約 1,035,448 件
https://w.atwiki.jp/aniwikigalaxystar/pages/762.html
「ガラスの弓」 ファイアーエムブレム「新・紋章の謎、覚醒」に登場する武器。 剣の他にガラス系の武器は「剣、槍、斧」が存在する。 ガラス系武器の特徴は武器レベルはEと銀武器と同等の性能だが使用できる回数3と少ない… ファイアーエムブレム新・紋章の謎 光と影の英雄 威力12 命中90 必殺0 耐久3 射程2 LV.弓E 「非常に威力があるが、壊れやすい弓」 飛行系に特効。 錬成での限界性能 威力「22」 命中「140」 必殺「30」 最大費用「49800G」 入手方法 出撃準備の「みんなの様子」でのみ入手できる。 備考 前述のとおり使用回数はわずか3回。 本章で使うよりも訓練場では戦闘が終わるまで武器が壊れないので、ここで使うのが良い。 ファイアーエムブレム覚醒 威力13 命中75 必殺0 耐久3 射程2 LV.弓E 「威力は高いが、壊れやすい弓」 飛行系に特効。 錬成での限界性能 威力「18」 命中「100」 必殺「15」 最大費用「6300G」 ※それぞれ5段階まで強化でき、全ての項目で合計8段階まで強化できる※ 入手方法 ゲーム内では基本的には非売品なので「イベントマス(光るマス)」「みんなの部屋」「異伝の村訪問」でのみ入手できる。 ※また、すれ違い通信で現れるチームが所持していたら購入することもできる。※ 備考 威力、命中が銀の弓と同じ性能。 しかし武器の使用回数が「3」と早く壊れてしまう。 序盤、中盤では便利な武器なのでスキルの「武器節約」「全能力+2(DLC限定)」で消耗を抑えることか出来る。 またダブルで武器節約をかなり抑えることができるため、スキル集めで武器レベルの育ってないクラスにチェンジした場合などは特に有効。
https://w.atwiki.jp/aniwikigalaxystar/pages/715.html
「ガラスの剣」 ファイアーエムブレム「新・紋章の謎、覚醒」に登場する武器。 剣の他にガラス系の武器は「槍、斧、弓」が存在する。 ガラス系武器の特徴は武器レベルはEと銀武器と同等の性能だが使用できる回数3と少ない… ファイアーエムブレム新・紋章の謎 光と影の英雄 威力12 命中100 必殺0 耐久3 射程1 LV.剣E 「非常に威力があるが、壊れやすい剣」 錬成での限界性能 威力「22」 命中「150」 必殺「30」 最大費用「49800G」 入手方法 出撃準備の「みんなの様子」でのみ入手できる。 備考 前述のとおり使用回数はわずか3回。 本章で使うよりも訓練場では戦闘が終わるまで武器が壊れないので、ここで使うのが良い。 ファイアーエムブレム覚醒 威力11 命中85 必殺0 耐久3 射程1 LV.剣E 「威力は高いが、壊れやすい剣」 錬成での限界性能 威力「16」 命中「110」 必殺「15」 最大費用「6300G」 ※それぞれ5段階まで強化でき、全ての項目で合計8段階まで強化できる※ 入手方法 ゲーム内では基本的には非売品なので「イベントマス(光るマス)」「みんなの部屋」「異伝の村訪問」でのみ入手できる。 名声ボーナス「50」貯めることで一つのセーブデータで一個だけ入手できる。 ※また、すれ違い通信で現れるチームが所持していたら購入することもできる。※ 備考 威力、命中が銀の剣と同じ性能。 しかし武器の使用回数が「3」と早く壊れてしまう。 序盤、中盤では便利な武器なのでスキルの「武器節約」「全能力+2(DLC限定)」で消耗を抑えることか出来る。 またダブルで武器節約をかなり抑えることができるため、スキル集めで武器レベルの育ってないクラスにチェンジした場合などは特に有効。
https://w.atwiki.jp/garasunokamenn/pages/18.html
328 :花と名無しさん :2009/05/27(水) 07 46 39 ID ???0 今やってる紅天女で、やたらと「魂の片割れ」だとか「引き裂かれた二つの魂が一つになる」だとか連呼されてるけど、 その度にガーンとなったり衝撃受けたりするキャラたちにイラっとくる。 マヤも出演したことある「嵐が丘」に山ほど出てくる台詞で、何驚いてんだか。 つーか、火の鳥のもと野盗だった仏師が仏像を彫る話とちょっと似てるよね、紅天女 468 :花と名無しさん :2009/06/06(土) 19 55 09 ID ???0 美内さんはガラスの仮面について、「黒蜥蜴」と「王将」を影響元として挙げてるだけ。 864 :花と名無しさん:2012/11/16(金) 08 24 58.55 ID ???0 859 亜弓のあの執念深さは「アマデウス」のサリエリからとってるんだと思う 自分も皇帝付の音楽教師になるほどの才能がありながら、どうしてもモーツァルトに勝たなければ無意味だと苦悩してるところや それでも、周囲がモーツァルトの才能に? となってるとき、一人だけ見抜いていたり、友情にも近い感情を抱いていたり、そっくり マヤもマヤで、時として人を傷つけるレベルの天真爛漫さや生活能力のなさ、演技を楽しんでるキャラ設定やら イサドラを一回見ただけで暗記した→嘘じゃないなら演ってみろ→ラストを変えてそっちのほうが好評価を得たくだりなんかも モーツァルトの有名なエピソードのまんまなんだよね~ 869 :花と名無しさん:2012/11/16(金) 09 12 33.59 ID ???0 864 真澄もサリエリからキャラや設定パクってるよ(実在はどうだか知らんが、戯曲「アマデウス」から) モーツァルトへの妨害と援助を繰り返しながら、モーツァルトの舞台は全て鑑賞する誰よりも一途なファン また、何かあった時には顔色を変えて誰よりも大騒ぎ、部外者のくせに上から目線で命令口調 顔と身分を隠して接触を図ったりもするわ、ストーカーのごとく調査するわ、才能に惚れ込みすぎて狂おしい執着 英介がマヤをモーツァルトに例えたときは「はあ? そんな世紀の大天才と比べんなよ、こっ恥ずかしいw」となったが 映画「アマデウス」を見てなるほどな、と思った ミウチは他のブロードウェイの何たらとかもパクってるが、アマデウスもパクってる つか、あんまり色んな物パクって詰め込みすぎるからキャラクターがおかしくなるんだわな→特に真澄 