約 2,129,218 件
https://w.atwiki.jp/opedmiroor/pages/655.html
デンガッシャーを振り翳す電王(AF) イマジンはかわす 「泣けるで!お前にわざと見切らせて…その裏をかいたんや!」 「Full Charge」 「…。」 (どうしたの?) 退くイマジン 「まだ…」 (キンタロス。) ベルトを外す電王(AF) 「おい、ホンマにさっきのは親父さんやったんか?」 「間違いないよ。」 「そうか…」 「何でイマジンにトドメを刺さなかったのよ?」 「親父さんがどんな思いでイマジンと契約したか、確かめるんや!」 「何、言ってんの!?イマジンが契約を完了する前に倒さないと、大変な事になるのよ!」 「…。」 「分かってんの、あんた!」 良太郎から離れるキンタロス 「あの怪物があたしを襲わせてたのは…お父さんだったのね。」 「…。」 「やっぱりお父さん、あたしの事…。」 「それは…確かめて見ないと分かんないよ…。」 「無駄だよ!」 走り去るカスミ 第12話走れ!タロス 「帰ってくれ!カスミは親でも子供でもない。」 「まだ12歳のカスミちゃんによくそんな酷い事を…」 「あんたらには関係ない事だろ、帰ってくれ。」 「こないだ、カスミちゃんが怪物に襲われたの見たでしょ!?」 「知らん。」 「その怪物と何か契約したんじゃないの?そのせいでカスミちゃんは…。」 「知らんと言ってるだろ。お前ら、帰ってくれ。」 「カスミちゃんを見守ってくれてる人がいるんです。カスミちゃんは"霞草の人"と呼んでいる。」 「…。」 「僕、霞草の人はあなたじゃないかって思ってました。」 「…。」 一方デンライナー・食堂車 「…。」 「行こう、良太郎。」 店を後にする良太郎 回想 カスミの写真を見るカスミの父 カスミの父の体に砂が零れる 「何だ、お前は?」 「お前の望みを言え。どんな望みも叶えてやろう。お前の払う代償はたった一つ…。」 「まさかあの時の事が?夢だと思っていたが…。」 「それにしても、酷い父親がいたものね。」 「イマジンに自分の娘を襲わせるなんて、世も末ですよ。」 「あんたに言われたくないわよ。」 「で、どうすんだ良太郎?」 「どうしよう…キンタロスは何か考えがあるの?」 「ZZZ…」 「冬眠中だ。」 「何か言うたか?モモヒキ。」 「誰がモモヒキだ!」 「俺は腹決めたで!」 「え、何を決めたの?」 「信じる事や。」 「何をよ?」 「ZZZ~」 「何か悪い予感が…。」 「同感ね。」 「良ちゃん、難しい顔してる。幸せの星が逃げ出しちゃうわよ。」 「ねえ、親と子が突然憎しみ合う事なんてあるのかな?」 「星はね、そう簡単に位置を変えたりしないの。これでも飲んで、元気出して!」 「姉さん、これは?」 「大蒜たっぷりのレモネード。」 飲もうとした矢先、電話が鳴る 「はい。」 「カスミだよ!明日、パリコレに旅立つんだけど、それまであたしの事、お父さんから守ってね。」 「お父さんから?うん。」 「じゃあ、明日。」 「いやあ、僕を選んで貰えて光栄だなあ。本誌記者尾崎正義、トップモデルカスミが世界へ羽ばたく瞬間をお手伝い!身嗜み、決まった!」 「いいから、ちゃんと前見て運転して。」 「分かってるって。」 ワゴンに飛びつくイマジン 「え?」 「カスミちゃん。」 「あいつ!」 車が止まる 「危ない!」 「うわああっ!!」 脳震盪を起こし、失神する尾崎 「来た来た!イマジンだぜ!」 「たまには僕も運動しようかな。」 「どけ!」 良太郎に憑くキンタロス (キンタロス。) 「どけ!」 「カスミ!」 「俺がやる!」 車を持ち上げる良太郎 「何、やってんの!?」 「親父さんが娘によくない事を契約する筈がない!それを証明したる!」 「は?イマジンに加担しようと?」 (いくら何でも無茶だよ。) 「親父さんはカスミを愛しとる、俺はそう信じるー!!」 「やめて!お願いだからやめて!」 「これがカスミの為なんや!」 車を投げ飛ばす良太郎 「…!」 「ああ!!」 「お前、来てたんか?」 「やっぱり、お父さんがやらせてたの?そんなに私が憎いの!?」 「大規さん、娘を早く空港へ!」 「は、はい!カスミ、行こう!」 「もう遅い。これで娘の仕事は全部潰した。」 「…!」 「契約完了。」 裂け目に飛び込むイマジン 「おい、大丈夫か!?」 「あんた、何て事をしてくれたんだ…」 「何でや?これがあんたの望んだ事なんやろ?」 「違う。プロダクションの社長もスターになれると熱心に勧めてくれていたのに、カスミは家の手伝いでモデルになる事を諦めかけていた。 私はそんな健気なあいつの姿を見ていると、どうしても夢を叶えてやりたくて…敢えて私は娘と縁を切った。そんな時に、あの怪物に望みを聞かれて、カスミに会いたい…。思わずそう願ってしまったんだ。」 「じゃあ、何でイマジンはカスミを襲ったんや?」 「カスミちゃんの仕事を全部潰せばいい、イマジンはそう解釈したわ。でも、これからじゃパリコレは…。」 「私のせいで娘の夢を打ち砕いてしまった…。」 「いや、俺のせいや…。」 離れるキンタロス カードを翳す良太郎 「もうカスミちゃんと仲直りは無理なのかな?」 「行きましょう。」 2006年12月8日 「お前がやると仕事の邪魔だ、お前は社長さんの家に住まわせて貰え!」 「そんな事をしたら、お父さん一人になっちゃうじゃない?お母さんが死んでから、ずっと元気ないくせに。」 「親に逆らうような奴は俺の娘じゃない。出てけ!」 家を飛び出すカスミ デンライナーから降車する良太郎 「待ってました!俺の出番だ!」 吹き飛ばすキンタロス 「またまたかよ…。」 「体貸してくれ!」 (キンタロス。) 「うおおおおっ!!」 「…!?」 走る良太郎 (キンタロス、どうするつもりなの?) 「あ、どこへ行くの?」 「決まっとる!カスミを親父さんに会わすんや!親父さんの本当の思いを分かって貰うんや!」 「駄目よ!戻って!イマジンを倒すの!」 「あかん!こっちが先や!」 バスを追いかける良太郎 「うおおおりゃあ!!」 「キンタロス君、イマジンに加担した上、時の運行を変えようと言うのなら、乗車拒否です。」 「やったー!邪魔もんが減るぜ!」 「彼がいると狭いもんねー、ごもっとも。」 「デンライナーから追放されたら、永遠に時間の中を彷徨うのよ。それでもいいの?」 「俺のせいやからな!」 バスに追いつく良太郎 「カスミ!カスミ!」 窓を開けるカスミ 「バスを降りるんや!」 「あんた、何なの!?」 「俺は未来の友達や。」 「何、言ってるの、馬鹿じゃない!?」 「親父さんともう一回会うんや。」 「あたしを憎んでいる人と会ってもしょうがないでしょ!」 「親父さんはな、お前が夢を叶えられるようにわざと突き放したんや。」 「そんな。」 窓を閉めるカスミ 「親父さんはお前を愛しとる!とことん信じたるんや!もう一度やり直せ!」 「あなたを追放します。」 「おおきに!」 「キンタロス…。」 「いくよ、キンタロス。変身!」 「Ax Form」 電王(AF)に変身する良太郎 「おい!何で俺じゃねえんだ!」 「俺の強さにお前が泣いた!涙はそれで拭いとけ!」 「ふん!馬鹿の一つ覚えが!」 「ごっつ泣けるで…これが俺の、電王としての最後の戦いや!」 吹き飛ばされる電王(AF) 「もっと俺を怒らせろ、その方が燃えて来るで!」 デンガッシャーを投げる電王(AF) 「Full Charge」 張り手を繰り出す電王(AF) ダイナミック・チョップが炸裂 爆死するイマジン 「ダイナミック・チョップ。」 「やったー!」 「俺の出番なしかよ?」 「まっ、いいんじゃない?熊も見納めだし。」 「…。」 「キンタロス君にはデンライナーを降りて貰います。」 「でも…。」 「これは既に決定事項です。」 「ええて、良太郎、ありがとう。」 「キンタロス…。」 「…。」 「…。」 「…。」 「…。」 「おっと、停止信号のようですね。」 「ここは?」 「良太郎君が初めてカスミちゃんと出会ったそのちょっと前のようですね。」 「カスミちゃん、今度パリコレに行く事が決まった訳だけど。どう?そんなに嬉しい?」 「やっとスタート地点に立てたって感じかな?