ヴォイド「必要ない。これは…「俺」の問題だ。(依然ウィラームから視線を外さず、雷神剣を引き抜くように身構える)…だが、一つ頼みたい。この異変の解明を。 」 ベール「ふぅん…あたしと手を組もうと?タダじゃあ動けないよあたしゃ。(他人事だと知って悠長に口笛を鳴らしはじめ踵を返そうとする) 」 ヴォイド「俺のコートの右ポケット…長期戦になることを見越して非常食のビーフジャーキーが入っている。そいつを持ってけ。 」 ベール「うっそマジで好物なんだけどwww(じゅるりと涎を垂らしながらヴォイドのコートからおつまみのビーフジャーキーが入った袋を抜き取る)ちょーど小腹空いてたから助かるわー。一宿はしてないけど一飯の恩として、その頼み、このベールちゃんが引き受けてやろう♪ありがたく思いたまえ!えっへん!(魔法杖「箒星」へ跨る)―――― くたばんじゃねーぞ。(彼の耳もとへそう告げ、空へと舞い上がって飛び去った) 」 ウィラーム「悪ぃが、狙った獲物は逃がさねえ―――(飛び去ろうとするベールへ狙いを定めて迅雷の如き速度で迫り、雷神の一振りを下ろす) 」 ヴォイド「心得た――― ガ ギ ィ ィ イ イ ン ッ ! ! ! (瞬発的に前進し、ウィラームの雷神を自らの剣で受け止める)……「俺」が相手じゃ不服か?(重い剣同士の鍔迫り合いの中で、辛うじて保った冷静の表情で相対する) 」 ウィラーム「…悪かねぇな。お前からも僅かながら魔力を感じる。とてもじゃねえが俺とは思えねえ。……未来で何があったか知らねーが、魔力を持っているのなら、お前も例外ではない!(横一文字に振り払うと距離を置く) 」 ヴォイド「 ズ ザ ザ ァ ー ッ … ! (薙ぎ払われた反動を踏み込んで耐える)考える時間も、物思いにふける余裕すらねぇか… 狩られる立場には慣れている。今のお前には理解しがたいだろうけどな。(長く持てるかどうか…やるしかねぇ…)(そのまま過去の自分との一戦を交えるために身を乗り出した) 」 BGM♪:【流用曲】仮面ライダービルド BGM 39話 マッドローグvsローグ 優木せつ菜「貴女は…――――(そうだ…ヒロさんの言う通り…今、目の前にいる「私」は…スクールアイドルとしての夢を諦めた頃の私だ…「大好きなもの」のすべてを取っ払い、現実にふさぎ込んだ…偽りにして、本当の自分…)(相対する中川菜々を見据える) 」 中川菜々「お気づきですが?なら、いい加減に目を覚ましてください。「ここ」は貴女のいるべき世界ではないことを。私は「現実」に生きているのだということを。(冷徹な声音で斬り捨てる様にせつ菜へ詰める) 」 優木せつ菜「…っ……そんなこと、できません…!だって、私が見失いかけていた「大好き」を思い出させてくれたのは、他ならなぬ貴女自身だったじゃないですか…!(※ドラマ『「大好き」な想い』を参照) 」 中川菜々「アレは所詮偶像の私でしかありません。これが本当の私…「優木せつ菜」が帰依すべき場所、それが「私《中川菜々》」です。 そこまで意固地になってこの世界に留まろうというのであれば―――― ス チ ャ ッ … (右腕にラバーバンド「アイドリング」を装着する。皮肉にも、せつ菜が自分の「大好き」を具現化するために用いるアイテムだったそれを、「自分」の末梢の為に利用しようとしている) 」 優木せつ菜「――――! バ ッ ! (戦うしかない…それでしか、自分の想いをぶつけることはできない。そう思い至り、自身もアイドリングを掲げる) 」 ジ ジ ジ ジ ジ ッ … ! ! (せつ菜と菜々、両者のアイドリングから光が照射され、二人の腰元に変身ベルト「Vバックル」が腰に装着される形で形成されていく。そして、せつ菜の手には龍騎の赤いカードデッキが、菜々にはリュウガの黒いデッキが握られる) 優木せつ菜 / 中川菜々『――――――― 変 身 ! / 変 身 ―――――――(互いにデッキをバックルへ装填する)』 BGM♪:劇場版イナズマイレブンGoVsダンボール戦機W 魂の激突 1時間 1hour extended 優木せつ菜(仮面ライダー龍騎)「―――― キ ュ ピ ー ン ッ ! (赤い龍を象った戦士「仮面ライダー龍騎」の装甲を纏い、「仮面ライダーアイドル」へと変身する) \ ソードベント ! / (デッキから引き抜いた一枚のカードを、腕に装着されたドラグレッダーへ装填。天から降り注いだ一振りの赤い剣を握りしめる) 」 中川菜々(仮面ライダーリュウガ)「―――― キ ュ ピ ー ン ッ ! (せつ菜とは正反対となる存在、黒い龍を象った闇の戦士「仮面ライダーリュウガ」の装甲を纏い、同様に変身を遂げる)\ ソードベント ! / (せつ菜と同じようにカードを装填し、黒い剣を手に握りしめる)――――― 行きます (冷徹な一声を呟くと、せつ菜へ容赦なく刃を振り下ろしにかかる) 」 優木せつ菜(仮面ライダー龍騎)「あくッ…!!(咄嗟に水平に構えた剣でその凶刃を受け止める)……!(この圧…私を本気で殺しにかかってきてる…!?) えいっ!! (そのまま押し返すように振り払う) 」 中川菜々(仮面ライダーリュウガ)「何事においても本気なのでしょう?ならばその通りに来なさい。でないと、死にますよ?(剣を逆手持ち、徒手空拳の構えへ。左右から交互にフックで攻めつつ、時に上段蹴りを見舞ながらじわじわと圧倒していく) 」 優木せつ菜(仮面ライダー龍騎)「くッ、うぅ…ッ…!(ボクシングのミット打ちなんかとは次元が違う本気の殴りをただただ両腕で受け止めるだけで精一杯だった)ッ――――えいッ!!(上段蹴りを潜るようにしゃがんで避けると、その腹部へカウンターパンチを見舞う)えいっ、たぁ…ッ!!(やられた分、今度はこちらから連続で殴りかかっていく) 」 中川菜々(仮面ライダーリュウガ)「ッ゛……!(繰り出される拳に対応するかのようにこちらも鏡合わせの様に拳を突き出してぶつかり合っていく) ガ ッ ―――― くぅ!!(互いに取っ組み合いながら崖から落下。その先にあるオーロラカーテンを潜り抜け、別の戦場へと移行する) 」 ― マイテイ神殿 ― 優木せつ菜(仮面ライダー龍騎)「――― きゃんっ…!!(お互いに別フィールドへと落下し、受け身に失敗して転がり倒れる) 」 中川菜々(仮面ライダーリュウガ)「 バ ッ ――――(アイドリングを胸元に掲げ、照射される光にまた別のベルトと「ダークカブトゼクター」を形成する) \ HENSHIN / (ドライバーへダークカブトゼクターを装填) 」 優木せつ菜(仮面ライダー龍騎)「……!(あれは…!)(菜々へ対抗するべく、自身もアイドリングを掲げて別のベルトと「カブトゼクター」を形成する) \ HENSHIN / (ドライバーへカブトゼクターを装填) 」 優木せつ菜 / 中川菜々『―――――― キャストオフ!! ―――――』 優木せつ菜(仮面ライダーカブト)「 \ CAST-OFF / \ CHANGE BEETLE !! / (天を司る戦士「仮面ライダーカブト」の装甲を纏う) 」 中川菜々(仮面ライダーダークカブト)「 \ CAST-OFF / \ CHANGE BEETLE !! / (そんなカブトに擬態した闇の戦士「ダークカブト」の装甲を纏う) 」 優木せつ菜(仮面ライダーカブト) / 中川菜々(仮面ライダーダークカブト)『―――― “クロックアップ”!! / “クロックアップ” ――――(両者共にクロックアップシステムを発動し、超光速の速さを発動して空間を疾走し始める)』 ギ ュ ォ ン ッ ――― ド ゴ ォ ッ ―― バ ギ ィ ッ ―――― ド ォ ッ ――バ ギ ィ ッ ――――― ズ ギ ャ ア ァ ン ッ !!!(神殿内にて、目にも留まらぬ速さで二つの影が交錯し合い、そして激しくぶつかり合う) 優木せつ菜(仮面ライダーカブト) / 中川菜々(仮面ライダーダークカブト)『 \ ONE・TWO・THREE / (疾走の最中、互いにゼクター側面のボタンを左から順に3つ押しはじめる)――――― ライダー…キック!! / ライダー、キック ( \RIDER KICK/ )(接近後、二人同時に稲妻を纏った脚部を振り回し、強烈な回し蹴りのライダーキックをぶつけ合い、これまた激しく衝突し合う)―――― きゃあぁッ!! / くぅッ…! (しかし両者共にその衝撃に耐えきれず、石柱へと激突する) 」 優木せつ菜(仮面ライダーカブト)「 バ ッ ―――! (埋もれかけた瓦礫の中から立ち上がり、再び構えるアイドリング。今度はファイズドライバーが装着され、その手元にファイズフォンが握られる)ピロリ、ピロリ、ピロリ♪\Standing By/ (フォンに変身コード「555」を入力し、ENTERを押す) ――― 変身!(フォンをドライバーに装填) 」 中川菜々(仮面ライダーダークカブト)「――― バ ッ ! (構えたアイドリングからオーガドライバーが装着され、その手元にオーガフォンが握られる)ピロリ、ピロリ、ピロリ♪\Standing By/ (フォンに変身コード「000」を入力し、ENTERを押す) ――― 変身(フォンをドライバーに装填) 」 優木せつ菜(仮面ライダーファイズ)「 \ Complete / (仮面ライダー「555」(ファイズ)の装甲を纏う)はああぁぁッ!!(ファイズエッジを握りしめて薙ぎ払うように斬りかかる) 」 中川菜々(仮面ライダーオーガ)「 \ Complete / (仮面ライダー「000」(オーガ)の装甲を纏う) シ ャ キ ィ ン ッ … ! (冥界の剣と称されたオーガストランザーという大剣を携え、ゆっくりと前進)フッ…ハッ!!(初手の斬撃を易々と受け止め、地を裂くほどの凄まじい大振りをしかける) 」 優木せつ菜(仮面ライダーファイズ)「ひゃんッ…!?(ファイズエッジを盾にしていたため辛うじて致命傷は免れるが、圧倒的破壊力を誇る武器を前に軽々と薙ぎ払われ尻もちをつく) 」 中川菜々(仮面ライダーオーガ)「 フ ン ――――― ボ ッ ゴ オ オ ォ ォ ン ッ ! ! ! (大剣を豪快に振り抜くと幾重にも並び立つ石柱へ一線を描き、瓦解させる) 」 優木せつ菜(仮面ライダーファイズ)「いたた……―――― ふえええぇぇっ!!?(お尻を摩りながら起き上がろうとする最中、菜々の下した強大な一閃に崩された柱の瓦礫がこちらに迫っているのを見ると…)いやぁぁぁあ~~~~ッ!!!><(慌てて飛び出し、間一髪がれきに埋もれずに済んだ) 」 川菜々(仮面ライダーオーガ)「……口ほどにもありませんね。せっかく与えられたその力もろくに扱うことができないとは。貴女には本当に失望するばかりです。 ジ ャ キ ィ ッ (大剣を突きつけながらじわじわと歩み迫る) 」 優木せつ菜(仮面ライダーファイズ)「はぁ…はぁ……(このままだと、私は…「私」に押し潰されてしまう…っ…… いったい、どうしたら…っ…どうやって、自分と向き合えたら…―――)(迫りくるもう一人の自分の姿に、ただ混迷に顔を歪ませるのだった―――) 」 ヒロ「せつ菜ちゃん…っ!(崖へと落下していったせつ菜を見て)…!俺も援護に……!?(せつ菜を追いかけようとして崖に飛び込もうとしたところ、突風のようなものに吹き飛ばされ、オーロラカーテンへと放り込まれる) 」 ─ 月見浜町 ─ ヒロ「……ってぇ…なんなんだ、あの風は…せつ菜ちゃん…(相手が"もう一人のせつ菜"だけに複雑な表情を浮かべている) 」 ペニー「───こんな時まで女の心配たぁかなり余裕があるじゃねーか(オーロラカーテンをくぐり現れる)あんな男が思うように使って捨てる"モノ"にどうしてそこまで気にかけるかなぁ…(頭をポリポリとかく) 」 ヒロ「………お前の仕業か(スッと立ち上がる)相当歪んだ考えを持ってるようだな…ろくなもんじゃねえぜ… 」 ペニー「…俺の考えが歪んでるかどうかはお前が決めることじゃねえ。何が正しくて何がおかしいかなんて…常に"力"が決めること。いつの時代も…仮に人の道と呼ばれるものに反しても勝者が正義…それは変わらない(冷酷な目でヒロを見据える) 」 ペニー「… 俺の考えが歪んでるかどうか、証明してみろよ。(腕を鎌と化す)お前のその考えと、お前が守る女…全て粉々にしてやるよ(ヒュッ(風と化して姿を消す) 」 ヒロ「…!(消えた…!)(辺りを見渡し)どこからくる…!? 」 ペニー「…そこだよ!(ヒロの背後から現れ、鎌鼬のように四方色々なところから鎌で彼の体を切り裂いていく) 」 ヒロ「…!(四方から切り裂かれ)…こいつ!(土刀をぺにーが現れた方向に振るう) 」 ペニー「ハンッ…(土刀を振るわれた瞬間、再び風となり消える) 」 ヒロ「…………(こいつ、風と同化できるのか…!)こいつ!(土弾を四方に放つ) 」 ペニー「…無駄だ!(土弾を打ち消す)そんな程度で俺の動きは止められねえぞ!(再び現れ、ヒロに鎌を振るう) 」 ヒロ「…(土弾が…消えた…!?)っ!(ペニーの姿に気づいた瞬間飛び退いて距離を取り、振り払うように刀を振るう) 」 ペニー「……(刀を振るった瞬間強烈な向かい風を発生させ、ヒロの動きを止める) 」 ヒロ「…………!(竜巻のような強風に足を止める)や、野郎……!(力を込めて風を押し返そうとする) 」 ペニー「………ザコが!あんな物を大切にするような弱い奴に俺は倒せねえ…(押し返そうとする間にヒロの眼前に現れ、強烈な蹴りを振るい吹き飛ばす) 」 ヒロ「…ぐっ!!ぐおおおおお!!!!(ペニーの強風が追い風になり、民家の壁に叩きつけられる) 」 ペニー「…オラァ!(叩きつけられたヒロに追い打ちをかけるように連続蹴りを食らわせる) 」 ペニー「………(この戦いは"死ぬことはない"…つまり死体を使った戦い方はできないってこと…!)オラァ!もう終わりか!!(追い討ちをかけるように斬撃を食らわせる) 」 サラサラサラ……(切りつけられたヒロが土となり風とともに散っていく) ペニー「…………!?(ヒロであるはずのものが土となったのを見て)…! 」 ヒロ「……はぁっ!!(ペニーの背後から現れ、日本刀を下から右に切り上げる) 」 ペニー「…!こいつ、いつの間に分身を…ぐっ!!(腕の鎌を振り向き様に振り下ろそうとするが、先にヒロの斬撃を喰らう)…のやろぉぉ………!! 」 ヒロ「…まだ終わっちゃいねえぜ…!お前のような奴は、放っておくわけにはいかねぇからな…!(足元の地面を浮き上げさせ、大きな波のようにする) 」 タウタウ「 🐑💤 」 ペニー「…俺も、お前みたいな奴を見てると腹が立って仕方なくてなぁ…(タウタウを見据える)借りるぜ(勢いよく風を発生させ、ヒロをタウタウの方へ飛ばす) 」 ヒロ「……!(ペニーの突風により、タウタウの方へ飛ばされる)貴様、何の意図で飛ばして…!(タウタウを見て) 」 タウタウ「――――パンッ!!(鼻ちょうちんが割れて起きる)ガウガウガウガウガウガウガウガウ!!!💢(眠りを邪魔された怒りからヒロに襲い掛かる) 」 ペニー「……油断したな!(タウタウごとヒロを強風で吹き飛ばす)(あの羊は驚異だが…遠距離から叩けば標的は奴に行くはず…!) 」 ヒロ「…………貴様ぁ…!(襲い掛かられ、土刀で応戦する)うおっ…!(タウタウごと強風で飛ばされる) 」 ペニー「……(この風が俺によるものとは気付かれてないはず…さて、こいつらがやり合ってるうちに…)(分厚い本を発現させ、パラパラと開いている) 」 タウタウ「(吹っ飛んだ先で気絶) 」 ヒロ「…!(気絶したタウタウを見て)バカめ、自分が仕向けた羊眠らせてどうすんだっての…!(刀を構え、再びペニーにめがけて斬りかかる) 」 ペニー「………くそっ、遠ざけるつもりが役立たずの羊め…っ!(タウタウを見て責任転嫁するように歯をギリッとさせる)ちっ…!(ヒロが斬りかかってきたのを見て本を片手に飛び退く)…!(巨大な光線銃のような物を召喚し、ヒロに向けて特大のレーザーを放つ) 」 ヒロ「…!(レーザーを見て、横に回避する)(あんな光線銃まで発生させるとはな…!ただの鎌鼬野郎じゃねえってことか…!) 」 ペニー「(チッ…!あの羊が食い止めていればもう少しチャージができたものを!)(再チャージをしつつ、ヒロに両腕の鎌で斬りかかる) 」 ヒロ「…!(レーザーの方に土弾を撃とうとしていたため、ペニーに気づくのが遅れる)ぐっ…!(鎌による斬撃を喰らう)(あっさりと離れた…!つまり離れていても砲撃が可能ってか…!)(土刀を構える) 」 ペニー「……そんな刀でぇ!(ヒロの構えた土刀を見て、水弾を放つ) 」 ヒロ「…!(水弾から飛び退く)こいつめ、風だけじゃなくて水も使えるのか…! 」 ペニー「風だけでも水だけでもない…火、水、雷、草……ありとあらゆる魔法が使える…(下の方を向く。指を鳴らすと建物から透明な箱のようなものが出てくる) 」 ギギィー…ッ…(ペニーが召喚した透明の箱が軋みを上げてゆっくり開かれていく。その中にあるもの、それは―――) 嵐千砂都「―――― ん゛ぅ~~~ッ…!!(固く縄で縛り付けられて横たわる一人の少女だった) 」 ヒロ「………!千砂都ちゃん!(その箱の中にいた…自身にとっては面識の深い少女の姿を見て酷い動揺を見せる)お、お前…! 」 嵐千砂都「……!?(ヒロくん…っ…?)(箱の内側よりヒロの姿を確認。その恐怖に怯えかけていた瞳だけで、彼女の目に何が遭ったのかを物語っていた) 」 ペニー「………へぇ、オトモダチだったのか。となると、尚更面白くなってきたってもんだ(千砂都に近づき、彼女の首元に鎌を突きつける)ククッ、どうだ?今ここで…こいつの首と体を泣き別れにしてやろうか?(ククッと笑みを浮かべながらヒロの方を見る) 」 嵐千砂都「んむぅ゛~~~っ!!(喉元に凶刃を突きつけられ、眦に涙が浮かぶ) 」 ヒロ「…!待て!止めるんだ!(ダッと駆け出す) 」 ペニー「…とは言ってもあっさりとこの女の首をはねても面白くない……(鎌を千砂都から遠ざけ、ペロリと舐める)お前を立ち上がれなくなるくらいボコボコにしてからでも、遅くないからな(ヒロの方を向き)証明してみろよ。お前に、俺を悪と断言する程の力があるかどうか…(鋭い眼光でヒロを突き刺すように見る) 」 ヒロ「…!(ペニーの鋭い眼光に一瞬足を止める)………!(千砂都の姿を見て我に返る)千砂都ちゃん…君を救い出してみせる…(千砂都の方を見て、出来るだけ安心させるように優しい笑みを見せる) 」 ペニー「……そうヘラヘラしてても戦局は変わらねえぞ!(飛び上がり、千砂都を巡るやり取りの隙にチャージしていたレーザーをヒロめがけて放つ) 」 ヒロ「…………!(このレーザー………土の盾で受け止めるのは簡単だが、もしかしたら衝撃でちぃちゃんも…!)(土の盾を高いところに展開し、傘のように衝撃を軽減させようとする) 」 ズガァァァァァァアン!!!!!!(ヒロの土の盾とレーザーが相殺し、眩しい光を放つ) ヒロ「……なっ…!なんの光…!(突然の激しい光に目を腕で覆う) 」 ペニー「…いつからそのレーザーが攻撃用だけだと錯覚していた?(動きが止まったヒロの懐に入り、連続切りを食らわせる) 」 ヒロ「…!ぐっ、がぁっ……!!(連続切りを喰らい、地面に叩き伏せられる) 」 嵐千砂都「……!!(満身創痍へと追い込まれていくヒロに声を張り上げそうになるが、自分の声は虚しくも届くことはない) 」 ペニー「………ククッ……(地面に叩き伏せられたヒロの頭を踏みつける)その程度かぁ?だから何回も言ってるだろ?女を大切にしようなんざ弱え考えを持ってる奴には俺は倒せねえ!(ゲシッゲシッ お前はあの女の首が飛ばされるところを見届けるしかねえんだよ!(とどめの一撃を喰らわせようとヒロの頭に思い切り足を振り下ろす) 」 シュルルル………ザシュッ!(ペニーが勢いよく足を振り下ろそうとした瞬間、蔓のようなものが彼の足に絡みつき、強く締め付ける) 」 ペニー「……!?ぐああああああっ………!!!(勢いよく振り下ろした足が蔓に絡みつかれ、バランスを崩し転倒。その蔓は根から強く絡みつかれていたため、脚が折れる音が響く) 」 ヒロ「足元を掬われたな……(同じ性質の蔓に腕を上に引っ張られ立たされる)あの子に手は出させやしない…(口から流れる血を袖で拭う)なぜなら、あの子は俺の………!(そのまま追撃をかけるように日本刀を振り下ろす) 」 BGM♪:Battle Against a True Hero - Epic Orchestral Arrangement (Undertale) ペニー「こ、こいつ………!!!!!!(蔓に対し本のページを投げて無力化。股下に風を発生させ、強力な浮力によるアシストで立ち上がる)おらぁ!(風の勢いそのまま、振り下ろした日本刀に対し両腕の鎌で反撃) 」 嵐千砂都「……―――(抗い続けるヒロを見つめて、その瞳を閉ざす。瞼の裏で、彼の行く末を見守るように祈る―――) 」 ヒロ「…大事な、人だから……!!(ペニーの鎌と日本刀が激突。彼女に対する想いを叫びつつ、鍔迫り合いになる) 」 ペニー「大事な、人だぁ…!?片腹痛い………!そんな考えのやつに…むざむざとやられてたまるか!!!(両腕の鎌だけではなく、風を操る力により鎌を数本出し、ヒロに攻撃する) 」 ヒロ「………!(ペニーの風による背後からの攻撃を喰らい、血を吐く)…俺は、もう…大事な人を失いたくないんだぁ!!!!(彼のその叫びと共に、日本刀が光で覆われる) 」 ペニー「女なんざ………男に好きなように使われ捨てられる…そこに尊厳はない………そんな存在であるべきなんだよ!!(ヒロに追い討ちをかけるべく鎌を振るおうとするが、日本刀が謎の光に覆われたのを見て手を止める)何の…光だ…!? 」 ヒロ「…お前がどこで道を踏み外したかはわからない。だが……そんな考えは許されていいはずがない…!(光に覆われた日本刀がキーブレードへと変化する)…はぁぁぁっ…!!(鎌に向けてキーブレードを横一閃に振るう) 」 ペニー「……な、何だ…!?その力は……ぐぉおっ!(手に持った鎌を容易に弾かれ、後ずさる)な、なんだ…その剣は…何の力なんだ!!!! 」 嵐千砂都「――――!(あの光……とっても、あたたかい…)(新たな力を顕現するヒロから齎されるその光に、不思議と心が安らぎ始めていく) 」 ヒロ「…お前にはわかるまい!お前が人権を奪おうとしている存在から受けた俺のこの力が…!(千砂都の祈り、そしてかつて失った大切な存在……全ての思いがこのキーブレードに集う)これで、終わりだ……!!(キーブレードをペニーに向けて振るう) 」 ペニー「…!また、女か……女など……俺の歯牙にかけるにも及ばない存在がぁぁぁぁ…!!(魔女狩り手配書のページを出し、ヒロのキーブレードを打ち消そうと試みるが、強い信念を持った剣のためか消えることはない) 」 ザンッッッッッッ!!!!!(ペニーにキーブレードの斬撃が直撃) ペニー「っ…がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!(ヒロのキーブレードが直撃し、崩れ落ちる)クッ………ごふっ!!(吐血)女の想いに、この俺が…!!またしても、女にやられた、か……!(ヒロの信念の前に力尽き、その場に倒れる) 」 ヒロ「…………やった、か………!(ペニーが倒れたのを見届け、千砂都の方を見る)……(キーブレードを千砂都に向けて振るい、彼女を拘束していた縄のみを切り裂く) 」 嵐千砂都「―――……!(全身を拘束する縄が解け、ゆっくりと起き上がる)……っ……――― ヒロくん…っ…!(眦に雫を浮かばせて、咄嗟的にヒロへと抱き着いた)…っ……っ………!(彼の胸元に顔を埋め、小さくすすり泣く声を鳴らす) 」 ヒロ「…………!(千砂都の様子を見て、安心させるようにそっと彼女の背中に手を回す)あんな目にあって、怖かったよな…もう、大丈夫だ… 」 嵐千砂都「……きっと来てくれるって、信じてたから…っ……(涙で潤んだ瞳でヒロの顔を見上げる)……―――― ありがとう…っ…♪(それから、いつものような明るい笑みを浮かべるのだった) 」 ヒロ「どういたしまして…君の期待に応えられてよかった。…やっぱり、君には笑顔が似合うな(千砂都が笑みを取り戻したのを見て) 」 阿万音鈴羽「あっちゃ~、終わっちゃったかぁ。せっかく歴史的瞬間に出会えると思って来てみたんだけどなぁ。(ヒロのもとへ再び現れる) 」 黒ウォズ「……―――― パ タ ン ッ (物陰からヒロの闘いが無事決着したのを見届けると、手にしていた逢魔降臨暦を閉じる)また一つ、「特異点」による救済が記録された。だが…―――(安心するのも束の間、頭上を見上げ、そこに広がる「反転された世界」を視界に収める)…ここから先はどうなるのか…それは誰にも予測できない。私にも、「あなた」にも…――― 」 ヒロ「……!?(鈴羽を見て)…一足、遅かったようだな(戦いのダメージからかククッと弱々しく笑う) 」 阿万音鈴羽「……なんてね。じつを言うと、もう〝いろんなきみの姿〟を見てきたんだ。 」 ヒロ「…?色々な俺の姿………あんたも、違う世界線の俺のことを知ってると………? 」 阿万音鈴羽「…そ。つまり今ここにいるこのあたしは、そのいろんなきみを観測する過程の中にいるあたし、ってことになるかな。 」 ヒロ「………なるほどね。そこまで見られてるとなると、「特異点」も楽じゃないね….