約 15,600 件
https://w.atwiki.jp/doroboumama/pages/2789.html
745 :名無しの心子知らず:2009/03/06(金) 09 36 55ID eR+Qfrcn カゴ抜け未遂話。 数日前、レジ待ちしてた時のこと。 わりと周りは空いていて、私の前の人がそろそろ終わりそうな時、 後ろにとても個性的なファッションの子連れ女性がつく。 前の人のレジが終わり、カゴが空になって、私の商品のレジを打つ時、 後ろの子連れ女性、すーっと私の後ろを通って 自分の手持ち商品を空カゴにぽろっと入れる。 レジ係さん、私の商品かと聞く。私、否定。 子連れ女性、舌打ちして 「一緒に会計してもいいじゃない~」(サトウタマオのプンプン!風。キメェw)。 このときは子連れ女性、何か文句をたれながらも離れた。 で、昨日。同じ人に再遭遇つーか発見。あのセンスは忘れられないw で、また人の後ろに立って商品を手持ち。 前の前の方の会計が終わったらすーっと前に出て空カゴに商品を入れる。 あ、まただ! と思い、店員さんに声をかけようと思った。 と思ったら、その前に店員さんが何人か出てきて 「お客様、少々こちらに…」と有無を言わせず強制連行。 「お金は払うじゃない~」「悪い事はしてないわよ~」みたいな、 あくまでサトウタマオのプンプン!風雰囲気で一生懸命何か言ってたが知らん。 店員さんGJ、と思った。 つーか、あのセンスと香水?あの辺のスゴイ臭いで目をつけられないと 思っていたなら、きっと脳が残念な人なんだろうね。 次のお話→748
https://w.atwiki.jp/keikenchi/pages/1159.html
競られベビンネのカゴに指を近付けてみたい。隙間からチロチロと伸ばされる白い小さなお手手にそそられる。助けを求めるベビンネに必死にキュッと握られたら、そのまま軽く引っ張れば顔面がカゴに追突するかな。ああ指近付けてみたい。 -- (名無しさん) 2012-12-03 18 54 39 踊り焼きもいいがタブ雑炊もたまらんなぁw我が子が怯え苦しんで必死に助けを求めているのにママンネちゃんときたらwお鍋の中に沈められる時泣きながら必死におててを伸ばして「ママたちゅけてぇ」って絶望のお顔で見つめてくるのも耐えられないなら目も潰すかな? -- (名無しさん) 2012-12-30 20 58 05 ここで競られたベビンネ達は縁日用にもなるんだなあ~ -- (名無しさん) 2013-10-31 18 02 46 ベビンネひとカゴ欲しいなそしていぢめたい -- (名無しさん) 2016-07-27 23 02 24
https://w.atwiki.jp/memoriaknights/pages/54.html
キュウシュウ地方 上段 ノーマル 下段 ハード カゴシマ 行動力 ジェム 経験値 報酬 1 街中 2 4 2 カゴシマ基地 2 4 3 シラス平原 2 4 4 街中2 2 4 5 再び基地 2 4 ミヤザキ
https://w.atwiki.jp/doroboumama/pages/5925.html
マイカゴ奥 671 :1/2:2010/09/06(月) 15 26 48 ID tc9nvfpY 先日のこと。 スーパーでマイカゴを利用し買い物。 会計後、サッカー台へ移動して台の真横にあるドライアイス機?を 使っている間に、カゴをやられた…orz 相手は幼稚園児くらいの男の子を連れたママ。 平然と持っていくから、一瞬その人のカゴなんだと思っちゃったよ。 すぐに呼び止めたものの、 「は!? これ私のだし! レシートちゃんと持ってるし!!」 レシートをカゴに放り入れてしまったことをすごく後悔した。 さらに、カゴにしがみつく自分を突き飛ばそうと手を出してきたので 妊婦な自分は抵抗出来ず。 そのうち、近くにいた方が店員さんを呼んでくれた。 が、なんか様子がおかしい。 お客さんが少なかったせいか、最初からやりとりを見ている人がいない。 店員を呼んでくれた方も、 「子連れママ(泥)の荷物を、妊婦(私)が強奪しようとしてる」と証言。 泥がレシートを持っているせいか、店員も私を泥扱い。 