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【両者の手札】 [あJ軍] 名前 性別 攻撃 防御 体力 精神 FS 能力 発動 成功 所属 歪み崎絶子 女 0 13 8 5 4 ユガミ時空 77 100 番長 ザファル 男 0 10 11 9 0 建国宣言 80 100 番長 歩峰糸子 女 20 0 7 3 0 あ!!UFO!! 70 0 番長 進来輪近アール 男 0 20 10 0 0 背負い移動 80 100 番長 月島弥生 女 20 3 5 2 0 もう誰にも女だから弱いなんて言わせない! 83 100 生徒会 希望崎太郎 男 0 0 8 5 12 リボルバーファクター 93 100 生徒会 シスターX 女 0 0 6 4 20 X毒電波 98 100 番長 須藤真琴 女 0 6 5 6 8 仮面に呪いを。 81 100 番長 ぐり 男 20 15 10 5 20 感覚共有 100 100 転校生 ぐら 男 20 15 10 5 20 感覚共有 100 100 転校生 《解説》 歪み崎絶子:ステータス入れ替え能力者。便利な能力だがDPで負けていないと使えない。 ザファル:周囲1マスのキャラの精神値を下げる。硬い。 歩峰糸子:攻撃20の遠距離精神攻撃持ち。強い。 進来輪近アール:能力は使えないが、とにかく硬い。 月島弥生:攻撃20で遠距離攻撃能力を持つ。能力は若干クセがあり、男キャラが味方にいると被害を蒙る可能性がある。 希望崎太郎:強力な再行動能力者だが、使うと死んでしまう。 シスターX:再行動能力者。こちらは死なない。希望崎太郎の上位互換。 須藤真琴:敵を直接操作。さらに味方に使うことで保険にもなる。強いが本人死亡の上に実用まで手間が掛かる。 愚李と愚羅:転校生。二人セットで登場。能力は防御にしか使えないが、二人いるので一人を壁にできる。 あJは歩峰糸子と月島弥生の攻撃20キャラを二人選択。さらに、強力な再行動能力者シスターXと、精神削り要員としてザファルを選んだ。 [かがみ軍] 白金あJ 男 0 0 10 10 5 性転換III 88 100 生徒会 よみがえる駒沢 男 11 6 6 7 0 変衣抜針・霞縫い 86 100 生徒会 ファーティマ・アズライール 女 0 10 6 4 10 損害保険の法則 80 100 生徒会 無敵の男カンパ 男 10 0 2 3 15 無敵の男 95 85 番長 あっちん・T・アキカン 元女 3 3 3 3 18 も、もれちゃうメカ~。 95 100 生徒会 希望崎太郎 男 0 0 8 5 12 リボルバーファクター 93 100 生徒会 範馬慎太郎 男 20 2 4 2 2 ムロフシ 86 100 番長 籾岡里沙 女 0 5 10 5 10 もーっ、どうしたの!! 55 100 番長 木下 男 20 15 10 10 10 空間歪曲 100 100 転校生 《解説》 白金あJ:自分の周囲1マスを通常攻撃無効化する。代わりに精神攻撃を喰らうと即死するが、相手に精神攻撃さえいなければ強い。 よみがえる駒沢:ZOCを無視するグステ付与能力(「IZK」)を持つ、汎用性の高いバランスキャラ。 ファーティマ:ダメージを一回キャンセルする「損害保険」能力を持つサポートキャラ。 無敵の男カンパ:能力発動後、行動可能になってから3ターンの間、体力ダメージを85%の確率でキャンセルできる。 あっちん・T・アキカン:死亡時、敵味方全員に3ダメージを与える。体力3以下の敵を牽制できる。 希望崎太郎:再行動能力者。使うと死ぬ。 範馬慎太郎:前方5マスの最も近いキャラ一体に遠距離通常攻撃可能。ただし、初期位置でしか使えない。 籾岡里沙:女キャラ限定の再行動能力者。ただし、発動率は55%と厳しい。 木下鏡介:転校生。隣接3マスの敵を自マスに呼び寄せ、直ちに殴ることができる。 かがみは攻撃要員にカンパ、駒沢を選択。サポートとしてファーティマ、希望崎を入れた。 【初期配置】 1 2 3 4 5 A (☆木下) (★ぐり、★ぐら) ★ザファル B ☆駒沢 壁 ★月島弥生 C ☆ファーティマ D ☆カンパ 壁 ★歩峰糸子 E ☆希望崎 ★シスターX ※転校生の木下、ぐり、ぐらの出現位置はランダムで決定される。 解説:あJ側の戦術はザファルの精神低下フィールドを張った上での歩峰による能力攻撃(精神低下フィールドに入ると歩峰の能力で殺される)と、シスターXを使ったアタッカー4マス移動攻撃と思われる。対するかがみ側はカンパの無敵化能力にファーティマを使って保険をかけ、無敵状態のカンパによる防御ライン突破を狙った。 【1ターン目後手終了時】 1 2 3 4 5 A (☆木下) (★ぐり、★ぐら) ★ザファル ★月島弥生 B 壁 ★歩峰糸子 C ☆駒沢 ★シスターX D ☆カンパ、☆ファーティマ 壁 E 解説:序盤戦。転校生の出現位置があJ有利となったため、あJはかがみ側転校生を瞬殺すべく、A3にてザファルの精神低下フィールドを展開する。対するかがみ側はカンパが能力を使い、さらにファーティマがカンパに「損害保険」をかける。カンパとファーティマの能力発動後の一回休みは希望崎の再行動能力でカバーし、カンパは「4ターン目まで85%ダメージキャンセル」+「損害保険」の絶対防御体勢を構築。仕事を終えた希望崎は死亡する。 【2ターン目後手終了時】 1 2 3 4 5 A (☆木下) (★ぐり、★ぐら) ★ザファル,★月島弥生 B 壁 ★歩峰糸子,★シスターX C ☆ファーティマ ☆カンパ D ☆駒沢 壁 E 解説:無敵状態のカンパがとことこと歩いて距離を詰めるが、敵には逃げられる。そこで、ファーティマをエサに敵を誘い出そうとするが(次ターンで歩峰がC3へ移動、シスターXもC3へ移動し能力発動、歩峰が再行動してファーティマに攻撃と予想)、全然乗ってきてくれない。 【3ターン目先手終了時】 1 2 3 4 5 A ★ぐり,★歩峰糸子 ★ザファル,★シスターX ★月島弥生 B 壁 , C ☆ファーティマ,★ぐら ☆カンパ D ☆駒沢 壁 E 解説:転校生出現。しかし、かがみ側の転校生である木下は、登場と同時にあJ側転校生の愚李に殴られ、(シスターXの再行動能力で4マスも移動した)歩峰にも殴られ、あっという間に死亡する。あJがDPを2ポイントゲットし、3ポイント差がつく。 かがみ「あ、あれ……? これ、もう勝てなくね??」 【4ターン目後手終了時】 1 2 3 4 5 A ★歩峰糸子 ★ザファル,★シスターX,★ぐり ☆カンパ B ☆駒沢、★ぐら 壁 C ☆ファーティマ, D 壁 E 解説:ようやく敵に追いついたカンパが月島を撃破。かがみ、DP1ポイントゲット。しかし、ポイント差は既に覆しがたく、また、あJ側転校生の愚李、愚羅を倒す攻撃力もない。5ターン目にてかがみが投了し、あJの勝利となった。 ○あJ - ●かがみ
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【JOJO オールスターバトル 仗助vsブチャラティ ジョナサンvsDIO】 【ジョジョの奇妙な冒険オールスターバトルリーグ 予選グループA 】 コメント欄 【JOJO オールスターバトル 仗助vsブチャラティ ジョナサンvsDIO】 【ジョジョの奇妙な冒険オールスターバトルリーグ 予選グループA 】 コメント欄 情報を提供したい、または間違いを修正したいけどwiki編集法がわからない、自信がない、面倒だという方はこちらのコメント欄にお願いします。 その他意見もこちらへどうぞ。 (質問はよくある質問のコメント欄によろしくお願いします。) 名前
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9月20日(土) 抹さん 主催 (23H、891) 2試合とも不完全燃焼だったのでエキシビジョンでも( ・∀・)つ 【募集開始】 23 30頃 【ラウンド開始】 23 40頃(又は16名集合時) 【グレード】 GF 【コース】 セントラル 【ティ】 レギュラー 【ホール数】 18H←明日も休みだしw 【タイム】 ノーマル 【キャラ限定】 中級キャラ 【相手の選択】 日本限定 ← 注意 【グループ名】 まったり 初主催ということで激しく不安ですが、暇な方は是非是非是非参加して下さい。 結果・コメント 主催者 優勝者:抹さん まずは・・・たかさん、Yさん参加してくれて有難う御座いましたm( __ __ )m お二人とは最近マッチしましたし気楽にラウンドすることができました♪ たかさんCIE2発おめ♪最後にエースで美味しいとこ持ってちゃってスイマセン(汗) Yさん、激しくドンマイです( ・∀・)つ ってことでお疲れ様でした! 名前:たかさん 抹さん優勝&HIOおめです。 まさか逆転されるとわorz YOさんもお疲れさまでした~ 少人数でしたがとても楽しかったです 抹さん主催おつでした~ 名前:YOさん もう疲れた… 抹さん優勝おめ! トラウマなので9月20日・夜の部 エキシビション2は4人集まらなければやめますよ~汗 大会写真 ただいま、準備中… imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。 imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。
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戦績・対戦結果(エキシビジョンマッチ) エキシビジョンマッチ(初日) 第1試合 ○チャオズガンダム VS ガンダムアルプス● ベイスターに一瞬で敗れ、その真価を未だ見せないチャオズガンダム ネオHONDA製新型エンジンを積みこみ、ガンダムアルプスとの決戦に挑んだ アルプスのハクバに乗っての突進もなんのその、新型エンジンによりアップした機動性でひらりとかわすチャオズ アルプスはチャオズの動きを見て猛吹雪での牽制を仕掛ける。これに対しチャオズはここまで見せていなかった得意の超能力で対抗 動きの固まったアルプスにチャオズのニンニクボムが直撃する しかし重量級のアルプスに対し今一つ分の悪い軽量級のチャオズ、『静養』を使って機体の回復を行いながら益子焼大皿カッターでの多角的な攻撃を仕掛ける しかしアルプス、「まるでお猿さんのような動きですわね」と意外に涼しい表情、チャオズの『見ざる言わざる聞かざる』を食らうも、大槍の一撃を決める 両者譲らず延長戦に突入する チャオズは主力ニンニクボムの連打を決める、対するアルプスも『ALPSシステム』を起動させ、大槍で攻める だがチャオズの猛攻をしのぎ切れず、アルプスは惜しくも敗れる ネオ栃木のチャオズガンダムは悲願の初勝利を遂げたのである 勝利したネオ栃木ファイターとスタッフの喜びようはかなりのものだったようである 第2試合 ●ナニワガンダム VS ダルマーガンダム○ エキシビジョンマッチ第二戦は、ネオ大阪のナニワガンダムとネオ群馬のダルマーガンダム 開始早々出し惜しみせずに唯一の必殺技『ローリングアタック』を仕掛ける 超重量級ボディがナニワに直撃、ナニワもビームハリセンで滅多打ちにするも、ダルマーの装甲は砦のごとしと言われるほど 中々ダメージを与えることはできない。さらにダルマーは巨体を生かして転がり続ける ナニワのタコヤキマシンガンを始めとするあらゆる攻撃を意に介せず、ひたすら突進をかける 「秘技!達磨落とし!」 と会場を跳ね始めたダルマー、地響きが会場を揺らし、ナニワは立つことさえ難しい ナニワも必死にあれこれと攻撃をするも、一向ダルマーに効く気配がない そのままナニワは潰され、見事ダルマーガンダムが初勝利を遂げた 会場に響くダルマーコールと笑い声、「観客が笑ってるさかい。俺にとってこれ以上の勝利はあらへんで。」 とは、ナニワファイターの言葉である 第3試合 ○ヒグラシガンダム VS ガンダムサンドヒル● 開始直後、シャチホコ戦では見せることの無かった『スーパーカミオカンデ』を取り出し、ニュートリノ粒子をチャージするヒグラシガンダム ガンダムサンドヒルは得意のアリ地獄と砂嵐でこれに対抗する。チャージ時間を稼ぎつつヒートナタでの接近戦を挑むヒグラシ サンドヒルが地面に潜ったところを狙い、『スーパーカミオカンデ』を発射、高出力のビームがサンドヒルに迫る 追撃のウーカイミサイルも撃ちだすが、サンドヒルは立ち上がる。どうやら直撃をまぬがれたらしい 再び地面に潜るサンドヒルに対し、ヒグラシは空中からビームマシンガン「ライチョウ」を乱射 砂攻撃が激しさを増す中、ヒグラシはヒートナタで地中を掘ってサンドヒルを捉え、意表を突かれたサンドヒルに一撃を加える 中国四国地区準優勝のサンドヒルを降し、ヒグラシガンダムがその真価を見せての勝利を手にした その格闘センスを見たネオ岐阜の上層部は新武装の開発に着手、これからに期待が持てる だが試合終了後、 『ま、砂人形相手にてこずるようじゃヒグラシガンダムの改造も対したことないな…ククク 敗者復活戦では砂と血のショーを見せてやるぜ…全国に行くのはこのガンダムサンドヒルだ』 との手紙がサンドヒルより送られた… 第4試合 ○ガンダムビャッコ VS ガンダムEg250● 短期決戦を得意とするガンダムビャッコと、スロースターターのガンダムEg250 同じ東北のよしみか、ネオ山形やネオ秋田が応援する中ビャッコは果敢に攻める Eg250も最初は調子が出ないもののビャッコの猛攻を防ぐために必死で動く Eg250の動きに翻弄されながらもビャッコは激烈な攻めを休めず、磐梯山火口砲を始めとする武装と技をこれでもかと繰り出していく 己の誇りと威信をかけたビャッコの休むこと無き猛烈なラッシュはついにEg250を捉え、 リミット時間まで耐え切れなかったEg250を撃破。