(冗談っぽく笑う) 」 阿万音鈴羽「『特異点』……本当にそんなものが存在するんだって、最初は驚いた。…でも、初めてきみの存在を認識した時あたし……重ねてたんだ。オカリンおじさんと。 」 ヒロ「……オカリン、おじさん?……俺と同じような存在の人…なの? 」 阿万音鈴羽「うーん……さすがに、きみほど特別な人間ってわけでもないんだけどね。「岡部 倫太郎」……かつて、ひとりを愛し、ひとりに愛されていた。…だけどある日を境に、「大切な幼馴染」を救うか、はたまた「大切な仲間」を助けるか……究極の2択が立ちはだかり、その人は苦悩した。 」 ヒロ「な、なんて…残酷な二択なんだ…!(地面を叩く)それで、彼は…?どんな選択肢を選んだんだ…? 」 阿万音鈴羽「それは………ごめん、言えないんだ。…とにかく、「大切な仲間」を助けた世界線でその人は、「大切な幼馴染」の死を何度も経験することになった 」 阿万音鈴羽「そして、幼馴染の死を回避するべく、何度も時間を遡った。何度遡っても、同じように死が繰り返されていく……次第にその人の心は、光を失っていった。 」 ヒロ「い、いやいやいや…一回だけでも辛いのにそれが何回もって…(そりゃあ、光も消えてくよ…結局、変えられないって…心折れるよ… 」 阿万音鈴羽「――――――でも、勝ったんだ!その過酷な運命に。ひとつ、またひとつ…ひとつずつ、要因を取り除きながら……。 」 ヒロ「要因となるものをすべて取り除いて、勝った…そういうことか…その幼なじみは救われたんだな…? 」 阿万音鈴羽「……そうだね。 ……って、なんだか長く話し込んじゃったね。どうしてきみにこんな話をしようと思ったのかはわからないけど……少なくともきみは、同じような経験をしているはずだ。そして、これから先………おっと、あんまり喋りすぎちゃうと「Mr.GATE」に怒られちゃうかな。それじゃ、そろそろ行くね。――――健闘を祈っているよ、〝大友 浩之〟(そう言ってオーロラカーテンを潜っていく) 」 ヒロ「………あぁ。(オーロラカーテンに消えた鈴羽を見送り)……最近、その名前で呼ばれることも多くなってきたな…そういう面々ばっかりに関わってるからか…(ふと呟く) 」 ――― 聖国『コスモス』 ――― これは鏡合わせの世界などではない、ドッペルゲンガーによる自発的侵略だ。 生存を掲げた競争ではなく、己を相対的に滅するという種に備えられた自戒装置の体現であるかのような有様であった。 だからこそ、両者にとって共通の敵である存在が現れても尚、 生存の為に、相互利益の為に手を取るという『自由』が存在しない。 故に、この場における彼らはーーー アナザーオリジンディアルガ「(世界会議が行われる建造物の中枢、否、その残骸の中枢で雄叫びを上げ、周囲の時空を歪める。物体は時流に飲まれ、水に溶ける絵の具のように輪郭を失い消え失せていく。 神は時に人より貪欲である。己のテリトリーという概念のスケールが世界そのものまで及ぶ。今、邪神アルセウスの化身である神の半身はこの基本世界の時空を制覇しようとしている) 」 アナザーオリジンパルキア「(世界会議が行われる建造物の中枢、否、その残骸の中枢で雄叫びを上げ、周囲の空間を切り取り亜空間へ塵紙を捨てるかのように葬り去る。 神は時に人より狡猾である。この場において相反する存在との決戦を預け、共闘し、共通敵である基本世界の空間を席巻しようとしている) 」 アナザーアルセウス「 アルセウスフォンX13。発売中(全ての元凶は再奥に控えるこいつのせいだ。だいたいこいつが悪い) 」 アナザーウソップ「頼むよオオオオ!!俺も安全地帯に連れてってくれエエエエエエ!!(ルフィに泣き縋りしがみつく) 」 アナザールヒー「ウソップウウウウウ!!何足引っ張ってるんだお前えええええええ!!(アナザーウソップにしがみつかれ共に時空と空間の乱気流に放り込まれる) 」 アナザー炭治郎「お前なんかこうだ!こうなって当然だ!!SHINE!!SHIんじまえ!!(時空の乱気流に飲まれまいと、自分にしがみつく無惨に執拗に蹴りを入れ引き離そうとしている) 」 無惨様「行くな炭治郎!!頼む!!私をひとりにしないでくれッ!!アアアアアなんでだ炭治郎オオオオ!!やだよおおおおお独りで死ぬのは惨めだよおおおおお!!(執拗に蹴りを入れられながらもせめて鬼の王を継承しようと血管を伸ばしながらアナザー炭治郎にしがみついている) 」 ピカマン「(この世の終わりのような顔をして死を待つ) 」 アナザーピカマン「(そんなピカマンの手を取り、一人にしないと行動で伝えた)だってばよ!(そして死んだ) 」 アナザーライナー「おい………なんで友軍まで攻撃を受けている……?(同郷の士をも巻き込む神の理不尽な攻撃。その規模の大きさ、容赦なさに打ちひしがれ遠く離れたビル屋上で膝を突いた。無論、それを止める術はない) 」 アナザーライナー「ああ……あああ………!(何故なら—————『巨人の力を失った世界線』のライナー、戦士ですらないただの人間だからだ。神は愚か、人の範疇でしか戦うことができない彼は頭を抱え、己の無力を呪い呻いた) 」 エレン・イェーガー「(そんなライナーの横で、ポケットに手を突っ込みこの状況を至って平静に静観していた。地獄は見慣れた、地獄なら既に一度作ってくからだ)よおライナー…4年ぶり、いや『初めまして』か。(すぐに己の世界線の彼ではないと悟ると、友人と似た誰かに接するような、そんな他愛のない日常会話をするようにして口を開いた)————なんでお前達の世界はここを攻撃した 」 アナザーライナー「———————(そう言うこともあるだろう。覚悟こそしていたがいざ当の本人を目の前にした時、彼は諦観を持って、何故か妙に落ち着いて口を開く気になった。或いは、既に恐怖の許容値を超えてしまっているのか)—————わからない。ただ、俺達の居場所を作るため制圧しに来たんじゃないか……と思う。まだ『この世界の俺』にあっていない以上、何も直感できねえが……『俺達の世界のため』だと思う 」 エレン・イェーガー「世界の為か……じゃあ仕方ねえよな(ヴァージル愛用のプラスチック椅子に腰を下ろし、空間も時空も歪められ捻じ曲がった空を仰ぎ見ため息をついた)ただ、世界の住人であるお前達には逆らえねえよな 」 アナザーライナー「——————……違う(仲間と嘯いたものを見殺しにした、己の未熟故道中で仲間が巨人に食われた、引き返すべき地点で進み、仲間を人殺しに引き入れた。それぞれの瞬間が一瞬でフラッシュバックした。そして『これ』もまた、それに類するのだ、己の選択に類するのだと思い知る)違うんだエレン!!俺のせいだ!!お前達の世界には俺の意思で来たんだ!!俺達の世界線を脅かす悪魔を倒せば!!どうにかなるって本気で思ってたんだッ!!俺が悪いんだよッ!!(同情ではなく避難を、慈悲ではなく裁きを求め、すがるようにしてエレンに摑みかかる)もう嫌なんだ……戦士じゃなくなったのに……頼む……俺を…………ころ————— 」 エレン「お前の懺悔は聞き飽きたよ、ライナー。死にてえならそう言え(彼へは一瞥もやらず、椅子を立ち荒ぶる神々へ一歩足を進めた)耳を済ましてみろ、ライナー 」 アナザーライナー「え…… 」 エレン「『皆』がお前を呼んでいる。ガキの頃、俺が騙されていたお前も、昔からあいつらが知っているお前も……この世界のお前も、今ここにいるお前も何も変わらねえ。どんなに後悔しようが、懺悔しようが、お前にはその時その時すべきことをしてきただろ 」 アナザーライナー「………ちッ 違う、それは……マルセルの真似をしていただけで……! 」 エレン「俺の『クルーガー』の方がまともな演技してたよ。兵士だろうが戦士だろうが、お前は『ライナー・ブラウン』だったよ(背を向けたまま、それだけを言いに来たと言わんばかりに足元から光の粒子が舞い、形が消えていく。足元には一つの『紅白の球』が残されていた) 」 ―――――ライナー……『長生き』してくれ アナザーライナー「————————。…………。エレン………?(朝焼けの光が差し込んだ、そんな気がして目を覆う。再び瞼を開ければ、『仲間』だった頃の自由を渇望した少年の笑顔を最後に残し彼は消えていた。)………。(唯一つの置き土産を残して。それを拾い上げたその時—————) 」 電流が脳髄を焼け焦がさんばかりに駆け抜けた。0.001秒と言う刹那に、ライナーブラウンは意識のみが時を遡り『敗北』の記憶を垣間見た。 何度打ちのめされても立ち上がり、不屈の精神を垣間見た。それは———— ナザーライナー「(これは……『古代の英雄』の記憶……)………。(顔を上げ目の前の光景を、今ある現実と相対する。記憶と重ねて見るその光景は、古代の英雄が歩みを止め最後に見た景色と重なった)俺は—————— 」 ガビ「ライナ了了ァ了了ァァアアァァアアアアア了アァアアアアアァ了ア了ァ了了了ァアアアアアアアアアアアァーーーー!! 」 アナザーライナー「(俺は英雄なんかじゃない。先人の記憶にそう言うよりも先に、足が勝手に動いていた)俺は————(ビル屋上から飛ぶ。兵士として受け継いだ技術、立体機動装置を駆使し、大気を引き裂いて、浮遊する巨岩を駆け抜けて飛び、それを繰り返し彼は兵士として『進撃した』) 」 ファルコ「ライナ了了ァ了了ァァアアァァアアアアア了アァアアアアアァ了ア了ァ了了了ァアアアアアアアアアアアァーーーー!! 」 アナザーライナー「俺は—————————————!!(ただのちっぽけな『戦士』が、双神と、奥に構える邪神の前へその身を晒し『進撃』した。『友 』より、そして『共犯者』より託された敗北の記憶、『古代の英雄』の記憶を受け継いだ古代の『プレート』を手に。それを、自らの心臓に突き刺す)俺は!! 英雄になりたかっただけの『戦士』だッ!!!! 」 『その巨人はいかなる時代においても自由の為に進み続けた』 宙空に雷光が轟く。 遥か天上にて燦然と輝く太陽が救いなき地上へ業火をもたらすかのようにそれは瞬き、 人の雄叫びを、怒りを語る化身に相応しき巨体を創生していく 『その巨人はいかなる逆境においても自由の為に争い続けた』 アナザーオリジンディアルガ / アナザーオリジンパルキア「 ┣¨ ゴ ォ ッ (光の中心から伸びる巨人の両腕が、意思なき邪神の眷属の喉笛に届く。それは奴らの首をへし折られる) 」 『その巨人の名はーーーーー』 アナザーアルセウス「—————————美しい、これ以上の芸術は存在し得ないでしょう。また会えましたね、私の『英雄』(光悦と目を輝かせ『敵』として再会し、相対す再臨した英雄を前に『全力』で迎撃を行おうと光輪を輝かせる) 」 エレン・イェーガー「名は——————………………『 進撃の巨人 』 」 アナザーライナー → レジギガス「VOOOOOOOOOO!!!!!!(古代の英雄は人に力を授け、再誕した。今こそ逆襲の時、今こそ『進撃の時』。この拳を反撃が為の、『勝利(ジーク)』の為の紅蓮の弓矢として、邪神へ解き放つ) 」 ペニーワイズ(リメイク版)「…(ちゃちゃまる宅をスクラップにしてペニーワイズを追い詰める)(ガッ!(ペニーワイズに向けて爪を振るう) 」 ペニーワイズ「ぐっ…こいつ…!(リメイク版の爪の攻撃に対し、爪で応戦しようとする) 」 首領パッチ「いかりやも歩けばお化けも逃げる!(飛び上がり、ペニーワイズをかばうように現れる)論より証拠に変な顔!(首領パッチソードでリメイク版の爪を弾き返す) 」 泉けん「はっきり言ってみられない!(首領パッチの掛け声に乗るようにスカイロッドで現れる)人間じゃないよあの顔は!(スカイロッドから飛び降りる)ほんとはゴリラだ間違いない!(αガンをリメイク版に向けて放つ) 」 ペニーワイズ「平気でよくも、戦っている!(2人を見て立ち上がる)とうとう負けたかいかりやは!(リメイク版に向けて風船爆弾を飛ばす) 」 夜神ムーン「ボロクソだぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!(3人を見ながらリメイク版に対し殴りかかる) 」 ペニーワイズ(リメイク版)「……!(爪を首領パッチに弾かれ、αガンを風船でガード。風船爆弾に風船爆弾をぶつける)(殴りかかった夜神のパンチを喰らう) 」 ペニーワイズ(リメイク版)「(殴られた瞬間カウンターの如く夜神を足元から生やした巨大な爪で弾き飛ばす) 」 アスラン・ザラ「これでどうだッ!!(リメイク版ペニーワイズを踏み潰す勢いでジャスティスに乗って落下してくる) 」 ペニーワイズ(リメイク版)「(夜神を弾き飛ばした巨大な爪でアスランのジャスティスに突撃するように応戦する) 」 泉けん「アッー!なんで風船だ!(ビジュームベルトの竜巻で風船を全て吹き飛ばそうとする) 」 いかりや長介「(リメイク版ペニーワイズに下攻撃の金ダライ)暴れるな!馬鹿者!! 」 首領パッチ「ダメだ…今のペニーワイズではあのリメイク版には勝てない…!奴とリメイク版では恐怖による力の差がありすぎる…!おそらく今のペニーワイズの恐怖はいかりやの顔にすら勝てない…!(謎シリアス顔) 」 ペニーワイズ(リメイク版)「(金ダライをけんのビジュームベルトの風の方に飛ばし、アスランの方に飛ばさせる) 」 夜神ムーン「ならばこっちのペニーワイズも恐怖心を溜めなければ勝てないということか…だが今の奴ではただのクソザコピエロ………今の奴を見ても恐怖は感じない…悪く思うなペニーワイズ!(ペニーワイズの顔面に銀の入った弾を投げる) 」 ペニーワイズ「なにぃっ…うぐあああああああ!!!!(夜神の投げた銀の弾が顔に当たり、目が充血し顔の一部がスライムのようにベターッと伸びる) 」 夜神ムーン「そして観客席のスクリーンをハッキングして今のペニーワイズの顔のみが映るようにして……(パソコンからモニターにハッキング。観客席のスクリーンの画面が全てグロテスクな顔になったクソザコピエロが映るようにする) 」 観客席「ぎゃあああああああ!!!」「おぞましいい!」「ママーコワイヨー!」「ちくわ大明神」「化け物だ!化け物!」「誰だ今の」「ママーアレナーニー」「ミチャイケマセン!」(観客席からグロテスクな姿になったペニーワイズの映像を見て悲鳴が上がる) 」 関羽「そんなものはない……そんなものはない!(観客を宥める) 」 首領パッチ「おぉ、みんな順調に怖がってるぞ!続けゾンゲリヤ!(いかりやを見て) 」 ペニーワイズ「………!(周囲の恐怖がペニーワイズに伝わり、力が漲ってくる) 」 ペニーワイズ(リメイク版)「(風船で飛び、夜神に飛びかかる) 」 アスラン・ザラ「させるかッ!!(リメイク版を止めるようにジャスティスから降りて生身でビームキックをかます) 」 夜神ムーン「…!(力が漲ったペニーワイズを見て)計画通り…アスラン、そのまま奴を足止めするんだ! 」 ペニーワイズ(リメイク版)「…!(アスランが立ちはだかったのを見てビームキックに対し爪で応戦。大量の風船をアスランの眼前に出し、目くらましさせようとする) 」 泉けん「そらっ!(大量の風船に対しビジュームベルトの竜巻を放ち、風船を散らす) 」 ペニーワイズ「……………(周囲の悲鳴で力が漲り、爪や牙が鋭くなり、巨大化していく) 」 ペニーワイズ→覚醒ペニーワイズ「………うおおおおお!!!!(オーラと共に3mほどの巨体、鋭い爪、鋭い牙を生やした凶暴なピエロのような見た目になる)(ザンッ!!!!(ちゃちゃまる宅を鋭い爪で粉々にする) 」 ちゃちゃまる「 ぴ え ん 」 アスラン・ザラ「トゥッ!(風船を振り払いながらペニーワイズを見上げて)凄い!凄いぞ!とてつもない呪力、恐怖のパワーがペニーワイズに集まっている!今の奴はもはやクソザコピエロではないっ!!それを見たなら終わり、『IT』へと戻ろうとしている!! 」 首領パッチ「(「映画 ペニーワイズvsペニーワイズvsサンゲリヤいかりや」と書かれた看板を置く) 」 リメイク版ペニーワイズ「…!(覚醒ペニーワイズを見て、勢いよく爪で引っ掻きにかかる) 」 覚醒ペニーワイズ「見ろ!ちゃちゃまる宅がゴミのようだ!(リメイク版ペニーワイズの腕に噛み付き、引きちぎろうとする) 」 リメイク版ペニーワイズ「(腕に噛み付いたペニーワイズの顔を思いっきり引っ掻く。ついでにもう片方の手でちゃちゃまる の毛皮を剥ぐ) 」 覚醒ペニーワイズ「ぬぐおおおお!!!(顔を引っ掻かれ血塗れになる)ばべべええええ!!!(負けねえええ!)ついに腕を引きちぎる) 」 リメイク版ペニーワイズ「キェァァァァァアァ!!!!!!(腕を引きちぎられ甲高い悲鳴を挙げる)(飛び退いて大量の風船爆弾をペニーワイズに向けて飛ばす) 」 覚醒ペニーワイズ「うおおおお!!!(爪を腕に変え、風船爆弾を振り払う) 」 ズガガガガガガガガガン!!!!!(ペニーワイズが振り払おうと風船に接近した瞬間全ての風船が爆発。誘爆したかのようにアスランのジャスティスやちゃちゃまる宅が爆発する) 首領パッチ「せ、センサー式だったというか!? 」 泉けん「なんてこった!またちゃちゃまる宅の家が壊されちまった!人でなし!(人じゃない) 」 アスラン・ザラ「みんな逃げろ!!!早く!!!ジャスティスが核爆発する!!!! 」 いかりや長介「何アタシをダシにしてんの!!(パッチのケツにタイキックを見舞い) 」 首領パッチ「ごはぁ!(いかりやにタイキックをくらい)早く逃げるぞ!ただでさえひどい顔なのにさらにひどくなるぞ!(ぇ(アスランの叫びを聞いていかりやに) 」 泉けん「よーし!行け!スカイロッド!(スカイロッドを召喚し、アスラン達を乗せて離れる) 」 覚醒ペニーワイズ「……ここは俺に任せろおおおお!!!(リメイク版ペニーワイズに絡みつき、動きを止める) 」 ズガガガガガガガガガガガガガガガガガァァァァァァァァン!!!!!!(ジャスティスが核爆発を起こし、覚醒ペニーワイズ、ちゃちゃまる宅、リメイク版ペニーワイズ、ちゃちゃまる宅が爆発に巻き込まれる) 首領パッチ「ぺ、ペニーワイズうううううううう!!!!(爆発を見て叫ぶ) 」 いかりや長介「アスラン!ワイズ!ちゃちゃまる!バカヤロー!!!!(思いっきり叫ぶ) 」 リメイク版ペニーワイズ「キエエエエエエエエエエ!!!!!!!(ジャスティスの核爆発に巻き込まれ悲鳴を上げる) 」 泉けん「かわいそうなペニーワイズ…でもこうして、リメイク版ペニーワイズは立派に倒せました… 」 覚醒ペニーワイズ→ペニーワイズ「同情するならキョウカママをくれ!(けんの背後から現れる。あの爆発の中生きていたようだ) 」 いかりや長介「(笑みがこぼれながらも)その前に除染しなさい!! 」 首領パッチ「はーい!(いかりやの顔を除菌シートで拭く) 」 いかりや長介「だから俺じゃなくワイズでしょ!?(メガホンでパッチの頭を叩く) 」 首領パッチ「え、だってその顔相当汚れてるじゃない。まるでゴリラみたいに…(いかりやの顔を指差し) 」 泉けん「それは元からDA☆(首領パッチの頭を叩く 」 泉けん「じゃあ除染するぞ~!しおってぃー!(スタッフ~のノリで叫ぶ) 」 シャワァァァァァァァア!!!!!(しおってぃーのシャワーによりペニーワイズが除染されスカイロッドが水浸しになる) ペニーワイズ「………しおってぃーの聖水で俺も除染されたな!いかりやの顔も綺麗に…なってねーわ草 」 いかりや長介「そんなんで顔がきれいになるわけないでしょうが!!(ワイズの尻にタイキック) 」 首領パッチ「じゃあせめて長い間日本中をお騒がせしてきたその汚い声をなんとかするか!(ぇ(しおってぃーのシャワーの水をいかりやの口に流し込む) 」 ペニーワイズ「あだーっ!(タイキックを喰らう)喉手術したけど治ってねーじゃねーか(メタァ) 」 いかりや長介「ごががごががががぁ!!!(シャワーを口に放り込まれ) 」 仲本工事「(ピンポンパンポーン(鉄琴を鳴らす)臨時ニュースをお伝えします。我らのリーダーいかりや長介氏は、長い間汚い声で日本中をお騒がせしておりましたが、この度お清めの水で綺麗な声になるように…(シャワーを口に放り込まれた時のいかりやの悲鳴を聞き)…変わってないじゃないか!(首領パッチの頭を叩く) 」 ペニーワイズ「お医者様でもしおってぃーの聖水でも治りゃせぬってかい(肩をすくめる) 」 いかりや長介pそんなんで顔がきれいになるわけないでしょうが!!(ワイズの尻にタイキック) 」 首領パッチ「じゃあせめて長い間日本中をお騒がせしてきたその汚い声をなんとかするか!(ぇ(しおってぃーのシャワーの水をいかりやの口に流し込む) 」 ペニーワイズ「あだーっ!(タイキックを喰らう)喉手術したけど治ってねーじゃねーか(メタァ) 」 いかりや長介「ごががごががががぁ!!!(シャワーを口に放り込まれ) 」 仲本工事「(ピンポンパンポーン(鉄琴を鳴らす)臨時ニュースをお伝えします。我らのリーダーいかりや長介氏は、長い間汚い声で日本中をお騒がせしておりましたが、この度お清めの水で綺麗な声になるように…(シャワーを口に放り込まれた時のいかりやの悲鳴を聞き)…変わってないじゃないか!(首領パッチの頭を叩く) 」 ペニーワイズ「お医者様でもしおってぃーの聖水でも治りゃせぬってかい(肩をすくめる) 」 いかりや長介「だからやめなさいって!!(けん、ワイズ、パッチ、仲本のケツにタイキックを見舞う) 」 泉けん「なんでぼくまで蹴られるんだ!食らえ、お金玉!(カンペを読みながらいかりやの頭めがけて玉を落とす。なおカンペには「お年玉(落とし玉)と書いている) 」 落とし玉(ビッグボム)「収拾がつかないので自爆します。 」 ぼかあああああああああああああああん!!!!! ズガァァァァァァアン!!!!!!(盆回りのBGMと共に爆破オチ) ヒロ「(オチは)あげませぇん!!! 」 ― マイテイ神殿 ― BGM♪:Lost in Thoughts All Alone Super Smash Bros for Wii U Music Extended 優木せつ菜(仮面ライダーゴースト)「―――― はぁ…っ、はぁ…っ…!(砂塵塗れの身体をよろつかせ、震える両脚で無理矢理立ち上がろうと必死な抗いを見せようとしていた) 」 中川菜々(仮面ライダーダークゴースト)「……諦めてください。仮面ライダーも、スクールアイドルも…妄想に囚われる日々は、もう終わるべきなのです。どれだけ無駄なものに時間やお金、感情を費やして…それで何が得られるというのです?将来何の役に立つというのです?…すべて、無意味なものなのでしょう?優木せつ菜、帰ってきなさい。現実《 中川菜々 》のもとへ――――― 」 優木せつ菜「っ、ぁ…――――(体力の限界が迫り、ついに変身が解除される)はぁ…はぁ……貴女の言うことは、ごもっともかもしれません… 私の「大好き」なものはぜんぶ…それだけでは、意味を成さないものでしょう… 子どもはみんな、いつか大人になる…大きくなる度に、幼い頃に抱いていたものを手放してしまう…それが、人の成長というものだと…大人に教わったことがあります…っ… 」 優木せつ菜「―――けれどッ!私は、私の「大好き」なもののお陰で…!退屈な日常が楽しいって思えるようになった…!何のために生きているのか…何をすればいいのか…路頭に迷うだけの現実の中で、私の「大好き」なものは唯一の光だった…!「それ」があったから、私は笑えるようになったし…大切な友達だってできたんです!こんなにも…こんなにも、自分の人生が楽しくなれるんだって…!だったら、決して無意味なことなんかじゃない…!誰かにとっては無駄なものでも、私にとっては間違いなく必要なもの!それを、「大好き」なものが教えてくれたんです…! 」 優木せつ菜「仮面ライダーも…スクールアイドルも…誰かに「夢」を与えてくれる。それはそれはとても楽しい「夢」を。たとえそれが妄想だと言われようと、私は大声を張り上げてそれは違う!って叫びたい!だから私《 優木せつ菜 》が生まれたんでしょう!?貴女《 中川菜々 》が夢描いていた…心の奥底に閉じ込めていた、本当の私を…!!!…だから貴女も、「変身」したんじゃないんですか…!?仮面ライダーに…スクールアイドルに…!! 」 中川菜々(仮面ライダーダークゴースト)「――――― ッ ! (行動と言動が一致しない、そんな己が「矛盾」を突かれたことで一瞬その動きが止まる) 」 優木せつ菜「……貴女はまだ、本当は諦めきれていない…いいえ、諦められなかった!なら、私が諦める理由なんか一つもありません。貴女が本当の想いをさらけ出すその時まで!私は全力で貴女とぶつかり合ってみせます…っ!! ……! (刹那、自身の右腕に装着されたラバーバンドを見つめる。そして気づく、自分が大切にしていた「大好き」なものを。「それ」を失わせないために、今の自分が成すべきことを―――) 」 中川菜々(仮面ライダーダークゴースト)「……――――! 戯言を…今、すべてを終わらせてあげます。 (掲げたアイドリングから「ドライブドライバー」と「シフトブレス」、「シフトネクストスペシャルのシフトカー」を召喚する) \ Start our mission. / 変身… 」 中川菜々(仮面ライダーダークドライブ)「 \ DRIVE ! / \ TYPE-NEXT !! / (未来に存在する黒い戦士、仮面ライダー「ダークドライブ」の装甲を纏う) ……戯れはここまで…これが最後です。