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クリームエンジェル ペット説明 太陽のようにほがらかな天使 初期ステータス HP SP 攻撃力 防御力 57 7 9 0 魔力 魅力 運 素早さ 4 13 4 7 火 水 風 土 34 2 12 8 技・魔法スキル スキル名 使用SP 第1スキル名 - 第2スキル名 - 第3スキル名 - 適正装備 装備箇所 装備適正 武器 不明 左手 不明 頭 不明 上 不明 下 不明
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エンジェル・マジック コモン 光 2 呪文 ■S・トリガー ■自分のクリーチャーを1体、バトルゾーンから手札に戻す。自分の山札を見る。その中からエンジェル・コマンドを1体選び、相手に見せてから自分の手札に加えてもよい。その後、山札をシャッフルする。 作者:まじまん 収録 「王金編(エルドラード・フォークロア) 第1弾」 評価 名前 コメント
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《ライト・エンジェル》 効果モンスター 星4/光属性/天使族/攻1600/守 800 自分フィールド上に表側表示の光属性モンスターが存在する場合、 このカードを手札からフィールド上に特殊召喚する事ができる。 part21-584 コメント 名前 コメント
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クラス:ルーラー 属性:秩序・善 真名:エンジェウーモン 出典:デジタルモンスター 性別:女 身長・体重:不明 ステ―タス:筋力D耐久C敏捷C魔力B幸運A宝具B クラス別スキル 対魔力(A) A以下の魔術は全てキャンセル。 事実上、現代の魔術師ではルーラーに傷をつけられない。 真名看破(B) 直接遭遇したサーヴァントの真名・スキル・宝具などの全情報を即座に把握する。 真名を秘匿する効果がある宝具やスキルなど隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては、幸運値の判定が必要となる。 神明裁決(B) 召喚された聖杯戦争に参加している全サーヴァントに対して、2回まで令呪を行使できる。 他のサーヴァント用の令呪を転用することは出来ない。 保有スキル 神性(D) 神霊適性を持つかどうか。 天使であるため低ランクだが保持している。 聖なる加護(A) 自身と他者に与える加護。 一時的に加護を与えた者の幸運を2ランクアップさせる。 冷徹な正義(A) 悪に対しては相手が死ぬまで攻撃の手を緩めない。 悪に対して与えるダメージが上昇する。 黄金律〔体〕(B) 女神の如き完璧な肉体を有し、美しさを保つ。 どれだけカロリーを摂取しても体型が変わらない。 「天性の肉体」スキルとは異なり、筋力のパラメーターへの影響は存在せず、美しさが保たれるというだけの効果。 宝具:『天誅の雷(ホーリーアロー)』 ランク:B 種別:対人 レンジ:1~5 最大補足:1人 矢のように雷を放つ。 天誅と称されるほどに正義の雷である。 対象が悪である程に威力が上昇する。 名前
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Ver. 1.2EX カードNo. 1-2-110 種類 ユニット レアリティ UC 名称 エンジェルビルダー 属性 黄 種族 巨人/天使 CP 4 BP 7000/8000/9000 アビリティ ■煌めく筋肉あなたのフィールドの【巨人】ユニットに【加護】を与える。 ■ビルドガードあなたのユニットがブロックするたび、ターン終了時までこのユニットのBPを+1000する。 高いBPと【加護】によって簡単には除去されない優秀なユニット。 