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06/10/14(土)16 55 59 No.7485908 ■童話世界■ オオカミさん かつて赤ずきんとそのお婆さんを襲ったオオカミの妹 ナイスバディを毛で巧みに隠しており、狼の耳と尻尾が生えている もともとは道行く好みの男性を(性的な意味で)襲っていたが、兄が殺された事により赤ずきんを恨むようになる そして赤ずきんが一人でおつかいに出かけた所を(性的な意味で)襲い掛かるが、赤ずきんの方がテクが上手かった為、 今ではペットとして飼われている
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昔々ある所に、それはそれは愛くるしい少女がいました。 赤い頭巾をいつも被っていたので、赤ずきんちゃんという愛称で呼ばれていました。 ある日、その少女はおばあちゃんの家に遊びに行くことにしました。 呼び鈴を鳴らしても返事が無いので、家に入るとおばあちゃんはベッドで寝ていました。 「おばあちゃん、どうしてベッドで寝ているの?」 「それはね、風邪をひいたからなんだよ」 「おばあちゃん、どうしてそんなに声が低いの?」 「それはね、風邪をひいたからなんだよ」 「おばあちゃん、どうしてそんなに布団が膨れているの?」 「それはね、風邪をひいたからなんだよ」 「おばあちゃん、どうしてそんなに耳が大きいの?」 「それはね、風邪をひいたからなんだよ」 … ……… …………… このような問答が108回ほど繰り返されました。そして、先に折れたのは“おばあちゃん”でした。 「それはね……ってああああああああああああ!!」 布団に丸まっていた“おばあちゃん”が跳ね起きました。 ベッドの上に立ち上がったその姿は、おばあちゃんではなく、そして人間ですら無かったのです。 そう、布団の中にいたのは世にも恐ろしい人食いオオカミだったのです! 「って、ちょっと待てやぁ!気づけよ!おかしいだろどう考えても!部屋の暗さとかこのメスガキの目の悪さとか さっ引いても気づくだろ!なんで100回以上もの質問の最中に気づかないんだよ!」 オオカミが至極真っ当なことをどこかの誰かに叫びますが、そんなことはどうでもよいのです。 おばあちゃんだと思っていたのが恐ろしいオオカミだと気づいて少女は必死で逃げようとします。 「おっと」 オオカミはそれに気づくと、その鋭い爪を少女の背中に向けて思い切り振り下ろしました。 「あっ…がっ…ああああああああああああああ!!」 来ていた服が背中の肉ごと抉り取られ、さらにその反動で勢いのついた体が壁に叩きつけられました。 壁によりかかったまま、少女はずるずると崩れ落ちました。壁に崩れ落ちた痕が赤い色で描かれます。 「ガハハ、まぁいい。こんな上質なエサは見たことが無い、存分に愉しませてもらうぞ。 さて、どんな喰われ方がいい?足の先から喰い千切ってやろうか?腹を食い破ってやろうか? それともこの爪で食べやすいようにバラバラにしてから喰ってやろうか?好きなのを選べ!ガハハハ!」 オオカミの上機嫌な声が狭い部屋に響き渡ります。 オオカミとは対照的に痛みと恐怖に涙を浮かべていた少女はその言葉に目を見開くと― 「ちょっと待ってよ!こういうのって丸呑みにして後から猟師が助けに来るパターンじゃないの!?」 「…へ?」 上機嫌な声から一転、ぽかんとした表情で疑問符つきの声をあげるオオカミがそこに居ました。 「………」 「ぐっ・・・うぅぅぅぅぅ…あぁぁぁぁ…」 オオカミは無言。少女は抉られた背中の痛みに喘ぎながらポロポロと涙をこぼします。 しばらく少女の苦痛の喘ぎが部屋の中を木霊した後、オオカミはポツリと言いました。 「いや…丸呑みって言っても…俺そんなに大きくないし…大体丸呑みしたら味がわかんなくなるんだけど…」 ポリポリと爪で頬を掻きながら言った直後、なんの前触れも無く雷が近くの木に落ちました。 一瞬だけ明るく照らされた部屋の壁や天井には、赤い模様がベットリと― それはおそらく、この部屋の“元”持ち主である少女のおばあちゃんの― 「いっ・・・いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 少女はそれを見て、悲鳴を上げます…が、オオカミはその演出過剰ぎみの状況にすっかり萎えていました。 正直全然食事の気分ではありません。ですが、こんな極上のエサを放置しておくのももったいない気がします。 とりあえずオオカミは気分が乗るまで、待つことにしました。 (――――――――オオカミが待機しています、しばらくお待ち下さ…あっ!飛ばしすぎた!――――――――) 手足をもがれた少女が絶望の表情でずらりと並んだ牙を見つめます。 「ひぐっ…やめ…もう…いやぁ…」 もはや悲鳴はあがらず、うわ言の様に拒絶の言葉を繰り返しますが、オオカミの心には届きません。 オオカミは存分に絶望の表情を堪能してから少女の肢体を持ち上げると、その大きな口で少女の腹を食い破りました。 「ひぎゃあっ!…ごふっ!」 少女の口から絶叫と、血が大量に噴出しました。 オオカミは止まらず、続けざまに胸、腹、胸、腹と連続で食い千切っていきます。 それは例えるなら少女の踊り食いとでも言えるでしょうか。 いや、びくびくと体を震えさせている少女に喰らいつく様は暴れ喰いと言ってもいいかもしれません。 やがて、少女の中身が空っぽになったとき、オオカミはようやく一息つきました。 少女―もはやまともに残っているのは頭部だけ―を乱暴に床に放り投げます。 苦悶の表情のまま絶命した少女、その体からは内臓や肉は綺麗に喰い取られ、 残っているのは綺麗に残っている頭部から伸びた背骨とその周りの皮が少々。 歪な姿となった少女を置き去りにオオカミは家を出て行きます。 次の獲物を探し、喰らうため、その狩りは延々と、延々と― 物語の夢想を鮮血の現実に変えるため、猟師に撃ち殺されるまで、延々と、延々と― ― BAD END ― 名前 コメント すべてのコメントを見る
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【元ネタ】赤ずきん 【CLASS】アーチャー 【マスター】 【真名】赤ずきん 【性別】女性 【身長・体重】140cm・28kg 【属性】混沌・善 【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力C 幸運E 宝具B+ 【クラス別スキル】 対魔力:E 魔術に対する守り。 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。 単独行動:E マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。 ランクEならば、マスターを失っても数時間は現界可能。 【固有スキル】 獣人狩猟:C 狩猟能力。 相手が獣属性を帯びている場合、ステータスの敏捷がワンランクアップし、射撃技術は飛躍的に上昇する。 祖母に変装した狼の正体を見破り即座に射殺したという『少女と狼』の逸話によりこのスキルを得た。 変装看破:D 敵の変装を見破る超直感。 対峙した者の変装を、Dランク以下ならばほぼ確実に、Cランクならばごく低い確率で看破することができる。 ただし偽装や変身はランクに関わらず看破できない。 祖母に変装した狼の正体を見破り即座に射殺したという『少女と狼』の逸話によりこのスキルを得た。 生存本能:D 強固な生命力。生への執着心。 戦闘中に致命傷を負っても高確率で生き延びることができる。 狼に呑み込まれても猟師によって助けられ生きながらえたというグリム童話版赤ずきんの逸話によりこのスキルを得た。 食人嗜好:E 他者を自らの血肉と成した者に付くスキル。このランクが高いほど清純の英霊から遠い存在となり、反英霊としての色合いが濃くなる。 赤ずきんは騙されただけなのでランクは極めて低く、食人鬼や吸血種などの属性は付与されない。 狼に騙されて殺された祖母の肉を食べ、血を飲みほしたペロー童話版赤ずきんの逸話によりこのスキルを得た。 【宝具】 『赤ずきん(ロートケップヒェン)』 ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1 祖母から送られた赤色の被り物。 