(黒い銃剣「ブレードガンナー」を手に携える) 」 優木せつ菜「 バ ッ ―――――!(アイドリングを天高く掲げる。そこから放たれる光によって最後の変身アイテムが自身にまとわりつく形で照射されていく。腰元に「ドライブドライバー」、左腕に「シフトブレス」、そして、その右手に赤い「シフトカー」が握られる)…ベルトさん、私に、力を貸してください。\ OK! START YOUR ENGINE ! / 」 優木せつ菜「 ギ ュ イ ィ ン ッ ―――― (ドライバーのイグニッションキーを捻り、シフトカーをシフトブレスへ装填)――――― 変 身 ! ! 」 優木せつ菜 → 仮面ライダードライブ「 \ DRIVE ! / \ TYPE-SPEED !! / (真っ赤な車を走らせる疾走の戦士・仮面ライダー「ドライブ」の装甲を纏う) 」 カッ―――カッ―――カッ―――!(せつ菜の精神世界――真っ暗な空間に迸る色鮮やかなスポットライトの閃光。それらが次々と光放ち、隠れていたステージを、その上に立つ一人の少女を照らした) 優木せつ菜「 バッ ―――――(明かり照らされたステージの中心に立つアイドルは、高らかに右手を上げた) ――― 始めますよ…私の「大好き」がいっぱい詰まった、私だけの"ライブ"を!! 」 優木せつ菜(仮面ライダードライブ)「さぁ ―――――― ひとっ走り、付き合いなさい!(前のめりに傾倒するような態勢からスタートダッシュをしかけるように駆け出した) 」 Song♪:『UNLIMITED DRIVE』 / 仮面ライダーGIRLS feat. 優木せつ菜 中川菜々(仮面ライダーダークドライブ)「―――― ハッ!!( ボギャァンッ、ボギャアァンッ、ボッグァァァアアーーーンッ!!! )(片腕を振り払い、定めた場所へ爆風を幾つも発生させることでせつ菜を吹き飛ばそうとする) 」 優木せつ菜(仮面ライダードライブ)「 ギ ュ ン ッ ――――(それは宛らスポーツカーのように疾走し、爆風の嵐を潜り抜けながら真っすぐに菜々へと迫っていく) はっ!てぃッ、やぁ!!(右ストレート→左アッパー→右手によるチョップの三連撃を叩き込み――)―――たぁッ!!(―――こめかみ目掛け上段回し蹴りを繰り出した) 」 中川菜々(仮面ライダーダークドライブ)「ッ…くぅ…!ふッ!ちッ…!(ストレートを叩き落とし、振り上げられるアッパーの拳を寸でのところで受け止める。だがチョップをみぞおちに食らったことから回し蹴りへの対処に遅れ、咄嗟に振り上げた片腕で受け止めるも軽く蹴り飛ばされる) 」 優木せつ菜(仮面ライダードライブ)「来てください、「ハンドル剣」ッ! パ シ ッ (アイドリングから生成したハンドルを模したブレード「ハンドル剣」を手に取り強く握りしめる)はッ―――とぅ―――やあぁッ!!(三角形を描くように三閃を立て続けに刻むようにブレードを振って前進していく) 」 中川菜々(仮面ライダーダークドライブ)「 ッ…!? (ギィンッ、ガァンッ!ギィィインッ!!)(せつ菜が一歩踏み込みながら斬り込む一方で自身は同じ歩幅で後退しながらブレードを振るって応戦していくが、先程までとは違い今度は圧倒されかけていく)……!?(急に勢いが…いったい、何故――――!?) 」 優木せつ菜(仮面ライダードライブ)「今の私を止めることなんてできません…! \ ターン ! / ――― はああぁッ!! (ハンドル剣のハンドルを捻り、斬撃の威力を上昇させてから逆袈裟斬りを見舞う) \ Uターン ! / ――― てやあぁッ!!(更にハンドルを捻り、身を捩ると共に重い斬撃を炸裂させる) 」 中川菜々(仮面ライダーダークドライブ)「ひぎぃ…ッ…!?ふきゃあぁッ…!!(切り裂かれる度に全身から火花が飛び散る)くッ…認めない…そんなもの…ッ!!(切断部位を手で払い除ける仕草を取ると、ブレードを握り直して急接近。漆黒色の疾風がせつ菜の周囲を高速旋回し、四方八方から目にも留まらぬ速さで斬りつけていく) 」 優木せつ菜(仮面ライダードライブ)「くッ…うぅ…ッ……!!(時にブレードで対応するように弾き返し、受け流せないものは斬り付けられて翻弄されてしまう)――――そこですッ!(菜々の攻撃パターンを瞬時に理解したのか、見切ったようにブレードを振るって回転斬りを繰り出すと―――)パシッ――バシュン、バシュンッ!!(車のドアを模した片手銃「ドア銃」を手に取り、間髪入れず射撃する) 」 中川菜々(仮面ライダーダークドライブ)「なッ――― くぅぅ…ッ…!(見切られたように繰り出された回転斬りに吹き飛ばされ、そこに射撃を叩き込まれ被弾しながら転がり倒れる)っ……こんな…こんなのって…私は…私は…ッ…!(―――認めたくない。ただその一心で否定する。だが、その声音の震えは、ブレードを握る手へと伝わり、痙攣するように微動していく) 」 優木せつ菜(仮面ライダードライブ)「歌が…「大好き」な想いが籠った歌が、私に力を与えてくれる…!誰に否定されたって…この想いは止まらないし、消えない…!決して無意味なものじゃないと信じて歌い、戦い続ける!私の「大好き」なヒーローがそうだったように…スクールアイドルがそうだったように!!(自分の胸元に手を当てる) 」 せつ菜の心から鳴り渡る歌声とメロディーが、現実の空間に干渉し、その盛大な「 歌 」が轟き始める。 邪な心を吹き飛ばすような美しくも力強いその「 歌 」は、せつ菜自身に勇気と力を与えた――― 優木せつ菜(仮面ライダードライブ)「 心歌(しんか)です…!心歌を燃やして―――― ぶ っ 潰 す ッ ! パ シ ッ (アイドリングから新たに生成された「トライドロンシフトカー」を手に取り――) ギ ュ イ ィ ン ッ ―――― \ FIRE ALL ENGINE !! /(ドライバーのイグニッションキーを捻り、そのシフトカーをシフトブレスへ装填) 」 優木せつ菜(仮面ライダードライブ・トライドロン)「 \ DRIVE ! / \ TYPE-TRIDORON !! / (ドライブのその先―――「タイプ・トライドロン」へ進化する)―――脳細胞がトップギアですッ!! (その刹那、先程までは比較にならないほどの速さで疾駆し―――)――― た ぁ ッ ! ! (一瞬で菜々の懐へ潜り込み、強烈なストレートパンチを叩き込む) 」 中川菜々(仮面ライダーダークドライブ)「歌なんて、そんなもの――― ぐぅぅうッ…!?(脳裏に巡る記憶…夢見ていたスクールアイドルの衣装や、子供のころから見続けていた特撮のグッズをダンボールへしまい、倉庫の奥へと封じた、悲しい目をした少女の姿。その記憶に眩みかけた時、圧倒的な速さを見破る間もなく懐に重い一撃を叩き込まれ「く」の字に殴り飛ばされる)ズザザザァーッ…! はッ!! (手中にため込んだエネルギーをせつ菜へと突きつけ、掌から漆黒色のエネルギー弾を幾つも放ち続ける) 」 優木せつ菜(仮面ライダードライブ・トライドロン)「 ヒ ュ ン ッ ――― ギ ュ オ ッ ―― オ ゥ ン ―――― ビ ュ ン ッ ! ! (残像すら残さぬ高速移動でエネルギー弾の応酬を受け流すように避け、確実に菜々との距離を詰めていく) はッ! (ドア銃による射撃) ていッ!! (ハンドル剣による振り下ろし) やあぁッ!!! (鋭いミドルキックの三連撃で蹴り飛ばした) 」 中川菜々(仮面ライダーダークドライブ)「きゃふぅ…ッ…!!(射撃、斬撃、打撃の三コンボに打ちのめされていく)はぁ…はぁ…ッ…!違う…ッ…!!私は…私は…諦めた…!諦めようとした!!それが、自分の為になると信じて…!その、はずだったのに…ッ……これは…―――― う わ あ あ あ ぁ ぁ ぁ あ あ ! ! ! (錯綜する歪な記憶に苦悩しながら頭を抱え込んだ末に発狂。両腕を広げ、真正面からせつ菜へ殴りかかっていく) 」 優木せつ菜(仮面ライダードライブ・トライドロン)「貴女の気持ち、わかりますよ。だって貴女は私だから…!「大好き」なものを閉じ込めてしまえば、もう何も思い煩うことなどないと思っていた時期が…私にもありました…――――でもッ!(菜々の拳を受け止める) その想いは、捨てきれなかった!!(菜々と距離を置くように飛び退く) 」 中川菜々(仮面ライダーダークドライブ)「―――――!! 」 優木せつ菜(仮面ライダードライブ・トライドロン)「心の底から愛していたものを、人は…簡単に手放すことなんてできない。どんなに目を伏せても、耳を塞いでも…心が叫びたがっているのなら!!「大好き」だって叫んでいるのならッ!!もう…ありのままの想いを、自分を、受け止める以外ないじゃないですかッ!!だってそれが…―――― 私たちが夢見ていたことなんですからッ!!! 」 中川菜々(仮面ライダーダークドライブ)「……(ありのままの、想い……自分……―――)―――……ぅ、ぅぅ…ッ…!う、あ……あああぁぁああッ…!!!(認めたい、けど認めたくない…そんな葛藤に想いを潰された少女は何かに憑りつかれたかのように感情が暴走してしまう) \ NEXT ! / うわああぁぁああッ!!! (シフトブレスのボタンを押すとブレードにエネルギーが収束し、強烈な斬撃波を解き放った) 」 優木せつ菜(仮面ライダードライブ・トライドロン)「 受け止めて…本当の自分を…!! ギ ュ イ ィ ン ッ (ドライバーのイグニッションキーを捻る) \ ヒッサーツ ! フルスロットル ! / \ トライドロン ! / たぁッ!! (天高く跳び上がって斬撃波を回避しつつ、上空で身を捻って飛び蹴りの態勢となるように右足を突き出す) 」 優木せつ菜(仮面ライダードライブ・トライドロン)「―――― “ せ つ 菜 ス カ ー レ ッ ト ス ト ー ム ” ッ ! ! ! (その右足に紅蓮のエネルギーを纏い、自らの想いを込めた最強のライダーキックを菜々へと炸裂させた) 」 中川菜々(仮面ライダーダークドライブ)「(私は…本当は…―――)―――― ふ あ あ ぁ ぁ あ あ ッ ! ! ! (ライダーキックに漆黒の装甲を貫かれ、盛大に爆散。装着していた偽りのアイドリングは空へ弾け飛び、音を立てて破裂した) 」 BGM♪:雨上がり、差す光 中川菜々「――――……ん……っ……(目が覚めると、地の上に仰向けで横たわっていた。起き上がるとズレかけた眼鏡をくいっとあげ直し、我が身に起きたことを思い返す)………(そして、自分は、「自分」に負けたのだと思い知る。だが、その表情に陰りも曇りもない。何処か満足げにフッと笑う、風に揺れる横髪を掻き上げる) 」 優木せつ菜「……思い出せましたか?(その傍で、菜々に微笑みかけていた) 」 中川菜々「……ええ。なんで、あんなに思い悩み、苦しむことがあったのかと…自分が馬鹿馬鹿しく感じてくるくらいです。…そうでしたね…ええ、そうです。私は…なりたい自分になりたかった。それが貴女《 優木せつ菜 》であったこと、思い出しました。私も、貴女も、共に帰り合う場所がお互いにある。現実も、夢も…どっちかじゃなく、どちらも捨てられないものなのだと…だからこそ、私たちは二人存在するのだと… 」 優木せつ菜「…私《 優木せつ菜 》も、貴女《 中川菜々 》も…共に「私」であるのなら、一緒に歩いていきましょう。だって、私はもう…一人じゃないのですから…!(* ^ᗜ^ *) ペカー✨(満面の笑みを送る) 」 中川菜々「一人じゃない…ですか……ふふっ、そうですね…――――(その時、体の輪郭が蛍火の様に発光し、やがて自身の身体が光に覆われていくのを感じる)……お別れのようですね。(だが、消えていく自分に恐怖などない。寧ろ、これでいいと、満足したように肩をすくめてほくそ笑む) 」 優木せつ菜「――――!(そんな…!と唖然するように口を開けて菜々との距離を詰めるように近寄る) 」 中川菜々「ふふっ…ええ、分かっています。私たちは、一人じゃない。共に「大好き」なもので繋がり合っているのですから。私は、貴女の心の中にいる。いつまでも、永遠に。たとえ、雨上がりの虹が消えることがあっても…その目に焼き付けたものは、心の中に刻まれているのですから。 」 中川菜々「――――ありがとう、私の憧れ…『 優木せつ菜 』。そして、これからも…――――(最後に優しい笑みを残し、少女の身体は光の中に消えていった) 」 [1627899] 「 優木せつ菜「………ええ…――― よろしくね、『 中川菜々 』。(残された見えない笑みへ微笑み返し、空へ昇っていく光の泡が消えていく、その最後まで見届けた) 」 [1627900] コ ォ ―――― ン … (中川菜々が消滅したその瞬間…彼女がいた箇所に数字を描いた光が残される。その示された数字は[1627900]。意味不明に羅列された数字の光は、すぐに消失したのだった―――) 優木せつ菜「……?……(消えゆく光の中に見つけた謎の数字。幻覚でも見ているのかと目元をぐしぐしと腕で拭うが、再び目を開けた時には既に消えた数字を見失っていた)……さてと…!次の闘いに向かわなくちゃ――――(結局、あの数字の光が何を意味していたのか考えることはなく、踵を返そうとする) 」 ジョージ・狩崎「―――― G R e e e e E E E E A T ! ! ! ! (せつ菜が振り返った先にいつの間にか存在し、彼女に激励の雄叫びを上げる) 」 優木せつ菜「 ひゃああぁっ?! びびっ、びっくりしましたぁ~…!!…あ、貴方は…っ……?(奇妙ななりをした白衣の男・狩崎に驚きつつも、そこに敵意が感じないことから距離を置こうとせず対話を試みる) 」 ジョージ・狩崎「Hello!My name is ジョージ・狩崎!Nice to meet you!(せつ菜に友好的な笑みを浮かべながら握手を求める) 君の闘いを陰ながら観察させてもらったよ。そしたらなんとアンビリーバボーな光景を拝めた!君…仮面ライダーになれるんだってね!?それも、自由自在に他のライダーに変身できる!だが…よく見ると、変身であることは変わりないが、正確にはその力の一部を借りて身に纏う…という感じのようだ。いやぁ、実に興味深い!(せつ菜の周囲を歩き回りながらそのバンドを舐めるように見つめる) 」 優木せつ菜「あ、ははは…優木せつ菜です…(苦笑しながら握手する)もしかして、仮面ライダーをご存知で…!?はい!実は私、仮面ライダーの力を借りて戦う「仮面ライダーアイドル」なんです!(* ^ᗜ^ *) ペカー✨(その力の根源であるアイドリングを見せつけながら) 」 ジョージ・狩崎「Wow…!これはこれは…ミステリアスなパワーを秘めたバンドだ…!その力、解き明かしたい!どうだろう?ここはひとつ、私に着いてきてくれないかな?今、この世界に起きた異変の解明と並行し、君のその力を使って「新たな力」を作りだしてみよう!もちろん、その対価として…君に私の「試作品」を貸してあげようじゃないか。きっと君や、この世界の為になると思うのだが…どうかな? 」 優木せつ菜「……!そういえば…あの世界が現れてから、何もかもがおかしくなってしまったんですよね…(頭上に浮かぶ「反転された世界」を見上げながら呟く)………わかりました!私で良ければ、幾らでも力を貸しますよ!それに…その試作品とやらの力、私も興味があります!✨ 」 ヒロ「はぁっ、はぁっ………せつ菜ちゃん!(肩で息をしつつせつ菜の方へ駆け寄る)大丈夫か…!? 」 優木せつ菜「……!ヒロさん!(ヒロの声に振り返る)ヒロさんもご無事でしたか!よかったです…!…はい、私はこの通り!(* ^ᗜ^ *) ペカー✨ そうだ、ヒロさん…今から私、こちらの狩崎さんという方と一緒に、「新たな力」の開発のお手伝いに行ってきます!きっと、私やヒロさん…みなさんのためになると思うんです!私たちの闘いはまだ、始まったばかり…でも、なんだか嫌な予感します… 今のままじゃきっと、取り返しのつかないことが起こりそうな気がしますので…!(頭上を仰ぎ見ながら) 」 ジョージ・狩崎「All right!素直なガールは好きだよ。さあ、来たまえ!すべてが手遅れになる前に、準備は早いうちに行うべきだからね!(踵を返し、せつ菜へ着いてきてと言わんばりに歩き出す)……そう…"すべてが手遅れになる前に"…――――(観察の最中、決して見逃すことのなかった「謎の数字」。それが何を意味しているのか、そして何を巻き起こすのか…今の自分たちには知る由もないような壮絶な未来の予感に、サングラスの内側で目を細めるのだった――――) 」 優木せつ菜「はい!……ヒロさん、どうか…御武運を…!(ヒロへお辞儀すると、そのまま狩崎の後へとついていった) 」 ヒロ「…………あぁ、せつ菜ちゃんも…無事を祈ってるよ(せつ菜を見送り)………大丈夫かな、せつ菜ちゃん… 」 ― 天上山 ― BGM♪:Pokemon DPt シロナ戦前ピアノテーマ/Approaching Champion Cynthia シロナ「―――……勝負着いたわね。(何者かとポケモンバトルをしていたのだろう。目の前には相棒のガブリアスが一体、勝利の雄叫びを上げながらシロナを守るようにどっしりと構えていた) 」 アナザーシロナ「―――――(シロナが対峙するは、もう一人の彼女。瓜二つの姿を持ち、本人と同じ強さを醸し出す圧倒的なカリスマ性がそこにはあった。だが、この勝負に敗北したのだろうか。自身の周りには瀕死のポケモンが六体倒れ込んでいた。主である自分のために最後まで尽くしたのポケモンたち…だが、そんな彼らに憂いの眼差しを向けることもなく、ただ一人、なにかを見ているようで見ていないような、そんな虚ろいだ瞳だけを歪に光らせていた) 」 アナザーシロナ「……流石は、もう一人のワタクシ。実力伯仲であり、真っ向から闘い合えば勝敗などつかず…共倒れになっていたことでしょう。だが、運命は貴女に命運を与えた。この闘いを制した貴女こそ、ワタクシを超える権利があるというものでしょう。それでも構いません。ワタクシが求めているのは勝利でも強さでもなく…もっとその先にあるもの、なのですから。(敗北を喫しても尚、清々しい笑みに満ちていた) 」 シロナ「……何が言いたいのかしら…?(不気味に微笑むもう一人の自分に眉を潜める) 」 アナザーシロナ「…貴女はご存知でしょうか。かつて、この世界で私たち同じように息をして生きていたある人のことを。しかして彼は、決して手の届く存在ではない。そして今は、文字通りそうなってしまった。この世界の創造に携わった神…混沌を統べる者…その名は―――」 ――――――― 『 カオスマスター 』 ――――――― 天王寺璃奈「……『 カオスマスター 』…?(物陰に身をひそめて、シロナたちの会話に耳を傾けていた) 」 メディ「…確か、本大会の優勝賞品である例の「宝」を遺した張本人の名前でしたね。招待状にも記載のあった名前です。(璃奈の隣で同様に二人の会話に耳を立て、小声で璃奈に解説する)衛星ゼアが保存した混沌世界に纏わるアーカイブによれば…その者は、長年に渡りこの世界の管理者を担い、"混沌と平和のバランス"を保つために活動を全う。多くの人々を愛し、そして愛され、大きな信頼を得ていた素晴らしい方のようですね。しかし、当の本人は既に他界…そして、彼が遺したという宝を巡って、私たちは、今…―――― 」 シロナ「……その名前を知らないわけではない。寧ろ、この世界に誘われた者たちはみな誰もが一度はその名を目にしたり、耳にしたりしたはず。けれど何故、今その話を…? 」 アナザーシロナ「…この、大乱闘と呼ばれる舞台に多くの者たちが呼び集められた…いえ、集められたというよりは、彼ら自身が自ら赴いたというべきなのでしょうか。その由縁は言わずもがな、どんな願いも叶えられるというあの「宝」があってこそ!しかし…一口に願いが叶うとは言っても、傍から見れば信憑性のないただのガラクタに過ぎないでしょう。確信がなければ動かない者たちもいる。それはワタクシも例外ではなく。しかし、だがしかし、それでもかの者たちはここに集った。何故だと思います…? 」 アナザーシロナ「…そう…それは…あの「宝」が――――「 カオスマスターの"遺した"宝 」であるが故ですよ。(フフッと乾いた笑みを零し始める) すべての有象無象を取り巻く"混沌"…!それを統べるかのように"混沌"の名を冠した偉大なる者の存在こそが、この世界にいるすべての者たちを駆り立たせる!あれはただの「宝」などではありません!疑う余地など無く。だからこそ、我々は闘い合うのです。すべての時空の垣根を越えて!(天に向かってゆっくりと両腕を広げる。それはお天道の光、あるいは恵みの雨を一身に浴びるかのように) 」 シロナ「……さっきから、貴女は何を言っているの…っ…?(やや妄信的に特定の人物を語り始めるもう一人の自分に悪寒が走る) 」 アナザーシロナ「……「宝」を巡り、世は大いなる"混沌"へと誘われていく…きっと、我々には到底理解しきれぬほどの、世界に隠された大いなる真相がすぐそこまで迫ってきているかのようです…!フフフ…ハハハ……!世界の秘密に近づいている…この昂揚が自分を饒舌にさせる…! 」 天王寺璃奈「……(…あの「宝」…そんなにすごいもの…なんだ……)(開会式で見た「宝」のことを思い返す) 」 アナザーシロナ「…私はですね…幼き頃に辛いことや悲しいことがあると、なぜ自分だけがこんな目に合うのかとひたすら考えたものです。 まあ、みなさんそうですよね。それで自分は、自らの好奇心、向上心に忠実であることを選びました。強く興味を惹かれたのは神話、歴史、遺跡など…古の産物…何故ならそれらを調べることで世界の成り立ちが分かれば、よりよい世界の創造も可能なのでは?といったことを夢想しましてね。 」 アナザーシロナ「……おや、どうかしましたか?もう一人のワタクシ。……いえ、失礼…どうかしているのは、ワタクシですね。ワタクシがこの『世界線』に踏み込んだ本当の目的をお話しすべきですか。ワタクシは、シロナさん…貴女がこの世界に誘われた瞬間より私が生まれ、並びに「カオスマスター」の存在を確信しました。そしてその時から、どうすればかの者に会えるのか、それだけを考えておりました。大いなる存在に挑もうとした荒ぶる化物を探し出し、時空の裂け目を発見し…それを、あなた方とワタクシたち、それぞれの世界を繋げるために利用した。 」 アナザーシロナ「そして今、双方の世界は思惑通り繋がった!そうすることによって、ワタクシたちは二対の存在として両者相見え…今も尚、鏡に映る自分と睨み合うように己自身と闘い合っている!彼らが闘う目的は「夢」の為であると共に、その「夢」を叶えるがための生存なのです!我々が闘うことは運命によって決定付けられた真理!避けては通れません。 」 アナザーシロナ「ワタクシは貴女に負けました。ですが、こちらが消える選択肢は端からありません。闘いには負けても、運命には勝ってみせる!ワタクシ自身の「夢」のために…! ガ ッ (自らの衣服を掴み、勢いよく脱ぎ捨てた) 」 アナザーシロナ「 ド ン ッ ! ! ! (ほんの僅かな一瞬。剥がされた偽りの姿から本性を剥きだした。それは古代人のような軽装を身に纏い、神を崇めるような狂信者たる相貌であった)―――― さァ、ついにワタクシの大いなる「夢」を実現させる「物語」の最終幕がはじまる!ワタクシは「夢」を叶えるために、「カオスマスター」に会いたいという好奇心を抑えることなどできないッ! 」 シロナ「――――!?(本性を露わにしたもう一人の自分の姿に、一瞬、驚くあまり言葉を失った)……あなたは…―――」 アナザーシロナ「この世界を創世した万物を超越せし者と会うことができ、更には従えることができたならば!よりよき世界を創造できるか試す!もっとも…世界を改めて創造するなら、あなたたちの世界は一瞬にして無となる!あなたも、あなたの知る人たちも、存在しなかったことになるでしょう!世界が消えるのを止めるなら、ワタクシと闘え…ッ!!(威風堂々たる佇まいから、見る者を圧倒させる鋭い眼光を放った) 」 シロナ「…そういうことね…。貴女のお陰で、今、この世界がどういう状況に置かれているのか…凡そ理解することができたわ。とても大層な夢をお持ちのようだけど、あなたの手持ちのポケモンたちは既に戦闘不能状態… もうあなたには戦う力なんて残っていないはずよ…? 」 アナザーシロナ「 ニ ヤ リ … ――――― いいえ、まだ終わりではありません (刹那、その口角が不気味に吊り上がっていく) ……感じませんか?心胆を寒からしめる異様な気配を…!(邪悪な笑みを全面的に浮かべながら、自らの周囲へ「その存在」の気配を促すように目を配らせる) 」 ――――― ビ シ ャ ァ ァ ァ ア ア ーー ー ー ー ン ッ ! ! ! ズ ッ … ゴ コ ゙ ゴ ゴ ッ … … ! ! !(空の彼方まで残響する方向が鳴り響くと、天上山一帯に地響きが起こり始める) 天王寺璃奈「あわわわっ…じ、地震だ…!〖 ▵ 〗💦(身を潜めていた岩にしがみつく) 」 メディ「璃奈様…!身を屈めてください…!(璃奈の背を摩るように両手を添え、揺れの衝撃から守ろうとする)……この揺れ…次第に強くなってきています…!いったい、何が起ころうとしているのでしょうか…っ… 」 ピ キ ッ … パ キ ャ … バ キ ン ッ … ――――― パ キ ャ ア ア ァ ン ッ ! ! !