595 :花と名無しさん:2011/10/02(日) 11 37 13.24 ID ???0 一晩かそこら山に入ったぐらいで「野生」の顔になれたら世話ないわなw 女の子だから、せめて顔洗って歯磨きくらいしてから黒沼のとこ行けよ、と思ったの思い出したw てか、式も決まってから婚約破棄されたお嬢様が自殺未遂、精神に異常をきたす、 元婚約者の男は本命に「俺を信じて待っていてくれ」と言って 自分の仕事を休んで彼女を立ち直らせようとする 結果、相手の親(男を破滅させることができる強力な立場にいる)は彼を憎みつつも感謝もしている……って展開、 昔観た「不良少女と呼ばれて」のまんまだなw 811 :花と名無しさん:2011/10/03(月) 15 45 01.37 ID ???0 暴漢に襲われた真澄をマヤが看病してて、目が覚めた時には栞が っていう展開、実は真澄がうっすら気づいていたところとか、栞が嘘つくところとか まんまおとぎ話の人魚姫をなぞってて失笑したw 844 :花と名無しさん:2011/10/03(月) 17 27 22.48 ID ???0 人魚姫は気絶してる王子の額にそっとキスした っていう部分があるよ 884 :花と名無しさん:2011/10/03(月) 19 36 50.42 ID ???0 852 私はイタキスに似てるなーと思った 入江(速水)は自分の家よりも各上の美人のお嬢と政略で婚約 何故か、お嬢の親は表に出てこず、孫の幸せを願うじいさんばかりが出てくる 入江(真澄)は内心では琴子(マヤ)を好きなのに打ち明けないし、よくバカにしてて お嬢に「なんだかあの子といるほうが楽しそう」と指摘される 本心を知る身近な第三者にも、「それでいいのか?」と指摘される 一方、琴子(マヤ)はあんな素敵な婚約者にかなわない、と落ち込みつつも男をあきらめられないのだけど 自分のことをずっと昔から本気で好いてくれている金之助(工事)とデートしたりしている それを入江(真澄)は自分は当初婚約者と別れる気はなかったくせして、嫉妬していて、やがて、婚約破棄 このあと、イタキスではお嬢の親に迫害されることもなく一件落着になるんだけど 柄亀はどうなるのかなー 204 :164:2011/09/20(火) 19 54 57.01 ID 7TDj1JGN0 私大昔に教師から、ガラスの仮面には元話があって、紅天女は失明したライバルの女の子がやるって聞いていたんですが、 どうだろうな~、今見た感じでは五分五分って感じですよね。 マヤとマスミンがくっついたらその可能性が有りそうだけど、悲恋なら紅天女はマヤじゃないと救いが無い …。 208 :164:2011/09/22(木) 07 34 46.19 ID Xn4rBQPo0 亜弓さんの失明話は20年近く前に花とゆめで立ち読みした気がします。 教師から聞いたガラスの仮面ライバル失明説は30年以上前、小学校の時に倉庫の蔵書整理作業している時に教師から聞きました。 当時クラスでガラスの仮面がはやって回っていて、教師もマンガ好きで一緒に読んでいたんですよ(爆)。 教師はちょっと変わった人で、自分の漫画(サイボーグ009、手塚治虫全集、ベルバラ、はだしのゲン等)をクラスの書庫において休み時間生徒に自由に読ませてくれたような漫画好きな人です。 でね、「ガラスの仮面って人気だけど、昔丸っきり同じ内容のマンガあったんだよ。 その漫画ではライバルの子が目が見えなくなってその子が紅天女やるんだよ。最後はライバルと親友になるんだよ。」 と言っていました。本編で亜弓さんが失明する10年以上前だったと思います。 (マスミンはスルー・笑。紫のバラの人っぽい人もいたよ~とチラっと言っていたような…。) その場にいた子は全員「嘘だあ~」と話半分で聞いていました。 だから、それより10年以上経った後で、亜弓さんが失明した時は、本当にびっくりしたんですよね…。 まあ、結末はその通りになるかどうかは、解りません。時代も状況も変わりましたし。 その先生、今60になるかならないかなので、元本は貸本とかかもしれません。 214 :最低人類0号:2011/09/27(火) 09 46 06.22 ID EWmLPIkQ0 212 きゃーーー!!158さん素敵!やはり元話が有ったんですね。 う~ん、是非読んでみたいなあ。文庫探してみます。 でも、私が教師から聞いた元話とはちょっと違うみたいです。 一番の相違ポイントが↓ ヒロインではなく、失明したライバルが主役を勝ち取り演じる。 とういう点で。(これが子供の頃聞いて一番の衝撃だったので。) ちなみに私が教師からその話を聞いたのは昭和54~55年前後、 コミックではヘレンケラー辺りがクラスで回っていて、時々清掃中になんちゃってヘレンケラーが出没(笑)。 多分本誌は芸能界編の頃なので、まだ亜弓さん失明フラグはカケラも立っていませんでした…。 219 :164:2011/09/29(木) 08 37 47.34 ID Ue+Cr7n+0 おおっ!詳しく有難うございます。後程ゆっくり見てみますね♪ 先生の話に関してはですね、話の発端は 「多分ねー、亜弓さんはそのうち目がみえなくなるよ。そんで、紅天女も亜弓さんが演じるんだよ~。」 という、実に軽~いノリから始まったんですよね。 で、その場にいた6・7人の生徒全員で「嘘だーー!嘘だーーー!」の大合唱で(笑)。 そこから、元話の話になったので、先生の勘違いという事はないと思うんです。 でね、昔そういうマンガが有った、とは言ったけど、美内先生のマンガとは言っていないんですよ。 だから、もしかしたら、更に古い年代の別の漫画家さんの話がベースかもしれないと、ずっと思っていました。 (だから貸本が元なのかもしれない、と思っていたんです。) でも確かに、これどこで聞いても解らなかったんですよね。 小学校の頃、その場にいた友達と、古本屋(当時はブコフなどなかったw)を何件も回ったりしたのも懐かしい思い出です。 