一度きりの人生、やり直しは効かないし、、けれど…」 辺りを見渡し、走るカスミ 「おい、カスミ!どこへ行くんだよ?」 「お父さん!」 「カスミ!?」 「やっぱり、霞草の人はお父さんだったのね?」 「お前、何でそれを?」 「去年、お父さんの事を信じろって言う人がいたの。」 「親父さんはお前を愛しとる!とことん信じたるんや!」 「信じてよかった。」 「そうか…。」 「私、今度パリコレ行くんだよ。夢を叶える為に頑張ったんだから。」 「ああ、こんな物も必要ないな。」 「そんな事ない。」 「…。」 「でも、これからは霞草の人じゃなくて、お父さんとして私を見守ってね?」 「カスミ…。」 抱きつくカスミの父 「涙はこれで拭いたら?」 鼻をかむキンタロス 「ほんなら。」 「どこへ行くんです?」 「降りるに決まっとる!」 「その必要はなくなりました。」 デンライナーが発車する 「カスミちゃんとお父さんが仲直りした事でイマジンとの契約はなくなり、良太郎君とカスミちゃんの出会いもなくなりました。」 「よくわからないけど、キンタロスの暴走もなくなった?」 「そのようですね。」 「でも、それって変じゃない?」 「二人が出会わなければ、私達が過去へ飛ぶ事もなかった訳だし。」 「そう、変です。だから、時の運行を変えてはならない。」 「…。」 「…。」 「このような事は、これっきりにしてください!」 「ありがとうございます。」 「私は何もしてませんよ~。」 「よかったわね、キンタロス。」 「あ~あ、元竿…じゃなくて、元鞘か?」 「冗談じゃねえぞ!熊公はクビだ!クビ!!」 「いつかまたあんなふうに走りたいな。」 「Z~。」 「キンタロス?」 「おい!こら!寝るな!お前の話をしてるんだ!起きろ!季節はもう春だぞ!!起きろ、熊公!ああ、もう!」 (続く)
https://w.atwiki.jp/saikyouman/pages/278.html
【作品名】SHADOW SKILLー影技ー 【ジャンル】漫画 【名前】ヴァイ・ロー 【属性】刀傷(スカーフェイス) 修羅之王 真修練闘士(ハイセヴァール) 【大きさ】長身の成人男性並 【攻撃力】獣魔(見てくれは三メートルありそうなゴリラとか五メートルありそうなライオン)の大群を一方的に殺戮できる 超音速で繰り出される大剣の連続斬撃と拳で真っ向から撃ち合える。人知を越えた速度の激突が天地を垂直に切り裂いた 刃拳(ハーケン)腕を振って真空波を飛ばす、大岩を切断する威力 射程数十メートル 神殺…腕を振り抜き五指の先端から、受けた者を塵にする振動波上乗せした真空波を飛ばす ヴァイの連続攻撃を防ぎきる魔力障壁を貫通した 射程数百メートル 【防御力】自身と同等の力量の相手の攻撃をまともに受けても戦力が低下しない 【素早さ】刃が数百に見える速度の連続突きを歯で噛んで止める 雷より速い魔法攻撃を五メートル程の距離から放たれて回避 あまりの速さに十五人ほどに分裂したかのような連続攻撃が可能 神移(カムイ)…十万の瞳でも捕らえられない移動術 範囲十メート程の瞬間移動のような技 【戦法】相手が近ければ神移で後ろに回り込んで神殺 遠かったり飛んでれば初手神殺 見えない場合は刃拳連打 vol.2 40 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2011/11/06(日) 22 09 06.54 ID 4d+dmDHz ヴァイ・ロー 考察 1mからM.88反応 ○ハヤウェイ 神殺で塵にして勝ち ○無常矜持 同上 ×蓬莱寺京一 斬撃負け ×デミトリ・マキシモフ 闇のオーラ負け ×シン・アスカwithディスティニーガンダム アロンダイト負け ×アムロ・レイwithνガンダム ビームライフル負け ○アトム 神殺で塵にして勝ち ○バイアード13世 同上 ○カミーユ・ビタンwithZガンダム 同上 ○アグレイアン 同上 ○両性院男女 同上 △夏柳竜之介 倒せない倒されない ○カリンツ 神殺で塵にして勝ち ×ダイダラボッチ 大きさ負け ○木ノ宮タカオwithドラグーンG 神殺で塵にして勝ち ○ハクオロ 同上 ×タラントの海賊船 距離取られ主砲負け ○ラルΩグラド 神殺で塵にして勝ち ○アムロ・レイwithガンダム 同上 ○シンタロー 同上 ×浦飯幽助 霊丸負け ○ジャスティン 神殺で塵にして勝ち ×仮面ライダークウガ 殴られ負け ×榊原拓実 炎で消滅して負け ×御神晃 即死攻撃負け ×京羅樹崇志 即死攻撃負け ×キラ・ヤマトwithストライクフリーダムガンダム+ミーティア 対艦用ビームサーベルで負け 浦飯幽助>ヴァイ・ロー>シンタロー 43 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2011/11/07(月) 10 53 14.01 ID bQG+eKhy 40 考察修正 ×アトム 反応の差がありすぎ殴られ負け この結果5連敗の後に6連勝できないので 蓬莱寺京一>ヴァイ・ロー>無常矜持
https://w.atwiki.jp/sentai-hero/pages/64.html
「俺の強さにお前が泣いた!!」 【ライダー名】 仮面ライダー電王 アックスフォーム 【読み方】 かめんらいだーでんおう あっくすふぉーむ 【変身者】 野上良太郎及びキンタロス 【スペック】 パンチ力:8tキック力:5tジャンプ力:ひと跳び30m走力:100mを7秒 【フォームチェンジ】 仮面ライダー電王 プラットフォーム仮面ライダー電王 ソードフォーム仮面ライダー電王 ロッドフォーム仮面ライダー電王 ガンフォーム仮面ライダー電王 ウイングフォーム 【強化フォーム】 仮面ライダー電王 クライマックスフォーム 【最強フォーム】 仮面ライダー電王 ライナーフォーム仮面ライダー電王 超クライマックスフォーム 【声】 てらそままさき 【スーツ】 高岩成二岡元次郎 など 【登場作品】 仮面ライダー電王(2007年)仮面ライダーディケイド(2009年) など 【初登場話】 第10話「ハナに嵐の特異点」 【テーマソング】 Double-Action Ax form 【詳細】 野上良太郎が変身するプラットフォームにキンタロスが憑依し、フリーエネルギーによる装甲を纏った電王の派生形態。 変身の際はデンオウベルトの黄色のボタンを押す。 基本的にフォームチェンジで変身することもあるが、「キンタロス」が憑依した状態のいわゆるK良太郎時には直接このフォームへ変身したこともある。 デンガッシャーをアックスモードに組み換え、基本フォーム1の腕力や絶対的な防御力を生かした戦法を得意とする。 基本的に相手の攻撃は避けずに受けても意に介さず突き進み、 戦闘では一撃の威力が高いアックスモードのデンガッシャーを振るって大きなダメージを与えるという戦法が主となっている。 ただし、中身の野上良太郎の身体が貧弱なので、 変身を解除すると、良太郎自体にダメージが残る場合もある(特に初期の場合は顕著だった)。 【各種機能】 アックスフォームのマスクはプラットフォームの上からまさかり型の電仮面がリ・バースして装着した専用のマスクとなっている。 黄色のランバススキャンアイは広角度、広範囲をカバーする視界を持ち、最大で5km崎の人間の顔を見分けることが可能。 最小では0.05mmのものまで識別でき、ナイトビジョン機能を有するため、暗闇内においても赤外線を照射して1km先の目標物を認識することが可能となっている。 額のOシグナルは2km以内に存在するイマジンを察知し、電仮面から伸びるトサカ状パーツであるマサカリーダーは空気の振動波をキャッチし、電気信号に変換が行われる。 40Hzから10万Hzまで広範囲の音を聞き取る。また、頭突きで相手に突き立てれば、致命的なダメージを負わせることも可能。 胸部装甲はソードフォームのものを前後逆転し、パーツを左右に開いたものが装着され、構成するオーラアーマー製のグラデュアリーブレスト。 10tの衝撃さえ緩和し変身者である野上良太郎へのダメージをゼロに抑え、フォームの中でも防御力に優れている。 他の機能はプラットフォームなどに準じる。 必殺技はデンガッシャーへフリーエネルギーをフルチャージして繰り出す「ダイナミックチョップ」。 高くジャンプして放つ場合や、相手が多い時は振り回して大勢の相手を薙ぎ払うという複数のパターンが確認できる。 専用のデンライナーは「レッコウ」、全身から斧が出現し攻撃力に長けるデンライナー。
