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「うーん、どっかに女の子はいないですかねえ」 一人の魔物、いや、悪魔が森を歩いている。 彼は種族名を「ケベスベス」という悪魔である。 彼の能力は二つ。 一つは身体を動けなくする煙を出す能力。 もう一つは踊りを踊らせる呪いをかける能力である。 そして彼らケベスベスは、みなスケベだった。 故に、男は動けなくして、女にはエッチな踊りを踊らせることを好む傾向があるのだ。 故にこのケベスベスも、女の子を探してエッチな踊りを踊らせようと目論んでいた。 そして、そんな彼が出会ったのは… 「おや、あなたは」 「な、なんですかこの男は~!?」 女ではなく男。 しかも、身につけているのが腰みのだけという変態おやじだった。 彼の名はアドバーグ・エルドル。 またの名を、キタキタおやじ。 「ケベスベス殿ではないですか」 (お、オイラのこと知ってるじゃん~!?) ちなみにこのケベスベス、アッチ村で悪さをしていた個体であり、アラハビカにいたのとは別の個体である。 故に勇者とグルグル使いとは面識があるが、キタキタおやじとは出会っていない。 「か、固まるんじゃん!」 こんな変態おやじからは逃げるに限る。 ケベスベスは身体を動けなくする煙を出す。 「なんの!」 それに対してキタキタおやじの取った行動は…踊る! 彼の代名詞ともいえる、キタキタ踊りを踊り始めた。 「の、呪われてもないのに踊り始めたじゃん~!?」 いったいその行動にどんな意味があるのか…とケベスベスは考える。 そして数秒後、ケベスベスは驚愕する。 「キタキタキタ~っ!」 「な、なにいいい!?」 ケベスベスが放った煙は、キタキタ踊りによって分散され、彼に届くことなく霧散していた。 ただの踊りと侮ることなかれ。 彼のキタキタ踊りは、ゴーレムが繰り出す突風攻撃を分散させることに成功しているのである。 おそらくキタキタ踊りでこれほどのことができるのは、彼くらいのものであろうが。 「ケベスベス殿!」 キタキタおやじは、ケベスベスの肩に手を置く。 や、やられる!…と、ケベスベスは死を覚悟した。 「ひいい!命だけはお助けを~!」 「誤解ですぞ!私はあなたにお願いがあるのですぞ!」 「お、お願い?」 どうやら命の危機は去ったらしい。 とりあえず、話だけでも聞いてみよう。 下手に拒否すると、今度こそやられてしまうかもしれないし。 「な、なんっすかあお願いって?」 「聞くところによるとあなたは、女の子にエッチな踊りを踊らせるのが趣味の魔物とか…」 「魔物じゃなくて悪魔じゃ~ん。…語弊はあるけど、まあそんな感じっすね」 「その踊り…エッチな踊りではなく、キタキタ踊りにしてくだされ!」 「えええええええええ!?」 ケベスベスは驚愕する。 キタキタ踊りとは、さっきこの親父が踊っていた気持ち悪い踊りのことだろうか。 そ、そんなの嫌だ! 「あんたの変な踊りなんて、踊らせたくないですよぉ~」 「変な踊りとは失敬な!キタキタ踊りは、キタの町に伝わる由緒正しい踊りですぞ!それに、元々は女の子の踊りなのです!」 「ふ~む…?」 女の子の踊りと聞いて、ケベスベスはちょっと興味を示す。 「なんなんじゃん、キタキタ踊りって?」 「よくぞ聞いてくれました!そもそもキタキタ踊りとは…」 その後続いたキタキタおやじの説明は無駄に長かったが、要点をまとめると。 元々キタキタ踊りは、神を祭るための神聖な踊りで、代々町の若い女性が踊ってきた。 このキタキタ踊りを劇場をつくって一般公開したところ大変な評判となり、キタの町には見物客が押し寄せて財政が潤った。 しかし、それ以降町に女の子がぱったりと生まれなくなり、踊り子がいなくなってしまった。 当時町長だったキタキタおやじは、断腸の思いで自らが踊り子となり…町は急激にさびれた。 「私はこの神聖な踊りを次の世代に伝えるまで、踊り続けますぞ!」 (ふーむ…) 話を聞いたケベスベスは思った。 最初は変態おやじの変な踊りだと思っていたが…このキタキタ踊り、思った以上に興味深い。 そもそもこの踊り、キタキタおやじが踊っているせいで変な先入観を与えてしまっているが、若い女性が踊ることでキタの町を活性化させるほど、本来は魅惑的な踊りなのだ。 