ガンダムビャッコが初勝利を飾ったのだった エキシビジョンマッチ(二日目) 第1試合 ○甲賀式シノビガンダム VS ガンダムミカサ-F● 琵琶湖にて修行中、謎のMFの襲撃を受けて交戦する甲賀式シノビガンダム 相手は道代表決定戦で敗れたネオ北海道のガンダムミカサ-Fであるとの情報が入る 新たな力を手に入れたと叫ぶミカサに対し、シノビは容赦なく連続攻撃を加える かつてよりもはるかにパワーアップしたらしいミカサは、得意の三枚笠ブーメランでシノビと互角に渡り合う シノビが与えたはずの傷も謎の自己修復機能により回復、なおも攻め続けるシノビに対し、ミカサは怪しげな変貌を遂げ始める ミカサの予想以上のパワーに押されるシノビだが、ここで負けては伊賀式に顔向けができぬとなおも怒濤の攻撃を続け、影分身でミカサの攻撃は宙を切る その一瞬の隙をついて忍者刀の一撃。苦戦しつつもなんとか勝利を収めた 敗れたミカサは琵琶湖に沈んだが、後日の委員会の調査時には琵琶湖の底から姿を消していたという 第2試合 ●タイガーガンダム VS オーエドガンダム○ 妻と双子の声援にはりきるオーエドガンダムといまいちやる気の出ないらしいタイガーガンダム 開始直後から怒濤の攻撃を見せるオーエド、ビーム十手とタイガーバットが火花を散らすも、 オーエドの圧倒的な手数に押されるタイガー。徐々にやる気の出てきたタイガーだが、オーエドは反動も構わず東京タワーミサイルを発射 タイガーはバットを振りまわすもミサイルの直撃受け、手痛いダメージを受ける ここからタイガーが猛反撃を始めるも、時すでに遅し、オーエドが首都の意地を見せ、勝利を手にした 第3試合 ○ミカンガンダム/チェリーガンダム VS ウドンガンダム/モモタロウガンダム● 本日のエキシビジョンマッチ第三戦は、大会初のタッグバトル フルーツ同士気が合うらしいミカン・チェリーと、やる気満々のモモタロウ・ウドン 全員入り乱れての戦いで始まるが、各々徐々に自分のペアと連携しての攻撃を始める ミカン・チェリーがフルーツタッグ攻撃を仕掛ければ、モモタロウ・ウドンはサポートマシンを合わせて5体攻撃を仕掛ける ジェットスイートリームアタックを、モビルモンキーと合体したモモタロウがウドンの大釜シールドからの不意打ちで迎え撃ち、両者一歩も譲らない しかし熱戦の末ミカン・チェリーの猛攻の前に敗れるモモタロウ・ウドン ひそかにチェリーがチェリーボムでダメージを与え続けていたのが功を奏したらしい 第4試合 ○ネブタガンダム/ヒノクニガンダム VS めんこいガンダム/ガンダムEg250 ● 東北・九州がそれぞれ分かれたタッグ戦 遠近それぞれ得意分野の別れるネブタとヒノクニは、各々の得意なフィールドで全力を発揮するのに対し、 調子が出るまで時間のかかるEg250はとりあえずめんこいに前を任せる さすが東北一の防御力を誇るめんこいは生半可な攻撃では傷つかない、それを見たヒノクニは「勝てばよかよ!」 と大技を繰り出す それにネブタも呼応し、『三大祭り』を使用、『ブルーフォレストカーニバル』と『山鹿灯籠祭』による南北超大祭がめんこい・Eg250を苦しめる 調子が出てきたEg250の運動性はネブタ・ヒノクニの砲撃をことごとくかわし、めんこいとの同時攻撃に移る しかしネブタ・ヒノクニの怒濤の攻撃力の前に奮闘するも力及ばず敗れるめんこい・Eg250 ネブタ・ヒノクニがタッグ戦に勝利したのである 第5試合 ○シャクシャインガンダム VS ダンノウラガンダム/ダルマーガンダム● ネオ北海道シャクシャインガンダムの特訓試合となった第5試合 一対ニで負けるものかと鼻息を荒くするダルマー・ダンノウラは、開始早々ローリングを始めるダルマーと落ち武者ホログラムと共に様子を見るダンノウラに分かれる 巌流島ツインソードとホログラムで攻撃を仕掛けるダンノウラとダルマーのローリングは確実にシャクシャインにヒットするもシャクシャインは倒れない さらにダルマーの秘技・達磨落としが会場に叩きつけられる中、ダンノウラはパワーを貯め『怨霊フィンガー』を放つ しかしシャクシャインのコンル・フィンガーが二機を同時に捉え、さらにエペタムを起動 さすが東北地方優勝の実力か、シャクシャインが見事な勝利を収めた 第6試合 ○カブキガンダム/サクラジマガンダム VS コシヒカリガンダム/トンコツガンダム● 本日の最終試合は優勝機体カブキを含むカブキ・サクラジマタッグとコシヒカリ・トンコツのラーメンライスタッグ 準決勝での惨敗の無念を晴らそうと意気込むコシヒカリは、炭鉱スチームを吹かせてこれまた予選でのカリを返そうとするトンコツとともにトキ形態で突撃 トンコツ・コシヒカリは相性がいいのか、息のあった攻撃をこれでもかと撃ちこむが、重装甲のサクラジマと身軽なカブキはそうそう簡単にはやられない トンコツとコシヒカリの銃弾が嵐の如く吹き荒れる中、カブキとサクラジマはコシヒカリを狙う サクラジマの噴火のような砲撃とカブキの接近戦に押され始めるコシヒカリ・トンコツ やはり優勝機体は強いのか、勝負を決めたのはカブキの神速の一撃だった エキシビジョンマッチ(三日目) 第1試合 ●アマクサガンダム VS ネーブルガンダム○ アマクサガンダムはビームロザリオを展開しつつ小型ロザリオを投げて牽制、対するネーブルガンダムはみかんすじネットを発射、アマクサを捕らえる そのまま大技『ポンジュースレイン』を放ち、さらにクエン砲、ネーブルスプラッシュでの連続した攻めを行うも、アマクサも一筋縄ではいかない 教団員達の声援の中、アマクサは神風を発動、ネーブル怒濤のネーブルスプラッシュを僅かにそらしつつかわす そして神風の中ビームロザリオでの『ヘブン・ナガサキ・スロープ』での強襲をかけた しかし熱闘一歩及ばず、アマクサはネーブルの攻撃の前に沈む、「どんまいです」の教団員達の慰めの中アマクサは退場 ネオ和歌山のネーブルガンダムが勝利を収めたのである 第2試合 ○ダテガンダム VS ヒノクニガンダム● 互いにその力の全貌を未だ見せぬダテガンダムとヒノクニガンダム 開始直後から火炎竜巻で攻めるヒノクニだが、ダテの独眼流『萩の月』が一閃、装甲に傷をつける。早くも激戦の予感である 序盤であるが、「燃え尽きろぉぉぉぉぉぉ!!」 と早くもヒノクニの阿蘇山砲が炸裂、降り注ぐ溶岩弾を全て切り落として防ぐダテ 長期戦は分が悪いと見たヒノクニはさらにここで必殺『山鹿灯篭祭』を発動、無数の不知火がダテに襲いかかるがそれも金華斬で斬り払う ヒノクニはなおも八代のイグサ針と火炎攻撃で烈火のように攻めるが、剣で炎を払うダテを中々攻めきれない ここで今まで積極的に攻めなかったダテがマサムネソードで懐に飛び込み、『松島瑞巌閃』・『松島百景斬り』を叩きこみ、ヒノクニに痛烈なダメージを与える しかしヒノクニも未だ燃え尽きず、再び阿蘇山砲の大噴火、ダテの剣が熱で少し溶け始めるほどの熱量が会場を覆う さらに追い打ちと阿蘇山砲を最大出力まで上げるヒノクニ、「若造がッ! このワシを熱くさせおって!」と心に火のついたダテも怒濤の攻めを見せる ムーンブーメラン、もとい『荒城之月』による遠距離攻撃から一気に懐に飛び込みモノアイ・ドラゴンクロー『蔵王貫通掌』、そして奥儀『独眼龍突き』を放つ 「独眼流をなめるでないわ」と言い放ち、見事勝利を収めたダテガンダム 文字通りの熱戦を繰り広げたヒノクニも「燃え尽きたぜ……」と心なしか満足そうな様子であった 第3試合 ○ギョクロガンダム/メイプルガンダム/ネズミーガンダム VS シャクシャインガンダム/シーサーガンダム● ネズミーの策略により3対2の戦いを迫られた優勝機体シャクシャイン・シーサーの最北最南タッグ 2人ならばエペタムの制御も可能かもしれないと推測するシャクシャインと、やる気満々のシーサー ギョクロとメイプルも久しぶりの試合ということで気合は十分である 開始直後にギョクロが玉露スモークで煙幕を張ると、ここぞとばかり跳ねまわるネズミーは至る所にバルーンボムを設置 さらにその中を縫ってメイプルが『ダブルメイプルハンドクラッシュ』でシャクシャインとシーサーの両方を攻撃する 「ハハッ!」とネズミーの笑い声が会場に響く中、シーサーはイリオモテファングやヒートトンファーでネズミーを狙うが、 ギョクロのみかんアシッドやうなぎウィップなどが邪魔をしてうまく決まらない。 ネズミーのクラッカー型拡散カラフルビーム砲、メイプルの厳島キャノンと次々に大技が繰り出される中、 試合を決めたのはギョクロの新技オーバーヘッドサッカーボール弾だった なんと優勝機体2機を撃破して勝利を収めたのはギョクロ・メイプル・ネズミーチームであった 第4試合 ●ガンダムベイスター VS 伊賀式シノビガンダム○ 突如ガンダムベイスターの前に現れ、ファイトを申し込んだ伊賀式シノビガンダム。彼の思惑はいかなるものだろうか 試合開始とともに姿を消す伊賀式、観客もどこに行ったと訝しがる。すると突然クナイの雨が降ってきた それをナックルショットスペシャルで払ったベイスター、二人でも三人でも構わないと豪語する彼に対し、ならばそうしようと分身の術を使って多数で攻める伊賀式 ベイスターがホッシービットで多面攻撃を行うと、伊賀式は火遁の術でそれを払う。尚も飛びまわる伊賀式だが、ベイスターは残像を見破り、 「一撃で十分」とスターダストフィンガーを炸裂させる。伊賀式は直撃は免れたもののひどいダメージを受ける クナイをばらまく伊賀式に残りのビットで対抗するベイスター、しかしここに来て最後の意地か、速さを増す伊賀式 「これでFINISHだぜ!」と撃ちこまれたスターダストフィンガーに対し、カウンターで渾身の一撃 なんと関東地区優勝機体ベイスターを破り、伊賀式シノビガンダムが勝利する 「ベイスターのファイターよ!何故貴様が勝てなかったのか、貴様に足りないものは何かを教えてやる!それは…明鏡止水の心だ」 との言葉を残し、伊賀式は夜の闇へと溶けていった 第5試合 ●甲賀式シノビガンダム VS ガンダムEg250○ 3度目となるエキシビジョンマッチに挑むガンダムEg250と、伊賀式に続いて試合に臨む甲賀式シノビガンダム 瞬殺を狙う甲賀式に対し、なんとかリミットまでもたせたいEg250、必死で相手の攻撃をかわす チャノキブレードと伊万里シールドで防戦するEg250、甲賀式が攻めあぐねる内にリミット経過 爆発的な力を発したEg250が勝利をつかんだ 第6試合 ●イズモガンダム/ガンダムサンドヒル VS メディカルガンダム/ヒグラシガンダム○ なんと四国中国地方の優勝準優勝機でタッグを組んだイズモとサンドヒル 対するヒグラシは新武装『シラカワ』を武器に、メディカルの援護を受けて突撃する 体の各部を変化させ圧倒的なビーム砲撃を食らわせるイズモだが、メディカルの修復能力がヒグラシまでも回復させる さらに『トヤマミラージュ』でヒグラシの幻影を作り出し、後方援護に余念のないメディカル サンドヒルも砂による攻撃を行いながらイズモのビーム攻撃を援護 しかしヒグラシの『シラカワ』の刃がサンドヒルに迫り、さらにメディカルの怪しげな薬物投与で決着 ヒグラシ・メディカルペアが、イズモ・サンドヒルタッグを打ち負かして勝利した エキシビジョンマッチ(四日目) 第1試合 ●ナットウガンダム VS オバマガンダム○ いきなり「お前らじゃ無理」と言い放つオバマガンダムは開始直後からズワイガニを切り離す ナットウガンダムは得意の拘束攻撃をかけながら印籠シールドを構えてズワイガニの砲撃を完璧に防御 キナーゼウェブが効果を発揮し出す頃合いを見計らって印籠シールドからスケサン拡散砲を展開、オバマに撃ちこむ 絡みつくネバネバネットに慌てるオバマだが、ズワイガニによる前後からビームによる挟み打ちでなんとか反撃する スケサン拡散砲で弾幕を張るナットウは攻勢に移るが、オバマの『サイレント・ディナー』の前に沈む 「粘りが……足りなかった……」と肩を落とすナットウファイター オバマガンダムが初勝利を得たのである 第2試合 ●ガンダムEg250 VS ガンダムリョウマ○ 初撃からビームピストルで攻めるガンダムリョウマに対し、最近試合の多いガンダムEg250は一旦距離を取る ビームピストルの牽制を交えながら接近、リョウマは北辰一刀流による接近戦を挑み、Eg250はチャノキブレードで応戦する しかしリョウマの華麗な剣さばきは、強烈な一撃はないものの確実に一歩一歩Eg250を追い詰めていく だんだん調子の出てきたEg250だが、本調子にならないうちにリョウマの怒濤の攻撃を受けて機能停止 勝利をつかんだのはガンダムリョウマであった 第3試合 ●コシヒカリガンダム/チャオズガンダム VS ギョクロガンダム/ナルトガンダム○ 本日最初のタッグマッチ 水中戦に持ち込みたいナルトだが、チャオズの速度とコシヒカリの脱穀ガトリングに阻まれ中々思い通りに行かない スモークを撒くギョクロに対し、変形して空から攻めるコシヒカリとニンニクボムをばら撒くチャオズ コシヒカリの銃撃をバックにチャオズが切りこみながら攻め、これに対してナルトが必殺『メイルシュトローム』で対抗 さらにこれにギョクロがみかんアシッドを追加して、タッグ技強酸ストームへと変える ナルトがビーム釣り竿で釣り上げた相手をギョクロがオーバーヘッドをヒットさせて、見事な連携を見せるナルト・ギョクロ チャオズの超能力とコシヒカリのブリザードキャノン最大出力に対し、ナルトとギョクロは力を合わせての緑色の水竜巻『ギョクロ・シュトリーム』で勝負を決める ギョクロ・ナルトチームが勝者となった 第4試合 ○ミカンガンダム/トンコツガンダム VS ダテガンダム/ガンダムシーガイア● トンコツ・ミカンに対し宮城宮崎の宮宮コンビとなったダテ・シーガイア ミカンが変形してシーガイアを翻弄している隙にトンコツが屋台形に変形して相手タッグに果敢に突撃をかける ダテも『萩の月』で応戦しつつシーガイアも水流ポンプを使い始める。