約 36,460 件
https://w.atwiki.jp/pazdra/pages/2919.html
カグヤ 回復タイプ HP285 攻撃289 回復257 スキル無し ☆3 -- 2013-04-15 00 06 48 わかる範囲で反映 -- 2013-04-15 05 12 50 レベルマでHP627 攻撃607 回復386 -- 2013-04-15 05 24 41 コイツの両手はどこにあるんだ? -- 2013-04-15 17 17 01 ポンチョみたいなの着てるんじゃね -- 2013-04-15 18 27 14 手は後ろに回してるんじゃね?変だが -- 2013-04-15 19 33 16 セリーヌ -- 2013-04-15 20 06 44 まうまうー -- 2013-04-15 20 36 21 かわいい -- 2013-04-16 01 14 30 アタマカラ……ハナガサイタヨ -- 2013-04-19 14 18 53 ↑読んだ後に画像見てこんなのでクスッときてしまった…疲れてるな俺 -- 2013-04-21 15 17 15 ハナナドナイ(全否定) -- 2013-04-21 16 58 28 葱坊主子 -- 2013-05-09 21 27 57 花ではなく、燃えカスになったホノリンをいくつも乗っけているんです。 -- 2013-07-05 15 37 57 中村さん!!僕は変態だ!糞虫だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁ -- 2013-07-07 19 59 47 可愛いなぁ -- 2013-07-11 14 55 57 ウエハーマンおちろーーー -- 2013-07-12 01 01 25 ウエハーマンが落ちないから、カグヤ同士で経験値上げにされrちゃう。ちょっとかわいそう -- 2013-07-13 13 25 27 カグヤ同士で合体とか・・・ふう・・・ -- 2013-07-13 13 39 17 カグヤのレベルあげは??ペンドラ?? -- 2013-07-13 16 48 28 カグヤ -- 2013-07-14 14 26 52 チョキエメのハイメタが丁度いい。 -- 2013-10-10 18 39 51 腕がNAIIIIIIIIIIIII -- 2013-10-15 20 55 39 色関係なく進化後ペンドラが効率いいかもね、こいつを進化させるには。 -- 2013-10-21 11 49 31 手がない -- 2014-11-21 22 11 39 ドラゴンシード、ドラゴンプラント、エメリット -- 2015-03-28 01 34 28 もうウエハーマンを集めなくても良いんだー! -- 2015-03-30 19 10 58 腕欠損 -- 2015-04-02 02 14 41
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/1694.html
空と春(後編)/ゾンリー 「おはよう!」 「おっはよーカグヤちゃん」 「おはよー、カグヤちゃん」 「おはよう。カグヤちゃん」 三者三様の「おはよう」を受けながら三人の輪の中へ。転校初日から三日。少しずつこの町の生活にも慣れてきた私は、学校生活を満喫していた。 「そういえば今日理科の小テストじゃなかった?」 「ひなたちゃん、この前補習受けてたよね……」 「ふっふっふ、今回はちゃーんと復習してきたから完璧! なんなら勝負してもいいよ~?」 にやり顔のひなたちゃんに、心の底から驚いたような表情ののどかちゃんとちゆちゃん。 「そう言うってことは、随分と自信があるようね」 「ふわぁ、負けないよ!」 「私も私も! 理科は得意なんだ」 四人で笑いあってると、校門はすぐそこに。けれど歩調を遅らせる必要なんてどこにもない。 「えーじゃあさ、一番点数低かった人が一番高い人のお願い一個聞く罰ゲームってのは?」 「自分の首絞めることになっても知らないわよ……?」 「ふふっ、面白そう!」 • そして。 「どおぉぉぉぉしてぇぇぇぇぇぇぇ……!」 ひなたちゃんが九十二点、のどかちゃんとちゆちゃんが横並びで九十六点。そしてなんと、私が全問正解の百点! ということで……。 「ほらひなた、言わんこっちゃない」 崩れ落ちるひなたちゃんを苦笑交じりのちゆちゃんがなだめる。 「カグヤちゃん、お願いはどうする?」 「うーん、そうだなぁ……」 几帳面に間違った箇所の修正を終えたのどかちゃんに言われて、迷う。 「うぅどうか神様カグヤ様優しいの、優しいので願いしますぅ」 「アハハ……あ、こういうのはどう? 『カグヤっち』呼び……なんて……」 言ってて自分で恥ずかしくなっちゃった。まるでステージの上で眩いライトに照らされているかのように、顔が熱くなる。 直後、テスト用紙を放り投げたひなたちゃんに抱きつかれた。 「もちろんだよ! 『カグヤっち』」 「じゃあ……私も、カグヤ」 「?」 ちゆちゃんにも呼び捨てにされて、思わず目を見開く。やっと、みんなと一緒の目線に立てた気がして、目が潤んだ。 「わーごめんカグヤっち、痛かった?」 「ううん、なんだか嬉しくって……」 「じゃあ私も呼び方変えてみようかな? カ、カグ……んー、カグヤん?」 珍しくおどけるのどかちゃん。三人同時に吹き出して、腹を抱える。しかものどかちゃんはいたって真面目だから、余計に面白くって。 「ちょっとのどかっち! なにカグヤんって?!」 「もぅのどか笑わせないでよー」 「えー、いいと思ったんだけどなぁー」 「アハハハ、カグヤんなんて初めて呼ばれたよ」 その後も、私の呼び方についてはしゃいでると、教室の人気がなくなってることに気づいた。 「あれ、次移動教室じゃなかったっけ?」 「あわっ、いつの間に」 「よしじゃあ行こ、カグヤん」 「それ採用なの??」 「いやぁ冗談冗談」 • こっちに来てからもうすぐ一週間をむかえる、金曜日。お母さんの調査の方も順調みたいで、「追加調査だー」って夜遅くまで帰ってこないこともしばしば。 今日も学校から帰るとスマホにお母さんからのメッセージ。 『すまない、今日も遅くなりそうだ』 寂しい……って思わないわけじゃ無いけど、私とお母さんの夢のためだもん。そのためなら、この位我慢できる。 「とは言うものの……今日はりりちゃん、お母さんとお出かけだって言ってたよね」 独り言が狭い部屋に物悲しく響く。気丈に振る舞ってはいても、胸の下あたりが沈んだように重くなった。 『?♪』 不意の着信音にはっと視線を戻す。リズム良く震えるスマホの画面に表示されていた名前は、ちゆちゃん。 「もしもし」 『あ、カグヤ? ちょっといいかしら』―― • 着信から十数分後。夕暮れに染まるアスファルトを駆け抜けて、上がった息が白く寒空に溶けていく。 「ちゆちゃん!」 「カグヤ!」 出迎えてくれたちゆちゃん。私は、旅館沢泉に来ていた。 「今日はよろしくお願いしますっ」 • 『ご迷惑じゃなければなんだけど……今からウチに来ない?』 「えっいいの?」 『じつはお客様にお出しする予定の料理が余ってしまって。せっかくだし、温泉も紹介したかったし……どうかしら?』 「行きたい行きたい? 丁度ね、今日お母さん夜遅くなるっていうから困ってたの」 足をブラブラさせながら、耳にあてたスマホに神経を集中させる。 『それなら……泊まりに来ない?』 • ついさっきの通話を反芻しながら、旅館の裏口を通ってちゆちゃんの部屋に。取り急ぎまとめた着替えを入れたショルダーバッグを一旦置いたところで、お盆を持ったちゆちゃんが戻ってきた。 「ありがとう、助かっちゃった」 「こちらこそ。それに、一度は泊ってほしかったし。まあ……客室じゃないのだけれど」 「ぜんっぜん! わぁ畳懐かしい~!」 井草の感覚を味わいながら、住んでいた家の寝室を思い出す。暖房で温められた畳はぽかぽかで、夜なのに日向ぼっこしてるみたい。 「お腹空いたでしょ? ついでにいろいろ貰ってきたから、あったかいうちに食べましょ」 お盆にかけられた布巾を外すと、まるで旅館で出てきそうな料理の数々。実際旅館なんだけどね。 「おいしそう……!」 「カグヤはいつもどうしてるの? 遅くなるってことは我修院博士お忙しいんでしょう?」 並ぶ料理はどれもお客さんに出す予定だったものだからか、見てるだけで美味しさが伝わってくるようだった。 「うん。だからいつも隣に住んでる子と一緒に食べてるんだ。その子も親の帰りが遅くてね、りりちゃんっていうんだけ」 「りりちゃん?」 食い気味に身を乗り出してきたちゆちゃん。その珍しく驚いた表情に圧倒されながらも、「知ってるの?」と聞き返す。興奮したように話そうとする彼女を、空気を読まない私のお腹の音が遮った。 「わーごめんごめん、続けて?」 顔を真っ赤にして話の続きを催促する私。それにツボったちゆちゃんは、ひとしきり爆笑した後、お櫃からホカホカのご飯をお茶碗に盛り付けてくれた。 「うぅーありがと……いただきます」 一番気になっていたお刺身を一口。さっくりとした脂身と、ねっとりとした甘みのある赤身がコクのある醤油と最高にマッチして、無意識にご飯へ手か伸びる。続いて、茄子の天ぷら! サクッと小気味い音を立てた途端に感じるみずみずしさ。岩塩が優しいお茄子の甘さを引き立てて、これまた最高。 「すごい……こんなにおいしいの初めて!」 「ふふっ、よかった」 「そうだ、話のつづき! ちゆちゃんってりりちゃんと知り合いだったの?」 一旦お箸を止めて続きを催促。ちゆちゃんは温かい緑茶を啜ると、「少し前の出来事なんだけどね」と前置きしてことの顛末を話してくれた。 • 「そんなことがあったんだね……」 「ヒーリングガーデンに帰る前までは、私もペギタンを連れて時々行ってたんだけど……最近行けていなかったから」 「うん、ちゃんと学校のことも話してくれるし、今日だって、お母さんとお出かけするんだ?って楽しそうだったから、大丈夫だと思うよ」 安堵したような表情のちゆちゃん。私は最後のお味噌汁を飲み干して、「ごちそうさまでした」と手を合わせた。 • 「おぉ~広い!」 温泉特有の蒸気にあてられながら、裸足で平たい石畳の上を歩く。夜風が洗った後の身体に直撃して、私たちは足早に岩で囲まれた湯船に向かった。 「「あったか~い」」 トロトロのお湯に四肢を揺蕩わせて、力を抜く。家のお風呂とは違う非日常感も、このリラクゼーション効果の前ではまるで無力で、私は岩に背中を預け、大きく息を吐いた。 「気持ちいぃ……毎日こんなお風呂入ってるの?」 「流石に家のお風呂と旅館の温泉は別よ。使ってるお湯は一緒だけどね」 髪を下ろしたちゆちゃんと肩を触れ合わせながら、話題は東京の温泉施設について。 「向こうは、あんまり温泉旅館って無いわよね?」 「うん。温泉はあるけど、ホテルとか旅館になってるところはあんまり無いかな……スーパー銭湯とかって聞いたことない?」 「確かに! 旅館よりはそっちのイメージが大きいわね」 「でしょ! あーあ、近所にもこんな旅館できればいいのに」 掬い上げたお湯を満点の星空に透かしてみる。手から零れ落ちる光が優しくて、私はもう一度お湯を顔に流した。 • 「それじゃあ、電気消すわね」 「うん」 ちゆちゃんが紐を引っ張るタイプの電気を消して、目を開けてるのに視界が真っ暗に染まる。それも暫くすると慣れてきて、ちゆちゃんのシルエットくらいなら判別できるようになった。 「……ありがと。今日は誘ってくれて」 「どうしたの? そんな改まって」 寝返りをうつ私。お日様の匂いに包まれたお布団が、小さく擦れる音を立てた。 「私、こっちに来てから何かしてもらってばかりだなーって」 「そんなこと無いわよ」 「ううん。そして、私は何もお返しできてない……」 小さな自嘲にも似たため息が、音もなく漏れ出す。 「……私は、カグヤが嬉しそうだったら、楽しそうだったらそれで十分なんだけどな」 「ちゆちゃん……」 「さ、もう寝ましょ? 朝は六時に起きてランニングの予定なんだけど……」 ちゆちゃんからの提案。私はその小さな無力感のせいなのか、勢いで「私も行きたい!」と即答した。 「それじゃ決まりね。おやすみ」 「うん、おやすみ」 その朝、ランニングで悲鳴を上げたのは言うまでもない……かな。 それから数日後の放課後、土曜日じゃないけど、今日は午前授業(半ドン)の日。 「ひーなたちゃん」 「お、カグヤっちー」 平光アニマルクリニック前に集まった二人。ちゆちゃんものどかちゃんも日直の仕事が残ってて、後から合流。 「いっよーしそれじゃあ~、ゆめぽーとに出発!」 「おーっ!」 ひなたちゃんが教えてくれた「裏道」を進んでいけば、目的地まで十数分ほどらしい。かわいい花が咲き乱れるその道を進みながら、私は前を行くひなたちゃんに声をかけた。 