https://w.atwiki.jp/tooru/pages/646.html
#blognavi さあさあさあさあさあさあさあさあさあさあさあさあさあ!! やってまいりましたよ!!!1週間遅れの 仮面ライダー電王実況がぁぁぁぁぁっっっっっ!!!! さて今回の電王はなんか目的が達成できずにいたカイさんが イライラしていてさらにモールイマジンその他と ものすごい数のイマジンが登場していてキンタロスさんが… キンタロスさんが・・・ キンタロスさんがああああああああああああああ… (;w;)ブワッ 過去に一人残り犠牲になって良太郎さんたちを逃がした というなんとも感動で…………でもキンタロスさんなら普通に勝てそうな… そして次回(今日)はなんと…ウラタロスさんが… ウラタロスさんがぁぁぁぁぁーーーーー!!!! ってなわけで次回も超クライマックスだぜぇぇぇぇぇっっっっっ!!!! まあイマジンは全員生き残るんですけどね!! 新春前で朝のクレヨンしんちゃんスペシャルで予告やってて ジークを含むタロスイマジン全員がでるというなんともすごいネタばれっすね!!!!!! カテゴリ [でんおうどう] - trackback- 2008年01月13日 03 42 30 名前 コメント #blognavi
https://w.atwiki.jp/k-os/pages/2159.html
英名:Double Blaster レアリティ:C 絵師:原友和 番号:BS14-091 収録:BS14/覇王FC コスト:3 軽減:1 カラー:赤 種類:マジック 『バースト:相手による自分のスピリット破壊後』 自分はデッキから2枚ドローする。 その後、コストを支払うことで、このカードのフラッシュ効果を発揮する。 『フラッシュ』 相手の合体スピリットのブレイヴ1つを破壊する。 または、相手のネクサス1つを破壊する。 備考/性能 再録 番外:バトルスピリッツ 覇王 フィギュアコレクション 絵違いver/パラレル ドローソース/ブレイヴ破壊/アンチ合体/ネクサス破壊 発動し易いノーコストドロー。 破壊効果もフラッシュでコストも軽い為、赤以外での投入も難しくない。 用途が3つ有り、コストも軽量な3コストなので腐りにくい。 公式Q&A/ルール 更新:111110 Q1 「バースト」ってなに? A1 参照:バースト エピソード/キャラクター イラスト:皇牙獣キンタローグ・ベアー BS14ver/覇王FCver ここを編集 BS14-赤へ戻る バトルスピリッツ 覇王 フィギュアコレクションへ戻る
https://w.atwiki.jp/opedmiroor/pages/926.html
デンガッシャーを振り翳す電王(AF) イマジンはかわす 「泣けるで!お前にわざと見切らせて…その裏をかいたんや!」 「Full Charge」 「…。」 (どうしたの?) 退くイマジン 「まだ…」 (キンタロス。) ベルトを外す電王(AF) 「おい、ホンマにさっきのは親父さんやったんか?」 「間違いないよ。」 「そうか…」 「何でイマジンにトドメを刺さなかったのよ?」 「親父さんがどんな思いでイマジンと契約したか、確かめるんや!」 「何、言ってんの!?イマジンが契約を完了する前に倒さないと、大変な事になるのよ!」 「…。」 「分かってんの、あんた!」 良太郎から離れるキンタロス 「あの怪物があたしを襲わせてたのは…お父さんだったのね。」 「…。」 「やっぱりお父さん、あたしの事…。」 「それは…確かめて見ないと分かんないよ…。」 「無駄だよ!」 走り去るカスミ 第12話走れ!タロス 「帰ってくれ!カスミは親でも子供でもない。」 「まだ12歳のカスミちゃんによくそんな酷い事を…」 「あんたらには関係ない事だろ、帰ってくれ。」 「こないだ、カスミちゃんが怪物に襲われたの見たでしょ!?」 「知らん。」 「その怪物と何か契約したんじゃないの?そのせいでカスミちゃんは…。」 「知らんと言ってるだろ。お前ら、帰ってくれ。」 「カスミちゃんを見守ってくれてる人がいるんです。カスミちゃんは"霞草の人"と呼んでいる。」 「…。」 「僕、霞草の人はあなたじゃないかって思ってました。」 「…。」 一方デンライナー・食堂車 「…。」 「行こう、良太郎。」 店を後にする良太郎 回想 カスミの写真を見るカスミの父 カスミの父の体に砂が零れる 「何だ、お前は?」 「お前の望みを言え。どんな望みも叶えてやろう。お前の払う代償はたった一つ…。」 「まさかあの時の事が?夢だと思っていたが…。」 「それにしても、酷い父親がいたものね。」 「イマジンに自分の娘を襲わせるなんて、世も末ですよ。」 「あんたに言われたくないわよ。」 「で、どうすんだ良太郎?」 「どうしよう…キンタロスは何か考えがあるの?」 「ZZZ…」 「冬眠中だ。」 「何か言うたか?モモヒキ。」 「誰がモモヒキだ!」 「俺は腹決めたで!」 「え、何を決めたの?」 「信じる事や。」 「何をよ?」 「ZZZ~」 「何か悪い予感が…。」 「同感ね。」 「良ちゃん、難しい顔してる。幸せの星が逃げ出しちゃうわよ。」 「ねえ、親と子が突然憎しみ合う事なんてあるのかな?」 「星はね、そう簡単に位置を変えたりしないの。これでも飲んで、元気出して!」 「姉さん、これは?」 「大蒜たっぷりのレモネード。」 飲もうとした矢先、電話が鳴る 「はい。」 「カスミだよ!明日、パリコレに旅立つんだけど、それまであたしの事、お父さんから守ってね。」 「お父さんから?うん。」 「じゃあ、明日。」 「いやあ、僕を選んで貰えて光栄だなあ。本誌記者尾崎正義、トップモデルカスミが世界へ羽ばたく瞬間をお手伝い!身嗜み、決まった!」 「いいから、ちゃんと前見て運転して。」 「分かってるって。」 ワゴンに飛びつくイマジン 「え?」 「カスミちゃん。」 「あいつ!」 車が止まる 「危ない!」 「うわああっ!!」 脳震盪を起こし、失神する尾崎 「来た来た!イマジンだぜ!」 「たまには僕も運動しようかな。」 「どけ!」 良太郎に憑くキンタロス (キンタロス。) 「どけ!」 「カスミ!」 「俺がやる!」 車を持ち上げる良太郎 「何、やってんの!?」 「親父さんが娘によくない事を契約する筈がない!それを証明したる!」 「は?イマジンに加担しようと?」 (いくら何でも無茶だよ。) 「親父さんはカスミを愛しとる、俺はそう信じるー!!」 「やめて!お願いだからやめて!」 「これがカスミの為なんや!」 車を投げ飛ばす良太郎 「…!」 「ああ!!」 「お前、来てたんか?」 「やっぱり、お父さんがやらせてたの?そんなに私が憎いの!?」 「大規さん、娘を早く空港へ!」 「は、はい!カスミ、行こう!」 「もう遅い。これで娘の仕事は全部潰した。」 「…!」 「契約完了。」 裂け目に飛び込むイマジン 「おい、大丈夫か!?」 「あんた、何て事をしてくれたんだ…」 「何でや?これがあんたの望んだ事なんやろ?」 「違う。プロダクションの社長もスターになれると熱心に勧めてくれていたのに、カスミは家の手伝いでモデルになる事を諦めかけていた。 私はそんな健気なあいつの姿を見ていると、どうしても夢を叶えてやりたくて…敢えて私は娘と縁を切った。そんな時に、あの怪物に望みを聞かれて、カスミに会いたい…。思わずそう願ってしまったんだ。」 「じゃあ、何でイマジンはカスミを襲たんや?」 「カスミちゃんの仕事を全部潰せばいい、イマジンはそう解釈したわ。でも、これからじゃパリコレは…。」 「私のせいで娘の夢を打ち砕いてしまった…。」 「いや、俺のせいや…。」 離れるキンタロス カードを翳す良太郎 「もうカスミちゃんと仲直りは無理なのかな?」 「行きましょう。」 2006年12月8日 「お前がやると仕事の邪魔だ、お前は社長さんの家に住まわせて貰え!」 