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マインゴリオ。略してマイゴリ!! マイゴリは、バナナを食べるのである。 いつもいつも食べるのである。 しかし!!マイゴリは、目覚めた!! パソコンを使って、wikiを作ったのだ!! それが、このwikiである!!
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インゴッター インゴッターとは、定期的に巨大インゴットを贈り、他ユーザーに広く認知されたユーザーの呼称。 概要 インゴッターの姿は主にアニャの#ライブで見られる。聖地は佐渡島。 巨大インゴットのみであり、図鑑エールのインゴットとはあまり関係ない。 これは単にユーザー認知の差だと思われる。 狭義として、インゴッターの始祖である柿根雄一氏のみを指すこともある。 他ユーザーとして、やろうよ!白猫!氏やとらま氏が挙がる。 関連 巨大インゴット
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爆弾仕かけのオレンジの巻 女教皇 その④ 「愚者」のイギーと「グブ神」のンドゥール その① 「愚者」のイギーと「グブ神」のンドゥール その② 「愚者」のイギーと「グブ神」のンドゥール その③ 「愚者」のイギーと「グブ神」のンドゥール その④ 「愚者」のイギーと「グブ神」のンドゥール その⑤ 「愚者」のイギーと「グブ神」のンドゥール その⑥ 「クヌム神」のオインゴ「トト神」のボインゴ その① 「クヌム神」のオインゴ「トト神」のボインゴ その② 「クヌム神」のオインゴ「トト神」のボインゴ その③
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インゴット短冊 インゴット短冊とは、七夕の日に願いを書いたインゴット。 概要 起源は2021年7月7日のアニャの#ライブ中の発言。 「『インゴット短冊w』ってChryslerさんも笑ってる」 短冊インゴットではなく、インゴット短冊。 七夕の#ライブということでインゴットを短冊に見たて、コメントに願いを書いて贈るという行為が多数見られた。 また、同#ライブでは3人のデカ夢叶え氏もインゴットを贈っている。 こちらは名前がインゴットに載るため、まさに短冊そのものである。
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開幕インゴット 開幕インゴットとは、その#ライブ中最も早く贈られた巨大インゴット。 概要 アニャからはファーストインゴットと呼ばれることが多い。 インゴッターによって、開幕インゴットを目指す派閥とインゴッターの始祖である柿根雄一氏に開幕インゴットを譲る派閥に分かれる。 なお、#ライブが歌から始まった場合はワープ後に贈るのが通例とされる。 アスタリスタの歌唱中に贈る行為はマナー違反とされるため注意が必要。
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インゴット並べ インゴット並べとは、巨大インゴットを一度に5つ贈ることで5つの巨大インゴットを並べるチャレンジ。 概要 2021年7月7日のアニャの#ライブが起源。 7月7日時点では正式名称は定まっていなかったが、7月8日にやろうよ!白猫!氏に届いたAメッセージにてアニャから正式に授けられた。 「インゴット並べしてたの?こっそりどころか堂々インゴットね」 そもそも知らない人が多いかもしれないが、Lサイズのエールはサイズの都合上、#ライブでは5つしか表示されずそれ以上贈られた場合は消えていく。 また、位置が固定されているため、アスタリスタが掴んで動かしたり他のエールに押し出されたりすることもない。 この仕様を活かし、巨大インゴットを5つ連続で贈ることで画面に同じユーザーの5つのインゴットを並べようというチャレンジである。 当然だが、図鑑エールや花輪などを途中で他のユーザーが贈った場合は5つ並ばないため失敗となるので、タイミングの見極めが重要となる。 