実は水中戦にも対応していたミカンはシーガイアとの水中戦にもひるまない シーガイアの『太陽の卵』が炸裂する中、激流に乗ったダテの斬撃『真・松島百式斬り』 が決まる ミカンが果敢にダテに接近戦を挑む中、トンコツもミカンと共に攻撃を仕掛ける ダテは眼帯リミッターを解放しつつ、シーガイアと共に『どげんかせんと金華斬』を放つも、 ミカンとトンコツの荒れ狂うような攻撃の前に惜しくも敗退 腰を痛めたダテファイターが「松島ーがぁー!」 と叫ぶ中、ミカンは「ミカン成だったのはお前らの方だったな」 と言い残す ミカン・トンコツチームが勝利を手にしたのである 第5試合 ●メディカルガンダム VS ガンダムウォシュレット改○ 薬を切らしたメディカルガンダムが一人買い出しに向かう途中、突如謎のガンダムが襲来 それは委員長に破壊されたはずのウォシュレットガンダムが謎の復活とパワーアップを遂げた姿、ウォシュレットガンダム改であった 地獄の底から蘇ったウォシュレットは予想外のパワーでメディカルを苦しめる 蜃気楼からビームメス、クロベ砲と果敢に攻めるメディカルだが、性能強化の限界時間が刻刻と迫る しかし中々ウォシュレットに攻撃が決まらず、焦るメディカルと観客 リミット限界まで必死の攻撃を繰り出すメディカルだが、力及ばず敗れてしまう ウォシュレットは倒れたメディカルの装甲をひきはがし、自動回復装置を奪い取ってはどこかへと流れ去っていった… エキシビジョンマッチ(五日目) 第1試合 ○オンセンガンダム VS ガンダムマロウルフ● 開始直後からガンダムマロウルフの蹴鞠爆弾とオンセンガンダムの温泉たまご爆弾が飛び交う 風神扇子で打ちかかるマロウルフだが、オンセンの圧倒的な水流攻撃に押され始める 装甲を破壊されたかに見えたマロウルフだが突如豹変、妖刀『牙鉄』を取り出し、嵐のごとき斬撃を繰り出す オンセンは『ジゴクオンセンメグリ』で間欠泉スプラッシュの威力をさらに高める 接近したマロウルフも『狼牙斬・祇園の太刀』で勝負をかけるも 交錯する間のオンセンガンダムの拳が正に紙一重の差で勝負を決めた 第2試合 ●ガンダムウェルチ VS デビルオバマガンダム○ 様子のおかしいオバマガンダム対ガンダムウェルチ それに気づいたウェルチは距離を取ってグレイプビットを射出。オバマを包囲し、ビットと共にドドンパ砲を浴びせる しかしそれにも動じないオバマはズワイガニを切り離し、ウェルチのフジヤマ砲と激しい砲撃の応酬を繰り広げる 押され始めるウェルチは、後退しながらも攻撃の手を緩めない。だが徐々にオバマガンダムが距離を縮めていく 隙を突きホウトウウィップでオバマを拘束するウェルチ、自分へのダメージも構わずグレイプビットでの攻撃をかける だがオバマは倒れず、全火力を投入しての猛攻を浴びせる。とどめは銃殺刑とばかりズワイガニでの一斉攻撃 ウェルチはついに崩れ、勝利したデビルオバマガンダムはどこかへと流れ去って行った 第3試合 ●ガンダムビャッコ VS ダンノウラガンダム○ 会津vs長州、因縁の対決となったガンダムビャッコとダンノウラガンダム ダンノウラは巌流島ツインソードで先制をかけ、そのまま超連続斬撃を浴びせる だがビャッコも剣ならひけをとらないとビームサーベルを振り回し、ダンノウラの攻撃を何とかしのぐ しかしダンノウラの斬撃ラッシュはビャッコに攻撃に転ずる機会を与えない、苦しむビャッコは隠し腕からの磐梯山火口砲でなんとかダンノウラを引き離す 怨霊フィンガーを構えるダンノウラは、長期戦に弱いビャッコに対しゆっくりと様子を見る 激しく打ちかかったビャッコだが、カウンターの怨霊フィンガーが頭部にヒット まだ戦えると意気込むビャッコだったが審判の判断により判定負けとなる 因縁の対決はネオ山口のダンノウラガンダムの勝利となった 第4試合 ○ガンダムサンドヒル VS 甲賀式シノビガンダム● またしても因縁の対決、リベンジマッチとなる今試合 ガンダムサンドヒルは砂を使って防壁を作り、得意の砂嵐攻撃を仕掛ける 甲賀式シノビガンダムも必死に攻めるが、無数のアリジゴクが攻撃を阻む 一瞬の隙にサンドヒルの激烈な砂攻撃がヒット、甲賀式はリベンジを果たすこと無く砂に飲まれる またしてもガンダムサンドヒルの勝利で終わったのだった エキシビジョンマッチ(六日目) 第1試合 ●ゴーヤガンダム VS ダンノウラガンダム○ 県間戦争時に大破したネオ沖縄 ゴーヤガンダムの怨霊が現れた、それを鎮めるために戦うダンノウラガンダム 『ゴーヤーチャンプルーストリーム』など数々の未確認技を使い怒濤の攻撃を仕掛けるゴーヤに対し、 ダンノウラは巌流島ツインソードで立ち向かう。激しく斬り合う二体のガンダムだが、徐々にダンノウラがゴーヤを押し始める ゴーヤも負けじと押し返すが、僅差で観客の声援を力にしたダンノウラガンダムが勝利 無事ゴーヤの魂を成仏させた 第2試合 ●ナマハゲガンダム VS プロトタイプ・デーモンガンダム○ 謎の組織からの刺客と戦うことになったナマハゲガンダム 暴れまわるデーモンガンダムに対し、どんな相手にもまずは突撃とファイトスタイルを変えないナマハゲ 強烈なビームの連射にもひるまず包丁を振りまわすナマハゲはアックスも取り出して猛攻をかける が、圧倒的なデーモンの力の前に惜しくも敗れてしまう 勝利を収めたデーモンガンダムはどこかへと去って行った 第3試合 ●伊賀式シノビガンダム(DG) VS チャオズガンダム○ DG細胞に侵され暴走する伊賀式シノビガンダム。そのDG細胞を超能力で取り除こうとするチャオズガンダム サルバルカンで牽制しつつ接近するチャオズは得意の格闘技を伊賀式に叩きこむ さらにニンニクボムをばら撒きながら『地獄のいろは坂』を食らわせるチャオズ、しかし今まで動きの鈍かった伊賀式が突然動きだし、 刀身の伸びた忍ブレードで打ちかかったり、自己修復を見せるなど怪しい動きを見せ始める 激しい攻撃をかける伊賀式だが、チャオズも高速の動きを見せ、数々の拳法と超能力を駆使して対抗 宙に舞った伊賀式をチャオズは益子焼大皿カッターで迎撃、隙を見せた伊賀式に『ツインリンク海無拳』を打ちこむチャオズだが、伊賀式は倒れずなおも攻めかかる しかしここで伊賀式がファイターの意志で機能を停止、その隙にチャオズガンダムは超能力でDG細胞を取り除き、事なきを得た 勝利したのはチャオズガンダムと言っていいだろう 第4試合 ●ガンダムベイスター/甲賀式シノビガンダム VS メディカルガンダム/オンセンガンダム○ タッグマッチとなった第四試合 強襲をかけるベイスター・甲賀式に対しオンセン・メディカルは間欠泉スプラッシュとトヤマミラージュで防戦する そしてメディカル・オンセンは一気に勝負をかけようと『クロベ砲』『天領水ストリーム』による攻撃を浴びせる さらにトヤマミラージュからのビームメス攻撃と温泉たまご爆弾で怒濤の追い討ちをかけるメディカル・オンセンだが ベイスター・甲賀式も負けじとホッシービット、甲賀手裏剣による波状攻撃で応戦 『スターダストフィンガー』で勝負をかけたベイスターはカウンターでのオンセンの正拳突きを食らってノックダウン さらに忍ブレードで打ちかかった甲賀式もメディカルの攻撃の前に敗れる 勝利を手にしたのはメディカル・オンセンチームであった 第5試合 ○シャチホコガンダム/シャクシャインガンダム VS オーエドガンダム/モモタロウガンダム● チームシャシャシャ VS チームポリスメンと銘打たれた第五試合 何としても目立ちたいシャチホコはエビフリャーを発射、さらにトヨタコンテナを装備して遠距離からの攻撃準備を整える レラ・ソードで斬りかかるシャクシャインに対し、オーエドは銭投げガトリング砲で対抗、さらにモモタロウはバードと合体して空からの攻撃を試みる 果敢に攻めるポリスメンに対しシャクシャインはエペタムを起動、しかし調子が悪いのか上手く発動しない ここでシャチホコが猛砲撃を開始、すさまじい火力で相手を寄せ付けない。しかしひるまずモモタロウは鬼切刀を抜き、モビルアニマルと共に四位一体攻撃をかけようとする オーエドも提灯に火をともして奮起、飛び蹴りをかけるモモタロウと東京タワーミサイルを撃ちだすオーエドだが、 シャチホコのトヨタコンテナから射出される無尽蔵かと思われる砲弾の嵐に沈むチームポリスメン その巻き添えを食ってシャクシャインもダメージを受けるが、勝負はここに決する シャチホコガンダムの大活躍(?)によりチームシャシャシャの勝利となった 第6試合 ○ナットウガンダム/アマクサガンダム VS サクラジマガンダム/ガンダムチェリー● チーム臭クサ VS チームサクラサクラ(ンボ) と銘打たれた六戦目 いきなりナットウのキナーゼウェブがチェリーを絡めとり、アマクサのビームアローがそこを撃つ さらにスケサン拡散砲、ビームソードで攻めるナットウ・アマクサだが、サクラジマの耐久力がそれを阻む そして拘束を解いたチェリーも本場のビームアーチェリーで反撃を開始、しかし再度ネバネバネットにより動きを封じられるチェリー チェリーボムをばら撒きそれを振りほどくチェリーと格闘で攻めるサクラジマだが、 ナットウの印籠シールド・アマクサのビームシールドに阻まれ中々攻撃をヒットさせることができない そしてカウンターで火を噴いたナットウのスケサン拡散砲がチェリー・アマクサを打ち破る うまく連携したナットウ・アマクサが勝利をつかんだ エキシビジョンマッチ(七日目) 第1試合 ○ナルトガンダム/ネーブルガンダム VS ガンダムリョウマ/ウドンガンダム● 本日最初の試合はタッグマッチ。四国四県の戦い…かと思いきやネオ愛媛がネオ和歌山になっている ネーブルの皮目潰し、そしてナルトのビーム釣り竿がリョウマを捉える。しかしウドンのウドンウィップがナルトを縛りあげ、渦巻く水中に引きずり込まれるのを防ぐ だが未だビーム釣り竿はリョウマから離れない。そしてそこへネーブルとナルトのタッグ技『ミカンスクリュースプラッシュ』が襲いかかる それでも倒れないリョウマのビームピストルが火を噴き、さらにウドンの包丁がネーブルの装甲を叩き割っての凄まじい反撃を開始するウドン・リョウマ しかし意地を見せるナルトの三叉ビーム・ハプン『荒鷲』での連撃とネーブルの支援砲火によりリョウマとウドンは撃沈 勝利を手にしたのはナルト・ネーブルチームであった 第2試合 ○ガンダムアルプス VS ヒグラシガンダム● 女ファイター同士の戦いということで注目の集まる…第二試合 ヒグラシガンダムはビームマシンガン「ライチョウ」・ウーカイミサイルで先制をかけるが、ガンダムアルプスは大槍小槍でそれを軽くいなす 接近するヒグラシはヒートナタでの一撃を狙うが、アルプスの猛吹雪ブラスターに阻まれて上手く近づけない リーチの長い槍に対し、不利と見たヒグラシは吹雪も構わず一気に接近。至近距離でのウーカイミサイル連打の後、空中へ飛んでいったん後退する そしてカミオカンデを取り出し発射準備に入るヒグラシ、それを見たアルプスは何とか阻もうと攻勢をかける ついに発射されるヒグラシの超高出力ビームランチャー『スーパーカミオカンデ』の一撃を、しかしアルプスは大ジャンプでかわす カウンターで槍の一突きを食らわせ、見事ガンダムアルプスが勝利を収めた 第3試合 ●ヒグラシガンダム/ガンダムアルプス/ミカンガンダム/ネーブルガンダム VS トンコツガンダム/ウドンガンダム/ヒノクニガンダム/ガンダムシーガイア○ なんと今大会異例の4体4の特例団体戦となった第三試合、しかもヒグラシ・アルプスは連戦、ネーブル・ウドンも本日二試合目である さすがに戸惑う両チームは、綿密な作戦を交わす。その横でミカン・ネーブルに向けられる嫉妬の視線 ついに試合が動きだし、アルプス・ヒグラシは共にミカン・ネーブルを前衛に後ろから攻撃を仕掛けようと試みる。