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味方全体の行動順を早めると共に、睡眠耐性を得る武装 ステータス 効果 遅延 属性 物理 タイプ アクティブ ターゲット 遠全自味 ソース 固定値 対象 (行動順) 起動条件 - レベル 係数 反復 命中 クリティカル ディレイ 隙 リキャスト 消費E Lv1 -500 1 0 0 0 -20 99 10 Lv10 属性強化 状態変化 睡眠 耐性付与 ファミリー 所持モンスター ニッキラビット コメント 名前 コメント 固定値 武装 物理 睡眠耐性付与
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vivienne westwood ヴィヴィアンウエストウッド バッグ ショルダー レディース グリーン vivienne westwood ヴィヴィアンウエストウッド バッグ ショルダー レディース グリーン 【ブランド】:Vivienne Westwood ヴィヴィアンウエストウッド 【カテゴリ】: ヴィヴィアンウエストウッド バッグ ショルダー 【素材】:PV 本革 【サイズ】 横 23cm / 縦18 cm / 幅 7cm 【カラー】: グリーン 【状態】:新品未使用 【付属品】:専用保存袋付き ※多少の誤差はご了承くださいませ。 商品番号 ECS000368 販売価格 12800 メール注文方法: 商品名称、商品番号、購入数量、お名前、ご住所、電話番号、メールアドレス などを明記の上 sales@gobrandjapan.com へ送信してください。
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シャンバラ教導団生徒。ヴァルキリー。ヴォルフガング・シュミットのパートナー。 シャンバラ教導団人物 ヴォルフガング・シュミット 人名辞典/あ
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▶ PSゾイド2 機体一覧 目次 基本情報 ステータス 解説 補足など 鹵獲カラー マルダー 基本情報 形式番号 所属 分類 全長 全高 重量 最高速度 乗員人数 EMZ-18 (旧) EZP-MR (カード) ガイロス帝国 カタツムリ型 8.5m 6.5m 34.6t 120km/h 2名 ステータス 装備 無 SAのみ DFのみ HAのみ(SA+DF) SA+HA DF+HA SA+DF+HA HP 1300 1625 1950 2275 2600 2925 3250 装備 無 エネルギータンク シールド系 リフレクト系 ドレイン系 EP 140 210 EP 10( 14~21回 ) EP 30( 4~7回 ) EP 20( 7~10回 ) 平 森 山 砂 水 空 地形適性 A B A B 移動力 3 機動性 10 装甲値 330 特性 特殊能力 部位狙撃 10 雄叫び 自爆 10 行動予測 15 速射 10 疾風 20 粉砕撃 速攻 黄龍 30 王牙 HP再生 20 猛進特攻 EP再生 15 パーツ 威力 命中率 クリティカル 速度 適性 弾数 タイプ 射程 種別 加速ビーム砲 390 50% 15% 90 地空― EP 10( 14~21回 ) 射補 1-4 ビーム 中口径電磁砲 360 60% 10% 75 地空― 弾数 6 射― 1-2 通常 自己誘導 ミサイルランチャー 510 65% 5% 40 地空― 弾数 5 射― 2-5 サビ 自己誘導 ミサイルランチャー (MAP兵器) 360 55% ― ― 地空潜 弾数 1 範 ※ サビ ※射程 自機の周囲 2-5 の位置に直径 3マスの着弾(水中で使用不可) レーザーセンサー 射撃武器の命中率+10%(効果は重複せず、高い方が適用される) + 自己誘導ミサイルランチャー(MAP兵器)の射程範囲 自己誘導ミサイルランチャー(MAP兵器)の射程範囲 改造なし 換装なし + マルダー・カノントータス系 性能比較表 機体 HP EP 機動性 装甲値 移動力 地形適性 武器適性 射程 備考 値段 売価 機体 平 森 山 砂 水 空 カノントータス 