戦闘ではレベル1でBP8000まで耐えられ、 【加護】が通用しない全体効果・ランダム効果でも7000ダメージは容易ではない。 後攻初手にコスト軽減で出せる点も扱いやすい。 主に巨人デッキで採用され、【加護】による盤面維持で展開の遅さを補助する役割を担う。 過去にはゴーレムのデメリット効果を【加護】で打ち消すコンボもよく使われていた。 そのほか、黄属性や【天使】が絡むデッキでも活躍する。 特に天上剣士イズナは強力な種族シナジーを持ち、 エンジェルビルダーの弱点の一つである弱者の回廊などの高BP破壊効果を無効にできる。 イラスト:RARE ENGINE フレーバーテキスト 地獄に住むデビルビルダーと対になる天界のマッスル。強さを求める彼らは、住む場所の垣根なく共に汗を流している。 ユニットボイス タイミング ノーマル フォイル 効果発動時 ハードマッスル ビューティーマッスル アタック ふんっ! うぉお! +エラッタ 2014年09月30日付修整リスト(Ver.1.2EX_02) ■ビルドガード BP+2000 BP+1000 Ver.2.3 (Ver.2.3_01) 種族【天使】が追加 関連項目 デッキ巨人デッキ イラスト美しき彫像 共通モデル・モーションデビルビルダー ピヨビルダー アンデッドビルダー ポイズンビルダー ロマンビルダー
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天城総一は焦っていた。 これ以上ないほどに焦っていた。 何もかもを上回るほどの大敵が、目の前の現実である。 こればかりは、JDAだろうと何だろうと勝てるわけがない。 人生最大の難関である。 「どうすりゃいいんだ、これわ」 果たして、彼はこのどうにもならない状況を切り抜けることができるのだろうか。 戦わなければ生き残れないという言葉があるが、彼の場合はむしろ逆だろう。 生き残れなければ戦えない。なんとしっくり来る言葉か―――。 桜華絢爛ベルフェリオン 第三話「騒動、その後で」 エルヴィンという世界。 周囲の世界でも常識を逸した光景が、戦闘後も見られる街。 それはたとえば、踏み砕かれた道路が、 何の手もかけていないのにもとの状態を取り戻し始めていたり。 自動修復―――さすがに今は公共物とその他一部くらいしか存在しないが、 それでも他の常識では考えられない超がつくほどのオーバーテクノロジーである。 状況の復帰が終わり、病院近辺はもとの静けさを取り戻していた。 その中に工事の騒音が入らないのがエルヴィンである。 ……病院自体は難を逃れたものの、部屋はレールガンの直撃を受けたためか、修復に時間がかかる。 処置は終わったので、『手配』が済むまで別の部屋を借りて話をすることとなった。 「で」 ベルフェリオンのダメージは、本人に直接フィードバックされる。 つまり、アフロとの戦いで受けたダメージは彼のものとなった。 脇腹あたりに新たに巻かれた包帯が、戦いの激しさと代償を物語る。 「何がどうなってるのか、知ってる限り全部話してもらおうか?」 この場に居る全員の視線は、一人の青髪の少女に集中していた。 ベルフェリオンの顕現、デバイスという単語、そしてカプセルの中にいた少女と同一人物なのか。 とにかくまずは、彼女から情報を聞き出すのが第一になる。 「わかりましたけど、どうしたんですか? 皆さんそんなに息詰まって」 「お前が緊張感なさすぎんの!」 その状況で当の本人がこれである、総一が全力で突っ込むのも無理はない。 「で、ベルフェリオンとかデバイスって何だ」 呆れ果てながら、一番気になることを聞く。 まず自分の持っているこの力を知らないことには、満足に動くことすらできないだろう。 「デバイスというのは、古来より伝わる秘宝です。 デバイスの持つ人智を超えた力を所有者に与え、 6種すべてを手に入れたときには望む願いをひとつ叶えることができます」 「……で、その古代秘宝ってのは人間なのか?」 