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作品情報 作品形式 映像 制作 円谷プロ 放送 1996/9/7〜1997/8/30 超古代の巨人像と一体化したことでウルトラマンとなった主人公と怪獣たちの戦いを描くウルトラシリーズの特撮番組。 クトゥルフ神話要素 クライマックスを盛り上げる意図で、最終三部作にクトゥルー神話要素が混入された。 太平洋上超古代遺跡から、CthulhuとGhatanothoaをオマージュした設定の邪神ガタノゾーアが出現。 ガタノゾーアのデザインに関しては、魚介類で纏められておりクトゥルー要素はほぼない。 (小中千昭氏は『ユリイカ 2018年2月号 特集=クトゥルー神話の世界――ラヴクラフト、TRGP、恐怖の哲学』にて、資料として様々なクトゥルーのイラストを提供したと語っているが、 デザインの丸山浩氏は『丸山浩デザイン画集 光の記憶 ウルトラマンティガ・ダイナ・ガイア編』にて、それらは無視してタコや貝の要素だけ拾ったコメントしている) 『ユリイカ』では上記のように最終話にのみクトゥルー神話をクロスオーバーさせたと語っているが、小説『ウルトラマンティガ 輝けるものたちへ』では無名祭祀書の記述でキリエル人を仄めかしている。
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元ネタ:ウルトラマンタロウ(ウルトラマンタロウ 武村太郎、少年少女合唱団みずうみ) 作:ヤジ替え歌 レッド! ヤジウマンナンバー1 ヤジウマのスレがある ヤジウマの基地がある そしてレッドがここにいる 板を見ろ スレを見ろ 名前を見ろ 彼方から迫りくる赤い名を 何かが2ちゃんに起きるとき ヤジの心が輝いて レッドがage書く レッドが戦う レッド レッド レッド ヤジウマンレッド 検索タグ ウルトラシリーズ ヤジ2chネタ ヤジ替え歌 特撮等 1コーラス以上 メニュー 作者別リスト 元ネタ別リスト 内容別リスト フレーズ長別リスト
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【作品名】ウルトラマンメビウス 【ジャンル】特撮 【名前】ウルトラマンレオ 【属性】元L77星の王子 【年齢】1万32歳 【長所】かつての師の息子を鍛えた 【短所】その師の息子も師みたいなスパルタ野郎になった 【備考】1980年春からスタートした「80」で「5年ぶりに怪獣が出現した」と言う設定があり、2006年が舞台の『メビウス』では80が地球を去って25年経過したというセリフがあることから、レオは放映時と同じ1974~75年に戦っていたことがわかる。 ゾフィーのテンプレより『ウルトラマンメビウス』の舞台が2006年である以上、『レオ』放映時1万歳だった彼にも32年加算できる。 修正vol.8
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【作品名】ウルトラマンメビウス 【ジャンル】特撮 【名前】初代ウルトラマン 【属性】光の巨人 【年齢】2万40歳 【長所】地球の未来を信じ続ける永遠のぼくらのヒーロー 【短所】の割にはヤラレ役になることが多い、最近ではゾフィーやセブン共々明らかに優遇されているが 「レオ!俺たちはアストラを殺す!!」 【備考】『ウルトラマン』最終回で「私はもう2万年も生きた」と語っており、ゾフィーのテンプレよりこれに40年加算できる。 修正vol.8
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登録日:2016/12/24 Sat 00 58 36 更新日:2023/12/23 Sat 22 53 10NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 80オリジナル怪獣 minoa まぼろしの街 ウルトラシリーズ ウルトラマン80 ウルトラ怪獣 ウルトラ怪獣擬人化計画 スーパーロボット テレポート バム星人 バリアー ミサイル メカギラス メガギラス←ではない ロボット怪獣 ワープ 四次元ロボ獣 四次元空間 回ればなんとかなる法則 山浦弘靖 怪獣 教師編 昭和ウルトラマン 無人兵器 頭グルグル メカギラスとは、ウルトラシリーズに登場する怪獣。 【概要】 全長:60m 重量:50000t 別名:四次元ロボ獣 出身:四次元空間 初登場は『ウルトラマン80』の第5話「まぼろしの街」。 現代の地球人の科学では到達しづらい四次元空間を拠点に、地球侵略を目論むバム星人が、 四次元列車を利用してさらった地球人を利用し開発した怪獣型ロボット。 (当時の復元画の)ティラノサウルスにも似た長い尾と、ペンチにも似た両の鉤爪が特徴で、 頭部の角からビーム、上顎部からは1分間に2000発連続発射する…ミサイル弾を放ち、地球防衛軍のレーダー基地を瞬間的に襲撃。 その装備と裏腹に装甲は意外と脆いようで、UGMの連携攻撃『トリプル作戦』にあっさり怯んだが、 状況が不利になると異次元空間へと逃げ込んでまた別の基地へとテレポートし襲撃する奇襲作戦を得意とする。 また、四次元空間内では周囲に光のバリアーを張ることでウルトラマン80の攻撃はおろか、必殺のサクシウム光線すら無効化する能力を持っている。 その重装備とは裏腹に機動性に欠けるのが欠点。 別にレッドギラスやブラックギラスを模してはいない。 バム星人 身長:1.79m 体重:80kg 出身:バム星 メカギラス共々、『ウルトラマン80』第5話に登場。別名は「四次元宇宙人」。 『80』本編では今話で初登場となる異星人である。 地球人の擬態能力に加え、警棒に似た棒や拳銃を携帯しており、集団で侵入者に襲い掛かる戦法を得意とする。 頭脳にも秀でており、運悪く四次元列車に乗り込んでいた矢的猛を既にウルトラマン80と見抜いていたため、 彼を変身できないように四次元空間を操作し抹殺せんと試みた。 ■活躍 職員室で夜遅くまで自身が受け持つ桜ヶ丘中学校1年E組のテストの採点を行っていた矢的猛。 運悪く、終電を逃してしまった彼は宿直室にでも止めてもらおうと学校に戻ろうとするが、 偶然乗り込んだ四次元列車によってバム星人の前線基地に迷い込んでしまう。 傷つきながらもバム星人の追手を逃れた猛は、偶然前線基地から怪獣型ロボットが出撃する様を見る。 重々しい音を響かせて歩き出したそれは、四次元空間から三次元世界へと消えていく。 このままでは地球が危ない……UGMの隊員でもある猛はUGM本部に連絡を取るが、通信機からは何の返答も返ってこない。 必死の返答もむなしく、左腕の激痛により猛は気を失ってしまうのだった……。 翌朝、突如出現したロボット怪獣・メカギラスの情報を受けたオオヤマはスカイハイヤーで出撃。ハラダとタジマの駆るシルバーガルと共に、 第1レーダー基地から第2レーダー基地を襲撃するメカギラスを追撃。エミには基地で待機し猛を呼び続けるよう命令する。 第2レーダー基地でロボット怪獣と死闘を繰り広げる中、オオヤマは額にかすり傷を負い離脱。 メカギラスの左目にハラダのシルバーガルβの攻撃が命中した後、不利と見て四次元空間へと姿を消すのだった。 目が覚め、左目をやられたメカギラスが格納庫に戻るのを見た猛は、異星人に気付かれないようにドック内を見る。 なんと、あの晩電車内で猛が見た不愛想な乗客たちが、バム星人に操られるがまま作業をさせられているではないか。 このまま修復作業を許しては、異星人の地球侵略が容易となってしまう。 しかし、今の通信できない状況ではUGMをあてにできない。 このままじゃ歯が立たない、いったいどうしたら……。 (……矢的先生ーっ!!) その時、猛の耳に響き渡る生徒の声が入ってきた。 その声は、鞄の中から飛び出た答案から発せられていたのだ。 答案を鞄の中に戻し、再び生徒の声を耳にした猛は、空耳かと我が耳を疑った。 その声は、なんと桜ヶ丘中学校の校庭から発せられていた。 「どこにいるんですかーっ!? 早く戻って来てくださーいっ!!」 生徒の声に導かれるかのように足を歩ませる猛。 階段を下りては警備兵を退け、そこから棒と拳銃を奪い取り、猛は異星人がコンピューターで制御装置を操作しているのを見る。 あれさえ破壊すればすべては片付く……そう悟った猛は異星人に気付かれないよう忍び寄り、意を決し棒を投げつけた。 悲鳴を上げる異星人。侵入者に気付いた異星人が排除せんと目論むが、呆気なく倒される。 そして猛は拳銃を構え……一発、二発、三発引き金を引き、制御装置を破壊した。 四次元空間を操作するものがなくなった以上、恐れるものはない。 エイッティッ!! 猛は再びブライトスティックを構え、ウルトラマン80に変身した! 四次元空間を舞台に対峙する光の巨人・ウルトラマン80とメカギラス。 