仕様上、インゴットを贈り続ければいつかは揃うはずだが6つ以上連続して贈るのは、チャレンジとしてあまりにも無粋であると言える。 ちなみに、巨大インゴットの項で述べているが1つ投げるだけで充分に#ライブにおける報酬(オマケトークなど)は達成できるため、このチャレンジに何もいいことはない。 その後 7月7日には花輪によって失敗に終わったインゴット並べだったが、その後の9月1日に同やろうよ!白猫!氏によって達成された。 これが、さらなるインゴッターが生まれるきっかけとなったのだが、それはまた別の話。 さらにその後 12月3日にやろうよ!白猫!氏が2度目のインゴット並べを達成した。 この日は登録者10万人記念ライブであり、並んだのは巨大インゴットではなくお祝インゴットであった。 これについて同氏に送られたAメッセージでは「出た!得意技!」とアニャから評されている。 新しい時代へ 12月10日に成輝氏によって、ユージェネ史上3度目のインゴット並べが達成された。 ※これはオマケトークでされたものであり、ライブ参加者が格段に少ないことによる難易度の低さが問題視され、インゴット並べの公認記録として認めるかどうかは賛否が分かれている。 追記 これにより12月10日にインゴット並べ(競技用レギュレーション)が制定された。 関連 巨大インゴット
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インゴット部屋 インゴット部屋とは、インゴットを模して作られたお部屋。 読み方はインゴットルーム。 概要 起源は2021年6月10日の今宵、推して参る氏のお部屋。 お部屋探訪回でアニャに紹介された、黄色で長方形の部屋。 床には黒色でANYAと書かれていた。 「え、もしかして、アニャ巨大インゴット部屋ってこと?」 と驚かれていた。 その後、今宵、推して参る氏は月間ランキングメッセージでも、 「6月の思い出と言えばやっぱりインゴット部屋よね」 と言われている。
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さ、どうぞどうぞ。何か飲むかい?一通り揃ってるけど……うん、はいはい。 じゃあ持ってくるからそこ座っていてよ。 ――お待たせ。この間お客さんから頂いたおかきがあったから持ってきたよ。 さてと……。しかしまァ、珍しいというかなんというか……。 こんなところまで『話を聞きたい』って出向いてくるなんて。あ、いやいや、別に構わないよ。 僕も全くの暇ではないけど話も出来ないほど忙しいって訳でもないから。で?誰の話聞きたいのさ? ――オインゴ? また渋いとこついてくるねぇ。で、いつ頃の話?ふんふん、ダービーのところから帰ってきて第二放送跨いだあたりね。 オーケー。じゃあ資料取ってくるからちょっと待っててよ。 さて、と……オインゴがI-6に戻ったのは放送の少し前だね。あの後は特に何もないさ。 自分のもとに来る潜水艦を待って、乗り込んだらちょうど放送になった、って感じだったから。 放送を聞いたリアクション?……いやぁ、そんなに大きな動揺とか喜びとかはなかったよ。 あ、でも承太郎の名前聞いた時にはさすがに驚いてたね。 「あの空条承太郎がッ!?」 みたいな感じで。 え、『口真似上手くない』?自信あったんだけどなぁ~。 ――あぁ、ごめんごめん。もうやらないよ。僕もショックだし。 んで、えぇ~と、その後は…… 「いや、承太郎はもともと敵だからな。それよりも死んだフリして隠れてたってことにすれば――」 みたいな事言ってたよ。アレでなかなか頭が回るんだよね。口に出して言っちゃうあたりがちょっと残念だけど。 その他の知り合いの名前で?……いや、それほどでもないよ。ほらエンヤ婆あたりは彼から見たらもう死んでるはずなんだし。 もっと言えばオインゴ自身は弟さえ無事なら他はどうでもいいって言う感じじゃあないか。知ってるだろ? それよりも気にしてたのは禁止エリアだったね。ほらI-7が禁止エリアになったから少しドキっとしてたね。 でも、ほらあそこって川沿いギリギリまでしかエリアが続いてないだろ?それを確認したみたいでさ、安心してたよ。 それから?いや普通にデイパックからパン取り出して食べてたよ。 ――そうそう!食事と言えば今大変な事になってるところがあってさァ~!今まさにって感じなんだよ! あ、その話はいいの?いやでも――あ、いや。うん、そうだよね。 で……なんだっけ。ああパン食べて。そこからね。 「ここは……“待ち”だな」 なんて言ってたよ、ニヤニヤ顔で。ん?あぁ今はオインゴ本人の顔だよ。 え?『その前に参加者と接触するって言ってた』? じゃあそれを今から説明しようか。 要するにオインゴは“今すぐ潜水艦を下りる必要はない”んだよ。 潜水艦の中から……アレなんて言うんだっけ。いや、ソナーじゃなくて。ほら外を見るための―― ……まぁ名前はいいや。アレで外に誰かいるか探すつもりだよ。水中からね。 ――え?潜望鏡って言うんだっけ?ああ、ありがとう。いやード忘れってあるもんだね。 で……とにかくそれで誰か発見したらそいつに見つからない場所で潜水艦下りて接触、と。もちろん他人の顔で。 つまり“潜水艦を下りる決断を待ち”って事さ。 探知機も持ってて安全に移動できるし、運のよさも後押ししての決断だろうね。 「そうと決まれば今はノンビリと休ませて貰いますかね」 なんて言ってたよ。っていうか言いながら既にゴロンと寝っ転がってたな、ははは。 うん。さっきも言ったけど彼はなかなか頭がよく回る方だと思うよ。天才って訳ではないけど自分の能力をキチンと把握してる。 そういう点では……アレだ、サーレー。あんな感じだろうね。 それで、今彼の潜水艦は……これと言って動いてないんだよ。探知機が探知してるのは一番近いリサリサの首輪なんだけど、オインゴはもうリサリサの死体見てる訳だからね。 これから?さぁ……でもやっぱり東に向かうんじゃあないかな?西……上流に行ってたら禁止エリア入っちゃうからね。 ――あ、いや分かんないよ。もしもオインゴが、 「禁止エリア近くに何かアイテムが落ちてるかもなァ~。荒木のボーナスアイテムとかあったりしてッ」 なんて言い出せばそりゃ行くだろうし、そっちにはティッツァーノとかヴェルサスがまだいるだろうから。 逆に東ならグェスだね。移動範囲はそっちの方が圧倒的に広くなるし。 まあ決めるのはオインゴ自身だよ。のんびり休みながら考えるんじゃあないかな? ――え?そのグェスやティッツァ達は今どうしてるか?他に海沿いに向かう人間? ちょ、ちょっと待ってよ。そんないっぺんに答えられないよ。そもそもオインゴの話だけって言ったじゃあないか。 え、あぁ、まあいずれって事で今回は勘弁してくれよ。ね?僕だって流石にそこまで纏まった時間は取れないし。 ……うん、そう言ってもらえると助かるよ。それじゃあまた――― 【I-6 川の底/1日目 日中】 【オインゴ】 [スタンド] 『クヌム神』 [時間軸] JC21巻 ポルナレフからティッシュを受け取り、走り出した直後 [状態] 健康。胃が痛いのは完治。潜水艦に乗っている。 [装備] 首輪探知機(※スタンド能力を発動させる矢に似ていますが別物です)、承太郎が徐倫に送ったロケット [道具] 支給品一式(食料を消費。残りはペットボトルの水2本、パン3個。その他の基本支給品は二人分)、 青酸カリ、学ラン、ミキタカの胃腸薬、 ダービーズ・チケット、潜水艦 [思考・状況] 基本行動方針:積極的に優勝を目指すつもりはないが、変身能力を活かして生き残りたい。 1.潜水艦&鏃を利用し参加者に気付かれず移動した上での接触を試みる。だがとりあえずは“待ち”でいく。 2.ピンチになったら潜水艦やダービーズ・チケットを使って『逃げる』か『海を攻略する』。 4.他人の顔と学ランを使って、奴らの悪評を振り撒こうかなぁ~(バレそうになったらチケット使って逃げる)。 5.億泰のスタンド能力を聞き出したい(とりあえず戦闘型ではないかと推測) ※顔さえ知っていれば誰にでも変身できます。スタンドの制限は特にありません。 ※承太郎、億泰、露伴、ウェストウッド、テレンス、シーザー、ジョージの顔は再現できます。 ※エルメェス、マライア、ンドゥール、ツェペリ、康一、ワムウ、リサリサの死体を発見しました。 しかし死体の状態が結構ひどいので顔や姿形をを完全に再現できるかどうかは不明です。 ※億泰の味方、敵対人物の名前を知っています。 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む 139 NEVER SAY GOODBYE オインゴ 171 Danse Macabre