「人間型なのは私だけですよ?」 視線は語る。お前みたいなのが複数沸くのは困るな、と。 「で、その6種は光、闇、炎、水、大地、風。こう割り振られているとわかりやすいでしょう?」 「まるでどっかのゲームみたいよね、その割り振り」 口を挟んだのは春緋。椅子の背に腕を乗せて、座っているというよりもたれかかっている。 「属性……ってことか?」 「ぶっちゃけて言えばそうですねー。そんなものとでも思ってくれれば」 「なら、それぞれに相性はあるのか?」 ゲームやら属性やらで想像できたのか、適当にベッドに座っていた誠二が声を挟む。 「んー、一概に相性というのはありませんね。能力的に活かしにくい相手とかはいますが」 「理解に苦しむな、そりゃ」 「簡単なことですよ。たとえば高熱で攻める火の能力には、熱を奪う媒体を持つ水や風が有効とか」 いまいち理解しづらい総一は頭を抱える。 「現象自体は起こせるが、その現象に干渉するのは基本的な法則に従う、ということか」 「そんな感じですね」 誠二の方が理解が早かった。 理科の成績を考え、総一は困ったように声を漏らしながら若干顔を逸らす。 「はいはい、現実は逃げてくれないからねー」 「理科はあんま得意じゃねェんだよ」 それもすぐ春緋に戻され。 あんた全体的にあんま勉強できないでしょ、と言われるとぐうの音も出なかった。 「……あとで該当部分の見直しが必要だな」 「覚悟しとく。それで、お前の属性は?」 とりあえずこの場を適当に流し、総一の視線は再びパールに戻る。 ……。 「……パール?」 無言の時間経過に耐えられず、総一が再び声をかける。 「まさか、この期に及んで応えられないとか、忘れたとか言うなよ?」 「覚えてません」 その瞬間、場の空気が凍りついた。 「待てェェェ!? 覚えてないって何か、属性なしで戦えって!? それでいて素手で戦えと!? 何だそりゃ、速攻で頭打ちってか!?」 「落ち着け」 「オウフ」 硬直を破った総一、しかし暴走しきったため誠二の介入で再び落ち着く。 ばきゃ、とひどい音がしたが気のせいだろう、きっと。 「でも、もとよりないかもしれません。 デバイスが解析されて作られた人造デバイスというのがありまして、私がそれですから」 「……ってことは、人工的に作られたから属性なんてものはないと」 「です」 どうすりゃいいんだ。頭を抱える総一。 何よりこれからベルフェリオンは、拳ひとつで戦い抜かねばならない。 戦いの素人がこんな条件で、しかも属性のついた相手に勝てるのだろうか……? そう考えていると、一つの違和感にたどり着く。 「そういや、あれって何だったんだ。白アフロにとどめさした奴」 白アフロの機体の、バンカーどころか腕までも消失させた左腕。 あれだけが、総一が今までに感じたベルフェリオンの「異質」だった。 「あれはですね。ごく短い時間だけ、相手を『否定』しつくすことができるんです。 否定の結果は消失、触れるもの全てが耐えられず消失します」 「ってことは……どういうことだ?」 「何でもかんでも分解しちゃうってことですね、要するに。 使いすぎると自分も巻き込まれちゃうんで注意してくださいね」 ようやく納得した総一。 しかし、今の彼にはそれ以上、否、それ以外の手札はない。 「強いけど頼りきれないってことかね」 あまりに不完全で、それ以上の手段がない。 後先が非常に不安で、思わず漏れるため息。 「それを考えるのは、相手の戦力を知ってからだ」 総一の思考を遮った一筋の声。 その主は、はちきれんばかりの肉感的な身体をスーツ姿に秘めた女性。 果たして、この美麗な風貌から彼女が百戦錬磨の強者だと一発で理解できる人間はいるのだろうか。 「……広瀬さん」 広瀬涼。彼女の名を知らない者は、エルヴィンには存在しない。 彼女こそが無敗の『弁護士』、逆転に愛されし者。 この弁護士という仕事の中身は、通常考えうるそれとは違うものの、人を守ってきたことに代わりはない。 