約 301,479 件
https://w.atwiki.jp/bamboo-couple/pages/81.html
「…さん。キリノさん?もう寝ちゃった?」 合同合宿一日目の夜。 両校の活発組がエネルギーを使い果たして寝静まり、 そうでない者も寝付きのいい者から順に、もうとうに眠ったはずの時間に。 室江高校剣道部部長―――千葉キリノは今日の緊張と興奮でまだ寝付けずにいた。 そしてそのキリノを呼ぶ、あまり聞き慣れない声の主。 町戸高校剣道部副部長、原田小夏。彼女もまた寝付けずにいたのだ。 「…なんですかぁ?」 「あっ、ううん…ちょっと眠れなくて…」 足元の方から聞こえる声に反応して、天地を逆にかえ顔を出すと… そこにはいつもと同じく眼鏡をかけ、枕を抱え込んだ笑顔の小夏がいた。 同じく枕をがぶり、布団を被ったまま喋り寄るキリノ。 「あたしもなんですよー、さっき素振りまでしたのに…なんででしょうねえ、全く」 「ふふっ…よければ、このまま少しお話ししませんか?」 ”もちろん、大歓迎ですよ!”…なんて言葉が先か、喋り出すキリノ。 これまでのこと。 高校に入って、サヤを誘って入部したばかりの1年の頃の話。 男子の幽霊部員化と先輩の卒業で突然部長をやる事になった頃の話。 しかし2年生になって、今の皆がいてくれて、現在とても楽しい、剣道部の話。 小夏も負けてはいない。 小柄な自分が、目も良くないのに武道をやるのは不安だった話。 初めて昇段試験を受けた時、緊張した話。 引退した後、大学でやりたい事の話。 そして二人に共通する、”責任ある立場の者同士”の胃が痛くなるような話。 ―――――もう何時間話し込んだろう。 それでも話題は尽きる様子すら見せず、まくしたてるようにお互いの事を語り合う二人。 しかし、小夏にはまだ…本当にキリノに聞きたい、でも打ち明けにくい、内緒の話があった。 ”この人は…同じ、かもしれない。自分と” そんな臭いを感じたのは、前の練習試合の…どこだったろう? 安藤さんとの勝負の時、キリノの小手が入った時の…自分の生徒が一本取ったのに それ以上のものを見てしまったような、相手の先生の驚いた表情からだろうか。 それとも「大人の男性」について語るキリノの、険しくも嬉しそうな表情から、だろうか。 ……とにもかくにも。 先生と生徒。 自分が石橋先生に対して抱く、キモチ。 そんな事を、もしかしたら共有しているかも知れないこの他校の知人に、 小夏はその事を切り出すチャンスを、それこそこの合宿が始まる前からずっと探していた。 そして勇気を出し(実際、緊張で眠れなかったのもあるのだが)今の場を得た、のだが… 現実は得てして想像の中よりも遥かに不自由だ。 いよいよ話す事も尽き始めた今をしてなお、小夏は「その話」だけは切り出せずにいた。そこへ。 「あーあぁ、このまま寝ちゃうのが惜しいなぁ」 「じゃあ…しりとりでもする?二人だけだけど…」 「おっ、じゃあ、剣道とかあたしたちの学校に関するものでやりましょう!詰まったら何でもアリで!」 本当にたまたま、口をついて出ただけの案だった。 でも小夏自身、まだこのままでは眠れない、と思っていたし、 何よりこの楽しいお喋りの時間を少しでも長く続けていたかったから。 勿論、キリノにとってもそれは同じであった。 「じゃあ、言い出したあたしの方から…”つばぜりあい”」 「”いあいぬき”!」 「”きりかえし”」 「”しない”!」 ……… ――――しばらく、そのような取るに足らないしりとりが続き。 やがて剣道や学校のネタが尽きて来る頃には、意地になった二人は 何としてでも剣道のネタで続けようと、お互いの答えも考え合うようになりつつあった。 「次、”か”かぁ…むぅ~ん、えぇ~とぉ~~」 「”かかりげいこ”とか?」 「あっ、それだぁ!”かかりげいこ”!次は”こ”だねっ」 ………”こ”。剣道やあたしたちの学校に関するもの。 ふと、先に考えていた「その話」を振り返ると、小夏の胸に去来する言葉があった。 「”コジロー先生”」 確かにそう、キリノはあの先生の事をそう呼んでいた。「コジロー先生」と。そして先生は「キリノ」と。 それがあの先生の本名なのかは分からないが―――まるで友達や、ともすれば恋人同士が呼び合うような… そんな、今の自分と石橋先生の関係からは、憧れと言うのも程遠いような距離感で。確かに二人はそう呼び合っていた。 その言葉は、そんな事を考えるうち……つい出てしまった囁きにも満たない言葉だったのだが。 考えるが遅く、その言葉はもう、風に乗り…向かいにいる少女の耳に届いてしまっていた。 「ん?ん?コジロー先生?…まあそりゃ、剣道部に関するものって言えば、そうだけど…」 「あっ、えと、違うの。今のは…そうじゃなくって…」 (……じゃなければ、何だというの?) たちまち顔じゅうを真っ青に染め、抱えた枕に顔の下半分を隠す小夏。 既にパニックになりかかっている頭を落ち着けようと試みるが… そうする事をさえぎる様に、一呼吸置いたキリノが先に言葉を発する。 「……ん~と、じゃあ、あたしの番だから、続けてもいい?」 「(こくん。)」 機先を制され、言葉を発する事も出来ず、ただ首を上下させて頷くのみ。 「続ける」、それが「水に流してくれる」のであるなら、もう、それにも縋りたいような気持ちだった。 だがそこへ、何かを察したような…だが少し、小悪魔のような笑みを浮かべながら。 そんなキリノの投げかける言葉は、小夏の想像を超えていた。 「”石橋先生”」 (えっ………!?!?) 真っ青になったばかりの顔は、今度は物凄い速さで真っ赤に染まる。 枕を返し、顔を完全に埋めても…そんな物は何の消火作業にもなりはしなかった。 もはや完全に焼き付いてしまった思考回路で何とか考えを立て直そうとするも。 しかし、その暇すら与えぬ早さで、更ににこやかな笑顔を浮かべ、キリノは言葉を続ける。 「あはは~やっぱりかぁ。 原田さん、ずっとそれが聞きたかったんでしょ?…飲み込んでたよね?さっきまで」 「………どうして…?」 枕に顔を沈めたまま。呻きにも似たような声で、質問に質問を返す小夏。 そんな様子とは対照的に、あくまでもうれしそうに、キリノ。 「そうだねえ…何となく同じ臭いを感じたとか、そんなとこですよ! まさかドンピシャだなんて、思いもしなかったけど」 ――――「同じ臭い」。その言葉から、幾つかの事をどうにか理解する。 やっぱり、自分の見立ては正しかった、という事。 そしてキリノも、自分と同じように、相手の…つまり自分の事を見ていた事。 そして同時に、多くの疑問が沸き上がる。 「いつ…気付いたの…?」 思考が回らず、上手く言葉にする事が出来ない。 だが、たったこれだけの言葉でも、今のキリノには十分だった。 「う~ん、やっぱり、見るときの目が違うんですよ。 ……でも”それ”を聞きたがってたって事は、あたしも人の事言えないって事ですけど。あはは」 「そう…そうなんだ。……ううん、キリノさんは凄いと思うよ。あたしなんて…まだ言えてもないのに…」 自分の無力、いや無努力を痛感する。 この人の前に居るだけで、自分が惨めに思えてしまう。 (…大人だ、この人は。圧倒的に…自分よりも、ずっと大人だ。) そう思って、もう寝てしまおう、と話を切り上げようとした所に飛んで来たキリノの言葉は、これまた意外極まる物だった。 「ん?いえー? そういう意味だと…あたしもまだですけど」 「えっ…!?」 完全に意表を突くその言葉に、思わず枕から身体を起こし、それでも反応に窮していると。 今までにはなかった、少し真剣味を含んだ声のトーンでキリノが続ける。 「んーと、あたしが根性無しって言うのもあるんですけどね… ……たぶん、うちの先生はあたしの事も、まだ何とも思ってないと思うんですよ。 でも今、あたしはあの先生や皆と居て十分楽しいし、このままで、沢山の物を貰ってるんです。 だから…いいんですよ、今はこのままで」 「それは…」 ……ずるい。直感的にそう続けたくて小夏は、しかし今度はちゃんと口を噤んだ。 キリノの考え方は、あくまで時間の余裕があっての物だ。 もしも、自分にキリノと同じ位の時間があれば或いは、そう思っていたかも知れない。 でも自分は3年で、もう卒業で、卒業すれば当然、今のように会う事は出来なくなる。 数々の思惑がついては消え、ついては消える中で、 再び小夏の脳裏をつく名前があった。今、こんな話をしている発端とも言える名前。 ”コジロー先生”。あの人の視線は…果たしてキリノが言うように「何とも思ってない」と言い切れるような物だっただろうか? 先のキリノの言葉を借りれば、”見るときの目が違う”。少なくとも自分には、そう感じられた。だから。 「コジロー先生が、”何とも思ってない”って事は、無いんじゃない?」 「えっ…何でですか!?」 (―――――あっ。) 不意を突いた自分のその質問に、枕ごしにキリノが向けた反応。 僅かに泳いだ視線や、ほんの少し染まった頬や、言葉を返す仕草や、その言葉自体。 それら全てが素直な…好きな人の事を考えるただの子供そのものに、小夏には思えた。 その、一瞬の反応だけだった。それだけで十分と言えた。 自分から見れば天上人のように”大人”だったキリノが僅かに見せた”子供”のような反応。 すなわち…そう。 (そっか。大人も、子供も―――ないんだ。) 急に、色んな物の向こう側が見えた気がした。 「……ないしょ。ふふ」 「え~っ、何で急にそんなイジワル?」 ……と言うより、それは言葉には出来ない物だから。 でも、ちょっと位は仕返ししても、バチは当たらないよね? そんな風に考えられる小夏には、もう躊躇う理由も無くなっていた。 「しりとりの時の意地悪のお返しだよ。……でも。ありがとうね、キリノさん」 「???はぁ… どうでもいいですけど、あたしの事”キリノ”でいいっすよ?」 小夏が布団から手を差し伸べ、キリノがそれを握り返す。 「……うん。ありがとう、キリノ」 「えへへ、よく分からないけど、どういたしまして」 「でも、もう少しは焦ってみても、いいかもね?」 「……へ?」 まだ理解半分のキリノに対し、まだそういうのもいいかもね、と言う顔の小夏。 布団から完全に身体を乗り出し、宵も序の口とばかりに再び喋り始める二人。 もちろん次の話の肴は、お互いの…顧問であり、想い人でもある、ダメ教師が二匹。 「ところで…石橋先生って○×△とかよくしてるみたいなんだけど、あれって普通なの?」 「なんですとっ、そちらも… いやーうちのコジロー先生なんか△×○でね~」 完全に目が冴えてしまった二人は、それからも延々と話を続けた。 延々……朝方までも。 ――――翌日、二人の話に途中から割り込む訳にもいかず、朝方まで全部聞いてしまったミヤミヤも含め。 午前中はまるっきり練習にならなかった3人に、コジローのカミナリが下ったのは、言うまでもない。 [終]
https://w.atwiki.jp/pazdra/pages/16703.html