1700 270 15 330 3 A B C B 地空― 1-4 射撃命中+10%(射撃のみ) 3740G 1870G カノントータス MAP兵器 自機の周囲1方向に直線 4マス(水中で使用不可) カノントータスヘビーガン(カノントータスBC) 1800 280 15 340 3 A B C B 地空― 1-5 射撃命中+10%(射撃武装のみ) ― 2870G カノントータスヘビーガン(カノントータスBC) MAP兵器 自機の周囲1方向に直線 5マス(水中で使用不可) マルダー 1300 140 10 330 3 A B A B 地空― 1-5 射撃命中+10%(射撃武装のみ) ― 1740G マルダー MAP兵器 自機の周囲 2-5 の位置に直径 3マスの着弾(水中で使用不可) 機体 パーツ 威力 命中率 クリティカル 速度 適性 弾数 タイプ 射程 種別 カノントータス系 液冷式 荷電粒子ビーム砲 570 45% 10% 35 地空― EP 30(9~13回)(9~14回) 射― 1-4 荷電粒子 カノントータスBC ビームキャノン 630 55% 15% 30 地空― EP 40(7~10回) 射補 2-5 ビーム マルダー 自己誘導 ミサイルランチャー 510 65% 5% 40 地空― 弾数 5 射― 2-5 サビ カノントータス 液冷式 2連装 高速自動キャノン砲 430 55% 5% 50 地空― 弾数 6 射― 1-3 通常 マルダー 加速ビーム砲 390 50% 15% 90 地空― EP 10(14~21回) 射補 1-4 ビーム 中口径電磁砲 360 60% 10% 75 地空― 弾数 6 射― 1-2 通常 カノントータス 液冷式 荷電粒子ビーム砲 (MAP兵器) 570 45% ― ― 地空潜 弾数 1 範 1-4 荷電粒子 ※射程 自機の周囲1方向に直線 4マス(水中で使用不可) カノントータスBC ビームキャノン(MAP兵器) 630 55% ― ― 地空潜 弾数 2 範 補 ※ ビーム ※射程 自機の周囲1方向に直線 5マス(水中で使用不可) マルダー 自己誘導 ミサイルランチャー (MAP兵器) 360 55% ― ― 地空潜 弾数 1 範 ※ サビ ※射程 自機の周囲 2-5 の位置に直径 3マスの着弾(水中で使用不可) カノントータス系 複合センサーユニット 機動性+10 反動制御用スパイク 射撃武器の命中率+10%(効果は重複せず、高い方が適用される) マルダー レーザーセンサー 射撃武器の命中率+10%(効果は重複せず、高い方が適用される) 解説 低移動力に高威力な遠距離武器にMAP兵器まで持つという、絵に描いたような砲台型ゾイド。 特筆すべきは低威力ながら使いやすいMAP兵器と、高威力高命中にサビまで付く両ミサイルランチャー。敵部隊が接近する前にサビだらけにする事も可能。本作唯一の状態異常(サビ)付きMAP兵器が使用できる機体でもある。 遠距離型ゾイドの宿命として、やはり近接戦闘は弱い。HPも高い方ではなく、近寄られると強みのミサイルを撃つ事が出来ない。 移動力も かなり低い。自ら攻めるより、待ち構えるような戦術を取ると扱いやすいだろう。 サーチライトと同性能の固定パーツを搭載しているので、資金に余裕のない序盤はありがたい。 また、メイン火器の加速ビーム砲は射程4まで届くので、敵対した際は地味に厄介。 補足など 旧中央大陸戦争時代 初期にゼネバス帝国軍が開発したカタツムリ型ゾイド。 帝国軍が開発した初の砲撃戦用ゾイドである。3年後には共和国軍が遅れてカノントータスを開発し、戦争後期まで使用したが、こちらは後期へ差し掛かる頃に第一線を退いている。 西方大陸戦争後に続いた暗黒大陸戦争(ニクス大陸)での戦いに、マーダ・ゲルダー・シーパンツァーらと共にガイロス帝国 本土防衛戦力として投入された。 鹵獲カラー + ここを展開 上へ このページに加筆、訂正等の希望がある方は、下のコメントフォームからどうぞ。攻略情報や補足などは随時募集しています。 コメント