先手必勝と飛びかかる80だが、バリアーに阻まれ弾かれてしまい、逆に上顎部からのロケット弾の攻撃を受けてしまう。 再び攻撃する80、しかし二度も弾かれ幾度もロケット弾の応酬を受けていく。 重々しく、一歩ずつ進んでいく強敵に身構える80。だが逆に姿を消され背後からの奇襲を許してしまう。 必殺のサクシウム光線すらもバリアーに阻まれ、今度は角からのビーム攻撃を受けて大打撃をくらってしまった。 渾身の力で立ち上がる80。ビーム攻撃をかわし、相手の鈍重な動きを逆手に取り空に舞い上がり、メカギラスの周囲を飛び回る。 ウルトラシリーズ伝統「回ればなんとかなる」 そして、首を重々しく回転させるメカギラスの首関節目がけ、空中からスパーク光線を数発浴びせた。 一瞬のスキを作り出せた80は、四次元空間から三次元世界へと引きずり出す。 四次元の守りさえなければこちらのものだ。 飛びかかり両の脚でメカギラスを蹴り上げた後、80はサクシウム光線を炸裂させ、メカギラスを撃破した! 猛の名を叫ぶ子どもたちの声は、空間を飛び越えて猛に力を与えた。 こうして、バム星人の企みは見事に粉砕されたのである! ■ウルトラ怪獣擬人化計画 出典:ウルトラ怪獣擬人化計画公式HP、18年11月10日閲覧、http //kaiju-gk.jp/character/mecha-giras/、(C)円谷プロ。 ウルトラ怪獣を美少女にしようという企画にも参加。80の怪獣の中からザンドリアス達と共に擬人化されている。 デザインを担当されたのはゴモラ・ベムラー等をデザインしたニトロプラス所属のminoa氏。 デザインは金髪碧眼のクールそうな美少女アンドロイドと言ったところ。 カチューシャに施されたロケット砲に両腕の鉤爪など、 細部はよく見ると原典と同じデザインだが、パッと見でメカギラスと分かる人はそうはいまい。 両足もスリムそうだし。 漫画『ウルトラ怪獣擬人化計画 ギャラクシー☆デイズ』では円谷学園の生徒として登場。 花粉症の季節に四次元通学を行い花粉を避けた。 四次元空間とヤプール次元は別の次元にあるらしく、同じく花粉を避けて異次元通学していたバキシムは驚いていた。 【余談】 ものの見事にウルトラマン80に計画を阻止されてしまったバム星人だが、 一部の書籍設定では「1人でグリーンベレー50人分の力を持つ」と記述されているが、本編での描写を見ると戦闘力が高いとは言い難い。 集団で四次元空間の制御装置を警備するもののいとも簡単に猛に潜入されたり、集団で倒そうとするが一蹴されて全滅してしまっている。 ウルトラマン80でもある猛が強いのか、それともバム星人が弱いのか……謎である。 メカギラスはウルトラ怪獣には珍しい硬質感に満ちたデザインだが、 戦艦のブリッジを思わせる頭部に重々しい動き 正確無比なロケット弾やビーム砲による砲撃 ウルトラマン80を追い詰めるメカメカしい攻撃パターン 反撃を受けた際の首の360度回転 という具合に、同じウルトラシリーズのメカ怪獣のキングジョーと異なり生物的イメージを排除した、肩書通りに徹底した「ロボ怪獣」的描写が光る。 デザインはメカギラス、バム星人共に山口修氏が担当。 バム星人はデザイン画時点では青色基調のアメリカンパトロールを彷彿とさせる衣装だったが、実際には白基調の衣服となっている。 居村眞二の漫画版『ウルトラマン80』ではTVシリーズの後日談的エピソードが描かれており、メカギラス2号が登場。 外観こそ初代同様だが、こちらはさながらキングジョーの如く3機のユニットに分離する機構を兼ね備えており、 猛の同僚・相原京子を人質にしたバム星人が80に復讐を挑んでいる。 追記・修正は四次元空間行きの列車に乗ってお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 昔からかなり好きだしかっこいいと思うのにソフビ化に恵まれない。何故だ。 -- 名無しさん (2016-12-24 08 14 03) 名前は巨大トンボのようで外見はメカg・・・・ -- 名無しさん (2016-12-24 11 15 14) ウルトラ超伝説では80が最も苦手とする怪獣としてジュダが名を挙げていた。苦戦したのはメカギラス自体の強さよりも不利な四次元空間での戦いだったからのような気もするが -- 名無しさん (2016-12-24 13 01 36) ロボット怪獣というか怪獣型ロボットなデザインが好き -- 名無しさん (2016-12-24 13 35 02) 擬人化計画のイラストをググってみたけど説明どうり両手が無ければわからないなぁ 教頭達が行方不明の大和先生に嫌味を言ってる中で生徒たちは信じてる構図が好きな回だよ -- 名無しさん (2016-12-24 14 37 33) シルバーガルにコイツの攻撃が当たった際、搭乗していたキャップが目を負傷するという珍しい場面があった -- 名無しさん (2016-12-24 18 18 07) ○カギラス -- 名無しさん (2016-12-24 20 07 10) メカレッドギラス、メカブラックギラスなんてのも出るかな? -- 名無しさん (2016-12-24 22 32 37) ああ、そういえば額だったね -- 名無しさん (2016-12-24 22 33 38) 敵基地のセットがこれまた中々に精巧で、出撃シーンとかも妙にカッコよかった印象 -- 名無しさん (2016-12-25 01 04 07) この話前半がホラーっぽい演出で子供の時ビクビクしながら見てたな -- 名無しさん (2016-12-27 03 02 02) トッキュウジャー「あれ?変なとこに着いちゃった」 -- 名無しさん (2016-12-29 20 42 37) ザンドリアス、ノイズラーがクラウドファンディングで復活の今、同様にKADOKAWA版で擬人化されたメカギラスも来年あたりチャンスが…? -- 名無しさん (2017-12-15 22 28 58) いかにも昭和のロボットデザインって感じだな。平成でリメイクするなら機龍っぽくなるかな -- 名無しさん (2017-12-15 22 38 26) バム星人は当時の子供向けの書籍によれば一人でグリーンベレー50人分の戦闘力を誇るらしい。…劇中じゃめっちゃ弱かったけどな -- 名無しさん (2017-12-16 01 10 04) モデルはメカゴジラ、声はガイガン -- 名無しさん (2018-11-14 14 16 34) 俺はメガギラスとメカゴジラを名前融合! さらにメカゴジラとガイガンを音融合! 四次元に現れよ! 四次元ロボ獣メカギラス!! 花粉症と三次元は勘弁な! -- 名無しさん (2018-11-14 17 31 24) 名前 コメント
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このページでは、SFC版『ウルトラマン』とGBへの移植作である『ウルトラマン』について紹介しています。 判定はSFC版が良作、GB版が劣化となります。 ウルトラマン (SFC) 概要:スーファミで帰ってきたウルトラマン システム:必殺の180秒 評価点:1991年の挑戦 賛否両論点:怪奇・ステージ構成の謎 問題点:必殺! 流星キック? 総評:スタッフより愛を込めて 移植:アーケード作戦第1号 その後の展開:本作を継ぐもの 余談:第四ステージの悪夢 ウルトラマン (GB) 移植:ゲームボーイ総進撃 SFC版との違い:マン対怪獣の決闘 評価点:1991年の再挑戦 問題点:前転無法地帯 総評:恐怖の超移植 余談:悲劇は繰り返す ウルトラマン (SFC) 【うるとらまん】 ジャンル 格闘アクション 対応機種 スーパーファミコン、アーケード 発売元 【SFC】バンダイ【AC】バンプレスト 開発元 【SFC】ベック【AC】ヒューマン 発売日 1991年4月6日(ACも同時期稼働) 定価 7,800円 プレイ人数 1人 判定 良作 ポイント 充実の原作愛格闘アクションとしてはかなり荒削り難易度は高め ウルトラマンシリーズ 概要:スーファミで帰ってきたウルトラマン 都市を蹂躙する大怪獣や宇宙人。必死の抵抗を試みた人類が万策尽きたその時、身長40mの正義の超人ウルトラマンが現れ、必殺のスペシウム光線で怪獣を葬り去る…。 1966年に放送された特撮番組『ウルトラマン』は絶大な人気を博し、今なお新作が制作され続けるご長寿シリーズとなった。 当然ゲーム作品化も家庭向けゲーム黎明期から多数行われているが、ファミリーコンピュータやゲームボーイのウルトラマン系作品のほとんどはSD化されたコンパチヒーローシリーズである。 そんな中発売された本作は「リアルなウルトラマン」が「リアルな怪獣」と「リアルな街の中」で戦う、まさに新世代機であるスーパーファミコンでしか作れないゲームであった。 SFCのサウンド能力により、ウルトラマンの「ヘアッ!」「ダアッ!」「シュワッチ!」