Lv10をLアダマント(ギエナ装備ハンター継承)F転生アマテラス(潜在回復×6)S裏エルドラド×3(全員ヴァース継承・潜在火軽減×5)・ミズショドラ(ゲイボルグ継承・潜在火軽減×5)、HP15%バッジでクリア。HP約21000必要。B1先制猛毒お邪魔は爆弾で吹っ飛ばし、2ターンめに光を含む6コンボでダメージを与え、以降5ターンは1コンボに抑え、攻撃力上昇の次のターンにアマテラス、さらに1ターン耐えてミズショドラ。B2遅延がひどいのでミズショドラだけを貯めてパズルで突破するが(割合ダメージ持ちに遅延耐性2~3個つけられれば割合で突破するほうがいい)、残10%での猛毒は10個くらいなら消せる。B3突破時ギエナ装備。B4覚醒無効中は属性変更をしないこと。B5絶望の999ターン待ち。B6バインドがあるため闇属性のままスキルを貯めて割合。B7特になし。ギエナ装備をエノクにしてもギリギリ耐えられそう。 -- 2018-03-01 08 40 04 Lv8 ヴァルテン入れてハーデスで適当にスキル貯めれば楽勝。LFは操作時間が伸びて火力も出るリクウがおすすめ -- 2018-03-01 11 28 23 Lv10ソロ耐久。L光槍オデドラ@アヴァロン、F光槍オデドラ@ライナー、Sディアブロス@レイア武器Lv1、ヴァース@ユルLv1、ゼヘラ@ニャルLv1、モクぷれドラ@佐助武器Lvマ。バッジは指1秒。このままだとアルテミス戦で微妙に回復量が足りないため、気になるなら限凸や潜在自動回復でごまかす(運が悪くなければ多少不足してても問題ない)。B1…最難関。攻撃上昇される前に急いで盤面作って十字2+7コンボで倒す。B2…完封。途中で空撃ちしつつスキルターン調整。B3…2ターン目にライナー発動して闇メタたまドラの攻撃を耐え、突破。B4…先制は引き続きライナーで防ぐ。最低限ぷれドラは使える状態にし、できれば他のグラビティも用意してからアヴァロンで突破。B5…ぷれドラ→グラビティ全開放で突破。スキル調整ミスってた場合はユル陣やレイアの威嚇で突破。B6…全スキル貯め直し。5T周期のバインドまでに回復6個用意しておくと次の毒を確定弾きできて快適。B7…アシストで遅延を対策しているので、開幕グラビティ全開放で0Tキル。 -- 2018-03-01 11 44 39 Lv10 ソロ Lキリ@風神 Fキリ(遅延5)Sゼヘラ,ゼヘラ,ヴァース(15ターン以上のスキル継承),ウェルドール@シャイターン。1F:開幕キリ。爆弾だけ処理して,キリのスキル貯めつつ殴って突破。2F:開幕キリ。殴りながら根性はがしつつ,キリためて突破。3F:開幕キリ。耐えられるけど一応,闇メタたまドラから。キリ貯まったらシャイターン使って突破。4F:開幕キリ。殴って突破。5F:風神使ってグラビティで突破。6F:開幕キリ。1コンボで粘ってグラビティと15ターン継承分も貯める。殴って突破。7F:開幕グラビティで確殺。 -- 2018-03-01 12 54 51 ↑適宜グラビティ使用OK。5Fも開幕キリなら耐久出来ます。 -- 2018-03-01 12 56 27 Lv9をLダマスカス(クルセイダー継承)FキリSゼウスヘラ×2・ゼウスエース・トーエンでクリア。B1対策で潜在闇軽減5個ほどか潜在自動回復10個ほどが必要。ボス戦は999ターン耐久だが、3ターンに一度1コンボで十分なので1時間で終了。Lv10の3時間とは大違い。 -- 2018-03-01 14 22 02 Lv8以上で無効パで潜るの無理なとこがもしあったら教えて下さい -- 2018-03-01 15 21 35 ↑すんません、Lv8はそもそも覚醒無効でした Lv9以上でに訂正 -- 2018-03-01 15 22 55 LV10ソロ LF 覚醒青ソニア S タマミツネ オロチ キリ ウルカでノーコン。様子見のつもりで潜ったら余裕だった。キリのスキルは使わなかったけど火力不足補うためにはキリ自体必須な気がする -- 2018-03-01 16 34 06 Lv9 ディルシリウスの邪魔毒目覚めを消さない場合、アルフェッカにターン渡すとほぼ100%オートスイーパー撃たれるので回復を集めたい場合は注意。逆に言うと根性無視して殴っても耐久さえあれば大丈夫。 -- 2018-03-01 17 51 22 正直レベル7ぐらいなら上半分隠しても余裕な気がする -- 2018-03-01 20 48 36 LV8〜10までLF新青ソニ(自青ソニ継承)、S転生カリン(カラット継承)、転生カリン(おでん武器)、追撃リューネ(継承なし)、ウェルドール(メルクリア継承)でノーコン。単純に今回簡単だったのもあるだろうけどすごい耐久力。スキル無しで闇メタたまドラ受け止められるし -- 2018-03-01 23 04 40 ソロ報告の方ばかりで需要あるのか不明だが Lv10 1人マルチ ①クトゥグア、オデドラ、ラグドラ、転生ヨミ、パイモン ②エド、オデドラ、アマツ、エリカ、水着風神 覚醒は大半が遅延耐性x5~6 素のスキルしか使用しないので継承はステ用の適当な+297 B3でエリカ使用。B5は普通には貯まらないので強引にクトゥグア等使用して風神。B7エド→アマツ等使用して追い打ち。他は適当にワンパン -- 2018-03-02 04 17 41 Lv9ソロ。LFヨグ Sドットヤシュトラ(軍茶利明王) ヨグ 貂蝉(アポロン) モミジでノーコン。1Fでスキル貯めつつ光と回復貯めて突破。F2は貯めた泥でノースキル突破。F31de -- 2018-03-02 10 43 06 ↑途中送信。F3でアポロン。F4でヨグ。F5は運良くノースキルだったけどヨグ。F6はヨグ+軍茶利明王で回復を水にして貫通。ドットヤシュトラはドラゴン潜在覚醒3です。9コンボで14000万出てました。 -- 2018-03-02 10 46 14 ↑F6は、貂蝉+ヨグ+軍茶利です。 -- 2018-03-02 10 48 02 LV8ソロノーコン LFソニアフィオ(お市)ソニアフィオ(覚醒石田)Sヴァルテンソニアフィオエリカグランリバース B1でスキルためB2ワンパンB3エリカで威嚇中に突破 ラストターンにリバース予定だったが打てずB4たまたま回復あったので回復+ちょい削り 2ターン目にフィオ陣B5フィオ陣リバース B3を固定で抜くなら軽減とフィオ陣打ってからのほうがいいかもしれない -- 2018-03-02 17 56 13 Lv10 ソロノーコン L木カーリーFディアブロス(おでん装備) Sセルケト(サスケ装備)、ユウナ、木光おでん、風神 継承はブレンドとセルケト以外無し。1Fワンパン。2Fもワンパン根性ワンパン(セルケトのお陰で毒出来ない)。3F全体攻撃してカーリー陣+ユウナ。アルテミスの先制が受けれたら後はボスまで全力で殴り続けるだけになる。おでんは覚醒回復と自動回復のためなので出来れば更におでん装備で攻略しやすくなるかと思う。 -- 2018-03-02 19 32 48 Lv9 LFリクウ Sチョウセン、ルシャナ(カラット)、水闇シェリアス、鎧巨人ライナーでノーコン。ルシャナとシェリアスでグラサン4個だから暗闇が弾けないかもしれない。そこは運…。持ってれば半蔵装備しとくといいんだろうけど。根性持ちにはルシャナ追撃できればベストだけど削りながら剥がすことも可能でした。ヴァルカンでも耐久しつつ、怒らせて75%軽減貼ったところでカラットエンハでトドメ。 -- 2018-03-02 23 32 01 L10 ヴィシュヌは覚醒無効のまま威嚇して倒すようデザインされてると思う -- 2018-03-03 08 21 39 ↑途中送信失礼。吸収無効がなくても、キラーも7コンボも覚醒無効中ならダメージ管理がかなりしやすいので。 -- 2018-03-03 09 17 35 LV9 ソロノーコン LFソニアフィオ Sソニアフィオ オデドラ エリカ フィレム B1最低軽減 スキルためしてもいいB2エリカがたまってなければオデドラでエリカ 威嚇中に根性まで持って行って突破B3HP満タン意識しつつ突破B4フィレムで反撃付けて攻撃B5フィオで全力突破B6耐久でエリカ撃って安全に撃破 -- 2018-03-03 13 50 52 Lv8 LリクウFハログラ Sバルファルク、光火サリア、攻撃おでどら、バータ でノーコン。別パーティーで何回か負けてたんだけど攻略指南で2Fでスキル溜めができると書いてあったので試したら超簡単だった。ダブアメにバルファルク撃っただけでサリアとおでどらとバータはほぼ置物だったからいなくても勝ててたと思う。 -- 2018-03-03 17 59 10 LV9 B5でエルメ=ク出現を確認しました。ラ固定ではなくエルメ3種とも出る可能性が高いです -- 2018-03-03 19 23 56 上の方でLV10 キリ@風神の攻略方法書いてくれた方、ありがとう。無事にクリアできました。3月の宿題完了です。 -- 2018-03-04 18 56 04 覚醒無効がどうしようもない。5秒でパズルできる腕がないと何もできないからなぁ……Lv8がお手上げだわ -- 2018-03-05 11 47 46 Lv8ソロノーコン LFカミムスビSケルベロスライダー、木ネイ、闇カーリー2 ポイントはハーデスでスキル貯めることと爆弾フロアでリットかたまドラ倒して爆弾は普通に爆発させること -- 2018-03-05 14 11 21 Lv9ソロノーコン LFエンラ(片方にウリエル継承)S追い打ちウルド、ヤマタケ、ナポレオン、ガディウス -- 2018-03-05 14 13 02 LV10 ソロノーコン ソニアフィオ(お市)フィオ(ロミア)S火ロノウェオデドラエリカキリ 強化指バッジ B1ロノウェで木水闇コンボB2軽減2コンボで回復作ってもらってから回復込で根性まで 毒をロノウェB3エリカであと1で突破B4 99%受けてからオデドラB5耐久でスキルをためてエリカで遅延中に撃破B7欠損したら水闇木以外消してあとは全力 フィオ陣もキリの闇でかなりダメージが入る 継承はLFのみだがフレのほうが使え(わ)なかったので15Tほどのスキルのほうがいいかも -- 2018-03-05 17 50 31 Lv10が無理すぎる。回復なしのくせに対応しなきゃいけない嫌がらせが多すぎるよ。枠が足りない -- 2018-03-05 20 46 36 枠が足りないのは考えが足りない -- 2018-03-05 22 30 38 たまーにくるよね、こういう否定だけして中身スッカスカな人。…Lv10も自前フルーツドラゴン(苺)でFミネ無効組めばいける気がするけど。。。 -- 2018-03-05 23 25 50 すぐ上にあるのに無理すぎとか枠が足りないとかいうからでしょ 追い打ち覚醒も吸収無効スキルも軽減も枠を割いてないしB3B5対策を再利用して枠節約してる 他にもLV10コメントはあるしそれ見て無理とか枠がないとか考えてないのか見てないのかその辺だよ -- 2018-03-05 23 56 11 何にしても頭が足りないんやろな -- 2018-03-06 23 51 10 LV9 水闇ネイ297xソニア=クレア S光槍オデドラ、オイフェ、キリ、ヤシュトラで根性失敗して2コンだったけどこれでいけた -- 2018-03-07 01 43 10 ↑6 Lv高いのはマルチが楽だわ。でも、それも1,2日辺りに終わらせるのが基本。3日以降になると強い奴らは終わってるから募集しても中途半端なヤツしか来ない -- 2018-03-08 13 28 09 Lv10 LFキリ(片方に風神) Sゼヘラ×2 天狗(ヴァース) オデドラ(緑おでん) でソロノーコン。アルテミスの先制を天狗で受けて、ヘパドラで頑張って耐久すれば行ける。 -- 2018-03-08 20 52 19 コメントだけ残す形で申し訳ないけどLv10ディエナのシャドーウォール&ウィケッドは6ターン目に一度だけ使用 ※4ではなく、6ターン毎に使用 ※4に書き直してほしい。シャドーウォールはループされて75%軽減状態が続くのを確認した -- 2018-03-10 17 32 20 Lv10ラスボス対策に追い打ちを入れておけば楽。ラスボスを一撃で倒すと半分回復で蘇りを繰り返すのでスキルが溜まるまでひたすら一撃で倒し続ける。スキルが溜まったら追い打ち変換で一撃。 -- 2018-03-11 04 09 31 Lv8をL草薙京F不知火舞S超究極ヤマタケ、転生ウズメ、転生レイラン、楊貴妃に指+バッジ付けてクリア。B1Fでターン稼いでB2Fで本腰入れてスキル溜め。B3Fは楊貴妃スキル使って突破。後は火力出すだけで問題なし。スキル溜めしないとだからマルチよりソロのほうが安定するな。 -- 2018-03-11 07 05 08 Lv.8、ぐんまラー入りアテンアヌビスに指バッチつけて76盤12秒パズル。B3をラーで突破、あとは特に問題なし。 -- 2018-03-12 12 13 29 風神未所持で風神アシストのキリを出してるフレンドもおらず、モクぷれドラだと十中八九回復足りずに死ぬ。ということでLキリ(ラファエル)Fキリ(キリ)S光おでん(ヴァース)、天狗(ヴァース、遅延耐性6個)、鯨(ヘラニクス、遅延耐性6個)、ゼヘラ(遅延耐性6個)で999ターン耐久ルートでクリア。 -- 2018-03-12 12 39 03 ↑999ターン耐久って書いたから分かってくれると思うけどLv10攻略のコメントです。 -- 2018-03-12 12 41 26 Lv10ミネ無効 LFミネS裏エルドラ×2、ハロウィンミザリィ、キリ。LFとキリに超覚醒火軽減。B4用にダメージ無効と覚醒無効解除とB5用に吸収無効継承。ミザリィのおかげで余裕でした。 -- 2018-03-13 09 32 28 Lv9ソロノーコン Lナツ(レイラン)、F光イルミナ、貂蝉(エルゲヌビ)、ナポレオン(ガディウス)、火サリア(火サリア)、転生レイラン(転生アレス)、ナポレオン、レイランにはコンボ強化の超覚醒。 -- 2018-03-13 21 37 44 Lv10ソロノーコン LF水雷神、S水風神、6号(ユダ)、ぎん千代、闇アテナ。メタたまはユダのスキルで倒せる。アルテミスの先制はぎん千代で受けた。アシストとは言えまさかユダを使う日がくるなんてw -- 2018-03-15 00 59 05 昔ながらのミネ火無効でLv10クリア。毒耐性とグングニルを覚醒アシスト、あとインドラで大体の条件はクリア。バッヂでHP増やしておけば安心。ブィシュヌでうっかりしてると死ぬ以外は注意事項も特になし。 -- 2018-03-15 16 08 12 Lv10キリでクソゲーしてきたけどこれ青ソニも風神も持ってない奴は正攻法じゃどうしようもなくない? -- 2018-03-16 06 09 49 Lv10 LFエド,S光イデアル,火イルミナ,水風神,ネルギガンテでゴリ押し -- 2018-03-17 03 31 15 ↑のミネ無効パを参考にLv10ソロノーコン。LF転ミネ(ネルヴァ、おでん)、裏エルドラ×2(風神、究極インドラ)、キリ、回復オデドラ。潜在赤軽減は合計25(キリのみ1、あとは6)+超覚醒2つ。自動回復約6000)。B1:開幕99%以下まで削ったあと、キリが貯まる6ターンめまで赤光以外を1ターン消し(または6コンボ以上)、貯まったらキリ。発狂直前まで削ったらエンハンスで倒す。B2:赤光3つずつを含む4コンボで根性を外し、キリが貯まるまで耐久。B3:赤光で両端を倒した後、2ターン目でインドラ使用(キリは不使用)。たまドラを倒したら残り1ターンあるはず。B4:先制を受けた後キリ、キリが貯まるまで耐久(盤面次第ではミネの変換スキルを使ってキリを使わずワンパン)。B5:開幕キリ、99ターン耐久してお邪魔と回復が降ってくるのが終わったら倒す。途中でエンハンスを使って一気に倒したいときは風神を使用。B6:開幕キリ。毒は3個ずつ削る。バインドは継承おでんorおでドラで回復。B7:ちまちま削る。頃合いのいいところでエンハンスで終了。 -- 2018-03-21 17 37 43 LV10ソロノーコンできた。PTはL雷神F風神Sユウナ、キリ、オデドラ、濃姫 1Fはワンパン2Fも根性発動させて倒す3Fは1回目は全色でメタたまドラ2回目は濃姫+雷神スキルでメタたまドラ倒して次の先制に備える。4Fはオデドラ使ってワンパン。5Fは2ターン耐えて風神で倒す。6F7Fは全力でコンボするだけ -- 2018-03-22 21 15 32 今更ながらですが、出現モンスター一覧表を埋めました。 -- 2018-03-24 20 58 20 LV10 ソロノーコン LFソニア=フィオ、シルヴィ、光オデドラ、ニース、転生オオクニヌシ、ヘパドラ対策にソニアにヴァンクロウをアシスト。 -- 2018-03-26 00 08 58 Lv10とか挑戦さえできないわけだがw Lv8どうやって抜いてるの? -- 2018-03-26 17 24 37 Lv8を抜くってどういうこと?Lv8は回復倍率あるパーティーで挑んでスキルを溜めよう。 -- 2018-03-27 02 37 32 Lv8 L回復リューネF青ソニ Sスミレ(バルバロッサ)闇リューネ覚醒サラスケプリでノーコン 1F水を呼び込みながら倒す 2Fスキル貯め 3F爆発させながらリットを削り、たまどら攻撃前にバルバロッサ 4F数ターン粘りつつ少し削り、スキル復帰したらリューネ 5Fリューネ+サラス+ケプリで盤面5コンボ以上組む -- 2018-03-29 20 26 39 自分のパズル力じゃ4秒じゃ何もできないんでな。アプデ後に5秒に増えたがボスが6コンボ吸収とかじゃ永遠にクリア不能 -- 2018-03-29 22 46 04 そこでオススメが二色陣。平積みに慣れれば高速でコンボが組めるよ。ただ、B2でそこまで溜めるのが必要になるけど、正直B3をクリアできるPTならB5もいける。 -- 2018-03-30 02 09 41 8層も無効パでいけるで。多分ネプ式になると思うけど -- 2018-03-30 14 02 46 違った、覚醒無効のとこか。 -- 2018-03-30 14 04 10 LV10ソロL雷神F風神パの人ありがとう!ユウナ→転生カリン(継承:クシナダ)濃姫→火イルミナで行けた。風神用スキブとテミス用激減があればトレースできた。 -- 2018-03-31 05 01 54
https://w.atwiki.jp/gachi/pages/78.html
運営用ページ 更新:2010年05月01日 (土) 19時04分20秒; メニュー:参加者名簿 4/24大会参加者 名 前 点 手持ち ルメカタ 3 アグノム ☆ギラティナ バンギラス ☆ミュウツー キリ 6 ☆ミュウツー ユキノオー メタグロス ☆ギラティナ ガンディ 6 ドーブル ☆ディアルガ ヒードラン ☆ミュウツー しゃちょー 3 ☆グラードン ☆ディアルガ ヌケニン ドータクン 参考までに全員晒し。 WCSでもそうだったようですが、意外とオーガが居ないんですよね。 あんまり警戒され過ぎて逆に使えない感じでしょうか。 そして人気のミュウツー。気のせいか4匹見ましたが。気のせいですかね。 ドーブルが変身してたようですがね。 対戦表 桜も大分散りましたが、いかがお過ごしでしょうか? 本日はWCSっぽいルールということで、見せ合い無しのダブルとなってます。 (運営としても、ポケモン書かなくて良いんで楽なんですね~) 4人ですので、総当たり3回といきましょう。 雑談はこちら と、同点ですので、もう一戦やってみましょう。 今度は、先の情報を活かせた方の勝ちになりますが…? 第一回戦 × ルメカタ - ○ キリ × ガンディ - ○ しゃちょー 第二回戦 × ルメカタ - ○ ガンディ ○ キリ - × しゃちょー 第三回戦 ○ ルメカタ - × しゃちょー × キリ - ○ ガンディ 優勝決定戦 ○ キリ - × ガンディ * ルメカタ - * しゃちょー 優勝:キリ おめでとうございます! やっぱりダブル強いですね~。禁止伝説も使いこなしてる感がある気がします。 運営などむしろ振り回された感すら…持ち物見て勉強しましょう。 ミュウツー・いのちのたま ユキノオー・きあいのタスキ メタグロス・ラムのみ ギラティナ・カゴのみ 今回ダークホールは禁止技でしたが、出てきても問題なさそうなPTですね。 (そして当然のように爆破透かされました。運営です。) 初手ミュウツー&ノオーは比較的有名なモノですが、敢えてそれを使いこなし、ちゃんと勝つのが素晴らしいです。 その相手に一度は勝ったガンディもお見事でした。 ではでは、今晩はこの辺でノシ 勝敗の報告はこちら しゃちょーさんのかち -- ガンディ (2010-04-24 23 25 19) キリの勝ち! -- ルメカタ (2010-04-24 23 28 33) ガンディの勝ち! -- ルメカタ (2010-04-24 23 39 59) キリの勝ち -- しゃちょー (2010-04-24 23 45 17) ガンディの勝ち。 -- リン (2010-04-25 00 00 22) ルメカタの勝ち -- しゃちょー (2010-04-25 00 01 09) 辞退するでござる -- しゃちょー (2010-04-25 00 04 11) キリさんのかち -- ガンディ (2010-04-25 00 17 41) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/pazdra/pages/20488.html
LF固定 Sルーツ(神キラー+追い討ち要員)、CIEL(ドラゴンキラー要員)、陣枠(イルム、クリミナ等)、泥強枠(パイモン、嫁カマリ等)。継承で暗闇耐性100%にしたい。立ち回りは十字より光5含む7コンボを。光5なければ回復十字で耐久。 -- 2019-06-13 15 53 08 タマミツネ(無明刀)・ソニア=クレア(超覚醒L字、体力キラー武器)・転生イシス(超覚醒7コン、四神チョコ)・転生サラス(マダオグラサン)でクリア。全員潜在に遅延2、イシスにドラキラ2だけど、タマミツネとサラスは遅延もっとつけとくと序盤で使った後ヘルヘイム辺りでまた使えそう。サブ垢はイシスを超覚醒7コンの水コットンに代えてクリア。 -- 2019-06-13 18 44 34 スミレの十字の方のこうげえ倍率が1.5倍しかないので、無理に十字を組むよりもコンボ強化染めにして7コンボ組んだ方が楽。 -- 2019-06-14 14 49 39 超寒ブリ、ベリオ装備ハンター、ウェルドールがかなり優秀でした。 -- 2019-06-14 19 25 42 実はここ火無効パで完封できるぞ。コツはグラビティの割合を100%にしないこと。サブはキリ(超覚醒火軽減)と裏エルドラドx3(アシストノヅチメダル・ニクス・ヴァース)、潜在で火軽減+(過剰なんで多少足りなくてもいい)。初手でキリとグラビティ使って発狂ラインまで削り、1コンボで全スキルためたら全力パズルで倒すの繰り返し。コンボ吸収あるからバッジは指でよい。 -- 2019-06-15 18 33 25 ふむ、それでエルドラドのスキブ数でどうやって初手でキリとグラビティを溜めるのか教えて欲しいな。シェロスパーダとクラミツハは先制でスキル遅延飛ばしてくるけど遅延耐性振る余裕はあるんだっけ? とりあえず1回は実践したPTを報告して欲しいところだな -- 2019-06-16 00 09 13 ↑・B1赤ソニアは最初から火だから色変える必要ない ・キリの継承枠が空いてるので適当に重いスキル載せて遅延対策できる 横から見るだけでもこのくらいは分かるぞ -- 2019-06-16 01 29 58 そもそもなんでこんな簡単なダンジョンにキリ耐久パで行く必要あるんだ? 5分で終わる作業に30分もかける意味ないだろw -- 2019-06-16 06 59 58 もしキリを持っているなら火力で簡単にぶち抜く事ができるから、キリを持ってる人が火無効パを組む意味はない。キリを持ってない人が耐久でクリアできるPTならまだ需要あっただろうけどな。だから実際に試していないエアプ報告は無駄なんだよ -- 2019-06-16 07 03 27 謙信居なかったんで6号(副属性水の神キラー3つ)に超覚醒L字で代用したけど余裕で行けた。ただ謙信と違ってスキブ0なんでそこが苦しい。くじらの水目覚めだけで毎回水5個ある保証はないからね。欠損時用の変換と、シェロスパーダを根性無視でワンパンするなら指奪いを戻せるスキルはあった方が良い。 -- 2019-06-16 07 17 27 キリがなけりゃシャリテ(超覚醒火軽減)でいいし、ノヅチメダルがなけりゃギガグラ、それもないならハトホル(学園含む)でニクスをヴァースにとか代用は色々あるぞ。どっちも火軽減1つ減って必要な潜在増えるがまだ余裕ある。 -- 2019-06-16 13 09 38 ちなみに自分はキリ(オパチョ装備)と裏エルドラドx3(ノヅチメダル・ヴァース・ヴァース)で固定チャレ4も行った。あっちは100%グラビティで倒してくが、スピカでのスキルため用に遅延2振りが必要だったり、ハマルのランダムバインドで無効崩れるからキリとリダチェン使ってたりで編成ゆるくないから書かなかった(覚醒無効回復や毒海には固定リーダーのスキルで対処、タナトスのロックをなるべく残す)。こっちでもオパチョ装備ならボスは瞬殺。 -- 2019-06-16 13 35 46 B6はワンパンして根性発動後にブレス打つだけで良いからめっちゃ楽なボスだね。謙信が神キラーとブレス持ってて最適。 -- 2019-06-16 16 13 39