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【名前】 マシンビルダー 【読み方】 ましんびるだー 【登場作品】 仮面ライダービルド 【初登場話】 第1話「ベストマッチな奴ら」 【分類】 専用ビークル 【使用者】 仮面ライダービルド 【詳細】 ビルドが使用するビークル。 ビルドフォンへとライオンフルボトルをセットすると変形を行う。 他のフルボトルでも変形は可能。 変身前も乗り物として使い、ヘルメットも出現。 最終話の新世界の創造以後も存在している。
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ダークマター ステータス レベル 力 魔力 抵抗力 精神力 生命力 技量 速さ 覚醒力 4026 16336 16110 9529 9983 13841 11118 12025 10664 5789 24353 24015 14206 14882 27687 16573 17926 15897 6255 26301 25936 15342 16073 29901 17899 19360 17169 戦術 戦術名 効果 備考 ジェノサイド 物魔攻撃 大ダメージ 1ターン目に必ず発動 回避可能 突進斬り 物理攻撃 デドゥン 魔法攻撃 ソードビーム 魔法攻撃 連続ヒット ドレインオーラ 魔法ドレイン 闇弾 魔法攻撃 フィーブル 覚醒が減少 状態異常耐性 名前 耐性 名前 耐性 毒 スタン 猛毒 ○ 眠り ○ 麻痺 △ 火傷 脱力 △ 凍傷 ○ 暗闇 × 力と魔力が高く、抵抗力と精神力が低い典型的な紙耐久。 1ターン目にジェノサイドを使用し、凄まじいダメージを与えてくるが、 発動後はしばらく戦術を使わなくなる。 状態型で挑むならヘドロビームとクリオキネシス。 ブレスボイスを使用して持続回復を増強するのも良い。 また、ヘビィストーンでメインサブに大石拳設定して殴るだけでも死ぬ程削れる。 「ダークマターは毒、猛毒、麻痺、脱力、暗闇に耐性を持っているよ。」 -- 名無しさん (2016-02-22 01 19 44) 名前 コメント リアルダークマター ステータス レベル 力 魔力 抵抗力 精神力 生命力 技量 速さ 覚醒力 3862 11886 16000 14400 14857 14400 11429 9600 12572 6035 19245 25907 23316 24056 23388 18505 15544 20355 6251 19930 26828 24145 24912 24220 19163 16097 21079 戦術 戦術名 効果 備考 ジェノサイド 物魔攻撃 大ダメージ 1ターン目に必ず発動 突進斬り 物理攻撃 デドゥン 魔法攻撃 ソードビーム 魔法攻撃 連続ヒット ドレインオーラ 魔法ドレイン 闇弾 魔法攻撃 ダークマターグロウ 大ダメージ 追加 1ターン目に必ず発動 突進 物理攻撃 追加 爆裂闇弾 連続ヒット 追加 ダークショット 連続ヒット 追加 ダークビーム 追加 状態異常耐性 名前 耐性 名前 耐性 毒 スタン 猛毒 △ 眠り ○ 麻痺 △ 火傷 脱力 △ 凍傷 ○ 暗闇 × 攻略 EX化すると今度はダークマターグロウを1ターン目に使う。 ジェノサイドよりダメージとフォントが大きい。 また、少し猛毒が効きにくくなる。 とはいえ相変わらずウォーロックでヘドロビームとエクレール打つと死ぬ。 名前 コメント
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ケルダーク 種族:人造人間 性別:男 年齢:17 身長:174cm 体重:51kg クラス:仮面舞踏会《パル・マスケ》のグランデ 属性 闇 属性均衡:『悠』タイプ 戦闘スタイル:自分自身の作った発明品による攻撃 イメージ:井上和彦 「下ラん。そんナもノ、科学ノ力でドうにデもナるのダ」 設定 仮面舞踏会《パル・マスケ》でグランデとして活動する男。 興味のあるものは調べなければ気がすまないマッドサイエンティスト。 真っ白な髪に白衣にバックパック、謹製のガスマスクをつけている。 彼の作り上げた発明品の効果は非常に高く、科学の限界を超えたものさえ存在する。 知識量も膨大で、教師役を任されたこともあった。 反面、非常に体が弱く、免疫も少ないため、長時間ガスマスクをつけていないだけで体調を崩してしまう。 だが、瞬間的にだけなら高速移動&怪力を出すことができる(使用後は行動不能になってしまうが)。 井上由歌里の夫・井上盛彦の父渕上徹の魂を核にしており、記憶も人格もすべて残っていて、現在は二人と同居中。最近由歌里と再婚した。 実験体ナンバーズからも父として慕われている。 ガスマスクの付け外しでケルダーク/徹を切り替えている。