490 :花と名無しさん:2011/10/21(金) 17 13 02.62 ID ???0 山形の伝説に「あこや姫」という物語があるんだが 恋をする男のほうが松の精で、ある日、災害から人々を護るために丈夫な橋をつくるために松の木が斬られてしまう 斬られた木は動かせなかったけど、あこや姫が 「おいたわしいあなた、自分はつらくてならないけど、あなたの命が大勢の人を救うなら…云々と話しかけると 木は動かせるようになった その後、立派な橋が作られるとあこや姫は髪をおろして尼になったらしい …これって、紅天女の元ネタかね? 494 :花と名無しさん:2011/10/21(金) 19 06 03.20 ID ???0 天女像云々は火の鳥からきてると思うよ 元野盗だった仏師が人じゃないなんかの精の女に恋したり 帝に、世の混乱を沈めるような仏像を掘るように命じられたりしてる 火の鳥も宗教色濃い作品だしね 717 :花と名無しさん:2012/05/05(土) 08 38 32.65 ID ???0 708 私も思った 普通、神の怒り?等を沈める為に帝が彫るように命じるものといったら 神仏像や鬼の瓦の類だよね なんだよ「天女」ってw 天帝に仕える女官の別名だってミウチは知らないんだろうか? 無理がありすぎてわろたわ
https://w.atwiki.jp/matome3435/pages/1142.html
イエナガラスのティーポットウォーマー 2009年2月6日 (金) キッチンの棚を整理していたら、奥からこんなものを発見。 数年前にラ・クッチーナ・フェリーチェで購入したイエナガラスのティーポットをキャンドルで温める物。 探し求めていた物が自宅にあっただなんて。 整理整頓は大切ね。 普通の日記 かなえキッチン : ごはん日記 2009年
https://w.atwiki.jp/tsukiusa/pages/783.html
衣装名 等級 透明なガラス玉ハンマー(スキン) レジェンド 所持効果 ゴールド獲得量 20% 増加 EXP獲得量 20% 増加
https://w.atwiki.jp/ll_inagawa/pages/245.html
スレ立て日 20220923 元スレURL 🎤ᶘイ ˘ ⇁ ˘ ナ川 夜の校舎窓ガラス磨いて回った 概要 タグ ^イナ川 ^ぴっぴさん ^いなぴ ^SS ^コピペ ^パロディ
https://w.atwiki.jp/orisuta/pages/73.html
~腰越海岸 AM10 09~ 丈二「・・・」 カズ「なーアチーよぉーッ 休憩しようよーッ」 丈二「・・・・」 未来「こんぐらいなんでもないでしょうよ、ねえジョージ?」 丈二「・・・・」 容赦なく照りつける夏の日差し。汗を顔中に滲ませながら、丈二たちは砂浜を歩いていた。 足どりが重い。額から流れる汗をぬぐい、ふらふらと彷徨ううち、丈二は喋らなくなった。 ずしずしと足が砂に沈む感触を感じながら、一向は待ち合わせ場所へと向かっていた。 カズ「アイスくいてえよぉ マジ頼むよォ~」 未来「わかりました、じゃあ僕にしりとりで勝てたら一個買ってあげます。ジョージもやりますか?」 丈二「・・・やらない」 カズ「お前負けたら絶対買えよな!そんで20分休憩!」 未来「ええ、のぞむところですよ」 カズ「よし乗ったぜ!ジョージ!お前もやるよな!?アイス何食いたい!?」 丈二「・・・次に喋ったやつから順番に殺す」 カズ、未来「・・・・・・・」 何でこんな場所をこんな奴らと一緒に歩かにゃならんのだ。 生涯で度々遭遇する「あまりに理不尽な状況」に現在直面していた丈二は、 愚かすぎる選択をした自分への苛立ちがこみ上げてくるばかりだった。 ~昨日 アジト~ 阿部「では早速3本目の『ナイフ』の入手についてだが・・・」スッ 丈二「?誰だ?」 阿部がテーブルを囲う5人に見せた『写真』には、スーツ姿を決め込み 携帯電話片手に通話をしているサラリーマン風の男が映し出されていた。 阿部「名は『佐伯 悠斗』・・・神奈川の大手銀行マンだ」 那由多「この男が『ナイフ』を?」 阿部「そうだ。そして今回の作戦はいたってシンプルなものだ。『この銀行マンと現金取引を行う』・・・以上」 丈二「『現金取引』?こいつから『ナイフ』を買うのか?」 阿部「俺達はシリアルキラーの集まりじゃない、『戦闘』や『暗殺』は最終手段、仕方なくやってきたことだ。 『交渉』ができて、穏便に『取引』が済ませられるならそれに越したことはない。」 まぁ、確かにそうだ。誰も殺し合いなんてしたくはない。世の中にはそういうのを好む酔狂な人間もいるだろうが、 少なくとも『こいつら』はそうではない。それくらいは丈二にも直感で理解できていた。 『こいつら』は合理的だ。 阿部「カズ、未来!お前たちで取引場所へ向かえ これが指定されたポイントだ」 カズ、未来「了解」 丈二「・・・! ちょ、ちょっと待ってくれ!」 阿部「・・・?なんだ」 丈二(『ナイフ』を回収させるワケにはいかねーんだよ!)「その・・・俺も一緒に行きたいなー、なんて・・・」 阿部「? 何故?」 丈二「え!? いや、アレだよ神奈川?一度行ってみたいと前から思っててさ・・・ハハ」 阿部「・・・まあいいだろう では明日の朝3人で発て」 昼の1時を過ぎ、ジリジリと砂を焼き付ける太陽の光はより一層強いものとなっていた。 砂雑じりのブーツを軽く振り、ビーチを抜けた一行はようやく相手方との待ち合わせ場所に着いた。 海岸沿いに建つその場違いな『洋館』に入るには砂浜の方に向いたたった一つの門を通らなければならない。 汗でシャツを湿らせながらわざわざ砂を踏みしめてきたのは、こういう理由からだった。 ~洋館 中庭~ ギイイイイイイイ・・・・ 未来「ずいぶん大きな館ですね・・・人の気配はありませんが」 丈二「今は誰も住んでないみたいだな・・・あと10分か」 カズ「うはーでっけえな・・・」 丈二「一応準備しとけよ・・・何があるかわからん」 ベキッ カズ「ん?」 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド カズ(なんだこれ・・・『ガラス』・・・?) カズがうっかり踏んでしまったのはガラス細工のカラス像だった。 かなり精巧に作られたその像は、鈍い音とともに羽と首がもげてしまった。 だが、あたりを見回すと同様の像がところどころに置いてある。 丈二「どうした?」 カズ「いや、踏んじゃって・・・『ガラス』の『カラス』・・・プッ」 未来「ここの主人はガラス細工が好きだったとか?