あるいはバルタン星人の「フォフォフォ…」といった声がそのまま出るのも革命的である。 スーパーファミコンでは2本目のキャラゲーである本作は、「スーファミはここまで原作を再現したゲームが作れる」事を大いに証明する作品となった。 なお本作は、同時期にアーケード版も稼働開始している(詳細は後述)。 システム:必殺の180秒 ウルトラマンを操作し、『ウルトラマン』に登場した怪獣たちと1対1の戦闘を行う2D格闘ゲーム。 各ステージの制限時間は、ご存知の通り3分間である。(*1) 操作は単純で、パンチ、キック、光線、バリア、投げの5種。通常防御ができず、マンが怪獣にぶつかるとダメージを受けるなど、ややアクションゲーム寄り。 光線には4段階の強弱があり、時間経過で溜まるゲージを消費して撃つ。バリアもゲージを少量消費。 消費の少ない順に、スラッシュ光線、アタック光線、八つ裂き光輪(ウルトラスラッシュ)、スペシウム光線。 怪獣のHPを0にした上で(このとき、怪獣のゲージに「FINISH」の文字が表示される)、ゲージ最大消費のスペシウム光線を怪獣に浴びせればウルトラマンの勝利、ウルトラマンのHPが0になるか、3分経過すると敗北となる。 マン・怪獣共に少しづつHPが回復し続けるため、怪獣のHPを0にしたら即座にスペシウム光線を撃たなければトドメを刺せない。わずかでも回復した状態で撃ってしまうと、怪獣はHPが0になるだけでマンはゲージを全消費するため、再度満タンになるまで怪獣の猛攻に耐えなければならなくなる。 全10ステージ。最初の残機は2機で、50000点獲得ごとに1機追加される。 説明書には、ネタバレ防止のためか、7面以降に登場する4体の怪獣については、身長・体重及び、怪獣からのコメントのみが掲載されている。と言っても、原作に詳しい人なら「ああ、あの怪獣だな」とすぐに連想出来るようにはなっている。 + 登場怪獣一覧 STAGE 怪獣名 原作登場話数 1 宇宙怪獣 ベムラー 第1話 2 地底怪獣 テレスドン 第22話 3 棲星怪獣 ジャミラ 第23話 4 四次元怪獣 ブルトン 第17話 5 どくろ怪獣 レッドキング 第25話(二代目) 6 宇宙忍者 バルタン星人 第2話(初代) 7 古代怪獣 ゴモラ 第26・27話 8 悪質宇宙人 メフィラス星人 第33話 9 怪獣酋長 ジェロニモン 第37話 10 宇宙恐竜 ゼットン 第39話 本作で作られた「敵の体力をゼロにして必殺技でとどめを刺しクリア」というシステムは、以後多くのウルトラマンゲームでの基本フォーマットとなっている。 一般的な格闘アクションゲームのように、敵の体力をゼロにした際、パンチやキックでも決着が付いてしまうとウルトラマンとしては格好悪いという事なのだろう。 評価点:1991年の挑戦 キャラゲーと言えば、ゲーム性以前にキャラ愛の無い作品も少なくないのだが、このゲームは当時としても珍しい「原作愛が極めて豊富なキャラゲー」に仕上がっている。 電源を入れるとまず表示されるのは真っ赤な画面。そしてそこから徐々に、『ウルトラマン 空想特撮シリーズ』の文字が浮かび上がるデモが挿入される。(*2) その後放置しておくと、「ウルトラマンの歌」をバックに今作に登場する怪獣のシルエットが次々と現れる演出も(トリはウルトラマン)。完全とは行かないまでも、原作のオープニングを再現しようという意気込みが早くも感じられる出来となっている。 ウルトラマンはステージ毎に「○(%)o」←ご存知変身・巨大化バンクで登場。 カラータイマーも原作通りついていない 。 先述の通り、怪獣を倒すためには怪獣のHPを0にした上で、ゲージ全消費のスペシウム光線を浴びせなければならない。 遠くから光線技を撃っているだけでも怪獣の体力を減らすことはできるが、それではスペシウム光線を撃つだけのゲージが溜まらない。つまり格闘が必須。 特撮モノのお約束への疑問として「格闘せずに最初から必殺技を撃てば楽勝なんじゃないか?」とよく言われるが、このゲームはこの問いに見事に回答を出している。 隠し要素として「カラータイマーが鳴り始めると、ゲージの溜まり方が速くなる(*3)」ため、原作の醍醐味「カラータイマーが鳴ってからの大逆転」も再現しやすい。 『最後まで決して諦めてはいけない』という制作者側からのメッセージが感じられる。 ただし難易度という点ではこれがかなり問題だったりするが…。 怪獣へのこだわりの高さ ステージごとに「○○怪獣 ×× 登場」とウルトラシリーズ恒例の字幕が表示され、当時の子供たちが必死に覚えた身長と体重が表示される。 バルタン星人の分身、レッドキングの岩投げ、ゼットンの火球・瞬間移動・光線反射などの得意技は当然再現。 背景もゴモラ戦の大阪城、ブルトン・ゼットン戦の科特隊基地、ジャミラ戦の国際会議場(代々木体育館)など原作を再現。 大阪城には自衛隊の車両が居たり、ブルトン戦ではなんともなかった科特隊基地がゼットン戦では燃えていたり、ジャミラ戦では万国旗が折れていたりと小ネタも細かい。 レッドキングは黒目の初代では無く二代目。古今東西レッドキング二代目が登場するゲームは本作だけである。初代ではないことが残念な人もいるかもしれないが、コアなファンは非常にレアなチョイスに喜べる。 特にジャミラは犠牲者的な立場だったこともあって優遇されており、倒しても爆発せずに息絶え、原作にもあったジャミラの墓の前に科特隊員が並ぶ1枚絵でステージクリアとなる。 良質のBGM オープニング画面に原作OP「ウルトラマンの歌」、各ステージ開始時のBGMに劇中歌「特捜隊の歌」を採用。 制限時間が1分を切ると、BGMが原作の戦闘曲「進め!ウルトラマン」に変わり、ご存知カラータイマーが鳴り始める。さらに30秒切るとカラータイマーの鳴りが早まる。 それ以外の曲はオリジナルだが、ドラムと金管楽器を中心に「当時の特撮で流れていそうな曲」を作り出している。 正統派行進曲のレッドキング戦、サイケなバルタン星人戦、レクイエム調のジャミラ戦…と各怪獣によく合ったBGMが多い。 開始1分後辺りにはステージによって異なるマイナーコードのBGMが流れ出す面もある。おそらくはウルトラマンが苦戦している事を表現するためのものだろう。そして開始2分後には一種の逆転のテーマとも言える「進め!ウルトラマン!」が流れ出し、高揚感をもたらしてくれる。 + ご丁寧にも「ウルトラマンの歌」は放送時と長さが全く同じ。映像を合わせるとこうなる。 http //www.nicovideo.jp/watch/sm5635959 とんでもなく強いゼットン ウルトラマン最強最後の怪獣にして今作のラスボス、宇宙恐竜ゼットンの強さが尋常ではない。 打撃攻撃は大抵当たる寸前にテレポートで逃げられ、光線技は大抵バリアーで反射されるというチート仕様。 パンチのリーチは大体ウルトラマンの3倍はあり、火球は同時に3方向へ放たれ回避困難。 さらにアーケード版に限ってはコンテニューしたらHPが全回復している状態で再戦になるのでゴリ押し不可という鬼畜っぷり。 通常のゲームであれば批判要素になりそうなところだが、(帰マン以降の作品ならともかく初代マンにおいては)理不尽な強さこそがゼットン最大の魅力であり、強すぎる事が評価点である。 ゼットンはウルトラマンでは決して倒す事ができず、トドメのスペシウム光線を撃つと原作通りに反射されて原作通りに負けてしまう。 その後ゼットンを無重力弾(ペンシル爆弾)で撃つミニゲームが開始され、これをクリアして初めてエンディングとなる。これも原作通り。命中せず弾数がなくなるとゲームオーバー。 無重力弾(ペンシル爆弾)は新兵器であり貴重なものなので岩本博士から「仕損じるんじゃないぞ」という注意が入る。 原作では1発限りだったが、この作品では残機数+1発(最大9発)撃つことができる。慣れたプレイヤーなら「 ただし9発しか無い 」という思わずツッコミたくなる注意内容になる。 余談だがゼットンは後発の映像作品でも常に強キャラ・「壁」というポジション。『帰ってきたウルトラマン』では初代同様ラスボス(*4)、『パワード』では事実上パワードと相打ち、『マックス』ではマックスがゼノンの加勢が入ってもマックスギャラクシーを手にするまで圧倒され、初代~80の設定を引き継ぐ『メビウス』でも初代マンを倒した強豪怪獣として認知されている(*5)。 ちなみに赤い通り魔ことレッドマンすら苦戦した。 アーケードのシューティングゲーム『ウルトラ警備隊 空想特撮ゲーム』のように、ラスボスとして登場するゲーム作品もある。 とにかく作品全体から「ウルトラマンが大好きだった人々が作っている」感がただよっており、同じくウルトラマンが大好きな子供たち(とお父さんたち)を大いに楽しませた。 スタッフロールは科学特捜隊員にならい全員名字のみカタカナで表示される。こいつらノリノリである。 