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(おれは「腹が痛い」と言ってポルナレフとジョースターの車から降りた) 気持ちを落ち着かせるために米神を揉みながら、うんうん、とオインゴは一人頷く。 (そんでもって、ポルナレフの野郎が「ほれ 紙だ」だとか言っておれにティッシュを渡してきて、走り去ろうとしたら……) オインゴは、たっぷり数分かけて、その時のことを思い出す。 ティッシュをひったくり、走り出したら風景ががらりと変わった。 何が何だか分からないまま、前につんのめって椅子の背にぶつかったのを覚えている。 そしていきなり出てきた変な東洋人曰く、"殺し合いをしてもらう"。 その後に女2人がくっちゃべって注意され、団子頭の女の母親が殺されて―― "注意された女は、肉親を殺された"。 オインゴは、ひやりとした。もし、注意されたのが自分だったら……殺されたのは弟のボインゴだったのかもしれない。 「そ、そうだッ! 弟よ! ボインゴ! おまえ、いるのか!?」 返事は、無い。 辺りを見回していると、側にバッグが落ちているのに気付いた。 中身を確認すると、飲食物や懐中電灯、地図など、生き残るのに必要最低限のもの、そして名簿が入っていた。 オインゴは逸る気持ちを抑えながら、名簿を確認する。ボインゴ、ボインゴ…… ――載っていない。 大きく安堵の息を吐きながら、今度は、どんな奴が参加しているのかをチェックする。 ディオ・ブランドー? DIO様に名前が似ているな……。 あと、ジョースターって名前がいくつかあるのはなんでだ……? ゲッ、承太郎のやつらまでいるじゃあねえか! しかも、九栄神も何人かいるな……。どういうこった、これは? 安堵した直後に胃が痛くなってきた。こいつらと殺し合えだなんて、どう考えても"死ぬ"に決まってるだろ!! (何か無いか、何か……) デイパックの底に折りたたまれた紙を見つけた。藁にもすがる思いで紙を開く。 「……」 若い女向けの下着が入っている。普段なら大喜びするのだろうが、生憎と今はそんな気持ちにはなれない。 もう1つの紙を開く。すると今度は、矢が出てきた。どこかで見たことがあるような気がしたが、時に気に留めない。 いや、正確には、違う所に気が散っていた。 矢は風見鶏のようにくるくると回り、ここから北東の方角を指して止まった。 おかしいぞ、と思い、オインゴは方位磁石を取り出す。やはり向こうは北東だ。 この矢の形をした磁石は狂っているのか? いや、そもそもなぜ磁石が2つも入っているんだ。 そうか、こうやって錯乱させるために――。 確認のために、矢が示した方向を向く。すると、荷物を抱えた人影が、こちらに向かってくるのが見えた。 (マッ……マズイ!!) オインゴはすぐ側に茂みを見つけ、音を立てないように回り込んで隠れた。 * * 「ン?」 人の気配を感じ、億泰は懐中電灯を茂みに向ける。 しかし誰もいないし、葉だって揺れていない。億泰は無表情でそれを見つめ、無言で再び歩き始める。 億泰の足取りは重い。 チェックした名簿には、知り合いの名前が何人かあった。仗助や康一、承太郎、スタンドを持たない早人、死んだはずの重ちー、吉良。 そして―― "音石明" 億泰は奥歯を噛み締めた。兄貴の仇の名が、ここにある。 様々な思いが浮かんでは消え、彼の胸の中を駆け巡る。 (どうすればいい?) 自分の右手を見つめる。 (なあ、兄貴。おれはこれから、どうすればいい?) 不安だった。兄の仇を討つよりも、億泰の心を支配しつつある感情があった。 (もし、こうしている間にも仗助たちが誰かに襲われていたら――) そう思うと、足元が掬われた様な、体の内部からストンと落ちてしまいそうな気分になる。 この静寂のせいかもしれない。気を紛らわすために、億泰は小声で自分に言い聞かせる。 「まず、仗助や承太郎さんたちと合流しなきゃな……」 * * 低くなった姿勢のまま、オインゴは首を傾げた。 (今、"じょうたろう"って聞こえたよな?) 前を通っていった人物を茂みの影から窺う。年は十代半ばを過ぎた頃だろう。 今度は名簿に目を移す。さっき見た限りでは、"じょうたろう"という名の人物はただ一人、"空条承太郎"だけのはず。 (口振りからして、味方……だよな? わざわざ敵に"さん"まで付けて、合流しようなんて言わないもんな……。 ああ、でも、もしあいつが戦闘向きじゃないスタンド能力持ってたら……) ガサッ 「やっぱり誰かいたじゃあねえかァ~~」 オインゴは飛び上がらんばかりに驚いて、とっさに振り返った。そこにいたのは、さっき通り過ぎたはずの少年だったのだ。 (こ、殺される!?) しかし相手は懐中電灯を向けたまま、首を傾げただけだった。 「……? あれ、おまえどっかで……って、ああ! 承太郎さん!!」 「え、あ……」 「す、スイマセン、承太郎さん! だってまさか承太郎さんだなんて思わなくって……そもそも、なんで隠れてるんスかァ~~」 「いや……それは、その……ちょっと落し物したみたいで……」 オインゴは冷や汗をかいて顔を撫でた。どうやら、クヌム神で変身したままのようだった。 「と……ところで、懐中電灯を仕舞ってくれないか? こんな暗い中で灯りが燈ってたら誰かに見つかっちまうかもしれないからな。 やれやれだぜ」 表情を読み取られるとバレるかもしれない。オインゴはそれを、身をもってよ~く知っていた。 * * 億泰はすっかり安心して、ペラペラと捲くし立てた。 「……と、いうわけで承太郎さん! 仗助、康一、由花子、あと露伴と合流した方がいいっスよね! あと、戦闘向きじゃあねーが、重ちーとトニオさん、スタンド持ってない早人も見つけて…… とにかく、みんなで吉良と音石明とアンジェロをブッ潰さねーと! それから、荒木って野郎も!」 オインゴは、たくさんの知らない単語に、曖昧に頷きながら名簿を見た。 (こいつが言った名前は、承太郎の名前の周りに集中してるな……。この法則でいくと、こいつは"虹村億泰"か"片桐安十郎"だよな。 でも、アンジェロ? そんな名前は見当たらない……) 一か八か。例え間違ったとしても、なんとか誤魔化せばいい。 まだ喋り続ける億泰に、上擦った声を掛ける。 「よ、よし。そうしようか……"億泰"」 「ハイ」 どうやら合っていたらしい。 他人に成りすます能力。実に暗殺向きではあるが、心臓と胃にかかる負担はでかい。 (殺されるより先に、病気で死にそうな気がするぜ……) オインゴは、心の中でさめざめと泣いた。 そんな彼の様子に、億泰は眉を顰める。 「なんか承太郎さん、変じゃあねえスか?」 「い、いきなり殺し合いだなんて言われて、困ってるんだ! やれやれだぜ」 勘付き始めたのだろうか。オインゴは「それより」と話題を変えた。 「支給品は見たか?」 「あ、まだっス」 (早くしろよォ~~。何か強い武器があったら、おれはそれ貰ってお前とオサラバするんだからよ~~~!!) 億泰はモタモタとバッグの中を漁った。 紙を開いて出てきたのは……瓶だった。ラベルには「シアン化カリウム」とある。 「ああ、あれッスよね。牛乳に含まれてるやつ」 「それはカルシウムだろ……」 突っ込みつつ、オインゴは喉をごくりと鳴らした。 シアン化カリウム。別名、青酸カリ。 いくら強いスタンド使いとはいえ、本体は生物。毒物は効く。だからこそ、自分だって承太郎たちの飲み物に毒を混ぜようとしたのだから。 しかし、問題は"使い方"だ……。 考えあぐねていると、億泰が驚いた様子で手元を注視しているのに気付いた。 「承太郎さん。その矢は……?」 億泰の出現によってすっかり忘れていたが、そういえば、この矢の用途をまだ理解していないのだった。 「あ、ああ……これか」 それっきり彼が黙ってしまったので、 (承太郎さんが特に何も言わないってことは、"あの"矢じゃあないってことだよな……) と、億泰は無理やり自分を納得させた。 沈黙が続き、2人が気まずい思いをしていると、矢が反応した。 (あ! そういや、億泰が近付いてきたときも、こんな風に矢が反応したな……。 とすると、これは人がいる位置を教えてくれているのか? つまり……) 「近くに誰かいる!」 