そう…キタキタ踊りは、ケベスベス好みなエッチな踊りなのだ。 そして、この踊りを一般公開した結果、町に女の子が生まれなくなったというのがまた興味深い。 そんな呪いのような踊り…悪魔であり呪いに精通するケベスベスにとってはぜひとも躍らせたい踊りだった。 「分かったじゃん~、オイラがキタキタ踊りを広めるの、手伝ってやるじゃん~!」 「ほ、本当ですか!?」 「幸いここは森。腰みのや胸当てに使えそうな葉っぱはたくさんあるっすからね~。オイラはここで衣装作りに勤しむっすよ」 ケベスベスは身体を動けなくする煙を出す能力を持っている。 それを応用すれば、葉っぱを重ねた状態で固定し、接合させるという芸当も可能なのだ。 「分かりましたぞ!では私は、後継者候補となる女の子を見つけてここに連れてきますぞ!」 こうして彼らはそれぞれの役割の為に動きだした。 全ては…キタキタ踊りを広めるために。 【キタキタおやじ@魔法陣グルグル】 [状態]:健康 [装備]: [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考] 基本:キタキタ踊りを広めますぞ! 1:後継者になりうる女性を見つけてケベスベスの所へ連れていく [備考] ※参戦時期は少なくともアラハビカ編以降 【ケベスベス@魔法陣グルグル】 [状態]:健康 [装備]: [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考] 基本:キタキタ踊りを広めるじゃん~ 1:森でキタキタ踊り用の衣装を作る [備考] ※参戦時期はアッチ村近辺にてククリに倒された後 アラハビカに出てきたケベスベスとは別個体です。
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《舞踏する親父 キタキタ》 効果モンスター 星3/地属性/戦士族/攻1500/守 800 自分のフィールド上にこのカードしか存在しない場合、 このカードは相手モンスターから攻撃対象にされない。 1ターンに1度、手札を1枚捨てる事でフィールド上の他の 表側表示モンスター1体を持ち主のデッキの一番上に置く。 このカードがフィールド上から離れる場合、代わりに持ち主 のデッキの一番上に置く。 part20-760 作者(2007/09/30 ID kn3Ua5Kd0)の他の投稿 part20-731 コメント 名前 コメント
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此処は海鳴町の一角に存在する桜台と呼ばれる公園、辺りは薄く霧が張るこの場所に一人の少女が姿を合わす、 その少女は栗色の髪を左右に束ね、年相応の服装を着こなす人物、高町なのはである。 彼女は前回の戦いの後、嘱託魔導師として管理局に配属となり、日夜魔法技術向上の為トレーニングを行っているのである。 そして今日もこの公園に備え付けてあるゴミ箱から空き缶を一つ取り出すとベンチに置き、 一定の距離を空けると足下に円状のミッドチルダ式魔法陣を広げ、なのはの指先に桜色の魔力弾が一つ生み出される。 ディバインシューター、自動追尾を持つ射撃魔法で基本ともいえる魔法の一つであり、 集中力を養うには最も適した魔法ともいえる代物である。 そしてディバインシューターは空き缶に命中し高々と宙に浮かすと更に命中させていく、 その間なのはは集中力を高める為に目を瞑り額にうっすらと汗が滲みながらも、 次々に命中させて数を100に到達させると最後の締めとして空き缶をゴミ箱に捨てる為、 撃ち抜くが空き缶を掠める程度に終わり地面へと落下して終了した。 なのはは空き缶を拾い上げゴミ箱に戻すと胸元で光るレイジングハートに評価を伺う、 評価は80点と中々な高評価を貰い、なのはは朝のトレーニングを終了し家路へと立とうとしたところ、 レイジングハートが次元振を感知、周囲を警戒するように促すとなのはに緊張が走る。 するとなのはの目線から少し上の空間にひびが走り砕けると黒い渦のような穴が発生、 なのははレイジングハートを起動させて構えていると、穴から何かが姿を現す。 