https://w.atwiki.jp/bamboo-blade/pages/70.html
……。 蒸し暑い。 合宿初日。午後の稽古だけで相当疲れているはずなのに、なかなか寝付けなかった。 浅い眠りについても、すぐに目が醒める。その繰り返し。 十分に休息をとるようコジローに言われてはいたが、すでに時刻は午前2時を回っていた。 (んー…あっつーい…) 千葉紀梨乃はごろん、と何度目かになる寝返りをうちながら、頭の中で一人ごちていた。 幸いこの合宿所は浴衣があったため、ある程度助かってはいたのだが。 (…サヤ、よく寝てるなー…) 同室の桑原鞘子は、隣の布団で寝ている。この部屋は二人部屋なので、寝ているのはキリノとサヤの二人だけ だった。 そのサヤはこの暑さにも拘らず毛布を首までかけ、こちらに背を向けて体を上下させていた。 (さー、あたしも早く寝ないと…) そう思い、キリノがもう一度眠りにつこうと寝返りをうったときだった。 「ん、んぁ…あ…」 (――!) サヤの声だった。 背中越しの微かな声ではあったが、キリノには確かに聞こえた。 「ふ…ぁ、ん、はぁっ…」 (え…?サヤ…?) それは明らかに、女の悩ましい喘ぎ声だった。 脳天気な性格のキリノでも、そういうことに関して無関心というわけでもない。 サヤが何をしているのか、大体の見当はついてしまった。 そして、初め小さかったその声は、時間とともに徐々に大きくなっていった。 「あ…ん、ぁん、あっ、あっ…あ、ふぅ…」 (サ、サヤってば、こんなことしてるんだ…) 顔が真っ赤になり、体が火照り始めているのがわかる。 胸がドキドキいっている。鼓動が、止まらない―― (ど、どーしよ…こんなの聞かされてたら、眠れないよ…) キリノは毛布をかぶり、耳を塞ごうとした。これ以上は、ムリ。そう思った。だが―― 「ん…あっ、あんっ、はぁ、あ…あっ、あっ、ん…あ…きり、のぉ…」 (――え――) 「えええぇぇぇっ!?」 「っ、うわああぁぁっ!?」 思わずキリノは毛布をはねのけて、上半身を勢いよく起こしていた。 ほぼ同時にサヤも反応し、二人は暗闇の中布団の上で互いに向かい合う形になった。 「……」 「……」 無言。 自身の浴衣がひどく乱れていることに気付き、サヤが素早く両手で直す。 明かりがない分よくわからないが、おそらく二人とも顔は真っ赤になっているだろう。 「……」 さらに無言。 静寂の中、耳の中でどくどくと早鐘のように打ちつける音が、やかましかった。 「……サヤ」 「……っ!」 サヤの体が、硬直したように思えた。 「……お、オナ、ニー……してた、よね」 「…………うん」 「……」 「……」 「…その…えっと、あ、あたしの名前――」 「ごめんッ!!」 サヤが唐突に頭を下げた。 「…え?」 (どうしよう…嫌われた…ぜったい嫌われちゃったよぉ…) サヤは泣きたくなるような気持ちで、自分の布団を見つめていた。 自分が友達を…女友達をオカズに、自慰に耽っていたことが知られてしまった。それも、まさにその子自身に。 恥ずかしさと絶望で、頭がいっぱいになった。もう、元の関係には戻れない… 「…えーと、サヤ?なんで謝られてるのか、わかんないんだけど…」 許してもらえるとも思っていない。いっそのこと、絶交… (…え?) 耳を疑った。と同時に、ぱちん、と部屋の明かりが点いた。 ゆっくりと顔を上げると、そこには照れくさそうに頬を掻きながらも、いつもの笑顔を浮かべたキリノがいた。 「え…だってキリノ…怒ってないの?」 「怒る?あたしが?そんなわけないじゃーん」 にゃははー、と笑ってキリノは言った。 「うそ…」 「…まぁ、すっごく驚いたのは確かだよ。でも」 「……」 「…イヤじゃなかった」 「……」 「サヤ。あたし、サヤが好きだよ。友達としてじゃなくて、恋人として、サヤのことが好き」 (――っ!) …泣いた。泣いてしまった。 さっきから堪えていた涙。ただし、今流している涙は絶望ではなく、嬉しさ故にこぼれ出た涙だった。 幼い頃から抱き続けてきた想い。叶わないと知りながら、それでも諦めきれず、胸の内に秘めてきた。 今、それが現実になった。そのことが、嬉しくて、嬉しくて―― 「こーらー、泣いてるサヤは見たくないよ」 「……ん」 キリノがサヤの頬をつたう涙を指先で拭う。サヤがうなずき返すと、いつの間にかキリノの顔が目の前にあった。 (あ…キリノの顔、真っ赤…) 気付いた瞬間、収まっていた鼓動が再び高鳴り始める。 だが、少し押され気味になりつつも、それ以上キリノは近付いてこない。 (あれ…) 「……キリノ?」 「……まだ、サヤの口から聞いてない」 ムスッとして、キリノが言う。 サヤは一瞬キョトンとしてから、ぽんっとますます顔を赤くした。 「……知ってるくせに」 「ちゃんと聞きたいんだよ」 「……」 (あぁもう!なんでこんな…) 「……き」 「…、聞こえないっ」 「だ、大好きだって言っ――んむっ!?」 ――サヤのバカ…我慢させすぎだよ…! ……… …… … 「おいサヤ、まーた目の下クマできてんぞ。合宿にも持ってきてんのか?小説」 翌朝、遅れて朝食に降りてきたサヤにコジローが声をかけた。 「あーいや、そんなんだったらいいんすけどね…」 今にも倒れてしまいそうなほど疲労オーラを漂わせ、サヤは深い溜息をついた。 「休んどけって言っただろうが。何してたのか知らねーけどよ」 「いやもうなんも聞かんといて下さい…」 はあぁぁ、と二度目の溜息をつき、よろよろと席につく。 コジローと後輩たちは、その様子を不思議そうに眺めていた。 「だらしないぞ、サヤ!キリノを見てみろ!」 と、ちょうどそこへご飯のおかわりをよそってきたキリノがやってきた。 「あ、遅いよーサヤ!朝ご飯きっちり食べないと、一日もたないよー!」 びしっ、と言って、キリノはサヤの隣の席についた。 (キリノ…あんた、一体なにもんなのよ…) あの後、二人は夜明け近くまであんなことやそんなことに励んでいたため、睡眠をほとんど取っていないのだ。 (あんただって全然寝てないじゃん!なんでそんなに元気なの~…) ようやく食べ始めたはいいが、箸が進まない。 「う~」 「おいおいサヤ、まだ合宿始まったばっかだぞ?今からそんな調子でどうするんだ」 (……あ) 「あー…そっかぁ…まだ始まったばっかかぁ…」 あはは、と乾いた笑いを漏らすと、隣りにいたキリノがそっと耳打ちした。 「…まだまだ、これからだよ?覚悟してね――」 (――なに顔赤くしてんだ!あたし!) 終
https://w.atwiki.jp/bamboo-couple/pages/590.html
471 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/06/30(月) 23 27 27 ID RkxISlWs 「7巻おまけ」 ――――――――――――――――――――――――――――――― 2008/06/10 12:32:48 キリノ 5260@****.ne.jp 件名 エビフライ 本文 もー、来るなら子め言っといて下さいよ! 皆ビックリしてたじゃないですかー (#^ω^)っ━|==i=⊃☆つきーつきーつきー ――――――――――――――――――――――――――――――― 2008/06/10 12:54:14 せんせー kirino@****.ne.jp 件名 RE エビフライ 本文 あっはは、わりーわりー 通り掛かったら腹減ってたんでついなー (#^ω^)っ━|==i=⊃)´Д`)グハッ ――――――――――――――――――――――――――――――― 2008/06/10 12:59:11 キリノ 5260@****.ne.jp 件名 で…? 本文 お昧の方はどうでしたか?o(^ω^)o ――――――――――――――――――――――――――――――― 2008/06/10 14:22:38 せんせー kirino@****.ne.jp 件名 RE で…? 本文 うまかったよ? ――――――――――――――――――――――――――――――― 2008/06/10 14:35:51 キリノ 5260@****.ne.jp 件名 えーっ? 本文 それだけ?(ノω-、) ――――――――――――――――――――――――――――――― 2008/06/10 14:58:21 せんせー kirino@****.ne.jp 件名 ごめんごめん 本文 最高だって!お前のエビフライは世界一!な?(゜ー^*) ――――――――――――――――――――――――――――――― 2008/06/10 15:32:18 キリノ 5260@****.ne.jp 件名 ありがと~ 本文 (*´-∀-(^ω^*)ピト… ――――――――――――――――――――――――――――――― 2008/06/10 15:35:19 せんせー kirino@****.ne.jp 件名 RE ありがと~ 本文 (*^ω^)ヾ(=∀=*)ナデナデ ――――――――――――――――――――――――――――――― キリノ「~♪」 二人『(異様に浮かれてるわね…)』 ショー子「ね、ねえキリノ?改めて聞くけどあんたと先生って…」 ロン子「…別にお付き合いしてるわけじゃないんだよね?」 キリノ「うんやー、まだまだだよー……ん?どしたの二人とも?」 二人『はぁ…ソウデスカ…』
https://w.atwiki.jp/twnd/pages/137.html