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前ページ次ページジ・エルダースクロール外伝 ハルケギニア 21.最高の盗賊に栄光あれ 最近、才人は家に帰ると自室の押入を開けその中に入る。 オブリビオンの門がそこに開いているのだ。 正確にはヴァーミルナの領域、クアグマイヤーへの門が。 『おお、ぼーやか。おもしろかったぞこれ』 と、ヴァーミルナはご満悦そうに言った。 ドリルが格好良くて怖かったらしい。たしかにそうだ。 「また怖くできそう?」 『ああ。もっともっと怖くできるだろうなぁ』 にんまり顔の彼女はひどく可愛らしい。 そりゃ、才人が頼んだ姿形に変わってくれるのだから当然だが。 「ところで、ここっテさ」 『なんだ?』 「いや、ヴァーみルナが創った化け物とかは見るケど、 元からいルのっておマえだけダよなって思ってさ」 時間が経って二人の仲は良くなった。ヴァーミルナからしてみたら恐怖の情報源であり、 自身の信奉者なのだから、それなりに礼は尽くそうと思っている。 才人からしてみれば、何というか姿形もそれはそうだが、 どこか儚げな感覚が常に付きまとう彼女に、面と向かって見られると、 顔が赤くなってしまったりもする。 それをネタにからかわれたりもしているが。 『ああ、いらないからな。寂しくなんかないぞ。全くな。全然寂しくなんかないからな』 これ以上ないくらい寂しいから、 構ってくれオーラを出しながら言う彼女を見て、 案外、神様っていウのも人間くサい所があルんダな。 頬を膨らませながらも、何もしないヴァーミルナの頭を撫でながら、 そんな事を才人は考えた。 言うべきかナあ。昨日何かコこで出来ないカなト思ったら、 何デか知らないケど俺にも『創レた』っテ事。 『どうした?ぼーや』 「イや、何デもナいヨ」 そんなこんなで、また二人で悪夢の世界を過ごすのだった。 『Welcome to Quagmire』と書かれた霧の町の中の、 綺麗な湖の畔、二人は佇んでのんびりと過ごす。 何もせずにただ、それだけで何となく二人とも気分が良い。 車が湖に落ちた。だが、それが彼にとっての幸せなのだ。 例えそれが妻の望みでないとしても。 才人の精神は摩耗しているかもしれない。 マーティンのような英雄でもない常人の身で、 人でない存在の領域、オブリビオンに居続けるということはどういう事か。 彼はまだ理解できていないのだ。ヴァーミルナは気付いてすらいない。 あいつは、いなくなった。私よりもどこかに消え去る事を選んだ。 エセリウスにすらいない。どこに行ったか未だ分からない。 けど、こいつは。いや、何を考えているんだ私は。 ヴァーミルナに芽生えたそれは、ずっと昔に忘れた感情の一つであった。 アルビオン王国最後の砦、ニューカッスル城。 『イーグル号』と『マリー・ガラント号』は、 その城の隠された港を通り、ルイズ一行は現在、 ウェールズの居室にいた。 ここが王子の部屋?私の寝室よりひどいぞ。 マーティンはそう思いながら、曇王の神殿を思い出す。 北国故食う物はワイン以外悪く、オブリビオンの門を完全に塞ぐ為に、 デイドラ研究の毎日だった。しかしそれでも寝床は、 ちゃんとした皇帝らしいベッドで眠れた。 皇帝直属の護衛部隊である、ブレイズ側からしてみれば、 これぐらいはしないといけない。と考えていたらしかった。 「これが姫からいただいた手紙だ。このとおり、たしかに返却したぞ」 「ありがとうございます」 ルイズが恭しく手紙を受け取ってから、明日の便でトリステインに帰りなさいと、 ウェールズは言った。 「その、殿下。王軍に勝ち目は無いのですか?」 「ああ。万に一つすらね。今我々に出来ることは、勇敢な死に様を奴らに見せる事だけだ」 言いながら笑うウェールズを見て、マーティンはいたたまれなくなった。 自分も、下手をすればこうなっていたのだ。