(その時、山頂の時空に裂け目が現れ、ガラス破片が盛大に破裂した音と共に黒壇の大渦が巻き起こる) Giratina〈ギラティナ〉「―――― ブ ワ サ ァ … ッ … ! ! ! (宛らブラックホールのような黒渦から顕現するのは、巨体を誇る化物。漆黒の両翼を広げ、影に包んでいたその身を開放する―――)」 アナザーシロナ「……今ここにいるすべての者たちを丸ごと平らげて…私だけが生き残り…そして!!「混沌の神が残した宝」は、ワタクシが手に入れるッ! 」 アナザーシロナ「 ギラティナ ――――― 打 破 せ よ ッ ! ! ! 」 Giratina〈ギラティナ〉(アナザーフォルム)「――――― ビ シ ャ ア ア ア ア ァ ァ ァ ァ ア ア ア ア ア ン ッ ! ! ! (黒い咆哮―――それは時空間を歪ませ、反転させる。驚異の力を秘めたい世界の化物が、今…襲い掛かる―――) 」 ――― Vs. 【反転の神】 Giratina〈ギラティナ〉 ――― BGM♪:Pokémon Mashup v2 "Battle! vs Sinnoh Champion Cynthia!" (DPPt/SSB4/Remastered/Remix/Orchestrated) ヒロ「…………5.4.3.2.1…………デェェェェン!!!!!(か観客席のビジョン一杯に変顔を披露しつつ現れる)…大変なことになってるようだな… 」 シロナ「あれは…ッ…!反物質を司る神と呼ばれたポケモン…「ギラティナ」…!?あんなものを従えていたなんて…けど、貴方の思惑通りにはさせない。ガブリアス!応戦して! 」 ガブリアス「 ガァブッ!! (鋭い爪による切り裂き“ドラゴンクロー”を繰り出そうとギラティナへ迫っていく) 」 アスラン・ザラ「馬鹿野郎!!!!!(人間サイズのビームライフルを持って理論的に正しい方の三点接地を行いながら降りてくる)そのようだな……どういうことだ、奴から渡された記憶とはまるで…… 」 メディ「あれは…!いつか見た、「やぶれせかい」の番人…!(白玉楼での冒険がフラッシュバックする) しかし、私が見た記憶データとは似て非なる姿…臨時戦闘態勢を展開!璃奈様、ここはわたくしにお任せを! \ アタッシュアロー ! / (スカートの中から アタッシュケースのようなものを取り出し、両端にの付いた弓型武器「アタッシュアロー」へと変形させる) 」 天王寺璃奈「あ、ヒロさんだ…〖*゜o゜*〗 う、うん…メディ、気を付けてね…! 」 スネーク「(咆哮によってぐしゃぐしゃになった段ボールを脱ぎ捨て、颯爽と立ち上がる)……驚いたな、あれがギラティナ、反物質ポケモン……データとは異なる姿の様だ 」 Giratina〈ギラティナ〉「 ズ ン ッ ! ! (こちらへと迫るガブリアスを、その巨大な前足で踏みつけて攻撃を無効化しつつ、抑えつける) ピシャーーーーンッ!!!(黒翼を羽搏かせると、翼表面にある突起物の先端に邪悪なエネルギーが収束し、四方八方に“シャドーボール”として解き放ち、無差別に遠距離攻撃を開始する) 」 黛冬優子「きゃーっ!うーん、ポケモンって聞いていたから、イーブイやマホイップちゃんみたいなのだと思ってましたけど……なんだか格好良いですね! 」 シロナ「ガブリアス…!くッ…なんて悍ましいオーラを放っているのかしら…っ…(ギラティナを見据えながら) 」 エレン・イェーガー「—————ああ、まあ……見てえ物がそこにあるなら、仕方ねえよな……(幽鬼のように音もなく戦地の中心に降り立つ。腰のバックルを外し、酷使によって機能しなくなった立体機動装置をかなぐり捨て、ギラティナと対峙した)お前がどんな夢を抱こうと、その夢の為に自ら地獄に進もうと自由だ、責められる道理はねえよ。ただ—————(そして3つの『モンスターボール』をバックルから取り出す)————『こいつら』がここで抵抗するのも自由だ。生きる為に仕方がなかったって奴だ 」 メディ「ッ…!ザキィンッ、ザキィンッ、ザキィィインッ!!!(刃を三度振るい、こちらと璃奈に迫りくるシャドーボールを弾き返していく)あれほどの巨体…生半可な攻撃ではびくともしなさそうですね。みなさん、一点集中攻撃いたしましょう!(そう言うと弦を引っ張り、エネルギーアローをギラティナの顔面に狙いを定めて射抜いた) 」 スネーク「うおおおおお!!全方位の攻撃か、直撃すると不味い…!(タイミングを合わせたローリングでギラティナのシャドーボールを回避し、即座に手榴弾を投げつける) 」 レジアイス「セカイヲテキニマワシテモイイカエッテキテクレ……!!(エレンの取り出したボールから『自発的に』出現し、ギラティナへ『降ってくる』) 」 レジスチル「 センシトシテセキニンヲハタスコオtダ!!(エレンの取り出したボールから『仕方なく』出現し、ギラティナへ『降ってくる』) 」 レジロック「 アクマノマツエイガネダヤシニシテヤル!! (エレンの取り出したボールから『泣きながら』出現し、ギラティナへ『降ってくる』) 」 Giratina〈ギラティナ〉「ボゴォンッ、ズボォンッ!!(エネルギーアローと手榴弾の爆撃に遭い、うざったそうに首を振るう)ザ キ ィ ィ ―――――― ン … ッ … (翼の突起物で空間を切り裂く。すると…) ギ ュ バ ア ァ ッ ―――― ズ ド ド ド ド ド ド ッ ! ! !(空間の裂け目から「やぶれたせかい」に存在する滝が津波の如く押し寄せ、相反する者たちに襲い掛かっていく) ギャギィギャアアァァァアアァッ!!!(空から落下するレジ三体に順番に踏みつぶされ、もはやその巨体が地面にめり込んで身動きが取れなくなる) 」 エレン・イェーガー「(何となく始祖ユミルと交換して貰った奴だけど使い方わからねえなこいつら……はかいこうせん覚えてねえし)—————いいか、お前らは『自由』だ。俺は指示を出さねえ(ぶん投げ) 」 メディ「―――!璃奈様!(押し寄せる津波を前に、咄嗟に璃奈を担いで跳躍。津波よりも高所へと着地し、そこへ彼女を下ろす) 」 黛冬優子「(居合斬りの様に一瞬だけ斬魄刀を現出させ、自分の方に飛来するシャドーボールを切り裂き)きゃあっ!!危ない、みんな避けてください……! (エレンが呼び出したレジ系を目にし)……また可愛くも無いのが三匹も…(誰にも聞こえない様な声で呟き) …ちょ、ちょっ…!滝ぃ……!? 」 ガブリアス「ブルルッ…!……!(レジ三体のお陰でギラティナから解放されると、津波に呑まれそうになるシロナを背に乗せて安全な高所へと避難する) 」 スネーク「津波だと……!?いかん、アレは横には避けられん……こうなればこの方法しかない、デヤァッ!!(どこからともなくドローンを召喚し、縁に捕まって上空へと逃れる) 」 ヒロ「…!(津波の如く押し寄せた滝を見て)…璃奈ちゃん!…ん、なんとか退避したようだな…(メディが抱え上げたのを見て)おらぁぁぁぁぁあ!!!!!(押し寄せる波に対し土の波で対抗する) 」 ヒロ「…っと!(自身も土を盛り上げて津波より高く避難する) 」 エレン・イェーガー「(やっべ避けられねえ) ガリッッ(いつのもの癖で津波に対し巨人化でしのごうと手を噛むが、何もおきない)………。あっち(異世界)のライナーに巨人の力やっちまったんだった……ああ、くそ。また死にたくねえ…… 」 アナザーシロナ「……その程度でギラティナは止められない…!その化物(けぶつ)…時を司る神と、空間を司る神と同格にして、神々を生み出した大いなる存在に追放された存在!そんな暴れ者故、世界の裏側に潜んでいましたが…いつか大いなる存在に牙を剥こうと虎視眈々とその時を待ち望んでいた!さァ、蹂躙せよ!駆逐せよ!!賊共を滅するのだッ!!! 」 Giratina〈ギラティナ〉「 ズ ッ ン ――――― ボ ゴ ォ オ ン ッ ! ! ! (全脚部に力を込めて起き上がると、その足で大地を穿たん勢いで踏み潰し、"じしん"を起こす。激しい揺れと共に引き起こされたように隆起する大地より、鋭い岩棘が剣山のように突出して次々と襲い掛かっていく) 」 レジロック「レジギガスマモッテクレェ!!!!!!(ギラティナが奮起した際に床に転げ落ち、直後やってくる地震が直撃。それはもはや地割れに等しくものの数秒で亀裂に体がはさまってってしまい戦闘不能になる) 」 レジスチル「 オレガワルインダヨゲンガーガヤバチャニクワレタノハゼンブオレノセイダ!!!!!! (レジロック同様地震によって断裂した地面に挟まり瀕死になる) 」 メディ「\ Everybody Jump !! / \ Progrisekey confirmed. Ready to utilize. / はッ!! (メタルクラスタホッパープログライズキーをアタッシュアローへと装填し、その場で斬撃を振るうと鋼鉄の防御壁を展開。自分と璃奈を岩棘から守る)…以前戦った時はけた違いの破壊力と獰猛さを掛け合わせている…もはやデータに頼った戦闘は不可能。解析を行いつつ、対応します!(ギラティナへ鋼の斬撃波を飛ばして応戦していく) 」 黛冬優子「(上に……!いや、間に合わない……!ああ、ツイてない!ふゆは空中戦じゃあ分が悪いのに……)ガボボボボボ!!ガボボボボボ!!!(濁流に流される。が、しかし……) 」 レジアイス「ワタシガツゴウノイイキョジンデヨカッタネ!!(タイプ相性等倍だが物理耐性が低い為一撃でぶちのめされ2レジ同様地面にry) 」 シロナ「ッ…!神話に生きた伝説のポケモンを相手にすることが…これほどまでとは…!ガブリアス、“アイアンヘッド”! 」 ヒロ「………!(すかさず璃奈達の前に立ち、地面に土を被せて岩棘を出させまいと試みる) 」 ガブリアス「ガァブァッ!!!(鋼の様に硬質化した額で岩棘を真っ向から粉砕していく) 」 メガザルードZ「—————ウォォォォォォォォオオオオンン!!!!(全長17mは超えるであろう『猿』が遥か彼方から雷撃と共に戦場へ現れ、握りつぶした岩を散弾が如く投擲。絶妙なコントロールで岩棘を粉砕していく) 」 黛冬優子γ「(空中から近くの岩盤伸ばしたワイヤーで跳びながら現れ、手に携えたライフルで岩棘を破壊。ついでの様に黛冬優子を回収し)だらしないんじゃない?そっちの"ふゆ"……こんな位で根を上げる程楽は出来ないでしょ 」 エレン・イェーガー「(ちゃっかりスネークのサイファーにぶら下がって相乗りし津波から逃れていた)いや、おい………待て。その投球フォーム……(『兄』と『キャッチボール』した記憶がフラッシュバックし瞳孔が震える)ふざけるな、なんでお前までここにいるんだ……ッ 」 Giratina〈ギラティナ〉「ザギィィインッ!!(メディの放つ硬い斬撃波が胴体に直撃するが、びくともしない) キ ラ ン ッ ――――(刹那、目が不気味に赤く発光する) 」 ギ ュ オ ン ッ ―――― ! ! ! (刹那、驚くべき光景が彼らに襲い掛かる。ギラティナの齎した力によって、彼らの目に映る景色が文字通り「反転」。意識が備わっている生命全員に対し、認識する上下左右前後見えている方向の感覚が全て"逆さま"となる) スネーク「生憎だが、このサイファーはそもそも人を運ぶ事を想定されていない。適当な所で降りてくれる……か……!!ぐおおおおおおおおお!!!!落ちるぅぅぅぅっ!!!!(サイファーで上昇中に『反転』を受け) 」 天王寺璃奈「メディ、ヒロさん、ありがt―――――!!?〖 ゜o゜ 〗(視認するものすべてが逆さまになる不可思議な感覚に陥り、酷く仰天する)え、え、え…なに、これ… わた、し……逆さまに、なってる…っ……???(異様な現象にただただ困惑する) 」 メガザルードZ(ジーク・イェーガー)「——————始祖ユミルに土下座して異世界転生したらこんなになってたんだ(以外!その正体はエレンの腹違いの兄、ジーク・イェーガー!)こっちでもよく頑張ったな、エレン。後は兄ちゃんに任せろ(今度は複数のマルマインを鷲掴みにし、美しい投球フォームで振りかぶる)クサヴァーさん仕込みのキャッチボール術は視界を弄られたぐらいじゃ狂わないよ。フッフォフォフォフォフオーウ(動じることなく、ギラティナへ向かって言葉とは裏腹に大分狂ったコントロールながらも豪速球そのものである複数の爆弾がギラティナへ襲いかかる) 」 黛冬優子「……"裏"なんだから普通はもうちょっとこう、捻りがあるものでしょ。な~んでふゆのまんまなのよ……とにかく、私は空中戦が苦手なの。あんたが良い感じの所に降ろしてくれれば……(『反転』を受け、高く上げられていると認識)降ろせって言ってるでしょ!? 」 メディ「――――!?(この感覚は…あの時の世界と同じ…!)(「やぶれたせかい」で体験した不可思議な現象が想起する。既に経験していることや、人間の持つ感覚とは乖離しているヒューマギアであるが故に、この空間内でも順応するように行動する)璃奈様、目を瞑ってください!(璃奈の混乱を鎮めるように、彼女の瞳を手で覆うように閉ざしながら、安全な地へと誘導する) 」 黛冬優子γ「はいはい、それじゃあ私が銃でぶち抜いてやるから、あんたはこの辺で降り……ぃっ!?(ギラティナの『反転』を受け、意識が狂い)いや降ろそうとしてるわよ!!違う、これは……何か!何かされてるわ!! 」 エレン・イェーガー「あ、ああわる……ッ!(反転の際に咄嗟に機転を利かし、空中ブランコさながらにスネークの両腕を掴んで適当な足場へ彼を投げる。自身は立体機動装置のワイヤーを伸ばし壁に固定するが、ガスがないのでその場から移動できない) 何安楽死計画とかやらかしてた野郎が堂々と生き汚くなってるんだこのでけえ害虫が!!兵長に殺されて死んどけよッ!! 」 Giratina〈ギラティナ〉「ボッギャアァン、ズボォンッ、ボッガアアアアァァンッ!!!(メガザルードZに投球されたマルマインの爆撃に怯み、世界の反転が進んで空間が更に傾倒。最初に立っていた天上山は今や真横に位置している)ピシャアアァァアアンッ!!!(そんな中で自身は翼を羽搏かせて空間を自在に飛翔しつつ、翻弄されている者たちへ浮遊する岩石“げんしのちから”を飛ばして攻撃しようとする) 」 ヒロ「…………璃奈ちゃんは任せた……!(璃奈を誘導するメディを見て)……さて…どうしたものか…(上から下に土の蔓を発現させる) 」 天王寺璃奈「う、うん…っ…!(メディに促されるまま目を閉ざし、その身を彼女に委ねる) 」 黛冬優子「はァ!?降ろそうとして…確かに地面が近付いているわね……っ!分かったわ、この能力……『逆撫』の『始解』!?上下左右が反転する……奴が干渉してるのは、ふゆ達の"感覚"よ!(黛冬優子γの手を振り払い、近くの岩盤に着地し) 」 シロナ「これが…反物質の力の一端…!(空間に左右されることなく飛翔するガブリアスの背に乗っているため、辛うじて難を逃れている)……!ガブリアス、避けて! 」 ガブリアス「……!!(押し寄せてくる岩石を華麗に旋回しながら回避していく) 」 メガザルードZ「 う"ぉ"!!?(岩石がメガザルードZと、そのうなじの中にいる本体(ジーク)の肩を抉る)痛え...やりやがったな!!痛えよォォォォォ!!!!!!頭痛がする、吐き気もだッ!!!!だがPPは使い果たした頃だろ...お前らはこれで全滅。かなり危なかったが我々の勝ちだァァァ!!!(空間が反転したことにより平衡感覚を失い空中でぐるんぐるんしている) 」 メディ「 ト ン ッ ――― ト ッ ――― タ ン ッ ――――!(璃奈を背負いつつ、敵の攻撃である浮遊する岩石へ飛び移り、足場として利用しながら飛び越えていく) ス ト ン ッ … ! (枯れ木の太い枝に着地する) 」 天王寺璃奈「むむっ…私だって、守られてばかりじゃない…!えいっ!〖๑ `^´๑〗(メディに背負われたまま何処からともなく取り出したバズーカ砲を構え、ギラティナ目掛け砲撃する) 」 スネーク「(エレンに投げ飛ばされて足場に叩き付けられ)がはァッ!? ……はっ!?足場!? 成程、落ちていたわけでは無かったのか……くっ、追撃が来る!うおおおおお!!(拳銃を取り出し、飛来する岩石を撃ち落とそうと連射) 」 アナザーシロナ「フゥハハハハハハハハハハハハ…ッ…!!!アーーーーッハハハハハハハ!!!!(反転を遂げた空間の中で、逆さまのまま仁王立ちし高笑いしている)神にあだなすとは、愚か者どもめ…!今こそ裁きを下してやる!! 」 ヒロ「……!(岩石に向けて土弾を放ち応戦する) 」 黛冬優子γ「逆撫!?なるほどね、流石はふゆだわ、一発で性質が理解できる……!何度も繰り返したりはなさそうね、それなら…!(ワイヤーで飛んだままの態勢でギラティナの岩石をライフルで次々に撃ち落とし)行って、ふゆ!アレは叩き落としてやるわ! 」 Giratina〈ギラティナ〉「ピシャアァァアン…ッ…!!(飛ばした岩石が破壊される中、璃奈の放った砲撃が顔面へ直撃する)ギュォォォォ…ッ…―――――― ズ ビ ビ ビ ビ ビ ビ ビ ビ ッ ! ! ! (口内に蓄えられていく光の粒子…そして、そこから触れるものを滅する“はかいこうせん”という極太の閃光を放った) 」 エレン・イェーガー「入団式で不良品の立体機動装置を付けさせられたこともあったよ……なッ(落ちることも飛ぶことも叶わないものの、立体機動装置と絶妙の平衡感覚で姿勢を維持し)とはいえ、進撃の巨人の力はねえ、武器もねえ、手持ちは秒で即死した。何も変わってねえな俺は……借りた力がねえと何もできやしねえ……ッ(その時エレンに反撃の明暗が浮かぶ。アナザーライナーに託したのはレジギガスと進撃の巨人の力のみ。つまり)戦鎚がある……ッ!!(とっさに戦鎚の巨人の力を応用し『雷槍』を生成。被弾すれば爆発する槍をギラティナへ飛ばす) 」 レジロック「ジ、ジジジジ……(はかいこうせんがくる。主人の危機を察知し残る力を振り絞って再起動し……)ラ"イ"ナ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"—————————— ッッッッ!!!!!!!!!(たすけをよんだ) 」 レジスチル「ラ"イ"ナ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"—————————— ッッッッ!!!!!!!!!(おかわり) 」 レジアイス「ラ"イ"ナ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"—————————— ッッッッ!!!!!!!!!(おまえもか) 」 ―――― ド ッ グ ゥ オ オ ォ ン ッ ! ! ! (エレンが投擲した雷槍がギラティナの放った閃光と衝突し合う。激しい稲妻が迸る衝撃の果てに、雷槍は閃光をそのまま穿ち―――ギラティナへと迫る!) メガザルードZ「 な……なんだよもおおおおおおおぉぉぉぉぉ!!まだ(PPがあるの)かよおおおおおオオオオオオオオオオオオォォォォォコトシハサルドシオオオオオオオ!!!!!!!!!(変わらず空中でゲッタンしている。回避できないよ) 」 黛冬優子「(斬魄刀を手にギラティナへと駆けた、その瞬間―――)あれは…はかいこうせん!?しまった、あの軌道の先は……!!(はかいこうせんの射線上に黛冬優子γが居る事を悟り)……ラ"イ"ナ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"—————————— ッッッッ!!!!!!!!!(便乗し、ダメ元で叫びながら斬魄刀を伸ばし、ギラティナの口内を貫きに掛かる) 」 Giratina〈ギラティナ〉「ギャシャアァァァアアァァン…ッ…!!!(閃光を貫いた雷槍が直撃。この一撃は急所を突いたのか、大きく除けぞってしまい、徐々に低空していく) 」 オ ゥ ン ッ ―――――(痛手を負ったギラティナの反物質の力が、そのダメージによって維持できなくなり…反転された空間は元に戻っていく) Giratina〈ギラティナ〉「ズギャギャギャアアァァァァアアアァァァアッ!!!(反転世界が元に戻った途端、冬優子の強烈な斬撃が口内に炸裂し、悲痛な断末魔を上げる) 」 ヒロ「…………!璃奈ちゃん!メディちゃん!(破壊光線を見て咄嗟に二人の前に立ち、土の壁で二人を守り、自身は土の波を放ち対抗する) 」 アスラン・ザラ「ど、どうしたんだ、お前ら……も、もしかして俺が浮いてるのかッ!?(何故かこいつだけなんともないので周りの様子に困惑している。しかし飛来する破壊光線に向き直って)まともに動けるのがオレだけならオレが動かないわけにもいくまい!!カモンファトゥム!!(指を鳴らしリフターを呼び出し、破壊光線に向けて出力を引き上げたルプスビームライフルを放つ) 」 黛冬優子γ「ちょっと、これ直撃するじゃない……!!(ワイヤーを手近な足場に伸ばし、射線から逃れようと再び飛び……間一髪、雷槍によってギラティナが仰け反った為に射線から外れ)あっぶな…!流石に他力本願過ぎない!?何こいつら!? 」 Giratina〈ギラティナ〉「…ズ…ッ… グラ…ッ…――――――(数多の戦士たちの攻撃をその身に受け、巨体が傾倒する) 」 ペニーワイズ「……1.2.3.4.やったぜペニちゃん!(アスランの横から現れ、ちゃちゃまる宅を破壊光線に向けてぶん投げる)くるりと回ってハーイジョージ!! 」 シロナ「効いた…!これで…終わりね……!(怒涛の連携攻撃を前に倒れてゆくギラティナを見据えながら) 」 アナザーシロナ「…………クク…ククク…ッ……!!フフフハハハハハァ……!!何をもって、終わりと決めつける…っ……?(倒れかけるギラティナを前に、依然崩れることのない余裕の表情。自らの顔面を片手で覆い、その手中にて不気味な笑いが込み上げてくる)――――― いいや、ここからはじまるのさァッ!!!! 」 Giratina〈ギラティナ〉「 キ ラ ン ッ (刹那、両の眼が真っ赤に発光し、倒れかけた巨体が再び起き上がる) ズ グ グ グ グ ッ … ――――(その身が黒いオーラに包まれ、姿形が歪み始めていく…) 」 Giratina〈ギラティナ〉(アナザーフォルム → オリジンフォルム)「――――― ギ ゴ ガ ゴ ー ゴ ー ッ ! ! ! ! (全身を覆う影が晴れたその時、そこには姿形を変えた化物が現出。全身より真黒のオーラを放出させ、見る者を畏怖し圧倒させる邪気が空間一帯に迸る) 」 BGM♪:【ポケモン レジェンズ アルセウス BGM】 ギラティナ(オリジンフォルム)戦 |Pokémon Legends Arceus OST - Giratina Origin Battle メガザルードZ「 え" ぇ" っ !? な……なんだよもおおおオオオオオオオオオオオォォォォォォ!!!!!!またかよオオオオオオオオオォォォォォォォ!!!!!!!!(第二形態へ移行した時にヒスイの戦士が口にしたであろう叫び) 」 メディ「そんな…あれは…ッ…!?(再び起き上がるとともに姿を変えたギラティナに絶句する)敵の姿に大きな変化が…!みなさん、要警戒態勢を! 」 シロナ「うそ…あれは、ひょっとして…ギラティナの真の姿……!! 」 3レジ「「「 カッ (今、真の力を解放したギラティナに対抗しようと3体の巨人が本来の姿を取り戻……)ラ"イ"ナ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"—————————— ッッッッ!!!!!!!!!ラ"イ"ナ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"—————————— ッッッッ!!!!!!!!!ラ"イ"ナ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"—————————— ッッッッ!!!!!!!!!(さなかった)」」」 アスラン・ザラ「姿が、変わった……!?(リフターをホバリングさせながらライフルを下ろして)本領発揮といったところか…… 」 黛冬優子「ちょっとォ!?ライナー来ないじゃない!しかも!第二形態!?何それ!? ……っ!!(ギラティナの変化、そしてそこから放たれるオーラに気圧され)…こっからが本番ってわけ? 」 エレン・イェーガー「まあ、鎧の巨人1体の致命傷に当ててようやく仕留められるかどうかっていう程度の雷槍だ……あれで駆逐するって方が無理だろ(至って冷静にワイヤーにぶら下がったまま頷く)ら、ライナー……ライナー……(しれっと便乗しておく) 」 天王寺璃奈「…璃奈ちゃんボード…ナンテコッタイ!〖 ˙-˙ 〗(新たな姿を剥きだしたギラティナに絶望を通り越して虚無になる) 」 アナザーシロナ「"混沌"の加護を受けるのは、このワタクシなのです!!ゆけッ、ギラティナ!!今度こそ、奴らを打破せよッ!!! 」 ヒロ「………!信じらんねえ、あんな…姿を隠してたのか…!(璃奈の姿を見て無意識に彼女の肩に手を置く) 」 Giratina〈ギラティナ〉(オリジン)「――――― フ ッ (刹那―――出現の余波すら感じさせない、宛ら亡霊の如き気配の無さで瞬時に消え去ると…) ピ シ ッ、 パ リ ッ … ―――― パ キ ャ ア ア ァ ァ ア ア ン ッ ! ! !