「そんな事をしたら、お父さん一人になっちゃうじゃない?お母さんが死んでから、ずっと元気ないくせに。」 「親に逆らうような奴は俺の娘じゃない。出てけ!」 家を飛び出すカスミ デンライナーから降車する良太郎 「待ってました!俺の出番だ!」 吹き飛ばすキンタロス 「またまたかよ…。」 「体貸してくれ!」 (キンタロス。) 「うおおおおっ!!」 「…!?」 走る良太郎 (キンタロス、どうするつもりなの?) 「あ、どこへ行くの?」 「決まっとる!カスミを親父さんに会わすんや!親父さんの本当の思いを分かって貰うんや!」 「駄目よ!戻って!イマジンを倒すの!」 「あかん!こっちが先や!」 バスを追いかける良太郎 「うおおおりゃあ!!」 「キンタロス君、イマジンに加担した上、時の運行を変えようと言うのなら、乗車拒否です。」 「やったー!邪魔もんが減るぜ!」 「彼がいると狭いもんねー、ごもっとも。」 「デンライナーから追放されたら、永遠に時間の中を彷徨うのよ。それでもいいの?」 「俺のせいやからな!」 バスに追いつく良太郎 「カスミ!カスミ!」 窓を開けるカスミ 「バスを降りるんや!」 「あんた、何なの!?」 「俺は未来の友達や。」 「何、言ってるの、馬鹿じゃない!?」 「親父さんともう一回会うんや。」 「あたしを憎んでいる人と会ってもしょうがないでしょ!」 「親父さんはな、お前が夢を叶えられるようにわざと突き放したんや。」 「そんな。」 窓を閉めるカスミ 「親父さんはお前を愛しとる!とことん信じたるんや!もう一度やり直せ!」 「あなたを追放します。」 「おおきに!」 「キンタロス…。」 「行くよ、キンタロス。変身!」 「Ax Form」 電王(AF)に変身する良太郎 「おい!何で俺じゃねえんだ!」 「俺の強さにお前が泣いた!涙はそれで拭いとけ!」 「ふん!馬鹿の一つ覚えが!」 「ごっつ泣けるで…これが俺の、電王としての最後の戦いや!」 吹き飛ばされる電王(AF) 「もっと俺を怒らせろ、その方が燃えて来るで!」 デンガッシャーを投げる電王(AF) 「Full Charge」 張り手を繰り出す電王(AF) ダイナミック・チョップが炸裂 爆死するイマジン 「ダイナミック・チョップ。」 「やったー!」 「俺の出番なしかよ?」 「まっ、いいんじゃない?熊も見納めだし。」 「…。」 「キンタロス君にはデンライナーを降りて貰います。」 「でも…。」 「これは既に決定事項です。」 「ええて、良太郎、ありがとう。」 「キンタロス…。」 「…。」 「…。」 「…。」 「…。」 「おっと、停止信号のようですね。」 「ここは?」 「良太郎君が初めてカスミちゃんと出会ったそのちょっと前のようですね。」 「カスミちゃん、今度パリコレに行く事が決まった訳だけど。どう?そんなに嬉しい?」 「やっとスタート地点に立てたって感じかな?一度きりの人生、やり直しは効かないし、、けれど…」 辺りを見渡し、走るカスミ 「おい、カスミ!どこへ行くんだよ?」 「お父さん!」 「カスミ!?」 「やっぱり、霞草の人はお父さんだったのね?」 「お前、何でそれを?」 「去年、お父さんの事を信じろって言う人がいたの。」 「親父さんはお前を愛しとる!とことん信じたるんや!」 「信じてよかった。」 「そうか…。」 「私、今度パリコレ行くんだよ。夢を叶える為に頑張ったんだから。」 「ああ、こんな物も必要ないな。」 「そんな事ない。」 「…。」 「でも、これからは霞草の人じゃなくて、お父さんとして私を見守ってね?」 「カスミ…。」 抱きつくカスミの父 「涙はこれで拭いたら?」 鼻をかむキンタロス 「ほんなら。」 「どこへ行くんです?」 「降りるに決まっとる!」 「その必要はなくなりました。」 デンライナーが発車する 「カスミちゃんとお父さんが仲直りした事でイマジンとの契約はなくなり、良太郎君とカスミちゃんの出会いもなくなりました。」 「よく分からないけど、キンタロスの暴走もなくなった?」 「そのようですね。」 「でも、それって変じゃない?」 「二人が出会わなければ、私達が過去へ飛ぶ事もなかった訳だし。」 「そう、変です。だから、時の運行を変えてはならない。」 「…。」 「…。」 「このような事は、これっきりにしてください!」 「ありがとうございます。」 「私は何もしてませんよ~。」 「よかったわね、キンタロス。」 「あ~あ、元竿…じゃなくて、元鞘か?」 「冗談じゃねえぞ!熊公はクビだ!クビ!!」 「いつかまたあんなふうに走りたいな。」 「Z~。」 「キンタロス?」 「おい!こら!寝るな!お前の話をしてるんだ!起きろ!季節はもう春だぞ!!起きろ、熊公!ああ、もう!」 (続く)
https://w.atwiki.jp/chronosplayer/pages/197.html
基本プロフィール 生年月日 1982年10月26日 職業 芸人 クロノスプロフィール 総参戦回数 8 賞金獲得回数 0 復活回数 0 累計逃走時間 3時間53分25秒 平均逃走率 55.6% 最高逃走率 97.54% 逃走ポイント 29万6640 累計撃破数 7撃破 各回成績 逃走中 出演回 逃走時間 逃走率 逃走ポイント 順位 備考 アルティメット 28秒/130分 0.36% 280 30位/30人 1stステージ敗退 最後のサムライ 83分14秒/120分 69.36% 99880 9位/18人 奥様はかぐや姫 71分41秒/130分 55.14% 86020 12位/18人 ルフィと黄金の秘宝 78分2秒/80分 97.54% 110460 2位/16人 戦闘中 出演回 撃破数 順位 備考 忍ヶ原の乱 3 6位/19人 欲望と戦場の絆 3 14位/18人 欲望の都 0 14位/16人 最強VS最強 1 9位/20人 2ndSTAGE脱落 略歴 俳優を目指し文学座の研修生として活動していたが、昇格できなかったことを機に吉本の養成所・NSCに入り芸人に転身。おたけ・太田博久とともにお笑いトリオ「ジャングルポケット」を結成。キングオブコントでは2度決勝に進み準優勝を記録。また、テレ朝「ロンドンハーツ」でのYouTube配信版ドッキリのターゲットに選ばれた事でも話題となった。バラエティでは勢いとオウム返しのみで乗り切る事も多いとネタにされる一方、日テレ「有吉の壁」で生み出された「ストレッチャーズ」は日清食品「お椀で食べるシリーズ」に起用される他、Netflix「全裸監督」ネタ(「山田孝之さんが演じる『村西とおるさん』」のモノマネ)でもスマッシュヒットを出した。 また、俳優としての経験も活かしドラマ・舞台への出演やNetflixのアニメ「シザー・セブン」では主演声優も務めた。 私生活では2017年に結婚している。 大の競馬好きであり、2013年からはテレ東「ウイニング競馬」の司会を務めている。また、幼稚園から高校まで野球一筋の球児でもあり、高校時代には先輩の多田野数人選手(元・日本ハム)とともに甲子園に出場した。 クロノス略歴 逃走中4回、戦闘中4回の参戦。初参戦の逃走中「アルティメット」編から2014年初頭の戦闘中「欲望の都」編までの期間では、逃走中「新浦島太郎物語」編を除くすべての回に参戦する連戦ぶりだった。 逃走中ではミッションへの貢献意欲は高いものの、それが結びつくケースはほとんどなく空回りしてしまうことがほとんど。一方、戦闘中では高校球児の経験を活かし撃破数を稼ぐなど悪くない成績を残してる。 クロノスゲーム初参戦は逃走中「アルティメット」編。オープニングゲームは4番手として15秒の計測に挑むが、赤チームの井上裕介からは「初めての逃走中で緊張しているから早く押してしまう」と予言。実際に初めての逃走中でアルティメットという超大舞台に完全に潰される。計測結果は井上の宣言通り14秒41で失敗しハンター放出、及び1stステージ参戦決定。元高校球児の脚力でなかなか逃げるも、途中バランスを取られたこともあり28秒で確保。「初出場で一発で…」と大舞台が30秒で終わった事に落ち込んだ。 他の青チーム参加者からも「押した瞬間に14秒とわかった」と酷評。