そう思って。 「殿下…この手紙は――」 それは恋文であり、アンリエッタとは恋仲だった。そうウェールズは言った。 ルイズは彼に亡命を勧めたが、結局彼は折れようとはしなかった。 「君は正直だね、ミス・ヴァリエール。だが、亡国への大使としては適任だろう。 もはや我らに隠す事などない。誇りと名誉だけが我々を支えているのだ」 さぁ、パーティが始まる。最後の客である君たちを是非とももてなしたい。 ウェールズの言葉を聞き、マーティンとルイズは部屋を後にした。 ワルドがウェールズに頼み事をして、ウェールズはそれを引き受けた。 「諸君。忠勇なる臣下の諸君に告げる――」 王の言葉がパーティ会場のホールに響く。 彼はおそらく、本心から皆の事を気遣っての事だったのだろうが、 むしろ、余計に明日の最後の戦いへの士気を上げる事となってしまった。 だが、それで良いのかもしれない。 彼らは、もう助けることが出来ないのだ。 もしトリステインに入れてしまったら何が起こる? 貴族派へトリステインを攻め入る口実を作るだけだ。 それに、ここで助ける事ができても彼らはどう生きていけば良い? 最後の最後まで残った彼らは、決して他の王へなびきはしないだろう。 一人の君主に仕える、彼らの意地と誇りを汚そうとする真似なんて、 マーティンには出来なかった。もしかしたら、デイゴンを倒せなかったら、 自身がこのような事を言っていたかもしれないのだ。 だからこそ、マーティンは彼らの勧める物を一つ残らずいただく事にした。 「おお、良い飲みっぷりですな!それでこそ勧めた甲斐があるという物。ささ、もう一杯!」 彼らは、悲しみだとか恐怖を忘れ、どうやって格好良くあの世へ逝くかを考えているのだろう。 この雰囲気は北の街『ブルーマ』近く、決戦場と今では呼ばれる、あ のデイゴンの軍隊と戦った時の空気と殆ど同じだった。 勝てるかどうか。そんな事は全くもって分からなかった。 だが、勝たなければ定命の存在全ての命が脅かされてしまう。 勝つ他無かった。あの時も友がいたからこそ何とかなったな―― 昔を思う。皆と、かの英雄がいたからこそ上手く行ったのだな、と。 ふと、辺りを見回してみると、ルイズの姿が見あたらない事に気付いた。 おそらく、この空気が嫌になったのだろう。分からないでもない。 だが、ワルド子爵も気付いたらしい。私に礼をすると、 彼女を探しにホールから出て行った。 気が付いたら、隣にウェールズ皇太子がいた。 「人が使い魔というのは珍しいものですね」 「いやはや、トリステインでも珍しいそうですよ」 違いないでしょうね。ウェールズは笑った。心からの笑みだった。 彼も恐怖が無いわけではない。ただ、忘れて進もうとしているだけだ。 だから彼は司祭だという彼に祈って欲しかったのだ。 「貴男の様な若い方に先に逝かれるのは聖職者としてでなくても悲しい事です」 「そうですかな?けれど、おそらく私たちは祖先の下へ行く事が出来るでしょう。祈って下さいますか?明日の為に」 「その、私はこの辺の国の司祭では無いので――」 おお、とウェールズは驚いたらしい。目を見開きしっかりとマーティンの顔を見た。 「いや、失礼。では、あなたの国の神でも構いません。祈ってくださいますか」 「ええ、分かりました。九大神よ、民草を守り導いた戦神タロスよ。どうかこの者達にご加護をお与え下さい…」 マーティンの古い祖先、タイバー・セプティムが神格化した存在、タロス。 北の竜の異名を持つ彼は死後、神格化して後戦いの神となり、 旧八大神に加わって、今のタムリエル帝国の国教『九大神』に奉られる神の一つとなったのだ。 「ありがとう。始祖と更に異国の神の加護を得られたのだ。 明日の戦は敵に目に物見せることが出来るだろう。感謝するよ。ミスタ・セプティム」 どういたしまして。本来なら負け戦になんてなって欲しくないが、 しかし、もうどうしようもないのだ。ほんの少しの人間で、 どうすれば大勢の敵にかなうと言うのか。 マーティンは、ウェールズが遠のいた後、 自分の寝床はどこかを給仕に尋ねていると、ワルド子爵に肩を叩かれた。 「マーティンさん。すこしお話したいことが」 「ええ。どうかしたのですか?ミスタ・ワルド」 ウェールズ皇太子を仲人に、明日結婚式を挙げるとの事だった。 