「ねぇ」 「んー?」 「ひなたちゃんはさ、何かしてほしいこととか……ない?」 ちょっとストレート過ぎたかな? と思いつつ、ひなたちゃんの返事を待つ。彼女は少し悩んだ後「特に無いかなー」って両手を伸ばした。 「って、急にどしたの?」 「あー、えっと」 このままはぐらかしてしまいたい欲求をぐっと抑え、駆け寄って手をつなぐ。 「んーん、なんか、皆にお返ししたいなーって」 「何それめっちゃ偉いじゃん! よし、私も手伝う……てか手伝わせて!」 「もー、それじゃお返しの意味ないよ。でも、ありがと! ひなたちゃんが手伝ってくれるなら百人力! といっても、何すればいいか全く思いつかないんだけど……」 二人して口を尖らせ、考える、考える、考える……。結局何も思いつかないままゆめぽーとに到着したところで、私たちはひとまず目の前のショッピングを楽しむことにした。 「いよーし、まずはこの店! カグヤっちはさ、どのブランドで買ったりする?」 「私、撮影でもらった物だったり、マネキンそのままだったりするから……実はあんまり詳しくないんだ、あはは」 「うっそマジー?」 「マジマジ。前に東京で買ってもらった服、すっごく可愛くて、ついそればっかり。アレンジとかできるのほんと凄いと思う!」 そんな話をしながらも、既にひなたちゃんの腕には大量の洋服が。 「ほうほうほう、嬉しいことを言ってくれるねぇ。それじゃあ一皮むけますか!」 それを言うなら「一肌脱ぐ」じゃないかな……なんてツッコミは手渡された洋服に塞がれて。私は言われるがままに試着室へと向かった。 「おまたせ!」 勢いよく試着室のドアを開けて、くるっと一回転。まだまだ練習中のポージングを決めて、ひなたちゃんの反応を伺ってみた。 「いい! やっぱカグヤっち最高だよ!」 「ひなたちゃんのファッションセンス、流石だよ。デニムのフレアパンツで大人っぽさと脚を細長く見せていて、フリルの襟付きブラウスで可愛さも表現してる!」 「コメント百点! ……ってこれだああああああああああ! カグヤっちこれだよ!」 「え、どれどれ?」 「これだよこれ、ファッション! モデルやってるんだからファッションショーで決まりっしょ!」 次々におしゃれな服を私にあてがいながらハイテンションのひなたちゃん。 (ファッションショー……かぁ) ずっとお仕事でやってきたけど、思えば誰かのために自分からなんてやったこと無かったな。私の中に、小さな好奇心が生まれた。 「それ、賛成、大賛成!」 「でしょ? じゃあいろいろ買わないとじゃない~?」 「これは買うしかないねぇ~」 うわぁ、私もひなたちゃんもカメラに映せないような、悪の組織みたいな表情しちゃってるよきっと。 「おーい、ひなたちゃーん、カグヤちゃーん」 「おまたせー」 「お~っ、これはいいタイミングに来ましたなぁ? カグヤ殿」 「そうですなぁひなた殿」 「ど、どうしたの……?」 「この二人、意外と危険だったのかも……」 「「ふふふふふ……」」 のどかちゃんとちゆちゃんも巻き込んで、一世一代の大ショッピング。言葉の通り端から端まで行ったり来たり、時折あまーいスイーツで休憩をはさみながらも、空が真っ赤に染まるまで私たちは洋服を私の体にあてがっていた。 • もう残された時間は多くない。ファッションショーの準備は急ピッチで進んでいく。……まあ、今日は小テストの勉強会も兼ねてるんだけど。 「じゃあ次の問題、『ありきたりなさまを表す言葉。明治中期まで続いた句合が語源』」 「はい!」 「カグヤちゃん」 「月……月……並み?」 「せいかーい」 「やった!」 「ふふ、今日はこのくらいにしとこっか」 国語の教科書を勢いよく閉じて、代わりに一冊のルーズリーフを開く。そこにはファッションショー兼お別れパーティの計画がびっしり。 「カグヤちゃん、お料理のほうはどう?」 「うーなんとか! りりちゃん先生様様だよ」 そう、今回の料理はぜーんぶ私が作るんだ。りりちゃんに頼み込んで、絶賛修行中。 「あ、お母さんとお父さんに許可取れたよ~。家使ってもいいって」 「ありがと! じゃあ会場はのどかちゃん家で」 「そうだ、お客様からもらった花火あるんだけど、よかったらやらない?」 「いいね、やろうやろう!」―― • 準備と学校生活であっという間に時間は過ぎていき、とうとう修了式。 「えー、皆さんご存じの通り、我衆院さんは今日で東京に戻ります。それじゃあ……我衆院から一言お願いします」 「はい」 これで最後だと木で出来た机をそっと撫でて、席を立つ。でも来週のパーティーがあるから、お別れって感じはあんまりしなくて。 「この中学校で過ごした二週間、絶対に忘れません! これから受験とか大変だと思うけど、体調に気を付けて頑張ってください! 私もまた遊びに来ますっ」 湧き上がる拍手。円山先生も涙ぐんでるけど……だめだめ、まだ泣くような時じゃない。 「カグヤちゃん、また来週ね~」 「バイバーイ」 「うん、またね!」 そう、本番は来週。でも今だけは、この学校との別れを惜しんでもいいよね。 • 「カグヤっち、こっちは準備OKだよ、どうぞ」 トランシーバー代わりのスマホ通話越しにざわめきが伝わってくる。 「うん、こっちも大丈夫。どうぞ」 「よしじゃあカグヤっちのタイミングで行っちゃって!」 通話終了のSEが耳元で鳴って、大きく深呼吸を一つ。みんなと隔てられた扉を開けて、私は勢いよく飛び出した。 「みんなー! 今日は……そして今日まで本当にありがとう! ひなたちゃんプロデュースの特別なファッションショー名付けて『すこやかコレクション』、いっくよー!」 仲間内の歓声が妙に心地よくて、すぐにモデルの感覚を取り戻していく私。 「まずはこれ、ピンク色のギンガムチェックスカートに白いジャケット。これだけだと結構纏まりがないんだけど、中に着た深緑のシャツが一つにまとめているんだ!」 控室で早着替えをしている裏で、私がつくったお料理が運ばれる。運んでくれるのは、私のお師匠りりちゃん先生。 「続いて~、桃色を基調としたお花柄のワンピース! ちょっと子供っぽいかなーとも思ったけど、流石ひなたちゃん、ハットを被れば意外にピッタリでしょ?」 みんなのお父さんやお母さん、円山先生も思い思いのお酒を手にもって「おぉ~」と良いリアクション。 「どんどんいくよ、これは前開きの黄色いパーカーにボーダーシャツとデニム生地のショートパンツ。シュシュを使って元気はつらつなポニーテール風!」 「厚底サンダルとシースルースカートの組み合わせ! あえてシンプルなアクセサリーが透明感を引き立ててるんだよね~」 その後もくるりくるりとカグヤ七変化。その度にみんなの驚く顔と瞳が私の目の前できらきらと輝きを放っていく。 「さあさあ、パーティはこれからだよ、楽しんでいってね!」 お酒で顔を赤らめたお母さんの慈しむ表情に、私はとびっきりの笑顔ではにかんでみせた。 「いたいた」 一人ベランダで黄昏ていると、のどかちゃんが乳酸菌飲料の注がれたグラスを両手に持ってこちらの方に。私は差し出された片方のグラスを受け取って、カチンと小さく打ち鳴らした。料理でお腹いっぱいのはずなのに、後を引かない爽やかな甘味が自然と喉の奥へ流れ込んでいく。 「……カグヤちゃん、今日はありがとう」 「ううん、私だけじゃないよ。ちゆちゃんにりりちゃん、ひなたちゃん、そしてのどかちゃん。みんなが居たから、今日のパーティーは成功した」 「でも、その中心になって動いてくれたのは……カグヤちゃん、貴女なんだよ」 のどかちゃんの優しく包み込むような笑顔が夕日に照らされて、私の胸の中がじんわりと温かくなる。肩の力を抜いた私は、「ありがと」とのどかちゃんの方へ肩を寄せた。 「大人の皆さんは、すっかり出来上がっちゃったみたいだよ」 「ふふっ、お母さん久々のお酒で二日酔いにならないといいけど」 「うちも。でも、そういう機会じゃないと飲まないから」 「「ねー」」 親ラブな私たちの思いを知ってか知らでか、お母さんとのどかちゃんの両親の楽しそうな会話が遠くで聞こえる。 「……私、みんなに恩返しできたかな?」 オレンジ色に染まった芝生が、風に吹かれてサワサワとそよぐ。直後、真下からりりちゃんの大きな笑い声が聞こえてきて、私達は顔を見合わせて微笑んだ。 「ふふっ、聞くまでも無いんじゃない?」 「……うんっ」 いつの間にかグラスの中身は二人とも空になっていて、ベランダからまっすぐ見える海岸線が、ゆっくりと淡い紫色に染まっていく。 「あ、一番星」 「えーどこどこ? あ、あった!」 明るく浮かぶ光の粒。それは今日という特別な一日を祝福してるようで、同時にその終わりを告げているようで。 「いよいよ明日、かぁ……なーんか全然、そんな気しないんだよね」 「私もだよ。でも、同じ空の下で繋がってるから……なんて」 照れたようにはにかむのどかちゃん。気づけば空は随分と暗さを増していき、部屋から洩れる明かりでようやく、彼女の表情が伺えるくらいの明るさになっていた。 「……なんて、ベタすぎたかな?」 「あ、のどかちゃん、ベタじゃなくて……」 「「月並み!」」 キレイにハモって、同時に吹き出す。 「アッハハハ! ううん、でもその通りだよね。東京じゃ、こんなきれいな星は見えないかもだけど、同じ空の下にいる。それに、もう二度と会えないわけじゃないし」 「うん! また絶対、東京に行くね。やくそく」 真っ暗な手元で数回指をぶつけながら、小指で指切りげんまん。 「そうだ、せっかくなら皆で色んな所に旅行行きたいな」 「ふわぁ~それもいいね! カグヤちゃんだったらどこに行きたい?」 「三重かなぁ? 実はね、シュークリームの生産量が日本一なんだって! のどかちゃんは?」 「えーとじゃあとびっきり飛んで……北海道とか沖縄とか! 一度飛行機乗ってみたいんだぁ」 まだまだ冷えるベランダで肩を寄せ合いながらそんな話をしていると、階段をトントントントンと上ってくる音が。 「あー二人ともこんなところにいたー!」 「風邪ひいちゃうわよ?」 音の主は、心配して私たちを捜しに来てくれたちゆちゃんとひなたちゃん。その手には、季節外れの花火セットが握られていた。 「わ、花火だ!」 「ふふ、今ね、みんなで旅行行きたいねーって話してたんだぁ。ちゆちゃんとひなたちゃんは何処に行きたい?」 一階へと戻りながら、話を広げるのどかちゃん。意外なことに、二人とも即決だったみたいで。 「私は兵庫。温泉の有名どころは抑えておきたいもの」 「はいはいはいはい! 私はねー福岡! だって美味しいものいっぱいあるんでしょ~、行ってみたいよねぇ」 旅行の話は尽きないけど、玄関ではみんなが蝋燭と水入りのバケツを用意してお待ちかね。 「カグヤお姉ちゃーん」 「はーい! みんな行こ」 「よっしゃ花火だー!」 各々好きな色の花火を手に取って、火をつける。鮮やかな閃光とともに、火薬の匂いが鼻孔をくすぐった。 「ねぇ、次はこれやってみない?」 私が取り出したのは花火の代表格、線香花火。カラフルな「こより」といった風体のそれを、私は三人に手渡した。 「じゃあ誰が一番長く残せるか勝負だ!」 「またー? 二連敗しても知らないわよ?」―― • あの後、案の定二連敗を記したひなたちゃん。楽しい時間ほどあっという間に過ぎて行って、心地よい疲労感とともに迎えた、引っ越し当日。 「カグヤお姉ちゃん……ほんとに行っちゃうんだね」 「うん……ごめんね」 通いなれたアパートの階段。その裏側で、りりちゃんの頭をそっと撫でる。 「ううん、大丈夫だもん!」 (本当に、強い子だなぁ) りりちゃんの目じりに浮かんだ水滴(なみだ)。私はそれを小指で拭って、ポケットから取り出した花のヘアピンを、そっと彼女の前髪に付けた。 「……!」 「よく似合ってるよ」 スマホの内カメラでりりちゃんを映す。「なんだか自分じゃないみたい」とはしゃぐ姿に、一安心。 「それじゃ、行くね」 「待って!」 そんな私を呼び止めたのは、りりちゃんでも、りりちゃんのお母さんでもなく…… 「のどかちゃん! ちゆちゃんにひなたちゃんも!」 「よかったぁ間に合って」 三人とも息が荒く、ここまで急いできたことが伺える。 「もー、ひなたが遅刻するから……」 「ほんっとゴメン! 作ってたら夢中になっちゃってさ」 「作る?」 不思議そうに首を傾げる私に、ひなたちゃんは一冊のノートを差し出した。 「これ、私流のファッションアレンジまとめてみたんだ! 開けてみて」 ページを開くと、昨日のファッションショーで着たコーディネートの解説が。蛍光ペンでアンダーバーが引かれてて、とってもわかりやすい。 「次は私。これ、よかったら車の中で食べて」 ちゆちゃんから受け取ったのは、風呂敷に包まれたお弁当箱。中身を聞いたら「開けてからのお楽しみ」ってはぐらかされちゃった。 「私、ちゆちゃんみたいにお料理上手じゃないし、ひなたちゃんみたいにファッションセンスもないから……これ」 のどかちゃんからは、淡い桃色のお花があしらわれたフォトフレーム。