「他に聞きたいことはないのか?」 涼が総一に持ちかけたのは、『自分が聞きたいことを聞け』という一点。 それゆえ保護側の涼と俊暁は、ただ話を聞いている状態であった。 「ああ……今お前が分かっている能力はそれだけなのか?」 「はい」 話はパール中心に戻る。 これ以上、ベルフェリオンとデバイスの利点については聞けないだろう。 そう判断した総一は、話題を切り替えることにした。 「わかった、話を変える。お前は事件のとき、カプセルの中にいたってことで間違いないか? でないと俺とお前の接触機会が他にない」 「はい、あのときに私はマスターの存在を感じました。 マスターの『守りたい』って願いを感じて呼び寄せ、仮契約したんです」 「仮……契約?」 あのときに手を伸ばし、それからの記憶がない。 総一にとって、そこは意識外の話であった。 「はい。今は本契約を済ませたので、ちゃんとした形になったんですが。 マスターは仮契約のあと、自身の『守りたい』という心だけで ロボットたちを相手に戦ったんです」 「成る程、だから意識外ね」 それならば納得がいく。 外で発見されたというのも、暴れに暴れた後倒れていたのが発見されただけだろう。 「で、契約って具体的にどんな状態になったんだ?」 「デバイスと契約をすると、そのデバイスの力を行使できるようになるのは話しましたが。 契約者同士の戦いに敗れた後、力尽きた側はデバイスに魂を飲まれ、封じられてしまいます」 嫌な言葉を聞いた。 実質、封じられたということは人間的に死ぬとほぼ同義。 「そうして残った最後の一人だけが、願いを叶えられるんです」 理解した。天城総一は、この身ひとつで途方もない次元の戦いに呑み込まれていたのだと。 「……だいたい分かった。今思いつくのはこのぐらいだ」 これ以上は、本当に重要なことではない。 今までの話に現実味は皆無だが、ベルフェリオンが実際に現れた今となっては、 信じる以外のことはできない。受け入れるしかない……これが事実なのだ、と。 それを客観的に感じることができるくらいには、まだ天城総一は冷静だった。 「よし。確認するけど、君ら今後予定なくて、天城君は帰宅予定だよな?」 状況を次に進めようとする俊暁の言葉。 しかし、それを聞いていた三人の頭上には?マークが浮かんでいた。 轟―――ッ! 空間を裂くように放たれたのは碧の光条。 長大な砲身から放たれる光は周囲の光景を歪め、 しかしブースターを全力でふかした紅い機体はその光景を読みきっていたのか、 その光の射線上に存在していなかった。 チャージに時間のかかる、取り回しのあまりきかない武器。 特性を理解し、攻め時だと理解した紅い機体がその加速力を活かし突撃。 腕部に装備されているガトリングを撒かれると、碧の機体は自由な身動きがとれず。 もともと後衛で射撃に専念するコンセプトのチューニングが成された機体には、 前衛の消えた状態で接近戦に持ち込まれた瞬間、すでに勝機はうせているも同然だった―――。 『決まったーッ! 「ストラディバリウス」の腕部ショットバンカーが炸裂!』 実況が車内に流れる。 BMMの三型、ストラディバリウスの一撃により勝負が決まった。 このエルヴィンは、ロボットによる戦闘が法廷の結果すら左右する世界。 そして戦闘は娯楽・商業となり、賭博対象にも、各社の宣伝にもなりうる。 戦闘で活躍する会社も、その会社の戦闘で活躍したパーツ類も、 この戦闘によって名を上げることもできる。 細かい取り決めこそあるものの、ロボットは社会の中に組み込まれ、 強いパイロットは花形としてエルヴィンでも有名になる。 「ハルがこの光景見てなくてよかったと本気で思った」 「あいつ、負けたほうに賭けてたからな」 後部座席で様子を見ていた総一と誠二が言葉を漏らす。 現在車は春緋宅で停車中。彼女を迎え、これから総一の家に向かう予定になっている。 しばらくは目の届く位置に居たほうがいい、という俊暁の言葉に、春緋が 「じゃあ一人暮らしなのに部屋が広い総一の家にまとまった方がいいんじゃない?」 