同じようなものがたくさんありますね」 コツコツコツコツコツコツ・・・ 丈二「!」 男「・・・やあ、みなさん。よく来ていただけました。」 館から1人の護衛をつれて現れたのは、アジトで見た写真の男だった。 10万はする新品の高級スーツを纏ったその男・・・『佐伯』は丈二たちを館へ招き入れる。 佐伯「2階の応接間で取引といきましょう。さあどうぞ中へ」 館に入り、巨大な階段をあがる一行。応接間へ向かう途中、丈二はガラスでできた人像を何度も目撃した。 館の中は薄暗くて、なんだか湿った雰囲気を醸し出していた。外で猛威を振るっている太陽の光は、ここにはあまり射さないらしい。 室温が外より数度低い。 未来「ここはあなたの屋敷ですか?」 佐伯「ええ、少し前に買ったんです。以前は金持ちが住んでたらしいけど 今は誰もいません。だからここを選びました。」 丈二「その『金持ち』・・・『ガラス工芸品』が趣味なのか?」 佐伯「ああ、たぶんそうなんでしょうね。私も言われてみれば今日はじめて気がつきました。」 丈二「?」 佐伯「前に下調べにきたときは気付かなくて・・・さあ、この部屋です。お入りください」 応接間には、部屋の中央に横長のティーテーブル、それを挟むように2つのソファーが設置されていた。 壁側にはモダン調の高そうな家具が置かれている。部屋の奥につけられた窓もヨーロッパ映画で見るような、 おしゃれなものだった。窓の外にはキャットウォークが見える。 丈二らと佐伯は向かい合うようにソファーに腰掛けた。テーブルにアタッシュケースと『ナイフ』が出される。 取引の過程でトラブルがあった場合、逃げられないようにと佐伯の護衛が部屋の入口前に立つ。 佐伯「ほこりっぽい部屋でスミマセン・・・そうだ、窓を開けてもらえませんか?」 カズ「俺?ああ、いいよ」 キィィィィ・・・ 佐伯「ゴホン!でははじめましょう。ケースを開けて中を見せてください」 丈二「・・・・」ガチャリ ケースは、大量の札束でギッシリと隙間無く埋め尽くされていた。中身を知らなかったわけではないが、 このときばかりはさすがに胸が震える感覚を味わった。 佐伯「・・・確認します。しばらくお待ちを」 佐伯が金額をチェックしている間、カズは窓から見える外の景色に興味津々だった。 カズ「んー・・・はぁっ いいよなぁ、俺もこんなでっけえ家に住みてえわ・・・」 大きく体を伸ばしたカズは、そこでパリパリという不慣れな音を聞いた気がした。 カズ「・・・?なんか今聞こえたような」 未来「・・・ホントに子供ですね、彼は」 ソファーに腰かける未来が窓際のカズを見てボソリと呟く。 ベリッ カズ「?」 今度は確かに聞いた。何かがはがれるような音だ。足元を見ると、小さなガラスの板が落ちている。 裏面には血がついていた。 カズ「んー?」 そこでカズは、ようやく自分の身に起きている『異変』に気付いた。 自分の腕から『血』が滴り落ちている。 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド カズ(な、なんだ・・・?)クルッ 腕を覗いたカズは、自分の腕が『透明化』しているのを知った。骨や血管が透けて見える。 さらに腕の表面は一部、欠けていた。そこから血があふれ出していたのだ。 手に持った破片をかけた部分と照らし合わせてみると、ピッタリ一致した。 カズ(こ、この『破片』・・・俺の『腕』だ・・・) カズ(『ガラス』・・・俺の体が『ガラス化』しているッ!) だが、いつだって気付いたときにはもう遅い。 カズの体は足や腕、そして口。仲間へ『異常』を伝えるために必要な部位が、ほとんど『ガラス』に変わっていた。 動かない。足は完全にガラス化してしまったらしい。 カズ「・・・・っ、・・・っっ・・・」 口がガラス化し、塞がれてしまったため声が出せない。 ジョジョに頬や額など顔中のいたるところがガラス化していく。 カズ(く・・・そ・・・なんで気付かなかったんだ・・・あ、アイツは・・・!) カズは、窓の外に浮かぶ『妖精』のような姿のエネルギーが羽をバタつかせているのを見た。 『敵』だ。『敵』の攻撃は知らぬ間に始まり、そしてその役目を静かに終えようとしていた。 カズ(窓の外のアイツ・・・何かを『飛ばしてる』ッ!まずいぞ・・・どうにかして伝えなければ!) 幸い、腕は表面こそ綺麗なガラスになっていたがまだ完全に機能が奪われたわけではなかった。動かせる。 カズ(うおおおおおおおお) ビキビキと腕の表面に亀裂が走る。そして無理な負荷を与え、関節を曲げようとしたところで 表面のガラスは砕け散った。 ブシャアアアアアアアアアア! 丈二「!」 佐伯「な、なんだッ!?」 未来「カズ!一体何事ですか!」 カズの元に駆け寄った未来は、カズの体に起きた『異変』を目撃し、絶句する。 未来(な、なんだって・・・!これは・・・!) フワフワ キラキラ 丈二「!(なにか・・・入ってきてるのか?外から!)」 丈二「未来・・・窓を閉めろ、そこから離れるんだ」 未来「ジョージ!しかしカズが・・・」 丈二「いいから窓を閉めろォォッ!」 しかし丈二の叫びが届く寸でのところ、未来の右腕から胴体は丈二が気付いた『謎の物質』に吹き付けられ、 血まみれで横たわる隣の彼の足と、同じ物質に変化した。 未来「な・・・これは・・・ジョージ・・・!」 丈二「息を止めてろ!絶対に『吸う』んじゃねえぞッ! 『アークティック・モンキーズ』ッ!」 A・モンキーズ『ムヒーッ!』 『アークティック・モンキーズ』が窓を閉めたとき、丈二は窓の外に浮かぶ『悪魔』を見た。 仕掛けられていた・・・既に。ワナだったのだ。初めから。 丈二「この野郎ッ!」 丈二が佐伯の胸元を掴み壁に叩きつける。 護衛「!」 佐伯「ぐッ・・・ち、違う誤解だ!私は知らない・・・ッ!」 主人に噛み付く狂犬を追い払おうと歩み寄る屈強な護衛の男。だが所詮『スタンド』も持たぬものが 『スタンド使い』に適う道理はない。鍛え上げたその肉体も、何が起きたのか理解する間もなく紙キレのように宙を舞った。 丈二「・・・!あんた、その肩・・・」 佐伯「! あ、ああっ」 佐伯の肩も『ガラス化』していた。どうやらこの男は外の『スタンド』については何も知らないらしい。佐伯はシロだ。 だが、だとしたら誰が?この『取引』を知り、双方に攻撃を仕掛けてきた人間がいる・・・第三者が。 