その中を見ると、写真の代わりに手紙が入っていた。 「は、恥ずかしいから車の中で読んでほしいな……」 「……うん。ありがとう」 感情が高ぶって、うまく言葉が出てこない。本当はもっと、素敵なこと言えたらよかったのに。 「ねぇ、フォトフレームなんだから、みんなで写真撮らない?」 そう提案した私は、お母さんにカメラを起動したスマホを渡して、皆のもとへ駆け寄る。 「ほら、もっと寄って寄って!」 おしくらまんじゅう状態に固まった私たち。 お母さんがスマホを構えると、全員でおそろいの横ピース! 図らずも全員っ被ったそのポーズにひとしきり大笑いして、ようやく踏ん切りがついた私は、大きなリュックを背負い車へと歩き出した。 「みんな……またね!」 来た時よりも多くなった荷物に後部座席を占領されながら、自動車が緩やかな坂を上っていく。ずっと手を振ってくれていた皆もすぐに見えなくなって、カーオーディオから流れ出す懐メロがなんだかやけに胸に響いた。 ちゆちゃんからもらったお弁当(豪華な天むすだった!)を二人で平らげて、きちんとお手拭きで手を拭いてからフォトフレームの手紙を取り出す。 『カグヤちゃんへ 一緒に過ごしたこの三週間、良い思い出が多すぎて、いきなり何を書こうか迷っています。 東京でカグヤちゃんに出会って、色んなことがあって。こうしてまた会えたことが何よりも嬉しかったです。ぎゅうぎゅうのベンチで一緒にお弁当食べたり、めいさんのカフェでプチパーティしたり、小テストの点数で勝負したり、ファッションショー開いてもらったり、ってほんとにキリがないくらい。だから、カグヤちゃんとのお別れは少し……ううん、とても寂しい。 そうだ、このフォトフレーム、自分で作ってみたんだ。ダイヤモンドリリーっていうお花なんだけど、カグヤちゃんの髪の色とそっくりなんだ。花言葉は……自分で調べてみて! 最後になっちゃったけど、体に気を付けて、元気で過ごしてね。カグヤちゃんの行く先が、希望と夢にあふれていますように。 花寺のどかより』 彼女の声で再生されるその手紙に見つけた、三粒ほどの小さな水シミ。それを優しくなでていると、私の頬をツーっと何かがつたっていく感覚。それが涙だと分かった途端、目頭が熱くなった。 (おかしいな? ちゃんと笑顔でお別れできたのに。ちゃんと……またねって言えたのに) せっかくもらった手紙に、一つ、二つと新しいシミが増えていく。だんだんと潤んでいく視界に、太陽の光がやけに眩しく突き刺さって。 「……コンビニで、写真プリントアウトしていくとするか」 「うんっ……!」 三週間ぶりの懐かしい制服に袖を通して、これまた懐かしい通学かばんを手に取る。 「お母さーん、私先行くね~」 棚の上に置かれた、「また会う日を楽しみに」の花言葉を冠した花のフォトフレームに入れられた三週間前の写真。私はあの時の感覚を思い出しながら、使い古したローファーに履き替えた。 「行ってきまーす!」 ドアを開けた途端に、歓迎するような陽光。それを体いっぱいに浴びながら、階段を下っていく。 高く、どこまでも続く青空と、これからまた始まる青春。それらに想いを馳せながら、私は精一杯の握りこぶしを突き上げて、走り出した。 「生きてる……って感じー!」 (終)
https://w.atwiki.jp/god-wars/pages/13.html
出雲国 キャラ名 簡易説明 専用職 カグヤ 富士国女王ツクヨミの三女。強大な霊力を秘めた巫女。 望月姫 サクヤ 富士国女王ツクヨミの次女。カグヤの姉。 イワナガ 富士国女王ツクヨミの長女 サクヤ、カグヤの姉 ツクヨミ 富士国の現女王。 イワナガ サクヤ カグヤの母 キンタロウ 富士の麓の村で暮らす少年。近隣に名が知れ渡るほどの力持ち。 森人 クマ 古くから富士国に住まう八百万の神の一柱。クマの姿をしている。 クマ ハナサカ かつてツクヨミにも使えていた八百万神の一柱。知恵者として名高い 花術師 キツネ ツクヨミの名代として富士国に圧制を敷く不気味な笑い声の男。 出雲国 キャラ名 簡易説明 専用職 オオクニヌシ 出雲国王スサノオの長男。 武神 スサノオ 出雲の国王。オオクニヌシの父。 イナバ 出雲ノ宮に使える侍女。八百万の神の人柱。 ウサギ サヨリ 厳島の戦乙女と謳われた、褐色の海の女。 海女神 タギツ 宗像沖津宮の主。サヨリの姉 イッスン オオクニヌシの盟友。 八百万の神。 小槌士 日向国 キャラ名 簡易説明 専用職 モモタロウ 日向の王アマテラスの長男。 アマテラス 日向国の女王。モモタロウの母。 サルタヒコ 日向の女王アマテラスに仕える忠実な腹心。 佐賀国 キャラ名 簡易説明 専用職 タマヨリ 佐賀の国の女王 その他 キャラ名 簡易説明 専用職 アオメ 大江山の銅山を差配する、生まれながらの山師。 山師 ウズメ 九州佐賀の王宮に仕える踊り巫女。 舞姫 カツラギ 製鉄技術者集団・鬼の流れを汲む大男。 多々良 ウラシマ 日向兵に追われている謎の青年。 漁師 カメ ウラシマの親友で龍宮に仕えるオトヒメの眷属にして八百万の神の一柱 カメ オトヒメ
https://w.atwiki.jp/fantasydrop/pages/46.html
クエスト情報 鬼姫カグラ 難易度 推奨ランク 超級 55 幻想級 90 ドロップアニマ紹介 幽鬼の鬼姫カグラ No.356 レア度 6 レベル 1 MAXレベル 70 属性 地 HP 1881 HP 4680 タイプ 魔法 攻撃 625 攻撃 1566 コスト 28 魔法 1051 魔法 2630 回復 147 回復 369 進化前 鬼姫カグラ 進化後 Pスキル 鬼一口 スキル LV. 1 地・雷ドロップを各1組以上、合計3組消すと発動。敵1体に魔力の12倍の地属性ダメージ(必要ターン10) MAX スキル LV.7 地・雷ドロップを各1組以上、合計3組消すと発動。敵1体に魔力の13倍の地属性ダメージ(必要ターン7) Lスキル 幽鬼の法陣 地属性アニマの魔力が25%アップ、攻撃力が10%アップ ドロップアニマ評価 2色ドロップ消去で発動する、扱いやすい魔法ダメージスキルを持つ。 魔力もそこそこ高い。代わりに☆6にしてはHPが低い。 高HPの地属性アニマと組むか、魔法ダメージスキルの火力で押し切るか、状況に応じて使い分けよう。 スキルレベルを上げても倍率の上昇量は少ないが、スキルブーストまでのターン数が7ターンまで短くなる。 逆に考えれば、スキルレベルを上げなくとも即戦力として活躍してくれるアニマである。 推奨パーティー ボスの攻撃力は非常に高い。 HP多めのパーティーで持久戦に持ち込むか、木属性魔法パーティーの火力で押し切るかの選択になる。 攻略おすすめアニマ おすすめアニマ 入手方法 評価 妖麗の竹姫カグヤ イベントクエスト(おぼろ月と竹姫の伝説) 上位クエストでも使いやすいドロップ変換スキルを持つ。スキルレベルMAXにすると5ターンで使用できるため、ダメージスキルの使用頻度が増える。 深緑の神獣ケリュネイア 降臨クエスト(深き森の神獣) 発動しやすい魔法ダメージスキルを持つ。ゲンブやヴェルフェゴールと組み合わせると非常に使いやすい。木魔法ダメージスキルを持つドロップアニマはケリュネイアしかいないため、ガチャ産がいないならパーティーに入れよう。HPが若干低いので、HPの高いアニマをパーティーに入れて補強しよう。 終末を呼ぶ角笛ギャラルホルン チャレンジクエスト(聖域に響く笛の音) 盤面に8個木ドロップを出す。スキルターンも短く非常に使いやすい。スキルレベルを上げることにより、出せる木ドロップの個数が増える。 豊穣の地神デメテル チャレンジクエスト 全てのドロップを入れ替える。お邪魔ドロップを消し切れないときに便利。変換時、木ドロップの出現率が高く、ダメージスキルに繋げやすい。ターンが短く使いやすい。 光輝の優神バルドル カグヤと組み合わせると、盤面のほとんどを木ドロップにすることができる。この組み合わせはエクストリームでも活用するため、早い段階で慣れておくとよい。 ユグドラシルデスファントムエンペラーマット トップクラスの魔力、高倍率の魔法ダメージスキルを持つ。1体でもいれば、一気に有利になる。 アリエス リュゼに次ぐ魔力上昇量を誇る味方バフスキルを持つ。全アニマ中2位の上昇量。魔法ダメージスキルを持つアニマと組み合わせると、降臨の攻略難易度が下がる。また、非常に回復力が高く、瀕死になってもほぼ満タンまでHPを回復することができる。☆7まで進化するガチャ産なので、入手難易度は非常に高い。もし、入手できたら惜しみなく使おう。 シルフィ ステータスが高く、攻撃ダメージスキルの火力が高い。☆7進化アニマの中では比較的入手しやすく、かつ扱いやすい。防御バフを多用する敵が相手でなければ活躍する、攻撃パーティーの即戦力。 がしゃ髑髏アポロンゴーレム HPが高いアニマベスト3。強攻撃を多用してくるカグラに対して生き残りやすくする。がしゃ髑髏やアポロンは主戦力としても問題なく活躍してくれる。ゴーレムは入手しやすいが、やや非力なためダメージ源は他のアニマを使う必要がある。 クエスト攻略(幻想級) フロア1 ブギー、ラビー、コッツ×5 攻略方法 単純に数が多いだけなので、特に対処の必要はない。 ただし、スキルターン溜めに集中していると、意外とダメージを受けるので油断はしないこと。 2体ほど倒してからスキルターンを本格的に溜め始めると安全。 フロア2 剛騎士クラブ×2 攻略方法 全体の防御力を上げるか中程度の攻撃を行った後、強攻撃を行う。この行動パターンの繰り返し。 チャージはターン数こそ長いが、その分後の強攻撃は痛い。 スキルターンを溜める場合、1体倒しておかないと防御してもコンティニューする可能性がある。 フロア3 幽鬼の鬼姫カグラ 攻略方法 怒りモードに入らなければ、威力の高い攻撃は行わない。 しかし、何の前触れもなく急に怒りモードに入り、攻撃力が大幅に上昇する。 怒りモードでは、『攻撃⇒中攻撃』と2回攻撃を行った後、敵HP回復やMPダメージから強攻撃に繋げてくる。 この強攻撃は、防御率が50%以下であれば防ぎきれない可能性がある。 コンボを繋げることには慣れておこう。 強攻撃の後、カグラの怒りが収まり、再び弱攻撃に戻ることがある。 しかし、怒りが継続したり、怒りが収まっても次のターンで再び怒りモードになるパターンが多い。 したがって、怒りモードのカグラを基準に戦略を練った方が良い。 基本的にチャージ後の攻撃は非常にダメージが大きいため、50%以上の防御を心掛けよう。 ◀もどる
https://w.atwiki.jp/tosimemo/pages/16.html
ultraレイドのコインドロップ率は2枠目100%、3枠目33%、4枠目25%、5枠目30%くらい 1戦辺りの期待値が66.5枚、安定して準MVPが取れる場合は+9枚、MVPが取れる場合は+18枚 支給シャンクループをする場合は勇者武器2本でトントン 利益を出すには3本以上必要 St12がAP17で収集品227+36、涙石1、戦紋9 St16がAP20で収集品706+60、涙石1、魔王紋2 あれ、st16で 戦神のLv1→90は3224300 Lv1→80は350000 Lv1→40は80000 光杖の可能性 愛娘オルレアン、愛娘999号、正体不明カグヤを中心とした光杖パの模索 オペラを使う場合999号を入れると回復プランが破綻する? 将来的には光杖単か 理想 キャラ名 属性 得意1 得意2 パッシブ1 パッシブ2 専用 専用効果 BS BS効果 通常 愛娘999号 闇 杖 短剣 杖が得意な味方のMATKとHPを20%UPする 味方全体の杖によるダメージを15%UPする 杖 杖ダメ上限バフ15% 杖 杖ダメバフ25% 杖 正体不明カグヤ 光 短剣 杖 光属性の味方のHPとMINDとSPDとCRTを10%UPする 短剣もしくは杖が得意な味方に継戦最大40% 短剣 クリオ、短剣ダメージデバフ15% 短剣 短剣杖得意のダメージ上限10%UP 短剣 パッシブクリ 返礼セイメイ15%、志津香15%、カグヤ10%の計40% 星の聖女ジャンヌが槍杖MATK、CRT15% 女王の避暑地アリスが杖短剣にMATK、CRT15% 愛娘オルレアン召喚中CRT20% キャラのCRT基準値4.9%+武器約2% つまりセイメイ、志津香、カグヤ、ジャンヌorアリスで組みオルレアン召喚にボナパルトⅪの効果中に確クリが可能。 オペラをクリ要員として割り切って採用するのもアリか? 女王の避暑地アリスのパッシブが短剣にも届く。あれ君強くない??? 問題があるとすれば光キャラが減って属性パッシブが弱くなること ハロBP引いたので追加。本人が物理なのでオペラとの併用は多分無理。クリブースター枠。 志津香15%、カグヤ10%、BP15%、返礼セイメイ15%に基礎5%で60%。ボナパルトで確定? 普通に奴隷晒しと皮膚剥がし入れとくだけでもいいねこれ。どっちも持ってないけど。 なんにせよセイメイ復刻…はよ…