賛否両論点:怪奇・ステージ構成の謎 謎のステージ構成 SFC版での対戦順は先述の通りだが、ベムラーとゴモラ以後を除く5体の順番が原作の登場順と異なる。 「この怪獣は強いので難易度調節のため入れ替え」にしては中盤に出てくるブルトンなどの説明がつかない。特にバルタン星人などはゲーム中の強さからしても序盤の敵の印象が強く、あとで出すなら二代目名義で出す手もあったのになぜか初代の方(ステージなどで分かる)である。 アーケード版(後述)ではステージが色々と入れ替えられているが、そちらはそちらで更に謎の構成になっている。 ゲームとして各ステージの演出がマンネリにならないよう配慮したのだろうか?謎は尽きない。 問題点:必殺! 流星キック? ウルトラマンの動きが今一つ格好悪い。 正拳突きの練習みたいなパンチと、手を腰に当てて足を90°前に上げるラインダンスみたいなキック。どちらも格好悪い上に、リーチがとても短い。 と、思われがちだが…正確には「右足を突き出し」「右手は腰の側に」「左手は胸の前で水平に」というモーションである。もっとも、それでも格好良いとは言い難いが… 怪獣が画面内に居るとウルトラマンは「あの」前かがみのファイティングポーズとなり、非常にゆっくりとしか前後に移動できなくなる。 そのくせ怪獣が見えなくなると走れるようになる上、緊急回避のバク転も素早い。要は逃げ足だけやたらと早いのだ。それでいいのかウルトラマン? 有効な攻撃とそれ以外の格差が激しい。 先述の通り、ウルトラマンはゆっくりとしか移動できないのだが、やたらとジャンプ力が高く、しかも空中での操作性が良い。 よって主な戦法は、怪獣2体分の高さから物理法則を無視して斜め下に蹴るライダーキック急降下キック。流星キック(*6)でさえなく、ウルトラマンらしい動きではない。 しかもAIがまずく、ハイジャンプすると多くの怪獣が追いかけてジャンプしてくるため、そいつの頭を踏んづけるだけで倒せる怪獣が多数。こうなるともはや作業ゲーと化す。 とは言っても、漫然とジャンプしていればいい訳ではなく、ジャンプの軌道に工夫が必要。例えば考えなしに垂直ジャンプしていると、後半の怪獣ほど離れていく。 「急降下キック禁止」の縛りを掛けると途端に難易度が激増する。原作っぽくプレイしたかったり、歯ごたえを求める人はどうぞ。 あの『ゲームセンターCX』では有野課長がゼットンを相手に急降下キックを駆使した“勝手に予測キック”戦法で辛くも勝利を収めた。 どれを取ってもキックより秀でた点がないパンチボタンの存在意義は皆無。地上でのパンチはキックよりもリーチが短く、発生、威力ともキックと同じ。 ちなみに空中でのパンチボタンはチョップとなるがこれまた非常に当てにくく(持続は長いが)、しかもキックより弱いため、パンチボタンの存在意義は皆無と化している。 小ジャンプからのチョップは割と当てやすいので、ハイジャンプ縛りのお供。 時間経過でしかゲージが溜まらない とにかく最後にスペシウム光線を撃たないと勝負が決まらないので、光線やバリアを使い過ぎるとゲージが貯まるまで待つほかない。 バリアの多用を強いられるメフィラス星人戦では「バリアで削る」→「ひたすら逃げまわってゲージを貯める」→「なんとか急降下キックで削ってトドメ」と言う、なんともせこい戦法を強いられる。 スタッフもこの仕様を邪魔だと思ったのか、後述のワンダースワンカラー移植版では「ゲージは時間経過で貯まる」「トドメはスペシウム」というシステムは廃された。 ちなみに、原作のウルトラマンは必ずスペシウムでトドメ…という事はなく、スペシウム光線以外の光線技や投げ技だけで怪獣を倒したことも少なくない(*7)。 残機が余りやすい 各ステージクリア毎の残機数も得点になるのだが、残り時間・残りHPによる得点に比べ残機数によるポイントが多く、残機が余れば余るほど残機が増えるという矛盾した設計になってしまっている。 ゲーム設定が不親切 昔のゲームなのでオプション画面の呼び出し方が「タイトル画面でセレクト+スタート同時押し」と特殊。取り扱い説明書がないとまずわからない。 デフォルト設定の「ノーマル」は子供にはなかなか厳しい難易度で、たいていは例の怪獣で死ぬ。イージーモードの存在を知らないとゼットンまで辿り着くのはかなり困難になる。 イージーモードはある程度易しくなりクリアしやすくなるが、エンディングのスタッフロールが省略される。スタッフロールを見るには高い難易度を乗り越えなければならない。 次回作の『ウルトラセブン』では改善されてわかりやすくなった。 ただしイージーモードでエンディングが途中省略される仕様は引き継がれている。 コンティニューが無い コンティニューが無く、残機が無くなるとゲームオーバー、最初からやり直しになる。コンティニューする裏技も存在しない。 総評:スタッフより愛を込めて 格闘ゲームとしては物凄く荒削り。出来の悪い格ゲーにありがちな「ジャンプキック等の特定の技だけで勝ててしまう」といった問題も抱えてしまっているのは確か。 しかし、全編にわたって溢れている原作愛は紛うことなき本物であり、「SFCはここまで原作愛を形にしたキャラゲーを作れる」事をプレイヤーにも各社の制作側にも示した作品だと言える。 ウルトラシリーズのゲームとしても金字塔的作品であり、その原作再現への意欲は後にPS2でリリースされた名作『ウルトラマン』に、「格闘して必殺技でトドメ」のシステムは『Fighting Evolution』シリーズの「ふらふらゲージ」に受け継がれている。キャラゲー・ウルトラゲーム史の1つの転換点となった作品であるといえよう。 4Mbitという極めて限られた制約の中で製作者の理想を可能な限り形にし、かつ子供たちを熱狂させたこの作品は、常に予算や技術の制約と格闘を続けた番組『ウルトラマン』の姿そのものである。 移植:アーケード作戦第1号 SFCと同時にアーケード版が稼働開始。バンプレストの最初のアーケードゲームとなった。 システムはコンティニューに100円掛かる以外ほぼ同じだが、SFCでは容量の都合でカットされた原作再現要素が可能な限り詰め込まれている。 怪獣の追加。全13ステージになり、ネロンガ、アントラー、バルタン星人2代目が登場。 怪獣の登場順も若干変わっている。 + 登場怪獣一覧(AC版) STAGE 怪獣名 原作登場話数 1 宇宙怪獣 ベムラー 第1話 2 透明怪獣 ネロンガ 第3話 3 宇宙忍者 バルタン星人 第2話(初代) 4 棲星怪獣 ジャミラ 第23話 5 地底怪獣 テレスドン 第22話 6 四次元怪獣 ブルトン 第17話 7 磁力怪獣 アントラー 第7話 8 古代怪獣 ゴモラ 第26・27話 9 宇宙忍者 バルタン星人 二代目 第16話(二代目) 10 どくろ怪獣 レッドキング 第25話(二代目) 11 悪質宇宙人 メフィラス星人 第33話 12 怪獣酋長 ジェロニモン 第37話 13 宇宙恐竜 ゼットン 第39話 効果音が非常にリアル。マンや怪獣の声もSFCより似ており、長め。 SFC版は容量がSFCソフトの中でも特に少ない4Mbitしかなく、多くの音声が短くカットされてしまっていた。 ただし、追加怪獣のネロンガとアントラーの声が逆になっているというミスがある他、バルタン星人以外はバトル開始直後に鳴き声をしなくなっているので一部の怪獣は声を聞くことができない。 BGMはテンポが速く派手に改変され、残念ながらあまり昭和特撮の匂いはしなくなっている。 うるさいゲームセンター内では派手な音にしないと目立てないから、という理由らしい。 一部技のバランスが異なる 空中での操作性がSFCより悪く、SFCほどの急降下キック無双はできない(それでも強いが)。 スペシウム光線以外の光線技のエネルギー消費量が減り、SFCでは空気な八つ裂き光輪はこちらでは結構使える。 一部AIがSFCより貧弱で、バリアを怪獣の目の前で貼るとジャンプで何度も突っ込んできてダメージを受ける。 怪獣の体力がゼロになると「FINISH」の文字がゲージに表示されるが、トドメを刺せないでいると「FINISH」の文字が点滅を始め、怪獣の体力が回復してしまう事が近い事を知らせてくれるようになっている。 怪獣を倒す際の演出も更に力が入っており、拘りが窺える。 ジャミラへのトドメが専用のウルトラ水流になっている。SFC版では容量の都合でカットされていた演出。 加えて、バルタン星人二代目は八つ裂き光輪、アントラーに至ってはムラマツキャップからバラージの青い石を投げつけられる事で倒される。 ゲーム中にも得点が表示されており、家庭用と同様のクリアボーナスのほかに、バトル中にウルトラマンの攻撃が当たることでも得点が入る。 ただし家庭用と違い、得点で残機が増えるという概念がないため、攻略には影響しない。 コンティニューは、最終面の無重力弾失敗時を除き無限にできるが、都度怪獣の体力は全快してしまう。 ゼットンを無重力弾で撃つミニゲームでは、AC版は残機の概念がないので弾数が2発で固定されている。 