それは――― すね毛の生えた右足であった……… 「なっ何?なんなの?何でなの??」 目の前に突然現れたすね毛の生えた右足に、なのはは動揺を隠せず慌てふためいていた。 それもそのハズ、今まで生きて来た9年間の中で、魔法少女となった時以上の衝撃を受けたからである。 いや…例え何十年生きたとしても、空中に浮かぶすね毛の生えた右足を見れば誰でも混乱するであろう…… それはさておき、なのは今までの経験をフルに活用して今の状況を把握しようとしていると、 目の前の右足がずり下がるようにして左足そして藁の腰蓑が姿を現し、腰蓑が風に揺られていた。 「きゃあああああああ!!!」 そんな異様な状況になのはは絶叫し、頭を抑え横に何度も振り錯乱状態となり、既に今の現状を把握する事すら出来ない状態と化していた。 そして宙に浮く腰蓑から目を逸らしうずくまると、涙を浮かべながら必死に現実逃避を繰り返す。 (これは夢!きっと夢なの!!) すると後方からドスンッといった音が聞こえ、顔だけ向けると次元の切れ目が閉じており、 辺りは何事も無かったかの様に静寂に包まれた。 そしてなのはの足下には、すね毛を生やし藁の腰蓑を付け上半身は裸の、首下には草の葉で出来た首飾りを付けた、 白い髭を蓄え左右に合計四枚の葉っぱに額部分には太陽を彷彿とした顔が描かれた髪飾りを付けた禿オヤジが倒れていた。 その姿はまさに変態そのものであった…… なのはは恐る恐るオヤジに近づくと、意識を取り戻したのか急にオヤジは目を見開き、 小さな悲鳴と共に思わずなのはは後退りすると、オヤジはゆっくりと起きあがりなのはを見つめる。 …暫く膠着状態が続きなのはが息を呑んでいると、オヤジの口が開き始める。 「どちら様ですかのぅ?」 オヤジは辺りを見渡し首を傾げ、混乱している様子を浮かべており、 なのはは恐る恐るオヤジに話し掛け、今いる場所を説明すると、 オヤジは紳士的に頭を下げてなのはに礼を述べる。 「これはこれはご親切に、ワシの名前はアドバーグ・エルドル、ご覧の通り――」 「変態ですね」 「……いえ、ワシは――」 「どう見ても変態です、ありがとうごさいました」 なのはは一つ礼を述べ、急いでその場から立ち去ろうと振り向くと、 オヤジはなのはの肩を掴んで力強く反発し、なのはは思わず青ざめ後退りする、するとオヤジは自分の説明を始めた。 オヤジの名はアドバーグ・エルドルと言う何処かの錬金術師か勇者を思わせる名前で、 彼の世界に存在する元キタの村の村長であったのだが、 とある事情により今はキタの村の伝統の踊り、キタキタ踊りの継承者となって後継者を捜しに旅をしているのだという。 「…つまりその格好はそのキタキタ踊りの為の衣装って訳なの?」 「さよう」 腰に手を当て胸を張り堂々と見せつけるオヤジに正直直視する事が出来ないなのは。 …しかし本当に踊り子なのだろうか?もし本当なら全世界の踊り子に申し訳が立たないのではないのか… それにキタキタ踊りと言うのも気になる、むしろ本当は体のいい嘘で、ただの変態なのではないだろうか? そんななのはの些細な疑問が、のちに開かれる地獄の門の鍵であった事は知る由もなかった、 故になのはは禁断の言葉を口にする。 「それならその踊りを見せて欲しいの」 「なっ何ですと!?」 なのはの放ったその言葉はオヤジの脳裏に幾重にも響き渡り、目を輝かせ満面の笑みを浮かべる、 そんなオヤジの反応になのはは後退りを始めると、オヤジは歓喜を含んだ返事で答える。 「分かりましたぁ!!全身誠意で踊らせて貰いますぞぉ!!」 そう言うや否やオヤジは右手首と肘を直角に曲げ、左手も同様の形で曲げて下に向ける、 そして右足は膝を曲げつつ爪先立ち、左足は半歩下げつつ同様に膝を曲げながら爪先立ちといった格好で構え始めた。 するとどこからともなくプィ~~ヒャラ~ラ~っと笛の音が鳴り響き、 なのはは戸惑っているとオヤジは笛に合わせて歌い出す。 「キ~タよキタキタ春がキタ~~♪♪」 その歌を合図にオヤジは腕をゆっくり振り始め徐々に速めていくと、 今度は腰を上下左右に揺らし腰蓑が揺れ始め、更には軽快なステップを踏み始める。 その動きはまさに気色悪いの一言、なのはは堪えきれず背を向け目を逸らす。 