https://w.atwiki.jp/vs-wiki/pages/3113.html
《月虹》をもつカード シャイニング・ハーツ ~幸せのパン~ ASH/076 謎の少女 カグヤ/漂流人 ASH/077 幸せな時間 カグヤ/漂流人 関連効果 特になし
https://w.atwiki.jp/gundo/pages/52.html
第24話 金の城 まさにMUSASHIにおける黄金伝説であった。 Aパート いきなりハイクオリティな両ヒロイン。 カグヤ様の服がミニスカートに変化。 この期に及んで新キャラ!? ・・・と思ったら石川ゴエモン2世が満を持して再登場したらしい。 立派なリーゼント頭に達者な関西弁#ref(A_05.jpg) 「カリオストロの城」をインスパイアしたゴエモンのギャグに笑うカグヤ&夢姫。 MUSASHIとは思えない、滑らかな波の動き。 わざと絵を崩す余裕まで見せつける。 「前から何か来ます! このままだとぶつかります!」 本当に久しぶりの緊張感あふれるシーン。 「ラセツか!?」 夢姫いわく封印魂の守護者「玄武」らしい。 寸前で潜ってくれて激突回避…かと思いきや 真下からぶちかまし→船木っ端みじん 前回、ただの紫の物体だったラセツの破片もこのクオリティ。 お約束の『ダビ&タヌキ』 おねだりモードのリョウゲン。 ダビ「何を恥ずかしがっておる」 佐助がダンジョウ・ロウニン・デスペラードに先立って城に進入。 着地時のふんわり感は見事なもの。(MUSASHI的には) カイザーフェニックスを召喚し、ムサシ達を捜させる夢姫。 城内へ。ガスが発生したわけではない。 凛々しい夢姫。作画崩壊する気配は微塵も無い。 「MUSASHIのことだ。きっとBパートは普段のクオリティ」 修行僧たちは心の中で呟きながらCMで呼吸を整え、座り直した。 Bパート 渋いダビダビと、今まで無かったタイプのデフォルメをされたリョウゲン。 壁から床から、ぬるぬると湧いて出てくる黄金のアヤカシ…なのか? 「あの者たち…アヤカシがなぜ城を守っているのでしょう…」 「わかんねえ、わかんねえけど、やっつけなきゃ前に進めねーみてえだな!!」 「だな…」 まるで普通のアニメのような展開。 「アヤカシさん! 私たちはウラシマ様の許可を得ています あなた方を傷付けたくないのです、通してください」 「あなた方に怨みは無いけど! 私たちを止める事はできません!!」 先手必勝、跳びかかるカグヤ様。 敵中を駆ける凛々しくも麗しいカグヤ様。斬る! 蹴る! ブッ刺す! メイン武器の短刀は、退魔刀(対魔刀?)・月下(月華?)と判明。 MUSASHIにおける最高作画回の座を守ってきた第一話だったが、 この戦闘シーンはそれに匹敵する程の滑らかさ。何が起こったんだ!? 夢姫様がフィールドを展開、アヤカシの中距離攻撃をブロック。 ついでにアヤカシも溶かす。 姫様方の力は未だ未知数である。 佐助を除く残りのパーティーは、レッドスライムに取り込まれていました。 デスペラード「アンタはアタイの趣味じゃねえ~」 ダンジョウ「拙者、お嬢様系が好き…」 『最強の炎、エンカボウダン』(ムサシ談) すら凍りつかせてしまう力を持つ、ジジョウダタイプの巨大アヤカシに捕らえられるカグヤ様。 刀を突き立てるも、切り口から冷気が生じ凍り付いてしまう。 ちなみにこのシーンで炎が砕けるSEが合っておらず、少しだけほっとする。 ファイヤーバード・ルコウ召喚ムービー、もはやMUSASHIではない。 氷漬けになったカグヤを救うため、 タクアンスペシャルサイキョーダンを発射するムサシ。 「やったか!?」 氷属性だったタクアンスペシャルサイキョーダン。 夢:「それではますますお姉さまが凍り付いてしまいます!!」 ムサシ:「だよなあ…」 「お姉さまあー!!力を目覚めさせて! あの頃の力を!!」 夢姫様、約2分間のおつとめ。 多くのMUSASHISTが、ノンテロップEDに突入したのではないかと思った瞬間。 ちょっと怖いかもしれない表情。しかし崩れているわけではない。 “落ちながら戦う”アニメとは思えない美しい落ちっぷりで、ウラシマが城に降り立つ。 このシーンに関してはgifより実物の方が滑らかです。(でも敢えて載せておくぞ) 髪や服のたなびくなど、圧巻。 注がれるお母様の力&暖かな想い。 カグヤ覚醒!! "大地の力をつかう者"となったカグヤの力により、 溶岩(先のレッドスライム?)が城に押し寄せる。 「どうすんだよおぉ…」 MUSASHIにふさわしいセリフ。 塗りミスによるウラシマ眉毛出現・ムサシが腕に巻いているものの消滅などミスが無いわけではなかったが、 一話通して作画のみならず動き(口パク)・SEや声の一致・背景など全ての要素において余裕を持った構成が見受けられ、 各シーンの滑らかさに至っては通常のアニメを凌駕するほどの脅威のクオリティを見せつけた。 恐らく、第1話を超えただろう。 しかし本作の最大の特徴であるネタ要素が殆ど発生しなかったため、 「こんなのMUSASHIじゃない!」とうろたえるMUSASHISTも多数。悲喜交々の今回でした。 しかしストーリー上の迷走は最後の最後まで続く予感・・・。 ED 「アンサー・スタジオ・・・とは何のことです?」 ググってその正体を確かめてみると、衝撃の真実が明らかに。 次回予告 「げげげっ!もう後2回しか残ってない!?」 後2話しかないことに気付き慌てるムサシ一同 これがあの・・・!?そこら辺の不良なチャラ男っぽい風貌である。 何より次回のクオリティの程度がうかがい知れてなぜかホッとする1カット。
https://w.atwiki.jp/hyakkigensouki/pages/20.html
◆【チヨメの目】(二人)➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️ チヨメ「はぁっまたみんなに迷惑かけちゃったっす」 お菊「ここにいたの!?食事の時間にも姿を見せませんから心配していたのですよ!?」 チヨメ「ぶはぁっ!?だ、大丈夫っすよ!オイラ元気満々っす!」 お菊「お腹が空いているの?まさか、空腹に耐えきれずにそこらの草を口に!? このあたりには厄介な毒を持つ野草(やそう)も生えていると聞きます。気をつけなさい。」 チヨメ「そんなことしないっすよぉ~!オイラをなんだとおもってるんすかぁ~」 それに、毒があるかどうかなんて、オイラにかかれば一目瞭然っすよ!」 お菊「ふぅ~ん、随分自信があるじゃないの。とてもはそうは見えないのだけれど。 そこまで言うならいいでしょう。試させてもらいましょう。」 チヨメ「へ?」 お菊「思いつきましたわ。どちらが食用の野草(やそう)を集められるか勝負ということにしましょう。」 チヨメ「ふえええええ!?」 お菊「食料はいくらあっても困りません。鬼族(おにぞく)のためにもなります。素晴らしい思いつきです。」 チヨメ「うぇぇ・・・どうしてこんなことになったっすか・・・ これは・・・こないだ食べたらお腹が痛くなったっす・・・。こっちは・・・ めっちゃくちゃ苦かったっす・・・。 うぅぅぅ、わかんないっすよぉぉ。絵でしか見たことないんすから・・・。 ん!?でもこれはきっと大丈夫なやつっすね。それとこれもぉ~。 よし!あっちも・・・。ん?お菊?」 お菊「この艶(つや)、この大きさ、そして鮮やかな赤、素晴らしく美味しそうな葉ですわ。 おっと、やはり、この木の下には球根が。白くて大きくて美味しそうなの。」 チヨメ「うぎゃぁぁぁぁ!」 お菊「この声は・・・あのおバカですの。 ふむ。飛び出た鼠に驚き、逃げた末に転んでしまった・・・というわけですか。」 チヨメ「集めた野草(やそう)も全部どっかいっちゃったっす・・・。」 お菊「それより傷を見せなさい・・・かすり傷ですか。念のため根城(ねじろ)に戻って手当をしましょう。」 チヨメ「お菊・・・ありがとうっす。 あっ!?その葉っぱ!手に持ってるやつ!!」 お菊「これのこと?これがどうかしたの?もしや空腹だから今食べたいの?」 チヨメ「そんなわけないっすよ!それは血止めの効果があるんすよ!」 お菊「なに?それならちょうどいいの。これを使って手当してあげます。 しかし、薬草も見分けられるとはチヨメの目は本物だったのね。」 チヨメ「えっへーん。ようやくわかったっすか! お菊が集めた野草(やそう)だって、ちゃ~んと見分けられるんすから。」 お菊「じゃあ、見てご覧なさい。」 チヨメ「えええ!?」 お菊「私が集めた野草(やそう)があまりにもよくて食べたいのです?」 チヨメ「いや、あの・・・それ、全部猛毒っすよぉぉぉ!!!」 お菊「そんなわけ・・・この美しく鮮やかな赤い葉が?」 チヨメ「そんなの思いっきり毒っすよ!全部だめ!全部捨てるっすよぉ!!」 ◆せっさたくあん (4人)➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️ チヨメ「しゅっしゅっしゅっ!今日もオイラは修行してせっさたくあんしてるんっすよ!」 お菊「せっさたくま、ですわよ。おばかですわねぇ~。」 ノブナガ「おお!チヨメよ!」 チヨメ「ノブナガ様!!」 ノブナガ「お前もなかなかせっさたくあんしてるようだの!なかなかやるの!」 チヨメ「でっへっへぇ~ノブナガ様に褒められたっす!!」 お菊「ノブナガ様にまでおばかが伝染しているの・・・?」 いや、ノブナガ様からコレはうつってるのでは・・・」 セイメイ「お菊?なにか無礼なことを考えておるのではないの?」 お菊「セイメイさま!そのようなことは決してありませぬ!!」 セイメイ「うっふふぅ~ならいいけどね? 」 お菊「はい・・・」 ノブナガ「今日のチヨメは調子がいいではないか!もっと鍛錬を続けるのだ!だーっはっはっは!」 チヨメ「はぃ~~!ノブナガさまぁ~がんばるっすぅ~~!」 ◆怖がり(二人)➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️ セツナ「・・・よし!大丈夫、大丈夫!サッと取ってさっと帰るだけだから。」 カグヤ「お姉様!」 セツナ「ひゃ!」 カグヤ「す、すみません。驚かせてしまいましたね。」 セツナ「あっカグヤかぁ・・・ごめんね。ちょっとびっくりしちゃって。」 カグヤ「いえ、気にしないでください。しかし、こんな夜更けにどうしたのですか?」 セツナ「え、ちょっと祈祷(きとう)の道具を忘れちゃって、神社へちょっと取りに行こうかなって思っていたの。」 カグヤ「奇遇ですね。私もそこへ行こうとしていました」 セツナ「じゃ、じゃあ、じゃあ、私と一緒に行こう!一緒に行ってくれたら心強いですわ!」 カグヤ「ん?心強いとは?まぁ、いいでしょう。」 セツナ「うーん。暗いなぁ。ねぇ!今、変な音しなかった!?あ、あの草むらのほうからぁっ!」 カグヤ「草むら?あ、あの人影?まさか、また、こんな遅くまで? お、お姉様!?走らないでください!そちらには確か食料の箱が!」 セツナ「はぅぁっ!いたいぃぃ~。なんでこんなところに木箱が。」 カグヤ「あぁ~~。お姉様・・・。」 セツナ「色々あったけどなんとかたどり着けた。ありがとうカグヤ!」 カグヤ「無事にたどり着けたよかったです。セツナお姉様は暗い場所が苦手なのですか?」 セツナ「そうなのです・・・。昔からだめなのです。克服したいなとは思っていますが。 そういうカグヤは怖くないのです?ほら、幽霊だっているかもしれないのですよ!?」 カグヤ「特に暗い場所が怖いとかはないですよ。幽霊なんて、そんなもの存在しませんよ。」 セツナ「でも、想像したら怖くないですか?死んだ人が、地の底からもぞもぞ這い上がって、とか!」 カグヤ「東方に伝わる伝承ですね。子供の頃によく聞かされたものです。 けど、それがもし本当なら、今頃地上は幽霊で溢れかえっているのでは?」 セツナ「うーん。成仏したり、しなかったり、とかもあるというかぁ・・・」 カグヤ「ふふふ。亡くなった方が幽霊になっても、会いに来てくれるなんて、むしろ素敵だとすら思いませんか? だって、人が死んでしまったら、それで終わりなのですから。もう二度と会うこともかないません。」 セツナ「うぅーん。死んじゃったらそれで終わりなのですかぁー だからこそ、今、この瞬間を大切にしないとってことですか?」 カグヤ「そう。人生はたった一度きりなのです。」 セツナ「よし!なんだか分かってきた!カグヤ!もう大丈夫。帰りは私一人で大丈夫です!」 カグヤ「ふへ?