泥子はニヤニヤして私を見てるしでアウェイ感たっぷりだった。 <つづく> 672 :2/2:2010/09/06(月) 15 27 59 ID tc9nvfpY <つづき> 店員に事務所へ連行されそうになったので、全力で拒否。 みんな泥に同情的で、「さっさとお逃げ!」な雰囲気だったから このまま自分だけ事務所へ行ったらもうダメだと思ったんだ。 「証拠あります。ここでいいです。検証してください」 と言ったら、店員は呆れた感じで 「あなたがそういうならいいですけど! 責任持ちませんからね。」 それはこっちのセリフだゴルアアアアアァァァァァァ!!!!!!! 結果的に証拠になったのは、 カゴの裏に書いてある個人情報と、レシート記載の会員番号。 カゴ裏の記名はこのスレを見て対策。 当日はポイントカード使ったから、レシートに番号が記載されてたんだよね。 店員の「サーセンでしたw でもお客様も自衛を(ry」 って舐めた態度に腹は立ったけど、もう来ないつもりだったからスルー。 泥はギャーギャー言ってたがそのままKがお持ち帰り。 泥子に「おめーのせいでメシ食えねぇだろうが!!」 って言われたのは、キツかったし悲しかった…。 泥は赤の他人なので、その後は知らない。 数日後に店長&地域チーフ?&社長が菓子折り持って謝りにきたよ。 どこから漏れたかわからんが、私の祖父が スーパーの親会社の 大 株 主 なんだ。 大人の土下座初めて見た。恐縮した。 私はもうあのスーパーに行かないけど、店員教育を徹底してくれる そうなのでこういうトラブルが少しでも減るといいな。 あとレシートはすぐ財布に入れたほうがいい。教訓になった。 673 :名無しの心子知らず:2010/09/06(月) 15 32 56 ID ln68YFgz お疲れさまでした。 妊婦さん相手に酷いもんだ。 675 :名無しの心子知らず:2010/09/06(月) 15 39 18 ID KWju9V2/ こういうの見ると、通りがかりの人間は、パッと見どっちが泥とか 決めつけて味方とかはよく知りもしない場合はなるべく避けて、 「モメてるから店員さんきてー」っていう立場で対処したほうがいいんだろうね。 684 :名無しの心子知らず:2010/09/06(月) 16 33 05 ID 3Rx4ersJ スーパーは、泥扱いしておいて開き直って謝罪もしない腐れ店員の 土下座写真か解雇報告でも持ってこいと 693 :名無しの心子知らず:2010/09/06(月) 19 58 02 ID 4fSKN5p+ スーパーのポイントカードを利用しているが、これの記載情報があれば、 例えレシートが泥側にあっても何とか対処出来る事に気がついた。ありがとう。 次のお話→706
https://w.atwiki.jp/windykids/pages/25.html
紙ボール入れ 裏紙からボールを数個作り,カゴに入れる 準備 裏紙 ルール 各人に裏紙を配布し,3個程度のボールを作ってもらう 年齢に応じた距離から,カゴに入れる ポイント 年齢に応じた距離設定がポイント
https://w.atwiki.jp/doroboumama/pages/1997.html
759 :名無しの心子知らず:2008/11/03(月) 22 48 19ID YRvsQWiO ガイシュツだと思う。>カゴ 実家に帰ったらスーパーのカゴの取っ手がなくて、あ然。 親を振り返ったら、取っ手付きマイカゴ(同じ店で購入)持参 マイカゴのない人は強制的にカゴをカートにいれてお買い物だった マイバッグが流行る前、海外(アジア)のスーパーで買い物をした事がある。 入り口にゲートがあって、その前に有人のクローク。 クロークに手持ちのバッグを預けないと行けない仕組みだった。財布と 畳んだビニール(マイバッグ)だけ手に持って店に入る。 買い物してもしなくても、必ずレジを通らないといけない。 大物は必ず万引き防止タグ付き・レジを通るとき買い物をしなかった人は 万一手荷物があればチェックを受ける。精算後、買い忘れて店内に戻ろうとすると 警備員がやってきて、クロークからやり直し。 日本も入り口にクロークが欲しいと時々思う。 