対するトンコツ・ウドンは後ろに回り、ヒノクニとシーガイアが前へ出る ヒノクニの必殺技『山鹿灯籠祭』と、改修を遂げたシーガイアフェニックスの『オーシャンレイジ・ボム』が繰り出され、空から無数の不知火が、陸から波に乗った無数のマンゴーボムが相手に襲い掛かる しかし後ろからも狙われるミカン・ネーブルの必死の猛攻がヒノクニとシーガイアのタッグ技『炎のマンゴーボム』も構わず押し始める だがここで後衛に回っていたウドンの麺攻撃とトンコツのディバイン麺バスターが火を噴く さらにシーガイアの水中からの大波をヒノクニがその熱で熱湯に変え、続いてトンコツが炭鉱エネルギー全開で熱湯とともに強引に特攻、 そしてその後ろからウドンがうどんウィップで敵を包囲、夢の四人タッグ技『ジェットヌードルィームアタック』が決まる その攻撃をまともに受けたミカン・ネーブルはすでに満身創痍、その隙を突いてウドンがヒグラシを麺で捕らえる シーガイアとヒノクニはさらに追い打ちと『沈まぬ太陽』を繰り出すが、まだ動いたネーブル・ミカンの『ダブルオレンジアシッドショット』の手痛い反撃を受ける ヒグラシの『スーパーカミオカンデ』の強烈なビームが会場を駆け抜ける中、トンコツ・ヒノクニ・シーガイアは怒濤の攻撃をかけ、ウドンはヒグラシとアルプスを拘束する 試合を決めた攻撃はシーガイアの一撃だったが、ミカンとネーブルはヒグラシ・アルプスの動きを止めたウドンウィップに釘付けであった… 見事な連携を見せたトンコツ・ウドン・ヒノクニ・シーガイアチームが勝利を得たのだった 第4試合 ●モモタロウガンダム/メイプルガンダム VS ガンダムギョクロ/タイガーガンダム○ 東西の親分を抱えた両チーム。両親分はにらみ合い、モモタロウとタイガーも意気込む バットを取り出しホームランと意気込むタイガーに対し、メイプルがビームドスで仕掛け、さらに『メイプルハンドクラッシュ』を打ちこむが 『タイガーホームラン』とぶつかり合い、熾烈な火花を散らす。ギョクロも茶葉ストームと玉露スモークでタイガーを支援 会場に怖い人たちの怒号と六甲おろしが響く中、ギョクロのうなぎウィップが相手を捕らえ、さらに射出したビットMSと『猛虎大乱闘』で勝負をかけるギョクロ・タイガー ビットにより数が増えた相手チームに対し、モビルアニマルを総出撃させるモモタロウ、さらにメイプルの厳島キャノンも火を噴く モモタロウは『対鬼ヶ島形態』をとろうとするが、タイガーの攻撃が一瞬早くそれを止める さらにギョクロの攻撃によりメイプルも沈み、長期戦を制したのはギョクロ・タイガーチームとなった エキシビジョンマッチ(八日目) 第1試合 ●ウォシュレットガンダム改 VS ネブタガンダム○ 再び姿を現したウォシュレットガンダム改と、東北一のスナイパーと言われるネオ青森ネブタガンダム ネブタを影の薄いガンダムと馬鹿にするウォシュレットは、意外にも鋭い攻撃でネブタを追い詰める 予想外に追い詰められたネブタは『三大祭り』を使用、距離をとって弾幕を張りつつ、 狙い撃ちの一撃がウォシュレットを貫く。勝利したのはネブタガンダムであったが、結局ウォシュレットの狙いはわからずじまいだった 第2試合 ○ダテガンダム VS ネズミーガンダム● 活発に動き始める謎勢力の一角ネズミーガンダムと対峙するダテガンダム 接近戦を得意とするダテに対し、ネズミーはバルーンボムをバラ撒き、行動を封じながらクラッカー型拡散カラフルビーム砲で攻撃をかける ゆっくりとマサムネソードを構え『松島百景斬り』を繰り出すダテだが、なんとネズミーに刀の刃を使用不能にされてしまう ダテはこんな時の為の蔵王貫通掌で攻撃するが、ネズミーは分離してそれをかわす。不敵な笑みを漏らすネズミー しかしダテは飛ばしたムーンブーメランで隙を作り、一気に接近して刀の柄でネズミーに攻撃 気合の一閃が劣勢を覆し、ダテガンダムが勝利を得た 第3試合 ○シャチホコガンダム VS ガンダムリーフ21● 出現した謎の機体ガンダムリーフ21と悪役を倒せば目立てると意気込むシャチホコガンダム 謎の斬撃攻撃を繰り出すリーフ21に対し、シャチホコはビームソード・ムラマサで接近戦を挑む だが、シャチホコは毛針攻撃など怪しげな技を使うリーフ21を警戒してヒデヨシモードで様子を見る 「目立つのは良くない…!」と連続攻撃をかけるリーフ21にしびれを切らしたのか、シャチホコはノブナガモードで一気に接近して斬りかかり、 さらにそこからミサイル・エビフリャーとトヨタコンテナの大質量弾でリーフ21を焼き尽くす 見事謎のガンダムを倒し、勝利に喜ぶシャチホコガンダムであった 第4試合 ●ダテガンダム VS ミカンガンダム○ ダテガンダムに憧れるエッヒメーことミカンガンダムがダテに稽古を依頼 。ダテは「よろしい。稽古をつけてやろう」と二つ返事で引き受けた 接近してデンプシーロールを繰り出すミカンだが、会場に響くダテコールに四面楚歌かといぶかしむ 声援に負けずポンジュース砲を放つミカンに対し、ダテも萩の月・松島百景斬りなど独眼流の技で対抗する 「むう。見た目に反して中々の腕じゃのう。」とミカンを評するダテは必殺の『独眼龍突き』を放つ しかしミカンが最大出力でカウンターでの零距離ポンジュース砲を発射。膝を突くダテガンダム 連戦は堪えたのか、勝利したのはネオ愛媛ミカンガンダムであった 第5試合 ●ウールガンダム VS ガンダムサンドヒル○ 謎勢力の内部でも様々な事情があるらしい。謎のウールガンダムがガンダムサンドヒルに牙をむく 「バチバチ行くぜ!」と連続攻撃をかけるウールだが、攻撃をかけたサンドヒルは砂人形であった その攻撃が終わる前にサンドヒルの三連撃であっけなく秒殺 「俺もなめられたもんだ、こんな雑魚送ってくるなんて」とは勝利したサンドヒルの言葉である 第6試合 ○オバマガンダム VS ガンダムウェルチ/ナットウガンダム● 次々とやられゆく謎勢力の中、ついに動いたオバマガンダムは観客の半数と委員会を会場から締め出す。それに立ち向かうはナットウ・ウェルチの両機 高火力のオバマに対しナットウは印籠シールドを構え、ネバネバネットでオバマのズワイガニを拘束。ウェルチはグレイプビットを射出する 試合中盤、締め出された観客達と委員会が会場へと戻り、ウェルチとナットウのタッグ技『スケサングレイプサイクロン』でオバマは劣勢に陥る さらにナットウのエネルギーを使ってのウェルチの『ハイメガクライシスキャノン』が火を噴くも、 倒れぬオバマは「…もう一度言う お前等じゃ無理」と攻撃後の隙をついて一気に攻め、なんと二機を同時に撃破 実力を見せつけたオバマガンダムが勝利を手にした エキシビジョンマッチ(九日目) 第1試合 ○謎勢力の残り全員 VS ウドンガンダム/ミカンガンダム/ナルトガンダム/ガンダムリョウマ/ネーブルガンダム● 劣勢に追い込まれる謎の軍団は、残りの人員をすべて投入して四国に襲来 それを守るため、四国の四ガンダムとネーブルは多勢に無勢の戦いを強いられる 入り乱れて戦う両勢力だが、四国側の『四国同盟拳』による打撃が大きな爆発を伴って謎勢力に大ダメージを与える だが追い詰められた謎勢力軍団は残りの全員で捨て身の特攻をかけ、自滅しながらも四国側に甚大な被害を残した なぜかネーブルだけはこの攻撃から助かったようだ 第2試合 ○ガンダムシーガイア VS デーモンガンダム● ついに完成したデーモンガンダムが初陣、ネオ宮崎に降り立つ。それを迎え撃つは九州地区一回戦以来初の単独出撃となるガンダムシーガイア 試合前は不安が囁かれたものの、改修されたガンダムシーガイア・フェニックスの力は伊達ではなかった ネオ宮崎の力を侮ったデーモンは、開始からわずか一分でシーガイアの怒濤の攻撃を受けて手も足も出ずに沈む 見事な勝利を収めたガンダムシーガイアに対し、デーモンのファイターはデーモンガンダムの起動率は5%に過ぎなかったと強がっていた 第3試合 ●デーモンガンダム VS ガンダムサンドヒル/モモタロウガンダム○ ネオ宮崎を去ったデーモンガンダムの前に立ち塞がるサンドヒルとモモタロウ 口から強力なビーム砲『メフィストフェレスの肖像』を放つデーモンに対し、サンドヒル・モモタロウは砂塵地獄とモビルバードの連携攻撃で立ち向かう さらに蟻地獄で動きを止めてのモモタロウの刀の一撃がヒットし、サンドヒルの『百鬼夜行』とモビルアニマルが一気呵成に攻撃を仕掛ける 連続攻撃に「ばかなああああ!!」 と崩れ落ちるデーモンガンダム、サンドヒルとモモタロウがデーモンにとどめを刺し勝利 謎勢力は一部を除いて事実上の壊滅となった 第4試合 ●ウドンガンダム VS ナットウガンダム○ 先の戦いでダメージを受けたウドンがネーブルのパーツを利用しての応急処置でナットウガンダムと戦うことに 果たして足りないのはコシか粘りか、ネバネバネットをばら撒くナットウだが、その隙を狙ってウドンは二本のウドンウィップをナットウに絡ませ、機体を引きちぎろうとする 耐久力には定評のあるナットウはこの拘束を解いてスケサン拡散砲で攻勢をかけるも、なんとウドンはネーブルのパーツを使い大出力ポンジュース砲を放つ 捕まったウドンはナットウの拘束を解いて打ちかかるも、ナットウのスケサン拡散砲の前に敗れる 納豆の粘りにウドンも伸びきってしまったのか、勝利を手にしたのはナットウガンダムであった 第5試合 東日本軍 VS 西日本軍 ついに終わりを迎えるエキシビジョンマッチ最終戦は、運営の取り計らいにより全機総出撃の東西戦となった 東軍は東北・関東・中部地区、西軍は近畿・中国四国・九州地区と、日本を二つに分けての大バトルである 各々騒ぎに騒ぎながらそれぞれの得意の技を繰り出し、協力したり自分勝手に振舞いながらも、皆楽しそうに戦っている 混沌とした戦場、もはや祭りと化した彼らの闘いに勝敗などという概念はなかった… 「ただ各々が魂を拳に乗せ殴り合うその姿…これこそがまさにガンダムファイトなのである!」との委員会からの言葉をもって試合は終わりを告げる ここにエキシビジョンマッチ全試合が終了、あとには決勝トーナメントを残すだけとなった
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エキシビジョンマッチ黄泉比良坂 夜魔口工鬼&夜魔口断頭 名前 性別 魔人能力 夜魔口工鬼&夜魔口断頭 男性/女性 グレムリンワークス 比良坂罪 男性 恣意操身 採用する幕間SS なし 本文 ◆0◆ 断頭台。 すなわちギロチンはフランス革命において王家だけでなく、内部粛清においても大いに力を発揮した。 労力をかけず、罪人を苦しめず、合理的に殺す。 それでいて民衆へのパフォーマンスにも優れる。 歴史上もっともシステマチックな処刑機械である 世界処刑大全より ◆1◆ 馬は黒い影を伴い坂道を駆け下りる。 「ねー、先輩?なんで折角蘇るのに地獄へ戻るんでスか?」 黒い影のように見えるのは金髪にサングラス、アロハシャツの男。 ポケットに手を突っ込んで周囲を威嚇するような歩法。 どう見てもチンピラという風情。 しかし、ジャラジャラと無数の斧型アクセサリーを身に付け、腰には手斧が二丁。 危険な雰囲気を漂わせている。 そして、この歩き方であるのに異様な速度!! 恐るべきヤクザ歩法!! 夜魔口 工鬼(やまぐち ぐれむりん)。 機械を狂わせる力を持つ子鬼を召喚する『グレムリンワークス』と名付けた特殊能力を持つ魔人ヤクザである。 「アホンダラァ!!テメー、戦国時代に蘇ってもしょうがねえだろうが」 「や、歴史改変とか?未来人による天下統一とか。」 「TVも葉巻もネットもドンペリも無いトコで偉くなっても仕方ねえんだよ。」 「俺は、先輩がいれば何処だって…」 「私は現代の都会が好きなんだよ!!金!!酒!!博打!!葉巻!!TV!!エステ!!アレも!!コレもだ!!オヤジに!!兄貴に!!夜魔口のロクデナシ共も!!全部だ!!」 首のない影の馬を駆る女。 スーツ姿で決めており、口には葉巻を咥えている。 スタイルは良く、胸は大きい、美人だ。 しかし、その姿はインテリヤクザスタイルじみており、背中に背負った異様な形の斧、そして鋭い目つきからも兇猛な雰囲気を醸し出している。 夜魔口 断頭(やまぐち でゅらはん)。 死人と契約し従える事ができる影の馬を召喚する『ハローワークオブザデッド』を使う魔人ヤクザの若手幹部。 伝説の首なしライダーを彷彿とさせる馬術で疾走する。 「さて、情報は掴めている。まずはあの三兄弟をどうにかしないとダメだ。やれるか?工鬼。」 「そりゃあ、先輩の頼みとあれば!!うききッ!!」 工鬼の周囲から小さな影、角の生えた猿のような使い魔が周囲に走り出す。 「警戒は最大限にやれ、どうせロクでもねえ事をしてくる。気合いれろ。」 「やー!!了解でス!!」 地獄へと繋がる黄泉比良坂。 その坂道は死体で出来ている。 振り返る者は再び死の国へ!! ダンゲロスSS2 冥界無情 エキシビジョンマッチ。 ◆2◆ 工鬼と断頭。 彼らは、兄弟でも夫婦でもない。 夜魔口組という魔人ヤクザ。 杯による絆によって繋がる者達。 組の主要な魔人ヤクザには『夜魔口』の姓と。 能力に合う夜の魔の名が与えられる。 杯の絆と姓名は生来の性質を更に深めた魔人能力を開花させる。 曰く。 魔眼の威圧、バックベアード。 悪夢の世界に呼び込む、ナイトメア。 嘆きの雨を降らせる、バンシー。 そして、この二人は。 機械を狂わせる現代の邪妖精、グレムリン。 人に死を告げ魂を導く首なし騎士、デュラハン。 そんな性質を持つ魔人である。 そんな彼らは、夜魔口の兄弟であり家族である。 夜魔口の魔人達の能力は、名の体現なのである。 ◆3◆ 「ふんふんふふふ~ん♪」 「たのしそうね~、しん」 「そりゃあ、楽しいさ。玩具は実際に使ってみないと、その良さは解らないからね~」 謎の声に対して比良坂三兄弟。 いや、この戦いの黒幕を自称する比良坂罪は、どうでもよさそうに応えた。 「使い勝手の良い玩具を使わないといけないからね。僕は君と違って哀れな道化の人形遣いにすぎないんだしィ?」 「え?あの~…」 「僕はお前みたいに化け物じみた能力を持たないからね、この化物!!」 「そ、そんな~」 「例えば、そう。