大丈夫なのですか?ここへ来るまでだいぶ苦戦していたようですけど。」 セツナ「うん!だって苦手なものを克服できるのだって、生きているからできることでしょ?」 カグヤ「姉様・・・。お強くなられましたね。」 ◆膝枕(二人)➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️ お菊「ノブナガ様。会議が長引いてお疲れでしょう。お茶をどうぞ。」 ノブナガ「これはこれは気が利くのう。お菊。お主も一緒に飲まんか?」 お菊「ご一緒していいんですか?はい、ノブナガ様、是非に」 ノブナガ「お主が休憩しているところをあまり見た記憶がないから 程々にするのだぞ?頑張りすぎて、体を壊しても困るからの。」 お菊「こ・・・こ、こ、ここれは夢ですか?ノブナガ様が私のことを心配してくださり、さらに二人でお茶までも・・・」 ノブナガ「体の心配くらい、いつもしているぞ。それにお茶だって初めてではないだろう?」 お菊「はい、もちろん。いつもノブナガ様のことを考えております・・・」 ノブナガ「ふむぅ・・・何が大丈夫なのやら・・・。色々な意味で心配だ。」 お菊「ま、また心配を」 ノブナガ「でも、それだけお主の頑張りに助けられているということでもある。 予はお主になにか返してやれるかのう。もし願いがあるのなら言ってみよ。」 お菊「はぁっお、お願いを聞いてくださるのですか? このお菊、叶わぬ願いと知りながら、ノブナガ様に・・・」 ノブナガ「待て待て待て。予が聞ける範囲にせよ。」(ギャグ) お菊「は、はい・・・大変不敬とは思いますが、(膝枕を望みます・・・(震え声))」 ノブナガ「うん?そんなことでよいのか?」 お菊「はい(震え声)」 ノブナガ「ふぅむ・・・好きにせい。」 お菊「はぁっ・・・ありがとうございます。お優しいノブナガ様により一層の忠誠を捧げさせていただきます・・・。」 ノブナガ「もう十分受け取っていると思うがの。」(呆れ) お菊「もし、あのときノブナガ様が私を助けずに、私が死んでいたとしても、私はそれでよかったのです。 だって、ノブナガ様のために死ねたのですから・・・それではお茶の準備をしてきます」 ノブナガ「はっ。まったく、こまったやつだ。」(悪巧み) ◆覇道のために(二人)➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️ ノブナガ「ふふ、心地よい風だ。やはり自然はいい・・・。」 お菊「ノブナガ様。セイメイ様が探しております。あぁっお休み中でしたね。邪魔をして申し訳ございません。」 ノブナガ「ふふ・・・。少しだけ、外の風に当たらせてくれぬか。すぐに戻るからの。」 お菊「いえ、少しと言わず、ずっとでも大丈夫です。 セイメイ様の件は私にお任せを。見つからなかったとでも何でも言えるので、思う存分、羽を伸ばしてくださいね。 あ、寒くありませんか?羽織るものと、それから温かいお茶を・・・。」 ノブナガ「大丈夫だ、お菊よ。気遣いだけ受け取っておこう。それにしても・・・」 お菊「ノブナガ様?どうかしましたか?私の顔になにかついていましたか?」 ノブナガ「いや、お主がここにこうしていることの、幸運に感謝しているだけだ。(余裕感) 敵に捕らえられておったお主をあの時失っていたかもしれない。」 お菊「そうですね。でもノブナガ様に命を助けられました。生涯仕えるお方に救っていただけました。」 ノブナガ「そう言ってもらうのは嬉しいがの。あの時、単に動けるのが予しかおらぬかっただけ。」(鼻で笑う感じ) お菊「それでも、です・・・。ただただ、憧憬(しょうけい)の中にしかなかったノブナガ様が、 私の運命の人に変わった日と言っても良い日だったのです」 ノブナガ「う、うんめい・・・?お主、何を言っておる・・・?」(ギャグな感じ) お菊「はい!私のような半端者の鬼を、ノブナガ様が身を挺してかばってくれて」 ノブナガ「ふっ。予はお主のことを一度は見捨てた。(冷淡) 己の覇道のためにお主を切り捨てた。(語気強め) お主を助ける予定など微塵もなかったのだ。(冷淡) お主という犠牲を払って、予は戦う準備を進めていたのだ。」 お菊「それでも・・・それでもノブナガ様は私を助けてくれました・・・。 私の命を救うことを選んでくださいました。 それまでの過程なんてどうだっていいんです。 そのまま私が売り飛ばされてしまっても構いませんでした。 でも、ノブナガ様は私を救ってくださいました。だから私は今こうやってノブナガ様の隣にいられるのです」 ノブナガ「お菊・・・」 お菊「たった一つの私の生が、ノブナガ様と共に歩む運命であったことに・・・ 私は感謝しています。感謝しきれないほどに」 ノブナガ「くくく。予こそ感謝するぞ。」(悪巧み) 慣れてきた (二人)➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️ カグヤ「子鬼風情に負けるわけがありませんッ!!」 セツナ「カグヤ、子鬼との戦いにも慣れてきたようね。最初はちょこっとだけビビってたみたいねぇ?」 カグヤ「ま、まあ、そうですね。でも!セツナお姉様に鍛えられましたから!もともと、鬼なんて楽勝です!」 セツナ「相手がノブナガでも?」 カグヤ「う、う~ん。一人だったら自信がないけど・・・でも、私にはセツナお姉様がいますから!」 セツナ「カグヤ・・・」 カグヤ「ん?なにか言いましたか?」 セツナ「なんでもないです。行きましょう。」 カグヤ「ん・・・?はい!」 セツナ「・・・結構進んだねぇ~」 カグヤ「はい・・・暗くて周りはよく見えないし、子鬼も出るし、ここはいやぁ~なところです。」 セツナ「もう、だいぶ鬼の根城にはちかづいたから。ここが特に鬼が多いところってわけでもありません。暗いのは、夜だから仕方ないの。」 カグヤ「そりゃそうですけども、せっかく外に出たっていうのに、目覚めたら真っ暗な夜、小鬼どもは目障り。面白くないですよ。」 セツナ「子鬼もいて、今は暗くて不気味なところだけど、元々ここは美しいところだったんじゃない?これほどの大自然は見たことがないから。」 カグヤ「うーん。言い方ひとつで、ものは変わりますね。」 セツナ「どういうこと?」 カグヤ「だって、言い方を変えればとんでもない田舎ですよ。これじゃ宿を取ることも叶わないかもしれないですよぉ~?」 セツナ「カグヤぁ~、あなたは文句ばかりですねぇ~?」 カグヤ「まともな寝具や寝る場所が欲しいだけですよぉ~。はふぅ。お家にいたときはこんなことを考えもしなかったのに・・・あぅぅ、お家が恋しいです・・・」 セツナ「伝説の鬼が復活したというのだから、今更お家には戻れないよ。カグヤが欲しいと思っているようなお食事も、当分は取れません。」 カグヤ「そんなぁ~あぅぅ・・・。食べ飽きたと思っていたお団子の味も、こんなに恋しくなるとは思ってもいませんでした。」 セツナ「この森はしばらく抜けることはできないと思うの。野宿で切り抜けるしかありません。」 カグヤ「はぁっ・・・野宿ですか・・・早く帰りたいです・・・。」 セツナ「ではそろそろ寝るとしましょう。」 カグヤ「(眠そうに)はい・・・。」 セツナ「・・・おやすみぃ~」 カグヤ「すーすー」 セツナ「もう・・・寝たかな?」 カグヤ「・・・むにゃむにゃ・・・姉様・・・おはぎ・・・おはぎ・・・」 セツナ「あれだけ文句を言っていたと思えば、今度は寝言かぁ・・・。こうしていると普通の女の子だねぇ。」 カグヤ「むにゃむにゃ・・・(眠そうに)ふぇっどうして覗き込んでるんですかぁ?」 セツナ「あらあら。ごめんなさい。起こしちゃったみたいね。」 カグヤ「(眠そうに)姉様のおバカぁっ・・・人が寝てるところをまじまじと見ないでくださいよぉ~。姉様だって早く寝てください・・・」 セツナ「そうね。そうするわ。」 カグヤ「(眠そうに)ほんっと、なんなんですかぁ~」 名探偵:4➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️ お菊「あぁ~~!」 チヨメ「どうしたっすか。お菊!?なにか大事件でも起きたんすか!?」 お菊「私があとで食べようと思って、とっておいたお団子がないのです・・・!」 チヨメ「お菊・・・いちいち、そんなことで大騒ぎするなっす。」 お菊「そんなことって・・・私にとっては一大事です・・・!あ!チヨメが食べたんですね?」 チヨメ「なんでオイラが!?」 ノブナガ「われも知らんぞ。」 チヨメ「うーん。仕方ない。ここはこの名探偵チヨメ様に任せとけっす」 お菊「チヨメが一番あやしいのですが?」 チヨメ「ずばり!!犯人はこの中にいる!!」 お菊「当たり前でしょう。他に誰がいるっていうのです?」 チヨメ「ご・・・ごほん!推理は最後まできくっす!犯人はズバリ、お菊のことを愛して愛してやまないものっす!それでいけないと思いつつも、お菊のぬくもりを感じるためお菊のお団子を!!」 セイメイ「違いますよ!!ちょっと夜中に小腹が空いただけ。」 ノブナガ「ぬ?」 お菊「え?」 チヨメ「へ?」 セイメイ「コホン。さあ馬鹿なことばかりやってないで、この話はおしまい!」 チヨメ「セイメイ様、お菊のお団子食べたりして、お菊にちょっかいだしたいとか?もしかしてお菊のこと好きだったりして?」 セイメイ「・・・チヨメ、今、陰陽術(おんみょうじゅつ)の生贄が必要でねぇ。指一本、もらってもいいかい?」 チヨメ「ひぇぇ!?!?勘弁してくれっす!!」 お菊「チヨメ、すり潰されたいのですか・・・?」 チヨメ「ひぃぃぃっっ!冗談っす!じょ、お、だ、ん!!どっちかっていうとお菊のほうが怖いっすよぉぉ~」 ノブナガ「まぁまぁ、ふたりともそのへんにしておけ」 セイメイ「ノブナガ様がそういうなら♡」 お菊「私は許しませんよ・・・。」 チヨメ「なんでこうなるっすかぁ~~(泣)」 起きている夢:3➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️ チヨメ「お菊、今日は珍しく早起きじゃないっすか!」 お菊「ふふふ・・私だってやるときはやるんですよ。今日はノブナガ様の部屋を掃除して、お茶を出して、」 チヨメ「うん。今日も気合が入ってるっすねぇ~!さすがっす!」 セイメイ「甘いわねぇ、チヨメ。お菊は今起きてるわけじゃないのよ。」 チヨメ「え!?どういうことっすか!?」 セイメイ「・・・起きている夢を見ているんですよ」 チヨメ「そ、そんな!?ありえないっす!!」 セイメイ「お菊の場合は有りえます。見てなさい。・・・せや!」 お菊「あいたぁっ!!!あ、おはようございますセイメイ様。」 セイメイ「ね?」 チヨメ「は、はい・・・」 料理1:4➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️ お菊「お料理できました~皆様のお口に合うかは分かりませんが」 チヨメ「とんでもないっす!上出来上出来!とても美味!おいしいっすよぉ~!」 ノブナガ「ほほぉ~・・こりゃ豪勢だのぉ!それではいただくとするかぁっ!」 チヨメ「ところで、セイメイ様は料理はあまりしないんすか?」 お菊「あまりセイメイ様が料理をしているところは見たことがありません」 セイメイ「私だって自分の分の料理くらいだったら作っていますよ。だ~れも食べてくれませんがねぇ。」 チヨメ「へ?なんでなんすか?」 セイメイ「やっぱり見てくれが悪いのかねぇ。贄も混じってたりするし。それともたまに、呪術の実験を兼ねてたりするのがいけないのかもしれまへん。」 ノブナガ「うむ・・・セイメイは料理はするでない。お菊、これからも頼むぞ。」 お菊「はい・・・肝に銘じます・・・。」 今日は飯抜き:4➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️ チヨメ「やっとご飯の時間っす~。ぐーぐー!お腹ぺこぺこっすぅ~!」 お菊「私ももうぺこぺこですよぉ~。今日のメニューはなんでしょう。楽しみですねぇ。あれ?ノブナガ様?両手いっぱいに果物を抱えてどうしたんですか?もうすぐご飯の時間ですよ。」 ノブナガ「ああ・・・我は今日は飯抜きだ。ちょっと野暮用があってな。」 チヨメ「用事があるんなら仕方ないっすけど、少しくらい一緒に食べたいっすよ。」 お菊「みんなで食べたほうが美味しいですよ。」 ノブナガ「そりゃ今日の料理当番を見た後に言ったほうがいいかもしれぬな・・・。」 セイメイ「うっふふ~。は~い。栄養満点出来立ての特製闇鍋ですぇ~。バッチリ完成しとります。ほらほら、みんなこんなところにいないで、早く中に入りなさい。 今ならお代わり自由、大盛りも上等です。たくさん作ったからたんと召し上がれ~。」 チヨメ「ほんとっすか!うぉぉぉぉ!今日は特製鍋っすよ!ノブナガ様!」 