勇敢な戦士、もしかすれば英雄になりえる者からの祝福は、 とてもありがたい物だ。マーティンはそう思い、 邪魔者にならない様に先に帰るべきか聞いた。 「いえ、問題はありません。グリフォンでも滑空で帰りますから」 それならあまり労力を使わないで帰ることが出来るらしい。 なるほど。そういう事なら出席しよう。マーティンはホールを離れ、 今日の寝床へと、ロウソクの燭台を持ちながら進んだ。 嗚呼、何故己はこうなのであろうか? ジェームズ王は、ベッドの中一人ため息をついた。 いつも、いつも自分の行いたい事を伝える事が出来ぬ。 思えばモードの時も―― 「夜分遅く、申し訳ありません陛下」 何人かの従者が困惑する中、扉から男が現れた。 嗚呼、なるほどな。王はこの男を見たことが無かったが、 おそらく先ほどのパーティで、 本当の所逃げたいと言いたかったのだと思った。 熱狂とは怖い物だ。いつだって正常な思考判断を無くしてしまう。 何故、私はこの様な事ばかり…己が無能だからだな。 コホンと王は咳をして、人払いを命じた。 立ったままの男と、ベッドに入った王が対峙する。 「用件は、先ほどの席の話かね?」 「いえ、プリンス・モードについての事です」 心臓が、凍った。 「な…」 「娘がまだ生きているのです。そして、何故かような事をしたのか、何があっても聞いてきて欲しいと」 ああ、そうだった。何が王に続くが良い、だ。 自身に戦場で散る様な名誉が、 残っているはずなかろうというのに。 「ああ、全て話そう。何があったか。全てをな」 マーティンが廊下を歩いていると、ルイズが廊下の窓を開けて、 月を見ているのを見た。涙を流している。 マーティンは何も言わず、彼女の近くへと行った。 ルイズは彼に気付いて、どうにか泣くのをやめようとしたが、 止めどなく涙があふれ出し、どうにもやめることが出来なかった 「泣きたい時は泣けるだけ泣いた方が良い。後で泣かなかった分後悔するからね」 優しく諭すようにマーティンは言った。 ルイズはマーティンに抱きつき、声を上げて泣き出した。 彼はルイズの頭を優しく撫で続けた。 少し落ち着いたらしい。ルイズが口を開いた。 「いやだわ…あの人たち…どうして、どうして死を選ぶの? わけわかんない。姫さまが逃げてって言ってるのに、 恋人が逃げてって言ってるのに…」 「逃げたとして、どうするね?」 「トリステインで、匿えばいいじゃない。バレたりしないわ」 「彼らも貴族だよ。誇りや意地を無くす事は出来ない」 それでも、それでも。とルイズはまた泣きそうになって言う。 よしよしとマーティンは頭をなで続けた。 ルイズも理解はしている様だ。ただ、 それを是とは何があろうとしたくないのだろう。 当たり前だ。どうして今日知り合った友人の死を許すことが出来るか。 だが、どうしようもないのだ。本当に、どうしようもないのだ。 「それが、真でございますか」 真実が語られ、沈黙に包まれた寝室の中、見知らぬ者が小さく言った。 「うむ。さぁ、朕を討て。あの娘にはそれをするだけの理由がある」 「何か勘違いしておりますな。陛下」 男はニヤリと笑った。 「何が違うと言うのか。汝は朕の命を狙いにあの娘から頼まれたのであろう?」 「残念ですが、命を盗む事は我らの流儀に反するのです」 「何…盗むだと?」 男は灰色頭巾を被った。途端に王の顔色が変わる。 「き…貴様まさか!!」 「待たせたな!と言うべきだろうかな。テファにあんたと王子を助けろと言われて来たのだ。手ぶらで帰る気は全くないぞ?」 グレイ・フォックス。彼が起こすは不可能な任務の成功劇。 やがて起こる、一連の伝説的な時代の幕開けを飾るとも言えるこの事件は、 後の世では歌劇として親しまれた。灰色狐の伝説が、今また一つ書き記されようとしている。 クエスト『灰色狐の強奪』が更新されました。 前ページ次ページジ・エルダースクロール外伝 ハルケギニア
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グリゴリーグリゴリエヴィチオルロフ(グリゴリー・グリゴリエヴィチ・オルロフ) グリゴリーオルロフの別名。
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ダーグヘグニソン(ダーグ・ヘグニソン) ダグ(2)の別名。