ミニゲームに失敗した場合、コンティニュー不可。 ちなみにミニゲーム失敗、もしくは店舗側でコンティニューが無効にされている場合に途中でゲームオーバーになった場合、ハイスコアを記録しても名前入れができずランキングに載らないというバグがある。 その後の展開:本作を継ぐもの バンダイのキャラゲーとしては珍しく出来が良く、ウルトラシリーズ自体も人気の高いコンテンツであったため、幾度となく移植・リメイクされることになる。 GB『ウルトラマン』 1991年12月29日発売。詳細は後述。 SNES『Ultraman Towards the Future』 91年10月発売。価格は不明。 オーストラリアで放送された『ウルトラマンG(グレート)』を題材とした、SNES(海外版SFC)で発売された作品。日本未発売。 操作系およびルールは「マン」とほぼ同じで、『G』特有の変身シーンの再現度もかなりの高さ。 SFC『ウルトラセブン』 1993年3月26日発売。8,800円。 本作の続編。「マン」よりも容量が増えているがシステムに大きな変化はなく、増えた容量のほとんどを原作の再現に費やしている。そのため、「マン」以上にスタッフの原作愛が感じられる出来となった。 各ステージ毎に原作エピソードを紹介する導入が入り、セブンの戦いを追体験できる。 この際、各話1枚づつ劇中の写真が表示される。伝説の迷シーン「ちゃぶ台を挟んで対話するメトロン星人とダン」も収録。 ジャンプ力は弱体化したが、急降下キックのアーマーが強化されたため、結局ライダーキックゲーである。 MD『ウルトラマン』 1993年4月9日発売、開発はヒューマン。 グラフィックの色彩が変化してるが、基本的にはSFCと同じ内容。 ハードの仕様の都合上音割れが目立つが、一部の音声はアーケード版に準じている他、BGMも一部変更されている。 バンダイブランドではなく、あの和製バービーを出していた、米マテル社とバンダイの合弁企業「マーバ」から発売されていた。 3DO『ウルトラマンパワード』 1994年3月20日発売。8,800円。 知る人ぞ知る幻のハード、3DOのローンチタイトル。 ウルトラマン・怪獣・背景を全て3DOのウリである写真の取り込みで表現しており、画像は非常にリアル。 ウルトラマン・怪獣共に攻撃手段・コマンドが増え、より格ゲーらしくなった。 WSC『ウルトラマン 光の国の使者』 2001年6月21日発売。5,229円。 実質的リメイク版。グラフィックの向上と操作攻撃の追加が行われ、強攻撃の採用、地面に倒れてからの追撃が可能など、ゲーム性が強化された。 「ウルトラマン指数」なる珍システムが採用されており、原作で各怪獣とウルトラマンが戦った際と同じ戦い方・決め技を使うほど得点が上がる。 やっとゾフィーが操作可能になった。ただし出現条件は「ハードモードのゼットンを撃破」と鬼畜。 携帯アプリ『ウルトラマン』 2006年11月15日発売。 まさかの携帯への移植。SFC版ベースだが難易度調節やエンディングが削除されており、完全な劣化移植である。 余談:第四ステージの悪夢 ステージ4の四次元怪獣ブルトンが物凄く強く、ブルトンの出世作となった。 前半の敵にもかかわらず「打撃にテレポート」「光線にバリア」「遠隔攻撃持ち」とゼットンと同レベルの特殊能力を持っており、おまけにゼットンに無い突進攻撃を使う。まさに序盤の壁。 徐々にダメージを受ける麻痺光線はA連打で解除できるのだが、これに気づかないと光線が1発当たるだけで即死することに。 実はこのステージまでは全く使えない技だった組み攻撃が有効。逆にこれまで猛威をふるってきた急降下キックは当て辛いというすこぶる意地悪…もといトリッキーなキャラだったりする。「麻痺光線はバリアで跳ね返してダメージを与える事が出来る」「転がっている時はこちらの光線技が必ず命中する」といった弱点もあるが、なかなか気づかないプレイヤーも多かっただろう。 スーパーファミコン版でイージーモードの場合、前転しながらチョップを繰り返すだけで動きを封じてほぼ無限にハメることができ、これを知っているとむしろ最弱クラスとなる。 今でもネット掲示板等で「SFCのウルトラマンといえばブルトンの強さ」が語り草となるほど。 上記のブルトンも含めてSFC版では偶数ステージは鬼門となる敵が多い。最終ステージのゼットンやバルタン(ステージ6)、メフィラス星人(ステージ8)といった敵に躓いたプレイヤーも多いだろう。 原作ではジェロニモンの無重力光線を反射するためにのみ使われた「リバウンド光線」(バリア)であるが、このゲームではなぜか無重力光線は反射できない。 他の光線やゼットンの火球、レッドキングの岩投げなど、原作では何の関係もないものは反射できるのだが…。 怪獣の光線回避モーションがやけにかわいい。頭を抱えて地面にへたり込むジェロニモンは必見。 当時『月刊コロコロコミック』で連載されていた玉井たけしのギャグ漫画「ウルトラ怪獣かっとび!ランド」で、このゲームで悪役にされた怪獣たちがウルトラマン(*8)に挑戦するエピソードがある(単行本6巻収録)。あらすじはウルトラマンがSFCばかりやって外で遊ばなくなったことに憤慨したウルトラマンキングじいちゃんが、ウルトラマンを怪獣たちと共にゲームの世界に送ってしまうというもの。 ウルトラマン (GB) 【うるとらまん】 ジャンル 格闘アクション 対応機種 ゲームボーイ 発売元 バンダイ 開発元 ベック 発売日 1991年12月29日 定価 3,500円 プレイ人数 1~2人 判定 劣化ゲー ポイント 無茶な操作性スーファミ版の再現度自体は意外と高い ウルトラマンシリーズ 移植:ゲームボーイ総進撃 SFC版『ウルトラマン』をゲームボーイへと移植した作品。ダウンスペック機への移植という事もあり、SFC版とは違う点が多い。 パッケージ及びカセットラベルのウルトラマンのイラストは原作OPを意識したシルエットでゲームシリーズとしては珍しく渋いチョイスである。 SFC版との違い:マン対怪獣の決闘 対戦モードが追加。 通信ケーブルを使うことで2P側限定とはいえ怪獣の操作が可能。『ウルトラセブン』よりも先駆けている。 登場怪獣の順番が変更。 SFC版では中盤辺りの登場だったバルタン星人とレッドキングが本作では2、3戦目での登場となるなど、SFC版よりもTV版原作に近くなっている。 テレスドンとジェロニモンは登場せず、代わりに二代目バルタン星人が登場する。 …と、言っても容量の都合もあるのかグラフィックやステージなどは初代と同一(*9)(*10)のため実質的には2戦目と言える。 ボタン数が少ない事もあり、 必殺技の選択は十字ボタン斜め上、ジャンプはスタートボタン、ポーズはセレクトボタンとあまり類を見ない操作性となっている。 評価点:1991年の再挑戦 元であるSFC版を限りなく再現している。 タイトル画面の「ウルトラマンの歌」、怪獣と対戦前の「特捜隊の歌」がしっかりと流れており、ジャミラ撃破時の特殊演出やメフィラスと決着した際の対話などはSFC版と同様。 ただ、制限時間が迫った際のBGM「進め!ウルトラマン」は削除されている。 問題点:前転無法地帯 無茶すぎる操作性。 上記の通り、斜め上で選択でスタートでジャンプのため、操作性は悪い。(元のSFC版からそうなのだが)ウルトラマンの動きが遅い事もあり、必然的にジャンプもしくは前転便りとなり、移動のたびに入力しがちになる。 オプションもSFC版同様メニュー一覧に表示されておらず、タイトル画面でスタートとセレクトの同時押しとなる。なぜ隠しコマンドみたいな扱いに… グラフィックやBGMなどはスペックの都合上劣化。 ウルトラマンの登場シーンである「グングンカット」は解像度が妙に粗くモザイクのようになっている。 ウルトラマンや怪獣にコマ送りのようなカクカクとした動きが目立っている。特にパンチやキックは動きが一瞬で、当たり判定がかなり分かりづらい。 ブルトン戦とゼットン戦の背景は科特隊基地なのだが、SFC版ではブルトン戦では夜景でゼットン戦では基地ビルから煙が出ているなど、それぞれ差分があったのだが、GB版ではゼットン戦の背景で統一されている。 前転からの攻撃(特に前転→投げのコンボ)が特に強く、急降下キックよりも効果的になるなど戦闘バランスは余計に悪くなっている。前転→投げだけでブルトン以外には無双できるほど。(*11) 効果的な攻撃が増えたという見方は出来るが、より一方的な戦いになりがちとなったという点では問題だろう。 ブルトンのみ投げた後の距離が他の怪獣と異なるため前転→投げのコンボが使えないが、攻撃パターンがSFC版ほど苛烈でないのであちらのジャンプに合わせて急降下キックを繰り出すだけで勝てる。 結局急降下キックか スタッフロールはカット。このため映像に出ていたゾフィーは登場せず。 総評:恐怖の超移植 元のSFC版の再現度そのものは高いが、ボタン数の少なさに起因する操作性の悪さなどは擁護できず、やはりゲームボーイへの移植は色々と無茶だったと言わざるを得ない。 とはいえ、この後の同じケースの惨状を見ると劣化は当たり前な上に無理がたたって悉く文句なしのクソゲーに化けた例が多いことを考えると本作は、まだ妥協できる水準は保っている点はむしろ褒めていいレベルかもしれない。 余談:悲劇は繰り返す 本作は上記の通りで「スーパーファミコンのソフトをスペックではファミコンにも劣るゲームボーイに移植する」というとんでもない無茶をしている。 ファミコンをゲームボーイに移植する時点でも大抵は劣化してしまうほどなので当たり前といえば当たり前。だが、この後同じケースは多発しており見事にクソゲー化した例も少なくはない。 その最たる例とも言えるのが、この1991年3月アーケードで登場し、1992年にスーパーファミコンで発売しこの時点では文句なしに良質だったながら1995年にゲームボーイ化したあの対戦格闘ゲームの金字塔『ストリートファイターII』である。 他には厳密には移植ではないがスーパーファミコンでシリーズ展開していたリアル路線のプロレスゲーム『全日本プロレスシリーズ』(*12)のゲームボーイ作品『全日本プロレス ジェット』なども無理なリアル路線を引き継ごうとして同じような轍を踏んでいる。