これを被ると世の理から外れた存在になるため、外法の技でないと保有者を傷つけることは難しい。 また、真名解放することで強力な魔術媒体となり、わずかな間だが大魔術を行使することができる。 当時、赤は悪魔や魔女、罪、官能など社会から逸脱したものを連想させる色であったことから。 【Weapon】 『無銘・銃』 魔力を込めた弾丸を放つ架空の自動拳銃。 魔術により特殊効果を付与することもできるが赤ずきんにそこまでの魔術知識がないため機能していない。 出典は『少女と狼』より。 【解説】 童話「赤ずきん」の主人公。正式な原典は不明の物語。 あるところに赤ずきんと呼ばれる女の子がいた。彼女はお使いを頼まれて森の向こうのおばあさんの家へと向かうが、その途中で一匹の狼に遭い道草をする。 狼は先回りをしておばあさんの家へ行き、家にいたおばあさんを食べてしまう。そしておばあさんの姿に成り代わり、赤ずきんが来るのを待つ。 赤ずきんがおばあさんの家に到着。おばあさんに化けていた狼に赤ずきんは食べられてしまう。 満腹になった狼が寝入っていたところを通りがかった猟師が気付き、狼の腹の中から二人を助け出す。 赤ずきんは言いつけを守らなかった自分を悔い、反省していい子になる。 というのが最も有名なグリム童話の赤ずきんである。 民話が作品として完成するまでに数々の改定を加えられたため、この赤ずきんは複数の可能性を持つ人物となった。 『少女と狼』(ジェームズ・サーバー)は、現代の少女を騙すのは従来の童話のように容易なことではないと示唆している赤ずきんのパロディ作品。
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瑪瑙「オオカミ役なんてやだなあ…あ、雲母ちゃん来た…」 雲母「…(楽しそうにスキップしながら片手にノコギリ)」 瑪瑙「なんで赤ずきんが凶器持ってるの~!?怖くて出ていけないよ~!!」
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赤ずきんちゃん 【投稿日 2005/10/22】 カテゴリー-童話パロ 赤ずきんちゃん 荻上千佳 狼 笹原完士 おばあさん 斑目晴信 猟師 田中総一郎 おかあさん 大野加奈子 ナレーション 春日部咲 むかしむかしある村に、千佳という大変可愛い女の子がいました。おかあさんに可愛がられて いましたが、おばあさんにはもっと可愛がられていました。 千佳は、『髪型がオタクくさいですから』と言って、赤いずきんをよく被っていました。その ため、赤ずきんとみんなに呼ばれていました。 ある日、おかあさんが赤ずきんに言いました。 「千佳ちゃん。お使いを頼まれて欲しいんだけど。……って何で真っ赤になってるんですか?」 「……いえ、別に。それよりお使いって、何をすればいいんですか?」 「え? ああ、そうそう。隣村のおばあちゃんが病気らしいの。だからお見舞いに行ってきてち ょうだい」 おかあさんに言われ、赤ずきんちゃんはお見舞いに出かけました。 隣村に行く途中、赤ずきんは森で狼に出会いました。狼はお腹が空いていたので赤ずきんを食 べたくなったのですが、回りには木こり達がいては手が出せません。 「どこ行くの?」 狼は赤ずきんに尋ねました。 「おばあちゃんのお見舞いです」 「おばあちゃんって、遠くに住んでいるの?」 「まだちょっと歩きますね。隣村に入って最初に見える家がそうです」 「そうなんだ。じゃあ、ちょっと競争しない? 俺があっちの道で、赤ずきんちゃんがこっちの 道。どっちが先に着けるか」 「え? ……いや……いいです。面倒くさいし……」 ……。赤ずきんは狼の申し出を快く受け入れました。 (ちょっと春日部先輩! 私は受けないって言ったんですよ!) 赤ずきんは狼の申し出を快く受け入れました。 (だから! 私は!) 赤ずきんは狼の申し出を快く受け入れました。 (……もういいです) 赤ずきんは狼と違う道を歩いて行きました。一方狼はというと。 「すいません。わざわざ車出してもらって」 「い、いや、気にすんなよ。お、俺、これくらいしか出番無いし」 車で送ってもらっていました。 狼は、赤ずきんより早くおばあさんの家に着いていました。 「お邪魔します」 「おや、誰だい?」 病気のためおばあさんはベッドから起き上がれません。 「俺です。赤ずきんですよ」 赤ずきんが俺とか言わないの! (ご、ごめん) 「……わ、わたしです。赤ずきんです」 斑目も笑わない! (い、いやだって笹原がカマくせーんだもん。……わ、わかりました) 「そ、そうかい。それで何か用かい?」 「おばあちゃんのお見舞いに来たんです……のよ。おばあちゃん、もっとそっちに 行っても良い?」 「ああ、良いよ」 狼はゆっくりとおばあさんに近づいて……。って、大野! 何すんだ! ちょっ ……やめ! ……。 ……。 狼はゆっくりとおばあさんに近づいて行きました。 (あれ? 春日部さんは?) (トイレだそうです) (……。そうなの? ……大野さん。その笑顔、何か怖いんですけど) (そんな事ないですよ笹原さん。さあ早く、狼に戻って下さい) 狼はおばあさんのベッドに横たわると、彼のボタンを一つ、また一つと外してい った。まるで挑発するかのような狼の目は、ゆっくりと斑目の心を拘束していく。 視線は斑目を見つめながら、笹原の手は下へ、下へとなぞられていった。その指 先が斑目の未知の部分に差し掛かると……。 (ストーップ! ストーップ! 何言い出すんですか!) (まったくだ! 何で俺が笹原と801せねばならぬのだ! しかも途中から本名 出されてるし) えー、いいじゃないですか。たまにはそういうのも。 『お願いですから勘弁してください!』 ……わかりましたよ。じゃあ、咲さんに代わりますね。 ……。ぷはぁ、苦しかった。ってゆーか、大野暴走しすぎ! 身内でそういうの やるなって。 [これは私の趣味じゃないんだけどな……] 何か言った? [いえ、別に] じゃあ仕切りなおすよ。えーっと、狼はおばあさんを食べて、おばあさんに変装 しました。 (早!) 文句言わないの。はい、次のシーン! 赤ずきんはやっと、おばあさんの家にたどり着きました。 「おばあちゃん、お見舞いに来ました」 「おお、赤ずきんや。よく来てくれたね」 身内をあだ名で呼ぶのは、どうかと思うんだけど? (あ、そうだよね) 「おお、荻上さんや。よく……」 身内を苗字で呼ぶな! ちゃんと千佳って呼びなさい! 「おお、……ち、千佳や。よく来てくれたね」 「……」 「ち、千佳や。もっと近くでお前の可愛い顔を見せておくれ」 「……!」 ちょっと、オギー! 逃げないの! ほら、こっち来る。 ……。 ……。 大丈夫だって、こんなの台本通りパパッとやっちゃえばいいんだって。 ……はい、続き行くよ。 「お、おばあちゃんは何で、そんな大きな目をしているんですか?」 「それは、お前の顔をよく見るためさ」 「じ、じゃあ、何でそんな大きな耳をしているんですか?」 「それは、お前の声をよく聞くためさ」 「じ、じゃあ、何でそんな大きな口をしているんですか?」 「それはね。お前を食べるためさ!」 行け! 笹原! 押し倒せ! (ちょ! 何言い出すんですか! 出来るわけ無いじゃないですか!) (そうですよ春日部先輩! それに、わたすだって……心の準備が) (へ?) (な、何でも無いです! ついです! 空耳です! 気のせいです!) ……さて、この二人はほっといて。 赤ずきんを食べた狼はお腹が一杯になり、家の外に出ただけで動けなく なってしまいました。 そこに通りかかった猟師が、狼が人を呑んだ後だと気がつき狼のお腹を 裂きました。 「今、助けてやるからな。……えーと、このお腹にあるチャックを下げれ ば……」 こらこら、そこ。独り言でタネばらさない。 「よし! 出てきた」 聞いちゃいねーし。もういいや、狼のお腹の中から赤ずきんとおばあさ んが助けだされました。……ってあれ? 何でコーサカが赤ずきんの格好 してんの? (笹原君と荻上さん、何かまだ取り込んでるみたいだったから) ……あの二人は……。と、とにかく、めでたしめでたし。終わり! (そんなんでいいのかな?) いいの! 終わり!