MWEルート 導入 1日目 探索1 探索2 宿会話 2日目 探索1 戦闘 探索2・宿会話 3日目 探索1 ボス戦 探索2 エンディング セッションM-1 2017/01/07 GM:【BGM 翼】 msg:from 大正もののけ異聞録(ガスト, 2003) Composed by 阿知波大輔 ――A.D. 3783 ソル・シエール―― 第三塔消滅より2年弱。第二塔でのティリア復活計画が世界の注目を集めている頃。 世界最大の企業複合体・天覇は、創業以来の苦境を迎えていた。 原因は、天覇の繁栄を支えていたグラスメルクそのものだった。 これまでは、天覇の一部門・GDC(グラスメルク振興協議会)が技術を独占していたことで ソル・シエールの産業の大半を手中に収めていた。 しかし、三地域の交流により、グラスメルクに依存しない他塔の技術が流入してきたのだ。 例えば、ダイキリティの価格破壊が起こったことは社会に大きな影響を与えた。 これまで、事実上、天覇か教会しか選べなかったレーヴァテイル第三世代が より自由に生きられるようになったのだから。 人々はこのような変化を概ね歓迎した。それは同時に、天覇の立場が危ういことを如実に示していた。 目下、最大のライバルとなっているのが、 もと刻の輪製作所やアルキア研究所の所員たちが旗揚げした「メビウスワークス・エレミア」社だ。 高い技術力を背景に、天覇が独占していた事業に次々と参入し成果を上げている。 そして今、地表の開発という巨大プロジェクトで天覇とMWE社が激戦を繰り広げている。 この勝負は、地元企業である天覇にとっても、決して楽観視できるようなものではない。 なぜなら、グラスメルク製品は、塔から離れると使えなくなるのだから―― ―――――――――――――――――――――――――――――― アルトネリコTRPG ダンジョン探索シナリオ 目覚める翼と地下戦争 noglle velsog ween dor rifaien ―――――――――――――――――――――――――――――― GM:【BGM ヴァサンタ(春)】 msg:from メールプラーナ(ガスト, 1996) Composed by 山西利治 GM:カルナさんの導入です ソル・シエールのある町の中、なぜかテントで暮らす者がいた。ソル・クラスタ出身のβ純血種・カルナだ。 あるきっかけで知り合ったメイドの譜美の家の隣に居を構え、メイド道なる謎のものを学んでいる……? のだろうか? ある日、譜美の家に届いたという、カルナ宛の手紙を手渡された。差出人はMWEという企業のようだ。 カルナ:「おはようございますご主人様ァーッ!!!!」 朝から元気に声出ししてます GM:では譜美さんから手紙を渡されます カルナ:「ああ、ありがとうございます譜美さん! 私に手紙だなんて、随分数奇な方ですね……」 と受け取ります 宛名を確認してから開きます カルナ:「メビウスワークス、エレミア……」 msg:依頼者のMWEのことは聞いたことはありますかね? どっちでもいいし、ダイス振って決めてもいいです カルナ:1d6でいいですか? msg:はい では4以上で知ってる、で カルナ:1d6 知っている/知らない DiceBot (1D6) → 3 msg:では聞いたことがないようですね カルナ:「聞いたことがないですね……? どこの会社でしょうか」 と首をかしげます GM:ソル・クラスタのアルキアなどの研究者が作った会社だ、と譜美さんが教えてくれます 内容は、地下遺跡の調査の依頼だ。 以前あなたが地下鉄遺構に入り込み自力で脱出した経験を、どこかから聞きつけたのだろう。 譜美の下にも、おそらく同様の手紙が届いているはずだ。 カルナ:「不思議な縁もありますね、地下遺跡か。何だか懐かしいわ」 少し微笑んで脱出した時のことを思い浮かべます GM:どうするのか、と譜美に問われます 譜美さんはあまり乗り気ではなさそうですね GM:というか割と勝手に使いまくってごめんなさい >譜美さん カルナ:「私は協力します。どうやら私は、こういった探索が好き、なようです」 好き、を噛み締めるように、戸惑うように言います GM:譜美さんはそれを了承し、気を付けて行ってくるように、と言ってくれます GM:集合場所は地表の町のようです 届くのに時間がかかったのか、もう日が迫っています カルナ:「まあ大変、急いで支度をしなくては。お返事はした方がいいのかしら……?」 と言いながらテントに駆け込みます カルナ:「では譜美さん! いってきます!」 GM:いってらっしゃいませご主人様! と発声練習通りの声で返事が返ってきました GM:【BGM ひといき】 msg:from アルトネリコ(バンプレスト/ガスト, 2006) Composed by 阿知波大輔 GM:リアさんの導入です 地表の町にある雑貨屋「ワサラ」。店主のリアのもとに、ある日、2通の手紙が届いた。 一方はMWE、もう一方はソル・シエール最大の企業である天覇からのものだ。 リア:「こんな大企業から2通も? 何でしょう……」 内容は奇しくも同じものだった。地下遺跡の探索の依頼だ。日程もほぼ同じ時期である。 違うのは報酬の内容だ。天覇のほうは金銭的な報酬が主で、 MWEは特約店契約などのやや出世払い的な報酬となっているようだ。 リア:「ふむふむ……これは、悩むなぁ。現金は確かに魅力的ですけど、継続的な利益を考えると……」 リア:「……よし、ここはMWEに話をつけよう。一応同じ塔からの繋がりで話もできそうだし…… そうと決まれば準備しないと」 冒険用の荷物を用意しはじめます GM:【BGM Airport Paradise】 msg:from アルトネリコ(バンプレスト/ガスト, 2006) Composed by 中河健 GM:ヴァンさんの導入です MWEは有望な対象に手紙を送るだけでなく、大々的に募集広告も打っていた。 ネモに住む若き冒険者・ヴァンも、ある日、町でその募集を目にすることになった。 地下の遺跡は、近年急激に注目を集めている場所だ。 とはいえ危険も多い場所だ。人数をかけて探索できる機会はそうはないだろう。 ヴァン:「調査員募集……か。参ったな、前の依頼で盾を壊したばっかりだってのに」 頭をかきながら広告を眺めています GM:前渡しの報酬もあるので、盾くらいは買えそうですね ヴァン:「前金が、ひぃふぅみぃ、おぉ、新調してお釣りが来るじゃないか! やなことの後にはいいことが降ってくるってやつか?」 ヴァン:「他に注意事項は……」 広告を読み進めます GM:では一通り読みました 条件的に問題はなさそうですが、集合の日はもうすぐです GM:早いうちに準備をしたほうがいいでしょう ヴァン:「割とすぐか。こいつは地表で装備を買うことになりそうだな!」 広告をはがしてから、準備を進めさせてもらいます GM:剥がすのかwww ヴァン:他人に依頼を先取りされたくないようです カルナ:広告ベリベリほんと好きwww GM:ちょっと意外だった こういうキャラなのかー カルナ:猪突猛進な主人公のような何かを感じます GM:髪型とかも主人公適性バッチリ リア:素直な主人公属性だー ヴァン:「山登りで落石にあった分、ガッツリ稼がせてもらうとするか。依頼元もでかい会社っぽいし。 終わったら、地元のガキたちに報告だな!」 駆け足で家路へ向かいます GM:「地元のガキたち」とかもうだいぶ方向性が カルナ:主人公だぁ…… キリサメ:落石があったのか GM:【BGM 灯火なき宴】 msg:from 信長の野望 将星録(光栄, 1997) Composed by 山下康介 GM:キリサメさんの導入です 歌舞伎役者としてほたる横丁を拠点に活動する少女・キリサメは、 公演のため訪れていた地表の町――ここがMWEの本拠である――で件の募集広告を見かけた。 キリサメ:「……地下遺跡の調査?」 広告に目を通します 広告には地下遺跡の概要も書いてあります 遥か昔、第二紀と呼ばれていた時代の構造物であること 死の雲海がなくなったため近年になって発見されているが、 数が多く探索の人手が足りないこと――などなど キリサメ:「ふむふむ……なるほど」 GM:これが地表開拓の役に立つ、とも書かれていますね 利用法は分かりませんが 報酬はそこそこ、危険もそれなりのようです キリサメ:「報酬は特約店契約……?」 報酬内容を思い浮かべる 「(小道具店に顔を効かせられるとしたら、大きいな……)」 GM:そういう意味では、劇団のスポンサーになってくれるかもしれませんね いろいろ利用法はありそうです キリサメ:「(あとファンシー雑貨店……いやいや、私的利用はダメだ!)」 顔が緩みそうになるのをなんとか留める カルナ:可愛い リア:あらかわ GM:「好きなものを素直に楽しめない」でしたね ヴァン:意外な一面がw キリサメ:「次の公演まで期間あるし、ちょっと応募してみるか」 キリサメ:「(しかし広告デザインのセンスがイマイチだな……誰が描いたんだ?)」 GM:そっちかw カルナ:可愛い(可愛い) キリサメ:以上ですw リア:そこなんだ! GM:【BGM LAB】 msg:from アルトネリコ3(バンダイナムコ/ガスト, 2010) Composed by HIR ――地表の町 ある貸会議室―― その日のお昼すぎ。あなたたちは、集合場所である会議室に入った。 部屋ではすでに五十人ほどが着席し待機している。 身なりを見るに、技術者や商売人が多くいるようだ。少なくとも探検をするという雰囲気はあまりない。 単にMWE社とコネクションを作りに来ているのではないか、そんな印象を受ける。 場違いな雰囲気に不安になる間もなく、担当者が前方のドアから入ってきた。 いかにも頭の切れそうな顔つきをした妙齢の女性だ。彼女はやや早口で話を切り出した。 芬:「時間になりましたので始めましょう。 メビウスワークス・エレミアの地表サーベイプロジェクトチームリーダー、芬(フェン)です。よろしくお願いします」 芬:「――皆さんも知っての通り、ここソル・シエールは波動科学発祥の地とされています。 しかし、二度の災厄によって、その知識の多くは失われてしまいました。 塔の力が生んだ悲劇を繰り返さないため、現在ではその力をグラスメルクという形で 間接的に利用されているようですね。 しかし、それが皮肉にも、ソル・シエールの人々をいまだに塔に縛り付けているのです」 GM:応募者を一人一人品定めするように眼力のある目で見てから、彼女は話を続ける。 芬:「アルシエルが復活したいま、塔に頼る必要はもうありません。 人間が、塔に依存せず、自分たちの力だけで暮らせる世界を作りたいとは思いませんか? 私たちはその力になれるのです。 天覇は私たちを一方的に敵視しているようですが、私たちは天覇とも協力関係を築きたいと思っているのです」 芬:「さて、今回の目的は、地下に眠る空間の活用を見据えた予備調査です。 もし有望という結果が出れば、たとえば水道管の敷設などに利用することによって 地上をより素早く開拓することができるでしょう」 芬:「具体的な調査の方法については――」 以下、しばらく説明が続いた。内容をまとめると、 ・調査データ取得作業は機械が自動的に行う その機械をあちこちの部屋に運んで設置し待つことが任務 ・成功報酬はデータをどれだけ集められたかに応じて上下する ・探索中に見つけた物品は、その部屋のデータ取得作業終了後なら持ち帰っても構わない ただし、担当者に必ず提示し確認を得ること ・作業は明日から3日間の予定 探索に必要なアイテムや食料などは班ごとに支給される ・夕方までは準備期間 各班とも自己紹介などを済ませておくこと また、一人につき500リーフ配布されるので、必要なアイテムがあるなら購入すること 芬:「説明は以上です。班分けは最後に発表します。不明な点などございますでしょうか?」 msg:というわけで実際聞きたいことがあればどうぞ カルナ:地表の崩落は今後ありえるのか、とか……? 芬:「はい、崩落はありえるでしょう。 ただ、今までの調査で、地下に空間がある場所はだいたいリストアップされています。 今回の調査は、地下空間を具体的に調べることで、それぞれの場所の安全性を評価する事にも繋がります」 ヴァン:(マジかよ……) 質問はないですが落盤に巻き込まれないよう祈ります カルナ:「ありがとうございます」 とのんびりお礼をします カルナ:(一応内容のメモをしておこう) リア:「あの、他の班どうしで連絡を取ることは可能ですか?」 芬:「基本的には各班がそれぞれ受け持ちの場所を調査しますので、 受け持ちの場所が離れていれば連絡は不可能です。基本的にはそうなるものとお考えください。 その代わり、各班に担当者が1名ずつ付きます。担当者とはいつでも連絡を取ることが可能になっています」 リア:「担当者を通して連絡する感じなんですね?」 芬:「はい。緊急時の対応もそのようになっています」 リア:「分かりました、ありがとうございます」 席に座ります キリサメ:「担当者に万が一のことがあったら、その連絡は?」 芬:「万一、ですか……担当者は地上に待機して、有線の端末で連絡できるようになっているので そうそう担当者がいなくなることはないとは思いますが……そうですね、明日までに検討しましょう」 カルナ:「ガーディアンとの戦闘の可能性はありますか?」 芬:「ガーディアンについては……はっきり言いますと、予備調査の際にも遭遇しています。 どうかお気を付けください」 カルナ:「ええ、ありがとうございます」 と着席します 最後に班分けが発表されて、説明会は終了した。 