牢獄でも矢口真里に文句を言われ土下座で謝罪。冗談だと慰められるも児嶋一哉からは「あと何回するんだろうね…」と心配された。 「最後のサムライ」編では大声で逃げ切りを宣言する。 エリア縮小阻止ミッションでは徳井健太の予想通りミッションに参加。1人当たりの分担金5銭をスギちゃんに託してその場を離れミッションをクリア。しかし、支払いをごまかした吉村崇を責める。 ハンター放出阻止ミッションでは先のミッションにも協力した安座間美優と合流。田中卓志とアピール合戦する中、大声で田中を威嚇しつつねるとん形式で相手を選んでもらった結果、斉藤が選ばれ安座間の5銭を受け取りミッションに向かうも中々動けず、残り1分の時点でようやく南京錠を購入。だがハンターボックスには間に合わずハンター放出。結果10銭が無駄になってしまった。 後半戦が始まり「ヤバイな。正直何も活躍してないな。」「今振り返ってみると俺は何も活躍していない。」「ただ淡々とカッコつけてしゃべってるだけ。」「ミッションも何も参加できていない。」と、実際は最初のミッションの貢献があるとはいえほぼ活躍できていない状況に焦る中、武井壮と合流。が、その背後にハンターを発見しいち早く逃げるが、逃げた方向に追われる武井も合流。武井が斉藤を追い越しさらに奥へ進む中、斉藤は建物の陰に隠れたが、ハンターをやりすごすことはできず悲鳴を上げながら確保。思わぬとばっちりを受けた形での確保となった。 「奥様はかぐや姫」編ではペア結成の通達に対し多田健二と合流。近くにいた今井華と組もうとアピール合戦をするが、その近くにハンターが接近。今井がいち早く気づいたおかげで切り抜ける。 アラーム解除ミッションでは6人しかいない女性逃走者のやしろ優が確保され焦る中、今井と再合流し今井のアラーム解除に成功。大きなアピールとなるが、今井が斉藤と組む事を考えていなかったためペア結成はならず。 エリアを移動する中でハンターに見つかり逃走。一旦は建物の陰に隠れ視界から外れることに成功、その間に回り込むように逃げようとしたが、ハンターが建物の裏に回ったところでその様子を見られ再び追走。今度は撒ける建物も無く追いつかれ確保された。 「ルフィと黄金の秘宝」編では7年ぶりの参戦。 自己評価はスタミナを1、賢さと運の良さを2とするも「相方2人と組んだら間違いなく売れると思ったので他の人とコンビを組んでいるのに2人を選んだ決断力」と、既に頭角を現していたにもかかわらず、NSCの中でも落ちこぼれだった太田・おたけを選んだ決断力を3とするも全体的に低め。賞金の使い道はやはり競馬好きの夢でもある「馬を買ってレースで走らせたい」。もちろん「子供にいろいろ買ってあげたい」とパパとしての面も忘れない。が、ワンピースについては「読んだことはほどんとない」と知識はほぼゼロ。 ハンター放出阻止ミッションではミッションに参加。ミッションポイントの100巻記念展示に付くも、ワンピースの知識が必要なミッション、しかも間違えれば即ハンター放出というリスクに「間違えちゃいけないから参加しちゃダメ」と出しゃばらず撤退しようとするが、狩野英孝がブルックがいない事に気づき他の逃走者と共にブルックを捜索するが、ブルックは津田篤宏が見つけて認証したため貢献はならず。 賞金単価アップミッションでは「賞金アップしていろんなもの買ってあげたい。子ともに。」とさらなる賞金アップを目指し行動。教会広場でトイプードルのまおちゃんを発見。しかし、3頭のうちドッグランまでは一番遠い距離。教会広場に近づくハンターを発見しルートに悩むなど思うように動けず。ミッション残り2分40秒になった所で勝負をかけて移動。ドッグランまでもう少しのところまで来るが、そこに佐藤寿人を追うハンターを発見。「ここまで来たのに!」と距離を取る。ミッションも残り40秒を切り勝負をかけたいものの、やはり行く手にハンターがおりやむなく撤退することに。ここでもミッション貢献はできず。 しかし、終盤戦の新エリアに進出し、持ちギャグの「はーい!」で再スタート。 ブルック通報部隊停止ミッションでは「3体でも厳しいのに通報されたらたまったもんじゃない」ともちろん参加。しかし、階下にハンターを目撃しまたしても動けず。「何がむずいって近くにいたら鳴らすやつがいるから」とブルック通報部隊に苦戦。さらに遠くからのブルック通報部隊の接近に辟易しながらエスカレーター登って移動。丁度ミッションポイントに到着したところで狩野が全てのハンターを発見しミッションクリア。ブルックを助け出すことに成功するが、またしてもミッション貢献はできず「また俺なんもしてない。届かない…情けない…」と過呼吸寸前。 だが、自身初となるラスト3分到達。しかし貢献は無いものの全ミッションに動きスタミナは限界寸前。と、狩野からハンターの接近を教えられるが、自身もエスカレーターを挟んだ遠くにハンターを発見。動いて逃げる狩野に対し「むやみに動いたりできない」と柱の陰に座り潜伏を選択。ハンターの死角に隠れ通り過ぎるのを祈るが、その横を通り過ぎたところで振り向かれ発見され一歩も動けず残り1分58秒で確保。そのまま「クソッ…」と叫びながらゆっくりと崩れ落ちた。 ちなみに賞金の使い道であった「馬主」については直後の2021年10月に芸名の由来である競走馬・ジャングルポケットが亡くなった事からその産駒を購入し馬主デビュー。馬名も持ちネタから「オマタセシマシタ」と名付け地方競馬に参戦している。 戦闘中初参戦は「忍ヶ原の乱」編。目標金額は300万円/570万円。 元高校球児として気合を入れるが、いきなりラスボス・ボブ・サップに見つかり逃走する羽目に。 チーム登録では赤チームに登録。斉藤・児嶋・狩野英孝のポンコツ3人が揃ったことから弱気になるが、高橋みゆきから喝を入れられる。そんな中で孤立した槙原寛己を見つけ高橋・篠崎愛と共に挟み撃ちの総攻撃をかけ、児嶋によて撃破されチームの士気を上げる。 忍停止ミッションでは当初は防御部隊だったものの「そろそろ僕も攻撃しかけたい」と攻撃部隊に志願。チームの輪を乱す発言に児嶋から注意されるも時間が無いことから結果攻撃部隊として参加。早速青チームの一陣と激突するが、ビッグバトルボール忍を持つ角田信朗にひるむことなく挑み、角田を隙を突いて撃破しビッグバトルボール忍の停止に成功。その勢いまま孤立し奇襲をかけた吉村崇の撃破にも成功する。児嶋からの激励も受け敵陣で二陣と対決。井岡一翔の先制攻撃を寸前で避け撃破に成功。しかし、その直後に菜々緒に撃破されるが、隙を作って山崎静代が返り討ちにさせた。しかし、チーム戦は赤チームの勝利により本戦に復活する。 後半戦ではチーム戦勝利により所持金が55万円に増えたものの、撃破されたことでボールも無い状態からのスタートとなる。 武器屋の在庫が追加されたことにより、所持金よりも安全と戦力を考え契約の腕輪とバトルボール1個をデリバリーサービスで購入。ブルークロウが斉藤を見失うアクシデントがあったもののなんとか入手。停止中の忍を見つけ後半戦一番乗りで忍を獲得、近くに落ちていたバトルボールも獲得し戦力を強化する。 スペシャルバトルアイテムミッションでは「完全装備で闘いたい」と獲得に意欲。ヒントとなる石碑を探す中で高橋と遭遇。相手が盾付き忍を持っている事をやや不利と捉えるも勝負を選択。斉藤の忍と斉藤自身で先制攻撃を仕掛けるも、忍の攻撃は逸れ、自身の攻撃も忍の盾で防がれ丸腰になった所をカウンターで撃破。忍のガードを崩すことはできなかった。 次回「欲望と戦場の絆」編にも参戦。 忍獲得ミッションでは忍獲得のため撃破に動き出す中、杉村太蔵を発見し追撃。エリアの隅に追い詰め藤本敏史との挟み撃ち状態となった杉村の隙を攻撃するがしゃがんで回避されカウンターを受けるも、至近距離の杉村の球をキャッチ。2人とも倒れたところを撃破に成功し忍も獲得する。 忍と同じポーズを取って調子が良くなる中、撃破したときのポーズとして持ちギャグ「ウザーイ」を忍に教える。 盾を持っていない男性プレイヤーを狙おうと探す中で死角が多い場所を「ここら辺怖いな…」と警戒するがまさにその場所で潮田玲子が奇襲を狙っているという状況。