この子は自分の心を魔獣にして召喚する能力なんだけれどォ?」 「すごくつよかったわ~、あのべっきをとめるなんて」 「ばーか、ばーか。ちょっと頭を使いなよ。殴っちゃうよ?」 「ひっ…」 「人形に心なんてないんだからさァ。能力はないのと同じ、頭使おうねェ、面倒だー。」 「…」 「このビジネスマンもダメだね。喋るのが僕じゃ能力は使えない。まあ単純な身体スペックは高そうだけれど、タイミングよく剣術を使うのもまた面倒。使えなーい人形ォ♪機械ッは使えなーい♪数学なんてめんどーくさーい♪」 「…」 「まあ、自分の死体を前にすれば魂は引き込まれてしまう、肉体を制圧している今、あのヤクザ女も能力は無意味だろうしー」 「でも…」 「あー、うるさいなー。ホントにぶん殴るよ?」 「…」 「さてと、そろそろ戦闘エリアに到達かな?」 人形の選別を終えた比良坂罪は笑顔で立ち上がった。 「さて、人形は壊れるまで舞台で踊ってもらおうかな!!」 比良坂罪(ひらさか しん)。 死体を傀儡のように操る特殊能力『恣意操身』を持つ魔人。 ◆4◆ 超高速で降り注ぐ硝子の弾丸。 「いきなりコレでスかァ!!」 「大層な歓迎だな、オイ!!」 静間千景の『グラスコフィン』と雨竜院雨雫の『遅速降る』のコンボ。 広範囲ダメージ能力と、それを強化する落下速度操作。 偶然に噛み合う戦術級コンボは時折ダンゲロスハルマゲドンでも見られる光景だ。 相対するものに絶望を与える連携攻撃。 だが。 「「ンダラァ!!何さらしてくれとんじゃ!!ボケェ!!」」 魔人ヤクザの二人が同時に吠える!! 息の合った魔人ヤクザ恫喝術ヤクザハウリングの絶唱は硝子を粉々に打ち砕いた。 超音波の波長でガラスを砕く事ができるの事実は懸命な読者諸君には理解していただけよう!! ましてやヤクザハウリングのデュエットならば当然の結果!! 「ヒャッハー!!スタック効果で威力120%!!先輩の指揮官補正で1.5倍!!あとはラヴ・パウワーで100倍でスね!!」 「黙れゲーム馬鹿!!あとで死ね!!次が来るぞ!!相手もコンビネーションだ!!」 断頭の指摘したように次なる魔人人形が動き出す。 クルクルと回転しながら舞い降りる二つの影!! 一糸乱れぬ回転ジャンプで舞い降りた影は全く同じ動作でボクシングの構えを取る。 「「この人形にとってさァ」」 二つの影は同じ少年の声を出す。 「「最強の敵って自分だったみたいだね、クスクスクス」」 魔人ボクサー、ロダン。 そして蝦魯夷にゐとが能力で変身したロダン。 「「能力抜きでも強くて早い、シンプルイズベスト!!こういうのが一番付け入る隙がないでしょ?」」 「まったく、アタッカーゲーでスね」 「ふん、相手にとって不足なしだな!!」 工鬼はヘラヘラと断頭は不敵に笑った。 ◆5◆ 軽快なステップで一気に加速する魔人ボクサーが魔人ヤクザの至近距離へと踏み込む。 世界魔人格闘大会で磨き上げられた技は能力を抜きにすれば、今回の亡者の中でもトップクラスの戦闘力である。 「だッァらぁらァ!!」 斧を両手に構えて回転する工鬼が黒い竜巻と化す!! 土煙が視界を塞ぎ、進路を遮る盾となる。 「カァッ!!」「…!!」 竜巻を迂回して断頭が斧を薙ぐ、人馬一体の馬上斧術!! しかし華麗なバックステップで回避するロダンA!! そしてその影からロダンBのカンガルーパンチ!! しかし横から工鬼のヤクザキックが炸裂する!! 「ウッキィ!!こっちは視界良好だァ!!」 戦場に無数に待機するグレムリンと工鬼は視界をリンクする、死角はない!! ガードの上から振り下ろされる二丁斧がロダンB腕に食い込む!! 支援に入るロダンA!! 「ぶるるっるるっ!!」 断頭の愛馬しゃど丸が四本の馬脚を使った連続ヤクザキックを繰り出す。 ヤクザ馬を使った見事なヤクザ馬術!! 馬の脚力から繰り出されるヤクザキックは想像を絶する威力!! ロダンAをロダンBごと蹴り倒す!! 「…!!…!!」 「ウッキーッ!!」「オラァ!!」 断頭の斧がロダンAの首を落とし、更に返す刃で一刀両断!! 工鬼の斧がクロスし、ロダンBを八つ裂きに切り分けた!! 個々の戦闘力は高くともコンビネーションはヤクザコンビに分がある。 「自由意思無しに操るだけでは最強のボクシングも無意味だな!!」 「「ははッ!!スゴーイ!!じゃあ次はコレだ!!」 崩れ落ちるロダンとロダンBから戻った蝦魯夷にぃとの口から罪の声が響く。 ガクリと断頭と工鬼の体から力が抜ける。 ◆5◆ 「10分だな、逃げて逃げて逃げまくれ!!」 「ウッキー」 神無月狂輔の『神のご加護』は周囲の肉体的能力を無効化する能力。 制限時間は10分。 「ホラホラ、早く逃げないと殴り殺しちゃうぞ~、ははッ!!」 狂輔の口から少年の声が響く。 今まさに鬼ごっこが始まろうとしていた。 ガキン!! 狂輔の足に鉄輪が嵌まる。 ガキン!!ガキン!!ガキン!! 手に、胴に、首に、拘束具が嵌っていく。 夜魔口断頭の手にした斧が奇妙な形に変形している。 斧から無数の鎖が伸びその鎖が周囲の岩や柱に絡みついているのだ。 「あー?なんだコレ?」 「フン、十分間も逃げてたまるか、アホが。」 「何々?反撃でもする気?」 「私の武器はギロチンを改造した斧」 「だから?」 「ギロチンには罪人を拘束する為の機構が備わっている、私の処刑断頭斧術は罪人を拘束し処刑する為に生み出された技だ」 「はははー、でも今の君の力ではこの人形を拘束したりはできないよ?逆にこうやって引きずり寄せて…、あれ?」 「その魔人の能力はよく知っている、調べたからな。相手を無力化する能力は強力だが、本人の身体能力は並の魔人だ。鎖を周囲の地形を利用して固めてある。その岩や柱を引きずり倒したりはできないだろう、」 「ははは、面白いねー、じゃあ次だ」 神無月狂輔の肉体がその場に崩れ落ちる。 だぷん!! 地面が沈む。 ◆6◆ 「あちゃー、コレヤバイでスね」 工鬼がヤレヤレと首を振った。 巨大アメーバのキョスェ。 その死体の上に夜魔口の二人は誘導されていたのだ。 「無力化とのコンボのツモリだったけれどー」 「足場を奪えばどんな武術も使えないんだっけ?クスクスクス」 ゴボゴボとアメーバの肉体が震えて少年の声を紡ぐ。 足元が不定形の肉に飲み込まれつつある。 「あーコレ諦めましょうよ、先輩」 「…」 「やー諦めてエロい目に会いましょうよォ、スライムイン女ヤクザ」 「早く、やれ。そして後で死ね!!」 「ウキキッ。」 ごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぅ!! 工鬼が斧を持った両手をグルグルと回転させると黒い旋風が巻き起こりスライム肉体を切り飛ばした。 「まあ、どんな武術もってのは、間違いでスね。」 「さっさとやれ、ボケが。」 「やー、最近武闘派ヤクザとして影薄かったじゃないでスか。ちょっとくらい勿体つけさせてくださいよォ。」 「あー、つまんない、つまんない、つまんない、つまんない、つまんない、つまんない、つまんない、つまんない、つまんない、つまんない、つまんない、つまんない、つまんない、つまんない、つまんない、つまんない、つまんない、つまんない、つまんない、つまんない、つまんない、つまんない、つまんない、つまんない、つまんない、つまんない、つまんない、つまんない、つまんない、つまんないィ!!」 周囲の死体が一斉に騒めく。 「僕は君達の漫才を見るために来たわけじゃないんだ、単に暇を潰しに来ただけなんだ!!あー、さっさと暇潰しに潰れて壊れちゃえよ!!」 黄泉比良坂を登り来る比良坂罪がどうでもよさそうに叫んだ。 ◆7◆ 「ンだらァワレ!!ボケェ!!」 最速で行動したのは夜魔口工鬼であった。 自身を高速回転させ黒い旋風と化すと斧型アクセサリーをショットガン散弾の様に射出する。 「つまらなーい♪」 比良坂罪が指を動かすと周囲に落ちていた死体が二つバネで弾かれたように立ち上がり盾となる。 死体は散弾を受けて砕け散る。 「くだらなーい♪」 更に罪が指を動かす。 夜魔口コンビの足元の死体が瞬時に起き上がり攻撃。 「ンだてめえ!!」 断頭のヤクザキックが亡者を破壊する。 その流れのままギロチンアックスの拘束具チェーンを操り攻撃を仕掛ける。 「おもしろくなーい♪」 比良坂罪は踊るように腕を、指を動かし続ける。 死体が跳ね起き盾になり倒れ。 続いて別の死体が起き上がり飛びかかる。 「どうでもいーい♪」 「人間なんてらららーらら♪」 一度に操作できる死体は2体。 「罪人はー踊るー♪滑稽なー♪」 瞬間的に切り替える。 「とってもとっても踊ってもー♪」 踊りながら死体を拾い投げる。 早く、早く、早く。 「くるくるくるくる狂ってるゥ♪」 「盾だ!!」「やーッ!!了解!!」 工鬼は竜巻の盾となり飛来する死体を蹴散らす。 断頭は襲い来る亡者の首を斬る。 「希望もなーい♪明日もなーい♪だって死んでるんだもん(セリフ)」 比良坂罪も退廃的な踊りを続ける。 常に切り替えながら2体の死体を操り、そして強大な膂力で死体を投擲する。 死体の砲弾!! 時には投擲された死体を操作し空中からの攻撃!! 攻撃の中には大会参加者の死体も混じる。 「ぐううッ」「先輩!!」 鉋が削り。剣術が切り裂き。ラーメンが飛ぶ、ラッシャーセー!! 「わらわらわら藁人形ォ♪わらわらわら笑うだけェ♪ゾンビ的な?(セリフ)」 夜魔口組は防戦に徹するのみだ。 ◆8◆ 「舐めやがって!!」 大規模ヤクザハウリングが轟く。 「罪人のー♪叫びはー♪」 比良坂罪は死の舞踏を続ける。 ダンスマカブル!! 「工鬼!!」 「アイアイー」 「2分耐えろ!!」 「やーッ!!先輩のお望みとあれば!!」 断頭は斧を大地に突き立てる。 工鬼は回転をやめ斧を振るう。 竜巻の防御は硬いが対応力に欠けるからだ。 「死者の足掻きはー♪くるくるくるくる苦しみのォ♪」 「契約だ!!」 断頭の影が揺らめく。 「死体はぁ♪僕たちのォ♪制御下にィ♪」 「黙れ!!ガキが調子に乗りやがって!!夜魔口を舐めた事後悔させてやる!!」 「先輩カッコイー!!」 「ここに無い死体がある!!貴様らが魂を混ぜて現世に送った!!だからココにはない!!そうだろう!!」 断頭の影から揺らめいて立ち上がる者がいる。 「某に何を与えるというか…」 「闘争だ!!」 「イクサか…」 「地獄の果てで名を知らしめるのが望みだろう、ならば殺させてやる!!支配者気取りのガキどもを!!」 「くふ、くふふふ。なるほど面白いわ!!」 「ならば契約だ!!夜魔口組仮組員!!戸次右近太夫統常!!」 「応!!多勢に無勢のイクサ!!戸次の見せ場じゃ!!」 大身槍が回転し亡者を薙ぎ払う。 戸次無限流、軍愚似(ぐんぐにる)。 この技の前に軍団を編むなど愚か者の所業に似たり!! ◆9◆ 「良くやったぞ、工鬼」 「アイアイ~、後でご褒美お願いします」 2分間の攻撃で夜魔口工鬼の肉体はボロボロだ。 「ハッ!!まだ終わっちゃいねえぜ?」 「アイー」 工鬼を置いて断頭は馬を走らせる。 「死にたい者は前に出でィ!!」 統常の槍が無数の竜巻を産み出し飛来する死体砲弾を弾く。 戸次無限流、武龍哭(ぶりゅーなく)。 「くそッ!!ずるずるずるずるずるいーッ♪」 比良坂罪はそれでも攻撃を止めることはない。 ゆらり、と統常の影が揺れる。 「がぁっ?なんだコレ♪」 罪の肩がえぐれ血が吹き出す。 聖者をも貫く幻惑の槍技、乱疑盗(ろんぎぬす)。 飛来した死体砲弾と襲い来る二体の亡者人形を稲妻の速度で貫く。 スリーウェイアタック、虎威電徒(とらいでんと)。 戸次右近太夫統常が比良坂罪の前に立つ。 「その首、頂くとしよう」 「君は学習しないね♪だから人形の域をでないのさ♪」 槍が比良坂罪を貫いた。 「くっだらなーい♪つまらなーい♪人形の踊りは終わらなーい♪」 「まだ足りぬ」 比良坂罪死亡 ◆10◆ 「アー、戸次のヤツ行っちまったな」 夜魔口断頭は倒れた比良坂罪を見下ろす。 「謎の声でもぶっ殺しに行く勢いだなー」 比良坂罪は死んでいる。 「まだ、動けるんだろ?」 「あー、もう。つまんないー♪隙くらい作ればいいのにー♪」 「ゆとりゲーマーかお前は、人生イージーモードか?」 ぐにゃりと奇妙な動きで比良坂罪は立ち上がる。 左右に比良坂弑、比良坂葬を従えて立ち上がる。 「ドーモ、比良坂兄弟です。」 3人は恭しく一礼した。 「お前は生者だったな?」 「そうだね」 「先ほどは死んだな?」 「そうだね」 「今は死者として立っているな?」 「そうだね」 「では、今のお前を倒せばようやくクリアだな?」 「そうだね」 「ならば始めよう」 「そうだね」 「姓は夜魔口、名は断頭。私は罪人を処刑する者だ。」 「君の罪などどーでもいーい♪」 両者は最後の戦いを始める。 ◆11◆ 比良坂罪の人形はほとんど全て戸次右近太夫統常に破壊されてしまった。 しかし、兄弟の死体は側に置いている。 切り札としてか、執着としてか。 比良坂罪の最後の人形。 比良坂弑と比良坂葬。 ◆12◆ 「やンのかァゴルァ!!」 ヤクザハウリングの金縛りが今更通じる相手ではない。 これは自己を高める気合のシャウトだ。 処刑断頭斧術は相手を拘束し首を落とす。 マリーアントワネットの断頭斧はギロチン機構を斧に押し込めた武器である。 鎖が舞い斧が振るわれる。 「つまんなーい♪どうでもいーい♪」 歌は特に能力に関係はない。 自分で戦いながら人形を操るリズムをとる程度でしかない。 もしくは自分の精神を高揚させるためか。 比良坂罪は人形遣いである。 比良坂兄弟に鍛え抜かれた武術はないが強大な膂力とコンビネーションがある。 