ノブナガ「チヨメ。すまん。今日はちょっと用事があってな。悪いが我はこれで失礼する。」 チヨメ「え?あれ?」 セイメイ「もぉ~~ノブナガ様ってば。ほんと私の腕を信用してないんやから、それじゃノブナガ様の分もい~っぱい食べていってや。」 急病人:3➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️ ノブナガ「おい!!チヨメは・・・チヨメはどこだ!?無事なのか!?」 お菊「落ち着いてください!チヨメは今治療中です。命に別状はありませんから。一口食べただけで気絶したようです。あんなに震えてるチヨメを私、初めて見ました。よっぽどひどい料理・・・いえ、食中毒に当たってしまったんでしょう。」 ノブナガ「食中毒か・・・それなら仕方ない・・・。可哀想に・・・チヨメ!!」 お菊「そこ、道を開けて。急病人を搬送します。すぐ医務室へ運びますから。それまで頑張りなさい。チヨメ、しっかりして。目を開けなさい。」 ノブナガ「チヨメ、お前の死は決して無駄にはせんぞ。」 チヨメ「ううう・・・まだ生きてるっすよぉ・・・みんなしてひどいっすぅぅぅ がくっ」 失神:3➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️ セイメイ「もぉ~どうして私の料理で失神する者が現れるんよ。ちゃ~んと美味しくできてんのになぁ。」 お菊「セイメイ様。お気持ちはわかりますが、自暴自棄になるのはおやめください、。 料理に失敗は付き物ですから、あまり気にしすぎるのはよくありません。」 ノブナガ「そうだ。我もお菊と同じ意見だ。失敗は成功の元とも言う。今度こそ成功すればよいのだ。 我らも協力できることはする。だから元気を出せ。」 お菊「三人寄れば文殊の知恵とも言います。私達の場合は、一人ひとりでは卓越した知識や技術はありません。協力しあうことでより良い物を作り出すことも可能なはずです。 セイメイ「せやなぁ。うん。三人でとびっきり美味しい料理を作ってチヨメをあっと驚かせてやります~!」 生物兵器:3➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️ チヨメ「うう。まだ胃がムカムカするっす・・・。一体何が入ってたんっすか・・・あの料理。」 ノブナガ「まあ、あれは劇物だったのは確かみたいだな。」 チヨメ「あの、セイメイ様ってもしかして・・・」 ノブナガ「ん?知らなかったのか?あいつの味覚は一種の生物兵器だ。」 お菊「レシピから外れた、オリジナルの料理なんぞさせてみなさい・・・。一瞬で全世界が血涙に染まります。」 チヨメ「そういう大事な話はもっと早くしてほしかったっす」 お菊「ノブナガ様の部下なら当然、知ってると思っていたのです。ま、次から気をつけることです。」 チヨメ「うぐぅ~・・・。」 寝言:2➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️ カグヤ「ふぁぁ~眠い・・・なんか最近は、いくら寝ても、寝足りないんですよぉ~。なんででしょう。」 セツナ「そういえば、カグヤ、あなたよく寝言言ってるもんねぇ。変な夢でも見てるんじゃない?」 カグヤ「寝言って・・・どんな寝言?ってか私の寝言聞いてるんですか!?恥ずかしい!」 セツナ「そりゃ隣で寝てたら嫌でも聞こえるよ。」 カグヤ「やだぁ~恥ずかしい・・・。でもなんて言ってました?抹茶とかきなことか言ってました?」 セツナ「いや、なんでそうなるのよ。普通寝言と言ったら人の名前とかでしょう。」 カグヤ「うーん。むにゃむにゃ。抹茶とかきな粉の猫・・・もう食べられません。」 セツナ「こりゃ駄目ね。寝ぼけてるね。というか、会話しながら寝てるのかな・・・? (・・・) カグヤ「ねぇセツナお姉様。私、旅に出てちょっとは成長しましたか?」 セツナ「ん~どうだろうねぇ。 ねぼすけさんなのは相変わらずだし、厄介事にはすぐに首を突っ込みたがるし」 カグヤ「うっ。」 セツナ「でも、しっかり成長してるよ!胸張って大丈夫!」 カグヤ「うーん。全然成長の実感がないですよぉ、お姉様ぁ~」 セツナ「うっふふ。大丈夫大丈夫!」 湧き水:2➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️ セツナ「カグヤ、そこの湧き水を飲んでみてくれる?」 カグヤ「私、喉なんて乾いてないですよ。」 セツナ「いいからいいから。ここの湧き水はすっごく元気になるって聞いたことがあるの。さあ、飲んで飲んで。」 カグヤ「ん?そうなのですか?ごくごく・・・わぁ!姉様の言った通りです!なんだか元気になりました!・・・あれれ?でもここに来るのって姉様も初めてでは?」 セツナ「へぇ~ほんとにそうだったのね。それじゃ私も!ごくごく。」 カグヤ「もぉぉぉぉ~!私で実験しましたね!」 華がない:2➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️ セツナ「女二人でとことこ歩いて、鬼たちを倒して・・・まぁ悪くはないですが、 なんというか、華がないというか・・・。」 カグヤ「へ?姉様。花が欲しいのですか?さっきそこ咲いていましたから、戻って摘んできましょうか?」 セツナ「はぁ~分かってないみたいですね。カグヤは。」 武勲(ぶくん)をはやる(二人)➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️ チヨメ「お菊!きいたっすか!?人間の斥候(せっこう)を始末してきたっす!」 お菊「ええ、聞きましたとも。けが人を出しただけではなく、敵の捕縛にも失敗したんだって? 増援を呼んでから対処すればそんなことにはならなかったでしょう。」 チヨメ「その間に逃げちゃったらどうするんっすかぁ!ってかそれでいいって前はいってなかったっすか?」 お菊「怪我だってしたのでしょう?」 チヨメ「たいした怪我なんかじゃないっす!くぅぅぅぅっ!!次は絶対に認めさせてやるっすよぉぉ!」 お菊「はぁ~・・・。あなたはなぜ、危険な真似ばかりするのですか。 もちろん武勲(ぶくん)をはやる気持ちはわかります。 しかし例えば今回は助けを呼んだほうが手柄が大きくなったかもしれません。 斥候を捕らえることができればそれは大きな武勲となったことでしょう。 そして手傷だって負わなくて済んだかもしれません。」 チヨメ「いや、そこはわかんないっすよぉぉ。オイラはオイラの勘を信じて飛び出してったんすよぉぉ!! まぁまぁいい結果は出してるわけですからいいんじゃないっすかねぇ?」 お菊「チヨメの勘が当たり続ければ、ですけどね。 外れたときのことは考えているのですか?そのとき、貴方は死ぬのですよ? いつそうなってもおかしくないと言っているのです。」 チヨメ「げげげぇっ!随分と不吉なことを言うっすねぇお菊はぁ・・・ オイラだって死にたいわけじゃないっすよぉっ」 お菊「私としてもチヨメに死なれるのは困るのですよ。 重要な戦力を失うことになるのですから。」 チヨメ「えぇっ!お菊ぅ!オイラ嬉しいっすよ!」 お菊「どうしました?」 チヨメ「いつもオイラのこと死になさい!地獄に落ちなさい!とか怖いことばっかり言ってるから オイラのこと嫌いなのかと思ってたっすよ!」 お菊「好きか嫌いかと、戦力になるかは別のことですよ?」 チヨメ「うぐっ・・・痛いところ突かれたっす。」 お菊「それに、チヨメのカンとやらでセイメイ様の作戦をかき回されるのは御免なのですよ。」 チヨメ「うっ・・・あぁーーー!ごちゃごちゃ考えてたらオイラの頭がバカになっちゃうっすよぉー! だって、よく考えてほしいっすよ?手柄を立てる機会というのは、大体死の危険と隣り合わせなわけっすよ! オイラはそれを乗り越えて武勲(ぶくん)を立てる!そう決めてるんすよ! それに、もしオイラが死んだらお菊はそれも利用して策を立ててしまえばいいんすよ!」 お菊「ふぅ~~(かわいい感じでため息)」 チヨメ「オイラって重要な戦力なんすよね?それを失ってでも勝たなきゃいけない場面もあるっすよね? オイラだって無残に死ぬつもりはないっすよ?けど、戦場(いくさば)に絶対なんてことはないんすよ。」 お菊「貴方は貴方なりによく考えているのですね。」 チヨメ「オイラはお菊の邪魔にはならない、一番の方法なんじゃないかって思ってるっす。」 お菊「ふぅ~~(かわいい感じでため息)」 チヨメ「あ、しゃべってばかりいたら体がなまってきたっすよ!そろそろ体を鍛えたいっす!オイラは先に戻ってるっす!お菊!」 お菊「うーん。活かすも殺すも、私次第というわけですか。うふふ。」 村が無残に:一人➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️ セイメイ「ちょいと前まで、この近くに小さな村があったのさ。でもその村は突如として鬼に襲われてね。 村人の一人ひとりが無残に殺されていったのさ。村が無残に血に染まる中、一人の少年が自分の妹を守るため鬼に立ちふさがった。 この子を殺すなら、まず先に俺と戦ってからにしろ!とね。鬼は大笑いした。この子どもが、鬼と戦う?とね。 鬼がその少年の指の一つを折ったとき、とてもいい悲鳴を上げておりました。後ろにいた妹は途端に青ざめた顔になってね。 指の一本一本を折るたびに、とてもいい悲鳴を上げるのさ。後ろの妹は最初こそ泣くことすらできていなかったけど、次第に涙がポロポロと溢れてきてね。 小さな声で振り絞るようにいったのさ「もう・・・やめて」と。なのでその鬼はやめてあげたのさ。その少年を八つ裂きにしてね。 その瞬間、その女の子は絶叫したんよ。あの顔と言ったら・・・ね。もう、その鬼は楽しくて楽しくて仕方がなかったさ。 そう!この瞬間こそ鬼として産まれてよかった・・・と。 人間にとっては本当に残忍な鬼かもしれないねえ。でもねぇ、これは鬼にとっては楽しいこと、気持ちいいこと。ただ、それだけでしかないんよ」 雑巾おろして:一人 by白石夏海➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️ お菊「分かったから、それ以上動き回らないで!掃除が必要な場所が広がるでしょ!?(遠くのチヨメに) ……はぁ、まったく。あのおバカはまた飲み物なんかこぼして……それもよりによって廊下に。ノブナガ様のお召し物が汚れてしまったらどうするの。一日一度は問題を起こすことが運命づけられてるのかしら。 ……あら。この雑巾、もう汚れてしまったの?前に替えたのは、確か……懐かしい。ノブナガ様がお戻りになられて、もうこんなに経ったのね……。 今思えば……ノブナガ様をお待ちする500年の間でさえも、全てが愛おしかった。そしてこうして、微力ながら、今もお役に立てていること……これ以上の幸せはないわ。 それもこれも、すべてはあの日、ノブナガ様が私をお救いくださったから。雲の上にいらっしゃるようなあのお方が、あの時確かに私のことを見てくださった。 ……それが必然だなんて、自惚れてはいないわ。ただの偶然。だとしても、私にとって、これは運命なの……。 さ、早く雑巾をおろしてバカの後片付けにいきましょう。ノブナガ様のお部屋を掃除する時間がなくなってしまうわ。」 いたぶり甲斐 セイメイ(一人語り)by白石夏海➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️ セイメイ「うふふっ。お菊もチヨメもあないにはしゃいでもうて、人間の相手する前に疲れ切ってまいそうで心配やわぁ。 まぁ、あの子たちに限って、そんなしょーもない真似はせんやろけど。 な〜んて、浮かれてるのはうちの方かもしれへんなぁ。あれだけ鬼同士で遊んだあとも、まだまだた〜っぷり楽しみが残っとるんやから・・・今から胸が高鳴ってまうわぁ〜。 ノブナガ様のためにも、うちの楽しみのためにも、念には念を入れとかなあかんなぁ。さて、どないして遊んだったらええやろ。 鬼ほどの戦い甲斐は無いにしろ、人間はんは純粋やからなぁ。そこまでの悪知恵もよう働かんまま立ち向かってくるのんは、この上なくいたぶり甲斐がありそうやわ。 そやかて、油断は禁物や。ノブナガ様と、お菊と、チヨメと・・・うちらでい〜っぱい楽しむためにも、しらけてまうことは起こらんようにしとかんとな。 時間はまだまだあるんやし、ゆーっくり考えよ。 はぁ。ほんまに、楽しみやわぁ〜。」 拾ってきた子 セイメイ×お菊by白石夏海➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️ お菊「・・・セイメイ様、おかえりなさいませ。」 セイメイ「ん〜?・・・あぁ、あんた確かあんときの、ノブナガ様が拾ってきた子ぉやないの。」 