(砕けた空間の向こうから飛び出し、出現と共に一同へ触手のような六つの突起物を一斉に振るい、鋭い斬撃を放つ“シャドーダイブ”を繰り出して一掃していく) 」 黛冬優子γ「……終わらないなら終わらないで、あいつが倒れるまでやるしかないでしょ(黛冬優子の近くに降り、ライフルを構えながら)ダメージを受けて苦しんでた、それはつまり……倒せるって事に違いは無いわ 」 デンドンデンドンデンドンデンドンデンドン…(しかしその叫びが何かに届いたのか、何処からともなく鳴り響く音と共に地面から何かがせりあがってくる……!) ガブリアス「ガギャ…ッ…!!?(一瞬で消え去るギラティナ、そしてその気配に気づく前に切り裂かれて吹き飛ばされる) 」 メディ「早い――――ッ!!?(瞬間移動の如く消えては現れるギラティナへの対処に遅れ、咄嗟に振り抜いた武器で受け止めるも…)――― くぁ…ッ…!(薙ぎ払われてしまう) 」 ヒロ「…璃奈ちゃん!(璃奈の前に立ち、土刀をシャドーダイブ目掛けて振るう) 」 エレン・イェーガー「 チッ……(咄嗟に冬優子をサイドへ突き飛ばし、シャドーダイブが左足を切断され後方へ倒れる)怪我したか。悪いな……あいつと違って守るのは下手くそなんだ。ライナーを責めないでやってくれ、(これないのは)仕方なかったってやつなんだ…… 」 アスラン・ザラ「チィィィィ!!!!(リフターを操り変態的な動きでシャドーダイブを躱す)フッ……『ひらめき』の効果の方が『必中』より強いのさ…… 」 ヒロ「…あっ!(薙ぎ払われたメディを見て、彼女が吹っ飛ぶ先で土を盛り上げてクッションのようにする) 」 メディ「……!ヒロ様、感謝します…!(ヒロの能力を得て反動が和らげられる)あの巨体にに使わぬ速さ…どう対応すれば―――――?(せり上がってくる地面に視線を落とす) 」 黛冬優子「待って、奴が消え……っっ!!(ギラティナが消えた事に素早く反応し、直後のシャドーダイブに対してカウンター気味に斬魄刀を振るう、が……) か……はっ…!(斬撃を止めるには至らず、薙ぎ払いを受けて吹き飛ぶ) 」 メガザルードZ→ジーク・イェーガー「うおおおおぉぉぉぉぉオオオオオ(シャドーダイブでメガザルードZのうなじが切断され、中から本体が飛び出す)やっ、やった!人間に戻れたぞ!! 」 オルガ・イツカ「宇宙に悪名轟く鉄華団!!ミカの視線背中に背負い、不撓不屈の鬼リーダー!!!オルガ・イツカたぁオレの事だ!!(先ほどの音と共に腕を組み地面からせりあがってくるはオルガ専用獅電!その強靭な装甲は攻撃を通さずまるで皆を守る盾のように鎮座する!)団員を守るのは俺の仕事だ…… 」 黛冬優子γ「わっ、ちょっ……!(ライフルを構えたままエレンに突き飛ばされ、直後にエレンの負傷と吹っ飛んだ黛冬優子に気付き)何庇って大怪我してんのよ!あとこっちのふゆ!しっかりしなさい!! 」 天王寺璃奈「メディ…!……よかった…ヒロさん、ありがとう。……?あれって…(参戦したオルガの姿を遠目に拝む) 」 アナザーシロナ「フゥハハハハハ!!!これこそがギラティナの真の力!!奴がいれば、ワタクシの「夢」はきっと実現する…!さァ、思い知りなさい…反物質を司る神の大いなる力をッ!!! 」 エレン・イェーガー「 !? ライn……… ……。えっ(誰だ……)悪い。た、助かった(誰だよ……) ああ、まあこの程度は問題じゃねえ(すぐに巨人の力の残滓を応用し切断された足の傷を塞ぎ止血)ああ、くそ。ガキの時は『お前のように強くなれたらな』って思った頃もあったんだがな……やっぱり無理なもんは、しかたねえよな…… 」 3レジ「「「オ"ル"ガア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"———————— ッッッ!!!!!!!(ホソヤソウルを持つ兄貴肌の男なら割となんでもいいのか歓喜している)」」」 Giratina〈ギラティナ〉(オリジン)「( ド ォ ―― "力業" ―― ン ) ギゴガゴォーゴォーーッ!!!! ("力"の気を纏い、大いなる竜の爪が如く鋭い触手による凄まじく強烈な六閃を繰り出し、空間そのものに深い斬撃の後を刻み込みながら対峙する者たちを切り刻んでいく) 」 黛冬優子「(傷口を抑えながら立ち上がり)私の心配よりも加勢した連中が大丈夫なのかそうじゃないのか判断し辛い所を心配しなさいよ……でも、今の動きは見えた…アイドルに同じ技は二度通用しないわ(斬魄刀を構え) 」 オルガ・イツカ「悪かったなァ!!ライナーじゃなくてよォ!!(獅電がクロスガードを固め、放たれる斬撃を抑え込むように皆の前へ飛び出す)だが!!やる事は変わりゃしねぇんでなぁ!!! 」 ザ ギ ィ ン ッ ――― ザ ギ ィ ン ッ ――― ザ ギ ィ ン ッ ――― ザ ギ ィ ン ッ ――― ザ ギ ィ ン ッ ――― ザ ギ ィ ィ ィ イ ン ッ ! ! ! ! ! ! (ギラティナが放つ六つの斬撃が空間を斬り崩しながら、戦士たちに襲い掛かっていく) シロナ「――――ッ!?ガブリアス、避けて!! 」 ヒロ「…なんとか、2人を守れたようで…よかった(璃奈にそっと呟く)………お、オルガ!?何故…!(オルガを見て) 」 ガブリアス「ガァブッ!!!(シロナの切羽詰まった指示から危機感を感じ、空ではなく地中へ潜ってその斬撃を何とかやり過ごす) 」 アスラン・ザラ「オルガの奴、メイン盾でもやるつもりか……ッ!?てか硬いなアイツ!! 」 ヒロ「…………!こいつは、跳ねえせない…璃奈ちゃん!(璃奈の手を掴み、足元をせり下げて地中へ斬撃を避ける)メディちゃんも…!(メディの足元の地面も同じようにせり下げる) 」 メディ「――――やらせませんッ!!( ガッッギィィイインッ!!! )(勢いよく飛び出しつつアタッシュアローを強く振るい、その刃で六つの内の一閃を受け止め、辛うじていなすことに成功する) 」 ペニーワイズ「アスラン!ファトゥム貸せ!(ファトゥム00にちゃちゃまる宅を乗せて斬撃目掛けて飛ばす) 」 アスラン・ザラ「お、おういいけど勝手に持ってくなよ!? 」 ヒロ「…!(飛び上がったメディを見て)どうやらその必要はなかったようだな…(メディの足元のせり下がった地面を元に戻し) 」 ジーク・イェーガー「 !? え"ぇ"!? ┣¨ ォォォーン (力技による攻撃は凄まじく余波のみで尋常ではないダメージを負ってしまう。ヒゲが削がれ、肌がカサつき、全身がズタズタに切り刻まれながら吹っ飛ばされてしまう。しかし—————)——————かかったな!俺はこんなところでくだばりはしない!!これが俺の灯篭経路だ!!俺は生きる、生きるぞ!!まだまだキャッチボールをしたいからだ!!まだまだいい天気を拝みたいからだ!!はははははァァァァァァ——————ッッ!!!!!(割と元気にそのまま吹っ飛ばされていく) 」 黛冬優子γ「……!来るわ、ふゆ!大丈夫なら頼んだ!(斬撃にも動じず、ライフルをその場で構えて引き金を引く) 」 黛冬優子「(エレンを眺めながら)……あー治るんだアレ……向こうの"ふゆ"の縦になってもら……って、ハァ!?頼んだって!?上等!!やってやろうじゃない!!(黛冬優子γの許に即座に跳び、分裂した刀身でギラティナの斬撃を捌く)言ったでしょう、アイドルに二度同じ技は通用しない…! 」 Giratina〈ギラティナ〉(オリジン)「( ド ォ ―― "早業" ―― ン ) ギーゴガァーーーッ!!! ( ヒ ュ ド ド ド ド ド ド ド ァ ッ ! ! ! )(今度は"早"の気を纏うと、六つの触手を広範囲に伸ばす。すると、縦横無尽にとてつもなく素早い動きで振り回し、その連撃を叩き込みながら圧倒。冬優子yの銃撃さえも跳ね返す攻防一体の連続攻撃に、何者の追随も許さない) 」 エレン・イェーガー「いや悪いってことはねえが、こう、全員初対面だろうに庇ってもらってすみませんというか……(目をパチクリさせ呆然とし)………。(ジークが吹っ飛ばされるのを無言で見送り終えると、その辺の鉄パイプを松葉杖代わりに立ち上がる)オルガ……だったか。他人に任せてばっかりじゃいられねえ、俺も先に進まないとな。 みんな聞いてくれ。今から駄目元で『始祖パンチ』をする。駄目元だから何が起きるかわからねえ、何か起きてもそれは……俺のせいだが、対処してくれ(そういうやほぼ片足でけんけんしながらギラティナへ前進していく) 」 オルガ・イツカ「ぐう……!!(襲い来る攻撃を前に後ずさりしながら)チ……流石に俺一人じゃあ団員を全員守るのは無理ってコトか……!!(と、コックピット内に設置されたデュエルディスクと手に持った一枚のカードを見る)……使うしかねえか 」 アナザーシロナ「自らの潜在能力に加え…この私が与えた古の伝道奥義…“力業”と“早業”!これらの力を兼ね備えたギラティナに、どう立ち向かうというのか!?(圧倒されていく戦士たちを嘲笑う) 」 首領パッチ「~♪(タブーのBGMと共に現れる)……ちょっとだけYO!(ペニーワイズがぶん投げたファトゥム00に飛び乗り、ギラティナの眼前まで迫り首領パッチソードを振るう) 」 シロナ「っ…ギラティナの動きがより苛烈になっていくわ…このままでは私たちは全滅…長期戦は不利よ…! 」 オルガ・イツカ「こんな風に立ち向かうんだよ(カン☆コーン)……俺は手札からランク・アップ・マジック、《RUM・アイアンブラッドフォース》を発動!! 」 Giratina〈ギラティナ〉(オリジン)「―――― ズ シ ャ ア ア ァ ァ ァ ア ア ア ア ン ッ ! ! ! (目前まで迫った首領パッチを巨大な尾を振り下ろして圧砕する) ォ ォ ォ ォ ォ … ッ … ! ! ! (コメディ路線のキャラクターだろうが無慈悲に滅する化物。そんな大いなる存在へ迫ろうとしているエレンへ、冷徹に見下すような眼差しを向けて迎え撃つように触手を広げて威嚇する) 」 黛冬優子γ「全然通じて無いじゃないのよ!!あのオルガってのも何とかしてくれてるけど、あんまり長くは持たないわ、なら別の何か……ちょっ、速っ……!!(突如"早業"を繰り出したギラティナの連撃を避け切れずに連打を受け) 」 メディ「\ ジャンプ ! / \ Progrisekey confirmed. Ready to utilize. / (ライジングホッパープログライズキーをアタッシュアローへと装填し、レバーを引いてエネルギーを溜め込んでいく) \ ライジングカバンシュート ! ! / (黄色い閃光の如き強烈なエネルギーアローを向かってくる触手へと放って迎撃していく) 」 アスラン・ザラ「……ファトゥム代は弁償しろよ?(おやびんの事は微塵も気にしていない) 」 ペニーワイズ「こうなったらアスラン!タッグ攻撃で行くぞ!もう一度ファトゥム00だ!(圧砕された首領パッチを放置して戻ってきたファトゥム00にちゃちゃまるを乗せる)行け!俺とアスランとちゃちゃまるの協力攻撃!!(そのままファトゥム00をギラティナに向けて飛ばす) 」 泉けん「はい(アスランの頭上からボルガ式に大量のファトゥム00を投下する)これで撃ち放題DA☆ 」 アスラン・ザラ「あー!また勝手に使ったー!いけないんだいけないんだー!! 」 エレン・イェーガー「なんだよ、脅してるのか。俺の周りじゃ無意味に喚き散らす図体ばかりでかい害虫共ばかりだった、今更何の意味もねえよ……!!(絶対に反撃される。そう確信できるギラティナの間合いへ片足と杖を駆使した常人ならではの鈍足でギラティナへ立ち向かう)駆逐してやる—————(最後は杖すらも捨て、倒れこむようにしてギラティナへ拳を振りかぶる) 」 ちゃちゃまる「うおー!?なんだなんだー!?オイラ…空を飛んでるー!?!?!?(ファトゥム00に乗せられ飛行する) 」 夜神ムーン「倍になって返ってきた!? 」 黛冬優子「(ギラティナの"早業"に呼応し、斬魄刀をそっと撫で)そっちの世界には……黙っときなさいよ 『卍 解』ッッ!! 『迷光纏紅華』!! (そう叫ぶと共に、分裂した刃の一本一本が数え切れない程の数に、そして大きさに変化し、ギラティナの斬撃を悉く弾く) 」 観客「全員集合ー!!!(集まったワイズ組を見て) 」 ライアン「―――――――――――その長き戦い、持たせてみせようぞ!(突如、桃色の鎧兜を身に纏った騎士が参上する) 」 オルガ・イツカ「《RUM-アイアンブラッドフォース》の効果発動!!此奴の効果でこの俺に重ねて『鉄華』Xモンスター一体をエクシーズ召喚するッ!! 」 Giratina〈ギラティナ〉(オリジン)「―――― バ ギ ャ ア ァ ァ ア ン ッ ! ! ! (触手を強く振るい、ちゃちゃまるやワイズ共をファトゥム00が粉砕されるほどの強烈な薙ぎ払いで駆逐していく)オォォォ…ッ…――――― バ グ ン ッ ! ! (そして、拳を振り上げたエレンを――――その身丸ごと食らいつき、咀嚼することなく飲み込もうとする) 」 首領パッチ「……てめーら俺をちょっとは気にしろおお!!!(ギラティナの尾に潰されペシャンコになった状態でちゃちゃまる宅の芝刈り機をワイズとアスランに向けて走らせる) 」 シロナ「―――!あなたは…!?(参戦したライアンへ振り返る) 」 ちゃちゃまる「 ぴ え ん (粉砕されたファトゥム00の残骸諸共吹き飛ばされて返ってくる) 」 オルガ・イツカ「俺の乗るオルガ専用獅電一体でオーバーレイネットワークを再構築!!天空の堕天司よ。鉄と血と鎧を血肉とし、今ここに君臨せよ!!ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!!!(その瞬間、銀河のようなオーラが迸りそこにオルガ専用獅電が吸い込まれ更にその中から何かが這い出てくる) 」 ペニーワイズ「なんてこった!ファトゥム00が粉砕されちまった!(ちゃちゃまるのことは気にしていない)ぎゃぁぁぁぁぁ!!!!(触手に薙ぎ払われる) 」 エレン・イェーガー「 えっ いやちょ、タン >> バ グ ン ッ ! ! << (寸前、拳がギラティナの『上顎を掠め』たが、その後シンプルに丸呑みされる) 」 アスラン・ザラ「首領パッチこっちあぶなぁぁぁい!!!お前ら避けろォォォォ!!!!(と皆を庇うように蹴り飛ばす) 」 泉けん「行けるぞ!もう一回!(吹き飛ばされたちゃちゃまるが着地するようにタイミングよくボルガ式にファトゥム00を投下させ、またギラティナ目掛けて発進させる) 」 泉けん「(ちなみにこいつは1人だけ戦闘機に乗っているため難なく回避する) 」 ライアン「私はライアン、窮地と聞き及び、加勢をしに参った次第。各々の奮闘……無駄にはすまいぞ!(剣を掲げる) 」 キョダイマッシブーン「 ┣¨ ゴ ォ ン (ギラティナにヒットしたエレンの『始祖パンチ』を合図に、全長15mはあろうキョダイマッシブーンの大群が、ウルトラホールをぶち破って現れギラティナへガンガー走りしてくる) ノビエエエエエエエェェェーーーース!!!!!! ドコドコドコドコツウハンゲンテイデスドコドコドコドコドコドコ 」 泉けん「ちなみに今回はファトゥム00にジャスティス並みの爆弾を仕掛けたんDA☆アスランごめんねー♪ 」 オルガ・イツカ「カモン!!ランク8!!DDD・鉄華王ベリアル!!(先ほどまでの純白とは打って変わって漆黒に染まり、同じく黒い羽根を何対も携えた堕天使のような姿の獅電が銀河の中から現れる) 」 黛冬優子「全部……ぶっ飛べえぇぇぇぇ!!(最早刀とも呼べない、異形の斬魄刀を振り被った瞬間。同じ斬魄刀を携えた二人の"影"が現れ、無数の刃を持つ斬魄刀の、"三人"による超密度の斬撃の嵐をギラティナ目掛けて放つ) …って、なんか状況が滅茶苦茶じゃないの!! 」 アナザーシロナ「有象無象が次から次へと…―――――ギラティナ、焼き払えッ!!! 」 キョダイヌマクロー「ア"イ"イ"イ"イ"イ"イ"イ"イ"イ"ィ"ィ"ィ"ィ"ィ"ィ"ィ"ィ"ィ"ィ"ィ"(60m級の超大型ヌマクローが始祖パンチに呼応し地面を突き破って上半身だけ現れ。そのまま倒れるようにしてギラティナへヘビーボンバーを仕掛ける) 」 アスラン・ザラ「お前お前お前お前お前ェーーー!!!!(全ギレ) 」 Giratina〈ギラティナ〉(オリジン)「ギゴガゴォーゴォーーーッ!!!!!(ザグンッ…ザグザグザグンッ…!!!)(すべての触手が大地に突き刺さり、その先端部が赤熱していくと―――)――― ズ ッ ボ オ オ オ オ オ オ オ オ ォ ォ ォ ォ ォ オ オ オ オ ン ッ ! ! ! ! (地中から勢いよく幾重の火柱が飛び出し、相対する者たちを全て焼き払い、豪快に吹き飛ばしていく) ゴ ォ オ ッ ! ! ! (だが触手が地中に刺さって身動きが取れない今、冬優子の放つ渾身の斬撃が直撃する) 」 夜神ムーン「ワイズーーー!!!(薙ぎ払われるペニーワイズを見ながらアスランに蹴っ飛ばされる) 」 シロナ「助太刀、感謝するわ……!すごい攻撃…けれど、今しか反撃のチャンスはない!ガブリアス、“ドラゴンダイブ”!! 」 キョダイリヴァイヘイチョー「(身長160cmから身長161cmに巨大マックスした人類最強の男が、巨大マックスしてもなお使えてしまう立体機動装置を駆使してギラティナの顎へ双刃による回転切りを仕掛ける)おい……なんで1cmしか増えねんだ。言えよ1!!!!!! 」 ズガァァァァァァアン!!!!!!(ちゃちゃまるを乗せたファトゥム00がギラティナに近づいた瞬間大爆発☆) ガブリアス「ガァァァアアブッ!!!(全身の竜の波動を纏って突撃する“ドラゴンダイブ”をギラティナへと炸裂させる) 」 オルガ・イツカ「《RUM-アイアンブラッドフォース》の効果発動!この効果で召喚されたモンスターの下に『鉄華王』モンスター一体を重ねてX素材とする!俺はEXデッキから《DDD・鉄華王ライナー》をX素材とする!! 」 泉けん「可哀想なちゃちゃまる… 」 メディ「……!今が好機…!えいッ…!!\ メタルライジングカバンシュート ! ! / (鋼鉄の塊を纏う強力なエネルギーアローを放つ) 」 ライナー「散々名前叫ばれた挙句出番がこれかよ!!(エクシーズ素材となり鉄華王ベリアルの中へ吸い込まれていく) 」 キョダイ黛冬優子γ「もっと格好良いシチュエーションでその卍解を見せるべきだったわね、ふゆらしくもない…じゃあ、見せてあげるわ、これが……キョダイマックス黛冬優子γ!!見とれなさい!!!(巨人サイズまで巨大化し、身も蓋もないガチのサッカーボールキックをギラティナに放つ) 」 ライアン「む…今こそ好機!! さあ、悪しき魔物よ……我が太刀を前に、ひれ伏すがよい!―――縦横無尽斬!(その言葉通り縦横無尽に斬撃を放ち、火柱をギラティナもろとも斬っていく) 」 ヒロ「…今だ!(キーブレードを発現させ、ギラティナに向かって振るう) 」 オルガ・イツカ「さあ反撃開始と行こうか!!鉄華王ベリアルの効果発動!!この効果はX素材が『鉄華王』のみの場合X素材を二枚取り除いて発動できる!!相手の場の全てのカードを墓地に送る!!アナゲンネーシスッ!!(獅電の翼から無数の光線が放たれ、ギラティナへ……!!) 」 エレン・イェーガー「(ギラティナの口の中で戦鎚の力を利用しつっかえ棒を作り危機一髪飲み込まれず留まっていた)(なんか始祖パンチしたら変なのとなぜか兵長が来てる……)くそ、マジで格好つかなかったな今回も。この世界線にミカサは……え、いる?そうか……。 ああああああぁぁぁぁこのままじゃダサくて終われねえええええ!!(やけくそで雷槍を生成、ギラティナの体内で己もろとも『だいばくはつ』しにかかる!!) 」 ライナー「うおあああああああ!!!!(効果発動のコストとして墓地に送られる) 」 オルガ・イツカ「……ついでに鉄華王ライナーの効果発動。このカードが墓地、除外ゾーンに送られた場合このカードをEXデッキに戻すか特殊召喚する…… 」 Giratina〈ギラティナ〉(オリジン)「―――― ビ シ ャ゛ ア゛ ァ゛ ア゛ ン゛ … ッ゛ … … ! ! (全員の攻撃がダイレクトに被弾し、悲痛な雄叫びが空に響き渡る。ぐらりと力なくよろめきながら、口内より大爆発で黒焦げになったエレンを吐き出す)――― パ キ ャ ア ア ァ ァ ア ア ン ッ ! ! ! (その後、自ら時空の裂け目へと飛び込み、世界の裏側へと逃走。破れた空間は元に戻り、やがて戦場に化物の咆哮が鳴り響くことはなく、沈黙に包まれた―――)」 ライナー「どうしてお前らは俺を死なせてくれないんだ……(過労死枠みたいな効果をつけられたライナー) 」 BGM♪:【ポケモン レジェンズ アルセウス BGM】テンガンざん |Pokémon Legends Arceus OST - Mt. Coronet アナザーシロナ「……逃げるとはなんて不甲斐のない…!時間と空間の神をトチ狂わせ、また大いなる存在に反旗を翻すほどの野望を秘めていながら、この有様とは…せっかくこの私が力を貸してやったというのに…!(時空の裂け目へと消えていったギラティナに心底怒りを剥きだすも、もう自分には何も残っていないというその虚無感がすぐに押し寄せ、憤怒に満ちた表情はやがて鎮まっていく) 」 アナザーシロナ「…何故…何故…!あなたたち如きが"混沌"の加護を得ているのだ!?何故だ、何故なのだ!!大いなる好奇心の対象として神話を調べ上げ、これほどまでにこの"混沌"に心酔しているというのに!何故だ…何故なのだ……嗚呼、「カオスマスター」よ…心あらば教えてくれ…古代シンオウ人の血を引くワタクシの何がダメだというのか…!(がくりと両膝をついて項垂れる) 」 天王寺璃奈「やった…♪あの、ギラティナを追い払った…♪〖*╹▿╹*〗(戦闘から離脱していくギラティナにほっと胸を撫で下ろす)……ぁ…(そして、そこにただ取り残されたアナザーシロナを遠目に見つめる) 」 黛冬優子「ちょっと!?もうちょっとアイドルらしい攻撃をしなさいよそっちのふゆ!? (消えゆくギラティナを見据え、斬魄刀を仕舞い) ……逃げたわね、まあ…(アナザーシロナに視線を移し)神を信じる者は勝てても、神に縋る者が勝った例は存在しない…ってのはこの事かしらね 」 エレン・イェーガー「———————わからねえか(欠損した足はそのまま、片目も潰れたので顔面に至るまで包帯ぐるぐる巻き状態でしれっとアナザーシロナの横に松葉杖を持って座っている)——————。(やべえ、何もうまいセリフが思い浮かばねえ)ここが既に『混沌』としているからだよ。今ここにあった全てが、お前の求めていたものだ。今更神が差し出せるものはないんだ……(よし、それっぽいこと言って劇画タッチで黙っておこう) 」 アスラン・ザラ「はぁ……はぁ……ひどい目に遭った……(と、アナザーシロナの方を見て)……アイツ…… 」 ヒロ「…(ほっと胸を撫で下ろした璃奈を見てそっと手を差し出す) 」 ライアン「む……逃げられてしまったか。(剣を納める)しかし見事、大いなる災禍に打ち勝つことができた。天晴〔あっぱれ〕であるぞ! 」 ???「……加護というには、あまりにも荒っぽくないかな。(アナザーシロナの背後からどこかで聞いたような声が響く) 」 黛冬優子γ「理由なんてそう大それたものじゃないでしょ、"黛冬優子がいる方が勝つ" ただそれだけの決まり事でしかないわ(いつの間にかキョダイマックスが解除され、ライフルを杖代わりに立ちながら) 」 天王寺璃奈「パンッ♪(ヒロとハイタッチを交わす)…う~ん……難しい話だけど…私はただ…みんながいるこの世界が、好きなだけだよ。はちゃめちゃで、だけど、賑やかで楽しい…それが「混沌」っていうのなら、私も大切だなって思うよ。誰か一人のものじゃなく、みんなものとして、ね…(ヒロやメディたちと目を合わせながら) 」 シロナ「神話は、歴史は、すでに過去のものとなってこそ成りえるもの。それを追求することにロマンはあるけれど、再現することは決してできやしない。あなたが心酔していたのは、そのような不動的な過去の遺物でしかなかったのだから。 」 アナザーシロナ「……灯台下暗し、か…フッ…(エレンの言葉に滑稽そうに鼻で笑う)ああ、実に荒々しいものだった…して、貴様は何者だ?(???に)……なるほど…(璃奈の言葉に是も非も唱えず、ただ目を細める)…フン…もう一人の私らしいご高説だな…(シロナにそっぽ向く) 一つ問おう…―――― 貴方たちには「夢」があるのか? 」 ライアン「私の言葉など、今のおぬしには如何様なるものを与えたところで無益であろうが、しかし青年………おぬしは孤高である前に、じつに孤独であるな。(落ち着いたトーンでアナザーシロナに) 」 ヒロ「璃奈ちゃん…(璃奈の言葉と自身に向けた目を見て)…不動的な過去だけじゃ絶えることなく動く今には勝てない…そういうことか… 」 エレン・イェーガー「———————。(夢を問われライナーを泣かせた圧迫面接さながらの真顔で黙り込む)………。(ない。元の世界線で好き放題やらかしたしここには壁も巨人もマーレもエルディアもない。やべえ、なんで俺はこの戦いに、地獄に足を踏み入れたんだ? あー……)——————。わからねえか?お前と同じだよ……(それっぽいこと言っておこう) 」 メディ「ええ、あります。或人社長が、璃奈様が、いつか私に話をしてくれたように…ヒュー、マギアである私も、「夢」を見ていいのだと。きっと陳腐なものなのかもしれませんが…いつかこの自分の「夢」が、より多くの人たちにとってより良い結果を齎してくれるのならば、私はその為に日々献身的に活動を全うしていきます。