ま、クロークがあっても盗む奴は盗むんだけどさ・・・病気だ 760 :名無しの心子知らず:2008/11/03(月) 22 51 41ID ne5Gy3Au それやってもクロークが泥ママだったりしてな… 770 :名無しの心子知らず:2008/11/04(火) 06 40 42ID v54SNE71 759のカゴの話がよく分からないんだけど… 要は759親がカゴをパクったということ? 771 :名無しの心子知らず:2008/11/04(火) 07 09 09ID mlzwtDn3 770 実家に帰った時、地元のスーパーに行ったら買い物かごの 持ち手がなかった。 親は持ち手つきのマイかごを持参。 スーパーのかごは全て持ち手なしで、マイかごのない人はカートにのせている。 かご持ち帰り予防の為に、なるべく持ち帰りしにくいように スーパーが工夫したんじゃないか、と読んだんだけど。 785 :名無しの心子知らず:2008/11/05(水) 14 42 17ID lS4BQU4Q 759です。 770さん~ウチの親は泥じゃないよ 771さんが正解です マイバッグつながりで。 昔私はとある店でレジを担当。商品をレジに通す&個別包装もしてた。 レジ脇のサッカー台のお客様側で音がしたので、何か落としたのかと思い 何気なくお客様側を覗き込んだ。レジ打ち中の先輩も何となくのぞいた。 ・・・突然「コレも出せばいいんでしょあqswでfrふじこ」とお客様。 手に持っていた小さな手提げから、出てくる出てくるアクセサリー。 「カゴがないから、ここにいれてたのよっ。フン!」 「うっかり忘れるって誰でもあることじゃないの!」 想定外の出来事に無言のまま先輩としばらく顔を見合わせて、精算を済ませた。 別行動していた娘(と言っても高校生くらい)さんと帰っていったけど その店は会員制で、レジを見れば住所も氏名も勤め先もわかってしまう仕組み。 後で先輩が上層部に届けて、そのお客様は「要注意人物」になった。 顔写真も会社側にあるので泥は古参社員が覚えたりするw 本当に先輩も私も何も気づいてなかった。今思えば何も言われないのにフジコった あの泥ママには多少良心があったんだなーと、歴代泥を読んで思った。 786 :名無しの心子知らず:2008/11/05(水) 15 41 51ID L05vazDt 中年以上の万引き班はよくしゃべるからね よく自爆する 用もないのに親しげに話しかけてくる人は、半分ぐらい万引き犯だと思われる 787 :名無しの心子知らず:2008/11/05(水) 15 47 25ID SnrJcmDd 万引き班 そんな班嫌だww 次のお話→792
https://w.atwiki.jp/suujitakutrpg/pages/132.html
(沼男は誰だ?) スワンプマンのトヨちゃんに捕食され、気が付かないうちにスワンプマンになった スワンプマンの母体を殺した後、福乃にトヨちゃんからもらった宝石を渡し、インドの家族への言伝を頼み、福乃の腕の中で泥になった (え!7版の食屍鬼ってこんなに強いんですか!?) 「沼男は誰だ?」前のお話。 トヨちゃんと福乃のためにタラの芽を採りに出かけた。 店長から借りたカゴは網目が大きいため、採ったタラの芽が落ちてしまっていた。(落ちたタラの芽のおかげで帰り道を見つけることができた) カゴにハンカチを敷くことで、タラの芽を山のように持って帰ることができた。(ハンカチは太刀川さんから借りた、ドミちゃんのもの) 最後にカゴ(ハンカチ入り)を返しにマハラジャへ。そこには太刀川とドミちゃんが。巡り巡ってハンカチは持ち主のもとへ戻るのであった。
https://w.atwiki.jp/hachimanjinja/pages/649.html
はやぶさの家/離れ 物入れ 通路 出入り口 物入れ 通路 靴箱 物入れ 通路 趣味の部屋 物入れ 通路 趣味の部屋専用物入れ 通路 通路 通路 通路 囲炉裏 通路 通路 通路 通路 壁 通路 壁 脱衣カゴ 通路 脱衣カゴ シャワー 通路 シャワー 温泉 温泉 温泉 温泉 温泉 温泉 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/doroboumama/pages/1674.html