お菊「お菊と、お呼びください。」 セイメイ「・・・うふふっ。相当気に入っとるみたいやねぇ。ノブナガ様も、ええセンスしてはるわぁ〜。」 お菊「生涯お仕えするお方から賜った名ですから、当然でございます。」 セイメイ「ふんふん。ノブナガ様が有用やと判断しはっただけあって、忠誠心は確かみたいやな。」 お菊「有用、だなんて・・・身に余るお言葉でございます。私はノブナガ様の駒として、ただそこにあっただけのこと・・・」 セイメイ「も〜。これやから、融通の効かへん子ぉはいややねぇ〜。こんなんは素直に受け取っとくもんやで?」 お菊「は、はいっ!・・・申し訳ございません。」 セイメイ「そ・れ・に、うちもお菊には期待しとるんやで?手ぇ抜くのんが上手い子ぉは、ええ戦力になるさかいね。」 お菊「セイメイ様・・・?仰る意味が・・・」 セイメイ「うふふっ。何をとぼけてんねん。さっき、居眠りしながら掃除しとったやろ〜。」 お菊「はっ・・・!も、申し訳ございません!以後気をつけますので、ノブナガ様には・・・!」 セイメイ「うっふふふっ!えぇねんえぇねん。キレイになっとるんやから、問題あらへんわ。大事なんは、結果やろ?」 お菊「はい・・・感謝いたします。」 セイメイ「うん、気に入った気に入った。おもろい反応見れて楽しかったわぁ〜。ほな、またな〜。」 お菊「・・・セイメイ様がなぜ、ノブナガ様と並んで百鬼将と恐れられているのか・・・少しわかった気がするわ。」(小声) 褒めてほしかった カグヤ×セツナby白石夏海➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️ カグヤ「じーーっ・・・」 セツナ「・・・カグヤ?どうしたのです?鍛錬でなにか困ったことでもあったのかしら。」 カグヤ「いえっ!その!困ったことは、ありません!むしろその、なんというか、かなり順調というか・・・!」 セツナ「ふふっ。そうね。カグヤの様子を見ていれば、私にもわかるわよ〜?」 カグヤ「はいっ・・・あの、お姉様・・・」 セツナ「ん?なぁに?」 カグヤ「なにか、その、お手伝いすることは・・・ありませんかっ!」 セツナ「ん〜、そうねぇ・・・もうお掃除もご飯も終わっちゃったし、これはまだカグヤに任せるわけにもね〜・・・」 カグヤ「そ、そうですか・・・」 セツナ「・・・あらあら、そういうこと。」 カグヤ「お姉様・・・?」 セツナ「なんだか落ち着きがないと思ったら・・・カグヤったら、私に褒めてほしかったのね?」 カグヤ「え、え〜っと・・・」 セツナ「うふふっ。心配しなくても、カグヤはよくやってるわ。ここまで来るのだって、もっと時間がかかるものだと思ってたもん。」 カグヤ「ほ、ほんとですか・・・!?」 セツナ「うっそ〜!」 カグヤ「えぇ〜っ!?」 セツナ「・・・ほんとは、最初からわかってたわ。」(小声) カグヤ「も〜っ!お姉様ぁ〜!なんで意地悪言うんですかぁ!」 セツナ「ふふふっ!冗談冗談!カグヤの頑張り、私はちゃ〜んと見てるわよっ。」 鬼対鬼の合戦(ノブナガ×セイメイ) by 白石夏海➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️ ノブナガ「立て!進め!!敵は間近だ!!・・・予こそ、この戦を統べし者、貴様らの命も今日で終いじゃ。者共、予に続け!!」 セイメイ「・・・あらあら、事の運びをお伝えしよかと思たら、将軍様ともあろうお人が、えらい血気盛んやあらしまへんの。」 ノブナガ「知れたことを。予が指揮せずして、誰に先導が務まる。」 セイメイ「うふふっ・・・ノブナガ様なら、そう言わはると思ったわぁ〜。」 ノブナガ「うむ。だからこそ、真っ先に前線を探しに来たのだろう。流石の手腕じゃ、我が妹よ。」 セイメイ「そら、鬼将軍様の妹やさかい。当然どすえ〜。」 ノブナガ「して、セイメイよ。首尾はどうじゃ。お主のことだ、心配などしてはおらぬがな。」 セイメイ「もちろん。順調すぎて、笑けてまうくらいですわ。この山の向こうからぎょうさん攻めて来はったけど、迂回してきたのんは麓で一網打尽です。」 ノブナガ「要するに、残るはこの先の根城だけというわけか・・・ふむ。悪くない戦ができそうじゃ。」 セイメイ「あちらさんも、城の守りにはえらいけったいな面々を揃えてきはってます。最低限、頭は足りとったみたいやねぇ。」 ノブナガ「予らの力も、既にあまねく誰もが知るところじゃな。良いことではないか。地味な戦では張り合いがないわ。」 セイメイ「流石ノブナガ様やわぁ。ほな、ここからは頼みますえ〜?」 ノブナガ「まあ待たぬか。ここからは必ず、面白い戦いになる・・・お主もどうじゃ、セイメイよ。予と共に、敵の根城でひと暴れせぬか。」 セイメイ「・・・ほんま、ノブナガ様には敵わんわぁ〜。本来やったら、リスクは避けたいとこなんやけど、正味うちも遊び足りへんし?」 ノブナガ「ならば、決まりじゃな。」 セイメイ「ええ。お供いたしますえ?ノブナガ様♡」 変な喋り方➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️ チヨメ「ねぇねぇ~!!お菊ぅぅ~~!!私もセイメイ様みたいに優雅になって人間たちをメロメロにさせたいっす!どうすればいいっすか?」 お菊「う~ん・・・難しいですね。そうねぇ・・・。例えばこぉぉ~~んな感じでしゃべるとか?殿方を誘惑してみたり、だとか?日常生活の「所作」が大事です」 チヨメ「うほぉぉぉ~~!すごいっす!さっそく試してみるっす!」 ノブナガ「・・・お菊、なにをチヨメに吹き込んだのだ?あやつ、変な動きで変な喋り方で変なことを言うようになったぞ・・・」 お菊「あちゃ~・・・ノブナガ様、申し訳ございません・・・」 動物に例えると?(4人)➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️ チヨメ「ノブナガ様!我ら鬼族を動物に例えるとなんっすかね?」 ノブナガ「お前はイノシシのように敵に向かっていくからイノシシだな!」 ノブナガ「セイメイは奇術が得意。狐のように神出鬼没、狐かのう。」 セイメイ「巫女姉妹は?」 ノブナガ「カグヤ、あやつは姉の従順な下僕、犬のようじゃ。」 ノブナガ「姉のほうは、普段は猫をかぶっているようだのう。」 セイメイ「ノブナガ様は百獣の王って感じですえ」 ノブナガ「では予は虎か獅子といったところかのう!」 ノブナガ「お菊、あやつは・・・」 お菊「(寝言で)・・・チヨメ・・・必ず叩き潰します・・。チヨメ・・・必ずすりつぶします」 チヨメ「うううっ!オイラが一体なにしたっていうんすかぁ~・・・。お菊、こわいっすぅ~・・・」(濁点をつけるアクセントで) ノブナガ「・・・何と戦っているのだ、あやつは・・・。」 お菊×チヨメ:ざしゅっ!!ばしーん!! by白石夏海➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️ お菊「はーーーーーー・・・」 チヨメ「お、お菊〜・・・?大丈夫っすか?」 お菊「殺します。」 チヨメ「いきなり!?・・・この感じ、絶対セイメイ様がらみっす・・・」 お菊「あの方が。また。任務と偽って賭場をうろついていると。」 チヨメ「またっすかぁ?この前お菊にひどい目にあったばっかりなのに、セイメイ様も懲りないっす〜・・・」 お菊「あんなものじゃ、あの死なず鬼にはひとつたりとも効かないわ・・・本当に、いつか絶対殺します。」 チヨメ「うひゃあ〜・・・オイラだったらひとたまりもないっす・・・」 お菊「これだけふしだらに遊び歩いて、それで仕事が遅れないのがまた憎らしいわ。私のことだって、きっと本気で相手にしてはいない・・・!」(小声) チヨメ「お菊〜・・・き、聞こえないとより一層怖いっすよ〜!もっとおっきな声で喋ってほしいっす!」 お菊「・・・とんだ大馬鹿だと言っただけよ。賭博で借金抱え込んでさんざん迷惑かけたこと、もう忘れたのかしら。それも一度や二度でなく・・・」 チヨメ「あのときのお菊はスゴかったっす!取り立てに来たヤクザどもの首を、ざしゅっ!!ばしーん!!血がぶしゃーー!!!って!いやぁ〜もう一回見てみたい・・・」 お菊「なんですって・・・?」 チヨメ「じゃない!見てみたいじゃないっす!もう十分っす!!」 お菊「はぁ・・・尻拭いも暗躍も、もううんざりだわ。元凶を始末しようと思っても、すぐに生き返るわ毒は効かないわ・・・本当に、まるでゴキブリのよう。」 チヨメ「ゴ!?そ、それはかわいそう・・・っすけど、毒が平気だからって毒みたいな料理作るのは、オイラもやめてほしいっす・・・。」 お菊「さも当たり前のような顔で暗黒鍋を錬成しておいて、自分は私に毒を盛られてもノーダメージなんて・・・あぁ、思い出したらまた・・・」 チヨメ「わーっ!!お菊の怒りが限界っす!ほ、ほらお菊!オイラが笑わせてやるっすよ〜!必殺、デッキブラシ大回転〜!!」 お菊「チ〜ヨ〜メ〜〜・・・!」 チヨメ「うぇえ〜〜!?なんでいっつもこうなるっすかぁ〜〜〜!!!」 お菊×チヨメ:始末する by白石夏海➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️ お菊「・・・殺す・・・絶対に・・・」 チヨメ「おっ菊〜〜!掃除はかどってるっすか〜?って、あれ?」 お菊「・・・・・・」 チヨメ「す、すごい怒りのオーラっす・・・セイメイ様、またお部屋散らかしちゃったっすか?」(小声) お菊「まったく、あの飲んだくれの生活破綻者が・・・これで何度目だと思っているの・・・!」 チヨメ「わ〜・・・これはひどいっす・・・よし、もうちょっと近くに・・・わあぁっ!!」 お菊「・・・チヨメ?いつからそこにいたの。」 チヨメ「た、たまたま、ついさっき通りかかっただけっすよぉー。あははー・・・」 お菊「・・・はぁ。早く持ち場に戻って頂戴。私は今、あの人を始末する方法を考えるので忙しいの。」 チヨメ「そ、相当あたまにきてるっすね・・・」 お菊「闇討ちを狙って死角から・・・いや、あれほどの人なら・・・」 チヨメ「・・・でもでも!たしかセイメイ様って死なないんじゃなかったっすか?刺し殺したと思った次の瞬間!岩陰から音もなく現れるとか・・・!!」 お菊「ええ。そうよ。あの方は死なず鬼・・・死んだとてすぐに生き返ることができるわ。」 チヨメ「すげーすげー!!セイメイ様カッコいいっす!」 お菊「どこがカッコいいものですか。その力にあぐらをかいた結果があのていたらく・・・私と同じ体なら、もう100回は殺しているわ。」 チヨメ「その顔で言われると、冗談に聞こえないっす・・・」 お菊「それに、あんなふしだらな振る舞いで、いつもいつもノブナガ様にくっついて・・・!」 チヨメ「はぁ〜・・・お菊はけっっきょくそれっすよね〜。セイメイ様につっかかるのだって、ただの嫉妬・・・」 お菊「セイメイ様は無理でも、あなたをすりつぶすことはできるのよ。チヨメ・・・」 チヨメ「ぎゃーーっ!!勘弁してほしいっす〜〜!!!」 お菊×チヨメ:4つじゃなくって2つ by白石夏海➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️ お菊「・・・チヨメ!」 チヨメ「んぇ!?お菊!いきなりどうしたっすか!なんか・・・怒ってる?」 お菊「怒るもなにも、当然でしょう?・・・こんなところに4つも酒瓶を散らかして。」 チヨメ「・・・あれ?どういうことっすか?」 お菊「ノブナガ様たちはお出かけになってるわ。それなのに、今朝掃除したときにはなかったゴミがここにあるということは・・・」 チヨメ「わああっ!?ちょっと待つっすよお菊ーっ!!」 お菊「相変わらずうるさいわね・・・今日はなんだか頭が痛いの。命乞いする人間じゃないんだから、もう少しくらい静かにできないものかしら。」 チヨメ「そのお酒を散らかしたのはオイラじゃなくてお菊っすよ!今だって、そんなに酔っぱらってるじゃないっすか!」 お菊「酔っ・・・ぱら・・・?」 チヨメ「そうっすよ!・・・あと!ここにある酒瓶は、4つじゃなくって2つっす!」 お菊「チヨメ・・・とうとう1ケタの足し算もできなくなったの?」 チヨメ「あ〜も〜!!違うっすよ!2つなのっ!!セイメイ様にもらった〜って担いできたのはお菊じゃないっすかあ!」 お菊「・・・セイメイ、様・・・」 チヨメ「ふんっ!やっと思い出したっすか?」 お菊「・・・あの極楽とんぼ・・・!!!」 チヨメ「げ、はじまったっす・・・」 お菊「大体、おかしいのよ!今日だって、やっておくべきことが山ほどあったのに、酒を担いで賭博だ何だと!挙句の果てにはノブナガ様と・・・!!」 チヨメ「お菊!止まるっす!!それ以上飲んじゃダメっすよぉ〜!!」 