(璃奈の視線に微笑み返す) 」 ???→渚カヲル「……君と同じさ。(声のした先から姿を現したのは、もう一人のアスラン、渚カヲル)そうだね……彼ら彼女らの言う通り、過去や神話に縋るのは無意味なことなのかもしれない。神様、もしもおられるのでしたら決着は人の手で付けますってね。だけど、確かに意味があった過去があったことも君たちは知ってるはずさ 」 アスラン・ザラ「……カヲル……(夢を問われた方向へと向き直って)……俺の夢は…… 」 黛冬優子 黛冬優子γ『完璧なアイドル、完璧な「ストレイライト」』(アナザーシロナの問いに、二人揃って同じ台詞で返す) 」 アスラン・ザラ「……夢……(この世界にやってきて手に入れた友人たちの事を思い返して、一瞬にして溢れ返る思い出達。しょうがない奴らだが、一緒に馬鹿をやれた時間はかけがえのないもので……) 」 ライアン「……夢か。私は一介の戦士、そのようなものとは無縁なるもの。されど、もしも夢とやらを持つとするならば………この太刀で、「あらゆる地に平穏を齎す」、これに尽きたいものだ。 」 アナザーシロナ「……(渚カヲルの言葉を背に、何かを想い馳せるように瞳を閉ざす―――)―――…そうか…あるのか… だが、あなたたちの夢はきっと、ワタクシとは相容れない…。ワタクシは世界を利用し、あなたたちは世界と共に闘う者。そこな騎士の言う通り…ワタクシは結局一人でしたが、あなたたちは違う。その隣人と、友と共に、「夢」を叶えるのでしょう。あなたたちの「物語」は、まだはじまったばかり… ワタクシの「物語」は、今の敗北で終わりを告げるのですから…。 」 [1628161]アナザーシロナ「ですが…!いつか…いつの日か、この世界のすべての神話…!その謎を解き明かし、「カオスマスター」に会ってみせる…!何年…何十年…何百年かかったとしても…!!フフフ…フハーーーーーハハハハハ!!アーーーーハハハハハ……――――――(敗北を喫しても、人生という物語が潰えても、根底にある微かな「夢」を抱きながら、その者は笑いながら光となって消滅するのだった――――) 」 [1628162] コ ォ ―――――― ン … (アナザーシロナが消滅したその瞬間…彼女がいた箇所に数字を描いた光が残される。その示された数字は[1628162]。何かを示すその数字の光は、すぐに消失した――――) シロナ「……さようなら、もう一人の私。いつか、何処かの「物語」で合えたのなら、その時は一緒に語り合いましょう。果てなき神話の、その先について…(空へ消えゆく光の礫を見上げ、今はもういない人影にそっと告げるのだった) 」 ヒロ「…夢、か…(掌を見つめ)特に大層なものではないが…もう、俺の無力で大切な人を失いたくない。ただ、それだけだ… 」 渚カヲル「……おやすみ。君は、一人であっても独りではなかったはずさ(と、消えゆくその姿に向けて目を閉じて)……さあ。また数字が刻まれ始めた。因果は再び巡ってくる。君たちと僕が再会できたようにね 」 ペニーワイズ「夢?………キョウカママとウハウハしたい() 」 泉けん「夢…お姉さん達のハーレ…………アッー!違うジュラル星人が絶滅した平和な世界DA! 」 関羽「そんな夢はない。(無慈悲にもペニーワイズの夢を打ち砕く) 」 首領パッチ「夢なんざねぇー!今この瞬間!ハジけてりゃいいんだー! 」 夜神ムーン「こ、こいつらぁぁぁぁぁぁぁ!!!!(アスランと他の大爆笑組の温度差を見て叫ぶ) 」 アスラン・ザラ「……フフッ(いつも通りの彼らに何処か満足そうな微笑を浮かべて)俺は……俺は、いい……こいつらの、夢が叶えば…… 」 夜神ムーン「ちなみに僕の夢は新世界の神になることだ() 」 とーかいていおー「ゆめ? ぼくは、シンボリルドルフさんみたいなつよくてかっこいいウマむすめになります! 」 天王寺璃奈「……行こう、メディ。私たちの「夢」を叶えに。〖*╹▿╹*〗 」 メディ「……?(一瞬、それもほんの一瞬。微かに見えた数字の光に目をぱちくりさせるが…)……! …はい! (璃奈の声に呼び止められ、そのまま二人並んで別の戦場へと向かった) 」 泉けん「なんだその不順な夢は!(ペニーワイズをポカリと叩く)」ペニーワイズ「うるせー!何がお姉さんだ馬鹿野郎!」首領パッチ「俺だってなぁ!せっつーやあいさんとウハウハしてえんだこの野郎!」(ボカスカ 」 夜神ムーン「アスラン…………お前………(ボゴッ(3バカの拳を腹に喰らう) 」 ジーク・ェーガー「クサヴァーさんとまたキャッチボールがしたいなぁ() 」 夜神ムーン「………バカやろおおおおお!!!!!何故俺まで殴るんだ!ふざけるなぁぁぁあ!!!!(アスランに何か言いかけたが怒りの勢いで3人の輪に突っ込む) 」 ヒロ「俺は…………(掌を見つめ、そっと呟く) 」 ライアン「さて……私もまた、次なる戦場へ向かうとしよう。……さらば!(颯爽と現れた戦士もまた、颯爽と去っていく) 」 白ウォズ「―――――― ニ ヤ … (山頂より戦いの一部始終を見届けていた謎の男は不気味に口角を上げ、自身が展開したオーロラカーテンの向こうへと消えていく) 」 森ノ宮「(着古した風の灰色のコートを羽織った姿で、眼前の男を見据えている)……高いスーツだな、えらく血糊が付いてるように見えるが………衣装代は出るのか?何処だ?あの狸ジジイの所か、いや……どこぞの"組"の連中か?色々声がかかってたもんなァ(返り血と泥砂だらけの自分は棚に上げ、男を指差し) 」 森ノ宮(裏)「(シルエットからも分かる、高級な"黒"のスーツに、頭髪や髭を丁寧に揃えた姿……しかし、コートを羽織った方の森ノ宮と比べても明らかに付着した返り血が多く)……良く回る舌だな、薄汚いその恰好に良く似合ってる。何も守れなかった人間が、次は腐って逃げたらこうなるって所か(冷たく吐き捨てると共に"紫の気"を全身から立ち昇らせ、懐から左手で短刀を抜き放ち……森ノ宮の右手首を狙っての切り上げを放つ!) 」 森ノ宮「(紫!?それよりも、速い…っ!)(半身になって右手を素早く引くが、掌を深々と斬り裂かれる)……確かにな。腐っちまったのも守れなかったのも間違い無いが……!(同時に森ノ宮(裏)に左の前蹴りを放ち、自らも反動で退がる)……生憎のとこ『何も』じゃあねえよ (血を流す右手を握り込み、"青い気"を全身に纏い)…("紫"…恐らく、"雲龍"の"互換"の類か……?) 」 森ノ宮(裏)「その程度で…(森ノ宮の前蹴りで押されながらも右手で止め、直後に瞬間移動染みた速度のステップで、一瞬で森ノ宮と距離を詰め……)随分と気取った物だなァ!(今度は森ノ宮の腹部に短刀で突きを放つ―――と見せ掛け、右手で森ノ宮の顔面に"気"を纏った拳を叩き込む!) 」 森ノ宮「(短刀に反応し、防御行動を取ろうとしたが故に、拳への反応が遅れ)しまっ――――――(人間による殴打の威力の範疇を遥かに超えた右拳が顔面に直撃し、ゴムボールの様な速度で大きく吹き飛ばされ……廃工場の外壁に背中からめり込む程に叩き付けられる) 」 森ノ宮(裏)「―――地獄で這い蹲って、その薄汚い頭を二度と上げるな(一瞬で吹き飛んだ森ノ宮に追い付き……"気"を纏った左の短刀で、廃工場の外壁毎貫く程の"突き"を森ノ宮の左胸目掛けて放つ)…せめてそれ位やって見せろ 」 森ノ宮「がっ……!(微かに軌道を逸らし、肺や心臓への直撃は避けるが……"突き"の異常な威力は殺し切れずに左脇の下を肋骨ごと貫かれ、廃工場を突き破り……工場内の床を滑りながら倒れ) ……やらねえよ、こっちは忙しくて…そんな暇ねえんだよ(突きを逸らした瞬間、圧し折っていた短刀の刃を指で挟み、鼻血を流しながらヘラヘラとそれを見せ)錬気の派生は結構だが、随分脆いじゃねえかよ、ええ? 」 森ノ宮(裏)「(刃を失い、柄だけになった短刀をその場に放り、両拳に紫の気を込めて森ノ宮に向かって苛立ちを露にする様に歩き)何処ぞで野垂れ死んだ老人の技で、棒切れ一本拾って満足か? ……”俺”の錬気は、そこまで温くない(森ノ宮の背後まで一瞬で回り込み、短刀による突きの傷跡に向け、左手で鋭い手刀を放つ) 」 森ノ宮「いいや、温いな("紅の気"を纏うと共に、廻り込んだ森ノ宮(裏)の左手刀に対し、背中を向いたまま左の肘打ちで強引に捌き、手刀の勢いを殺して上に跳ね上げ)”根性”って奴が足りてねえ(直後に右手で森ノ宮(裏)の左手を、左手で襟を掴み……)何も詰まってねえんだよ、手前の拳はァ!(柔道の『体落とし』の要領で、森ノ宮(裏)を猛スピードで床に向かって投げる!) 」 森ノ宮(裏)「ごっ、はあっ…!?(手刀を弾かれた直後、床に強かに叩きつけられ)何を、調子に…っ!!(しかし即座に掴まれた腕を払い、倒れたまま森ノ宮に前蹴りを放って起き上がろうとする) 」 森ノ宮「練気において根性論ってのは空論でもなんでもねえ、喧嘩の仕方と一緒に忘れたか?(蹴り足を左手で払い、即座に踏み込み) "精神力"って奴が腐ってんだよ、手前のは…!(起き上がろうとする森ノ宮(裏)の腹部に強烈な瓦割りを叩き込み……床に叩き付けた反動で跳ね上がったその顔面を掴み)―――東雲流、『破顔撃』ッ!(床ごと砕く勢いで、掴んだ頭部を地面に全力で叩き付ける!) 」 森ノ宮(裏)「―――――ッ!!(後頭部から床にめり込み、盛大に出血して一瞬、動きが止まる。が―――右手で素早く懐の小型拳銃を抜き、至近距離で森ノ宮に発砲。そのまま"気"を込めた拳銃で森ノ宮の頭部を殴り飛ばし)何が精神力だ、何が根性だ……何時までそうしているつもりだ、お前は…!(吹っ飛んだ森ノ宮に向けて拳銃を構え) 」 森ノ宮「ぐうっ!?てめっ………(脇腹への被弾。"気"で強化し、更に撃たれる直前に身を引いたが故にそれ自体は軽傷で済んだが、拳銃で殴られて吹き飛び―――工場内の廃材置き場に吹き飛ばされ、瓦礫と砂埃に埋もれ)何時までだってそうしてやるさ、今だって守る物がある、頼りにしてくれてる連中が居る…その分だと、手前は背を向けたんだろうがな(瓦礫の中からドラム缶を森ノ宮(裏)目掛けてドラム缶を蹴飛ばし、それを盾にする様に自らも森ノ宮(裏)に一息に突っ込み) 」 森ノ宮(裏)「(拳銃を構えたまま、"気"を込めた前蹴りで飛来するドラム缶を事も無げに弾き)終わりだ―――!此処で、死で…全てに償え!!(突っ込んでくる森ノ宮の額に照準を合わせ、拳銃の引き金を引く) 」 森ノ宮「――――遅ェよ(森ノ宮(裏)の発砲した弾丸が、額に到達するよりも速く―――紅い"気"を込めた右拳が、弾丸ごと拳銃、そしてその持ち主の両手を撃ち抜き)しっかり味わえ、東雲流――(森ノ宮(裏)の眼前に両腕を再度向け直した、その瞬間―――)―――『餓狼』(至近距離。拳から放った巨大な"気"を爆発させ、森ノ宮(裏)に浴びせる様に叩き付ける!) 」 森ノ宮(裏)「がっぁ……ばぁぁっ……!(右拳の一撃によって、拳銃と共に両手が崩壊し、逃げる間も無く"気"の爆発を全身に浴び) ……(無力だったのは…何も守れなかったのは…"俺"…)(『餓狼』の威力に堪え切れる訳も無く、工場の外壁を突き破り遥か彼方へと吹き飛ばされる) 」 森ノ宮「("紅の気"を消し、その場で膝を付き)……負ける訳には行かねえよ、踏ん張らなかった……何も拾わない事を選んだ、"お前"には……(血塗れの顔を上げて傷口を抑えながら再度立ち上がり、オーロラカーテン…即ち次の戦場に向かい、ふらふらと歩いて行く) 」 ヒロ「…せつ菜ちゃん、大丈夫なのか…?(建物の壁に寄りかかり、天を見る) 」 ユキノビジン(裏)「トレーナーとマネジが仲良さそうなのを見て部屋の隅でうずくまって泣いてるシチーさ、キレイだべ…… 」 ユキノビジン「消えるべ!!闇のわだす!! 」 ヒロ「闇落ちルート…(小声) 」 ペニーワイズ「……しずかに!(口元に指を当てシーッとして、周囲に手招きをする)……(ズガァァァァァァアン!!!!!!(全員が来たところでジャスティスを自爆させる) 」 ヒロ「か す み(大爆発に巻き込まれる) 」 いかりや長介「(大爆発を受け黒焦げ)ぶっふぉ…!(コーンスターチを吹き出しながら)ダメだコリャ…(倒れる) 」 首領パッチ「とうとうやられたかいかりやは!(朗読) 」 泉けん「本物のゾンゲリヤみたいになったんDA☆(いかりやを見て) 」 ペニーワイズ「らんじゅvsサンゲリヤいかりや見たかったなぁ… 」 関羽「そんなものはない。 」 泉けん「ないのかぁ…(倒れたいかりやをボルガ式でらんじゅの方に投下する) 」 ヒロ「それは俺が言うセリフだ!(けんのスカイロッドを撃ち落とす) 」 テイエムオペラオー「和田竜二騎手が1400勝を達成したよ!!実にめでたいねえ!!! 」 ヒロ「!? 」 トウカイテイオー「ぼく乗られたことないからわかんないや。(娘的爆弾発言) 」 ヒロ「!!?? 」 テイエムオペラオー「テイオーさんとは世代が違うからね!黄金の翼を持つ騎士とて、運命の出会いという物がひとたびズレれば……新たなる姫君に仕える事もあるだろう。デリカダ君の未来に幸あれ!! 」 ヒロ「……そうか、君はウマ"娘"だから言うほど驚くことではないのか… 」 テイエムオペラオー「(ヒロの口に乾草を突っ込み)おっと!それ以上の詮索はよしたまえ。触れてはならぬものがある、応えてはならぬものがある……そう、奇跡によって齎された美しい湖が、人にとって毒となる事もある様に……その辺りはスルーしておくべきだと言っておこう。触れぬが吉…ボクの美しさの様に、それは自明の理であるからね 」 ヒロ「む、むぐっ(口に乾草を突っ込まれ)むむむむ(わかった)(こくりとうなずく) 」 ヒロ「…ぷはーっ!(乾草を口から出す)………口ん中が乾くんだよ、せめて湿らせてくれ(そこじゃない) 」 リック・アストリー「(触れてはならぬ動画に触れた時に現れる男。そう、私です) 」 ヒロ「……………なんでこいつが現れた…? 」 ― 終点 ― 飛電或人「戦況が混乱しているみたいだ…これ、大会どころじゃないのでは…っ…?(瓜二つの自分と衝突し合っている摩訶不思議な光景に困惑の色を伺わせる) 」 ―――― ギ ュ ォ ォ ォ オ オ オ … ッ … ! (突如、或人のみを吸い寄せるようにオーロラカーテンが彼の身体をすり抜けていく。阿鼻叫喚の喧騒に包まれた戦場は瞬く間に鎮まりかえり、或人はどこかの荒野にただひとり立たされた) 飛電或人「――――!?(突然吞み込まれた挙句変わゆく景色に驚嘆する)…ッ……??(何者かの仕業なのか…そう思い込み、周囲位に警戒するように右左と振り返る) 」 コツ……コツ……コツ……―――――(右往左往する或人の背後から、足音と共に忍び寄る人影。そこにいたのは…――――) HIDEN ARUTO「―――― コ ツ … … ッ … !(もう一人の「飛電或人」。だが、その表情は厳かで重苦しく、自称お笑い芸人な彼とは思えないほどすべてに絶望しきったような、それこそ「悪意」に染まった風貌であった) 」 BGM♪:【流用曲】仮面ライダーゼロワン 42話終盤BGM 飛電或人「―――――ッ゛!!?(ついに果たされたもう一人の自分との邂逅に、双眸が泳ぎ始める)……っ…あれが、もう一人の…俺……っ……?(鏡合わせのように対立する「自分」に狼狽する) 」 イズ「――――!!(或人社長が…もうひとり…っ……?)(観客席にて、二人の或人を捉えて目をぱちくりさせる) 」 宮下愛「……!アルトンのそっくりさんが…!そっくりさんに会っちゃったら、即離散しないと…!なんちゃって…☆(観客席にて呑気にダジャレをかましていたが…)……でも、あのアルトン…なんだか、すっごく怖い顔してる… まるで…なにもかもに絶望しちゃったみたいな……(ARUTOの相貌に居たたまれない気持ちに陥り、思わず口元を手で覆う) 」 HIDEN ARUTO「……ようやく会ったな、「俺」。(それはまるで、この出会い心待ちにしていたように。だが、同時にその出会いに絶望しているあのように。相反する感情が錯綜するような重々しい声音を、目の前の或人へ叩きつける) 」 飛電或人「……お前は…本当に「俺」なのか…っ…?(これじゃあ、まるで…―――)(「別人じゃないか」―――そう心の中でつぶやきかける程、似ても似つかない自分の姿に後退りしかける) 」 HIDEN ARUTO「…俺は確かにお前だよ。俺は…――――「大切な人《 イズ 》を失った世界線の飛電或人」。この世界のすべてを憎み、滅ぼす…新しい"悪意《 アーク 》"そのものだ…ッ…(ドスの効いた重々しい声音を張り上げる) 」 飛電或人「――――!?(もう一人の自分の発言に酷く仰天する)……イズを…失った…っ……?俺が…アークに…ッ…!?(信じられないと言い返したくなるほど、認めたくない最悪の自分に目を伏せてしまいそうになる)……嘘だ…ッ…… そんな世界線の俺が…存在するはずが……!(辛うじて保った自我を頼りに、震える声音で反論を試みる) 」 HIDEN ARUTO「まだ幸せ者なお前には理解できないはずだ…俺の苦しみを…この身に纏わりつく悪意を…ッ…!俺は、「俺たち」は…お前たちの世界線を滅ぼすためにここへ来た…ッ…!そうすれば、己が望む未来を約束されると言い渡されたからだ…! 」 飛電或人「……!そんなことって…!いったい、誰が…!どうして俺たちが…自分自身と闘わなくちゃいけないんだ…ッ…!?同じ自分なら…助け合っていくべきなんじゃないのか…っ…!?落ち着いてくれよ「俺」…!!こんなのは、間違っているッ…!! 」 HIDEN ARUTO「俺はもうとっくに落ち着いているよ…イズを失ったあの日から、今この瞬間まで…ッ…――――(ゆっくりと瞳を閉ざす。その瞑目の中で、もう取り返しがつかないほど見るも無残な姿に変わり果てた大切な人の存在を抱きしめ、慟哭する自分が…その凄惨な描写が過る)―――……亡くしたものはもう取り戻せない…だったら或るものから奪うしかないだろう…ッ…!?(ここではじめて、感情的に声を震わせて眼前の或人を鋭く睨みつける) 」 飛電或人「そんな…ッ…――――!!(鋭い眼光に突き刺され、これ以上の語り合いには意味がないと宣告されたように口を噤んでしまう) 」 HIDEN ARUTO「お前たちが自分の夢のために闘っていたように……"俺たちだってそうだった"んだよ…ッ…!!だったら…俺たちが闘う理由なんて…それでいいだろう…ッ…? \ アークドライバー ! / (漆黒色のドライバーを装着する) \ アークワン ! / (懐から取り出した「アークワンプログライズキー」のボタンを押し展開する)―――― 変 身 (キーをドライバーへ装填) 」 HIDEN ARUTO → 仮面ライダーアークワン「 キ ャ゛ ァ゛ ァ゛ ァ゛ ァ゛ ア゛ ア゛ ア゛ ア゛ ――― \ シンギュライズ ! / \ 破壊・破滅・絶望・滅亡せよ… / \ コンクルージョン・ワン ! / (響き渡る怨嗟の声の共に、大いなる悪意に染まる者・仮面ライダー「アークワン」へと堕ちる) 」 飛電或人「………わかった…―――― \ ゼロワンドライバー ! / (ARUTOの言葉を不本意ながらも受け止めると飛電ゼロワンドライバーを装着する) 「俺」がそう言うってんなら……! \ジャンプ !/ \オーソライズ !/ (プログライズキーのボタンを押し、ドライバーへオーソライズ)―――― 変 身 ! \プログライズ !/(そしてキーをドライバーへと装填する) 」 飛電或人 → 仮面ライダーゼロワン「 \トビアガライズ ! ライジングホッパー ! !/ \A jump to the sky turns to a riderkick./ (仮面ライダー「ゼロワン」へと変身を遂げる) 」 BGM♪:【流用曲】仮面ライダーゼロワン BGM 44話ラスト ボ ゴ ボ ゴ ボ ゴ ォ ッ … ! ボ ゴ ォ ン ッ ! ! ボ ゴ ッ、 ボ ゴ ォ ン ッ ! ! ! (対峙する両者の周囲にて、地面から次々と武器が飛び出してくる。果てなき荒野に無数の武器が突き刺さっているかのような壮絶な心象風景は、二人が齎した固有結界のようであり、彼らのみに許された禁断の領域であるかのようにも見えた―――) 仮面ライダーアークワン「…ガシッ…―――― ジ ャ キ ィ ン ッ ! (手元に突き刺さっていたアタッシュアローを引き抜き、悠然とした佇まいでゼロワンを見据える) 」 仮面ライダーゼロワン「…俺を止められるのはただ一人… ガ シ ャ ァ ン ッ !(傍に突き刺さっているアタッシュカリバーを引き抜く)―――― 「 俺 」 だ ッ ! ! 」 両者共に一歩ずつ前進する。その足取りは重く、だが次第にその歩みを速めていく。 加速する時の流れと共に二人の速度はやがて解き放たれたかのように飛び出し、 真正面から衝突する勢いで迫り始めた―――! 仮面ライダーゼロワン / 仮面ライダーアークワン『 う お お お お お お あ あ あ あ ぁ ぁ ぁ あ あ あ ー ー ー ー ー ッ ! ! ! ! 』 ― 天界 ― BGM♪:リディー&スールのアトリエ OST 415 disorder in order ―――― キ ィ ン ッ ッ ッ ! (熱狂を帯びる大地を飛び越えて、立ち込める雲さえも突き抜けて、お天道様の下に際限ない青天井がどこまでも広がる。人の呼吸すら聞こえてくるはずのないこの無窮の宙(そら)に響く鋼の残響。その中で、純白の羽が交錯するように舞い落ちていた―――) roron「――――(両翼をはためかせて天の道を掌握する白銀の天使。その手に携えるは万物を穿つ黒槍。その切っ先を形容するような鋭い眼光は、目前の天使――自身と鏡合わせの存在――のみに突き付けられていた) 」 ろろん「はぁ…はぁ……っ…!(一方、狙いを定められた無垢なる金発の天使は息を切らしながら、逃げるように羽を散らして飛翔していた)待って…待ってってば……!どう、して…っ…?どうして、「ろろん」のことを…!?(変則的に湾曲を描きながら旋回しつつ、槍の餌食になるわけにはいくまいと全速力で、死に物狂いで、飛び続ける) 」 roron「――――「どうして」?もしかして、「ろろん」は何も知らないの?この世界が"不幸せ"だってことを。(顔色一つ変えず、少女は光も覇気も失った瞳にもう一人の自分の後姿を捉える)…そうだね…この世界に本当の"しあわせ"がやってくるって…そう信じて頑張ったけれど、「roron」はダメだった。失敗しちゃった。何がいけなかったんだろうって、悩んだ。だからね、たくさんの世界で、いろんな「ろろん」を見てその答えを知ろうとした。そして、いろんな「ろろん」を知った。「ろろん」はみんな、"しあわせ"を望んでた。 」 roron「でも、その"しあわせ"を一つ願う度に、大切な誰かが"不幸せ"になっていく。たくさん願えば願うほど、みんな、消えていく。どれだけ願い続けても、地上の人たちは傷つけ合うことを止められなかったし、それを止めようとして命を落とした「ろろん」もいた。消えていく「ろろん」のことを想ってくれる仲間たちもいたけれど、みんな涙を流しながら、また傷つけ合い、いつの間にかそんなみんながいなくなっちゃったこともあった。哀しい―――話だよねッ!(瞬く間に距離を詰めて黒槍で穿たんと腕を突き出す) 」 ろろん「ひゃわっ!?(身を屈めるように槍の急襲をすれすれで回避し、掠った金色の毛が羽と共に散っていく) はぁ、はぁ…っ…「roron」が…何を言っているのか、「ろろん」にはよくわからないよ…っ!確かに…地上の人たちは、時々怖い顔をしながら、傷つけ合っている…!でも、「ろろん」と出会って、友達になってくれたみんなはそんなことしなかった…そんな世界を必死に止めようとしてくれた…!「ろろん」は、知ってる…!「roron」が思ってる以上に、この世界には"しあわせ"が溢れてるってことを…!(過去を想起し、そこに浮かぶかつての仲間/友達の顔が次々と過っていく) 」 roron「…人間が言っていたよ。そういうの、「きれーごと」って言うんだって。きっと、「ろろん」が見てきた世界は、とってもとってもちっぽけなものだったのかもしれないね。わかるよ、「roron」も最初は、そうだったから。でもね、知ったんだ。この世界に、本当の"しあわせ"なんかないことを。あるのは、たくさんの命が消えていく"死合わせ"な世界。そんな世界を助けるために「ろろん」がいるはずだった。でも、みんな、無理だった。みんな、消えた。「roron」の、目の前で。気が付いたら、「ろろん」はもう二人だけ。まだ何も知らない「ろろん」と、全部知っちゃった「roron」。世界に、二人きり――― 」 roron「でも、いつかどちらかが先に消えちゃう。だから、これ以上、「ろろん」が消えていくのを視たくなかった「roron」は…「自分」で「自分」を消しちゃうことにした。最後に残った方が、この不幸な世界を消す。その運命を、決められるの。(先端部が発光する黒槍を天高く突き上げると、その光が太陽に向かって打ち上げられる。黒点のような小さな影が陽光の内側で無数に分裂すると、舞い上がった光は無数の破滅の光刃となって雨の如く降り注いだ) 」 ろろん「わわわっ…!(咄嗟に構えた魔法杖「ラ・フラクタル」を突き出し、自身を包み込むように光の膜を展開して凶刃の雨を耐え凌ぐ)そんなっ…!