先に忍に偵察をさせる中で潮田から奇襲をかけられるも回避。一転して逃げる潮田を追撃、盾で2度防がれるも反撃の余地を与えず撃破。しっかりとギャグも決めた。 一方、エリア内で大八車が嵌って困っているブルークロウに対しては他プレイヤーの撃破で頭がいっぱいなことから「今時間が無いんだ」と見捨てる。 認証ミッションでは他プレイヤーを撃破しての認証を狙うが、その中で大久保佳代子のもとに向かうキンタロー。と遭遇。初期装備のキンタロー。から「卑怯ですよ!」と言われても忍との連携で容赦無く撃破に成功するが、その喜んだ隙を背後から田中卓志に撃破され茫然。「全然気づかなかった…悔しい…」と崩れ落ちた上、田中に認証をクリアされた。 「欲望の都」編では「今回絶対賞金を手に入れます!」と自信満々。 闘技場オープン後は狩野と同じタイミングで受付したことから狩野と闘うのかと思いきや、既にピーター・アーツが受付していたため参加できず。 認証ミッションでは認証中の撃破を警戒するが、澤部佑と合流しクリアを目指すが、その中で狩野が合流。近くに大盾忍を持つピーターが接近していることから3人で逃げ狩野の音頭で認証しようとするが、ボールを置こうとした瞬間狩野から奇襲攻撃。その攻撃をキャッチし反撃するも再びキャッチからの再反撃を受け撃破。撃破後に実は狩野が既に認証済みということを知らされ「最悪だよ!本当かよ…」と肩を落とし、「頑張るから」という狩野に対し「頑張ってください…本当に…ここまでしたんだからお願いしますよ本当に…」と半泣きでエールを送った。 「最強VS最強」編では、自己評価はやはりお腹が出てきたこともあり身軽さを2とするも決断力を4、そして「年長から高校3年生まで野球をやっていた」という経験から投球力は5。過去の戦闘中での成績も良いことから生き残る自信を見せる。賞金の使い道は前述の通り地方競馬の馬主となったため「馬の育成費用」。 ゲーム前の意気込みでは「一番戦闘中に適しているのは僕だと思います」と豪語。これまで野球、ハンドボール、ドッジボール、バスケットボール、サッカーと全ての球技で結果を残してきたとし、その集大成こそが「戦闘中」。「間違いなく僕の為の番組と言っても過言ではない」と宣言し、「ちょうどカラスも呼んでますわ。『斉藤さん頑張ってくれ』って」と鳴いているカラスの声も代弁(?)。「僕のことを期待してない方多いと思うんですよ。『斉藤太っちゃって活躍できないだろ』って。今回で全部見せつけてやりますよ。」とかっこよくバトルボールをキャッチして決めるが、その後ろをがーどまんが通過するというある意味「持っている」タイミング。 ゲーム開始直後は那須川天心・土井レミイ杏利・斎藤司と合流。匠の村で積極的に忍を探すが、前方から突如忍と影忍2体が登場。誘う忍軍団に罠を警戒するが、その通りに潜んでいた忍によって斎藤が撃破される。 盾獲得ミッションでは那須川が親交のあるがーどまんと連携を取りクリア。一方、盾の持ち主は那須川・土井にとっては盾を持っていない方が身軽に動けることから自然と盾を獲得。「2人を守ります」と宣言するも、那須川からは「今のところ何もしてないですけど」と言われ「その一言気になっちゃいました…」とグサリ。 残り時間も少なくなり、撃破すれば20万円の忍を倒したいところだが、3方向から忍と影忍2体が出現。すぐに距離を取り体勢を整えるが、本来前線に出て盾になるはずがビビって最後尾に。が、ここは那須川・土井の最強2人が影忍を一瞬で仕留め損害を出さずに勝利。あくまで「2人を守るために後方のカバーに回る」という名目とし、バランスの良いチームに「新生ジャングルポケット」と名乗る。その後は積極的に忍を探すも見つけられなかったものの2ndSTAGEに進出。しかしこれまでの味方が敵となる上、ここまで戦ってきた最強の仲間である那須川・土井とも戦わなければならない事に「この3人で生きていくって決めた」「ここで離ればなれになったら分かることが1つある。(2人に)狙われる。」「スタートって言った瞬間2人が俺の方見てるの分かってる」とカモ扱いなのは自覚。当然2人との距離も自然と離れることに。 2ndSTAGEがスタートし「こっからは孤独な戦い」「誰も僕が優勝するとは思ってない。優勝しますよ。賞金総取りします。」「ここからは誰かと組んでとかはやめます。全員敵です。」と優勝宣言。特に1stSTAGEの装備は持ち越しとなるため盾装備は自分と井戸田潤だけという大きなアドバンテージも持つが「天心くん・レミちゃん、怖いです。」と目の前で実力を見ただけに最強2人にはやはりビビる。 忍獲得ミッションでは伊豆の村の射的場にいち早く到着。的は中々遠い上、自分のバトルボールを使っての射的のため外せば他のプレイヤーに狙われるピンチとなるが、1発目は下に逸れ失敗。しかし、その結果跳ね返ってすぐにバトルボールが戻ってきたため命拾い。2発目でしっかりと決めミッションクリア。6体の忍から「子どもが大好きなんで」とキッズ忍を獲得する。 落ち着いてからキッズ忍に壁に向かって試し撃ちをしてもらうが、その球速の速さに「とんでもない忍を手に入れたかもしれない」とほくそ笑む。が、ビッグバトルボール忍を持つ井戸田との交戦で丸腰となり逃げる里崎智也を発見するも、里崎の圧に丸腰であることに気づかず逃走。そのまま追いかけてきた井戸田との勝負になるが、キッズ忍の1発目はビックバトルボールに弾かれ失敗。が、ビッグバトルボール忍の攻撃をキッズ忍が避け回り込むようにして井戸田を連続攻撃で撃破する。 ビックバトルボール忍を破り戦力としては大きく上位となり「これは一番バランスの取れたチームだと思います」「ジャングルポケットに入れたいと、そう思ってます。おたけ脱退。」と1stSTAGEの「新生ジャングルポケット」に続きまたしてもおたけがクビに。そしてキッズ忍もジャングルポケット入りを快諾し逆にちょっと困惑。 復活ミッションを経て3人が復活・9人になるも、戦力的にはまだまだ優位。忍なしのプレイヤーを狙いに優勝に向けてガンガン攻めようとするが、そこを忍持ちの松本薫と遭遇。強敵ではあるが那須川よりは…という形で勝負を選択。松本の忍の初撃を交わし、2発目も盾でガードと良い勝負をするも、すぐに松本が忍に球を補充し、3発目をかわし切れず撃破。キッズ忍に指示を出すこともできなかった「連携負け」に「勝てると思った…マジか…」と悔しい敗戦。 ▽タグ一覧 アルティメット ルフィと黄金の秘宝 奥様はかぐや姫 戦闘中忍ヶ原の乱 戦闘中最強VS最強 戦闘中欲望と戦場の絆 戦闘中欲望の都 最後のサムライ 芸人
https://w.atwiki.jp/doku-o/pages/21.html
不思議の路線 特徴 ・全12階+ボスの出るフロア ・アイテム持込可能 ・最初に挑戦するダンジョン ・ボスのダークカブトを倒すと(一回目)次の路線のチケットが手に入る 敵キャラ出現表 1F G3マイルド、京介変身態 2F G3マイルド、京介変身態 3F G3マイルド、京介変身態、ゼクトルーパー 4F ゼクトルーパー、ライオトルーパー 5F ゼクトルーパー、ライオトルーパー、G3 6F G3、ボルキャンサー、 7F G3、ボルキャンサー、 8F ザビー、ギャレン 9F ザビー、ギャレン 10F キンタロス、ギャレン 11F モモタロス、キンタロス、 12F モモタロス、キンタロス、G3-X、ドレイク 13F ダークカブト(ボス)、ネイティブワーム、ワームのサナギ
https://w.atwiki.jp/figbr/pages/39.html