丈二「とりあえずこの部屋は危険だ!出るぜ!」 丈二たちが応接間を飛び出し、階段を駆け下り玄関口へ向かうと、そこに日に焼けた半裸の男が立っていた。 日焼け「よし、成功したみたいだな。」 丈二「・・・この『スタンド』攻撃はお前の仕業か?」 日焼け「いや、違うね それより『ナイフ』と金をよこしてくれないか?」 未来「ジョージ」 丈二「?」 未来「2人を連れて外へ。この男は僕がやります。」 丈二「だが・・・お前の体は・・・」 未来「心配いりませんよ。カズ!お願いします」 ガラスとなり塞がれた口に穴をあけられ、なんとか喋れるようになったカズは高らかに叫んだ。 カズ「『ノー・リーズン』ッ!」 ドバァァァァァン! ノー・R『・・・・・・・・・・・・』スッ カズに寄り添うように、彼の『スタンド』が姿を現した。 『ノー・リーズン』と呼ばれるそれが未来の『ガラス化』した箇所に触れたとき、 未来の体はゆっくりと『肉』を取り戻していく。 カズ「『うやむや』に・・・した・・・・ 『ガラス化』を・・・」 丈二(これが・・・コイツの『スタンド』・・・!) 日焼け「! なに、なんだその能力は・・・?」 未来「あくまで『うやむや』だから完全に治るわけじゃない。だが・・・」 男が『ノー・リーズン』を凝視していたその隙、未来は素早く男の隣まで迫る。 そしてそれを男が気付いたのは、振り上げられていた『スタンド』の拳が目の前に見えたときだった。 未来「腕が使えれば十分だッ!『ウエスタン・ヒーロー』ォォォッ!」 『ウエスタン・ヒーロー』・・・未来が己の分身をそう呼んだ時、筋肉質な姿のそれは 鋭い拳を男に向け、突き出した。ベコッと重く鈍い音が館内に響き渡る。 W・ヒーロー『ハァァァァッ!!』バコッ!! 日焼け「ぶぐぅッ!」 未来「さあ行って!ジョージはもう1人の『スタンド使い』を頼みます!」 丈二「・・・!」 タタタタタッ・・・ 丈二がカズと佐伯を連れ館外に出る。見届けた未来は、強烈な一撃を決めたのに立ち上がってくる『敵』に 意識を集中させる。 日焼け「ペッ、なかなかいいパンチじゃねえか ええ?」 未来「アゴを砕くつもりで打ったが・・・うまく逸らしたな。」 日焼け「ふ、面白えぜ。マジでやらせてもらうよ」 未来「・・・・」グッ ~館外 中庭~ 3人が中央の噴水を周り、門を抜けようとしたとき、丈二は宙に浮かぶ『悪魔』の姿を再度見た。 丈二(くそ・・・なんで飛んでんだアイツ・・・攻撃がとどかねえぞ) スタスタスタスタスタスタスタ・・・ 丈二「! 誰だッ!?」 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド ???「そんなにお急ぎでどこへ行かれるのです?」 茂みから出てきた『女』・・・まるで『雪女』のように白い肌をした黒髪の女はゆったりとした身のこなしで、 こちらに歩み寄ってくる。これまた高そうな着物を着ていた。 雪女「『取引』は終わったのですか?」 丈二「あれ↑はアンタのか?あいつのおかげで『取引』どころじゃないんだが」 雪女「そうです。なかなか残酷な能力でしょう?『ナイフ』を渡してくれれば見逃してあげてもいいですよ。 私と『取引』しましょう。」 丈二「いいだろう、『取引』の内容はこうだ。まずコイツにかけたガラス化の能力を解け。そしてとっとと失せろ。 そうすりゃあんたの頭に『雪だるま』みてーなコブを作らないでやる。」 雪女「面白い提案ですけど・・・それじゃあ私が得しませんわ。」 丈二「『交渉決裂』。行くぜッ!」 未来「ハァッ!」ブオン! 日焼け「『ネイキッド・シティ』ッ!」バシッ、バシッ! 日焼け「さッ!」シュバッ! バキッ 未来「・・・!ぐっ・・・(は、速い・・・!)」 日焼け「パンチ力はあるみてえだがスピードは俺の方があるな」 N・シティ『・・・・・』バシュバシュバシュ! 未来「くっ・・・うおおおおお」 W・ヒーロー『ハァァァァァァァァァァァァァァァッ!!』バシュバシュバシュッ! 『ネイキッド・シティ』と呼ばれる男のスタンドが繰り出すラッシュ。未来は自分のスタンドで迫る拳を 一つずつ弾いていくも、全てを防ぎきるのは不可能だった。 ラッシュの攻防ではスピードの優劣が決定打になりかねない。3発・・・未来は胴体への攻撃を許してしまった。 未来「ぐっ・・・がァッ・・・!」 日焼け「どうした?こんなものか、ええ?」 未来「・・・・」 日焼け「取るに足らねえヤロウだ」 未来「・・・・」スゥ・・・ W・ヒーロー『ハァッ!』ドゴッ! スタンド:『ウエスタン・ヒーロー』がその拳を地面に向かって放つ。 日焼け「はは、そんなに悔しがるなよ」 未来「いーや僕は悔しがってなんかいないよ 勝負は始まったばかりだろう?」 日焼け(? なんだ。あいつ何か手に持ってやがる・・・『ベルト』?か?) 未来「行くぞ」カチャッ 『殴られた』地面から出現した『ベルト』を未来が腰に巻いたその瞬間。 未来と『W・ヒーロー』の全身が『灰色』に染まり始めた。 日焼け(なんだ・・・?なにをした・・・?) ツカツカツカツカツカツカツカ・・・ 未来「うおおおおおッ!」 日焼け「ふん!なんだか知らねえが・・・ラッシュか!こいッ!」 W・ヒーロー『ハァァァァァァァァァッ!』バシュバシュバシュバシュバシュバシュ!! N・シティ『オオオオオオオオオオオオオオオッ!』バシュバシュバシュバシュバシュバシュバシュバシュ!! 日焼け「オラ!」ドゴッドゴッ! 日焼け「はは!何したかと思ったが全然ノロイままだぜ!『灰色』になってより サンドバッグっぽくなったがなァーッ!」 未来「・・・2発でいいのか?もっと打っておかなくて」 日焼け「!? なにッ!効いてない!?」 W・ヒーロー『ハァッ!』バキィッ! 日焼け「ガハッ!!!!」ゴフッ 未来「・・・・」 日焼け(こ、こいつのパンチ・・・さっきより重くなってる・・・・ まるで『岩』かなにかで殴られたような・・・) 未来「この『ベルト』・・・」 日焼け「!?」 未来「これは床の『大理石』から作ったものだ。『W・ヒーロー』は殴った物質を『ベルト』にする」 未来「そしてその『ベルト』を付けると、その物質の性質を得るのさ。これが僕の『スタンド能力』だ」 日焼け(そうか、こいつ・・・『大理石』の体を・・・!) 未来「お前のパンチは少しも痛くなかったよ。