だが…目を逸らした先にはいつの間にかオヤジが移動していて、ジッとなのはを見つめながら踊っていた。 なのはは驚き一歩後ろに下がると、それに合わせてオヤジは一歩前に出る。 もう一歩なのはは下がってはみるが、やはり先程と同様にオヤジは一歩前へと出る。 それは端から見れば、変態オヤジが変な踊りを踊り、九歳の女の子に近づこうとしている光景そのものであった。 そしてオヤジは更に踊りながら徐々に近づいてきており、 なのははその不快感が恐怖心に変わり、足を踏み出すことが出来ないでいた。 すると――― 《ディバインシューター!!》 「ぎょええええぇぇぇ!?」 なのはの危機感に反応したのかレイジングハートはディバインシューターを発射、 見事にオヤジに当たり、オヤジは崩れるようにして倒れた。 「れっレイジングハート!?」 《申し訳ありませんマスター、危機的状況だと思われたので……》 確かにいろんな意味で危機的状況であった、もしあの状況が続いていたらなのはの心には大きな傷跡を残していたのかもしれない。 そう考えればレイジングハートの行動は正しかったのかもしれない、しかしレイジングハートは律儀に謝罪の弁を述べる、 だが寧ろあの状況を脱却することが出来た事に感謝したい気持ちでいっぱいのなのはであった。 そして大きく深呼吸をして気持ちを落ち着かせるとオヤジの身を案じる、 何故ならオヤジが受けたディバインシューターには非殺傷設定の効果があるのだが、 直撃すれば並の人では十分に卒倒出来る威力があるからだ。 「オヤジさん!大丈夫な―――!?」 「いやいや、心配には及びませんぞ」 ピンピンしていた、むしろ何事も無かったかの様に腕を腰に当てて佇んでいる。 どうやらオヤジの話ではこの程度の事は日常茶飯事であるのだという。 …まぁ当然であろう、どれだけ心が広い人であろうともあの踊りで来られては、 攻撃をせざるを終えない…それほど不快な踊りであったのだ。 「では続きを―――」 「いえ、もう結構なの」 オヤジが踊りの構えをとろうとした瞬間、間髪入れずになのははキッパリと断り、 落ち込む表情を浮かべるオヤジを後目に次の問題に直面する。 それはこのオヤジをどうするかである、仮にもこのオヤジは次元の裂け目から現れた、つまり時空放流者という事になる。 今のなのはは時空管理局の嘱託魔導師として在籍しており、時空放流者を発見した際には 発見者が保護しなければならないという取り決めがあるのだ。 だが…なのはの家は御神流と呼ばれる武術を嗜んでおり、 そんな家にこのオヤジを家に連れてきたらどうなるだろう…… …確実に父や兄や姉の手による神速で抹殺されるであろう…… つまり家に連れて帰る訳にはいかない、というよりこのオヤジを連れて街中を歩きたくもない、 …となれば方法は一つしかない、なのはは早速レイジングハートを使って何処かと連絡を取り始めたのであった。 「………………で此処に連れてきた訳か」 「ゴメンねクロノ君」 此処はアースラのブリッジ、なのはの目の前にはクロノ・ハラオウンがしかめっ面で立ち、 艦長席にはリンディ・ハラオウンがお茶を啜っており、 オペレーター席ではエイミィ・リミエッタが情報を整理、または本局との連絡を取っていた。 その中でクロノは目を細めオヤジを疑いの目で見つめていると、エイミィから連絡が伝えられる。 …確かになのはの言い分通り、海鳴町の公園内でごく小規模の次元振が起きていたという。 クロノは一つため息を吐くとオヤジに話しかけ始めた。 「…取り敢えず君は何者だ?」 「申し遅れました、私の名はアドバーグ・エルドル、ご覧の通り―――」 「変態だな」 クロノの断言に力一杯否定するオヤジ、それを見て朝にも似たような事があったなぁと思うなのは、 そして一連の流れを聞いていると、朝の出来事に関するトラウマを思い出す。 …この流れが続けば自ずと‘あの踊り’に繋がってしまう、それだけはなんとしても阻止しなければならない! なのははクロノに注意を促そうと肩を叩こうとしていた。 …だが――― 「クロノ君あのね―――」 「君が其処まで主張するのなら踊って見せてくれ」 一足遅くクロノは禁断の言葉を口にし、その一言に目を輝かせ満面の笑みを浮かべるオヤジ、 一方でクロノの後ろでは、なのはがクロノの肩に触れるギリギリのところで左手が止まり青ざめていた。 