タロウの受難 ◆NXFS1YVsDc このバトルロワイアルに参加するフィギュアには、元となったキャラクターの人格や記憶が自我として与えられる。 しかしキャラクターは決して不変ではない。一部に例外こそあれど、物語の展開や時間と共に、常に変わりゆくものである。 どの時間軸や世界軸をベースにしたかで、同じキャラクターでも人格は多種多様に変化するものだ。 「ソウルジェムが魔女を生むなら……みんな死ぬしかないじゃない!!」 魔法少女の真実を知り、信じていたものに裏切られ、その果てに彼女の心は折れた。 その世界軸において、魔法少女達はそれぞれ十分な信頼関係を築けなかったことも原因の一つだっただろう。 仲間達と無理心中を図った結果、逆に仲間の手にかかりソウルジェムを破壊され、死に至る。 よりにもよって巴マミの自我のベースとなったのは、そんな最悪の世界軸と精神状態の時だった。 巴マミを模したフィギュアは、崩壊寸前の自我を与えられたまま、殺し合いの地に放り出される。 ただ最後の一人になるまで不毛に殺し合え、壊し合え……そこには何の正義も存在しない。 既に自己のアイデンティティを崩壊させたこの時の彼女にとって、絶望の最後通告とも言えた。 「だったら……死ぬしかないじゃない」 今のマミの精神状態であれば、恐らくソウルジェムは一気に濁り、すぐにでも彼女を魔女へと変貌させたことだろう。 だが、今マミの手にあるソウルジェムはこの期に及んでなお何の反応も示さない。濁り一つ見せない。 それは、彼女がフィギュア……紛い物の玩具であるという何よりの証拠。 どこまでも、救いがない。 オリジナルの魔法少女達の宿命に負けず劣らず、今置かれているフィギュアの自分達の境遇は絶望的だ。 紛い物でしかない自分が、ここで戦い続けて何になるのか。 仮にここで勝ち残り、生き残ったとして、それでどうなるというのか。 全てが終わった後、行き着く先はどこだ?この狂ったゲームを開催した者達の呪縛から逃れられるわけでもない。 どうにもならない。足掻いた所で、辿り着く先は絶望だけ。 疲れ切った彼女の心は、生きる意思を放棄することを選んだ。 拡張パーツとして、見たことのない拳銃が一丁、支給されている。 ……自殺にはお誂え向きだ。 魔法少女になれば銃などいくらでも出せるが、変身するのも手間だ。 そもそも自分の出すマスケット銃では大きすぎて、自分に撃つには手に余る。 虚ろな目で、死に導かれるかのように、拳銃の銃口を蟀谷に当てる。 引き金を引き―― 銃声が、轟いた。 「やめるんだっ!!!」 拳銃が地面に弾き落とされる。撃ち出された光弾はマミの頭部を貫くことなく、明後日の方向へと飛んでいった。 間一髪のところでマミの自殺は阻止された。この場に介入した、もう一体のフィギュアの手で。 「バカなことはよせ!ここで死んだところで、何になる!!」 そう呼びかけるフィギュアの姿に、マミは一瞬面食らう。 彼は人間ではなかったからだ。しかし、異形の怪物ともまた違う。 それは赤と銀の色に包まれた――永遠のヒーロー、ウルトラマンのフィギュア。 ウルトラの父と母の実の息子であり、高いポテンシャルを誇るウルトラ兄弟の6番目。 彼の名は――ウルトラマンタロウ。 「死なせて……お願いだから、もう死なせてッ!!」 「しっかりするんだ。自分を見失っちゃいけない!」 拳銃を叩き落され、自殺の手段を失った彼女には、できることなど限られていた。 絶望の表情と共に、ただそれでも何かを抑え込むかのように、肩を震わせるだけ。 そんな姿から、彼女の一番の苦しみが漠然とながらタロウには感じ取れた。 昔、同じような葛藤を抱え込んでいた少年がいた。オリジナルのタロウの記憶の中に、刻み込まれている。 「辛いことが、どうしても耐えられないことがあるなら……我慢しなくてもいい。 思いっきり人前で泣いてみるのも……気持ちがいいもんだぜ?」 マミは事故で両親を失い、魔法少女となってからは孤独な戦いを続けていた。 やがて後輩もできたが、彼女は常に頼れる先輩として、先頭を走り続けていた。誰かに甘えられる立場ではなかった。 本来なら仲間達が拠り所としてその心を癒していたかもしれないが、それも今現在の彼女には叶わぬことだ。 孤独への不安。中学生の少女が背負うには、元々重過ぎる宿命。 「う……あああああああああああッ!!!!」 マミは、泣いた。 泣いて、泣いて、泣きじゃくった。 今だけは相手が誰であろうと、気にしている余裕はなかった。 人前でこれほど泣いたことが、巴マミにあっただろうか。 タロウもまた、そんな少女を静かに見守っていた。 「ごめんなさい、初対面の人の前で取り乱したりなんかして。ええと……タロウさん、と言いましたか?」 「ああ。落ち着いたようだな、巴マミ君」 散々泣き腫らし、マミは幾分落ち着きを見せていた。 まだ絶望こそ完全に晴れたわけではないとはいえ、驚くほど早く持ち直していた。 何の不自然もない。元々巴マミは、身も心も十分な強さを兼ね備えていた。 重過ぎる宿命を、今までずっと耐えてこられるだけの強さが。 「君に、そして君の元になっているキャラクターにどんな事情があるかは知らない。 こんな状況では絶望に暮れるのもわかるが……それでも、絶望に悲嘆できるだけの心があるなら、 それを糧に変えて前に進むこともできるはずさ」 タロウはそう言うが、マミの心は晴れない。 例え絶望を跳ね除けたところで、今自分達が追いつめられている状況は何も変わらない。 「タロウさん、あなたはこれからどうするつもりですか?」 「もちろん、戦うさ。このバトルロワイアルとね」 「戦う……バトルロワイアル、と?」 タロウは事も無げに、しかしはっきりとした意志をもって宣言した。 「そうだ。ここにはいろんな世界、いろんな物語のヒーロー達が集められている。 僕と同じように、殺し合いをよしとしない者達は必ずいるだろう」 「……私達はただのフィギュアなんですよ?自我や、オリジナルを模した力を与えられたとはいえ…… それに、もしその戦いに勝ったとしても、私達の末路は……」 「だからって、こんな馬鹿げた殺し合いは君も望まないだろう?」 「それは……」 「だったら勇気をもって、自分の心に正直になればいい」 「自分の心に、正直になる勇気……?」 タロウは立ち上がり、教室の窓の外を見据える。 「嫌なこと、許せないものと戦える、勇気ある心。僕はそれを体現してみせる。 本物のウルトラマンタロウがそうであったように。彼の名を裏切らないために。 もしかしたらそれすらも、これを開催してる連中の思う壺なのかもしれないが…… そうだとしても、僕はこのバトルロワイアルへの抵抗は諦めない」 行われている殺し合いとは不釣り合いな星空が、広がっていた。 この星空に、この世界のどこかに、ウルトラの星が輝いていることを信じて。 「そうだろう?せっかくの玩具を使ってこんな遊び方なんて、あまりに悲しすぎるじゃないか」 「なんで……あなたはそんなに前向きになれるの?」 問いに向き直るタロウ。マミは、そこに爽やかで自信に満ちた笑顔を感じた。 フィギュアの、表情すらないウルトラマンのマスクで、確かにそんな気がした。 「いつ如何なる時にも、最後の最後まで戦い抜くためさ」 それはタロウという名のウルトラマンが地球人として生きていた時の――東光太郎の確かな面影かもしれない。 時に無謀で、時には空元気で、しかしそれだけで終わらせずがむしゃらに前へと進む。 最後の最後まで諦めない。それがウルトラマンであり、ウルトラマンタロウであり、東光太郎という男だった。 そんな頼もしい輝きが、絶望に落ちている少女には確かな救いと、そして希望となった。 この人と、共に戦ってみたい。 まだ心の整理を全て付けられたわけではない。 でも彼と一緒に戦うことができたなら――もう一度、立ち上がれるかもしれないと。 「タロウさん、私も一緒に戦わせて――」 その時―― タロウの足元に、何かが転がり落ちた。 「あ……タロウさん、何か落ちましたよ?」 どうやら、タロウのフィギュアに付いているパーツの一部らしい。 それは青く輝く丸い―― 「……え?」 前触れは、たったそれだけだった。 マミがパーツを拾い上げようとして、その時、突然―― タロウが、倒れた。 まるで魂が抜け落ちたような、まさに壊れた人形のように。 「え……?」 思わぬ事態に、思考が混乱する。 倒れたまま、タロウは動かない。 「タロウ……さん……?」 タロウに駆け寄り、体を揺り動かす。 反応がない。まるで死んだかのように、いや…… 「死ん……で、る……?」 【ウルトラマンタロウ@ULTRA-ACT 機能停止】 「嘘……でしょう……?」 何で?何が? タロウの身にいったい何が起きたというのか?誰の手で? 混乱する思考の中、彼女の持つ冷静な理性が、状況から考えられる可能性を導き出す。 