さあ行くぞ!」 日焼け(あの『ベルト』・・・どうにかして接がす必要があるッ!) W・ヒーロー『ハァッ!』ビュッ! スパッ 日焼け(このパンチがヤバイ 顔入ったら終わりだ!)ツー・・・ 大理石の性質を得た『W・ヒーロー』だが、依然としてスピードは『N・シティ』に及ばず、 顔面への拳は余裕で避けられ、頬に傷を残すのが精一杯といったところだった。 未来(やはり速い・・・当てるのは難しいな) 日焼け(やつの攻撃を避けながら『ベルト』を取るのは不可能に近い・・・どうしたものか・・・) ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 未来「・・・・・」 日焼け「・・・(・・・何を考えることがある、俺には攻めるだけだッ!)」 ペリペリ・・・ 未来「!?何してる?お前」 日焼け「見てわからんか?『皮』を剥いでるんだがな」 ベローン 未来(な、なにィーッ!?頬の傷が消えた!?) 日焼け「『脱皮』だよ・・・昆虫みてえなモンさ」 日焼け「お前は『石』になれる。俺は『ビニール皮』を剥がせる。そんだけだ!」タッ! N・シティ『シャアアアアッ!』シュバシュバシュバ! W・ヒーロー『ハァァァッ!』シュバシュバ! 日焼け「はッ、やっぱり『打ってくる』よなあ当然だよなあ パンチをどうも!」 ズボッ 未来「なにッ!」 『N・シティ』のラッシュにラッシュで対応する『W・ヒーロー』。 だが男が用意した『ビニール皮』・・・『ビニール皮』を目の前に展開された未来は 否応無しにそれへ拳を突っ込む形となった。 ぐるぐるぐる 未来(両腕を・・・!) 日焼け「『巻かせて』もらったぜ これで!」 ベリィッ 未来「! 『ベルト』がッ!」 日焼け「こいつは俺が付けるとしよう」カチャッ 未来(・・・・・!) N・シティ『シャアアアアアアアアアアッ!』ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ! 未来「ぶ・・・が・・・ッ・・・・!」 ドゴォーーーーーーーーン! 日焼け「おっと、やべえ 壁突き抜けて外に出しちまった」 ~数分前 中庭~ ダダダッ! 丈二「オラァッ!」シュバッ! サッ 雪女「よっ」 丈二「ち・・・オラァ!」シュバッ! サッ 雪女「はっ」 病的なまでに白い肌をした女・・・女は名を名乗ることは無かったが、ただの女じゃないことは 丈二にもすぐ理解できた。『A・モンキーズ』の攻撃を紙一重でヒラヒラとかわし続けることができる人間、それも着物で。 普通じゃなかった。丈二は少しずつ、女に対し焦燥感を感じ始めていた。 丈二「・・・避けてばっかかよ。スタンド出してガードするなり首狙ってくるなりしたらどうだ?」 雪女「何故わざわざ?攻撃をかわすくらいなら十分できます」 雪女「それにスタンドならもう出してますよ↑ もっと言えば攻撃もとっくに始めてますのよ。」 G・スキン『・・・・』パタパタ・・・ 丈二「・・・・」 雪女「ふふ、ただ飛んでるだけじゃないのは貴方にもお分かりでしょう?私のスタンド、 『グラス・スキン』・・・先ほどご覧になったハズですわ。」 丈二(よく見ると・・・) G・スキン『・・・』パタパタ・・・ パラパラパラ 丈二(『粉』だな 羽をパタつかせて・・・『鱗粉』をバラ巻いてやがる こいつに触れるとガラス彫刻のできあがり、ってわけか・・・・) 雪女「今日は風が吹きませんわね。それがまた良し、わたくしにとっては。」 丈二「ああ、そうかい」ピシピシッ! 丈二「・・・!(なにッ、いつの間にか・・・!)」 雪女「うふふ・・・」 丈二(『鱗粉』・・・浴びてたのか、腕が・・・) 雪女「『G・スキン』の撒布範囲はかなり広いですわ。この中庭で、避けるのは難しい。」 丈二「・・・そうか」ググッ! ピキピキピキッ! 雪女「!? ・・・何をしてますの?」 丈二「避けられないならそれに従うしかねーだろ。それを『利用』するしかな」 パリーン! 雪女「!!!」 ブシャァァァァァァッ! 丈二「ぐ・・・ああッ!」ドクドクドク・・・ 雪女(自分で自分の腕を・・・イカれてますわッ!) 丈二「うっ・・・だが『ガラス』は手に入ったぜ・・・でかい塊がな」スッ 雪女「!!」 A・モンキーズ『オラァッ!』ブオン! 雪女(!! 『G・スキン』目掛けて!) ゴオオオオオオオ! 丈二「アンタ(本体)に投げても避けられそうだからな スタンドを叩かせてもらうぜ!」 雪女(くそ・・・間に合わないッ!潰れる・・・ッ!) だが、双方の読みはどちらも当たらなかった。 『スタンド』に『武器』は通用しない。『スタンド』は『精神エネルギー』だからだ。 『スタンド』への攻撃は『スタンド』が直接、殴る以外にないのだ。 G・スキン『・・・・』スーッ・・・・ 丈二「!? 『ガラス』が通り抜けたッ!」 雪女「!!」 『G・スキン』のボディを通過したガラス塊は、そのまま空へ消えた。 雪女「(・・・)ふ、ふふっ」 丈二「・・・何がおかしい」 雪女「『スタンド』に『ガラス』なんて通用しませんわ。そんなことも知らなかったので?」 丈二「・・・・」 雪女「ふふ、どうやら・・・まだ『スタンド』に目覚めてそんなに日が経ってないようですわね」 丈二「・・・それはアンタも同じだろ。『G・スキン』は今『避けなかった』んじゃない『避けられなかった』 ・・・違うか?」 雪女「・・・何故そうだと?」 丈二「表情が歪んでたからな どれ」 スタスタスタ・・・ 雪女(!!! な・・・なにをしてるの・・・?コイツはッ!?) ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド 丈二「『鱗粉』・・・かけなよ、好きなだけな。できれば『残った腕』以外にしてほしいが」 な、なにィーッ 文字化け・・・新手のスタンド攻撃かッ!? パラパラ・・・ 丈二「・・・・」 雪女(頭がおかしくなったというのッ!?何か『策』があるとしても、正気の沙汰じゃないッ!) 徐々に、『鱗粉』を浴びて丈二の体のいたるところが『ガラス』に変質していく。 ゆっくりと・・・着実に。 丈二「・・・こんなもんか」 ピキピキッ! 雪女「! 何を・・・今度は『わき腹』を砕く気?」 丈二「アンタに『覚悟』はあるか?自分を『犠牲』にしてでも俺を倒したいか?」