マイカゴ奥 247 :名無しの心子知らず:2008/08/12(火) 10 04 01 ID wU5SwsYM 豚キリマス スーパーのマイカゴにハマっている私。 愛車がハッチバックタイプなんで車にさっさと詰めるし、 各スーパーで色がちょっと違ったり、 持ち手がお洒落に工夫されてるのもあったりして すでにご近所どころか、県越えたスーパーのまで買い集めてる。 その数既に15以上。 中には潰れた店もあり、そこのカゴは布を張って子供のオモチャ入れにしてる。 先日、子供の幼稚園のママさんが家に遊びに来た。 子供同士が仲イイが、ママは初めて来る人。 入り口近くに無造作に積んでる数種類のカゴを見て言われたよ 「あれすごくね?私も少しくらいは持ってるけどあんなにパクれないよぉ。 今度Bスーパーのカゴもって帰ってほしいなあ、あとさ、 商品もちょっと持って帰ってきてね。アンタプロでしょ」 プロって…アレ私金出して買ったんですが。 だいたいカゴパクリみたいなもんにプロってあるのか? 話の流れでそのママがカゴパクリしてるスーパーが 幼稚園のママがパートで入ってるところだったんで さっくり連絡させていただいた。 これからどうなるのか、不謹慎だがwktkでヲチしたいと思う。 248 :名無しの心子知らず:2008/08/12(火) 10 11 52 ID oglJPjzB 247が師匠認定されてる予感 251 :名無しの心子知らず:2008/08/12(火) 10 19 17 ID ZwcFeUvP >話の流れでそのママがカゴパクリしてるスーパーが >幼稚園のママがパートで入ってるところだったんで この一行目の ママ と、二行目の 幼稚園のママ は、同一人物? 252 :名無しの心子知らず:2008/08/12(火) 10 31 43 ID vFK30pOb 247 商品もって言ってるからカゴパクリどころか万引き常習ママだと 思われてるみたいだけどちゃんと否定したんだよね? できればその時の相手の反応もkwsk。 253 :名無しの心子知らず:2008/08/12(火) 10 45 33 ID sCWGtLyd 周囲に根回ししとかないと、とんでもない噂が回っちゃいそう…コエー 256 :名無しの心子知らず:2008/08/12(火) 11 02 39 ID puAM5iZF 247 その場で買ったって言わないんかw ntktkrとか思ってんだをw 257 :247:2008/08/12(火) 11 02 57 ID wU5SwsYM 248 それはイヤだな~~ww マイカゴってそこそこするから、 買う人が少ないっていうのは聞いたことがありますが 持ってる人=パクった人認定は勘弁してほしい。 251 いえいえ別人。カゴパクリママ子=私の子とは別クラス スーパーで働くママの子=私の子と同じクラス なんで、スーパー勤務ママの方が面識あります。 今からそのスーパーへ買い物に行くので、 カゴパクママがその後来たかどうか ちょっと聞いてみます 258 :247:2008/08/12(火) 11 04 32 ID wU5SwsYM 256 言いましたよ~ でも「そんなの買う人いるわけないでしょ、いいのよ~言い訳しなくても」みたいな リアルでアーアーキコエナイされちゃったようです 271 :名無しの心子知らず:2008/08/12(火) 13 39 03 ID 1UXJ0zUc 247 マイカゴコレクションとかいっていっそ ブログで公開してみたら? 次のお話→274
https://w.atwiki.jp/ao-ohanashi/pages/960.html