この周囲には自分とタロウ以外誰もいない。なら、今自分の他にここに介入できるのは……? まさか、この殺し合いの開催者達が、タロウの自我を消したというのか? 何故?まさか、ここでの会話を聞かれている?タロウが殺し合いに抗うことを口にしたから? 「い……」 彼は私を元気づけようとしてくれた。つまり、彼にそのことを喋らせたのは―― 「いやあああああああああああああああああッ!!!!!」 絶叫し、その場を逃げるように駆け出す。 ボロボロの心に差しのべられた暖かな希望が、冷たく奪われた。 その事実は、今度こそマミを絶望のどん底へと叩き落すこととなった。 修復されかけた心が、再び崩壊へと導かれる―― 【深夜/エリアN(校舎1階廊下)】 【巴マミ(制服ver.)@figma】 【電力残量:99%】 【装備:なし】 【所持品:クレイドル、基本パーツ(ソウルジェム)、拡張パーツ×0~1(未確認)】 【状態:損傷なし。絶望】 【思考・行動】 基本方針:!?!?!? 1:もう何も考えたくない (……く……ッ!マ、ミ……!) 少女の絶望に満ちた叫びが、タロウの脳裏に響く。 途切れ、そのまま消えていくはずだった意識が呼び覚まされる。 (ダメだ、ここで倒れるわけには!彼女を放っておくわけにはいかない……!) 停止していた機能が、再び起動する。 いや厳密には、タロウはまだ完全に機能を停止したわけではなかった。 突然襲い掛かった死にも等しい感覚が、タロウの意識を一時的に闇へと葬ったのである。 視界に霞がかかる中、目の前に転がる、青い宝石に目をやる。 タロウは眼を疑った。そしてすぐに、自分の胸元に手を当てる。 ――ない。 自分に、ウルトラ戦士に付いているはずの、命の源が。 そして気付く。 目の前にある青い宝石が、それであることに。 カラータイマーだ。 (……何だってぇぇぇぇ!?) つまり、胸のカラータイマーが、いきなりポロリと外れて落ちて、このざまだ。 何故外れた?どうしてそんな事態が起きた? 理由を考えている暇などない。意識は今も急激に遠ざかっていく。 ただ、現在自分を死へと導いている原因はこれであると確信できた。 消えかかる意識の中で自らを奮い立たせながら、カラータイマーに手を伸ばし……掴み取る。 そしてすぐに、自分の胸元――カラータイマーのあった場所に、付け直した。 本体にカラータイマーが戻ると同時に、タロウの意識は何事もなかったかのように回復していく。 「……ッッ!? どうなってるんだ、今のは!?」 死の感覚に乱れた思考を素早く整理する。 カラータイマーと言えば、ウルトラマンの命の源。 初代ウルトラマンがカラータイマーを狙われて、ゼットンに敗れたことは有名だ。 帰ってきたウルトラマンがカラータイマーを取られると、ペシャンコになって死ぬのもよくネタにされる。 カラータイマーはウルトラ戦士にとって命の源。それはフィギュア状態においても同様だったようだ。 そしてこのULTRA-ACTでは、カラータイマーの取り外しが可能である。青と赤、二つの状態を表現するために。 本体からカラータイマーが外れてしまうと、急激にタロウの意識が遠のき、そのまま死へと転がり落ちてしまう。 どうやら少し外れただけならすぐに戻せば問題ないようだが、放っておけばそのまま機能停止してしまうだろう。 これは彼のCSCが、このカラータイマーに埋め込まれていると解釈すべきなのだろうか? 確かに、ウルトラマンのフィギュアに埋め込むならここ以上に最適な場所はないだろう。 そうなると本体から切り離された時点で機能は完全停止したはずだが、すんでの所で意識を繋ぎ止められたのは、 構造的に外れてしまうことを考慮して開催者が修正を加えたか、はたまたタロウ自身の精神力あってのものか。 ああ、これ何てソウルジェム。魔女化しないだけマシではあるとはいえ。 そんな突っ込みを入れてくれそうな少女は既に錯乱して部屋を出て行ってしまった。 ふいに地面に目を向ける。マミが自殺に使おうとしていた拳銃が落ちていた。 「こうしてはいられない!すぐに彼女を追わなければ!」 拳銃を拾い上げる。護身のための拳銃も放り出して、今の彼女はあまりに無防備だ。 あるいは彼女もフィギュア化されている以上、自分の知らない戦う力を持っている可能性は十分あるが…… 今の彼女の取り乱した状態では、どの道危険なことこの上ない。 マミの身を案じ、タロウは走り出す―― ポロリ。 再び、カラータイマーが落ちた。 倒れるタロウ。遠ざかる意識―― (うぅっ!?……っていかん、こんなことをしている場合ではっっ!) 慌ててもう一度、カラータイマーを拾い直し、付け直す。 しかしどうもおかしい。ちゃんと填るけど装着がやたら甘く、きっちり固定できない。 少し動くだけですぐに外れかけてしまう、緩い保持しかできないではないか。 「くそっダメだ、何度やってもすぐ外れる!?何だこれ!?もしかして不良素体なのか、このボディは!?」 ……皆さんはULTRA-ACTのウルトラマンタロウの実物を手に取ったことはあるだろうか? このタロウのフィギュア……カラータイマーのパーツが極端にポロリしやすいのだ。 ストリウム光線発射ポーズ再現のために胸回りのアーマーが取り外しできることとの兼ね合いかと思われるが、 他のウルトラマンのULTRA-ACTに比べて、とにかくカラータイマーがポロポロとよく外れてしまう。 このパーツは小さいから、紛失もしやすい。だから遊ぶにもいちいち気を遣って取り扱わなければならないのだ。 実にめんどくさい。今月の再販分で改善されていることを切に願う。 外れやすいカラータイマーというのは、今のタロウにとって命に直結する極めて危険な事態である。 これだけ外れやすければ、動きや戦い方にも制限を余儀なくされることだろう。 特に得意のスワローキックなんて使えたもんじゃない。 空高くジャンプし、宙で激しく回転を繰り返し、急降下で敵に蹴りを叩き込む華々しい技…… 今そんな動きをしたらタイマーがすっぽ抜けて、そのまま紛失してしまうこと請け合いである。 「冗談じゃないぞ、まったく……!!」 胸に付けたカラータイマーを手で押さえながら、マミを追うべく走り出す。 テープなり接着剤なり、何かカラータイマーを固定する物でも探したいところだが、今はそれどころではない。 「早まるんじゃないぞ、マミ君……待っていろ、すぐに行く!!」 フィギュアならではの、想定外のハンデを背負う羽目になったタロウ。 しかしその程度の受難で彼の心は折れない。 ……こんな不便な状態でも、オリジナルが味わった無力感よりはずっとマシだ。 ウルトラマンギンガの番組の中で、スパークドールに……500円のソフビに変えられていたオリジナルの記憶が蘇る。 あれは手足の稼働すら皆無だった。タロウもウルトラ念力で微々たるサポートしかできない有様だった。 だがこの体は自由に稼働できる。自我が与えられた今は様々な動きも可能だし、ストリウム光線などの必殺技も使える。 キングブレスレットも、ご丁寧に使わなくなったタロウブレスレットまである。 あの時の無力さに比べれば、遥かに恵まれた状態なのだから。 【深夜/エリアN(校舎1階教室)】 【ウルトラマンタロウ@ULTRA-ACT】 【電力残量:99%】 【装備:キングブレスレット、クライムバスター(宇宙刑事シャリバン)@S.H.シリーズ】 【所持品:クレイドル、基本パーツ(タロウブレスレット)、拡張パーツ×1~2(確認済み)】 【状態:損傷なし】 【思考・行動】 基本方針:バトルロワイアルへの反抗。最後の最後まで戦い抜く 1:マミを追う 2:共に戦う仲間を集める 【備考】カラータイマーのパーツが外れやすくなっています。 外れると意識が薄れ、さらにその状態で一定時間放置するとそのまま機能停止します。 前:Ride The Wind 投下順に読む 次:炎と赤鳥と正義の味方 前:Ride The Wind 時系列順に読む 次:炎と赤鳥と正義の味方 巴マミ 次:あの日あの時の青ダルマ ウルトラマンタロウ 次:タロウは戦う ▲上へ戻る
https://w.atwiki.jp/gods/pages/55853.html
タロウボウ(太郎坊) アタゴサンタロウボウの別名。