で、でも…たくさんの「ろろん」がいたとして…どうして、「roron」は助けようとしなかったの…?どうして、「ろろん」たちまで傷つけ合う必要があるの…!?二人で助け合えば、きっとハッピーなことでもっと溢れていくはずじゃ―――― 」 roron「…本当に何も知らないんだね。「roron」たちが、世界をよくするために生み出された空っぽな天使だってことを。傷つけ合うことしかできないこの不幸な世界を救済(たす)けるために造り出されたお人形さんだってことを。やがて、「ろろん」はみんな、世界を"しあわせ"にする。全部を壊して、真っ白にしちゃう。いずれ人間によって滅んでいく世界を、「roron」たちが先にやっちゃうってこと。 」 ろろん「……なに、それ…っ…?「ろろん」たちが…この、世界を…みんなを…??(信じられない、と何度も瞬きを繰り返す) 」 roron「そう。けど、世界はそうさせなかった。「ろろん」たちが世界を消すよりも先に、世界に「ろろん」たちが消されちゃった。これがどういうことか分かる?…世界は、そもそも"しあわせ"になることを望んじゃいないってこと。……「roron」たちはね、みんなに必要とされていないんだ。こんなに悲しい気持ちになったことはないよ…―――― 」 いつかの時代、どこかの世界…追い風と共に吹き付ける大雨が一人の金髪の天使を濡らしている。雨に紛れて大粒の雫を流し続ける。強風の音に遮られて大声で嘆き続ける。慟哭の最中、少女の涙は黒い片翼を白く染め上げ、雨曝しに剥がれ落ちていく金メッキのような髪は色褪せた銀色に変わっていくのだった―――― roron「――――……"しあわせ"なんてものは、初めからなかった。じゃあ、「roron」たちが生まれた意味って?何のために、生きているの?この世界と一緒に、消えていくしかないじゃん。だったらいっそのこと、「roron」が、全部終わらせる。そして、もうこれ以上「ろろん」が悲しい想いをしないように…「ろろん」もすべて消しちゃう。それが、「roron」の決めた運命(こたえ)。「roron」にとっての最初で最後の"しあわせ"だから…ッ!!(沸き上がる感情が指先に灯され、黒槍を握りしめる握力が強まる。小さな両手に握りしめた槍を鮮やかに振り回しながらろろんへと迫り、何度も振り回す) 」 ろろん「――――!!(突き出された刃を杖で弾いたり、受け止めたりする。互いの武器が衝撃し合い、roronの込められた感情が伝わってきたのだろうか、攻撃をいなし続ける度に瞼が閉じかけていく)……っ…「roron」は…優しいんだね… 「ろろん」が悲しい思いをしないように、してくれているんだよね…っ…?その気持ちがあるだけで、「ろろん」は嬉しいよ…――――― ありがとう…っ…♪(涙ぐんだ瞳に声を震わせながら、それでも溢れるものを堪えて笑顔を作ってみせる) 」 BGM♪:Atelier Lydie Suelle - OST - Shooting Star for リディー スール roron「――――!?(涙に溢れた笑顔を浮かべるろろんに、言葉を失い困惑する。今、命を奪おうとしている自分に感謝を告げるものなどいるはずがない。錯乱でもしたのか、あるいは、死を潔く受け入れたのだろうか。そうではないことは、目の前のろろんの涙を通じて理解している。だが、"理解できなかった"…その「ありがとう」に隠された、ろろんの本当の優しさを―――)グッ……グググッ…――― ヒ ュ ォ ン ッ ! ! (葛藤に震える拳を無理矢理強く握りしめて黒槍を再び構える。円を描くように何度もろろんへ薙ぎ払いをしかけていく) 」 ろろん「…「ろろん」のこと、誰よりも知っているんだね…すごいね…!「ろろん」の知らない「ろろん」のことも、たくさんの「ろろん」がいたことも…「roron」が見てきたものも、全部…きっと、「ろろん」にはわからないことばかりかもしれない…でもね…っ!(両手に握りしめた魔法杖で槍の刃を弾き返す) 」 ろろん「たとえ「ろろん」がどんな子だったとしても!「ろろん」のことを信じてくれるみんなのために、まだいなくなるわけにはいかないの!この世界のことも、見捨てることなんてできないの!(天高く飛翔し、その下方にいるroronへと見下ろすように振り返る)――――― ガ キ ャ ァ ン ッ ! ! ! (そして、魔法杖「ラ・フラクタル」が自らの想いに応えるかのように、真っ白に輝く光の弓矢へと変形された) ―――だから「ろろん」も信じる!みんながそうしてくれたように!(光弓を手に滑空し、roronへと落下するように飛んでいく) 」 roron「やめて…やめてってば…ッ…!「roron」だって信じた…ッ…!信じて、信じて、信じ続けて…!きっと未来は"しあわせ"になれるって、何度だって…!!でも…――――でもッ!!!(怒りとも悲しとも判別できない感情に掻き乱されながら、黒槍を手にろろんへ衝突する勢いで飛び出した) 」 ガ ッ ――― ギ ィ イ ン ッ ―――― ギ ャ ァ ン ッ ―― ギ ィ ン ッ ――― ギ ャ ギ ィ ン ッ ――――!!!(金と銀の光芒が、鮮やかな軌跡を描いて錯綜し合い、光の速度でぶつかり合う。火花と白羽を散らしながら、二つの光は大空を駆け巡って、どこまでも、どこまでも、飛んでいく―――) roron「ダメだった…ダメだったよ…っ…!もう、もう…「roron」は"しあわせ"になれない…っ…!こんなの、やだ…嫌なんだよ…っ…!!!(高速飛翔する中、逆さの態勢で掌を突き出すと結晶型の光の礫が周囲を巡るように展開され、次々とろろん一点を目掛けて飛来する) 」 ろろん「"しあわせ"は、"不幸"があるから生まれるの!"不幸"があるから、"しあわせ"が生まれるの!辛いことや苦しいことは…楽しいことや嬉しいことに変わっていくし、その反対だってある!だからみんな、"しあわせ"になれるために頑張って生きていこうって、歩き続けるんだよ…!!(七色に輝く奇跡の矢を放って結晶の光を撃ち抜き、相殺していく。砕けていく光は儚くも美しく、空の青さに溶けていく) 」 ろろん「 …「ろろん」だって、良いことばかりじゃ…なかったよ…?きっと、これからもたくさん躓いて、怪我しちゃうこともあるかもしれない。でも歩いてみせるよ… 飛んでみせるよ…!生きている限り…"しあわせ"はいつだって、何度だってやってくるからっ…!! ギ ュ ン ッ ―――― ォ オ ゥ ン ッ ―――― ヒ ュ ォ ワ ァ ン ッ ! ! ! (純白の翼を高らかに広げて、roronへ向かって全速力で駆け抜けるように飛び出していく) 」 roron「…ッ……!!(本気の眼を剥きだしたろろんに彼女自身の覚悟を見出し、それを全力で受け止めんと黒槍を鮮やかに振り回し―――)―――― ジ ャ キ ィ ン ッ … ! ! ! (鋭く伸びた先端を突き出したまま突撃する) 」 ろろん / roron『 う ぁ ぁ あ あ あ あ あ あ あ ー ー ー ー ッ ! ! ! / は あ あ あ ぁ ぁ ぁ あ あ あ あ ー ー ー ー ッ ! ! ! 』 ド ォ ゥ ン ッ ! ! ! ! ! ! ! (ろろんは七色に輝く奇跡の矢を射抜き、roronは真っ黒に輝く不浄の槍を投擲(な)げる。互いが同時に放った最後の一撃は衝突し合い、やがて一つに交じり合うかのような鮮やかな光を遺して美しく砕け散っていく―――――) ろろん「――――― ガ バ ァ … ッ … ! (衝突によって生じる眩い光。その最中、構えていた光弓を真下へと投げ捨て、roronのもとへと全速力で飛行し――――真正面から彼女へと抱きついた) 」 ろろん「―――― ありがとう…「roron」… みんなの"しあわせ"の為に、"不幸"を背負ってくれて…。 だから、今度は「ろろん」が、「roron」の"しあわせ"になってあげる…! 」 roron「――――― ! ! ! ――――― (その温かい言葉に、白銀の天使は全てを理解した。「ろろん」という存在の意味を、その身に秘められたありったけの愛を、優しさを。そして、それは他でもない「自分」にもあったのだと。忘れていたもののすべてを思い出し、憎しみや悲しみに震えていた手が鎮まりかえっていくと―――) 」 roron「―――― ぁ……ぁ……っ……(いつのまにか、その小さな瞳から雫が溢れ出してくる。穢れなき少女の涙は黒く染まる心を浄化し、自身の中からありとあらゆる負の感情を拭い去っていく) 」 BGM♪:幸せ/back number【オルゴール】 ろろん「―――――(「大丈夫、大丈夫だからね」と言い聞かせるように、抱きしめた少女の背を何度も優しく摩ってみせる) 」 roron「………―――――― 」 空に浮かぶ雲が、いつの間にかあんなに遠くに流れていく。 お日様が海から昇ってきたと思ったら、気が付いたらもうお空の向こうへ沈んでいく。 世界は、こんなにも早いってことを知った。追いつかれないように飛び出し続けた。 けど、ものすごい早さで周り続ける星に逆らって飛び続けたって、その先に届くことなんかなかった。 それだけ世界のスピードに追い付くのが困難で、だから…すべての不幸を止めることができなかった。 ねえ…「ろろん」…?「ろろん」は、そんな中で頑張って輝いてきたんだね。 すべての大きな"しあわせ"を掴もうとしないで… 目の前の小さな"不幸"に手を差し伸べて、少しずつ…少しずつ、 みんなを"しあわせ"にしてきたんだよね…? ……「roron」は…なんだか焦っちゃったみたい…。 もっと多くのものを助けようとして、頑張り過ぎちゃった。 本当に目の前で困っている誰かを、本当は気づいているのに気づいていないフリをしていたのかもしれない。 それじゃあ…いつまでたって、ほんとの"しあわせ"なんかやってこないよね… ろろん「……――――――― 」 「roron」の気持ちが…「roron」の痛みが、伝わってくる。 きっと、ろろんには思いつかないようなすごいことをしようと一生懸命頑張ってきたんだ。 世界にいろんな人がいるみたいに、きっとここではない何処かの世界にも「ろろん」はたくさんいて、 みんな何かをやり遂げようと頑張ってるんだ。 ろろんは…頭は良くないし、魔法だってうまく使いこなせないし、 "しあわせ"が何なのかなんて今でもうまく伝えることができない。 でも…誰かが一人で困って泣いている時には…傍にいてあげたい。 それでその人が"しあわせ"になってくれるのなら…ろろんは、ずっとそうしてあげたいよ。 たとえそれが、もう一人の「ろろん」だったとしても。 ……「roron」…もう、一人じゃないからね…? 「ろろん」がずっと一緒にいてあげるからね。「roron」が心の底から"しあわせ"になってくれるまで。 いつか…ろろんや、ろろんの友達と笑える日が来るまで、ずっと、ずっと… roron「――――――(白銀の天使の少女の身体が、優しい光に包まれていく。その顔は、今にも深い眠りにつきそうな赤子の様に、とても穏やかだった―――) 」 「roron」に大切なこと、教えてくれようとしてくれて…ありがとう… ろろん「――――――(今にも消えそうな少女の身体を、強く抱きしめ続ける。その顔は、すべてを抱き寄せて宥める母親の様に、とても優しかった―――) 」 「ろろん」のために頑張ってくれて…ありがとう… [1628302] 「 ――――― どうか、"しあわせ"になってね ――――― 」 [1628303] 「 コ ォ ―――――― ン … (一人の少女が、白銀色の羽を残して消えていく。彼女がいた箇所に数字を描いた光が残される。その示された数字は[1628303]。意味不明に羅列された数字の光は、風に飛ばされる羽と共に消えるように空へと昇っていった――――) 」 ろろん「――――………♪(一人だけ取り残された空の中。でも、心に描いた"しあわせ"は、もう一人だけのものじゃない。言葉を介さず心を通わせた二人きりの自分の想いを胸に馳せて、無垢なる天使の少女はまた一つ微笑みを輝かせるのだった―――)」 ― 闇の宮殿 ― ヒ ュ ゥ ゥ ゥ ウ ウ ウ ~ ~ ~ ン … ――――― ズ ギ ャ ギ ャ ギ ャ ア ア ア ァ ァ ア ア ン ッ ! ! ! (宮殿内部にて、ミサイルやレーザーなどの殺戮武装兵器による放火が飛び交い、爆音とともに凄まじい地響きが引き起こされる) ケロロ「――― ゲ ロ ォ゛ ォ゛ オ゛ オ゛ ~ ~ ~ ッ゛ ! ! ? (涙目(爆心地に丸腰で放り投げられたような状況下で、そんな集中砲火から辛うじて逃げ果てていた) 」 ダークケロロ【ダークケロロロボ】「(自身の顔を象った黒い起動兵器に搭乗し、モニターに映るケロロに狙いを定めて容赦ない集中砲撃を行っていた)…どうした、もう一人の吾よ。みっともなく逃げ続けているだけでは死からは免れぬぞ…!(ズシン、ズシンと確実に距離を詰めていく) 」 ケロロ「ひっ、ひっ、ひぃ~~~っ!!そんなこと言ったってぇ~…!貴様だけそんなものに乗って戦うなんて卑怯でありますよー!!>< 吾輩だってガンダムに乗りたかったああああああああ(そんななげきを垂れ流していたところで対に行き止まりの壁にぶち当たる)げ、ゲロ…ッ……(大の字に壁に凭れかかる) 」 ダークケロロ【ダークケロロロボ】「……哀れな。もはやここまでだ。(ついに追い詰めたケロロに向けてロボの鋭い指先を突きつける)さらばだ…――――もう一人の吾よッ!!(そのままケロロを貫かんと鉄槌を下す) 」 ケロロロボ「 ヴ ィ ヨ ォ ン ッ … ――― ガ ッ ギ ィ ィ イ イ ン ッ ! ! (ダークケロロの爪先がケロロに迫ろうとしたその寸前、四次元転送によってその場に一瞬で出現したケロロ型のロボットがその一撃を受け止めた) グ ゥ ン … ―――― ボ ゴ ォ ン ッ ! ! ! (受け止めた敵の片手を押しのけ、懐へ潜って強烈なアッパーカットを見舞った) 」 ダークケロロ【ダークケロロロボ】「ぐゥ―――ッ!!?(――― ボ ゴ ォ オ ン ッ ! ! )(凸委jょ姿を現わしたもう一帯の起動兵器に押しのけられ、反対側の壁へと殴り飛ばされ砂塵に覆われる) 」 ピ ピ ッ … ♪ (ケロロの耳の内側に備えられた無線が起動する)――― ク~~~クックックッ♪間一髪だったな、隊長ぉ~。(そこから陰湿ながらも彼にとって聞き覚えのある声が聞こえてくる) ケロロ「……ゲ…ロ……?なッ…!こ、これは一体…!?(耳元から鳴り響く声に手を当てる)その声…クルルでありますか!? 」 クルル「早く乗りなぁ~!遠隔操作だとちっと限界があるからよぉ~。それに俺様もやることが山積みでよぉ…隊長のバックアップどころじゃないんだよなぁ…クックックッ…♪(何処かの暗い一室にて、ノートPCを前に胡坐をかいて高速キータッチ操作している) 」 Song♪:燃えろ!ケロロ feat. とたけけ合唱団 ケロロ〖ケロロロボ〗「かたじけない、クルル!――――とぉッ!(こちらへ手を差し伸べてきたケロロロボの掌へと飛び乗り、そこからコクピット内部へとダイレクトへ飛び込み搭乗する)―――――これで戦況は五分と五分…!さあ、決着でありますッ!! 」 ダークケロロ【ダークケロロロボ】「――― ぬかせえぇッ!!!(瓦礫を押しのけ、床が大きくへしゃげるほどの勢いで駆けだしてケロロが手繰るロボへと殴り掛かる) 」 ケロロ〖ケロロロボ〗「――― ケロロ、発進でありますッ!!(同様に駆け出し始める) くゥ!!( ボゴォンッ!! )(咄嗟に前へ突き出した右腕でパンチを受け止めつつ薙ぎ払うように弾き返す)おりゃああぁッ!!(左右から交互にフックを繰り出して反撃に出る) 」 ダークケロロ【ダークケロロロボ】「ちィッ!!( ボゴォンッ、ゴォッ!! )(一発目の右フックは受けるが、二手目の左フックは右拳で弾き返す)小賢しいッ!!(突き出した右足で蹴り飛ばして距離を取る)―――吹き飛ぶがいいッ!!( ジ ャ キ ッ ――― シ ュ ド ド ド ド ア ァ ッ ! ! ! ) (ダークケロロが操縦レバーを前へ突き出すと同時にロボの両腕が前方へと突き出され、その表面のハッチが展開。内部より大量の弾道ミサイルが一斉射出される) 」 ズ ギ ャ ン ッ ――― ボ ギ ャ ア ア ァ ン ッ ――― ボ ッ グ ォ ン ッ ―― ズ ボ ァ ン ッ ―――― ボ ッ ガ ア ア ァ ァ ァ ア ア ア ア ン ッ ! ! ! (ダークケロロロボより発射された大量のミサイルが次々と被弾し火柱を上げ、宮殿内部を抉るように破壊していく) ケロロ〖ケロロロボ〗「にゃにおぉッ!!(屈して溜まるかと意地を見せてレバーを突き出すとロボの足裏のバーニアが火を上げ飛翔。空中旋回しながら襲い掛かるミサイルの応酬から逃げつつ、鋭い軌道を描きながら飛行し続ける) 」 ダークケロロ【ダークケロロロボ】「―――ぬぇああぁッ!!!( ガッ、ギィンッ、ゴオォンッ!!! )(ミサイル発射後、すぐにこちらもバーニアを放出させて空中戦へと乗り出し、ケロロロボと文字通り衝突し合う) 」 ケロロ〖ケロロロボ〗「ぐぐぐ…ッ…!強い…!だが、吾輩とてケロロ小隊の隊長!偽物如きに負けるわけにはいかないであります!!( ボゴォンッ、ゴォアッ!! )(実力伯仲な熾烈な空中戦を制していく) 」 ダークケロロ【ダークケロロロボ】「ほざけッ!!吾より全てにおいて劣っている貴様などに、吾が遅れを取ることなどあり得ぬッ!!(ハンマーフックを脳天へと繰り出して地に叩きつける)――――ぬえぇぇえええいッ!!!(倒れ込んだケロロロボへそのまま重力を込めた強烈な踏み付けを行おうと急速落下する) 」 ケロロ〖ケロロロボ〗「ゲロォッ…!!(床に叩きつけられバウンドするが、すぐに態勢を整え直してその場から離脱するように飛び出すことで踏みつけを回避する)ペコポンも、ケイオスも…侵略するのは吾輩たちであります!!(隙の生じたダークケロロロボへドロップキックを見舞う) 」 ダークケロロ【ダークケロロロボ】「ぬぅぅううッ…!!(咄嗟に交差した両腕でドロップキックを防御し、その反動を和らげる)やれるものならやってみろ…この吾を蹂躙できるものならばなッ!!( バ ッ ――― バ シ ュ ゥ ゥ ゥ ウ ウ ウ ウ ン ッ ! ! ! )(交差した両腕を広げた途端、両目部分から二対の蒼いレーザーを放って反撃する) 」 ケロロ〖ケロロロボ〗「ゲロッ―――!?( グ ゥ ン ッ ―――! )(ダークケロロの反撃に目を見張ると、咄嗟にレバーを引き倒す。するとケロロロボはマトリックスさながらの仰向け回避を成功し、事なきを得る) 」 ダークケロロ【ダークケロロロボ】「――― づぇぇぁぁぁああああッ!!!(ケロロロボが起き上がるタイミングを見計らったかのように勢いよく飛び出して強烈なタックルをお見舞いし、追撃の鉄槌を食らわせて上へ下へと殴り飛ばす) 」 ケロロ〖ケロロロボ〗「ゲロォォォ~~~ッ!!!(レーザー回避後に起き上がろうとするが、そこにダークケロロの思惑通りに反撃の餌食となって殴られ続ける。その衝撃でメインカメラに砂嵐が走り出す)まだだ…まだ終わらんよ!!たかがメインカメラがやられただけであります!!(やられっぱなしにはいけないと咄嗟にダークケロロロボの両腕を掴んで背負い投げ地面へ思い切り強く叩きつける) 」 ダークケロロ【ダークケロロロボ】「ぬぐゥウッ!!(叩きつけられた衝撃で立ち眩みに襲われたように目を細める)―――甘いわッ!!!( キ ュ オ ン ッ … ――― バ シ ュ ゥ ゥ ウ ウ ウ ウ ン ッ ! ! ! )(だがその刹那、蒼く輝く眼光よりあのレーザーを至近距離で放った) 」 洩矢諏訪子「うおー!可愛い蛙が闘い合ってる!どっちもがんがえ~~!!(客席から両者を応援) 」 ケロロ〖ケロロロボ〗「しまッ―――ゲロォォォオオオオオッ!!!(致命傷は免れたか、レーザーによって左腕の関節部を貫かれ、激しい瓦解の音とともに左腕が落とされてしまう) 」 ダークケロロ【ダークケロロロボ】「徹底的に根絶やしにしてやるぞッ!!貴様も!貴様の部下も!!ペコポン人もケイオス人も!!!吾がすべてを侵略するためになァッ!!!!( シ ャ キ ィ ィ イ ン ッ ! ! ! )(鋭利な両肩がそのまま剣山となってより長く、より鋭く突出し、大きく仰け反ったケロロロボの胴体を貫かんと迫る) 」 ケロロ〖ケロロロボ〗「ハッ―――!(その時、ケロロの脳裏に過ったのはペコポン(地球)で過ごした穏やかな日常。仲間のケロロ小隊や十五郎させてもらっているペコポン人の家族、友人たちと過ごすかけがえのない日々であった―――)―――やらせはしない…やらせはせんぞッ!!吾輩の宝物は、吾輩が守るッ!!そのために、ペコポンはなんとしても吾輩たちが侵略するんでありますッ!!!(身を捻るように棘を寸前のところで受け流し、反撃として強い蹴り上げを繰り出して片方の棘をへし折ってみせる) 」 ダークケロロ【ダークケロロロボ】「なにッ…!!?(右肩の棘が強い蹴りによってへし折られた衝撃で機体が仰け反ってしまう) 」 ケロロ〖ケロロロボ〗「これで…決めるッ!!うおおおおおおおおおぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおーーーーーーーッ!!!!!(背面ブースターを全面起動し、凄まじい勢いを付けた強力な捨て身タックルを炸裂させんと迫る) 」 ダークケロロ【ダークケロロロボ】「ぐッ…ぅぅうううううッ……!!!!(広げた両腕でケロロ炉路の突撃を受け止めようと試みるがその勢いに完全に推し負けられ、もはや反撃に出ることもままならず――――)――――― う ぐ は あ あ ぁ ぁ … ッ゛ … … ! ! ! (壁に大きなクレーターが出来上がるほど強く激突してしまい、ダークケロロロボは完全に機能停止した) 」 ケロロ「はーっ……はーっ……(ダークケロロロボが完全にその機能を停止したのを見届けると勝負はついたものとしてコクピットのハッチを開いた) 」 BGM♪:Keroro Gunso ED13 - 僕らの合言葉(Bokura no Aikotoba) ~piano solo~ ダークケロロ「……何故、何故だ…ッ……(自動的に開かれたコクピットのハッチ。そこには、敗北によって意気消沈したもう一人のケロロが譫言の様に呟いていた)…吾は…すべてを投げ打ってでも…成し遂げようとしてきたのに…ッ… 奴とは、覚悟でさえも違っていたというのに…何故……ッ…… 」 ケロロ「……(本来ならば交わることのない敵。だが、それがもう一人の自分であることを今一度認知すると、その認識を改めたかのように目を伏せ、再び向き合う)…吾輩には、かけがえのない友がいたであります。その者は、吾輩とは種族は違えど…同じ心を持つ者同士として契りを結び、種の垣根を越えて友情を育んだであります。ペコポンを離れて、このケイオスに流れ着いてからは…、もうしばらく会っていないでありますがな… こうしてみると寂しい気持ちはあるが、いつか吾輩たちはまた会えるのだと信じているであります。それが、「友」というものでありますからな。 」 ケロロ「もう一人の吾輩よ…お前は…きっと一人で寂しかったんでありますな。(フッと、憐みでも同情でもなく、まるで自嘲気味に乾いた笑みを零す。かつての自分がそうだったように、目の前にいる存在もまた「そんな自分」だったのだと気づかされる)誰とも繋がりがなく、だからこの世界と繋がるために…吾輩たちの前に現れた…。ならば、こんなまどろっこしいことなんかしなくたって――――(項垂れるダークケロロへ手を差し伸べる)―――今日から吾輩が、お前の「友」になってやるであります!ありがたく思うのだ!ゲ~~ロゲロゲロリ♪ 」 ダークケロロ「―――――!(繋がり…「友」…か……)……フッ、そうかも…しれないな……(ああ、そうだ…きっと…吾輩に足りなかったもの…そして心の底から求めていたものこそが…――――)(差し伸べられた手に恐る恐る自らの手を伸ばそうとするが、その途端、全身が淡い光に覆われ始め、やがて薄れかけていく) 」 ケロロ「ゲロッ……!?お前……っ…(ダークケロロの身に起きた現象を察し、絶句する) 」 ダークケロロ「……良いのだ。これもまた、我々が出会ってしまったが故に起きる必然であり、吾への報いなのだ。吾はこうなることを覚悟して、貴様との戦いに臨んだのだ。敗北を喫した吾にはもう何もないのだ。悔いは…ない…っ……―――(そう発した時、口を強く噤みだす)……だが…ああ、ひとつだけ、あったな……(動きを止めていた手を再び伸ばし始める) 」 [1628367] 「 ダークケロロ「―――― 初めての「友」と、もう少し語り合いたかったものだ。(フッと不本意ながらも、何処か満足げな笑みをケロロへと送る)……刹那の出会いだったが、貴様との決闘は楽しかったぞ。貴様は…貴様の「友」とやらを大事にしろよ…?(それだけを言い残し、体は完全に泡のような光となって空へと昇り始めた) 」 [1628368] 「 コ ォ ――――― ン … (ダークケロロが消滅したその時…彼がいた箇所に[ ]という数字を描いた光が残され、そしてすぐに消失した――――) ケロロ「……うむ…その言葉、しかと胸に刻むでありますよ。