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603 名前:【SS】:2013/04/21(日) 23 34 01.76 ID 3tnssI3n0 (※代理投下) SS『赤ずきん』 桐,京,あ,加 むかしむかし、あるところに、とても可愛らしい女の子がいました。 ある時、その女の子はお兄ちゃんの赤いパンツで、女の子のかぶるずきんを作ってしまいました。 そのずきんが女の子にとても似合っていたので、みんなは女の子の事を、『赤ずきん』と呼ぶ様になりました。 ある日の事、お母さんは赤ずきんを呼んで言いました。 「桐乃?お兄ちゃんが病気になったのよ。お見舞いに行ってあげなさい。きっと、喜ぶから」 「はい、お母さん」 「それじゃあ、このカレーを持って行きなさい」 赤ずきんがお兄ちゃんの所へ一人で行くのは始めての事だったので、お母さんは心配でたまりません。 でもお母さんには用事<井戸端会議>があって、一緒に行けないのです。 「いい?途中で道草しないようにね。それから、あやせたんと『オオカミ』に用心するのよ?」 「はい、お母さん。大丈夫だよ」 赤ずきんは、お母さんを安心させるように元気良く、 「いってきまーす!」 と、言って、出かけて行きました。 お兄ちゃんの家は、ここから電車で30分ぐらいかかるマンションの中にありました。 その日はとても天気のよい日で、赤ずきんがスキップしながら駅に向かって歩いていると、そこへあやせたんが現れたのです。 「こんにちは。可愛いわたしの桐乃ちゃん」 あやせたんはニコニコしながら、赤ずきんに話しかけました。 赤ずきんはお母さんに言われた事を思い出しましたが、エロゲ大好きの赤ずきんには、 あやかちゃんそっくりのあやせたんが悪い人間には見えません。 「こんにちは、あやせちゃん」 赤ずきんが返事をしてくれたので、あやせたんはニヤリと笑うと尋ねました。 「桐乃ちゃん、今からどこへ行くの? たった一人で」 「あのね、京介のお家。京介が病気だから、お見舞いに行くの」 「そう。それは偉いけど・・・あれ? そのバスケットの中には、何が入っているのかな?」 「お母さんの手作りカレーとエロゲー!京介の病気が早くよくなるように、持って来たの」 「そ、そうなんだ・・・ところで、どこなのかな?お兄さんのお家は」 「5つ先の駅の近く。ここからなら、電車で25分くらいかも」 「25分か・・・」 あやせたんは、ちょっと考えました。 (お兄さんの家を探して、お兄さんを埋めてしまうには、ちょっと時間が足りないかも。よし・・・) 「桐乃ちゃん。お兄さんの家に行く前に周りを見てよ。こんなにゲームショップもあるし、フィギュアも売ってるよ。 せっかくだから、楽しくお買い物をしてから行ったらどうかな。たとえば、ゲームを買い足すとか」 赤ずきんは、あやせたんの言う通りだと思いました。 妹ゲーを山のようにつんで持って行けば、お兄ちゃんはきっと喜んでくれるに違いありません。 「そうね、あやせちゃんの言う通りだわ。あたし、ゲームを積みながら行くわ」 赤ずきんはさっそく、色々な妹ゲーを探し始めました。 さて、赤ずきんと別れたあやせたんは、そのまま真っ直ぐお兄ちゃんの家を探しに行きました。 トントンと、戸を叩くと、 「っせーな。誰だよぉ?」 と、言う、ガラの悪そうな声がしました。 あやせたんは、天使の様な声を出しました。 「桐乃だよ。カレーとゲームを持って来たの。開けてちょうだい」 それを聞いたお兄ちゃん(?)は、うれしそうな声で、 「おっ、桐乃ぉ?カギかけてねーし、入っていーぜぇ?つーか、加奈子ぉ、出るのめんどーだしぃ?」 「そう?それじゃあ、遠慮なく」 あやせたんは戸を押し開けると、ベッドにだらしなく体を投げ出してるかなかなちゃんに飛びかかりました。 あやせたんは、怖さのあまり気を失ってしまったかなかなちゃんから、星くずうぃっち☆メルルの衣装を剥ぎ取ると、 あとはひといきに、かなかなちゃんを埋めてしまいました。 それからあやせたんは、メルルのコスプレをして、ベッドの中へ潜り込みました。 何かがおかしい気もしましたが、あやせたんの頭は桐乃を手に入れることで一杯で気が付きません。 その頃、赤ずきんはまだ妹ゲーを買っていましたが、やがて手に持ちきれないほどたくさん買ってしまうと、 やっとお兄ちゃんの家へ行く事を思い出しました。 「そうだ、急いで行かないと」 お兄ちゃんの家に行ってみると入り口の戸が開いていたので、赤ずきんは不思議に思いました。 「どうしたんだろう? 京介は、いつも戸を閉めておくのに」 赤ずきんが家の中へ入ると、いつもと違った、変な匂いがする様な気がしました。 でもそれが、妹パンの匂いだとは気がつきません。 部屋の奥のベッドには、お兄ちゃんが寝ています。 「こんにちは、京介」 赤ずきんが大きな声で挨拶しましたが、何の返事もありません。 赤ずきんは、ベッドに近づきました。 お兄ちゃんは妹パンを握り締め、不自然に腰を曲げてしまっています。 (京介の様子が変。病気でこんなになってしまったのかな?) 赤ずきんは思い切って、お兄ちゃんに馬乗りになってみました。 「京介、京介の鼻は、ずいぶんと大きいのね」 すると、お兄ちゃんが言いました。 「そ、そうとも、お前の匂いがよく嗅げる様にな」 「それに目が大きくて、光っている。何だか怖い・・・」 「こ、怖がる事はないぜ?可愛いお前を、よく見る為だから」 「それに、京介の胸ってとっても広い・・・京介の胸ってこんなに広かったかな?」 「そうだよ。大きくなくては、お前を抱いてあげる事が出来ないもの」 「それから、何て言っても、その大きなリヴァイアサン。京介のリヴァイアサンがあんまり大きいから、びっくりしちゃった」 「そうとも。大きくなくては、お前を・・・」 「・・・お前を?」 「食べられないからさ!」 お兄ちゃんはそう言うと、赤ずきんを食べてしまいました。 「ああ、食った食った。桐乃を食って満足だ」 そうこうしてるうちに、赤ずきんはすっかりお腹が大きくなったので、そのまま婚姻届を出してしまいました。 これでもう、お兄ちゃんも逃げられません。 こうして、悪い『オオカミ』がいなくなって、みんなはひと安心です。 赤ずきんも、お兄ちゃんと一緒に居られて満足そう。 それに、今でもたまに食べられているとか・・・。 何にせよ、二人はいつまでも、幸せにくらしましたとさ。 おしまい ----------
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赤ずきん 登場人物 コメント ヨーロッパに伝わる童話。グリム童話が有名だが、それ以前にも伝承が存在するとみられている。 登場人物 キルリアorゴチミルorゴチムorテールナーorジュナイパー:あかずきん グラエナorルガルガン(まよなかのすがた)orヘルガー:狼 ふいうちorかみくだく(おばあさんを飲み込む)必須 ゴチルゼル:おばあさん テッポウオ:猟師 図鑑より コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 赤いギャラドス:狼 -- (富永久美子) 2021-07-31 22 52 05 登場人物 -- (名無しさん) 2018-02-28 18 21 26 あかずきんにズルズキンは…いくらズキン繋がりでも無理か -- (名無しさん) 2011-05-15 11 59 31 「ゴチゼル」は「ゴチミル」の誤記と判断しましたが、違うようでしたら連絡お願いします。 -- (管理人) 2011-05-15 01 39 56