という一言を重ね、すぐ決定したという。 「確かに今は一人だけどさ……」 「そういえば天城、母さんの容態は?」 「それなりに安定してる。直接会ったりはしなかったが」 と話を重ねている二人の会話が気になったのか、運転席の俊暁が会話に割り入る。 「総一君。一人暮らしって言ってたよな、父さんはどうしたんだ?」 「いねェ」 その話になった途端、機嫌を損ねたようにそっぽを向く。 「俺ァ母さん方について、母さんが病気したから一人暮らし」 「ああ……悪かった」 俊暁は理解と共に後悔した。 親の離婚。総一も例外ではなく、人によっては触れたくない部分なのだろう。 「だから生活費もバイト。落ち着いたら連絡しなきゃなんねェ」 最近こればっかりなため息が、また総一から漏れる。なるほどな、と頷く俊暁。 「おまたせーっ。色々持ってきたから遅くなっちゃった」 バッグに入りきらない荷物を抱えて、春緋が車に戻ってくる。 「お前、ガキのお泊りじゃあるまいし。そんなごっちゃに荷物持ってこなくてもいいだろ」 「なによ、文句言うわけ? あたしらに合う女物とかあんたの家にないでしょ、 むしろあったら引くわよ」 そして春緋が席に座ると、総一が押しつぶされかねない位置にいた。 荷物を抱えた二人に挟まれているせいで。 「あードチクショウ」 仕方ない。 俊暁は運転手で、助手席の涼は普段の彼女に似つかない緩みきった寝顔で大爆睡をこいている。 ちなみにパールといえば、彼の腕にかけられているブレスレットの姿になっている。 窮屈だから嫌だとは言っていたが、車の都合でやむなくこの姿に戻っているらしい。 これがデバイスとしての本来の姿らしい。 ずっとこの姿になっていれば……と思う総一だった。 車は走り出す。目指すは総一宅。 「……それと、君たちには知ってもらいたいことがあるんだ。あの組織のことで」 日が傾き、朱に染まりかけた空の下で。運転しながら、俊暁が三人に声をかける。 「組織?」 「ああ。君たちを襲った集団は、俺たちが追っていた組織の一部だってことがわかっている」 「ってことは、そいつらはデバイスに関する何かを握ってるってことスか?」 となると、非常にまずい。 総一の懸念どおり、俊暁はその言葉に頷いた。 自身のデバイスは属性ももたず、能力も不完全な模造品であれば、 もとのデバイスを持っている組織に対抗することは大変なものになる。 「ジャンヌダルク。最近このエルヴィンで暴れていることがわかった、大きな犯罪組織だ。 これは秘匿情報なんだが、被害者でこれからもターゲットにされそうな君達には 話しておく必要がある。他言は禁止な」 聞いたことのない単語……。三人ともに頷いて返す。 「資料を調べているうちにわかったことなんだが、ジャンヌダルクは拉致した人間を洗脳し、 自身の手駒にして操っていたらしい」 一歩間違えば自分達も……。息を呑む総一。 そして手駒として使うという理由なら、あの場にデバイスがあってもおかしいものではない。 状況は納得できた。 「で、他の情報は?」 「いや、それが警察のほうでも掴みきれてなくてね。今回が最初の情報さ。 まったく厄介なことしでかしてくれるよ」 春緋の言葉に俊暁が返す。 本当に『秘密結社』とかそういうノリなのだろうか? 勘弁してくれ、と頭を抱える総一……その場に突如鳴り響いた、携帯の音。 天城総一は焦っていた。 これ以上ないほどに焦っていた。 何もかもを上回るほどの大敵が、目の前の現実である。 こればかりは、JDAだろうと何だろうと勝てるわけがない。 人生最大の難関である。 「どうすりゃいいんだ、これわ」 果たして、彼はこのどうにもならない状況を切り抜けることができるのだろうか。 戦わなければ生き残れないという言葉があるが、彼の場合はむしろ逆だろう。 生き残れなければ戦えない。なんとしっくり来る言葉か―――。 携帯の内容は、無断欠勤によるクビ宣告だった。 