ピキピキッ! 雪女「次は『ガラス』をわたくしに投げるつもりなんでしょうけど・・・」 丈二「・・・」ピキピキ 雪女「やめておきなさいな、わたくしは必ず避ける。自分の体を大事にしなさい」 丈二「もう後にはひけねえさ・・・!」 バリーン!! 丈二「ぐっ・・・お・・・!」ドクドクドクドク 雪女(ついにやった!コイツ、自分の『わき腹』をッ!) 丈二「い、行くぜ・・・『1発』!ぶち込ませてもらうからよォーッ!」グッ A・モンキーズ『オラァァァァァッ!』ブオオオオン! 丈二「ただし、狙いはアンタの『スタンド』だ」 ゴオオオオオオオオオオオッ! 雪女(何故!?何も学んでいないの!?血迷ったことを・・・!) 『A・モンキーズ』から放たれた『ガラス』が『G・スキン』の目前まで迫る。 そのとき、『ガラス』に付いた丈二の『血痕』から『腕』が飛び出した。 雪女「!!」 丈二「『ガラス』はきかねえケドよォ、『ラリアット』ならどうだい?」 ドガッ! 雪女「ぶ・・・ッ・・・!!?」カハッ 決めた、『一撃』。高速で繰り出された『A・モンキーズ』の『ラリアット』。 その腕は正確に敵スタンドのノドを射抜き、ミシミシと音を立て地上に叩き落した。 ヒュー・・・・ドサッ 丈二「ハァ・・・ハァ・・・やっと・・・降りてきたか・・・」 雪女「・・・・・・!」 丈二「今、そっちに行くぜ・・・叩き込んでやる、最後の一撃をな」 ザッザッザッザッ・・・・ 雪女(ヤバイ・・・いくら相手が負傷しているからといって・・・・ 『グラス・スキン』・・・殴り合いでは勝ち目がないッ!) ザッザッザッザッザッザッ・・・・ 丈二「・・・・・」 G・スキン『・・・・・』ピクピク 雪女(動かない、クソッ!ヤバイ、ヤバイ!ヤバイ!!!) ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド 丈二「・・・・・」 雪女「はッ!」 丈二「終わりだ」スッ・・・・ 女の頭上に、『A・モンキーズ』がゆっくりと拳を振り上げる。 雪女(し、死んだ・・・!) ドゴォーーーーーーーーン! 丈二・雪女「!?」 壁を砕くような轟音。音の発信源に2人が振り向く。 振り返りざま丈二が見たのは、こちらに吹っ飛んでくる『仲間』の体だった。 ゴオオオオオオオオオ! 未来「・・・・・」 丈二「な、なにィーッ!!?」 ドゴッ! 丈二「ぐぁ」 弾丸のように突き進む未来の体をモロに受け止めた丈二は、そのまま1mほど後方に飛んだ。 雪女「・・・これは・・・」 日焼け「お?もしかしてピンチだったか?口から血が垂れてるぞ」 雪女「・・・・」ゴシゴシ 日焼け「よし、『鱗粉撒布』だ。『フルパワー』でな。一気にカタをつけるぞッ!」 雪女「・・・・!」 G・スキン『・・・・・・』バタバタバタッ! 未来「・・・うっ」 丈二「ああ・・・痛・・・ッ おい、大丈夫か?」 未来「ええ・・・すみません。『ベルト』をとられて・・・ もう一度『ベルト』に触れて『解除』しないと・・・『ベルト』は一度に一本までしか作れない」 丈二「俺がいくぜ・・・」 未来「その体じゃムリだ、『ノー・リーズン』でわき腹の負傷を『うやむや』にしてもらうんです。援護しますから」 丈二「・・・・」ドクドク 丈二「・・・わかった、たのむ」ダッ! 日焼け「! ガキのところへ1人逃げた!ヤロウ行かせるかよ! 『鱗粉MAX』だ!雪みてーに全力でふらせろォォォッ!」 雪女「はああああああああ」 G・スキン『・・・・・・・・・・』バタバタバタバタバタバタ! 女のスタンドが羽を力強く靡かせ、中庭全体に『鱗粉』を撒布する。全力だった。 不可避の粉雪が、舞う。 日焼け「・・・・・・」ダダダダッ! 丈二(!? バカな、この『鱗粉』の中、突っ込んでくるぞ!) 未来「行かせない、ハァァッ!」バシュ! 日焼け「おせえよ!完全に見切れてるぜ!」サッ ベゴッ! 未来「ぐぁッ・・・」 日焼け「下顎もらったぜ!」 未来(くそ・・・体が、『ガラス化』していく・・・しかしそれはコイツも同じ・・・ 『ベルト』を取り返せれば、こいつの動きを止めれたら・・・) 未来(コイツが先に『ガラス』になれば、『ベルト』を・・・) ベリィッ! 未来「!!」 日焼け「は、忘れたか?俺は何度でも『脱皮』できる!『ガラス化』した皮膚を捨てられるんだ! だからあの女と組んだんだぜ!」 未来「・・・・・!」 日焼け「最後だッ!ぶち砕いてやるぜ!お前の『ガラスボディ』をな!」 未来「・・・・待ってたよ、お前が『ビニール皮』を捨てるのを」スッ 日焼け「!?」 ズボッ! 『ガラス化』した『ビニール皮』を拾いあげた未来は、先ほど男がしたように、『皮』を目の前に展開させ 男の拳をそこへ導いた。『ガラス』の皮膚へ。 ザクザクザクザクッ! 日焼け「ぐあああっ」 未来「ようやく動きがとまったな、『ベルト』・・・返してもらうよ」ベリッ 日焼け(両腕が・・・動かせないッ!『ガラスの破片』が肉に『くい込んで』・・・) 未来「さっきはラッシュをありがとう」カチャリ 日焼け「や、やめろおおおおおおおおおおおおおおお」 未来「ガードできない状態で殴られる絶望をお返しするよ」 W・ヒーロー『ハァァァァァァァァァァッ!!!』 ドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガッ! 日焼け「アンジャァァァァァァァァァァァァッ!!!」 未来「もう起きてくるんじゃないぞ」 ドバァァァァァァァァン! スタンド:ネイキッド・シティ 再起不能 カズ「『ノー・リーズン』・・・コイツの・・・負傷を『うやむや』にしろ・・・」ヨロヨロ ノー・R『・・・・・・』スッ ジワァァァァァァァァァァ! 丈二「・・・よし、これでなんとか動けるぜ」 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド 丈二「・・・・」 雪女(くそ、やられた、『ネイキッド・シティ』!あの役立たずッ!) 丈二「未来!」 未来「ジョージ・・・僕はもう動けない、あと数十秒で完全に『ガラス化』します。 突っ切ってください。この『粉雪』の中を・・・」 丈二「わかってる・・・やるしかねえんだよな」 未来「この『ベルト』を持って・・・使ってください・・・役に立ちます・・・」ス・・・ 丈二「ああ、使わせてもらうよ」 丈二(俺の体も『ガラス化』していってる・・・もう時間は残されてねえ 避けられるわけにはいかない、今度は確実に『当てる』!) ダッ! 