あと一歩、あと一歩早く気付けば‘あの踊り’を防げたのに、なのはは悔しがるように左手を握り締め涙を浮かべる。 …そしてオヤジは先程なのはに見せた時と同様の構えで立つと、 どこからともなくプィ~~ヒャラ~ラ~っと笛の音が鳴り響き、 クロノ達はその音に驚き周囲を見渡しているとオヤジは歌い始めた。 「キ~タよキタキタ福がキタ~~♪♪」 先程とは若干歌詞を変えた歌を合図にゆっくりと踊り始める。 その踊りに顔色を変え青ざめるクロノに、含んだお茶が溢れ出すように口からこぼれ落ちるリンディ、 オペレーターでは笛の音により集中出来ないエイミィと、アースラ内は地獄と化した。 その中でオヤジはジッとクロノを見つめ踊り続けており、 クロノはその不快感に耐えきれず目を逸らすと逸らした先にはオヤジが踊っていた。 いつも冷静なクロノでも流石に驚き、またもや目を逸らすがオヤジはしつこくクロノを見て来ており冷や汗をかき始める、 するとオヤジは徐々に近づいていきクロノの前まで迫ると、 つい―――― 「おぉああああぁぁぁぁ!?」 「クロノ君!!」 「はぁはぁ……すまない、不快だったのでつい………」 手に持っていたS2Uで思いっきりオヤジの顔を叩いたのである。 オヤジは頭にたんこぶを作り鼻血を垂らしており、 なのはが心配すると問題ないと答え、するとなのはから一つの提案を述べる。 「あの~、余り人の顔をジッと見ない方が――」 「何を申しますか!!」 なのはの提案にオヤジは顔を近づけて真剣な眼差しで否定する。 どうやらキタキタ踊りというのは見て貰っている人が楽しんでいるかどうか、 確認の意味も込めて常に人に目線を向けて踊るのだという。 …本来であれば踊り子としての矜持や気配りなのであるのだろうが、 今踊っているのはあのオヤジ、正直迷惑な話である。 そしてオヤジはすぐさま踊り始め基本的に真面目なクロノは律儀に踊りを耐えながら見続けていると、 オヤジは目線に興奮したのか踊りが激しさを増し、腕や足の動きは残像を発生させている程の動きであった。 「ヒィラリ~ヒラ~ヒラ~ヒヒラ~リ~ラ~♪♪」 「くっクロノ…これはキツい……!!」 「たっ耐えるんです!提督」 リンディ提督の率直な意見にクロノはそう答える中、またもやオヤジはクロノに目線を送り近づいてくると、 先程と同様に思いっきりぶん殴り、その後オヤジは幾度となくクロノに近づき、その度にクロノに殴られ続けていた。 何故に其処までクロノに固着しているのかというと、 感謝の気持ちを込めている…からだそうで、全くもってはた迷惑な話である。 それから暫くして踊りを終えたオヤジは顔にいくつも痣やたんこぶを拵えていたが、満足そうな顔をしていた。 一方で何度もオヤジを殴りつけていたクロノは肩で息をして、疲れた表情を浮かべながら本題に入る。 先ずはオヤジはどうやって此処に来たのか伺った。 …オヤジはいつもの如く後継者を探しに森を歩いていたところ、 蔦に足を取られ転倒、近くにあった大きく開いた穴に落ち、気がついたら公園にいたのだと語る。 …オヤジの証言に一同は静まり返り静寂が包み込むと、クロノは静かに…だが震える声で答える。 「…そんなバカな話があるか!!」 確かにその通りである、穴に落ちたら其処は違う世界でしたなど通用するハズがない、 しかしオヤジはあっけらかんとした表情を浮かべながら弁明を繰り返す、 その真剣な表情に本当なのだろうという風にさえ思えてくるが、オヤジの姿がそれを邪魔していた。 取り敢えずオヤジの証言は後回しにして、今度は元の世界へ戻る方法である。 此方は公園で起きた次元振の情報を基に、真剣に必死に早急に探し出そうとしているという。 だがその間は保護をしなければならない、クロノは頭を抱えながら暫く此処アースラで暮らして貰うとオヤジに告げる。 「おぉ!それは有り難い事ですぞ!!では感謝のキタキタ踊りを!!!」 『踊るな!!!』 アースラ全体が揺らぐような大きな声とクロノの冴えたツッコミが入り、オヤジの踊りを阻止する一同。 …だがキタキタおやじによる悪夢はまだまだ続くのであった。 終わり。