葬が飛び、弑が足払いをし、罪が抜き手を放つ。 ◆13◆ 「ドラァ!!」 拘束された人形の葬が空中高く投げ上げられる。 「すきすきすきすき隙だらけェーッ♪」 罪の手刀が断頭の右足を切り裂き、弑の手刀が断頭の横っ腹を貫く。 「ッタらァボケェ!!」 ヤクザキックが弑の蹴り飛ばす。 落ちてきた葬の首を断頭斧が切り落とす!! 「ハッ!!やンのかゴルァ!!」 首のない葬の死体をキャッチした罪が全力で全力投擲!! 弑は体勢を立て直す。 死体砲弾が断頭の愛馬しゃど丸と吹き飛ばして木っ端微塵となる。 「ひでーヤツだなァ、オイ!!」 「きにしなーい♪生き死になーい♪だって人形だもの(セリフ)」 弑が断頭に躍りかかる。 足を切り裂かれた断頭は動けない。 「舐めんじゃねえ!!」 鎖とギロチンカッター部分を操り敵を迎撃する。 弑の頭部に刃が突き刺さる。 「アハハハハ!!オシマイだー!!」 罪の右手刀が断頭の右腕を落とし。 左手刀が心臓を…、瞬時に断頭が体を捻ったため左肩を貫く。 「ぐううううッ」 右手を返して弑の死体を掴んで断頭に叩きつける。 ぐちゃり、と断頭の下半身が潰れる 「カァ!!」 最後の技で断頭斧の拘束具が罪に絡みつく。 「オシマイオシマイ♪押し花みたいに潰れちゃえー♪」 罪は自身に絡みついた拘束具を気にせず残った断頭の体を抉り毟る。 「はははッ。いいや死ぬのはテメーだ。」 「君の弟分は瀕死のままだよ?ここには来れないさ。君は手も足もでない。」 「来れなくてもいいさ、小悪魔1号!!」 「ウッキィー!!」 「んあ?」 「狂わせろ!!」 ガチャリ!! 人を効率良く処刑する機械、ギロチン。 ぎゃりぎゃりぎゃりぎゃりぎゃり!! 歯車が鎖が刃が鉄輪が!! 「あがッ?う、し、、つまあ、らなーい♪」 機械が狂えば効率悪く殺戮する。 「おもしろく…なーい♪」 ◆14◆ 「うげぇ、えぐいっスねえ」 その場所で戸次右近太夫統常は謎の声、一 四三(にのまえ・よみ)を殺し続けていた。 比良坂罪に操られた人形の少女。 死者に死亡時の痛みを倍増して与える『メメント・モリ』があるがゆえに死者には無敵であるはずの彼女であったが。 死を受け入れてなお戦い続ける戸次統常との相性が最悪だった。 痛みや苦しみを感じないのだ。 四三には死者を異世界に飛ばす『コギト・エルゴ・スム』 があった。 戸次統常が何も考えなかったように、四三もまた罪の指示に従っていただけである。 無知な彼女は戸次統常をどこに飛ばせばいいのか判断できなかったのだ。 「あ…ああ、たすけて~…」 罪が敗れても約束通り肉体は再生させる律儀さはある。 律儀というより言いなりであるだけか。 断頭と工鬼は肉体を再生され生き返っていた。 あとは元の時代に戻るだけである。 戸次は考えない。 蘇る者は戸次の名に賭けて殺すだけである。 「アー、助けて欲しいのか?」 断頭が問う。 「あ…あ…♡」 喉を切り裂かれて声が出ないのか甘い吐息が漏れる、しかし再生し始めると声がもどる。 「できれば…」 「そうだな、アンタの能力はさっき聞いた通りだな?」 「あ…そうで…す」 「じゃあそこの戦国武将を生き返らせて未来彼方へ送り出せ」 「あ、そうですねェ」 「戸次殿よ」 「ぬう!?」 「どうせ魔人が行き着く所は修羅だ、新しい戦場があるさ」 シュン… 戸次一族の体現者。 遥か未来で戦を続けるだろう。 「さて、アンタ。」 「はい?」 「どうせ、比良坂は地獄から這い上がってきてアンタを利用するだろう」 「そうですかぁ?」 「ロクでもない魔人共がアンタを利用して生き返るだろう」 「そうかもしれませんね~」 「私はそういうのが大嫌いだ」 「そうですか~」 「約束通り私達は生き返らせてもらう。これはルールだからな。」 「はい~。それはしんからもいわれてるので~」 ザクッ。 コトリ。 ギロチンの刃が振るわれ四三の首を落とす。 「あらら~?」 「首が胴体から離れても生きていられるな?」 「まあ、ふめつですから~」 「良し、私たちは首友達だ!!」 断頭は自分の首を外してみせる。 「あ~ほんとですぅ~」 ヤクザ的欺瞞友情術「私たちは友達!!」。 なんという恐ろしい交渉術!! 「友達だからな、お前一緒にこないか?お泊まりだ」 「あ~、おともだちのいえにおよばれするのはたのしみです~」 「体は置いてけ」 「はい~」 「ま、悪いようにはしねえよ。エロいことにもできるだけ関わらせねえし。ウチは気のいいヤクザだ。居心地はいいぜ?」 「では、おせわに~」 「だがまあ、ひとつ約束だ。」 「はい~」 「無闇に魔人を蘇らせるな、面倒くせえからな。ウチでは能力禁止な?」 「はい~♡」 「じゃあ行こうか新しい家族の仲間入りだ」 ◆15◆ 「終わったなぁ」 「終わりましたねェ」 爆発して瓦礫の山になった『首なし金融』の事務所前に工鬼と断頭の二人は立っていた。 断頭は友情の証にもらったメガネをかけている。 彼らの背後にはサルのような小悪魔達、頭の無い影の馬、そして馬の背中には頭だけの女。 「さて、本家に帰るか」 断頭が呟いた。 「アイー」 工鬼が応える。 ぎゅっと断頭は工鬼を抱き寄せる。 胸の谷間に顔が埋まった。 「ウキッ?」 「良くやった、褒めてやるぜ?ご褒美だ。」 断頭は工鬼の額にキスをした。 「ウッキー!!先輩!!もう一声!!」 「うっせー!!死ね!!」 「なかがいいですね~」 「「「「「ウッキー」」」」」」 「ぶひひ~ん」 騒ぎながらヤクザ達は家へと帰る。 また明日からは楽しくやっていくのだろう。 ダンゲロスSS2 冥界無情 了
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工事中
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7月10日(木) Rさん 主催 (17H、686) 開催に至るまで 名前:ユさん (7月10日・夜の部 メインイベントの集計表(特に自分)を見て) この結果は…、みんなで今日でなくても復習ラウンドしません? みんなでガムランを得意コースにしましょう! 名前:たさん 復習ラウンドしたいです・・・ ギャフン 名前:ロさん 是非したいです!復習! さすがにこの成績はひどすぎるんで…。 名前:箒(Yos)さん エキシビ来ますかッ!? 完走すら出来なかったので・・・orz 主催者:Rさん 参加すら出来なかった自分が立てますよ~ ☆ エキシビション 忘れないうち復習よ♪大会 ☆ 【募集開始】 これから 【ラウンド開始】 23:20頃(又は16名集合時) 【グレード】 GF 【コース】 ガムラン 【ホール数】 9H IN レギュラー 【タイム】 ノーマル 【相手の選択】 日本限定 ←注意 【グループ名】 まったり 【キャラ限定】 初級キャラ限定 こんな時間までお付き合い頂きありがとうございます! 今回はタイムノーマルなのでタイムアップに注意して下さいね。 それではスタートします~ あ、スコア集計はなしです♪ 名前:れさん まさかの落ちでしたorz みなさんがんばってくださいねT_T 主催者 優勝者:こくないのだれかさん(Rさん) エキシビジョンお疲れさまでした~ 密かに本日メインの優勝スコアを目指していたのですが、さすがにそんな甘くは ないですね、ガムランは・・・ せっかくパーオンしても微妙な距離とラインのパットが残ってしまい結構厳しいのですが たまたま今回は自分としては驚異のJI率74%で比較的ピンに寄ったのが良かったです。 それではまた明日~ れさんへのレス どんまいです!またお願いしますね~ 名前:箒(Yos)さん エキシビお疲れ様でした。Rさん優勝おめでとうございます。 ・・・反省が生かせなさすぎの自分にかなりカチキレてました。最悪すぎる。 さっき回れなかった5~9Hはノーミスで回ってました。なぜかw 名前:たさん 皆さんお疲れ様でした~ ドさん、れさん どんまい どさん、は初参加でしょうか? 参加有難う御座いました! 明日以降も是非お願いしますね♪ Reさん優勝おめー! SHさん、自分も惜しかった・・・ ヤラレタネ ユさん 自分は復習(復讐)出来ませんでしたorz ロさん、アプローチ頑張ってね~ k@さん、箒さんもお疲れ様~ 自分もう寝ますzzz 名前:ロさん 皆さん乙でした~。 Rさん優勝おめでとうございます! とりあえず、もうガムランはやりたくないです…。 名前:ユさん 皆さん、お疲れ様でした~。 Rさん、優勝おめでとう! Sさん、たさんも同スコアおめ~ ドさん、れさん、どんまいです。 Rさん、主催お疲れ様です。自分が言い出したのに申し訳ないです。 で、言い出した者がこれじゃぁ…。 Mr記録-9だっけ…。今回は1人は、いると思ったんだけど…。 自分が言う資格ないですね。前より6打オーバーとか。 名前:SHさん Reさん優勝おめでとう&主催おつかれさまです。 まいったな~、JIが7割超えで-6かよ(汗; いつもの事ながら、2パットが4回じゃ・・・ 名前:ドさん 最終セーブ4月13日・・・ 三ヶ月ぶりでしたが楽しかったです また時間が空いたときに行きます(^ω^) 大会写真
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~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 爆音が響いた。 その男、かつて医師仮面と呼ばれた男はどこか意識の遠くで聞いた。 かつての自分が砕ける音でもあった。 「下がりましょう。次の踊り場まで」 ミドが静かに指示を伝えてくる。銃声。 医師仮面は沈黙のまま、彼女の移動に続く。 それぞれの踊り場ごとに、ちょっとした罠が仕掛けてある。 致命的なものではないが、進軍をためらわせるくらいの効果はあった。 作戦はおおむね、うまくいっている。 医師仮面が隠していた能力、《メモリーズオブユー》。 彼の素顔を再度隠した瞬間、対象はその素顔に関する記憶を消失させる。 これにより、彼は糺礼とその部下に、「池松叢雲らしきもの」として、 注意を惹きつけることができていた。 最初は英語を警戒させる呼吸と、そこからのメス射撃の奇襲で何人かは倒せた。 三人を立て続けに仕留め、ミドがまた一人を潰して、すでに四人を沈黙させている。 さらにうまくいけば、この報告を受けた櫛故もこちらに誘引することができたはずだが―― 「なかなかうまくいかないですね」 ミドは医師仮面の内心を代弁したようにつぶやいた。 彼女は、何の部品をどう改造したものか、クロスボウに似た武器を手にしていた。 もとはエレベーターの巻き上げ機構だったと本人は言っていた。 とても勇者の特技とは思えないが、これと同様の罠をいくつか作っていた。 「罠を仕掛けた踊り場は、あと三つです」 「そうか」 医師仮面は短く答えた。階下で単発の銃撃音。罠が破壊された。 まもなく、やってくる。 糺礼の攻め手は、その振る舞いと逆に極めて堅実であった。 突撃はしてこない。人数を利用して、歩くような速度で攻めてくる。 そして、踏みとどまられれば、こちらはただ後退するしかない。 だとしても、である。 医師仮面は考える。関係はない。 やるべきことをやる。 「医師仮面さん。……次、お願いできますか?」 ミドは、やはりこちらの考えを読んだようだった。 「言われずとも」 そのつもりであった。 この状況下での散る順番、ということを、医師仮面は正確に認識していた。 ミドが頭脳であり、自分と池松叢雲は両腕にすぎない。 足止めにどちらかを使うというのなら、それは自分が先だ。 「――あの、ちょっと、あんまり関係ない純粋な疑問なんですけど」 ミドが不意に尋ねてくる。救援を頼んできたのはこの少女である。 いったいどのようなネットワークを築いているのだろう。 「医師仮面さんはなんでSLGの会に入ろうと思ったんですか?」 「……知らん」 事実だ。自分でもよくわからない。 もともと、いままでの人生で、自分で何かを決めたことなどなかった、という気がする。 組織があり、自分はそれの一部だった。 だからかもしれない。 これが初めて、自分の意思で、何かを達成しようと挑む経験であった。 「強いて言うならば、友人の頼みだ」 「友人? それって、セ、セフ……」 「来るぞ」 医師仮面は発情しかけたミドを黙らせた。 いくつもの静かな足音。だが、医師仮面はそういった足音を判別することに慣れている。 「――なるほど。お前が医師仮面。それが素顔なのか」 コツ、コツ、と、糺礼が階段を昇ってくる。 先行する公安部隊は四人。もう二人が背後を固めている。 「タネは割れたぞ、手品師」 糺礼。 彼女について、医師仮面は思考を巡らせる。 いびつな戦闘意欲と圧倒的な敵意。少々、手に余る相手だ。 「撃て」 糺礼は片手を伸ばした。銃口。他の六人も、整然とそれに倣った。 ――つまり、やるしかないのだった。 「Co――」 医師仮面は、これを《ワンミニット・エクスタシー》と名づけている。 魔人能力ではない。すでに薬物投与は終えていて、『効いてくる』時間帯であった。 「Cooooooooooo――wooooo!」 四肢に異常な力のみなぎりを感じた。視界が跳ねる。 いや、自分が跳躍したのだ、階下の一団に向かって。 「ち――捨て身か」 糺礼とその部下の銃撃は、寸前で回避している。 舌打ちとともに、彼女の胸部が蠢く。この能力は医師仮面も知っている。 タネさえわかってしまえば――この状態の自分には、急所を外して受けることは難しくない。 