翠「そう言えば蒼星石はどこに隠れてたんですか?」 蒼「えっ、なんでそんな事を聞くのさ?」 翠「せっかく頑張って隠れたのに翠星石が騒いだせいで見つかったなら申し訳ねえです。」 蒼「気にしなくていいんだよ、どうせすぐに見つかりそうな場所だったし。」 翠「本当ですか?気を使わなくてもいいんですよ。」 蒼「本当だよ。その・・・クローゼットの中だから。」 翠「また基本中の基本と言うか、蒼星石にしてはひねりの無い場所ですね。 あれですか、裏を掻いた作戦ってやつですか?」 蒼「ううん、本当はいい場所が無いか探してて入っただけなんだけど・・・」 翠「けど?」 蒼「なんか・・・マスターの匂いがするなあって思ったら、出られなくて、気付いたら時間で・・・」 翠「へぇ・・・。」 蒼「なんていうのかなあ、よく聞くけど寒い日になかなかあたたかい布団から出られない感じかもね。 はは・・・最近はあんまり・・・だったから。あ、君と僕だけの秘密だからね! マスターにだって言っちゃ駄目だよ、いいね!!」 翠「・・・分かりましたよ。」 蒼「お待たせ。」 着替え終わった翠星石が蒼星石と一緒に出てきた。 マ「いえいえ、じゃあ他のみんなを探しに行こうか。」 翠「ほら!時間が無いんですからキビキビ動けです!」 やけに不機嫌な翠星石に急かされる。 マ「そうは言うけどさ、翠星石を待ってたんだよ?」 翠「黙れです!じゃあ手伝ってその分を挽回してやるからついて来いです!!」 マ「はーい。」 蒼「・・・・・・。」 カリカリした翠星石に引き連れられる格好で隣の部屋を探す。 ここで隠れられそうな場所というと、テーブルの下やカーテンの陰、後は家具で出来た死角あたりか。 翠「あっ!!」 蒼「どうしたの?」 翠「これを見ろです。」 マ「これは・・・黒い羽根だ。」 翠星石が指差す先には黒い羽根が点々と落ちていた。 翠「水銀燈はこの先ですね。こんな間抜けな理由で見つかるとは馬鹿な奴です。」 翠星石が羽根を辿る。どうやらテーブルの下へと続いているようだが・・・。 蒼「ねえマスター。」 マ「んー?」 蒼「いつもさ、彼女の羽根ってこんな風にぽろぽろ落ちてたっけ?」 マ「無いよねえ。」 それがかくれんぼの時だけ丁度こんな風に抜けたとも思わない。 翠「あ!」 マ「どうしたの?」 抑えたような翠星石の叫び声。 翠「こいつを見るです。」 マ「洗濯カゴ・・・。」 蒼「スズメじゃないんだからさ。」 羽根の先、テーブルの下には竹製の洗濯カゴがぶら下がっている。 密に編みこまれていて大きさの割りに軽く、しかも頑丈というナイスな奴だ。 恐らくは羽根を辿っていたら落ちるという仕掛けなんだろうが・・・。 マ「いくらテーブルの下を這ってもさ、流石に大の男は入らないよね。」 蒼「仮にかかってもどかせばいいだけだしね。」 翠「二人ともそれだけですか?」 マ「それだけ、ってのは?」 翠「ふっ、二人ともまだまだですね。」 蒼「と言うと?」 翠「この罠を作動させるにはタイミングが命です。そしてこれを見やがれです!」 マ「紐・・・。」 翠「そうです、こいつを辿れば・・・」 翠星石が紐伝いに移動する。 どうやらその紐はカーテンのところから生えているようだ。 蒼「しかし、このカゴもあからさまだよね。」 マ「うん。水銀燈が本当に紐の先に居るのか・・・」 突然目の前のカゴがぶらぶら揺れた。 翠星石の方に目を戻すと紐をくいくいと引っ張っていた。 翠「居ますよ。紐を反対側で持ってるみたいじゃないですか。」 紐の反対側はしっかりと持たれているからか今以上の長さは姿を現さない。 蒼「あのさ、もうちょっと慎重に動こうよ。」 まったくだ、目の前で激しく揺れているカゴを見ながらそう思った。 翠「そんな面倒な事してたら時間も無くなっちゃいますよ。 ほら、出てきやがれです水銀燈!!」 そう言ってぐっと紐を引っ張る翠星石。 やはり紐の先は現れない。 蒼星石と二人、固唾を飲んで次の展開を見守る。 まさかとは思うが、辺りが静まり返っているためかなんだか緊張感がある。 翠「えーい、無駄な抵抗をするなです!!」 業を煮やした翠星石が全体重をかけて引っ張った。 ぱっこん 翠「ほげ!!」 軽い音がして何かが翠星石のおでこにぶつかった。 そのまま翠星石の体が後ろに倒れた。 翠星石に命中した何かが床に落ちるとまた無音。 しーんとする中で二人とも黙って見守っていると翠星石が頭を撫で撫で身を起こした。 翠「あたた、なんですかぁ?」 蒼「板だ。」 マ「まな板だね。紙が貼ってある。」 翠「何やら書いてありますね。」 翠星石が板を手繰り寄せる。 『おばかさぁん♪』 蒼「・・・水銀燈が書いたみたいだね。」 翠「きぃーー、バカにしくさってぇー!!」 