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作品データ タグ: モブ固め 大量固め 女性 書籍 母親 漫画 父親 男性 石化 解除可能 ジャンル 漫画 種類 石化 性別 男女 内容 世界征服を目論む大魔法使いガガルの魔法によって、モヨリ城の人々が石化します。 と、非常にシリアスなシーンのはずなのですが、キタキタ親父のせいで全部ぶち壊しです(笑) 画像・動画 石化魔法の煙がモヨリ城に充満したため…… 城にいた王様(ワレモ五世)含む全ての人が石化してしまう (左)チキ 勇者となるために自分と旅をして欲しい、とキタキタ親父に頼み込んだ少年 (右)ルータ モヨリ王国王女。キタキタ踊りに感銘を受けるなど、ちょっと変わった所がある (後)キタキタ親父(アドバーグ・エルドル) 本作の主人公。上半身裸に腰簑の44歳 ちなみにキタキタ踊りによって発生する風『キタキタ旋風』で 石化魔法の煙を吹き飛ばしているので彼らは石化してないようだ 石化魔法を使った本作のラスボス:大魔法使いガガル。 ルータと対峙するシリアスなシーンなのだが…… やっぱりキタキタ親父のせいで台無しである(笑) タグ: モブ固め 大量固め 女性 書籍 母親 漫画 父親 男性 石化 解除可能 リンク あったら 批評・コメント 名前 コメント
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タキタ デアタキタの別名。
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山形県の旧・朝日村(現・鶴岡市)の大鳥池というところは、車で走行できる道の限界から更に三時間ほど歩かないとたどり着けないという国内秘境なんですが、その池に棲息していると噂される巨大魚UMAがタキタロウです。 漢字で書くと「瀧太郎」「竹太郎」。その名の由来は大鳥池に棲む龍神の名前だとか、第一発見者が瀧太郎さんだったからとか、いろいろ言われています。龍神のタキタロウを捕らえようとすると災害が起こり田畑に害をなす、なんて言い伝えも残されていて実に神秘的。 複数の証言を総合するとタキタロウの体長は1.5~3メートルほど。異常に長い下顎が特徴で、口はウサギのように割れているとも、あるいは鋭い牙を持つとも言われています。赤茶色の体表にはぬめりがあり、肉は赤身説・白身説の二説があります。 そんなタキタロウの正体ですが、「放流されたヒメマス説」「巨大エゾイワナ説」「イトウの生き残り説」などが唱えられています。1985年の調査では体長70センチの大魚の捕獲に成功したものの、この魚の正体を巡っては専門家の間でも「アメマス系のニッコウイワナ」「オショロコマに近いアメマス」と意見が分かれ、結局なんなのか今ひとつよくわかりませんでした。 この謎の巨大魚に惹かれた者は数知れず。釣りキチ三平から大仁田厚に至るまで、既に多くの釣り人がタキタロウに挑んでいますが、今もなおタキタロウは謎のヴェールをまとったままで我々を魅了し続けているのです。 謎だ謎だと言いながらも、昔の人はこの未確認生物をごく普通にとっつかまえて食っていたらしく、たとえば1917年には水門工事中の工藤英一さんが1.5メートルのタキタロウを二匹捕獲。20人以上の作業員たちと4日かけて食ったそうです。彼は「刺身にするとトロのような味で、焼いて食うと脂がのっていて旨かった」という未確認グルメ自慢を後世に遺しています。 他にも「昭和初期までは1メートル級のタキタロウがよく釣れたのでよく食った」とか「発破を用いてタキタロウを捕りまくって食いまくった」とか「正月のごちそうにタキタロウはかかせんわい」といった話もあり、まったくもう、山形人は未確認生物を食いすぎではないのか。唯一現存しているタキタロウの魚拓も上下が逆さまだしさあ。山形人は万事おおらかすぎるんだよ。タキタロウが旨いのはわかったから、頼むからもうこれ以上UMAを食うのはやめてくれ。そもそも「獲ったらバチが当たる」ってあんたら自分で言ってたじゃないか。UMAを刺身で食うとかって本当にありえんですわ。山形人は一体なにを考えてんだよ。山形人めー! いい情報をありがとう。 