この傷であればこの先しばらくも働けそうにないのだが、 一つを落としたということは生活もままならなくなるということ。 どうすればいいんだ。苦難が苦難を呼ぶ状況にがんじがらめな総一。 「総一君だったか。少し話してもいいか?」 しかし、案外救いの手は来るものである。 彼の視線が向いた先には、桃色の寝巻きに身を包んだ涼が居た。 時間にして午後6時28分、現在俊暁が残っている材料で夕飯の作成中である。 その間風呂に入れる人間は交代で風呂に入って、女性陣が最初に入ることになっていた。 もちろんパールも風呂に入っている。現在は春緋と二人で占領中。 「何の事スか」 今の彼には、涼の寝巻きから零れる無防備な谷間を気にしている余裕すらない。 それほどまでに今回のクビ宣告は堪えたようだ。 明らかに焦りと不安にかられた総一は、 「単刀直入に言う。金は出すから仕事を手伝って欲しい」 しかし、直後のこのセリフに反応を返すまで、完全に固まりきっていた。 「バイトという形で私のところに来て、実際に仕事を手伝う名目で一緒に行動をしてもらう。 そうすれば君は新しいバイトが見つかり、私達の可能な限り保護も受けられる。 丁度、私も一人でやるにも限界が来ていたところだ。 給料は……後で相談になるが、学費と入院費と生活費は保証できるが、 兼業はしないで一本化をしてもらいたい」 なにこの魅力的な話。 迷うまでもなく、総一はこの話に食いつく。食いつかざるを得なかった。 「いただきまーす」 そして食卓。 テレビもつけて、完全に団欒モードに入っている周囲の中で、 こいつら本当に状況わかってんのか、と内心思いながらもベーコンに箸を伸ばす総一がいた。 チャンネルは先ほどの戦闘を報道するニュースで持ち上がっている。 「そういえば、春緋さんでしたか?」 「ん、何?」 またパールが何か話そうとしている。 どうでもいいか、とスープを口にする―――それが間違いだった。 「明日休みなら、服とか下着とか選んでくれませんか?」 吹いた。そしてむせた。 「ほら水」 誠二は本当に空気の読めるお人。 出された水を飲み干し、とりあえず落ち着いた総一。 「あのなあ!? 今食事中、それをさっ引いても男らのいる中でそーゆー話するんじゃねェよ!」 「だって現実問題ですし」 「空気っての読める!?」 「からけ、とは読みませんよ?」 「ちげええええええええ」 パールには一般常識がなかった。誰もが理解するには、このやりとりで十分すぎた。 「……で、何であたし?」 「サイズが一番近そうだからです」 確かに、彼女の戦闘力―――と書いてスリーサイズと読む―――は春緋と近そうだが。 「でも春緋ちゃんの方が少し薄くn」 俊暁の顔面に飛ぶ水平チョップ。 広瀬涼、女として無言の制裁。だくだくと流れる鼻血は、誠二の出したティッシュで拭う。 「だってこれから、マスターの家に住むんですから。服くらい持ってないと大変でしょう?」 誰もが思考から外していた問題が、この瞬間浮き彫りになる。 総一とパールは契約関係にあり、状況的に引き剥がせない状態にある。 それ即ち、パールが天城宅にお世話になることであり。 「な……なんてこったい」 真っ青になる総一。 無理もない、いっぱしの青少年には、傍から黙って見れば美のつきそうな少女との同棲生活。 彼にとっては拷問になりかねないだろう。 誠二は頭を抱え、春緋は「あ……あ……?」となにやら赤くなり、 俊暁は妬ましいとばかりに本心が総一とパールに視線を投げる。 「あ、じゃあお肉いただきますね」 三者三様のリアクションの中、パールは状況を理解しきっていない。 それどころか、この状況で他人のおかずを奪いに行くとはなんという。 ……異様な空気の中、それまで試算をしていた涼が一言。 「4万くらい追加したほうがいいか」 「お願いします」 その言葉に土下座までしながら応える総一。 瞬間、三人の気持ちは一つになった。 「「「そっちかい!!」」」 天城総一、色より金の男。これでも苦学生です。 