お菊×チヨメ4by白石夏海➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️ チヨメ「ふっふふ〜ん!オイラは強いっ♪オイラは最強っ♪(鼻歌交じりに)」 お菊「・・・はぁ。」 チヨメ「ちらっ!・・・ちらっちらっ!(小声)」 お菊「・・・・・・また一段と馬鹿みたいな歩き方をして、どうしたのです?チヨメ。」 チヨメ「ばっ・・・!?ま、まあいい。よくぞ訊いてくれたっす!お菊も聞いて驚くっすよ!?今日のオイラはなんと〜〜!」 お菊「“また”無茶をやって“無計画”のうちに“偶然”の成功を収めた、と。」 チヨメ「うぐっ・・・!そ、そう言われちゃうと、たしかにそうっすけど・・・でもでも!今日はほんとにスゴいんっすよ!!一人でどれだけ倒したと思うっすか!?」 お菊「はぁ・・・やっぱりそうなのね。本当に、いつまで経っても学習しない。」 お菊「今回は偶然上手くいったから良かったものの、勝手をやって失敗したら、どれだけの損失が出るかわからないのよ?一つの綻びから、総崩れになる恐れだって・・・」 チヨメ「わ、わかってるっすよ〜〜!!それでも、オイラだって任務の一角を任された鬼将っす。自分の身を犠牲にしてでも、攻めなきゃいけないときだってあるっすよ!」 チヨメ「うまく計画・・・みたいなのを説明したりはできないっすけど、今日のオイラの判断を、少しぐらい褒めてくれたっていいじゃないっすか〜・・・!」 お菊「・・・あなたは、どれだけ周りから大目に見てもらっているのか知らないようね。役に立ったのは褒めてあげるけど、度の過ぎた自己犠牲は何も生まないわ。」 チヨメ「あれ?ひょっとしてお菊・・・オイラのこと、心配してるっすか??」 お菊「当然でしょ。ノブナガ様の大切な戦力としてね。」 チヨメ「んふふっ!そっか〜・・・そうっすかぁ〜・・・!!」 お菊「・・・何を嬉しそうにしているの。はぁ・・・本当に何もわかっていないようね。」 チヨメ「オイラはぜ〜んぶわかってるっすよ〜!お菊は優しい♪オイラは最強♪」 お菊「このバカ・・・その歌を歌いながらノブナガ様の方に行くな・・・!」 お菊×チヨメ5by白石夏海➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️ お菊「はぁ・・・全く、セイメイ様もいい加減にしてほしいものだわ。」 お菊「我が物顔でノブナガ様の隣を歩いているけれど、あの人の失態がノブナガ様の顔に泥を塗らぬよう、私がどれだけ奔走しているか・・・!」 チヨメ「あいからわず、お菊はスゴいっすね〜・・・!まさに無敵っす!」 お菊「相変わらず、よ。このおバカ。」 チヨメ「ありゃ?そうだったっすか?」 お菊「・・・本当に、私のどこが無敵に見えるんだか。」 チヨメ「そうじゃないっすか?」 お菊「ないに決まっているでしょう。それこそ、ノブナガ様の隣どころか・・・遠く足元にも及ばないわ。今こうしているのだって、ずっと分不相応なことよ。」 チヨメ「え〜?そうかなぁ〜・・・倒れた者の武器を次々奪って、華麗に敵をなぎ倒すお菊の姿は、まさに、無敵!って感じだったっすよ・・・!?」 お菊「そのくらい当然よ。私は、最低限の責務を全うしているだけ。もっと役に立つ者なんて、きっといくらでもいるわ。」 チヨメ「あ、あれが当たり前っすか!?はぁ〜〜・・・!やっぱりお菊はスゴいっす〜!!!」 お菊「・・・少しは人の話を聞きなさい!私は無敵なんかじゃない。ただこの名に恥じぬように頑張っているだけだと言っているの。」 チヨメ「ふんふん。つまりお菊は、スゴいんじゃなくてエラいってことっすね?わかったっす!」 お菊「何がわかったの。」 チヨメ「お菊がオイラに褒めてほしかったってことっす!」 お菊「・・・意味がわからないわ。」 セイメイ×お菊×チヨメ1 by白石夏海➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️ お菊「セイメイ様、お迎えにあがりました。」 チヨメ「あ、あがりましたっす〜・・・」 セイメイ「あぁんもうちょっと〜!ほんまに、あと1回だけ〜!!」 お菊「お迎えにあがりました。」 セイメイ「せやからほんまにあと1回やって〜!ほんま、今帰ってもうたら大損やねん!」 お菊「お迎えにあがりました。」 セイメイ「もう、あと1回、いや、2・・・3回くらいで取り返せるねんて〜!!」 お菊「お迎えにあがりました。」 チヨメ「お、おんなじことしか喋らなくなっちゃったっす・・・」 お菊「・・・ほら、何をぼーっとしているの。ちゃんと反対側持ちなさい。」 チヨメ「わわっ!わかったっす・・・!!」 チヨメ「・・・スゴいっす・・・普段の戦じゃ煙のようなセイメイ様が、卓にかじりついてて持ちたい放題っす・・・」 セイメイ「ちゃうねん。ここまで役無し役無しときとるさかい、そろそろピンゾロ出るんちゃうか思てんよ。」 お菊「間違っても殺さないでね。セイメイ様、死ぬとそのへんからまた生えてくるから、逃げられてしまうわ。このまま卓に意識を引き付けて持ち帰りましょう。」 チヨメ「う〜ん・・・了解っす・・・」 セイメイ「ヒフミ役無し役無しやで。ありえへんやろ?流石にそろそろいい目が出んのんが摂理やと思うねん。なぁチヨメ?」 チヨメ「うぇえ!?オイラっすか!?」 セイメイ「チヨメも、ほんまもんのお馬鹿さんやないやろ?せやったら、わかると思うねん。この状況が。」 チヨメ「この・・・状況・・・?」 セイメイ「今日のうちは負け続けとって、親でも子でもいいとこなしや・・・せやけど、これだけの不運が重なるなんて確率・・・どないや思う?」 お菊「・・・はぁ。」 チヨメ「え?えぇっと・・・珍しい・・・んすよね?」 セイメイ「その通り!チヨメはお利口さんやなぁ!ほんで、雨が続いたあと、お天道様は顔出しはるやろ?せやったら、負けが続いたあとは?」 チヨメ「!!・・・勝つっす!」 セイメイ「せやねん!チヨメちゃんは天才や!・・・そんでな?うち、いまちょ〜っとだけ持ち合わせが足りひんねん。チヨメちゃん、いくらか手伝うてくれるか?」 チヨメ「へへへっ!もちろんっす!え〜っと、たしかここにお駄賃が・・・いたあっっ!!!」 セイメイ「あいたっ。」 お菊「・・・本当に、二人まとめて売り払えないかしら。」 セイメイ×お菊×チヨメ2 by白石夏海➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️ お菊「セイメイ様、お迎えにあがりました。」 チヨメ「もう恒例っすね・・・お、お酒臭いっす・・・」 セイメイ「い〜や〜や〜〜!もっと飲みたい〜〜〜!!」 お菊「お迎えにあがりました。」 チヨメ「は、反対側持つっすよ〜・・・?」 セイメイ「あ〜〜ん!も〜〜お菊のいけず〜〜!!せっかく美味い日本酒取り置いてもろてたとこやのに〜〜!!!」 お菊「お迎えにあがりました。」 セイメイ「なぁ〜チヨメちゃ〜ん・・・チヨメちゃんも気になるやろ〜?ここらでいっちゃん美味しいお酒やねんで〜〜?」 チヨメ「も、もう騙されないっすよ!二回も引っかかると思ったら大間違いっす!」 セイメイ「すっきりと飲みやすくて、それやのに香り高い・・・もう水より水や言われてんねん。」 セイメイ「なぁ、ほんまにうまい日本酒は、何にでも合うていくらでも飲めるんやで・・・?最高や思わん・・・??」 チヨメ「も〜〜セイメイ様ってばしつこいっす!そんなに騒ぐと、お菊に怒られるっすよ〜?」 お菊「・・・」 チヨメ「あれ、お菊?」 お菊「・・・柄は。」 セイメイ「ん?なんて?」 お菊「その日本酒、銘柄は?・・・取り置きをお願いしたなら、ご迷惑をおかけするべきではないでしょう。」 チヨメ「え、えぇぇ〜〜!?も、持って帰るっすか〜!?」 セイメイ「あっはっは〜〜!!さっすがお菊やわぁ〜〜!!」 お菊「・・・酒に溺れることと、良きものを評価することは違いますからね。」 チヨメ「う、うわぁ〜〜ん!オイラはどうしたらいいっすか〜〜!!!」 セイメイ×お菊×チヨメ3 by白石夏海➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️➕️ お菊「ひっく・・・だから・・・聞いてるの?チヨメ・・・」 チヨメ「聞いてるっす!お菊の話が勝手にそこで止まるんすよ!もうこれ以上飲んじゃダメっす〜!!」 お菊「私はねぇ、いつだって・・・ノブナガ様のために、全身全霊でお仕えしているのよ・・・!」 お菊「もちろん、見返りが欲しいなんて思ってない・・・けど、問題は他の奴らです!あまりにも私に対する遠慮がなさすぎる!」 お菊「もう少し自分で自分の面倒を見たらどうなの・・・!!」 チヨメ「た、大変っすね〜・・・?」 お菊「お前のことよ、このおバカ!!」 チヨメ「う、うわぁ!!ごめんっす〜!!!」 お菊「さっさとたわしを持ってきなさい!」 チヨメ「えぇ!?たわしっすか!?えーと、えーと・・・!」 お菊「うるさい!動き回らないで!!」 チヨメ「うわぁ〜〜ん!めちゃくちゃっす〜!!」 お菊「まったく、何だっていうの・・・私は、いつも・・・」 セイメイ「まぁまぁまぁ、今夜はお飲みんなってくださいまし♡セイメイがお注ぎいたしますえ♡」 チヨメ「ちょっ!セイメイ様!今絡んだら危ないっすよ・・・!!」 お菊「あぁ、ご丁寧にどうも。ありがとうございます・・・」 チヨメ「セイメイ様を認識してないっす・・・!!!」 セイメイ「それにしても、お客さんええ飲みっぷりやわぁ〜。普段からお飲みんなられてますのん?♡」 お菊「まぁ、勧められたときに飲む程度です・・・主の顔を立てる意味もありますからね・・・ひっく。」 セイメイ「へ〜〜意外やわぁ〜〜〜ふふふふっ!!あかんこれおもろすぎるわ!チヨメ〜助けたって〜〜!!」 チヨメ「お、オイラは何の茶番を見せられてるんすか〜・・・!?」
https://w.atwiki.jp/quizmagicianblackcat/pages/811.html
進化表【青】 ※便宜上同じキャラクターの進化系と思われる物をまとめてありますが、個別ページ内で進化形態の部分が「?」になっているものについては、当サイトでは進化確認ができていないものですのでご注意下さい。 【青B→S】 名前 Rank 最大HP 最大ATK アンサースキル スペシャルスキル 備考 ┌ 心優しき魔道士 サーシャ B ハードラッシュ+ 氷結の魔術 初期選択カード ├ 敬虔な信徒 サーシャ B+ ├ 祈りの聖女 サーシャ A └ 慈愛の聖女 サーシャ・スターライト S ┌ 黒姫 ロレッタ B ├ 深窓の黒姫 ロレッタ B+ ├ └ 漆黒の姫君 ロレッタ・ミラージュ S ┌ 妖精 シズク&カグヤ B+ ├ 双水精 シズク&カグヤ A ├ 双流神 シズク&カグヤ A └ 蒼茫の対星 シズク&カグヤ S 【青A→S】 ●カトレア(A→A→A+→S) (A)蒼騎士 カトレア (A)疾風の蒼騎士 カトレア(A+)天空の蒼騎士 カトレア (S)蒼の彗星 カトレア・ラインハルト ●ハクア(A→A→A+→S) (A)黒の守り人 ハクア(A)黒の遊星 ハクア(A+)暗黒の流星 ハクア(S)冥界の誘者 ハクア・デスサイズ ●フラクタル(A→A→A+→S) (A)巫女 フラクタル (A)聖女 フラクタル(A+)聖なる祈り フラクタル(S)聖界の伝道師 シャイア・フラクタル ●ルリ ●フィリー ●サギリ ●ビルフォード ●テスタメント ●シルヴィア ●イシュタル ●カナメ 【青B→A】 ● ● ● ●
https://w.atwiki.jp/chibicos/pages/111.html
十五夜祭り07(9/7~9/15) うさぎ、狼、おもちの関係 チームバトル:お月見会場 ■キャッシュアイテム LV23 頭:ラビットバンド 胴:チャームラビット 脚:ラビットテリトリー 右:ウサドール 左:ウルフドール LV61 頭:カグヤ百花繚乱 胴:カグヤ花鳥風月 脚:カグヤ山紫水明 右: 左: LV46 頭:お月見フレーム 胴: 脚: 右: 左: LV30 頭: 胴: 脚: 右:推して参る! 左: LV90 頭: 胴: 脚: 右: 左:竹取の翁 ■レアアイテム(右左)・チームバトルアイテム(頭胴) LV50 頭:ムーンフェイスカバー 胴:魔導師のローブ 脚: 右:月灯りのロッド 左:伝説のムーンマン人形 ■チームバトルアイテム LV59 頭: 胴: 脚: 右:天からの牛車 左:天からの使徒 ■依頼報酬 LV64 頭:翁の帽子 胴:翁の上着 脚:翁のずぼん 右: 左: LV40 頭: 胴: 脚: 右:月見バーガー 左: ■依頼報酬「月灯りの箱」からランダムに出るアイテム LV65 頭:かぐやの黒髪 胴:かぐやの着物上 脚:かぐやの着物下 右:小かぐやα 左:小かぐやβ