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むかしむかしあるところに、一条 遥という年齢の割に小さな、可愛い女の子がいました。女の子は赤い頭巾が似合っていたので、みんなから赤ずきんと呼ばれていました。 ある日、お母さんが赤ずきんに言いました。 「おばあちゃんの家までケーキと葡萄酒を持って行ってちょうだい。道に迷わないように気をつけるのよ」 「大丈夫、まかせて!」 赤ずきんはお母さんと指切りをして、家を飛び出しました。 ♪ ♪ ♪ 赤ずきんが歌を口ずさみながら森の中を歩いていると、ばったりと狼に出会いました。赤ずきんは狼に礼儀正しく挨拶をしました。 「こんにちは、狼さん」 「やあ、赤ずきんちゃん。どこへ行くんだい?」 「おばあちゃんの家までちょっとお使いに」 「そうかい、偉いね。おばあちゃんの家はどこにあるんだい?」 「森を越えてすぐのところ」 「そうかそうか」 狼はこう言いました。 「赤ずきんちゃん、お花を持って行ってあげたらおばあちゃん喜ぶんじゃないかな」 「なるほど」 赤ずきんは納得して、花を摘み始めました。 「じゃあ、僕はこれで」 ――――赤ずきん、なんてかわいらしくてぷにっとした娘だろう。しめしめ、婆さんと一緒に食ってやるか。 ♪ ♪ ♪ 赤ずきんと別れた狼は、真っ直ぐにおばあさんの家へ向かいました。 「誰だい?」 「赤ずきんです。ケーキと葡萄酒を持ってきたから、中に入れてください」 ちょっと無理のある裏声でした。 「まあ、赤ずきんちゃん。鍵は開いているから、早く入っていらっしゃい」 狼は心の中でほくそ笑み、扉を開けてそのままおばあさんを丸呑みにしてしまいました。 ♪ ♪ ♪ それから少しして、赤ずきんはたくさんの花をケーキや葡萄酒の入ったバスケットと一緒に抱えて、おばあさんの家にたどり着きました。 ――――なんか雰囲気が今日はおどろおどろしいなあ。 赤頭巾は首を振ってその感情を払い落とすと、大きな声で挨拶しました。 「こんにちは、おばあちゃん」 すると家の奥からくぐもった声が聞こえてきました。 「おお、赤頭巾か。こっちへ来なさい」 なんか声がおかしいような気がしましたが、おばあさんは病気なのでそのせいだと赤ずきんは考えました。 赤ずきんは言われた通りに奥の部屋へ行きました。しかし、横になっているおばあさんの様子がなんだか変です。 「おばあちゃんの耳、なんで大きいの?」 「赤ずきんの言う事がよく聞こえるようにだよ」 「じゃあおばあちゃんの目は、なんで大きいの?」 「そりゃ赤ずきんがよく見えるようにだよ」 「じゃあじゃあ、おばあちゃんの手はなんでこんなに大きいの?」 「赤ずきんをしっかり掴めるようにだよ」 「おばあちゃんの口、恐ろしく大きいね」 「それはね、お前を一口で食べ」 「お前のようなババアがいるか」 ジョインジョインハルカァ。 ↓ 感想をどうぞ(クリックすると開きます) +... 名前
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ここから下は、wikipedia参照記事です。 学名 = Canis lupus br / small ([[カール・フォン・リンネ 和名 = タイリクオオカミ 英名 = en Gray_Wolf|Gray wolf br / オオカミ(狼、wolf)は、イヌ目(食肉目)イヌ科イヌ属に属する哺乳動物。広義には近縁種も含めることがあるが、通常はタイリクオオカミ(ハイイロオオカミ、 Canis lupus )一種を指す。多数の亜種が認められている。 同属の近縁種としてアメリカアカオオカミ、コヨーテ、アビシニアジャッカル(エチオピアオオカミ)などがいる。 従来はオオカミの近縁種とされていたイヌ(イエイヌ)は、近年ではオオカミの一亜種 Canis lupus familiaris とする見方が主流になりつつある。ただし、日常語としての「オオカミ」には、通例、イヌは含まれない。イヌはオオカミ(一部コヨーテやジャッカルの血が混じるという説もある)が飼い馴らされて家畜化したものと考えられる。 アメリカアカオオカミ、コヨーテ、アピシニアジャッカルとは相互に交配可能で、野生下でも雑種個体が生じ、繁殖力も有しているため生物学的種の定義に照らせば亜種であり、別種ではない。種と亜種の区分は慣習的不合理性が残存していることの一例である。亜種によっては絶滅が危惧される。日本で古来「狼」と呼ばれてきた動物はすでに絶滅したニホンオオカミであり、タイリクオオカミの一亜種と見なされる。 == 分布・亜種 == 北半球に広く分布する。分布域が広いタイリクオオカミは多くの亜種に細分化される。現存の亜種は33(絶滅含め39亜種)に分類されてきたが、近年の研究で現存13亜種、絶滅2亜種への統合が提案されている。 Canis lupus albus (ツンドラオオカミ) ユーラシア大陸|ユーラシア北端部に分布。 Canis lupus arabs (アラビアオオカミ) アラビア半島に分布。非常に減少。 Canis lupus arctos (ホッキョクオオカミ) グリーンランド北部と東部、クイーンエリザベス諸島、バンクス島、ビクトリア島に分布。 Canis lupus baileyi (メキシコオオカミ) メキシコ北西部に分布。アメリカ合衆国|アメリカ・アリゾナ州に再導入されている。生息地域ではロボとも呼ぶが、これはオオカミを指すスペイン語の一般名詞である。『シートン動物記』の狼王ロボもこの亜種。 Canis lupus communis (ロシアオオカミ) ウラル山脈に分布。正確な分布範囲はまだわかっていない。 Canis lupus cubanensis (カスピオオカミ) カフカース山脈|コーカサス山脈、トルコとイランの一部に分布。 Canis lupus hattai (エゾオオカミ) 樺太|サハリン、北海道に本来分布。絶滅。 Canis lupus hodophilax (ニホンオオカミ) 北海道を除く日本列島に本来分布。絶滅。 Canis lupus italicus (イタリアオオカミ) イタリアからアルプス南部に分布。 Canis lupus familiaris (イヌ|イエイヌ) いわゆる犬。愛玩動物やパートナーとして、主に人と共に生活しているために、世界中のあらゆる地域に分布している。一部食用に養殖も行われている。また、捨てられた個体が野生化しており、野生オオカミの群れに合流しているものも稀にいる。 Canis lupus lupaster (エジプトオオカミ) エジプトとリビアに分布。 