マ「どうやら板を窓に挟んでおいたらしいね。」 板が飛んで来た方のサッシが僅かに開いていた。 蒼星石達も見に来て頷く。 翠「あ、あれを見て下さい!」 蒼「黒い羽根だ。」 翠「きっとこの上ですよ!」 蒼「それって場外じゃないの?」 マ「うーん、正直想定してなかったし微妙だな。」 翠「グレーゾーンですし屋根の上で文字通り高みの見物してるかもしれませんよ?」 言うなり翠星石が駆け足で鞄を持って来た。 翠「翠星石がちょっくら見てきます!」 止める間も無く窓から飛び出す。 蒼「行ってらっしゃい。」 マ「外は寒いだろうに元気だなあ。」 蒼「罠・・・じゃないよね?まさか水銀燈に襲われたり・・・。」 マ「ルールを文字通りに解釈すればそれもあり得るかもしれないのか。 翠星石には能力で攻撃を仕掛けてもいいんだろうけど・・・大丈夫だと思うよ?」 蒼「僕も一緒に行けば良かったかな・・・。」 マ「気持ちは分かるけれど落ち着いて。多分、翠星石は水銀燈には会えないから。」 蒼「えっ?」 蒼星石が不安げに待っていると、はたして翠星石はすぐに戻って来た。 翠「ダメです。影も形も見えません。」 マ「やっぱ居なかったんだ。」 翠「ひょっとしたらどこか他のところから家の中に逃げ込んだのかも・・・。」 蒼「そっか、でも無事で良かったよ。」 翠「このまま舐められたままじゃ我慢なりません! ほれ、グズ人間!手伝ってやるから早く次の場所へ探しに行きましょう。」 翠星石がすごい顔をして急かす。 どうやらさっきのに引っかかったのが屈辱らしい。 マ「んー、ちょっと待った。」 蒼「どうしたの?」 マ「ちょっとした余興ですよ。はい、何も入っていませんね?」 先程の騒ぎで床に落ちていたカゴを引き寄せると持ち上げる。 もちろん床には何も無い。 蒼「うん・・・無いけど。」 翠「えーい、何を手品ごっこしてるんですか。さっさと移動です!」 マ「まあまあ、ここで一旦カゴを下ろして呪文を唱えます。」 蒼「呪文?」 マ「うーん・・・ねあんでるたーる、ねあんでるたーる・・・くろまによーんくろまによーん・・・」 翠「そんな原始的な呪文で何が出来るんですか?」 蒼「その呪文、今考えなかった?」 マ「まあまあ。で、そっとカゴを持ち上げると・・・」 翠「ええっ!?」 蒼「あっ!?」 驚愕する二人の眼前には床に腰を下ろし、憮然として膝を抱いている水銀燈の姿があった。 マ「ご協力に感謝♪」 銀「あなた、気づいてたんでしょ?」 マ「そりゃあね。」 銀「ふん、カゴの中に居るのがばれた以上、中にへばりついた無様なところを見つかるよりマシよぉ。」 マ「かもね。」 蒼「そうか・・・最初からカゴの中に潜んでいたのか。」 銀「そう。それで見え見えの馬鹿げた悪戯に見せかけて調べる気も起こさせない・・・はずだった。 異様に食いついてきた誰かさんの所為か見つかっちゃったけどね。」 翠「そういや、何で気が付いたんですか?」 マ「翠星石が紐を揺すぶってカゴもあれだけ激しく揺れてたよね? それが直後に床に落ちて綺麗に立つのはまああり得るけど、あんな静かにってのは不自然だからね。」 蒼「そう言えば・・・カゴが着地したはずなのに何も音がしなかったね。」 マ「本来なら落ちた後もしばらくカタついて音も出るんだろうけどね。 揺れが激しくってカゴが倒れかねないから水銀燈が飛んで支えながら降りた、ってところかな。 カゴが倒れて注意が向いたら片付けられたり、調べられたりで見つかる恐れがある。」 銀「・・・ご明察。ガサツな翠星石の所為で見つかったようなものね。」 翠「なんですってぇ!?」 銀「あらぁ、事実じゃない。」 水銀燈が小ばかにしたように言う。 マ「ケンカはしないでね。」 流石にそんな理由で無駄な時間を食いたくない。 翠「ふっ・・・つまり、翠星石が居なきゃ見つからなかったなら翠星石がMVPって事ですね♪」 何故か翠星石の顔に勝ち誇ったような笑みが浮かぶ。 マ「機嫌・・・直っちゃったね。」 蒼「なんという前向きな・・・。」 銀「あんたには負けたわぁ。」 翠「まあ当然ですがね、もっと褒めてもいいですよ。」 三人からの疑問のまなざしを受けつつ、翠星石は得意気にしていた。 -残り時間:47分- 残ったドールは・・・5人