夜も深くなり、とりあえず一通りの警戒はしながら休息をとることになった。 二階建ての一軒家、一人暮らしにはいささか広すぎるそこに、 今日は久方ぶりに人で埋まることになった。 月に照らされる誓約書。仮ではあるが、これで総一は金銭難を乗り越えることができるのだろう。 あとはこの傷さえ治れば……。痛みが教えてくれる、今までのことは真実だと。 部屋でひとり、本当に疲れた、とため息をつく総一。 さすがに部屋にベッドは一つ、パールと一緒に寝るわけにもいかず、 怪我人でかつ家主のような立場の人間を地べたに寝かせるわけにもいかなかったので、 パールは涼に預け一人で寝ることとなった。 窓からは月がよく見える。今宵の月は満ちて、冬晴れの空がよく光を通す。 静かな世界に、ふとノックの音が、こん、こん。 「誰だ?」 「あたし」 入っていいとも言ってないのに、勝手に開けて入ってきた。 もはやプライバシーというものはないのだろうか。 「凸か」 その顔面に枕が直撃する。 「言わないでって、それは」 髪型の都合上おでこが露出してしまうのは仕方ない。 生え際を心配するような広さでもないのだが、やっぱり女の子が言われると傷つくのだろうか。 「で、男の部屋に入り込んでどうした、ハル」 枕投げをしに来たという訳でもないだろう。顔を抑えながら、苛立たしげに聞く。 「寝れないのよ」 「寝ろ」 「寝れないから来たんでしょ」 「気合で寝れ」 「寝れないって言ってんのよ馬鹿」 「寝れ」 話が進展しない。 一人は寂しいと感じる時はあっても、一人になりたい時だってある。 「だって、寝れないの総一のせいだし」 「俺の?」 心当たりがない。春緋に何かしたのだろうか? 不意をつかれた総一のベッドに、黙って潜り込む春緋。 「おま」 固まる。 遠慮なく、その柔らかな肉体が、若干少ないものの二つの膨らみが、総一に押し付けられる。 流石に固まらない男がいたら聞きたいくらいだ。 「無理しすぎ。事件のたびそんなボロボロになってたら、いつか死んじゃうじゃない。 あたしは嫌、みんながいるのに総一だけいないなんて嫌だから。 だから、総一が一緒じゃないと寝らんないの」 理屈を並べながら、きゅ、と腕を抱いて眠りそうな春緋。 ばーか、そう簡単に死ねっかよ。 夜闇に言葉を響かせながら、その額を撫でて。 しかし、天城総一は知らなかった。 藍澤春緋という人間のことを、『そこ』までは。 闇の中、火が灯る電子画面。 そこに映っているのは天城総一、その詳細データベース。 「……これか」 男は、笑う。それは、哂っているのかもしれない。 「泳がせておくか。私の願望を叶えるために、この男が選ばれたのだ」 闇に、声は響く。 低く、重たく、その声は闇に相応しく響いていた。 ベルフェリオンは『がんぼうき』。望みを叶える『がんぼうき』。 ベルフェリオンは、ひとつではない。 4話予告 総一「(太鼓打ちまくる)」 春緋「(ギター弾きまくる)」 パール「(トランペット吹きまくる)」 誠二「おい、次回予告しろよ」 総一「特訓って言われてたからさ」 誠二「こんな時までやるんじゃない。藍澤とパールは関係ないだろ」 春緋「ばーれーたーかー」 パール「ぇー」 涼「……この調子で次回予告任せられるのか?」 総一「何、気にすることはない。 次回、桜華絢爛ベルフェリオン『鍛える冬』」 涼「グラウンド30周追加」 総一「いきなり!? てかグラウンドってどこに」 涼「50周だ」 総一「ありえん(驚)」 桜華絢爛ベルフェリオン・SSに戻る next back