オインゴは小声で叫んだ。が、億泰は呑気に指をポキポキと鳴らした。 「じゃあ、そいつに会いに行かねーと。行くッスよ、承太郎さん」 「へ? だ、だって、ゲームに乗った奴かもしれねーぞ!」 今度は億泰が「へ?」という顔をした。 「だったら尚更、おれと承太郎さんで潰しに行かなきゃあなんねーじゃあねッスか。 それに、仗助や康一かも知れねーし」 億泰は矢が指した方向へ、スタスタと歩みを進める。 (ああ~~!! 戦うハメになったら絶対バレる!! でもついて行かなくても不審に思われるだろうし……) オインゴは頭を抱えて悶えていたが、ふと、億泰の言葉を反芻した。 『"おれと承太郎さんで潰しに"行かなきゃあなんねーじゃあねッスか』 つまり…… (こいつのスタンドは、戦闘型! だったら一人でいるより心強い……) 「何やってんすかァ~、承太郎さん。腹でも痛いんすか?」 (どのみち、おれは戦えないし――) 「あ、ああ――いま行く」 (いざ戦闘になったら、どっかに隠れてこいつを見捨てればいいよな……) 2人は無言で道を進む。 1人は仲間に出会えた喜びと、正義の希望を胸に。 1人は偽りの仮面を被って。 運命はどちらに破滅をもたらすのか、まだ誰も知らない。 【C-8 政府公邸・南の小道/1日目 深夜】 【ダブル"O"ブラザーズ】 【オインゴ】 [スタンド] 『クヌム神』 [時間軸] JC21巻 ポルナレフからティッシュを受け取り、走り出した直後 [状態] 承太郎の顔に変身中。胃が痛い。 [装備] なし [道具] エルメェスのパンティ(直に脱いぢゃったやつかは不明)、首輪探知機(※スタンド能力を発動させる矢に似ていますが別物です)、支給品一式。(不明支給品残り0~1) [思考・状況] 基本行動方針:生き残れそうに無いが、変身能力を活かしてバトルを避けたい。 1. 億泰のスタンド能力を聞き出したい。(とりあえず戦闘型ではないかと推測) 2. 承太郎じゃないってバレたらどうしよう……! 3.でもこいつ馬鹿そうだから大丈夫かな……。 ※ 名簿を確認しました。 ※現在は承太郎の顔ですが、顔さえ知っていれば誰にでも変身できます。スタンドの制限は特にありません。 ※億泰の味方、敵対人物の名前を知りました。 【虹村億泰】 [スタンド] 『ザ・ハンド』 [時間軸] 4部終了後 [状態] 健康 [装備] なし [道具] 青酸カリ、支給品一式。(不明支給品残り0~2) [思考・状況] 基本行動方針:味方と合流し、荒木、ゲームに乗った人間をブチのめす(特に音石は自分の"手"で仕留めたい)。 1.承太郎さん、変なものでも食ったのかあ? 2.なんで重ちーや吉良が生きてるんだ……!? ※オインゴを承太郎だと思っています。暗いので、彼が知っている承太郎よりも若いことに気付いていません。 ※ 名簿は4部キャラの分の名前のみ確認しました。ジョセフの名前には気付いていません。 ※首輪探知機を「矢に似ているだけで、スタンドが発動するあの矢ではない」と認識しました。 ※【C-8の東部】(「戦」の字が重なっている辺り)から南下してオインゴの元に来たようです。 ※2人は現在、首輪探知機が反応した場所に向かっています。どこへ向かうかは後の書き手さんにお任せします。 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む オインゴ 60 おかしな3人 虹村億泰 60 おかしな3人
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代行インゴット 代行インゴットとは、#ライブに行けない時に他のユーザーが代わりに贈ってもらうインゴット。 概要 2021年6月8日のコズミのお昼配信にて観測された巨大インゴットが起源。 きっかけは6月7日にとらま氏がツイートしたもの。 「代わりに投げてくれる人いない??「とらまの代わりに贈るし!!」って言ってインゴット」 このツイートを見たやろうよ!白猫!氏がとらま(代理)というユーザー名に変えてコズミにインゴットを贈った。 また、2021年7月22日のアニャの#ライブにて、お部屋を紹介された柿根雄一氏の代わりにコキュートス氏がインゴットを贈った。