でも山形県の人をバカにしては・・・ - 名無しさん 2011-04-26 23 07 34 たしかに ま、おもしろいからいんじゃない。 - 名無しさん 2011-04-26 23 09 57 ゆるさん!!! - 山形人 2011-05-03 15 23 26 べつに、山形人をバカにしてなくね? - 名無しさん 2011-05-04 08 37 02 どこで馬鹿にしてるって思ったの?『おおらかすぎる』の部分とか?意味不明だわ - 名無しさん 2011-08-18 04 28 29 面白いケド、ね・・・・・・・ - 猫好き 2011-11-14 18 16 48 食べるなんて、許せない - 名無しさん 2011-11-14 18 19 16 名前
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タキタロ 伝説の巨大な淡水魚 スキル:師範 上限100 スタック× セルビナの漁師ギルドにいるZaldonにトレードすることでハラキリが可能。 【ハラキリ】 【賢者の石】
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タキタロウ 提供 Vikipedia 移動先 案内、 検索 基本情報 コテハン名 タキタロウ トリップ ◆TAKIUMA/us レスの属性 馴れ合い 活動開始時期 2015年 出身板 ニュース速報VIP板 主な出現スレ コテ雑 (Open2ch) 前コテハン ハタハタ レーティング 0.00 (0 票) タキタロウは、おーぷん2ちゃんねるニュース速報VIP板で活動しているコテハン。 目次 1 概要 2 名前の由来 3 人物 4 能力 概要 魚群発足後にコテハンとしての活動を開始する。 名前の由来 山形県に生息していると言われている巨大魚のUMAより。 人物 魚群の命名者である。 会話には「猛虎弁」を使用のが特徴。 正体は竹輪を愛する幼女だという逸話も…。 能力 滝○太郎をその身に憑依させ、作曲が出来るらしい。 「https //2ch.me/vikipedia/index.php?title=タキタロウ oldid=5203」から取得 カテゴリ おーぷんVIPコテ名鑑 案内メニュー 個人用ツール ログイン 名前空間 ページ 議論 変種 表示 閲覧 ソースを表示 履歴表示 その他 検索 案内 最近の更新 今後の更新予定一覧 おまかせ表示 練習用ページ アナリティクス コテハンの一覧 ニュー速VIP ニュー速VIP+ ラウンジクラシック 自己紹介板 Open2chVIP 2ちゃんねる(その他) その他一覧 Vikipediaの項目一覧 過去の煽り合い レスの属性 煽りに関する理論 2ch外のサービス 用語・慣用句 コテの組織 コテ評価 VIPコテ史年表 コテハン流行語大賞 コテハンSSの一覧 おーぷんVIPコテ年表 ページの短縮URL https //2ch.me/vikipedia/?curid=972 ツール リンク元 関連ページの更新状況 特別ページ 印刷用バージョン この版への固定リンク ページ情報 このページの最終更新日時は 2016年1月1日 (金) 02 59 です。 �c�C�[�g このページは 461 回アクセスされました。 プライバシー・ポリシー Vikipediaについて 免責事項 モバイルビュー
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デアタキタ(デア・タキタ) ローマ神話の沈黙と死の女神。 大地の女神とも。 別名: ラレンタ タキタ
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た行の妖怪 UMA タキタロウ(Takitarō) 瀧太郎。 山形県の大鳥池で目撃された未確認生物。 参考文献 並木伸一郎『決定版 未確認動物UMA生態図鑑』228頁 朝里樹/えいとえふ『日本怪異伝説事典』64頁 朝里樹/寺西政洋/佐々木剛一/佐藤卓/戦狐『日本怪異妖怪事典 東北』319頁 人文社編集部『日本の謎と不思議大全 東日本編』40頁 ASIOS『UMA事件クロニクル』225頁