同じ班になったのは…… ニルス:「あっ! 見たことのある名前だと思ったら!」 GM:カルナ・リア・ヴァン・キリサメ・ニルスの5人だ。 カルナ:「まあニルスさん! リアさんも!」 と笑います ニルス:「こんなところで出くわすとは……まあ、以前冒険を共にした者がいるというのは心強いというものだ」 カルナ:「お久しぶりです。お変わりないようでよかったわ」 リア:「珍しいこともあるんだぁ……二人共お久しぶりです」 ヴァン:「あれ、みんな初顔じゃないのか」 キリサメ:(知り合いなのか……) ニルス:「あ、俺はニルスだ。いちおう地下遺跡の探検が俺の本業だ。よろしく。 この二人とはちょっといろいろあってな……」 苦笑して カルナ:「ちょっとしたご縁がありまして。私はカルナ。メイド見習いです。 ヴァンさん、キリサメさん、よろしくお願いしますね」 と二人に手を差し出します キリサメ:「よ、よろしく」 少し恥じらいながら手を握り返す←すごい人見知り ヴァン:「あぁ、よろしくな」 加減して握手します ヴァン:「冒険者のヴァンだ。……まぁ、頼りにしてくれよな」 リア:「私はリアと申します。開拓地の村で雑貨店を経営しているものです。以後お見知りおきを」 軽く会釈します キリサメ:(雑貨店……!) リア:「……どうかされました?」 キリサメさんの様子に反応しますよ カルナ:「リアさんの雑貨屋さんは素敵ですよー、パンも美味しいですし」 キリサメ:「い、いや、なんでもない! よろしく……」 (パンの美味しい素敵な雑貨屋さんか……) カルナ:「では皆さん、改めてよろしくお願いします。怪我についてはどーんと任せてくださいね!」 ニルス:「無理してる人を見つけると怖いから気をつけろよ……」 小声で キリサメ:「ど、どういうことだ……?」 こそこそ聞き返す カルナ:ニルスさんにニッコリしておきます ニルス:「……」 カルナの様子に気付いて口ごもります リア:「あはは……」 やり取りを見守ります キリサメ:「ま、まぁ気を付けるよ……」 小声 キリサメ:「(意外に好戦的な人なのかな……)」 ヴァン:「分かった、気をつけとくよ。 ところでニルス。あのメイド見習いと、雑貨屋さん、どんな感じなんだ?」 ニルス:「んー……そうだな、本人の口から言ってもらうのが一番ではあるが、戦力にはなる。あとは察してくれ」 ヴァン:「ならよかった。それなら心配ないな! よし、じゃあ盾買いに行くか!」 カルナ:「人を猛獣か何かみたいに……前回はちょっとテンパっていたんですよ、すみませんでした」 ってちょっと拗ね気味で ニルス:「い、いや、そういう意味で言ったつもりじゃなかっ……じゃないな。俺も悪かった」 キリサメ:「(こ、この人だけは怒らせてはいけないな……)」 リア:お疲れ様でしたー。続編ってやっぱりいいなぁ カルナ:子供っぽい態度をちょっとずつ出して行きたい カルナ:キリサメさん可愛いです キリサメ:ありがとうございます >ネミさん カルナ:リボンを……差し出したい…… キリサメ:キリサメは結構職業柄、美術的なことにうるさいのです カルナ:クラスタニアのこと墓まで持ってかないとやばいですね ゆるふわのらりくらりを目指さないと…… ヴァン:盾破損は直前で出てきましたが、あとは平常運転です リア:とりあえず新しい人達とうまいことお話出来るようになりたいなぁ カルナ:リアさんやニルスさんともいっぱい話したいですし……円滑なコミュニケーション(震え声) GM:今回は三日あるので、宿会話的なシーンを挟むこともできます GM:探索中も含めて話す機会は多いので活用してください ヴァン:夜会話ですね! これは萌える カルナ:シャスタリカ様のこと聞けたらいいな GM:せっかく全員いるので先に言っておきます 調整が入らなければ、ニルスはウタ缶を買いますよー ヴァン:そこが今回の殺意なんですね GM:だって擬似とはいえPvPだし そうすると当然敵にもレーヴァテイルが ヴァン:敵とはいえ女子を殴ることになるのか……色々できそう GM:何をだ!www カルナ:殴れないのでバフに徹して叱咤激励脅す役に……? キリサメ:ヴァン何をする気?w カルナ:フライパンの出番ですか?(困惑) ヴァン:いや、獣とかじゃなくて人を殴るわけですから(あとはご想像にお任せします) カルナ:鳩尾狙いは良心です リア:なるほど……名前の響きで取った等価交換考えると値段バラけてかったほうがいいかな GM:それもありですね 現状でも相当のバリエーションがあるので >等価交換 リア:対戦限定なんで戦闘以外に使うアイテム持っておいて、状況に応じて交換していきましょうかね GM:せっかくだから 購入とは別にこれだけ備品が付きます ヴァン:ロープ! ロープじゃないか! カルナ:カルナの応急セットも備品ですかね? GM:それについては個人で別に持っている感じでもいいですよ リア:結構豪華なアイテム量だなぁ カルナ:応急セットを医療キットに……と思ったけど知識がなかった カルナ:万が一に備えて針と糸を加える……? ああ~( 3_ヽ)_ GM:その程度なら最初から入っているということでもいいような キリサメ:探索重視にするか、戦闘重視にするか…… キリサメ:(おやつ買おうかなw) セッションM-2 2017/01/08 GM:では何を買うかなんとなく決めておきますか 前回言った通り、ニルスはウタ缶買う予定です カルナ:アクション針と加速装置あたりを ヴァン:とりあえず盾とねろねろソーダ*1は確定です キリサメ:アクション針とクリティカール、あとおやつを1つw カルナ:キリサメさんが一々可愛くて…… カルナ:うーん、誰かにアクション針か加速装置を持ってもらうか キリサメ:和菓子が良いですねw GM:和菓子了解w ヴァン:アクション針買うか他の買うかで悩み中 カルナ:あとフレーバーで清潔な布を…… GM:それくらいは応急手当セットに入っているという事でいいですよ >清潔な布 カルナ:よかった、以前みたいにスカートビリビリが無いようで キリサメ:あっ……(察し) >カルナさん カルナ:必要なら躊躇なくビリビリしますよ! キリサメ:そういやオボンヌって和菓子なのかな……? カルナ:ねりきりならまあ…… [見学用] ひよ子基準だと一応和菓子……なのだろうか。オボンヌ [見学用] ひよ子を和菓子に含めるかどうかはちょっと微妙な気もしないでもない [見学用] ひよこまんじゅうと捉えれば……ホラ…… ヴァン:決まった ソーダ*1追加とホーミングポッドを カルナ:ヴァンさんに針を……大丈夫ですか? ヴァン:アイテムボックスはいつでも開いてますよ 引き受けましょう ヴァン:(フレーバーで買ったアイテムバッグが役に立ちそうで助かります) GM:ニルスは希望がなければクリティカールを買っておしまいかな リア:えっと、加速装置とアクション針を持っておきます 針多い方が便利そうかな GM:【BGM シロガネ】 msg:from アルトネリコ(バンプレスト/ガスト, 2006) Composed by 阿知波大輔 夕方。買い出しを終えた一行は、指定された宿に到着した。 けして高級ではないが、手入れのよく行き届いた快適なホテルだ。 少しでも安らげるようにとのMWEの心遣いをうかがわせる。 ニルス:「ようやく着いたか。それなりの宿のようだが……」 キリサメ:「驚いたな……なかなかしっかりした宿じゃないか」 カルナ:(久々のベッド……声出しも素振りも出来そうに無いけどうれしいわ) リア:「結構な人数がいるのに、結構豪華な感じですね」 ニルス:「金を掛けるだけの危険な任務ということかも知れないな。明日からどうなることやら……」 ヴァン:「まぁ、それだけ期待されてるってことかもしれないぜ?」 割と上機嫌です ニルス:「そういえば、ヴァン、お前は武器は使えるのか? 戦闘になる可能性があると言っていたが」 とマントを少しめくって刀を見せながら問います ヴァン:「こいつを少し、な。あと盾を新調したばかりだ」 腰に差した剣を叩く ニルス:「それならよかった。こっちの二人(カルナとリア)は知っているからいいとして…… キリサメ、お前さんはどうだ?」 キリサメ:「そうだな……実戦経験はあまりないが、芸事で身に付けた技術は活かせると思う」 扇子を取り出して一回転する ニルス:「……芸事?」 扇子を見ながらもうちょっと聞いてみる カルナ:カルナもちょっと目を向けます キリサメ:「ああ、私、歌舞伎やってるんだ」 ニルス:「か……ぶき?」 ポカーンとしてます カルナ:「歌舞伎……」 リア:「歌舞伎……とは、どういうものなんですか?」 気になって聞いてみます ヴァン:「歌舞伎……ダンスかなんかか?」 キリサメ:「音楽に合わせて舞を披露するんだ」 軽く舞ってみせる GM:やっぱりこの話題は入れておきたかった、謎の歌舞伎役者w カルナ:(カルナは旅をしている時に見かけてそう) キリサメ:音楽ないけどw カルナ:思わず拍手します ヴァン:「ヒューッ、こいつは綺麗だな」 軽く拍手をする キリサメ:「劇場で公演もやってるから、今度見に来るといい」 ニルス:「……なるほど、そういうものか。実戦に役立つかは……分からんが……」 まだちょっと混乱気味 カルナ:「機会があるならば是非! 見に行きたいです!」 興奮してるので食い気味に リア:「綺麗ですね……今度暇を作って見に行きましょうか」 軽く拍手します ヴァン:「いいじゃないか。そのうち、村の奴らも連れてくよ」 キリサメ:「ああ! 是非遊びに来てくれ!」 満面の笑み ヴァン:「歌舞伎に、雑貨屋に、メイド見習い……。なんつーか、華があっていいな」 GM:華がない男性陣二名 というか職業まで似通ってる ヴァン:男は戦うのが華ですからww カルナ:ではカルナはキリサメさんに歌舞伎についてあれこれ質問します キリサメ:リアにわくわくしながら経営してる雑貨店について訊く キリサメ:(でもあくまで可愛いもの好きは隠し通す) ヴァン:女子会を眺めてニコニコさせてもらいます ニルス:「さて、風呂入ってくる」 話が盛り上がり始める女性陣を後目に ヴァン:「お、ならあの二人の馴れ初め、聞かせてくれよ!」 ニルスについていきます(男は男で) GM:果たして隠し通せるのか! 乞うご期待! カルナ:(一気に姦しく) キリサメ:ガールズトーク始まったw GM:ちょっと年齢高めで話についていけないニルス ニルス:「……風呂にまでついてこなくても良かったのに」 なぜか頭に大げさにタオルを巻いています ニルス:「カルナとリアとは、去年……」 話し始めます ヴァン:「結構長いんだな、それで?」 肩を抱きこみながら風呂場へ消えていきます ニルス:「今回と同じように地下の遺跡を――崩落が―― 4人巻き込まれて上から落ちて――地下鉄の遺構を――」 話は続いています ヴァン:「そうか、なら今回の依頼は安泰だな!」 ニルス:「まあ、ガーディアンとやり合った経験もあるとはいえ、油断は禁物だ。 お前さんも冒険者ならわかるだろう? 普段どのような所に行っているのかは知らんが」 と冒険者としてのキャリアを遠まわしに聞く ヴァン:「普段……前回は山を登ったな――そしたら落石に巻き込まれて、 身を守ったら、盾が壊れてな……」 朗々と語り出します ニルス:「なるほど、そっちのほうの冒険か。そういった知識も役に立つかもしれんな」 とこちらも面白そうに聞いています ヴァン:「あぁ、でも、落盤は勘弁したいな……」 不安そうにぼやきます ニルス:「心配するな。たぶん最悪の事態は避けられる」 ヴァン:「まぁ、そうなったら頼りにさせてもらうぜ」 ニルス:「ああ」 リア:「そうですね……基本的には開拓者の人が使うものが多いですけど、最近は生活雑貨とかも……」 色々と未来のお得意様に答えていきますよ カルナ:「譜美さんのお花も扱って下さってますよ!」 