「うぅッ」 二つの弾丸が腹を打ち抜き、獣じみた唸り声が医師仮面の喉から漏れた。 かわしたつもりだったが、三発の弾丸のうち、二発は跳弾した。 それでも痛みはなく、その運動能力に減退はない。 医師仮面のてからメスが投擲され、彼女の前衛に立っていた公安部隊が二人、同時に倒れる。 別のもう一人が、ミドの放ったクロスボウもどきの矢に射抜かれてよろめいた。 そいつの首をねじりきって、三人目。 「後退しろ。このバカバカしい状態は長続きしない」 糺礼は医師仮面を銃撃で牽制しながら、すでに下り降りる構えをとっている。 だが、その銃撃を受けることを前提に、医師仮面はさらに跳躍している。 「あ」 最後の四人目の前衛が、後退しかけて間の抜けた声をあげた。 一瞬にして頚動脈を切断され、血が吹き出る。 医師仮面は迅速に退避していく糺礼と、残りの二人の背を見送りながら、拳をふりあげた。 「Coooooooooooo――」 バイリンガルではないが、医師仮面はネイティヴスピーカーである。 そして、池松の英語を受け、気づかされた。 英語は、力であるということを。 「打ッ(dat)!」 打ち付けた拳は、階段の一部を破壊した。さらに立て続けに、二度、三度と叩き込む。 「なんだと? くそっ」 糺礼は振り返り、銃撃によってこちらの意図を阻止しようとした。 だが、医師仮面の拳は止まらなかった。 叩きつける拳が加速し、階段を、壁を、破壊していく。あたりが地震のように震える。 (たとえこれで命が尽きるとしても) 糺礼と、その部下の銃撃が、医師仮面の胴体に食い込んだ。 頭部への着弾だけは回避している。 そして足を止めて撃つということは、反撃の機会を許すということだ―― 医師仮面のメスは、糺礼の両隣の公安部隊を同時に射抜いている。 (これで、糺礼のチームは全滅。役割は果たした―― 他の誰かの代替でも、命令でもない、私の役割) 銃撃を受けながら振り下ろす拳が、階段を完全に破壊した。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「――そうか。わかった」 フジクロは、暗がりのなかでその報告を聞いた。 不機嫌な糺礼の声がノイズまじりに響く。 『くそっ。魔人め。SLGだと? あんなふざけた手品師に……!』 「あまり気にするな。 あのレベルの魔人命懸けとなれば、ある程度はどうしようもない。 それより、想定外の戦力を潰せたことが重要だ」 『しかし、階段を破壊された。ここから攻めるなら、補修が必要だ。 すぐに、というわけにはいかん』 「仕方ないな。礼君は一旦下がってくれ。 櫛故君はどうだ? 動ける状態なのか?」 『……戦闘行動に支障はありますが、不可能というレベルではありません』 かすかに呼吸の乱れた声だった。 櫛故は階段を転げ落ちながら、爆破の威力を減退したようだった。 フジクロは残りの戦力を計算する。 公安部の部隊が十八名。 外にいるはずの矢塚一夜とは連絡がとれないため、ひとまず戦力からは外す。 ならば―― 「櫛故君は援護だけで構わない。 あの《鈴》の能力で、池松の英語さえ防御してもらえれば」 『それだけならば、なんとか』 「よし」 フジクロは、暗い頭上を見上げた。 「こちらの準備はできた」 『おい。フジクロ一佐。私たちを陽動に使ったな?』 「医師仮面がいなければ、片はついていたと思う。 これで多少は有利になる」 多少。 フジクロの認識に油断はない。 「反撃を開始しよう」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「……無事ですか?」 ミドは全身に銃創を穿たれた、医師仮面の裸体を興奮とともに眺めた。 ダメージは致命的であった。 即座になんらかの処置が必要であったが、医師仮面のその手際は卓抜していた。 ただし、可能な限り速やかに、輸血は必要であろう。 《ワンミニット・エクスタシー》の反動もあり、戦闘はおろか、身動きもできない。 「処置は完了……したが、銃弾を喰らいすぎた……な」 銃撃は、ある程度は防ぐことができていた。 医師仮面のコートの内側には、デザインにすぐれたいくつかの小さな板が仕込まれていた。 ――iPhone 4 and 4Sケースである。 Gショック以上の対衝撃性を持つこの携帯電話とケースは、 バイクのヘルメット用のモデルとして作成され、 その構造を軍部でも採用されるほど防弾性をも持ち合わせている。 言うまでもないが、デザイン性も優れていた。 これが医師仮面の命を致命傷から救ったのである。 「あの、私、すごく元気になる治療方法を知ってるんですよ。 つまりセッ」 「sumart night(「すまない 」)。 すぐに病院に運びたいが」 「気にするな……」 池松と医師仮面はミドが言葉を続けるのを完全に無視した。 医師仮面は虚ろな呼吸で声を発する。 「それより、ここを……どう乗り切るか……だ。 時間稼ぎは、まだ十分ではない……だろう」 池松は無表情にうなずいた。 「向こうがうまくやってくれるまで、 一分一秒でも長く、こちらにフジクロの目をひきつけたい」 医師仮面をここまで搬送したのは池松である。 負傷した彼を放置しなかったのは、単なる感情的なものだけではない。 池松自身、死者を蘇生させて操る能力者を何人か知っているからだ。 かつて、上層特別展望台と呼ばれていたフロアであった。 これより上のフロアは存在しない。 いまでは、スティーブ・ジョブズの偉業をたたえる、ただホワイトに塗装された、 なにひとつオブジェクトのないのスペースとなっている。 「でも、これで少しは時間を稼げるはずです!」 ミドは努めて明るく発言した。 「階段を壊しましたし、無理に飛び越えようとすると罠があります。 ちょっと次の手を考えさせてください」 ここまでの展開は、ミドがデザインした通りのものだった。 彼女の手には、iPadが握られていた。 その画面にはこのタワーの内部図が展開され、 ミドのトラップ配置がコメントつきでカラフルかつ見やすく表示されている。 シンプルで直感的な操作を可能とするこの最新鋭のタブレット端末は、 使い手のイメージとパフォーマンスを結びつけ、最高水準に引き出してくれるのだ。 「これ以上は上のフロアに逃げられないので、なんとか踏みとどまらないと。 屋上っていうか、屋外でフジクロ一佐と戦いたくありませんし」 「迎撃の方法か。任せる。俺は無理だ」 池松はあっさりと断言した。 ミドは苦笑いを返さざるをえない。 片手でiPadを操作しながら、思考を進める。 「ですよねー。なんとかしましょう。 プランはあります。でも、いまひとつフジクロさん相手には通じるかどうか。 池松さん、たとえば、このフロアを英語で破壊したりできないですか?」 「右の掌底。それが俺の最大の一撃だ。 あいにく俺は未熟でな。フロアを破壊するには、最低でも、それが必要だ」 「そうですか…… なんとかならないかな。いや、でも――」 「hum...(感嘆詞。特に意味はない)」 池松はかすかに唸り、不意に視線をミドの背後に向けた。 そこには、直通エレベーターのドアがあった。 「少しは時間を稼いでみるが、一刻も早く頼む」 「え? あの、あれ? マジですか?」 「マジだ」 池松は立ち上がり、ミドと医師仮面を庇うような自然体に構えた。 「くるぞ」 「ウソ……!」 ミドが表情を引きつらせたと同時、甲高い電子音とともにドアが開いた。 「エレベーター、巻き上げ機とか動力部とか、ちゃんと壊しておいたのに!」 「伏せろ」 銃声が、連続して二度響き、それは二人を庇う池松がかかげた右腕に着弾した。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ (防いだか) フジクロはH Kの射撃の直後、ドアから転がり出て、池松叢雲の反撃を回避する。 「――疾(shick)!」 びすっ、と鋭い音が響き、エレベーター内部の壁に金属片が突き刺さる。 メスだ。 医師仮面が使っていたものだが、その投擲威力は銃弾にも匹敵しているようだ。 (だが、ここが勝負だ) フジクロは呼吸を落ち着けることに全力を注いだ。 この状況の池松は、一体一のときほど恐るべき相手ではない。 まずは背後にミドと、医師仮面がいること。彼らを庇わなければならず、動きが制限される。 あの立ち位置を迂闊に動けないだろう。 そして右腕。 手首から先が失われ、さらにいま、二発の弾丸を打ち込んだ。 《統一躯》によっていくら自身を制御できるとはいっても、 断裂した筋肉、砕けた骨の分だけ威力は鈍る。 むろん接近からの直撃は驚異だが、左手でおこなうようなメスの投擲はできまい。 つまり、遠距離から徹底して削るのが最善だ。 ――時間を稼ぎながら。 そのためのタネは仕込んである。 「烏の巣作りを見たことがあるか?」 フジクロは起き上がり、銃を握り直し、池松とミドに声をかける。 案の定、池松は動かず、追撃してこない。 「彼らは驚くほど器用でね。特に私の烏はきわめて賢い。 部品さえ代替できるなら、精密な機械の修復も可能だ」 フジクロはゆっくりと歩く。池松に近づきも、遠ざかりもしない。 いまはこの間合いだけが、彼の身を守る盾だった。 「とはいえ、限界はある」 フジクロの背後で、ばきん!と、鋭い破壊音が響いた。 かなり上のほうから聞こえた音だ。何かが決定的に砕ける音。 「昇り、一回分をもたせる程度の応急処置でね。 つまりこれできみたちの退路が消えたことになる」 「お前の退路も、だな」 池松は会話に乗ってきた。やはり英会話者だ。 「いいのか? 一人で俺たちを相手にできる自信はあるか?」 「きみたちは手負いだからな」 フジクロは意味ありげに、銃を持っていない片手を掲げてみせた。 「――池松さん。あれ」 ミドがかすかな声をあげている。 「これか?」 フジクロはH Kの銃口を池松とミドの間で往復させ、 左手に掴んだその物体を差し出す。 「池松叢雲の右手首。これは英会話業界の大きな損失だな。 未来を変えてしまうおそれがあると思っているよ」 池松の鳥面の奥の目も、それに据えられていた。 やはり、乗ってくる。あとは引き伸ばす。 「返した方がいいかな?」 「池松さん。私と、医師仮面さんのことは気にしないでください」 ミドがフジクロの言葉をまったく無視したように告げた。 「全力で。思い切り。やっちゃってください」 「――いいんだな?」 「勇者は指揮官です。指揮官を信用してください」 「――I eye saw(「アイアイサー」「了解」という意味の英語)」 池松に、火が点いたように思った。 sing-cat(震脚)である。白い床のタイルに蜘蛛の巣状の亀裂が走り、 その体が矢のように飛び出してくる。 (前に、出てくるか) フジクロは時間稼ぎという目論見が外されたのを感じた。 (だが、そのリスクも) フジクロは能力を起動させる。《八咫鴉》。 (想定済み――だ。行け!) フジクロが乗ってきたエレベーターの、天井にわだかまる闇が蠢いた。 そこにいる。十羽の烏が飛び込んでくる。 彼らの一本足には、みな一様に、軍用ナイフが掴まれていた。 「吹(foot)ッ!」 池松の脚がかすむほどの速度で動き、飛翔して攻める烏の一羽を撃ち落とした。 連携して繰り出される、空中からの刃もかわし、あるいは捌く―― だが、その全てを完全に防ぐには至らず、一撃か二撃は肩で受け、 さらには動きを封じられる形になった。 (ここだ) フジクロは銃撃を二度。方向は池松叢雲。 池松が反射的にそれを迎撃しようとした瞬間、一羽の烏が動いた。 ナイフの角度をわずかに傾け、フジクロの弾丸を弾く。 跳弾。 その狙いは池松ではなく、ミドであった。 最初から、フジクロにとっての撃破優先対象はミドだった。 厄介な頭脳と、思いもよらぬトリック。あるいはフジクロ以上の。 読み合いならば恐ろしい――ゆえに、それを発揮できないところで、確実に仕留めたかった。 「で、ですよねー!」 それでもミドはこれを読んでいたらしい。転がって弾丸を回避する。 このくらいは想定していた。SLGの魔人は総じて身体能力が高い傾向がある。 フリースキル、と呼ばれる、魔人能力の威力を高めるための潜在能力に ほとんどキャパシティを割いていないためだ。 そして渡葉美土ほどの判断力があれば、跳弾の狙いくらいは読みきっていただろう。 (だから) フジクロは床を蹴って直進する。 だからこその、接近戦である。 池松叢雲は烏の群れが抑えている。 このタイミングしかなかった。 「――!」 弾丸を転がって回避したミドの頭上に、駆け込んだフジクロの踵が振り落とされる。 単純きわまりない、格闘メソッド。 ミドはこれを左腕で受けるしかなかった。 めき、と、確実な破壊の感触が足に伝わる。折った。 「まだ……!」 痛みに顔をしかめたミドの右腕には、いつのまに持ち替えたのか、 伝説の剣『まるごし』が握られていた。 振り回されてくる。 だが、フジクロはこの剣の間合いと、使い方を見切っていた。 刃があると見せかけて存在せず、そしてその実、ナイフが握りこまれており―― 「一度だけの武器だ。それは」 そして、その間合いの見極めに気をとられれば、投擲される剣の回避が遅れる。 フジクロはそれを完全に認識しており、飛来する「まるごし」に隠れたナイフの刃を容易く回避した。 そして、その次に飛んでくる、死角からの医師仮面のメスの投擲も、H Kを盾に防御している。 「む……!」 医師仮面が呻くのが聞こえる。 まだ動けたのは驚きだが、その奇襲は殺気を隠せず、精彩を欠いていた。 