…… さらば、もう一人の我輩《 ケロロ軍曹 》―――(空へと昇っていく光に向かって、軍人らしく敬礼をしてその最期を見届けるのだった―――) 」 ― 洞窟 ― ホムラ「うぅっ…暗い洞穴…怖いぃ~…><(ぴちょんぴちょんと水滴がしたたり落ちる深淵なる洞窟。その中をたった一人で怯えながら歩いていた) 」 ヒカリ(精神世界)「しっかりしなさい、ホムラ。そんなんじゃいつどこから寝首を掛かれるか分からないわよ。こういう時でも意識をしっかり持ちなさい。 」 ホムラ「そんなこと、言ったって…ヒカリちゃんはこういう暗い所でも眩しく照らせるから…あ、そうだ…!今だけ変わって!ねっ、お願い…? 」 ヒカリ(精神世界)「い、嫌よ…!なんで私がこんな薄暗いところで一人歩かなきゃいけないのよっ…! 」 ホムラ「ふぅ~~ん……そう言って、本当は怖いんだ?(ニヤニヤ) 」 ホムラ→ヒカリ「なっ……!(図星を突かれたのか言葉を失いかける)……そ、そ、そんなわけ…ないでしょ…!わ、わかったわよ!今だけだから…!(そう言ってホムラと交代する)…っ……(まったく…ホムラの口車にまんまと乗せられたわ…)(悪態着いたように頬を膨らませながら歩みを始めようとするが―――)」 どこか和やかな雰囲気。その空気に洞窟内が心なしか明るく感じた。 だが、突如現れた『それ』により状況は一変する。 長い年月変わらぬ暗闇を孕んでいる洞窟。その闇すら生温いほどの奈落の気配。 それは重厚な足音を響かせながらこちらへ歩いてくる。 ×××××「―――――ザッ、ザッ、ザッ、ザッ、ザッ。(フルフェイスの光が闇の中で不気味なラインを浮き彫りにさせる)おや、おやおやおや、これはなんという偶然でしょうか。会いたかったですよ、ヒカリ(その人物は見た目に反して物腰柔らかに挨拶する。所作だけを見れば紳士的。だが足元から沸き立つ得体の知れない気配が見たモノの本能に警鐘を鳴らす) BGM♪:Xenoblade Chronicles 2 - OST「立ちこめる暗雲」 ホムラ(精神世界)「……―――― ヒカリちゃん (立ち込める闇…それよりも深く濃い深淵の中に感じる異様な気配を察知し、柔和な表情が険しく一変する) 」 ヒカリ「…わかってる―――― ッ゛ ! ! ? (ホムラの警鐘を傍らに足を踏み出そうとしたその瞬間――深淵の遥か向こうより轟く声にその脚がぴくりと停止する。離れているはずの声、しかし、それは耳元で囁かれているかのような悍ましい感覚に全身の血の気が引いていく)…誰…ッ……!?(闇の中で揺らめく紫電のような不気味な光を前に身構える。だが、不思議と震えが止まらない。未知なる男との邂逅…それは初対面のようであり、再会のようにも感じられる。この形容し難い複雑な心境に、それ以上の言葉が出せなかった) 」 ×××××→ボンドルド「 ん?―――あぁ、なるほど。あのときアナタは暴走状態でしたから、覚えていないのも無理はないでしょう。――――私の名は『ボンドルド』。人は皆、私のことを「黎明卿」と呼びます。アナタ『達』のことは知っていますよヒカリ。天の聖杯。祝福の子。そして、精神世界にいるのは、ホムラという子でしたね。……精神の自己崩壊を防ぐために作られたもう一つの人格。なんと、素晴らしい……。 」 ヒカリ「 ッ゛ ! ! ! (…ボン……ドル、ド……っ……――――)(その名を耳にした瞬間、少女の記憶に忌まわしきノイズが走る―――)」 おやめください、黎明卿ッ! それ以上プロセッサーにエーテルを過剰なまでに注力してしまえば、キャパオーバーで"混沌"を引き起こしかねませんッ! これも愛です、愛なのですよ。"混沌"とは即ちこの世界における"祝福"。 この子はその加護を受けて、来(きた)る「夜明け」を齎してくれる。 さあ、さあ、さあさあさあ…共に「夜明け」を迎えましょう…―――『 ヒカリ 』 ―――― い や゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ ぁ゛ ぁ゛ ぁ゛ ぁ゛ ぁ゛ ぁ゛ ッ゛ ! ! ! ! ! ヒカリ「…っ……は、ぁ……ッ…はぁ……はぁ……ッ……!!! 」 「プネウマ」のエーテル粒子がレッドゾーンへ突入ッ…!! エネルギーの逆流を感知!コードの接続を受け付けません!! この研究所はもうおしまいだ…やはり、「天の聖杯」は危険すぎるッ…!! お逃げください黎明卿ッ!!ここはもうだめですッ!!う、うわああああぁぁぁぁ~~~ッ!!! あぁぁ……なんと、素晴らしい…っ……!これが、"祝福"なのですね……! これぞ「夜明け」へと導く "光《 ヒカリ 》" 。 ついに扉《ゲート》が、禁断の扉が開かれる時が来るのですね…! さあ、さあ、行きましょうか、ヒカリ。私の可愛いヒカリ――― はーッ…はーッ……!…壊す……こわす……コワス……コワスッ……!!!う、う…あ……ウワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァ――――― ホムラ(精神世界)「―――――ヒカリちゃんッ!!? 」 ヒカリ「――――かッ…はぁ……!!?(ホムラの叫びで過去から現実へと呼び戻されるように我に返る。気が付けば、尋常ではない冷や汗が顔一面を覆い、いつもの凛とした彼女の面影はそこにはまるでなく、一人のか弱い少女のそれと何ら変わりない風貌へと変わり果てていた)……っ…はぁ……はぁ……(そして、首(こうべ)を上げて目の前の男を睨み上げる。まるで、すべてを思い出したかのように。すべてを、知ってしまったかのように―――) 」 ボンドルド「 あぁ、どうやら思い出してくれたようですね。大変喜ばしい。アナタは特別なのですよヒカリ(両腕を広げ迎えるような所作。暗闇の中で歓喜と神秘に輝く男は恍惚の吐息を混ぜながらヒカリに)しかし驚きました。アナタがパートナーだけでなく、たくさんのお友達に囲まれながら冒険をするだなんて。充実した人生を歩んでいるようで私も大変嬉しいですよ。(声色は優しい。言葉全ては皮肉ではない。全て本心だ。なのにその言葉の節々にはコールタールのような毒気を感じる) 」 ホムラ(精神世界)「――――(私とヒカリちゃんの記憶は一つのものとして繋がっている。だから、私が目にしていない過去の「私」は、すべてヒカリちゃんを通じて知ることができる。けど……私は、こんなの…知らない…っ… 知りたく、ない…っ……)(過去の事件を垣間見、そこで改めて自分の身に何が起きたのかを知る。そして、それを齎した全ての元凶の存在そのものも…) 」 ヒカリ「…ッ……!(「近づかないで!」と強く睨みつけながら数歩退く)……これが"いつもの悪夢"なら、とっとと醒めてほしいわ。夢の中ですら反吐が出るほどの醜悪な臭い…こんなもの、嫌でもすぐに思いしてしまう自分が憎らしい…ッ…! ……どうして、貴方がここにいるの――――『 ボンドルド 』ッ!!(ここで初めて彼の名を叫んだ。口にもしたくない、彼の名を。) 」 ボンドルド「 おや……(なぜここにいるのか。その問いに対して素っ頓狂な声を出し、ゴソゴソと手紙を取り出す)アナタもこれを受け取ったはずでしょう? ですが私は今回は不参加を決めておりまして。ただ……この世界の『あり方』にはいささか興味がありまして。こうして現地調査をしているのですが。いやはや。(フルフェイスの中で微笑みの声が響く。ヒカリにとってはおぞましいほどにねっとりと視線が向けられているのがわかるほどに)アナタとこうして出会えることに、感謝してもしきれません。……どうでしたか?ここまでの旅は?きっと大変でしたでしょう。 」 ヒカリ「…ッ……とんだ招かれざる客人ね…今すぐにでもご退場願いたい――――ものだわッ!!( ジ ャ キ ィ ン ッ ! ! )(深淵を突き刺すような眩い光を放つ聖杯の剣を顕現し、以上までにその柄を握りしめる)…知ったような口ぶりを…貴方には関係ないッ…!!( ズ シ ャ ア ア ァ ァ ン ッ ! ! ! )(跳躍、そして、盛大に振りかぶった剣を勢いよく振り下ろす。それは今までにないほどのありったけの殺意を込めた一撃であった) 」 ボンドルド「 おっと―――――(ヒカリの跳躍、そして剣撃を見切るや手で払いのけ)バキン、ガキン、ズシャァア(硬い装甲と体術でいなしていく)……なるほど、剣の才能もあるとは、ヒカリは多彩で、かわいいですね(奈落の底から吐き出されるヘドロのような気配をまとった言葉で送るヒカリへの賛辞。勿論嫌味などはない本心からのものだ) 」 ヒカリ「ッ――――!(こいつ…硬いッ…!)(すべてを屠るほどの聖杯の力、その一端の斬撃ですら受け止めるボンドルドに僅かながら目を見張った)うるさい…うるさい、うるさい、うるさい…ッ…!!( ブ ォ ン ッ ―― グ ゥ ォ ン ッ ――― ズ ギ ャ ア ア ア ァ ァ ン ッ ! ! )(一心不乱に剣を振り回しては煌々とした斬撃波を乱雑に放ち続ける。気が動転しているのか、飛ばした斬撃はことごとくボンドルドには直撃せず、周辺の岩石を断裂したり粉砕したり不発に終わってしまう) 」 ホムラ(精神世界)「ヒカリちゃん…ッ…!待って、落ち着いて……!(…こんなに乱れたヒカリちゃん…初めて見た…っ……願わくば私が代わってあげたい…のに…っ…)(それができるなら既に体の交代を行っている。だが、ヒカリが錯乱していることからこちらの信号は一方的に遮断されており、精神世界からただ彼女を見守ることしかできない) 」 ボンドルド「 おやおや、こんな狭い空間でいけませんね。洞窟が崩れてしまいます。そんなことになったら大変ですよ?それに集中も乱れています。……月の都では、アナタ方はとても活躍されたと聞きました。クラウス氏を倒されたのもアナタ方ですね?それほどの成長がアナタにはあるというのに。さぁ、一度深呼吸をしてください。落ち着いてお話しましょう。(まさしくそれは親が子を諭すような声色で) 」 ヒカリ「―――――(剣を振り回すその最中、聞き覚えのある単語にぴたりと停止する)―――……「月の都」……「クラウス」…ッ……?(「なんで、そんなことまで…?」と言いたげそうに、揺らぐ瞳で問いかける) 」 ヒカリ→ホムラ「(「クラウス」――――!)(光の動きが停止したタイミングで彼女と交代する)――――何故、貴方がそれを…ッ…!?(光よりは落ち着きながらも、動揺に声を震わせる) 」 ボンドルド「 おや、クラウス氏からはなにも聞いてはいませんでしたか?―――彼の妻が亡くなった後彼の肉体をナノマシンとエーテルの融合技術で作り上げたのは私です。ですがある一件から彼は私と別れ、自分の組織を作ってしまいました。方向性の違い、よくあることですが、彼が去ってしまったのは甚だ残念でなりませんでした。ですが、それが私に新たな試練をもたらしてくれました。ご存じの通り、アイオーンに人工月です。その二つはアナタ方が破壊してしまったというのが実に惜しい。ですが済んだことです。(そう言ってやれやれとした仕草で。クラウスの組織の持つ技術にはボンドルドが絡んでいた) 」 ホムラ「そんなッ――――(月の都での大戦―――クラウスをはじめ、MF部隊や天の聖杯と密接な関係があったアイオーン、そして、その数日後に方舟《アーク》による事件を引き起こした発端となる人工月…すべての因果関係が、目の前に立つボンドルドという男に集約されているという信じがたい真実に酷く絶句する)……それじゃあ、あの大事件は、ぜんぶ…貴方が…っ……(わなわなと全身と共に声が震えだす) 」 ヒカリ(精神世界)「ぐ…ッ……ぅぅうう…ッ……!!こいつ……こいつ…ッ゛……!!!(真実を目の当たりに、ホムラの中でボンドルドへの並々ならぬ憎悪が掻き立てられる) 」 ボンドルド「 私?…そうですね。すべては聖杯を見つけたあの日から、私に新たな憧れが見つかったのです。その為にすべてを捧げたのです。――――あぁ、度々話がそれるようですみません。『疑似聖杯』はどうでしたか? 元々は私がアナタ方オリジナルを基に作り上げた物なのですが……。(エレン・ベーカー、並びにMF部隊に取り付けられた疑似聖杯はボンドルドがオリジナルを基に自ら開拓した新しいエネルギー。だが試作段階でその技術もクラウスに盗まれた。結果は知る由もがなだが) 」 ホムラ「――――ッ゛…!!?(学園で対峙したエレン・ベーカー、月の都で仲間たちが戦ったというMF部隊…彼らの最期を知っている身として、ボンドルドの発言に心臓を貫かれたような衝撃が走った)……今…ヒカリちゃんの気持ちが、ものすごく分かった気がします…っ……(それは、怒りや憐れみを通り越した「憎悪」にも近い負の感情。聖母たる赤毛の少女ですら、そんな感情に芽生えてしまうほど…いかに目の前の男があらゆるすべてを歪ませるのかを物語っていた) 」 ボンドルド「……その様子だとやはり『失敗作』だったようですね。ですが科学の進歩に失敗はつきものです。そのデータもこちらで収集できたことは私としてもとても良い収穫でした。疑似聖杯の改善は長らく滞っていましたが、お陰で更なる進歩が望めそうです。本当に、アナタ方には感謝してもしきれません。(これまで通り、それが当たり前だと言うように礼を言う) 」 ホムラ「…疑似聖杯……一体何なんですか、それは…っ……!? 」 ホムラ「……(疑似聖杯……もし、あれがそうだというのなら…――――)一体何なんですか、それは…っ……!?(男へ問い詰める) 」 ボンドルド「 ―――――かつての研究データを保存しておいたブラックボックス。アナタ方聖杯のバックアップデータ。天の聖杯の持つ特殊なエーテル。ですがそれだけでは作ることは出来ません。聖杯とは祝福の象徴。その祝福を体現するには、愛です。愛ですよホムラ! 簡潔に言えば、疑似聖杯を形作るのは『命』。つまり主な原料は『人間』なのですよ。 」 ホムラ「―――――!…ま、まさか…ッ……(その言葉の真意を察し、表情が更に黒く陰っていく) 」 ボンドルド「 あぁ、あとこても言っておくべきですね。アナタ達にとっても特別なことです。……疑似聖杯を宿したことにより、宿主の体内である変化が起きました。天の聖杯の持つ奇跡が宿主の遺伝子配列を自動的に組み替えたのです。その構造はまさしくオリジナルと酷似していました。このような事例がいくつも発見できた時、確信したのです。いいですか。落ち着いて聞いてください――――疑似聖杯を宿した者は皆、アナタの妹、弟のような存在になったのだと。……あぁ、なんと、素晴らしい。時代を越え、遺伝子の限界を超え、アナタ方は世界に愛をもたらしてくれました。胸を張って下さい。アナタ方は私の誇りです。 」 ホムラ「……やめて…っ……(ボンドルドの語りを制そうと震える声を上げる) 」 その時、ホムラとヒカリの耳の奥で聴こえてくる疑似聖杯を宿した者達の慟哭や悲鳴。 それらがつんざくような音となって脳内に反響していく。 ホムラ「……いや…っ……違う…違う……ッ……!!(両手で頭を抑えつける様に項垂れ、次々と語られる聞くに堪えない黒い真実に、涙が止めどなく溢れてくる)…違う…違う……わ、ぁ……私は…私のような存在は……この世に、たった一人でいい…っ……!この苦しみも、痛みも…私だけが抱え込めばいいの…っ…… お願い…これ以上、私のような存在を生み出さないで…ッ……!それはただ呪いを生むだけ…!誰もそんなこと望んじゃいないッ…!!(悲痛な叫びが洞窟内に反響する) 」 ヒカリ(精神世界)「…ぁ…っ゛……あぁ…ッ……!!(木霊する慟哭の断末魔が、ホムラと同じく流れ込んでくる。それはある意味、忘却の彼方へと誘いたかった過去の再来であり、あるいはそれよりも度し難い程に醜いもの) 」 ボンドルド「 そんなに自分を卑下しないで下さい。この世の科学の進歩は、アナタ方の力あってこそのものなのです。私一人ではきっとどうにもなりませんでした。世界中に聖杯の力を必要としている方々はいます。私に協力してくださいホムラ、ヒカリ。アナタ方はとても賢い子です。これからの研究、きっと楽しいことが待っていますよ(そう言ってホムラの涙を指で吹き、頬をすりすりと撫でる) 」 ホムラ「いや…嫌ッ……!!!(ぞわぞわと沸き上がる悪寒に鳥肌が立つと同時に反射的にボンドルドの手を払って距離を置く) はぁ…はぁ…ッ……!も、もう……関わりたくない…貴方なんか…貴方なんか…ッ……!(焔色の剣をその手に手繰り寄せ、深淵すら焼き焦がす紅蓮の炎を練り上げる) 」 BGM♪:煉獄イデア ボンドルド「 (手を払われ残念そうにしながら)おやおや、必死な悪態もかわいいですねホムラ。君たちの了承がいただけないのが残念ですが、では、……ホムラだけでも持ち帰るとしましょう。ヒカリ、この『お人形さん』をお借りしますよ(そう言って歩み寄ろうとしたときだった――――) 」 ???「そのくらいにしておけボンドルド(突如洞窟の奥から聞こえる老年の声。注意の為声こそ張ったが全体的に落ち着いた印象を受ける、ホムラやヒカリからすれば久しぶりと勘違いしてしまうだろう人間そのものの声だ) 」 ボンドルド「 おや、随分と早い到着ですね"シラキ"。調査は終わりましたか?(戦闘の空気になりかけていたが、シラキと呼んだ老博士の声に振り向き) 」 ホムラ「――――!(ボンドルドのものではない第三者の声にはっとなる)……?(そして、その声のする方へ眼を細めながら見据えようとする) 」 ???→シラキ「(白衣に身を包んだ老人。背筋をしゃんとしつつ、怯えが抜け切れていないホムラを見ながら)……この娘が、天の聖杯かね。念願の再会に興奮するのは結構だが、場を弁えろ。ここはお前の研究所ではない(真正面から堂々と諫めている辺り、権力にかんしては彼と同等か) 」 ヒカリ(精神世界)「……(謎の老翁・シラキの介入によって乱れかけていた精神が徐々に落ち着き始めていく)……ホムラ、あいつは…―――― 」 ボンドルド「 ふむ……。アナタがそれをいうのなら、今はここで止めておきましょう。ホムラ、ヒカリ、いつかもしも出会うことがあればまたお話しましょう。その時は、キチンと歓迎しますよ。(そう言ってシラキを残して洞窟の奥へと踵を返した。そのせいもあってかここに立ち込めていた異様な空気は消え、先ほどまでのただ暗いだけの洞窟に戻っていた) 」 ホムラ「……わからない… でも、ただの他人ではない気がする…(ヒカリとの会話で呟くように発しながら、ボンドルドと対話しているシラキを見つめている) 」 ヒカリ(精神世界)「……死んでもお断りよ…(立ち去っていくボンドルドへそう吐き捨てると、張り詰めていた緊張感が一気にほぐされたのか、ふうと重い溜息を吐いた) 」 シラキ「(しばらくの沈黙のあと、彼女の方に顔を向け)……災難だったな。あの男は知的好奇心を満たす為ならなんだってやる男だ。私はいつもその尻拭いさ(苦笑いを浮かべながら肩を竦めて見せる) 」 ホムラ「……あの、あなたは…?(ボンドルドと肩を並べながらも、彼とはまるで正反対なほど接しやすい雰囲気を醸し出す男へ問いかける) 」 シラキ「……シラキ、とでも呼んでくれ。あの化け物に従うしがない研究員だよ。(長身瘦躯でありながらもその態度や姿勢からは深い森の大木のような威厳を備えている)君達のこともよく知っている。あぁ、安心してくれ。どうこうしようという気はない。私は見ての通りの老いぼれさ(確かに戦闘能力がないことは見て取れる。だが、それ以上に天の聖杯として、その異様な気配を感じ取れた。――――彼は疑似聖杯をつけている、と) 」 ホムラ「シラキさん、ですね…―――――!(シラキから漂う気配に、既視感を感じる。かつて対峙したエレン・ベーカーのそれと類似する、即ち、ボンドルドが語っていた「疑似聖杯」だと気づき、複雑な表情を浮かべる)……そう…あなた"も"…っ……(暗い表情を浮かべては俯きかける) 」 シラキ「(ホムラの様子を見て、手を自分の胸に当ててみる)…医療用の疑似聖杯。寝たきり状態の人間を活性化させるものだ。君達が戦ったときのような戦闘能力はない。ただ生かすということに特化したものだ。……とは言っても、君にとっては複雑極まりないものだろうがな。―――クラウスを、倒したんだろう? …責めているわけじゃない。あの臆病者め、やることなすこと極端すぎて無茶ばかりだ。目の離せん男だったよ(まるで昔を懐かしむように薄く笑いながら)……アイツ、最期になにか言ってなかったかね?口数の少ない男だから少し気になってな 」 ホムラ「……!そう、なんですね…(シラキにとっての疑似聖杯の在り方を聞いて、少しだけだがほっとする)……!…クラウス…彼は…――――(すべてを犠牲にしてでも楽園への切符を掴もうとした男の壮絶な人生、その最後の瞬間までを見届けたものとして、彼との対立や戦闘、交わした言葉のすべてが一瞬で脳裏を巡る)―――……いいえ。けど、「笑って」いました。まるで、ずっと手を伸ばしていたものに届いたかのように…愛に溢れいていた…そんな、感じでした。(自分の胸元に手を当てながら瞳を閉ざす。それは、亡きクラウスを想うかのように) 」 シラキ「――――そうか(彼女の表情や仕草からすべてを悟るように)……不器用と臆病に全振りしたような男だったが、自分の組織を作ってもそれは変わらんかったらしいな。まぁ、それが最期であるのなら、それでいい。――――君達も早くこの洞窟から抜けることだ。ここに他のファイターはいない。(そう言い残し、ボンドルドの歩いていく方向へと進みゆく) 」 ホムラ「あ、あの…っ…―――(立ち去っていくシラキへ何かを告げようとしたが、既に彼は洞窟の奥へと姿を消した)……ヒカリちゃん… 私ね…それでも、私たちが生まれたことに意味があるって信じてる。ううん、信じたい。「あの子」と出会ってから、私たちの運命が変わっていったように… 」 ヒカリ(精神世界)「……ええ、そうね…(ふっ、と和らな笑みを浮かべる)……憎しみは、そう簡単には消えない。けど、「あの子」との出会いが、冒険が、それを忘れさせてくれる。……行こう、ホムラ。私たちの「夢」を叶える為に。 」 ホムラ「…ええ。楽園へ辿り着くこと…その為にみんなと冒険を続けることを――(爪先に灯した聖なる灯火を明かりに、その暗い道を歩き進めるのだった―――) 」 ― ××× ― BGM♪:【SINoALICE】4th Anniversary 呪4周年 「Home Page」BGM 何処かの世界。何処かの空間。真白に広がる光景に、ただ一つだけ存在する円卓。 十二の席に五つの人影。彼・彼女たちは何かを語っている。静止した時の中で。 千里を巡るような無数の言の葉を紡いで――― コ プ … ―――――(彼らの目の前に置かれたティーカップ。中には琥珀色に煌めくティーが既に淹れられていた) アコール「――――……定刻通り、『 Z 』の出現を観測。『 オリジン 』との接続により、『 録 』の粒子反応を感知。依然『 C. 』からの定時伝令は無し。観測の続行を推奨――― ポ チ ョ ン ッ (ティーカップへ角砂糖を投じる)」 サガラ「…双つの世界、二つの意思、弐つの記憶。どちらかではなく、やがてはどちらも「真理」へと至る。黄金の果実をもぎり取るのは、勝者でも、意を借る狐でもない。その「真理」へ到達した者のみ―――― ト プ ン ッ (自分のティーカップへ角砂糖を投げ入れる) 」 阿万音鈴羽「過去(きのう)も未来(あす)も現在(きょう)もみな等しく、時間は目まぐるしい速度で駆け巡り、やがてすべての時空が一つとなる。それはまさしくメビウスの輪のように。駆け出し始めた世界がその「真理」に至るのは時間の問題―――― チ ョ プ ン ッ (人差し指と親指で摘まんだ角砂糖を自分のティーカップへ落とす) 」 四季崎記紀「水面に映る像は、投じた一石にうねらせる波紋によって歪みを生じさせるように…相反する意思の対峙に介在するものこそが、秘匿された調和干渉という影。影は覆うものじゃ。じゃが世界は知り過ぎた。故に影に覆われる。暁光が差し込むのは西か?東か?それとも北か?あるいは南か?誰にも予測できまい――― ポ チ ャ ン ッ (組んだ足を円卓へ乗せ、弾んだ指先から飛ばされた角砂糖が自身のティーカップへ投げ落とされる) 」 黒ウォズ「………(言の葉を紡ぎ出す面々の中で、ただ一人無言を貫いていた。ティーカップの水面に写る児心音表情にはある種の陰りが介在し、投じるための角砂糖は円卓に横たわったままだった) 」 阿万音鈴羽「……浮かない顔をしているね。それとも、すぐそこまで"思い出しかけている"?(黒ウォズの横顔を覗き込むように前かがみになる) 」 黒ウォズ「…ああ…やはり、私は一度何処かで「この物語」を経験している…気がするのだ。思い出そうにも、それができない。まるで…そうなるように仕組まれているかのように…。(傍らに置かれた古い書物…すべての記録が記された「逢魔降臨暦」の表紙に視線を落としながら) 」 アコール「パブリックドメインである私は、幾つもの私が書き記した観測情報を基に、蓄積された世界線の記録を得てここにいます。ですがウォズ、貴方は違う。ならばもう一度確かめに行くべきでしょう。その為に、二つの世界線が繋がったのならば、尚のこと。 」 黒ウォズ「……やはり、行かねばなるまい…――― 「 私 」のもとへ。彼らを「真理」へと導くためにも。(眦を決し、角砂糖を摘まみ上げて自身のティーカップへと投げ飛ばす) 」 ――――― ピ チ ョ ン ッ ――――― 第3章 : 光と闇 ――――― 劇場版カオスドラマ 大乱闘カオスマッシュピード[Re]masterへ戻る