雪女「いいですわ、貴方とわたくしの『根比べ』ッ!受けてたちましょうッ!」 丈二「うおおおおおおおッ!」 A・モンキーズ『ムヒーッ!!』バシュッ! 雪女「・・・・」サッ A・モンキーズ『ムヒャアアアアアアッ!』ドシュッ! 雪女「・・・くッ!」スパッ! 雪女(さっきより攻撃が正確になってきているッ!コイツ、追い詰められると強いッ!) G・スキン『・・・・・・』バタバタバタバタ パラパラパラパラ! 雪女(『G・スキン』はバトルタイプじゃない、殴り合いの場には出せない! 避け続けるしかない!なんとしても!) 丈二(『読む』んだ、コイツの動きを!そして当てに行くッ! 1発でも入れば、ラッシュに繋げられる!) A・モンキーズ『ムヒーッ!!』シュバッ!シュバッ! 雪女(『粉』さえ降らせ続ければわたくしの勝ちッ!この程度の攻撃で!)キラッ 丈二「!?」 ザクゥッ!! 丈二「ぐあ・・・(くそ、『ガラスの破片』ッ!隠し持っていたか・・・)」 丈二が予想外の反撃によろめいた隙、女が『破片』を丈二の腕、太ももに流麗な動きで突き刺していく。 丈二「あ・・・が・・・ッ」 雪女(止まった!今だ!)「『G・スキン』ッ!ありったけの『粉』をコイツに吹き付けろおおおおお」 G・スキン『・・・・・・・』ブオオン!! 丈二「あああああああああああああ・・・・・」 丈二「あああ・・・・・・・・」 丈二「・・・・・」 ガチーン! 限界まで『鱗粉』を吹き付けられ、ついに丈二は100%透明な『ガラス彫刻』となった。 雪女「・・・・」 雪女「や、やった・・・」 丈二「・・・・・・」 カズ「あ、あああ そ、そんな・・・・!」 雪女「やったッ!完全に『ガラス化』した!もう動かない!!ついにッ!」 雪女「勝ったッ!勝ったのよッ!あははははははははははは」 雪女「あはははははは・・・ 《ドガァァッ!》 雪女「!? ぶ・・・ぐッ・・・あ」 雪女(な・・・い、今のパンチは・・・誰が・・・?) ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ カズ「あ、ああっ!」 女は、振り向きざま確かに見た。後ろに立って自分の顔に重い拳を突き出してきた男・・・ それは3秒前、完全な『ガラス像』としてそこに佇んでいた『スタンド使い』・・・ 『城嶋 丈二』だった。 丈二「・・・・・」 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド 雪女(バカな・・・完全に『ガラス』にしたのに・・・何で・・・) 丈二「『ガラス』化する前に付けられて助かった・・・この『ベルト』」 雪女(ベ・・・『ベルト』だって・・・?) 丈二「これは未来が自分の『肉』を削って作った『ベルト』だ・・・まだ『ガラス』になってない部位を使ってな あいつの命がけの『肉のベルト』だ」 雪女(『肉のベルト』で・・・『ガラス』を『肉』に戻して・・・ あ、ああああああああああああああああああああああああああああああ) 丈二「ありがとな、未来」 A・モンキーズ『オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ』 ドォーーーーーーーーーーーーン! スタンド:グラス・スキン 再起不能 ~都内某所 PM9 37~ 平田「『2本目』確保。ご苦労だった」 丈二「『組織』以外にも、『ナイフ』を追っている連中がいるみたいだな・・・」 平田「そりゃそうだ、『ナイフ』の力を知るものは世の中に少なくない。『組織』のトップが集めている理由は知らんが 転売すれば使い切れないほどの金が手に入るしな。」 平田「あの銀行員がどこで手に入れたのかはわからないが・・・一般人でも価値を知ってる者がいるということだ」 丈二「あと3本・・・」 平田「なんだ、またできないとか言うつもりじゃあないだろうな?」 丈二「・・・言わねえよ」 丈二「例えどうなろうと、やる以外にないんだからな!」 第3話 終了 使用させていただいたスタンド No.113 【スタンド名】 アークティック・モンキーズ 【本体】 城嶋 丈二 【能力】 赤い色のものに出入りできる No.177 【スタンド名】 ウエスタン・ヒーロー 【本体】 倉井 未来 【能力】 殴った物質をヒーローベルトに変え、巻いた者はその物質が持っていた性質を取得する No.238 【スタンド名】 ノー・リーズン 【本体】 福野 一樹 【能力】 触った物体・事象の理由をうやむやにしてその物体・事象を弱めたりなかったことにできる No.35 【スタンド名】 GLASS SKIN 【本体】 雪女 【能力】 スタンドが飛ぶことによって霧散された粉に触れると体がガラス化する No.94 【スタンド名】 ネイキッド・シティ 【本体】 日焼け 【能力】 脱皮する。何回でも脱皮出来る。 < 前へ 一覧へ戻る 次へ > 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。 [ トップページ ] [ ルールブック ] [ 削除ガイドライン ] [ よくある質問 ] [ 管理人へ連絡 ]
https://w.atwiki.jp/sherpa2000/pages/118.html
材質の『ガラス(青)』は3Dドキュメントにした場合は透過しません 現在は設定で変更することも出来ません 下図がパース状態です 左が『ガラス(青)』右が『ガラス(透明)』です 3Dドキュメントにすると下図のようになります。 右は背景が透過していますが、左は透過していないことが分かります。 質問者:代田
https://w.atwiki.jp/irisu_syndrome/pages/205.html
各地にいるネグラの住人に最初に話しかけると入手できる。 空き瓶と交換するためのものだが、なんでも欄に装備すると攻撃力が上がる。 髪の毛を取らなかった場合はこれで少し火力不足を補える。 入手場所は小ネタを参照。
https://w.atwiki.jp/quuta/pages/194.html
シンデレラウェディングベール ブラウン○