使えなくなった拳銃はそのまま捨て、武器をすべてなくしたミドへ、再びかかと落としを放つ。 今度は靴底の刃が、かすかな金属音を響かせて突き出される。 そのときフジクロは、ミドの肺から漏れる、奇妙な呼吸に気づいた。 「コオオオォォォ――――ォォッ」 バイリンガルの呼吸であった。 (渡葉 美土――英語検定有段者か? そんな情報は。 ハッタリ。いや。この少女ならば――!) フジクロはその可能性に遅れて気づいた。 ミドは床を踏み鳴らし、起き上がりながら、フジクロの踵落としを迎撃した。 右の掌底を、まっすぐ叩きつける一撃。 ――一撃、である。 その英語は、ミドの能力《おもいだす》が可能としたもの。 ミドは、池松の発した英単語を心に刻み込み、己のものとしていた。 ミドの完全な言語記憶能力。 英検四十段の池松による発音Lesson。 そしてi-padによるクリエイティブで斬新な直感の刺激。 それらが一体となり、ミドに必殺の英語を撃たせる。 「――Masturbation (マスターベーション)!!!」 フジクロは振り下ろす踵から、鋭い衝撃が走るのを感じた。 骨が――筋肉が、神経が、焼けるように鋭い英語! 視界が明滅した。 悲鳴さえあげていたかもしれない。 フジクロは一瞬、自分自身の制御を失い倒れこむ。 《池松叢雲の右手首》が、その手からこぼれ落ちる。 「池松さん」 ミドがそれを拾う。池松に放り投げるのが他人ごとのように見える。 烏の制御もままならず、それを見送るしかない。 (――だが) フジクロはこわばる左手を、必死で上着の内側に伸ばした。 (――想定内) 池松が右手首を受け取り、それを切断面に接合する。 瞬間。 フジクロは上着の内側で、起爆の信号を送るスイッチを押した。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 池松叢雲は自分の右腕が爆砕するのを見た。 半径30センチをふきとばす爆弾。わずかな破片が仮面を砕き、額を、頬を裂いた。 (すでに――右手首の中に仕込んでいたか) 池松は冷静な思考でその事実を受け止める。 (俺が間抜けか) 「ここまでだ」 フジクロは床に片膝をつく、ミドのこめかみに銃口を突きつけていた。 「投降は受け付けている、ミスター池松」 「お前がその引き金を引く前に」 池松叢雲は、自然体を崩さないままであった。 吹き飛んだ右腕からは、即座に血が止まっている。 「俺の英語が届くかどうか、試してみるか?」 「いいや」 フジクロは首を振った。 「きみには万が一ということがある。それが怖いから撃たないのさ。 ――この人質ごっこは単なる時間だ」 フジクロと、池松の周囲を烏が羽音もなく旋回する。 チカ、と、窓の外で光がまたたいた。 「制圧完了だ」 フジクロの言葉と同時、窓ガラスが一斉にくだけた。 黒衣の公安部隊が、そろって飛び込んでくる。そして糺礼。櫛故。 「階段もエレベーターも、使用不能。 破壊された階段を迂回して壁を登るのは苦労したが―― ともあれこれで、本当に言わせてもらおう」 フジクロはゆっくりとミドから後退する。 「きみたちに逃げ場はない」 「まったく、本当にだ」 糺礼は不機嫌そうに呻いた。 「このうえ、豚のような悲鳴だけは聞かせてくれるなよ。 おとなしく投稿するか、速やかに死ね」 「――やれやれ」 池松は彫りの深い、ローマ人のような素顔に、自嘲的な笑みを浮かべた。 「最悪の方法を思いついたぞ。未熟だな、俺は。 本当に。一撃を極めるには程遠い」 「おい。何を」 糺礼がシグ・ザウアーを構えようとした。 「池松さん」 ミドが声をあげた。立ち上がろうとしている。 その傍らに、投げ出されたiPadがある。 その液晶は彼女の手を離れても煌煌と輝き、スケジューラのような画面を表示していた。 これがiPadの電源保持能力。そして鮮明な表示能力の本領である。 「準備完了、です! 自由にやっちゃってください!」 「I eye saw(「アイアイサー」「了解」という意味の英語)」 池松はうなずいた。 (まずい) フジクロはそのiPadの画面が意味するものを知っていた。 彼のいる未来でもまだ色あせず愛好されている機能。リアルタイム・マルチスケジューラである。 複数のメンバーのスケジュールをリアルタイムで同期させる、グループワークのための機能だ。 これにより、さらにスマートな進捗管理、 まったく新しいパースペクティブからの統括的なタスク・スケジューリングが可能となる。 さらにはメンバー以外に対しては、スケジュールに自動的な暗号化がかけられ、 完全な秘匿性をもったプロジェクト管理が実現されているのだった! そしていま、『S』と記されたチームの進捗率が100%に達していた。 おそるべきはiPadの進捗管理アプリケーショn。 そしてこのアプリとガジェットを自在に使いこなす、勇者ミドのプロジェクトマネージメント能力! (『S』だと? 別働隊がいたのか? 彼らが待っていたのは――いや、増援――それよりも) フジクロの高速の「読み」の進行を、ミドがただ見逃すはずもない。 ミドの折れているはずの「左腕」が動いた。 袖口から何かがこぼれ落ちる。 (これは――) フジクロは発砲しながら後退する。弾丸は、転がるミドをわずかにはずれた。 ミドの袖からこぼれたのは、小さな瓶。医師仮面の所持品であったか。 (――毒ガス!) 瓶は床に激突して破裂し、無職の液体をまきちらした。 刺激臭――粘膜に激痛。 それでも一瞬のことで、フジクロは後方に飛んで影響を抑える。 まだだ。フジクロには烏たちの《視点》がある。 自然な流れで能力に意識を傾ける。 「ゆくぞ」 池松が身をかがめた。 みし、と、その全身が軋むような音を響かせた。 「櫛故くん! 防御を!」 「――了解」 全身のあちこちに包帯を巻き、血をにじませた櫛故が応じる。 鈴の音が響き始める。間髪をいれず、フジクロは銃口を池松に向けた。 糺礼も、公安部隊もそれに倣う。 「射撃開始」 銃声が連鎖して響いた。 弾丸が池松の体に吸い込まれる。 が、なにか硬質な――いっそ金属的でもあるような、弾ける音が響いた。 「……すこし……空を飛ぶことについて考えた」 池松の全身から、凄まじく何かが軋む音が響いていた。 建物が壊れるような――あるいはまったく別のものに組み変わるような。 「やはり翼が一番だな。参考になった。 思えばこいつの同類は――鳥取の砂丘で、毎日のように見ていた」 「ち……!」 フジクロは舌打ちをしながらさらに射撃。やはりはじかれる音。 彼は池松の伏せた顔に、ウロコ状の何かが浮かび上がったのを見た。 (これは!) 弾切れがやってきた。フジクロはリロードをするべきかどうか、一瞬だけ逡巡した。 「これは――本当の、最悪の手段だ。 なにしろ、自分が――何者だか――忘れることになると思う」 池松の体が膨張した。 細胞レベルでの身体制御。いや、DNAレベルの制御であっただろうか? 「英語も――SLGの会のことも」 とにかく、池松の肉体は劇的な変化を遂げていた。 背中が盛り上がり、翼が突き出した。コウモリの皮膜に似ていた。 みるみるうちに力強く膨張し、ドラゴンのようなそれになる。 「だからミド、医師仮面、鈴木三流には伝えておいてくれ。 池松叢雲は行方不明になったと」 「化け物め……!」 糺礼が銃弾を放つが、当然のことのように、池松の全身に生えたウロコにはじかれた。 ドラゴンの鱗を破壊できる武装があるとしたら――フジクロは考えた。 逆鱗弾。矢塚一夜はどこだ? 連絡が途絶えている。 「See you again(「また会いましょう」という意味の英語)」 それを最後に、池松叢雲は決定的に変化した。 全身が三倍にも四倍にも膨張し、天井に達するほどの巨躯となる。 『AHHHHHHHHHHHHHHHGRAAAAAAAAA!!!』 破壊的な英語が響いた。 もはやそれは英語の体を、文法をなしていなかった。 ただ、池松叢雲の名残の発音があるのみだ。 櫛故の能力で防御していなければ、それだけで卒倒していかもしれない。 それはドラゴンであった。 深緑色の鱗を、海のような光沢に輝かせる、片腕の竜である。 もとは池松であった彼は、翼をうち広げて飛んだ。 「――くそ!」 フジクロはこの局面ではじめて焦った。 烏を繰り出す。そのうちの何匹かは、体内に爆弾を仕込んである―― だが、池松はぐるりと丸太のような首を巡らせた。 『GHAAAAAAAAAAAAAAAAA――AAAHHH!』 視界の眩むような、激しい火炎が池松の顎から吐き出され、 フジクロの烏と、それらが体内に仕込んだ爆弾を誘爆させた。 (魔人ならともかく……!) フジクロは床に伏せ、陽炎と豪火の彼方に池松を見る。 (正真正銘の化け物が相手とは、たまらんな!) 飛翔する池松は片腕で勇者ミドと、医師仮面を抱え上げた。 咆哮が轟き、その炎をこぼす口元の自嘲気味な歪みが、 かろうじて池松叢雲のようにみえた。 もしかすると、ほんの少しでも理性はあるのかもしれない。 それを証明するように、勇者ミドと医師仮面を抱えた池松は、 むしろ穏やかに翼を動かし、窓ガラスを砕いて、東京タワーから飛び出していく。 東京タワーの敷地から抜け出る瞬間、その全身が虹色に輝き、ゆがんだ気がした。 もはや英語の体をなさぬ、意味不明の咆哮が長く尾を引いていた。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「――ドラゴンか」 路地の暗がりで、その男、闇裂練道はそれを見上げていた。 「珍しいな。こんな都会に」 彼の足元には、十人余りの黒服の男たちが倒れている。 公安部の制服であった。 そして、一本足の烏の死体も一羽。 「まあ、なんというか、あれや」 矢塚一夜は倒れた男たちの上に腰掛け、ごく軽い調子で話しかける。 「これだけ豪勢なイベントだったわけやし、 花火的なもんと違うかな。運営側のサービスで」 「さて……どうかな」 闇裂練道は一夜の気楽な物言いに、首を振った。 片手でiPhoneを握っているが、その画面に表示されているタスクスケジューラでは、 「M」と記されたチームの進捗率がちょうど100%になったところであった。 「俺はそろそろ行く。やつらも脱出に成功したようだからな。 義理立てもこれで十分だろう。――が、お前はどうする? 公安部からは違約金を請求されてもおかしくないな」 「そんなん踏み倒すわ」 一夜は明るく笑った。 公安部からの依頼を裏切ったことなど、気にも止めていない素振りだった。 買収。 それがこの男を降す、もっとも手っ取り早い手段であると、闇裂練道は知っていた。 より正確に言えば、それはミドからの依頼であった。 「前金はもらっとったし、あんたから報酬もいただいて、 まあこっちは大黒字ってとこやな。 あとは、そう――まあ、また関西や未来や過去にでも帰郷してもええ」 関西はいまもって滅亡から立ち直ろうとしているところであり、 なおも中央政府の目の届かぬ暗黒地域であり続けている。 そこに潜れば、容易には捜索されぬであろう。 「いずれにせよ、これでイベントは終了というわけか。 だが――」 闇裂練道は矢塚一夜に背を向け、歩き出す。 「この件は、ほんの始まりというところだな。 二十年代において、SLGの連中がどうなっているのか興味はあるが――」 一瞬だけ、練道は視線だけで一夜を振り返った。 彼はすでにそこにいない。空間転移で去ったか、あるいは時間転移か。 「それは、俺たちが進めなければならない話か」 【フジクロ陸軍一佐:烏を全損。未来へ生還。】 【糺礼:翌日から現場復帰。沖縄にて別任務を開始。】 【櫛故救世:入院。その後、沖縄旅行へ。】 【勇者ミド:生還。成功報酬で沖縄旅行へ。】 【医師仮面:半日の入院と応急処置の後、行方不明。 沖縄でその姿を見かけたという情報あり。】 【池松叢雲:行方不明。 沖縄上空を飛ぶドラゴンの目撃証言あり。】 【闇裂練道:行方不明。沖縄で目撃?】 【矢塚一夜:行方不明。沖縄?】 【日谷創面:沖縄に行きたい?】
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[部分編集] 正規チーム(エキシビジョンミニリーグに出場) チーム名 監督 所属選手 その他 ヌポリ nuo- はんぺん、akali、poi、minami、ゴリラパンチ UnCiao! Grazie per il vostrkuso sostegnounti. アノニマス gerima qb、こま、シーボル、ᵗᵒʳⁱᵗᵃᴺⁱ モヴァプール MOB 白濁液、西村、はじめたてです LSアントニオスパーズ LS misaki、ザネス、オノマトペ、pikachu、パンダ、SaiZya2020、井納の嫁 ぎゃんば大阪 gyagya watataku 当日ドラフト中心のチームで参加 Tracer Bullets nyaaan! samidare、捨て駒 チーム情報を更新したい場合は下部のコメント欄でお知らせください。 自分でwikiを編集・更新していただいても構いません。 「その他」の欄はメンバー募集等にご利用ください。 チームの登録抹消処分 4大会連続で欠場したチームは、活動停止とみなし登録を抹消します。 登録抹消後に再度リーグ戦へ出場を希望する場合は、改めて登録申請をしてください。 登録申請は、下部のコメント欄に書き込むか、IRCやニコ生等で管理者(Mokele)に一声かけてください。 コメント欄 新規チーム結成や加入の報告をどうぞ 名前 コメント