って何故か誇らしげ キリサメ:「そうか……うんうん」 相槌打ちながら品揃えについていろいろ訊く リア:「今は譜美さんの花だけですけど、もう少し小物とか雑貨も揃えたいなぁと思ってますよ」 更に説明します カルナ:「私もお手伝いしてるんです! ……ちょっとだけ……」 カルナ:多分種まきくらい GM:ほんとにちょっとだった カルナ:み、水やりも…… キリサメ:「へぇ~、種から育ててるんだ」 感心しながら聞いてる リア:「でもカルナさんのお手伝いはとても助かってますよ?」 カルナ:「ほ、本当ですか!」 と目に見えてキラキラします キリサメ:「着物の染料になるような花もあったりするのかな?」 カルナ:「着物の染料になる花……」 (これは新しい商品のアイディアに繋がりそうな予感が!) リア:「基本的に観賞用ですけど、植物はあまり詳しくないので、使えるかどうか……」 キリサメ:「さすがにないか……すまない、変なことを聞いた」 カルナ:「着物はどんな花で染めるんですか?」 とメモを片手に食いつきます リア:「いえ……でも、そういう需要もあるんだと分かったので良かったですよ」 GM:リアさんのようなメモが カルナ:カルナが変な方向に走り出してる ヴァン:いつの間に商売トークに キリサメ:「いや、私もそこはあまり詳しくないんだ……」 カルナ:「あ、いえ、大丈夫です! 譜美さんに聞いたら分かるかもしれないし!」 キリサメ:「ただ、そう遠くないうちに着物を新調したくてな」 カルナ:「新調ですか……なるほど」 リア:「着物かぁ……そういう洋服系も需要があったら取り扱ってもいいかなぁ……」 GM:どういう柄の着物を好むだろうか (とつついてみる キリサメ:あっ……文様決めないといけなくなった……? これは GM:そっちかー、残念 >可愛いもの好きのボロを出せればよかったなーと ヴァン:入り用がそこはかとなく多いパーティーである GM:まあ確かに文様が意味を持ってたりしますが、歌舞伎の世界 キリサメ:オーダーメイド考えてなかった顔 GM:まあ考えてなかったなら考えてなかったと答えればいい話なのでw カルナ:「着物の柄などはどのようなものにされます?」 容赦なくいきます カルナ:「花を染料にしたハンカチなんかも小物として扱ったり出来るかもですよ」 メモに商品候補を書いたり消したり リア:「あー確かにいいかもしれないですね!」 ちょっとワクワクして来た カルナ:「手作りのハンカチやタオルとか……私が髪を縛ってるリボンみたいなのも……」 ちょっと難しい顔してます キリサメ:「柄かぁ……注文すること頭になかったからなぁ……」 キリサメ:めっちゃグイグイ来られてるw GM:すっかり商売人に……近くにいる人に影響されやすい質なのだろうか カルナ:今乾いたスポンジ状態なイメージなので…… カルナ:何でもかんでも吸収してる感じですね、今までが拒絶ばかりだったので ヴァン:好奇心旺盛カルナちゃん キリサメ:「……結構、派手な柄になりそうかも」 今舞台で使用している衣装を思い浮かべてる GM:キリサメさんは派手好きとメモされそう カルナ:じゃあそうメモをします キリサメ:「考えておくよ……華やかな柄にはなるかな」 キリサメ:派手好き× 華やか好き○ カルナ:「ですね、大きなお仕事ですし」 華やかに反応して派手好きにバツ キリサメ:「(というか、着物の製作なんて雑貨屋に頼めるものなのか……?)」 リア:「まあでも商売の話はこの辺にして、そろそろ明日の準備しておきませんと。 今はMWEさんのお仕事が優先ですから。ここで成功したらかなりいい提携先のお話が出来ますからね…… 踏ん張りどころですから、よく備えませんと。あと、個人的にお部屋も気になるので」 キリサメ:「なっ……へ、部屋だって……?」 (勘違い) カルナ:「久々のベッド!」 今度は隠せなかった感じ リア:「私は一足お先に部屋に行きますね。では、明日からよろしくお願いします」 一礼して部屋に行きますね カルナ:カルナもお辞儀してウキウキしながら部屋に行きます キリサメ:「(良かった……追求されなかった……)」 ホッとしている キリサメ:二人を見送ってから部屋へ GM:舞台用語かなんかだろうか >部屋 カルナ:キリサメさんのお部屋とか? キリサメ:自分の部屋とか楽屋とか…… >追求免れた ヴァン:(部屋の中かー気になる) カルナ:ベッドが楽しみすぎて追求忘れた キリサメ:質問攻めで自分の部屋ことかと思っていたキリサメ GM:けっこう話が盛り上がってたので良かった ヴァン:お疲れ様でしたー 女子会良かったですよ! キリサメ:お疲れ様でしたー 楽しかったw カルナ:お疲れ様でした! グイグイ会話しようと思ってたのでつい GM:そりゃ歌舞伎役者なんて職業見せられたら突っ込まずにはいられないでしょうがw キリサメ:そうですね……もうちょっと職業関連しっかりさせときますw MWEルート 導入 1日目 探索1 探索2 宿会話 2日目 探索1 戦闘 探索2・宿会話 3日目 探索1 ボス戦 探索2 エンディング
https://w.atwiki.jp/bamboo-couple/pages/370.html
661 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/26(土) 10 20 20 ID ByRUmUMo 稽古の休憩中。。 コジロー「紀梨乃って…、いい名前つけてもらったよな、おまえ。」 キリノ「突然どうしたんすかー?」 コジロー「いや、ゴロがいいから普通に呼んでるけど、改めて漢字で見ても凛としてて綺麗な名前だと思ってな。もし将来、俺に娘ができたら候補にいれるかな。」 キリノ「…あー、……それは…あまりよくないっすね…。」 コジロー「どうしてだよ、なかなかいい感じじゃねーか?石田紀梨乃っ!俺なんか虎侍だぜ?パッと見なんて虐待じゃねーか。」 キリノ「かっこいい名前じゃないっすか。私は好きですよ。…まぁでも私は自分の子供にその名前は付けたくないっす。」 コジロー「誉めてるのかけなしてんのか…」 キリノ「…だって親と同じ名前を子供につけることってできないんすよ?同じ様な理由でコジローせんせーにも娘に紀梨乃って名前つけて欲しくないです……。ささ、休憩おわりー」 コジロー「は?…??……?」 キリノ「…ふふっ、石田紀梨乃石田紀梨乃♪……」
https://w.atwiki.jp/bamboo-couple/pages/220.html
933 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/24(日) 14 14 34 ID gRbAhXh/ 「最近コジロー先生カッコよくなったよねー」 とか言う同級生の会話を耳敏く聞いていて、 違和感をおぼえたきりのんが鎌崎までの道中でサヤに相談する夢を見た。 934 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/02/24(日) 14 16 01 ID gRbAhXh/ 以下その内容。 キリノ「別にそんなに変わってないよねえ?」 サヤ「いや、あたしはちょっとは分かるけど」 キリノ「えーどのへんがー?」 サヤ「…頼り甲斐が出てきたんじゃない?」 キリノ「つい今でも靴やズボンにガムべたべた付けててだらしないけど、あと、切符のお金まだ…」 サヤ「じゃあ、んーと、最近授業がマトモ」 キリノ「それって教師として当たり前のことなんじゃ…」 サヤ「何か素直に言う事聞いてくれるようになった気が…」 キリノ「昔っからバカ正直な人だったと思うよ?」 サヤ「若返った!!」 キリノ「さっき椅子に座る時”よっこいせ”みたいな感じでもう、うちのお父さんみたいだったけど」 サヤ「あーもう分かったから自分で探しなさい」 キリノ「ええ、何怒ってんのサヤ?」 この辺りで目が覚めた… 953 名前:934の夢の続きと俺の妄想(1/6)[sage] 投稿日:2008/02/24(日) 21 54 36 ID NhNeX3Zj ヒマだったので 934の続きを勝手に考えてみた、鬼なげー。 ―――――――――――――――――――――――――――――――始。 がたん、ごとん…がたん…… 電車は揺れ続けている。 朝の早い時間なので、新たに乗って来る乗客もほとんどおらず、 相変わらずの貸し切り状態だ。 出発の頃は「みんなで小旅行!」と言うノリで大いに盛り上がっていた部員達も、 長い電車旅のうちにそのテンションは次第に下がり、初めは立っていたものが 今では2列丸まる空席と化したロングシートにそれぞれのグループで固まって座り、 軽いお喋りなんかをしながら到着までの時間を潰していた。 そんなわけで部長――千葉紀梨乃は一人、ひたすらにその時間を持て余していた。 つい先程には、親友サヤとの会話でけんもほろろに追い払われたばかり。 無理もない。「顧問の魅力は何処なんだろう?」と尋ねる本人が、 サヤの模範的な回答を悉くその観察眼で否定してしまうのだ。 全くよく見えていると言うのも考え物である。 ともあれ、一度燻ってしまった好奇心は尽きる事がない。 それは長い電車旅で鬱積したキリノの運動エネルギーと合さるかのように、 早くも次の対象に向けてリサーチを開始しようとしていた。 ※ ※ ※ ※ 「先生の…」 「カッコよくなった所、ですか?」 進行方向の、左側。ロングシートの真ん中あたりに座している 一見兄妹のような男女――すなわちユージと珠姫にまずその矛先は向けられた。 瞬間移動してくるキリノの動きにうろたえる事もなく、二人はその質問のテーマを取り敢えず要約する。 「そうそう!あたしじゃよく分からないから皆に聞いてみようってね!」 漲るキリノの眼力に少し気圧されたか、少し考え込んでしまった二人だが、 やがてユージの方が先に反応を見せ、その答えをタマに促す。 「そういえばタマちゃん、こないだの…」 「あっ、うん。この前道場に来た時の、キリノ部長とサヤ先輩の試合の時… 先生、見てないのにまるで見えてるみたいにお二人にアドバイスしてました」 ”どこがカッコよくなったのか?”と言う質問に対しては 全く不十分と言えるその言葉足らずな不思議な回答に、キリノは首を傾げる。 「ん?ん?どーゆーこと?」 自分が促したとは言え、その奇妙なやり取りに苦笑しつつ、 一足先にその事に思い当たったユージがフォローを入れる。 「疲れて倒れてるのに、ちゃんとお二人の動きとか、分かってるみたいだったんですよ。 普段からよっぽどよく観察してなきゃ、あんな事出来ないと思いますよ。…よね?タマちゃん」 「うん。先生、皆の事、よく見てくれてるんだなぁって… 剣道、教えてる時のお父さんみたいで、すごいなぁって思いました」 ユージのフォローと、それに合わせたタマの解説でようやく理解し、相槌をうつ。 成る程、あの時、ヘロヘロだった先生を二人が感心するように覗き込んでたのはその為だったんだ。 「ふ~ん…まだよく分かんないけど、”生徒をよく見てる”かぁ、なるほどね~、ありがとう」 そう言いながら二人の前を離れるキリノ。 ”生徒をよく見ている” そんな事は二人が今更確認する遥か以前から百も承知しているキリノにとって、 それは”最近カッコ良くなった”部分として十分な回答とは言えなかったが、 あまりしつこく話し過ぎてサヤの時のようにウンザリされてもしょうがない。 今はあの二人が先生の魅力を再確認したのだ、と言う程度に留めて置くのが良策だろう。 さて、次は。 ※ ※ ※ ※ 進行方向の、右側。分かれたグループの中では最も和気藹々としている3人組がいる。 一人は、制服を着ていなければ高校生とは思えない大人びた雰囲気を持つ女子高生。 一人は、わんこの耳のようになっている二つに分けた髪型と眼鏡が可愛い、同じく女子高生。 そしてもう一人は、どんぐり。 その集団へと、キリノは突撃を開始した。 「えっ、先生のどこがカッコよくなったか、ですか?」 呆気に取られる残り二人の半・保護者…ミヤミヤがまず口を開く。 