Canis lupus lupus (ヨーロッパオオカミ、シベリアオオカミ、チョウセンオオカミ) ヨーロッパ東部からロシア、中央アジア、シベリア南部、中華人民共和国|中国、モンゴル国|モンゴル、朝鮮半島|朝鮮、ヒマラヤ山脈|ヒマラヤ地域に分布。非常に減少。 Canis lupus lycaon (シンリンオオカミ) カナダのオンタリオ州南東部とケベック州南部の小さな範囲に分布。コヨーテとの交雑が心配されている。 Canis lupus nubilus (ネブラスカオオカミ|グレートプレーンズオオカミ) アメリカの五大湖西岸、アラスカ州|アラスカ南東部、カナダ東部、バフィン島に分布する。 Canis lupus occidentalis (シンリンオオカミ、アラスカオオカミ) カナダ北西部、アメリカのモンタナ州北部に分布。現在分布を拡大している。 Canis lupus pallipes (インドオオカミ) イスラエルからインドにかけて分布。非常に減少。 == 形態 == 肩までの体高60-90cm、体重は大きい個体で50kgを超える。現生のイヌ科のなかで最大。高緯度ほど大きくなる傾向がある(ベルクマンの法則)。最も大きい個体は肩高97cm体重80Kg雄のハイイロオオカミ。 一般に雌は雄の体重より10~20%程度小さい。体色は灰褐色が多く、個体により白から黒まである。子供の時期は体色が濃い。北極圏に住む亜種はより白い。体毛は二層に分かれ保温や防水に優れ、夏毛と冬毛がある。 歯式は3/3·1/1·4/4·2/3 = 42で、上顎には6本の門歯、2本の犬歯、8本の小臼歯、および4本の大臼歯があり、下顎には6本の門歯、2本の犬歯、8本の小臼歯、および6本の大臼歯をもつ。頭から鼻にかけての頭骨のラインはイヌより滑らかである。また、尾の付け根上部にスミレ腺を持つ。 == 生態 == オオカミは雌雄のペアを中心とした2-20頭ほどの社会的な群れ(パック)を形成する。それぞれの群れは縄張りをもち、その広さは食物量に影響され100-1000平方kmに及ぶ。縄張り外から来た他のオオカミはたいてい追い払われる。 === 群れと順位 === 群れは雌雄別の順位制を伴い、通常は繁殖ペアが最上位であるが、順位はときに交代する。最上位から順にアルファ、ベータと呼び、最下位の個体をオメガと呼ぶ。順位は常に儀式的に確認しあい維持される。群れはたいてい繁殖ペアの子孫や兄弟で血縁関係にあることが多い。他の群れを出た個体が混ざることもある。 === 狩り === オオカミは肉食で、シカ、ヘラジカ、イノシシ、野生ヤギなどの有蹄類を狩る。また、齧歯類などの小動物も食べる。餌が少ないと人間の生活圏で家畜や残飯を食べたりする。シカなど大きな獲物を狩るときは群れで行動し、長時間の追跡を行う。獲物の群れの弱い個体(病気、高齢、幼体)を捕まえることが多い。 最高速度の時速70kmなら20分間、時速30km前後まで速度を落とせば一晩中獲物を追い回すことができる。 捕らえた獲物を先に食べるのは上位の個体である。 狩りの成功率は10%以下で、何日間も食べられないことが多いため一度に大量の肉を食べることが可能である。 === 繁殖 === 繁殖は一夫一妻型で群れの最上位のペアのみが行うが、例外的に他の個体が繁殖することもある。交尾期は年1回で冬季に行われる。妊娠期間は60-63日、平均4-6頭の子を産む。雌は巣穴を作りそこで子育てを行う。父親や群れの仲間も子育てを手伝う。 子は目が開くのは12-14日、20-24日で動きまわれるようになり、群れを認識する社会性が育つのは20~77日の間でこの間に離乳する。固形食は大人が吐き戻して与える。8週ほどで巣穴を離れるようになる。 子は1年も経てば成体と同じ大きさになるが、性的に成熟するには2年ほどかかる。成熟したオオカミは群れに残るか、群れを出て配偶者を見つけ(この過程で1匹になることを1匹狼という。)、新たな群れを形成する。 === コミュニケーション === オオカミはボディランゲージ、表情、吠え声などで群れの内外とコミュニケーションを取る。表情やしぐさは群れの順位を確認する際に良く使われる。遠吠えは、群れの仲間との連絡、狩りの前触れ、縄張りの主張などの目的で行われ、それぞれほえ方が異なるといわれる。合唱のように共同で遠吠えすることもある。 === 寿命 === 子供時代の死亡率が高いが、成熟個体は野生で6-9年ほど生きると言われる。飼育下では16年ほど生きる。 == 絶滅地域への再導入 == オオカミは家畜を襲う害獣として駆逐され、絶滅してしまった地域がある(しかし実際は人が狼の住処や獲物である草食動物を狩ってしまい、やむを得ずオオカミは人間に駆除される危険を冒してまで獲物を求めた結果、 このような事態になってしまった。)そのような地域では、天敵を失った大型の草食動物が増加し、 地域の植物を食べてしまう。その結果、オオカミの絶滅の前後で生態系に変化が生じている。(捕食者がいないため手に余るほどにシカが増殖し、草木を食い荒らした。)撹乱された生態系を以前のものに戻す試みとして、アメリカ合衆国のイエローストーン国立公園では、絶滅したオオカミを再び導入し、成功を収めた。日本においても同様の試みを提唱する人々もいる。 参照 - オオカミの再導入・ニホンオオカミ#ニホンオオカミ絶滅の弊害とオオカミ導入計画|ニホンオオカミ絶滅の弊害とオオカミ導入計画 == 日本のオオカミ == 日本固有のオオカミのうち、本州・四国地方|四国・九州地方|九州に分布していたものは、ニホンオオカミ( Canis lupus hodophilax または Canis hodophilax )と呼ばれる。大きさは中型の日本犬ぐらいの大きさで、毛色は白茶けており、夏と冬では毛色が変わったとされる。 ニホンオオカミは1905年に奈良県鷲家口(わしかぐち)にて捕獲された若いオスの個体を最後に目撃例がなく、絶滅したと見られる。頭骨はある程度残っているが、剥製や全身骨格の標本は極めて少なく、日本国内では数点しか知られていない。日本国外では、鷲家口で捕獲された個体の仮剥製と頭骨が、大英博物館に保管されている。また、フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト|シーボルトが長崎の出島で飼育していたニホンオオカミの剥製1体が、オランダのライデン自然史博物館に保存されている。 一方、北海道およびサハリン・千島に生息した大型の亜種は、エゾオオカミ ( Canis lupus hattai ) と呼ばれている。大きさはシェパード犬ほどで、褐色の毛色だったとされている。アイヌの人々とは共存していたが、明治以降、入植者により毛皮や肉目的で獲物のエゾシカが取りつくされ、入植者のつれてきた牛馬などの家畜を襲って害獣とされ、懸賞金まで懸けられた徹底的な駆除により数が激減し、ジステンパーなどの飼い犬の病気の影響や1879年の大雪による大量死が重なった結果、1900年ごろに絶滅したと見られる。 日本では古代からオオカミを神として祀っていた地域も存在した(三峯神社の狛犬がオオカミであるなど)ものの、江戸時代中期頃から日本にも流入してきた狂犬病の拡大と、西洋からの「狼=悪」のイメージ{{要出典}}が、オオカミ駆除の動きに拍車をかけた。 == 狼に関する文化 == ヨーロッパや中国など牧畜が盛んであった地域では家畜を襲う害獣として忌み嫌われる傾向にある。逆に、日本(北海道を除く)のように農業が盛んであった地域では農作物へ被害をあたえるシカなどの害獣を駆除する益獣として怖れをもたれるとともに慕われもした。また アイヌやネイティブアメリカンなどのように狩猟採集生活が盛んであった民族でも神格化されることがある。 アリストテレスの『動物誌』によると、ギリシア神話にてアポロンとアルテミスの双子を産んだレトは牝狼であるとしている。また、古代ローマの建国神話では、双子の建国者であるロームルスとレムスは牝狼に育てられたとされる。牝狼の乳房を吸う双子を描いたローマ時代の像がカピトリーノ博物館に所蔵されている。 北アジアのテュルク系遊牧国家・突厥の中核となった氏族の阿史那氏には、戦いで置き去りにされた子供とアセナという牝狼の間に誕生した子供たちが阿史那氏の祖先であるという神話伝承があり、狼は阿史那氏のトーテムであったほか、近代のトルコ|トルコ共和国でもトルコ民族の象徴として親しまれたりナショナリズムの象徴となったりしている。 日本語のオオカミの語源は大神(おおかみ)とするように日本では縄文時代から狼を神獣としており、日本書紀には狼のことを「かしこき神(貴神)にしてあらわざをこのむ」と記述されている。山の神として山岳信仰とも結びついており、御嶽神社や三峯神社の狛犬はオオカミである。 ヨーロッパにおいては、狼はしばしば死や恐怖の対象として描写される。北欧神話では巨大な狼であるフェンリルが神々の敵として描かれている。 18世紀中旬には、「ジェヴォーダンの獣」と呼ばれる巨大な狼(大山猫とも)が出現したとされ、フランス中部地方を震撼させた。(しかし、オオカミは一匹だけで大きな獲物を狩る習性はなく、臆病な動物であるため、科学的に見てこの事件にオオカミは関わっていないとされている。) 人間が狼に変身する狼男|人狼についての記述が古代よりしばしば見られる。古代ローマの博物学者であるガイウス・プリニウス・セクンドゥス|プリニウスは著書『博物誌』において、人狼が現われたという噂を紹介したうえで、このような変身の存在はでたらめであると否定している。 ヨーロッパで狼を忌み嫌うのは中世キリスト教の影響も大きい。キリスト教は土着の信仰を駆逐するため人狼伝説を利用してきた。 中世のヨーロッパでは、人狼の存在が信じられており、昼間は人間の姿をしている人狼が、夜間には狼の姿で他の人間を襲い、銀の弾丸でなければ倒すことが出来ないなどとされた。 画像 amala-1.JPG|thumb|野生児カマラ !--↑画像のファイル名はアマラとなっていますが、『狼に育てられた子―カマラとアマラの養育日記』(ISBN 978-4571215018)、『ウルフ・チャイルド―カマラとアマラの物語』(ISBN 978-4571210044)などの冒頭に掲載された写真の解説文をみるかぎり、この画像はカマラのもののようです。-- 童話の赤頭巾では、狼は赤頭巾を食べようとする悪役として描かれている。ただし、精神分析家のエーリヒ・フロムは、狼と赤頭巾の関係は性行為を象徴していると指摘した。ペローの赤頭巾ではオオカミに騙されて服を脱いでベッドに入ったら食べられてしまう訓話になっている。 オオカミが登場する童話にはグリム童話の狼と七匹の子山羊、赤頭巾、イソップ寓話の、オオカミ少年、米国の昔話オオカミになった弟などがある。インドにはオオカミが子供を育てたという噂が多数あり(野生児|狼っ子)、特にアマラとカマラという少女の事例が知られる。科学的観察に基づく話としてシートン動物記の狼王ロボが有名である。 日本のアニメーションや漫画、絵本にもキーパーソンとしてオオカミはしばしば登場する。 狼少年ケンのオオカミ一族、もののけ姫のモロ(山犬の神)、チリンの鈴のウォー(仇を育てた狼)など育て親のイメージの役割とドン・チャック物語のラッパ狼、アニメ名探偵ホームズのモリアーティ教授など悪役のイメージのものが多い。 しかし最近になってあらしのよるにのガブ、おれたちともだちシリーズのオオカミ、狼と香辛料のホロのように主役の強力なパートナーとして登場する作品が現れるようになってきた。 また、ロシアのアニメーション作家ユーリ・ノルシュテインの代表作品、話の話ではオオカミの子が人々の平和と悲しみの時代の記憶をたどる非常に重要な役割を持って登場する。また、彼の作品の狐と兎でもウサギを手助けするキャラクターのひとりとしてオオカミが登場した。 == 画像 == オオカミの亜種の分布 ホッキョクオオカミの画像 エゾオオカミ剥製・開拓記念館19840914(絶滅) ニホンオオカミ・国立科学博物館所蔵(絶滅) ヨーロッパオオカミ20070414多摩動物園 シベリアオオカミ20070513宇都宮動物園 シンリンオオカミ20070526日本平動物園
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299 :赤ずきんの狼:2015/05/05(火) 19 54 03.51ID GTA48MHpQ[1/9] フリーゲームの「赤ずきんの狼」を投稿します。 自分がストーリーを上手くまとめられなくて、無駄に長いですが… 「赤ずきんは、森に住むおばあちゃんの家へ一人でお見舞いに行きました」 「行く途中、花畑で小さな花輪を作りました」 「狼には会うことなく、おばあちゃんの家に辿り着きました」 「狼には会わなかったのです それなら道草をしたのが悪かったのでしょうか?」 「赤ずきんには分かりません」 「どうして、おばぁちゃんは殺されてしまったのでしょう?」 1週間前に赤ずきんの少女・ロゼッタの祖母、マリーは屋敷で絞殺された。警察は行方不明の使用人を容疑者として捜索しているが… ロゼッタは(お母さんに黙って)殺されたおばあちゃんの家へ向かう。 マリーの屋敷の前には1人の青年が立っていた。 彼、カミーユは森の奥に住んでいてある「持病」のことでマリーの世話になっていたらしい。 ロゼッタが屋敷に入ろうとすると、カミーユは「失礼なのは分かってるけど、薬を探せて欲しい」と言ってきた。 断る理由もないのでカミーユと一緒に屋敷に入る。 ロゼッタ 9歳の少女。物静かだが、大胆な一面もある。 後に分かることだが、昔頭を怪我していて、赤ずきんはその傷跡を隠す為にマリーがプレゼントしたもの。 彼女が死ぬとゲームオーバーになる。 300 :赤ずきんの狼:2015/05/05(火) 19 56 21.22ID GTA48MHpQ[2/9] 屋敷の中は殆どの部屋の鍵が閉じられていた。 ロゼッタとカミーユは次々に鍵を探していき、ずっと前から閉じられた西の客間に入ろうとするが、何故かカミーユは止めようとしていた。 構わずに入ると、そこは、まるで狼に襲われたかのような荒れようだった。 薬品保管庫の鍵を見つけたところで、カミーユが持病の発作で動けなくなったのでロゼッタは薬品保管庫に行って、カミーユの薬と思われる「月の薬」を持ってくる。 