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登録日:2013/08/18(日) 14 24 05 更新日:2023/10/14 Sat 19 40 15NEW! 所要時間:約 15 分で読めます ▽タグ一覧 アベユーイチ ウルトラシリーズ ウルトラマン ウルトラマンギンガ ウルトラマンタロウ ウルトラマン列伝 ギンガ ダークルギエル テレビ東京 ニュージェネレーションヒーローズ 低予算 平成ウルトラマン 杉田智和 根岸拓哉 特撮 稀にギスギスシーンあり 長谷川圭一 ウルトライブ! ウルトラマンギンガ! 「ウルトラマンギンガ」は、2013年7月10日より放送された円谷プロダクション制作の特撮テレビドラマである。 円谷プロダクション創立50周年記念作品。 ▽目次 【概要】 【あらすじ】 【登場人物】【人物】 【スパークドールズ】 【ウルトラマンギンガ】 【登場怪獣】 【主題歌】 【スパークドールズ劇場】 【概要】 ウルトラシリーズの地上波放送番組としては『ULTRASEVEN X』以来6年ぶりの新作となる。 今なお続く「ニュージェネレーションヒーローズ」シリーズの始祖。 『新ウルトラマン列伝』の番組内で7月~8月にかけて6エピソードが放送され、その後11月から12月にかけて5エピソードが放送された。 『新ウルトラマン列伝』の番組内での放送なので、放送後にもyoutubeで1週間限定の配信を行っている。 このほか、劇場でのイベント上映で2エピソードが公開された。劇場スペシャル2では『ウルトラセブン』と間違いが起きやすい『ウルトラマンセブン』ネタが本編に登場している。 物語の舞台は現代の日本だが、 「ウルトラシリーズで初めて地球防衛組織が登場しない」「歴代のウルトラマンや怪獣が人形にされている」 などの新要素が非常に多い。資金難な問題も少なからずあると思われる。 また、ウルトラゾーンを彷彿とさせるコミカルな演出、展開が歴代シリーズに比べて多めでもある。 低予算らしく舞台は基本的に廃校となった小学校で撮影され、特撮もあまり金のかからない学校の裏山のセットが組まれる、 制作期間も一ヶ月ほどなど、ところどころで苦心の跡が見て取れる。続編の「ギンガS」や「X」ではセットを組まれるようになったが、 CGを利用して誤魔化したりセット破壊や細かなミニチュア模写を序盤辺りの頃に行い、それ以降はあまり行われなくなるようになる。 また費用のかかる着ぐるみも新規製造は殆ど行わず、既存の着ぐるみを流用するなど地味に見えないよう改善しつつも基本的に節約の体制は同じである。(*1) 制作事情以外にもネクサスからの放送局とのゴタゴタで放送枠の確保に苦労した反省か 列伝内放送で余計な出費を抑える 分割やギンガ以降の1~2クール内放送にすることで毎年TV放送するため、製作に要するスタミナを抑える(所謂深夜アニメのような状態) といった、リスク回避の為か劇場版シリーズや一部の作品(*2)、リュウケンドーやゴウライガンなどの他社のオリジナル特撮でみられた製作委員会方式が導入されているなど放送面でも工夫が見られる。 最終回後に最終回と劇場スペシャル2の間の時系列である番外編として 第35話「ウルトラマンギンガ番外編 残された仲間」が放送された。 翌2014年には、続編「ウルトラマンギンガS」も放送され、新キャラクターとして「ウルトラマンビクトリー」が登場する。 監督は「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」を監督した坂本浩一。 ウルトラマンビクトリーに変身する人物を演じるのは宇治清高(仮面ライダーフォーゼのユニコーン・ゾディアーツ)。 低予算、放送期間の短さなどの問題点は抱えながらも、本作から続く「新世代ヒーローズ(*3)」によるウルトラシリーズ復活の基礎となったといえる。 【あらすじ】 数千年前、全てのウルトラ戦士と全ての怪獣・宇宙人は銀河の彼方で激しい戦いを繰り広げていた。 その最中、何者かが謎のアイテム・ダークスパークを使い、ウルトラ戦士や怪獣達を小さな人形・スパークドールズに変えてしまう。 そしてスパークドールズは宇宙に散らばり、その幾つかは地球にも降り注いだ…… 時は流れ、現代。 選ばれし運命の少年・礼堂ヒカルは予知夢に導かれ、夏休みを機に生まれ故郷の降星町(ふるほしちょう)へ帰ってくる。 そして、スパークドールズにされたウルトラマンタロウと出会い、不思議なアイテム「ギンガスパーク」を手に入れることとなる。 時を同じくして、強大な闇の力が動き始め……スパークドールズとなったはずの凶悪な怪獣や宇宙人が現れ始めた! ヒカルは大切な仲間たち、大切な夢を守るため、ギンガスパークの力で怪獣やウルトラ戦士と一体化=「ウルトライブ」して敵に立ち向かう! 【登場人物】 【人物】 ●礼堂ヒカル(らいどう-) 17歳の高校2年生。 将来の夢は冒険家で、ロックミュージシャンの両親と共に世界中を旅していたが、物語冒頭で何かを感じて降星町に帰ってきた。 好奇心と正義感が人一倍強く、ノリがいい素直な性格の持ち主だが、同時に隠し事が下手でつい本音を漏らしてしまうことも…… 普段は廃校となった降星小学校にテントを張って寝泊まりしている。 幼なじみの美鈴とは、お互い言い出せないながらも相思相愛。 ちなみに、ウルトラ戦士への変身者としては歴代最年少(TVシリーズに限り)だが、 学生が変身するという例はウルトラマンガイアの高山我夢が最初。 ウルトラマンに変身する人物が地球防衛組織に所属していないのは『ウルトラマンネクサス』の千樹憐以来。 なお、外伝作品を含めるとOV『ウルトラマンティガ外伝 古代に蘇る巨人』のアムイが最年少変身者(11歳)である。 ウルトラマンシリーズにおいて、劇場スペシャル1にて初めて別のウルトラマンに変身した人物となった。 ちなみに「礼堂」という苗字は企画初期に「ウルトライブ」の名称が決定する前「ウルトライド」や「ウルトライズ」という案が存在しており、 そのうちのウルトライドから取られたもの。 ●石動美鈴(いするぎ みすず) 17歳の高校2年生で、ヒカルの幼なじみの一人。 ヒカルの祖父が神主を務める「銀河神社」で巫女のアルバイトをしている。 おとなしいが素直な性格で好奇心旺盛なところがあるという、ヒカルとは似たもの同士。 実はバイト中にヒカルよりも先にウルトラマンタロウと会っていたため、当初はヒカルが変身できることや事情を唯一知っていた。 将来の夢は和菓子職人。 ●渡会健太(わたらい けんた) 17歳の高校2年生で、ヒカルの(ry カメラマン志望……だったのだが、一時モチベーションを維持できず夢をあきらめたと公言していた。 しかし、第3話での出来事を機にモチベーションを取り戻した。 しばらくギンガや怪獣のことは知らされておらず、第5話ではそれが原因で自分が仲間はずれにされていると思い込み、 その気持ちをバルキー星人に利用されてしまうが、ヒカルの熱い説得とわりと強引な鉄拳で和解させられた。 明言はされていないが、節々で見せるリアクションからすると美鈴のことが好きなようである。 他にも三話で登場した夢破れし放火魔のお姉さんにも惹かれている様子。 ●久野千草(くの ちぐさ) 17歳の高校2年生で(ry アイドル志望で普段からダンスの練習を欠かさない努力家。 4話ではひょんなことからグラビア撮影のモデルを引き受けることとなった美鈴に嫉妬してしまうが、 ヒカルと美鈴の説得で我を取り戻し、その時にヒカルとギンガのことを知った。 