突拍子もない質問に特にうろたえる様子も特にないと言う事は、多少は思いつくフシでもあるのだろうか? ともあれそのギラギラした目を隠そうともせずキリノは続ける。 「そーそー、キリノート充実の為にも協力してね?」 しかし、ミヤ以外の二人は勿論のこと、ミヤミヤ自身の反応も芳しくはない。 長い髪の毛を指でくるくるさせながら、少し困ったような態度は保留したままで。 「う~ん、あたしも…最近特に変わったようには思いませんけど…」 「ねー?サヤとも話してたけど別にだよねえ?」 自分と全く同じ意見のミヤミヤに、 思わずサヤの時の反省も忘れて強い相槌を打ってしまう。 が、そこにもう一人…サトリが何かを思い出したように口を開く。 しかし、それもまたキリノの期待する答えではなかった。 「でも、そう言えばこの間、変に燃えてましたね」 「ああ、お腹痛いって早引けした時の?あれもいつもの発作だと思うんだけどな~」 その言葉――あれが”いつもの発作”とは。 普段の部長らしからぬ把握の曖昧さだな、と違和感を感じたのは、横で聞いていたミヤミヤだ。 確かにあの時だけの暴走ならばそれで良かったかも知れない。 だが、その後のあの、川添道場へ行くと決めた時の決意までもを含めて考えると。 キリノの質問に対する明確な答えにはならないかも知れないが、確かに違いはあったのだ。 その思いのままに言葉を紡ぐと、それに呼応するかのようにどんぐ…ダンも続く。 「だけど、なんだかその後も思い詰めてたじゃないですか」 「タマちゃん家行ったのだってそうだろぉ~」 反駁する意見に狼狽する様子もなく、キリノも答える、しかし。 「確かに、やる気にはなってたみたいだけど…」 それはずっと前からじゃん、とは続けられなかった。 仕方がない。キリノにとっては当然の事なのだ。自分の為にやる気を出した先生が、 やがて自らを取り戻して強くなり、指導者として、剣士として輝きを増してゆく―――― その全てが予定調和であり、必然に過ぎない。 「やる気を出した先生」は、あくまで「ずっと前からやる気を出していた先生」であり、 それは変化ではないし、今更キリノにとって改めて気付く”カッコよさ”と言う類のものではない。 しかし敢えてそんな事を1から説明する理由も無いし、これもまた再確認なのだろう、と、その場は思うに留めた。 そうして互いの会話が途切れかかると、先の一回の発言を除き ずっと押し黙って何かを考えていたどんぐ…ダンが 意を決したようにその重々しい口を開く。 「てゆうかキリノ部長は、先生のことす…」 そう言おうとした言葉が”先生”の、「せ」の音に差し掛かるか、差し掛からないかの刹那であろうか。 そこから先の言葉を全く遮るかのように、ミヤミヤの甘い声が電車中に響く。 「ダンくぅ~ん?見て見て、ホラ後ろ!外、もう海だよぉ~?!」 「おお~、キレイだなあ、ミヤミヤ~」 がたん、ごとん…がたん。 トンネルを抜けた電車は、気が付くといつの間にか本格的に海に差し掛かっていたのである。 4人は…いや、車内に居る室江高剣道部全員が、一斉に外に向けて目を見張る。 そんな視覚効果も手伝って、一気にテンションを回復させた部員たちの大きな歓声に、 少ないとは言え同乗する車内の他の乗客からは、冷たい視線が刺さる。 「おめぇら、静かにしろよー」 その視線をいち早く察知したコジローが全員に注意を促すと、 一丸となって沸いていた部員たちも少しの落ち着きを取り戻す。 そんな空気が暫く流れた、その後。 キリノは、先刻ダンの言い掛けた言葉に多少違和感を覚えつつも、 海を見る二人のそのアツアツぶりに圧されたか、無理に聞き直す事もせず席を立っていた。 「??? あ、はは、は…お邪魔しちゃったね…」 ※ ※ ※ ※ 「…はぁ。」 キリノが去った3人の席に、大きな溜息がひとつ。 「…あの人、どこまで分かってんのかなぁ…」 そんな、誰に聞かせるでもないボヤキ声の主は、ミヤミヤだ。 そして偶々耳に入って来た、その空虚な言葉の意味を辿り、暫く思考を重ねた後、目を白黒させるサトリ。 「ええっ、キリノ部長と先生ってそうなんですか!?でも教師と生徒…」 「何を今更言ってんのよ…」 もはや説明するのもタルい、とばかりに首肯のみを返すミヤに、慌てふためくサトリ。 そして、不遜な態度で先の行動をわびる…ダン。 「ごめんなぁ~ミヤミヤ。さっきのは俺が浅はかだったぜ~」 「ううん!ダンくんは男らしくてそれでいいのよ~?あたしこそ、邪魔しちゃってゴメンね…」 「いいのさマイハニ~」 一瞬にしてラブラブな空気を構築する二人の雰囲気に中てられながらも。 じゃあ、さっきのは栄花くんのスタンドプレーだったんだ… と、ようやくサトリの思考が現実に追い付き掛けた頃、一つの疑問が浮かぶ。 「あはは…でも、本当にそうなんですか?ひょっとして誤解かも…」 そんなサトリのヌルい解釈は聞き飽きたとばかりに、ミヤミヤの黒い眼光がサトリを貫く。 「あんた…アレ見ても本当にそう思うわけ?」 退屈げに向けられた、その親指の指し示す先には… ※ ※ ※ ※ 「コジロー先生~、もうちょっとで着きますねえ」 「ああ、もうすぐだな。ところでお前…さっきからサヤとか皆と何話してたんだよ?楽しそうに」 ミヤミヤ達の席を離れ、即座にキリノが向ったのは、当初に彼女が座っていたポジション… すなわちロングシートのミヤグループの対角線側であり、顧問の隣の、海がよく見える席である。 そこにちょこん、と腰掛ける。キリノの背はそんなに低い方ではないが、 上背のあるコジローの横に座ると頭のてっぺんが肩に並ぶくらいだ。 聞き難そうなコジローの質問にも、明るい笑顔でありのままを答えるキリノ。 「なんか先生がカッコ良くなったって噂を聞いたんで、皆に聞いてたんですけど…」 「はぁ~?誰だよそんな素晴らしい事を言ってくれちゃってんのは」 アゴに手をやり満更でもない様子のコジローに、 目を細め、猫口を大きく開けながら水筒のお茶をすすり、一言。 「でも喜んで下さい!うちの部では”ここがカッコよくなった!”って具体的な意見はゼロでしたっ!」 一気にがっくりと肩を落とすコジロー。 「…くっ。だが…人間は中身だぜ!今日はやるぞ俺は!」 「ズボンの裏にガムひっつけて熱く語られても説得力ないっすねー」 冷静にツッコミを入れるキリノと、それに合わせてテンションを上下動させるコジロー。 もう何年も一緒に暮らしているような夫婦同然の二人は、公共の場――電車中でもまた、夫婦であった。 「そうなんだよ、コレ、どうやったらとれるかなあ…?」 「コールドスプレー掛けてみました?」 「やってみたけどまだちょっとベトベトする…」 「もーしょうがないなあ、じゃあ向こうの学校着いたらあたしが洗濯機借りて洗っといてあげますよ」 「ごめんな…」 「まーいつもの事っすから」 軽妙なやり取りを続ける二人。 だが”いつもの事”と言うキリノの言葉は、 今まさに自分を変えようとしているコジローには少しトゲがある。 「…なんか普段からそんなだらしないっけ、俺…?」 さすがに気弱になり、尋ねる口調になる。 だがキリノにとっては、そんな変化も含めて”コジロー先生”であり、愛すべき対象でしかない。 そんな愛らしさに少し絆されたか、寄りかかる様にコジローの肩口のあたりに頭をくっつける。 「いやいや、先生はそんな感じでいいんっすよ、いつも通りで」 それは、全くの本音であると言えた。 コジローが誰にとってどれだけカッコ良くなったとしても、 それは自分にとっては”いつも通り”なんだと、今日はそれが確認できたから。 「お前は…さ。何をいつもそういう分かったような事を…」 根負けしたかのように、キリノの頭に掌をのせるコジロー。 そのままヨシヨシ、と頭を撫でられる間、えへへー、と俯くキリノ。 その近さは、電車内のそれを見る者全てにとって、「恋人同士」と言う形容以外に表現の術を持たない物だと言えた。 そして、当のその光景をまじまじと見つめる第三者――すなわちサトリにとってもまた。 ※ ※ ※ ※ サトリ「………スイマセンデシタ………」 眼鏡の内に涙を浮かべて、こりゃ無理っす、あたしが鈍感でバカでした、 生まれて来てすいませんとばかりに謝るサトリに、あくまでも優しく諭すミヤミヤ。 「わかりゃーいいのよ。でも、アンタも暫く黙っときなさいよ?」 「うう、はい…でも、本当にいいんですか?」 その言葉に、サトリのくせに小生意気な事を聞くものだ、と思いはしたが。 いいも悪いもない。この部に居る以上、あの顧問と部長とは一蓮托生なのだ。 それに付き合う仲間が増えるのは、悲しい事ではない。 「いいのよ。こんな面白い物、下手にいじって壊しちゃったら元も子もないんだから。しかも2つも」 「……ふたつ、ですか?他にも何かあるんですか?」 もう一つは勿論、自分らの対岸におわす、もう一組のカップルなのだが… うっかり口を滑らせた事に多少の反省はあるものの、ふと思いやる。 ―――そう言えばサトリって、なんであたし等の所に居るんだろ?? 本来なら、そのもう一組のお邪魔…コホン、引っ掻き回してるのが位置的には、正しいのではないか? ―――居辛い、のか。あそこには。 そう思ってしまったら、もう、次の言葉は一つしかなかった。 「…あー。ゴメン、3つだった」 「えっ、えっ、えええっ、3つも!?」 一挙に押し寄せる情報に思考回路をスパークさせているであろうサトリに、 またも優しく諭すように…念を押す、ミヤミヤ。 「…そ。だから、黙っとくのよ?」
https://w.atwiki.jp/bamboo-couple/pages/539.html
”うっ、ううむ……わからん。” 「センセー一応大学出てるんでしょー?こんなのもわからないのー?」 「……けっ、俺ゃどうせ役に立たねーよそっちの方は」 「…一体何で役に立つんだか」 「うるせえよ受験生」 ――――カツカツと、ピロピロ。 狭い部屋に鉛筆の音と、ゲームの電子音が混じって響く。 道場の次に落ち着くから、という理由で選ばれたコジローの下宿での勉強会。 「会」とはいえ参加者はもちろんキリノ一人。ゲームの合間にやけに嘴を突っ込みたがる教師を除けば、 ひどく安定した環境でキリノの勉強は、進む―――少し教師を、小バカにしながら。 ▽▽▽ ―――――数時間後。 コジローがひとつ、あくびをして手を止めると。 さっきまで勢いよくカツカツと響いていた鉛筆の音がしない。 寝ているわけでもなく、休んでいるわけでもなく、真面目に勉強はしているキリノだが… どうも今、取り組んでいる科目だけは歯切れが悪いようだ。 心配したコジローが声を掛けると。 「おい、どーした?見てやろうか?」 「い、いいです…」 「…何だ、じゃあトイレか?場所知ってるだろ、その扉…」 「…違いますってば!もう、先生あっち行ってて!」 ――――けんもほろろ。 流石に苛立ったコジローが黙って自分がトイレに立つと、 ほっと胸を撫で下ろし……ではなく、複雑な表情を見せるキリノ。 ――――教師との付き合い方と言うのも、これで中々に難しいものらしい。 ▽▽▽ 「なんだそりゃ…ここ、俺んちだっつうの…」 ブツクサ愚痴りながら用を足し終え、手を濯いでドアを開けると… テキストを抱えて恥ずかしそうに俯きながら、立っているキリノ。 出会い頭、と言うのはあるのだろうが、コジローとても声は出ず、ぱくぱくと口を動かすのみ。 赤い顔を更に真っ赤にしながら、何か呟くようにキリノが喋りだす。 「………センセー…あの…」 「…あんだよ?」 「勉強…えっと…」 「お前な、さっきあれほど俺は役に立たんと…うん?」 よく見るとキリノが抱えているのは自分でも見覚えのある…担当科目のテキスト。 「…なんだ、政経がわかんねえのか?」 「………うん」 「早く言えよな、そんな事は…」 「だって、聞きにくくて…ごめんなさい…」 「しょーがねえな、見せてみろよ」 「…えへへ」 キリノが笑顔になると、コジローもまた思うさま顔を綻ばせる。それも当然のこと。 ―――――先生とはいつだって、生徒に頼りにして欲しいと思うもの、なのだから。 [おわり]