だが「月の薬」を飲んだカミーユはさらに苦しみだす。 フードが取り払われ露になったのは、狼の耳だった。 そして本物の狼の様にロゼッタに襲いかかろうとする。 ロゼッタが中二階まで逃げた所で三択の選択肢が出てくる。 ・「逃げる」を選択 ED1に分岐 屋敷の外まで逃げ出し、扉に鍵をかけてカミーユを閉じ込める。 そのまま逃げようとしたところで、取ってきたマッチに目を向ける。 (その時、ロゼッタの目がいつもの青色から紫色になっている) ロゼッタは屋敷を振り返り… 『赤ずきんはおばあちゃんの家に行きました。 もう誰もいないおばあちゃんの家に、そこで怖い狼に合い命からがら逃げ出しました。 おばあちゃんの家は何故か燃えてしまいました。 おばあちゃんが誰に殺されたのか、知る術は無くなりました。 でも、もういいのです。 赤ずきんが森に行くことはこれから二度と無いでしょう。』 ED1「森の狼」あなたはまだ、真実に辿り着いてない 301 :赤ずきんの狼:2015/05/05(火) 19 57 33.68ID GTA48MHpQ[3/9] ・「避ける」を選択 カミーユが飛びかかったところを避けて、一階に落とす。 落ちたカミーユに話しかけると、「逃げて…」と言う。 無視するとゲーム続行、言葉の通り屋敷から出るとED2に分岐。 赤ずきんはおばあちゃんの家に行きました。 そこで赤ずきんは狼に会いました。 狼なのに、まるで人間のようでした。 帰ってきた赤ずきんは、もう森に行ってはいけないと言われました。 町から沢山の人達がやって来て、今日も狼を探します。 赤ずきんはひとりきり、狼が見つからないよう祈っています。 あの狼の悲しそうな顔が忘れられないのです。 ED2「悲しい狼」 真実に辿り着くには、近づく勇気が必要だ ・「飛び降りる」を選択 9歳の少女が着地できるはずなくゲームオーバー。 しかし「火かき棒」というアイテムを入手しているとED3に分岐する。 ロゼッタが落ちたショックによって、カミーユが正気に戻りうろたえる。 しかしロゼッタは何事もなかったかのように上がってきた。 だがロゼッタの瞳は赤く染まっていて、カミーユ目掛けて火かき棒を… ED3 「影の狼」 あなたは秘密に近づきすぎた ・「避ける」→「屋敷に残る」からの続き ロゼッタは屋敷に残って探索を続ける。 マリーの部屋の鏡を調べると、「襲ってきたあいつ(カミーユ)を助けるのか?」と『ロゼッタ自身以外は』、誰も居ないのに声が聞こえてくる。 ロゼッタが「ヤキモチ焼いてるの?」と返答すると「助けるなら薬部屋に行ってみたらどうだ?」と言ってその声は聞こえなくなった。 薬部屋で「月の薬」に他の薬を調合して「三日月の薬」を調合する。 (調合を間違えると、爆死or酸欠死でゲームオーバー) すると絵本が本棚から落ちた。 その内容は「狩人が森の奥に住む人狼の娘と結ばれる」というものだった。 「三日月の薬」を飲んだカミーユは回復した。 彼は自分の事情を語る。 カミーユの持病とは、先ほどの様に凶暴化する体質のことだった。 彼の母親は満月の夜に狼になる人だったが、カミーユは満月で無くても時々そうなってしまう。 マリーがその発作を抑える薬を与える様になったのが、今から7年前のことだった。 302 :赤ずきんの狼:2015/05/05(火) 19 58 58.99ID GTA48MHpQ[4/9] しかし、今度は疲れからかロゼッタの体調が良くない。 彼女を部屋のベッドに寝かしつけて、今度はカミーユが事件の手がかりを捜すことにする。 (操作キャラ変更) カミーユ 森で暮らしている18歳の男。 人狼であり、普段は帽子で犬耳を隠している。 満月でなくても「負傷」を切っ掛けに凶暴化してしまい、その発作を抑える薬をマリーから提供してもらっていた。 (あの荒れた部屋はカミーユがやったものだった) 実は結構天然である。 薬物部屋の絵本は、彼の両親の馴れ初めを描いたものである。 なお、彼が死んだ場合はエンディングになる。 カミーユは耳と鼻を活かしてロゼッタが見つけられなかったものを見つけ出していく。 それは肖像画で隠されていた血痕。 浴槽の中の血で満たされた桶。 井戸の底に落とされていた血染めの包丁。 そして倉庫に隠されていた、誰かの手首…。 しかも、途中からロゼッタもベッドから居なくなってた。 また、お手伝いさんの日記によると、「ロゼッタの父は事故で亡くなっており、それからロゼッタの様子が少し変わった気がする、時々鏡に向けて話しているまるで別の人の様に見える」と書かれていた。 倉庫で「誰かの手首」を見つけた段階で「包丁」を見つけていないとED4に分岐。 カミーユは倉庫から出ようとしたが、扉にロゼッタが待っていた。 ただし、ED3と同じように彼女の瞳は赤く染まっていて、彼が見つけられなかった包丁でカミーユを刺し殺した。 ロゼッタ?「手前は知りすぎた…」 ED4 「闇の狼」 あなたは手がかりを見落とした 303 :赤ずきんの狼:2015/05/05(火) 20 00 45.76ID GTA48MHpQ[5/9] ・全ての手がかりを見つけた続き エントランスに行くと、ロゼッタがいた。 しかしED3、ED4のように瞳が赤く染まっていて、乱暴な男口調で喋りだした。 そして剣を構えてカミーユに襲いかかってきた。 カミーユはマリーの部屋に逃げ込み、ロゼッタが「多重人格」ではないかと考えるが、ロゼッタ?は扉を破って入ろうとする。 時間内に部屋の仲の「ハートの薬」を見つけられないとED5に分岐。 カミーユは部屋の扉を破ってきたロゼッタ?に殺される。 ED5 「本当の狼」 あなたは間に合わなかった カミーユは「ハートの薬」を見つけて、ロゼッタ?の口に放り込む。 しかしロゼッタ?には何も起こらずカミーユに迫るが、急に止まる。 ロゼッタ?が言うには、薬によってロゼッタの本来の人格が眠ってしまったとのこと。 「ハートの薬」を見つけた宝箱にあった説明書きには、今放り込んだ「ハートの薬」は、今出ている人格の方を安定させ、もう一つの人格を眠らせる効能の試作2号で、試作1号はもう一つの人格を完全に消してしまう効能だったと書かれていた。 ロゼッタ?…「ステル」と名乗った人格はカミーユを半ば脅して、薬を捜すのに協力させる。 ステル この時点では明言されてないが、ロゼッタのもう一つの人格である。 当然実年齢はロゼッタと同じく9歳だが、精神年齢は16歳頃らしい。 名前は「ロゼッタ」のアナグラムから、ロゼッタ自身がつけたもの(Rosetta→Ster) 多重人格の影響なのか、年上の男で狼の血が混じっているカミーユを殺せる辺りかなり身体能力が強化されている。 カミーユを殺そうとする(もしくは殺した)のは事が大きくなってロゼッタが巻き込まれるのを防ぐ為だったが、一緒に行動してる内にカミーユの鈍さを見て「殺さなくても良かったかもしれない」と思っている。 304 :赤ずきんの狼:2015/05/05(火) 20 04 24.91ID GTA48MHpQ[6/9] 2人は屋敷のあちこちにあった鍵の欠片から赤銅の鍵を完成させて、物置の宝箱から「ハートの薬」試作1号を手に入れる。 