ちなみに小学校のころから健太に思いを寄せており、プロカメラマンとなった健太に自分の写真を撮ってもらいたいらしい。 ●柿崎太一(かきざき たいち) 町のお巡りさん。ヒカルたちからは「カッキー」と呼ばれている。 かなり人がいい性格なのだが、何故か事件に巻き込まれやすい…… 初期は演技が棒 別の世界では檀正宗亡き後の幻夢コーポレーション社長でもある。 ●異形の手のモノ(CV 杉田智和) 多くのスパークドールズが並べられた不気味な部屋に潜む本作の黒幕。 詳細はまったく謎に包まれており、わかっていることはダークスパークを持っていることとギンガに深い憎しみを抱いていることくらい。 ●一条寺友也(いちじょうじ ともや) 17歳。大企業・一条寺コンツェルンの御曹司で、半年ほど前に降星町の高校へと転校してきた転校生キャラ。 話し言葉は常に敬語で「人間嫌い」と言われるほど無愛想かつ無口な性格だが、なぜかヒカルとタロウのことを知っている。 ダークダミースパークを持っており、ガンパッドでジャンキラーを操りギンガに襲いかかるが……。 実はあらゆる物事をこなせる天才児であるが故に「自力で何でも叶えられるから」という理由で夢を持っておらず、 過去に父から「悪いとは言わないが、そんな人を後継者にしたくない」と指摘されたことで、叶いもしない夢を持つ人間を憎んでいた。 最終回後には残されたガンパッドのなかにあった怪獣のデータを基に怪獣の研究に没頭している。 また、「ギンガS」でもレギュラー出演。 ●ダークルギエル/白井杏子 異形の手の者の正体。降星小学校元校長の白井杏子に自覚を与えないままに乗り移り、復活のためのマイナスエネルギーを集めていた。 すべての元凶で本作のラスボス……なのだが少々道具に頼りきりな面が強い。。 キャラクターのイメージには『ウルトラマンネクサス』未登場のルシフェルの要素も取り入れられている。。 【スパークドールズ】 ダークスパークによって全てのウルトラ戦士と怪獣が約14cmの人形へと変えられた姿。 ウルトラマンタロウを除いて自我は持っておらず、ライブする人間によって善悪が決定されるという中立の存在である。 一度ライブしたスパークドールズには、暫く時間を置かないと再度ライブすることはできない。 ●ウルトラマンタロウ(CV 石丸博也) 誰もが知ってる教官ことウルトラ兄弟6番目のウルトラ戦士である。 人形になったものの唯一意識を保っており、ウルトラ念力やテレポートも使える。ちなみにテレポートは一日6回だけしか使えないらしい。 ヒカルを支え導く司令官的存在だが、なぜかギンガスパークに反応せずウルトライブできない。 ある程度は自分で動けるが、基本的には美鈴などに持ち運ばれている。 そして最終回で……。 ●バルキー星人 ウルトラマンタロウの宿敵。 何者かによって人形から実体化、彼の部下として活動する。第6話でティガダークの力を受け巨大化。 2対1でギンガを追い詰めたがジャンナインの参戦で形勢が逆転し、ギンガクロスシュートをうけ敗北。スパークドールズの姿に戻った。 ●ジャンキラー/ジャンナイン 一条寺友也がガンパッドで操るロボット。 普段は宇宙空間をスパークドールズの姿で浮遊し、内部は友也が基地として利用する。 第4話において本格参戦。ラゴンとの戦闘を終えたばかりのギンガを奇襲し、ジャンキャノンの連射で彼を圧倒した。 そして、第6話で友也の気持ちに応え、ジャンナインの姿に覚醒した。 元がスパークドールズなので今作では喋らないロボット扱いだが、 新たに空陸戦闘メカ・ジャンスターへの変形、ジャンキャノンの2連ビームと実弾の切り替え機能を披露している。 ●ウルトラマンティガ/ティガダーク 今作ではウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY時と違い純粋な闇の戦士として登場。 第5話でウルトラマンティガのスパークドールズがダークライブされて登場し、ギンガを圧倒する。 再戦時にもバルキー星人とのタッグでギンガを追い詰めるが、ジャンナインの参戦で逆転されスパークドールズの姿に戻った。 劇場版ではヒカルがライブし、タイラントと戦う。 ゼペリオン光線を連射しようとして出ないという、結構間抜けなシーンがある。 ●ナックル星人・グレイ 後半から現れた異形の手のモノの3人目のエージェント。なぜかオネエ言葉。 例に漏れずこちらのナックル星人も美鈴を悪堕ちさせ実質人質に取るなどなかなか陰湿である。 ●ウルトラマン/ウルトラマンダーク ウルトラマンのスパークドールズがライブされたことによって登場。 ダークライブされたときは体色が赤と黒を基調としたものに変化しているほか、声も低くなっている。 技もオリジナルと同じものを使用。 ●ウルトラセブン/ウルトラセブンダーク ウルトラセブンのスパークドールズがライブされたことによって登場。 ダークライブされたときはウルトラマンダークと同様、体色が赤と黒を基調としたものに変化し、声も低くなっている。 技もオリジナルと同じものを使用する。 【ウルトラマンギンガ】 CV 杉田智和 ヒカルがギンガスパークとスパークドールズによって変身(ウルトライブ)するウルトラマン。 ウルトラマンタロウですらその存在を知らなかった。 額、胸部、両肩、両腕、両脚についたクリスタル状の発光体が特徴。 ギンガのスパークドールズはギンガスパークの中に格納されており、普段は他のスパークドールズと違い、ヒカルの部屋には置かれていない。 『ヒカルの勇気が高まった時』にギンガスパークの中から出現するため、 序盤は他のドールズで戦う→出てきたギンガのスパークドールズにウルトライブの流れで変身していた。 徐々にギンガがヒカルのことを認めたのか、中盤以降は他のドールズにライブせずとも初めからギンガのスパークドールズが出現し、 直接ギンガに変身するようになった(劇場スペシャルのダークザギ戦以降)。 スペックは相当高く、ダークライブした怪獣を圧倒することが多い。 また、クリスタルがいろいろな色に発光することで、ヒカルが技名を叫んで必殺技を繰り出せる。 例によって活動時間は3分間で、それ以上の一体化はヒカルの生命に危機を及ぼす。 そのためカラータイマーが消えると強制的にライブが解除され、ヒカルを残して光の粒子となり消えてしまう。 強さの代償としてか、絶対に3分間しかライブ出来ないという制限が痛い。 タロウと同じく、他のスパークドールズと違って自らの意思を持ってはいるが、 普段は表には出ず、どう戦うか等の行動方針はヒカルに任せている。 話す時の声は杉田氏が、ウルトライブ時の『ウルトラーイブ! ○○!』の音声は川原慶久氏が担当している。 ちなみにこのキャラ付けはゼロとの対比のため。 【登場怪獣】 すべて、スパークドールズを人間の悪の心にダークライブさせて現れている。 基本的にやられた後はヒカルたちがそのスパークドールズを所持し、後の話でウルトライブして使用する。 ●用心棒怪獣 ブラックキング そこらへんの草むらに落ちていたスパークドールズ。 ヒカルが初めてウルトライブした怪獣だが、戦いに慣れていなかったのでサンダーダランビア相手に苦戦する。 ●超合成獣 サンダーダランビア ダイナに出てきたネオダランビアの強化版。不法投棄をしていた二人組にダークライブした。 偶然円谷プロの着ぐるみ倉庫から発見されたので修復 改造により登場が決定した。 ●誘拐怪人 ケムール人 人を追いかけまわして悦に浸る追跡魔が、乗っていたバイクごとダークライブした姿。 ウルトラQで見せた足の速さと人間を消す液体は健在で、倒されたあともヒカルがよくウルトライブする。 ちなみに、ウルトラ戦士と戦うのは本作が初めてである。 ●双頭怪獣 キングパンドン ヒカルたちと同じ学校出身の放火魔の女性がダークライブした姿。 2つの口から発射する強烈な火炎放射が武器だが、やられた後の扱いはあまりよくない。 ●海底原人 ラゴン 千草がダークライブした姿。等身大で出現しグラビアの撮影中の美鈴に襲いかかる。 等身大で現れる、音楽を聴くとおとなしくなるといった『ウルトラQ』登場時の設定が引き継がれている。 ●蛾超獣 ドラゴリー ジャンキラーと戦うためにヒカルがウルトライブした超獣。 本来はダークライブのために健太がそのスパークドールズを渡されていたが、 ヒカルの説得と鉄拳で正気に戻ったため健太がダークライブすることはなかった。 ミサイルや火炎放射は使わなかったがその怪力を活かしつつもジャンキラーに競り負けてしまった。 ●フィンディッシュタイプビースト ダークガルべロス かつて賭博事件との関与を報じられ引退した元プロボクサーの大里剛がダークライブした姿。 時空の歪みにより敷地外へ出られなくなった降星小学校に突如として出現。 幻影による分身を操り、ボクシングスタイルで戦う。 ●変身怪獣 ザラガス 建築デザイナーの桑原伸吾がナックル星人に強制的にダークライブさせられた姿。 