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〔えんじぇる〕 imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。 主演&出演作品リスト〔正式版〕 色設定リスト〔正式版〕 参考資料リスト〔正式版〕 称号:『黒翼の天使』、『天使を守護する者』、『古代の生け贄』 本名:『エンジェル・セイバー』 FullName:【Angel-Saber】 名前の由来『天使、助ける』 通称(愛称)ジェル 性別:女性 種族:元・古代人、天使 種類:ヒロイン 特殊能力:蘇生術、射撃系能力、剣術系能力、肉弾戦格闘術、 核石:『』『』 主な武器:銃剣『エンジェル・バスター』 守護武器:『???』 色設定:肌色:【色白】エッグ・シェル 髪色:【薄焦茶色】ダーク・ブラウン 瞳色:【蒼空色】スカイ+【瑠璃色】ラピス・ラズリ 一人称:『私』 二人称:『あんた、貴様』 三人称:『多種多様』 職業1:用心棒 職業2:??? 階級: コードネーム『【】』 性格:強気で、責任感が強い。(意外とツンデレな面も。) 髪型:セミロングヘアー(毛先が反り撥ねてる) 特徴:素っ気無い態度を取る、見透かした様な口調で話す、 年齢:18歳(外見) 身長:150㎝ 体重:??㎏(訊いたら、ぶち殺す##) 好きなモノ:動物(相棒に居るから…!) 嫌いなモノ:厄介事、しつこい奴、 属性:光 耐性:闇 技: 〔系属性〕 『』…〔/:〕 『』…〔/:〕 〔系属性〕 『』…〔/:〕 『』…〔/:〕 〔連結系〕 『』…〔/:〕 CV: 基本台詞:『私は…、エンジェルと言う…。』 『貴様等には…関係無い事だ…!』 『手出しは…この私が許さない…。』 『私なんて…居なくても…。』 目的:世界を変える事、天使の守護を担う事、過去を断ち切る事。 大切なモノ:相棒のシフォン&ガルフォン 関連人物:『デビル・セイバー【Devil-Saber】』相棒 『ルビエル【Rubiel】』正体(?) 『【】』 『【】』 外伝要素:ある男性に好意を持ってるらしい…!? 天使の称号を持つ者の守護を任された存在だが…!? 登場作品:オリ漫画『バトルロイド』 コラボ漫画『-悲哀の堕天使と謎の天空遺跡-』 創作者名:流星群 輝流orヒカルン ≪エンジェルの詳細情報≫〔説明文〕 製作者は「ミカエル」である生体実験で生まれし存在…。 前世に両親にその身を生け贄にされた事がキッカケで死を経験している…!? 編集中…。 ≪関連・追加情報≫ 編集中…。
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《エンジェル・クイーン/ANGEL QUEEN》 効果モンスター ★★★★★★★★ 天使族/光属性 ATK2500/DEF2000 効果 このカードがフィールド上で表側表示で存在する限り相手フィールド上のモンスター効果は発動できない。墓地の天使族の数×300ポイント攻撃力がアップする
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エンジェル・リード 光属性 コスト0 呪文・対抗・QF 自分の墓地に【守護天使】があるとき発動できる。 [コスト 自分の眉毛を1枚破壊する][コスト]を払うことで、デッキの1番上をパワーゾーンに置く。このカードを発動したターン、自分は【守護天使】以外のカード効果を発動できない。
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フェリオ 本名 フェリオ・ジョバンニ 属性 風 声:間瀬翔太さん LV1ステータス HP 1001 攻撃 501 防御 416 回復 551 コスト 5 LVMAX(200)ステータス HP 攻撃 防御 回復 コスト プロフィール及び好き嫌いの料理 称号 希望の戦士 年齢 19 身長 175cm 誕生日 04/27 血液型 B型 好きな飲み物 ミックスオレ 好きな食べ物 サラダ 嫌いな飲み物 サイダー 嫌いな食べ物 煮物 武器 デュアルソード セントフォース LV 名前 効能 1 絶対に負けられねぇ! 21 アースフォルテ いくぞ!この一撃で決めるからな! 51 リーダースキル スパーク時に出るゴールドの出現率が少しUP