これは表に出ている人格を完全に消してしまう薬で、効能の強さから鍵を壊して使えないようにしていたらしい。 薬を手に入れたステルはカミーユを裏庭から外へ連れ出す。 その間にカミーユはステルに色々と聞いてみた。 (聞かなくても、ゲームの進行には関係ない) ・マリーの死について 殺された理由は知らないがどうやって殺されたかは知っていた。 何せ、ステル、いやロゼッタはその場に居合わせていたから。 あの日、ロゼッタはマリーをびっくりさせようとマリーの部屋のクローゼットに隠れていた。 しかし部屋にはマリーと知らない誰かも入ってきた。 その人はマリーを探していたとのことだが、とても友好的な用事で来たと思えない。マリーは何故来たのか察していて、警戒していた。 しかしその男はマリーに「文通相手の右手」を見せ、ロープでマリーを締め付けてきた。 ロゼッタが飛び出そうとするもステルが止める。 しかしそうしているうちにマリーは死んでしまい、決心したステルは包丁で「犯人」を始末した。 そしてロゼッタから今起こったことの記憶を奪った…。 それから、血痕や文通相手の手首を隠したのもステルだった。 死体はクローゼットに押し込んできたらしいが…。 ・ロゼッタの過去 ここで明かされることだが、ロゼッタ達が暮らしている国は隣国との戦争に負けて占領下となっており、その煽りでロゼッタの父親が失業。 その八つ当たりにロゼッタを虐待しだした。 その暴力で頭を強く打った衝撃と恐怖から、「ステル」の人格は生まれた。 そしてある日、ロゼッタが父親の暴力に抵抗した拍子に階段から落としてしまい、父親は死んでしまった。 その辛い記憶をステルが預かっているのだ…。 ・お手伝いさんの行方 目の前で人が死んだショックで錯乱してしまい、ステルが余計な事を喋らせない為にこの先の物置小屋に放り込んだ。 305 :赤ずきんの狼:2015/05/05(火) 20 06 05.78ID GTA48MHpQ[7/9] 物置小屋にお手伝いさんはいたが、何も反応しない。 彼女の部屋の引き出しの鍵を取っての屋敷への帰り道、ステルはカミーユにハートの薬を渡すように言う。 薬を使うと、ステルの人格は完全に消える。 預かった記憶がロゼッタに戻ることもない、ロゼッタはステルの存在自体を忘れるので悲しむこともない… ・「渡す」を選択 薬を受け取ったステルは、カミーユにロゼッタとお手伝いを送り届けること、そして全ての痕跡を消す為に屋敷を燃やすことを頼む。 カミーユが躊躇いながらも了承したのを見たステルは、ハートの薬を飲み干した。 そしてロゼッタの人格が戻ってきた。 しかし涙を流していた、理由はロゼッタ自身も分からないままに… 『赤ずきんはおばあちゃんの家にひとりで行きました そして、森に住む心優しい青年に家に送り届けられました 青年はまた、行方不明のお手伝いさんも見つけ出しました 事件解決への一歩かと思われましたがお手伝いさんは何も覚えていませんでした。 その上、おばあちゃんの家は何故か燃えてしまいました 犯人はもう、見つからないのかもしれません 一方の赤ずきんは、抜け殻のようでした。 涙が出るのに、それが何故なのか分からないのです 大切なことを忘れてしまった、そんな気がするのに …まるで心の半分を失してしまったかのように』 ED6 「星の狼」 真実まであと少し ・「壊す」を選択 カミーユはハートの薬を壊した。 問い詰めるステルにカミーユが言った。 カミーユ「ステル君がロゼッタちゃんを大事に思うように、ロゼッタちゃんもステル君を大事に思っている。だからステル君を消したりしたらロゼッタちゃんが悲しむ」 「だって君たち、元は一人なんだから」 ステルもその言葉とカミーユの思いを認め、別の方法を捜すことにした。 306 :赤ずきんの狼:2015/05/05(火) 20 07 26.80ID GTA48MHpQ[8/9] 屋敷に戻ったカミーユとステル。 だがステルがマリーを殺した男の死体を押し込んだマリーの部屋のクローゼットが開くようになっていた。 そう、あの男が生きていて、クローゼットから出てきたのだ。 またその部屋の哲学の本には、その男に殺された文通相手、「J」からの手紙があった。 その手紙には、ある「学園」の(訳ありで、いなくなっても大した問題にはならないような)子供達が行方不明になる事件が多発しており、人身売買、あるいはそれ以上の大掛かりな犯罪が行われているとあった。 その後、玄関から赤髪の少年が入ってきた。 彼こそ、マリーと文通相手を殺し、ステルが刺し殺した筈の犯人だった。 呟きを聞いたカミーユによると「先生の目」なるものを探している様だが… ステルは「1人で」倉庫から持ち出したラジオを使って、犯人をお手伝いの部屋に閉じ込める。その隙に犯人が元いたクローゼットを探し、「小さなビーズ」を見つける。 だが、そこでドアを静かに壊し脱出してきた犯人が来た。 ステルは小さなビーズを遠くに放り投げ、犯人が拾った隙に部屋から逃げだすが、追いかけてくる犯人に中二階に追い詰められる。 …デジャブを浮かばせる光景、だが今のステルは1人ではない。 待機させていたカミーユが犯人の背後から体当たりし、犯人を一階に突き落とした。 犯人の近くには片目の取れたぬいぐるみが落ちていた。 …これこそが犯人の「先生」であった。 彼は何らかの精神障害を抱えており、自分の心の声を「先生」の声としていたのだ。 そして、それを何者か(恐らく「学園」の連中)に利用され、言われるがままに多くの人を殺してきた。 ステルは犯人に銃を向け、最初は殺意を向けていたがやがて別人の様な柔らかい口調で話し出す。 そう、ロゼッタの人格が戻ってきたのだ。 己の罪を認め、ロゼッタに殺してもらおうとする犯人。 ロゼッタが撃ったのは…「先生」、いや片目の取れたぬいぐるみだった。 ロゼッタ「わたしはあなたを殺さない」 「あなたが、誰かの手や、自分で死ぬことも許さない」 「あなたが殺した人のことを…あなたや先生を利用していた人のことを…」 「真実を語って。生きて、罪を償って」 「…わたしもそうするから」 307 :赤ずきんの狼:2015/05/05(火) 20 12 05.61ID GTA48MHpQ[9/9] その後、犯人がどうなったのか、「学園」がどうなったのか語られることは無かった。 (クリア後に出てくるおまけ部屋での作者のメッセージによると 「このゲームの目的はマリーの死の真相を知ることで、それ以降は寄り道にあたるから」 「学園のことについては、機会があったら別作品でやろうと思ってる」とのこと」 それからしばらくたったある日、父の墓に花を備えたカミーユは、父とマリーの墓に供える為に花を摘んでいたロゼッタを見つける。 …あれから、ステルの声は聞こえない。 しかしロゼッタは、ステルは自分の心の中にいると信じていた。 ステル(…ロゼッタ、俺の声がもうお前に聞こえなくたって。) (いつだって近くに居る。) (お前がどんな生き方を選んでも。) (…俺はここに居るぞ。) ED7赤ずきんの狼 あなたは真実に辿り着いた これで終わりです。 個人の感想としては、「学園」の件が未解決なのが難点だけど、大筋のストーリーやBGMやイラストの雰囲気はとても素晴らしかったです。