第1形態に角からの電撃光線が新たな技として加わったほか、 全身から棘を生やしてヤマアラシを思わせる姿になる第3形態が本作で初登場した。 ちなみにこの第3形態はプロデューサーの岡崎聖のアイデアで『ウルトラマン』の初期脚本のアイデアを流用したものである。 ●どくろ怪獣 レッドキング 『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル』に登場していたスパークドールズに美鈴がライブした姿。 ギンガスパークを盗まれ変身不能に陥ったヒカルを救うべくザラガスに戦いを挑んだ。 ●磁力怪獣 アントラー イチノタニ建設の開発本部長、黒木知美がナックル星人にダークライブさせられた姿。 磁力光線を使用して友也を鉄骨で拘束しジャンナインを呼び出せないようにした。 ●宇宙三面魔像 ジャシュライン 美鈴、健太、千草の3人が同時にライブした姿。 いまいち息が合わないがヒカルが復活するまでの時間稼ぎ役となる。 ●超怪獣 スーパーグランドキング 「ウルトラマン物語」に登場したグランドキングの強化形態。 頭がよりシャープな形状となり、右腕の鋏が大型化し、左腕の装甲が3本の爪状になるなど、外見が大きく変化している。 ナックル星人と闇に染まった美鈴が共にダークライブし、本気を出せないギンガ ジャンナインに優位に立つ。 ウルトライブされたウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンティガも加勢したが、なおも圧倒する。 以下、「ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル」に登場。 ●異次元宇宙人 イカルス星人 バルキー星人に変わる異形の手のモノの部下として、自らを含めたタイラントのパーツ集めのために動く。 ●暴君怪獣 タイラント シーゴラス、イカルス星人、ベムスター、ハンザギラン、バラバ、レッドキング、キングクラブのスパークドールを連続ライブすることで出現する。 列伝で解釈された「タイラントの武器でなければタイラントは倒せない」という設定は今回も使われている。 ●邪悪なる暗黒破壊神 ダークザギ タイラントの後、異形の手のモノがダークライブして登場。両手を振り上げて叫ぶ危なそうな癖は健在。 なめてかかってきたジャンナインを瞬殺した。その後、ギンガと互角の戦闘を繰り広げる。 【主題歌】 OP 「Legend of Galaxy 〜銀河の覇者」 歌 - Takamiy(高見沢俊彦) with 宮野真守 「ウルトラマンギンガの歌」(再放送、配信版) 歌 - ボイジャー(TAKERU / 瀬下千晶)、千紗(girl next door)、マリア春菜、竹内浩明、根岸拓哉、宮武美桜、大野瑞生、雲母、草川拓弥 「ULTRA BRAVE」(番外編) 歌 - DAIGO with Takamiy ED 「Starlight」 歌 - ウルトラ超特急 ウルトラマンギンガ二期と劇場スペシャル2では2番が使用された。 【スパークドールズ劇場】 ED後に放送されるミニコーナー。ヒカルが所有しているスパークドールズ達による人形劇。 ギンガ終了後も続けられ、かなりカオスでコアなファン向けのネタを展開した。 ジャック関係の奴らへの突込みが激しい気もする。 ウルトライブ! 追記・修正!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2016-11-19 15 23 38) ウルトラマン列伝とかでなぜか最近この作品の映像全然使われないけどなんでなんだろう。Sはめちゃくちゃ使われるのに -- 名無しさん (2019-01-07 06 56 45) ルギエルもベリアルも闇の戦士に惹かれる奴らは何でちょっと愉快な奴らばっかなんだ -- 名無しさん (2019-02-11 18 07 27) 僕個人としては当時はスーパーヒーロータイム以外の特撮ドラマが毎週見れると言うことが素直に嬉しかったなあ。ウルトラシリーズの復活をさせてくれたギンガには感謝しかありません! -- 名無しさん (2019-08-24 07 27 47) フィギュア王No.273の特集記事で企画成立や玩具開発の背景がかなり詳しく紹介されてた。やはり相当厳しい条件下で作られた作品だったようだけど次に繋げる意味でもこの作品でTVシリーズが復活したのは大きかったみたいだ -- 名無しさん (2020-11-01 23 11 25) Sの方が評判良かったイメージあったけど、玩具はこっちの方が売れてたらしいね -- 名無しさん (2022-06-19 17 55 49) ↑バンダイ決算の話で言うとギンガの時は定番ソフビ完全刷新で棚全部変える感じで出荷したのが大きいよ。むしろそれ抜きである程度近い数字出したギンガSやXはしっかり次へ繋がるレベルの成績残したことになる。 -- 名無しさん (2022-07-19 00 52 45) 牧歌的で懐かしさがありウルトラマンっぽくない感じの素朴な青春SF感にちょっとキュンとする雰囲気が未だに好き。 -- 名無しさん (2022-09-08 23 00 19) 来年でついに10周年 -- 名無しさん (2022-11-13 21 14 54) ウルトラマンギンガの歌のイントロまじでかっこよすぎ -- 名無しさん (2022-11-19 21 04 19) 分割1クールってのはたまにアニメなんかだとあるけど、ギンガみたいに当初から分割1クールの予定で放送されたパターンって多分ギンガシリーズが唯一? -- 名無しさん (2023-02-14 16 57 48) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/nenrei/pages/23.html
【作品名】大怪獣バトル 【ジャンル】アーケードゲーム 【名前】ウルトラマンキング 【属性】ウルトラマンの長老(ただし純粋なウルトラ族じゃないっぽい) 【年齢】30万0054歳以上 【長所】メビウスが地球にいた時代にゼロが生まれていなかったという説が正しけりゃこれに5700歳プラスされる 【短所】何でもできる割にはアストラの脚の鎖を外せなかった 【備考】2003年に30万歳の誕生日を迎えたため、ゾフィーのテンプレより、『大怪獣バトル』時代には54年分が加算。 とりあえず昭和ウルトラ世界においての西暦2003年に30万歳記念パーティーが開かれた(というか開いた)ということにする。 vol.1
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※テレビシリーズからの派生劇場版は各番組ページ参照 ※ゼロ関連→ウルトラマンゼロ総合 ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団 ハヌマーン 仏様を大切にしろ! 大切にしないやつは・・・ ほぉ、ボクシングか 忘れたのか!?私はハヌマーンだ! ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団 ゾフィー 安心しろ、ゼットンは倒した ウルトラマン物語 バルタン星人5代目 ジュダ様ああああ! ウルトラマンゼアスシリーズ 朝日勝人ウルトラマンゼアス みなさんお出かけですかー? これで、かかと落としを教えてくれますね!? 大河内神平 青巻紙赤巻紙黄巻紙! もはやウルトラマンゼアスには期待できん! 小中井仏吉 よせよ!スチュワーデスさんじゃないんだから! 数学 カラータイマーが弱点です 黒くてもウルトラマンはウルトラマン テレビアナウンサー(1) 今、カラカラに干上がったお婆ちゃんみたいな湖の上に来ています キャスター(2) ウルトラマンが帰ってきました! 複数 MYDO! 甦れ!ウルトラマン ハヤタ シン(早田進) 彼も宇宙から来たヒーローなのかもしれない ムラマツ トシオ(村松利夫) ウルトラマンの仇討ちだ! イデ ミツヒロ(井出光浩) よし!イデ隊員自慢のすごい兵器をお見舞いするぜ! フジ アキコ(富士明子) それは失礼よウルトラマンに アラシ ダイスケ(嵐大助) それに比べてウルトラマンは精彩を欠いているしなあ ULTRAMAN 真木舜一 電話・・・貸していただけませんか・・・? モブ 救急車ああああ! まさに奇跡の生還です
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shinman.jpg かなりのせっかちで3分以内に必ずこじつけを終わらせる。時々しくじることもあるがウルトラ星だと丁度3分らしい。 毎日M78星雲と地球を行ったり来たりしているため最近腰痛、肩こりが酷いのが悩み。 決め技はスペシウム光線、八つ裂き光輪、ウルトラアタック光線。でもあんまり使わない。 理由もなくタイムアタックにこだわるヒーロー、それがウルトラマンである。